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Permanent Card E.G.O. 1F/1C -/-/- ドロー+1 ≪このキャラクター≫は分類・ワーカー・ワータイガーを得る。 ≪このキャラクター≫は勢力・E.G.O.のファクターを1つ持つ。 No.2173 Rarity UC Illustrator 原田たけひと Expansion 絶神の戦車 カード考察 SagaIIでは2F0Cで構成するキャラクターカード/ブレイクカードのスキル全部を得られるメイドユニフォーム SagaIでは1F1Cでパワーカード1枚刺しのメイド服だったが妙な進化を遂げた。 このサイクル全般に言えることだが、補給線として考えるとドローとファクターが1増えるため実質軽ブレイク的な運用が出来るだろう。 しかも、分類を問わないという点では軽ブレイクに勝っている。 ただし、セットしたキャラクターが除去されると同時に除去されてしまい、コストを含めて最低3枚の損失となるため、そこで軽ブレイクに劣っている。 総合的に見ると分類を得る能力を少しでも生かせなければ、軽ブレイクを優先した方がよいだろう。 使うなら、なるべくシールド持ちにセットしたいところ。 フルムーンやらチーフメイド“佐々原 藍子”の効果を受けられるようになるが、 斎木インダストリー代表取締役社長“斎木 麗名”のレジスト効果も受けるようになってしまうのが痛い。 ワータイガー分類のみが欲しいときはキングタイガーを使おう。 逆にこちらが社長を使う場合にはチャージの対象が増える点で相性がいいのだが。 果たしてメイドと猫耳とは不可分に結びついているというプレイヤーがどの程度いるのかわからないが、ブランシュの影響を感じなくもない。 異性キャラクターにセットすることでトランスヴェスタイトする事が可能なのはサイクルの他のカードと同じだが このカードに関しては女装メイドというカードが存在しているためインパクトは薄め。 しかしどんなキャラクターでも女装させられる(しかもネコミミ付きで)という点は矢張りオイシイ……のかもしれない。 よく見るとネコミミのみならずネコしっぽもついている。 サイクル 絶神の戦車に収録された「ドロー+1、特定の分類、その勢力のファクター」を得る、アンコモンのパーマネントカード ネコミミメイド 巫女衣装 執事服 キングタイガー 飛行機械 なりきりアンドロイドセット
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黒のカチューシャ! 純白のエプロン! 萌え萌えキュンだっちゃ!アキバでNo.1のメイドといえばアタシだじぇ! …ん? どうしたにょ?語尾が適当ぅ!? 実はアニメ好きじゃないだろって!?あ、あんたバカ~!? そんな事あるわけないナリ! アニメ大好きでゲソ! 出身作品/モチーフ(国籍):メイド(日本) ネームドブラザー:シャパリュ オーナー武器:イズナシリーズ ステータス 歩くはやさ 2 ジャンプの高さ 8 スペシャルのたまりやすさ 5 初期HP 1400 アクセサリー α β γ ボディ 〇 〇 〇 ハンド 〇 フット 〇 オーナメント 〇 ●ムーブアビリティ:スカイリープ 使用回数 2回 リロード: 3秒 斜め上方向にフワッと飛翔する技だっちゃ!回避に移動に大活躍するじぇ。原理? …ま、魔法にゃ? 移動系アビリティ。見た目はふんわりしているが移動速度がかなり高い。同名アビリティの中でもメイドシスターのこれは一段上の性能で、飛距離と速度が高く、さらに二回行える。二回目のジャンプも空中にいるまま行えるため、長距離移動や方向転換(慣性はかなり強くかかるが)も可能。短所としては飛行アビリティと違い、大雑把な挙動しかできず障害物に引っかかると致命的。狙ったビルの上に登るのも苦手。目的地にピンポイント降下したい場合は、目標地点の真上まで来た時にブラザー交替して自由落下するのが確実で簡単。細やか且つ高速に空を飛び回りたいのなら、飛行アビリティ持ちと組むと華麗な空中戦を行える。ただし、リロードは着地してからなので組み合わせて延々と飛ぶことは出来ない 慣性と低重力のお陰で、「トリガー中移動不可、発射遅延」の武器を始動させつつ動くことができる。 撃ち切りリロードのシステム上、1回だけ使って放置しているといざという時に連続使用出来なくて焦ることになる。回数が残っている時は適当なタイミングで消費しておこう ●サポートアビリティ:双葉理保 直伝!ラブアッパー! 使用回数 2回 リロード 10秒 ワン、ツー、スリー! ネコパンチだにゃ!自動で近くの敵の方を向いて攻撃するにゃ。 小ダッシュから小パンチ3回とアッパーを繰り出す技。小ダッシュの段階で近くに敵がいる場合、自動的に敵へ向かってくれる。最初の3発は不殺属性。 攻撃範囲はパンチ部分の見た目より少し広い。蟻2体ぐらいなら巻き込める。 モーション中に無敵時間がある。 バースト射撃やノックバックをキャンセルできる。 接近戦で使おうと思えば使えなくはない性能だが、役割やアーマー値を考えるとこれに頼るような状況にならないことの方が大切 どうやら双葉理保から教わったらしいが当の彼女達は忘れている。 ●追加アクション:ダッシュ 歩行より速く走ることができる。移動距離の制限がなくどこまでも走り続けられるので、長距離の移動をしたい時に役立つ。停止状態から使うと初速は遅いが、歩きながら発動すると歩行速度が乗った状態から加速するので、初速の遅さをカバーできる。 ダッシュ中にジャンプすることも可能。この際、前作と異なり、着地後は再びダッシュ状態へ移行する。 ダッシュの最高速度はブラザーによって異なり、大まかに4タイプに分類される。詳しくは検証ページにて。 * ●スペシャル:みんな元気になぁれ! 初期スペシャル値 50% 愛の結晶を発射して回復フィールドを発生させる技にょ。フィールドの中はポッカポカ、少しずつ体力が回復するにゅ。 放物線を描く弾を発射し、着弾地点に回復効果のある球形空間を作り出す。その場で回復したい場合は足元に撃とう。継続回復が行える便利なスペシャル。フェンサーやナイトブラザーなどの高アーマーブラザーがこの空間の中で戦えば、正に不沈艦。回復しながらゴリ押しの戦い方ができる。ただ、効果範囲の広さと継続時間はヨーデルシスターのSPに劣り、速効性ではEDF5レンジャーに劣る。つまり、吹き飛ばし効果のある攻撃を行うプラズマ砲ヘクトルなどが苦手。一撃で致命傷を繰り出す怪獣も分が悪い。 持続回復のみを目的にするのであれば範囲や持続に勝るヨーデルシスターの方が効果的。回復フィールドを展開しながら自分自身が戦闘に参加できる点を活かして差別化しよう。 レンジャーのリバースシューターと比較すると弾速が遅く、直ぐに落下するため遠距離の味方を回復させるのは難しい。真下撃ち以外を行う機会は少ないだろうが、オンラインで使用する際は留意しておこう。 ●ブラザー解説 空飛ぶメイド。素の移動速度は鈍いものの、アビリティを使えばトップクラスの機動力を誇る。ジャンプの高度も高いので『高所を確保』という点では飛行アビリティ持ちすら凌駕する。本人談通り回避に移動に大活躍する。武器の射程距離が極端に長短どちらでも機動力によってサポートしてくれ、他ブラザーのアビリティやスペシャルも組み合わせて攻撃を任せれば強力。 オーナー武器のイズナシリーズは連射系統に近い性質を持つ対主力級集団向けの武器だが、移動及び回復役という出来る限りダウンしたくない役割を担うことの多いメイドシスターが被弾しやすい対集団相手に長々と戦うこと自体があまりいいことではない。アーマー値が低めなのも逆風。同じ特殊タイプなら射出後即交代で仕事の出来る航空支援etcの方が相性はいいだろう。 スペシャルが継続回復技なので、タフネスさがウリのブラザーの強力なサポートも可能。その一方で耐久力は低く、最前線で戦い続けられるだけのタフネスは持ち合わせていない。つまり、機動力と持久力のサポートに特化しており、他ブラザーの勇者様を攻撃に専念させるシスター。案外メイドらしい性能である。 |●武器開放表 スキル 武器カテゴリー 1 特殊 2 拡散 3 連射 4 剛撃 5 近接格闘 6 長射程 7 誘導 8 爆発 ●セリフ集
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PREV:メイドの心構え 前編 NEXT:メイドの心構え 後編 ストーリー …どうして、そんなに私の事を気に懸けてくれるんです? メイド チロル 大した事ではないんです本当に… メイド チロル ですから… メイド チロル ………… メイド チロル 困りました メイド チロル では、こうしましょう次、私にデュエルで勝ったらお教えする、という事で メイド チロル どうでしょう? メイド チロル 勝利時 …あぁ… メイド チロル …仕方有りません約束は約束ですから…お話いたします メイド チロル 実は…ミスをしてしまって、ご主人様に大目玉をいただいてしまったのです メイド チロル …ただ、それだけの事です気にする価値のないお話でしたでしょう? メイド チロル 敗北時 …良かったメイドたる者、自分の事など表に出すべきではありません メイド チロル あくまでも裏方、目立つべき存在ではないのです メイド チロル では、もう全てをお忘れください メイド チロル はぁ…私、メイドには向いてないんでしょうか… メイド チロル 先程から、そんな事ばかり考えてしまいます…ダメですね メイド チロル 五守護に入れるぐらいの才覚と努力を揃えられぬ者が抱く希望ではない… メイド チロル わかっているんです…ただ、それでも…えぇ… メイド チロル PREV:メイドの心構え 前編 NEXT:メイドの心構え 後編
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称号名 メイド 取得条件 通算獲得BPが500に達する(使用しても構わない)
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フリージアが迷っている頃、賢いギズモちゃんはちゃんと猫耳メイド喫茶に辿り着いていた ギ「なんでお母さんが居ないの?」 ギ「なんで?」 ルス「ギズモとやら、フリージア女王様はどうなさいましたのー」 スー「せっかく我ら猫メイドが女王様の接待をしようと思っていましたのにー」 ルス「釣れたのがグレムリンなんてあんまりですわー」 スー「あんまりなのですわー」 ルス「フリージア女王様を今すぐ出しやがれ!なのですわ~!」 ギ「あうあうあう」 涙目のギズモに、やさぐれた白猫と黒猫がじりじりと迫る! ギス「お、お母さ~ん!!」 レヘ「おい、開けろ。聞こえねえのか?」 レベッカは猫耳メイド喫茶店がある部屋の窓の外に滞空し、その窓をコンコン叩いた。 すると、リリアーナと同じような格好をした店員が窓を開けてくれた。 a「リリアーナ!と・・・誰?」 b「ちょっとどうしたのよ、お客さんを連れてきたのならドアから入ってよ」 レヘ「リー、まずはお前から降りろ。」 リリ「うん!ごめん皆、死にかけてる子犬を拾ったの。 一刻を争う緊急事態だから、悪いけどここから入らせてね」 リリアーナは子犬を片手で支えながら、窓枠に手を伸ばした リリ「あらっ、ギズモじゃない!ちょっと手を貸してくれる?」 ギ「ほえ!?」 レベッカは、できるだけ槍を窓際に近づけ、リリアーナを中に入れさせた。 リリアーナの腕の中には、エプロンドレスで包まれた子犬が納まっている。 d「子犬?」 e「どういうこと?もしかして学園の中に捨てられてたってこと?」 レベッカは、何事かと集まってきた猫耳メイド達に向かって吼えた。 レヘ「お前ら、乳を出せ。そして、搾れ。」 あんまりである。 ゙a「モーこの子ったら!何てこと言うのよ~」 ゙b「モー信じられないっ!」 ゙c「モー!何で子犬抱っこしてるリリアーナに言わないのよー」 リリ「だーれーがー搾ろうにも掴みどころもないミニマムおっぱいすって~!?」 リリ「今すぐこの子にミルクを飲ませたいの。 確かミルクティー用の牛乳があったわよね?人肌に冷めたのってあるかな?」 リリアーナは哺乳瓶の代用品を見繕いながら、友人たちに頼んだ。 レベ「なあ、リーよ。悪いがその子犬、しばらくお前に任せてもいいか? 俺は死んだこいつの兄弟2匹が、烏(カラス)なんかについばまれないうちに、 ちゃんと土に埋めてやりたいんだ。」 リリ「『リー』って?――――あ、いや何でもない。 了解よレベッカ、子犬は責任持って預かるから、早く兄弟のところに行ってあげて。 それと林に行くのなら、ピクシー達に気をつけてね!」 リリアーナはミルクを子犬に与えながら、レベッカを見送った。 (70で〆)
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めいとのほしからSOS【登録タグ NexTone管理曲 VOCALOID かたほとりP め 三重の人 曲 曲ま 殿堂入り 田村ヒロ 鏡音リン】 作詞:かたほとりP 作曲:かたほとりP 編曲:かたほとりP イラスト:田村ヒロ 動画:三重の人 唄:鏡音リン 曲紹介 曲名:『メイドの星からS・O・S』(めいどのほしからS・O・S) テーマは「これなんてエロゲ?」 このゲームは近未来発売予定…かも♪ 絶賛予約受付中(脳内で) 歌ってみたSNS、シングリンク1st公式アルバムに提供した楽曲を今回、リンver. と Nimo ver. として2パターン同時リリース。 歌詞 はるか遠い宇宙(そら)のかなたの銀河に輝いている メイドだけが暮らしている星からやってきました 突然ですがあなたにお仕えすることになりました ツインテールがお気に入りのメイド星のプリンセス 名高き占いメイドが 三日三晩篭って 導き出した結果 私の主はあなたなんです! 掃除洗濯おまかせあれ 料理だってがんばります たまにドジなとこ見せるけどご愛嬌☆ メガネはかけたほうがいいですか? スカートはミニでもいいよね あなた好みのメイドになります ずっとあなたのすぐそばで お役に立っていたいの 私のご主人様☆ 実は私達の星が今とてもピンチなんです 原因不明 謎の病が突然の大流行 世界中に散らばっているメイド達もパニック 絶体絶命この危機をあなたに助けてほしいの 優秀なナースメイド達が 分析したところ 唯一の治療法は 熱いあなたのくちづけなんです! 清楚なお嬢様メイドも セクシーなお姉さんメイドも あなたの助けを待ち焦がれている ロリメイドも猫耳メイドも 強がってるツンデレメイドも 銀河の向こうで夢を見ているの ねぇ 一緒にきてほしいの みんなを救ってあげて まずは私におねがい☆ 今メイド達の未来は あなたに全て託された そこに行けば広がるパラダイス たったひとりのご主人様 勢力挙げてご奉仕いたします ギャルメイドもスク水メイドも あなたのキスを待っているの 星の救世主に胸ときめかせて ねぇ 早くおくすりを みんなにお届けして もいちど私もおねがい☆ コメント このコラボはリン廃が泣いて喜ぶなww俺含め -- 名無しさん (2010-03-11 19 57 31) PVが女声ボカロ全員集合って凄いな・・・ -- 名無しさん (2010-03-12 00 16 34) かわいすぎる・・・ -- 名無しさん (2010-03-12 07 35 49) どうしても欲しいのだが発売日はいつですか? -- 名無しさん (2010-03-12 13 03 58) PVのグミの可愛さは異常 -- 名無しさん (2010-03-12 14 09 15) 女だけどリピートがとまらないwwww -- 名無しさん (2010-03-12 14 14 55) この曲のおかげで地球でもリン廃という名の謎の病が流行するな。ありがたやありがたや。 -- 名無しさん (2010-03-12 22 31 35) いつ発売ですか? -- 名無しさん (2010-03-14 16 15 57) リンの可愛さが異常すぎてヤバイw -- 名無しさん (2010-03-15 22 33 48) PVのルカ姫が可愛いすぐる(**´ω`) テラモエス -- 名無しさん (2010-03-18 08 32 49) きゃっほい -- 名無しさん (2010-03-19 16 15 58) やばい可愛い。 -- 名無しさん (2010-03-19 23 07 54) あのー、このゲームどこに行けば買えますか? -- 名無しさん (2010-03-21 00 44 43) メイドの星での限定発売です。地球圏向けのローカライズは予定されていませんw -- 名無しさん (2010-03-21 08 13 45) セクシーなお姉さんメイドはあたしのものーー -- 名無しさん (2010-04-27 12 56 42) ギャルメイドとスク水メイドは俺の嫁 -- 名無しさん (2010-05-05 17 59 22) 最初ネルがレンに見えてしまったのは私だけ?www -- 名無し (2010-05-05 23 52 22) ツンデレメイドって凄くない?ww -- 名無しさん (2010-05-27 17 21 35) これさいしょ「S・O・S」だからみくるかと思った -- 名無しさん (2010-08-09 06 54 59) ロリメイド…ぃいです( ´艸`) そんな事を考える僕ゎまだ14の女の子…… -- 阿琥 (2010-10-06 21 13 51) 殿堂入りオメッと! -- リンレン好きの人 (2010-12-11 11 27 24) 18歳まで待てん -- エロゲと名称しつつ、全年齢対象にしてくれ(( (2010-12-28 14 08 47) ↑逆だった -- 名無しさん (2010-12-28 14 09 41) 発売を待ってます。 -- 名無しさん (2010-12-30 22 41 59) 歌もPVもクオリティが高すぎるww メイド イン リン!! -- z名無しz (2011-01-02 23 28 06) キャラクター達のメイド姿が可愛い(*^_^*) -- 雪女 (2011-01-04 16 12 03) いつ発売ですか…… -- 名無しさん (2011-03-13 12 20 12) り、リンちゃん(´▽`* 家にきておくr←黙 -- 烈斗 (2011-05-14 10 20 26) メイドさん好きの私としては、グッとくる一曲です。 是非ゲーム化をwww -- 弥月 (2011-06-05 21 34 04) こんなエロゲ欲しいと思ってる中学一年生とは僕の事d((黙 -- 雪女 (2011-07-03 15 07 19) ほしいwwかわええ -- 名無しさん (2011-07-28 17 04 40) リンは俺の嫁 -- 名無しさん (2011-07-28 17 08 30) 全員まとめて、俺の嫁。 -- 龍奇 (2011-09-30 03 57 55) ネル先輩やハク先輩に認められる亜種になって私もこんな素敵な動画にでれるように頑張る! -- 笹音ワカ (2011-10-08 15 05 36) この曲を基にした同人誌(全年齢向け)も、だいぶ前に出てる…凄いよね(釣りでも嘘でもありません)。 ゲーム化まで待てない人は、先にこっちを買って待ちましょうか…多分、既に入手困難だろうけどw -- 名無しさん (2011-11-17 11 49 11) なるほど確かにネルがレンにみえてしもたwww -- 全リン廃が泣いた (2012-02-01 19 13 52) 「これなんてエロゲ?」→「全リン廃が泣いた」 -- 名無しさん (2012-02-01 20 48 54) ツンデレメイドに萌えた!! -- 名無しさん (2012-04-02 19 58 34) プリンセスとお嬢様メイドはアタシのものっ!!あ、でもギャルメイドも欲しいっ!! -- 名無しさん (2012-04-02 20 00 20) 発売いつですかー?ww -- 名無しさん (2012-04-09 04 46 58) 謎の病GJww -- ゆっぐ (2012-04-11 15 18 24) うほぉwmjで神だあああああああwいつ発売するんですか? -- 名無しさん (2012-05-18 16 53 59) こんなメイドが居たら毎日鼻血パラダイス!!( ^p^) -- 柊 (2012-05-27 14 51 43) このゲーム欲しいいいいいい!てかギャルメイドがGUMIちゃんだったのね…。一番攻略したいのは占いメイド^^ -- ユイ (2012-06-03 17 47 28) あー可愛い…///^q^/// -- 名無しさん (2012-06-11 01 15 54) お仕えしてくだ((ry/// -- 名無しさん (2012-07-10 19 44 04) ナースメイドとか占いメイドとかもうなんでもありだな。カワイイからいいけど。 -- 変態という名の淑女 (2012-08-12 10 15 25) 占いメイドってつまりどっちが本職なんだ?そしてお嬢様メイドは御奉仕するのか?されるのか?で、最大の疑問はこの星女だらけなのにどうやってそこまで繁殖したんだ? -- いや別にどうでもいいけどさ (2012-08-30 13 43 15) いつやる感じですか? -- ちゃあ (2012-09-15 08 39 56) 早くゲーム出ろーーーー!!!! -- 名無しさん (2013-02-23 17 42 47) プリンセスは俺が頂くww -- 名無しさん (2013-03-02 23 01 11) かわいすぎんだろおおおおおおおおお!! -- 名無しさん (2013-04-02 07 47 08) いやん!!はまるッッ -- 名無しさん (2013-04-02 07 48 10) 可愛い///\(^p^)/ -- 如月モモ (2013-11-24 21 48 59) ミクさんミクさんミクさんミクさんミクさん・・・ -- 名無しさん (2014-01-31 21 49 54) 名前 コメント
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634 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/16(木) 21 32 19.55 ID FHah61uNo 京太郎「ハッ!?」ガバッ 飛び起きる。 広い部屋の中だった。 大きなベッドの上だった。 見覚えも、身に覚えもなかった。 ガチャッ ハギヨシ「おや、お目覚めですか京太郎くん」 京太郎「ハギヨシさん?」 ますます分からない。 俺は風呂場にいた筈なのに。 窓からは日光さえ差し込んでいる。 と、いうことは―― 京太郎「………………夢オチっすね!?」 ハギヨシ「京太郎くんが透華お嬢様の裸を目撃する寸前に新子様と国広様に袋叩きにされたことなら、紛れもなく現実ですよ」ニッコリ あ、はい。 639 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/16(木) 22 01 15.35 ID FHah61uNo 京太郎「……え、その割には身体とか全然痛くないんですけど」 ハギヨシ「修行の成果ですね」ニッコリ あ、はい。 京太郎「マジか……」 これには自分でもビックリだ。 突貫工事じみた修行も、十二分に成果はあったらしい。 ハギヨシ「さて、目が覚めたのなら早く身支度を済ませることをお勧めしますが」 京太郎「え?」 ハギヨシ「予め聞いておいた阿知賀の皆様の起床時間を、もう一時間ばかり過ぎていますので」サラリ 京太郎「えっ!?」 反射的に枕元にあった携帯電話を引っ掴む。 確認した時刻は、ハギヨシさんの指摘と合致していた。 京太郎「うっわ……すんません、すぐ着替えますから!」 ハギヨシ「準備が出来たら食堂へお越しください。朝食を用意しています」 京太郎「ありがとうございます!」 ハギヨシ「いえ。頑張ってくださいね」ニッコリ 645 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/16(木) 22 27 46.83 ID FHah61uNo ◆ タッタッタッ... 長ーい廊下を、やむをえず走っていた。 とは言え小走り程度だ。 片手には、着替えの傍に置いてあった邸内の見取り図。 メモ紙に手書きで主だった部屋の名前が記されている。 食堂の他には風呂場と、あと『わたくしの部屋』。 何の情報だよ。 誰の部屋だよ。 さっぱり分からない。 まあ食堂までの道筋が分かれば文句はない。ボケは流す。 京太郎「次の突き当りが左で、そこから二番目のドアか……」 曲がって視認。 あそこだな。 校舎以上に豪奢な装飾のドアノブに手を掛け、捻る。 650 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/16(木) 22 36 54.96 ID FHah61uNo ガチャッ 京太郎「すみません、寝坊しました!!」 玄「お帰りなさいませ、ご主人様っ!」ニコッ 京太郎「」 バタム 658 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/16(木) 22 49 05.15 ID FHah61uNo 京太郎「……」 メイドがいた。 玄さんだった。 京太郎「……いや」 玄さんがいた。 メイドだった。 京太郎「……いやいや」 見間違いだろう。 もう一度ドアを開ける。 純「だからよー、「お帰りなさいませ」じゃねーんだって」 玄「はい……」 一「メイド喫茶か何かと勘違いしてない?」 玄「いえ……」 智紀「同じミスは許さない」 玄「はい……」 京太郎「……」 見間違いじゃなかった。 ガチで叱られてた。 668 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/16(木) 23 11 30.11 ID FHah61uNo 京太郎「……あのー……」 恐る恐る室内に踏み込む。 すると長身メイドと手錠メイドと眼鏡メイドに囲まれていた黒髪メイド(涙目)が駆け寄ってきて、 玄「お、おはようございます、ご主人様っ!」ペッコリン 大袈裟に一礼。 うん。 なにこれ。 京太郎「おはようございます……あの、玄さん?」 玄「はひっ、なんでございますでしょうか!」カチコチ 京太郎「いや、普通でいいです。普通にしててください」 玄「そ、そう?」ホッ 露骨にホッとしてる。 京太郎「それで……どうしたんすか、その格好」 玄「メイドさんですのだ!」キリッ 京太郎「それは把握してます」 675 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/16(木) 23 26 46.11 ID FHah61uNo 玄「えへへ、どうかな? 似合う?」クルンッ 京太郎「パンツ見えましたよ」 玄「ふえ゛っ!?///」バッ 慌ててスカートを抑える玄さん。今更である。 そんな短いスカートで回ればパンチラは道理だ。 本当にありがとうございました。 京太郎「つーか、だから何故にミニスカメイドですか」 一「それはボクが説明するよ」ガチャガチャ 手錠メイドが近付いてきた。 京太郎「是非お願いします」 玄「そ、そのくらい私が……」アセアセ 一「松実さんはお説教ね」ニコッ 純「おう、ちょっとツラ貸せよ」クイッ 智紀「……」メガネクイッ 玄「ずがーん!?」 678 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/16(木) 23 58 07.93 ID FHah61uNo 長身メイドもとい井上さんと眼鏡メイドもとい沢村さんに連行される黒髪メイドもとい玄さん。 俺は改めて手錠メイドもとい国広さんと向き合う。なにその手錠。 一「まず松実さんがメイド服を着てる理由だけど」 京太郎「はい」 一「彼女が着たがってたからだよ」 京太郎「想像以上にシンプルだった!」 一「で、仮にもメイドの格好をするならってボク達で指導してたんだ」 一「ちなみにミニスカなのは透華の悪ふざけだよ」 京太郎「ああ、納得です……ところで龍門渕さんは?」 一「透華に何の用?」ギロッ 京太郎「いっ、いえ別に!」 やだ急に怖っ。 そう言えば昨夜ボコられたんだっけか、俺。 ダメージが残ってないから記憶からも消えかけていた。 679 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/17(金) 00 21 16.57 ID VPMMejw3o 一「……透華なら別の部屋でみんなの着替えを手伝ってるよ」 京太郎「え? みんな?」 俺が聞き返したタイミングで、 透華「お待たせしましたわーーーーーッ!」バァンッ! 龍門渕さんが現れた。 が、 透華「ッ!///」カァッ 京太郎「え?」 透華「わ、わたくし……まだ準備が残ってましてよーーーーーッ!///」ドヒューン 京太郎「え!?」 俺と目が合うや否や、また部屋の外へ飛び出してしまった。 やっぱり気まずいのだろうか。 まあ、 一「……」ジロォ... 国広さんの非難の視線に晒される俺も、負けじと気まずいけどな。 687 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/17(金) 00 56 11.61 ID VPMMejw3o 龍門渕さんが立ち去った後には、 宥「あ、あのぅ……」オズオズ 宥さんがいた。 メイドだった。 宥「へ、変じゃないかなぁ……ごしゅじん、さま?」 (結婚せざるは勇なきなり) 京太郎「変じゃないっす! メチャクチャ似合ってます!」 玄さんと違ってオーソドックスなメイド服だ。 そりゃミニスカは穿けまい。 穿いたら是非とも見せて欲しい。 宥「ゎわ……でも、手袋とマフラーだよ……?」 京太郎「それがいいんじゃないですか! すっげー可愛いですよ!!」 宥「ふぁ」 宥「……」 宥「あったかーい」ポワ 699 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/17(金) 01 24 51.87 ID VPMMejw3o ツンツン 京太郎「ん?」 灼「」チョコーン 鷺森部長だった。 メイドじゃなかった。 和服だった。 京太郎「……なんで!?」 灼「龍門渕さんが、こっちの方が似合うだろうって」 京太郎「ああ、まあ……」 確かに似合っている。 コケシ的な意味で。 灼「ど?」 京太郎「ええ、似合ってますよ」 灼「そ。じゃあハルちゃん(二日酔い)にオレンジジュース持ってこ……」トコトコ コケシじゃなかった。 茶運び人形だった。 ていうかレジェンドは出先で何やってんだ。 703 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/17(金) 01 36 22.34 ID VPMMejw3o ツンツン 京太郎「ん?」 今度は背中をつつかれている。 順番からして憧か穏乃か。 振り返る。 / \. / / . /. . / . | . . .. . . . / | . | . | / /| . . . | | ヽ | | . /7ハ 「`| ハ .ハハ | | | / r≠ミ /}| r≠ミ | | | |ハ f| ィう//i|`| // う//iハ| 八 「お、お久しぶりです……///」 i{ i | | 弋/ソ 弋/ソノj/ i 八 | |_ ,, ' ,, 从 ./ ヽ | ` r , イ | ./ N />.. イ、r―j/、 r――r-rく 7 V|__, 〉、 lj>――| ―― 、 ソ_ } / \ / `ヽ_ ノ _rV ‘.. / 、_, 7⌒―く ´ \ \{i | 京太郎「」 744 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/17(金) 21 32 24.91 ID VPMMejw3o 憧じゃなかった。 穏乃でもなかった。 綾ちゃんだった。 メイドだった。 国広さん達と同じオーソドックスなデザインだ。 そのシンプルさが綾ちゃんの素朴な可愛らしさと上手く噛み合っている。 持ち帰りたい。 家に置きたい。 そして掃除とか料理とかしてるところを眺めたい。 きっと凄まじい癒やし効果が見込めると思う。 って、 京太郎「綾ちゃん!? なんでここに……つーか、いつから!?」ズイッ 綾「わ、わっ、近っ……/// あのあのえっとこれはその……」アヤヤヤヤ 一「昨日からいたよ?」ケロリ 京太郎「マジで!?」 749 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/17(金) 21 57 57.00 ID VPMMejw3o 玄「私達も驚いたんだけどね」 会話に混ざりながら玄さんが歩み寄ってきた。 玄「実は綾ちゃん、荷物に紛れ込んで付いてきてたんだよ」 京太郎「はぁ!?」 なんだそれは。 今明かされる衝撃の真実ゥ。 京太郎「荷物って……え、俺達の荷物にですか!?」 玄「うん。京太郎くんが積み込んでくれてたよね? その時は気付かなかった?」 京太郎「まったくもって!」 一「それはそれでどうなのさ」 京太郎「いやほんとに。綾ちゃん軽いんで」ヒョイッ 綾「ひやあ!?///」 論より証拠と持ち上げてみせる。 京太郎「ほら、たかいたかーい」ヒョーイ 綾「あややややややややややややややややややや」 うん、やっぱり羽のように軽い。 両手で触れる脇腹にも余分な脂肪は一切ない。 まったく中学生は最高だぜ。 759 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/17(金) 22 40 34.05 ID VPMMejw3o 綾「ぉ、おにーさんっ! おろ、おろしてください~っ」アヤヤヤヤ 京太郎「あ、悪い」ストン いつまでも宙ぶらりんじゃ怖いよな。 真っ赤な顔で息を荒げる姿に罪悪感を覚える。 京太郎「大丈夫か?」 綾「は、はひ……」ハァハァ 京太郎「ごめんな、まさか荷物の中にいるなんて思わなかったから、乱暴に扱ってたかも」 綾「そんな、気にしないでください。私、おにーさんになら乱暴にされても……///」ポッ 京太郎「そう言ってくれるのは嬉しいけどさ、無理だけはしないでくれよ? 痛かったんなら正直に――」 綾「ほ、本当ですっ! 私(が入ったバッグ)を抱いてくれた時のおにーさん、すごく優しかったです!」 京太郎「綾ちゃん……」 綾「……えへ」ニコッ ええ子や(真顔)。 一「……ねえ、なにこれ?」 純「オレに聞くなよ……」 智紀「ハイセンス」 764 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/17(金) 23 00 59.34 ID VPMMejw3o 京太郎「ところで玄さん、監督はこのことを?」 玄「もちろん知ってるよ」 綾「荷物に隠れるよう提案してくれたの、ハルちゃんなんです」 おい。 赤土。 玄「ほら、最初のサービスエリアで京太郎くんに買い出しお願いしたでしょ?」 京太郎「ああ、はい」 玄「その時には、もう私達は綾ちゃんのこと知らされてたんだ。黙っててごめんね」ペッコリン 綾「ご、ごめんなさいっ」ペッコリン 京太郎「……そんな無茶な話、よく綾ちゃんも乗っかったな」 綾「えと、桜子とひなにけしかけられて……」 京太郎「……き、桐田さんは!? あの子は常識人だった筈!」 綾「あ、凛はむしろ応援してくれました」 京太郎「マジか!?」 綾「はい! 「あー、うん。いいんじゃない? もうどうでも」って、生暖かい目で!」 京太郎「それ投げられてるよ匙ィ!」 767 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/17(金) 23 35 57.19 ID VPMMejw3o と、 ついつい跳ね上がってしまうテンションを押さえつけ、 京太郎「……そもそも、どうして綾ちゃんは遠征に付いてきたんだ?」 綾「ッ」ドキッ 京太郎「前は、憧達の迷惑になるから部室には来ないって言ってたよな?」 京太郎「なのに今回はかなりの無茶をしてまで長野にいる」 京太郎「どうしてなんだ?」 綾「……ごめんなさい……」シュン 京太郎「あ、いや、別に責めてるわけじゃないんだけどな」 綾「ごめん、なさい」 いかん。 すっかり萎縮させてしまった。 JCメイドを詰問とか、どんなイケナイご主人様だよ。 シチュエーションとしては嫌いじゃないが、当事者になってみると悪趣味以外の何物でもない。 775 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/18(土) 00 07 29.72 ID IqeAXVL6o と、 玄「きょ、京太郎くんっ」 声。 振り向けば、玄さんと国広さん達が一箇所に集まっていた。 玄「出来れば綾ちゃんを怒らないで欲しいな……」 一「その子、須賀くんのいないところで色々頑張ってたんだよ?」 智紀「牌譜を取る手伝いもしてくれた」 純「根性あるよな。オレは気に入ったぜ」 京太郎「皆さん……」 熱いフォローの嵐だった。 重ねて言うが、俺に綾ちゃんを責めるつもりは毛頭ない。 悪ノリであっても悪気はなかったんだろう。 迷惑になると分かっていても、せめて邪魔にならないようにと頑張ったのなら、 スッ 綾「ひうっ」ビクッ 京太郎「本当に怒ってないから。な?」ナデナデ 綾「お、おにーさん……」 京太郎「メイド服、似合ってるぜ」ニッ 綾「ぁ……ありがとうございます、ご主人さまっ!」ニパッ 870 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/20(月) 21 28 57.16 ID krQTuekMo キィ... 京太郎「ん?」 透華「お、おじゃましますわ……」ソローリ 一「透華が未だかつてなく静かにドアを開けた!?」 純「つーかお前んちだろ」 智紀「借りてきた猫……」 透華「だ、だまらっしゃい! 私にも事情というものがありますのよ!」 メイドで部員な御三方を怒鳴りつけ、龍門渕さんがこちらに向き直る。 そして、 透華「ごきげんよう須賀さん。昨晩はよく眠れまして?」ウフフ 京太郎「え?」 まるで本日最初の顔合わせであるかのようなセリフだ。 透華「ごきげんよう須賀さん。昨晩はよく眠れまして?」ウフフ 京太郎「いや、あの」 透華「ごきげんよう須賀さん。昨晩はよく眠れまして?」ウフフ 村人Aか。 察するに、龍門渕さんは昨夜の一件をなかったことにしたいらしい。 ならば俺も敢えて適当に返すのが人情だろう。 京太郎「えーっと……はい、お陰様で」 透華「お、お陰様ぁ!? そそっ、それは私の裸を見たお陰様でという意味ですの!?///」ドカーン 京太郎「えええ自分から突っ込んできたよ!!」 875 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/20(月) 21 58 57.82 ID krQTuekMo 玄「は、裸……!?」 宥「あったかくない……」ブルッ 綾「おにーさん、どういうことですか……?」 京太郎「しかも玄さん達は知らなかったんですか!?」 一「萩原さんが誤魔化してくれてたからねー」 純「オレ達は聞いてたけどな」 智紀「この淫乱」 透華「ごっ、誤解ですわ!///」 京太郎「そう、誤解なんですよ! 風呂場でちょっとしたToLOVEるがあってですね……ねっ、りゅーもんぶちさん、ねっ!?」 玄「お、お風呂……!?」 宥「あったかそう……」ポワ 綾「おにーさん、どういうことですか……?」 京太郎「あああ次から次へと! 誰かタスケテー!」 <オーイ 京太郎「!」 この声は…… 穏乃「おーい!」 京太郎「し、穏乃ー!」クルッ 穏乃「おーい、京太郎ー!」 ※参考資料 / | |.. . ゙、 . ゙、゙、. \ |. i | i |. ∧ 、.i. .i . ` 、. ! | |、 | | i | ! | | | 、 > | | i 「! ヽート!、 リ ! |ハ ト | ̄ ̄. ,..-、| i | !゙、 _、!二゙、-| イ リ ! |ヽ | / へ.゙、 丶ヾヽ ´{ i` ヽ! 1!| /| !ノ゙、リ ヽ \ !丶  ̄ Vイ ハ |\ i. 丶 \゙、 ` リ `ヽ `┬ 、 ヾ / i ;ィノ U ,....-ィ /,, ‐レリ _  ̄ /゛=!_ \ `ー-、_ _/ ゛== 、 \ / ̄ヽ、 ゛===-、 884 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/20(月) 22 22 05.29 ID krQTuekMo 穏乃だった。 メイドだった。 水着だった。 メイド水着を着た穏乃だった。 バッカじゃなかろうか。 穏乃「おはよっ!」 京太郎「むしろお前が目を覚ましてくれ」 穏乃「ぅ?」キョトン 京太郎「キョトンじゃねーよキョトンじゃよ。なんだその格好!」 穏乃「ああこれ? 透華さんが貸してくれたんだー」 京太郎「なに考えてんだアンタ!」クワッ 透華「可愛いでしょう?」 京太郎「そうじゃねーだろ!」 透華「あら、もしかして可愛くないと仰いますの?」 京太郎「だからそうでもなくて……ああもう!」 888 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/20(月) 22 57 29.78 ID krQTuekMo 透華「ああもうはこっちのセリフですわ! 可愛いのか可愛くないのかハッキリしてくださいな!」 京太郎「そりゃ可愛いですけど!!……ハッ!?」 透華「でしょう」フフン 京太郎「クソぉ……言わされた……」ガクッ 穏乃「京太郎?」 くずおれ膝をつく俺に、穏乃が声を掛ける。 穏乃「この格好、私にはよくわかんないけど……かわいい、の?」 なんて、小首を傾げてみせる穏乃。 その頭にはネコミミ風ホワイトブリム。 首から下も、本当にメイドで水着としか言いようがない。 相当に着る人を選ぶと思う。ともすれば下品だ。 しかし穏乃は見事に着こなして……というか、受け入れている。 照れや恥じらいがない分、持ち前のあどけない雰囲気が勝っているのだ。 なのに何故だろう、健やかさの中に色気まで感じてしまうのは―― 京太郎「……」 穏乃「京太郎ー?」 京太郎「よしよし」ナデナデ 穏乃「わ……えへへー♪」 誤魔化した。 898 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/20(月) 23 31 56.45 ID krQTuekMo 玄「すごく可愛いよ穏乃ちゃん!」 綾「うん、似合ってるー」 穏乃「ありがとうございます玄さんっ。綾もありがと!」 宥「寒くないの……?」 穏乃「動けば全然へーきですっ!」ピョンピョン 純「よくそんなカッコ出来るなぁ」 智紀「ハイセンス」 一「もう少し露出が欲しいね」 と、和気藹々の両麻雀部+中学生。 京太郎「……あれ?」 何かおかしい。 何か足りない。 何かっていうか、誰か――あ。 京太郎「穏乃、そういえば憧は?」 よく見たらいなかった。 右も左もメイドばかりで気付くのが遅れてしまった。 908 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/21(火) 00 02 59.14 ID lsB4ak/Fo 穏乃「え? あれっ? 憧? 憧ー?」キョロキョロ 透華「おかしいですわね、高鴨さんと一緒に着替えてましたのに」 京太郎「………………なぬ?」 一緒に着替えて……だと……? それはつまり、憧もメイド服を着ているということか。 その憧が食堂に来る前に姿をくらましたということか。 ということは―― 京太郎「」クルッ 視線を食堂の入り口に。 京太郎「!」 発見。 半開きの扉の陰から憧の髪の触覚部分がはみ出していた。 やっぱり、途中で怖気づいて隠れてやがったな。 抜き足&差し足で忍び寄り、 京太郎「なーにコソコソしてんだ、よっ――」グイッ 憧「ふ、きゅ……っ!?///」 ※参考資料 / | |.. . ゙、 . ゙、゙、. \ |. i | i |. ∧ 、.i. .i . ` 、. ! | |、 | | i | ! | | | 、 > | | i 「! ヽート!、 リ ! |ハ ト | ̄ ̄. ,..-、| i | !゙、 _、!二゙、-| イ リ ! |ヽ | / へ.゙、 丶ヾヽ ´{ i` ヽ! 1!| /| !ノ゙、リ ヽ \ !丶  ̄ Vイ ハ |\ i. 丶 \゙、 ` リ `ヽ `┬ 、 ヾ / i ;ィノ ,....-ィ /,, ‐レリ _  ̄ /゛=!_ \ `ー-、_ _/ ゛== 、 \ / ̄ヽ、 ゛===-、 919 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/21(火) 00 25 46.36 ID lsB4ak/Fo __,.ィ ̄ ̄`ヽ/ヽ__ > ´ ̄ / ` `、 、、 - ´ / ' } ヽ ヽ\ \ `  ̄ >' / , | ∧/! | } ヽ ヽ /,ィ / ' / /| _/,.ム斗}-/ ハ . {/.' ,| ,.|-}/-{ | / ,ィチ斧ミ }/ } | . / イ/{ ! ィ斧从}/ Vzソ ノ /イ , 「……」<__ ´// 从{ Vソ / / イ- 、 | {'{ { , ' /' ⌒ } | 从Ⅵ /. ノ | 叭 v_ ̄ヽ ,rー' 从 、 イj / / . < |' /}/ 、__ ´ } イ从/ | |/ 「 ̄| 「 ̄ ̄ ̄ ̄} |//l| |//////// 、 ,. <// ∧ |//////////> 、 / | |.. . ゙、 . ゙、゙、. \ |. i | i |. ∧ 、.i. .i . ` 、. ! | |、 | | i | ! | | | 、 > | | i 「! ヽート!、 リ ! |ハ ト | ̄ ̄. ,..-、| i | !゙、 _、!二゙、-| イ リ ! |ヽ | / へ.゙、 丶ヾヽ ´{ i` ヽ! 1!| /| !ノ゙、リ 「!?」 ヽ \ !丶  ̄ Vイ ハ |\ i. 丶 \゙、 ` リ `ヽ `┬ 、 ヾ / i ;ィノ U ,....-ィ /,, ‐レリ _  ̄ /゛=!_ \ `ー-、_ _/ ゛== 、 \ / ̄ヽ、 ゛===-、 憧「ぅう……///」モジモジ 思わず二度見する。 ドアを全開させた先には確かに憧が立っていた。 メイドだった。 水着だった。 ジャージだった。 メイド水着の上からジャージを羽織った憧だった。 もう言葉もない。 だが、敢えて言うなら、 京太郎「……」ジー 憧「きょ、京太郎……?///」ポヨーン 京太郎「……」ジィー 憧「……ちょっ!? どこ見て……!///」バッ 京太郎「憧、お前……」ジィーッ 憧「な、なによ……」ドキドキ 京太郎「………………盛ったなぁ! 胸!」 憧「死ねぇ!!」バキィッ 京太郎「すみれっ!」グハァッ 925 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/21(火) 01 01 11.40 ID lsB4ak/Fo 憧「アンタって本っ当にデリカシーがないのね!」 京太郎「だ、だって明らかに普段よりデカ……」ピクピク 憧「な、なに言ってんのよ! 普段からこれくらいあるでしょ!」 京太郎「えぇ……?」ジロー 憧「ちょ、じろじろ見るの禁止!/// とにかくあたしはこれがデフォなの! ねっ、とーかさん、ねっ!」クルッ 透華「その通りですわ! 龍門渕家に代々伝わりし寄せて上げるテクニックなんて使ってませんわ!」キリッ 憧「透華さあああああんっ!?」ズガーン 透華「口が滑りましたわー!?」ガビーン 隠し事の出来ない人だった。 京太郎「ふーん……寄せて上げちゃいましたかぁ……」ジローリ 憧「だからじろじろ見ないでってば! うぅう……///」 耐えられない、とばかりにしゃがみ込む憧。 そうすると余計に胸が強調されるのには気付いていないらしい。 谷間か…… 京太郎「ぐへへ」 綾「おにーさん、鼻の下伸びてます……」ジトー 玄「ぐへへ」 宥「くろちゃー……」シラー 930 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/21(火) 01 44 42.63 ID lsB4ak/Fo 穏乃「てゆーか、なんで憧は私のジャージ着てんの?」 宥「あったかいから?」 憧「だ、だって……」 玄「だって?」 憧「いざ着てみたらこの格好、ほんと恥ずかしいし……」 憧「こんな格好で京太ろ……人前に出るとか、ありえないし……///」モジモジ 憧「だから引き返して、なんか羽織れそうなものを探して……」 京太郎「で、穏乃のジャージを発見した、と」 憧「」コクコク 京太郎「お前アホだろ」 憧「んなぁっ!?」 京太郎「憧の為を思って言うけどな。その格好、逆にエロいぞ」ズバァッ 憧「ふきゅっ!?」 事実である。 下半身は穏乃と同じデザインだが、上半身が違う。 胸のサイズに合わせたのか、より水着風で、ニアリーイコール下着風なのだ。 それをジャージで半端に隠すものだから、かえって扇情的に見せてしまっている。 隠すなら完全に隠せばいいものを。 まあ、隠したら隠したで興奮するが。裸Yシャツっぽいし。 侮るなかれ、餓えた男のエロへの嗅覚。 931 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/21(火) 02 00 03.95 ID lsB4ak/Fo 京太郎「しかしまあ……」 見回す。 ジャージ水着メイド。 ネコミミ水着メイド。 ミニスカ黒髪メイド。 マフラーメイド。 JCメイド。 京太郎「身内がことごとくメイド化してるって、相当カオスだな……」 透華「それで須賀さん、誰にご奉仕してもらいますの?」 京太郎「そうですねぇ……」 京太郎「……」 京太郎「は?」 透華「それで須賀さん、誰にご奉」 京太郎「聞き取れなかった訳じゃねーよ村人A」 936 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/21(火) 02 26 40.83 ID lsB4ak/Fo 透華「誰が村人Aですって!? 私はこの世界の中心、ヒロインでしてよ!?」ムキー 京太郎「それはどうでもよくて……なんすか、ご奉仕って」 透華「言葉通りの意味ですわ」サラリ 京太郎「………………わっかんねぇ~」 一「あー、ボクが説明しようか?」 と、 遅々として進まない会話に痺れを切らした国広さんが助け舟を出してくれた。 京太郎「ありがとうございます、お願いします」 一「えっと、まず松実さんがメイド服を着たがってたって話はしたよね?」 京太郎「はい」 一「実はそれは建前で、メインはキミを労うことにあったんだよ」 京太郎「オレェ?」 一「感謝の気持ちだってさ。自分達の為に萩原さんの修行に耐えてくれた須賀くんへの」 943 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/21(火) 02 53 58.16 ID lsB4ak/Fo 憧「……まあ、メイドはやりすぎだと思うけどね」プイッ 穏乃「いつも助けられてる分、今日は私達が!」ムンッ 玄「そうだね、張り切って恩返ししちゃうよっ」フンス 宥「京太郎くんがあったかくなれるように、頑張るから……」プルプル 綾「わ、私もおにーさんの為なら、なんでも……なんでも……///」アヤヤヤヤ ウォーズマン「コーホー」 京太郎「みんな……」ジーン 純「おーおー、愛されてるなぁ」 智紀「この種馬野郎」 京太郎「みんな……」ジーン 感動の邪魔なので無視した。 一「でも、時間的にもそろそろ対局したいし、出来て朝食のお世話ぐらいだと思うよ。いい?」 京太郎「はい。もちろんスケジュール優先で構いません」 透華「それなら、阿知賀の皆さんにはジャンケンで代表者を決めてもらいましょう!」 憧「ジャンケン?」 透華「そう! 勝ち残った一人だけが須賀さんのお世話をするのですわ!」バァーン 「「「「「!!」」」」」 なんちゅう贅沢者だ俺は。 しかし憧達は既に臨戦態勢。 謎の緊張が辺り一帯を包んだ。 そして、 「「「「「じゃーんけーん――!」」」」」 23 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/21(火) 21 36 58.34 ID lsB4ak/Fo ◆ で、 / 、 \ r三ミY_ソヽ _/ / / / / ヽ ヽ / iソ \ /// /< ハi Vハレ ! ハ / / \ / ハ ! ハ! V\ イ´Vハ ハ / / \ / i V ハ { r≠ミ r≠ミ } ノ リ ,.´ / \ V i ゝ 、、 丶 、、イ レ´ / /、 \⌒{ { /⌒ ┐ ! } / / 「やったー! 私の勝ちだー!!」 \ \{ .{ i ′ ィ レ / \ { .ト\ ー ´ / ,.} } / ※AAはジャージですが実際はメイド水着です / \ V{ Y  ̄ Ti ´} _/ } .j /. / \ V ゙三 ニ 〉〉彡 レ / i {\ / ヽ《 / Vi ハ { ヽ }} ヽ ; ´ ハ ハ{ V }} V / V { \ { }} V V\ 、 ! }} ', ` ゝ } }} ; l }} i. } }} ' ! }} } という結果になった。 玄「そんなぁ……」 宥「……あったかくない」 綾「おにーさん……」 憧「………………」 京太郎「おおぅ」タジッ 負けた面々の反応に、なんだか胸が痛くなる。 気持ちは嬉しいが、そこまで俺に奉仕したかったのだろうか。 25 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/21(火) 21 48 37.35 ID lsB4ak/Fo 透華「では、高鴨さんが須賀さんの朝食係で決まりですわね」 穏乃「はいっ!」 元気よく返し、ててっと俺に駆け寄る穏乃。 穏乃「じゃあよろしくね! 京太郎――じゃないや」 京太郎「?」 京太郎ダヨ? 穏乃「おほん!」 _ / 二>─── /´ ̄ ` / \ . . . . . . . \ / / . . /. /ヽ . . / . / . . . ./ . .′ .′ l .ヽ ヽ ヽ . l\. . .′ . . .l ′| . | | | __l__ . | | ヽ .i ト、 \! | i .斗‐┼! l jノ人| . .`ト、 .|. . .. ..| | 个x | . イト、人_∧\! __ | /| i! .| . .| |. / . ト、 \!l! . .レ ¨´ レ' レiノ .| .ハj / l . .\ 从 | ___ | ハ/. / \ \l\_j xzzzzz ⌒¨^'ムイ / . \/^Y T ^゚´ , 、、、 l . . | 「よろしくおねがいします、ご主人さまっ!」. / . {.⌒i | """ l . . | / . . . .丶 l | i ¨´` T ! . AAはジャー(ry. // . . . __/! . | . 、__ ノ イ . . / // . ./^ヽ∨iト、三> .,,_ . <ニ.|. ./.// . . vヘ三三三三Y三ニi}三ニレ'^ヽ . / 'vヘニ>─ ┴く/ x─‐‐く ||| i! ′ ⌒ヽ V´ , Y / vリ | レ' ∨ ({ i ! i!l | | / リ..... ____ iノ _〕l | l / ヽr'´ ̄ ̄`YY─==ニニX′.\ト、 | / ! ______.| { | |ヽ 可愛いなチクショウめ。 35 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/21(火) 22 14 00.84 ID lsB4ak/Fo ◆ で、 穏乃「おっとっと……おーっとっとっと……」ヨロヨロ 京太郎「」ハラハラ ふらつきながら朝食の載ったトレイを運ぶ穏乃を、椅子に座って待っていた。 危なっかしい穏乃もだが、背後に控える龍門渕さんと七人のメイドの視線も気に掛かる。 気に掛かって気が気でない。息が詰まりそうだ。 穏乃「お待たせっ……しました~」ガチャン 少々上品さに欠ける音を立ててトレイがテーブルに置かれる。 メニューは至って普通の洋食セットだ。 穏乃「ふー、いい仕事したなぁ」 京太郎「まだ始まってもいねーよ」 穏乃「えっ」 京太郎「えっ」 37 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/21(火) 22 40 17.75 ID lsB4ak/Fo 穏乃「朝ごはんのお世話って、他にどんなことするの?」 京太郎「えっ……えー……」 訊かれるとは。 確かに、配膳が済めばそこで試合終了な気もする。 だが、それではあまりにも味気ないのではないだろうか。 大々的にジャンケンまでして代表を決めたのに。 京太郎「他に……他になぁ……」ウゴゴゴ 穏乃「そうだ、憧に訊いてみよう!」 京太郎「えっ」 憧「えっ!?」 穏乃「ほらこっち来てー」グイグイ 憧「え、ちょっ……えっ!?」オロオロ 問答無用で引っ張られ、憧が俺の横に立たされた。 穏乃「ついでにジャージも脱いでー」バサッ 憧「きゃああああああああああっ!?///」 で、脱がされた。 53 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/21(火) 23 14 44.69 ID lsB4ak/Fo 憧「し、しず! ジャージっ、ジャージ返して!」ワタワタ 穏乃「いや私のジャージだし」 ごもっとも。 しかし今の憧の格好を見ると、少し気の毒に…… 憧「それでも返して~!///」ポヨヨン ならない。 やるじゃん憧。 やるじゃん龍門渕さん。 いい光景だ。感動的だな。実に有意義だ。 穏乃「だーめ。ほら、憧も考えようよ!」 憧「な、何をよ」 穏乃「京太郎へのご奉仕!」 憧「ふきゅっ!?」 穏乃「何かないかな?」 憧「ご、ご奉仕って……それって、手とか口とか使って……ふきゅう」グルグル おい。 後ろに中学生もいるんだぞ。 何を口走ってやがるんだこの処女。 65 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/21(火) 23 53 57.55 ID lsB4ak/Fo 穏乃「手? 口?」キョトン 憧「わぁっ!? な、なんでもないなんでもない!」 穏乃「んー………………あっ、分かった!」 憧「分かっちゃったの!?」 穏乃「うん! あーんでしょ!」 憧「へっ?」 穏乃「だから、私達が手を使って朝ごはんを京太郎の口に運ぶんでしょ? 確かにメイドっぽい!」 憧「あー……そうね、そうだよね……しずにはまだ早いもんね……」アハハ 憧「……ん?」 憧「私達ぃ!?」 穏乃「うん! 憧と私でっ!」 憧「なんであたしまで巻き込むのよ!?」 穏乃「え、憧は京太郎に恩返ししたくないの?」 憧「そ、それは……」モニョモニョ 穏乃「せっかくアイディア出してくれたんだし、一緒にやろうよ!」 憧「ぅ……うぅ~~~~~~~~~~っ……」 憧「……分かった。やるわよ、やればいいんでしょ」 穏乃「やたっ!」 俺そっちのけで話が纏まっていた。 69 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/22(水) 00 25 50.53 ID ORNdrAdXo 穏乃「というわけで!」 右に穏乃。 憧「あ、あたし達が食べさせて……あげる」 左に憧。 両側に水着メイドを侍らせての朝食が、やっと始まる。 京太郎「お、おう」 俺も流石に緊張していた。 際どい格好をした美少女二人に挟まれているのだ。 仕方ない。無理もない。 穏乃「ご主人さま、どれから食べたい?」 京太郎「んー……じゃあ、まずサラダかな」 穏乃「合点承知!」 メイドの言葉遣いじゃない。 72 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/22(水) 00 49 16.20 ID ORNdrAdXo 穏乃が手に取ったフォークでレタスを何枚か重ねて刺す。 それを俺の口元まで近付けて、 穏乃「はい、あーん」 京太郎「あ、あーん」パクッ 咀嚼シャクシャクいい歯触り。 なんとなく、新鮮な野菜だということは分かった。 ドレッシングも手作りだったりするのかな。 穏乃「おいしい?」 京太郎「ん、美味いよ。ありがとな」 穏乃「へへー。じゃ、次は憧の番ね!」 憧「わ、分かってるってば」オズオズ す、と半歩だけ前に出る。 京太郎「憧は……そうだな、ソーセージを――」 憧「こっ、このセクハラご主人様!!」 京太郎「なにが!?」ビクッ 81 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/22(水) 01 31 31.48 ID ORNdrAdXo 憧「ぁ、ご、ごめん。つい反射的に……」 お前の反射神経どうなってんだ。 憧「えっと、ソーセージだっけ」 京太郎「ああ、頼む」 憧「ん……」 ぱり、と皮が破ける音がして、ソーセージにフォークが刺さった。 穏乃がそうしたように、憧も俺に身体を寄せて、 憧「どうぞ……ご、ご主人、様……///」カァー 京太郎「あ、あー……ん」パクッ まだ熱いソーセージを口の中で転がす。 頃合いを見て噛み締めると、内側から旨味が溢れ出してきた。 粗挽きの、いかにも肉って肉だ。 憧「お、おいしい……?」 京太郎「美味いよ。憧もありがとな」ニコッ 憧「……どういたしましてっ」プイッ 83 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/22(水) 02 14 09.57 ID ORNdrAdXo その時、 透華「そこまで!」バーン 「「「へ?」」」 透華「もう対局を始める時間ですわ。よって須賀さんの朝食タイムは終了!」ババーン 京太郎「うええ!?」 穏乃「京太郎、まだ全然食べてませんよ!?」 透華「それは貴女方がチンタラやってるからですわ」ズバァッ 憧「も、もうちょっとだけ待ってもらえませんか?」 透華「と言われましても……他の方達は痺れを切らしているのではなくって?」チラッ 玄「ふえっ!? わ、私は……あの……」ソワソワ 宥「ゎゎゎゎゎゎゎゎゎゎゎ……」プルプル 綾「あ、憧ちゃん穏乃ちゃん。もしよかったら、私が代わりに……///」モジモジ 透華「ね?」 透華「……私も、何故か昨日ほど見ていて楽しい気分ではありませんし……」ボソッ 87 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/22(水) 02 34 04.26 ID ORNdrAdXo 穏乃「ど、どうしよう憧! 私達のせいで京太郎が……」 憧「くっ……こうなったら最後の手段よ、しず!」 京太郎「あー、憧? 穏乃? 俺のことは気にしなくても――」 憧「すごい勢いで食べさせる!!」ズボッ 京太郎「――むぐぉ!?」 穏乃「おおっ、その手があった!」 憧「どんどん行くわよ! パン入ります!」ズボッ「ふごっ!?」京太郎 穏乃「オムレツ入ります!」ズボッ「ぼはっ!?」京太郎 憧「スープ入ります!」ズボッ「あづぁ!?」京太郎 穏乃「マッシュポテト入ります!」ズボッ「ひぎぃ!?」京太郎 憧「ミニトマト入ります!」 京太郎「待ッ、それだけはやめ」 ズボッ 京太郎「んっほお゛お゛おおおおおおおお!?」 88 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/22(水) 02 55 14.51 ID ORNdrAdXo …… ………… ……………… その後―― 鷺森部長(お茶運び人形)がレジェンド(二日酔い)を連れて戻ってきて、 ハギヨシさんが盛大に寝坊していたらしい天江さんを連れてきて、 ようやく二日目の対局が始まって、 阿知賀の皆はメイド姿のまま打って、 勝ったり、負けたり、いずれにしろ一生懸命戦って、 皆で昼飯を食べて、やっと制服に着替えて、 (偶然にも綾ちゃんの着替えを目撃して) 国広さんの私服に度肝を抜かれて、 また打って、打って、何度も打って、 そして―― …… ………… ……………… レジェンド「えー、龍門渕高校の皆さん。この度は本当に――」 「「「「「「「「お世話になりました!」」」」」」」」 俺達の最初の遠征は、終わりを迎えた。 114 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/22(水) 22 02 07.71 ID ORNdrAdXo 透華「こちらこそ、有意義な経験をさせてもらいましたわ」 微笑む龍門渕さん。 天江さん達も横に並んでいる。 純「楽しかったぜ」 玄「私もですのだ!」ニコッ 智紀「また打ちたい……」 宥「は、はい。きっと……」プルプル 一「中堅同士、ユニフォーム交換とかする?」 憧「え゛っ。い、いえ、気持ちだけで嬉しいです」ヒキッ 透華「座敷童さん、塩せんべい食べます?」 灼「いただきま……」ポリポリ 衣「ばいばい、たかかもしずの! 戦えて嬉しかったぞ!」 穏乃「はい! 私も天江さんと勝負が出来て良かったです!」グッ 122 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/22(水) 22 36 56.41 ID ORNdrAdXo ハギヨシ「京太郎くん」 京太郎「ハギヨシさん!」 ハギヨシ「頑張ってください。私も応援しています」スッ 京太郎「はいっ! 俺、ハギヨシさんに教わったこと忘れません!」グッ 固い握手を交わす。 久しぶりだ、こういう男の友情。 衣「キョータロー!」ガバッ 京太郎「うわっ!?」 衣「きょ~たろ~」グリグリ 京太郎「あ、天江さん?」 抱きつかれた。 リボンが乱れるのもお構いなしに頭を押し付けられた。 そのまま天江さんは俺を見上げて、 衣「もう行ってしまうのか……?」 133 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/22(水) 23 12 17.65 ID ORNdrAdXo 京太郎「そうですね、奈良に戻らなきゃ」 衣「どうしてもか?」 京太郎「はい。学校もありますし」 衣「あ、衣も明日は学校だ……」 京太郎「はい。だから戻らなきゃ」 衣「ぅー……」 寂しげに目を伏せる天江さん。 衣「……じゃあ」 京太郎「じゃあ?」 衣「もういちどだけ、頭を撫ぜて……ほしい」 京太郎「……、分かりました」 胸の高さにある天江さんの頭に、そっと手を乗せる。 さっきのグリグリでくしゃくしゃになった金髪を、丁寧に梳いていく。 衣「ん……」 最後にリボンを整えて、俺も名残惜しいが手を離した。 僅かな沈黙。 衣「……ありがとうキョータロー! また逢おう!」ニコッ また顔を上げた時の天江さんは、太陽のような笑顔だった。 139 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/22(水) 23 38 35.08 ID ORNdrAdXo 透華「す、須賀さん」 京太郎「はい?」 天江さんと抱き合うようにしていると、龍門渕さんに声を掛けられた。 透華「須賀さんは長野の生まれでしたわね?」 京太郎「ええ、そうですけど」 透華「でしたら、長野に帰ってくることがあったら」 透華「……また遊びにいらっしゃいな」 透華「その、こど……衣も喜びますし!」プイッ 京太郎「……」 そっぽを向いて髪の先を指に巻きつけてる龍門渕さんを見ながら、 なんか離婚した夫婦みたいだ。 とか思ってしまった。 衣「ん? 今こどもと言わなかったか?」 透華「失礼、噛みましたわ」 衣「本当か?」 透華「かみまみたわ」 衣「本当だ!」 146 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/23(木) 00 18 56.03 ID rudyCClao レジェンド「須賀くーん、そろそろいいかな?」 京太郎「あ、はい。お待たせしました」 憧「本当よ、かなり待ったわ」ムスー 綾「おにーさん、遅いです」プクー 京太郎「悪い悪い……そんなに待った?」 返事はなく、似た背丈の二人の不機嫌そうな表情だけが並んでいた。 ……綾ちゃんの方が大きいな。いや背がね? レジェンド「じゃっ、本当にお世話様! また機会があったらその時は」 透華「ええ、是非よろしくお願いしますわ!」 灼「こちらこそ……」 ハギヨシ「連絡をお待ちしております」 部長同士、大人同士が挨拶を交わし、今度こそ長野での遠征が終わりを迎えた。 あっという間の濃密な二日間を振り返りながら、俺達はレジェン号へ向かって歩き出す。 その途中で、 レジェンド「ところで綾は帰りの席どうする?」 京太郎「俺の膝にでも座るか?」 綾「へゃあぁぁぁぁあ!?」 京太郎「!?」ビックゥーッ ウルトラマンかな? 150 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/23(木) 00 39 24.36 ID rudyCClao …… ………… ……………… レジェンド「あれれ~? 困ったな~?」 そんなレジェンドの声で目が覚めた。 最悪か。 京太郎「どうしたんすか……?」 隣で俺の肩に寄りかかって眠る綾ちゃんを起こさないように体勢を整える。 車内である。 しかし動いてはいないみたいだ。 レジェンド「あ、須賀く~ん☆ミ 丁度よかった♪」 京太郎「……なんすか、その気色悪いキャラ」 レジェンド「いやね、実は道に迷っちゃって」 京太郎「はぁ?」 レジェンド「どうかな? この辺、見覚えない?」 京太郎「いや、見覚えって……長野どんだけ広いと思って――」 言いながら、窓の外に目を向けた。 どこまでも見慣れた景色が広がっていた。 159 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/23(木) 01 04 11.35 ID rudyCClao 京太郎「……は?」 レジェンド「悪いんだけどさ、車を降りて誰かに道を訊いてきてくれない?」 そんなことを言うレジェンドに、 京太郎「……なんで……」 そう返すのが精一杯だった。 レジェンド「教師だからね。ちょっと調べれば分かることだよ」 京太郎「けど、俺は帰るつもりはないって」 憧「そうまで意地を張らなくたっていいじゃない」 声。 後ろの席からだった。 京太郎「憧?」 憧「あたし達みんなでハルエに頼んだのよ」 憧「ほら、朝は結局……ご奉仕、出来なかったし」 憧「これはその埋め合わせ」 レジェンド「パワーアップした須賀くんの頑張りで、スケジュールも完璧以上にこなせたしね」 レジェンド「だからご褒美。行っといで!」 163 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/23(木) 01 33 18.21 ID rudyCClao ◆ 僅かばかりの緊張と共に、門扉を押し開ける。 すぐ目に入る位置にある駐車場には車が停まっていなかった。 休日のこの時間にいないということは、夫婦揃って買い物だろうか。 残念なような、安心したような気持ちになる。 会えば話が長くなるし、万が一にも里心が芽生えては厄介だ。 家の鍵も持っていない。だから、家の中には入れない。 ならば、と庭に回る。 慣れた足取り。 何度も通った道のり。 目指す先は――温室だ。 小規模のプールを覆うガラス張りの施設である。 入り口をくぐると、母が趣味でやっているガーデニングや家庭菜園の草花が出迎えた。 それらの間をすり抜けるように歩いた先には、 「きゅ?」 俺の家族がいた。 171 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/23(木) 01 56 14.88 ID rudyCClao 「きゅー!」 鳴き声も、駆け寄ってくる姿も。 何もかもが懐かしかった。 足元をうろちょろする様子が愛おしかった。 屈み込んで、その頭を、体を撫でる。 暖かかった。 相も変わらないゴワついた手触りだったが、それでも心地良いと感じた。 京太郎「……よう。久しぶりだな」 「きゅ!」 京太郎「ごめんな、急にいなくなっちまって」 「きゅ~」 京太郎「俺も寂しかったよ」 「きゅっ!」 京太郎「はは、お前は元気だなぁ」 「きゅう」 178 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/23(木) 02 13 02.43 ID rudyCClao 京太郎「俺もさ、元気でやってるよ」 京太郎「奈良でやりたいことが見つかったんだ」 京太郎「……彼女は見つからないけどな」 京太郎「それをやり遂げるまでは、まだ「ただいま」は言えないから」 京太郎「だから、また行ってくるな?」 京太郎「ちゃんと帰ってくるから、それまで怪我とか病気とかすんなよ」 京太郎「長生きしてくれよ」 「きゅう!」 京太郎「ん、良い返事だ」 京太郎「今度はお前に会いたがってる友達も連れてくるよ」 京太郎「じゃあな。元気でな」 「きゅー」 京太郎「……ばーか、ついてくんなよ」 京太郎「歩きにくいだろ」 「きゅう」 京太郎「ったく、ほんとにしょうがねーなぁ、カピは」 179 名前:6月9日(日)[saga] 投稿日:2014/01/23(木) 02 28 22.64 ID rudyCClao ◆ 京太郎「戻りました」 レジェン号に乗り込むと、さっきまで寝ていた連中も全員が起きていた。 全員が、俺を見ていた。 憧「おかえり、京太郎」 京太郎「おう」 レジェンド「道は分かった?」 京太郎「はい――」 そして、 俺は答える。 今の俺の居場所へ続く、その言葉を。 京太郎「――このまま、まっすぐ行きましょう!」 【TO BE CONTINUED...】
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「あ・・・おかえり、千聖。」 はしたないところを見られてしまった。正気に戻った私は恥ずかしくなって、すぐに椅子から降りようとした。 「ふ、ふふ」 「千聖?」 「グフフフッ愛理ぃ、何やってんの?ウケるぅ!」 千聖が私の椅子に飛び乗って、右手をかざして一緒に宣誓してきた。 「これぇ、何の誓い?」 私の顔を覗きこむその顔は、長年見知った半月眼のクシャクシャ笑顔だった。ちょ、ちょっとまさか元に戻ったの? 「よ、よかったね?ちっさー。うん、これでいいんだよ、ね?」 ・・・栞菜。 「私も元に戻ると思ってました」 ・・・えりかちゃん! 「ほら、これでよかったじゃないか!これで愛理と舞も仲直り・・・ってちっさー!?ちょっと!」 いきなり、肩にミシッと重い感触。 視線を向けると、千聖が腕にしがみついて体を持たれかけさせてきていた。 「ご、ごめんなさい、愛理。これが限界みたい。」 「へぇぇ?」 またお嬢様千聖の、わたあめみたいにふわふわした喋り方に戻った。 「・・・もしかして、今の全部」 「そう、千聖の演技。すごくない?女優になれるよ。舞もびっくりした。」 舞ちゃんが無理矢理栞菜側の椅子によじのぼって、私の手から千聖をもぎとろうとした。 させるか! 千聖の小さい体を抱え込んで遠ざけると、舞ちゃんはムッとした顔になった。 「何だー演技か!でも本当すごいよ!舞もちっさーも頑張ったじゃないか!」 「へへへ。今は短かったけど、3分ぐらいならずっとあのテンション維持できるんだよ!ね、千聖?」 3分て。ウルトラマンか。 「でも、こんなにぐったりしちゃうんじゃ千聖が可哀想。千聖の心はオモチャじゃないのに。」 「オモチャだなんて思ってないよ。大体、こっちが本来の千聖なんだよ。それを愛理がさぁ」 「待って、舞さん、愛理も。」 口論になりかけたところで、千聖が口を開いた。 「ありがとう、2人とも私のことを思ってくれているのよね?とても嬉しい。」 そんな風にニッコリされてしまうと、何も言えなくなる。 「あんまり無理しないように気をつけるから、このまま訓練を続けたいわ。でも、できれば今の私のことも好きになって欲しいの。」 前半は私の顔を、後半は舞ちゃんの顔を見つめながら千聖は腕に力を込めてきた。 「なっ、そ、と、とにかく、千聖の訓練は今までどおりしゅいこうしましゅから!舞の話はここまで!」 あ、今のちょっと可愛い。 舞ちゃんは今までみたくお嬢様千聖にあたれなくなって、照れて体をあちこちぶつけながら床に下りた。 「愛理ぃ。」 「・・・わかったって。さっき言ったとおり、キャラ作りには協力する。」 あんな天使みたいな笑顔で頼まれたら、しょうがないなあなんて甘くもなってしまう。 「よし、じゃあキュート集合!残り時間は特訓に使うよ!ちっさー、まずはノートの86ページを・・・」 コンコン 「誰かいますかー?」 コンコン 「愛理、いる?梨沙子だよー」 げっ 「梨沙子と、桃子だ。どうする?忙しいって言う?」 「いいよ。逃げることない。これはいい実戦になるよ。千聖、さっきの桃ちゃぁん!て言い方思い出して。」 ちょっとこめかみに青筋を立てながら、みんなのとまどいをまるっと無視して舞ちゃんがドアを開けた。 舞ちゃん、アグレッシブ! 「いらっしゃい。」 こうしてお嬢様千聖をめぐる、ベリVSキュートの第1ラウンドが幕を開けた。 戻る TOP 次へ コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -
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パラドックスのメイド/Paradoxical Maid パラドックスのメイド/Paradoxical Maid(1)(U/R)(U/R) クリーチャー - 人間・メイド パラドックスのメイドが攻撃するたび、そのコピーであるトークンを1体、タップ状態かつ攻撃している状態で戦場に出してもよい。戦闘終了時にそのトークンを追放する。 2/2 参考 黄昏武闘劇-アンコモン
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主旨 ―はじめて女の子を好きになってしまった。 ひーちゃん(♀)が送る、甘く切ない一冬のラブストーリー。 主な登場人物 ひーちゃん 主人公 22歳女 可愛い(顔うpしての評判) 乳首弱い ね子 ターゲット 20歳女 色白 猫顔 細身 法学部 ひー太 元彼 22歳男 須藤元気似 短小早漏 いい奴だけどスレ民からの扱いヒドス 大まかな流れ 初めて好きになった同性 どうして良いのかわからないので安価 ↓ ほのぼのレイプ未遂で泣かれて逆ギレ 音信不通になりかけるも仲直り ↓ ひー太に協力を取り付ける ↓ ね子+バイト仲間4人と遊園地 可能性が見えてきた ↓ このまますんなりいけそうなことに戸惑うひーちゃん 宿題「愛の意味を考える」 ↓ いつのまにか半同棲 ひーちゃん飼い犬状態 ↓ ね子元彼と合コン? ひーちゃん拗ねてひー太(+男女1名ずつ)と飲みに ↓ 仲直りしようとするも電話で失言 ↓ 兄と実家帰る 再び落ち着きを取り戻す ↓ ね子と話し合いの結果「友達に戻ろう」と… 思った矢先に告白させられる ↓ ね子の合コン後、やっぱり別れることに ひーちゃんついに諦める