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平和な群れだった。豊かな自然、優しい住ゆん、賢い長。人里からも遠く離れた理想的なプレイス。 季節は秋。約束された恵みにゆっくり達も満面の笑みを実らせている。 しかし、ひとつだけ平和とは程遠いものがあった、それは。 「きんぐでいぶだぁああ!!!」 その一声で、思い思いにゆっくりしていたゆっくり達に緊張が走る。 「ゆゆ! おちびちゃんたちは、ゆっくりしないでひなんしてね!」 「でいびゅ、きょわぃいい!」 成れいむが、赤ゆ子ゆを舌で押しながら誘導を始める。 冷静さを保っているのは避難を促すもの達だけで、他は恐慌に陥り右往左往している始末。 「くるよ、くるよ、でいぶがくるよぉおお!」 「きたぁあ!」 「だるまおとしだぁああ!!!」 群れの外、向こう正面には丘がある。ゆっくりにしてみれば、山に等しい高さだ。そこから、何やら肌色のずんぐりむっくりが、ゴロゴロと転がり落ちてくる。 確かにその姿は彩色ミスのだるまのようだ。だるま落としとは、よく付けたものである。微妙に間違ってはいるが。 「なにをしてるの!」 「ああ、おさー!」 長は、ありすだった。 種としては珍しいが、本ゆんの凛々しい顔付きと周囲の眼差しが、長であることを証明していた。 「そんなところにいたら、つぶれてずっとゆっくりするわよ。はやく、こっちまできなさい!」 「ずっとゆっくりしたくなぃぃいい!」 まりさだのれいむだのちぇんだのが、一目散にありすの元に駆け寄る。ぱちゅりー種だけが、子供達と一緒に避難済みであった。 丘から群れとは、ある程度の距離が保たれていた。鈍重な饅頭どもでも、でいぶを視認した後でゆっくり避難できる余裕はある。 いよいよ、きんぐでいぶが転がりながら群れの入口へ迫っていた。慌てて逃げ出したために散乱している餌だのお花だのが、無残に踏み潰されていく。 「ゆああ、ばりざのゆっぐりじたごはんざん……」 「じっとしてなさい!」 肌だるまの勢いは止まらない。その行く手には大木が迫り、まともにぶつかればいくら頑丈な個体でも木っ端微塵になれそうであった。 しかし、きんぐでいぶにその期待は通らない。突然跳ね上がったかと思うと、小生意気にも空中一回転を決めつつ、見事に着地した。 来襲者は大きく大きく息を吸い込むと、木々が揺れるほどの大声で一喝する。 「きょうも、でいぶのかわいいおちびちゃんのために、えさをさしだしてね! たくさんでいいよ!」 大音声で、群れのゆっくりどもは完全に怯んでいた。その隙を狙うかのように、きんぐでいぶが大木の根元に突進する。そこは、群れの貯蔵庫だ。 長ありすだけは正気を保っていた。でいぶの前方にある倉の扉に向かって、叫ぶ。 「いまよ、めーりん!」 「じゃぉぉぉおおおん!!!」 貯蔵庫の中から、1匹のめーりんが飛び出してきた。その頑丈なあんよが、でいぶの顔面を的確に捉える。 衝撃で侵略者は2・3歩後ずさりした。ダウンを奪うまでには至らない。 「でたね、もんばん。たべられもしないくせに、でいぶのじゃまするなんて、なまいきだよ!」 「じゃおっ! じゃぉおおお!」 「でいぶのこそだてをじゃまするめーりんは、ゆっくりしね!!!」 でいぶが跳躍する。めーりんもほぼ同時に跳ねた。両者はあんよを伸ばし、飛び蹴りの体勢で交差する。 「じゃおおん!」 「でいぶごくとけん!」 着地と同時に、でいぶとめーりんの頬が切れた。めーりんは赤い中身が滲んだが、でいぶの面の皮は厚く、中身まで到達しない。 「じゃじゃあっ」 「ふん、これからがほんばんってかおだね。でも、でいぶはつかれたからかえるよ!」 言うが早いが、巨体に見合わない速度で間合いを離すきんぐでいぶ。ついでに、手近な巣に頭を突っ込んで、中にあった餌をくわえる抜け目の無さだ。 「あああ、ばりざのゆーごはんざんがぁぁあ!」 先ほど採れたての餌を踏み潰されたまりさが、またしても慟哭した。厄日のようだ。 そんなことなどお構いなしに、でいぶは、ばいんばいんと跳ね回りながら駆け去っていく。群れのゆっくりではとても登れない急斜面の丘を、略奪者は難なく踏破して消えていった。 朝起きて、ゆっくりして、でいぶに襲われて、泣きながら眠る。それが、この群れの日常である。 ――でいぶ・オン・ザ・ヒル―― 「ゆぇぇぇええん! ゆぇぇぇぇぇええん!」 「どうぢで、でいびゅがぐるのぉぉぉおお?」 避難先、といっても数メートルも離れていない草むらから、子供達が帰って来る。 もうでいぶがいないことを確認して連れ立ってくるのだが、それでも子饅頭どもは鳴いたり喚いたりしてうるさいことこの上ない。 「ばりざの、あさひるばんさんがぁぁああ!」 いつのまにか、厄まりさもそれに混じって号泣していた。 涙の輪の中に、成体のれいむがいた。それは息を吸い込むと、おうたを歌い始める。 「ゆーゆー、ゆっくりしていってねー。きーんぐでーいぶは、こわいけどー。いつでも、まーまがついてるよー」 別に、歌い手れいむが実際の母親なわけではない。群れに古くから伝わるおうたなのだった。 このおうたを聞くと、赤ゆも子ゆも、ついでに不幸まりさも泣き止んで、たちまち明るくゆっくりしてくる。 「ゆゆーん、おねーしゃんのおうたは、ゆっくりできるね」 「しょうだね、みんにゃで、ゆっくりおうちにかえりょーね」 「ゆっくり、ありがとー。さよーならー」 もみあげやおさげをピコピコ振りながら、子供達は思い思いの方向へと散っていく。 残ったのは、歌れいむと駄目まりさ。 「ありがとう、れいむ。ついでに、おねがいがあるんだけど」 「ごはんさんなら、あげられないよ」 「ゆがーん!」 「でも、おさにたのめば、なんとかしてくれるかもしれないよ!」 「ゆわーい!」 単純なまりさは、意気揚々と長の巣へと飛んでいく。あの調子では、また近いうちに餌をどうにかされることだろう。 れいむは、木陰で休んでいるめーりんを見付けると、そっと近付いて話しかける。 「めーりん、だいじょーぶ?」 「じゃおー、じゃおー」 「そう、しっぷさんがきいてるんだね」 めーりんの切れた頬には、葉っぱがあてがってあった。どうやら、絆創膏か何かのつもりらしい。 そして、れいむはめーりんと会話ができた。れいむだけではない。この群れは皆、めーりんと普通にコミュニケーションが取れる。 ゆっくりの会話は主観的だ。相手がゆっくりしていると認めれば、話が通じ合う。そうではない時には心も閉ざしてしまうのか、まるで会話が噛み合わなくなる。人間との対話が失敗するのも、そのせいであろう。 淫語オンリーのみょんとは話せても、めーりんとは言葉が通じないのも、めーりんはゆっくりできないという思い込みによるものだ。そんな差別がこの群れには、ない。 「めーりんのおかげで、みんなゆっくりできるよ。めーりんは、ゆっくりしてるね」 「じゃぉぉぉ……」 「あのまりさのことは、しかたがないよ。めーりんのあんよは、ひとつしかないもんね」 「じゃぉおお」 群れの門番は涙ぐむ。よくできたれいむであった。 辛い饅頭の方も、他のゆっくりから慕われている。元々は流れものであったが、今では長の副官のような存在だ。 ふと、めーりんが視線を外し、どこかを眺める。その目の先をれいむも追うと、向こうから長ありすが近づいてきた。 「めーりん、れいむ、いつもありがとう」 「じゃおん!」 「れいむは、なにもしてないよ」 「いつも、おちびちゃんたちに、おうたをうたってあげてるじゃない。 おかげで、ゆっくりしたおかおで、おとーさんおかーさんのところにかえすことができるわ」 「ゆぅ」 「それに、せわやきさんね。あんなばかまりさに、ありすのところにいけっていって」 「ご、ごめんなさい」 長は、穏かに笑む。めーりんは気を使ったのか、席を外していなくなっていた。 「いいわよ。げすやでいぶじゃないかぎり、たすけあわないとね。 でもあのまりさ、いっぴきじゃあぶなっかしいわね。どう、れいむ、つがいになってみない?」 「ゆっくりえんりょします」 「そうよね、あんなだめていしゅじゃ」 「そうじゃないよ。いや、それもあるけど……」 「れいむ、もしかしてまだ、おかーさんのこと」 「わすれられないよ。わすれられるわけないよ!」 油の中に氷を入れると、気が触れたように油が噴き上がる。れいむの激高は、それに近かった。 流石の長ありすも、たじろいたような顔でれいむを見つめる。紅饅頭は我に帰ると、すぐさま額を地にぶつけた。 「ごごご、ごめんなさい! おさにむかって、ゆっくりしてませんでした!」 「……あやまるのはありすのほうよ。ありすったら、いなかものね」 「そんな」 「れいむ、ついてきなさい」 言われるまま、れいむはありすの後を付いていった。あんよの向かう先は、長の巣の方角だ。 「れいむ、あなたは、ゆっくりしてる?」 「あまり、ゆっくりしてません」 「どうすれば、ゆっくりできるの?」 「それは、でいぶを、きんぐでいぶを……」 それっきり、会話は止まった。 行き着いた先は、長が巣とする土穴の裏手であった。そこには大振りの枝やら、ツタやらが所狭しと並べられている。 「おさ、これって」 「あのきんぐでいぶを、とーばつっするために、つくっているのよ」 見れば、先端の尖った2本の枝が、ツタを用いてクロス状に縛られていた。地味だが、ゆっくりが作るものとしては難度が高い。 れいぱー化ばかりが取沙汰されがちだが、ありす種は器用なゆっくりだ。れいぱーにならないだけの精神力があり、なおかつ持てる技術を実用に向ける知性があるならば、ゆっくりのリーダーになれる素質は十分に備えている。 「このひみつへーきが、かんせいっすれば、あのでいぶをたおせるわ。そうすれば……」 「れいむのおかーさんのかたきも、とれるね」 れいむの瞳に炎が宿る。さっきまでおうたを披露していた時とは大違いの、険しい表情だ。 「れいむ、ありすといっしょに、きんぐでいぶをたおしましょう。 そうしなければ、いつまでたっても、れいむはゆっくりできないわ」 「でいぶをつぶすいがいのゆっくりなんて、かんがえられないよ。 おさ、なんでもいってね。なんだったら、つぶされたっていいよ!」 長ありすが紅饅頭に頬を寄せた。れいむの怒りの赤が、照れのそれに変わる。 「おちつきなさい、れいむ。ありすはれいむに、ゆっくりしてほしいの。 そんなおかおじゃ、おちびちゃんも、ぶーるぶーるしちゃうわよ」 「ゆ、ゆ、ゆぅ……」 「きょうは、いっしょに、ろーぷさんをあつめましょう。ゆっくり、おはなししながら、ね」 作業場からさらに数十歩歩くと、ツタが生い茂った土壁があった。秋になってもまだ生長を続けているそれが、枝を縛るろーぷさんなんだという。 緑の縄を、噛み、引き、抜きながら。様々なことを語り合った。 ありすは、前の長のことを話す。 今の群れは、ほとんど前の長が作り上げたこと。幾度となく丘の上にでいぶが現れては、群れを襲ったこと。その度に長が討伐したこと。秘密兵器は、その前の長の設計によること。 れいむは、母のことを話す。 とても優しくて強い母だったこと。父は早死だったこと。おうたは母に教わったこと。 そして2匹は、でいぶのことを話す。 前の長は、でいぶと相打ちしてずっとゆっくりしたこと。れいむの母もまたでいぶに襲われ、群れの外で食い殺されるという最悪の死に方をしたこと。 「だから、れいむのおかーさんのおはかのなかには、おかざりさんしかないんだよ……」 「そうだったわね。とてもゆーかんで、ゆっくりしたおかーさんだったわね。 でいぶがあらわれたことを、まっさきにおしえてくれたのも、おかーさんだった」 「れいむは、でいぶをゆるせないよ」 「ありすも、そうよ。あんなゆっくりしたおさを……」 引っ張る噛力が思わず強まったのだろう。それぞれに引っ張っていたツタが勢いよく抜けて、根っこにたまった土を2匹はしこたま被ってしまった。 饅頭とカスタード饅は、思い切り咳き込み、そして笑った。 れいむが長の仕事を手伝うようになって、2日がたった。その間、でいぶの襲撃はなく、そろそろ今日あたりやってくるのではないかと饅頭達は噂し合っている。 そんな状況の中、だぜまりさとみょんが喚きながら集落を闊歩していた。 「まりささまが、いまから、きんぐでいぶをやっつけてやるのぜ! きょうが、きんぐのめーにちなんだぜ!」 「ぼーっきっ!」 勇ましい言動に惹かれたのか、住民は2匹の後をぞろぞろと付いていく。れいむも、何となく野次馬に混ざる。 一団が群れの入口に達すると、まりさが帽子の中から1本のツタを出し、地面に置いた。紅饅頭には見覚えのあるものであった。 「ゆ、あれは」 「どうやら、いつもつかっている、ろーぷさんみたいね。いつおとしたのかしら」 振り返ると、長ありすがそこにいた。 まりさとみょんは他のゆっくり達から少し離れると、互いに緑のロープの両端をくわえ、ピンと張り出す。 「まりさ、なにやってるの?」 「ゆっへっへ。おさ、まりさとみょんは、このぐれーとなわいやーさんで、きんぐでいぶをずたずたにするのぜ!」 「てーんが!」 「くわしく、おしえてもらえる?」 口から縄を伸ばしただぜ饅頭が、顎を反らした。みょんもそれを真似しようとしているのか、何故かのーびのーびをしている。 「この、まりさのおうちのまえにおちていたわいやーさんを、ぴーんとはって、きんぐのだるまおとしをおむかえするのぜ。 わいやーさんに、きんぐがふれたらさいご。みごとにすらいすされただるまが、そこにのこるのぜ!」 「てーんが、えーっぐっ!」 「なるほどね」 野次馬の半分は歓声を上げ、もう半分は心配そうに体を傾けた。れいむは後者だったので、長の横髪を引っ張って訴えかける。 「だいじょうぶよ、たいしたことにはならないわ。いざとなったら……」 星のマークも凛々しい帽子が、長の背後にちらついている。めーりんがいることで、紅饅頭もようやく安心した。 場のゆっくり達が、ざわつく。丘の上に土煙が立ち昇り始めたのだ。 「さあみんな、ここはまりさたちにまかせて、そっちにいどうするわよ」 「まりさー、がんばるんだよー」 路傍の石を越えつつ、ちぇんが尻尾を振って応援する。憎らしくも、だぜまりさはウィンクなどをしてみせた。 「ゆっくり、ほれなおすんだぜ!」 「みょーん、がんばりぇー!」 「ふるぼっき、いんさーとっ!」 子ゆっくりの声援に、みょんはとびっきりの笑顔を見せつつ応える。 轟音が響き渡り、肌だるまの姿がどんどん近くなった。勇敢な2匹は、もうよそ見などしていない。 「いよいよくるのぜ。みょん、しっかりくわえるのぜ!」 「あなにー! さいにー! ぺぺろーしょん!」 「いわれなくても、わかってるのぜ!」 だるま落としの風圧が、野次馬の前まで迫ってくるようだった。まりさとみょんは、身じろぎもせず迎え撃つ。 上手い具合に、きんぐの軌道はワイヤーが張られた方角とピッタリ合っていた。直撃は既に約束されている。 触れた。まりさとみょんの口元に、皺が寄る。込められた渾身の力。緑のツタがしなやかに伸び、簡単に裂け、切れた。 2本になったロープの間を、勢いよく駆け抜けるでいぶ。その様はまるで、ゴールテープを切ることのできた、栄光ある走者のようだった。 「どーして、わいやーさんきれちゃうのぜぇぇえええ!?」 「いーでぃー!?」 「めーりん、とめて!」 「じゃっじゃおおおん!」 門番饅頭が高く舞い上がり、だるまを上から押し潰した。でいぶの体がゴムマリのように凹む。強烈な一撃とは裏腹な、ぼよんという間抜けな音が鳴った。 だるま落としは止まったものの、きんぐでいぶは何事もなかったかのように立ち上がっていた。飛び蹴りから着地しためーりんも、気を漲らせている。 その間を縫うように、まりさとみょんはコソコソと群衆の中に消えていった。 「ゆふふ。だるまおとしをとめるとは、あんよをあげたみたいだね。 でいぶとおちびちゃんの、めしつかいにしてあげてもいいよ」 「じゃーじゃー!」 「いやなら、ずっとゆっくりしてもらうだけだよ。 めーりんがいなくなれば、あのちょぞーこのえさは、みーんなおちびちゃんのものなんだからね」 不敵な笑みを浮かべて、一歩一歩でいぶがにじり寄る。その度に辛饅が後ずさりする。じり、じりという間合いの攻防は、群れの中に到るまで続いた。 人間でいえば腰を落とす仕草を、きんぐでいぶが見せる。だいぶ離れてはいるものの、めーりんの背後には貯蔵庫が控えていた。門番も、片方のあんよを前に出した。 本ゆん達にとっては雷光の如き速度で、2匹が動く。このままぶつかれば両者粉砕は免れない真正面勝負であった。 不意にでいぶがUターンし、めーりんとの激突を避ける。肌だるまが新たに示した目標は、木の下にある小さな巣穴だった。 「やっぱり、こっちにするよ!」 「あれは、ぱちゅりーのおうちだわ!」 誰かが叫んだ。門番饅はとっさのことに体勢を崩し、その隙にでいぶは上半身を穴に突っ込んで、手早く漁り始める。 あっというまに略奪者が頭を抜き、まるでぷくーをしたかのように頬を膨らませ、嘲笑した。 「きょうはこれくらいでがまんしてやるよ! でいぶのおちびちゃんのために、もっとおいしいごはんをよういしてね! たくさんでいいよ!」 野兎のように高く跳躍し、たちまちでいぶは群れから出て行ってしまった。 めーりんが追いかけようとするが、長が止める。あの見た目不相応の逃げ足には誰も追いつけない。 「むーきゃっきゃっきゃ!」 耳障りな笑い声を発したのは、たったいま盗難被害を受けたぱちゅりーであった。それは遠巻きに見ていた一団の中から姿を現し、悠々と自分の巣へと戻っていく。 「きんぐでいぶにあんなことされたのに、ずいぶんごきげんさんね」 「むきゃきゃっ、おさ。 こんなこともあろーかと、てんじょーさんに、かくしべやをつくって、ごはんさんをためてたのよ!」 ゆおー、という感嘆が野次馬から漏れる。それを聞いて、明らかにぱちゅりーは調子に乗り出したようだった。 「したのおへやには、ちょっとしかごはんさんをおいてないわ。まあ、みてなさい」 高らかな哄笑と共に、ぱちぇが自宅に入る。 「むきゃー! ぱちぇのゆっくりしたかくしとびらさんがぁぁぁああ!」 どうやら、部屋ごと壊されて根こそぎ持ってかれたらしい。このぱちゅりーは、残念ながら(笑)の賢者であった。 「えれえれえれえれ」 こもった吐瀉音を聞き付け、慌ててご近所さんが吐きぱちぇを運び出す。辺りには嫌な感じに甘い匂いが立ち込めた。 そんな顛末を尻目に、あのれいむは今日も子供をあやしていた。なにせ間近できんぐでいぶを見てしまったものだから、殊更にやかましくなっている。 「ゆぇぇぇぇぇん!」 「ゆんやぁぁぁぁあ!」 「ゆーゆー、ゆっくりしていってねー」 「ゆぇっ、ゆえっ」 「ゆびっ、ゆびぃ」 「きーんぐでーいぶは、こわいけどー。いつでも、まーまがついてるよー」 「ゆぅ」 「ゆゆーん」 流石おうただけあり、おちびちゃんは簡単に泣き止んだ。それまでただオロオロしているだけだった親連中もゆっくりした顔付きになる。 饅頭家族どもが帰っていくのを確認すると、れいむは一目散に作業場へと向かった。 長ありすは既に到着していて、枝を縛り上げている最中だった。 「ちょうどよかったわ、れいむ。そっちを、かんでてちょうだい」 「ゆっくりりかいしたよ!」 小気味良い音を立てながら、枝と枝がしっかりと密着していく。それから長は絶妙な舌技で縄を固く結び、木製の十字架を完成させた。 れいむが来てから、クロスの数は順調に増えていっている。 「しかし、まりさとみょんは、だめだめさんだったね」 「めのつけどころは、いいわ。いまつくっているひみつへーきも、じつはにたようなものよ」 「ゆ? だから、こんなにがんじょうっにつくってるんだね」 「まあ、よけられちゃいみがないから、そのくふうも、いろいろかんがえてるわ」 組みあがった木は、2匹でずーりずーりと押しながら近くの土壁に立て掛ける。 これが完成したら、どんな形になるのだろう。ゆっくりらしい好奇心が、れいむにも具わっていた。 「きょうも、いっぱいえささん、とられちゃったね。 でいぶのおちびちゃん、どれだけ、むーしゃむーしゃしてるんだろーね」 「もし、きんぐでいぶのおちびちゃんをなんとかできれば、いいのかもしれないけど」 「みつけたら、せいさいっしちゃうの?」 「……そもそも、でいぶのいるおかには、いけないわ。あんなにきゅーなおかをのぼれるのは、でいぶだけなの」 確かにそうだった。あの重量級な体のおかげなのか、きんぐでいぶの足腰は、群れのどんなゆっくりよりも遥かに強靭だった。 すぃーでさえ登れない斜面を、肌だるまは軽快に登ることができる。 「ろーぷさんが、たりなくなったわね」 「じゃあ、ろーぷさんをかりにいこーね!」 れいむは闊達に見える。しかしそれは、仇討ちという目標に確かに近付いているという手応えからである。一歩間違えれば陰惨なものになりかねない。 それをどこまで見抜いているのか。長はれいむといる時間が長くなっていた。 ツタが生い茂る土壁。以前に思い切り砂を浴びた場所である。 「ゆゆ! きょうも、ゆっくりはえてるね!」 「ほらほら、あわてないで、ゆっくりしなさい」 「ゆっくりせずに、ゆーしょゆーしょするよ! ゆーーーっしょっ! ゆーーーしょっ!」 ツタをくわえて、力の限り引き抜こうとする紅饅頭。あまり反省というものは、なさそうだ。 ゆっくりしてないバチでも当たったのだろうか。緑のロープはあらぬところで切れ、ついでにれいむもあらぬ方向へ転がっていく。 「ゆーーーーーっ!!!」 「れいむ!」 幾度となく石にぶつかり、その度ピンボールゆっくりの向きが変わる。ハイスコアとばかりに、れいむは口から餡子を出した。 そうやってたどり着いた先は、野放図に伸びた茂みの前。 すぐさま長ありすも追い付き、仰向けになって目を回しているお饅頭の側にへたり込んだ。 「れいむ、ゆっくりしなさい! ああ、あんこをはいちゃって」 「こ、これは、おくちのなかがきれただけだよ。だいじょうぶだよ、おさ」 「すこしは、ないたり、いたがったりしなさい。……きょうはもう、かえりましょう」 「まだれいむは」 「おさのゆーことが、きけないの?」 「ゆっ…」 長ありすに睨まれると、れいむは身を起こして、とぼとぼと群れの方へと歩き出した。 口の中が、痛んだ。それを紛らわせるために、道すがら、ちょっと気になったことなどを尋ねてみる。 「ねえ、おさ。れいむがたおれちゃったばしょに、あながあったよ」 「あな?」 「そうだよ。くさむらのなかに、ぽっかり、ゆっくりのすみたいなあながあいてたんだよ」 人間の言葉でいえば、トンネルということだろう。その単語は群れに伝わっていない。 確かに、弄ばれいむが行き着いた先には、妖精でも行き来してそうな草のトンネルがぽっかりと開いていた。 「ああ、あれは、へびさんがゆっくりしてるあなよ」 「ゆゆ!」 「あそこにはいれば、たべられちゃうかも」 「ゆぅ。……へびさんと、きんぐでいぶは、どっちがつよい?」 「おおきさにもよるけど、たぶん、でいぶでしょうね」 れいむは、口をへの字口に結ぶ。敵わないものが多すぎる。そんなことを考えていた。 群れに戻り、長に挨拶をし、自分の巣に帰り、葉の布団に横たわる。 分解できない感情が込み上げて、いつまでもれいむは眠れなかった。 朝日が感じられる。遂に一睡もできなかった。 巣を出ると、まだ誰の姿もなかった。ゆっくりは基本、寝坊助だ。 れいむは思い詰めている。地面に当り散らすかのように跳ね歩き、いつしか群れの外れまで来ていた。 蛇の穴が見えた。長の言葉を思い出す。でいぶは、へびさんより、つよい。 れいむは足元に落ちていた小枝をくわえ、トンネルに入った。蛇に出会うなら出会えという捨て鉢な思い。もしそれでずっとゆっくりする程度なら、仇討ちなんてできない。 道は緩やかな坂だった。狭いので、まるで匍匐前進するかのように這って進む。なにものかに遭遇したならば、逃げ場はないだろう。 枝と目線を、たえず前へ。聴覚は周囲全てに研ぎ澄ませていた。まりさやみょんならともかく、れいむ種とは思えない臨戦態勢だった。 一本道は時折大きく曲がり、しばらくすると行く手の方角さえ分からなくなっていた。 どれくらい這いずり回っていたのだろう。唐突に前が開けて、広場のような場所に出た。 風。嵐のような、強く冷たいそれが頬を叩いた。2・3歩歩くと、見たこともない景色がれいむを捕らえた。 「ここは、おそら?」 眼下に、一切があった。見上げるばかりだった樹木さえ、まるで目の前にあるように見える。草花の絨毯がどこまでも続いていて、その中にゆっくりの群れらしいものもあった。 流石にゆっくりの顔形までは分からない。ただ塵芥のようなものが、微かに動いているのが認められるだけだ。 そして、ようやく気付く。群れを正面から見下ろせる場所、それは。 「きんぐでいぶの、おか……」 景色に見惚れていた顔が、またも引き締まる。枝にはもう、歯形が感じられた。 れいむは暗い感謝を捧げた。まさか丘を登ってくるゆっくりがいるとは思うまい。つまりこれは、絶好のチャンスなのだ。 「あんさつっだよ」 呟いた。物騒な独り言。いったいどこで覚えたのだろう。しかし、それはでいぶに対する怨念を的確に表す一言。 ゆっくりなりに、静かに進んだ。そろーりそろーりなんて喋ったりしない。殺気を隠す方法までは、流石に知らなかった。 洞窟のようなものが見えてくる。長の住処よりも、何倍も大きい巣穴だ。群れのゆっくり全て収容しても余裕がありそうだった。 瞳を右に。坂が見えた。そこからでいぶは転がり落ちるのだろうが、その姿は見えない。 両目を左に。テーブルのようなものがあり、得体の知れないものが陳列されている。そこにもでいぶはいなかった。 まだ寝ているのだろうかと、れいむは推し量る。洞窟の奥へ、一歩二歩とにじり寄った。 洞窟の中は、意外なほど明るかった。ゆっくりには知るよしもないことだが、岩に自生するコケの細胞が、僅かな光を反射させているためだ。ヒカリゴケほど上等なものではないが、内部は薄暗い程度の視界が保たれている。 れいむは見渡してみたが、またしてもでいぶの姿はなかった。洞窟の突き当たりには奇妙な穴がいくつも開いていて、なにかがびっしりと差し込まれている。 暗殺者は、仕方なく外へ向かった。陽の光がしだいに瞳を支配し、完全に外気に身を晒すと、一瞬何も見えなくなった。 突き飛ばされた。いつかのように激しく転がり、起き上がると口の得物もなくなっていた。 目の前に、巨体。圧倒される程の肌色の山。裂けるような唇。感情の無い目元。多分元々れいむ種だったんだろうと思われる髪の毛。お飾りは古ぼけていた。 紛れも無いきんぐでいぶ。殺される、まずはそう思った。せめて一撃を、次にそう決意して、体当たりした。 「ゆゆゆーっ!」 簡単に跳ね返されて、またもピンゆっくりを演じた。2個の石と1本の木を経て、ようやく立ち上がるが意識が覚束ない。 でいぶが接近した。恐怖を誤魔化すために、れいむは眼差しで、刺す。 母の仇。その口がぱっくりと開いた。唾液が糸を引き、上下に伸びる。 ああ、こうやっておかーさんもたべられたんだね。ようやくれいむは観念し、目を閉じた。 「なにやってるの? さぼってるひまはないよ!」 捕食される代わりにもたらされたのは、そんな言葉だった。 れいむが閉じた視界を開くと、攻撃ではなく口撃が襲ってくる。 「おきたばかりなのに、またねむろーとするなんて、とんだゆっくりだね! かわいいかわいいでいぶのおちびちゃんのために、きりきりはたらいてね!」 きんぐでいぶはれいむの後ろ髪をくわえると、そのまま暗殺者をどこかへ運び始めた。 拉致された饅頭に事態は飲み込めない。ただひとつ分かったのは、自分の下半身が濡れていること。気付かずに、おそろしーしーを垂れていたのであった。 「ここだよっ!」 実に乱暴に口から放たれるれいむ。尻餅をつきつつ辺りを見渡すと、ここに来た時に見た、謎のテーブル席であった。 普通、テーブルには椅子などがあってそこに座るものなのだろうが、無作法にも2匹のゆっくりはテーブルの上に立っている。 机は朽木でも再利用したのか、四方が自由に尖っていた。きんぐとれいむの間が凹んでいて、その中には粘土のようなものが入っている。 どこから取り出したのか、きんぐは2本の棒を口でつかんでいて、そのうちひとつをれいむの方へ放り投げた。 「さあ、すーぱーすーりこーぎたいむのじかんだよ!」 きんぐは、頬の中から木の実や草葉を粘土っぽいものの上に吐き出し、それらを口の棒で掻き混ぜ始めた。 何をやってるのか見当も付かず、れいむがぼんやりと見ていると、きんぐの棒が脳天目掛けて降ってきた。 「ゆべっ!」 「めじゃなくて、くちをうごかしてね。でいぶと、おんなじようにやらないと、ひどいよ!」 ここで突き刺してやろうとも思ったが、棒の先端は丸くなっていて武器にはなりそうもない。 しぶしぶ、れいむも見よう見まねで混ぜ始める。 「なぁに、これ」 「たまには、こうやって、きのみさんをつぶしてね。ぐーりぐーりするよ! ゆっくりしないでね!」 眼中にはないようだが、指示は絶え間なく出される。 生来の生真面目さが祟って、ついつい暗殺志望者も作業に没頭してしまった。 それから半刻近く、でいぶとれいむの奇妙な捏ね回しは続いた。 「きゅうけいっだよ!」 「ゆふぇ、おくちがごーわごーわする」 「きゅうけいっおわりっ!」 「ゆゆゆーっ!?」 「ほらほらほらほら、ぺったんぺったんしてね! ぐずはきらいだよ!」 棒の先で草粘土を掬い、その塊をぺったんと机の端に叩き付けるきんぐ。指図しながらも率先して行うところは、見上げたでいぶであった。 厚めの煎餅のようにも見える何かが、次々に机の先端を埋めていく。れいむも乗りかかった船とばかりに、きんぐと一緒に草粘土を掬い上げては、並べていた。 気付けば、凹みの中にあったものはすっかりなくなり、机の上は草粘土の煎餅で埋め尽くされていた。 「ゆーっ、いいあせかいたよ。やっぱり、はたらくってゆっくりしてるね!」 労働の後の一息を満喫するれいむ。始めは苛むように感じられた強風も、今は心地良い。 ゆーっ、ゆーっと鼻歌など歌い始め、ゆーらゆーら穏かに揺れていると、気付く。 「こんなことしてるばあいじゃないでしょぉぉおお!」 ようやく自分の使命を思い出した生饅頭であったが、それからどんなに探しても、何故かでいぶは見付からなかった。 疲労は深く、自分が情けない。最早楕円の形を保てないほどゆっくりできなくなったれいむは、もみあげを落として帰路に付いた。 蛇の穴を転がりながら戻り、ずーりずーりと家にたどり付き、お布団に潜り込んだ。 昨日とは違い、すぐさま睡魔がやってくる。意識が落ちる前に、ふと、最後まで蛇に出会わなかったことを思い出したりした。 長ありすが、心配してやって来た。翌朝のことである。 「きのうは、どうしたの?」 「ちょっと、あたまがいたかったんだよ」 「あれだけ、ころがったものね…」 どうやら、おとといの引っ張り損ない事件のせいで、昨日は動けなかったと思われているようだった。 実際は無謀にも蛇の穴に入り、偶然きんぐでいぶの元にたどり着いたものの、何故か散々こき使われた挙句、勝手にいなくなられて、落胆しつつ爆睡した1日だったのだ。 こうやって振り返ってみると、れいむは自分の馬鹿さ加減に呆れ果ててしまう。穴でも掘って埋まりたいくらいだ。長に打ち明けることなど、できるはずもない。 「でもね、おうちにじっとしてちゃだめよ。もしきんぐでいぶがきたら、ずっとゆっくりさせられちゃうわ」 「ゆ、ゆぅ。ごめんなさい」 「そればっかりね、れいむは。きょうは、しっぷさんをもってきたの」 ありすがブロンドヘアーを振ると、中から何枚かの葉っぱが舞い落ちる。1枚1枚を舌で拾うと、長はれいむの頬やあんよ周りに貼り付けていった。 「まえのおさじきでんのしっぷさんよ。すぐによくなるわ」 「なんだか、くすぐったいよ」 「いいから、じっとしてなさい」 しっぷさんとやらが何でできているか、れいむは知らない。紅い饅頭には、知らないことが多過ぎた。 しかしそれでも、現状を正しく把握することはできる。今は、長の好意を黙って受け入れることだ。 「はい、おしまい」 葉っぱに包まれた、見事な桜餅れいむがそこにはあった。 「ゆっくりありがとう、おさ」 「しばらく、ひみつへーきは、ありすだけでつくることにするわ」 「ゆがん! おさ、れいむも」 「あなたは、むりをしすぎるわ。しばらく、ゆっくりしてなさい」 それも、受け入れるしかなかった。れいむが頭を下げると、長は笑みでそれに応えた。 「でも、おちびちゃんをおうたでゆっくりさせるのは、おねがいね。おうたは、れいむがいちばんっだから」 「ゆっくり、りかいしたよ」 外が騒がしくなった。どうやら、きんぐでいぶのだるま落としが始まったらしい。 「さあ、行きましょう」 長と共に巣から這い出る。だるまが地を圧する音が、そこまで近づいていた。 れいむは、赤ゆ子ゆと一緒にでいぶから遠く離れたところに向かった。 「ゆわー。おねーしゃん、おしゃれだよー」 「れいむおねーちゃんは、ふぁっしょんりーだーだね!」 葉をまとったれいむを見て、子供達が無邪気な感想を述べ立てる。 この分なら、きんぐとうっかり出会ってしまっても、あの時のれいむだとは分からないだろう。保護者は苦く笑った。 偵察、という大義名分を思い付く。だかられいむは、再び蛇の穴を通り抜けることにした。 長の作業場が近いので、見付からないようにこっそりと。トンネルに入ってしまえば、こっちのものだった。 何故きんぐの元にあんよを向ける気になっているのか。実際、自分でも理解できてはいない。ただれいむは、衝動に突き動かされている。ある意味、ゆっくりらしい行動であった。 穴を過ぎ、洞窟の側に到ると、きんぐでいぶはテーブルの上に鎮座していた。 近付くと、一瞥された。そして、まるでそこに初めからいたかのように、口を開く。 「それじゃ、つづきだよ! ぺったんぺったんしたものが、かーちかーちになったから、このぺーらぺーらしたはっぱさんに、くーるくーるつつんでね!」 ゆっくり語は幼児語が多くうっとおしい限りだが、要は乾燥した草煎餅を葉っぱで包装しろということである。 以前練って並べた煎餅風の何かは吹く風に晒され、確かに水分が飛びきって日持ちしそうな状態になっていた。 きんぐの側にうず高く積まれた葉っぱ。それを略奪時とは大違いの繊細さでくわえ込んでは、舌で丸めて包み上げる。 「はっぱのさきっちょを、ちょっとだけぺーろぺーろしてね。ちょっとだけだよ!」 微かに反抗したくなった。どうせ甘いから味を覚えさせたくないのだろう。れいむは葉をべろっと大きく舐め上げ、ついでに噛んでみせた。 「え゛ん゛っ!!!」 「なにやってるの。ばかなの? しぬよ?」 葉は辛さと渋さが絶妙のハーモニーを奏でる、地獄の味だ。馬鹿饅頭が悶絶しつつ、今日もよく転がる。 でいぶはゆふぅと溜め息を付くと、御丁寧にも講釈を垂れてくれた。 「これは、うらのもりにはえている、むしよけのはっぱさんだよ。これにくーるくーるすると、なんでもながもちっするんだよ。 たべたらむしさんもゆっくりも、ゆっくりできなくなるよ!」 「ゆっひゅり、りひゃいしちゃよ……」 だったら初めから言って欲しいとも思ったが、刺激で滑舌がおかしくなった饅頭に意思を伝える余裕はない。 身を持って色々なことを知ったれいむは、大人しく作業に入った。 ゆっくりできない木の葉の上に草煎餅を乗せて、葉を丸める。緑の包みが重なり合う部分をちょっと舐めると、面白いように接着した。 黙々と大小のれいむ種が、包みを増やしていく。野生種どころか飼いゆっくりでもお目にかかれない、シュールな勤労風景だ。 かくして梱包が一通り終わると、きんぐが一際顎を反らして、言い放った。 「それじゃ、さいごだよ。ここにあるものを、ぜーんぶおうちにはこんでね! おうちのおくの、あなぼこさんにだよ!」 「きんぐといっしょなら、すぐにおわるね」 「なにいってるの。ばかなの? まじきちなの? れいむだけでやってね!」 「ゆゆゆ?」 「なにが、ゆゆゆなの。でいぶには、だいじなおしごとがあるからね!」 言うだけ言うと、でいぶは洞窟を挟んで反対の方へと姿を消した。 これもていさつっだよ! と自分を慰めつつ、れいむは頭に包みを載せて洞窟へと入る。 一番奥の壁に無数の穴。3以上は数えられないゆっくりだが、そこにある穿孔の数は人間であっても膨大に感じるだろう。いちいち数え上げたとすれば、150はある。 穴と穴の間には、これまたたくさんの段差がある。縦横微塵に穿たれた小穴へと、ゆっくりでも跳ねて行き来できる工夫であった。 随分と手の込んだ仕掛けの中を、れいむが渡る。穴ぼこのほとんどには、既に自分の頭の上にあるものと同じものが詰められていて、まず空きを探す苦労から始めなければならなかった。 半分ほど終えたところで、力饅頭はたまらず机の側に横たわった。視界には、まだまだ残る大荷物。 「れいむ、なにやってんだろう」 そんな愚痴も思わずこぼれる。さらに追い討ちを掛けるように、胃袋もないのにれいむの腹が鳴った。 包みの中身が、木の実や草でできていることに思い至る。ゆっくりとは、イコール食欲のような存在だ。無意識に包みのひとつが解かれ、ごく自然に草煎餅がれいむの口に入った。 ゆげぇじゃないけど、おいしくない。初めこそそう感じられた。しかし、噛めやしない硬さなので口の中で転がしていると、奥深い味わいがしっとりと広がっていく。 舌を肥えさせるほど甘くもなく、なすび型になるほど量が多いわけでもないのに、異様な満足感があった。しかも、いつまでたってもなくならない。 「ゆっくりしてるよ…」 何故か、母を思い出した。懐かしさを覚える味。ゆっくりにもそんな高尚な感慨があるのだろうか。 削り取るような力強い物音が、れいむを現実に引き戻した。きんぐでいぶが向かった方角から聞こえてくる。口をもぐもぐさせながら、サボリ饅頭は音の主を探した。 洞窟の入口は凸状になっており、テーブルがある場所の真反対にも空き地がある。そのまだ見ぬ一角に、きんぐでいぶはいた。 肌色のだるまは土を噛み締めていた。一帯はまたぞろ穴が開いていたが、今度は広く浅い竪穴である。だから目撃饅頭は、てっきり土木工事の真っ最中だと考えた。 それはすぐさま否定される。きんぐでいぶは土に噛みついた後、さらによく咀嚼し、喉を鳴らして飲み込んでいた。 「ゆふ? でいぶは、すーぱーむーしゃむーしゃたいむなんだよ。じゃましないでね」 でいぶの発言が決定打であった。れいむは驚きの余り、口内の草煎餅を飲み込んでしまう。 「ゆげぷっ! けほ、けほ。……なんで、つちさんなんかたべてるの?」 「でいぶは、すなをかんでいきるんだよ! そしてつちさんは、おとなのあじだよ! おちびちゃんのれいむには、ゆーねんはやいね!」 「ゆーねんって、なんなの?」 「おちびちゃんべろさんのれいむは、ひょーろーさんを、いっこだけたべていいよ!」 「ひょーろーさん?」 「れいむがはこんでいた、はっぱのなかみさんだよ」 もうたべちゃったよ、とは言えず。れいむは恥ずかしくなって、もじもじしながらその場を立ち去った。 景気の良い掘削音と、若干バツが悪そうな若饅頭の作業が再開される。 鈍い仕事も、続ければいつしか終わる。れいむもまた、ようやく最後の1つを穴に差し込むと、よたよたと太陽の下に出向いた。 出口の先に、きんぐでいぶの後姿。流石に食事は終わったらしい。しかし、土を食らうとはどういうことだろう。 坂の上に肌だるまはいて、じっと群れを眺めている。 「きんぐ!」 思わず呼びかけた。もし、侵略の計画でも立てているのら、邪魔してやろうという算段である。 しかし、きんぐでいぶは振り向かない。 「きんぐ!!」 ビクともしなかった。 「でいぶ!!!」 ようやく、それが身をひねってこちらを向く。 「なに、れいむ?」 「ゆ、ゆーと、ゆーとね」 話しかけて思考を乱すことまでは考えていたが、いざ何を語りかけるのかはまでは思いついていなかった。 だから苦し紛れに、ふとした疑問をぶつけてみる。 「あんなにひょーろーさんをためて、どーするの? たべるの?」 「でいぶはでいぶだから、すなやつちしかたべないよ。ひょーろーさんは、おちびちゃんのためだよ」 「おちびちゃん? そういえば、どこにいるの?」 「そのおめめは、かざりなの? ぽっかりしてるの? おちびちゃんなら、ほら、めのまえにいるでしょ」 でいぶの視線が、再び群れへと向いた。 表情がいつものそれとは違うことに、れいむは気付く。 「あのむれにいるのが、でいぶのおちびちゃんなんだよ」 「ゆ?」 「むれのおちびちゃんが、ふゆさんになってもゆっくりできるよーに、ひょーろーさんをためてるんだよ」 「ゆゆゆゆゆ?」 「ゆーゆー、うるさいね」 「でもでいぶは、あのむれから、ごはんさんをりゃくだつっしているでしょ?」 「ちょっと、かりてるだけだよ。 どうせぜんぶ、ひょーろーにかこーするんだから、いいよね! はたらきものでごめんね!」 もう一度、れいむはきんぐでいぶの顔を覗き込んだ。相変わらずおっかないが、どこか優しい目。 嘘を付いているようには、どうしても思えない。 「こんなこと、れいむにいっても、しかたないね」 「ゆゆん。れいむも、あのむれのゆっくりなんだよ」 「れいむが、おちびちゃん? そんなわけないでしょ。むれにいるから、おちびちゃんなんだよ」 ゆふゆふと、でいぶが笑い出す。 「ねえ、でいぶ。もうひとつ、きいていい?」 「しかたない、みみどしまだね」 「れいむのおかーさんのこと、しってる?」 「しらないよ。ここでれいむにあったのは、れいむがはじめてだよ」 「れいむを、たべたことある?」 「おぼえてないよ」 にべもない返事だった。普段なら逆上するところだが、いかんせんれいむは混乱している。 「ゆっくり、かえります」 「またひょーろーさんをつくるときは、ゆっくりしないでくるんだよ!」 それから、どうやって帰ったのかよく覚えていない。気付けば布団にも入らずに、巣の床に転がって呆然としていた。 きんぐでいぶは、略奪者だ。しかし、餌を掠めるのは群れの冬ごもりのためだという。 きんぐでいぶは、母の仇のはずだ。しかし、れいむに会ったのは自分が初めてだという。或いは、ただ覚えていないだけなのか。 運動餡の疲れが眠気となってれいむを包む。長ありすに、もう一度詳しく聞いてみよう。夢の間際で、それだけは決めることができた。 「ゆんとこしょー、ゆっこいしょ! ゆんとこしょー、ゆっこいしょ!」 素っ頓狂な掛け声でれいむは目を覚ます。眠い目を瞬かせながら、外の様子をうかがった。 まりさやみょんを中心にした群れの力自慢が、仲良く一列になっていた。ゆっくり隊の先頭には大きな石がある。 石をまりさが押し込んで、まりさをみょんが押し込んで、みょんがまりさを押し込んで、そんな風に皆の力を合わせて石を押し続けているのであった。 「ゆんとこしょー、ゆっこいしょ!」 「まだまだいしさん、うごかない!」 「ゆんとこしょー、ゆっこいしょ!」 「それでもいしさん、うごかない!」 「ゆんとこしょー、ゆっこいしょ!」 「でかまら、ちーんぽ、おおふぐり!」 群れの外の草原に目を向けると、こちらはちぇんやだぜまりさ連中がすぃーに乗って走り回っていた。 「だぜっ! のぜっ! ぜーっ!!」 「ちぇんのまえは、はしらせないよー!」 「そうじゃないでしょ、ちゃんといきを、あわせなさい!」 すぃー部隊に、長ありすが指示を出していた。長自身はすぃーには乗っておらず、めーりんと共にすぃー競争を観戦している格好だ。 れいむが近付くと、長は気付き、いつものように微笑みで出迎える。 「ゆっくりおはよう、れいむ」 「ゆっくりおはよう、おさ。きょうはみんな、どうしたの」 「ああ、れいむにはつたえてなかったわね。いよいよあした、でいぶとーばつっをすることになったの」 「ゆ!」 「ついに、ひみつへーきがかんせいっしたのよ。 きょうは、とーばつっのための、すーぱーくんれんたいむよ」 「ゆゆぅ、そんなこと」 「れいむにはまっさきに、おしえたかったんだけどね。あなた、きのうはどこにいってたの?」 まさか討伐対象の元で家事手伝いしてました、なんて言えるわけもなく。れいむはただうつむくだけだった。 「おさ、ゆっくりしつもんさせて?」 「ええ、いいわよ。めーりん、わるいんだけど」 「じゃーおー」 長の隣りにいためーりんが、じゃおじゃお言いながらすぃー部隊の元へ駆け去った。自らもすぃーのひとつに飛び乗って、操っている。 屋外ではあるが、長とれいむは2匹きりとなり、紅饅頭は緊張で唾を飲み込んだ。そして、意を決する。 「れいむのおかーさん、ほんとうにしんじゃったの?」 「そう、そんなことかんがえていたの」 「だって、おかざりだけしかのこっていなかったんでしょ? きんぐでいぶにたべられたっていってるけど、だれかみたの?」 「じっさいに、たべているところを、みたものはいないわ」 「だったら」 「でも、そのあとをみたゆっくりなら、いるわ」 鳥が鳴き、そよ風が2匹の髪を揺らした。柔らかいが、どこか冷たさを感じさせる風。 ほんの少し間を置いて、再び長の昔語りが続いた。 「それは、だれなの?」 「れいむがまえにたすけた、あのだめまりさ。まりさが、かりにいったかえりだったそうよ。 れいむのおかーさんのおかざりのまえで、でいぶがおくちをあんこだらけにして、わらっていたのをみていたの。 まりさは、よほどしょっくだったんでしょうね。あれいらいすっかり、おびえるようになってしまったわ」 「ゆぅ……」 「ごめんなさい。つらくなるだろうとおもって、ちゃんとはなしてなかった」 「ゆーゆーん、おさ、ありがとう。ちょっと、おさんぽするね」 静かな表情を顔に貼り付け、れいむはぴょんぴょんと跳ねる。長達のいる草原、ゆっくりが押し合う群れの中、作業場、駆け続けた。 長とれいむが仲良く過ごしていた作業場には、名状しがたいものが置かれていて、彷徨えるゆっくりは思わず身震いした。 たくさんの木の十字架が、一本の棒で繋がっていて自立していた。まるで大きな毛虫のようなそれは、鋭い先端をこちらに突きつけている。これが、秘密兵器なのだろうか。 れいむが、蛇の穴を潜り抜ける。もう一度だけ、もう一度だけでいぶと話をしよう。それで見えてくるものはあるはずだと、ゆっくりは信じていた。 初めて出会った日。意味も知らず、共に草粘土を練ったあのテーブル。そこに、きんぐでいぶはいた。 「ゆふっ。やっときたね! きょうも、すーぱーすーりこーぎたいむはじまるよ!」 一瞥もくれずに、きんぐはれいむに命令する。 「ねぇ、でいぶ。まだひょーろーさんを、つくるの?」 「そーだよ。おちびちゃんが、ゆっくりふゆごもりするためにね」 「じゅうぶん、どーくつさんのなかにはいってるよ。ゆっくりしてると、ふゆさんがきちゃうよ」 「ゆふっ、ゆふふふふふ」 その時までれいむは、笑い声というものは無条件でゆっくりできるものと思い込んでいた。 しかし、でいぶのそれはまるで逆だ。背皮が凍り付くような気味の悪さしか覚えない。 「れいむ、いいことをおしえてあげるよ。でいぶが、ひょーろーさんをつくってるかぎり、ふゆはこないんだよ」 テーブルから、きんぐが降り立つ。 「そそそ、そんなわけないよ」 「でいぶがあきっていったら、あきなんだよ。ゆっくりりかいしてね」 にじり寄る様が、まるで蛇のように思えた。距離を詰めるごとに、肌だるまの表情が詳しく分かる。 「もう、むれにはあんまり、えささんがないんだよ。ふゆさんがちかいから、かりをしても、ゆっくりできないんだよ」 「かんけいないよ。でいぶは、むれのおちびちゃんのためにやってるんだよ」 「そのおちびちゃんが、おなかすかせちゃうのよ」 「しらないよ、そんなこと」 れいむを見下ろす目が痙攣している。心持ち白目が多くなったようにさえ思えた。 きんぐでいぶ。昨日よりも、その前よりも、ずっとゆっくりしてない顔。 「また、むれにくるつもりなの? こんどは、ただじゃすまないんだよ」 「いいかげん、うるさいよ! だまってでいぶのいうことだけ、きいてればいいんだよ! じゃまするやつは、つぶすよ!」 「つぶす? れいむを、つぶすの!?」 今度は、れいむの眼差しが吊り上がった。まるで捕食種同士の睨み合い。そこにいるのは、れいむ種だけのはずなのに。 「でいぶは、かわいいかわいいおちびちゃんのためにやってるんだよ。しんぐるまざーなんだよ。 おちびちゃんをゆっくりさせないげすは、ゆっくりしねばいいんだよ」 「そうやって、いままでも、ゆっくりをころしてきたの? やっぱり、おかーさんをころしたのも、でいぶなの?」 「しらないよ、れいむのおかーさんなんて」 「ころして、おかざりをすてて、たべた、でいぶが!」 「れいむなんて、たべたことないよ。でも、れいむ、おいしそうだね……」 生臭い息が相手にかかるほど、きんぐでいぶは大口を開けた。欠けて所々鋭利になった歯。野太い舌。止めどなく湧き上がる唾液。 完全に、モンスターだった。れいむは咄嗟に転がると、テーブルの上にあるすりこぎ棒を口にした。何もないよりマシだろう。 若い饅頭は、でいぶの喉の奥を凝視する。何もないような暗黒。餡子というより、その心を表しているような色。棒をぶち込むなら、そこだろう。 大小のれいむ種が身構える。小さい方が前傾姿勢を取り、大きいほうが体を伸ばして口腔を広げる。お互いのあんよに力が入り、今にも致命の一歩を踏み出そうとしていた。 「そこまでよ!」 聞き覚えのある声が割って入った。れいむが視線だけをずらすと、そこには長ありすの姿があった。 でいぶもまた口をすぼめて、カスタード饅の方へ向き直る。 「ありすは、ありすよ」 「ありすは、ありすだね」 「そうよ、ありすはありす。そこのれいむ、つれていっていいかしら」 「かってにすればいいよ」 れいむがくわえていた棒を落とす。突然、ありすにもみあげを噛まれたからだ。そのまま長は群れのゆっくりを引きずっていく。 未だ紅饅頭の視線は、でいぶを追っていた。敵は既に背中を見せて、夕暮れの群れなどを眺めている。 「おさ、はなしてね! いまが、ちゃんすなんだよ!」 「いっぴきでは、かえりうちにあうだけよ」 「もうすこしだったのに、どうして、ここにいるの?」 「ありすもむかし、れいむとおなじことをかんがえたからよ」 蛇の穴まで来ると、ありすはれいむを先に押入れた。でいぶへの道を完全に塞がれて、仇持ちは諦める他ないことをようやく悟った。 「このみちは、むかし、ありすがつくったのよ。でいぶを、あんさつっするためにね。 でも、いっぴきではなにもできなかったわ」 「れいむなら……」 「よくても、あいうちよ。おさとして、そんなことさせられないわ。 だからこのあなは、へびさんのってうそまでついたのに。ほんとうに、むちゃばかりするこね」 「ゆぅ」 「あしたをまちなさい。みんなで、れいむのかたきをうつのよ」 「おさ、やっぱり、でいぶがおかーさんをころしたんだよ。やっと、りかいできたよ」 「そう」 穴の中で、れいむは立ち止まった。うつむきながら、口を開く。 「でもね、おさ。でいぶは、やさしいところもあったんだよ。えさをとるのは、むれのおちびちゃんのためだって。 でいぶは、すなをかんでいきてるって。あんなにおいしいひょーろーさんを、たべないで」 「でいぶと、はなしたのね。よくききなさい、れいむ。でいぶとは、おはなしなんてできないの」 「ゆゆ? でも、れいむとでいぶは」 「おはなししているように、きこえただけ。ゆっくりのことばを、まねしているだけなのよ」 れいむは首を傾げる。 一瞬、頭上で鳥の鳴き声が響き渡った。まだトンネルを抜けきれていない2匹は、草の天井に目を向ける。 「ありすのいったことばを、でいぶはそのままくりかえしたわ。 まえのおさが、いってたの。とりさんには、おうむさんっていうのがいるって。 おうむさんは、にんげんさんのしゃべったことばを、そっくりまねするそうよ」 「それと、いっしょなの?」 「でなければ、いきなりれいむをたべようとしたり、しないわ。 れいむは、ゆっくりおはなししていたおともだちを、たべる?」 「そんなわけ、ないよ。おさ、ゆっくりできないけど、れいむは」 「なにも、いわなくていいわ。にひきでしずかに、かえりましょう」 あの時見せた、穏かなでいぶの顔、声。そんなものは、餡子の奥にしまい込むことにした。 れいむは、間近で垣間見たきんぐでいぶの魔性だけを信じ、明日を待つ。 あっという間に薄暗くなった空が、やけに赤黒く染まっていた。 快晴。空は残酷なまでに清々しく澄みきっている。 群れのゆっくりが集められ、長ありすの声に聴覚を寄せていた。 「みんな、よくあつまってくれたわね。きょうが、なんのひかわかる?」 「とーばつっのひ、なのぜ!」 「あのきんぐでいぶを、ずっとゆっくりさせるんだよー!」 血気さかんな成ゆっくりが、長の問いかけに真っ先に応えた。 それを合図に、群れ中の饅頭達がシュプレヒコールに近い何かを叫び出す。 「とーばつっ!」 「とーばつっ!」 「とーびゃつっ!」 「ありがとう、みんな。きょうだけは、おちびちゃんもぱちゅりーも、さくせんにゆっくりきょうりょくしてね」 「まかしぇてね! まりしゃは、むれいちばんのゆーしゃだよ!」 「ごはんさんのうらみ、むきゃっとかえしてやるわ」 決戦にも関わらず、戦力にならなそうな子供や虚弱まで輪に入っていた。 長がめーりんに目配せすると、辛饅頭が素早くどこかへと走っていく。 「みんなが、なかよくたたかってくれないと、きんぐでいぶをとーばつっできないわ。 きのういったとおり、それぞれのりーだーさんのゆーことを、ゆっくりしないでまもってね!」 普段なら私語を隠さなかったり昼寝をかましたりするゆっくりがいそうなものだが、場にいるもの達にそんなゆとりは見られない。 皆、一様に目をギラ付かせて、指導者の言葉を受け入れている。その中で一際険しい顔をしているのは、無論、あの仇持ちれいむであった。 何か引きずるような音が響き、集団が思わず振り返る。 めーりんを中心にしたすぃー部隊が、巨大な木片を牽引している。すぃーの後方とツタで繋がれたそれは、ありすとれいむが作っていた秘密兵器であった。 「ゆえーん、きょわいぃぃいい」 「なんなの、これぇぇぇ」 巨大毛虫を思わせるそれに、子ゆや臆病まりさなどが脅えを示す。 その胴体は幹のように太い枝。足のように見えるのは小さな枝をクロス状に結わえたものだ。その先端はことごとく尖っていて、近付いただけでどうにかなりそうな迫力を秘めていた。 「まえのおさじきでんの、ひみつへーき。そのなも、あんぜんだいいちよ!」 「あんぜん、だいいち?」 「きんぐでいぶが、だるまおとしをしてきたら、これをきんぐのまえにおいておくのよ。 そうすると、あんぜんだいいちのまんなかに、だるまさんがげきとつっして、ぐっさぐっさにしてくれるのよ!」 前の長というのは、半端な伝承をしていたらしい。工事現場の『安全第一』と書かれたバリケードを模したつもりなのだろうが、もちろんこんな鋭利なものが道端に置かれるはずもない。 むしろ、中国の戦記物などに出てくる騎馬止め・馬抗柵に近い形をしていた。確かに突進に対しては効果的だ。 「めーりん・すぃーぶたいは、あんぜんだいいちをはこんでね! ほかはいちれつになって、だいいどうよ!」 「じゃあおおおおん!!!」 「ゆっくりりかいしたよ!!!」 「のぜ!!!」 「だよー!!!」 「むきゅ!!!」 「ちぃぃぃぃんっっ」 「きんぐでいぶだぁぁあああ!!!」 まとまりのない鬨の声が止んだ。土煙を上げて、丘の上からきんぐでいぶが転がってくる。今回ばかりは、だるま落としに算を乱すものはいない。 群れの全てのゆっくりが、秩序を守りながら移動する。れいむも流れに沿って動いていたが、長に呼び止められた。 「れいむは、ありすといっしょにきなさい」 「ゆ?」 「いい? ぜったいに、かってなこうどうはしないこと!」 長は、すぃーに自分とれいむを乗せると、めーりん達と一緒に駆け出した。他のすぃーは安全第一を引っ張っているので、長すぃーだけが軽い。 群れから少し離れると、途端に丘とでいぶが大きく見える。遮るもののない草原まで出ると、長はすぃー部隊を止めさせた。 「おさ、あぶないのぜ! あんぜんだいいちは、まりさたちがおくから、もっとうしろでゆっくりしてるのぜ!」 「ありすが、あいずをだすわ。ちゃんすさんは、いっかいきりなのよ。ゆっくりかつしっかりと、ありすはでいぶをみるわ」 「わからないよー、おさ!」 「じゃあああっ!」 「わかったよー……」 めーりんの喝で、ちぇんが萎んだ。長ありすは丘を凝視している。だるま落としは、麓近くにまで達していた。 「まだ、まだよ」 でいぶが、完全に坂を下りる。 「ゆっくり、もうちょっと」 勢いが止むこともなく肌だるまは平地を蹂躙し、真っ直ぐに長達の方へ突っ込む気配だった。 距離が詰まり、ほんの少しだけ速度が落ちた。 「いまよ!」 すぃーが動いた。土をえぐりながら、安全第一が運ばれていく。 「そこ!」 めーりん達は機敏に止まり、すぃーの後ろにあるツタを歯で噛み切った。 「てっしゅうっ!!!」 牽引物の縛りがなくなったすぃー部隊が、草を蹴散らしながら兵器から離れていく。安全第一を囲むように部隊は散開し、長すぃーはめーりんの元へ走った。 きんぐでいぶの真正面には、杭の塊が待ち構えている。だるまの軌道は変えられないだろう。れいむは長の側で息を呑んだ。 秘密兵器が弾け飛ぶ。激突の衝撃で木片が舞い上がり、降り注ぐ。だぜまりさ目掛けて大きめの枝が落ちてきたので、叫びながらもすぃーを駆って回避していた。 だるまは無数の傷を追い、さらに尻尾が生えていた。1本の杭がきんぐでいぶの尻を貫き、腹まで突き抜けたのだ。 それでも、きんぐでいぶは立ち上がった。荒い息を吐き、目も虚ろになってなお、軽蔑するような笑みを浮かべている。 「れいむとめーりんだけ、のこりなさい。あとは、みんなをてつだって」 「おさは?」 「でいぶのさいごをみとどけてから、いくわ」 「わから」 「じゃあああっ」 すぃー部隊が駆け去っていく。怒られちぇんだけ泣きべそをかきながら。 この場にいるのは、長とめーりん、れいむ、そしてきんぐでいぶだけである。 「でいぶ、そろそろゆっくりしたら?」 「なにか、いってるの? きこえないよ」 「おさ、ここはれいむにまかせてね!」 れいむが前へ飛び出す。長は止めるような表情をしたが、すぐにめーりんへ視線を送った。 「とめても、むだでしょうね。あぶなくなったら、めーりん」 「じゃおっ」 めーりんの帽子が縦に揺れた。 死ぬほど甘い匂いが草原に広がる。でいぶの中身が流出し始めたのだ。 丘の上のゆっくりは、土や砂を食って生きていた。完全に餡子へと変換しきれていなかったのだろう。黒い生命が、さらさらと流れ落ちていた。 「でいぶ、おかーさんのかたき、とらせてもらうよ!」 「ゆふふぅ。きのうのぉ、おいしそうなぁれいむだねぇ」 「きをつけなさい。もうかんぜんに、きがふれているわ!」 「ゆっくりしてないことは、わかるよ、おさ」 ミチミチと悲鳴を上げながら、きんぐでいぶの唇が裂けていく。それほどまでに口を開くと、まるで喉の奥でれいむを見ているようだった。 獣のようなでいぶの咆哮が草原を揺らした。今にも襲い掛かってきそうな気迫だが、肌だるまのあんよは、ピクリとも動かない。 だるまの歯だけが盛んに打ち鳴らされる。跳躍も移動も叶わなくなってなお、歯牙によって戦いを挑んでいる。最早ゆっくりというより、顔だけの獣であった。 「でいぶのおぢびぢゃん。おぢびぢゃんを、ゆっぐりざぜるんだあああ!!」 「おちびちゃんって、れいむたちのことでしょ」 「おぢびぢゃんは、むれにいるんだよ。むれにいないゆっくりが、どうしておぢびぢゃんなのおおお?」 でいぶの上半身だけが伸び、れいむの頭上に無数の千歳飴が襲い掛かった。 仇持ちのゆっくりは、よく転がった。こーろこーろとは言い難い素早さで、でいぶの背後に回り込む。 尻尾のように尻から突き出る杭。それに、頭から突進した。 木材はでいぶを貫通している。後の木が左に動くと、腹から突き出た先端が右に傾き、広がった裂傷から餡が噴出した。 「ゆぎゃぁああ!!」 長とめーりんに餡子が降り注ぐ。辛饅は顔をしかめたが、ありすは表情を変えず2匹のれいむ種を見据えていた。 きんぐでいぶが、震える。そして頭を激しく傾けると、貫いている杭も同時に振られて、れいむは尻の棒によって吹っ飛ばされた。 れいむが餡を滲ませながら立ち上がると、でいぶは体をひねって視線を合わせた。ねじれの線が肌だるまの体中に浮き上がり、異形に拍車をかけている。 「じねぇ! おぢびぢゃんのために、じねぇ!」 「でいぶこそ、しんでね。おかーさんのぶんまで、ゆっくりつぶれていってね!」 「れいむ。すこし、でいぶとおはなしさせて」 長の言葉に、れいむは聴覚を疑った。視覚を向けると、真顔のありすがそこにいる。 「なにいってるの、ありす。でいぶとは、おはなしできないんじゃなかったの?」 「ねえ、でいぶ。でいぶは、おちびちゃんがゆっくりするために、いきてるのよね?」 「あだりまえでしょ。でいぶの、がわいいがわいい、おぢびぢゃんなんだよぉ」 「じゃ、おかのうえをみなさい」 でいぶが、さらに体をねじり上げて、見た。無視されているれいむも同じように見上げた。 丘の上。きんぐでいぶの住処。そこに、でいぶじゃないゆっくりが、飛んだり跳ねたりしていた。 小さい小さいゆっくり達。多様な種のミニ饅頭は、長達のいる場所にまでも届くほどに、はしゃいだ歓声を上げていた。 「ゆーっ! たきゃいのじぇー!」 「おしょらを、とんじぇるみちゃぁぁい!」 「おきゃのうえは、ゆっくりできりゅね!」 きんぐでいぶの顔付きに、明らかな激高の色が見て取れた。ねじれ棒のようなゆっくりが、自分の住居に向かって一喝する。 「ごのぐそぢびどもぉぉぉ! でいぶの、おぢびぢゃんのすぃーとほーむでぇぇぇ、なにゆっぐりじでるんだぁぁああ!!!」 ゆびゃあ、という悲鳴が滝のように落ちてくる。 続く長の声だけが、相も変わらず冷静だった。 「いいえ。あれは、でいぶのおちびちゃんよ」 「なぁにいっでるの、むれにいないのにぃ、どぉぉじで、ぐそぢびがおぢびぢゃんなのぉぉぉ?」 長ありすが、目ででいぶを促した。あっちを見ろ、ということらしい。 れいむもでいぶもありすもめーりんも、その列を見つめた。丘の上から群れの入口まで一直線に伸びる、ゆっくりの長い長い行列。 「ゆんとこしょー、ゆっこいしょ!」 掛け声を合わせながら、後のゆっくりが、前のゆっくりを押し上げる。押し上げられたド饅頭が、そのまた前にいるド饅頭を押し上げる。 そんな流れが、群れの中から丘の上まで延々と続いていた。 「ゆんとこしょー、ゆっこいしょ!」 上の方に行くほど、軽いゆっくり弱いゆっくりが縦隊を作っていた。赤ゆを子ゆが押し、子ゆをぱちゅりー種が押し動かす。 下にいけばいくほど、力自慢の成体ゆっくりが並んでいる。安全第一を置いて離脱したすぃー部隊は、群れに引き返してしていて、最後尾で必死に列を押し込んでいるだぜまりさとみょんを、すぃーでさらに圧迫していた。 「ちゅ、ちゅぶれるのぜ……」 「まだまだ大丈夫なんだよー。がんばれよー」 「えびおす、えーびおーす!」 「のぜぜ、まけないのぜ! ゆんとこしょー、ゆっこいしょ!」 全貌を、草原に立ち尽くす4匹は確認できた。長ありすときんぐでいぶが、再び目を合わせる。でいぶの表情から、険しさが取れつつあった。 「むれのおちびちゃんたちが、いっぱいあつまって、でいぶのおかまで、のーびのーびしてる?」 「ええ。ああやっておしあわないと、おかのうえにはのぼれないのよ」 「じゃあ、おかのうえのぐそぢび、いや、おちびちゃんは……」 「そうよ、むれのちいさなおちびちゃん。でいぶのだいじなだいじな、ね。 ほら、ごらんなさい。でいぶがあんなにおこるから、おちびちゃんたち、あんなにぶーるぶーるしているわ」 れいむも、高い高い場所にいるおちびちゃんを見上げた。確かに、おそろしーしーを漏らしたり、毒でも盛られたように震えたりして、一様にゆっくりしていなかった。 「そう。ごめんね、おぢびぢゃん、ごめんね」 「それだけじゃないわ。でいぶは、あんなにゆっくりできるおうちを、ひとりじめしていたわね。 そしてなにより、でいぶがむれにくるたび、おちびちゃんはゆっくりできなくて、ゆんやーしていたわ。ねえ、れいむ」 「ゆ、ゆぅ。そうだよ」 「でいぶ。あなたがいちばん、おちびちゃんをゆっくりさせなかったのよ」 でいぶは醜い生き物だ。しかしそんな存在であっても、涙は透き通っていた。瞳から止めどなく水は湧き出て、裂けた口からは悲しい泣き声が吐き出される。 寿命を悟ったかのように、きんぐのお飾りが落葉のように剥がれ落ちた。 「ごめんね、おちびちゃん。ごめんね、みんな。ごめんね……」 れいむには、丘が崩れ落ちたように見えた。きんぐでいぶが回りながら倒れ、仰向けになる。それを仇とするゆっくりは、思わず駆け寄った。 尻の杭が地に押され、でいぶの腹から鋭利な木が伸びる。乾いた餡子が噴出して、れいむの顔を黒く染めた。 「ごめんね、おちびちゃん……」 「ねえ、こたえてね! でいぶは、おかーさんを、しってるの? ころしたの?」 「……なんだか、おちびちゃんのなきごえがするよ」 太ったゆっくりの眼球が左右に動く。光が薄かった。きっともう、何も見えていない。 「まだ、ずっとゆっくりしちゃだめだよ、でいぶ! ねえ、ねえ!」 「おちびちゃん、なかないで。ゆっくりしてね。でいぶが、おうたを……」 「おうたなんかいい! でいぶの、おうたなんか」 「ゆー…ゆー…、ゆっくり…していってねー…」 れいむは同種の中でも賢かった。 ゆっくりの賢さを計る目安として、お飾りの有無に対する判断が挙げられる。愚かなゆっくりは、たとえ我が子であろうと、お飾りなしを許さない。 酷いのになると、お飾りが風で飛ばされた途端に子供を殺害してしまうものもいる。 これがある程度賢いものになると、たとえお飾りがなくても肉親であるかどうかくらいは、分かるものだ。 れいむは不幸にも、賢かった。 「…きーんぐ…でーいぶは…、こわい…けど…」 頭を振り回す。れいむは、認めたくなかった。 きんぐでいぶの傷口が餡子を吐き出す度に、でいぶの豊満な体は痩せ衰えていく。憎たらしい頬の張りが萎み、常に蔑んでいるような目付きが変えられていく。 生命がこぼれるだけこぼれきると、そこに残ったのはでいぶではなく、単なるれいむの顔であった。 「いつでも、まーまがついてる……」 ずっとゆっくりする。ゆっくりにとって死を意味する言葉ではあったが、きんぐでいぶの死顔はまさしく、それを体現していた。 穏かだった。散々泣きはらして眠った子供のような。愛しいものに抱かれているかのような。 そして生きているれいむにとってのそれは、まさしく殺されたはずの母の顔であった。 「おかーさん? どーして、おかーさんが、ここにいるの? おかーさんは、でいぶなの? でいぶが、おかーさんなの? ねえ、ゆっくりしないで、おしえて! ゆっくり、ゆっくり、ゆっくりぃぃぃいいい!!!」 れいむは薄墨色の涙を流す。仇だったはずのでいぶ、実は母だったものの返り餡が落涙に交じって、黒い流れとなって落ちていく。 めーりんの中身は、赤い。しかしその表情は青ざめ、呆然と立ち尽くしていた。 長ありすだけが、変わらぬ視線を2匹のれいむに送っている。 ありすは、でいぶの死骸を自分のすぃーに載せ、丘の上に運んだ。他のものに見付かると厄介なので、夕暮れが押し迫った時に、めーりんのすぃーで牽引する。 群れのものは、みんな丘の洞窟の中でゆっくりしていた。とーばつっきねんのぱーてぃーするよ! などと浮かれ騒いでいるようだ。 長としては、もうこのまま冬ごもりに入ろうと考えていた。近頃は夜になると、カスタードが凍るような気分に悩まされる。 洞窟の入口から少し離れたところに、広くて浅い窪みがあり、そこにれいむが佇んでいた。れいむによると、そこはでいぶが土を食べていた跡だという。 凹みに動かない肌だるまを降ろし、上から土を山盛りに被せる。でいぶはここで食事をしただけではなく、文字通りの墓穴を掘っていたのだ。 無銘の墓ができあがる。元より饅頭生物に戒名も墓標もありはしないが、長を含め3匹しか知らないこの土山は、まさに無銘と呼ぶに相応しいものだった。 れいむは、もう泣いてはいなかった。その髪の中には、でいぶが付けていたお飾りが入っている。死ぬ前に落としたので死臭は付いていない。れいむの母が元々付けていたお飾りは、既に群れの墓に入っていた。 「ねえ、おさ」 「なあに、れいむ」 「おかーさんは、むれのみんなをゆっくりさせるために、がんばっていたんだね。 なんで、れいむにおしえてくれなかったのかな。びっくりさせようと、したのかな」 長に、かける言葉はなかった。めーりんも、じゃ、と言いかけて口ごもる。 母を失ったれいむは、土の山から目を離さない。黒髪の中の形見が、冷たい風に揺れていた。 「ゆっくりは、いっぴきだけじゃゆっくりできないんだよ。ゆっくりできなくなると、おかしくなるんだよ。 おかーさんは、ゆっくりできなくなったから、でいぶになったんだね。 でもね、れいむもゆっくりしてないよ。だってれいむは、おかーさんをころしちゃったから」 「れいむ。でいぶを、おかーさんをころしたのは、あんぜんだいいちよ。つみは、ありすにあるわ」 「さいごに、ぐいってやったのは、れいむだよ。おかーさんは、たくさんあんこをだしたんだよ」 「れいむ。おかしなこと、かんがえてないでしょうね」 れいむは振り返ると、長に向かって、にっこりと微笑んだ。 あまりにも屈託のない表情。ありすは何故かぞっとした。 「れいむは、みんなをゆっくりさせるために、いきていくよ。れいむはね、すなをかんでいきるんだよ!」 形見のお飾りを完全に髪の中に隠し、れいむは元気よく跳ねて洞窟の中に消えていった。 墓の前には、もう、ありすとめーりんしか残っていない。 「れいむ、つらいでしょうね」 「じゃおぉぉ……」 「きっとれいむは、はるになったら、じぶんのおかざりを、でいぶのものとつけかえるわ。 ほんとうにつらいのよ、おかざりをつけかえるのって。れいむも、あんこをはいちゃうかもね」 「じゃ!?」 長は口元に笑みを浮かべている。普段見せる慈愛に満ちたものではない。冷徹の輝きを帯びた、ゆっくりらしからぬものだ。 「めーりん。あなたにだけは、おしえてあげるわ。 このむれでは、まいとし、だれかがでいぶになるのよ。ゆっくりしたふゆごもりをするためにね」 「じゃお?」 「えらばれたれいむが、むれからはなれ、つちをたべておおきくなって、でいぶになるの。 そして、ふゆにたべるひょーろーさんをつくるのよ。むれをおそうのは、おそうふりして、えさをあつめるため」 「じゃじゃじゃっ」 「そうね。でもね、あのれいむがいったとおりなの。ゆっくりはいっぴきだけでいると、おかしくなる。 おそうふり、でいぶのふりをしてるのが、ほんとうにでいぶになっておそうようになるの」 めーりんが前傾姿勢を取る。まるで、でいぶを前にした時のようだ。 「じゃお、じゃじゃお!」 「だって、しかたがないじゃない。ふゆごもりのために、ごはんさんをだせっていっても、だれもだしたりしないわ。 でいぶいがいに、ひょーろーさんをつくらせたら、きっととちゅうでむーしゃむーしゃしちゃうわよ」 「じゃお、じゃじゃー!」 「ちがうわよ。ありすは、まえのおさのゆーとおりにしただけ。 でいぶも、ひょーろーさんも、ひみつへーきやどーくつだって、まえのおさがつくって、おしえてくれたのよ。 まえのおさは、こういったわ。れいむいっぴきがでいぶになれば、みんな、ゆっくりしたふゆさんをすごせるって」 辛饅頭が飛び掛った。ありすは突き飛ばされ、土山に混ざっていた石で額を打つ。 仰向けになった長の上に、めーりんのあんよが押し付けられた。ありすの眉間に甘いカスタードが滲んでいる。 「じゃお、じゃおぉぉぉん!」 「ぜったいに、ゆるさないですって? ありすも、まったくおなじことを、まえのおさにいったわ。そして、めーりんとおなじことを、した」 「じ、じゃー?」 「……そうよ。まえのおさをずっとゆっくりさせたのは、でいぶじゃない。ありすよ」 「じゃ……」 「そうすればなにかが、かわるとおもったわ。でも、なにもかわらなかった」 あんよがありすの顔から離された。星付きの帽子がうなだれる。 カチューシャの方は起き上がらない。そのまま、言葉を続けた。 「めーりん、いまは、でいぶがいなければ、ふゆさんはこせないわ」 「じゃお……」 「でもね。もし、でいぶなしでふゆさんをこせるほーほーがみつかったら、そのときは、ありすをすきにしなさい。 それまでありすが、いなかものの、おさよ」 「……じゃおん」 「よくかんがえなさい、めーりん。なぜありすが、よそもののあなたを、そばにおいてるのかを」 めーりんもまた、洞窟へと消えていく。 長はまだ動かない。墓にもたれかかるようにして寝そべり、土山に頬を寄せた。 ありすは思い出す。幼い頃、ゆっくりしているれいむにおうたを歌ってもらったことを。あれは、この土の中にいるでいぶだったのだろうか。 それとも、自分の母親だったのか。 「ゆーゆー、ゆっくりしていってねー。おーさのありすは、げすだけどー。でーいぶは、ゆっくりしているよー」 懐かしい旋律を口ずさむ。歌詞だけが、違っていた。 鰯雲が夕陽に照らされている。空を漂うものが、どうしようもなくゆっくりしているように、ありすには思えてならなかった。 やがて冬ごもりが始まる。 皆で仲良くゆっくりし、おいしいひょーろーさんをいつまでも頬張れる夢のような日々。 それは、でいぶという悪夢を忘れさせるには、十分過ぎる時間だ。 ただ、片隅にいる長とめーりん、そしてでいぶの形見を隠し持つれいむだけは、記憶を保ち続けることだろう。 それもいつしか終わりを迎える。 暖かくなると、ゆっくり達は洞窟から出て、群れへと帰っていく。 ほぼ同時に、あるれいむが群れからいなくなり、代わりにでいぶというものが現れることだろう。 それは、冬のゆっくりした記憶を忘れさせるには、十分過ぎる恐怖。辛く苦しい春の始まり。 (了)
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『駄目でいぶ』 7KB 虐待 ゲス 虐待人間 初投票 駄文 『駄目でいぶ』 虐待 ゲス 現代 人間 虐待鬼異惨 初投稿です 駄文 わからな(ry 回想文多すぎる 「まっでえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえぇぇぇ!!」 なんか後ろから大声がする、振り返ると紅白糞饅頭(しんぐるまざー)どもが俺の後ろにいた 「でいぶたちはきんばっじのがいゆっぐりでじだ、おといれさんのばしょもわかりまず!」 「あみゃあみゃよこちぇくしょどれりぇー!」 「おじびぢゃぁぁぁぁぁぁぁん!!どぼじでぞんなごどいうのおおおおおおお!」 「だまっちぇにぇ!おやのくしぇにれいみゅをゆっくちさしぇないくしぇに!!」 「まぁまぁ、何があったか知らんが話だけは聞いてやろう。」 れいむ達からの話はこういう事だった 最初に行ったとおりれいむは飼いゆっくりだった だが主人と一回公園に外出した時一匹の野良まりさにうんめいのであい(笑)をした だがある日、 そのまりさを家につれて来てしまった、 主人も飼っていいと許可をだした そこが甘かった 「おい!くそどれい、はやくあまあまをもってくるのぜ!!」 「よこちぇーくしょどりぇー!」 「れいみゅたちはあまあまがたべたいんだよ!」 「そんなこともわからないの?ばかなの?しぬの?」 『『『ばきゃはちんでにぇ!!!』』』 三日でこのゲスっぷり まりさがゲスであったためゲスがれいむに移ってしまった れいむがしんぐるまざーになったのは翌日の事であった 「い゛じゃいぃぃぃぃぃぃぃ!!やべろぉくそどれぇぇぇ!!」 「まりしゃはゆっくちにげ『グチャ!」もっどゆ゛っぐぢしたk『グチャ!」 「どうぢてごんなごどずる゛のお゛おおおおおお!!」 「ゆっくりやめt「バキッ!」い゛じゃい「ドカッ!」ごべんな゛ざ「バァァァァァァァン!!」 主人の蹴りがれいむに当たり、れいむは玄関の外の壁に直撃した。 れいむたちのゆっくりぷれいす(笑) からまりさ達の声がする 「バキッ!ガスッ!グチャ!「い゛じゃい゛い゛い゛い゛゛゛いいいいいいい」 「おい!くしょおやたしゅけりょぉ!「グチャァ!!」 「まりさのかみもうらやむおちびちゃんがあああああああ!!」 「ゆぅ・・ばりざぁぁぁぁ」 「おぢびぢゃぁぁぁぁぁん」 「バキャ!ドゴォ!「まりざのさいきょうのおめめがぁぁぁぁ!!」 れいむは逃げるしかなかった 逃げないと永遠にゆっくりさせられる 這いずるように逃げた 「も゛うだいじょだからねぇ」 すると口の中から隠していたれいみゅを出した 「ゆぴぃゆぴぃ」 「ゆぅおじびぢゃん・・・」 それからのこと子れいみゅに全てのことを話した 近くの公園の群れに入り群れの一員となった そしてだ、また悲劇(笑)は起こった 野良ゆにとって最悪の日だった 「ゆっくりおきるよ!!」 「ゆっくちおきりゅよ!!」 れいむ達はまだ知らなかった 「ゆゆーん、ゆっくりしてってね!!」 「ゆーゆーゆゆゆーゆー」 今日は一斉駆除の日だとは 「ゆっ?み、みんなどうしたの?」 「おきゃーしゃんどうちたにょ?」 「おちびちゃんみちゃだめぇ!!」 公園にあったのは大量のゆっくりの死体だった 「うわー回収メンドっ」 「文句いうなy、うわw何この量」 公園の入り口から白い服を着た人がたくさん来た 「おちびちゃんかくれるよ!」 (まずいよにんげんだよ!) (おにいさんからきいたことあるよ、かこうじょのにんげんさんはしろいふくきてるって!) 翌日 「ゆえーんおにゃかしゅいたぁぁぁぁぁ!!」 (ゆぅどうしようごはんさんがないよ。) 「でいぶはしんぐるまざーでかわいそうなんだよ!!わかったらごはんさんをちょうだいね!!」 「ゆぅわかったのぜ」 (でいぶはおこらせるとやっかいなのぜ) (そうだよそのてがあったよ!) れいむのきんばっじ(笑)餡子脳がだした結果だった 一日目 「れいむはしんぐるまざーなんだよ、ごはんをだしてね!」 「だしちぇにぇ!」 「わかったよー、すこしまってねー」 二日目 「れいむはしんぐるまざーなんだよ!!ごはんさんをだしてね!!」 「はやくだしちぇねぇ!」 「ちーんぽ びっくまら まぐなむ!」 四日目 「でいぶはしんぐるまざーなんだよ!!わかったらごはんさんをぜんぶだしてね!!!」 「しゃっしゃとしりょ!くしょまりしゃぁ!!」 「ゆぅ、ごはんさんなんてもってないのぜ。」 「ごはんもってないつかえないくそまりさはゆっくりしねぇぇぇぇ。」 「ゆっ?ゆっ?」 「しぇーしゃい!しぇーしゃい!! 「「ドォォォォォン!!」「ゆっぎゃあああああああああああ!!もっとゆっぐじ」 四日でれいむはでいぶになりゲスになっていた 「げすなまりさはせーさいしたよ!!」 「れいみゅたちにごはんさんをあげないからこーなるんだよ!!」 『『げりゃげりゃげりゃ!!』』 「ゆっ?あまあまのにおいがしゅるよ!」 「ゆゆっ!このくそまりさからだよ!!」 『『むーしゃむーしゃしあわぜえええええぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!』』 「うっめ!うっめ!まじぱっねぇ!!」 「げすなくそまりさもやっとやくにたったね!」 (ゆぅ、もっとあまあまのがたべたいよ) (そうだよくそにんげんをだましてくそどれいにすればいいんだよ!!) (くそにんげんはあたまがかわいそうだからでいぶのかわいそうでかわいいおかおみればどれいになってくれるよ!!) (かわいくてごめんねぇぇぇぇぇぇぇ!!) そして現在に至る 「まっでえええぇぇぇぇぇぇぇえぇぇ!!」 (このよわそうであたまがわるそうなじじいをくそどれいにするよ!!) 「でいぶだぢはがいゆっぐでじだ、おといれのばじょもわ゛がりま゛ず (はやくゆっりさせろくそどれいぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!) 「あまあまよこしぇー!くしょどりぇー!」 (このくそちびぃぃぃぃぃ!!なにい゛っでるんだぁぁぁぁぁぁ!!) 「おじびぢゃぁぁぁぁぁん、どぼじでぞんなごどいうのおおおおおお!!」 (ゆっがああああああ!このくそちびがあああああ!) 「いいよ」 「ゆっ?」 「飼ってやるよ」 「ありがどうござい゛ばずぅぅぅぅ」ニヤニヤ 「やっとれいみゅのかわいしゃがわかったんだにぇ!!はやきゅれいみゅのゆっくちぷれいすにあんにゃいしりょお!!くそどれい!」 もう分かってる、コイツらはゲス 普通「飼ってやる」なんて言ったら飛び跳ねて喜ぶ 成体に近いのに子ゆっくりみたいな喋り方してる奴もいる 「君達のゆっくりぷれいすまで遠いからこのあまあまを食べてくれ」 「どれいのくせにきがきいてるにぇ!!」 「はやくよこせぇぇぇぇどれいいいい!!」 親でいぶは飼われると分かった瞬間ゲスになっていた。 ちなみに渡したのはラムネ ゆっくりにとってラムネは睡眠薬のような物 ドス駆除にも使われている 「なんだかねむくにゃてきたよ!!」 「ゆっくりねるよ!!」 私は二ゆを箱に入れ自宅に走って帰った 「ガァン!!」ゆべっ!!」 「ゆがぁぁぁおきゃーしゃんににゃにしゅるんだくしょどれいぃぃぃぃ!!」 「黙れ」 ドンッ! 成体に近いれいみゅを蹴り 「いじゃぁぁぁぁぁぃ!!」 両手でれいみゅを殴る 左手『いじゃいぃぃ!!」右手「やべろぉぉぉどりぇいいい!!」左手「ゆぎぃぃぃぃ!!」 10分後・・・ 「ゆ゛っゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛ゆ゛っ゛」 「おらよォ!!」「ズンッ!」おもっいきりれいみゅを蹴ると バァァァァァァァァン!! れいみゅは壁に当たると同時に爆散した 「ゆぷぷぷ、くそちびはゆっくりしんでね!!さっきからいらいらするんだよ!!」 「おいくそどれいくそちびをころしたおれいにあまあまをたくさんもってこい!!でいぶのめいれいをきけることはどれいにとって せかいいちゆっくりできるんだよ!!」 「だから?」 「ゆっ?」 ヒュン! ドオォォォォォォォォォォォォォン!! 「ゆがぁっ!!」 「なにするんだくそどれいぃぃぃぃぃぃ!でいぶはかいゆっくりなんだぞぉぉぉお!!だからゆっくりさせないとだめでしょおおおお!」 「いや飼うといったけどさぁ」 子れいみゅと同じように 右手で殴る「いじぁぁぁぁいやべろぐぞどれぃぃぃぃぃ゛」 「いやいやwいきなり出てきて」 左手で殴る「やべろっつてんだろぉぉぉぉ!!」 「ゲス饅頭に衣食住譲ったり」 右手で殴る「でいぶはげすまんじゅうじゃなぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁい!!」 「奴隷になるわけないだろw」 「それじゃあ糞紅白饅頭、永遠にゆっくりしていってね!!」 「ゆぎゃあああああああああああああああああ!!」 (なんでこんなにかわいいでいぶをいじめるのぉ!!) (でいぶをゆっくりさせないやつらはぁ!!) (みんなじねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!) 「もっとゆ゛っぐぢし「言わせるかよ」ベチャ!!」 完 あとがき 初投票です(※二回目) SS作るの大変 慣れてる人が凄すぎる あとちるのかわいいよちるの
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『でいぶvs最凶まりさ』 18KB 虐待 誤解 ゲス 虐待人間 6作目です 休日のまだ日も昇らない早朝、俺は新鮮な餡子を求めて野生のゆっくりが多数生息するとある森を散策していた。 人間ズレしていない純真なゆっくりをぼこぼこにできるかと思うとついつい笑みがこぼれる。 今回の俺の計画はまだ巣の中で間抜けな顔で惰眠を貪っているだろうゆっくりをモーニングパンチで叩き起こす、 続いて地獄を味あわせてやるということだけで他には何も考えていない。 俺はその場のノリとライブ感を重視する虐待鬼威惨なのだ。 そのため、ありとあらゆる状況に対応するため背中のリュックサックには大量の虐待用品が詰め込まれている。 その重量は自衛隊員の背負う背嚢にも匹敵するだろう。 しばらく歩いていると早速木のうろを利用した巣を発見し、俺はまず重すぎるリュックサックを地面に置いた。 入り口のけっかい(笑)をどかすとでいぶとまりさ、ミニでいぶ3匹、まりちゃ1匹がすーやすーやしていた。 なぜでいぶと判定したかと言うとぶくぶくと醜く瓢箪型に肥太っていたからである。 ミニでいぶどもは落花生を連想させる姿をしており、上下に分割したくてウズウズしてきた。 が、しかしだ。ここででいぶどもを餡子の塊にするのは簡単だがそれでは普通すぎる。 ここで俺は何となくまりさに注目した。 そうだ! 俺はまりさとまりちゃの口にラムネを押し込んだ。 「ゆむむ・・・むーしゃ・・・むーしゃ・・・しあわせ~・・・ゆぴゅ~ゆぴゅ~」 「ちあわしぇ~ゆぴゅ~ゆぴゅ~・・・」 これで数時間は目を覚まさない。 そしてまりさのおぼうしを取り外すと俺の右手首にガムテープでしっかりと貼り付け、まりさとまりちゃを完全防音の透明な箱にいれた。 さて準備完了と。 俺は右拳をでいぶの顔面に叩き込んだ。 ドゴォ!!! 「ゆばあああああああ!!?」 「いつまでねてるの?さっさとおきてね!!」 「・・・ま、まりさ!?ど、どういうつもりだああああああああああ!!?」 「かりにいくよ!!でいぶ!!」 「はあああああああああ!?」 ここで再び右ストレートがでいぶに炸裂した。 ドゴォ!!! 「ゆべらあああああああ!?・・・で、でいぶのはがああああああああああ!!」 「きたないこえでがなりたてないでね!!みみがくさるよ!!」 「ふ、ふざけるな」 ドゴォ!!! 「ゆべらああああああああああ!?」 「うるさいよ!!ごちゃごちゃいわずにまりさのかりについてきてね!!」 「な、なんででいぶさまがそんなゆっくりできないことを」 ドゴォ!!! 「ゆべらあああああああああああああああ!!?」 ドゴォ!!! 「ゆべらああああああああああああああああ!!」 「はああああああああああああああ!?それはかりにいくまりさがゆっくりしてないってこと? あんまりちょうしにのらないでね!! これいじょうくだらないことをいったらおめめをほーじほーじするよ!!」 「・・・ゆぎぎ・・・で、でいぶにはおちびちゃんのめんどうをみるというりっぱなしごとが・・・」 「じゃあどんなふうにめんどうをみてるかせつめいしてね!!まりさがさていしてあげるよ!!」 「お、おうたを・・・」 「いますぐうたってね!」 「ゆっくり~のひ~まったり~のゆぎょっ!?」 ドリュッ!!! 聞くに耐えないおうた(笑)をやめさせる為俺の右指がでいぶの右目をえぐりとった。 「ゆぎゃああああああああああああああああ!! でいぶのキラキラしたつぶらなおめめがあああああああああああ!!」 「みみがくさるんだぜ!! こんなのおうたじゃなくてうんうんなんだぜ!!」 何となくだぜ口調に変えてみた。 「さあ!おうたのほかはおうちでなにをやってるのかこたえるんだぜ!!」 「よ、よくもでいぶのおめめを」 ドゴォ!!! 「ゆべらああああああ!?」 「おうたのほかはなにをやってるのかこたえるんだぜ!!」 ここで度重なる騒音についにミニでいぶの1匹が目を覚ました。 「ゆみゅみゅ・・・にゃんだかうるちゃいよ・・・ゆ?おがあじゃあんのおめめがあああ!? ゆびゃああああああああああ!!ゆっきゅりできないいいいいいい!!」 「お、おちびちゃん!!ゆっくりしてね!!」 「そのくそちびについてもいいたいことがあるんだぜ!!なんででいぶが3匹でまりさが1人なんだぜ? どうしてまりさがへってるんだぜ?いますぐこたえろおおおおおおおおお!!!」 「そ、それは・・・ゆぎぎ」 ははーん。こいつまりちゃを殺したなぁ。 この調子で詰問しても答えるとは思えんな。 俺は右拳を震わせる。 でいぶにはまりさがプルプル震えているように見えるはずだ。 「ごべんねえええええええ!!ひどいことしてごべんねええええええええええ!!」 「ゆゆ!?」 「ばりさはかりがたいへんでいらいらしてたんだよおおおおおお!! ひどいことしてごべんねええええええええええ!!」 「ふ、ふざけるなああああああああああ!!でいぶのおめめをがえぜえええええええええええええええ!!」 「ばりさがでいぶのおめめになるよおおおおおお!!こべんねえええええええ!!」 「ゆ!?・・・・・・。ゆむむ・・・ゆむむ・・・ゆむむむ」 でいぶは何か下らぬことを考えているようだ。 俺は長年の虐待経験によってゆっくり如きの考えることなど手に取るようにわかる。 まるで、でいぶの顔に文字が浮かび上がってくるようだ。 (・・・すこしごはんさんをはこぶきかいをこくししすぎちゃったね。でいぶらしくないしっぱいだったよ! ここでちょっとあまいことばをかけてあげればくそまりさはでいぶにめろめろだよ!!) 「かんっだいなでいぶはばりさをゆるしてあげるよ! おわびにごはんさんをいままでのいちまんばいよこしてね!!」 「わがっだよおおおおおおおおおおおお!! ゆっくりしていってね!」 「ゆ?ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね♪」 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってねぇ~♪」 「ゆっくりしていってね♪」 ここでさらにすーりすーりしてやる。 「ゆっくり~♪すーりすーり♪」 「ゆふーん♪なんだかとってもゆっくりしてきたよ~♪」 「まりさもだよぉ~♪ れいむぅ~♪いまならどんなことをいわれてもゆるせそうなきがするよぉ~♪」 「ゆわわわわわわ。ラブラブだよ~」 とミニでいぶが世迷い言を言う。 「まりさにそっくりのおちびちゃんこーろこーろしちゃったのぉ~?」 「ゆふふ♪こーろこーろしちゃったよー♪」 「どうしてこーろこーろしちゃったのぉ~?」 「ゆふふ♪でいぶににたおちびちゃんのほうがゆっくりできるからだよ~♪」 ここで強め右ストレート。 「ゆおりゃあああああああああああああああ!!」 ドゴオオオオッ!!! 「ゆべらああああああああああああああああ!!」 「やっぱりおまえがころしたのかああああああああああ!!!」 さらにミニでいぶを右手で掴みギリギリと締め上げる。 ギリギリギリギリ 「ゆぶぶぶ・・・ちゅ、ちゅぶれりゅううう・・・っっ!!」 ミニでいぶはおしりをもるんもるんと乱舞させもみあげもピコピコさせている。 慌てず騒がず俺は左手であにゃるに勢いよくつまようじを差し込んだ。 ブスッ! 「ゆびゃぎゃあああああああああああああああ!!」 「お、おちびちゃああああああああああん!!」 さらにもみあげは体の後ろでしっかりと結んであげた。 「や、やべろお」 ドゴォ!!! 「ゆべらああああああああああああああああ!?」 ごちゃごちゃ煩いでいぶを右フックで黙らせ続いて2本目のつまようじをミニでいぶのおめめに突き刺し、たこ焼きを裏返す要領でアマギってやった。 ブスッ! 「ゆびゃ!?」 クリッ!スポーン! 「ゆびゃああああああああああああああああああ!!! れいみゅのおめめがあああああああああああああ!!!」 そしてさらにミニでいぶを掴む右手に力を込める。 「ゆごぼ・・・っっ・・・ちゅ、ちゅぶれるうう・・・っっ!!」 すると歯みがき粉のチューブのようにニュルニュルと餡子を吐き出し死んでしまいました。 「ゆぶぶぶぶぶぶぶ・・・もっちょ・・・ゆっきゅり・・・ぢたかった・・・っっ!!」 「お、おちびちゃああああああああああん!?」 「とうぜんのむくいなんだぜ!!りかいできりゅ? まだじんもんはおわってないんだぜ!! おうたをうたういがいはおうちでなにをしてるんだぜ?さっさとこたえるんだぜ!!」 「ふ、ふざけるなああああああああああ!!」 「ふぅやれやれ。すこしおしおきがひつようなんだぜ!!」 俺は酒を取り出しでいぶの頭にかけてやる。 「つ、つべたっっ!」 そしてチャッカ○ンで点火した。 「ドススパーク!」 「ゆっぎゃああああああああああああああああ!!」 「まりさはいままでちっともほんきをだしてなかったんだぜ!!りかいできりゅ?」 「ゆぎぎ・・・っっ!!」 (つ、つよすぎるうううううううううう!!あやまってゆだんさせるしかないいいいいい!!) 「ご、ごべんなざいいいいいいいいいいいいい!」 「ゆあーん?あやまりかたがたりないんだぜ!!きちんとどげざするんだぜ!!」 でいぶは顔面を地面にこすりつけた。 「ご、ごべんなざいいいいいいいいいいいいいいいい!!」 (お、おのれええええええええ!!) 「じゃあさっそくかりにいくんだぜ!!ほんとうにもうしわけないとおもってるなら」 「ゆらあああああああああああ!!」 ぽいーん! 「ゆあーん?」 「ゆらああああああああああああああ!!しねえええええええええ!! だれがかりなんかいぐがああああああああああああ!!」 ぽいーん!ぽいーん!ぽいーん! ぽいーん!ぽいーん!ぽいーん! 「はぁはぁ。やせがまんはよくないね!もうげんかいなんでしょ?さっさとしんでね!」 ぽいーん!ぽいーん! 「・・・はぁ」 俺はどっかと胡坐をかくとでいぶを持ち上げ逆さまにして足の間に固定した。 「おそら!?ゆえっ!? なんにもみえなう、うごげななにごれえええええええ!?」 俺の目の前ででいぶの底部がうねうねと動きまくっている。 俺はたわしを取り出すとでいぶのあんよのごーしごーしを開始した。 「ドスレッグクラッシャー!」 ごしごしごしごしごしごしごしごしごしごし!! 「ゆぎょ!!ゆいだだだだだだだだだだだだだだだ!!! ゆだだだだ!!ゆごがっっ!!ゆいだあ!!ゆいだだだだだだだ!!!」 目の粗いたわしによってでいぶのあんよがズタボロにされていく。 10分後完全にでいぶのあんよが破壊されたことを確認するとでいぶを正位置に戻した。 「ゆぐぐ・・・う、うごげないいいいいい・・・っっ!! で、でいぶのかんっぺきなきょくせんびがああああああああああ!!」 でいぶはダンシングフラワーのようにただ定位置でくねくねするだけのオブジェになった。 「まだごうもんはおわってないんだぜ!!でいぶはおうちでなにをやってるんだぜ!?」 「しるかあああああああああ!!よくもでいぶのあんよを」 ドゴォ!!! 「ゆべらああああああああああ!!」 「ふぅ。もういいんだぜ! でいぶがおうちでごろごろしてるだけってことはよくわかったんだぜ!!」 「でいぶのあんよ」 ごちゃごちゃしつこいでいぶにいらっとした俺は四方八方からパンチをお見舞いしてあげた。 ドゴォ!!ドムッ!ボグ!ズン!ドゴォ!バゴ!! 「ゆべら!ゆぼば!ゆぎょ!ゆぶば!ゆごお!ゆばっ!」 「だまるんだぜええええええええええええ!!! おうちでごろごろしてるだけのまんじゅうになんであんよがいるんだああああああああああ!!? ごだえろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」 「・・・ゆひいいいいいいいいいいいい!! ご、ごべんなざいいいいいいい・・・っっ!!!」 「・・・まったく。ところででいぶににたくそちびのかずとまりさににたおちびちゃんのかずがまだつりあってないんだぜ!! ・・・というわけでもう1匹ミニでいぶをころすんだぜ!!」 「や、やべ」 ドゴォ!!! 「べらああああああああ!!」 俺は未だに惰眠を貪っているミニでいぶの1匹に酒をかけた。 「・・・ゆ?」 そしてチャッカ○ンで点火した。 「いいかげんにおきるんだぜ!!ドススパーク!」 「ゆびゃああああああああああああああああ!! か、かりゅだがいちゃいいいいいいい・・・っっ!!」 「もういっぱつおみまいしてやるんだぜ!!」 「や、やべ」 ドゴォ!!! 「べらあああああああ!!」 俺は再びミニでいぶに少し多めに酒をかけた。 「ち、ちべた」 そしてチャッカマンで点火した。 「ドススパーク!!」 「ゆびゃああああああああああああああああああああ!! ・・・ゆっ!ゆっ!ゆっ!ゆっ!・・・もっちょ・・・ゆっきゅり・・・じたかった・・・っっ!!」 真っ赤に燃えあがり、2匹目のミニでいぶも物言わぬ饅頭となった。 「ば、ばりざあああああああああああああああ!! いいかげんに」 ドゴォ!!! 「ゆべらああああああああああ!!」 「ごちゃごちゃうるさいんだぜ!! ようやくまりちゃとれいみゅのかずがつりあっただけなのになにをさわいでるんだぜ!!」 「・・・ゆぎぎぎぎぎ!!」 「・・・さて、ここまでのさていででいぶがゲスであることがかくていしたんだぜ!! よってそのくさったあんこをひいたさいごのくそちびもたいじするといまきまったんだぜ!!」 「・・・ゆうううううううう!? ど、どういういみだあああああああああああ!?」 「にぶいやつなんだぜ!! でいぶのさいごのくそちびにドススパークをおみまいしてやるんだぜ!!」 「や、やべろおおおおおおおおおおおお・・・っっ!!」 「でいぶはそこでずっとくねくねしてればいいんだぜ!!」 「ゆみゅみゅ~もうたべられにゃいよ~♪」 俺は未だに緊張感の欠片もない表情で眠りこけている最後のミニでいぶに酒をかけた。 「ゆみゅみゅ!?」 そしてチャッカ○ンで点火した。 「ドススパーク!!」 「ゆびょわあああああああああああああああ!!?」 「おはようなんだぜ!!」 「・・・ゆぎゅぎゅ・・・い、いちゃいいいいっっ!!」 「むしするんじゃないんだぜ!!」 俺は無礼なミニでいぶにデコピンを打ち込んでやった。 「ゆべしっ!!・・・ゆびゃあああああああああ!! れいみゅのごはんさんをはこぶきかいがくるったあああああ!!」 「・・・ゆあーん?でいぶぅぅ~。これはどういうことなんだぜぇ!?」 「ゆわわわわ・・・お、おちびちゃんしずかにしてね!!」 「おうちでごろごろするだけにあきたらずおうちでくそちびとまりさのわるぐちをいってたのかぜ?」 「ち、ちがいますううううううううう!!」 「ちがうかあああああああああああああああ!!」 ドゴォ!!! 「ゆべらあああああああああああああ!!」 「まりさもおにじゃないからさいごのくそちびはドススパーク1発でかんべんしてあげようとおもってたんだぜ!!(ウソ) でもこれでえいえんにゆっくりしてもらうことがけっていっしたんだぜ!!」 「よおくいいぎがぜばずがらああああああああああ!!」 「もうこうせいふのうなんだぜ!! でいぶはそこでくねくねしてみてればいいんだぜ!!」 「ぷくぅぅぅぅ!」 見るとミニでいぶが全く効果がないどころかむしろ逆効果のいかく(笑)を行っている。 「・・・よっぽどしにたいみたいなんだぜ!!」 「お、おちびちゃあああああん!!」 とりあえず右手でつまようじをおめめに刺してやった。 「ドスニードル!」 ブスッ! 「ゆびゃあああああああああ!!」 間髪を入れずに左手であにゃるにもつまようじを突き刺す。 「れ、れいみゅのおめめ」 「ドスニードル!」 「ゆびゃぎょおおおおおおおお!?」 さらに、2本のつまようじでミニでいぶを持ち上げてあげる。 「おそらをとんでるゆいだだだだだだだ!!!」 そして編み物をする要領で左右のつまようじをミニでいぶの体内でぐーりぐーりしてやる。 「ドスサイコキネシス!!」 「ゆびゃああああああ!!・・・ゆぎゅぎゅ・・・ゆびゃああああああ!!ゆびょおおおおおお!! ゆぎょぎょっ!!ゆびゃああああああ!!ゆいだだだだだ!!ゆっびょおおおおおおおおおお!!」 「や、やべろおおおおおおおおおおおおおおお!!!」 でいぶには超能力で空中に浮かされたミニでいぶが地獄の苦しみを味わってるようにみえるはずだ。 数分後中枢餡を傷つけてしまったようであえなく最後のミニでいぶがおだぶつとなった。 「ゆっ!ゆっ!ゆっ!ゆっ!ゆっ!・・・もっちょ・・・ゆっきゅり・・・じたかった・・っっ!!」 「ああああああああああああああああああ!! でいぶのおちびちゃんがいなぐなっちゃっだよおおおおおお!!」 「でいぶぅぅ~?まりさににたおちびちゃんはおちびちゃんじゃないのかぜぇぇ?」 「しるかあああああああああ!!そのくそちびはどごにいっだあああああ!! ごろじでやるううううううううう!!」 「ざんねん!!おちびちゃんはあんぜんなばしょにひなんしてるんだぜ!! ざんっねん!!そもそもそのあんよじゃうごけないんだぜぇ~♪ げらげらげらげらげらげら!!」 「ご、ごのぐぞばりざがああああああああああ!!」 「・・・ゆあーん?いますぐぶちころされたいのかぜ?」 「ゆひいいいいいいい!!ご、ごべんなざいいいいいいい・・・っっ!! でいぶのばげでずううううううううう!! ぺにぺにをなべさぜでいただぎばずうううううう!!」 (ぺにぺにをがびぢぎっでやるうううううう!!!) 「じゃあいますぐなめるんだぜ!」 俺はでいぶのすぐ目の前に右人差し指を突き出した。 これででいぶには巨根を突き出しているように見えるはずだ。 カッ! そこに勢い良くでいぶが噛み付いてきたが予想していた俺は当然指を引っ込めた。 最強まりさのぺにぺには遥か遠くに行ってしまったがでいぶは未だに獅子舞のように歯をカチカチと見苦しく打ち鳴らしている。 ズン!!! 俺は左貫手をでいぶの体内に勢い良くぶちこんだ 「ゆぎゃああああああああああああああああ!!」 「そこまでしにたいのならころしてやるんだぜ!!」 「ゆへへ!!ゆへへへへへへ!!」 「・・・ゆあーん?なにがおかしいんだぜ?」 「まりさはゆっくりごろしのつみでしょけいされるよ!!ざまあみろおおおおおお!!」 「・・・ふーん」 俺は巨大リュックサックから相棒のれみりゃを取り出した。 「・・・うーねむいんだど~」 「な!?れ、れみりゃだあああああああ!?」 「うっうー♪あまあまをはっけんしたんだど~♪」 こいつは森で拾ったれみりゃだが俺の愛の鞭により銀バッジクラスまで成長してくれた。 「れみりゃ。後で食わせてやるからちょっと我慢しろ」 「・・・うー。わかったんだどー」 「さて、でいぶ。これからまりさのかんっぜんはんっざいけいかくをせつめいしてあげるんだぜ!!」 「ど、どういうことだああああああ!? な、なんでれみりゃがばりさのいうことをきいてるんだあああああ!?」 「まりさとれみりゃはおともだちなんだぜ!!」 「はああああああああああああああ!!? そ、そんなばがなあああああああああああ!?」 「うー?」 「れみりゃ。後で食わせてやるからちょっとおとなしくしてろ」 「わかったんだどー」 「これからまりさはおおさわぎしてごきんじょさんをあつめるんだぜ!! するとなんとくそでいぶがれみりゃにくわれてるんだぜ!! まりさがころしたんじゃないんだぜ!! ・・・りかいできりゅ?」 「・・・・・・・・・・・・ふ、ふざけるなああああああああああ!!」 「でいぶはむだじになんだぜぇ~♪まりさはせいさいされましぇ~ん♪」 「ゆぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎ!! ば、ばりざああああああああああああああああ!!!!」 ここであたりを見回してみると折良く早起きのようむが10m程先を正に通ろうとしていた。 「ようむ~!!!たいへんだよおおおおおおおおおおおお!!!」 「ゆ?どうしたみょん!!」 よし!ちんぽ種じゃないな。俺はちんぽ語も理解できるがやっぱりわかりづらいのだ。 素早く向き直り、ようむに聞こえないようにれみりゃに命令する。 「れみりゃ~。もう食べていいぞ~。でもようむはたべちゃだめだぞぉ。(小声)」 「わかったんだどー♪おにいさんのしんっえんっなかんがえにしたがうんだどー♪」 ガブッ! 「ゆびょわ!!」 チュルルルルルル~♪ 「で、でいぶのいのちのあんこさんがす、すわれるうううううう・・・っっ!!」 さすが俺の選んだれみりゃ。ダイ○ンの掃除機のような凄まじい吸引力だ。 ようむが到着した頃にはすっかり手遅れになっていた。 「ゆっ!ゆっ!ゆっ!ゆっ!ゆっ!ゆっ!ゆっ!ゆっ!・・・ぼっど・・・ゆっぐり・・・じたかった・・・っっ!!」 (おのればりざあああああああああああああああ・・・っっ!!!) 「ゆわわわわ!!や、やばいみょん!!」 「よ、ようむううう!!まりさたちだけでもにげるんだぜえええ!! このれみりゃはつよすぎるんだぜええええええ!! れいむのとうといぎせいをむだにしちゃいけないんだぜえええ!!」 「わわわわ、わかったみょおおおおおおおん!!」 「かたまってにげるときけんなんだぜえええええええ!!ようむはあっちににげるんだぜええええええ!!」 「わ、わかったみょおおおおん!!」 ようむを撒くと俺はでいぶハウスに戻った。 「こんなにおいしいあまあまははじめてなんだどー♪」 大味なでいぶは俺の度重なる挑発によって極上のスイーツに仕上がったようだ。 「・・・そっかぁ~♪それは良かったなぁ~♪よしよしよ~し♪帰るぞぉ~♪」 俺はれみりゃを透明な箱に入れた。 そしてもう一つの透明な箱から未だに寝ているまりさたちを取り出し、おぼうしを返却した上ででいぶハウスに設置した。 だんだんあたりがざわついてきた。 ようむがさきほどの事件をあちこちに触れまわっているらしい。 これでまりさがゆっくり殺しで処刑されることはなくなったと思われる。 俺は何となく今日この森でするべきことはもうないと思ったので森を立ち去った。 数十分後、俺は自分が憑きものが落ちたようなスッキリした顔をしていることに気付いた。 完 過去作 anko4119 『ゆっくりと香辛料』 anko4129 『でいぶvs芸術鬼威惨』 anko4149 『慧音のドス退治』 anko4163 『ゆっくり界と人間界』 anko4183 『ドスのハニーハント』
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『つむりとでいぶ』 30KB いじめ 不運 番い 群れ ゲス 希少種 人間なし テンプレ自滅もの 無駄に長いです 人間もほとんどやってこない寂れた場所にゆっくりの群れがあった。 ある程度賢い個体が揃っているようで厳しい野生でもなんとか群れを維持出来ている。 だがどんな群れにも落ちこぼれやゲスといった個体は少なからず存在するものだ。 「つむりといっしょにゆっくりしようね!」 群れの広場で巣立ちしたばかりの成体のまりさつむりが必死に自分の伴侶を探していた。 だが誰も相手にしなかった。 狩りが下手で怠ける事しか考えていないつむりとつがいになればどういう末路を辿るか誰でも分かる事だ。 「ぱちゅりー!つむりといっしょにゆっくりしようね!」 「むきゅ?いやよ!なまけもののつむりはけんじゃなぱちゅりーとはあわないわ!」 「ありす!つむりといっしょにゆっくりしようね!」 「いなかもののつむりとなんていっしょにすみたくないわ!」 「ちぇん!つむりといっしょにゆっくりしようね!」 「いやだよー、なんでやくたたずのつむりといっしょにならないといけないの?」 「みょん!つむりといっしょにゆっくりしようね!」 「ねごとはねてからいうものだみょん!」 「まりさ!つむりといっしょにゆっくりしようね!」 「クズのつむりじゃまりさとつりあいがとれないのぜ!」 「れいむ!つむりといっしょにゆっくりしようね!」 「ふざけないでね!おまえとなんてゆっくりしたくないよ!」 このように罵倒の言葉を返されるつむり。 「どぼじでだれもづぶりとゆっくりしてくれないのぉぉぉぉ!?」 つむりは両親から基本的な事は全て教えてもらった。 しかし教えてもらっても本気で覚えようとしなければ身に付かないものだ。 珍しいつむりはゆっくりできるという親の負の餡子だけを受け継いだためにこういう性格になってしまったのだ。 一応両親も割と賢かったようでつむりだからと甘やかさず普通のゆっくりと同じ教育を行った。 だが親の負の餡子だけを受け継いだつむりに両親の気持ちは届かなかった。 やがてつむりが成体になると巣立ちという名目で追い出された。 それでも親の元に戻ろうとしたが体当たりで吹っ飛ばされた挙句にぷくーで威嚇された。 さすがにここまでされると戻ろうとは思わなかったようで気持ちを切り替えつがいを探す事にした。 つがいになったゆっくりに全部任せれば楽だと判断したようだ。 その結果がこれである。 そもそもつむりが可愛げのあるのはせいぜい子ゆっくり時代までだ。 声も太くなり体や飾りも薄汚れていては見向きもされないのは当然だった。 「どうしよう……これじゃぜんぜんゆっくりできないよ……」 ゆっくり出来ない未来を想像して、おそろしーしーを漏らすつむり。 その時だ。 「つむり!れいむといっしょにゆっくりしようね!」 「ゆゆ!?」 願ってもない言葉に振り向いたつむりが見たものは幼馴染のれいむだった。 だがその姿はとてもじゃないがゆっくりしたものではなかった。 ぶくぶく太った体、ふてぶてしい顔、口元から涎が垂れている醜悪な姿だった。 まさにでいぶそのものである。 でいぶもまたつむりと同様に親から追い出されつがいを探していた。 自分をゆっくりさせてくれる相手を。 だが当然でいぶと一緒にゆっくりしようとするものは皆無である。 つむりを発見したのはそんな時だった。 赤ゆっくり時代からの知り合いであるつむりとなら何も気兼ねする必要は無い。 それに珍しいつむりなら可愛い自分に相応しいと判断した。 「めずらしいつむりといっしょになればかわいいれいむもゆっくりできるんだよ!」 つむりと同様、自分がゆっくりする事しか考えていないでいぶ。 だがつむりは餡子脳で自分の都合のいいようにでいぶの言葉を解釈した。 珍しい自分となられいむもゆっくりできる→ゆっくりしたれいむなら自分をゆっくりさせてくれる。 そう解釈したつむりはでいぶの言葉に元気よく返事をした。 「つむりもれいむといっしょにゆっくりするよ!」 こうしてつむりとでいぶはつがいになった。 数日後 「なんなの?これは?」 「ゆう……きょうのかりのせいかだよ……」 「はぁぁぁぁぁぁ!?ふざけるなぁぁぁぁ!!これっぽっちじゃぜんぜんゆっくりできないでしょぉぉ!?」 「ゆっぐ……これでも……つむりはがんばったんだよ……」 「がんばるだけならだれでもできるんだよ!つむりはれいむをゆっくりさせるのがしごとでしょぉぉぉ!?」 「ゆっ……」 「でもかんだいなれいむはこれでゆるしてあげるよ!むーしゃ!むーしゃ!しあわせー!!」 でいぶとつがいになって数日、運よく初日にゆっくり出来そうな巣穴を見つけそこで生活を始めた2匹。 だがその生活は地獄だった。 つむりはてっきりでいぶが珍しい自分のために狩りをしてくれると思っていたがその逆だったからだ。 「かわいいれいむにかりをさせるなんてつむりはとんでもないゲスだね!かりはおまえのしごとだよ!」 「つむりはめずらしいゆっくりなんだよ?ゆっくりさせないとだめでしょ?」 「はぁぁぁぁぁ!?なにいってるのぉぉぉ!?かわいいれいむをゆっくりさせるのはとうぜんでしょぉぉ!?」 「れいむよりつむりのほうがめずらしくてかわいいんだよ!ゆっくりりかいしてね!」 「ふざけるなぁぁぁ!つむりよりれいむのほうがかわいいにきまってるでしょ!?ばかなの!?しぬの!?」 「そんな……つむりのほうが……」 「いいからさっさとかりにいってこぉぉぉぉぉい!!」 でいぶの怒声に怯えるようにつむりは狩りへと出かけた。 子ゆっくり時代に親まりさから強引に狩りへと同行させられ最低限の狩りが出来るくらいの能力は身についている。 だが当然でいぶを満足させられる成果を上げる事は不可能だ。 満足な量を運んでこないつむりをでいぶは毎日罵倒した。 「ゆふん!ぜんぜんたりないけどいちおうおなかはふくれたよ!」 「ゆぅ……むーしゃ、むーしゃ、ふしあわせー」 でいぶの食べ残しを不満そうな表情で食べるつむりだがでいぶに文句をいう事はない。 傲慢なでいぶに文句を言ったら延々と大声で怒鳴り散らしてくるからだ。 その迫力につむりは完全に萎縮してしまう。 「れいむのすーぱーうんうんたいむ!はじまるよー!すっきりーーーー!!」 食ったら出す、当然だ。 「ゆゆ!くさいよ!つむり!はやくれいむのうんうんをかたづけてね!すぐでいいよ!」 「ゆう……」 最初は拒んだ、だがその途端にでいぶは烈火のごとく怒った。 可愛いれいむのうんうんを片付けないなんてとんでもないゲスだと。 その般若のような形相につむりはおそろしーしーを漏らしながら素直に従うしかなかった。 木の枝を使って葉っぱの上にうんうんを乗せて外へ捨てる。 でいぶのうんうんは強烈な悪臭を放ちつむりは思わず吐きそうになる事が多々あった。 「うんうんをしてすっきりしたかられいむはすーやすーやするよ!ゆっくりおやすみ!」 でいぶは落ち葉のベッドに寝転がると一瞬で眠りについた。 その寝顔はとても醜悪だった。 「ゆっくり……すーやすーやするよ……」 つむりは自分のために拾ってきて使うはずだった落ち葉のベッドをでいぶに占領されているのでその辺に寝転んだ。 つむりは惨めな自分に涙しながらゆっくりと眠りにつく。 さらに数日後 つむりはいつものように狩りに出かけた。 だがいつもの狩場にはほとんど食べられるものは残っていなかった。 冬が近いので越冬のための備蓄集めで他のゆっくりによってほとんど狩りつくされたのだ。 つむりは他の場所にも足を伸ばしたがどこも似たような感じだった。 「ゆぅ……こうなったら……」 つむりは最後の狩場へと向かった。 そこは池である。 このつむりは耐水性が高く、ある程度は水中での行動が可能だ。 実は子ゆっくり時代に親まりさの知り合いのにとりとすわこから水中での狩りの仕方も教わっていた。 まりさつむりの特性を生かした狩りも覚えさせたほうがいいという親まりさの判断だった。 だがつむりはにとりやすわこのように水中を自由に泳げたりはしない。 あくまで水の底を這うだけである。 当然魚を捕らえる事は不可能。 せいぜい水の底に沈んだ死骸、水草などを取れる程度だ。 地上でも水中でも役に立たないつむりに親まりさ、にとり、すわこも呆れる。 しかし何より三匹を呆れさせたのはつむりの狩りに対する意欲だ。 誰が見てもすぐ分かるほどつむりはイヤイヤながら狩りをしているのが分かった。 にとりやすわこのアドバイスも聞いてるのか聞いてないのか分からない曖昧な返事しかしない。 本気で取り組んでくれなければ教えるほうもやる気を失う。 にとりとすわこは親まりさにそう告げると去っていった。 親まりさはつむりを叱ったがつむりはもうあの狩りをしなくていい事を心の中で喜んでいた。 つむりは後悔した。 あの時もっとしっかり教えてもらっていたらと。 だが今更どうしようもない。 つむりはあの時の事を必死に思い出しながら水中へと潜っていった。 「ゆひぃぃぃぃ!!つめたいぃぃぃぃ!ゆっくりできないぃぃぃぃ!!」 冬が近いこの季節の水温はかなり低下していた。 にとりやすわこのように常に水中で狩りをしていれば多少の冷たさも耐えられるがこのつむりには無理だ。 だがこのまま帰ればでいぶに何を言われるか。 あの般若のような形相を思い出したつむりはぷしぃ!としーしーを漏らす。 そして決心したように池へと飛び込んだ。 それほどでいぶが恐ろしい存在らしい。 「ちゅべだいぃぃぃ!!でもぉぉぉ!がまんするよぉぉぉ!!」 つむりにしては中々の根性を見せている。 つむりは必死になって水の底を這い回り魚や虫の死骸を集めた。 「た、ただいま……れいむ……」 「おそいよ!いつまでまたせるの!?」 「はい……きょうの……たべもの……だよ……」 「ゆゆ?きょうはさかなさんだよ!いちおうはほめてあげるね!むーしゃむーしゃ!しあわせー!」 でいぶが魚の死骸にむしゃぶりついているその横でつむりはガタガタ震えていた。 水中での狩りですっかり体が冷えてしまったのだ。 「ゆゆゆゆゆ……このままじゃまずいよ……なんとかからだをあたためないと……」 そう思い、つむりはでいぶが使っていた落ち葉のベッドに横になった。 すると多少は寒さが軽減されていった。 この調子で温まれば大丈夫だ、そう思った時だ。 「おい!そこはれいむのベッドさんだよ!かってにつかわないでね!」 ドン 「ゆべぇ!」 でいぶの体当たりで吹っ飛ぶつむり。 「れいむのベッドさんはれいむだけのものだよ!つむりになんかつかわせないよ!」 「そ……そんな……」 「それからそこのうんうんをかたづけてね!すぐでいいよ!」 そう言い放つとでいぶは落ち葉のベッドの中で寝息を立て始めた。 「ゆぅ……」 目の前にはでいぶのうんうん、しかしまだ排出したばかりのそれはホカホカと湯気が立ち上っていた。 「くさいよ……でもあたたかいよ……ゆぐっ……」 うんうんの処理に顔をしかめるが暖かいうんうんの間近にいることで少しゆっくりしてしまう自分が情けなかった。 さらに数日後 「つむり!れいむとすっきりーしておちびちゃんつくろうね!」 「ゆゆ!?」 突然のでいぶの誘いにつむりは驚いた。 もうすぐ冬だというのに今から子作り!?そんなことしたら一家全滅ではないか。 つむりは必死に拒絶したがでいぶには通じなかった。 でいぶに冬だからとかそんなもの関係ない。 ただ自分の欲求を満たす事しか考えていないのだ。 「れいむのさそいをことわるつむりはゲスだよ!ゆっくりりかいしてね!」 「そんな……まって……そんなことしたら……」 「いいからやらせろぉぉぉぉ!!」 「ゆひぃぃぃ!!」 その姿はまさにレイパーそのものであった。 だがレイパーと違うのはこのでいぶは自分が母親になる事を望んでいる点だった。 でいぶはつむりの下半身、ぺにぺにの部分を舌で刺激してぺにぺにを生やさせる。 「ゆひぃぃぃ!?やめてぇぇぇぇ!!つむりのぺにぺにみないでぇぇぇ!!」 「ゆふん!ちっちゃいぺにぺにだね!でもれいむはやさしいからこんなぺにぺにでもあいてしてあげるよ!」 でいぶは十分にぺにぺにが生えた事を確認するとそれに向かってまむまむを押し付けた。 「いやぁぁぁぁぁぁ!!こんなのやだぁぁぁぁ!!ゆっくりできないぃぃぃ!!」 「なにいってるのぉぉぉ!?れいむのまむまむをあじわってるんだからもっとよろこんでね!」 でいぶが腰を激しく振るとつむりの体もそれに反応してしまう。 「「すっきりーーーー!!」」 満面の笑みのでいぶとは違いつむりの顔は涙でグショグショだった。 「ゆ?さっそくれいむ、にんっしんっしたよ!ゆふふ!これでゆっくりできるね!」 早くも頭から茎が生えてきた事を喜ぶでいぶは満足したのかそのまま寝てしまった。 「ゆっぐ……えっぐ……」 望まぬすっきりーをさせられたつむりはその日、いつまでも声を殺してすすり泣いていた。 さらに数日後 つむりは焦っていた。 こんな時期に子供が出来たら確実に越冬に失敗する。 それを回避するためには沢山の食べ物が必要だ。 だがつむりにそれを集める能力はない。 どうすればいい、どうすれば…… 悩んでいるといつの間にか群れのゆっくりがつむりを取り囲んでいた。 いきなりの事に驚くつむり。 そんなつむりに群れのみんなは食べ物を差し出した。 「これは……?」 「これだけあればえっとうできるわよね?あとはつむりしだいよ」 「でいぶといっしょになったのはつむりのじごうじとくだけどあまりにかわいそうだから……」 「どうせならみんなでいっしょにはるさんをむかえたいもんね」 「さいしょはなまけてばかりのつむりのことはきらいだったけどさいきんはがんばってるみたいだしね」 「みんな……」 「でもこれでかんちがいしてみんなにあまえちゃだめだよ!」 「ゆっくりりかいしたよ!」 つむりの言葉にみんなも満足したのか「はるにまたあおうね!」と叫んでけっかいを張って越冬の準備に入った。 つむりは嬉しかった。 群れのみんなからの初めての暖かな言葉に。 これまで珍しい自分を何でゆっくりさせてくれないのかと理不尽に思った事をつむりは恥じた。 珍しいとか希少種とか厳しい野生では何の意味も無いのだ。 その事をようやくつむりは理解した。 つむりは春にみんなと再会して元気に挨拶する事を決意し大量の食料を持って我が家へと戻った。 「れいむ!ただいま!みてみて!これだけあればえっとうできるよ!ゆっくりでき……」 久々の笑顔ででいぶに挨拶をするつむりだったがその表情はすぐ凍りついた。 「むーしゃ、むーしゃ、ぺっ!やっぱりクソチビはまずいね!」 でいぶが吐き出したもの、それは我が子の実ゆっくりだった。 しかも辺りに数匹分の残骸が散らばっている。 それらの全てには金髪とかいがらの残骸が含まれていた。 「な……なに……してるの……?」 「ゆ?かえってたの?みてわかるでしょ?ゲスなチビをせいさいしたんだよ!」 「ゲスって……なにいってるの……?それはつむりのおちびちゃんでしょ?」 「れいむをゆっくりさせないつむりのチビはゲスにきまってるよ!だからせいさいしたんだよ!」 「なんでうまれるまえからゲスってきめつけるの?れいむがちゃんときょういくすれば……」 「うるさぁぁぁい!れいむにのかわいいおちびちゃんいがいはぜんぶゲスだぁぁぁ!ゆっくりりかいしろぉぉぉ!」 これがでいぶの答えだった。 意味不明だが要するに可愛い自分に似たれいむ種以外は不要だから間引いたという事だろう。 ただでさえれいむ種というのは自分が一番可愛くて優秀だと勘違いしているクズ種だ。 そのれいむ種のさらに劣悪種たるでいぶとなるとその考えはもはや理解不能だ。 当然つむりにでいぶの主張は理解出来るものではなかった。 つむりは初めて怒りにその身を震わせる。 「ゆ?おいしそうなたべものがたくさんあるよ!れいむがむーしゃむーしゃしてあげるね!かわいくってごめんね!」 「げ……ゲスなでいぶはいますぐしねぇぇぇぇ!!!」 「ゆ?」 つむりはでいぶを殺すつもりで襲い掛かった。 だがその体当たりはでいぶのぜい肉に阻まれてあっけなく跳ね返される。 多少狩りに慣れてきたといってもまだまだ通常のゆっくりに比べその力は弱い。 最初から敗北する事は決定していたのだ。 「ゆゆ!?かわいいれいむにおそいかかってくるなんてとんでもないゲスだね!」 「ちがう!ゲスはおまえだぁぁぁ!このゆっくりごろしぃぃぃ!」 「なにいってるの?このチビはまだうまれてないんだよ?だからゆっくりごろしじゃないんだよ!ゆっくりりかいしてね!」 「わけのわからないことをいうなぁ!いいつけてやる!みんなにでいぶがゆっくりごろしだって!」 「むだだよ」 でいぶはそのでっぷり太った体を這わせながらつむりの横までやってくるとつむりを押し倒し底部に噛み付いた。 「ゆっぎゃぁぁぁぁぁ!?つぶりのあんよがぁぁぁぁぁ!」 「これでおまえはもうあるけない、つまりたすけをよびにいくこともできないね」 「!?」 「ざんねんだったね、つむりのみかたはもうだれもいないんだよ」 「お……おまえは……どこまでゲスなんだ……!」 「ゲス?ちがうよ!ずのうめいせきといってね!かしこくってごめんね!」 でいぶのその表情は今までみた中で最悪のものだった。 あれからさらに数日が経った。 「むーしゃ!むーしゃ!しあわせー!」 「「「ちあわちぇーー!」」」 巣の中ではでいぶとその子である赤でいぶが醜悪な顔で食料を貪っていた。 群れのみんなから分けて貰った食料だがその量は残り僅かだ。 おそらくあと数日しか持たないだろう。 毎日節約して食べれば何とか越冬出来る量だがでいぶには関係ない。 先の事より目先のゆっくりに執着するでいぶの行動としてはこれが普通だろう。 そしてつむりは…… 「……」 つむりはあの日のうちに底部をさらに木の枝でズタズタにされ一歩も動けなくされた。 すぐに殺さなかったのは越冬中の暇つぶしに丁度いい相手と判断したからだ。 巣の奥に押し込んだのでどうあがいても逃げられる事はあるまい。 けっかいも張ったしこれで誰にも知られることは無い。 でいぶは安心して越冬に入った。 「ひまだよ!こんなときはつむりですっきりーするにかぎるね!」 「やめろぉぉぉ!つむりすっきりーしたくないぃぃぃ!」 「おまえのつごうなんてかんけいないよ!れいむがしたいんだからおまえはただまむまむをひらいてればいいんだよ!」 「ゆぎぃぃぃ!!」 愛撫も何も無しにいきなり挿入するでいぶ。 今はおちびちゃんがいるし自分が妊娠する必要はない。 そう判断したでいぶは己の快楽のために毎日つむりを犯していた。 つむりは最初は泣き叫んだ。 だが叫べば叫ぶほどでいぶを喜ばせるだけだったので必死に声を抑えた。 それでもでいぶの大きすぎるぺにぺにでつむりの小さいまむまむが抉られる激痛は耐えがたいものらしく悲鳴が上がる。 「ゆふふ!いいこえだよ!もっとひめいをきかせてね!」 「ゆごごごごごぉぉぉ!!」 「すっきりー!」 大量につむりの中に吐き出されるでいぶの精子餡。 そして次にでいぶが取る行動は…… 「ゆふん!」 ブチン でいぶは植物型妊娠したつむりの頭から茎をむしり取った。 「つぶりのおちびちゃんをがえぜぇぇぇぇ!」 「さ、れいむのかわいいおちびちゃんたち!きょうもおやつをたべようね!」 「「「ゆっくちりきゃいしちゃよ!むーちゃ!むーちゃ!ちあわちぇー!」」」 「あっ、ああぁぁぁぁぁ!つぶりのおちびちゃんがぁぁぁ!?」 赤でいぶにあっという間に食われる実ゆっくり。 でいぶはそれを見てニヤニヤ笑っていた。 「ゆひゃひゃひゃひゃ!ゲスをせいさいするのはたのしいね!」 「ごれのどごがせいさいだぁぁぁ!このくそごみでいぶがぁぁぁ!」 「かわいいれいむにむかってなんてこというの!?そんなゲスにはせいさいがひつようだね!」 でいぶはつむりが大切にしていた三つ編みのおさげをブチンと引き抜いた。 「つぶりのかわいくてぷちちーできゅーとでえきさいてぃんぐなおさげさんがぁぁぁ!?」 「これはせいさいなんだよ!ゆっくりりかいしてね!」 「ふざけるなぁぁぁ!このうんうんにもおとるなまごみでいぶめぇぇぇ!」 「バカなやつだよ!よけいなこといわなければいたいめにあわずにすんだのにね!」 「ゆぎぃ!?」 でいぶは引き抜いたおさげをつむりのまだ閉じきっていないまむまむに押し込んだ。 まむまむに異物を押し込まれる激痛に悲鳴を上げるつむり。 「ぎゃあぁぁぁぁぁ!」 「ゆひゃひゃひゃ!まるできんいろのぺにぺにだね!そのすがた、おもしろすぎるよ!」 「「「げしゅにはおにあいのしゅがただにぇ!」」」 ゲラゲラ笑うでいぶ親子。 今、でいぶは最高にゆっくりしていた。 「えっとうなんてらくしょうっだね!」 だが越冬の成功確率は非常に低い。 このでいぶが越冬に失敗するのは明らかだ。 しかしでいぶは安心していた。 可愛い自分が越冬に失敗するはずがないと根拠のない自信を持っていたから。 それにもし食料が足りなければこのチビどもを食らえばいいしゲスのつむりもいる。 「れいむのさくせんはかんぺきっだね!」 自分の賢さに酔いしれるでいぶ。 当然その作戦とやらはすぐ崩壊する。 数日後、食料が底をついた。 「はやくあみゃあみゃよこせ!くしょばばあ!」 「きゃわいいれいみゅをゆっくちさせにゃいげしゅはちね!」 「おやなられいみゅをゆっくちしゃせろぉぉぉ!」 食べ物が無いと騒ぎまくる赤でいぶ。 生まれてから教育など一切しなかったために赤でいぶの性格は親以上に歪みきっていた。 そんな赤でいぶから罵倒を受けたでいぶの対応は速かった。 「ふん、かわいくないゲスチビだね!こそだてにもあきてきたしちょうどよかったよ!」 「なにいっちぇるにょ?れいみゅがげしゅなわけないでしょ?ばかにゃの?ちぬの?」 「しぬのはおまえだよ、クソチビ」 でいぶは舌を伸ばし赤でいぶの一匹を捕らえそのまま口へと運ぶ。 「にゃにしゅるんだ!このくしょばばあ!ゆっくちしにゃいぎゅぴぃ!」 「むーしゃ、むーしゃ、それなりー」 それを見た他の赤でいぶは絶句した。 まさか親が子供である自分達を食うとは思っていなかったからだ。 「いまいちだね、やっぱりゲスチビじゃこんなものだね!」 でいぶはそう吐き捨てると残りの赤でいぶに視線を合わせる。 「「ゆひぃぃぃぃ!?」」 一瞬で身の危険を感じた赤でいぶは狭い巣の中で必死に逃げた。 しかし所詮赤ゆっくり、その動きはあまりに遅い。 だがでいぶはチビどもの必死になって逃げる姿が面白いのかすぐ殺さず遊んでいる。 「はやくにげないとたべちゃうよ!ゆふふふ!ほらほら!もっとにげてね!もっとれいむをたのしませてね!」 「「もうやじゃぁぁぁぁ!!おうちかえりゅぅぅぅぅ!!」」 「ゆぷぷ!ここがおまえたちのおうちでしょ?そんなこともわからないの?ばかなの?しぬの?」 「「ゆんやぁぁぁぁ!たしゅけちぇぇぇぇぇ!おちょうしゃぁぁぁぁん!」」 追い詰められた赤でいぶはついに父であるつむりに助けを求めた。 今まで父と呼んだことなどなく、無能、クズなどと罵倒していたというのに。 「たしゅけちぇにぇ!きゃわいいれいみゅがくしょばばあにたべられちゃうよ!」 「たしゅけちぇくれたられいみゅがおちょうしゃんをゆっくちしゃせてあげるよ!」 好き勝手な事をほざく赤でいぶ。 つむりもこんな奴に愛情など持つはずも無く赤でいぶの懇願を全て無視した。 「にゃんでぇぇぇ!?にゃんでにゃにもいっちぇくれにゃいのぉぉぉ!?」 「おちょうしゃんはれいみゅがきゃわいくないのぉぉぉぉ!?」 ピーピーと甲高い声で泣き叫ぶ赤でいぶが鬱陶しい。 つむりはハッキリと助けるつもりはないと言ってやろうと思ったが…… 「ぴぃ!?」 「ぎゅべ!?」 背後に迫っていたでいぶのもみあげに捕らえられそのまま生きながら少しずつ食われていく。 「ピーピーうるさいよ!やっぱりチビはうるさいだけでなんのやくにもたたないね!」 最初の一口で下半身と口を食いちぎられピクピク痙攣するだけとなった二匹。 でいぶはそんな二匹を少しでも長く苦しめるためにわざと急所を避けて食いちぎっていた。 だが赤ゆっくりは非常に脆く死にやすい。 でいぶが気がついた時には既に二匹は死んでいた。 「ゆふん!つまんないチビだよ!れいむをたのしませることもできないなんて!」 我が子すらいたぶり殺すでいぶにつむりは心底呆れた。 そしてそんな奴とつがいになった自分がさらに情けないゆっくりに思えた。 「ゆふふ、チビだけじゃものたりないよ!つむり、こんどはおまえであそばせてね!」 「……」 今度は自分の番だった。 おそらく楽には死なせてもらえないだろう。 この目の前のドゲスの表情が全てを物語っている。 だがつむりも無抵抗のまま殺されるつもりはない。 つむりはその時をじっと待った。 「まずはそのきたないかいがらをこわすよ!ゆっくりりかいしてね!」 でいぶがつむりのかいがらに噛み付こうとした瞬間。 「ぷっ!」 つむりがでいぶに何かを吐き掛けた。 「ゆ?ゆっがぁぁぁぁぁ!?くさいぃぃぃぃ!でいぶのうつくしいかおがくさいぃぃぃ!」 つむりがでいぶに吐き掛けたもの、それはうんうんだった。 あの日あんよを破壊されてからつむりは犯され続けた。 その上でさらにうんうんの処理までさせられ、毎日無理やり口に押し込まれるという屈辱を味わった。 屈辱を味わいながらつむりはでいぶに一矢報いるチャンスを待っていたのだ。 今日もすぐにうんうんを飲み込まずにずっと耐えていた。 そして見事でいぶに一矢報いる事が出来た。 つむりはでいぶとつがいになってから最高にゆっくりした気分を味わった。 「ご、ごのぉぉぉぉ!よくもでいぶのうつくしいかおをけがしたなぁぁぁぁ!!」 烈火の如く怒るでいぶだがつむりはそれを見てもニヤニヤするだけだった。 もうこいつに何の恐怖も感じない。 「何がそんなにおかしいんだぁぁぁ!このクズがぁぁぁぁ!!」 でいぶが再びつむりに襲い掛かるが…… 「ぷっ」 「ゆんぎぃぃぃぃぃぃぃ!?でいぶのだれよりもきれいでおしゃれなおりぼんがぁぁぁ!?」 つむりの口の中にはまだうんうんが残っていたのだ。 そのうんうんが今度はでいぶのリボンに直撃した。 自分の大切なお飾りから発せられるゆっくりできない悪臭にでいぶは悶える。 「で、でいぶのおりぼんさん!ゆっくりしていってねぇぇぇぇぇぇ!」 でいぶはもみあげで器用にリボンを外すと、もみあげでリボンに付いたうんうんを払い落とす。 「あっああぁぁぁぁーーーーーー!?でいぶのかわいいもみあげにうんうんがぁぁぁぁ!?」 木の枝や葉っぱで払い落とせばよかったのだが焦るあまりもみあげを使ってしまった。 その結果、リボンだけでなくもみあげにもうんうんが付着しさらに被害を広げてしまう。 「ぐがぁぁぁぁぁぁ!うんうんはさっさとでいぶのもみあげからはなれろぉぉぉぉ!」 滅茶苦茶にもみあげを振り乱すでいぶ。 その様子を見て更につむりはゆっくり出来た。 「どぼじででいぶがこんなめにあうんだぁぁぁぁ!でいぶはなにもわるくないのにぃぃぃ!」 まだ自分の罪に気づかないでいぶにつむりは呆れを通り越して同情さえしていた。 「だれがでいぶをゆっぐりざぜろぉぉぉ!!!」 無駄だ、お前みたいなゲスをゆっくりさせてくれる奴なんて居ない。 ゆっくりしたければ死ね! つむりは心の中でそう叫びながらでいぶの醜態を観賞していた。 あれからさらに数日が経った。 「ゆがぁぁぁぁ!!だれかたべものよこせぇぇぇ!!」 食料を食い尽くし我が子を食ったでいぶは巣の中で暴れていた。 空腹のあまり狂っているのだ。 だがつむりにはあれ以来一切手を出していない。 これ以上自分の美しい顔やお飾りにうんうんをぶつけられてはゆっくり出来なくなると思ったからだ。 既につむりの口の中にはうんうんは無いのだがでいぶは過剰な警戒心でつむりに近づかなかった。 そしてつむりも唯一の食料であったうんうんの供給を断たれやせ細っている。 「こ、こうなったらそとにでてたべものをさがすしか……」 でいぶがそう思った時だ。 バキ 巣のけっかいが壊れる音がした。 でいぶがゆっくり巣の入り口を見るとそこには一匹のまりさが立っていた。 だがその目は完全にイッている。 そう、でいぶと同じ飢えている目だ。 次の瞬間、まりさが大声を上げてでいぶに襲い掛かった。 「くわせろぉぉぉぉぉぉ!!!」 「ゆっぎゃぁぁぁぁぁぁ!?」 完全な不意打ちを受けてでいぶはなす術もなくまりさに食いつかれた。 「いだいぃぃぃぃ!でいぶのすべすべのおはだがぁぁぁぁ!やめろぉぉぉぉ!こんなことしてただで……」 「うっめ!これめっちゃうめ!まじぱねぇ!」 「ぎゃああぁぁぁぁぁぁ!!!」 でいぶと同様に越冬に失敗するゆっくりは非常に多い。 大抵のゆっくりは巣の中でひっそりと餓死するのだが生きる事に執着するゲスはそうではない。 他の巣を襲撃してでも食べ物を奪うのだ。 しかしけっかいが張ってあるため巣の場所を特定する事は出来ない。 だがでいぶのように適当に張ったけっかいはそうではなかった。 完全でないけっかいはけっかいとして機能しないのだ。 それにこのでいぶはさっきからずっと巣の中で大声を出して暴れていた。 でいぶは自分で巣の場所を教えていたも同然なのだ。 「これまじうめぇ!へぶんじょうたい!」 「やべろぉぉぉ!でいぶをたべるなぁぁぁぁ!」 でっぷりと太ったでいぶの体は食い応え抜群で飢えていたまりさにとってはご馳走そのものだった。 それでもでいぶは何とか逃げ出そうと体をよじる。 そして見てしまった。 巣の入り口にさらに数匹の飢えたゆっくりがでいぶを見つめているのを。 「や……やめて……やめてください……で……でいぶを……たべないでね……」 でいぶは強気な態度をあっさり改め弱弱しく懇願する。 当然飢えているゆっくりにそんなものは通じない。 「「「くいものだぁぁぁぁぁぁぁ!!!」」」 「う……うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 合計四匹のゆっくりに全身を食いつかれるでいぶ。 「ひぎぃぃぃぃ!でいぶのぉぉぉ!でいぶのからだがぁぁぁぁ!」 「「「「むーしゃ!むーしゃ!しあわせーーー!」」」」 次々食われていくでいぶ。 だがでいぶも生きる事に執着するゲスだ。 そう簡単に終わらなかった。 「ゆぎぇぇぇぇぇぇ!でいぶはこんなどごろでじぬようなゆっくりじゃないんだぁぁぁぁ!」 一瞬の隙を突いて四匹を押しのけて外へ飛び出すでいぶ。 「ゆひぃぃぃ!ざぶぃぃぃ!づべだいぃぃぃ!」 しかしあまりの寒さに一瞬硬直する。 ゆっくりはゆっくり出来ない環境に対して人間以上に敏感だ。 人間でさえ下手をすると凍死するような気温、さらに今日は雪まで降っている。 これまで巣の中でゆっくりしていただけのでいぶにとっては地獄そのものだった。 「「「「までぇぇ!ぐいものぉぉぉ!にげるなぁぁぁぁ!ぐわぜろぉぉぉ!」」」」 だが背後から自分を追いかけてくるゆっくりの声を聞くとすぐ這い始めた。 でっぷり太ったでいぶでは跳ねる事など出来ない。 それに対し追っ手のゆっくりは猛烈な勢いで跳ねて追いかけてくる。 どうあがいても逃げ切れないだろう。 だがでいぶは諦めない。 生死の限界に立たされたでいぶのあんよは通常の数倍もの速度で這う事が出来た。 まるでゴキブリのようである。 当然限界を超えているためあんよへの負担は想像を絶する。 おそらく動きを止めれば二度と這うことすら出来なくなるだろう。 だが生死が掛かっているのは追っ手のゆっくりも同じだ。 でいぶを狙っているのもでいぶが一番ブクブク太っていて食べ応えがあるからだ。 巣の奥に居たつむりに気づかないほどでいぶは食料として魅力があった。 でいぶを食い終われば今度は四匹で殺しあうだろう。 どの道こいつらに明日は無い。 「ぐいものぉぉぉぉ!」 「ゆんやぁぁぁぁぁ!くるなぁぁぁ!ごっちぐるなぁぁぁぁ!」 一番速いまりさに追いつかれ片方のもみあげに食いつかれる。 だがでいぶは最後の力を振り絞りまりさを振り払った。 しかしその代償は自分のもみあげを失うという大きなものだった。 「でいぶのせかいいちかわいいもみあげがぁぁぁぁ!!!」 絶叫を上げて速度が低下したのか他のゆっくりにも追いつかれ残ったもみあげも食いちぎられる。 「これじゃもうゆっくりできないぃぃぃぃ!!!」 そしてリボンも食いちぎられた。 「でいぶのかみがみすらもひざまずくうつくしいおりぼんがぁぁぁぁぁ!?」 絶叫を上げながらでいぶは動きを止めた。 自分の一番大切なお飾りであるリボンを奪われた事がよほどショックだったのだろう。 命よりもお飾りを優先した結果、でいぶの命運はここで尽きた。 「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 動きを止めた事ですぐに追いつかれ一斉に食いつかれるでいぶ。 「ひぎぃぃぃぃぃ!でいぶのすらりとのびたほそくうつくしいあんよがぁぁぁぁ!」 今度はしっかりあんよを食われた。 「やべでぇぇぇぇ!でいぶのおべべぇぇぇぇぇ!さらさらのかみがぁぁぁぁ!」 「あんごぉぉぉ!おいじいぃぃぃ!もっどぐわぜろぉぉぉ!」 「やべでぐだざいぃぃぃぃ!ごれいじょうはほんどにじんじゃいばずぅぅぅぅ!」 「むーしゃ!むーしゃ!むーしゃ!むーしゃ!」 「やだぁぁぁぁぁ!でいぶじぬのやだよぉぉぉぉぉ!」 「あまあまぁぁぁぁぁ!おいしいのぜぇぇぇぇ!」 「たずげでぇぇぇぇ!つぶりぃぃぃぃ!!おちびぢゃぁぁぁぁぁん!」 両目を食われ暗闇の世界ででいぶは自分が食った家族に助けを求めた。 当然助けなど来るはずも無い。 「なんでだずげでぐれないんだぁぁぁ!がわいいでいぶがぴんちなんだぞぉぉぉ!」 さすがにでいぶの餡子も残り僅かとなり死ぬのも時間の問題だった。 そんな時でいぶにとって予期せぬ事態が発生した。 「で……でいぶ……ずっぎり……じだぐなっでぎだよ……」 生死の限界に立たされた事で自分の子孫を残そうとする本能が働き、でいぶはぺにぺにを生やす。 だがタイミングが最悪だった。 「「「「おいじぞうなべにべにぃぃぃ!」」」」 「ぎゃぁぁぁぁぁぁ!!!」 せっかく生えたでいぶの巨大なぺにぺには即座に食い物として四匹の腹に収まった。 「でいぶのアルトバイエルンなぺにぺにがぁぁぁ!」 自分のシンボルを喪失してでいぶは絶叫を上げるがそんな事を気にしている場合ではないだろうに。 その間にもでいぶの体は着実に食われ減っていき、そしてついにでいぶは謝罪の言葉を口にした。 「ご……ごべんなざい……でいぶがゲスでした……つぶり……おちびぢゃん……ゆるじでね……だがら……だずげ……」 だが今更謝罪しても全て遅かった。 子供を食らった自分が今度は他の奴らに食われて終わる。 そんなのは嫌だ、そんな惨めな最後なんて。 でいぶは最後の力を振り絞って叫んだ。 「で……でいぶにもういちどチャンスをっ……」 だがこんなゲスにチャンスをくれてやるほど世界は優しくない。 ついに中枢餡を食われ、誰からも嫌われていたでいぶの愚かなゆん生はようやく幕を閉じた。 「「「「もっどぐいだいぃぃぃ!みんなぐってやるぅぅぅ!」」」」 でいぶを食い尽くした四匹は予想通り殺し合いをはじめて最後に残った一匹も冬の寒さで死んでしまった。 「ゆ……」 つむりは誰もいなくなった巣の中で震えていた。 巣のけっかいが完全に壊され冬の冷気と雪が容赦なく巣の中に入ってくる。 空腹で今にも死にそうなつむりにこの追い討ちがトドメとなった。 「ゆっ……ゆっ……ゆっ……」 視界がぼやけ意識が遠のく。 そんな時だ。 「「「「ゆっくりしていってね!」」」」 「ゆ?ゆゆ?」 どうしたことだろう。 目の前に群れのみんなが集まって自分に元気に挨拶しているではないか。 自分は助かったのか?でもどうして? 周りを良く見ると春の草や花などでいっぱいだ。 暖かい太陽に照らされとてもゆっくり出来た。 自分は越冬に成功したのか?でもどうして? 「「「「ゆっくりしていってね!」」」」 そうだ、春になったらみんなと元気に挨拶すると決めていたっけ。 「「「「ゆっくりしていってね!」」」」 再び自分に元気に挨拶する群れのみんなにつむりはゆん生最大の挨拶を返した。 「ゆっくりしていってね!」 ある冬の日、群れの巣穴の中で一匹のまりさつむりが最高の笑顔のまま死んでいた。 その笑顔には一切の苦しみも無く死ぬその瞬間までゆっくり出来た事が見て取れた。 おさげあきの作品 anko3048 ゆっくりこいしとラブラブちゅっちゅ anko3013 れいむの幸せなゆん生 anko2974 白蓮のゆっくりいじめ anko2748 まりさはゆっくりできない anko2672 お飾りを操る程度の能力 anko2161 まりさには不幸がよく似合う anko2051 流行り物の宿命 anko2027 まりさと図書館でゆっくり2 anko1982 れいむはゆっくりできない anko1949 まりさと図書館でゆっくり1 anko1875 幽々子のゆっくりいじめ anko1838 まりさつむりはゆっくりできない 挿絵:○○あき
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こちらのページではちびちゃと平和軍のメンバーを紹介していきます 名前古いよ(笑) あ、結局入ったのね(笑) -- itsuki (2011-03-19 18 05 01) 主な役割が名前古いとはどういうことやw -- itsuki (2011-03-19 18 22 42) 入ったのでよろしくお願いします -- 小川君 (2011-03-19 18 23 56) ぜひのせてください -- 小川君 (2011-03-19 18 25 13) またERISUに言おう!そしたら載るから -- itsuki (2011-03-19 18 25 44) わかりましたー -- 小川君 (2011-03-19 18 26 36) EERISU-載せてーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー -- 小川君 (2011-03-19 18 47 38) 小川くんースクリーンショット撮らないと^^; -- ERISU☆ (2011-03-20 08 58 08) 今木ー2にいるよ -- 小川君 (2011-03-20 11 46 41) 小川君今日もいるでしょ -- itsuki (2011-03-20 12 02 45) 今いたww -- itsuki (2011-03-20 12 04 57) いるよ~ -- 小川君 (2011-03-20 12 06 05) だだだだだだ~~~ん! -- itsuki (2011-03-20 12 28 32) 小川君載せましたー☆ -- ERISU (2011-03-20 12 34 03) 新メンバー小川@蒲鉾~~♪ -- itsuki (2011-03-20 12 35 46) うわー載ってる~!!!うれしいいいいいいいいいいいい!!!!!!! -- 小川君 (2011-03-20 12 36 30) 小川君、これからがんばろうねー -- itsuki (2011-03-20 12 40 13) 古くないから。今人気なんだ -- マイメロ (2011-03-20 13 23 26) マイメロきたんだ -- 小川君 (2011-03-20 13 23 50) 何だい小川君。エリスさん見当たりません -- マイメロ (2011-03-20 13 30 34) いやいや、マイメロは古いだろ(笑) -- ERISU@三沢 (2011-03-20 13 32 17) ちょっといいですかね?話がERISUさん。ちびちゃとねこきてよ -- マイメロ (2011-03-20 13 35 36) やっぱこなくていい -- マイメロ (2011-03-20 13 38 01) 何が言いたいんだよーw 確かに古いね(笑) -- itsuki (2011-03-20 14 05 48) ふみや?上から目線はやめなさい?あと三沢とか出すのやめなさい!? -- 三沢のお母さん (2011-03-20 19 31 55) www -- itsuki (2011-03-20 20 10 55) きました -- 小川君 (2011-03-20 20 14 49) 訂正 平和軍の隊長は【一樹】でなく【‰蒼兎‰】ですねーってことでした。 -- itsuki (2011-03-21 12 16 34) ERISUさん.消してね☆ヨロシク~ -- たかなッこさん (2011-03-21 12 56 06) itsukiって誰 -- たかなっこさん (2011-03-21 12 57 55) 一樹 は 一樹ですが? -- itsuki (2011-03-21 12 59 34) あぁ一樹さんですかぁ~ -- たかなっこ (2011-03-21 19 43 23) 小川 君.会いましたね。ERISUにヨロシクたのみますよぉぉ -- たかなっこ (2011-03-23 18 55 35) konogorokatudouga・・・ -- ogawakun (2011-03-25 17 31 46) 君が悪口書いたから消してっていってんの。理由なんてないよねww -- のんびりん (2011-04-03 11 01 58) 俺のお母さんが書き込むわけねーじゃねーか -- ERISU (2011-04-03 13 22 18) は?悪口消せばいいんでしょ?それじゃあ。なのにお前に「悪口消すね。でもリストからははずさない」っていってもお前は「無理、消せ」とかいって。本当の理由ははんだよ、悪口消したらいいんじゃないのか?(笑)馬路おめーって馬鹿だな(笑)>古いマイメロ -- ERISU (2011-04-03 13 29 24) 古いマイメロww(笑) -- itsuki (2011-04-11 14 11 34) いいんじゃない -- OOOOOOO (2011-04-13 20 53 07) エリスとか調子にのってるから死ねばいいなwマジ死ねばいいなwなんでいきてるのか理解できないんですけどもなwてんばつあたえてもいいんですけどもどもwしんでいいんですけどもどもw -- エリスきらいな神 (2011-12-19 15 16 34) しねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしねしね -- 名無しさん (2011-12-19 15 17 11) 此処懐かしいなw -- アラビアン (2012-01-28 20 55 45) 勝手にお邪魔してすいません、アラビアン見たよw -- 莉兎 (2012-01-28 20 57 37) めっちゃなつかしいわここ -- 一樹 (2015-03-27 02 02 13) 名前 コメント
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ちびちゃと喧嘩師ランキング ( 上 ・ 中 ・ 下 ) 上層ランキング 中層ランキング 下層ランキング
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ちびちゃと上層喧嘩師ランキング 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 ~☆星空☆~ 357 (26%) 2 甘楽 148 (11%) 3 桜音 146 (11%) 4 かのん 93 (7%) 5 明智 82 (6%) 6 はみだし刑事 68 (5%) 7 千奈 42 (3%) 8 椿 34 (2%) 9 ★JOKER★ 22 (2%) 10 マスター・ネギ様 22 (2%) 11 すますまリンダ 20 (1%) 12 イケメン総隊長@イケメンかーくんだよぉ♪ 20 (1%) 13 白銀☆ 19 (1%) 14 酒 17 (1%) 15 愛桜 13 (1%) 16 hibiki(poso) 12 (1%) 17 おずたん 12 (1%) 18 林檎 11 (1%) 19 まぁ 10 (1%) 20 卍【★刹那★】卍 【POSO】 10 (1%) 21 秘境 10 (1%) 22 TAKA 9 (1%) 23 鬼畜 9 (1%) 24 ↑全員雑魚 7 (1%) 25 Come Again 6 (0%) 26 ふでばこ 6 (0%) 27 ピカチュウ 6 (0%) 28 レゲエの神様 ♪ナミネロ♪ 6 (0%) 29 掲載語句 6 (0%) 30 智辯尊女 6 (0%) 31 魔神 6 (0%) 32 師匠 5 (0%) 33 H好き・・・おっぱい 4 (0%) 34 KONISHIKI並みの腹、み○もと ○やか!!鼻息ヤバす!!キモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモキモ 4 (0%) 35 たこ揚げ君 4 (0%) 36 ちび 4 (0%) 37 マリオ 4 (0%) 38 亜子 4 (0%) 39 喧嘩師だよ! 4 (0%) 40 左京 4 (0%) 41 神楽 4 (0%) 42 舞 4 (0%) 43 うんこ 3 (0%) 44 まゆちい 3 (0%) 45 ろけった 3 (0%) 46 キング 3 (0%) 47 マキZIRO 3 (0%) 48 喧嘩じいちゃん 3 (0%) 49 愛海 3 (0%) 50 最速喧嘩師 3 (0%) 51 赤髪のジャン 3 (0%) 52 雷帝 3 (0%) 53 龍星 3 (0%) 54 J 3 (0%) 55 black 3 (0%) 56 ζRёⅹζ 2 (0%) 57 ✘♛ⓇⒶⓃ♛✘ 2 (0%) 58 ジルバ 2 (0%) 59 ジルバはもなちゃとのksだろ。投票している奴は誰だよ、表こいよ 2 (0%) 60 デマ 2 (0%) 61 ハセピエール14世 2 (0%) 62 人間失格鼠 2 (0%) 63 喧嘩の秀吉 2 (0%) 64 強戸3-A担任ワカバシタクヤ通称わかたく!!!欲求不満です。投票よろしくね。 2 (0%) 65 我ハ神ナリ 2 (0%) 66 檸檬 2 (0%) 67 氷室☮虎徹 2 (0%) 68 赤 2 (0%) 69 赤雷 2 (0%) 70 輪廻眼 2 (0%) 71 雑魚の極み♪♪♪ 2 (0%) 72 風也 2 (0%) 73 骨川スネ夫 2 (0%) 74 111111111111111111 2 (0%) 75 http //www.nukistream.com/video.php?id=160941 1 (0%) 76 http //xxeronetxx.info/img/20140303/v1-029.html 1 (0%) 77 E☆Y 1 (0%) 78 HAPPY 1 (0%) 79 N 1 (0%) 80 うらかいとつかもとたいが 1 (0%) 81 おずたんのカーチャン 1 (0%) 82 ごはん 1 (0%) 83 どうせ自分の名前入れてるんだろ? 1 (0%) 84 なんで白銀がいるんだ 1 (0%) 85 ゆう 1 (0%) 86 ゆきお 1 (0%) 87 ゆーか ❤カメ❤ 命 1 (0%) 88 りぺいとかcome againとかりゅうせいとかなんでいないの 1 (0%) 89 アリス@弟くんだよ^^ 1 (0%) 90 アリス@弟くんだよ^^ 1 (1%) 1 (0%) 91 チェーンソー姉妹 1 (0%) 92 仏さま 1 (0%) 93 伝説の超変態熊たん 1 (0%) 94 何故このようなところに雑魚がいて俺がいないんですかねぇ 1 (0%) 95 俺 1 (0%) 96 俺ってほんっとみじめだと思わない? 1 (0%) 97 卍【☠KAZUKI☠】卍 【赤髪】 1 (0%) 98 卍モンキーターン卍 1 (0%) 99 山岡軍総司令官 1 (0%) 100 月と闇 1 (0%) 101 死刑囚 1 (0%) 102 氷室 χ 虎徹 1 (0%) 103 金本頑張った 1 (0%) 104 陸人 1 (0%) その他 投票総数 1387 焼きクマ -- 名無しさん (2011-02-06 17 00 44) 焼きくまなんでいないんだろう -- 名無し (2011-02-13 22 47 47) おっぱい丸見え -- おっぱい丸見え (2011-02-20 20 08 11) 強戸3-A担任ワカバシタクヤ通称わかたく!!!投票よろしくね。 -- わかたく (2011-02-25 16 22 13) カス共はさっさと消えましょーね^^ -- 甘楽 (2011-03-01 18 56 40) 死ねとヵ言うやつはただたんのバカなんですがねえ^p^ -- 椿 (2011-03-01 20 31 06) 投票が10以外のは消去してくれませんか?? -- 要望 (2011-03-05 08 33 52) 雲雀恭弥様、* -- 甘楽 (2011-03-06 13 07 12) きゃっほーーーー☆☆☆ 甘楽ちゃん参上☆バイバイビー☆ -- 甘楽 (2011-03-12 17 13 20) 甘楽ちゃんに投票よろしく? -- 甘楽 (2011-03-12 17 14 39) しねばいいんじゃないんですかね。?御前は既に破綻してるんじゃないんですかね?御前のお話は話をだんだんと脱線させちゃってるんですよー俺ははやくなりてーんだけどね?今必死にタイピング練習してるんだけどね?このどりょくが 実って欲しいんだけどねえ。俺の努力全部無駄じゃないんですけどねえ?客観的に見て喧嘩師って思われてもおかしくないような喧嘩師になりてーんだけども、俺はつよくなりたいんだけども、こんなPCの喧嘩師如きに無機になるのは、馬鹿馬鹿しいんですが、俺はんまあ他の人がタイプはやいのみて早いことに越したことはないと思って練習してるんですがね? -- タイピングはやくなりてーんだけど? (2011-03-12 18 11 43) 上の奴はなにをいってるんですか?頭がおかしいんですかね喧嘩師ってなんですか?頭がおかしいんですか? -- ??? (2011-03-12 18 12 40) ↑の投票でコメントで書けばいいような名前のやつでふざけて投票してる阿呆はさっさと消え去ればいいんだけど長々と「キモキモ」とか連呼してる迷惑野郎は常識学んでから周りを考慮して投票すればいいんだけど。 -- あーす (2011-03-12 18 15 45) ぷちみかんとぷちトマトって(*1)ってつくやつゎ喧嘩師みんなたぉしてるってうわさあるw -- (´・ω・`) (2011-03-12 18 41 50) 雑魚のためなんかにタイピング練習してるとヵww カス以下w -- 甘楽 (2011-03-16 21 47 49) 甘楽ちゃん見つけたら声かけてね〜('∇`) -- 甘楽 (2011-03-18 18 54 56) 沖田総司..? -- 甘楽 (2011-03-19 10 11 59) 何で俺の名前が投票されてんだしハハハハハ 俺ちびちゃとで一番雑魚いのにハハハハハハハ -- 明智 (2011-03-19 12 54 41) 投票って言っても1票だけじゃんww マジ雑魚ぃなww( -- 甘楽 (2011-03-19 18 15 49) 1票でラッキーだ -- 明智 (2011-03-19 19 42 46) 明智………………………………お前喧嘩師に向かないぞ -- ☆流星★ (2011-03-19 19 47 33) ぶhwwww( 1票で満足できるなんて幸せだね( -- 甘楽 (2011-03-21 19 29 34) 当たり前だハハ、どうせ俺雑魚いから今もどうせ一票だろ? -- 明智 (2011-03-22 00 48 55) てかさ、俺喧嘩師じゃない(ぁ -- 明智 (2011-03-22 00 50 04) 随分とふざけた投票が増えてきましたね!なので、一票のは一度消去してくれませんか?? -- 要望です!!! (2011-03-22 09 17 02) じゃあ消えろ -- 甘楽 (2011-03-22 12 42 51) 喧嘩師じゃないのかぁ〜 残念だなぁ〜 せっかく甘楽様が相手してやろうと思ったのにな〜… -- 甘楽 (2011-03-22 18 40 19) 怖くて逃げちゃったよwwアヒャアヒャ(つ´∀`)つ -- 甘楽 (2011-03-23 18 48 25) 明智18票じゃないですかー塚さ、呼び捨てだし← -- 甘楽 (2011-03-26 18 40 00) ここは平和主義きかんw -- 甘楽 (2011-03-27 20 15 39) 酒つえぇなやっぱちびちゃと知名度No1だけあって -- 吹雪士郎 (2011-03-28 17 49 16) 俺も喧嘩師なのかな? -- 吹雪士郎 (2011-03-28 17 49 54) 吹雪士郎へ。 -- ഓ (2011-03-29 05 13 47) 吹雪士郎君。君はサッカー選手ですよ^p^ -- ௌ (2011-03-29 05 15 12) 上の人ー あんた何人ですかー? もしかして頭病んでるんですかー? -- 甘楽 (2011-03-29 21 06 41) 君はサッカー選手ですよーなんてサー 意味わかんなくねぇ?ww なぁ、吹雪士郎くん?ww -- 甘楽 (2011-03-29 21 09 21) 吹雪士郎さんには通じると思いますけど。 -- ・ (2011-03-30 04 47 10) イナイレに吹雪っていたねー それ? -- 甘楽 (2011-03-30 13 05 32) てヵ通じても通じなくてもストーカー行為だってのー -- 甘楽 (2011-03-30 18 12 43) ストーカー行為? -- ・ (2011-04-01 04 54 58) YES -- 名無しさん (2011-04-01 13 31 19) 俺、ウザい? -- 甘楽 (2011-04-01 13 34 32) ストーカー行為って何のことですか -- ・ (2011-04-01 15 20 16) わかんねぇんだ。 やっぱ頭病んでんな。 -- 甘楽 (2011-04-01 15 23 01) 俺見る目あるー☆ -- 甘楽 (2011-04-01 15 23 54) 覚えがないんで聞いているんですが? -- ・ (2011-04-01 15 49 26) だーかーらー 頭病んでるから覚えないんだってー -- 甘楽 (2011-04-01 16 10 13) 脳外科行けよ^p^ -- 甘楽 (2011-04-01 16 13 15) 俺がいつ、誰に対してストーカー行為をしましたっけ?言ってみろゃ -- 名無しさん (2011-04-01 16 21 29) あんたは2011年3月29日5時15分12秒に吹雪士郎にたいしてストーカー行為をしました。 -- 甘楽 (2011-04-01 16 47 21) 俺が吹雪士郎さんに執拗につきまとう行為をしましたか?何を証拠にストーカー行為と言っているのかな? -- ・ (2011-04-01 16 54 30) おや?自分で書いたコメントを忘れたのかなぁ? まあ、自分で喧嘩売っといて言うのもなんだけどもうあんたと遊ぶの飽きたわ。誰か俺に喧嘩ふっかけてくるやついねぇかなぁ? -- 甘楽 (2011-04-01 17 13 12) 吹雪士郎君。君はサッカー選手ですよ^p^ ←これのどこがストーカー行為ですか?w説明してほしいんですが^^; -- 名無しさん (2011-04-01 17 21 33) 君達は何をしているの?僕はこんな事反対だよ -- 夏音 (2011-04-01 19 26 43) もう説明は勘弁www めんどくせー。 -- 甘楽 (2011-04-01 19 31 39) 夏音さんさー反対ならなんでここのサイトにいるのかな? -- 甘楽 (2011-04-01 19 33 55) ちなみに、この名前、読めるのかな? -- 夏音 (2011-04-01 20 15 25) しかも君は王様みたいだね?・・・馬鹿ってそんなもんか? -- 夏音 (2011-04-01 20 24 55) だって俺王子だもん -- 甘楽 (2011-04-01 20 48 26) それだから馬鹿なんだよ♪ -- 夏音 (2011-04-01 21 15 29) 王子天才だしっ♪ -- 甘楽 (2011-04-01 21 22 01) 自分で天才って言うから馬鹿なんだよ♪ -- 夏音 (2011-04-01 21 28 28) そう言うのナルシストって言うんだよ♪ -- 甘楽 (2011-04-01 21 46 57) そんなの知ってるし、ほかの人は?コメント来てないよ・・・しかも小6にとって、甘楽はバ力にしか見えてないよ♪ -- 夏音 (2011-04-01 22 11 23) 夏音さんの言うとうりーってか甘楽馬鹿か・・・ -- 南奈 (2011-04-01 22 39 50) ってか甘楽マジでナルシじゃん -- 南奈 (2011-04-01 22 47 45) そ一だよねえ! -- 夏音 (2011-04-01 22 53 28) やっぱ南奈は友っすね一♪ -- 夏音 (2011-04-01 22 56 48) 久しぶりに来たけど凄いことになってんなー…………ww -- 明智 (2011-04-02 00 13 34) 甘楽さんさぁ。なぜ説明してくれないのかな?まさか説明できないんじゃ??w面倒くさいを口実に、俺の質問から逃げないでくださいよ^^; -- ・ (2011-04-02 08 02 25) おっ明智〜!てっきり逃げたのかと思ったw塚、俺今喧嘩してる人4人いるわwww -- 甘楽 (2011-04-02 08 15 00) 別に質問から逃げた分じゃないですけどぉwww そういうコメントって気持ち悪いしww -- 甘楽 (2011-04-02 08 18 53) ナルシストなのは自覚してるんでー -- 甘楽 (2011-04-02 08 21 25) 塚俺はベルのセリフそのまま言っただけなんでwww 後うざや演じてるだけなんでww デュラとREBOBN見てる人わかると思うんだけどなぁ -- 甘楽 (2011-04-02 08 25 50) 気持ち悪いとかじゃなくて、俺の発言のどこがストーカー行為か聞いてんだよ^^;早く答えろゃ自称天才^w^ -- ・ (2011-04-02 10 11 38) 自称天才って誰の事? -- 甘楽 (2011-04-02 11 45 21) ERISUはコソコソと誰かのコテハンで入室している。 -- ERISUの敵 (2011-04-02 11 47 02) ERISUはちびちゃとでしか話せないおちこぼれ。 -- ERISUの敵 (2011-04-02 11 47 29) ERISUは何かあると星空って名前を出す。 -- ERISUの敵 (2011-04-02 11 47 54) ERISUは極度の多重人格。 -- ERISUの敵 (2011-04-02 11 48 16) 意味わかんないわー -- 甘楽 (2011-04-02 11 51 40) もう一度言いますヶドぉ 俺ゎアニメのセリフを言っただけなんだけど^p^ -- 甘楽 (2011-04-02 11 55 17) 甘楽さぁ。俺の質問分かってるか?w「俺の発言のどこがストーカー行為だったか」と、質問しているんですけど^^;俺がストーカー行為をしていると判断した根拠を言えばいいんだよ^^お分かり?w馬鹿が相手だと困るゎ -- 名無しさん (2011-04-02 12 16 36) 久々にこのサイトきたななつかしい -- 吹雪士郎 (2011-04-02 17 15 41) おぉ~四人かぁ~やるね~ -- 明智 (2011-04-02 18 03 40) 明智入れてねwww でも明智ゎ敵じゃねーヵw3人かなwww -- 甘楽 (2011-04-02 18 33 50) マジ気持ち悪いわぁ 一方的だししつこいしw -- 甘楽 (2011-04-02 18 37 14) あーやだやだ -- 甘楽 (2011-04-02 18 41 30) 明智40票だしwww 俺に追い付くなよなwww -- 甘楽 (2011-04-02 18 44 49) 椿ぃwwww -- 甘楽 (2011-04-02 18 59 54) 本当カスいコメントばっかだな -- 甘楽 (2011-04-02 19 01 18) 甘楽ー -- タイガー (2011-04-02 19 22 10) もと椿ですたいb -- 大河 (2011-04-02 19 23 26) だいたい喧嘩売った奴誰だよ^^ -- 大河 (2011-04-02 19 25 28) カスイやつばっかwww -- 甘楽 (2011-04-02 19 27 45) 久しぶりの喧嘩だねー^^ -- 大河 (2011-04-02 19 28 50) つヵうち来たとたんに誰も喋ってなくね? -- 大河 (2011-04-02 19 29 44) (甘楽以外) -- 大河 (2011-04-02 19 30 07) 逃げたんじゃね? -- 甘楽 (2011-04-02 19 30 49) そうかもね^^b -- 大河 (2011-04-02 19 31 23) 逃げるんなら喧嘩とか売るなよな^^ -- 大河 (2011-04-02 19 31 51) つヵ何で喧嘩になった?! -- 大河 (2011-04-02 19 32 33) 俺が売ったw -- 甘楽 (2011-04-02 19 33 05) まあいつかくるだろw -- 甘楽 (2011-04-02 19 33 46) 俺ゎいつでもここいるからさwww -- 甘楽 (2011-04-02 19 34 44) 遭遇しちゃうんだよねー -- 甘楽 (2011-04-02 19 35 19) ww じゃあちょっくらチャットのほうにいってくらぁー -- 大河 (2011-04-02 19 36 04) いてら -- 甘楽 (2011-04-02 19 38 12) どうしました甘楽さんw俺の質問無視ですかぁ?wそれとも答えられないのかな^^; -- ・ (2011-04-03 09 52 19) あんたの言うこと聞く筋合いないんですけど^p^ -- 甘楽 (2011-04-03 13 40 27) 大体大河来たら逃げるってどういうことなんwwww大河と一緒にあんたで遊ぼうと思ったのにさw -- 甘楽 (2011-04-03 13 46 12) あんたらうるさいよ。 -- はみだし刑事 (2011-04-03 13 55 43) うるさいわけないしー 音出ないんだからww -- 甘楽 (2011-04-03 15 08 17) 薄桜鬼 -- 沖田総司 (2011-04-03 16 20 47) そんな屁理屈なw。 # 逃げたんじゃね? >PCなんだしー見えないんだから つヵうち来たとたんに誰も喋ってなくね?>聞こえるわけないしー音でないんだからww 何とでも言える。 -- はみだし刑事 (2011-04-03 22 19 47) は? -- 甘楽 (2011-04-04 10 01 34) 大体大河来たら逃げるってどういうことなん ←はい?w逃げてませんけどwたまたま俺がいなかっただけだろw -- ・ (2011-04-04 15 19 05) あんたの言うこと聞く筋合いないんですけど^p^ ←俺もストーカー行為と言われる筋合いないんですけど^^; -- ・ (2011-04-04 15 20 19) めんどくせー・飽きたわ・あんたの言うこと聞く筋合いないとか言って、俺の質問から逃れようとしてるのがよく分かる^^いい加減俺の質問に答えて欲しいなぁ -- ・ (2011-04-04 15 22 36) 逃げてるとか勝手に思ってれば? 大体お前は何故俺に指図する?お前が俺に指示する根拠をそっちが言ってもらえます? 言えたら質問に答えてやってもwww 俺プライド高いからただでわ答えたくないんだよねぇ -- 甘楽 (2011-04-05 18 32 44) は?ってw は?ww はぁ?? はぇ? -- はみだし刑事 (2011-04-05 18 38 42) 何か前よりごちゃごちゃになってるwwwwwwwwwwwww -- 明智 (2011-04-05 21 22 54) 質問してるのはこっちだぞ^^;質問を質問で返さないでくれますかねぇ -- ・ (2011-04-05 22 01 26) こっちも質問してますけど? -- 甘楽 (2011-04-05 22 59 04) 質問を質問でかえさないでくれますかねぇってのも逃げじゃねーの? -- 甘楽 (2011-04-05 23 00 40) 明智も喧嘩師本当向いてねーw -- 甘楽 (2011-04-05 23 02 11) てか今思ったんだけど夏音ってひと。クソにもほどってもんがあんだろw 最初ゎ僕はこんなこと反対だよとか言っといて何喧嘩売っちゃってんの? これゎ俺と同感の人いると思うんだけどなぁ -- 甘楽 (2011-04-05 23 07 49) 大体小6のガキを相手した俺が馬鹿だったww ガキゎママに泣きついて大人しくしてりゃいいんだよ -- 甘楽 (2011-04-05 23 15 47) じゃぁ言いますけど、なぜ俺の質問に答えないで、「めんどくせー・飽きたわ・あんたの言うこと聞く筋合いない」とか言ってるんですか?wましてや、質問を質問で返しちゃってるしさwこれこそ【逃げ】じゃないんですかね?ww -- ・ (2011-04-05 23 23 02) は?俺は逃げてませんけど?ただでは答えたくないだけなんですけどねぇ お前が先に俺の質問に答えたら答えてやると言ったはずなんですがねぇ? 俺の質問に答えられないから俺が逃げてるとか言い張ってるだけだろ^p^ -- 甘楽 (2011-04-06 09 04 34) 100突破 -- 甘楽 (2011-04-06 21 45 13) 50票突破www -- 明智 (2011-04-07 04 36 23) wwwwww -- 甘楽 (2011-04-07 10 37 49) あっれー?本当に逃げちゃったww ま、甘楽ちゃんの勝利ゎきっまりー -- 甘楽 (2011-04-07 19 30 49) ↑┐(´ー`)┌ やれやれ -- 名無しさん (2011-04-07 20 53 20) 本当に逃げ出してしまったんだな^^;^^;^^;^^; -- 明智 (2011-04-07 23 27 14) お母さんなんか知らないし! -- 夏音 (2011-04-08 16 33 37) 甘楽こそママに泣きつけってんだ! -- 夏音 (2011-04-08 16 37 47) 自分で甘楽ちゃんなんで馬鹿だね♪ -- 夏音 (2011-04-08 16 49 05) 指示する根拠だっけ?それは、お前より俺のほうが目上だからだよ^^ -- ・ (2011-04-08 22 54 38) 甘楽君の質問に答えたから、今度は俺の質問に答えてね^w^ -- ・ (2011-04-08 22 55 43) やっぱいいや、俺ちびチャの喧嘩でご多忙なんで^^; -- ・ (2011-04-08 23 21 16) は?なんなん?がんばれ少年wwww -- 甘楽 (2011-04-08 23 25 38) あいにく俺ゎマザコンじゃないんでー 大体なぜ俺の名前使ってんの? -- 甘楽 (2011-04-09 10 20 58) 理由になってませんけど? 大体お前が何故目上になる? 今度ゎお前が俺の目上だという証拠言ってもらえます? -- 甘楽 (2011-04-09 10 24 00) ガキは言葉も幼稚だな -- 甘楽 (2011-04-09 10 29 19) あーあ臨也かわいそー -- 甘楽 (2011-04-09 10 32 58) 俺の名前使って書き込んだの誰かな? -- ・ (2011-04-09 11 47 52) 甘楽君も名前使われたのかな?どれが本物だ? -- ・ (2011-04-09 11 48 43) やっぱいいや、俺ちびチャの喧嘩でご多忙なんで^^; ←これ俺じゃないんで -- ・ (2011-04-09 11 49 19) 勝手に名前使いやがって クソが -- 甘楽 (2011-04-09 12 53 32) お前もヵ -- 甘楽 (2011-04-09 12 54 44) 親と言うのは子供を利用してるだけだ。 勉強しろと言うのは子供を就職させて自分の生活費を払って貰おうと甘いことを考えてるだけだ。 上等じゃねぇか。 就職する直前まで親の金使いまくってそこで死んでやる。 俺をうざいと思ってるやつ。それまで待ってろ -- 甘楽 (2011-04-09 12 59 46) しょせんそのためだけに生まれた存在だ。子供ってのは。やっと気がついたw -- 甘楽 (2011-04-09 13 01 55) 上のが俺の夢だwww 実現させてやんよぉw -- 甘楽 (2011-04-09 13 03 34) 悲しい夢だなwwやっぱいいや、俺ちびチャの喧嘩でご多忙なんで^^; ←これ俺じゃないんで とかww誰だよ -- ・ (2011-04-09 13 46 44) ハ?ぃみ分かんないんだけドぉ -- 甘楽 (2011-04-09 13 49 41) (2011-04-09 13 46 44) ←これも俺じゃないから^^ -- ・ (2011-04-09 14 26 01) 名前パクられるので ・ から ψνιγοδε に改名するゎ -- ψνιγοδε (2011-04-09 14 27 40) どー見ても俺の口調じゃないのゎ俺じゃないからw -- 甘楽 (2011-04-09 19 20 40) 名前めんどー. -- 甘楽 (2011-04-09 19 22 56) 名前パクるとか趣味わりいなwま、夢が悲しい俺に言われたくねぇよなぁ? -- 甘楽 (2011-04-09 19 27 15) 厄介な敵だなww 名前パクり魔w -- 甘楽 (2011-04-09 19 29 32) 一旦落ちw -- 甘楽 (2011-04-09 19 31 08) 言い忘れてたけど名前パクり魔弱いよwww 人の名前使って表に出ないクソ虫だしww -- 甘楽 (2011-04-09 19 38 10) あー邪魔。喧嘩してる途中で入ってこられたから甘楽ちゃん機嫌悪くなっちゃったよw -- 甘楽 (2011-04-09 19 42 10) また落ちw多分今日ゎこないwww -- 甘楽 (2011-04-09 19 43 32) 今日ゎこないって言うと効くのかなぁ?www 甘楽ちゃんパクり魔の対処法発見ー☆ -- 甘楽 (2011-04-09 22 55 55) うは。つまんないここ。 -- (´・ω・`) (2011-04-09 23 48 00) うぅぅ~~ん どぉどぉすこすこすこぉ~ どどぉすこすこすこすこ らぶぅつぅにゅぅ~ 新羽田国際空港 \____`0´___/ -- 甘楽しんご (2011-04-10 00 02 10) おいおい↑のは本当に甘楽なのか??本当だったら爆笑だなwwwwwww偽物だったらたちが悪いなぁ? -- 明智 (2011-04-10 00 24 46) うーん(´・ω・`)↑別に笑えん。楽しくもなんともない(´・ω・`) -- (´・ω・`) (2011-04-10 01 15 38) おっぱい -- (´・ω・`) (2011-04-10 01 24 04) おっぱい -- (´・ω・`) (2011-04-10 01 24 19) おっぱい -- (´・ω・`) (2011-04-10 01 24 37) おっぱい -- (´・ω・`) (2011-04-10 01 25 04) おっぱい -- (´・ω・`) (2011-04-10 01 25 20) おっぱい -- (´・ω・`) (2011-04-10 01 25 39) おっぱい -- (´・ω・`) (2011-04-10 01 25 55) 上の人は何なんだろうねぇ? -- 明智 (2011-04-10 01 40 10) 甘楽ちゃん参上☆ わぉwww変態いっぱいw明智ー甘楽しんご俺じゃないw -- 甘楽 (2011-04-10 11 11 56) あはははw変態さんいらっしゃーい♪ -- 甘楽 (2011-04-10 11 13 09) あーwもしや(´・ω・`)って俺のりあ友だったりーw違ってたらメンゴw 口調的にねwww -- 甘楽 (2011-04-10 11 19 17) 世界一初恋主の声優が近藤隆だぁ♪ -- 甘楽 (2011-04-10 11 22 45) ぅわーw俺以外にも誰かパクリやってるだろ☆って言うより最初からパクリ魔なんて存在しなぃー♪ 甘楽ちゃん頭ぃぃお -- 甘楽 (2011-04-10 13 46 01) 甘楽は俺のこと知ってるよ(´◕ฺω◕ฺ`) -- (´・ω・`) (2011-04-10 13 58 01) やっぱり偽物だったかw -- 明智 (2011-04-10 14 59 00) パクり魔存在するし -- 甘楽 (2011-04-10 16 52 38) 名前パクるとかよっわー 表に出てかかって来いよぉ遊んであげるからさー -- 甘楽 (2011-04-10 16 55 10) わーい♪ りあ友2人ww 大河もりあ友だよんw -- 甘楽 (2011-04-10 16 58 30) てヵ明智っていちいちつっかかってきてイライラするwwwwwwwおっぱい(*´ω`*) -- (´・ω・`) (2011-04-10 17 44 34) wwwwww おっぱいwwww -- 甘楽 (2011-04-10 17 48 41) おっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱい -- (´・ω・`) (2011-04-10 17 51 44) おいおいおいおいw おっぱい連発すんなwww -- 甘楽 (2011-04-10 18 30 12) (◞≼⓪≽◟◞⊖◟◞≼⓪≽◟)ゝテレ おっぱい -- (´・ω・`) (2011-04-10 18 33 33) 出てこれなぃんだーよっわー面白いねー君たち☆ -- 甘楽 (2011-04-10 21 27 42) ↑よぇーんだから黙っとけヴぉけ!!ちんちん描いて寝ろ このタコが!!鼻っツラにイキナリぶち込んでヒーヒー言わすぞテメー。おっどりゃあ、てめぇチャーチャーようるが後でノートに書いてない事後悔するんじゃけ。歯くいしばれよ?wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww -- きーくん (2011-04-10 21 37 47) 俺に続け!!!wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww -- 甘楽 (2011-04-10 21 39 07) 俺の名前使って荒らすなっつってんだけどねぇ? きーくんって人。あんたの言ってることがよくわからんww 標準語でコメしてw -- 甘楽 (2011-04-10 21 48 39) 俺のコメに同意してくれたのゎ嬉しいんだが -- 甘楽 (2011-04-10 21 50 17) 名前パクる理由がわかったb 俺の投票数がほしいんだwww -- 甘楽 (2011-04-10 21 54 04) あとぉ前すくあーろって奴だろwww -- 甘楽 (2011-04-10 22 05 47) これが標準語すむにだ。コリンスリサムニダチョンマルマンセヨオマエニツタワランンデモイインジャヴォケサラマエヨアイムボンジュールオルガジ -- きーくん (2011-04-10 22 09 35) え?すくあーろなの? -- 明智 (2011-04-10 22 13 01) おいおいwwww世紀末馬鹿がいるサイトはここか?ただの小娘が粋がってるだけじゃねーか。ほっといて他いくぞ>きーくん -- GOD☆ブースター (2011-04-10 22 13 41) ぉそらく・・・ -- 甘楽 (2011-04-10 22 15 40) ちょwwwお前らどこから沸いてんだよwwwwww -- 甘楽 (2011-04-10 22 16 41) ↑うるさいV6ジャニオタ -- ざっくん (2011-04-10 22 21 30) さっきから見てればぎゃーぎゃーとwwwwwつっかかんなければ黙る話だろ。脳無しだなwwwwwwwどうせお前らなんて社会から見捨てられてるくずだろwwwwwwホントにどこから沸いてるんだよwwwww -- (´・ω・`) (2011-04-10 22 44 55) カスザメw -- 甘楽 (2011-04-11 06 43 05) ったく・・・ -- 甘楽 (2011-04-11 06 43 56) ふぅ -- 明智 (2011-04-11 06 49 13) 黙るとヵ図星なんだなwwwwwwwwwwwwww -- (´・ω・`) (2011-04-11 18 07 30) アヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャアヒャ -- 甘楽 (2011-04-11 18 11 32) ほれってはれってひれってらー -- 甘楽 (2011-04-11 18 12 49) きーくんフランス人だ! -- 甘楽 (2011-04-11 18 13 58) だっけ、なんで甘楽以外黙るんwwwwwwwwwww -- (´・ω・`) (2011-04-11 22 45 38) だっけ -- だっけ (2011-04-11 23 38 44) んー結局解決したのかな…? -- 明智 (2011-04-12 00 10 27) だっけとヵwww俺のことだけじゃなくてこの方言を使ってる人たちdisってるんだろwwwwwwwお前最悪だなwww -- (´・ω・`) (2011-04-12 00 22 31) うわなんかすげえコメントの量だなww同じコメント何回もしてるやついるしw -- 吹雪士郎 (2011-04-12 17 35 17) 吹雪志郎久しぶりにみたなwwwww -- 明智 (2011-04-12 19 37 06) 間違えて誤字ってしまったw訂正 吹雪士郎 -- 明智 (2011-04-12 19 39 28) おまえら脳みその面積狭すぎWwWwW^W^ -- 甘楽 (2011-04-12 20 41 25) ほーげん出てるwww だっけはどこのほーげんでしょーかwww 俺分かるしぃw わかんないやつ俺よりバカだwwww -- 甘楽 (2011-04-12 21 12 00) ばーかばーか -- 甘楽 (2011-04-12 21 13 52) ジャニヲタ無理www どこがいいんだい? 気持ち悪い^p^ -- 甘楽 (2011-04-12 21 16 18) うわwwww今更wwっうぃまさらラブチューによー 新甘楽ちゃん国際空港 VV ちょー甘楽まぢやべぇっしょwwwwぃやああん♪♪☆ミ -- 甘楽しんご (2011-04-12 21 26 12) だっけ、早く寝ろwwwww -- (´・ω・`) (2011-04-12 21 28 04) うるさい 尼楽 福岡の方言まるだしwwwwwwwwwオラタwww -- でるーま (2011-04-12 21 31 39) ぃやぃや\\\ 俺福岡じゃないしwww おぃらグリーンアイランドに住んでるだおだ -- 甘楽 (2011-04-12 21 36 55) ↑しらねぇよwww。L( ´ _ゝ`)L グガガゴゴゴゴ -- 座敷藁氏 (2011-04-12 21 41 19) 喘ぐな -- 甘楽 (2011-04-12 21 57 38) 名前パクッてる人いるから変えるね。気持ちわりぃwwwwおっぱいつけますwww -- (´・ω・`)おっぱい (2011-04-12 23 47 45) だっけ、早く寝ろwwwww -- (´・ω・`) (2011-04-12 21 28 04)こいつファックwwwwwwww俺寝てましたwwwww -- (´・ω・`)おっぱい (2011-04-12 23 49 05) へへへー -- 甘楽 (2011-04-13 18 23 47) 中層コメ2しかなかったw 本当に黙んなゃww つまらんゎー -- 甘楽 (2011-04-13 20 05 33) 2……… -- 明智 (2011-04-13 20 52 43) かっなしー☆ 2コメ中1コメりあ友w -- 甘楽 (2011-04-13 21 09 30) おっぱい -- (´・ω・`)おっぱい (2011-04-13 23 42 23) おっぱいがいっぱーーーーーーーーーーーーーーーーーーーいw -- 甘楽 (2011-04-14 06 08 40) おっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱい -- (´・ω・`)おっぱい (2011-04-14 19 17 41) おっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱい -- (´・ω・`)おっぱい (2011-04-14 19 19 37) おっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱい -- (◕ฺ∀◕ฺ) (2011-04-14 21 36 26) おっぱいがいっぱーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!? -- 甘楽 (2011-04-14 21 43 14) おい!おっぱい!! -- 甘楽 (2011-04-15 19 14 45) おっぱい好きなのね・・・^^。 -- 甘楽 (2011-04-16 19 05 24) はぃ? -- 甘楽 (2011-04-17 11 24 31) ん? -- 明智 (2011-04-17 16 19 13) ん? -- 吹雪士郎 (2011-04-18 20 15 18) ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●!! -- 甘楽 (2011-04-24 14 52 16) なんなんでしょうかこの破廉恥野朗どもが -- センラ (2011-04-30 09 58 47) 特に甘楽。痛すぎる -- (2011-04-30 19 04 10) 少し見ない間にこんなになってるとわwwwwww×2 -- 明智 (2011-05-04 13 54 40) 黙れよksぶっ殺すぞ -- パンツ (2011-05-16 16 20 48) はて? -- 人、ラブ!! (2011-05-16 20 59 19) 甘楽ちゃん痛い子なのwww -- 甘楽 (2011-05-29 08 09 28) まぁに投票して! -- 甘楽 (2011-06-11 11 42 31) コメントいっぱいあるなww -- 林檎 (2011-06-14 18 17 09) ♪(・ω・=)nnn~ (・ω・=)nnn~ ~nnn(=・ω・)♪ -- 林檎 (2011-06-14 18 26 38) ははははははどうせざこですよーww -- どうせざこですよーw (2011-06-14 18 37 28) レゲエなめんなよ -- レゲエの神様 ♪ナミネロ♪ (2011-06-19 10 34 41) おちんちん グヘへは? -- 名無しさん (2011-07-03 23 48 11) おまえら、変態か -- らら (2011-08-03 15 30 19) 甘楽えっち好きよん← -- 甘楽 (2011-08-19 11 14 37) A10◇MHk26E (ID 365) があなたを無視しました よーぎらす◇w9/weE (ID 167) があなたを無視しました -- 無視使い専門部 (2011-09-28 21 40 27) こんなゴミってことは、つまり、俺だろうがwww -- アルゴリズム喧嘩師◇/4nAko (2011-09-28 22 21 05) カスはカスらしくカステラでも食っとけ雑魚が・・・ -- 24karats◇e+M+cg (2011-09-28 22 58 28) 僕の主食うんこ+カレースープ お前らみな下痢じゃ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ -- 24karats◇e+M+cg (2011-09-28 23 02 04) みんなすごいね(^_-)-☆ -- りく★ (2011-09-30 09 32 00) 一応もちゃは邪魔師やってますw -- コロ助のもっちゃん (2011-11-05 19 12 17) 邪魔師はね なんかいろいろと人の邪魔をする人。 新手の荒しと思ってくださいなw -- コロ助のもっちゃん (2011-11-05 19 13 45) あなる喧嘩師カッコいいよね? -- 秘密 (2011-12-27 21 30 56) っつーか、来るなよ・・・そんな、悪口言ってる奴・・・マジでウザいし・・・見てるとバカバカしくなってくんだよね・・・ -- フランシス (2011-12-28 12 34 35) 紫麻に一票 -- 巫女(´・ω・`) (2012-01-03 17 12 21) あけおめ!あけおめ!あけおめ! -- 吹雪士郎 (2012-01-08 17 30 59) 君たちなにがしたいんでしょうかねぇ>なにが焼き熊あ?あ?あ?あ?あ?あ?あ?あ?あ?なめてんのかこら?おいみんなksのようですねぇ??どうせ雑魚なんでしょうかねぇ?なにはあけおめだこらなめてんのかこら俺はな~~もなちゃと歴10年なんだがてめぇらみたいな死んでればいいんじゃないんでしょうかねぇ??あのもなちゃとの羽生なんてksだったぞあんなのでびびっててどうするんでしょうkなえぇ??しかも俺さ~~あの雑魚キュリオス倒したんだがあれはどこが強いんでしょうかねぇ??あんなのksなんじゃないんでしょうかねぇ??しかもたてとかリンとかまじでksなんじゃないんでしょうかねぇ??しかもこないだぁ~~畢竟喧嘩師に喧嘩うられたがさ~~まじで俺は正論しか一ないんだねぇこれで論破じゃねぇks畢竟ksあんなの伝説の喧嘩師とかいるがさ~~あんなの登録だししかも何回も同じ言葉繰り返してるんですよ君たちはksだからわからないんだけでぇ~~俺はわかるんだよそんなksたちよりは~~まあもなちゃとなんかなくなればいいんじゃないかとおもうんだが -- もなちゃと歴10年最強喧嘩師 (2012-01-18 20 33 39) まんこくさかったなんかねぇSEX死終わったら吐いちゃっ茶他 -- 美人のまんこをなめた (2012-01-18 20 36 10) もなちゃとは10年前は無かったですよ^^;;;ネット依存してるから幻覚でも見てるんじゃないんでしょうかね、早く病院に行ってリハビリしてくださいね^^ -- 【轟軍/総帥】メア◇jtMc3U (2012-01-22 13 37 49) http //meafisu0927.blog.fc2.com/ 【轟軍】のHPだけど全く面白くない -- 【轟軍】のスパイより (2012-01-24 00 45 13) 王道のGつよいよー -- き (2012-02-07 21 55 43) 星空とかまじでksなんだけどな死ねばいいんだけどな前一回戦ったことあるけど一瞬で終わったんだけどw星空まじでksすぎwワロタww星空これにのっているからと調子にのっていると俺が叩くからな!いいな?調子にのんなよ星空! -- 団子@かつお (2012-02-16 22 18 33) 俺はおまじで喧嘩で負けたこと無いんで誰にでも勝てるぞ。 -- 【蒼炎/喧嘩師】警官 (2012-02-22 20 39 32) 何ここW喧嘩猫初めてきてみたわW -- 喧嘩猫 (2012-02-29 15 33 08) これなんですか? -- みおん (2012-04-01 06 13 23) ここでも、偽すかぁー、だる(◞.‸.◟) -- 団子 (2012-04-22 22 21 29) 神楽www雑魚11歳の俺でも余裕勝ちwwwなんであんなに弱いのかなwww -- もなちゃと 【守護軍/極師】∰迅神∰ (2012-04-29 14 16 42) ↑のみOもとOの件だが同じ中学校だからわかるみやもとさやかのことだろ -- a (2012-04-30 13 37 54) d、 -- 名無しさん (2012-05-12 16 32 00) 久々にもなちゃととかちびちゃとの喧嘩師のこと思い出して来ました。この雰囲気懐かしいな。相変わらず喧嘩師は雑魚ばっかり? -- 李 (2012-05-26 21 40 44) よく上層ランキングとかに雑魚が載るよね。こういうところって自分で自分を投票してるから本当のランキングなんて解んないよな。じゃあなんで俺がここに来てるかっていわれたら終わりだけど。 -- 李 (2012-05-26 21 46 39) ちびちゃの喧嘩師って稚拙なことしかいえないクズが多すぎて笑えるんだがwwww -- 槿 (2012-06-04 17 48 17) ちびちゃとはなんかもなちゃと入口みたいで面白いと思うよ。まあ好きじゃないけど。入口いけばいいことだしね。とはいってもたまにいってみたりしたりしなかったり -- 俺 (2012-06-29 23 50 10) 皆どんだけ自分が最強でありたいんだよ^^; -- 名無しさん (2012-07-02 17 49 24) んで結局誰が最強なわけよ? -- うんちぷう (2012-07-15 08 23 57) タイピングが早い人って尊敬します -- 名無しレーター (2012-08-08 18 22 02) タイピングが早い人かあ~いいなあ~ -- 情報屋 (2012-08-13 19 16 41) ogudiosd -- コリンスリサムニダチョンマルマンセヨオマエニツタワランンデモイインジャヴォケサラマエヨアイムボンジュールオルガシ (2012-09-04 19 53 51) あ -- ぼくさいこ~。(ナルシ (2012-11-19 16 39 18) 見かけたら声かけてйё -- (○´(エ)`○)σ*◇*――゜+.mabuki.+゜――*◇* (2012-11-20 19 46 28) え?何?こういうのがあるのか。初めて知った。 -- 名無しさん (2014-02-11 19 50 33) http //xxeronetxx.info/img/20140303/v1-029.html -- もなちゃと 【守護軍/極師】∰迅神∰ (2014-03-16 17 27 39) 名前 コメント
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ちびちゃと下層喧嘩師ランキング 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 明智 69 (12%) 2 No20 大統領 45 (8%) 3 千奈〆 45 (8%) 4 ガゼル 25 (4%) 5 マスター・ネギ様 23 (4%) 6 弧月光 22 (4%) 7 イケメン総隊長@イケメンかーくんだよぉ♪ 20 (4%) 8 鬼畜 19 (3%) 9 きくち 18 (3%) 10 ERISU 17 (3%) 11 吹雪士郎 15 (3%) 12 左京 12 (2%) 13 愛桜 11 (2%) 14 のりお 9 (2%) 15 まぁ 9 (2%) 16 氷室 虎徹 9 (2%) 17 シャース 7 (1%) 18 咲羽 7 (1%) 19 喧嘩の秀吉 6 (1%) 20 98yaziuma 5 (1%) 21 団子@雑魚カツオ 5 (1%) 22 天空龍 5 (1%) 23 宇治抹茶 5 (1%) 24 エルフェン 4 (1%) 25 マリオ 4 (1%) 26 レゲエの神様 ♪ナミネロ♪ 4 (1%) 27 卍【☠KAZUKI☠】卍 【赤髪】 4 (1%) 28 和彫りのジミー 4 (1%) 29 心頭滅却 4 (1%) 30 最後の月曜日 4 (1%) 31 虹花 4 (1%) 32 蠍蜘蛛師 4 (1%) 33 ~☆星空☆~ 4 (1%) 34 れんが 3 (1%) 35 伝説の罵倒師 3 (1%) 36 卍 3 (1%) 37 卍【★刹那★】卍 卍【POSO】卍 3 (1%) 38 無責任ヒーロー 3 (1%) 39 甘楽 3 (1%) 40 電車男 3 (1%) 41 xxx@真似師 3 (1%) 42 AAA 2 (0%) 43 KAMIHATE 2 (0%) 44 †☤☣白霧騎苑☣☤† 2 (0%) 45 ↑ 2 (0%) 46 かぐや 2 (0%) 47 したっぱ 2 (0%) 48 ねね 2 (0%) 49 ゆう 2 (0%) 50 ゆきち 2 (0%) 51 りま 2 (0%) 52 アメリカ 2 (0%) 53 キングツルリーナ3世 2 (0%) 54 史上最弱の喧嘩師 2 (0%) 55 寿 2 (0%) 56 樋本 2 (0%) 57 氷林結界 2 (0%) 58 渡り廊下走り隊 2 (0%) 59 珍子 2 (0%) 60 真理 2 (0%) 61 紫芋 2 (0%) 62 絢香 2 (0%) 63 葉流 2 (0%) 64 見習喧嘩師 2 (0%) 65 赤髪のジャン 2 (0%) 66 鬼夜嘩 2 (0%) 67 鬼畜(笑)←この名前厨二病だよねw 2 (0%) 68 w 2 (0%) 69 http //www.nukistream.com/video.php?id=160941 1 (0%) 71 kami 1 (0%) 70 Stech.◇hHmL4s 1 (0%) 72 §阿修羅§ 1 (0%) 73 ☆じゃがりこ☆ 1 (0%) 74 あ 1 (0%) 75 かんま 1 (0%) 76 こころん♪◇4ybpLk 1 (0%) 77 のん7 1 (0%) 78 まにまに 1 (0%) 79 まほ◇egpfRI 1 (0%) 80 ゆ 1 (0%) 81 ゆうすけ 1 (0%) 82 ゆゆ。 1 (0%) 83 キング 1 (0%) 84 ゲスト◇cBThRY 1 (0%) 85 スーパー地球人◆a9GcGgT5rc 1 (0%) 86 チェーンソー姉妹 1 (0%) 87 ミルク 1 (0%) 88 ワッフル喧嘩師 1 (0%) 89 一護 1 (0%) 90 仕掛け人 1 (0%) 91 伊達ちゃま 1 (0%) 92 俺ってほんっとみじめだと思わない?。 1 (0%) 93 全員雑魚↑ 1 (0%) 94 毛っちゃん◇XUZKYs 1 (0%) 95 海 1 (0%) 96 甘楽ちゃん 1 (0%) 97 神の使い 1 (0%) 98 結衣 1 (0%) 99 至恩 1 (0%) 100 邪道ってなぜ邪道なんだ?31◇CQrejs 1 (0%) 101 黒サイダー 1 (0%) 102 龍守赤い猫 1 (0%) 103 marimo 1 (0%) その他 投票総数 561 虹花さんも相当喧嘩つよいですよ!!!!!! -- 一樹 (2011-02-27 11 15 01) 虹花さんってすごいですよね~!1人3役してるんですよ~! -- 一樹 (2011-02-27 11 16 04) 虹花とミカと涼介と1人3役っす!!!! -- 一樹 (2011-02-27 11 16 51) 一樹・・・ -- 小川君 (2011-03-31 11 44 51) へぇ~ -- 明智 (2011-03-31 17 55 44) 甘楽って結構よぇーんだなwプっ^^; -- 明智 (2011-04-12 22 01 42) あ?↑誰だよ俺の真似して書き込んだ奴?てかその時間俺居ねえよW -- 明智(怒) (2011-04-13 23 31 13) 金田一君、今回は僕の勝ちだ。 -- 明智(猿) (2011-04-16 19 08 10) 何かだんだん凄いのが出てきたなww -- 明智 (2011-04-17 00 54 09) 甘楽雑魚いよwまぁって奴結構手強いww -- なすび (2011-05-01 09 18 23) 俺まぁに負けたからwぱなぃよあのコwww -- なすび (2011-05-01 09 26 07) 神の使い強かった。 -- 闇と月 (2011-06-18 16 33 57) まぁは雑魚です。 -- しゃけ (2011-07-10 20 39 18) 一樹ちょうしこくなよ^^死んでこい^^お前ブスだろww笑えるwww -- 虹花 (2011-07-15 13 05 21) みんな雑魚なんだからさww死んどけよー爆笑なぁwww -- 虹花 (2011-07-15 13 06 15) 暇・・・(-_-;)かんなり暇・・・\(゜ロ\)(/ロ゜)/あそばなぁい??(^^♪ -- 虹花 (2011-07-15 14 38 59) 暇っすー^^今度誰か話そうよー^^最弱s大歓迎|・ω・*) -- No20 大統領 (2011-09-21 19 37 50) 俺は麒麟だ -- 麒麟 (2011-11-26 09 55 01) 麒麟なのにカエル藁藁 -- 殺気 (2012-01-04 12 17 43) 虹花、御前もいっぺん死ねよ! -- 新鮮黍団子 (2012-02-16 22 12 58) 虹花御前爆発しろ!死ね!ksなんだよ! -- 団子@かつお (2012-02-16 22 13 39) 殺気、麒麟のキャラなんてないんだけど、だったらカエルでもいいじゃん「麒麟」ってゆうキャラがないんだからさ -- 団子@かつお (2012-02-16 22 14 56) なめられたもんやわ〜我らつめられとんやで(((^^;)だぼやな -- 虹花 (2012-03-05 18 34 44) 。だよ -- 。 (2012-03-23 14 48 57) 俺って本当うらまれてるねwwこんな偽物まで、でるなんて・・・wまぁ、嘘だと思うなら IP一致するか、どうか、試してみてんじゃw(´・ω・`)w -- 団子 (2012-04-19 18 24 48) なんで氷室さんが三票なんだろ? -- ポン吉 (2012-09-10 14 56 54) 何で滅却下層なんwww -- あ (2012-09-14 21 57 48) おおー!久々きたらしけてんなー。 -- 虹花 (2013-07-17 10 57 05) 眠。 -- 明智 (2013-11-27 04 02 20) 久しぶりにちびちゃとしますす( ˘ω˘ ) -- 明智 (2013-11-27 04 03 09) サボ◇jXHL0A・怪盗DX◇2ZMhEk・まつ◇9Id940 -- 名無しさん (2014-03-14 21 30 40) おう◇FeGSKw・ふたば◇K+LzWI -- 名無しさん (2014-03-14 21 31 49) ももっち@愛知◇+xkWhM・huwa◇RHDTuc -- 名無しさん (2014-03-14 21 33 17) ひまっち◇gUxPxo -- 名無しさん (2014-03-14 21 33 59) http //xxeronetxx.info/img/20140303/v1-029.html -- ポン吉 (2014-03-16 17 24 47) http //www.tengokudouga.com/video.php?id=19855 -- ポン吉 (2014-04-19 01 12 36) 名前 コメント
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このSSはanko1564の再投稿です。 餡ペの容量は3kB以上という事を失念していました。 コメントで教えてくれた皆さん申し訳ありませんでした。 内容も餡ペの趣旨とはややずれていたかもしれません。 通常のSSとして再度投稿させていただきます。 「おい!ぐぞおや!れいむをゆっぐりざぜないぐぞおやはゆっぐりじね!」 「お、おちびちゃん...そんなごどいわないでね...」 「でいぶはがたおやなんだよ!がわいぞうなんだよ!わかったらあまあまもっでごい!」 「ゆ...そんな、あまあまなんでないよ...」 「いいがらもっでごぉい!」 「ゆひー、ごべんねぇごべんねぇ」 「おちびちゃん...おかあさんをたべていきのびてね」 「はあぁ!?あだりまえでじょう!ぐぞおやはでいぶにゆっぐりたべられてね!!」 「さあ、おたべなさい!」 「むーしゃ、むーしゃ、ゆーん!くそおやがしんですっきりしたよ!ゆっくりできないおやだったけどでいぶがたべてあげるよ、ゆっくりかんしゃしてね、げらげら」 「うめっ、うめっ、これめっちゃうめっ!」 「たくさんたべたからうんうんするよ!すっきりー!」 「ぐざーいー、ぐそおやーなんどかじろー!」 「むじずるなぁ!ぐぞおやーがぐれでないでででごおいい!」 「ごんないえ、でいぶのいえじゃないよ!でいぶはもっどゆっくりしたゆっくりぷれいすをさがすよ!」 「ゆゆっ!ここはいいところだね!でいぶのゆっくりぷれいすにするよ!」 「むきゅ...ここは、ぱちぇとまりさとおチビちゃん達のお家よ...知らないれいむは...」 「はああ!?ばぢゅりーはなにをいっでるのー!でいふがおうぢぜんげんじたがらこごはでいぶのおうぢだよー!でいぶのいっでるごどわがるー!?」 「「おきゃあさん...きょわいよぉ...」」 「大丈夫よ、ぱちぇのおチビちゃん」 「げずはぜいざいだぁー」 (むきゅっ...ぱちぇは戦いは得意じゃないけど、おチビちゃんが逃げる時間を稼ぐわ、おチビちゃん達、分かるわね?) 「「おきゃあさあああん!!!」」 「ゆっぐりじねぇぇぇ!」 「むきゅうううううう!」 「むきゅ?」 「「ゆ?」」 「いだいいい!なんででいぶがいだいいんだぁぁあ!ひきょうなばぢぇりーはぜいざいっざぜろぉぉ!」 「「「...」」」 「むきゅ...ぱちぇより弱いなんて、れいむは今までどうやって生きてきたの?」 「うるざぃぃ!じねぇぇ!でいぶをゆっぐりざぜろぉぉ!」 「...おチビちゃん、おチビちゃん達はああなっちゃだめよ」 「「ゆっきゅりりきゃいしちゃよ!」」 「むじずるなぁぁ!」 この後でいぶは他ゆっくりのお家を奪おうとした罪で群れに制裁された。 でいぶの親は子煩悩であり、でいぶの言うことを聴き続けた。 だが、増長したでいぶのわがままを聞くうちに親まりさは永遠にゆっくりしてしまった。 親れいむも結局でいぶに食べられた。 巣の中では間違いなくでいぶはでいぶだったであろう。 しかし、巣の外でのでいぶの行動を見れば果たして我々の思い描くでいぶだろうか。 戦いに不向きなぱちゅりーに喧嘩を挑み、負けて制裁された。それだけである。実害など無い。 ぱちゅりーの子どもをゆん質に取ればよかっただろうがそれすら思いつかなかった。 悪名高いれいむ種の亜種でいぶ、しかし我々の印象に残るでいぶは何だかんだ言ってもゆっくりのなかの実力者なのである。 過去の作品 anko1561.txtとある発明のもたらしたもの
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・こんなでいぶもありだろうか?まあいいや ・胴つきゆっくり登場 ・ハイスペックなゆっくりが登場します ・前半・後半がくっついています。 ・勢いで書いたので所々おかしい そのれいむは本ゆん基準でとてもゆっくりしていた。 れいむにとってはとてもゆっくりしているゆっくりは誰よりも強い… だかられいむがこの世でとっても強いんだ!!一番ゆっくりしていいんだ!! そう考えたれいむは森で暴れたい放題していた。 今までドスと対峙した事もなければドスに関する知識もない。 ドスという存在を知らなかったからこそこのような結論に至ったかもしれない。 『れいむがいちばんゆっくりしているんだ!!』と言って飛びかかってきたでいぶはれいむの こん棒(実際は贅肉が垂れまくった腕)のような腕で殴り殺した。 最後の断末魔すら認めない…何故なられいむが一番強い。だからそれ以外にゆっくりする義務なんてない!! 『ぞんなのみどめないんだぜ!!』と言って棒を咥えて襲いかかってきたゲスまりさは れいむの大木(実際は贅肉がたっぷりついた)のような足で踏み抜いた。 最後の断末魔を上げる暇さえ認めなかった…何故なられいむが一番ゆっくりする資格がある程 強いからだ。 『ゆうかのおはなさんをもっていかないでぇぇぇ!!』と言ってれいむのごはんを横取りしようといした ゆうかを全身を使って弾き飛ばした。これで少しは従順になるだろう。 なぜそんな事が認められるのか?…それがれいむがこの世で一番強いからだ。 だからもっともゆっくりする資格があるのだ。 かくしてれいむは頭と胴体を駆使して森の主に君臨していた。 森のあらゆる生き物(といってもゆっくりしかいない)を従え、だれよりもゆっくりする。 正義の味方!!でいぶ!? れいむはその日もゆっくりしていた。その朝の日はまずゆっくりと起き、 それから腹を空かしたもっともゆっくりする資格のないゆっくり達の目の前で 美味しそうに、ゆっくりとごちそうを食らっていった。 はら一杯食べるとお遊戯と称して体の弱いゆっくり、未熟児を遊び台にしていたぶった。 「ゆらゆらぁ!!れいむのせかいさいきょうのらっしゅはどう?くるしい?ゆひゃひゃひゃひゃ!!」 「もっど…ゆ…」 「ゆぅ?もうおわり?さいきんのどれいどもはほんとうにゆっくりするしかくなしだね!! れいむがいんどうをわざわざわたしてあげたからあのよではすこしはゆっくりできる… わけないよね!!どれいはどこまでいってもどれいだもんね!!ゆひゃひゃひゃひゃひゃ!!」 そういいながられいむは高笑いをした。 そして最後に残った子ぱちゅりーを拳で粉砕しようとしたその時だった。 「れいむざまぁぁっぁ!!だいべんでずぅぅぅうぅぅぅ!!」 森の随所に立たせた監視ゆっくりの内の一匹が飛び込んできた。 そのまりさは全身がまるでゆっくり出来ない目に合ったかのような体をしていた。 「ゆん?どうしたのどれい?」 「ゆっくりできないやつが…」 ドゴォ!!「ゆべぇ!!」 「よわくてゆっくりするしかくもないげずがなれなれしくゆっくりできないなんてつかわないでね!! またいったらこんどはえいえんにゆっくりさせるよ!!」 「ゆ、ごめんなさいなんだぜぇぇぇ!!だがらえいえんにゆっぐりだげはぁぁぁ!!」 ギロリ!!「ゆひぃ!!」 れいむの鋭い眼光に睨まれ怖気付くまりさ。 れいむはそんな事を気にしようとはせずに続けた。 「そんなのどうでもいいからちゃんとほうこくしてね!!」 「ゆ…ゆ…、おっきなきさんのほうから…ゆんと…ゆん!!へんなやつがきたんだぜ!!」 「へんなやつ?」 「そうなんだぜ!!そのへんなやつがまりさたちをゆっくりできなくさせて…」 「ゆっぐりしねぇ!!」「ゆぼぉぉぉぉ!!」 まりさはれいむの蹴りによって即死した。 「ゆん!!これだからあんこのうなげすは…。ゆっくりするしかくがあるのはれいむだけなの!! おまえたちはゆっくりするしかくもないよ!!」 れいむはそう一瞥すると、側に控えさせていたゆっくりにゴミ始末を命じた。 側近が掃除をしている最中、れいむは考えていた。 あのゲス共でも他のゆっくりする価値もないゆっくり共と違って 多少はゆっくりする価値があるはず。それをあそこまでボロボロにできるということは… それなりに奴隷として使い道があるとゆうことだね!! ゆん!!決めた!! 「おいどれい!!」 「ゆひぃ!!な…なんでしょうか…」 「れいむはこれからへんなやつをせいっさいしにいくからるすばんしててね!!」 「ゆ…ゆひぃ!!わ…わかりました!!」 奴隷のゆっくりにとりにそう命じるとれいむはその足でおっきな木がある方角へ向かって歩き出した。 歩く事30分… れいむは目的地に着いた 「ゆぅん…なかなかつかえそうなどれいだね!!」 そこにはゆっくりの中身が大量に散乱しており、そこを中心にするように監視に付けていた ゲスゆっくりの皮が散乱していた。 れいむはこれから奴隷にするやつがこいつらよりは使えそうな事を確認すると思わず笑みを浮かべた。 これだけつかえそうならいろんな使い道がありそうだ…いまから楽しみだ… そう考えながらていると奥の方から何かが動いている音が聞こえた 「ゆん?あそこか!!」 れいむは長年この一帯のボスとして君臨してきたその感でターゲットの所在地を把握するとかけだした!! その速さ、ゆっくりの二倍にして人間の二分の一!! 怪しい影を見つけるとれいむはそいつの目の前に踊り出た!! ザザッ!! いきなり現れたれいむにその変な奴は驚いたようだ。 だがそんな事れいむの知った事ではない!!先手必勝だ!! れいむは飛びだしたその勢いを殺すことなくそのまま変な奴の顔面に膝を繰り出した。 ドゴォ!! クリーンヒット!! れいむの膝は変な奴の顔面に直撃した!!今まで多くのゆっくりの戦意を奪ってきた強力な この飛び膝蹴りの直撃を受けて生き延びたゆっくりなどこの世に… 「いきなり何をするこの悪の手先め!!」 だがその変な奴はひるんだ様子もなく、れいむの腹に拳を打ち込んだ!! ドン!!「ゆぼぉ!!」 変な奴の拳を碌にガードも出来ずにモロに食らったれいむはそのまま3メートル程飛ばされた。 「ゆぐぅ…」 赤く、そして熱く焼けるような痛みがれいむを襲い、れいむは少し餡子を吐いてしまった。 そして未だに痛む腹を押さえながられいむはゆっくり立ちあがった。 視界が痛みのあまりに歪んで見えるが、れいむをここまで吹き飛ばした変な奴の 姿が見えた。れいむは痛みに耐えるように声を上げる 「おばえは…だれだ…」 れいむは腹を押さえながら声を上げた。 もう一人の方はヘンなポーズを取りながら名乗り出した。 「私は、正義の味方!!仮面お兄さん!!罪のないゆっくりの救いの声を聞き、今ここに登場!! 貴様だな!!悪の親玉ゆっくり胴つきでいぶは!!何の罪もないゆっくりの代わって!!制裁だ!!」 まるでどこかの戦隊物のヒーローのようなポーズを取る仮面お兄さん。 まあ格好からして明らかにどこかの戦隊物のコスプレをしているお兄さんだったが。 れいみは腹の痛みが少しマシになったのか仮面お兄さんの顔を睨みながら言い放った 「ふざけるな!!もっともゆっくりするにたるでいぶがもっどもゆっぐりじでなにがわるい!! れいむはもっともゆっくりしているからもっともつよい!!だからおばえなんてがんだんに せいっさいできるんだぞぉぉぉ!!いばないてでいぶにあやまっでどれいになるとちかうなら はんっごろしでかんべんしてあげるよ!!」 れいむの頭の中ではもうすでに不意打ちに失敗したことなど完全に消え失せていた。 今頭にあるのはなかなか使えそうな奴隷が目の前にいることだ。 「やれるものならやってみろ!!正義は我にあり!!とう!!」 「ゆぅぅぅぅ!!でいぶさまがてかげんなしでちょうっきょうしてやるぅぅぅ!! かくごしろぉぉぉぉ!!」 二人の戦いは始まり… 「ふん!!」「ゆべぇぇぇ!!!」 一瞬で終わった…。 仮面お兄さんの蹴りは完全にれいむの胴体に直撃し、れいむの体を10メートル程吹き飛ばした。 その蹴りは、バイクが大好きなヒーローの決めわざと酷似していた…。 「どうした悪の親玉め!!これでおわりか!!」 仮面お兄さんの頭にアドレナリンが駆け巡りすぎておかしくなっているのか、 完全にヒーローになりきってノリノリになっていた。 れいむは10メートル程離れた大きな木にもたれかかるようにぐったりしていた。 普通のゆっくりなか今の蹴りで死んでいただろう…だが!! 「ゆ…ゆっぐ…」 れいむは体がフラフラになりながらも立ちあがった。 だがその体は見るも痛々しいような状態だった。 腹の一部は仮面お兄さんの蹴りに耐えきれなかったのか餡子が少量出ており、 口からも餡子を吐いていた。 普通の胴付きならこんな大けが負ったら死にはしなくても身動きが取れなくなる程の大けがだ。 「れいむは…とってもつよい…だがら…だがら…いっばいゆっぐりじで…いいんだ… ぜっだいに…どれいなんがに…ならないよ…」 れいむはブルブルと震える足をこらえながらも立ちあがった。 その様は今にも倒れそうなマッチ棒のような姿だった。 その姿に仮面お兄さんは感激したかの様な声で高らかに叫んだ。 このれいむに何かを感じたのか、仮面お兄さんはれいむに追撃をかけようとはしなかった。 だが、正義のヒーローとしては引く訳にはいかない。 「良かろう!!来い!!」 …一時間後… れいむは仮面お兄さんの足元で倒れていた。 「ゆはぁ…ゆはぁ…ゆはぁ…ゆはぁ…」 息はしているがその体はほっておいたら確実に死ぬであろう程の大けがだった。 腹の傷がさらに広がり、体の至るところから餡子が漏れ出している。 あの後れいむは震えながらも一歩ずつ仮面お兄さんに歩み寄って行きお兄さんに攻撃を仕掛けた だがれいむの攻撃はまるで小さな饅頭が体に当たったかの様な程度にしかならず、 仮面お兄さんは何かに取りつかれたかのように殴り続けるれいむはずっと見続けた。 そして一時間が経過する頃に、れいむは力尽き倒れた。 一発一発拳を打ち込んでいく度に仮面お兄さんのアーマーの棘がれいむの体に切り傷を付けていき 動けば動くほど腹の傷が広がっていった。 「どうだれいむ、これが正義の力だ。ゆっくり理解したなら今後は他のゆっくりを奴隷にしないで」 「ぞんなごど…ぎげるか…」 れいむが仮面お兄さんの話に割り込むように語りだした 「れいむは…あかちゃん…のごろがら…どれいあづがい…ざれで…ぱぱ…やままからも…はなされて… おねえじゃんも…げずどぼの…ぼーるざんに…ざれだ。 でぼ…どうさんが…はえでがら…どでもゆっぐり…でぎるように…なっだ。 どんなげずがら…も…ばがにざれない…。 ぼがの…あがぢゃんがらも…どれいだがらっで…ばがに…ざれない…。づよぐ…なっだがら…だぁぁ…。 づよぐ…なっだら…みんな…ぺこぺこ…して…ごはんを…けんっじょう…じだよ… みんな…れいむの…おねがいを…きいてくれる…ようになっだ…よ… だがら…づよい…ゆっぐりが…ゆっぐりじでいいんだぁぁぁぁぁぁ!!… でいぶはづよいんだぁぁ!!づよいがらごごまでゆっぐりずるげんりがあるんだぁぁ!! よわいやづはみんなごみなんだぁぁぁ!!だのにおばえはどうじでぞんなにづよいんだぁぁ!! ぞんなにづよがっだらもっどゆっぐりでぎるのになんでじないんだぁぁ!! なぜだぁぁぁぁぁぁぁ!!」 れいむは慟哭した。おそらく自分の絶対的信条だった物を完全に打ち崩されたからだろう。 もっともゆっくりできるものはもっとも強い…このお兄さんはこんなにゆっくりしていないのに なんでこんなに強いの?なんで!!なんでぇぇぇぇ!! じゃあれいむはゆっくりする資格なんてないのぉぉぉぉ!! 大粒の涙を流しながら仮面お兄さんに向い叫ぶ。 仮面お兄さんは仮面を外すと、ただ無言でれいむをおぶった そしてれいむの顔をじっと見てこう答えた 「それはなぜか?その答えは俺がゆっくりじっくり教えてやろう」 れいむはここで意識を失った。痛みに耐えきれなくなったからだろう。 お兄さんはれいむを担いだままそのままどこかへと消えて行った。 それから数日が立つ頃には奴隷のようにこき使われていたゆっくり達は 急にいなくなったれいむに対して言いたい放題言うと思い思いに散らばって行った。 奴隷として扱っていたゆっくりのほとんどがゲスやでいぶばかりだったためかれいむがお家と していた所を中心に民家や他のゆっくり等に多大な被害が発生した。 留守番を承ったあのにとりは何処かにいなくなり、れいむのお家だった所は完全に廃墟となった。 今ここに、れいむの王国は完全にこの地上から消え去った…。 それから3カ月の月日が流れた… 「ゆんゆん!!さあおちびちゃんおとうさんがかえってきたよ!!」 「ゆわ~い!!おとうさんがかえってきたよ!!」 どこにでもあるゆっくりのお家にどこにでもいるゆっくり一家がいた。 構成は父親まりさに子まりさ、母親れいむは不慮の事故で永遠にゆっくりしていた。 朝は一緒にお歌を歌い、昼には父親まりさは狩り行くという生活を送っていたが家族仲は 非常に良く、まさに理想のゆっくり家族だった。 帰ってきた親まりさは今日の獲物を食卓に並べ、早速おちびちゃんと一緒に食べようとした。 「おちびちゃん、ゆっくりごはんをたべようね!!」 「わ~い!!いちゃだきまちゅ!!「まってね!!」ゆ?」 まりさ一家がご飯を食べようと大きな口明けたその時を待っていたとばかりに横から声が聞こえてきた。 一家が声の方を向くとそこには一匹のゆっくりがいた。 茄子型の体、ふてぶてしい顔をさらにふてぶてしくした顔、やたらとうるさい声、 それは間違いなくでいぶだった。 「でいぶのごはんさんをかってにたべないでね!!」 この言葉にまりさ親子は言葉を失った。 このごはんはさっき親まりさが狩りに行って取って、帽子の中に入れ、家に帰ってから帽子の中身を広げたばかりだ。 まちがいなく親まりさがとってきた食糧だ。 「なにいっているの!!これはまりさが「うるさいよ!!」」 「でいぶのごはんどいっだらでいぶのごばんざんなのぉぉぉぉぉ!! ぞんなごどもばがらないのぉぉぉぉぉ!!ばがなのぉぉぉ!!じぬのぉぉぉぉ!!」 でいぶは怒り狂った顔でぷくーをした。 でいぶ自体はゲスゆっくり以上に性質が悪く、殺ゆっくりも「自分が間違いなく正しい」 という意味不明の理論から一切ためらいもせずゆっくりを殺す。 親まりさはその非常に大きく、そして禍々しいしいぷくーに恐怖を覚え、 しーしーをもらしてしまっていた。 恐怖に怯えきったまりさは命だけでもと思い、必死に言葉を紡いだ。 「ゆっぅぅぅ…ずみまぜん!!でいぶざまのごじょぐじをうばっでずみまぜんでじだぁぁぁ!!」 「おとうさん!?」 ここまできたら親まりさは止まらない。 「ばりざはでいぶざばのぼじょぐじをどっだげずでずぅぅぅ!! でぼ、ぜんぶおちびちゃんのだめにやっでぎだんでずぅぅぅ!! だがら、いのちだけは!!いのちだけはぁぁぁぁぁ!!」 親まりさは内心せっかくとってきた食糧をこんなでいぶに奪われる事に憤りを感じていた。 だが、でいぶは普通のゆっくりよりいくらか大きい体格を有しており、 単純な戦いでは普通のゆっくりが勝てる要因など一切ない事を知っていた。 こんなところで死にたくない!!親まりさにとっては苦渋の選択であっただろう… 「ゆん!!そこまでいうならせいっさいはかんべんしてあげるね!!でもまたやったらゆるさないからね!!」 「ばいぃぃぃぃぃ!!ありがどうございばずぅぅぅぅ!!」 親まりさは命が助かった事に安堵し、涙を流した。 子ゆっくりにとっては到底認められないことであったろうが、 親まりさは必死に自分の可愛い娘を宥めることしかできなかった。 「さーてとさっそくむーしゃむーしゃす「そこまでよ!!」ゆぅ?」 でいぶはお家の外から声がしたのを聞いた。 なんだ今の声は?と考えながら外の様子を確認しようとしたその時であった。 ガシ!!「ゆぅぅぅぅ!!」 お家の外から細長い腕のような物がれいむの頭を掴んだ。 頭を掴まれたでいぶはそのまま細長い腕によって外に放り投げられた 「ゆわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…」 れいむはお家から3メートル程投げ飛ばされた。 飛ばされたれいむは顔から着地したれいむはいそいそと体を器用に使って起き、 声のする方を向いた。 「ゆっくりのご飯を横取りし、拒否するゆっくりは制裁という名の処刑。 ゆっくりはそれを…『でいぶ』という」 「ゆぅぅぅ!!だれだおばえは!!」 れいむはそう言いながら声の主を見た。それは…もっとも会いたくないあのゆっくりだった 「貴様に名乗る名前はない!!」 名乗りを上げると同時にそのゆっくりは駆け出した。 そしてそのまま勢いを殺さずにれいむのアナル辺りから蹴りを入れた 「ゆぼぉぉぉぉぉ…」 吹き飛ばされるれいむ…だが攻撃が終わった訳ではない。 そのゆっくりはれいむが墜落する辺りに一気に回り込み、そのままれいむのあんよ目掛けて さらに蹴りをいれる 「シュート!!」 「ゆぶごぉぉぉぉぉぉぉ…」 そして真上に飛ばされるれいむ。 れいむが空高く吹き飛ばされたのを確認すると、そのゆっくりは手を手刀の形にし 落ちるタイミングを測って気合を溜め始めた。 「ゆおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」 気がますます高まっていく…。 そしてれいむがそのゆっくりの前を通過するかしないかというタイミングでそれは繰り出された 「必殺!!ゆっくりフィンガー!!」 同時に手刀がれいむのまむまむに無理やり突っ込まれた。 「ゆぎゃぁぁぁぁぁぁ!!…ばむばむがぁぁぁぁぁ!!」 そのゆっくりの腕ごとはいったれいむのまむまむはもう二度と使いようがないぐらい拡張されてしまった。 広がりに広がりきったまむまむから餡子がこぼれ出る。 「ゆぎぎぎぎぎ…どっどどまむまむがらぞのぎだないのをどれぇぇぇぇぇ!!」 そのゆっくりは聞く耳持たずと言わんばかりの態度を取った後、 れいむを高く上げた 「ゆっくりぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」 腕をグルグル回し始めた!!れいむは目を回し始め、こぼれ出るうめき声も嘔吐に近い物になってきた。 「エンド!!」 れいむは近くにあった木に思い切り叩きつけられた。 れいむは遠心力とその力に耐えきれずに全身から餡子を吹き出して死んだ。 目玉が飛び出て、歯が辺り一面に飛び散り、断末魔すら上げる暇すら与えなかった。 そのゆっくりは敵が死んだことを確認すると、森の奥へと姿を消していった… 「おとうしゃん…あのれいむは?」 「おちびちゃん…とってもつよくて…とってもゆっくりしているゆっくりだったね」 「…ゆん!!そうだね!!」 「でもあのれいむは…ゆ!!こ、これはいちだいじだよ!!」 命が助かった父まりさは大急ぎで近所のゆっくりにふれまわった。 あのとてもゆっくりしていないれいむが帰ってきたと… 「ゆん!!今戻ったよ!!」 「おう、お帰り」 「おかえりなさいませ」 れいむは元れいむのお家だった廃墟で待っていた二人にそう答えた。 あの仮面お兄さんと、今では胴つきとなったあのゆっくりにとりだった。 「初陣はどうだった?うまく家族を救いだせたか?」 「ゆん!!れいむはうまくあの家族を助けたよ!!」 「よしよし、どうだ?ゆっくりできるか?」 「ゆん…まだゆっくりできるか実感がわかないよ…」 少し戸惑うような顔でそう答えたれいむに、仮面お兄さんは頭を撫でてやった。 「まあお前の場合前科がかなりあるからな。しばらくゆっくりは出来ないが 必ずとてもゆっくりできるようになる」 仮面お兄さんはそう優しそうにいった。 れいむはそれを聞いて満足そうにうなずいた。 仮面お兄さんは自分の好きなヒーロー物のコスプレをして悪いゆっくりを退治するのが大好きな いわゆる虐待お兄さんだった。 このれいむと会ったのも、元をただせば比較的善良だったゆっくりから聞いた噂話からだった。 とてもゆっくりしていないゲスなでいぶがいると… お兄さんはそのでいぶをたっぷり虐待してたくさんすっきりしようと森に足を入れ そこに件のれいむが奇襲を仕掛けてきた。 明らかに体型はでいぶそのものだったがまさか胴つきだったと思わず、少し躊躇った。 だがその目をみた瞬間お兄さんはただのれいむではない事に気がついた。 そう判断したお兄さんはれいむの様子をただ見ることにした。 仮面お兄さんがれいむを下した後、仮面お兄さんはれいむを家に連れて帰り治療をしたのだ。 最初は「もうどれいになるしかないでいぶをどっどどごろぜぇぇぇ!!」と叫んでいたが 治療が進む頃にはおとなしくなっていった。 治療が済んでしばらくはおとなしくしていたが、時間が傷が塞がって行くにつれて 「でいぶはぼうどれいになんがなりだぐないぃぃぃ!!ごろぜぇぇぇぇぇ!!」 と叫ぶようになり何度も自殺しようとした。 だが仮面お兄さんは自殺しようとするれいむを何度も止めた。 「れいむ?お前はなんでそんなに自殺したがるんだ?」 「でいぶは…でいぶはもっどゆっぐりじでいるばずのおにいさんにまげだぁぁぁ!! だがらおにいざんよりゆっぐりずるがぢがないんでずぅぅぅ!!うずぎだないどれいでずぅぅぅ!! でぼ!!でいぶはぼうあんなゆっぐりでぎないひびをずごじだぐないぃぃぃ!! だっだらじぬぅぅぅぅ!!えいえんにゆっぐりざぜでぇぇぇぇぇぇ!!」 パシン!! 仮面お兄さんは無言でれいむの顔をはたいた。 「れいむ、確かにこの世、特にお前のような野良の世界は弱肉強食の世界だ。 だがな、だからといって強い奴が好き勝手して良い訳がないんだ。 弱い奴は弱い奴なりに身を寄せ合って互いを守ったりするんだ。 確かに俺はお前より強い。だがな、だからといって俺はお前を蹂躙しても良いという訳ではないんだ。 いいか、もっともゆっくりする価値があるやつはそんな暴れん坊な奴じゃないんだ。 みんなと一緒にゆっくりできるように皆を守ろうとするんだ」 「うぞづぐなぁぁぁぁ!!ぞんなやづいながっだぁぁぁぁ!!びんなよわいゆっぐりを ゆっぐりいじめでいだぁぁぁ!!やめでどいっでもぎいでぐれながっだぁぁぁぁ!! どんなにないてもやべでぐれながっだぁぁぁぁ!!おどうざんもおがあざんもどりあげたぁぁ!! ごはんざんもどりあげだぁぁぁ!!」 「だったら!!」 仮面お兄さんはれいむの顔をじっとみた 「お前が皆をゆっくりできるよう守ってみろ。そうしたらみんな奴隷になることなく ゆっくりできるようになる。俺も、お前も」 れいむは涙を流しながら答えた 「ほんと…れいむ…どうさんがなかったときみたいに…どれいにならならくても… ゆっくりできる…ようになるの?」 「ああ、みんなゆっくりできるようになる」 「ほんとのほんと!?れいむ、いじめられなくなるの!?」 「ああ、そうとも」 「ゆ…ゆわぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁん」 れいむはお兄さんの胸に飛び込み、泣き叫んだ。 このれいむは元々言うほどゲスではなかったのだろう。だが、周りのゆっくり達がゲスやでいぶ だらけだったのだろうか、ゆっくりする資格があるゆっくり=強いゆっくりという図式が 出来てしまったのだろう。 その結果がこの考え方だろう。少しでも弱いそぶりでも見せたらその場で襲われる。 胴つきになったおかげで並みのゆっくりより数段強くなった事がこのれいむの 救いだったのだろう。 その後仮面お兄さんはヒーローなりの戦い方を教え、本当のゆっくりを教えこみ、れいむは生まれ変わった。 生まれ変わるためには大変な手間と時間がかかり、協力者としてしてあのにとりを呼び 一緒にゆっくりすることを学んでもらった。 今までジャイアンみたいな生活を送っていたせいかれいむはにとりを良く怒鳴りつけたり 殴ったりしたが時間が経つにつれ回数が減っていき、ついにはにとりを思いやる 事ができるようにまでなっていった。 完全になくなったのを確認すると今度は正義のヒーローの在り方、減量、戦闘訓練を 学んでいってもらった。 それに前後してあのにとりも胴つきに進化し、途中から戦闘訓練のバックアップに努めてもらい 今ではれいむの後方支援や武器の放出までできるようになった。 もちろん、新兵器の開発もできるぞ!! 「さてと、今日からお前はヒーローとして多くの罪のないゆっくりを救っていく。」 「ゆ!!」 「これからは俺の助けや援助なくにとりと一緒にやっていってもらう、いけるな?」 「ゆん!!れいむはこれからにとりと一緒にやっていくね!!」 「よし、にとり、れいむを影で支えてやってくれ」 「ゆっくり理解しました!!」 「「今までお世話になりました!!」」 こうして仮面お兄さんは二人から去って行った。 これから森の平和は二人の手によって守られるだろう…。 と簡単に認める訳にはいかなかった。 仮面おにいさんが育てたかったのはあくまで皆からヒーローとあがめられるようなゆっくりだ。 それがゲスだったでは話にならない。 あくまでこれは仮定だが、お兄さんからすれば我慢ならない事だった。 仮面お兄さんはあるていど二人のアジトから離れたのを確認すると、懐から携帯電話を取り出し 電話をした。 「ああもしもし、おれだけどさぁ」 「うん、そうそう。だからあいつをれいむにぶつけてやってみてくれ」 「シチュエーションは任せる。うんうん、OK。じゃあ頼んだ」 最終試験…開始!! 仮面お兄さんが二人の元から去ってから数日が経った。 基本れいむは何があっても良いように森中を見回り、にとりはアシトで最新兵器の開発に 勤しんでいた。そして何かが起こったら連絡を取り合い、事態の解決に勤めた。 後方支援担当のにとりの支援もあってか最新の情報がすぐにれいむの元に届き、 すぐに対応していった。 にとりがお兄さんの家にいた時に作った無線のお陰だ 徐々に悪いゆっくりを退治していくれいむだったが、れいむ自身はゆっくり出来ていなかった。 助けたゆっくりに感謝してもらう事がほとんどなく、酷い時は石を投げられた。 ただ近くを通っただけでもこの有様だった 「ゆっくりできないれいむはあっちいってね!!」 「ゆっくりできないれいむはまりささまがたいじするよ!!ひっさつ!!まりさすぱーく!!」ポイ!! ヒーローとしての仕事をこなす度にれいむは精神的にこたえていき、アジトに戻っては にとりに不満をぶちまける日々を過ごしていった。 このままゆっくりできない日々がつづくのかなぁ… このままじゃあゆっくりできないよ…本当にこれでゆっくり出来るようになるの?お兄さん? れいむはそう考えていたその時だった。 「ゆぎゃぁぁぁぁっぁあ!!だずげでぇぇぇぇぇぇぇ!!」 悲鳴が聞こえた。れいむは声のする方向へ急行した。 れいむは必死に内の中にあいつを入れないように奮戦していた 「ゆっくりこないでね!!ゆっくりこないでね!!」 今こいつが中に入ったら…れいむのおちびちゃんが殺されてしまう!! れいむは危機感を募らせながら必死に木の棒を咥えて絶対的強者に相対していた。 そいつは…胴があった。そいつは…緑色の髪をもっていた。そいつは… 「ゆるさなえ!!」 ゆるさなえだ…。 ゆるさなえ…希少種と呼ばれるゆっくりさなえの突然変異体である。 普通のゆっくりさなえがゆっくりできない目、とくにれいむ種に死ぬほど酷い目に合うと このゆるさなえになる。 ゆるさなえはれいむ種をいたぶり殺す…簡単に殺してはくれない、死んだ方がましと言われる程 酷い目に合うのだ。 そのためれいむ種にとっては即刻逃げなければ殺されても仕方がないゆっくりなのだ。 れいむはゆるさなえの腕が近づいて来ようとすると口に咥えた棒で刺し、後ずさりする戦法で 必死に洞窟の中にいるおちびちゃんを守っていた。 「おじびじゃんだげはぜっだいばぼるぅぅぅぅぅぅぅ!!」 れいむは涙目になりながら必死に戦う…。 だが、胴があると無しとでは戦闘力が圧倒的に違うのだ。 「ゆぅ…ゆるさなえ」 ゆるさなえは仕方ないといわんばかりの顔をすると近くにあった比較的大きな石を掴んだ。 手ごろそうでちゃんと投げられそうだという事を確認するとゆるさなえは腕を振り回し始めた 「ゆ~る~…さなえ!!」 ゆるさなえが石をれいむ目掛けて放り投げた。大きさはれいむの半分程の大きさだ。 ただぶつかっただけならさほど脅威ではない… だが遠心力を利用してそこそこ速さがついたその投石は直撃したらひとたまりもない!! 「ゆぅぅぅぅぅ!!…ゆん!!」 れいむはこれはまずいと考え石を避けるように右に動いた。 だが、これは罠だった ガシ!!「ゆぎゃぁぁぁぁっぁあ!!だずげでぇぇぇっぇぇぇぇ!!」 れいむはゆるさなえに掴まってしまった。 そう、ゆるさなえは別に当てるために石を投げたのではない。隙を作るために投げたのだ。 れいむは髪の毛を捕まえられた。 「はなじでぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」 「ゆるさなえ!!」 ゆるさなえはまずれいむが咥えていた厄介な棒を奪った。 「ゆぎゃぁぁぁぁぁぁっぁぁ!!れいむのぼうさんとらないでぇぇぇぇぇっぇ!!」 ゆるさなえは奪った棒を後ろに適当に放り投げ、空いた手をやたらワキワキさせ始めた。 そしてれいむの右目に手を向け始めた。 「な…なにずるのぉ?…いやぁぁぁっぁぁぁ!!やべでぇぇぇぇぇ!!おべべはごようじゃあぁぁぁ!!」 「ゆるさなえ!!」 ゆるさなえがれいむの右目を引き抜こうとした… まさにその時!! シュ!!「ゆる!!」 ゆるさなえは後ろから飛んできた棒を弾き飛ばした。 棒を弾き飛ばしたゆるさなえは棒が飛んできた方を向いた。 そこには一人の胴つきれいむがいた。 「罪のないれいむを見つけては即刻始末する悪逆非道のゆっくり… ゆっくりはそれを…『ゆるさなえ』という!!」 「ゆるさなえ!!」 ゆるさなえは持っていたれいむを後ろに放り投げ、ファイティングポーズを取った そしておそらく「だれだお前は!!」と言ったのだろう。 だがれいむは通じる通じないお構いなしに言った 「貴様に名乗る名前はない!!」 ゆるさなえはれいむの姿を確認すると口元を一回舌でなめて顔を歪めた。 それは最高の獲物を見つけたハンターのような顔だった。 戦いが始まった。 まずれいむがゆるさなえの前に飛び出すとゆるさなえの顔目掛けて拳を打ち込んだ。 「くらえぇぇぇぇぇ!!」 だがゆるさなえはそれを紙一重でかわすとれいむの足に蹴りを入れた 「ゆるさなえ!!」「ゆぐぅ!!」 れいむはバランスを崩し、その場で転んでしまった 「ゆわぁぁ!!」バタン!! だがゆるさなえの攻撃はまだ終わっていない。こけて立ち上がろうとするれいむの頭目掛けて 肘を入れてきた。 よくプロレスで見られる肘技だ。 「ゆるさなえぇぇぇぇぇ!!」 れいむはこれはまずいと見るや否や体をすぐに起こすことを諦め、転がってこの攻撃をかわした 「ゆわぁっと!!あぶなかったよ…」「ゆる!!」 今度は肘うちを食らわせようとしたゆるさなえが地べたに寝転がっている図になった。ゆるさなえより 早く起き上ったれいむはゆるさなえの腹目掛けて踏みつけよとした 「こんどはぁぁぁ!!」「ゆる!!…さなえぇぇぇぇぇぇ!!」 だが攻撃は直撃しなかった。ゆるさなえがれいむの踏みつけを両手で止めとめ、そのまま れいむの足を掴むとれいむをこかせた。 「ゆぐぅ!!」「ゆるさなえ!!」 こかしたのを確認するとゆるさなえはれいむの足を掴み直した後れいむの腰に乗り れいむの太ももをもち体の関節とは逆の方向に曲げ始めた。 いわゆる逆エビ固めだ 「ゆぎぎxぎいgxぎぃぃいぃぃ!!」「ゆるさなえぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」 このままではいけないと思ったれいむはとっさに砂を掴むとゆるさなえの顔目掛けて投げた 運が良いのかちょうどゆるさなえはれいむの苦しむ顔でも見ようとしていたのか れいむの顔の方を向いていた。 砂がゆるさなえの眼にかかった 「ゆる!!ゆるざなえぇぇ!!ゆるざなえぇぇ!!」「ゆ!!いまだよ!!」 とっさに力が緩んだのを確認したれいむは隙をみてわずかに出来た隙間から逃げ 距離を取った。 一方のゆるさなえは目玉を擦ってようやく砂が取れたらしく、れいむと同じく距離を取り ファイティングポーズを取りなおした。 「ゆぅゆぅ…このゆっくり…とっても強いよ!!」 「ゆる!!…ゆる!!…」 二人はそのまましばらく距離を取ったまま隙を窺いあった。 一方その頃…無線でれいむのピンチを悟ったにとりは大急ぎで現場に急行しようとしていた 「ゆぅ…ゆぅ…れいむが大ピンチだよぉぉぉぉ!!はやくこれを完成させてもって行って」 「ずびばぜぇぇぇぇん!!」ゆ?…気のせいだね!!」 アジトの入口で誰かが声を出した。だがにとりはこのアジトではないだろうと考えた。 このアジトはあの凶悪でゆっくりしていないゆっくりれいむの元居城と事もあってか 今までれいむによって葬られたゆっくりの死臭が至る所にこびり付いており、 胴つきならいざ知らず胴なしのゆっくりには到底耐えきれない臭いであった。 そのこともあってかこの付近のゆっくり達はこの付近には近付こうとはせずここを避けるようになった。 だれも近寄りがたいという事は変にゆっくりに荒らされる事がないという事でもあるため アジトにするにはもってこいな場所だった。 多分空耳だろうと思ってにとりが作業を再開しようとしたが 「ずみまぜぇぇぇん!!おでがいじまずぅぅぅぅ!!だずげでぐだざいぃぃぃぃ!!」 また入口から声が聞こえた。 これは気のせいではなく、ここに用があるに違いないとにとりは判断した 今はれいむのピンチもあるのでここで待ってもらった方が良いだろうと考えたにとりは とりあえずここで待ってもらおうと決め、表にでた。 「ゆ!!いま取りこんでいるの「おでがいじまずぅぅぅ!!ばりさのあがぢゃんをだずげで ぐだざいぃぃぃ!!」ゆ?」 にとりは表にいたまりさに擦り寄られた。 「ゆええ!?ちょっとまってね!!」 「おでがいじまずぅぅぅ!!ばりざのあがじゃんをだずげでぐだざいぃぃぃ!!」 何を言ってもこの調子だった。 こうなっては仕方ないとにとりはまりさの話を聞くことにした。 まりさの方も話を聞くといったら涙目になりながら少しづつゆっくりと落ち着いてくれた 「それじゃあまりさ、詳しく教えてくれない?」 「グスン…まりさのあかちゃんがね…でいぶにさらわれちゃったのぉぉぉぉぉ!!」 「でいぶに!?」 「ゆん…あのでいぶはね…」 まりさはそのでいぶの特徴を語りだした。 そのでいぶは自分の赤ちゃんを目の前でゲスまりさに食べられ、まむまむももう二度と機能 できない程にまで破壊されてしまった。 この時のショックが原因で性格がでいぶ化したのだ。 なにかというとそれは自分の子だと言い張り、ついには自分の子供を誘拐し、それを妨害 しようとする親を殺してしまうのだ。 いままで何度も誘拐された子供を取り合えそうと親達が手を取り合って挑んだが でいぶの持つ圧倒的脂肪の壁と体重になすすべもなく殺されて行ってしまった。 そしてこのまりさはここ最近になってあのゆっくりしていなかったれいむがゆっくりできる ゆっくりになったかもしれないという話を聞き、殺される覚悟でここにやってきたという訳だ。 「…話は良く分かったよ。そのれいむはどこにいるの」 「そのれいむは…『ゆぎぎxぎいgxぎぃぃいぃぃ!!』ゆ!?あのこえのするところだよ!!」 「ということは…あのれいむ!?」 にとりは大急ぎで試作品の新兵器を片手に持った。 「まりさ、お願いちょっと待ってて!!」「ゆっくりりかいしたよ!!」 にとりは大慌てで無線機を手にした。 「急ぐよ!!まりさ!!」「ゆん!!」 一人と一匹は声のした方を大急ぎで駆け出した。 れいむは二人の戦いを横から見ていた。 急に襲いかかってきたゆっくりできないゆっくりとそれと対峙しているれいむ… れいむにとってはどっちが勝っても負けても良いと考えていた。 出来れば共倒れしてくれれば良い…そうすればれいむがゆっくりできるからだ。 勝敗がどちらにせよここにいてはおちびちゃんに被害が出るかもしれない 今の内におひっこししよう… 「ゆ!!さあおちびちゃん!!おひっこししようね!!」 「ゆぎゃぁぁぁぁぁ!!ぴゃぴゃぁぁぁ!!みゃみゃぁぁぁぁ!!たちゅけてぇぇぇぇ!!」 「ごんなのどがいはじゃないぃぃぃぃぃぃぃ!!」 「むきゅぅぅぅぅぅ!!おねがいでずぅぅぅ!!みゃみゃのとこりょにかえちてぇぇぇぇ!!」 ゆ?おちびちゃんが何か変な事を言っているよ… あの二人がとてもゆっくりしていないからだね!!でも大丈夫だよ!! すぐにゆっくりできる所にお引っ越しするからね!! 「だいじょうぶだよ!!おひっこししたらゆっくりできるからね!!」 「いやぁぁぁぁ!!ぴゃぴゃのところからはにゃれたきゅないぃぃぃぃぃ!!」 「ちょきゃいはのみゃみゃにあいたいわぁぁぁぁぁ!!」 「むきゅぅぅぅぅ!!みゃみゃぁぁぁぁぁぁ!!」 ゆ?なに言っているのおちびちゃん?みゃみゃはれいむでしょ!! ママに向かってなに言っているの!! ゆ?…れいむの2番目のダーリン(妄想)の子供のぱちゅりー? 「おねがいしますぅぅぅ!!ぱちゅたちをぴゃぴゃとみゃみゃのところにかえらせて ぐだざいぃぃぃぃ!!ごんなどころじゃぁゆっくりでぎないんでずぅぅぅぅ!!」 ゆっくりできない?…ゆっくりできないってどうゆうごどぉぉぉぉぉ!! こんな優しいママと一緒に暮らしているんだからゆっくりできるでしょうがぁぁっぁあ!! ゆ!!…れいむわかっちゃったよ…このぱちゅはゲスなんだね!! ゲスだから他のゆっくりに悪い事をしようと企んでいるんだね!! そんなゆっくりできない事認めさせないよ!!れいむのぼっせーで説得するよ!! 「おちびちゃん…おかあさんといっしょにすごせたらとてもゆっくりできるでしょ? とってもとってもあったかで、とってもとってもゆっくりできるでしょ? だからおかあさんからはなれるなんていわないでね!!」 ここまで言ったんだよ…れいむのおちびちゃんへの愛をたっくさん言ったんだよ!! だから思い直して…「むきゅきゅきゅきゅきゅ!!」ゆ? 「ちがうぅぅぅぅぅ!!ぱちぇのおきゃあしゃまはけんじゃなのよぉぉぉぉ!! あなたのようなでいぶじゃないわぁぁぁぁぁ!!おねがいだがらぱちぇたちをおうちにかえしてぇぇぇ!!」 ゆ?…ごめんねおちびちゃん…れいむの教育が足らなかったんだね… 躾が足らんかったね…たっくさんスーりすーりしてあげなかったらからだね… 何時の間にこんなゲスになっちゃって…お母さん悲しいよ… …お母さんは最後のお役目を果たすね…ふがいないお母さんを許してね… 「ゲズなおちびちゃんはゆっくりしねぇぇっぇぇぇ!!」 「どぼじでぇぇぇぇぇ!!!…むぎゅ!!」 れいむがぱちゅりーの上にのしかかった。 ぱちゅりーはれいむの体重に耐えきれずにそのま中身のクリームを辺り一面に撒き散らし その場で永遠にゆっくりしてしまった。 ぱちゅりーから放たれたクリームがれいむの顔に付着し、残った子供達の顔にも返り血のように ついた。 まだ幼い子供だったぱちゅりーを殺したれいむはゆっくりと残った子供達の方を向いた。 その顔はとてもゆっくりした笑顔に見えるだろうが、その返りクリームが 逆に残虐さをもの語っていた。 子ありすも子まりさも恐怖のあまりその場で泣くことすらできず、ただ固まっていた 「さあおちびちゃん!!いっしょにおひっこししようね!!おひっこししたら ゆっくりできるからね!!わかったらおへんじしてね!! …なかなかおへんじじないね…もしかしておちびちゃんもげ「とがいばのみゃみゃぁぁぁぁぁ!! ゆっぐちりがいじまじだぁぁぁぁ!!」「まりざはやざじいびゃびゃとおびっごじじまずぅぅぅ!! だいずぎでずびゃびゃぁぁぁ!!」 ゆん!!とってもいいこだね!!さあおかあさんについてきてね!!だいじょうぶ!! はなればなれにならないようにこうしてあげるからね!!」 そういうとれいむは先端がとがったフックのような物を保管庫から取り出してきた。 フックから後ろには糸のような物がくくりつけられていた。 おそらく最初からこのようにくくりつけられていたのだろう。 「…しょれをどうしゅるにょ!!」「いちゃいこちょはやめてぇね!!」 「だいじょうぶだよ!!ちょっといたいかもしれないけどゆっくりするためにはどうしても ひつようなんだよ!!ゆっくりりかいしたらちょっとがまんしてね!!」 れいむはフックの先端を子供に突き刺さるように思いっきり刺した。 まずは子アりスだ。 「いやぁぁぁぁぁ!!…ゆびぃぃぃぃ!!っちょちょちょtyちょtきゃいはちょきゃいひゃ!! ゆひゃひゃひゃはyひゃ!!ちょきゃいはちょきゃいはぁぁぁぁぁぁぁ!!」 刺し所が思いっきり悪かったようだ。おそらくどこかちゅうすいをやられたのかもしれない。 アリスは意味不明な言葉を叫びながらあっちこっちを飛び跳ね始めた。 さしたれいむはというとどうやら都合の良い解釈をしていた。 「ゆっゆ~ん、そんなにままからはなれたくなかったんだね!! こんなによろこんじゃって…おかあさんうれしいよ!!」 「ゆっぴぐあぁぁぁ!!とぎゃおばぁぁぁ!!とぎゃおばぁぁぁぁ!! ゆっぐじぃぃぃぃぃのびぃぃぃぃぃ!!ずっぎぃぃぃぃぃぃ!!」 まりさはこのアリスの変貌ぶりに恐怖を覚え、もらしーしーをしてしまった。 そして悟った…つぎは自分の番だと!! 「ゆゆ~ん、さあおつぎはさんばんめのだーりん(妄想)のおちびちゃんのばんだよ!! だいじょうぶ!!ちっともいたくないからね!!」 そういうとれいむはフックを咥え、まりさにつき刺そうと構えた。 このままではあのアリスみたいになってしまう!!そう判断したまりさはとっさにれいむに 向かって一歩跳ねた 「ゆわぁぁぁぁぁぁぁ!!」 「ゆ!!おちびちゃん!!」 グサ!! 「いちゃいぃぃぃぃぃぃ!!」 れいむに向かって跳ねた事が幸いした。まりさは頬の部分に浅くフックが刺さった。 なんとか頬に刺さって大事に至る危険性を避けられたまりさだったが 親れいむは不服のようだ 「おちびちゃん!!うごいたらだめでしょぉぉぉ!!ゆあぁぁ…こんなにあさく ささっちゃって…これはさしなおししない」 「だいじょうぶぢゃよおぎゃあじゃん!!ぼら!!ごんなにぶがぐはいっでいるがら!! ほら!!ほら!!ほらぁぁぁぁぁ!!」 れいむは浅く入った事に不服でフックを抜いて刺し直そうとしたが咄嗟に身の危険を感じたまりさは 必死になって思ったより深く刺さっている事をれいむにアピールした。 れいむはしばらくささっているフックをまじまじと見ていたが、まあ問題ないと判断したのだろう。 れいむはそのままにっこりと笑顔をまりさに向けた 「なんかおもったよりふかくささっているみたいだね!!じゃあそろそろいくよ!!」 「とぎゃいびゃぁぁぁぁぁ!!とぎゃいばぁぁぁぁぁぁ!!とびゃいばぁぁぁぁぁぁ!!」 そうまりさに言うとれいむは糸を口に咥えるとゆっくりと家の裏口からこそりこそりと出た。 途中子アリスが変な方向に行こうとするのを何度も止めたりし、 あんまりに大きな声を上げて叫ぶものだから止めようとしたが碌に言うことを聞かずで苦労したが なんとか脱出する事に成功した。 後は安全な所へ移っておちびちゃんとゆっくりするだけだ!! れいむの狂った思考はすでに明るい未来を構築していた…。 「ゆうぅ…ゆぅ…ゆぅ…」「ゆる…ゆる…ゆる…」 二人は互いに息をしながら今もなお相対していた。 れいむが一歩踏みだし拳を入れようとしたらゆるさなえはそれをかわして逆に隙ができた腹に蹴りを入れ ゆるさなえが蹴りを入れてこようとしたられいむはそれをかわし、受け身が取れないであろう所に 拳を入れる…まさに一進一退!! 「ゆぅ…このゆっくりとってもつよいよ!!」 「ゆるさなえぇぇ…」 どうしたものかと考えたその時、無線から声が聞こえた 「れいむ!!大丈夫!!」 にとりの声だ!!れいむはなかなか連絡が来ない相棒の声を聞いて少し落ち着いた そして隙を見せないようにゆるさなえと向いあいつつ耳に神経を向けた 「にとり!!れいむは今大ピンチだよ!!だからあれを!!」 「わかっているよ!!それは良いとしてまだそこにれいむはいる?」 そう聞かれてれいむは神経を研ぎ澄ませ、他のゆっくりの気配を感じ始めた。 今この近くにいるゆっくりは…自分とゆるさなえ ここに近づくゆっくりが二体…内一体はにとりだ、でももう一匹は分からない ここからゆっくりと遠ざかるゆっくりがいる…三体だ。おそらくこれだ!! 「にとり!!あのれいむはここか…」 「ゆるさなえ!!」 れいむは一瞬顔をしかめてしまった。 ゆるさなえに感づかれたのだ。自分が今他の事に少し気を使った事を。 眼前にまで接近して、歪んだ笑顔のままとびこんできたゆるさなえ… れいむは大急ぎで腕を構えようとした…だが遅かった 「ゆるさなえ!!」 「ゆぐぅ!!」 ゆるさなえはれいむの腹目掛けて蹴りを入れた。 碌に受け身も防御も出来なかったれいむは数メートル程吹き飛ばされてしまった。 「ゆぶぅ!!」 地面に転がるれいむ。痛みがれいむの腹を中心にれいむを襲う。 反射的に腹を押さえているが、頭の中ではここままではいけない!!早く立ち上がらねばと考えてはいるが ここでもれいむは行動が遅かった 「ゆるさなえ!!」ドン!! 「ゆぼぉ!!」 ゆるさなえがれいむの腹目掛けて飛び乗ってきたのだ。 れいむは何の抵抗らしい抵抗も出来ないままゆるさなえに身動きを封じられた。 痛む腹にゆるさなえの体重がかかり、痛みがさらに増幅される いけない!!このままではまずい!! 「ゆぐぅおぉぉぉぉぉ!!ゆぐおぉぉぉぉぉ!!」「ゆるさなえ♪ゆるさなえ♪」 れいむは必死になってゆるさなえを振りほどこうとするがゆるさなえが思いの他重く この全く振りほどけない。 無駄無駄と言わんばかりの笑顔でゆるさなえは背中から何かを取り出してきた アレは…お祓い棒だ!! そのお祓い棒は警棒とほぼ同じ程度の長さではあったが、先端がとがっていた おそらく自分で先端をとがらせたのだろう。 「ゆわぁぁぁっぁあ!!ゆぐぅぅぅぅぅ!!ゆぐぅぅぅぅぅ!!」 「ゆ~る~さ~な~え♪」 れいむはゆるさなえの武器に恐怖を感じ、必死になるがやはり無駄だった ゆるさなえはさあて楽しみましょうかと言わんばかりにお祓い棒の先端を舌で舐め、両手で お祓い棒を持つと尖った先端をれいむに向けて大きく構えた 「ゆるさなえ♪」 そしてある意味狂気に歪んだ笑顔を浮かべると武器を思いっきり振り下ろ… 「だめぇぇぇぇぇぇぇ!!」ドン!! 一瞬だった。 おそらく二人とも相対している敵に集中しすぎていたからだろう。 ようやくたどり着いたにとりが手にもっているれいむ用の新兵器でゆるさなえの頭を 思いっきり殴ったのだ。 「ゆ…るさ…な…」 ゆるさなえはあまりの一瞬の出来事に何も対応できず、手に持った武器を落としその場で意識を失った。 「れいむ!!大丈夫!!」 にとりはれいむに近づいてきた。倒れこんでいたれいむをにとりは手を差し出して起こさせた。 れいむは腹の痛みがまだ厳しいものの立てぬ程ではなく、どうにかフラフラになりながら立った 「ゆぅん…ありがとうにとり…助かったよ…」 「こっちこそ遅れてごめん!!とりあえずあのれいむは今どこ!!」 「そうだよ!!まりさのおちびちゃんはどこ!!」 少し遅れてやってきたまりさが言う 「にとり、このまりさは?」 「ゆん、えっとね…」 にとりはれいむにかいつまんで今までのいきさつを説明をし始めた。 れいむは驚いた顔をしながら話を聞いていた 「そんな…れいむは知らぬこと事とはいえでいぶを助けていたなんて…」 「しょうがないわ、ゆるさなえみたいなゆっくりに遭遇したらどんなゆっくりだって ゆるさなえに襲われているって判断して襲われているゆっくりを助けるよ!!」 「…今からでも遅くないよ!!あのれいむを追って子供たちを助けるよ!!」 「ゆっぐりおでがいじまずぅぅぅ!!ばりざのあじびじゃんをだずげでぐだざいぃぃぃ!!」 れいむは大急ぎであのれいむの後を追おうとした だがにとりが制止をかけた 「ちょっと待って!!」 「ゆ?何にとり!!れいむは急がないと…」 「これを持って行って、さっき完成したれいむ専用の武器よ!!」 「…ありがとうにとり、れいむが戻ってくるまであのゆるさなえを見張ってて!!」 「ゆっくり理解したよ!!」 「まりさもいくよ!!」 今度はだれにも邪魔されることなく、れいむはあのれいむの後を追い始めた まりさは少し後ろを跳ねるようについていこうとするが、 やはり身体能力でどうしても差が出るらしく段々差がついてきた 「まっでぇぇぇぇ!!ばりざをおいでいがないでぇぇぇぇ!!」 「ごめん!!今そんな余裕ないよ!!」 「追いつければ良いけど…」 一人と一匹が段々小さくなっていくのを見送ったにとりはあのゆるさなえはまだ倒れているかなと 考えながら後ろを振り向いた 「ゆぅぅうぅぅ!!」 だがそこにはゆるさなえの姿がなかった。 「ゆぅぅ!!どこ!!どこにいったの!?」 にとりは作業に使っている工具品を両手に持ちながら辺りを見回した。 だがどこにもいない…。 「ゆぅぅぅ…こわいよ…お兄さん…れいむぅ…」 ここにはいない二人に助けを求めるように声を上げるにとり。 だが、恐怖心を抱いている事をどこに潜んでいるかも分からないのにゆるさなえに見せつけたのがまずかった 「ゆるさなえ!!」 「いやぁぁぁぁぁ!!来たぁぁぁぁぁ!!」 突如ゆるさなえが茂みから飛び出してきた。 にとりは驚き戸惑い、必死になりながら手のもった武器を必死に振り回し始めた。 「いやぁぁぁぁぁ!!来ないでぇぇぇぇ!!」 だがその言葉はゆるさなえからすれば来てくださいといっているようなものだ。 ゆるさなえはにやりと顔を歪めると勢いをさらに増し、にとりに詰め寄ってきた そしてにとりの攻撃を全て避けるとにとりの首元に手刀を打ちつけた 「ゆる!!」「うっ…」 にとりは意識を失った。 「さてと…あのれいむをどう料理するか…お手並み拝見させていただきますね、正義のヒーローさん?」 「ゆ!!さっきのれいむをやっと見つけたよ!!」 先行していたれいむがようやくでいぶに追いついた。 でいぶはフックに巻きつけられた糸を口に咥え、フックの先にいる子ゆっくりがどこにも逃げないように していた。 子ゆっくりは子まりさと子アリスの二体であった。 子アリスは時々体をビクンビクンと震わせているだけで自分から動こうとは一切しなかった おそらく、死後に起こる痙攣を起こしているのだろう。実際に、ありすは死んだ魚の ような目を浮かべていた。 一方の子まりさはフックがついた傷口から幾ばくかの出餡を起こしていた。 通常の成体ゆっくりなら少しめまいがする程度であったがまだまだ体が小さい子ゆっくりには 厳しい量だっただろう、子まりさは意識が朦朧としている状態でただただでいぶに 引きずられているような状態だった。 れいむはでいぶの前に躍り出た。これ以上先に行かせないためだ。 「でいぶ!!おとなしくその子供達を解放しなさい!!」 「なにいっでるのぉぉぉぉ!!ごれはでいぶのおじびぢゃんなんだよぉぉぉぉぉ!! れいむは大きくプクーをして威嚇をした。 今まで見てきたゆっくりの中でも非常に大きいプクーっだった。 だがこんな事でひるむ程れいむは弱くない!! 「こうなったら実力行使だよ!!」 「でいぶはおちびちゃんをまもるよ!!れいむのぼせいのちからをくらえぇぇぇぇ!!」 そういうとでいぶは地面に転がっていた石を口に咥えるとれいむ目掛けて撃った。 その射撃の正確さは恐ろしいぐらい正確で、確実にでいぶの顔を狙っていた。 一発撃てばそれで溜め直す…その隙を!!そう考えたれいむだったがそう甘くはなかった。 「むだむだぁぁぁ!!」 「ゆぶぅ!!」 れいむは一回弾を補給する度に多くの石を素早く補給し、それによって弾を立て続けに撃つことができるのだ。 一回うったら二秒後には弾がきている状況に、れいむは顔を腕でガードするしかなかった。 この技はでいぶが身につけた必殺技の中でも最強の物だ。 これで何十ものゆっくりを永遠にゆっくりさせたものだ。 そのためでいぶはこの技に絶対の自信も持っていた 「ゆぐぐぐぐぐぐ」 一方のれいむは腕でこの投石の嵐を耐えるしか策がなかった。 石は正確にれいむの眼や口を狙っていた。そのため突っ込むに突っ込む事が出来ず、 手をこまねくしかなかった。 「ゆぅぅぅ!!なにか手を…ゆ?」 この時れいむの頭の中にあるものが浮かんだ それは、にとりが持ってきてくれたれいむ専用の武器だ 「そうだよ!!れいむには武器さんがあったよ!!」 そう思いだすや否や左手で眼を守りつつ、右手で腰にさしておいた武器を手にした それは太くて、れいむの腕の長さと同じぐらいある木の棒だった。 ひとつ特徴があるとすれば、完全な円柱の形をしており、はたから見たらバットにしか見えなかった。 れいむはでいぶが口の中に貯めてあった石が尽きたであろうと予測を付けるとバットを両手に 持ち直した。 でいぶは弾が尽き、辺りに転がっている弾を補充している真っ最中だった。 れいむが構え直した頃には弾の補充は終わっていた 「ゆっふふふふふ!!でいぶのじゃまをずるげすはさっさとしねぇぇぇぇ!!」 でいぶはれいむが持ち方を変えて顔を隠そうとしなくなったのを見て もう死ぬ気になったのかと判断し、とどめといわんばかりに一発はなった。 石は一直線にれいむの眼に向かっていった。 れいむは待っていたといわんばかりにバットを構え、もう避けられないだろう という距離まで石が迫った時、れいむは武器を振った かーん!! 武器が石に当たった。石はそのまま一直線にでいぶの頬に直撃した 「ゆぎゃぁぁぁぁぁ!!でいぶのおはだぎゃぁぁぁぁぁ!!いじゃいぃぃぃぃぃぃ!!」 でいぶは痛みのあまりに口に貯めていた石を全部吐き出してしまった 「今だ!!」 れいむはでいぶが石を落した事を確認するとそのまま一気に駆け出し、距離をつめた。 そしてその間武器を大きく振りかぶり、でいぶの前で大きく上にジャンプした 「必殺!!」 落下する勢いも味方につけ、武器を振り下ろした 「ゆっくり落としぃぃぃぃぃぃ!!」 ブン!!「ゆぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁ!!」 れいむの必殺技はでいぶの頭に直撃した。 れいむは痛みのあまりに餡子を撒き散らし、その場で倒れた。 「ゆ…ゆ…どぼじで…ごんなごどずるの…」 明らかに重傷を負ったでいぶは恨めしそうにれいむを睨めつけた。 一方のれいむは餡子を垂れ流している子まりさの介抱をしていた。 まだ体が丈夫なら助かるかもしれないからだ でいぶの悲痛な声にこたえるように、れいむはでいぶの顔を見つめ、言った 「なんでかって?みんながゆっくりできるようにするためよ」 この答えに、でいぶは半ばあきれたような顔をしながら答えた。 「なに…いっでるの…でいぶは…おちびちゃんとゆっぐり…じで…いだだげだよ…」 はっきりと答えるでいぶ。だがれいむの質問は終わらない 「ねえれいむ、その子達は本当にれいむの子供?」 「とうぜん…だよ…れいむそっくりなおかざり…だーりんとそっくりな…おかざり… これの…どごがいげないんだぁぁぁぁぁぁ!! ゆっぐりはんぜいじだらざっざとでいぶをだずげろぉぉぉぉぉ!!…ゆはぁ…ゆはぁ…」 でいぶは咆えた。だがれいむは顔色一つ変えずに、子まりさの治療をしながら言った 「それじゃあ聞くね。なんでれいむのお家の裏口にゆっくりのお飾りがたくさんあったの?」 「ぞれば…あのげずどもが…でいぶのおじびじゃんを…うばおうと」 「そう?本当に?…じゃあこのお飾りとこのまりさのお飾りをよく見比べてごらんよ」 そういうとれいむは懐からいつの間に手に入れたか分からないおりぼんと 介抱していた子まりさのお飾りをでいぶに見せた。 「うずぎだない…げずの…おがざりざんで…なにを」 「よく見てみなさいな。特に中央の印」 実はあまり知られていない事なのだが、ゆっくりのお飾りのおよそ中央部分に傷があるのだ。 この傷なのだが、良く調べると同じ餡子でつながった姉妹や親子で必ず似たような傷がつくのだ。 「なんか似ていない?」 「…なんかにているね…でも…ぞれはでいぶの5ばんめの」 「だったら普通生まれるのはれいむじゃないの?」 「ゆえぇ!…」 でいぶは思わぬ指摘に驚いた。 だがれいむの言葉は更に続く。 「えっとれいむのおりぼんの印さんは…おやぁ、全然似てないよ」 「ゆえぇ!!」 「まあなかなか自分で見ることなんて出来ないからね」 「うぞだ…うぞだうぞだうぞだうぞだ!! ぞのおじびじゃんはばじがいなぐでいぶのおじびじゃんなんだぁぁぁぁぁ!! まじがいないぃぃぃいぃぃぃ!!まじがいないんだぁぁぁぁぁぁ!!」 傷がさらに開くことなんて一切気にしないかのように叫ぶでいぶ。 そこへようやく子まりさの父まりさがやってきた 「お、おじびじゃぁぁぁぁぁん!!だいじょうぶ!!おどうざんがゆっぐじでぎるようにじで あげるよぉぉぉぉぉ!!」 父まりさは叫びながら自分のこの所へ跳ねていった。 「うん大丈夫だよ、この子まりさはとてもゆっくりできるゆっくりだったから助かるよ」 「ゆ…ゆわぁぁぁぁぁぁ!!ありがどうございまずぅぅぅぅ!!ありがどうございまずぅぅぅぅ!!」 親まりさは子の前だというのもお構いなしに泣きだしてしまった。 だがでいぶにしてみればたまったものではない 「ごのげずがぁぁ…でいぶのおじびじゃんをづれでぐなぁぁぁ…」 今にも消えそうな声で叫ぶでいぶ 親まりさは最初はポカンとした顔で呆然としていたがゆっくり怒りの顔へと変貌していった 「なにがでいぶのおじびじゃんだごので」 「はいはい、抑えて抑えて」 「でぼぉぉぉ!!ごのでいぶぅぅぅぅぅ!!」 「だと思うんなら家族の証を見せつけてあげなさい」 「ゆ!?…ゆっぐりりがいじだよ!!でいぶぅぅぅ!!ごれがあがじだぁぁぁぁぁ!!」 そういうとれいむは手にもった子まりさをれいむが見える位置にまで下げ、それと並ぶように お帽子のおりぼんの印を見せた その傷は…ほぼ一緒だった。 「ゆ…ゆゆ…ゆゆゆっゆっゆゆゆゆゆゆ」 この時でいぶは理解した。 自分が子供だと思っていたおちびちゃん達はみんなれいむのおちびちゃんではない。 そして自分は子を想って救いに来た親達を皆殺しにした そしてそこまでして手に入れたおちびちゃん達が自分に懐かない、逆らったりしたら 制裁という名の元に殺してきた。 あれ…ちょっとまって…これじゃあれいむは…みにくいみにくいでいぶだ… みんながゆっくりできないといって避けてきたあのでいぶじゃないか… お母さんもお父さんもいってたよ…でいぶはゆっくりすることが永遠にできないゆっくりだって… じゃあなに…れいむは…にどと…ゆっくりするかちが…ないってこと? いやだ…いやだいやだいやだいやだおやだいやだおやだいやだいやだいやだ いやだいやだいやだいやだおやだいやだおやだいやだいやだいやだ いやだいやだいやだいやだおやだいやだおやだいやだいやだいやだ いやだいやだいやだいやだおやだいやだおやだいやだいやだいやだ 「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!ごべんなざいぃぃぃぃ!!おじびじゃんをざらっでごべんなざいぃぃぃぃぃぃ!! ぱぱやままをころしてごべんなざいぃぃぃぃ!!おちびちゃんをきずずげでごべんなざいぃぃぃ!! だがらでいぶをゆっぐりざぜでぐだざいぃぃぃぃぃぃ!! ぼがのゆっぐりがらゆっぐりどじであづかっでもらえないなんでやだぁぁぁぁぁぁ!!」 ゆっくりにとって、他のゆっくりとゆっくりする、他のゆっくりにゆっくりしていると 言われる事はある意味生きる糧だったのかもしれない どちらにせよ、このれいむは子供の頃の親の教育によって染みついた ゆっくりにとっての「いきがい」をじぶんがでいぶであるとみなした事で 永遠に満たされなくなるという結論にいたり、自らの罪を悔い始めたのだ。 「ごべんなざい…ごべんなざい…」 「ゆうぅ、もう謝罪の言葉しか言わなくなってきたよ!!どうするまりさ?このれいむを許す?」 れいむはまりさの方を向き、そう言った。 まりさはとりあえず一命を取り留めた子まりさを帽子のつばの上に載せ、少し考えた末にこう 結論を下した。 「…まりさはね…ぜったいにこのれいむをゆるせないよ…まりさのれいむや… まりさのおともだちもみんなみんなえいえんにゆっくりさせたよ… でもね…だからといってまりさもやったら…まりさもでいぶになっちゃうよ… それにね…このれいむはもうわるいことをしそうにないとおもうんだよ…」 まりさは言葉を選びながらそう言いきった。 れいむは思いがけない答えが来て少し変な顔をしたがすぐにいつもの顔に戻った。 「…本当にいいの?」 「ゆん!!」 今度は強く言い切った。 「うん、分かった。まりさはすごいね、れいむなら多分お構いなしにつぶして…ゆ?」 この時、れいむの頭にヒーローとして最もふさわしいあり方が浮かんできた。 今まではゆっくりをゆっくりさせず自分だけ我儘な理由で他のゆっくりのゆっくりを奪ったゆっくりを 問答無用で退治してきたよ。 だけどどのでいぶも、ゲスも、このでいぶのように苦しんだ末にこうなったのかもしれない。 れいむも昔そうだったから分かるよ…お兄さん、そうゆうことなの? 「れいむもありがとう!!れいむがいなかったらおちびちゃんはえいえんにゆっくり していたかもしれなかったよ!! ほんとうにありがとう!!さすがはみんなのヒーローだよ!!」 …そうだよね、みんなでこんな笑顔ができるのが、本当のゆっくりだよね!! 「うんありがとうまりさ!!れいむはにとりが心配だから戻るね!! 一緒に戻る?」 「ゆん!!」 こうしてれいむとまりさは元来た道を戻って行った。 「でもよくまりさのれいむのおかざりさんがわかったね!!すごいよ!!」 「ゆーん、実は適当に掴んだのをそっくりと言い張ったのよ。でもあのでいぶの眼が おかしくなっていてよかったよ!!」 「ぢょっどぉぉぉぉぉぉ!!ちがうっでばれだらどうじだのぉぉぉぉぉぉ!!」 「まあ、その時はその時で」「ヒーローがぞんなごどいっだただべでじょぉぉぉぉぉ!!」 れいむとまりさの顔は、大変朗らかな顔だった。 ピ!ピ!ピ!ピ! プルルルルルルル!! 「ああお兄さん、早苗です。はい、ええ、ちゃんと監視しておりましたよ。 結果?そうですね…ギリギリ合格っといた所です」 「理由ですか?…まず第一に戦い方がいまいち正義の味方っぽくありませんでした。 第二に、明らかに体型があきらかにでいぶなれいむをいち早くでいぶと見抜けなかった。 そしてこれが最大の理由ですが…」 ブン!!ゆぶぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ… 「悪いゆっくりは即消毒すべきなのにあえてしませんでした。これが主な理由になります。 まあ今私が代わりに始末しておきましたが…」 「はい、何故そんな採点ですかって?…そうですね、依頼人の仮面お兄さんからの依頼が入ってから 今このでいぶを始末するまで一連の行動を見てきましたがでいぶ特有の行動、発言がほぼありませんでした。 また自分が全くゆっくり出来ない状況下でもゲス行為が一切見られませんでした 以上を踏まえての及第点です。これで仮面お兄さんもお喜びになりますね」 「はい、途中でにとりを気絶させてしまいましたがまあ私のお友達に れいむがにとりを発見するまで身辺の警護をやっていただきましたので大丈夫です。」 「はい、では今からお家に帰ります。帰ったら目一杯可愛がって下さいね、では」 ピ! 「うふふ、れいむさん。またでいぶになったらこんどは早苗が始末することになります。 ああ…できたらまたでいぶに戻って下さいね。あなたは…早苗にとって最高のごちそうですから…」 おお、終わり終わり 行き当たりばっかりな感じで書いたので少し展開がおかしくなっちまったよ…