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――程良く整備された林道を、その一行は歩いていた。 賑やかに、にぎやかに。 それはそれは、賑やかなものです。 先頭を行くのは赤と緑の瞳を持つ女の子。「あっるっこー、あっるっこー♪」 その右側には、黒い猫の耳と尻尾を持つ女の子。 「わたっしはぁ、げぇんきー♪」 その左側には、白い猫の耳と尻尾を持つ女の子。 「あっるくのー、だいっすきー♪」 それはもう元気よく、 「「「どぉんどぉん、ゆーこーおー♪♪♪」」」 声高らかに、歌います。 この歌は、先頭を行くヴィヴィオが、ニジュクとサンジュに教えたもの。 今やすっかり仲良しさんな三人は、遊び疲れも何のその、双子もすっかりお気に入りとなりましたこの歌を、 気持ちよく元気よく、合唱しながら、脇目もふらず行進します。 「ねぇ、ヴィヴィちゃ?」 「なに、ニジュク?」 「このおうた、たのしいね」 「でしょ、楽しいでしょ♪」 「ねぇ、ヴィヴィちゃん?」 「なに、サンジュ?」 「あるくの、たのしいね」 「このお歌歌うと、歩くの楽しくなっちゃうよね」 ヴィヴィオの言葉に、うんうんと頷く、ニジュクとサンジュです。 「このおうた、なのさんに、おそわたの?」 元気よく腕を振りつつ、ニジュクが尋ねます。 「そだよ、これは、なのはママに教わったの」 やっぱり腕を振りつつ、ヴィヴィオは答えました。 「ほかにも、いろんなおうた、しってるの?」 瞳をキラキラさせて、サンジュが尋ねます。 「うん。あと、フェイトママとか、はやてお姉ちゃんとか、色んな人から教わったよ」 コロコロと笑いながら、ヴィヴィオは答えました。 「ふぇいと、まま?」 「はやて、おねえちゃ?」 双子が首をかしげます。 「ヴィヴィオのもう一人のママと、ママ達の友だち。やっぱりとっても優しくて色んな事知ってるの。二人にもあとで会わせたげるね」 「やさしいの? ほんとに?」 「もちろん」 「もっとおうた、おしえてくれる?」 「だぁいじょうぶ♪」 ヴィヴィオはウインクして答えました。 「たのしみぃ♪」 「たのしみたのしみ♪」 双子の腕が、よりいっそう元気よく振られます。 「あっるっこー、あっるっこー♪」 「わたっしはぁ、げぇんきー♪」 「あっるくのー、だいっすきー♪」 「「「どぉんどぉん、ゆーこーおー♪♪♪」」」 三人の子供達の元気な歌声が、公園出口に続く林道に、それは元気よく響き渡ります。 その子供達の背中を見つめながら、林道を歩く大人二人。その周りを小さな影が飛び回っている。 「やれやれ。でも、本当に、聴いてて元気の湧いてくる歌ですね」 いかにも重そうな棺桶を、特に苦も無さそうに背負う、黒ずくめの旅人が、 その大きな帽子の鍔をつまみ上げて言った。その表情は、控えめに、苦笑。 「ええ」 そんな黒い旅人――クロの様子に、本当に何故か可愛いな、と思いつつ、 管理局の白いエース――高町なのはは答えた。その表情は、対照的に、晴れやかな笑顔。 「心が挫けそうな時に歌うと、本当に元気になっちゃうんですよ、あの歌」 「まっ、おかげであの二匹、まぁた無駄に元気になっちまったけどな」 その二人につかず離れずパタパタと飛び回る、小さな黒い影――コウモリのセンが、半ば呆れたように言った。 「もっとも、疲れてへたり込んでる二匹見るよか、全然良いかもな」 二人の顔を見つめて、言った。 「何より、見ていると、なぁんかこっちまで無駄に元気になってくる。無駄に気持ち良く、な」 「無駄に無駄に、って言うのは、ちょっと余計じゃないかな、センさん?」 なのはがセンに、些か眉をつり上げて迫る。 しかし、すぐに相好を崩し、 「でも、つられちゃいますよね」 そして、そんななのはの言葉に、 「元気は、無いより、あった方が良い」 クロはこくりと頷いた。 「そうでなくては、少なくとも私達は旅を続けられませんから。なのはさんや、ヴィヴィオちゃんも、ね」 そして、なのはに穏やかな笑顔を向ける。 「ええ、みんな、元気でいるのが一番です、にゃはは」 なのはは、はつらつとした笑顔で答えた。 「はぁ~あ、仲良きことは良きことかな、あっちもこっちも、仲良しこよしでございー、っと」 そんな二人の様子に、大仰に溜息をついてセンは空中でくるりと一回転をして見せた。 だが、特に拗ねてる風も無し。 しいて言えば、……いや、敢えて言うまい。 きっと、セン自身が知られたくはないだろうから。 「――そう、言えば」 不意に、なのはは何かに思い当たったようだ。 「クロさん達って、そもそもどのくらい旅をしているんですか?」 傍らのクロに、そう尋ねた。 「……もう、どのくらいになる、かな」 クロは、自分に言い聞かせるように、言った。 「ねぇ、セン、覚えてる? 私達が故郷を離れて、どのくらいになるのかを」 「さぁてね、もう年月を数えるのも面倒になっちまったしなぁ」 クロの棺桶で羽を休めつつ、センはあごに手(?)をやって瞑目。 そして、あごをさすりつつ、 「ただ、お前が十歳に近くなった頃に、旅を始めたってのは覚えてる。よくびーびー泣いてたのもな、へへ」 片目を開けて、にやりと笑った。 「……それは、忘れてくれる方が良い」 帽子の鍔で、クロは表情を隠す。 「はぁ~、そんな頃から、旅を」 きっと自分は今、驚くやら、呆れるやらと言った、複雑な顔をしているだろうなと、なのはは思った。正直、言葉に詰まった。 「そうなると、とても大変だったんじゃないですか? むしろ、それ以前に何でそんな」 「『そんな小さな頃から旅をしているのか』……そうですよね」 クロは、なのはに顔を向ける。 「普通、そんな歳で何時終わるとも知れない旅に出る、なんて信じられないですよね」 呟いて、顔を背けて、鍔でクロは顔を隠す。 なのはは、何かを言いかけて、しかし、押し黙った。かける言葉が見つからなかった。 「――なんか、むつかしいかお、してるね」 「どうしたのかな、クロちゃんになのさん?」 「ママ、クロさん……」 後ろの様子に、子供達の顔も些か曇り気味です。 ちょっと先を行き過ぎて二人の声は聞こえませんが、様子がおかしいことくらいは解りますから。 「……仕方ないですよ、旅に出るしかなかったのだから」 やがて、クロが口を開く。努めて、明るく振る舞う声だった。 「私達が、私達を取り戻すために」 「ああ、そうするしかなかった」 センが、続く。 「『あいつ』の後を追いかける。そして捕まえる」 さっきまでとは違う、神妙な面持ちのセン。 「『あいつ』にかけられた魔法を解くには、それが近道だからな」 なのは、絶句。 そして、クロにであった時に漏らした言葉を思い出す。 『あなたの体は、もしかして本当は――』 あなたの本当の体では、ないのではありませんか、と。 (そう、私はクロさんに出会って、不意にそんな気がして、思わず口にしちゃったんだけど……) その勘は、正しかったのだ。 あの時はうやむやにされたが、成る程。 「でも、……だからって、だからって」 何で、そんなの平気だって顔を、無理矢理作ろうとするの。絶対、辛い旅路だったはずなのに――。 なのはの足が、止まる。 「……なのはさん?」 そのことに気付き、クロも足を止め、ふり向いた。 「――センさんの言う『あいつ』って、どういう存在なんですか、クロさん」 クロに顔を向けず、なのはは尋ねた。 「……申し訳ありません」 「教えて、くれないんですか?」 「……すみません」 「もしかしたら、何か力になってあげられるかも知れないのに?」 「……そこまで、甘えさせてもらうわけには、いきませんよ」 涼しい表情で、クロはそう言った。 なのはは、バスケットを持つ手に力がこもっている自分に気付いた。肩も、小刻みにふるえているかも知れない。 「私、クロさんに、とって、一体……」 「――ああ、ところでなのはさん、ヴィヴィオちゃんの言っていた、フェイトさんやはやてさん、て」 唐突に、クロは話題を変えようとした。 努めて、明るく振る舞って。 なのはの中で、何かが弾けた。 「クロさんッ! はぐらかさな――」 唐突に、クロの指が、激昂寸前のなのはの唇に、柔らかく押し当てられる。 問答無用で、なのはは沈黙させられた。 「子供達が見ています。あの子達に、いらぬ心配をかけさせられない」 「……」 「申し訳、ありません……。私達を気遣ってくださって、心から気遣ってくださって、……ありがとう、ございます」 「……」 「だから、時が来れば、全てをお話しします。お約束、します」 クロの顔は、穏やかに笑っていた。 その口調は、穏やかに、努めて明るく。 しかし、喋る言葉は、途切れ途切れで。 そして、大きな丸ぶち眼鏡の奥の瞳は、心持ち潤んでいるように見えた。 「本当に、あなたは優しい人だ……。だから」 クロは、ゆっくりと指を離した。 「きっと、その約束は果たされるでしょう」 心の何かを堪えるように、棺桶のバンドを握る手に力がこもっているようだった。 そんなクロを見て、なのはは何かを言いかけ、――口をつぐんで頭を振った。 そして、大きく深呼吸。何かを吐き出すように、大きく、息を吐き出した。 「……解りました。でも、約束ですよ?」 そう言って、ウインクをした。肩の力は、いつの間にか抜けていた。 「はい」 笑顔で答える、クロ。その笑顔は、今日見たものの中でも、とびきりのものの様に、なのはには思えた。 そんな時でした。 「ママぁ~、クロさぁ~ん」 ヴィヴィオの声が近づいてきます。 「クロちゃぁ~ん」 「なのさぁ~ん」 ニジュクとサンジュも、近づいてきます。 「おーおー、今にもこけそうな勢いだな」 ニヤニヤと、センが見つめる。 「おいおい」 クロはセンに呆れて、 「うーん、ホント、心配かけちゃったか」 なのはは苦笑してぽりぽりと頬を掻いた。 そして、ぽてぽて駆けてきた子供達は、 「ママぁ、おそぉい」 「クロちゃ、おそぉい」 「クロちゃん、はやくぅ」 なのはとクロの胸に、それぞれ勢いよく飛び込みました。 「ごめん、ヴィヴィオ。よしよし」 「二人とも、済まない。さあ、急ごう」 二人は子供達の頭を、やさしく撫でた。 「うん、急ごー♪」 「いそごー♪」 「いそごーいそごー♪」 子供達は、無邪気にはしゃぎます。 でも、 「なのはママ、クロさんとけんか、良くないよ?」 「……ごめんなさい」 釘を刺すことを忘れない、ヴィヴィオでした。子供だって解りますよね。 さて、今回の旅話。 何やら、色々とありそうな予感です――。 「フェイトちゃんとはやてちゃんは、私の同級生で、やっぱり時空管理局の魔導師なんです」 先程のクロの問いかけに、なのはは答えた。 もちろん、歩きながら。 幼なじみの、同僚のことを。 「ふむ」 「出会いは突然で、ぶつかり合ったこともあったけど」 にっこりと笑って、なのはは言った。 「かけがえのない、大切なお友達です」 「そうでしたか……」 クロは笑顔でそう言った。少し寂しそうで、羨ましそうな笑顔で。 「ついこの間まで、一緒にお仕事してたよね、ママ?」 なのはママと手を繋いで歩いていたヴィヴィオは、弾むような言葉で言いました。 「いっしょに?」 「おしごと?」 クロと手を繋いでいたニジュクとサンジュは、首をかしげます。 「ああ、機動六課、とか言いましたっけ?」 思い出したように、クロは言った。 「ええ。色々大変だったけど、あの二人や、四人の教え子達、その他にも色々な人に支えられて、……楽しかったなぁ」 「へぇー、楽しかったねぇ」 センは、何か含みのある様子で、ニヤニヤと薄く笑って呟いた。 「ええ、楽しかったですよ?」 眉を微かにつり上げるなのは。 「うーむ、自信ありげにそう言われると、……解った、俺が悪かった、なのはちゃん」 セン、両手を挙げる。 「解れば、よろしい」 「ふふ、なのはさんの迫力には、皮肉の一つも言えないかい、セン?」 「俺のコウモリとしての本能が、余計なことをこれ以上言わせようとしないのさ♪」 「何となく、懸命な判断のような気がするよ、私も」 「あー、クロさんまでぇ」 「ふふ、すみません♪」 クロ、顔を鍔でまた隠す。きっと、いたずら小僧な笑みを浮かべているに違いない。 「ねえねえ、なのさん?」 「ん、どうしたのかな、サンジュちゃん?」 「その、ヴィヴィちゃんのゆう、ふぇいと、まま?や、はやて、おねぇちゃん?には、いつ、あえるのかな?」 真顔でサンジュが尋ねます。 「うーん、そうだね」 「ママ、はやてお姉ちゃんは、ヴォルケンリッターのみんなと一緒に、今日はお休みだったよね?」 「おやすみ?」 ニジュクが首をかしげます。 「うん、そうだった。だから、はやてちゃん達だったら、帰ったら紹介できるかもね」 「あえるの?」 「おうた、おしえてもらえる?」 「大丈夫だと思うよ。でも、あっちも久しぶりの休日だし、家族で出かけてるかも」 「なのはさんや、ヴィヴィオちゃんみたいに?」 「ですね。あの二人も、色々忙しくて……」 少し寂びそうな顔の、なのは。 「本当に、仲がよろしいんですね」 「ええ。だから、クロさん達にも本当に紹介したくて」 声が、弾む。 「きっと、仲良くなれると思うから」 クロは、こっくりと頷いて、 「とても、楽しみです」 しみじみと言って、笑顔を見せた。 そうこうするうちに、公園出口の駐車場に近づきました。 「あっ、クロちゃ、あそこ」 「どうしたの、ニジュク」 「あそこにひとがいるよ」 「あっ、ほんとだ」 白い双子が、指を指します。 その先には、家族と覚しき一団がいました。 「あー、噂をすればで、もしかしてはやてちゃん達だったりして、なんてね」 なのはは冗談めかした。流石に、そんな偶然はないだろうと思って。 「ママ、あの人達、はやてお姉ちゃん達だけど」 「――へっ?」 なのはは、軽く混乱している。 そんななのはを横目にするように、 「おーーーいッ、なのはちゃぁぁぁぁぁんッ♪」 一団の一人が大声で名前を呼んで、大きく手を振っていた。 京都風の関西訛りで、なのはを呼んでいた。 なのはは、それが誰なのか知っている。 ただ、そんな、まさか、ねぇ……。 「えっと、なのはさん。お知り合いですよ、ね?」 クロが、ぼやっとしているなのはに尋ねた。 「……はい、お知り合いです」 ぼやっとしつつ、何とか答える。 「今、手を振ってる彼女が、……幼なじみの、八神はやてちゃん、です」 「あー、あの方が」 クロは、眼鏡をかけ直しつつ、頷いた。 それにしても、 「あれっ?」 本日は偶然の出会いの多い、一日である。 「改めて紹介します。こちらは、私の幼なじみで、時空管理局の」 程なく合流して、なのはがまずクロ達に紹介したのは、 「特別捜査官をしております、八神はやて言います。宜しゅう、お見知りおきを」 はやてであった。はやては黒い旅人達に対し、ラフに敬礼をして笑顔を見せる。 クロ達は、取り敢えず軽く会釈した。 「で、その隣の――」 「ああ、なのはちゃん、あとは私が」 続けて紹介しようとするなのはを制し、はやては、ヴォルケンリッター、――すなわち、「自分の家族のことくらい、自分で紹介せんと、な」 そう言って、『自分の家族』に振り向く。 「ではまず、私のすぐ隣から、シグナム」 「初めまして、シグナムと言います」 ピンクのポニーテールをなびかせて、その女性は、一介の剣士のように礼をした。何者をも威圧するかのように、 キリッと引き締まった瞳の奥に、実はそこはかとない優しさがあるように、クロには思えた。 「次が、ヴィータ」 「ヴィータです、よろしく」 大きなおさげの赤髪の女の子が、素っ気なく軽くお辞儀をした。 そんな、ちょっとぶっきらぼうに挨拶したヴィータでしたが、ニジュクはそんな彼女に興味を持った様子です。 「それから、シャマル」 「どうぞ、よろ、し、く……」 ある方向を気にしつつ、金髪の女性が会釈する。顔は、引きつり気味だった。 シャマルは先程から、自分をネットリジットリと見つめる小さな黒い影が、とても気になって仕方がないようである。 「それで、トリは、リインフォースⅡに、アギト」 一見すると羽のない妖精のような、薄い青紫の髪の小さな女の子と、コウモリのような羽を持つ、赤い髪を持つやはり小さな女の子が、はやての視線の先で宙に浮いていた。 「初めましてですぅ。私のことは、リインと呼んで下さいね」 「えーと、アギト、です。よろしく……」 明るく笑顔を振りまいて挨拶したリインと、対照的にもじもじと恥ずかしそうに挨拶したアギトに、サンジュは眼をキラキラ輝かせています。 そしてはやては、クロ達に、 「これが私の、自慢の家族、です」 と言った。満面の笑顔だった。 なのははふと、傍らのクロの顔を見た。クロさん、何とはなしに羨ましそうな顔をしているなと、なのはは思った。 「あと、ザフィーラも紹介したかったんやけど……」 「別のお仕事なの、ザフィーラ」 「ああ。考えようでは、重大な、とも言えるかもな」 シグナムが、意味ありげな笑みを浮かべ、なのはに答えた。 「えー、ザフィーラの背中、二人に乗ってもらいたかったのにー」 ヴィヴィオは、とても残念そうです。 「なんで、ヴィヴィちゃ?」 「ザフィーラって、とぉっても大きな犬さんで」 「狼だっていってやんねーと、また怒られるぜ?」 ヴィータが腕を組み、苦く笑って、呟く。 「ヴィヴィオが『お馬さんして』って言うと、背中に乗せてくれてお馬さんしてくれるんだよぉ」 「おー、おうまさん」 「あたしも、のせてくれるかな?」 「あー、あたしもあたしも」 「優しいモン。大丈夫だよ。ね、はやてお姉ちゃん」 「そやな。あのザフィーラも、ヴィヴィオにはえらく甘いからなー。ヴィヴィオのお願いなら、きっと聞いてくれる思うよ」 「ほんと?」 サンジュが怪訝そうな顔で尋ねます。 「うん、ほんまや、……ええっと、あんたは」 「サンジュっ!」 「サンジュちゃん、やね」 「で、あっちがニジュク」 「サンジュっ、そゆことは、おねえちゃのあたしが、するのっ!」 自分のことを、(一応)妹のサンジュに紹介されて、(一応)お姉さんのニジュクはちょっとご立腹です。 「えー、でも」「でも、じゃないの」「だって」「だって、じゃないの」 「えーと、二人とも……」 「はい、二人ともケンカはそこまでねー」 二人に挟まれおろおろするヴィヴィオに、シャマルがやんわりとフォローを入れる。 「二人がケンカしちゃうと、ヴィヴィオ、困っちゃうから、ね」 言われて、双子はヴィヴィオを見ました。 確かに、困った顔をしています。 「あっ……」「ヴィヴィちゃ……」 「それに、紹介の順番よりも、紹介すること自体が大事なことで、してもらう方はあまり気にしないものなのよ」 「……」 「だから仲直り、ね」 双子にシャマルは、微笑みかけます。 「……うん。ごめんね、サンジュ」「……うん、ニジュク」 お互いの頭をなで回す、ニジュクとサンジュです。そんな双子に、ヴィヴィオもほっとした顔をしました。 「あっ、じゃあ」 「どしたの、ニジュク?」 「まだクロちゃのしょうかい、してないよ」 「おー、そうだね」 と言うことで。 「こっちの、まっくろくろいひとが」「たびびとのクロちゃんですっ」 双子はクロの手を引っ張って、声高らかに紹介しました。 「……どうも、ただ今、この二人のご紹介にあずかりました、しがない旅人のクロです」 いつものように慇懃に頭を下げる。ただし、両腕を引っ張られつつ。 しかし、いつものこととは言え、幼子の思考や言動、そして行動というのは、どうしてこうも唐突且つ、突拍子もないものなのか……。 「えっと、色々、苦労をされているようで」 「まぁ、慣れてますから」 少し心配げに声をかけてきたシグナムに、クロは少し苦く笑って答えた。 「なあ、二人とも」 「えっ、なあに、ヴィーちゃ?」 「はッ?」 「ヴィーちゃんはヴィーちゃんじゃないの?」 「……あー、そう言うことか」 まあ、取り敢えず。 「あたしの呼び方はそれでいーや、お前達の好きなように呼べばいい。それより」 「「なに?」」 「あのコウモリのこと、紹介してくんねーかな? 旅の連れなんだろ、お前らの?」 腰に手を当て、親指でセンを指さす、ヴィータ。 「おー、そだった」「わすれてた」 「ッて、マジッスかッ!?」 思わず双子にふり向くコウモリ。 しかし、それまでシャマルにネットリと視線を送っていたことを、忘れてはならないと思う。色々な意味で。 そして、双子はコウモリを指さして、 「で、あれがセン」「おわりー」 紹介終了。「ッて、説明短ッ!」 「……なあ、そんなんで良いのか?」 呆れ顔で、アギトは双子に尋ねる。ヴィータは何も言わず、苦笑い。 「うん、いいよー」 「良いわけねーだろッ、そこの二匹ッッ!!」 喚くセン。しかし双子、無視。 「センはセンだもん、アギちゃん」 サンジュは、何気なく言いました。 「アギ、ちゃん」 しかし、アギト、絶句。 「良いじゃないですかぁ、アギト。可愛いと思うですよぉ」 そう言うリインの顔は、吹き出しそうになるのを堪える表情、であった。 「うっせぇ、バッテンチビッ!」 「あー、だからその呼び方は禁止ですよぉ、アギト」 「うっせぇ、ばーか。あたしがアギちゃんなら、お前なんか」 「何ですかッ!」 「もー、ケンカは止めてぇっ! ニジュクとサンジュの目の前だよぉッッ!!」 リインとアギトに割って入ったのは、ヴィヴィオでした。 「シャマル先生が、二人にケンカいけないって言ったばっかりなのに、そんなことしちゃ、ダメーッ!」 すごい剣幕です。いつものヴィヴィオからすると、想像がつきません。 そんなヴィヴィオに、 「えっ、あっ、ああ」 「ごっ、ごめんなさいです……」 二人は押されてしまった。 「そぉだよ、アギちゃん」 「そぉそぉ、リイちゃ」 ニジュクは、もちろん何気なく言いました。 「リ、リイちゃ、ですか……」 そんな訳で、今度は、リインが絶句した。 「あっはは、リイちゃんかよ、人のこと笑えねぇなぁ、あーっはっはっ」 アギトは腹を抱えて、思いきり大笑い。 「もーう、笑うなですぅッ!」 リイン、両腕を振り上げて抗議。 「うっせぇ、リイちゃん♪ あーっはっはっ」 「だから笑うなですぅッ!」 リイン、アギトに腕を振り回して突撃。 アギトは笑いながら、右に左に、ひらひらとリインの攻撃をかわす。 「もーう、避けるなぁ、ですぅッ!」 「うっせぇ、あっかんべー」 「だから二人ともぉ」「けんかしちゃ」「だめなのぉっ!」 子供達は、そんな二人を大声でたしなめます。 しかし、アギトは逃げる、リインは追う。 そんな二人を、子供達は追いかけ。 何時の間にやら、大人達から離れていきます。 一連の様子を見ていたクロは、 「そちらも、気苦労が多いみたいですね」 はやてに呆れ顔で言った。 はやて、軽く肩をすくめて、 「せやけど、楽しいことも結構ありまして」 まだ続くケンカを、むしろ微笑ましそうな顔をして見つめつつ、 「むしろ、毎日が楽しゅうて、仕方ないんですわ、ふふ」 「そう、ですか」 クロ、目を丸くして眼鏡をかけ直す。 「あの、毎日、ですか?」 たどたどしく、尋ねる。 「はい、毎日です」 きっぱりと、返答された。 「……」 何も言わず、また眼鏡をかけ直す。 この人は、まだ若いのに、器がかなり大きいようだ、――色々な意味で、と思いながら。 「そう言えばさ、はやてちゃん?」 やはりケンカを眺めつつ、なのはが尋ねた。 「ン? 何やの?」 「はやてちゃん達がここにいるって事は、やっぱり?」 「ヤン提督からの、お願いや」 「ヤンさんから、ですか?」 「そうです、クロさん」 はやては笑みを絶やさず、しかし、口調を少し改めて、クロに向かって話し始めた。 「あなた方が、別の世界から何らかの原因で、突然、時空転移したことを、ヤン提督より伺いました」 コホンと、咳を一つ。 「ほんで、しばらくの間、なのはちゃんに身を寄せることも」 クロは、なのはを見やって、すぐにはやてに視線を戻す。 「せやけど、なのはちゃんは基本的に、そう言った人を保護できるような立場やない。当然、権限はない」 「つまり、いくらヤンさん、……提督の指示で、と言っても、あまり好ましくないことである、と」 「その通り」 クロの言葉に、はやては頷いた。 「この場合は、やっぱり専門の保護観察官の人なんかに頼むべきやろけど、完全に見も知らん、 へんてこな世界に放り出されて不安が一杯や、ゆうような人に、 今の管理局の人間が十分なケア等が行えるか、そんな不安があることも確かですわ、恥ずかしながら」 「何か半年ぐらい前、えらく大きな事件があったってのは、なのはちゃんから聞いたぜ。それが、そんな考えになっちまう理由の一つかい?」 センが腕を組みつつ、話に割って入る。 「お前、コウモリのくせに妙に生意気だな」 ヴィータ、露骨に顔をしかめた。 「やめてヴィータちゃん。センさん、こう見えて私より年上らしいから」 「ふーん。でも、コウモリだぜ、なのは?」 「そこは、クロさんのお連れさんだって言うことを考慮して、て言うか」 「ふーん、……ま、お前がそう言うなら、いいさ」 ヴィータの沈黙を見計らって、はやてが話を続ける。 「まあ、そのセンさんのご指摘の通りや。確かに、まだ、その事件からのダメージから、管理局は十分に回復できてへん」 はやての顔に、薄く影がさす。しかし、何とか笑顔を取り繕おうとしているのが、クロには見て取れた。 「正直、私としても、そんな人達に今の管理局が十分なケアをしてあげられるかゆうたら、……難しいって言いたいわ」 「まさか、そこまで、あの人は考えて」 クロは改めて、心の中でヤンに感謝した。 「で、私らにも白羽の矢を、提督は立てはった、て言うことですわ」 はにかんで、はやては言葉を続ける。 「えッ、でも、はやて、……ちゃん達って」 「なら、そういうこと出来るのか、って言いたいんだろ、コウモリさんよ?」 「ヴィータちゃん、ちょっと」 「良いんだよ~、僕は別に気にしてないから~、シャマルさぁ~ン♪」 「あっ、そっ、そうです、か……」 センのラブラブ視線を受け、シャマルはたじろぐ。 「あはは……」 なのは、苦笑い。 「まあ、センさんの懸念ももっともやけど、うちにはシャマルがおるしな」 「一応、管理局の医務官やってますので、クロさん達のメンタルケアなんかも、それなりにですけどして差し上げられるかと」 シャマルは物腰柔らかに話した。 「そうなんです、か」 「せやから、ヤン提督が、クロさん達が本当に安心して、管理局に身を預けられる体制が整ったと判断されはるまでは、 なのはちゃんと私達が、クロさん達のお世話をさせていただきますよって」 「本当に、よろしいのですか?」 「何か、こう、……夢みたいな話ってのか」 「セン殿、現実だ」 シグナムが、涼しくも、優しい眼差しを向けて、頷いた。 「大体、なのはちゃんもクロさんのこと仕事ということ以上に気にかけとるようやし」 「ちょっと、はやてちゃん」 なのはの顔が、些か紅潮する。 「それに、あのニジュクちゃんやサンジュちゃんのこと、聞いた限りでも、簡単に管理局保護下に置くゆうのも、何か危険な気がする」 子供達の声のする方を向く。ケンカはまだ続いていた。 「それ以上に、あの二人の猫耳と尻尾、かわいいし。何や、もふもふしたいしなぁ~~♪」 はやての顔が、だらしなく弛緩した。 「主はやて、そう言った性癖は、もう少し自重なされるのが宜しいかと……」 シグナムは、げんなりとした顔ではやてを諫める。 嗚呼、こう言ったところがなければ、まこと誇れる主と為られるだろうに……。 クロも、心持ちその発言を受けて引いていたが、気を取り直して、 「重ね重ね、皆さんには、何と言って感謝を申し上げれば良いのか、と」 はやて、頭を振る。 「こっちは、やりたくてやらせてもらう、そうゆうとるんですよ? せやから、あまり肩肘張らんと、ね」 「……本当に、ありがとうございます」 クロは、静かに頭を垂れた。 それしか、今の彼女には出来なかった。が、それで十分な気も、不思議としていた。 「さて、立ち話も何や、そろそろ移動しよか?」 「うん、そうだね」 はやての言葉に、なのはが頷いた。 「ちゅうことで、シャマル。申し訳ないんやけど……」 「子供達を呼んできて、ですね。承知しました、はやてちゃん」 シャマルはにっこりと頷いて、まだケンカの続いている子供達の元へ向かった。 子供達に向かうシャマルを眺めつつ、 「はぁ~~」 ヴィータを大きく溜息をついた。 「何だヴィータ、まだあのことを根に持っているのか?」 シグナムは半ば呆れ顔で言った。 「……だってよ、あたしがちょーどアイスに口を付けようってぇ時に、ヤン提督からのあの電話だぜ? せっかく送ってもらった、久々の○ーゲ○・ダッ○のストロベリー・パイント、ゆっくり味わいたかったのに」 「それは、本当にすみません、私達のために」 「あー、別にあんた達の所為じゃないから」 ヴィータはクロに手を振って見せる。 「仕方ないさ。あの提督のお願いだもんな、貴重な休日潰すことになってもな、……はぁ」 とは言ってみるものの、至福の時を邪魔された思いは、相当に強そうである。 「おいおい、あのオッさん、もしかして俺達が考えてる以上に、すごい人物なのかよ?」 「あの方に対し、オッさんとは、失礼な物言いだ。――まあ、少なくとも、外見とは裏腹の、一角の人物であるのは間違いないな、セン殿」 「そうだね。しいて言えば、……『英雄』かな?」 「えいゆう、ですか?」 なのはの言葉に、クロは大きく目を見開いた。 「大げさな物言いやない。あの事件かて、その後の管理世界間の政治情勢なんかも考えれば、 あたしらの思いもよらん方向に下手したら向かうところを、何とか軌道修正して、 取り敢えず現状維持に近い形まで、まあ、結果的にやけど世界秩序を持って行きはった」 「もちろん、あの人だけの力じゃないんだけど、そう言う方向に人の心を持って行ったりとかした功績って、計り知れないと思う」 「ま、そんな人をあたしら機動六課の特別管理官に、かなり強引に納めさせた誰かさんも相当なもんだと、あたしは思うけどなー」 「……その誰かさんて、誰のことやー、ヴィータぁ?」 ヴィータは何も言わず、「へヘッ」といたずらっぽく笑って鼻を擦った。 「はあ……」 クロ、開いた口がふさがらない。 「俺達、そんなすげぇ人物と話したのか……」 センは、ただ呆然としていた。 「センなんか、あの人のこと、押しつぶしてしまったしね」 「……」 コウモリはその時のことを思い出し、その小さな体を震わせた。 「つっても、そんなことを一々根に持つような人じゃねーから、まー、安心しな」 「まあな、普段は昼行灯を決め込んでおられる方だしな、ふふッ」 「休日のほとんどは、無限書庫で各世界の歴史書読みあさってらっしゃるし、ね」 「もう、ホンマ、歴史オタクやもんなぁ」 「はあ……」 クロは、普段の姿と功績の重さのギャップに、眼を白黒させて、ただ戸惑うばかり。 「成る程、そんな人の頼みなら、無碍には出来ないですね」 そして、頷く。 「つっても、あれから結構時間経ってるし。きっと今頃、あらかたクロさん関係の仕事片付けて、 地上本部の執務室で紅茶してるんだぜ。――あーッ、もう、あたしのストロベリー・パイント、返せーッ!」 ヴィータは、ミッドチルダ地上本部のある方角に向けて、力の限り叫んだ。 「はぁ、っくしゅんっ!」 おさまりの悪い髪の男がクシャミをしたのは、今まさにティーカップを手にしようとする直前。 ここは、地上本部の一室。 彼、――ヤン・ウェンリーは戻る車内と戻った本部内で一仕事を終え、ひとまず落ち着いて紅茶を嗜もうとしているところだった。 「おお、危なかった」 そう言って、執務机の側で、改めてカップを手に取り、口を付けようとして、 「……そうだな」 やおら机の引き出しを開け、ガラスの小瓶を取り出す。 そして、机の上にどっかりと胡座をかいて座り、小瓶の液体を少量、カップにたらした。 紅茶とはまた別の、芳醇な香りが鼻孔をつく。その香りを、しばし楽しむ。 「やはり、ブランデー入りが最高だ」 そう呟いて、口を付けた。 琥珀色の液体が、喉を伝い、体と心の渇きを、潤していった。 「……やはり、ユリアンの淹れてくれたのが、一番、かな」 そんな、叶わぬ贅沢を、寂しく呟いて、もう一口。 さて、飲み終わったら、もう一仕事だ。 「そんなに待ってたの、はやてちゃん?」 「まあ、一時間近く?」 「っ! ごめんね、お待たせしちゃって」 「本当に、申し訳ありません」 「しゃーないです。たぶんあの子らが云々ってとこやろけど、子供って、みんな大体そんなもんですやん♪」 はやてはカラカラと笑っていた。 ところで、ケンカはまだ続いているようだ。 シャマルが意外と手間取っている。 「仕方ねぇ。あたしも行ってくる」 「あまり、乱暴にはするなよ?」 「解ってらぁ。少なくとも、あたしはあいつらよりは大人だ」 手をひらひらさせてシグナムにそう言うと、ヴィータはケンカ会場に向かった。 「ところでなのはちゃん」 「何?」 「ジャックさんも来とったの、解った?」 「あっ、やっぱり来てたの?」 「ああ。ここに着いてすぐに、少佐にお会いした」 「提督のこと、連れ出したみたいだね」 「FAF絡みやから、きっと『あれ』のことや、思うねんけど……」 「やっぱり、そうなのかな……」 はやてとなのはの顔が、微かに曇る。 「……申し訳、ありませんが」 「あのよ、話見えてこねぇんだけど」 クロとセンは、置いてけぼりをくらった子供のような顔だった。 「ああ、ごめんなさい」 「ジャックさん言う人は、私らの知り合いの」 「管理局の外部協力軍事組織『フェアリィ空軍』のジェイムズ・ブッカー少佐のことだ」 「軍人さん、ですか?」 「はい。まあ、私らも似たようなもん、なんですけど」 「へぇ……。ま、申し訳ないけど、今は自分達のことは横に置いといてくれる?」 「もちろん。で、ジャックって言うのは、ブッカーさんの愛称なの」 「FAFの部隊の一つ、特殊戦という、主に偵察行動を主任務にしている戦闘機部隊を纏めておられる」 「――で、変人ばっかの特殊戦の中で、唯一人の常識人、それなりに話せて、面倒見も良い、ってところかな」 別の声が、割り込んできた。 「おっ、ヴィータお帰り。シャマルもお疲れさんやな」 「うんっ、ただいま」 「はあ、疲れましたぁ……」 そこには、まだ余裕のありそうなヴィータと、少々疲れた様子のシャマル、そして、げんなりとして浮遊するリインにアギト、更に、 「ヴィータふくたいちょー、やっぱりすごいね」 「ヴィーちゃ、すごいね」 「ヴィーちゃん、つよいね」 口々にそう言って、ヴィータにまとわりついたり、服の裾を引っ張ったりする子供達が、いた。 「はうう、はやてちゃぁん……」 「ヴィータの奴に、ゲンコツくらった……」 「当たり前だ、ばーか」 げんなりと文句を言うリインとアギトに、ヴィータは、 「大体、ガキ共の目の前で、魔法まで使おうとするなっての。つか、そこまで熱くなるか、普通?」 と、軽く睨みつけて叱った。 「うわ、それはあかんわ」 「氷と炎がぶつかり合ったら……」 「ただの爆発ではすまない、な」 「ごめんなさいです……」 「面目次第もねぇ……」 リインとアギトは、謝罪の言葉しか口にできなかった。 「あの、そんなに凄いことになんの?」 「センさん、少なくとも、あの子達が軽く吹き飛ばされちゃいます」 シャマルが、センに凄むように答えた。 「ああ、……さいですか」 気圧される、セン。 そんな皆の様子に、クロは、 「それは、本当に、大変なことで……」 目を見張りつつ、ヴィータに言った。 「まあ、あいつ等のあしらいには慣れてるし。それに」 「それに?」 「今頃、変人共の相手で四苦八苦してるはずのジャックさんの苦労に比べりゃ、大したこた無いって」 ひらひらと手を振ってみせる、ヴィータ。 「そう、なんですか?」 「あっ、むしろ今は、あの特に変人な親友の側で、ブーメランでも削ってるかも知れねぇな。あの二人、よくつるんでるからな」 いたずらっぽく笑って、ヴィータは空を見上げた。 クロには、いまいち理解できなかった。 「ふぁッ、くしょいッ!」 一瞬、頬に傷のある男の手が止まった。 「豪快なクシャミだな、ジャック。風邪か?」 細面の男が、自分の下にいるの親友に声をかけた。キーボードを打つ手を、止めずに。 ここは、クラナガン郊外にある、FAF特殊戦専用の飛行場。否、小規模とは言え、 それなりの設備の整った航空基地、その、地下格納庫である。 その一角に、本日のフライトを終えた戦術戦闘電子偵察機が一機、その翼を休めていた。 その、前進翼を持つ黒色の機体の名称は『メイヴ』、パーソナルネーム『雪風』。 今、そのコクピット内では専任のパイロットである細面の男――深井零が、専用端末でシステムのチェックを行っていた。 「フルオープンの車を乗り回すから、風邪なんかひくんだ。自分の歳も考えたらどうだ」 手は休めない。下も覗かない。しかし、この男は、意地悪く笑っていることだろうと、 雪風に取り付けられたタラップに腰掛けてブーメランを削っている、頬に傷のある男――ジェイムズ・ブッカーは思った。 「バカ言うな、ジープはああだから良いんだ。それに、今の時期、風邪なんかひくものか」 「フム、じゃあ、何だと言うんだ?」 からかうような声が、頭上から降りてくる。 「決まってる。誰かがおれの噂をしたのさ。それも、水もしたたるとびきりの美人が、な」 「……あまり、らしくない冗談は、お控えになった方が良いと思いますよ、少佐」 零の呆れるような声が、今度は降りてきた。 「フムン、肝に銘じておこう」 苦笑して肩をすくめ、、ブッカーは言った。 「しかし、そんなにおれらしくないか、零?」 「おれだけじゃなく、誰でもそう思うぞ、ジャック」 そして、「フム」とブッカーはあまり納得のいかない表情で頷いて、二人は黙々とそれぞれの作業に勤しむ。ただ、黙々と。 二人には、それも日常風景の一コマだった。 「ふーん、ヴィータちゃんもすっかりお姉さんだね、よしよし。……あれ?」 いつものようにヴィータの頭を撫でて、なのははしかし、違和感を覚えた。 「いたた、……だからやたらと頭を撫で回すの止めろ、なのはッ!」 「ヴィータちゃん、頭、たんこぶ有るの?」 「主に、少佐をからかったことを咎められてな。頭に、一発だ」 「シグナムッ!」 顔を些か紅潮させて、ヴィータは怒鳴る。 「事実だしな、仕方がない」 シグナムは涼しい顔だった。 「ジャックさんのこととなると、何かムキになるよね」 「顔あわせるたんびに、まあ、何やちょっかい出さずにおられんようやしなー」 「な、何だよ、はやてまで……」 ヴィータ、たじたじである。 「もう、そんな話はどうでも良いだろッ! ほら、さっさと帰るぞッッ!!」 踵を返し、ヴィータはさっさと歩き出した。 「あー、ヴィーちゃん、まってー」 「ヴィーちゃ、みんなまだいるよー」 「ふくたいちょー、どうしたのー」 子供達はぽてぽてと後をついて行きます。 「えーっと、ヴィータさんの、あの態度、って?」 「まっ、つまりはそう言うことなんだろ? それ以上踏み込もうなんざ、野暮ってもんだ」 「まあ、センさんのゆうとおりや。クロさん、それ以上の詮索、止めといたって」 クロ、何となく察しがついて、 「解りました。あなたがそう仰るのなら」 はやてに同意した。まあ、そう言うことなら、センの言うとおり野暮かもしれない。 「それで、はやてちゃん、帰りは?」 「ン? 車なら無いよ? 急いで飛んできたし、私ら」 「じゃあ、一緒に電車だね」 「でんしゃ、って、あの、電車、ですか?」 クロは、眼鏡をかけ直した。 「? そうですけど?」 訝しむ、なのは。 「いや、当たり前になのはさん達が口に出されるものですから、ちょっと驚いてしまって」 「へえ~、この世界って、電車当たり前なのかぁ。いや、俺達の世界って、 先日、ようやく一部の大都市で電車が動くぞ、ってな記事が新聞に出るくらいだから」 しみじみと話す、セン。 「まあ、この世界よりはまだ普及が進んでないんですよ、私達の世界は」 「へえ、そうなんですか」 クロに相づちを打って、そう言えばと、なのはは気付いた。 クロや、ニジュク、サンジュの服装は、確かに地球の時代に当てはめれば、 一九世紀後半から二〇世紀初頭辺りによく見られるデザインみたいだ、と。つまり、クロ達の世界の文明や文化のレベルは―― 「なのはちゃん、考え事や質問は、歩きながらでもいけるやろ。さ、行こ♪」 はやてはにっこり笑ってなのはを促すと、前を行くヴィータと子供達の後を追った。 「うん、そうだね。じゃあ、クロさん」 「はい。行きましょうか」 なのははクロを促し、クロは棺桶を担ぎなおし、二人も歩き始める。 その後に、ヴィータを除くヴォルケンリッターが続いた。 前へ 目次へ 次へ
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【名前】セフィロス 【出典】魔法少女リリカルなのはStrikerS 片翼の天使 【声優】森川智之(「ONE PIECE」のエネル、「犬夜叉」の奈落) 【種族】人間(ジェノバの遺伝子を持つ) 【性別】男 【年齢】不明(推定20代後半~30代) 【外見】身長190~200センチの長身の美形。黒いコートに、腰まで届く銀髪。魔晄の光を宿した瞳を持つ。 【性格】無愛想で口下手だが、時折面倒見のよい一面を見せる。しかしジェノバの使命に目覚めてからは、その感情を押し殺し、人間味の欠片もない、冷徹かつ残忍な振る舞いを見せる。 【原作での設定】 千年前に星を侵略した宇宙生命体「ジェノバ」の遺伝子を人体に埋め込み、 強化人間を生み出す計画「ジェノバ・プロジェクト」の一環(プロジェクトS)によって生まれた完成体。 自らを生んだ人類への怨恨からジェノバの使命を受け入れ、星の全ての人間を虐殺し、星と1つとなった存在――神になろうと行動する。 出生の秘密を知るまでは、神羅カンパニー私兵団「ソルジャー」において、最初かつ最強の戦士として君臨し、英雄視されていた。 【クロスにおける原作との相違点】 原作のラストでクラウド達に倒された後、ライフストリームの流れに乗ってミッドチルダへと流れ着いた。 元の世界に帰るまでの時間を「休息期間」と位置付け、多少はかつての人間らしい一面を表に出している。 孤独な生涯を送ってきたセフィロスにとって、機動六課の面々は自分を認めてくれる仲間として、内心大切に思っている。 最終的には一時的に死亡し、このロワにはその後に連れて来られた。 【面識のある参加者】 名前 呼び名 関係 高町なのは(sts) なのは 同じ部署に所属する同僚 フェイト・T・ハラオウン(sts) フェイト 同じ部署に所属する同僚 八神はやて(sts) はやて(最終回の最後まで呼ばない) 自分を拾った女。生涯の恩人であり、最も大切な友 ユーノ・スクライア ― なのは達の友人 クロノ・ハラオウン ― 機動六課の後見人。内心認めてはいるが、基本的に犬猿の仲 シグナム シグナム 同じ部署に所属する同僚 ヴィータ ヴィータ 同じ部署に所属する同僚 シャマル シャマル 同じ部署に所属する同僚 ザフィーラ ザフィーラ 同じ部署に所属する同僚。よき友人関係 スバル・ナカジマ スバル 同じ部署に所属する部下 ティアナ・ランスター ティアナ 同じ部署に所属する部下 エリオ・モンディアル エリオ 同じ部署に所属する部下 キャロ・ル・ルシエ キャロ 同じ部署に所属する部下 ギンガ・ナカジマ ギンガ 同じ部署に所属する部下 ルーテシア・アルピーノ ― スカリエッティの協力者 ヴィヴィオ ヴィヴィオ なのはの養子。怖がられているらしく、内心ショック クアットロ ― スカリエッティの部下 チンク ― スカリエッティの部下 ディエチ ― スカリエッティの部下 アンジール・ヒューレー アンジール かつて人間だった頃の親友だが、今となっては割とどうでもいい。スカリエッティの協力者 【技能・能力】 能力名 内容 剣術 横一閃で高層ビルを両断するほどの驚異的な実力。「八刀一閃」を必殺技とする。 魔法 自身の魔力を用いて起こす技能。ファイガ、ブリザガ、サンダガ、バインド、転移の5種を習得。 飛行能力 背中から黒い、飛行することができる。 セフィロスコピー 自らの分身を生み出す能力。 シャドウフレア セフィロスが元々有していた必殺技。無数の青黒い火球を相手の周囲に展開。スピードは遅いものの、高い追尾能力を持つ。 ファイガウォール セフィロスが元々有していた必殺技。極太の火柱を自身の周囲に連続して発生させる。SS上の設定ではエクセリオンバスター級の威力。 スーパーノヴァ セフィロスが元々有していた必殺技。空中へ飛び上がった後、自分の周囲に無数の隕石を生成し、相手に向かって落とす。 変身 セーファ・セフィロスへと変身する能力。単独で変身するということもあり、消耗は大きい。
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ウルトラマンコスモス&魔法少女リリカルなのはTHE FIRST CONTACT編 クロス元:ウルトラマンコスモス 最終更新:09/02/01 予告 TOPページへ このページの先頭へ
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魔法少女リリカルなのはA s―S.I.C―帰ってきたV3 クロス元:SICヒーローサーガ 最終更新:08/03/17 第一話 第2話「仮面ライダーだった男」 TOPページへ このページの先頭へ
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本来なら数時間で終るはずの簡単な業務だった。 B級ガジェットを駆使する次元犯罪者の確保、および連行。それが私の今日の任務。 響きだけは良いけど、なんてことない。ただの後始末な訳で。 ガジェットたちはあらかた本局の新入り魔導師達が勲功を競うようにいそいそと倒してしまい 荒野に残るは数機のガジェットと、その壊れた瓦礫の上に立ち、薄汚れた襤褸を纏いながらも気高そうなお爺様だけである。 「にははっ、らしくないよね~」 金色に光る愛機『レイジングハート』を優しく撫でながら愚痴る。 愛機は小さくなコエで慰めた 入隊したての、いつだって前線に立ち続けた頃は、誰よりも早く飛び、誰よりも高く跳ね、誰よりも多くの人を守ることを心掛けた。 そして、いつのまにか私に付いていた称号が『エースオブエース・無敵の空戦魔導師』。 名誉に思わないわけではない、ただ嬉しくはなかった。 大事な人を守るために、自分の思いを貫く為に、ただそれだけの為に戦い続けたはずのに いつしか最強の魔導師と呼ばれるようになる自分。 その横には、いつも共に任務をこなしていた親友『フェイト・テスタロッサ』の姿は無い。 執務官になった彼女には空を飛ぶ必要性はあまり無く、そして私より多くの人を救っている。自分の夢をかなえている。 そんな親友に情けなくも嫉妬していた私。 「ねぇ、レイジングハート。この任務が終ったら少しだけ、お休みをもらおうか?」 海鳴市に帰りたい、帰って皆にこの情けない私をしかって欲しい。叱って叱って叱って、そしてまた抱きしめて欲しい。 だから早く終えるんだ、この気だるい任務を。そして戻るんだ、私の好きな人の待つあの管理局(ばしょ)へ。 「行こう、レイジングハート」 「All right, my master」 その時、荒野は大きな光に包まれた 管理局に緊急の電報が入る。それはそこに働く誰もが予想しえぬ事態だった。 「空戦一尉高町なのはは、行方不明。依然捜索されたし」と 小ネタへ
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トーマを出して 「そう…そのまま撃ち込んで、スゥちゃんの波動砲」 と言わせてほしい -- (名無しさん) 2012-02-18 14 34 09 サンタ氏関係ない 自分で自分を弁護か?シュールだな -- (名無しさん) 2012-02-18 14 36 44 コメント欄の凍結狙いで荒らしはじめた低能な釣り師か、 道連れブロック狙いの自爆テロか、 ブロックされないのを悪用して溜飲を下げようと暴れている子供か、 そのいずれにしてもまともな見識をもった人ではないので、 まともに相手にしないほうがよいでしょう。 -- (名無しさん) 2012-02-18 16 31 13 だよなぁまとも奴ならサンタ氏は関係ないとか言わねーもんな -- (名無しさん) 2012-02-18 16 44 46 今北産業 サンタ氏ってだれ? -- (名無しさん) 2012-02-18 16 46 40 コメ禁された最初の煽りがR−TYPE信者だと喚き散らして 反論した奴全員に荒らしのレッテル貼って管理人にアク禁を頼んだ奴だよ 最終的に周りから批判されて管理人にも見放された -- (名無しさん) 2012-02-18 16 51 15 妙にコメント加速してると思ったらそういうことか・・説明39 -- (名無しさん) 2012-02-18 17 24 14 最終更新日って去年の五月なのか…… -- (名無しさん) 2012-02-18 22 00 18 休日使って一気読みしてしまった・・・ まだ途中のようですが映画のような臨場感と作品のダークな雰囲気がすごくよかったと思います。 頑張ってください(^^) -- (名無しさん) 2012-02-19 00 05 20 最強で最凶で最恐で最狂で最低で最悪な死闘、拡大中 -- (名無しさん) 2012-02-20 20 43 50 みんなバイドになってしまったのか… 生きている人間は、まだいるのか? -- (名無しさん) 2012-02-22 22 15 15 人間はいないよ みんな地球軍に殺された 殺された 殺された 殺された -- (名無しさん) 2012-02-23 22 43 45 これだけリリカルキャラを殺しておいて何も起きないと思ってるのがおかしいんだ -- (名無しさん) 2012-02-23 22 59 44 もうオワコンだな -- (名無しさん) 2012-02-24 12 06 39 作者も信者もなのは観てないな 観てたら魔法が奇跡とかいうことにはならないはずだ 知ってて改変したのなら捏造劣化だ -- (名無しさん) 2012-02-24 12 32 00 わかってないなバイドはもう科学や魔法でどうにかなる存在じゃないんだよ 原作のR−TYPEですらバイドに勝ってはいないのだから TACのバイドなんかもうSTG版Rでも手に負えないよ -- (名無しさん) 2012-02-24 15 34 23 出来ればホライゾンの続きを見たいですね・・・ -- (名無しさん) 2012-02-24 20 47 43 どっかで太陽の使者はヨグソトース説があったな 破滅への開門は攻撃ではなくあちら側へ移動させる通路だとか -- (名無しさん) 2012-02-24 21 25 58 主力のR戦闘機は、R-99で打ち切られたが バイドの能力を考えれば開発を打ち切るなんて正気じゃないよな 101になにか秘密でも隠されてんのかね? -- (名無しさん) 2012-02-25 02 27 38 だから本スレでやれと何度ry -- (名無しさん) 2012-02-25 10 49 54 ↑5お前語るスレのID 4LLNL7R1だな お前のような奴のせいでR-TYPE全体のイメージが傷つくんだ ほんと迷惑してるんだよ -- (名無しさん) 2012-02-25 11 25 33 ↑1奇跡の領域でなきゃバイドに対して有効じゃないという事だろう Λ氏は捏造劣化なんぞしてないという事だな -- (名無しさん) 2012-02-25 11 57 01 リリカル世界の魔法は奇跡じゃないぞ。 さてはなのはをちゃんと観ていないな -- (名無しさん) 2012-02-25 12 23 08 ↑2バイドに責任転嫁するなよ 地球軍の所業について言っているんだ 魔法や非殺傷設定を馬鹿にして -- (名無しさん) 2012-02-25 12 25 35 違う事ぐらいΛ氏だって知ってるさ だが元々の設定ではバイドどころか地球軍にすら対抗できないだろ 物語進行の為の設定改編になんの問題がある? -- (名無しさん) 2012-02-25 12 36 16 いい加減、ここがリリなのSSを書くスレだと言うことを思い出してもらおうか。 R-TYPEを書きたいなら然るべき場所へ行きなさい。 -- (名無しさん) 2012-02-25 12 50 51 嫌なら見なければいいだろう 書く書かないはΛ氏が決める事だ君が決める事ではない -- (名無しさん) 2012-02-25 12 57 53 また萌えアニメオタクが喚いてるのか 硬派のR-TYPEには勝てないんだといい加減わかれ -- (名無しさん) 2012-02-25 13 04 15 もちろん書くのは自由だが、自由には責任がともなう 書いた内容なりの反応がくることを書き手は受け入れるべき -- (名無しさん) 2012-02-25 13 06 51 ↑2 わかりやすい自演じゃのう 次はまたR−TYPE信者が荒らしたと言うのかえ? -- (名無しさん) 2012-02-25 13 10 23 サンタとかいう奴のせいですぐ自演といわれるがそんなことはない 不満をもってる人間はおおぜいいるんだ 語るスレをみればよくわかる サンタのコテハンこそ、Λ批判を同一人物扱いにして封じるための自演じゃないのか? -- (名無しさん) 2012-02-25 13 46 11 ↑1 ほぅでは何故あなたみたいに、数分間おきにどうでもいい事に噛みつく人が あのコメントに反応しないのか不思議でならないな 普通なら反論の一つもあるだろ -- (名無しさん) 2012-02-25 13 51 45 どれだよ -- (名無しさん) 2012-02-25 14 15 57 またまたぁどれか判ってんだろ スルーしたって言っても説得力ないしな スルーできるならここに来ないし俺のコメにいちいち反応しないだろ -- (名無しさん) 2012-02-25 14 23 25 結局一部のR-TYPE儲がリリカルなのはを見下してるのが原因だな 設定的にもそんなガッツリ差があるわけじゃないのに嬉々として魔法じゃ科学に勝てないと言い出す 普通の一R-TYPERとして申し訳ない限りだよ -- (名無しさん) 2012-02-25 14 32 13 アルカンシェルの弱体化 魔法技術の概念のすり替え 逆に言えばこうしないとR-TYPEはリリカル世界に対抗できないわけだ -- (名無しさん) 2012-02-25 14 37 32 ↑ 1 2 言い返せなきゃ屁理屈かい情けなさすぎだろ -- (名無しさん) 2012-02-25 14 41 11 どうもR-TYPE側で暴れてるのは一人みたいだな そんなにリリカル勢が善戦するのが気に入らないのだろうか -- (名無しさん) 2012-02-25 14 52 04 サンタお前まだ粘着してたのか? 後半からボロ出てるぞ -- (名無しさん) 2012-02-25 14 57 12 キャラ死亡のある作品は荒れやすいね〜 -- (名無しさん) 2012-02-25 15 17 47 全てサンタ、サンタ言うのが酷すぎる・・・ 最初のアク禁で逆上したなら酷すぎる 正直関わって無いのにそこまで言われると嫌になる とりあえずR信者が暴れたのってリリカルなのはのSSを語るスレ七十五言目だよね? 自分としては同じ県の確率も無い訳ではないけど クロスss議論スレで情報公開の物申しをしてくれると嬉しいな 同じ県で名無しで物申しても白い目で見られるだけだしお願いします -- (名無しさん) 2012-02-25 15 23 35 ↑1 嘘を言うな嘘を 普通に見てりゃRが暴れてるとかズレた事書かねぇよ 言い返すの止めて支離滅裂な事書き出したりとかあんたがよくやるパターンだろ -- (名無しさん) 2012-02-25 15 30 56 もうエタった作品にここまで粘着するなんて暇なんだな -- (名無しさん) 2012-02-25 15 33 13 ↑2 管理人の目が光る前で嘘なんて言わない まあ信じないだろうし、どうでも良いが -- (名無しさん) 2012-02-25 15 45 57 R戦闘機はバイパーにスペック負けてる MSとOFには性能にかなり開きがある変えようのない事実だ なのはとR−TYPEの技術格差が酷いのも事実だ受け入れろ -- (名無しさん) 2012-02-25 15 51 27 ↑それは作者がそう書いただけ -- (名無しさん) 2012-02-25 15 55 51 何気に荒らしは話を流してきたな とりあえず、情報公開の物申しお願いします こちらが名無しでするのは効果が薄いと思うので -- (名無しさん) 2012-02-25 15 57 24 やれやれ俺の嫁が最強じゃなきぁだめなのぉな奴かい 違う違うばかり言わないで理由を述べてみたらどうだい -- (名無しさん) 2012-02-25 16 03 02 ↑3Λ氏の補修無しじゃ管理局瞬殺されちまうぞ。 前にも似たような事言っていたが、結局補正無しじゃ無理って結論だった。 -- (名無しさん) 2012-02-25 16 15 32 ↑そういう挑発的な物言いが荒れる原因なんだって アニメもSTGも格なんてのはないんだから -- (名無しさん) 2012-02-25 16 18 24 露骨に話を流して来ているので煽りに関しては相手せず 情報公開してもらった方が致命的ではないのかな? -- (名無しさん) 2012-02-25 16 20 34 サンタお前この作品が好きなんじゃなくて 地球軍と管理局の戦力差が気にいらないだけだろ 避難所でΛ氏に対する批判は許さないとか言ってたよな? 何故あからさまにΛ氏を批判している奴をスルーするんだ? -- (名無しさん) 2012-02-25 16 28 50 自分言い合いとか、もう精神的にきてしたくないんで 自分は期待しないでください。煽りを止めたいなら煽っている人に何らかの打撃を自分で与えてくれると嬉しいです -- (名無しさん) 2012-02-25 16 37 11 ↑4 作品の出来に格はないが戦力差はあるでよ R−9でVVに挑んだら瞬殺されちまうよ Λ氏がちゃんと補正して戦えてるんだから問題なかろうて -- (名無しさん) 2012-02-25 16 49 26 今思えば管理局も強くなった 今ならR戦闘機ぐらい普通に落とせる -- (名無しさん) 2012-02-25 16 52 01 と、言うか割りともう落としていたな 今なら地球軍とも十分戦える -- (名無しさん) 2012-02-25 16 54 52 問題はバイドがSTG版かTAC版かだな 前者ならコア破壊してENDだが後者は・・・・・ -- (名無しさん) 2012-02-25 17 02 55 そもそもはリリカル世界の力を過小評価しすぎたからだな 今更かもしれないがそこを直して一話からやり直せば暴れてる連中もおさまるだろ まあこの現状では本当に今更だが -- (名無しさん) 2012-02-25 17 34 43 過小評価しとらんだろΛ氏補正で膠着状態だが 実際原作はどれを取っても地球軍に勝る所が無いのだから仕方ない -- (名無しさん) 2012-02-25 17 43 41 原作に対する誹謗はやめろと作者氏の御達示がでたぞ リリカル世界を貶るのは止しにして貰おうか -- (名無しさん) 2012-02-25 18 02 56 戦力差について事実を述べただけだ 作品自体を批判しているわけでわない -- (名無しさん) 2012-02-25 18 05 09 事実? -- (名無しさん) 2012-02-25 18 14 41 やっとだ、あとはRファンが管理局強化の現状に納得いってないのは簡単に推測がつくから 作者の最新の更新の話次第で荒れてきそう、その時どう動くが考えよう。 案外怖がって何もしないしないかも、その方が自分は嬉しいが はっきり言うが管理局梃入れは仕方ない、しないと管理局滅亡で話が終わる -- (名無しさん) 2012-02-25 18 15 44 案外作者が居るとは思わなかったもんで怖がっているかな? とりあえず、そのまま作品の批判もssの批判も止めろ -- (名無しさん) 2012-02-25 18 17 20 Λ氏が原作みてないとか捏造劣化言ってたのも静かになりそうだ -- (名無しさん) 2012-02-25 18 25 15 ↑ 俺はもうボコボコで精神崩壊だよw -- (名無しさん) 2012-02-25 18 26 00 ↑2 クロスさせるにあたって考えた設定が、見込みが甘かったってことだ 本当はちゃんと観てたとしても、観てないんじゃないかと疑われるほどにな -- (名無しさん) 2012-02-25 18 49 19 どちらにしても賢明な人なら何もできやしない 自分で作者の発信があるまで待機していろって言ったのだから 作者に原作見ていないとか捏造劣化を言い続ければ 賢明な君ならどうなるか判るはずだ恨みは無茶苦茶にあるが 別にたたき出したい訳ではない折角同じ小説読んで楽しんでいるのだからもう止めましょうよ -- (名無しさん) 2012-02-25 19 05 59 とりあえずこのアホな流れで作者のやる気が萎えてないようで一安心 でも君等のやる気は一生萎えておいてくれ -- (名無しさん) 2012-02-25 22 49 31 ■三十四話の予想: ジュエルシードの力で死んだキャラや住民はみんな生き返りました、バイドも地球軍も最初からいなかったことになりました 22世紀地球に報復しようとする勢力はなのはさんがOHANASHIして説得しました 地球軍も今まで通り22世紀の世界で戦い続けています 22世紀地球でも、次元世界は最初から存在しなかったことになりました R-TYPE Λ先生の次回作にご期待ください! -- (名無しさん) 2012-02-26 00 37 26 ↑ 酷いアンチを見たそんなにR信者はリリなの補強されるのがそんなに気に食わないのか もはや隠そうともしてないな、露骨にやるなよ見ているこっちも気分が悪い ある程度白熱させた勝負をするために少しぐらい強化を許す余裕ぐらいあって良いだろうに酷すぎる -- (名無しさん) 2012-02-26 00 47 12 R-TYPE信者のせいでR-TYPEそのものが嫌いになるレベルだよ -- (名無しさん) 2012-02-26 00 50 19 (名無しさん) 2012-02-25 18 15 44 いい加減にR-TYPEファンにレッテル貼って荒らし扱いするのやめたら? 信者ってこきおろすのやめればレッテル貼ってることにはならないとかって思ってる? 責任転嫁を図ったところで自分のしてきた誹謗中傷は消えてなくならないぞ? ↑いい加減に安い煽りで顔真っ赤にするのやめたら? それ、本当にR-TYPEファンが書いてるとでも思ってるの? -- (名無しさん) 2012-02-26 00 54 01 とりあえず、リリなのの補正を取ったら 荒れないと思います、これは無理だ完全に物語のための補正が許せない状況になっている 何だかんだ言っているが本音は補正を取ってR-TYPEを活躍させろってことだから もう荒らされないためには補正を取って進めるか荒らしを排除するしかない -- (名無しさん) 2012-02-26 01 01 41 ↑5 こんなこと言う奴も居るし荒らしの排除は必須ですね 遊んでやっているのかR信者かは区別つきませんが どちらにしても酷すぎますね管理人も要請すればきっと答えてくれます -- (名無しさん) 2012-02-26 01 07 08 ↑1簡単にはアク禁止にならないのは知ってるだろ? ↑2 決めんのはΛ氏だ ↑4 5 Λ氏に誹謗中傷は避けろとお願いされただろ判り易い煽りに釣られていきなり破るなよスルーしろ -- (名無しさん) 2012-02-26 01 14 00 ねぇ釣りって許されるの? 一々煽りが来ると一生この感想板の騒動は治まらないよ どっちにしても釣る奴の気が知れんな -- (名無しさん) 2012-02-26 01 21 37 補正も補強も何も管理局側の科学技術なんて原作でもものすごそう、くらいにしか分からんのに訳のわからん論調が多いなあ ここではそういう誘導が流行ってんの? それとも作中限定のオリ設定で地球軍以下?になってる管理局側がご都合で強くなるのが気に食わないの? -- (名無しさん) 2012-02-26 09 58 08 ざっと見た感じ、管理局というかリリカル世界の強さを補正扱いされてるのが問題? R-TYPE側からすれば、本来なら管理局なんか瞬殺だけどそれじゃ話が続かないだろってことか -- (名無しさん) 2012-02-26 11 12 53 荒れてるなあ…。 両方のファンなんで、どちらの気持ちも分からん訳では無いんですが…。 リリなのファンは、そんなに管理局を絶対正義にして地球を消滅させたいのか…そんなキャラ崩壊ななのは達を見たいのかな? R-TYPERの皆様も、ここはリリカルなのはのクロスSSなんだから、リリカル勢が補正を受けるのは当然なんですから…。 どっちが強いとか有利だとか、そんな事より感想を書きましょう。 そうしないと、作者さんのモチベーションも上がらないよ? と、俺は言ってみる。 Λさん、続きを楽しみにお待ちしております。 -- (創起) 2012-02-26 12 25 17 昨日ぐだぐだ抜かしてた奴は、管理局は弱くないもん!劣化捏造だとR−TYPE氏批判してたがな。 まあ根拠を言わない時点ただの煽りだと思うが。 -- (名無しさん) 2012-02-26 13 17 21 補正補正って言っても今読んだ限りじゃリリなの側が受けてるのは負の補正の方が圧倒的とまではいかずともかなり多いようだがなあ 原作に倣うなら敢えてλとか作らずともいけるだろうし どっちの陣営の設定も原作からはかけ離れてるてんだからそういうものと思えよ 原作に触れんなって -- (名無しさん) 2012-02-26 13 28 13 どこが負の補正だよ原作より強化されてんだろ お前の頭の中の魔導士はMSやバルキリーより強いってか? 根拠も無しに批判するなよ -- (名無しさん) 2012-02-26 13 40 22 よりかは知らんが同じくらいには早くて固くても問題無さそうな設定多いぞ -- (名無しさん) 2012-02-26 13 45 33 ていうか俺が言ったのは別に批判じゃないだろ・・・ -- (名無しさん) 2012-02-26 13 47 00 負の補正の例としては ・アルカンシェルの威力軽減:消滅効果がなく別次元に飛ばすだけならすぐに見つかってしまう。 ・なのはたちの魔法至上主義:あくまでも代替技術です。 ・質量兵器嫌悪:銃やミサイル程度で驚く描写は原作にはない。 ・魔法が超科学ではなく奇跡の力に。:科学技術のままにしておいたら地球よりも遥か上をいってしまうから? ・次元世界=異層次元:R-TYPE側の元ネタは超ひも理論だろうけど、これはリリカル世界の次元世界とは全く別物。 こんなところか Λ氏も慎重に慎重を重ねて設定を組んだようだけどやっぱり受け取られ方は色々あるんだよ -- (名無しさん) 2012-02-26 13 48 41 アルカンシェルの威力が高くても当たらないだろ R戦闘機の速度も旧式の初期型で秒速208kmだ魔導士では反応すらできん 艦隊の速度にしても太陽系からペルセウスの腕まで短期間で移動可能 いったいどこに管理局の戦力的な優位性がある? -- (名無しさん) 2012-02-26 13 53 54 そのスペックに対する管理局側戦力の航行艦のスペックなんてどこに出たわけ? 魔導師においてはそれくらいの戦闘速度はまだ対応できるよ -- (名無しさん) 2012-02-26 14 00 31 ていうかそれ戦闘機動速度じゃないだろ -- (名無しさん) 2012-02-26 14 02 18 改良型はもっと速いさつーかそっちの方が脳内妄想乙だろ 無いんじゃなくてできないだけだろそれ -- (名無しさん) 2012-02-26 14 04 20 とりあえず今度は負の補正とか言ってR信者がリリなのファンのふりして自演しているのか? リリなのファンとしては管理局が強化される現状に文句はないし 負の補正とか割りとどうでも良いこと言って それですぐ反対側に回って批判するマッチポンプじゃないのか? まあ良いや物語続ける上で管理局の補正が解除なんてされない 解除されるときはそれは管理局滅亡で物語が終わるときだ -- (名無しさん) 2012-02-26 14 54 27 もう管理局の補正切りしたいのは隠してないし そこを考えて応対した方が早いのでは? -- (名無しさん) 2012-02-26 15 01 56 そ、そうか・・魔導師は秒速208km程度なら対応できるのか・・しらんかった マッハ611くらいあるんだが・・・ -- (名無しさん) 2012-02-26 15 05 49 というか、なのはファンは彼女等に何を求めたいの? 魔導師とはいえR戦闘機を超える人間を辞めた化け物にしたいの? R-TYPERだって無いに等しく、具体的にはロクに設定されてない『魔法少女』の強さとR戦闘機を比べるのは馬鹿馬鹿しいでしょ? 『超サイヤ人ゴジータVS究極セーラームーン最強論争』みたいなの、止めようよ…。 争いはかくも虚しい。 と、俺は思う。 -- (創起) 2012-02-26 15 09 09 とりあえずさ今まで管理局強化にR信者は異議を申していたのに 急にリリなのファンが管理局の負の補正と新しい言葉を使って文句を言うのはおかしい 肯定側から批判に回るマッチポンプじゃないの?5分で反論来ているみたいだし ファンなら前の例の釣りにも反応しても良いと思うし 何故?現状で文句を言うか理解できん -- (名無しさん) 2012-02-26 15 15 14 作者です 運営議論スレの方にも書き込ませて戴きましたが、双方の原作及び原作者、またはファンに対する誹謗中傷はお止め下さい 作中の戦力比較および技術関連載の設定は、原作設定を基に独自に考えたものであり、どちらかの優位性を示すものではありません 技術や戦力関連の展開もストーリーに組み込んで、世界観を発展させる事を狙っておりましたが、これを不愉快なものと感じたのあれば申し訳ありません しかしながら、コメント欄における誹謗中傷の度合いが過ぎる様にも感じられます これ以降、原作及び双方のファンに対する誹謗中傷については、管理人様に対策をお願いする事とします なお、私の作品が原因という事もあり、落ち着くまでは投稿を見送らせて戴きます -- (R) 2012-02-26 15 19 22 まあ管理人提出なら怖くなって何もできないと思いたいけど 露骨に不満を隠してないから大丈夫かな? -- (名無しさん) 2012-02-26 15 26 03 作者様、御光臨! お見苦しい所をお見せし、大変申し訳ありません。 …という事は、続編が書き上がったのですね!? では、全裸待機でお待ちしております! -- (創起) 2012-02-26 15 55 17 R氏、管理人への提出は早い方が良いです 自分は最初のアク禁提出からグダグダやってきましたが 本音はこれ以上言い争うのはしたくない管理人に白黒つけてもらえるのが嬉しい -- (名無しさん) 2012-02-26 16 01 22 さあさあバイドに地球軍よ、奇跡も祈りも踏みにじってどんどん虐殺だヒャッハアァアアアーーー!!! -- (名無しさん) 2012-02-26 17 09 26 普通にここの空気読まず暴れて居るし 管理人に要請しないと34話が見れないのですが・・・ -- (名無しさん) 2012-02-26 17 12 17 3週間の出張から帰ってきて更新しているか見に来たら荒らされていて、 しかも更新は見送られた事実・・・ 荒らす人は何を考えて、何を楽しんで荒らすんでしょうね・・・ 結局、被害に遭うのは楽しみに続きを待っている、会話に無関係な人たちなのに・・・ -- (名無しさん) 2012-02-26 19 27 53 まあこれまで管理局強化一択で行って来たのだから 34話でいきなり、リリなの勢が惨敗滅亡する話にはまずならないだろ ただ勇戦してある程度対応できると危ないだけで そう言う話が次の話で決まっているなら投下した瞬間からヤバイ -- (名無しさん) 2012-02-26 21 55 39 勘違いしてる人が多いがこの一連の流れの原因は 戦力差とかそんなもんじゃない そんなものが問題になるならもっと早く炎上してるよ 本当の問題は双方の作品の信者を装い互いを煽る輩だ ↑4みたい奴とかね IP開示されないここではそいつは自演しほうだいなんだから 権限を持たない住民としては徹底的にスルーするしかない -- (名無しさん) 2012-02-27 04 07 47 ていうかまたよそに喧嘩売りにいったやつが出たからだろ ガラパゴスとしてR厨とでも言うべき自分の好きな方が強くないと気に食わない連中もまとめてここで放置されてたのに日が当たればなあ それで各所で原作嫌いになたっとか言われる顛末マジ勘弁・・・ ていうかまだやる気かよ ああ作者じゃなくて喧嘩売ってる連中のことね -- (名無しさん) 2012-02-27 23 40 16 ある程度の人はもう離れていたり 意図的に話題無視したりしているのではないかな? -- (名無しさん) 2012-02-28 00 02 27 ↑2 ここで自演工作してるのがよそではしてないと考えるほうがおかしい ちゃんとTOPをわきまえてここに閉じこもってた連中がいきなり外で不自然な暴れ方するのもおかしな話だ サンタを初めとする連中はRのファンを貶したくてたまらんらしいからな ただ実際にそういう痛いR信者も少なからずいるからこちらのも強く言えんのだが 外でそういうの見かけてもやはりスルーしかないよ -- (名無しさん) 2012-02-28 00 33 35 おかしくなり始めたのはサンタが原因だろその前は静かなもんだったぜ 管理人にアクセス規制の見直しされた辺りから急におかしな書き込み増えたし アクセス規制が解除された事でサンタが騒ぐ前の荒らしがまた同じ事繰り返してるのか 一度は管理人に進言が認められたのに取り下げられたサンタの私怨による自演と考えるのが妥当だろ -- (名無しさん) 2012-02-28 01 11 15 とりあえずリリなの本スレではR関連の話は時報になっている みんな積極的には関わろうとはしないな -- (名無しさん) 2012-02-28 01 14 11 本スレってあの本スレ? そんなとこまで荒らしてんのかよ・・・ -- (名無しさん) 2012-02-28 01 47 08 リリなの好きでもない奴は 無視して別の話題を話していれば居なくなるな リリなのss語るスレ(省略)のことね 時々出てくるけど、どちらにしてもマイナーだしリリカルなのは好きではないと居られんでしょ -- (名無しさん) 2012-02-28 01 52 47 サンタの前の奴が執念深い奴なら規制解除は嬉しかっただろうよ そいつが両作品共に嫌いな奴なら今度はもっと上手く火種蒔きながら荒らすだろう -- (名無しさん) 2012-02-28 01 58 18 ともあれこの作品の話題はしばらくはここでだけでやるべきだな こんな状態でここの話題をよそにを持ち出したら荒らしもついてきて迷惑しかかからん 逆に言えば別の所でΛをダシにして双方の原作をディスるようなのは間違いなく荒らしだ 後は変なのは徹底的にスルー 触る奴がいたら注意するぐらいしかないな -- (名無しさん) 2012-02-28 03 17 04 んん、こうした流れってクロス物ではある意味必然なんですがね もちろん、望ましい事ではないけど避けようがない。力のある作品はなおさら あと「荒れる」って状態は誰か一人が原因ではないし、統制できるものでもない現象です 投稿によって荒れている。だから見送ることで沈静化させられる、という考えは正直どうかと 失礼ですが、作者さんはコメント欄の荒れようを執筆を見送る言い訳になさってませんか? -- (名無しさん) 2012-02-28 16 01 53 正直今回のは荒れるにしても度が過ぎてるからね 明らかに悪意のある人間もいるし住民も感情的になっている 頭を冷やす為に期間を置くというのはありだと思う これで様子見て沈静化しなかったら断固とした処置を取ればいい 読者としてもコメント欄がいつまでもこうでは折角の作品が楽しめない -- (名無しさん) 2012-02-28 17 13 11 自演かどうかは置いといて 要点を纏めると ・リリカルなのはファン R戦闘機に一方的に蹂躙されるのが納得いかない、 なにより「R-TYPEが本気出したら管理局なんて一瞬で消滅する」とか言われたのが許せない。 ・R-TYPER R-TYPE弱体化しすぎ、なのは側ばかり贔屓しすぎ。 俺の大好きなR-TYPE馬鹿にすんな! ってことでおk? -- (名無しさん) 2012-02-29 22 32 48 ↑1少し違うなそもそもR-TYPEを良く知っていれば補正無しでは無理な事は理解してるんだよ ちょっと前まではコメントも少なかったんだ 3ヶ月位前かねぇ変な荒らしに粘着されてなそいつがコメ禁になったんだよ 荒らしのコメ禁からすぐにサンタなるコテハンの人物がR信者は管理局強化が気に入らないと決め付けてきてな 否定した奴全員に荒らしのレッテル貼って管理人にアク禁申請したんだ 一度は認められたんだが管理人が名無しの人物に御叱りくらってアク禁を取り下げたのよ サンタは管理人に見放された形になった訳だが その後もつどつどR信者は管理局強化が気に入らないから荒らしてると主張し続け今に至る訳だ -- (名無しさん) 2012-03-01 00 27 26 ↑2 むしろR戦闘機は原作より強化されてるぜ 原作では光速機動なんてしないからな移動距離からできるであろう推測できるのは 銀河の中心から太陽系に短期間で帰還したR-9/0くらいだ -- (名無しさん) 2012-03-01 00 32 28 確かにΛ氏はクロスさせるにあたってはバランス調整が必要だと考えた そこに全く他意がなかったとしても、信者がリリカル世界を見下す原因になったことは確かだ あるいは序盤の時点で、「互いに全力で拮抗してます」と表明すればよかったのだろうか… -- (名無しさん) 2012-03-01 12 45 48 元々Rのスペックを考えれば序盤で同等は無理がある 戦力差を補うためのΛを最初に出しては盛り上がりに欠けるだろう -- (名無しさん) 2012-03-01 14 10 21 R側には活躍できるネームドキャラがいないから戦力的には勝っていてもなのは側に出し抜かれてしまう、と、どこかにあった。 Rにはネームドキャラがリョウ・ミナモト、リィザ・ステファニー、スゥ・スラスター、ジェイド・ロス、アイレムソフト、キース位しかいない上年代がバラバラなんだよな、出したら出したでさらにやばくなるし。 ただ、提督には出てほしい。 -- (名無しさん) 2012-03-01 14 54 59 どっちにしてもここの設定流用で新たなss作っているなら もう問題ないんじゃないの?気に食わなければ自分でss作れって言葉があるけどマジでやるとはな まあ荒らしまがいの文句言うよりマシだけど、えらく作者に当て付けるな -- (名無しさん) 2012-03-01 15 04 00 待ち望んでた更新あるかと思ったら延期か -- (名無しさん) 2012-03-01 22 38 41 だめだこりゃ まだこれじゃ次きたらすぐ戦争になる -- (名無しさん) 2012-03-01 23 10 12 どうしても「自分が思っている通りにしたい」のなら自分達で書けばいい。 ここは「感想」を書く場所であって「どっちが強い、補正などがある」などの論争する場所じゃない。 どうしてもしたいのなら、そうゆう場所ですれば良いのに、それすら出来ない。 学習「能力」と認識「能力」、そして(語源的な意味で)モラルが無いんでしょうね・・・ -- (名無しさん) 2012-03-02 01 56 01 某wikiで紹介されてて、読んでました。 クロス物でも、この作者さんの独特の文章表現とか仔細な設定というものは、 単に原作の二作品からだけでは描けない作者独自で導き出したものだと思う。 読み応えあると感じたし、想像力が働かされるような感じだった。 どちらも言い分としてRで釣っといて、何だこのザマはとか、 何故リリカルなのはでこれをやるのかとか、 世界観をないがしろにされているようだとか、思うのだろうけど、 それも作者の二次創作におけるそれぞれの作品解釈の結果と思って、 結論を焦らずに楽しんだらいいんじゃないかと思うけど。 長文スマソ -- (名無しさん) 2012-03-02 02 03 05 楽しめないから抗議してるの。 -- (名無しさん) 2012-03-02 09 28 22 じゃあどうしろってんだよ 楽しめないなら読まないのが普通だろ 抗議とかイミフ -- (名無しさん) 2012-03-02 10 15 24 なにこれ マンセー感想しか認めないていうの? なにそれ -- (名無しさん) 2012-03-02 12 23 01 いやいや、どんな感想を持ってもいいし、忌憚のない意見として大切にすればいいと思うよ。 ただ、余りに稚拙で支離滅裂、そして悪意ある発言をところかまわず大声で喚き散らしてる人がいたから、そういうのは良くないな、ってこと。 読んでどう思っててもいいが、無闇に攻撃的な発言をしていいというわけではないよね。 -- (名無しさん) 2012-03-02 13 43 59 つまり作者に不満を述べるのは稚拙な精神のあらわれだと -- (名無しさん) 2012-03-02 16 39 40 少し前に長々と書いて、自分も少し混同してしまって申し訳ないけど、 作者と作品について混同してたようで、すみません。 コメの趣旨履き違えて、作者について書くのはお門違いだった。 -- (名無しさん) 2012-03-02 19 35 22 Rファンは現状、管理局が強化されるのに不満はないと申したから危機は去った 仮にあっても散々無いと言ったから無理やり隠そうと遠まわしに伝えようと意味不明な発現になるはず 実はそれが楽しみどんな口上を述べるかな? -- (名無しさん) 2012-03-03 07 22 16 ストライクカノンなら地球軍の装甲兵でもばったばった薙ぎ倒せるね -- (名無しさん) 2012-03-03 12 30 50 まあどっちにしてもこれで 作者へ本音が言えないのだから一安心 -- (名無しさん) 2012-03-04 12 22 13 本音を隠しておべんちゃらを言わなきゃいけないのか -- (名無しさん) 2012-03-04 12 31 15 死んでいったキャラたちに償いをしてください。 -- (名無しさん) 2012-03-04 12 47 54 壊された戦闘機達に償ってください -- (名無しさん) 2012-03-04 13 09 01 死んデいっタばイド達に償イをしテくダさい。 -- (名無しさん) 2012-03-04 13 28 07 お気に入りのキャラがTUEEEEしないと楽しめない、的なのがSS読んでるってのが分からんな この手の二次創作は作者による改変や予想外の展開、そこから発生する物語を楽しむもんだと思ってたが 三人娘すらどうなるか分からない、一寸先が闇な不気味さが面白味だと思うよ、この作品 -- (名無しさん) 2012-03-04 16 13 33 この作者戦闘とかもそうだがホラー系の描き方も半端ないからな もう止まってしまったがイベントホライズンのクロスとかまだ楽しみにしてる -- (名無しさん) 2012-03-04 21 22 34 そもそもサンタはどっからRが弱体化されて 不満だなんて情報を仕入れてきたらw 原作派からすれば強すぎじゃねと思ったぐらいなのに -- (名無しさん) 2012-03-04 21 40 57 ↑つまりリリカル側が弱体化させられてるというわけだ Λ儲はリリカルなのはを観てないばかりかR-TYPEもろくにプレイしたことないとみた -- (名無しさん) 2012-03-04 22 50 30 はいはい脳内妄想乙 -- (名無しさん) 2012-03-04 23 01 24 2chの荒らしは何のつもりだアク禁したら2chで荒らすって言う宣言か? -- (名無しさん) 2012-03-05 11 05 14 だいたい誰がやっているか判るが報復したい気分になるな -- (名無しさん) 2012-03-05 11 07 04 管理局と地球軍が良い勝負するバランス調整がされていて いつもの蹂躙物とは違った楽しさがありました、リリなのファンとしては嬉しい戦力調整でした 更新期待しています頑張ってください -- (名無しさん) 2012-03-05 13 12 31 両陣ともに戦死者は多いけど、 地球軍→全部オリキャラ 管理局→大半原作キャラ 地球軍も圧殺、汚染とか酷い死に方ばかりだけど、名無しの一般兵ばかりだもんな… バイドが羨ましい -- (名無しさん) 2012-03-06 00 54 23 おいおい、地球軍は主役機のR-9Aと、 最強機のR-9 LEOIIとかR-9DP3とか撃墜されてるんだが? R-TYPEやったことないだろ? -- (名無しさん) 2012-03-06 07 07 55 あれ?石川県民撃墜されてたっけ? -- (名無しさん) 2012-03-06 14 04 42 モリッツG戦で損傷していたな 管理局の攻撃ではなくバイドからの攻撃が原因だが -- (名無しさん) 2012-03-06 14 11 36 半壊状態のケンロクエンがゲボと共闘したシーンは格好よかったし、爽快感あった あの頃こんな陰惨な血みどろの闘いになるとTYPER以外の誰が予想したろうか -- (名無しさん) 2012-03-06 15 59 03 ↑まるでTYPER以外のなのはファンは戦いの見通しが甘ちゃんだとでもいいたげだな -- (名無しさん) 2012-03-06 17 10 51 ケンロクエンかぁいい機体だ特にパイルバンカー波動砲が -- (名無しさん) 2012-03-06 17 30 34 Λの兼六園はSTGのではなくタクⅡのかな? それっぽい描写があった気がするし、パイルも大きいほうがいいよね! -- (名無しさん) 2012-03-06 18 01 01 落ち着け ケンロクエンが撃墜されたのはタクティクス2の発売前だぞ -- (名無しさん) 2012-03-06 18 47 30 ↑そういやそうだった…そのことを忘れてたよ… -- (名無しさん) 2012-03-06 19 31 41 ↑↑↑↑↑実際Rを知らなきゃこんな展開になるなんてどんなにネガティブでもなかなか想像できないと思うよ? 一人も『バイド戦において最悪の状況』にならなかったのは驚いたけど。 -- (名無しさん) 2012-03-06 20 18 52 とにかく作者が叩かれる事態にならなければ良いけど 荒らしがほかに手が回らないうちに更新しとけば良いのでは? 今なら作者に毒牙がかかることは無いでしょう。 -- (名無しさん) 2012-03-06 22 34 02 この作品のパワーバランスに不満は無いと言ったがあれは嘘だってオチが近いうち必ず来るw -- (名無しさん) 2012-03-06 22 53 14 ↑↑↑主要人物は確かに『最悪の状況』になってないが、管理局員が大量にデバイスごと取り込まれたりしてるし 何より回想シーンでエリオとキャロに致命的なレベルのトラウマ植えつけてるからインパクトは十分だと思うぞ? -- (名無しさん) 2012-03-07 08 47 07 うむ管理局は序盤から大損害を受けていた 次元行艦は天文学的な数値の損害を被っているだろう 兵器対魔法の戦力も互角とは言い難いまだ地球軍の方が強い まだまだ管理局と地球軍には差があるからもう少し技術吸収しないといけないな -- (名無しさん) 2012-03-07 10 15 20 だからここらで若き英雄か拷問官さんをだね… -- (名無しさん) 2012-03-07 13 33 36 作者です 先ずはお詫びを 先日、投下を見合わせると書き込みましたが、これは誤解を招く表現でした 第34話は現在執筆中であり、まだ4割程度しか書き上がっておりません 執筆に割く時間を徐々に取り戻そうとは思っておりますが、まだ暫く掛かりそうです 誠に申し訳御座いません 次に、コメント欄の現状について 前回も申し上げましたが、両原作および双方のファンに対する誹謗中傷は、如何なる場合に於いてもお止め下さい このコメント以降、該当するコメントをした方に対しては、管理人に対応をお願いさせて戴きます 騒動の発端は私のSSであり、原作やファンんに対する攻撃はお門違いです どうか、宜しくお願い致します -- (R-TYPE Λ) 2012-03-07 23 53 21 作者殿、無理をせず、体を壊さない様に頑張ってください。 とりあえず、コンバイラ・ゲーラなどが出てきてバイドも強化 地球側も複数のブースター装備型アングルボダが不穏な動きを見せている 管理局はΛの影響+G・Iとの共同戦線などでようやく部隊に立てた状態 ここからどう動くのでしょう・・・ ??? ???「そっちの世界のバイドも食べていいかしら~~?」 ?? ??「???様、止めてください!!」 -- (名無しさん) 2012-03-10 23 05 11 というか自動車事故+震災で屋根が落ちてきたとか聞いたが、もはや書けること自体が不思議。 R本家で年単位で待つ事は慣れております故、ご自愛のほどを。 -- (名無しさん) 2012-03-10 23 30 41 ↑↑くんな、この作品は鬱であってギャグと萌えはいらない。 提督1「私たちは?」 提督2「全員なんか柵があるだろ」 提督3「やっぱそうか、…この世界に『提督』はいるのかな? ところでお前はそろそろ幼女やめたら?」 -- (名無しさん) 2012-03-11 01 20 14 だいたいウォーヘッド三歩手前だとか マジ不屈、頑張って下さい。 -- (名無しさん) 2012-03-12 19 00 50 34話は4割くらいまでできてるのですか。やはりこれだけ要望が集まると、展開の修正とかで書き直しがいるのでしょうね。 気長に待ってます。 -- (名無しさん) 2012-03-13 22 22 27
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管理局内で「エースオブエース」と呼ばれ、もはや知らない人は居ないと言われている少女、「高町なのは」、今までやってきた仕事もようやく一段落着き始め、もうすぐ休暇が取れるという話だ、 それだけではない別の世界で仕事をしていた同僚であり大切な友達であるフェイト・ハウラオンと八神はやても仕事を終え地球に帰ってきたのだ、 再会を子供のようにはしゃぐ3人、何せS級ランク魔道士は管理局においても貴重な存在であり、そのため分散されていろんな世界に派遣される羽目となっていた(第6課の成立はまだ先) 彼女達が会うことはここ最近なかったのだ、だが彼女らが仕事を行っている最中で、アメリカにおいてトンデモないことが起きていたのだが、まだ彼女らは知る由も無い・・・だが一時の休暇も突然の出来事で取り消される。 「かねてから時空管理局が追っていた魔法使いが地球のアメリカ合衆国に現れた、武装局員が現地に向かうから至急援護に回って欲しい、相手はSランクそれ以上と予測される。」 管理局に勤めている以上不平は言っても、アメリカに渡り、追撃に当たる3人。幸い敵魔法使いはニューヨークやサンフランシスコといった大都市ではなくアリゾナの片田舎に現れたのだ ・・・だがその町は地獄絵図と化していた、住んでいた住民は老若男女問わずに魔法使いの道具にされ、使い魔の餌になるか、使い魔にされるか・・・壮絶な光景だった、それだけではなかった、 追っていた武装局員は呆気なく殲滅され、彼を追えるのは3名+4人だけとなった、そしてアメリカ軍が気づく前に取り押さえるか、もしくは殺さなければならない、時空管理局の存在を知られては 色々と不都合なのだ、だが・・・ 「クハハハハハハハハハハハ!!!何だ言われているほど強くないかじゃないか!」 倒れ付す7人の魔道士、彼女(彼)らに無傷を保っているのは一人も居ない、皆至る所にケガを追っていた、 それに対し敵の魔法使いはほとんど無傷といってもよかった、 敵の魔法使いは強すぎた、さまざま竜種や幻獣種を使役するだけではなく、 他世界を渡り歩いきそこの魔術を身につけていった、彼の術になのは達は大いに苦戦していた。 ディバインバスターもプラズマランサーもフレズベルクも古代ベルカの騎士団の攻撃もほとんど敵に通用しなかった 「・・・なんてこと・・・あれじゃあSSS級ランクじゃない!」 リンディ・ハウラオンは呻く、そりゃそうだ、SSSランクなんてそう滅多に見つかるものじゃないし、 居たとしても大概世俗と縁を切って引き篭もっている例がほとんどで、時空管理局には極力中立を貫いているのだ。 「クソ!僕も・・・」 「クロノ!その体じゃ無理よ!!」 クロノ・ハウラオンも呻く、彼は体中に包帯を巻きつけてあった。彼が負傷した原因?それは地球においてある事件にどさくさ にまぎれてある国に保管されていたあるロストロギアを回収しようとしてやってきたのだが、その事件に巻き込まれた結果重傷を負い、 現在リハビリ中なのだ。 「彼女達がここまで苦戦するとは・・・。」 頭を抱える提督、だが突然結界に近づく何かがアースラのレーダーに捕らえた。 「結界に近づく機影が一つ、これは航空機・・・ジャンボジェットです!」 民間機がうっかりやってきてしまったのか?結界が見えるとは思えないのだが、 下手をすると厄介な事になる、緊張の走るアースラスタッフだが、一人クロノは怯えた声を出す、 そう魔法使いにではなくその航空機に。 「ま、まさか・・・あいつじゃぁ・・・。」 そうクロノは彼のおかげでひどい目にあったのだ(具体的には巻き添えを喰っただけだが・・・。) 「あいつって?」 誰と聞こうとしたリンディを遮るように、エイミィの声が響く 「モニターに回します・・・。」 そして機体に描かれたある文字に一同の目が点になる、そしてクロノは叫んだ。 「やっぱりあいつだぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 「呆気ない、呆気ないぞぉ!管理局の魔法使い・・・「エースオブエース」も所詮其の程度か!」 勝ち誇ったように叫ぶ魔法使い、レイジングハートを構えディバインバスターをぶっ放す高町なのは だが、魔法使いの手に受け止められそのまま四散した。 「無駄だというのがまだわからんかぁぁぁぁぁぁぁ!!」と 魔法使いから魔力を込めた弾丸が放たれ、高町なのはの体を吹き飛ばす。 「なのは!」 叫ぶ、フェイトとはやてとヴォルケンズ、だが彼女らも魔法使いの使役獣相手に苦戦しており 手を差し出せる状況じゃなかった。 「信じあえる仲間も所詮其の程度・・・まぁいい、高町なのは・・・大人しく我が糧となれ!」 なのはにとどめをさそうとする魔法使い、尚もあがこうとするなのはだが体の力が入らず動ける状況ではなかった。 (こんなところで終わるの?・・・そんな・・・ようやく友達と一緒に戦えるのに・・・そんなの嫌だ・・・) 「死ね!」 今まさに魔法使いによって剣が振り下ろされんとした時である。突然結界が割れると何かが降りてきて、使役獣である土龍をクッションに着地した。 「華麗に着地!!」 (え?) 「な、何だ!」 驚きの顔をする高町なのはと魔法使い、降りてきた物体は人ではなかった、人型であるが全身は青く足と腕は太く、 赤いモノアイがついた頭部があった、パワードスーツと呼ばれるもの、そして目に付いたのはバックパックと思しき 部分には合衆国の国鳥であるハクトウワシが描かれていたのだ。そうそれを駆るのはただ一人 「オォォォケェェェェェェェ・・・レッツパァァァァリィィィィィィ!!ウェルカムトゥーアメリカ!」 ほんのちょっと前・・・その飛行機、エアフォースワンと名がつけられた航空機内 「大統領!折角の休暇を台無しにするなんてなんて失礼な連中なんでしょう!」 「何、大統領は24時間働けるのがモットーだよ!緊急時にはいつでも立ち向かえるのがあたりまえさ!」 「流石ですわ、大統領!」 「ではジョディ!ちょっくらピクニックに行ってくるぜイヤッハーー!!!」 「だ、誰だ貴様!」 魔法使いは思わず叫ぶ。 「悪党に名乗る名は無い!私はアメリカを守る存在!アメリカ合衆国大統領なのだ!」 「素敵ですわ、ミスタープレジデント!」 あまりの出来事にポカーンとする一同、だがすぐにアースラから通信が入る 「急げ!五時をすぎた!はやく此の場から離れろ!た、大変な事になる!」 クロノの絶叫だ。 「ク、クロノ君!どうして?」 「どうしてもこうしてもない!早く離れろ!」 クロノの声は恐怖に怯えた絶叫だった、無理もない・・・何せ(ry だが本能的に察知したのか、ヴォルケンリッターの騎士達は負傷したなのは達をつかむと慌ててその場から立ち去った。 「5時を過ぎましたわ、大統領!」 「では紳士である時間は終わりだ!」 そして一機のパワードスーツが魔法使いに襲い掛かる ―――フェイト談 ええ、もう最初は何がおきたか信じられませんでした、空から何かへんなのが落ちてきたんでビックリしましたよ、 そして「私は合衆国大統領だ」って言った時には正気を疑いましたよ ・・・だけどその後の光景を見てもっと信じられませんでした、正直敵に回さない方針をとって正解だったと思います ・・・もし彼を敵認定したら、私いやなのは達もいまここでインタビューを受けることなんて出来なかったでしょう。 ―――はやて談 ええ、あの戦いは今も記憶に残っています、あれほど強烈な戦いはもう忘れられないでしょう、 今でも昨日のように思い出せます、失礼かもしれへんけどまさか地球にあんな人がおるなんて とてもやないけど思わへんかったわ・・・彼がおったら6課に紛れも無く向かいいれたやけどな ・・・まぁそこまで高望みをすればバチがあたるちゅうかな。 ―――なのは談 あの時の戦いね、「エースオブエース」と呼ばれててちょっと浮かれてて居た自分がとても恥ずかしかったです、 彼は「エースオブエース」いや正真正銘の「バケモノ」と言っても過言ではありませんでした ・・・だって彼が合衆国で起きたクーデターを一人で叩き潰したなんて誰が信じます?ええ、私も 最初聞いたときはホラかと思いましたけど、あの戦いを見たら「ああ、彼なら出来るな。」と思いましたよ・・・。 戦いは虐殺そのものだった。 マイケル・ウィルソン大統領の駆るアーマードコ・・・じゃなくてパワードスーツ「メタルウルフ」に一斉に攻撃をしかける 使役獣の攻撃、それを身軽にかわす大統領 「熱烈な歓迎だな!お礼に穴あきチーズにしてやるよ!」 手に持ったガトリングの攻撃を受け、本当に使役獣を穴あきチーズにしたし。 続いて空から襲い掛かってきた鳥型使役獣に対しても、すぐにそれより高度をとり 「あつあつのローストチキンにしてやるよ!」 「あんな巨大なお肉じゃ、不味いローストチキンになりますわ大統領。」 明らかに搭載許容量度外視したミサイル攻撃であれほどいた使役獣はあっという間に影も形もなくなっていた・・・ 「な、ななななななななななななな何だお前は!」 「私はアメリカ合衆国大統領だ!」 使役獣を呆気なく叩き潰され追い詰められた魔法使いは巨大な隕石を召還した。 「こ、これだけの質量なら貴様も一溜りもあるまい!この大地と共に消滅しろ大統領!(CV:若本)」 ここら一体をクレーターに変えるぐらいの巨大な隕石を召還され、ここまでかと思いきや 大統領はそれを受け止めた、それどころか押し返し始めている、明らかに常識とか明らかに無視した光景だった・・・ 「WOOOOOOOOOOOOOOOO!!!これが大統領魂だ!」 そう叫ぶとメタルウルフによって隕石は宇宙へ飛ばされた・・・其の光景を見た魔法使いは時空管理局に投降した ・・・もし大統領に降伏しても・・・やっぱ恐ろしいから語るまい。 そしてその魔法使いは折の中で今も大統領の影に脅かされている。 「ピクニックは終わった!で、お嬢さん方!」 大統領からの声にビビル一同 「皆、よくやってくれた、もう日が落ちた。これから我が家にきてディナーを食べていくがよい!」 こうしてなのは達は入ることはほぼ不可能といわれたホワイトハウスで一夜を過ごす羽目になった。そして高町なのはが高町士郎の娘と分かると大統領は懐かしむように言った 「HAHAHAHA、彼とは夕日の海岸で殴りあった仲だぜ!」 「嘘!お父さんは大統領と一体どんな関係に!」 ・・・勿論、マイケル・ウィルソンが即日管理局のブラックリストに載ったことは言うまでもない 単発総合目次へ その他系目次へ TOPページへ
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魔法少女リリカルなのは×バットマン クロス元:バットマン ※完結 最終更新:08/12/01 第1話 来日 第2話 裏 第3話 歩み、止まるとき…。 第4話 光と闇 第5話 信じるものの戦い 最終話 理想と現実、その狭間で… TOPページへ このページの先頭へ
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Black クロス元:仮面ライダーBlack 最終更新:08/12/26 第一話「追憶」 第二話「南光太郎の追跡」 第三話「ホテルアグスタ・サイドブラック」 第四話「自転車を漕いだ日」 番外編1「エイプリルフール」 番外編2「魔王降臨」 クロス元:ゴッドオブウォー ゴッドオブウォー 最後の奪還 ゴッドオブウォー クリスマス残酷物語 コメントページです 感想や応援メッセージなどをお気軽にどうぞ(無名コメントも可能です) 過度な展開予想やコメント同士での会話はご遠慮ください こんにちは、何時も楽しく読ませていただいています。 漫画版というチョイスは予想外でしたが、いいです、この空気。 人外の悲しみと日常への喜びが伝わってきます。 これからも頑張ってください。 -- 名無しさん (2008-11-14 19 28 44) 「その他」のところにある内からずっと読んでいました。 仮面ライダー系の中ではピカイチだと思います。 頑張ってください。 -- ジョジョルノ (2008-11-14 19 44 00) 漫画版の仮面ライダーBLACKは、改造人間の悲しみが物凄く濃くて『これは大人の読み物だなぁ』と思ったのを記憶しています。 とても面白かったので、これからも頑張ってください。 -- 名無しさん (2008-11-15 21 20 21) お初です。仮面ライダーBLACK自体はよく知らないのですが、 とてもおもしろかったです。 次回の更新を楽しみにしています。 -- ノナメ (2008-11-23 16 44 47) 飛蝗男の光太郎とガリューとの戦闘シーンが凄くおもしろかったです。 これからどうやって話が進んでいくのか楽しみです。 頑張って下さい。 -- ななしん (2008-11-23 19 11 20) 光太郎は管理局に入るのでしょうか? 最初はうち解けられそうにないなぁ。 更新待ってます。 -- ばった (2008-11-23 23 28 01) 仮面ライダーblackは全く知りませんが、なんというか重い話ですね。 キャロに依存する光太郎と、光太郎に依存するキャロ、この二人のこれからが気になります。 次の更新も楽しみに待ってますね。 -- 名無しさん (2008-11-24 13 04 52) 今日初めて作品を読ませて頂きました。 外伝の「魔王降臨」は、一話完結の話の中で一番おもしろかったです。 これからの展開が楽しみです、更新楽しみにしています。 -- 名無しさん (2008-11-24 17 29 46) あー…確か18禁作品は専用の掲示板に移してwikiから削除することになってましたよ -- 名無しさん (2008-11-24 20 26 03) 原作版BLACKとなのはのクロスですね 楽しく拝見させていただいています 更新を楽しみに待っています -- 黒の賢者 (2008-11-27 08 53 56) いや。光太郎の場合、“賢者の石”のせいで強制送還じゃなくて、彼自身がロストロギアとして封印されそうな気がする。 逃げろ、光太郎。キャロを連れて、魔?(管理局)の手から逃れるのだっ!! -- 名無しさん (2008-11-28 20 35 45) あれ、次があるな?って開いてみたら・・・ブフッ!!なんてこった!GJ -- 名無しさん (2008-12-03 08 54 21) 子供を攫って、その同行者をなぶり殺しにしようとしたり、完全に管理局の方が悪なのになぁ。 -- LCS (2008-12-20 23 44 19) あの容姿の主人公を簡単になぶり殺しにできると思う局員の馬鹿らしさに、そしてただ数だけで圧倒できると思っているその仲間の阿呆らしさに呆れました。 あと、やっぱり幼女誘拐はいけませんよね、うん。 ↑自分は、時空“管理”局という名称である時点で悪だと思っています。 人間が世界を管理しようなんて、ただのエゴだよ! ……関係ないよね。失礼。 -- UNKNOWN (2008-12-21 01 36 37) 管理局アンチの奴って何でこうも精神年齢低いのばっかりなんだ? 恰好付けてんのかどうか知らんがわざわざ感想に訳分からん名前付けて 不必要な自己主張するし、嫌いなものが貶められてるだけで誉め称えるし。 あれか、厨二病か? -- 名無しさん (2008-12-21 02 15 16) ペルセウス戦を思い出させるナイス残酷物語でした 次はドアでガンガン(ry -- クロト派 (2008-12-21 02 53 38) ↑×2 む、確かにそうかもしれない。すまない。 -- 名無しさん (2008-12-21 04 51 09) デュポンの尻蹴っ飛ばしたって……あんた凄いよ。格好はさらに凄いが -- 名無しさん (2008-12-26 20 12 31) ちょ、クレ・・もといサンタトス!?ww -- 7sins (2008-12-27 11 29 53) ゴッドオブウォー、やっぱりおもしろいですね~ 続編を希望します~ -- 名無しさん (2008-12-30 10 47 13) ゴッドオブウォー、続きが楽しみです。 雰囲気がイイ! -- 名無しさん (2008-12-30 17 10 15) いい感じにアンチヒーローですね。 Blackとのクロスだから余計なキャラが追加されず、主人公にスポットが当たりそうですし。 -- キルシュ (2009-01-10 03 18 07) 仮面ライダーblackで強いのは、どちらか?白い冥王か黒き勇者か。さあどちらかわからない。だってどっちも強いんです。 -- ペロ君 (2009-01-10 10 48 39) いやー、面白い! 仮面ライダー屈指のダークストーリーであるBlackとハッピーエンドが常のリリカルなのはを組み合わせた点が良いですね。同じ日本人で、互いに主人公である光太郎となのはの対比が印象的でした。ガリューとの戦闘も秀逸でしたしね。 魔王復活・・・先が楽しみです! -- 名無しさん (2009-01-15 18 31 08) クレイトスさんマジパネエぇっすwww -- 名無しさん (2009-02-01 18 06 39) 原作BLACKとなのはのクロス、面白かったです。キャロとフリード、光太郎。この三人の家族の日常はほのぼのしてていいですね。反対に改造人間としての苦悩を引きずる光太郎が救われるのはキャロに掛かっていると思います、所でライトニングはエリオ一人ですか?凄い気になるんですが -- 名無しさん (2009-05-20 21 47 34) 続き待ってます -- 名無しさん (2009-05-21 03 30 30) 漫画版Blackとのクロス とても楽しんでいます。 ぜひ続きをお願いします。 -- よく見ています (2009-08-01 00 05 32) 続きを -- 名無しさん (2009-09-21 19 47 30) スカリエッティィィィィィィィィィ!!!??? -- 名無しさん (2009-11-25 13 23 37) ゴッドオブウォー 最後の奪還の続きは? -- 名無しさん (2011-02-09 22 04 18) 続きが読みたい... -- 名無しさん (2016-06-07 03 30 48) 名前 コメント TOPページへ このページの先頭へ
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傷ついた彼女、私の一番の親友 彼女が宙を舞う 紅蓮に染まる彼女のバリアジェケット 無残に裂かれる彼女を守る鎧 心ない刃で彼女のからだが割かれるのを 私はただ見ていることしかできなかった――――― ――――――――とある魔術の禁書目録×リリカルなのは――――――――― 「どうして…ねぇ、クロノ!」 俯くクロノ、それに駆け寄り服をまるで今にも引きちぎりそうになるほどの握る金髪の少女は叫んでいた。 「傷だけじゃないの、無理しすぎた彼女自身の心に成長してない体がついていけなくなったのも原因です… もしかしたら、もうなのはちゃんは…」 小さな医療室、小声でシャマルがつぶやくのを聞いて彼女はクロノの服を握り閉めながらそのまま膝から泣き崩れた 言えない真実。彼女の前で私は笑顔でいたかった。今だに復帰を考えている彼女のその姿を見るのがあまりにも苦しかった。 なんで私はあの時助けに行けなかったのだろうか。そればかりが自分の脳内を駆け巡っていた。 「フェイトちゃん…どうしてそんなに泣きそうなの? 私は大丈夫だよ!」 その言葉が自分の心臓を締め付けてるように感じた。 家、その空気はあまりにも重い。 「クロノ…本気?」 心配した目でリンディが最愛の息子を見つめていた。 「あぁ、彼女がこうなったのは僕たちが巻き込んだせいだからな」 「…管理局の職員として、私はあなたを止めるわ」 「母さん、それでも僕は止まる気はないよ」 「…母としてもあなたが危険な状況になることを好まないのよ」 悲痛な表情の母を見ても、彼は自分を曲げない。 「それでも、僕は彼女にまだ恩返しをしていない。管理局の人間として、一人の人間として」 「なのはを治せる…?! でも、…どうやって?」 クロノが家で伝えた言葉にフェイトは喜びの顔見せた。しかしクロノの顔は険しい。それを怪訝に思ったフェイトはなぜそんな顔をしているのか聞いた。 不可侵、いや、あの機関自体にかかわるのに管理局の規約を100以上破る必要があると彼は言う。 「魔法を使えない。その状況で身の危険をさらす必要があるんだ…フェイト、治せる方法があることは伝えるが君はなのはのそばにいてくれ」 管理局の禁忌を犯し、彼はただ一人の男としてある都市に赴いた。 そして彼女、彼の義妹であるフェイト・T・ハラオウンもまた…兄の言葉を無視して―――― 嘘予告「レプリカ」 「協力を得ることはできるがここからは出ることはできないよ」 「そこを何とかお願いできませんか、『冥土返し』」 「…彼女の容体を聞いたところここまで連れて来ることが出来る状態だ。あとは君がどうやって連れて来るかだ」 かつて、一度だけ世話になったことのある医師にクロノは懇願した。しかし、帰ってきた答えは期待したものではなかった。 「私は――――――ここにいる患者を放置して一人を助けに別世界に行けるほどお人よしではないのだよ」 最大の難関、彼女をここに連れてくる必要がある――――――― 私服で一人歩いていると不思議な人間にあう。ほとんどが学生だが、こんな暗い所ではその中でも柄の悪い奴らに会う。 「…可愛い子供だな。ふむ、いい感じだ」 「えっと…」 「金髪なんてあまりいないからなぁ…」 眼が狂っていると感じた少女が逃げようとすると不思議な爆発に囲まれた。魔法かと思うがデバイスが見当たらない。 「力を使わないなぁ…レベル0か?」 デバイスも何もない彼女ではただの11歳の少女。絶対的な危機を救ったのは―――― 「まったく、偶然ですよ。これはあくまでも命令に従っただけですから『グループ』からのね」 パンパンという軽い音と倒れた男たちの背中から一人の優男に彼女は出会う。 「名前は言いませんよ。とりあえず子供が来るようなところではありませんよ?」 名もなきアステカの魔術師と金髪の魔道師の出会い 「…フェイト・テスタロッサ?」 「私を知っているのですか…?」 「いや、だって理論はここで作られたからあなたの設計図はあるわよ?」 “作られた”、彼女は今、そう言われた。 「『プロジェクトF.A.T.E』だったかしら…」 2年前の彼女がちぎった鎖は彼女を放す気はなかった―――――― 「なのはちゃんをどこに連れていくんや、クロノ君…」 クロノの前に立ちはだかるのは仲間であり、最強の戦士たちと魔術師。それでも彼は管理局の禁忌を破り続ける。例え、四肢が動かなくなっても彼は抗うだろう。彼は―――男の子だから。 「はやて、僕にも意地があるんだ…男としての」 「クロノ…」 「ユーノ、話は通してある。あとは頼んだよ」 右手に持った拳銃、それを向ける相手は学園都市の警備隊。その後ろでなのはを抱いたまま座っていたユーノは唇を血が出るほど噛みしめて走り去った。 「クロノ…信じているぞ。全員で帰るんだ…」 「誰に物を言っているつもりだ、この小動物が」 悪態が、悲しく聞こえる。彼の姿が見えなくなったころ、ひとつの軽い銃声が聞こえた―――― 「子供を見捨てるほど私はひどい奴じゃないのよ!」 全身からでる電撃、それがフェイトを襲う銃弾から守る。 「なァ…いい加減に黙れ、クソガキ」 自分がクローンであることに嘆くフェイトに最凶の能力者は怒気を交えた声で彼女に話しかける。 「テメェがさっきから行ってることはなァ―――――」 「生まれてこなきゃよかった…」 「どうしてってミサカはミサカは疑問におもったり。だって、生まれてこなかったらあなたは“なのは”に会えないんだよってミサカはミサカは思う。あたしも姉妹も、全員がつながっているけどみんな自分が自分であると認識しはじめてるよってミサカはミサカ―――」 「で、でも、」 「君がここにいることに間違いはないんだよ。ここにいるのはフェイト・T・ハラオウン、君が自分の過去に悲観するのはいいが君が出会った人は偽りじゃないのだから」 カエル顔の医師がほほ笑んだ。そして、白衣を揺らして後ろを向き、暗い部屋に向かう。その部屋にあるベッドにはフェイトの大切な人。 「さて…始めるかな、君の大切な人を助ける一仕事を」 「なのは―――――」 「フェイト…」 二人はまた空を飛ぶ――――――FATEを打ち砕き―――そして未来へ! 単発総合目次へ その他系目次へ TOPページへ