約 1,141,763 件
https://w.atwiki.jp/legends/pages/3384.html
【拝戸直の人殺し 第九話 ~女学生~】 こんにちわ。 拝戸純です。 花も恥じらう17歳とは誰であろうこの私の私のことなんです。 私は普段から母と家で二人暮らしです。 女性だけで暮らすのもこの町だと物騒なように見えるのですが意外とそうでもありません。 私は一応都市伝説の力を使えるので並の犯罪者であれば簡単に倒せてしまうのです。 歌って踊れて戦える上に家事も完璧と、まさにパーフェクトヒロイン。 ……本題に戻りましょうか、そもそも私の私の都市伝説との出会いは少し昔のお話になります。 そう、思えばそれは中学生の時でした。 私は私は生まれつき他人に存在を気付かれづらい体質でして、 その時の私は私は自分をモブキャラAとしか見てくれない世の中の人々に怒りと憎しみと絶望を抱く厨二病真っ盛りでした。 特に意味も無く私は学校で隣の席の人間を憎いと思いました。 隣の席で趣味も合うと、どう考えてもとても仲良くなれそうな相手でした。 でも彼女は私のことを只の隣の席のクラスメイトAとしか見ません。 普通の友人A、私は万人にとっての少女Aでした。 私の私の隣に座る彼女もそうなのかと思うとむかっ腹が立ってしょうがない。 憎い、憎い、憎い、でもそんな感情を抱いたところで私は何も出来ません。 私の存在はほとんど気付かれないんですから。 そんな事を考えた次の日のことでした。 私の隣に居た彼女は交通事故で死にました。 胸がスカっとしました。 クラスのみんなは泣いていたので私も泣いていました。 友人代表として私がお別れの挨拶を述べることになりました。 皆の視線が私に集まって、すごく気持ちよかったです。 もっと人が死なないかなあ? そうしたら私を皆が見てくれる。 私は私は目立つ為の才能なんて何一つ持っていないけれど他人を犠牲にすれば偶然こんな機会も巡ってくる。 それはきっとすごく素敵なことです。 そんなことを考えていると、ある日服の袖から釘が出るようになったのです。 この釘は都市伝説を知らない人には見えません。 そして撃ち込まれた人はどんどん不幸になって、死んでしまいます。 私は私はいつの間にやら【丑の刻参り】と契約していました。 ピンポーン ベルが鳴ります。 今宵はお月様がとっても綺麗。 きっとこんな夜だから悪い人が訪ねてきたに違いないわ。 「はぁい!」 私がドアを開けると警察官みたいな服を着た人が立っていました。 「お嬢ちゃん、ここらへんで強盗事件が起きたんだけど犯人の顔を見て……」 「貴方は貴方は一体何を隠しているのかな?」 「へ?」 警察官の人に丑の刻参りの釘をありったけ腹に投げつけます。 ポカンとした顔で警察官の人は吹き飛んでしまいました。 直接死ぬことは無いので多分大丈夫でしょう。 私は物を隠すのが得意です。 だから他人が物を隠していることも他人が何を隠しているのかも解ります。 多分、さっきの人は警官じゃないです。 警官に見せかけて無害な市民を傷つける悪い奴です。 そうだ、お兄ちゃんに言いつけてやろう。 私の私のお兄ちゃんは探偵で、私利私欲の為に町の人々を守ったりしてます。 基本的に自分勝手で独善的で俺様タイプの人ですが言葉遣いだけは丁寧だったりします。 お兄ちゃんが言うにはこういうのをインギンブレイと言うそうです。 「ちょ、ちょっと待て!警察官にいきなり何を……!」 「だからだから私に私に隠し事するのは良くないんじゃないかな?」 家の前にまだ転がっている偽物の警察官に遠慮無く釘を投げつけます。 まあ丁度暇していたし食後の運動には丁度良いに違いありません。 「ちくしょう!」 偽警察官がナイフで私に斬りつけてきますが……、 どうやらこの人も私の存在に気付けていないようです。 あらぬ方向にナイフを繰り出して、まるでクルクルと踊っているようです。 これなら都市伝説を使わなくても戦えそうです。 「貴方も貴方も私のことが見えないのかな? じゃあ、少しだけ“姿を見せて”あげるね。」 生まれつき人から存在を認識されづらくなる私の異常、“囚納”。 自分を含めて全ての存在を囚えて納めて仕舞って了う、異常。 それを少しだけ制御して私の存在を見せてあげるとしよう。 偽警官の人は私の居る場所にやっと気付いた。 顔がみるみるうちに青くなっていく。 目を背けられた。 ああ、逃げられちゃった。 多分私と私と会った記憶も、みんなと同じようにあの人はしまっちゃうんだろうな。 あーやだやだ、つまらない。 そう、お兄ちゃんの話を続けないと。 「他の人に失礼な態度とって良いの?」 「失礼じゃない、礼を用いる必要がないんだ。」 私は私はお兄ちゃんに聞きました。 お兄ちゃんの中ではお兄ちゃんが一番偉いのだそうです。 自分の観測する世界において存在を証明できるのは視点人物である自分だけである。 なんてことを口先では言っていますがそんなの他人の権利を考えるのが面倒だから理屈をこねてるだけなのです。 私には解ります。 お兄ちゃんは口先だけの人間です。 でもお兄ちゃんの口先は無限の価値を生み出すことも知っています。 そしてそしてお兄ちゃんの口先は私には通じません。 でもでも普通の人々はおにいちゃんがちょっと嘘を吐くだけでそれを信じ込みます。 お兄ちゃんと会話している内に意志が自分の物かお兄ちゃんの物か解らなくなるそうです。 だからお兄ちゃんはいつも心から人と話せません。 お兄ちゃんは優しいので他人の意志を浸食するのを嫌がるのです。 かわいそうなお兄ちゃん。 でもでも私は私だけはお兄ちゃんの孤独を解ってあげられるからね? 私や友美さんだけはお兄ちゃんに浸食されずに一緒に居てあげられるからね? そう、私は私は彼にとってたった一人の大切な人。 かけがえのない人。 ただの友達である友美さんとはそこが少しだけ違う。 お兄ちゃんと“ただの友達”になれる友美さんの方がすごいけどね。 お兄ちゃんが居るだけで私の私の孤独は癒える。 そう、昔私が私が悩んだ孤独はとても下らない問題だったんです。 でも困ったことにお兄ちゃんはまだウジウジ悩んでいる。 半端に……じゃないや、完全に普通の人間の思考が解るから悩んじゃうんだよね。 まったく、ゴミみたいな一般人に悩まされるなんて本当にお兄ちゃんの異常は繊細。 自分の異常を制御出来ない私が言うのもアレだけどもっと自分に素直になれば良いのに。 変に悪ぶったり変に善人になったり本当に本当に気持ち悪い。 もっと自分が化け物だという自覚を持って貰わないと本当に不幸になっちゃうよ。 普通の人々は私たちのことなんて解ってくれないんだから。 貴方と私で私でわかり合い続けましょう。 永遠に永遠にクルクルクルクル巡り続ける輪みたいに。 私と私と貴方だけで永遠に完成し続けましょう。 不完全な一般人が何人消え去っても構わない。 完成した、進化した、人を超越した人たる私たちが居れば世界は問題無く回る。 もし世界が百人の異常の村だったならば。 そこはきっと戦争や憎しみを抱えつつもそこそこ皆幸福に過ごせるに違いない。 でも今の世界は百人の凡人の村だから。 馬鹿が馬鹿みたいに苦しみ続ける。 ああ嫌だ、見ていられない。 全て壊して全て直してさっさとサンジェルマンの願う世界になって欲しいな。 やっと宿題が終わった。 時計を見るともう八時。 寝ようかしら。 【拝戸直の人殺し第9話~女学生~fin】
https://w.atwiki.jp/moemonss/pages/1379.html
「へぇ……、萌えもんかぁ」 これは俺が萌えもんを初めて知ったぐらいの小さい頃の話である。 父さんが俺に教えてくれたのだ。父さんは凄い萌えもんトレーナーらしい。自称だから良くわからないが、とりあえず父さんの持っている萌えもんは強かった。 まあそれはそうとして、俺はこの頃まだ何の萌えもんも持っていなかった。 さて、小さい頃の俺はその話を聞いて萌えもんに興味を持ったのだろう。 父さんの萌えもんのニドクインを借りて近くの草むらに潜って行った。 「しっかりして下さい!……は、早くオレンの実を取ってこないと……」 そんで……何故かはわからないけど、いきなり傷ついたイーブイが倒れてて。 よほど大事な萌えもんなのか近くにいた見守ってた萌えもんがそりゃもう怖い目で睨みつけててさ。 さっき喋ってたアブソルが威嚇してきたから、慌てて弁解しようとしたんだけどまぁ勿論通じなくて。 「あ、おやめ下さい!」 小さい頃はかなり無理をする事がある。俺はニドクインが止めるのを振りきってきずぐすり持ってイーブイの元へ。 でも小さい頃は大きくなってからよりはかなり俊敏なもんで、真っ先にイーブイの元についてきずぐすりをかけると、ニドクインの元に真っ先に戻って行った。 ニドクインの元へ戻ったのは正解だったと思う。ちなみにきずぐすりはスプレー式だ。 「イ、イーブイ様!大丈夫ですか!?」 アブソルが毒でもかけられたのかと慌ててそれをふきとろうとすると、イーブイがのっそりと立ち上がった。 「あれ……?……うん、アブソル、もう大丈夫。治ったよ」 「え!?」 アブソルが驚いたように言ってこちらを見てくる。 ……もう威嚇しているわけでは無いようだった。 「さっきの人がかけてくれたのが効いたみたい。心配してくれてありがとう、アブソル。 後、あなたも。ありがとうね」 イーブイがぺこりとお辞儀をすると、アブソルも慌ててお辞儀をして、すまなかったなと付け足した。 するとイーブイが歩み寄って、モモンの実をくれたのである。 「これはお礼。食べてみて、美味しいから。……ところで、あなたはどこに住んでるの?一度行ってみたいの、人間の家」 「え、い、いけませんイーブイ様!ブラッキー様からも駄目と……」 「いいじゃん別に。お父様だってこの人なら許してくれるはずだよ。私、この人の萌えもんになりたいし」 何を仰せられますか、とアブソルがまた慌てる。……外見の割に結構慌てっぽいらしい。 そんな事を考えながら、小さい頃の俺はモモンの実を握りながらそれを見ていた。 「うーん……イーブイ様がそこまで仰せられるのでありましたら、私からもお願いしておきますが…… 私も一緒に行きます。イーブイ様とこいつだけでは危険です」 「えー?……まぁ行けるようになるなら仕方ないかな」 良くわからないが、俺の手持ちになるという前提で話が進められているらしい。 まぁ元々俺は萌えもんを手に入れに来たので、願ったり叶ったりだったが。 「ただし、イーブイ様がもっと大きくなった時にさせて頂きます。今のままでは危険です!」 「え……うーん……ま、いいや。というわけで君、えーと……五年後ぐらい……かな? に私を迎えに来て!待ってるからね~」 イーブイはにこりと笑って草むらに消えていった。 俺もニドクインも暫く呆然としていたものの、いつの間にか空が赤くなっていた事に気づくとすぐに帰って行った。 ――それで、俺はイーブイを迎えに来たわけであった。 「あ、来た!ほら、アブソル、来たじゃない」 「……そうですね。はぁ、ちょっと残念です……」 「何よそれ」 彼女たちは五年前と変わらぬ容姿のまま、そこにいたのであった。
https://w.atwiki.jp/beatnovel/pages/91.html
260 :( ^ω^)はドラムマニアの最高難易度 99 に挑むようです:2008/10/13(月) 05 30 45 ID zOvnI0l8O ( ^ω^)「最近はドラムマニアの人気が落ちて来ているらしいお」 「そんなことないよー」 ( ^ω^)「誰だよてめぇ」 「天の声だよー」 ( ^ω^)「おk把握」 261 :( ^ω^)はドラムマニアの最高難易度 99 に挑むようです:2008/10/13(月) 05 32 22 ID zOvnI0l8O (中略) ( ^ω^)「今ドラムマニアを始めれば女の子にモテモテだお!?」 ( ^ω^)「なんと!!ブーンはdm3時代にあのDAYDREAM(EXT)をクリアしているんだお!」 DAYDREAMクリア→女子高生「キャー!カッコイイ!」→セクロス ( ^ω^)「やっべwwwwwwよだれでてきたwwwwww」 262 :( ^ω^)はドラムマニアの最高難易度 99 に挑むようです:2008/10/13(月) 05 33 55 ID zOvnI0l8O ( ^ω^)「てなわけでゲーセンに来ましたお」 ( ^ω^)「店内うるさすぎワロスwwwwwwwwwwww」 ( ^ω^)「………」 ( ^ω^)「ドラムマニアハケーンwwwwwwwww」 ( ^ω^)「おっ……プレイしている人がいるお……」 ( ・∀・)「~♪」 ドコドコドコドコ シャンシャンシャーン ステェーィジ クリィアァ ( ^ω^)(………) ( ・∀・)「SP1500からなかなか動かないなぁ」 ( ・∀・)「あっ、お次どうぞ」 (;^ω^)「!? …ありがとうございますお」 263 :( ^ω^)はドラムマニアの最高難易度 99 に挑むようです:2008/10/13(月) 05 35 59 ID zOvnI0l8O ( ^ω^)「さっきの人上手かったお……」 ( ^ω^)「まぁDAYDREAMをクリア出来るブーンの足元にも及ばないがな!!」 ( ^ω^)「さて……DAYDREAMはどこだお」 ( ・∀・)(コイツ独り言が酷いなぁ) ( ^ω^)「曲大杉wwwwwwDAYDREAM見つかんねぇwwwww」 ( ・∀・)(初心者……?でも初心者が泥鳥なんか出来るのかな) 264 :( ^ω^)はドラムマニアの最高難易度 99 に挑むようです:2008/10/13(月) 05 37 02 ID zOvnI0l8O ( ^ω^)「下にスクロールしてったら見つけたwwwwww」 ( ・∀・)「緑で62もあるし……オトバ厨か?」 ( ^ω^)「EXTにしてっ……と」 (;・∀・)「!?」 バシューン ギュイーン デーーデデデーデーデーデデデー ( ^ω^)「最初は簡単なんだおー」 265 :( ^ω^)はドラムマニアの最高難易度 99 に挑むようです:2008/10/13(月) 05 38 09 ID zOvnI0l8O デレレレデレレレレデレレッ デデッ デデッ デデッ デデッ デレレッ ( ^ω^) ツチチチチチチチチチチ ハッ ツチチチチ ガシャーン ( ^ω^) (;・∀・) ( ^ω^ ) ( ・∀・)「こっち見んな」 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/vip_witches/pages/2674.html
樹海の死体洗い場でデート---- 20 自分:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/10(金) 21 28 15.29 ID OwfDIM3e0 [10/28] カァ カァ カァ バサバサバサバサ エルマ「ひぃ!?」 ガサガサガサッ 俺「こ、ここは一体……」 ヒュゥゥゥゥゥゥヒュゥゥゥゥゥ エルマ「ま、周りは木ばっかりで全然人の気配がしませんよぉ……?」 俺「おかしいなぁ。もう1939年のスオムスに戻ったはずなんだが……」 エルマ「ここはどう見てもスオムスじゃありませんよぉ! こんな木見たことないですぅ……」 ビュオオオオバサバサバサ エルマ「ひっ……なんだか雰囲気がある場所ですねぇ……」 俺「ここは多分富士の樹海かな」 22 自分:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/10(金) 21 33 19.55 ID OwfDIM3e0 [11/28] エルマ「そこはどんな場所なんですか?」 俺「あの……自殺の名所として有名なんだ」 エルマ「」 俺「遭難する人もけっこういて、この世を呪いながら亡くなっていったみたいでさ。ほら、あんなのも……」 エルマ「ひぃぃぃ藁人形が釘で木に打ちつけられてますよ!?」 俺「アレはな、呪いたい人を模していてな」 エルマ「こ、怖い話はやめてください……」ビクビク 「もし、そこの人」 エルマ「きゃああああああああああああああああああああ!?」 俺「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!?」 24 自分:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/10(金) 21 38 54.88 ID OwfDIM3e0 [12/28] 「おっと申し訳ありません、驚かしてしまって。あなた方は自殺しに来られたんですか? それとも遭難されたんですか?」 俺「いや、俺達はちょっとこう偶然ここに飛ばされたというか……」 エルマ「」オロオロ 「はぁ……? それじゃあ帰る手段が無いんですか?」 俺「いえ、それは大丈夫です。帰る手段はちゃんとあるんで」 「そうですか。それは良かった。徒歩だったらこんな奥まで入ってしまうともう出られなくなりますからね」 俺「」 エルマ「………」ビクビク 俺「というか、貴方こそ何者なんですか?」 「私はそうですね……ここで死体洗いをしている者です」 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/10(金) 21 42 28.50 ID B4OQ41/VO [1/5] シチュエーションムチャ振りすぐるwww 支援支援 26 自分:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/10(金) 21 44 40.42 ID OwfDIM3e0 [13/28] 俺「死体洗い?」 「はい。この樹海にはたくさんの人間の死体がありますでしょう? それをキレイに洗って墓を作ってやることを生業にしているのです」 俺「はぁ……」 「お暇でしたら、ちょっと見ていかれますか?」 俺「おおぅ……けっこう壮絶な光景だな……」 エルマ「ひぃ……!」 「この間集団での自殺があったみたいで……格好を見るにまだ若い人達だったようですね。可哀想に……」 27 自分:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/10(金) 21 50 16.23 ID OwfDIM3e0 [14/28] 俺「なんで死ぬなんて選択肢を選んじまったんだろうな……」 「さぁ、何故でしょうね。私にも分かりかねます」 エルマ「………」 俺「ん? どうしたエルマ?」 「どうかされましたか?」 エルマ「死体を洗うの、私も手伝っていいですか?」 俺「えっお前何言ってんだ!?」 「いや、そんな無理はなさらくても……」 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/10(金) 21 56 25.12 ID 8DFJD5bg0 [4/12] エルマさんの度胸すげぇ・・・! 29 自分:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/10(金) 21 56 27.51 ID OwfDIM3e0 [15/28] エルマ「これだけたくさんの亡骸を一人でお洗いになるのは大変でしょう? 私もお手伝いします」 「そんな……悪いですよ……」 エルマ「亡くなった方々が絶対に見せたくなかったであろう姿を見ちゃったんです。お詫びに何かして差し上げないと気が収まりません。お願いします、手伝わせてください」ペコッ 「そういうわけなら……」 エルマ「はい! 頑張りますよ!」 俺「お前なぁ……お人好しもいい加減にしとけよ……」 エルマ「すいません、そういう性分なので。俺さんはそこで休んでてください」 俺「バカヤロウ。お前が何かするんだったら俺も手伝うに決まってんだろ」ニッ 30 自分:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/10(金) 22 01 51.67 ID OwfDIM3e0 [16/28] 「それじゃあ貴女はそこの女性の方をお願いします」 エルマ「は、はい………ゴクリ」プルプルプル 俺「エルマ、頑張れよ」ギュッ エルマ「はははははい! 俺さん、頑張りましょーね!」ガクブル 俺「おお。無理はするなよ」 俺「あっポケットから女の人の写真が……」 エルマ「俺さん、そういうのは見ちゃダメですよ」 俺「スマン、そうだな。あの世で幸せになってくれよ……」 32 自分:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/10(金) 22 07 05.60 ID OwfDIM3e0 [17/28] 俺「ふいー終わったー」 「穴はすでに掘ってあります。男の方、運ぶのを手伝ってもらってよろしいですか?」 俺「はい」 エルマ「ふぇぇ……やっと終わりましたぁ……」ヘナヘナ 俺「よく頑張ったな、エルマ。きっと亡くなった人達もあの世で喜んでるぞ」 エルマ「えへへそうだといいんですけど」 俺「………」 エルマ「………」 「南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏……」ブツブツ 俺「ふぅ……」 エルマ「やっと終わりましたね」 35 自分:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/10(金) 22 13 09.93 ID OwfDIM3e0 [18/28] 「手伝ってもらう所か、お供え物までいただいて……」 俺「いえいえ、この人達は俺達と同じくらいの歳の方々だったみたいなんで放っておくことは出来ませんよ」 エルマ「あの世で幸せになってほしいですねぇ」 「フフッあなた方のような人達がいるとは……この世もまだまだ捨てたものじゃありませんね」 俺「えっこのy――」 ビュウウウウウウウウウウウバサバサバサバサバサ 俺「うおっ!? び、びっくりしたぁ……」 エルマ「お、俺さん……」パクパク 俺「ん? どうしたエルマ……ってあれ? さっきの人はどこに行った……?」 36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/10(金) 22 17 14.65 ID B4OQ41/VO [2/5] 一体何が…… 37 自分:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2012/02/10(金) 22 19 31.81 ID OwfDIM3e0 [19/28] エルマ「そういえば、さっきの人のお住まいはどこなんでしょうか?」 俺「そ、そういえば……ここに人の住めるような場所は無いぞ……?」 エルマ「ということは…………人じゃないってことですよね?」 俺「」ゾワァァ エルマ「そっか……あの人も……」 俺「マジか……俺はさっきまで幽霊と……」ヘナヘナヘナ エルマ「そうだとしか考えられませんね」 俺「お、おいお前は平気なのかよ……」 エルマ「だって、悲しんでる人達を助けるためにわざわざあの世からやってきているんですよ?」 俺「………」 エルマ「そんな優しい存在が怖いわけないじゃないですか」ニコッ 俺「………まったく、お前は心底お人好しだな」ニッ エルマ「はい♪ それが私唯一の取り柄ですから」 おわり
https://w.atwiki.jp/seigeki/pages/19.html
神を持つ者 作者wikiの人◆SlKc0xXkyI 1931年、アメリカ――――。 禁酒法による治安の悪化や、世界恐慌による大不況が襲う暗黒の時代。 20年代の繁栄は見る影もなく、忌まわしきブラック・チューズディの爪痕は、国内の隅々にまで刻まれていた。 労働者や失業者の暴動が頻発し、人々は明日の暮らしを思えば、安らかに眠ることもままならない。そんな人々を尻目に、一部の裕福な者だけが天上のごとき、豊かな生活を送っていた。 夜は暗く、明日は見えず……しかしそんな時代にも、神の家はあった。 教会である。 日曜日ともなればミサが開かれ、敬虔なクリスチャンの集まる場所。 堂内に設置されたいくつもの長椅子の上、幼い少女が腰かけていた。 富裕層の出身らしい、たくさんのフリルとレースをあしらった、小奇麗なドレス。小枝のように細く愛らしい指は、一度も汚れに触れたことがないかのように白い。 少女は胸の前で両手を組み、銀のロザリオを握り締めて祈っていた。 そんな彼女に、横手から話しかける声があった。 神父「お嬢さん。熱心にお祈りしているようですが、何をお祈りされているので?」 少女「神父様……パパが病気になったの。 早く元気になって欲しいから、神様にお願いしてました!」 神父「それはそれは。お父さんも、君のような娘を持って幸せですね。 きっと神様も、君の祈りを聞き届けてくれることでしょう」 少女「本当? ねえ神父様、ウソじゃないよね?」 神父「本当ですよ。主は全ての人を平等に救ってくださるのです」 そう言って神父が微笑んだ時、教会の扉が開いた。 入って来たのは薄汚れた恰好の、みすぼらしい男だった。 一目で浮浪者と分かる彼は、そのまま教会の隅に体を横たえてしまう。 神父「……お嬢さん、ちょっと失礼しますね」 少女「神父様?」 怪訝そうな少女の声に答えず、神父は近くにいた若い牧師に声をかける。 目は不機嫌そうに浮浪者を見ており、牧師はただ頷いている。 そして話が終わったのか、牧師は浮浪者へと近づいて行く。 牧師は浮浪者に何か言ったようだが、少女の耳には届かない。 だが浮浪者は、すっくと腰を上げ、肩を落として教会から出て行ってしまう。 神父「やあ、お待たせしてすみません。 最近は教会を宿と勘違いする人が多いのですよ」 少女「勘違いって……でもさっきの人、困ってたんでしょう?」 神父「そうですね。確かにお困りのようでしたが、こちらも困るのです。 教会は神の家であって、浮浪者の家ではないのですから」 少女「でも……神様は、誰でも平等に……救ってくれるって……」 神父「ああ、何か勘違いされているようですね。 いいですか? ――貧乏人に神はいないのです」 少女「………………」 神父「そうそう、お嬢さんのお父上は病気だそうで。 千ドルほど寄進していただければ、きっとすぐに良くなるでしょう」 少女「……ねえ、神父様。 神様って……優しいかな?」 神父「とてもお優しい方ですよ――出すものを出していただければ、ね」
https://w.atwiki.jp/hayatechan/pages/26.html
1 名前:学生さんは名前がない[sage] 投稿日:2009/10/18(日) 07 45 06 ID M4tyFQG50 とある休日。僕と広橋涼ちゃんは、またしても植田佳奈ちゃんの家へと招かれたのだが…… ――PM5時 植田邸玄関前 ふぅ。やっと佳奈さん家に着いたよー。やっぱりいいところに住んでるよなぁ佳奈さんは。……はぁ。そんじゃまぁ、、 カチッ。(チャイムのボタンを押す音 (無音) ……ん? カチッ…、カチッ…(チャイムのボタンを押す音 あれ、チャイム音が鳴らないぞ。おっかしいな。前着たときはちゃんと鳴ってたんだけど…。壊れてんのかなぁ? トントン(ノック音 佳奈さーん、いますかぁー?佳奈さーん。……。あっれー、留守かな?いや、そんなはずは…だって時間通りだし…、、 ガチャッ、キィー……(勝手に扉を開く ありゃ、開いちゃったよ…。はは…、佳奈さんったらまったく無用心だなぁ。でも流石にに黙って入るのはまずいだろうし…… 佳奈さぁーん。入っていいんですかねー?佳奈さぁ~ん?まさか、いないのか…? 植田さん「でっさぁ~…うんうん、そうなのよw」 あ、声が聞こえてくる。なんだ佳奈さん、家にいるのか…。でも誰と話してんだろ。涼ちんがもう来てるのかなぁ? 植田さん「あははははw そうそうw あれは笑えたよねぇw うんうんw 今度また一緒にやろうよw」 電話…?誰かと電話で話しているみたいだ。でも誰と話してんだろ…?…盗み聞きなんてよくないけど、、ちょっと興味が、、(勝手に部屋にあがる 電話の相手:小清水亜美ちゃん(わかりました!じゃあまた麻雀、一緒にやりましょうね!) 植田さん「おうw」 電話あみっけ(あっ…。それとぉ、もうひとつだけっ……。ねえ佳奈すぁん、最近ちょっと噂で聞いたんですけどー…) 植田さん「ん?なによ?私、噂話大好物よー?」 電話あみっけ(ほんとですかぁー?んー、でも、これ言っていいのかなぁ、佳奈さんのことなんですけどね…) 植田さん「ん?なんだよー、言えよー言っちゃえよぉーw 私のことなら尚さら気になるぞーw」 電話あみっけ(あ、そうですか!じゃあ言っちゃいますね!なんでもぉー…、、、最近彼氏が出来たとかw しかもファンの男の子だって…) 植田さん「へっ…? (な、なんで亜美がそのことを……?」 電話あみっけ(あれっ?その反応…、ひょっとマジですかぁ?マジなんですかぁ!!?) 植田さん「ば!ばっか!違うよ!か、彼氏なんかじゃないよ!(やばっ……、なんとか隠し通さなきゃ…亜美にはバレたくない……」 電話あみっけ(へぇ~、ほんとにですかぁ?なーんか怪しいなぁー) 2 名前:学生さんは名前がない[sage] 投稿日:2009/10/18(日) 07 45 18 ID M4tyFQG50 植田さん「え、えっと…。そ、そう!ストーカー!!変なキモヲタに付き纏われてんのよ!マッジ迷惑でさー!(これで誤魔化し通せるか…?」 電話あみっけ(ストーカー…ですか……) 植田さん「う、うん。そうそう。ストーカーストーカー!(いくらアホ亜美でも、その場しのぎの言い訳じゃ通用しない、かな……?」 電話あみっけ(あぁ……。そういうの、よくありますよねぇ……。わかります。気をつけてくださいね佳奈さん。中には過激なファンもいますから…) 植田さん「あ、うん。あんがと亜美。けど私のことなら心配無用よ!いずれそいつ、警察に突き出してやるつもりだからさw (ほっ。セーフ。なんとかバレずにすんだか…」 電話あみっけ(それなら良かったです。まぁ…、あの佳奈さんが、ファンの子なんかと恋愛するはずないですもんねぇ…、) 植田さん「そっ…、そーだよぉ!と、当然!なんでこの私が、あんなキモヲタなんかを相手に……、」 …………ッ、佳奈……さん……?(思わず声が出る 植田さん「…えっ、、」 電話あみっけ(あら?佳奈さん?どうかしたんですか?) 植田さん「おまっ……、どうして…」 い、いや……。ちょっと。。チャイムが壊れてて…、それに鍵も…かかってなくて……、それで…… 電話あみっけ(佳奈さん?どうしたんです?佳ー奈さぁーん?) 植田さん「ご、ごめん、亜美。ちょっと切るね。また後でかけ直すから」 電話あみっけ(え?佳奈さっ…ブチッ) 電話……。もういいんですかッ 植田さん「え?あ、ああ、うん……。これは、この電話はもういいんだよ…。そ、それより…、あはは、まさか鍵閉めるの忘れてたなんてっ、、」 ………。 植田さん「さっきまでコンビニ行っててさぁw あは、そしたら亜美のヤツが急に電話くれちゃってねw ま、まぁ座りなよ。座ってゆっくり涼ちゃん待とっ…」 別にいいんじゃないですか… 植田さん「え、」 別にもう隠すこともないですよ……。僕、そういうの慣れてますから… 植田さん「おまえ、な、何を……」 佳奈さんにとって、僕は友達でも彼氏でもなく、ただのキモヲタのストーカーなんだって、隠さずに言えばいいじゃないですかっ、ってことですよッ… 植田さん「んなっ…、なんだよお前っ。さっきの電話聞いてたのかよっ…、あ、あの電話はさっ、あ、あれはっ…」 …別にッッ!!!!(叫 植田さん(ビクッ) もう、隠す必要もないじゃないですか……っ! 僕っ…、佳奈さんの本心が聞けて、良かったって思ってるんですからッ…! 植田さん「お、おい……、なんだよお前…。怒ってんのか?らしくないぞ…?」 3 名前:学生さんは名前がない[sage] 投稿日:2009/10/18(日) 07 45 43 ID M4tyFQG50 お、怒ってなんかっ…!! ただ…!ただ僕は………ッ、、 植田さん「ご、ごめん……」 えっ… 植田さん「怒らせたんならゴメン…。謝るよ…。ごめんね…」 なっ……、何謝ってるんですか…。 植田さん「さっき、のはさ……。あれは…」 …ッ別にもういいじゃないですか!佳奈さんは僕のことをキモイってそう思ってるんですよね!それならそれでいいですよ!!! 植田さん「違っ…私は…、、」 別に僕だって佳奈さんのことなんてなんとも思ってませんから!僕が好きなのは佳奈さんじゃなくてはやてちゃんなんですから!!!! 植田さん(ピクッ) いいじゃないですか!!お互いのことがわかって!別に僕はなんにもっ……! 植田さん「………お前って。ほんっ……と、、、とことんキモヲタだな…。人の電話勝手に盗み聞きしやがって……(イラッ」 うぐ、、そ…、それは……、 植田さん「……もういいッ。出てってよ。今すぐここからいなくなって…!」 ぐっ!言われなくてもこちらから出て行きますよッ!!使えなくなった下僕には用なしでしょうからッ!! ガチャッ!キィィー!パタン!!(玄関のドアが開いて閉まる 植田さん「………」 くそぉ…。くそくそくそくそくそぉぉぉぉ!くそおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!(走りながら絶叫 友達だって…思ってたのに…佳奈さんのことっ…、佳奈さんのこと…ずっと友達だって…、ずっと、ずっと…… くッそおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお ぅう…。ぼくあ…ぼくはずっと騙されてたんだ…ずと、ずっと…ずっとおおおおおおおおおおおおおおおおお グズッ… くそっ……グズッ、やっぱり…。やっぱり僕にははやてちゃんしかいないッ……。もう何も…信じないっ、信じられないッ……(尚も走る 広橋涼ちゃん「あれ…?どうしたの?」 え…、、あっ……(急停止。 涼……、ちん… 涼ちん「そんな急いじゃって。植田さんの家は逆方向だよ?」 ぅうっぐっ……。涼…ちんだけで…行ってッ…きなよッ…グズっ…、ぼくは、もう…、いいんだよ……、グズッ 涼ちん「よくないでしょう?あーぁ、こんなに泣いちゃって…。ほぉら、ちゃんとお姉さんに話してごらん…?」 4 名前:学生さんは名前がない[sage] 投稿日:2009/10/18(日) 07 46 00 ID M4tyFQG50 ――PM5 30 とある喫茶店 涼ちん「そっかー…、そんなことがあったんだー…」 ……。別に、もういいんだよ……。佳奈さんの本心ッ、知ることが出来たんだから… 涼ちん「……。ねえーぇ、それって本当に植田さんの本心だったのかな?」 ほ、本心だよッ!本心に決まってるよ!あの人はいっつもぼくのことを影で嘲笑っていたんだ…! 涼ちん「でも、植田さん、謝ってきたんだよね…?」 そ、それは……、それはたぶん下僕に離れられるのがまずいって思ったんでしょ!そ、そうだよ、絶対そうに決まってるよっ! 涼ちん「うーん…、、でもぉ…、それだったら、いつもみたいに、”はやてちゃんの声”を使って謝ってくるんじゃない?」 え……? 涼ちん「はやてちゃんの声を使わなかったのは、植田さんが”植田佳奈”として君に謝りたかったからじゃないかな?」 ………。そ、そんな、ことっ…… 涼ちん「ううん、きっとそうだと思うなぁ」 ……そんなッ。。も、もし、そうだとしたら……。ぼくは…… 涼ちん「君だって…。わかってるはずでしょ?ここ数ヶ月一緒にすごしてきて、佳奈さんが本当はどういう人なのか、ってことを…」 …………。佳奈……、さんッ… 涼ちん「もう1回、会ってちゃんと話しておいでよ…」 佳奈さん…会ってくれるだろうか…、ぼく、佳奈さんにいろいろ酷いこと言って…… 涼ちん「大丈夫。大丈夫だよ、きっと…。うん、大丈夫っ!」 涼ちん……。うん、そうだね…。わかったっ、わかったよ涼ちん… ぼく、もう一度佳奈さんに会って話してくるッ!(椅子ガタンッ 涼ちん「ああー、ちゃんと仲直りしたら、電話してよー!私ここで待ってるからー!」 う、うん!ありがとう涼ちん!!僕、行ってくるよ!! 涼ちん「グッドラック、がんばってくるんだよ…」 涼ちん……。 僕、実を言うと、まだ涼ちんの言ってたことを半分疑ってるんだ… 僕はまだ、さっきの電話の、あれこそが佳奈さんの本心だって思ってる…、でも…、 もしあれが本心だとしたら、今まで3人で一緒に過ごしてきたいろんな出来事、楽しい思い出、それらが全部ウソってことになってしまう。だから…、 もう一度だけ…、佳奈さんのこと、信じてみようって…、思うんだ……。 佳奈さん……佳奈さん…。 ~走りながら植田邸を目指す~ 5 名前:学生さんは名前がない[sage] 投稿日:2009/10/18(日) 07 46 12 ID M4tyFQG50 ――PM6 00 再び植田邸玄関前 あぁっ。まずい。チャイム壊れてるんだった…、どうしよう、呼んでも絶対出てきてくれないだろうなぁ…。うう… い、いや……、今はそんなこと考えてる場合じゃないや、佳奈さんにちゃんと確かめなきゃ…、……よ、よぉし! ドンドンドン(ドアノック音 佳奈さぁん!佳奈さぁ~ん!いますか?!佳奈さぁぁぁん! ドンドンドン ドンドンドン(ドアノック音 佳奈さぁん!佳奈さぁぁん!佳奈さん!?佳奈さぁぁぁん!佳奈さん?佳奈さあああああああああああん! ガチャッ(ドアが開く音 植田さん「おいっ!!うるさいよ…!近所迷惑だろバカ!さっさと入れ!!(腕を引っ張る」 え?あ、ぁぁ、は、はい……(部屋へ連れて行かれる 植田さん「……(後ろ向き」 あ、あの…… 植田さん「……おいッ。なんだよっ、何しに戻ってきたんだよッ…」 い、いや、あの……僕、佳奈さんに、、その、、謝りたくて…… 植田さん「……」 さっきは…その、酷いことを言って、スミマセンでした……! 植田さん「………今更ッ。なんだよっ」 あ、あの…… 植田さん「………グスッ」 グスッ? 植田さん「今更なんだって言ってんだよこのバカ!!ふざけんなよ…ばか!このばか!アホ!!(泣き顔全開」 ふえ、か、佳奈さん…?ひょっとして、今まで泣いて……? 植田さん「だ、誰が泣くか!このばか!」 ――僕はこの泣き顔で確信したのだった。涼ちんの言うとおり、佳奈さんの本心は、別のところにあるのだと……。 ふふっ、あははははw すごい!すごいですすごいです…!僕、佳奈さんの泣き顔初めて見ましたよw 植田さん「……(イラッ。おいお前ぇ…、私のこと。こんなに辱めて…、ただで済むと思ってんじゃないだろーな?」 へ、へっ? 植田さん「私の本心、知りたいんだろッ…?なら幾らでも…教えてやるよッ……、……」 6 名前:学生さんは名前がない[sage] 投稿日:2009/10/18(日) 07 46 41 ID M4tyFQG50 え、か、佳奈っ……s
https://w.atwiki.jp/seigeki/pages/20.html
神を持つ者 作者wikiの人◆SlKc0xXkyI 1931年、アメリカ――――。 禁酒法による治安の悪化や、世界恐慌による大不況が襲う暗黒の時代。 20年代の繁栄は見る影もなく、忌まわしきブラック・チューズディの爪痕は、国内の隅々にまで刻まれていた。 労働者や失業者の暴動が頻発し、人々は明日の暮らしを思えば、安らかに眠ることもままならない。そんな人々を尻目に、一部の裕福な者だけが天上のごとき、豊かな生活を送っていた。 夜は暗く、明日は見えず……しかしそんな時代にも、神の家はあった。 教会である。 日曜日ともなればミサが開かれ、敬虔なクリスチャンの集まる場所。 堂内に設置されたいくつもの長椅子の上、幼い少女が腰かけていた。 富裕層の出身らしい、たくさんのフリルとレースをあしらった、小奇麗なドレス。小枝のように細く愛らしい指は、一度も汚れに触れたことがないかのように白い。 少女は胸の前で両手を組み、銀のロザリオを握り締めて祈っていた。 そんな彼女に、横手から話しかける声があった。 神父「お嬢さん。熱心にお祈りしているようですが、何をお祈りされているので?」 少女「神父様……パパが病気になったの。 早く元気になって欲しいから、神様にお願いしてました!」 神父「それはそれは。お父さんも、君のような娘を持って幸せですね。 きっと神様も、君の祈りを聞き届けてくれることでしょう」 少女「本当? ねえ神父様、ウソじゃないよね?」 神父「本当ですよ。主は全ての人を平等に救ってくださるのです」 そう言って神父が微笑んだ時、教会の扉が開いた。 入って来たのは薄汚れた恰好の、みすぼらしい男だった。 一目で浮浪者と分かる彼は、そのまま教会の隅に体を横たえてしまう。 神父「……お嬢さん、ちょっと失礼しますね」 少女「神父様?」 怪訝そうな少女の声に答えず、神父は近くにいた若い牧師に声をかける。 目は不機嫌そうに浮浪者を見ており、牧師はただ頷いている。 そして話が終わったのか、牧師は浮浪者へと近づいて行く。 牧師は浮浪者に何か言ったようだが、少女の耳には届かない。 だが浮浪者は、すっくと腰を上げ、肩を落として教会から出て行ってしまう。 神父「やあ、お待たせしてすみません。 最近は教会を宿と勘違いする人が多いのですよ」 少女「勘違いって……でもさっきの人、困ってたんでしょう?」 神父「そうですね。確かにお困りのようでしたが、こちらも困るのです。 教会は神の家であって、浮浪者の家ではないのですから」 少女「でも……神様は、誰でも平等に……救ってくれるって……」 神父「ああ、何か勘違いされているようですね。 いいですか? ――貧乏人に神はいないのです」 少女「………………」 神父「そうそう、お嬢さんのお父上は病気だそうで。 千ドルほど寄進していただければ、きっとすぐに良くなるでしょう」 少女「……ねえ、神父様。 神様って……優しいかな?」 神父「とてもお優しい方ですよ――出すものを出していただければ、ね」
https://w.atwiki.jp/vermili/pages/1556.html
発言者 火蛾偲 対象者 吐月完 カノが囚われ“軍神”の生贄に捧げられるに至り――ついに重い腰を上げた完は、一人の呪術師として二ツ栗家と敵対し、 彼らが創りあげた女達の犠牲に成り立っている、忌まわしき呪式を己の手で破壊することを決意した。 そんな中、完と偲が新たな拠点とした小さな民家に、偲の復讐相手である刑部が来訪、お互いに優先して排除すべき術者・文鳴啾蔵を協力して討たないかという誘いをかけてきた。 激しく反発する偲を何とか抑えつつ、その場は刑部と手を結ぶことを了承する完。 そして――刑部が去った後、疑念の消えない偲に、今は二ツ栗家の厄介な術者を一人でも減らすべきであり、 順番が来れば、自分も偲の復讐を助けるつもりであると完は説得を続けるが…… 「……信じらんないね」 「結局、付き合いが長いのは向こうのほうだろ?あたしがオッサンと会ってから、せいぜいまだ十日くらいじゃん。土壇場で裏切られるのは真っ平ごめんだよ」 当然、闇稼業の人間として生きてきた彼女からは否定されるばかり。それでもと対する“オッサン”は言葉を尽くそうとする 「俺が偲を選ぶ理由は、ちゃんとあるさ」 「偲の味方をすることで、得られる見返りが欲しい」 「要するにだな、おまえと一緒にいたいんだ」 その、40代男性の(色々と足りてない)発言に、偲は固まりドン引きした。 「ええ……それってマジ口説き?いきなり過ぎだし、悪いけど全然タイプじゃないから」 苦笑し――頭を掻きながら完は、己の言葉を補足していく。 今まで流されるだけだった自分が今、何がなんでも成し遂げたい目的がある。 自分とは正反対の生き方―執念を燃やして生きてきた、そんな真っ直ぐな偲と共に行動する事で、目的も意欲も明確にできるのではないかと。 だからこそ、“一緒にいたい”のだと。 だがまだ、女の方は渋い顔であり…… 「なんか、理屈っぽくて実感しづらいよ。それならまだ、あたしを抱きたいからとかのほうが全然わかりやすいし」 「じゃあ、それでいい」 「はあ!?」 「ああ、今の言い方は流石にアレだったな……要は、偲に信用してもらうためなら何でもするってことだ。それぐらい、俺にはおまえに拘りたい理由がある」 ポロっと出たデリカシーのない答えを弁明する中年男の姿を、女は黙って吟味して。 「まあ、嘘は言ってないんだろうなってのだけはわかるよ。あんたは人殺しだけど、そう悪い男でもない。でも、だからこそってのがあるんだよなあ……」 「……なかなか面倒臭いな。そろそろ心が折れてきそうだ」 それでも……と悩む偲を前に、完が途方に暮れかけた時。 「ああもうッ……じゃあ、わかりやすいのでいこう」 長い髪を掻き上げ、偲は言った。 「抱けるんだろ?さっき言ったよね。じゃあ抱きなよ」 「あれはまあ、例えばの話でな。信用してもらえるなら何でも構わんのだが」 「いいよ別に、減るもんじゃなし。面倒臭いのはやめやめ!」 そうして、胡坐をかいた完の上に柔らかな女の躰が密着する。 「あんた、自分と寝た女を裏切れるタイプじゃないだろ?これならなんとか、あたしもオッサンを信用できそうだし」 開き直った偲の思いきりの良さに圧倒されながら、完の雄の部分はしっかりと彼女の体温と感触に確かな興奮を覚えていたのだった…… やっぱり女を買いそうな顔しとるじゃないかこの中年 中年特有のナチュラルなノンデリ仕草をイジる描写が令和作品っぽい -- 名無しさん (2024-06-29 15 40 24) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/compels/pages/91.html
「ちくしょおぉぉぉぉぉおお!!!!」 怒号の声をあげる少年がいた。 彼の名は小杉太、入江小学校3年4組の男子生徒である。 ここまで怒りを露わにしている原因は悪趣味なデスゲームに巻き込まれたから、ではない。 海馬乃亜がルール説明をしている中、小杉はずっと眠っており この場所でバトルロワイアルが行われている事すらも気付いていなかった。 ならばなぜこの少年は怒っているのか、それは……。 「俺の給食をぉぉぉぉ!!よくもぉぉぉぉ!!」 給食を食べる寸前で連れてこられたからである。 しかも、今日のメニューは小杉の大好物の焼豚チャーハンであり 今月の献立表を見た時から楽しみに待ち続けていた、というのに その楽しみを目の前で掻っ攫われてしまったのである。 「うがあぁぁぁあああああ!!ぜっっってぇぇ許せねえ!! 俺をこんな場所に連れてきた奴!出てこぉいッ!!」 もし海馬乃亜がルールを説明している最中で目が覚めたら 間違いなく喚き散らしながら大暴れした挙げ句。 首輪を爆破され命を落としていたのは言うまでもないだろう。 このデブに時と場合を弁える知能なんて持ち合わせて無いのだから。 「ん?なんだこりゃ?」 そこでようやくランドセルの存在に気付いた。 中身を漁ると様々な道具が入っていたのだが 「お、食い物見っけ!いっただきま~す♪」 このデブの視界には水と携帯食料しか映らなかった。 見つけ次第すぐさま口の中に放り込み、一瞬にして食べ尽くしてしまった。 「ああああああああああ!!足りねぇええええええ!!もっと食わせろォォォォ!!」 焼き豚チャーハンと携帯食料ではあまりにも割りに合わず とても小杉の食欲を満たすには至らなかった。 「他に食い物は無いのか?ん、これはなんだ?」 乱雑にランドセルから中身を取り出すと『Aroma Ozone』のロゴが付いた業務用ウォーターサーバーが飛び出した。 ウォーターサーバーを初めて見た小杉は不思議そうに眺めてから、中の水を飲みだした。 「ごくごくっ……、ただの水じゃねえか!!これだけじゃ俺の胃袋は満足しねえぞ!!ええい、こんなもーん!!」 まさか、このデブはあろうことか 基本支給品一式やランダム支給品を全てランドセルから放り捨ててしまった。 例え、バトルロワイアルをやらされていることなど知らなかったとしても ここがどこかも分からない場所に連れてこられたのなら 自衛や探索のために、武器やサバイバルに必要な道具を手放そうとは普通は考えない。 だがこのデブからすれば必要なのは食料のみであり 他の道具は、より多くの食料を詰め込むのに邪魔にしかならないのだ。 「どこだ?他に食い物のある場所は!?」 小杉が周囲をきょろきょろしながら歩き出した、その時――。 ♢ 「ここ、どこ?どうして私がこんな場所に……」 バトルロワイアルに参加させられ、不安で涙目になりながら歩く少女の名前はロレア。 ヨック村にやってきた錬金術師であるサラサのお手伝いをしている女の子である。 すると草むらからガサゴソと揺れ始め、何かが飛び出した。 「食い物ぉぉぉぉぉ!!!!」 「キャアッ!!」 恐ろしい形相で突然現れた小杉に、ロレアは驚いて悲鳴をあげる。 捕食獣の様に鋭い眼光でロレアを睨みつけ、口からは唾液がドバドバと零れ落ちる。 「貴方は……」 「お前の持ってる食い物をよこせッ!!」 「ひぃっ!」 グルルルと唸り声を上げながら恐喝を働く小杉。 このデブは初対面の子に対していきなり食い物を奪おうと言うのだ。 そんな光景を見て、ロレアは恐怖で身体を震わせる。 「わ、分かりましたから落ち着いてください!」 「おう、サンキューな」 歯向かったら恐ろしいことになると本能で察したロレアは ランドセルに入っていた食料を全て小杉に渡すと ガツガツムシャムシャと豚みたいに夢中になって食べだした。 (よっぽどお腹空いてたんですね。ずっと食べて無かったのかな?) そんなことはない。 小杉は朝食もしっかりお代わりするほどに食べている。 つまり、このデブは極度の大飯喰らいなのだ。 「ああああああああああああっっ!!まだまだ食い足りねええええええええ!!」 二人分の携帯食料ではこのデブの胃袋を満たすにはまだまだ足りなかった。 むしろ中途半端に食べたことでますます空腹の抑えが効かなくなっていた。 「そこの女!もっと食い物をよこせぇ!」 「ごめんなさい、さっきのが全部なんです」 「嘘を付くな!ランドセルの中を見せろォ!!」 「きゃあっ!」 小杉はロレアを突き飛ばしてランドセルを奪い取った。 ランドセルを逆さまにして中身を全て放出させるが ロレアの言う通り、食料はもう一つも残ってなかった。 「痛い、頭が痛いよぉ……」 その時、ロレアは頭部から流血を起こし、苦痛で涙を流していた。 先ほど突き飛ばされたロレアの倒れた場所には、不運な事に石が落ちていた。 ロレアは受け身の取れないまま、頭部に石がぶつかり皮膚を切ってしまったのだ。 「なんで、こんな酷いことをするの?」 「うるせえ!!もっと食い物を寄越さないお前が悪いんだ!!どこかに隠してるんだろ!?」 このデブは少女に大怪我を負わせたというのに謝罪の一つもしようとしない。 それどころか、まだ足りないと喚き散らす始末。 まるで、この少年が人の形をした鬼畜生のようであった。 「……お願いします。もう許してください。本当にこれ以上は何も無いんです。うぅ……」 とうとう我慢の限界を超えたのか、ロレアは泣き出してしまった。 「ああ?泣くんじゃねぇ!鬱陶しいんだよ!!おら、食い物はどこだ!!」 「うぐっ!痛いっ!やめてくだ……」 泣いているロレアに対して苛立った小杉は 彼女の髪を引っ張ったり、頬を叩き始めた。 「ふぅーーっ!!ふぅーーっ!!」 「うぅっ、本当に何も残って無いのに酷いですよぉ、うわぁぁぁああん!!」 「……?」 大声で泣き出すロレアの姿を見て息を荒くする小杉。 小杉の怒りが頂点に達しそうになったその時。 ロレアを見て怒りとは別の感情が小杉の脳内へ訴えかけた。 それは…… 『美味しそう』 だった。 「ッ!?」 先ほどまで泣いていたロレアの涙が引っ込むほどの恐怖が彼女を襲った。 「あ、ああっ……」 「お前、美味そうだなぁ」 小杉に突如襲った食人本能の影響で 彼の身体から黒い血管模様が浮き出す。 目は血走っており、ロレアを獲物として見つめていた。 さらに小杉の肉体は変異を起こし、醜悪な姿をした怪物の姿になった。 一回りほど巨大化した肉体に、クマのように太い腕に、鋭い爪を光らせ。 大きな口からはまるでサメのようにびっしりと尖った歯が生え揃っていた。 その姿はまさに化け物と呼ぶに相応しい姿である。 なぜ小杉がそんな姿になったか。 それは先ほど小杉が飲んだウォーターサーバーに混入されていた溶原性細胞によるもので この細胞に感染し、発症した物はアマゾン態へと変異する性質を持つ。 そしてアマゾンに変異したものは食人本能によって人間を捕食する傾向になる。 今の小杉にとってロレアはもはや食べ物としか見ていなかった。 「やだ、来ないでください……お願い、来ないでぇぇぇぇ!!」 モンスターだったらヨック村でも様々なモンスターを見た。 だが目の前にいる怪物はそれらのどのモンスターとも特色が違っていた。 動物の延性上な見た目のモンスター達とはまるっきり別物のおぞましいビジュアルの怪物にロレアは心のそこから恐怖した。 「ふひひっ、食ってもいいだろお前」 「いやぁ!食べないでくださぁぁい!」 「嫌だね。俺はお前を食うと決めた」 のっしのっしとロレアのそばに近づく。 ロレアは必死に小杉から逃げようともがくが、脳震盪によって立つことすらままならない。 「やだ、やだ、誰か助けて……」 「服が邪魔だな」 「い、イヤァアアアッ!!」 小杉の剛腕によってロレアの服がビリビリと引き裂かれる。 13歳の小さな女の子の割には発育の良い豊満な胸がブルンと溢れる。 思春期の男子からすれば非常に劣情をそそる体付きをしているが。 目の前にいる捕食者からすれば美味そうな食材としか見えていない。 「いっただきまぁす!!」 「やだ、やだよぉ、死にたくないよぉ……」 「ガブッ!!」 「きゃあああああっっ!!!」 小杉のサメのような歯がロレアの左肩に齧り付く。 肉を噛み千切られた痛みで悲鳴を上げる。 「痛いぃい!!痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!!!」 あまりの激痛にロレアは悶絶しながら泣き叫ぶ。 「うめええええええええええええ!!!人間ってこんなに美味かったのかぁ!!!」 小杉は彼女の肩にかぶりつきながら歓喜の声を上げた。 口の中にはロレアの血液と肉汁が溢れんばかりに満たされ、それをゴクゴクと喉を鳴らして飲み干していく。 「あああああああっ!!いやああああああ!!!!!!!!」 「もっと食わせてくれェエエッ!!!」 「ひぐぅううううううっ!!」 小杉はさらに力を込めてロレアの肩の肉を食いちぎっていく。 「あがぁぁあああああああああっ!!」 「美味い!美味すぎるぜぇ!!最高だぁああああ!!!」 ロレアは絶叫を上げ、小杉は狂喜乱舞する。 左肩から腕にかけて小杉はボリボリと食い尽くした。 「私の左手がぁ……お願い、もうやめて、もうやめ、てぇ……」 「まだ食える所あるだろうがぁ!!」 「いやぁ……」 「その大きなおっぱいも美味しそうだぁ!」 小杉は大口を開けて、ロレアの豊かな乳房に齧り付き、歯を食い込ませた。 本来、溶原性アマゾンは身体の一部分しか捕食しない生き物であるが。 彼の場合、生前の食い意地が影響されたのかどこの箇所でも美味しく味わえるようだ。 「うわああああああああっっ!!痛いいいっ!!痛い痛いっ!!痛いっ!!いだいぃいっ!!」 「うおおおおおお!!柔らかくて美味ええ!!」 ブチブチと音を立てながら乳房が噛み千切られる。 魅力的だった大きな乳房は両方とも失い。 胸元は赤く抉られロレアの意識が飛びそうになるほどの激痛を襲った。 「次はどこを食おうかなぁ」 「ああっ……いやぁ……いやぁ……」 「次はこれだああっ!!」 小杉は人差し指を突き出すと、ロレアの顔へと近づけた。 鋭い爪はロレアの黄色い瞳へと近づけて…… ぶちゅり ロレアの右目をえぐり出した。 「いやああああああああああっっ!!!私の目がぁっっ!!」 眼球をくり抜かれ、右目から大量の血を流す。 あまりの苦痛にロレアは大声で叫んだ。 「目玉もうめぇなぁ!!」 「お願いします、もう許して、殺さないでください……」 ぷちゅっと潰れる目玉の歯ごたえを楽しむ小杉。 涙と血を流し、懇願するロレアに対して小杉は無慈悲にもこう言い放った。 「殺す?馬鹿言うんじゃねぇよ。こんなに美味しいんだぜ。食ってやるに決まってるじゃねえか」 そう言って、小杉はロレアの腹に右手に手を乗せた。 「あがっ、あぎゃああああっっ!!」 小杉の右手がロレアの腹を鷲掴みにする。 そのままグチャリグチャリと音を鳴らしながら彼女のお腹を引き裂いて腸を取り出していく。 「あ"……うぅ……」 「うほぉおおお!!こっちも美味そうだ!!」 「やべで……やべでぐだざい……じんじゃいます……」 「いただきまぁーす」 「やだ、やだ、やだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだ」 必死に抵抗しようとするが、先ほどから続く激しい痛みによって身体が動かない。 そして小杉のサメのような歯がロレアの腹部に突き刺さる。 「うわあああああああっっっっっっ!!」 小杉の口内でロレアのドロリとした血液が満たされる。 「うめぇえ!!うめぇえ!!」 「ああっ……うぐぅううっっ!!」 小杉はロレアの柔らかい肉に歯を食い込ませ、咀噛していく。 噛み千切るたびにロレアはビクンッと痙攣を起こしていた。 「やだぁ……死にたくない……サラサさん、たすけ、ぐぇっ」 ロレアの目からは生気が消え失せ、虚ろになっていた。 「うめええええええええええ!!!もっと食いてええ!!」 「やべでぇ……かはっ……」 腹部の腸を食い尽くすと、今度は胸元にある内臓へと手を伸ばす。 肋骨をこじ開けて、ロレアの肺、肝臓、腎臓、心臓、と次々と内蔵を引きちぎり、咀嚼を繰り返した。 「うめぇうめぇ!!最高に美味いぜお前!!」 小杉からの問いかけに返答は来なかった。 体内を食らい尽くされたロレアは既に事切れていた。 ここがどこかも分からない島で、一人ぼっちで誰にも助けてもらえず。 苦悶の表情のまま最後まで怯え、絶望して彼女は死んだ。 亡骸もあらゆる箇所が小杉によって食い散らかされ 村人たち皆から好かれるような愛らしかった少女の面影はどこにもなく。 誰もが目を背けるような見るも無残な姿へと変えられた。 「脳味噌も濃厚でいけるぜ!」 最後にロレアの頭部を掴むと頭蓋骨を砕いて、中の脳味噌を掬い出して全て平らげた。 「ふううううっ、美味かった美味かった!人間がこんなに美味しいなんて知らなかったぜ~」 満足したようにゲップをする。 その様子はまるで、極上の食事にありつけたかのように満ち足りた顔だった。 「でもまだ、ちょっと食い足りないんだよなぁ」 なんと、このデブアマゾンは少女一人を捕食したというのにまだ足りないと抜かしてきたではないか。 人間の味を覚えた獣がやることはただ一つ。 「しょうがねえ、他の人間を探すかぁ~!!」 新たな獲物を求めて、他の参加者の捜索だった。 このデブは殺し合いに一切の興味が無いし、殺し合いをやるつもりは無いだろう。 彼はあくまで食事をするだけだ。 それで誰が死ぬことになろうが一切興味ない。 自分の食を満たすことしか考えられない。 もはやこいつは身も心も人間ではない。 本能のままに動き、人に害を為す獣。 まさに『害獣』である。 【ロレア@新米錬金術師の店舗経営 死亡】 【小杉太@ちびまる子ちゃん】 [状態] 健康、腹六分目、溶原性アマゾン化。 [装備] なし [道具] なし [思考・状況] 基本行動方針 食料(人間)を探す。 1.どこかに食い物(人間)無いかなぁ。 [備考] ※参戦時期は給食を食べる直前です。 ※バトルロワイアルのルールを一切把握していません。 ※溶原性細胞に感染、発症しました。 ※溶原性アマゾンに変身することが出来ます。 【Aroma Ozoneのウォーターサーバー@仮面ライダーアマゾンズ】 とある会社が製造しているAroma Ozoneという名の業務用ウォーターサーバー。 水の中には人をアマゾンに変える溶原性細胞が含まれている。 感染しても発症せずにアマゾンに変異しない人達も多数いる。 ※食い散らかされたロレアの死体が散乱されています。 ※ロレアと小杉のランドセルが放置されています。
https://w.atwiki.jp/ss998/pages/42.html
ID DhXdNqZ10 [繁華街で置き去り] 男「こういうところで突然俺がいなくなったら、お前大変だろうな」 女「いえ、そうでもないですよ、そういう時の対処もちゃんとありますからねー」 男「へぇー、それじゃあちょっと俺コンビニいってくるからちょっと待っててくれ」 女「え・・・ちょっと、そんないきなり・・・;」 男「(おー、オロオロしてるな)」 女「・・・」 男「(あれ?座り込んじゃった・・・って泣いてる!?)」 女「・・・っ・・・」 男「うわぁー!ごめん!ほんとごめん!悪ふざけがすぎた!」 女「ね、こうすればちゃんとあわてて出てきてくれるやさしい人がいるから平気なんですよw」 【レポートに集中できねぇ】 男「・・・」 女「・・・」 男「・・・」 女「・・・」 男「・・・なぁ」 女「・・・なんですか?」 男「なんでこっち見てるんだ」 女「見えてないですよ?」 男「いや、そうなんだけどさ」 女「見えてないのではやくレポート終わらせてかまってくださいねー」 男「・・・わかったよ」 女「~♪」 男「はぁ;」 109 名前:VIP勇者 [] 投稿日:2006/11/20(月) 03 45 35.82 ID DhXdNqZ10 ・ 105 男「でさー、そんとき新巻鮭がかばんから飛び出してさー」 女「(ハッ!このボインボインという音は間違いなくE・・・いえ、Fカップの音! ・・・近い・・・距離10m・・・9m・・・近づいている、あの曲がり角の先ね!)」 男「だからあいついつまでも太平洋なんだよ・・・あれ?どうかしたのか?」 女「いえ、ちょっと今日はこっちの道から帰ってみませんか?」 男「ああ、いいけど。別に距離そんなにかわんないしな。しかし突然だなw」 女「気分転換もいいじゃないですかー」 【甘い言葉】 男「お前って可愛いよなぁ」 女「突然ですね。・・・見たことないのでわかりませんけど、ありがとうございます。嬉しいです。」 男「いや、本当に自信をもっていいとおもうぞ。」 女「今日はやけに甘い言葉をささやいてくれるんですね」 男「そうか?まぁ、たまにはな。」 女「・・・」 男「・・・」 女「・・・女の人ですね?」 男「違うんだっ!俺は後輩に相談をされたんだ!」 女「いいんですよ、そんな男さんが好きなんですからw」 【コナン=新一】 ダダダダダ・・・ドンッ! 男「いてっ」 新一「スマン!」 ダダダダ・・・ 女「大丈夫ですか?」 男「ああ、えらく急いでたな、今の奴。」 女「みたいですね、誰か追いかけたりしてたんでしょうか?」 女「もう夜ですねー。」 男「ちょっと寒くなってきたからもうそろそろ帰るか」 ダダダダダ・・・ドンッ! 男「いてっ」 コナン「スマン!」 ダダダダ・・・ 女「あ、さっきの人ですか。」 男「いや、小さい子だった。」 女「そういえば声は高かったですね。何かあったんでしょうか。」 【それにしてもこの男ノリノリである】 【そこには元気に走り回る女の姿が】 女「はぁい、会場には男さんの [ピ--ー] の実物大を用意しましたー!」 男「そぉぃ!!!!!」 トップページ 初代スレ【SS書き別一覧】