約 1,902,288 件
https://w.atwiki.jp/83452/pages/9557.html
憂「ツクツクツクツクオォォーシ、ツクツクツクツクオォォーシ」 梓「えっ、どうしてです?」 米澤「金ばかりかかって、儲からないからね。 税金を食いつぶすだけの存在でしかない。 先の事業仕分けで仕分け対象になってしまったんだ」 梓「そうだったんですか……」 憂「ツクツクツクツクオォォーシ、ツクツクツクツクオォォーシ」 米澤「今や客も来ず、職員もみんな辞めていった。 残っているのは私一人さ。 まるでツクツクボウシだよ、 夏の終わりを受け入れられず、一人で鳴き続ける……」 梓「……また、夏は来ますよ」 米澤「だといいがね。 さ、おみやげはどれがいいかな。 セミまんじゅう、セミクッキー、セミぬいぐるみ、 セミ枕、セミ目覚まし時計、セミTシャツ、セミノート…… 全部私が作ったんだ、ひとつも売れなかったがね」 梓「ここが潰れる理由がわかりました」 米澤「どれでも好きなのを持って行ってくれたまえよ。 このセミクッキーなんか美味しいぞ」 憂「ツクツクツクツクオォォーシ、ツクツクツクツクオォォーシ」 二人はおみやげをいっぱい貰ってセミ博物館をあとにした。 梓「憂、よかったね。 鳴き真似の練習がいっぱいできて。 唯先輩もきっと認めてくれるよ」 憂「ツクツクツクツクオォォーシ、ツクツクツクツクオォォーシ」 梓「もし鳴き真似が唯先輩に認めてもらえたら、 憂も唯先輩のこと認めてあげてね。 最近ずっと頑張ってたから」 憂「ツクツクツクツクオォォーシ、ツクツクツクツクオォォーシ」 梓「唯先輩が何を頑張ってたかって? ふふ、憂ももう分かってるはずだよ」 憂「ツクツクツクツクオォォーシ、ツクツクツクツクオォォーシ」 梓「あんまり言うと、唯先輩に怒られちゃうから」 憂「ツクツクツクツクオォォーシ、ツクツクツクツクオォォーシ」 梓「じゃあまたね、憂。 今日は疲れただろうし、ゆっくり休んだほうがいいよ」 憂「ツクツクツクツクオォォーシ、ツクツクツクツクオォォーシ」 平沢家。 唯「おっかえりー、憂。 晩ご飯できてるよぉー」 憂「ツクツクツクツクオォォーシ、ツクツクツクツクオォォーシ」 唯「お、だいぶ腕を上げたね。 でもまだちょっと足りないかな、大事なエッセンスが」 憂「ツクツクツクツクオォォーシ、ツクツクツクツクオォォーシ」 唯「まあいいや、ご飯にしよう。 あ、それともお風呂湧いてるから、先にお風呂にする?」 憂「ツクツクツクツクオォォーシ、ツクツクツクツクオォォーシ」 唯「分かった、ごはんだね。 今日は憂の好きなサバの竜田揚げだよー」 憂「ツクツクツクツクオォォーシ、ツクツクツクツクオォォーシ」 唯「いただきまーす」 憂「ツクツクツクツクオォォーシ、ツクツクツクツクオォォーシ」 夕食の献立はサバの竜田揚げ、肉じゃが、おひたし、お吸い物。 どれもこれも姉が作ったとは思えないくらいに美味しかった。 インスタントではないのか、と憂は疑ったが 流し台に置かれた鍋や生ごみを見てその考えを撤回した。 いつのまにこんなに料理の腕を上げたのか、 憂は姉に尋ねたかったが 残念ながら今の憂はツクツクボウシの声でしか話せない。 憂「ツクツクツクツクオォォーシ、ツクツクツクツクオォォーシ」 唯「そう、美味しい? よかったー」 憂「ツクツクツクツクオォォーシ、ツクツクツクツクオォォーシ」 唯「そーだ、デザートはフルーツポンチだよ。 それも私が作ったんだー」 憂「ツクツクツクツクオォォーシ、ツクツクツクツクオォォーシ」 食べながら憂はあたりを見回した。 こころなしか部屋が綺麗になっている。 姉が料理だけではなく掃除までしたというのか? 憂にはにわかには信じられなかった。 憂「ツクツクツクツクオォォーシ、ツクツクツクツクオォォーシ」 唯「たんとおたべー、食べたら風呂はいりー。 洗い物は私がやっとくからー」 風呂に入ったあと、 鳴き真似の練習で疲れていた憂は すぐに布団に入った。 憂(お姉ちゃん、どうして突然料理や掃除なんて) 憂(受験生なんだし、勉強以外のことはしなくていいのに) 憂(今まで通り、全部私がやってあげるのに) 憂(もしかして梓ちゃんが言ってた、 『唯先輩も最近頑張ってた』っていうのは 家事の練習をしてたってこと……?) 憂(もー、何やってんだろ、お姉ちゃんったら…… 受験勉強もしないで……) 憂「ツクツクツクツクオォォーシ、ツクツクツクツクオォォーシ」 憂(駄目だ、眠い……寝よう) 憂(……) 憂(……) 翌朝、憂は熱を出した。 前日の過度な練習がたたったのだ。 唯「ういー、大丈夫? おかゆ作ったけど、食べられる?」 憂「うん、ありがとうお姉ちゃ……」 唯「…………………」 憂「ツクツクツクツクオォォーシ、ツクツクツクツクオォォーシ!」 唯「そっか、じゃあここに置いとくから。 また何かあったら呼んでね。 今お洗濯の途中だけど、すぐ来るから」 憂「ツクツクツクツクオォォーシ、ツクツクツクツクオォォーシ……」 姉が部屋から出ていったあと、 憂は姉が持ってきたおかゆに手をつけた。 このおかゆも姉が自分で作ったものであろうと憂は推察した。 おかゆというのは簡単な料理の代表のように思われているが おいしいおかゆを作ろうと思うと、実は難しい。 憂も何度か挑戦してみたことはあるが なかなか納得のいくおかゆは作ることができずにいた。 しかしこのおかゆはまさに憂が求めていたそれだった。 病人食という概念を超越した究極にして至高のおかゆ。 これを姉が作ったという事実に憂は驚愕せざるをえなかった。 憂(どうして? どうしてお姉ちゃんは、 こんなものを作れるようになったの!?) 憂(本当に私に内緒で家事の練習をしてたってこと? でも一体なんのために!?) 憂(とにかく梓ちゃんに確認しよう、 お姉ちゃんのことなんだけど……っと)カチカチ送信 憂(そうだよ、最近のお姉ちゃんは何かおかしい。 なんでいきなり家事をやりだしたのか…… なんで昨日、梓ちゃんと約束したこと知ってたのか…… セミ博物館の館長さんも、 お姉ちゃんから何か言われてたみたいだった……) 憂(いや、それ以前に) 憂(どうして私にツクツクボウシの鳴き声を練習させたりしたの!?) ヴーッ ヴーッ 憂(あっ、梓ちゃんから返信……) 梓《そっか、気づいたんだ。 憂の考えてるとおり、 唯先輩は最近毎日、家事の練習をしてたんだよ。 料理とか掃除とか洗濯とかみんなで教えてあげたの》 憂(そんな……でも、何のために?)カチカチ 梓《それは憂が考えることだよ》 憂(私が、考える、こと……) 憂は考えた。 なぜ姉が、梓との約束のことを知っていたか、 米澤が唯と通じていたか。 この答えはすぐに出た。 みんなグルだったのだ。 姉と、梓と、米澤と、3人で 憂にツクツクボウシの鳴き真似を習得させようとした。 ではそれはなぜなのか。 なぜツクツクボウシの鳴き真似をする必要があったのか。 なぜ姉は家事の練習を始めたのか……。 するとその時、 憂の脳裏に米澤や梓の言葉が、蘇った。 『ツクツクボウシは夏の終わりに生きる悲しいセミなんだよ』 『真似というのは対象の本質を理解した上で成り立つものだ』 『まるでツクツクボウシだよ、夏の終わりを受け入れられず、一人で鳴き続ける……』 『もし鳴き真似が唯先輩に認めてもらえたら、憂も唯先輩のこと認めてあげてね』 憂(そうか……そういうことだったんだ) 憂(お姉ちゃん……!) 憂はすべてを悟った。 そして憂は、ツクツクボウシそのものになった。 ツクツクボウシ。 半翅目、セミ科。 全長40~46ミリ。 セミの中では最も遅く現れ、8月末から9月上旬がピークである。 九州などでは10月にも鳴き声が聞こえることがある。 東アジアに広く分布。平地や山地に生息し、 基本的に森林性であるが地域によっては市街地でも見かけられる。 樹幹のかなり低い場所に止まっていることもあるが 警戒心が強く敏感なため捕獲は難しい。 リズミカルで音楽的な鳴き声が最大の特徴である。 憂「ジィィィィィジブブブブブツクツクツクツクツクオ―――シ ツクツクツクツクツクオ―――シツクツクツクツクツクオ―――シ ツクツクオ――シツクツクオ――シツクツクオ――シツクツクオ――シ ジオ――ジオ――ジィィィィィジブブブブブ」 唯「素晴らしいよ、憂。 文句なしのパーフェクトだ」 憂「お姉……ちゃん」 唯「その様子だと、私が言おうとしてたことも 全部分かってくれたみたいだね」 憂「うん。 私がツクツクボウシだってことでしょう」 唯「そうだよ」 重度のシスターコンプレックスを患う憂を 姉は心の底から心配していた。 このままでは憂は永遠に自分に縋って生きて行くことになる。 憂は自分の世話をすることに何よりも依存している。 自分はもう、大人になろうとしているのに。 もう世話なんていらないのに。 セミが生きるべき季節は、過ぎようとしているのに。 夏を過ぎてもなお鳴き続け、 秋に飲まれて消えてゆくツクツクボウシの姿を、 姉は憂に重ねていたのだ。 そして憂自身に、憂がそのような存在であることを 自覚して欲しかったのである。 今までの自分と決着を付けるために。 唯「私はもう憂の世話なんて要らない。 昨日今日と見てきて分かったでしょ。 朝も一人で起きられるし、ご飯だって作れる。洗濯も掃除もちゃんと出来る」 憂「……」 唯「もうお互いに縋って頼り合うような関係はやめたいの。 このままじゃ憂はダメになっちゃう。 いつまでも夏は続かない。私たちはもう、大人なんだから」 憂「……」 唯「憂は充分に一人で生きられる力を持ってる。 あとは意識の問題だよ。 このままツクツクボウシとして生きていくなら……」 憂「ううん、もういい。言わなくて…… 私だっていつまでもこんな関係が続くとは思ってないよ。 それでも、それでもできるだけ…… お姉ちゃんとともに在りたかった」 唯「夏をズルズルと引きずる、ツクツクボウシのように?」 憂「……」 唯「憂にはもっと広い世界を見てほしいの。 私の世話だけをする唯の妹としてじゃなくてさ。 一人の平沢憂という人間として、生きて欲しいから」 憂「……うん」 唯「そんな暗くならないでよ、お別れってわけじゃないんだから。 ただお互いの心持ちを変えようってだけ。 私ももう、半年後には大学生だからね」 憂「……」 夏が終わる。 ツクツクボウシも地に落ち、土に還ってゆく。 一夏に生き、一夏に死ぬ。 それがセミのあるべき姿だ。 いくら長生きしても、地上に出るのが遅くても、 二度目の夏は、セミには訪れない。 お わ り 戻る
https://w.atwiki.jp/chiuzazie/pages/239.html
前ページ次ページSSまとめ 30-542 30-542 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/01(月) 22 17 14 ID ??? 千雨 「今日で5月か……早いもんだ。おっとそうだ、カレンダーめくんねーと…」 ザジ 「…!!」 だだだだだだだっ ザジ 「…わた、わたた私が…私がめくる……私が…( ;ω;)ウウッ」 千雨 「……OKわかった。わかりましたから、そんな涙目で訴えなくても…」 びりり… ザジ 「…〜♪」 びりりりり… ザジ 「…ヽ(´∀`)ノ♪」 千雨 「(どこが楽しいんだろ…)」 びりりり……びびっ(最後にちょこっとだけ残る ザジ 「…Σ(゚д゚ )アッ---!」 千雨 「…あーあ。急いでひっぱるから…」 ザジ 「…ウワアァァァァァン!!・゚・(ノД`)・゚・」 千雨 「はあ……やれやれ、毎月これだ…」 30-549 30-549 名前:power honey[sage] 投稿日:2006/05/02(火) 01 11 06 ID ??? 1/2 桜子です、私は今自動販売機の前にいます。 え、何でかって? それはもちろん、愛する千雨ちゃんがこの日差しの中詰めたい飲み物を欲してるからダヨ! でも、千雨ちゃん好きな飲み物じゃないと一口も飲んでくれないんだよね… うん、こういうときは神頼み!全部押しちゃえ!! [ポーションミルクカカオ] …別のにしとこっ♪ 千雨ちゃん、確かあの木の陰で待ってるはず… 千雨「おせーぞ!」 桜子「ごめーん、はい!」 千雨「もうからからだっつーの・・・」ゴクゴク やった!今日のは成功だった!よし、今なら… 桜子「ねえ千雨ちゃん、今度遊園地行かない?」 千雨「何で私がテメーと 桜子「行こうよ、お願い!費用は全部私が持つし〜」 千雨「(つまり無料か…ま、こいつには色々やらしてるし一回ぐらい行ってやるか…)わかったよ」 桜子「ほんと!?やったーーーーー!!」 30-550 名前:power honey[sage] 投稿日:2006/05/02(火) 01 11 46 ID ??? 2/2 今日は千雨ちゃんと遊園地に来てまーす♪ さて、何に乗ろうかなー… あ!観覧車!千雨ちゃんと観覧車…(危険かつ甘美な妄想中) よーし、誘ってみよー! 桜子「ねえ千雨ちゃん、むこうの観覧車に乗らな 千雨「私が二人だけで観覧車に乗るのはザジとだけって決めてんだよ」 あうう…撃沈… 桜子「じゃあお化け屋敷にでも行こう!」 千雨「え?ちょっと待 ここはもう無理やり連れ込んじゃエー! 千雨(お化け屋敷とかあんまり得意じゃないんだよ…) おろ?千雨ちゃん怖がってるのかな? 桜子「大丈夫だよ、千雨ちゃん私がついてるから」 千雨「べ、別に大丈夫だっつーの!!」 お化け屋敷ではなんかいい感じになれたし…もしかしたらこのままいけるかも!? 今度はどうしよーかなー…ん!あそこにソフトクリームやさんが…よし! 桜子「千雨ちゃん、ソフトクリーム食べない?」 千雨「んー…食べよっかな」 うーん、千雨ちゃんとソフトクリームペロペロ、幸せ〜。 千雨「ちょっとトイレ行ってくるから持っててくれ」 こ、コレが千雨ちゃんのなめたアイスクリーム…ちょっとなめちゃお♪コレで千雨ちゃんと間接キス・・・もうサイコ〜 …!そうだ!渡すとき入れ替えちゃえば!私のが千雨ちゃんのに、千雨ちゃんのが私のに、つまり最高の挟み撃ちの形! あ、戻ってきた!よーし! 桜子「はい、千雨ちゃん!」 千雨「ああ、ありがと・・・・うわ!垂れてきた!…もういらねえや」 えええええええええええええええええええええええええええええええええ!?そりゃないですよ千雨サーン! はあ…なんか最近千雨ちゃんのどこか好きなのか自分でもわからなくなってきたよ… まあ、それでも千雨ちゃんが大好きってことには変わりないんだけどねッ♪ 30-553 30-553 名前:葉加瀬 春の吐息[sage] 投稿日:2006/05/02(火) 01 37 22 ID ??? 葉加瀬 春の吐息 葉加瀬 「はうあ〜・・・脳がとろけそうですね〜」 夏美 「まったく、なんてまったりなんだろう・・・」 ここは工学部の屋上、青いベンチに私たちは座り、日差しを受けてとろけます 私たち以外誰もいない二人だけの世界。だと思っていたのですが、にゃ〜ん、と何処かでねこが鳴きました 葉加瀬 「ねこですねぇ」 夏美 「ねこだねぇ」 春の陽気とそよぐそよ風が、私たちの魂を春と同化させていきます 夏美 「眠いね」 葉加瀬 「寝ちゃいますか」 私たちはそっと手を重ね合わせると肩を寄せ合いました 夏美さんの体温は、まるで春の暖かさです しばらくして耳に聞こえてきたのは、誰かの寝息 耳に心地よい、誰かの寝息 完 30-557 30-557 名前:風香 甘えん坊将軍 [sage] 投稿日:2006/05/02(火) 03 49 09 ID ??? 風香 甘えん坊将軍 1/7 むか〜し、むかし。あるところに将軍様がおられたそうな しかしこの将軍様、ちょっと困ったちゃんだっだのです 風香 「最近、平和だね〜」 楓 「そうでござるなぁ」 ここはめ組のお屋敷。当然、頭の千雨さんが住んでいます 千雨 「まったく、毎日毎日飽きずに来るもんだな」 風香 「ここって何となく落ち着くんだよね」 楓 「そうでござるなぁ」 居間に座りまったりする二人に、湯飲みを乗せたお盆を持った少女が近づいてきました ザジ 「・・・」 その少女は異国の少女、赤い瞳に白い髪の無口な少女です 楓 「ありがとうでござる」 風香 「ありがとザジさん」 ずずず・・・・ お茶をすすりほっとする二人、そんな二人を見て少女は少し微笑んだようにも見えます 千雨 「ザジ、ほっとけ。茶葉の無駄だ」 お頭、冷たく二人にそう言いました 風香 「ねぇ、聞きたいことがあるんだけど・・・」 千雨 「なんだ?」 楓 「二人の馴れ初めでござる」 千雨 「恥ずかしいことを聞くな!!!」 30-558 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/02(火) 03 50 26 ID ??? 2/7 お春 「それが私たちが」 お日 「お話しして」 お美 「あげましょう」 お空 「・・おしっこ」 ちょうど一年前のこと、め組のお屋敷に慌てるように四人組が駆け込んできたことから始まりました お春 「お頭!!」 お日 「海岸沿いの小屋で」 お美 「小火が出ました!!!」 お空 「漏れちゃう・・」 千雨 「なにぃ!!!てめえら!!!出動だ!!!」 こうしてお頭は海岸沿いの小火を消しに行くことになったのです 現場つけばすでに黒山の人だかり、め組はそれをかき分けると小屋の消火に当たります そんなに大きな炎ではなかったので、消火は簡単であると思われました しかし・・・ ?? 「中に人がいるぞ!!!」 どうやら壁の隙間から人がいるのが見えたようで、誰かがそう叫びました 千雨 「なにぃ!!!」 それを聞いたお頭がまだ火の消えていない小屋の中に突入します 千雨 「誰かいるのか!!!」 しかし反応はありません。気絶しているのでしょうか? 千雨 「ちくしょう!!!どこだ!!!」 そのときでした 30-559 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/02(火) 03 52 20 ID ??? 3/7 チャリ・・・ 何か鎖を引きずるような音がしました 千雨 「そこか!!!」 音がした方は小屋の隅の方です。見れば一人の少女が倒れていました 千雨 「しっかりしろ!!!大丈夫か!!!」 お頭は少女のそばまで来ると、その少女を抱き起こして揺すります。しかし少女からの返答はありませんでした 千雨 「くそ、運び出すしかねえか!!!」 と、少女を抱きかかえ、連れて行こうとしたときです。お頭は何かに引っ張られました 千雨 「な、なんだ!!」 すぐに引っ張っている原因がわかりました。少女の足には鎖がつけてあったのです 千雨 「こいつ・・・ここに捕らわれていたのか」 少女の足の鎖は、あたりの様子などお構いなく少女をつなぎ止めます 千雨 「くそ!!はずれねえ!!!」 お頭は鎖を引っ張りますがなかなか外れません 千雨 「め組の千雨さんをなめるな!!!火 事 場 の クソ力ぁぁぁ!!!」 ベキベキベキ!!! 額に肉の文字が浮かび出て、お頭は思いっきり鎖を引っ張ります するどうでしょう、鎖をつないでいた壁が壊れました 千雨 「よし!!!逃げるぞ!!!」 こうして少女はお頭に救われたのです その少女が火災から救出されて、目覚めるまでに3日掛かりました やがて目を覚ました少女に、お頭は優しく問いかけました 千雨 「お、起きたな。どこか苦しいところはないか?」 しかし少女はお頭を見つめたまま何も答えません 千雨 「苦しいのか?それとも言葉がわからねえのか?困ったな・・」 少女はゆっくりと体を起こすと、お頭を見つめました 30-560 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/02(火) 03 52 50 ID ??? 4/7 千雨 「おい、お前ら。和泉養生所のたゆんの先生を連れてきてくれ」 お春 「えーあの先生ですか」 お日 「だってあの先生」 お美 「おっぱい揉むんだもん」 お空 「漏れたらどうするんですか」 千雨 「ぐだぐだ言ってねえで連れてこい!!!」 お頭の剣幕に、四人は和泉養生所にすっ飛んで行きます しばらくしてお医者の先生がやってきました 亜子 「体に異常はないような。しゃべられへんのは精神的なもんか生まれつきか・・・それとも無口なんかな?」 千雨 「そうか・・・まあ、良かった」 亜子 「それよりもお頭・・・あいかわらずええ乳やな」 医者の先生の変質的な質問に、お頭はこう答えます 千雨 「あの四人をやるからそれで勘弁してくれ」 亜子 「うーむ、ウチはお頭の方がいいんやけど・・・四人分ならええか」 こうして先生は生け贄を・・もといお代をいただいてごにょごにょ・・・ 千雨 「言葉はわかるのか?」 コクリ、少女は一度頷きます 千雨 「俺は千雨、あんた名前は?」 少女は困ったようにしています。やがてお頭の手を取ると、手のひらに文字を書きました ”ざじ” 千雨 「ざじ、名前はそれで良いのか?」 コクリ、と少女は再び頷きました 30-561 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/02(火) 03 53 25 ID ??? 5/7 その日からザジさんはお頭の屋敷に泊まることになりました どうやらザジさんは異国で誘拐され、麻帆良の国に連れてこられたようです 帰る家も、頼る人もいないといないという事なのでお頭が預かることになりました ザジさんはとっても働き者でした。掃除に洗濯から風呂焚きまで、一生懸命にこなします ただ、お食事だけはダメでした。一度作ったことがあったのですが、それ以降作らせてもらえなくなったのです まあ、不味かったんですね こうしてこんな日が続いたある日の夜こと・・・ 妙に目が冴えて眠れないお頭は、布団から出て厠に行こうとしたときのことでした 縁側にザジさんが座って、夜空に浮かぶ月を見ていたのです 千雨 「お前も眠れねえのか?」 ザジさんは黙ったまま月を見つめつづけます 千雨 「綺麗な月だな」 コクリ、とザジさんは頷きました 千雨 「故郷に帰れねえで寂しくはねえか?」 お頭は柱に寄りかかりながらザジさんに問いかけます フルフル。ザジさんは首を横に振りました 千雨 「待ってる人はいないのか?」 ザジさんは何も答えません。ただ一つ、瞳から涙がこぼれ落ちました 千雨 「す、すまねぇ!!!聞いちゃいけなかったか?」 ザジさんは何も答えませんでした 30-562 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/02(火) 03 58 08 ID ??? 6/7 千雨 「お前は・・・何だか昔の俺を見ているようで掘っておけなかったんだよ」 ここで初めてザジさんは千雨さんの方を向きました 千雨 「俺はな・・昔、火事で家族を全員亡くしたんだ。俺もその時死ぬと思ったよ でもその時助けてくれたのが先代のめ組の頭でな。身寄りをなくした俺を我が子のように育ててくれたんだ そんな先代もちょっと前に死んじまったが・・今でも親父って呼んでる。まあ、俺には親父が二人いるんだな」 ザジ 「・・・」 千雨 「だからお前はその頃の俺とかぶっちまうんだ。昔の俺を見ているようで放っておけないんだ」 お頭、いつもの顔からは想像できない程の優しい顔でザジさんに話しかけます 千雨 「お前さえ良かったら・・ここ暮らさねえか?気が済むまで」 その言葉を待っていたかのように、ザジさんはお頭に抱きつきました お春 「ちょっと」 お日 「お話は」 お美 「ここで一端」 お空 「おしっこ休憩」 風香 「わくわく」 楓 「ここから先は・・・えっちでござるか?」 ( ̄ー ̄)ニヤリッ×4 千雨 「ちょ、ちょっとまてお前ら!!!何でそこまで知っている!!!!」 お春 「だってあんなにうるさいと」 お日 「私たちの部屋まで」 お美 「聞こえてくるから」 お空 「お漏らししちゃうよ」 30-563 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/02(火) 03 58 54 ID ??? 7/7 ザジさんはお頭に抱きつくと、そのまま唇を重ねました 千雨 「おめえ・・・いいのか?」 ザジさんは黙って頷くと、自分のお部屋にお頭を導きます それからはふすまの奥の出来事ですから、言葉だけでお話しします 千雨 「そんなとこ・・・舐めるなんて」 千雨 「ふ、太い!!」 千雨 「堅い!!!」 千雨 「う、後ろからなんて・・・ケダモノみたいに・・ヒィッ!!!」 千雨 「もう・・許し・・・あはぁ!!!」 お頭は受けだったようです まあこんな事があったから、お頭はザジさんを妻として迎えることとなりました それから毎日のようにこの声は聞こえてきます 千雨 「むがががが・・・」 ザジさんが後ろからお頭の口を押さえているためにお頭はそれ以上しゃべることは出来ません こころなしかザジさんの頬か赤らいでいるようです 麻帆良城への帰り道 風香 「ねえ、太いって何?堅いって何?後、ボクの出番は?」 楓 「もう少し大きくなったら教えるでござるよ。後、出番は無しでござる」 完 30-567 30-567 名前:563[sage] 投稿日:2006/05/02(火) 06 19 59 ID ??? 風香 甘えん坊将軍 1/4 むか〜し、むかし。あるところに将軍様がおられたそうな しかしこの将軍様、ちょっと困ったちゃんだっだのです ここは麻帆良城下の和泉養生所、町の健康を守るお医者さんのいるところです しかしここのお医者さん・・・問題を抱えていました 亜子 「たゆんたゆん!!!!」 今日も気に入った患者さんに手を出しています。やりたい放題ですね さて、今日はめ組のお頭の頼みで、和泉先生のところにお薬をもらいに行く二人ですが・・・ 風香 「ここだね」 楓 「ここでござるな」 二人は玄関に立つと、大声で先生を呼びました 風香 「こんにちはー!!」 しばらくすると、とたとたと足音が聞こえてきました。やがて姿を現したのは、15歳ぐらいの少女です ?? 「こんにちは、なにかごようですか?」 喋り方からすると年よりも幼く聞こえます。どうしたのでしょうか? 風香 「和泉先生って居る?お薬もらいに来たんだけども」 するとと少女は答えます ?? 「せんせいならおくであねうえにせっかんされてるよ?よんでくる?」 楓 「お願いするでござる」 ?? 「えーと、おなまえはなんていうの?」 楓 「拙者は楓でござる。め組のお頭のお使いでござるよ」 ?? 「はい、わかりました。わたしはせつな、せつなってよんでね」 せつなと名乗った少女は、やはり来たときと同じように、とたとたと足音を立て奥に走っていきました 30-568 名前:563風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/02(火) 06 22 00 ID ??? 2/4 亜子 「お頭のところのお使いなんやてな。ウチが亜子、この養生所の主や」 顔に青あざを作った先生が、二人を診療室で出迎えます 風香 「ボクは風香って言うの。風さんって呼んで」 楓 「拙者は楓と申す」 と、お互いの挨拶が済んだところで、いきなり先生は楓さんの乳を揉もうとします 亜子 「アンタはええ乳や、ちょっと失礼するで?」 その時でした バシン!!! 先生の背後から患者さんの台帳が飛んできて、先生の後頭部に直撃します アキラ 「先生、おいたはダメ」 姿を現したのは看護婦さんでした。看護婦さんは二人にお辞儀をすると、自己紹介をしました アキラ 「私はアキラ、看護婦」 少し言葉が少なめですが、とてもまじめそうな人です 亜子 「容赦してな、せっかくのお客人なんやから」 アキラ 「お客人だから・・・手を出しちゃダメ」 亜子先生は、看護婦さんにきつくお説教されます。しばらくして二人の存在を思い出したようで、亜子先生は二人に話を振ります 亜子 「お頭のお薬やてなぁ。アキラ、やけどの薬を持ってきてくれへんか?」 アキラ 「わかった。でも手を出しちゃダメ、いい?」 亜子 「はいはい・・」 少しため息をつく亜子先生、その姿を見た看護婦さんはお薬を取りに何処かへと向かいます 亜子 「お頭のとこ、もう薬が切れたんか?」 風香 「そうなの。お頭、結構無茶するから」 亜子 「そうやな、もしあの乳がやけどでもしたかと思うと・・・たっぷり薬を塗ってやらなあかんな」 亜子先生、空想でたゆんたゆんしているようです 30-569 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/02(火) 06 23 06 ID ??? 3/4 ?? 「うにゃ〜」 せつな 「だめだよ、さわらないで。おちゃをはこんでいるんだから」 診察室の外からそんな声が聞こえてきます やがて扉が開くと、先ほどの少女ともう一人、ねこ耳にねこ髭、しっぽの少女が現れました せつな 「おちゃです。どうぞ」 ?? 「にゃ」 せつなちゃんは二人の前にお茶を置くと、一つお辞儀をして部屋から出て行きました 一緒についてきた少女はにこっと笑うと、せつなちゃんの後について出て行きました 楓 「今の少女たちは?」 亜子 「刹那に裕奈や。まあ、あんたらの言いたいことはわかる」 風香 「まるで子供とねこみたい」 亜子 「そうなんや、刹那の方はもともと西国の退魔師でな。剣の腕も確かやったんや」 楓 「ほほう・・」 亜子 「それがな、この地にいるという乳入道と言う妖怪を退治しようとしたらしいんやけど、失敗したらしくてな」 楓 「あの乳入道でござるか!?捕まってしまうと人格が変わってしまうという」 亜子 「そうや、それで心が幼子になってしもうた。裕奈はたまたまその場にいて巻き込まれたんや」 楓 「そうでござったか」 亜子 「二人とも身元がわからんのでウチで預かっとる。もう家族やけどな」 風香 「あの看護婦さんは?」 亜子 「あれはアキラ言うてな、おとなしい娘やったんやけど、ある日何かに取り憑かれてな、それ以降強うなった」 風香 「強く?」 亜子 「そうや、強くなったら時々口走るんや。”えむこ”とか”しんめい”なんとかいうてな。まあ、治療のためにここにおる」 30-570 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/02(火) 06 24 14 ID ??? 4/4 風香 「先生ってただの変態だと思ってたけど・・・結構いい人なんだね」 亜子 「変態は余計や。まあ、あんたもたゆん出来るほど乳が大きくなったらたゆんしたるわ。まだ子供やから自分で揉むんやで?」 風香 「ボクは15歳だい!!!もう大人だい!!」 亜子 「15歳!!!ウチと同い年や無いか!!!たゆんは絶望的やな・・・」 風香 「今に大きくなるんだから!!」 亜子 「そこの姉ちゃんみたいに大きくなるとええな」 楓 「拙者も15でござる」 亜子 「育ち過ぎや・・・」 こうして二人はお薬をもらうと、養生所を後にするのでした 夕暮れを背に、瓦版を配る威勢の良い声が響く町を二人は歩いていきます 風香 「乳入道・・・うーん?」 楓 「ふむ・・・もしや?」 二人の頭にはある人が思い浮かんだようです 風香 「まさかね。さあ、早くお頭のところに行こう」 楓 「気のせいでござるな。ふむ、急ぐでござるか」 乳入道、後にこの妖怪が騒動を巻き起こすことになりますがそれはまた別のお話 完 30-572 30-572 名前:甘い一時 [sage] 投稿日:2006/05/02(火) 07 13 34 ID ??? 甘い一時 1/2 「おはよ、いいんちょ」 朝はいつも明日菜のこの一言で起こされる。 ベッドのシーツと毛布はいつも乱れてる。いつものことだ、毎晩二人で求め合ったのだから。 あれだけいがみあっていた二人、明日菜といいんちょことあやか。 ここ最近は木乃香と刹那以上に仲がいい。 「えぇ、おはよ…むぐっ!?」 そういうとあやかにおはようのキスをする明日菜。 「今日の朝ごはんはパンだからね」 満足そうにして明日菜は台所に行ってしまう。 あやかは体を起こし、昨日クリーニングから帰ってきたばかりの制服に着替える。 今日もこの制服みたいにピシッっと決めようと誓って朝ごはんに行く。 「ごめんね〜。ちょっと焦しちゃって」 「…まぁいいですわ」 その場に出された食パンにジャムを付けて食し、紅茶をすする。 明日菜はオーソドックスにバターで食べる。 するとあやかはメープルシロップを取り出しパンにかける。 「あれ?いいんちょ。そのシロップは?」 「これは海外からの取り寄せ品ですの。単品だけでも深い味わいですわよ」 そう言ってシロップを進めるあやか。 「ふーん」 そう言うと明日菜はビンに手を入れてそのまま舐めだす。 「ちょっと明日菜さん!行儀が悪いですわよ」 30-573 名前:甘い一時 [] 投稿日:2006/05/02(火) 07 14 54 ID rzGkybed 2/2 「別にいいじゃん。それよりこれ甘いよ、これ」 「それとこれとは…んぐっ!?」 その隙を突いて明日菜はメープルシロップを口に含んであやかに口移しするようにキスをする。 「ん……んん……はぁ…」 「どぉ?おいしかった?」 「確かに甘い…って何言わせますの!」 あやかが反論するが時すでに遅かった。 明日菜はあやかの体を掴むと机の上に押し倒したのだ。 「明日菜さん!?」 「…ごめん。もう…我慢出来なくて」 あやかの制服のボタンを外し上半身を裸にする。 「やめてください!これ以上されては…」 そう、あやかも委員長。そろそろ行かないと遅刻してしまう。これ以上快楽に流されてはいけなかった。 せっかくクリーニングした制服は、明日菜が押し倒された衝撃で倒れたメープルシロップでベトベトになっていた。 「うふふ、もっと気持ちいいことしてあげる」 すると明日菜はメープルシロップを手で取るとあやかの体に塗り、そのままあやかの体を舐めた。 「あっ、ふひゃぁ…いけま…せんわ…」 「いいんちょ、甘い」 どんどんエスカレートしていく明日菜の行動。上半身から下半身へ。 あやかの精神はもはや風前の灯火だった。僅かな理性で時計を見る。もう遅刻だ。 だが明日菜はお構いなしに攻めてくる、限界が来た。 「い、いけませんわ!も、もう私…」 「いいよ、そのままとろけちゃえ」 その後、二人は3時間目の授業には何とか間に合わせた。 そしてその日、あやかの体はあのシロップの匂いが残っていた。 終 30-576 30-576 名前:『Pink Prisoner』 瞳の住人[sage] 投稿日:2006/05/02(火) 08 07 37 ID ??? 『Pink Prisoner』 瞳の住人 1/2 「―――でな、ゆーながいきなり手え繋いで……」 亜子は目をきらきらと輝かせる。いつもは聞き手に回る事が多い亜子だけど、ゆーなの話となると 本当に楽しそうに語ってくれる。ふふ、私までうきうきしちゃうような笑顔だね。 きっと亜子の瞳にはゆーなが映ってるんだろう。ちょっと前まで、そんな亜子が羨ましかったなあ……。 だって、恋をしている亜子は誰よりも素敵な目をしてたから。 ううん、アキラだってゆーなだってそうだった。みんな、その瞳の中には恋人が住んでいるから。 今の私もきっと、みんなと同じ目をしているのかも。だって……、 「まき絵、ちゃんと聞いてや」 亜子が不満げに口を尖らせる。あちゃー、考え事してたのバレちゃった? 「あはは、ごめんごめん」 「もう……。さっきまでさんざんのろけてたんやから、ウチの話にもちゃんと付き合うてもらうで」 亜子のおっしゃる通りです。さっきまで私は延々とあやかの話をしてたんだよね……。えっと、 かれこれ二時間は喋り倒してたかな? 「えへへ、ゆーなの話やったらなんぼでもいけるで。まだまだ夜は長いんやから、今夜は寝かさへんよ!」 亜子……、その台詞はちょっとえっちだよ……。 「ふわあぁ……」 翌日。結局真夜中まで亜子のおのろけ話に付き合わされた私は、すっかり寝不足だった。 「ふふ、可愛いあくびですこと」 あやかの指摘に、私はちょっぴり頬を染める。 「あはは……。だって亜子が寝かせてくれないんだもん……」 「な、何ですって!?」 あ、やば。あやかってば誤解しちゃった? 「そんな……。龍宮さんならともかく、まき絵が浮気するなんて……」 あれれ? あやかの事だからすっごい剣幕で怒ってくると思ってたけど、なんだかショックのあまり ずーんと沈んじゃったよ……。どうしよう、落ち込むあやかもカワイイ……。 30-577 名前:『Pink Prisoner』 瞳の住人[sage] 投稿日:2006/05/02(火) 08 08 24 ID ??? 2/2 「それも和泉さんに寝取られるなんて……。この雪広あやか、一生の不覚ですわ……!」 あやかってば意外と悲観的なんだよね。放っておいたらどんどん悪い方へ想像を膨らませちゃうみたい。 「あやか、なーんかすっごい誤解してない?」 そろそろ可哀想になったので、ようやく私は誤解を解く事にした。 「私も亜子も浮気なんてするハズないじゃん。こんなに素敵な恋人が居るんだから……!」 いつものように私はあやかの腕を取り、にっこりとあやかの顔を見上げた。えへへ、あやかってば びっくりした表情でどきどきしてる。 「昨日は夜通し亜子とおしゃべりしてただけだよ。お互いの恋人の話を、ね」 「そ、そうでしたの……」 あやかの顔がみるみる赤くなっていく。えへへ、やっぱりあやかはカワイイなあ……。そんなあやかを見てたら、 ちょっぴりいぢめたくなっちゃった。 「―――けどさ、私ってそんなに信用ないんだ……」 わざとらしく、私は顔を伏せて落ち込んだフリをする。 「い、いえ! まき絵を信じていない訳ではなく、わたくしは……」 「そうだよね……。私が勝手にあやかを好きになっただけだもん。私一人で舞い上がっちゃってたんだよね」 「あああ、そんな事は……」 あやかってばすっかりおろおろしちゃってる。ちょーっとイジワルだったかな? 「でもね……!」 私は顔を上げ、突然あやかの首に腕を回した。そして、 「あやかが私の事をどう思っていようと、私はぜーったい離さないよっ!!」 きっぱりと宣言して、すかさず私はあやかの唇を奪ったのだ。 「私の目にはもう、あやかしか映っていないから……」 茫然としているあやかを、私はふわりと抱きしめた。自分の気持ちを伝えるように。 あやかの瞳には私が映っている。それはずっと求めていた、愛しい視線。かけがえのない、あやかの気持ち。 ちょっと前まではネギ君が映っていたけど、今は私だけを映してくれる――― 「わたくしはもう、まき絵の虜ですわ。まき絵はわたくしの大事な宝物です……!」 「うん……。大好きだよ、あやか―――」 私はまっすぐにあやかを見据え、目を輝かせながら頷いた――― (おしまい) 30-581 30-581 名前:真名 いたずら[sage] 投稿日:2006/05/02(火) 19 44 12 ID ??? 真名 いたずら GW、特に私はすることもなく、部屋で仔犬の写真集を眺めていた 時はゆっくりと流れ、私はだんだんとまどろんでゆく。ページをめくるのさえ面倒くさくなってきた そんなときである 裕奈 「にゃ〜」 ねこ裕奈が扉を開けて私の居る部屋に入ってきたのだ。どうやら彼女もすることがないのであろう、じっと私の方を見つめている 私は彼女から視線を外し、再び写真集を眺めた。すると彼女は写真集に興味があるらしく私に近づいてくる ぴたり、と彼女は私にくっつくと、甘えるように私の腕に頬をすりつけてきた 裕奈 「な”〜」 裕奈・・・可愛いな ここで私はあることを思いついた。裕奈の頭にあるものをかぶせてみようと考えたのだ そのあるものとは、ブラジャーである。ちょうどねこ耳の飾りに合う奴が良いな まずは数少ない刹那のもので試してみよう。あいつ基本的にはサラシだからな ぽふ・・・ 裕奈 「にゃ?」 ちょっとちいさいな。では次は・・・なんだこのバスケットボール入れは?那波め・・・きょぬー妖怪か? ばふ・・・ 裕奈 「にゃ!!」 まさに帽子だな。両方の耳ごと隠れてしまう、いや、ヘルメットか? さて、適当な大きさのはというと・・・やっぱり裕奈のものか こうして私は裕奈を脱がせにかかる。裕奈はおとなしく私の行為を受け入れているようだ 上着を脱がし、下着姿にした。なかなかに欲情を誘う格好だ。さて・・・ご開帳〜 千鶴 「そこまでよ」 刹那 「龍宮、貴様見損なったぞ!!!」 ああん、刹那さん。お久しぶり・・ 完 30-586 30-586 名前:風香 甘えん坊将軍 [sage] 投稿日:2006/05/02(火) 21 58 17 ID ??? 風香 甘えん坊将軍 1/3 むか〜し、むかし。あるところに将軍様がおられたそうな しかしこの将軍様、ちょっと困ったちゃんだっだのです さてここは麻帆良城下の町辻、そこに威勢の良い瓦版売りのお姉さんがいました 和美 「さあ、麻帆良素歩乙だよ!!!今日の特集はこれだ!!!」 左手に瓦版を持ち、皆によく見えるように高く掲げます そこに書かれていたこととは? ”魔法王国の王子様、ネギ王子の大胆私生活” 年下好きの女性に大人気のネギ王子。麻帆良国の海を挟んだ南の国の王子様です 風香 「えへへ、ネギ君って大人気なんだね」 楓 「あの一生懸命な感じが乙女心をくすぐるのでござるよ」 ネギ王子が麻帆良国に来たときは将軍様のお城に泊まることとなるので、将軍様はネギ王子のことはよく知っています そして遊んだりして接待するのが将軍様のお仕事なのですが、遊ばれているのはもっぱらネギ王子のようです 風香 「あやか姉なんてネギ王子が来るというだけでとっても興奮するからね」 楓 「まあ、欲望が先行しているようでござるが・・・」 和美 「さあ、一部200帆(帆=円)だよ!!!買った買った!!!」 瓦版売りの手に持った麻帆良素歩乙は、妙齢のお姉さんを中心に飛ぶように売れていきます 風香 「ねえ、読んでみようよ。買ってよ、楓姉〜」 楓 「わかったでござるよ」 こうして麻帆良素歩乙を買った二人は、くいもん屋五月でそれを読むことにしたのです 30-587 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/02(火) 21 59 34 ID ??? 2/3 くいもん屋の一つの席に二人は座り、その卓の上に麻帆良素歩乙を広げます なかなかに過激な謳い文句と、春画のような挿絵が描かれています 風香 「何々・・・」 ”キスが趣味?唇を奪われた乙女は数知れず!!!” 楓 「そうだったでござるか・・・」 風香 「なんとなくわかるけど・・・これってキスされてるんじゃないかな?」 楓 「たぶんそうでござるな。あやか殿にも奪われそうになったでござるし」 風香 「犯罪だね」 楓 「で、次は・・」 ”空を飛ぶ?悪を討つ!?必殺魔法の矢 シュッシュシュッ” 風香 「ネギ君ってあれでなかなか強いからね。楓姉勝てる?」 楓 「いまならまだ勝てるでござろう。だが5年後はどうかわからんでござるな」 風香 「ほんで次は・・・」 ”めくり魔?ネギ王子は下衣の中身がお好き?” 風香 「これは本当だね。ボクもめくられたし」 楓 「ふふ・・隙が多いでござるよ」 風香 「ボクはネギ王子になら見られてもいいんだけどね。あやか姉なんか脱ごうとしてたくらいだし」 楓 「犯罪でござるな」 楓 「むむっ、これは・・・」 ”お風呂が嫌い?でもお姉さんに洗ってもらうのは好き?” 風香 「あはは・・・これも本当だね。ネギ君髪の毛を洗うのが嫌いだから」 楓 「拙者、実は強引に五右衛門風呂に入れてあげたでござるよ。一緒に入ったでござる」 風香 「楓姉ずるい。ボクも一緒に入りたかったよ」 楓 「逃げるネギ王子を捕まえれば一緒にお風呂に入れるでござるよ」 30-588 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/02(火) 22 01 04 ID ??? 3/3 風香 「最後は・・・」 ”独り寝は嫌い?お姉さんとの愛の夜を越える日々” 楓 「これも本当でござるな。一緒に寝たとき、拙者の腕枕で寝たでござるよ」 風香 「なんで一緒に寝てるの!?ボクだって一緒に寝たこと無いのに」 楓 「護衛でござるよ。本来ならあやか殿のお役だったでござるが、ネギ王子の貞操が心配で拙者が代わりを務めたでござるよ」 風香 「ボクもネギ君と一緒に寝たいな・・・そしてY談するんだ」 楓 「子供には刺激が強いでござるよ」 風香 「おっきくなるかな?」 楓 「止めておくでござざるよ」 麻帆良素歩乙 編集 朝倉屋和美 挿絵 早乙女工房 麻帆良素歩乙を読みつつ、食事をしてくいもん屋五月を出る二人。今日はこのままお城に帰ります 風香 「麻帆良素歩乙って意外に信憑性高いんだね」 楓 「いい加減なものだと思っていたでござるが・・・・侮れないでござる」 風香 「帰ったらこれ、あやか姉にもみせようよ」 楓 「なんだか爆発しそうでござるな。あやか殿」 風香 「それにしてもこんな情報どこから手に入れたんだろ?」 楓 「まあ、それはあの瓦版売りの腕なのでござろうが・・・我が忍軍にも欲しいでござるな。あの御仁」 さて、ここは麻帆良城の一角。葉加瀬さんの政務室です 夏美 「ねえ、葉加瀬。私いんたびゅー受けちゃった。とっても緊張したよ」 葉加瀬 「あ〜、私もです。いろんな事聞かれてちょっと恥ずかしかったです」 人の口に戸板は立てられぬと申しますが・・・皆さんもお気をつけて 完 前ページ次ページSSまとめ
https://w.atwiki.jp/chiuzazie/pages/117.html
前ページ次ページSSまとめ 17-19 17-19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/15(火) 12 37 34 ID lk5BhOCQO ちう「ザジ、昼飯何にする?」 ザジ「…つ□」 ちう「おっ、弁当かあ。どれどれ…」 #x0028; #x0028; #x0028; #x0028; ;゚Д゚)))ガクガクブルブル ザジ「…どうしたの?」 ちう「だ、だってお前これっぽい…」 ザジ「…食べるの…イヤ?」 ちう「い、いやその(ええい)」 がつがつ ザジ「…ヽ(´ー`)ノ」 ちう「う、ぐはぁ!」 ザジ「Σ( ̄□ ̄)!ちう、ちうー」 ちう「う、旨かった…だけどもういいから…」 がくっ ザジ「…今夜は私が作らなきゃ」 17-40 17-40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/15(火) 23 01 25 ID lk5BhOCQO 美砂「円、ちょっと」 円「何、どうしたの?」 美砂「桜子ってさ、賭け強いよね」 円「今更何よ、なんかあった?」 美砂「いや、さっき桜子が食券賭けてトランプやってたんだけどさー。人気が無いのに(ざわ…ざわ…)とか」 円「はあ?」 美砂「後、喋り方や笑い方がなんか変なのよ」 円「ハハハ、まさか。美砂騙されないよ」 翌日 桜子「ククッ…きたっ!」 (ざわ…ざわ…) 円「ちょ…桜子?(美砂の言った通りだよ)」 美砂 #x0028; #x0028; #x0028; #x0028; ;゚Д゚)))ガクガクブルブル 17-41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[合ってるよな?] 投稿日:2005/11/15(火) 23 39 26 ID 4CtxwzHLO 40カイジワロスwww 17-49 17-49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/16(水) 05 43 44 ID aNk+V583O ザジ「…」 ちう「うん…ザジあたしの布団に入るなよ」 ザジ「…寒い」 ちう「仕方ねーな」 ざじ「…すぅーすぅー」 ちう「ふふっ」 17-59 17-59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/16(水) 12 46 14 ID aNk+V583O ちう「昼休みも終わるなーかったりー」 ザジ「…」 ちう「ん、なんだよ」 ザジ「(ぴたっ)」 ちう「まだ一緒に居たいってか、サボりだなこりゃ」 ザジ「…ちう♪」 17-62 17-62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/16(水) 14 04 58 ID PJTOvsFf0 麻帆良学園保健室、亜子が椅子に座り楽しそうに”ドラえもんのうた 改”を歌っています 亜子 「あんなこといいな、できたらいいな、あんなちち、こんなちちいっぱいあるけど〜♪ みんなみんなみんな、たゆたゆゆれる、不埒な手つきでたゆたゆゆれる〜♪ ちちを自由に揉みたいな〜、はい、クロロホルム〜♪ あんあんあん、とっても大好き、保健室〜♪」 アキラ 「かなり重症だね」 まき絵 「やばいよ、もうだめかも・・」 裕奈 「亜子・・いくら自分ので出来ないかっらって」 そんな亜子を、扉の隙間から三人が心配そうに覗いていました 完 17-65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/16(水) 16 20 57 ID lBnmDXnmO 新田「なるほど、わざわざ買いに行かなくても保健室にあったか・・・」 という保守 17-70 17-70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[計算自信ナス] 投稿日:2005/11/16(水) 19 14 07 ID ATTb6aOX0 数学小テスト 問1 サイコロを振って三回連続で一の目が出る確立を求めなさい。 答え 私だったら確実に出せる。 ネギ「桜子さーん……、ちゃんと確立求めて下さい」 桜子「はーい」 問2 サイコロを三つ同時に振って4、5、6が出る確率と全て偶数が出る確率を求めなさい。 答え シゴロ 三十六分の一 全て丁 八分の一 ネギ「桜子さーん!」 桜子「え?なんか間違ってた?」 17-71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/16(水) 19 50 45 ID keQ6mnVbO 70ざわ…ざわ… 17-75 17-75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/16(水) 22 33 39 ID EGwb0PQp0 真名 「正気か、椎名?」 桜子 「だから言ってるじゃーん!銃で龍宮さんに勝てるって」 真名 「フッ、冗談はそれまでだ。私は忙しいんでな」 桜子 「あー逃げるの!じゃあ私の勝ちね!」 真名 「挑発には乗らんぞ、じゃあな」 桜子 「あーん!一度だけでいいから、ね!」 真名 「・・・一度だけだぞ」 桜子 「やったぁ!」 真名 「で、どう勝負するんだ?死んだほうが負けか?」 桜子 「ふふふ・・それはコレ!」 真名 「コルトパイソン 4インチリボルバーか、モデルガンだな・・」 桜子 「それで勝負の内容はね・・」 15分後 真名 「くそっ!もう一回だ!」 桜子 「いくらやっても勝てないって、私強いんだからさ!」 真名 「こんなインクまみれになるとは・・もう一回だ!」 桜子 「じゃあいくよ〜、ロシアンルーレット、スタート!」 バァン! 真名 「ぐはっ!」 桜子 「むふふ・・また私の勝ち!」 真名 「ば、馬鹿な・・こんなことが・・」 桜子 「残念でした〜はいタオル。じゃあね〜」 真名 「う、嘘だ〜!」 完 17-78 17-78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/16(水) 22 58 59 ID rzjpfFmX0 千雨「ん? あのシスター服は……おーい、春日ー」 美空「あ、長谷川さん、ザジさん、こんちわー」 千雨「そんな格好で何やって……」 ココネ「……」 千雨「…つか、このちっこいのは何だ?」 美空「あ、この子はココネ。私の同僚なんだよ」 千雨「ふーん、こんなちっこいのにねぇ……ん、どうしたザジ?」 ザジ「………」 ココネ「………」 千雨「…なんだ? 急に見つめあったりして…」 美空「…ねね、もしかしてさ、二人は姉妹だったりすんのかな? ほら、肌の色とか似てるしさー」 千雨「むぅ…たしかに似てるが……そういえば、ザジから家族の話とか聞いたことないなぁ。私も話したことないけど」 美空「ココネも基本的に無口だから、私もあんまり知らないんだよねー」 千雨「あのちっこいのがいつから麻帆良に居るかは知らないが、同じ学園内に居るのなら会うこともあるだろうに」 美空「…ひょっとして、あれかな。小さいころに生き別れて感動の再会ってやつかな!?」 千雨「もしくはザジを生んですぐ両親は離婚、ザジは父親に引き取られ母親は別の男と子供をもうけ…くうっ、ベタだが泣かせる話じゃないか」 美空「うおおその線も捨てがたいっ。お互いの存在を知らずに育てられた二人は、それでもひと目見て相手が自分の肉親であることを感じ取り……ううっ、ココネったら、普段はそんなそぶりも見せないのにっ」 ザジ「………」 ココネ「………」 千雨「おっ、二人が距離をつめたぞ。ど、どうでる? どうでる?」 美空「おおーっ、どちらともなく手を伸ばしたーっ。ついに再会の抱擁かーっ!?」 がしっ(抱き合う二人) ザジ「………母さん」 ココネ「………娘よ」 ちうミソ「「そっちかよ!!」」 ザジココ「「ちゃんちゃん。」」 17-83 17-83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/16(水) 23 39 04 ID rSv8WBTb0 超 「ネギ坊主!」 ネギ「はい?なんですか超さん」 超 「ちょっとコレやってみるネ」 ネギ「コレは、確か知恵の輪とかいうパズルみたいなやつですか?」 超 「流石ネギ坊主よく知ってるネ。それなら話しは早いヨ。早速やってみるネ」 ネギ「あの、とれましたけど…」 超 「アイヤー、流石天才ネ。少しは悩むと思たヨ。ジャ、私帰るヨ〜」 ネギ「あ、超さーん知恵の輪忘れてますよー!」 超 「それあげるヨー、ドウセ拾ったやつネ」 ネギ「えぇ、どうしようコレ…あ、そうだ」 ネギ 「えーと、今日の補習は遊びみたいなものですから気楽にやってください」 バカレンジャー「「じゃぁ帰らせt(ry」」 ネギ 「じゃぁとりあえず皆さんやってみてください」 明日菜「馬鹿にするんじゃないわよ。こんなものちょちょいと…(バキ)ほら取れたわよ」 古 「なるほどそうやてとるアルカ(バキ)」 楓 「結構簡単でござるな(ベキ)」 まき絵「あーん取れないよー」 夕映 「絶対ちがうです」 ネギ 「超さん、馬鹿につける薬をください…」 17-89 17-89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/17(木) 07 39 50 ID OB7pCA50O ザジ「…寒い」 ちう「そんなに寒いか?」ザジ「…(こくこく)」 ちう「ま、寒いっちゃあ寒いよな。よし」 ごそごそ ザジ「?」 ちう「はいっ(ぱさっ)」 ザジ「…これは?」 ちう「昔のマントだ、コス用に手に入れたんだが早乙女が資料に貸せって言うからさ」 ザジ「暖かい、ちうも一緒に」 ちう「おい、まぁ二人羽織れるけど人気が無い間だけだぞ」 ザジ「…うん♪」 17-93 17-93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/17(木) 09 49 16 ID Q1rrQSKxO ココネを肩車して走り回る美空。 そこにシャークティが現れて厳しい口調で美空に問う。 「シスター美空、教会前の掃除はやりましたか?」 「あ…はは、すいません忘れてました…。今日私の番でしたっけ?」 厳しい口調も無理はない。 美空は今日が掃除当番の日だと忘れて遊んでいたのだから。 全く… シャークティがそう呟くのを気にも留めずに美空は上にいるココネに話しかける。 「ココネー、なんで教えてくれなかったのー?」 自身の過ちであることを前提としていない美空の態度が、シャークティの眉間にしわを作る。 「…ココネ、お仕置きを」 「…(コク)」 (ガスッ、ガスッ、ガスッ) ココネによる美空の脳天への強烈なチョップの嵐。 「いてえ!!」 それらは全て美空の脳天へヒットする。 「こ、これは!空中元彌チョップ!?」 それだけを言い残して美空は倒れた。 17-98 17-98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/17(木) 15 29 41 ID OB7pCA50O 超「あ、ありえないネ」 桜子「やったー明日から肉まん食べ放題ー!」 超「ワタシの作った完璧マージャンプログラム、負けるハズ無いネ」 桜子「クッ、ククク…馬鹿めっ!」 超「なっ…、今別人だたヨ…」 桜子「ん、なに?」 円、美砂「 #x0028; #x0028; #x0028; #x0028; ;゚Д゚)))ガクガクブルブル」 17-100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/17(木) 17 48 50 ID wvW6P0Qs0 ざわ…ざわ… 17-105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/17(木) 18 58 50 ID J2NRFUOC0 98GJ。いつも楽しみにしてるクク…「完璧なプログラム」?そのズレた考え…真っ先に餌食…!理詰めのプログラムの外側…!理外の理…! 17-123 17-123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2005/11/18(金) 06 56 41 ID E2wvg5VAO エヴァ「あうー」 茶々丸「マスター朝です、早く起きてください」 エヴァ「起きてる!寒いんだ、もう少し寝かせろ」 茶々丸「もう三回目です、遅刻しますよ」 エヴァ「やだやだやだやだー!」 茶々丸「子供じゃないんですから、失礼します」(ばさっ!) エヴァ「うわーん!」 前ページ次ページSSまとめ
https://w.atwiki.jp/sachiinkai/pages/10.html
今聴いてる曲を書き込めばいいと思う アーティスト登場回数 再生回数が多い曲 「今聴いてる曲を書き込めばいいと思う」内での、アーティストの登場回数。 基本的には転載なので、こちらが先に更新されることはありません。 全アーティスト掲載は非常にめんどくさいし、更新が追いつかないので、上位20~30アーティストを目処に掲載 回数が少なくても掲載したいアーティストがあれば、自由にどうぞ アーティスト登場回数 最終集計 4411まで アーティスト 回数 アーティストの説明とか スピッツ 166回 NUMBER GIRL 99回 2002年に解散したが、ボーカルの向井さんはZAZEN BOYSを結成。独特な世界が特徴 Red Hot Chili Peppers 93回 thee michelle gun elephant 82回 BUMP OF CHICKEN 79回 System Of A Down 73回 アルメニア系ラウドロックバンド。彼らは変態です! 小沢健二 68回 売れたり、姿を消したり、復活したり、姿を消したりする人。 Sigur Ros 65回 アイスランドのバンド。ジャンルはポストロック。非常に静か フリッパーズギター 59回 1991年解散。1stアルバムを出した時は5人編成だった。 THE MAD CAPSULE MARKET S 58回 L Arc~en~Ciel 53回 GLAY 50回 くるり 49回 中村一義 45回 1997年デビュー。現在はロックバンド「100s」として活動中。 Blur 44回 イギリスのバンド。ボーカルのデーモンはGorillazでの活動にも力を入れている hitomi 44回 LANTERN PALADE 44回 堂島孝平 41回 1995年デビュー。代表曲「ロンサムパレード」「葛飾ラプソディー」など。 Gorillaz 39回 Blurのデーモンがプロデュースするアニメーションバンド。Blurより売れてしまっている POLYSICS 38回 現在、日本を代表するテクノバンドとして海外でも活動中。 Slipknot 37回 サニーデイサービス 37回 Coldplay 36回 Pink Floyd 36回 スネオヘアー 36回 ザ・ハイロウズ 34回 the Indigo 32回 再生回数が多い曲 こっちは曲単位での集計です 滅多に更新されない上に、集計も適当なので不完全です 各自で補完ヨロ フリッパーズ・ギター 恋とマシンガン 7回 ドルフィン・ソング 4回 Gorillaz Feel Good Inc. 6回 Dare 4回 Hong Kong 4回 Sigur Ros Sigur 6(untitled) 6回 Blur Tender 5回 Song 2 4回 Country House 4回 Coffee TV 4回 NUMBER GIRL タッチ 5回 透明少女 4回 スピッツ メモリーズ 4回 楓 4回 BUMP OF CHICKEN 天体観測 4回 thee michelle gun elephant ブギー 4回 System Of A Down B.Y.O.B. 4回 Toxicity 4回 Black Eyed Peas Don t Lie 4回 We Are Scientists Nobody Move, Nobody Get Hurt 4回 Coldplay Don t Panic 4回 Metallica St.Anger 4回 小沢健二 さよならなんて云えないよ(美しさ) 4回
https://w.atwiki.jp/chiuzazie/pages/294.html
前ページ次ページSSまとめ 35-676 35-676 名前:真名 異空間[sage] 投稿日:2006/07/22(土) 23 34 51 ID ??? 真名 異空間 1/4 苦しいくらい素敵な空間だ なんといっても愛が溢れている。私には似合わない愛が・・・ 事の始まりは一つのチャイムだった 千鶴 「は〜い」 のんきにスリッパの音を立てながら玄関へと向かう那波 何度言ってもわかってはくれない ここは私の刹那の愛の根城だと おまけにアイツがやってきたときは、刹那は精神だけ幼児化したせつなされてしまう ついでにねこ化されたねこ裕奈まで付いてくる それが嫌だというわけではないが、私の性欲が解放できない アキラだっているというのに 千鶴 「あら・・・」 ずいぶんと間の抜けた声が聞こえてきた いったい何だというのだ 玄関の不思議空間は、それはもうお腹いっぱいになるものだった 先生が二人いる しずな先生と、葛葉さんだった 35-677 名前:真名 異空間[sage] 投稿日:2006/07/22(土) 23 36 46 ID ??? 2/4 千鶴 「あの・・・」 そう言って葛葉さん声をかけた那波だったが、葛葉さんはさっとしずな先生の後ろに隠れてしまう しずな 「あのね千鶴さん。抱きしめたら刀子がね、幼児退行しちゃったの」 千鶴 「あらあら」 しずな 「その上、私をお母さんだと思っているらしくて・・・どうしたらいいのかしら?」 勘弁してくれ ただでさえ頭の痛いこの空間をさらにかき混ぜないでくれ そう思っているのに・・・この女は・・・ 千鶴 「そういうことでしたら中へどうぞ。ね、刀子ちゃんも」 さっきまでしずな先生の後ろで隠れていた葛葉さんは、少しだけ顔を覗かせると小さく頷いた 母親のような母性を持つ二人が向かい合うように座っている 那波の隣には、不思議そうに、そして興味深そうにしずな先生と葛葉さんを見つめるせつなとねこ裕奈 しずな先生の後ろには恥ずかしそうに隠れている葛葉さんがいた 千鶴 「ほら、せつなちゃん。刀子ちゃんよ」 せつな 「とうこちゃん?」 裕奈 「にゃ?」 千鶴 「優しくしてあげるのよ」 せつな 「うん!!」 裕奈 「にゃ!!」 そのことばを皮切りに、せつなは葛葉さんのそばに駆け寄った せつな 「あそぼ!!」 裕奈 「にゃん!!」 だがその言葉を聞いても、葛葉さんはしずな先生の背中から離れようとはしない しかし、その上目遣いで見る葛葉先生の表情は、せつなの心を十分にくすぐったらしい 35-678 名前:真名 異空間[sage] 投稿日:2006/07/22(土) 23 40 00 ID ??? 3/4 せつな 「かわいい〜」 そう叫ぶと、せつなは葛葉さんを抱きしめた それは一種の異様な光景だった 自分よりも大きな、それも熟した女性を15の少女が胸に抱きしめているのだ 明らかに不釣り合いなそのバランスは、ある種の変質的性欲を十分に満たすものであることは言うまでもない 刀子 「あぅ・・・」 少し苦しくなったのか、葛葉さんは小さな喘ぎ声を上げた そして、もぞもぞとせつなの胸から顔を出すと、助けを求めるようにしずな先生を潤んだ瞳で見つめた しずな 「いいのよ。刀子、遊んでらっしゃいな」 せつな 「あそぼ!!」 しばらく、じっとせつなを見ていた葛葉さんは、ぽつりとこうつぶやいた 刀子 「あね・・・あね・・・」 どうやら精神年齢はせつなの方が上らしい せつなと裕奈は、まだ躊躇している葛葉さんの手を掴むと、自室にそのまま引っ張っていった まあ、おとなしく人形遊びでも、おままごとでも、ゲームでもするのだろう しずな 「さて・・・どうしてこうなっちゃうのかしら?」 今更ながらに根源的な質問をするしずな先生。全くその通りだ 千鶴 「愛情ですよ。愛情」 それは違うだろう。はるか悠久の年月を生きてきた・・・ 千鶴 「ヲホホ・・・な・に・か・し・ら?」 何でもありません しずな 「元に戻るの?」 千鶴 「ええ、せつなちゃんと裕奈さんは寝れば元に戻りますわ。だから葛葉さんも一緒でしょう」 しずな 「そうなの。良かったわ」 そうなのか? 35-679 名前:真名 異空間[sage] 投稿日:2006/07/22(土) 23 42 00 ID ??? 4/4 時間は流れ、せつなの部屋から騒がしい声が聞こえなくなった 少しだけ扉を開けて中を覗いてみれば、三人が重なるように寝ている 千鶴 「うふふ、寝ちゃいましたね」 しずな 「そうね、刀子ったらあんなに無邪気な寝顔で寝ちゃうなんて」 少し屈ぎぎみで隙間を覗く二人 よく見れば垂れ下がる乳の迫力は実にアメリカンだ。私が言うのもなんだが、こいつら日本人か? 千鶴 「寝間着、着せなきゃ」 しずな 「そうね、手伝うわ」 と、タンスからなにやら寝間着を取り出す二人 千鶴 「これ、いいわね」 しずな 「あら?こんなのが・・・」 下着姿にされて寝間着を着せられてゆく三人。混ざりたい気もしたが、私まで何をされるかわからない 私はその場を後にすると、アキラの寝室に向かった。でも追い出された。クスン・・ 翌朝・・・ 刀子 「な、なにこれぇ!!!」 刹那 「と、刀子さん!?な、なんですかその格好・・ぷっ!!」 裕奈 「おめざからきっついにゃ。なんてプレイをしてるにゃ。年を考えるにゃ」 頭にはピンクの頭巾、胸にはスリーパー、つまり大きなよだれかけのような前掛け そしておむつはあまりにも可哀想 さらにがらがらにおしゃぶりも添えてあるところがあの二人の恐ろしいところだ 刀子 「いやー!!!昨日何があったの!?だーれーかー!!!」 完 35-690 35-690 名前:3−Aとりえリレー 第30走[sage] 投稿日:2006/07/23(日) 15 44 05 ID ??? 明日菜「……さて、ラストは私ね!」 新田「ふむ……とうとうラストか…。 まぁクジを引かずとも何をするかは分かっているから…早速始めるとしようか…。」 夏美「に……新田先生が…シリアス顔にっ…!」 ハルナ「『こんなヘッポコグダグダ長編作品で、んなマジな顔するか!?』ってくらいマジね…。」 千雨(…作者には言わねぇ方がいいんだろうなぁ…。) 作者[いや、聞こえてるからね?] 千雨「うぉぁっ、どこから沸きやがった、この作者!」 作者[残念ながら、今日の進行役は私なんですねぇ。 それでは参りましょう! 泣いても笑っても、今作品最後の対決はこちらっ!] 3−Aとりえリレー 第30走『やっぱり シメは 明日菜です!!』 35-691 名前:3−Aとりえリレー 第30走[sage] 投稿日:2006/07/23(日) 15 44 39 ID ??? 作者[残っているクジは『古菲』。 彼女といえば何と言っても中国武術!中武研の部長はダテじゃないねぇ。 ということで、ここはひとつ格闘しちゃってください! 有無を言わさず始めぇ!] ぼわぁぁ〜ん…… 明日菜「えぇ、あたし新田先生と戦わなきゃならないの!?」 新田「そういうことだ。 まぁここで勝って成績1確定か、負けて私のカルピスを飲むか…どちらかだ!」 千雨(それどっちも嫌じゃァァァァァァァァ!!) 明日菜「ふっふっふ…甘いわね、先生!」 新田「何だと…?」 明日菜「あたしはもとから成績1だから、勝っても関係ないんですよ!」 一同『な、なんだってー(AA略』 新田「しまった…計算外だった…ッ!」 作者「なんでこういうときだけ頭が回るんだよぉぉぉ…。」 千雨(嘆くほどのことかなぁ……?) 35-692 名前:3−Aとりえリレー 第30走[sage] 投稿日:2006/07/23(日) 15 45 16 ID ??? 明日菜「ということで、スキありシャイニング・ウィザード!!」 ゴツッ… 新田「げぶふっ!?」 どさぁ… 作者『ワン!ツー!スリー!!』 カンカンカンカンカンカンカン… 作者『新田先生、戦闘不能!勝者、神楽坂明日菜!』 3−A『やぁったぁぁぁぁぁぁ!!』 35-696 35-696 名前:3−Aとりえリレー 最終走[sage] 投稿日:2006/07/23(日) 17 10 24 ID ??? 3−A『やぁったぁぁぁぁぁぁ!!』 新田『ぬわぁぁぁっふぁっふぁっふぁっふぁっふぁーーーーーーーーっ!! かかったな貴様らぁぁぁぁ!!』 作者[ん……?] きゃぁぁぁっ! 3−Aとりえリレー 最終走『やっと 終わりと 思ったら!?』 35-697 名前:3−Aとりえリレー 最終走[sage] 投稿日:2006/07/23(日) 17 11 25 ID ??? 明日菜「ちょ、ちょっと何よこの人っ!?」 千雨「チクショウ、何しやがるコノヤローッ!!」 作者[な、なんだこいつら!?] 新田『はっはっはっは!!こんなこともあろうかと、私設の護衛団を作っておいたのさ! さぁ作者!おとなしくコイツらの負けを描け!』 作者「は…バカかテメェは! もう貴様が負けたシナリオが書けちゃってるんだよ! 私設護衛団作るだけムダってもんだ!」 新田「ほほぅ……ならこれならどうだ?」 夏美「いやぁぁぁぁ、やめてぇぇぇ!!」 エヴァ「き、貴様何をする!?そんな下劣なものしまえっ!!」 作者[ちょwww団員が×××出してるwwww] 新田「ハハハハハハ!彼女たちの顔に男性ミルクをかけたくなければ差し替えろ! ちなみに、お前の好きな連中は人数増やしてるからな…。」 作者[ホンマ!?うへぇ…千雨には6人、パルとハカセに3人…クッ…卑怯だぞ、生活指導教師!!] 新田「ハハハハハハハ!知らん知らん!!そんなこと知らんぞぉぉぉ!!」 作者「チクショー……どうすれば…。」 新田「クククク……もう手詰まりなんじゃないのか?あぁ!?」 ぴぃん…… ドゴッ、ガシッ、ドムンッ! 作者「な……何だ!?」 新田「何ィ?」 35-698 名前:3−Aとりえリレー 最終走[sage] 投稿日:2006/07/23(日) 17 12 24 ID ??? 楓「…女心を踏みにじるとは許せんでござる…。」 古菲「…しかも×××をオトメに見せたアル……。」 真名「…いくら生徒指導の教師とはいえ…。」 刹那「…風紀を乱した罰、許すまじ!!」 作者(……あーぁ、怒っちゃったよこの四天王。) (〜ザコ処理中です、しばらくお待ちください。〜) 作者[…さて、全員処理終わったかー?] 明日菜「オッケー。さて、本題だけど……。」 新田「あ………」 作者[…俺さ、イイコト思いついたんだけど、みんな手伝いしてもらえっかな〜?] 3−A『はーい!』 作者「よーし、頼むぞー。」 作者「いいんちょ、終わったー?」 あやか「終わりましたわ。 希望商品の集計と合計金額の概算、それを元にした新田先生の資産集計まできっちりと。 ヤミ金の確保に至るまで完了いたしましたわ。」 作者[おーさすが、サンキュー。そっちはー?] 千雨「バッチリ。新田に前科30犯の罪状ツケておいたぞ。 これで当分教職に戻ることはできねぇな。」 作者[うむうむ、サンキューな。] 35-699 名前:3−Aとりえリレー 最終走[sage] 投稿日:2006/07/23(日) 17 12 55 ID ??? 和美「茶々丸さん、カメラOK?」 茶々丸「…カメラセット完了、いつでも録画できます。」 和美「了解。んじゃ夏美ちゃん、よろしくねー。」 夏美「うん、頑張るよ。 ん……『もう怖かったです……エグッ…ぐすっ… あの先生がこんな非道い人だとは思いませんでした…っ!』」 和美「…ハイ、OK!バッチリだよ!」 夏美「えへへ…」 聡美「……こんなのでどうでしょうか〜?」 作者[おぉ!コイツはスゲー!! あの時間でこんなもの作れるとは…さすがハカセ!] 超「ハカセも成長したネ。今後が楽しみネ!」 作者[よーし、みんなOKかー?] 3−A『はーい!』 作者[んじゃ、ラストロールいくぞー。 ビンタよろしくー。] 3−A『はーい!』 35-702 名前:3−Aとりえリレー 最終走[sage] 投稿日:2006/07/23(日) 17 29 27 ID ??? 作者[よーし、みんなOKかー?] 3−A『はーい!』 作者[んじゃ、ラストロールいくぞー。 ビンタよろしくー。] 3−A『はーい!』 出席番号2 明石裕奈 第5走 『村上夏美』を引き、演技力課題をクリア もらった商品:屋外バスケットゴール ¥60,000 「お父さんのモノすら見たことなかったのにっ!!」 バチーン! 出席番号3 朝倉和美 第16走 『大河内アキラ』を引き、水泳200m勝負をクリア もらった商品:業務用3CCDカメラセット ¥550,000 「スクープありがと!でも、通過儀礼だからカンベンしてね?」 バチーン! 出席番号4 綾瀬夕映 第11走 『鳴滝風香』を引き、甘いもの早食い競争をクリア もらった商品:ご本尊仏像10体セット&哲学書100冊セット(ハードカバー) ¥9,000,000 「…先生には失望しました。ここは一つ広辞苑でやらせていただきます…いざ。」 ビターン! 出席番号5 和泉亜子 第26走 『鳴滝史伽』を引き、プランター運び競争をクリア もらった商品:ナース服100着セット ¥500,000 「センセのナニ…ちょっと汚かったわ…ちゃんと洗いーや?」 バチーン! 35-703 名前:3−Aとりえリレー 最終走[sage] 投稿日:2006/07/23(日) 17 30 21 ID ??? 出席番号6 大河内アキラ 第17走 『椎名桜子』を引き、運勝負をクリア もらった商品:ハムスター飼育セット ¥600,000 「あぁいうのは…中学生に悪影響を与えるんですよ……。」 バチーン! 出席番号7 柿崎美砂 第4走 『明石裕奈』を引き、フリースロー課題をクリア もらった商品:ドンペリ エノテーク・プラチナ5本 ¥1,500,000 「うーい、あたしはゆえっちに次いで酒瓶で〜すっ!」 ガイーン! 出席番号9 第9走 『桜咲刹那』を引き、スポーツチャンバラ勝負をクリア もらった商品:作品登場権1回分 ¥2,000,000 「 なめんな!」 バチーン! 出席番号10 絡繰茶々丸 第29走 『神楽坂明日菜』を引き、チラシはさみ課題をクリア もらった商品:汎用生活ツール(改造代込み) ¥3,800,000 「目標捕捉、フルパワーでビンタします…。」 ぐちゃ! 出席番号11 釘宮円 第25走 『和泉亜子』を引き、包帯巻き勝負をクリア もらった商品:シルバーアクセ&まつ屋のタダ券 ¥100,000 「よくもあたしと妹たちに…許さない!」 ドゴォ!バチーン! 35-704 名前:3−Aとりえリレー 最終走[sage] 投稿日:2006/07/23(日) 17 32 54 ID ??? 出席番号12 古菲 第28走 『絡繰茶々丸』を引き、ネジ巻き課題をクリア もらった商品:通販で売ってる健康器具一式 ¥300,000 「本気でやっていいアルカ?いいアルネ!?」 バチーン! 出席番号13 近衛木乃香 第13走 『四葉五月』を引き、料理勝負をクリア もらった商品:占い道具一式 ¥2,000,000 「この事、おじいちゃんに報告せなあかんなぁ…。」 バチーン! 出席番号14 早乙女ハルナ 第7走 『Zazie.Rainydy』を引き、ジャグリング課題をクリア もらった商品:最高級漫画道具一式セット(印刷機含む) ¥450,000 「新田先生のアレって…ぐふふ、今度ネタにしよw」 バチーン! 出席番号15 桜咲刹那 第10走 『綾瀬夕映』を引き、ききジュース課題をクリア もらった商品:世界一周豪華客船の旅(ペア・旅費込み) ¥5,800,000 「お嬢様に下劣なモノを見せた罪、軽くないことを覚悟してください…!」 ザシュッ…! 出席番号16 佐々木まき絵 第23走 『超鈴音』を引き、点心早食い勝負をクリア もらった商品:新体操練習用レオタード100着セット ¥300,000 「新田先生も悪い人だったんだねー…えーい!(こん棒で)」 ボグァ! 35-705 名前:3−Aとりえリレー 最終走[sage] 投稿日:2006/07/23(日) 17 33 25 ID ??? 出席番号17 椎名桜子 第18走 『長谷川千雨』を引き、タイピング勝負をクリア もらった商品:現金 ¥1,000,000 「今度『沼』でも攻略しよっかなぁ〜…っと、えい!」 バチーン! 出席番号18 龍宮真名 第3走 『柿崎美砂』を引き、衣服値段当て課題をクリア もらった商品:私設射撃場&プレハブ(工事代金込み) ¥50,000,000 「あのプレハブでアキラと…ハァハァ…ありがとう新田、そしてさらば!」 ズギューン! 出席番号19 超鈴音 第24走 『釘宮円』を引き、牛丼早食い勝負をクリア もらった商品:研究資金 ¥10,000,000 「懲戒免職されたら…ワタシの研究所に住ませてあげるネ…ククク…。」 バチーン! 出席番号20 長瀬楓 第22走 『佐々木まき絵』を引き、柔軟勝負をクリア もらった商品:お取り寄せ高級プリン100セット ¥250,000 「実は新田殿はタン塩だったのでござるな…。なるほど…っ!」 バチーン! 出席番号21 那波千鶴 第15走 『葉加瀬聡美』を引き、計算勝負をクリア もらった商品:産地直送ネギセット ¥100,000 「あらあら、教職ともあろう人がいけませんよー。えいっ。」 ぶすっ! 35-706 名前:3−Aとりえリレー 最終走[sage] 投稿日:2006/07/23(日) 17 33 56 ID ??? 出席番号22 鳴滝風香 第12走 『近衛木乃香』を引き、ローラーブレード競争をクリア 出席番号23 鳴滝史伽 第27走 『朝倉和美』を引き、木登り競争をクリア もらった商品:学園内の甘味処で使用できる商品券×2 ¥200,000 「今度、先生の×××にハサミいれちゃおっか?」 「おおおおおお姉ちゃん、やめるですぅ〜!!」 バチーン!バチーン! 出席番号24 葉加瀬聡美 第1走 『宮崎のどか』を引き、図書館島探索課題をクリア もらった商品:機器製作資金 ¥10,000,000 「こんなこともあろうかと、専用のマシーンを作りましたー。」 ビターン! 出席番号26 Evangeline.A.K.Mcdowell 第21走 『長瀬楓』を引き、プリン早食い勝負をクリア もらった商品:ネピア37295箱 ¥1,864,750 「ねんがん の ネピア を てに いれた !」 バチーン! 出席番号27 宮崎のどか 第2走 『龍宮真名』を引き、ダーツ勝負をクリア もらった商品:名作小説詰め合わせ(ハードカバー) ¥600,000 「あああああああの…ごごごごごごめんなさいっ!」 バチーン! 出席番号28 村上夏美 第6走 『早乙女ハルナ』を引き、似顔絵課題をクリア もらった商品:演劇用カツラ100点 ¥1,500,000 「先生の……先生のバカーッ!」 バチーン! 35-707 名前:3−Aとりえリレー 最終走[sage] 投稿日:2006/07/23(日) 17 34 37 ID ??? 出席番号29 雪広あやか 第20走 『Evangeline.A.K.Mcdowell』を引き、囲碁勝負をクリア もらった商品:クラス用の設備 ¥800,000 「私の手を煩わせるまでもありません。やってしまいなさい!」 バチーン! 出席番号30 四葉五月 第14走 『那波千鶴』を引き、包容力勝負をクリア もらった商品:祝賀パーティー用食材費 ¥1,000,000 新田先生は常連さんだったのに…残念です。 バチーン! 出席番号31 Zazie.Rainydy 第8走 『 』を引き、100m勝負をクリア もらった商品:千雨のためのパソコン ¥200,000 「……ヒヨッコ。」 バチーン! 明日菜「さ、長谷川。アンタの番よ。」 千雨「……フン!」 キーン! 新田「おうっ…!?」 出席番号25 長谷川千雨 第19走 『雪広あやか』を引き、宝石目利き課題をクリア もらった商品:コス用衣装・制服100点 ¥900,000 和美「うっわー…男の人にはこたえる一撃だわ…。」 35-708 名前:3−Aとりえリレー 最終走[sage] 投稿日:2006/07/23(日) 17 36 42 ID ??? 明日菜「さて、最後はあたしね。」 出席番号8 神楽坂明日菜 第30走 『古菲』を引き、新田との直接対決を勝利 もらった商品:電動自転車 ¥100,000 「ふっとびなさいよバカネギーっ!!」 ドガァ!!……きらーん。 作者[…終わったぁ…。さて諸君、さっちゃんが祝賀パーティーを催してくれるそうだ! しずな先生やタカミチも呼んで、みんなで騒ぐぞーっ!] 一同『おーっ!!』 ワイワイガヤガヤ…… (この後、学園内で新田先生を見ることは、2度となかったとさ。) 新田負担金額:1億547万4750円 さよ「…あの〜、私はどうなるんでしょう……?」 出席番号1 相坂さよ 新田に認識されず、課題ナシ。 もらった商品:ナシ ¥0 おわり。 35-716 35-716 名前:名付け[sage] 投稿日:2006/07/23(日) 20 23 48 ID ??? 桜子「猫ちゃんきゃわい〜」 美砂「ん?その猫、クッキでもビッケでもなし。」 桜子「この猫、道端で拾ったんだ〜。 そうだ!猫ちゃんに名前を付けなきゃね。強そうな名前がいいな〜。」 美砂「強そうな…そうだね〜。 トラなんてどう?」 桜子「えへへ〜。トラちゃ〜ん」 円「待った待った!虎よりか龍のほうが強いわよ!」 桜子「えへ。リュウちゃ〜ん。」 古「待つアル!龍は雲の上に乗らないと空を飛べないアル。 雲がいいアル!」 桜子「じゃあ雲ちゃん!」 まき絵「ま〜った待った!雲は風が吹くと飛んでいっちゃうよ! だから雲より風のほうが強いよ!」 桜子「じゃあ…風ちゃん。」 風香「まてー!風は壁に止められちゃう! だから壁のほうが強いよ!」 桜子「てことは…壁ちゃん?」 夕映「待つです。壁はねずみに穴をあけられるです。 だから、ねずみにするです。」 桜子「…ねずみちゃん?」 明日菜「待った!ねずみは猫に食べられる。 だから猫がいいわよ。」 桜子「じゃあ、猫ちゃん…」 35-719 35-719 名前:おねえさん[sage] 投稿日:2006/07/23(日) 20 39 30 ID ??? おねえさん 1/2 目の前に並べられた、とびっきりの御馳走。小太郎君もいいんちょも舌鼓を打っています。 私も一口食べました。……うん。すっごく美味しい。 「ちづ姉、また腕上げたね」 私の感想にちづ姉はいつものように頬に手を当ててにこにこしています。 「ちづる姉ちゃんのメシやったらなんぼでもおかわりしたいわ!」 その言葉通り、小太郎君は早くも三杯目に取り掛かっています。何て言うのかな、 見てて気持ちいい食べっぷりです。そんなこんなで和やかな食事のひとときを過ごしました。 夕食が終わり、ちづ姉は食器を流しに片付けます。 「ちづ姉、手伝うよ」 「あらあら。夏美ちゃんはのんびりしてていいのよ」 「ううん、今日の夕御飯すごく美味しかったから。だからお手伝いするの」 私がそう言うと、ちづ姉はそれ以上は何も言わずに食器を洗い始めました。私も隣でスポンジを 手に取ります。 「―――夏美ちゃん、今日はどうかしたの?」 不意に、ちづ姉が問い掛けてきました。相変わらずちづ姉は鋭いです。 「え、えっと……。―――私も、ちづ姉みたいになりたいなあ、って」 「―――胸が?」 「ち、違うよっ! そ、そりゃちづ姉までとはいかなくてもあやか姉くらいには……。 って、ヘンなコト言わせないでよっ!!」 私が頬を膨らませると、ちづ姉は穏やかな笑顔を浮かべるばかり。もう、ちづ姉のいじわる。 ふう、とため息をつき、私は悩みを打ち明けました。 「―――ちづ姉はさ、私から見れば理想の人なんだ。美人で、スタイルも抜群で、頭も良くて、料理上手で、 優しくて、みんなから頼られて……。私じゃ何一つ敵わないもの……」 だから私もちづ姉みたいになりたい。ずっとそう思ってきた。けれどちづ姉はいつも私の先を行く。 お料理も勉強も、私だって頑張ってるけど、ちづ姉の方がぐんぐん上手になってる。 だから、時々自分が情けなくなるんだよね……。 35-720 名前:おねえさん[sage] 投稿日:2006/07/23(日) 20 40 04 ID ??? 2/2 ずーんと落ち込む私。でもちづ姉は、くすりと微笑んで言ったんだ。 「―――私だって夏美ちゃんが羨ましいわよ」 「えっ―――?」 驚いた私が顔を上げると、ちづ姉は濡れた手を拭いて、私の頭をやさしく撫でてくれたの。 「私に無くて夏美ちゃんにあるもの、なーんだ?」 「ええっ!? そんなの分かんないよっ!」 どれだけ一所懸命考えても、答えは出てきません。至って平凡な私にちづ姉が羨ましがるトコなんて 全く見当がつきません。するとちづ姉は困った表情を浮べます。 「あらあら。それじゃハカセちゃんが可哀想よ」 「あ―――!」 思わず私はお皿を落っことしそうになりました。 「夏美ちゃんには素敵な恋人がいるじゃない」 「そう、だよね……」 私の胸にあったもの。それはハカセの笑顔でした。 「夏美ちゃんの自慢の恋人でしょ?」 ちづ姉に指摘され、わたしはちょっぴり頬を赤くしてしまいます。けれど、 「うんっ!!」 私はとびっきりの笑顔で答えました。 「ふふっ、ちょっぴり妬けちゃうわね。私にも誰かいい人居ないかしらねえ」 にこにこと微笑んだまま、ちづ姉は自分の部屋に戻っていきました。うん、そうだよね。 私にはハカセが居てくれるもの……。 「ありがと、ちづ姉!」 私はちづ姉の背中にお礼を言い、すぐさま部屋に戻りました。なんだか無性にハカセの声が 聞きたくなったからです。 そして、私はぽかぽかした心で携帯を手に取りました。 「もしもし―――?」 (おしまい) 35-732 35-732 名前:真名 お世話[sage] 投稿日:2006/07/23(日) 22 09 50 ID ??? 真名 世話 1/3 夏の空、満天の星の下、誰もが振り返るような美女が三人歩いていた しずな 「ああ、ここよ」 千鶴 「あら、さっちゃんのお店」 二ノ宮 「知ってるだろ。いいところだ」 のれんをくぐる三人に、お星様はきらりと微笑みました 一方その頃、真名ちゃんのラブハウス(寮の部屋)では せつな 「ちちうえ、ごはんまだなの・・・」 裕奈 「にゃぁー・・・」 とうこ 「ちくわあげ、どこ・・・」 真名は苦悩していた。彼女たちのご飯についてだ 真名 「くそう・・・こんな奴らを置いて那波はさっちゃんの所へだと?アキラまで釘宮の所だなんて・・・」 いつもなら千鶴がしているはずのせつなたちの世話 だがどういう訳か今日、千鶴はせつなたちを放って何処かに出かけてしまったのだ いや、しずな先生に拉致られたと言ったほうがまだ近いのかもしれない しずな先生と二ノ宮先生は、幼児退行したとうこを真名の部屋に置き去りにして、夜の闇へと消えたのだ 35-733 名前:真名 お世話[sage] 投稿日:2006/07/23(日) 22 11 08 ID ??? 2/3 せつな 「ちちうえ、ははうえはどこ?ごはんおいしくないよ」 真名 「千鶴は死んだ。そう思え」 せつな 「そんなのやだよう。ねこさんもとうこちゃんもごはんいやがっているよう」 裕奈 「に”ゃ・・」 とうこ 「ぐぇ・・・」 真名 「黙って食え!!」 せつな 「ふっ・・ふぇぇぇぇ・・・」 真名が強く言ったため、せつなは泣き始めてしまった 真名 「あ、あのな・・・」 頭を抱える真名、実戦には強くても、こういった修羅場には弱いようだ とうこ 「げ・・・どう」 裕奈 「ふーっ!!」 非難の声に耐えきれなくなった真名は、最終兵器を取り出す ぷるるるる 楓 「真名殿、何か用でござるか?」 真名 「楓、助けてくれ。もう私は耐えられない」 楓 「ま、真名殿がそこまで言うとは・・・何があったのでござる?」 真名 「おそらく・・・私に子育ては無理だ」 楓 「は?」 真名 「ごはんって・・・ありがたいな。プッ、ツーツー」 楓 「真名殿!?まなどのー!!!」 35-734 名前:真名 お世話[sage] 投稿日:2006/07/23(日) 22 13 29 ID ??? 3/3 楓たちが見たのは悲しい光景だった 真名からの電話の後、楓はすぐに鳴滝姉妹とともに真名の部屋へと向かった 愚図りながらねこ裕奈に抱きついているせつな そのせつなを胸に抱き、優しくなでなでしている裕奈 せつなの服の裾を握りながら、まるで人形のように座っているとうこ その彼女たちに背を向けて、やけ酒を煽りながらふて腐れている真名 たとえるなら、妻に逃げられたダメ亭主、の図だ 風香 「なに、このカオスな雰囲気」 真名 「ヒック・・・私の作った飯は不味くて食えないそうだ・・・わがまま娘どもめ・・・」 楓 「そういうことでござったか・・・それならば、ほれ!!」 懐から何かを取り出す楓。それは黄色くぷるぷるした甘いもの せつな 「ぷ、ぷりんだ〜」 裕奈 「にゃぁん」 とうこ 「きいろ・・・うま」 ぷりんの登場に、部屋の雰囲気は一転しました 史伽 「さあ、食べるから手を洗ってこようね。ほら」 せつな 「は〜い!!」 せつなに続いて手を洗いに行く裕奈ととうこ。主役の登場に皆が笑顔になる 楓 「では・・・いただきま〜す」 一同 「いただきま〜す」 しかしその輪に加わらない者が居た。未だやけ酒を飲んでいる真名だ 真名 「私なんて・・・ぐすん」 完 前ページ次ページSSまとめ
https://w.atwiki.jp/maid_kikaku/pages/489.html
楼蘭皇国も六月中旬に差し掛かり じっとりとした湿度と上がり始めた気温の影響を受ければ大体の人間は短気になるだろう 宮原姫子もその短気に拍車をかけられたうちの一人、元々の短気にこの環境は最悪だった この楼蘭に生まれて十四年、梅雨時期だけはどうも好きになれない 苛々しながら境内を掃いているが、何処かに苛々をぶつけたくて堪らなかった 「ひーめちゃん」 無駄に明るい声がしたかと思ったら、次の瞬間自分の体が傾いでいた 「姉様!ただでさえ暑いんですから少しは自重してください!」 自分の脚だけでは支えきれず 箒に頼らなければならないのは、この腹立たしいまでの身長差が原因になる 後ろからの奇襲者は密着していた体を離すと、前屈みになり視線を合わせた 「ちょっと休憩しようと思うんだけど、ね?」 結論としては境内の掃除を中断して正解になった 朝から曇っていた空がとうとう雨を降らし始め 姫子は完全に滅入ってしまったからだった 「降って来ちゃったわねー」 激しく降る雨を目の前にしても笑顔を崩さない自分の姉を前に少し血縁を疑いたくなった 「…これで三日続けて降ってますけど…」 今日の空にも負けないジトッとした目で天を見つめたが、馬鹿にするかのように雨は強さを増した 「あちらは四週連続ね」 首の向きを姉に戻すと視線の先にいい加減見飽きた軍用車が乗り込み始めていた 詳しい事は教えて貰えなかったが『この神社の祭具殿に用があるらしい』ぐらいしか解らなかった 「今日は今までより多いわねぇ」 姉はいつの間にか笑顔が消え、眉間にしわを寄せていた 「姫ちゃんはここで待っててね」 そうとだけ言うと姉は傘を片手に軍用車へと歩いて行った 真面目な事に、軍用車は毎週土曜日に必ず来て姉に追い返されている 今回も大丈夫だろう、となんとなく高をくくっていたが、すぐにその楽観視は終了する羽目になった 最後に入ってきた車から降りた人物が指揮官なのか、他の者に指示を出し祭具殿へと向かわせたのを見て 流石に我慢が出来なくなり、走り出した姉を追った 「これはどういうことですか!? 私たちは再三断ったはずです!」 声を荒げる姉に対して、その男は至って冷静なのが腹に立った 「こちらも再三警告したはずだ、今は国家の、いや世界の存亡が掛かっているのに無駄足を踏ませないで戴きたい」 どこか苛々とした様子の男に対し、自分の中で何かが切れたのを感じた 「国家がどうだとか、世界がどうだとか、そんなのをどうにか出来る物がここにあるわけ無いでしょ、早く帰って!」 その男がため息を吐いたのまでははっきりと見えたが、次の時に見えたのは地面だった 腹部に鈍痛を感じて、自分が何をされたかを理解した 「姫子!大丈夫!? 何も殴る必要があったんですか!?」 姉の悲痛な声に混じって聞こえたのは祭具殿に向かった軍人の一人だと思われる男の声 「中尉、コアを確保しました」 「そうか、他に使える物を確保してくれ」 痛む腹を押さえつつ、なんとか顔を上げると こちらには銃口が向いていた 「素直に従って貰えば、こうはならなかったがね、この二人も連れて行け」 脚がまだ言うことを聞かず、引きずられるように歩く自分とは違い、姉はしっかりと歩いている 姉妹なのにここまで違うのかと落胆しながらも 車両に詰め込まれる前に見えた雨の空に呪詛の言葉を呟く事には成功した
https://w.atwiki.jp/chiuzazie/pages/385.html
前ページ次ページSSまとめ 9-936 9-936 名前:748[sage] 投稿日:2005/09/08(木) 20 24 36 ID KtyYQs+l0 巨乳三国志 〜虎牢関の戦い〜 1/6 189年董卓ハルナは高畑小帝を廃してネギ陳留王を先生とした 政権を握り、権力をもった董卓ハルナの暴政ぶりはすさまじかった 美しい少年がいると聞けばその少年をネタに同人誌を書き 即売会では金と権力に物を言わせ、すべてのお宝を持ち去るという暴挙を行った この董卓ハルナの暴虐ぶりに対し、曹操明日菜は各クラスメートに檄文を飛ばす そしてを曹操明日菜中心とした反董卓ハルナ連合軍が結成され、雌雄を決することとなるのである 〜虎牢関〜 教室を守る防御の要 ここを抜けなければ董卓ハルナのいる3−Aにはたどり着けない しかしここを守るのは董卓ハルナ軍最強の武将であった 9-937 名前:748[sage] 投稿日:2005/09/08(木) 20 25 13 ID KtyYQs+l0 2/6 反董卓ハルナ連合軍の前に一人の少女が立ちふさがる 呂布千鶴「私は乳将軍、呂布千鶴ですわ、胸に自身のある方はかかってきなさいな!」 反董卓ハルナ連合軍からは恐怖にも似たどよめきが起こる あれが乳将軍・・なんて大きさだ・・ 無理だ、勝てっこない ∩ ( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい! ⊂彡 彼女の姿をみただけでおびえ、戦意を失うものが続出した しかしそんな中、一人の勇者が戦いを挑む ??「我こそは美・・・」 振り下ろされた呂布千鶴の胸は一撃で美・・なんとかを葬り去る 最後まで名前を言わせてもらえなかった美・・なんとか、合掌 呂布千鶴「あら、ごめんなさい、あなたどなただったかしら?」 戦場は恐怖に包まれる、呂布千鶴は連合軍のほうを見た 呂布千鶴「次はどなたかしら〜、いないのでしたらこちらから行きますわよ〜」 連合軍は大混乱、胸を隠して逃げ惑う者であふれた 9-938 名前:748[sage] 投稿日:2005/09/08(木) 20 26 27 ID KtyYQs+l0 3/6 呂布千鶴「まずはあなたからね〜」 狙いは一人の少女に向けられる 公孫王賛(こうそんさん)史加「あぶぶ、なんで私なんですかぁ〜!!おっぱい大きい人はもっと他にいるです〜!」 呂布千鶴が迫ってくる 呂布千鶴「お〜きくな〜れ〜」 公孫王賛史加「いやです〜!!!」 そのときであった ??「お待ちなさい!!」 呂布千鶴のと公孫王賛史加の前に一人の少女が立ちはだかる 張飛あやか「私の名は張飛あやか!!あなたを倒し、その乳もらいうけますわ!!」 巨乳、というよりも美乳の少女は胸を持ち上げ構える 呂布千鶴「うふふ、よろしいですわよ。」 呂布千鶴の一撃が張飛あやかを襲う 9-939 名前:748[sage] 投稿日:2005/09/08(木) 20 27 17 ID KtyYQs+l0 4/6 ぼいぃぃん、ぼぁぁん ぽよん、べちゅ、ばちん ばいぃん、むにゅ 幾度もの胸の打ち合い、呂布千鶴と張飛あやかの間にすさまじい火花が飛び散る 呂布千鶴「すごいですわ〜、私とこれほど戦える方がいらしたなんて!!」 張飛あやか「くっ!減らず口を!」 張飛あやかはあせっていた 相手にはまだ余裕がある こちらはもう精一杯だ、このままでは・・ ??「あやか!加勢するぞ!!!」 ??「・・・」 何者かが近づいてくる 不意に何かが呂布千鶴を襲う 9-940 名前:748[sage] 投稿日:2005/09/08(木) 20 27 43 ID KtyYQs+l0 5/6 呂布千鶴は飛んできた何かを片乳で弾き飛ばす 呂布千鶴「これは・・・」 飛んできたもの、それは羅漢銭であった 関羽真名「我こそは劉備レイニィディが義弟、関羽真名なり!!」 劉備レイニィディ「・・・おっぱい」 そのまま二人は呂布千鶴に近づき彼女に襲いかかる 呂布千鶴「あらあら、邪魔はいけませんよ〜」 呂布千鶴は三人の攻撃を受けながす 呂布千鶴「あら、あなたなかなか・・」 彼女は驚嘆していた 自分と互角に戦えるものがまだ現れるなど予想していなかった 関羽真名「おのれ!これでも食らえ!」 張飛あやか「あとすこしですわ!」 劉備レイニィディ「・・・おっぱい」 呂布千鶴「ちょっときついですわね〜、残念ですわ」 さすがに三人の攻撃はさばききれなくなったらしく呂布千鶴はその場を離れる 9-941 名前:748[sage] 投稿日:2005/09/08(木) 20 28 54 ID KtyYQs+l0 6/6 呂布千鶴「ちょっとブラがずれそうですの、失礼いたしますわ〜」 そう言って彼女は一瞬で消え去る 彼女は縮地使いだ、おば○んなどといった日には突然背後から襲われる 関羽真名「逃したか・・」 張飛あやか「あと一歩でしたわね」 劉備レイニィディ「・・・おっぱい」 その後、呂布千鶴と三人は何度も戦うことになるが、それはまた別の物語 ちなみにこのあと董卓ハルナと呂布千鶴は小太郎姫を巡って対立し、大騒動を巻き起こすのであった 完 10-70 10-70 名前:前スレ748[sage] 投稿日:2005/09/10(土) 02 27 46 ID 13xjdbiA0 巨乳三国志 〜三顧の礼〜 1/5 207年、劉備レイニィディは曹操明日菜に追われ1階女子トイレの地に落ち延びた この地を支配するのは劉表夕映、反董卓ハルナ連合軍にも参加した実力者である しかし、この地にも曹操明日菜の魔の手が伸びつつあった この地に落ち延びて数年、劉備レイニィディ達は特に何をするわけでもなく、無為な時間を過ごしていた そんな時、ひとつのうわさが彼女達の耳に飛び込んできた 張飛あやか「お義姉さまたち、どちらにかいかれるのですか?」 関羽真名「この地に伏竜という大賢人が住んでいるうわさがあったんだ。その方に今から会いに行く」 張飛あやか「本当にそんな方がいらっしゃるのでしょうか?うそ臭いですわ」 関羽真名「だからあって確かめるんだ、いやなら別についてこなくてもいいぞ」 張飛あやか「別に行かないは言ってませんわ!ついていきますわよ!」 関羽真名「変なことするんじゃないぞ・・」 10-71 名前:前スレ748[sage] 投稿日:2005/09/10(土) 02 28 52 ID 13xjdbiA0 2/5 大賢人のトイレの前 関羽真名「すまない!どなたかいらっしゃるだろうか!!」 トイレの扉が開きオコジョが顔をのぞかせる 小間使いカモ「なんだい姉さん方?このトイレになにか用かい?」 関羽真名「こちらに伏竜先生がいらっしゃると聞いてたずねてきたんだが、先生はご在宅か?」 小間使いカモはタバコをくゆらせながら一息ついて答えた 小間使いカモ「いや、今先生はいねぇ。コスプレの衣装を探しにいったんだ あれを探しに行ったら、気に入ったのが見つかるまで帰ってこねぇんだ。悪いな」 関羽真名「そうか、どうします義姉上?」 劉備レイニィディは答える 劉備レイニィディ「・・・おっぱい」 ・・・は?なにいってんだコイツは・・・小間使いカモはそう思った 関羽真名「義姉上は『それは残念です、それではもし先生が戻られましたら連絡をください。 その時また参ります』といっています。お願いできるか?」 小間使いカモ「あ・・ああ、わかった。先生が戻ったら連絡するよ」 なんであれを通訳できるんだ?コイツら何モンだいったい? 小間使いカモはそう思いながら三人を見送った 10-73 名前:前スレ748[sage] 投稿日:2005/09/10(土) 02 44 15 ID 13xjdbiA0 3/5 張飛あやか「またですの、あんまり当てにしないほうがいいのではありませんか?」 関羽真名「義姉上が信頼なさっているんだ、いやならついてこなくて言いといっているだろう!」 張飛あやか「い、行きますわよ、もう!そんなに怒らなくてもよろしいではありませんか!」 関羽真名「まったく・・」 伏竜在宅の知らせが届き、三人は彼女のトイレに向かう 関羽真名「すまない、我々は劉備レイニィディ一行だ。伏竜先生がご在宅と聞き訪ねてきた。誰かいないか?」 トイレの扉が開く 小間使いカモ「ああ姉さん方かい、すまねえな、いれ違いだ。先生はコスプレ会場に行っちまった。 あそこに行ったら、気の済むまでコスプレするまでかえってこねえんだ」 張飛あやか「ちょっと!どういうことですの!せっかく人がたずねてきているっていうのに、失礼ではありませんか!?」 小間使いカモ「そんなこと言ってもよう、おれっちにはどうすることもできねえんだ。先生気まぐれだし・・」 関羽真名「あやか!お前は黙っていろ!義姉上、どうなされます?」 関羽真名は劉備レイニィディ訪ねる 劉備レイニィディ「・・・おっぱい」 またかよ・・カモはそう思った 関羽真名「義姉上は『本当にお会いできなくて残念です。先生に手紙を書くのでそれをお渡ししていただけませんか?』 といっておられます、お願いできるか?」 だからなんでわかるんだよ!そう心で突っ込みながら小間使いカモ答える 小間使いカモ「わかったよ、奥に紙と筆があるからそれを使いな」 奥の部屋に通された劉備レイニィディは伏竜に宛てた手紙をかく、だた一言だけ おっぱい と書かれていた あれで何が伝わるんだ・・小間使いカモはそう思った 10-74 名前:前スレ748[sage] 投稿日:2005/09/10(土) 02 45 01 ID 13xjdbiA0 4/5 三度目の訪問 張飛あやかの苛立ちは頂点に達していた 張飛あやか「いいかげんにしてくださいまし!どうせろくでもない奴に決まっていますわ!」 関羽真名「・・・」 彼女は何も答えない、おそらくは彼女も同じことを思っているのだろう トイレの前、三度、彼女達はその前に立つ 関羽真名「先生はいるか?我々は劉備レイニィディ一行だ」 扉が開きいつもの小間使いカモが出迎える 小間使いカモ「やあ姉さんがた!今日は先生いるぜ!ちょっと待ってな、今案内するぜ!」 三人で中に入ろうとするが劉備レイニィディが二人を止める 関羽真名「義姉上お一人でお会いになられるのですか?」 劉備レイニィディは頷く 関羽真名「わかりました、それでは外でお待ちしております」 劉備レイニィディはトイレの中へと入っていく 10-75 名前:前スレ748[] 投稿日:2005/09/10(土) 02 46 23 ID 13xjdbiA0 5/5 劉備レイニィディはトイレの中で立ち、伏竜がおきるのを待っていた 洋式トイレの上で伏竜は座りながら眠っている 諸葛亮千雨「むにゃ・・そんな・・服では・・だめだ・・これを・・着ろ・・」 伏竜は寝言を言っている トイレの隙間から関羽真名と張飛あやかはその様子をうかがっていた 張飛あやか「なんてことですの!あんな態度許せませんわ!成敗して差し上げます!!」 関羽真名「!!待て!義姉上が何かするぞ!」 劉備レイニィディは諸葛亮千雨の上に覆い被さり一言・・ 劉備レイニィディ「・・・おっぱい」 関羽真名「なにっ『いただきまーす』だと!義姉まさか!!!」 そして劉備レイニィディは諸葛亮千雨を手篭めにし、思うがままに弄んだ 関羽真名「あ、義姉上それは・・うあ・・そんな禁じ手を使うなんて・・・」 張飛あやか「なんてことを・・ああ、そんなことをしては・・もう見ていられません!」 この日を境に、劉備レイニィディと諸葛亮千雨は固い絆で結ばれる いっしょに飯を喰らい、一緒に風呂に入り、当然一緒に寝る 愛情、いや一線を越えてしまった二人、二度とはなれることは無いと誓った この後、二人は曹操明日菜を苦しめることになるのだが、それはまた別の物語 完 10-131 10-131 名前:前スレ748[] 投稿日:2005/09/10(土) 20 47 47 ID 13xjdbiA0 巨乳三国志 〜長坂橋の戦い〜 1/8 208年、劉表夕映の支配する1階トイレはなんとか平和を保っていた しかし、劉表夕映の膀胱の寿命は限界に達し、今、その最後を迎えんとする 偽(魏ではありません)の曹操明日菜はそのときを待っていた 劉表の床にて 劉表夕映「も、もうだめ・・もる・・です・・後のことは・・頼みました・・劉備さん・・」 最後の言葉を残し、劉表夕映は自分の布団に盛大な世界地図を描く 家臣一同「劉表様ー!!!」 皆、泣き崩れた そして、屋敷は悲しみとおしっこの臭いに包まれた 劉表夕映のいなくなった1階トイレは混乱し、相続問題、権力争いで内部分裂が起きている 諸葛亮千雨「なぁ、どうしても嫌なのか?今ならここ、簡単に奪えるぜ・・」 張飛あやか「そうですわお義姉さま!曹操に攻め取られないうちにいただいてしまいましょう!」 劉備レイニィディは首を横に振り、二人の提案を否定する 諸葛亮千雨「まったく!絶好のチャンスだってのに・・」 関羽真名「まぁ、義姉上にはお考えがあってのことだ・・仕方あるまい・・」 10-132 名前:前スレ748[] 投稿日:2005/09/10(土) 20 48 48 ID 13xjdbiA0 2/8 そのときであった 一人の少女が駆け込んでくる 趙雲楓「大変でござる、お館様!!曹操が攻め込んできたでござる!!」 一同「なんだと!!!」 劉備の屋敷は騒然となった 諸葛亮千雨「皆、落ち着け!!それで楓、敵の兵力はどのくらいだ?」 趙雲楓「約50万かと・・先陣には曹操の姿が見えます・・」 諸葛亮千雨「ちっ!なんて数だ・・あの馬鹿力め!」 さらに趙雲楓は言葉を続ける 趙雲楓「それと・・すでに1階トイレの北半分が曹操に降伏しているでござる・・」 諸葛亮千雨「馬鹿どもが・・おい劉備、とっととこんなところからは逃げるぞ!みんなも早くしろ!」 劉備レイニィディは首を横に振り否定する 諸葛亮千雨「アホかお前!つかまったらあの馬鹿力にケツをハリセンでひっぱたかれるんだぞ!!死ぬぞ!!」 劉備レイニィディはうつむいたままだ 諸葛亮千雨「しかたねぇ、あやか!!コイツをフン縛ってでもつれて来い!」 張飛あやか「で、でも・・・」 うろたえ気味にあやかは答える 諸葛亮千雨「でももクソもねぇ!コイツを死なせたいのか!!」 張飛あやか「わ、わかりましたわ!お・・お義姉さま申し訳ありません!!失礼いたします!!」 10-133 名前:前スレ748[] 投稿日:2005/09/10(土) 20 50 57 ID 13xjdbiA0 3/8 張飛あやかにすまきにされた劉備レイニィディは、トイレの前に立っていた 諸葛亮千雨「ダメだ!置いてゆけ!」 劉備たちの出立の前に、多くの小鳥達やピエロの衣装が集まった どうやら劉備たちについて行くという意思表示をしているようだ 諸葛亮千雨「こんな奴ら連れてたら、すぐに追い付かれちまう!あきらめろ!」 そういわれたレイニィディは、すまき姿のまま、潤んだ瞳で千雨を見つめる 諸葛亮千雨「そ・・そんな眼で見つめてもだめだ・・大体お前は・むぐっ!」 一瞬の隙を突き、レイニィディの唇が千雨の唇をふさぐ、愛の一撃、おねだりキスだ しばらくして・・・ 諸葛亮千雨「ったくもう!わかったよ!連れて行けばいいんだろ!どうなっても知らないからな!」 劉備の顔が笑顔になったように見えた 諸葛亮千雨「真名!お前、先に南側のトイレに行って援軍つれて来い!」 関羽真名「わかった!しかし間に合うだろうか?」 諸葛亮千雨「なんとか間に合わせろ!間に合わなければあの馬鹿力につかまっちまう!」 小鳥達やピエロの衣装をつれた劉備の逃避行 果たして無事、南側トイレまでたどり着けるのであろうか 10-134 名前:前スレ748[] 投稿日:2005/09/10(土) 20 51 19 ID 13xjdbiA0 4/8 結局、関羽真名の援軍は間に合わなかった 曹操軍の先手は、移動で疲れきっていた劉備軍+小鳥達やピエロの衣装たちに夜襲をかけた 劉備軍は散り散りになる そんな中、一人の少女が戦場を駆け巡っていた 趙雲楓「帽子様ー!衣装様ー!」 彼女は必死になって、彼女が護衛していた劉備のとんがり帽子と、お気に入りのピエロの衣装を探してまわっている どれだけ探したのであろうか、ふと傍らで倒れていた小鳥がひとつの教室を指差す その小鳥は曹操軍に襲われたのであろうか、全身に落書きをされていた 趙雲楓「あそこか!かたじけない!」 急いで趙雲楓は指差された教室に入る 目的の物はすぐに見つかった 10-135 名前:前スレ748[] 投稿日:2005/09/10(土) 20 51 41 ID 13xjdbiA0 5/8 趙雲楓「衣装様!おお帽子様もいるでござるか!」 彼女は二人?に駆け寄る 趙雲楓「さぁ、拙者につかまるでござる、お館様の元までお連れするでござるよ!」 楓の中に電波が響く お気に入り衣装(私は裾がほつれもう動けません、せめて幼いこの子だけでもお連れください) 衣装は胸の部分で抱いている帽子を趙雲に渡す 趙雲楓「何を弱気なことをいってるでござるか!さぁ曹操軍がこないうちに早く!」 お気に入り衣装(・・・わかりました。準備をいたしますのでまずその子を・・) 趙雲楓「わかったでござる!すぐ戻るゆえ、しばらく待つでござる!」 そう言って趙雲楓は衣装のそばをしばらく離れる 戻ってきた趙雲の目に飛び込んできたのはゴミ箱の前に立つ衣装の姿であった お気に入り衣装(私を連れて逃げるのは無理でしょう・・その子のこと頼みましたよ・・) そう言ってお気に入り衣装は自らゴミ箱に身を投げた 趙雲楓「衣装様ー!!!」 彼女の絶叫が教室に響き渡る 10-137 名前:前スレ748[] 投稿日:2005/09/10(土) 20 52 30 ID 13xjdbiA0 6/8 趙雲楓の胸の中で帽子が震えている 趙雲楓「おお、大声を出してすまなかったでござる・・」 彼女はしばらく帽子をあやしていた 再び、趙雲楓は戦場を駆ける。彼女の主の元に帽子を届けるために 趙雲楓「どくでござる!邪魔するものは容赦しないでござるよ!!」 戦場をまるで無人の野のように彼女は突き進む 美・・なんとかA「我こそは美・・」 何かが趙雲楓の一撃で吹き飛ばされる 美・・なんとかB「おのれ、これでも喰・・」 また別の何かが吹き飛ばされた 趙雲楓「ええい、面倒臭いでござる!!必殺!乳十字手裏剣・乱舞!!」 美・・なんとか達「!!!」 このあたりは台詞すらない 邪魔者を排除した趙雲楓は、再び主の元へと突き進む 10-138 名前:前スレ748[] 投稿日:2005/09/10(土) 20 52 56 ID 13xjdbiA0 7/8 張飛あやか「まぁ!ご無事でしたの楓さん!あら?衣装様はどちらに・・」 趙雲楓「すまない・・お守りすることはできなかったでござる・・帽子様が精一杯でござった・・」 張飛あやか「・・・」 張飛あやかは無言で答える 張飛あやか「・・この奥のトイレにお義姉さまがおられます・・私はこの廊下で敵を食い止めますわ!!」 趙雲楓「すまないでござる!」 走り去る楓に背を向け、張飛あやかは乳を持ち構える やがて曹操軍が張飛あやかの元に迫ってきた 張飛あやか「我こそは張飛あやかなり!衣装様の仇取らせていただきますわ!わが美乳、存分に味わうがよいですわ!」 曹操軍はそのすさまじいまでのあやかの美乳を見せつけられる 多くのものは興奮し、曹操軍はそれ以上追撃できなくなった 10-139 名前:前スレ748[] 投稿日:2005/09/10(土) 20 54 11 ID 13xjdbiA0 8/8 趙雲楓「衣装様をお守りすることができなかったでござる!!申し訳ないでござる!!」 劉備に膝まづき、衣装を救えなかったことを報告する 無言で劉備レイニィディはそっと趙雲楓に両手を差し出す 趙雲楓「お救いできたのは帽子様だけでござる・・無念でござる」 そう言って楓は、差し出された劉備の両手に帽子を乗せた 次の瞬間、劉備は帽子を部下の一人に投げ渡すと、その空いた両腕で楓を抱きしめた そしてやさしくつぶやく・・・ 劉備レイニィディ「・・・おっぱい」 趙雲楓の眼に涙が浮かぶ 趙雲楓「・・お館様・・今の言葉、もったいないでござる!拙者、一生忘れないでござる!」 そう言って趙雲楓はその場で泣き崩れた その場の一同も皆、泣いている、ただ一人?帽子を除いて 帽子(・・・おっぱいってどういう意味だろう?) その後、なんとか関羽真名の援軍が到着し、劉備一行の危機を救う そして劉備軍と曹操軍はこの後、本格的に争いあうがそれはまた別のお話 完 前ページ次ページSSまとめ
https://w.atwiki.jp/vkei_osusume/pages/18.html
バビロンが気に入ればアイオリアもオススメ アイオリアはデモテープの曲が全部アルバムに入ってるからアルバムだけ買えばいいよ 【公式サイト】 解散済み 【音源】 煌め逝く瞬間 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/2133.html
http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1357183739/ 部室のドアを開けようとしたその瞬間、ドアの向こうから咲さんの声が聞こえてきました。 他にも誰か居るのでしょうか。特に遅れたはずではないですが、 私が遅かったせいで練習が始められなかったのなら申し訳ありません。 たしか優希はタコスを買ってから来る、と言っていたはずですので部長達が既に居るのでしょう。 そんな事を考えドアノブに手をかけた瞬間でした。 「京ちゃんなら……いいよ」 「!?」 耳を疑いました。 ……あの、咲さんが。須加君に対してそんな事を言うだなんて。 突然の事に驚きを隠せずにいると、後ろからかたりと音がしました。 振り向くとそこには両手にタコスをもった優希が。下を向いて表情はわかりませんが、肩を微妙に震わせています。 「あ……」 「の、どちゃん。私、今日ちょっと具合悪いから……」 そう言うと優希は階段を降りて行ってしまいました。 ……友人としては追いかけた方が良かったのでしょう。 ですが、私はドアの向こうで行われているであろう、咲さんの告白が気になってしまい、足を動かす事が出来ませんでした。 優希の事は心配ですが、今の私にはどうしてもこのドアの向こうが気になります。 ………………今の私を誰かに見られたらどう思われるのでしょうか。 まるでデバガメのような事を私がするだなんて。 「ねえ、京ちゃん……?」 ドアの向こうから咲さんの声が聞こえてきます。心なしか震えているように思えます。 それはそうでしょう。女の子にとっての一大イベントである告白を、それを女子である自分からしているのですから。 あのいかにも文学少女然とした、私から見てもおとなしい部類である咲さん。 彼女が自分から告白するだなんて、一体どれだけの勇気を絞り出したことでしょう。 その咲さんからの告白を受けて、先程から一言も発していない須賀君は……。 確かに今まで友人と思っていた相手から告白されたりしたら戸惑いはするでしょう。 ですが、せめて何かしら一言かけてあげてもいいのではないでしょうか。 ドアの向こうではいまだ沈黙が続いています。 咲さんも、須賀君も、二人とも黙ったままです。一体、部室のなかはどうなっているのでしょう。 気になりますが、さすがにこの状態でこのドアをあける程空気が読めないわけではありません。 せめて須賀君が何かしら咲さんへの返事をしてくれたら……。 「あ…………んっ」 咲さんの声が聞こえたかと思えば、何かぴちゃぴちゃと水音のようなものが聞こえました。これはまさか……。 「京、ちゃん……」 須賀君の声は全く聞こえてきません。 ですが、聞こえてくる咲さんの声、そしてこの音……。 「うれしい……」 ……………………………………………………………………。 …………そういう、事、なのでしょう。 これで咲さんと須賀君は……。 友人の思いが受け入れられた。それは喜ばしいことなのでしょう。 ですが……。 この、胸が締め付けられるような思いはなんなのでしょうか。 まるで胸に穴が空いているかのような。 さすがに今の部室にそのまま入るわけにもいきません。何処かで時間を潰しましょう。 そう言えば、優希の事が心配ですね。 あの子、私から見てもはっきりわかるほど須賀君になついていたようですから。 学舎から旧校舎へ続く道に沿うように流れる小川、その橋のたもとに優希は座っていました。 その手には先程とかわらずタコスが握られています。 さっき別れた時とかわらず顔は伏せられ表情はわかりません。 「探しましたよ、優希」 「のどちゃん……?」 顔を上げた優希の目は真っ赤になっていました。 頬には涙の跡が……。 ……なんと声をかければいいのかわからず、私はただ優希の隣に座りました。 「のどちゃん……泣いてたのか?」 「え……?」 優希にそう言われ、その時初めて私の頬が濡れていることに気付きました。 一体何故。優希とは違い、私は須賀君の事はただの友人としか思っていないはずです。 だというのにどうして。先程の場面で私が泣く理由なんて……。 「のどちゃん咲ちゃんと仲がいいもんな……犬に取られて悔しいんだろ!」 涙をこらえ、今にも泣き出しそうな笑顔で優希は言います。 咲さんを須賀君に取られて……? 友人に恋人が出来たからといって、別にそれが……そう考えたところで、先程部室の前で感じた苦しさがまた襲ってきました。 ――ああ、そうか。 私は、須賀君の事は本当に友人だと思っています。 ですが、咲さんは……。 咲さんをただの友人だと思おうとすればするほど、胸の苦しさはひどくなっていきます。 私は……。 私は、咲さんの事が……。 「どうかしたのか……?」 優希が心配そうな顔でのぞきこんできます。 優希を心配して来た私が、逆に心配されるだなんて。 「いえ、ちょっと考え事を。それより」 「ん?」 「今日くらいは胸を貸しますから。好きにしてもいいですよ?」 冗談めかしてそう言います。 優希もそれならば、と私の胸に手を添えますが、そのまま顔を埋めました。 「のどちゃ……私……」 優希の背中を撫でながら、私は自分の考えをまとめます。 須賀君に告白した咲さん。その現場から動けなかった私。 優希の事が心配なら、そのまま追いかければ良かったのに。 須賀君が返事するまであそこにいたのは、友人である咲さんが心配だったから。 ――そうでは、ありません。 あの時は自覚していませんでしたが、須賀君が咲さんを受け入れなかったら。 それなら、私にも……。そう、心の何処かで思っていたのかもしれません。 私の思いはこのまま胸の内に秘めておきます。 今は、このまま。ただ優希と一緒に泣くとしましょう。 おわり
https://w.atwiki.jp/chiuzazie/pages/251.html
前ページ次ページSSまとめ 31-555 31-555 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/15(月) 01 57 44 ID ??? 風香 甘えん坊将軍 1/7 むか〜し、むかし。あるところに将軍様がおられたそうな しかしこの将軍様、ちょっと困ったちゃんだっだのです てんてんてん・・・ せつな 「あんたがたどこさ 麻帆さ 麻帆どこさ・・・」 鞠をつく音と手鞠歌が庭に響きます。ここは和泉養生所のお庭、そこでせつなちゃんと祐奈さんと帝さんが鞠で遊んでいました 木乃香 「上手やなぁ、せつなちゃん」 優しそうな笑顔でせつなちゃんを褒める帝さん。今までと違う刹那さんにうれしそうです 裕奈 「にゃ・・・」 その光景を見つめる祐奈さん。跳ねる鞠を見ながら何かを待っているようです と、そのとき せつな 「あっ・・」 鞠がせつなちゃんの手を離れ、どこかに転がっていきました。そしてそれを見た祐奈さんが鞠に飛びかかります 裕奈 「にゃあー!!!」 どうやら祐奈さんも鞠で遊びたかったようです 裕奈 「ごろごろごろ・・・」 祐奈さんは鞠に抱きつくと、そのままお庭でごろごろと寝っ転がってしまいました せつな 「だめだよ、ふくがよごれちゃうよ」 裕奈 「にゃ?」 せつなちゃんは祐奈さんを立ち上がらせると、服に付いた汚れを手で払いました せつな 「まり、すきなの?あそぶ?」 裕奈 「にゃ!!」 せつな 「じゃあ、ねこさんもあそぼうね」 31-556 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/15(月) 01 58 23 ID ??? 2/7 楓 「まったりでござるなぁ・・」 風香 「まったりだね・・」 月詠 「思わずため息が出ますなぁ・・・」 三人が遊んでいる庭、そこに面した縁側で将軍様たちがまったりとくつろいでいます アキラ 「お茶です」 さらなるまったりあいてむ、お茶の登場です。アキラさんが三人にお茶を運んできました 楓 「ありがとうでござる」 風香 「ありがとう」 月詠 「すいまへんなぁ・・」 縁側で茶をすする。春先からの至福の時間、おかげで三人の気分は溶け始めています 亜子 「なんやあんたらか。えらいいっぱいになったな」 楓 「おじゃましているでござる」 風香 「ちあっ」 月詠 「ああん、亜子センセ。一つお手合わせ願いたいんやけど」 亜子 「今日は疲れとるんや、また今度な」 月詠 「いけずぅ・・」 こうして亜子養生所では優しい時間が過ぎていくはずでした そのときが来るまでは・・・ 31-557 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/15(月) 02 00 32 ID ??? 3/7 せつな 「あっ!!!」 鞠遊びをしていたせつなちゃんが体勢を崩して後ろ向きに転んでしまったのです ごちん!! 転んだ拍子にせつなちゃんは後頭部を庭石に打ち付けてしまいました 裕奈 「にゃあ!!!」 木乃香 「せっちゃん!!!」 皆があわててせつなちゃんに駆け寄ります。せつなちゃんは頭に受けた衝撃で気絶したようです 木乃香 「しっかりするんや!!!せっちゃん!!」 裕奈 「うにゃぁ・・・」 心配そうに肩を揺する祐奈さん、帝さんも心配そうにせつなちゃんの顔をのぞき込みます しばらくして・・せつなちゃんは目を開きました 刹那 「いたた・・ここは?」 目を覚ましたせつなちゃんですが様子が少し変です 裕奈 「にゃ!!」 気がついたせつなちゃんに、祐奈さんは祐奈さんはうれしそうに抱きつこうとします せつなちゃんの目には、瞳を潤ませて抱きついてこようとする祐奈さんが映りました しかし、せつなちゃん、いえ、刹那さんの目に映ったのはねこ祐奈さんではなく別の物として映ったのです 31-558 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/15(月) 02 01 57 ID ??? 4/7 刹那 「よ、妖魔か!!!退治してくれる!!!」 どうやらせつなちゃんは、頭を打った拍子に刹那さんに戻ってしまったようです そして刹那さんの目に映ったのは、ねこの妖怪としての祐奈さんでした 裕奈 「にゃ?」 刹那さんは素早く立ち上がると、祐奈さんと距離をとります 刹那 「夕凪は・・・くっ!無いのか!!」 自分の手元に獲物が無いのを知った刹那さんは、髪留めを外してそれに気を流し込んで刃物のようにしました 木乃香 「せっちゃん!!」 月詠 「先輩!!!」 と、その声に刹那さんはほかに誰かがいることに気がつきます 刹那 「帝様!?それに月詠か!!ここは危険です、今すぐお離れください!!月詠!!帝様をお守りしろ!!」 刹那さんは帝さんたちの方に振り向くと、そう強く言いました 裕奈 「にゃぁぁ・・」 少し祐奈さんはとまどっています。どうやら、刹那さんの変貌にとまどっているようです 刹那 「消えろ!!」 刹那さんは髪留めを手に持って構えると、祐奈さんに向かってその刃を繰り出しました しかし、その刃は祐奈さんにまでは届きませんでした 祐奈さんに届く前に、刹那さんの腕は途中から伸びなくなっていたのです 刹那 「な、なぜ?」 31-559 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/15(月) 02 03 02 ID ??? 5/7 木乃香 「やめぇ!!その子は裕奈ちゃんや!!さっきまで一緒に遊んでたやないか!!」 月詠 「先輩、その子に手を出したらあきません!!」 祐奈さんを攻撃しようとする刹那さんに、二人はそれを止めようと叫びました 刹那 「ど、どういう事だ!?」 記憶がよみがえったばかりの刹那さん。その上、気がつけば目の前にいる妖怪 そして帝さんたちの言葉・・・刹那さんは混乱してしまったのです 裕奈 「にゃぁ〜」 祐奈さんは悲しそうに一つ泣くと、刹那さんにゆっくりと抱きつこうとしました おそらく祐奈さんは、せつなちゃんに嫌われたのではないかと思い、抱きつくことで許してもらおうと思ったのです ですが、近づいてきたことに驚いた刹那さんはその弾みで・・ 裕奈 「にっ!!」 刹那 「あっ・・」 刹那さんの気を込めた髪留めの先端は、祐奈さんの右目を切り裂いてしまったのです ぽたり、ぽたり・・ 地面に液体の落ちる音がします。それはやがて赤い血溜まりとなり、地面に吸い込まれていきました 裕奈 「にゃあ・・」 祐奈さんは一度びくっとしましたが、残った片目でじっと刹那さんを見つめると、再び刹那さんに抱きつこうとします 刹那 「や、止めろ!!近づくな・・」 流れ落ちる血を拭おうとせず近づいてくる祐奈さんを、刹那さんはそれ以上攻撃することはできませんでした 31-560 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/15(月) 02 04 50 ID ??? 6/7 裕奈 「にゃ」 祐奈さんは刹那さんに触れるまでに近づくと、その頬の何かを舐め取りました 刹那 「な、何を・・・涙!?私は涙を流しているのか!?」 そうです。祐奈さんは刹那さんから流れ落ちる涙を舐め取ったのです 木乃香 「裕奈はん・・」 しばらく祐奈さんは刹那さんの涙を舐め取っていましたが、力が抜けてしまったようでゆっくりと崩れ落ち気絶してしまいました アキラ 「裕奈!!」 アキラさんは二人に近づいて、祐奈さんを介抱し始めました アキラ 「だ、誰か亜子先生を!!」 楓 「わかったでござる」 しばらくその光景をぼうぜんと見つめていた刹那さん。しかし流れ落ちる涙は止まらず、刹那さんの視界を歪ませました 刹那 「わ、私は・・・どうし・・て・・」 やがて、歪む視界は涙のせいだけではなくなりました。刹那さんの意識は覚醒していることを拒否し始めたのです そして消えゆく意識の中、刹那さんはどこからか聞こえてくるこんな声を聞きました。”ねこさん・・”と あれから一日、刹那さんは眠ったままでした せつな 「あ・・う」 布団の中で小さなあえぎ声を漏らして、刹那さんは目を覚ましました ゆっくりと起き上がり、刹那さんはあたりを確認します せつな 「ここは・・おふとん?」 どうやら刹那さんは眠りから覚めた後、せつなちゃんになったようです せつな 「え・・と、ねこさ・・ねこさん!!!!」 せつなちゃんはお布団で隣に祐奈さんが寝ているのに気がつきました そして、顔の右側が包帯で覆われていることにも気がついたのです 31-561 名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/05/15(月) 02 09 43 ID ??? 7/7 せつな 「ねこさん!!ねこさん怪我したの!?」 せつなちゃんは祐奈さんにそう問いかけます。しばらくして祐奈さんはその声で目を覚ましました 裕奈 「にゃう・・」 祐奈さんは包帯で覆われていない方の目をあけると、せつなちゃんを見て小さく答えました せつな 「ねこさん・・・ごめんなさい。あれ?どうしてわたし、ごめんなさいっていうの?」 流れ出るせつなちゃんの涙は止まりませんでした。だんだんと布団に小さな染みを作っていきます せつな 「ごめんね・・・ごめんね・・」 祐奈さんは、流れ落ちるせつなちゃんの涙を見ると、また舐め取り始めました せつな 「あ、ねこさん・・怪我してるんだからだめだよ」 しかし祐奈さんは止めようとはしません。必死にせつなちゃんの涙を舐めて止めようとします 裕奈 「にゃ・・」 せつな 「ねこさん・・ごめんね」 亜子 「お、目が覚めたんか?調子はどうや?」 せつな 「せんせい・・ねこさんが」 障子戸をあけて、亜子先生が部屋の中に入ってきました 亜子 「むっ、せつなちゃんか?戻ったんやな」 せつな 「せんせい、ねこさんの目、だいじょうぶなの!!」 亜子 「心配せんでええ、まぶたを切っただけや。きちんと直るし、傷も残らん。目も見える」 せつな 「よかった・・でもどうして?」 亜子 「こ、転んだんや!!ちょっとぶつかっただけや」 せつな 「そうなんだ・・・むちゃしちゃダメだよ、ねこさん」 裕奈 「にゃ」 どことなくせつなちゃんは元気がないようです ですがそんなせつなちゃんを元気づけるように、祐奈さんはにっこりを笑顔を向けました 今日も元気にせつなちゃんと祐奈さんは遊んでいます そして祐奈さんの怪我も治った頃、せつなちゃんはどこからかこんな声を聞きました。”すまない”と 完 31-575 31-575 名前:真名ちゃんもっこり日記53[sage] 投稿日:2006/05/15(月) 18 11 28 ID ??? 真名ちゃんもっこり日記53 愛車のストラトスのブレーキランプが切れてることが判明し近所の修理工場にいってみた。 無愛想なオヤジが出てきたが、この程度の修理なら大丈夫だろと思い車を預けた。 深夜になってオヤジから電話がかかってくる。 「おまえの車が仕上がった。おれの中でもベスト5に入る出来だ。明日とりにこい」 ガチャ ふむ、仕事が早いな。明日行ってみよう。 翌日、ストラトスを受け取りに行くことにした。 すこし感じが変わった気がする。内装がごつくなってないか? もっとこじゃれた感じだった思が…代金はそのうち払うと言っておいた。 帰り際にこう、意味深げに言われた。 「走りだしたら止らない」 やなことを言うな。こういう車はブレーキがキモだぞ。 少し試運転を兼ねてドライブすることにした。 エンジン音が変わってるぞ。 吹き抜けや加速が段違いに違う。 さすが修理屋。調子に乗ってアクセルをベタ踏みする ゴアアアアアアアアアアアアア!!!! …うるさい。 このストラトスで450馬力だと凄まじいじゃじゃ馬になっている。 その後、オヤジに頼んでバランス重視の280馬力にした。 時間が余ったので峠を走ることに、すると後ろからものすごい勢いで車がついてきた。 あ…これが噂の走り屋とゆーやつか。 今はバトルなんて興味ないからそいつを前にいかせた。 追い抜いていく相手のドアに書いてある文字が街燈に浮かび上がる。 『藤原とうふ店』? 31-579 31-579 名前:美砂XRATED[sage] 投稿日:2006/05/15(月) 20 05 11 ID ??? 日付が変わる前。当の美砂は自分の誕生日をうっかり忘れていた。 日曜日から月曜日に変わる、この何とも表せない寂しさに身を寄せ、ただ独り梅酒を飲んでいた。 (行きたくない、行きたくないのに学校) ふとサザエさんが終わったなぁ、などと含み笑いをして、梅酒を一気に喉に落とした。 (日曜日が終われば月曜日がくる。だから私は私の出来る事をするだけ。) 別段学校は嫌いではないが、日曜日の感傷に触れてしまったようだ。 「もう行くかな。やる事も無いけれど。」 美砂は自分の部屋に帰る決意をした。 −美砂達の部屋− ドアノブを握った刹那。 「誕生日おめでとお−!!」 ルームメイトの突然の祝福に美砂は刹那、停まった。それがいけなかった。 新田「柿崎…誕生日おめでとう」(CV速水奬) 後ろからダンディズムなHENTAIに襲われた。 美砂「いきなり襲ってくるなぁぁ!」 光速後ろ廻し蹴りで新田を諌め、気付く。 美砂「…、そうか。今日は私の誕生日だったっけ!?」 円「…おいおい、自分の誕生日位は忘れないよーに!」 談笑。 美砂は思った。 「どうやら感傷に浸ってる暇なんてないようだね!」 それから丸一日、クラスメートと騒ぎ立て、注意しにきた教師をすら巻き込んでパーティーが行われた… 新田「これが本当の性誕祭だな!」 ドゴォ… 今日も騒がしく、慎ましく麻帆良の時間は流れ歩く。 31-589 31-589 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/15(月) 21 13 02 ID ??? 月末の深夜の寮の一室 そこは毎月恒例の修羅場が広がっていた ハルナ「毎月ごめんね〜」 夕映「もう慣れたです…」 のどか「本当だよねー…」 カリカリカリ… 夕映「もう腕が…眠気も限界です…」 ハルナ「死ぬな夕映ー!寝たらネタにするぞー!」 夕映「つまらないギャグはやめるです…く…もうダメです…」 ハルナ「夕映ーーーーーーーーーーー!!!!」 ハルナ「くっ仕方ない、二人で頑張るよ!」 のどか「う、うん」 のどか「ふう…」 ハルナ「大丈夫?ちょっと休憩取りな」 のどか「うん、ちょっと飲み物飲んでくるね」 フラッ のどか(あれ?体が言うことを訊かない…) バタン! ハルナ「あれ?のどか?のどか!?」 31-590 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/15(月) 21 14 13 ID ??? どか「あれ?ここはベッドの中…あのまま倒れちゃったのかな」 ハルナ「あ!目が覚めた?大丈夫?」 のどか「うん、ちょっと疲れが溜まってたみたい」 ハルナ「本当にごめんね…無理させて…」 のどか「別に気にしてないよー、ところでハルナが今まで看病してくれたの?」 ハルナ「え?あ、うん、私の責任だし…」 ハルナの手には氷枕に濡れタオル 何回も替えていたようだ のどか「もしかして寝てない?目赤いよ?」 ハルナ「え!?いやあんたの世話してたらいつの間にか朝になっててさ」 のどか「・・・・・・・・・・」 ハルナ「な、何?」 のどか「ハルナ・・・・・ありがと」 ハルナ「ま、まああんたらのお姉さんとしては当然の事よ」 のどか「クスッ、そうだね」 ハルナ「とりあえずあんたは一日寝てな、あたしと夕映は学校行くから」 のどか「うん、行ってらっしゃい」 夕映「寝てる私をたたき起こしてのどかが死んじゃう!とか泣き喚いてたらそりゃ目も赤くなりますよね」 ハルナ「夕映吉くん、人には忘れたほうがいいこともあるんだよ」 31-594 31-594 名前:五月 くいもん屋[sage] 投稿日:2006/05/15(月) 21 26 44 ID ??? 五月 くいもん屋 疲れたとき、癒しを求めるのは当然のこと 私は、そんな人たちを癒してあげたくてここに立ちます 私は五月、人を癒す、くいもん屋のおかみさん 五月 いらっしゃい 暖簾をくぐって現れたのは柿崎さんでした 美砂 「こんばんわ、まだいいかな?」 五月 はい・・・今日はお待ちしておりました 美砂 「そ、そう?何か適当にちょうだい」 五月 はい 本日は柿崎さんの誕生日、ですからある物を用意しました。柿崎さんの大好物の物を・・ 五月 どうぞ・・ 美砂 「こ、これは!!」 小さなガラスの器に盛られた紫色の小さな実、それは生プルーン 紫色のその粒の中には様々な栄養素が多く含まれ、奇跡の果物と呼ばれています 美砂 「うはっ!!!お酒もいいけど・・・実はこれが一番の好物だったりするのよね!!!」 五月 産地はカリフォルニアです。最高の品質ですよ 美砂 「ありがとおぉぉ!!!」 うれしそうにプルーンにむさぼり付く柿崎さん。プルーンは美容にも大変いいのでいっぱい食べてくださいね 美砂 「ね、ねぇさっちゃん。あの・・その・・」 五月 これですか?プルーンの果実酒、一月熟成した物です。今日の日のために作っておきました 美砂 「やっぱりさっちゃん、わかってるぅ!!!」 プルーンをつまみながら、お酒をぐいっと飲む。柿崎さんはとてもうれしそうです。でも底なしなのは困るんですが・・ 完 31-600 31-600 名前: 249 アミダショー 3組目[] 投稿日:2006/05/15(月) 22 28 03 ID OJIxyidc 249 アミダショー 3組目 〜アキラ&ハカセ〜―――ガタン「ふにゃ?」突然響いた物音に、葉加瀬は夢の中から引き戻された。まだぼんやりとする頭を持ち上げ、ずり落ちたメガネを持ち上げながら辺りを見回す。夕暮れの教室は薄暗かったが、その音の出所を見つけるのは容易だった。「あ、ごめんなさい。起こしちゃったかな?」「ああーー気にしないで下さい。むしろ起こして貰って助かりましたぁ」頬に服の痕をつけた葉加瀬はようやく動き始めた頭を回転させながら、笑顔でそう返した。「忘れ物ですかぁ?」机の中から携帯電話を取り出すボタンを操作する彼女に葉加瀬は問いかけた。液晶画面に照らされた蒼白い顔が寂しげに俯きながら、パタンと携帯を閉じる音と共に消えた。窓から差し込む夕日が、逆光となって相手の顔を曇らせている。「大河内さん?」俯いた顔を覗き込むと、うっすらと涙を溜めた瞳と視線が交わった。「葉加瀬さんはいいな、村上さんと喧嘩なんてしないよね・・・」言い終わらないうちに一粒涙が零れ落ちた。「大河内さん・・・」 31-601 名前: 249 アミダショー 3組目[sage 忘れたゴメン] 投稿日:2006/05/15(月) 22 29 23 ID ??? ガンッ!! アキラは右手を大きく振り上げると、持っていた携帯電話を床へ投げつけた。 床を震わせる大きな音と共に、小さな機械が砕け散る音が教室中に響いた。 「わわっ!」 見るも無残なその携帯電話に葉加瀬が釘付けになっているうちに、アキラは教室の外へと消えていった。 「どうして・・・うまくいかないのでしょう・・・」 壊れた携帯電話を拾い上げると、葉加瀬は蓋を押し開けた。 ひび割れてしまった真っ暗な携帯画面を見つめながら、葉加瀬は一人教室の中でため息をついた。 廊下からは走り去る足音と共に、涙をすする声が遠く小さくなっていった。 『今日はちょっと用事が入ってしまいましたーごめんなさい。明日の夕飯はお邪魔しますー』 メールを打ち終えた葉加瀬は携帯電話をそっとポケットにしまい教室を後にした。 「ごめんね。夏美」 葉加瀬は小さく呟くと研究室の中へと向かった。 日は沈み、頭上には一番星が輝き始めていた。 31-602 名前: 249 アミダショー 3組目[] 投稿日:2006/05/15(月) 22 30 31 ID OJIxyidc 「アキラ〜元気出すのにゃー」 帰ってくるなり夕飯も食べずにベッドから出てこないアキラに裕奈は困り果てていた。 いつもの龍宮の悪い癖が、アキラを悲しませたのはわかっていた。 「あ〜あ。どうしてうまくいかないのかなぁ、この二人は・・・」 裕奈はキッチンに戻ると一人ブツブツと嘆いた。 ピンポーン とその時、玄関から小気味良いチャイムの音が聞こえた。 「こんな時間に誰だろう?」 時計の針は22時を過ぎている。いくら寮とは言え、この時間に尋ねて来る人は数少ない。 不信に思いながらドアを開けると、そこには紙袋が一つ置き去りにされていた。 「あれー?」 キョロキョロと廊下を見回すが、誰の気配も感じられない。 怪しげに思いながらも紙袋の中身を覗き込むと、見覚えのある物体がそこにあった。 「アキラぁっ!!」 裕奈は大声で玄関から叫ぶとそのままドタドタと部屋の中へ走り、アキラを揺さぶり起こした。 「アキラっ!見てっ!」 泣き腫らした目でアキラはゆっくりと裕奈を見上げる。 その手には信じられない物が握られていた。 「・・・これ・・・」 31-603 名前: 249 アミダショー 3組目[sage もうダメポ] 投稿日:2006/05/15(月) 22 31 03 ID ??? あまり良いとは言えない画質の数枚のデジタル写真・・・ そこには幸せそうに笑う自分と、想い人の姿が写っていた。 裕奈に手渡された紙袋の中には、夕方教室で壊したはずのあの、携帯電話が元通りの姿で入っていた。 『新着メール』 目に付いたその表示に、無意識に蓋を開ける。 『思いの外時間がかかってしまいましたー。勝手にデータ見て&プリントしてゴメンナサイ。葉加瀬 PS:私だって夏美と喧嘩くらいしますよー!』 メガネの奥から見える彼女のまぁるい瞳が、ニッコリと細くなるのが目に浮かんだ。 パタンと閉じた携帯電話に残された表示が一つ・・・ 『新着メール From Mana』 〜END〜 31-606 31-606 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/15(月) 22 53 48 ID ??? 百合ロワイアル 明日菜「はーい、今からみなさんにちょっとオトし合いをしてもらいます」 ハァ? そこにいる厳選された15人は驚愕する。 明日菜「ルールは超簡単。クラスメイトをいかに早くオトすかのデスマッチよ。 セクシーさ理性、知性が試されるゲームね。あと新田が反対してたけど ぶん殴ってホモバーにぶち込んどいたから安心して。ここまでで何か質問は?」 率先していいんちょが立ち上がる。 いいんちょ「ちょっと待ってください。もしオトせなかったらどうなりますの」 それを待っていたかのように明日菜はルパンダイブでいいんちょに迫る。 明日菜「こーなるのよ〜、いいんちょ〜 hearts;」 いいんちょ「いや〜明日菜さ〜〜ん hearts;」 【雪広あやか 悩殺 残り14人】 参加者 明石裕奈 龍宮真名 和泉亜子 那波千鶴 大河内アキラ 葉加瀬聡美 春日美空 長谷川千雨 近衛木乃香 村上夏美 桜咲刹那 雪広あやか(悩殺済) 佐々木まき絵 ザジ・レイニーディ 椎名桜子 明日菜「それじゃ、時間差でスタート♪」 31-607 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/15(月) 22 54 23 ID ??? 夏美「う〜、どうしよう。私なんかじゃ勝ち目ないよ〜」 ガバッ 夏美「!!!!(お、犯される!?)」 葉加瀬「大丈夫、夏美」 夏美「は、ハカセ〜」 葉加瀬「とりあえず武器を確認しよう」 村上夏美:体操服(ブルマ付き) 葉加瀬聡美:SM3点セット(ムチ、ロウソク、女王様の仮面) 葉加瀬&夏美「…」 一方その頃 ゆーな「わーい、亜子見てみて〜猫だにゃ〜」 亜子「ええなぁ、ウチはこれやで」 明石裕奈:猫耳帽子 和泉亜子:セーラー服 ゆーな「セーラー服なんてかわいいにゃ、もうオチそう hearts;」 亜子「!!」バターン ゆーな「亜子!?」 ザジ「…」 ザジ・レイニーディ:メイド服 ゆーな「ギニャー!!」バターン 【明石裕奈、和泉亜子 悩殺 残り12人】 木乃香「せっちゃんどなんしよ」 刹那「大丈夫だよこのちゃん、私が守るから」 近衛木乃香:制服 桜咲刹那:チャイナ服 まき絵「この勝負は私の勝ちだよー!」 佐々木まき絵:寄せてあげるブラとスケスケおパンツ 木乃香「かはっ」 刹那「このちゃん!!」 【近衛木乃香 悩殺 残り11人】 31-608 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/15(月) 22 55 21 ID ??? 刹那「おのれ!くらえ!」 太ももを見せるチラリズム戦法に切り替える刹那。 まき絵「ブッ!」 【佐々木まき絵 悩殺 残り10人】 刹那「はぁはぁ…手ごわい相手だった…」 ポンポン 刹那「ん?ぎゃー」バターン 千雨「ふっ、ちょろいな」 長谷川千雨:裸エプロン(鍋つかみオプション) 【桜咲刹那 悩殺 残り9人】 美空「まずいよね…」 桜子「何が?」 美空「このゲームって私たちにすごく不利じゃない、第一はずれ武器だし」 春日美空:靴下 椎名桜子:仮面ライダー変身ベルト 桜子「こんなところを襲われたら、まさに当てu…」 桜子「き、キターー!!!!」 千鶴「あらあら」 桜子&美空「ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」 那波千鶴:葱 【椎名桜子&春日美空 悩殺(?) 残り7人】 ピンポンパンポーン 明日菜「以上7人の方がオちましたー」 アキラ「何か展開速くない?」 真名「こっちも早く武器を確認しよう」 31-609 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/15(月) 22 56 01 ID ??? ぶぃぃぃぃぃぃぃぃん 龍宮真名:バイブレーター 真名「…つ、使えないorz」 アキラ「わ、私のは…」 大河内アキラ:葉っぱ三枚 アキラ「これで隠せと!?」 真名「(想像して)ブッ」バターン アキラ「真名ー!」 【龍宮真名 自滅 残り6人】 ガサガサ 千雨「獲物みーつけ♪」 アキラ「き、来たーーー!く、来るなーーー!!!」 千雨「そんなぁ、ちうプチショック……ていうか。上等だこのヤロォォォォォォォォォ!!!!!!!」 アキラ「くぁwせdrftgyふじこlp;@:」 【大河内アキラ 悩殺 残り5人】 夏美「あと5人になっちゃったねハカセ」 葉加瀬「どうしたの?夏美?」 SM3点セットで遊んでる葉加瀬 夏美「何してるのー!その格好は止めたほうがいいよ!」 葉加瀬「これがハマるとなかなかの…」 夏美「そんなものにハマらなくてないよー!」 ガサッ 葉加瀬「今の音って…まさか」 ザジ「…」 夏美「で、出たー!は、ハカセ!?」 葉加瀬「…」ポカーン 夏美「ハカセー!」 【葉加瀬聡美 悩殺 残り4人】 31-610 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/05/15(月) 22 56 40 ID ??? 夏美「こ、ここは逃げないと!」 ザジ「…」ザッザッザッザ 夏美「追いかけてきたー!」 何とか逃げるも行き止まりに 夏美「う、奪われる!?」 千雨「ちょーっと待て!ザジ!」 ザジ「…ちう!?」 千雨「…」 ザジ「…」 千雨「似合ってるぞ、ザジ」 ザジ「…ちうも可愛い」バターン 【長谷川千雨&ザジ・レイニーディ 何故か昇天 残り2人】 夏美「二人してオチた」 千鶴「夏美!大丈夫!?」 夏美「ちづ姉!」 体操服で抱きつき&上目遣い 千鶴「ドキーン」バタン 夏美「ち、ちづ姉ー!」 【百合ロワイアル 勝者 村上夏美】 ホントにすまない… 前ページ次ページSSまとめ