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2006年6月17日 どっきりヤミ市場@六角橋商店街(神奈川県) DSC00809.JPG ATELIER71のプレオープン記念イベントとして、六角橋商店街のドッキリヤミ市場に出店しました。 4~10月の間、月イチ恒例のお楽しみとなっているこのヤミ市は、商店街や地域住民が協力し合って作り上げる下町情緒溢れるフリーマーケットで、路上ライヴ・プロレス・大道芸など、毎月色々な企画満載で地域から親しまれています。 DSC00672.JPG 商店街のアーケードでは、いたる所で路上ライブが行われ、人で溢れかえっています。 DSC00811.JPG 今回は、路上結婚式も開催され、町ゆく人も祝福を贈っていました。 DSC00800.JPG 商店街ど真ん中、六角橋郵便局脇の空き地に日球ドームを組んでいく。通りかかった友人が設営を手伝ってくれました。 DSC00822.JPG 夜になって、雨が強くなる中での撤去作業。 足場の水はけが悪く、作業は難航したものの、無事終了。 DSC00807.JPG これからしばらくお世話になります。 地域の皆さん、どうぞよろしくお願いします!
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※性的虐めです。 ※よりによって変態お兄さんによるゆっくり性的虐めなので注意 『都会派と甘い罠』 プチシュークリームが食べたい。 それもカスタードクリームのやつが欲しい。 「ちょっと出かけてくる」 「ゆっくりきをつけてねごしゅじんさま!!」 調教済みのれいむに出かける旨を伝え、俺はゆっくりアリスを捕まえに出かけた。 ゆっくりアリスを見つけるならば夜がよい。 夜になると性欲の増したありすが他の種を襲ってることが多いので、その声でどこにいるか分かるから。 「ま、まりざーっ! かぁいいよ! すっぎりざせてあげる~~!!」 「あ"あ"あ"あ"あ"!! や"めでー!!!」 早速ありすがまりさを襲っているようだ。 声をたどっていくと、茂みの中でありすはまりさを強姦していた。 「すっきりするよ? しちゃうよ? すっぎりぃぃぃ!!!」 「あああああああああああ!!! ずっぎりぃぃぃぃ……」 ちょうどフィニッシュのようで、まりさは黒く朽ち果てていった。 まりさはまだ子供だったので茎だけ生えて子供は出来なかったようだ。 ありすはほぼ成体だから子供は出来そうだな。 「ふぅ…すっきりしたわ」 おや? ありすが一回で終わるなんて珍しいな。 しかし暗い中目を凝らして見るとありすの周りには赤ちゃんまりさの残骸らしきものがちらほら。 なるほどね。 「さぁ、きょうはもうねましょ」 「おっと待ちな。我が家へ招待するよ」 「えっ?」 ありすが振り返った瞬間に虫取り網を振り下ろしてありすゲットだぜ。 「なにするのよ! とかいはのありすになんてやばんなことをするの!!」 「都会派の家へ連れてってあげるから文句言うな」 「と、とかいは!? しょうがないわね。このもりいちばんのとかいはありすがちぇっくしてあげるわ!」 とまぁこんな感じで都会派という言葉にゆっくりアリスはホイホイ付いてきたわけだ。 「さぁここだよ」 早速俺はありすをゆっくりプレイルームへ連れ込んだ。 「ゆ…、さっぷうけいでとかいはじゃないわね!」 「でもかおりはいいかんじね!!」 香り? ああ、この前までこの部屋でれみりゃを性的に虐めてたから肉まんの香ばしい匂いがしてるかも。 後は栗の花っぽい匂いも。 「じゃぁ、ここでゆっくり住んでね」 「なにいってるのよ! とかいはのありすがこんなところですめるわけないでしょ!」 「じゃあ何が足りないのか言ってみて」 「そうねぇ…まずないそうがだめね! あとはほかのゆっくりがほしいわね!」 「まりさとか?」 「べ、べつにまりさだなんてい、いってないわ! ま、まぁよんでくれるっていうならよんでもいいわよ!!」 ありすは顔を真っ赤にして一気にまくしたてる。 これがツンデレか。なるほど。 とにかくまりさを持ってくるとしよう。 ちょうど昨日の昼に我が家の玄関を開けようとしていたまりさを捕まえておいたのだ。 まりさを雄側としてありすに子供を産ませてプチカスタードシューをいただこう。 しかしふと思った。 それじゃつまらん、と。 恐らくこの大きさのありすだと一回赤ちゃんを生やしただけで死ぬだろう。 いや、死ぬこと自体はどうでもいい。 ただありすで遊ばないうちに死なすのは勿体ない気がした。 そうと決まれば即実行。 「残念だけどまりさは呼ばないよ!」 「なによ! ゆっくりできないいなかものね!!」 「その代わりに俺がすっきりさせてやるよ」 「な、なにいってるのよ! って…あっ!」 俺はありすを両手で捕まえると頬をこねくり回した。 「いたずらしないでっ! なんのつもり!?」 「激しく責められる方が好みか?」 今度は上下にありすを揺さぶった。 我が家の調教済みれいむならば30秒ですっきりするレベルの振動だ。 「ゆっゆっゆ!! や、やめてよ!」 「その割には涎垂らして悦んでるじゃないか。気持ちいいんだろうこの淫乱ありす」 「と、とかいはのありすはこんな、こんなのでかんじないわっ…あうぅ」 ありす種は簡単に発情する性質があるからすっきりさせるのは楽だ。 だが俺の目的はそんな所じゃない。 「ハッハッハッハ…」 しばらくして犬みたいな声を出してアヘアヘになるありす。発情モード突入だな。 「ま、まりさはどこ? れいむでもいいわぁ」 「ダメ。ありすは俺にすっきりされろ」 「いや! あ、あ、ありすはまりさをすっきりさせたいのぉぉ!!」 「さっき散々やってたじゃないか」 「いまほしいのよ! ああああ…!! まりさをおかさせてえぇぇぇ!!!」 発情するとゆっくりを犯すことしか考えられなくなるのか。 俺無しでは生きられない体にしてやろうと思ってたのに堕とすのは少し厳しそうだ。 俺はありすがすっきりしないうちに今日の調教を終えることにした。 ありすを部屋の隅に置いてある透明な箱に入れる。 「ちょ、ちょっと……だしなさいよ!」 「まりさは用意できないし、俺にすっきりさせられたくないんだろう?」 「ゆっ…そ、そうよ! だからはやくまりさをよういしてよねぇ!!」 体が疼いて仕方ないのか箱の内壁に体を擦りつけながら俺に頼み込んでくる。 「うん、それ無理。明日までそこでゆっくりしててね!!」 「せ、せめてすっきりざせでぇぇぇぇぇ!!!」 ありすの声を無視して俺はゆっくりプレイルームから退出した。 続きはまた明日だ。 それよりも今日はれいむですっきりするとしよう。 二日目 プレイルームに入るとありすがすぐに話しかけてきた。 「ゆっくりしないではやくだしなさいよ!」 「どうだ? Hな気分は収まったのか?」 「え、え、え、えっちなきぶんってなによ! しらないわよ!!」 「その割には箱に涎の付いた跡がたくさん残ってるぞ」 「…! ばか! ゆっくりしね!!」 顔を真っ赤にして批判する。動く性欲のくせに何を恥ずかしがってるんだか。 「さぁ、ありす。今日もお兄さんとすっきりしようね」 「まりさ…とかれいむをよんでよね!」 「昨日も言ったけどダメ」 ありすを箱から取り出す。 「や"あ"ぁ"ぁ"ぁ"!! はなせ! このいなかもの!! とかいはに手をだすなんて何かんがえてるの!!」 「じゃあお兄さんのテクですっきりしなかったら都会派のありすにまりさを用意してあげる」 「よゆうよ! いなかもののてくにっくなんてたかがしれてるわ!」 「その代わりすっきりしたらお仕置きだからな?」 ありすは昨日の感じでは激しい責めが好みのようだ。 なので最初からクライマックスだ。 ユサユサユサユサユサ… 「ゆゆっ…くっ…たいした…こと、ないわねっ! あふっ」 「じゃあその涎は何だ? 汗もいっぱい出ているけどこれは何だ? その感じているような声は何だ?」 「ち、ちがうっ! あぅっん…ちがうったらっ!! にんげんなんかに!」 「認めちゃったらどうだ? 人間のテクですっきりしちゃいそうってさ」 「ちがうぅぅぅぅぅぅ…!!」 「イっちゃえよ。そらっ!」 100%中の100%の力でラストスパートだ。 この激しいゆっくりファックに耐えきれまい。 「すっきりいぃぃぃぃ! ちがっ…ああぅぅぅぁ♪ すっきりイっちゃうぅぅぅぅ♪」 どうやらすっきりしたようだ。 「すっきりしちゃったな。じゃあお仕置k「おにいさんもっとすっきりさぜでえぇ!!!」 ありすは体をブルブル震わせて二回戦をお願いしてきた。 出たな性欲魔神め。 「いいだろう。すっきりしたお仕置きにもっとすっきりさせてやるよ!」 「あぁぁ~! もっとじでえぇぇぇ!!!」 その後4回ほどすっきりさせた所でありすは「ふぅ…」と、賢者モードに入った。 そして何やらブツブツ言っている。 「なんて…こと。にんげんにすっきりされるなんて…とかいはのありすが、なんで…」 冷静になったことで人間相手にすっきりしたことを、おねだりしたことを後悔し始めたようだ。 「なぁ、まりさとれいむがいいって言ったよなぁ? その割には俺に何度も何度もおねだりしたよね」 「あ"あ"あ"あ"!! いわな"い"でよ"ぉ"お"!!」 「最後の方なんて「これさえあればいい」なんて言ってたもんな」 「うぁぁぁぁああぁ!!! ぎごえない! ぎごえないぃぃぃ!!」 手があれば耳を防ぎたいところだが、それが出来ないゆっくりアリスはしばらくずっと転がっていた。 後一日か二日で堕ちるかな。 そうなると裏で準備が必要だな。 「それじゃあ食事はここに置いておくからまた明日な」 「……」 立ち去る俺をありすはずっと睨め続けていた。 三日目 「さあ今日もすっきりしような」 「い、いやよ! とかいはのありすがにんげんとすっきりなんて…!」 「昨日はあんなに乱れてたじゃないか。実は今日も期待してるんじゃないか?」 「ちがっ……ちがうわょ…」 顔を朱に染めてそっぽを向いた。この反応は間違いない、軽いデレだな。 「そもそもにんげんとありすがすっきりなんてありえないのよ!」 「そんな事ないよ。人間とゆっくりの愛なんてロマンティックで都会派じゃないか」 「そ、それは…でも…」 「お兄さんはありすのこと、好き…なんだぞ?」 もちろん嘘ウサ。 しかしありすは突然の告白にボッと真っ赤になって固まった。 「えあ…え? あああ、ありすのことすきぃ??」 人間だったら今更何言ってるのと怒るところだ。 しかし考えが浅く、都合のいい方向に物事を考えるゆっくりは違った。 「じゃあすっきりさせたのも…?」 「ああ、愛しすぎた結果だよ」 「そ、そんな…こまるわ…」 「だから今日もたくさん愛してあげるよ」 ちなみにこの時、俺の鳥肌MAX。 「ああっ」 俺の言葉に惑い、ありすは抵抗力を失っていた。 昨日の責めのおかげで筋肉痛が辛いけどありすを揺さぶって感じさせる。 「気持ちいいかありす?」 「あっうぅ…わからな、いわよぉ……!!」 「気持ちいいくせに」 今まではありすの顔を向こうに向けていた。 だが今日は顔を向かい合わせにして、じ~っとありすを見つめながら愛撫していた。 俺と目線が合うたびにありすは恥ずかしそうに目線をずらす。 しかし意識するほどチラチラ見てしまうので目線をずらした所で意味はないようだが。 「ふふ、かわいいよありす」 「し、しらないっ!!」 もちろん俺が言ったのは嘘だ。 「そろそろすっきりしそうだろ? 俺には分かるぞ」 「い、いわないでよぉ! このっ…いなか、ものぉぉ♪」 良い感じでノってきたようなのでフィニッシュ一直線。 ありすの好きな激しい震動で昇天させてやる。 「すすすすすっきりぃぃぃぃぃぃ♪」 ありすは爽快にすっきりしたようだ。 そして始まる発情モード。 「おおお、おにいざんもっどゆっぐりじよぉぉ!!!」 「OK、もっとゆっくりさせてやるよ」 「あ"あ"あ"あ"あ"! じあわぜぇぇぇ!!」 獣のように体を震わせるありす。 どうやら発情モード時に自身をバイブレーションできるようだ。 「どうだ? もうまりさなんて必要ないだろ?」 「もうまりざなんでいらないよ! おにいざんざえあればいい!!」 「素直なありすにはご褒美だよ」 「うれじぃぃぃぃぃぃ!!!」 その日はありすの体力が尽きるまで宴は続き、ありす(発情モード時)は堕ちた。 後は通常時のありすを堕とすのみ。 しかしそれもすぐだろう。 明日が楽しみだ。 四日目 俺はありすの元へ向かう前に準備することにした。 まずは捕まえてあったまりさを箱から出してやる。餌は普通にやっていたので健康状態は問題ない。 「ゆっくりれいむにあわせてね!!」 どうやら俺の飼ってるれいむに惚れたのかこんなことばかり言ってる。 だがそんなの無視だ。 まりさを電動ローターと共に縛り付け、床に固定してれいむを呼んだ。 「よんだごしゅじんさま?」 ペットであり愛奴でもあるれいむは俺が呼ぶとすぐに姿を現した。 「このまりさをいじめてやれ」 「ゆっ!? そ、そんなのできないよ!!」 「なに、殺すわけじゃない。ローターのリモコンのスイッチをオン/オフするだけだ」 「ゆっくりりかいしたよ!」 このれいむには何度もローター責めを味わわせているので操作も知っている。 「だからまりさをすっきりしないようにしてくれ。すっきりしそうになったらオフだぞ?」 「ゆっくりりかいしたよ!!」 「うまく出来たらご褒美やるからな」 「ゆゆゆ!! れいむがんばるよ!!」 ふっふっふ、従順な奴よの。 まりさはれいむに任せればいい感じに仕上げてくれるだろう。 俺はまりさを責め始めたれいむの姿を確認するとありすの元へ向かった。 「やぁ、待ったかありす?」 「まったわよ! とかいはのれでぃをまたせるなんていなかものね!!」 「悪い悪い。お詫びに今日もすっきりさせてやるからね」 「ゆ…す、すきにすれば!?」 「その前に聞くけど」 「ゆ? なによ…」 「俺とまりさとどっちがいい? どっちが好きだ?」 正直どっちと答えてもこの後やることに変わりはないのでドキドキも何もない。 「ゆぇっ! なななななっ! なによ! いい、いきなりぃぃ!?」 しかしありすにとってはドッキドキのご様子だ。 「いやぁ、昨日の答え聞いてないじゃん」 「あ…ぅ…、いまこたえないとだめなの?」 「ダメ」 「ぅ~…お、おにいさん…///」 「んん? なんていったの?」 「だ、だからおにいさんっていったでしょ!? おにいさんがすきっていったのよぉ!!」 「お、おお…そうかそうか」 少し意外だった。まりさと俺との選択で俺を取るとは。 「そうか。嬉しいぜ」 「そ、そう? とかいはのありすにえらばれたんだからもっとよろこんでねっ」 「じゃあ嬉しすぎるからプレゼントあげるよ」 「ぷれぜんと…?」 「ああ。だから目隠しして待っててくれ」 そう言って俺はどこからともなく鉢巻を取り出してありすの目を隠すように巻きつけた。 「じゃあ、期待して待っててくれ」 「う、うん…」 めっちゃ期待してるんだろうなぁ。 口元がニヤけてるありすを置いて俺は部屋を出る。 向かうのはれいむ達のいる部屋だ。 「ゆ"ぅ"ぁ"ぁ"ぁ"あ"ぁ"ぁ"!! おねがいずっぎりざぜでぇぇぇぇぇ!!」 れいむ達の部屋に近づくとまりさの悲鳴が聞こえた。 いい具合に寸止めしてるようだな。さすがマイペット。 「なんでごんなごどずるのぉぉぉぉ!! れいむぅぅぅぅ!!!」 「ごしゅじんさまのためだよ! だからすっきりさせないよ!!」 「いい感じだな、れいむ」 俺が声をかけるとれいむは嬉しそうな笑顔をこちらに向けた。 「おっと、スイッチはオフにしろ」 「ゆ! ゆっくりおふにしたよ!」 「よし、上手くやったれいむは後でご褒美あげよう。だから部屋に戻って休め」 言いながられいむの頭を撫でまわすと心地良さそうにする。 「ゆぅぅ♪ ごほうびたのしみにまってるね!!」 ぴょんぴょんと陽気にれいむは自室へ跳ねていった。 「ゆぅぉぉぉぉぉぉお!!! おにいざん!! すっぎりざっぜでぇいぃぇい!!!」 「ああ、これからすっきり出来る相手の所に連れてってやるよ」 「ほんどぉぉぉぉ!? はやぐづれでいっでぇぇぇ!!!」 「あいよ」 俺はまりさの縄とローターを取り外して連れていく。もちろんありすの部屋へと。 おっと、まりさの口はギリギリまで閉じておこう。 「ゆっ、おにいさんまってたわよ!!」 「遅れて悪かった。じゃあお待ちかねのプレゼントだ」 そして何度も寸止めされて性欲の塊となったまりさを床に置く。 「あ、ああありずぅぅぅぅぅぅう!!!」 「え? えぇ??」 目隠しされているありすはその声が何者か分からない。 親切な俺は目隠しを取ってあげた。 ありすの目の前に見えたのは汗や涎まみれで発情したまりさだった。 「いっ、やあぁぁぁあぁあぁぁ!!!!」 「が、がわいいぜありずっ!!」 激しく頬を擦り合わせるまりさを嫌がるありす。 これはそう。野生のまりさとありすの正反対の構図だ。 「まりざっ! やめでぇぇぇ!!! ありずにはおにいざんがあぁぁぁ!!」 「ゆ"っ! つんでれありずかわいいよ"ぉぉぉぉぉ!!!」 「やぁぁぁぁぁ!! おにいさんだずげでぇぇぇ!!」 自分を愛してくれるお兄さんなら助けてくれる、そう思ってるのだろう。 だが俺はありすの期待を裏切った。 「ゆっくり犯されてね!!」 「え………」 俺の予想だにしない返答にありすは固まってしまった。 信じた者に裏切られ、精神がショートする。 「ど、どういう…ぁぅっ」 「ありすはまりさに犯されてねって意味だよ」 「う…そでしょ。だって…うぁっ、おにいざん…んっ…はありすのこと…はぅんっ」 喘ぎながら俺に話しかけるありす。 冷静を装って聞くその姿は素晴らしい。だがここでネタばらし。 「ありすみたいなゆっくり好きなわけないだろ? 愛してるなんて嘘だよ」 「…? …ぁぁ……ぇぁぁ……?」 いい顔をするなぁ。絶望をそのまま顔にしたような顔だ。 こんなことならもっと親密度あげてから裏切っても良かったかもな。 だが仕方がない。 俺は早いところ産まれたてのプチありすを食べたくて仕方無いのだ。 「ありずぅぅぅぅ!! まりざのあいをうげどってくれるんだねっ!! すっぎりざせてあげるぅぅぅぅ!!!」 ありすはもはや抵抗せずにまりさに犯されていた。 虚ろな目で小さく喘ぐだけだ。 「そろそろすっきりずるよぉぉ!! ありずぅ、まりざのあいをうけどっでねえぇぇぇぇぇぇ!!!」 「もう…すきに、して……」 「んほぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ♪」 寸止めして溜まっていたのか図太い声で絶頂するまりさ。 思わず潰したくなるような顔だけど我慢だ。我慢。 ありすは徐々に黒ずんでいく。 その虚ろな瞳は俺の方を見つめ続けていた。 「ありずぅぅ!! もういちどすっきりしようねぇぇぇぇ!!」 再びありすに襲いかかろうとするまりさを押さえつける。 「なにっ!? じゃましないでね!! くうきよんでよね!!」 「お前が空気読め」 まりさはもう用済みだ。 この時のために用意していた木槌で潰してやる。 「ゆぶぇっ! いだいぃぃぃ!!」 「あー、すまん。一撃で終わらすつもりだったんだが」 5回ほど木槌でまりさを叩いたところでまりさの未来は消えた。 黒ずんだありすを見ると茎が生え、茎には赤ちゃんゆっくりが10匹生えていた。 半分がありす、もう半分がまりさだった。 五分ぐらいで赤ちゃんゆっくり達は目を覚ます。 誕生の瞬間だ。 「ゆ…ゆっくりちていっちぇね!!」 いい挨拶だ。 だから俺もこう返してやる。 「ゆっくり食べさせてね!!」 赤ちゃんアリスをもぎ取ってパクリ。 「あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!」 痛みで叫ぶありすを噛み潰すとカスタードクリームが口の中でとろける。 濃厚でどこまでも甘い。 まさに至高のデザード…!! まさに「しあわせー♪」だ。 俺は次々と赤ちゃんアリスを頬張っていく。 「やめちぇぇぇぇ!!」 「おかーしゃんだしゅけでぇぇぇ!!!」 残念ながらお母さんはお前たちの生えている茎の根元で死んでる。 美味すぎるのであっという間に赤ちゃんありすを食べつくしてしまった。 「ゅぁぁぁぁ!!」 「ゆっくりできにゃいよぉぉぉ」 「だしゅけてぇぇ!」 「ゆゅぅぅぅぅ!!」 「おかーしゃーんっ!!」 さて、残った赤ちゃんまりさは夕飯でゴマ団子にでもして食べるとするか。 泣き叫ぶ赤ちゃんまりさ達を透明な箱に詰めて後は放置だ。 で、ありすの死骸は…そうだな。 せっかくだからお墓ぐらいは作ってやるか。 俺とまりさとの選択で俺を選んでくれて実は少し嬉しかったんだぞ。 それとお前の赤ちゃん最高の味だったぞ。 終 by ゆっくりしたい人 ありすを虐めたい気持ちがマスタースパークしたので書いちゃった。 何か変だと思ったらきっとそれは正しい。 書きたいものを書くうちにゆっくり調教物がシリーズ化しちゃったよ。 続・・・かない。 このSSに感想を付ける
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村上のすっぽんスープ2008年10月10日 (金) Canon EOS Kiss Digital 2008/10/09 23 31 50 長年愛飲している、村上すっぽんスープ。 このスープは、村上スッポン本舗が国内飼養池で吟味育成したスッポンを使って 丹念に仕上げたスッポンスープです。 缶から鍋に移して、温めて飲みます。 刻みネギと生姜の絞り汁を少々加えると一層風味豊かになります。 このスープを鍋にあけて、ご飯を入れて沸騰させて、 とき卵と生姜の絞り汁、刻みネギを加えて雑炊にすると、すっごく美味しいです。 ちょっと贅沢ですが、お吸い物や寄せ鍋、お雑煮、茶碗蒸しなどにも利用できます。 お疲れが溜まっている来客にお出しすると喜ばれます。 弟や妹は変な顔をしますが… 忙しい日が続くと、夜寝る前にこれを飲むと、翌朝すっきり起きることができます。 リチャードジノリのベッキオホワイトの湯飲み茶碗に、 すっぽんスープ1缶がちょうど良いのでいつも使っているのですが、 ジノリのお茶碗もまさかすっぽんスープを入れられるとは想定外で さぞ驚いていることでしょう。 水曜日に大事件が色々ありまして、 そのことについて書こう書こうと思いながらもう金曜日。 連休に少しずつ書く予定デス おいしいもの かなえキッチン : ごはん日記 2008年10月
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ゆっくり茸狩り 初SSの為読みにくいかもしれませんが、生暖かい目で見てやってください。 幻想卿にも秋がきた。この季節になると、全ての生き物は冬に向けての準備をする。 ゆっくり達も例外では無く、冬に備えて準備をする。 巣に越冬用の餌を溜め込むのはもちろんの事、ゆっくり自身も栄養分を溜め込む。 つまりこの時期のゆっくりは年間を通して一番栄養価が高く、その為に捕食される事も少なくない。 この栄養価の高い時期限定の秋の味覚がある。それを巷ではゆっくり茸と言う。 これは秋にゆっくりに生えてくる茸というモノではない。 ぶっちゃけてしまえばゆっくりアリスのぺにぺにである。 秋のゆっくりアリスも他のゆっくり同様に冬支度を行う。 しかし他のゆっくりと違う点は、すっきり貯めを行う点である。 冬になってしまえば春までは巣の中で篭っていなければならなくなり、その間は満足にすっきり出来ない為に 秋に思う存分すっきりしまくろうとする。その為秋のゆっくりアリスのぺにぺには、非常にしっかりしている。 ゆっくり茸は、心地よい歯ざわりと、上品な甘さで非常に美味なのだ。 ゆっくり茸を採集する為の道具だが、まず用意するものとしては、ボイスレコーダーと適当な袋があれば取りあえずは十分である。 がっつり採集したいのであれば、ゆっくりまりさを3~5匹程度持って行くと良い。 次に採集方法なのだが、まずはゆっくりアリスが多い山に行く。 その後ゆっくりの巣穴を発見したら、ボイスレコーダーを使用する。 このボイスレコーダーには、ゆっくりまりさのすっきり真っ最中の喘ぎ声を入れておく。 大音量で再生していれば、いつのまにか発情したゆっくりアリスが集まってくる。 既に臨戦態勢のゆっくりアリスばかりなので、少量だけ採集するのであれば適当に捕まえて採集すれば良いが、 ここでは大量に採集するやり方を行ってみる。まずはゆっくりアリス達に 「今日は素晴らしく都会派の君達の為にまりさを連れて来てあげたよ~。存分にすっきり!!していってね!」 とでも言ってまりさを群れに放り投げる。 そうすると当然アリス達はまりさに襲い掛かり集団ですっきりしだす。 数十匹もアリスがいる為、当然順番待ちの様になる。そこを狙って収穫を行う。 全てのアリスがまりさに気を取られている為、他のアリスまで気が回らないのだ。適当に捕まえて 「君のぺにぺには凄く立派だねぇ。ゆっくりの中で1番だよ!!」 と煽る。そうすると 「そ、それはそうでしょ!ありすはとかいはだからぺにぺにもとかいてきなのよ!!」 と良い気になる。 そのスキに根元からぺにぺにをねじ切る。一瞬の事にきょとんとするアリスだが次の瞬間 「あ゛ぁぁぁ゛~~~あ゛り゛ずの゛べに゛べに゛がぁああああ゛~!!!!!」 等の叫び声を上げる。 しかし周りはまりさに夢中の為気付かないので、もっと騒がれる前に投げ捨てておく。 ぺにぺにを褒める他には 「君達がすっきり出来なくて可愛そうだから、君達の順番になるまでお兄さんがすっきりさせてあげるよ!」 と言ってぺにぺにに触れる口実を作るのも良いだろう。 この様な感じで繰り返して行けば、あっと言う間に収穫が終わる。 一通り収穫を終えると、ぺにぺにが無くなり気絶したアリスと、集団すっきりにより蔦だらけになったまりさが残るが それらは潰すなり食べるなり殺すなりすれば良いだろう。 ゆっくり茸狩りは、ゆっくりの大量発生も抑えられるし、ゆっくり茸も美味しいし、ストレスの解消にもなるので、 みなさんも参加してみてはどうでしょう? ゆっくりを相手する自信が無いという方がいらっしゃる場合は、近所の鬼意さんに相談してみましょう!! きっと親身になって相談に乗ってくれるはずです! 読んでくれてありがとうございました! なんかぐだぐだになってますが精進して行きます。 このSSに感想を付ける
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ゆっくり茸狩り 初SSの為読みにくいかもしれませんが、生暖かい目で見てやってください。 幻想卿にも秋がきた。この季節になると、全ての生き物は冬に向けての準備をする。 ゆっくり達も例外では無く、冬に備えて準備をする。 巣に越冬用の餌を溜め込むのはもちろんの事、ゆっくり自身も栄養分を溜め込む。 つまりこの時期のゆっくりは年間を通して一番栄養価が高く、その為に捕食される事も少なくない。 この栄養価の高い時期限定の秋の味覚がある。それを巷ではゆっくり茸と言う。 これは秋にゆっくりに生えてくる茸というモノではない。 ぶっちゃけてしまえばゆっくりアリスのぺにぺにである。 秋のゆっくりアリスも他のゆっくり同様に冬支度を行う。 しかし他のゆっくりと違う点は、すっきり貯めを行う点である。 冬になってしまえば春までは巣の中で篭っていなければならなくなり、その間は満足にすっきり出来ない為に 秋に思う存分すっきりしまくろうとする。その為秋のゆっくりアリスのぺにぺには、非常にしっかりしている。 ゆっくり茸は、心地よい歯ざわりと、上品な甘さで非常に美味なのだ。 ゆっくり茸を採集する為の道具だが、まず用意するものとしては、ボイスレコーダーと適当な袋があれば取りあえずは十分である。 がっつり採集したいのであれば、ゆっくりまりさを3~5匹程度持って行くと良い。 次に採集方法なのだが、まずはゆっくりアリスが多い山に行く。 その後ゆっくりの巣穴を発見したら、ボイスレコーダーを使用する。 このボイスレコーダーには、ゆっくりまりさのすっきり真っ最中の喘ぎ声を入れておく。 大音量で再生していれば、いつのまにか発情したゆっくりアリスが集まってくる。 既に臨戦態勢のゆっくりアリスばかりなので、少量だけ採集するのであれば適当に捕まえて採集すれば良いが、 ここでは大量に採集するやり方を行ってみる。まずはゆっくりアリス達に 「今日は素晴らしく都会派の君達の為にまりさを連れて来てあげたよ~。存分にすっきり!!していってね!」 とでも言ってまりさを群れに放り投げる。 そうすると当然アリス達はまりさに襲い掛かり集団ですっきりしだす。 数十匹もアリスがいる為、当然順番待ちの様になる。そこを狙って収穫を行う。 全てのアリスがまりさに気を取られている為、他のアリスまで気が回らないのだ。適当に捕まえて 「君のぺにぺには凄く立派だねぇ。ゆっくりの中で1番だよ!!」 と煽る。そうすると 「そ、それはそうでしょ!ありすはとかいはだからぺにぺにもとかいてきなのよ!!」 と良い気になる。 そのスキに根元からぺにぺにをねじ切る。一瞬の事にきょとんとするアリスだが次の瞬間 「あ゛ぁぁぁ゛~~~あ゛り゛ずの゛べに゛べに゛がぁああああ゛~!!!!!」 等の叫び声を上げる。 しかし周りはまりさに夢中の為気付かないので、もっと騒がれる前に投げ捨てておく。 ぺにぺにを褒める他には 「君達がすっきり出来なくて可愛そうだから、君達の順番になるまでお兄さんがすっきりさせてあげるよ!」 と言ってぺにぺにに触れる口実を作るのも良いだろう。 この様な感じで繰り返して行けば、あっと言う間に収穫が終わる。 一通り収穫を終えると、ぺにぺにが無くなり気絶したアリスと、集団すっきりにより蔦だらけになったまりさが残るが それらは潰すなり食べるなり殺すなりすれば良いだろう。 ゆっくり茸狩りは、ゆっくりの大量発生も抑えられるし、ゆっくり茸も美味しいし、ストレスの解消にもなるので、 みなさんも参加してみてはどうでしょう? ゆっくりを相手する自信が無いという方がいらっしゃる場合は、近所の鬼意さんに相談してみましょう!! きっと親身になって相談に乗ってくれるはずです! 読んでくれてありがとうございました! なんかぐだぐだになってますが精進して行きます。 このSSに感想を付ける
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『Luxuria』 10KB 観察 日常模様 群れ 自然界 人間がでてこないSSです かすがあきです。 注意 人間がでてきません Luxuria 深い深い山の奥に ゆっくりの群れがあります。 あまりに深い山の中なので人間がくることもありません。 そのうえ、この山には捕食種がいません。 さらに、たくさんの食料であふれています。 ここはまさに野良ゆっくりが探し求めている ゆっくりのための ゆっくりプレイスなのです。 この群れに所属する ゆっくりは全て れいむ種です。 無能の代名詞である れいむ種ですが、外敵がいない上に食料が豊富な ゆっくりプレイスです。 れいむ種だけで群れの運営は十分できています。 どの れいむも健康状態がよく、サラサラの黒髪に もちもちした お肌をしています。 れいむたちは毎日ゆっくりとした日々を過ごしています。 れいむ種しかいないため、結婚は れいむ種同士で行います。 ある時は父親を務めた れいむが母親を務めることも珍しくありません。 そして、生まれる子供も当然れいむ種だけです。 とある新婚の れいむ夫婦に始めての子供ができました。 珍しい胎生妊娠であったため、出産には多くのゆっくりが立ち会います。 「う゛うば……うばれるぅううううう!!」 - ッ ポ ー ン ! 母親であるれいむが強く力むと、元気のよい赤ゆっくりがフカフカの草のベットの上に産まれました。 「ゆっきゅりちていってにぇ!!!」 産まれた赤ちゃんが元気良く挨拶をします。 「ゆっくりしていってね!!!」×たくさん れいむたちは目を点にして挨拶を返します。 産まれた赤ゆっくりの髪は黒ではく、美しいブロンドでした。 そして目は凛々しく、黒々としたトンガリ帽子を被っています。 そう、チェンジリングで まりさ種が産まれたのです。 れいむたちは まりさを可愛がり、大事に大事に育てます。 「れいみゅね、おおきく なっちゃら まりちゃの およめしゃんに なりゅにょ。」 「ちがうよ。まりちゃの およめしゃんは れいみゅだよ。」 「ゆぷぷ。まりちゃの およめしゃんは れいみゅに きまってりゅよ。」 「れいみゅが まりちゃと けっこんしゅりゅんだよ。」 幼い まりさと同年代の れいむたちは皆まりさとの結婚を望みます。 いえ、幼い れいむだけではありません。 「ゆぷぷ。まりさ、ゆっくり おおきくなってね。 おっきくなったら れいむと けっこんしよーね。」 「なにいってるの?まりさと けっこんするのは れいむだよ。」 「まりさは れいむと けっこんするに きまってるよ!ゆっくりりかいしてね!」 大人の れいむたちも皆まりさとの結婚を望んでいます。 「ゆぷぷ。れいむの おちびちゃんったら にんきもので れいむも はなが たかいよ。」 「さっすが れいむが うんだ おちびちゃんだよ。 こんな ゆっくりできる おちびちゃん をうんだ れいむを もっとほめてね!」 まりさとの結婚を望んでいないのは、まりさの両親である れいむたちだけです。 群れ中の れいむたちから愛されて まりさは ゆっくりと育ちます。 「おとーさん。おかーさん。 まりさは もう いちゆんまえの ゆっくりなのぜ。 きょうで この おうちとも おわかれなのぜ。」 月日がたつのは早いもの。まりさは亜成体まで成長し、巣立ちの朝をむかえました。 逞しく育った我が子を れいむと れいむは笑顔で見送ります。 「れいむ、この おうちも ひろくなったね。れいむ さびしいよ。」 「ほんっとうだね。ゆ!だったら あたらしい おちびちゃんを つくろうよ。」 「ゆん!それは ゆっくりできるね。こんどは れいむが おかーさんに なるね。」 「ゆっくりりかいしたよ!」 両親は広くなった我が家で新しい子供をつくます。 やがて、れいむの額に実ゆっくりが6つなった茎が生えました。 備蓄食料は豊富にあります。 なんの心配もない2匹は実ゆっくりを眺めながら心地好い眠りにつきました。 ----- 独り立ちをした まりさは ゆっくりプレイスを歩きます。 「まりさ。れいむと けっこんしてね!」 そんな まりさに1匹の れいむが声をかけます。 この れいむ、まりさよりも年上の成体れいむです。 「れいむ?でも れいむは もう れいむと けっこんしているのぜ?」 「ゆぷぷ。れいむは さっき りこん したんだよ。 だから まりさと けっこん できるんだよ。ゆっくりりかいしてね!」 笑顔で答える れいむです。 そう、れいむは まりさと結婚したい一心で永遠の愛を誓い合った れいむと離婚したのです。 なお、この離婚は双方の合意の下で行われています。 「まってね!りこんさんなら れいむも したよ!だから れいむと けっこんしてね!」 なぜなら、れいむの元番である れいむも また、まりさと結婚したいからです。 「おとーさん!おかーさん!なに いってるのぉお!? まりさと けっこんするのは おさななじみの れいむだよ!ゆっくりりかいしてね!」 離婚した夫婦の間に生まれた れいむが怒りながら叫びます。 「まりさ~~!!れいむと けっこんしてねーー!!」×たくさん 「ゆ?ゆゆ??」 気がつけばまりさは沢山の れいむに囲まれていました。 おばあちゃんの れいむから、赤ちゃんの れいむまで。 みんなまりさと結婚したいのです。 そのため、結婚していた れいむは離婚をし、妊娠中の れいむは茎を折って集まっています。 集まらなかったのは まりさの両親で今は巣で寝ている れいむ2匹だけです。 まりさは360度どの方角を見てもいる れいむを ゆっくりと眺め、眼を閉じ考えます。 やがて考えが まとまった まりさは目を開き口を開きます。 「まりさは………」 集まった れいむたちが まりさを見詰めます。 どの れいむも、まりさは自分と結婚するに違いないと信じています。 「まりさは れいむ みんなが だいすきなのぜ! まりさが ひとりの れいむと けっこんして ほかの れいむが きずつくのを みたくないのぜ! だから だれとも けっこんしないのぜ!!」 「!!!!!」×たくさん まりさの答えを聞き、全ての れいむが固まります。 「でも、すっきりだけで よければ おっけーなのぜ! まりさは れいむ みんなが だいすきなのぜ。 けっこんさんを しなくても よければ、 まりさは もとめられれば どの れいむとも すっきりを するのぜ!」 れいむたちが騒つきます。 無理もありません。 れいむが望むのは、愛する まりさとのラブラブの新婚生活です。 そして、可愛い おちびちゃんを授かることなのです。 なのに愛する まりさは結婚をしないというのです。 でも嫌われているわけではありません。 すっきりはしてくれるというのです。可愛い おちびちゃんは授かれるということなのです。 大好きなまりさと一緒になりたい。せめて一時だけでも。そして、おちびちゃんを授かりたい。 でも、シングルマザーは嫌だ。 れいむたちの餡子脳は葛藤します。 「れいむは すっきりだけで いいよ! だから れいむと すっきりしてね!すぐで いいよ!!」 やがて1匹の れいむが叫びました。 「わかったのぜ!れいむ、すーりすーり」 「まりさぁ……ゆぅ……きもちいいよぉ……」 愛する まりさとの触れ合いで れいむの頬が紅葉した後、まりさはぺにぺにをとりだし、すっきりを始めました。 そんな2匹を見て、まわりの ゆっくりも だんだんと昂揚していきます。 「れ!れいむにも すっきりしてね!」 「れいみゅも ちちゃいよ!」 「れいむが さきだよ!すっきりしてね!!」 「れいむと すっきりして ほしーよ!」 やがて全ての れいむが すっきりして欲しいと まりさにせがみます。 「わかったのぜ。みんな、そこに ならぶのぜ。 ならんだら、となりの れいむと すーりすーりを して すっきりの じゅんびを するのぜ!」 れいむと繋がった まりさが笑顔で言います。 「ゆっくりりかいしたよ。」×たくさん こうして まりさは両親以外の れいむ全てと すっきりをします。 すっきりを終えた れいむの額には茎が生えます。 「もっちょ……ゆっきゅり……ちちゃ……かちゃ……」 妊娠に耐えられない赤ゆっくりたちが死んでいきます。 ですが興奮している まりさと れいむたちは そのことに気がつきません。 そう、茎を生やしたにも関わらず、れいむたちは満足できなかったのです。 もっともっと まりさと すっきりしたい。 他れいむと すっきりをする まりさを見た れいむたちの興奮は治まることを知りません。 まりさは茎の生えた れいむとも すっきりをします。 まりさを待っている、興奮しきった れいむたちは互いに頬を合わせ、慰めあいます。 そんな れいむたちを見え、まりさの興奮は更に高まります。 「さ……さいっこうなのぜ……もっと もっと すっきりを するのぜ。」 すっきりをしている まりさの顔は とてもゆっくりしています。 ゆっくりは欲望に忠実な生物(なまもの)です。 皆から求婚された まりさは全ての れいむと すっきりをしたいという色欲の塊となっていたのです。 「っずっぎりぃいい!!」 「っずっぎりぃいい!!」 いったいどれぐらいの すっきりをしたのでしょうか? すでに空は赤く、夕方になっています。 全ての れいむは額に無数の茎を生やしています。 それでも れいむたちの興奮は治まりません。 「まりさ!つぎは れいむだよ!はやく れいむと すっきりしてね!」 「ちがうよ!れいむだよ!ねぇ、まりさぁ!はやくしてね!」 れいむたちが まりさにむかって叫びます。 「……わ、わかってるのぜ………」 頷きいた まりさは再び すっきりを始めます。 「っずっずっずっぎりぃいいい!!」 「っずっずっずっぎりぃいいい!! !!も!……もっど……ゆぐり……じだが……だ……」 「っど!どぼじで ばりざが じんでるのぉおおおお!!」×たくさん そして、体内の餡子をほぼ全て精子餡として放出した まりさが息絶えました。 まりさの突然死に れいむたちが驚きます。 「まりざぁぁあ!!じなないでぇええ!」 「じぬなら れいぶど ずっぎりじでがら じんでよぉおお!!」 「おでがいだよぉおお!れいぶ もっど もっど すっぎりじだいよぉおお!!」 「ずっぎりしだい!すっきりじだい!!すっぎりじだいよぉおおおお!!!」 まりさが死んでも れいむたちの興奮は治まりません。 色欲に駆られた れいむたちは れいむ同士ですっきりを始め、それに耽ります。 そして、朝を迎える頃、全ての れいむが生き絶えました。 「……もっど……ゆぐり……じだが……っだ……」×たくさん 無数についた実ゆっくりに餡子をすべて吸い取られたのです。 「ゆっぎゅぢ……うばれじゃ……ぎゃつた……」×たくさん 実ゆっくりたちも、母体であるれいむが死んだことで、産まれることなく死んでいきました。 ----- 翌日、まりさの両親が ゆっくりと巣穴からでて2匹で仲良くお散歩をします。 「っゆっぎゃぁああああ!!れ!れいぶがぁあああ!!」 「お!おぢびじゃんまでぇえええ!!ど!どぼじで ごんなごどにぃいいい!!」 散歩の途中、2匹は大量の ゆっくりの死骸を見つけ、驚きます。 そして、その中に愛する我が子を見つけ、泣き叫びます。 「れいむ、いつまでも ないてられないよ。 れいむたちには かわいい おちびちゃんが いるよ。」 「ゆぅ……そうだね。れいむの ひたいには かわいい おちびちゃんが たくっさん いるもんね。」 「そうだよ。これからは かぞく みんなで ゆっくりしよーね。」 「ゆん!れいむは れいむと れいむにの おちびちゃんたち みんなで、 しんでいった れいむや おちびちゃんのぶんまで ゆっくりするよ。」 2匹の れいむは家族で ゆっくり生きていくことを決意します。 それが残された者の義務だと思えたからです。 しばらくして、れいむは6匹の れいむを生みます。 その れいむたちは大きくなり、姉妹で結婚をし、新たな れいむを生むことでしょう。 このゆっくりプレイスが無数の れいむで溢れそうになる頃、1匹のまりさが産まれます。 そして、どうようの事件がおきるのです。 この悲惨な事件は自然の摂理なのです。 ゆっくりプレイスで賄えうことができる れいむの数の限界が近づくと、必ず1匹の まりさが産まれます。 そして、同様の悲惨な事件がおき、生き残った2匹が新たな群れの始祖なるのです。 ゆっくりは欲望に忠実な生物(なまもの)です。 色欲によって群れを作り、数が多くなりすぎると色欲で数を減らします。 この群れの れいむたちは色欲によって群れを維持しているのです。 「ゆっくりしてっていね!!!」 今日も ゆっくりプレイスで れいむたちは欲望に従って生きています。 外敵がいないこの環境で れいむたちは自然の絶妙なバランスのもとで生存し続けるのです。 あとがき 人間の側で暮らす ゆっくりが人間に潰されるのも虐待を受けるのも自然の摂理です。 おそくなりましたが、明けましておめでとうございます。 ゆっくりとですが、今年もSSを書いていこうと思っています。 お暇でしたら、読んでください。 過去作品 http //www26.atwiki.jp/ankoss/pages/3986.html
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ゆっくりはストレスが溜まっていた。 群の数は言われない人間からの暴力で半分にまで減らされた。 今日も人間が巣の広場に来ては無残に殺した死体を棒にくくりつけ掲げる。 土台に棒を挿し込むと二、三悪口を言い人間は去っていく。 その土台はゆっくり達の体当たりでどうにかなるものでもなく、 棒も深々とささっている為、簡単には倒れない。 死体を救い出そうとしても、ゆっくりが届かない程度の高さに縛ってあるからそれも叶わない。 死体は蟻が集り、中身が減り、縄が緩んで落ちてくるまで掲げられたままだ。 そんな横暴がもう二年も続いている。理由を聞いた者もいたが、そいつはその日のうちに家族もまとめて水の中に沈められた。 次は誰が殺されるとも知れない緊張はゆっくり達の神経をピリピリさせ、些細な事でも喧嘩になった。 「つぎは、まりさがころされてね!!」 「まりさはころされないもん!!」 しかし、ある日、あるゆっくりが人形を見つけてきた。 ちょうどゆっくりと同じぐらいの大きさの可愛い人形は綺麗なドレスを着て微笑んでいました。 ゆっくりにとってそれは良いストレス発散相手になった。 前に妖精に攻撃した時には吹雪を起こされて、数匹のゆっくりが逃げ遅れて死んでしまったが、 人形なら反撃なんてしてこない。ゆっくり達は何度も人形に体当たりや石投げ、悪口など、 ありとあらゆる攻撃をし、ストレスを発散させた。それも残念ながら今日までだが、 珍しくその日は人間達がやって来なかった。次の日もまた次の日も。 人間達はやって来なかった。ゆっくり達は大喜びした。やっとゆっくりできるのだ。 そう信じていた。そこへ金髪の少女が尋ねてきた。無邪気に笑う少女にゆっくり達はきっとゆっくりできる子だと感じた。 「その人形、酷く扱われているみたいだけれど。あなた達がやったの?」 「そうだよ。すごくすっきりできるんだよ!!」 そう言ってゆっくりまりさは石を人形に投げてみせる。石は人形のドレスに当たり、ドレスは少し破れてしまう。 「おねーさんも、やってみる?」 ゆっくりまりさは少女の足元に石を置いてあげた。しかし、少女は一度それを拾ったがすぐに落としてしまい。 「私はいいから、もう一度やってみて」と静かな声で言った。ゆっくりまりさは快諾し、少女が落とした石を銜える。 「いぐよぉおお・・・ゆぎぃ!!」 ゆっくりまりさは激しく痙攣したと思うとそれっきり動かなくなった。 心配になって他のゆっくり達が駆け寄ってくる。 「ちょっと、むきゅん!とおして!!」 駆けつけたのは群一番の物知りのゆっくりパチュリーだった。 ゆっくりパチュリーは身体を横に振る。「しんでいるわ・・・」みんなにそう告げた。 「この石を銜えたら死んじゃった」 少女は親切にそう教えてあげる。ゆっくりパチュリーは不思議そうにその石を覗き込んでいる。 そして、ペロッと舐める。無色無臭無味の猛毒、それも人間すら殺すほどの致死量。 元々、身体の弱いゆっくりパチュリーなど1秒と持たなかった。 「バカね。その石には毒が塗ってあるのに」 ゆっくり達はその言葉に逃げ惑う、兎に角巣の中に。 人間達の時はそうだった。巣の中に入り込んでしまえば諦めてしまう。 しかし、妖怪は人間ほど容赦があるわけではない。元々、人間が持ち合わしている程度の倫理観しか持たぬゆっくりには分からないだろうが、 目的のためには手段は選ばない。手段が自分が用いれる術の中にある場合、それは確実に選択され実行される。 目的、人形開放のために手段は選ばれた。 ゆっくりれいむの巣は特製だった。 土を掘って作った手製の一品で、巣の入り口から棒を突っ込まれても、 巣全体が大きく曲がっているので、攻撃する事はできない。 「ゆ、なんだかあまいによいがちゅる」 「ほんとだ。おかしのによいだ」 「おかーしゃん、おかしちゃべたい」 入り口の方からする甘い匂い。前に人間が使った罠だ。 甘い匂いでゆっくりを誘って、外に出てきた所を捕まえるのだ。 「これはにんげんのわなだよ。ゆっくりりかいしてね!」 「わにゃ?」「なにそれー」「おちえてー」 「あまいにおいにさそわれてでていくと、にんげんがまってて、つかまっちゃうんだよ」 「どうなるにょ?」「こわいよー」「おちえてー」 「ゆっくりできなくなっちゃうんだよ」 「「「いやだ!!」」」 「だから、がまんしてね」 「うん、ゆっくりがまんするね」「れいみゅはできるこだよ」「ゆっくりしようね」 子ども達はしっかりと母れいむにそう言った。 しかし、この毒は狭い巣の中のゆっくりを殺すための毒であり、その対象は子どもではなくむしろ大人のゆっくりだった。 走野老を使った甘い毒は母れいむを次第に蝕み、ある一定を超えるとその効果が現れる。 「ゆー!!ゆっくりしないよー!!!」 狭い巣の中で跳ね回り何度も頭をぶつけながらも飛び跳ね回る。 「おかーしゃん?!」 心配して声を上げた子の上に母れいむは着地する。 「ゆゆ?!」「おかーしゃん、どうちたの?!」 「ゆー!!ゆぎゅー!!」 壊れたように。いや、壊れて跳ね回る母れいむには子ども達の声など聞こえはしない。 子ども達にできる事は二つ、巣の中にいて母れいむに踏み潰されるか、巣の外に出てにんげんに捕まるか、 おろおろしている内にまた1匹は踏み潰されてしまった。そして、この母れいむは自分が自分の子を殺した事にすら気付かず死ぬ。 もう苦しそうに餡子を吐き出している。何度も天井に頭をぶつけていればそうなるに決まっている。 キャハハフフフアハハハと少女が笑う。 中がどうなっているか想像は簡単だ。何故なら少女の毒によって得られる結果はシンプルだからだ。 死、シンプルで笑いさえこぼれてしまう。彼女の毒は死に直結している。 それも酷く効率が悪く。さながら鋸で首を切り落とすようなものだ。 何度も引かなければ首を切り落とす事はできない。つまり苦しみが長引く、 ああ、少し間違っていた。彼女の毒は死に直結してはいない。何故なら恐怖を経由している。 「ゆぎゅ!!ゆぎゅ!!」 「やめちぇ、おかーしゃん」 子れいむは逃げ回る。優しく賢かったお母さんは変貌してしまった。 頭をぶつけているのに飛び跳ね。話す事もできなくなり、姉妹を二人も殺した母。 「おまえにゃんか、もうおかーしゃんじゃないよ!!」 何を言おうと、母れいむは跳ね回るだけだ。そして、自分はこの状況をどうにもできず逃げ回るだけだ。 外に出れば捕まる。まだ優しく賢かったお母さんの助言は子れいむを巣の中に留めさせた。 それが良い結果だったかどうか、子れいむにも分からない。どうせ死ぬのだから、 ほどなくして母れいむに子れいむは踏み潰され死んだ。母れいむもしばらく跳ね続けて、大量の餡子を吐き出して死んだ。 巣の中には毒とは違う甘い匂いが充満した。 あらゆる毒が巣の中に蔓延していく。 「ありす!!ありす、すっきり!すっきりしよぉお!!」 「やめで、まりざぁあああ!!んほぉおおおお!!やめでぇー!!」 ゆっくりまりさはまだ幼いゆっくりありすを犯していく。 そんな事をすれば、どうなるか誰もが知っていた。 しかし、毒は記憶など軽く崩壊させる。今のゆっくりまりさはただの色情魔だ。 ゆっくりありすは黒ずんで死んでしまう。ゆっくりまりさは次の獲物を探す。 「ぱちゅりー、すっきり、すっきりしよ。すっきり!!」 「やめて、まりさ、どうしちゃったの?ゆっくりできないわ」 「ゆっくりなんてどうでもいいよ。はやくすっきりしようね!!」 動きの遅いゆっくりパチュリーはすぐに捕まってしまう。 そして頬をこすり付けられ絶頂を迎える。 「すっきりぃぃぃぃ!!!」 「ま、まりさ・・・」 それまで一緒に仲良く暮らしてきたゆっくりまりさの裏切り、 目の前でゆっくりありすの子とすっきりするのを止められなかった無力感、 だんだんとゆっくりパチュリーは嫌気がさしてきた。そして、毒に飲み込まれる。 「まりさ、すっきり、パチュリーもすっきりしたい!!」 「パチュリー、すっきりしよ。すっきり!!」 狂ったように頬をこすり合わせる二匹、後は死ぬのを待つだけだった。 最初に朽ち果てたのはゆっくりパチュリーだった。 「もっとすっきりしたかった」そう喚いて死んでいった。 ゆっくりまりさは一匹だけになると洞窟の岩肌に頬擦りを始める。 がりがりと頬の皮が傷ついていくが、今のゆっくりまりさにとっては些細な事だった 「すっきり、んほぉぉおお、すっきり!!」 ついに皮が破れ中身の餡子が漏れ出す、それでもまりさは頬擦りを止めない。 目には痛いのか一杯の涙を浮かべている。それでも思考は毒に影響されたままなのだ。 「すっきり、んんほおおおおお、すっきりー。すっきりしたいすっきりしたい」 最後は致死量の餡子が流れて死んでいった。最期の言葉はこちらも同じく「もっとすっきりしたかった」だった。 別の巣の中ではゆっくり達はある事に怯えていた。 「ゆぐっ!!」 ゆっくりまりさは一度痙攣を起こす。皆はそれをとても悲しい目で見つめる。 「いやだ。いやだよ。もっとゆっくりしたいよ!もっとゆっくりした、ゆぐっ!!」 それっきり動かなくなった。 二回痙攣を起こし死ぬ。この巣の中に注がれたのはそういう毒だった。 しかし、ゆっくりの解釈は違っていた。二回痙攣を起こしたら死ぬなののだ。 ゆっくり達は必死に痙攣をしないよう無駄な努力をしていた。 飛び跳ねる者、歌う者、ゆっくりする者、ただ恐怖に狼狽する者 痙攣を止める方法など知らないし、元より無い。 「ゆぐっ!!」 また一匹、痙攣をしてしまったゆっくりれいむが出た。 「お、おかーしゃん?」 「だ、だいじょうぶだからね。おかーさんはゆっくりしてるからね。おかーさんはかわいいこどもをみすてた、ゆぐっ!!」 「おかーゆきゅ!!・・・いやだよ!!もっとゆっきゅりちたい、おかーしゃんのぶんまでゆっきゅりちたゆきゅ!!」 親子の死にゆっくり達は深い悲しみに包まれる。そして、同時にどうしようもない恐怖に襲われる。 「ゆぐっ!!」 「まりさ!だいじょうぶ?いたくない?ゆっくりできる?」 「うん、ありす、まりさはありすのことだいすきだからね」 「ゆ?う、うん」 「まりさはありすのことがだいすきで、だいすきで、ずっといっしょにいたくて、だいすきだよ。ほんとうにだいす、ゆぐっ!!」 「まりさ?まりさ!!まりさ!!まり、ゆぐっ!!」 ゆっくりありすはポロポロと涙を流し、ゆっくりまりさの死体に語りかける。 「まりさ、ありす、すぐにいくからね。いつもおいかけっこじゃまけてたけど、かならずおいつくから、ゆぐっ!!」 この光景を見れば、どれほど少女が喜んだのだろうか、 本当の子どものようにくるくると表情を変えて喜んだだろうか コンパロー、コンパロー。 毒を注ぎ込む言葉が森の中でひっそりと唱えられていた。 「あら、これ・・・ああ、メディスンね」 人形の傍らに置かれていたのは『直してあげて』という短い手紙と鈴蘭の花だった。 「ボロボロじゃない。でも、あの子も私を頼ってくれるようになったんだ」 アリス・マーガトロイドは嬉しそうにその人形の修理を始める。 by118 このSSに感想を付ける
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ゆっくりはストレスが溜まっていた。 群の数は言われない人間からの暴力で半分にまで減らされた。 今日も人間が巣の広場に来ては無残に殺した死体を棒にくくりつけ掲げる。 土台に棒を挿し込むと二、三悪口を言い人間は去っていく。 その土台はゆっくり達の体当たりでどうにかなるものでもなく、 棒も深々とささっている為、簡単には倒れない。 死体を救い出そうとしても、ゆっくりが届かない程度の高さに縛ってあるからそれも叶わない。 死体は蟻が集り、中身が減り、縄が緩んで落ちてくるまで掲げられたままだ。 そんな横暴がもう二年も続いている。理由を聞いた者もいたが、そいつはその日のうちに家族もまとめて水の中に沈められた。 次は誰が殺されるとも知れない緊張はゆっくり達の神経をピリピリさせ、些細な事でも喧嘩になった。 「つぎは、まりさがころされてね!!」 「まりさはころされないもん!!」 しかし、ある日、あるゆっくりが人形を見つけてきた。 ちょうどゆっくりと同じぐらいの大きさの可愛い人形は綺麗なドレスを着て微笑んでいました。 ゆっくりにとってそれは良いストレス発散相手になった。 前に妖精に攻撃した時には吹雪を起こされて、数匹のゆっくりが逃げ遅れて死んでしまったが、 人形なら反撃なんてしてこない。ゆっくり達は何度も人形に体当たりや石投げ、悪口など、 ありとあらゆる攻撃をし、ストレスを発散させた。それも残念ながら今日までだが、 珍しくその日は人間達がやって来なかった。次の日もまた次の日も。 人間達はやって来なかった。ゆっくり達は大喜びした。やっとゆっくりできるのだ。 そう信じていた。そこへ金髪の少女が尋ねてきた。無邪気に笑う少女にゆっくり達はきっとゆっくりできる子だと感じた。 「その人形、酷く扱われているみたいだけれど。あなた達がやったの?」 「そうだよ。すごくすっきりできるんだよ!!」 そう言ってゆっくりまりさは石を人形に投げてみせる。石は人形のドレスに当たり、ドレスは少し破れてしまう。 「おねーさんも、やってみる?」 ゆっくりまりさは少女の足元に石を置いてあげた。しかし、少女は一度それを拾ったがすぐに落としてしまい。 「私はいいから、もう一度やってみて」と静かな声で言った。ゆっくりまりさは快諾し、少女が落とした石を銜える。 「いぐよぉおお・・・ゆぎぃ!!」 ゆっくりまりさは激しく痙攣したと思うとそれっきり動かなくなった。 心配になって他のゆっくり達が駆け寄ってくる。 「ちょっと、むきゅん!とおして!!」 駆けつけたのは群一番の物知りのゆっくりパチュリーだった。 ゆっくりパチュリーは身体を横に振る。「しんでいるわ・・・」みんなにそう告げた。 「この石を銜えたら死んじゃった」 少女は親切にそう教えてあげる。ゆっくりパチュリーは不思議そうにその石を覗き込んでいる。 そして、ペロッと舐める。無色無臭無味の猛毒、それも人間すら殺すほどの致死量。 元々、身体の弱いゆっくりパチュリーなど1秒と持たなかった。 「バカね。その石には毒が塗ってあるのに」 ゆっくり達はその言葉に逃げ惑う、兎に角巣の中に。 人間達の時はそうだった。巣の中に入り込んでしまえば諦めてしまう。 しかし、妖怪は人間ほど容赦があるわけではない。元々、人間が持ち合わしている程度の倫理観しか持たぬゆっくりには分からないだろうが、 目的のためには手段は選ばない。手段が自分が用いれる術の中にある場合、それは確実に選択され実行される。 目的、人形開放のために手段は選ばれた。 ゆっくりれいむの巣は特製だった。 土を掘って作った手製の一品で、巣の入り口から棒を突っ込まれても、 巣全体が大きく曲がっているので、攻撃する事はできない。 「ゆ、なんだかあまいによいがちゅる」 「ほんとだ。おかしのによいだ」 「おかーしゃん、おかしちゃべたい」 入り口の方からする甘い匂い。前に人間が使った罠だ。 甘い匂いでゆっくりを誘って、外に出てきた所を捕まえるのだ。 「これはにんげんのわなだよ。ゆっくりりかいしてね!」 「わにゃ?」「なにそれー」「おちえてー」 「あまいにおいにさそわれてでていくと、にんげんがまってて、つかまっちゃうんだよ」 「どうなるにょ?」「こわいよー」「おちえてー」 「ゆっくりできなくなっちゃうんだよ」 「「「いやだ!!」」」 「だから、がまんしてね」 「うん、ゆっくりがまんするね」「れいみゅはできるこだよ」「ゆっくりしようね」 子ども達はしっかりと母れいむにそう言った。 しかし、この毒は狭い巣の中のゆっくりを殺すための毒であり、その対象は子どもではなくむしろ大人のゆっくりだった。 走野老を使った甘い毒は母れいむを次第に蝕み、ある一定を超えるとその効果が現れる。 「ゆー!!ゆっくりしないよー!!!」 狭い巣の中で跳ね回り何度も頭をぶつけながらも飛び跳ね回る。 「おかーしゃん?!」 心配して声を上げた子の上に母れいむは着地する。 「ゆゆ?!」「おかーしゃん、どうちたの?!」 「ゆー!!ゆぎゅー!!」 壊れたように。いや、壊れて跳ね回る母れいむには子ども達の声など聞こえはしない。 子ども達にできる事は二つ、巣の中にいて母れいむに踏み潰されるか、巣の外に出てにんげんに捕まるか、 おろおろしている内にまた1匹は踏み潰されてしまった。そして、この母れいむは自分が自分の子を殺した事にすら気付かず死ぬ。 もう苦しそうに餡子を吐き出している。何度も天井に頭をぶつけていればそうなるに決まっている。 キャハハフフフアハハハと少女が笑う。 中がどうなっているか想像は簡単だ。何故なら少女の毒によって得られる結果はシンプルだからだ。 死、シンプルで笑いさえこぼれてしまう。彼女の毒は死に直結している。 それも酷く効率が悪く。さながら鋸で首を切り落とすようなものだ。 何度も引かなければ首を切り落とす事はできない。つまり苦しみが長引く、 ああ、少し間違っていた。彼女の毒は死に直結してはいない。何故なら恐怖を経由している。 「ゆぎゅ!!ゆぎゅ!!」 「やめちぇ、おかーしゃん」 子れいむは逃げ回る。優しく賢かったお母さんは変貌してしまった。 頭をぶつけているのに飛び跳ね。話す事もできなくなり、姉妹を二人も殺した母。 「おまえにゃんか、もうおかーしゃんじゃないよ!!」 何を言おうと、母れいむは跳ね回るだけだ。そして、自分はこの状況をどうにもできず逃げ回るだけだ。 外に出れば捕まる。まだ優しく賢かったお母さんの助言は子れいむを巣の中に留めさせた。 それが良い結果だったかどうか、子れいむにも分からない。どうせ死ぬのだから、 ほどなくして母れいむに子れいむは踏み潰され死んだ。母れいむもしばらく跳ね続けて、大量の餡子を吐き出して死んだ。 巣の中には毒とは違う甘い匂いが充満した。 あらゆる毒が巣の中に蔓延していく。 「ありす!!ありす、すっきり!すっきりしよぉお!!」 「やめで、まりざぁあああ!!んほぉおおおお!!やめでぇー!!」 ゆっくりまりさはまだ幼いゆっくりありすを犯していく。 そんな事をすれば、どうなるか誰もが知っていた。 しかし、毒は記憶など軽く崩壊させる。今のゆっくりまりさはただの色情魔だ。 ゆっくりありすは黒ずんで死んでしまう。ゆっくりまりさは次の獲物を探す。 「ぱちゅりー、すっきり、すっきりしよ。すっきり!!」 「やめて、まりさ、どうしちゃったの?ゆっくりできないわ」 「ゆっくりなんてどうでもいいよ。はやくすっきりしようね!!」 動きの遅いゆっくりパチュリーはすぐに捕まってしまう。 そして頬をこすり付けられ絶頂を迎える。 「すっきりぃぃぃぃ!!!」 「ま、まりさ・・・」 それまで一緒に仲良く暮らしてきたゆっくりまりさの裏切り、 目の前でゆっくりありすの子とすっきりするのを止められなかった無力感、 だんだんとゆっくりパチュリーは嫌気がさしてきた。そして、毒に飲み込まれる。 「まりさ、すっきり、パチュリーもすっきりしたい!!」 「パチュリー、すっきりしよ。すっきり!!」 狂ったように頬をこすり合わせる二匹、後は死ぬのを待つだけだった。 最初に朽ち果てたのはゆっくりパチュリーだった。 「もっとすっきりしたかった」そう喚いて死んでいった。 ゆっくりまりさは一匹だけになると洞窟の岩肌に頬擦りを始める。 がりがりと頬の皮が傷ついていくが、今のゆっくりまりさにとっては些細な事だった 「すっきり、んほぉぉおお、すっきり!!」 ついに皮が破れ中身の餡子が漏れ出す、それでもまりさは頬擦りを止めない。 目には痛いのか一杯の涙を浮かべている。それでも思考は毒に影響されたままなのだ。 「すっきり、んんほおおおおお、すっきりー。すっきりしたいすっきりしたい」 最後は致死量の餡子が流れて死んでいった。最期の言葉はこちらも同じく「もっとすっきりしたかった」だった。 別の巣の中ではゆっくり達はある事に怯えていた。 「ゆぐっ!!」 ゆっくりまりさは一度痙攣を起こす。皆はそれをとても悲しい目で見つめる。 「いやだ。いやだよ。もっとゆっくりしたいよ!もっとゆっくりした、ゆぐっ!!」 それっきり動かなくなった。 二回痙攣を起こし死ぬ。この巣の中に注がれたのはそういう毒だった。 しかし、ゆっくりの解釈は違っていた。二回痙攣を起こしたら死ぬなののだ。 ゆっくり達は必死に痙攣をしないよう無駄な努力をしていた。 飛び跳ねる者、歌う者、ゆっくりする者、ただ恐怖に狼狽する者 痙攣を止める方法など知らないし、元より無い。 「ゆぐっ!!」 また一匹、痙攣をしてしまったゆっくりれいむが出た。 「お、おかーしゃん?」 「だ、だいじょうぶだからね。おかーさんはゆっくりしてるからね。おかーさんはかわいいこどもをみすてた、ゆぐっ!!」 「おかーゆきゅ!!・・・いやだよ!!もっとゆっきゅりちたい、おかーしゃんのぶんまでゆっきゅりちたゆきゅ!!」 親子の死にゆっくり達は深い悲しみに包まれる。そして、同時にどうしようもない恐怖に襲われる。 「ゆぐっ!!」 「まりさ!だいじょうぶ?いたくない?ゆっくりできる?」 「うん、ありす、まりさはありすのことだいすきだからね」 「ゆ?う、うん」 「まりさはありすのことがだいすきで、だいすきで、ずっといっしょにいたくて、だいすきだよ。ほんとうにだいす、ゆぐっ!!」 「まりさ?まりさ!!まりさ!!まり、ゆぐっ!!」 ゆっくりありすはポロポロと涙を流し、ゆっくりまりさの死体に語りかける。 「まりさ、ありす、すぐにいくからね。いつもおいかけっこじゃまけてたけど、かならずおいつくから、ゆぐっ!!」 この光景を見れば、どれほど少女が喜んだのだろうか、 本当の子どものようにくるくると表情を変えて喜んだだろうか コンパロー、コンパロー。 毒を注ぎ込む言葉が森の中でひっそりと唱えられていた。 「あら、これ・・・ああ、メディスンね」 人形の傍らに置かれていたのは『直してあげて』という短い手紙と鈴蘭の花だった。 「ボロボロじゃない。でも、あの子も私を頼ってくれるようになったんだ」 アリス・マーガトロイドは嬉しそうにその人形の修理を始める。 by118 このSSに感想を付ける
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ゆっくり茸狩り 初SSの為読みにくいかもしれませんが、生暖かい目で見てやってください。 幻想卿にも秋がきた。この季節になると、全ての生き物は冬に向けての準備をする。 ゆっくり達も例外では無く、冬に備えて準備をする。 巣に越冬用の餌を溜め込むのはもちろんの事、ゆっくり自身も栄養分を溜め込む。 つまりこの時期のゆっくりは年間を通して一番栄養価が高く、その為に捕食される事も少なくない。 この栄養価の高い時期限定の秋の味覚がある。それを巷ではゆっくり茸と言う。 これは秋にゆっくりに生えてくる茸というモノではない。 ぶっちゃけてしまえばゆっくりアリスのぺにぺにである。 秋のゆっくりアリスも他のゆっくり同様に冬支度を行う。 しかし他のゆっくりと違う点は、すっきり貯めを行う点である。 冬になってしまえば春までは巣の中で篭っていなければならなくなり、その間は満足にすっきり出来ない為に 秋に思う存分すっきりしまくろうとする。その為秋のゆっくりアリスのぺにぺには、非常にしっかりしている。 ゆっくり茸は、心地よい歯ざわりと、上品な甘さで非常に美味なのだ。 ゆっくり茸を採集する為の道具だが、まず用意するものとしては、ボイスレコーダーと適当な袋があれば取りあえずは十分である。 がっつり採集したいのであれば、ゆっくりまりさを3~5匹程度持って行くと良い。 次に採集方法なのだが、まずはゆっくりアリスが多い山に行く。 その後ゆっくりの巣穴を発見したら、ボイスレコーダーを使用する。 このボイスレコーダーには、ゆっくりまりさのすっきり真っ最中の喘ぎ声を入れておく。 大音量で再生していれば、いつのまにか発情したゆっくりアリスが集まってくる。 既に臨戦態勢のゆっくりアリスばかりなので、少量だけ採集するのであれば適当に捕まえて採集すれば良いが、 ここでは大量に採集するやり方を行ってみる。まずはゆっくりアリス達に 「今日は素晴らしく都会派の君達の為にまりさを連れて来てあげたよ~。存分にすっきり!!していってね!」 とでも言ってまりさを群れに放り投げる。 そうすると当然アリス達はまりさに襲い掛かり集団ですっきりしだす。 数十匹もアリスがいる為、当然順番待ちの様になる。そこを狙って収穫を行う。 全てのアリスがまりさに気を取られている為、他のアリスまで気が回らないのだ。適当に捕まえて 「君のぺにぺには凄く立派だねぇ。ゆっくりの中で1番だよ!!」 と煽る。そうすると 「そ、それはそうでしょ!ありすはとかいはだからぺにぺにもとかいてきなのよ!!」 と良い気になる。 そのスキに根元からぺにぺにをねじ切る。一瞬の事にきょとんとするアリスだが次の瞬間 「あ゛ぁぁぁ゛~~~あ゛り゛ずの゛べに゛べに゛がぁああああ゛~!!!!!」 等の叫び声を上げる。 しかし周りはまりさに夢中の為気付かないので、もっと騒がれる前に投げ捨てておく。 ぺにぺにを褒める他には 「君達がすっきり出来なくて可愛そうだから、君達の順番になるまでお兄さんがすっきりさせてあげるよ!」 と言ってぺにぺにに触れる口実を作るのも良いだろう。 この様な感じで繰り返して行けば、あっと言う間に収穫が終わる。 一通り収穫を終えると、ぺにぺにが無くなり気絶したアリスと、集団すっきりにより蔦だらけになったまりさが残るが それらは潰すなり食べるなり殺すなりすれば良いだろう。 ゆっくり茸狩りは、ゆっくりの大量発生も抑えられるし、ゆっくり茸も美味しいし、ストレスの解消にもなるので、 みなさんも参加してみてはどうでしょう? ゆっくりを相手する自信が無いという方がいらっしゃる場合は、近所の鬼意さんに相談してみましょう!! きっと親身になって相談に乗ってくれるはずです! 読んでくれてありがとうございました! なんかぐだぐだになってますが精進して行きます。 このSSに感想を付ける
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ゆっくりはストレスが溜まっていた。 群の数は言われない人間からの暴力で半分にまで減らされた。 今日も人間が巣の広場に来ては無残に殺した死体を棒にくくりつけ掲げる。 土台に棒を挿し込むと二、三悪口を言い人間は去っていく。 その土台はゆっくり達の体当たりでどうにかなるものでもなく、 棒も深々とささっている為、簡単には倒れない。 死体を救い出そうとしても、ゆっくりが届かない程度の高さに縛ってあるからそれも叶わない。 死体は蟻が集り、中身が減り、縄が緩んで落ちてくるまで掲げられたままだ。 そんな横暴がもう二年も続いている。理由を聞いた者もいたが、そいつはその日のうちに家族もまとめて水の中に沈められた。 次は誰が殺されるとも知れない緊張はゆっくり達の神経をピリピリさせ、些細な事でも喧嘩になった。 「つぎは、まりさがころされてね!!」 「まりさはころされないもん!!」 しかし、ある日、あるゆっくりが人形を見つけてきた。 ちょうどゆっくりと同じぐらいの大きさの可愛い人形は綺麗なドレスを着て微笑んでいました。 ゆっくりにとってそれは良いストレス発散相手になった。 前に妖精に攻撃した時には吹雪を起こされて、数匹のゆっくりが逃げ遅れて死んでしまったが、 人形なら反撃なんてしてこない。ゆっくり達は何度も人形に体当たりや石投げ、悪口など、 ありとあらゆる攻撃をし、ストレスを発散させた。それも残念ながら今日までだが、 珍しくその日は人間達がやって来なかった。次の日もまた次の日も。 人間達はやって来なかった。ゆっくり達は大喜びした。やっとゆっくりできるのだ。 そう信じていた。そこへ金髪の少女が尋ねてきた。無邪気に笑う少女にゆっくり達はきっとゆっくりできる子だと感じた。 「その人形、酷く扱われているみたいだけれど。あなた達がやったの?」 「そうだよ。すごくすっきりできるんだよ!!」 そう言ってゆっくりまりさは石を人形に投げてみせる。石は人形のドレスに当たり、ドレスは少し破れてしまう。 「おねーさんも、やってみる?」 ゆっくりまりさは少女の足元に石を置いてあげた。しかし、少女は一度それを拾ったがすぐに落としてしまい。 「私はいいから、もう一度やってみて」と静かな声で言った。ゆっくりまりさは快諾し、少女が落とした石を銜える。 「いぐよぉおお・・・ゆぎぃ!!」 ゆっくりまりさは激しく痙攣したと思うとそれっきり動かなくなった。 心配になって他のゆっくり達が駆け寄ってくる。 「ちょっと、むきゅん!とおして!!」 駆けつけたのは群一番の物知りのゆっくりパチュリーだった。 ゆっくりパチュリーは身体を横に振る。「しんでいるわ・・・」みんなにそう告げた。 「この石を銜えたら死んじゃった」 少女は親切にそう教えてあげる。ゆっくりパチュリーは不思議そうにその石を覗き込んでいる。 そして、ペロッと舐める。無色無臭無味の猛毒、それも人間すら殺すほどの致死量。 元々、身体の弱いゆっくりパチュリーなど1秒と持たなかった。 「バカね。その石には毒が塗ってあるのに」 ゆっくり達はその言葉に逃げ惑う、兎に角巣の中に。 人間達の時はそうだった。巣の中に入り込んでしまえば諦めてしまう。 しかし、妖怪は人間ほど容赦があるわけではない。元々、人間が持ち合わしている程度の倫理観しか持たぬゆっくりには分からないだろうが、 目的のためには手段は選ばない。手段が自分が用いれる術の中にある場合、それは確実に選択され実行される。 目的、人形開放のために手段は選ばれた。 ゆっくりれいむの巣は特製だった。 土を掘って作った手製の一品で、巣の入り口から棒を突っ込まれても、 巣全体が大きく曲がっているので、攻撃する事はできない。 「ゆ、なんだかあまいによいがちゅる」 「ほんとだ。おかしのによいだ」 「おかーしゃん、おかしちゃべたい」 入り口の方からする甘い匂い。前に人間が使った罠だ。 甘い匂いでゆっくりを誘って、外に出てきた所を捕まえるのだ。 「これはにんげんのわなだよ。ゆっくりりかいしてね!」 「わにゃ?」「なにそれー」「おちえてー」 「あまいにおいにさそわれてでていくと、にんげんがまってて、つかまっちゃうんだよ」 「どうなるにょ?」「こわいよー」「おちえてー」 「ゆっくりできなくなっちゃうんだよ」 「「「いやだ!!」」」 「だから、がまんしてね」 「うん、ゆっくりがまんするね」「れいみゅはできるこだよ」「ゆっくりしようね」 子ども達はしっかりと母れいむにそう言った。 しかし、この毒は狭い巣の中のゆっくりを殺すための毒であり、その対象は子どもではなくむしろ大人のゆっくりだった。 走野老を使った甘い毒は母れいむを次第に蝕み、ある一定を超えるとその効果が現れる。 「ゆー!!ゆっくりしないよー!!!」 狭い巣の中で跳ね回り何度も頭をぶつけながらも飛び跳ね回る。 「おかーしゃん?!」 心配して声を上げた子の上に母れいむは着地する。 「ゆゆ?!」「おかーしゃん、どうちたの?!」 「ゆー!!ゆぎゅー!!」 壊れたように。いや、壊れて跳ね回る母れいむには子ども達の声など聞こえはしない。 子ども達にできる事は二つ、巣の中にいて母れいむに踏み潰されるか、巣の外に出てにんげんに捕まるか、 おろおろしている内にまた1匹は踏み潰されてしまった。そして、この母れいむは自分が自分の子を殺した事にすら気付かず死ぬ。 もう苦しそうに餡子を吐き出している。何度も天井に頭をぶつけていればそうなるに決まっている。 キャハハフフフアハハハと少女が笑う。 中がどうなっているか想像は簡単だ。何故なら少女の毒によって得られる結果はシンプルだからだ。 死、シンプルで笑いさえこぼれてしまう。彼女の毒は死に直結している。 それも酷く効率が悪く。さながら鋸で首を切り落とすようなものだ。 何度も引かなければ首を切り落とす事はできない。つまり苦しみが長引く、 ああ、少し間違っていた。彼女の毒は死に直結してはいない。何故なら恐怖を経由している。 「ゆぎゅ!!ゆぎゅ!!」 「やめちぇ、おかーしゃん」 子れいむは逃げ回る。優しく賢かったお母さんは変貌してしまった。 頭をぶつけているのに飛び跳ね。話す事もできなくなり、姉妹を二人も殺した母。 「おまえにゃんか、もうおかーしゃんじゃないよ!!」 何を言おうと、母れいむは跳ね回るだけだ。そして、自分はこの状況をどうにもできず逃げ回るだけだ。 外に出れば捕まる。まだ優しく賢かったお母さんの助言は子れいむを巣の中に留めさせた。 それが良い結果だったかどうか、子れいむにも分からない。どうせ死ぬのだから、 ほどなくして母れいむに子れいむは踏み潰され死んだ。母れいむもしばらく跳ね続けて、大量の餡子を吐き出して死んだ。 巣の中には毒とは違う甘い匂いが充満した。 あらゆる毒が巣の中に蔓延していく。 「ありす!!ありす、すっきり!すっきりしよぉお!!」 「やめで、まりざぁあああ!!んほぉおおおお!!やめでぇー!!」 ゆっくりまりさはまだ幼いゆっくりありすを犯していく。 そんな事をすれば、どうなるか誰もが知っていた。 しかし、毒は記憶など軽く崩壊させる。今のゆっくりまりさはただの色情魔だ。 ゆっくりありすは黒ずんで死んでしまう。ゆっくりまりさは次の獲物を探す。 「ぱちゅりー、すっきり、すっきりしよ。すっきり!!」 「やめて、まりさ、どうしちゃったの?ゆっくりできないわ」 「ゆっくりなんてどうでもいいよ。はやくすっきりしようね!!」 動きの遅いゆっくりパチュリーはすぐに捕まってしまう。 そして頬をこすり付けられ絶頂を迎える。 「すっきりぃぃぃぃ!!!」 「ま、まりさ・・・」 それまで一緒に仲良く暮らしてきたゆっくりまりさの裏切り、 目の前でゆっくりありすの子とすっきりするのを止められなかった無力感、 だんだんとゆっくりパチュリーは嫌気がさしてきた。そして、毒に飲み込まれる。 「まりさ、すっきり、パチュリーもすっきりしたい!!」 「パチュリー、すっきりしよ。すっきり!!」 狂ったように頬をこすり合わせる二匹、後は死ぬのを待つだけだった。 最初に朽ち果てたのはゆっくりパチュリーだった。 「もっとすっきりしたかった」そう喚いて死んでいった。 ゆっくりまりさは一匹だけになると洞窟の岩肌に頬擦りを始める。 がりがりと頬の皮が傷ついていくが、今のゆっくりまりさにとっては些細な事だった 「すっきり、んほぉぉおお、すっきり!!」 ついに皮が破れ中身の餡子が漏れ出す、それでもまりさは頬擦りを止めない。 目には痛いのか一杯の涙を浮かべている。それでも思考は毒に影響されたままなのだ。 「すっきり、んんほおおおおお、すっきりー。すっきりしたいすっきりしたい」 最後は致死量の餡子が流れて死んでいった。最期の言葉はこちらも同じく「もっとすっきりしたかった」だった。 別の巣の中ではゆっくり達はある事に怯えていた。 「ゆぐっ!!」 ゆっくりまりさは一度痙攣を起こす。皆はそれをとても悲しい目で見つめる。 「いやだ。いやだよ。もっとゆっくりしたいよ!もっとゆっくりした、ゆぐっ!!」 それっきり動かなくなった。 二回痙攣を起こし死ぬ。この巣の中に注がれたのはそういう毒だった。 しかし、ゆっくりの解釈は違っていた。二回痙攣を起こしたら死ぬなののだ。 ゆっくり達は必死に痙攣をしないよう無駄な努力をしていた。 飛び跳ねる者、歌う者、ゆっくりする者、ただ恐怖に狼狽する者 痙攣を止める方法など知らないし、元より無い。 「ゆぐっ!!」 また一匹、痙攣をしてしまったゆっくりれいむが出た。 「お、おかーしゃん?」 「だ、だいじょうぶだからね。おかーさんはゆっくりしてるからね。おかーさんはかわいいこどもをみすてた、ゆぐっ!!」 「おかーゆきゅ!!・・・いやだよ!!もっとゆっきゅりちたい、おかーしゃんのぶんまでゆっきゅりちたゆきゅ!!」 親子の死にゆっくり達は深い悲しみに包まれる。そして、同時にどうしようもない恐怖に襲われる。 「ゆぐっ!!」 「まりさ!だいじょうぶ?いたくない?ゆっくりできる?」 「うん、ありす、まりさはありすのことだいすきだからね」 「ゆ?う、うん」 「まりさはありすのことがだいすきで、だいすきで、ずっといっしょにいたくて、だいすきだよ。ほんとうにだいす、ゆぐっ!!」 「まりさ?まりさ!!まりさ!!まり、ゆぐっ!!」 ゆっくりありすはポロポロと涙を流し、ゆっくりまりさの死体に語りかける。 「まりさ、ありす、すぐにいくからね。いつもおいかけっこじゃまけてたけど、かならずおいつくから、ゆぐっ!!」 この光景を見れば、どれほど少女が喜んだのだろうか、 本当の子どものようにくるくると表情を変えて喜んだだろうか コンパロー、コンパロー。 毒を注ぎ込む言葉が森の中でひっそりと唱えられていた。 「あら、これ・・・ああ、メディスンね」 人形の傍らに置かれていたのは『直してあげて』という短い手紙と鈴蘭の花だった。 「ボロボロじゃない。でも、あの子も私を頼ってくれるようになったんだ」 アリス・マーガトロイドは嬉しそうにその人形の修理を始める。 by118 このSSに感想を付ける