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『おちびちゃんはとってもかわいいんだよ!(続々・中編)』 17KB 制裁 観察 考証 自業自得 育児 家出 飼いゆ 野良ゆ 子ゆ 愛護人間 うんしー 次回最終回になります 過去作 anko1548(前)/1744-5(中)/2170-1(後) 『よわいものいじめはゆっくりできないよ!』 anko2263-4『ゆっくりいじめはゆっくりできるね!』 anko2424-5『かけがえのないいのちなんだよ!』 anko2889『いっしょにゆっくりしていってね!』 anko3521『ゆっくりつかいすてていってね!』 anko3542(前)/3549(中) 『おちびちゃんはとってもかわいいんだよ!』 『おちびちゃんはとってもかわいいんだよ!』(続々・中編) 「ゆ゛ぶう゛………ゆぶ゛う゛………あばあば………」 「もうあんなこたちとはあそべないよっ!!せいっさいっしてよおおぉぉ!!」 「ごべんね………ごべんね………おぢびぢゃん…………おがあざんがわるがっだよ………ごべんでえぇ……!!」 育ての親のもみあげに抱かれながら、子まりさが泣き喚いている。 怪我をしたほうの子まりさは、本部で大事に保管されていた飴玉を与えられ、それをしゃぶって舌の治療に務めていた。 飛び出した右目もなんとか眼窩にはめこまれたが、いびつに明後日の方角を向き、元通りに動くかどうかいかにも怪しかった。 当然、大騒ぎになった。 群れの大人たちが総出でれいむ一家を取り囲み、詮議をしていた。 「ゆー、ごめんね!!おちびちゃんがどじだったんだよ!!」 「おちびちゃんどうしのおゆうぎよ。けがしちゃうこともあるわ」 いまだに泣き喚いている子れいむをすーりすーりと介抱しながら、親れいむ達は呑気に長の詮議に答えていた。 ちなみに子ありすはかけっこの途中からずっとゆぴぃゆぴぃと眠っている。 「なにがどじだあああぁぁ!!あぎらがにわざどやっでだでじょおおおお!!? びどごどぐらいあやばれえええええええ!!!ごのげずううううううぅ!!」 「ゆゆっ、ごめんね!!おちびちゃんだいじょうぶ?」 「ごめんなさいね、れいむ。ね、おちついてちょうだい?」 その時まで、ついぞ謝罪の言葉はなかった。子まりさの容体さえ把握していたのかどうか。 冷静に受け答えするれいむ一家、頭に血を登らせてわめき立てるブローチれいむ。 そんな状態でさえ、群れの全員がブローチれいむの供述を信じた。普段は群れで一番大人しい彼女の激昂に、皆が心を痛めていた。 「ちっちっ。……おさ」 「………むきゅ、わかっているわ。まさかこんなにはやく、〝じき〟がくるなんてね……」 長のぱちゅりーがれいむ一家の前に進み出る。 「ゆっ、おさ!!たいへんだったね!!」 「れいむ。むれからでていってちょうだい」 「「ゆっ??」」 ぱちゅりーの言葉に、一瞬二人が固まる。やがて爆発した。 「「ゆ゛っ………な゛んでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!?」」 「たゆんのおちびちゃんにけがをさせて、まだわからないの? あのまりさがあんなめにあったことをいったいどうおもってるの、あなたは?」 「おちびちゃんどうしのじこでしょおおおお!!?しょうがないでしょおおおお!!!」 「ええ。ふだんからのしつけでふせげたじこよ」 「なにそれええええ!!?おちびちゃんがほんきでけがさせようとしたっていうのおおお!!?」 「ほんきだろうとおふざけだろうと、そんなあぶないことをするおちびちゃんは…… いいえ、そんなおちびちゃんにそだててへいきなあなたたちはむれにおいておけないわ」 「あぶないかどうかおちびちゃんにわかるわけないでしょおおおお!!」 「まともにそだてていればわかることよ。 ほかのおちびちゃんをみていてわからないの?じぶんのおちびちゃんが、おくれすぎてるって」 「どうみてもれいむのおちびちゃんがいちばんゆっくりしてるでしょおおおおぉぉ!!?」 「ちっちっ。おさ、もういいのぜ」 ぱちゅりーの前に、串まりさが進み出て遮った。 「むきゅ、まりさ……」 「どうせでていくゆっくりなのぜ。かってにかんちがいさせておけばいいのぜ」 「…………」 「なんなのぞれええええええ!!!!」 「またあなたなのおぉ!?おちびちゃんがそんなににくいのおおお!!」 「はいはい、ゆっくりゆっくり、なのぜ。 もうそれでいいのぜ。おまえたちのおちびがいちばんゆっくりしてるのぜ」 「わかってるんだったらおいださなくてもいいで……」 「ところが、なのぜ。このむれのみんなはみんなゆっくりしてないげすなんだぜ。 げすだから、そのおちびたちのゆっくりっぷりがぜんぜんわからないのぜ。 わからないし、しっとしてるから、みんなそのおちびをきらってるのぜ」 「なにひらきなおってるのおおおおぉぉ!!?」 「なにをあせってるのぜ。そんなにゆっくりしたおちびなら、べつにおいだされてもかまわないはずなのぜ?」 「「ゆぇっ??」」 「ざんねんながら、このむれはげすのむれなのぜ。 でも、ほかのむれにいけば、ふつうのゆっくりならそのおちびをみてゆっくりして、 にんきもののおちびをちやほやしてくれるはずなのぜ。 にんげんだって、そのゆっくりしたおちびちゃんのためにあまあまをいくらでもさしだすんだぜ。 どこへいってもゆっくりできるのぜ。べつに、こんなげすのむれにしがみつかなくてもいいはずなのぜ?」 「「……………………!!!」」 れいむとありすは何も言い返せず、ぎりぎりと歯噛みするばかりだった。 「ゆっ、そうだねっ!!こんなげすどもにはたよらないよっ!!」などと即答しないのを見ると、 やはりこの二匹にも一筋の理性はあったようだ。 ぱちゅりーは二匹に同情した。しかし、群れのために決定を覆すわけにはいかない。 「わかったらさっさとでていって、せいぜいほかのゆっくりプレイスでちやほやされればいいのぜ。 まりさはげすだから、おまえたちをいますぐえいえんにゆっくりさせたくてしかたがないのぜ」 そう言う串まりさの串はぶるぶると震えている。 「「ゆひぃっ……!!」」 「おまえたちがむれにとどまるつもりなら、むれのおきてにしたがってせいっさいっしなきゃいけないのぜ。 でも、いまのまりさがせいっさいっしたら、きっとえいえんにゆっくりさせちゃうのぜ。 だからでていったほうがおまえたちのためにもなるとおもうんだぜ。 れいむ。それでいいのぜ?」 串まりさに振られたブローチれいむが、涙を流し唇を噛みながらもやっとのことで頷いた。 「あのれいむががまんしてるから、みんなもがまんしてるのぜ。 みんなのきがかわらないうちに、すなおにでていったほうがいいとおもうのぜ?」 「お……おさ………おさぁっ…………!!」 涙目になって救いを求める視線をぱちゅりーに向けてくるれいむ。 ぱちゅりーは串まりさの前に進み出ると、声を励まして言い渡した。 「れいむとありすを、このむれからついっほうっするわ! もし、これからこのこうえんでれいむとありすをみかけたら、むれのだれでもせいっさいっするけんりがあるわ。 もしもかくまうゆっくりがいたら、そのゆっくりもせいっさいっされるわ。 さあ、でていきなさい!!」 「このげす」「おちびちゃんはゆっくりできるんだよ」「ゆっくりしたおちびちゃんならどこでもゆっくりさせてくれるよ」 数々の捨て台詞を吐きながら、それでも子供たちを連れてれいむ達は出ていった。 ぱちゅりーは最後の深い深い息をつく。 「おさ。おつかれなのぜ」 「いいえ。またあなたにたよってしまったわ……」 「いや、まりさはよけいにいいすぎちゃったのぜ」 「そうはおもわないわ」 友達に囲まれているブローチれいむのもとに歩み寄り、声をかける。 「れいむ。おちびちゃんはだいじょうぶ?」 「ゆ………なんとか、べろさんはなおるとおもうよ……おめめさんはわからないけど……」 「ぱちゅりーがもっとはやくついっほうしていればこんなことにはならなかったわ。 むれのおさとして、おわびさせてちょうだい」 「ゆゆん、れいむがじぶんできめたことだよ。よけいなおせっかいをしたれいむがわるいんだよ……」 「……あとでまた、おみまいにあまあまをもってくるわ。ゆっくりやすんでちょうだい」 「ゆん……おさ、ゆっくりありがとう」 ブローチれいむとぱちゅりーの視線が交わる。 互いの胸中が手に取るようにわかる。共に、あの一家に対してなにもできなかった無念を抱いていた。 「ちっちっちっ。 まったく、むのうはげすよりやっかいなんだぜ。まわりのざいっあくかんまで、ゆっくりできなくさせていくのぜ」 慰めのつもりだろうか、串まりさはぱちゅりー達の背中ごしにそう言い捨て、本部へと戻っていった。 夕日が公園を赤く染めかけていた。 ―――――――― 暗い部屋の電気をつける。 帰ってくるたびのこのひと手間に、いつも気が滅入る。 前は帰りを待ち、挨拶してくれる同居人がいたが、今はもういない。 あのれいむとありすが出ていってから一週間がたつ。 このところなかば放心状態で、部屋が散らかりはじめていた。 足元に散らばるビニール袋を拾い集め、ゴミ箱に乱暴に押しこむ。 最後はひどい雰囲気だったが、それでも失って痛感するのは飼いゆっくりのありがたさだ。 話し相手としての癒しと同時に、手間のかかる厄介さもまた持ち味だった。 それだけに、躾を誤り、逃がしてしまった不手際が返す返すも後悔の種だった。 ベッドに身を投げ出し、自己嫌悪に陥りながらも鞄の中から冊子を取り出す。 ゆっくりショップの店頭に置かれた、持ち帰り自由の飼いゆっくりカタログだった。 ページをたぐれば、客の興味を引くための心地よい文言が並ぶ。 『やんちゃで元気!ゆっくりまりさがあなたの家を賑わわせます』 『手がかかるけど無邪気なおしゃまさん、ゆっくりれいむと暮らす楽しい生活』 『都会派なゆっくりありすとセレブな午後を過ごしてみませんか』 『知的で静かな読書家、ゆっくりぱちゅりーの優雅なたたずまい』 『その可愛さには本物の猫もタジタジ!?ゆっくりちぇんなら猫好きのあなたも満足!』 読んでいるうちにうんざりし、カタログを投げ出す。 子供の頃から飼いゆっくりと付き合ってきた自分には、それらが無責任に誇張された売り文句であることはわかる。 いかにも楽しそうなこれらの売り文句を信じてゆっくりを飼った顧客のリピート率は五割を下回るらしい。 それも、徹底的にしつけられた金バッジ級ならリピーターは多いものの、 銅バッジに手を出した素人はほとんどがうんざりしてすぐにやめるという内実だ。 自分では、飼いゆっくりに慣れた玄人のつもりでいた。 親がゆっくりを飼っており、子供の頃から五回以上ゆっくりを飼い、 トラブルも多かったが、どれもおおむね最後まで看取れたし、仲良くやってこれたつもりだ。 それだけに今回のことはショックだった。あんなに聞き分けがなくなるなんて。 念のため銀バッジ以上を飼うようにしていたが、個体の違いはやはり大きいらしい。 子供のことさえ言いださなければ。子供を作る前までは、今までのゆっくりと比べてもいい子だと思っていたが。 カタログに並ぶゆっくり達を見ていても、頭にちらつくのはあの二匹だった。 やはり最初から去勢していればよかったのか、子供を作った時点で有無を言わさず潰すべきだったのか。 そうすれば暴れたり逆らうことはなかったかもしれない。 しかし、ああまで母性の強いれいむが、その後機嫌よく飼われてくれたかどうか。 よく聞くように、子供を作れなくなったゆっくりが絶望し、廃ゆっくりになるケースがある。 あのれいむはそういう、典型的な母性タイプではなかったか。 「廃ゆっくりになったら捨てて、次のに取りかえればいいじゃん」と会社の同僚に言われたときには体温が二度ほど上がった。 ゆっくりに対するスタンスはそりゃ個人の自由だが、そう思える人間が最初からゆっくりなど飼うわけがないではないか。 どうすればよかったのか、いまだにわからない。 ふと、私は部屋に鳴り響く音に気がついた。 ドン、ドン、とガラス戸を叩く音。 まさか、と思う。 「あけてねっ!!あけてねっ!!おねえさん!!ゆっくりここをあけてねぇぇ!!」 「おねがいっ!!ここをあけて!!なかにいれてええぇ!!」 「「ゆびぇえええええぇん!!ゆびゃあああああああ!!おにゃかしゅいちゃああああぁぁ!!」」 がばっと立ちあがり、カーテンを引く。 庭に面したガラス戸に体当たりを繰り返していた二匹の野良ゆっくりが、私の顔を見てぱっと顔を輝かせた。 「ゆううぅ!!おねえさんっ!!あいたかったよおおぉ!!ありがとおおぉぉ!!」 「よかったわぁぁ!!さあ、ここをあけてちょうだいっ!!おちびちゃんがおなかをすかせてるのよおぉ!!」 思わずガラス戸に手をかけそうになったが、私はそこでまじまじとれいむ達の姿を見た。 ひどいものだった。 泥だらけの傷だらけ、頭には葉っぱやゴミ屑が絡みつき、泥の色をした涙の跡が顔中に蜘蛛の巣のようにめぐらされている。 野良ゆっくりに身を落としたとはいえその汚さは度を超えていた。 それ自体はまだいいが、ここで迎え入れるのはためらわれた。 ここで許せば、また同じことの繰り返しなのだ。 「……何しに戻ってきたの?」 「ゆゆっ!?ゆっくりせつめいするから、ゆっくりここをあけてねっ!!」 「そこで説明して。なんで戻ってきたの」 「ゆーっ!!れいむとありすがもどってきたんだよおぉ!?どぼじであげでぐれないのおぉ!?」 「どうしてもなにも。 もし私のところに戻るつもりなら、その子供たちは処分することになるけど? それが嫌で出ていったんじゃないの?」 れいむ達の横で泣き喚いている子ゆっくり達は、私のところを出ていった時よりも二周りほど大きくなっていた。 しかし、その中身はまったく、何ひとつ成長していなかった。 いまだに赤ちゃん言葉で、底部には真新しいうんうんがこびりついている。 今迎え入れてはいけない、と確信を強めた。 「ゆうううぅぅ!!?まだそんなひどいこというのおおぉ!!?」 「どぼじでぞんなにわがらずやなのよおおぉぉ!!いいかげんにしてよおおぉぉ!!」 「またあの押し問答を繰り返すつもりなの?なら出ていきなさい。中には入れられないわ」 「ひどいいいぃ!!ひどいよおぉ!!かいゆっくりをすてちゃいけないんだよおおぉ!!」 「私があなたたちを捨てたんじゃない、あなたたちが私を捨てたのよ。 大体あなたたち、タンカ切って出ていったんじゃないの。真実のゆっくりを見つけた自分たちなら大丈夫だって。 その様はなんなのよ?」 「ゆ゛っ…………ぐぅっ………………… ………だっで、だっで、だっでだっでだっでえええぇぇ!!みんなひどいんだよおおぉぉ!!」 「みんなおぢびぢゃんにいじわるずるのよおおおぉぉ!! ごんなにゆっぐりじだおぢびぢゃんなのにっ!!みんながおぢびぢゃんをぜめるのおおぉぉ!!」 「誰にどう言って責められたの?」 「ゆううぅぅ………ぎだないっで、ぐざいっでいうんだよおおぉぉ………」 「ゆっぐりのむれに、はいろうどじでも………どこも、おぢびぢゃんがゆっぐりでぎないっで………」 「にんげんさんに、がっでもらおうどおもっだげど………びんな、おぢびぢゃんのわるぐぢばっがりいうのおおぉぉ………」 「かいゆっくりにしてください」「にんげんさんをゆっくりさせます」 駅前の広場であちこちに頭を振りながら懇願する野良ゆっくり。 れいむとありすがそこまで身を落としているのを想像すると苦々しい思いが湧きあがる。 「つまり、そのおちびちゃんを見ても、誰もゆっくりしてくれなかったのね?」 「「……………ゆ゛ぅ………………」」 「私は言ったわよね。おちびちゃんをちゃんと躾けなさいって。 トイレも覚えさせなかった結果がそれでしょう。自分たちが正しいと、今でも思うの?」 「!!…………おぢびぢゃん……おぢびぢゃんは、ゆっぐじ、でぎるんだよっ………!!」 「だれよりも、どがいばな、おぢびぢゃんなのにいいぃぃ………!!みんな、みんなぁぁぁ………!!!」 一体なにがこの二匹を突き動かしているのか私にはもうわからなかった。 母性か?意地か?そもそもこの二匹には、自分の子供の姿が見えているのか? 「それで、また飼いゆっくりになりたくてここに戻ってきたのね?」 「ゆっ!!そうだよっ!!またれいむたちをかってねっ!!」 「おねがいよ、おねえさん!!こんどはとかいはに………」 「それなら、その子供たちは捨てなさい」 「「ゆ゛ううううぅぅぅぅぅっ!!!?」」 「もうあなたたちに子供を育てられるとは思えない。子供は切り捨てなさい。 それならまた飼うわ。去勢はさせてもらうけど、最後まで面倒は見る。 子供が見捨てられないなら、あなたたちが最初に言ったとおり、自分の子供は自分で守りなさい」 「ぞんなっ………ぞんなああぁぁ!!」 「びどずぎるわああああぁぁぁ!!」 「そうよ、人間はひどいのよ。ゆっくりの子供なんか殺しても平気なの。 それでも人間に頼るしかないなら文句は言わせないわ。 嫌なら、自分たちで野良として生きなさい。この街はゆっくりにとっては暮らしやすいほうよ? 一匹でもゆっくりを見かけたら即座に処分するような街だって、世の中にはいっぱいあるんだから」 「ゆ゛う゛う゛う゛う゛ぅぅ………!!」 「飼われるか、おちびちゃんと暮らすかよ。選びなさい。 私はまた飼いたいけど、その子たちの、いえ、子供と一緒にいるあなたたちの面倒は見られない。 私に飼われるより、おちびちゃんと一緒にいるほうがゆっくりできるとその状態でもまだ思うなら、私は邪魔しないわ。 どこへでも好きなところへ、可愛いおちびちゃんと一緒に行きなさい」 「「おねえざっ………………!!」」 私はそこでカーテンを閉めた。 ガラス戸に背を預け、れいむ達の返事を待つ。 お願い、許して、悪かった、おちびちゃんも飼って、れいむ達はしつこく懇願しつづけていたが、 三十分もすると叫び疲れて声が小さくなり、一時間が過ぎて物音がしなくなった。 カーテンを再び引くと、もうれいむ達の姿はなかった。 れいむ達は、やはり子供たちを選んだのだ。 ああなっても、あそこまでの目に遭っても、おちびちゃんを潰されるぐらいなら、 誰も味方がいなくても、外敵だらけの野良暮らしを選ぶのだ。 窮屈な躾と引き換えに、私が飼いゆっくりに与えられるものは一体なんだろうか? せいぜい、暖かい寝床とお菓子、外敵から身を守る壁。それだけ。思えばたったそれだけだ。 ゆっくりにとっては、あんな生活に身を落としても、子供のほうがそれに勝るのだ。 人間が真っ先にゆっくりに禁じ、奪う、子供とはそういうものなのだ。 私は布団の上のゆっくりカタログを取り上げ、びりびりに引き裂き、力任せにゴミ箱に叩きこんだ。 ―――――――― 「おねがいじばず!!でいぶだぢをがっでぐだざい!!」 「おぢびぢゃんをみでぐだざいっ!!おぢびぢゃんはどっでもゆっぐじでぎばずっ!!ぼんどうでずぅぅ!!」 駅前近くの電柱の下で、れいむとありすは道行く人々に懇願を続けている。 誰もが眉をしかめ、あるいは一瞥もくれず、足早にその前を通り過ぎていく。 ここ数日、毎日二匹はここでそれを繰り返していた。 このままではあと一、二日で、市のゆっくり駆除課に目をつけられて処分されるだろうと誰もが思い、 わざわざ靴を汚すのを避け、距離をとって離れてゆく。 プライドを捨てて、飼い主だったお姉さんに頼みに行ったが、それもすげなく断られてしまった。 もう捨てるプライドもなく、手立てもなく、二匹は喉が枯れるまで叫び続けた。 そうこうするうち、二匹の前に立ち止まる姿があった。 「やあ、どうしたんだい?君たち」 「「ゆ゛ぇっ………!」」 この数日間で初めて立ち止ってくれた人間だった。 れいむとありすはぱぁっと笑顔を浮かべ、靴を舐めんばかりにその青年にすり寄った。 「ゆ゛ぇえ゛え゛え゛え゛え゛ん!!やっだ!!やっだやっだやっだよおおぉぉ!!」 「やっどどばっでぐれだわぁぁぁ!!あじがど!!おにいざんあじがどおおおお!!」 「おいおい……どうしたのかって聞いてるんだよ」 泥だらけの顔をすり寄せてくるれいむ達に顔をしかめて足を引き、青年が促す。 「ゆゆっ!!れいむたちをかってほしいんだよっ!!」 「ゆっくりできるおちびちゃんたちがいるのよっ!!みて!!みてえぇ!!」 青年が見ると、電柱の陰に二匹の子ゆっくりがいた。 身体は大きいが、やつれて細くなっているために、まるで干し柿のようないびつな形になっている。 それでも鳴き声は元気なものだった。 「ゆ゛う゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛ん!!ごひゃん!!ごひゃん!!ごひゃんたべりゅううううう!!」 「どぎゃいば!!どぎゃいばああぁぁ!!」 子ありすのほうは泣きながらも、勢いよくうんうんとしーしーを撒き散らしていた。 青年はハンカチで口元を押さえたが、ハンカチの陰でなんとか笑顔を作り、れいむ達に顔を向けた。 「いやあ、とってもゆっくりしたおちびちゃん達だね!!」 「ゆ゛っ!!ぞうだよっ!!ゆっぐじ!!おぢびぢゃんはゆっぐじじでるんだよおおおおぉぉ!!!」 「わがっでぐれだのはおにいざんがばじめでよおおおぉぉぉ!!! やっばりあでぃずだぢはばぢがっでだがっだんだわああああああああ!!!!」 「………ああ、そうだな。とってもゆっくりしてるよ。 そんな君達に、ぜひゆっくりさせてほしいな。お兄さんの家の飼いゆっくりにならないかい!?」 〔続〕
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867.大人なれみりゃとちょっと子供なお兄さんの続編です。 出来ればそちらをお読みになってからこれを読んでいただきたいと思います。 ※独自設定です ※にんっしんネタやだど口調のれみりゃが出ます。 以上を不快に感じる方は、申し訳ありませんがゆっくりお引き返しください。 それでも良ければどうぞ れみりゃとゆっくりできるおちびちゃん 「れみりゃー!ただいまー!」 今は金曜日の午後6時半。 玄関のドアを開け、俺は居間にいるであろうれみりゃに日課であるいつもの挨拶をする為に声を上げる。 … あれ? いつもなら「おかえりなさ~い♪」と満面の笑顔のれみりゃが出迎えてくれるんだけど… … え?もしかして俺、れみりゃに嫌われた? … いやいや、そんなことはない…はず…多分。 …段々自信がなくなってきた。 靴を脱ぎ、れみりゃがいるであろう居間に恐る恐る向かう。 何故自分の家でこんなに慎重にならなきゃいかんのかわからんが…。 「れみりゃー?」 俺は居間へ続くドアを開け、れみりゃの名前を呼ぶ。 「う~…おかえりなさ~い…」 れみりゃの返事があったことに安心したのも束の間、俺はれみりゃの声に元気がないことが気になった。 見ればれみりゃはこちらに背を向けて寝ていた。 「…どうした、何かあったのか?」 「う~…ちょっとぉ…」 俺はれみりゃに声を掛けるが、れみりゃはこちらを向こうとはしない。 早くその顔を見たいんだがなあ…。 仕方ないから回り込んでれみりゃの顔を拝ませてもらおう。 俺はれみりゃを跨いで正面に回り込む。 「お~い…れみりゃ、どうか…した…の……か…?」 俺はれみりゃの顔を見て驚いた。 いや、正確には顎の部分だ。 下ぶくれの顔の顎の部分が大きく膨らんでいたのだ。 「う~…なんだかおもいんだぞぉ…」 見たいと思っていた念願の笑顔は…とてもゆっくりしていない顔になっていた。 「いつからそんなことになったんだ?」 俺はれみりゃの頭を撫でながら質問をする。 撫でることで少しでも良くなってくれればいいんだが…。 れみりゃは寝ている状態の方がマシなようで、寝たままの状態だ。 「う~…おひるにぃ…ぷっでぃんたべたくらい…かなぁ…」 大体昼くらいか。 朝、俺が出掛けるときにはまだ満面の笑顔だったしなあ。 「痛みはあるのか?」 「う~…いたいいたいはないぞぉ…でも…からだがおもいのぉ…」 痛みはないことに少し安心。 だが、このままにしておく訳にもいかない。 「れみりゃ、明日朝一番に病院に行こう。お医者さんに診てもらおう」 「おいしゃさんはぁ…ゆっくりできないのぉ…」 まだれみりゃは医者を嫌がっているのか。 予防注射に病院に行った時のトラウマがまだ残っているのかな…。 その日は一日中泣いてたもんなあ…。 「このままじゃゆっくりできないぞ!!お医者さんに行けばゆっくり出来るようになるから!!」 「う~…おもいおもいもおいしゃさんもいやなのぉ…」 う~ん…どうしたものか。 仕方ない、あまりやりたくはないが食べ物で釣るか。 「れみりゃ、明日の病院の帰りにアイス食べに行こう!ゆっくり出来るぞ!」 「う~…おいしゃさんはゆっくりできないけど…あまあまアイスはゆっくりできるぞぉ…」 こんな状態でも食欲はあるようだな。 食欲までなかったら万事休すだったかもしれない。 俺はれみりゃの食欲があることを心の中で感謝する。 何にって? 勿論、れみりゃにだ。 「病院に行かないとあまあまアイス食べられなくなっちゃうぞ~?」 「う~…あまあまアイスたべたいぞぉ…」 正直言うと嫌なやり方だけど仕方ないよな。 無理矢理連れて行って泣き叫ばれるよりはいいだろう。 この前のレストランの時は泣きやますの大変だったし。 「じゃあ明日一緒に病院行こうな!」 「う~…う~…しかたないぞぉ…」 れみりゃは病院に行くことを渋々ではあるが了承してくれた。 これで解決すればいいんだけどな…。 まずは晩御飯か。 俺はれみりゃのプリンその他を取りに行こうと立ち上がった。 「れみりゃ、あーん…だ」 「あ~ん…う~…あまあま…だっ…ぞぉ…」 俺がスプーンでプリンを掬い、れみりゃの口までそれを運ぶ。 俗に言う『あーん』ってやつだな。 普段はこんなことはしないんだが、寝たままの状態の方がゆっくり出来るようだから仕方ない。 …不謹慎だが、こういうのも悪くない気がするな。 「よし、れみりゃ。次行くぞ次。ほれ、あーん…」 「あ~ん…う~…ぷっでぃ~ん…」 相変わらず体調は良くなさそうだが、それでもプリンを食べるれみりゃは先程よりゆっくり出来ていたような気がした。 翌日 俺とれみりゃは総合病院へやってきた。 ちなみに何故総合病院なのかというと、そこしかゆっくりを診てくれないからだ。 ゆっくり専用の病院があれば良かったのだが、そんなものないし。 中にはゆっくりも診てくれる獣医もあるそうだが、ゆっくりは犬や猫とはなんか違うだろ? だから総合病院なのだ。 「う~…う~…」 病院の廊下の椅子に腰掛けているれみりゃは、病院に入ってから昨日の夜よりさらにゆっくり出来ていないような顔をしている。 そんなに病院が嫌だったのか…。 「う~…さくや~…やめてほしいんだぞぉ…」 ん?さくや? 何を言って… 「おぜうさまああああああああ!!!!!!!」 ん? うわ、れみりゃの足元で胴なしのゆっくりさくやがれみりゃの足にスリスリしてる!! とりあえず俺はさくやを両手で持ち上げ、れみりゃから引き離す。 「はなしてほしいんですわ!!」 さくやが俺のれみりゃにスリスリしたくなるのはわからなくもない。 いや、よくわかる。 俺のれみりゃはれみりゃの中でも特に可愛いのだからな! 断言して言ってやる。 心の中だけでだが。 だけどれみりゃが嫌がっていることをしてはいかんよな。 れみりゃの話し相手になってくれるだけなら良いのだが。 ああ、当然れみりゃは渡さないけどな!! 「お前、誰かと一緒に来たんじゃないのか?」 「ゆっ…さくやはおねーさんと『よぼうちゅうしゃ』にきたのですわ!!」 「じゃあお前のおねーさんは心配しているんじゃないのか?」 「ゆっ…あ、おねーさん!!」 さくやは俺と向かい合って(というより無理矢理こっちを向かせて)話していたが、突然向きを変え、嬉しそうな声を出す。 俺もさくやの向いている方に視線を向けると… 「ごめんなさいねぇ…うちのさくやちゃんが…ほら、こっちにいらっしゃい」 人が良さそうだが恰幅はさらに良さそうなおばちゃんだった。 おねーさんと聞いて少しは期待してしまったが…。 まあゆっくりに「自分はおねーさんだよ」と名乗れば、男だろうとお年寄りだろうと『おねーさん』になるのだから仕方ない。 「あら?貴方のれみりゃ、妊娠してるの?」 「…妊娠?」 俺がおばちゃんにさくやを手渡していると、おばちゃんが話しかけてきた。 おばちゃんの言ってることがよくわからなかった。 横を見れば、れみりゃも不思議そうな顔でおばちゃんを見ている。 「え~っと…妊娠…なんですか?これ」 「ええ、ええ、うちのさくやも…あ、この子の親なんですけど…あれは1年前だったかしら…急に顔が膨らんでねえ…」 なんだか話し始めたおばちゃん。 長くなりそうな気がするのだが…。 「それでねえ、れみりゃやふらんやめーりんも可愛いんですけどねえ、やっぱり私はさくやが一番可愛いと思うんですのよ」 いつの間にか話が変わっている…。 恐るべしおばちゃんパワー。 というより、俺が聞いてなかっただけか。 「胴付きと胴なしのゆっくりがいるでしょ?私はゆっくりと言えば胴なしの方が好きなんですのよ。あ、貴方のれみりゃを馬鹿にした訳じゃないのよ?」 「おぜうさまあああああああ!!!!!!!」 あ、いつの間にかさくやがおばちゃんの手から抜け出してれみりゃの足にスリスリしてやがる! 羨ましいぞ!! …もとい、けしからん!! 「こら、やめんか!」 「はなしてくださいですわ!!おぜうさまああああああ!!!!!」 「あとね、私はきめぇ丸を最近欲しくなってきましてね、ほら、あのふてぶてしい顔がなんだか可愛く見えてきません?」 病院の廊下の一角がすっかりカオスな状況になってしまった。 おばちゃんの話は止まらないし、さくやは俺の手の中で暴れるし。 「れみぃが…にんっしん…?」 れみりゃが何かを呟いていたが、その時の俺の耳には何と言ったのか聞き取れなかった。 「おぜうさまああああああああ!!!!!!」 「あのひゅんひゅんと動くところもなかなか愛嬌があってですねえ。きめぇ丸って名前より可愛い丸って名前の方が合うと思うんですけどねえ」 こいつらうっさい。 「あ~、これは妊娠してますねえ」 診察室で医者のやる気なさそうな声だけが響く。 おばちゃんとさくやの猛攻から逃れた俺とれみりゃは診察室の椅子に座っている。 ヘヴィだったぜ…。 「れみぃ…まんまぁになれるのぉ?」 れみりゃは目を輝かせている。 親になれるっていうのはやっぱり嬉しいもんなのかな。 しかし、俺はそれより気になることがあった。 「妊娠って…れみりゃに聞いたところ、急に顎が膨らんだらしいんですが、そういうことってあるんですか?」 「ゆっくりはある程度成長した母体がとてもゆっくり出来ていると子供が生まれます。いやいや、不思議な生き物ですねえ」 俺の質問を医者が苦笑しながら答える。 どうやら間違いないようだな。 「あまり外出させずに自宅でゆっくりさせて下さい。1週間くらいで生まれると思いますので」 短っ!! 人間の場合は十カ月と聞くが、それの40分の1以下かよ。 「出産の際は特に何もする必要はありません。出産後に風邪等を引いたりしないように母子共に気を付けてあげて下さい」 「わかりました」 人間の際は色々大変だと聞くが、ゆっくりだと何もしなくていいのか。 お手軽で助かるな。 「もし子供は一匹だけで良いと言うのなら子供が生まれた後にまたいらしてください。避妊薬を注射しますので」 「はぁ…わかりました」 れみりゃが幸せなのは良いことだが、その分子供が生まれるという事態もよろしくないかもしれない。 子供は計画的に作らないとな。 生まれた後にれみりゃと相談してみるか。 「ビタミン剤を処方しておきますね。栄養はしっかりとらせてください。では、お大事に」 「ありがとうございました」 その会話を最後に俺達は診察室を出た。 「うっう~♪あかちゃ~ん♪あかちゃ~ん♪」 病院から出る頃にはれみりゃはすっかりご機嫌になっていた。 嬉しそうに肥大化した顎を撫でている。 おかしな病気でないばかりか、自分が母親になれるということに喜びを感じているのだろう。 「れみ☆りゃ☆う~!!」 体が重いからかさすがにダンスは踊らないが、あの満面の笑顔は戻ってきたようだ。 この笑顔が見れたという意味では来てよかったな。 …保険がきかないれみりゃではバカ高い診察料にはなったが…。 「うっう~♪おにいさ~ん♪れみぃはぁ♪まんまぁになるんだっぞぉ~♪」 「ああ、そうだな」 「れみぃはぁ♪あかちゃんのためにもぉ♪たぁくさんアイスをたべるんだっぞぉ♪」 あ、アイスのことすっかり忘れてた。 財布の中身がさらに軽くなってしまうが、御祝いも兼ねて行くか。 れみりゃの笑顔をもっと見ていたいし。 「よっしゃ、美味しそうなアイス食べられる店に行くか」 「う~♪あまあまアイス♪うぁうぁあかちゃ~ん♪」 喜びながら車の助手席に乗るれみりゃ。 病院に来る時もそうだったが、顎が肥大化たことでシートベルトを付けづらいようだ。 俺が付けさせてやるしかない。 なんだかすっかり甘えん坊になっているような…。 「うぁうぁ♪しゅっぱぁ~っつ♪だっぞぉ♪」 「はいはい、出発出発」 そんな会話をしながら、俺は車にキーを差し込んだ。 「う~!!!うまれちゃうぞぉ…!!!」 今日は木曜日。 れみりゃが妊娠してから7日目だ。 毎日まだかまだかという気持ちだったが、ついに来たか。 つっても、医者が言うには俺が出来ることはないようだが…。 「頑張れ、れみりゃ。俺にもお前の可愛い子供を見せてくれ」 「う~…う~…」 四つん這いの体勢となったれみりゃは苦しそうだ。 だが、俺は見守ることしかできない。 肥大化した顎には小さな笑顔が見える。 あれがれみりゃの赤ちゃんなのだろう。 「う~!!」 すっぽん!という景気の良い音と共にれみりゃの顎からピンク色の物体が飛び出してきた。 それは非常に小さいが、母親とそっくりな胴付きのれみりゃだった。 というか、生まれた瞬間から服着てんのか。 何処かの配管工のペットの恐竜みたいだな。 れみりゃの子供は自身が生まれたことを察したのだろう。 すぐに母親であるれみりゃの方を向いた。 「う~♪まんまぁ♪」 「れみぃのあかちゃ~ん♪かわいいぞぉ♪」 「う~♪まんまぁにぃ♪ほめられちゃったどぉ♪れみぃうれしいどぉ♪」 ん? 赤ちゃんれみりゃの言葉が何だか訛っているような。 気のせいか? 「うぁうぁ♪」 「あぅ~♪」 「れみ」 「りゃ」 「「う~!!」」 そんなことを考えている俺に親子れみりゃのダンスを披露してくれた。 う~ん、やっぱりれみりゃの子供も可愛いな。 大きさ以外は見分けがつかないのが難点だが。 成長したらどうなるんだろう。 何か印をつけなきゃいけないのかな。 「…で、れみりゃ達よ」 「うぁ?」 「あぅ?」 俺は踊っている2匹のれみりゃに声を掛ける。 その声に、れみりゃ達は踊りを止め、こちらを不思議そうな顔で見ている。 親もれみりゃで子もれみりゃ。 何か呼び方を考えなければいけないだろう。 「まんまぁ~、このひとだれだどぉ~?」 子れみりゃがやっと俺の存在に気づいたようだ。 冷静に考えたら、この子供にとっては俺のことを部外者にしか見えないよな。 …というか、やっぱ訛ってるな。 聞き間違いではなかったようだ。 「だど」という言葉は山梨県の甲州弁の語尾の一つだったと思った。 甲州弁だとしたら他にも語尾に「ずら」とか「しざあ」とかも使うはずだが…。 …何故甲州弁? いや、別に甲州弁を馬鹿にしているわけでは決してないのだが。 「おにいさんはぁ♪とぉ~ってもぉ♪ゆっくりできるにんげんさんだっぞぉ♪」 非常にアバウトな説明だな、れみりゃよ。 インド人もびっくりだぜ。 …何歳だ、俺は。 「あぅ~♪あぅ~♪ゆっくりできるおにーさんはぁ♪とぉってもゆっくりできるどぉ♪あぅあぅ♪」 ああ、やっぱりそれで納得するのか。 ゆっくり出来るって言えばそれだけで良いんだな。 こちらとしてはやりやすいが…それで良いのか? … まあ良いか。 訛りの方は、これはこれで可愛いので別に問題はないな。 「で、子供の方のれみりゃ」 「う~?れみぃになにかようだどぉ~?」 こいつも自分のことをれみぃと呼ぶのか。 わかりにくくて仕方ないな。 訛りがあって良かったぜ。 「お前はれみりゃのおちびちゃんだから、ちびりゃと呼ばせてもらうぞ。とってもゆっくり出来るぞ?」 そのまんまだけど、他に思いつかなかったから仕方ない。 あとはこいつら自身が気にいるかどうかだが…。 一応ゆっくり出来るという言葉を付け加えておいたが…。 「あぅ~♪ゆっくりできるなられみぃはなんでもいいどぉ♪」 「うぁうぁ♪おちびちゃんうれしそうだぞぉ♪まんまぁもうれしいぞぉ♪」 ああ、やっぱり納得するのか。 まあ何でもいいんだけどな…。 「改めてよろしくな、れみりゃ、ちびりゃ」 「うっう~♪おちびちゃんとぉ♪おにいさんとぉ♪いっしょにゆっくりするぞぉ♪うぁうぁ♪」 「あぅ~♪れみぃのゆっくりらいふはぁ♪まだまだこれからだっどぉ♪あぅあぅ♪」 親子揃って満面の笑顔。 この1週間何だかんだ大変だったけど、この2匹の笑顔が見れて良かったと思う。 翌日 帰ってきたら居間が凄いことになっていた。 具体的に言えば、めちゃくちゃ散らかっていた。 れみりゃを連れてきた当初のことを思い出すぜ…。 「あぅ~♪これなんだっどぉ~?」 「あがぢゃ~ん!!ぎれいぎれいにじないどゆっくりできないぞぉ~!!!」 「う~♪う~♪これもぽぉ~~~~い♪するどぉ♪」 「あがぢゃ~ん!!でみぃのおばなじぎいでぇ~!!」 ちびりゃが手当たり次第に部屋の中の物をぽいぽい投げている。 れみりゃは…ああ、もうすっかり泣いてるよ。 それでも何とかしようというところが親として頑張っていると言ってもいい気はする。 …結果に結び付いてはいないけどな…。 これからちびりゃの教育もやらなきゃいけないのか…。 最近やっとれみりゃが手がかからなくなってきたと思ったのに…。 れみりゃに躾…出来るようになるのかなあ…。 はぁ…。 「ぽぉ~~~~い♪だっどぉ♪」 「あがぢゃ~~~~~~~ん!!ぼぉ~いじぢゃだめだっぞぉ~~~~!!!!!」 俺はさらに散らかっていく部屋の中を他人事のように感じながら、頭を抱えながら溜息をついた。 後書 親子れみりゃを書きたい!→じゃあこの前の続きで良いんじゃね?と私の中で繋がって続編が出来ました。 子供っていうのは最初は非常に手がかかると思いますが、きっとそれでも可愛いものなんでしょうね。 だど口調については台詞で見分けがつくようにした為です。 それ以上の理由はありません。 私自身はだど口調のれみりゃも好きです。 た・・・たまらん・・・ れみりゃ可愛すぎる・・・ -- 名無しさん (2011-01-05 12 21 23) れみりゃとちびりゃの愛らしい様子が、文章からヒシヒシと伝わってくる。 いい作品でした。 れみりゃが欲しい・・・ほんとに欲しい・・・ -- 名無しさん (2011-01-08 18 47 19) いいぞぉ! もっとやってしまえー! -- 親父ぃ・・・ (2012-09-13 07 12 37) 名前 コメント
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ちびちゃとの情報などあったら教えてくだせえ 名前 コメント 対応するregion、endregionプラグインが不足しています。対になるようプラグインを配置してください。
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『おちびちゃんはとってもかわいいんだよ!(続々・後編)』 26KB いじめ 虐待 制裁 自業自得 育児 子ゆ 現代 愛護人間 虐待人間 遅れてホントすいません オツカレサマデシタ 過去作 anko1548(前)/1744-5(中)/2170-1(後) 『よわいものいじめはゆっくりできないよ!』 anko2263-4『ゆっくりいじめはゆっくりできるね!』 anko2424-5『かけがえのないいのちなんだよ!』 anko2889『いっしょにゆっくりしていってね!』 anko3521『ゆっくりつかいすてていってね!』 anko3542(前)/3549.3563-4(中)/3578-9(後) 『おちびちゃんはとってもかわいいんだよ!』 『おちびちゃんはとってもかわいいんだよ!』(続々・後編) 「僕の好きなジャンルは『家族崩壊』モノでね。仲のいい家族をさらってきて、 あまあまを奪い合わせたり疑心暗鬼に陥らせたりして家族同士でいがみ合うのを見るのが好きなんだ」 珍しく手ぶらで現れたお兄さんは、れいむ達の前に座り込んで話していた。 「ゆっくりなんて単純なもの、とは言うけど、 実際に何十組の家族と付き合ってみると、いろんなパターンがあるよ。 親が子をあっさり見捨てたり、逆に子が親をあっさり裏切ったり。 力の強い一匹が他を支配したり、子供のために親が犠牲になったり。 全員死ぬまで信頼し続けるケースも少ないけどある。 でも、君達みたいなのは初めてかな?」 「「………………………………………………………………………………………………………………ゆ゛っ」」 「「あみゃあみゃー!!あみゃあみゃちょーだーい!!ねぇねぇねぇねぇあみゃあみゃー!!」」 それを聞いているれいむとありすの姿に、かつての面影はない。 お飾りを切り刻まれてぞんざいに縫いつけられ、髪を全て皮膚に溶かしこまれ、 片方の眼窩を含めて全身に穴を開けては小麦粉で塞ぎ、を繰り返された結果、 もとは球状だったことがかろうじてうかがい知れるという体の、いびつに歪んだオブジェになっていた。 割かれてずたずたになった唇の間からだらりとこぼれている長い舌には、無数のボルトがナットできつく留められている。 一方、お兄さんにまとわりつくおちびちゃん達は連日のあまあま生活ででっぷりと太っていた。 身長は成体の半分程度だったが、横幅は成体に近い。 下膨れの身体がだらんと床に広がり、頭部だけがちょこんと飛び出しているはぐれメタルのような形状になっており、 本人たちはぴょんぴょん飛び跳ねているつもりだったが、頭部だけがのーびのーびを繰り返すだけだった。 それらを見回してから、お兄さんは言葉を続ける。 「なんなんだろうね、このおちびちゃん達は。 ゲスじゃないね。ゲスなら、「ゆっくりさせないくそおやはしね!」とか言うよ。 邪魔なものは憎み、排除する。憎い相手が不幸になることを望み、喜ぶ。 でもこの子たちは、まっっっったく他人に興味がないんだな。 ゆっくりさせてくれるなら寄っていく。ゆっくりできないならいらない、どうでもいい。 想像力の欠如。生物として、いやゆっくりとしてどうなんだろうね? 君達が言っていたとおり、ゆっくりするという意味ではゆっくりとして完成された性格なのか、それとも欠陥品なのか」 れいむ達は答えない。 どんよりと濁った片方の目を、ぼんやりとおちびちゃん達に向けているだけだった。 「ま、とにかく、今日でお別れだよ。それを言いに来たんだ。 君達はたっぷり楽しませてくれたよ。あれだけ可愛がっていたおちびちゃんを、一転して憎み、罵声を浴びせる。 ゆっくりのそういう姿が大好きな僕にとっては素晴らしい御馳走だった。 でも、こっちはねえ……」 「ゆーっ!!あみゃみゃーっ!!」 汚らしいものを触るように、お兄さんは指先でおちびちゃんをつまみ上げる。 頬をつままれてだらんとだらしなく伸びながら、なお底部は床と離れない。 身体に対して小さすぎる顔がゆきゃゆきゃとはしゃぎ、小さなもみあげがぱたぱたとせわしなく動く。 「どうも食指が動かないんだなあ。 家族を憎ませようと思っても、他人に興味がない以上憎むとも思えないし。 虐めてみてもゆぎゃーゆぎゃー単調に泣きわめくだけだろうし、全然面白そうじゃないんだよね。 ゆっくりのゆっくりらしさって、他者との関係で培われるんだって再認識しちゃったよ。 これ、ゆっくりなの?」 「「………………」」 かつては「世界一ゆっくりしたゆっくり」と信じたおちびちゃんの、ゆっくりとしての存在意義そのものが否定されるに至っても、 れいむとありすは黙り込んだままで反応を返さなかった。 「………君達もすっかり反応が鈍くなっちゃったね。 僕も飽き飽きしていた頃だし、これで解放するよ。どこへでも好きなところへ行っておいで。 楽しい時間をありがとう!」 れいむ達は、再び元の路地裏に佇んでいた。 ダンボール箱に載せてここまでれいむ達を運んできたお兄さんは、一声挨拶すると、そのまま立ち去ってしまった。 れいむとありすは、ただその背中を呆然と見つめていた。 「ゆーっ!!ゆっくち!!」 「ときゃいは!!ときゃいは!!ゆきゃーっ!!」 その側で、おちびちゃん二人はいつもと同じようにはしゃぎ声を上げていた。 状況をまったく理解しておらず、そのへんをずーりずーりと這い回り、きょときょとと周囲を見回す。 つくづく何がおかしいのか、「ゆきゃきゃきゃっ」とひとしきり笑い転げたあと、 二匹は変わり果てた姿の両親の前に回りこんで叫んだ。 「「ゆーっ!!おきゃーしゃんおにゃかしゅいちゃー!!あみゃあみゃー!!」」 ―――――――― 休日の買い物帰りに、私はれいむ達と再び会った。 近くのスーパーで惣菜を買ってきた帰りのことだった。 私の家の前の道路に、それはいた。 それが何なのか、すぐにはわからなかった。ゆっくりだということすら。 遠目にも汚らしい生ゴミのような、しかし蠢いているそれが何かわからず、 5メートル手前で私はしばし立ちつくした。 しかし、やがて、それが発した声で、それが何なのか私は理解してしまった。 「ゆっ!!おねえさんっ!!ゆっくりおかえり!!」 「ゆっくりひさしぶりねっ!!おねえさん、やっぱりとかいはねっ!!」 「…………………え?」 れいむ達は変わり果てていた。 全身がでこぼこになり、頭部は禿げているのかカビでも生えているのか、まだらな色でぬめぬめと光り、 二匹とも左目がなくなって、ボルトだらけの舌をしまう事もできずにこぼれ出させていた。 一体何をどうやったのか見当もつかない。ただ、圧倒的な人間の悪意が全身から滲み出ていた。 最悪の、ケースになってしまったのか。 私が飼っていたゆっくりが、そういう末路を辿ったのか。 「ゆーっ!!おねえさん、ずっとずーっとごめんねっ!!れいむたちがわるかったんだよっ!!」 「ええ、ほんとうに!!ありすたちがいなかものだったわ!!ごめんなさい!!」 声だけは明るく、元気にはり上げながら、れいむ達は私のほうに這いずってきた。 私は動かなかった。足がすくんでいた、という方が正しい。 「やっぱりおちびちゃんはちゃんとしつけないといけないよねっ!!れいむたち、あまあまだったよ!!」 「ありすたち、はんっせいしたの!!ね、ありすたちのじまんのおちびちゃんをみてちょうだいっ!!」 「「ゆげぇっ!!」」 「!?」 れいむ達はそう言いながら、私のほうに何か放ってよこした。 れいむ達と同じように汚れはてたそれらは、しなびたような妙な形で、しかしやはり蠢いていた。 それらは恐ろしいことに、同じく私のほうを目指して這いずっていた。 「ゆ゛ぇええええええ!!ゆ゛びぇぇえ゛え゛え゛え゛え゛!!!おでえざっ、だじゅげでえええぇぇ!!」 「どぎゃっ、どぎゃいばじゃだいいいぃぃ………ゆげぇっ………ぎぼぢっ、わづ……だじゅ………」 亀が這うよりものろい速度でずるずると蠢くそれらに、私は思わず後ずさる。 大部分の歯が砕け、髪がまだらになるまでぞんざいに引き抜かれ、全身に打ち身や切り傷を作り、 片目も抉られ、あにゃるとまむまむに小石を突っ込まれているそれは、 驚くべきことに、れいむ達が溺愛していたあの子供たちらしかった。 「……………な………………」 「いぢべるどおおおお!!おがあじゃっ、がっ、れいみゅをいぢべるのおおおおおお!!! だじゅげで!!だじゅげじぇえええぇ!!おでえざああぁぁぁあん!!」 「おで、が…………ありじゅ………ゆっぐ、ゆっぐじ……ざじぇ…………ざぜでぐだじゃ、いいいぃぃ………」 「ゆふふっ、おちびちゃんたちはあわてんぼうだね!!」 歪んだ顔をさらに歪め(笑っているらしかった)、れいむとありすがぽんぽんと飛び跳ねてくると、 子供達の背後に立った。 「ゆっ!!おちびちゃんたち、もういーい?」 「「ゆ゛っ!!ゆひいいいぃぃぃぃ!!!」」 「ままのいうことをちゃんときかないとゆっくりできないわよ?ゆふふ」 そう言うと、ありすが子ありすの抉られた眼窩にボルトだらけの舌を突き入れた。 「ゆぎっ!!ゆぎぎぎぎぎいいぃぃぃ!!!がああぁぁ!!」 舌に刺さったボルトが眼窩の中で引っ掛かっているらしく、子ありすが吊るし上げられる。 「ままのいうことをきかないこまったおちびちゃんは………めっ!!」 そのまま、舌を振って子ありすをすぐ側の電柱に叩きつけた。 「ゆげばぁっ!!」 「ままの!!いうことを!!よくきいて!!ゆっくりした!!いいこに!!なりましょうね!!」 「がぁっ!!ゆごぉっ、ぼぉっ!!やべっ!!ごべ、なざっ!!ゆるじっ!!」 笑顔を崩さず、何度も何度もありすは子ありすを電柱に叩きつける。 れいむの方も、子れいむの髪を舌で掴み、地面にぐりぐりと押しつけていた。 「ゆふふ。おかあさんたちのしつけにがまんできなくって、やさしいおねえさんにたすけてもらおうとしたんだね。 でも、おちびちゃん、わかるかな? おねえさんはねっ、おとなのいうことをきけないおちびちゃんはきらいなんだよ!! ききわけのないゆっくりしたおちびちゃんを、おねえさんがたすけるはずないんだよっ!!ゆっくりりかいしてねぇ!!」 「ゆ゛ぎいいいいぃぃぃ!!ががばばばばば!!やべ!!ごべ!!ゆぐじでぐだざいいいいぁああああ!!」 ごりごりと顔面を削られ、がんがんと地面に叩きつけられ、子れいむは必死に謝っていた。 ずたぼろに傷ついた子供たちの後頭部を乱暴に掴み、れいむ達は私に突き出してきた。 「ねっ!!おねえさん!!おちびちゃんたち、わるいことをしたらゆっくりあやまれるようになったんだよっ!! さ、おちびちゃん!!おねえさんたちに、あのことをあやまろうね!!」 「さ、たくっさんれんしゅうしたわよね?ゆっくりおわびしましょうね!!はやくしましょうねっ!!」 「「ゆびぃ!!」」 ボルト混じりの舌で殴りつけられ、ゆひいゆひいと泣き声を上げながら子供たちは私のもとに這いずってきた。 「ゆ゛………お、おでえ…………ざん………わりゅい、ごで………ごべん、だざい………でじだ……」 「うん、うんじで……ごべんだざい………じーじーじで……じゅみま、じぇんでじだ………」 「ゆふふ、おちびちゃんがんばって!!」 「もっということがあったわよねっ?」 「にんげんざんを………ばがにじで、ぼうじわげ…………ありばじぇんでじだ………」 「ずびばぜんでじだ………ぼうじわげありばじぇん…………いうごど、ぎがなぐで…………いだがものでごべんだざい………」 「どうっ!?おねえさんっ!!」 れいむ達は誇らしげに胸を張り、私に叫んだ。 「れいむたち、ちゃんとしつけできたよっ!!いまのおちびちゃんたちなら、おねえさんのいうことをよくきくよっ!!」 「ね、みてちょうだい!!おといれさんもちゃんとできるようになったのよっ!!」 そう言うと、ありすは子ありすを仰向けにひっくり返し、その腹を舌でしたたかに殴りつけた。 「ゆ゛ぼぉっ!!!」 あにゃるを塞いでいた小石が勢いよく飛び出し、その奥からカスタードのうんうんが大量にひり出される。 また眼窩に舌を突っ込んで強引に引き起こし、ありすが子ありすに命令した。 「さ、おちびちゃん!!おといれさんしましょうね!!」 「………ゅ………わがじ、ばじ……だ………」 うんうんの上に放りだされた子ありすは、涙をぼたぼたこぼしながらうんうんを「むーじゃ、むーじゃ……」と咀嚼しはじめた。 「ゆゆっ!!れいむにのおちびちゃんもすごいんだよっ!!さ、おちびちゃん、おといれさんをしようねっ!!」 「ゆ゛びぃっ………!!」 「なにしてるのかな!?おといれさんだよ!!おちびちゃんはできるよねええ!!」 「ばいいいぃぃ!!」 強要された子れいむは、地面に仰向けに横たわり、出来る限りの大口を開いた。 その上にれいむが尻を突き出した。 「ゆーん、ゆーん………うんうんすっきりーっ!!」 「ゆごぼおおぉぉ!!」 口の中にうんうんを流しこまれ、子れいむが泣きむせびながらも必死に咀嚼した。 その様子を満足げに眺め、れいむ達が私のほうに再び向き直る。私はびくりと震えた。 「ねっ!!おちびちゃんすごいでしょっ!!いいこでしょ!!?」 「おねえさん!!これならおちびちゃんもかってくれるわよねっ!!ね!!」 「…………あ………………あ……………………」 あまりの光景に、私は震えながらさらに後ずさった。 「ねえ!!かってくれるよね!?かってくれないのっ!?」 「いまのおちびちゃんならおねえさんのいうことをきくわっ!! うんうんをむーしゃむーしゃするのよっ!!おそうじだって!!しずかにしてることだって!!なんだってきけるわっ!!」 「にんげんさんはそういうゆっくりがすきなんでしょ!? なんでもいうことをきくゆっくり!!なにをいわれてもさからわないゆっくり!! いくらゆっくりできなくっても、にんげんさんのいうことだけをきくゆっくり!! しぬまでにんげんさんだけをゆっくりさせて、じぶんはゆっくりしないゆっくり!! そういうゆっくりがすきなんだよねっ!!?だったらおちびちゃんもかってくれるはずだよおぉ!!」 「ね!!そうよね!!だからありすたち、がんばったわっ!!みたでしょう!? もう、おちびちゃんにはゆっくりさせないわ!!ぜったい、にどと、こんりんざいゆっくりさせないわっ!! ありすたちもゆっくりしないわ!!いっしょう、おねえさんのいうことだけきいてくらすわ!! ねえ!!それでいいんでしょう!?それでおねえさんはゆっくりしてくれるんでしょう!!?」 「むーじゃ、むーじゃ………ぶじっ、ぶじあわじぇええぇぇ…………」 「ゆ、っぐじ………ゆっぐじじじゃい……………むーじゃ、むーじゃぁ……」 「ひぃ…………っ」 私は無意識のうちに駆け出していた。 れいむ達の横をすり抜けて走る私の背中に、れいむ達は叫び続けていた。 自分の家の中に逃げ込み、玄関に鍵をかける。 そのままへたり込もうとしたが、すぐに強い嘔吐感がこみ上げ、トイレに駆け込んだ。 便器に向かってゲーゲー吐き、そのまま突っ伏して激しく嗚咽した。 私はそのまま長い間泣き続けていた。 トイレから出なかったのは、れいむ達の声を再び聞くのが怖かったからだ。 玄関やガラス戸に近づけば、あのおぞましい家族の声が響いてくるかもしれない。 それが怖く、私はいつまでもトイレから出られず、がたがたと震え続けていた。 これが、私とゆっくりの、最後の顛末だった。 私が最後に飼ったゆっくりの辿った末路、 私がゆっくりにしたすべての行為の結果、答えだった。 れいむ達が飼い生活よりも子供を選び、私の元を立ち去った時点で、すでにゆっくりを飼う気はもうなくなっていた。 しかし今、私はそれを通り越し、いまやゆっくりへの恐怖心でいっぱいだった。 れいむ達の復讐は、恐らく彼女たちの思惑通り、私の精神に深い傷を刻みつけていった。 私が異常だったのか、れいむ達が異常なのかという問題じゃない。 とにかく私の行為が招いた結果なのは間違いなかった。 私に向けられたとてつもない負の感情。 私がゆっくりに強いた要求、それに応えようとしたゆっくりの姿は、もう私の脳裏を一生離れることはないだろう。 もはや私にとって、ゆっくりはペットとして飼えるような存在ではなかった。 夜が更けるまで、私は泣き続けた。 ―――――――― 「うるさいのぜっ!!でていくんだぜぇぇ!!」 「ゆぶっ……!!」 公園の入り口で騒ぎが起こっている。 遠目に見て、ゆっくりの群れの中心で怒鳴っているのは串まりさだった。 ゲスでもやってきたのか?それにしても集まっているゆっくりの数が多い。 ぱちゅりーはその場に近づいていった。 「むきゅ、とおしてちょうだい。むきゅ」 「ゆゆっ、おさ………」 「おさ!!くるんじゃないんだぜぇぇ!!」 「ま、まりさ?」 すごい剣幕で、串まりさがぱちゅりーを制する。 しかし、ぱちゅりーはすでにその闖入者を視界に捉えていた。 目を疑ったが、頭部にへばりついているお飾りの欠片で、あのれいむとありすの一家であることがわかった。 「「ゆゆっ!!おさあぁ!!」」 ゴミのような姿で、二匹はぱちゅりーの姿を認めて叫んだ。 「ひっ」と、思わず恐怖が声になって漏れる。 「おさあぁ!!おちびちゃんしつけたよおぉお!!もうだいじょうぶだよおぉ!!」 「おちびちゃんとってもいいこになったわぁぁ!!みてえぇ!!」 「ごべんなじゃい!!ごべんなじゃい!!ごべんなじゃい!!ごべんなじゃい!!」 「ぼうじわげありばぜんでじだ!!ずびばじぇんでじだ!!ごべんなじゃい!!ゆぐじでぐだじゃい!!」 ずたぼろの二人のおちびちゃんが、がんがんと頭を地面に打ち付けるようにして、誰にともなく謝っていた。 いったい何を謝っているのか、両親の命令を受けてから狂ったようにただ詫び続けている。 「ねっ!!いいこでしょおお!?ね!!もうめいっわくかけないわあぁ!!」 「またむれにいれてねっ!!ねぇ!!いいでしょ!!いいでしょおお!!」 「やかましいのぜえぇ!!」 串まりさがまた、二人を跳ね飛ばす。 ぜえぜえと息をつきながら、苛立たしげにまりさは串を鳴らした。 「ちっちっちっちっ…………いっかいついっほうされたら、もうとりけしはないのぜ!! おまえら、ころされたってもんくはいえないんだぜ!!それがいやなら……」 「ゆっ!!じゃあころしてねっ!!いいよ!!えいえんにゆっくりさせていいよおぉ!!」 「おちびちゃんといっしょならかまわないわあぁ!!さあ!!やってちょうだいいぃ!!」 れいむ達の迫力に、ずず……と串まりさが後ずさる。 「ありすたちをころすまえにこたえてちょうだい!! ねえ!!ゆっくりできるでしょう!?おちびちゃんっ!!ゆっくりできるでしょう!!」 「れいむたちちゃんとしつけたよっ!!おといれさんもできるよ!!みんなにもめいわくかけないよっ!! みんなのいうことをきくよ!!どれいにしてもいいよぉ!!ねぇ!!ゆっくりできるっていってよおぉ!!」 叫び続けるれいむ達に、ぱちゅりーが歩み寄ろうとしたが、串まりさが串でそれを強く遮った。 「やめるんだぜ!!おさはさっさとかえるんだぜ!!」 「むきゅ、でも………」 「あいつらはこわれたゆっくりなのぜ!!あんなやつらのはなしなんかきくんじゃないんだぜ!!」 「ねえ!!なんで!?なんでみんなゆっくりしてくれないの!? しつけたよっ!!いうこときくよっ!!めいっわくかけないよっ!!まだなにがたりないのおぉ!!?」 眉をひそめる群れのゆっくり達に、れいむ達は叫び続ける。 「かいゆっくりはゆっくりできなかったよっ!! のらゆっくりもゆっくりできなかったよっ!! おちびちゃんをしつけて!!ゆっくりをがまんさせて!!そのさきになにがあるのっ!? がまん!!がまん!!がまんして!!それでいったいどんなゆっくりがまってるのぉぉ!!? おちびちゃんしつけたよっ!!いまならなんでもがまんできるよっ!! かぞくをつくるのもがまんできるよっ!!こえをだすのもがまんできるよっ!!にんげんさんのどれいになれるよっ!! あまあまもがまんできるよっ!!ゆっくりできないかりもがまんできるよっ!!むれのおきてさんもぜったいやぶらないよっ!! ぜんぶがまんできるよ!!でも!!がまんして、がまんして!!それで!!どんなごほうびがあるのおぉぉ!!? いっしょう、がまんしつづけて、しぬだけじゃないのおぉぉ!!?」 「うるさいのぜええぇ!!!」 串まりさがついに爆発し、本気の体当たりをれいむ達に喰らわせた。 「「ゆげべぇっ!!」」 「こんなところでしなれてもめいわくなんだぜ!!よそへいってかってにしぬんだぜ!!」 「ゆっくりしてるのっ!?みんな、ほんとうにゆっくりしてるのおぉ!!?」 れいむの狂乱は止まらない。泣きながらわめき続ける。 「ああ、ゆっくりしてるのぜ!!おまえたちなんかよりずっとゆっくりしてるんだぜ!!」 「おちびちゃんをそだてても、すぐににんげんさんにつぶされるかもしれない!! いっせいくじょがこわくて、にんげんさんたちにびくびくしながらこそこそかくれていきるだけ!! みんなはほんとうにゆっくりできるのおぉ!!? れいむたちはこそだてにしっぱいしたよっ!!ばかで、むのうな、げすだったよっ!! でも、じゃあどうすればよかったのっ!!?ふつうに、ちゃんとしつけてそだてればよかったの!!? みんなは、こそだてのとくいなみんなは、ほんとにほんとにゆっくりできてるのおおぉ!!?」 「やっ………かましいんだぜええええぇぇぇ!!!」 せいっさい用の太い枝で、串まりさがれいむ達をしたたかに殴りつける。 何度も何度も殴りつけながら、強引にれいむ一家を公園の外に放り出した。 「「ゆっ……げべぇっ!!」」 「おちびもそだてられないむのうが、たゆんのゆんせいにけちをつけるなんておこがましいんだぜ!! にどとこのこうえんにちかづくんじゃないのぜ!!むなくそわるいんだぜぇ!!」 その後、何か口を開こうとするたびに串まりさにしたたかに殴られ、 ようやくのことでれいむ達は公園から立ち去っていった。 ゆぜぇ、ゆぜぇ、と体を上下させながら、串まりさが群れのもとに戻ってくる。 群れの全員が、いたたまれない表情で一部始終を見届けていた。 ちっ、と苛立たしげに串を鳴らし、串まりさが怒鳴る。 「なんなんだぜそのめはぁぁ!!みんな、あんなくずどものいうことをまにうけてるのぜぇぇ!!? おちびをあまやかしてこそだてにしっぱいして、ぎゃくたいにんげんにつかまるへまをやらかしたむのうが、 たゆんのいきかたにけちをつけてじぶんをなぐさめてるだけなのぜ!! まりさがほしょうするのぜ!!みんなはとってもゆっくりしたむれなのぜ、みんなゆっくりできてるのぜぇ!!」 「………ゆぅ………」 「……ゆ、ゆん…………」 煮え切らない群れの態度に苛立ち、串まりさは一際大きな声で怒鳴った。 「いいからさっさとちるのぜぇ!!まだきょうのぶんのおそうじさんはおわってないのぜ!! のるまさんをくりあできないゆっくりはせいっさいするのぜ、きょうのまりさはきげんがわるいのぜぇぇ!!!」 恫喝され、群れの仲間たちはそそくさと持ち場へ戻ってゆく。 ただ一匹、長のぱちゅりーだけがその場に残って串まりさを見つめていた。 「………なにやってるんだぜ。もどって、すけじゅーるさんのちょうせいでもするのぜ」 「…………わたしたちは、どうしたらゆっくりできるんでしょうね………」 「ちぃ!!」 ぱちゅりーの頬を、串まりさがもみあげで音高く打った。 「むぎゅっ!!」 「そんなのしるかぜぇぇ!!だったらあのれいむみたいに、おちびをあまやかしてみたらいいのぜぇ!!」 「そ、そんなこと……」 「むれのおさが!!そんなことかんがえて、むれのみんなをゆっくりさせられるのぜぇ!!? そうだぜ!!ゆっくりなんて、いきてて、たくっさんっのゆっくりできないことだらけなのぜ!! ゆっくりできることなんて、ほんのひとつまみなのぜ!! でも、あきらめてなげやりになったら、そのひとつまみさえにげていくんだぜぇぇ!!」 「……………」 「ちっちっちっ………そんなにかんっぺきな、ゆっくりできないことなんかなにもないゆっくりぷれいすがほしけりゃ、 かってについきゅうするんだぜ。ただし、そんなやつにむれのおさはまかせられないのぜ。 おさは、まりさがやるのぜ。ぱちゅりーみたいにはできないけど、しかたないんだぜ」 「むきゅ…………いえ……いいえ、ごめんなさい。もう、いわないわ。 だからまりさ、そんなにおこらないで」 「べつにおこっちゃないのぜ。………じゃ、いくんだぜ」 「ええ……………」 串まりさとぱちゅりーは並んで歩き出した。 最後に、ぱちゅりーはもう一度後ろを振り返った。 れいむ達の姿は、もう見えなかった。 ―――――――― 「「ゆっくりしていってねっ!!」」 「「ごべんなじゃい………ごべんなじゃい………」」 「…………………………」 青年は呆れたように一家を見下ろしていた。 あの電柱の下で、自分が虐待したゆっくり一家が自分を見上げていた。 かつて溺愛され、虐待を通して憎悪されるようになったあの子供たちは、 ずたぼろになって壊れたオモチャのように頭を上下させ、何をだか知らないが詫び続けている。 青年が呆れているのは、あれほど虐待した自分をまるで慕うかのように、れいむとありすが見つめていることだった。 「…………なんだよ?」 「ゆっ!!おにいさんっ!!れいむたちをぎゃくったいっするのっ!?」 「ゆ!!ゆっくりぎゃくったいしていってねっ!!」 「なんだそりゃ……………」 「おにいさんはれいむたちをぎゃくったいっするとゆっくりできるんでしょう!?」 「だれもありすとおちびちゃんたちでゆっくりしてくれないのっ!! おねえさんも!!むれのみんなも!!ありすたちでゆっくりしてくれないの!! ありす、がんばってしつけたのに!!おちびちゃんがんばったのに!! ねえ!!おにいさんなら、ありすたちでゆっくりしてくれるんでしょう!?」 「れいむ、だれかをゆっくりさせたいんだよっ!!ねぇ!!ねえぇ!!」 「やれやれ…………」 お兄さんの家で、れいむとありす、子れいむと子ありすはそれぞれ器具にくくりつけられていた。 れいむとありすは楽しげに歌を歌い、子供のほうはぶつぶつと何か呟いているだけだ。 ぼりぼりと頭を掻きながら、お兄さんはれいむ達に言う。 「わかってんのか?死ぬんだぞ、お前ら。これから」 「ゆっ!!ゆっくりりかいしたよっ!!」 「ありすたちはいきてるかちなんかないわっ!!ゆっくりころしてちょうだい!!」 ふーむ、と顎に手を当て、お兄さんばにやりと笑う。 「よくわからんケースだが、ま、こういうのもちょっと面白いかもな。 じゃ、説明するぞー。れいむとありす、お前たちを固定してるのは万力ね。 まだ締めてないけど、これでおつむとあんよをそれぞれギュッと締めて、棒を通して固定して。 そのまま下の万力を回転させて、少しずつ少しずつねじっていくんだよ。 すぐに絞ればゆっくりなんてすぐ千切れるけど、ゆっくりやればまあ、三十分はかけられる。 苦しいぞ~」 「「ゆっくりりかいしたよっ!!」」 「ありすたちをぎゃくったいっしてゆっくりしていってねっ!!」 「子供たちのほうは、シンプルにミキサーだ。 ある程度動きやすい蟻地獄状の容器にしてあって逃げられないし、 ミキサーの回転は最初はゆっくり、徐々に速くなっていくから必死に逃げ回るゆっくりの姿が堪能できる。 たっぷり時間をかけるようにしてあるから、存分にお互いの死に様を堪能してくれ。 いいかい、わかった?」 「「ゆっくりりかいしたよっ!!」」 「はーい、スタートー」 お兄さんは装置のスイッチを入れた。 「「ゆ゛ぎぃっ!!!」」 れいむとありすの底部と頭部を挟む万力が、それぞれ強く締め付け、身体がひしゃげる。 同時に、底部の万力がゆっくりゆっくりと回転しはじめた。 動きはじめたばかりの今、ほとんど動きは見られなかったが、それでも確かに動いている。 「「ゆ゛ぁっ!!びゃいいぃっ!!?」」 子ゆっくり達のミキサーも作動し始めた。 蟻地獄のような形状になっている容器の中心部に、丁度子ゆっくりより少し幅が狭い程度の刃がゆっくりと回転する。 底部を引っ掻かれ、恐慌をきたした子ゆっくりがそれぞれもるんもるんと蠢いて這い上ろうともがき始めた。 「ゆふ………ゆふふ…………おちびちゃん………ゆっくり………」 「いっしょ……いっしょよ…………ゆふ、ゆふふふ……………」 「ああ、〝壊れたふり〟はもういいよ。お前ら、ずっと泣いてるし」 頭部と底部を締め付けられながら、まだまだれいむ達には余裕がある。 両手を上げて、お兄さんはれいむ達をたしなめる。 「ヤケクソになってんだろ? 開き直って、子供をそんなふうにしてよ、それで誰もゆっくりしないのはわかってんだろ。 結局他人のせいにして、皮肉で責めたいだけじゃないか。「お前らが言ってるのはこういうことなんだぞ」って、誇張してさ」 「………ゆぐっ…………ゆっ…………」 「おに、おにい………さん………」 「何?」 「あり、ありすたち………どうすれば……………よかったのかしら………」 「みんなにさんざん言われてきたんだろ。フツーに育てて、フツーにゆっくりすればよかったんじゃないの」 「ゆふ……………ゆふ、ゆふふ……………」 「壊れたフリはもういいって。 めんどくさいからさっさとまとめるけど、お前らが馬鹿だったの。それだけの話なの。 可哀想なのはあの子たちなんじゃないの? 今見たけどさ、まあお前らが虐待した結果だけど、少しはましになってたみたいだぞ。ゆっくりとしてまともな反応に近かった。 まともに育ててれば、まともに育ってたぞあれ、確実に」 「……………れいむ、たちの………せい、だね………」 「あーうん、だなー。まあもう手遅れっぽいから処分してあげてんだけど。 馬鹿親のせいで性格悪くなってみんなに嫌われて、その馬鹿親に虐待されて、あげくに今こうして殺されるんだから。 こりゃ生まれてこないほうがよかったね確実に。お前らの元に生まれたばっかりにねえ。 誰か止めるやつはいなかったのかい?」 「ゆ゛…………いだ、よ………………」 「ああ、そうそう、元飼い主がいたな。言うとおりにしてあきらめりゃよかったのに。馬鹿だねえ、お前たち」 万力の角度がどんどん強くなっていく。 れいむとありすの体はぎりぎりと締めあげられ、くっきりと螺旋を描きはじめていた。 「ゆぢっ!!ぢぃ!!だじゅっ!!いぢゃああ!!」 「じにっ!!じにだぎゅにゃいっ!!おでが!!だじゅげぢぇえええ!!」 ミキサーの中で子ゆっくり達が叫んでいる。 もるんもるんと振る底部は少しずつがりがりと削られ、回転する刃に接触する度に赤黒い餡子を撒き散らしていた。 「れ………れい、む…………たち………ゆっ、くり………した、かった……よ………」 「みんなそうですよ」 「かいゆっ、くり……も…………ゆっく、できな、かった………………おぢび、ちゃ……つくれな……… のらも……ゆっくり……でぎっ……な…………」 「根が贅沢なんじゃない?人生哲学みたいに喋り出しちゃってるけど」 れいむ達の体は、いまや180度を超えて回転している。 片方だけ残った目玉は飛び出し、中枢餡ごと締め付けられる激痛に視界が赤く染まる。 「ゆっ、ぐじ………じだ、がっ…………… ゆっぐ、りが………いっぱい………………すきな、だけ………ゆっくり、する、のは………どう、したら………」 「こっちが聞きたいよ。 お前らが恐れてる人間だって、そんな好きなだけゆっくりしてないよ。 そんなことを本気で望んでる時点で、お前たちこの世界に向いてなかったんじゃない? 無能は無能らしく、苦しんで死ね、それだけさ。なっ」 ぽん、と青年がれいむの頭を叩く。 おちびちゃん達は、身体の半分近くを削られ、刃の上でびくんびくんと痙攣していた。 うつろな目玉が空中を泳ぎ、飛び出したれいむ達の目と合う。 (…………おち、び……………ちゃ…………) もう声は出なかった。 激痛のみがれいむ達の世界を占めた。 限界を超えた苦痛が、じっくりじっくりと時間をかけてれいむ達を苛む。 口から餡子を漏らそうにも、ねじられて螺旋状に圧迫された皮膚が口をふさいで即死を許さない。 意識が朦朧とするほどの激痛に達してから、れいむ達が絶命するまで、たっぷり二十分はかかった。 〈 ゆっ おちびちゃん あんまりとおくへいっちゃだめだよ ゆっ ゆっ ゆっくちー ときゃいは ときゃいは もう おちびちゃんったら やんちゃなんだから おちついてねおちびちゃん ほら すーりすーり ゆゆっ おきゃあしゃん しゅーり しゅーり ゆー みゃみゃ だいしゅきー あらあら おちびちゃん ゆっくりうれしいわ おかあさんたちも おちびちゃんのことが だいすきだよ ゆっくちー 〉 〔終〕
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『でいぶは死ななきゃ治らない』 「こんなすこしで、たりるわけないでしょぉおお!!ばかなの!?しぬの!?」 「ま・・まりさも、がんばってるんだよぉぉ・・・」 「むーちゃむーちゃ、それなりー。ゆぅ、れいみゅもっとたべちゃいよ!」 「むーしゃむーしゃ!!ほら、もうなくなっちゃたよ!やくたたずなまりさは、はやくかりにいってね!」 「ゆ、ゆぅぅ・・・もっと、ゆっくり・・・した、かった・・・」 こうして妻であるでいぶと、母でいぶそっくりな赤でいぶ3匹に大量の食料を集めさせられ続けた父まりさは、 過労と飢えによって馬鹿馬鹿しい死を迎えようとしていた。 と、よくある喜劇が行われているのは我が家の庭だ。 あの母でいぶと父まりさは、俺の家の飼いゆっくり。 まあ、『飼い』とは言っても別に飯をやっている訳ではなく、 雑草処理と害虫駆除のために庭に放し飼いにしているだけだが。 「おちびちゃん、きょうはゆっくりおひるねしようね。」 「ゆっくちしゅーやしゅーやしゅるよ!!」×3 だから、当然ガキを作るのも自由だ。 増えすぎたら庭の雑草や虫がいなくなって、自然とガキどもも飢え死にする。 個体調整は自然にまかせりゃいいのだ。 ・・・と、思ってたのだが、成体まりさの方が先に死んでしまうのは計算外だった。 「おい、クソでいぶ。てめぇ、まりさが死んだら狩りできんのか?」 「ゆふぅ~ん。なにいってるの?れいむがそんなことするわけないでしょ! ごはんはおにーさんがもってくればいいんだよ!そんなこともわかんないの?ばかなの?しぬの?」 「ゆっくちしにゃいで、とっととあみゃあみゃもってこい!くしょじじい!!」×3 やっぱり予想通り、まりさがここで死んでしまうと庭の管理は任せられなくなりそうだ。 「・・・ちっ、ゴミ共め。手間かけさせやがって。」 そんなわけで、俺はでっぷりひょうたん型に太った母でいぶと、なすび型に太った赤でいぶ3匹、 そしてゲッソリ痩せて瀕死の父まりさを両手に抱えると、台所へと向かった。 「ゆふーん。ようやくごはんをもってくるきになったの?ゆっくりしないではやくしてね!」 そう言っている母でいぶが仰向けに寝ているのは、台所のまな板の上。 そして俺は、 すとんっ! 「ゆ・・・・・・ゆ、ゆぎゃぁぁああああああ!!」 でいぶのひょうたん型に膨らんだ下膨れを、下唇の下辺りから包丁でバッサリ切り落としてやった。 「ど、どうぢでごんなごどずるのぉぉおお!?」 くるり。 泣き叫ぶでいぶを、傷口から餡子がこぼれないように、頭頂部を下にして立たせてやる。 丁度逆立ちしたような感じだ。 んで次は赤でいぶ達。 「おきゃーしゃんになにしちぇるの?ゆっくちできにゃいじじいはちね!!」 「「ゆっくちしんでにぇ!!」」 正直言って赤でいぶ達など、殺す労力ももったいないのだが、まあしょうがないか。 「最期に母親の役に立って死ね。」 びりっ!ぼと。 「ぴぃ・・・」 ぶちっ!ぼと。 「ぴぇ・・・」 びちっ!ぼと。 「ぴぅ・・・」 でっぷり肥った赤でいぶ達から、卵を割る要領で中身の餡子を取り除いてやる。 苦しまずに死なせてやったんだからありがたく思え。 そんで、出来あがった赤でいぶのデスマスク3つを、母でいぶの、下膨れを切り落とした傷口に敷き詰める。 ぺたぺた。 んで、まだ餡子がところどころ見えている母でいぶのあんよに、オレンジジュースを気前よくぶっかける。 じゃばじゃばじゃばじゃば・・・ 「ゆ?あんよがゆっくりいたくなくなってきたよ!」 はい、出来上がり。 我が子のデスマスクはよく馴染むようで、母でいぶの傷口はあっという間にふさがり、健康的なあんよに回復した。 これで、ひょうたん型にだらしなく肥えたくそでいぶが、あっという間にバスケットボール型のれいむに早変わり。 残ったオレンジジュースを息絶え絶えの父まりさに飲ませてやれば、 夫婦ともに我が家に来た頃の新婚時代に若返りである。 10分後、見事全快したれいむには、とりあえず説教だ。 「おい。お前まーたでいぶになりやがって。」 げしっ!げしっ! れいむはすでに罪を自覚しており、俺の蹴りを甘んじて受けながら泣いて謝っている。 「ゆぴぃぃっ!?ごめんなざいぃぃ、れいむ、そんなつもりないのに、いつのまにかでいぶになっちゃうんでずぅぅ!!」 げしっ! 「お前の可愛いおちびちゃんとやらが死んだのも、お前のせいだぞ。このクソでいぶが!!」 「ゆぁぁぁん!!ごべんなざいぃぃ!!おぢびぢゃぁん!まりさぁぁあ!ごべんなざいぃぃいい!!」 ・・・つい先ほどまででいぶであったれいむだが、こいつは基本的には温厚で話もわかる、そこそこ賢いれいむだったりする。 だが、どういうわけかすっきりーして子供を作ると、いつの間にかでいぶ化してしまうのだ。 子供が出来たら駄目なのか、子育てのためおうちにこもるのが駄目なのか、運動不足でブクブク太ると駄目なのかは不明だ。 とにかくひょうたん型にでっぷりと肥えると、とたんに性格が悪くなるらしい。 あの下膨れに、れいむをでいぶ化させる毒のようなものが溜まっているのだろうか・・・ 「これに懲りたら子作りはやめろ。お前は母親に向いてない。」 「ゆっくりりかいしたよ・・・」 「れいむ!まりさはすっきりーなんてしなくても、れいむがだいっすきだよ!ゆっくりしてね!」 「ゆぅ・・・ゆぇーん、まりさぁぁ・・・」 ホント、余計な手間だから、これに懲りたら子作りはやめて欲しいモノだ。 まあ、今回で17回目だし、たぶん明日の朝にはれいむの頭上に赤ゆっくりがぶら下がっているのは確実だろうが。
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「ふたば系ゆっくりいじめ 1285 でいぶは絶対間違いを認めない/コメントログ」 れいむって本当に無能だよな。狩りもろくにできないし、戦闘能力もないし、ダメダメだね -- 2010-05-28 23 00 49 正しいこと言ってるけど間違ってるのがおもしろい -- 2010-06-07 01 47 01 哀しいな… だが、他作品のでいぶと比べれば、善良で正当性もあったような気がする。 -- 2010-06-20 04 19 16 ざまぁとしか言いようのないでいぶだったよ。 善良性や正当性ってあったっけ?見事としか言い様がないくらいお手本のようなでいぶだった気がするけど -- 2010-06-30 17 51 33 益々れいむ種のことが嫌いになった。ゲスの中で一番嫌いだね。何でこんなのが生きてるんだろう -- 2010-07-12 17 50 37 でいぶと言っても結構良識のある性格のいいでいぶだった気がする つがいのまりさは正直、あまり優秀なほうじゃなかったんだろうなあ…… れいむ種の中でも何もできないれいむとまりさ種の中でも狩が上手くないまりさが番になったら まあ、当然こうなるわなあ…… -- 2010-07-12 20 00 57 これでいぶじゃなくねぇ 番のまりさが不甲斐なく、そのイライラが募っているだけだろ -- 2010-07-13 09 29 01 でいぶの死に様を見て一生懸命とか、頑張るとか、こういう事を言う物でしょおおおおお?と思った できるのは子供の見張りとおうた(笑)だけ。おうちすら満足に守れないときたもんだ 一生懸命の認識レベルが親まりさとでいぶでかなり違うんじゃね -- 2010-07-24 08 55 34 すばらしいですな。すげーーーーーーーーーーーーーーれいむにいらいらするわ~ これで制裁する側の視点があれば溜飲が下がって良かった。 -- 2010-07-25 00 53 10 れいむ可哀想。グチャリ… 天国で幸せになれよ… -- 2010-08-03 14 11 40 れいむに天国へ行く資格なんて一切ねえだろ。地獄すら生ぬるい!! -- 2010-08-09 12 56 25 れいむは死んでも許されないのか…びゃくれんさん来てくれー -- 2010-08-09 17 07 35 このれいむは優しさと感謝と許容と配慮と教育能力に著しく欠けているけどゲスってほどではないと思った。ただ、母親として無能だっただけ。 -- 2010-08-19 13 05 43 ゲス化したのは末っ子だけ?ならば教育能力はまずまずあると思うのだが 空腹が原因で子供の言葉使いが悪くなるというのはよくあることだし -- 2010-08-23 12 40 16 あまり優秀なほうじゃなかったんだろうなあ どうみてもれいむが糞 タイトルをちゃんと嫁 -- 2010-10-01 08 30 25 何をもって「でいぶ」になるかが違うと思うけど 一つずつに感想あげていくと 番のまりさはたしかに無能、家族養いきれないレベルのまりさ種だと種の存続的にいらないレベル だけどれいむは後々からでも狩りを覚えれるし、番になるのを拒否もできたはず 子供はお互いの同意があったからお互いに責任があります それを全部まりさの責任にして、遅くまで狩りをして死んだ理由がれいむにもある事を理解していません 群れの皆が少しずつご飯をくれた時 たぶんれいむの言ってる事は当たってるけど、人間でもここは本心わかってても素直に貰っておくべき場面 本心がわかっていても、それは「拒否する理由」にはならない 「越冬を見越した貯蓄分からご飯を差し出すか、良心を痛めるかのどっちかえらんでね」 だなんて無意味に他人を傷つけるだけの行為です 長女?まりさに対して この物語が全部「れいむ視点」ってところがミソで 長女まりさが何を言ったのかが出てきてません そしてすぐに暴力、躾を言い訳にするには体格差や栄養状態を含め行き過ぎた躾です 次に教育?の場面 他ゆに寄生する練習と教育を施すってとこに笑ったw ある意味自分が無能なのは理解してるけど、それを直す努力はしない だけど他ゆには頑張る事を強いる(最初の番まりさの時)ってのはゲス素質たっぷり、生んだ親がこうだったのだろうか おうち泥棒の件 設定にもよるが、けっかいはゆっくりには見破れなさそうだけどここじゃ見破れるんだろうか まさか遠くに狩りに行って自分の家を間違えたとかじゃあるまいかと思ってしまう まあこれが本当に泥棒なら不運です こんな時群れのゆっくりが助けてくれるもんだけど、援助を自ら断ってるから助けてもらえないんでしょうね 次に子ゆの親は奴隷発言 ここでもすぐに殴っているし「お母さんにそんな事言うのはゆっくりできないんだよ」と言っているますが 今まで他ゆっくりに言ってきているのに自分には言ってはいけないなんて都合が良いですね それとここで末っ子れいむが贔屓されてた事が明らかになりますが おそらく 長女まりさ:一番大きいので勇気を持って反論 末っ子れいむ:贔屓されて増徴し、親のゲス素質が発芽 他ゆっくり:すぐに暴力を振るう親に逆らえず こんな感じだと思われます そして謝っても許さない、これじゃ躾になりません 非のある相手を長く弄るために退路を塞ぐ悪い例です 末っ子れいむの泥棒ですが、頭の描写的に本格的に冬が近づいてます 越冬用の食料を必死に集める時期なのを念頭に置いて考えなければいけないのに とうとう本性が出てきて自分の子が泥棒したのがなんだと言い出してまさにゲスです 「れいむだっで、生ぎでるんだよおおおおおおおおおおお!?」 と言っていますが相手にとっても死活問題です 相手から見れば十分ゲスなので、その子供も生かしておけば災いになると思われても仕方がありません れいむが言う「体の弱い」末っ子れいむが泥棒できるって事は この家には子供がおらず、番が協力して食べ物を集めにでも行っているんでしょうか そんな状態でゲスの子が親の恨みを晴らそうとしていたら、越冬用食料が食べられてしまうでしょう 結局「他のゆっくりから見てゲスに見える」状態だとどうやってもでいぶにしかなりません それが悪意無くとも、周りに迷惑がかかっている時点でそれはただのゲス行為なのです そしてそれを死ぬまで認めませんでした、なので題名通りですね -- 2010-10-01 22 20 51 番いのまりさと周りの視点のがあったよ。 ふたば系ゆっくりいじめ 1323 まりさは絶対にでいぶを見捨てない -- 2010-11-10 02 55 40 仕事上親か夫に寄生してる境界性人格障害ビッチを見るけど、ほぼ「でいぶ」だ。 この病気の人は他者に共感する能力が無いので、人間と道具が同列で、親すら都合のいい道具感覚らしい。 当然ながら世界はそいつ中心に動かないのでいつも「みんな分かってくれない」とか悲劇ぶったり怒ったりふしあわせ~な雰囲気を醸し出してる。 ストレスたまってふしあわせ~なのはこっちなんだぜ!でいぶ制裁最高! -- 2010-12-12 19 50 58 最後まで自分が悪いと思わなかった辺り、有る意味幸せな死に様な気がするなw -- 2011-01-15 19 54 04 寄生の仕方教えてて笑ったww -- 2011-10-21 00 27 50 れいむには家族に対する愛情がちゃんとあったようだが、知能の低さのせいで救いようがなくなったな。 正論の使い時を完全に間違えてる。 -- 2011-11-30 04 40 20 おめでとう!でいぶは糞ゲス子殺し馬鹿饅頭に退化した!www -- 2012-04-05 13 26 00 自分たちの生活だけで精一杯だけど、群れの仲間を見捨てるのはりょうっしんっが咎めるから、申し訳程度に自分たちのご飯を分けて、それでやれるだけの事はやった、しょうがないって思いたいだけなんでしょ! アレ?このでいぶ実は頭いんじゃね? 性格は破綻してるけど -- 2012-04-05 21 41 41 ↓6 障害者に関して文句言ったやつ ここはそういう場じゃねぇし お前は例えるなら「ゲス」に近いぞ 胸糞悪い -- 2012-05-26 22 01 23 障害者を差別するのは帽子をなくしたゆっくりを迫害するゲスゆっくりと同じだよ! -- 2012-08-04 16 44 01 どちらかといえば父まりさが甲斐性なしなのと子供を作りすぎたのが問題。まあ、まともに狩りすらできない、でいぶだからいつかはこうなるだろうが 前半は結婚後の縮図を見ているようだった -- 2012-09-26 13 56 15 もはやギャグ -- 2012-10-04 01 00 53 ボイス集みたいな文章だな -- 2012-12-30 01 38 29 障害者に文句言った馬鹿は死んでくれ -- 2014-01-04 01 13 55 なんか、今回は割と自覚してるみたいだった。そして、魔理沙がおかしい。立場逆の話はかなり珍しいすな~ε-(´∀`; ) -- 2014-07-24 10 29 30 霊夢かわいそう... -- 2015-06-12 00 10 06 れいむキモス -- 2016-07-04 23 00 46 感動した -- 2016-08-24 10 46 36 これはいいぞ -- 2017-01-31 15 14 46 ツンデレならぬゲスデレってやつか -- 2017-06-23 05 55 05 善良でいぶという新しいパターン? そもそも自分で狩りしてるからでいぶじゃない気もする -- 2018-12-02 14 04 48
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『続続おちびちゃんとちゅっちゅ』 13KB 愛で 変態 希少種 現代 ぺにまむ HENTAI注意 多少HENTAI表現が含まれております すいませんが苦手な人はお帰り下さい。。 続編というのはあまり好まれなさそうですが 新規から書きますと 馴れ初め→前戯で尺を使ってエロが薄まりまるためご了承ください。 新規で書いていたのですがどうしても出会い→馴れ初めで時間を使いますので 読者が読んで面白いSSより自分が書いていて楽しいSSです。 時間がもったいないとか仰る方もお帰り下さい。 虐待要素は無いです。 簡単な前回の説明 飼いれいむに5匹の赤ゆが産まれそのうち1匹がちぇんじりんぐでゆうかだった。 飼い主のお兄さんはゆうかと毎日らぶらぶちゅっちゅ。 天と地の狭間に男として生を受けた以上ゆっくりとのせっくすは当然と自己主張中、以上。 過去作 anko2842私とゆうかの一日 等 ------------------------------------ さてゆうかりん、2月14日は何の日か分かるかな? ウキウキ顔で尋ねるお兄さんに 飼いゆっくりのゆうかは 「ばれんたいんでーさんでしょ?おにいさんがいっかげつもまえからまいにちれんぱつしてるからいやでもおぼえているわよ」 じゃあ今日は何をするのか分かってるよね、よね。と嬉しそうな表情で言い終わった瞬間にゆうかは 「ちょこれーとさんはないわよ」と冷たく言い放った。 お兄さんはしばらくしたあとたっぷり30秒かけて悩んで ど ぼ じ で え え え え え え え え え ぇ ぇ ぇ ぇ ぇ と大声をあげた。 「どうしてって?ゆうかにはからださんもないしきゃっしゅさんもないんだからちょこれーとさんなんて 手に入れられるはずないでしょ? それにじゆうにかいものができるのならおはなさんのたねさんやひりょうさんをかいたいわよ」 至極もっともな意見を有難うございます。 最近一緒に居過ぎるせいかゆうかが胴なしでゆっくりな事を忘れていました。 で、でもゆうかにちょこれーとをあげたこともあるしそれを取っておいてくれても、とおにいさんは言ったが 「おにいさんはたべくさしのちょこれーとさんがほしいの?」と。 すかさずおにいさんは おにいさんはゆうかりんの食べかけ欲しいです!!大好物ですハァハァと言いそうになったがそのまえに 「だいいちちょこれーとさんなんてめったにたべられないんだからとっておいたらいもうとたちがたべちゃうわよ」 注・おにいさんの視覚に入っていないため滅多に出てきませんがゆうかの家族は母れいむ、妹にれいむとまりさが二匹づつ、 ゆうかを含め六匹の大家族だったりします。 そうでした、大食漢が大漁にそろっていることをすっかりわすれていました。 「それにいまはもう3月よ、ばれんたいんネタだっていちねんまえにanko3032 ゆうかとバレンタイン大作戦の計でやったでしょ」 それは別の人間とゆうかの話でしょぉぉぉぉ しかしよく考えればチョコレートが欲しいのではなく だたゆうかといちゃいちゃできればいいのだ、 そもそも街のカップルどもだってチョコが最大の目的ではなくサルみたいにバカスカヤル事である。証拠にバレンタインデーのホテルは割高だ。 そうだ・・・今夜はお兄さんとゆうかのアツイ夜にするぞぉぉぉぉ 「まあこんかいはえっちなSSさんだしはなしがすすまないからつきあってあげるわよ」 え?いいのヒャッホー ------------------------------------ さてゆうかさん今日もおにいさんのぺにぺにを気持ちよくさせてね たくさんでいいよ。 「おにいさん、すこしはじしゅくっていうのをしらないの?」 なにいってるの?前回はしーしーぷれいから始まったでしょ?そんなの今更だよ。 「はぁ…」とため息をつくゆうか。 「わかったからはやふおようふくさんをぬいでね。ゆうかはきょうははやくねたいのよ」 安心してねゆうかさん。おにいさんは5秒で全裸になれる特技の持ち主なんだよ! 呆れられたり冷たい視線で見られたりゆうかりんはおにいさんのハートをキャッチしてなりません。 ゆうかは全裸になったおにいさんのぺにぺにをぺーろぺーろしはじめました。 おにいさんは物思いにふけりちょっと昔話をはじめました しっかしこうゆうかにぺろぺろして貰ってるとはじめてのフェラチオの事を思い出すね~ - --- ----- ------- --------------回想シーン----------------- さあゆっくり達よ、おみやげのケーキさんを買ってきたよ。 しかも今日は1ホールまるごとのあまあまケーキさんだよ。 「ゆゆっ?けーきさん」 「「「あみゃあみゃ?!」」」 「はやくそのあまあまをれいむにちょうだいね!すぐでいいよ!」 大きいれいむとちいさい白黒紅白が騒ぎ出す。 なおこのれいむはおにいさんの飼いれいむである。 ゆうかの母親にあたりゆうかを長女としてれいむ・まりさ・まりさ・れいむの5姉妹、計6匹が今の飼いゆっくりだ。 「けーきさんは?はやくはやく」 「「はやくよこすのじぇくそじじい」」 慌てているせいか成体に近いのに赤ゆ言葉も混じっていらっしゃる。 だまってみているゆうかもゆっくりのはしくれらしくあまあまに期待しており 黙ってはいるが目をキラキラさせている。 まってね、これは晩御飯のあとのデザートさんだよ。 ------------------------------------ ごはんも食べ終わったしみんなの楽しみにしていたケーキの時間だ! 「「「「「まちどうしかったよぉぉぉぉ」」」」」 おっとその前にやらなくちゃいけない事があるんだ。 それをしないとケーキさんを食べられない、いやケーキさんを持って来れないんだよ。 「なにをすればいいの?はやくおしえてね」 それはね…おにいさんのぺにぺにをれいむのかわいいゆうかがぺーろぺーろすればいいんだよ! いきなり名指しで呼ばれたゆうかが「え?ゆうか?」と呟くと いちはやく親れいむは 「れいむのかわいいゆうかははやくおにいさんのぺにぺにをぺーろぺーろしてね」 それに続き白黒紅白も 「「「「ゆうかおねえちゃんがんばってね」」」」と声を揃えた。 こいつら、いくらケーキの為だからって娘と姉にフェラチオを強要させるとは… もともと強要したのはおにいさんだけどね。 「むむむむむ、むりよむり、なんでどれいのぺにぺにをぺーろぺーろしなくちゃいけないの?」 おにいさんは奴隷で糞人間だからゆうかりんにぺにぺにをぺーろぺーろしてもらわなくちゃ ケーキの箱を開けられないんだよ。 さあゆうか。「さあゆうか」「「「「さあおねえちゃん」」」」 「「「「「「ぺーろっぺろ!ぺーろっぺろ」」」」」」 「ゆぅぅぅぅぅぅ…」 --------------回想シーン終了--------------- 「あのときはさいあくだったわ」 いやーゆうかりんがあんなに押しに弱いとは思わなかったよ。 お兄さんも成功するなんて思ってなかったからね。 「しかもその後なんて…」 --------------回想シーンそにょ2------------- おふぅ… ふーすっきりした、動きが固くておっかなびっくりでぎこちなくて中々良いぺろぺろでした。 それじゃあ最後におにいさんの精子餡を飲み込んでね、ごっくんしてね? 「え?なにそれ?」 ごっくんもしらないの?ごーくごーくの事だよ? 「そういういみじゃないでしょぉぉぉ」 ゆうかが無事にお兄さんの精子餡を飲み込んだらめでたくお母さんれいむより大きいケーキさんだよ。 注・お兄さんの言っている精子餡とはゆっくりに分かりやすくしているためで人間の精液になります。 「ゆゆ!れいむよりおおきいけーきさん?!」 「「「「おかあさんよりおおきいにょ?」」」」 「なにやってんのゆうかぁ!かわいいれいむのためにはやくおちびちゃんはおにいさんのせいしあんさんをごーくごーくしてね」 「こんなにがにがのんだらゆうかしんじゃうわよ!」 「なにいってるのぉぉぉれいむもおにいさんにひろってもらうまえはのらゆっくりでにーがにーがのざっそうさんをたべて せいかつしてたんだよぉぉぉ、あまあまなんてのらじゃたべられないんだよぉぉぉぉ! それをにがにがをがまんするだけでけーきさんがたべられるなんてことはしあわせーっなんだよ!」 「「「「「「あそれ、ごーくごっく!ごーくごっく!」」」」」」 --------------回想シーンそにょ2終了----------- ゆうかってば本当に押しに弱いんだね。 「… さいてーのおもいでだわ」 あのときのゆうかってば本当に可愛かったよぉぉぃ 「ぺにぺにかまれたいの?」 ごめんなさい、それはほんとうに勘弁してください。 「ふぅ、じゃあいくわよ」 そういっておにいさんのギンギンなぺにぺにを舐めだすゆうか。 始めは根元周辺を舐めていき徐々に上に持って行く。 技術としては定石といえる方法だった。 もっとも初めから亀頭あたりを攻め続ければ結構簡単に射精してしまうのだが しっかり勃起状態にさせないと放尿をしてしまう恐れがある そのためしっかりと勃起をさせる必要があった。 もっともおにいさんは十分に勃起をしているのでその必要はないのだが ゆうかにとっては自分の体では無いし自分自身にぺにぺになんて生えていないので フルボッキというものの感覚がイマイチ掴めていないのだ。 また人間とちがいゆっくりは頭だけの存在でありぺにぺにを加えながらの スパンキングは完全に不可能であり舐め続けによる行為しかできない。 ゆうかはちゅぱちゅぱとおにいさんをソソルような音を立てながら ぺにぺにを丁寧にぺろぺろしていった。 ゆうかの攻めにおもわず精子を搾り取られそうになるがそれを我慢しつつお兄さんは 「んんっ!」と声をあげた。声に出さなければ射精してしまうところであった。 体をびっくっとさせた後にゆうかを見ると上目遣いでぺにぺにをくわえながら 目と舌で同時にお兄さんを攻めている感覚に襲われた。 ------------------------------------ 「おにいさん、10ぷんいないにすっきりしちゃったからきょうはこれでおわりね」 ゆうかのテクニック向上の事も考えて10分以内におにいさんがすっきりしたら その日はそれで終わりという賭けをしている。 おにいさんは基本的に毎日毎日すっきりをしたいのだが(理想は一日4回ぐらい) ゆうかというかゆっくりは性欲が強いという割には そこまでの回数を行わないらしい事が最近わかった。(hentaiサイト調べ) 父側の方はともかく母側、母体の方はそもそも99%以上の確立で妊娠してしまうため 一度すっきりを行うと妊娠モードに入り出産、長い時は赤ゆの巣立ちまで性欲は無くなってしまうそうである。 ゆうかの場合は人間とのすっきりのため妊娠の確立は極めて僅かだが 雌側としてすっきりを行うため一度すっきりを行うとしばらくは性欲が沸かないようである。 なおおにいさんとしては一回ぐらいゆうかを孕ませたいと思っているHENTAIさんだったりします。 そのため「めんどくさいわ…」と思いながら適当におにいさんをすっきりさせる技術を いつのまにか身につけていた。 また母れいむも成体になったとはいえおちびちゃんがまわりに居続けるせいか つがいやおちびちゃんは欲しがらない。 ゆうかを含む子供達の方も母れいむが巣立ちの事なんて教えていないから いつまでもおにいさん宅でぐーたらしている。 母れいむの思い出話で野良は汚い、あまあまは絶対に食べられない、 寒いし寂しいがそれでも何とか生き抜いたという話を武勇伝交じりで 語っているせいか子供達は奴隷(おにいさん)がごはんと たまにあまあまを持ってくる生活に満足している。 おにいさんの方はれいむやまりさに奴隷扱いされても興味が無く 餌を運びたまに掃除をするぐらいの作業と化しているため気にならない。 ゆうかに奴隷呼ばわりされることはむしろご褒美らしいので奴隷と呼ばれる事を矯正したことはない。 割と平和に落ち着いて人間もゆっくりも納得しているのだからこれ以上の関係はないであろう。 ------------------------------------ 「おにいさん、おにいさんってばきいてるの?」 ああ、ゆうかか… おにいさんは最近ストレスが溜まっていた。 最近はゆうかに手玉に取られなかなか膣内射精ができないのである。 「おにいさん、さいきんげんきがないけどどうしたの?」 ゆうかと中イキしてないからだよと言いたいがそんな事言うと 明らかにまた引かれてしまう。 そもそもお兄さんは童貞期間が長く(ゆうか以外との性交は無いため人間相手としてなら童貞) やっぱり本番に夢と願望を持ち続けている。 そんなお兄さんの前ではAVのフェラやパイズリは結局前戯でしかないのだ。 むろんおにいさんは前戯のフェラなどは飛ばしてとっとと本番シーンに移行するタイプである。 しーしープレイは別です。大好きなようです。 なおぺにぺににしーしーをかけられて射精してしまった時は満足していた。 そんなおにいさんにとってぺろぺろやすりすりでイかされているのは不満であった。 いい年をして毎朝毎晩本番すっきりをやりたいと思うおにいさんの性欲も困ったものであるが。 「ほら、すーりすーりしてあげるからげんきをだしてね」 ここでいうすーりすーりとは親愛のすりすりではなく勿論性的なすりすりである。 ゆっくりはそもそもすーりすーりでも妊娠でき一口にすーりすーりと言っても 親子愛のすりすり、姉妹間のすりすり、恋愛のすりすり、そして生殖のためのすりすりと多彩である。 生殖のすりすりは人間の汗のように顔から少しづつ粘液が分泌されてきて まるでローションを塗ったかのような感覚に堕とされていくのだ。 実はこのすーりすーりプレイを知らないHENTAIさんも多く、 いや、HENTAIであるばかりにすぐに本番へ移行してしまいこの最高級オナホも真っ青な気持ちよさを体感できないのである (ただしすっきりどーるやプレミアムすっきりどーるとの気持ちよさは除く) 「あら、ちょっとすーりすーりしただけなのにおにいさんのぺにぺにさんはもうおおきくなってるのね」 仕方ないじゃん、ゆうかのほっぺが気持ちいいんだもん とおにいさん。 「もう、おちこんでたりげんきになったりっていそがしいんだから ゆうかがすーりすーりしてあげるんだからもっとよろこびなさいよ」 いや、嬉しさだよ100%フルスロットル(全開)だよでもさらに 中田氏ができれば嬉しさ120%で波動砲も発射可能なんだよ。別の意味で。 とおにいさんが訳の分からない事を言い終わる瞬間に 「ごたごたいってないではやくげんきになりなさい」と言いながら ぺにぺにをすりすりし続ける。 ゆうかのほっぺたがおっぱいみたいで気持ちいいよぉぉ(注、このおにいさんは若い女性の胸を触った事はありません) やわらかくってあったかくってぬるぬるしてて最高だよぉぉぉ ついにおにいさんは我慢できずに魂の叫びをあげる。 ゆっくりの肌はお饅頭とはいえ動物(動く物の意)として新陳代謝はあるらしく 常にもちもちしており清潔にしていれば固くなったりはしない。 そのもちもちした肌がおにいさんのぺにぺにとみっちゃくして すりすりするのはぺろぺろや本番すっきりとは別の刺激に襲われる。 ただしすりすりは他のプレイと比べ刺激が少ないため長時間の行為を楽しめるわけなのだが あ、あああ… おにいさんは限界を迎えてしまったのかゆうかの顔にはお兄さんの熱い精液が付着していた。 ------------------------------------ よーし今日は16分もった!! これで賭けはお兄さんの勝ちだよ、今日こそは本番すっきりをしようね!! 「こんかいのSSのテーマさんはほんばんなしでどこまでやれるかだからダメよ またつぎのきかいに、ね」 おしまい 割と押しによわいゆうかさんとか辛抱たまらんです。 あとがき 前回、前々回は中田氏がテーマだったから 今回はそれ以外でやろうと考えたSS 俺設定とか多いですがあまり気にしないで下さい。 次は通常種とかもやってみたかったり 胴付きもやってみたかったり。 胴付きだとゆっくりっぽく無くなっちゃうので書く気は起きなかったのですが キーボード叩いてるうちにプレイの幅を考えると胴付きのほうが色々できて夢が広がりんりん。 おもに服の上からおさわりとか少しづつ脱がせていく楽しみだとかくぱぁだとか 胴無しは全裸(?)なのでどうしても行為に行くとそこからの話が短くなってしまいますので。 胴無し派ですが胴付きを否定するのも男として間違ってるかなと思ってきた今日この頃です。 今まで書いたもの anko1984 テンプレ制裁 anko2842 私とゆうかの一日 anko2854 ゆうかとお兄さんの一日 anko3032 ゆうかとバレンタイン大作戦の計 anko3631 おちびちゃんとちゅっちゅ anko3653 続おちびちゃんとちゅっちゅ 自分で書いた作品を忘れてしまったため全てサルベージできませんでしたが 多分全部で10本ぐらい書いてると思います。
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ちびちゃと中層喧嘩師ランキング 順位 選択肢 得票数 得票率 投票 1 ミートボールたいさ 91 (22%) 2 林檎 55 (13%) 3 林 34 (8%) 4 バスケットマン 32 (8%) 5 楠 27 (7%) 6 マスター・ネギ様 22 (5%) 7 仙人掌 18 (4%) 8 ★JOKER★ 17 (4%) 9 イケメン総隊長@イケメンかーくんだよぉ♪ 17 (4%) 10 愛桜 12 (3%) 11 鬼畜 8 (2%) 12 レミリアスカーレット 7 (2%) 13 電車男 7 (2%) 14 なす 5 (1%) 15 卍【★刹那★】卍 卍【POSO】卍 5 (1%) 16 レゲエの神様 ♪ナミネロ♪ 4 (1%) 17 唯 4 (1%) 18 白恋 4 (1%) 19 いつき 3 (1%) 20 しろがね 3 (1%) 21 へたれんじゃー 3 (1%) 22 古論武士 3 (1%) 23 星空 3 (1%) 24 赤髪のジャン 3 (1%) 25 ~☆星空☆~ 3 (1%) 26 のん7 2 (0%) 27 心愛 2 (0%) 28 5年2組 2 (0%) 29 #または死刑囚らしい・・・ 1 (0%) 30 http //www.nukistream.com/video.php?id=160941 1 (0%) 31 ごはん 1 (0%) 32 なまか 1 (0%) 33 卍【☠KAZUKI☠】卍 【赤髪】 1 (0%) 34 喧嘩の秀吉 1 (0%) 35 明智 1 (0%) 36 甘楽 1 (0%) 37 紫芋 1 (0%) 38 羽美 1 (0%) 39 陸人 1 (0%) 40 風魔 1 (0%) その他 投票総数 408 ちびちゃと、サイコー -- 公美賀 (2011-01-29 13 16 52) はー意味分かんないですけど! -- 田中太郎 (2011-04-11 21 29 30) バッカ!ははん〜 -- 田中太郎 (2011-04-13 18 42 52) サイコーって、バーロー? -- 田中太郎 (2011-04-13 22 59 25) お前ら馬鹿か俺は天才だ -- まりも (2011-06-10 21 21 57) 甘楽が1票だと?!◎0◎ -- まぁ (2011-06-24 20 25 17) なんであなる喧嘩師のってないの? -- 秘密 (2011-12-27 21 31 57) ミートボール大佐って前に一回たたかったことあるけど一瞬で終わったしwまじでksじゃんこれにのっているからといって調子にのっていると俺が叩くからな?!御前みたいなksなんて10秒もあれば倒せるんだし、w調子にのるなよ! -- 団子@かつお (2012-02-16 22 20 40) 、、、、、、ちんこ? -- サニー (2012-03-28 22 28 00) チンコってしってる? -- サニー (2012-03-28 22 30 15) ここでも、偽はっせいですかぁー。この、偽の正体がわかれば、つぶせるのにね^^;w -- 団子 (2012-04-22 00 04 53) 御前に俺は たおせねーよ┃┃¨╋┓じゃねーのかよw頭おかれすぎているんじゃないの? まじで御前むかつくんだけど 偽はっせい ☜とかいっているけど御前が偽物じゃん俺が本物なんだけどねw二人俺の偽物がいるってゆう事か・・・・うぜーなー・・俺そんなに 人気ものなのかな?w わおw俺って ks流星も倒せるし ks焼クマも倒せるしなw天才だなw俺が世界で一番最強だから 偽団子は俺に勝てないんだよwwwww -- 団子 (2012-05-27 10 08 03) 悪いけど俺はそんなにいろんな、有名人を敵に回さないわーww乙wま、IPみればわかるしー^^w -- 団子 (2012-06-05 21 10 04) 俺には・・・彼女がいる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! -- バルセロナ (2012-06-10 20 52 55) 死ね死ね死ね死ね死ねー皆ksだよなー俺はちびちゃとの王様だなーッハッハッハッハッハそして俺はイケメンwあぁ何で俺ってこんなにもかっこいいんだろう・・・イケメンすぎるな・・・嗚呼格好良すぎる俺は世界で一番モテテいる男さwッハッハッハッハッハイケメンだー俺はイケメンだーそして流星はブス・・・<かわいそうに・・・w -- 団子 (2012-06-24 18 00 07) 俺はなー団子が大大大大大嫌いなんだよなー団子とか死ねばいいのになー邪魔だなー -- 団子 (2012-06-24 18 01 07) 俺は俺は俺は俺は俺はore -- 団子 (2012-06-24 18 01 42) 俺は世界で一番イケメンなんだよー女の子たち よっておいでーw -- 団子 (2012-06-24 18 02 17) 団子すまなかった!この偽物の正体は俺だ!お前に馬鹿にされて俺は、 -- 暴風 (2012-07-29 13 52 39) 団子に馬鹿にされて俺はちょっと怒ってしまってな。このようなことをしてしまった、すまなかった! -- 暴風 (2012-07-29 13 53 13) 団子と団子の偽物と暴風のやりとりは全て団子の自作自演。団子は偽物も演じる演技派童貞 -- あいうえお (2012-08-17 15 18 05) 名前 コメント
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此処では新参の住民を紹介しますぅ。 「自分を入れて欲しい!」と思った人は 是非管理人に言ってくださいね。 【左のサイドスロー】 最近良く見る。とても可愛い声をしている(男) 【るんと】 喧嘩師でもあり雑談もする。元気が良い消防。 【ERISU】 消防の喧嘩師。最近では雑談もする。嫌われないように頑張れよ^^; 【リペイ】 とても良い人。童貞らしいけど、童貞じゃないらしい。 喧嘩師じゃねーよ -- ERISU君 (2011-02-27 08 51 15) 客観的に見て喧嘩師と判断されれば、喧嘩師で成り立つんだよ。即ち、御前は喧嘩師なの^^ -- 管理人 (2011-02-28 06 38 23) 俺は去年の8月の終わりごろにちびちゃと気始めたんだぜ☆ -- るんと (2011-03-28 10 01 35) 名前 コメント
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ちびちゃと 友達 常連さん ちびちゃと自由掲示板 皆さんはちびちゃとって知ってますか? まぁ~自分でキャラを決めたりできるチャットのことです。http //chat.moja.jp/animal.html☚ちびちゃとURL ちびちゃとの中では「なぁ~み」と言うコテハンでいますので是非話しかけてください。 ↓です。