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登録日:2021/08/12 Thu 13 33 32 更新日:2024/05/23 Thu 10 29 56NEW! 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 BT21 EXILE Fate/EXTELLA PUI PUI モルカー R2-D2 おでんくん ぐでたま たまごっち はねるのトびら イーブイ エヴァンゲリオン コラボ サンリオ スター・ウォーズ ツイステッドワンダーランド ドラえもん バンダイ ヘキサゴン ポケットビスケッツ ポケットモンスター モスラ 中村玉緒 北京原人 呪術廻戦 玩具 育成ゲーム 鬼滅の刃 1996年の発売当時熱狂的なブームを巻き起こし、幾度か断続しつつも現在もシリーズを展開しているたまごっち。 その中には本家シリーズ以外にも様々な他社の作品や芸能人とコラボしたものも多数ある。 近年では一月一作品のハイペースでコラボたまごっちの発売が予定されている。 最近のコラボ系たまごっちは「nano」と公式呼称されており、本家シリーズの特徴である「カラー画面」や「通信要素」などはオミットされた元祖に近い作りになっているのが特徴。 また、タイトルによっては(世界観や版権の都合上)死亡演出が無かったり別の描写に差し替えられていたりする。 本項では、それらコラボたまごっちを紹介する。 【他作品のキャラクターを育成するもの】 他作品のキャラクターまたは、他作品のキャラクターをモチーフにしたオリジナルたまごっちを育成するもの 原人っちのたまごっち 1997年発売。映画『北京原人 Who are you?』とのコラボ。 化石から生まれたDNAっちを育成し原人まで進化の歴史を辿っていく。 モスラのたまごっち 1997年発売。映画『モスラ』とのコラボ。 たまごから生まれた「ベビモスラ」を成虫にまで育てるコンセプト。バトラやシークレット枠で小美人やゴジラなどにも育つ。 ちなみに初代デジタルモンスターのver.5は登場するデジモンのドットがまんまゴジラ怪獣で、本作の基板を流用して制作されたという説が有力視されている。 ポケットビスケッた 1997年発売。バラエティ番組『ウッチャンナンチャンのウリナリ』とのコラボ。 本体はビスケット型の特殊な形状。 同番組の音楽ユニット、ポケットビスケッツを育成する。 玉緒っち 1997年発売。女優の中村玉緒とのコラボ。 たまごから生まれた「あしっち」のマネージャーとなり大女優玉緒っちになるまで育てるというコンセプト。 「ごはん」と「おかし」に加え「れたあ」から選択して休憩。 ミニゲームは「スロット」だが、それとは別におけいこモードに「あどりぶ」、「おどり」、「しばい」が存在している。 死亡ではなく引退していなくなるが玉緒っちまで育てると引退しなくなる。 ドラえもんっち 1998年発売。アニメ『ドラえもん』とのコラボ。2006年には『のび太の恐竜2006』公開に合わせて復刻。 機体はドラえもんの顔をした特殊な形状で首輪には本物の鈴も付いている。後にドラミちゃん版のドラミちゃんっちも発売されている。 未熟なお世話ロボットのドラえもんを一流に育てるというコンセプト。のび太、ジャイアンなど主要な登場人物もたまに現れる。 ごはんはそのままだが、おやつは「どら焼き」。 ミニゲームは登場人物の顔合わせスロット。 うんちではなくネズミが出現する。 コンセプト上育てられるのはドラえもんだけだが育成やミニゲームで手に入れた10種類のひみつ道具を使うことでドラえもんの姿を変えられる。コロ助にもなるナリ。 はねるっち 2005年発売。『はねるのトびら』とのコラボ。 本体は緑と赤の2種。 『はねるのトびら』の出演人物を育成する。 2006年はねるっちの人生をコンセプトとしたバージョンアップ版のはねるっち2も発売された。 おでんくんのたまごっち 2007年発売。『おでんくん』とのコラボ。 本体はおでんくんバージョンとたまごちゃんバージョンの2種。 おでんくんのキャラクターを育成する。 ミニゲームは「おでんキャッチ」、「しみこみ」、「もちとび」の3種。 Tamagotchi P’s 2012年発売の本家たまごっち。 別売りの「たまデコピアス」を差し込みデータを追加でき、『おさわり探偵 なめこ栽培キット』、サンリオキャラクター、ちゃおキャラクター、『アイカツ!』とコラボしていた。 『おさわり探偵 なめこ栽培キット』はなめこっち、まめっちとくちぱっちがなめこ化けしたまめなめこっち、ぱっちなめこっちが出現。 『サンリオ』はまめきてぃなどたまごっちとサンリオキャラの融合体が出現。 『ちゃお』はたまごっちがののっちなどちゃおたまごっちに変化する。 『アイカツ』は蘭、いちご、あおいがたまごっち化して出現。 また当日全国各地に設置されていたP's Stationと連動することでご当地キャラクター。特設サイトとの通信でウルトラマンギンガなどのゲストも現れた。 ぐでたまたまごっち 2017年12月発売。サンリオキャラクターの「ぐでたま」とのコラボ。 本体はいろいろぐでたまver.とぐでたま?ver.の2種。 ぐでたまを育成し姿違いのぐでたまに成長させる。 ごはんは「しょうゆ」。 ミニゲームは無数のたまごからの「ぐでたま当て」。 寿命ではなく料理されて食べられる。バリエーション豊富でシークレット料理も存在している。 イーブイ×たまごっち 2019年1月発売。『ポケットモンスター』とのコラボ。 本体はだいすきイーブイver.とカラフルフレンズver.の2種。 ポケモントレーナーになってイーブイのお世話をする。成長すると進化系8種やロケット団の帽子など衣装を着たイーブイに変化。正体がメタモンだったりすることも。 ミニゲームは「(リンゴ)ゲット」と「ダンス♪」。 うんちではなく毛玉が溜まる。 死亡ではなくモンスターボールから居なくなる。 汎用卵型決戦兵器エヴァっち 2020年6月発売。映画『新世紀エヴァンゲリオン』とのコラボ。 本体は試験初号機、アスカ、レイモデルの3種が発売。後にマリ、カヲル、黒レイモデルも追加された。 胎児期から使徒を育成し人類補完計画の達成を目指す。シークレット枠で綾波レイや渚カヲルも育成可能。モニターが混線し他の主要人物も時々映る。 ENERGY(食事)はS2ENGINEとスイカ。 SIMULATION(ミニゲーム)は、ロンギヌスの槍とN2爆弾を避ける「BATTLE TRAINING」と「目標をセンターに入れてスイッチ」。 うんちではなくLCLが汚染される。 世話をサボるとATフィールドが展開される。 死亡すると十字の光の柱が立つ。寿命は人類補完計画達成。 きめつたまごっち 2020年10月発売。アニメ『鬼滅の刃』とのコラボ。 本体は炭治郎と禰豆子カラーの2種が発売。後に伊之助、善逸、プレバン限定で柱9種が追加された。 鬼殺隊の癸階級の隊士を炭治郎達や柱に育てる。ある人物からの派生で禰豆子も育てられる。 ごはん・おやつは「おにぎり」と「玉露」。 訓練(ミニゲーム)は「全身訓練」、「岩持ち上げ」、「全集中・常中」。 うんちではなく鬼が現れる。 世話をサボると負傷して寝込んでしまう。 死亡は隠に処理される。 えくすてらっち 2021年2月発売の『Fate/EXTELLA』限定版の特典。 あくまで特典であり、一般販売されていないため公式サイトのコラボたまごっちには記載されていない。 エラーが発生したムーンセルで聖杯戦争に挑むためにサーヴァントを育成する。 ごはん・おやつは「焼きそばパン」と「ロールケーキ」。 うんちではなく、ムーンセルのバグが発生。 死亡ではなく座に変える。寿命は無し。 ツイステっち 全本体プレバン限定で発売。2021年6月より発送。『ディズニー ツイステッドワンダーランド』とのコラボ。 本体は各寮(ハーツラビュル、サバナクロー、オクタヴィネル、スカラビア、ポムフィオーレ、イグニハイド、ディアソムニア)カラーの7種。 キーチェーンには寮章を再現したチャームも付属。 主役はプレイヤー自身。体験入学中、グリムの面倒を見ているうちに共に過ごすことになった生徒の誰かがモニターに映る。 (グリムの)ごはん・おやつは「ツナ缶」と「マカロン」。 授業(ミニゲーム)は「魔法史」と「錬金術」。 うんちではなくグリムのイタズラに対処する。 死亡の代わりに去って行く。寿命は無し。 BT21 Tamagotchi 2021年9月発売。LINE FriendsのBT21とのコラボ。 本体はSpace Color ver.とBaby Style ver.の2種。 最初にVANとふれあい、彼に連れてこられたBT21 BABYのお世話を。 ごはん・おやつは「ミルクorバーガー」、「キャンディorドーナツ」。 ミニゲームは「ダンス」、「お菓子作り」、「宇宙飛行」、「シャッターチャンス」の4種とのこと。 PUI PUI モルカっち 2021年10月発売。『PUI PUI モルカー』とのコラボ。 本体はオレンジカラーとクリームカラーの2種。 ベビモルカーを様々なモルカーに育てる。一部のモルカーは更に派生するとのことでゾンビシロモなどの姿も確認できる。 ごはん・おやつは「にんじん」と「レタス」。 ミニゲームは「救急搬送」、「追跡!」、「洗車」の3種類とのこと。 R2-D2 TAMAGOTCHI 2021年11月発売。『スター・ウォーズ』とのコラボ。 R2-D2を育て、様々なスキルモードに変化させる。 ごはん・おやつではなくお世話遊びは、エネルギーの「チャージ」と「クリーニング」。 基本となるミニゲームは「消化活動」と「デジャリック」の2種だが、各スキルモード限定の7種も存在するとのこと。 仮面ライダーっち プレバン販売(*1)で2021年12月発送。『仮面ライダー』シリーズとのコラボ。 本体は1号をイメージした「ジェネシスグリーン」、最終形態でよく使われている金色の「レガシーゴールド」の2種。 少年仮面ライダー隊を育て仮面ライダーに変身させる。ライダーマンを除く昭和ライダー、平成・リバイ含む令和の1号ライダーなど総勢40キャラ以上の登場が告知されている。 ミニゲームは「ライダーキック」と岩を避けながらバイクで走る「チャレンジライド」。 うんちではなくショッカー戦闘員が現れる。 少年を改造したり死んで生き返らせたりヘルヘイムの果実しか食べられない体にしたり世界で初めてバグスターウイルスに感染させたり記憶を消して顔を作り変えたりするゲームと発表直後にネタにされた。 死亡描写はお世話をサボった場合にショッカーに占拠され追い出される。寿命は成長後一定期間経過した場合にバイクに乗ってどこかに旅立つ本編では死亡退場が稀によくあるのにボカされている。 じゅじゅつっち 2021年12月発売。『呪術廻戦』とのコラボ。 本体は虎杖、伏黒、釘崎、五条カラーの4種とAmazon限定の宿儺カラー。 見習い呪術師を東京校・京都校生徒や教師などに育て呪いを祓う。五条悟には限定モードも用意されているとのこと。 ごはん・おやつは「おにぎり」と「喜久福」。 ミニゲームは「宿儺の指キャッチ」、「呪骸寝かしつけ」、「呪具の訓練」。 うんちではなく呪霊が現れるとのこと。 Tamagotchi Smart 本家たまごっち。 「たまスマカード NIZOOフレンズ」でデータを追加するとNiziUのマスコットNIZOOを育てられる。 全人類兎化計画ぺこらっち こちらも仮面ライダーっちと同じくプレバンで販売。ホロライブプロダクションより三期生の兎田ぺこらとのコラボ。 本体は「うさだホワイト」と「うさだブルー」の二種類で、オマケでぬいぐるみも付いてくる。 ごはん・おやつは「アーモンド」と「牛乳」牛乳がおやつとは……また、うんちの代わりとして「チキン」が出てきて、放置しているとチキンが冷める。 そのままチキンを放置するか条件を満たして5時間30分を過ぎるとぺこらが寝込む。 死亡描写は無いが、その代わりとしてぺこらが星に帰ってしまう。 出てくるのは事実上ぺこらだけなので、お世話すると進化ではなくぺこらの衣装(初期→衣装チェンジ→ミス特級呪物るしあを除いた三期生コラボ)が変わっていくのだが、従来のたまごっちと違い一定時間進化条件を満たさなかった場合退化してしまう。 【他作品のキャラクターがゲストとして登場するもの】 お世話するのはたまごっちだが、他作品のキャラクターがゲストとして登場するもの。 EXILE えぐもっち 2008年発売。EXILEとのコラボ。 ベースはたまごっちプラスカラー。 EXILEファンクラブサイトで発行されるパスワードを入力するとEXILEメンバーやオリジナルキャラクターの「エグモちゃん」がゲストに登場した。 ヘキサゴンっち 2009年発売。クイズバラエティ番組『ヘキサゴン』とのコラボ。 本体はホワイトとレッドの2種。 ベースはたまごっちプラスカラー。 時々現れる紳助っちのクイズに正解していくことでスペシャルステージに突入する。 Tamagotchi m!x サンリオキャラクターズ m!x ver. 2017年発売。サンリオとのコラボ。 Tamagotchi m!xに、サンリオキャラクターのゲストとサンリオにちなんだお出かけ先やアイテムが追加されている。 たまごっちみーつ サンリオキャラクターズみーつver. 2020年発売。サンリオとのコラボ。 たまごっちみーつに、サンリオキャラクターのゲストとサンリオにちなんだお出かけ先やアイテムが追加されている。 追記・修正は好きな作品がたまごっち化してからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 仮面ライダーっちでアマゾンネオ育てよう -- 名無しさん (2021-08-12 14 03 33) 少年を改造したり絶望させたり兵器に… -- 名無しさん (2021-08-12 14 58 59) アイカツは? -- 名無しさん (2021-08-12 16 05 48) 少年仮面ライダー隊が仮面ライダーになる作品って初めてなのでは?オーマジオウにもなれるのかな -- 名無しさん (2021-08-12 17 06 12) 流行り物への乗っかり具合が凄い… -- 名無しさん (2021-08-12 18 49 41) プレバンの進化表見ると珍しくシンもいる…フォーム違いはあっても分からなさそう(モノクロドット絵だし) -- 名無しさん (2021-08-12 18 59 36) 最初に買ってもらったたまごっちがはねるっちだった -- 名無しさん (2021-08-12 20 54 20) 2019年以降どんどん間隔が短くというか節操なくなってる気が -- 名無しさん (2021-08-12 22 20 34) デジモン5はこれのボツ企画の再利用とも言われてる -- 名無しさん (2021-08-13 00 19 30) 「うんちではなく何とか」は大事なんだなって -- 名無しさん (2021-08-13 00 29 40) お世話サボった時にどうなるかは割と大事。 -- 名無しさん (2021-08-13 06 37 42) 毎度毎度コラボっちが出るたびに「馬鹿じゃないの?」と思ってしまう損な性分 -- 名無しさん (2021-08-13 14 34 33) ↑3煉獄さんのうんち楽しみに買った子がうんちしなくて落ち込んだら可愛そうだろ? -- 名無しさん (2021-08-13 23 29 25) その内ゾンサガも出そうな気がするな。 -- 名無しさん (2021-08-14 00 48 43) ↑5 そりゃ一部を除いて推しの排泄なんて想像したくもないでしょ。「アイドルはウンコしない」と同じ理屈。 -- 名無しさん (2021-08-14 10 22 33) ↑本山版マリオでやったパロネタで本人無許可で「ピーチっち」を作られたピーチがそう言って嫌がってたな -- 名無しさん (2022-01-16 12 23 56) 来年2月4日にたまスマでピクサーフレンズ発売決定 -- 名無しさん (2022-12-04 16 03 40) 特集性癖でもなけりゃ女の子の排泄なんてそりゃ見たくないもんな… -- 名無しさん (2023-05-06 12 41 48) 初代たまごっちが大好きだから、2期になって女児向けになってから解釈違い起こして離れたけど、今のたまごっちって死後の世界が無いらしいし、輪廻転生も無いらしい。じゃあ今の世界にいなくても、死後の世界があって天使になれて、役目を果たしたらまたたまごっちに転生できる昔のたまごっちの方が優しくて好きだなあ。今のたまごっちは死んだらそれで終わりで、魂も消滅して天使にもなれないし、天国に行けないんでしょ? 死後の世界設定については、昔(1期)の方が優しかった。コラボでも死後設定の天使のたまごっち、育てられないかなー。 -- 名無しさん (2024-03-10 16 54 02) 名前 コメント
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「ねぇかがみん」 「んー?」 「うちらっていわゆる同性同士のカップルってやつじゃん」 「まぁ、そうね。てか突然どうしたのさ?」 「いや、エッチする時になると必ずタチかネコかがいるわけじゃん」 「うん」 「かがみんはネコだよね」 「え!? ち、違うだろ! ネ、ネコはこなたでしょ……?」 「エッチな単語に反応して恥ずかしがるかがみん萌え。てかタチとかネコとかエッチな単語なの?」 「それは知らないわよ! ただ、なんとなく……」 「まぁいいや。つかさとみゆきさんも付き合ってるんでしょ?」 「みたいね。この前つかさに何の気なしに聞いてみたら、しどろもどろになってたし」 「他にもゆーちゃんとみなみちゃんも付き合ってるし、みさきちと峰岸さんもそうらしいし」 「え、ちょ、日下部と峰岸も!? え、てか峰岸って彼氏いるんじゃなかったっけ?」 「そう、みさきちのお兄さん。二人がイチャイチャしてるとこをみさきちが見ちゃったことが発端だとか」 「な……てか何故アンタが知ってる」 「そこは企業秘密だよかがみん。あと……えっと、誰だっけ……」 ~~~~~ 「ハッ、ハッ……うゅ」 「ん? どうしたんスか、パティ」 「くしゃみが出そうになりましタ。ダレかがウワサしようとしてまース」 「噂未遂っスか。てか、いつまでも裸でいるからじゃないっスか。ほら一緒に布団入ろ?」 「oh! やっぱりヒヨリはヤサしいネ! ……ガマンできませーン!」 ガバッ 「あ、ちょ、パ、パティ、んんん……」 ~~~~~ 「まぁいいや。知り合いで怪しいな、って人がいたんだけどなー」 「放っとくんかい。あ……アンタの言いたいことが分かったわ……」 「さっすが私の嫁。以心伝心だね♪」 「話の流れ的にわかるだろ……」 当初は私の家でいつもの四人でのお泊り会の予定だったんだけど、まず始めにみゆきさんがいつになく丁重にお断りしてきて、次につかさも用事があるから、と言って辞退した。 二人の辞退の理由はまぁ大体分かる。今頃お楽しみなのでしょうね、きっと。 で、私とかがみんの二人っきりになったので早速服を脱がせ合い、互いに互いを貪り合った。 今日はゆーちゃんがみなみちゃん家にこちらもお泊まり。こちらも今g(ry お父さんも仕事で関西の方に行っちゃったから、今この家にはかがみんと私の二人しかいない。 そんな安心感からか、二人ともいつもよりも激しく声を上げ、そしてより深く愛し合った。 エッチが終わった後、ぐったりしながらベッドの上で横になり、軽くキスをしたり、ぎゅーっと抱きしめあったり、互いに見つめあってニヤニヤしたり。 そんなことをしながら二人だけの時間に浸っていると、突然『恋のミクル伝説』が机のある方から流れ始める。 せっかくの甘い時間が台無しじゃないか、と思いながらケータイを開くとみゆきさんからのメールだった。 題名:夜分遅くにすみません。 本文:今日はお泊り会にいけなくてすみませんでした。 もし宜しければ明日泉さんのお宅を伺ってもよろしいですか? 重大なお話があるので聞いて頂きたいのですが。 ふむふむ、これはカミングアウトでもするつもりなのかね。だとしたら、あの二人のお泊まりはこれについての会議でもしてたのかな。 メールの文面をかがみんにも見せていると、かがみんのケータイにも同じ旨のメールがつかさから入ったみたい。 てか、同じタイミングでメール送っちゃすぐにバレちゃうじゃんか。まぁでも明日言ってくれるんだろうしそれはそれでいっか。 で、これから二人は本番に突入ですねわかります。 そういえば、二人がエッチする時ってどっちが攻めになるんだろう。 みゆきさんもつかさもどっちかっていうと受けっぽいからなー。 ということでかがみんに振ってみたってとこ。 「で、どっちがタチでどっちがネコだと思う?」 「そんなの知らないわよ! てかどっちでもいいじゃない」 「だって気になるじゃん。つれないなー」 「だ、だってホントに分かんないんだもん……」 「どっちもネコって感じだからなー」 「てか二人ともそういうことしないんじゃないのかな」 「あー、それもあるかもしんない。んじゃ次、みさきちと峰岸さん」 「うーん……峰岸は裏の顔が黒っぽいしなー、多分こんな感じかな」 ~~~~~ ぐちゅっ ぐちゅちゅ 「あ、あぁっ! きもち、いいよぉ……」 「あらみさちゃん、もうイきそうなの?」 「ぅん、もう、イきそう、あ、あやのぉ……イかせて……」 「うふふ、みさちゃんったらかわいい♪ でも、だーめ」 「あ、だめ! やめないでぇ!」 「そんなにイきたいの? みさちゃん」 「うん、だからお願いっ、イかせてぇ……」 「もう、みさちゃんはエッチだなぁ。みさちゃん、イかせてあげる」 「おねがいっ! あ、ああ、そんなに早くしたら、すぐ、イ、イくっ」 「あ、あっ、ああああああん!!」 ~~~~~ 「かがみん、ちょっと峰岸さん黒すぎない?」 「そうかしら? まぁ想像だけだし」 「かがみんも乗ってきたね。私が考えたのはこんな感じ」 ~~~~~ 「兄貴、二人におっぱいでされるってのは気持ち良い?」 「あぁ、きもちいいよ……」 「お兄さんのいつもよりもおっきいわ。妹にされてるってのも興奮するの?」 「それもあるかもな……あ、ダメだ、もう出るっ!」 「兄貴って早漏だったんだな。よし、イっちゃえー♪」 ドピュ ドピュッ 「うわぁあ、顔にかけんなよなー。あ、でも結構この味好きかも……」 「ハァハァ、わ、悪い」 「みさちゃん、私にも味見させて」 ペロン 「変な臭いだけど嫌いじゃないや。どう?」 「おいしい。でもみさちゃん、私はいっつもこれをごっくんさせられてるのよ」 「あ、あやの、そういう事言うなよ……」 「そうなのか? 兄貴趣味わりー」 ~~~~~ 「今回は3P、しかも男の夢である二人からのパイズリとやらに挑戦させてみました」 「だいぶエロゲに脳みそ支配されてるな……てかお兄さん出す必要ないじゃん」 「それもそうかもねー、タチとネコ関係無くなっちゃってるし」 「全く」 「お次はゆーちゃんとみなみちゃんのカップル」 「この二人もよく分かんないわ……」 「私的には、ゆーちゃんは意外にタチと予想」 「あら。これまたどうして? あ、アンタゆたかちゃんにエロゲとかやらせてるの? 純粋な子に何刷り込んでんだよ」 「いや、これまた違うんだよね。実は私のいない間にやってたエロゲのストーリーが進行してたり、18禁な同人誌が数冊無くなってたり」 「そうなのか……てかアンタがエロゲをそのまんまにしたり、表に見えるように同人誌置いてるからじゃない」 ~~~~~ 「みなみちゃんのおっぱい、もっとおおきくなあれっ♪」 「ゆ、ゆたか、胸ばっかりやらないで……」 「え、何で? もしかして痛かった?」 「い、いや、そういう訳じゃ、なくて……」 「うふふ、アソコもやって欲しいんでしょう?」 「う、うん……」 「だってシーツにおっきいシミできちゃってるもんね♪」 「あ……み、見ないで///」 「え……みなみちゃんのアソコ、見ないと上手くいじってあげれないなぁ……」 「あ、うぅ……ゆたかのいじわる……」 「ねぇ、みなみちゃんは私にどうして欲しいの?」 「ゆ、ゆたかに私のアソコ、い、いじって欲しいの!」 「うふふ、しょうがないなぁ♪ みなみちゃん、脚、広げて?」 「うん、気持ち良くして……んんん!!」 ~~~~~ 「…………」 「私の想像力に絶句かね?」 「は、はい……」 「伊達に昔からエロゲをゲーム代わりにやってないからね」 「そこ、胸張るようなとこじゃない気がしますが……」 「まぁよいではないか。なかなかありがちかも知れないでしょ?」 「まぁ、有り得なくもないかも知れないわ……」 「あー!! 思い出した!!」 「!? 突然何よ!?」 「パティとひよりんだ!」 「あ、何? さっき思い出せなかったカップルのこと?」 「そうだよ! やっと思い出せたー」 ~~~~~ 「はっ、はっくしょーいっ!」 「これまたイセイのいいくしゃみですネ、ヒヨリ?」 「これは絶対誰かが私を噂してるっス!」 「たぶんヒヨリのビボウにシットしているんですネ、ワタシがマモらねバ!」 「ひゃうん! な、なんでそこでクリを弄る必要が……」 「ヒヨリにワルいムシがツかないようにするんでス!」 「あ、んんぅ、あっ、パティ、これで何回目、だと思って、るんスか……」 「エート、これで6カイメですカ?」 「あっ! そう、もう、6回目、体、ダメ、おかしくなっちゃうから!」 「ダイジョブでス、ヒヨリはナンカイおかしくなってもかわいいでス」 「そういう、こと、あぁっ、じゃなくって! あぁっ、あっ、ダメ、く、くるっ!」 「ああっ! あっ! あ、ああああ!!」 ~~~~~ 「ってことは主要キャラはみんなそういう関係ってことか」 「主要キャラってなんだよ……」 「あ、もう一組忘れてた」 「え、他に誰かいtあん! こ、こら、こなたっ」 「ここにもう一組いるじゃないですか。尤もかがみんが必死にネコだってこと否定してるだけなんだけどもね」 「あぅ、ひゃぁ! 否定とか、そういうのじゃ、あっ、なくてっ」 「んじゃ何だい? この状況見る限りじゃかがみんネコ確定だよ? こんなに濡れてるくせに」 「それ、は、あぁん、あんな話、するから……こなたも、ホラ、濡れてるん、でしょ?」 「ひゃん! ふ、不意打ちすぎるよぉ……」 「こなたぁ、タチとか、んっ、ネコ、とか、関係ないよっ」 「そうだねっ、ねぇ、かがみん、んんっ! 一緒に、気持ちよくなろ?」 「そうね、こなたぁ……」 「好きだよ、かがみん……」 「私もよ……」 「ぶわぁっくしょーい!! ウチが主要キャラじゃないんくらい自覚しとるわっ!」 「ホラホラ、ななこさん飲みすぎですよ……どうしたんですか? 突然」 「どっかの誰かさんが噂しとるんじゃい! ウチの! それが悪いんかぁ!?」 「何言ってるかさっぱり分かりませんよ……ほらっ、帰りますよ」 「ウチはまだ飲める! オヤジぃ、もう一杯!」 「ほらほら、いいから帰りましょ」 「ゆいさんっ、アンタはウチと仲間やもんなぁ! 一生仲間やぁ!」 「はいはい、仲間ですよぉ(いつになったらホントの事言えるんだろう……)」 コメントフォーム 名前 コメント みゆきとつかさのカミングアウト 編も見てみたいです!続編希望! -- チャムチロ (2012-09-04 21 25 10)
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―――――――――――――――――――― 律「女子の風呂ってのはどうしてああ長いのか…」ヌギヌギ 律「おかげで寝ちまって入れなかったじゃねーか…」 ガラッ 律「おわっ広っ…さすがムギの別荘」チャプ 律「これだけ広いと独り占めするのも申し訳ないな~……」 唯「………」 律「………」 律唯「…………」 律「うわああああああああああっ!?ひっひひひ平沢!?」 唯「り、りっくん!?な、なんで…む、むこう向いててぇ!//」 律「す、すまん…って、なんでこんな時間に風呂入ってるんだよ!」 唯「な、なんだか寝付けなくて…」 唯(ほんと、なんでなんだろう) 唯(りっくんと一緒にいるって考えたら全然眠れないや…) 律「ほ、ほんとすまん…すぐ出てくから…って」チラリ 律(…ひ、平沢の濡れた髪…うなじ…)ゴクリ 唯「り、りっくん?」 律(…息子が) 澪『律~?唯どこいったか知らないか~?』 律「!?」バシャ 唯「み、みおちゃ…!?」ハッ 澪『ゆ、唯の声!?唯、中にいるのか?』 律(やばいやばいやばいやばい!!!)ガクガク 唯(ど、どうしようりっくん!!)ヒソヒソ 澪『唯、空けるぞ!』 ガラッ 唯「……」 澪「あれ…唯だけ…?」 唯「ど、どうしたの澪ちゃん」 澪「律が風呂に入るっていってたんだけど…」 唯「わ、私が入ってたから多分やめたんじゃないかな?」 澪「そ、そうか…」 澪「唯は見つかったし、ムギを起こしにいこうかな…」 唯「う、うん、そうしなよ!」 澪「それにしても律はどこに行ったんだ…」ピシャッ …………ザバァ 律「っぷはぁ!!息が続かなくて死ぬかと思った!!」 唯「あ、危なかったあ…」ホー 律「澪に見つかってたら殴られるどころじゃすまなかったぜ…」 唯「り、りっくん近いよぉ…///」 律「あ、わ、わりー!すぐ出るから!!」バシャバシャ 唯「……はぁ//」 唯(私、今すっごく顔赤いよぉ…///) ―――――――――――――――――――― ~数日後~ ジャランッジャランッ 唯「あ痛っ!」 律「どーしたー?」 唯「指の皮むけちった…」シクシク 澪「見えない聞こえない見えない聞こえない」ガクブルガクブル 律「だ、大丈夫かよ、待ってろ、絆創膏もってくる!」ダッ 唯「えっ、りっくん…」 律「ちょっと待ってろー!すぐ戻ってくるからなー!」ダダダダダ 唯「う、うん…」 澪「……」 唯「りっくんどこまで行っちゃったんだろう…」 澪「…なあ、唯」 唯「なあに~?澪ちゃん」 澪「律のこと、どう思う?」 唯「ふぇっ!?ど、どうって…?」 澪「好きとか、嫌いとか…」 唯「す、好きだよ!澪ちゃんもムギちゃんも!」 澪「…そ、そうか…」 唯「…でも、りっくんのはなんか違うかも…」 澪「……え……?」 唯「澪ちゃんやムギちゃんといるときはすごく楽しいよ」 唯「でも、りっくんはちょっと違うんだ」 澪「違う?」 唯「最近、りっくんと一緒にいるとドキドキするんだよぉ」 唯「それでね、りっくんがいなくなると急にせつなくなるの」 澪「唯……」 澪(やっぱり、唯は律のこと……) 唯「なんでだろ~?澪ちゃ~ん」 澪「ええぇぇぇえええええ!!?」 唯「こんなことはじめてだから全然わかんないよぉ」 澪(こ、これが天然の恐ろしさ…) ガラッ 唯「あ、ムギちゃん!どこ行ってたのぉ?」 紬「学園祭のステージを借りるための申請にいってたんだけど…」 澪「お疲れ、ムギ。それで、どうだったんだ?」 紬「軽音部はまだちゃんとした部として認められてないって断られちゃった…」 唯澪「…へ!?」 唯「部員が4人集まってれば大丈夫じゃなかったのぉ…?」 紬「そのはずなんだけれど…」 澪「と、とにかくどうして認められないのか聞きに行こう!」 ―――――――――――――――――――― ガラッ 唯「たのもぅ!」 澪「変な入り方するな!」 和「あれ?唯?」 唯「へ?和くん!なんでここにぃ?」 和「なんでって…生徒会だからだけど?」 澪「唯…、こ、この人は…?」オトコノヒトコワイ… 澪「じゃあ、和くんと唯は幼なじみなんだ…」 唯「そうだよぉ」 和「家が近所だからよく家族ぐるみで交流があってね」 和「まあ、唯は妹みたいな感じかな」 唯「ぶ~、生まれたのは私のほうが早いよ!」フンス 澪「あはは、仲いいんだな」 澪(まるで、本当の兄妹みたいだ…) 澪(私と律も、こんなふうになれたらよかったのにな…) 和「う~ん…やっぱりリストには載ってないなあ」 唯「そんなぁ…」 和「…もしかして、部活申請用紙が出てないんじゃないかな?」 紬「部活申請用紙?」 澪「あれは確か律が書いてたはず…ってことは」 ガラッ 律「平沢あぁぁぁああ!絆創膏もってきたぞぉぉぉ!!」 澪「お前のせいかぁああああ!」ゴチンッ 律「ぶべらっ!!」ドサッ 和「…なんていうか、軽音部って唯にぴったりだと思うよ…」 唯「ふえ?」 律「あれ?真鍋!?」 和「やあ田井中、キミ軽音部なんだってね」 律「なんで真鍋が知ってるんだ?」 唯「私が教えたんだよぉ~」 律「んヴぇ!?」 律「唯と真鍋が幼なじみ………!?」 唯「そうだよ~」 和「相当驚いてるね」 律(平沢…まさか真鍋のことが好きだとか…?)ゴクリ 律(ま、まさかね~…) 和「…しょうがないな」 和「僕がなんとかしてあげるよ」 唯澪紬「本当っ!?」 唯「ありがと~和く~ん!」ダキッ 律「!?」 澪「ゆ、唯!なに和くんに抱きついてるんだ!」 和「唯、くるしい」 唯「あっ!ごめんねぇ、つい癖で」 律(癖!?癖がつくほど普段から抱きついてるってこと!?) 律「嘘だろ……」ズーン 紬「どうしたの?りっくん」 律(なんだよ…はじめっから勝ち目無かったのか……) 紬「りっくん?」 律(そりゃそうだよな……。真鍋のやつ、頭いいし、顔も悪くないし) 律(やっぱり俺なんかじゃ釣り合わないよなぁ…) 和「軽音部…っと。で、顧問は?」 唯澪紬「こもん?」 和「…キミ達って…」 ―――――――――――――――――――― 唯「山中先生~!」 さわ子「あら、平沢さん。どうしたの?」 唯「軽音部の」 澪紬「顧問になってください!」ニュッ さわ「ごめんなさい、なってあげたいのはやまやまだけど」 さわ「私、吹奏楽部の顧問してるから、掛け持ちは……」ハッ 律「な、なんすか…」 さわ「………」 さわ(いい男………) ―――――――――――――――――――― ジャンジャンジャンジャンジャーン… 澪「…って感じのオリジナルなんですけど…どうですか?」 さわ「…そうねえ…いろいろ気になることはあるけれど…」 さわ「とりあえず、ボーカルはいないの?」 律唯澪紬「……あ」 さわ「…じゃあ、歌詞もまだとか…?」 澪(う~ん、歌詞か…) ―――――――――――――――――――― ~翌日~ 律「歌詞ができたぁ!?」 澪「あ、ああ…」 唯「見せて見せて~!」 澪「え、も、もう!?」 紬「私も見たいわ~」 澪「で、でも…恥ずかしいし…//」モジモジ 律「じれってええぇぇぇ!!」バシッ 澪「あ、あああああ!///」 君を見てるといつもハート DOKI☆DOKI 揺れる思いはマシュマロみたいに ふわ ふわ(ハート 律さわ「せ、背中がかゆいぃぃぃ…!」 澪「私としては、いいかんじに書けたと思うんだけど…」モジモジ 律「う…」 澪「やっぱり、ダメかな…」 律(そ、そんな瞳で見つめられるとおおおお) 律「い、いいんじゃないかな!?ね、さわちゃん!」 さわ「え!?え、ええ…そ、そうね!ちょっとイメージと違ったけれど!」 唯「すごくいいよぉ…」キラキラ 紬「ほおおおお…」ウットリ 律「じゃ、じゃあこの歌詞でいくか…」 唯「おお~」パチパチ 紬「よかったわね、澪ちゃん」 澪「う、うん…」 律「じゃあ澪がボーカルな~」 澪「む、無理無理無理!こんな恥ずかしい歌詞なんか歌えないよぉ!」 律「おい作詞者」 さわ「秋山さんがダメとなると…」 唯「はい!私歌いたいです!」 律「おお、じゃあとりあえず歌ってもらいますか!」 ―――――――――――――――――――― 唯「ギターを弾きながら歌が歌えない…」シクシク 律「ダメじゃん…」 さわ「仕方ないわねぇ、先生が特訓してあげる」 唯「せ、先生…!」 さわ「振り落とされないようについてきな!」ダダダダ 唯「ラジャー!!」ダダダダ 澪「唯、大丈夫かな…」 紬「心配だわ…」 ―――――――――――――――――――― 唯「りっくーん」 律「おー、どした平沢~?」 唯「いっしょに帰ろうよぉ」 律「そうだな、今日はみんな用事があるみたいだし、先帰ろうぜ」 唯「うん!」 律「さわちゃんとの特訓はどうなんだ?」 唯「うん、あれから毎日放課後に猛練習してるよ!」 律「そうか~、期待してるぜ~?」 唯「まかせてよ!」フンス 律「歯ギター」 唯「それは習ってないよぉ!」 律「あははははっ」 テクテク 律「…なあ、唯」 唯「なあに?」 律「真鍋と付き合ってんの?」 唯「ふぇっ!?ど、どうして?」 律「…この前さ、真鍋に抱きついてたじゃん」 唯「う、うん」 律「あれ見たときさ、なんか唯と真鍋がすごい仲良さそうに見えて」 律「二人がすごいお似合いに見えたんだよなぁ」 唯「りっくん…」 律「だからさ、二人がもし付き合ってるんなら、隠さないで教えてくれよ」 唯「…」 律「ほら、俺達って会う機会多いだろ?もしそうなら、真鍋に遠慮しなきゃって思って」 唯「………」 唯「りっくん、私と和くんは小さいときからいっしょで、兄妹みたいなものなんだ」 律「…うん」 唯「だから、抱きつくのはスキンシップみたいなもので、恋愛とかそういうのじゃないんだよぉ」 律「…そうなのか……。ごめん、変な勘違いしちゃって……」 唯「だからね、りっくんは遠慮なんかすることないんだよ」 ギュッ 律「……え……」 律(平沢に………抱きつかれた……?) 律「ひ、ひひひひひらひゃわっ!?」 唯「和くんの次は、りっくんに抱きついてあげる…///」ギュ 唯「りっくんも、和くんと同じくらい、私にとって大切な人だから…」 唯(……ううん、本当はそれ以上だよ) 唯(自分の気持ちに気付いちゃったから………) 唯(―――――私、りっくんのことが好きなんだ) 律「………唯………」 唯「!?り、りっくん…!?///」カアア 律「あっ違、ご、ごめんなんかつい!//」 唯「い、いいよ……」ギュッ 律「え……?」 唯「唯で………いいよ………///」 律「……うん………」 ―――――――――――――――――――― 4
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316 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/05/11(月) 00 55 50 ID ??? 303 勇太くんか。確かにガロードと兄弟で通じるなw ここのガロードも幼い頃は警察ごっこをしていたんだろうか? ガロード「ホールド・アップ!」 シュウト「ガンダムフォースだ!」 セレーネ「あらあら、何やら楽しそうね」 シロー「ちょ、ちょっと待て! それは俺の警察手帳だろ!?」 317 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/05/11(月) 01 33 51 ID ??? ガロードは高木刑事といい何か警察ネタに縁があるのかね ジュドーとセットになると別の意味で縁がありそうだし 318 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/05/11(月) 01 36 04 ID ??? ガロード達が小学校低学年の頃ってまだシロー兄さんも学生だったはずじゃ シュウトも日本語が怪しいくらいの年齢 319 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/05/11(月) 01 55 00 ID ??? 318 316はシュウトのごっこ遊びに付き合ってんのさきっと 320 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/05/11(月) 05 34 10 ID ??? 319 犯人役はキャプテン(めっちゃ台詞が棒読み)と、意外とノリのいいヒイロw アルはアレックス役の刹那相手にザクごっこを… 325 名前:通常の名無しさんの3倍 :2009/05/11(月) 14 40 58 ID ??? 320 ヒイロ「近づくな。近づくと、人質もろとも自爆する」 ハロ「ハロヒトジチ!ハロヒトジチ!」 キャプテン「我々の逃走用のMAを用意を要求する」 死神「あンた、背中が煤けてるわ……」
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―――――――――――――――――――― 律「ったく、誰だよ、平手打ちで起こしやがったのは…」ヒリヒリ 紬「ねえ、りっくんと澪ちゃんて幼なじみなのよね?」 律「そうだよ~」 紬「澪ちゃんて、小さいころから恥ずかしがりやさんだったの?」 律「そうだぞぉ~、小学校のとき髪の毛のことほめたら真っ赤になって俯いちまったりしたな~」 紬「…それは恥ずかしがりやさんとはちょっと違う気が…」 律「?」 律「…てゆーか、なんで唯は部室のスミにうずくまってるんだよ」 唯「り、りっくんのせいだよぉ……//」 律(…俺、何かしたか!?) ガラッ 澪「機材運ぶの終わった?」 紬「あ、澪ちゃん」 唯「おかえり~」 紬「澪ちゃん、はいお茶」 澪「ありがと、ムギ」 律「お、なんか落ち着いてんな~、あんなにボーカルするの嫌がってたのに」 澪「あはは、そんな子供じゃないんだし」カタ… 澪「いつまでも、動揺していられないだろ~」カタカタカチャカチャ… 律唯紬(め、めちゃくちゃ動揺してるし…) ―――――――――――――――――――― ガヤガヤ… 『以上、合唱部でした~』 ワイワイ… 唯「うわぁ、人がいっぱいいるよぉ!」 紬「本当ね~」 唯「とうとう私達の出番だね!」 律「いまこそ練習の成果を見せるときだぜ!」 唯紬「うん!」 澪「ちょ、ちょっと律…」 律「おお、どした澪」 澪「やっぱり、こんな格好で出なきゃいけない…?」ゴスロリー 律「我慢しろよ、俺だって着たくもない執事服着てるんだから」 唯「澪ちゃん、すっごくカワイイよ!」 澪「で、でもぉ…」 『次は軽音楽部によるバンド演奏です!』 律「ん」 唯「あ」 律「よーし、みんな行くぞぉー!」 唯紬「おーーーーー!」 澪「…ぉ、ぉーー…」 ―――――――――――――――――――― ウィイイイイ… パチパチパチパチ… モブ「なにあれ、かわいー!」 モブ2「ひ、平沢のゴスロリ…」ゴクリ モブ3「すっげー衣装だなぁ」 さわ(ふふふ、なかなか好評のようね…!) 澪(……ぁ、ぁあ……) 澪(や、やっぱり…だめ……) 澪(こんな大勢の前で、歌えないよぉ……)グス 唯「澪ちゃん!」 澪「!!…ゆ、唯……」 唯「みんな、澪ちゃんががんばって練習してたの、知ってるから!」ニッ 澪「…唯…」 律「そうだよ、澪」 紬「澪ちゃん!」 澪「…みんな…」 澪「………」コクッ 唯「絶対大丈夫だよ、がんばろ!」 澪「……うん!」 律「…ワンツースリーフォー、ワンツースリー!」 ジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャカ♪ 澪「―――君を見てると――― ジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャーーーーン… 澪「………」 パチパチパチパチパチパチパチパチ!!! モブ「すごーい!」 おまいら「平沢ー!俺だー!結婚してくれー!」 モブ2 「すげーぜ軽音部!!」 ワアアアアアアア… 澪「……!」 澪「…みんな、ありがとーーーーー!!」 律(………これで澪も、恥ずかしがり屋卒業できるかね……) ビーン 澪「っきゃぁ!?」ズルッ 律(コード!?) 律「澪、危ないっ!」 ガシッ 澪「…あ……」 律「大丈夫か?」 澪「う……うん……」 唯「危なかったねぇ~」 澪「…ありがと、律」 律「どういたしまして」 唯「ぶー、いつまでくっついてるのさぁ!」 律「おっとそうだった」 澪「律」ボソッ 律「ん?」 澪「あとで、話しがあるんだ」 律「…ん、わかった」 『以上、軽音楽部による演奏でした~』 ワアアアアアアアア… ―――――――――――――――――――― 律「久しぶりだな、澪から話しがあるなんて」 澪「そうだっけ?」 律「そうだよ。大抵は俺が澪を呼び出してた」 澪「そうだったのか……。言われるまで、気づかなかったよ」 律「それで澪、話って何なんだ?」 澪「……うん」 澪「………律………」 澪「私は、律のことが好きだ」 律「……!」 澪「ふわふわタイムの歌詞はね、本当は律のことを思って書いたんだよ」 澪「言葉にする、ずっと前から、私は律のことが好きだったんだ………」 律「………澪………」 律「……………ごめん」 澪「………唯のこと、好きなんだろ?」 律「……!な、なんで……」 澪「当たり前だろ、私はずっと前から律と一緒だったんだから」 律「澪…」 澪「でも、私の気持ちだけは伝えておきたかったんだ」 澪「行きなよ、唯ならまだ部室にいるから」 律「え、こんな時間にか?」 澪「私が、用があるから待っててくれって言ったんだ」 律「おま……!」 澪「私はもう、自分の気持ちを伝えちゃったから」 澪「次は、律の番だよ」 律「澪……」 律「…………行ってくる!」 澪「ああ、ちゃんと伝えるんだぞ」 ダッ 律「サンキュ、澪!」タタタ… 澪「………」 澪「がんばれよ、律………」 ―――――――――――――――――――― ダダダダダ 律「はぁ、はぁ」ダダダ ガラッ 律「唯!!」 シーン… 律「……帰っちゃった……のか……?」 ガラッ 唯「あれ?どうしたの?りっくん」 律「!唯!」 唯「りっくん、澪ちゃん知らない?探しにいったけど見つからないんだよぉ」 律「………唯、悪い。唯に待っててくれって頼んだの、本当は俺なんだ」 唯「ほへ?そうなのぉ?」 律「ああ。…ずっと、唯に伝えたかったことがあるんだよ」 唯「なになにぃ?」 律「唯」 律「俺、唯のことが好きなんだ」 唯「…………え?」 律「笑ってる唯も、泣いてる唯も、怒ってる唯も、全部好きだ」 唯「え?え?///」ボッ 律「水着の唯も、ゴスロリの唯も、制服の唯も全部」 唯「………………///」 律「この地球上全人類の中で、誰よりも唯が好きだ」 唯「り、りっくん……………」 律「………唯」 律「俺と、付き合ってくれ」 唯「………………ずるいよ、りっくん………」 唯「りっくんだけじゃないよ………」グス 唯「私だってぇ、りっくんのことが大好きだよぉ…………」ポロポロ 律「…なんで泣くの…」 唯「……だって、嬉しくて……」グス… ギュッ… 唯「……ぁ……」 律「泣いてる唯もかわいいけど、笑ってる唯はもっとかわいいよ」 律「俺と一緒にいるときは、いつも笑顔にさせてやるから」 唯「………うん………!」 ―――――――――――――――――――― 唯「うわぁ、外は寒いねぇ」 律「秋だしな、夕方はもうこんなもんだよ」 唯「でも、くっついてれば寒くないよぉ」ギュー 律「唯さん、いきなり積極的ですね…」 唯「りっくんのせいだよぉ」 律「なんでやねん!」 唯「ここまで好きにさせた、りっくんがいけないんだよぉ………///」 律「唯………//」カアア 唯「えへへ……//」 律「……唯」 唯「なあにぃ」 律「キスしよう」 唯「ええぇ!む、ムリだよぉ!///」 律「どうして?」 唯「は、恥ずかしくてりっくんの顔見れないよぉ………///」 律「…………寝てるときにしたくせに」ボソッ 唯「!?///」 律「和に聞いた、講堂に来てたんだろ?」 律「唯のにおいがしたと思ったら、唇にやわらかい感触が……」 唯「い、言わないでぇぇぇぇ!///」 唯「ほ、本当はほっぺにしようと思ってたんだよぉ……」 唯「でも、我慢できなかったんだもん………///」 律「和に見られてたぞ」 唯「う、嘘ぉ!?」カアアアア 律「嘘だよ」 唯「り、りっくんのいじわるぅぅぅ!///」 律「あはははは」 唯「……………もぉ……」 律「………」 ピタッ 唯「……りっくん?」 律「……」 唯「か、顔ちかいよぉ……///…………ん…………!」 律「…ん………」 唯「………………………っ、はぁ、はぁ///」 律「…………これで、おあいこだ」 唯「…………やっぱりずるいよ、りっくん…………///」 唯「りっくん、手、つなご?」 律「ん」 ギュ 唯「えへへ……」 律「…帰るか!」 唯「うん!」 唯「………りっくん、大好きだよ!」 おわり 戻る
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れいむの平和な一日(後編) 30KB 自滅 飼いゆ ゲ 現代 4作目 れいむの平和な一日(前編)の続き? 『れいむの平和な一日(後編)』 タイポあき 4作目 一応れいむの平和な一日(前編)の後編ですが、読まなくても問題ない気もします。 なんて言うか、既に時間・空間を共有してるだけの別のお話に……。 ※注意など ・現代もの ・飼いゆもの ・自滅もの ・ゲスもの ・うどんげは、今回のお話からは退場したよ! いわゆる「見せられないよ!」な状態だよ!! *** ガチャガチャ、ぱたん。 「ただいまー」 玄関が開く音に続いて、お姉さんの声がします。 れいむのお昼ねタイムは、一時中断です。 いつの間にか〈餡子の噴水〉さんが消えてることには気が付きません。 玄関までぴょんぴょんすると、いつものご挨拶を口にします。 「お姉さん、ゆっくりお帰りなさい!」 「ゆっ、ゆゆゆ?」 そう言ってお姉さんを出迎えたれいむでしたが、口にするなり〈首〉を傾げます。 飼い主のお姉さん以外にも、何人かお姉さんがいたからです。 「ああ、これ私の友達だから」 れいむの疑問を察したお姉さんが、れいむに説明します。 これ扱いしているのは親密さの裏返しです。 「ゆ! お客さん、こんにちは! れいむのお家でゆっくりしていってね!」 お客さんなら心配ありません。 体をくにっと伸ばして、にゅるりと曲げて、しっかりご挨拶をします。 お辞儀のつもりなのでしょう。 「あら、可愛いれいむちゃんね」 「よくここまで、素直ないい子に育てられたわね」 「あらあら、これはこれは」 「ホント。ウチの子に、中枢餡でも煎じて飲ませてやりたいわ……」 お姉さんのお友達も感心しています。 そういって頭をなでなでしてくれたり、ほっぺたをぷにぷにしてくれたりしました。 その間に間に、お姉さんはリビングまでひと走り。 アイロンを手にして、すぐに引き返してきました。 「ああれいむ、挨拶してくれた所悪いんだけど、私たちまた出かけるから。 その間、この子たちと一緒にお留守番してて。机におやつ置いといたから、みんなで食べて」 戻るなり、この一言です。 どうやら、お出かけの準備に戻っただけのようです。 よく見れば、お姉さんのお友達もゆっくりを連れています。 れいむとお姉さんのお家を、臨時の託ゆ所として使うつもりなのでしょう。 お姉さんは言いたい事を伝えると、さっさと出かけてしまいました。 閉まる扉に向かって、手を振るようにもみあげをぴこぴこして見送るれいむでしたが、 扉が閉まるのを確認すると、ゆっくり振り返ります。 そこにいたのは、4匹のゆっくり。 お姉さんのお友達の飼いゆたちです。 まず目に付くのが、大きなれいむ。 ゆふんとアゴをつきだして、ふんぞり返っています。 世界は自分を中心に廻っている。 そう言わんばかりの尊大な態度です。 「ゆふん。汚いお家だけど、仕方ないね。ここをでいぶのゆっくりプレイスにするよ!」 しばらくあたりを見回していましたが、口を開くなり〈おうち宣言〉です。 ゲスの見本のようなれいむ、いやでいぶです。 「ゆゆ! なに言ってるの? ここはれいむのおうちだよ!」 そんなことを言われては、黙っていられません。 すかさず反論します。 「どぼしてそんなこというの! でいぶはシングルでいぶなんだよ! 優しくしないといけないんだよ! そんなことも分からないの! ゲスなの? 死ぬの!?」 ですが相手はゲス。 そもそも話が通じません。 「ゆっ、ゆぅ……」 何を言ってるのか理解不能でしたが、その剣幕には驚きました。 思わず反論を飲み込んでしまいます。 その様子を少し離れてみていたのが、まりさです。 「ゆふん。やっぱりれいむは、ゆっくりできないのぜ」 その言葉は、ずいぶんと冷ややかです。 それもそのはず。 このまりさは、珍しくも元野良のまりさです。 今では運よく拾われて飼いゆに収まっていますが、野良時代は苦労してきたのです。 それも、ゆっくりできない原因のほとんどにおいて、れいむ種が原因でした。 顔を合わせれば〈シングルなんとか〉だの〈かわいそう〉だの言ってエサを請求する。 れいむ種と番になれば、巣の中でふんぞり返って自分は動こうとしない。 冬篭り直前にも関わらず、半ば無理矢理すっきりしたあげく、食料不足になって赤ゆをむさぼる。 赤ゆがいなくなれば、自分が食べたのを忘れてまりさをゲス呼ばわり。 挙句の果てには、まりさすら食料にしようとする。 どうしようもないとはこのことです。 必死に逃げているところを〈まりさのお姉さん〉に助けられなければ、 まりさのゆん生はそこまでだったでしょう。 もっとも実際は、「まりさを助けた」のではなく「誤ってれいむを潰してしまった」 と言うのが正しいのですが。 それでお姉さんは〈番をうしなったかわいそうなまりさ〉を飼いゆにしてあげたのです。 余談になりますが、その事件が影響を与えたのは、まりさのゆん生だけではありませんでした。 反省した〈お姉さん〉は、公園の樹上での〈エクストリーム・アイロン掛け〉の練習をやめました。 「パンツが丸見えだから、公園での練習はやめろ。せめてスカートはやめてズボンを穿け」 アイロニストの友人達から、つねづねこう言われ続けていたからです。 〈まりさのお姉さん〉としては、木の下から見上げてくる輩には落下する〈鉄塊〉による 制裁を与えていたので、全く問題ないと思っていました。 しかし、誤って〈罪のないれいむ〉を潰してしまう事故が起こってしまったのを機に、 練習場所を変えたのです。 その一方で、ゆ虐にマンネリを感じていた虐待お兄さんに、多大なインスピレーションを与えました。 彼はビデオカメラを片手に、幼女たちが遊ぶ公園を散策していました。 いったんゆ虐を離れての気分転換です。 そのときでした。 撮影していた彼の目の前で、一連の事件が起こったのです。 「――てない、だと!」 後に彼は、危険な場所でゆ虐を行なう〈エクストリーム・ゆ虐〉をあみ出し、町おこしに貢献します。 ――何故こんなものを思いついたのか? しばしばこう問われましたが、その返答も決まっていました。 「あのときの光景は、今でも心と動画に焼きついている――」 鼻血をたらしながら、そう語るのが口癖のようなものでしたが、 その〈動画〉の正体が明かされることはありませんでした。 しかし、それもまた別のお話です。 そして話は戻り、まりさの目の前では〈おうち宣言〉をしているれいむが二匹。 まりさにとっては唾棄すべきゲスゆたちです。 「あんなれいむは無視して、あっちでゆっくりするのぜ」 そういってリビングに跳ねていきます。 「むきゅ。そうね。無能なれいむは放っておきましょう」 そう答えたのは、まりさに寄り添うようにしていたぱちゅりーです。 「でもここはれいむのおうちじゃないけど、れいむのおうちだよ。わからないよー」 残りの一匹であるちぇんは、れいむを気にかけていましたが、 二匹が行ってしまうと後を追いかけるのでした。 *** 「待つんだぜー」 「ゆふふ、つかまらないよー」 そういって追いかけっこする、まりさとちぇん。 「むきゅきゅ、これは貴重な〈まどうしょ〉だわ」 そういってチラシを見つめるぱちゅりー。 みんな楽しそうにしています。 ですが、れいむは楽しくありません。 それもそのはず、一緒に遊ぼう近づくと、まりさの笑顔が消えるのです。 そうして黙って自分から離れてゆくのです。 当然2匹もそれについていきます。 ちぇんはれいむを気にしていましたが、気休めにもなりません。 そうして〈一人ぼっち〉になるれいむ。 普段は一人でお留守番ができるとはいえ、この状況が楽しいはずがありません。 いや、それだけならまだマシでしょう。 一番の問題は、れいむのお気に入りのクッションさんを独り占めしているでいぶです。 それだけならまだしも、れいむに向かってやれこれを持って来い、やれこうしろだの 命令ばかりしています。 まさにでいぶです。 これなら本当に一人ぼっちのほうが、どれだけましなことでしょう。 それを見て「やっぱりれいむはゆっくりできない」と、まりさは再認識します。 れいむにとっては悪夢そのものです。 「ゆう……」 思わずため息がでてしまいます。 「ゆっ! そうだ、おやつさんを食べるよ!」 しかし、そこはゆっくりです。 楽しくなければ〈ゆっくり〉すればいい。 即座に思考を切り替えます。 早くもおやつにすることにしました。 キッチンの机の上にあったのは、とってもゆっくりしたポンデさんでした。 「ゆわあ、ポンデさんだぁ! ポンデさんは、とってもゆっくりできるよ!」 そういって、ポンデさんを〈むーしゃ、むーしゃ〉するれいむ。 「むーしゃ、むーしゃ、しあわせ……」 言葉とは裏腹に、あまり幸せそうではありません。 ゆっくりできるポンデさんでも、ひとりで食べるのでは幸せも半減です。 「ゆぅ、やっぱり一人で〈むしゃむしゃ〉はさびしいよ……」 思わず声にでてしまいます。 そんなときでした。 机の端においてある、赤い小瓶を見つけます。 「ゆっ、これは! 〈あまあまさん〉の小瓶!」 れいむの頭の中には、お姉さんにつくってもらった〈あまあま〉の記憶が広がっていました。 暑くてへばっていたれいむに、お姉さんがつくってくれたカキ氷。 氷そのものも冷たくてゆっくりできましたが、赤い瓶の中身をふりかけると、 とっても〈あまあま〉になったのです。 「これをかければ、ポンデさんがもっとゆっくりできるようになるね! ゆっくりかけるよ!」 ただの氷が〈あまあま〉になるんだから、元々ゆっくりしているポンデさんにかければ、 もっとゆっくりできるに違いない。 れいむはそう考えたのです。 れいむは、瓶の中身を惜しげもなくかけてゆきます。 あっという間に真っ赤になるポンデさん。 もはやこれは、ポンデさんに対する宣戦布告です。 「ゆうう! ポンデさん! とってもゆっくりしてるよおっ! れいむに、むーしゃむーしゃされてね! ――ゆぴゃっ!」 そのときでした。 れいむは後ろから強い衝撃をうけて弾き飛ばされます。 「何してるの! でいぶのあまあまさんを奪うなんて、とんだゲスだね!」 衝撃に目を回すれいむでしたが、突き飛ばしたでいぶはそんなことにかまわずにまくしたてます。 「ゆぅ……。ちゃんとみんなの分は……」 「馬鹿なこと言わないでね! ここはでいぶのお家だよ。だから全部でいぶのものだよ! そんなことも分からないクズは、ゆっくり死んでね!」 そう言って、手加減なしの体当たりを仕掛けます。 体格の良いでいぶの体当たりを受けてはたまりません。 「ゆぶっ!」と悲鳴をあげながら、はじき飛ばされます。 ころころ転がり、床に落ちてはまた「ゆぶっ!」と悲鳴をあげる。 それでも勢いはとまらず、ころころとみんなのいるリビングまで転がっていくのでした。 自分の〈あまあま〉を奪い取ろうとする〈ゲス〉を制裁したことに満足したでいぶは、 さっそく〈むしゃむしゃタイム〉に入ります。 「むーしゃ、むーしゃ、しあわせー!」 おくちの中に広がるのはポンデさんの甘さと、もちもちの食感です。 とってもゆっくりできる瞬間でした。 ――そしてわずかに遅れて灼熱感が餡子を苛み、続いて嘔吐感が全身を包みます。 その理由はれいむのかけた赤い小瓶です。 赤の小瓶にはこう書いてありました。 “タバスコ”と。 えれえれ、えれえれ。 (餡子を吐いてはゆっくりできなくなる!) そうは思っても、餡子の流出は止まりません。 でいぶは気が付かない間に、致死量のタバスコを摂取してしまったのです。 なぜこんなことになったのでしょう? それは味を感じるシステムに原因があります。 辛さに対する反応が遅れたのは、辛さが味覚ではなく痛みであるからです。 しばしば後から辛さが襲ってくるのは、このあたりが原因です。 加えてゆっくりは〈餡子脳〉という言葉に表されるように、〈ゆっくりできないこと〉よりも 〈ゆっくり〉を求めるナマモノです。 そのためタバスコまみれのポンデさんを食べても、タバスコの辛さよりポンデさんの甘さが 優先されたのです。 結果として、体が異変を感じたときには、致死量のタバスコを摂取していたのです。 防衛本能として、タバスコを体の外に排出しようと、嘔吐という作用が起こりますが、 既に手遅れでしょう。 仮にタバスコを含む餡子を出し切ってしまえば、でいぶの中身はほとんど残らないからです。 「でいぶの中身さん、でていかないでぇっ!」 そう叫んでも後の祭り。 それで止まるわけがありません。 危険なタバスコを排出するための防衛機能なのですから。 仮に吐くのを止められたとしても、体内のタバスコがじわじわと全身を蝕んで、 苦痛の中で〈永遠にゆっくり〉するだけです。 もはやあきらめて、餡子を出し切って楽になるのがもっともマシな道でしょう。 しかし、そこはでいぶ。 生への執着は並大抵ではありません。 防衛機能を押し込めると、吐いてしまった餡を無理矢理に飲み込みはじめました。 「むしゃ、むしゃ、ごっくん――ゆげえっ!」 ですが、即座に吐き戻してしまいます。 吐いた場所がまずかったようです。 ポンデさんを食べていて嘔吐感に襲われたのですから、当然吐く先もポンデさんのお皿です。 皿にはポンデさんに掛かりきらなかったタバスコさんが、なみなみと存在しています。 当然、吐いた餡子もタバスコ塗れです。 ただでさえゆっくりの有害物質を含む危険な餡子なのに、さらにタバスコを追加されて 真っ赤になっています。 「ゆげえっ、ゆぐぐっ、エレエレ、ごふっ!」 摂取したタバスコの増加により、嘔吐の勢いもそれに比例します。 早くも、体積の半分以上の餡子を吐いてしまいました。 「でいぶはまだ〈ゆっくり〉しないよ。餡子さんれいむの中にもどってね――ゆぎゃあ!」 それでもあきらめない、でいぶ。 今度はタバスコを直接なめてしまったようです。 もはや味覚は破壊され、二度と〈むーしゃむーしゃ幸せ〉を楽しむことはできないでしょう。 もっとも痛覚に根源を持つ辛さだけは、しっかりと感じることができますが。 「餡子さん……。いじわるしないで、でいぶに戻ってね――ゆごっ!」 またタバスコを舐めたようです。 こんな状態になっても諦めないのは、生への執着を称えるべきなのか、それともその無駄を笑うべきか。 一つだけ言えるのは、その分だけでいぶの苦しみは続くということです。 がたん! だばだば。 「ゆぴゃああああっ!」 苦痛に転げまわったために、タバスコの瓶を倒してしまったようです。 その中身はでいぶの全身に襲い掛かります。 これで触覚が失われました。 「いだい、いだいよ……。ま゛え゛がみ゛え゛な゛い゛……」 目にも入ってしまったようです。 でいぶの〈おめめ〉の機能も、一瞬にして失われます。 「あ゛ん゛こ゛さ゛ん、で゛い゛ぶ゛の゛な゛がに゛……」 それでも餡子を戻そうとするでいぶ。 しかし視覚は奪われ、触覚も失い、タバスコと餡子の区別もつかない状態です。 タバスコを舐めては「ゆ゛ぶっ!」と悲鳴を上げて吐いていました。 「ゆ゛っ、ゆ゛っ、ゆ゛っ、ゆ゛っ、ゆ゛っ……」 結局、飲み込んでは吐き戻しを数十回繰り返した後、でいぶは〈永遠にゆっくり〉しました。 餡子が真っ赤になるほどタバスコを含んでいるのに、甘い香りがするあたり、 でいぶの苦痛が伺えます。 タバスコに悶絶して転げまわったために、命より大事なお飾りもボロボロです。 これでは、他のゆっくりに同属と認識されないでしょう。 しかしもはや関係ないことです。 お飾りを気にする存在は、既にこの世にいないのですから。 *** ころころ、ころころ。 リビングに入っても、転がるれいむの勢いはとまりません。 前方にある、ゆっくり用オモチャ等を弾き飛ばしながら突き進みます。 その先にいたのは、〈まどうしょ〉を読んでいるぱちゅりーです。 べちっ! ずるずる――ぐちゃぐちゃ、ぶちゅり! やわらかいもの同士がぶつかる音に続いて、それを引きずる音、そして何かが潰れる音がします。 れいむがぱちゅりーを巻き込みながら転がり、窓にぶつかって静止したのです。 「ゆうう……。ひどい目にあったよ……。 ――ゆっ! ぱちゅりー、どうしたの! くりーむさん吐いたら駄目だよ! そんなことしたら、〈ゆっくり〉しちゃうよ!」 ゆっくり的には凄まじい勢いでぶつかった二匹ですが、れいむは無傷でした。 ぱちゅりーをクッションにしたからです。 それに対して、ぱちゅりーはひどい有様でした。 れいむと窓の間に挟まれたため、運動エネルギーを外に逃がすことができなかったからです。 まんまるだったフォルムも、半端にふくらんではじけたお餅ように、ひしゃげてしまっています。 〈まどうしょ〉を読むための〈大事なおめめ〉も、片方は完全に潰れてしまっています。 「どぼぢ……でい゛……(どうしてこんなことするの、れいむ……)」 歯もほとんどが折れてしまったため、上手く喋れません。 「一体何があったのかぜ――ぱちゅりー!!」 「ぱちゅりー、だいじょうぶ――わからないよー!!」 物音を聞いて、追いかけっこをしていた二匹が駆けつけてきました。 「ゆっ! よくわからないけど、ぱちゅりーが大変だよ! 早く〈おくすり〉を持ってこないと!」 それに答えるれいむ。 ここで言う〈おくすり〉とはオレンジジュース、あるいはその代わりとなる甘い液体のことです。 「わかったのぜ! まりさはここでぱちぇをみているから、〈おくすり〉を持ってきて欲しいのぜ!」 「ゆ! ゆっくり了解したよ!」 「ちぇんは、れいむを手伝うよー!」 本当はれいむが原因なのですが、言ったもの勝ちなのがゆっくり。 れいむの言葉を信じきり、それに従います。 もっともれいむ自身も本当に、何故こうなったか理解していないのですが。 ともかく、緊急事態につき、まりさのれいむヘイトは中断です。 一緒に協力することになりました。 *** 「ゆう、シロップさんがなくなっているよ……」 ちぇんと一緒にキッチンの机を探索していたれいむでしたが、赤い小瓶の中身がなくなっていたのです。 近くに赤い餡子さんがありましたが、今のぱちゅりーでは食べることができないでしょう。 「どうしよう……」 れいむが途方にくれていたときでした。 「れいむ! みつけたよー!」 ちゃんが何かを見つけたようです。 声の方に跳ねて行くれいむですが、ちぇんの示すものを見ても〈首をかしげる〉だけです。 そこにあるのがあまあまではなく、ガラス製の円筒上の容器だったからです。 「ゆ?」 「これはねー、中からあまあまさんがでてくる魔法の入れ物なんだよ。」 疑問を声に出すれいむですが、ちぇんは自信満々でした。 それだけ言うと、周りのものを足場にして器用によじ登り、その容器のなかに着地します。 「あれー、何もないよー! わからないよー!」 「ゆう、わからないのはこっちだよ、ぷんぷん! ――ゆっ! こんなところにスイッチさんがあるよ!」 れいむが何か見つけたようです。 「わかったよ! そのスイッチさんを押してねー! そう言えばお姉さんも、あまあまさんを出す前にスイッチさんを押してたよー!」 「ゆっくり理解したよ!」 そういって、ちぇんの指示に従いスイッチを入れるれいむ。 ギュイーン!! その刹那、轟音。 全身が聴覚器官である、ゆっくりにとってはたまりません。 音に対する心の準備をしていなかったこともあり、れいむは即座に気絶してしまいました。 ちぇんにとってはもっと酷いものでした。 突然、轟音とともに足場が高速回転したかと思うと、その勢いで上空にはじき飛ばされたのです。 「わからな――ゆげっ、ゆごっ!」 叫び声をあげようとするも、途中で地面に叩きつけられます。 それだけならまだしも、地面にあったのは回転する鋭い刃です。 一瞬にして、ちぇんの〈あんよ〉はずたずたになってしまいました。 もうお気づきでしょう。 ちぇんが見つけた魔法の筒とは、ミキサーだったのです。 ミキサーに饅頭を入れれば、一瞬のうちにバラバラになりそうなものです。 しかし今回に限っては違いました。 長年使ってきたせいで刃はボロボロになり、モーター部分も半ば死に掛けていたからです。 加えてちぇんが飼いゆであるために、しっかりと中身がつまり、皮も丈夫だったことも災いしました。 少し刃にふれただけでは、中身を出し尽くして絶命することができなかったのです。 その結果、刃で〈あんよ〉を削られたちぇんは、回転の勢いで再び上空に弾き飛ばされます。 そして今度は〈せなか〉から落下して、〈せなか〉を削られまた上空へ。 そんな滑稽な――しかしちぇんにとっては死と苦痛のダンスを踊る羽目になりました。 しかも、壊れかけのモーターの回転はときどき静止します。 まるでちぇんの心を壊さないように、最後まで苦しむようにと手加減しているようでした。 「わからないよー! れいむ助けて! どうして無視するのー! れいむー!」 刃が止まる合間を縫ってれいむに助けを求めるちぇんでしたが、れいむは気絶しています。 助けられるはずがありません。 助けを求めるその行動は、決して助からないということを再認識させ、絶望を深くするだけでした。 「わからないよー!」 「わがらないよー!」 「わがらない゛よー!」 「わ゛がら゛な゛い゛よ゛ー!」 「わ゛がっ……!」 「わ゛……!」 「……!」 「……」 苦痛の叫びも、だんだん不明瞭になっていきます。 少しずつ〈おくち〉も削られていくからです。 ――そして、数分後。 カチリ! タイマーに従って、ミキサーが静止したとき、中にあるのは黒々とした液体でした。 「――ゆっ!」 れいむが目を覚ましたようです。 目の前をみれば、ガラスの容器の中になにやら黒い液体がみたされています。 ちぇんがいないのが気になりましたが、今はそれより〈あまあま〉です。 頑張って容器を倒すと、中の液体を舐めとります。 「しあわせー!」 液体を舐め取ったれいむは、本能に従っての声を上げます。 黒い液体は、〈ココアさん〉でした。 それも砂糖たっぷりの、とってもあまあまな〈ココアさん〉です。 しばらくは〈ココア〉に夢中となるれいむでしたが、ふとぱちゅりーのことを思い出します。 「ゆっ! ぱちゅりーに〈おくすり〉を持っていくんだったね! ゆっくり忘れてたよ。勝手ににいなくなるなんて、ちゃんはゆっくりしてないよ!」 勝手にいなくなったちぇんに文句を言いながらも、口に含めるだけの〈ココア〉を含んで ぱちゅりーの元へ跳ねてゆきました。 何か口に引っかかった気がしましたが、そんな事よりもぱちゅりーの方が大事です。 気にしないことにしました。 *** 「ゆっくり〈おくすり〉を持ってきたよ!」 口に〈ココア〉をいっぱいに含みながら、器用に声を上げます。 「ゆっ! なんとか間に合ったのぜ!」 そう言って、まりさは場所を空けます。 見ればちゅりーは「ゆ゛っ、ゆ゛っ、ゆ゛っ」と痙攣を始めています。 際どいところでした。 れいむはゆっくりにしてはテキパキと、口移しでぱちぇに〈ココア〉を与えてゆきます。 そのお陰か、ぱちゅりーの痙攣は治まりました。 なんとか間に合ったようです。 ぱちゅりーの容態がひと段落したのを見て、安心した二匹でしたが、 まりさがちぇんがいないことに気が付きます。 「れいむ、一緒にいったちぇんはどうしたのぜ?」 「それがいきなりいなくなっちゃったんだよ! ぷんぷん!」 「そんなはずはないのぜ! ちぇんはそんな無責任な〈ひとでなし〉じゃないんだぜ!」 「そんなこと言っても、いなくなったものは、いなくなったんだよ! ゆっくり理解してね!」 そんな言い合いをしているときでした。 「ごふっ、げぼっ、えれえれ」 ぱちゅりーが〈ココア〉の一部を戻してしまいました。 一気に飲んだので、少し戻してしまったのです。 言い合いはひとまず置いといて、二匹はぱちゅりーに視線を向けます。 そこで見たのは想像を超えるものでした。 「ゆっゆあああああっ! ぱちゅりー、どうしてー!!」 「なっ、なんてことをするのぜ!」 二匹の視線の先にあるのは、ぱちぇの戻した〈ココア〉です。 そしてその上に浮かぶ〈キャベツのようなお帽子〉――ちぇんのお飾りです。 〈ココア〉と一緒にれいむから口うつしされたものの、喉にひっかかって吐き出したのです。 「ぱちゅりー、いくら助かるためだからって、ちぇんを食べるなんて……」 れいむは、何かおぞましいものを見たようにたじろきます。 まりさの反応はもっと過激でした。 「このゲスめっ!」 そう言って、ぱちゅりーに飛び掛ります。 「むきゅ、いったい何を言って……」 死の淵から戻ってきたばかりで、状況を把握していないぱちゅりーでしたが、 それを確かめる暇はありませんでした。 そもそも、ずっとまりさと一緒にいたのに、いつちぇんを食べたというのでしょう。 しかし、それを口にすることはできませんでした。 まりさの体当たりを受けたからです。 「むきゃっ!」 これはたまりません、悲鳴をあげてころがります。 しりごみしていたれいむでしたが、ちぇんの飾りを見ているうちに、恐怖は怒りに変わりました。 まりさと一緒になって、体当たりを仕掛けます。 「だから何を言ってるのか、分からな……」 「まだ言うの! ゲスは黙って死んでね!」 「れいむの言うとおりだぜ、ゆっくり死ね!」 「むぎゅっ!」 ぐしゃり! 哀れなぱちゅりーは、二匹のボディプレスを受けて潰れてしまいました。 その表情は無実を訴えて泣いていました。 それが癇に障ったのか、れいむは死体にむかって体当たりを続けています。 「このゲスゆ! よくもよくもちぇんを……ゆっゆっ、ゆわーん!」 感情を抑え切れなくなったのか、後半は泣きながら体当たりをしています。 「ちぇん、仇はとったのぜ」 一方のまりさは目をつぶり、今は亡きちぇんに語りかけます。 黙祷のつもりなのでしょう。 *** 「ゆぎゃああああっ!!」 そのときでした。 れいむの悲鳴が響きわたります。 「どうしたのぜ!」 まりさは驚いて、れいむに駆け寄ります。 見えばれいむの〈あんよ〉がざっくり裂けています。 その横に転がっているのは、ボールペンさん。 これが下手人でしょう。 「ぱちぇがれいむを道ずれにするために、罠を仕掛けていたんだよ……」 「なんてゲスなんだぜ!」 まりさは怒りをあらわにしますが、既にぶつける相手はこの世にいません。 怒りのやり場を失い、歯が折れてしまうのではないかという勢いで歯噛みをします。 もちろん、事実は単なるれいむの自爆です。 ぱちぇの死骸に体当たりを仕掛けている間に、ボールペンを踏んだだけです。 ついでに言えば、見た目こそ盛大なものの、れいむの怪我は大したことはありません。 確かに、動かなければエサをとれず、栄養状態も芳しくない野良ゆであれば致命傷でしょう。 しかし、飼いゆにとってはオレンジジュースで瞬時に直る怪我です。 仮にオレンジジュースがなくても、清潔でカビの心配のない室内で安静にしていれば、 半日もあれば治ってしうでしょう。 ですが、まりさは元野良です。 同じような怪我をして、命を落としていったゆっくりをあまた見てきました。 まりさからすれば、これは絶望的な怪我なのです。 対するれいむの方も、妙な反応をしていました。 「れいむはもう駄目だよ……。あんよさんをやられちゃったから。 ここで爆弾が爆発するのを見届けることにするよ。 れいむの代わりに、お姉さんに『ゆっくりしていってね!』って伝えて欲しいよ」 そういって、棚の上の置き時計を見つめています。 昨日、お姉さんと一緒に見た映画の影響なのでしょう。 れいむの中では、自分は最後の最後に命を落とす悲劇のヒロインなのです。 爆弾がどうこう言っているのは、ヒロインの命を奪ったのが時計に見せかけた爆弾だったからです。 「そんな弱気になるんじゃないぜ! まりさが〈おくすり〉を探してくるんだぜ! それまでじっとして待っているんだぜ!」 れいむが何を言っているのか、半分以上は分かりませんでした。 しかし、そもそも相手が何を言っているのか気にしないのがゆっくりです。 とりあえずれいむを勇気づけると、〈おくすり〉を求めて跳ねて行きました。 *** 「ゆう、やっと〈オレンジジュース〉さんをみつけたのぜ!」 まりさが目的のものを見つけたようです。 その表情は達成感で満たされています。 人間にとっては使いやすいキッチンも、ゆっくりにとっては違います。 人間を基準に設計されているので、全てが〈遥かな高み〉にあるからです。 ちょとシンクを覗こうにも、そこまで行くには引き出しの取っ手を足場にフリークライミングです。 机の上に登るためには、足置きから椅子へ、椅子からその背もたれへのアスレチックです。 それでもまりさはやり遂げました。 (れいむを助けるんだぜ!) その思いの勝利でしょう。 まりさの目の前には、黄色い液体の入ったガラス瓶があります。 〈オレンジジュース〉さんです。 果汁100%と書いてあるので確実でしょう。 もっとも、まりさには100(=たくさん)という部分しか読めませんでしたが。 「しかし、疲れたのぜ……。」 とはいえ疲れは、隠し切れません。 「何かゆっくりできるものは……。ゆ! こんなにあるんだから、少し分けてもらっても 問題ないんだぜ! めいあんっ! なんだせ!」 確かに〈オレンジジュース〉は沢山あります。 れいむには悪いけど、一足先に〈ごーくごーく〉させてもらうことにしました。 「ごーくごーく、しあわ――ぶべっ!」 〈オレンジジュース〉を飲んだとたん、それを噴き出してしまいました。 少量の餡子も一緒に吐いています。 「すっぱいいいいいっ!」 そう言って、机の上を転げまわります。 まりさの見つけた〈オレンジジュース〉の瓶、あれは確かに果汁100%の“ジュース”だったのですが、 飲むためのものではありませんでした。 瓶にはまりさに読めない漢字とカタカナでこう書いてあります。 “料理用レモン果汁、安心の果汁100%”と。 「ゆう、ゆうっ、ひどい目にあったんだずふぇ……。 ふぉふぉしふぇ、ふぁりふぁふぉふぁふぁんふぉれふぉうふぉ! (どうして、まりさの歯さんとれちゃうの!)」 やっとすっぱさが治まったまりさですが、悲劇は終わりません。 レモンの酸味によって、砂糖細工の〈歯〉が溶け落ちてしまったのです。 これでは二度と〈むーしゃむーしゃしあわせ〉ができませんし、まともに喋ることもできません。 たとえエサを含んだまま話せるゆっくりといえど、歯が無くてはまともに発音できないのです。 (なんてことするの! 意地悪な〈オレンジジュース〉さんは、ゆっくり死んでね!) 不明瞭ながらもそう言って、レモン果汁の瓶に体当たりをします。 しかし、そんなことをしても意味はありません。 そればかりか、瓶が倒れた勢いで中身が飛び散り、まりさの〈おめめ〉に直撃しました。 (ぎゃあ! いたいいぃっ!) これはたまりません。 人間さんでも痛いのですから、ゆっくりにとっては言わずもがなでしょう。 あまりの痛みに、悲鳴とともに転げまわります。 ぐちゅりっ! やわらかいものを踏む感触、それに続いて何か嫌な音がします。 何かゆっくりできない予感がしたまりさは、痛みをこらえて振り向きます。 そこにあったのは、潰れて変形した白玉でした。 まりさの〈おめめ〉です。 特に多くのレモン果汁を浴びた左目が、機能を失って外れてしまったのです。 (ゆあああああっ! まりさのおめめさん、元に戻ってね! ぺーろ、ぺーろ!) それの正体に気が付いたまりさは〈ぺーろ、ぺーろ〉しますが、もはや後の祭りです。 ここまで潰れては、眼窩に戻してオレンジジュースをかけても治らないでしょう。 悲劇は終わりません。 まりさのただでさえ狭い視界が、さらに狭くなりました。 いや、狭くなるというよりは、暗くなると言うべきでしょう。 排出し切れなかったレモン果汁が、まりさの〈生命力〉を侵食しているのです。 ゆっくりに対して、〈酸味〉は〈辛味〉ほど強烈な効果をもちませんが、その分じわじわと侵食して、 その対象の名に相応しいゆっくりさで苦しめ続けます。 〈ゆっくりのレモン煮込み〉が他に類をみないコクと甘さを誇るのは、このような理由です。 (苦しいよ、つらいよ。いっそ〈永遠にゆっくり〉してしまいたいよ……。 ――ゆっ、これは! 〈あまあま〉さん!) しかし、ゆっくりの神はまりさを見捨てませんでした。 苦しみの中でころげ回っていたまりさの舌に、〈あまあま〉な液体が触れたのです。 (ごーく、ごーく。しあわせー!) 死の淵ぎりぎりで〈ゆっくりの命〉そのものである〈あまあま〉を手に入れたまりさは、 必死にそれを貪ります。 取り戻される明瞭な思考と視界、そして無意識に発する言葉。 かつてこんなに満たされたことはあっただろうか――その言葉は魂の奥底からの叫びでした。 (ありがとう、あまあまさん!――――) やっと心の底から〈ゆっくり〉できたまりさは、自分を助けてくれたモノに目を向けます。 それは真っ黒な〈ココア〉でした。 〈ココア〉はガラス製の円筒状の容器からこぼれています。 その底には、バラバラになった緑色の布切れがぷかぷかと浮いていました。 (――――ちぇええええええぇえんっ!) その瞬間――まりさは全てを悟りました。 ちぇんがミキサーで粉々にされたこと。 それをやったのはれいむであろうこと。 ぱちゅりーは濡れ衣をきせられていたこと。 それを知らず自分が潰してしまったこと。 そしてなにより―― ――自分がちぇんを食べてしまったことを。 (ゆあああああああっ! ちぇん、ちぇん、ちぇええええんっ! ごめんね、ごめんね、ごめんね! まりさ、まりさ、まりさは! ちぇんを食べちゃった! 食べちゃったんだよ! しかも、ごーく、ごーく、しあわせって! しあわせー、しあわせ、しあわせーっ! ゆふふふ! そうそう、そうなんだよ、まりさはしあわせなんだよ! ちぇんをごーく、ごーくして! ゆふふふ! まりさはちゃんを食べちゃった! ゆふ、ゆふふふ! ゆふ、ゆふふふ! ゆふ、ゆふふふふふふふふふふふ……) もはやそこにいたのは、一見冷たくても根は優しいまりさではありませんでした。 自分のしでかしたことに耐え切れなかった、哀れなゆっくりの成れの果て。 奇妙な声で笑う一匹の――いや、一個のまんじゅうでした。 *** 「ただいま。みんな良い子にお留守番できたかな――」 帰ってきたお姉さんと、そのお友達の見たものは惨劇でした。 まず目に入ったのが〈あんよ〉を怪我して動けなくなったれいむ。 しかし、他に比べればささいなものです。 真っ赤に染まった〈餡子ペースト〉。 潰れた〈シュークリーム〉。 緑色の破片のの浮く〈ココア〉。 奇声を発する〈まんじゅう〉。 『…………ゆっくりだけで、お留守番をさせた結果がこれだよ!』 お姉さん達はそろって頭を抱えると、天を仰ぎました。 *** 「今日は怖い思いさせちゃってゴメンね」 「ゆっ、なんのこと? 今日も一日、平和だったよ?」 お留守番のせいで、危ない目に合わせた事を謝るお姉さん。 ですが、れいむの反応は的外れです。 それもそのはず、ゆっくりにとってあの程度のことは日常茶飯事。 今日あった程度の事件など、キレイさっぱり忘れています。 いや、むしろ忘れなければトラウマだらけになってしまい、生きてゆけないのでしょう。 もっともそれが〈餡子脳〉と蔑まれる原因であり、また学習しない要因でもあるのですが。 「……まあいいわ。それよりお土産かってきたわよ」 「ゆわーい! おみやげさんは、ゆっくりできるよ! ゆゆっ、パインサラダさんにステーキさん! とってもゆっくりできるね!」 果たして、このあとこのれいむが天寿を全うできるのかどうか。 それは正に神のみぞ知る事でしょう。 何しろゆっくりにとって〈死亡フラグ〉はそこかしこに転がっている ――いやゆっくりであることそのものが〈死亡フラグ〉なのですから。 ともあれ、れいむの平和な一日はこれでおしまいです。 -The End- 全編を通しての今回のテーマは「飼いゆに迫る日常の危険」でした。 前編が「ゲスとその駆除」、後編が「餡子脳に起因する自爆」となっています。 ちなみに裏テーマは「連鎖」と「フラグ」だったりします。 あと一発ネタで出した、うどんげとお兄さんへの反応にびっくりです。 この後、どうしようかしらん。 いままで書いたもの [1]ふたば系ゆっくりいじめ 421 みんなの幸せのために [2]ふたば系ゆっくりいじめ 422 黒色の魔法 [3]ふたば系ゆっくりいじめ 489 れいむの平和な一日(前編) トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る このSSは悪運の強いれいむの一日を書いたものじゃないかな? このれいむの周りでは、れいむのせいで被害にあうゆっくりがいるが、当の本人は気付かない。 そんな漫才みたいな面白さを目指したのでは? -- 2018-01-10 16 49 27 でいぶさえいなければ大丈夫だったんじゃないか まりさも読んだ感じ悪い奴ではないみたいだし ただひとつ言えるのは、馬鹿(ゆっくり)と変態(人間)しかいないw -- 2012-08-16 06 27 20 えー… なんでれいむ殺さなかったの? -- 2012-05-19 19 14 30 ↓↓↓この人がとってもおもしろいSSを書いてくれるそうですよ、楽しみですね -- 2012-01-09 20 26 57 パインサラダとステーキ…後は「隊長にも女が云々」だな -- 2011-10-26 19 58 01 ↓れいむへの処遇が甘すぎてゆっくりできないことは同感だが…最低最悪のクソコメントだな。今まで見た中で最低のコメンターだよ、お前。 どんな風にSSを作るかは自由だし、プロじゃないんだからクオリティの高低は責められるべき点ではないのに、不可抗力、悪気は無いでは済まないの?ボケ。 なんでお前が済むか済まないか決めてるの?お前の一存での決定は他人にとっても絶対なものだとでも思ってるの?カス。 お前はそんなに偉いの?お金払ってSS読んでるお客様なの?それとも出版編集者なの?違うでしょ? ちっとも偉くもない、むしろ読ませてもらってる側の分際で、なんでそんなに偉そうな態度とってるの?ハゲ。 本気で自分がSS作家さんより偉いと思ってコメントしたんだったら、即刻病院行って腐った前頭葉交換したのち小学校入りなおして道徳の授業受けて歪んだ倫理観を矯正してもらってこい。 -- 2011-01-14 15 18 47 最低のクソSSだな なんでれいむだけが足にけが程度でのうのうとしてんだよ? 不可抗力だ、悪気はないで済むと思ってのかボケ ちょっとも笑えねえんだよカス 今まで読んだなかで最低最悪のSSだよハゲ これを本気で面白いと思って投稿したなら即刻病院へ行って 痛んだ餡子脳を取り替えてもらって来い -- 2010-11-15 06 42 43 シングルでいぶってなんだよwwただのでいぶじゃねーか -- 2010-09-15 14 01 13
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ほとんどコピペです すいません 魔理沙、友達思いで行動力のあるリーダー、仲間のために自分が犠牲になることも。 魔理沙、ずる賢く自分が助かるためならどんな事でもする汚い性格。 霊夢、純真無垢で人を疑うことを知らない優しい子。 霊夢、群れて調子に乗る上に我が儘ですぐぐずるウザいまんじゅう。 お母さん霊夢、子供達を心の底から愛し、最後まで子供を守る優しいお母さん。 お母さん霊夢、自分が飢えると子供を食ってしまう般若に変身するお母さん。 アリス、とかいはを自称しプライドが高いが、ツンデレで面倒見もいい。 アリス、一考えてることの逆を言う習性があるようだ。 アリス、とかいはとかいはと無駄にプライドが高く、自分を他より特別な存在と思い込んでいる。 アリス、発情すると子供はおろか死体にまで性交を試みる色欲の塊。 パチュリー、病弱だが知識は他のゆっくりより高く、群れのブレーンを勤める。 パチュリー、病弱な振りをし同情を誘おうとする汚い性格。 パチュリー、チラシの類でも本と認識するらしい パチュリー、識字能力は他のゆっくりと大差は無い パチュリー、部屋に文字のある物があると、その部屋を自分のとしょかんと言い張って読みたがる。(体つきに主にみられる特徴) みょん、ちーんぽっ! ちぇん、わかるわかるよー ちぇん、虐待厨は死ね!に始まる罵詈雑言を浴びせかけてくる。 レミリア、うーうーとしか言えないおしゃまなお嬢様。希少種だが紅魔館付近には多く生息する。 レミリア、ぷでぃんぷでぃん煩く、困ると咲夜に助けを求める。自身を紅魔館の主と思い込んでいる。 フラン、残虐非道なハンター、獲物をなぶり殺す事を最大の快楽とする。 レティ、巨大で鈍重なハンター、素早く動く舌で器用に獲物を捕る。頬に獲物を溜める性質も。 幽々子、巨大だが俊敏なハンター、恐るべき速度で移動しながらゆっくりをむさぼり食う。 幽々子、俺の胃袋は、宇宙なんだよ… 幽々子、こぼねー ゆうか、綺麗な花が咲く所によく見られる。 のうかりん、田舎に住んでいる幽香の母親。時々収穫物を幽香に送る。 のうかりん、スレ住民にらっきょうを育てる方法を教えてくれる。 天子、ブロント様。 天子、ドM。 きめぇ丸、強いものには逆らわない、ゆっくり種が大嫌い。 きめぇ丸、突如首を高速で振動させるという奇癖を持っている。 美鈴、何かを守る習性を持つ他のゆっくりを思いやる優しいゆっくり。「じゃおおおん!」と鳴く。 美鈴、ずっと寝てばかりいる癖に報酬は要求する怠け者。 チルノ、お馬鹿だけど優しく花も育てたりするゆっくり。息は冷たく、ゆっくり程度なら凍らせられる。 チルノ、後先考えずに行動するから他の生き物に迷惑をかけるゆっくり。 神奈子、背中にオンバシラという飴を背負い、それを飛ばして攻撃する。 神奈子、しめ縄っぽいのはドーナッツ。うめぇ、めっちゃうめぇ! 諏訪湖、ゆっくりを食う帽子を被り、ゆっくりを食べさせたり自分が食べられたりしている。
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T
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ノドン発射台擬人化 【愛称】 ・初音くん 【身長】 ・120nm 【体重】 ・禁則事項です☆ 【髪型】 ・ベリーショート 【チンコのサイズ】 ・そ、そんな事言えるわけないじゃない!!このバカチンが!! 【服の系統】 ・パーカー短パン 【好きなNBAのチーム】 ・サガントス 【趣味】 ・SMプレイ(M側)・戦争ごっこ 【その他】 ・発射時にノドたんとキスすることで一時的に130cmぐらいの大きさになれる・夜になると美少女になる・鍵厨
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こいごっこ【登録タグ MAYU こ 曲 松岡しづか】 作詞:松岡しづか 作曲:松岡しづか 唄:MAYU 曲紹介 大切な君の全てが知りたくて命短し恋せよ乙女 歌詞 (piaproより転載) 始まりなんて些細な事ね お互いの隙間埋め合うように 気持ちが惹かれあうただ純粋に 君が欲しい華一匁 もしも涙を流す時が来ても 想い出を糧に変えて 巡り合う奇跡があると願う 命短し恋せよ乙女よ 君と出会うまでの私は白紙の状態で それまでの出来事なんて何も無かった事のよう 恋は盲目なんてそんなことないでしょ だって 君の全て受け入れてあげられるのは私だけなの 一つ二つ三つ四つ五つ六つ七つ八つ九つ 数えて 君の癖や、仕草、表情、気持ち一つ見つける度に 心は踊るよ 君の笑顔と君の大きな腕に包まれ そっと囁く 秘密の言葉「大好きだよ」 君は照れくさそうに笑って 「指切りげんまん」また会える魔法 小指と小指結ぶ赤い糸 いつか君と恋人繋ぎしてみたい そんな二人がいいな もう行き止まりだって事は気付いてたよ 時計の針が進む音に耳を塞いでいたの 君の瞳の中私は居ないそんなの分かっている きっと私とよく似たアノ子の姿映しているのだろう 一つ二つ三つ四つ五つ六つ七つ八つ九つ と日々が過ぎて 熱が徐々に暑く重く感じ息が詰まる想いに 心は潰れそう そして 一つ二つ三つ四つ五つ六つ七つ八つ九つ 見つけてしまう 好きなはずの君の事を嫌いになるのはイヤだ だからね バイバイ 大切な君の全てが知りたい その想いで辛くなったの 馬鹿な私ね最初から知ってた これは恋ごっこ遊びで 「さよなら、ごめんね」別れの言葉 最後のワガママ聞いて下さい いつか君があの娘と一つになった時 私は泣いています コメント 名前 コメント