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610 :NPCさん:2011/05/05(木) 11 53 28.17 ID ??? 雑談ばかりなのでうちのプチ困でも報告するかな 先日その困と相談してそいつの好みのヒロインが出るセッションをやったんだが そいつの希望通りのヒロイン登場→素っ気ない態度で対応しその後も絡もうとしない そいつが燃えると言っていたシチュ→他のPCに任せる、と思ったら盛り上がってきたところで奪い返す 他PCがサブヒロインと絡む→唐突に登場してサブヒロインと絡み始める 結局ぐだぐだになってシナリオの謎も明らかにされないままボスだけ倒して終了 詳しく聞いてみると決められた展開に乗るってのが嫌いだから&PCの考えはこうだったから、らしい 事前に相談したときには分かったって言っていたのになぁ・・・ 事前の相談をひっくり返すなら言ってくれ無いと困ると説明したんだが、それじゃあ盛り上がらないからダメなんだそうだ もうどうすればいいのかよく分からんって話 611 :NPCさん:2011/05/05(木) 11 58 37.92 ID ??? 事前の相談をひっくり返すなら言ってくれ無いと困ると説明したんだが、それじゃあ盛り上がらないからダメなんだそうだ 「・・・で、この状況はお前的には盛り上がってるのか?」って聞いてやれ もしくは相談無しで盛り上げられるほどの技量もねーのに我侭言うなとか 612 :NPCさん:2011/05/05(木) 12 03 22.20 ID ??? 「ツンデレってのは後でデレる事が前提にあるからツンが受け入れられるんであって、 デレなきゃただの人格破綻なキチガイでしかねぇんだよバーカ」 と言ってもおそらくその困ったちゃんには通じないんだろうなぁ。 613 :NPCさん:2011/05/05(木) 12 35 22.28 ID ??? 610 自分の力量以上のことをするなって言ってやれば? 614 :NPCさん:2011/05/05(木) 12 36 45.93 ID ??? しまった、ドルフしてしまった 615 :460:2011/05/05(木) 15 10 08.80 ID ??? 610 只のルーニーだな。 決められた展開に乗るってのが嫌い ってのは状況次第 (この依頼を受けたらタダ働きになりそう、このNPC後で裏切りそうetcの PTに不利益をもたらしそうな流れが見えた場合)だが、 ヒロイン周りのは周囲を困らせる為に引っ掻き回してるようにしか見えん。 616 :NPCさん:2011/05/05(木) 15 24 47.43 ID ??? 老害とかトリックスター気取りのオモロに見えるがルーニー要素は皆無では? 617 :NPCさん:2011/05/05(木) 16 09 15.35 ID ??? 決められた展開に乗るのが嫌いなら何で相談を受けたのか 618 :NPCさん:2011/05/05(木) 16 12 20.15 ID ??? GMと相談して決めたことの裏をかくことで、盛り上がり(笑)を狙ったんだろ 真のGM気取ってたんじゃね 619 :ダガー+┗DCD┛:2011/05/05(木) 16 41 23.50 ID O0Whv57v 変化球・隠し球症候群とゆうか、 そんな「このオレの発想が第三の選択肢を生み出す(キリ」みたいな 老害症状の典型なんやろねェ。 620 :NPCさん:2011/05/05(木) 16 49 07.11 ID ??? >他のPCに任せる、と思ったら盛り上がってきたところで奪い返す >唐突に登場してサブヒロインと絡み始める ここはGMが明確に拒否しないといかんのじゃないかな 621 :NPCさん:2011/05/05(木) 16 53 14.68 ID ??? 奪うほうのNTR属性と見た 622 :NPCさん:2011/05/05(木) 17 15 27.31 ID ??? 618 いるいるw そして失敗したらGMの責任にするんだよなw 623 :NPCさん:2011/05/05(木) 17 33 15.81 ID ??? 寒いギャグで滑ったら「お前らちゃんとツッコめよノリ悪いな~」ってのと同じか 624 :NPCさん:2011/05/05(木) 17 42 26.41 ID ??? 与えられた素材を使って盛り上げるのが上手いわけで。 やりたい放題なら誰でも出来るってのに気づいてないんだよな……。 627 :NPCさん:2011/05/05(木) 18 02 11.92 ID ??? うちに居る同タイプは だいたいこうならいいよね! ↓ ちょっと逸れちゃったけど自分的に基準値内だしいいよね! ↓ 全然違うけど逸れた奴の延長だし盛り上がってるよね! と言うルートを辿るな。 628 :NPCさん:2011/05/05(木) 18 15 17.66 ID ??? そいつだけが盛り上がってるのか 610や 627以外は全員盛り上がってるかで違ってくるな ・・・まあ、 610の感じじゃあ他のメンバーが盛り上がってるとは思えんが 629 :NPCさん:2011/05/05(木) 18 25 41.60 ID ??? 打ち合わせするのは下手と思ってるのさ ハンドアウトを補助輪とか言い出すアレだよ スレ270
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※このページにはゾウディアック2の完全クリア後のネタバレが多く含まれています。 全てのエンディングを見た後にこのページを見ることを推奨いたします。 ランクPERFECTへの道 スペシャルイラスト+α エンディングが出来るまで サウンドトラック製作秘話 ゾウディアック2+の未追加要素※管理人執筆
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チョイ・ボンゲ 《出典作:ザ・キング・オブ・ファイターズシリーズ、SNKVS.CAPCOMSVCCHAOS》 VS. 対アドン【ストシリーズ:CAPCOM】 「ダメでヤンスねぇ、弱いくせに神とか言ってちゃ。笑い方も下品でヤンスし、キムのダンナにシゴいて貰うと良いでヤンス!」 ※投稿・管理人 対春日野さくら【ストシリーズ:CAPCOM】 「カ・イ・カ・ン!D投げサイコォ~でヤンス!若い娘に浣腸…うぷぅ!でヤンス!」 ※投稿・管理人 対ガルフォード【サムスピシリーズ:SNK】 「アッシの前で正義とか言わないで欲しいでヤンス!その言葉を聞くと寿命が縮む病気でヤンして!あしからず!」 ※投稿・管理人 対元【ストシリーズ:CAPCOM】 「ダメでヤンス~!アッシに負けてるようじゃとてもキムのダンナの暗殺なんてぇ~!」 ※投稿・管理人 対ジャック・ターナー【龍虎の拳シリーズ:SNK】 「更生対象発見でヤンス~!アンタがシゴかれてる束の間はバカンス気分になれるでヤンス~…でもちょっとチャンのダンナに似てるでヤンスね…不憫になってきたでヤンス」 ※投稿・管理人 対ジョー・ヒガシ【餓狼伝説シリーズ:SNK】 「アッシの店でワニ肉は扱ってないでヤンス!扱ってても顔見知りで値引きとかしないでヤンスよ!?」 ※投稿・K131 対不知火幻庵【サムスピシリーズ:SNK】 「アッシより凝った爪でヤンスねぇ~。顔もしょっぱいし、髪も…アンタには共感できるでヤンスよ~!」 ※投稿・管理人 対ゼロ(オリジナル)【KOFシリーズ:SNK】 「…ストライカー!その手が有ったでヤンスよ!別にくっ付いてる必要なかったでヤンス!こ、これでチャンの旦那の屁を喰らわずに…!」 ※投稿・管理人 対ツキノヨルオロチノチニクルフイオリ【KOFシリーズ:SNK】 「…アンタは良いでヤンスねぇ「暴走」って言えばなんでも許されるでヤンしょ?アッシも「ニクヤノチニクルフチョイ」だったでヤンスよ~!だからもう更生終了して欲しいでヤンス!」 ※投稿・管理人 対藤堂香澄【龍虎外伝:SNK】 「そう言えば最近ホラー映画って全然テレビでやらなくなったでヤンスね~。え、規制されてるんでヤンスか?へぇ~」 ※投稿・管理人 対ナコルル【サムスピシリーズ:SNK】 「一人で戦えるに決まってるでヤンス!そのトリみたくオマケ扱いはやめて欲しいでヤンス!…でも実はダメージも受けないしチャンの旦那の後ろの方が気が楽でヤンした…」 ※投稿・管理人 対B.ジェニー【餓狼MOW:SNK】 「タテ斬りヨコ切りナナメぎり!若い女の肉を公然と刻めるなんて…KOFもこの大会も内実はアッシより外道でヤンスよぉ~?」 ※投稿・管理人 対覇王丸【サムスピシリーズ:SNK】 「ゾクゾク…ッ!武器破壊とか喰らったら…アッシなんかジャンプ力が取り得なだけの小っさいオッサンでヤンスからね~!死んでも喰らえないでヤンスよ!」 ※投稿・管理人 対バルログ【ストシリーズ:CAPCOM】 「アッシを「切り裂きボンゲ」と知っての狼藉でヤンスか?あ、「元」でヤンス!今ではすっかり更生したでヤンスから~。…壁に耳アリでヤンスからね」 ※投稿・管理人 対フォボス【ヴァンパイアシリーズ:CAPCOM】 「刃の通らない奴の相手は骨が折れるでヤンスよ!チャンのダンナの後ろにいればダメージも無いし楽なんでヤンスがね…」 ※投稿・管理人 対ホー・ファイ【闘神伝2(AC版):CAPCOM】 「切り刻むならアッシの方が上で…悪は許さんでヤンス!キムのダンナ見てるでヤンスか!?」 ※投稿・K131 対ホンフゥ【餓狼伝説シリーズ:SNK】 「ハァ…キムの旦那もアンタくらい弱くて間抜けなら…捕まりもしないし、更生とか余裕で抜け出せるのに…でヤンス」 ※投稿・管理人 対李白龍【龍虎の拳シリーズ:SNK】 「いやーんな感じでヤンス…一瞬アッシの未来予想がよぎったでヤンス…」 ※投稿・管理人 対ローズ【ストシリーズ:CAPCOM】 「良く当たる占いでヤンしょ?ズバリ、アッシらが開放される日はいつ…嫌ぁでヤンス!やっぱ聞くのが怖いでヤンス!きっと無期懲役でヤンしょー!?」 ※投稿・管理人 &. &アースクェイク【サムスピシリーズ:SNK】 「一緒に戦うでヤンスよ!なに二対一でも案外気付かれないでヤンスから!」 『バカ言ってんじゃねぇ。オメェを踏み潰しちまうって』 ※投稿・管理人 &炎邪【サムスピシリーズ:SNK】 「正直キムの旦那でないなら誰と組んでも良いでヤンスよ?言葉とか通じなくても」 『ッッ…ドッゴッウォラァァアアアンン!!』 ※投稿・管理人 &チャン・コーハン【KOFシリーズ:SNK】 「アッシは自分の店があるからいいでヤンスが、チャンの旦那は卒業後の仕事どうするでヤンス?」 『そうだなぁ、おめえの店で働くのも…って、何度似た様な会話してんだ俺ら…』 ※投稿・ハッテン♂野郎 &フランコ・バッシュ【餓狼伝説シリーズ:SNK】 「フランコのアニキ!今度は一緒に戦うでヤンス!アッシは後方支援に徹しヤスから!」 『アニキアニキとまとわり付くな…昔の同僚を思い出しちまったぜ』 ※投稿・管理人 &羅刹丸【サムスピシリーズ:SNK】 「まっ昼間っから何も気にせず肉を切り裂くカ・イ・カ・ン!」 『肉だけじゃ甘ぇよ。臓物も細切れにして骨も全部叩き折んだよ』 ※投稿・管理人
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16 名前: 容疑者(長屋) :2007/04/14(土) 00 27 01.55 ID /d/cUSVz0 「時に弟よ。なぜ俺が未だに童貞か分かるか?」 「彼女がいたことが無いからじゃない?」 うちの兄貴はいわゆる天才だ。だがその能力を使う方向を激しく間違っている。 この前は、「エロゲ、AVと連動するオナホール」なんてものを作りやがった 自分の欲望だけじゃなく、もっと世界のために自分の能力を使えと思う。 あとそのオナホールいい加減貸しやがれ 「違うね。近くにヤラせてくれる女がいないからだ!」 「じゃあ風俗いけよ……」 「最初は素人がいいの!」 そんなことばっか考えてるから童貞なんだよ。という言葉をぐっと抑える 「で、だ。そういうわけでこれを開発した!てれれてっててーん♪」 「いや、今時キテレツ大百科知ってる人少ないから。で、それ何?」 「コードネームHKOK。分かりやすく言えば、『女の子になっちゃう薬』だ」 「そのまんなやがな……ってまさか!?」 「So!飲め!!そして共に快楽の世界へレッツゴー!!」 「だがことわる……って力つよっ!鼻つまむな!ふがふがぁー!」 やばい、これはやばい。おれぴんちっ!人生で一番ピーンチ!! 神様、俺に奇跡の力を!キリスト様でも仏様でもいいからぁー!! 17 名前: 容疑者(長屋) :2007/04/14(土) 00 27 41.49 ID /d/cUSVz0 「さぁいい子だから飲みなさい。飲んでお兄ちゃんといいことしようね……お兄ちゃん……ハアハア……」 キモイキモイキモイィー!それじゃ彼女なんて出来るわけねえ!! 「くそ、思ったより抵抗が激しいな。しかしこんなこともあろうかと麻酔を作っておいた」 どこかの工場長かお前は!?くそう……俺の純潔がこんなとこで……はい、俺も童貞ですが何か? 「おらぁ!麻酔だ!!飲め!!」 なぜ飲み薬!?何も解決してねぇ!やっぱ肝心な部分がバカだこいつ とにかく逃げ出さないとヤバい。必死に暴れる俺 「ちょ……暴れんな…さっさと……アッー!!」 パリーン 床に落ちて砕ける薬の瓶 「た……助かった……」 「お、俺の夢と希望が……なんてことを」 これで当面の危機は去った……はず 「みゃあ……フギャー!!」 「あ……」 なんといつの間にか部屋に入ってきた猫のタマが床の薬を舐めてしまった 「おい、タマ!大丈夫か?これ猫が飲んだらどうなるんだ?」 「知らん!でも害は無いはず」 「フギャーって言ってたぞ!ってタマどこ行った?」 「知るか!もう寝る!!」 ったくこのバカ……タマ大丈夫かな? 18 名前: 容疑者(長屋) :2007/04/14(土) 00 30 22.68 ID /d/cUSVz0 翌朝 目を覚ますと目の前には…… 「おはようございます。ご主人様」 「……夢か」 当たり前だ。目の前に猫耳を付けた全裸の美少女がいるなんて夢以外ありえない 「寝ないでくださ~い。ごしゅじんさま~!」 「……おっぱい?これはおっぱいですか?はいおっぱいです」 目の前には小ぶりながらもはっきりそれと分かる膨らみが…… 「いやちょっと待て!君は誰?私はどこ?」 「お、落ち着いて下さい。私はタマです。猫のタマ。昨日のあれでこうなっちゃったんです」 ……昨日のあれ?あの薬?まじで!? 「とととととりあえず服を着て……って無いのか。えっと……これで」 とりあえず彼女に渡したのは大き目のTシャツ……しまったこれはこれで破壊力が! 「うわ~ぶかぶかですね」 逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ逃げちゃダメだ…… 「弟!新しい薬だ!!さっさと飲んで……」 ク ソ 兄 貴 襲 来 しまった!最悪なタイミングだ!! 「……むっはー最高の食材だぜマイブラザー!いっただきまーす」 「死ねボケェ!!」 ルパンダイブを試みた兄貴を迎撃する 19 名前: 容疑者(長屋) :2007/04/14(土) 00 32 59.98 ID /d/cUSVz0 「で、この子は猫のタマなんだ」 事情を兄貴に話す 「よし、事情は分かった。とりあえず今日からお兄ちゃんと呼んでくれ!」 「最低だなお前」 「分かりました。お兄ちゃん!」 「……じゃあ俺の部屋に行こう。そしていいことをゴハァ!」 「いい加減にしろクソ兄貴!」 「くッ……いいパンチだ。だがまだ終わらんよ。この薬を他の猫に飲ませれば……ヒャッポーイ!」 「あ!ピザの癖に速ッ!待てゴルァ!!誰かアイツを止めてくれ!!」 「待てといわれて待つアホはいねぇ……ギャフン!」 「捕まえましたご主人様」 「あ、ありがと」 さすがもと猫。素早いな…… まあこんなわけでうちには人が一人増えたけど、その分楽しくやってます あと兄貴は罰として女にしたら気に入ったらしくそのままです 「よう弟!まだ童貞かい?お姉ちゃんが手伝ってやろうか?」 「……うっさい黙れ」 「あ、ちょっと期待したでしょ?だめー!フツーにだめー」 フツーに美少女なのが腹立たしいです 「ご主人様。コーヒーです」 「あ、ありがと」 「タマ、こいつのこと好きなの?」 「はいっ!大好きです!」 「じゃあこいつの童貞は私が貰う!」 「ちょwwwwwマテ馬鹿!脱がすなwww」 「うーご主人様わたしもぉー」 「お前らちょっと待てwwwwくすぐってぇwwwwww」 20 名前: 容疑者(長屋) :2007/04/14(土) 00 33 40.78 ID /d/cUSVz0 「くすぐってぇwwww……んあ?」 「おはよう弟。あ、妹って言ったほうがいいか」 「どゆこと?これ?」 目の前には俺にのしかかった兄貴。捲り上げられたシャツ。小ぶりなおっぱい 「えーと……なにこれ?」 「寝てる間に薬を飲ませた。お前今女。おk?」 「おkじゃねえ!何だこれは!?」 「オレサマ、オマエ、イタダキマス!」 「タマは?タマはどうなった!?」 「べつになんともなってなかった。ヒトじゃないとダメみたい」 そうか。タマは無事か……なら…… 「そんなことよりさあイこうぜ!ピリオドの向こうへ!!」 「ってよくねえ!夢なら覚めてくれぇ!!ちょ……まて……アッー!!」 完
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2002年08月18日公開 概要 各ゲーム紹介サイトのコメント 解説 謝辞 雑誌掲載暦 ゲーム中データ一覧 ダウンロード※Vectorのページへ飛びます。 概要 ゾウディアック -zodiac- 黄道帯。獣帯。天球の黄道に沿った想像上の帯。 太陽・月・惑星がこの上を運行するように見える。 ゾウディアックとは、バイオハザード・サイレントヒルを考える会(バイサイ考会)で作られた、オリジナルサウンドノベルです。 従来のサウンドノベルは、プレイヤーが実際に操作できるのは選択肢のみで、やはり読み物という印象が強かったのですが、 ゾウディアックではテキストベースの敵との戦闘や謎解きなど、アドベンチャーゲーム風の仕上げになっております。 先の読めないストーリー 散りばめられたヒントを使って解く謎解き 敵との遭遇、そして戦闘 選択肢、またはあなたの行動によるストーリーの分岐 数種類の異なるエンディング 2002年08月公開からダウンロード総数30,000件突破! 各ゲーム紹介サイトのコメント 肌寒い映像と効果音が恐怖を演出する、秋の夜長にもってこいの一本、今宵、極上のホラーをあなたに…。 by窓の社「週末ゲーム」 長いストーリーながら、飽きるということがない、だんだんと恐怖感を盛り上げてくれる、秀逸なアドベンチャーゲーム by Vectorソフトレビュー 解説 敵であるモンスター以外は背景写真やフリー音楽素材・効果音が多く使われたホラーアドベンチャーゲームで当時公開時にはダウンロード総数が3万件突破を記録した。 他には行動選択による戦闘のアクション要素も含まれてる。 なお、タイトルコールは製作総指揮の陽炎氏が担当。 謝辞 ゾウディアック製作に当たって、 フリーソフト・素材を提供してくださっている様々な方々にお世話になりました。 改めて、この場でお礼申し上げたいと思います。 使用ツール ゾウディアックは吉里吉里/KAG を使用して作られました。 旧使用ツール Ares(Soft Fruit) SNEC(語らいの一時オンライン) 背景画像 Card Wirthの物置 Free Photos G-TOOL Le espace de soir COCOFILLE(閉鎖) 語らいの一時オンライン 社会的価値(閉鎖) BGM velvetend KeNji Hyper Special(閉鎖) MIDI素材集のぺえじ(閉鎖) Music Palette topius(閉鎖) Twilight Symphony Yoshi's free midi あまやかん天満宮 そ~と 500ml MIDI トオリヌケデキマス 魔王魂 効果音 WEB WAVE LIB 効果音の素材集(現在繋がりません) HP壁紙 HALT(現在繋がりません) 雑誌掲載暦 MCプレス「ウィンドウズROM!」9月号掲載予定(8/18/02) 晋遊舎「ダウンロードBB」掲載(?発売) ローカス「Windowsでゲームざんまい総集編」掲載(7月) INFOREST「タダで楽しむ!Windows最強ゲーム100」掲載(6月末) エンターブレイン「テックウィン」7月号掲載(6/8/03) MCプレス「PC MAXX」第三号掲載(5/24/03) 工学社「吉里吉里/KAGではじめるゲーム制作」掲載(5/17/03) ソフトバンクパブリッシング「ネットランナー」5月号掲載(4/8/03) インプレス「DOS/V POWER REPORT」5月号掲載(3/29/03) MCプレス「PC-MAXX」第二号掲載(3/24/03) 祥伝社「無料で遊べる! 最強ソフト100」掲載(2月下旬) 毎日コミュニケーションズ「PC MODE」3月号掲載(1/24/03) 工学社「I/O」2月号掲載(1/18/03) 晋遊舎「iP!」2月号掲載(12/29/02) IDGジャパン「Windows2000 World 」2月号掲載(12/24/02) ローカス「LOCUS Mook Windowsでゲームざんまい2003」掲載(12月中旬) MCプレス「ウインドウズROM!」2月号掲載(12/18/02) 晋遊社「Windows100SUPER!」掲載(12/16/02) ソフトバンクパブリッシング「ネットランナー」1月号掲載(12/8/02) 日経BP社「日経ネットナビ」1月号掲載(11/29/02) エンターブレイン 「Windows Power」12月号掲載(11/18/02) エンターブレイン 「テックウィン」12月号掲載(11/8/02) 晋遊舎 「Windows100%」11月号掲載(10/13/02) Vector「ソフトレビュー」に掲載(10/12/02) アスキー「週刊アスキー」412号掲載(10/8/02) 窓の杜 「週末ゲーム」に掲載(9/27/02) ゲーム中データ一覧 登場人物 敵一覧 武器 謎解きQ A クリア後特典 ダウンロード※Vectorのページへ飛びます。
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~翌日の病院~ さやか「…え?」 さやか「恭介…退院してたんですか?」 呆然とした顔で尋ねる 看護師「そうよ?」 看護師「おかしいわね…連絡されなかったの?」 さやか「…」 さやか「あ、ありがとうございました!」 タタタッ 逃げるように病室を後にするさやか 看護師「あら…行っちゃった」 …………………………………… さやか(…結局ここまで来ちゃった…) 恭介の家を見上げるさやか さやか(なんで恭介…あたしに何も言わずに退院したんだろ…) さやか(もしかして…) さやか(嫌われちゃった…?) 一気に顔が青ざめる さやか(そんな…そんな…!) さやか(ちゃんと謝ろう…それから…) さやか(あたしの気持ち…ちゃんと伝えよう…) ピンポーン 決意を固め、呼び鈴を鳴らす さやか「…」 シーン… さやか「…あれ?留守かな?」 さやか「なんだよ~…せっかく人が一大決心したのに…」 さやか「…」イライラ… さやか「…帰ろう」 さやかが来た道を戻り始める 杏子「よう!」 さやか「なっ…!アンタは!!」バッ ソウルジェムを手に取り、警戒する 杏子「そう身構えるなよ~今日は戦いに来たんじゃないんだからさ」 さやか「…むぅ」 険しい顔でなおも警戒する 杏子「ふ~ん…」ジーッ さやか「な、なによ…?」 杏子「あれがアンタの想い人ってヤツの家かい?」 さやか「!! な、なんで…!」カアァ… 杏子「ははは!赤くなってら!やっぱりそうなんだな!」 さやか「なっ!?こ、この…!」 杏子「キュウべえから色々聞いたよ…」 杏子「しっかし…なぁ…?」 呆れた表情でさやかを見る さやか「な、なによ…」 杏子「一銭の得にもなりゃしないのにねぇ?」 杏子「アンタもマミもなーんで人助けなんかやってんだか」 さやか「ほっといてよ…」イライラ… 杏子「惚れた男をものにしたいんだろ?」 杏子「…まぁその…なんだ」 杏子「えっと…」 さやか「…何?」イライラ… 杏子「そ、相談に乗ってやってもいいぜ!」 杏子(なにやってんだアタシ…ただ頑張れって言いたいだけなのにな…) さやか「はぁ?なんでアンタが?」 杏子「い、いや別に…」 さやか「余計なお世話よ…ほっといて」 杏子「!!」カチン! 苛立ったさやかの言葉に反応する 杏子「はん!何だよ!」 杏子「どーせアタシが仕掛けた時みたいにビビってんだろ!?」 さやか「…」ピクッ 杏子「くっだらねえ!」 杏子「どうせなら両手両足潰してアンタ無しじゃ生きられなくしてやれよ!」 さやか「!!!」 杏子「そうすりゃ身も心もアンタの…あっ」 杏子(やべ…言い過ぎた…) 自分の言い放った言葉を後悔する杏子 杏子「わ、悪い…言い過ぎ…」 バキィッ! 杏子「ッつぅ…!」ドシャッ 謝る前にさやかの右拳に殴り飛ばされる さやか「ふざけんな!!バカ!!」 さやか「アンタ何なの!?」 杏子「お…おい悪かったって…」 さやか「余計なことすんな!!」 杏子の謝罪は激情したさやかには届かない さやか「うざったいのよアンタは!!」 杏子「!!」ピクッ …………………………………… 杏子「ッつぅ…!」ドシャッ 謝る前にさやかの右拳に殴り飛ばされる さやか「ふざけんな!!バカ!!」 さやか「アンタ何なの!?」 杏子「お…おい悪かったって…」 さやか「余計なことすんな!!」 杏子の謝罪は激情したさやかには届かない さやか「うざったいのよアンタは!!」 杏子「!!」ピクッ …………………………………… 杏子「ッつぅ…!」ドシャッ 謝る前にさやかの右拳に殴り飛ばされる さやか「ふざけんな!!バカ!!」 さやか「アンタ何なの!?」 杏子「お…おい悪かったって…」 さやか「余計なことすんな!!」 杏子の謝罪は激情したさやかには届かない さやか「うざったいのよアンタは!!」 杏子「!!」ピクッ …………………………………… ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 『…せっかく…せっかく…』 『私の教義を聞いてくれる人が現れたと思ったのに…』 杏子『あ、アタシは喜んでもらいたくて…』 『うるさい!!』 杏子『ひ…』ビクッ 『余計なことして…!』バチーン! 男が杏子に平手打ちを喰らわす 『奇跡ぃ…魔法…!?ふざけるなぁ!!』バシバシッ 杏子『い、痛いっ!痛いよ!!』 『鬱陶しいんだよお前はぁああ!!!』 バキィッ! ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 杏子「…お父さん?」 杏子「お母さん…?」 杏子「なんで…なんで…!」 杏子「…」 杏子「アタシ…の…アタシのせいで…」 杏子「あ、あ…あああああ…!!」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ …………………………………… 過去の凄惨な光景がフラッシュバックする 杏子「おい…もういっぺん言ってみろ…」ユラッ さやか「聞こえなかったの!?」 さやか「ウザいって言ってんのよ!!」 杏子「…」シューン 変身し、さやかを睨みつける さやか「や、やる気!?」バッ 杏子「アタシは…」 杏子「アンタを…」 ブンッ 杏子「ぶっ殺す!!」ジャキン …………………………………… まどか「遅くなっちゃった…」タタタッ まどか「さやかちゃんも仁美ちゃんも…早く帰っちゃうんだもん…」 まどか「もうすっかり暗いや…早く帰らないと!」 まどか「たしかこっちに近道が…」タタタッ 裏路地に入っていくまどか ガンッ ガキンッ! ズバッ まどか「…?」 まどか「なんの音…?」 音のする方へと向かう 杏子「そぉらっ!!」ブンッ ズバッ! さやか「あっ!?がぁっ!!」ブシュッ 杏子の槍がさやかの胸元を深く斬り裂く さやか「うっ…あっ…!」 杏子「へへっ!全治三ヶ月ってところか…」 まどか「…!?」 まどか「さ、さやかちゃんっ!?」 さやか「!…まど…か…」 杏子「…誰かと思えば…契約もしてないヤツか」 まどか「や、やめてぇっ!!」ダッ さやかのもとへ駆け出そうとするまどか さやか「来ないでっ!!」 まどか「!!」ザッ しかしさやかの一声に足が止まる さやか「こいつは…こいつだけはあたしが…!!」 杏子「ふん…!続きやんのか?」 さやか「当たり前…でしょ…っ!!」ググッ 苦痛に耐えて立ち上がり、剣を構える 杏子「いいぜ…もう立てなくしてやらぁ!」 さやか「やってみろーっ!!」 ガキンッ! まどか「そ、そんな…」 まどか「どうしよう…どうしよう…」 まどか「このままじゃ…さやかちゃんが…!」 QB「簡単なことだよ」トテテ まどか「! キュウべえ!?」 物陰からキュウべえが現れる QB「彼女達を止めたいんだろう?」 まどか「う、うん」 QB「じゃあ僕と契約すればいいんだよ!」 まどか「…!」 QB「大丈夫!君なら彼女達二人を相手にしても戦えるよ!」 まどか「わ、わたしは…」 杏子『それじゃアタシ達…ゾンビにされたようなモンじゃないか!!』 まどか「!!」 杏子の言葉が頭を過る QB「どうしたの?さぁ早く!」 まどか「あ…」 ズバッ!! さやか「うあっ!?」ガクッ 杏子「どうだ…もう立てねぇだろ!」 さやか「く…くぅっ…!」キッ 杏子を睨みつけるさやか 杏子「そろそろトドメを刺してやるよぉ!!」ジャキッ まどか「!! きゅ、キュウべえ!わたし契約…」 ガシャン QB「…ん?」 杏子「ッ…なんっ…だ!?」 槍を落とし、頭を押さえる杏子 まどか「え…?」 さやか「…?」 『やめるんだ』 杏子「なんだ…!?頭に直接声が…?」 『憎しみと怒りの感情に流されてはいけない』 杏子「んだよ!なんなんだよ!?」 『そのままではいつか自分の身をも滅ぼしてしまうぞ…!』 杏子「ぐっ…だ、黙れ…黙れよぉっ!!」 杏子「!…こいつか…っ!?」ガッ 『…!!』 懐の青い輝石を投げ捨てる 杏子「はぁっ…はぁっ…ちくしょう!」 QB「なんだ…?なにが…起きているんだ?」 杏子「くそっ…アタシは…」 さやか「!…」ダッ 杏子「な…こ、コイツっ!!」バッ 起き上がり、斬りかかって来たさやかに反撃する ザシュ ザシュッ! さやか「ぶっ…はっ…」ドサッ 杏子「ぐっ…完全に…油断…したっ…!」 お互いに体に刃を受けるが、先に倒れたのはさやかだった 杏子「だが…これで…!」ジャキ まどか「!!」 ダダダッ! ムサシ「杏子ちゃん!!」 杏子「な…!?」 二人の間に割り込んでくるムサシ 杏子「お前…なんでここに!?」 ムサシ「呼ばれた…気がしたからかな?」 杏子「訳分かんねーことを…!」 杏子「そこどけよっ!!」ジャキン 立ちはだかるムサシに槍を向ける ムサシ「杏子ちゃん…もうこんなことはやめるんだ!」 ムサシ「君は本当は優しい心を持っているんだろ!?」 杏子「うるせーな!」 杏子「あの変な声といいお前といい…なんだってんだよ…」 杏子「アタシにそんなもんあるわけねーだろっ!!」 ムサシ「嘘だ!君はこの世界に飛ばされて来た僕に優しくしてくれた!」 まどか(飛ばされて…きた?) ムサシ「そういう心があるからこれを渡してくれたんだろ!?」バサッ 杏子の毛布を見せつけるムサシ 杏子「あ!それは…!」 ムサシ「何があったかは知らない!だけどもういいだろう!?」 杏子「うるさいっ!!」 杏子「アンタなんかに…アタシの何がわかんだよーっ!!!」ブンッ まどか「あっ…!!」 ムサシに向けて槍を投げつける ズパッ! さやか「!!…」 ムサシ「…」ポタポタ… 杏子「な…」 ムサシの肩が杏子の槍で斬り裂かれ、血が滴る 杏子「なんで…!」 杏子「なんで避けねーんだよ!!?」 ムサシ「ぐっ…」 ムサシ「君と…話し合いたかったから…」スッ 杏子に手を差し出す ムサシ「君の優しさを…信じてみないか?」 杏子「!!」 タタタッ… ほむら「何が起こってるの…?」 まどか「!…ほむらちゃん」 QB「…」ササッ その場から逃げだすキュウべえ ほむら「と、とにかく…」カチッ ササッ ほむら(停止解除…)カチッ さやか「うくっ…」ドサッ まどか「!?…さやかちゃん!」 時を止めた隙にさやかを回収する 杏子「な、なにっ!?」 ムサシ「消え…た…?」ポタポタ… 突然の出来事に困惑する二人 ほむら「鹿目まどか…あなたは美樹さやかを連れてここから離れなさい」 まどか「う、うん!さやかちゃん!行こ?」スッ さやか「くぅ…っ」 さやかに肩を貸して歩き出す ほむら(さて…) ほむら(問題はあの二人ね…) ムサシ「…」 杏子「…ちっ」クルッ 踵を返す杏子 杏子「今日は…帰る…」 ムサシ「そう…」 杏子「…」 杏子「…おい!」 ムサシ「え…?」 ヒュッ パシッ ムサシ「これは…」 ムサシの手に、輝石が戻る 杏子「…それは…その」 ムサシ「…ありがとう、君が持っていてくれたんだね」 杏子「!!…ッ」 タタタッ… ムサシ「…」グッ 杏子が走り去った後、輝石を握りしめるムサシ ほむら(…行ったわね) ほむら(しかし…彼はいったい…?) スタスタ… ほむら「ねぇ、あなたは…」 ムサシ「…」フラッ ドサッ 声を掛けた瞬間、倒れこむ ほむら「な…!?」 ほむら「ちょ、ちょっと!?」 ほむら「…」 ほむら「…気絶した…?」 …………………………………… さやか「っつ…う…」フラフラ まどか「さやかちゃん…もう少しで家だよ…」 まどか「頑張って…!」 さやかに肩を貸し、歩き続ける まどか「あっ!ここだよ!」 まどか「この公園の中突っ切ったら早いんだよ!」 さやか「…ありがと」 さやか「もう一人で歩けるからさ」グイッ まどかから手を離し、一人で歩く まどか「う、うんじゃあこっち…」 まどか「…!」 公園の入り口で立ち止まる まどか「あ…」 さやか「…まどか?」 クルッ まどか「や、やっぱりあっちから帰ろう!?」 さやか「は?」 突然の提案に顔をしかめる まどか「だ、だってもう真っ暗だしさ!」 まどか「人通りの多いとこ通った方がいいよ!ね?」 グイグイ さやか「ちょ…何よ急に…」 さやか「大丈夫だって。こっちの方が早いんならいいでしょ」スタスタ まどかの制止を振り切り、公園の中へ行く まどか「あっ!待っ…」 さやか「…!」ピタッ ある一点に目をやり、立ち止まる 仁美「上條さん…」 恭介「…」 さやかの視線の先には公園のベンチで抱き合う二人 さやか「…」 まどか「…さ、さやかちゃ…」 さやか「まどか」 まどか「!…な、なに?」ビクッ さやか「…早く…帰ろう」 まどか「…う、うん」 スタスタ… 逃げるように公園から出ていく二人 ~ほむホーム~ ムサシ「…」 ほむら(結局連れて帰って来てしまったわ…)ズルズル ???「やぁ、お帰りほむら」 ほむら「いいところに来たわ…」 歳の離れた青年が出迎える ???「…その人は?」 ほむら「彼、酷い怪我を負ってるのよ」 ほむら「あなた元レスキュー隊員でしょ?なんとかしなさい」 ???「わ、わかった!応急処置くらいなら…」 …………………………………… ???「…これで血は止まったよ」 ???「あとは安静にしておいてもらおう」 ほむら「ご苦労さま」 ???「それにしても倒れてたところを助けてもらった…なんて」 ???「僕がここに来た時と同じだね!」 ほむら「…」ギロリ 青年を睨みつける ???「と、とにかく包帯の交換とか必要な時は僕がやっておくよ!」 ???「君はもう休んだら?」 ほむら「…助かるわ、孤門」 孤門「お安い御用さ…お休み」 ~翌日の学校~ 女1「ねぇ知ってる?退院した上條と仁美のこと!」 女2「知ってる知ってる!入院中に何度もお見舞いしてたんでしょ?」 女3「なんでも音楽の趣味が合った~とかで仲良くなってたんだっけ?」 女1「仁美のやつも上手くやったもんだね~」 女2「ていうか結構前に告白してたみたいだよ?」 女3「え?マジ?」 仁美「さやかさん…その…」 さやか「…」 申し訳なさそうな顔で話しかける仁美 さやか「…はは」 さやか「いーのいーの!なんで仁美が申し訳なさそうにすんのさ?」 仁美「…」 さやか「いや~恭介も見る目あるね~!」 さやか「…二人ならお似合いだよ!」 仁美「その…私…」 いつもの笑顔で答えるさやか さやか「じゃーね!仁美!…まどか帰ろ?」 まどか「…うん」 ガララッ 女1「なんかアイツ無理してね?」 女2「さぁ?」 ほむら(…) さやか「…」スタスタ まどか「…」スタスタ 廊下を早足で歩く二人 まどか「あ、あの…さやかちゃん…」 さやか「ん~?」 まどか「わ、わたしは…ちゃんと…本当の気持ちを言った方が…」 さやか「…!」ピクッ まどかの言葉を聞き、立ち止まる さやか「……な…よ」ボソッ まどか「え?」 さやか「言えないよ…!そんなの…」 さやか「だってあたし…ゾンビだし…」 まどか「…!!」 さやか「それに…あたし思っちゃったんだ…」 まどか「…?」 さやか「仁美と恭介が付き合ってるって知ってさ…」 さやか「あの時…魔女に襲われてた仁美を…」 さやか「助けなきゃよかった…ってさ」 さやか「ほんの一瞬だけ…思ったの」 まどか「さやかちゃん…」 さやか「あたし…こんなだから…」 さやか「心も…体も…最低だから…」 さやか「こんなあたしが…好きです…なんて…言えない…」 さやか「…言えないよぉっ…」ポロポロ さやか「へへ…まどか」 さやか「仁美に恭介…とられちゃった…」 さやか「うっ…ひっ…く…」ポロポロ さやか「もう…あたし…なんにもない…よ…」 まどか「…」 ミライ(さやかちゃん…) …………………………………… 魔女『フゥゥウ…』 ???『ふふ…準備はいいか?』 QB『…これは本当に魔女に効果があるのかい?』 目の前に魔女がいるにもかかわらず、テレパシーで会話するキュウべえ ???『問題ない…これをヤツに寄生させるのだ』 QB『やれやれ…魔女の強化なんて出来るのかい?』 ???『それだけが目的ではないがな』 QB『…それじゃいくよ』 シュゥゥゥウウ… 魔女『…!?』 キュウべえの体から放たれた黒い霧のようなものが魔女の体に入り込む …………………………………… バンッ! ズバッ! ドチャッ さやか「だぁあああっ!!」ブンッ 使い魔『ギ…!』ズバ 使い魔を剣で斬り裂く マミ「美樹さん!前に出過ぎよ!一旦退いて!!」 さやか「…!」 さやか「アイツで最後だ…!!」ダッ まどか「さやかちゃん…!?」 マミ「な…!?」 マミの言葉を無視し、使い魔に突っ込むさやか さやか「はあっ!!」 ドシュッ …………………………………… マミ「…美樹さん」 さやか「…なんですか」 マミ「どうして…あんな無茶するの?」 険しい表情でさやかを問い詰める さやか「別に…なんでもないですよ…」 マミ「あ、あなたねぇ…!」 さやか「だって…余裕が無いならさっさと突っ込んで倒した方がいいでしょ…」 まどか「さやかちゃん…マミさんは心配して…」 マミ「…いいわ鹿目さん」スッ まどかの言葉を遮る まどか「で、でも」 マミ「…二人とも今日は帰りなさい?」 さやか「…!」 マミ「これ以上無茶するのは許さないわよ?」 マミ「美樹さん…聞こえた?」 まどか「さやかちゃん…そうしようよ…」 さやか「…」コクリ 黙ってうなずく マミ「はい!よろしい!」 マミ「私はもう少し近くの魔女の反応を追ってみるわ」 マミ「気をつけて帰るのよ?」 タッタッタッ… まどか(…マミさんも無理してる) スタスタ… まどか「あの…さやかちゃん…」 まどか「もう…やめようよ…」 さやか「…」 さやか「ほっといてよ…」 さやか「あたしはゾンビなんだから…大丈夫だよこのくらい」 まどか「で、でも」 さやか「…ふん」 さやか「それより…近くに一匹魔女がいるね…マミさんが追っかけたのとは別のヤツだ」 タタタッ 反応のする方へ走りだすさやか まどか「!! 待って!」 さやか「…どいてよ」 まどか「だ、駄目だよ!危ないよ!」 さやかの前に立ち塞がる まどか「マミさんと約束したじゃない!」 まどか「それに…もうあんな危ない戦い方は…」 さやか「関係ないでしょ…先に帰れば?」スッ まどかの横を通り過ぎるさやか まどか「そ、そんな…」 まどか「私もマミさんもさやかちゃんの為に言って…」 さやか「…あたしの為にって何?」 さやか「魔女を殺すことしか生きる意味のない石ころゾンビのあたしにっ!!」 さやか「なにが為になるっていうのさ!?」 まどか「わ…わたしはさやかちゃんに傷ついてほしくなくて…」 さやか「じゃあアンタが戦えばいいじゃんか!!」 まどか「!!」 さやか「同じ立場に立ってもないのにいちいち口出ししないでよ!!」 さやか「あたしのこと想ってんなら契約しなよ!?」 まどか「あ…あ…っ」 さやか「出来ないよね?出来るわけないよねぇ!?」 さやか「ただの同情で人間やめれるわけないもんねぇ!!」ダッ 魔女の元へと走る まどか「ま…待って…」 まどか「待ってよぉ…っ!」ポロポロ タッタッタッ 涙を流し、その後を追う ~結界内部~ 魔女『フゥウ…』 さやか「…コイツかぁ!」シューン 変身し、全身に髪のような触手を持つ魔女に飛びかかる 魔女『…フン』 ヒュヒュン! さやか「どこ狙ってんのさ!!」ダッ さやかに避けられた触手は地面に突き刺さる ドバンッ! さやか「な…!?」 まどか「あ、危な…」 地面から触手が飛び出し、空中のさやかを狙う ズバババッ! さやか「あ…」 まどか「あの人は…!」 杏子「…見ちゃいられねぇな」 槍で触手を斬り落とす さやか「…なんの用?」 杏子「…いんや、厳しそうだったから加勢してやろうと」 さやか「いらない」 杏子「だけどアンタ…」 さやか「うっさい!!邪魔だからあっち行けっ!!」 杏子「…ああそうかい」シューン 変身を解除する さやか「…ふんっ!!」ダッ 魔女『フゥ…!』 ヒュンヒュン まどか「え…!?」 杏子「な…!アイツまさか!」 ザクザクザクッ! さやか「ぐ…おあああああっ!!」ダダダッ 触手を避けず、突っ込んでいくさやか まどか「さやかちゃんっ!!?」 杏子「…馬鹿野郎が」 さやか「喰らえぇええええっ!!」 ドシュッ! 魔女『…』 魔女の体に剣を突き立てる 魔女『フ…フフヒ』 さやか「コイツっ…早く死ね…!!」グリグリッ メキメキッ 魔女『フゥ…ゥウ』シュルシュル さやか「!…な…な!?」 少しずつ巨大化する魔女 まどか「魔女が…大きくなってる!?」 杏子「…違うな」 杏子「あの魔女…大量の触手を全身に纏ってやがるんだ」 杏子「本当にでかくなったわけじゃない…本体はその内側だ」 杏子「あれじゃロクに攻撃が通らねぇぞ…!」 さやか「け、剣が抜けな…!?」グッグッ 魔女『フヒャッ!!』ヒュン! ドシュッ! さやか「うあがぁっ!!?」 ザクザクザクッ! さやか「あ…ぎ…!」ボタボタ 魔女『フゥウ…』 四肢を串刺しにされ、宙づりにされるさやか まどか「ひっ…やめて…やめてぇ!!」 杏子「…ひでえな」 魔女『フゥウン…』 シュッ! さやか「あ…!!」 身動きのできないさやかに触手が放たれる 杏子「!! まずいっ!あの位置は!」 ドブシュッ!! さやか「ご…ふぅっ…」ビチャッ 魔女『フヒ…』 魔女の触手はさやかの腹のソウルジェムを掠め、貫通する 杏子「あ、あのやろう…!」グッ ソウルジェムを握りしめる杏子 まどか「やだ…いやだ…!さやかちゃん…!」 魔女『フゥッ!!』 ヒュン! まどか「ああっ!!?」 杏子「間に合わねぇ…!!」 ガシィッ! 魔女『!?』 さやか「…う…あ…?」 突然現れた巨大な手が触手を掴み取る まどか「あ…!」 杏子「な…なんだ…コイツ…!?」 メビウス『間に合った…!探すのに苦労したよ』ググッ まどか「…先生っ!!」 ブチブチッ さやか「っつ…うぅ…!」 メビウス『…』スッ ドサッ まどか「さやかちゃん…っ!しっかりして!!」 さやか「う…」 触手を引きちぎり、退避させる メビウス『…後は僕に任せて!』クルッ 魔女『フゥ…』 メビウス「セアッ!」 メビウス「シャッ!」バシュバシュッ スパッ! メビュームスラッシュで触手を切断する 魔女『…』ヒュンヒュン メビウス「ハッ!」キュイン バチッ! まどか「先生…!頑張って!」 杏子「…」 杏子(あの触手…斬ったそばから別の触手が…) メビウス「ハァアアアアッ!!」ズンズンズンッ 魔女『フヒ…!』 メビウス「セァァアアアッ!!」 バシュウン! 魔女『!!』ドガァン 触手を跳ね除けてライトニングカウンターゼロを放つ メビウス『どうだ!?』 魔女『…』ムクッ メビウス『…!?効いていない…!』 まどか「な、なんで!?ちゃんと当たったのに…」 杏子「あの触手が防御してやがるんだ!」 杏子「全部なんとかしねぇとダメージも与えられない!」 まどか「そんな…!」 まどか「斬っても斬っても新しいのが出てくるんだよ…!?」 まどか「どうすれば…!」 杏子「アタシに聞くな!」 魔女『…ヒヒ』シュルシュル メビウス「…」 メビウス(攻防一体の触手…あれをまとめてなんとかするには…) メビウス(…やるしかない!) 魔女『ヒャッ!』 ヒュン! メビウスに束ねられた触手が迫る 杏子「危ねぇ!避けろ!」 まどか「先生!」 メビウス「…」スッ 避けようとせず、防御の構えをとる バシィッ! メビウス「グッ!」 まどか「…え?」 杏子「おい!?何やってんだ!避けろよ!」 魔女『フヒャアアア!!!』ヒュヒュヒュッ バシバシッ! メビウス「グ…ゥウ…!」 バシッ!バチィッ!ドガッ! 一方的に魔女の攻撃を受けるメビウス まどか「ひ…酷い!」 まどか「このままじゃ先生も…!」 杏子「…」 戦いを見守る二人 まどか「なんで…!?なんでバリアーも使わないの!?」 杏子「…」 杏子(まさかアイツ…誘ってるのか?) メビウス「…ウゥ」 魔女『キ…』イライラ 魔女『フヒャァ!!』 メビウス「!!」 メビウス(来る!) シュルルルッ 魔女『フヒ…!』 業を煮やした魔女が止めを刺そうと全身の触手を一本に束ね、巨大な鞭にする まどか「あ!!」 メビウス「ハァア…」キィイイン… 魔女『フヒャァーッ!!』ブンッ メビウス「セアッ!」ヒュン ズバッ!! 魔女「!!?」 左腕から展開したメビュームブレードが巨大な鞭を斬り落とした まどか「や、やった!」 杏子「これでアイツは裸同然だ!やっちまえ!」 魔女『ヒ…』 メビウス「…ハッ!」シュウン シュォオオ ブレスのエネルギーを開放し、集束させる メビウス「セァアアーーッ!!!」バシュゥウン! 魔女『!!!』 ドガァアアアアン… 杏子「よし!」 まどか「よかった…先生…」 シュォオオ… まどか「え…?」 まどか「なに…?いまの…?」 メビュームシュートの爆煙の中を見つめる まどか「…?」 まどか「気のせいかな?」ゴシゴシ さやか「…っつ」 まどか「!! さやかちゃん!目が覚めたんだね!?」 さやか「あ…まどか…?」 杏子「もう傷が治り始めてる…?」 杏子「これがコイツの能力か…」 さやか「…?」 さやか「先生…は…?」 まどか「えっ?」クルッ 杏子「あれ?さっきまでそこにドーンと…」 タッタッタッ… ミライ「お~い!」 まどか「あ!いた!先生!」 煙の向こうからミライが走り寄ってくる さやか「…!」 まどか「っ…先生そのケガ…!?」 ミライ「ふぅっ…よかった…」 杏子「よかったって…あ、アンタ自分がボロボロじゃないか!」 着ている服は所々破れ、頭からは血が垂れている さやか「…なんで…」 まどか「せ、先生…その傷…私達のせいで…」 ミライ「…大丈夫」 ミライ「大事な君達を守るためだからね、これくらいへっちゃらだよ!」ナデナデ 笑顔を作り、まどかの頭を撫でる まどか「…あ…うぅ…」グスッ ミライ「…さやかちゃん?」 さやか「…」 さやかに向き直り、語りかける ミライ「辛いことがあったのは…知ってる」スッ 彼女の目線に合わせ、屈む さやか「…」 ミライ「でもね?」 ミライ「その辛いことを一人で背負いこんじゃ駄目だ」 ミライ「悲しみや憎しみに身を任せて行動するよりも…」 ミライ「大切な人と助け合う道を探した方が…いいと思うなぁ」 杏子「…」 さやか「!…」 さやか「…」コクッ 静かに頷く ミライ「…よし!じゃあ今言った言葉を忘れないように!」ピッ さやか「…?」 ミライ「指きりだよ!ほら手出して!」 さやか「あ…」ピッ お互いの小指を組ませる ミライ「ゆーびきーりげーんまん…っと!」 ミライ「約束だよ!」 さやか「…」 さやか「あは…は」 さやか「今日は…もう帰ります」 ミライ「そっか…でもフラフラだよ?なんなら僕が…」 まどか「あ、あの!わたしが…!」 ドクン… さやか「…」ニコ さやか「大丈夫!…一人で帰れるからさ」 スタスタ… まどか「あ…行っちゃった…」 ミライ「…」 杏子「アンタが噂のイレギュラーってやつだね…」 杏子「しかしまさか巨人に変身するとはねぇ…?」 ミライ「?」 まどか「あ!あ、あの!」 杏子「ん…?どした?」 まどか「今日は…ありがとう」 杏子「…へへっ!いいよ別に…えーと」 まどか「鹿目まどか!」 杏子「まどか…か!アタシは佐倉杏子!」 杏子「じゃあな!アタシも帰るわ」 まどか「うん!バイバイ!」 杏子(さーて…アイツを追っかけますか) まどか「…あっ!」 ミライ「?…どうしたの」 まどか「マミさんが…マミさんが一人で別の魔女のところに…!」 ミライ「…ひょっとしてここから近いもう一つの結界?」 まどか「は…はい!マミさん一人じゃ…」 ミライ「それなら大丈夫!そっちにはジャック兄さん達が行ったからさ」 まどか「! よ、よかったぁ…」 ミライ「僕は今からそっちと合流するけど君は…」 まどか「…」ソワソワ ミライ「…」 ミライ「彼女を追ってあげなよ!」 まどか「!!…はいっ!」 タッタッタッ… ~電車内~ ガタンゴトン…ガタンゴトン… さやか「…」 ショウ「だからァ~稼がせた金はちゃ~んと貢がせねぇとさ?」 ホスト「それですよそれ!油断してっとすぐ籍入れたいとか抜かしやがる!」 ショウ「ちゃ~んと躾けとくんだよそういうヤツは!!」 ホスト「ですよねぇ~!めんどくせぇって~の!!」 ショウ「あ~あ、そろそろ今の女も捨て時かねェ?」 ホスト「さっすがショウさん!」 さやか「…ねぇ」 ショウ「…あ?なんだコイツ」 ホスト「知りませんよ?」 さやか「その女の人、アンタの為を想ってやってくれてたんでしょ?」 さやか「なのに捨てちゃうんだ?」ユラッ ショウ「…なに言ってんだコイツ」 ホスト「お譲ちゃん夜更かしはよくないぞ~?」 さやか「…」シューン 変身し、剣を振り上げる ショウ「…な、なんだ!?なにが起こった?」 ホスト「ひぃっ!?」 ミライ『今言った言葉を忘れないように!』 さやか「…!」ピタッ ミライの言葉を思い出し、剣を止める さやか「…」シューン ホスト「…あ、あれ?もとに戻った…?」 さやか(あたし…なに…やってんだろ) さやか(…) さやか(もう…わけわかんない…自分が信じらんない…) さやか(ごめん先生…まどか…) ショウ「おいガキ…!次の駅で降りるよなァ…?」グイッ さやか「…」 …………………………………… ホスト「ガキ!なんとか言ってみろ!」ブンッ バチン! さやか「…ッ!」 ホスト「だんまりかよ…ショウさんコイツどうします~?」 ショウ「さ~て…どうしよっかなァ~!?」 ショウ「生意気なガキにはお仕置きかな~?」 さやか「…」 さやか(…もう…どうでもいい…) スタスタ 杏子「…おい」 ショウ「あ?」 ホスト「え?何?」 ゴンゴンッ! ドサッ さやか「!?…アンタは…」 杏子「気絶させただけだよ…アンタ大丈夫か?」 …………………………………… 杏子「ほら、アメ食うかい?」スッ 杏子「疲れた時には甘いもの…ってマミが言ってたぜ?」 さやか「…ありがと」パク さやか「…」 さやか「…甘い」 杏子「はは!そりゃそうだ!」 駅のベンチに座りながら話す二人 ドクン… さやか「悪いね…迷惑かけた」 杏子「な、なんだよ…らしくないじゃん?」 さやか「はは…」 力無く笑うさやか さやか「なんかさ…訳わかんなくなっちゃった…」 杏子「!?」 さやか「結局アタシは何がしたいのか…とか」 さやか「何を信じればいいのか…とかさ」 さやか「もうよくわかんないや…」 コロン… 杏子「…!!」 さやかの懐から真っ黒なソウルジェムが転がり落ちる 杏子「お前…!これは…!」 さやか「は…はは…は…」 さやか「バカだよね…あたし…」 ピシピシッ… 杏子「待て…待てよ…!」 さやか「でもね…あたしね…」 さやか「ちゃんと…約束…守ったんだ…よ…」 さやか「それだけは…褒めてくれても…いいよね…?」 さやか「…もう…遅い…かな…」 パキーン! …………………………………… タッタッタッ… まどか「あ!いた!」 杏子「…」 走り寄るまどか まどか「結局ついて来ちゃった!」 杏子「…」 俯いたまま黙り込む杏子 まどか「…?」 まどか「杏子ちゃん…?さやかちゃんのソウルジェムは…?」 杏子「!…」 ほむら「美樹さやかのソウルジェムは…魔女を生みだして消滅したわ」スッ 物陰からほむらが現れる まどか「…え?」 まどか「…嘘…だよね…」 ほむら「事実よ…私達魔法少女のソウルジェムに限界まで穢れが溜まれば…」 ほむら「私達はグリーフシードとなり、魔女として生まれ変わる」 まどか「!!」 杏子「ッ…てめぇ!コイツはさやかの…」 ガシッ ほむら「隠していても無駄なのよ…事実は変えられない」 ほむら「私達には…奇跡も魔法も無いのよ」 ほむら「…わざわざ死体を持ってきた以上は扱いに気をつけなさい」 さやかの抜け殻を見つめ、つぶやく 杏子「…く…そ…くそぉ…」 まどか「そん…な…!!そんなのって…!」 まどか「さやかちゃあぁあああああんっ!!」 …………………………………… 杏子「…」 まどか「…」 杏子「…おい」 まどか「…?」 杏子「アンタに話がある…明日な」 杏子「とりあえず一日だけ考える時間が欲しい…」 まどか「…」 まどか「…わかった」 杏子「…コイツはアタシが預かるよ…じゃあな」 さやかの抜け殻を担ぎ上げ、立ち去る ~翌日の放課後~ 女1「今日なんで先生休みだったんだろうね~?」 女2「さぁ?さやかも休みみたいだけど…」 まどか「…」 ガララッ マミ「鹿目さん?美樹さん?」 まどか「!…マミさん…」 まどか「無事だったんですね…」 マミ「ええ、郷さん達に助けられて…ね」 マミ「あなたもちゃんと帰れたのね…あら?」 マミ「美樹さんはどうしたの?」 まどか「!!!」 まどか「うっ…うう…ああ…」ポロポロ マミ「ちょ、ちょっと!?鹿目さん!?」 …………………………………… QB『…美樹さやかの魔女…あれにも寄生させるのかい?』 ???『もちろんだ』 QB『メビウスに倒された影の魔女に寄生させてた方は戻って来た?』 ???『ああ、後はコイツと…』 ???『あの場所の魔女だな』 QB『…あそこの魔女が暴れれば…間違いなく結界外にも被害がいくね』 ???『もちろんそれも狙いだ…大量の人間が死ねば…より多くの絶望が集まる』 …………………………………… ~マミホーム~ ハヤタ「それが…真実…」 ダン「暁美ほむらはこの事実を隠していたのか…」 ダイゴ「…よく話してくれたね、まどかちゃん」 まどか「…」 マミ「魔法少女…が…」 郷「気をしっかり持て、マミ!」 北斗「…魔女との戦闘はなるべく俺達がやる」 マミ「は、はい…」 アスカ「そーそ!ソウルジェムに穢れを溜めなきゃいいのさ!」 我夢「そんな簡単な問題では…」 まどか「…それじゃわたし…用事がありますから」 ハヤタ「ああ…辛いことを話させてしまったね」 ダン「気をつけて」 まどか「…はい」 アスカ「あれ?そういえばミライは?」 北斗「昨日の魔女との戦闘で予想外にダメージを受けたようだ…まだ寝込んでいる」 まどか「!!…」 ガチャ バタン! マミ「…」 ダイゴ「…」 ダイゴ「…マミさん?」 マミ「は、はいっ?」 ダイゴ「気晴らしに買い物でも行ってみればどうだい?」 マミ「え…?」 ハヤタ「ああ…少し外の空気を吸ってくるといい」 アスカ「そりゃいいや!ついでになんか美味いものでも…」 北斗「アスカ!!」 アスカ「う…ごめんな、マミさん…」 マミ「…」 マミ「ふふっ…」 マミ「分かりました!じゃあ夕飯の材料でも買いに行ってきます!」 笑顔を取り戻し、外出の支度をする マミ「なにかリクエストはありますか?」 ハヤタ「カレーがいいな」 ダン「俺もそれで構わない」 アスカ「俺も俺も!」 アスカに続いて全員が同意する マミ「分かりました!それじゃあ行ってきます!」 ガチャ バタン! ダン「…強くなったな、彼女」 ハヤタ「まだ会って数週間だけどね」 …………………………………… まどか「…話って?」 杏子「…」 杏子「アンタ…アイツを助けたくないかい?」 まどか「!…できるの!?」 杏子の言葉に食い付くまどか 杏子「はっきり言って…よくわからねぇ」 杏子「でも…アイツに…」 杏子「魔女になったアイツににほんの少しでも…人間としての優しさってのが残ってるなら…」 杏子「アンタの声も届くかもしれないだろ?」 まどか「!!」 杏子「ホントはあの先生さんにも付き合ってもらった方がいいんだけど…」 杏子「あんなの見せられちゃあ…な」 まどか「…」 杏子「…アンタにはアイツに呼びかける役をしてもらいたい」 杏子「アンタはアタシが絶対に守る…でも強制はしないよ」 杏子「これはもう…賭けみたいなもんだからね…」 まどか「…」スッ 手を差し出すまどか 杏子「…!」 まどか「わたし…やる!手伝わせてほしい…!」 杏子「!…」 杏子「へっ…調子狂うなぁもう…」 パシッ まどか「?」 握手の代わりにお菓子を握らせる 杏子「…行くか!」 まどか「う、うん!」 ~同時刻~ タッタッタッ… ほむら「…」 ほむら(今日はまどかと佐倉杏子が美樹さやかを救う計画を実行する日…) ほむら(彼女達がたどり着く前に…先回りしないと…) ほむら(…よし) ほむら(この時間なら十分間に合う!!) ほむら「…まってて…まど…」 ピクッ! ほむら「!!」 ほむら「な…!?」ザッ ほむら「こんなとこから…魔女の反応が…!!?」 ほむら(こんなとこで寄り道している暇は…!) ほむら「…」 ほむら「…」 ほむら「…く」 ほむら「~~~~~~~ッ!!」 ほむら「もうっ!!」 ダダダッ… 建物の中に入っていくほむら ~大型スーパー~ ほむら(近い…強力な魔女の反応が…!!)タタタッ 店内を走り回るほむら ほむら「…こっち!?」ダッ マミ「あら?」 ほむら「…!!」 ほむら(巴マミ…) マミ「暁美さん…あなたも感じてるのね…この近くに…」 ほむら「…」 スタスタ マミ「ちょ、ちょっと!」 マミ「無視しないでよ!協力して探した方が…」 ほむら「…私は急いでるの!!」 ほむら「呑気に買い物カゴ片手に結界探してる人と一緒にしないで…!」 マミ「な…!そんな言い方…」 ゴゴゴゴゴ… ほむら「…!」 マミ「!!」 店内が揺れ始める ゴゴゴゴゴ… ほむら「…地震!?…かなり大きいわ…!」 マミ「!!」ピクッ マミ「暁美さん!アレ!」 ほむら「…!?」 二人の視線の先にはグリーフシード ほむら「まさか…この揺れは魔女の…!」 バキバキッ… ほむら「!…て、天井が…」 マミ「!?…危な…」 ドガガラガラガラ… ~ほむホーム~ ムサシ「…」スースー 孤門「…まだ起きないなぁ」 ほむらの敷いた布団で眠り続けるムサシ 孤門「…そろそろ包帯変え…」 ドクン…! 孤門「!!…これは…」 懐のエボルトラスターが心臓のように鼓動する 孤門「…魔女に反応している…?」 孤門「…!」 ダダダッ 孤門「ほむらが…危ないのか!?」 ガチャッ バタン! ムサシ「…ぐ…?」 ムサシ「ここは…?」 BACKまどか「…ウルトラマン!」 3 NEXT まどか「…ウルトラマン!」 5
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ウェンディゴ シークレットレア 必要魔力 22 近距離 攻撃 防御 TOTAL 親愛度MAX 5712 8058 13770 9000 誕生日 3月26日 身長 163cm 体重 53kg 3サイズ スキル 朧景色効果 味方近距離タイプに、敵の攻撃ダメージを1回だけ大きく軽減する結界を張る 親愛度 コメント 低 わわ、見つかっちゃいました…えっと、氷の精霊ウェンディゴです。好きな季節は冬です。趣味はスノーボード…なんですけど、最近始めたばかりなのでまだ上手に滑れません… 中 冬のスポーツといえばスノーボードですよね!人間さん…わたしが滑れるようになるまで、練習を手伝ってくれませんかっ!?最初は手を握ってくれるだけでいいですから! 高 嫁 親愛度 セリフ 低 わたしを見つけるなんて…人間さん、すごいです 隠れるのは得意なんです!そのまま誰にも見つからないことも… 人間さん、冬は好きですか? スキーならできますよ。教えてあげましょうか? 中 いまの、見てましたか!?ちょっとだけ滑れました! ひっ…そ、そんなとこ触っちゃだめですってばぁ… 体、支えてもらえますか…? あうぅ…また転んでしまいました…手を貸してもらえませんか? 高 嫁 スキンシップ後 朝 んにゃ…おはようございますぅ… 夜 人間さん…もう寝ちゃうんですか? なでなで なんだか恥ずかしいですね…えへへ… その他 誕生日 ハッピーバースデーわたし!今年は人間さんがいるから、一人きりじゃないです! なでなで「なんだか恥ずかしいですね・・・えへへ・・・」 -- へぎそば (2014-05-08 06 23 30) 朝chu~「んにゃ・・・おはようございますぅ・・・」 -- へぎそば (2014-05-08 06 24 25) 親愛度:低コメント「わわ、見つかっちゃいました…えっと、氷の精霊ウェンディゴです。好きな季節は冬です。趣味はスノーボード…なんですけど、最近始めたばかりなのでまだ上手に滑れません…」 -- へぎそば (2014-05-08 06 26 00) 親愛度:低セリフ「わたしを見つけるなんて…人間さん、すごいです」 -- へぎそば (2014-05-08 06 26 38) 親愛度:低せりふ「隠れるのは得意なんです!そのまま誰にも見つからないことも…」 -- へぎそば (2014-05-08 06 27 09) 親愛度:低セリフ「人間さん、冬は好きですか?」 -- へぎそば (2014-05-08 06 28 02) 親愛度:低セリフ「スキーならできますよ。教えてあげましょうか?」 -- へぎそば (2014-05-08 06 28 58) 夜chu~「人間さん…もう寝ちゃうんですか?」 -- へぎそば (2014-05-09 05 45 20) 親愛度:中コメント「冬のスポーツといえばスノーボードですよね!人間さん…わたしが滑れるようになるまで、練習を手伝ってくれませんかっ!?最初は手を握ってくれるだけでいいですから!」 -- へぎそば (2014-05-12 15 21 52) 親愛度:中セリフ「いまの、見てましたか!?ちょっとだけ滑れました!」 -- へぎそば (2014-05-12 15 22 26) 親愛度:中セリフ「ひっ…そ、そんなとこ触っちゃだめですってばぁ…」 -- へぎそば (2014-05-12 15 22 56) 親愛度:中セリフ「体、支えてもらえますか…?」 -- へぎそば (2014-05-12 15 23 49) 親愛度:中セリフ「あうぅ…また転んでしまいました…手を貸してもらえませんか?」 -- へぎそば (2014-05-12 15 24 46) 名前 コメント
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642 名無しさん@ピンキー sage 2008/07/07(月) 21 57 36 ID 9TpUl/HP アルラン、アルランが足りない。 えろなし走り書き投下 643 人の話はちゃんと聞こう sage 2008/07/07(月) 21 58 37 ID 9TpUl/HP 「アルトくん!」 登校時間に後ろから呼びかけられ振り向いた。 少し視線をおろすと緑の髪がぶわぶわとせわしなく動いている。 「アルトくん、歩…くの…、早いよっ」 はぁはぁと肩で息をするランカをアルトは怪訝そうな顔で見下ろした。 「今日も仕事って言ってなかったか?」 「うん。なんかね、急に機材の関係で撮影できなくなっちゃったみたいで…」 「そういうものなのか」 「そういうものなんです」 ふう、と大きく息をついてランカが一歩先に足を踏み出す。緑の髪が歩くリズムにあわせて揺れた。 (いつもながら不思議な髪だな) 少し前をあるくランカのつむじを見つめながら、アルトの口元がわずかに緩む。 「あのね、それで―――なんだけど、―――ってことで―――… …わたし、人並みには、その…してきたけど 実際ね、まだまだなんだよね。だから今度『俺が教えてあげるよ』って言われてるんだけど」 ぴょこぴょこと動く髪に、ふいに触れたくなったアルトだがランカの言葉に思考が停止した。 (してきた…人並みに!?人並み!?しかも教えてあげるって何をだっ!?) 上の空で聞いてい自分の耳に残った言葉を繋げると、どうしてもソッチ方面にしかとれない。 しかもランカは恥ずかしそうに俯いた。首がほのかに赤い。 それがアルトの勘違いに輪をかける。 「でもね、あまり知らない男の人に…まかせるのって…、その、はずかしく…て」 「な…な…いや、なんだ。その…」 「でね、言いにくいんだけど…アルト君なら…アルト君なら知ってると思って! アルト君ならあたし恥ずかしくないから!」 「………ッ!」 「あーーーーはっはっはっ、ヒー…苦しい、それで何?ぶっ…アルト姫は何もせずにすごすごと 帰ってきたってわけだ?」 「そこまで笑ったら先輩に失礼ですよぉ」 いつもの屋上でニヤニヤと頬杖をついたまま面白そうに笑っているミハエルと オロオロと間に入ろうとするルカを睨みつけアルトは重々しく口を開いた。 「何もしてないわけじゃない」 「ま、頼まれた事はしたんだよな。せっかくのチャンスだったのにキスぐらいでき…わっ」 「…黙れ」 わざと紙飛行機をミハエルの顔面にぶつけるように投げ、踵を返す。 (なにがキスぐらい…だ…あんな…) 荒々しく階段を駆け下りながら浮かんだのは、真剣な表情で目を閉じているランカだった。 思わず足が止まる。 (あんな無防備な顔されちゃあ、何もできるわけ…ないだろっ) ぐしゃぐしゃと髪の毛をかきむしるアルトだった。 駆け出しのため化粧を自分でしてるランカ。 でもまだ顔も幼いしどうしていいのかわからないランカ。 男のメイクさんが教えてくれるっていうけど、どうしていいのかわからなくて断っちゃったランカ。 そうだ、アルト君なら化粧の事わかるかも!とか思いついちゃうランカ。 ミハエルが実は後ろにいて会話きいてて、アルトがなんか髪さわりたそうにしてたり うろたえてるのを一部始終見ていたのを知らないランカ。 ランカかわいいよランカキラッ☆
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※ タイムオーバーにより未完成 1 みなみは今日も今日とて、まるで散歩させられているかの様に、愛犬チェリーの散歩をしていた。 「チェ、チェリー、そっちじゃない……」 ベンツをくぐって塀をまたぎ、猛犬に吠えられつつ角松を曲がれば、びよりだった。 「うわぁっス!」 「チェリー引っ張っちゃダメ、チェリー……アッ」 果たしてチェリーはみなみの手から逃れ、自由を手にした一頭のシロクマとなった。 シロクマは夏になれば冬眠から覚め、冷たい海で狩りをして過ごすのが、自然のならわし。 「あひいっ、チェリーちゃん……」 ボコッ 「ちょっとそこはダメっス!」 バフッ 「やめてー!!」 猫にでくわしたネズミは、猫に噛みつくよりは、素早く逃げて隠れる方が長生きできる。 それはひよりとて例外ではないのだ。 一人と一頭は、どこか遠くに走って行ってしまった。 残されたみなみは、ただ自然の壮大なる原理に圧倒されるしかなかった。 「チェリー……」 分岐 A:ひよりんの反撃!!→そのまま進む 分岐 B:助けに船とは…→リンク先 2 死神が追いかけてくる。恐怖の顕現が。 私の命ともいえる左手を噛み砕かんとして、白い悪魔が疾走する。 私が何をしたと言うのだろう? 犬を撫でるとき、利き手を使うのは普通のことだ。それとも、ただそれだけの事が罪悪だと? 絵を描くための魂とも言えるこの手は、他のくだらないことに使ってはいけないと? そんなはずはない。 家族という――たとえそれが動物でも――大切な存在に触れることは、否定されるべきではない。 創造が脳の役割で、左手はそこからの命令を実行するだけの道具であるとは思えなかった。 道具にも魂は宿る。人と人のつながりの様に、人と物の間にも同じ関係は成立する。 だから私は、この左手ですべてに触れたい。 触れて、知って、描いて、また別の物に触れて、新しいことを私達の中に取り入れて、また描きたい。 もちろん、これは私だけの考えだ。 あの犬にはまるで関係のない理由であって、相手にとっては『匂い』という穢れにしか思えないのだろう。 だから、うん。仕方が無い。 敵視されること仕方が無いけれど、私だってこの手は守らなければいけない。 振り返ると、既に岩崎さんの姿は見えなくなっていた。 犬だけが私を追いかけていて、通行人たちもまるで助けようとはしてくれない。 それでもいい。 周囲を見回しているとアニメショップが見えた。 逃げ込めば、きっと誰かが助けてくれる。 それはわかっていたのだけれど、私は逃げることを選ばなかった。 私は店の入り口前で立ち止まると、背後から追ってくる犬のほうに向き直った。 足を止めた獲物に対して、捕食者は当然のように飛び掛ってくる。 私は右腕を前に突き出して獣の突撃を受け止めると、勢いに吹き飛ばされる前に身体をねじり、受け流した。 ガードレールに身体を打ち付けた犬は「ギャン」と鳴いたかと思うと、頭を振ってすぐに立ち上がった。 さすがゴックだ、なんともないぜ……そんな言葉が脳裏に浮かんだ。 しかし、その時には私も素手ではなくなっていた。 「ごめんね、チェリーちゃん。私から他の犬の匂いがするから怒っているんだよね?」 私は謝りながらも、構えをとって距離を縮める。 店頭に置かれていた無料のポスターを両手で持ち、私は言葉を続けた。 「だけど、私も負けられない。左手という相棒を守るために、私ひとりの力で勝ってみせるッス!」 私の叫び声に呼応するかのように、犬は私をめがけて突進をしてきた。 噛み砕かれたポスターが、四散したアニメキャラの顔が風に舞う。 間髪をいれずに左手を狙ってくる攻撃を、私は新しく抜き取ったポスターで受け止める。 円柱状の傘建てのような物に入れられたポスターは残り18本。 「目を狙ったりはしたくないんだよね。どうにかして、あの口を塞ぐことさえ出来れば……」 不安と興奮で呼吸を荒くしながら、私は宣伝用のポスターを剣にして犬と対峙した。 急がなければ、他のお客によってポスターは持っていかれてしまう。 レヴァンティン(ポスターの剣にたった今つけた名前)の切っ先をチェリーちゃんに向ける。 私は大きく息を吸うと、犬に向かって跳躍した。 3 (みなみ視点) 「…チェリー!」 …私たちが吼える声を聞きつけてやってきたときには…田村さんはすっかりチェリーに襲われていた。 「やっ…服は駄目ッス…アッー!」 顔を真っ赤にした田村さん。服をボロボロに破かれ、あられもない姿を見せ付けていた。 ……これがゆたかだったら、私は興奮に耐え切れずゆたかの服を剥がs…いや、なんでもない…。 とにかく、利き手の左手だけはしっかり守り抜いているあたり、田村さんも根性があるなと思った。 「ちょっ、そこは駄目ー!やーめーてー!!!」 …そうだ、ただ見ているだけじゃ駄目だ。このままでは田村さんが丸裸にされてしまう。 一体どうすれば……。 そうだ…成功するかどうかはわからないけど、あれを試してみよう。 こうみえて岩崎家は忍者の末裔。…あの忍術を使えば何とかなるはず……。 「忍法……変わり身っ!!!」
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89 :LVネタ1/5:2010/02/16(火) 01 43 56 ID ESYgld1G LV1 なにアンタ? キモいから近づかないでくれる? LV5 助けてくれんのはいいんだけどさ―。 もっとイケメンに助けられたかったしー。 LV10 何でアンタに男遊び止めろとか言われなきゃいけないわけ? 助けたからって調子のんないでよオタク! LV15 アンタ何読んでんの? ニーチェ?何それ?レストラン? LV20 借りた本返すね。 感想?ゴメン全然わかんないわ。 LV25 そーいや、こないだ助けてもらったお礼、まだしてなかったっけ? マック奢りでいい? LV30 テスト近いから勉強教えてくんない? じゃあ5時に図書館ね。 LV35 (着信音)はい…あぁユミ? カラオケ?うーん、その日約束があんだよね。 うん。○○と。エヘヘ… …ちょっと!変なこと言わないでよ! アイツとは別に…その、何でもないんだから! LV40 (授業中)ムニャムニャ…エヘヘ…○○ぅ… LV45 やっぱり○○も、櫻井さんみたいなおしとやかな子が好みなのかな…? LV50 はい、○○。 あ…開けてみれば? い…一応、世話になったから…二日遅れだけど ぎっ…義理チョコだってこと示すために二日遅いんだからねっ? (い、言えない… 渡した後の妄想に夢中になって二日も過ぎちゃったなんて…) 90 :LVネタ2/5:2010/02/16(火) 01 45 12 ID ESYgld1G LV55 (クチュクチュ)あぁん…○○… 切ないよ…○○ぅ… アタシのキモチ…気づいてよぅ…○○ぅ… LV60 どうしよう… 勉強じゃ櫻井さん、スポーツでは成宮さんに敵わない… このままじゃアイツが…○○が二人に取られちゃうよ… どうしたら… LV65 ○○、手コキしたげよっか? 大丈夫!アタシ慣れてるから。 一杯キモチよくなっていいよ… LV70 …あ、起きた? 何って、フェラだよ? おっぱいでも挟んでるから、パイズリフェラかな? んふふ~、ここビンビンにしてそんなこと言っても、全然説得力ないよ? あ、ビクビクしてきた。イっちゃう? イっていいよ。○○のザーメン飲ませて欲しいな… LV75 ねぇ、○○… ○○って、まだ童貞でしょ? 別に恥ずかしがらなくてもいいじゃん。 もう色んな事してきたんだしぃ。 だからさ…アタシとしようよ? 丁度ここにゴムもあるし、いいでしょ? …そんな…アタシこそ、処女じゃなくてゴメンね… LV80 ねぇ、○○はオシリでするのって興味ある? 会う前に、中洗って綺麗にしてきたんだけど… こっちはしたことないし、○○に初めてをあげられるよ。 ローションも買ってきてあるし、どう? ○○が満足するまでしていいよ…? 91 :LVネタ3/5:2010/02/16(火) 01 45 53 ID ESYgld1G LV85 こんな関係止めようって…どういう意味? やっぱ…アタシみたいな淫乱はNGかな? 櫻井さんとか、成宮さんみたいな女の子が良いの? 違うって…何が違うのかハッキリ言ってよ! アタシ櫻井さん達と違ってバカだから、何がダメなのか言ってくれなきゃ分かんないよ! (バタン!ダッダッダッ…) LV90 あ……おはよう。 …あの、昨日はゴメンね。 アタシ櫻井さんみたく頭良くないし、スポーツも成宮さんの様には出来ないから… ○○の気を引ける事っていったら…SEXとか、体で繋ぎ止める事しか思い付かなくて… 迷惑だったよね? ○○が嫌っていうなら…もうしないから… グスッ…だから… アタシの事見捨てないでぇ…嫌いにならないでぇ… 好きぃ…○○が好きなのぉ… 何でもするから…お金でもカラダでも… ○○が望む事なら何でもするから… アタシから離れようとしないでぇ…え? これ…開ければいいの? !! これって…指輪…? 婚約って…○○、アタシと? でも、櫻井さんと成宮さんから告白されてたんじゃ… (チュッ)!!!! なな何を…! …アタシが良いって…○○本気? 信じて…いいの? うっ…うわああぁぁぁ~ん! ○○…ありがとう…大好き! 92 :LVネタ4/5:2010/02/16(火) 01 46 49 ID ESYgld1G LV95 アアン…チュ…○○ぅ…しゅきぃ… おっぱいもモミモミしてぇ…アヒッ…乳首はコリコリしちゃあ… もうらめぇ…止まらないのぉ… ○○にあんなプロポーズされたら…愛しい気持ちが溢れちゃうのぉ! 我慢できないのぉ…来てぇ… オ×ンポ来てぇ! …アヒィン!もっと突いてぇ! アタシのオマ×コ、これからずっと○○のモノなのぉ! だから○○のチ×ポのカタチ、しっかり型にハメてぇ! もうアタシ、○○がいないとダメなのぉ… ○○以外とのセ×クスなんて考えられないのぉ! あひぃん!○○のオ×ンポ、カタくてフトいぃ! ンチュ…○○…しゅきなのぉ… もう何処にもいっちゃやぁ! アタシの所にいるって約束してぇ! ああぁっ…くる! イク…イっちゃうぅ! 一緒に…膣内に…だしてぇっ! あぁ…ふぁっ…あふぁぁぁぁぁっ! ○○…気持ち良かった? そう…良かった。 …え?アタシ? えっと…その…今まで一番…うん…気持ち良かった。 潮なんて初めて噴いたし。 ○○と結ばれた後なんだもん。 気持ち良くて、何も考えられなくなっちゃうなんて、当たり前じゃん♪ …もう…またこんな大きくして… ○○以外の事…何も考えられない体にしてね…ア・ナ・タ? 93 :LVネタ5/5:2010/02/16(火) 01 47 11 ID ESYgld1G LVMAX (チュンチュン) 健治ー?希美ー? もう七時半よー? 起きなさーい! 学校に遅れるわよー! はい、おはよう。 ほら二人とも、早く朝御飯食べて学校行きなさい? 今日は小学校の運動会でしょ? もちろんお父さんもお母さんも見に行くからね。 確か、健治は組体操で、希美はダンスだったっけ? 応援してるからしっかり頑張ってね! はい、行ってらっしゃーい。 さてと、寝坊助のお父さんも起こさなきゃね。 あなたー?朝よ―? 今日は子供達の運動会の日なんだから、ちゃんと起きて下さ―い? (モゾ) あぁん…ちょっとぉ…こんな朝から… (クチュクチュ) あぅぅん…ダメよ…ご近所に聞こえちゃう… そんな…やらしいだなんて…あなたに弄られたら濡れるに決まってるじゃ… はひぃ…ちくびは弱いのぉ… ダメぇ…昨日もいっぱいしたのに…私まで我慢できなくなっちゃう… (ヂーッ) ああぁ…あなたのオチ×ポ…朝からこんなに逞しい… もう…仕方ないわね…運動会の始まりには間に合うようにしましょうね…あなた…