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⇒攻略:通常ルート [のび太の家⇒学校(1回目)] @ネタバレ警告!&工事中 ⇒このページはネタバレ要素が満載のページです。もしネタバレに抵抗ある場合は[戻る]で前のページに戻ることをお勧めします。 ⇒この攻略ルートは『ドラえもんのび太のBIOHAZARD』の攻略ページを参考にしつつ、何回かプレイした『偽者さん』なりの考察で書いています。 [のび太の家・街] のび太の家2Fからスタート。 のび太の家の1Fの洗面所の籠にハンドガンの弾。 台所に向かうとイベントが発生。机の上に包丁。 玉子ゾンビは無視して外に出る。 外に出たら近くで倒れている警官の体を調べる。ハンドガン。 後は一本道。駐車場にいるゾンビの群れに気をつける。 途中で救急スプレーとハンドガンの弾。見逃しやすいので注意。 学校に入って少し進むとイベント。犬は無視して校舎の中に。 [学校:南棟1F] 女子トイレにグリーンハーブ。(2個) 上部の真ん中の教室、ロッカー内にハンドガンの弾。
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1ページ目 のび太「ドラえもん?」 ドラえもん「あ?あぁのび太君か。」 のび太「なにしてるのドラえもん?」 ドラえもん「見てわからないのか?」 静香「のび太さん、助け、て」 のび太「し、静香ちゃん!?」 そこには縛られムチで打たれている静香ちゃんの姿が ドラえもん「流行りのSMだよのび太君」 のび太「そんなことより助けてドラえもん!」 ドラえもん「待ってろ。今終わる」 静香「!!?ぎゃぁぁぁっ」 ドラえもんは自分の直径30cmはある一物を入れたのだ のび太「oh、素晴らしい眺めだ」 次へ トップへ
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11ページ目 のび太「ちっ、壊れやがった」 ジャイアン「こいつ本当にのび太か?」 のび太「ジャイアンか。そうだよ僕はのび太だ」 ドラえもん「いかれてる」 のび太「とりあえず死ねや」 ドラえもん「もう躊躇いはないっ」ピカー ジャイアン「きた!スモールライト!」 のび太「ふっ、そんなこと想定済みさ」ささっ ドラえもん「鏡!?」 のび太「ジ、エンド」ピカー ドラえもん「うぎゃぁぁぁぁ」 次へ トップへ
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前へ ジンが本来の姿、ミュウツーに戻った衝撃。 その衝撃に、試合を見ていた誰もが驚きを隠せずに居る。 だが、のび太だけは何か納得する様な顔をして、ジンを見ていた。 「もっと驚くと思ったが……冷静だな。 メガネ、お前最初から俺に何か違和感を感じてたな?」 ジンの言葉に、笑みで答えるのび太。 そして言った。 「そう、僕は前から何かおかしいと思ってたんだ。 ようやく…その何かに気付いたよ。 どうしてあの時、しずかちゃんは腕輪を付けていなかったか、ってことにね」 ジンが苦い顔をする。 あの時…のび太がしずかに大怪我を負わされた時。 あの時から感じていた違和感が、確信に変わっていく。 「もし、しずかちゃんが操られていたとしたら、腕輪が外れてる訳が無い。 お前がしずかちゃんに変装するにしても、腕輪は見逃さないはずだ。 だったら答えは一つしかない。 お前は……しずかちゃんの体だけをコピーしたんだ」 のび太がそう言った瞬間、ピクリとジンの表情が歪んだ。 どうやら、のび太の推測は的を獲ていたようだ。 「フン、女だからと言って服以外は取らなかったのが間違いだったか… メガネはメガネでも、メガネ猿くらいの知能はあるようだな」 それだけ言うと、ジンは前に手を突き出した。 「じゃあそろそろ……始めるぞ!」 「ちっ、何だよ。この胸騒ぎは……」 ジャイアンは、息を切らしながら裏山に向かっていた。 どうしてかと理由を聞かれても答えられない。 だが、ジャイアンは感じていた。 自分が必要とされているという、確信のある直感を。 「のび太、絶対負けんじゃねぇぞ!」 「はぁ…はぁ!ハッサム、メタルクロー!」 ハッサムの一撃は、何も無い砂の中へ叩き込まれた。 勿論ジンにダメージは与えられない。 そして、ジンの声が辺り一帯へ響き渡った。 「メガネ…どうした? さっきまでの威勢は? もうそろそろトドメを刺してやろうか?」 『くっ、クソッ…どうなってるんだ!? どうしてミュウツーが変身を使うんだよ!?』 のび太が予想していたジンの正体はミュウ。 黒いミュウの弟の存在も考え、自在に変身が使えるミュウだろうと予想していた。 だが、正体はミュウツー。 わざわざ変身を覚えさせなくてもかなりの戦力になるはずだ。 それなのに、出木杉はわざわざミュウツーに変身を覚えさせている。 「ガァーッ!」「くっ!」 混乱しているのび太を下からカバルド…いや、ジンが襲ってきた。 不意を突かれ、避けることが出来ないのび太。 咄嗟に、ポケットのガスガンをジンの口に放り込んだ。 「グォォオォ…」 いくら固い表皮を持つカバルドンでも、喉がつまれば死ぬ。 大きな喉に異物を突っ掛えたカバルドンは、堪らず暴れだした。 『…違う!』 だが、すぐのび太は気付いた。 そのカバルドンがジンの擬態じゃないことに。 「ハッサム、注意するんだ」 のび太は警戒を促し、汗も拭わず辺りの様子を見渡す。 だが、ジンは現れない。 精神が焦り、乱れる。この様な状態では考えがまとまる訳も無い。 のび太は完全に、ジンのペースに飲み込まれてしまっていたのだ。 『クソクソクソクソ!ジンは一体何に化けてるんだ!?』 「クックッ、良い顔だよ。メガネ」 すると、そんなのび太の心を読んだかの様にジンが話を始めた。 必死でのび太は声に注意を払い、声の出所を探す。 「この砂嵐が強い場所でそんなことしても無駄だ。 俺はいつでもお前を殺せる。 そこで……だ。一つゲームをしようじゃないか」 「ゲーム……だと?」 顔をしかめるのび太に、ジンは説明を始めた。 ルールは簡単。ジンがのび太の周り四方位のどれかに隠れる。 それを当てればジンは変身を解き、のび太達の前に姿を現す。 外せば攻撃され、死亡。 生存率25%の、まさに命懸けのゲームだ。 「当たったら、絶対に出てくるんだろうな?」 「フン、わざわざ自分から提案したゲームのルールを破る奴なんて居ないさ。 ただし、お前もルールを守れ。 外せば死だ。ポケモンはボールに戻しておけ」 のび太は条件を飲み、ゲームに同意した。 だが、この時彼は重大なミスに気付いていなかったのである。 もし、仮に今ジンがのび太を攻撃したとする。 すると、ハッサムがのび太を守るか、攻撃を避けるか、避けきれず死ぬことになる。 だが、それぞれの確率の比はせいぜい5 3 2が妥当だろう。 そうなると生存確率は約80%。 比べるまでもなく、これはのび太側に不利なゲームだ。 のび太は焦りと不安を利用され、底無し沼の中に引きずり込まれたのだった。 「さぁ…考えろ……」 砂嵐が吹き続ける中に声が響き、ゲームの開始を告げた。 まず、のび太が試みたのは周囲の状況を確認。 それは、ジンがしてしまったかもしれない、僅かな綻びを見つけるため。 生き残る確率を0.1%でも上げたいがための足掻き。 だが、もちろんそんなラッキーにすがって勝てる程戦いは甘くない。 辺り一辺、ただ一つの変化も見つけることは出来なかった。 『……大丈夫、確率は4分の1。きっと当てられる!』 そう自分に言い聞かせてみる。 だが、のび太の体はなかなか言うことを聞いてくれない。 体は感じているのだ。 自分の身に迫っている、確かな死の恐怖を。 「悩んでるな?メガネ」「!?」 ジンは突然のび太に話しかけた。 もちろん、声の出所は分からない。 「俺に驚かなかった所を見ると、兄貴のことを知っているようだな? 一体、お前はどこで兄貴のことを知った?」 突然の質問にのび太は焦った。 だが、冷静になり考えると、これはチャンスである。 上手く会話をすれば、ジンの隠れ場所や、出木杉の情報を知れるかもしれないのだから。 『やってやる…!』 のび太は焦る思考を落ち着かせ、このやり取りに集中し始めた。 「あぁ、ミュウには色々な情報を教えて貰った。 お前がミュウの弟であることも、薄々感付いていたよ」 「フン、やはりそうか。 じゃあ兄貴はまだ自我を保っているのか?」 「……お前も見ていたろう? ミュウは僕とパパの為に出木杉を裏切った。 そして、それが出木杉の怒りに触れて…」 「完全な出木杉の操り人形にされてしまった…って訳か」 ジンの声に明らかな変化がある。 やはり、自分の兄のことになると少し落ち着きを無くすようだ。 「洗脳を解く方法は分からないのか?」 「それは分からない。でも手がかりならある。 洗脳能力を持っているのはデオキシスで、完全に操れるのは一体だけ。 支配する対象が多くなれば多くなる程、その支配力は低下するんだ」 「なるほど……だが、この可能性も考えられないか?」 「えっ?」 「そのデオキシスの洗脳能力はもっと強力で、他にも支配されてる奴が居るって可能性さ」 「!?」 心臓が跳び跳ねたかの様な衝撃を、のび太は受けた。 確かにそうだ。 のび太達が知っている洗脳対象者は二人だけ。 だが、もし……他にも洗脳された者が居るとしたら。 デオキシスの洗脳能力の強さは、計り知れない物となってしまう。 「フン、どちらにせよ、俺は出木杉の全てを破壊するだけだ。 洗脳能力など俺の敵ではないからな。それじゃあゲームの続きを…」 「ま、待て!お前に一つ聞きたいことがある!」 「あぁ? メガネ猿に話すことなんて無い。 と言いたい所だが、俺もお前から情報を貰ったからな。 まぁ、一つくらいなら聞いてやらなくもない。話せ」 質問出来るのは一つだけ。 のび太は考えた。一つで、より多くの情報を知れる質問を。 そして言った。 「……お前は、どうしてそんなに出木杉を憎むんだ?」 その質問を聞いた瞬間、周りの砂地が唸り始めた。 「どうして…だと?」 砂嵐が強まり、視界を覆い尽くす。 そして爆音が響いた。 「そんなの決まってる! 出木杉が俺の全てを奪ったからだッ!」 堪らず座り込むのび太。 この嵐じゃあ、普通なら周りの様子など見ては居られない。 「俺は…俺達は……静かに暮らしたかっただけなんだよ!」 その声と共に、大きな砂の波がのび太を襲いかかった。 ジンは言ってない。 ゲーム中、のび太への攻撃をしないとは。 俺がまだ小さい頃の話。 物心つく頃には、俺達には家族が既に居なかった。 兄貴が言うには、人間って生き物が自然を壊すかららしい。 俺は納得が行かなかった。 何故なら、自然って物は地球に生きる全ての共有物。 たった一種類の生物が破壊して言い訳ないのだ。 俺はいつも言っていた。 「大きくなったら、俺は必ず人間に復讐する!」 だが、その度に兄貴は言うのだ。 「だったら私は、全力でお前を止めるよ」 兄貴は優しい。優し過ぎる。 こんなワガママな俺を大切にしてくれるし、困ってる奴を絶対見放さない。 俺は、そんな兄貴が大好きだった。 正直、兄貴が居るなら、他の仲間が居なくても良いと思っていた。 一生兄貴が居てくれるなら…… だが、そんな些細な願いさえ、神様は許してくれなかった。 そう、出木杉。出木杉が俺の幸せを奪ったのだ。 目を覚ますと、俺は兄貴と一緒の檻の中に居た。 隣の兄貴を揺すってみたが、絶対に起きない。 何か薬を盛られているようだ。 「ヒャッヒャッヒャッ! いやー、出木杉様の頭脳には本当に頭が下がりますなー」 「!?」 俺は素早く寝たふりをした。 「こんな薬を短時間で作り出すなんて、俺でも無理ですよー」 薄目を開ける。 そこには、小さな子供と凶悪な顔をした四角い何かが居た。 その四角い何かの手には、怪しい液体が入った突起状の物がある。 「ポケモンと言えど、生き物。 他の生物との合成は難しいが、細胞の変化や活性化など簡単だ。 なんせ……俺の頭脳には、ありとあらゆる知識が詰め込まれてるからな」 俺は直感で気付いた。 あの液体はヤバい、絶対に体に入れてはいけない物なのだと。 「じゃあ、早速……この細胞変化薬をミュウに投与しますかw これさえ使えば、ミュウは触れた物ならどんな物にだって化ける事が出来ますよ。 ヒヒヒw早くこの長ーい針を血管にチクッとしたくて堪りませんw」 「……やれ」 変態が近付いてくる。その手にあの薬品を持って。 「雷電、その薬は強いからなるべく心臓から離れた所に射てよ」 「クヒッw分かってますよぅw」 !? まさか…狙いは兄貴!? 兄貴は眠っている。あれを避けることは出来ない。 「ハァハァwぶっすりイカせて貰いますよー」 突起状の物が近付いてくる。 幸せが……壊されてしまう。 「止めろ!!!」 「なっ、貴様ぁ!?」 俺は液体を持った腕を必死で押さえた。 だが、体が痺れてなかなか思うように動けない。 「この雷電様の体に触れるんじゃねぇよ、このド糞がぁ!!!」 ドスッ…… 「!?」 胸に、何かが突き刺さる感触がして…俺の意識は消えた。 「出…杉…ま……すい…せん…」 「……いい……ミュ…には…代わ……活性…薬…射…」 「こ…ゴミ……捨て……?」 「失…作……の穴…用意……そこ……捨てろ」 次に目を覚ますと、俺は暗い洞窟の中に居た。 周りには、感情が高ぶり殺し合いをする奴らばかり。 俺は立ち上がり、そいつらに向かっていった。 あのガキ共に、復讐するために…… この数ヵ月間、俺は復讐のことばかりを考えてきた。 力が全て。逆らうものは力で屈服させる。 俺は全ての物を屈服させて生きてきた。 この戦いも一緒だ。 俺との力の差を思い知り、絶望し、自らの力の無さを嘆くだけ。 こんな平和ボケしてそうなメガネに、俺が負ける訳ないのだ。 「メガネ、早く俺の居る場所を当ててみろ。 クックック、まぁ、さっきの攻撃で死んじまったかもしれんがな」 もう結果は分かりきっている。 さっきの砂の波の直撃、あのガキに耐えられるはずがない。 俺の頭には、砂の中に倒れるメガネの姿が思い浮かんだ。 砂嵐が弱まる。 だんだんと視界が良くなり、このゲームの勝敗が明らかになった。 「なっ…そんな馬鹿な!?」 メガネは立っていた、体を砂だらけにし、多くの擦り傷を負いながらも。 そして、その指は、真っ直ぐ俺の方を指差していた。 「ジン……お前が居るのはそこだ。 さっきの砂の暴走、ある一ヶ所を中心に始まっていた。 つまり、そこがお前の隠れている場所! そして、お前が姿を変えた物の正体はこの砂地の一部だ!」 砂地に響き渡る、大声。 俺は、元に姿を戻し、メガネと対峙した。 「あの砂嵐の中、目を瞑らず、僅かな変化を見逃さないとは… メガネ、どうしてお前はそこまで強い? 何がお前を強くさせる? 俺への復讐心か? それとも女への執着心か? 一体なんなんだ」 俺は不思議だった。この男の強さが。 何か強い思いが、こいつを動かしているのは確かだ。 だが、それが分からない。 メガネは答えた。その強い思いの正体を。 「ジン、僕は凄く弱いんだ。 誰かが側に居ないと何も出来ないし、いつも逃げてばかり生きてる。 このバトルも、僕は逃げ出したくて堪らないんだ。 でも…皆が支えてくれる。 今まで戦ってきた友達が、家族が、僕の背中を前へ前へと押す。 僕は、もう後ろへは下がれないんだよ。 下がるには、沢山の物を背中に負い過ぎた。 だから僕は前に進む! 例え前に巨大な壁があったとしても! 僕はお前を越えないといけないんだッ!」 メガネは、懐のボールに手を伸ばす。 俺は素早く波動弾を放った。 「くっ!」 横っ飛びしながらも、メガネはホウオウを呼び出す。 ホウオウはメガネを背中に乗せ、俺をギロリと睨み付けた。 「ジン、行くぞ!」 「フン、全力でこい。のび太!」 「「お前には負けない!!!」」 「皆、チャンスは一度だけだ。 監視員が入ってくる瞬間……その一瞬を狙うぞ」 僕の言葉に、皆はうなづいた。 僕は聞いたのだ 監視員の長だったイマ〇ニ?が土に還ったため、 もうすぐ代わりの監視員がこの労働部屋に呼ばれるという話を。 「スネ夫君、どうして他の監視員を気絶させないんだい? ここに隠れている僕達だけでも軽く30人は超す。 岩だってあるんだ。監視員7人くらいどうってこと…」 「もし監視カメラがあったらどうするのさ。 それに、監視員がポケモンを持っていて気絶させるのに時間がかかったら、 本部に連絡されてしまう。そうなったら作戦が潰れてしまうだろ?」 僕がそれだけ言うと、スズは一言謝り後ろに下がった。 皆もう何も言えない。 僕は、この反乱者達の実質的リーダーになっていた。 最初は子供に指図されるのを拒む大人だってもちろん居はしたが、 僕の作戦、そして説明を聞くと皆驚いたような顔で納得していった。 僕は弱い。のび太にもジャイアンにも、敵の幹部にさえ実力は到底敵わない。 「認めるよ…」 僕は自分の弱さを認めた。 自分の弱さを知り、初めて見えてきた活路。 それこそが悪知恵。情報。そしてそれを活かした必勝の策。 これこそが自分の生きる道だと、僕は受け止めていた。 「監視員が入ってきたら、ゆっくりとドアに近付こう。 監視員がドアの鍵を閉めようと後ろを向いた瞬間を……狙う。 ドアを出たら右手にあるアイテム倉庫まで走って、ポケモンを回復させるんだ」 辛かった、この道のり。 夜も寝ないで情報を集めた苦労が、今結ばれる。 「ドラえもん、のび太、ジャイアン、しずかちゃん、出木杉…」 僕は祈る様に、6人の名前を呼び続けた。何度も、何度も…… 「波動弾!」「大文字!」 バトルは砂地を抜け、空中で更に激しさを増していく。 『やっぱり…思った通りだ!』 ミュウツーであるジンの攻撃力は、前の2体と比べて明らかに低い。 それはのび太はこの勝負に勝機を感じさせた。 それには理由がある。 ジンがパートナーにしたポケモンはルカリオのみ。 そして、自分自身を鍛えることが余り出来なかったからだ。 あのルカリオの強さ。 あれは偶然…いや必然というべき結果である。 ジンは洞窟から抜け出した後、 たまたま山登りに来ていた田代 昌志(51)を襲い、トレース(変身)。 その後、正体をバラさずに大会に出るため、パートナーとしてリオルを捕まえた。 リオルを捕まえ、ジンは大会での必勝策を考えた。 そして、行き着いたのが現在の状態。 ルカリオ育成に残された時間のほとんどを費やし、残りの2体の内の1体は自分。 最後の1体は、憎しみの対象である幹部から奪い取るという、ジンだけに可能な状態である。 「クソッ、やはり…真っ向勝負は分が悪いか」 だが、この作戦には弱点があった。 それは自分自身の育成が困難だということ。 ジンは既に死んだ存在。 絶対に出木杉の部下に見つかってはいけない存在であったからだ。 それに加え、経験値を稼ぐ最良の策であるトレーナー戦も不可能。 それ故に、自然とメンバーの中でルカリオが最も強く、ジンは最も弱くなってしまったのだった。 ジンは地面に降りようと加速する。 「ホウオウ、吹き飛ばしだ!」 だが、のび太がそれを妨害した。 強力な風で体勢を崩されたジンは、思わず目を瞑ってしまう。 「聖なる炎!」「ぐあぁッ!」 強力な炎がジンを襲った。 ジンがあらゆる物体へのトレースが可能でも、触れられる物が無ければ意味が無い。 だからのび太はホウオウを出した。 ジンを無理やり空中戦に引きずり込む為に。 この一撃で、のび太の勝利は完全に決定付けられたかと思われた。 「まだ…立つんだね」 だが、ジンは倒れない。屈しない。 その悪魔にも似た形相で、のび太を睨む。 「ホウオウ、大文字」 ジンへと炎が真っ直ぐ伸びていった。 のび太は決して容赦しない。 それが、実力を認め合ったライバルへの彼流の礼儀なのだ。 だが、ジンはその礼儀を受けとりはしなかった。 何故なら……彼にはまだ最大の策が残されていたのだから。 「…サイコキネシス!」 大文字は軌道を変えた。 大文字は聖なる炎と違い、幅はあっても長さは無い。 軌道を少し変えるだけで簡単に避けられるのだ。 「自己再生」 そして、ダメージが回復する。 ジンは言った。 「出木杉と戦う時まで使いたくなかったが、相手がお前なら仕方がないな」 その手を天にかざす。 「のび太……悪いがお前はここまでだ」 手から目映い光が弾け、その光はこのポケモン世界全域へと拡がった。 「雷電様、また実験材料を集めてきましたよ」 「ん、何だよ…疾風かよ。そいつを檻に入れてさっさと帰んな」 「はい……」 ある日、俺は冷たい鉄の柵の中に入れられた。 周りには俺と同じような顔をした奴らがたくさん居る。 怒りと恐怖が混じった顔。 俺達は必死に叫んだ。必死に柵に噛み付いた。 「ギャーギャーうるさいな。この……実験体どもが!」 無駄なことだとは理解している。でも止めない…いや、止められない。 このまま黙っていても、自分達は死んでいくだけなのだから。 「……この部屋だ。この部屋が私の始まり……」 ――そんな絶望の中だった。 あの人が現れたのは。 彼女は腰のモンスターボールをいくらか手に取り、俺達の前に置いた。 「出木杉と戦う意志がある奴だけ、このモンスターボールの中に入れ。 私の指示を聞くのなら、それ以外の自由は約束してやる」 で…き……すぎ? それが俺達を閉じ込めた奴の名前? なら、悩むことは無い。 俺は真っ直ぐボールへと近づいていった。 「ネズミのくせになかなか決断が早いな。気に入ったぞ」 俺を切っ掛けに、他の奴らも動き出す。 結局、10匹程居た仲間達は全員モンスターボールの中に入ることを選んだ。 「な…何なんだ……これは」 のび太の周りをたくさんの影が覆う。 見れば、それはポッポを始めとする多くの飛行タイプのポケモンの群れだった。 「飛行タイプだけじゃないぞ」 ジンが下を指差す。のび太はその指の先を見た。 思わず言葉を無くす……その光景。 そこには、大量のポケモンが犇めきあう、地獄のような光景が広がっていた。 「約2000体と言ったところか…」 ジンはゆっくりとのび太から離れ、微笑む。 「ルールに逸れてはいないだろ? 3匹というのは手持ちの数。 野生のポケモンがどんな行動をしようと、それはただの事故だと扱われるんだからな」 のび太は沈黙した。 まるで負けを確信したかのように、その表情を曇らせ、目を瞑る。 「どうした?……卑怯だとでも言いたいのか?」 そうジンが牽制すると、のび太はホウオウに耳打ちをして、言った。 「卑怯だとは言わないよ。 自分がポケモンであることを活かしたうえ、これ程の仲間達の支持を受けているんだ。 これはお前の実力……だったら、僕もこの状況を実力で打破するしかないさ」 そう言い終わった。 と同時に、ホウホウが真っ直ぐジンへと突っ込む。 『ゴッドバード…!?』 大群を用いることへの僅かばかりの罪悪感。 そして、それによる攻撃へのためらいの瞬間を、のび太は見逃さなかった。 「あたしは…助かったの?」 もう二度と見れないと思っていた空。 それが今、あたしの目の前に広がっている。 そう、彼女……いや、人の姿をしている彼が救ってくれたのだ。 実験材料に使われそうだった、あたしのことを。 彼は言った。 「俺は出木杉に捕らえられた他の奴らを救いに行く。 お前達は、自分の種族を集め、俺の戦いに協力して貰えるよう頼んでくれ」 彼は多くを語りはしない。 だけど分かる。彼の決意とその思いの強さ、そして、出木杉から受けた悲しみの深さは。 あたしじゃ彼の力にはなれない。 あたしは弱者。 単独じゃ強者の眼中に映ることさえ稀な、小さな小さな存在。 だからあたしは仲間達の元へ急いだ。 弱者が強者に近付く唯一の方法は……群れを成すこと。 群れれば彼に近付ける。群れれば一緒に戦える。 「皆にお願いがある」 あたしの声は、彼に届くだろうか。 いや、きっと届かないだろう。 あたしの声なんて聴こえなくても良いんだ。 彼の悲しみを少しでも取り除けられるのなら、あたしはどんな苦しみでも受け入れる…… 「お前は…!?」 ピジョンがジンの前で翼を広げる。 ホウホウのゴッドバードは、ピジョットの胸を貫き、その勢いを無くした。 ジンの命令ではない。 ましてやジンが操ったという訳でもない。 ジンは自分を守ってくれたピジョンを、ただじっと見つめた。 「……よくやった」 その言葉を聞いたピジョンは、静かに目を閉じる。 その目から溢れていく涙。 のび太はその姿を、ただ見ていることしか出来ない。 「ジン、ごめん……でも狙ってやった訳じゃ……」 のび太が嘆く。そしてその顔を上げた。 『しまった!?』 戦いに嘆いている暇は無い。 そのことを一瞬、のび太は忘れていた。 既に、近くにジンの姿はない。 のび太が下を向いた瞬間、ジンはポケモンの集団に紛れ、 その集団の内の一体をトレースしたのだろう。 ジンのトレースはほぼ完全。集団から見つけだすことは不可能だ。 「全員倒してみろってことか…」 一匹が集団を抜け、のび太に向かって突進する。 それに続き、多くのポケモンがのび太を襲い始めた。 その様子は、まるで餌に群がるアリ。 その集団に飲み込まれ、のび太の姿は消えてしまった。 「死んだか…」ジンはそう言った。 だが本当は分かっている。あの男が、こんなことで死ぬ男ではないことを。 「聖なる炎!」一筋の炎が集団を裂く。 多くのポケモンがその身を焼かれ、力なく地面に落ちていった。 集団は驚き、少しのび太と距離を空けてしまう。 「負ない……どんな辛い状況だって…負けてたまるか!」 ドーム内は、驚くほど静かな時間が流れていた。 スクリーンに映る一人の男。 観客は無言で、その男の闘いを見つめているのだ。 と言っても、スクリーンの大部分に映っているのはポケモンの群れ。 男はその群れの中心に居る。 その群れに飲み込まれそうになるが、男のポケモンがそれを許さない。 ドームには、ポケモン達の鳴き声を掻き消すほどの男の叫びが響き続けていた。 ある者は拳を握り、ある者は手を合わせて願う。 男の無事と、男の勝利を。 この会場に集まる沢山の者の気持ちが、この一人の男で一つになっていた。 『頑張れ!!!!のび太!!!』 「あれ…何だ?…目が…」 一人の男が異変に気付く。だが、もう遅い。 この時、ドーム内の静けさの原因が一人の男だけではないことに、誰も気付いてはいなかった。 「うぁッ!」 鋼の翼で腕を切られ、血が吹き出す。 のび太は素早く衣服を破り、それで傷を塞いだ。 ホウオウももう限界に近い。 残ったハッサムは体力は半分も残ってはいない。 限りなく最悪に近い状況だ。 のび太は周りを見渡した。 かなりの数のポケモンを倒したはずである。 実際目に見えてその数は減っているのだ。 『くそッ……せめて、地上の攻撃さえ無かったら…』 だが、のび太は未だ攻撃を避けられずにいる。 その原因は地上のポケモン達の攻撃にあった。 横からの攻撃に集中すれば縦からの攻撃を喰らう。逆もまた然り。 あらゆる角度から一度に狙われて、無傷でいろという方が無茶だ。 フラつく足を両手で押さえ、のび太は顔を上げた。 「あぁ…来るのか」 ゆっくり、ゆっくりとポケモンの大群が近付いてくる。 それは偶然だった。 混乱する意識、視線の方向、タイミング。 その全てが重なり、次の瞬間のび太はホウオウをボールへと戻した。 当然のことながら、足場を失ったのび太の体は落下を始める。 勝利のための苦渋の選択に、攻撃の対象を失ったポケモン達は混乱した。 『死ぬつもりか!?のび太!』 大群に潜むジンはその行動の真意を掴めず、焦りの色を隠せない。 だがジンの脳裏には、この焦りを利用される光景が色濃く浮かぶ。 ジンはその光景によって、のび太救出を踏み留まったのだった。 『このままじゃ死ぬな…』 のび太は冷静に腰のボールに手をかけた。 ハッサムを繰り出し、その体に掴まる。 「ハッサム、地面に破壊光線だ…」 両腕からの二本の光線が放たれ、落下の勢いを消した。 目的はそれだけじゃない。 光線は同時に、地面にいたポケモン達の集団を吹き飛ばし、着地を安全な物にしたのだ。 「くっ、問題はここからだ…」 ポケモン達は、のび太の周りを囲った。 さっきのような攻撃では、一時的に退かすことは出来ても倒すことは出来ない。 「くそッ!…後一歩なんだ……この集団させ、いなければ…」 のび太はハッサムを見た。 ハッサムは無言でうなづく。 「うん、分かってる…戦うよ」 何をしても勝機はない。だが、何かをしなくては勝機は生まれない。 響く鳴き声。のび太に襲い掛かる大群。 のび太は拳を握った。 「ハッサム!メタル…」「火炎放射だァ!!!」 のび太の周りを荒々しい炎が放たれ、多くのポケモンがその身を焼かれる。 上空で響く怒鳴り声。そして、その巨体が目の前に着地した。 「へっ、ボロボロじゃねーか。手助けさせて貰うぜ」 「ど、どうして……こんなことを…」 その男は、のび太に背を向けたまま言った。 「良いから黙ってろ。お前はジンと…そして出木杉の戦いに集中すりゃあいいんだ。 この雑魚共は俺がブッ潰してやっからよぅ。この……ジャイアン様がな!」
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!!ゲームタイトル!!! タイトル名・・・ドラえもんのび太のBIOHAZARD 作者・・・・・・aaa !!!!!著作権違反!!!!! 藤子・不二雄さん CAPCOMさん が持っている著作権を無視し、このゲームを作ったそうです 最悪の場合aaaや総合番の掲示板管理者★って奴達には損害賠償および10年以下の懲役を与えることとなる 不当利得返還請求 著作権者は、著作権を侵害することによって利益を得ている者に対し、当該不当利得の返還を請求することができる(民法703条)。 のびハザだってこういうように調子に乗っている奴がいるのが現状 !!!!!グルであるサイト!!!!! http //www42.atwiki.jp/nobitahazard-wiki/ http //jbbs.livedoor.jp/game/50111/ この二つのサイトは俺を編集拒否リストに入れたり俺をホスト規制中!!!などと言われ俺を書き込みできなくしました こいつやっつけられたいために俺を追放させているので改造版総合にブラクラなど貼って荒らしましょう!! !!!!!!!!!グルであるホスト晒し!!!!!!!!! ホストはp7111-ipad01koufu.yamanashi.ocn.ne.jp IPは219.160.108.111 俺にいろいろ攻撃するというゴミクズ山梨民www ホストはwb91proxy04.ezweb.ne.jp IPは111.86.147.134 ホストはKD111102051022.ppp-bb.dion.ne.jp IPは111.102.51.22 千葉 ホストはp2214-ipad02tottori.tottori.ocn.ne.jp IPは220.105.88.214 ゴミ鳥取 ホストはpv01proxy09.ezweb.ne.jp IPは222.15.68.203 ホストはFL1-111-169-183-17.kgs.mesh.ad.jp IPは111.169.183.17 俺をシカトするとか言ったゴミ鹿児島民 ホストはN037132.ppp.dion.ne.jp IPは61.202.37.132 東京 ホストは IPは ホストは IPは 違反ゲームののびハザ信者の発言(笑) ??? :このB.O.W.は命名されていません:2011/08/03(水) 10 35 41 HOST p1189-ipad08koufu.yamanashi.ocn.ne.jp ??? お前それわざと言ってんじゃねえだろうな?笑えないジョークだぞ 反省にも値しない行動しかしていないばかりか 362-368のようなふざけたことしてるから お前の立場的に誹謗中傷を受けても仕方ねえんだよ。で、反省してる割には人様を余裕で煽るとはいい御身分だなってことだ。 あれから落書きの始末もついてねえし、挙句の果てにこんな態度で反省してるだと?てめえ、人をなめんのもいい加減にしろよ? 百歩譲って愚豚ってのはやめてやる、のびハザが好きだってんならお前のやるべきことは落書きの始末と更なる猛省だ 俺たちに対する反論も逆ギレも煽りもどれもお門違いだ、わかったらさっさと消しに入って来い馬鹿野郎 高校生にもなってそんなこともわかんねえのか のびハザが好きな訳ねぇだろゴミカスww ??? :このB.O.W.は命名されていません:2011/07/05(火) 21 57 40 HOST pv01proxy07.ezweb.ne.jp 真偽はともかくとしてもはや?????の規制解除はあり得ん、たとえ今更便乗して良心が戻ったぬかしたところで 今までしてきたことは許されるわけじゃないし消えるわけでもない どうあがいても現実が変わらない奴にこれ以上気にかける必要はない それに断言しよう、こいつに反省はない こいつって本当バカだなwwwきめええええwwwwwwww お前一度死ねよwwwwww
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16ページ目 のび太「あーやばい。腰が痛いよ」 のび太はしずかちゃんの家を出て町を歩いていた。 先生「野比!!お前捕まってたんじゃ?」 のび太「先生!出てきましたよ!反省してます。僕はクズです。ぐすっ」 先生「野比くん。人生に過ちは必要だ。君の過ちは少し大きすぎただけだよ」 のび太「先生ありがとう」 先生「あぁまた学校で」 のび太「ちょろい」 次へ トップへ
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前へ タマムシシティ 二日後 「ロケット団アジトに行くのはいいけど、流石にメンバー分けない? こんなに固まってたら見つかるよ」 スネオが提案した。 「そうだねえ、三人ずつで分けようか」 「じゃあ私とドラちゃんとのび太さん。 スネオさんとタケシさんと出木杉さんでどう?」 歩きながら全員が意見を出し合い向かっていく。 ロケット団アジト 「鍵を探すのがスネオ班、シルフスコープを探すのがしずか班」 「そんなところだね、じゃあここで別れよう」 二つの班が別行動を開始する。 のび太としずかとドラえもんはあっさりスコープを見つけた。 「あれ、こんな所にあるなんて無用心だね」 のび太が驚きの声をあげる。 『確かに取られやすくしろといったけど、 こんな目立つ所に置くなんて聞いてないわよ!』 「ラッキーだね、これでもうここには用は無いし帰ろうかな」 ドラえもんが図鑑を持つ。 「出木杉君、もうスコープ見つけたからアジトの出口に戻るよ」 『速いね。こっちも鍵を見つけたし出口に向かうよ』 『ブツッ』という音が鳴り電源が切れる。 「なんか嫌だね」 「何が?」 「この空気、待ち伏せされたときとそっくりじゃない?」 ドラえもんが気付く。 周りにロケット団員が集合していることに。 「あっさり罠に引っ掛かったね。アンタ達馬鹿じゃない?」 「誰が馬鹿だ!」 のび太がモンスターボールを構える。 「おっと動くんじゃないよ! ブーバーンの破壊光線を直接受けることになるからね」 「どうすればいいのかしら?」 しずかが話に入る。 「そうだねえ・・・牢にでも入ってもらおうかな」 「そんなのご免だ! リザードン、煙幕!」 いつのまにか出していたリザードンで煙幕を放った。 「これで作戦成功だね」 「ハル様、宜しいのですか? 奴等を逃がして」 赤いバイクスーツを纏った女、ハルが笑う。 「問題ないよ」 そう言うと、息を吸い込み口調を変えてハルが叫ぶ。 「これよりロケット団全員でシルフカンパニーに向かう! 準備はいいね!?」 『オオーーーーーー!!』 脱出に成功した一行。 「はぁ、はぁ。何とかなったね」 息が荒いのび太、体力がない少年である。 「これからどうするの?」 「出木杉君たちはもうポケモンタワーに向かったんだってね」 「僕達も向かおうよ!」 ここは シオン タウン シオンは 紫 尊い 色 出木杉達はポケモンタワーの前にいた。 「皆。大丈夫だった?」 ドラえもんが聞く。 「大丈夫だったよ。ああ、そうだ。のび太くんこれ」 出木杉がのび太に笛を渡す。 「ポケモンの笛? 出木杉さん速いわね」 「入り口で幹部と会ってさ、『ここで争う気はないから』とか言って 何処かに行ったんだよ」 スネオが答える。 「その時、あの娘がこいつを出木杉に『プレゼント』とかいって渡したんだぜ。 憎いな、色男」 ジャイアンが出木杉を腕でつつく。 「フジ老人は?」 「もう家に帰ったよ」 スネオが退屈そうな顔で言う。 「後はカビゴンをどかすだけだね」 「どっちかのカビゴンが動けばもう一体も消えるから、 タマムシのほうからも行こう」 ドラえもんが説明する。 「設定の変更ね・・・じゃあ私とドラちゃんとスネオさんで サイクリングロードに行くわ」 しずかは何か考えている様子だ。 「じゃあ僕達はシオンを降りていくよ、セキチクシティで落ち合おうよ」 「わかった。じゃあ皆セキチクで」 11番道路 「ねえ出木杉」 「なんだいのび太君?」 「こいつを手に入れるチャンスが来るのも、意外に早かったね・・・」 目の前にいるカビゴンを指差し、のび太が言う。 「笛は出木杉が吹いてよ」 「のび太じゃ上手く吹けねえもんな」 ジャイアンが茶々を入れる。 「わかった、じゃあ吹くよ」 優雅な笛の音がなる。 出木杉は吹き終えると、笛から口を離し誰に対してかはわからないがお辞儀をする。 笛の音を聞いたカビゴンが起きて出木杉に襲い掛かる。 「リザードン!」 カビゴンの攻撃をリザードンが受け止める。 「今だ! モンスターボール!」 のび太がモンスターボールを投げる。 「馬鹿野郎! そんなんで入るわけねえじゃんかよ!」 しかしジャイアンの叫びとは裏腹にモンスターボールは しばらくすると動きを停止した。 「やったあ! カビゴンゲット!」 ボールを持ってのび太が飛び回る。 「なあ出木杉。運も実力のうちっていうがよ・・・」 「あれは行き過ぎだね」 出木杉が苦笑する。 のび太は半ば呆れている二人を尻目に大喜びしていた。 ここは セキチク シティ セキチクは ピンク 華やかな 色 「やっと着いたね」 のび太が顔からでる汗を腕でぬぐう。 「確か・・・サファリに行くのは僕とスネオ君とドラえもんだったよね?」 「ああそのはずだぜ」 ジャイアンがモンスターボールをいじる。 「じゃあ僕はここで」 「ああ、また後でな」 出木杉が走っていく。 「じゃあしずかちゃんと合流しようよ」 「しずかちゃんはジム行ってるんだろ。俺たちはレベル上げでもしようぜ!」 「そうだね、じゃあ草むらに行こうよ」 サファリゾーン 『畜生、出ない・・・』 スネオは金の入れ歯を回収した後、自分の目当てのポケモンを探していた。 ずっと探しているがポケモンは見つからない。 このサファリの何処かにいるはずのポケモン、ガルーラにはまだめぐり合えない。 『くそ!』 服も汚れ、汗もかき探すのに疲れ果てた頃何か近づいてくるポケモンを見つけた。 『こいつは・・・ラッキー!』 スネオがボールを構えボールを投げる。 しかしラッキーはボールから出てしまった。 『ラッキーは見当たらないなあ』 ドラえもんは自分がさっき見かけたラッキーを探していた。 『後138歩か・・・波乗りは貰ったけどラッキーが欲しい』 ドラえもんが考えていると目の前にガルーラが横切る。 『あれは・・・ガルーラ!』 「待てー!」 ドラえもんは歩数を気にせずガルーラを追いかけた。 スネオがラッキーを追いかけていると目の前に何か見えた。 『あれはドラえもんと、ガルーラ!』 やっと見つけた目的のポケモンにスネオがモンスターボールを構える。 スネオがガルーラに向かってボールを投げる。 しばらくするとボールの動きが停止した。 ドラえもんがガルーラを追いかけていると目の前に何か見えた。 『あれはスネオと、ラッキー!』 さっきの奴は見失ったけど今回は見失わない。 ドラえもんがラッキーに向かってボールを投げた。 しばらくするとボールの動きが停止した。 『あの二人が秘伝マシンを回収してるから僕は楽に目的のポケモンを探せたよ』 満足そうにストライクを見る出木杉。 『次はグレンかシルフカンパニー。あの強い幹部達を考えると すぐにシルフに行くのは危険だな』 皆に自分の考えを伝えよう。 出木杉はそう考えるとサファリゾーンの出口へ向かった。 「無事に皆で集まれたね」 ポケモンセンターに全員が集合する。 「皆、提案があるんだけど」 出木杉が自分が思っていたことを伝える。 「各自、個人行動か・・・」 「悪い提案じゃないと思うんだよ」 出木杉が語る。 「幹部は僕たちより圧倒的に強い。だからぼくたちも レベルを上げなきゃいけないと思う。 その時全員で行動すると、皆に・・・・・・頼る。 だから各自のレベルアップもかねて何日か各自で行動したほうがいいと思うよ」 その提案を受けるとジャイアン、のび太、しずか、スネオの順に賛成した。 「皆が賛成なら僕は反対しないよ」 ドラえもんがOKを出す。 「秘伝マシンは全員に渡したし僕は明日グレン島に向かうよ」 「僕もグレン島に行く!」 「僕もご一緒させてもらうよ」 スネオ、のび太、ドラえもんはグレン島に向かうことになった。 「私は・・・セキチクに残るわ。ここでレベルも上げたいし」 『本当は行きたい所があるけど・・・皆に内緒で行きたいのよね』 しずかはセキチクに残る?ことになった。 「僕はタケシ君と行き先が同じだ」 「俺たちも出かけてくるって訳だ」 ジャイアンと出木杉は?に向かうことになった。 「日程は・・・何日間にする?」 「全員が5日ぐらいでいいんじゃない?」 「それでいいかな」 全員が行動を分けることを決めた。 現在の状況 ドラえもん セキチクシティ ウインディLV48(気) ギャラドスLV42 メタングLV37 ラッキーLV30 のび太 セキチクシティ リザードンLV45(木) ピカチュウLV42 エーフィLV38(爪) カビゴンLV35 しずか セキチクシティ フシギバナLV47(種) ニドクインLV44 ペルシアンLV41 ミロカロスLV38 スネオ セキチクシティ クロバットLV50(毒) ニドキングLV47 マルマインLV44 ガルーラLV29 ジャイアン セキチクシティ カイリキーLV46(黒) ダグトリオLV42 ケッキングLV38 出木杉 セキチクシティ カメックスLV45(雫) ピジョットLV41 フーディンLV40 ストライクLV32 ふたご島 「寒いわね・・・」 しずかが呟く。 格好はRと文字のついたコートを羽織って手袋をつけている状態だ。 『コートや手袋を支給してくれるなんて嬉しいわ。ロケット団、中々じゃない』 最初は不満ばっかりだったが面白い幹部や待遇のよさに満更でもないしずか。 「ここにいるはずなんだけど・・・」 辺りを見回し姿を探す。 しずかの目的のものは・・・ 「いたわ!」 上手く見つからないように隠れて行動するしずか。 「あのポケモンがフリーザー・・・」 青い綺麗な鳥。 翼を羽ばたかせると綺麗な粉のようなものが舞う。 輝きに、しずかは魅了されていた。 『綺麗ね・・・』 しずかが見ているとフリーザーが目の前に飛んできた。 慌ててボールを構え、戦闘態勢に入る。 しかししずかが目の前を見たとき、そこにはもうフリーザーの姿はなかった。 「夢だったのかしら?」 その時、腰のモンスターボールから青い一羽の鳥が出てきた。 それは紛れもなくフリーザーだ。 「フリーザー!? 何で・・・? まさか自分からボールに入ったの?」 フリーザーが返事をするように鳴き声をあげて背中を向ける。 背中に乗れと告げている・・・しずかはそう言われている気がした。 「フリーザー・・・。ええわかったわ、一緒に行きましょう!」 しずかはそういって背中に乗る。 それを確認するとフリーザーはふたご島を飛び立った。 無人発電所 「サンダー!」 ジャイアンが叫ぶ。 自分の求めてたポケモンに巡り合えた喜び。 それが何事にも変えられない喜びだった為、つい口に出してしまった。 「俺がお前の使い手になってやる! 勝負だサンダー!」 ジャイアンがカイリキーを出す。 ポケモンを出すのを見るとサンダーは巨大な鳴き声を放った。 『すげえ威圧感だ!』 ジャイアンは興奮する。 サンダーが動いた。 カイリキーに向かってドリル嘴を放つ。 「カイリキー掴め!」 ドリル嘴を受け止め、カイリキーがサンダーの行動を抑える。 『そういや、のび太はカビゴンをこんな風にしてゲットしてたよな。 もしかしたら、俺も!』 ジャイアンは考えた結果ボールを投げることにした。 「行け、モンスターボール!」 モンスターボールがジャイアンの期待に答える事は無かった。 「エレブーもゲットしたしエレキブースターも取った。もうここには用は無いな」 出木杉はジャイアンを迎えに行く。 『サンダーか。物理攻撃技しか好まないタケシ君が・・・成長しているな、彼も』 歩いていると音が聞こえる。 『電気音か? 様子を見に行くか』 出木杉が見に行くとそこには何か電気を集めるものがあった。 『玉みたいだな。・・・電気球かな? のび太君のために持っていくとするか』 電気球を手に入れ出木杉はジャイアンの元に向かった。 「中々捕まらねえなあ、さすがは伝説! 俺が見込んだ奴だぜ」 ジャイアンが楽しそうに笑う。 サンダーはダグトリオに対して攻撃する技がないせいか攻撃を仕掛けてこない。 「いいかげん捕まえなきゃ出木杉が来るよな。よし、ハイパーボールを投げるか!」 経費削減の為に買っていたモンスターボールを投げるのをやめることにする。 「一発で入んねえかな、それ!」 ハイパーボールを投げた瞬間、サンダーが満足そうな表情を見せた。 ボールに収まりしばらくすると動きが停止する。 サンダーが収まったボールを取りすぐに投げる。 「サンダー、よろしくな!」 しばらくすると出木杉がやってきた。 「タケシ君。サンダーをゲットしたのか」 ジャイアンの隣で飛びたそうにしているサンダーを見る。 「ああ、出木杉もエレブーを手に入れたみたいだな」 「もちろん。エレキブースターも見つけたから通信よろしくね」 「任せとけよ!」 ジャイアンは機嫌がいいのか、簡単にOKを出した ここは 1の島 御縁が 集まる 結び島 「グレンを終わるとすぐにここに来るんだったね、忘れてたよ」 スネオが声にあげる。 「他の皆もカツラさんにパスを渡しておいたから大丈夫だね! 僕達は探検しようよ」 のび太が提案する。 「僕はマサキさんの用があるから3の島に行くよ」 図鑑をいじりながらドラえもんが言う。 「僕は一人で行きたい所があるんだ。 のび太は2の島に行ってリザードンに技でも覚えさせたら?」 「何が覚えられるの?」 スネオが呆れたような動作を取る。 「そんなことも知らないのか・・・。行ってからの楽しみにしてたら?」 「わかった。そうするよ」 のび太はすぐ頷いた。 船着場に着くと船が待っていた。 ドラえもん、のび太が乗り込む。 「あれ、スネオは行かないの?」 「ああ、グレンで待ち合わせしてるからそこで集合するときには行くさ」 『船の出港時間です、支給席にお座りください』 船のアナウンスがなるとスネオは出口に向かった。 「じゃあな、二人とも」 スネオは船を見送ると、船着場を後にした。 灯火山 「熱いなあ」 スネオが呟く。 格好はいつもと変わらない格好だ。 『ファイヤーはここにいるはずだ。必ず僕がゲットする!』 足を踏みしめ山を登り決意する。 『いた!』 ファイヤーの姿を発見したスネオは近くの物陰に隠れようとする。 スネオは考える。 『まずはマルマインで麻痺させて、10万ボルトの一発ぐらいは耐えるよな。 その後はガルーラで・・・いやガルーラだったらあんまり耐えれないかも。 クロバットで怪しい光を撃って・・・ でも自分を攻撃して倒れたりしたらいけないしな。 ニドキングは・・・』 ファイヤーは先程見えた人影が気になり、スネオがいる方角に注意を向けている。 一方スネオはまだ考えていた。 『出会い頭に駄目元でクイックボールを投げて、 入らなかったらさっき考えた作戦で行こう』 考えが固まりスネオはファイヤーと向き合う。 「ファイヤー! 僕がお前をって・・・うわっ!」 いきなりファイヤーが炎を吐いてきた。 「危ないじゃないか! いきなり何するんだって・・・」 後ろを見ると野生のペルシアンが倒れていた。 「お前・・・・・・まさか僕を助けてくれたのか?」 ファイヤーが声をあげる。 「そうか・・・」 少し間を空けてスネオが呟く。 「お前は・・・捕まえちゃいけないよな。 捕まえたら僕が恩知らずみたいじゃないか」 スネオが後ろを向いて灯火山を下山した。 下山すると灯火山の入り口にファイヤーが待っていた。 自分に何か語りかけている気がする。 『連れて行け』と。 「まさかな・・・」 駄目元でボールを投げる。 ファイヤーはボールにあっさり入り、少しするとボールの動きが停止する。 そのボールを持つとスネオは、すぐにボールを投げた。 「もしかしたら・・・お前は僕を認めてくれたのかもな」 ファイヤーに語りかける。 『誰かに認められるなんて、何時以来だろう』 スネオは新しい戦力を手にしてグレン島に向かった。 ここは 2の島 一人より 二人の 遊戯島 「何処に技を教えてくれる人なんているんだよ、スネオの嘘つきめ!」 のび太が悪態をつく。 2の島に次の船が到着したみたいで、観光客でいっぱいになってくる。 その中に見覚えのある頭を二つ見つけた。 「あれはまさか・・・。おーいしずかちゃん! 出木杉!」 のび太の言葉に二つの頭が反応する。 二人は人ごみを掻き分けのび太の前に辿り着いた。 「のび太さん。あなたも技を教えてもらいにきたの?」 「僕達もその予定だったんだよ。一緒に行こうよ!」 きわの岬 「お前等か、技を教えに貰いに来た三人は」 老婆が三人をじろじろと見る。 「ふむ、ポケモンを出せ」 それぞれがパートナーポケモンを出した。 「ふむう、お前等はいいトレーナーのようじゃのう。よし技を伝授してやろう。 きわの岬でレベルでも上げて待っておれ」 老婆がそう言うと怪しげな黒い着物を着け始めたので三人は家から飛び出した。 ここは 3の島 大小 揃って 親子島 「ジャイアン、もうイベントは終わったよ」 ドラえもんがジャイアンにそう言うと船に乗り込む。 「やることがはやいんだよ!」 数日後・・・・・・ ここは グレン タウン グレンの 赤は 情熱の 色 「皆集まったね。今からヤマブキに乗り込むんだけど・・・・・・ 用意はいい?」ドラえもん。 「問題ねえよ!」ジャイアン。 「出来る限りのベストを尽くしたよ」出木杉。 「満足いってるよ」スネオ。 「いけるわ」しずかちゃん。 「のび太君は大丈夫?」 「大丈夫だよ。じゃあ行こうよ皆でヤマブキへ!」 現在の状況 ドラえもん ヤマブキシティ ウインディLV58 ギャラドスLV55 メタグロスLV55 ハピナス LV54 のび太 ヤマブキシティ リザードンLV54 ピカチュウLV51 エーフィLV52 カビゴン LV53 しずか シルフカンパニー フシギバナLV56 ニドクインLV54 ペルシアンLV53 ミロカロスLV55 フリーザーLV59 スネオ シルフカンパニー クロバットLV57 ニドキングLV55 マルマインLV52 ガルーラ LV54 ファイヤーLV59 ジャイアン ヤマブキシティ カイリキーLV58 ダグトリオLV51 ケッキングLV53 プテラ LV50 サンダーLV57 出木杉 ヤマブキシティ カメックスLV56 ピジョットLV52 フーディンLV53 ハッサム LV54 エレキブルLV55 次へ
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9ページ目 スネオ「うはは、たった一個の燃料でスレって何個もpart出来るんだね、初めて知ったよww」 ドラえもん「それよりのび太くんが……あっのび太くん!」 のび太「やっぱり、スネオの言う通り4Sも持ってて良かったよ、おかげで助かった」 出来杉「良かった、何とか生きてた」 スネオ「いやぁ~、ハッピーエンドは気持ち良いなぁ~」 次へ トップへ
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ドラえもんの提案によって森の火事は鎮火されたが、その隙に鬼五郎に逃げられてしまう。 のび太はパカポコに乗って鬼五郎を追いかけるが、狙撃で怯んでしまう。 鬼五郎「やい小僧! 俺と勝負だ。出てこい!」 のび太「うっ……」 鬼五郎「やい! 隠れてたって無駄だぞ。そこだ!」 拳銃を打つとそれは草の集合体だった。 鬼五郎「な、なんだありゃ?」 森の植物たちがのび太のふりをして鬼五郎を翻弄しているのだ。 鬼五郎「こっちだ! やい、本当の小僧はどこだ?」 のび太「森の植物たちが、僕を助けてくれてるんだ。鬼五郎!!」 鬼五郎「小僧!」 のび太は「命のねじ」を踏んで転ぶが、「フワフワ銃」を発射。 鬼五郎は膨らんで浮いてしまう。 鬼五郎「うわああーっ!」 のび太「やった……」 その後、鬼五郎はのび太に持たれていた。 鬼五郎「おーい、助けてくれよ。もう逃げ隠れしないから……」 ジャイアン「本当のび太、射撃は名人だな」 のび太「いやあ、それほどでも……」 ピーブ「いろいろとありがとうございました……」 のび太「ドラえもん。鬼五郎たち、このまま地球に返すわけにはいかないね……」 ドラえもん「だから、『たまご逆転装置』で元に戻ってもらうのさ」 しずか「あっ!」 その後、「たまご逆転装置」が鬼五郎を元に戻していた。 ドラえもん「これで元の1人になっているはずだ……」 ふたが開くと、鬼五郎は黒子となっていた。 ホクロ「俺、なんか生まれ変わったような気分がする。本当に、みんなに迷惑かけた…… ごめんね」 しずか「ホクロさんになったのね……」 ホクロ「俺、地球に戻って自首するよ……」 しずか「ホクロさん」 ドラえもん「『どこでもドア』!」 ホクロ「じゃあみんな、元気でな。さよなら」 ホクロは「どこでもドア」をくぐって地球に戻った。 のび太「さぁ次はねじまきシティを元に戻そう!」 ドラえもん「のび太くん。もうこの星はピーブたちに任せたほうが良さそうだよ。それより時々みんなで遊びにこよう……」 のび太「うん、そうだね」 しずか「ピーブ、プピー、頑張ってね。必ずまた遊びに来るわ」 ピーブ「しずかさんもお元気で!」 ジャイアン「弟ティラ、兄ちゃんははるか地球よりお前の幸せを願っている……」 スネ夫「ジャイアン、オーバーなんだから」 のび太「パカポコ、元気でね……」 しずか「さようなら!」 スネ夫「また来るね」 ジャイアン「さようなら!!」 のび太「きっとまた会いに来るよ」 ドラえもん「じゃあみんな、元気でね!」 ドラえもんたちは「どこでもドア」で地球に帰って行った。 (終)
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前へ ニビシティ 「ドラえもん、スネオ、しずか、出木杉か」 夕方5時、ニビシティについたのび太は、まずポケモンセンターの名簿を確認した。 『ジャイアンがいないな。あの性格だと何も考えずに突撃しそうなのに』 まあ、そんなのどうでもいいか。 『結局最後まで勝ち残った奴が勝つんだから』 スネオと違いちゃんとルールを覚えていたのび太。 いろいろな意味で成長の色が見られる。 そうして回復したポケモンを受け取り、のび太はニビジムに向かった。 タケシ認定トレーナー スネオ 出木杉 しずか ドラえもん 「あれ?この順番ポケモンセンターとは違うな。 確かポケモンセンターの名簿の順番は・・・・・・」 「そこの少年!さっさと来い!」 ぶつぶつと独り言をしゃべっているとタケシから激が飛んだ。 タケシの怒声を聞くと、のび太は急いでタケシの下に走った。 ニビジムでの戦いは接線だった。 ヒトカゲの煙幕で相手をかく乱して、隙を着いてメタルクロ―で攻撃。 ヒトカゲが倒れた後、何とかピカチュウの電光石火で止めを刺しきったのだった。 「やるな少年。グレーバッジをやろう」 タケシからグレーバッジを受け取り、のび太はポケモンセンターに向かった。 ポケモンセンターに戻ったのび太が目にしたのは、両手をお腹のポケットに入れた 親友の姿だった。 「ドラえもん!会いたかったよ」 「のび太君!今まで大丈夫だった?」 ドラえもんが会うなり心配の声をかけるのでのび太はムッとした。 「ドラえもん。僕だって、いつまでも子供じゃないよ大丈夫さ」 「そうかあ、成長したんだねえ」 ドラえもんが珍しくのび太を誉めた。 それだけでのび太は満足だった。 僕はドラえもんと今までにあった事を話した。 出木杉に負けた事。 ポケモンゲットをしたこと。 ジムをクリアしたこと。 全部自分の手でやりきったということ。 ドラえもんは全部聞いてくれていた。 「一人で旅するのもいいけど僕は皆で旅するほうがいいかな」 「そうだねえ、やっぱり。皆でワイワイ言ったりして旅するのも楽しいと思うよ」 ドラえもんは僕に同意してくれた。 「でもね、僕は嬉しいよ。のび太君が一人でここまで来てくれたことを」 ドラえもんと話すとのび太は元気が出てきた。 「聞いてくれてありがとうねドラえもん!」 ドラえもんはその様子を見ると安心したように笑い、僕にある提案をした。 「どうだい?のび太君。僕とおつきみやまを越えるまで一緒に行かない? 皆じゃなくて、僕だけだけどね」 のび太にとって、これはとても嬉しい提案だ。 「うん、ありがとう!僕にとっても嬉しいよ!よろしくね!ドラえもん!」 一瞬ドラえもんが残念そうな顔を見せたような気がしたが、 ドラえもんは両手の片方をポケットから出し握手を求めた。 僕が手を出した丁度その時だった。 『ドォォォォーーーン!!!!』と言う爆発音が鳴ったのは。 「大変だーー!謎の集団がおつきみやまを占拠した!」 「「なんだって!?」」 それを聞いたのび太とドラえもんが驚きの声をあげた。 『どういうことだ?こんなイベントはなかったはず』 ドラえもんは何か嫌な予感を感じているみたいだ。 「のび太君!僕は家に帰れるか見てくる!君は皆にポケモン図鑑で連絡してくれ!」 ドラえもんが焦っている。 「ええ!どういうこと!」 だが僕は冷静に判断できない。 「緊急事態なんだ!早く!」 ドラえもんがそう言い放って駆け出した。 ポケモンセンターの扉を開けてドラえもんが出て行くと、 すぐにジャイアンが入ってきた。 「ジャイアン!」 僕が助けを求めるような声で叫ぶ。 「おう!のび太じゃねえか。何を慌ててるんだ?」 気の抜けた声で返事をするジャイアンに、僕がイラっとしながら状況を伝える。 「そんなことよりポケモン図鑑で皆にここに集まるように連絡するのを手伝ってよ!」 僕の様子にジャイアンも異常事態があることを察した。 「わかった!俺はどうすればいいんだ!?」 ようやく異常事態を理解したジャイアンが僕に聞く。 「しずかちゃんにはもう僕から連絡したからスネオに連絡して! 僕は出木杉に連絡するから!」 僕はそういうと、ポケモン図鑑に目を落とした。 「わかった!」 僕の返事を聞かずジャイアンもポケモン図鑑でスネオに連絡を取った。 まず最初にしずかちゃんが来た。 「のび太さん。どういうこと?」 「僕もわからないよ」 僕が率直な感想を述べる。 「俺たちも詳しいことはわかんねえんだ」 ジャイアンがそう言うと皆黙った。 「さっきの爆発音のことじゃないかな?」 「「「出木杉(さん)!スネオ(さん)!」」」 ドラえもん以外ここに全員が集まった。 「とりあえずさ、ここで集まってても意味がないよ。 一人がポケモンセンターに残っといて皆でレベルを上げとこうよ」 出木杉の提案に全員が同意した。 一時間ごとにポケモンセンターに残る人間を換えて、 全員が落ち着かぬ雰囲気でレベルを上げていた。 夜の10時、ドラえもんが帰ってきた。 全員をポケモンセンターに集める。 全員動揺しているようで、誰もドラえもんに話し掛けない。 張り詰めた空気を破ったのはスネオだった。 「どういうことなんだよ!ドラえもん!」 スネオが声を裏返し絶叫する。 「スネオさん落ち着いて。 ドラちゃんがイベントを変えただけかもし…」 「それはないよしずかちゃん」 しずかの言葉を出木杉が遮った。 「イベントを変えたなら、皆を呼び出さないよ。そうだろドラえもん?」 ドラえもんが頷く。 「さっき、僕はゲームプレイヤーを見てきたんだ。そしたら停止は無理だった。 多分誰かにハッキングされているんだ!」 「ハッキング?」 僕が間の抜けた声をあげる。 「簡単に言えば誰かにデータを奪われているんだよ」 「データを奪われるとどうなるんだ?」 ジャイアンが心配そうに聞く。 「僕がこの装置を制御しようとしても出来ない。だから終了も出来ないんだ」 「どういうことなんだよ!ドラえもん」 スネオも不安げだ。 「無理やり終了も出来ない。僕が確認できたのは、かなり改ざんされたイベントと 一つのデータだった」 「一つのデータ?」 恐る恐るしずかが聞いた。 「簡単だよ。『俺はチャンピオンとして君臨している。 その俺と四天王を含めた総当りで戦え』ってね」 ドラえもんがルールを説明する。 「そこで全員が勝ったら、僕たちは開放されるみたいだ」 そのルールに一同が唖然としていた。 また張り付めた空気が流れた。 そして僕が聞く。 誰も聞くことが出来なかったことを。 「一人でも負けたら?」 「その戦いで僕たちが負けたら、多分僕たちはここから帰ることが出来なくなる!」 ドラえもんがそう悔しそうに答えると、その場にいた全員糸が切れたように 泣き出した。 「ママぁぁー!!」「かあぁぁーちゃぁぁーん!!」 「ウワーーーン!!ママーー!!」「おか―さーん!!」 全員が口々に泣いている中、出木杉だけが泣くのをこらえていた。 そしてドラえもんに泣くことをこらえて聞いた。 「じゃあ勝てばいいんだよね?」 その問いにドラえもんが頷く。 「うんそうだよ。でも相手は多分未来犯罪者だ。僕の機械を ハッキングできるんだから。 僕たちに危険が及ばない可能性は無い。むしろ本気で僕たちを殺しに来るよ!」 「それでも勝てば現実に帰れるんだろ」 泣き止んだジャイアンが立ち上がって叫んだ。 「やってやろうじゃんか!俺様に喧嘩を売ったこと後悔させてやる!」 ジャイアンの一言に皆が立ち上がった。 「そうだね!皆の力を合わせて絶対勝とうよ!」 「私達はいつも色々な危機を乗り越えてきたわ!今回もきっと大丈夫よ!」 「うん!僕たちは負けないよ!ねえドラえもん!」 スネオ、しずか、のび太の順で勇気ある言葉が続いていた。 ドラえもんは皆が戦う決意をしたことに驚いていたようだった。 僕たちの決意を聞いたドラえもんの眼から涙が溢れた。 『多分諦めてたんだろうな。自分の力が負けたから』 ドラえもんは自分から溢れ出る涙を拭いて僕からの問いに答えた。 「そうだ!僕たちは負けない!自分達の世界に帰るんだ!」 ドラえもんの叫びに全員が頷いた。 「じゃあ作戦を決めようよ!おつきみやま奪還だ!」 皆の意思を確認して僕たちは全員で作戦を練り始めた。 現在の状況 ドラえもん ニビシティ ガーディLV17 コイキングLV14 のび太 ニビシティ リザードLV16 ピカチュウLV12 しずか ニビシティ フシギソウLV17 ニドラン♀LV13 スネオ ニビシティ ズバットLV17 ニドラン♂LV13 ジャイアン ニビシティ ワンリキーLV18 出木杉 ニビシティ カメールLV16 ポッポLV13 午後11時24分 ニビシティ ポケモンセンター 「まずは手持ちの確認だ」 出木杉がそう言うと全員がポケモン図鑑を出した。 「ドラえもんがガーディとコイキング。のび太君がリザードとピカチュウ。 しずかちゃんがフシギソウとニドラン♀。スネオ君がズバットとニドラン♂。 タケシ君がワンリキー一匹。僕がカメールとポッポだな。」 「ねえ、これで何を決めるの?」 のびたが疑問を言うと出木杉が答える。 「チーム分けさ。これからはどんなときでも絶対二人一組で行動するんだ」 「そうか! これで危険が減るって事か」 「そう言うこと。でメンバーは・・・」 「とりあえずドラちゃんとタケシさんは組まないべきじゃないかしら? 二人とも戦えるポケモンが実質一体ずつしかいないし」 「そうだね。僕とジャイアンは組まないほうがいいな」 「レベル的に分けるなら、僕かしずかちゃんとジャイアン。 余ったほうとドラえもん。で出木杉とのび太だよな」 「じゃあそれでいいじゃねえか! さっさと行こうぜ!」 「焦るなジャイアン! イベントが変わってるんだから、 敵の強さも変わってると見たほうがいいよ」 いつもと違うドラえもんの真剣な口調に、ジャイアンは 「そうか。すまねえ」と素直に謝った。 「それだったらさあ、最強のスネオとしずかちゃんで組ませて 僕たちがサポートすればいいんじゃない?」 のび太がそう言うと皆が驚いた顔をしてのび太を見た。 「そうか。それでいこう! のび太君いいアイデアだよ!」 「えっ、そう?」 のび太は照れながら笑う。 「それだったら、一応2体いる僕がのび太君と組んだほうがいいな」 ドラえもんがそういうと、出木杉が 「そうだね。僕とタケシ君が組もう。皆それでいい?」 「ああ!」「うん!」「ええ!」「OK!」「よっしゃ!」 チーム分けが終わった。 「次はアイテムだね」 ドラえもんがそう言うと所持金とアイテムを全部出す。 他の皆もそれに習うように全員が出す。 「この前はおつきみやまのポケモンセンターは使えたんだ。 今はどうなってるかわからないけど」 「今は使えない可能性もあるって事か」 ジャイアンが息を飲む。 「期待しちゃいけないって事はここでアイテムを買っていく しかないって事だろ」 スネオがすねた口調で言う。 「でもPPのほうが・・・」 しずかがそう言うと皆黙ってしまった。 PP回復アイテムは零。 つまりポケモンセンターが使えなければニビシティまで戻ることになる。 そんなことをしている暇をくれるとは到底思えない。 「そんなもの気合でどうにかできるぜ!」 「無理だよ、タケシ君! とてもじゃないけどPPが持たないよ」 全員が諦めかけてたその時スネオが出木杉の言葉に引っかかった。 『何だ?今、何か気になる言葉が』 閃いた。 「皆、タケシだよ!」 スネオを全員が心配そうな目で見ている。 「あのねえ、スネオさん。今は冗談を聞いてる場合じゃないのよ」 「スネオ君、タケシ君が何人いたってPP回復アイテムは 作ってなんかくれないよ」 出木杉としずかは気がついていない。 ニビシティにもう一人タケシがいることを。 スネオはタケシと約束をしていた。 『困ったときは力になるよ』と。 スネオがタケシをポケモンセンターに連れて来た。 出木杉としずかは気がついた、ここにタケシが二人いたことを。 「君たち、おつきみやまに行く気なのか? 危険だ、止めなさい!」 「僕たちはどうしても行かなくちゃいけないんですタケシさん! だからお願いだ、僕たちに協力してください!」 「「「「「お願いします!」」」」」 タケシは少し考え込むそぶりを見せたが、彼らはどうやら本気の目だ。 自分が止めても行くだろう、確実に。 「しょうがないな。少年との約束もあるし引き受けるよ」 そういうとタケシは協力を引き受け、要求を聞いた。 「で、俺に何をして欲しいんだ?」 「PP回復アイテムを持っていたら少し分けてください」 「それだけでいいのか?」 「ええ。これは僕たちの問題です。僕たちで解決します」 「そうか」 タケシがそう言ってポケモンセンターに避難していた フレンドリィショップの店長に話し掛ける。 「店長」 「な、何だね? タケシ君」 「回復アイテムを用意してください。彼らが おつきみやまの騒動を止めに行くそうです」 「彼らが? まだ子供じゃないか!」 「俺はこの町を守るからここを出られません。 でも彼らは元をつぶしに言ってくれるというんです。 店長協力してください。お願いします」 タケシが深々と頭を下げる。 「わかったよ、タケシ君。おい、そこの君たち! なにが欲しいんだ!」 店長が遠くで話を聞いていたドラえもんたちを呼んだ。 午後11時42分 ニビシティ フレンドリィショップ ドラえもんたちがフレンドリィショップに招待されると、店長が明りを灯した。 「さあ持っていってくれ」 そこには色々なアイテムがおかれていた。 「あの代金は?」 遠慮がちにしずかが聞くと 「ああ、そんなもんいらんよ。君たちが変な奴等を追い払ってくれるんだろう? そいつ等がいなくならなければ、客がこないからな」 「じゃあ全部貰っていいか!」 ジャイアンが大声で言う。 「少しは遠慮しようよ、ジャイアン。ただで良いって言ってくれてるんだからさ」 スネオがジャイアンを諭している間 「全くジャイアンめ、少しは遠慮しろよ!」 「ドラえもん、そんなに怒らないでとりあえずこっちのアイテムを持ってよ」 「PP系は各自種類別のを1個ずつで良いかな?」 「ええそれくらいで問題ないと思うわ」 「いい傷薬がここにあるとはショップも変えられてるね」 「とりあえずいい傷薬は一人5個、傷薬は10個でいいんじゃないかしら」 「しずかちゃんに賛成!」 のびたが大声で叫ぶとアイテムの整理が一段落した。 「次は状態異常回復アイテムね」 「多分相手はロケット団だよね?」 「まず間違いないだろうね」 「タケシさんが言ってたことによると、あっちのポケモンセンターも 占拠されてるんだっけ?」 「言ってたね。ポケモンセンターの開放は僕とのび太君で引き受けて、 他はおつきみやま突入」 「相手が使うとしたら基本は毒よね」 「毒消しは一人5個、麻痺治し3個、火傷治し3個、 氷はないと思うから後は何でも治しが6個あるから一人一つずつ 持っていこう」 回復アイテム選びが終了した。 タケシがフレンドリィショップに入って来た。 「おーい。君たち」 そう声をかけられてやっと気付いた皆さん。 『気付いてやれよ』 店長は心の中で思っていた。 「タケシさん。何かあったんですか?」 「問題は何も起きてないよ」 『じゃあ何で君は来たのよ』 店長は心の中で聞いた。 「君たちにプレゼントをあげに来たんだ、それ!」 そう言って全員に放り投げた。 「これは・・・タイプ技強化アイテム!」 「何でこんなものをタケシさんが?」 しずかが疑問に思う。 「こう見えてもジムリーダーだ。アイテムは色々ある。 だが基本的にジムリーダーがアイテムを渡すのは禁止なんだ。 だけど今回は事態が事態だからな。君たちの無事を祈ってこれを託す。 何、君たちなら悪用しないだろう。スネオ君のようにね」 そう言ってタケシは自分の仕事があるといって去っていった。 『さすがタケシ君。ジムリーダーに選ばれる素質だね!』 店長が心の中で褒め称える。 「でもさあ」 「どうしたのドラえもん?」 「僕だけ気合の鉢巻なんだよね」 「なかったんじゃない? 木炭は一個しか」 「やっぱりそうかなあ」 ドラえもんが首をかしげていると 『ドォォォォォォーーーーーーーン!!!!』 本日2回目の爆発音が鳴った。 午前0時 ニビシティ3番道路前広場 「君たち!」 「タケシさん、何があったんですか!?」 「今3番道路から敵が入ってきた! どうやら博物館に一部敵がいった みたいなんだ! そっちのメンバーで手が開いてたらそっちに向かってくれないか!? 俺は3番道路を抑えるのに手一杯だ!」 「ドラえもん! 僕たちが行くよ!」 「俺様達に任せとけ!」 ドラえもんは考え込み、判断を下す。 「わかった、そっちは頼むよ」 「死ぬんじゃないぞ二人とも!」 「二人とも無事でね」 「僕たちはおつきみやまに向かうよ」 「俺様達が負けるかよ!」 「僕もついてるから大丈夫! 安心して行ってくれ」 そう言うと出木杉とジャイアンは博物館に向かって走っていった。 「僕たちも行こう!」 「頼んだぞ、君たち」 僕たちは飛び出した3番道路へ。 午前1時12分 お月見山ポケモンセンター前 「ここで僕たちもお別れだね」 「負けるなよ、スネオ。しずかちゃん」 「僕がやられると思うのかい? 安心しろ!」 「私たちも行ってくるわ。二人とも死なないでね!」 「うん。また皆で会おう!」 全チームが分かれた。 長い夜が始まる。 現在の状況 ドラえもん お月見山前ポケモンセンター ガーディLV21(気) コイキングLV19(学) のび太 お月見山前ポケモンセンター リザードLV20(木) ピカチュウLV19 しずか お月見山 フシギソウLV24(種) ニドリーナLV20 スネオ お月見山 ゴルバットLV24(毒) ニドリーノLV20 ジャイアン ニビシティ化石博物館 ワンリキーLV27(黒) 出木杉 ニビシティ化石博物館 カメールLV23(雫) ポッポLV22 次へ