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街道を歩いている。 街道に沿って歩く俺の後ろに付き従うようにして、女も歩いている。 歩いている女は、ドロシーと呼ぶことになった、|獣被り《ドロシ》の部族の女だ。 女は俺よりだいぶ立端(たっぱ)がある。だから本当なら、後ろに立たれて威圧感というか、存在感がありありでもおかしくはないのに、その気配はひどくうすい。 うすいというか、ふとすると後ろにいることを忘れてしまう身のこなしだった。 隠密に長けているというよりは、たぶん、存在そのものが人間じゃあないんだろうなって思う。人間じゃないって言うと語弊があるけどさ。なんていうんだろう。空気に溶けこんでるんだよ。 それも、努力して溶けこんだわけじゃなくて、これはきっと生来のものだ。森の中で生まれて、森の中で暮らして、だから呼吸がそこいらの木や草なんかと同じなんだと思う。 姿かたちはたしかに人間ではあるけれど、どっちかって言うと、やっぱり森の獣に近いのかもしれない。 うん、気配はな。うん。薄いんだよ。たしかに。 「くせぇよ」 臭気が濃いんだよ。 舌打ちし、思わず呟くと、女がきょとんとこちらを見た。女は即席で作った筵(むしろ)を引いている。その筵の上に、怪我人がふたり乗っている。 やめといたほうがいいと止められたにもかかわらず森へ突っ込み、怪我をして動けなくなった莫迦どもだ。 五人乗り込んで行って三人は死んだらしいが、もうそれ自己責任なので、なんの感想も抱かない。あ、そうですかって思う。 それよりも、よかったねって気持ちの方が強い。だって|獣被り《ドロシ》がいるって聞いて、わざわざ制止振り切って、ものめずらしさに突貫していったやつらだ。 俺ならね、俺なら絶対ごめんだけど、世の中には常識では測れない頭おめでたいやからが一定数いるのだ。 それがまあ、|獣被り《ドロシ》に会えただけじゃなく、巣に持ちかえられて、ひと月近く介抱されて、触れ合い体験満喫しまくれたよね。しまくれてよかったね。 そんな感想しかない。 代償が、全身複雑骨折と、今後農夫さんたちから請求されるであろう捜索代で高くついたけど、だって見たかったんだもんね。本望だよね。 俺は別にどうでもいい。俺はただ、こいつら持ち帰って、報酬を受け取り、それを馬宿の借金にあてるだけだった。 ちなみに、俺が真面目に依頼をこなしていることが、ばかに思えるかもしれない。 とんずらすりゃいいと言われるかもしれない。 クソ真面目に仕事こなしてないで、どこかに姿くらまして、借金踏み倒しちゃえばいいじゃねーかって、まあその通りだよな。 身を守るためには当たり前の発想だし、借金踏み倒して、それで多少馬宿の女将から恨みを買ったって、以降付近に近寄らなけりゃいい話だ。 まあちょっとだけ、馬宿の永久賃貸してる部屋の私物がもったいないかなっていう気がしなくもないけど、命あればなんとやらで、危険と金を天秤にかけて金をとるのは大ばか野郎のすることだ。 わかるよ。 わかってる。 ただそれは、身ひとつで動ける場合の話だった。 残念なことに、今回俺は、借金のカタに大事なものを女将に取られてるんだよね。 最初の方に言ってただろ。いわくつきの刀やらナイフを蒐集家(コレクター)がほしがってるのを、俺が運んでうんぬんって。 つまり、手に入れて運搬中だった短刀を、俺は女将に取り上げられてるんだよね。 もちろん短刀ほっぽりだして、雲隠れするって手もないではない。 いわくつきのものだから、もしかすると預かった馬宿にいろいろ面倒なことがおきるかもしれないが、まあ言うても逃げちゃえばね、俺自身はその後どうなったかなんて知りようがないし。 たださ。これもさっきの天秤じゃないけど、どっちを選ぶかって話なんだよね。 いわくつきの物品欲しがる蒐集家なんて、頭のネジが一本どころか三本か四本は抜けたやつらばっかりで、しかもその品物の値段なんてあってないようなものだった。 ほしがるやつがいるから高いのだ。 そんで、やたら値が張るのよ。 三十人の生娘の血を吸ったナイフ――とかさ、俺にいわせりゃなんとなく古びた錆(さび)だらけのナイフってだけなんだけど、もう本当にお高いの。 下手すると家一軒どころか三軒くらい建っちゃうの。 そうした大金かけたブツを、俺が途中で放り投げてとんずらしたってなったら、まあ、たぶん、手に入れられなかった恨みってよりは面子(メンツ)つぶされたつらみの方で、報復が来ることはまちがいないんだよね。 報復っていうのは、つまるところ、死だ。 それも、俺は蒐集家の気を晴らすべく、なるべく惨(むご)たらしく殺されることになる。 そうするとだ、素直に短刀預けて|獣被り《ドロシ》の生息地に出向くのと、短刀ほっぽりだして確実に殺そうと追ってくる追手から逃げ続けるのと、どっちがましなのって話だ。 あと一応、第三の選択ってのもあって、俺が馬宿の女将の寝込みでもおそって、取り上げられた短刀奪って逃げる、っていうのもなくはなかったけど、あの女、いまでこそ馬宿の女将におさまってるけど、ちょっと前まで鉞(まさかり)ふるってわるいやつばったばったなぎ倒してたような女だよ。うまくいきゃいいけど、失敗すると俺はものすごくひどい目にあわされる気がするよ。 つまりもう詰んでた。八方ふさがり。どれ選んでもろくな未来が見えない。 だから俺は、その中でもなんとか、細い細い、蜘蛛(くも)の糸より細い希望が見えそうな気がする、|獣被り《ドロシ》の生息地に入り込んでひと探し、ってのを選んだわけで。 まあその結果、なんでか知らないけど、その|獣被り《ドロシ》の女をひとり連れ帰る羽目になったわけなんだけども。 あんたさあ、と俺は言った。 「あんたさあ、森の中からここまでそいつら連れだしてくれたのは、ものすごく助かったしありがたいんだけど、いつまで付いてくるつもりなの」 「いつまで、」 「いつまでっていうか、どこまでっていうかさ」 その見た目も相まって、なんか本当に大きな野良犬になつかれて、ずっとついてこられた、みたいな状況になってる。 まったく全然笑えないですけど。 「どこまでも。お前さまはドロシーの命を助けたからな」 女は言った。 「いやだからさ、その助けたっていうのが、なし崩し的にっていうか、流れで助けた、みたいにはなったけどね? べつに助けようとして助けたわけじゃねぇんだよね? だからそこまで恩義に感じなくても、」 「命の借りは命で返さねばならない」 「重いわほんと」 聞くとそれは、|獣被り《ドロシ》の流儀なのだそうだ。 他のものに命を助けられたそいつは、同じような状況で助けたやつの命を助けかえすか、もしくは体を張って助けたやつを庇わなければならない。 もう完全に堅気の世界じゃないよね。任侠の常識みたいになってるよね。 けど、俺は住む世界がちがいますからね、|獣被り《ドロシ》の掟とか知らないですよ。 うんざりする。 「もうさ、いいんじゃねぇの。あんたはここまでこいつらを抱えて持ってきた。俺はとても助かった。はい、これで、差し引きゼロ」 森へお帰り。 「お前さま」 「……な、なんだよ」 急にじ、と黒毛の下からこっちを見つめる視線を感じて俺はちょっとうろたえる。 「ドロシーはお前さまに借りがある。ドロシーは借りを返さなくてはならない。そうでないと、ゲャワがドロシーに怒りを下す」 「なんだそれ」 また聞きなれない言葉が出てきて俺は一瞬思考が止まり、 「あー……、あれか、あんたがかぶってるそいつか」 思いあたって頷いた。 学習能力というのか適応能力というのかわからないが、なんとか理解しようとしている自分が正直いやだ。 「そうだ」 「それ、あんたの力を示すためだけのものじゃなくて、あんたの守り神的なかんじなのか」 「そうだ。ゲャワはかぶったその日から、ドロシーを監視する。ドロシーが死ぬまで」 ひとりで狩りに行き、その狩った獣をかぶってようやく成人とみなすらしいから、そこではじめて個として認識されるのかもしれない。 ん、あれ、ちょっと待てよ。 死ぬまで監視、にちょっと引っかかりを覚えて、俺はあのさ、とまた言葉を続ける。 「昨日さ、脱がせたじゃん。俺」 「うむ」 「じゃああれ、なんかものすごい禁忌とかだったんじゃねぇの」 俺はただ、女がほんのちょっと困ったり恥ずかしがったりしたら楽しいな、くらいの感覚だったんだが、部族の掟を破るだとか、そうした物凄いことをさせてたんだとしたらさすがに気が引ける。 だってたたりとかありそうじゃん。俺に。 「かまわない。ドロシーにも、皮を外すときはある」 「ほー、」 それはあれかな、水浴びるときとか、そういう、毛皮が邪魔になるときかな。 相づちを打ちながら俺はふところから紙巻き煙草を取り出し、とんとんと湿気よけの革箱を叩きながら、 「まあいいや。じゃあさ、外して洗えよ。くせぇよ」 言った。 そりゃさ。 俺だってさ。 俺だって、とくべつ清潔にしてるわけじゃない。きれいにしてるか否かと言われたらぜったい不潔属性の人間だと思うし、風呂に入るってのがまず高級志向だったから、普通は手拭いで顔やら手やらを拭って、月に一度か二度湯を使う程度だ。 最近は気温が高くなってきたので湯すら使わない。水場か川で済ませることが多い。 服だって年中一枚を着たきりで、袖口だの襟のところは黒く汚れている。さすがに虱(しらみ)が食うのはいやなので、時々は洗って干したりもするけれど、それだって最低限のものだ。 何枚も所持していて、洗って繰り返し使う、というのは地に足がついた生活の、余裕があるやつのすることで、かつかつで生きている俺みたいな人間は、だいたい着崩れるまで着たおして、ぼろぼろになったら捨てると言うことが多い。 だからぜんぜん、きれい好きってわけじゃない。ただただ一般的な感覚、それもかなりずぼらな方の人種だと思う。 でもね、森の中ならともかくひらけた場所で、そうして俺が|獣被り《ドロシ》の禁猟区域から抜け出て緊張がほぐれたのも相まって、ちょっと心に余裕ができたというか、嗅覚が戻ってきたというか、まあ感じたままに言わせていただきますと、濡れた外飼いの犬ってこういう臭いしますよね。 獣くさいっていうか脂くさいっていうかさ。 それが女の汚れから来る臭いなのか、それとも纏ってる毛皮のにおいなのかよくわからなかったが、とにかくちょっと立ちくらみがしそうなにおいだってことは事実だ。 俺がそう言うと、引き綱を持ちながら洗う、と口の中でくり返していた女が、さっと顔色を変えたのがわかった。いや、正確に言えば、相変わらず顔はもさもさで隠れてよく見えないから、たぶん、この感じだと、血相が変わったんだろうなあ、っていう予測なんだけれども。 「洗う……、あ、洗えというのは、ドロシーを洗えと言うことか」 「まああんた本体もだけど、あとかぶってるソレとさ。両方かな」 「両方……、両方洗う……、洗う、洗わねばならないのか」 「えあの、なんか思った以上の反応で正直こっちドン引きなんだけど」 俺はなんかものすごくひどいことを言ったでしょうか。 ひどいことと言うなら、脱げよとか、呼びにくいから別の名で呼ぶとか言った時点の方が、えぐみとしては上のような気がしていたんだけど、俺の認識は間違っていたんでしょうか。 それか、あれかな。泳げないとかそういうのなんだろうか。 それとも水恐怖症とかそういうのでもあるんだろうか。 煙草をふかしながらたずねると、そうじゃない、と女が左右にかぶりを振る。 「ゲャワの加護が落ちる」 震えながらそんなことを言っている。 ……いやそこまでビビるもんか? 続けてぶつぶつ呟いている言葉を総合的にまとめると、とにかく俺にはよくわからない世界だが、洗うとその守り神? 的な力まで洗い流してしまうと、たぶんそういうことなんじゃないかなと解釈した。 しかし加護って、くっついたり落ちたりするもんなんですかね。ゴミじゃねぇんだからさ。 俺はまったく信心深くないから、そのあたりのところに疎いんだけど、なんか聖職者って身ぎれいにしてるイメージがあるんだけどな。水垢離(みずごり)とか。禊(みそぎ)とかするんじゃねぇの。 無理だ、到底できない、男ふたりをひょいと抱える力のあるやつが、そんなふうに唇を青くしながら呟く姿はちょっと哀れみを誘うけれど、 「でもあんたさ、俺に付いてくるつもりなんだろ」 俺は言った。 「その、やたら重い、命の貸し借りがどうのってのを、あきらめるつもりはないんだろ」 「む、」 「俺はくっせぇ女連れ回す趣味はねぇぞ」 獣くさいのと脂くさいのだけで本当によかったと思う。これが糞尿くさいのまで含まれてたら、とてもじゃないけど俺はこいつと同道できる気がしない。 「なんならちょうどいいから、ここではっきりさせとこうぜ」 「……はっきり、」 「そうだ。いままであんたが生きてきた領域ってのは、せいぜいここいらまでだってことだよ。今から付いてこようとしているこっち側は、あんたの知ってる森じゃない。つまりあんたの常識が通じる世界じゃないってことだ。|獣被り《ドロシ》の縄張りじゃない、あんたらの言う『皮無し』の区分になる」 「……、」 「あんたらにはあんたらの決まりごとがあるように、こっちにはこっちのルールってもんがある。たとえば肉は生で食うのはあまりしないとか。虱(しらみ)とか蚤(のみ)をわかさないようにきれいにするとか。……皮無しの縄張りに足を踏み入れるつもりなら、皮無しの常識に従うのがスジってもんじゃねぇか? なあ?」 ここぞとばかりに俺は押す。いっそ諦めて森へ帰っちゃくれねぇかなと思いながら。 「『皮無し』は風呂に入るんだ。体を灌いできれいにするんだぜ」 「……、」 俺の言葉に口をつぐみ、呻吟していた女は、しばらくしてうつむきがちだった顔をあげて、 「わ、わ、わかった」 言った。 「……わかったって、」 「ドロシーは皮無しの決まりごとにしたがう」 この上なく悲愴な決意でもって宣言した。 ……まあ、体を洗うっていうだけで、そこまで悲愴感を漂わせんでもって気はしなくもなかったけど。 落ちるのってたぶん守り神? の加護じゃなくて、汚れとにおいだと思ったけど。 「あそうじゃあちょっと川に入ってみようか!」 俺は街道から離れるように指示しながらそう言った。 後ろに怪我人いることだし、このまま馬宿まで連れ帰ってもよかったんだけど、……でもさすがに……、さすがに他の客もいるのにね? 連れていける? 宿に入った瞬間、ぜったい他の客そっと場を離れるすると思うんだよね。 それってある種の営業妨害じゃないのって思う。なんか女将に恨まれそう。 かといって、馬留あたりでお前はここで待ってろっていう? 厩で寝ろとか? でもそれはそれで、相手を獣あつかいしすぎじゃないとも思う。白い目で見られそうな気もするし。 だから、一番いいのは、馬宿に顔を出す前に小ぎれいにしておくことなんじゃないかなって。 うまい具合に街道からすこし離れたところに小川が流れているのを、俺は往路で知っている。すこし離れているから、人通りもない。すれ違う人間の数なんてたかが知れていた。 これが大きな町の近くとかだったら、荷運びの馬車が結構行き来したりもするんだが、このあたりじゃあせいぜいわら積んだ農夫がのんびり一日に一便、通るか通らないかだ。 獣の皮をかぶった女を後ろに引き連れている俺にとっちゃあ、ものすごく好都合なことだった。 小川と言ったって、せせらぎ、と言ってもいいくらいの川で、腰の高さほどもない。 だのに小川の近くまで来ると、明らかに女の腰が退(ひ)けているのがわかった。悪いけどちょっと笑う。熊とやり合うのに何のためらいもないのに、水が怖いの、って。 背中に負っていた荷袋の中から、小さな石鹸を取りだした。これは別に、俺がいつでも身ぎれいにできるように持っているわけではなくて、たまたま、いいにおいのするやつを娼婦の可愛い子ちゃんから貰ったからだ。 ひと晩買った天使ちゃんがとてもいいにおいがしたんで褒めたら、使いかけだけど、とか言って、くれたのだった。 くれると言うなら貰ったけれど、あいにく俺は男で、しかもいい年をしたおっさんなので、女子的でフローラルなにおいをぷんぷんさせるのもどうかと思った。だから油紙に包んでしまっておいたのだ。 「あー……、なんか大丈夫? ちょっと深呼吸する?」 くさいから洗えと言った俺が心配するものなんなんだけど、唇を噛みしめている相手を見ていたら、なんかものすごいいじめっ子の気がしてきた。 俺は、いじめられるよりいじめる方が好きだけど、本気で相手が恐怖しているのはどうかなと思う。いやよいやよも好きのうち、じゃないけど、許容範囲内でいやがってるからつついて楽しいのであって、血の気をなくしているような相手をことさら追い詰めるのは、あんまり好きじゃない。それもういじめじゃなくて虐待だよね。 まあでも、あんまり、であって、楽しいの楽しくないのって聞かれたら、そりゃあすこしはどきどきするわけですけれども。 あ、下衆(げす)ですいません。 「……うまれてはじめて水に入る瞬間に俺は立ち会ってるとかじゃねぇよな」 「いや」 女は首をふった。 そうして、魚を獲るだとか、水辺のトカゲ的な獲物を獲るだとかで、入ることは割とあると言った。 まあただね、水に入るっていうのとね、洗うってのはちがうよね。根本的にね。 「ええと、」 石鹸を渡しかけて俺は一瞬悩んだ。 体をきれいにする習慣がある相手なら、このまま石鹸を渡して、はいじゃあきれいにしてきてね、俺は向こうで待ってるからね、でいいかもしれないが、おそらく石鹸を使ったことがない、というよりかは石鹸という存在を知っているのかも疑わしい相手に、それって通じる気がしない。 泡立てるっていうのから教えないと意味なくないか。 現に、女は俺が差しだしかけた石鹸に鼻を寄せくんくんと嗅いで、食べ物か、だとか言っている。これ、渡したらそのままかじる気がする。 「――……うーん」 今日もよく晴れた空を見上げて俺は迷う。 やっぱ誰かが手伝うべきなんでしょうね。 この場合手伝うべき人間は俺しかいないので、俺が手伝うべきなんでしょうね。 「まあいいや」 とりあえず皮も女も全部きれいに洗いたかった俺は、石鹸をそのまま手の中で転がし、 「おら、水に浸かれ」 腕まくりと足まくりをして、体を濡らすように指示した。 女を脱がせて俺が洗ってやる、とか字面だけだとものすごいアハァン的なものに思えるけど、現実は非情です。 たいして桃色要素はありません。 毛皮を洗うのは、そんなに難しいことじゃない。毛の一本一本にしっかりこびりついた泥汚れだの脂汚れを落とすのは面倒だったけど、大きい犬を洗っているような感覚で、ちょっとおもしろい。 汚れが取れてつやつや毛が輝いてくると、なんかひと仕事やってやった気になってくる。 だが問題は本体の方だよ。 「ええと……、じゃあ次、あんたが毛皮脱ごうか?」 三本目の煙草に火を点けるころに、ようやく女の方に取りかかる。 泡立てた石鹸で撫でる程度じゃ、積年の汚れは取れないような気がしたんで、俺は腰の手拭いに泡を擦り立てて、それから女に脱ぐように言った。 さっき、あまり毛皮を脱がない、というか基本的には脱ぐものでない、みたいなこと聞いたような気もしたけど、もう一回脱いじゃってるでしょ。一度脱いだら、二度も三度も、同じことじゃねって思う。 脱ぐと聞いて、またうろたえるかと思った女は、思ったよりすんなり毛皮をとった。 その体を力を入れてこする。 娼館で天使ちゃんとふたりきりで泡風呂とか、ものすごい楽しいひとときだってのに、ことこの状況だとなにも嬉しくない。 あでも、垢じみてところどころまだらになってた皮膚が、本来の輝きの白さを取り戻し、すべすべのすべになった瞬間なんかはちょっと楽しかったかも。 なんかむだにやってやったぜ感がある。 俺はやったぜ。 体を洗い終わり、獣の頭の下から現れた、ぼさぼさの頭に水をぶっかけて、俺はわしわしと頭で石鹸を泡立てる。 「目ェ閉じてろよ。あと口で息しとけ。泡がしみただの鼻に入っただの、やかましいのはごめんだからな」 「わかった」 うつむいて大人しくしているのをいいことに、おれは思う存分洗ってやった。 髪で石鹸泡立てるのって結構好きだ。なんかものすごい勢いで、泡がもこもこもこもこーって発生するだろ。楽しくて好き。 「……こんなもんか」 合図すると女が水に潜る。水場でちまちま手桶でかけるより、よっぽど早いので川での水浴びは楽でいい。 潜ってると、女の黒髪がぶわあって水の中に広がる。長さ的には腰のあたりまであると思った。クセがわりと強くてうねってるので、藻のようだと思う。 そうして充分泡が流れたころを見はからって合図すると、女が立ち上がる。立ち上がった拍子に、こう、長くてもさもさの髪が水に左右に分けられて、こっちとしては思ってもみないタイミングで女の素顔があらわれた。 「ふへ、」 頭を拭いてやろうとした俺の口から、おかしな息が漏れた。 いきなり目の前に絶世の顔があらわれた衝撃を、想像してみてほしい。 頭真っ白よ。真っ白。立ったまま気絶、っていうけど、たぶん俺は気絶していたのかもしれない。 咥えていた煙草はどこかにいっていた。落としたのか、燃え尽きたのかもわからない。 「え、なに、まって、ちょっとまって、頭が追いつかない」 目の前に現れたのは、不安そうな顔をした、とてつもない美女だったからだ。
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2009年3月のログ sca20090301.log L2260 | 22 24 | 四般南喰赤 | 午後ティー(+44) すっきり納豆(+7) nyoki(-17) でぶ2(-34) sca20090302.log sca20090303.log L2260 | 23 06 | 四般南喰赤 | 午後ティー(+56) まほろ(+24) 利三郎(-29) akabko(-51) sca20090304.log sca20090305.log sca20090306.log sca20090307.log sca20090308.log sca20090309.log L2260 | 22 59 | 四般南喰赤 | 午後ティー(+52) akabko(+21) のぶねえええ(-15) 車輪の国(-58) sca20090310.log sca20090311.log sca20090312.log L2260 | 22 15 | 四般南喰赤 | 午後ティー(+66) イリヤ(+5) 利三郎(-18) akabko(-53) L2260 | 22 33 | 四般南喰赤 | 利三郎(+44) akabko(+7) はらまき(-16) 午後ティー(-35) sca20090313.log sca20090314.log L2260 | 22 57 | 四般南喰赤 | はらまき(+58) でぶ2(+4) 名無し@喪板(-21) 伊田ヘンデル(-41) L2260 | 23 24 | 四般南喰赤 | 名無し@喪板(+51) はらまき(+2) 伊田ヘンデル(-21) akabko(-32) sca20090315.log L2260 | 22 03 | 四般南喰赤 | はらまき(+66) akabko(+5) 午後ティー(-18) GLOG(-53) sca20090316.log L2260 | 22 16 | 四般南喰赤 | 久保田時男(+46) はらまき(+8) すっきり納豆(-22) akabko(-32) L2260 | 22 54 | 四般南喰赤 | 久保田時男(+55) はらまき(+22) すっきり納豆(-24) akabko(-53) sca20090317.log L2260 | 21 32 | 四般南喰赤 | 午後ティー(+41) はらまき(+8) akabko(-17) GLOG(-32) L2260 | 22 41 | 四般南喰赤 | すっきり納豆(+49) nyoki(+11) 午後ティー(-20) 最近会社潰れた雄(-40) L2260 | 23 13 | 四般南喰赤 | はらまき(+48) nyoki(+9) 午後ティー(-13) すっきり納豆(-44) sca20090318.log L2260 | 22 33 | 四般南喰赤 | 午後ティー(+49) akabko(+11) 会社潰れた雄(-13) はらまき(-47) L2260 | 23 07 | 四般南喰赤 | 午後ティー(+58) 会社潰れた雄(+8) すっきり納豆(-19) syomin(-47) sca20090319.log L2260 | 23 55 | 四般南喰赤 | すっきり納豆(+60) しばお(+7) cugi(-16) はらまき(-51) sca20090320.log L2260 | 23 02 | 四般南喰赤 | すっきり納豆(+52) Nanashie(+17) はらまき(-18) 午後ティー(-51) L2260 | 23 35 | 四般南喰赤 | 午後ティー(+55) はらまき(+5) すっきり納豆(-25) nyoki(-35) sca20090321.log L2260 | 00 13 | 四般南喰赤 | nyoki(+66) 午後ティー(+2) すっきり納豆(-24) キンブラ(-44) L2260 | 21 59 | 四般南喰赤 | キンブラ(+59) aaac(+22) akabko(-17) 久保田時男(-64) L2260 | 22 20 | 四般南喰赤 | aaac(+60) 久保田時男(+19) さやか(-27) キンブラ(-52) L2260 | 22 44 | 四般南喰赤 | 久保田時男(+42) aaac(+7) さやか(-14) akabko(-35) L2260 | 23 11 | 四般南喰赤 | 久保田時男(+54) さやか(+11) 車輪の国(-17) akabko(-48) L2260 | 23 19 | 四般南喰赤 | すっきり納豆(+68) aaac(+2) (有)ダルビッシ(-23) 利三郎(-47) L2260 | 23 39 | 四般南喰赤 | 久保田時男(+56) 車輪の国(+4) はらまき(-22) でぶ2(-38) sca20090322.log L2260 | 00 11 | 四般南喰赤 | 久保田時男(+74) 車輪の国(+5) aaac(-24) はらまき(-55) L2260 | 23 08 | 四般南喰赤 | Nass(+47) GLOG(+16) 車輪の国(-23) 喪月(-40) L2260 | 23 32 | 四般南喰赤 | syomin(+66) nyoki(+6) 85-666(-18) むしむし毛虫(-54) L2260 | 23 52 | 四般南喰赤 | すっきり納豆(+65) 車輪の国(+25) むしむし毛虫(-35) 85-666(-55) sca20090323.log sca20090324.log sca20090325.log L2260 | 23 21 | 四般南喰赤 | 午後ティー(+46) 汚空(+11) 喪月(-14) すっきり納豆(-43) L2260 | 23 46 | 四般南喰赤 | nyoki(+60) lliorzil(+12) 喪月(-27) 午後ティー(-45) sca20090326.log L2260 | 22 12 | 四般南喰赤 | はらまき(+54) キンブラ(+13) 久保田時男(-17) 喪月(-50) L2260 | 22 33 | 四般南喰赤 | はらまき(+71) 久保田時男(+21) 人生無駄ヅモ(-34) キンブラ(-58) L2260 | 22 52 | 四般南喰赤 | 人生無駄ヅモ(+56) キンブラ(+11) のぶねえええ(-11) 午後ティー(-56) L2260 | 23 35 | 四般南喰赤 | 人生無駄ヅモ(+71) 午後ティー(+7) キンブラ(-20) 喪月(-58) sca20090327.log L2260 | 20 46 | 四般南喰赤 | はらまき(+45) キンブラ(+4) カビ(-18) ろうにん(-31) L2260 | 22 27 | 四般南喰赤 | はらまき(+87) wakiwo(-6) 久保田時男(-29) キンブラ(-52) sca20090328.log L2260 | 21 56 | 四般南喰赤 | akabko(+87) 紐男爵(+19) 午後ティー(-34) さやか(-72) L2260 | 22 16 | 四般南喰赤 | 紐男爵(+53) さやか(+16) 午後ティー(-22) キンブラ(-47) L2260 | 22 49 | 四般南喰赤 | 午後ティー(+53) でぶ2(+12) キンブラ(-13) 紐男爵(-52) sca20090329.log sca20090330.log L2260 | 22 45 | 四般南喰赤 | nyoki(+59) 午後ティー(+2) すっきり納豆(-25) 久保田時男(-36) L2260 | 23 25 | 四般南喰赤 | nyoki(+62) 久保田時男(+10) すっきり納豆(-29) akabko(-43) sca20090331.log .
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「変態ありすの末路」(後編) 前 5日目。処刑の全工程を終え……ありすは、奇跡的に生きていた。 体内のカスタードクリームが通常より粘性の強いものだったため、何度も底部を破られても致死量のクリームが漏れなかったのだ。 ありすは、他のありすが処刑を受けた後どうなったか、知っている。 今まで処刑を受けて生き残ったありすは、群れのはずれにある洞窟に放置された。 食べ物もなく、動くことの出来ないありすたちは、少しずつ飢えていく。 洞窟の中で叫んでも、誰も助けてくれない。声は外まで届かないから。 その後、どうなるかはわからない。 飢えて死ぬかもしれないし、捕食種に食い殺されるかもしれないし、他の野生生物に殺されるかもしれない。 とにかく、最終的に最悪な形で死が訪れることは確実だった。 だから“処刑”なのだ。 「いやああぁぁぁあぁああぁぁぁ!!!ありずはしにだぐないいいいいぃぃっぃい!!!おねがいだがらゆずじでぐだざいいいぃぃいぃ!!!」 その泣き顔に都会派の面影はなく、涙だけがその顔を塗り固める。 「おまえはここでゆっくりしねばいいよ!!」 「じぶんがしたことをゆっくりこうかいしてね!!」 「やっぱりありすはゆっくりできないやつばかりだよ!!」 「ありすなんかみんなしんじゃえばいいのにね!!」 「どぼぢでえぇぇええぇぇぇえぇぇぇぇ!!!!ぞんなごどいばないでええぇぇぇええぇぇぇぇぇええ!!!」 群れから遠く離れた洞窟の、光が届く範囲では一番奥。 ありすはそこへ乱暴に投げ込まれ、ごろんごろんと転がって岩壁にぶつかった。 「じゃあね!!ありす!!」 「そこでゆっくりしててね!!」 「ずっとゆっくりしてれば、きっとあのよでゆっくりできるようになるよ!!」 それは、事実上の死刑宣告。 ありすを運んできた10匹のゆっくりは、振り返ることなく洞窟から去っていった。 「どぼぢで……どぼぢでゆっぐりざぜでぐでないのお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!??」 ありすは、自分のしたことを後悔してはいたが、どうしてここまで酷い目に遭うのか理解できなかった。 自分はただすっきりしていただけであり、愛を育んでいた自分に非はないと思い込んでいるのだ。 「だれかだすげでええぇえええぇぇぇええぇぇ!!!すっぎりさせであげるがらあああああぁぁあああああぁあ!!!」 自分がすっきりすれば、相手もすっきり出来る。自分がすっきりすれば、皆もすっきり出来る。 すっきりはこんなにすばらしいものなのに、どうして皆拒むのだろう。どうして自分の愛を拒むのだろう。 ありすはそれが不思議に思えてしかたなかった。 洞窟に放置されてから、3日目。 外に向けて助けを請う事はなくなった。それが無意味だと理解したのだ。 そして、誰も助けに来ないというのはどういうことか……その意味も理解した。 誰も、自分のすっきりを求めてはいない、ということ。 「ありすは……すっぎりしたいだけだったのに……」 空腹で大きな声が出ないありすは、ひたすら誰かに言い聞かせるように呟き続ける。 「みんながいなかものだからわるいんだ……いなかものだから……いなかものだから!!」 自分のおかれている状況。その原因を、群れのゆっくりの押し付け始める。 あいつらが田舎者だから。あいつらが自分の愛を理解しないから。だからこんな目に遭うんだ!! 絶望的な状況におかれていたありすの心の中に、徐々に憎しみの炎が広がり始めた。 「もしあいつらにあったら……しぬまですっきりさせてやる……しぬまで…!!」 5日目。 自分のちーちーやうんうんで飢えを凌ぐのも、既に限界だ。 燃え上がりつつあった憎しみの炎もすっかり萎え、現実味を帯びてきた死の影に怯え始める。 「いや……しにたく……ない…すっきり……したい……ゆっく…り……した…い……」 何も喋らなければ体力を温存でき、その分長生きできるのだが……そんな思考すらできないほどありすは衰弱していた。 このまま自分は死ぬんだ。すっきりもゆっくりもできないまま、飢えて死ぬんだ。 その時、何者かの足音が洞窟内に響いた。 「ゆ?…だ、だれ……?」 群れのゆっくりが助けに来たのだろうか? いや、それはない。群れのゆっくりはありすを心底憎んでいる。 来るとすれば半年後、ありすの死を確認するためだけだ。 だとしたら…誰? もしかして、れみりゃ…それとも、ふらん!? その発想に至ったありすは、恐怖に震えながら悲鳴を上げた。 「いやああああああああああああぁぁぁぁぁだべないでええええええええぇぇえぇぇえっぇ!!! ありずはおいじぐないいいいぃいいいっぃい!!!まじゅいがらだべないでねぇえぇぇえええぇぇぇぇぇぇ!!!」 とにかく、生き延びたかった。死にたくない、死にたくない。理由はない、ただ怖い。 だから、叫び続ける。それが天敵を呼び寄せるとしても、そうしないと恐怖に押しつぶされてしまうから。 食べられたくない。食べられたくない。食べられて死にたくない。 記憶の底に眠る、捕食種に食べられて死にゆく仲間の、痛みと恐怖に歪んだ顔が……鮮明に蘇る。 自分はああなりたくない。食べられたくない。食べられて死んだら、あの世でもゆっくりできない気がするから。 「いやっ!!いやいやいやいやいやいや!!!ゆっぐりざぜでえええええええええええええええええええええ!!!!」 「ゆっ!?ありす!?」 姿を現したのは、れみりゃでもふらんでもなかった。 何の変哲もない、普通のゆっくりれいむであった。 「ひっ!?あぼろ゛ろ゛ろ゛ろ゛ろ゛ろ゛ろろっろ゛ろ゛ろ゛ろ゛ろ゛ろ゛ろ゛ろろろん゛!?」 だが、精神的プレッシャーに耐えられなくなったありすは、中身を吐き出しながら気を失った。 「ゆっ!!なかみをだしたらだめだよ!!ゆゆーん……なかまをよんでくるから、ゆっくりまっててね!!」 れいむは仲間を呼ぶべく、洞窟の外へと飛び出してく。 しばらくして戻ってきた10匹のゆっくりによって、気を失ったままのありすはどこかへと運ばれていった。 ありすは、風通しのいい日陰で目を覚ました。 動けない身体のまま、視線だけを周囲に向けて自分の置かれた状況を確認する。 洞窟ではない。一筋の光しか届かない洞窟とは比べ物にならないぐらい、そこは明るかった。 「ゆっ!!やっとおきたんだね!!ゆっくりしんぱいしたよ!!」 「ゆゆ……ここは…どこ……?」 「ここはれいむたちのおうちだよ!!げんきになるまでゆっくりしていってね!!」 れいむの説明によると、ありすは気を失った後、れいむたち10匹のゆっくりによって運ばれた。 ここはありすのいた群れとは違う、洞窟から程近いゆっくりの群れ。その中心部にあるれいむの家に、ありすは運ばれたのだ。 身体は動かない。ぺにぺにやまむまむも傷がじんじんと痛む。 でも、ありすは悲観していなかった。薄暗い洞窟から解放された。優しいれいむが傍にいる。 ありすは運よく死から逃れる事が出来たのだ。その幸運に、ありすは涙を流した。 「ゆ!!なかないでね!!たくさんたべてげんきになってね!!」 「ゆぐぐぅ!!ありがとう!!ありがとうれいむ!!」 ありすは素直に感謝した。自分を助けてくれた幸運に。自分を助けてくれたれいむたちに。 一心不乱に山盛りの食べ物を貪り食い、あっという間に以前と同じ張りのある身体に戻ったありす。 その姿を見たれいむは、仲間を連れてくると言い残して外へ去っていった。 「ゆっ!!れいむはとてもやさしいよ!!ここならゆっくりできるよ!!」 ありすは、ひとりでこれからのことを考え始めた。 自分は動けない。だから、きっとあのれいむがずっとご飯を運んでくれるに違いない。 れいむは優しい。すごく優しい。そして綺麗だ。 あんな綺麗なれいむと、ずっと同じおうちで暮らし、ゆっくりする。 最高の気分だ。優しいれいむ。綺麗なれいむ。それを独り占め。 あぁ、優しいれいむ!! あぁ、綺麗なれいむ!! そんなれいむ!!そんなれいむなら!! 私の“愛”を、受け止めてくれるに違いない。 ありすの心に、狂気の愛が蘇った瞬間だった。 れいむは、たくさんの仲間を連れて戻ってきた。 「ゆっ!!とてもかわいいありすだね!!」「たべちゃいたいぐらいゆっくりしてるね!!」 「ゆーん!!てれるよ!!そんなこといわないでね!!」 周囲のれいむ、まりさ、ちぇん、みょんなど、多種多様のゆっくりにべた褒めされるありす。 恥ずかしがる素振りを見せるありすだが、その目は例のれいむしか見ていなかった。 れいむとすっきりしたい!! れいむをすっきりさせたい!! 自分の生殖器がどんな状態かも忘れ、ただひたすら性欲を押さえつけるのに必死になっていた。 今日だ。今日やろう。今日すっきりしよう。今日すっきりしてれいむをすっきりしてすっきりすっきりすっきりんほああああああ!!! 「ゆっ!!ありすどうしたの?よだれがでてるよ?」 「ゆゆ!?なんでもないよ!!ゆっくりきにしないでね!!」 おっといけない。顔に出てしまった。 ありすは慌てて崩れた顔を元に戻す。 「こんやは、ありすがげんきになったおいわいをするよ!!みんなたべものをもってあつまってね!!」 「ゆっくりりかいしたよ!!」「たのしみー!!」「おいわいなんだねー!わかるよー!」 ゆっくりたちは夜に再びれいむの家に集まる約束をすると、それぞれバラバラの方向に去っていった。 残されたれいむが、ありすにそっと寄り添って話しかける。 「ゆー!ありすはれいむのおうちでゆっくりしていってね!!こんやがたのしみだね!!」 「そうだね!!ありすも“たのしみ”だよ!!」 れいむの“楽しみ”と、ありすの“楽しみ”。 両者の意味がまったく違うことは、言うまでもないだろう。 そして夜。 「ゆっくりたくさんたべてね!!」「ありすはもっとたべてね!!」 「みんなでゆっくりしようね!!」「たくさんゆっくりしていってね!!」 みんなが持ち寄った食べ物を貪り食いながら、大騒ぎするゆっくりたち。 ありすが元気になったお祝いというのは建前で、実際は皆大騒ぎしたいだけだったのだろう。 食べ物はあっという間になくなり、宴会はお開きとなる。 騒ぎすぎて疲れ果てたゆっくりたちが、各々のおうちへと帰っていく。 ありすはこのときを待っていた。れいむと2人きりになる時間。 すっきりするなら、このときしかない。 「れ、れいむううぅううぅっぅううう!!!こっちにぎでえええええぇぇえぇえぇぇぇぇぇ!!!」 発情しきった声で、れいむを誘うありす。 れいむは何の疑問も持たずに、誘われるままにありすに近づいた。 「どうしたの?ゆっくりしてる?」 「んほおおおおおああおあおああおあおあおあ!!!いっじょにすっぎりじまじょおおおおおおおおおおおお!!!」 れいむに擦り寄って、ありすは必死に振動する。 一度その気にさせてしまえば抵抗される心配はない、という魂胆である。 だが……その計画は出鼻を挫かれてしまった。 「……うごけないくせにすっきりするの?ばかなの?しぬの?」 「ゆっ!?ゆゆゆ!?」 さっきまで優しかったれいむ。そのゴミクズを見るような視線に、ありすは驚きを隠せなかった。 あれ?私の愛を受け止めてくれるんじゃなかったの?優しいれいむはどうしたの?優しいれいむはどこに行ったの!? 振動するれいむ。だが、それはありすの振動に従っているわけではない。 自発的な振動。それも欲情におぼれた振動ではない。とても冷静な、目的を持った振動。 「すっきりしたければすっきりすればいいよ!!でも、たぶんすっきりできないとおもうよ!!」 れいむの振動が増していく。徐々に、ありすはその振動に引っ張られて絶頂へと登っていく。 だが…… 「んほおおおおおあおおあおあおあ、びぎゃっ!?いだいっ!?やべで!!ずっぎりでぎないいいいいいいいいい!!!」 当然である。生殖器をズタズタにされ、二度とすっきりできない身体にされてしまったのだから。 よって、交尾などありすにとっては苦痛にしかならない。すっきりする手前で留められてしまう。すっきりに達することはない。 「みんな!!ゆっくりはいってきていいよ!!」 「ちーんぽ!!」「まわすんだねー!!わかるよー!!」「ゆっくりすっきりするよ!!」 れいむの合図。おうちの中に雪崩れ込む、帰ったはずのゆっくりたち。 「どぼぢでえぇえぇええぇぇぇぇえぇ!!??がえっだんじゃながっだのおおおおぉっぉぉおっぉっぉお!!??」 「ゆふふ!!ありすはばかだね!!うごけないありすをゆっくりさせるとおもったの?」 「れいむたちがすっきりするためにたすけたんだよ!!ありすをゆっくりさせるためにたすけるわけないでしょ!!」 ぶすり。 ありすの心を、鋭い言葉が抉る。 やっと助かったと思ったのに。やっとゆっくり出来ると思ったのに。 それは勘違いだった。こいつらは、自分をゆっくりさせないために助けたのだ。 自分がすっきりするためだけの人形として、ただそのためだけに助けたのだ。 そのことに気づいても時すでに遅し。生殖器を貫く激痛に耐え続けることに、変わりはない。 「いだいいだいぢあいだいいあいじゃおrgじあおえいろあい!!!ずっぎりでぎないあいああい!!やべでおえおええおえおえおえ!!!」 「んほあああああぁぁぁぁぁあぁぁぁぁあ!!!すっぎりいいいいーーーーーーー!!!」 「ありすのまむまむさいこうだよほおおあおあおああおおああお!!!すっきりーーーーーー!!!」 「ぺにぺにもさいこうだよおおおおおおおおおおお!!!すっきりすっきりーーーーー!!!!」 ありすを取り囲み、思い思いにすっきりするゆっくりたち。 でも、ありすはやはりすっきり出来ない。苦痛が繰り返され、苦痛の上に苦痛が重なっていく。 「んひょひょひょひょひょひょひょひょひょひょ!!!すっきりぃぃぃぃぃーーーーーーーーーーー!!!」 「さいこうだよおおおおぉおぉぉほほほほほお!!!ずっぎりいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!」 目を見開き、口を大きく開け、叫びながら絶頂に達するゆっくりたち。 その絶叫が、ありすの心を痛めつける。絶望させる。 死んだほうがマシだ。いっそ死なせて。もう死にたい。死にたい。死にたい。死にたい。死にたい。 ありすの心は半分死んだ。傷だらけの生殖器を蹂躙され、犯された。 もう嫌だ。死にたい。死にたいけど、痛いのは嫌だ。 穏やかに。穏やかに死にたい。静かに。ゆっくりと。死にたい。 そんなありすの耳に届いたのは、何とも無慈悲な言葉だった。 「ゆっ!みんなすっきりした!?それじゃおいしそうなありすをみんなでたべようね!!」 「ゆっ!?いま……なんていったのお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!??」 「れいむはおめめをたべるよ!!」「まりさはほっぺをたべるね!!」 「おくちをたべるよー!!わかってねー!!」「ちーんぽ!!」 目の前のご馳走を、強く噛んで引きちぎるゆっくりたち。 全身を徐々に引きちぎられていくありすは、この世のものとは思えない痛みを感じていた。 「いっがおあおあおあおああおあpろああ!!??やべえでえおえおえおあぱぽえおkろあkrがおkrgぱ!??」 目を食われ、頬を食われ、口を食われ、声を発することもかなわず。 「おいひいいいいぃぃいぃっぃい!!!ありしゅおいひいいいいいいいいい!!!」 「おめめおいしいよおおおおおおおお!!!」「まむまむもおいしいよあああああおあおあおああっははははははあ!!!!」 ぺにぺにも、まむまむも、髪の毛も、足も、舌も、歯も、何もかも。 欠片さえ残さず、ゆっくりたちの体内に飲み込まれていく、ありすの身体。 「んひゅううううう!!!ひひゅううううううう!!!ふしゅううううううううう!!!」 だらしなく開いた口、その隙間から空気が漏れる。 破壊しつくされた口は、声を作る事が出来ない。 その音に意味はない。それは声ではなく、ただの音だから。 「ぺにぺにうめえええぇぇぇええぇぇぇぇえ!!!」 「おくちもおいしいよおおおおおおおあおお!!!」 「かみのげもうっめえええおあいあおいえrがえrがいえろ!!!!」 ありすの美味な身体を味わい、正気を失っていくゆっくりたち。 5日間の処刑。5日間の洞窟での孤独。そして、最後の裏切りによる絶望。 それらを味わったありすは、この世とは思えないほど美味しいゆっくりになっていた。 「あっげおいおあおえ゛ろ゛あ゛いお゛えお゛ろがえ゛おrなお゛い゛ろぎあ゛え゛お゛い゛!!!!!!!!!!」 そして、髪飾りだけを残し、ありすは食べ尽くされた。 満足したゆっくりたちは、それぞれのおうちに帰り、眠りにつく。 何事もなかったかのように。これが日常だと言わんばかりの、落ち着き様。 そう、これが普通。これが平穏。 この群れでは、これが普通なのだ。 この群れのゆっくりは知っていた。 近くの洞窟には、別の群れの悪いありすが処刑されて置き去りにされることを。 そのありすは、底部をボロボロにされ、生殖器をボロボロにされ、ゆっくりもすっきりもできないということを。 そのありすは、絶望と恐怖を長く感じ続けたため、最高に美味なゆっくりとなっていることを。 だから、食す。 だれも、咎めない。 こいつらは、悪いありすだから。 悪いありすは、死ねばいい。 でも、ただ死ぬのは、もったいない。 じゃあ、どうするか。 すっきりすればいい。 食べればいい。 美味しい。気持ちいい。 気持ちいい。美味しい。 みんな幸せ。とても幸せ。 とても幸せ。みんな幸せ。 だから、今日もゆっくりたちは、洞窟の中へありすを探しにいくのだ。 (終) あとがき とりあえず、ありすが優遇されすぎという話を聞いて、ボコボコにしてみた。 ありすを変態にしすぎたせいで、ありすの魅力が半減した気がしたが……そんなことはなかったぜ!! 作:避妊ありすの人? 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「変態ありすの末路」(後編) 前 5日目。処刑の全工程を終え……ありすは、奇跡的に生きていた。 体内のカスタードクリームが通常より粘性の強いものだったため、何度も底部を破られても致死量のクリームが漏れなかったのだ。 ありすは、他のありすが処刑を受けた後どうなったか、知っている。 今まで処刑を受けて生き残ったありすは、群れのはずれにある洞窟に放置された。 食べ物もなく、動くことの出来ないありすたちは、少しずつ飢えていく。 洞窟の中で叫んでも、誰も助けてくれない。声は外まで届かないから。 その後、どうなるかはわからない。 飢えて死ぬかもしれないし、捕食種に食い殺されるかもしれないし、他の野生生物に殺されるかもしれない。 とにかく、最終的に最悪な形で死が訪れることは確実だった。 だから“処刑”なのだ。 「いやああぁぁぁあぁああぁぁぁ!!!ありずはしにだぐないいいいいぃぃっぃい!!!おねがいだがらゆずじでぐだざいいいぃぃいぃ!!!」 その泣き顔に都会派の面影はなく、涙だけがその顔を塗り固める。 「おまえはここでゆっくりしねばいいよ!!」 「じぶんがしたことをゆっくりこうかいしてね!!」 「やっぱりありすはゆっくりできないやつばかりだよ!!」 「ありすなんかみんなしんじゃえばいいのにね!!」 「どぼぢでえぇぇええぇぇぇえぇぇぇぇ!!!!ぞんなごどいばないでええぇぇぇええぇぇぇぇぇええ!!!」 群れから遠く離れた洞窟の、光が届く範囲では一番奥。 ありすはそこへ乱暴に投げ込まれ、ごろんごろんと転がって岩壁にぶつかった。 「じゃあね!!ありす!!」 「そこでゆっくりしててね!!」 「ずっとゆっくりしてれば、きっとあのよでゆっくりできるようになるよ!!」 それは、事実上の死刑宣告。 ありすを運んできた10匹のゆっくりは、振り返ることなく洞窟から去っていった。 「どぼぢで……どぼぢでゆっぐりざぜでぐでないのお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!??」 ありすは、自分のしたことを後悔してはいたが、どうしてここまで酷い目に遭うのか理解できなかった。 自分はただすっきりしていただけであり、愛を育んでいた自分に非はないと思い込んでいるのだ。 「だれかだすげでええぇえええぇぇぇええぇぇ!!!すっぎりさせであげるがらあああああぁぁあああああぁあ!!!」 自分がすっきりすれば、相手もすっきり出来る。自分がすっきりすれば、皆もすっきり出来る。 すっきりはこんなにすばらしいものなのに、どうして皆拒むのだろう。どうして自分の愛を拒むのだろう。 ありすはそれが不思議に思えてしかたなかった。 洞窟に放置されてから、3日目。 外に向けて助けを請う事はなくなった。それが無意味だと理解したのだ。 そして、誰も助けに来ないというのはどういうことか……その意味も理解した。 誰も、自分のすっきりを求めてはいない、ということ。 「ありすは……すっぎりしたいだけだったのに……」 空腹で大きな声が出ないありすは、ひたすら誰かに言い聞かせるように呟き続ける。 「みんながいなかものだからわるいんだ……いなかものだから……いなかものだから!!」 自分のおかれている状況。その原因を、群れのゆっくりの押し付け始める。 あいつらが田舎者だから。あいつらが自分の愛を理解しないから。だからこんな目に遭うんだ!! 絶望的な状況におかれていたありすの心の中に、徐々に憎しみの炎が広がり始めた。 「もしあいつらにあったら……しぬまですっきりさせてやる……しぬまで…!!」 5日目。 自分のちーちーやうんうんで飢えを凌ぐのも、既に限界だ。 燃え上がりつつあった憎しみの炎もすっかり萎え、現実味を帯びてきた死の影に怯え始める。 「いや……しにたく……ない…すっきり……したい……ゆっく…り……した…い……」 何も喋らなければ体力を温存でき、その分長生きできるのだが……そんな思考すらできないほどありすは衰弱していた。 このまま自分は死ぬんだ。すっきりもゆっくりもできないまま、飢えて死ぬんだ。 その時、何者かの足音が洞窟内に響いた。 「ゆ?…だ、だれ……?」 群れのゆっくりが助けに来たのだろうか? いや、それはない。群れのゆっくりはありすを心底憎んでいる。 来るとすれば半年後、ありすの死を確認するためだけだ。 だとしたら…誰? もしかして、れみりゃ…それとも、ふらん!? その発想に至ったありすは、恐怖に震えながら悲鳴を上げた。 「いやああああああああああああぁぁぁぁぁだべないでええええええええぇぇえぇぇえっぇ!!! ありずはおいじぐないいいいぃいいいっぃい!!!まじゅいがらだべないでねぇえぇぇえええぇぇぇぇぇぇ!!!」 とにかく、生き延びたかった。死にたくない、死にたくない。理由はない、ただ怖い。 だから、叫び続ける。それが天敵を呼び寄せるとしても、そうしないと恐怖に押しつぶされてしまうから。 食べられたくない。食べられたくない。食べられて死にたくない。 記憶の底に眠る、捕食種に食べられて死にゆく仲間の、痛みと恐怖に歪んだ顔が……鮮明に蘇る。 自分はああなりたくない。食べられたくない。食べられて死んだら、あの世でもゆっくりできない気がするから。 「いやっ!!いやいやいやいやいやいや!!!ゆっぐりざぜでえええええええええええええええええええええ!!!!」 「ゆっ!?ありす!?」 姿を現したのは、れみりゃでもふらんでもなかった。 何の変哲もない、普通のゆっくりれいむであった。 「ひっ!?あぼろ゛ろ゛ろ゛ろ゛ろ゛ろ゛ろろっろ゛ろ゛ろ゛ろ゛ろ゛ろ゛ろ゛ろろろん゛!?」 だが、精神的プレッシャーに耐えられなくなったありすは、中身を吐き出しながら気を失った。 「ゆっ!!なかみをだしたらだめだよ!!ゆゆーん……なかまをよんでくるから、ゆっくりまっててね!!」 れいむは仲間を呼ぶべく、洞窟の外へと飛び出してく。 しばらくして戻ってきた10匹のゆっくりによって、気を失ったままのありすはどこかへと運ばれていった。 ありすは、風通しのいい日陰で目を覚ました。 動けない身体のまま、視線だけを周囲に向けて自分の置かれた状況を確認する。 洞窟ではない。一筋の光しか届かない洞窟とは比べ物にならないぐらい、そこは明るかった。 「ゆっ!!やっとおきたんだね!!ゆっくりしんぱいしたよ!!」 「ゆゆ……ここは…どこ……?」 「ここはれいむたちのおうちだよ!!げんきになるまでゆっくりしていってね!!」 れいむの説明によると、ありすは気を失った後、れいむたち10匹のゆっくりによって運ばれた。 ここはありすのいた群れとは違う、洞窟から程近いゆっくりの群れ。その中心部にあるれいむの家に、ありすは運ばれたのだ。 身体は動かない。ぺにぺにやまむまむも傷がじんじんと痛む。 でも、ありすは悲観していなかった。薄暗い洞窟から解放された。優しいれいむが傍にいる。 ありすは運よく死から逃れる事が出来たのだ。その幸運に、ありすは涙を流した。 「ゆ!!なかないでね!!たくさんたべてげんきになってね!!」 「ゆぐぐぅ!!ありがとう!!ありがとうれいむ!!」 ありすは素直に感謝した。自分を助けてくれた幸運に。自分を助けてくれたれいむたちに。 一心不乱に山盛りの食べ物を貪り食い、あっという間に以前と同じ張りのある身体に戻ったありす。 その姿を見たれいむは、仲間を連れてくると言い残して外へ去っていった。 「ゆっ!!れいむはとてもやさしいよ!!ここならゆっくりできるよ!!」 ありすは、ひとりでこれからのことを考え始めた。 自分は動けない。だから、きっとあのれいむがずっとご飯を運んでくれるに違いない。 れいむは優しい。すごく優しい。そして綺麗だ。 あんな綺麗なれいむと、ずっと同じおうちで暮らし、ゆっくりする。 最高の気分だ。優しいれいむ。綺麗なれいむ。それを独り占め。 あぁ、優しいれいむ!! あぁ、綺麗なれいむ!! そんなれいむ!!そんなれいむなら!! 私の“愛”を、受け止めてくれるに違いない。 ありすの心に、狂気の愛が蘇った瞬間だった。 れいむは、たくさんの仲間を連れて戻ってきた。 「ゆっ!!とてもかわいいありすだね!!」「たべちゃいたいぐらいゆっくりしてるね!!」 「ゆーん!!てれるよ!!そんなこといわないでね!!」 周囲のれいむ、まりさ、ちぇん、みょんなど、多種多様のゆっくりにべた褒めされるありす。 恥ずかしがる素振りを見せるありすだが、その目は例のれいむしか見ていなかった。 れいむとすっきりしたい!! れいむをすっきりさせたい!! 自分の生殖器がどんな状態かも忘れ、ただひたすら性欲を押さえつけるのに必死になっていた。 今日だ。今日やろう。今日すっきりしよう。今日すっきりしてれいむをすっきりしてすっきりすっきりすっきりんほああああああ!!! 「ゆっ!!ありすどうしたの?よだれがでてるよ?」 「ゆゆ!?なんでもないよ!!ゆっくりきにしないでね!!」 おっといけない。顔に出てしまった。 ありすは慌てて崩れた顔を元に戻す。 「こんやは、ありすがげんきになったおいわいをするよ!!みんなたべものをもってあつまってね!!」 「ゆっくりりかいしたよ!!」「たのしみー!!」「おいわいなんだねー!わかるよー!」 ゆっくりたちは夜に再びれいむの家に集まる約束をすると、それぞれバラバラの方向に去っていった。 残されたれいむが、ありすにそっと寄り添って話しかける。 「ゆー!ありすはれいむのおうちでゆっくりしていってね!!こんやがたのしみだね!!」 「そうだね!!ありすも“たのしみ”だよ!!」 れいむの“楽しみ”と、ありすの“楽しみ”。 両者の意味がまったく違うことは、言うまでもないだろう。 そして夜。 「ゆっくりたくさんたべてね!!」「ありすはもっとたべてね!!」 「みんなでゆっくりしようね!!」「たくさんゆっくりしていってね!!」 みんなが持ち寄った食べ物を貪り食いながら、大騒ぎするゆっくりたち。 ありすが元気になったお祝いというのは建前で、実際は皆大騒ぎしたいだけだったのだろう。 食べ物はあっという間になくなり、宴会はお開きとなる。 騒ぎすぎて疲れ果てたゆっくりたちが、各々のおうちへと帰っていく。 ありすはこのときを待っていた。れいむと2人きりになる時間。 すっきりするなら、このときしかない。 「れ、れいむううぅううぅっぅううう!!!こっちにぎでえええええぇぇえぇえぇぇぇぇぇ!!!」 発情しきった声で、れいむを誘うありす。 れいむは何の疑問も持たずに、誘われるままにありすに近づいた。 「どうしたの?ゆっくりしてる?」 「んほおおおおおああおあおああおあおあおあ!!!いっじょにすっぎりじまじょおおおおおおおおおおおお!!!」 れいむに擦り寄って、ありすは必死に振動する。 一度その気にさせてしまえば抵抗される心配はない、という魂胆である。 だが……その計画は出鼻を挫かれてしまった。 「……うごけないくせにすっきりするの?ばかなの?しぬの?」 「ゆっ!?ゆゆゆ!?」 さっきまで優しかったれいむ。そのゴミクズを見るような視線に、ありすは驚きを隠せなかった。 あれ?私の愛を受け止めてくれるんじゃなかったの?優しいれいむはどうしたの?優しいれいむはどこに行ったの!? 振動するれいむ。だが、それはありすの振動に従っているわけではない。 自発的な振動。それも欲情におぼれた振動ではない。とても冷静な、目的を持った振動。 「すっきりしたければすっきりすればいいよ!!でも、たぶんすっきりできないとおもうよ!!」 れいむの振動が増していく。徐々に、ありすはその振動に引っ張られて絶頂へと登っていく。 だが…… 「んほおおおおおあおおあおあおあ、びぎゃっ!?いだいっ!?やべで!!ずっぎりでぎないいいいいいいいいい!!!」 当然である。生殖器をズタズタにされ、二度とすっきりできない身体にされてしまったのだから。 よって、交尾などありすにとっては苦痛にしかならない。すっきりする手前で留められてしまう。すっきりに達することはない。 「みんな!!ゆっくりはいってきていいよ!!」 「ちーんぽ!!」「まわすんだねー!!わかるよー!!」「ゆっくりすっきりするよ!!」 れいむの合図。おうちの中に雪崩れ込む、帰ったはずのゆっくりたち。 「どぼぢでえぇえぇええぇぇぇぇえぇ!!??がえっだんじゃながっだのおおおおぉっぉぉおっぉっぉお!!??」 「ゆふふ!!ありすはばかだね!!うごけないありすをゆっくりさせるとおもったの?」 「れいむたちがすっきりするためにたすけたんだよ!!ありすをゆっくりさせるためにたすけるわけないでしょ!!」 ぶすり。 ありすの心を、鋭い言葉が抉る。 やっと助かったと思ったのに。やっとゆっくり出来ると思ったのに。 それは勘違いだった。こいつらは、自分をゆっくりさせないために助けたのだ。 自分がすっきりするためだけの人形として、ただそのためだけに助けたのだ。 そのことに気づいても時すでに遅し。生殖器を貫く激痛に耐え続けることに、変わりはない。 「いだいいだいぢあいだいいあいじゃおrgじあおえいろあい!!!ずっぎりでぎないあいああい!!やべでおえおええおえおえおえ!!!」 「んほあああああぁぁぁぁぁあぁぁぁぁあ!!!すっぎりいいいいーーーーーーー!!!」 「ありすのまむまむさいこうだよほおおあおあおああおおああお!!!すっきりーーーーーー!!!」 「ぺにぺにもさいこうだよおおおおおおおおおおお!!!すっきりすっきりーーーーー!!!!」 ありすを取り囲み、思い思いにすっきりするゆっくりたち。 でも、ありすはやはりすっきり出来ない。苦痛が繰り返され、苦痛の上に苦痛が重なっていく。 「んひょひょひょひょひょひょひょひょひょひょ!!!すっきりぃぃぃぃぃーーーーーーーーーーー!!!」 「さいこうだよおおおおぉおぉぉほほほほほお!!!ずっぎりいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!」 目を見開き、口を大きく開け、叫びながら絶頂に達するゆっくりたち。 その絶叫が、ありすの心を痛めつける。絶望させる。 死んだほうがマシだ。いっそ死なせて。もう死にたい。死にたい。死にたい。死にたい。死にたい。 ありすの心は半分死んだ。傷だらけの生殖器を蹂躙され、犯された。 もう嫌だ。死にたい。死にたいけど、痛いのは嫌だ。 穏やかに。穏やかに死にたい。静かに。ゆっくりと。死にたい。 そんなありすの耳に届いたのは、何とも無慈悲な言葉だった。 「ゆっ!みんなすっきりした!?それじゃおいしそうなありすをみんなでたべようね!!」 「ゆっ!?いま……なんていったのお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!??」 「れいむはおめめをたべるよ!!」「まりさはほっぺをたべるね!!」 「おくちをたべるよー!!わかってねー!!」「ちーんぽ!!」 目の前のご馳走を、強く噛んで引きちぎるゆっくりたち。 全身を徐々に引きちぎられていくありすは、この世のものとは思えない痛みを感じていた。 「いっがおあおあおあおああおあpろああ!!??やべえでえおえおえおあぱぽえおkろあkrがおkrgぱ!??」 目を食われ、頬を食われ、口を食われ、声を発することもかなわず。 「おいひいいいいぃぃいぃっぃい!!!ありしゅおいひいいいいいいいいい!!!」 「おめめおいしいよおおおおおおおお!!!」「まむまむもおいしいよあああああおあおあおああっははははははあ!!!!」 ぺにぺにも、まむまむも、髪の毛も、足も、舌も、歯も、何もかも。 欠片さえ残さず、ゆっくりたちの体内に飲み込まれていく、ありすの身体。 「んひゅううううう!!!ひひゅううううううう!!!ふしゅううううううううう!!!」 だらしなく開いた口、その隙間から空気が漏れる。 破壊しつくされた口は、声を作る事が出来ない。 その音に意味はない。それは声ではなく、ただの音だから。 「ぺにぺにうめえええぇぇぇええぇぇぇぇえ!!!」 「おくちもおいしいよおおおおおおおあおお!!!」 「かみのげもうっめえええおあいあおいえrがえrがいえろ!!!!」 ありすの美味な身体を味わい、正気を失っていくゆっくりたち。 5日間の処刑。5日間の洞窟での孤独。そして、最後の裏切りによる絶望。 それらを味わったありすは、この世とは思えないほど美味しいゆっくりになっていた。 「あっげおいおあおえ゛ろ゛あ゛いお゛えお゛ろがえ゛おrなお゛い゛ろぎあ゛え゛お゛い゛!!!!!!!!!!」 そして、髪飾りだけを残し、ありすは食べ尽くされた。 満足したゆっくりたちは、それぞれのおうちに帰り、眠りにつく。 何事もなかったかのように。これが日常だと言わんばかりの、落ち着き様。 そう、これが普通。これが平穏。 この群れでは、これが普通なのだ。 この群れのゆっくりは知っていた。 近くの洞窟には、別の群れの悪いありすが処刑されて置き去りにされることを。 そのありすは、底部をボロボロにされ、生殖器をボロボロにされ、ゆっくりもすっきりもできないということを。 そのありすは、絶望と恐怖を長く感じ続けたため、最高に美味なゆっくりとなっていることを。 だから、食す。 だれも、咎めない。 こいつらは、悪いありすだから。 悪いありすは、死ねばいい。 でも、ただ死ぬのは、もったいない。 じゃあ、どうするか。 すっきりすればいい。 食べればいい。 美味しい。気持ちいい。 気持ちいい。美味しい。 みんな幸せ。とても幸せ。 とても幸せ。みんな幸せ。 だから、今日もゆっくりたちは、洞窟の中へありすを探しにいくのだ。 (終) あとがき とりあえず、ありすが優遇されすぎという話を聞いて、ボコボコにしてみた。 ありすを変態にしすぎたせいで、ありすの魅力が半減した気がしたが……そんなことはなかったぜ!! 作:避妊ありすの人? 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「変態ありすの末路」(後編) 前 5日目。処刑の全工程を終え……ありすは、奇跡的に生きていた。 体内のカスタードクリームが通常より粘性の強いものだったため、何度も底部を破られても致死量のクリームが漏れなかったのだ。 ありすは、他のありすが処刑を受けた後どうなったか、知っている。 今まで処刑を受けて生き残ったありすは、群れのはずれにある洞窟に放置された。 食べ物もなく、動くことの出来ないありすたちは、少しずつ飢えていく。 洞窟の中で叫んでも、誰も助けてくれない。声は外まで届かないから。 その後、どうなるかはわからない。 飢えて死ぬかもしれないし、捕食種に食い殺されるかもしれないし、他の野生生物に殺されるかもしれない。 とにかく、最終的に最悪な形で死が訪れることは確実だった。 だから“処刑”なのだ。 「いやああぁぁぁあぁああぁぁぁ!!!ありずはしにだぐないいいいいぃぃっぃい!!!おねがいだがらゆずじでぐだざいいいぃぃいぃ!!!」 その泣き顔に都会派の面影はなく、涙だけがその顔を塗り固める。 「おまえはここでゆっくりしねばいいよ!!」 「じぶんがしたことをゆっくりこうかいしてね!!」 「やっぱりありすはゆっくりできないやつばかりだよ!!」 「ありすなんかみんなしんじゃえばいいのにね!!」 「どぼぢでえぇぇええぇぇぇえぇぇぇぇ!!!!ぞんなごどいばないでええぇぇぇええぇぇぇぇぇええ!!!」 群れから遠く離れた洞窟の、光が届く範囲では一番奥。 ありすはそこへ乱暴に投げ込まれ、ごろんごろんと転がって岩壁にぶつかった。 「じゃあね!!ありす!!」 「そこでゆっくりしててね!!」 「ずっとゆっくりしてれば、きっとあのよでゆっくりできるようになるよ!!」 それは、事実上の死刑宣告。 ありすを運んできた10匹のゆっくりは、振り返ることなく洞窟から去っていった。 「どぼぢで……どぼぢでゆっぐりざぜでぐでないのお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!??」 ありすは、自分のしたことを後悔してはいたが、どうしてここまで酷い目に遭うのか理解できなかった。 自分はただすっきりしていただけであり、愛を育んでいた自分に非はないと思い込んでいるのだ。 「だれかだすげでええぇえええぇぇぇええぇぇ!!!すっぎりさせであげるがらあああああぁぁあああああぁあ!!!」 自分がすっきりすれば、相手もすっきり出来る。自分がすっきりすれば、皆もすっきり出来る。 すっきりはこんなにすばらしいものなのに、どうして皆拒むのだろう。どうして自分の愛を拒むのだろう。 ありすはそれが不思議に思えてしかたなかった。 洞窟に放置されてから、3日目。 外に向けて助けを請う事はなくなった。それが無意味だと理解したのだ。 そして、誰も助けに来ないというのはどういうことか……その意味も理解した。 誰も、自分のすっきりを求めてはいない、ということ。 「ありすは……すっぎりしたいだけだったのに……」 空腹で大きな声が出ないありすは、ひたすら誰かに言い聞かせるように呟き続ける。 「みんながいなかものだからわるいんだ……いなかものだから……いなかものだから!!」 自分のおかれている状況。その原因を、群れのゆっくりの押し付け始める。 あいつらが田舎者だから。あいつらが自分の愛を理解しないから。だからこんな目に遭うんだ!! 絶望的な状況におかれていたありすの心の中に、徐々に憎しみの炎が広がり始めた。 「もしあいつらにあったら……しぬまですっきりさせてやる……しぬまで…!!」 5日目。 自分のちーちーやうんうんで飢えを凌ぐのも、既に限界だ。 燃え上がりつつあった憎しみの炎もすっかり萎え、現実味を帯びてきた死の影に怯え始める。 「いや……しにたく……ない…すっきり……したい……ゆっく…り……した…い……」 何も喋らなければ体力を温存でき、その分長生きできるのだが……そんな思考すらできないほどありすは衰弱していた。 このまま自分は死ぬんだ。すっきりもゆっくりもできないまま、飢えて死ぬんだ。 その時、何者かの足音が洞窟内に響いた。 「ゆ?…だ、だれ……?」 群れのゆっくりが助けに来たのだろうか? いや、それはない。群れのゆっくりはありすを心底憎んでいる。 来るとすれば半年後、ありすの死を確認するためだけだ。 だとしたら…誰? もしかして、れみりゃ…それとも、ふらん!? その発想に至ったありすは、恐怖に震えながら悲鳴を上げた。 「いやああああああああああああぁぁぁぁぁだべないでええええええええぇぇえぇぇえっぇ!!! ありずはおいじぐないいいいぃいいいっぃい!!!まじゅいがらだべないでねぇえぇぇえええぇぇぇぇぇぇ!!!」 とにかく、生き延びたかった。死にたくない、死にたくない。理由はない、ただ怖い。 だから、叫び続ける。それが天敵を呼び寄せるとしても、そうしないと恐怖に押しつぶされてしまうから。 食べられたくない。食べられたくない。食べられて死にたくない。 記憶の底に眠る、捕食種に食べられて死にゆく仲間の、痛みと恐怖に歪んだ顔が……鮮明に蘇る。 自分はああなりたくない。食べられたくない。食べられて死んだら、あの世でもゆっくりできない気がするから。 「いやっ!!いやいやいやいやいやいや!!!ゆっぐりざぜでえええええええええええええええええええええ!!!!」 「ゆっ!?ありす!?」 姿を現したのは、れみりゃでもふらんでもなかった。 何の変哲もない、普通のゆっくりれいむであった。 「ひっ!?あぼろ゛ろ゛ろ゛ろ゛ろ゛ろ゛ろろっろ゛ろ゛ろ゛ろ゛ろ゛ろ゛ろ゛ろろろん゛!?」 だが、精神的プレッシャーに耐えられなくなったありすは、中身を吐き出しながら気を失った。 「ゆっ!!なかみをだしたらだめだよ!!ゆゆーん……なかまをよんでくるから、ゆっくりまっててね!!」 れいむは仲間を呼ぶべく、洞窟の外へと飛び出してく。 しばらくして戻ってきた10匹のゆっくりによって、気を失ったままのありすはどこかへと運ばれていった。 ありすは、風通しのいい日陰で目を覚ました。 動けない身体のまま、視線だけを周囲に向けて自分の置かれた状況を確認する。 洞窟ではない。一筋の光しか届かない洞窟とは比べ物にならないぐらい、そこは明るかった。 「ゆっ!!やっとおきたんだね!!ゆっくりしんぱいしたよ!!」 「ゆゆ……ここは…どこ……?」 「ここはれいむたちのおうちだよ!!げんきになるまでゆっくりしていってね!!」 れいむの説明によると、ありすは気を失った後、れいむたち10匹のゆっくりによって運ばれた。 ここはありすのいた群れとは違う、洞窟から程近いゆっくりの群れ。その中心部にあるれいむの家に、ありすは運ばれたのだ。 身体は動かない。ぺにぺにやまむまむも傷がじんじんと痛む。 でも、ありすは悲観していなかった。薄暗い洞窟から解放された。優しいれいむが傍にいる。 ありすは運よく死から逃れる事が出来たのだ。その幸運に、ありすは涙を流した。 「ゆ!!なかないでね!!たくさんたべてげんきになってね!!」 「ゆぐぐぅ!!ありがとう!!ありがとうれいむ!!」 ありすは素直に感謝した。自分を助けてくれた幸運に。自分を助けてくれたれいむたちに。 一心不乱に山盛りの食べ物を貪り食い、あっという間に以前と同じ張りのある身体に戻ったありす。 その姿を見たれいむは、仲間を連れてくると言い残して外へ去っていった。 「ゆっ!!れいむはとてもやさしいよ!!ここならゆっくりできるよ!!」 ありすは、ひとりでこれからのことを考え始めた。 自分は動けない。だから、きっとあのれいむがずっとご飯を運んでくれるに違いない。 れいむは優しい。すごく優しい。そして綺麗だ。 あんな綺麗なれいむと、ずっと同じおうちで暮らし、ゆっくりする。 最高の気分だ。優しいれいむ。綺麗なれいむ。それを独り占め。 あぁ、優しいれいむ!! あぁ、綺麗なれいむ!! そんなれいむ!!そんなれいむなら!! 私の“愛”を、受け止めてくれるに違いない。 ありすの心に、狂気の愛が蘇った瞬間だった。 れいむは、たくさんの仲間を連れて戻ってきた。 「ゆっ!!とてもかわいいありすだね!!」「たべちゃいたいぐらいゆっくりしてるね!!」 「ゆーん!!てれるよ!!そんなこといわないでね!!」 周囲のれいむ、まりさ、ちぇん、みょんなど、多種多様のゆっくりにべた褒めされるありす。 恥ずかしがる素振りを見せるありすだが、その目は例のれいむしか見ていなかった。 れいむとすっきりしたい!! れいむをすっきりさせたい!! 自分の生殖器がどんな状態かも忘れ、ただひたすら性欲を押さえつけるのに必死になっていた。 今日だ。今日やろう。今日すっきりしよう。今日すっきりしてれいむをすっきりしてすっきりすっきりすっきりんほああああああ!!! 「ゆっ!!ありすどうしたの?よだれがでてるよ?」 「ゆゆ!?なんでもないよ!!ゆっくりきにしないでね!!」 おっといけない。顔に出てしまった。 ありすは慌てて崩れた顔を元に戻す。 「こんやは、ありすがげんきになったおいわいをするよ!!みんなたべものをもってあつまってね!!」 「ゆっくりりかいしたよ!!」「たのしみー!!」「おいわいなんだねー!わかるよー!」 ゆっくりたちは夜に再びれいむの家に集まる約束をすると、それぞれバラバラの方向に去っていった。 残されたれいむが、ありすにそっと寄り添って話しかける。 「ゆー!ありすはれいむのおうちでゆっくりしていってね!!こんやがたのしみだね!!」 「そうだね!!ありすも“たのしみ”だよ!!」 れいむの“楽しみ”と、ありすの“楽しみ”。 両者の意味がまったく違うことは、言うまでもないだろう。 そして夜。 「ゆっくりたくさんたべてね!!」「ありすはもっとたべてね!!」 「みんなでゆっくりしようね!!」「たくさんゆっくりしていってね!!」 みんなが持ち寄った食べ物を貪り食いながら、大騒ぎするゆっくりたち。 ありすが元気になったお祝いというのは建前で、実際は皆大騒ぎしたいだけだったのだろう。 食べ物はあっという間になくなり、宴会はお開きとなる。 騒ぎすぎて疲れ果てたゆっくりたちが、各々のおうちへと帰っていく。 ありすはこのときを待っていた。れいむと2人きりになる時間。 すっきりするなら、このときしかない。 「れ、れいむううぅううぅっぅううう!!!こっちにぎでえええええぇぇえぇえぇぇぇぇぇ!!!」 発情しきった声で、れいむを誘うありす。 れいむは何の疑問も持たずに、誘われるままにありすに近づいた。 「どうしたの?ゆっくりしてる?」 「んほおおおおおああおあおああおあおあおあ!!!いっじょにすっぎりじまじょおおおおおおおおおおおお!!!」 れいむに擦り寄って、ありすは必死に振動する。 一度その気にさせてしまえば抵抗される心配はない、という魂胆である。 だが……その計画は出鼻を挫かれてしまった。 「……うごけないくせにすっきりするの?ばかなの?しぬの?」 「ゆっ!?ゆゆゆ!?」 さっきまで優しかったれいむ。そのゴミクズを見るような視線に、ありすは驚きを隠せなかった。 あれ?私の愛を受け止めてくれるんじゃなかったの?優しいれいむはどうしたの?優しいれいむはどこに行ったの!? 振動するれいむ。だが、それはありすの振動に従っているわけではない。 自発的な振動。それも欲情におぼれた振動ではない。とても冷静な、目的を持った振動。 「すっきりしたければすっきりすればいいよ!!でも、たぶんすっきりできないとおもうよ!!」 れいむの振動が増していく。徐々に、ありすはその振動に引っ張られて絶頂へと登っていく。 だが…… 「んほおおおおおあおおあおあおあ、びぎゃっ!?いだいっ!?やべで!!ずっぎりでぎないいいいいいいいいい!!!」 当然である。生殖器をズタズタにされ、二度とすっきりできない身体にされてしまったのだから。 よって、交尾などありすにとっては苦痛にしかならない。すっきりする手前で留められてしまう。すっきりに達することはない。 「みんな!!ゆっくりはいってきていいよ!!」 「ちーんぽ!!」「まわすんだねー!!わかるよー!!」「ゆっくりすっきりするよ!!」 れいむの合図。おうちの中に雪崩れ込む、帰ったはずのゆっくりたち。 「どぼぢでえぇえぇええぇぇぇぇえぇ!!??がえっだんじゃながっだのおおおおぉっぉぉおっぉっぉお!!??」 「ゆふふ!!ありすはばかだね!!うごけないありすをゆっくりさせるとおもったの?」 「れいむたちがすっきりするためにたすけたんだよ!!ありすをゆっくりさせるためにたすけるわけないでしょ!!」 ぶすり。 ありすの心を、鋭い言葉が抉る。 やっと助かったと思ったのに。やっとゆっくり出来ると思ったのに。 それは勘違いだった。こいつらは、自分をゆっくりさせないために助けたのだ。 自分がすっきりするためだけの人形として、ただそのためだけに助けたのだ。 そのことに気づいても時すでに遅し。生殖器を貫く激痛に耐え続けることに、変わりはない。 「いだいいだいぢあいだいいあいじゃおrgじあおえいろあい!!!ずっぎりでぎないあいああい!!やべでおえおええおえおえおえ!!!」 「んほあああああぁぁぁぁぁあぁぁぁぁあ!!!すっぎりいいいいーーーーーーー!!!」 「ありすのまむまむさいこうだよほおおあおあおああおおああお!!!すっきりーーーーーー!!!」 「ぺにぺにもさいこうだよおおおおおおおおおおお!!!すっきりすっきりーーーーー!!!!」 ありすを取り囲み、思い思いにすっきりするゆっくりたち。 でも、ありすはやはりすっきり出来ない。苦痛が繰り返され、苦痛の上に苦痛が重なっていく。 「んひょひょひょひょひょひょひょひょひょひょ!!!すっきりぃぃぃぃぃーーーーーーーーーーー!!!」 「さいこうだよおおおおぉおぉぉほほほほほお!!!ずっぎりいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!」 目を見開き、口を大きく開け、叫びながら絶頂に達するゆっくりたち。 その絶叫が、ありすの心を痛めつける。絶望させる。 死んだほうがマシだ。いっそ死なせて。もう死にたい。死にたい。死にたい。死にたい。死にたい。 ありすの心は半分死んだ。傷だらけの生殖器を蹂躙され、犯された。 もう嫌だ。死にたい。死にたいけど、痛いのは嫌だ。 穏やかに。穏やかに死にたい。静かに。ゆっくりと。死にたい。 そんなありすの耳に届いたのは、何とも無慈悲な言葉だった。 「ゆっ!みんなすっきりした!?それじゃおいしそうなありすをみんなでたべようね!!」 「ゆっ!?いま……なんていったのお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!??」 「れいむはおめめをたべるよ!!」「まりさはほっぺをたべるね!!」 「おくちをたべるよー!!わかってねー!!」「ちーんぽ!!」 目の前のご馳走を、強く噛んで引きちぎるゆっくりたち。 全身を徐々に引きちぎられていくありすは、この世のものとは思えない痛みを感じていた。 「いっがおあおあおあおああおあpろああ!!??やべえでえおえおえおあぱぽえおkろあkrがおkrgぱ!??」 目を食われ、頬を食われ、口を食われ、声を発することもかなわず。 「おいひいいいいぃぃいぃっぃい!!!ありしゅおいひいいいいいいいいい!!!」 「おめめおいしいよおおおおおおおお!!!」「まむまむもおいしいよあああああおあおあおああっははははははあ!!!!」 ぺにぺにも、まむまむも、髪の毛も、足も、舌も、歯も、何もかも。 欠片さえ残さず、ゆっくりたちの体内に飲み込まれていく、ありすの身体。 「んひゅううううう!!!ひひゅううううううう!!!ふしゅううううううううう!!!」 だらしなく開いた口、その隙間から空気が漏れる。 破壊しつくされた口は、声を作る事が出来ない。 その音に意味はない。それは声ではなく、ただの音だから。 「ぺにぺにうめえええぇぇぇええぇぇぇぇえ!!!」 「おくちもおいしいよおおおおおおおあおお!!!」 「かみのげもうっめえええおあいあおいえrがえrがいえろ!!!!」 ありすの美味な身体を味わい、正気を失っていくゆっくりたち。 5日間の処刑。5日間の洞窟での孤独。そして、最後の裏切りによる絶望。 それらを味わったありすは、この世とは思えないほど美味しいゆっくりになっていた。 「あっげおいおあおえ゛ろ゛あ゛いお゛えお゛ろがえ゛おrなお゛い゛ろぎあ゛え゛お゛い゛!!!!!!!!!!」 そして、髪飾りだけを残し、ありすは食べ尽くされた。 満足したゆっくりたちは、それぞれのおうちに帰り、眠りにつく。 何事もなかったかのように。これが日常だと言わんばかりの、落ち着き様。 そう、これが普通。これが平穏。 この群れでは、これが普通なのだ。 この群れのゆっくりは知っていた。 近くの洞窟には、別の群れの悪いありすが処刑されて置き去りにされることを。 そのありすは、底部をボロボロにされ、生殖器をボロボロにされ、ゆっくりもすっきりもできないということを。 そのありすは、絶望と恐怖を長く感じ続けたため、最高に美味なゆっくりとなっていることを。 だから、食す。 だれも、咎めない。 こいつらは、悪いありすだから。 悪いありすは、死ねばいい。 でも、ただ死ぬのは、もったいない。 じゃあ、どうするか。 すっきりすればいい。 食べればいい。 美味しい。気持ちいい。 気持ちいい。美味しい。 みんな幸せ。とても幸せ。 とても幸せ。みんな幸せ。 だから、今日もゆっくりたちは、洞窟の中へありすを探しにいくのだ。 (終) あとがき とりあえず、ありすが優遇されすぎという話を聞いて、ボコボコにしてみた。 ありすを変態にしすぎたせいで、ありすの魅力が半減した気がしたが……そんなことはなかったぜ!! 作:避妊ありすの人 このSSに感想を付ける
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※性的虐めです。 ※よりによって変態お兄さんによるゆっくり性的虐めなので注意 『都会派と甘い罠』 プチシュークリームが食べたい。 それもカスタードクリームのやつが欲しい。 「ちょっと出かけてくる」 「ゆっくりきをつけてねごしゅじんさま!!」 調教済みのれいむに出かける旨を伝え、俺はゆっくりアリスを捕まえに出かけた。 ゆっくりアリスを見つけるならば夜がよい。 夜になると性欲の増したありすが他の種を襲ってることが多いので、その声でどこにいるか分かるから。 「ま、まりざーっ! かぁいいよ! すっぎりざせてあげる~~!!」 「あ"あ"あ"あ"あ"!! や"めでー!!!」 早速ありすがまりさを襲っているようだ。 声をたどっていくと、茂みの中でありすはまりさを強姦していた。 「すっきりするよ? しちゃうよ? すっぎりぃぃぃ!!!」 「あああああああああああ!!! ずっぎりぃぃぃぃ……」 ちょうどフィニッシュのようで、まりさは黒く朽ち果てていった。 まりさはまだ子供だったので茎だけ生えて子供は出来なかったようだ。 ありすはほぼ成体だから子供は出来そうだな。 「ふぅ…すっきりしたわ」 おや? ありすが一回で終わるなんて珍しいな。 しかし暗い中目を凝らして見るとありすの周りには赤ちゃんまりさの残骸らしきものがちらほら。 なるほどね。 「さぁ、きょうはもうねましょ」 「おっと待ちな。我が家へ招待するよ」 「えっ?」 ありすが振り返った瞬間に虫取り網を振り下ろしてありすゲットだぜ。 「なにするのよ! とかいはのありすになんてやばんなことをするの!!」 「都会派の家へ連れてってあげるから文句言うな」 「と、とかいは!? しょうがないわね。このもりいちばんのとかいはありすがちぇっくしてあげるわ!」 とまぁこんな感じで都会派という言葉にゆっくりアリスはホイホイ付いてきたわけだ。 「さぁここだよ」 早速俺はありすをゆっくりプレイルームへ連れ込んだ。 「ゆ…、さっぷうけいでとかいはじゃないわね!」 「でもかおりはいいかんじね!!」 香り? ああ、この前までこの部屋でれみりゃを性的に虐めてたから肉まんの香ばしい匂いがしてるかも。 後は栗の花っぽい匂いも。 「じゃぁ、ここでゆっくり住んでね」 「なにいってるのよ! とかいはのありすがこんなところですめるわけないでしょ!」 「じゃあ何が足りないのか言ってみて」 「そうねぇ…まずないそうがだめね! あとはほかのゆっくりがほしいわね!」 「まりさとか?」 「べ、べつにまりさだなんてい、いってないわ! ま、まぁよんでくれるっていうならよんでもいいわよ!!」 ありすは顔を真っ赤にして一気にまくしたてる。 これがツンデレか。なるほど。 とにかくまりさを持ってくるとしよう。 ちょうど昨日の昼に我が家の玄関を開けようとしていたまりさを捕まえておいたのだ。 まりさを雄側としてありすに子供を産ませてプチカスタードシューをいただこう。 しかしふと思った。 それじゃつまらん、と。 恐らくこの大きさのありすだと一回赤ちゃんを生やしただけで死ぬだろう。 いや、死ぬこと自体はどうでもいい。 ただありすで遊ばないうちに死なすのは勿体ない気がした。 そうと決まれば即実行。 「残念だけどまりさは呼ばないよ!」 「なによ! ゆっくりできないいなかものね!!」 「その代わりに俺がすっきりさせてやるよ」 「な、なにいってるのよ! って…あっ!」 俺はありすを両手で捕まえると頬をこねくり回した。 「いたずらしないでっ! なんのつもり!?」 「激しく責められる方が好みか?」 今度は上下にありすを揺さぶった。 我が家の調教済みれいむならば30秒ですっきりするレベルの振動だ。 「ゆっゆっゆ!! や、やめてよ!」 「その割には涎垂らして悦んでるじゃないか。気持ちいいんだろうこの淫乱ありす」 「と、とかいはのありすはこんな、こんなのでかんじないわっ…あうぅ」 ありす種は簡単に発情する性質があるからすっきりさせるのは楽だ。 だが俺の目的はそんな所じゃない。 「ハッハッハッハ…」 しばらくして犬みたいな声を出してアヘアヘになるありす。発情モード突入だな。 「ま、まりさはどこ? れいむでもいいわぁ」 「ダメ。ありすは俺にすっきりされろ」 「いや! あ、あ、ありすはまりさをすっきりさせたいのぉぉ!!」 「さっき散々やってたじゃないか」 「いまほしいのよ! ああああ…!! まりさをおかさせてえぇぇぇ!!!」 発情するとゆっくりを犯すことしか考えられなくなるのか。 俺無しでは生きられない体にしてやろうと思ってたのに堕とすのは少し厳しそうだ。 俺はありすがすっきりしないうちに今日の調教を終えることにした。 ありすを部屋の隅に置いてある透明な箱に入れる。 「ちょ、ちょっと……だしなさいよ!」 「まりさは用意できないし、俺にすっきりさせられたくないんだろう?」 「ゆっ…そ、そうよ! だからはやくまりさをよういしてよねぇ!!」 体が疼いて仕方ないのか箱の内壁に体を擦りつけながら俺に頼み込んでくる。 「うん、それ無理。明日までそこでゆっくりしててね!!」 「せ、せめてすっきりざせでぇぇぇぇぇ!!!」 ありすの声を無視して俺はゆっくりプレイルームから退出した。 続きはまた明日だ。 それよりも今日はれいむですっきりするとしよう。 二日目 プレイルームに入るとありすがすぐに話しかけてきた。 「ゆっくりしないではやくだしなさいよ!」 「どうだ? Hな気分は収まったのか?」 「え、え、え、えっちなきぶんってなによ! しらないわよ!!」 「その割には箱に涎の付いた跡がたくさん残ってるぞ」 「…! ばか! ゆっくりしね!!」 顔を真っ赤にして批判する。動く性欲のくせに何を恥ずかしがってるんだか。 「さぁ、ありす。今日もお兄さんとすっきりしようね」 「まりさ…とかれいむをよんでよね!」 「昨日も言ったけどダメ」 ありすを箱から取り出す。 「や"あ"ぁ"ぁ"ぁ"!! はなせ! このいなかもの!! とかいはに手をだすなんて何かんがえてるの!!」 「じゃあお兄さんのテクですっきりしなかったら都会派のありすにまりさを用意してあげる」 「よゆうよ! いなかもののてくにっくなんてたかがしれてるわ!」 「その代わりすっきりしたらお仕置きだからな?」 ありすは昨日の感じでは激しい責めが好みのようだ。 なので最初からクライマックスだ。 ユサユサユサユサユサ… 「ゆゆっ…くっ…たいした…こと、ないわねっ! あふっ」 「じゃあその涎は何だ? 汗もいっぱい出ているけどこれは何だ? その感じているような声は何だ?」 「ち、ちがうっ! あぅっん…ちがうったらっ!! にんげんなんかに!」 「認めちゃったらどうだ? 人間のテクですっきりしちゃいそうってさ」 「ちがうぅぅぅぅぅぅ…!!」 「イっちゃえよ。そらっ!」 100%中の100%の力でラストスパートだ。 この激しいゆっくりファックに耐えきれまい。 「すっきりいぃぃぃぃ! ちがっ…ああぅぅぅぁ♪ すっきりイっちゃうぅぅぅぅ♪」 どうやらすっきりしたようだ。 「すっきりしちゃったな。じゃあお仕置k「おにいさんもっとすっきりさぜでえぇ!!!」 ありすは体をブルブル震わせて二回戦をお願いしてきた。 出たな性欲魔神め。 「いいだろう。すっきりしたお仕置きにもっとすっきりさせてやるよ!」 「あぁぁ~! もっとじでえぇぇぇ!!!」 その後4回ほどすっきりさせた所でありすは「ふぅ…」と、賢者モードに入った。 そして何やらブツブツ言っている。 「なんて…こと。にんげんにすっきりされるなんて…とかいはのありすが、なんで…」 冷静になったことで人間相手にすっきりしたことを、おねだりしたことを後悔し始めたようだ。 「なぁ、まりさとれいむがいいって言ったよなぁ? その割には俺に何度も何度もおねだりしたよね」 「あ"あ"あ"あ"!! いわな"い"でよ"ぉ"お"!!」 「最後の方なんて「これさえあればいい」なんて言ってたもんな」 「うぁぁぁぁああぁ!!! ぎごえない! ぎごえないぃぃぃ!!」 手があれば耳を防ぎたいところだが、それが出来ないゆっくりアリスはしばらくずっと転がっていた。 後一日か二日で堕ちるかな。 そうなると裏で準備が必要だな。 「それじゃあ食事はここに置いておくからまた明日な」 「……」 立ち去る俺をありすはずっと睨め続けていた。 三日目 「さあ今日もすっきりしような」 「い、いやよ! とかいはのありすがにんげんとすっきりなんて…!」 「昨日はあんなに乱れてたじゃないか。実は今日も期待してるんじゃないか?」 「ちがっ……ちがうわょ…」 顔を朱に染めてそっぽを向いた。この反応は間違いない、軽いデレだな。 「そもそもにんげんとありすがすっきりなんてありえないのよ!」 「そんな事ないよ。人間とゆっくりの愛なんてロマンティックで都会派じゃないか」 「そ、それは…でも…」 「お兄さんはありすのこと、好き…なんだぞ?」 もちろん嘘ウサ。 しかしありすは突然の告白にボッと真っ赤になって固まった。 「えあ…え? あああ、ありすのことすきぃ??」 人間だったら今更何言ってるのと怒るところだ。 しかし考えが浅く、都合のいい方向に物事を考えるゆっくりは違った。 「じゃあすっきりさせたのも…?」 「ああ、愛しすぎた結果だよ」 「そ、そんな…こまるわ…」 「だから今日もたくさん愛してあげるよ」 ちなみにこの時、俺の鳥肌MAX。 「ああっ」 俺の言葉に惑い、ありすは抵抗力を失っていた。 昨日の責めのおかげで筋肉痛が辛いけどありすを揺さぶって感じさせる。 「気持ちいいかありす?」 「あっうぅ…わからな、いわよぉ……!!」 「気持ちいいくせに」 今まではありすの顔を向こうに向けていた。 だが今日は顔を向かい合わせにして、じ~っとありすを見つめながら愛撫していた。 俺と目線が合うたびにありすは恥ずかしそうに目線をずらす。 しかし意識するほどチラチラ見てしまうので目線をずらした所で意味はないようだが。 「ふふ、かわいいよありす」 「し、しらないっ!!」 もちろん俺が言ったのは嘘だ。 「そろそろすっきりしそうだろ? 俺には分かるぞ」 「い、いわないでよぉ! このっ…いなか、ものぉぉ♪」 良い感じでノってきたようなのでフィニッシュ一直線。 ありすの好きな激しい震動で昇天させてやる。 「すすすすすっきりぃぃぃぃぃぃ♪」 ありすは爽快にすっきりしたようだ。 そして始まる発情モード。 「おおお、おにいざんもっどゆっぐりじよぉぉ!!!」 「OK、もっとゆっくりさせてやるよ」 「あ"あ"あ"あ"あ"! じあわぜぇぇぇ!!」 獣のように体を震わせるありす。 どうやら発情モード時に自身をバイブレーションできるようだ。 「どうだ? もうまりさなんて必要ないだろ?」 「もうまりざなんでいらないよ! おにいざんざえあればいい!!」 「素直なありすにはご褒美だよ」 「うれじぃぃぃぃぃぃ!!!」 その日はありすの体力が尽きるまで宴は続き、ありす(発情モード時)は堕ちた。 後は通常時のありすを堕とすのみ。 しかしそれもすぐだろう。 明日が楽しみだ。 四日目 俺はありすの元へ向かう前に準備することにした。 まずは捕まえてあったまりさを箱から出してやる。餌は普通にやっていたので健康状態は問題ない。 「ゆっくりれいむにあわせてね!!」 どうやら俺の飼ってるれいむに惚れたのかこんなことばかり言ってる。 だがそんなの無視だ。 まりさを電動ローターと共に縛り付け、床に固定してれいむを呼んだ。 「よんだごしゅじんさま?」 ペットであり愛奴でもあるれいむは俺が呼ぶとすぐに姿を現した。 「このまりさをいじめてやれ」 「ゆっ!? そ、そんなのできないよ!!」 「なに、殺すわけじゃない。ローターのリモコンのスイッチをオン/オフするだけだ」 「ゆっくりりかいしたよ!」 このれいむには何度もローター責めを味わわせているので操作も知っている。 「だからまりさをすっきりしないようにしてくれ。すっきりしそうになったらオフだぞ?」 「ゆっくりりかいしたよ!!」 「うまく出来たらご褒美やるからな」 「ゆゆゆ!! れいむがんばるよ!!」 ふっふっふ、従順な奴よの。 まりさはれいむに任せればいい感じに仕上げてくれるだろう。 俺はまりさを責め始めたれいむの姿を確認するとありすの元へ向かった。 「やぁ、待ったかありす?」 「まったわよ! とかいはのれでぃをまたせるなんていなかものね!!」 「悪い悪い。お詫びに今日もすっきりさせてやるからね」 「ゆ…す、すきにすれば!?」 「その前に聞くけど」 「ゆ? なによ…」 「俺とまりさとどっちがいい? どっちが好きだ?」 正直どっちと答えてもこの後やることに変わりはないのでドキドキも何もない。 「ゆぇっ! なななななっ! なによ! いい、いきなりぃぃ!?」 しかしありすにとってはドッキドキのご様子だ。 「いやぁ、昨日の答え聞いてないじゃん」 「あ…ぅ…、いまこたえないとだめなの?」 「ダメ」 「ぅ~…お、おにいさん…///」 「んん? なんていったの?」 「だ、だからおにいさんっていったでしょ!? おにいさんがすきっていったのよぉ!!」 「お、おお…そうかそうか」 少し意外だった。まりさと俺との選択で俺を取るとは。 「そうか。嬉しいぜ」 「そ、そう? とかいはのありすにえらばれたんだからもっとよろこんでねっ」 「じゃあ嬉しすぎるからプレゼントあげるよ」 「ぷれぜんと…?」 「ああ。だから目隠しして待っててくれ」 そう言って俺はどこからともなく鉢巻を取り出してありすの目を隠すように巻きつけた。 「じゃあ、期待して待っててくれ」 「う、うん…」 めっちゃ期待してるんだろうなぁ。 口元がニヤけてるありすを置いて俺は部屋を出る。 向かうのはれいむ達のいる部屋だ。 「ゆ"ぅ"ぁ"ぁ"ぁ"あ"ぁ"ぁ"!! おねがいずっぎりざぜでぇぇぇぇぇ!!」 れいむ達の部屋に近づくとまりさの悲鳴が聞こえた。 いい具合に寸止めしてるようだな。さすがマイペット。 「なんでごんなごどずるのぉぉぉぉ!! れいむぅぅぅぅ!!!」 「ごしゅじんさまのためだよ! だからすっきりさせないよ!!」 「いい感じだな、れいむ」 俺が声をかけるとれいむは嬉しそうな笑顔をこちらに向けた。 「おっと、スイッチはオフにしろ」 「ゆ! ゆっくりおふにしたよ!」 「よし、上手くやったれいむは後でご褒美あげよう。だから部屋に戻って休め」 言いながられいむの頭を撫でまわすと心地良さそうにする。 「ゆぅぅ♪ ごほうびたのしみにまってるね!!」 ぴょんぴょんと陽気にれいむは自室へ跳ねていった。 「ゆぅぉぉぉぉぉぉお!!! おにいざん!! すっぎりざっぜでぇいぃぇい!!!」 「ああ、これからすっきり出来る相手の所に連れてってやるよ」 「ほんどぉぉぉぉ!? はやぐづれでいっでぇぇぇ!!!」 「あいよ」 俺はまりさの縄とローターを取り外して連れていく。もちろんありすの部屋へと。 おっと、まりさの口はギリギリまで閉じておこう。 「ゆっ、おにいさんまってたわよ!!」 「遅れて悪かった。じゃあお待ちかねのプレゼントだ」 そして何度も寸止めされて性欲の塊となったまりさを床に置く。 「あ、ああありずぅぅぅぅぅぅう!!!」 「え? えぇ??」 目隠しされているありすはその声が何者か分からない。 親切な俺は目隠しを取ってあげた。 ありすの目の前に見えたのは汗や涎まみれで発情したまりさだった。 「いっ、やあぁぁぁあぁあぁぁ!!!!」 「が、がわいいぜありずっ!!」 激しく頬を擦り合わせるまりさを嫌がるありす。 これはそう。野生のまりさとありすの正反対の構図だ。 「まりざっ! やめでぇぇぇ!!! ありずにはおにいざんがあぁぁぁ!!」 「ゆ"っ! つんでれありずかわいいよ"ぉぉぉぉぉ!!!」 「やぁぁぁぁぁ!! おにいさんだずげでぇぇぇ!!」 自分を愛してくれるお兄さんなら助けてくれる、そう思ってるのだろう。 だが俺はありすの期待を裏切った。 「ゆっくり犯されてね!!」 「え………」 俺の予想だにしない返答にありすは固まってしまった。 信じた者に裏切られ、精神がショートする。 「ど、どういう…ぁぅっ」 「ありすはまりさに犯されてねって意味だよ」 「う…そでしょ。だって…うぁっ、おにいざん…んっ…はありすのこと…はぅんっ」 喘ぎながら俺に話しかけるありす。 冷静を装って聞くその姿は素晴らしい。だがここでネタばらし。 「ありすみたいなゆっくり好きなわけないだろ? 愛してるなんて嘘だよ」 「…? …ぁぁ……ぇぁぁ……?」 いい顔をするなぁ。絶望をそのまま顔にしたような顔だ。 こんなことならもっと親密度あげてから裏切っても良かったかもな。 だが仕方がない。 俺は早いところ産まれたてのプチありすを食べたくて仕方無いのだ。 「ありずぅぅぅぅ!! まりざのあいをうげどってくれるんだねっ!! すっぎりざせてあげるぅぅぅぅ!!!」 ありすはもはや抵抗せずにまりさに犯されていた。 虚ろな目で小さく喘ぐだけだ。 「そろそろすっきりずるよぉぉ!! ありずぅ、まりざのあいをうけどっでねえぇぇぇぇぇぇ!!!」 「もう…すきに、して……」 「んほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ♪」 寸止めして溜まっていたのか図太い声で絶頂するまりさ。 思わず潰したくなるような顔だけど我慢だ。我慢。 ありすは徐々に黒ずんでいく。 その虚ろな瞳は俺の方を見つめ続けていた。 「ありずぅぅ!! もういちどすっきりしようねぇぇぇぇ!!」 再びありすに襲いかかろうとするまりさを押さえつける。 「なにっ!? じゃましないでね!! くうきよんでよね!!」 「お前が空気読め」 まりさはもう用済みだ。 この時のために用意していた木槌で潰してやる。 「ゆぶぇっ! いだいぃぃぃ!!」 「あー、すまん。一撃で終わらすつもりだったんだが」 5回ほど木槌でまりさを叩いたところでまりさの未来は消えた。 黒ずんだありすを見ると茎が生え、茎には赤ちゃんゆっくりが10匹生えていた。 半分がありす、もう半分がまりさだった。 五分ぐらいで赤ちゃんゆっくり達は目を覚ます。 誕生の瞬間だ。 「ゆ…ゆっくりちていっちぇね!!」 いい挨拶だ。 だから俺もこう返してやる。 「ゆっくり食べさせてね!!」 赤ちゃんアリスをもぎ取ってパクリ。 「あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!」 痛みで叫ぶありすを噛み潰すとカスタードクリームが口の中でとろける。 濃厚でどこまでも甘い。 まさに至高のデザード…!! まさに「しあわせー♪」だ。 俺は次々と赤ちゃんアリスを頬張っていく。 「やめちぇぇぇぇ!!」 「おかーしゃんだしゅけでぇぇぇ!!!」 残念ながらお母さんはお前たちの生えている茎の根元で死んでる。 美味すぎるのであっという間に赤ちゃんありすを食べつくしてしまった。 「ゅぁぁぁぁ!!」 「ゆっくりできにゃいよぉぉぉ」 「だしゅけてぇぇ!」 「ゆゅぅぅぅぅ!!」 「おかーしゃーんっ!!」 さて、残った赤ちゃんまりさは夕飯でゴマ団子にでもして食べるとするか。 泣き叫ぶ赤ちゃんまりさ達を透明な箱に詰めて後は放置だ。 で、ありすの死骸は…そうだな。 せっかくだからお墓ぐらいは作ってやるか。 俺とまりさとの選択で俺を選んでくれて実は少し嬉しかったんだぞ。 それとお前の赤ちゃん最高の味だったぞ。 終 by ゆっくりしたい人 ありすを虐めたい気持ちがマスタースパークしたので書いちゃった。 何か変だと思ったらきっとそれは正しい。 書きたいものを書くうちにゆっくり調教物がシリーズ化しちゃったよ。 続・・・かない。 このSSに感想を付ける
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※性的虐めです。 ※よりによって変態お兄さんによるゆっくり性的虐めなので注意 『都会派と甘い罠』 プチシュークリームが食べたい。 それもカスタードクリームのやつが欲しい。 「ちょっと出かけてくる」 「ゆっくりきをつけてねごしゅじんさま!!」 調教済みのれいむに出かける旨を伝え、俺はゆっくりアリスを捕まえに出かけた。 ゆっくりアリスを見つけるならば夜がよい。 夜になると性欲の増したありすが他の種を襲ってることが多いので、その声でどこにいるか分かるから。 「ま、まりざーっ! かぁいいよ! すっぎりざせてあげる~~!!」 「あ"あ"あ"あ"あ"!! や"めでー!!!」 早速ありすがまりさを襲っているようだ。 声をたどっていくと、茂みの中でありすはまりさを強姦していた。 「すっきりするよ? しちゃうよ? すっぎりぃぃぃ!!!」 「あああああああああああ!!! ずっぎりぃぃぃぃ……」 ちょうどフィニッシュのようで、まりさは黒く朽ち果てていった。 まりさはまだ子供だったので茎だけ生えて子供は出来なかったようだ。 ありすはほぼ成体だから子供は出来そうだな。 「ふぅ…すっきりしたわ」 おや? ありすが一回で終わるなんて珍しいな。 しかし暗い中目を凝らして見るとありすの周りには赤ちゃんまりさの残骸らしきものがちらほら。 なるほどね。 「さぁ、きょうはもうねましょ」 「おっと待ちな。我が家へ招待するよ」 「えっ?」 ありすが振り返った瞬間に虫取り網を振り下ろしてありすゲットだぜ。 「なにするのよ! とかいはのありすになんてやばんなことをするの!!」 「都会派の家へ連れてってあげるから文句言うな」 「と、とかいは!? しょうがないわね。このもりいちばんのとかいはありすがちぇっくしてあげるわ!」 とまぁこんな感じで都会派という言葉にゆっくりアリスはホイホイ付いてきたわけだ。 「さぁここだよ」 早速俺はありすをゆっくりプレイルームへ連れ込んだ。 「ゆ…、さっぷうけいでとかいはじゃないわね!」 「でもかおりはいいかんじね!!」 香り? ああ、この前までこの部屋でれみりゃを性的に虐めてたから肉まんの香ばしい匂いがしてるかも。 後は栗の花っぽい匂いも。 「じゃぁ、ここでゆっくり住んでね」 「なにいってるのよ! とかいはのありすがこんなところですめるわけないでしょ!」 「じゃあ何が足りないのか言ってみて」 「そうねぇ…まずないそうがだめね! あとはほかのゆっくりがほしいわね!」 「まりさとか?」 「べ、べつにまりさだなんてい、いってないわ! ま、まぁよんでくれるっていうならよんでもいいわよ!!」 ありすは顔を真っ赤にして一気にまくしたてる。 これがツンデレか。なるほど。 とにかくまりさを持ってくるとしよう。 ちょうど昨日の昼に我が家の玄関を開けようとしていたまりさを捕まえておいたのだ。 まりさを雄側としてありすに子供を産ませてプチカスタードシューをいただこう。 しかしふと思った。 それじゃつまらん、と。 恐らくこの大きさのありすだと一回赤ちゃんを生やしただけで死ぬだろう。 いや、死ぬこと自体はどうでもいい。 ただありすで遊ばないうちに死なすのは勿体ない気がした。 そうと決まれば即実行。 「残念だけどまりさは呼ばないよ!」 「なによ! ゆっくりできないいなかものね!!」 「その代わりに俺がすっきりさせてやるよ」 「な、なにいってるのよ! って…あっ!」 俺はありすを両手で捕まえると頬をこねくり回した。 「いたずらしないでっ! なんのつもり!?」 「激しく責められる方が好みか?」 今度は上下にありすを揺さぶった。 我が家の調教済みれいむならば30秒ですっきりするレベルの振動だ。 「ゆっゆっゆ!! や、やめてよ!」 「その割には涎垂らして悦んでるじゃないか。気持ちいいんだろうこの淫乱ありす」 「と、とかいはのありすはこんな、こんなのでかんじないわっ…あうぅ」 ありす種は簡単に発情する性質があるからすっきりさせるのは楽だ。 だが俺の目的はそんな所じゃない。 「ハッハッハッハ…」 しばらくして犬みたいな声を出してアヘアヘになるありす。発情モード突入だな。 「ま、まりさはどこ? れいむでもいいわぁ」 「ダメ。ありすは俺にすっきりされろ」 「いや! あ、あ、ありすはまりさをすっきりさせたいのぉぉ!!」 「さっき散々やってたじゃないか」 「いまほしいのよ! ああああ…!! まりさをおかさせてえぇぇぇ!!!」 発情するとゆっくりを犯すことしか考えられなくなるのか。 俺無しでは生きられない体にしてやろうと思ってたのに堕とすのは少し厳しそうだ。 俺はありすがすっきりしないうちに今日の調教を終えることにした。 ありすを部屋の隅に置いてある透明な箱に入れる。 「ちょ、ちょっと……だしなさいよ!」 「まりさは用意できないし、俺にすっきりさせられたくないんだろう?」 「ゆっ…そ、そうよ! だからはやくまりさをよういしてよねぇ!!」 体が疼いて仕方ないのか箱の内壁に体を擦りつけながら俺に頼み込んでくる。 「うん、それ無理。明日までそこでゆっくりしててね!!」 「せ、せめてすっきりざせでぇぇぇぇぇ!!!」 ありすの声を無視して俺はゆっくりプレイルームから退出した。 続きはまた明日だ。 それよりも今日はれいむですっきりするとしよう。 二日目 プレイルームに入るとありすがすぐに話しかけてきた。 「ゆっくりしないではやくだしなさいよ!」 「どうだ? Hな気分は収まったのか?」 「え、え、え、えっちなきぶんってなによ! しらないわよ!!」 「その割には箱に涎の付いた跡がたくさん残ってるぞ」 「…! ばか! ゆっくりしね!!」 顔を真っ赤にして批判する。動く性欲のくせに何を恥ずかしがってるんだか。 「さぁ、ありす。今日もお兄さんとすっきりしようね」 「まりさ…とかれいむをよんでよね!」 「昨日も言ったけどダメ」 ありすを箱から取り出す。 「や"あ"ぁ"ぁ"ぁ"!! はなせ! このいなかもの!! とかいはに手をだすなんて何かんがえてるの!!」 「じゃあお兄さんのテクですっきりしなかったら都会派のありすにまりさを用意してあげる」 「よゆうよ! いなかもののてくにっくなんてたかがしれてるわ!」 「その代わりすっきりしたらお仕置きだからな?」 ありすは昨日の感じでは激しい責めが好みのようだ。 なので最初からクライマックスだ。 ユサユサユサユサユサ… 「ゆゆっ…くっ…たいした…こと、ないわねっ! あふっ」 「じゃあその涎は何だ? 汗もいっぱい出ているけどこれは何だ? その感じているような声は何だ?」 「ち、ちがうっ! あぅっん…ちがうったらっ!! にんげんなんかに!」 「認めちゃったらどうだ? 人間のテクですっきりしちゃいそうってさ」 「ちがうぅぅぅぅぅぅ…!!」 「イっちゃえよ。そらっ!」 100%中の100%の力でラストスパートだ。 この激しいゆっくりファックに耐えきれまい。 「すっきりいぃぃぃぃ! ちがっ…ああぅぅぅぁ♪ すっきりイっちゃうぅぅぅぅ♪」 どうやらすっきりしたようだ。 「すっきりしちゃったな。じゃあお仕置k「おにいさんもっとすっきりさぜでえぇ!!!」 ありすは体をブルブル震わせて二回戦をお願いしてきた。 出たな性欲魔神め。 「いいだろう。すっきりしたお仕置きにもっとすっきりさせてやるよ!」 「あぁぁ~! もっとじでえぇぇぇ!!!」 その後4回ほどすっきりさせた所でありすは「ふぅ…」と、賢者モードに入った。 そして何やらブツブツ言っている。 「なんて…こと。にんげんにすっきりされるなんて…とかいはのありすが、なんで…」 冷静になったことで人間相手にすっきりしたことを、おねだりしたことを後悔し始めたようだ。 「なぁ、まりさとれいむがいいって言ったよなぁ? その割には俺に何度も何度もおねだりしたよね」 「あ"あ"あ"あ"!! いわな"い"でよ"ぉ"お"!!」 「最後の方なんて「これさえあればいい」なんて言ってたもんな」 「うぁぁぁぁああぁ!!! ぎごえない! ぎごえないぃぃぃ!!」 手があれば耳を防ぎたいところだが、それが出来ないゆっくりアリスはしばらくずっと転がっていた。 後一日か二日で堕ちるかな。 そうなると裏で準備が必要だな。 「それじゃあ食事はここに置いておくからまた明日な」 「……」 立ち去る俺をありすはずっと睨め続けていた。 三日目 「さあ今日もすっきりしような」 「い、いやよ! とかいはのありすがにんげんとすっきりなんて…!」 「昨日はあんなに乱れてたじゃないか。実は今日も期待してるんじゃないか?」 「ちがっ……ちがうわょ…」 顔を朱に染めてそっぽを向いた。この反応は間違いない、軽いデレだな。 「そもそもにんげんとありすがすっきりなんてありえないのよ!」 「そんな事ないよ。人間とゆっくりの愛なんてロマンティックで都会派じゃないか」 「そ、それは…でも…」 「お兄さんはありすのこと、好き…なんだぞ?」 もちろん嘘ウサ。 しかしありすは突然の告白にボッと真っ赤になって固まった。 「えあ…え? あああ、ありすのことすきぃ??」 人間だったら今更何言ってるのと怒るところだ。 しかし考えが浅く、都合のいい方向に物事を考えるゆっくりは違った。 「じゃあすっきりさせたのも…?」 「ああ、愛しすぎた結果だよ」 「そ、そんな…こまるわ…」 「だから今日もたくさん愛してあげるよ」 ちなみにこの時、俺の鳥肌MAX。 「ああっ」 俺の言葉に惑い、ありすは抵抗力を失っていた。 昨日の責めのおかげで筋肉痛が辛いけどありすを揺さぶって感じさせる。 「気持ちいいかありす?」 「あっうぅ…わからな、いわよぉ……!!」 「気持ちいいくせに」 今まではありすの顔を向こうに向けていた。 だが今日は顔を向かい合わせにして、じ~っとありすを見つめながら愛撫していた。 俺と目線が合うたびにありすは恥ずかしそうに目線をずらす。 しかし意識するほどチラチラ見てしまうので目線をずらした所で意味はないようだが。 「ふふ、かわいいよありす」 「し、しらないっ!!」 もちろん俺が言ったのは嘘だ。 「そろそろすっきりしそうだろ? 俺には分かるぞ」 「い、いわないでよぉ! このっ…いなか、ものぉぉ♪」 良い感じでノってきたようなのでフィニッシュ一直線。 ありすの好きな激しい震動で昇天させてやる。 「すすすすすっきりぃぃぃぃぃぃ♪」 ありすは爽快にすっきりしたようだ。 そして始まる発情モード。 「おおお、おにいざんもっどゆっぐりじよぉぉ!!!」 「OK、もっとゆっくりさせてやるよ」 「あ"あ"あ"あ"あ"! じあわぜぇぇぇ!!」 獣のように体を震わせるありす。 どうやら発情モード時に自身をバイブレーションできるようだ。 「どうだ? もうまりさなんて必要ないだろ?」 「もうまりざなんでいらないよ! おにいざんざえあればいい!!」 「素直なありすにはご褒美だよ」 「うれじぃぃぃぃぃぃ!!!」 その日はありすの体力が尽きるまで宴は続き、ありす(発情モード時)は堕ちた。 後は通常時のありすを堕とすのみ。 しかしそれもすぐだろう。 明日が楽しみだ。 四日目 俺はありすの元へ向かう前に準備することにした。 まずは捕まえてあったまりさを箱から出してやる。餌は普通にやっていたので健康状態は問題ない。 「ゆっくりれいむにあわせてね!!」 どうやら俺の飼ってるれいむに惚れたのかこんなことばかり言ってる。 だがそんなの無視だ。 まりさを電動ローターと共に縛り付け、床に固定してれいむを呼んだ。 「よんだごしゅじんさま?」 ペットであり愛奴でもあるれいむは俺が呼ぶとすぐに姿を現した。 「このまりさをいじめてやれ」 「ゆっ!? そ、そんなのできないよ!!」 「なに、殺すわけじゃない。ローターのリモコンのスイッチをオン/オフするだけだ」 「ゆっくりりかいしたよ!」 このれいむには何度もローター責めを味わわせているので操作も知っている。 「だからまりさをすっきりしないようにしてくれ。すっきりしそうになったらオフだぞ?」 「ゆっくりりかいしたよ!!」 「うまく出来たらご褒美やるからな」 「ゆゆゆ!! れいむがんばるよ!!」 ふっふっふ、従順な奴よの。 まりさはれいむに任せればいい感じに仕上げてくれるだろう。 俺はまりさを責め始めたれいむの姿を確認するとありすの元へ向かった。 「やぁ、待ったかありす?」 「まったわよ! とかいはのれでぃをまたせるなんていなかものね!!」 「悪い悪い。お詫びに今日もすっきりさせてやるからね」 「ゆ…す、すきにすれば!?」 「その前に聞くけど」 「ゆ? なによ…」 「俺とまりさとどっちがいい? どっちが好きだ?」 正直どっちと答えてもこの後やることに変わりはないのでドキドキも何もない。 「ゆぇっ! なななななっ! なによ! いい、いきなりぃぃ!?」 しかしありすにとってはドッキドキのご様子だ。 「いやぁ、昨日の答え聞いてないじゃん」 「あ…ぅ…、いまこたえないとだめなの?」 「ダメ」 「ぅ~…お、おにいさん…///」 「んん? なんていったの?」 「だ、だからおにいさんっていったでしょ!? おにいさんがすきっていったのよぉ!!」 「お、おお…そうかそうか」 少し意外だった。まりさと俺との選択で俺を取るとは。 「そうか。嬉しいぜ」 「そ、そう? とかいはのありすにえらばれたんだからもっとよろこんでねっ」 「じゃあ嬉しすぎるからプレゼントあげるよ」 「ぷれぜんと…?」 「ああ。だから目隠しして待っててくれ」 そう言って俺はどこからともなく鉢巻を取り出してありすの目を隠すように巻きつけた。 「じゃあ、期待して待っててくれ」 「う、うん…」 めっちゃ期待してるんだろうなぁ。 口元がニヤけてるありすを置いて俺は部屋を出る。 向かうのはれいむ達のいる部屋だ。 「ゆ"ぅ"ぁ"ぁ"ぁ"あ"ぁ"ぁ"!! おねがいずっぎりざぜでぇぇぇぇぇ!!」 れいむ達の部屋に近づくとまりさの悲鳴が聞こえた。 いい具合に寸止めしてるようだな。さすがマイペット。 「なんでごんなごどずるのぉぉぉぉ!! れいむぅぅぅぅ!!!」 「ごしゅじんさまのためだよ! だからすっきりさせないよ!!」 「いい感じだな、れいむ」 俺が声をかけるとれいむは嬉しそうな笑顔をこちらに向けた。 「おっと、スイッチはオフにしろ」 「ゆ! ゆっくりおふにしたよ!」 「よし、上手くやったれいむは後でご褒美あげよう。だから部屋に戻って休め」 言いながられいむの頭を撫でまわすと心地良さそうにする。 「ゆぅぅ♪ ごほうびたのしみにまってるね!!」 ぴょんぴょんと陽気にれいむは自室へ跳ねていった。 「ゆぅぉぉぉぉぉぉお!!! おにいざん!! すっぎりざっぜでぇいぃぇい!!!」 「ああ、これからすっきり出来る相手の所に連れてってやるよ」 「ほんどぉぉぉぉ!? はやぐづれでいっでぇぇぇ!!!」 「あいよ」 俺はまりさの縄とローターを取り外して連れていく。もちろんありすの部屋へと。 おっと、まりさの口はギリギリまで閉じておこう。 「ゆっ、おにいさんまってたわよ!!」 「遅れて悪かった。じゃあお待ちかねのプレゼントだ」 そして何度も寸止めされて性欲の塊となったまりさを床に置く。 「あ、ああありずぅぅぅぅぅぅう!!!」 「え? えぇ??」 目隠しされているありすはその声が何者か分からない。 親切な俺は目隠しを取ってあげた。 ありすの目の前に見えたのは汗や涎まみれで発情したまりさだった。 「いっ、やあぁぁぁあぁあぁぁ!!!!」 「が、がわいいぜありずっ!!」 激しく頬を擦り合わせるまりさを嫌がるありす。 これはそう。野生のまりさとありすの正反対の構図だ。 「まりざっ! やめでぇぇぇ!!! ありずにはおにいざんがあぁぁぁ!!」 「ゆ"っ! つんでれありずかわいいよ"ぉぉぉぉぉ!!!」 「やぁぁぁぁぁ!! おにいさんだずげでぇぇぇ!!」 自分を愛してくれるお兄さんなら助けてくれる、そう思ってるのだろう。 だが俺はありすの期待を裏切った。 「ゆっくり犯されてね!!」 「え………」 俺の予想だにしない返答にありすは固まってしまった。 信じた者に裏切られ、精神がショートする。 「ど、どういう…ぁぅっ」 「ありすはまりさに犯されてねって意味だよ」 「う…そでしょ。だって…うぁっ、おにいざん…んっ…はありすのこと…はぅんっ」 喘ぎながら俺に話しかけるありす。 冷静を装って聞くその姿は素晴らしい。だがここでネタばらし。 「ありすみたいなゆっくり好きなわけないだろ? 愛してるなんて嘘だよ」 「…? …ぁぁ……ぇぁぁ……?」 いい顔をするなぁ。絶望をそのまま顔にしたような顔だ。 こんなことならもっと親密度あげてから裏切っても良かったかもな。 だが仕方がない。 俺は早いところ産まれたてのプチありすを食べたくて仕方無いのだ。 「ありずぅぅぅぅ!! まりざのあいをうげどってくれるんだねっ!! すっぎりざせてあげるぅぅぅぅ!!!」 ありすはもはや抵抗せずにまりさに犯されていた。 虚ろな目で小さく喘ぐだけだ。 「そろそろすっきりずるよぉぉ!! ありずぅ、まりざのあいをうけどっでねえぇぇぇぇぇぇ!!!」 「もう…すきに、して……」 「んほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ♪」 寸止めして溜まっていたのか図太い声で絶頂するまりさ。 思わず潰したくなるような顔だけど我慢だ。我慢。 ありすは徐々に黒ずんでいく。 その虚ろな瞳は俺の方を見つめ続けていた。 「ありずぅぅ!! もういちどすっきりしようねぇぇぇぇ!!」 再びありすに襲いかかろうとするまりさを押さえつける。 「なにっ!? じゃましないでね!! くうきよんでよね!!」 「お前が空気読め」 まりさはもう用済みだ。 この時のために用意していた木槌で潰してやる。 「ゆぶぇっ! いだいぃぃぃ!!」 「あー、すまん。一撃で終わらすつもりだったんだが」 5回ほど木槌でまりさを叩いたところでまりさの未来は消えた。 黒ずんだありすを見ると茎が生え、茎には赤ちゃんゆっくりが10匹生えていた。 半分がありす、もう半分がまりさだった。 五分ぐらいで赤ちゃんゆっくり達は目を覚ます。 誕生の瞬間だ。 「ゆ…ゆっくりちていっちぇね!!」 いい挨拶だ。 だから俺もこう返してやる。 「ゆっくり食べさせてね!!」 赤ちゃんアリスをもぎ取ってパクリ。 「あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!」 痛みで叫ぶありすを噛み潰すとカスタードクリームが口の中でとろける。 濃厚でどこまでも甘い。 まさに至高のデザード…!! まさに「しあわせー♪」だ。 俺は次々と赤ちゃんアリスを頬張っていく。 「やめちぇぇぇぇ!!」 「おかーしゃんだしゅけでぇぇぇ!!!」 残念ながらお母さんはお前たちの生えている茎の根元で死んでる。 美味すぎるのであっという間に赤ちゃんありすを食べつくしてしまった。 「ゅぁぁぁぁ!!」 「ゆっくりできにゃいよぉぉぉ」 「だしゅけてぇぇ!」 「ゆゅぅぅぅぅ!!」 「おかーしゃーんっ!!」 さて、残った赤ちゃんまりさは夕飯でゴマ団子にでもして食べるとするか。 泣き叫ぶ赤ちゃんまりさ達を透明な箱に詰めて後は放置だ。 で、ありすの死骸は…そうだな。 せっかくだからお墓ぐらいは作ってやるか。 俺とまりさとの選択で俺を選んでくれて実は少し嬉しかったんだぞ。 それとお前の赤ちゃん最高の味だったぞ。 終 by ゆっくりしたい人 ありすを虐めたい気持ちがマスタースパークしたので書いちゃった。 何か変だと思ったらきっとそれは正しい。 書きたいものを書くうちにゆっくり調教物がシリーズ化しちゃったよ。 続・・・かない。 このSSに感想を付ける
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効率良くゆっくり達の関係を悪くさせる方法はないだろうか? 効率良くゆっくりの駆除をする方法はないだろうか? 効率良くゆっくり達を服従させていく方法はないだろうか? これらのテーマを元に考え出されたのが「色仕掛けをするゆっくり」であった。 そもそも、人間ですらデート商法・接待などの異性を利用した人心操作が行われている。 ならば、人間よりも馬鹿で単純な生き物であるゆっくりにこれを応用することが考え出されたのは、必然と言えよう。 誰が言い出したかは分からないが、ゆっくりを色欲で操作するプロジェクトは加工所の中で密かに進められていた。 このような色事に縁の深いゆっくりといえば、そう、あいつしかいない! 「ばでぃざったら、ありずのでぐにめろめろね゛えええええぇぇ!」 「い゛やああああああああ!!」 「すっきりぃいいいいいいい!!!」 「すっきりぃ…もうありすとはゆっくりできないよ…」 「また駄目だったか…」 「やっぱり無理ですよ、こんなの。すっきり好きのありすとはいえ、れいぱーの行為はゆっくり達には忌み嫌われてるんですから…」 実験は難航していた。餌・生活環境を整え、美ありすを作り出すところまでは簡単だった。 お相手のいないゆっくりは高い確率でこのありすと生活を共にすることを望んだ。 しかし、既にお相手がいるゆっくりの仲を引き裂くほどの効力はなかった。 さらに、カップルになっても、いざすっきりする段になるとありすの本性を垣間見て 一気にありすへの愛が冷めていくゆっくりがほとんどだった。 「どうにか強制的にゆっくりさせるような方法があればいんですけどね…」 「!、それだ!」 連れてこられたのはドスまりさ。 ドスのゆっくりオーラは、どんな生き物でもゆっくりさせてしまう効果があるという。 問題は、どうやってありすにこの効果を持たせるかだ。 物は試しである。ドスまりさから抽出した餡子をありすに注入する。 入れられた瞬間はびくびくとして、「いなかものおおおおお!」等と叫んでいたありすだったが、しばらくすると大人しくなった。 外見は全く変化がない。 試しにちかくにゆっくりまりさとれいむのカップルを置いてみる。れいむは頭に茎が生えた出産間近のものだ。 そこに、ブルブルと振動を与えた実験体ありすを放つ。 「ばでぃざあああああああああああ!!!すっきりしよおおおお!!!」 「い゛やああああああああ!!」 やはり嫌がるまりさ。おろおろするれいむ。子供がいるからか、身の危険を感じてか、何もできずにいる。 肌をこすり合わせるうちに、すりすり型のすっきりの特徴である粘液がありすから分泌され始める。 それに乗じて、まりさも次第に顔に赤みを増していく。 すりすり… すりすり… 「まりさ!いっしょにすっきりしようねええええ!!」 「うん、ありす!すっきりしよう!」 「「すっきりー!」」 すっきりを終えた2匹。まりさの頭にはもちろん茎が生え始めている。 そこでようやく、今まで蚊帳の外だったれいむがまりさを連れ、ありすから逃げようとする。 「まりさ!ゆっくりできないありすだよ!いまのうちににげよおお!」 「ゆ…まりさにげないよ。ありすとずっとゆっくりしたいよ…」 「どぼじでぞんなごというのおおおおおおおお!!!!」 「れいむはひとりであかちゃんそだてていってね…」 「どぼじで(ry」 出来てしまった。かくして、ここに「色仕掛けありす」が誕生したのである。 その概略はこうだ。 ありすがすっきり行為をする時に分泌される液体にはどうやらドスの持つゆっくり成分が凝縮されて含まれているらしい。 この成分はすっきりのお相手であるゆっくりにのみ吸収されるので、人間への影響はない。 そして、その成分を含んだ液体や精子あんこを吸収したゆっくりは、このありすといればゆっくりできるという思いと、 またあのような最高のすっきりが出来る、という思いからありすについていこうとする。 さらに、研究を重ねることで、何回もすっきりを繰り返すことで段々とありすへの依存が強まり、 ありすの言いなりになってしまうことが分かった。 これを世に出せば、ありすを中心とした効率の良いゆっくりの統制が行えることだろう。 しかし、これを世に出す前にテストとして一般人に引き取ってもらう必要がある。 なるべく色々な使い方を模索してくれる人がいいのだが… ゆっくり関連製品購入者リストをめくっていく。 じゃあ…彼にしようか。 「お菓子の柚栗堂 店員 ○○○○」 ある晴れた休日のことだった。 「ピンポーン」 滅多にならないドアのチャイムが鳴った。 俺にアポなしの訪問などあるはずがない。どうせセールスか何かだろうと思った。 「ゆっくり加工所の物ですがー」 「はい?今開けます」 加工所?加工所には虐待用のゆっくりを買ったり、怪しげなマシーン等を買ったりしてお世話になっている。 しかし、わざわざ向こうから来るとは、いったいなんなのだろうか? 「いやー、ご在宅で良かった。今回貴方には新作ゆっくりのモニターを行っていただきたいのですが…」 かくかくしかじかと説明をする加工所職員。手には段ボール箱。 「それで、お今回の話、お受けしていただけますか?」 しばらく考えに耽っていた俺は、はっと気がついて、 「もちろんですよ!」と返した。 はやる気持ちで段ボール箱を開けた。 段ボール箱を開けると、そいつは普通のありすと変わらない姿・口調で、 「なかなかとかいはのおうちね!ここをありすのゆっくりぷれいすにしてあげてもいいわよ!」とほざいた。 それからの一週間の自由時間は全てこのありすの調教に当てた。 貴重なありすである。殺さないように、しかし体罰を与えることは厭わなかった。 そして、苦労の末、プライドの高いありすは俺の命令をきくようになっていた。 その時には既に、ありすの歯は全て無くなっていたが。もちろん、調教後に修復しておいたのは言うまでもない。 俺はまず、ありすの性能をテストすることにした。 「おにいさんありがとう。とかいはのらんちたいむだったわ」 「ありす、君にやってほしいことがあるんだ」 「なに?おにいさん」 「外からにんっしんっ!したまりさを一匹、家に連れてきてほしい。いいね?あと、その時にすっきりしちゃってもいいからね!」 「ゆっくりりかいしたわ」 二時間後、ありすは望み通り通常よりも膨らんだ胎生にんっしんっ!まりさを連れて来た。 思ったよりも早かった。きっとすっきりが自分の武器になることを熟知しているのだろう。 教育した甲斐もあって、必要最低限のすっきりしかしなかったようである。生えている茎は一本だけだった。 まあもう一つの仕掛けとして、れいぱー化しないよう、性欲を抑える薬を先ほどの食事に混ぜておいたのだが。 「ようこそ!、僕の家へ。歓迎するよ!」 「ゆっくりしていってねぇ…」 まりさは未だ夢見心地である。目がとろんとした状態のままありすの方ばかり見ている。 「ありす、ありす、ちょっと来て」 「ゆ?」 「このまりさ、誰とのこどもが中にいるの?」 「れいむよ!」 「ありすは自分の子供と、れいむの子供、どっちが欲しい?」 「もちろんありすのあかちゃんにきまってるじゃない」 「それじゃ、中の子供は殺しちゃおうか」 後は簡単であった。ありすに何回かすっきりをさせる。 回数を重ねる毎にまりさはありすへの愛を深めていく。 体力は残しておいてもらわないとこまるので、まりさに疲れの色が見え始めたところで中止するように言った。 すっきりが一通り終わったところで、ありすからこの家の主は俺であること、俺の命令は絶対であること そして、俺の命令に従わない場合はまりさを嫌いになる、という主旨のことを伝えさせる。 「やべでよぉお?ありすがいないど、ばでぃざゆっくりできないゆぅうう!!」 「じゃあ僕の言うことを聞いてね!」 「おにーさんのいふこときくよおおおお?ありすがすきだがらぎぐお!」 「ありすも僕も、君のお腹の中の子供…要らないと思うんだ! ゆっくりできないれいむとの子供だろ?そんな奴がいたらありすとゆっくりできなくなるぞお?」 「やべでねぇええ…ありす、きらいにならないでねえええ…ゆんしょ!ゆ゛ぅうううううううう!」 まりさが力み始めた。お腹の中の未成熟な子供を無理やり押し出して堕胎するつもりなんだろう。 「ゆ゛ううううううう!!!!ゆ゛うううううう!!!」 「頑張れ、まりさ!」 「がんばってね、まりさ!」 ありすの黄色い声援を受けて、一層力を込めるまりさ。 「ゆ゛っ!!!」 すぽっ! 少し拍子抜けするような音を出して、中から黒っぽい塊が飛び出してくる。 餡子の周りには薄く肌色の膜が纏わりついているが、形を保つには不十分なものだった。 髪ももみあげの部分しか生えておらず、リボンはその髪にかろうじて繋がっている。 見るからにひ弱、今すぐにでも命の灯が消えそうな赤れいむ。 「潰せよ」 特に躊躇いもせず、まりさはそれに飛び乗った。 ぐちゃっと潰れる際、それは「もっちょゆっきゅりしたきゃったよ…」とか言ったような言わなかったような。 「ありすのとかいはのおうちが、いなかもののれいむでけがれたわ!ゆっくりそうじしていってね!!」 「そうだね、後始末も頼んだよ。さあ、ありすはこっちに来てご飯の準備しようね!」 一人取り残されたまりさはありすのために我が子の残骸をひたすら舐め取るのだった。 次の日、まりさは随分とすっきりの疲労から回復して、元気になっていた。もちろん、お腹の子供が居なくなったのもその一因である。 元気に頭の茎をゆさゆさ揺らしながらありすに擦り寄る。 ありすもそれに答える。 朝から元気なことだ。 俺はただ一言、「殺すなよ」と言って、仕事に出かけた。 帰ってくると、まりさの頭の茎は三倍以上に増えていた。こうなるとどっちが本体か分からない。 一応、本体の方はかろうじて生きていた。既に虫の息だったが、それでも 「ありすぅううう…あかちゃんたくさんできてうれしいよぉ…」 とか言ってるのが微笑ましい。 ありすは俺がいない間、上手く調節してすっきりしてくれていたようだ。 そもそも、野生のありす種が見境のないれいぱー化しやすいのは、その性格による欲求不満からであり、 満足に相手とすっきりできる今となってはその欲求が暴発することもないのだろう。 あまり長引かせるのも何なので、食事後には始めるとするか。 まりさが外で雑草を食べている最中、俺はありすと食事をする。 「ありす、一日暮らしてみて、このまりさのこと、どう思う?」 「なかなかとかいはのまりさよ!それでもわたしのとかいはっぷりにはかなわないわね!」 ハハッ、違いねぇ。 「ありす、僕はこのまりさは君に合ってないと思うんだけれど…」 「そ、そんなことないわよ!まりさとゆっくりしたいわ!」 「ありす…歯がないとご飯もおいしいくないね?」 「ゆ…あれは…もう、やべで…そうね!まりさはゆっくりできないまりさよ!」 「じゃあポイしようか」 「そうよ!ポイ、よ!」 「そうだよな!ごちそうさま。ありすもこっちに来てね!」 ありすを呼ぶ。外で雑草掃除をしていたまりさも呼ぶ。 「いま話をしていたんだけど、ありすは君のことが嫌いになっちゃったらしいんだ。 もう君とはゆっくりできないんだって…」 「どぼじでええええええ!!??ありずがいない゛どまりさ、まりさは…」 「まりさはどうなるんだ?」 「いぎでいげないいいいいいい!!!!」 「じゃあ死ぬ?最後にありすに良いところみせて死ぬ気はない? ありすのために生きてきたんだろう?ありすのために死ぬ気はないかい?」 ありすが黙ったままなので、発言を促す。 「しんでね」 「ゆ゛」 「ありすのまえからきえてね!」 「ゆ゛ううううううううううう?????」 「と、いうことだ。サクッと、ね」 心身ともに疲弊したまりさでは自殺は難しいと考えたので、台所に持って行って、鍋に熱湯をはる。 「飛びこめば終わりなんだけど…そうだ、最後にいい思い出作りをしよう。ありす、すっきりしてあげてね!」 「ゆっ!?」 突然の事に動揺するありす。 しかし、逆らえばどうされるか分かっている。 相手ならまた作ればいい。自分はどんなゆっくりにも負けないくらい、とかいはなのだから… 「まりさ、すっきりしよおおおおお!」 「ありすううううううう!!!!!!」 「「すっきりするよおおおおおお!!!」」 激しく身をこすり合わせる2匹。まりさは限界に達しようとしているが、ありすは暗い表情のままである。 「すっきりー!」 「ゆっくりおゆにとびこんでね」 すっきり直後で酩酊するまりさ。ありすのためなら、ありすのためなら…もうゆっくりしてもいいよね? まりさはゆっくりと鍋に沈んでいった。 沸騰した湯だ。もう手遅れだろう。 ありすは泣いているのかよくわからない表情をしていた。 俺は性能を確認し終え、これからを期待してはっきりと笑っていた。 続け 【あとがき】 出来る限り続けたいです。もうちょっと無機質な虐待を目指して。 ターゲットにされるゆっくりは、精神的には幸せなので、精神的な虐待のがお好きな人はお気に召さなかったかもしれません。 そもそも虐待なのか? 登場する男は一応他の作品とリンクしてますが、特に読み進める上では問題ないかと思います。不快ならばご指摘ください。
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『ぺに輪』 7KB 小ネタ れいぱー 加工場 術式あき 俺は新人お兄さん。 加工所に就職したばかりの新入社員だ。ゆっくりの虐待が趣味の俺にとってはまさに天職だろう。 と、思っていたのだが。 食品生産ラインには常にゆっくりの悲鳴が響いている。 無理矢理すっきりーをさせられている母体。そして産まれてすぐに親と引き離される赤ゆ。 「あああああ! おちびちゃん、うまれちゃだめええええ!」 「ゆぴぃぃぃぃ! おきゃーしゃん! おきゃあしゃああああん!」 実にゆっくり出来る叫び声だ。しかしそんな声に混じって、 「んほおおおお! れいむのまむまむ、いいわああああ!」 「すっきりーーーー! まだまだいくわよおおおお!」 「やりすぎて もうゆるゆるねええええ! でも ありすはきにしないわああああ!」 れいぱーありすの嬌声が聞こえる。これが不愉快で堪らないのだった。 世の中にはれいぱーを使った虐待を行う者もいるらしいが俺には全く理解できない。 襲われたゆっくりは惨めで哀れだが、その傍には性の快感を心ゆくまで味わう幸せそうなゆっくりがいる。 それが許せない。 俺が虐待し、俺だけが幸せなのが理想なのだ。幸せなゆっくりがいると俺がゆっくり出来ない。 簡単に言うと「お前、ゆっくりのクセに何でゆっくりしてんの? ムカつく」という感じだ。 「ひゃ、ひゃ…………ヒャッハアアアアアアアアアアアアア!!」 ブンッ ドブシャッ! 「ゆ……も、もっとすっきり、したか、た」 「や、やってしまった。コレどうしよう」 我慢できなくなった俺は衝動的にれいぱーありすを叩き潰してしまった。 どうしようと思っていると軽く肩を叩かれる。先輩の職員だった。 「あーあ。潰しちゃったか」 「す、スミマセン」 「まぁ仕方ないよ。毎年ありすを潰しちゃう新入社員はでるんだ。風物詩みたいなものさ」 「そうなんですか」 「どうしても我慢できないならありすの口にガムテープ貼るんだな」 「えっ? そんなこと、して良いんですか?」 「元気にすっきりー出来れば問題ないよ。でも面倒だから誰もやらないんだよね」 「…………」 「あ、一応言っておくけど作業の指示が聞こえなくなるから耳栓は不可だぞ」 「ははは。そりゃそうですよね。今後は潰さないように気をつけます。すみませんでした」 翌日。 早めに出勤してれいぱーありすの口にガムテープを貼っていく。 思った以上に時間がかかる。ありすが多い所為だ。 妊娠限界がきた母体が処分されるように、れいぱーありすにも使用限界が存在する。 ヤリすぎてぺにぺにが鈍感になってしまうとすっきりーまでの時間が長くなるので新しいありすに取り替えるのだ。 代えのありすの口まで塞いでいたら途中でガムテープが足りなくなってしまった。 ラインが稼動してしばらくは悲鳴しか聞こえなかったが、昼を過ぎた辺りかられいぱーの悦ぶ声が響いていた。 家に帰る道すがら、俺は考えていた。 確かにテープを貼ればれいぱーの声は聞かずに済む。衝動的にヒャッハーすることも無かった。 だが俺はそもそも「れいぱーがゆっくりしていること」が気に食わないのではなかったか? テープによってしゃべれなくてもアヘ顔して大喜びで腰振ってるのには変わりないのだ。やはり気に食わない。 れいぱーが生産用としての役目を果たしつつ苦しむ、そんな状況にはならないだろうか? 帰宅した俺は食事や雑事を済ませる。 そして風呂に入る前に日課である一人すっきりーをした。 「すっきりー! ………………ハッ!?」 俺はすっきりーをした直後に良いアイデアを閃いた。流石の賢者モードである。 休日。 近所の公園に行き、適当な野良を連れ帰る。れいむ種とありす種の番だ。 「ここがれいむの あたらしいおうちだね!」 「ちょっとせまいけど、どれいつきなのは とかいはだわ」 うるさいので二匹の口にガムテープを貼って黙らせる。 俺はありすを持ち上げると上下に揺さぶった。 「ん……んぐんぐぅ……///」 ありすが頬を染める。発情したようだ。 潤んだ瞳でれいむの方を見詰めるありす。もみあげを振り回して俺に抗議してくるれいむ。鬱陶しいことこの上ない。 勃起したぺにぺにに定規を当てて根元の直径を測った。 続いて厚紙をドーナツ状に切ってぺにぺにに装着する。 径が合っている事を確かめると、厚紙の輪に両面テープを貼ってありすに接着する。 仕上げとして厚紙にテープで針を十本ほど貼り付ける。針の先端はぺにぺにに突き刺さらないギリギリの位置だ。 そして口のガムテープを外してありすを解放してやった。 「れいむ……ありすは、れいむとのおちびちゃんがほしいわ」 「むー、むー」 口を塞がれたままのれいむが呻く。どうやら受け入れ体勢のようだ。 二匹はすーりすーりをし始める。そして気分が高まってきた所でありすがれいむに挿入した。 へこへこ、ぬーっちょ、ぬーっちょ。 「とかいはな おちびちゃんにそだてましょうね!」 「んー、んー!」 そして迎えるフィニッシュ。 「す、す、す、すっきりぃぃぃいいいいっぎゃああああああああああ!!」 「んんんんんーーーー!」 すっきりーの瞬間、ありすが絶叫を上げた。 男性諸君なら何が起こったかは既にお分かりだろう。 射精の瞬間にぺにぺには大きく拍動し、膨らむ。 それによってギリギリの位置にあった針がありすのぺにぺにを四方八方から突き刺したのである。 れいむの額からは蔓がのび、数匹のおちびちゃんが実る。 ありすはぺにぺにの痛みに悶絶してうずくまっていた。 予想どおりの結果になったので思わず笑顔になる俺。 だがまだやることが残っている。 この首輪ならぬ『ぺに輪』を付けた状態でれいぱー化させてみるのだ。 これが上手くいけば加工所でも使えるはずだ。 れいぱー薬(にんにく汁+オレンジジュース)をありすに注入する。 「…………ん、ん、ん、んほおおおおおっがああああああああああああああ!!」 あ、あれ? 何かいきなり叫んでる。 予想外の事態に戸惑うが、現在のありすが叫ぶ原因と言えば一つしかない。ぺに輪だ。 よく見ると射精していないのに針が食い込んでいる。 どうやられいぱー化して精力旺盛になった所為か、ぺにぺにが普段以上に勃起しているらしい。 針の位置をずらしてギリギリ食い込まないようにしてやる。 そしてれいむの口のガムテープを外してかられいぱーありすをけしかける。 「れいむうううう! もっともっと おちびちゃんをつくりましょおおおおお!」 「ゆわあああ! ありすが れいぱーになっちゃったああああ!」 ぬっちゅぬっちゅ、ぐっちょぐっちょ 「すすす、すっきりいいいっぎょあおあああおあおあおおお!」 「いやだあああ! やめてええええ! す、すっきりーーーーーー!」 針はちゃんとぺにぺにを突き刺したようだ。上手くいった。 これはなかなか良いんじゃなかろうか? ヘコヘコしてる時は痛くないのでちゃんと動けるがフィニッシュの時には激痛が走る。 赤ゆは問題無く生産できるだろうし、『快感→激痛』の上げ落としと考えれば嬌声はむしろニヤニヤ出来る。 れいぱー薬やオレンジジュースを二匹に投与し、その後も何度もすっきりーしてもらった。 れいむは泣き喚き、れいぱーはアヘ顔と苦悶顔を繰り返していた。 ぺにぺにが痛くなるのが分かっていてもすっきりーを止められない辺り、流石はれいぱーである。 生まれた赤ゆっくりは俺のおやつになって貰った。実に美味かった。 翌日。 俺はライン長にぺに輪のことを説明した。 ライン長は面白そうだから開発部に持っていこう、と言い出した。 その場で使用許可をもらえるとは思ってなかったがそういう流れになるとは予想外だった。 一ヶ月後。 生産ラインの作業が一つ増えた。れいぱーにぺに輪を付ける行程である。 開発部の判断によると、ぺに輪は虐待アイテムとしては微妙で商品化は難しいとのこと。 しかしライン作業者の声を集めたところ「是非とも使いたい」という意見が多かった。 そのため作業者のモチベーション向上の為に使われる事が決定した。 製造コストが安価、使用が簡単、すっきりー動作の邪魔にならずライン速度が維持できる。 さらに針刺しでは殆ど傷が付かず、僅かな傷もすぐに栄養補給用のオレンジジュースで回復するのでぺにぺにがグズグズになることも無い。 作業者の救世主、そしてれいぱーにとっての悪魔。ぺに輪。 「すっきりいいいいいいいったああああああああ!」 「んほおおおおお! でるわああああ! すっきりいいいっががががががああああ!」 「ぺにぺにがいたいいいいい! でも、でも、あああああもっとすっきりーしたいいいいい!」 生産ラインには、今日もゆっくりの悲鳴が響き渡っている。 術式あき
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2006年6月17日 どっきりヤミ市場@六角橋商店街(神奈川県) DSC00809.JPG ATELIER71のプレオープン記念イベントとして、六角橋商店街のドッキリヤミ市場に出店しました。 4~10月の間、月イチ恒例のお楽しみとなっているこのヤミ市は、商店街や地域住民が協力し合って作り上げる下町情緒溢れるフリーマーケットで、路上ライヴ・プロレス・大道芸など、毎月色々な企画満載で地域から親しまれています。 DSC00672.JPG 商店街のアーケードでは、いたる所で路上ライブが行われ、人で溢れかえっています。 DSC00811.JPG 今回は、路上結婚式も開催され、町ゆく人も祝福を贈っていました。 DSC00800.JPG 商店街ど真ん中、六角橋郵便局脇の空き地に日球ドームを組んでいく。通りかかった友人が設営を手伝ってくれました。 DSC00822.JPG 夜になって、雨が強くなる中での撤去作業。 足場の水はけが悪く、作業は難航したものの、無事終了。 DSC00807.JPG これからしばらくお世話になります。 地域の皆さん、どうぞよろしくお願いします!