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※まじめに読むと馬鹿をみます※ ※胡散臭いところがありますがほぼ嘘で構成されています※ ※冗談として受け止めてください※ 友達のケンが風邪で学校に来なくなって5日目、さすがに心配なのでケンの家に見舞いに行った。 おばさんに容態を聞いてみると熱が下がらず、一向に良くならないので病院に行こうと言うのだが ケンは何故か嫌がってそのままずるずると今日まで寝込んでいるそうだ。 ともかくケンの部屋に顔を出す。ちょうど起きていたので声をかける。 「よお、元気してっか?」 「…シン…久しぶりだな…」 病人が元気なわけないだろ、ぐらいのつっこみが返ってくると思っていたのだがそこにいたのはいかにも病気ですといった顔で挨拶するケンだった。 そこからは他愛もない雑談をした。と言っても主に俺が学校での出来事を語っていてケンがそれを黙って聞いていたが。 「なんにせよ早く学校に来いよ、でないと出席日数も足らなくなるし、熱出たままだと種がなくなっちゃうぞ」 「俺だって行きたいさ、でも……怖いんだ」 「今なんつった?よく聞こえなかったからもう一度言ってくれ」 「……が怖いんだ」 また聞こえなかったが口の動きで言いたいことはわかった。「ゆっくりが怖いんだ」確かにケンはそう言った。 『ゆっくり恐怖症』 近年騒がれ始めている心の病の一種だ。 しゃべる饅頭モドキと名高いゆっくりを恐れるようになるのだそうだ。 初期段階はゆっくりを疎ましく思ったり、不快に感じたりするだけらしい。 さらに症状が進むとゆっくりに対して怒りとも憎しみとも呼べる感情を抱き、ひどい目に合わせてやりたくなり、時には無残に殺してやりたくなるらしい。 これは心の奥底では理屈で説明できないこと(何故饅頭が動くのかなど)を無意識に恐怖を感じているのだが それを違う感情で押しつぶしているらしい。どこぞの先生が言っていたことがどこまで真実かはわからないが。 よく問題視される『虐待癖』をもつ人たちの一部はこの病気を抱えているそうだ。だがそれならまだ良い方で悪い方向に転がるとゆっくりそのものを怖がる。 外にはゆっくりがいたるところに存在する。都市では路地裏、田舎では植え込みにいたるまでゆっくりを目にしない日はないのではないかと言うぐらいどこにでもいる。 それらに遭遇するのではないかと怖くなり、外出をも嫌がるのだ。 原因としてはゆっくりの声に含まれるある音が人間を不快にさせたり、不安を植えつけるとか、 ゆっくりの大きな声が猛獣の吠える声と体が誤解して恐れるようになるとか言われているが、 ゆっくりを見ると幼少時のトラウマがフラッシュバックしてそれがゆっくりへの恐怖に変換されるケースもあって、よくわかっていないのが実情だ。 一番有力なのはゆっくりに関わりが深いと発症しやすいことで、 小さい子とゆっくりを一緒にすると子供の発育に悪いとか言われて夫婦に子供ができると捨てられることが多い。 そういえばケンも前にゆっくりれいむを飼っていた。そのれいむを庭で遊ばせていたら野良猫がやってきてれいむを食い殺したとか。 相当ショックだったらしく、飯も喉を通らなかったそうだ。 俺は家の手伝いが忙しくてとてもゆっくりに構っている暇もなく、飼うことも遊ぶこともなかった。 ケンはぽつぽつと話しはじめた。 5日前、ケンは熱を出して学校を早退し、家に帰る途中のことだった。 足をふらふらさせながら歩いていると目の前にゆっくりまりさがいた。無視して通り過ぎようとするとまりさが 足下によってきて跳ねながら何か喚いたらしい。よく憶えていないが「あまあまさんちょうだいね!」と言ったかもしれないし、 そのゆっくりしてない様子から「ゆっくりしていってね!」と声をかけただけかもしれない。 ともかくまりさが邪魔だから避けようとしたら誤って踏み潰してしまった。 口から餡子を吐き、目と一緒に目があった場所から餡子が飛び出た。そのままにするのも躊躇われたが どかしている余裕がなかったので家に帰った。 家に帰っても誰もいなくて自分の部屋の布団に直行した。そして気を失うように眠った。 その夢の中で以前飼っていたれいむが恨み言を言う。この悪夢は前にも見たことがあって食い殺された姿で訴えるのだと言う。 だが今回は違った。隣にはさっき踏み殺してしまったまりさがいてそいつもこちらに訴える。 二匹は無残な姿で「ゆっくりしたいよぉ」とか「いたいぃゆっくりできないぃ」と苦しみの声を上げるのだ。 耳を塞ぐこともできずに悪夢にうなされて、全身に汗をかきながら目が覚めると目の前にはれいむとまりさがいた。 今の窓が開いていたらしく、そこから進入してきたのだろうが、そのときは錯乱していて化けて出てきたのだと思ったそうだ。 その2匹を潰すと夢のなかの2匹とかぶり、気持ち悪くてあげてしまった。 その後も悪夢でうなされ、目が覚めたと思ったら潰れたゆっくりがいる悪夢の続きだったりと満足に眠ることもできないらしい。 外にもゆっくりがいて怖くて病院に行けない。養生することもできない悪循環に陥ったというわけだ。 ゆっくり恐怖症は生活に支障が出る病気として騒がれていて治療には根気強くカウンセリングに通うしかないのだが それもいつ再発するか分からないため、完全ではない。これは友として俺が一肌脱いでやるしかないな。 「よし、ならば俺がどうにかしてみようじゃないか」 「でもどうするんだ?」 「俺に任せておけ、明日また見舞いに来るからよ。今日はこれで帰るぜ」 俺は家に帰らずにあるものを探しに行った。 そして次の日。約束どおりまたケンの見舞いに来た。 「お前のゆっくり嫌いを直すために今日はあるものを持ってきた」 そういって取り出したるは何と!な、何と!それは意外ッ!ゆっくり! それもれいむ&まりさというもはや常識とも呼べるペアだ。 この2匹にはあるお兄さんをゆっくりさせることができたらあまあまをあげるといって任意同行してもらった。 間違っても無理やり拉致って来たわけではない。 「「ゆっくりしていってね!」」 自分たちがゆっくりさせられないものなどあるわけがないと信じきった顔でケンに近づく2匹。 ケンは体を重そうに動かしながら壁際によっていく。 「おにいさんゆっくりしていってね!」 「ゆっくりできたらあまあまさんちょうだいね!」 「俺の傍に近づくなァ――――!!」 早くもケンが狂いだしてきた。 「ほあああぁぁ!」 「ゆべし!」 「ゆでぶ!」 奇声を上げて瞬く間にゆっくりを何か別のものに変換していく。 だがこんなことは既に予想済み!ちゃんと代えのゆっくりも持参してある。 「そーれゆっくりだ!」 ゆっくりをケンに向かって放り投げる。それをすかさず迎撃するケン。 「ゆっくりs「あたぁ!」れべっ!」 「まだまだあ!」 「おそらをt「あちゃっ!」ぎゅぶっ!」 「つぎぃ!」 「ゆっくりして「りゃあ!」」 「ひぐう!」 ケンが打ち返したゆっくりが俺の顔面にジャストミートした。 「ゆっくりできないよ!」 俺の顔面に当たったおかげで命拾いしたゆっくりがそう言った。 「ゆっくりしていってね!と言うゆっくりが次の瞬間にはゆっくりできないと言う、 まったくゆっくりの心変わりとは恐ろしいものよのお!」 ゆっくりを踏み潰して大声で笑った。 「はーっはっはっは!」 結局、騒ぎを聞きつけたおばさんにこっぴどく叱られた。 一週間後、そこには元気に野を駆けずり回るケンの姿が! 「もうゆっくりが怖いなんて言わないよ」 どうやら俺の『ゆっくりは友達作戦』は大成功だったようだな。 ゆっくりへの恐怖をゆっくりへの憎しみにひいては執念に上書きしてやったというわけだ。 今では一緒にゆっくりを虐待するぐらいにまで回復している。 ケンはゆっくりをサンドバックのように叩きのめしているが前とは違い、一発で死なせることはない。 そういう俺もゆっくりを捕まえて指でプニプニしている。だが徐々に強く突いていく。 「おにいさんやめてね!」 「ん~?聞こえんなァ」 人差し指をれいむのやわらかい腹(?)に突き立てる。 「七つの傷を!1!2!3!4!」 「ゆぎゃああああいだいいいいいい!」 「くれてやる!5!6!7!」 「どぼじでごんなごどずるのおおおおおお!!」 やっぱりゆっくり虐待は最高だな! 終 あとがき SS書き始める前に考えたネタを掘り返して書き出してみました ネタと混ぜ合わせてオチを誤魔化してみたり なんか別物になった気がしないでもない 『オマケ』でした
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『ゆっくり契約』 ドスン!ドスン! 大きく響く地響きに村人はなんだなんだと集まってきた そこで見たものとは 「ゆっ!このむらでいちばんえらいひとをだしてね」 ドスまりさだった 『で?お前達はなにをしに来たんじゃ?』 「ゆっ!ドスはけいやくをむすびにきたんだよ これがそのけいやくしょだよ!」 側近であろうぱちゅりーが紙切れを差し出す 1・村の人々はゆっくりを襲わない 2・ゆっくりは畑を荒らしたりしない 3・上記の約束が破られた場合はドスが裁判をする 4・契約での決定は絶対です、人間もゆっくりも逆らえません 5・群れの中での喧嘩は人間が裁判をします 6・この契約は絶対です、やぶったら死刑です 7・契約を結ばない場合は宣戦布告とみなして攻撃します 『は?』 「ゆっふん!どうしたの!あまりにりっぱなけいやくでこえもでないの?」 『つまりこれは、人間がゆっくりを襲ったら』 「もちろんドスがほうにのっとってさばくよ!」 『じゃあゆっくりが畑を荒らしたら?』 「もちろんドスがほうにのっとってさばくよ!」 『じゃあ人間がゆっくりを殺したら?』 「もちろんしけいだね!どすすぱーくのえじきだよ!」 『じゃあゆっくりが畑を荒らして裁判にかけられたら?』 「じょうじょうしゃくりょうのよちありとみるかもしれないね!」 『…わしゃ頭が痛いぞぃ…誰かかわってくれまいか…」 『あ、じゃあ俺が』村長の孫が名乗り出た 『つまりドスたちはこの村から食料を強奪しに来たんだね?』 「ごうだつじゃないよけいやくだよ!そんなこともわからないの?ばかなの?しぬの?」 『似たようなものじゃないか、こんな契約結べないね』 「ゆっふん!それはせんせんふこくととるよ!?いいの!?」 『なに?』 「ななばんめをよくみてよちゃんとかいてあるよ!」 『ああ本当だ、よく目を通していなかったからね、見逃してたよ』 「ゆっふん!しっかりみておかないと、あとでたいへんだよ」 『けどこんな急に契約は結べないね、少し時間をくれないか?』 「ゆぅ~!しかたないね!ドスはかんだいだからあしたのあさまでまってあげるよ!」 『そうか、明日の朝だねそれまでに結論を出しておくよ』 「ゆっふ~!そうときまればドスはむれにかえるよ、もしあしたのあさけいやくをむすばないと…」 ずどォォォォォン!!! 「ドススパークのえじきだからね、わかってるね!」 『ああ、わかったから群れへ帰ってくれ、これから皆で相談するんだ』 「ゆっ!なんだかイラッとしたけどドスはかんだいだからゆるしてあげるよ」 『ああ、それじゃ』 「あしたのあさだよ!わすれないでね!」 『…しつこいドスだ』 村の集会所 「どうすんだ?このまま契約を結ぶのか?」一人の青年が詰め寄る 『そんなわけないじゃないか、ちゃんと考えはある、戦うのさ』村長の孫が答える 「だが、ドゲスがいる以上戦えばこちらにも被害が出る」 『もちろん、そうならないようにするさ、絶対にね』 「で、いったいどうするんだ?」 『そうだね…どこかでゆっくりを捕まえてきてくれないか?なるべく家族がいる方ががいいな』 「わかった、おまえにまかせようじゃないか、その役目俺がやってやる」 『ありがとう、感謝するよ』 翌朝 ドスン!ドスン! 「ゆっ!このむらでいちばんえらいひとをだしてね」 『やあ、遅かったじゃないか』 「ゆっ!きょうはみんなもつれてきたからおそくなっちゃったんだよ」 『で、けいやくのことなんだけど』 「もちろんむすぶよね!そうじゃないとドススパークをうつよ!」 『ああ、勿論契約は結ぶよ』 「やったねドス!!」 「ゆゆっ!むらにおりてきてせいかいだったよ!!さあにんげんさんおやさいさんをたくさんちょうだいね!」 『その前にドスに聞きたいことがあるんだけどいいかな?』 「ゆっ!ドスは気分がいいから何でも答えてあげるよ!」 『昨日の夜、畑に一家で入り込んできたゆっくりがいて捕まえてあるんだけど、どうすればいいかな?』 「ゆっ!もちろんドスがさいばんをしてむざいほうめんにするよ!」 『じゃあ裁判をしようか、皆裁判の準備をしてくれ』 『『OKまかせろ!!!』』 ゆっくり法廷 「ゆっへん!ドスがさいばんちょうだよ!ひこくははやくでてきてね!」 『被告入廷!』 ギィィィィ バタン! 「ゆ!まりさたちはなにもやってないよ!むざいだよ!」 「そうよ!おやさいをたべにいったらつかまったのよ!ごにんたいほよ!」 「「「ゆっくちぃ!」」」 「ふむふむよくわかったよ!じゃあこのかぞくはむざ『待った!』 「ゆ!にんげんさんでてこないでね!さいばんのじゃまだよ!」 『裁判長、裁判長は大変な間違いを犯しています!』 「ゆ!さいばんちょうはぜったいだよ!さからったらしけいだよ!」 『よく話を聞いてみてください、この被告達は重大な犯罪を犯しています』 「ゆ?どういうことなの!?」 『では証人を呼びましょう、証人入廷してください』 ギィィィィ バタン! 「ゆっくちー」 それは紛れもなくただの赤ゆっくりだった 「それが証人なの!?あたままでおかしくなっちゃったの!」 ゲラゲラとゆっくりたちに埋め尽くされた傍聴席から下品な笑い声が聞こえる 「ゆー!れいみゅはおこっているんだよ!」 あたりはその一言でシーンと静まり返った 「…じゃあれいむしょうげんをしてね!」 「れいみゅはとみぇたんだよ!まりさたちがおやさいをたべようとするのを! でもうるさいっていってはじきとばされたんだよ、ゆーんゆーん」 「あのれいむはうそをいっているんだぜ!まりさたちがそんなやばんなことするわけがないんだぜ!」 「ゆーん、はじきとばされたときのきずがいたいよーゆーん」 「ふん!そんなのえんぎにきまっているんだぜ!あのときはそんなけがをするほどたいあたりしていないんだぜ!」 その場がしーんと静まった 「ゆっ!つまりまりさたちはよってたかってこどものれいむをいじめたんだね!これはじゅうだいなつみだよ!」 『しかもれいむはけなげにもかなわないとわかっていても契約を守ろうと立ち上がったのです! このれいむはすばらしいれいむです!』傍聴席からも歓声が沸き起こる 「よってこのまりさたちはしけいだよ!ドスがきめたよ!」 「ゆがぁぁ!!!なんでばりざがしけいなんだぜぇぇぇ!!!」 「ばりざのぜいよぉぉ!!!どがいはなわだじまでしけいにな゛っちゃうわぁぁぁぁ!!!」 「ゆぇーん!みゃみゃのばきゃぁ!」 「しけいはやじゃよぉ!」 「ゆーんゆーん!」 「ゆゆゆ…やっぱりしけいはなしだよ!ドスがきめたよ!」 「じゃあれいむがけがをしちゃのもにゃしなの!?ひじょいよドス!」 「ゆうう…やっぱりしけい…いやむざい…ゆゆゆ」 「もうめんどくさいよ!ドスにさからったからみんなしけいだよ!」 傍聴席からもブーイングの嵐が起こる 「うるさいよ!ドスにさからうならドススパークだよ!」 なおも傍聴席からはブーイングが起こっている 「ゆっぎゃぁぁ!もうゆるさないよ!ドススパー『待った!』 「なんなの!いまドスはいそがしいんだよ!こしぬけのにんげんさんたちはどっかきえてね!」 『今ドスは重大な契約違反を犯しました、よってこれからは私達がゆっくりを裁きます!』 「ゆ!なんのことなの!にんげんさんはわけのわからないことばかりいってないでドスにわかるようにせつめいしてね!」 『契約第5条「群れの中での喧嘩は人間が裁判をします」というわけでゆっくり同士の喧嘩は私達が裁きます』 「ゆ!そんなけいやくドスにはかんけいないね!ドスはゆっくりなんかじゃなくてドスだからね!ゆっへん!」 『ドスは今重大なミスを犯しました!自分はゆっくりではないといいきったのです!』 「ゆ!それがどうしたの!ドスはドスだよ!ゆっくりみたいなきたないまんじゅうなんかといっしょにしないでよ!」 『よく契約を見てください、ここにはゆっくりが契約を破った場合と人間が契約を破った場合の事しか書いていません! つまりドスには契約が一切無効というわけです!しかしドスはゆっくりではないと言い切りましたが、 群れの一員であることは疑いようのない事実です!よってドスはゆっくり契約第6条によって裁かれなければいけません!』 「ゆぎゃああ!!!なにいってるのぉぉぉぉ!!ドスがさばかれるわけないでしょぉぉぉぉ!」 だがその判決に異論を唱えるゆっくりは1匹たりともいなかった それはそうだ、先ほどまで自分達にドススパークを打とうとし、さらにはゆっくりを汚い饅頭と はっきり言ってしまったのだから。 あっという間にドスはぐるぐる巻きにされて土に後頭部側の半分だけ埋められてしまいました おお ご都合主義 ご都合主義 『よってこれからドスの刑を執行します、刑の方法は…ゆっくりにぼこぼこにされて逝ってねです!』 「ゆぎゃぁぁぁ!!!なにいってるのぉぉぉぉぉ!!!みんなドスをはやくたすけてね!!!」 1匹のゆっくりが近づいていきます 「ゆ!早く助けてゆぎゃぁぁぁ!!」 そのゆっくりは裁判にかけられて死刑宣告されたまりさでした 「うらぎりもののどすはじねぇぇぇ!!!」 執拗なまでにどすの頭部に噛みつきます。それを見ていたほかのゆっくりたちも 「お前のせいでたいへんなめにあったよ!!」 「しね!しね!」 「あやまってもゆるしてあげないちーんぽ!」 などといった罵倒雑言を浴びせながら あるものは噛みつき、あるものは体当たりをし みょんなどは木の棒をうまく使って目の辺りを切りつけています おお ぐろい ぐろい 「…ゆ゛っ…ゆ゛っぐり゛じん゛じゃえ゛…」 それがドスの最後の言葉になりました 「ふー、すっきりー!」 「いいしごとしたあとだときもちがいいみょん!」 「まえからみんなあのドスきにいらなかったんだよねーわかるよー」 「じゃあみんなやまへかえろ『待った!』 「ゆっ!まだようがあるのおにいさん!?」 『君達ゆっくりは重大な契約違反を犯しています!』 「ゆ?なにいってるの?ばかなの?しぬの?」 『君達は今どこに立っているのかな?』 「ゆ?つちのうえだよ!そんなこともわからないの?ほんとうにばかだったんだね!」 『ゆっくり契約第2条!ゆっくりは畑を荒らしたりしない!』 「ゆ?それがどうしたの?ばかなの?」 『少し地面を掘ってみればすぐわかるよ』 「ゆっくりほるよ、ほーりほーりー!?ゆ!?」 なんと土の下からじゃがいもが大量に出てきたではありませんか! そうここはじゃがいも畑の上だったのです。 『ゆっくり契約第2条!ゆっくりは畑を荒らしたりしない!』 「ゆ!わざとじゃないよ!それにつれてきたのはにんげんさんたちでしょぉぉぉぉぉ!!!」 『ゆっくり契約第3条!上記の約束が破られた場合はドスが裁判をする。しかし!ドスはもう死んでしまっている この場合ドスの最後の言葉を契約として実行する!』 「ゆ…ドスがさいごにいったことばって…?」 … ゆ゛っ…ゆ゛っぐり゛じん゛じゃえ゛… 『というわけで君達は加工所で「ゆっくり」死んでいってもらいます』 「がごうじょい゛やぁぁぁぁ!!!」 「どぼじでぞうなるのぉぉぉぉ!!!」 「ドスのでぶまんじゅうぅぅぅぅ!!!」 『よしあらかた捕まえたな、つぶれたのもいるが』 「ゆっぐりぃ!ごごがらだぜえ!」 『うるさいな、少し黙ってろ』バチン!「ゆぎゃ!」 こうして村はドゲスまりさのむれを退治することができたうえに 加工所に売り飛ばしたゆっくりたちが意外と高く売れてくれたので 村中とても裕福に暮らしましたとさ。 終わり このSSに感想をつける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/3978.html
ゆっくりが出産をします 植物型で2日、胎児型で4日程度で生まれる設定となっています まりさを譲り受けた次の日だった 「れいむの持ち主に連絡を取ったんですよ。そうしたられいむは家にいるって言うんですよ」 隣人である虐待愛好家の青年は驚くべきことを言ってきた れいむ、青年のちぇんをにんっしんっさせたゲスれいむ バッジはちゃんと付けてあるが怒りが有頂天を迎えた青年はそんなことはどうでもよかった 最悪、ガラスを割ったときに破片で怪我をしてそれが元で死んだとでも言うつもりでいた それほどまでに青年は怒りを覚えていたのだ ちなみに隣人はれいむの飼い主の元を訪ねておりキチンとれいむを確認している それが件のれいむかどうかは分からないが 銀バッジは比較的簡単に取得できる そして、紛失した際には簡単に新しいものがもらえるのだ つまり、すぐさま手配をすれば野生のれいむに銀バッジを付けて偽装が可能である 金バッジの場合は手続きをすませた後、取得したゆっくりかどうかをバッジ委員会側のゆっくりが判別する 個体識別に関しては群を抜いているゆっくりだけあってそれは確かなものだ こうしてれいむは飼いゆっくりではなくなった それはつまり、この先どうなろうと誰も助けてくれないことを意味する れいむはと言うとまりさと再開し再び子どもを宿していた 植物型のためもう既に何匹生まれるかが確定している 種別は分からないが、7匹のゆっくりが生まれ落ちることになる 「ゆゆ~ゆっくりうまれてきてね!」 この先自分の身に何が起こるかもつゆ知らず れいむは自分の頭から生えた茎、そこに宿った赤ちゃん達の誕生を心待ちにしていた 母性が強いと言われるだけあり、れいむはとても嬉しそうにしていた まりさも動けないとはいえ子どもの誕生は嬉しいようだ ゆっくりだけあって先のことは何も考えておらず時折青年が投げ入れる野菜くずを まるでそれが毎日、しかも当然のように与えられるものだと思い込んでいる 実際は今死なれては怒りの落としどころを失うのを青年が恐れてのことだ 「まりさとれいむのあかちゃんはもうすぐうまれるね!」 「あかちゃんがうまれたらゆっくりできるね!」 生まれた子ども達が一体どんな声でゆっくりしていってね!と挨拶をしてくれるか それを考えるだけで二匹はとてもゆっくりして時間を過ごすことが出来た 一方、ちぇんはあまりゆっくり出来てはいなかった 青年がちぇん種なら飼ってくれるとは言ったもののもしれいむ種だったら殺されてしまう 胎児型でお腹を痛めて産む子がもし殺されてしまったら…そう考えるだけで身震いする 金バッジだけあって「お兄さんも自分の赤ちゃんを見たらとてもゆっくり出来る」などと言った楽観視はしていない ちぇんに出来るのはちぇんと同じちぇん種が生まれてくれることを祈るだけだ 「ちぇんとおんなじゆっくりにうまれてね…」 お腹の子どもは一匹 この子どもがちぇんかはたまたれいむか 胎児型といえども数日中には生まれるだろう ちぇんのゆっくり出来ない日は続く 「「「「「「「ゆっきゅりしちぇいっちぇね!」」」」」」 れいむの茎から赤ちゃんゆっくりが生まれ落ちた 内訳はれいむ種が3、まりさ種が4だ どんなゲスから生まれようとも生まれ落ちたその瞬間はとても可愛く愛らしいのがゆっくりである れいむとまりさは生まれた子ども達に目を奪われていた つぶらな瞳、綺麗なおリボンと帽子、流れるような髪の毛、ゆっくりとした体付き 「「ゆっくりしていってね!!」」 感極まりながらも子どもに挨拶を返し、自分達が親だと認識させる 二匹の頭の中には子ども達をどう育てるか、それしかなかった れいむに似た子たちはきっとお歌が上手に違いない。まりさに似た子たちには帽子を使った河渡りを教えよう 家族で食べるご飯はとても美味しいに決まってる 夢のような未来図が二匹の間に展開していった 「おきゃあしゃん!まりちゃはおなかがちゅいたよ!」 一匹の赤ちゃんまりさが空腹を訴えた 他のゆっくり達もお腹が空いた、ご飯が食べたいと言いだしたのでれいむは頭の上の茎を落とした 「あかちゃんはくきさんをゆっくりたべてね!」 赤ん坊のゆっくりが生まれて初めて食べる物はこの茎だ この茎を食べることによって免疫能力などを得るとも言われている 赤ちゃんゆっくり達はこぞって茎を食べ始め、ものの5分もしないうちに茎は無くなってしまった 「おにゃかいっぱいだよ!」「まりしゃも!」「なんだかねみゅきゅにゃってきたよ?」「ゆっくりおひりゅねしゅりゅね!」 れいむの子守歌を聴きながら赤ちゃんゆっくりは昼寝をし始めた 動けないまりさも赤ちゃんがすりすりしてくれて感動の涙まで流していた 「れいむはおうたがじょうずだね!まりさもねむくなってきたよ!」 「ゆっくりてれるよ!あかちゃんたちがねたかられいむたちもおひるねしようね!」 二匹も赤ちゃん達につられる様に眠り始めた 「…そろそろか」 それを別室から見ていた青年はボウルと包丁、そして小麦粉を手にれいむ達の部屋へと向かった 眠り惚けているまりさを持ち上げ底面をよく見る 黒こげになったそれは自然治癒は期待できない 治すとなればそれこそオレンジジュースか新しい皮を用意するしかない それを確かめると青年は包丁をまりさの底部へとあてがう そして細心の注意を払い、黒こげになった部分を切り落としていく まりさは「ゆゆ~あかちゃんたち、くすぐったいよ…」などと寝惚けていて気付く様子はない 黒こげになった底部を捨てると次に赤ちゃんゆっくりに手を伸ばす 眠っている赤ちゃんゆっくりから飾りを取り除く それが終わると青年は赤ちゃんゆっくりを殺さぬように解体していく 顔の部分を残し、尚かつ中枢部の餡子を傷つけないように 全ての赤ちゃんゆっくりを切り終えると顔の部分の皮をまりさの底部につなぎ合わせる 小麦粉を溶かしゆっくりとなじませていく また、小麦粉を使い赤ちゃんゆっくりの中枢餡子を覆うことにより親との同化を阻止する 6匹の赤ゆっくりを使いまりさの底部は復元された 1匹余ってしまったので青年はその使い道を考えているとまりさの人間で言う臀部から醜いものが顔を覗かせた あにゃると呼ばれる排泄器官。丁度良いとばかりに最後に残った赤ちゃんれいむをその部分へと移植する 口の部分がちょうどあにゃると同じ場所になるように… 作業を終えると青年は野菜クズを撒くと部屋を後にした この後の反応を見れば溜飲が下げられようか 途中でオレンジジュースとゆっくりフードをちぇんに与えることも忘れずに 「どうだ、もうすぐ生まれそうか?」 まよひがで不安な顔をしているちぇんにオレンジジュースを飲ませながら青年は優しく問いかけた 「もうすぐだねーきっとあしだだよーわかるよー…」 不安そうなちぇんを見ると青年の心にれいむに対する怒りの炎が燃え上がる 皮肉なことにちぇんが気にしているのは自分の子どもが青年に殺されないかどうかなのだが 「あの悪いれいむにはおしおきをするからちぇんは心配することはないよ」 「ゆゆ…」 ちぇんはゆっくりフードを食べ終えると心労から来る疲れでそのまま眠ってしまった 青年はれいむの制裁を固く誓った 結局、れいむとまりさは翌日まで眠り続けた 目が覚めると赤ちゃん達は一匹もいなかった 「ゆ?あかちゃんたち!ゆっくりでてきてね!!」 れいむはポヨンポヨンと跳ねながら部屋中を探し回った 「かくれんぼしてないででてきてね!おかあさんおこるよ!ぷんぷん!」 探せど探せども赤ちゃん達は一向に見つからない 耐えかねたれいむが怒り出すほどだ 「ゆゆ…ゆっくりおきたよ!」 そのれいむの騒ぎ声によりまりさも目を覚ました 「たいへんだよまりさ!れいむたちのあかちゃんたちがいないよ!」 「ゆゆ!?ゆっくりさがすよ!」 それを聞いたまりさがポヨンと跳ねた 「ゆ?まりさのあしさんがうごくよ!」 「ゆげっ…」「ゆびっ…」 黒こげになりウンともスンとも言わなかった脚が動くようになった その喜びでまりさは飛び跳ねる。ポヨンポヨンと そのたびにどこからかうめき声がしていたが二匹は気にもとめなかった 「とってもゆっくりしてたからなおったんだね!でもはやくあかちゃんをさがすよ!」 二匹は手分けして部屋中を探し回ったが一匹も見つからない そして動いたためにカロリーを消費し空腹となる 「ゆっくりごはんをたべてからあかちゃんをさがすよ!」 まりさはそう言って野菜クズを食べ始める れいむも渋々ではあるが口にするが食べ始めれば 「「む~しゃむ~しゃ、しあわせー!!」」 と、満足の声をあげる始末 満腹になったことでまりさが生理現象を催した トイレ、排泄行為だ 「ゆっくりうんうんするよ!」 下腹部に力を入れ、あにゃるから餡子をひねり出す この餡子は人間基準で言うと少々痛んだ程度であるがゆっくりはこれを臭いといい極端に嫌う 「ゆびゃあああ!!くちゃいぃぃぃぃぃ!!!」 まりさがうんうんを出したときだった 突然まりさの後から赤ちゃんの声が聞こえてきたではないか 「あかちゃん!?ゆっくりでてきね!!」 れいむをまりさの後ろに回っても誰もいない まりさが後ろを向いてもれいむがキョロキョロしているだけで赤ちゃんはいなかった 「うんうんはくちゃいよぉぉぉ!!えれえれえれ」 どこからか苦悶の声を上げて餡子をはき出してる赤ちゃん しかし、姿は見えなく二匹の不安は募る一方だった 「ゆ?」 それに気付いたのはれいむだった まりさのお尻の辺りにうんうんじゃないものがある あれはなんだ?餡子だ。けど、うんうんじゃない よく見てみるとまりさのあにゃるは何か変だ 目があって口があってこれではまるで… 「でいぶのあかぢゃんがああああああ!!!」 れいむは気付いてしまった。自分の赤ちゃんの居場所に 「どこにいるの!?まりさにもゆっくりおしえてね!!」 ポヨンを跳ねて方向転換しかし、目の前にいるのはれいむだけである 「あかちゃんは!まりさとれいむのあかちゃんはどこにいるの!?」 対するれいむは返事とばかりにまりさに体当たりをした 渾身の体当たりを受けてまりさは吹き飛ばされ底部をれいむに晒すことになった 「ゆげっ…」「ゆぶぅ…」「ゆっゆっ…」「いちゃいよぉぉ!!」「もうおうぢがえるぅぅぅ!!」 間違えることはなどない。確かにそこには自分が生んだ子ども達の顔があった 「どぼじであがぢゃんがばりざのあじざんになっでるのおおぉぉぉぉぉ!!!」 れいむの叫び声は青年のいる別室にまで聞こえるほど大きかった それを聞いて青年は少し溜飲が下がる思いがした まりさの底部に移植されたのは自らの赤ゆっくりであった 奇跡とも言える状態だが一匹とも死んではいない 親まりさの餡子に赤ゆっくりの中枢餡子は薄い小麦粉の膜に阻まれて同化していなかった が、それでも顔面が地面に押しつけられるのは苦しくうめき声を上げだしている もし森の中なら整理された平らじゃない自分に何回も顔をぶつけるという苦悶が待ち構えている ある意味一番悲惨なのはあにゃる部分の赤れいむで彼女の口を親まりさのうんうんがダイレクトに通過することになる そのため、嫌でもうんうんを味わってしまう 「どぼじでばりざのあがぢゃんがああああ!!」 底部を晒しているまりさもれいむの叫び声と赤ちゃん達の鳴き声で自分の体に起きた異変に気が付いた 赤ちゃん達は辛うじて生きている しかし、これでは生かされているだけだ まりさは底部を使えないとなれば狩りが出来ず、まりさが狩りを行い跳ねる度に赤ちゃん達は痛みを味わう もはやどちらか片方しか生きられないのだ 「うごけにゃいよぉぉ!」「どぼじでいもうちょとおんにゃじにゃのぉぉぉ!」 赤ちゃん達もそれぞれ苦悶を上げるがそのたびに親れいむはおろおろするばかりだ 「まっててね!いま、おかあさんがたすけるからね!」 親まりさの底部に口を当てるとれいむはそのまま赤ちゃんの顔を傷つけないように剥がそうとする 当然親まりさは痛みを感じ、うねうねと底部を動かし抵抗する 「どぼじでばりざのあしざんをがむのぉぉぉ!!」 「あがぢゃんがだずげらでないでしょぉぉぉ!まりさはじっとしててね!!」 親まりさにもう一度体当たりをし、弱らせたところで親れいむは再び噛みつく そのまま赤ちゃんを引きはがそうとするが… 「なんであんござんがででぐるのぉぉ!?がみのげざんはどこなのぉぉぉ!!!」 赤ちゃんは体ごと埋まっていると思っていたのか、親れいむは更に絶叫を上げる しかし、髪の毛なぞあるわけもなく出てくるのは餡子だけであった 「もっちょ…ゆっくち…」 それが原因で赤ちゃんを構成していた餡子が漏れ出し死んでしまった 正確には親まりさと同化したのだが、その顔は死んでしまったゆっくりそのものであった 「わがるよおー!うばでるよー!」 別室にてちぇんが産気付いた 産道が開きそこから赤ちゃんゆっくりが顔を覗かせる 青年はそれがれいむ種かちぇん種かと覗き込む 「ゆっ!ゆっ!」 ちぇんは額に大粒の汗をたぎらせながらゆっくりと産道から赤ちゃんを押し出していく 「うまれりゅよ!ゆっくちうまれりゅよ!」 すぽんと景気よく赤ちゃんゆっくりは飛び出した 青年が敷いた毛布の上に 思わず青年は絶句した ちぇんは赤ちゃんを産んで安心しきっていた しかし、青年の顔を見て青ざめてしまった 「ちぇんのこどもはちぇんとおんなじなの?ゆっくりおしえてね!」 ちぇんは青年を急かしたがそのゆっくりはなんと… 親れいむは混乱していた 赤ちゃんを助けようと引っ張り出したら、赤ちゃんの綺麗な髪飾りは全く出てこなかった そして、何故か顔だけがちぎれて餡子が漏れ出したのだ 既に3匹の赤ちゃんが餡子が漏れて死んでしまった 親まりさも苦しそうにしている 何よりも赤ちゃん達が 「このゆっくちごろじ!」「ごっぢどないでえええ!!」「ちね!ちね!」 と、まるで自分を姉妹の仇のように睨んでいる 「れいむぅ…これいじょうしたらあかちゃんたちがしんじゃうよぉ…」 番であるまりさも弱音を吐いてる 更にれいむは混乱する どうすれば赤ちゃん達を助け出せるか、まりさはあしはどうなっているのか 「ゆゆゆ…」 「なんだ、もう3匹も死んだのか」 そこに青年が入ってきた 青年は部屋に入るなり倒されているまりさとちぎれた底部を見て事情を察した 「あ~あ、まさかれいむが自分の赤ちゃんを殺すゆっくりだったなんて」 わざとらしい声で全員に聞こえるように青年はれいむが赤ちゃんを殺したという 「赤ちゃんはまりさの脚になっただけでちゃんと生きてたのにな」 「ゆっ!?」 親まりさはそれを聞き逃さなかった 赤ちゃん達は自分のあしになったがちゃんと生きていた 「でいぶぅぅぅ!!どぼじであかちゃんごろじだのぉぉぉ!!」 バッと跳ね起きるとまりさはれいむに詰め寄る れいむは「ゆっゆっ…」とオロオロしてるだけだ 「ばでぃざもいだがっだんだよ!ぞれにあがぢゃんはいぎでだんだよ!!」 その場でダン!ダン!とヒステリック気味に飛び跳ねる「ゆっ!」「ゆげっ!」「ゆぶっ…!」 「こんなあしざんじゃばでぃざはがりにいげないよ!どぼじでぐれるうのぉぉ!!」 一気にれいむに詰め寄る。その脚からは動く度に餡子が漏れている まりさの底部はれいむが赤ちゃんを助けようと噛みちぎったため穴が空いている そう、噛みちぎったから… 「ばでぃざああああ!あがちゃんがあああ!!」 「ゆっ?」 れいむの叫び声を聞いてまりさは自分のあしへと視線をやると 「ゆびぃ…」「もっちょ…ゆっくち…」「ゆっくちしたきゃ…」「ゆっ…ゆっ…」 れいむが噛みちぎりまりさの底部の空間に空洞が出来た そしてまりさが飛び跳ねた結果他の赤ちゃん達の餡子も圧力で流れでてしまった 「ゆがああああ!ばでぃざのあがちゃがあああ!!」 弱っていたのも影響し、赤ちゃんは死んでしまった 残っているのはまりさの底部の赤ちゃんれいむとまりさが二組ずつ、そしてあにゃるのまりさの5匹となった 「ばでぃざがあかぢゃんをごろじだああ!!」 「ぞもぞもでいぶがわるいんでじょおおお!!」 「なにいっでるのぉぉぉ!!」 親であるまりさとれいむは既に破局寸前 だが、それでは面白くない 「実は赤ちゃん達をまりさの脚に移植したのは俺なんだ」 青年は真実を告げた 二匹は激情し青年に「しね!しね!」と言いながら体当たりをしてきた それを意にも介さず青年はさらに言葉を続ける 「お詫びにまりさの脚を治してあげたいんだけどどうかな?」 「ゆ!とうぜんだよ!はやくなおしてね!プンプン!」 「ばかなおにいさんはさっさとまりさをなおしてね!あまあまももってきてね!」 とりあえずれいむを蹴飛ばしてから青年はまりさを持ち上げて部屋を出る 台所には既に高温になっているホットプレートと小麦粉、オレンジジュース、それにバリカンが用意されていた 「じゃあ、治療を始めるからね」 先ずはじめに青年はまりさから帽子を取り上げた ぼうしがないとゆっくり出来ないと騒ぎ出したが治療をするためとなだめた バリカンのスイッチを入れるとテーブルに置いたまりさの髪を刈っていく それもごっそり全て。まりさ種ご自慢の綺麗な金の髪は無くなってしまった 「だんでがみのげざんをどるのぉぉぉぉ!!!」 「こうしないと赤ちゃんを助けられないんだよ」 剃り落とした髪の毛をゴミ箱に捨てると青年はまりさの頭を思い切りホットプレートへ押し当てた 「ゆぎゃああああ!!あづいいぃぃぃぃいっ!!!ばでぃざのあだまがあああああ!!!!」 ゆっくりへの体罰の一つに底部を焼く、と言うのがある 底部が焼き焦げてしまうとゆっくりは自分で動けなくなり野生では死を意味する そのため、虐待好きは皆最初に底部を焼くことから始めるという 「ゆっ…ゆっ…」と痙攣しているまりさを無視して包丁を取り出す そのままずぶり、とまりさへと突き刺す 「ゆぎゃあああああああ!!!」 悲鳴を上げるが別にまりさの顔面には刺していない これから行うのは赤ちゃんに施したことと似たようなものだ 綺麗にまりさの顔の皮だけを本体から切り離し、青年はそのまま中身の餡子をくるりと半回転させた 無論、赤ちゃんゆっくりの中枢餡は元の位置のままだが そうしてまりさの顔も反対にし小麦粉とオレンジジュースで疵痕を消していく 結果としてまりさの頭は脚に、脚は頭になった それに対応するように顔も逆さまに移植された 「ほら、できたぞ」 青年はそう言って帽子を被せてやる 勿論、帽子にも細工がしてある 親切なことに頭頂部にある赤ちゃんゆっくりの顔が見れるように帽子の一部を切り取ったのだ 「ゆぐっ…じじいは…しね…」 まりさは別の台の上に乗せられそこで体の感触を確かめる ゆっくりの餡子脳では何が起こったか理解できない しかし、脚が動かないことは理解できた 「ゆっあしさんがうどかないよ…それになんだかぐらぐらするよ!」 ゆっくりは基本的に下ぶくれであるが頭頂部に近づくにつれて細くなっている そんなものを逆さまにしたのだ。バランスを取るのにはかなり苦労するはずだ そう、まりさはいわば独楽のよう体になったのだ 「ゆがああ!たでないいぃぃ!!」 焼け焦げた脚でバランスを取ることは出来ずまりさは転んでばかりだ 「さぁ、れいむのところにもどるぞ」 「まり…さ…?」 戻ってきたまりさをみてれいむは我が目を疑った 美ゆっくり(れいむ規準)だったまりさの体は気味の悪い体になっている 脚が細くて頭が大きい、それに綺麗な髪の毛もない 極めつけは帽子だった。何か変だ、一部が切られている そこをよく見ると… 「れいむのあかちゃん!」 赤ちゃん達がまりさの頭にいる どうしてかは分からないが脚よりかはマシだろう…だが 「れいむぅ…ばでぃざはもうあどぅげないよぉおぉ…」 まりさは脚に怪我をして歩けないという それに帽子が無ければまりさと分からないほど薄気味悪くなっている れいむの中に「これが本当に自分のまりさなのだろうか?」という感情が芽生えてくる そのまりさがバランスを崩し倒れた。その拍子に帽子が頭から落ちた 「ゆっ!?」 そこに気味の悪いハゲ饅頭が倒れていた 気色の悪いからだに気色の悪い頭、極めつけはその頭に赤ちゃんくらいのゆっくりの顔があることだ 既にれいむの中ではまりさが自分の番だったと言うことは消えた 一刻も早くこの気持ち悪いゆっくりから離れたい 「れいむにちかよらないでね!きもちわるいよ!!」 「なんてこいうの!?まりさだよ!!」 「れいむのまりさはそんなきもちわるいやつじゃないよ!!うそつきはしんでね!!」 すかさず、れいむは体当たりをする 動けないまりさにそれを避ける術はなく、吹き飛ばされたあとは上に乗られて踏みつけを受けるだけだ 「ゆっくりしんでね!うそつきはしんでね!ゆっくりできないゆっくりはしんでね!」 「もっちょゆっくち…」「おがああざあああん!」「ゆ…」 自分の子だということも忘れ、まりさの頭の顔を踏み潰していく 「もっと…ゆっくりじだがっだ…」 そうして頭が潰れた時点でまりさも永遠にゆっくりしてしまった 「これですこしはゆっくりできるよ!」 れいむは部屋を見渡して一匹でゆっくりし出した しかし、餡子脳でも自分に赤ちゃんがいたのは覚えているらしく必死に探し出した 「れいむのあかちゃんどこぉぉ!はやくでてきてえー!」 その様子を青年はニヤニヤと見ていた あのれいむが不幸になっている、それだけでも溜飲が下がるというのに嬉しい誤算もあった 青年はれいむを蹴飛ばしてどかすと部屋を片付けていく 「じじいがれいむのあかちゃんをかくしたんだね!じじいははやくあかちゃんをかえしてね!」 ゴミ袋にあらかたのゴミを詰め終えると復活したれいむが騒ぎ出した 「おまえのあかちゃんはまりさと一緒に死んじゃったじゃないか」 「あんなのれいむのあかちゃんじゃないよ!!それにれいむのまりさじゃないよ!!」 ぷんぷんと憤るれいむにやれやれという青年 「ゆ!れいむにはちぇんがいるよ!はやくあかちゃんとあわせてね!」 れいむが思い出したようにちぇんの名を口にする そればかりか赤ちゃんに会わせろとなどと 昨日までの青年なら激昂しれいむを叩きつぶしていただろう 「仕方ないなあ、特別だぞ?」 だが、青年は上機嫌だった れいむを透明な箱に閉じ込めるとちぇんのいる部屋まで連れて行った 「はやくあかちゃんにあわせてね!それからはやくだしてね!あまあまもちょうだいね!」 無造作に箱を投げ捨てるとまよひがのちぇんに声を掛ける 「ちぇん、れいむへのおしおきは終わったから赤ちゃんを見せてあげよう」 するとちぇんが恐る恐るまよひがから顔を出す まだ恐怖は消えてないのか顔を半分ほど出しただけだ だが、遊びたい盛りの赤ちゃんは別だ ちぇんの後ろから飛び出してマジマジとれいむを見つめている 「あのれいむはゆっくりできないんだよー!わかってねー!」 れいむも赤ちゃんを見つめる 「…これがれいむのあかちゃん?」 そう、ちぇんから生まれたのはれいむ種ではなかったのだ そのゆっくりは 「てんこー!ゆっくりしていってね!」 ゆっくりらんであったのだ チェンジリング、取り換え子と呼ばれるそれは番である二匹のゆっくりとは別種のゆっくりが生まれる現象だ ちぇんかれいむかどちらかは分からない。しかし、どちらかにゆっくりらんの因子があったために生まれたのだ 「らん!ゆっくりしないでおかあさんをたすけてね!」 れいむは恥知らずにもらんに助けを求めた 「うそつかないでね!らんのおかあさんはちぇんおかあさんとゆかりんおかあさんだよ!うそつきはゆっくりしんでね!」 希少種であり知能の高いゆっくりらんであったが、何故か自分はちぇんとゆかりんから生まれたと言い張るのだ この三匹は元々結びつきが強く野生では一緒に暮らしている場合が多い 青年はそのさまをニヤニヤと見つめていた らんがれいむを親だと認めないのは好都合だった ちぇんじりんぐで生まれたらんを青年は飼うことにした ちぇんとらんは二匹の方が良いと考えたのだ 「なぁ、らん。うそつきにはお仕置きをしないといけないよな?」 「てんこー!おにいさん!はやくうそつきにおしおきをしてね!」 「どぼじでぞんなごどいうのぉぉぉ!!」 青年はれいむをいれた箱を抱えると虐待愛好家の隣人の元へと向かった 「この箱、お返ししますね」 「別に1個くらいよかったのに…ところでこのれいむは?」 「あぁ、お礼ですよ。でいぶみたいなので可愛がってあげてくださいね」 隣人はニタァと笑うと礼を述べてれいむを引き取っていった それから数日間、彼の家からはゆっくりの叫び声が耐えなかった 「ちぇえええええん!!」 「らんしゃまあああああ!!」 青年宅ではちぇんとらんの奇妙な光景が繰り広げられていた 本来ならばこの光景は普通だが、ちぇんが親でらんが子なのだ 子に「らんしゃまああ!!」というのはどうかと思いながらも笑顔でそれを眺める 「ちぇんおかあさん!ゆかりんおかあさんはどこにいるの?」 「わからないよー…ゆかりんはみたことないよー…」 らんはゆかりんに会いたがっているようだった ちぇんはゆかりんと会ったことなど一度もない だが、らんはちぇんじりんぐ、幸運をもたらす子 もしかしたら、ゆかりんと会える日もそう遠くないのかも知れない 「ゆっかりしていってね!」 by お題の人 長らくお待たせしました ようやく完結です そしてタイトルですが「橙じりんぐ」です wikiに掲載するときは以前投稿した3作と纏めてお願いします 感想などお待ちしております
https://w.atwiki.jp/polo/pages/42.html
りんちゃんから頂いたテニスよりぶん太wぎゃぼー!(のだめ!)めっちゃかっこいい!水彩上手すぎっ!本当ありがと、心から愛してるよ!(きもっ)
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/2915.html
※ほとんど虐待していません 一本の木があった。 「ねぇ父ちゃん、この木、なに?」 「この木はな、俺が小さい頃からここに在ったんだ。俺の親父、つまりおまえの爺ちゃんだな、爺ちゃんが小さい頃にもここに在った」 「いつからあったの?」 「さあなぁ。爺ちゃんのそのまた爺ちゃんの頃か、それともそのまた爺ちゃんの頃か……ずっと、ずぅっとここに立っていたんだろう。御神木さ」 「ごしんぼく?」 「神様が宿ってるってことだよ。さ、お参りしてこう」 「ゆゆっ! すっごくおおきいね!」 「ほんとうだね! すっごくゆっくりしてるね!」 「ここならゆっくりできそうだよ!」 「みてれいむ! おおきなどうくつさんだよ!」 「とってもゆっくりしてるね! ここをれいむたちのおうちにしようね!」 「すごくゆっくりできるね!」 「ゆっくりしていってね!!!」 「ゆっくりしていってね!!!」 「おい、ウロん中にゆっくりがいるぞ!」 「畜生、コイツら御神木に住み着きやがった!」 「ゆゆ? やめてね! ここはまりさたちのおうちだよ!」 「うるせぇ! てめぇらみたいな饅頭にゃわからんだろうがな、この木は里の御神木なんだ!」 「そんなのしらないよ! ぷんぷん! ゆっくりできないにんげんはさっさとでてってね!」 「おい、早くコイツらを出せ!」 「ゆゆゆっ! やめてね! れいむをいじめないでね! ゆっくりやめてね!」 「まりさおこるよ! まりさにかかればにんげんなんていちころなんだからね!」 「黙れクソ饅頭が! ったく、おい、誰か先生呼んでくれ」 「さっさと潰しちまえよそんな奴ら!」 「御神木をこんな奴らの餡子で汚すわけにはいかん」 「ゆゆ! はなしてね! いたいよ! はなしてね!」 「ゆゆ~ん、おそらをとんでるみたい!」 「チッ……罰当たり饅頭が」 「能天気な奴らめ。……なんでこんな奴らが巫女様やら霧雨ンところの嬢ちゃんと似てるんだ?」 「おい、黙っとけよ。万が一巫女様や嬢ちゃんに聞かれたら……」 「そうだな……」 「いたいよ! はなしてね! はなし……ゆぎゃあああぁぁぁぁぁ! ばりざのお゛め゛め゛があ゛あ゛あ゛!」 「まりさ! ゆっ、やめてねおじさん! まりさいたがってるよ! やめてね! ……どぼじでむじずるのぉぉぉぉぉぉ!?」 遥か昔からそびえる、一本の木があった。 暗い小道があった。 「お腹空いたー」 「お? ルーミアじゃん。久しぶりー」 「みすちーお腹空いたー」 「出会い頭に飯の催促とは何様だ……」 「お客様ー」 「はいはい。ご注文は?」 「じんにくー」 「人肉はめったに入らないから無いってば」 「じゃとりにくー」 「ねぇ喧嘩売ってる? 私に喧嘩売ってるの?」 「みすちー、おいしそう……」 「って標的は私か! 食うなー!」 「ゆゆっ! はやくおうちにかえらないとゆっくりできないよ!」 「ゆっ? あそこにあかりがあるよ!」 「ゆっくりできそうだね! それにいいにおいもしてきたよ!」 「ゆっくりしていってね!!! れいむにごはんちょうだいね!」 「ゆっくりしていってね!!! まりさをゆっくりさせてね!」 「ん? なんだゆっくりか……」 「おー。お饅頭だー」 「ちょうどいいじゃん。それ食べれば?」 「ゆぅ? どおしてれいむにごはんださないの? ばかなの? しぬの?」 「ゆっくりしてないおばかなにんげんさんはゆっくりしんでまりさにごはんちょうだいね!」 「……みすちー、私たち、人間だってさ?」 「馬鹿に死ね、か……。饅頭が喋っていい言葉じゃあないよねぇ」 「よく見たらこれ、霊夢にそっくりじゃない?」 「こっちは魔理沙の奴に似てるね」 「れいむはれいむだっていってるでしょ!? ばかなにんげんさんにようはないよ! はやくごはんちょうだい!」 「まりさはまりさだよ! いいかげんにしないとまりさおこるよ!」 「れいむにかかればにんげんなんていちころなんだからね! ……ゆびぃ!?」 「人間にも勝てない饅頭が何言ってるのかなー?」 「ルーミア、ゆっくりってさ、苦しめれば苦しめるほど甘くなるらしいよ」 「ほんと? それじゃあ、めいっぱいいたぶろうか」 「生意気な口叩いた罰ね。あー、あ゛ー、あー、よし」 「やべでね! やべでね! れいむはおいしくないよぉ!」 「花木は眠れ 獣は眠れ 此処は宵の入り口なるぞ♪」 「ゆっ!? おばさん! へんなうたうたわないでね! うるさいよ! ゆっくりできない!」 「蟲は踊れ 妖は踊れ 此処は怪奇の宴なるぞ♪」 「あー、ああなったみすちーは止まんないから。ところで、これ痛い?」 「いっだあ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁ!? やべでぇぇぇぇぇ!!」 「ゆっ、まりさはにげるよ! れいむはゆっくりいたぶられてね!」 「どぼじでばりざぞんなごどいうのぉぉぉぉぉぉぉ!?」 「あ、逃げた」 「我らは紅 紅は夢 橋を渡りし夢なるぞ♪」 「ゆぅ、これでゆっくりでき……どぼじでなにもみえないのぉぉぉぉぉぉぉ!?」 「みすちーの歌、ゆっくりにも効くんだ。もぐもぐ、あまーい」 「でいぶをだべないでぇぇぇぇ!」 「ぐらい゛ぃぃぃぃぃ! ごわ゛い゛よ゛ぉぉぉぉぉぉ!」 古くからあやかしの出る、暗い小道があった。 とても広い湖があった。 「おまたせ!」 「チルノちゃんおそーい」 「早くあそぼー」 「今日は何して遊ぶ?」 「かくれんぼ?」 「オニごっこ?」 「ねぇねぇ、昨日森の奥に洞窟見つけたんだけど、そこ探検しない?」 「あ、ちょっとスター! あれは私が見つけたんだってば!」 「それくらい別にいいじゃない……」 「それじゃいこっか!」 「おー!」 「ゆゆっ? どうくつさんをみつけたよ! ゆっくりできそうだよ!」 「ここをまりさたちのおうちにしようね!」 「ちようね!」 「ゆ~」 「ゆっきゅりー」 『ゆっくりしていってね!!!』 『ゆっくちちていっちぇね!』 「ゆ! まずはひっこしのじゅんびをするよ!」 「ちゅるよ!」 「到着ー! あたい一番乗り!」 「チルノちゃん待ってー」 「あれ?」 「チルノちゃん?」 「チルノー?」 「みんな待って。……ヘンなのがいる」 「スター?」 「ええ。……少し大きいのが二つ、小さいのが四ついるわ」 「なにかしら?」 「ちょっと誰か行ってきなさいよ」 「それじゃあたいが行ってみる!」 「チルノちゃんがんばって!」 「気をつけてねー……って」 「ゆゆっ? ゆっくりしていってね!!!」 「なーんだ、ゆっくりじゃん」 「ちょっとスター、あんたわかってたでしょ」 「まあね」 「…………」 「どうする?」 「なんかねぇ……興ざめしちゃうよねぇ」 「ゆゆ? ゆっくりしてね! ゆっくりしてないひとはきらいだよ!」 「こいつらで遊ぼっか」 「そうしよっか」 「凍らせる?」 「ゆ!? おねーさんさむいよ! どっかいってね!」 「そだ、ちょっと私試したいことあるんだけど」 「ゆゆ!? こんどはまぶしいよ! おめめがあけられないよ!」 「あ、私もいい?」 「……! ……? …………!!」 「もう全部湖のほうに持っていこうよ」 「あたいこれね! このでかいやつ!」 「チルノちゃんずるーい」 「ゆ゛っ! つめたいよ! はなじでね! づめだいぃぃぃ!」 「じゃ、洞窟探検は今度にしよっか」 「ねぇ、奥のほうにちっちゃいのもいるよー?」 「ゆ゛っ! やべでね! ばりざどぢびぢゃんにでをだざないでね!」 「ねぇ、こいつなんか言ってるよ」 「いいから早く湖に帰ろうよ」 「い゛や゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁ!」 妖精が舞い踊る、とても広い湖があった。 薄明かりの森があった。 「お、こりゃ食えるな。こっちは……おお、見たことないやつだ。これは平気、こっちは毒だな」 「一体どのくらい採取するつもりなのよ……」 「まぁこんなもんだろ。アリス、おまえも食っていけよ、手伝ってくれた礼だぜ」 「丁重にお断りさせていただきます。よくもまぁあんな散らかった家で生きていけるわね」 「アリスの家は綺麗過ぎる。魔法使いならもっと散らかってるべきだ」 「はいはい。何か作ってくれるんなら私の家に来てちょうだい」 「おお? 珍しいな、アリスの方から誘うなんて」 「……魔理沙はもう少し整理整頓を心がけなさいよ」 「明日からはじめることにするぜ」 「つまり片付ける気は無いわけね」 「明日って今さ」 「じゃあ今からやりなさい」 「アリスがネタに乗ってくれないぜ」 「知らないわよ」 「ゆっ! これはたべられないきのこだよ!」 「ゆゆっ! まりさはなんでもしってるんだね!」 「ゆっへん! ゆっ、こっちはゆっくりできるよ!」 「ゆっくりできるんだね! むーしゃ……」 「ちょっとまってねれいむ!」 「ゆ? どうしてじゃまするの?」 「そのきのこはゆっくりはできるけど、たべすぎるとゆっくりできなくなるよ!」 「ゆっくりできなくなるんだね! ゆ? ゆっくりできるの? ゆっくりできないの?」 「ゆっくりできないよ!」 「ゆっくりできないんだね! さすがまりさ!」 「ゆっへん!」 「おお、こいつを探してたんだ」 「ゆゆっ? おねーさんだれ?」 「ゆっ!? そのきのこはたべるとゆっくりできなくなるよ!」 「まぁこいつは依存性があるからな」 「そんなキノコどうするのよ」 「今新しいスペルの開発中なんだよ」 「ろくなスペルにならなそうね」 「ゆぅ? どうしてゆっくりできないきのこをむーしゃむーしゃするの?」 「食べてはいないだろ、採取しただけだろが。……よし、ここで魔理沙さんのキノコ講座でもやるか。おまえら実験台な」 「ゆ?」 「じっけんだいってなに? ゆっくりできる?」 「ああ、楽しい幻覚が見られるぞ。ホレ」 「ゆむっ!?」 「ちょっと、魔理沙?」 「ほれほれ、ちゃんと食べろよー」 「むむむむ……」 「何がむむむだ」 「やめてね! れいむにひどいことしないでね!」 「むー、むー、むぅぅぅ……」 「だめだよれいむ! たべたらゆっくりできなくなるよ!」 「むーむ、むーむ、むぅぅぅ~」 「だべぢゃだめぇぇぇぇぇぇ!」 「よし、飲み込んだな。いいかアリス、コイツには毒がある。少量なら大したことないが、こいつらくらいの小動物が食うと危険なんだ」 「動物なの?」 「饅頭だけどな。コイツは食べるとやけに幸せな幻覚を見る。たとえば好きな奴と一緒に暮らすとか、美味いもんたらふく食ってるとかな」 「ゆぅぅぅ~、しあわせー」 「どぼじででいぶだべぢゃっだのぉぉぉ!?」 「まりさもしあわせーだよねぇぇ? ほらおちびちゃんすーりすーりしようねぇぇぇ」 「おぢびぢゃんなんでいないよぉぉぉぉ! ぞればいじごろだよぉぉぉぉ!?」 「まぁ、効果は短いけどな。で、今度は一気に頭痛と吐き気が襲ってくる」 「……ゆ? おちびちゃんは? ここはどこなの? まりさどうしたの?」 「どぼじでぇぇ……どぼじでだべぢゃうのぉぉぉ……」 「ゆぅ? れいむゆっくりできた……よ……? ゆ、ゆうえ゛え゛え゛え゛え゛え゛!?」 「おーおー、ひどい顔だな」 「ちょっと待って魔理沙。まさかあんた、食べたの?」 「……隣の家の芝は青いなぁアリス!」 「ちゃんと目を見て話しなさい」 「…………アリス、フグって知ってるか? 香霖から聞いたんだがな、フグってやつは猛毒を持っててな」 「食べたのね」 「ああ食べたよ! あのときは少しだけやばかったぜ!」 「まったく……」 「いだいぃぃ……お、おねえさん! きのこちょうだい! あのきのこもっとちょうだい!」 「あ? 駄目だ。あのキノコはなかなか珍しいんだよ。まぁ安心しろ、一日くらい我慢すれば元に戻るから」 「どぼじでいぢにぢもがまんじなぐぢゃいげないのぉぉぉ!?」 「ゆぅ……れいむ……」 「ところでそっちの私に似てるヤツ」 「ゆゆっ!? まりさにさわらないでね! ゆっくりできないにんげんはゆっくりしね!」 「魔理沙がオリジナルとは思えない口の悪さね」 「アリス……おまえのゆっくりはもっとひどいぞ」 「言わないで」 「さてと、おまえにはこの見たこと無いキノコの毒見をしてもらおう」 「ゆゆ!? だめだよおばさん! それはたべたらゆっくりできなくなるよ!」 「なんだ、おまえこれ知ってるのか?」 「そうだよ! だからゆむっ!?」 「だからなんだ? 私はおばさんじゃなくてれっきとした乙女だぜ。ほら、ちゃんと食ってくれよ」 「乙女ぇ……?」 「なんだよアリス」 「いや、別に……乙女、ねぇ」 「むぅぅぅぅ! む゛うううう!」 「よし飲み込んだ。……あれ、しまった、家にノート忘れてきちまった」 「なんのノート?」 「キノコのノートだよ」 「ゆ゛ぅぅぅ……ばばぁは、ゆっぐり、じねぇぇ……」 「明らかに元気が無いな。しかも息も荒い」 「ゆぎぃぃぃ……、ゆべっ!?」 「うわっ、餡子吐きやがった。あー、死んだなこりゃ」 「ねぇ、ところで魔理沙。あの幻覚見るキノコ、食べたことあるんでしょ?」 「あ? ああ」 「何を見たの?」 「なっ!? べ、べつになんだっていいだろ!?」 「あやしい。さぁアリスおねえさんに正直に吐いちゃいなさい!」 「ううう、うるさいっ! 絶対に教えてやるもんか!」 魔法使いの声が木霊する、薄明かりの森があった。 花弁が舞う畑があった。 「ゆゆ! ここはゆっくりできそうだよ!」 「きいろくておっきくてゆっくりできるおはなさんだね!」 「ゆっくりできるおはなさんはゆっくりれいむたちにたべられてね!」 「むーしゃ、むーしゃ、しあわせ~♪」 「もっとたくさんたべようね! おはなさんかんたんにおれるよ! もっとおろうね!」 「ゆっくりおられてね!」 「ここをれいむたちのゆっくりぷれいすにしようね!」 「まりさたちにふさわしいおうちをつくろうね!」 「むーしゃ、むーしゃ、しあわせ~♪ まだおはなさんはたくさんあるよ!」 「おなかいっぱいになるまでたべようね!」 「ゆっくりしていってね!!! ここはちじょうのらくえんだね!」 「ゆっくりしていってね!!! ゆっくりのためのえでんのそのだね!」 「ゆぅ~? なんかへんだよ! からだがむずむずするよ!」 「ゆゆっ? まりさもだよ! からだがちくちくするよ!」 「ゆゆっ!? まりさ、むしさんがまりさのなかからでてきたよ!?」 「ゆゆっ!? れいむ、れいむのあたまからおはなさんがはえてきたよ!」 「ゆぅぅ? ……ゆげっ! が、ああ、あああいあああ」 「でいぶー!? ……ゆぎっ! ゆがぁぁぁぁ! むじざんやべでね!?」 「あれ、こんなところにゆっくり? ……あー、こっちは幽香様の仕業だな。こっちは幽香様の恋人ってヒトのかな?」 「エリー、なにやってるの?」 「ああくるみ。ちょっと散歩よ散歩」 「ふーん」 おぞましき怪異が潜む、花弁が舞う畑があった。 ヒトを迷わせる竹林があった。 「おねーちゃん、こわい……」 「大丈夫さ。ほら、私と手を繋いでるだろ」 「でも……ここ、何かいるよ」 「兎かね」 「わかんない」 「安心しな、私と一緒にいれば妖怪は寄ってこないよ。早くその腕、治したいだろ?」 「うん……」 「大丈夫だって。私はこの竹林に二番目に詳しいんだから、絶対に迷ったりしないよ」 「二番目?」 「一番詳しいのはてゐっていう妖怪兎なんだけどね。ほら、着いた」 「あのお屋敷が……?」 「そ。永遠亭。おまえさんの腕を治せる医者がいるところだよ」 「ゆゆっ! とってもひろいおうちだよ!」 「ここはまりさとれいむのおうちだよ! うさぎさんはゆっくりしないででてってね!」 「あー……ゆっくりか。ししょうー?」 「はいはい、どうしたのてゐ? あら、ゆっくりね。ちょうどいいわ、実験に使うゆっくりが少なくなっていたのよ」 「師匠、妹紅が患者連れてきましたよー」 「今日は忙しないわねぇ。てゐ、そのゆっくり捕まえておいて」 「へーい」 「ゆゆ!? ここはれいむとまりさのおうちだよ! はやくでていってね!」 「千年早いよ、饅頭共」 「ゆっ! まりさのぼうしかえしてね! それがないとゆっくりできない!」 「はいはい、ゆっくりしたけりゃ私についといでー」 「おーい、来たぞー」 「別にそっちから来なくてもいいのに。あら、その娘?」 「ああ。里の農夫の娘なんだが、ゆっくりの大群に腕噛まれてな」 「腕を? ……ゆっくりが知恵を得てきている?」 「知らないよ。早くこの娘の腕を治してやってくれ」 「ゆうううーっ! はやくまりさのぼうしかえしてね!」 「それはれいむのりぼんだよ! ゆっくりかえしてね!」 「はいはいこっちこっち。あ、師匠」 「てゐ……この娘が怖がるから」 「ひ……っ!」 「ゆゆっ!? あのにんげんさん、このまえれいむたちにごはんくれたひとだよ!」 「ほんとうだね! おねーさんまたおいしいごはんちょうだいね!」 「ちょうだいね! そしたらおれいにれいむたちがおねーさんをゆっくりみたいにしてあげるよ!」 「あたまだけになったらゆっくりになれるよ! げらげらげら!」 「……この娘が野菜運んでたら、ゆっくりがいきなり襲ってきて、ついでに怪我負わせたそうだ」 「そう。てゐ、その二匹、八番に持ってって」 「りょーかーい」 「ゆゆっ! れいむのりぼん!」 「まりさのぼうしかえしてね!」 「……八番?」 「ゆっくりをなるべく生かし続ける実験の真っ最中よ」 「……そうかい」 「それじゃ、こっち来て。このくらいなら私の薬でなんとかなるから」 「は、はい」 「そんなに緊張しなくてもいいよ。こいつ、中身は黒いが腕は確かだ」 生も死も無い永遠の蓬莱人形が住む、ヒトを迷わせる竹林があった。 滝が落ちる山があった。 「厄いわ」 「いきなりどうしたのよ雛」 「にとり、そっちの番だよ」 「むむむ、あちこちで小さな厄が発生しているわ」 「どうせゆっくりでしょ? ……王手獅子取りっと」 「はい」 「うっ!?」 「ふふ、椛の逆転ですね」 「いえ、射命丸様、にとりは強いですよ。まだまだここからです」 「お願いしますよ二人とも、今回の妖怪の山中将棋大会決勝戦は私の新聞の一面を飾ることになってるんですから」 「大会ってもにとりと椛と一部の天狗くらいしか参加してないけどね」 「雛さん、それはいいっこなしです」 「王手」 「あっ!」 「待ったなしだよ」 「あ、今竹林の方から物凄い厄が発生したわ」 「すごくおおきなおやまさんだね!」 「このやまぜんぶまりさたちのものだね!」 「ゆゆっ! すごくおおきなたきさんだね!」 「すごいおとだね! でもぜんぜんゆっくりしてないね!」 「たきさんゆっくりしていってね!!!」 「ゆっくりしていってね!!!」 「ゆっくりしていってね!!!」 「ゆっくりしていってね!!!」 「ゆっくりしていってね!!!」 「ゆっくりしていってね!!!」 「どぼぢでゆっぐりじでぐれないのぉぉぉぉぉぉぉ!?」 「ゆっ! ゆっくりしないたきさんはゆっくりしね!」 「ゆゆっ! まりさかっこいー!」 「ゆぎゃっ!? がぼごぼごぼ……」 「ばりざぁぁぁぁ!? だれがばりざをだずげでね! ばりざがおぼれぢゃうでじょぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」 「ゆっ…… …………」 「ばりざがじんぢゃっだぁぁぁぁぁぁ! どぼじでだれもばりざをだずげでぐれないのぉぉぉぉぉぉぉ!」 多くの妖怪が暮らす、滝が落ちる山があった。 毒花の咲く丘があった。 「ゆゆっ! きれいなおはなさんがさいてるよ!」 「たくさんはえてるね! ゆっくりできるね!」 「きょうはいっぱいすーりすーりしようね!」 「あしたになったらあかちゃんうまれるかな?」 「むーしゃ、むーしゃ、しあわせ~」 「ゆゆっ! まりさずるい!」 「でもこんなにあるよ! おなかいっぱいになるまでたべようね!」 「コンパロ~」 「ゆゆっ? なんだかまりさ、へんだよ!」 「ゆっ、ゆっ、ゆっ、ゆっ」 「どうしたのまりさ! ゆっくりしてね! ゆっくりしてね!」 「ゆっぐりでぎないれいむはじねぇぇぇぇぇぇぇぇ!」 「どぼじでぞんなごどいうのぉぉぉぉぉぉ!?」 「コンパロ~」 「ゆ? どうしたのれいむ? おなかすいたの?」 「ばりざのばがぁぁぁぁぁぁぁ!」 「ゆゆっ? どおしたのれいむ?」 「ゆっぐりでぎないのはばりざのぼうだぁぁぁぁぁぁ!」 「ゆっ! やめてね! れいむはゆっくりできないよ!」 「じねっ! ゆっぐりでぎないばりざはじねぴゃあ!」 「ゆ?」 「ああ、あああ、あああ」 「あ……ああ……でいぶがじんじゃっだぁぁぁぁぁ! どぼじでぇぇぇぇぇぇぇ!?」 名前すら忘れられた、毒花の咲く丘があった。 あるゆっくりが、自分は幻想郷の王だ豪語した。 それは大きく成長したドスまりさで、今まで幸福な条件が重なって苦労を知らずに育った個体だった。 「まりさは凄くゆっくりしてるんだぜ。『げんそうきょう』の王様なんだぜ」 人間も妖怪も知らずに育った個体は、ドスの力ならば世界すらも自分のものにできると信じた。 事実、多くのゆっくりはその巨大な体躯に恐れをなして媚を売った。捕食種もあまりに強いその個体には近づかなかった。 「ゆゆ! れいむしってる! ひがしのじんじゃはげんそーきょーのちゅうしんなんだよ!」 「さすがまりさの側近なんだぜ! それじゃあ早速『じんじゃ』を乗っ取るんだぜ!」 だが、そのドスは次の瞬間、何かに飲み込まれるように消えてしまった。側近のれいむもだ。 何かに飲み込まれたドスは、暗闇の中で何かの声を聞いた。 『幻想郷は全てを受け入れます。器を占領するなんて、おこがましいにもほどがありますわ。 程度を知れ異形の輩。私が創り上げた域を、私を超えられると思ったの?』 ドスをにらむ無数の眼。 ドスの頭に流れる無数の光景。 「まったく、罰当たりな饅頭め」 あるゆっくりは、木のウロに住み着いたせいで、人間に潰された。 「もぐもぐ」 あるゆっくりは、妖怪を馬鹿にしたために妖怪になぶり殺された。 「あれ、コイツ死んじゃった」 あるゆっくりは、運悪く妖精に見つかり、妖精の遊び相手にされた。 「アリスも間違えて毒キノコ食わないように気をつけろよー」 あるゆっくりは、魔法使いが食べさせた茸で死んだ。 「あなたが泣くことないじゃない。……リグルは優しい子ね」 あるゆっくりは、花の妖怪の逆鱗に触れた。 「死にたい? だめよ。あなたたちが死にたくないって言ったんだから。いつまでも生きててもらうわ」 あるゆっくりは、生かされ続けた。いつまでもいつまでも生かされ続けた。 「あら、厄いわね」 あるゆっくりは、自滅した。滝の落ちる速度を遅くしようとして、あっさりと溺れた。 「だいじょうぶスーさん? ……よかったぁ」 あるゆっくりは、毒に狂った。よがり狂って最期は醜く死んだ。 それからドスは、いつまでもゆっくりが死ぬ光景を見せ続けられた。 いつまでもいつまでも、見せ続けられた。 『動かずにいながら全てのゆっくりの死に様を見ることができる。おめでとう、あなたは確かに王様だわ。 さあゆっくりの王様、今度はなにが見たい?』 「もうなにもみだぐないよぉぉぉぉぉぉぉ!!」 どんなに強く賢くても、包まれている世界にはかなわない。 このSSに感想を付ける
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海底洞窟 [#u33fdc68] ?青い隔離 [#ybcaa1f3] ?母なる海の底 [#te2210a6] ?黒に近き蒼 [#y01d1b09] ?ドラゴンオーブの間 [#v1ffa90e] 海底洞窟 マップを見てわかるとおりディープ&アンチスペルゾーンが非常に多い。 フロトルでは心もとないのでタケウマや天使のカフスなどを準備しよう。 ?青い隔離 X5 Y14 の宝箱は無限沸きする。 詳しくはシステム・小ネタorバグ情報にある、宝箱がなくならないを参照 X16 Y13の固定シンボルはディープゾーンにあるため接触しても戦闘にならない。 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (海底洞窟_青い隔離.jpg)フロアレベル7 出現するモンスター キラービー(004)、オーク(024)、ハナイキアラシ(060)、リザードナイト(065) 魔人フー(079)、エリマキエリマキ(138)、チューリップ(160) 固定シンボル×13(+1) がぶりんちょ(030)、ヘドロン(108) ?母なる海の底 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (海底洞窟_母なる海の底.jpg)フロアレベル7 出現するモンスター マンドレイク(019)、オーク(024)、ベアナックル(026)、魔人フー(079)、チューリップ(160) 固定シンボル×5 がぶりんちょ(030)、ヘドロン(108) ?黒に近き蒼 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (海底洞窟_黒に近き蒼.jpg)フロアレベル7 出現するモンスター キラービー(004)、ダークニードル(016)、マンドレイク(019)、 固定シンボル×5 がぶりんちょ(030)、ヘドロン(108) ?ドラゴンオーブの間 #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (海底洞窟_ドラゴンオーブの間.jpg)フロアレベル8 出現するモンスター ダークニードル(016)、マンドレイク(019)、オーク(024)、ベアナックル(026) 魔人フー(079)、あっかんべー(134) 固定シンボル×0
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前作 ゆうかがゆっくりできない話 ゆっくり解放軍 まりちゃ探検隊の冒険 会場に熱気が走る! 今大人気の競技ドスロワイヤルだ、まあ空き時間があればご覧ください。 『さぁ!始まりました!どのドスが勝つでしょうか!』 『倍率は ドスAドスBドスCドスD 1.33倍3.44倍5.66倍1.22倍!』 『券は開始5分までお求めできますのでいまからでもご購入いただけます! 手に汗握る熱い戦い!テレビでご覧になっている方も スマホから簡単にオンラインで券をご購入頂けますので 一口500円なので1口ご購入してみては? では!お楽しみください!』 お帽子を取られて焦っているドスCは新入りなので倍率が高めだが ドスAドスDは歴戦の猛者としてこの2ゆんの戦いになりそうだ、 しかしドスは戦略的(漁夫)に戦って一回勝ち抜いたが大して強くなかったので、 倍率が高め、まあ勝ちそうな順番で言えば D>A>B>C 口を縫い合わせることによって うるさくならずさらにドススパークを撃てなくすることによって、 試合の長期化と身体能力の需要が増加するという 今日もギャラリーは50000人は降らないし視聴率はなんと37.9%! こんな超人気競技がこの程度の規模に収まっているのは ゆっくり愛護団体ゆっくりんぴーす(ゴミ)のせいだ ゆっくりんぴーすをゴミと前述した理由は無論この競技 の妨害のせいである、電波妨害、会場に乗り込みドスに オレンジジュースをぶっかけて復活させたり、スタッフを銃殺したり 過激派の行動によりゆっくりんぴーす全体の株が下がり ゆっくりんぴーすは破綻したが、過激派の行動は止まらず 逮捕者が後をたたない。 横道にそれるのはそろそろ終わりにして試合を見ていきましょう、 ルールを説明しよう、 まずドスはエリアの希望した場所に放たれて、 エリアに落ちている武器を拾い、 攻撃して相手を永遠にゆっくりさせたら勝ちと言うルール、 (リタイア可能) ドスAを見てみよう、ドスAはさいっこうランクのえくすかりばーさんを 入手したようだ、 えくすかりばーと聞くとただの木の棒を浮かべる方もいらっしゃるでしょうが かなり切れ味の良い合金製で普通のゆっくりが ドスが切れるという優れもの しかもこのドスはなかなかの歴戦の猛者なので、 勝ちはだいぶ濃厚だ、誰かが*黒塗り*を引かない限りは、 一方ドスBはランク3(真ん中)のヘビーゆナイパーライフルをおさげに持っている、 この武器は体自体が辛いめーりんの弾薬を秒速400kmで発射する 遠くから中枢餡を貫けば十分に勝ち目はある、 一方どすCはというと... なんと星7の*黒塗り*を手に入れた! どすDはランク0の木の枝(枯れて腐ってる)で勝ち目が無い ドスD リタイア 残る三つ巴の戦いが幕を開けr.. あっキルログが [ドスBが狙撃でドスAを倒した!(230m)] すいません1v1でした... ドスCが*黒塗り*をはつっどうした! ドスCの目の前に害悪UFOさんとレーゆガンが落ちてきた! ドスCはドスBをあぶだくしょんさんをして落として倒した! 『皆様!いかがでしたでしょうか!ドスCが*黒塗り*を手に入れた3体目の ゆっくりであり!初参加のドスCの華麗なる勝利を誰が予想したでしょうか! では、ここからはオークションタイムです!』 『400万!』 『450万!』 『700万』 『ぐぬぬ...』 『では!700万円で悪姉 惨美様のお買い上げとなりました!では、 次回もお楽しみに〜!』 『なんじゃこりゃ』 そう言うと俺はテレビの電源を切った。 名無しのゆっくり コメント 閲覧数 -
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※まさにインスタントというものです。 「ゆっきゅりしゅんしゃちゅしゃれりゅりょ!(ゆっくり瞬殺されるよ!)」 とある一匹のゆっくりのお腹の中・・・ その一匹の饅頭のお腹で小さな饅頭が生を受けていた。 (ゆっきゅりちていっちぇにぇ!) 大体の形はもうそろそろ生まれてもいい頃に整形されている。 ついでに二匹生まれていて、種族はれいむ種とまりさ種だ。 (まりしゃ!きょうみょゆっきゅりちていっちぇにぇ!) (ゆっきゅりちていくのじぇ!) (ゆぅ~んもうしょろしょろおきゃあしゃんのまえでゆっきゅりできちょうだにぇ!) (ゆぅ~んしょうにゃのだじぇ!) するとぐぐっと穴が開くここから飛び出せばお母さんに会えることは本能的に知っているのだ。 しかし、妙なことが起こった。 開いた穴がみるみると縮んでいく。 (ゆ?どうちたんだりょ?) (ゆ!わきゃったのじぇ! おきゃあしゃんはまだここりょのじゅんびができてにゃいのじぇ!) (ほんちょ?) (しょうにゃのだじぇ!だからはやくでてきておきゃあしゃんをゆっきゅりしゃしぇるのじぇ!) (しょうだにぇ!) と小さくなり完全に閉じようとした穴をこじ開けようとした。 さすがのお母さんも抵抗してくる。 今生まれるとゆっくりできなくなると語っているかの如く。 (おきゃしゃああああああんん!!!どうちてうみゃれしゃしぇてくれにゃいのおおおおおおおおおお!!) (ゆううううううううううう!!!ゆっきゅりちたいよぉぉぉぉおおおおお!!) すぽん! 空中に舞いながら瞳を閉じれいむは思った やった。 やっと生まれることができた! これからどうしよう! お母さんと遊ぼうかな?ご飯でも食べようかな?それともまりさと一緒にすりすりでもしてゆっくりしようかな! そんなことを胸にこれからのゆん生に心を躍らせていた。 そして地面についたことを感覚で確認した後、目を開け仲良しのまりさと叫んだ。 「「ゆっきゅり『しねえ!』」」 挨拶をし終わらないうちに鉄拳が飛んできた。 「ゆぶぇっ!」 「ゆべしっ!」 ついでにれいむとまりさはお母さんのほうではなくフラン(胴つき)の目の前に立ち堂々と挨拶をしていた。 そしてれいむとまりさは壁に打ち付けられ、最後までの母親の姿を見ることもなく絶命した。 あとがき 三分間クッキングの感想をの中に インスタントな感じがした という感想があったので本気でインスタントなものを書いてみた。 インスタントとなると設定とか忘れやすいな。 byさすらいの名無し 過去作品 いじめ系2850 ゆっくり油火踊り祭 ゆっくりいじめ系2889 ゆっくりべんじゃー ゆっくりいじめ小ネタ542 ゆっくりジェットコースター いじめ小ネタ545 ゆっくりボール いじめ小ネタ546 ゆっくり太郎 いじめ小ネタ553 ゆっくりできない川さん いじめ小ネタ562 ゆっくり草野球
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【だーくりんく】 人間性を失い、ダークソウルに侵されたりんの姿、 かつての輝きを失い、黒いソウルに身にまとった彼はもはや人間をやめ次元をさまよう暗黒騎士の風貌である。 ペンを握り原稿に生命の息吹を吹かせる腕は全てを奪う暗黒の腕となった。 その腕は闇のソウルにより人間性を奪う吸精の業をなし、 また特殊な盾ともなる 偉大なる古の者ともなれば、人間性溢れる聖人とて一度にすべてを奪い取ることができるだろう 名前 コメント
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【本能の赴くままに】たけ:けんちゃん 【本能の赴くままに】たけ:ラビ 【本能の赴くままに】たけ:ミック 【本能の赴くままに】くさ:L 【本能の赴くままに】くさ:くらま 【本能の赴くままに】みだりん:はいでさん 【本能の赴くままに】ぷりんちゃん:えありす