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■ゆっくりボールのあそびかた なんとなく暇だったので外をぶらぶら歩いていたら一匹のゆっくりが居た。 ちょっと小ぶりだな……まだまだ遊び盛りの子れいむかな? 「ゆっくりしていってね!!」 「はいはい、ゆっくりね~」 適当に返事を返したその時、俺の脳裏に電流走る……ッ!! 「おーい、ゆっくりー」 「ゆゆ?れいむはゆっくりじゃなくてれいむだよ?」 「お前で遊ぶわ」 そう言いながら片手でれいむのおさげを掴んで吊るし、家まで連れて帰ることにした。 「かみのけをひっぱるとゆっくりできないよ!!ゆっくりやめてね!!」だの 「ゆっくりはこんでね!!いそいではこばれるとゆっくりできないよ!!」だのと 微妙なニヤケ顔で文句を言っていたが、家に帰って居間に置くと 「ゆわ~、とてもゆっくりしたおうちだね!!おじさんはゆっくりできるひとなんだね!!」 「ゆっゆ~♪ゆっくりいっしょにあそぼうね!!ゆっくりんぼであそぶ!?それともゆっくりぽん!?」 などと、とても嬉しそうにはしゃいでいた。 俺は押入れから工具箱を取り出し、その中の目的の物を探しながら 「おー、ゆっくり待っててくれよー。今遊んでやるからな~」 「ゆっくりまってるよ!!ゆっくりじゅんびしてね!!」 などと他愛の無い会話をしつつ、道具の準備をした。 「じゃあゆっくり、ちょっと目を閉じてじっとしててな~」 「おめめをぎゅー、だね!!ゆっくりりかいしたよ!!」 思いっきり目を閉じたれいむの目の上から、ガムテープの端をペタリと貼る。 「ゆゅん!!ひんやり~♪」 「おお、そーかそーか。んじゃじっとしててくれよ~」 いきなり拒絶される事は無かったようだ。 そのままガムテープでグルグルをれいむの全身を巻いていく。 髪はなるべくデコボコにならないように、もみあげやおさげも軽くバラして…っと。 リボンと口は最後の仕上げにまだ巻かないで…… 「ゆっふっふ~、おにいさんくすぐったいよ!!」 「ゆっくりひんやりしてるよ!!とってもゆっくりできるね!!」 何やらご満悦な様子なのでそーっと床に置く。 今のれいむの姿はガムテープでぐるぐる巻きにされた茶色い球体そのものだ。 口の所が大きく開き、頭のリボンがわずかな隙間からぴょこんと飛び出している。 底の部分もガムテープで巻かれて補強されている為、まだ俺が持ち上げていると思っているのか 「うわぁ~、おそらをとんでるみたい!!」 「れいむ、ゆっくりふわふわするよ~ゆらゆら~」 などと楽しそうだ。 じゃあ、そろそろ本番に入るか。れいむを部屋の端から端まで転がしてみるとしよう。 「そーれ、こっちからごろごろー」 「ゆっ!?ゆっ!?ゆっ!?お、おにいさん!!なんだかぐるぐるするよ!!」 「ほーら、あっちからごーろごろー」 「ぐるぐるするよ!!せかいがまわるよ!!れいむ、おほしさまになったみみみみたたたたいいいい!!」 おー、段々加速する度に反応が微妙に変わっていくな~ よし、じゃあ今度は急停止、と。 「ゆぎゅえ!!いまぐわんってした!!ぎゅるんって!!ゆえっぷ」 「ゆえぇ……しゅっごいぎゅるぎゅるしゅるよ……ゆっぎゅりゆえぇ……」 いきなり回転を止められた事で中身の餡子がズルッと滑ったらしい。 呂律の回らない口調で苦痛を訴えるものの、伴った吐き気のせいでままならないようだ。 とりあえずれいむが落ち着くのを待ってから庭に運び、今度は上に投げてそーっと受け止めてみる。 「そーら、たかいたかーい」 「ゆゆっ!!からだがまんぷくだよ!!ずっしりー!!」 「ほーら、ひくいひくーい」 「ゆぅ~ん、ゆっくりふ~わふわ~!!」 ご満悦のようだ。それじゃ、徐々に高く、更に高く。天まで届けー!! 「うおおおおお!!貫けええええええええええ!!!」 「ゆっっびゅうううう!!からださんがゆっくりしすぎだよおおおおおお!!!!」 ヒュウウウウウウウウウウウウ…… あ、落ちてきた。 「ふわああ~、ヘブンじょうたい~。とってもゆっくりしたきもちだよー」 「あー、無重力だしね。よっと……」 ベチィッ!! 「ぴぎゅるっ!!」 あ、しくじった。 「ゆっぱあああ!!ぱぴぷぺぽおおおおお!!」 ブピュッ!ブババババ!!ベチャベチャベチャッ!!エレエレエレ…… 落下時の圧量で餡子が口から垂直に吹き上げられた。 まるでスイーツの間欠泉やー!! おっと、現実逃避してる場合じゃないな。 急いで巻き散らかされた餡子を綺麗なとこだけ回収して口の上に盛り、 緊急用の餡子パックの分も上乗せして、思いっきり腕を突っ込んで餡子を全部押し込んでから急いでガムテープで封をした。 餡子こそ戻したものの、ビクビクと痙攣する様は痛々しい。 「ゆぶっ!!ゆびゅっ!!ごくん、ゆびゅる!!ゆびゅっ!!」 「ゆばぁ!!ゆべぇ!!ごくり、ゆぶぇっ!!ゆぎゅっ!!」 あー、口塞いだから吐いてるけど吐ききれずに圧力で飲み込んでるのか。 餡子が流出こそしないから死にはしないだろうけど……こりゃ地獄の苦しみだろうなぁ。 口の上辺りのガムテープの隙間から砂糖水ダラダラ流れてるし。ビクンビクン痙攣してまるでマッサージ機みたいだ。 なんとなく誘惑に負けた俺の取った行動は…… 「よっこらしょっと」 「ゆびゅぶきゅるびゅっくん!!ごぶぁっ!!ゆぎゅるぐぱぁっ!!」 ブブブブブブブブブブブブ…… おー、凄まじい振動が腰に~。ダイエットに最適だなー。 振動が徐々にゆっくりに……って大丈夫か?これ? 「ゆばっ……がばっ……ごびゅんっ……ごくっ……」 「…………………………………………………げぷっ」 うん、振動止まっちゃったな。口元のガムテープを剥がしてっと。 いくらかの餡子がまだ残っていたものの、噴出現象は止まってるな。よかったよかった。 ぺちんぺちん。ぺちんぺちん。 「おーい、ゆっくりー。いきてるか~?」 「ゆっ……ゆっくり……ゆっくりさせてね……」 「返事が出来るって事は大分落ち着いたな、これなら助かるかもしれないぞ」 「お、おにいさんたすけてくれてありがとね……もうすこしでゆっくりしすぎるところだったよ……」 「そーかそーか、それじゃ落ち着いたら仲間の所に返してやろうな~」 とりあえずは大丈夫なようだ。様子が落ち着くまでゆっくり待つとしよう。 「ゆぅ……?ゆっ?ゆゆっ!?おにいさん!!たいへんだよ!!まえがみえないよ!!はやくあかりをつけてね!!」 「それにうごけないよ!!あしさん、ゆっくりしてないではたらいてね!!うごいてよぉおお!!」 ああ、今頃になって拘束されてる事に気付いたのか。気付くの遅すぎだろ……さすがゆっくり。 「よーし元気になったなー、それじゃ帰ろうか~」 「お、おにいさん!!おめめもあんよもおかしいよ!!ゆっくりたすけ 「はーい、ちゃんとキレイキレイしましょうねー」 「んー!!んーんー!!んんんー!!!」 口と飾りも完全にガムテープで塞いでっと。んじゃお帰りになってもらいますかね。 お、いいところにゆっくりが二匹居るな。大き目のれいむとまりさ……夫婦かな? 「やあ、ゆっくりしていってね!!」 「「ゆっくりしていってね!!」って」 「おにいさん、ゆっくりしてるばあいじゃないんだぜ!!まりさとれいむのこどもがいなくなっちゃったんだぜ!!」 「もうおやつのじかんなのにかえってこないよ……おにいさん、このへんでゆっくりしたこどものれいむをみなかった?」 「いーや、見てないよ。そっかー、君達には子供が居るのか~」 「とてもゆっくりしたじまんのこどもなんだぜ!!きっとおにいさんもきにいるとおもうんだぜ!!」 「れいむとまりさのこどもだもん、ゆっくりしてるのはとうぜんだよぉ~!!」 「そーかそーか、お兄さんは子供探しには協力して上げられないけど変わりにいいものをあげよう」 「ゆっ?なんなんだぜ?」 「ほーら、ボールだよ。子供が居るなら玩具にするといい。よくはずむよー」 「ゆゆっ!!とてもゆっくりできるおもちゃなんだぜ!!こどもたちもよろこぶんだぜ!!」 「ほら、帽子の中に入れておいてあげるよ。これなら落とさないだろう?」 「ありがとうなんだぜ!!それじゃおにいさん、ゆっくりしていってね!!」 「いろいろとありがとうね!!ゆっくりしていってね!!」 「気にしなくていいよ、じゃあねー」 ふぅ、これであの子ゆっくりも両親の所に帰れるだろう。 今日はよく遊んだ充実した日だったな、めでたしめでたし。
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目次 【分類】ジャンル シナリオイントロダクション 登場人物主人公 ヒロイングループ知り合いグループA 知り合いグループB 知り合いグループC 知り合いグループD 知り合いグループE 学院Aグループ 学院Bグループ 学院Cグループ 学院Dグループ お嬢グループ エンドパターングッドエンド バッドエンド システム 【参考】関連項目 タグ 最終更新日時 【分類】 構成 エピソード 思い付き ジャンル ベリーロング ロング ボブカット ショートカット ツインテ ツーサイドアップ ピッグテール ツインドリル ポニテ 二つわけ ドリル 三つ編み サイドテール お下げ お団子 ストレート ソバージュ カール パーマ 黒髪 茶髪 金髪 白髪 銀髪 ピンク 青 緑 紫 赤 おっぱい 横乳 谷間 下乳 谷間ホール ネクパイ 巨乳 貧乳 腋 鎖骨 うなじ 尻 脚 ふくらはぎ ふともも 体臭 よだれ 涙目 鼻水 方言 声 おもらし 汗 ヤンデレ ツンデレ クーデレ 不思議 電波 厨二病 邪気眼 世間知らず 天然 △ お嬢様 熱血 脳筋 堅物 真面目 律儀 潔癖 家庭的 地味 おっとり 引っ込み思案 クズ ゲス 腹黒 毒婦 肉食 草食 コミュ障 耳年増 ドヤ顔 ゲス顔 ☓ アヘ顔 ☓ ラリ顔 トロ顔 泣き顔 号泣 ☓ 男泣き 嘘泣き ジブリ泣き 上目使い ジト目 見下し ☓ 白目 仁王立ち ☓ ガイナ立ち ☓ ジョジョ立ち ☓ カトキ立ち ☓ 安彦立ち ☓ Wピース ☓ ガワラ立ち ☓ 勇者パース 雌豹のポーズ めがね マスク 帽子 カチューシャ ネコ耳 イヌ耳 ウサ耳 ヘルメット 兜 マフラー 靴 軍靴 サンダル パンスト 靴下 ガーターベルト ニーソ パンツ 女児パンツ 縞パン くまパン 白パンツ 黒パンツ ふんどし ブラジャー シミーズ ネグリジェ さらし 水着 スク水 ローレグワンピ ハイレグワンピ パレオ ビキニ レオタード ブルマ ジャージ ジーンズ ホットパンツ スパッツ(レギンス) スカート ミニスカート ロングスカート タートルネック セーター Yシャツ Tシャツ ポロシャツ アロハシャツ 和服 浴衣 袴 ラバー(革フェチ) ビキニアーマー 〇 白衣 剃毛 生理用品 〇 処女 生理中 妊婦 搾乳 母乳 百合 ホモ 性転換 女装 男装 ふたなり 障害(知的) 障害(身体) 乳幼児 ロリータ ショタ 熟女 老婆 合法ロリ 童顔 ロリ巨乳 オネショタ ホモショタ ロリショタ 女性少女愛 ケモショタ ケモロリ 家族 夫婦 実母/息子 娘/実父 妹/兄 姉/弟 双子 祖父/孫娘 〇 幼馴染 義母 義父 △ 義姉/義弟 △ 義妹/義兄 叔母/甥 叔父/姪 従兄妹 従姉弟 △ セーラー服 △ ブレザー 〇 ミッション系 △ ジャンバースカート 看護学生 △ 見習い 幼稚園児 小学生(低学年) 小学生(高学年) 中学生 高校生 大学生 △ 女子校生 △ 女教師 チアリーダー 社交ダンス 新体操 スケート 応援団 陸上 水泳 馬術 登山 剣道 弓道 フェンシング プロレス 薙刀 射撃 柔道 テニス ラクロス ゴルフ バレーボール ソフトボール バスケ サッカー 卓球 ビーチバレー 放送 新聞 写真 演劇 漫画 文芸 美術 合唱 軽音 ブラスバンド ロックバンド 茶道 料理 科学 風紀委員 図書委員 保険委員 生徒会 厚生委員 中央委員 放送委員 体育委員 国語 数学 理科 社会 英語 体育 美術 音楽 巫女 尼(女僧) シスター アイドル ナース 女医 患者 博士 主婦 人妻 団地妻 未亡人 家事手伝い ◎ メイド ウェイトレス コンビニ店員 OL 秘書 女社長 SP 婦警 刑事 保安官 怪盗 スパイ くノ一 侍 変身ヒロイン 魔法少女 魔法使い 僧侶 賢者 戦士 狂戦士 騎士 聖騎士 黒騎士 天馬騎士 竜騎士 狩人 格闘家 ネズミ ネコ イヌ キツネ ヒツジ ウシ ウマ ヒョウ ウサギ 触手 植物 虫 人魚 天使 悪魔 女神 天女 仙女 妖怪 雪女 九尾狐 座敷童 精霊 妖精 エルフ 幽霊 英霊 未来人 宇宙人 古代人 異界人 メカ少女 サイボーグ アンドロイド サンタガール カウガール バニーガール 剣 銃 魔法 セクハラ イチャイチャ 〇 ハーレム ストリップ のぞき 盗撮 見てるだけ 視姦 ☓ SM ソフトSM ☓ 鼻フック スパンキング 拘束 ☓ 拷問 ☓ 内臓系 ☓ 切断 ☓ 眼球 ☓ 食人 言葉責め 罵倒 洗脳 催眠 ☓ 薬物 ☓ 麻薬 睡眠薬 自白剤 媚薬 精力剤 避妊薬 排卵誘発剤 ☓ デブ専 ペイント 軟体 露出 寝取り 寝取られ チラリズム パンチラ ブラチラ スカート捲り たくしあげ セルフスカート捲り 誘惑 挑発 咥えゴム 掴みシーツ だいしゅきホールド 股に手 手コキ 足コキ 素股 腋コキ 髪コキ ペッティング アナルセックス 浣腸 ☓ スカトロ大(食べる) ☓ スカトロ大(見る) ☓ スカトロ小(飲む) スカトロ小(見る) ぶっかけ 顔射 オーラルセックス ☓ セルフフェラ イラマチオ ☓ 食ザー フェラチオ 口内射精 精飲 ごっくん クンニスリング 69 パイズリ 潮吹き 射精管理 逆レイプ 尿道責め 多人数 ☓ 3P(男2・女1) 3P(男1・女2) ☓ 輪姦 ☓ スワッピング ☓ 乱交 獣姦 ピグマリオンコンプレックス 異物挿入 青姦 カーセックス 強姦 ☓ 産卵 ☓ 脳姦 ☓ 死姦 オナホール オナニー バイブ ローター 亀甲縛り ☓ 三角木馬 正常位 後背位 騎乗位 座位 立位 駅弁 まんぐり返し 松葉崩し 孕ませ 種付け ◎ 子作り 腹ボテ ◎ 着衣H 股布ずらし ずらし挿入 パンツ下ろし 片足パンツ ◎ 処女狩り 断面描写 ハメ撮り キスハメ 正月 初詣 餅つき 成人式 節分 バレンタイン 雛祭り ホワイトデー 春一番 卒業式 春休み お花見 入学式 オリエンテーリング 身体測定 GW 母の日 父の日 梅雨 夏休み 海水浴 夏合宿 夕立 お盆 肝試し 縁日 敬老の日 運動会 学校見学 文化祭 ハロウィン 大掃除 冬休み クリスマス 修学旅行 林間学校 臨海学校 スキー教室 お泊り 勉強会 〇 現代 △ 異世界 未来 異星 過去 昭和(戦後) 昭和(戦中) 昭和(戦前) 大正 明治 幕末 江戸(後期) 江戸(中期) 江戸(初期) 戦国時代 室町時代 鎌倉時代 平安時代 古墳時代 弥生時代 縄文時代 原始時代 古代文明 アメリカ 中国 ヨーロッパ オリエント アラブ インド 一軒家 アパート マンション 団地 自室 居間 風呂 トイレ 台所 寝室 納戸 玄関 蔵 庭 校舎 校庭 下駄箱 ロッカー 更衣室 プール 体育館倉庫 体育館 道場 屋上 教室 廊下 階段 踊り場 図書館 保健室 職員室 準備室 ホテル 公園 海岸 電車 バス タクシー 戦車 船舶 航空機 宇宙船 ヘリコプター 展望台 教会 神社 病院 診察室 病室 手術室 宿屋 酒場 荒野 ◎ 豪邸 早朝 朝食 朝練 登校 昼 昼食 昼下がり お茶会 夕方 下校 夕食 夜 夜食 深夜 小説 ラノベ エッセイ 絵本 漫画 アニメ 特撮 実写 舞台 漫才 コント 落語 ミュージカル 歌舞伎 狂言 能 人形劇 人形浄瑠璃 クレイアニメ 3Dアニメ ジャズ ロック ポップス キャラソン ラジオドラマ RPG ARPG SRPG TRPG シューティング アクションシューティング 弾幕シューティング 横スクロールシューティング 格闘 対戦格闘 無双 △ 育成シミレーション △ 恋愛シミレーション 経営シミレーション 戦略シミレーション アドベンチャー 推理アドベンチャー ボードゲーム カードゲーム ◎ 抜きゲー 〇 シーン回想 〇 CG鑑賞 〇 BGM鑑賞 〇 セーブ 〇 ロード 〇 クイックセーブ 〇 クイックロード 〇 文章スキップ ボイス付 イラスト カード ポスター 抱き枕 クッション シーツ おっぱいマウスパッド 缶バッチ タペストリー クリアファイル マウスパッド フィギュア ねんどロイド アクションドール 着せ替え人形 プラモデル 模型 ジオラマ 和風 洋風 中華 アメリカン エスニック クラシック モダン エキセントリック サイケデリック 萌え △ コミカル コメディー ホラー スリラー ミステリー パンキッシュ エレガント ラブラブ シリアス シナリオ イントロダクション 主人公はメイド達の指導を任せられる。 40人の美処女メイド達とHして童貞を卒業する。 毎日筋トレ感覚で子作りHするようになる。 登場人物 主人公 執事。 絶倫。 脳筋。世の中に戦争が絶えないのは筋肉が足らないからだと思っている。 筆記テストの点数が悪い理由は筋肉が足らないからだと考えている。 処女厨 童貞卒業は40人の美処女メイド達。 人体のことに詳しく、すぐにセックスのコツを掴み、初Hでイカせまくる。 ヒロイングループ 知り合いグループA 主人公の幼馴染。 4人 知り合いグループB 主人公の義理の家族たち。 4人 知り合いグループC 主人公の習い事仲間。 4人 知り合いグループD 主人公の仕事仲間。 4人 知り合いグループE 主人公の遊び仲間。 4人 学院Aグループ 4人 学院Bグループ 4人 学院Cグループ 4人 学院Dグループ 4人 お嬢グループ 姫1人 付き人2人 友人1人 エンドパターン グッドエンド 一定以上筋肉が付くこと。 バッドエンド 筋肉がおちること。 システム 選択肢はすべて筋トレメニュー。 筋トレの内容によって話や攻略対象が変化する。 【参考】 関連項目 項目名 関連度 備考 創作/シリーズF ★★ ファンタジー系 創作/シリーズG ★★★ 現代系 創作/もし脳筋執事が40人の美処女で童貞を卒業したら ★★★ エピソード 脳筋 創作/もし脳筋牧師が40人の美処女で童貞を卒業したら ★★★ 創作/もし脳筋忍者が40人の美処女で童貞を卒業したら ★★★ 創作/もし脳筋怪人が40人の美処女で童貞を卒業したら ★★★ 創作/もし脳筋淫獣が40人の美処女で童貞を卒業したら ★★★ 創作/もし脳筋神主が40人の美処女で童貞を卒業したら ★★★ 創作/寝取り商法でメイドをハメてハメてハメまくっちゃえ♪ ★★★ メイド 創作/どうしてこんな嬉しいハーレム奉仕になった。 ★★★ 創作/どうしてこんな嬉しいハーレム学園になった。 ★★ 創作/どうしてこんな嬉しいハーレム部隊になった。 ★★ 創作/学院A ★★★★ 登場組織 創作/学院B ★★★★ 創作/学院C ★★★★ 創作/学院D ★★★★ 創作/モテキスター ★★★★ アイテム 創作/霊酒・鬼孕ませ ★★★★ 創作/竿姉妹の契り ★★★★ 創作/ハーレム工作員 ★★★★ 職業・種族 創作/ハーレム大臣 ★★★★ 創作/ハーレムエンジェル ★★★★ 創作/ハーレム星人 ★★★★ 創作/ハーレム妖精 ★★★★ 創作/ハーレムゲーのシナリオ案 ★★★ タグ 構成 最終更新日時 2013-05-27 冒頭へ
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鬼ごっこ コマンド /tag play 鬼ごっこに参加します。 /tag quit 鬼ごっこから抜けます。 /tag who 誰が鬼か表示します。 /tag list 参加してるメンバーを表示します。 単純に鬼に攻撃されたら鬼です。 制限時間やルールなどのルールは決まっていないので 各自で決めて遊んでください。
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(書いた小説) ふたば系ゆっくりいじめ 818 黒いオオカミ~chapter1~ ふたば系ゆっくりいじめ 838 黒いオオカミ~chapter2~ ふたば系ゆっくりいじめ 851 黒いオオカミ~chapter3~ △注意事項△ 希少種が優遇される。 この小説はあるゲームをヒントにしました。 生き残るゆっくりがいます。 トラップがあります。 以上、納得できない方はまわれ右であります。 =ゆっくりが知ってはいけない、鬼ごっこ= 「ゆゆっ?ここは一体どこだせ゛?」 一匹のゆっくりまりさが見知らぬ部屋で目を覚ます。 確か自分は群れの中で昼寝をしていたはず。 辺りを見渡すとその群れが皆眠った状態だった。 「ゆっ! みんなおきて! へんなとこにきちゃったよ!」 まりさは寝ているゆっくり達を起こしてあげる。 その間にここがどこなのかを調べた。 部屋の端っこにはゆっくりが横三匹に並べるくらいの階段が上へ続いていた。 「ゆー おかーしゃんこわいよー」 「だいじょうぶだよ! おかーさんがまもってあげるからね!」 徐々に起き始めて騒ぎ出す群れのゆっくり。 群れの中枢であるドスまりさも起きたらしく、皆に叫んだ。 「みんな! どこだかわからないけどここはゆっくりできないよ! だからはやくでるよ!」 そう言った途端、何処からともなく声が聞こえた。 【デーモン&ディアボロスッ!!!】 突然聞こえた声にゆっくり達は仰天して飛び跳ねた。 しかし、声が聞こえると分かった一匹のありすが叫んだ。 「ここは一体どこなの!?こんなのとはいはじゃないわ!!」 ありすの言葉を無視するかのように喋るのだった 【くくくっ、お前達はこれからこのぷれいすから脱出しなければならない。見事、無事に脱出したら望む物を幾らでも出そう。】 「のぞむものってなんだぜ?」 【お前達で解りやすく言うと、あまあまだったり、おうちだったりと様々だ。】 「あまあま!?」 「あまあまさんとおうちさんをくれるの!?」 「いますぐ、よこせなんだぜ!!」 【まぁ、落ち着け。お前達が無事に脱出したらくれてやる。ただし、ここには恐ろしい追跡者がお前達を追いかけて永遠にゆっくりしてしまうぞ。せいぜい、楽しんでもらうね】 そう言い残すと、声が聞こえなくなる。 後ろからドン!、ドン!、ドン!と音がする 「な、なんなんだぜ!?」 群れは一斉に振り向くと鉄の檻を激しく叩いている音だった。 檻が開くと一人の男が入ってきた。 男は作業服を着ており囚人が付ける手錠の輪が付けていた。 顔はホッケーマスクを付けており「コホー、コホー」という呼吸音が聞こえる 右手には鉱山で使う巨大ハンマーを持っていた。 そして、男は近くにいたれいむをハンマーを大きく振り下ろした。 グチャ!!! あまりにも出来事だった。 群れは何が起きたか解らない。 男がハンマーをどかすと餡子が溢れて潰されてデスマスクとなったれいむだった。 「ゆああああああっ!!!?」 「どぼじで、ぞん゛な゛ごどをずる゛のぉ゛ぉ゛ぉ゛!!?」 「き、きょわいよぉーーー!!!」 その悲鳴が合図となりハンマー男は次々と成体、子赤、問わずに自分の得物で潰しまくる まりさはそろーり、そろーりと逃げようとしたがバレバレで潰された。 れいむは自分の子供を口の中へ避難させて膨らんで守ろうとしたが、ハンマー男はお構いなしに潰してれいむと赤ゆっくりと共に永遠にゆっくりした。 ちぇんは素早さで逃げようとしたが男の追跡は早くあっという間に追い抜かれてハンマーで潰された。 ゆっくりは逃げ惑う一方、ドスはハンマー男の前に立った。 「みんな、ゆっくりしないで急いで逃げてね!!ドススパークを使うよ!!」 ドスまりさの最大の技、ドススパーク。 人間が直撃したらひとたまりもない熱光線を放つ。 下で帽子の中に入っているキノコを取り出そうとしたが・・・・肝心のキノコが無い。 「え゛っ!?な、なんでぇぇぇぇぇぇぇぇ!!?」 どんなに帽子を探ってもキノコが見つからない。帽子をとって中を見るとキノコが一本もないのだった。 それもそのはず寝てるいる間、ドスのキノコは全部取られていた。 そんな事をしている間、ハンマー男はドスを殴り飛ばした。 「ゆぶっ!!!!」 顔面がへこんで両目から涙を流していた。 しかし、ハンマー男は追撃しドスまりさを連続で叩く。 「ゆげっ!!ゆげっ!!ゆげっ!!も゛、も゛ぅ゛・・ゆげっ!!ゆげっ!!ゆ゛、ゆ゛るじでぇ゛!!ゆげっ!!」 惨たらしいもちつきが始まる。 そして、フルスイングしてドスまりさを吹っ飛ばす。 「ゆ゛ゆ゛っ!!おぞら゛をどんで・・・ゆべしっ!!!」 壁に激突して餡子の大輪の花を咲かす 逃げた。ゆっくりを追う。 一方、他のゆっくり達は今のうちに逃げるが・・・・分かれ道があった。 「ゆっ?どっちにいけばいいんだぜ!!?」 「ゆっくりしすぎるとあのにんげんさんが追いかけてくるんだよ!!」 「もこたんはこっちの道に行くお!!」 白い髪に赤いリボンが特徴のゆっくりもこう。 別名、もこたんと呼ばれる希少種ゆっくりである。 もこうは右の道へ進む。もこうと一緒にいるけーね、かぐや、えーりん、らん、ちぇん姉妹等の希少種ゆっくりも後に続く。 他の通常種ももこうが指示した道へ進むが残ったゆっくりたちは・・・ 「まりささまは反対のみちへいくんだぜ!!」 狩りが上手のまりさが左の道へと進む。 これが最初の運命の分かれ道だった。 男は左の道へ進んだまりさを確認して元の場所へと引き返した。 「ゆっ・・・ここってどこかで?」 左の道を通ったまりさだがここにはゆっくりの死体がいっぱいだった。 しかも、あのハンマー男がいたのだった。 そう、ここは最初にいた場所だった。つまり、元の場所へ戻ってしまったという事だ。 元の道へ帰ろうとしても、下から鉄格子が現れて道をふさいだ。 道を誤ったまりさたちが待っていたのは・・・・デッド・エンドだった。 「ばり゛ざぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!も゛どのばじょにもどっでどうずるのぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!!!!」 「ま、まりさはなんにも悪くないんだぜ!!!」 「じぃぃね゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ゲスはせいっさいじでや゛る゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛!!!!」 「や、や゛べでぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛!!!!」 狩りが上手のまりさは他のゆっくり達によってせいっさいというリンチ処刑。 帽子も破けて、目玉も潰される ズタボロになったまりさは物言わぬ饅頭となった。 男は動き出して道を間違えたゆっくりを殺すのだった。 泣いて逃げ回るが歩いても追いつけるから男はハンマーで次々と潰しまわる。 「んほおおおおおっ!!まりさぁぁぁぁ!!ありすのとかいはなあいをうけとってねぇぇぇぇぇ!!!」 「ゆゆゆっ!!やめるんだぜ!!!れいぱーはゆっくりできないぜ!!!」 どうせ死ぬのなら最後はすっきりーして死のうとありすは発情した。 まりさはこけてしまい、れいぱーにやられると思ったがありすはグチャとハンマーに潰された。 カスタードクリームが広がりデスマスクになった。 「ゆっへへへへ!!ざまぁない・・・ゆぶしっ!!!」 男はまりさを踏みつける。 「おきゃーしゃん、きょわいよぉぉぉぉぉ!!!」 「ゆえーん!!ゆえーん!!」 「おちびちゃんはれいむが守るよ!!じじいはどこかいってね!!後、あまあまさんをもってきてね!!」 この期に及んであまあまを要求するれいむ。 だが、男はれいむを掴んで宙に放り投げた。 「ゆゆっ!!おそらをとんでーーー」 ハンマーをバットの様にフルスイングしてれいむを打ち上げた空中分解してバラバラと餡子の雨が降る 「「「「ゆんやーーーーーーー!!!!?」」」」 その光景を見た赤ゆっくりは絶叫と恐怖のあまり黒い髪が真っ白になった。 口からは涎、まむまむからはしーしーが溢れだし水たまりが出来た 男はハンマーを振りかざして赤ゆっくり達を潰した。 「た、たすけでぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛!!!だずげぶぅ゛!!」 「まりさはひとりでにげきってみせ、ゆぶじぃ゛!!」 「ゆびぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛!!!」 ハンマー男は次々と他のゆっくり達を殺す。 10分もかからなく排除して、残ったゆっくり達を始末するため追いかける。 ・ ・ ・ ・ 「どうにか逃げ切ったよ・・・・」 「もう、お゛う゛ぢにがえ゛り゛だい゛よ゛!!!」 「こんなのとかいはじゃないわ!!」 不満を募らせる通常種。 希少種たちはなんとかここから逃げる方法を考える。 この希少種もまた、何も知らずにここに連れてこられたゆっくり達。 互いに助け合っている生きている。 希少種ゆっくりの長びゃくれんの表情は沈んでいた 「しょう、なずーりん。わたしたちはここから出られるのでしょうか?」 「長、きっとここから生きてここを脱出することができます。気を確かに。」 「そうだよ。びゃくれんさまがしっかりしないとまわりのゆっくりたちもゆっくりできなくなるよ。」 「そうねがんばりましょう。」 奥へと進むがまた左右に扉がある。 左のドアはただ真っ黒。右のドアは華やかに描かれている。 「ゆゆっ・・・どっちにすすめばいいの?」 「どっちにいけばいいんだぜ?」 悩むゆっくり達だがその時、後ろから足音がする あの男がこっちに向けってきている。 「どうしようらんしゃま!!こっちにくるよー!!」 「ちぇんはぜったいにまもってみせる!!」 「・・・・皆さん、こっちのドアへ進みましょう!!」 希少種ゆっくりたちは左のドアへと入るが他のゆっくり達は行かなかった。 「お前達の言う事なんか信用できないんだぜ!!」 「そうだよ!!れいむたちはこっちのきれいなドアさんのほうへ入るよ!!」 左のドアをあけたゆっくりたちだが、下に穴が開いた。 「ゆゆーおそらをとんで・・・ゆぎゃ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!?」 下には剣山があった。 穴に落ちて行くゆっきりは次々と刺さり中枢餡まで届き絶命したり運よく刺さらなくとも永遠の痛みが待っている 痛みのあまりしーしーを漏らすゆっくりもいる 「い゛だい゛よ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!!!」 「い゛だい゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛!!ま゛り゛ざのおぼうじざん!!ゆ゛っ゛ぐり゛おちでぎでぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛!!!」 「ごん゛な゛の゛どがい゛ばじゃ゛な゛い゛わ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!!」 「む゛、む゛、む゛ぎゅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛!!!」 地獄絵図。 追跡者は遠くから右側に入ったゆっくりを見て、獲物を狩るため再び歩き出す。 ・ ・ ・ ・ 左のドアへ入ったゆっくり達だがどうも精神的に参っている。 泣き喚いているゆっくりたちもいる 「もういやだよ!!お゛う゛ぢにがえ゛りだい゛よ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!!!」 「だじな゛ざぁ゛ぁ゛ぁ゛い゛い゛な゛がも゛の゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!!!」 右の扉に入ったゆっくりたちの断末魔の悲鳴を聞いていたのが原因だった。 その時、あの声が聞こえた。 【これは驚きですね!!!まだまだ生きているゆっくり達がいましたなぁ!!!】 「ゆっくりここからだしてね!!かわいいれいむのおねがいだよ!!」 「だすんだぜ、くそじじぃ!!ついでにあまあまもってこい!!」 ドスの群れのゆっくりたちはぎゃあぎゃあと文句を言う。 希少種ゆっくりたちの群れは呆れていた。 【くくくっ・・・良いでしょう。君たちがいる部屋はどちらか進めば自由にさせましょう。ただし、道を誤ったら・・・永遠にゆっくりしますので気をつけて下さいね。】 そう言うと声が聞こえなくなった。 ゆっくりたちは仕方なく進むと別れ道があった。 左の道は荒れ地、右の道は草花の道だった。 ゆっくりたちは迷わず、右の道へ進むもうとした時、左の道から声が聞こえた。 左の道の方を見ると・・・めーりんがボロボロになって泣いていた。 中身は出ていないが悲痛な叫びをあげている。 「くずめーりんだよ!!ゆっくりそこでしんでいってね!!」 「めーりんにかまっているひまはないんだぜ!!まりさたちはこっちを選ぶんだぜ!!」 ドスの群れのゆっくりたちは次々と右の穏やかな道へと進む。 希少種のゆっくりの群れ達は・・・脱出を目指すか、仲間を助けるか・・・ そのとき、ちぇん姉妹はめーりんのほうへ向かう。 「同じゆっくりをほうっておけないんだよー。わかるねー。」 「ドス達の群れのゆっくりはゆっくりできないやつだよー。」 もちろん、希少種ゆっくりたちはめーりんを助けるために左の道へと進む。 すると鉄格子の扉が出てきた。 赤ゆっくりでも抜け出せないほど狭さである。 めーりんを心配するゆっくりたち、そのとき・・・奥から扉が出現した。 するとあの声が響いてきた。 【おめでとございます!!貴方達は見事、この迷路を脱出しました!!さぁ・・・奥へ進んでください。】 ゆっくりたちは扉の奥へ進むと光が溢れて真っ白になった。 ・ ・ ・ ・ 「・・・・ゆゆっ?ここは?」 びゃくれんが眼を覚めるとそこは草原が広がっていた。 ここは、元の自分達のゆっくりぷれいすだった。 辺りを見渡すと皆も無事だった、だとしたらあの地獄の様な迷宮は夢だったのか? 「おさー!!こっちにきてー!!」 補佐のなずーりんの声が聞こえた。 そこにあったのは、2年は困らないほどの食べ物の山だった。 あの出来事は夢ではなかったということだ。 この群れはいつまでも裕福に繁栄していくのだった。 ・ ・ ・ ・ さて、右の道へ選んだゆっくりたちは・・・・ 「あじゅ゛い゛い゛ぃ゛ぃ゛い゛い゛い゛い゛!!!!」 「も゛、も゛べる゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛!!!!」 「ごん゛な゛のどがい゛ばじゃ゛な゛い゛ばぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!!」 「ゆ゛ん゛や゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!!」 「あぢゅ゛い゛い゛い゛よ゛お゛お゛お゛お゛お!!!?」 まるで自分達が助かりたい欲望の天罰が当たったのか最後には灼熱地獄が待っていた。 地獄とも呼べる業火は全てを灰塵に還すまで燃え続けるのだった。 阿鼻叫喚と化したここはゆっくりたちの悲鳴が響き渡る。 「あ゛り゛ずばい゛な゛がも゛の゛でい゛い゛がら゛、だずげでぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛!!!」 「お゛ぢびぃぢゃ゛ん゛!!でい゛ぶのぐぢに゛・・・あ゛じゅ゛い゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛!!!」 「ばり゛ざを゛だずげでぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛!!!」 「ぢぢぢぢぢぢん゛ん゛ん゛ん゛ぼぼぼぼぼぼぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!!!!」 「あづい゛よ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!!!わ゛ぎゃ゛ら゛な゛い゛よ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!!!!」 ・ ・ ・ ・ 「というわけで、今回のショーは楽しめましたかな!!また、次回をお楽しみに!!」 ここはどのゆっくりの群れが生き残れるのかゲームをしていた。 そして、ここにいるのは虐待鬼威散ではなく正真正銘の悪魔たちである。 魔界でもゆっくりの虐待ブームである。 人間たちよりも惨たらしい虐待方法を日々、研究・開発をしている。今回のショーは命がけの脱出迷路だった。 ゆっくりたちの苦しむ姿、醜い姿をモニターで鑑賞していたのだ。 観客席に座っていた悪魔たちは惜しみない拍手の雨が響くのだった。 この支配人のスーツ姿に山高帽を被っている骸骨は帽子をとって礼をする。 「さて、いかがだったでしょうかお客様?またのご来店をお待ちしております。」 =あとがき= 初めまして私は虐待レストランの支配人マッドと申します。 たまには番外編というわけで出してみました。 脱出ゲームというのは「真・女神転生ストレンジ・ジャーニー」のEXミッションの【脱出作戦】が元ネタ。道を間違うと悲酸な目に合います。 タイトルや追跡者は「クロックタワー3」のキャッチコピーとハンマー男が元ネタ。ただし、若干、衣装は異なりますので悪しからずです。 ではでは、またのご来店をお待ちしております。
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[8] Imagine Breaker04―待ち人、待つ人、空白少女 青い空、白い雲、そしてお天道様は上条当麻の真上でサンサンとお仕事をしてる。 そんな天気の良い広場の中央に位置する噴水の淵のコンクリートに腰掛けて上条は呟く。 「疲れた……」 彼はHR後に展開された激しい逃亡戦の後でお疲れだった。 だったら早く帰ればいいのにと思うだろうがそうもいかないわけがあった。 ポケットから二つ折りの携帯電話を取り出して見る上条。 「ここで待ってろってもなぁ……」 携帯電話をいじって着信履歴を呼び出せばその相手の名前が履歴の一番上に表示されていた。 その相手は朝からお騒がせなビリビリ女子中学生”御坂美琴”。 上条の脳裏に彼女のマシンガントークがフラッシュバック&リプレイする。 『学校終わった? 終わったわよね? 学校終わったんでしょ? だったら中央広場の噴水で待ち合わせね。 (中略) 少しかかるかも知れないけど大人しく待ってなさい、あと買い食い禁止、これ絶対ね、破ったら痛い目見るわよ』 とか一方的に告げられてしまったのだ。 (腹減ったけど痛い目コワス……ガクブル……) そんな訳で現在、上条は空きっ腹を抱えたまま待ちぼうけ中。 『ぐ~~~』と上条当麻のお腹が可愛らしい音を立てる。 そう空腹だ。 ここらで上条の朝ごはんをおさらいしてみよう。 グ○コ ぷっちんプリン×1個 あとミネラルウォーター 以上。 文字にして1行を埋めるにも満たない食生活、原因はいろいろあるがそれらの理由すべてが上条の不幸体質ひとつで説明できてしまう あたり同情を禁じえない。 当然、そんなカロリー摂取量では男子高校生の腹が満足するわけも無い。 上条当麻は現在進行形でハラペコだった。 気を紛らわすように広場を見渡せば広場にはいろんな人が居た。 サッカーをする少年とかキャッチボールをする大学生なんかも居た。 楽しそうでいいと思った。 通り過ぎる仲睦まじいカップルも居た。 はいはい、ご馳走様と思った。 自販機の前でたむろする中学生くらいの少年達も居た。 オマエラ邪魔だと思った。 白い学生服に身を包んだ不機嫌そうな[風紀委員](ジャッジメント) もいた。 大変だなぁアンタも、ここらで休憩か?と思った。 駆け抜けるオレンジ色の髪をした10歳ぐらいのお子様とそれを追いかける知的なお姉さんも居た。 なんか見たこと――ある気がした。 「芳川ー芳川ー、早く行こうよーとミサカはミサカは久々の外出に興味津々だったり」 「[打ち止め](ラストオーダー)、あんまりはしゃがないで頂戴。 企業周りの途中なんだから」 (――気のせいだな) 心の引き出し22番に仕舞いこむ事にする上条当麻。 またしても心の鍵を投げ捨てるのを忘れない。 ふわり。 心の鍵を遠投してた上条の視界に綺麗な茶髪が舞った。 「隣いい?」 「は?」 声がした方向に振り返れば知らない少女と目が合った。 少女は上条の返事も聞かずに少女は上条の隣に腰掛けてきた。 非常に長い茶髪のロングヘアーがサラサラと美しい端整な顔立ちをした上条と同い年ぐらいの女の子。 風に乗って少女の髪の匂いが上条の鼻をくすぐる。 (誰?こんな美少女お知り合いに居ないんですけど!!) 太陽の光を受けた茶色の髪はとても綺麗に見えた。 「だから隣に座ってもいいかな?って聞いてるんだよ?」 少女が顔を寄せてさらに問いかけてきた。 隣っていうか既に密着状態で座ってる癖に少女は口を尖がらせて言う。 間近で見て上条は少女の瞳が片方だけ色素が薄いのに気づいた。 色素の薄い淡い茶色と吸い込まれるような黒の不思議な双眸。 オッドアイという奴だろうか? 左右で微妙に色合いが違って見える。 「別にいいけど、座るとこなら他にも――ていうかもう座ってるし」 上条の声は少女の声に遮られた。 「んじゃいいよね☆」 そう言って少し腰を浮かしてスカートの裾を直してもう一度座る。 上条の視界に少女の服装が映った。 若草色の色合いのブレザー。 首からはエンジ色の細いネクタイが下がり、上着の下はどうもブラウスのようだ。 全体的にスレンダーな体つきの少女の細い腰に穿かれたプリーツスカートからは健康的な少女の脚線が覗いている。 唐突に彼女は告げる。 「ねぇ?一目惚れって信じる?」 色合いの違った両の瞳で上条の顔を覗き込んできた少女の顔は期待に満ちていた。 「いきなり何を言い出すんだ」 なんだか疲れた顔を見せる上条に少女は更に続ける。 「私は信じてるんだけどね。 ほら……あれ?、ところで君名前は?」 教えてほしい――と、上条の学生服の裾が少女に引っ張られる。 「その言葉、そっくりそのまま返してやるよ……。 ところで……なんで俺の学生服の裾を掴んで離さないのか、納得のいく説明をもらえますか?と貴方に切に投げかけます ってなんか御坂妹みたいな口調になっちゃった!! ウワーンヤッタネチッキショウメ!!」 「キミがどうして錯乱気味なのかわからないけど、積もる話は焼き芋でもやっつけながら一緒に――私はお財布持ってないけどさ」 知らない少女は広場に店を出す一軒の焼き芋屋の屋台を指差していた。 『ぐ~~』 少女のお腹が鳴った。 「あはは、はは、私おなか減ったかも……」 『ぐ~~』 上条の腹も鳴った。 かくして冬の街の一角で上条当麻に新たな旗が立った。 冬にはいろいろな屋台が出てたりする。 鯛焼き、たこ焼きこのあたりは定番と言えるだろう、この広場にもたこ焼きの屋台は出ていたが流れ的に上条は ほかほか湯気を立てる焼き芋をゲットして少女の下まで戻ってくる羽目になった。 「ほかほか!ほかほか!!」 新聞紙に包まれ湯気の出る焼き芋を見て少女は心底嬉しそうな顔を上条へと向けてくる。 (買い食い……黙ってればバレナイ……よな、多分) 少女は上品な見た目とは裏腹にどうにも子供っぽい仕草が多かった。 「焼き芋♪ 甘いのかな?♪ 辛いのか?♪」 少女の視線はほかほか焼き芋に釘付けだ。 「焼き芋が辛かったら俺は屋台に殴りこむね、いやマジで」 上条は投げやりな口調で答えてやる。 「でも、実際に食べてみないと甘いかどうかなんて分からないよ?」 と少女。 「お前焼き芋食べたこと無いのかよ」 「甘いらしいってのは知ってるけど、食べたことは無いかな。 いわゆる焼き芋ビギナーって奴?」 「なんだそりゃ」 「焼き芋甘いっていう知識はあるけど食べたことが無いから味は分からないってことだよ」 余計に訳が分からなくなった。 でも甘いのは知っていても食べたことが無いから味は分からない、どこかで聞いた言葉だと上条は思った。 (まあ俺も似たような時期があったけどさ……) 「いいから、これでも食べてろ」 と少女の前へ新聞紙の包みを差し出す上条。 遠くで子供の声が聞こえた気がした。 噴水が水を叩く音で何言ってるのか聞こえない。 「どうした?」 瞬間、少女の顔になんだか真剣な表情が浮かんで、 「……サッ」 そんな声を残して突然少女の顔が上条の視界から消えた。 適当な効果音としては多分『キュピーン、シュバッ』あたりが妥当。 「は!? ッガフ」 少女の顔の代わりに上条の視界に現れたのは迫りくるサッカーボール、螺旋回転を描いて上条の顔へと激突し抉りめり込み 虚空へと跳ね上がりポンポンと広場のタイルに数度跳ね止まる。 と同時に大きくのけぞった上条の手から新聞紙の包みが宙を舞い、ふらつく上条の視界には青い空が映った。 「ひょいひょいっとね」 空中で回転し投げ出された焼き芋を少女の手が高速で動き見事にキャッチする、まるで空中の焼き芋達の動きが 分かってるかのようだ。 (効果音を口で言うなよ……) と心中で突っ込む上条。 「あははは、大丈夫? キミ顔赤いよ?」 何事も無かったかのように再び座り少女は上条に微笑みかける。 両手には焼き芋を持ったままだ 「なんでサッカーボールが……あと顔が赤いのはサッカーボールの直撃を食らったからで、照れてるわけじゃ無いぞッ」 「誰に言ってるのかわかんないよ、それじゃ」 タタタタタ、と足音が近づいてきて一人の少年が頭を下げ「ごめんなさい」と謝り転がったボールを追いかけてまた駆けていった。 「さっきのサッカー少年か……あんなところに伏線が潜んでるとは……恐い所だ」 「だからその説明だと誰に言ってるのかわからないよ。 焼き芋は無事だから早く食べようよー」 風にたなびく少女の茶色の長髪は太陽の光を反射してキラキラと輝いていた。 (容姿と言動がいまいち一致しねえなこいつ) 「お前は焼き芋の方が大事そうだな……」 少女は「あはは」と笑い 「ぱっくちぃ、もぐもぐ」 と謎の言葉『ぱっくちぃ」を残しとその小さな口で焼き芋にかぶりつき少女はもぐもぐ、ハフハフと口から白い息を 吐きながら焼き芋を食べた。 そしてごっくんと飲み込んだ後にはなんだか悲しそうな顔。 (なんで食べた後に悲しそうになるんだよ……) 「ねぇねぇ……えーとさっきも聞いたけど。 君、名前は?教えてくれると嬉しい」 口元を押さえたまま少女は上条へと聞いた。 「上条当麻、苗字でも名前でも好きに呼べばいいけどさ」 「んじゃ当麻君」 (いきなり名前かよ!!) 上条が思わず心の中で突っ込むが少女はそのまま続けた。 辛そうに、そして心底悲しいといった具合に。 「喉……渇いた。 ていうか喉詰まりそう……」 焼き芋は結構水分を奪うから水分無しで食べるにはきつかったのだろう。 悲しそうに俯く少女を残して上条当麻は自販機までダッシュをすることになった。 「何飲むんだよッ!、お前」 「よくわかんないから当麻君のオススメでいいよ、でも青汁は却下」 「んなもんねぇよ!!お前実は余裕じゃねぇか!!」 「いってらっしゃーい☆」 5分後―。 汗だくになりつつ戻ってきた上条の手には二つの缶ジュースが握られていた。 「あははは、ありがと―」 「もう……しんどいです……おなかも減ったし……」 「当麻君はやさっしーねー、ハフハフ、あふいあふい」 「ああ、もうなんかいろいろと突っ込む気力もねぇや……」 上条は疲れ来った表情でベンチではなく少女の膝へとそのままダイブするとそのまま突っ伏して動かなくなった。 少女は一瞬だけ上条へ視線を注いだが「まあいっか」とハフハフと焼き芋に夢中なので気にしてない様子だったので 特に拒否られたりはしなかった。 ただ小さく笑って「当麻君も好きだねェ」と軽い口調で言うだけ。 上条は少女の膝に突っ伏したままで息を整えると少女へ抱いていた一つの疑問を聞いてみた。 「なぁ、お前名前は?」 「ひ・み・つ☆」 金色の欠片をちぎって口へと運ぶ少女。 「その焼き芋とジュースを買ってきたのは誰だ?」 「当麻君だね、感謝感謝」 「もう一度聞く……名前は?」 少女はもぎゅもぎゅ、ごっくんと焼き芋+ジュースを処理中。 「嫌がる女の子から無理やり……当麻君はえっちぃなぁ」 何故か顔を赤らめつつ言う少女。 「……なんでそうなるんだよ」 「名前か……うーん、うーん」 人差し指を額に当ててどうも真剣に悩んでるようだ。 「自分の名前でなんでそんなに悩むんだよ……教えたくないならそれでもいいぞ」 上条の言葉に少女はわたわたと大げさな様子で手を振り回して「ち、違うよー」と目一杯否定してくれた。 そして少し考えてから膝の上の上条の頭にぽんと手を置いて告げた。 「実は私の家は名門でね。 未婚の女性に本名を聞くのはプロポーズになっちゃうんだ。 そしてそれに答えると晴れて婚姻成立☆」 少女は芝居がかった口調で言い切り、両手を胸の前で組んで空を仰ぐ。 だからね―と区切ってから少女は更に続ける。 「私の名前はトップシークレットなので教えれませ、ああッ!待って焼き芋は取り上げないで欲しいっ」 「やかましい、名前も教えれない子にはあげません、つくならもっとマシな嘘つけ」 涙目の少女の手から食べかけの焼き芋を奪って上条はすっかり悪ガキモード。 「うぅ……当麻君は意地悪だ」 拗ねたような表情で見上げてくる少女。 「人聞き悪いこと言ってんじゃねぇよ……名前聞いてるだけだろうが」 上条の言葉を受けて少女はすぐに元の表情へと戻り、 「名前は訳あって教えれないけどね、当麻君は特別だよ」 と切ってから満面の笑顔で右手の人差し指を立てて少女はこう提案した。 「当麻君、私に名前付けてよ」 「なんでそうなるんだ……」 上条が何度目になるか分からない疑問を口にした。 「いいじゃない別に、女の子の呼び名を決めれるチャンスなんて無いよ? 普通」 答えになってない……、と上条は呟くがここで引くのも面白くない。 少女は「ね、ね。 いいでしょ? キミが私の名前決めてよ。 可愛い名前プリーズ」とか言ってくる。 一応上条の脳裏にいろいろな女性の名前が浮かんだ、 御坂美琴、御坂妹、白井黒子、吹寄制理、姫神秋沙、月詠小萌、竜神乙姫、越川――……。 (だぁー!特殊な名前の方々ばっかり浮かぶし!参考にならねー!!) 少女は「まだかなぁー」と上条の頭を撫でて催促してくる。 焼き芋の事なのか、それとも名前の事なのかは分からないが。 「えりざべす」 まずありえないがジャブとして軽く言ってみる。 いや少女のオッドアイの事を考えるともしかしたらありえるかも知れない。 「却下、ていうか私は外人じゃないよー、回答権はあと2回ね」 事実一個判明、少女は日本人のようだ。 でもクォーターとかハーフならまだ可能性もある。 それにしてもいつの間にか回答権なるものまで追加されている。 「んじゃ、『うまい棒』か『ティッシュ』ッいひゃい、いひゃい!!(痛い!!痛い!!)」 「当麻君、君時々デリカシーが無いって言われるでしょ? それ両方女の子の名前どころか人間の名前ですら無いんだけど。 真面目に考えて欲しいかな、ほ~らどこまで伸びるかヤッテミヨウカ!!」 上条のほっぺたをを「ぎゅー」と抓り少女は淡々と告げる。 「イテテ……って言っても犬や猫じゃないんだから名前なんてホイホイ思い浮かばねぇよ」 上条は強引に少女の手を引き離して文句を言う。 少女のオッドアイが上条の目をじーと覗き込んできた。 無言の圧力が上条を襲う。 少女の責めるような視線から目を逸らした上条の視線が焼き芋へと留まる。 焼き芋と食べかけの焼き芋。 二人分買ってきた焼き芋。 紫色の皮から覗いた金色の身、甘くてホクホク、冬の王様、金時芋。 1個105円、本格的な石焼き芋。 (冬にこれは焼きたてのコレは結構ご馳走だよなぁ、サツマイモ……芋…ポテト…それはじゃがいも…じゃがいもは 男爵……メイクイーン…ハッ!?) 「さて、そろそろ時間切れになります、あと30秒で答えないと当麻君のオデコに猛烈に痛いデコピンが炸裂☆」 「時間制限あるのかよ!?しかもそのデコピン、すっげー風切り音するんですけどッ!!!」 少女は右手をデコピンの形にしてデモンストレーションを繰り返している。 腕全体を加速させ勢いを増す方法を採用しているようで中指を親指で押さえた右腕を前後させながら上条の額辺りにちらつかせる少女。 なんだか少女のデコピンはとても痛そうであり、当然喰らいたくは無かったので思わず真剣に考え込んでしまった。 (どうする……上条当麻、考えろ、考えるんだ) そうこうしてる間にも少女は秒読みを続ける。 そのとき追い詰められた上条の脳裏に一つの名前が浮かんだ。 失敗すれば死(デコピン)。 少女の口が「さ~ん」「に~」「い~ち」と告げた時、上条の口が動いて 「メイ……とか?」 と思いっきり疑問系の調子で少女の名前(候補)を吐き出した。 その答えに満足したのか少女は満面の笑顔を浮かべて「んじゃそれでいいよ」って上条の頭をくしゃくしゃと撫でた。 (って、えー??それじゃそれでいいやって何?あ~もう訳分からんこの子!) ざっ、じゃり。 上条の背後で誰かが地面を踏む音がした。 メイの双眸が上条の後ろへと注がれ、心持ち視線がきつくなってる。 「ん、どうした?」 「お客さんっぽいよ、私じゃなくて多分当麻君に」 そして背後からとてつもない敵意、否敵意を通り越して殺意に満ちた空気が襲ってくる。 バチン、バチンと激しいスパーク音まで聞こえてくる、空耳だろうか? この感覚――。 (わ、忘れてたぁぁ) 「後ろが正面で誰がソレで……振り返りたく無い……でもきっと居る」 「当麻君、そろそろ後ろ見ないとやばいかもよ?」 「ホントにあ~んた~って奴は……」 高い良く通る声が聞こえ、その声は上条にも聞き馴染んだ少女の声。 本来ここで待ち合わせをする筈の相手。 『あと買い食い禁止、これ絶対ね、破ったら痛い目見るわよ』 記憶にある言葉、特にその後半部分が延々とループ。 「痛い目……痛い目……」 上条の目からはハイライトが消え、肩は小刻みにブルブルと震えていた。 武者震いでは無く、主に恐怖によるものだ。 常盤台中学、超能力者(レベル5)[超電磁砲](レールガン)の御坂美琴。 振り返らなくても彼女が今どんな顔をしているのか上条には良く分かった。 「いつでもどこでも、あっちにホイホイ、こっちにホイホイ」 なんだか怒りに満ちた声にビクゥ! 上条の心臓が大きく跳ねた。 ついでに肺の空気も搾り出され冷や汗とか、脂汗とかがとめどなく滝のように上条の顔を伝う。 後ろを振り返るな――、上条当麻の防衛本能が激しく警鐘を鳴らす。 というか鳴らしまくる。 ガンガンガンガン、ここは危険です即座に退避してください、繰り返します、ここは危険が危ないですよ――。 思わずメイへと目を向けるが少女はニコニコと微笑むだけで何も答えない。 それどころかどこか楽しげですらある。 上条は全力で深呼吸をして暴れる心臓を押さえつけ息を整え、自らに言い聞かせる。 「……たった一つだけだが生き延びれそうな方法があったぜ」 「それは?」とメイが聞き返す。 「それはな……逃げることだぁぁぁぁ!!」 そう叫ぶなりガバッと上条はメイの膝から体を起こし前のめりになりながらも全力で地面を蹴り飛ばす。 文字通りの全力疾走。 上条は持てる全ての身体能力をつぎ込んでわずかな延命を計る。 (多分捕まりそうな気もするけど!! アイツ足速いし) 後方なんて一回も振り返らなかった。 そんな余裕なんて1ミリも無い。 [12月23日―AM11 50]
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前編から ―夜。 作戦はほぼ同時に開始された。 我が家へ帰るのに正門から入らない存在はいないでしょう? 「お姉様、はじめよ?」 「レミィ、こっちは問題ないわ。」 「はい、私も大丈夫です!」 …一呼吸おいて。 「…私たちの家を返してもらうわよ!」 「うん!」「ええ。」「はい!」 魔力を集中させ、具現化する。赤き槍。 ―神槍「スピア・ザ・グングニル」 宣言されたそれを門に向かって力任せにブン投げた。 ―数分前、紅魔館の門にて。 「屋敷はみんなで守りましょうね。」 今日も異常なし。毎日が平和で嬉しい限りだ。 門番の部下も増えて嬉しいし、これからもお嬢様や咲夜さんのために頑張ろう! 「「「「じゃおーん!!」」」」 「「「「「ゆっくりりかいしたよ!!」」」」 私の声にこたえてくれる部下達。 人数も沢山になり、門番のローテーションも前よりはきつくなくなった。 「私は一旦中に戻るけれど、何かあったら直ぐに呼んでね。」 実はこの時間が一番楽しみ。咲夜さんと一緒にゆっくりできるから。 美味しいお菓子に、飲み物。報告という名のおしゃべり。これが楽しみだから門番を頑張れる。 「「「「門番長!わかったよ!ゆっくりやすんできてね!!」」」」 部下の声を背中に鼻歌交じりで休憩室に向かった私。 ―現刻、門前。 大げさなほどに砂煙を巻き上げる着弾地点。 ソレが今回の会戦の狼煙となった。 門前に出来た巨大なクレーター。 「ただいま。何、ボッとしてるのかしら?」 館から急いで出てきた馴染みの顔に声をかける私。 緑の帽子に赤い髪。らしくなく目を吊り上げ、怒りをあらわにし 「…侵入者!ここは通さない!!」 おかえりなさいませ。を忘れた門番。 「お姉様、私に任せて?」 答える代わりに頭を撫でた。 「やったぁ!…美鈴、今日はイッパイ遊べるね!」 紅の大剣を具現化させ、美鈴に突っ込むフラン。 怯まずに迎え撃つ美鈴。 「…レミィ、急ぎましょう。」 言葉通り、ここは任せて館に入らせてもらうわよ。 「待て!!館に入ることは私が許さない!!」 フランを退けたら考えてあげる。…本気出さないと死ぬわよ?美鈴。 館に無事侵入出来たが、その惨状は目を覆いたくなるものだった。 饅頭が我が家を我が物顔で闊歩し、文字通り好き勝手にゆっくりしていた。 「おねえさんたち!私たちのお家にようこそ!!」 赤いリボン、霊夢を模したのであろうそれが声を出した。 その声に反応したのか、屋敷のいたるところから姿を見せる饅頭共。 100は居るであろうその蠢く床が一斉に声を上げる。 「「「「ゆっくりしていってね!!!」」」」」 煩わしい事この上ない。…駆逐はパチェと小悪魔に任せ、私は私の部屋に向かう事にした。 … ……。 珍しく怖い顔をしている美鈴が、お姉様達を目でおって無念そうに吐き捨てた。 「くっ!中に進入されてしまった!!」 …あんなに必死になっちゃって…。…嬉しいな。いつもここで、こうやって私達の為に働いてくれてるんだ。 「…悪いが、貴女を倒して侵入者を追わせてもらう!」 鋭い眼光が私を射す。こうやって侵入者を牽制、威嚇してるんだ。 …うん、大歓迎だよ。今日は、夜が明けるまでいっぱい遊ぼうね、美鈴! 「門番長!わたしたちもかせいするよ!!」 「お空の上からなにか投げたのはおねえさんだね!!」 「「「仲間のかたきをとらせてね!!!」」」 不意に背後から声がした。お饅頭の癖に喋るへんてこな存在。門のすぐ脇にあった何十もの穴からゾロゾロと転がり出てきた。 「ほかの詰め所のみんなもゆっくり出てきてね!!しんにゅうしゃがきたよ!!」 「ふぁらんくすだよ!みんなゆっくりしないで陣をくんでね!!」 口に木の棒を咥え、数十匹がもたもたと密集陣形を組んでいた。 “それやったのお姉様だよ。”言葉に出すのは止めておいた。無視して空中へ浮かんだ。 「美鈴!お空で戦お?」 二人きりで遊びたいから。 「何で私の名前を…?」 不思議そうにする門番。 「いいから早く~。私が侵入者役で美鈴が門番役で決まりね!」 今日の遊びはこれで決まり。 「役も何も…。まあ、とにかく貴女を倒して残りの侵入者を追わせて貰います!」 “門番長、ゆっくりがんばってね!”“みんなでおうえんするよ!!” …気楽だね饅頭共。美鈴はね、こんなのを守る為に此処にいるんじゃないんだから! … ……。 「…リトル、それじゃあよろしく頼むわね。」 ホールに居たゆっくりの群れを一掃なされたパチュリー様は既にこの場にはおらず、念話でそう仰りました。 「はい!…でも、思ったよりイッパイ居ましたね。」 同意してくださったようで、そうね、とだけ答えてくださった後に念話は切れました。 これを後でお掃除するのはやっぱり私なんですよね。 それはいいとしまして、先ほどの一掃劇は本当にお見事でした。パチュリー様の魔法は本当に凄いです。 … 「パチェ、任せた。」 ホールに居たそれらを見て、怒り気味のレミリア様が仰いました。 「…面倒ね。」 対してパチュリー様は“任せた”と言われる前には既にスペル詠唱を始めていまして…。 本当にお二人は仲がよろしいのですね。二人の関係っていつ頃からなのでしょうか? こういう状況なら、パチュリー様が選択されるのはきっとあのスペルかな。…そうしたら私が出来る事って何だろう? 「はい、皆さん!甘いお菓子をお持ちしましたよ。」 “はい、どうぞ。”掛け声と共に轟く饅頭の群れの真ん中にクッキーを投げる私。 私に出来る事はきっとコレを足止めし、パチュリー様の御負担を少しでも軽減することなのだと思います。 …後でこっそり食べようとポケットに忍ばせておいたものがこんな形で役に立つなんて。 多分、この行動、無駄じゃないですよねパチュリー様?ちらりとそのお顔に目を向ける。 「「「「「ゆ!?」」」」」 「これはまりさのまえにおちてきたからまりさのだよ!!」 「ずるいよ!!みんなでわけようね!!!」 中心に向かって群れが固まる。 「…リトル、いい判断よ。」 間違いじゃなかったらしい。パチュリー様の負担を少しだけ減らせたようです。 パチュリー様の指先より放たれたソレはチラチラと淡く光りながら、ふわふわと中心の泥棒さんを模したお饅頭の前で静止しました。 「ゆ!!これなんだかゆっくりしてるね!!」 ふわふわキラキラのソレは、確かに私の目から見ても綺麗でした。それが内包する物が何であるかを知っている身ですらそう思えるのですから、お饅頭さんの反応は仕方が無いものだったのかもしれません。 レミリア様はその様子を見て、満足されて奥へ向かわれました。 パチュリー様は饅頭の群れに背を向け、レミリア様を目で追われていました。 私は、パチュリー様が放たれたソレに一つだけの弾を放ち、群れを観察しました。 「ゆ~♪ふわふわのキラキラさんと、お菓子さんがまりさによってきてくれてしあわせだよ!!」 パチン!と、私の魔力とパチュリー様の放ったソレがぶつかりました。 「ゆゆゆ!?ふわふわさんが消えちゃったよ!!」 はじけた後に残ったのは、薄っすらと白く見える気体だけでした。 ―金&水符「マーキュリポイズン」 1発だけ放たれたそれは、弾幕と呼べるものではないですが、足を止め言い争いをしている多数を亡き者にするには充分すぎました。 「ゆ!い、ぎ…でぎな!ぐるじぃぃぃ…!!!」 魔力精製された水銀毒が、お饅頭さんを蝕んでいるのが解ります。 気体を吸い込んだ固体は、白目をむき、先程食べたお菓子を自身の内容物と共に吐き出し、誰にでもなく助けを求めています。 「ゆ!なに?まりさ?どうしたの!?」 気体は徐々に徐々に広がりつつありまして、中心から離れないと、きっとこのお饅頭さんみたいになっちゃいます。 「ま、まりざぁぁ!!ゆっぐりしてよぉ!!ゆっぐり…?ゆ゛!ゆ゛……ゆべぇ…」 傍に寄ろうとした白赤饅頭も機能停止したようです。口を模した部分から内容物を吐き散らす様子を見て、この後の掃除の段取りを考える私。 …われに返った時には結界にとらわれてお饅頭さんの殆どが水銀中毒になり、絶命した後でした。 ボーッと考え事をしてしまうのが私の悪い癖だとパチュリー様によく注意されます。 「…リトル、図書室は任せたわ。私は館全体にこのタイプの結界を張ってくるわ。」 はい、咲夜さんと美鈴さんを救出したら、これで一網打尽にするのですね。このお饅頭たちは水銀毒が効果があるかどうかの見極めも完了されましたし。 …密室に気体毒を放って害物を駆除する製品って作ったら売れそうですね。 またも無駄なことを考えていたら、パチュリー様は既におらず、ホールのお饅頭が“可視できる”気体毒から逃れようと結界に顔をへばり付かせて逃れようと努力していました。 「もうやだぁぁ!ゆっくりでぎないよぉぉ!!おうぢがえるぅぅぅ!!!」 ゆっくりを亡き者にするために放たれた毒は、文字通りゆっくりと結界の中の空気に溶けていき、透明の空間をほんの僅かだけ白くさせながら少しずつ少しずつその領域を広めていきました。 「ここがあなた方のお家と御聞きしましたが?」 スマイルで御聞きしてみました。確かにそう仰られましたから。 「本当はれいむ゛のおうぢはもりのながなんでずぅぅ!だからかえらぜでぇぇ!」 涙や涎や汗で顔をグシャグシャにし、ホールを汚しながら私に向かい言葉を放ってきました。 体液を外に分泌させながら懇願してきて、きっと必死なのでしょう。ちょっとだけ可哀想に 「あ!白いふわふわさんがすぐ傍まできていますよ!」 思えません。館に許可無く侵入してきたものはすべて排除します。無断侵入者の排除失敗は過去から今にかけて、人間二人だけです。 「い゛や゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁああ゛ああぁ゛あ゛!!!ふわふわざん!!もっどゆっぐりしていっでよぉぉぉ!!!」 徐々に迫ってくる気体と私を交互に見て、お饅頭さんは叫びました。 「おねえざん!だすげでぇぇ!!ここからだじでぇぇぇ!!」 私は頷き、結界を手で押すふりをしながら笑顔で答えました。 「私も入れないみたいなので、そこでゆっくりしていってくださいね。」 「やだぁぁぁ!!ここでゆっぐりしだらゆっぐりしじゃうううう!!!」 よく解らない返答に私も困ってしまいます。 「息を止めてみたらどうでしょうか?頑張ればきっとふわふわさんも諦めて下さいますよ!」 笑顔で提案する私、ハッとした表情で私を見るお饅頭さん。 「ありがどうおねえざん!!」 言うや否や、息を止めるために大きく息を吸い込んでいました。長時間の無呼吸に備えるつもりなのでしょう。 やがて結界内に完全に充満したようで、私と話をしていた固体以外は全て動かなくなっていました。 目を閉じ、口も横一文字にする目の前の個体。 本当に私の言葉を信用しているのでしょうか?無生物が諦めるなどと本気で考えているのでしょうか? では、そろそろ図書室に向かいましょう。 「…ゆっくりしていってくださいね。」 明るくはっきりと、優しく囁いてあげました。 「ゆっくりしていって…!?あ゛ァぁぁ゛!おくちひらいじゃっだらゆっぐりでぎな…ゆ゛ゆ゛ゆ゛…ゆげぇ…。」 どうしてかこの言葉を聞くと個体差はあるものの返事を返してくれます。 目をパッチリ開き、高らかに宣言されるはずであったゆっくり発言は、音源の機能停止により最後まで言い切れなかったようです。 最後の一匹が中身を吐き出し絶命しましたので、一礼をした後に図書室に向かいました。 … ……。 「お帰りくださいまし。お嬢様は誰ともお会いしたくないと」 「嫌よ。」 仕える相手をすりかえられた従者の言葉が付き向けられたナイフよりも突き刺さる。 「では、無理にでもお帰りねがいますわ。」 向けられる殺意。空気の中から現れる無数のナイフ。 小さく舌打ちをした後、すべてを回避して見せた。天井に、床に、壁に突き刺さる銀。 回避しながらその様子を見て確信した。正気に戻せると。 (…この期に及んで弾幕で勝負を仕掛けてくるなんて。律儀なのか洗脳が不完全なのか。) 咲夜の能力を用いれば、並みの相手を殺すことなど造作でもない。 時を止め、銀の刃を、敵対者の心の臓に突き立てればいいだけなのだから。 「…咲夜、お前の運命は私の掌のなかだというのに。」 今回は私が目を覚まさせてあげる。まったく…、主人の手を煩わせるなんて、従者失格よ? …。 ……。 「ねえ美鈴。」 背後から、 「もう御仕舞?」 右手側から、 「今回も美鈴の負けだね!」 正面、 「敗者には、」 左方から、 「「「「罰ゲーム♪」」」」 四方からする悪魔の声。 「う…くっ…。」 地面に落下した私は全身を支配する痛みに顔をしかめた。痛みと疲労で声が出ない。 服もボロボロ、五体満足で生きている自分が不思議である。だが、それもここまでであろう。 「ねえ、美鈴?大丈夫?」 とどめを刺されるものと考えていたのにもかかわらず、可愛らしい顔、心配そうな瞳で私に問いかける悪魔。 (…なぜそんな顔で私をみるのですか?情けなど…) 言葉に出ない。出せない。完敗を喫した自分。…過去にもこんな事があった気がする。ダメージを受けずにすんでいたはずの頭部が痛む。 私が無事なのを確認すると、悪魔は胸を撫で下ろし私の部下達の方を向いた。 「じゃあ、美鈴が守っていたものぜーんぶ壊しちゃうからね。そしたら罰ゲームだね!」 ニコニコと私に向かって言い放った。遊びの延長のように。ダメ、守らなくては…。 私は門番、お嬢様とふら…様をお守りする…?ふら…? …頭が痛い。大事な事なのに思い出せない。大事な事のはずなのに…。 「門番長がやられたよ!ゆっくりにげるよ!!」 敵わぬと見るや、逃亡の算段をはじめる饅頭達。 「敵前逃亡は死罪(クビ)だってお姉様が言ってたよ?」 気が付けば目の前には門番長をやっつけた存在。 「それに、美鈴があんなに頑張ったのに逃げちゃうなんて…。ちょっと許せない。」 “だからみんな壊しちゃうよ。” 更に紅くなる目。その手を目の前に突き出し 「“ギュッ”てしてあげる。」 その手を、力強く握り締めた。 並んで逃げる饅頭の群れ後方のゆっくり達は 「ゆ!?よくわからないけど逃げるよ!」 「おいかけてこないんだねー!わからないどにげるよー!」 「はやく、うーぱ…」 弾けとんだ。パチンと乾いた音を立てて砕け散った。 「“ギュッ”てすると、お前達は壊れちゃうんだよ?」 悪魔は笑っていた。笑いながら何度もその可愛らしい手を開いては握った。 戦慄した饅頭の群れ。所々から乾いた音、水風船が割れた時の音。 目の前の仲間が消し飛ぶ。中身すら残らない。そこに何かあったことは弾けとんだ時の音のみが語る。 確かにいた。瞬きすらしていないのに、次の瞬間にはなくなっていた。 あの悪魔の言うとおり、手を閉じられると仲間が消えていく。 「どぼじで!?どぼじでごんなことす“パチン”」 何かを叫ぼうとした個体。爆ぜて消えた。 「ん?それはね、」 何を叫ぼうとしたのか、察した悪魔は手を止めて答えた。 「コインいっこ。…ゲームオーバーだからだよ。」 あくまでも遊びという姿勢の悪魔。侵入者から殲滅者へその役をかえた悪魔。笑い声が月の下に響き渡る。 跳ねながら逃げる。次々に数を減らしていく仲間。次は自分なのかもしれない恐怖は鞭となり、跳ねる力を搾り出してくれた。 「うー!うー!」 輸送隊のうーぱっく(羽つき箱ゆっくり)が見えた。あそこまで跳ねろ!逃げる。逃げてゆっくりする為に今は急げ! 「みんな早くのってね!うーぱっくはりりくじゅんびいそいでね!」 一番乗りでうーぱっくに飛び乗ったまりさ種は叫んだ。 100は居たであろう部隊も既に10となった今の有様。まりさは一跳ね毎に消えていく仲間を見守ることしか出来なかった。その後ろには歪な羽の悪魔。 怖いが仲間を見捨てるわけにはいかない。ギリギリまで離陸はさせない覚悟を決めるまりさ種。 5、4、3…。3匹だけだがうーぱっくに乗り込めた。今が潮時。 「もういいよ!とんでにげようね!」 「うー!!」 号令が出された。うーぱっくはその持てる力を使いこの空域から離脱しようと心に決めた。 「どぼじでぇぇ!!ふくたいぢょう!!まだれいむたちがのってないでしょぉぉぉ!!ゆっくりしていってよぉ“パチン”」 乗り遅れた饅頭たちは等しく砕けちった。 その様子を見届けた悪魔は私の方へ向き直り 「ね、美鈴。“ギュッ”てしてもいい?」 おねだりする様な顔で死刑宣告を言い渡しました。彼女が手を閉じればどうなるのか、見せ付けられた直後に。 未だに痛む頭。なのに、何故、何故私は 「…はい。」 この悪魔の言葉を拒否できないのだろう? …怖い。消えてしまったらどうなるのだろう…。何も残らないのかな…。お嬢様、咲夜さん…、ゴメンナサイ。 目を瞑り、その時が来るのを待つ私。 “ギュッ” 鼻腔をくすぐる甘い香り、小さな何かが私に抱きついて…。 「ねえ…。美鈴、まだ私の事思い出せないの?」 目の前のあく…、目の前の女の子は目に涙を浮かべ私を見つめていた。 …フラン様…。どうしてそんなお顔をされるのですか?私こまってしま…。あ! 「フラン、さま…?」 恐る恐るその名前を口にした。 「・・・!?めーりん!」 ああ・・・フラン様、泣かないでください。私、本当に何を…。 ―Spell Broken― →ゆっくり『ゆっくり思考改竄』 頭の中で“パリィン”と何かが割れるような音がし、痛みが走った。 「フラン様、申し訳ありませんでした…。」 先ほどまでの記憶が後悔を呼ぶ。何たる無礼をしてしまったのかと。 「じゃあ、めーりんには罰ゲーム。お姉様が戻ってくるまで抱っこして?」 ニコリと笑い、私に要求するフラン様。 「じゃあ、これで」 両の手をグリグリと合わせ、何かを潰すような動作をされるフラン様。 「?どうかされたのですか?」 疑問を口に出すと 「仕上げ。これで美鈴の負けだから罰の抱っこを断ることは出来ないよ。」 元から断る気なんかないですよ? 「はい、フラン様。では、今何が起きているのかお話してくださいね?」 うん!、そういって私に再度抱きつくフラン様。 私の幸せは、紅魔館に住まう方々の幸せを守る事。それと真逆の事をした償いは必ずいたします。 「うー!うー!」 「おってがきてないよ!にげきれたよ!」 「やったよ!これでゆっくりできるよ!!」 「おうちにかえってゆっくりし」 饅頭たちの周りの大気だけが突然重く重く収縮し、グシャリと音がして、空から何かの固まりがボチャンと音を立て湖に波紋を作った。爆ぜた中身、魚は喜んでそれらを口にした。大部分は水に溶け、消えうせた。 … ……。 「いい加減になさい、咲夜。」 息を荒げながらもなおも力を行使しナイフを投げるのをやめない咲夜。 それを難なく回避し、余裕そうに言葉を紡ぐ私。 「はぁ…!はぁ…!私が、お嬢様を守る…!この身が動かなくなる時まで!」 …嬉しさとイラつきが同時に去来する。 素直に嬉しい。こんなにも思われている事が。 そして許せない。私とすり替わった何者かが。 「貴女が…!どうやっても…!…回避できない攻撃を、思いついたわ!」 クロックアップする咲夜の世界。強力すぎる能力は生命を蝕む。 …よくない。こんな事で咲夜の生命を燃やさせたくない。ならば 「…やって御覧なさい。」 空気が重くなる。文字通りに。咲夜の時間調律が始まる前触れ。 突如空気の中から現れる銀刃の囲い。私の周囲全てを覆い尽くして此方にへと押し寄せる。 (ルール違反じゃないのかしら?弾幕的な意味で。) 冗談じゃないわ、回避できないわよ。こんなの。 … 押し寄せる刃が侵入者の肩に胸に、腕に太腿に突き刺さった。 「…ぐ、ふっ…!?」 彼女自身の体液で濡れた床に彼女が膝を付き、此方に手を伸ばす。 「…さく、や…いたい…。」 言葉を発して倒れた。腕は天に伸ばしたままで、目は虚空を見つめて、呼吸はしていないようだ。 「…!?勝った、の?」 正直言って、この技が回避されたら討つ術は無かった。 「…あ、れ?」 侵入者の最後が脳裏に焼きついて離れない。 (さく、や…いたい…) 何故、涙が?侵入者など過去に何度も葬って来たはずなのに…! どうして…?胸が苦しい…!頭が…! 気になって、彼女の顔を見る。生気は既に失せており、動き出す気配はない。 何も間違ってはいない、はず。自分はお嬢様をお守りして…。 “ガチャリ” 背後から音がした。 「さくや?しんにゅーしゃはやっつけた?」 私の主、だ。 「…あちらです。」 どうしても其方に目をやれない。どうしてなの? 「うー!こーまかんにしんにゅうしたらこうなるんだよ!!」 嬉しそうな声で侵入者の亡骸を蹴る我が主。 …蹴る? (さく、や…いたい…) 「…蹴 る な !!!」 叫んでいた。 「うー!さくやーごべんなざいぃぃ!!」 返される返答。…何故かしっくりこない。私が叱られるべきなのに。 亡骸から離れてトテトテと私の方に歩み寄る。血の滴った床をパシャパシャと音を立てながら。 頭が痛む…。痛くて仕方が無くて、膝を付く私。ベチョリと膝を覆う感覚。血。 何故か、床を汚したそれを指で救い上げて (『十六夜咲夜』なんてどうかしら?) 赤いそれを見つめる私。 「さくやー!おなかすいたー!!プリンー!!!」 (異端の子。いくらお前が人間に災いをもたらすとされている吸血鬼や悪魔を狩っても、人間は誰もお前を受け入れない。感謝しない。恐怖、畏怖する。) 何かがぼやけてきて…。 「さくやー!!さくやーー!!きいてるの!!れみぃはプリンがほしいのぉ!!」 (だけれど私は違う。…私の物になりなさい。名前の無い銀髪の狩人。) 「はい…お嬢様…。」 白昼夢?でも、この感覚は… 「はやぐじでー!!れみぃおなかペコペコだどー!!」 (…私の血を舐めなさい。) 止まらない…。どうかしている。頭に響く、懐かしい声。絶対に逆らうことの出来ない声。 指先に付いたそれを躊躇無く舐めとった。 「懐かしかった?」 …血溜りから声がした。 「うあー!うあー!!しんにゅうしゃがいきてたどぉぉ!!!!」 はい、生きていましたね。…お嬢様。 「咲夜、代えの服を用意なさい。ボロボロじゃない。」 「さくやー!はやくやっつけるんだどぉ!!」 ―パリィン 私は、答えました。簡潔に一言 「はい。お嬢様。」 と。 「ん。今は白い服って気分だったの。流石ね咲夜。」 お褒めの言葉、至極恐縮です。 「…?なにしてるんだど?」 お嬢様に、代えの服を用意させていただいたのですよ。 「見ての通りです。」 しれっと答えました。お嬢様の着付けの最中に声をかけないでくださいまし。 「なにしてるんだどぉぉ!!れみぃはこーまかんのあるじなんだ!!めいれいはぜったいなんだよ!!」 プンスカと擬音を立てながら抗議するそれ。 紅魔館の主が貴女?何をいっているのかしら? 「咲夜。それ口を塞いで縛って頂戴。一応、ね。…あ、殺しちゃダメよ。」 かしこまりました。…コロシテハダメナノデスネ。 「さくや?な、なにするんだど!?」 時は止めない。歩み寄る一歩毎に後悔を刻み込ませてやりたいから。 「しんにゅうしゃはあっちだど!?はやぐ!!」 はい。侵入者は 「私にお嬢様を傷つけさせてまだ言うか!!」 あなたでしょう。殺してはいけない枷が殺意を濃厚にする。 「こわいどぉ!ざくやー!だずげでぇ!」 煩わしい声。…聞きたくない。 その緩んだ頬に平手打ちをした。していた。手が勝手に。 パン! 「黙りなさい。」 「いあぁぁ!!いだい!!!」 パン! 「黙りなさい。」 「!やべでぇ」 パン! 「黙りなさい。」 「わかりまじだぁぁ!!」 パン! 「黙りなさい。」 「!?・・・!?」 黙ったソレの目の前にナイフを突きつけると、ビクリと反応した。 「口を開きなさい。」 頭を掴み、目を逸らさせない。 コクコクと頷き、口を開くソレ。 ナイフを口内に侵入させると流石にそれも 「ひゃべで!!なにずるのぉ!!」 恐ろしいのか声を上げた。 空いている手がないので頭を掴みあげている手の力を強める。 「黙りなさい。」 それは敵わないと悟ったのか震えて泣き出した。 泣き出して泣き出して、頬をぬらすそれを見て私は 「この舌がいけないの。」 ソレの舌を根元から切り捨てた。ボトリと音を立て、床に落ちるそれ。 「いはぃぃぃ!!へみぃのひははー!!」 頭を掴むのを緩めてやると、ソレは必死に落ちた舌を拾い上げようとしていたので 「目障りですので動かないでくださいまし。」 その落ちたものを踏み潰した。 「へみぃのへれがんとなひははー!!」 卒倒、気絶した。手間が省けて助かる。 縛り上げたソレを運んでお嬢様と外に出ると、美鈴とフラン様がなにやらお話をしていた。 「「あ!」」 二人同時に私とお嬢様に気がついて手を振っていた。 「お姉様!美鈴はもう大丈夫だよ!無事だよ!!」 「ええ。咲夜も無事よ。」 どさりと二人の目の前に、自称主を投げ落とした。 「…ふーん、コイツが私達の館で好き勝手してた奴の首謀者なんだ。…どうするの?壊していい?」 フラン様の目が真っ赤になる。美鈴がなだめてお嬢様の采配を待つように言い聞かせている。 どうするの、お姉様? 如何しますか、お嬢様? どうしましょう、レミリア様? 三人、三対の目がお嬢様を向く。 「…あー、紫、聞こえてるわよね?こっちは制圧終えたわよ!」 空に向かい叫ぶお嬢様。…あの妖怪が動く規模なの?今回の事件は? 空中にスキマが割れたのを確認し、お嬢様を見た後、私と美鈴でソレをスキマに投げ入れた。 …。 ……。 「…むきゅ。」 「…むぅ。」 二人は不機嫌だった。それはそうかもしれない。 「だって、咲夜も美鈴も無事に救い出せたから、つい勢いで。」 答えるのは私。Seizaさせられるのは、私を含め四人。 「…リトル。私すごーく頑張って館全体に結界を張ったわよ。」 「ご苦労様です、パチュリー様。私は図書室以外にも、屋敷内の全ての部屋を見て回って掃除していました。」 「ご苦労様、リトル。でも、私達を待たずに制圧報告って酷いわね。」 「はい、酷いです。でも、良しとしましょう、パチュリー様。あの言葉は待っていてくれたですから。」 Seizaを解く様に言われ立ち上がる私達。 パチュリーと小悪魔、私とフランが横一列に並び、二人に言った。 「「「「二人ともおかえりなさい!」」」」 美鈴も咲夜もその場で崩れて答えた。 「ただいまもどりました、お嬢様、妹様、パチュリー様、小悪魔。」 「ただいま帰りました、レミリア様、フラン様、パチュリー様、小悪魔さん。」 「さ、“家族”揃って紫の所に報告に戻るわよ。」 その言葉に呼応するかのように六人が横一列で通れる大きさの隙間が開いた。 “家族”その単語に反応したのはスキマだけじゃなくて 「お嬢様。」 咲夜。忠実な咲夜。感情の起伏があまり無かった筈の咲夜。 「…嬉しい!」 こら、紫の所いくこの時に“ギュッ”って抱きついたら! ―マヨイガ 「…ご苦労様。それと、そういうのは異変が終わってからにしてほしいわ。」 異変が終わったら私も霊夢にしてもらうもん?…ソレは許さないけれど謝るわ。咲夜が急に、ね。 「あー!お姉様ズルイ!私も混ぜて!」 フラン、異変解決まだだって紫が! 「わ、私も嬉しかったです…!レミリアお嬢様!私も!」 美鈴、まともな子だと思っていたのに…。 「そ こ ま で よ !」 パチェの声で全員はなれる。どういうわけか、パチェのこの言葉を聞くと今行っている行為をやめなくてはいけない気分になる。 「…まあ、神社は直ぐに制圧の声が聞こえてくるでしょう。だから…」 続く言葉は理解できる。…もう一仕事してやりましょうか。 「ふん。永遠亭の増援、引き受けてやるわよ。…行くわよ、フラン!」 「うん!お姉様!」 咲夜と美鈴もそれに続こうとするが私の答えは 「…気持ちだけで充分よ。貴女達は休んでいなさい。」 パチェが代弁し 「リトル、貴女もよ。この二人の看病、任せたから。」 更に続ける。 不服ながらもそれを受け入れる三人。 「「「いってきます。」」」 「「「いってらっしゃいませ!」」」 … …… 異変は巫女救出成功により急速に収まった。永遠亭は大分苦戦したようだが、何とか制圧できた。 人間は疲労により衰弱しているものもいたが、死者はでなかった。永遠亭にはしばらく患者で溢れそうだが。 妖怪も未だ衰弱の激しい者もそうでない者も主の計らいにより、マヨイガに搬送され療養している。一つ屋根の下で過ごし、妖怪達も前よりも絆が深まった者や新たに親交が増えた者も居る。 「お姉様、おみそスープって美味しいね!」「フラン、納豆もかなりイケるわよ。試してみなさい。」 咲夜も九尾と親交が生まれたらしく、よくレシピ交換をしているようだ。我が家の料理のレパートリーが増える事はいい事なので特に口出しすることもあるまい。 「リトルちゃんって凄いな。あんなにあるパチュリーさんの御本の管理しているんだね。」「大ちゃんさんみたいに瞬間移動できたら便利だと思います。あ、今度、お屋敷にご招待しますね。」 どういう訳か、この二人は直ぐに仲良くなっていた。遠くでパチュリーがチルノに絵本を読んであげている図を見守る二人は和みながらお茶をすすっていた。 …その後、大妖精が小悪魔の紹介で紅魔館で短期のメイドのバイトを始めた。 ともかく、楽園の転覆は防がれた。奇跡的に物的被害のみで。 … ……。 めがさめた。じぶんはいったいどこにいるのだ? このまえはひまわりばたけでいじめられるゆめをみた。 ひどいゆめだったよ。はやくゆめからさめないとゆっくりできないね。 「ゆっくりしていってね!!」 おきまりのことばでめざめると、くうふくかんもいっしょになってめざめた。 みたこともないばしょ。あまい香りがへやをしはいしているこのばしょはひじょうにゆっくりできそうだ。 キョロキョロとまわりをさがすとこんがりきつね色のぱんみたいなのががおさらのうえにおいてあった。 すぐにそばによりそれを口のなかにしまいこんだ。 「むーしゃ、むーしゃ…。!!し、しあわせー!!!!」 それはいままでに食べたどのたべものよりもゆっくりできた。 たまねぎやにんじんがお肉とともにそとはカリカリなのになかがふわふわのおいしいものに入っていた。 「お目覚めですね。はじめまして。」 背後からの声に反応し、振り返るとそこには赤い髪をした女性がニコニコとした表情で立っていた。 「はじめまして!おねえさんはゆっくりできるひと!?」 表情から察するにゆっくりできることは間違いないその女性はコクンと頷く。 「ふふ…。それにしても、美味しそうに食べてくださいましたね。作った私としてもうれしいです。」 黒を基調とした服に、白のエプロン。その端を持って喜ぶ彼女を見て食べた自分も楽しい気分になってきた。 「お姉さん!おりょうりじょうずなんだね!ゆっくりできるよ!」 この“ゆっくり”をプレゼントしてくれたお姉さんには感謝の気持ちを伝えなければゆっくりの名が廃るというもの。 「本当ですか、嬉しいな♪…あの、よかったらもっと召し上がられますか?」 断る必要は無い。いまはお腹がすいているし、こんなご馳走はめったに食べられないから。 「ゆ!?本当にいいの!?いっぱいたべるよ!!」 答えると、お姉さんから羊皮紙とペンが出された。 「では、こちらにお名前をお願いできますか?…私、ドジだからお名前聞いても忘れちゃいそうで。」 恥ずかしそうに、舌をちょっとだけだして赤くなるお姉さん。 「ゆ?まりさはまりさだよ!」 口にペンをくわえ、器用に書きながら己が名前を紹介するまりさ。 「わたくしは、小悪魔と申します。まりさ様、契約書は預からせていただきますね。」 そこにはこうあった。 “出された料理は残さず食べます。” 簡単さ。こんなに美味しい料理なんだから。 三十分もすると、お腹も膨れてきた。多分、今日だけで1ヶ月分はゆっくりできる物を食べたであろう。 「ゆふぅ、もうお腹いっぱいだよ!こあくまお姉さん、ごちそうさ」 優しい小悪魔お姉さんに伝えると 「…契約は履行されませんでした。」 表情は無くなり、目が真っ赤になる小悪魔。恐るべき殺気を感じたまりさは直ぐに撤回した。 「…ごちそうさんばっかりでまだまだいけそうだよ…!」 ごちそうさまを言えるのは何時なのか、 「あっ!私ったら早とちりしちゃった♪直ぐにお替りお持ちしますね。」 笑顔が戻った小悪魔しか知らない。 黒白は目を白黒させながら小悪魔の運んでくるご馳走を平らげていったが、 「…うぷ…、ところ、で、このおりょうりの、お名前なんていうの?」 ふと、気になった。 「えーと、ですね」 いそいそとポケットからメモ帳をとりだし、笑顔で続ける小悪魔。 「初めに召し上がられたのが“紅魔館の主を偽った物”の姿揚げです。私、頑張りました。」 ゆ? 「その次は“ホールにて水銀中毒死した物”の混ぜ込みパンになります。アンチマジックで毒抜きはしっかりしてありますよ。」 何それ? 「その次は私のお友達作の“餡山”です。文字通り餡子の山、盛り合わせです。」 うん、甘かったよ?でも、それって 「で、これから召し上がって頂くのが“図書室にて本を汚していた物”の姿造りになります。」 もしかして? 「さあ、召し上がれ。」 銀の蓋が皿を覆っていた。“召し上がれ”その言葉と共にそれが消えうせて中身が見えた。 「…ゆ!?…お、おねえさん、これって…」 もしかして、 「はい。お察しの通りです。“ゆっくり”召し上がってくださいね。」 プレゼントされたのは“ゆっくり”だった。文字通り。二つの意味で。多分、いや確実に今まで食べたものも。 「ゆげぇぇぇ!!!みんなごべんねええええぇぇえぇえ!!!」 どんな目にあったか解らないが、このゆっくりは絶望しきった顔で虚空を見つめて鎮座していた。 「私の主を模したのでしょうか、コレは。」 コレと呼んだものを見つめ、小悪魔の表情は笑顔ではなくなっていた。 「ごれ、ばぢゅりぃだよぉぉ!!!なんでこ」 言葉を言い終える前に、いきなりテーブルの上にあったフォークでそれを、ゆぱちゅりーを滅多刺しにし始める小悪魔。 無表情の横顔、機械的に何度も何度も何度も何度も突き刺す動作。 ソレを乗せていた皿が割れても止めない。異常極まりないその行動に、まりさは恐怖した。そして思った。 “夢に出てきた緑髪の妖精さんと同じ目をしている”と。 「これは何ですか?」 いやだ、質問しないでくれ。ゆっくりさせてくれ。 「コレは何ですか?」 その目はやめてくれ。頬が痛んだ気がした。緑髪の女の子。思い切り蹴られた図がフラッシュバックする。 「じらない゛!そんなのじらないよぉぉぉ!」 割れた皿の破片が食い込み、フォークで刺された部分から中身をもらすソレ。あまりにも悲惨なかつての仲間の姿を見て思わず声に出してしまった。 「ぱぢゅりぃぃぃ!!おねえさん!どぼじで!どぼじでごんなごとするのぉぉ!!!!!!」 不意に頬が痛んだ。恐る恐る目をやると、先ほどぱちゅりーを滅多刺しにしたそれが自分の頬から生えていた。 生えたそれをみて夢の一部分を思い出した。無邪気な水色の子を笑顔で誘導する緑髪の妖精。まりさの頬に“盲人の死杖”を突き刺せと。 突き刺された部分が毒され痺れ、“まりさ、首から上だけだから刎ねられないよ”ってよく解らない事を思いながら意識を失ったんだっけ。 「パチュリー様は美しくて知的で、誰よりも本を愛されていて…。そのお名前すら麗しくて…。」 痛いのに叫べない。叫んではいけない。 目の前の存在が急にトリップしだして、ここに自分がいることが見えていないようで。このまま黙っていれば自分に注意が向かないかもしれないから。 様子を伺おうと目を其方に向けた。…目があってしまった。 「いやぁぁぁぁぁ!!!いだいぃぃぃ!!!!!!!」 真っ赤な目で此方を見下ろしたまま言葉を投げかけていた。口元は歪みきっていて優しさなど何処にも感じない。冷たくて火傷しそうなそんな目で。 「その名を呼ぶな。あなた如きが。その名を冠するな。まんじゅう如きが。」 口を開いた。ああ、おねえさんは自分で言ってたっけ。 「あくま!!おねえさんはあぐまだよ!!!」 その通りですけれど?優しい造り笑顔に戻ったそれは、まりさの頬に突き刺したフォークをえぐりこんだあと、力任せに引き抜いた。 そして 「契約の履行は確実にお願いしますね。」 かつての仲間をまりさの口の中に押し込んだ。 吐き出せ、仲間を食べたらゆっくり出来ないから。 「むーしゃ、むーしゃ、ごっくん!しあわどぼじでぇぇぇ!!!」 契約の強制力は饅頭の柔らかな意志を用意に粉砕し、履行させた。 「はい、いい食べっぷりでした。以上で朝御飯はおしまいです。」 ペコリとお辞儀をする小悪魔。 「ゆ゛っ…ごちそうさまぁぁぁ!!」 やっと開放される食卓。お皿を片付け、部屋から去る小悪魔。 「ゆぇぇぇん!!ばじゅりぃぃ!!びんなぁぁ!!ごべんねぇぇぇえ!!!」 残されたのはまりさだけ。磨り減った気力を回復させる為、ゆっくりしよう。 仲間だったとはいえ、それは確かに美味しかった。ゆっくり出来たから。 気力が回復したら、ココから逃げよう。ゆっくりプレイスを探してひっそりとゆっくりしよう。きっとほかのゆっくりにも再会できるよきっと。 コンコン。 「お昼ごはんをお持ちしました。」 笑顔の小悪魔は契約の羊皮紙をまりさの面前に突きつけた。 出された料理は全て食べなくてはいけない。 契約が切れるのはいつなのか。それは小悪魔にしかわからない。 変異種ゆまりさの意識はここで遠のいた。 変異種に与えられた最後の役割は、今回の異変に関わった者全てからの制裁。 ここで受けた傷は治され、明日、変異種まりさは永遠亭に搬送される予定。前よりちょっとだけ仲良くなった不死鳥と不死姫がお礼をしたいのだと言っている。殺されはしない。永遠亭には最高のお医者様がいるから。 そしてその後は別の場所に。 おしまい。 あとがき 前作読んでいませんと意味不すぎますね。 ごべんなざい。 フランちゃんの気がふれていません。どちらかというと私の気がふれています。 ごべんなざい。 ゆっくり以外の部分で甘みを出そうと努力をした結果がこれだよ。 ごべんなざいぃぃ! ゆっくりさせてください。お休みさんください。仕事さんは少し待っててね!! 関係無い事になりますが、幽香はお姉ちゃん属性maxだと思います。 以上、緑の日と昭和の日の区別の付かなかったY・Yでした。 このSSに感想をつける
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飛鳥の朝廷 律令国家の成立 平城京の時代 天平文化 平安朝廷の形成 [部分編集] 飛鳥の朝廷 東アジアの動向とヤマト政権の発展 推古天皇~持統天皇 推古 舒明 皇極 孝徳 斉明 天智 天武 持統 スー ジー 極道と 交 際 ・ ・ 痔になっちゃった とりあえず重要天皇を・・。 厩戸王(聖徳太子) ①593 ごっくんさせてよ聖徳太子 ②三経義疏(さんぎょうのぎしょ)(聖徳太子) 法華経、維摩(ゆいま)経、勝鬘(しょうまん)経 「産業は商法とゆいましょう」 ③聖徳太子はコックさん 593 ④聖徳太子 摂政なれて 号泣さ 5 9 3 遣唐使 ①蒸される夜にゲロ吐くよ。 630-894 遣唐使 最初と最後セット。 ②ロミオ爆死で終了 630年~894年 飛鳥の朝廷と文化 曇徴と観勒 高句麗 曇徴 絵の具 百済 観勒 暦 ドングリ どん→曇徴 ぐり→高句麗 還暦ってあるじゃん?それで… かん→観勒 れき→暦 足りないところはそれぞれ比べてたらイイよ。 [部分編集] 律令国家の成立 大化改新 大化改新 645 6回シコって大化の改チン 大化改新→平城京辺りまで 交際(孝徳・斉明) 中の(中大兄皇子=天智) 天智 と 天武 嫉妬(持統)深くて 文句(文武)垂らして 幻滅よ(元明) +で施策とか吊り下げとけば大体大丈夫 律令国家への道 白村江の戦い ①室井さん(663)が白村江の戦い ②むっ無残 白村江 663 庚午年籍と庚寅年籍 庚午年籍 と こういんねんじゃくは 干支の順番じゃんね 壬申の乱 672 無難にすまない壬申の乱 藤原京 ①剥くよ(694)ウグイス藤原京 ②694年 むくよ、チンコを藤原紀香 白凰文化 南都七大寺 ①東大が最高峰や 東大寺・大安寺・元興寺・西大寺・興福寺・法隆寺・薬師寺 ②包茎チ○ポ 薬で元気に大きく興奮 当代最大 包茎=法隆寺 薬=薬師寺 元気=元興寺 大きく=大安寺 興奮=興福寺 当代=東大寺 最大=西大寺 大宝律令と官僚制 大宝律令 ナウい(701)法律大宝律令 奈良時代の実力者の変遷 ①ひとつ(不比等)長屋(長屋王)に四人の子供(藤原四子)、 モ(橘諸兄)ナカ(仲麻呂)どう?(道鏡)百円で(百川) ②ひどい長屋で四人の子供最中どう?百円で (藤原不比等、長屋王、藤原四子、橘諸兄、銅鏡、藤原百川) でも中大兄皇子と仲間路が抜けてる… ③酷い(藤原不比等) 長屋に(長屋王) 四人の子供(藤原4子) 最(橘諸兄) 中(藤原仲麻呂) ドウ?(道鏡) 百円です(藤原百川) 律令制 式部省(入学「式」=大学の管理) 民部省(「民」政管理) 治部省(外交を「治」める) 中務省(天皇側近、自力で覚えるw) ちょっと無理矢理… 二官八省 ①二官八省の八省の部分の覚え方 「中のしじみを取り出してひょえ~ぎょえ~とだいくびっくり」 中=中務省 し=式部省じ=治部省 み=民部省ひょ=兵部省 ぎょ=刑部省 だい=大蔵省 く=宮内省 覚えにくいですかね。。塾のテキストに載ってた ②ない敷地に民兵や警部は多くない (内務式部治部民部兵部刑部大蔵宮内) 五衛府 どらえもんはただ一人。ひょえー!左右に藤子エフふじお!! 衛門府は一つ。兵衛府と衛士府は左右あり(全部で五衛府) 藤子エフふじおで衛士府ってことで。 畿内・七道 北だけ陸であとは海。日は東から山で陰。 「北陸東海西海南海。山陽東山山陰 (位置関係なしでスマソ…七・五のリズムで)」 条里制 条里制→里→田 民衆の負担 班田収授法 902 暮れに終わった最終班田 [部分編集] 平城京の時代 遣唐使 平城京と地方社会 平城京 ①なんと(710年)きれいな平城京 ②NATO(710)も攻撃平城京 興福寺 なんと幸福な春の日ならずや! 「興福寺」(「南都」)の仏僧である「奈良」法師が、「春日」神社の神木を用いて強訴したこと 和同開珎 708 和同開ホウ 958(708+250) 乾元大宝 ある人曰く、「ナオヤはどう?」 女、応えて曰く、「250秒しか咥えてられないわ、彼の宝物、すぐ乾くんですもの」 下品でスマン 蓄銭叙位令 セブン♪イレブン♪ 蓄銭叙位令(早口で)♪ 7 ・ 11 平安/夷征討の柵・城の覚え方 「縫いたいし」 「ぬ」 「い」 「た」 「い」 「し」 渟足柵→磐舟柵→多賀城→胆沢城→志波城 南から順に「縫いたいし」 最初2つが日本海側 後の3つが太平洋側 ◆鎮守府が何処から何処へ移されたかは、 多賀城の「た」胆沢城の「い」 「たい」、たい、たい、たい……「ち」(鎮守府の「ち」) で覚えれw 宇佐八幡宮神託事件 769年。な(7)ろ(6)うとく(9)わだて宇佐八幡宮神託事件 自『宅』に芸亭。(石上宅嗣、字違うから気を付けてね) 藤原氏の進出と政界の動揺 悲田院と施薬院 「 ひでえ 市役員 の 巧妙 な 社会事業」 悲田院 施薬院 光明 悲田院と施薬院は奈良時代に光明皇后が行った社会事業 長屋王の変 ①何食って死んだ長屋王!729年 ②なにくそ(729)長屋王の変 恭仁・難波・紫香楽 恭仁→難波→紫香楽 聖武いろいろ く なん した 恵美押勝(藤原仲麻呂)の乱 泣き虫(764)恵美ちゃん押しても勝てず 恵美押勝(藤原仲麻呂)の乱 勝ったのは道鏡。 民衆と土地政策 百万町歩の開墾計画 なにに(722年)使うの百万円 三世一身法 なぁ兄さん(723)三世一身の法 墾田永年私財法 ①743 墾田永年私財法 「こんでええねん梨本さん」 ②743 墾田永年私財法「こんでええねん名無しさん」 ③なぁ、よさんか(743)墾田永年私財法 よさん=止めようって意味な。 ④743墾田永年 なしさん来んでえーねん [部分編集] 天平文化 天平文化と大陸 『古事記』『日本書紀』と『万葉集』 『日本書紀』 何を書こうかと練る日本書紀 720 舎人親王 『風土記』 ①出雲 常陸 播磨 豊後 肥前 出てきた ひ ばり が豊かに肥えた ②デブは常に肥満 国家仏教の展開 南都六宗 ①「3時のおやつホットケーキ、くしゃくしゃになりけり。」 3=三論 時=成実 ホット=法相 くしゃ=倶舎 け=華厳 り=律 ②ジョージ・リック・シャケ・ゴンさん・細川 天平の美術 [部分編集] 平安朝廷の形成 平安京の樹立と蝦夷との戦い 平安京 ①泣くよ(794)ウグイス平安京 ②なくし(794年)た夢きっと見つかる平安京 ③無くし(794)たカムンリ、平安京。 桓武天皇まで覚えられる。 平安初期の政治改革 嵯峨天皇 くけこさ がてんのう ろびう ういに どしん の◇格 と◇式 う 蔵人の頭 冬嗣たん・・・(´Д`*) 薬子の変 ①バイオ(810)で薬は変ですか 薬子の変 ②やっと(810)セッ薬子の変 ③810 ハット驚く クスリコの変 ④クスコよ入れ 薬子の変810 ⑤パイを(810)モミモミ薬子の変 薬子の変~安和の変 クスコ女王の顎の正体あんなに変 クスコの変 承和の変 阿効の紛議 昌泰の変 安和の変 だったはず 出典:ゴロで覚える日本の歴史 藤原冬嗣 810(やっと) やっと冬嗣蔵人頭に 藤原冬嗣蔵人頭に就任 平城太上天皇の変 安和の変 ①苦69 969年安和の変 ②アンナの元彼くろぐろチンポ 安和の変 969年 羽賀賢二の事。女の腕位でかいらしい。安和の変は重要。 ③アンナの苦しいシックスナイン アンナ(安和の変)のく(9)るしいシックスナイン(69年) 安和の変969年 三大格式 ①3P 脚 を 交差 して女 性 援 護!! 三大格式 弘仁(嵯峨) 貞観(清和) 延喜(醍醐) ②広辞苑探せた?(予備校で習った) ③小さじ千円台…弘仁格式→嵯峨天皇、貞観格式→清和天皇、延喜格式→醍醐天皇 地方と貴族社会の変貌 唐風文化と平安仏教 漢詩文集(作者) 凌雲集(小野岑守)、菅家文草(菅原道真)、文華秀麗集(藤原冬嗣)、経国集(良岑安世ら)、性霊集(空海) 漢詩文集は「理科は文型にしよう」 作者は「小さな管から富士の峰が空に見える」 大学別曹 ①平安時代 大学別曹 訳の分からぬ構文に(和気氏、弘文院) 立場無くしてがっかりの (橘氏、学館院) 藤原君に勧学の(藤原氏、勧学院) 奨学金がありました(在原氏、奨学院) けっこう便利だと思う ②不可明日が怖い フカアシタガコワイ ふ…藤原氏 か…かんがくいん あ…在原氏 し…しょうがくかん た…橘氏 が…がっかんいん (↓ここだけ順番が前後してしまうが) わ…和気氏 こ…こうぶんかん ③大学別曹 「 訳の分からぬ英語構文、富士山で考えよう、小学館で立ち話、奨学金有り」→「和気氏→弘文院、藤原氏→勧学院、橘氏→学館院、奨学院→在原氏」 詩論・説話集(作者) 文鏡秘府論(空海)、日本霊異記(景戒) 作者も一緒に「秘密の鏡は空と海に、日本は霊を最高に警戒する」(日本霊異記は現存する最古の説話集) 空海と最澄 ①真空(真言宗=空海) 天才(天台宗=最澄) ②↑に宗派とかが加わるとこうなる。 初孫すごいよ、ひえ え、 天 才! (805 比叡山 延暦寺 天台宗 最澄) 発音むりだよ、こ こ、真 空。 (806 高野山 金剛峰寺 真言宗 空海) ③最澄空海は てんさいえん しんくうこん で寺まで覚えてますね ごろ使うまでもないのかな、このへんだと ④最澄と天台宗の最と台で「最大」って覚えた。 空海と真言宗の空と真で「真空」ってくっつけた。 ⑤最 大 最澄 天台 空 言 (そらごと→嘘の言葉) 空海 真言 ⑥ひえ~(比叡)、最澄、なにやってんだい(天台)? シッコ(真言)で炊いた高野豆腐、食うかい(空海)? 出典(②):年号のキソ ~歴史の重要年代を楽しくおぼえよう http //blog.livedoor.jp/mal923-nengou/archives/22065277.html 円仁・円珍 円仁→山門派、円珍→寺門派 つまり「兄さん珍事」 円珍 寺門派 円珍 園城寺 ジモンのチンコが炎上した。 密教芸術 三筆 くさった三筆 く…空海 さ…嵯峨天皇 た…橘逸勢
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あ 愛がなくても喰ってゆけます。 あきたこまちにひとめぼれ 悪党ランチ あけぼの三四郎 浅草グルメ散歩 浅草三代目フライパン物語 朝ごはん亭 あさめしまえ あさひごはん アスメシ 味いちもんめ シリーズ 味極道料平 味師銀平 妖刀伝 味なおふたり アタマの中のアレを食べたい あたりのキッチン あつあつポテト 熱いですよ あなたの町の生きているか死んでいるかわからない店探方します 姉のおなかをふくらませるのは僕 姉のおなかをふくらませるのは僕 おかわり! 甘々と稲妻 あらかると あんどーなつ 神食の値段 い 飯田くんの休日 いいなりゴハン 居酒屋舌偵 胃食•道源 異世界食堂 頂き!成り上がり飯 いただきます、のまえとあと 板前鬼政 イタリア生活、始めました いちげんさんいらっしゃ~い! 一条ゆかりの食生活 いつかティファニーで朝食を 一杯いきますか!! 一杯の魂-ラーメン人物伝- いっぽん!! 一本包丁満太郎 1万円でB級グルメ旅 いとおかし いなせ鮨 伊能栞の明治大正洋食記 いぶり暮らし 妹はメシマズ イリュージョン・フード・マスター う う Oui Chef! 魚心あれば食べ心 ウオバカ!!! 宇宙めし! 鬱ごはん 美味い話にゃ肴あり 海猫亭へようこそ 海めし物語 え エーヨーヒーロー 駅弁時間 駅そば風土記 駅弁大集合 駅弁特急 駅弁ひとり旅 駅弁旅情 SLで行こう! 駅前の歩き方 江戸前の旬 お お味はDO!? おいしい男の作り方 おいしいかもしれない おいしい関係 おいしい銀座 美味しいふたり おいしいパンを召しあがれ! 美味しいふたり おいしい学び夜 美味しんぼ OH!MYコンブ 黄金の食卓 お江戸幕末美味処 王様の耳はオコノミミ おうちでごはん 大江戸きっちん 大江戸 子守り酒 大江戸 美味草紙 大江戸 食べコロジー 大江戸 酒道楽 大江戸どんぶり繁盛記 大食い甲子園 おかゆネコ おかわり飯蔵 おかわりナポリタン(×) お酒の神様に乾杯!! おしゃべりは、朝ごはんのあとで。 おすもじっ!司の一貫 おせん おせん 真っ当を受け継ぎ繋ぐ。 侠飯 おとりよせ王子 飯田好実 おとりよせミッドナイト おなかはすいた? オバー自慢の爆弾鍋 思い出の味 大陸食堂 おやすみカラスまた来てね。 オリエンタルカレー お料理の守護霊 俺様のおやつ 俺たちのアキバ飯! おれはシェフ 女の子の食卓 おんなの酒道 隠密包丁 か 快盗レシピ 輝けシャイン食堂 格闘料理伝説ビストロレシピ 格闘料理人ムサシ かすみの一杯 課長と私のおかず道 勝手に膳次郎 カトゥル・カール 彼女のカレー Cafe 北鎌倉骨董通り かま弁 神様ごはん 神シュフ☆エンタ 神の雫 華麗なる食卓 カレーの王女さま カレーの隠し味 彼と彼女のヒストリごはん 彼の作る弁当は何かと問題が多い。 かろりのつやごと かわいい先輩と残業めし かわせみ食堂 元祖江戸前寿し屋與兵衛 簡単!電子レンジ料理 甘美男子 甘美男子茶房 感涙食堂 き 気がつけばうちのごはんのにおいだった 奇食ハンター キッチンファイター キッチンの穴マンガお料理事件簿 キッチンの達人 キッチンのお姫さま 喜怒哀楽食 きのう何食べた? 気分はアジアめし きまぐれキッチン 君が死なない日のごはん 江戸前鮨職人 きららの仕事 北の寿司姫 極板 キッチンパレット小麦の恋愛風味修行仕立て ギャルごはん キュイジニエ 行徳魚屋浪漫スーパーバイトJ 京のとっときお教えします 局地的王道食 きりきり亭の年忘れ きりたんぽ鍋とクジラかやき 銀のスプーン 銀平飯科帳 給料日のグルメ く 食いしん坊! 喰いタン 喰う寝るふたり住むふたり くーねるまるた くぅの忍ばず飯 空腹の王女様 九条くんの美味なる放課後 クッキングパパ クッキングピープル 食っとーと? クミカのミカク 喰人<くらうど> グラスのマーメイド グ・ラ・メ! 大宰相の料理人 蔵の宿 グルマンくん グルメ探偵りょうじ グルメちっく戦争 グルメな情事 喰わせモン! け 慶応三年のフルコース 芸能グルメストーカー ケーキ ケーキ ケーキ 激辛お嬢さまは自分を罰したい 激辛課長 ゲキカラブ! ゲコガール ゲコとヨッパライ ケサランなにがしとスープ屋さん けずり武士 喧嘩寿司 喧嘩ラーメン 拳闘とカレーライス 玄米せんせいの弁当箱 こ 公爵夫人の50のお茶レシピ 幸福のテーブル 口福の人 ゴージャスめし 珈琲いかがでしょう 珈琲をしづかに 珈琲と猫の隠れ家 珈琲どりーむ 極上!給食㊙グルメ 極上役満メシ! 極食キング 極鮨 極道の食卓 極道包丁 極道めし 午後3時 雨宮教授のお茶の時間 心のイタリアごはん 孤食ロボット 古書店街の欧風カレー 午前0時のおねだりごはん ご馳走さま! 孤独のグルメ こなもんっ ごほうびごはん 殺し屋麺吉 コングルGood 紺田照の合法レシピ コンビニお嬢さま さ 最後の食卓 酒場ミモザ 咲良の居酒屋歳時奇 酒の友・めしの友 酒は辛口肴は下ネタ THE 3名様 酒のほそ道 酒ラボ ザ・シェフシリーズ The 大市民 雑貨店とある サニーサイドアップ さぼリーマン 飴谷甘太朗 三十歳バツイチ無職、酒場はじめます。 山賊ダイアリー 三丁目食堂 し しあわせカフェへようこそ しあわせごはん 幸せレストラン ジェイソン先生とおいしい食卓 下町せんべろ食堂 下町マドンナ食堂未亡人細腕繁盛記 しっくすぱっく! じったんの時短レシピ 至福の暴対レシピ 島耕作シリーズ しまちゃんのイタリアでおにぎり 邪道 シャンパーニュ 週末おそろいワンごはん シュガーポットのないしょ話 旬 純喫茶のプリムラさん 旬魚礼賛 将棋めし 将太の寿司シリーズ 昭和の憧れの一皿 昭和のカレー 女王陛下の料理番 食キングシリーズ 食戟のソーマ 食蔵 食卓の騎士 食堂かたつむり 食堂のカレー 食と薔薇の日々 食の軍師 諸国グルメ放浪記 ショコラティエはサディスティック ショショリカ 私立味狩り学園 新・味なおふたり 新大久保で会いましょう 新婚よそじのメシ事情 真 中華一番 新編懐古的洋食事情 深夜食堂 す スイーツオペラ スイーツ本部長一ノ瀬櫂 スイートレガシー スーパーくいしん坊 すきまめし 続・すきまめし すしいち! 寿司鉄人 鮨平喧嘩にぎり スナックBARふたまた スイーツコンチェルト せ セイシュンの食卓 西洋骨董洋菓子店 ぜつぼうごはん 絶滅酒場 聖ジョルジュ女学園暗黒料理研究会 タベルナ 千客半来 全国B級ご当地グルメ旅 先生と僕のカレー せんべろ天使 そ 蒼太の包丁 蒼太郎の詩 創太郎の出張ぼっちめし そばもん そば屋幻庵 ソムリエ 新ソムリエ 瞬のワイン ソムリエール 染谷まこの雀荘メシ 空の食欲魔人 た 大吉蕎麦 大使閣下の料理人 大市民 大東京ビンボー生活マニュアル タイマン格闘料理人ムサシ 高杉さん家のおべんとう 宝ちゃん、あ~ん! ダシマスター 正しい妖怪の食べ方 旅する缶コーヒー タベモノガタリ 食べる門には福来る たべるダケ ダンジョン&デリバリー ち ちいさなお茶会 ちぃちゃんのおしながき 繁盛記 茶の涙 茶柱倶楽部 ちゃんこ包丁十番勝負 中華一番 ちろり 沈夫人の料理人 つ 津軽先輩の青森めじゃ飯 築地魚河岸三代目 作食ってみました 料理人<つくりにん> つつみさんの罪なスイーツ 釣り船御前丸 釣り屋ナガレ つゆつゆミッドナイト 築地でハピメシ! て であいもん 定食屋ももさん デカ盛り閃乱カグラごっくん! 鉄火の巻平 鉄鍋のジャン 鉄板少女アカネ デパチカ! 天才料理少年味の介 天使のフライパン 天使の輪 天使ビター×悪魔スウィート 店長の憂鬱 てんむす と 東京ふるさとグルメ 東京シャッターガール 遠い食卓 ドカコック 突撃!社食で男子 とりきっさ! トリコ とんかつDJアゲ太郎 な 流水<ながみ>家の食卓 流れ板竜二 なごみさん 夏子の酒 奈津の蔵 南紀の台所 なんちゃって駅弁 に にいがた極私的麺紀行 ニートめし! にがくてあまい にぎっとレゲエ寿司 にぎり寿司三億年 握りの達人 寿司屋よへえ 元祖江戸前 肉極道 肉女のススメ 虹色ラーメン 日日べんとう ニッポン酒呑ミクスツアー 日本おそうざい大全 人魚姫のごめんねごはん 忍風!肉とめし ぬ ね ねこぢるうどん 猫又まんま 熱血!寿司職人物語 音やん ネッチョリ稲作日記 の 野原ひろしの昼メシの流儀 漫画版野武士のグルメ 信長のシェフ のんた大島来んしゃいね のんちゃんののり弁 のんdeぽ庵 は バーテンダー バーテンダー a Tokyo バーテンダー a Paris BARレモン・ハート 杯気分!肴姫 ばくばく!バクチごはん 幕末単身赴任ブシメシ! ハケンめし ハッスルで行こう ばってん美味かもん ハッピーアワーガールズ パティシエール 花板 花板虹子 花寿司の幸 華中華 花のズボラ飯 パパと親父のウチご飯 パフェが好きでもいいじゃない 喰-はむ‐ パラダイス・カフェ はらペコとスパイス ハルとアオのお弁当箱 ハルの肴 ハレのヒタヌキの良いふるまい バンザイお料理パパ 半熟レストラン 半助喰物帖 パンドーラ男子めし パンと僕のモモちゃん バンビーノシリーズ ひ Pia♡キャロットへようこそ!! 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我が家を荒らしたゆっくり霊夢を飼ってから一週間。 俺は許してあげた振りをしてゆっくり霊夢に弾幕ごっこを教えてあげた。 といってもビー玉を俺が転がしてゆっくりがそれを避ける。 いっぱい避けたらご褒美にプチシュークリームを転がしてやるという程度のものだ。 簡単な遊びだが一週間続けたらゆっくりはかなり回避能力が上がっていた。 ちなみに一週間前はビー玉をゆっくり転がしても、 「ゆ! びーだまキレイ!」 などと言って微動だにせず当たるし、ご褒美にシュークリームあげると言っても 「そんなのいいから今ちょうだいね! ゆっくりできないよ!」 などと言う始末。その場でミンチにしたいところだったがそこは我慢した。 そんな事を言ったゆっくりも何度か同じやり取りをした後ビー玉を避けてくれた。 「ゆ! よけたよ! はやくちょうだいね!!」 一回目は一度ビー玉を避けたら一つのプチシューをあげた。 二回目は二度避けたら、三回目は三度。 徐々に回数を増やしていったがゆっくりは不満も言わずに避けていた。 元々体を動かすのが好きなゆっくりだ。この遊びが楽しくなってきたのだろう。 しかもゆっくり転がってるビー玉に当たらないだけで甘くて蕩けるシュークリームを食べられるのだ。 ゆっくりは"ビー玉を避けたい"と思うようになった。 そして今やそれなりに速い弾も避けられるし、複数のビー玉を転がしても体を縦に伸ばしたり弾幕の薄い場所へ逃げれるようになった。 (そろそろいいかな) 俺はガラクタ箱の中からとある遊具を持ち出した。 「ゆっくりー、今日も弾幕ごっこするぞー」 「ゆっくりだんまくよけるよ!!」 弾幕ごっこ=楽しいと認識しているゆっくりは今日も乗り気だ。 残念ながら今日から楽しくなくなるんだよな。 「それ、最初から激しくいくぞー」 「いっぱいきてもよゆうだよ!! ゆっくりはじめてね!!」 余裕ですか。だが今日のビー玉はすげぇぞ。 俺はビー玉を先ほど持ち出した遊具に取り付けると、背中のトリガーを押し込んだ。 知っている人もいるだろう。そう、ビーダマンだ! びゅんっ! 「ゅ!?」 ビー玉はゆっくりの頬をかすめるとそのまま壁へと勢いよくぶつかる。 やっぱビーダマンすごいな。バトルフェニックスとかめちゃなつかしいw 俺が懐かしの遊具で懐かしんでいる一方ゆっくり霊夢は震えていた。 「ゆ、ゆっくりよけられないよ! ずるいよ!!」 「ん~? かすったけど避けられたじゃないか。ナイスグレイズ!」 ビッと親指を立てると、単純な霊夢は褒められて嬉しいらしい。 「ゆゆー、よゆうだったよ!」 「じゃあもっと打つな」 「ゆ"っ!? ゆっくりまtt…ごぶぇっ!?」 今度はゆっくりの体にクリーンヒットさせてやった。 あー、かわいそうにビー玉がゆっくりの体内に埋まっちゃったよ。 「あ"あ"あ"ぅ"!! いだいよお"!!!」 体を撃ち抜かれた痛み、体内に異物が残ってる苦しみがゆっくりを襲う。 ゆっくりはその場でぷるぷると震えて動けないでいた。 「ほらどうした? 止まってたら次の弾に当たっちゃうぞ?」 「や"、や”め"でぇ」 言いながらゆっくりは痛みを堪えながら動こうとする。一週間鍛えたからな。体が避けようと反射で動くのさ、たぶん。 「でもだ~め」 今度は締め撃ちだ。弾幕はやっぱパワーだよな! ブォンと風を切って放ったニ撃目はゆっくりの額へと突き刺さった。 「………う"ぎゃお"ぼおぉぉぉ!!!」 一瞬の静寂の後ゆっくりの悲鳴が部屋に響き渡る。しかし額を撃ち抜かれたぐらいじゃゆっくりは死なない。 「なはは、何回ぴちゅったら気が済むんだよ。早くしないと残機なくなるぞー?」 「ひぎっ、ひぎぃ」 なおも苦しむゆっくりに今度はビー玉の連射を浴びせてやる。 昔のマンガで、ビーダマンは人に向けて撃っちゃいけないとか言ってたけどゆっくりは人じゃないからいいよね!! 「い"た"い"、い"た"、い"た"び、びたいひびぃ!!!」 連射だから威力弱くてゆっくりの皮を突き抜けないけど、ビー玉が当たった個所からゆっくりは凹んでいく。 ゆっくりは傷だらけになりながらもなおも避けようともがいていた。 だが、避けられるようにビー玉を転がしていた昨日までの弾幕ごっことは違うんだよな。 今日のは全部本気の自機狙いだもんな。 手元のビー玉が無くなる頃には最初はまんまるだったゆっくりが今はデコボコの紙粘土みたいになっていた。 「ふぅ…まさに満身創痍だな」 「ぁ…ぅ…」 もはや声もまともに出せないようだ。 体には所々ビー玉によって穴が開いていたが、幸いビー玉が埋まっているおかげで餡子の流出は少ない。 「さて、コンテニュー? はいorYESでゆっくりこたえてね!!」 「い、いやぁ…」 「Yeahだって? ノリノリだなれいむw」 再びビーダマンを構える俺。当然ビー玉は充填済みさ。 「ぁ"、あ"…」 目の前に構えられたビー玉を放つ凶器に固まるゆっくりに一言。 「来世で人の家に忍び込む時は人を選ぶんだなw」 BANG!! コンテニュー? = はい = YES 終
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目次 【分類】ジャンル 【概要】シナリオイントロダクション シチュエーション第一子の場合 第二子以降の場合 登場人物主人公 ヒロイングループ知り合いグループA 知り合いグループB 知り合いグループC 知り合いグループD 知り合いグループE 学院Aグループ 学院Bグループ 学院Cグループ 学院Dグループ お嬢グループ エンドパターングッドエンド バッドエンド システム 【参考】関連項目 タグ 最終更新日時 【分類】 構成 エピソード 思い付き ジャンル ツインテ ストレート ボブカット ポニテ ショートカット 二つわけ ドリル 三つ編み サイドテール お下げ お団子 おっぱい 横乳 谷間 下乳 谷間ホール ネクパイ 巨乳 貧乳 腋 鎖骨 うなじ 尻 脚 ふくらはぎ ふともも 体臭 よだれ 涙目 鼻水 方言 声 おもらし 汗 ヤンデレ ツンデレ クーデレ 不思議 電波 厨二病 邪気眼 世間知らず 天然 お嬢様 熱血 家庭的 地味 おっとり 引っ込み思案 クズ ゲス 腹黒 毒婦 肉食 草食 コミュ障 ドヤ顔 ゲス顔 ☓ アヘ顔 ☓ ラリ顔 トロ顔 泣き顔 号泣 ☓ 男泣き 嘘泣き ジブリ泣き 上目使い ジト目 見下し ☓ 白目 仁王立ち ☓ ガイナ立ち ☓ ジョジョ立ち ☓ カトキ立ち ☓ 安彦立ち ☓ Wピース ☓ ガワラ立ち ☓ 勇者パース 雌豹のポーズ めがね マスク 帽子 カチューシャ ネコ耳 イヌ耳 ウサ耳 ヘルメット 兜 マフラー 靴 軍靴 サンダル パンスト 靴下 ガーターベルト ニーソ パンツ 女児パンツ 縞パン くまパン 白パンツ 黒パンツ ふんどし ブラジャー シミーズ ネグリジェ さらし 水着 スク水 ローレグワンピ ハイレグワンピ パレオ ビキニ レオタード ブルマ ジャージ ジーンズ ホットパンツ スパッツ(レギンス) スカート ミニスカート ロングスカート タートルネック セーター Yシャツ Tシャツ ポロシャツ アロハシャツ 和服 浴衣 袴 ラバー(革フェチ) ビキニアーマー 剃毛 生理用品 処女 〇 生理中 妊婦 搾乳 母乳 百合 ホモ 性転換 女装 男装 ふたなり 障害(知的) 障害(身体) 乳幼児 ロリータ ショタ 熟女 老婆 合法ロリ 童顔 ロリ巨乳 オネショタ ホモショタ ロリショタ 女性少女愛 ケモショタ ケモロリ 家族 夫婦 実母/息子 娘/実父 妹/兄 姉/弟 双子 祖父/孫娘 〇 幼馴染 △ 義母 義父 △ 義姉/義弟 △ 義妹/義兄 叔母/甥 叔父/姪 従兄妹 従姉弟 セーラー服 ブレザー ミッション系 ジャンバースカート 看護学生 見習い 幼稚園児 小学生(低学年) 小学生(高学年) 中学生 高校生 大学生 女子校生 女教師 チアリーダー 社交ダンス 新体操 スケート 陸上 水泳 馬術 剣道 弓道 フェンシング プロレス 薙刀 射撃 柔道 テニス ラクロス ゴルフ バレーボール ソフトボール バスケ サッカー 卓球 ビーチバレー 応援団 登山 放送 新聞 写真 演劇 漫画 文芸 美術 合唱 軽音 ブラスバンド ロックバンド 茶道 料理 科学 風紀委員 図書委員 保険委員 生徒会 厚生委員 巫女 尼(女僧) シスター アイドル ナース 女医 博士 主婦 ◎ 人妻 団地妻 未亡人 家事手伝い メイド ウェイトレス コンビニ店員 OL 秘書 女社長 SP 婦警 刑事 怪盗 スパイ くノ一 変身ヒロイン 魔法少女 魔法使い 僧侶 賢者 戦士 狂戦士 騎士 聖騎士 黒騎士 天馬騎士 竜騎士 狩人 格闘家 ネズミ ネコ イヌ △ キツネ ヒツジ ウシ ウマ ヒョウ ウサギ 触手 植物 虫 人魚 天使 悪魔 女神 天女 仙女 妖怪 雪女 九尾狐 座敷童 精霊 妖精 エルフ 幽霊 英霊 未来人 宇宙人 古代人 異界人 メカ少女 サイボーグ アンドロイド サンタガール カウガール バニーガール 〇 セクハラ イチャイチャ 〇 ハーレム ストリップ のぞき 盗撮 見てるだけ 視姦 ☓ SM ソフトSM ☓ 鼻フック スパンキング 拘束 ☓ 拷問 ☓ 内臓系 ☓ 切断 ☓ 眼球 ☓ 食人 言葉責め 罵倒 洗脳 催眠 ☓ 薬物 ☓ 麻薬 睡眠薬 自白剤 媚薬 精力剤 避妊薬 排卵誘発剤 ☓ デブ専 ペイント 軟体 露出 ◎ 寝取り 寝取られ チラリズム パンチラ ブラチラ スカート捲り たくしあげ セルフスカート捲り 誘惑 挑発 咥えゴム 掴みシーツ だいしゅきホールド 股に手 手コキ 足コキ 素股 腋コキ 髪コキ ペッティング アナルセックス 浣腸 ☓ スカトロ大(食べる) ☓ スカトロ大(見る) ☓ スカトロ小(飲む) スカトロ小(見る) ぶっかけ 顔射 オーラルセックス ☓ セルフフェラ イラマチオ ☓ 食ザー フェラチオ 口内射精 精飲 ごっくん クンニスリング 69 パイズリ 潮吹き 射精管理 逆レイプ 尿道責め 多人数 ☓ 3P(男2・女1) 3P(男1・女2) ☓ 輪姦 ☓ スワッピング ☓ 乱交 ピグマリオンコンプレックス 異物挿入 青姦 カーセックス 強姦 ☓ 産卵 ☓ 脳姦 ☓ 死姦 オナホール オナニー バイブ ローター 亀甲縛り ☓ 三角木馬 正常位 後背位 騎乗位 座位 立位 駅弁 まんぐり返し 松葉崩し ◎ 孕ませ 種付け 子作り 腹ボテ ◎ 着衣H 股布ずらし ずらし挿入 パンツ下ろし 片足パンツ ◎ 処女狩り 断面描写 ハメ撮り キスハメ 正月 初詣 餅つき 成人式 節分 バレンタイン 雛祭り ホワイトデー 春一番 卒業式 春休み お花見 入学式 オリエンテーリング 身体測定 GW 母の日 父の日 梅雨 夏休み 海水浴 夏合宿 夕立 お盆 肝試し 縁日 敬老の日 運動会 学校見学 文化祭 ハロウィン 大掃除 冬休み クリスマス 修学旅行 林間学校 臨海学校 スキー教室 お泊り 勉強会 〇 現代 △ 異世界 未来 異星 過去 昭和(戦後) 昭和(戦中) 昭和(戦前) 大正 明治 幕末 江戸(後期) 江戸(中期) 江戸(初期) 戦国時代 室町時代 鎌倉時代 平安時代 古墳時代 弥生時代 縄文時代 原始時代 古代文明 アメリカ 中国 ヨーロッパ オリエント アラブ インド 一軒家 アパート マンション 団地 自室 居間 風呂 トイレ 台所 寝室 納戸 玄関 蔵 庭 校舎 校庭 下駄箱 ロッカー 更衣室 プール 体育館倉庫 体育館 道場 屋上 教室 廊下 階段 踊り場 図書館 保健室 職員室 準備室 ホテル 公園 海岸 電車 バス タクシー 戦車 船舶 航空機 宇宙船 ヘリコプター 展望台 病院 診察室 病室 手術室 早朝 朝食 朝練 登校 昼 昼食 昼下がり お茶会 夕方 下校 夕食 夜 夜食 深夜 小説 ラノベ エッセイ 絵本 漫画 アニメ 特撮 実写 舞台 漫才 コント 落語 ミュージカル 歌舞伎 狂言 能 人形劇 人形浄瑠璃 クレイアニメ 3Dアニメ ジャズ ロック ポップス キャラソン ラジオドラマ RPG ARPG SRPG TRPG シューティング アクションシューティング 弾幕シューティング 横スクロールシューティング 格闘 対戦格闘 無双 育成シミレーション △ 恋愛シミレーション △ 経営シミレーション 戦略シミレーション アドベンチャー 推理アドベンチャー ボードゲーム カードゲーム ◎ 抜きゲー 〇 シーン回想 〇 CG鑑賞 〇 BGM鑑賞 〇 セーブ 〇 ロード 〇 クイックセーブ 〇 クイックロード 〇 文章スキップ ボイス付 イラスト カード ポスター 抱き枕 クッション シーツ おっぱいマウスパッド 缶バッチ タペストリー クリアファイル マウスパッド フィギュア ねんどロイド アクションドール 着せ替え人形 プラモデル 模型 ジオラマ 和風 洋風 中華 アメリカン エスニック クラシック モダン エキセントリック サイケデリック 萌え コミカル コメディー ホラー スリラー ミステリー パンキッシュ エレガント ラブラブ △ シリアス 【概要】 シナリオ イントロダクション 主人公は寝取って孕ませた人妻達を利用して金儲けを考える。 シチュエーション 第一子の場合 第二子以降の場合 女A「昨日は凄く良かった」 男A「え、何のこと?」 女A「酔ってたから覚えてない?」 男A「ごめん」 女A「排卵日だったから二人目が出来てるかもしれない」 男A「そうか、もっと頑張らないとな」 登場人物 主人公 人妻好き。 男性。 絶倫。 卑怯、ゲス。 処女厨。 童貞卒業の相手は40人の美処女の人妻達。 ヒロイングループ 知り合いグループA 主人公の幼馴染。 4人 知り合いグループB 主人公の義理の家族たち。 4人 知り合いグループC 主人公の習い事仲間。 4人 知り合いグループD 主人公の仕事仲間。 4人 知り合いグループE 主人公の遊び仲間。 4人 学院Aグループ 主人公の通っていた学院と同系統の分校。 4人 学院Bグループ 4人 学院Cグループ 4人 学院Dグループ 4人 お嬢グループ 姫1人 付き人2人 友人1人 エンドパターン グッドエンド 無い? バッドエンド 主人公がブタ箱行き。 主人公が刺される等で死亡。 システム 主人公は人妻達を罠にハメて寝取って孕ませて、子供の出産・養育費などを他の男に稼がせる。 男を酒で泥酔させ、その間に孕ませる。 男のいないところで一週間程度子作りHを継続する。 妊娠してる時に男を他の女で誘惑して、修羅場状態にして弱みを握る。 女と男を別居状態にさせる。 【参考】 関連項目 項目名 関連度 備考 創作/シリーズF ★★ ファンタジー系 創作/シリーズG ★★★ 現代系 創作/寝取り商法でくノ一をハメてハメてハメまくっちゃえ♪ ★★★ エピソード 寝取り 創作/寝取り商法でチアガールをハメてハメてハメまくっちゃえ♪ ★★★ 創作/寝取り商法で変身ヒロインをハメてハメてハメまくっちゃえ♪ ★★★ 創作/寝取り商法で魔法少女をハメてハメてハメまくっちゃえ♪ ★★★ 創作/寝取り商法でメカ少女をハメてハメてハメまくっちゃえ♪ ★★★ 創作/寝取り商法でアイドルをハメてハメてハメまくっちゃえ♪ ★★★ 創作/寝取り商法で女教師をハメてハメてハメまくっちゃえ♪ ★★★ 創作/寝取り商法でメイドをハメてハメてハメまくっちゃえ♪ ★★★ 創作/寝取り商法でナースをハメてハメてハメまくっちゃえ♪ ★★★ 創作/寝取り商法で巫女をハメてハメてハメまくっちゃえ♪ ★★★ 創作/どうしてこんな嬉しいハーレム団地になった。 ★★★ 人妻 創作/学院A ★★★ 登場組織 創作/学院B ★★★ 創作/学院C ★★★ 創作/学院D ★★★ 創作/モテキスター ★★★★ アイテム・設定 創作/霊酒・鬼孕ませ ★★★★ 創作/竿姉妹の契り ★★★★ 創作/ハーレムゲーのシナリオ案 ★★★ タグ 構成 最終更新日時 2013-05-11 冒頭へ