約 2,995,463 件
https://w.atwiki.jp/hisounori/pages/48.html
書き込みテスト - フレンゼ 2010-04-14 22 16 21 参加します 【ゾラデスヨ】 【みなごろスイカ】 【よし、家に来て俺をファックしていいぞ】 - zoradesuyo 2010-04-14 22 40 07 チーム名修正 【幼女に乾杯】 - zoradesuyo 2010-04-14 22 46 00 【だん☆ごや】【鈴仙】【雪見だいふくもふもふしたい】 - ちぇろ 2010-04-14 22 48 55 【びりみあ】【幽々子】【びみりあちゃうねん!】 - vilimia 2010-04-15 01 01 05 【ふわりふわりと】【早苗さん】【さなアリって良いよね】 - ふわふわ 2010-04-15 02 19 39 【神風】【早苗さん】【季節外れの雪うさぎ】 - かみかぜ 2010-04-15 02 31 38 書き忘れ・・しょっぱい回線なのでクラ専扱いでお願いしてもよろしいでしょうか - ちぇろ 2010-04-16 01 37 55 【スラシン・ザ・スカーレット】【咲夜】【Godlessness proof-神の不在証明】 - Agares 2010-04-17 21 09 29 【ふるすろっとる!】【衣玖さん】【いくぜ ぬるりと】 - 名無しさん 2010-04-19 21 36 33 【景清】【美鈴】【宴やろーぜ】 - kagekiyo 2010-04-20 22 21 50 【童歌】【萃香】【5コススペカは見せるだけ】 - 童歌 2010-04-20 23 12 02 【(V)(・ω・)(V)フォッフォッフォ】【早苗】【不可】 - 代理 2010-04-21 20 42 22 【ビッコンベッコン】【うどんちゃん】【残念はずれ】 - BICO 2010-04-21 23 21 11 【かえるのにく】【萃香】【ごめん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛】 - かえるのにく 2010-04-21 23 51 58 【テト】【レミリア】【フランちゃん撫でながらいきませう】 - テト 2010-04-22 22 04 46 喫茶フランの奴隷】【咲夜】【フォーザキーン】 - 喫茶 2010-04-22 22 06 27 【aplle】【優曇華】【ドロップ最強】 - aplle 2010-04-23 01 09 42 【スピン】【パチュリー】【すっぴんLv99】 - スピン 2010-04-23 22 19 22 【みさくら】【ぱちゅりー】【H3A友の会】 - みさくら 2010-04-23 23 10 45
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/4071.html
7 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/10/17(金) 02 38 13 ID ??? うちの鳥取にガチでキャラを作らないと横からグダグダ言って来る困ったちゃんがいる。 ゲヘナの炎術師で粘丹獣や狙眼を取らなかったり、銀糸で前衛キャラを作ろうとしたり、 愧拳や邪眼をメインにしようとしたり、DX2でエンハイでピンポイントを取らなかったり、 ノイマンで天性を取らなかったりすると 「真面目にやるきあんの?無いなら帰んなよ。こんなクソ雑魚キャラ作って何がしたいの? 足手まといなキャラを作っても邪魔なんだけど。ちゃんと作り直せよな」 とか言って来る。マジでウゼエ。しかもこいつPL専。自分でGMやる時にガチ組を要求するなら まだ許せるんだけど。 11 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/10/17(金) 03 41 51 ID ??? うちの鳥取にもここ2年PL専で、 なにかと文句言うやついるけど、 そいつにGMやれって言う奴はいないなぁ。 そいつ下手なんだもん。GMもPLも。 13 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2008/10/17(金) 06 52 58 ID ??? 7 うちにも似たようなのがいたけど 「うっせぇボケ。最適解なPCでなきゃプレイできない雑魚PLはすっこんでろっ」 って言ってやったら、ホントにすっこんじまって、二度と鳥取にこなくなっちまった。 まぁ、うざいだけの奴だったんで、誰も気にしなかったんだけどな。 スレ204
https://w.atwiki.jp/sinyatai_2ch/pages/32.html
どこがどう間違いなの?本当に兵器を調べる気があるのか深夜隊◆零戦に無線機はあります 【クロザキ深夜隊】 零戦には無線がないので喋る事が出来ません。 戦時中零戦は無線がないので負けてしまいました。 【間違い】 零戦には前作の九六式艦戦同様に無線電話・電信機が標準装備されており、 当初は九六式空一号無線電話機[5]を搭載していたが、 大戦後半はより高性能の三式空一号無線電話機[6]に変更している。(wikipedia)ゼロ戦の無線機。 ◆武蔵とワイルドキャットは一度として遭遇していない 【クロザキ深夜隊】 武蔵の可愛さにワイルドキャットもめろめろ。 【間違い】 「軍艦武蔵とF4Fワイルドキャットはまず一度として遭遇したことがない」 「武蔵は塗装を変えてF4Fが搭載されている空母のいる作戦に投入されたこともない」 ◆シャーマンが日本の味方になったと言えるのは戦後陸上自衛隊になってから 【クロザキ深夜隊】アメリカの中戦車。チハたんの天敵。 ドイチュにパンターとかティーガーとかいうおっ かない怪物がいる所為で 欧州では良く燃えるストーブ扱いだったけど 日本軍に入って神にクラスチェンジした。XD 健康が取り得だけど、ちょっと単純。 地味ながらも真面目に任務こなす。洗濯もする。お茶も沸かす。 でも戦術が投げやりだったり、 自分の名前があんまり好きじゃなかったりするらしい。 P 戦後はイス●エル辺りで本当に神になってるとか…。っているとか・・・。 引用元:http //nocturna.noor.jp/n-n/6.htm 【間違い】 シャーマンが自分から仲間になったと言えるのは戦後の話だしな 日本軍関係ねぇ キャラクター紹介文がwikipediaの概要そのまま。なのに間違っている。 ◆何故か2年前に沈んでいるはずのビスマルクが伊8と遭遇している 【クロザキ深夜隊】 伊8とドイツのビスマルクで萌ええええ 【間違い】ビスマルク 1941年5月27日沈没伊号第八潜水艦 1941年 1943年6 月1日にドイツ派遣第2艦として呉を出港。 wikipedia伊八の項の上部に「日本と独を行き来していた」とあるので なにも調べずにビスマルクは独軍だから会ってるよねと入れた感プンプン。 ◆年齢設定のボロ10-03-02 投稿者:武蔵さんとノラさんのお話にキュンとしてしまいました。ところで二人の設定年齢ってそこまで離れてないんでしょか? 武蔵さんが中学生くらいでノラさんが高校生くらい・・・とかですか?最初見たとき「ノラ猫ロリコン!?」と思ってしまったので・・・ (↑すみませんw) ロクザキ氏:いつかツッコまれると思っておりました。笑 武蔵は中・高生程でノラは20代前半と考えていますロリコン・・・なんですかね?笑 武蔵 起工 1938年 3月29日 進水 1940年 11月1日 ノラ 初飛行:1937年9月2日 運用開始:1940年11月 wikipediaより まとめ ロクザキ氏にとって兵器はどうでも良い物であることが分かる。 兵器という題材は手早く「擬人化+軍服+BL」を流用したい、 そして祖父母を自慢したいロクザキ氏の格好の餌食であった。 設定は盗用か、またはその兵器に全く関係のない属性をつけて腐女子にアピールという 元の兵器が好きな人々にとっては耐え難い物となっている。 兵器への愛情のなさは、他のサイトと違い、兵器を描く気もない、wikipediaに載っている事実すら間違う、 調べない、手早く他サイト盗用、本も買わない、カップリングのために兵器の辿った運命すらねじ曲げる、 普段に日記には実物の兵器話題がほぼ0な所を見てもお分かり頂けるだろう。 そして間違いは全て「オリジナルが濃い」で片付ける 彼女にとって兵器は「擬人化」ブームを取り入れる事 軍服801の理由付け程度の価値しかないのかも知れない。
https://w.atwiki.jp/apahama/pages/78.html
470 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2011/05/01(日) 19 11 08.67 ID 8qhEVRtw0 ~競馬学校・卒業式~ 校長「伊藤工真!」 工務店「はい!」 校長「大江原圭!」 大江原「はい!」 校長「三浦!」 三浦「はい!」 校長「DAIGO!」 DAIGO「ハーイ」 三浦「!?」 471 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2011/05/01(日) 19 18 01.84 ID 8qhEVRtw0 三浦「ちょっと、何でアンタがここにいるんですか」 DAIGO「エッ?何でって…俺も卒業生に決まってるからじゃないっスか」 三浦「?? いたっけ?」 DAIGO「そりゃないっスよぉ~。3年間一緒に苦楽を共にした仲じゃないっスかぁ」 工務店「感慨深いよなぁー」 大江原「俺、絶対ダービー勝ってやるんだ~♪」 三浦「え…本当にいたの?」 工務店「何言ってんだよお前」 大江原「DAIGOさんはアイルランド大使賞も貰ってるだろ」 三浦「えっ」 DAIGO「いやぁー何かしんないけど取っちゃったんスよぉ。ラッキーっすよ」 472 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2011/05/01(日) 19 27 42.39 ID 8qhEVRtw0 ~国枝厩舎~ 国枝「おい新人まだ来ないのか?」 ゴッホ「うん」 国枝「ったく何やってんだ…新人のくせに…」 DAIGO「ここが国枝厩舎か~。へぇ~」 国枝「あっ!貴様!よくも初日から遅刻したな!」 DAIGO「じゃ、さっそく調教の方やっちゃってもいいっスか?」 国枝「こら!人の話を聞かんか!」 DAIGO「じゃ、行きましょうキッツさん」 キッツ「お、おう」 国枝「なんて野郎だ…」 473 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2011/05/01(日) 19 32 02.49 ID 8qhEVRtw0 ~2008年3月1日・中山~ DAIGO「じゃ、そろそろ仕掛けますか、カポ何とかさん」 カポ何とか「任せろ!」 工務店「すげぇ!DAIGOさん、初騎乗で初勝利だ!!」 大江原「DAIGOさんマジ惚れそうっすぅぅぅぅぅぅ!!」 三浦「ふ、ふん!俺だって…」 476 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2011/05/01(日) 19 41 07.45 ID 8qhEVRtw0 ~潮来特別~ 三浦「行ける!これなら勝てるぜ!DAIGOが何だ!俺のほうが凄いんだ!」 実況「大外から一気にセタガヤフラッグ!!」 三浦「え」 DAIGO「いやぁーまた勝っちゃったんスけど~」 三浦「…」 その日のDAIGOの成績 3R カポナントカ 1着 5R クリスタルウイング 1着 7R アバレダイゴ 3着 9R ブラックエンブレム 1着 10R セタガヤフラッグ 1着 12R ラブリーコンサート 13着 工務店「すげぇ!もう4勝じゃないっすか!」 大江原「さすがっす!!」 DAIGO「いやでも、まぐれっスよ」 三浦「…」 477 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2011/05/01(日) 19 48 33.38 ID 8qhEVRtw0 大江原「えっ?DAIGOさん、明日の中山記念に騎乗するんですか?」 DAIGO「そうなんスよぉ~」 三浦「おい何でだよ!それおかしいだろ!」 DAIGO「いや、そう言われても…音無先生から依頼が来たんスよ」 三浦「そんな…!」 横山「DAIGO!お前…明日カンパニー乗るんだってな…」 工務店「横山先輩!」 三浦(ウシシ…DAIGOの奴、横山さんに怒られるぞ~) 横山「すごいじゃないか!!」 三浦「え」 横山「早速、カンパニーの癖とか教えてやるぞ!いいか、まず…」 三浦「おかしいでしょコレ」 478 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2011/05/01(日) 19 57 44.89 ID 8qhEVRtw0 DAIGO「中山記念ガチでいただいちゃいました」 横山「よくやった!!」 蛯名「新人の割に、いい腕してやがるぜ…」 藤田「正直、最初はチャラチャラしてていけ好かんかった。でもお前は最高や!!」 武士沢「うむ。若手にしては良く武士道を心得ておる!」 DAIGO「いや、先輩方のお陰っスよ」 吉田豊「その謙虚な姿勢…どっかのアホにも見習って貰いたいぜ」 後藤「おい今こっち見たろ」 吉田豊「見てねーよ」 後藤「んだとぉー!」 DAIGO「いやー今日も斤量室は平和だなぁ~」 480 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2011/05/01(日) 20 08 27.78 ID 8qhEVRtw0 ~2008年4月6日・阪神~ DAIGO「ここが阪神競馬場かぁ~」 豊「おっ。君は…」 DAIGO「あ、武さん。どうも、DAIGOっス」 豊「噂には聞いてるよ、平成の天才って」 DAIGO「マジっすか。俺そんな風に呼ばれちゃってんスか?困ったなぁ~」 豊「でも確かに良いセンス持ってるよ」 DAIGO「ありがとうございます、武さんにそう言われると嬉しいですよ」 豊「あれ?でもDAIGO君、今日阪神だっけ?」 DAIGO「あ、いけね。間違えた。中山だった」 481 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2011/05/01(日) 20 10 36.89 ID 8qhEVRtw0 DAIGO「ま、いいや。せっかくだから見学して行きますよ」 豊「え、いいの?」 DAIGO「いいと思います」 豊「ならいいけど」 稲葉「おっDAIGOじゃないか」 DAIGO「あ、どーも」 稲葉「ちょうどいいやドリームパスポート乗ってよ」 DAIGO「いいっすよ」 松岡「えっ俺は?」 482 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2011/05/01(日) 20 13 41.22 ID 8qhEVRtw0 ~産経大阪杯~ ワーワー ワーワー DAIGO(すげぇ…これが武豊…何て綺麗なフォームだ…) 豊「でも6着だよ」 DAIGO「ちょっと人の心読まないでくださいよ武さん」 DAIGO(でも本当に凄い…俺なんてまだまだ下手っぴなんだ…) 483 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2011/05/01(日) 20 24 46.30 ID 8qhEVRtw0 ~2008年10月19日・京都~ DAIGO「いやー俺もとうとうG1初騎乗かぁ~」 ブラックエンブレム「だ、DAIGOくん、がんばろうね///」 DAIGO「俺にすべて委ねちゃってください、ブラックちゃん」 ブラックエンブレム「ポワーン///」 トールポピー「ブラック、溶けてる、溶けてる」 AKIHIDE「おーい、DAIGO~」 SHINPEI「応援に来たぜ」 DAIGO「お前ら…来てくれたのかよ…」 AKIHIDE「優勝したらブレイカーズ京都競馬場ライブやろうぜ!!」 DAIGO「無許可でそういう事していいのか分からないけど…よし、やるか!」 484 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2011/05/01(日) 20 29 19.17 ID 8qhEVRtw0 タモリ「DAIGO!」 DAIGO「タモさん!来てくれたんスね!」 タモリ「お前なら出来る!ちょっとお腹見せてみろ」 DAIGO「えっ腹っスか?いいっすよ」 タモリ「んー…ハッ! これでよし」 DAIGO「ちょっとこれ、安産のやつじゃないっスか」 タモリ「バレた?www」 DAIGO「んも~何やってんスか~www」 DAIGO「あ、そうだ来週Mステ出させてもらうんで、宜しくお願いします」 タモリ「おう。DAIGO、勝てよ」 DAIGO「タモさん…」 485 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2011/05/01(日) 20 36 24.41 ID 8qhEVRtw0 竹下登「DAIGOよ」 DAIGO「おじいちゃん!どうしたんスか急に出てきちゃって」 竹下登「孫の晴れ舞台、しかと見届けようと思ってな」 DAIGO「おじいちゃん…」 三浦(あいつ何独り言つぶやいてるんだ?) 小牧「あ、竹下元首相だ!」 幸四郎「ほんまや!ちょっとサイン貰ってくるわ」 豊「幸四郎、ついでに俺と親父の分も貰っといてくれ」 佐藤哲三「握手してもらおーっと♪」 三浦「え」 486 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2011/05/01(日) 20 42 21.66 ID 8qhEVRtw0 竹下登「DAIGOよ、お前にこれを授けよう」 DAIGO「これは…金色のステッキ」 竹下登「お前がいつか壁にぶち当たった時、それを使うのじゃ」 DAIGO「はい、おじいちゃん」 竹下登「三浦」 三浦「えっ、だれか俺を呼んでる?」 竹下登「やっぱいいや」 三浦「言いかけて止めんなよ…」 487 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2011/05/01(日) 20 54 52.39 ID 8qhEVRtw0 それから何やかんやあって2011年・・・ 三浦「端折りすぎだろ」 邦彦「豊よ」 豊「何だよ親父」 邦彦「そろそろお前にもこれを渡す時がきたようだな…」 豊「これは…金色のブーツ?……だ、だせぇ…」 邦彦「ださいとか、そういう問題ではない!」 豊「何だよこれ」 邦彦「いずれ分かる」 豊「?」 488 :名無しさん@実況で競馬板アウト:2011/05/01(日) 21 00 15.78 ID 8qhEVRtw0 岡部「横山よ」 横山「岡部さん、どうしたんですか」 岡部「何も聞かずに、これを受け取れ」 横山「金色のゴーグル…?」 岡部「それを使えば、見えなかったものが見えてくるだろう」 横山「は?」 四位「藤田よ」 藤田「何タメ口きいとんねんコラ」 四位「貴様にこれを授けよう」 藤田「何やこれ…金色の帽子?何枠に使うんや、こんなん」 四位「うるせーよ」 藤田「何やとコラ!」ボカッ 四位「痛いっ……。あれ?ここは?俺は一体何を…」 藤田「どないしたん。今日何か変やで」
https://w.atwiki.jp/legends/pages/857.html
見つけた 見つけてしまった 秋祭りの三日目 赤いはんてんと2人で歩いていたら…それを、見つけてしまった 「夢の国」 赤いはんてんの、契約者の命を奪った相手 彼女の契約者の友人たちの命をも、奪った相手 赤いはんてんが、即座に彼女を睨み付けた 「夢の国」の傍に居た、肩に人形を乗せた少女がこちらの様子に気付き、慌てているが…きっと、赤いはんてんの目にそれは入っていない 「赤いはんてもがっ!?」 「まぁ、落ち着きたまえ」 むーむーむー!! 赤マントに口をふさがれ、じたばたする赤いはんてん 赤マントは片手で赤いはんてんの口を、もう一方の手で赤いはんてんの手を塞ぐ …はんてんを翻されて青いはんてんになられたら、自分では抑えられない 「ふむ、そこのお嬢さん、まだ赤いはんてんの力は発動していないようだが……大丈夫かね?」 「あ、は、はい」 こくり、頷いてきた「夢の国」 今の彼女からは、以前の歪んだ様子は見受けられない ………あぁ 「…悪夢から、解放されたのだね?」 「……おっさん、夢子ちゃんの事、知ってんの?」 「はっはっは、私はおっさんと言う歳では辛うじてないと思いたいがそれはさておき。まぁ……私よりも、彼女の方が、因縁があると言うべきか」 むーむーむー! ぺちぺちぺち!! 塞がれて居ないほうの手で、赤いはんてんは赤マントの手をぺちぺちと叩いてくる 放せ!とでも言いたいのだろう しかし、放す訳にはいかない まだ、赤いはんてんは冷静さを取り戻せていない 「…お嬢さん、この子を……赤いはんてんを、覚えているかね?以前君と出会った時は、人のいい青年と一緒だったよ」 「………!!」 「夢の国」…少女に夢子と呼ばれた少女が、かすかに表情を強張らせた …覚えていたか 赤マントは、小さく苦笑する 「…なるほど、その少女の契約者が、「夢の国」と戦った事があるのか」 少女と夢子の傍にいた青年が、確認するように呟いてきた あぁ、と赤マントは頷いてやる 「もっと具体的に言うと、彼女の契約者の友人が、まず、「夢の国」と戦い、敗北し…都市伝説と、一体化してしまったらしい。記憶を、すっぽりと失ってね」 …あの彼は、今も生きているだろうか? 記憶を失ってしまった彼は、こちらの事を忘れてしまっていて …いや、そもそも 当時の自分達は、彼が都市伝説化したことを知らなかった 「夢の国の地下カジノ」は、詳しい事を自分たちに話してこなかったし…彼が最後に護った少女は、ただ泣くだけで何も答えられなかった ……だから 彼等は、「夢の国の地下トンネル」と「夢の国の地下カジノ」と契約していた彼が、死んだと思って ……仇討ちに、挑んでしまったのだ 「「全身を金粉で覆われると死ぬ」、「さっちゃんの歌の四番目」…そして、この赤いはんてんとの契約者…それらをあわせて、四人。我々の親しい友人たちが、「夢の国」に命を奪われているのだよ」 「…………」 夢子の中に、その記憶は残っているようだった 赤いはんてんの契約者が死んだ、あの戦いは…苛烈なものだったから だからこそ、印象に残っているのかもしれない 赤いはんてんは、暴れるのをやめていた ただ、憎悪を込めて、夢子を睨みつけている 「で、でも、待ってくれよ。こっちの話も、ちょっと聞いてくれ」 「うむ、聞かせてくれたまえ…できれば、赤いはんてんに、早く冷静になってほしいのでね」 赤マントが苦笑すると、少女と青年は、事情を説明してくれた 「夢の国」は、「夢の国の創立者」によって歪められていた事 今の「夢の国」は、もう、悪夢からは解放されている事… それらを、順々に、説明されていく 「…そうか、原因は「夢の国の創立者」だったのか…」 苦笑する あの優しかった青年が、誰よりも尊敬していた「夢の国の創立者」がそもそもの原因だったとは… …いや、彼が尊敬していたのは実在の夢の国の創立者の方だ 都市伝説から生まれた「冷凍睡眠している夢の国の創立者」ではない それが、せめてもの、救いか 「赤いはんてん、わかったかね?落ち着いたかね?」 「……………」 こくり 赤いはんてんは、頷いてきた …まだ、かすかな不安はあるが また、能力を使おうとしたら、また口を塞がせていただくとするか そっと、赤マントは、赤いはんてんから手を放す …じっと、じっと 赤いはんてんは、夢子を睨みつけていた ……わかっているのだろう 彼女は、操られていただけなのだ、と しかし、割り切る事ができないのだ 赤いはんてんは、あの戦いで、親しい人間たちを一気に失ってしまった 生き延びている一人とは、元々あまり顔を合わせた機会もなかったせいで疎遠になってしまっている 赤マントにとっても…彼等は、付き合っていて楽しい人間だった それを失った悲しみは、奪われた憎しみは、消えているわけではない ………しかし 復讐が、何を生むと言うのか? 赤いはんてんの契約者は、復讐を望まなかった 赤いはんてんが、己の仇を取ることを望んでいなかった …ただ、赤いはんてんに自由に生きて欲しい、と そう、考えていたようだった 「さっちゃんの歌の四番目」と契約していた男性も、自分が契約していた都市伝説相手に、復讐を、仇討ちを禁じていた …もっとも、「さっちゃんの歌の四番目」はあれ以来行方不明 どうなってしまったか、わからないのだが… 「……お前は、もう、歪んでないのですね?」 ぼそり 赤いはんてんが、呟く じっと、じっと 真正面から夢子を睨み付けたまま……ゆっくりと、続ける 「もう、誰も殺さないですか?取り込んだりしないですか?」 「……はい」 こくり 夢子は、はっきりと、頷いてきた 強い意志 赤いはんてんの契約者や、その友人たちと戦っていた時の様子は微塵も感じられない 「……それなら」 ……赤いはんてんが、俯いた 「…それならっ!もう、二度と歪むな、なのです!もう、誰も殺すななのです!!あいつらみたいな死人を、二度と出すななのですよ!!そして、償えなのです!死ぬななのです!!生きて生きて生きて生きて生きて生き続けて!!一生償いやがれ!なのです!!」 顔をあげて、一気に言い切った赤いはんてん …その目に、うっすらと、涙が浮かんでいたのを 赤マントは、確かに見逃さなかった 「…行くのですよ、赤マント。あの顔見てるとイライラしてくるのです、殴りたくなるのです」 「っと…」 ぐいぐいぐい 赤いはんてんが、赤マントの手を握り、引っ張ってくる せめて、赤マントとしても、夢子に…そして、恐らくは、彼女を正気に戻したのであろう、青年たちに何か言いたかったのだが しかし、赤マントが、赤いはんてんの言葉に応じないのを見て…赤いはんてんは、少しムッとしたような表情をして ひらりっ はんてんを翻して…青いはんてんの姿になった 周囲に一般人がいなかったからいいものを、こんな真昼間から変身とは大胆な 「ほら、行くわよっ!」 「~~っ!?そ、その姿で力いっぱい手を握らないでくれたまえ!?手が潰れるっ!?原稿が書けなくなったらどうしてくれるかっ!?」 「あんなちっちゃなポエムコーナー、誰も読んでないから問題ないわよ」 ずるずるずる 青いはんてんに手を引かれて行く赤マント 人さらいが、攫われていっているような状況だ 赤マントは苦笑し…「夢の国」と青年たちに、小さく頭を下げた ずるずるずるずるずるずるずるずる… 赤マントは、そのまま路地裏に連れて行かれる 「青いはんてん?」 「………」 ぴたり 青いはんてんが、足を止めた …その背中が、震えている 「………っく……………うぁ…………っ」 その口から漏れ出すのは、嗚咽 …赤マントは、そっと、青いはんてんを背後から抱きしめてやった 青いはんてんは、その腕から逃げない ただ、ぼろぼろと、大粒の涙を流し続けている… 「………うわぁああああああああん………!!」 泣き続ける、青いはんてん 結局、仇討ちはなされなかった あの状態の「夢の国」を攻撃するなど、彼女にはできない …それは、かつての契約者の意思に、反するから しかし、憎悪が消えたわけでもない 大切な人達を殺された憎しみは、いつまでたっても消えない どうしたらいいのか 彼女自身、きっとわからないのだろう …赤マントとしても どう、声をかけてやったらいいのか、わからない ただ、その体を抱きしめて、涙をぬぐってやることしか…彼には、できないのだ 泣き続ける青いはんてん その体を、赤マントはいつまでも、抱きしめているのだった …見えていますか? 聞こえていますか? あなた方の望みは、ようやく叶いました だから、どうか、お願いです 私が、彼女の心を、少しでも和らげることを どうか、お許しください Red Cape 前ページ連載 - 花子さんと契約した男の話
https://w.atwiki.jp/viptndr/pages/1568.html
838 :1/9:2011/03/29(火) 02 41 44 ID ??? (自炊)停電が怖いツンデレ 「よし。パソコンの電源は切ったし、携帯とゲーム機の充電も問題なしと。全く、夜の 停電ってうっとうしいなあ。まあ、電力足りないんだし、仕方ないけどよ」 コンコン。 「何だよ……母さんか? 大丈夫だって。全部準備済ませたからさ」 ガチャッ…… 『こ……こんばんは……』 「へ……な、何だよ。かなみ……?」 『な、何よ。その変な顔。あたしが来ちゃいけないって言うの?』 「いや。いけないとは言わないけどさ。最近……その、珍しいじゃん。予告なしで来るなんてさ」 『うっさいわね。何よ。あたしが来ちゃいけないって言うの?』 「ま、待てよ。別にそうは言ってないだろ? 何カリカリしてんだよ」 『だって、アンタがまるで迷惑みたいな言い方するからじゃない。人の気も知らないでさ』 「だから、そんなん思い過ごしだっつーの。で、何だよ? 何の用だ?」 『……な、何よ。その……用がなくちゃ来ちゃいけないって言うの?』 「そんな意味で言ってねーよ。別に、用が無くたって、いたけりゃいればいいし。けど、 もうすぐ停電だぞ」 『分かってるわよそんなの。アンタ、あたしがバカだと思ってるわけ?』 「そんな、いちいち突っ掛かってくんなって。いや、分かってるならいいけどさ。ただ、 電気使えなきゃ何にもする事がないぞ。第一真っ暗になっちまうし」 『別にアンタの部屋でしたい事なんてないわよ。停電にでもならなきゃ、誰がこんなと こ来るかっての』 「停電にでもって……ハァーン。なるほどな。そういう事か」 『え……? な、何よ。何一人で納得した顔してんのよ』 「いや。もしかしてさ、かなみ。一人で真っ暗闇の中にいるのが怖いんだろ」 『んなっ!? な……なにバカな事言ってんのよ…… だだだ……誰が怖いなんて…… そんなわけ無いでしょ? たかが停電くらいで……』 「じゃあ帰んなよ。別にここにいたって何にもする事ないぜ? むしろ、暗闇の中で男 女二人っきりなんて、下手したらムラムラして襲っちまうかもしれないし」 839 :2/9:2011/03/29(火) 02 42 09 ID ??? 『ちょ……バカな事言わないでよ。変な事したらぶっ飛ばすからねっ!!』 「いや。勇ましいのはいいけどさ。暗闇でいきなり押し倒されて抵抗出来る? 俺だっ て一応は人並みの男なんだぜ」 『じゃ……じゃあ、大声出すわよ。下におばさんだっているでしょ? そうしたら……』 「いきなり口塞いじゃうかもよ。そんな危険な奴と一緒にいるよりは家にいる方が安全 だろ。まあ、真っ暗闇が怖くて誰かと一緒にいないと耐えられないって言うんだったら、 話は別だけどさ」 『うっ…… な、何よアンタ。そんな脅すような事言って。あたしを追い返したいわけ?』 「追い返したいって訳じゃないけど…… まあ、俺だって後悔するような事したくない けど、でもわざわざ真っ暗になるのに俺のトコ来るなんて、勘違いしたっておかしくないじゃん」 『勘違いって何よ? あたしが、その……タカシと……って? な……何言ってんのよ アンタ。バカじゃないの? そ……そんな訳ないでしょっ!!』 「まあそう言うとは思ったけどさ。でも、何でわざわざする事もないのに俺んトコ来る のか、理由が分からないとな。ここに来た理由が分からないと、俺だって男だから変な 期待するかも知れないし」 『アンタが期待するようなことなんてあたしがする訳ないでしょっ!! このドスケベ!!』 「じゃあさ。何で来たのか、理由くらい聞かせてくれたっていいだろ? こっちだって、 どう対応していいのか分かんないしさ」 『ううううう…… アンタってば卑怯すぎ。そうやって脅してさ。そこまでして、あた しに理由を言わせたいわけ?』 「ああ。だって、これくらい言わなきゃ絶対言わないだろ? お前って頑固だからさ」 『ふ……ふんっ!! むしろ、アンタみたいな卑怯者には絶対教えてあげないわよ。そ れに、どうせ襲う襲うなんて口だけでしょ? アンタってカッコばっかつけたヘタレだ からさ。本当にそんな事出来る訳無いもんね』 「……お前さ。そういう挑発してると、本当に襲われるぞ」 『うっ…… バ、バカ言うんじゃないわよ。もし、ホントに襲ってきたら、舌噛み切っ て死んでやるんだから』 「ちぇっ……全く、どこまで意固地なんだか。で、どうなんだよ? 別に停電が怖くて 俺んとこ来たでも、全然笑わねーからさ。正直に言ってみろって」 『だから停電なんて怖いわけないって言ってるでしょ? いい加減しつこいわよアンタもっ!!』 840 :3/9:2011/03/29(火) 02 42 35 ID ??? 「じゃあ何でわざわざ、真っ暗闇になるこの時間に、二人っきりになりに来たんだよ。 俺とただいたいから?」 『へっ……!? べっ……別に、アンタなんかと一緒にいたい訳じゃないわよ……』 「ふーん。なら、いたくなければ帰ればいいじゃん。嫌な奴と真っ暗な中で二人きりで 過ごすっておかしくね?」 『べ……別に嫌って程じゃ…… 大体、幼馴染でずっと高校まで一緒なのに、今更嫌も 何もないわよ』 「でも、一緒にいたい訳じゃないのにいるのって、何か矛盾してないか?」 『いちいちうるさいわね。アンタは!! 男のクセにグチグチ言うなんてみっともないわよ』 「いや。お前だって気付いてんだろ? 自分がどんだけ理不尽な事言ってんのかってさ。 せめて理由くらい言って貰えないと、納得出来ないんだよ」 『ええいっ!! もう、細かい奴。停電でする事なくて暇だから、せめて話し相手くら いになってあげようかと思ってやって来たのにさ』 「フーン。話、したいだけ?」 『あたしがしたいんじゃないのっ!! アンタが暇だろうから付き合ってあげるだけ!!』 「……いや。俺、停電終わるまで寝ようと思ってたからさ。話し相手とか必要ないんだけど」 『どーしてアンタは、人の親切を無にするようなこと言うのよっ!! せっかく話し相 手になってあげるって言ってんのよ? まあ、その……可愛いとまでは言わないけどさ。 でも、年頃の女の子がよ? 非モテ男のアンタなんだから、素直に喜びなさいよね』 「別に、押し付けの親切ならいらないんだけどな。かなみが俺と話したいって言うなら、 俺だって付き合うけど」 『だから何でアンタの方が付き合うことになるのよっ!! あたしが付き合ったげるっ て言ってんのに!!』 「いや。だから、わざわざ付き合ってもらう必要なら無いって。仕方なくとか嫌々とか だったら、全然気にしないで帰ってくれていいからさ」 『あああああ……もうっ!! アンタってどうしてこう、素直に人の親切を喜べないの よっ!! ホントは嬉しいんでしょ? あたしが来てさ。だったら、大人しく認めなさいよね』 「……かなみがさ。停電中暇だから俺と一緒にいたいって言ってくれるなら、俺も素直 に喜ぶけどさ。何か親切の押し売りみたいじゃ喜べねーよ。コマーシャルでも言ってん だろ? バカって言ったら、バカって言うってさ」 841 :4/9:2011/03/29(火) 02 43 00 ID ??? 『むう…… フ、フンだ。時事ネタだからって偉そうに使っちゃってさ。もういいわよ。 別に、アンタなんかに喜んで貰わなくたっていいもん』 「そう言いながら、座るんだな」 『何よ。立ってるの疲れたから座っただけでしょ。悪いの?』 「いや、別に。それより、そろそろだな……」 『そろそろって……な、何がよ?』 「いや。だから、停電」 プツッ…… 『きゃあっ!!』 「ありゃ? 言ったそばから来たか。ところで、かなみさん」 『……な、何よ?』 「今さ。電気消えた瞬間、悲鳴上げなかった?」 『そ……そんな事ないわよ。気のせいでしょ?』 「じゃあさ。何で俺の手に縋り付いてるわけ?」 『……だって、暗いんだもん。こうやって触ってないと、アンタがどこにいるかよく分 かんないし……』 「別に、真っ暗っつったって、完全な闇ってわけじゃないじゃん。まあ、外からの光も いつもに比べると異様に暗いけどさ」 『でも、暗いじゃない。べ……別に、怖いって訳じゃないけど……でも……』 「でも……何?」 『うっ……や、やっぱり何でもないっ!!』 「何だよ。変な奴」 『う……うるさいわねっ!! バカ……』 『(言える訳ないじゃない…… こうやってると、タカシの存在を感じられて、安心出来 るなんて……恥ずかしくって……)』 「ところで、かなみさ。寒いのか?」 『へ……? な、何でよ……?』 「いや。何か震えてるからさ。それとも、真っ暗で怖いから?」 『違うわよっ!! 全く、アンタもしつこいんだから。そうね。ちょっと……寒いかな』 「じゃあさ。悪いけど、ちょっと手、離してくれる?」 842 :5/9:2011/03/29(火) 02 43 22 ID ??? 『ダッ……ダメよっ!! どっか行っちゃ……』 「違う違う。ベッドから毛布取るだけだって。ちょっと立つだけだからさ」 『何だ…… は、早くしてよ? 女の子凍えさすなんて、男としては最低だからね……』 「はいはい。それよりかなみ」 『こ……今度は何よ?』 「いや。さっき、ダメって言ったのさ。めちゃくちゃ必死だったよね?」 『あぅ……うるさいっ!! 寒いんだから、余計な事口走ってないで、早く何とかしな さいっての!!』 「はいはい。よっ……と。ほらよ」 バサッ…… 『きゃっ!? い、いきなり渡さないでよ。暗くて見えないんだから、危ないじゃない』 「悪い悪い。俺も暗いから、あんまり動けなくてさ」 『全くもう。ホント、アンタって優しさがないわよね……』 「そうか? 俺は俺なりに気は遣ってるつもりなんだけどな」 『アンタの気の遣い方なんて、世間で優しいって言われてる男の十分の一にも満たない のよ。ちょっとは反省しろ』 「はいはい。で、どうだ? 毛布かぶって少しは暖まったか?」 『うーん……少しは』 「少しは、か……どれどれ?」 『ちょっ……? な……何でアンタが入ってくんのよ?』 「何だよ。スペースあるんだし、別にいいだろ? それに、隣に座ってた方が、どこに いるか分かるからいいんじゃないの?」 『そ……それはそうだけど……』 ギュッ…… 「ほら。また、こうやって縋り付いて来るし」 『うるさいわねっ!! そういうからかうような言い方、超ムカつくんだけど。嫌なのアンタは?』 「いや。全然嫌じゃないけど」 『だ……だったら、変な事言わないで大人しくしがみ付かれてなさいよね』 「はいはい。でもさ。何か毛布掛けても、震えおさまってなくないか?」 843 :6/9:2011/03/29(火) 02 43 45 ID ??? 『え……? う、うん。まだちょっと……』 「しょうがないな。まあ、もう少し暖かくする方法はあるんだけど……」 『あるの……? だったら、その……早くしてよね』 「ああ。だけどさ。また手を離してもらわないと、出来ないんだけど」 『だ、ダメよ。どっかいっちゃ…… それに、その……暗闇の中で動き回ると危ないじゃない』 「いや。別に何か取りに行ったりする訳じゃないから。ちょっと体勢変えるだけで」 『体勢って…… 何する気なのよ』 「えっと…… こう」 グイッ!! 『きゃっ!? なっ……ななななな……何すんのよいきなりっ!!』 「その……こうやってくっ付けば、体温でより暖かくなるんじゃないかって思ったけど、ダメかな?」 『あぅ…… 言ってる事は分かるけど、いきなり肩を抱かないでよねっ!! 心臓に悪 いじゃないのっ!!』 「……悪い。予告したら、断られそうな気がして……」 『そ……そりゃまあ…… でも、だからって断りもなしにやるなんて、しっ……失礼過ぎない?』 「それは、その……そうかも知れないけどよ。でも、まあその……無理矢理にでもやっ て、暖かさが実感できれば、かなみも拒否しないかなって…… で、どう?」 『ど……どうって、その……何がよ……』 「いや、だから……寒さの方。マシにはなったかなって……」 『え、えーと、その……うん。まぁ……』 「そっか。良かった。確かに、震えの方もおさまったようだしな」 『(て言うか、もうそんなどころじゃないわよ。もう心臓バクバクでヤバ過ぎて……怖い とか寒いとかなんて、全部どっか行っちゃって…… 体めちゃくちゃ熱いし……)』 『ううううう…… もうっ!! こんな事……普段だったら、ぶっ飛ばしてやるんだから……』 「いや。まあ、こんな時でもないと出来ないし。でも、何気にかなみも、気持ち良さそ うじゃないか?」 『だ……誰がよ? バカ言ってんじゃないわ。アンタに肩抱かれるなんて、気持ち悪く てしょうがないんだから。今は、それ以上に暖かいから、許してあげてるけど』 「でも、頭もたれかけて来てるし」 『う…… だ、だって、それはその……楽だから……だもん……』 844 :7/9:2011/03/29(火) 02 44 08 ID ??? 「それに、最初肩を抱いた時より、くっ付いて来てないか?」 『それはだって……どうせ暖まるんだったら…… ていうか、その……いっそ、こうし た方が、もっと暖かいかなって……』 スッ…… 「へえ。かなみから、腰に手を回してくるなんて意外と大胆だな」 『うるさいっ!!(////////////////) 暖まる為だって言ってるでしょっ!! こんな事…… 寒くもなきゃ、したくないんだから……』 「分かった分かった。ま、俺は嬉しいからいいけどさ」 『え……?』 「いや。かなみの方から積極的になってくれるなんてな。例え仕方なくでもさ。それで も俺は別に構わないし」 『なっ……何変な事言ってんのよ。こんな時に……バカじゃないの……?』 「ハハ…… ゴメンな。でも、ホントの事だから……」 『……ズルイ……』 「え? 何か言ったか?」 『へっ……? な……何でもない!! 気にしないで』 「でも、俺の言った事に何か言ったんじゃないのか? 気にするなって言われても気に なるんだけど」 『気になっても気にするな!! あああああ……もうっ……いいから黙っててよ、もうっ!!』 「ちぇっ。相変わらず、お前ってワガママだな。まあ、お前らしさが戻って来て良かったけど」 『何よそれ? あたしの事バカにしてる訳? ワガママなのがあたしらしいって……』 「いやいやいや。そういう訳じゃないけどさ。何つーか、さっきまでは無理に強がって た感じがあったけど、やっと元気が出たみたいでさ」 『やっぱバカにしてるじゃない。ワガママなのが元気の証拠だなんて。フンだ。もうい いわよ。バーカッ!!』 『(もう……せっかくドキドキする展開だったのに台無しじゃない。まあ、あたしのせい なんだけど…… でも、タカシはズルイな。サラッと嬉しいとか言っちゃって……あた しなんて、せっかくタカシがチャンスをくれたのに……話題に乗っかる事すら出来なく て…… でも、まあいいかな。こうして、タカシの温もりに包まれているだけで……)』 845 :8/9:2011/03/29(火) 02 44 37 ID ??? パパッ……パッ!! 「お、電気点いたか。おい、かなみ。起きてるか?」 『何よ。ちゃんと起きてるわよ』 「じゃあ、分かってるだろうけど、停電終わったぞ。暖房入れるからさ。もう離れてもいいぞ」 『……いい』 「は? いいって、何が?」 『……このままでいい。せっかくヌクヌクしてるのに……離れたら、温もりが逃げちゃ うじゃない』 「いや。でも、ずっとこのままって訳にも行かないだろ? 俺も風呂入らないといけないしさ」 『……じゃあ、もうちょっとだけ。せめて、部屋が暖まるまで』 「しょうがねーな。何か、今日はずいぶんと甘えっ子じゃん」 『う……うるさいっ!! 別にアンタに甘えたい訳じゃないわよ。せっかく暖かくて気 持ちいいのに、体冷やしたらもったいないなって……それだけなんだから』 「はいはい。じゃあ、もう少しこうしているか」 ギュッ…… 『だからって調子に乗って抱き寄せないでよ。バカ』 「だって、暖かくて気持ちいいんだろ? だったら、よりくっ付いた方がいいじゃん」 『ううううう…… しょうがないわね。まあ、あたしからこのままでいたいって言った から、少しだけ我慢してあげるわよ』 『(我慢なんて嘘だけどね。もっともっと、くっ付きたいくらいだし……)』 コンコン。 「『へ?』」 [ちょっと。かなみ。アンタ、家の鍵持ったままで――] 『おかっ……!?』 [あらあらまあまあ。お邪魔しちゃったみたいね] 『ちっ……ちがっ……お母さんっ!! これはその……』 [照れなくてもいいわよ。でも、二人ともまだ高校生だからね。避妊だけはしっかりす るのよ。それじゃ、お母さん下でタカシ君のお母さんと話ししてるからね] バタン。 「……………………」 846 :9/9:2011/03/29(火) 02 45 37 ID ??? 『いっ……』 「え?」 『いつまで抱きついてんのよっ!! 離れろこのバカッ!!』 ドンッ!! 「あイテッ!! いくらなんでも突き飛ばす事ないだろが」 『うるさいっ!! アンタのせいで、お母さんに見られちゃったじゃないのよ。あれ、 絶対誤解してるもん。どうしてくれんのよっ!!』 「どうしてって言ったって……元々くっ付いたままでいたいって言ったのお前だし……」 『ゴチャゴチャ言わないのっ!! 男だったら、ちゃんと責任取りなさいよっ!!』 「責任って言われても……なあ……どうすりゃいいんだよ」 『自分で考えなさいよねそんなのっ!! あああああ……もう、恥ずかしいよぉ……死にたい……』 おしまい せっかくの告白チャンスを不意にしてしまうのも、ツンデレのまたいいところ
https://w.atwiki.jp/hisounori/pages/27.html
イベント情報 【日時】 10/31 19 00開始 【形式】 各ch1名ずつでの3人チームを12チーム作り、4つのリーグに分かれて総当たりをします。 各リーグの上位1チームが決勝トーナメント参加となります。 対戦形式は予選リーグは先鋒・中堅・大将戦をすべて同時に行います。 細かいルールに関してはこちらをお読みください 【参加チャンネル】 緋の鳥チャンネル ながしそうめん 【会場】 #のりすけくん 【進行】 フレンゼ・にとりうららか・ヒトノリ・ものぐさ 【配信・実況】 tsaktask 【参加者】 チョロQ、Agrares、童歌、式神、マナモコ、柏餅、フィーユ、みずのえ、スピン、めいる、ノノ、ゆーと、(はる) ゆーとさんまで確定、それ以降の方はリザーブ扱いとなります 名前
https://w.atwiki.jp/tree/pages/52.html
キョン子「ちょ……ま……っ で、電気消せっ、ばか泉っ」 古泉「あ……す、すみません気がつかなくて (電気コードをひくために半身立ち上がり、思わず涙目のキョン子に見とれる …きれいですよ…」 キョン子「…………ばか。早く…」 古泉「分かりました。早く電気消しますね(早くってなんですが何が早くなんでうsかあああああ)」 キョン子(………鈍感。知ってるけど) 暗転 古泉「……いきなり暗くすると、目がなれませんよね… (手探りで抱き寄せる)」 キョン子「ど、どさくさにまぎれてどこ触って」 古泉「……え?(な、何か柔らかいなかにプチっとしたものが) (…プチ?) (くりっ)」 キョン子「ふぁ……」 古泉「……………………(フリーズ)」 キョン子「……………………………」 古泉「うわっ、ちがうっ、っていうかこれってちく」 キョン子「いうなぁああああああ! ばかばかばかばかっ、ばか泉っっ(ぽかすかぽかすか)」 古泉「だめですってば!ベッドの上で暴れないでくださいよっ(なだめつけようとして抱きしめる)」 キョン子「勝手に抱きしめるな!だれの許可取ってるんだっ(ぎゅうぅ&古泉の胸元におでこコツン)」 古泉「…はい。すみませんでした(ぎゅうぅ)」 古泉「……(ぎゅうぅ)(いや、これはこれでかなりおいしい状況なんですけど)」 キョン子「………………………(ぎゅぅ)」 ちくたくちくたく(3分経過) 古泉「……(ぎゅうぅ) (そろそろ股間の麻衣さん(←誰?)も限界が)」 キョン子「………………………(ぎゅぅ)(へたれ)」 ちくたくちくたく(5分経過) 古泉「……(ぎゅうぅ)(どうしましょう、本番に突入してからはシュミレートしていましたが、 突入するまでのシュミレートを忘れていましたああいい匂いキョン子さん可愛いいぃ)」 キョン子「………………(ぎゅぅ)(あぁもぉへたれめ、やっぱ俺から動くしかないのか!?)」 ちくたくちくたく(10分経過) 古泉(…と言いますか) キョン子(…ってーか) 古泉&キョン子《服脱ぐタイミングって、いつ(ですか)!?》 古泉(ま、まずはさりげなく脱がせればよいのでしょうか…? 僕の脱ぐタイミングがいまいち分かりませんが…) (キョン子の背中にまわした手を、するりとシャツの裾の中に入れる) キョン子「……んっ…こいず、み(ふるふると首を振る)」 古泉「…嫌、ですか?」 キョン子「嫌…じゃない…けど…… ……たい……」 古泉「(鯛?) ……?(そのままの姿勢で、触れもせず退きもせず硬直)」 キョン子「手、くすぐったいんだよ馬鹿っ! ……自分で、脱ぐから……」 古泉「え…?あ、は、はい(あわててハングアップ)」 キョン子「(その隙にベッドの縁へ移動。しゃがみ込む) 見るな!後ろむいてろ後ろ!」 (お互いに、背中合わせになりながらいそいそと服を脱ぐ) キョン子(……下着って…どこまで脱げばいいんだ? 希望としては付けておきたいけど…全部脱ぐのもがっついてるみたいだし …でも古泉、絶対ブラなんて外せなさそうだしなぁ←正解) (結局、ショーツ一枚に毛布をひっかぶった姿) 古泉……もういいぞ…?」 古泉「あ、はい。 ……(振り向く)あ、あの、その ……それではお互い準備もできたようですし、 そろそろ、シてもいいでしゃわ(ここで噛む古泉クオリティ)」 キョン子「…ぷっ………(馬鹿だなぁ、こいつ…(愛情眼差))」 古泉(あ……良かった……。やっと笑ってくれた…) キョン子「なぁ、古泉…(毛布を掻き合わせて、ベッドの上に向かい合って座る) 分かってると思うけど 俺……、 初めてだから。てっ、手加減を申し込む!」 古泉「あ、いえいえ。ぼ、僕も初めてです。お手柔らかにお願いしますっ」 (2人でベッドの上に正座&平伏) 4⇒
https://w.atwiki.jp/kairakunoza/pages/2381.html
注意:この作品を読む前に、前作「ヴァンパイアハンター・かがみ」をお読みください。 「むう…………」 自室のPCの前で私、泉こなたは唸っていた。 「まったく、無茶を言うよねかがみんも……」 かがみん……柊かがみから提示された『ある物』を作成するためにメモ帳を起動させているのだが、なかなかいい文章が思いつかない。 かといって、変なものを書き上げるわけにも行くまい。そんな事をすれば…… 「あぁ、もうスタンドで犬でビシバシなモグラは勘弁してほしいなぁ……」 そう呟きながら、私はつい先日の事を思い出していた。 *** *** 事の起こりは、ひよりんの『先輩、良かったら漫画の原作を描いてみませんか?』という言葉だった。 ひよりん……田村ひよりの話によると、なかなかいいネタが思い浮かばず、このままではコミケの新刊を落としてしまうとの事。 私としてもひよりんの新刊が落ちるのは悲しい。そういうわけで軽い気持ちで始めたのだが…… これがなかなか、奥が深い。ひよりん本人は『簡単なシナリオ形式でもいいっスよ』と言ってくれたが、それは個人的に腑に落ちない。 ので、事情を説明した上で現役作家のお父さんによる注釈と指導を受け、作品が完成する頃には私もちょっとしたSS作家位の実力を身につけていた。 それをひよりんに送った所、『ちょwwwwww先輩wwwwww強烈すぎっスwwwwwww』と、まるでVIPPERのような口調で私を褒め称えてくれた。 『こんな大作が送られた以上、私も本腰入れなきゃならないと!』と、ひよりんは意気込んで電話を切った。その後、2、3日は学校にかなり疲れ気味な状態で顔を出していた(とゆーちゃんが語ってくれた)ようだ。 お父さんの仕事がどれだけ大変かを身をもって実感し、今度の父の日には何かいい物(否壷)でも渡してあげようかと思っていた頃。……それは起こってしまった。 よりによって、作品のモデル……つまりはかがみにこのSSを見られたのだ。 その時の怒りっぷりは……もう、『あ、私死んだ』と悟れる位の大激怒。『念仏は唱え終わったか……?』と物騒な事を呟いていたので、さすがに若くして命を落とすわけには行かないので説得を試みた。 「か、かがみ!悪かったってば!」 「……大体さ、何でハンター……というか狩る方の私が狩られる方のあんたに犯されなきゃならないわけ?」 「そ、それはぁ……ほ、ほら。二次元ド○ームノベルズとかそういうエロ小説じゃ定番のパターンなんだよ。『狩る方が狩られる方に無理矢理隷属させられる』っていうのが。 それに、話の後半じゃ私はかがみを助けたりしてるし。これも王道なんだけど」 「ふぅん……そういう事」 かがみが冷徹な眼差しで私を見つめる。……こ、怖い。怖すぎる……ッ!! 「じゃあさ、私とこなたの立場を逆転して、別のストーリーを今すぐ書きなさい。それで許してあげるわ」 私の本能が『かがみに逆らったら死ぬ』と訴えかけていた。か、書かなきゃいけないんだ……! そして、数十分後。書きあがったSSをかがみに見せる。 「お、終わった、よ」 「どれどれ……?」 ====== ~前略~ 「むっふっふ、もう追い詰めたよ?」 ついに標的を壁際に追い詰め、私は吸血鬼ににじりにじりと近寄る。 「ちょ、何で私ばっかり追いかけてくるのよっ!?」 「だって、可愛いじゃん。ツンデレで吸血鬼なんておいしいとこ取りだし」 取り乱した状態の吸血鬼が涙目で放った質問に、私はニヤリと笑いながら答えた。 「そ、そんな理由で……って、おい!何で私の体を触る!?」 「えー?だってこんなおいしい吸血鬼なんて滅するのがもったいないじゃん」 「だからって……んあ、ど、どこ触ってんのよ!?」 私の指が吸血鬼の大事な場所に触れ、彼女は驚きと微量の恐怖が混じった声を上げた。 「気持ちいい所。……可愛い声、たっぷり上げてね」 小さく拒絶の言葉を唱える吸血鬼の唇を自分のそれで塞ぎ、私は彼女の『調理』を始めた。 ~後略~ ====== 沈黙が流れた。 「おい」 「何?」 「これは何だ」 「リクエストどおりの作品」 「何で私が襲われてる」 「ハンターが獲物を襲ってるから」 この問答の後、私の耳に『ぶつん』と言う音が聞こえた。 「結局私はこなたに襲われるんかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁいっっ!!」 かがみの絶叫がまた私の家を震わせた。……さすがにやりすぎたと思い、私は謝った。 「じょ、冗談冗談!!今度は普通に書くから……」 「次はない」 「ホントだって!今度は真面目に書くから……」 「次は、ない」 だが、時すでに遅し。かがみの背中にゆらり、とオーラが立ち上り……何かの形を作り出した。 「か、かがみ?お、お願いだから落ち着いて。私も反省してるから。……なんで無言で私に近寄ってくるの?か、かがみ、せ、背中に!背中に!何か背中にルイ……」 私の台詞は、この後のかがみの暴行(性的な意味含め)により掻き消えてしまった。 かがみがひたすら私を責め立てる最中、私は『ごべんなざいぃぃぃぃ!ががみぃぃぃ!もうゆるじでぇぇぇ!ごべんなざいぃぃぃぃ!ゆるじでぐだざいぃぃぃぃぃ!』と泣きながら懇願し続けた。 *** *** 先日の事を思い出してはあ、とため息をつく。 「あの時のかがみ、本気で怖かったからなぁ……。背中に某虚無の使い手がスタンドっぽく現れてたし……」 というか、まさに虚無の使い手のような非道のいじめっぷりだった。……むしろ、その時のかがみの姿は虚無の使い手と悪魔の右手を持った男(DT発動時)を掛け合わせたくらいだろうか。 ともかく。私は一本のSSを書き上げねばならない。期限は特に指定されていないが、早い方がいいだろう。 「でも、問題は内容なんだよね……」 そう。恐らくかがみが望んでいるのはあの『VHかがみ』の真逆。つまり、私がかがみに襲われるようなSSだろう。 「……無理だよ。私、そんなの書けないよ」 何故無理かと問われても、それにはうまく答えられない。でも、一つだけ言える事がある。……あれは私の本当の願い。 作中の私の台詞で、『気に入った物は全て手元に置かないと気が済まない性格』という物がある。あれは実は私自身の性格でもあるのだ。 好きな物がありったけ欲しいからお金を稼ぐ。それが私の行動力の源。……そして、お金じゃ買えないものも欲しくなる。それが……かがみだった。 言ってみれば、『VHかがみ』は私の欲望を書き写したような物。かがみを私の物にしたい。そんな思いがあのSSを書き上げた。 「だから、真逆なんて出来ないよ。私はかがみを欲しいだけ。かがみに求められるなんて想像した事ないよ……」 ……もう、本当に憂鬱だ。一体どうすればいいんだ…… 『何?『こな×かががマイジャスティス過ぎてかが×こなが書けない』?逆に考えるんだ。『かがみの性格をかが×こなで扱いやすい物にすればいい』と考えるんだ』 「……ジョースター卿。それ、あまり意味ないです」 突然脳内に響くジョースター卿の台詞に私が突っ込むと。 『ならばこう考えるんだ。『最初からかがみはこなたを好きになっている状態だ』と』 また台詞を放ってきた。……ま、まあ、言いたいことはわからないでもないですけど。 要するに、『かが×こな……と見せかけて実はこな×かが』なSSを書けばいい、と。……それ、今の私にはかなりキツい要求だと思いますが。 しかしそれしか道がない以上、書き上げるしかない。まずはゆっくりと深呼吸し、ネタを練り上げる事にした。 →「あるハンターの憂鬱 ~VH・かがみ 外伝~」へ続く コメントフォーム 名前 コメント かがみが、嫁に厳しい… それも愛の 裏返しですね!ツンデレだけに!! -- チャムチロ (2012-10-10 15 12 10)
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/50414.html
【検索用 ここにあいかあるのに 登録タグ VOCALOID こ 曲 鏡音リン 雲丹】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:雲丹 作曲:雲丹 編曲:雲丹 絵:じゅん 唄:鏡音リン 曲紹介 『どちゃくそエモいの』 曲名:『ここに愛があるのに』(ここにあいがあるのに) なにやら80年代っぽい香りがする曲になりました。(動画概要欄より転載) 歌詞 (PIAPROより転載) なんか最近私の心臓おかしいの アイツの顔を見るたび このへんが痛いの 幼なじみなんだから 飽きるほど見てきたのに 大して映えもしない ごくごくありふれた いいとこ ありよりのなしくらいの顔なのに きっと気のせいだって 素直になれなくて 見て見ぬ振り ここに愛があるのに 学校帰りにバッタリ会って いつものように呼ばれただけで 同じ名前の 違う誰かに なっちゃったみたいで ちょっと心臓何してんの! 私そんなキャラじゃないの! なんだか顔が熱いの! バレたらどうするのよもう! ねえ上手く会話出来ないの 息はどこで吸えばいいの お願い 今はまだ どうか どうか 気付かないでいて “アンタ急に髪型変えてどうしたの” “なんかメイクもかなり 気合い入ってるでしょ” “誰狙ってんのよ”って 言えるわけないでしょ 女友達はわかりみ深くて困るの だけどアイツはアイツで鈍すぎて困るの ちゃんと認めたんだから 変わった私に気付いて 灯台下暗し ここに愛があるのに 階段ですれ違うとき不意に 似合ってるじゃんと髪撫でられた 適当にあしらってみたけど どちゃくそエモいの ちょっと心臓何してんの! いちいち騒ぐのやめてよ! 不思議そうに見つめてくる アイツから目が離せない バレたら恥ずかしいけど 早く気付いて欲しいなんて 矛盾に満ちた 心を 早く 早く 見透かしてくれ アンタ何目逸らしてんの? 気まずそうな顔してんの? 見たことのないリアクションが いちいち大事件になるの 勘違いじゃないのならば 言葉にして聞かせてよ 戸惑いがちな瞳が 熱を帯びて 私を見ている どうか早く気付いて ここに ここに 愛があること コメント 名前 コメント