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遺されたもの ◆VvWRRU0SzU タービンが猛回転し、伸ばした左腕が天井を砕き抉る。 ほどなくして、騎士凰牙は薄暗い地下通路から青空の下へとその身を晒す。 ソシエは傍らのロジャーに目をやった。浅い呼吸を繰り返す彼は、しばらく起きそうにもない。 ロジャーは気絶する前に南西に向かえと言っていた。 久々に思う存分機械人形を動かせると幾分高揚しつつ、現在位置を確認するためぐるりと辺りを見回したソシエの視界に巨大な影が飛び込んできた。 先頃交戦した、無敵戦艦ダイ。その残骸が―― そういえばロジャーからこの機体の説明を聞いた――無理やり聞きだした――とき、補給を行う際は通常の補給ポイントではなく専用の電池を用いるということだった。 ロジャーが携帯していた巨大な電池は四本。現在のエネルギー残量からして補給を行っておくのは妥当ではある。 が、手持ちの電池を消費すればそれだけ継続して動ける時間は短くなる。 ここはロジャーが一時身を寄せていて、予備の電池を置いてあるという話のダイに立ち寄っておくべきだとソシエは判断した。 近寄って見上げてみれば、酷い有様だった。 二匹の怪獣の上に要塞が設置されたその巨体も、今は艦橋部分は切り刻まれ、主砲は半ばから砕け落ちている。 最も目を引く怪獣も、右の方は頭自体が消し飛んでおり、左の頭は原形こそ保っているものの傷だらけだ。 八本ある足も二本が欠落し、他にも至るところで損傷が見て取れる。 素人目にももはやこの戦艦は死んでいるのだと知れた。 おそらくは、動かしていたパイロット――艦長もまた。 「ごめんなさい……と言うのも今さらよね。私達が来なければ、こうはならなかったんだし」 半日というほど前でもない戦闘を思い出し、沈む気持ちを頬を張ることで叱咤する。 今は後悔している時間ではない。騎士凰牙もダイの巨体によじ登らせ、格納庫があると思われる位置を探す。 タービンが唸りをあげて、隔壁を粉砕。ダイの内部に通じる穴が空いた。 だだっ広い格納庫へと足を踏み入れ、周囲を探索する。やがて騎士凰牙が携帯するものと同型の電池を発見した。 片腕に手間取りつつも、滞りなく補給は完了した。だが―― 「これだけ大きな戦艦だったら、一つくらい私が乗れそうな機械人形だってあるわよね。いいえ、あるに違いないわ」 どうにも人の機体に間借りするだけでは座りが悪いソシエは、自分の乗機を求めて更に格納庫内を探索する。 ホワイトドールとは言わないまでもせめて普通に戦える機械人形なら何でもいいと思っていたソシエだったが、見つけた物は機械「人形」ではなかった。 「……こんなものしかないの?」 整然と並ぶ小型の戦闘機。10や20ではきかないだろう、おそらく100機以上はある。 だが、逆に言えばそれだけしかない。期待していた強力な機械人形は影も形もなく。 騎士凰牙から降りて手近な戦闘機へと乗り込んでみた。 首輪は操縦の仕方を送ってこない。怪訝に思いつつ、しかし慣れた手つきで計器を確認していく。 以前乗りまわしていたレシプロ機とは多少勝手が違うものの、所詮は同じ戦闘機だ。なんとなくだが、操縦できるだろうという確信が持てた。 機首からよくわからない光線が出るらしい。武装はそれだけだった。 「って、ちょっと! ミサイルとかビーム砲とかはないの!? どうやって戦えってのよ!」 苛立ち紛れにコンソールを蹴り付けた。これではたとえ操縦できたとしても何の戦力にもならない。 戦闘機を降りて騎士凰牙へと戻る。これなら借りものとはいえこちらのほうがマシだ、と思っていれば。 「お帰り、お嬢さん。何か宝物でも見つかったかい?」 コクピットではロジャー・スミスが組んだ腕に顎を置き待っていた。 「あら、もう起きたの? もうちょっと休んでても良かったのに」 「私もそうしたかったのだが、運転手が手荒い運転をしてくれたようでね。あちこち頭をぶつけてしまって、ろくに夢を見れなかったよ」 起きたロジャーはもう騎士凰牙の操縦権を譲るつもりはないとばかり、シートから腰を上げず。 ソシエは渋々ながらその隣りへと腰を下ろした。 「それで、ここはどこかね? 見た限り何らかの施設のようだが」 「ダイっていう戦艦の中よ。あなたも知ってるでしょう」 ここに来た経緯を説明する。手持ちの電池を無駄に使わなかったことは、この慇懃な男もさすがに礼を述べてきた。 気を良くしたソシエは先程見つけた戦闘機のことも自慢げに口に出してしまった。操縦できそうだが、武装が貧弱すぎて使えない。そんな愚痴までこぼして。 戦闘機をこき下ろすあまり、その一瞬ロジャーの目が細められたことは気付かないソシエだった。 「その戦闘機を調べてみよう、ソシエ嬢。何かに使えるかもしれん」 というロジャーの言葉、二人で戦闘機をあれこれと調べる。 だが先程乗ってみた以上のことはわからずお手上げとばかりロジャーに声をかけようとして、彼が戦闘機そのものではなくそれに対応するコンソールをいじっているのが見えた。 どうやらまだ動力は生きているようで、何やら次々に移り変わる画面を見てうむ、むう、これは、などと独り言を漏らしているロジャー。、 「ちょっと、どうしたのよ。何か見つけたの?」 「ああ……いや、見つけたというかな。これらの戦闘機は、手動で動かすこともできるが基本的には無人機のようだ」 「無人機っていうと、人が乗らなくても勝手に動くってこと?」 「ああ。本来そういう設計なのかは知らないが、ことこのゲームに置いてこれだけの機数を有人で運用するのは現実的に不可能だ。 ユリカ嬢がこれらを使わなかったのは、細かな目標の指定ができなかったからだろう。 誰それを攻撃しろとは命令できても、臨機応変に変化するこの戦場ではそれだけでは使えん。説得する相手を撃ってしまえば何の意味もない。 ブリッジにもっと人員がいれば対応も不可能ではなかっただろうが、彼女は一人でこの戦艦を動かしていたようだからな」 「ふーん……で、結局何かに使えそうなの?」 「いや、どうやらこれらを無人で制御できるのはこの艦を中心とする1エリアのみのようだ。移動不能となった現状、1エリアしか稼動できん戦闘機に戦力は期待できんな」 「なんだ、期待して損した気分だわ。じゃあさっさとここから出ましょ」 「いや、それは早計だ。戦闘には使えないが、エリアの探索という点ではこれ以上手っ取り早いものもない。 このエリアにに人がいるかどうか、確かめてからでも遅くはないだろう」 言いつつ、コンソールを操作するロジャー。やがて戦闘機は一機、また一機と動き出し、解放されたハッチから飛び出していく。 ものの10分ほどで、戦闘機がひしめき合っていた格納庫は閑散とし、広く感じるようになった。 その中に一機。ソシエが調べていた戦闘機のみが飛び立つことなく取り残されていた。 「ねえ、ロジャー。どうして一機だけ残したの?」 「いい質問だ、ソシエ嬢。あれは君が乗るために残したのだよ」 「……ハァっ!? ちょっと、嫌よ! 戦えないって散々説明したじゃない!」 「だが私は戦闘機の操縦などというメモリーは持っていない。首輪が反応しなかったということは、操縦の仕方のわからない私が乗るのは不可能だということだ。 ならば、戦闘が不可能とはいえ少なくとも操縦はできる君が乗るのが筋だろう?」 「私が乗ったって、役に立たないどころか逆に危ないじゃない。いっしょにこの機械人形に載ってる方が安全よ」 「安全という意味ではその通りだが、役に立たないということはないな。理由はあれだよ」 と、騎士凰牙が抱える電池を指し示すロジャー。 「騎士凰牙はこの電池でしか補給を行えない。しかし一度に持ち運べるのはどうやっても四本が限界だ。 そこで君の出番となる。このダイにある残り四本の電池を、君に運んでもらいたいのだ」 「私に荷物持ちをやれって言うの?」 「役割分担だと思ってくれたまえ。私としても戦闘を行うのは本意ではないが、止む無くそうせざるを得なくなったとき君が同乗していては全力を出せないのだ」 「むう……」 「すまないがここは譲れんよ。レディに戦わせるなど、紳士として恥ずべきことだ」 さっきはともかく、ロジャーはソシエを積極的に戦わせるつもりはないと言いたいようだ。 ロランみたいなことを言う、と少し不満に思ったものの。我を通して足を引っ張ってしまうのはソシエとてお断りだ。 「……わかったわ。でも、この先新しい機械人形を見つけたらそれには私が乗る。私にだって、生きて帰るために戦う権利はあるでしょう」 「やれやれ……ああ、今はそれでいいさ。とりあえずは……おっと、戦闘機達がいろいろ見つけたようだ。君も見たまえ」 ため息をついたロジャーが、こちらを手招きする。彼の覗きこむ端末には、発進した戦闘機が観測した映像が映し出されていた。 目を引いたのは、白い機械人形と緑の機械人形。 片方はソシエの知っている、そしてもう片方はロジャーの知る機体だった。 「武蔵……」 白い方、ホワイトドールによく似た機体――RX-78ガンダム。仲間が、武蔵が乗っていた機体。 「…………」 緑の方、龍を模した腕を持つ機体――アルトロンガンダム。かつてロジャー達を襲った少年、交渉に失敗した相手。 二機は奇しくも同じような傷跡が穿たれている。胴体中央、コクピットを撃ち抜かれている――そこに至る過程は違えども。 武蔵はテニアに、仲間と信じていた少女に背中から撃たれた。 キラは何か事情があるのかもと言った。先の交渉でもソシエは口を挟まなかった。 しかし、こうして武蔵の最期を見ると、やはり忸怩たるものがソシエの胸中を満たす。 名も知らぬ少年は、ロジャーとの戦闘中に飛び込んできたガイによって倒された。 そのことでガイを責めるのは筋違いだろう。彼はロジャー達を助けようとしたのであり、あの場でより危険だったのは明らかにあの少年だったのだから。 結局は説得に失敗した己の不手際だと、深く悔恨を噛み締めるロジャー。 しばし二人を静寂が包み込む。自分を責めている風のロジャーを見、ソシエがなんとか空気を変えようと端末を覗き込む。 そこにはもうさして目を引くものはなかったが、それでも一つ。話の種になりそうなものを見つけた。 「ねえ、ロジャー。これって凰牙の腕じゃないの?」 ソシエが示したのは、緑の機械人形の残骸からほど近いところに落ちている黒い腕。 紛れもなく、ロジャー自身が少年に叩き落とされた騎士凰牙の左腕だった。 「……あのとき切り落とされたものか。戦闘の余波で破壊されたと思っていたが、そうではなかったか」 「ねえ、これを回収してくっつけましょうよ! そしたら凰牙はもっと強くなるでしょう?」 「ふむ――いや、回収するのはいいが、現時点で補修するのは止めた方がいいな」 「どうしてよ? さっきだって両腕があれば、逃げずに勝てたかもしれないでしょう?」 「いくつか問題があるからだ。 まず一つ、私には修復作業を行うメモリーはない。 乗りなれたビッグオーならともかく、昨日今日初めて乗った機体を手探りで修理することは困難だ。それは君とて同じだろう? 二つ、そんな時間はない。よしんば修理できるとしても、相当の時間がかかるだろう。我々がまず優先すべきはナデシコとの合流だ。 戦力の充実と引き換えに時間を浪費するのは得策ではない」 「むー……じゃあ置いてくの? もったいないわよ。それにここの設備を使わなきゃこの先いつ直せるかわかんないでしょう」 「そうは言っていない。三つめの理由だが、我々にはJアークがあるだろう。 あの艦の設備はここに負けてはいない。腕を持って行きさえすれば、向こうでも修理は可能だということだ。 キラ君にも手伝ってもらえるし、トモロのサポートがあった方が効率的だ。 以上の理由で、ここでの修理は先送りにする。反論は?」 「はいはい、わかりました! じゃあ、電池と一緒にあれも私が運べばいいのね」 「理解が早くて助かるよ、ソシエ嬢。我々も息が合ってきたのではないかね?」 「お断りよ! カラスみたいなカッコの人と気が合うなんてごめんだわ」 「……君には一度、じっくりと私の美学のなんたるかを教授せねばならんようだな」 □ 正午まであと数十分という時間、B-1地点。 騎士凰牙と、ハイパーデンドー電池4本に騎士凰牙の左腕を取り付けた恐竜ジェット機は、地図北西に位置する市街地へとやってきた。 だがそこには期待していたナデシコの船影はなく。 しかし代わりというものでもないが、一つ。見つけた物もあった。 勝利者の名を冠する、蒼き流星――ガナドゥール、その敗れ果てた姿を。 初めにロジャーが呼びかけたものの反応はなく、接近してみればその理由はすぐにわかった。 おそらくはこの機体のパイロット。地面に横たえられ、胸の上で手を組まれている。 彼自身の服なのか、青いジャケットが顔に掛けられていた。 ソシエを待たせ、まずロジャーが確認する。予想通り、そこにあるべき顔はなく、首輪も抜き取られていた。 順当に考えるなら、彼――でいいだろう、おそらく――を殺した者が首輪も奪って行った、だが。 しかしそれだとこの弔うような遺体の説明はつかない。 だとするなら、彼は何らかの要因で死亡したが殺害者にはそのまま放置され、新たにやってきた第三者が首輪を取り、こうして安置したということだろうか? いずれにせよ、今は答えは出ない。首を振り立ち上がると、ソシエが呟いた。 「ねえ、ロジャー。その人にお墓を作ってあげましょうよ。こんな淋しいところに一人ぼっちじゃ可哀想だわ」 「そんな時間は……いや、そうだな。彼が何者であるとて、死後も責めることなど誰にも出来はしない。せめて、静かに眠らせてやろう――」 騎士凰牙を使えば人一人分の穴を掘るのは容易いことだった。 顔のない青年を、穿たれた穴へと安置する。 「私の名はロジャー・スミス。君の名を知ることができないのが残念ではあるが――どうか、安らかに眠りたまえ」 「私はソシエ・ハイム。ごめんね、あなたの機械人形、使わせてもらうわ。あの化け物、私達が絶対に退治して見せるから」 埋葬を終え、ソシエがガナドゥールに乗り込んだ。 機体を見つけたら自分が乗ると言っていたソシエのこと。止めようもなかったが、その顔に浮かぶ哀悼の念を見てその必要もないかと自戒する。 彼女はただ守られるだけの存在ではない。突き付けられた理不尽に怒り、自分の力で前に進もうとする――紛れもない戦士だ。 軽く見ていたのは自分の方だったらしい。苦笑とともに、尚更死なせるわけにはいかんなと決意する。 ともかくもガナドゥールだ。頭部は全壊し、全身あらっゆるところに損傷が見られる。 「ソシエ嬢、機体の調子はどうかね? 外から見た限り、戦闘行為は厳しいように思えるが」 「うーん……動かせはするけど、戦うことは難しいわ。反応が鈍いし、出力も上がらない。 どうも色んな部品が抜き取られているみたい。誰だか知らないけど、まったく迷惑な話ね!」 ぎこちなく立ち上がるガナドゥール。騎士凰牙とガナドゥールはほぼ同サイズで、目線はほぼ対等の位置にある。 「そうか。ではこれまで通り、交渉は私に任せてもらおう」 「そこは『戦闘は任せてもらおう』、じゃないの? それにね、たとえこの機械人形自身が戦えなくても、援護くらいはできるわ。 テニアの機体みたいな、勝手に飛び回る武器が付いているのよ。私だってやってみせるわ」 「む。しかしだな、ソシエ嬢。援護くらいとは言っても、その状態では無謀だ」 「ロジャー。最初から無茶だ無謀だなんて言っていたら、それこそ何もできないわ。 私は何もしないで後悔するくらいなら、まずやってみてそれから後悔する方を選ぶ。だって、その方が少しでも前に進んでいる気がするでしょう?」 朗らかに笑うソシエ、参ったとばかりに両手を掲げるロジャー。 ひたむきに前を向いて歩ける。これが大人と子どもの違いなのか、と柄にもないことを考えて。 「では、ナデシコの捜索に移ろう。と言っても、あの目立つ艦がそうそう見つからんということも考えられないが」 言って、市街地を歩き始める二機の巨人。 母なる星を救うべく奔走し、流星のように散っていった戦士の墓を後にした。 しかし、数十分の捜索にも関わらずナデシコは見つからなかった。 「入れ違いになった……か? ふむ、まずいことになったな」 「どうするの? とりあえず二つの市街地を回っていなかったんだから、一旦キラのところに戻る?」 「そう……だな。接触できたのがナデシコの別動隊と、許しがたいチンピラのみというのは甚だ遺憾ではあるが……」 騎士凰牙の欠けた左腕、そしてガナドゥール。Jアークで修理すれば、どちらもより万全な状態へと持っていけるだろう。 現在の位置からキラのいるE-3に向かうとすれば、途中立ち寄れる市街地はE-1かD-3のどちらか一方。 ナデシコがどこに行ったのかは分からないが、可能性としてはやはり市街地が大きい。 ではどちらを経由するかだが―― 「ねえ、私が――」 「別行動は却下だ。君の機体は今まともに戦える状態ではないということを忘れるな」 ソシエが提案する前に、先回りして潰す。 手分けすれば確かに両方を回れるが、もし彼女が敵に遭遇した場合応戦どころか撤退すら危うい。 分散ができないとなれば、どちらかを選ばなければならないのだが、その判断の基準がない。 移動距離はどちらも同じくらいだ。どちらを選ぼうが、ナデシコがいないのなら結果的にE-3に到達する時間は同程度だろう。 どちらを選ぶか――迷うロジャー。常の彼なら即断するところだが、ここに来てからの度重なる失態はその自信を揺らがせるものであった。 モニター越しに遥か彼方を睨み据えるも、一向に判断は下せなかった。 そして、遠くビルの上からそんな彼と彼女を見つめる猪と、蛇。その視線にも、気付かないまま―― 【ロジャー・スミス 搭乗機体:騎士凰牙(GEAR戦士電童) パイロット状態:肋骨数か所骨折、全身に打撲多数 機体状態:左腕喪失、右の角喪失、右足にダメージ(タービン回転不可能) 側面モニターにヒビ、EN100% 現在位置:B-1 市街地 第一行動方針:さて、どうするか…… 第二行動方針:出来るだけ多くの人を次の放送までにE-3に集める 第三行動方針:首輪解除に対して動き始める 第四行動方針:ノイ・レジセイアの情報を集める 最終行動方針:依頼の遂行(ネゴシエイトに値しない相手は拳で解決、でも出来る限りは平和的に交渉) 備考1:ワイヤーフック内臓の腕時計型通信機所持 備考2:ギアコマンダー(黒)と(青)を所持 備考3:凰牙は通常の補給ポイントではEN回復不可能。EN回復はヴァルハラのハイパーデンドーデンチでのみ可能 備考4:ハイパーデンドー電池4本(補給2回分)携帯】 【ソシエ・ハイム 搭乗機体:ガナドゥール パイロット状況:右足を骨折 機体状態:頭部全壊、全体に多大な損傷 駆動系に障害 機体出力の低下 現在位置:B-1 市街地 第一行動方針:どうすんのよ、ロジャー 第二行動方針:ブタ? 第三行動方針:出来るだけ多くの人を次の放送までにE-3に集める 第四行動方針:この機械人形を修理したい 最終行動方針:主催者を倒す 備考1:右足は応急手当済み 備考2:ギアコマンダー(白)を所持 備考3:ハイパーデンドー電池4本(補給2回分)、騎士凰牙の左腕を携帯 】 ※備考(無敵戦艦ダイ周辺) ・首輪(リリーナ)は艦橋の瓦礫に紛れています 【二日目11 40】 BACK NEXT Lonely Soldier Boys &girls 投下順 膨れ上がる悪夢 仮面の奥で静かに嗤う 時系列順 天使再臨 BACK NEXT 交錯線 ロジャー 怒れる瞳 交錯線 ソシエ 怒れる瞳
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/3595.html
autolink EV/S12-025 カード名:託された未来 カテゴリ:クライマックス 色:黄 トリガー:1・風 【永】あなたのキャラすべてに、パワーを+1000し、ソウルを+1。 (風:このカードがトリガーした時、あなたは相手のキャラを1枚選び、手札に戻してよい) 理由はないわ。 その運命があなただったってだけ レアリティ CC illust. ・関連カード カード名 レベル/コスト スペック 色 未来を託すミサト 2/1 7500/1/1 黄
https://w.atwiki.jp/vip_guiter/pages/249.html
ここでぐちろうぜ fuck -- (名無しさん) 2009-06-25 00 01 06 死ねえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ -- (名無しさん) 2009-06-25 11 58 49 ちんぽ -- (名無しさん) 2009-06-27 19 50 22 規制されたよビチ糞野郎があああああああああああああああああ -- (名無しさん) 2009-08-08 11 15 18 VIP落ちたままだな -- (名無しさん) 2009-08-16 18 34 01 うんこ -- (名無しさん) 2010-06-15 15 14 30 胸熱 -- (名無しさん) 2010-06-30 01 47 57 死ね -- (名無しさん) 2010-07-29 18 50 43 うぜえええ -- (名無しさん) 2010-08-04 00 47 12 規制あああああああああ -- (名無しさん) 2010-09-09 00 33 55 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/ameotoko/pages/4.html
ニュース @wikiのwikiモードでは #news(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するニュース一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_174_ja.html たとえば、#news(wiki)と入力すると以下のように表示されます。 ドラゴンクエストけしケシ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) マニュアル作成に便利な「画像編集」機能を提供開始! - ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」 - 川崎経済新聞 【グランサガ】リセマラ当たりランキング - グランサガ攻略wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】隠しイベントの発生条件と効果まとめ - Gamerch(ゲーマチ) 「Wiki」創設者のPC 競売に - auone.jp 篠原悠希×田中芳樹が明かす「歴史ファンタジー小説ならではの悩み」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【Apex Legends】ヴァルキリーの能力と評価【エーペックス】 - Gamerch(ゲーマチ) モンハンライズ攻略Wiki|MHRise - AppMedia(アップメディア) 【ウインドボーイズ】リセマラ当たりランキング(最新版) - ウインドボーイズ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) ポケモンBDSP(ダイパリメイク)攻略wiki - AppMedia(アップメディア) 【テイルズオブルミナリア】リセマラ当たりランキング - TOルミナリア攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) SlackからWikiへ!シームレスな文章作成・共有が可能な「GROWIBot」リリース - アットプレス(プレスリリース) 【ウマ娘】チャンピオンズミーティングの攻略まとめ - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】ナリタブライアンの育成論|URAシナリオ - Gamerch(ゲーマチ) 【シャーマンキング】リセマラ当たりランキング【ふんばりクロニクル】 - ふんクロ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) サモンズボード攻略wiki - GameWith 【まおりゅう】最強パーティー編成とおすすめキャラ【転スラアプリ】 - Gamerch(ゲーマチ) 【スタオケ】カード一覧【金色のコルダスターライトオーケストラ】 - Gamerch(ゲーマチ) 【スマブラSP】ソラのコンボと評価【スマブラスペシャル】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ブレフロレゾナ】リセマラ当たりランキング【ブレイブフロンティアレゾナ】 - ブレフロR攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【ポケモンユナイト】サーナイトの評価と性能詳細【UNITE】 - Gamerch(ゲーマチ) 仲村トオル、共演者は事前に“Wiki調べ”(オリコン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース 【ENDER LILIES】攻略チャートと全体マップ【エンダーリリィズ】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】あんしん笹針師の選択肢はどれを選ぶべき? 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森へ届け物 発生条件 クエスト手帳を持っている ゲームクリア後 報酬 隠しダンジョンの開通 進行手順 ゲームクリア後に宿屋2Fにいるアイボリーと会話し受注する。 彼女のあとを追って森の奥まで行く。 祭壇が光っているので調べると、専用のマップへ飛ばされる。 専用マップ奥まで行くと鎖につながれた少女がいるので会話する。 回想イベントが出るので進める。 回想が終了するとアイボリーが現れ、彼女の鎖を断ち切ってしまう。 彼女を解放すると同時に悪意が噴出し強制戦闘となる。 宿屋に戻りアイボリーと会話して終了。 関連クエスト 未定 備考 森に佇む少女を終わらせていることが前提。 専用マップに連れて行かれるのでこのときに転送石を使って町に戻るとやり直しになるので注意。
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「残された者達」 突如ラクロアに反旗を翻した二人の近衛騎士、デュエルとイージス。 彼らは同時に襲撃してきたザフトの軍門に下ると燃え盛るラクロアを後にする。 残ったのは瓦礫の山と途方に暮れた人々。 しかし、その逆境にも屈することなく立ち向かう者達がいた…。 全く、ラクス様ときたらどうも思いつきで行動する癖があって困る。 …もっとも、あそこでラクス様が名乗りでなければアズラエルが全てを仕切っていただろう。 どうもあの男は腹の底に何かを隠している節があり信用できない。 この間も勝手に国の書物庫をうろついていたので注意したことを思い出し眉をしかめながら、宰相ナタルは王女ラクスを探し回っていた。二人の近衛騎士の反乱とザフトの襲撃により陛下は重傷を負い、国も大きな打撃を受けた。 立て直すには代わりの指導者が必要だ。本来ならば大臣であるアズラエルが執政を行うはずであったが、ラクス様たっての強い希望により彼女を中心に我々が手助けをする形となった。 もちろんそれは単なる思いつきなどではなく、自分がやらねばならぬという使命感からだろうという事はナタルもわかっている。 まだまだ拙くはあるが、努力も垣間見られる。正直言ってあの王女がここまでやることにナタルも驚いていた。 彼女が思いつきで、と指摘しているのは王女が毎日1回は必ず国民の前で歌を披露する事だ。王女曰く、 「疲れきった皆を励ますには歌が一番ですわ」 だそうだ。しかし毎日毎日歌を続け、その後子供達の相手をし、更に続けて国を治めるための膨大な量の仕事。 いつ休んでいるのかと呆れてしまう。 自分の助けがあったとしても、これでは体を壊してしまうではないか。 上に立つ者の威厳とは、模範となるべき規則正しい生活に宿る。それがナタルの持論だった。 開け放った扉から溢れる外の光をきつく見据えた彼女は自身もまた執政の手助け、騎士団の指揮という二足の草鞋を履き碌な休みを取っていないことを知らずのうちに棚に上げて憤る。 だが彼女は表面上は一片も疲れを見せることはない。旅立つ際、騎士団長フラガにあまり肩に力を入れるなと受けた忠告も、国をあるべき姿に戻す日までは休むことは許されないと意味をなさずにいた。 その考えは他者に対しても例外ではなく、あまりに苛烈な彼女の方針に舌を巻く者もいれば不平を漏らす者もいる。 しかしこの過剰なまでの厳格さが、今のラクロアを支えているのも確かであった。 ナタルは、王女ラクスを発見し今日こそは休んでもらう事を固く決めると国民に囲まれ、楽しそうに微笑んでいる彼女の元へと急いだ。 瓦礫の山を前に困った事になった、と誰にも聞こえないようひとりごちる重闘士バスター。 それは本人ではなく、実は副官であった闘士バスターダガーが影武者としてバスターの鎧をつけ、本人と瓜二つの仮面をつけ偽装した姿であった。 ふと、あの時のことが脳裏に蘇る。自分がこのような苦境に立たされることとなった、そもそもの原因が。 「先ほどザフトへ潜入する命が陛下より与えられた。俺が留守の間、闘士隊はお前に任せる」 「えぇっ!?どういう事ですか隊長!?」 「送っていた諜報員がやられたらしい。後任として俺が行く事となった。この事はほんの一部の者しか知らん」 「何故そのような重要な話を自分に…」 嫌な予感に包まれながらもバスターに問いかけるバスターダガー。バスターは無表情でバスターダガーの肩に手を置く。 「明日からは、お前が重闘士バスターだ」 「ええぇぇええーーっ!?」 そして頭にバスターの振る舞いから言動まで全て叩き込み、偽の鎧と仮面を与えられ現在に至る。 しばらくは一定の間隔で連絡が入っていたが、ある日何の音沙汰もなくなってしまった。 それから数日後近衛騎士達の反乱、同時にザフトの襲撃が起こる。 当然闘士隊の隊長として応戦するが、結局ザフトの破壊行為を食い止めるのが精一杯であった。 それでもいくつかの建物は破壊されたし、怪我人も続出した。 国王陛下が重傷を負ったものの、それでも死人は出なかったのが不幸中の幸いだ。 そして今はその瓦礫を撤去する作業の途中であり、城の周りは人々の往来が激しい。 丈夫さが取り柄の闘士隊にも負傷した者はおり、決して多くはない人数での作業は難航している。 毎日欠かさず行けと言われていたディアッカの店も忙しさで顔を出すこともままならない。 唯一事情を知る彼は、この耐え難い状況の中で清涼剤とも言える存在であった。 「それにしてもこの忙しいのに副隊長のヤローはどこ行きやがったんだ」 「肝心な時に役に立たねぇんだからよ」 事情を知らない同僚たちの心無い言葉も、バスターダガーを苦しめる。仲間達に囲まれているのに、彼の胸中を埋め尽くすのは圧倒的な無力感と孤独感だった。 隊長…自分はどうしたらいいんですか。何故、自分なんですか。 あまりに重いモノを背負いながら、バスターダガーは立ち尽くしていた。 「ったく、ここ数日忙しいったら…これが通常営業なら売り上げはグゥレイトだぜ」 厚い雲に覆われた空の下、若き料理人ディアッカは炊き出しの後片付けをしていた。 しかしその脳裏には、大事な使命を与えられ旅立ったまま音沙汰のない男の事が浮かぶ。 突然自分の元へとやってきて、自分が与えられた任務を語りだすと装備一式を預かってくれ、後この事は秘密だ喋ったら殴る。それだけ言って旅立った彼の相変わらず不器用な態度を思い出すと笑いもこみ上げてくるというものだ。 それをあっさり承諾する自分も彼との付き合いは長いとは言え、まともではないのかもしれない。 そして彼が旅立った日、これからは用意する料理が一人分減ると考えていた自分の前にバスターが現れる。 一瞬面食らったものの、他の者ならまだしも毎日彼の顔を見ているディアッカはすぐに偽者だと理解した。 「よぅ、バスター!いつものヤツでいいよな?」 事情を配慮して普段通り接する。一方のバスターは挙動不審気味に答えた。 「は、はぁ…お構いなく」 バスターにはありえない程慎ましい態度に吹き出すのをこらえながら料理を食わせた後、店の裏に連れて行き正体を確かめる。 案の定よく出来た仮面の下には、怯えるように青ざめたバスターダガーの顔があった。 「ど…どうも…この事はどうか内密に」 「わかってる…お互い苦労するよな、実際」 バスターは辛いのが好きだが、こいつは苦手だったからこれから大変だろうと苦笑しながらも色々と注意した後解放し、次の日からは見えないように香辛料を減らしておいてやった。 彼もまた、バスターの強引な手口の犠牲者かと思うと同情しながらも嬉しくなる。 それにしても、あのバスターが潜入の任務なんて大人しい真似が出来るのだろうか? 不安になったのでバスターダガーに尋ねたが、定期的にあった連絡が途絶えているらしい。 しかしあいつの事だ、自分の料理が食えない事に不満を抱きながらも元気にやっているかもしれない。 とにかく自分に出来るのは彼を信じて鍋を振るい続ける事だけだ。ここが彼の帰ってくる場所なのだから。 片付けを終え、食堂に帰る途中瓦礫を運び出す闘士隊を見ながら、最近バスターダガーが顔を出していない事を思い出す。 バスターは何があっても必ず1日1回は来るから毎日来いと言っておいたのに。 生真面目を絵に描いたような男なので、任務への重圧に苦しんでいる事はディアッカにも手に取るようにわかっている。 だからこそ、からかいがいがある。少々捻くれたところもあるディアッカはむしろこの状況を楽しんでいた。 「あいつ…忙しさを盾に逃げやがったな」 今日は香辛料を倍にしてやろう、ディアッカはにやりと笑うと重々しい空気の中立ち尽くす、自分と同じく彼を待つ男の元へ走り出したのだった。 おまけ:コミックワールドネタ(ディアッカ分多め。誕生日おめでとう!3/29) バスターダガー誕生 バ「明日からはお前が闘士隊の隊長だ」 ダ「えぇぇええーーっ!?」 バ「ほら、鎧も用意してある。」バァーーン ダ「おぉーっ!って顔はどうするんですか!根本的に違いますよ!」 バ「安心しろ、これがある。」 (仮面を取り出す) ダ「うぉっ、すごい!そっくりだ!これどうしたんです?」 バ「石膏に顔突っ込んで作った」 ダ(…良く見たらところどころに張り付いてる…) 相談 バ「というわけだ、俺の装備一式預かってくれ」 デ「お安い御用だぜ!」 バ「じゃあ頼んだぞ。」 すたすた…ズズズ(コマの外からでかい風呂敷を引っ張ってくる) デ「?」 バ「ざっと見て600というところだ」 デ「グゥレイトォ!」 武器 バ「ディアッカよ、いつお前の店が襲われるかもわからん。 いざという時のために、俺のコレクションからいくつか使え」 デ「ハハ、大丈夫だって!いざという時はこれがあるしな!」 (包丁やおたまを取り出す) バ「本当にそんなもので大丈夫なのか?」 デ「あぁ、料理人の俺にとっちゃこれが武器さ!」 バ「…武器…ディアッカ、少しの間これを貸してくれ」 デ「ん、いいけど?」 ――――数日後、ストライク達と交戦したザフト軍 「大変です!ストライクのまわりにすごいヤツがいて近づけません!」 「何ィ!どんなヤツだ!?」 「なんかおたまとか包丁振り回してます!」 「そんなバカなヤツがいるか!」 (中華なべで剣を受けるバスター) 「いたァーーーーーーーー!」
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「ただいまー」 月曜の放課後、帰宅する磯野カツオ、所がみんなの気配を感じない。 「みんな……?」 居間に行くと、なんと……みんなの死体が!? 「みっ、みんな……」 マスオ、サザエ、ナミヘイ、フネ、ワカメ、タラちゃん、サトシの死体が並んであった。 「みんな……!? なんで……、」 振り向くと、ゾンビが数匹いた。 「ぐおぉぉぉ!!」 「!?」 慌てて居間から逃げるカツオ。 「とっ、とにかく逃げなきゃ……」 ゾンビの群れから逃走するカツオ。 「いったい何が起こったんだ……。とりあえず、伊佐坂先生の家に!!」 一人無関係な奴の死体が置いてあったような気がしたそれはさて置き、 隣人の小説家の家に逃げ込むカツオ。 「伊佐坂先生!!」 「!!」 「先生……。かるさん……。じんなんとかさん……。うきえ、さん……。田中……」 時既に遅しであった、みんな死体になっていた。そしてそこにもやはりゾンビの群れが。 賞味期限が切れたお寿司も置いてあった。時既にお寿司、であった。 「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!」 そこからも慌てて逃走するカツオ。 「はぁはぁ……」 街中を独走するカツオ。 すると、見慣れた親友の姿が。 「中島ぁ!?」 いつも「磯野……野球しようぜ」と言って来てくれてる、中島。 彼の姿を見掛けて安心するカツオ。 こんな時に、いや、こんな時だからこそ親友の有り難味が再確認出来た。 「磯野……、」 中島は神妙な面立ちで、中島が持っている剣と同じ剣を置く。 「中島……?」 「磯野……。剣を取れっ!! 勝負するんだ……」 「出来る訳ないだろ……。友達を切るなんて……」 「!?」 「イソ、ノ……」 呆然とし立ち尽くす中島。 その時だった。 「ピカピー!!」 『黄色の未確認生命体』が中島に電気攻撃をした!! 「ぐわぁぁぁ!!」 「中島!?」 「大丈夫、ショックを与えただけだ!!」 そう言って現れたのは、ポケモンマスターの『サトシ』だった。 「死んだはずでは……???」 そう、確かにマスオさんたちと一緒に死体が並んであった。 「死んだフリ(習得:レベル58)だ。それより……、中島くんは洗脳されて操られてる!!」 「なんだって!? 一体、誰がそんな事を……!?」 「月曜日を亡くそうとしている組織だ」サトシは淡々とそう告げる。 「月曜日を亡くそうとしている組織!? なんでそんな事を……」 「それは……。タマ……、」サトシが神妙な面立ちで口を開こうとすると、バン! 何処からか飛んで来た銃弾がサトシに命中した。 「うわぁぁあああああぁ!!」 「サトシさん!?」 「早く、ピカチュウと一緒に逃げるんだ!」 「でも?」 「早くうぅぅぅぅぅぅうう!!」 「わっ、わかりました……」 さっきまでの優しい表情からは想像もつかない、鬼気迫る表情のサトシに圧倒され、 その場から立ち去るカツオとピカチュウ。 逃亡途中、カツオの脳裏にはある疑問が過ぎった。 自宅に並んでいた死体には、飼い猫のタマの死体が無かった事だ。 そして、サトシが言い掛けた言葉……。 この町がゴーストタウンになってしまったのは、タマが原因なのではないかと漠然ながら推測した。 商店街に行くと、ジャニーズのアイドルグループ『NEWS(ニュース)』がゾンビに囲まれていた。 「大変だ、助けないと……!!」 だが、彼等は歌を歌っていた。『weeeek(ウィーク)』だ。 「 明日からまた日月火、ほら水木、回って金土日曜……夢の日々を大事にいきましょうっ!! もういっちょっ……!! 大人になるってどういう事? 外面良くして35歳を過ぎた頃俺達どんな顔? カッコいい大人になれてるの? 日々生き抜いて心は曇り 僕たちは過ぎ去って行く……。 ゆっくりでいいやめないで いつか水滴必ず石を打つ!! 」 とても、とても元気の出る歌だ……。 ゾンビ達もその名曲に感動し、浄化された。 しかし、ゾンビの中には一匹ジャスラック○の社員がいた。 「歌詞使用料をハラエ……! 歌詞使用料をハラエ……!!」と、ニュースの面々に迫る。 「やばい!」助けようと身をのり出すカツオ。 「待て、俺が行く……」と、洗脳が解けた中島が申し出る。 「中島、死んじゃうぞ?」 「いいんだ、それでも……」と即答する中島。 「中島?」 「磯野、俺はお前に教わったんだ……。 真の勇者とは寧ろ、自ら勇気がある者では無く、 他人に勇気を与える者だと……!! もし俺がここで死んでも、俺がゾンビに挑んだ事で誰かに勇気を与えられるなら、磯野ほどじゃないけど……、 俺も勇者になれるんだ!」と豪語する中島。 「ノヴ……、中島……。あの自分勝手だった奴がこんなに成長するなんて」涙ぐむカツオ。 「やいゾンビども……。お前等に比べたら、俺達人間なんてチッポケなんだろうけどな……。 残りの人生が50年だろうが5分だろうが同じ事だ……。 一瞬、だけど閃光のように……! まぶしく燃えて生き抜いてやる!! それが、それが俺たち人間の生き方だ! よーく目に刻みやがれ……バカやろう!!」と断言する中島。 「僕が……、本当にくじけそうな時、本当に諦めてしまいそうな時……。 いつも最後のひと押しをしてくれた奴……。僕を立ち上がらせてくれた奴……。 最高の友達……。ポッ、中島……! 君に出会えて……良かった!!」 と言い、泣きながら立ち上がるカツオ。中島の目からは大量の汗が出ている。 しかしそこに、「ニャーー!!!」と磯野家の飼い猫、タマが現れゾンビに噛み付く! 「タマ、お前まさか!?」タマの真意を察するカツオ。 「ニャーー」それに呼応するように鳴くタマ。 「やめろ、やめろ、タマあぁぁぁぁ!!」 タマはゾンビと共に、上空へと浮遊して行った。カツオもしがみ付いたが、タマは振り解いた。 タマの力で宇宙まで連れて行って共に破裂するつもりだったんだろう。 「タマ……。ばかやろおおおぉぉおおおぉぉぉぉっ!!!」 剣だけが残ってしまった。だが彼等は信じている。 何時かタマが、この人間界に戻って来てくれると……。 それまでは、この人間界を守ろうと決意した。 月曜だからって、自殺なんてしてる場合では無いのだから。 主題歌:いつもあなたが 作詞:高橋良輔 作曲、編曲:乾裕樹 歌:TETSU 「 さみしい時も かなしい時も いつもあなたが 目にうかぶ ひとりの時も あいたい時も いつもあなたは 胸の中 遠くはなれていても たとえ別れていても この世のひかりとともに まぶしく あの日のあなたが…… 」 タマ、ありがとう……。 君のお陰で、君のお陰で……、 ジャスラックにビクビクせずに歌詞を書けるよ。
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<ミナル街外れ―雑貨工房『MAOH堂』> 『MAOH堂』―知る人ぞ知る・知らない人はぜんぜん知らないミナルの街外れに立っている工房兼雑貨屋。 もともと宿屋だった建物を改装しており、四階建てという大きな建物である。 一階の一部を店舗とし、その残りと二階から四階を住居スペースに使っており、エリスたちもその部屋を間借りして拠点にしている。 そんなMAOH堂の二階のリビングにて ???「ハハハ、そりゃとんだ災難だったねぇエリス」 エリス「そんなに笑わないでよ師匠ーー!」 無事に帰ってこれたエリス達の土産話を聞いて面白おかしく笑う女性―マリエルことマリー。 彼女はMAOH堂の店主の一人であり、エリスのクリエイターとしての師匠でもある。 ちなみにキョウも店主の一人だったりする。 マリー「それで、助けられちゃった上にキョウちゃんからお灸すえられちゃったってわけね」 エリス「キョウさんって怒鳴ったりして怒ってるわけじゃないんだけど、なんか逆らえないのよね」 そのときの光景を思い出しながらエリスが口にする。 怒るというよりは注意・忠告に近い形ではあるのだが、なぜか逆らうことのできない威圧感のようなものを感じてしまう。 ただ、自分たちを心配してのことなのがわかるので不思議と恐怖は感じないのである。 マリー「キョウちゃんは滅多な事で怒鳴ったりはしないからねぇ・・・とにかく、無事だったからいいとしてこれからは気をつけなさいよ?」 エリス・ショコラ「「はぁーい(ですよ)」」 マリー「うん、よろしい」 二人がそろって返事をするのを聞いて、マリーは満足してこの話題を打ち切る。 それからは北の方での面白かったことなどを聞いて談笑していた。 しばらくしてそんなところヴァンがうんざりしたような顔でやってきた。 キッチンから来たのか食器を手にしている。 ヴァン「お前らなぁ・・・少しはこっち手伝えよ・・・・・・」 エリス「あ、ヴァン。 ご飯できたの?」 ヴァン「ああ。 わかったらさっさと手伝え」 エリス「はいはい、わかったわよ。 ショコラいこ」 ショコラ「うぃ、ですよー」 返事をしてエリスとショコラはキッチンのほうへ向かっていった。 マリーはその場に残ってエリス達を見送り、ちょうどコップを運びに来ていた少女に話しかける。 マリー「若いっていうのは元気があっていいわよね。 ね、ミィちゃん?」 ミィ「・・・・・・・・・」 マリー「ミィちゃんってばぁ」 ミィ「・・・・・・マリーさんも手伝わないとお酒抜きって。キョウが言ってたよ」 マリー「え゛・・・・・・」 呼ばれた少女―ミィは問いかけには答えずにキョウからの伝言を伝えた。 それは「食事の準備手伝わなければお酒抜き」という簡潔なものであったが、それを聞いたマリーは間抜けな声を発して硬直。 酒好きな彼女にとってはそれは致命的なものだったのかもしれない。 数秒の時間を置いて マリー「・・・ホントウニ?」 なぜか片言になっていた。 ミィ「うん、本当に。 もうすぐ準備終わるから決定だと思うよ」 マリー「・・・・・・うぁぁぁああ! キョウちゃん、手伝う! 手伝うから!! お酒抜きだけはぁぁぁぁぁ!!!」 そのミィの言葉が引き金になってしまった。 勢いよく席を立ち、半ば錯乱に近い状態でキッチンへ駆け込んでいくマリー。 アル「マリーさん!? ちょっと、落ち着いっ!?」 エリス「ちょっと師しょっ!?」 キョウ「ヴァン、押さえとけ!」 ヴァン「む、無茶いわないでくれ!」 マリーが突入したキッチンからはそんな怒声やら悲鳴やらが聞こえてくる。 ミィと同じように食器をテーブルに並べにきていたフィリアはその光景を見て若干引きつった笑顔をしていた。 フィリア「ミィ・・・あれ、よかったんですの?」 ミィ「・・・・・・・・・ちょっと間違った、かも」 フィリア「ありゃりゃ・・・でも―」 二人は顔を見合わせてから混沌と化したキッチンへ再び目を向ける。 そのキッチンの光景はドタバタと騒がしいものの、どこか微笑ましいものでもあった。 フィリア「いつも通りの賑やかで楽しいご飯になりそうですの~」 ミィ「うん、そうだね」 二人は少しだけ可笑しそうに笑いあう。 ドタバタしつつも賑やかで楽しい時間が、今日もまた過ぎていくのであった。
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http //www.questnotes.net/scenario/e1bc1297-8c95-43ee-aaa8-0c30f941a7e7 参加者:エミール、ロイ、イミテ エミール:そこのロイとは一緒に冒険したことがあるのですが、まだまだ経験が足りませんので、お力添え下さい ロイ:初めまして。陸用戦闘機械[01]、愛称ロイです イミテ:呼ばれたようなので来た、どうもだ エミール:では、宿でアルマに仕事の相談をいたしましょうか イミテ:ん、そうだな 冒険者の宿「羊のしっぽ」で依頼書を眺める。 エミール:おや、これはハンスからの依頼のようですね ロイ:鍛冶屋の方ですね イミテ:ん、ハンスか。オリハルコンには世話になっているからな エミール:日頃のお返しのためにも、力になりたいですね。 リーンの広場から少し離れた場所にある鍛冶屋「オリハルコン」。冒険者たちのための武具はもちろん、日用的な金物も扱っている。 店内に入ると、店主のハンスがパイプをふかしながら、不機嫌そうな顔をこちらに向けてくる。別に実際に不機嫌なわけではなく、もともとこういう顔なのだ。; さて、うだうだしていたら、それこそ機嫌が悪くなってしまうかもしれないので、さっそく話を詳しく聞いてみることにした。 GM:ハンス「おう、来てくれたか。すまねぇな」 エミール:どうされました? GM:ハンス「あぁ、先日、ちょいと離れたところに住んでいた錬金術師のじいさんがぽっくりいったようでな。遺品整理で、その爺さんの家にあった金物がうちに下取りにだされたわけだ。…まぁ、観てもらうのがわかりやすかろう。奥の倉庫に来てくれ」 エミール:錬金術士…いかにもいわくつきの品がありそうですね。 イミテ:ふむ、興味深いな GM:ハンス「奥に木の箱があるだろう。あいつが問題のぶつだ」 ロイ:ふむ。箱、ですか。ミミックの類でしょうか? イミテ:ん、それもあり得るか… エミール:ミミックとは? ロイ:箱、宝箱等に擬態するモンスター エミール:さすが、ロイは物知りです イミテ:頼もしいな ロイ:殺害に特化している種族です エミール:それに弱点とかはあるのですか? ロイ:開けない限りは反応致しません エミール:じゃあ、ほうっておくのが一番と… イミテ:…それではどうしたものか ロイ:しかし、物音を立てているようなので、恐らく違うでしょう ロイは倉庫の中心に置かれた古ぼけた木の箱に近づき、その様子を探る。 …ゴトゴト。中でなにやら音がしている。 GM:ハンス「と、まぁ、中に入ってるもんが動いているみたいなんだ。変なもんだと困るから、冒険者の宿に依頼を出したわけだ」 ロイ:私には分かりません。下がっておきます エミール:… イミテ:十中八九変なモノだろうな…猫とかならいいんだが エミール:猫!結局そういうものなのかもしれませんね。ではイミテさん、お願いします(にっこり イミテ:妙なモノであれば近接は任せておけ ロイ:前衛とは、大変ですね イミテ:中身を見ないことには始まらないだろう。開けるぞ イミテが箱の前にたち、その蓋に手をかけると…中から一本の剣が飛び出した! リビング・ソードという意思を持った魔法生物だろう。生きた剣は浮かび上がると、切っ先をこちらに向けて斬りかかった! アクティブシーンに移行します。 エミール:!!なんと不思議な イミテ:なっ!? GM:ハンス「うお、何だこいつ!リビングソードか!」 ロイ:魔剣属ですか イミテ:錬金術師…か エミール:あぁ!そういう術があるのですね。とりあえず、援護します! ロイの放った催眠ガスにリビング・ソードが抵抗する。エミールも聖なる光で剣を照らすが、あまり効果はない。 ロイ:金属は眠らない エミール:道理ですね! ロイ:マジックアロー!…魔法への抵抗力も高いようですね イミテ:ぐッ硬いな…でもこれでどうだ! イミテの剣による何度目かの打撃で、リビング・ソードはその動きを止める。 一瞬の沈黙の後、剣は地面に落ち、ピクリとも動かなくなった。 エミール:お見事! イミテ:…どうだ? ロイ:動かなくなりましたね GM:ハンス「倒し…たのか?なんて物騒なもんを引き取らせるんだ。まぁ、こうなりゃ、こいつもタダの金属の塊。俺が立派なもんに鍛えなおしてやるか」 ⇒クエストクリア! エミール:遺品の引き取りにはこういうリスクがあるのか イミテ:ふう、ひとりでに動く剣とは… ロイ:金属にも意志は宿るのですね エミール:もとは魔法の剣でしょう?意外と良い武器に鍛え直されるかもしれませんね イミテ:だな、ハンスの腕に期待だ エミール:お二人共、ありがとう。またよろしくお願いします イミテ:ああ、お疲れ様だ。こちらこそ礼を言わせてくれ ロイ:お疲れ様です エミール:あなたがたの歩みに主の祝福がありますように。
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