約 1,218,231 件
https://w.atwiki.jp/when_they_cry/pages/494.html
「よし……ここらでいいな。 へへへ……」 人気のまったく無い、学校の校舎裏……。 日陰になり日光のまったく当たらないそこはとてもうす暗く、梅雨時のジメジメした空気をより一層重く感じさせていた。 その普段なら誰も近寄らないような場所で、その男、前原圭一は嫌な含み笑いをしていた。 彼はこれからここで自分が起こす出来事を思い浮かべると、くっくっくと堪らなさそうな笑みを浮かべる。 そしてそんな不気味な圭一のそばには、ある二人の少女が不安そうな顔で彼に付き添っていた。 「いったいなんなんですの、圭一さん。 わ、わたくし達をこんなところに連れてきて……」 「みぃ……なんだか今日の圭一、少し怖いのです。 何を考えてるのですか……?」 その二人の少女……沙都子と梨花の問いに圭一は何も答えない。 ただあいかわらずの含み笑いをするだけである。 それが余計に二人の不安感を一層煽っていく……。 授業終わりの放課後。 とある事情で、沙都子と梨花の二人は圭一にこの校舎裏に連れて来られていた。 この怪しげな場所に……。 元は営林所を間借りしている学校なだけあり、ここの敷地内には工事用具などが置いてある倉庫が多くたたずんでいる。 二人が連れてこられたこの校舎裏もそのご多分に漏れず、外からはほとんど誰の目も届くことが無くなるほどの死角地帯になっていた。 まだ太陽が空に浮かんでいるこんな昼間でも、おそらくまだ校庭や教室に残っている生徒にも、ここに人がいるなどと知られることはないだろう……。 誰にも見られる心配がなく、そして余計な邪魔が入る心配も無い場所……。 その響きはどう考えても健全と呼べるものではない。 圭一はこれから自分がしようとしているゲームに最も適した状況に、おもわず口元をにやけさせた。 「くっくっく……さーて梨花ちゃん、沙都子。 これからここで何をするかわかるか?」 邪悪な微笑みを浮かべながら、圭一が二人に質問する。 だが沙都子と梨花はわかるわけがないと、フルフルとその可愛らしい顔を振るのみだ。 「わ、わかるわけありませんわ。 一体何を考えてますの、圭一さん……」 「ボク、怖いのです……ボク達これから何をされちゃうのですか……?」 お互いがお互いを庇うように、身を寄せ合いながらフルフルと震えていく沙都子と梨花……。 まるでこれからこの男にイタズラでもされてしまうといった感じの怯えっぷりだ。 そんなに怖いのならば逃げ出せばいいのに……といったところだろうが、二人にはそれが出来ないとある事情があった。 もはや恐怖の対象とすらいえる圭一を目の前にしながら、沙都子と梨花は自分達がこの境遇に陥っている原因を思いだしていった……。 今日も一日の授業が終わり、自分達をはじめとするメンバー五人で毎度おなじみの部活を行った。 お題はトランプだったか、それとも犯人当てゲームだったか……。 今の沙都子と梨花にとってはもはやそんなことはどうでもいい。 とにかく、自分達はその部活での「敗者」になってしまった。 運が悪かったのかそれとも実力によるものなのか、見事に同着ビリナンバー1を二人で手に入れてしまったのである。 だがそれだけならまだ望みはあった。 罰ゲームはもちろん嫌だが、一位の人間によってはまだガマンできるものもあるからだ。 せめて魅音かレナが一位を取ってくれたなら……。 そんな甘い考えが二人の頭の中をよぎっていた。 事実二人のビリがほぼ決まる直前は、まだどちらかがトップになるかのようにも思えたのだ。 だが、現実は非情だった。 沙都子と梨花がビリだと決まった途端、あの男が驚異的なスピードでトップに躍り出たのである。 それが今自分たちの目の前にいるこの男……。 前原圭一だった。 圭一はそれまではわりと普通のゲーム運びだったくせに、沙都子と梨花のビリを見届けるとイカサマじゃないかと思えるほどの試合運びで見事トップを勝ち取ったのである。 結果……少なくとも今この時間だけは、梨花と沙都子の人権は全て圭一に委ねられた。 この薄暗い校舎裏でどんなことをされても、どんなことをさせられても少女達には拒否する権利は無いのである……。 「へへへ……さぁ、いったい何をしちまおうかなぁ? 沙都子と梨花ちゃんは、これから俺にどんなことされちまうんだろうなぁ~? んっふっふ……」 「ス、スケベな顔ですわ……。 わたくし達、この男に何をされてしまいますの……」 「今の圭一は悪いネコさんなのです。 これは絶対ロクでもないこと考えてるお顔なのですよ、沙都子……」 どこぞの刑事がするような笑い方をする圭一に、沙都子と梨花は一層不安を募らせていった。 すると圭一はニヤリっと口元を曲げ、悪意とも取れるような邪悪な顔をして彼女達に口を開いた。 「二人とも、一応確認しとくぜ? 俺たち部活メンバーのルール……敗者は勝者の言うことをなんでも聞く、だったよなぁ?」 「……そのとおりですわ」 「……はいなのです」 圭一の念入りな「再確認」に、二人は憂鬱な顔で答えた。 部活の罰ゲームは、絶対。 どんな嫌なことであってもかならず実行しなければならない。 それだけは圭一がこの雛見沢にくる前から部活を行っていた二人には、痛いほどよくわかっていることだ。 絶対服従を意味するこんな「確認」までして、一体この男は幼い自分達に何をするつもりなのだろう……。 まさかこんなにも幼い自分達に、この男は卑猥なことをしようとしている? それを一瞬でも考えると、二人の体に寒気がするほどの悪寒が襲ってくる。 そんな中、沙都子は勇気を振り絞ってその言葉を……言った。 「あの……け、圭一さん。 せめて梨花は……梨花だけは勘弁してあげて下さいませんか……?」 自分だって本当は怖いだろうに、沙都子はそう健気に言った。 どうせ二人とも手篭めにされるのなら、せめて親友である梨花だけはなんとか助けて欲しいと勇敢にも圭一に願い出ていったのだ。 そしてこれは圭一にとっても予想外のことだった。 てっきり二人して自分に怯えるだけの羊になるかと思いきや、まだ他人をかばう余裕があったのかと、圭一は沙都子の言葉を少しだけ聞いてやろうという気になっていった。 「ほぉ……梨花ちゃんだけは、だって? それはどういうことだぁ、沙都子」 「……はい。 圭一さんがわたくし達に何をしようとしてらっしゃるかわかりませんけど、どうか梨花だけは見逃してあげて下さいまし。 いやらしいことをしたいのなら、どうかわたくしだけで……」 そう圭一にすがるようにしながら言うと、沙都子は健気にも小さな頭をペコペコと下げていく……。 本来ならこれは敗者である「二人の罰ゲーム」である。 沙都子のこのお願いは、さきほど確認された罰ゲームは絶対というルールを破ってくれといっているものだ。 それはメンバーならば絶対にしてはいけないことであるし、圭一もこんなメリットのない提案をわざわざのむ必要はない。 だが沙都子はそんなこともわかっていて、それでもなお親友の為に目の前の圭一に頭を下げていくのだ。 「おねがいします、圭一さん。 どうか梨花は、梨花だけは助けてあげて下さいまし……」 「ほっほ~。 梨花ちゃんだけは、ねぇ? んーどうするか……」 「はい……おねがいしますわ……」 スケベなこと考えてます丸出しの圭一にも、あくまで丁寧に頭を下げていく沙都子。 彼女にとっては梨花は一番の大親友。 もしかしたら友情以上の感情も持ち合わせているのかもしれないが、それは今は関係ない。 とにかくこのスケベ男の毒牙から梨花を逃れさせようと、可愛らしい金髪の頭をペコペコと降ろしていった……。 そんな必死に自分をかばっていく沙都子の姿に、当の梨花も黙っていられるわけがない。 「さ、沙都子、そんなのダメなのですよ。 これは二人の罰ゲームなのですから、ボクちゃんとも罰を受けるのですよ……」 「梨花は黙っていてくださいまし……。 こんなことに付き合うの、わたくしだけでいいんですわ。 わたくし一人だけで……」 「で、でも……でもでも、そう言うならボクだって。 ボクだって沙都子のこと……」 沙都子がこんなにも自分を想ってくれているように、自分だってあなたを負けないくらいに想ってる。 梨花はおもわずそう続けようとした。 だが、梨花は考えた。 長年生きている自分だからこそ、沙都子とはちがうやり方でこの状況を脱せないものかと……考えた。 こんなスケベ男に愛する沙都子を取られるわけにはいかない。 なんとか方法がないものかと少し考えて……しばらくするとすぐにその答えは見つかった。 大丈夫、普段からよくやっていること。 私はこの変態男からあなたを守ってあげるわ……。 心の中でそう唱えると、梨花はあのにぱ~♪とした笑顔を作りながら圭一に大胆な行動にうってでていった。 「……け、圭一~♪ だ、大好きなのですよ~♪ にぱ~♪」 この状況でいきなりこれはちょっとわざとらしすぎるかなとも思ったが、梨花はそんな甘いセリフを吐きながら目の前の圭一に向かって駆け出していった。 できるだけ可愛さをアピールできるよう両手を広げると、梨花は目の前にいた圭一にガバっと抱きついていったのである。 「おおっと……ど、どうした梨花ちゃん? いきなり抱きついてきたりして……」 「圭一~けいいちぃ~♪ ボク、圭一のこと大好きなのですよ~♪ 」 「ん……へへへ、どうしたんだ急に? 梨花ちゃんらしくねぇなぁ……」 梨花の予想だにしない行動に、圭一は当然驚きの声をあげる……が、わりと冷静に抱きついてきた梨花の頭をナデナデしていった。 てっきり慌てふためくと思っていたのに……圭一の意外な平静っぷりに、梨花はおもわず心の中でチッと舌打ちをした。 だがここで演技を止めるわけにはいかない。 この男をなんとか誘惑しなくては沙都子を救えないのだからと、梨花は更に猫撫で声で圭一に甘えていく。 「あの……あのですね、圭一? ボク、お願いがあるのです……。 大好きな圭一にぃ、お~ね~が~い~なのです~♪」 「ほー……お願いねぇ。 なんだ梨花ちゃん、言ってみろよ?」 しめた、と梨花は思った。 やっぱりこの男単純スケベだ、とも思った。 できるだけウルウルとしたひとみを作りながら、梨花は上目遣いで圭一の顔を見つめていく……。 「その……エ、エッチなことがしたいならボクに……ボクだけにシて下さいなのです♪ 沙都子にはしないで……ボク、嫉妬しちゃうのですよ? みぃ……♪」 「おいおい梨花ちゃん、俺がいつそんなことするって言った? まだ罰ゲームの内容は言ってないぜ?」 「みぃ、隠したってわかるのですよ……。 圭一はボクにシてみたくはないのですか? すごくエッチなこと……」 「………………………」 顔をほんのりと赤くしながらの、幼女の甘い囁き……。 それに圭一が反応しないはずがなかった。 本来なら彼には別の目的があったのだが、この梨花の誘惑にはおもわずゴクリと生唾を飲み込まずにはいられない。 いっそこのままこの要求を受け入れてしまおうか……などと考えていると、それをポカンとしながら見ていた沙都子も負けじと口を挟んでくる。 「な、何しているんですの梨花! わ、わたくしがすると言ってるでしょう!」 自分が梨花を守るはずだったのに、いつのまにか自分の方がかばわれてしまっている。 沙都子はその場をダっと駆け出すと、梨花と同じように圭一の体に抱きついていった。 ちょうど彼のお腹のあたりにしがみつき、梨花よりも勝っている部分を餌にして「お願い」していく。 「ぺ、ぺったんこな梨花なんてどうせよくありませんわよ? わたくしの身体の方が、レディーとして上等なんですから……♪」 そう言って沙都子は、ムニュムニュ♪っと自分の微乳を圭一の下腹部に押し当てていった。 もちろんこの言葉も梨花を守るためのものであって本心ではない。 だが今はなんとしても圭一を自分に欲情させ、「自分だけ」に興味を引かせることが必要なのだ。 そう考えた沙都子は、唯一梨花に勝っている点。 年の割にはやんわりと膨らんでいる乳房で圭一を誘惑していったのである。 大きさで勝っていることは、普段お風呂に一緒に入っているので分かっている。 ムニュ、ムニュ、ムニュニュニュ♪ 「ほら、ほら、圭一さんどうですの? わたくしも少しは育ってるんですのよ、ほら、ほら、ほらぁ♪ 梨花よりいいでしょう? 膨らみかけのおっぱい、圭一さんの大好物ですわよ……♪」 「お、おおう、こ、これは……沙都子、おまえ……」 プニュップニュッと押し付けられてくる感触に、圭一ははからずも欲情してしまった。 そのおっぱいを押し付けられて気持ち良さそうな顔をする圭一に、隣にいた梨花も嫉妬したとかしないとか……。 沙都子に負けじと自分のナイチチをペタンペタンと、圭一の下腹部に押し当てていった。 「圭一、けいいちぃ、ボクの方がいいですよね? 圭一はつるぺったんな女の子が好きだって、この前も言ってたのです♪ ボクちゃんと覚えてるのですよ? にぱ~♪」 「あ、ああ、俺は梨花ちゃんみたいなのも好きだぜ……って、おお、こ、これは……」 沙都子とはまたちがった感触が、圭一の頭をとろけさせていった。 柔らかさはまったく感じないが、制服越しにコリコリとした二つの突起がこすり付けられるのにおもわず勃起しそうになった。 左側には梨花、そして右側には沙都子……。 二人の幼女が揃って自分を誘惑してくるという有り得ない状況に、圭一はおもわずこのまま二人とも押し倒したくなる衝動に駆られた。 この年で男である自分に胸を押し付け、したたかにも自分を選べと誘ってくるなどと……なんてけしからんのだと。 いっそこのまま計画を変更し、二人とも俺が頂いてしまおうか……などといった甘い誘惑が頭の中をよぎっていく……。 だが圭一はなんとかその誘惑を断ち切ると、クールな頭で当初の目的を推し進めていこうと考えた。 今も自分の身体にプニュプニュ、コリコリとたまらない感触を押し付けている二人の幼女の頭にポンっと手を置いていく。 「安心しろ二人とも……。 そんなことしなくても、俺は君達の体に指一本触れるつもりは……ない!」 「「…………ふぇ?」」 圭一の予想だにしない言葉に、沙都子と梨花がキョトンとした顔をする。 困惑する彼女達を安心させてやるように、圭一はそのまま頭をナデナデしてやった。 「はっはっは♪ 俺が仲間であるおまえらにそんなことするわけねぇじゃないか~♪」 そうしてナデナデしてやると、圭一は二人に安心感を植えつけるようにわざとらしい明るさを作っていった。 そのなんとも信用できない作り笑顔に、沙都子と梨花は嫌な予感を感じないはずが無かった。 「圭一は悪いネコさんじゃない……わけないのですね」 「ええ……もちろんちがいますわ、この疑わしい笑顔は。 もっとも言っていることは嘘ではないようですけど……」 圭一が自分たちの身体に触れない、という言葉自体は信用していいのかもしれない……。 だがこのスケベ男がそれ以外の卑猥なこと……。 ろくでもないことを考えているのはそのいやらしい顔を見れば明白だった。 そもそも何もする気が無いのなら、こんな人気の無い校舎裏に自分達を連れて来る必要はないのである。 スケベ王ともいえるこの前原圭一が、罰ゲームというおいしいチャンスを逃すわけがない……。 それを沙都子と梨花はこの年にしてすでに経験で知っていた。 そして二人の想像どおり圭一はクルっとその場で背後を振り返ると、すぐそばの倉庫の影あたりに声をかけていったのだ。 「お~いお前ら、そろそろ出てきていいぜ~?」 -
https://w.atwiki.jp/when_they_cry/pages/371.html
その日、鉄平は新装開店したパチンコ店で朝から打っていたが昼過ぎには軍資金が 尽きてしまった。 ソープに行く金を弾き出そうとしていたのに、もうタバコ銭すら残っていない。 前の晩は、裏ビデオを見ながら二回も放出した。だが、今日は女を抱かなければ情 欲の虫がおさまりそうもなかった。帰り道、鉄平の悪の虫が騒いでいた。 昨晩、鉄平がボリュームを上げて裏ビデオを見、マスをかいている間、沙都子は壁 の方を向いて耳を押さえていた…。 鉄平にはおかしな趣味はないが、裏ビデオの喘ぎ声に、耳まで真っ赤にして耐えて いる少女の姿を見ると、もっと恥ずかしい目に遭わせたら、どんな表情をするか、見 てみたい気がしないでもない 沙都子のグリーンのセーラー服のスカートの中から甘いが匂いが洩れることがある。 リナのような女盛りの匂いではなく、沙都子のそれはみずみずしいもぎたての果実の 匂いであった。 (乳臭いだけのガキの匂いとはちがって、あの匂いは、女になりつつある女体の匂い なんだ、もう、沙都子は男を迎える漫丁備ができているんだ) 鉄平は自分勝手にそう思っていた。 原付を玄関脇につけて、家に入る。 沙都子はすでに帰宅しているようだ。スニーカーが、玄関の床に揃えておいてあった。 浴室でシャワーを使っているらしい音がしている。 鉄平は足音をしのばせて、浴室に向かった。 脱いだばかりのセーラー服が洗濯機の上に乗っていた。彼はそれをつまんで、鼻に近 づけた。 甘い少女の匂いが残っている。 鉄平は洗濯機のなかをまさぐって、沙都子が脱いだばかりのパンティを掴んだ。微かな シミが白いパンティに名残をとどめていた。 そして、ほのかな性器の匂いが、ツンと鼻を刺す…。 浴室でシャワーを浴びている沙都子は、鉄平の帰宅にまだ気がついていないようだ。 パンティを投げすてると、鉄平は浴室のドアをガラっと開けた。 「あ、叔父さま…!」 あまりのとつぜんのことに、沙都子が生まれたままの裸体で立ちすくんだ。 白く幼い肉体から湯気を放っている。 沙都子はあわてて背中を見せた。 「沙都子……おれが背中を流してやる」 上体のシャツを脱いで、パンツ一枚になってから、鉄平はズカズカと浴室に入った。 「いやーっ、出てって!」 シャワーの器具をタイルの床に置いて、沙都子が前を隠した。 「おれが背中を流してやるって言ってるんだ」 大きな声を出して、鉄平が恫喝した。 「出てって、ああ、出てって!」 鉄平は恥ずかしそうに胸を隠している沙都子の乳房に手を回した。 少女の手をどけて、鉄平の手がプリプリはじきかえす乳房の肉を掴む。 シャワーから出ているお湯が、沙都子の顔のまえでしぶきをあげている。 「こんなお尻が発達して……ふふ、沙都子ももう一人前の女だ」 少女のうしろからイヤらしい手が伸び、丸いヒップを撫でていく。金色の 産毛が、その体が新品であることを証明してくれているようだ。 朱色に染まって割れている腎部のカーブが蠱惑的だった。シャワーの湯を 浴びて、鉄平のパンツもびっしょり濡れている。その上体はすでに裸だった。 鉄平がシャワーのノズルを沙都子の乳房にあてがった。 「ほれ、こっちを向け」 「いやっ、恥ずかしい…」 鉄平が沙都子の肩を抱いた。 「いいから、オッパイだけ、流してやる」 「いやです……どうしてそんなことするの」 「ほれ……オッパイに当てるといい気持ちだろ」 沙都子は鉄平のもつシャワーのノズルが、乳首をズキッと刺激するのを感じた。 シャワーの湯しぷきが、一瞬鉄平の目を直撃した。目をぬぐっている鉄平の隙 を見て、沙都子は裸のまま、浴室から逃げようとした。 が、浴室から足を抜いたとたん、鉄平が沙都子の足首を掴んだ。 「逃げようったって、そうはいかないんだよ」 鉄平の手が少女の濡れた髪の毛を掴んで、引きずり戻した。 ぶるぶる震えている少女の肩から胸にかけて、鉄平がシャワーのノズルを向ける。 水流が全身をつたい流れていく。 「立って、こっちを向くんだ」 鉄平が鋭く命令した。 「いや・・‥自分でシャワーを使いたいの」 「立つんだ!」 強引な鉄平の怒声に、沙都子は、もう逆らえなかった。 「沙都子、いい子だ、さ、前を向いてあんよを広げな」 鉄平が珍しく猫撫で声を出して、沙都子を立たせた。いやいやをしながら少女は恥ずか しそうに前を向いた。 片手で胸を、もう片方の手で股間を隠している。 鉄平が胸に当てている沙都子の手をはずした。 小学6生にしてはよく発達した乳房だった。青い果実が女として熟れようと、 精一杯に内側から張り始めているように見える。 それにしても、サイズはAカップマイナスというところであろうか。 鉄平が沙都子の体を抱いて、乳房に歯を立てた。 「ああ、痛いッ」 沙都子の青い果実のような乳房に、鉄平の歯形がはっきり残った。ピンク色の柔肌が ささくれて、赤く血が滲んでいる。 「叔父さま、ああ、やだ、もうやだあっ…!」 「いやか、え、おまえの体に俺の歯形がつくのがいやかぁ?」 鉄平が歯形をつけた乳首のまわりを、舌で舐めた。 沙都子には鉄平が狂っているとしか思えなかった。狂犬に逆らったら、どんな目にあわ されるかわからない…。 「そら、もっと大きくアンヨを開くんだ」 恐怖の中で、沙都子が恥ずかしそうに両足をひろげる。 「もう、噛まないで」 沙都子が泣きそうな声で言いながら身をよじった。 「ふふ、いうことをきいたら、もう、噛みはせん」 鉄平が立っている沙都子の秘唇を真下から覗きこんだ。 薄毛ひとつ生えていない肌色の亀裂、それはもぎたての果肉のようでもあった。 「いや……見ないで、叔父さま…」 鉄平が両手で下肢を裂いて、突き出した舌で、若葉を割った。割れると秘肉から、なまな ましい尿道口まで見える。 「アウッ、いやっいやっ」 沙都子が腰を引いた。 ヴィーナスのような美しい少女の裸体がそこにある。犯しがたいほどの、清純な輝きを もった体だった。 沙都子の下肢を抱いて、鉄平が少女のクレバスにキスをした。濡れた秘唇がひらいた。 鉄平が舌を突き出して尿道ロをまさぐる。 「あうーっ、そんなことしたら、あぁーっ、オシッコが出そうになる…!」 沙都子が叫んだ。 「オシッコがしたいのか、えぇ?」 鉄平の目が輝いた。 「いや…、トイレに行かせて」 「だめだ、ここでしゃがんでするんだ」 「ダメ……ああ、お、叔父さまが見てるんだもん」 必死の抗議を無視して、鉄平が沙都子をタイルの上にしゃがませる。白い太ももがまぶしい程だ。 「さあ、沙都子、ここはお風呂だから漏らしてもいい。さ、小便をしてみせな」 「あ~、お顔をあっちに向けてぇ…」 沙都子の哀願を鉄平は無視した。その瞬間、泣きそうな顔で尿意を我慢していた沙都子の内 腿から、小水が虹のように放射された。 終わると、力が抜けた沙都子の隙をついて、鉄平が唇をふさいだ。 「あ、んぐぅ……やだぁっ、叔父さまっ…」 しっかりと唇を割って舌を突っ込んでいく。少女の口腔は熱く濡れていた。 あまりにも惨めで残酷なファーストキスに、沙都子の目尻から涙がこぼれ落ちた。 あばれる少女の唇をおおって激しいキスをしながら、義雄は弾力ある小さな乳房を掴んでいった。 湯を拾びた青い果実は、ほんのり朱色になっていた。 「いいオッパイだ…」 唇を離した鉄平が、乳首を吸った。 乳頭の窪みから、水蜜桃のような味がしている。 「イ、イヤ……」 沙都子は、悪寒をおぼえて身をよじった。 「もう出てって、ああ、おねがい」 むろんそんな願いに耳を貸すはずもなく、鉄平は 片手で乳首を揉みながら、 両脚の付け根に指を触れた。びっくりするほどねっとりした割れ目が、熱く燃えている。 「あー、いやいや! そんなふうに、ああ、いやらしいこと、しないで」 沙都子が泣きそうな顔を左右に振った。 まだ子供のような丸い顔をしているが、胸から突き出した果実のような乳房、 しなやかな腰のライン、そして白桃のように産毛がはえた白い肉体、その全てが 男心をそそる。 鉄平がシャワーを、沙都子の全身に浴びせた。 「あ、自分でさせて」 「いいから、な、沙都子は俺の言いなりになってればいい」 「だ、だって、恥ずかしいから…」 半泣きの少女を立たせてシャワーを使っていた鉄平が、いきなり股間の真下に頭を入れた。 少女のヒップを掴んで、ペろペろと舌を使って秘花を舐める。 「ああっ、イヤ、そんな恥ずかしいことしないでぇっ…」 逃げようにも、鉄平はしっかりとヒップを掴んで爪を立てていて抜け出せない。 その舌がいやらしい動きをしている。可愛いクリトリスをしゃぶり、膣肉を舌で分ける。 処女の秘孔から、ねっとりした蜜液が溢れ出した。 「いやっ、ああ、ダメェ…」 鉄平が舌で花びらを広げながら、シャワーのノズルを敏感な肉の芽に当ててきた。みずみ ずしい秘唇がシャワーの圧力で、もぎたての果実を割ったようにパックリと開く。、 それを見た鉄平の股間の肉棒がいきり立った。 「沙都子―」 鉄平がいきなり沙都子の肩を掴んで、少女の面前にどう猛な男根を突き出した。 「よく見ておけ、こいつをおまえのアソコに入るんだ」 沙都子は思わず失神しそうになった。見るからにどう猛な亀頭の肉傘が、真っ赤になって 腫れあがっている。 こんな大木の根っこのように逞しく太いのが、性器に丸ごと入るなんて信じられなかった。 「沙都子……しゃぶらせてやる」 鉄平が、いやいやをしている沙都子の髪の毛を、ひっつかんだ。沙都子の顔を掴んで、 そそり立った獣のシンボルを、少女の淡い唇に突っこむ。 「ンググ‥・ぐぼっ…!」 沙都子が瞼を閉じた。耳たぶまで真っ赤に染まっている。沙都子は、生まれてはじめて見る 肉棒を、いきなり唇に含まされてしまったのだ。 凶器のような亀頭の肉傘が、口中でピクピクと脈を打っている。なまなましい剛直が 少女の小さな舌のうえであばれまわった。 鉄平は存分に唇を犯し尽くしたあと、タイルの床に沙都子を寝かせた。 そしていやがる沙都子の両脚を思い切りひらかせた。 「やめて……ああ、いやーっ、もういやーっ」 もがく沙都子を床におさえつけて、大理石のように白い両脚を上に持ち上げる。 鉄平が生まれてはじめて見る処女の肉細工が目の前にあった。 鉄平が、ひらいた女芯に舌を這わせ、クリトリスの根元をしゃぶりたてていく。 「あうーっ、うっ、うぅっ…」 沙都子は、もう完全に泣き出してしまった 「感じるだろ、えぇ?、沙都子」 鉄平が唇のあいだに肉の芽をはさんで、舌を使っている。 沙都子が必死に顔を両手でおおった。 男がどうしてこんな恥ずかしいことするのか、まだ子供の沙都子にはわからなか った。鉄平の舌が、敏感なクリトリスをつついている。 「見ないで・・・・‥恥ずかしいから、叔父さまっ…」 沙都子がしゃくりあげながら訴える。 鉄平の指が少女の肉貝を広げている。淡い色艶をした粘膜がひきのばされて、 痛々しい。 鉄平がピチョピチョと音をさせて、秘孔をしゃぶった。小さな秘孔が、みずみずしい 色香を放っている。 沙都子の呻きにあわせて、可憐な秘肉が震えていた。 「ああ、恥ずかしいの、叔父さまったら」 両脚の付け根に、バラの花が咲いたようだった。 少女の内脇が真っ白なだけに、割れたなまなましい淫花の肉が目立った。 そこにうっすらと青い静脈が浮かんでいる。 まだ男を知らない少女のもぎたての秘孔だった。 そこに、雄の剛直を入れるのは、あまりにも痛々しい。 「さ、沙都子ぉ」 いよいよ我慢ができなくなって、鉄平は叫んだ。 少女を抱きかかえ浴槽のタイルに両手を突かせる。 突き出したヒップが悩ましい。鉄平はそのまま、白桃の割れ目から、肉棒をあて がった。 「痛いいぃぃッ!!」 亀頭がめり込んだとき、髪の毛を振り乱して、沙都子が絶叫した。 ひくついている恥唇に、猛々しく皮が向けた亀頭のスポンジ部分を入れられ、 泣きじゃくる。 「ああーっ、やだぁーっ!そんなこと、しないでーっ」 鉄平が亀頭の肉傘をさらに深く入れながら、真っ白な少女のヒップにビンタを加えた。 男の手の形の通りに痛が浮かんでいく。 「痛い、ああ、許してっ」 沙都子が死ぬ思いで可憐なヒップを振り立てる。 亀頭の肉傘がもぐって、膣肉から、ネチッと音を発した。 こんな恥ずかしいことをされて、いくら叫んでも、誰も助けにきてくれないのが哀くてならない。 鉄平がグイッと腰を使って、真っ赤に腫れた逞しい亀頭をさらにもぐり込ませていった。 「あ、あ……許して、叔父さま」 鉄平は沙都子を抱いて後ろ向きにさせ、タイルの浴槽の縁に手をかけさせた。 ふっくらとあたたかな少女の白くて丸いヒップが、こちらに向かって突き出している。 沙都子が肩で息をしていた。双腎をしっかり抱いて、鉄平はゆっくりと愉しみながら、処女の おちょぼロを肉棒でこじあける。 「抜いて、ああ、痛いの、お願い抜いてっ…!」 沙都子が震える声で哀願した。 「ははは……可愛いケツだなぁ沙都子」 剛直が花唇をこじあけ、亀頭をさらに可憐な膣口に送り込んだ。 少女の膣口は狭くて、秘奥にとろけるような雌芯の熟さを感じさせてくれる。 亀頭の裏側の筋の部分が、ピクリと蠢いた。恐怖のせいで、もぎたての恥裂がピクピク している。 猛々しい動物の男根が、秘孔をしっかり塞いでいた。沙都子はあまりのことに気を失いそ うになっている。 男の雁高のエラを頬張って、真っ赤なザクロのように、秘唇が裂けていた。おちょぼ口のような 幼い性器をつついて、男のどう猛な雁高なエラがさらに入りこんでいく。 「アウッ、ああ、い、痛いーっ」 沙都子が股間が引き裂けるのを感じて、泣き叫んだ。 「沙都子、なんで泣くんだ。はじめは痛いかもしれんが、やっているうちに、気持ち がよくなるんだ」 もはや亀頭の肉傘はスッポリ収まっていた。 亀頭全体が痺れるような、締めつけられる快感がある。 「抜いて……アーッ、裂けちゃうーっ」 「どこが裂けそうなんだ?ん?」 「ああー、あ、ぁ…!」 真っ赤に腫れた膣肉が、男のドリルのような剛直でえぐられていく。 沙都子はあまりの激痛に泣き喚いている。 「どうだ……痛いだけでなく、ふふ、オメコが、気持ちいいだろ」 残酷にも雌芯にまで肉棒を突き刺しながら、鉄平が囁いた。 経験のない美少女に、そんな卑猥な三文字卑語を囁くなんてあまりに残酷であった。 沙都子は鉄平の言った三文字卑語を聞いて、耳たぶまで真っ赤になって心臓が割れそう になる。 沙都子にとって、あまりに早い男女の儀式の洗礼だったが、股間をえぐられるような 痛みの奥に、かすかな快感の牙がひそんでいた。それがかえって恐かった。 その間にも淫らな肉棒が、幼い女芯をかき回し続け、焼けるような痛みのなかに、疼きが走る。 男根は半ばまで収まり、ヴァージンの秘貝が完全に割られていた。 勃起した剛直が、ゆっくりと、秘唇を出たり入ったりしている。 …ギシッ、ギシッ… 肉がきしむ淫らな音が立てていた。 「…もう…許して……、ああ、叔父さまっ…」 沙都子が焼けるような痛みに悶えている。 「こうして、おまえは女になるんだ…・ふふ、こんな恥ずかしいことを、男におねだり するようになる」 鉄平はふたたび奈美の耳元で卑猥な卑語を囁いた。そして、少女を後ろから抱えて、 指をVの字にさせて乳首をつまんで刺激を送りこむ。それからその指で、鉄平と沙都子の 合体している部分をまさぐった。 ぴっちりと互いの肉が密着していた。 ぬめりとした処女の肉裂から熱気が溢れるている。 亀裂からむけて腫れあがったクリトリスの粒が、鉄平の手にふれた。それを根元を揉んでから 指でグニュリと潰す。 沙都子が泣きじゃくった。 「アギイ、痛いっ、痛いーっ」 少女の叫びを聞きながら、鉄平は肉棒の先端を思い切り突っ込んだ。よじれたヴァージ ンの秘肉が裂けていた。 真っ赤にただれて、秘唇が充血している。 「同級生は、まだセックスがどんなもんかも知らないだろうに、お前はこうやって 男のチンポを喰わえこんで、よがりまくってるんだよなぁー!とんだ淫乱小学生だ!」 鉄平が、狂ったように腰と男根を打ち続けながら言い喚く。 その言葉責めに、言っている自分が興奮してしまったらしく、鉄平の下半身がブルッと 痙攣をはじめた。まるで電気に打たれたようなエクスタシーが、背筋を襲った。 「イヤ、イヤ、ああ、叔父さまーっ」 沙都子のひきつった声とともに、おぴただしいマグマが少女の雌芯に浴びせられた。 それは間欠泉のように、幾度かの中断をはさみながら一種リズミカルに男の情欲を吐きだ していく。 やがて白濁した体液が、粟の花の匂いをただよわせていった…。 沙都子は体内に浴びせられた熱いものを感じて、絶望的な気持ちになった。 涙も感情も枯れ果てて、死んだように動かなくなる。 痙攣している沙都子の白い内腿に、タラリと何かが伝った。 それは破瓜の血と、精液の入り混じったピンク色の淫液であった。 淫辱皆殺し編完
https://w.atwiki.jp/nicomasgame/pages/26.html
ひぐらしデイブレイク改 某有名同人ゲーの半公式同人ゲーム。 ゲーム内容は「機動戦士ガンダムSEED 連合vs.Z.A.F.T.」のパk・・・とほぼ同じ。 2vs2の対戦は大味ながら戦略性・コンビネーションも問われ、プレイヤースキルへの依存度が低めなので初心者にもオススメ出来る。 4人以上集まらないと遊べないゲームではあるが、逆に集まればわいわい騒げる良ゲー。 可能であればスカイプ等でボイチャで盛り上がりながらだとより楽しいゲームとなる。 また、同人ゲーの癖に原作のドラマCDやアニメの声優をそのまま使用しており無駄に豪華。 余談だが、ニコニコ動画でもお馴染みのトミーやレナの台詞の一部はこのゲームオリジナルの台詞が使用されている。 詳細 ジャンル:3D対戦アクション 機種:PC(Windows2000/XP) 人数:2~8人(推奨4人~) プレイ時間:10分~ 価格:3000円前後+1500円前後(ひぐらしデイブレイク改自体はひぐらしデイブレイクのアペンドディスクの為、両方の購入が必要) 入手手段:同人ショップ全般 持ってる人 募集中かんどるま サイカ
https://w.atwiki.jp/when_they_cry/pages/273.html
「……ぅぐ、――か、はぁ……っ!」 月明かりの下、夜の神社という神聖な場所で、祭が始まろうとしていた。 素裸に剥かれ衆人に白い肌を晒されている少女の身体に鋭い刃物があてがわれ動くたび、肌は赤く染まり、澄んだ空気に澱んだ臭いが混じり出す。 猿ぐつわによるものか、それとも少女の強靭な意志の力によるものなのか、 加えられる行為の惨さに反して苦痛の声は少なく、 その瞳は苦痛を与えてくる相手を――この私を睨み続けている。 「さすがね梨花ちゃん。自分から麻酔を拒んだだけのことはあるわ」 「…………っ」 『当たり前よ、私は何としてでもこの記憶を持っていかなきゃいけないのだからね』 少女の――梨花の目的はわからないが、私に楽しみを与えてくれたことは確かだ。 今夜起こる最初で最後の祭の始まりに相応しい…。 「くすくす。……それじゃあ、あなたの綿流しを始めるわよ」 「……がっ!――ふ、……っっ!!」 腹部を内部まで一気にかき開き、「綿」を引きずり出すと、さすがに梨花の身体は大きく震え、猿ぐつわから声と血を漏らした。 「……ふふ。綺麗よ梨花ちゃん。月の光と血の赤とでこんなに濡れて輝いて…」 「か、ふ……ひゅ……」 梨花の瞳の輝きが鈍くなる。顔色も白くなってきた。 ……これでもうすぐオヤシロさまの生まれ変わりとやらもおしまい。あっけないものね。 ジロウさんも、こんな風に苦しんだのかしら…? ………………。馬鹿ね。私は神よ。神になってやるのよ。もう遅いの――! 一旦梨花から身を離し、衣服を脱ぎ捨てる。 山狗たちは指示通り遠巻きに見ている。 月明かりの下の私の裸身にゴクリと息を呑む音が聞こえた。 「あなた達はここで起きることをしっかり目に焼き付けなさい。これは神の儀式なんだから」 再び梨花の側に行くと、もう彼女の瞳はどこも見ていなかった。 ひゅー、ひゅー、と小刻みに震えながら息を漏らすだけ。 「私の勝ちね、梨花ちゃん。くすくす……」 ずりゅっ…。 小さな身体から「綿」を引き出し、血に染まったそれを身体に巻き付ける。 「うふふ、あったかい……」 かつてジロウさんにそうしたように、まだ暖かい「綿」を両胸で挟み込む。 自ら胸を揉みあげ、「綿」を彼の脈打つものに見立てて舐めると、 背後から無粋な嘔吐の声が割って入った。 「意気地がないわね、儀式の邪魔をするなら下がっていなさい!……ふん、所詮は凡人、か…。ごめんなさいね梨花ちゃん。さあ、続きを始めましょう」 ――梨花の返事はない。 白い肌は血と臓物で彩られ、黒髪が縁取るように散らばっていた。 「さっきまであんなに威勢がよかったのに、あっけないものね…。あなたに神となった私を見て欲しかったわ。――ほら、綺麗でしょう…?」 「綿」を身に巻き付け、力なく横たわる彼女に見せ付けるように身を捩る。 梨花ちゃんの鋭い瞳。私を拒んだジロウさんの激しい瞳。おじいちゃんの優しい瞳…。 …今はもう、誰も「私」を見てはくれない。だって、ここにいるのは神だから。 私の身体が血に染まる。「綿」が身体を滑るたびにぬるぬるとした液が身体を濡らす。 そして、私の内部も熱く濡れて――。 ぐちゅ…っ。 「ああ……ん、ふふ……どうかしら梨花ちゃん。オヤシロさまの生まれ変わりの神聖なあなたの「綿」で、私、こんなになってるのよ…?あふ、んんっ……」 赤く濡れた指を滑らせるたびに、これまで感じたことのない激しい快感が電流のように流れこんでくる。 私のそこは蜜を滴らせながら花開き、赤く熟した内部を覗かせている。 蜜と血の混じった指で硬く張り詰めた剥き出しの部分を何度もなぞると、がくがくと身体が震えて喜びを表現する。 「気持ちいい……素敵よ、梨花ちゃん……あなたのおかげで、私は、神に……!」 梨花の小さな手を取り、熱く疼く内部に、一気に突き入れた――! 「……あ、あはぁ……っ!!んっ……ふぅうっ……、」 じゅっ、ずしゅっ、ぐちゅっ……っ。 まだ柔らかく小さい手だったが、手首まで挿入すると私の中は一杯になった。 腕をつかんだまま激しく動かすと、頭の先まで突き抜けそうなほどの快感が私を襲う。 「梨花ちゃん、凄い……っ。ほら、もっと激しく動かすわよ…っ。神にご奉仕できるなんてあなた、幸せ物だわ……あぁあっ」 きっとこれが、神の領域。 普通の人間ならこんなことで快感を得られたりしない。 私は、神。神になったのよ。これから私は神としての偉業を成し遂げるのよ――! 月明かりの下。 神聖な神社に響くのはオヤシロさまの生まれ変わりの虫の息と、 快楽に身を委ねる神の声と、 血と粘液の混じった淫らな音だけ。 これが私の祭り囃子――。
https://w.atwiki.jp/when_they_cry/pages/525.html
t 「ねぇ圭ちゃん。今日はどっちがいい?」 休日前の昼下がり。さーさーと降る雨音が圭一の部屋の外から聞こえていた。彼は目の前にいる二人の少女に見詰められていた。園崎詩音と魅音は圭一とは一歳年上の双子である。彼女らは恵まれた家庭の令嬢だから、育ちが良い。成長の著しい膨らみを追ってしまうのを圭一は自覚した。 「駄目です。お姉! この前は圭ちゃんとべったりだったじゃないですか」 制服の詩音は言そう言って圭一に視線を戻すと、四つん這いなって近づいた。上目遣いで迫ってくる詩音を見るとまるで牝猫のようだなと圭一は感じる。大きな目と整った顔立ちよりもぶらんと重力に負けたブラウスの膨らみのほうに目が行った。 「そりゃ……この前は私が、そのアレだったけど」 女の子座りの姉を尻目に詩音はきゅうっと圭一の腕を抱いた。膨らみを腕にめり込ませているのに気づいて 「ずるい、詩音! またそうやって出し抜けてっ」 ふふんと一瞥する詩音を見て 「ねえ圭ちゃん……詩音、選んじゃうの?……」 くいくいと圭一の小指を引っ張りながら魅音は言った。詩音とは違った弱々しいしぐさが圭一の心を打つ。守ってやらねばという男特有の性をかき立てるもので不安そうに八の字に曲がった彼女の眉がそれに拍車をかけた。 「私選んでくれますよね」 「圭ちゃん、どっち……?」 交互に迫る催促の声に 「はは……参ったな」 圭一はそう声を出した。 彼女たちが圭一のそばに寄るようになって日は浅い。都会からやってくる同年代の少年の表裏のない振る舞いや顔立ちに惚れたのか。最初は魅音のほうが寄るだけだったが、妹の詩音と面識を持ってすぐに詩音の方からも言い寄られた。 「圭ちゃんお弁当作ってきました」 「私が代わりに罰ゲームを受ける……圭ちゃんは黙っててね……」 気味が悪いくらいの積極さに疑問を持ったことはある。村の名士の娘に好意を持たれ、毎日を浮かれて過ごしていたわけではなかった。同時に自分はこんなにも求められる存在なんだなと自惚れを抱いた。しかしそんな思いや疑問もすぐに消えた。言えば何でもしてくれて二人にも求められたから。 増長した圭一が二人に猥談を持ち掛けたことがあった。その日の真夜中に圭一は童貞を奪われた。 「詩音に越されちゃ嫌なの……」 真夜中に瞳を濡らして布団から這うように上ってくる魅音に下半身を許した。彼女の薄い襦袢と布団が擦れる音が耳に刻まれた。妹に比べると大人しそうな感じだが魅音は激しく腰を打ちつけて、喉を鳴らして精飲した。普段の魅音との格差に圭一の心も体も焦げ付いた。夜這いなんて本当にあるんだなと片隅で思いながらその日は一緒に魅音と朝を迎えた。 魅音の中の感触が残っていた時、言うなら魅音に犯されて数日もたたないうちに次は詩音が迫ってきた。 「どうしてお姉なんかと!」 血相を変えた詩音にまくし立てられた。学校からの帰り道に一方的に口から泡を飛ばされて強引に手首を掴まれた。半ば無理やり詩音のマンションに連れ込まれると 「忘れさせちゃいますから」 そう言って詩音は制服を脱いだのだ。 初めは饒舌になり、笑みを浮かべていた詩音だが時間がたつにつれて 「駄目ぇえええ圭ちゃんっ! そんなに突いたら壊れちゃううぅうっ!!」 と自分から連れ込んだくせにしおらしくなっていった。 勝気な詩音を下にしてペニスをぶつけてやったのは今でも忘れられないと圭一は思う。行為を終え指を銜えて意識を手放した、荒い呼吸の詩音を見て途方もない征服感に見舞われた。詩音の普段とのギャップに体も心も毒された。 あとは転がるだけだった。若い体の情欲に抗うことなどできずにエスカレートした。 「耳かきしてもらいたいな」 と二人の前で話した。魅音と詩音はしばらく顔を見合わせていたのだが 「圭ちゃんの言うことなら聞く……」 「楽しみにしててくださいね」 魅音は真顔で言った。詩音は笑みをこぼしながら快諾した。 「詩音を選んでくれますよね? 今日のために練習してきたんですから」 「練習って……」 「葛西に頼んで」 「葛西さん使ったの? それずるいよ詩音」 「最高だって言ってくれました。それでお姉はなにか?」 「私は……何も……」 魅音の無策ぶりに満足げな笑みを送ると 「ほら、圭ちゃん。私には実績があるんです。……もしかしたらお姉は圭ちゃんの耳傷付けちゃうかも」 「し、詩音! そんなことないよ。圭ちゃん。私だって一生懸命する……」 やはり算段になると魅音は負けてしまうらしい。 「うん……じゃあ今日は詩音に頼もうかな」 「そうこなくっちゃ!」 「圭ちゃん……」 頭を垂れて落胆する魅音。圭一は彼女を見てすっと頭に手をやった。頼りなく身を震わす魅音の頭を優しく撫でた。魅音は本当に落ち込んでいるのだろうか、もしかしたら魅音なりの気の引き方を自覚して実践しているのでは? と圭一は思った。事実なら魅音も詩音に劣らないくらいの才媛なのかもしれない。 「ごめんな魅音。でもこの前はお前と相手をしただろ?」 泣いてしまいそうな彼女を圭一はフォローした。しだいに顔を上げていき 「わかった、今日は詩音に譲る……圭ちゃんがそう言うなら」 「はいはい、そこまでそこまで」 詩音は二人の間に割り込む。 「さあ圭ちゃん楽しみましょう」 「柔らかい」 圭一は息を吐いた。 制服の短いスカートから突き出ている長い脚に頬ずりをする。生温かくて弾力があった。制服というのがうまく彼のツボを突いていた。 ───だから詩音は制服だったんだ 魅音はここで確信した。男心を刺すために詩音は制服を着たのだと。太ももを圭一に触って楽しんでもらうように短い制服のスカートをチョイスしたのだ。魅音は自分の長いスカートをぐっと握りしめながら詩音の計算高さを感じた。 「私も圭ちゃんの体温感じれてうれしい」 耳かきを握る。綿棒ではないところに彼女の気遣いが見えた。 「じゃあいきますね」 軽く息を浴びせると圭一の耳の入り口から始めた。 「ううぅぁいいよ……詩音」 弱々しくもなく力を調整して突き立てていく硬い木の感触に声を漏らした。かりりと詩音が耳の一点を努めているのを感じてそこに耳垢がこびりついているのを想像した。自分の汚物を見られこそぎ落とされているのを考えると背に粟が立ち、圭一のペニスは温かみを増していった。 「圭ちゃん気持ちよさそう」 魅音がつぶやく。彼の盛り上がっていくズボンの股間を魅音は見逃してはいなかった。 「ちょっと中に入っていきますよ」 詩音は耳かきを深く差しこんでいく。差し込むごとに漏れる圭一の吐息を自分のももに感じて詩音は満足げに微笑んだ。木の反り返りが垢を削っていく。 「痛くないですか? 大丈夫?」 と逐一、詩音は圭一を気遣う。婚約し新妻になったら詩音は尽くすタイプだろうと圭一は思いを巡らせた。毎日、彼女の手料理を味わってみたいなと思っていた時に 「ほらぁ、いっぱい」 耳かきを堪能する詩音の満悦そうな声が届く。耳の粘膜のこすられる心地よさは下半身にも達した。ペニスの体積は限界以上に増して、きんきんと痛み、ズボンを膨らます。 「し、詩音……マジで半端無いな。すごい良いよ」 「ふふ、ありがとうございます。それじゃあ今度は逆の方を……」 「圭ちゃんの顔やっと見れた、ふふ、圭ちゃんのほっぺ熱い」 正対するから今度は詩音と目が合う。整った顔立ちの詩音も気になるが圭一の目線の先には。詩音のスカートの端が見える。隙間から奥が覗けそうで心臓が高鳴った。 「ねえ、詩音まだやるの?」 女の子座りで静観していた魅音が絶えられず声を出す。詩音と圭一がまるで夫婦(めおと)のように見えてさっきから気持ちを持て余していたのだ。好意を持った異性と妹の触れ合いに少なからずは嫉妬の情を持ち続けていた。 「お姉ったら。人に耳は二つあるんですよ~、。もしかしてお姉には無い? くすくす」 茶化して魅音の介入をかわす。魅音は押し黙ってしまった。 「詩音……はやく頼む……」 圭一からの催促を受けうなずき、勝ち誇った笑みを魅音に送り込んだ。 「圭ちゃんもこう言ってますし、ふふ、ごめんなさいお姉」 言い返せない魅音を無視し詩音は目下の圭一に向かって言った。 「ねえ……私の恋人になってくれたら毎日圭ちゃんの思うことしてあげますよ……例えば」 詩音は圭一の目前にあるスカートの裾に手を掛けゆっくりと摘み上げ始めた。 圭一は喉を鳴らした。隙間が広がって奥の詩音の下着が薄く暗闇の中で見えた。 「詩音……今日は白?」 「……圭ちゃんのエッチ」 自ら下着をさらしてほほ笑む詩音がいた。恥を感じるのではなく見てもらっている。詩音の心の中は喜びで溢れていた。同時に姉の魅音を一瞥する。唇を噛んで見返された。魅音とはこの際はっきりと差をつけて圭ちゃんの意を得たい。詩音はそう去来し再び圭一の耳の中に棒を差し入れる。 「逆の方も気持ちいいよ……本当……詩音……あう」 耳の中を美少女にほじくられ、目の前には彼女の下着が揺り動くのが見える。しかも自分の意思で下着をさらしているのだ。甘い声でうわぁ、すごいとか少し力込めますねとか常に自分に気を回して掃除してくれる。圭一は夢心地だった。 「詩音……耳かき終わったら……」 圭一は魅音に聞こえないような小声で話す。それにつられ詩音は圭一の口に耳を近づける。 「……はい……お口でも何でも、圭ちゃんが言うのなら……圭ちゃんのアソコも苦しそうですし。私もその……圭ちゃんの顔を見てると結構……」 チラッと詩音は圭一の股間に目をやる。彼女にも圭一が耳だけでなくて下半身にも快感が寄せているのが理解できた。彼のズボンがぱんぱんと張っていたからだ。 「じゃあ仕上げに入っちゃいましょう」 もう終わってしまうのか。圭一は惜しく思った。しかしながら終わったら詩音に下半身の処理をしてもらえる。今見ている詩音の白い下着を脱がしてペニスをそこに押し付けることができると思うと、どうしようもなく高揚した。 「気持ちいい…………うあああ!」 突如圭一が声を荒げて詩音の手が止まった。驚いて耳かきを持つ手ががくっと震える。 「け、圭ちゃん? ど、どうしました?」 息を吐き、くぐもった声を出している圭一を見て耳の粘膜を傷つけてしまったのかと思った。おろおろとうろたえながら圭一の名前を呼ぶ。すると 「み、魅音~~! うぐっ!」 魅音? そう聞こえた詩音は魅音へと目線をやる。詩音は目をむいた。 魅音が圭一のペニスを口に入れていた。口に入れるというよりくわえ込んでいたのだ。じゅっぷじゅっぷと粘膜のすれ合う音が耳に入る。唇で上下に激しくしごきあげて一直線に吐精に導こうとしている。 「こ、こらぁ! 魅音!」 詩音が声を荒げる。圭一に夢中で魅音を見る余裕がなかった。圭一も耳掃除に傾注して魅音にジッパーを下されたのに気が付かなかった。 ちゅうちゅうと亀頭を吸い上げた後にペニスから口を離した。 「ごめん詩音。圭ちゃんが……苦しそうだったから」 顔色を変えずに魅音はつぶやくと再び音を立て始めた。詩音の膝の上で唸る圭一を見て詩音は思った。せっかく圭一と二人で夢見心地だったのにと。最後で姉にまくられてしまった。嫉妬の感情が出てくるのを詩音は感じた。大好きな圭一が自分の膝の上に頭を乗せて姉にヤられているのだから。 「~~っ!」 と困惑する詩音に圭一は 「し、詩音も」 つぶやいた。 「耳かきをつ、続けてくれ……うおぅ。頼む……」 魅音をとがめようと考えていた時にねだられた。圭一は詩音に耳かきをさせながら魅音の口内に射精したいのだ。詩音は自分が射精に導くのではなくて、姉をサブ的な立場で手伝うのは嫌だと詩音は考えた。 「し、しおん……お願い……」 しかし圭一に甘い声で呼ばれると拒否はできない。魅音に圭一を独り占めさせてしまうし、第一、圭一をないがしろにしてしまうからだ。 「もうっ、圭ちゃんたら……仕方ないなぁ」 ため息をついて、詩音は再び耳かきを握った。魅音はペニスを含みながら詩音の様子をまじまじと見ていた。 艶めかしい粘膜の擦れ合う音の中詩音は再び耳掃除に始める。圭一のあえぎと顔を目前で見れるのは良かった。が、魅音が躊躇なく口をグラインドさせているのを見るのは、正直癪だった。 「ううっっくうう!」 もはや耳での快感はなく魅音によるペニスの刺激で感じていると分かる。詩音の心境は正直穏やかではなかった。 「ひもひいい? へいひゃん?」 ペニスを離さずに話す魅音が疎ましく感じる。 「ちょっとお姉、そんなにがっつかないでください!」 と詩音。圭一がびくびくと動いて耳掃除どころではなくなっているのだ。急に動かすものだから、下手すれば圭一の耳の穴を傷つけてしまう。 「ごめん詩音」 と魅音が言った。口を離して詩音に謝罪したが懲りもせず再びペニスをくわえ込むと じゅうじゅうと吸って激しいピストンを始めだした。圭一もがくがく動き出す。 耳かきもできないが、それ以上に圭一を魅音に取られた感じがして仕様がない。 「ほんっとに節操がないですよね、お姉って」 姉に向かって言い放った。魅音は圭一のペニスの味を吸うのに夢中なのか何も言い返さなかった。ふんっと鼻を鳴らして魅音から目を切ると 「ごめんなさい圭ちゃん、お姉が変態のせいで……せめてこれで我慢してください……ごめんなさい」 詩音は耳かきを放り投げた。 「し、詩音?」 圭一からくすぐったい耳の感触が消えた。せっかく耳掃除しながら射精できそうなのにと思っていた。怒ってしまったのかと感じたが 「!?」 圭一のほおの辺りに柔らかい感触が降りてきた。暖かくて弾力のある、そしてブラウスの衣摺れも感じる。詩音の両の大きな胸が彼のほおに覆いかぶさってきたのだ。 「おぁあああっつ!」 「こうするしか……んん、ないんです……お姉のせいで、んむん」 詩音は耳かきを続けていた。自分の舌を使って。圭一を気遣い知恵を絞り考えたのだ。 「これなら圭ちゃんが動いても傷は付かないですよね?」 舌先をすぼませ、耳腔に突っ込む。かがまないと圭一の奥まで届かないから必然的に大きな胸を彼に押し付けないといけなかった。 「し、おん……それヤバっ」 圭一の返事が聞けて詩音の唇が緩む。再び圭一をモノにできたと思うと詩音の心は興奮した。圭一の感覚は下半身から再び耳に移った。ただ耳を舐めまわしているのではなくて舌先を一点に集中させているのがわかる。律儀に圭一に従って耳掃除をしているのだ。 「んーん、圭ちゃんの耳苦~い」 と言いながら詩音は自分の舌で垢を落としていく。自分の出した汚物を味わわせている。その非常識な行為が圭一の射精欲を押し出す。 「っつあああ……」 魅音の方も変わらずに唇でしごき続けて圭一の体液を外に出そうとしている。 「み、魅音、もう出る……!」 それを聞いて魅音はぴくりと顔を震わせた。口を離す様子はなくそのまま速度だけを上げた。 「ほら」 ほおから詩音の乳房の感触がなくなった。上体を浮かせた詩音は 「こんはひ、ほれちゃいまひた。へいちゃん、ひえまふ?」 舌を突き出したまま圭一に言った。詩音の舌の上には白っぽく毛羽立った彼の耳垢が乗っていた。何と言ったのか理解ができなかったが、詩音の舌の汚い耳糞を見て何を言ったのか悟った。 ───こんなに取れちゃいました。圭ちゃん、見えます? と。 圭一のそれを乗せたまま詩音は口内に舌をたたみ込んだ。くちゃと咀嚼するのが聞こえた。 音が聞こえて少したった後に圭一が天を仰ぎ背筋を反らしだす。 「いっぱい、いっぱい、お姉の口に出してくださいね」 そう言って詩音がごくんと喉を震わせた瞬間に一気に陰茎の中の圧が上がった。 「お、おうううふっっ!!」 そのまま熱い魅音の粘膜に吐き出した。魅音は脈動に合わせて小刻みに顔を震わせた。一滴たりともこぼさない魅音を見て詩音は 「お姉は欲張りですね」 と言った。尿道をストローにして魅音は残りの液を吸い出す。しばしの逡巡の後に 「圭ちゃん……やっぱりおいしい」 と舌なめずりをしながら言った。涙を浮かべているが普通に話しているのを見ると魅音は精液を飲み干してしまったようだ。 「はふぅ、はぁ、はあ」 目をつぶりながら荒い呼吸を繰り返す圭一。膝の上で頬を熱くしながら息をする圭一を見て詩音は熱っぽい視線を送る。 「詩音」 唐突に名前を呼ばれて詩音は顔を上げる。魅音が目の前にいた。 「ずるいよ詩音、圭ちゃんの耳独り占めして」 えっ、と聞き返す間もなく魅音は詩音の唇を奪っていた。目を見開く詩音。逃れられないように魅音は手を回し込んで詩音の後頭部を抱き込んだ。 「……んん。本当に苦いね、詩音」 魅音は詩音の口内に残った残りカスを彼女から奪い取ろうとしたのだ。同時に詩音にも自分の唾液と一体化した圭一の精液を送り込んだ。初めは驚いていた詩音だが次第に姉の思惑を理解し 「……でしょ? お姉も精液の味がします」 詩音もまた圭一の残った精液をこそぎ取るべく魅音の口の中に舌を入れた。双子の美少女が耳あかと精液と唾液を飲み合っている。頭上で行われている二人の痴態のせいで圭一の気は段々と遠くなっていった。 「それじゃあね、圭ちゃん」 玄関先で二人を見送った。詩音の肩を借りながら魅音は靴を履く。けんけんとつま先を押しつけていた。 「私も……まあ、お姉に横取りされちゃいましたけど」 不満そうな言葉を並べたが詩音もまんざらではなさそうに言う。 二人が傘を手にした時に詩音が 「ねえ圭ちゃん、今度お祭りがあるの知ってます? うん、そうです、綿流しの」 言われて圭一は思い返す。そうだったと圭一は思った。雛見沢で毎年、祭りが開催されていると聞いたことがある。 「私と一緒に回りましょうよ! 案内してあげます。初めてですよね? 綿流しのお祭りは。圭ちゃんのために浴衣おろしてきますから」 詩音の浴衣というのがずいぶん頭に残った。詩音に腕を組まれて縁日を歩く。花火をやって金魚をすくって…… 「……もちろん夜は……ね。どうです? ぐちゃぐちゃに浴衣着崩して私のうなじに歯を立てたいって思いません? 私と一緒にお祭り行ってくれたら……何でも」 詩音は熱のこもった吐息を耳に感じた。詩音に耳元でぬっと話し込まれていた。気が付かなかった。圭一の指先がかくかくと震え出す。浴衣の帯を剥ぎ取り後ろから犯す。汗ばんだ肌に髪を張り付けてよがる詩音を想像するとさらに指先が震えた。 「ちょっと詩音!」 魅音の大きな声で意識を戻す。魅音はあざとく聞いていた。詩音と逆の方の耳元で姉の魅音はつぶやいた。 「ねえ圭ちゃん、詩音より私と行こ。……もしそうしてくれたら」 魅音は言った。 「中に出していいよ」 頭を殴られたかとを圭一は思った。 「ちょうどね、安全日なの。うん、ちゃんと毎朝計ってるからわかる。圭ちゃんまだ生でしたことないでしょ? させてあげる。そしてさ、そのまま中に……熱いのを……うん」 彼女の舌なめずりの音が聞こえてきた。その音から遅れて 「詩音なんかじゃできないよ……私じゃないと……ね」 生唾が溢れてきて仕方がなかった。待ってると魅音は後に付け加えたが圭一は惚けて聞いていなかった。 「…………………………本当に安全日なんだか」 半笑いの詩音が聞こえないように皮肉った。 雨はより一層降っていた。二人の持っている傘の端同士が時折当たってしずくが散る。 「ねえ、詩音」 「……」 「圭ちゃんはいなくなったりしないよね……悟」 「やめてください」 言葉をさえぎって詩音は抑揚のなく答えた。 「圭ちゃんは外の人間ですから」 「……そう」 ぬかるんだ地面を踏んで泥が詩音のハイソックスに跳ねる。 「今日泊まってく?」 「……そうします」 fin -
https://w.atwiki.jp/sinoalice_kousatu/pages/141.html
ムービー + ←展開する 予告 中原麻衣インタビュー 予告2 OP 竜宮レナブレイカー、北条沙都子ミンストレル 古手梨花パラディン、羽入ソーサラー 園崎魅音ガンナー ストーリー ジョブ ウェポンストーリー ジョブストーリー ウェポンストーリー 実装時期 前原圭一 クラッシャー 圭一のバット イベント配布 none/園崎魅音 ガンナー none/魅音のモデルガン 魔晶石購入 竜宮レナ ブレイカー レナの鉈 惨劇の舞台 古手梨花 パラディン 梨花の演舞鍬 惨劇の舞台 羽入 ソーサラー 羽入の魔書 惨劇の舞台 北条沙都子 ミンストレル 沙都子の太鼓 惨劇の舞台 none/ none/破壊と再生 惨劇の舞台 none/ 雨雫の籠杖 惨劇の舞台 none/ none/擲弾の弩 惨劇の舞台 none/ none/悪疫の呼鈴 惨劇の舞台 none/ none/海氷の鎌 惨劇の舞台 none/ none/廻蛇の棍 惨劇の舞台 none/ 凶つ星の一閃 イベント配布 none/ 王妃の愛染 イベント配布
https://w.atwiki.jp/when_they_cry/pages/253.html
あの宴から数日がたった圭一は合同の上での交換プレイを考えていた 圭一「取り敢えず魅音に話してみるか」 圭一「なぁ魅音来週の日曜日詩音と悟史を誘って家で又遊ばないか?」 魅音「なぁに圭ちゃんまた、変な事考えているでしょう?」 圭一「流石魅音分かっているなら話は早いな」 圭一「早い話が今度は交換プレイして楽しもうって事だ」 魅音「はぁ~~何言ってんのよ?詩音とヤりたい訳なの?私じゃあ不満なの?」 圭一「魅音お前の体は極上品満足しているぞ。しかしこの前の4Pの時思い出せ!あの時の魅音は今までにないぐらい濡れていたし、感じたはずだ!他の人に見られた時の興奮は計り知れない。詩音と悟史 俺と魅音この四人ではないとダメだ!全てをさらけ出し、全てを見せてきた間柄これ以上の相手は居ない。相手を交換してSEXする。他の人とヤっている姿を見る。何とも言えない感情が湧き出る。そして興奮する。どうだ?魅音濡れているぞ? スカートの中に手を入れる魅音は聞いているだけで大洪水足元まで雫が垂れていた 魅音「あっ・・ふぅん・・体が熱いの・・私我慢出来ないよ~早く入れてんっはぁ~」 圭一「なら、OKだな?」 魅音「OKだからぁ~早く入れて下さい」 圭一の反りたったペニスは簡単に魅音の膣に挿入した。 魅音「あっ・・んっ・・うん・・ひゃん・・ダメェ~気持ち良いよ~」 相当興奮していたのか、締まりがキュッとなり圭一は早くも限界に近づいた 圭一の分身は魅音の顔に大量にかかった! 魅音「圭ちゃんの精子・・はぁはぁ・・美味しい」 魅音は手で拭い淫靡な顔しながら舌で舐めていた 圭一「魅音さっきの話し詩音に言っておいてくれ嫌だとか言ったら体を使ってでも納得させてくれ。俺は悟史に話してみる。」 魅音「了解だよ。」 新たなる宴の準備が始まった 魅音「詩音話しがあるんだけど良い?」 詩音「良いですけど。お姉変な事企んでいませんか?」 魅音「変な事じゃないよ?気持ちのいいことだよ来週の日曜日圭ちゃんの家で遊ばない?この前の4Pを超える気持ちいいことだよ。くっくっくっ」 詩音「お姉?何をするつもりですか?」 魅音「交換プレイ!交・換・プ・レ・イ・」 詩音「私と圭ちゃんお姉と悟史君とSEXするって事ですか?」 魅音「そういう事♪たまには良いじゃない?この前の4Pの時興奮したでしょ?あれ以上に興奮するよ?私達は全てをさらけ出し関係だし問題ないでしょ?」 詩音「それは・・・確かに面白いと思いますね 分かりました!OKです」 魅音「次の休みが楽しみだねぇ~体が火照る」 詩音「お姉エロいですね私もですけど♪」 その頃圭一と悟史 圭一「悟史どうだ?良いだろう?」 悟史「むぅ・・・」 圭一「何を悩む?男なら即決!」 悟史「わっ分かったよ・・・圭一にはかなわないな」 これで相互納得の形で交換プレイが実現する その日がやってきた! 目的はSEX時間も夜に集合 魅音「やっほ~圭ちゃん来たよ」 詩音「はろろ~ん圭ちゃん来ましたよ」 悟史「来たよ」 圭一「よく来たな上がれ」 最初は酒を飲みこの前の4Pの話しになり盛り上がった 自然にHな方向になった 圭一が魅音のたわわな胸を触りだした。いつ見ても魅音の胸は形が整っていて綺麗だ!悟史も詩音のたわわな胸を触りだした。双子そろって何とも言えない淫靡な雰囲気を醸し出している 魅音「あっ・・・んっ・・はぁん・・・乳首感じるもっと舐めて~あんっ」 詩音「あんっ・・・そこぉ~あ~~~~~~ん・・・んっ・・気持ちいいです~~」 圭一と悟史容赦なく攻める何時も以上に時間をかけた 圭一「悟史変わるか?」 悟史「うん」 次からは圭一が詩音悟史が魅音を攻め立てた。 圭一は得意の指使いで詩音の膣クリトリスGスポットを攻め立てた! 時には優しくなぞるように時には激しく弄った 詩音「圭ちゃん・・あんっ・・・スゴい・・指が生きてるみたい・・んっあっ・・・んっ・・凄いです。イッイっちゃう~~~~」 詩音はビクンっとなりイった 悟史も負けじとこちらも得意の下技で魅音の花園を攻める。舌でヴァギナを回すように舐めクリトリスには優しくチロチロと舐め膣の中に舌を入れると中でかき混ぜるようにクンニする。 魅音「はんっ・・やんっ・・・んっ・・あ~~~凄い悟史君の舌ザラザラしていて気持ち良いよ~ダメ・・私もイクゥ~~」 魅音は潮を吹きながら痙攣してイった 魅音詩音「凄いよ・・・はぁはぁ・・」 圭一「詩音も感じやすいんだな!感じている時の詩音可愛かったぞ!」 詩音は真っ赤になりながらちょこちょこって圭一に近づきペニスをしゃぶった 圭一のペニスを可愛がるように丁寧に時にはディープストローク亀頭部分を舌で包むように舐め回した 詩音「どうです?圭ちゃんお姉と違うフェラは?気持ちいいですか?」 圭一「魅音も良いけど詩音のフェラも気持ち良いよ!舌が纏わりつくような絶妙な舌使い最高だよ」 見ていた魅音も嫉妬したかのように悟史のペニスをしゃぶった 詩音と違うやり方だった玉袋を中心に竿の部分はキスしながら舐めて口に入れると唾を一杯溜めながらじゅぷじゅぷっといやらしい音を立てながらのフェラ 魅音「悟史君どう?気持ちいいでしょう?詩音と違うフェラ」 悟史「魅音気持ち良いよ」そして圭一と悟史は我慢の限界が近づきそれぞれの相手の口に発射した。 圭一「ふぅ~気持ち良かったよ。さて、次は入れるかな。」 そう言って萎えないペニスはまだまだ元気だった! 詩音「圭ちゃん凄いです大きいですね。私我慢できません早く挿れて下さい。」 圭一は四つん這いになった詩音の後ろから挿した詩音「あっ・・あっ・・んっ・・ひんっ・・はぁん・・ふぁ~・・奥に・当たるの~」 パンパンと音しながらそして突いた 悟史「魅音挿れるよ?」 魅音「うん!一杯気持ちよくしてね。」 魅音はM字開脚に形で悟史のペニスを受け入れた魅音「悟史君も大きい・・子宮に当たるぅ~・・あっ・・ひんっ・・あん・・んっ・・もっと突いて~」 悟史は奥に入れるようにゆっくりと挿入した 一つの部屋にパンパンとイヤらしい音と魅音と詩音の淫靡な喘ぎ声が響き渡る 魅音「あん・・あん・・んっ・・あっ・・んっ・・ひんっ・・あ~ん・・イっちゃう~」 詩音「んっ・・はぁん・・あ~・・んっ・・あっ・・圭ちゃん一緒にイって下さい私・・もうだめぇ~」 圭一と悟史は同時に膣の中に目一杯放出した 今宵も四人による宴は幕を閉じた・・
https://w.atwiki.jp/when_they_cry/pages/103.html
俺は、教室の椅子に座らされていた。 座っているのではなくて、 座らされている。 拘束するものは何も無いというのに、 まるでその椅子に縛り付けられたようだった。 レナが、わざと靴の音を響かせて俺の前から、背後のほうへと歩いていく。 俺はそれを首で追うことも出来ず、ただ両手を膝の上に置き、 うつむいていた。 「圭一くん、もう一度聞くね? 私の体操服、盗んだよね?」 後ろから、レナが言った。 「盗んでない……」 「本当?」 「本当……だよ……」 レナが、すぐに背後までやってくる。 耳元で、ごくごく静かに囁いた。 「嘘だ」 背中に、ぞくりと戦慄が走る。 「圭一くん、女の子の体操服なんてどうするのかな? かな?」 レナが、俺の背中に覆いかぶさるように、 俺の首に腕を回してきた。 その腕は、力なく俺の胸あたりにぶらさがっている。 「もう一度聞くよ? 圭一くん? お・ん・な・の・こ・の・た・い・そ・う・ふ・くなんて、どうするのかな?」 「だから、盗んで無いって……」 「じゃあ、何でレナの体操服だけじゃなくて、沙都子ちゃんのや梨花ちゃんのも無いのかな?」 「し、知らないよ……」 はっきりと、胸を張っていえない。 信じてた、いや、信じてる。 信じているのは、認めたくないから。 俺は朦朧とした意識の中、みんなの体操服の臭いをかいでいた。 そう、俺の意識がはっきりしたときには、すでに体操服がそこにあって、 俺は犯罪めいたことをしていたのだ。 「あれれ? 何か思い出したのかな?」 レナの息が、喋るたびに耳にかかる。 「なんで……前かがみになったのかな? 前原圭一ッ!」 レナが、急に椅子の足を蹴った。 ずずっ、と俺の体ごと、椅子が少し動く。 俺は、恐怖に震えた。 「もう一度聞くよ?」 レナは、俺のカッターシャツのボタンを レナは、俺のカッターシャツのボタンを一つ一つ、上からはずしていった。 「レ、レナ?」 最後のボタンをはずしたときに、やっと俺は喋ることを許される。 いや、本当なら、いつでも喋ってよかったのだ。 「なぁに? 圭一くん?」 「な、何やって……」 「圭一くんこそ、何やってるの? 腰が引けてるよ?」 バレた…… 俺の股間は、何かを期待するように起立を開始していた。 「あ、う……それは……その……」 「いいよ、圭一くん」 「え?」 レナは、くるりと俺の前に姿を現した。 まるで、俺を馬鹿にするように、だ。 「これでしなよ」 レナは、自分のスカートをたくし上げ、 するすると赤いブルマを脱ぎだした。 そして、それを俺の膝の上に置く。 「脱ぎたて。これでしたら?」 「な、何を?」 「さぁ、わかんないな」 レナは、わざとらしくそっぽを向き、 教室の反対側へと歩き出した。 俺の膝の上には、俺の手に少しかかるように、ブルマがある。 その下着にも似た熱い布地からは、レナの体温が感じられた。 ずっと履いていたようだ。 「今日ね、体育があったでしょ? あれからずっと履いてたんだよ? だよ?」 レナは、教室を歩き回りながら、俺を挑発する。 俺の意思とは無関係に、ノドがなった。 「ね? 圭一くん? どう?」 「ど……どうって?」 レナが、そのまま無言で俺のほうにゆっくりと歩いてくる。 ぱつ、ぱつ、ぱつと、上履きの靴音を立てながら。 「するの? しないの? 前原圭一?」 レナの指が、俺の唇に軽く触れた。 「ほお擦りしたっていいよ。 においを嗅いだっていい。 それを使って……棒にからめてもいいよ」 「な、何だよ……棒……って」 俺は、何を意味するのか知っていてレナに聞いた。 きっとレナは、俺の早とちりを狙っているのだ。 クールになれ、前原圭一。 ここをどうにかして乗り切るんだ。 体操服は元の場所に戻しただろ? レナだって……本当にその瞬間を見たって確証は無いんだ。 「しらじらしいよ、圭一くん。こんなに大きな家が建ってるのに。 蚊帳の外に居るつもり?」 レナが俺の一点を見つめる。 俺の、ボーイスカウトがせっせと建てたテントを。 「ほら、仲間なんでしょ? 手本を見せてあげたら? 魅ぃちゃんはダメなんだって。意気地が無いから」 レナが、突然ロッカーを蹴った。 中から、ひっ、と声が聞こえる。 それを確認すると、レナはロッカーを開けた。 「み、魅音?」 「ひっく、っく、け、圭ちゃ……ごめっ、ひっく……」 魅音は、俺の体操服のズボンを握りしめていた。 腕が自分の胸元に来るように、甘くしばられていた。 足首の辺りも同様だった。 「魅ぃちゃんはね……圭一くんの体操服のズボン、 最初は届けようって思ったんだろうね? 実際はどこに届けたの? 魅ぃちゃん?」 「……っく、お、おじさんの、かばん、の……中です……ひっく」 魅音は顔をくしゃくしゃにしていたが、 涙をぬぐおうと思っても、手が自由になっていない。 あれぐらいの縄抜けなら、魅音ならなんとかしそうだが、 恐怖で満足に体が動かないのだろう。 「おじさん? へぇ、魅ぃちゃん男なんだぁ?」 「女……です、っく……わたし、わたしです、 私のかばんのなかに圭ちゃんごめんなさい 圭ちゃんごめんなさい……ひっく、ひっく」 魅音は何度も何度も、 圭ちゃんごめんなさいという言葉を続ける。 「だってさ? 圭一くん」 レナは、本当に面白いものを見るかのように笑った。 そこには哀れみや怒りなんてものは、 一切感じなかった。 ただ、愉快だと、その笑顔は言っていた。 「変態同士交尾でもさせよっか? どんな変態の子供が生まれるかなぁ?」 「そ、それだけは、それだけはやめてぇっ! やめてくださいぃ!」 レナは、俺の方から離れ、魅音の方へと俺にやったのと同じように、 歩いていった。 「やめて、とか言いながら喜んでんじゃないの? ねぇ? 来年のことを話すと鬼が笑うっていうけど、 魅ぃちゃんは笑ってくれるかなぁ? 今から十ヶ月だと、来年ってわけにもいかないけどね」 レナは、魅音の前にしゃがみ、 俺のほうへ向きなおした。 「ねぇ? 圭一くん、女の子のここ、見たことある? 見せてあげよっか?」 「やめてぇ、やめてぇ、レナ、レナ様ぁ、それだけはやめてくださぃ、 圭ちゃん見ないでぇえ、うぇえっく、助けてぇ圭ちゃん、うえええ」 すでに、魅音の下着に手をかけられているのだろう。 魅音が、じたばたともがき、おおきくかぶりを振った 「レナ……いい加減にしろよ……俺たちは、仲間だろ?」 「いい加減にするのはどっちかなぁ?」 レナの顔が、大きく歪んで見える。 「レナ、認めるよ。俺は罪を認める。 俺は、沙都子と梨花ちゃんの体操着のにおいを……嗅ごうと手に取った。 でも、俺は止めたんだ。 たしかに芽生えた。 でも、草になっちゃいない、木に育っちゃ居ない!」 「レナしーらない。圭一くんの話なんか聞いてあげないよーだ。 だって、変態の話聞いてたら気がおかしくなっちゃうもん」 レナは、俺の口先を評価していた。 だからこそ、レナは耳を閉ざそうとするのだ。 これは、俺が唯一持つことが許された武器。 唯一にして、最強だ。 「レナ、聞いてくれ、いや、聞かなくていい。 そのままでもいいんだ。 レナ、俺は、自分でも仕方が無いくらいに男だったんだよ。 今こんな状況でも、なんだ、その、勃起してる。 仕方が無いとは言わないさ。 だって、俺は仲間だなんだとか言いつつも、 そういう目で見てたんだからな」 レナは、聞いてくれていた。 耳をふさいではいない。 魅音はただ、泣きじゃくっている。 「最初の体操服は……レナだった。 レナの体操服だった。 レナのにおいがするって、なぜか思ったときには、 俺の手に体操服があった。 ふらふらと、みんなのをかいで回った。 その時に皆が入ってきて……俺は、うろたえた。 悟史のロッカーに隠した……」 「ほぅら、そこが圭一くんの狡猾なところだよ! 悟史くんのロッカーなんて、普段だれも開けないもんね?」 「そうだよ。俺は狡猾だ。 暴力を振るうときでさえ、自分が確実に勝てるときにしかできやしねぇ。 でもよ、レナ…… 俺がレナのを最初に選んだのは……」 「知ってるよ、レナが好きだった、とかいうんでしょ? あっはっは、レナもね、好きだったよ。 昔の圭一くんはね! 格好よかった! 後ろ暗いところもぜんぶぜんぶ見せてくれた! いっつも最高の友達で、私に無いものを全部持ってて! それが、何? 酷い裏切りだよ! 私にとって圭一くんはあこがれでした! ほら、どう? うれしいの? うれしいの? ねぇ? うれしいの?」 レナは、泣いていた。 「レナ、魅音、聞いてくれ。 俺は、レナも魅音も好きだ。 沙都子や梨花ちゃんも好きだ。 でも、レナは特別だったんだ。」 「けぃ……ちゃ……ん……」 「あっはっは、聞いた聞いた? ねぇ、魅ぃちゃん、魅ぃちゃんのこと嫌いなんだってぇ?」 「でもなァッ! 今のレナは反吐が出るほど嫌いだぜッ! なんだよ今のレナは! 俺の好きなレナは、相手思いのレナだッ! 自分がされて嫌なことは、絶対に、死んだってしない、 絶対の絶対の絶対の絶対に高潔で、 気高いレナだッ!」 「だったら何? 魅ぃちゃんに乗り換えるわけ? 私が理想の人間じゃなかったから? あっはっは」 「レナも、そうだよな? 俺が理想の人間じゃなかったから、 俺が嫌いになった」 レナは、何も言わなかった。 「レナ、なんでそんなに生き急ぐんだよ? 俺たち、まだ二十年も生きてねぇんだぜ? 今の何倍俺たちは生きるんだ?」 「私は……もう死にたいよ。 こんなことだって、したく無かったよ」 「じゃあ、やめよう?」 レナは、首を横に振った。 「ううん、ダメだよ」 説得に失敗……した? 「あぅっ! け、けいちゃ! こっちむかなぃでぇぇぇっ! ダメ、ダメ、ダメェ!」 魅音の下着が、こちらに向かって飛んできた。 レナが、魅音の下着を剥いたのだ。 さらに、魅音をどうにかしようとして、 ロッカーをがたがたと言わせた。 「ダメぇ……だめぇ……っく……だめ、ひっく、だめぇ……」 涙混じりに、魅音はだめだめと言っている。 「ほら、圭一くんの好きなM字開脚だよ。 圭一くんのよく読む雑誌に載ってるやつだよ」 くすくすとレナが笑う。 俺は、そっちのほうを見れないでいた。 「あれぇ? 魅ぃちゃん、これ何? この液体。何かこぼしたの? もしかして……アレ?」 「ひっく、言わないで、言わないで……ひっく」 魅音の声から、力はすでに感じなくなっていた。 「ほら、圭一くん。交尾しないの? 交尾」 レナの歩いてくる音が聞こえる。 「オラッ! 聞いてんの? 前原圭一ッ!」 レナが、今度は椅子を後ろから思いっきり蹴飛ばした。 俺は、椅子から落ちて前に手をつく。 とっさに顔を上げようとしたが、 魅音の方を向くまいと、なんとか踏ん張った。 「ほらほら、前に進んで」 ぐりぐりと、俺の尻を踏みにじる。 その力が、次第に強くなっていった。 「おら、進め、進め」 蹴りが入る。 俺は……半分自分の意思で前に進んでいった。 「魅お……ごめっ!」 俺は、魅音の方を向いた。 すぐそばには、魅音の姿があった。 魅音自身が、目の前に居た。 その両手はロッカーの上の棚から吊り下げられ、 両足は机に縛られていた。 動かそうと思えば動くぐらいの重量なのに、 魅音はそのままだった。 魅音のぴったりと閉じた部分は、 薄く濡れていた。 毛の奥には、見たことも無い器官があった。 保健体育の教科書からは想像も出来ない、 波打つ皮のふちのようなものが。 「ほら、舐めてあげなさい?」 レナが、俺の頭をつかんで、ぐいと前に押しやった。 「んむっ!」 俺の唇が、魅音に触れる。 「ひゃぅっ!」 がくがくと、魅音は震えた。 「あっはっはっ! 魅ぃちゃん早すぎぃ! もういっちゃったの?」 魅音は顔を上気させ、肩で息をする。 目はまっすぐを向いておらず、 虚空を見つめていた。 だめ、だめと小さい声が、口から漏れる。 「さっ、圭一くん? 魅ぃちゃんのはじめてと圭一くんのはじめて、 一緒に済ましちゃおう?」 「……うん」 俺の頭も呆けていて、すでに抗う意思など持ち合わせていなかった。 「魅音、いっていいか?」 魅音は、何も言わず……頷いた。 「ほら、ここに入れるんだよ?」 レナが、俺の露出したものにさわる。 そして、それを誘導するように、俺の腰を押した。 ぬるぬるとしたものが、先端に触れる。 「圭一くんの包茎チン*が魅ぃちゃんの洗ってないマン*に入っていくよ? ほら、ずぶずぶずぶぅ……」 かつて無い快感に、俺の身は震えた。 先端から、中辺りまでに入ったところで、 俺は腰がひけてしまった。 「ほらっ!」 レナが、一気に押した。 ぴちっ、っと何かを突き破るような感覚がして、 魅音が震えた。 いたい、と少し聞こえた。 「おめでとー魅ぃちゃん」 レナは、いつの間にかロッカーからはさみを取り出していた。 「さぁ、圭一くん動いて?」 俺は、レナに言われなくても、体を動かしていた。 「あぅっ!」 思わず声が出てしまう。 それにあわせて、魅音も力なく何かを言った。 血管が脈打つ感覚。 「圭一くん、たった二回往復しただけでいっちゃったよ、 あははは、さぁ、抜かないで十回、頑張ろうー 途中で抜いたらちょんぎっちゃうからね」 今のレナなら、本気でやりかねない。 「魅音、ごめん……」 けいちゃんの、ばか。 そう聞こえた。 「ほらほら、もっと激しく!」 俺は、レナに犯されるように、腰を振らされた。 レナが俺の腰あたりを持ち、 魅音の方に押し付ける。 そうして、衰えない俺の生殖器は、 二度も三度も精を放った。 「あっはっは、二人ともけだものね、あっはっは」 レナははさみをちょきちょきいわせて、 泣いていた。 シザーハート ―完―
https://w.atwiki.jp/when_they_cry/pages/389.html
注意書き 知恵による部活メンバーへの暴力(ビンタ)あり。 綿密な描写は無し。 壱、弐、合わせて長文です。 スレは見てます。 感想くれた方々、どうもありがとうございます。 大好きなご主人様 ~チエルミ~の続き 圭一は部活メンバーとばかり一緒に過ごしている。 ああ、じゃあ簡単なことじゃないか。 どうしてそんなことに今まで気がつかなかったのか。 あ の 小 娘 ど も が 、 私 の 圭 一 を 誑 か し た の だ。 ……圭一を心の底から愛してしまっている知恵は、彼が悪いとは絶対考えない。 むしろあんなにも素敵な人なのだから、周りの女がそれを放っておくわけがない…とまで考えてしまう。 それがあきらかに間違った方向に向いていることも気づかず、最愛の生徒にまで嫉妬と憎悪の感情を向けてしまうのだ。 何より人は寂しさや悲しみを癒す時、それを憎しみに変えてしまうのが一番楽だから。 だから知恵は彼女達を疑っていく。 自分自身の弱さから逃げるために。 園崎魅音。 竜宮礼奈。 北条沙都子。 古手梨花。 この四人の誰か。 あるいは数人か、はたまた全員か。 こいつらの中に、私の愛する圭一をたぶらかしている女狐がいるにちがいない……。 そう、疑心暗鬼に取り付かれていく。 首筋にもおかしな傷痕が目立っていた。 この時の圭一はまだ梨花に手を出していなかった。 だからこの知恵の考えはまったくの的外れで、見当違いもいいところ。 だがもう追い詰められてしまっている彼女は、とにかく『答え』が欲しかった。 教師である知恵ならば、『解答』という言い方をしたほうがいいか。 そしてその教師という立場までをも使って、彼女達四人に仕返しをしようと考えていくのだ。 愛する生徒であるなんてこと、もうすっかり頭から抜けていた。 ある日の放課後。 知恵は居残りだなんだと言い、四人を教室に残らせた。 彼女達は一体何事かとキョトンとした顔をしていたが、知恵がなんとなく怒っていることだけはその雰囲気でわかる。 もしかしてあのイタズラがバレたのか。 それとも家のことで何か言われるのか。 それぞれ色々と考えるところがあったようだが、それでも知恵の見るからに不機嫌な態度ほどの罪を自分達が抱えているとは思えない……。 そりゃあ、魅音は授業態度はけっして真面目だとはいえないが、委員長としてクラスをまとめてくれる良い生徒だ。 家柄、カリスマ性のようなものも持ち合わせている。 レナだって年少の子達の面倒をよくみているし、勉強も教えてあげている。 悪い子がいたら叱ってあげたりまでしている。 クラスにもう一人先生がいるようなものだ。 沙都子はたしかにトラップでイタズラすることが多いが、人を傷つけるようなことは絶対しない。 むしろそれで、クラスのみんなを笑顔にしてくれる良い子だ。 梨花にいたっては、もうクラスのマスコット的存在。 愛らしい容姿と鳴き声で、誰でも可愛がってあげたくなるほどの女の子。 お姫様だと比喩されていた物語もあったか。 その無垢な少女達に、知恵は手を上げた。 柔らかそうな頬を、おもいっきりはたいた。 初めに誰をそうしたかなんて覚えてない。 どうせ四人とも疑わしいのだ、誰でもいい。 一人をはたくと、もう一人。 そして次々と全員に手を上げていく。 バチン!バチン!バチン!バチン! ……殴られた後、少女達は信じられないといった表情で知恵を見る。 そして頬の痛みに顔を歪めた。 それはそうだろう。 あの優しい知恵先生が自分たちを殴った。 『叱った』ではなく、殴ったのだから。 それでも知恵は止まらない。 私の圭一。 私の圭一を! 誰ですか答えなさい! などと言いながら、何度も何度も何度も彼女たちを殴っていく……。 魅音の豊満な胸が憎たらしい。 押し付けるようにして誘惑し、彼に愛されたにちがいない。 もぎとってやりたい。 レナのスタイルのいい身体が憎たらしい。 いやらしく体を擦り寄せ、彼に抱きしめられたにちがいない。 バラバラにしてやりたい。 沙都子の純真な瞳が憎たらしい。 無垢な目で見つめていき、彼に可愛がられたにちがいない。 潰してやりたい。 梨花の綺麗な髪が憎たらしい。 可愛がってと甘え、彼に撫でられたにちがいない。 引き千切ってやりたい。 バチン、バチン、バチン、バチン、バチン、バチン!!! ……もうそれは尋問ではなく、拷問。 ただ知恵が自らの寂しさを、目の前の少女達にぶつけていっただけだった。 嫉妬に狂った女の表情。 まさに鬼のような形相で愛する生徒に暴力を振るっていく。 教師としてはもう大失格だ。 だって彼女達は何の『罪』も犯していないのだから。 殴られるようなこと、何もしていない。 体罰の是非はともかく、もし自分達が罪を背負っているなら、それは裁かれなければならない。 教師である彼女になら、それをされてもいい……。 だが自分達にその罪は、ない。 罪もないなら、『罰』も当然、あってはならない。 だからその子はブチ切れた。 教師である知恵を、おもいっきり殴りつけた。 ビンタで。 自分にだけならともかく、仲間である他の子にまで手を出すことは許さない。 これは絶対に譲れないことだ。 今まで彼女が教師であるということと、自分達に何か罪があるのか、という疑問でそうできなかった。 だがその二つが消えたとわかれば、もう我慢することはない。 その子はまた誰かに手を振り上げようとしていた知恵を、同じように暴力で止めていった。 ……ただし、一発だけ。 彼女は一発だけ殴ってやめた。 すぐに。 知恵の愚行を止められる程度で良かったし、それ以上は自分達も堕ちてしまうから。 そしてその一発だけで十分だった。 知恵は頬を殴られると、すぐに震えだした。 あれだけ自分達を殴りまくったというのに、いざ自分がそうされると子供のように怯えだしたのだ。 何やらうわごとで、ごめんなさい、イジメないでぇ、などと言いながら……知恵はそのまま泣き崩れていく。 少女達は驚いた。 そして呆れる。 そんなに痛いとわかっているなら、なぜ……? と。 また殴られるのでは…と少女達に怯えていく知恵。 その情けない姿が彼女達の目に焼きついていった。 その『教師であったもの』を、侮蔑、あるいは憐れみの瞳で見つめていく……。 そしてしばらくそれを眺めると、それに飽きたのか、少女達は静かに教室を後にしていくのだった……。 ……いま思えば、ここが転機であったように思う。 もしここで彼女達が去らず、知恵になぜこんなことをしてしまったかの顛末を聞いていれば。 そうすれば部活メンバーはあの男の鬼畜ぶりにいち早く気づき、あの子はあんなことにはならなかったのかもしれないから……。 そうして教室に一人取り残された知恵は、失意のどん底に落ちていった。 愛する恋人にも相手にされず、信頼されていた生徒には嫌われる。 ……自業自得だが。 彼女はもう、このまま死んでしまおうかとまで考えるようになる。 首の痒みもどんどんどんどんひどくなっていった。 そしてその後はもう、ヒドイ生活。 自分の傍に誰もいてくれない、寂しい日々が続いていく。 授業もあまりまともにできなくなり、何も知らない生徒達は知恵先生が元気のないことに心配していた。 せめてこれを生きる糧にしていれば、またちがう未来もあっただろうに。 放課後の職員室で一人仕事を片付けている時など、知恵はこの世界にたった一人ぼっちなんじゃないか…とその寂しさに押しつぶされそうになっていた。 結局知恵は、寂しがり屋だったのだ。 傍に誰かがいないと生きていけない。 それにこの村の鬼と、あの男が付けこんだということだ。 どちらもこの雛見沢でしか起こりえないこと。 寂しさの境地にあった知恵は、時々自分の手首をじっと見つめていることが多いことに気づく。 『それ』で寂しさを紛らわせる時もあった。 ……その時だった。 奇跡が起きたのは。 その日も一人職員室で仕事をしていた知恵は、いきなり背後から抱きしめられる。 ひさしぶりに感じる、人の温もり。 耳元でささやかれる、自分を呼ぶ声。 ……圭一だった。 彼が抱きしめていてくれたのだ。 最初は夢だと思った。 何度も何度もそれをベッドの中で見ていたから……。 でもその背中に感じる温もりはたしかに本物で……。知恵はおもわず涙を流してしまった。 そして彼の胸の中に抱きつき、おもいっきり泣いていった。 ごめんね、ごめんね、と、別に自分が悪いわけでもないのに、そう泣きじゃくってしまった。 なぜいままで自分を放っておいたのか、その理由なんてもうどうでもよかった。 圭一が帰ってきてくれたというだけで、知恵は満足だったから。 そうして知恵は、前以上に圭一を愛するようになっていく。 一度あの別れたような寂しさを知ってしまったら、二度と彼に嫌われたくないと考えるようになる。 何でも言うことを聞くようになる。 それこそが彼の目的だったとも知らずに。 知恵はふたたび笑顔を取り戻していった。 その日、知恵は圭一に今日は自分の家に泊まっていって、と頼んだ。 彼女にしてみれば、本当にひさしぶりに彼と過ごせるのだ。 一分一秒でも長く一緒にいたいと考えるのは当然だろう。 圭一もそれを快く受け入れてくれて、知恵はウキウキ気分で家路についていく。 車を運転する手にも力が入る。 そうして興宮のマンションにつくと、知恵は帰ってすぐ彼に抱いてくれるようねだった。 玄関でまだ靴も脱いでいないというのに、その場でいきなり圭一のを取り出していく。 何も寂しかったのは心だけではない、身体も寂しかった。 疼いていたのだ。 ひさしぶりの圭一のをじっくりと眺めると、知恵はそれをパックリと口に咥えてしまう。 そしてそのままジュポジュポと。 いやらしい音をさせながら口を激しく動かしていく。 もう、それを食べるように。 あまりの激しさに圭一はたまらず射精してしまう。 知恵の口に、ドクンドクンと。 どうせ飲んでくれるだろう、と遠慮なく吐き出していった。 ……最高にきもちいい瞬間。 知恵はそのとても濃く、苦いものを全て口で受け止める。 出ている間も、ジュポジュポと吸ってあげる。 こうすれば彼がもっと喜んでくれるのを知っていたから。 舌の上にドピュドピュと吐き出されてくる精液。 ひさしぶりの彼の味……。 知恵は酔う。 すぐ飲み込んでしまうなんてもったいない。 舌の上で、じっくりと転がしていく……味わう。 すごく苦い……むせかえりそうなほど。 けど、これがずっと味わいたかった。 だから舌に絡ませていく。 ゼリーのような精液が、知恵の舌にいやらしく絡み付いていく。 たっぷり味わったら、もちろん飲んであげる。 飲ませるのが彼のお気に入りだから。 大きな固まりを、ゴックンと飲み込む。 残ったものも、ゴクゴク飲み込んでいく……。 そうして圭一の精液を全て飲み干すと、知恵はすぐに立ち上がる。 玄関の扉に手を付き、あの清楚なワンピースを捲り上げる。 下着も脱いでしまう。 お尻を後ろに突き出して、もうじっとりと濡れているそこを彼に見せつける。 入れて……と、おねだりする。 なんてはしたないのか。 教師のくせに。 圭一ももう我慢できない。 知恵のそこにおもいきりペニスを突き立てる。ズブリと根元まで。 玄関の扉に手を付きながら、知恵は圭一に後ろから抱かれていく。 犯されていく。 あぁっと声をあげる知恵。 長いこと入れられてなかった。 膣がビックリしてしまったのだ。 だがすぐに快感を思い出す。 硬いものがゴリゴリとお腹の中をけずっていく、この感覚。 ペニスが何度も出し入れされていく。 知恵のお尻が、圭一にパンパンパンっと叩かれる。 それに知恵は喘ぐ。 玄関先で、まるでレイプされているような気分になる。 それに興奮までしてしまう。 メス奴隷にされるわけだ……。 だってこんなに喜んでる。 扉一枚外では、人の足音が聞こえているというのに。 はしたないあえぎ声をあげてしまう。 でも知恵は止めない。 自分からも腰を動かしていく。 ペニスを貪っていく。下のお口で。この時初めて彼女は罵られる。 スケベなメス犬が、と圭一に罵倒される。 汚い言葉で。 知恵は否定しなかった。 だって実際そのとおりだから。 自分は今、いやらしく腰を振っているのだから。 犬のように浅ましく。 だから言ってあげた。 はい、知恵はいやらしいメス犬です…どうかもっと犯して下さい…と。 圭一は喜んでくれた。 そして興奮してくれた。 ……なぜわかったかって? 膣の中で、ペニスが動いたから。 ピクンピクン。 それが女にはわかるから。 お返しに知恵はもっともっと締め付けてあげた。 お尻の穴をキュっとすれば、一緒に締まる。 圭一はたまらない。 そのまままた射精してしまう。 ドクンドクンと知恵の中に。 生で。 危険日だったが、知恵は気にしなかった。 むしろ嬉しい。 彼の子供が欲しいもん……。 ドピュ、ドピュ、ドピュゥ……! 圭一はいつもより多く長く、そして勢いよく射精していく。 知恵はそれを膣で全て受け止める。 そして、あぁ…興奮してくれたんだ…とわかる。 子宮にバチバチとあたってくる、あの感じでわかる。 女にしか味わえない理解。 ドクドクと入ってくる。 もっと出てくれるように、知恵はお尻を揺らす。 尿道に残っているのも、全部ちょうだい…と搾り取っていく。 圭一はそのいやらしさに、ついまた知恵のお尻を叩く。 バチンバチンバチン。 射精しながらお仕置きをしていく。 スケベなメス奴隷に。 そして最後まで出尽くしていく、白い液体。 お腹の中を精液でタプタプに満たしながら、知恵は幸せな気持ちでいっぱいになっていった……。 ……そうしてひさしぶりのセックスを終えると、知恵と圭一はようやく部屋の中に入りくつろいでいった。 お気に入りのソファーに一緒に座り、テレビを見たり。 二人の好きな音楽を聞いたり……。 二人はその立場上、外でデートなどはあまりできなかった。 だが知恵はこの自宅の一室で一緒にいられるだけで幸せだった。 彼と一緒なら、どんなところだって素敵なデートスポットなのだから。 そうしてしばらく部屋の中で過ごし、そろそろおなかもすいてきた頃。 知恵は圭一に夕食を作ってあげようと考えた。 その時、ついクセで前原君と呼んでしまう。 慌てて圭一と言い直す。 だが彼は、今日はこれからそれで呼んで欲しい…と言い出した。 おまけに敬語まで使えと言う。 知恵は疑問に思う。だがすぐに圭一が悦ぶならと承諾していく。……ちょっとイケナイ気分。 知恵はキッチンに向かった。 一人暮らしのためあまり広い台所ではないが、それでも彼を悦ばせるものを頑張って作ろうと思った。 …………悦ばせる? 何かを思いつく知恵。 にやりと笑う。 知恵はいきなり服を脱ぎ始めた。 ぬぎぬぎぬぎ。 ワンピースを脱ぎ捨てる。 さっき終えた後に新しくした下着も全部脱いでしまう。 部屋の中で全裸になったのだ。 圭一はキョトンとした。 さすがの鬼畜な彼もこれは予想してなかった。 が、すぐに罵る。 この露出狂が……と。 知恵は真っ赤な顔をする。 ……まんざらでもないらしい。 そのまま知恵は裸でキッチンに向かう。 そしてそこに用意してあったものを着ていく。 というか、付けていく。 料理するのに必要だから。 エプロンだ。 そう、知恵は裸エプロンをやってあげたのだ。 恥ずかしげもなく。 普通こういうのは男に頼まれてやるもので、女の方から自主的にというのは……ない。 だが普段からメイドだ巫女さんだと言っている圭一……前原君なら悦んでくれると思ったので、先生やってあげますね? 思ったとおり、前原君は悦んでくれました。 私が水道の蛇口をひねり、さあ頑張って作ってあげようと思った途端、彼は後ろから抱きついてきましたから。 まだまな板も敷いていないのに、スケベな前原君は早くも先生にイタズラしてきたんです。 悪い子です。 すかさず私は注意します。 だって彼は私の大切な生徒ですから。 前原君。 先生いつも言っていますね? 人の迷惑になることはしてはいけないと。 すぐに離しなさい。 そもそも、先生に抱きついたりしてはいけません! ……けれど前原君は離してくれません。 それどころか、先生の胸にエプロンのわきから手を入れ揉んでくる始末です。 ほんとにイケナイ子です。 しかたないので、そのまま好きにさせてあげることにしました。 甘いですね私も。 まずはまな板を敷き、そこに乗せた野菜をきざみ始めます。 トントントン。 ……ん……。 前原君の手の動きが気になって、先生うまく切れません。 というかあぶないですよ? ……!? そ、そっちはほんとにいけません、そこは先生の一番弱いトコです。 いますぐ手を離しなさい……。 あん!……ゆ、指入れちゃダメ……あっあっあっ♪……さ、さっきのが出てきちゃう……。 ん……コホン! わ、わかっています。 先生は感じてなんていませんよ? 生徒と教師は不純な気持ちになどなりません。 当然です! !?……ん……そ、そこは……あっ……よ、弱いトコだって、知ってるクセに……。 は、は、はぁん。 あ、き、きもちい……あん、あん……け、けいいちぃ……。 ……だ、だからわかってます! 先生は冷静です。 いたってクールです。 いいかげんおなかがすいた? す、すぐ作ります! こ、これくらいのことで……。 …………ひあっ!? う……ひ、ひどい……い、入れてくるなんて、反則……あぁぁ……。 あん、あん……あぁ……い、いい……お○んこきもちいい♪………もっと突い……♪ ん……せ、先生に入れるなんて何事ですか! た、退学ものですよ……。 で、でも先生はあなたを見捨てません。 こんなイケナイことをしてしまう生徒、い、一生そばにいてあげないとですから……。 あ、あん。 は、はぁ、はぁ。 お、奥……ねぇ、もっと奥きて?……あ、あぁ、そ、そこぉ……。 ん……ま、前原君? セ、セックスというものは、あくまで恋人同士が愛を確かめ合う行為です。 で、ですから、け、けっして快楽に溺れてはいけません。 ましてや、あ、あえぎ声をあげるなんて、とてもはしたないことです。 わかりますね? だ、だから……は、はぁぁ……だからぁ……そのまま中に出しなさい……♪ あ、当たり前です。 これは本来は、子供を作る行為なんですよ? 外に出すなんて先生絶対に許しません。 い、いいですね。絶対に抜いてはいけませんよ? わかったら返事をしなさい前原君! あはぁ……よ、よくできました。 じゃあそのまま中に……先生のお尻の中に、全て射精しなさい……。 よく出るように、せ、先生もお尻を振りますね? これも大切な生徒のためです。 けっして快楽のためではありません……。 はぁ、はぁ、はぁ……♪ あぁ、い、いい……おく、おく、おく……あたるぅ……ああぁぁぁ♪ あ、イ、イク……私もイきそ……ん、んぅ……んふぅぅぅ……あ、あぁぁぁぁぁっ♪ ドクドクドク……ドクン。 前原君はそのまま私の膣に射精しました。 二回目なのにすごい勢いです。 さっきのと合わせて、私はこれなら『当たった』かなと思いました。 だってこんなにも濃いんですから……。 ……その後も知恵は、圭一に何度も求められていった。 裸エプロンはよっぽど彼の琴線に触れたらしく、食事を作りながらの知恵を圭一はバックで犯しまくるのだ。 当然調理の手がはかどるわけもなく、それでも知恵は彼に突かれながらそれを続けていく。 だがその仕草も、圭一にとっては興奮のスパイスにしかならない。 余計に燃えてくる。 パンパンパンパン。 カタンカタンカタンカタン。 圭一の腹と知恵のお尻がぶつかる音。 フライパンとガスコンロがぶつかる音。 その二つの音だけがそこに響き渡り、キッチンで生徒と教師が絡み合う様はとてもいやらしい光景だった……。 ……その日を境に、圭一と知恵の関係は変わった。 知恵は前以上に圭一に心酔し、彼のどんな要求。 命令にも従っていくようになる。 つまりそれは、主従関係。 彼女もそれを望んでいるようになっていた。 圭一の方も、知恵を性的な欲望を満たす相手にしかみなくなる。 ……もっともそれは最初からだが、それを彼女の方も受け入れたということだ。 圭一は年上の肉奴隷を手に入れた。 たぶん、この時から。 そうなると二人の生活も乱れに乱れていく。 学校が終わると、圭一はほとんど自宅に帰ることがなくなり、知恵の家に泊まることが多くなる。 知恵もそのほうがいいので、当然受け入れる。 半同棲生活だ。 彼の生活用具は全て買い揃えた。 お揃いのマクラも買う。 ベッドは一つで十分。 スーパーでする買い物の量も多くなり、その袋の重さに知恵は幸せを感じていった。 彼はいっぱい食べるからなぁ…と、もはや新婚気分だった。 そんな純情な乙女心もまだある。 彼女の性格からくるものだから。 身体はもうすっかりメス奴隷化されてるのに。 ペニス無しでは生きていけないほどに。 だから圭一も知恵に色々させていく。 知恵も圭一に色々シテあげる。 しゃぶれと言われれば、どこででも咥えてあげた。 MFはもちろん。 朝、車で圭一と一緒に雛見沢分校に行く時にもシテあげる。 誰かに見られたらマズイからと、まず学校の裏手に車を止める。 そして運転席から身を乗り出して、助手席の彼のを咥えていく。 朝あれだけ出してあげたのに、もうビンビンになっている圭一に嬉しくなる知恵。 時間があまりないので、激しくシテすぐにイカせてあげる。 正直欲しくなってしまったが、いくらなんでもそれは無理。 だから自分でイジりながらしゃぶっていたら、すかさずご主人様に罵られる。 これから学校なのに、お○んこそんなベチャベチャにしていいんですか、知恵先生、と。 ……その罵倒だけで、知恵はイってしまった。 スッキリした彼女は、その日一日とても満足な授業ができたとかできなかったとか。 そんな圭一の『調教』は、何も学校だけではない。 放課後や休日にも行われていった。 メス奴隷の知恵もそれを望んでいた。 彼に裸になれと言われれば、どこででも服を脱いだ。 夜のベランダで。 夜の道端で。 夜の、雛見沢で。 知恵と圭一はあまり外でのデートができない。 だから、夜になって人目がなくなってからそれをしたのだ。 あたりがすっかり暗くなると、二人は知恵の家からわざわざ車で雛見沢へと向かう。 もちろん車内では知恵は裸だ。 圭一の命令で、彼女は全裸のまま車を運転していくのだ。 真っ白な素肌の上に、シートベルトだけを締めて運転していく知恵……。 その姿に圭一はビンビンになる。 そして彼女を罵る。 この露出狂のスケベ女、すっ裸で運転して恥ずかしくないのか、と。 それに知恵も興奮していく。 誰かに見られてしまうのではないか、車内を覗かれたら一巻の終わり……。 赤信号で止まるたび息づかいが荒くなり、シートの下もビショビショになっていった。 だから圭一は触ってやる。 彼女が運転中でも、シートベルトに挟まれた乳房を乱暴に揉みしだいていく。 もうグチョグチョになっている下の口にも指を這わせてやる。 途端に喘いでいく知恵。 あ、あ、あ、と車内に声が響く。 運転にも乱れが生じていく。 圭一はそれでも止めてくれなくて、ピンピンになった乳首までこね回してくる。 下の割れ目にもズブズブ指を入れてくる。 身体じゅうが熱くなる。 知恵はもうガマンできなくなっていく……。 運転中なのに欲しくなってしまう。 そしてそう、口にしてしまう。 ハメて……と。 どんどんねだる言葉がいやらしくなっていた。 初めの頃は、抱いて、といっていたのに。 ご主人様とメス奴隷。 それを知恵も自覚しているからこその言葉だろう。 でも圭一は入れてやらない。 それはそうだ。 だって知恵は運転中なんだから、ハメてあげられるわけがない。 だから知恵は車を急がせる。 早くブチ込んで欲しいから。 根元まで一気に。 ……が、やはりガマンできなくなる。 知恵は片手を助手席に伸ばしていく……。 最初はギアに手をかけるのかと思った。 だがその手の行き着いた先は、圭一の股間だった。 もうガチガチになっているそれを、知恵はズボンの上からさすり始める。 右手でハンドルを握りながら、左手で圭一の勃起ペニスをシゴいていく。 なんて危険なのか。 だから圭一は知恵を叱りつける。 俺を殺す気か、ちゃんと運転しろこの淫乱教師、と。 知恵は顔を真っ赤にして、ごめんなさい……と従っていく。 少し涙目にもなる。 ご主人様に怒られ、しゅんとする知恵。 その可愛らしい姿に圭一は不覚にも萌えてしまう。 ねだられたとおりハメてやりたくなったが、今は知恵の胸や割れ目をイジリまくるだけでガマンしておく……。 モミモミモミ……。 クチュクチュクチュ……。 ……そうしてようやく雛見沢の道端に車が着くと、知恵はすぐに助手席にいる圭一に跨ろうとした。 もうガマンできないとすぐに彼のを咥えこもうとするのだが、圭一はそれをさせない。 さっきの危ない運転のお仕置きだ、とそのまま車の外に出て行ってしまう。 当然、知恵もそれを追っていく。 すぐに車から出て、圭一の背中を走って追っていく。 ……自分が今、全裸であることも忘れて。 深夜の雛見沢の道端を駆けていく。 たしかにこの村は田舎のため人口は少ないが、それでも人に会う可能性は0ではない。 もし誰かに見られたら終わりだというのに、その時の知恵は圭一に入れてもらうことしかもう頭になかった。 そうしてようやく圭一に追いつくと、知恵は彼の腕に自分の腕を絡めていく。 そして耳元でこうささやく。 はやく、はやく、ここでいいから入れてよぅ……と。 それに圭一は罵る。 こんな道端でできるわけないだろ、何考えてんだ変態女と。 知恵は顔を真っ赤にする。 さっき車の中でも見せた、圭一が萌えてしまった表情だ。 圭一はそのまま知恵と腕を組んだまま、夜の雛見沢でデートとしゃれこもうと考える。 この可愛らしいメスの恥ずかしがる姿を、もっともっと見たかったから。 イジメたかったから。 しっかりと服を着ている圭一と、全裸でふとももをモジモジさせながら歩いていく知恵……。 はたから見たら、なんて仲の良い露出狂カップルなのか。 知恵はピチャピチャと地面に雫を垂らしながら、じっくりと圭一との夜の雛見沢デートを堪能してくのだった……。 この頃にはもう、知恵は圭一ナシでは生きられない身体になっていた。 毎日毎日どこででも彼を求める。 圭一のペニスを咥えることばかりが頭を占めていった。 授業中にもそれは顕著だった。 圭一に勉強を教えるフリをして近づき、その手に指を絡ませていく始末。 そして彼の耳元でこうささやく。 この後、トイレでハメて…と。 周りには幼い生徒達がいるというのに……。 もう誰が教師だなどといえようか。 変態淫乱教師、知恵留美子。 そんな低俗な名が似合う、はしたないメスに育っていた……。 - チエルミ調教日誌 弐に続く……。
https://w.atwiki.jp/when_they_cry/pages/325.html
顔を洗った後もまだ眠気の残る眼を擦りながら、梨花は朝食の用意を始めていた。 彼女が寝不足気味なのには理由があった。 やかんをコンロに載せようと手を伸ばした時、突然背後から、ガバッと抱きかかえられる。 これこそが寝不足の元凶であった。 「…圭一。いきなりは危ないわよ。今朝ごはんの準備してるんだから、邪魔しちゃだめ」 つい一ヶ月前に苗字を変えたばかりの夫の名を困ったような声で呼ぶ。 「朝ごはんならもうここにあるじゃねぇか」 ニヤニヤと笑いながら圭一は梨花の腰を軽くポンポンと叩く。 「もう…ふざけないで。昨夜さんざん食べたでしょ?」 「梨花は昨夜自分の好きなようにたっぷり楽しんだから満腹かもしれないがなぁ…俺はもう腹が減ったぜ」 二人には少し変った習慣がある。夜の営みの前に簡単なゲームをして、どちらが主導権を握って、どんな内容にするのかを決めるのだ。 無論決定権は勝者にある。因みに、昨夜の勝者は梨花であった。 「一晩中俺の上に乗っかって、降りようともせず、乱れまくってもんなぁ…。滅茶苦茶可愛かったぜ」 「バ、バカッ…そんなこと…」 「それはそれでいいんだが…やっぱ旦那としてはこのままってわけにもいかねぇ」 「こんな朝から節操無さ過ぎ、幾らなんでもがっつきすぎよ」 「旦那が嫁さんにがっついて何が悪い」 付き合い始めて以来、梨花の成長を遂げるまで随分と長い事我慢を強いられてきた反動からか、新婚生活における圭一はまるで堤防が決壊してしまったかのような絶倫ぶりであった。 もっとも、何気にそれを平気で受け止めてしまっている梨花も大概ではあったが。 「悪くはないけど…ものには限度という…ひゃっあ!」 口を尖らせる梨花をあえて無視して、圭一は彼女のパジャマのズボンを引きおろしてしまう。 そのまま間髪入れずにショーツの中へと手を挿し入れて梨花の秘密の花園を荒らし始める。そう、かつては固い蕾だったそこも、今では花を咲かせていたのだ。 「んっ…あ…っくっあ…けーいちぃ、こんなところで…いやぁ」 「全然嫌じゃないだろ。場所なんて関係ないぜ。いやむしろ俺はこの方が燃えるっ!」 弄り始めて2分と経たないうちに、圭一の指は花園から溢れ出す蜜に塗れる。 梨花のショーツにたちまちシミが広がってゆく。―あぁもう…また一枚洗濯しないといけないじゃない。 右手で弄り続けながら、圭一は不意に腰に差していたあるものを左手で取り出して梨花の頭に乗せる。 「ちょっ…何よこれ?」 「やっぱ梨花にはコレだよなぁ、大人になってもよく似合うぜ」 彼が取り出したのは猫耳のカチューシャであった。 余談だが、昨夜は圭一が犬耳のカチューシャを付けさせられていたりする。 「昔みたいに、『みぃ~』って言ってくれたらもっといいんだけどなぁ」 「嫌よ、お断りよ。変態」 「男はみんな変態だ」 悪びれもせず、いやワザと芝居がかった風に変態っぽく笑う圭一。 荒らされて開ききった花園の入り口をこじ開けて指を侵入させる。 その一方で梨花の胸にある二つのさくらんぼの片方を摘みながら弄ぶ。 かなり固くなったさくらんぼであった。 「滅茶苦茶感じてるじゃねぇか。不思議だよな~梨花って」 「んはっ、な、なにがよっ!」 「昨夜みたいに俺を責めるのが大好きかと思えば、こうやって俺に責められるのも好きと見える。SとMどっちなんだ?」 「ふふっ、認めたくないけど、実はどっちも好きよ。責められるのも好きってのはちょっと不本意だけど…んっ…」 「梨花は本当に二つの顔があって楽しめるよなぁ。大人びた男勝りなとこと可愛い雌の仔猫みたいなとこ。付き合い始めた頃から、そんな所が堪らなかったぜ」 「んっ、あっはっ…圭一だって似たようなものでしょ?結局責めるのも責められるのもどっちも好きなくせに…そんなところもあるから飽きないけど」 「だな。つまり俺たちは相性が抜群に良いってこった!」 最早燃え上がった赤い炎を消すには一戦交えるしかないと観念した梨花は立ったまま目の前にうつ伏せになる。そして微かな声で「みぃ」と鳴いた。 頃合やよしと見た圭一は右手を梨花のショーツから引き抜くと、彼女の蜜を口で舐め取り、ズボンのポケットからコンドームを取り出した。 それを一旦口で咥えるとズボンとトランクスをセットで脱ぎ下ろし、初めてのときとは比べものにならないほど慣れた手つきでゴムを己が分身にかぶせる。 将来的には子作りに励む予定ではあるのだが、新婚一年目は夫婦水入らずで―――というのが二人の合意事項であった。 「さて、朝ごはんを食べるとするか。いただきます、梨花」 梨花のぐっしょりと濡れたショーツを下ろしながら、圭一は満面の笑みで囁く。 意図的に梨花の上着とエプロンは脱がさないまま。 「召し上がれ。でも朝ごはんなんだから、こってりし過ぎない程度にお願い」 「ん…くっ」 猫耳梨花の秘密の花園に己の分身を宛がった圭一は、そこを荒らすかのようにぐりぐりと侵入を開始する。 「ふぁ…あっ…んあぁあああっ!」 昨夜の逆襲の意図からか、圭一は容赦なく一気に貫いて突き上げる。 そして最初から一気にハイペースでピストンを開始した。 昨夜はずっと梨花のターンであり、彼女の成すがままでさほど動かさなかったので、圭一の腰は朝から絶好調であった。 「んっ、く、んふっ、んっ、あんっ」 圭一は激しく突きながら、腰から手を放すと、今度はエプロンと上着の上から梨花の胸を揉みしだく。 「ふぁあああ、そ、そこっ、あっ、いいっ」 「梨花は本当に胸を揉まれるのが好きだな」 付き合っていた頃から、圭一はよく梨花に胸を揉むようにせがまれたものである。 その甲斐あってか、十年前は絶望的といわれた梨花の胸は、巨乳には程遠いもののそこそこの美乳には育ったのだった。 「くっ、揉んだら急に締まったなっ、もう…くっ、イクっ、おっおおおっ!」 そのまま圭一は新妻の中で果てるのだった。 「ん…ふ…圭一、もういいでしょ?」 梨花は縋るように言うが、背後の圭一は一向に引き抜く様子が無い。 「…おかわり」 「ええっ?」 呆れた声を上げて振り返る梨花。 「やっぱ梨花の中は最高だぁ…胸揉んだ途端、すげえ締め付けだぜ。よし決めた。このまま朝食から食べ放題に変更!今日は日曜だし、いいだろ?」 「で、でも…今日は町会の集まりが…」 「今日くらいサボっちゃえ。先週まで綿流しの祭の準備に本番に後片付けに、古手家は大変だったんだからさ。今週は多めに見てもらおうぜ」 「そんな…あっ…」 圭一は分身を引き抜くと、ゴムを外して先端を軽く拭うと、新しいゴムをつける。 実に慣れた手つきであった。 「今日は確か園崎家が議長担当だったな。じゃあ連絡はしとこう」 そのまま梨花を電話台まで引っ張ると、ナニを思ったかその場で梨花の背後から挿入をし始める。 「あ、ん、け、圭一っ?」 面食らった梨花は振り返って抗議の声を上げるが、圭一は意に介さず受話器を取って肩に置くと、園崎家の電話番号をプッシュする。 梨花と一体になったまま、圭一は何事も無いかのように通話を始める。 「もしもし…古手です。くっ…そ、園崎さんは…おう、魅音か。今日の町会の議題ってなんだっけ?」 自分が『古手』と名乗った時、何故か圭一は梨花の膣がきゅっと締まるのを感じて軽く呻き声をあげる。 まだ新婚一ヶ月で、前原から古手に苗字が変わって間もない。 梨花は、圭一が『古手』と名乗った時、改めて彼の全てを手に入れたことを実感して感じてしまったのだった。 圭一は右手で受話器を持ち、左手は梨花の腰を抱えて放すまいとする。 下手に喘ぎ声を上げたら電話の向こうの魅音にも聞こえかねない。 梨花は歯を食いしばりながら、掌で口を覆う。 「あぁ、市主催の慰安旅行の打ち合わせと高速道路誘致問題か。じゃあ、古手家は園崎家に一任するわ、今日は園崎家が議長担当だろ?なので古手家は今日二人とも体調不良で欠席するんでよろしくっ…俺、どうも夏風邪ひいたらしいんだ。梨花も月一のアレで、な」 電話の向こうで魅音が何か言い返しているようだった。 「…え、何?頭首本人の委任と了承だぁ?…よし代わるぞ」 そう言って圭一は、受話器を目の前で必死に悦楽に耐えている梨花に差し出す。 梨花は恨めしそうに睨み返しながら、それを受け取るのだった。 圭一が頭首になるのは神事の修行が終えるの来年以降なので、現状ではまだ梨花が頭首である。 「……お、お電話代わりましたので…す。きょう…は、お月様で体調が…優れないので、欠席しますです。古手家頭首は、園崎家頭首の議案に賛成しますです」 後ろの夫と合体したまま、梨花は辛うじて用件を伝えた。 「…これで良いか?すまん、…先週までうちは綿流しの祭で立て込んでた上に、梨花がアレだったからな。この借りは返す、じゃあな」 電話を投げるように置いた圭一は、にんまりと笑う。そして再び突き上げ始める。 「これで、今日は一日フリーだな。古手家だけで一週間遅れの祭打ち上げだ、バンバンいくぜ!」 「あっ、あん、…んもうっ、みんなにどう思われてもしらないから!」 TIPSを入手しました