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かみたP ハイセンスな色彩とタッチの、自然な感じの手描イラストを持ち味としている。 最新作 代表作 Maay@s参加作品 Loc@lM@ster参加作品 鹿児島のタイヨーがネタとなっている。 IM@s_Inst.祭参加作品 11月同期P合作 アイドルマスター 07年11月P一周年記念合作 参加P:AerieP、メカP、シャックルP、影鞍P、あかいしP、KenjoP、卓球P、じろうP、がくたろP、箱P、potechiP、いろはP、abP、かよーP、翼P、**P、こけP、おでんP、ソラリスP、ごまP、セバスチャンP、最終最後P、おまんP アイドルマスター 11月Pで合作『i』 参加P:AerieP、KenjoP、あかいしP、影鞍P、シャックルP、坂本P、メカP ニコ動一覧 タグ-かみたP nicovideo_mylist エラー ( マイリストURLの取得に失敗しました。正しいURLを入力してください。 ) 外部リンク 蟹ビーム2 タグ一覧:Loc@lM@ster Maay@s P名 P名_か サイト持ちP デビュー2007.11中旬 俺ランキング 大百科収録P 技術部P 投稿数10作品以上 描いてみたP
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長野原 みお(ながのはら みお) CV.相沢舞 1年Q組。ゆっこの親友。16歳。 容姿はゆっこより小柄で、水色の髪の毛を両側で小さく縛っているのがチャームポイント。瞳は青。 笹原に片想いを募らせる一途な面もあるが、その思慕は妄想のうちに空回りしている。 隠れ腐女子でもあり、絵が上手い。 やおい漫画を書いていることは内緒にしている。ペンネームは「長野原大介」。 運動に関しては人並みの基礎体力があるものの、ルールが絡むとしばしば迷走してしまう。 剣道をやっていた過去がある。 実はカレーにマヨネーズをかける程のマヨラー。 新聞を読むのが好き。 窮地に立たされるとお金で解決しようとする悪癖がある。 幽霊が苦手。 得意技はドラゴンスクリュー。
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VIPに拾ってもらえ スレか全チャ( ) とにかくレベルをあげろ そして幸運の贈り物をあけろ Q.鯖どこだよ A.一つしかない Q.職業はなにがいいの? A.好きなの選べ ナイト:最強職ナイト様 レンジャー:えっ?いたの? エルフ:魔法も剣も任せろー!lv55まではドM仕様 アサシン:対人はまかせろー!狩りは勘弁な! サモナー:BOTがこぞって作る大人気職・回復も範囲もあるよ! Q.今からでも追いつくの? A.余裕で追いつく。レベ上げがきつくなるのは60から。古参でも70とかそんぐらい lv1から廃人ならlv60まで1週間程度で余裕 Q.ギルド入れろ A.スレに名前書いてからc押して「ギルド加入」→ギルドの名前探して「ギルド加入申し込み」しろ Q.マップはどうやって開くん A.Mキー Q.オートラン A.Rキー Q.オート攻撃 A.左右同時クリック Q.アイテム拾い A.Eキー Q.変なやついる A.中華wwwwwwwwwロシアwwwwwwwwwグローバルwwwwww Q.チャットがすぐ流される A.チャットの右の+っての押して出てきた奴の設定いじればおk 俺は4つのチャットにわけてる Q.攻撃あたらねえぞww A.矢が無い もしくは重要オーバー Q.トレードとかPT要請どうやんの A.シフト押しながらくりっく Q.PKしてえwwwwwww A.コントロール押しながらくりっく Q.アイテムを置けねえwwww A.アイテムをドラッグしてその辺に捨てればおk MOBとかに拾われるぞ Q.ドラコ降りられないwwww A.右上のマーククリック Q.変身とけないwwww A.1時間待つか、死ぬか、右上のマーククリック Q.課金って必要? A.VIPだから課金しないなんていうのは時代遅れでございますお客様 黄金宝箱あければてっとり早く+7装備出るしPK対策にマルスの守護もあるといい でも自分で課金しなくても課金アイテム露店とかで売られてるんでゲーム内マネーでいろいろ買える Q.強い変身したいが課金はしたくないでござる A.トランスフォームリングというのを買え グリムワンド使った時にどのモンスターに変身するか選べるようになる
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『まりさのしかばねをこえていくのぜ』 9KB 虐待 小ネタ 群れ 失礼します。 『まりさのしかばねをこえていくのぜ』 過去作 anko4445 anko4449 anko4452 anko4456 anko4461 anko4464 anko4475 anko4494 anko4497 anko4529 いつも通り読みづらいです。 タイトルの元ネタとは関係の無い内容です。 虐待描写は薄いです。 家の裏にある雑木林で、ゆっくりを飼っている。 飼っているといっても餌を与えたりはしない。 どこからか現れて居着いたのを駆除していないだけだ。 ただ、住ませてやっている家賃代わりとして、時々食用や虐た――ストレス解消用、ごく稀に現れるチェンジリングの希少種は売るために、 ゆっくりを取ってくる。 ちなみにこれは、ゆっくりの数を調整するためでもある。 ゆっくりたち自身に掟としてある程度守らせてもいいが、それはいつか破綻するのが常だ。 それならば、最初からこっちで全てどうにかするほうがいい。 そんな事情もあるので、まあ、放し飼い――あるいは放牧――しているつもりだ。 「まりさをはなすのぜ! そしたら、すぐにせいっさいしてやるのぜ!」 今私が掴み上げているまりさは、そんなゆっくりの一つ。 群れとも言える規模で林に暮らすゆっくりたちは、逆らうことは無いと言っていい。 にもかかわらず、このまりさは 「きょうこそおまえをたおしてゆっくりぷれいすをとりもどすのぜ!」 などという世迷言をほざきながら私に体当たりをかましてきた。 一応突っ込むなら、勝手に入って来たのは――どうも、捨てゆも混じってはいるようだが――こいつの祖先だし、 特段私が奪ったものなど(ゆっくり以外に)無いはずなのだが。 ともかく、今回は餡子を取りに来たため、手間が省けて良い。 そんなことを思いながら、こいつは私に食われる運命にあるから、こいつのことはもう諦めろ、と 姿の見えないゆっくりたちに聞こえるように言い、私は家に向かう。 「くそにんげん! うんめいがもうきまってるのはおまえのほうなのぜ!」 と、そうしようとした瞬間、まりさがそんなことを言った。 また世迷言を、と私は聞く耳を持たなかった。 「このくそにんげんがいったとおり、まりさはもうだめなのぜ!」 持たなかった、はずなのだが。 「けど、みんなはあきらめちゃだめなのぜ! まりさがだめでも、ほかのまりさが! そのまりさがだめでも、またべつのだれかが! みょんでも、ちぇんでも、ありすでも、れいむでも、ぱちゅりーでも! そのだれかがだめでも、まりさたちのおちびが! なんどもこのくそにんげんにいどみつづければ! このくそにんげんをたおすことをあきらめない、ゆっくりだましいをうけついで、たたかいつづければ! いつかきっと、このくそにんげんをたおせるのぜ! そうすれば、さいこうのゆっくりぷれいすをとりもどせるのぜ! だから――」 そこで、まりさはいつの間にか流れていた涙を払い、ひときわ大きく声を張り上げた。 「まりさのしかばねをこえていくのぜ! ゆっくりしていってね!」 返ってくるのは、「ゆっくりしていってね!」の大合唱。 見れば、隠れていたはずのゆっくりたちはいつの間にか外に出て、皆ゆんゆんと泣いていた。 「ばりざああああああ! ゆっくり、ゆっぐりじでいっでねえええええええ!」 「どんなゆっぐりよりぼどがいばだわああああああああ!」 「わがるよおおおおおおおお! わがるよおおおおおおおおお!」 「きっど、やりどげるみょおおおおおおおん!」 「みんだあああああ! ゆっぐ、ゆっぐりじ――」 うるさくて敵わないので、取り敢えずまりさを物理的な手段で永遠に黙らせると、ゆっくりたちの悲鳴を背に、 私は今度こそ家へ戻った。 それから、林に住むゆっくりたちの様子は劇的に変わった。 まず、こっそり観察してみたところ、どうも学校のようなものを開くようになった。 それ自体は別に珍しくはないのだが、教えていると思しきゆっくりはほとんどがみょんやちぇん、まりさだ。 野生ゆっくりでよく見られる、れいむが「おうた」と称する雑音を教える姿や、ぱちゅりーが教える姿は見た覚えが無い。 それと最も大きな変化は、私が行った時である。 これまでは、無駄と分かっているかは定かでないが、皆巣の奥に隠れていた。 しかしあれ以来、必ず一匹はゆっくりが残っているようになったのだ。 大概がれいむ、時々ありす。 それだけならともかく。捕まえたい種類を告げたり、家族ごと欲しいと言うと、必ずどれかのゆっくりが進んで出てくる。 おかげで、捕まえるのが実に楽になった――が。 おそらく、こうすることで有望なゆっくりを守っているのだろう。 その証拠に、大事にされていると思われるゆっくりを示してあれが欲しいと言うと、長役のゆっくりなどが出てきて、 地面に顔を擦りつけるゆっくり式土下座をして「あのおちびちゃんはやべでぐだざいいいいいいいい!」などと言ったりする。 どうやら本気で、何世代かかろうとも私を倒すつもりらしい。 本当にそんな日が来るのだろうか。 私はそんなことを思いながら、それらを眺めていた。 眺めていただけのつもりだったが、無論私は当事者だ。 時折、戦いを挑まれるようにもなった。 「くそにんげん! ぜんおさのいしはまりさがつぐのぜ!」 ある時はまりさが、正面から飛びかかってきた。 以前同様なんのひねりもない体当たりをしてきただけだったので、ストレス解消が目的だったのもあり、 タイミングを合わせて思い切り蹴り抜いてやった。 それで即死させてしまったが、それだけで大分満足したので、死骸を手近な巣に放り込んでから入口を埋めて帰った。 「ぱぱのかたきはありすがうつわ!」 ある時は亜成体程度の大きさのありすが、言いながら飛びかかってきた。 どのゆっくりが父親なのかは判然としないが、少しは学んだのか石を吹きかけてきた。 勿論痛くなかったので、捕まえて、「とかいはなさらさらへあーさん」を半端に残して引き抜き、無残な姿にしてやった。 お飾りだけは残しておいたが、その後ありすは「おたべなさい」をしたらしい。 次の時に、顔をカスタードまみれにしてゆんゆんと泣いていたれいむが、「ありずをごろじだぐぞにんげんばじねええええええ!」 と襲いかかってきたから、多分そうだろう。殺したとは言いがかりも甚だしい。 ちなみにそのれいむは胎生妊娠していたので、手を突っ込んで中をかき混ぜてやった。 「ありずどれいぶのおぢびぢゃんがああああああああ!?」 泣き叫ぶれいむに、私に何もせず隠れていれば子供は無事で済んだのだから、子供を殺したのはお前だろうと 言いがかりをつけ返してやったら、れいむはゆっくりゆっくりと言うだけになった。 こうなったら後はどうでもいいので、本来の目的だったぱちゅりーを取って帰った。 「わかるよー! きょうでおまえのうんめいもおわりなんだねー!」 ある時は、ちぇんが自信満々の顔を向けてきた。 ちぇんが動き出した直後、背後から別のちぇんが飛び出してきたが、隠れている時からバレバレだったので避けたら自滅した。 「わがらないよおおおおおおお!?」 痛みに泣き叫ぶちぇんたちをしっぽで結んでゆっくりには解けないよう固定し、両方のあんよを跳ねられない程度に焼いた。 これで、反対方向に跳ねてしっぽが切れることもないだろう。 「じっちゃんのなにかけて! みょんがおまえをたおすみょん!」 ある時は、みょんが木の枝を構えて飛びかかってきた。 食らってみたらちょっと痛かったので、半ばから折って、二本になったそれを前後からみょんに突き刺した。 「びっぐまぐなむうううううううううううううう!?」 ある意味正しい悲鳴をあげたみょんを、突き立った枝に糸を引っ掛けその辺の木に宙吊りにしておいた。 ゆっくりたちは助けようとしていたようだが、次の日見に行ったらカラスか何かにつつかれて原型をとどめていなかった。 これらの出来事の始まりである、まりさが体当たりしてきたのが、数年前。 そう、数年前だ。 いつの間にか、それだけの時間が経っていた。 それをどうして長々と回想してきたかというと―― 「にんげんざん! どずはざがらいまぜんがら、いだいいだいばやべでぐだざいいいいいいい!」 二メートルはあるドスまりさが、その巨体を地面に押し付け、私に土下座しているからだ。 私は、驚いていた。 そもそも私は、ドスまりさの姿を見て、流石にまずいと思い、対ドスにも使えるゆっくり駆除グッズをいくつか ――つまり、対ゆっくりとしては完全武装とも言うべき装備で来たのである。 しかし、蓋を開けてみればこの状況。 ……まあ、当然と言えば当然だ。 少しでもゲス性のある個体――ゆっくりの愚かさとも言える思考を持つ個体ならば、 人間をゆっくりしていないと見下し、その人間に頭を下げるゆっくりを愚かと笑い、 人間によって無残な姿にされたゆっくりを弱いと嘲り、そして自分はあいつらとは違うと奮起しただろう。 そうして、ゆっくりプレイスを得るために、私に立ち向かってきただろう。 しかし、そんな個体は淘汰された。 そうした個体というのは、かつてあのまりさの遺志に従って戦うことを決めたゆっくりたちの中で、 それに協調しなかったゆっくり――自らを犠牲とできなかったゆっくりたちだ。 それは、ゆっくりならずともおかしなことではない。 しかしそんなゆっくりは群れの中で制裁され、あるいは私に挑んで死に、いなくなった。 残されたのは、自身にうぬぼれず、自他の実力を正しく理解し、自らが無能であると決まれば犠牲となる道すら受け入れる、 「賢い」ゆっくり達。 そんな「賢さ」を受け継いだゆっくりたちが幼い頃から目にするのは、ゆっくりを痛めつけ、時に連れ去っていく人間。 そしてそんな人間に、どうかこの子だけは、とプライドも何もかもかなぐり捨て、土下座して懇願する群れの成ゆんたち。 尊敬していた英ゆんは、人間にあっさり倒され、時に痛めつけられて醜態を晒し、 致命傷を負い、あるいは再起不能となって残される。そのような姿ばかりだ。 その姿を鼻で笑って、あるいは勝ち目はないと悟った上で、人間という存在に挑めるような「愚かさ」を持つものは、いなくなった。 積み重ねられたゆっくりの屍は、人間を倒すという願いのための礎ではなく、 「人間」とゆっくりを隔てる壁でしかないと学んでしまったのだ。 それを理解出来るだけの「賢さ」は、ドスという人間を超えられるかもしれない力にすら、諦めるという選択をさせてしまった。 ……思い返せば、ここしばらく私に挑んできたゆっくりはいない。 もうこの群れに、私を倒そうとするゆっくりはいないのだろう。 私は家に戻ると、加工所にドスを引き取って欲しい、と連絡を入れた。 すぐにやって来た加工所の職員は、こんな場所にドスが発生したことと、ドスの卑屈さに驚きながら、ドスを回収していった。 後に聞いた話では、ドスは人間に対する従順さが買われ、加工所が営業する「ゆっくりパーク」で群れを率いているらしい。 ドスを引き取ってもらった後、私に捕まる生贄役のゆっくりが残る、というのも見られなくなった。 私を倒すという目標が無くなったせいで、群れ全体で特定のゆっくりを守る必要がなくなったからだろう。 そもそも、目標がなくなっていたのはもっと前だろうに、いつまでもその習慣が残っていたほうが不思議だったのだが。 おかげで、ゆっくりを取るためにまた巣を掘り返すための道具などが要るようになってしまった。面倒かつ残念だ。 ただまあ、これも一時の辛抱である。 「くそにんげん! きょうこそおまえをたおしてゆっくりぷれいすをとりもどすのぜ!」 そう、あの日のまりさのようなゆっくりが現れるまでの――――。 後書き お久しぶりです。一月空いてしまいました。 前作で一応十作目を超えたのですが、どなたかいい名前を考えてくれる方いないでしょうか? 自分から名乗ろうにも、いい名前も思いつかないので……。 それと、前回の後書きで書いた雪関係の話ですが、待ってくださっている方がいらっしゃいましたらごめんなさい。 べ、別に、過去の作品を見てたら考えてたネタが全部使われてる作品があったから没にしたとかそういうわけでは……。
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辞書 品詞 解説 例文 漢字 日本国語大辞典 名詞 ① 宗教的、民俗的信仰の対象。世に禍福を降し、人に加護や罰を与えるという霊威。古代人が、天地万物に宿り、それを支配していると考えた存在。自然物や自然現象に神秘的な力を認めて畏怖し、信仰の対象にしたもの。 ※古事記(712)中「其の大后息長帯日売命(おきながたらしひめのみこと)は、当時(そのかみ)神(かみ)を帰(よ)せたまひき」※徒然草(1331頃)二〇七「大きなる蛇、数も知らず凝りあつまりたる塚ありけり。この所の神なりといひてことのよし申しければ」 神 ② 神話上の人格神。 ※古事記(712)上「天地(あめつち)初めて発(ひら)けし時、高天(たかま)の原に成りませる神(かみ)の名は、天之御中主神」 ③ 天皇、または天皇の祖先。 ※万葉(8C後)二〇・四四六五「ひさかたの 天の戸開き 高千穂の 岳(たけ)に天降(あも)りし すめろきの 可未(カミ)の御代より」 ④ 人為を越えて、人間に危害を及ぼす恐ろしいもの。特に蛇や猛獣。 ※書紀(720)神代上「素戔嗚尊、蛇(をろち)に勅(みことのり)して曰はく、汝は是れ畏(かしこ)き神(かみ)なり」 ⑤ 神社。また、神社にまつられた信仰の対象。死後に神社などにまつられた霊や、死者の霊魂などをもいう。 ※枕(10C終)二八七「神は松の尾」 ⑥ (God の訳語) キリスト教で、宇宙と人間の造主であり、すべての生命と知恵と力との源である絶対者をいう。 ※旧約全書(1888)創世紀「元始(はじめ)に神(カミ)天地を創造(つくり)たまへり」 ⑦ 雷。なるかみ。いかずち。 ※古事記(712)中・歌謡「道の後(しり) 古波陀嬢子(こはだをとめ)を 迦微(カミ)の如(ごと) 聞えしかども 相枕まく」 ⑧ (比喩的に) 恩恵を与え、助けてくれる人、ありがたいものなどをいう。 「救いの神」 ⑨ 他人の費用で妓楼に上り遊興する者。とりまき。転じて、素人の太鼓持。江戸がみ。 ※雑俳・柳多留‐四(1769)「おやぶんの女房かみたち供につれ」 ⑩ 六をいう青物市場の符丁。 [語誌](1)同音語である「上」と同一語源と考える説と、別語源と考える説がある。同一語源説は、カミの元来の意味は「上」であり、「上方」という方向性を指し示す語であったものが、カミの毛(髪)、カミの存在(神)、というように用いられ、それが、カミだけで表わされるようになったとする。別語源説は、上代特殊仮名遣いにおける仮名の違い(神のカミのミは乙類、上のカミのミは甲類)と、上代における意味の類縁性の希薄さを根拠に、同一語源とは考え難いとする。(2)アイヌ語で「神」をさすカムイは、上代以前「カミ」が kamï の音をもっていた時代に日本語から借用したものか。(3)⑥の英語 God の訳語としての近代語「神」の成立には、聖書翻訳の問題が関わっている。中国でのキリスト教宣教師たちの God の訳語に関する議論では、「上帝」と「神」とで意見が分かれ、それぞれの訳語による聖書翻訳が行なわれた。「神」を採用したブリッジマンおよびカルバートソン訳の中国語訳聖書が、明治初期に来日したアメリカ人宣教師によって日本に持ち込まれ、これが God をカミと和訳するのに、決定的な影響力を持った。 広辞苑 名詞 ①人間を超越した威力を持つ、かくれた存在。人知を以てはかることのできない能力を持ち、人間に禍福を降すと考えられる威霊。人間が畏怖し、また信仰の対象とするもの。 万葉集15「 天地 (あめつち)の―を 祈 (こ)ひつつ 吾 (あれ)待たむ早来ませ君待たば苦しも」 神 ②日本の神話に登場する人格神。 古事記上「天地初めて 発 (ひら)けし時、 高天 (たかま)の原に成れる―の名は」 ③最高の支配者。天皇。 万葉集3「大君は―にし 座 (ま)せば天雲の 雷 (いかずち)の上に 廬 (いお)らせるかも」 ④神社などに奉祀される霊。 ⑤人間に危害を及ぼし、怖れられているもの。㋐雷。なるかみ。 万葉集14「伊香保 嶺 (ね)に―な鳴りそね」 ㋑虎・狼・蛇など。 万葉集16「 韓国 (からくに)の虎とふ―を 生取 (いけと)りに」 ⑥キリスト教で、宇宙を創造して歴史を司る、全知全能の絶対者。上帝。天帝。→三位一体 大言海 名詞 〔 隱身 (カクリミ)ノ意ナリト云フ、(かくばかり、かばかり。 探女 (サグリメ)、さぐめ) 現身 (ウツシミ)ニ對ス、( 隱世 (カクリヨ)、 現世 (ウツシヨ))古事記、開卷「天御中 ノ (主神)、云云、 獨神成坐 (ヒトリガミナリマシテ)、而 隱身也 (カクリミニマシマス)」靈異記、上、第四緣、聖德太子、神人ヲ看破シタマヒシヲ「聖人之通眼、見 二 隱身 一 」〕(一)形ハ、目ニ見エズシテ、 靈 (ミタマ)アリ、 幽事 (カンゴト)ヲ 知 (シロ)シテ、 奇靈 (クシビ)ニマシマスモノノ稱。後ニハ、無上自在ノ 威靈 (イキホヒ)アリテ、世ノ禍福ヲ 知 (シロ)シ、人ノ善惡ノ行爲ニ、加護、懲罰シタマフトテ、崇ムベキモノノ意トス。耶蘇敎ニテハ、宇宙ヲ創造シ支配スト云フモノ。 續古今集、七、神祇「仕フベキ、我レヲモ捨ツナ、スベラギノ、百代ヲ守ル、神トコソ聞ケ」 神 (二){御歷代ノ天皇ノ尊稱。 現人神 (アラヒトガミ)ニマシマセバナリ。 萬葉集、十八 廿七 長歌「 皇祖 (スメロギ)ノ、 可見 (カミ)ノ大御代ニ、 田道閒 (タヂマ) 守 (モリ)、常世ニ渡リ、云云」(垂仁天皇)同卷 廿二 芳野離宮長歌「皇祖ノ、 可未 (カミ)ノミコトノ、 恐 (カシコ)クモ、始メタマヒテ、云云、此大宮ニ、云云」(應神天皇) (三)スベテ、人智ニテ測リ知ラレザルコト。 「 神 (カミ)ノ如シ」 神事 (カミゴト)」 (四) 神 (カミ) 代 (ヨ)ニ、スベテ、功德アリシ方方ノ稱。何ノ 命 (ミコト)、 某 (ソレ)ノ命ト申ス、是レナリ。 (五)聖餐、英雄ナドノ、逝去ノ後ニ、其 靈魂 (タマシヒ)ヲ祀ルコトノ稱。 大鏡、上、時平「今日、神(菅原道眞)トナリ給フトモ、コノ世ニハ、我レニ所オキ給フベシ」 (六){スベテ、荒ブル者、 恐 (オソロ)シキ龍蛇、豺狼、虎豹ナドノ稱。 景行紀、四十年七月「東國不 レ 安、 暴神 (アラブルカミ)多起、亦蝦夷悉叛」神代紀、上 三十七 「 八岐大蛇 (ヤマタノヲロチ)、云云、素戔嗚尊敕 レ 蛇曰、汝是 可畏之神 (カシコキカミナリ)」常陸國風土記、 行方 (ナメカタ)郡「謂 レ 蛇爲 二 夜刀神 (ヤトノ ) 一 」( 谷 (ヤツ)ノ神)豐後國風土記、直入郡、球覃鄕「蛇龗、謂 二 於箇美 (オカミ) 一 」欽明紀、六年十一月、 膳 (カシハデノオミ) 巴提便 (ハテヒ)、虎ニ向ヒ「汝 威神 (ハカシコキカミ)」倭名抄、十八 二十 「豹、奈賀豆可美」( 中之神 (ナカツカミ))欽明卽位前紀、 秦大津父 (ハタノオホツチ)、狼ニ逢ヒ「汝 是 (ハ レ) 貴神而 (カシコキカミニシテ) 樂 (コノム) 二 麁 行 (キ ヲ) 一 」「オホかみ」 (七){鳴雷 (ナルカミ)ノ略。イカヅチ。カミナリ。 萬葉集、十二 十九 「神ノゴト、聞ユル瀧ノ、白狼ノ」拾遺集、十九、雜戀「かみイタク鳴リハベリケル 朝 (アシタ)ニ」 検索用附箋:名詞名称 附箋:名称 名詞
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元銀バッジまりさの末路 上 39KB 虐待 悲劇 理不尽 差別・格差 誤解・妬み 飾り 同族殺し 共食い 野良ゆ 赤子・子供 ゲス れいぱー 都会 現代 ぺにまむ anko436「れいむはしんぐるまざーでかわいそうなんだよ!!」の外伝です。 ・『ふたば系ゆっくりいじめ 347 れいむはしんぐるまざーでかわいそうなんだよ!!』の外伝です。 他の作品にも関わりがあるのでそちらを見ていただいた方がよくわかると思います。 ・なので一応現代設定です。 ・外伝なのに本編より長いのは気にしてはいけない。 ・俺設定あり。 ・一応『ふたば系ゆっくりいじめ 447 おきゃあしゃんのおうちゃはゆっきゅちできりゅね!』とも関わりがあります。 天然あき ある公園に一匹の帽子に傷のあるまりさがいた。 そのまりさは心底イラついていた。 すっきり相手のれいむに逃げられてしまったからだ。 このまりさは心底ゲスだった。 純情なフリをして優しそうなお兄さんに買ってもらい、ゆっくりしていたのだ。 このまりさは人間の前でだけ狡猾な典型的なゲスタイプで、このタイプに騙されてしまう飼い主やゆっくりショップは多い。 金バッジならまだしも銀バッジ程度ならゆっくりでも純粋を演じて獲得が可能だからだ。 そうしてまんまと優しいお兄さんに買われたまりさは飼いゆっくりとして飼い主のいない所でゆっくりと好き勝手し始めた。 飼いゆっくりには手を出さず、野良のゆっくりと行きずりのすっきりや虐殺を行った。 にんっしんし、追ってきたすっきり相手のありすとれいむを家に侵入した悪いゆっくりと騙り、 子供共々飼い主に拷問で苦しめて殺させて信用を得たりしていた。 まりさは自分が選ばれたゆっくりだと思っていた。 つがいのありす達は自分とは違う劣った存在だと思い込んだのだ。 だから、自分に助けを求め、恨み言を吐き、子の助命を嘆願したつがいの目の前で御馳走を食べたり、子供をすっきり殺したり 食べたり出来たのだ。 だが、そんな日々も簡単に崩壊した。 何度も繰り返せば調子に乗り、やり方も注意力もおざなりになる。 散歩途中に出会ったれいむとすっきりし、子供を殺すところを飼い主に見られてしまったのだ。 飼い主は何も知らず家に帰って来たまりさから瞬く間に銀バッジを奪い、保健所へ連れていこうとした。 まりさの帽子が少し破れているのはバッジを無理矢理取ったからだ。 身の危険を感じたまりさは必死に逃亡し、今に至る。 もうお家には戻れない。 「それもこれもれいむがおとなしくしなないのがいけないんだぜ!!」 自分の非道を棚に上げてまりさは文句を言う。 実際はれいむが死のうが死ななかろうが飼い主に一部始終を見られたのだから末路は決まったようなものだっただが…。 まりさは選ばれたゆっくりだという自負があった。 一度選ばれたのだからまた選ばれるのは当然と考えていた。 実際はそんな簡単な話ではないが…。 「ゆう…おなかがすいたんだぜ…」 一度とは言え飼いゆっくりを経験したまりさには舌が肥えてそこらへんの雑草やゴミを食べる事が出来なかった。 ならば人間がいない今、食えるものなど限られていた。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「ゆっほゆっほ!これできょうもおちびちゃんたちがゆっくりできるよ!」 公園の前を一匹のまりさが跳ねていく。 それを木陰に隠れて見つめるのは傷有りまりさ。 ゆっくりと後をつけていく。 「ゆっくりかえってきたよ!」 「ゆっくりおかえりまりさ!!」 「「「ゆっきゅりおきゃえりなしゃいおちょうしゃん!!」」」 そしてまりさがダンボールで出来たおうちに入っていくのを見届ける。 ただ傷有りのまりさはそれを何をするでもなく見ていた。 「む~ちゃむ~ちゃちあわしぇ~!!」の声を聞きながらまりさはずっとおうちを見続けていた。 翌日。 「それじゃあいってくるよ!!」 「ゆっくりいってらっしゃい!!」 まりさがおうちから出て狩りへと向かう。 それを見送るれいむ。 傷有りまりさのお眼鏡でも中々の美ゆっくりだ。 リボンが少し破れているのが難だが…。 それはさておき、まりさが跳ねていくのを見届けて、傷有りまりさは行動を起こした。 「おちびちゃんたち、きょうもゆっくりしようね!」 「ゆう、まりしゃはゆっくちちゅるよ!!」 「「れいみゅみょゆっくちちゅるよ!!」」 れいむ達がおうちに戻るのを見計らって、傷有りまりさはまりさの後を追った。 「おはなさん!ゆっくりまりさにたべられてね!!」 公園の緑地帯に生えた野花を口で器用にちぎっていくまりさ。 街に住んでいながら野草を食うのに抵抗がないタイプのようだ。 その様子を見ながら傷有りまりさは辺りに誰もいないのを確認し、口に石を幾つか入れてまりさに近寄っていった。 そして、 「ゆっくりしていってね!!」 大声で叫んだ。 するとまりさはこちらを向いて…、 「ゆっくり…」 答えようとした。 だが傷有りまりさはまりさが答えるよりも速く口から石を吐き出した。 ちょうどまりさの顔の中央に石が命中する。 「ゆぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 突然の激痛にまりさは混乱する。 その隙を傷有りまりさは逃さなかった。 瞬く間に口に入れた石を吐き出す。 今度は目に当たり、まりさの左目が潰れる。 「ゆびい゛い゛い゛い゛い゛い゛!!? どうじでごんなごどずぶの゛お゛お゛お゛お゛!!?」 まりさには何が起きたかよくわからなかった。 初めて会ったまりさにいきなりゆっくりさせらなくされたのだ。 「まりさなにもわるいごどじでないのに゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?」 いきなりの理不尽にまりさは思わず叫ぶ。 しかし、 「うるさいんだぜ!! クズはさっさとまりさにおぼうしをわたしてさっさとしぬんだぜ!!!」 返ってきた答えはあまりにも酷いものだった。 傷有りまりさはまりさの帽子を奪い取り、更に口に含んだ石を加重にして体当たりする。 「ゆぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?いぢゃいよお゛お゛お゛お゛お゛!!やめでね!!ゆっぐりじようよ!!」 「まりさにたべられるしかなのうのないあまあまがしやべるんじゃないぜ!!」 傷有りまりさはそのまま何度も何度もまりさを踏み付ける。 最初の一撃で戦意を奪われたまりさはまともな反撃も出来ずに、 「もっちょ…ゆっぐりじだがっだ…」 そのまま息絶えた。 傷有りまりさはそのまま死んだまりさの帽子を被り、自分の帽子をまりさの成れの果てに被せた。 辺りに誰もいないのは確認済みだ。 例え他のゆっくりがまりさの叫び声を聞いてやって来ても人間を騙せる程度の知 能と口八丁を持つ傷有りまりさなら騙し通してしまえる程度の自信はあった。 これで傷有りまりさとまりさは入れ代わってしまった。(傷有りまりさはこれから便宜上ゲスまりさとする。) 「む~しゃむ~しゃそれなり~…」 ゲスまりさはまりさを食べて腹ごしらえする。 栄養豊富だった飼いゆっくりとはいえ、一日何も食わないのは流石に堪えたよう だ。 舌の肥えたゲスまりさが何とかして食えるもの…それがゆっくりだった。 何とか腹を満たす事の出来たゲスまりさはかつてまりさだったものを帽子に詰め込んでいく。 そうして、ゲスまりさはまるで何事もなかったかのように跳ねて行った。 傷付いた帽子はもういらない。 もしかしたら元飼い主が捜しに来るかもしれない。 だがここに帽子があれば、元飼い主も死んだと勘違いしてくれるかもしれない。 そのような理由で主に捨てられた帽子だけがそこに残っていた。 「ただいまなんだぜ!!」 「「「おきゃえりなしゃいおとうしゃん!!」」」 「おかえりなさ…まりさなの?」 帽子をパンパンにしてれいむ達のいるおうちに入ってくるゲスまりさ。 元気に答える赤れいむ二匹に赤まりさ一匹。 目の前にいるのが父親ではない事に気づいていない。 それに対し、少し違和感を感じるれいむ。 「なにいってるんだぜ? まりさはまりさにきまってるんだぜ!!」 呼吸するかのようにさも当然に嘘をつくゲスまりさ。 「ゆうう…でもなんかちがうきがするよ…」 れいむは何だか釈然としない表情を浮かべていた。 「きっとおちびちゃんのせわでつかれてるんだぜ!! きょうはごちそうだからこれをたべてゆっくりすればだいじょうぶなんだぜ!!」 そう言って帽子かられいむにとって愛するつがいの成れの果てを出す。 「ゆ…ゆああああああ!!? あみゃあみゃだあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」 子まりさが歓喜の叫びを上げる。 同族殺しはゆっくりできない為、発覚すれば殺されるのがわかっているので中々 野生のゆっくりは甘味をとる事が出来ないのだ。 中身が甘味だと知らないゆっくりも多い。 だから「れいみゅはたべぼのじゃないようう!!?」等という台詞をはけるのだ。 「にんげんがすてたのをひろったんだぜ!!」 あまりにもあっさりと嘘をつくゲスまりさ。 成れの果てを出す時も帽子を口にくわえていた(触れているから装着していたの と同じ判断とされた)からまだバレていない。 「ゆゆゆううううう!!? すごいよまりさ!とってもゆっくしてるよおおおおおおッ!!!」 完膚なきままにぐちゃぐちゃにされたつがいの成れの果てだとれいむも気付かず目を輝かせる。 まりさに対する違和感も忘却の彼方だ。 「いちゃじゃきまーしゅ!!」 「む~ちゃむ~ちゃ…ち、ちちあわしぇええええ!!?」 「うみぇ!きょれめっちゃうみぇえ!!」 「とってもおいしくてゆっくりできるよおおおおおお!!!」 皆夢中になって父親であり夫であったものを食っている。 そのあまりの醜態にまりさは自然と笑みが零れてしまう。 やはりこいつ等は馬鹿だと…。 「ゆっゆゆ~…おにゃきゃいっぴゃいだよ…」 「れいみゅ…ねみゅきゅなっちぇきちゃよ…」 人間を遥かに越える単純な身体と知能を持つゆっくりは食べた後すぐ眠くなって しまう。 「ゆふああ…そうだね、きょうははやいけどす~やす~やしようね…。まりさ…とじまりをおねがいするよ…」 親れいむが大口を開けて欠伸をする。 後始末はゲスまりさに任せてさっさと眠りにつく身勝手な親れいむ。 まあいい、どうせ短い付き合いだ。 ゲスまりさは軽蔑の感情を顔に一切出さずゆっくり達が眠りにつくのを待った。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「ゆんせ!ゆんせ!」 「すぴ~…ゆぴ~…」 「…とってもゆっくりしてるよぉ…」 ゲスまりさがとじまりの何処から持ってきたレンガを積み重ねていく。 確かにこれをしておけば猫や捕食種に襲われる危険性はなくなる。 だが、それは逆にここから逃げる事も難しくなるという事だ。 完全な成体であるまりさですら一苦労なのだかられいむや赤ゆっくりにレンガを動かせるわけがない。 「ゆっふっふっふ…これでじゅんびがととのったんだぜ…」 ゲスまりさはほくそ笑む。 今まで下らない家族ごっこをしてきたがそれも終わりだ。 「れいみゅ…あきゃあしゃんみちゃいなおきゃあしゃんになりゅよ…」 他のゆっくりは全く起きる気配はない。 ゲスまりさはゆっくりと元の帽子の持ち主が使っていた木の棒を口にくわえて、 「まりさすぺしゃるをたっぷりあじわうんだぜ!」 そのまま親れいむのあんよに突き刺した。 「ゆんぎょああああああああああああああああッ!!!?」 突然の激痛に雄叫びを上げる親れいむ。 「ゆ…どうちちゃのおきゃあしゃん…?」 「そんなおおぎょえだしゅなんちぇゆっきゅりしちぇにゃいよ…」 「…ゆっきゅちちちぇね…」 その叫びに目を覚ます三匹。 「いぢゃあ゛い゛い゛い゛!!! れいむのぎれいなあんよがいぢゃい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛!!?」 だがありすは子供の声にも気付けず痛みにのたうつ。 「ゆ、ゆううううう!!? おきゃあしゃんのきりぇいにゃあんよがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 「おちょうしゃん、はやきゅおかあしゃんをたしゅけちぇね!!?」 やっと親れいむの様子がただ事ではないと理解した赤ゆっくり達は父親だとと思 い込んでいるゲスまりさに助けを求める。 だが、 「うるさいんだぜ!!」 「ゆぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 親れいむを突き刺した木の棒で赤ゆっくりまりさを突き刺した。 「おちょうしゃんなにしゅるにょおおッ!!?」 「ゆっきゅりできにゃいよお!!」 「まりさのごはんはゆっくりだまるんだぜえ゛!!」 続いて非難してくる赤れいむ二匹にも突き刺す。 「ゆぴいいいいいいいいちゃいよおおおおおッ!!!」 「おとうしゃん、どぼぢでごんなごどずぶのおおおおおおッ!!!?」 「まりさ…どうじで…がわいいおちび…ちゃんに…ごんなごど…」 愛するつがいの凶行に訳がわからない親れいむ。 「ぷ…ゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラ!!!」 すると突然笑い出すゲスまりさ。 「ゆ…?」 それに驚くどころか呆気に取られるれいむ。 「まだきづかないなんてとんだあんこのうなんだぜ!!まりさはおまえのかぞくのくずのまりさとはちがうんだぜ!!」 そう言ってもみあげを使って帽子を取る。 途端、れいむ一家の顔が蒼白していく。 「ゆああああああああおとうしゃんじゃないいいいいい!!?」 「どうちちぇちらないまりしゃがおちょうしゃんのおびょうしかびゅっちぇるの おおおおおお!!?」 「おちょうしゃんをどきょへやっちゃのきょのおおおお!!?」 「おまえらのおとうさんならまりさがゆっくりできなくさせたんだぜ!!かんしゃするんだぜ!」 ゲスまりさは誇らしげに言う。 「ゆ…ゆ…ゆがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!!ごろじでやる゛う゛う゛う゛う゛う゛!!! ばりざをゆっぐぢでぎなぐじだげずはごろじでやぶう゛う゛う゛う゛!!!」 「うるさいってなんどいえばわかるんだぜ!!」 「ゆぎゅう゛う゛!!?」 激昂する親れいむを体当たり一撃で黙らせるまりさ。 いくら怒ろうにも親れいむの身体は最初の一撃でに負ってしまって いた。 「おまえらだってどうるいなんだぜ!! じぶんのかぞくをたべて“しあわせ~”とかいってたんだぜ!!」 その言葉にれいむ一家全員が硬直する。 そして一拍おいた後、 「ゆげえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」 いきなり中身を吐き出しはじめた。 自分が家族であるれいむを食した事をようやく理解したのである。 だが嘔吐というの結構な労力がいる。 これでただでさえ出来ない抵抗が更に出来なくなってしまった。 「ようやくきづいたんだぜ!まったくどしがたいあんこのうなんだぜ!!」 ゲラゲラと笑い続けるゲスまりさ。 それを睨み付ける事しか出来ない親れいむ。 「きょろちちぇやりゅうううううううう!!!」 一匹の赤まりさが怒りに身を任せて体当たりしてくる。 だが赤ゆっくり程度の体当たり等大したダメージにもなりはしない。 簡単に体当たりし返す。 「ゆぎゅあ゛あ゛!!?」 「まりしゃあ゛あ゛あ゛!!?」 「きょろちちぇやりゅううううう!!?」 赤まりさが簡単にやり返された事に今度は赤れいむが体当たりしようとする。 しかしゲスまりさは不敵に笑い、 「いいのかだぜ? なかみがでたらゆっくりできなくなるのぜ!」 そう告げた。 そこでやっと自分の身体が危険な状態である事を思い出す。 「ゆ…ゆぐぅ…」 悔し涙を流しながら黙り込むれいむ一家。 それを見てゲスまりさは更に気分をよくする。 今まりさはこの場では神に等しい、と思い悦に浸る。 そして、 「まりさはおなかがすいたんだぜ。 だからおまんじゅうをゆっくりたべるんだぜ」 「ゆ、おまんじゅうしゃん!?どきょ、まりしゃもたべりゅ!」 まりさの宣言に目を輝かせて辺りを見る赤まりさ。 所詮は赤ゆっくり。 甘いものの欲求が全てを忘れ去らせてしまった。 だが、 「いただきますなんだぜ!!」 「ゆぴゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 その期待もゲスまりさに身体の三分の一をかじり取られる事で激痛に塗り潰され た。 「まりしゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!!?」 赤れいむが妹である赤まりさの悲惨な姿に思わず絶叫する。 「いぴゃいよお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛!!?」 「ごろぶう゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛!!! ぐぶはごぼじべやぶう゛う゛う゛う゛う゛!!!」 「どぼぢでぎょんなぎょちょちゅるのおおおおお!!?」 れいむ一家がそれぞれの絶叫を上げる。 しかしとうのゲスまりさは…、 「む~しゃむ~しゃ~ちょとしあわせ~♪ やっぱりたべるならあかちゃんにかぎるんだぜ♪」 と美味しそうに赤まりさの身体を食べていた。 そしてそのまま二口、三口と赤まりさをゆっくりゆっくりと食していく。 一口で殺さないのは苦しめて甘さを上げる為である。 「おちびじゃん!!じっがりじべえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!?」 親れいむの悲鳴が響く。 赤れいむ二匹は隅の方でガタガタ震えている。 「もっちょ…ゆっぎゅり…しちゃ…「む~しゃむ~しゃしあわせ~」」 最期の一言すら言う事も出来ず赤まりさはゲスまりさの栄養になったのだった…。 「ゆあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛れいみゅのきゃわいいいみょうちょぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 「やじゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛れいみゅおうちきゃえりゅう゛う゛う゛う゛う゛ う゛!!?」 「おちびちゃんが…ゆっぐりしてだまりさにぞっぐりだったかわいいおぢびじゃんが…」 家族が一日にして二匹も減ったショックに親れいむは呆然としており、赤れいむは泣き叫んでいた。 「うるさいんだぜ。 ゴミはちゃんとかたづけとくんだぜ」 そう言ってゲスまりさは赤まりさの帽子を赤れいむの近くに放り投げる。 「まりしゃああああああああ!!?」 赤れいむは赤まりさの形見となった帽子へ駆け寄る。 それを見ながらゲスまりさは、 「はやくそのきたないおぼうしをたべるんだぜ」 と告げる。 「「ゆ?」」 ゲスまりさの言葉を理解できない赤れいむ二匹。 ゲスまりさは舌打ちしてもう一度告げた。 「はやくそのぼうしをむ~しゃむ~しゃするんだぜ!!」 「ゆゆ、できりゅわけないでしょおおおおおおおお!!?」 「きょれはきゃわいいれいみゅのいみょうとのおびょうしだよ!! ぞんにゃのでぎりゅわけないでしょおおおお!!!」 当然拒否の叫びをする。 だが、 「たべないならまりさがおまえたちをむ~しゃむ~しゃするんだぜ!!」 ゲスまりさは有無を言わせずに告げた。 「ゆ…ゆぅ…」 流石にさっき自分の家族を食われたばかりでその言葉が本気である事はゆっくりしていたゆっくりの餡子脳でもわかった。 「ゆ…ゆうぅ…」 死にたくない…けれども家族の形見を食べたくない…。 「はやくするんだぜ!! そのきたないおぼうしをたべるか!まりさにたべられるかどっちがいいんだぜ!?」 だがゲスまりさは食わなければ殺すと告げている。 元より選択の余地などなかった。 「ゆっきゅり…む~しゃむ~しゃちゅるよ…」 そう言って帽子を食べ始める赤れいむ。 「ごみぇんね…まりしゃ…」 泣きながら最愛の家族を食べていく。 「ゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラ!!! こいつらじぶんのかぞくのたいせつなおかざりをたべてるんだぜ!!どうしようもないクズなんだぜ!!」 かつて自分の子供ですっきりしたり食い殺した事を完全に棚に上げて嘲笑うゲスまりさ。 「ゆ、ゆうううう…」 屈辱の涙を流しながらも赤れいむは帽子を食べつづける。 その姿を嘲笑うゲスまりさ。 「ゆ、ゆがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」 すると突然叫び声を上げて親れいむがゲスまりさにタックルした。 「ゆがあ゛あ゛!!?」 まさかあんよに穴が開いた状態でそんな抵抗してくるとは夢にも思わなかったゲスまりさはそのまま体当たりされて転がる。 「おちびちゃんたちいまだよ!!はやぐにげるんだよ!!」 親れいむは逃げるように促す。 「ゆ、ゆうう…でみょおきゃあしゃんは…?」 「いいからはやくにげるんだよ!! あのまりさはゆっくりしてるおかあさんがやっつけるよ!!」 「ゆ、ゆう…」 「しっかりするんだよ!!しんじゃったまりさのぶんまでいきるんだよ!!」 迷う赤れいむに親れいむは叫んで行動を促す。 「ゆ、ゆううう!!にげりゅよ!」 「まっちぇおにぇえちゃん!」 赤れいむが跳ねて出入口に向かう。 「おちびちゃん…げんきでね…」 赤れいむ二匹を逃がす為に親れいむはゲスまりさに立ち塞がる。 ゲスまりさはというと…、 「ぷ、ぷくくく…ゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラ!!!」 転がった姿勢のまま馬鹿笑いしだす。 「ゆうう、なにがおかしいの!!!?」 いきなりの馬鹿笑いに驚き戸惑う親れいむ。 それはゲスまりさが答えるよりも早くわかった。 「れんがしゃんゆっきゅりどいちぇね!」 「れいみゅのじゃまをちゅるなんちぇゆっきゅりちちぇにゃいよ!!」 「ゆゆゆううううう!!?」 親れいむは気付いた。 眠る時はいつもレンガで塞いでいた事を…。 それは外からの外敵の侵入を防ぐのに役に立ったが同時に中から外への脱出を困難にする事でもあった。 赤れいむ二匹にレンガを動かすことは出来ない。 親れいむも今の状況では出来ない。 そもそも親れいむは完全に忘れているが赤れいむ二匹も決して軽くはない怪我を負っているという事を…。 ゲスまりさとつがいのまりさが入れ代わっているのを気付けなかった時点で詰んでいたのだった。 「まさかここまであんこのうだとはおもわなかったんだぜ!」 「ゆ、ゆうううう!! かわいいちびちゃんはれいむがまもるよ!!」 もはやゲスまりさを倒す以外に道はないと親れいむは判断する。 だがさっきの自分を省みない不意打ちの際に今までとは比ではない量の餡子を撒 き散らしてしまった。 ゆっくりだから気にもならないが周囲には甘ったるいニオイが充満していた。 「どいちぇねれんぎゃしゃあああああん!!?」 「れいみゅがゆっきゅりできにゃいよおおおおおお!!?」 涙を流しながら絶叫する赤れいむ二匹。 体当たりしても無駄な事を内心理解しているのだろう。 それの盾になる形で前にいる親れいむ。 「おちびちゃんたちは…れいむがまもるよ…!!」 「ゲラゲラゲラ…これだからのらはばかでいやになるんだぜ!!」 ゲスまりさはその親れいむの姿を嘲笑う。 そして、 「ゆっくりしていってね!!」 ゆっくりの代名詞とも言える言葉を放つ。 そうすれば必然的に、 「ゆっくりしていってね!!」 「「ゆっきゅりしちぇいっちぇね!!」」 言葉を返してしまうのが哀れなゆっくりの性だった。 その隙をゲスまりさは見逃さなかった。 さっきのお返しと言わんばかりに親れいむに体当たりする。 「ゆぎゃあ゛あ゛!!?」 不意打ちとなった一撃を受けた親れいむは先程のゲスまりさのように転がっていく。 その結果、 「ぷぎゅ!!?」 ぶちゅり、と音を立てて赤れいむ一匹が親れいむの下敷きになって潰れた。 「おねえちゃんぎゃちゅびゅれちゃっだあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!?」 「ゆ…ゆゆゆ!!?」 残った最後の子供である赤れいむの叫びで何が起きたか親れいむは理解してしまった。 「ゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラ!!! おちびちゃんをまもるんじゃなかったのかだぜゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラ!!!」 「ゆ、ゆ、ゆ、ゆがあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」 自分が殺した…そんな現実から逃避する為に親れいむは怒りをまりさにぶつけようとする。 だが、 「こんどはきかないんだぜ!!」 「ゆぎゅあ゛あ゛!!?」 元々の状態でぶつかり合えば親れいむがゲスまりさに勝てる訳がない。 簡単に体当たりで吹っ飛ばされる。 「おきゃあしゃああああああん!!?」 赤れいむが親れいむに駆け寄る。 「お…ちびちゃ…にげ…」 「ちっきゃりちちぇよおきゃあじゃん!? いっちょにゆっぎゅりじようよお゛お゛!!!」 逃げるように促す親と、親を心配する子。 窮地になると家族ですらあっさり見捨てるゆっくりという種では珍しく強い絆を持っているようだ。 だが、そんなものはゲスまりさの前には何の意味もなかった。 「ゆうう、うごいたらおなかがへったんだぜ。はらごしらえをするんだぜ」 「ゆ!?きゅ、きゅるにゃきょのきゅじゅああああああ!!?」 赤れいむは逃げる。 動揺した頭は親れいむの口の中に避難するという選択肢すら浮かばず、狭いおうちの中を跳ね回る。 しかし、赤ゆっくりが成体から逃げられる訳がなかった。 「やじゃあ゛あ゛!!?れいみゅはゆっきゅりしゅりゅにょお゛お゛お゛!!ごんなどごべじびだぶないいい!!?」 跳ね回る赤れいむ。そのすぐ背後に迫ったゲスまりさ。 ゲスまりさの舌の届く位置まで追い付かれた赤れいむにもう逃げる術はなかった。 「いただきますだぜ!!」 最初から赤ゆっくり全て食うつもりだったゲスまりさは舌を器用に使って一息に赤れいむを口に入れ、よく噛んだ。 「ゆぎいぃッ!!!?」 断末魔ともとれる叫びを上げ、赤れいむの声は完全に途絶えた。 最初の一噛みで死ねたのはむしろ幸運と言えよう。 「ゆあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛おぢびじゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ん!!!?」 最後の一匹も食われてしまい絶望する親れいむ…いやもう子供はいないのだからただのれいむだ。 「む~しゃむ~しゃそれなり~♪」 口の周りを餡子で汚しながらも幸せそうな顔をするゲスまりさ。 れいむの目からでもとてもゆっくりしている事がわかる。 どうしておちびちゃんたちがゆっくりできなくなったのにこんなゲスがゆっくりしてるの…? れいむは憎かった…。 家族を殺したゲスまりさを…。 何も出来ない自分を…。 だがれいむはただゲスまりさを憎悪を込めた眼差しで睨みつけるしか出来なかった。 「はらごしらえがおわったらつぎはうんどうしたくなってきたぜ」 ゲスまりさは邪悪な笑みを浮かべてれいむを見ながら舌なめずりをする。 途端にいきり立つゲスまりさのぺにぺに。 それでれいむにはまりさが何をしようとしているのか理解出来た。 一瞬にしてれいむの顔が恐怖に染まる。 「い、いや…こないで…」 れいむは歯をガチガチ鳴らし、はいずりながら逃げようとする。 だが今のれいむの状態ではゲスまりさから逃げることも、出入口を塞ぐレンガを どかす事も出来ない。 「かおはいまいちだけどまりさはかんだいだからがまんしてやるんだぜ!」 「ごっぢぐるな゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛……!!!?」 れいむの悲痛な叫びが響いたのだった。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ゲスまりさは跳ねていく。 用のなくなったおうちを捨てて。 れいむは結局あの後、ゲスまりさのすっきり用ゆっくり兼食料製造機としての生涯を送った。 最後の方には虚ろな瞳で「まりざぁ…おちびじゃん……おねぇぢゃ…おにいざ……」と譫言を呟き続けて子供の作りすぎで黒ずんでいった。 栄養を十二分に手に入れたゲスまりさは次なる獲物を探して跳ねていく。 人間に会えばどうなるかわからない。 ゆっくりを虐めるのを楽しむ人間がいる事をゲスまりさは知っている。 ゲスまりさの元飼い主もその一人だった。 飼いゆっくりは可愛がるが野良には容赦しない。そんなタイプだった。 だから人間に飼ってもらうにはゆっくり見極めなければならない。 捨てられた時点で希望は皆無だというのに…。 ゲスまりさは浅ましくまだ飼いゆっくりとしての生活へ舞い戻る事を諦めていな かった…。 『ゆ~ゆゆゆ~ゆゆゆ~ゆゆゆ~♪』 すると何処かの家から耳障りな雑音が聞こえた。 「ゆうう、ゆっくりできないぜ…」 どうやら同じゆっくりからしてもあまり上手ではないらしい。 だがおうたを歌うゆっくりは野良の割合が高い。 おうたを好むのはれいむ種が多く、れいむ種はまりさ種よりも戦闘力は低い。 それに飼いゆっくりだったらおうたは歌わないようにさせるか、人間からでも聞 けるものに矯正するかのどちらかだ。 つまりはこのゆっくりは勝手に人間の家に入ったゲスだとゲスまりさは判断した。 これはチャンスだ。 そうゲスまりさは考えた。 人間のおうちを勝手に占領するゲスなゆっくりをやっつけて人間に恩を売ればも しかしたら飼いゆっくりになれるかもしれない。いや、そうに決まってる!! 実際はゲスまりさも薄汚い野良なので、同じような駆除対象でしかないのだがゲ スまりさは自分と野良ゆっくりに隔絶したものと無意識下に考えている為気付きもしない。 まあこれはゲスまりさだけではなく元飼いゆっくりに多い傾向ではあるが。 それはさておき、ゲスまりさは誰にも気付かれないようにゆっくりと野良ゆっくりのいる人間の家の敷地に近付いていく。 そこには予想通りバッジのないれいむ一家がそこにいた。 バッジが無い、これでゲスまりさが益々チャンスと判断した。 あれをゆっくりできなくしてゆっくりしてやろう。 ゲスまりさはそう結論して近付いていく。 「そろーりそろーり…」 ゲスまりさはゆっくりと近付いて行く。 声を出して雑草を倒しながら進んで行く。 ここまでして気付かないのはゆっくり位なものだ。 そして、 「ゆっくりしていってね!!」 ゆっくりでは回避しようのない不意打ちを始めた。 「ゆっくりしてい…ゆげぇえ!!?」 ゲスまりさは親らしきれいむの返答を聞かず体当たりする。 「ゆぎゅう゛ぁ!!? な゛にずぶのぼぉッ!!?」 口から餡子を吐き出して非難する親れいむを無視して口に入れてある石を重みにした身体でゲスまりさは体当たりする。 「やめちぇね!おきゃあしゃんいちゃぎゃっちぇるよ!!」 「おきゃあしゃんをいじみぇるにゃあ゛あ゛!!!」 「うるさいんだぜ!!」 ゲスまりさは難無く赤ゆっくり四匹を弾き飛ばして、親れいむに攻撃を続ける。 「ちゃっちゃとしぬんだぜ!!」 「ゆぎいい゛い゛い゛!!?」 出鼻をくじかれた親れいむは反撃も出来ずただ嬲られていく。 赤ゆっくり達は最初のゲスまりさの攻撃で完全に萎縮してしまい何も出来ない。 「はやきゅきょいくちょじじい!!!」 「おきゃあしゃんをたじゅけりょおおおおおお!!!」 ただ赤ゆっくり達が勝手に奴隷と思い込んでいた人間に来るように催促するだけだった。 当ゆっくり達は気付いていないが今日がもし平日だったら男は仕事で家にいない かもしれないのにまるでいるのが当然のように扱っていた。 まぁ今回は男がいたからよかったが…。 「ばかなれいむはゆっくりしぬんだぜ!!」 「ゆぴいッ!!?」 「やめちぇね!おきゃあしゃんいちゃぎゃっちぇりゅよ!!?」 「どうちちぇぎょんなきょちょずるこぼお゛お゛!!?」 ゲスまりさは答えず体当たりを繰り返す。 すると、 「ゆうう!!じじい!はやきゅおきゃあしゃんをたちゅけりょおお!!!」 赤ゆっくりの一匹がゲスまりさの背後の誰かに向けて叫んだ。 やっと人間が来た! ゲスまりさはそう確信して人間の方へ向き直る。何処と無くゆっくりさせてくれそうな雰囲気をしていた。 そして、 「おにいさん!まりさはこのにんげんさんたちにめいわくをかけるわるいゲスなゆっくりをせいっさいしてるんだよ!!」 と高らかに宣言したのだった。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「っちい!つかえないじじいだったんだぜ!!」 ゲスまりさは舌打ちしながら不満そうな顔を隠しもしない。 ゲスまりさは自分があのクズのれいむ一家を懲らしめて、その恩で男のペットに なろうとしたのだ。 しかし、男はそれを丁重に断り、人参を渡す事で帰ってもらう事にしたのだ。 野良ゆっくりに対してならば破格の扱いなのだがゲスまりさはそれでも不服だった。 ゲスまりさの目的は飼いゆっくりになる事。 帽子も野良のものに変わっており、人間からも同じ飼いゆっくりからも元飼いゆっくりであるとはわからない。 飼い主にしてやろうとしたのに男はまりさの要求を拒否しやがったんだぜ!! 下手に出てればいい気になってるんじゃないぜ!! みたいな事を考えていた。 与えられた人参等にまりさは騙されはしない。 とかも考えててもいたが結局それで引き下がったし、下手に出てたら調子に乗ったのはゲスまりさの方であった。 むしろ普通ならばすぐにれいむ一家共々潰されるのがオチだ。 庭でしか飼わず、外に出すつもりがない場合は飼いゆっくりにわざわざバッジを付けない飼い主もいる。 その場合はさっきのゲスまりさが行った行動は殺されてもおかしくなかっただろう。 それを無傷で尚且つ野良では滅多に手に入らない人参をまるごと数本手に入れら れたのだから結果としてはかなりいい方なのだがゲスまりさは不満足だった。 「あのじじいはみるめがないんだぜ!! こんどあったらもっとおやさいをよこしてもらうんだぜ!!」 ゲスまりさはあの家の主であった男を都合よく食い物をくれる人間と判断したようだ。 ゆっくりは一度相手を見下せばその見下された相手はどんどんそのゆっくりの中で下位となっていく。 見下せば見下す程相手に対して強気になるのがゆっくりだった。 それは飼いゆっくりであろうと変わらなかった。 それがゲスまりさにとってどんな災いになるかも知らずに…。 ―――――――――――――――――――――――――――――――― とりあえずゲスまりさはゆっくりできる場所を探して跳ねていく。 食糧は手に入れた。あとは住居だけだ。 すると、 「ゆ…ゆぅ…」 一匹のやつれながらも気品らしきものがある美ありすが倒れていた。 カチューシャにはバッジを無理矢理外したような跡がある。 ゲスまりさは間違いなくあれは元飼いゆっくりだと確信した。 おそらく捨てられて食うものを得られず衰弱して倒れたのだろう。 「……………」 別段不思議でもないゲスまりさが飼いゆっくりの時にもよく見た光景。 それなのにまりさは何故かありすから目が離せなかった。 「たず…げで…」 ゲスまりさに気付いたありすは助けを求める。 いつものゲスまりさなら見捨てるか殺してむ~しゃむ~しゃするかのどちらかだ。 だが、何を感じたのかゲスまりさは持っている人参を分け与え始めた。 食べやすいよう一度ゲスまりさがかみ砕いて渡す。 「ゆ…ゆゆ、ありがとう…まりさはゆっくりできるまりさだね!!」 何とか会話出来るまで回復したありすはゲスまりさにお礼を言う。 「……………」 だがゲスまりさはそっぽを向いてしまう。 何だか照れ臭かったのだ。 「ゆうう?まりさどうしたの?」 「な、なんでもないんだぜ!!」 ゲスまりさの行動に首(?)を傾げるありす。 「そ、それじゃまりさはいくんだぜ!!」 「ゆ、ちょっとまって! いっしょにとかいはにゆっくりしましょ!!」 去ろうとしたゲスまりさをありすは呼び止める。 ゲスまりさがありすの方を見ると、ありすは屈託のない笑みを浮かべていた。 それを見ただけで顔が真っ赤になるゲスまりさ。 ゲスまりさは感じた。 ゆっくりできないんだけどゆっくりできる不思議な感覚を。 今まで感じた事のない感覚にゲスまりさは戸惑っていた。 「…ゆ、わかったんだぜ…」 ゲスまりさはその感情の正体がよくわからないながらもその感情に従う事にした のだった。 その感情が恋だと気付くのにゲスまりさはもう少し時間がかかりそうだった。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― あれから数日が経過した。 三以上数えられないゆっくりからすればたくさんの日が過ぎたのだ。 「おちびちゃんたち、きょうはおさんぽにいくんだぜ!」 「おしゃんぽ!おしゃんぽ!」 「とっちぇもときゃいはにぇ!」 野良生活にすっかり慣れたゲスまりさにはあのありすとの間に二匹の子まりさと 子ありすの子供が出来ていた。 あの後台風の直撃を経験し、公衆便所へ逃げ込んだがそこへやって来たゆっくり 出来ない人間から逃げて二匹は互いに愛し合うようになった。 所謂吊橋理論というやつだ。 ゆっくりの馴れ初め等誰も聞きたくないから割愛するとして、ゲスまりさはこうして初めて可愛いと思える我が子を手に入れた。 野良ゆっくりは生存競争が激しく、三日かそこらで子供を産む個体も多い。 のんびり子供を産めるのはゆっくりできる森や山のゆっくり、もしくは飼いゆっくり位だ。 ゲスまりさに子供は結構いたが大体がゲスまりさ自身の手で殺されているからい ないも同然だ。 ゲスまりさは可愛い可愛いおちびちゃん二匹を見るだけで頬が緩んでくる。 ゲスまりさは初めて幸福というものを感じたのだった。 いつしかゲスまりさの中での目的が“かいゆっくりになる”から“ありすとおち びちゃんたちとゆっくりする”に変わっていた。 「おきゃあしゃん、ありぇにゃに~?」 「あれはね、“おといれ”っていってにんげんさんがうんうんとしーしーをするばしょよ!」 「おとうしゃんおとうしゃん! まりしゃきれいなおはなしゃんみちゅけちゃよ!!」 「ゆゆう、さすがまりさのおちびちゃんなんだぜ!!」 先日の台風で公園に住むゆっくりの数は激減して餌にも余裕が出来、家族でのんびり散歩できた。 公園をぴょんぴょんと跳ねていくゲスまりさ一家。 すると、 「おちょうしゃん、あしょこににゃんだきゃゆっきゅりできにゃいのぎゃいりゅよ!」 子まりさがゆっくりできない何かを見つけた。 それは一匹の成体れいむに二匹の子ゆっくり位のはげまんじゅうだった。 何故かおかざりが頭ではなく顎の部分につけられているから気付きにくかったがはげまんじゅうがれいむ種である事がわかった。 「ゆゆう、いなかものなれいむね…」 「ゆっきゅちできにゃいよぉ…」 ありすと子ありすが不満げな顔をしている。 それを見たゲスまりさは、 「おとうさんにまかせておくんだぜ!! あのゆっくりできないゆっくりどもをせいっさいしてくるんだぜ!!」 家族の前で良いところを見せたいゲスまりさはありす達にそう告げて跳ねていく。 相手はボロボロの成体とはげまんじゅう。 「ゆっくりしていってね!!」で不意を打つ必要すらなかった。 「ゆっくりしねえ!!」 ゲスまりさが叫びながら体当たりをする。 「ゆぶぐえッ!!!?」 傷だらけの成体れいむがゲスまりさの体当たりで転がっていく。 「おきゃあしゃあ゛あ゛あ゛あ゛ん!!?」 「ひょほひへほんにゃひょほしゅふのほおおおおおお!!?」 転がっていく成体れいむを見ながらはげまんじゅう二匹がゲスまりさを非難する。 「ププ、ゆっきゅりできにゃいきゅじゅがなにきゃちゃべっちぇりゅよ」 「いなきゃもにょにょくちぇににゃまいきにぇ!」 一番大きい成体れいむがあのザマだった為、相手が弱いとわかると途端に強気になるのは人間もゆっくりも同じだ。 「よひゅもおひゃあ゛じゃんをお゛お゛お゛お゛!!!」 はげまんじゅうがゲスまりさに体当たりを仕掛ける。だが貧弱な子ゆっくりの体 当たりなどゲスまりさの前には意味がなかった。 「きだないクズがまりさにざわるんじゃないぜ!!」 ゲスまりさは逆にはげまんじゅうを弾き飛ばし、上からのしかかる。 汚らわしいものに触れられたと思いブチ切れたゲスまりさははげまんじゅうを綺麗に半分だけ踏み潰す。 身体の半分が無くなった事によりはげまんじゅは苦しむが、ゆっくりは中身を三分の一以上失えば死に、脳の部分の役割を持つ中枢餡を破壊されれば死ぬので綺麗に半分潰されたはげまんじゅうは、即死には至れず、致命傷の中で無駄な苦しみを味わう事になった。 「ゆ、ゆひぃ…いひゃいほぉ…ゆっひゅひぃ…」 顔のある前面の方だけが動いて気持ち悪い。 「どうひへ…へいひゅは…ほんな…へに…」 目が苦しみから逃れようとせわしなく動き、ある一点の方向を向いたまま、動かなくなった。 ゲスまりさは目障りだとばかりにそのはげまんじゅうを完全に潰すと生き残っているもう一匹のはげまんじゅうへ意識を向ける。 「ゆひぃ!!?」 今まで呆然としていたはげまんじゅうも、自身に危険が迫っている事に気付き、 恐怖に顔が引き攣る。 しかし、 「おちびじゃんは…れいむがまもるよ…!!!」 「おきゃあしゃん!?」 転がした筈のれいむが戻って来てゲスまりさに立ち塞がる。 親の愛情は強しとでも言うべきかもしれない。 ボロボロの身体ではげまんじゅうを守る姿は憐れでありながらも何処か美しさがあった。 命に代えても子供を守ろうとする覚悟は高潔でもあった。 「おちびちゃんをいじ「うるさいんだぜ!!」ゆぴぃ!!?」 しかし現実の力の差の前にはそんなものは意味がなかった。 「ゆっくり!できない!くずは!いきてる!だけ!むだ!なんだぜ!! だから!!ゆっくり!!しないで!!さっさと!!しぬんだぜ!!」 「ゆぎぃ!?くびぃ!?ひびぃ!?」 何回もの踏み付けるかのような体当たりにれいむは餡子を吐き出す。 傷口からも溢れていく餡子がゲスまりさの体当たりでポンプのようになって飛び散る。 「ゆ…ゆひぃ…」 れいむの餡子を半分出した時点でゲスまりさは体当たりを止め、はげまんじゅう へ向き直る。 「や、やじゃ…ちにちゃきゅにゃい…」 はげまんじゅうはゲスまりさに完全に萎縮してしまった。 「にげ…ちぇ…おちびちゃん…」 れいむが死に体でありながらも逃げるように促す。 「ゆ、ゆわああああああああん!!!」 はげまんじゅうは涙を流して逃げ出す。 だが所詮赤ゆっくりの逃げ足などたかが知れている。 「ゆっくりできないくじゅはいきでるだけむだなんだじぇ!!」 するとはげまんじゅうが逃げた先に赤まりさが立ち塞がり体当たりで弾き飛ばす 。 「ゆげえ!!?」 はげまんじゅうは回避行動も取れず転がってしまう。 「まじゃおわりじゃにゃいじぇ!!」 赤まりさははげまんじゅうの後を追い、何度も体当たりを仕掛ける。 「ゆぎい!!?いぢゃい゛い゛い゛い゛い゛!!!」 泣き叫ぶはげまんじゅう。 「ぷきゅきゅ、きたないなきごえね」 「まりしゃおねえしゃんやっちゃえ~♪」 嘲笑う声は聞こえても助けようとする声はしない。 「ゆ、ゆひぃ…」 それでもはげまんじゅうは必死に逃げる。 「そろそろ死ぬんだぜ!」 しかしそんなはげまんじゅうの努力を嘲笑うかのようにゲスまりさがはげまんじ ゅうにのしかかる。 その結果、ついにはげまんじゅうの皮が破れて餡子が漏れ出す。 迫り来る死の予感にはげまんじゅうは戦慄する。 そして、 「おきゃあしゃんたぶべッ!!?」 親に助けを求めようとして、ゲスまりさに跡形もなく潰されたのだった。 「お…ちびちゃん…」 れいむはただただ呆然と呟くだけだ。 それに対して歓喜の声を上げるゲスまりさ一家。 「さすがありすのだ~りんのまりさね!とってもとかいはよ!!」 「ゆゆ~ん。てれるんだぜありす♪ そういうありすもかわいいんだぜ♪」 「おちょうしゃんもおきゃあしゃんもとちぇみょゆっきゅりちちぇるね!」 「とっちぇもときゃいはにぇ!」 互いにゆっくりできないやつを倒した喜びを分かち合う。 その時、ゲスまりさが近付いてくる足音に気付いた。 ゲスまりさが振り向いて反射的に、 「ゆ?なんのようなんだぜ!! いまとりこみちゅうなんだぜ! さっさとどっかいかないとゆっくりできなくさせるんだぜ!」 と威嚇した。 ゲスまりさが叫んだ先にはかつてゲスまりさに人参を捧げた男がこっちに向けて歩いて来ていた。 男の方は数日の間に野良として適応し、薄汚れたまりさとかつて庭に勝手に住み着いたれいむ一家の親れいむを殺したまりさが同じゆっくりだとは気付かなかった。 だが変な所で頭の回るゲスまりさは男があの時人参を捧げた男だと言い切った時点で気付いた。 だから人間の強さを知っているゲスまりさでも強気な態度を崩さずにいる事が出来たのだ。 そして、その声に反応したれいむも男に意識を向けた。 次の瞬間、 「ゆぎゃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ あ゛あ゛あ゛ッ!!!?」 突然の大絶叫を上げて、目を見開いたまま親れいむは二度と動く事は無くなった。 ゲスまりさ一家もそれに対してビックリする。 ゲスまりさ達が一体何なのかとれいむの方を見ると既にれいむは息絶えていた。 これ以上なく顔を恐怖に歪めて…。 『いったいなんなんだぜ?』 ゲスまりさはれいむが急に叫んだ意味が理解できなかった。 あの叫び声は台風の日にトイレに逃げ込んだ時に現れたゆっくりできない人間に 殺されていったゆっくりが上げた叫び声と似ていた。 と、考えている内に男は踵を返して公園から出ていこうとする。 男が逃げようとしている。 そう判断したゲスまりさは再び男からゆっくり出来る何かをもらわなければなら ないと考えていた。 「ちょっとまつんだぜ!!」 だから咄嗟にゲスまりさは男を呼び止めた。 「何だい?」と呟きながら男が親まりさの方へ振り向く。 ゲスまりさは完全にこの男を見くびっていた。 かつて弱っちい赤ゆっくり四匹の言われるままだった男…ゲスまりさが散々罵倒したのに何もしないでただ人参をよこしていた男…。 下と一度見なしたらとことん下と見なすゆっくりという種の特徴。 その本質は他のゆっくりに比べて頭の回るゲスまりさもその本能だけは消せなかった。 かつてゲスまりさは誓った。 今度会ったらもっとおやさいをよこさせてやろうと。 もはやゲスまりさの中ではこの男から野菜を貰う事が確定していた。 『そうだ、ぜっせいのびゆっくりのありすとてんかいっぴんのかわいさをもつお ちびちゃんをみたぶんもはらってもらうんだぜ!!』 と決めたゲスまりさはむかつく笑みを浮かべて…、 「さっききれいなありすとかわいいおちびちゃんをみてたんだぜ!!かんしょうりょうをようきゅうするんだぜ!!」 と言い放った。 これには思わず男も渋い顔をする。 しかしゲスまりさは気にせず宣言する。 「ぜっせいのびゆっくりのありすときゅうきょくのかわいさのおちびちゃんをみたんだからとうぜんなんだぜ!! でもまりさはかんだいだからいちまんえんでゆるしてやるんだぜ!!」 「ゆゆう!!ぜっせいのびゆっくりだなんててれるわまりさ!!」 「「きゃわいきゅっちぇぎょめんにぇー!!」」 ありすとかわいいおちびちゃんが答える。 「……………!?」 男の身体が強張る。 「ゆ?どうしたんだぜ? はやくよこさないとまりさがじきじきにゆっくりできなくさせてやるんだぜ!」 男がよくわからない行動をするのにゲスまりさは疑問に思った。 だが、 「きっとありすとおちびちゃんたちのかわいさにみとれちゃったのね!!」 ありすの一言で納得してしまった。 もしかしたらこれが最後のチャンスであったかもしれなかったのに…。 「ゆ、そうなのかだぜ!! なかなかみどころのあるじじいなんだぜ!!」 いくら頭が回ろうとも所詮はゆっくり。 一度見下した相手は痛い目に遭わなければ見直さないのだ。 「ゆぅ~、しょうがないわね。 とかいはなありすがさーびすしてあげるわ。 さぁ、おちびちゃんもいっしょにいいましょう!!」 勘違いして勝手に話を進めているありす達。 だが男はそれに反応しない。 そして、 「かわいくってごめんね~♪」 「「きゃわいきゅっちぇぎょめんにぇ~!!」」 親ありすと子ゆっくり二匹はそう言いながらウインクした。 「ゆううう!!?さすがありすなんだぜ!!さーびすおうせいなんだぜ!!ありすはせかいいちのきりょうよしなんだぜ!! はやくくそじじいはいちおくちょうまんえんはらうんだぜ!!」 男は調子に乗ったゲスまりさの言葉にも反応しなかった。 ただ…、 「ゆゆう!!?」 目から大粒の涙を流していた。 そして…、 「……謝らなくって…いいんだよ……」 こうして…ゲスまりさは大切な家族を失う事になったっだった……。 続く あとがき おかしい…何でこんなに長くなってるんだ…? 本来はさっさと殺して終わらせる筈だったのに無駄に長くなってる…。 個人的には出てくるゆっくりは全てしっかり殺したいから長くなってしまっているのか…? と、いうわけで申し訳ありませんが長すぎるので上と下に分けて作らせていただきました。 どうか御了承ください。 それでは、今回このSSを読んで頂き誠にありがとうございました。 ところで、天然お兄さんは虐待人間と愛護人間どっちに該当させればいいんだろうか? 過去に作ったSS ふたば系ゆっくりいじめ 293 おかざりがないとゆっくりできないよ! ふたば系ゆっくりいじめ 311 きゃわいきゅっちぇぎょめんにぇ!! ふたば系ゆっくりいじめ 347 れいむはしんぐるまざーでかわいそうなんだよ!! ふたば系ゆっくりいじめ 397 大好きだよ ふたば系ゆっくりいじめ 447 おきゃあしゃんのおうちゃはゆっきゅちできりゅね! トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 最後が面白かった(小並感) -- 2018-12-04 00 05 25 奴だ! -- 2016-08-30 16 57 14 あれー、最後のセリフどこかで聞いたような(棒 -- 2014-04-23 19 22 24 またお前かwwwこいつはやばいww -- 2013-05-10 16 26 24 The ゲスの称号を持つゲスまりさには嘔吐が出るくらい醜い死に様がお似合いだね☆ -- 2013-04-09 20 44 47 オイ……やべぇよ…やべぇよ…この鬼意惨は… -- 2012-10-13 17 04 43 ゲスは死ね!「 -- 2012-02-24 11 34 14 リンクしているのがいいねwww このクズの死に様に期待 -- 2011-10-10 22 00 20 ゆっくり駆除してくれた所までは良いゆっくりだったのに人間を見下すからこうなるんだ糞饅頭が。 -- 2011-03-25 12 34 52 こいつが来るとはwwww イラつくけどすげーおもしろいwwwww -- 2011-02-27 20 18 20 散々同族殺ししておいて恋とか家族持つとかゲスのクセきめぇんだよ。 あと、最後の文章見たことあったと思ったら、 お ま え か! -- 2010-11-25 08 52 43 またお前かw -- 2010-09-17 10 01 19 ま た お 前 か ! ! ! -- 2010-09-11 14 52 17 久々に驚いたわ!!まさにあんたかってかんじ!! -- 2010-09-11 00 44 57 おまえか! -- 2010-07-30 18 33 04 奴か… -- 2010-07-17 23 48 19 最後の人間の台詞で噴いたw あ・ん・た・か! -- 2010-07-13 01 05 19
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「梅先生…もう我慢出来ない、俺はあなたの事が…!」 そう言いながら、俺は梅先生を無理やりソファへ押し倒す。 いきなりの事で梅先生は、なにが起こったのか分からないようだ。 しばらくの間、目を見開いて俺の顔をじっと見つめていた。 「○○君…」 やがて自分の侵されている状況を理解したのか、梅先生は静かに言葉を紡ぎ出していく。 「…見たいんだよね?私のからだ。 うん、男の子だもんね、 …うん、そうだね…見ても、いいんだよ?」 「な…!?」 この人は一体何を言っているんだ? 相変わらずこの人の考えは全く読めない。 これから自分が犯されると分かっていながら、こんなに平静を保てるなんて、どうかしてる。 「むー、人をそんなに痴女みたいに言うなー。」 「い、いや、俺は別に、そんなつもりでは…」 恥ずかしそうに少しはにかんで、先生は言った。 「私ね…○○君になら、その…アレ、してもいいかな…なんて、思ってね…。 ほら!○○君にはいつもお世話になってるし、本当に大好きだし… だから!あの、その…わっ、私で良ければ……えっち…して…下さい…」 やっとの事で言い切ると先生は、その真っ赤になってしまった顔をうつむかせて、そのまま黙りこくってしまった。かわいい。 俺…最低だ。 こんなに純情で、俺の事を思ってくれている先生を、無理やり襲おうとするなんて…最低だ… それでも…この欲望は抑えられないっ! 「先生…」 俺は先生の着ているブラウスをゆっくりと、だが、やさしく剥ぎ取っ この小説はうめてんてーによって削除されました。わっしょい。
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すいか いつも おさけを のんで よっぱらっている。みかけに よらず かなりの かいりき。 タイプ 岩/格闘 特性 むさん (本家のすながくれと同等) 分布 せいそくち ふめい 種族値 HP 130 すばやさ 70 こうげき 100 とくこう 50 ぼうぎょ 35 とくぼう 35 進化系統 ちびすいかLv30ですいかLv45でEすいか(要全国図鑑) レベルアップで覚える技 Lv01 からてチョップ Lv08 ちいさくなる Lv14 いわおとし Lv20 ちきゅうなげ Lv26 すなあらし Lv33 がんせきふうじ Lv40 いわなだれ Lv47 メガホーン Lv54 ばかぢから 覚える技マシン 01 ピヨピヨパンチ 05 ほえる 06 どくどく 08 ビルドアップ 10 チームワーク 11 にほんばれ 12 ちょうはつ 14 ふぶき 15 はかいこうせん 17 まもる 20 しんぴのまもり 21 やつあたり 23 アイアンテール 24 10まんボルト 25 かみなり 26 じしん 27 おんがえし 28 あなをほる 31 かわらわり 32 かげぶんしん 33 リフレクター 34 でんげきは 35 かえんほうしゃ 37 すなあらし 38 だいもんじ 39 がんせきふうじ 41 いちゃもん 42 からげんき 44 ねむる 45 れいげき 48 スキルスワップ 49 よめしゅぎょう 50 オーバーヒート 覚える秘伝マシン 04 かいりき 06 いわくだき 倒すと獲得できる努力値 HP +2 育成例
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ニコニコ動画/アイドルマスター/高槻やよい ソロ高再生 2008-10-31 【リンク】 THE IDOLM@STER 公式サイト THE IDOLM@STER Wikipedia The iDOL M@STER ニコニコ動画まとめWiki ◇◆『ニコニコ動画/アイドルマスター』へ ◇高槻やよい◆ ソロへ/デュオへ/デュオ高再生へ/トリオへ/トリオ高再生へ/殿堂へ/コミュへ/その他へ/墓地へ アイドルマスター ふるふるフューチャー☆ エースオブクラブ やよい アイドルマスター 星間飛行 超もやしンデレラ やよいちゃん アイドルマスター やよい Do-Dai ラフタイムスクール パジャマやよいかみおろしてみた ShinySmileショートver アイドルマスターL4U 高槻やよいソロ my song カウガール アイドルマスター ふたりのもじぴったん やよい アイドルマスター 「私はアイドル」 REM@STER-A やよい アイドルマスター スカートを売ってお仕置きリハをするやよい アイドルマスター 「夢はなにいろ?」 ReProduce やよい アイドルマスター Catch You Catch Me(さくらVer)カードキャプターやよい アイドルマスター 「キメラメキメキ♪ Unlimitable やよいゾーン Edit」 アイドルマスター ロケットガール 高槻やよい 「GO MY WAY!!」 BB.ver アイドルマスター やよい「楽しそうに…ですね!」 アイドルマスター あしたまにあ~なOP 『sweet strawberry toast』 アイドルマスター かたくり粉 ブリーフ&トランクス MAD アイドルマスター やよい デパチカ アイドルマスター やよいにコッペパンを歌って貰いました アイドルマスター "12円の春" やよい (120円の春 歌:YURIA) やよいごまえー(高画質版) ◇◆『ニコニコ動画/アイドルマスター』へ ◇◆『ニコニコ動画』へ Amazon THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 02 高槻やよい