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換 28KB 虐待 理不尽 同族殺し 群れ ドスまりさ 現代 ある意味こいつはゲスですね ※エルダーあき様『「餡子ンペ09」ドスの上手い活用法』、必殺引篭り人様『「餡子ンペ09」ゆ身売買 』リスペクトです ※死なないゆっくりが存在します ※何も悪くないゆっくりが苦しみます 換 作:いむあき ある森にドスが治める群れが存在していた。 400匹程で構成されており、規模がかなり大きいところを除けば希少種が存在しているわけでもない普通の群れだ。 「ゆゆ~。皆おはよう!ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!おさ、おはよう」 「おはようなんだぜ!」 「おしゃ、おひゃよ~」 「まじゃねみゅいよ…ゆぴー」 広場に多くの家族がやってきていた。成体のそばにはまだ眠そうな子ゆっくりがおり、そんな親子が広場を埋め尽くしてる。 「ゆゆー!じゃあおちびちゃん達、さっそく学校に行こう。ドスの特大スィィィに乗ってね!先生達は最後に乗ってね!」 この群れにはある掟が存在しており、それが先程ドスが言っていた『学校』だ。 ゆっくりの餡子脳は成体では完全に矯正不可能であることは周知の事実である。ならば、子供のうちに矯正すればいい。 その理念のもとに数世代前に創設されたのが学校である。群れに所属しているゆっくりは、自分の子供をこの学校へ一定期間通わせる義務を負っているのだ。 教員は主にぱちゅりーやその他次世代幹部候補であり、校長等の要職は現幹部が担っている。 「じゃあ教師のみんな!今日もおちびちゃん達のことよろしくね!」 「むきゅ!さあみんな、きょうはたべものをとりすぎたときのおはなしをするわ」 「そのつぎはありすのとかいはなおうちのかくしかたよ!」 「ぜんぎ!むつごと!じご!」 「校長、おちびちゃん達の教育は上手くいってる?」 「むきゅう…うえのこたちはじょうじょうよ。でもしたのこたちはちょっとげす、いえ、おばかがおおいわね」 「かたたま…」 「そうよね。みょんのいうとおり、ちいさいおちびちゃんはかずがおおいからいまのきょうしのかずじゃたいおうしきれないのよ」 「ゆーん。群れが今より少なかった時のシステムだからね…増員を検討しておくよ…」 「まりさはもういくんだぜ。そろそろまりさのたんとうのじかんだぜ」 「ちぇんもいくよー。ろうたいにはつらいけどやらなきゃがっこうがまわらないよーわかってねー」 ドスは帰る前に幹部陣と今後の教育方針について議論していた。 この学校は先程も話したように数世代前に作られたシステムだ。そのころはまだ群れは50匹未満であり、ドスと当時の幹部だけでも十分機能していた。 ところが学校で教育した世代が台頭してくると、数が急激に増えた。越冬成功率や赤・子ゆっくり生存率、家の倒壊防止対策などが向上されたからだ。 当初はゆん口が増えたことを喜んだが、今では飽和状態に近づいてきており、群れの経営に少しずつ綻びが生じ始めていた。 現在の幹部は教育を受けた第1期生であり、いつ永遠にゆっくりしても不思議ではない。 そんな年寄りすら現場に立たなければいけないほど子供が増えていたのだ。 「ただいま!おちびちゃん達は送ってきたよ!大人は狩りに行こうね!」 「ゆっくりりかいしたよ!」 「ちぇんちーむはこっちくるんだよー!さいきんごはんさんがすくなくなってきたからちょっととおくまでかりにいくよー!」 「じゃあまりさちーむはみずうみにいくぜ!まりさいがいのはんいんはみずくささんをかわかすんだぜ」 「えんこー!……」 大人のゆっくり達を狩りに行かせる時は、必ずチームで行かせた。数匹で行かせた方が見落としなどが減るし、捕食種が来ても対処しやすいからだ。 そのような方法でも広い地域を詮索できるのは大所帯のなせる技だ。 だが最近は遠くへ行かなければ必要な食料が確保しづらくなってきていた。 来年のために採りすぎてはいないのだが、故にゆん口を賄うための食料を遠くまで採りに行かねばならない。それも年々範囲が広がっており、限界を迎えるのも時間の問題だった。 この群れの問題の根源…それはドスがすっきり制限を行っていなかったからだ。 ドスは元々野良ゆっくりであった。亜成体時代に森へ移住し、その後ドス化したのだ。 野良時代は仲間がとにかくたくさん死んだ。昨日知り合ったゆっくりが翌日には保健所に連れて行かれ、竹馬の友はゴミ漁り中に見つかって殺された。両親に至っては、人間の子供におもちゃにされて死んでいった。 そして周りの大人もゆっくりでありながら多産を危険視し、子供に囲まれた生活を我慢して胎生による少数の出産や間引きを行った。 そんな大人達の姿を見て育った、後にドスとなるまりさは森に来て衝撃を受けた。 なにせ街では子供はせいぜい1~3匹。なのに森では4=いっぱいどころか2ケタすらいるのだ。 少数であるが故に唯一無二となった仲間が次々と死に、大人は夜な夜なもっと子供が欲しいとため息をつく。そんな姿とは程遠い、ゆっくりできる光景があったのだ。 だからドスは普通は真っ先に行うすっきり制限を行わなかった。なぜなら肝心のドスがそれをゆっくりしていないと群れで一番思っていたから。 だが、それもいずれ破滅を迎える。もうその足音が聞こえてきているのだ。 (仲間を増やすために頑張ったけど、増えすぎて逆に困っているなんて笑えないよ……) ドスは巡回中も問題の解決法について考えていた。 教員増強のための優秀なゆっくりの登用。その穴埋めのための異動や若手の投入。だがそのために若手への指導をより強化しなければいけない。 そういえばちょっと離れた場所に1人立ちの集団が新しく巣を作るらしいからあらかじめ安全確認を…。 次から次へと勝手に生えてくる問題に頭を悩ませていた。 いつのまにか歩くのをやめ、ブツブツと問題点について独り言まで言っていた。 「それならいい方法があるよ!」 何かが喋りながら茂みから出てきた。ドスが驚いて出てきたものを見下ろすと、なんと人間がその場にいた。 人間は白衣を着た色白の男性であり、とてもピクニックや森林浴で来たとは思えない。というか、ドスを見て目の前に飛び出すなど重度の虐待派か同じく重度の愛で派ぐらいだ。 ちなみにこの男はどちらでもない。 「やあ、僕は研究お兄さん!話は聞かせてもらったよ!」 研究一筋で生きていたから少々常識が欠落しているだけだった。 「ゆー!?虐待鬼意山!?鬼意山はゆっくりしないでやっつけるよ!」 「まあ落ち着いてくれよドス。僕は鬼意山じゃなくてお兄さんだよ。それに君に朗報があるのさ!」 「な、何?」 「実は僕は飼いゆっくりになれるゆっくりを探しているんだ。でも今手頃なゆっくりがいなくてね、大量のゆっくりが欲しいんだ」 「それとドスとどう関係があるの?」 「つまりだ、僕が君のところのゆっくりを適正個体数まで引き取るよ!引き取る量に応じて食べ物をあげるし、増えすぎたことによる弊害も未然に防げる。一石二鳥だよ」 「…連れて行かれる皆はどうなるの?」 「ペットショップ関連の企業に行って、適性検査や訓練を受けるんだ。うまくいけばとても快適なゆっくりプレイスを貰える飼いゆっくりになれる!」 「……」 ドスは悩んでいた。 確かにゆっくりの数が減れば問題が一気に解決できる。だか初対面のこの男を信用すべきなのだろうか? いや、信用などできるはずがない。怪しすぎる。信用どころかむしろ長としてこの男を粛清すべきだ。 しかし、ドスの頭にはもう1つの考えが浮かんでいた。 仲間は多ければ多いほどゆっくりできる。だが最近はいくらなんでも多すぎでは?ここ数年は昔比べて親密なゆっくりも少なくなってきている。 それにこのまま冬が訪れれば、久しぶりに大量死が発生するであろう。ならば『信用した』ということにして口減らしすればいいのでは? そうすれば必要な食糧も少なく済み、来年以降への大きな影響も与えずにすむ。何より、ゆっくり殺しの禁忌に触れない。 むしろ長としては、この冷酷ながらも確実な方法をとるべきなのでは? 昔のドスならこんな思考はしなかっただろう。だが今は超ベテランの大規模な群れの長なのだ。 汚いやり方や秘密裏の処刑を行ったことも少なくない。それになまじ頭がいいせいで、長期的な群れの維持まで考えてしまうのだ。 すなわち長という『立場』と、ゆっくりできない制限はしない理想の長という像を守るという『プライド』で物事を考えてしまうのだ。 結局、自分が『最もゆっくりできない』すっきり制限よりも『いくらかマシ』な頭数のリセットを選択した。 「…分かったよ。その提案受けるよ」 「おお!じゃあ大人1匹かおちびちゃん10匹と食糧一食分で換えてあげよう」 「?…おちびちゃん1匹とじゃなくて?」 「おいおい欲張りだなあドス。子供はちっちゃいんだから10匹分で大人と等価だよ」 「ふーん。ゆっくり理解したよ」 「では計画について話し合おう。まずは……」 一週間後 ―――――学校 「おちびちゃんたち!すーぱーすーやすーやたいむだよ!おひるねぷれいすでゆっくりしていってね!」 「教員と幹部は見張りを除いて皆集まってねー!運営について会議するよー!」 学校ではお昼寝の時間を設けていた。ゆっくりはゆっくりすることで成長を促進されるので、こうしてお昼寝させて勉強で疲れた餡子脳を癒すのだ。 ドスはその時間を利用して教師たちを会議という名目で集めていた。 見回りとして若手のれいむ・まりさ・ありすの計3匹だけが残り、他は皆おちびちゃんを起こさないように離れた場所に行ってしまった。 「皆集まったね!じゃあまず増員の件だけど……」 「こっちはいじょうなしなんだぜ。つぎはあっちをみるんだぜ」 いつものルートを見回りをしているまりさがそういいながら移動していた。 がさごそ! 「ゆ?」 「初めまして!ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!れいむはだれなんだぜ?このへんじゃみかけないんだぜ?」 れいむの皮を頭からかぶった屈強な若者がまりさに話しかけた。だが、まりさは皮に付いているリボンのせいでれいむと認識してしまい、さほど警戒していなかった。 「この辺にゆっくりした群れがいるって聞いてやってきたんだよ!まりさは知ってる?」 「それだったらちょうどいいんだぜ!いまおさのどすがちかくに『ヒョイ』ゆゆっ!まりさのおぼうしさ…ゆぐ!?」 若者はまりさが後ろを向いたすきを狙って帽子を取った。そして大声を出される前にまりさの上あごと下あごを掴んで引っ張り始めた。 ミチミチミチッ! 実は以外にもゆっくりは潰されることに強い。成体では皮が固く厚くなり破れづらいので、かなり体重をかけなければ1/3の餡子の流出に至らないからだ。 また、餡子量も多いので、中枢餡への力も他の餡子に吸収されてしまうのだ。 だが、引っ張られることには弱い。幾ら皮が固く厚いとはいえ、衝撃に耐えるためのものなのだ。引っ張られることには対応していない。 だから今まりさは今までのゆん生で体験したことのない苦痛にパニックになっていた。 ピッ! まりさの頬が次第に破れてきた。 「ぃぃぃぃぃぃぃぃ!」 まりさは突然の出来事に驚いていたが、自身の頬が破れた痛みで現実を理解し始めた。 ―――――痛い痛い痛い!どうしてこんなことになっているんだ!?帽子を盗られたと思ったらいきなり口を無理矢理開かされた。 このままじゃ体が裂けてしまう。嫌だ!死にたくない! まりさは必死で抵抗し、若者は逃げられないようにさらに強く握りしめ始めた。 だが強く握りすぎたのか、まりさの唇と歯茎を握りつぶしてしまい、そのまままりさを地面に落してしまった。 「いじゃいよおおおおどぼじでごんな『ガッ』 「危ない危ない。ここで大声出されたら後で教授に怒られるとこだったぜ」 今度は若者はまりさの口に片足を入れ、両手で上あごを引っ張った。先程よりも力が入り、裂けかけていた頬の傷が再び広がり始めた。 (ゆあああああやべでえええええまりさしにたくないいいいいいい) ビリビリビリッ まりさの体は力に耐えきれず、とうとう上下真っ二つなってしまった。 下半分についている舌は伸び切っており、どれだけ必死に助けを求めていたのかを物語っていた。 だがまりさはまだ生きていた。 上半分がについている目がぎょろぎょろ動いており、少しでも苦痛を和らげようとしているかのようであった。 しかし若者はそんなことは全く気にせず、上半分を下半分の横に落とした。 それによりまりさは自分と分離した下顎を嫌でも視界に入れてしまい、自分の状態を理解してしまった。 (どす…わるいやつがいるよ…はやくたすけに…) 死の間際、まりさはドスがこの事態に気付くことを願っていた。せめておちびちゃん達は逃がさないといけない。 だが、まりさは信じられない言葉を聞いてしまった。 「ふぅ。声を出させないように殺してくれ、なんてドスも面倒くさい注文付けてきたなあ。いくら大声を上げる余力が残っちゃうかもしれないからって、潰す方がはるかに楽だな」 ――――――え?ドスが殺せと言った?まさか…。なんで…? だが疑問を口に出すこともその答えを考えることもなく、まりさは永遠にゆっくりしていった。 まりさが死んだことを確認した若者は、その死体を袋に詰めて回収しておいた。 他の2か所でも同様の惨劇が繰り返されており、彼の仲間が飾りを奪った後声を出されないように気をつけてゆっくりを殺した。 「こっち終わったぞーどうぞー」 「こっちも終了どーぞー」 「じゃあぼちぼち始めますかどうぞう」 学校は群れから少々離れた場所にある。 昔は群れの中で行っていたのだが、授業中に子供時代に教育を受けていない新参者が餡子脳丸出しの発言で授業にちゃちを入れてくることがよくあったのだ。 やれ食べ物はいくらでも勝手に生えてくる。やれ冬篭りは早めにするなんてゆっくりしていない。etc… せっかく教育しているのに、そんなことをされては何の意味もない。 だからドスはそんなゆっくりを秘密裏に処刑していたが、子供の数が増えてきたので丁度いいからと遠隔地で行うようになったのだ。 だからこのあたりには大人は教員ゆっくりしかいない。そして彼女らは全員ドスに離れたところに集められ、見張り役もすべて殺した。 だから現在、すーぱーすーやす−やたいむで寝ている子・赤ゆっくりを守れる者はだれもいないのだ。 「うわっ。小饅頭が地面にびっしり敷き詰められてる。気持ち悪りぃ」 「ホントによく寝てるな。勉強疲れだからって無防備すぎだろ。警備はどうした!」 「まったくだ!見張りもいないなんて危機感が無さ過ぎるぜ」 子ゆっくり達が寝ている場所に集合した若者たちは、先程自分たちで葬っておきながら見張りがいないことを非難していた。 とはいえ、離れているが一応教師たちに聞こえないようにトーンを落として話していても、子・赤ゆたちはちっとも起きなかった。 やはり見張りとして最低数匹は常にこの場にいるべきであった。 「じゃあちゃちゃっとやるか」 若者たちは先程奪った見張り達の飾りを新たに装着し、箒とちりとりで子ゆっくり達を回収し始めた。一杯になったら袋に入れて紐で縛り、また集めて袋に入れて…を繰り返していく。 「ゆぴー…ゆ?しぇんしぇい?」 「あ、やべ」 ぷちっ 「ゆぶ」 ときどき起きるものがいたが、その都度すぐに指で潰して騒がせないようにした。 このとき人間の姿や知らないゆっくりの飾りであればすぐに大声で誰なんだ?と質問してきただろう。 ここで先程装着した飾りが生きてくる。生きている状態で外したので死臭も移っていないし、信頼している大人のゆっくりなので騒ぎ立てることもしない。 ゆっくりの飾りをしたまま、という案はもともとあったのだが、見張りの飾りを使って騒ぐ可能性を最小限にするという発想はドスが考えたものだ。 小さいく柔らかいのであまり袋に入れられないので、必然的に袋は多くなった。15袋に入れたところで、これ以上は持てないと判断して作業を終了した。 先程は地面を埋め尽くしていたゆっくりが、今では先程の2割弱しかいない。ドスの所望なので比率は子ゆと赤ゆで2:1ほどだ。 若者たちは再び飾りを変えた後、袋を持って走る準備をした。 「じゃあいくぞ。…ゆっへっへ!!!おちび饅頭がいっぱい落ちてたんだぜ!!!きっとゆっくりしているまりさ様達へのご褒美なんだぜ!!!」 「れいむはシングルマザーだからいーーーっぱいこのおちびちゃん達を食べるよ!!!他の子なんてれいむにとってはただの甘々だよ!!!」 「んほおおおおおお!!!さっきのまりさたちも都会派だったけどこのおちびちゃん達も都会派ねえええ!!!ありすの愛の伝道のためにご飯になってねええ!!!」 若者たちはドスがいる方向へ大声でゆっくり風のセリフを吐いた。 直後、「ゆ゛ー!?どうなってるのおお!?」とか「おちびちゃああん!いまたすけるよおお!」とか「げすゆっくりのしゅうげきだよー!いそぐよー!」という声が聞こえてきた。 最後に、 「ゆうう!ドスの群れのおちびちゃんには手を出させないよ!ゆっくり死ねえええ!」 というドスの声とドシンドシンという音が聞こえてきた。 流石にこの事態には子・赤ゆっくり達も目を覚ましたようで、 「ゆうううう!?どうなっちぇるのおお!?」 「ゆえーん!きょわいよー!」 「みんにゃがいにゃいよー!」 と泣き叫んでいた。 袋の中でも起きたらしく、ずももも、と袋が蠢いていた。 「さあ走るぞ!」 若者たちは駈け出した。 といっても小走り程度の速さであり、まるで追いついてくれ、といわんばかりであった。 「ゆゆっ!!!ドスが来るからまりさ様は逃げるんだぜ!!!」 「れいむが先だよ!!!シングルマザーなんだから優先するのは当然でしょ!!!」 「んほおおお!!!ありすに死ねだなんてドスったらツンデレねえええ!!!」 自分達はここにいるぞ、ちゃんと付いてこいよ、という意味を込めて大声で叫んだ。 「ゆうう!!逃がさないよおお!!ゆっくり死ねえ!!」 分かった、そっちだね。という意味をこめてドスも叫んでそちらの方向へ走った。 それなりに走ったところで若者たちは一旦立ち止り、先程回収しておいた3匹の見張りの死体を地面に置き、今つけている飾りを上に乗せた。 直後にドスの姿が見えてきた。先程は物騒な発言をしていたが、顔には怒りの感情が見られない。 ドスに準備完了のサインを送った後、若者たちはそのまま帰って行った。 そしてドスはその場まで走っていき死体を確認した後、 「とうとう追いつめたよ!ゆっくり潰れてね!」 という掛け声とともに死体を踏みつぶした。 そう、この逃走劇もあらかじめ決められていたことなのだ。 人間への敵対心を群れに抱かせないために、『流れのゲスゆっくりがおちびちゃん達を食べ尽くした』ということにしておいたのだ。 残った子ゆっくり達に飾りを見せてそう思わせ、さらに死体にその飾りを付けてドスに潰してもらうことで『犯人』の確保もできる。 この後大人のゆっくり達にこれを見せれば工作完了だ。 こうして食べ盛りで、対応しきれないほどの子供達を一気に減らすことに成功した。 ――――――群れ 「ぎゃおーアマギった後わさびを塗りたくってラー油を飲ませて食ーべちゃーうぞー」 れみりゃの帽子をかぶった人間が麻袋にゆっくりを詰めていく。 最初は立ち向かってくる者もいたが、枝は厚手のズボンに阻まれ、石も目をゴーグルで守られ全く通用しなかった。 そして何度もれみりゃを退けてきた歴戦のゆっくり達が次々と捕まっていき、ついに全く歯が立たないことを理解した。 「こっちににげるんだぜええええ」 「むきゃああああ」 ゆっくりたちは人間…いや巨大なれみりゃの襲撃にパニックになっていた。 普段はドスが学校から戻ってきた後で狩りなどに出発するので、この場には群れのゆっくりがほとんどいた。 事前にそのことをドスから聞いていた人間達は、ドスが行ったのを見計らって襲撃したのだ。 「皆!こっちだよ!この袋に入ればあのれみりゃは追ってこないよ!」 「都会派な袋の前にはれみりゃも手も足も出ないわ!」 「とっても丈夫なんだよー!分かるねー!」 「(放送禁止用語)!(放送禁止用語)!!(放送禁止用語)!!!」 「ありがとなんだぜ!みんないそぐんだぜえええ」 「いそぐんだねえええわかるよおおおお」 「れいむはしんぐるまざーだからさきにいれてね!」 「むぎゅうつぶれるうううう」 「んほおおありすのぺにぺにふんでるのだれええええ!?」 バサッ! 「はい捕獲完了」 「カチューシャだけでこんな簡単に騙せるなんてすごいわね。すり替わりネタ…アリね!」 「俺の彼女が君らの作品見て目覚めかけてるから本気でやめて!」 「女子もいるのにあんな事ずっと言えってどんな羞恥プレイだよ…」 れみりゃ役以外にも多くの人間がゆっくりの飾りを付けて自分の麻袋に誘導していた。 全滅させるつもりはないが、1匹でも多く確保するために大声を出して安全を主張し、森の奥へ逃げなかったものは次々と自ら中へ入って行った。 「まりさあああこわいわおおおお」 「だだだだいじょうぶなんだぜええおうちのおくにいればつかまらないんだぜええええ」 この番は逃げるのではなく家の中に隠れることを選んだようだ。だがこれは一番悪い選択であった。 ザッザッザ 「ゆひいいいいい」 足音が巣穴の入り口で止まり、れみりゃの帽子をかぶった青年が中を覗き込んだ。 「ゆああああああああ」 「ゆうううううううう」 「ちっ。深く掘って外敵対策してやがる。あのドスの教育能力すげーな」 そういうと青年は立ち上がり入口からどいてしまった。 「ゆ?た、たすかった?」 「ゆああああよかったよおおおお『ドスッ』…ゆ?」 ホッとして互いの安全を喜ぼうとした矢先、まりさのまむまむ付近に銛が突き立てられた。 青年は去ったわけではなかった。先程しゃがむのに邪魔だったので銛を木に立てかけておいたのだ。それを取るために立ち上がっただけだったのだ。 無論この銛を準備したのは、ドスが巣の構造を教えたからだ。自分で考案したのだから、ドスは弱点も把握していたのだ。 「ゆぎゃああああああああああああああ」 銛を見て激痛を自覚してしまい、まりさは悲鳴を上げた。 「ばりざああああああああああああああ」 番のありすもそんな夫の姿を見て悲鳴を上げた。 ズズズズ まりさの体が外に引きずられていく。その先には、無論れみりゃ帽子の青年がいる。 「ゆあああああああぼうさんぬけてええええ!!!っていじゃいいいいいいいい」 まりさは必死で体をよじるが、銛には返しが付いているので抜けることはなかった。それどころかよじったせいで体内で返しがあちこちを傷つけ痛みをさらに大きくしていった。 青年まりさを引きずりだすと、銛を無理矢理引き抜いた。 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」 銛が体内の餡子を切り裂く。その痛みは今までよりもさらに大きく、まりさの意識を簡単に刈り取った。 「い゛や゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」 巣穴からその光景を見ていたありすも絶叫をあげる。 ――――きっとありすもあの棒さんで刺される。そしてまりさのように地獄の苦しみを味わうんだ。 …その予想は間違っていた。ただしより悪い方向で。 青年が再び銛を構え、ありすに向けて放った。しかし手元が狂ったのであろう。あろうことか銛はまむまむでなく左目に突き刺さった。 「ゆ゛っっぎゃあああああああああっっっっ!!!!!!!!!!!」 ぬちゃっという音と共に眼球が崩れた。金属の冷たさが眼球から伝わってきて、その直後に今まで感じたことのない究極の苦痛が襲ってきた。 だがそれで終わりではなかった。銛はそのまま眼球を貫通し、カスタードにまで届いたのだ。 究極の痛みをはるかに超える激痛にありすは声をあげるが、それは口をあけるために上体を起こすということ。銛は口よりも上に刺さっているのだから、それにより銛が体内で動く。 それによりさらに新たに痛みが訪れ、より大きな声を上げる。それで体が振動して銛がカスタードを傷つける。 どうしようもない痛みの無限連鎖の始まりだった。 結局、その後ありすは精神を崩壊させてしまった。青年は仕方ないのでありすごと銛を出すと、引き抜いてそのままありすを捨ててしまった。 この日、群れの大人のゆっくりは死亡1割、行方不明1割、捕獲5割で計7割のゆっくりが群れから消失した。 「いやードス、助かったよ。まさかこんなにたくさんのゆっくりが手に入るとはね」 研究お兄さんは車にゆっくりを積み込みながら楽しげにドスに話しかけていた。 この場には群れや学校を襲撃した若者達もおり、お兄さんの車とは別に用意した車にゆっくりを乗せていた。 「こっちも程良く数が減って助かったよ。まあこの後の再建が大変だけど」 「とか言って重役や優秀な奴はみんな生き残ってるんだろ?抜け目ないね」 「…それより、約束守ってね」 「ああ、帰ったら数を調べてそれに見合った量のごはんを持ってきてあげるよ」 「なるべく早くね。人間さんの特別おいしいごはんでも食べなきゃ今は皆しあわせーになれないよ」 「わかった。でも買い込んだりいろいろ忙しいから1週間は待ってくれ」 「先生!もう行きますよ!」 車から若者が声をかける。いつの間にはゆっくりはすべて乗せられており、あとは研究お兄さんが乗るだけであった。 「いけない!じゃあドス、近いうちに来るから待っててくれよ」 お兄さんが車に乗り込みながらドスに話しかける。 「お兄さん!」 「ん?」 「なるべく苦しませないでね!」 「え?」 車は出発した。ドスの姿がどんどん小さくなっていき、やがてドスも後ろを向いて群れへと帰って行った。 お兄さんは直前のドスの言葉をが空耳だと思いたかった。自分は飼いゆっくり用を求めていると言ったはずだ。 アレは言っていないはずなのに何故あんな言葉が出てきたのだ? 次に会う時は1週間後。お兄さんは底知れぬ不安を感じていた。 ―――――――1週間後 お兄さんは約束通り大量の食料を持って森に来ていた。しばらくすると特大スィィィに乗ってドスも現れた。 お兄さんはドスに引き取った数と食料の量を確認してもらい、その後二人でスィィィに食料を乗せていった。 その間黙々と作業が行われたが、お兄さんは内心先週の言葉を聞くべきかどうか悩み続けていた。 ―――――先週のあの言葉は気のせいだったのか?それとも飼いゆっくり用の訓練について言っていたのか? 聞きたいけど、下手なこと言って襲われたらたまらない。ドスもこのまま何も言わないでくれ! だがお兄さんのは天に聞き入れられなかった。すべて積み終わった後、ドスの方から聞いてきたのだ。 「お兄さん」 「何だい?ドス」 「引き取られた皆は、どんなことを言って永遠にゆっくりしたの?」 「……」 お兄さんの額に汗が浮かんだ。 「何のことだい?」 「別に怒ってないし、お兄さんをどうこうするつもりはないよ。ただ原因を作った張本人として、結末を知りたいだけなんだよ」 「…言ってることが分からないな」 「ドスは共犯者だよ。今さら責めるつもりはないし、他の皆にも言わないよ」 「…ふう。やっぱりドスは一味違うな。どうしてわかったんだい?」 「…おちびちゃん」 「え?」 「本当に飼いゆっくりにしたいんだったら、おちびちゃん達の方が大人よりも価値が高いはずでしょ?でもはるかに低い価値で交渉してきたんだから、絶対飼いゆっくりにしてもらえないって確信してたよ」 「ほう」 お兄さんは流石ドスだ、とゆっくりにあるまじき知能に対し状況を忘れて感心した。 「それに実はね、ドスは元野良なんだよ。だから『飼いゆっくり』とか『ペットショップ』って言葉の意味も分かったけど、他の森育ちのドスだったら始めから交渉の理由自体分からなかったと思うよ」 「参ったな完全に僕の負けだ。OK、教えるよ。だがこの話はとてつもなくゆっくりしてない。それでも聞く覚悟はあるかい?」 「大丈夫だよ。それにドスにはそれを聞く義務があるよ」 「分かった。じゃあ教えよう…僕は研究お兄さん。大学で教授をしていて、今はゆっくりの病気について研究している」 「…」 「そして今僕が調べているのは、中枢餡以外の餡子が急速に腐っていく病気のメカニズムの解明と特効薬の開発だ」 「そのためにまず君の仲間をその都度病気にしたよ」 『やっやめてええええええぷすぷすさんささないでえええ』 ぶすっ。ちゅー。 『ゆがああああいだいいいいいいい』 『おぎゃあしゃああああんごわいよおおお』 『おでがいじまず!おぢびじゃんだげばあああああ』 『ゆぶっゆげええええええ』 『あんござんでじゃだべゆぼあああああ』 『ぎもぢわるい゛あだばいだい』 『ゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛』 「その後、サンプル用の個体は鮮度が落ちないように意識があるうちに解体したよ」 『にんべんざん…ぎもぢばるいよ゛…だずげで』 ざくっ 『ゆがあああああだま゛わでるうううううう!?』 ずぼ 『あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛なにもびえないよおおおみんなどごおお!?』 『この検体は目の裏側の餡子をホルマリン漬けにする。他はいらないから掘り進もう』 『ゆぎゃあああんござんげずらな゛いでええぇえ゛っ!ぱぴぷぺぽお!ぱぴぷぺぽおおおお!』 「にんっしん中の胎ゆや実ゆへの影響も調べた」 『ゆうううぷすぷすさんいたかったよおお。ゆゆっ!?うっうばれるうう!まだはやいよおおお!?』 『ゆぎゃあああああおちびちゃんれいむのからだのなかたべばいでええええ』 『ゆお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛あだまからでないでえええ』 めりめり 『ゆっぐくgydmydtjysytsjstsyぬfy』 『お、おちびちゃ…がふ』 『ゆ~。ありすのおちびちゃんたちもうすぐうまれるわ♪』 ぷちぷちぷち 『ゆっくりしていってね♪』 『ゆっくちちちぇいっちぇねぇ』 『…』 『ゆfんzgrshtyんtyc、ぉjひう』 『奇形1、死産1、発狂1、確認されている症状と一致』 『ゆああああああ。どぼじでおちびちゃんみんなへんなのおおおお!?』 「他にも薬の致死量を調べたり、中枢餡を移植したり、逆に病気餡を投与したり…いろんな方法をゆっくりに試した」 「糖度によって発症率が変わるかどうかも調べるために、虐待鬼意山に依頼したこともあった」 「子ゆと赤ゆは早期の予防の実験や若い餡子への予防薬の副作用を調べるのに利用した」 「とはいえ多くの犠牲のおかげである程度メカニズムも解明できたし、特効薬の糸口もつかめたんだ」 「ただ、まだまだ謎だらけ。これからももっとたくさんのゆっくりで実験しなきゃならない。そのために残りは冷凍庫で凍り漬けになって自分の番を待ってるよ」 『どすうううううここからだしてえええええ』 『どしゅーちゃしゅけちぇえええゆんやああああ』 『どす……はやく…たす…け…』 「そして既に実験に使われたゆっくりは、最期は皆ドスに助けを求めて死んでいったよ」 「これが君の仲間の末路だ」 ドスはただただ涙を流していた。あまりにもゆっくりしていなさすぎる。 お兄さんの交換条件から主に大人の、すわなち食いでのあるゆっくりを欲しがっていたと解釈し、加工所に連れて行かれて食べ物にされると思っていた。 だがそんな甘いものではなかった。無理矢理病気にさせられ、解体され、薬で生き地獄を味わされたという。 そんな場に皆を送り込んだのだ。ゆっくりの守護者であるべき自分が。浅はかな考えと自分のゆっくりのために。 しかし、、ドスは激情に任せてお兄さんを攻撃はしなかった。 薄々気づいていながらそんなむごい仕打ちに自分も関与していたのだ。自分も共犯者なのだ。それを棚に上げて責めることなどできない。 「僕をどうする気だい?殺すなら、それなりに抵抗させてもらうよ」 「しないよ…しないよ…ゆああああああああ」 その後も、ドスはお兄さんに言った通り他の者には誰一人言わなかった。 群れのゆっくりたちは多くの仲間を失った悲しみをもう乗り越えている。それに数が減ったとはいえ、中核をなすゆっくりは皆学校に集まっていたから残っているのだ。 これからどんどん群れは再生していく。そこへこれを話すなど、ただ無用な混乱を招くだけなのだ。 だが、ドスは一つ大きな変化を与えた。すっきり制限を打ち出したのだ。 これであの規模まで成長することはもうない。環境の崩壊一歩手前までいくことも、教育の手が届かなくなることも、強制的に仲間を減らすことももうないのだ。 今の群れの安定は死んでいった皆の苦しみと換えて手に入れたもの。だからドスも自分のゆっくりを群れの幸せと安定にすべて換えた。 ゆっくりしないために、ドスはすっきり制限を行使した。 研究室では、子供への耐性遺伝を調べるために、あるゆっくりはレイプされ続けて死んだ。 ゆっくりしないために、ドスは捕食種の集団に単騎で挑んだ。 研究室では、経口での病気餡接種の影響を調べるために、あるゆっくりは苦しみぬいた末れみりゃに食われた。 ゆっくりしないために、ドスは睡眠時間を最小限にして群れに尽くした。 研究室では、過剰投与した薬による副作用で、あるゆっくりは体をほとんど動かせなくなった。 ゆっくりしないために、ドスは後継者が育った後でドススパークを暴発させて自殺した。 研究室では、凍り漬けが病気だったため、すべてのゆっくりは殺されるまで苦しみ続けて生かされた。 【あとがき】 「数が多すぎるのをネタにしよう」 ↓ 普通はすっきり制限するだろうがタコ ↓ 「数が少ないのは嫌だからすっきり制限には否定的ってことに」 ↓ じゃあなんで口減らしはOKなんだよトンマ ↓ 「最近は長としての立場で物事を考えるから…」 ↓ じゃあなんですっきり制限しないなんて我を通してるんだよユックリ ↓ 「どすっだてゆっくりなんだよおおお!じぶんのゆっくりをゆうせんしたいんだよおおおおおお!」 という誤魔化しの上に成り立つ今回の小話。 頭の回転が悪いくせに整合性にこだわっちゃうからいつも展開に悩むんですよねぇ…。 【参考資料】 必殺引篭り人様『「餡子ンペ09」ゆ身売買』 エルダーあき様『「餡子ンペ09」ドスの上手い活用法』 お説教されたいあき様『「餡子ンペ09」ゆっくりの電車』 今まで書いた作品 ふたば系ゆっくりいじめ 498 腐 ふたば系ゆっくりいじめ 488 裁 ふたば系ゆっくりいじめ 452 体3 ふたば系ゆっくりいじめ 401 体2 ふたば系ゆっくりいじめ 393 体 ふたば系ゆっくりいじめ 310 仏 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る このドス賢いな~ 勉強ができる、という意味ではなく、 矛盾点がわかる、という頭が回る意味で賢い。 -- 2018-01-02 12 05 43 深(・∀・)イイ!! -- 2011-06-04 07 02 41 いきなり出てくる研究お兄さんに噴いたw それはともかくれいむの飾りだけじゃなく皮ごとつけてたのは何の意味があったんだろ? -- 2011-05-11 00 27 35 深い話だったな…賢いどすだ…そのせいで苦しんだか -- 2010-10-14 21 03 52 俺もそう思う。いい作品です。 -- 2010-09-02 14 27 47 研究モノとしては秀逸な作品だと思う。 -- 2010-07-30 22 40 08 どす… -- 2010-07-02 00 11 19
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ショート 1KB 虐待-普通 考証 小ネタ 駆除 現代 虐待人間 短いです。 「ゆっくりぼきんだよ!おかねをいれていってね!あまあまでもいいよ!!」 「ぼきんだじぇ!ぼきんだじぇ!」 「おきゃあねをいれちぇいっちぇにぇぇ!」 駅前の広場でゆっくりを見かけた。 そこいらに居る「おうた」という名の騒音を撒き散らす、物乞いゆっくりとは違うパフォーマンスをしていた。 「…ぼきん?募金のことか?ゆっくりが募金だと?!」 興味があったので近づいてみる事にする。 「ゆゆっ!にんげんさん!ゆっくりぼきんだよ!!」 「おきゃねをいれちぇねぇ!」 「れいむたちはかわいそうなゆっくりなんだよ!おかねをいれてね!!」キリッ! 得意げにそう言う親れいむ、薄汚れた野良のようだ。 「募金なんて言葉どこで覚えたんだ?集めた金で何をするつもりだ?」 「ゆゆっ!そんなこともわからないの?ばか「いいからさっさとしゃべれ」ゆむむ!」 言葉を遮られて不機嫌そうなれいむだったが、あえて無視する。 「ぼきんをすればおかねがもらえるんだよ!ここで募金をしてたおねえさんがおしえてくれたよ かわいそうなゆっくりのためのぼきんだよ?りかいしてね!!」 そうえいば数日前、ここで某ゆっくり愛護団体が募金をしていたな。 ゆっくりのために募金をする奴等の気も知れないが、お金を寄付する連中ももっと解らん。 「集めた金はどうするんだ?」 「きまっているでしょ?れいむたちのためにつかうんだよ!」 まあ、ゆっくりがまともに金を使えると思えんが…… 「そういうのはな、物乞いって言うんだよ!」 ぐちゃ!「ゆべっ!!」 親れいむを潰して募金箱(?)に使っていた空き缶を拾い上げる。 この金はコンビニの募金箱にでも入れておくか。 「………ゆんやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 完 過去に書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 819 ムシゴロウ王国 ふたば系ゆっくりいじめ 826 ムシゴロウ王国2 ふたば系ゆっくりいじめ 828 ムシゴロウ王国3 ふたば系ゆっくりいじめ 831 ムシゴロウ王国~王国の仲間達~ ふたば系ゆっくりいじめ 835 罰ゲーム トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 正論(正論) -- 2019-03-29 21 33 52 正論正論正論正論正論 -- 2018-08-26 15 47 52 胴付きか稀少種なら募金しなくもないんだが……えーき様とかな!! -- 2013-12-11 00 21 01 まあ物乞いな分だけゆっくりの方がまだマシだな 人間の場合は詐欺だもんな -- 2011-10-17 00 07 49 このゆっくりは人間の実態を実演で表現してるな -- 2011-09-18 10 23 36 うわさじゃないよーほんとうなんだよー -- 2011-07-11 00 07 12 ○い羽根も一部のにんげんさんがお金を搾取してるってうわさがあるよね。 -- 2010-12-12 12 02 43 このお兄さん、良いことしたな -- 2010-12-12 01 36 49 正論だな。 何かのために募金しながら、実際は自分の懐に入れてる一部の連中を思い出してムカついたわ。 人の善意に漬け込む物乞い詐欺師共は潰すに限る。すっきりー! -- 2010-11-12 17 53 50 胴付きと希少種なら募金してやる -- 2010-09-13 14 29 59 胴付ならいくらでも愛でてやる それはもうあらゆる意味で しかしながら、ゴミを慈しむような寛大な心は私にゃ備わってない 地面に落ちてる饅頭を可愛がるなんて、どうすりゃいいのか分からんからな -- 2010-09-01 02 17 44 ゆっくりに愛でる価値なんてこの世で一番無いよ。 -- 2010-08-04 22 36 54 愛でるよ。愛情表現は殴る蹴るです。好きだー!!ボゴォ!グチャ! モットユックリシタカッタ… -- 2010-07-26 21 29 56 ここはいじめSSまとめWIKIなんだから愛でろってのはお門違いだぜ 愛でWIKIのほうに行くことを薦める あとこういったいじめssにでてくるゆっくりは基本的に人間のエゴの塊みたいなもんでな 恵んでやると付け上がるし拾っても不愉快なだけなんよ 愛でるためのゆっくりが欲しけりゃペットショップで買えってなる -- 2010-07-26 19 53 27 いいじゃん。恵んでやれよ。むしろ飼ってやれ。愛でろ。 -- 2010-07-12 23 45 39 コンビニに募金するなんてとかいはね -- 2010-06-11 15 27 41 なんという正論 -- 2010-05-21 22 20 25
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よくあるお話 12KB 虐待-普通 制裁 自業自得 野良ゆ ゲス 現代 軽め ゆっくりが死にません ・ササッと読める話を目指しました。よって盛り上がりどころはないです。 では、ゆっくりしていってね!!! とある昼間の住宅街。 学校帰りと思われる三人の小学生が歩いています。 「今日は何して遊ぼっか?」 「ん~…久しぶりに高鬼やりてえ!」 「えー?やだ!絶対ケンちゃんが勝っちゃうんだもん」 「それじゃ何すんだよ。まさかおままごと(笑)とか?」 「ち、違うもん。でももっとおとなしい遊びがいいの!」 上から、小柄な男の子。大柄で気の強そうな男の子。そして髪を小さくまとめた女の子。 歩きながら、ああでもないこうでもないと言い合っています。 そんな彼らのところに――― 「おいちび!」 「へ?」 急に呼びかけられ、その方向へ視線を向けてもそこには誰も居ません。 おかしいな、と思い更に視線を下に向けると・・・ 「まりささまがよんだんだからさっさとへんじをするのぜ!!」 「ばかがきはこれだからいやだね!かわいいれいむをみならってほしいよ!」 「しかたないわよ。どこからどうみてもこのちびたちいなかものだもの!!」 上から、ゆっくりまりさ、ゆっくりれいむ、ゆっくりありすと呼ばれる不思議饅頭がそこには居ました。 汚れた身なりや下卑た言動から察するに、どうやら野良のようです。 「あ、ゆっくりだね」 「ああ、これが。教科書くらいでしか見た事ないから知らねえや」 「うわー、汚くて気持ち悪い……」 何でもないといった素振りの者。 物珍しそうな目で見る者。 泥やゴミにまみれて汚いゆっくりに、眉を顰める者。 ゆっくりの言う事には耳を貸さずに、三者三様の反応を見せています。 そしてそれからまもなく、小柄な少年が言い出しました。 「じゃ、さっさと行こうよ。遊ぶ時間無くなっちゃうよ」 「え?こいつら放っといていいのかよ。ウチの母さんがゆっくりは害獣だって言ってたぜ。駆除しねーと」 「やめてよ。こんな汚くて気持ち悪いのに触りたくないわ」 「え~、なんだよそれ。お前だってゆっくり飼ってるんだろ?おんなじじゃん」 「ちょっと!こんなのとウチのさなえを一緒にしないでよ!!」 「ご、ごめん・・・」 「まあまあ。それはともかく、 先生が言ってた事聞かなかったの?野良ゆっくりとは関わっちゃ駄目だって」 「あー、言ってたっけそんなこと。そういえば言ってたような気もするな」 「いっつも寝ようとばっかりするからそうなのよ。ちょっとは真面目に聞きなさいよ」 「そういうこと。じゃ、いこっか。その内こいつらは誰かが潰してくれるよ」 「おー」 何も見ませんでした、といった様子で去ろうとする少年達。 しかし、当然ゆっくりがそれを見過ごすわけがありません。 「おいちびども!にげるんじゃないんだぜ!!」 「いくられいむたちがこわいからってにげれるとおもってるの?ばかなの?しぬの?」 「れいぎもしらないなんて、さすがはいなかもののこどもだわ」 その物言いに、今度はカチンときた大柄な少年。 「はあ?誰が逃げるって?」 「や、やめなよ!ついさっき納得したばかりじゃん!」 「おまえは腹立たないのかよ!」 「立たないよ。だってこいつら、これが鳴き声なんだから」 「え、そうなのか?」 「うん。こいつらはその時の気分や状況に合わせて幾つかのパターンで話すだけなんだって」 「でも私の家のさなえはちゃんと話せるよ?とってもいい子だもん」 「ちゃんとしつけられたゆっくりは知能が伸びるから話せるようになるんだってさ。 だからそういうのは教養が無い野良だけなんだって」 「そーなのかー」 「じゃ、いこうよ。正直僕もあんまり関わりたくないし」 「うーん……」 又もやそっちのけで唸っている子供達に、とうとうゆっくりが痺れを切らしました。 「うがあぁぁ!むじずるなぁぁぁ!!! もういいんだぜ!さっさとあまあまよこすんだぜ!!」 「そうだよ!ちびたちがさからおうとしてもむだだよ! れいむたちつよいんだよ!かてるわけないよ!!ぷくー!!!」 「それともそんなことがわからないほどおろかなのかしら」 「ふん!どっちでもいいんだぜ!さっさとよわむしなくそがきはしーしーもらすまえに『オラァ!』びゅげっ!?」 「やっちゃえま・・・りさ・・・?」 一番前に出て、吠えていたまりさが大柄な少年に蹴飛ばされました。 蹴られたまりさは壁に激突して痙攣しています。 死んではいません。しかし上顎が殆ど無くなって、舌先がえぐれています。 これでは話す事もままならないでしょう。 「ば、ば、ばでぃざぁぁぁぁ!!」 「なんてことするのぉ、ごのいながものぉぉぉ!!」 「ひゅー、ひゅー…はひはひょほふひはぁ……」 まりさはもはや虫の息です。 しかしそんな様子に一番驚いているのは、ゆっくりを蹴った少年でした。 「うわ、弱っ」 「ちょっと、何してるのさ!あれほどやめとこうって言ったのに!!」 「だって鳴き声って言われてもイラッて来たんだからしょうがないじゃん。 それにあんだけ大口叩くんだから、てっきりそれなりに強いのかなって・・・」 「そんなわけ無いじゃん!動く饅頭だよ!?こいつらバカなだけなんだって! あーあ。残骸でグチャグチャじゃない。見つかったら怒られちゃうよ・・・」 その小柄な少年の物言いが、れいむの気に障ったようです。 「ゆがぁぁ!!でいぶばかじゃな゛い!! ばでぃざやでいぶをいじめるくそちびはゆっぐりじねぇ!!」 「って言ってるけどどうする?これじゃきっと追ってくるぜ」 「やだ……やっつけてよ」 「しょうがないなぁ…潰しちゃだめだからね」 「よっしゃ、任せとけって」 「「ゆ゛っ!!?」」 許可を得た少年がゆっくり出来ない笑顔で迫ってきます。 予想外の展開に驚くのはゆっくりたち。 「ど、どおじてこっちくるのぉ!?やめてね、こないでね!! あやばっでよぉ!!でいぶだぢこわいでじょ!?ぷ『うっせーよっと』う゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ”!!!」 顔を膨らませようとしたところで、頬に蹴りを入れられました。 足は頬を突き破り口内に達した拍子に、 思わずバランスを崩して体重が掛かった少年の蹴り足がれいむの下顎を踏み抜きます。 「で、でいぶぅぅぅ!!」 「って、何いきなり約束破ってるのさ!!」 「ごめん!思ったより柔らかかったから勢いつきすぎてバランス崩しちまった! …あー!靴が餡子まみれになっちまった!母さんに叱られる!!」 「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っ………」 れいむは激痛のショックでピクピクと痙攣していました。 舌は半分千切れて、歯もなく、下顎の一部はあんよまでぺしゃんこに潰れています。 こちらもまりさと同じく生きているというよりも死んでないといったほうが的確な表現でしょう。 「まだ死んでないの?すっごく柔らかいのに」 「うん。饅頭だから脆いけど、餡子が無くならないと死ぬほど痛くても死ねないんだってさ」 「あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛!!ばでぃざもでいぶもゆっぐりじでぇぇ゛ぇ゛!!!」 「くっそー。公園の水道であら・・・えないか。やっぱり」 叫ぶありすを余所に少年達は、頭を抱える大柄な少年を『言わんこっちゃない』と呆れた様子で笑っています。 そののどかな様子が、ありすには不可解でした。 「どおじでこんなことずるのぉぉ!!?」 「は?こっちの台詞だよ。何で俺達に話しかけたわけ?」 「にんげんのおちびはよわよわだから、あまあまさんをうばいとろうってまりさがいったのよぉ!」 「あー。そういうことか。まあたしかに大人にゃ負けるけど、お前らよりは強いみたいだな」 「ご、ごべんなざい!ゆるじでくだざい!!あでぃずがわるがっだでず!!もうじまぜんがら!!」 ありすは必死になって謝ります。他の二匹のようにはされたくないのでしょう。 「・・・なんか拍子抜けしちまったなあ。どうする?」 「許してあげてもいいんじゃないかしら。反省してるみたいだし…」 「まあいいんじゃないかな。反省はしてないみたいだけど」 小柄な少年の言葉に、他の少年や少女は眉を顰め、ありすはギョッとしました。 「どういうことだよ」 「さっきも言ったでしょ?こいつらの言葉は鳴き声だって。謝るのも鳴き声だよ。 何が悪いのかは解ってないけど、とりあえず謝っとけば人間相手なら生存確率は上がるからだって」 「マジかよ・・・」 「じゃあ試してみようか? ねえありす。何が悪かったのか言ってみてよ」 「ゆ゛っ!?あ、ありすは・・・あでぃずは・・・」 「どうしたの?何を許して欲しいの?何が悪かったの?何をもうしないの?」 ありすは口篭りました。少年の言うとおり、なにが悪いのか解っていないのですから当然でしょう。 ただ謝っておけば、と思わず口から出てしまっただけなのです。反省の心など欠片もありません。 それを見た大柄な少年は一歩前へ出ました。先程までとは違って、顔は全く笑っていません。 「気が変わった。やっぱこいつもやっとくわ」 「えぇ!?」 「どうしたの?」 「ゆっ、ゆるじでぐだざい!どがいはなあでぃずをゆるじでくだざい!!」 黙ってありすへ歩み寄る大柄な少年。 ありすは少年の顔を見て危機を感じて、顔をぐしゃぐしゃにしながら必死に命乞いを続けます。 「いながものっていってずびまぜんでじだ!だから「うるせーんだよ!!」・・・ゆがああぁぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!」 踵で目を蹴り抜かれたありすは絶叫して転がりまわります。 しかし少年の足に縫いとめられた後、もう片方の目も蹴り抜かれました。もう何も見えません。 「あ゛ぁ゛ぁ゛!!あでぃずのつぶらな゛おめ゛め゛!!どおじで!どぼじでぇぇぇ!!!」 目を潰した少年は冷淡な目で叫ありすを見下します。 「わかってねーな。俺は“悪いと思ってないのに謝った”から怒ってんだっつーの。 『ごめんなさいは気持ちを込めて』 今どき一年生でも知ってるぜ!」 「な゛にがわるがっだの!?あでぃずわがらないわ゛!どうでぼいいがらや゛べでぇぇ゛ぇ゛!!」 「…チッ。もういいや、喋んな。俺は嘘吐きと、口先だけのやつが大ッ嫌いなんだよ!!」 「ぎっ!?ぎぃぃ゛ぃ゛!!いひゃいぃぃ゛ぃ゛!!!」 それだけ言うと少年は真正面からありすの口に足を突っ込んで、そのまま舌ごと踏み潰しました。 「ああ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!い゛びゃい!あひひゅほほはいははへひへひはぁ!!」 おまけに踏み潰されついでにぺにぺにまで潰されてしまったようです。 これではもう、趣味だったそこら辺の野良ちびゆっくりれいぷをする事もできません。 「あー、これでいいや。これ以上靴汚すと本当に母さんに家から閉め出されちゃうし」 図らずもれいぱー魔の凶行を防いだ少年は、最初と違ってどこまでも冷め切った顔です。 「なんか、なんでこいつらに関わるなって先生が言ってたのか分かる気がする」 「情操教育上悪いってPTAからも苦情が来てるみたいだからね。 だからってすぐに何かできるわけじゃないし今は口だけの注意みたいだけど、 その内加工所から大掛かりな駆除チームが組まれるみたいだよ」 「じょうそうきょういく……?で、でもよかったわ。じゃあこれからはもうこんなの見なくて済むのね」 「・・・っていうか何でお前そんなに詳しいんだよ」 「近所に住んでる親戚の兄ちゃんが加工所で働いてるから色々聞けるんだよ。 でも正直言って聞いても難しい言葉だらけなんだよね。 僕もさっきから説明してる事の半分もわからないんだけど」 「なんだよそれー」 「あはははは。 さ!もう行こうよ。ほんとに時間無くなっちゃうし。何しよっか?」 「あ、そういえばミッちゃんが新しいゲーム買ったんだってさ。 みんなでできるやつだから遊びに来いって言ってたぜ!!」 「たまにはゲームも良いかもね。じゃ、行きましょ!」 子供達はもう道端に転がっている饅頭の事など忘れて、元気に駆けていきました。 残ったのは上顎や下顎を仲良く削られ、傷だらけになった野良ゆっくりだけです。 「ふぁひひゃほひゃひゅひぇひぇへ…はへはははいひょうひゃふぁひひゃほ……」 「ばんべがばいぼうばべいぶがごんばべに゛……」 「ふひゃひゃひゃひゃひゃ!ひゅっひひ!ひゅっひひぃぃぃ!!!」 何を言ってるのか、お互いでも理解する事ができないようです。 口が裂け、顎が砕かれ、目も舌もまむまむもぺにぺにもあんよも潰されてしまいました。 もうありすは何も見えません。まりさ以外は跳ねる事もできず、ずりずりと這いずるしかありません。 舌が潰れて何を食べても味がわかりません。そもそも歯が殆どなくなったので咀嚼ができません。 まともに話せもしません。すっきりもできません。ぷくーすらもできません。 ただでさえ弱いというのに、数少ない武器すら失ってしまったゆっくりたちの行く先は目に見えています。 今まで話し声が聞こえるというだけで警戒していた鴉も、もう容赦する事はないでしょう。 ぷくーに驚いて避けていた野良犬や野良猫も、これからは躊躇なく襲い掛かるでしょう。 餡子が少しずつ漏れ出るせいで何時、何処から蟻が這い登ってきて体内を食い荒らすのか、気が気ではありません。 そして何よりも自分達と同じ野良ゆっくりが、自分達が碌に抵抗もできないと知って何もかも奪っていくでしょう。 当然気持ち悪い見た目でボロボロの、汚い野良ゆっくりを助けようなどと思う人間など居る訳がありません。 必死に命乞いをしても、むしろ目障りだということで止めを刺されるであろうことも言うまでもありません。 それでもこの三匹は死んではいません。ろくに動けずとも、生きている以上はどんな苦痛からも逃げられません。 息絶えるその瞬間まで身をよじり、叫び、ただ命を少しずつ削っていくのでしょう。 しかしこれは特別な事ではありません。 身の程を知らずに、勝手に何かに突っかかっては無残で惨めな末路を辿る。 それは街で生きるゆっくりにとってはなんでもないお話。何も珍しい事などない、よくあるお話。 「「「ひゅっひゅひひゃひぇひぇぇぇぇ!!!」」」 ただ、それだけのお話でした。 ・あとがき 最後のとおり、ただそれだけの話です。 鳴き声とは言うけど、思いもしないのに謝るとかゲスのすることじゃね? と思ったので書きました。 でもそれじゃ野良ゆっくりの九割はゲスになっちゃう気がするなぁ。 ではまた近いうちに!! 小五ロリあき ・過去作品 ふたば系ゆっくりいじめ 412 僕と『あの子』とゴミ饅頭と ふたば系ゆっくりいじめ 446 俺とゲスと自業自得な餡子脳 ふたば系ゆっくりいじめ 460 弱虫まりさとほんとの勇気 ふたば系ゆっくりいじめ 484 ドスと理想と長の資格 前 ふたば系ゆっくりいじめ 494 ドスと理想と長の資格 後 ふたば系ゆっくりいじめ 514 僕とさくやとおぜうさま ふたば系ゆっくりいじめ 548 てんことれいむとフィーバーナイト 前編 ふたば系ゆっくりいじめ 559 てんことれいむとフィーバーナイト 後編 ふたば系ゆっくりいじめ 583 ゆっくりしたけりゃ余所へ行け ふたば系ゆっくりいじめ 599 はじめてのくじょ~少女奮闘中~ ふたば系ゆっくりいじめ 615 お兄さんは静かに暮らしたい 小五ロリあきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 子供たちは良識があるようだ -- 2014-07-20 10 54 08 出てきた子供が昭和チックに感じた -- 2011-06-08 00 29 48 この子供達がスネ夫、静、ジャイアンに見えちまった ゆっくりのくせに生意気だぞー -- 2010-12-13 10 42 12 偉そうなガキだ -- 2010-07-26 12 14 32 この少年は見所がある きっと立派な鬼、お兄さんになるだろう -- 2010-06-27 00 52 35 大柄な男の子かっけえ。 -- 2010-06-21 15 21 47 子供たち、GJ -- 2010-06-17 06 18 50
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良好な関係 0KB ※虐待のやり方を忘れました。要リハビリ。 『良好な関係』 D.O 「おにーさん、れいむとまりさに、おやさいさんをちょーだいね!」 「れいむたちはおちびちゃんをうむんだよ!だから、たくさんむーしゃむーしゃするんだよ!」 春。 ゆっくりにとっても雪解けと新たな生命の誕生の季節である。 芽吹いたばかりの美味しく新鮮な、柔らかい草花をむーしゃむーしゃして、 過酷な越冬生活で溜まった滾りを爆発させて、 多くのゆっくりのつがいの間に、新しい命が誕生するのだ。 と、そんなわけで、れいむとまりさは森から人里にやってきて、 今目の前にいるお兄さんに、美味しいお野菜をもらおうとしているのであった。 「・・・ほぉ。おちびちゃんのためにか。いい心がけだな!よし、待ってろ!!」 農道沿いのでかい石に腰掛けていた農作業服のお兄さんは、 自分の横に置いていた背負い籠から、美味しそうな新鮮野菜を取り出す。 形は少々いびつで売り物としてはイマイチだが、取れたてな分、味は店のものよりいいくらいであろう。 「ゆゆっ!おにーさんはゆっくりしてるね!どれいにしてあげてもいいよ!!」 「まりさ、だめだよぉ。おにーさんにもかぞくがいるんだよ。」 「ゆぅ、そうだね、れいむぅ。まりさたちのでっかいおうちでも、おにーさんのかぞくまでは、はいらないよね。」 ・・・。 「「むーしゃむーしゃ!しあわせー!」」 「そりゃ良かった。」 ・・・・・・。 「れいむぅ、もうまりさ、がまんできないよぉ。」 「ゆふぅん・・・まりさぁ、おにーさんがみてるよぉ。れいむたち、はじめてなんだよ。だめだよぉ。」 「ゆふふ、おやさいさんのおれいだよ。おにーさん!まりさたちのすっきりをみてたのしんでいってね!」 「了解。」 田舎の性は奔放なのだ。 ・・・・・・・・・。 「お、おにーさぁん!れ、れいむのはずかしいとこ(以下略)。」 「まりさのたくましいぺに(以下略)」 すーりすーり、ぬっぷぬっぷ。 「「すっきりー。」」 上を見ればどこまでも青空。 周りを見れば、遠くまで一面畑が見渡せる開けた屋外で、 お兄さんの視線を感じながら行なったはじめてのすっきり。 それは、2匹の一生の記憶に残るであろう、すばらしい体験であった。 しゅるしゅるしゅる・・・ などと余韻に浸っている間に、早くもれいむの額には一本の茎が生え始め、 3分もすると、5匹の可愛らしいおちびちゃんが実った。 ゆっくりの妊娠はあっという間である。 すっきりーから5分足らずで赤ゆっくりの外観は、生まれるサイズの8割程度まで出来上がってしまう。 その後2~3日の間に赤ゆはフルサイズまで育ち、生れ落ちるわけだ。 「ゆぅ~。おちびちゃん、ゆっくりしてるよ~。」 「れいむとまりさのおちびちゃんだもん。ゆっくりいち、ゆっくりしてるにきまってるよ~。」 「・・・くち・・・ちちぇにぇ・・・」 『『ゆゆぅ~ん!ゆっくりしてるよぉぉ~!!』』 こうして赤ゆっくり達は、生れ落ちるまでの期間まどろみの中で両親の声を聞き、 肯定的で役に立たない言葉ばかりを刷り込まれ、自分達が世界一素晴らしい存在であると洗脳を受けるのだ。 まあ、どうでもいいことだが。 ぷちっ。 その時、れいむとまりさの視界から、おちびちゃん達の姿が消えた。 れいむの額から生える茎ごと。 「「ゆ・・・・・・?」」 「むーしゃむーしゃ、幸せー。」 声の聞こえた方を見ると、お兄さんが茎を一本持っている。 だが、その茎にはおちびちゃん達の姿は無い。 「ゆぅ?」 「・・・おにーさん?」 「何?」 「おちびちゃんは?」 「・・・旨かったよ。」 ぽりぽりぽりぽり・・・ 「茎うめぇ。」 「ゆ・・・ゆぁぁああああ!?くきさんたべちゃだめぇぇええええ!!」 「おちびちゃんのゆっくりしたごはんさんなんだよぉおお!?」 「じゃ、いいじゃん。おちびちゃんも俺の腹の中だし。」 ぽりぽり、ぽり。ごくん。 「ご馳走様でした。」 「・・・ゆぁぁああああ!?どうぢで、どうぢでごんなごどずるのぉおお!?」 「どうしてって、野菜2本と一口饅頭5個、真っ当な取引だと思うけど。」 「ゆがぁあああ!!じねぇ!じねぇええ!!」 ぽよんっ!ふにゅっ!むにょんっ! 「ああ、すげぇ気持ちいいけどゴメンな。俺そろそろ仕事に戻るから。じゃあなー。」 「ゆぁぁああああ!!おぢびぢゃんがぁぁあ!!でいぶのはぢめでのおぢびぢゃんがぁぁああ!!」 「どうぢでぇぇえええ!?どうぢでごんなごどずるのぉぉおお!?」 2分後。 「れいむ。ないててもゆっくりできないよ。」 「ゆぅ。そうだね。まりさも、れいむだってげんきなんだもん。 また、ゆっくりしたおちびちゃんをつくろうね。」 ゆっくりの命は儚く、だからこそこの手の悲しみから立ち直るのは早い。 れいむとまりさは、先ほど起きた悲劇は完全に忘れ、 もう一度すっきりーしておちびちゃんを手に入れる道を選ぶことにしたのだった。 その時、少し離れたところから農作業服のお兄さんが2匹に声をかけてきた。 「おーい。そこのれいむとまりさー。腹減ってないかー?」 「おねーさん、れいむとまりさに、おやさいさんをちょーだいね!」 「れいむたちはおちびちゃんをうむんだよ!だから、たくさんむーしゃむーしゃするんだよ!」 「・・・ほぉ。おちびちゃんのためにか。いい心がけだな!よし、待ってろ!!」 農道沿いのでかい石に腰掛けていた農作業服のお兄さんは、 自分の横に置いていた背負い籠から、美味しそうな新鮮野菜を取り出した。 形は少々いびつで売り物としてはイマイチだが、取れたてな分、味は店のものよりいいくらいであろう。 悲劇は繰り返す。 餡小話掲載作品 町れいむ一家の四季シリーズ→休止中につき、『ふたば系ゆっくりいじめ 1252 ドス対処法』にてご確認あれ ふたば系ゆっくりいじめ 157 ぱちゅりおばさんの事件簿 ふたば系ゆっくりいじめ 305 ゆっくりちるのの生態 ふたば系ゆっくりいじめ 854 ごく普通のゆっくりショップ ふたば系ゆっくりいじめ 873 ゆっくり向けの節分 ふたば系ゆっくりいじめ 924 みんな大好きゆレンタイン ふたば系ゆっくりいじめ 934 暇つぶし ふたば系ゆっくりいじめ 943 軽いイタズラ ふたば系ゆっくりいじめ 1016 お誕生日おめでとう! ふたば系ゆっくりいじめ 1028 ゆっくり工作セット ふたば系ゆっくりいじめ 1148 愛でたいお姉さん ふたば系ゆっくりいじめ 1161 ありすの婚活 ふたば系ゆっくりいじめ 1241 野良も色々 ふたば系ゆっくりいじめ 1245 労働の意義 ふたば系ゆっくりいじめ 1252 ドス対処法 ふたば系ゆっくりいじめ 1257 続・ドス対処法 ふたば系ゆっくりいじめ 1266 赤い風船に乗せて ふたば系ゆっくりいじめ 1271 ゆっクリニックへようこそ 本作品 D.Oの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ↓お前はちぇんじゃないから死刑 -- 2014-08-17 00 47 32 出荷できないお野菜さんは0円だよー。 0×2 = 0×5だねー。 -- 2014-05-11 19 45 58 茎って甘くて苦くて美味しくんだよな、何でできてんの 抹茶? -- 2013-08-02 15 13 58 ゆっくりごときに野菜は高いwwwww -- 2013-01-23 14 05 57 茎うまいんだ。スナック菓子か?角砂糖か? -- 2013-01-04 18 27 35 茎うめぇ。じゃないwww -- 2012-06-24 16 30 32 次は饅頭が増えるといいね。お兄さん -- 2012-01-06 14 33 26 売り物にならない野菜×2=美味な一口饅頭5個 うん、真っ当な取引だwwww -- 2011-08-25 08 04 10 野菜の方が高い…と思うが、気前の良い農家の好意だと思えば納得できたw 鶏が卵提供するようなもんだね。 このゆっくり達はお野菜食べれてすっきりできて幸せなんだねーww -- 2011-01-21 14 26 17 野菜もったいないな -- 2011-01-01 00 27 07 饅頭5個に野菜2つって高いよ、おにーさんw -- 2010-12-26 15 01 54 学習しろy……無理か。 -- 2010-06-28 16 31 08 面白い! -- 2010-06-16 19 08 59
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・このSSには虐待されるゆっくりと愛でられるゆっくりがでます ・作者に都合の良い独自設定があります ・一部のゆっくりは漢字を使って喋りますので違和感を感じる人は読まないほうがいいかも ・このSSを書いたのはHENTAIあきです!分かってると思いますがHENTAIが嫌いな方は読まないほうがいいです! ・それでもいいというひとはゆっくりよんでね!!! 布団の中で一匹の胴付きみょんが顔を赤くして辛そうに息をしている。 その姿をみょんの飼い主であるお兄さんはその姿を心配そうに見ている。 「みょん大丈夫か?やっぱりもう一日一緒にいたほうがいいか。」 「心配しないでほしいみょん。お兄さんは学校さんがあるんだからお勉強さんにいってほしいみょん。」 みょんはまだ辛いがこれ以上お兄さんに迷惑はかけられないとそんなことを言う。 今までみょんに家事を任せっきりだったお兄さんは、慣れない家事やみょんの世話と疲労が溜っているのも事実だ。 加えてみょんが心配で大学にも行かずにいるのでみょんの方は自分よりもそちらのことを心配している。 「今日は大事な授業さんのはずだみょん。みょんはだいぶ楽になってるから平気なんだみょん!」 卒業に必要である授業を知っているみょんの言葉に、お兄さんは言葉も出ない。 本人よりもお兄さんに必要なことを把握しているみょんにまさにお兄さんの親代わりのようなものだ。 「一応終わったらすぐに帰ってくるけど、それまでゆっくりしてろよ。」 「お兄さんは心配症だみょん。みょんはお兄さんと違ってしっかりしてるみょん!」 大学に向かおうとするお兄さんにみょんはそんな軽口を言う。 最後まで心配そうな顔をしてお兄さんは部屋から出て行った。 「しかたないから半霊を使うしかないみょん・・・。」 お兄さんが部屋から出て行ったのを確認すると、みょんは嫌そうな顔をして半霊を見る。 ごく稀にゆっくりみょんには半霊と呼ばれる白玉で出来た謎の物体を連れている物がいる。 何のためにいるのか、どうしてすべてのみょんにいないのかと謎もあるが半霊がいるみょんは頭が良いものが多い。 「みょんが許可するみょん!今日だけゆっくりしてもいいみょん!」 そうみょんが半霊に言うと、嬉しそうに半霊がぐにゃぐにゃと体を動かし始める。 しばらくすると半霊が人玉のような形から布団で横になっているみょんと同じ姿に変化した。 「ちーーーーーーーーーーーーーーーーーー○ぽ!」 「喋るんじゃないみょん!恥ずかしいから口を開いちゃ駄目みょん!」 嬉しそうに卑猥な単語を口にする半霊をみょんは顔を赤くして半霊を叱りつける。 同じような姿だが大きさはみょんより一回りほど小さい。 その上みょん本人が普通に喋れるというのに何故か半霊が話せるのは卑猥な単語のみである。 「今日はしかたないけど、お部屋のお掃除をしてほしいみょん。終わったら好きにしていいみょん。」 「ろしゅつぷれい!」 「だから喋るんじゃないみょん!」 声をあげて部屋から出ていく半霊を不安そうに見ながら、みょんは薬をオレンジジュースと一緒に飲むとそのまま寝息をたてはじめた。 「まーらまーらまらかわかむり♪。どうていおとこのなげ~き♪。」 どこぞの映画に出てくる頭に残る歌を自身で喋れる卑猥な単語で歌いながら、半霊は部屋の掃除を始める。 人型でなくてもみょんと一緒に掃除をしてきているので、手なれた様子で部屋をてきぱきと片付ける。 「えろほん!きょにゅう!むしゅうせい!」 お兄さんが隠してあった秘蔵の本を発見して、半霊は嬉しそうに中身を読み始める。 みょんであれば即座にゴミ箱に捨ててお兄さんを説教するが、半霊は興味津津という風にじっくりと読み進める。 「ふぅ・・・。どうしてにんげんさんはこんなものをありがたるのか・・・。」 読み終えてすっきりしたのか哲人めいた言葉を言って、半霊は自分だけが分かる様に押入れの中へと本を隠す。 休憩を挟みながらも半霊は汚れていた部屋を片付け終えると、ゆっくりとおやつを食べ始める。 そんな一時を壊す存在が部屋の中へと侵入しようとしていた。 「まどさんはいじわるしないであいてね!れいむをゆっくりさせないなんてひどいよ!」 「いじわるしないであいてね!れいみゅおこるよ!」 「ゆっきゅり!ゆっきゅり!」 窓を見てみると野良と思われる薄汚れたゆっくり一家が窓に張り付いていた。 シングルマザーであるのかれいむが一匹に子れいむと未熟児である子まりさの一家だ。 そんな一家を確認すると、半霊は窓に近づいていく。 「いいところにきたね!どれいはさっさとこのまどさんをあけてね!そしたらあまあまをよういしてね!」 「たくさんでいいよ!さっさとしないとれいみゅがせいっさいするよ!」 「あみゃあみゃ!あみゃあみゃ!」 そんな一家の願いを聞いたのか、半霊は窓を開けて野良一家を部屋の中へと招き入れる。 汚い体で部屋の中に入ってくると、野良一家はさっそくお決まりのセリフを言う。 「ここをれいむとおちびちゃんのゆっくりプレイスにするよ!」 「おかあしゃんかっこいいー!」 「おきゃっしゃ!ゆっきゅり!」 部屋の主であるお兄さんの一応飼いゆである半霊を前にそう宣言する野良一家。 そんな一家の一員である未熟児まりさを半霊は静かに摘む。 「なにするの!れいむのだいやもんどのようにうつくしいおちびちゃんをきたないてでさわらないでね!」 「いもうちょだけずるいよ!れいみゅもやってね!」 そんなれいむと子れいむを無視して半霊は未熟児まりさのあにゃるに指を入れる。 そして蜜柑の皮を剥くように未熟児まりさの皮を一気に剥ぎ取った。 「ゆっぎゅりでぎにゃいいいいいいいいい!」 「ごうもんぷれい!」 悲痛な叫びをあげる未熟児まりさはそう言って黒い餡子の塊となり、半霊はどこか危ない表情をしてにまりと笑う。 突然の凶行に親であるれいむと子れいむは思考が止まるが、すぐさま現状を理解する。 「れいむのおちびちゃんがああああああああああああああああああああ!」 「ゆわああああああああああああああああ!れいむのいもうちょがあああああああああああああああああ!」 おそろしーしーを漏らす子れいむとれいむが大きな声で叫ぶが、半霊はそんなことを無視して未熟児まりさの体をいじくる。 「ゆぴい!ゆびびびびびびびび!」 ひとしきり体をいじくると半霊は未熟児まりさの中枢餡を引き抜く。 体を震わせていた未熟児まりさは甲高い声で一鳴きするとただの餡子の塊となった。 半霊は中枢餡を大切にテーブルの上に置いてあったおやつ用の皿に乗せる。 「このくそどれいいいいいいいいいいいいい!れいむのおちびちゃんをころしたゲスはしねえええええええええええええ!」 激高したれいむが半霊に怒りの体当たりを行うが、半霊はひらりとれいむの体当たりを避ける。 無様に顔から床にちゅっちゅをするれいむを放っておき半霊は恐怖で気絶した子れいむに近づいていく。 「おちびちゃんにげてええええええええええええ!」 「ゆ?どうしたのおかあ、おそらをとんでるみたい!」 気がついた子れいむが見たものはにんまりと笑っている半霊の顔であった。 妹の死にざまを見ていたれいむをさっきの恐怖を思い出す。 「いやだああああああああああ!れいみゅまだしにぢゃくないいいいいいいいいいいいいい!」 「ぜんざ!ぬれぬれ!」 逃げようともがく子れいむを、半霊は傷つけない様に体をマッサージし始める。 それを見たれいむは半霊が反省したものと思い態度を改めてえらそうな表情をして半霊を罵倒する。 「ゆ!よくかんがえたらあんなゆっくりできないおちびちゃんはいらなかったよ!だけどおちびちゃんをころしたんだから どれいはしっかりれいむのおちびちゃんにほうしするんだよ!」 「ゆゆ~ん!れいみゅきもちいいよー。」 適度な力で体をもまれている子れいむは気持ち良さそうにリラックスしている。 だが半霊はだんだんと子れいむを揉む力を強めていく。 「ゆゆゆゆゆ!なんぢゃかきもちよくなってきたよ!」 「なにしてるの!?れいむのおちびちゃんにへんなことしないでね!」 トロンとした子れいむの下半部からぺにぺにがその存在を主張し始めるのを確認すると、半霊はますます揺すり続ける。 「すっきりー!」 「とくのうみるく!」 子れいむから出された精子餡をコップの中に注ぎ終えると、半霊はまた子れいむの体を揺する。 一度すっきりしたにもかかわらず、子れいむは再びぺにぺにを立たせる。 「おちびちゃんだめだよ!そんなにすっきりーしちゃったらずっとゆっくりしちゃうよ!」 「うるさいよ!れいみゅはきもちいいんだからばばあがくちをださないでね!」 「どぼぢでぞんなごどいうのおおおおおおおおおおおお!」 そうしてまたもやすっきりーする子れいむ。 満足したのかぐったりと体を曲げる子れいむだが、半霊はまだまだ手を動かすのをやめない。 「あかだま!ふくじょうし!」 「やべでね!れいみゅもうすっきりしたくないよ!」 抗議をするが半霊を手を止めずに子れいむから精子餡を絞りださせる。 三度目のすっきりーを終えても、まだまだ半霊は手を止めない。 「すっきりー!すっきりー!すっきりー!」 「もうやべでええええええええええええええ!おちびちゃんがしんじゃうよおおおおおおおおおおおお!」 こうしてれいむの大切なおちびちゃんはその体を干からびさせるまで精子餡をコップに出し続けさせられた。 皮だけの萎んだ饅頭となった子れいむを、半霊は汚そうにゴミ箱へと捨てる。 「このくそどれいいいいいいいいいいいいいい!れいむがシングルマザーじゃなくなったでしょおおおおおおおおお!」 見当違いな怒りの声を上げるれいむを、半霊は両手で抱えると開けていた窓から放り投げる。 地面にぶつかって痛がるれいむを無視して半霊は窓を閉めると、鼻歌を歌いながら薬を探し始めた。 薬を見つけると未熟児まりさの中枢餡の乗った皿と子れいむから搾った精子餡の入ったコップをお盆に載せ、 みょんが眠っている部屋に向かおうとする。 「あけろおおおおおおおおおおおお!さっそとくそどれいはしねえええええええええええええええ!」 窓に体当たりを繰り返しながら怒声をあげるれいむを、半霊はお盆を一旦テーブルに置くと煩そうに窓を開ける。 怒りに燃えるれいむは開けられた窓から再び部屋に入って半霊に攻撃をしようとするが、 半霊は窓を開ける前に用意してあったはくろーけんでれいむの右目を突き刺した。 「れいむのきれいなおべべがああああああああああああああああ!」 「梅毒!淋病!クラミジア!」 右目からくろーくんを引き抜くと、半霊はれいむの顔じゅうに次々と穴を開けていく。 あんよである底部にも裏返してきっちりと穴を開けていき、歩けない様にする。 体中から餡子を垂れ流しているれいむを、半霊は外へと蹴りだしてこんどこそみょんのいる部屋へと向かう。 「あんこさんでないでね!あんこさんがでちゃったられいむがゆっくりできないでしょううううううううううう!」 動けずに餡子を垂れ流しているれいむはそんなことを叫ぶ。 れいむの餡子に惹かれたのか、れいむの周りに蟻が徐々に集まってきた。 「ありさんやめてね!れいむのあんこさんをもってかないでね!やべろっでいっでるでしょおおおおおおおおおおお!」 そんなことを言うが蟻はどんどん数を増やしていきれいむの餡子を巣穴へと運んでいく。 そのうちに餡子だけでなくれいむ自体を解体し始めた。 「いぢゃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!どうじででいぶがごんなめにいいいいいいいいいいいい!」 可愛いおちびちゃん(笑)を失い、自らの命すら失おうとしているれいむは自分の不幸を呪う。 だがこれはすべてれいむ自身が招いたことだ。 無理やりすっきりーして番であったまりさに愛想を尽かされ、狩りもろくに出来ずに人間の家にやってくる。 身から出た錆なのだがれいむはそのことに気付かずに、ひたすらこの世の理不尽を喚く。 そんなれいむを蟻はただ黙々と解体していき、れいむは徐々に失われる命を感じながら叫ぶ。 煩かった野良を追い出した後で、半霊は寝ているみょんを起こす。 「ピロートーク!」 「何なんだみょん?お掃除はもう終わったのかみょん。」 不審がるみょんに半霊は持ってきたおぼんに乗っている物を見せる。 「何だみょん?餡子さんの塊とこのどろっとした飲み物さんは?」 「ぜつりん!ギンギン!ひっちゅう!」 「体に良いみょん?確かに甘そうで美味しそうな匂いはするみょんね。」 ゆっくりの中でも特に美味とされる中枢餡、その中でも成体になっていないゆっくりの中枢餡はさらに美味とされる。 その上未熟児であったまりさの中枢餡であり、まさに珍味と言ってもいいだろう。 子れいむから搾り取った精子餡は牛乳と混ぜ合わせて、体に良いようにとレンジで程よい温かさになっている。 「せっかく作ってもらった物は食べないと悪いみょん。ありがたく頂くみょん!」 「ぺにーす!」 そう言って中枢餡を一かじりするみょんを半霊は嬉しそうに眺める。 ゆっくりと咀嚼するとみょんは中枢餡の味に驚く。 「なんなんだみょんこれは!?甘いけど全然しつこくないし、いくらでも食べれそうだみょん!」 未熟児をすぐに殺さずに苦痛を味あわせた中枢餡は市販のゆっくり商品とはまったく違う味であった。 熟練の虐待お兄さんでなければ、おそらく同じような味には出来ないだろう。 続けてみょんは牛乳と混ざった精子餡を飲む。 「ちょっとねばねばして飲みにくいけど、甘くて温かいから体がぽーかぽーかするみょん。半霊はどこからこれを取ってきたみょん?」 「・・・」 「都合の悪いときだけ喋らないんじゃないみょん!まあ美味しかったからいいみょん。」 半霊の用意した特別メニューをみょんが食べ終えると、さっきよりも顔色が良くなっていた。 今まで栄養はオレンジジュースでしか採っていなかったが、半霊の用意した手料理(?)で随分と回復したようである。 「どうしたみょん?ゆっくりしても良いんだから遊んで良いみょん。」 「そいね!そいね!」 半霊は不思議がるみょんの布団の横へと潜り込もうとし始める。 それをみょんはしょうがないと半霊を受け入れる。 「今回だけだみょん。」 「にょん!」 お兄さんが大学から帰ってくると、みょんと半霊が仲の良い姉妹のように布団で一緒に寝ていた。 みょんの風邪がすっかり治った後でも、半霊は今も人型の状態のままである。 お兄さんが半霊の変身姿を見てすっかり気に入ってしまい、そのままでおいてくれとみょんにお願いしたのだ。 人型になったことで半霊も食事を採る様になって食費が増えたが、お兄さんの友人にみょんと半霊とのツーショットを見せたところ。 「何これ可愛い!食費ぐらい私が出してあげるからもっと写真を撮って!」 さすがに現金を受け取ることは出来ないので、御裾わけとして美味しいおかずをGETすることになった。 また外で何やら叫んでいる活きの良いれいむをお兄さんが発見して補修し、 饅頭製造機として働いてもらうことでおやつも買わないですんでいる。 さすがに蟻がたかって汚かったので綺麗に洗って、生まれてすぐの赤ゆのみを食べている。 「みょん~にょん~。饅頭出来たからこっちおいで~。」 「半霊をにょんって呼ぶのはやめてみょん!」 「にょん!にょん!」 さっそく出来た饅頭を一緒に食べる為にみょんと半霊を呼ぶお兄さん。 半霊をにょんと呼ぶのは、みょんと言おうとしてにょんと言っているのをお兄さんが面白がって命名した。 「何で嫌なんだろうなにょん?こんなに可愛らしい名前なのに。」 「だってにょんってなんだかしーしーみたいで恥ずかしいみょん・・・。」 顔を赤くするみょんをお兄さんは小型カメラでこっそりと撮る。 友人に頼まれてせっせとおかずの為に今日もこっそりみょんの写真を撮るお兄さんであった。 「まあそんなことは良いから饅頭食おうぜ。今日もまた活きのいい饅頭を作ったからな。」 お兄さんはそう言って皿の上に乗った赤ゆ達をテーブルの上に置く。 「ゆぴぴ!ゆぴ!」 「ゆっきゅり!ゆきゅりしちぇね!」 「ゆゆきゅちさせちぇ!」 皿の上に乗っていたのはすべて未熟児だけであった。 半霊に傷つけられた時なのか、それとも蟻によってなのか分からないがれいむが生む赤ゆはすべて未熟児ばかりである。 店で買うと普通の赤ゆよりも割高であるが味が良い未熟児を食べられるとあって、お兄さんの財布は随分と楽になっている。 「やっぱり美味いなこれ。ぷちぷちして噛んでて面白いんだよな。」 「お行儀が悪いみょんお兄さん!」 「きん○ま!いんのう!」 爪楊枝で未熟児を刺して口に運んで食べる三人。 皿の上では爪楊枝から逃れようと必死に未熟児が逃げ回るが、すべて口の中へと消えていった。 「やべでえええええええええええ!でいぶのおちびちゃんはたべものじゃないいいいいいいいいいい!」 加工所特製の防音の透明な箱の中で我が子を食われていく様をじっくりと見せられるれいむ。 こうすることで精神的苦痛を味あわせて次に赤ゆを作らせる時にさらに味がよくなるという寸法だ。 今まで他人をゆっくりさせることが無かったれいむが、初めて他人をゆっくりさせることが出来るのであった。 おまけ 賢者の一時 「おにいさん・・・。」 「どうしたにょん。」 「どうしていきものはあらそわないといけないのかな・・・。」 「難しい質問だな、分かることは色々と理由があるんだ。」 「たとえばどんなりゆうがあるの?」 「自分と違う考えだったり、些細な一言だったり、きっかけは本当につまらないことだろうな。」 「かなしいことだね・・・。みんなでなかよくすればいいのに。」 「そうだな、だけどそれが生きてるってことなんだろう・・・。」 「言い訳はそれだけみょん?」 「「ごめんなさい。」」 顔を怒りでひくひくさせながら、みょんは全裸で正座しているお兄さんと半霊を冷たい視線で見る。 買い物から帰ってみればお兄さんと半霊が今まで処分していた本を見ながら楽しそうにワイ談をしていたのだ。 お兄さんはさっぱりとした顔つきで、半霊に至っては一人すっきりー真っ最中である。 季節はずれの寒い気温の中でお兄さんと半霊は一時間以上そのままでみょんに説教され続けたのであった。 後書き スレで卑猥な単語を離す胴付きみょんとそれを追いかける妖夢を見て閃きました。 実際妖夢が見たら相当ショック受けそうですし、幻想郷設定でなんか書くのはきついので胴付きみょんと半霊で書いてみました。 黄昏フロンティアさんの妖夢のスペカで半霊が妖夢の動きを真似る物があったので、ゆっくりでも似たようなことをさせてみました。 牛乳と餡子の組み合わせが普通なのかは分かりませんが、自分はドラ焼きや饅頭と一緒に牛乳を飲んで美味いと感じます。 最近ではHENTAIが増えていく中でHENTAIを嫌う人もいますが作風を変えないHENTAIあきでした。 以前書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 993 初めてのおつかい ふたば系ゆっくりいじめ 1003 寂れた神社で ふたば系ゆっくりいじめ 1014 ゆーパチ「ヒャッハー!虐待だぁ!」 ふたば系ゆっくりいじめ 1024 めーりんの憂鬱 ふたば系ゆっくりいじめ 1036 別れと出会い ふたば系ゆっくりいじめ 1043 夜の怪奇現象 ふたば系ゆっくりいじめ 1058 S計画 作られたゆっくりたち ふたば系ゆっくりいじめ 1072 胴付きへの進化 ぱちゅりーの場合 ふたば系ゆっくりいじめ 1080 違うありす ふたば系ゆっくりいじめ 1087 まりさ家出する ふたば系ゆっくりいじめ 1099 てんこを良い子にする方法 ふたば系ゆっくりいじめ 1108 きめぇ丸?いいえしゃめい丸です ふたば系ゆっくりいじめ 1144 別れと出会い まりさのトラウマ編 ふたば系ゆっくりいじめ 1155 ゆっくりスクール ふたば系ゆっくりいじめ 1159 ゆっくりの寿命 ふたば系ゆっくりいじめ 1165 ゆっくりクラブ ふたば系ゆっくりいじめ 1178 まりさひどい目に遭う ふたば系ゆっくりいじめ 1184 オレンジジュースを買いに ふたば系ゆっくりいじめ 1216 特異体質を持つ愛でお兄さん ふたば系ゆっくりいじめ 1233 新月の夜に ふたば系ゆっくりいじめ 1247 しっかりゆっくりとうっかりゆっくり ふたば系ゆっくりいじめ 1268 一人ぼっちのゆっくり ふたば系ゆっくりいじめ 1280 新世紀覇王伝まちょりー ふたば系ゆっくりいじめ 1294 行列の出来るえーりん診療所 HENTAIあきの作品集 このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! ◆SS感想掲示板 HENTAIあき感想スレへ ※書き込む時はSSのタイトルを書いて下さい。 コレをコピーしてから飛びましょう→『ふたば系ゆっくりいじめ 1311 みょんな一日』 トップページに戻る
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かくた ○13-00271-01:かくた(PL:かくた):根源力計:104350 ○所持資格:吏族1級 (http //blog.tendice.jp/200703/article_22.html) (http //www28.atwiki.jp/i-dress_zaimu/pages/111.html) (http //www28.atwiki.jp/i-dress_zaimu/pages/149.html) (注)http //blog.tendice.jp/200703/article_22.htmlにて参謀5級も同時に取得されていましたがリアル多忙につき辞退 ○所持資格:藩王2級(http //p.ag.etr.ac/cwtg.jp/bbs2/17218) PC名 イベント名 初期根源力 リザルト 補足 模堂蛮神 ターニの帰還(特別ゲーム1)聖銃大戦 源方面 1000 1000 根源力計 - 1000 1000 小計:2000 ○アイドレスの根源力 イベント名 リザルト アイテム 補足 01藩国誕生 封土分4000 04吏族出仕 1000 下賜された軍配(尚書のみ) 10吏族招集 1000 名誉爵位(準男爵)(尚書のみ) 18はじめての戦争 2000 犬:全員水泳大会 リザルト犬 バトルメードisNo1 2000 バトルメード勲章 メード長は10万になる リザルト 52帝國参謀本部始動 2000 リザルト 出撃 俸禄の通知 5000 大吏族従軍章 大吏族チェック出仕 59決戦FVB 10000 リザルト 出撃分+戦力計算班当日臨席 63吏族ダンスパーティ -18000 エントリ 知識+3(カレー味ドラゴンステーキ×3口卓) 70亜細亜の曙 7800 エントリ リザルト 65作戦立案出撃+応援(70再チェックにて再計算) 小笠原偵察&侵攻 10000 リザルト 応援 後ほねっこ男爵領奪回作戦 出撃4000 参謀6000 エントリ本隊 リザルト 出参 83降伏勧告 10000 レイカちゃん・フィーブル勲章 エントリー サターン復活作戦 3000 R参(ボ) 91ガンパレード・ブルー 10050 R 94ノワールの戦い 2000 ノワール従軍勲章 戦 ノワール従軍勲章(幸運+1) 95ルージュの戦い 5000 空戦部隊:R 103 帰る場所を守るための戦い 30000 リザルト 108 空爆の開始 1500 リザルト 114 第一波 4000 王女親衛軍 根源力小計 102350 根源力総計 104350
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声 10KB 仲違い 家族崩壊 野良ゆ 赤ゆ 子ゆ ゲス 現代 虐待人間 独自設定 もう少しやり取りが増やせたかも、とりあえず、どうぞ 『声』 ある日のこと。 一人の青年が、家で仰向けになっていた。 「あー、疲れた」 その姿勢のまま、器用に呟く。 春先の出来事、長い休みも終わり、様々な事の整理などで疲れ切っていた。 今もようやく一段落が付き、休んでいた。 「これだから新しい時期ってのは嫌いなんだ……」 新しいことの始まりというのは常に新しい出来事が起こり続けるということだ。 青年は時期代わりの時は苦手としていた。 「どれ、一休みするか ……タイマー ……1時間、くらいかな」 携帯を弄くり、目的の設定を終えると、携帯を置いた。 そしてそのまま、暖かい日差しを身に浴びつつ抵抗なく青年の瞼は閉ざされた。 青年が眠りに落ち、数十分たった頃か。 コッ…… コッ…… コッ…… 何かが部屋の窓を叩く音に青年は目が覚めた。 「なんだぁ? 時間は…… まだこんな時間か、誰だ」 寝ぼけ眼を擦りながら、音が聞こえる方へ顔を向けると、そこにはゆっくりがいた。 ゆっくりれいむと呼ばれる個体で、汚らしい体をしている、明らかに野良である。 青年が起きたことに気づかないのか青年が起きても口に石を咥え、汚い体を動かし、何度も執拗に石を窓ガラスに叩きつける。 「一体なんだ?」 嫌な物を見てしまった、といった顔で青年は顔をしかめる。 このままうるさくてはかなわないと、青年は窓を開けた。 そこでれいむはようやく、石を叩きつけるのを止めた。 「ゆ! ようやくあいたよ! ここはれいむのゆっくりぷれいすにするからね!」 「しゅるきゃらね!」 そして、いきなりこのれいむはお家宣言をした。 おまけに子持ちの様で、親れいむと同じ汚らしい体の赤れいむがいた。 「何だお前は」 「ゆゆ! れいむのおうちににんげんさんがいるよ! ここはれいむのおうちなんだからゆっくりしないでさっさとでていってね!!」 「しょうだよ! ゆっくちちにゃいでででいっちぇね!」 れいむ親子は言う事欠いて、いきなり開いた窓から侵入しようとする。 「っと」 しかし青年は間髪いれず窓を閉める。 「ゆぎゅぅ!」 「ゆぎゃ!」 親れいむは頬のあたりが閉めた窓に挟まり、子れいむは硝子に突撃した。 「いだい゛よぉぉぉぉお゛お゛ぉぉぉぉ!!」 「いじゃい゛ぃぃぃぃい゛ぃぃぃぃ!!」 親れいむは頬を挟まれた部分から外すためか挟まれたままブリンブリンと体をくねらせる。 子れいむは痛みの耐性の無さか、地面をゴロゴロと大げさに転がる。 青年は窓を開けると親れいむの頬を開放し、窓を締め直すと、玄関へ向かった。 「あのくそにんげん! れいむをゆっくりさせないなんて、ぜんぜんゆっくりしてないにんげんだよ!」 「れいみゅおきょったよ、ぷきゅ~すゆよ!」 自分の仕出かしたことのがどんなことか分かっていないのか、好き勝手に言う。 「お前ら、一体何しに来たんだ?」 そこで青年はやってきた、右手には何やら入っている白い袋がある。 わざわざ玄関から回ってきたようだ。 「ゆゆ! れいむはしんぐるまざーなんだよ! ゆっくりさせないとだめなんだよ!」 「あー、はいはい、ゆっくりゆっくり」 青年は最初からこの親れいむがまともな返答をするとは思っていなかったようだ。 適当に流す青年の言葉をさらに流し、親れいむは続ける。 「だから、このおうちはれいむのものなんだよ! ゆっくりしてないにんげんはゆっくりしないでどっかいってね!」 「いっちぇね!」 「……んー、そうだな、親のお前、お前が俺の言うこと聞いたらどっかいってやってもいいぞ」 「なんでそんなこときかないといけないの! ゆっくりしないでさっさとどっかいってね!」 「聞いたら甘いモノくれてやるから」 「ゆゆ!」 「ゆゆ!」 「あまあまさん! あまあまさんちょうだいね! たくさんでいいよ!」 「ゆっゆっゆーー!!」 親れいむは甘いモノをよこせと、騒ぎたて。 赤れいむに至っては、すでにもらえるものと思い込んでいるのか口から砂糖水の涎を、さらに嬉しすぎてしーしーも漏らしている。 「だから言うこと聞いてくれたらだって」 「あまあまさん! あまあまさん!」 「あみゃあみゃしゃん!」 はー、と青年は息を吐く。 青年は白い袋から袋分けされたクッキーを取り出す。 「あまあまさん!! あまあまさん!!」 「あみゅあみゃしゃん!」 そして、その袋を破き、れいむ親子に見せつけるように一口で食べて見せた。 「でいぶのあ゛まあま゛ざんがぁぁぁぁああ゛ぁぁぁ!!」 「ゆ゛ぎゃぁぁぁぁあ゛あ゛ぁぁぁぁぁ!!」 まるでこの世の終わりとでも言う感じに、れいむ親子は絶望する。 青年は白い袋から二枚目のクッキーを取り出す。 「甘いモノはたくさんある、だから俺の言う事を聞いたらくれてやる」 「ゆぐぐぐ、わかったよ! いうこときいてあげるからさっさとあまあまさんよこせぇぇぇぇぇ!」 「ぷきゅぅぅぅぅう!」 まるで子供でも人質に取られたかのような目で青年を睨みつける親れいむ。 赤れいむも精一杯の怒りを表現するためにぷくーを敢行する。 「言う事を聞くのは親のれいむお前だけでいい、こっちに来るんだ」 「わかったよ! ゆっくりしないでさっさとしてね!」 「わきゃったよ!」 「じゃあ、れいむ、俺の言う事を復唱するんだ、親のれいむだけでいいぞ」 「わかったから、さっさとしてね!」 「あいうえお、さしすせそ……」 「あいうえお、さしすせそ……」 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくりしていってね!」 「ゆっくり」 「ゆっくり」 「してない」 「してない」 「おちびちゃん」 「おちびちゃん」 「駄目だよ」 「だめだよ!」 「なんて言うと」 「なんていうと」 「思ったの?」 「おもったの?」 「馬鹿なの?」 「ばかなの?」 「死ぬの?」 「しぬの?」 「お空飛んでるみたいー」 「おそらとんでるみたい~」 「制裁」 「せいっさい」 ……………… ………… …… … 青年の復唱をすることが始まり十分が経ち、れいむ親子はようやく解放された。 「ゆゆ~ん、やっとあのにんげんからあまあまさんをとりかえしたよ! れいむはつよいね!」 「おきゃあしゃんしゅぎょ~い!」 すでにれいむ親子の中では、自分の甘いモノを奪った人間から甘いモノを取り返したという大冒険を行ったという。 事実無根の幻想を頭の中に作り出していた。 流石餡子脳と言ったところだろうか。 しかし、お家宣言をしたことは忘れたようである。 「さあ、あまあまさんをむ~しゃむ~しゃしようね」 「いっぴゃいむ~ちゃむ~ちゃしゅるよ! きゃわいくってぎょめんね!」 『だめだよ!』 「ゆゆっ!」 突然の親れいむの制止に、赤れいむは固まった。 親れいむは突然聞こえた他のゆっくりの声に不思議そうにして周りを見渡している。 「む~ちゃむ~ちゃしちゃだめにゃの?」 「ゆゆ? そんなことないよ! いっぱいむ~しゃむ~しゃしてね!」 「じゃあ、む~ちゃむ~ちゃしゃせてにぇ」 『だめだよ!』 「ゆぴぃ!」 赤れいむは、涙目で固まる。 「ゆゆ? おかあさんがいったんじゃないよ、む~しゃむ~しゃしていいんだからね」 「ゆゆぅ、む~ちゃむ~ちゃしちぇいいにょ?」 『だめだよ!』 「どびょおじでぞんに゛ゃごという゛のぉぉぉぉお゛ぉぉぉ」 赤れいむはついに泣きだした。 食べていいと聞いたのに、駄目だという、矛盾した言葉に訳が分からなくなっているようだ。 「おかあさんはなんにもいってないよ! ほんとうだからね! そんなしらないこえをきいたらだめだよ!」 「おきゃあしゃんがしゃべってりゅにょにぃ~~」 ぴいぴいと泣きだす子供に困り果てる親れいむ。 確かに声は聞こえるが、その声は全く自分の声ではない、あんな変な声ではないと親れいむは思った。 「ゆゆぅ、こまったよ、どうすればいいの」 『な、き、だ、す、なんて、ぜんぜん、ゆっくりしてない、ゆっくり、だよ!』 「ゆぇぇぇぇぇん、ぎょめんにゃしゃぃぃぃぃぃ、でいびゅみょうにゃきやみゅぅぅぅ」 泣きやむというのに、更に泣きだす赤れいむ、親れいむはさらに困惑する。 「だいじょうぶだからね! おちびちゃん! ぺ~ろぺ~ろしてあげるからね!」 「ゆぇぇぇぇぇん」 と、舐めて赤れいむをあやす為に舌を伸ばそうとした時。 『なんていうと、おもったの? ばかなの? しぬの?』 「ゆびゃぁぁぁぁあ゛あ゛ぁぁぁ、ぎょめんにゃざい゛ぃぃぃぃい゛い゛ぃぃぃぃ」 「ぞんなごといっでないよぉぉぉぉお゛お゛ぉぉぉぉ、おぢびぢゃん! ゆっぐりじでね!」 『なんていうと、おもったの? ばかなの? しぬの?』 「だまれぇぇぇぇぇえ゛え゛ぇぇぇぇぇ!!」 あまりの剣幕に、赤れいむは自分言われたと思いピタリと声だけを止める。 しかし目からは砂糖水の涙が溢れて止まらない。 『う、そ、だよ! おちびちゃん、は、ゆっくりしていってね!』 「ゆゆぅ、ほんちょうに、ゆっきゅりしちぇいいにょ?」 「ゆ? ゆゆ? そうだよ、ゆっくりしていってね!」 別のところから聞こえる、他のゆっくりの声がようやくいいことを言ったと、親れいむは混乱しながらも思った。 早く自分の子供をゆっくりさせようとした。 『なんていうと、おもったの? なんていうと、ばかなの? ばかなの?』 あ、間違えた。 親れいむの聞こえないところから声がでる。 「ゆびゃぁぁぁぁぁあ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁ」 「おちびちゃん、ゆっくりしてね! ゆっくりしてね!」 『う、そ、だよ! ゆっくり、しない、でね! しない、しない、でね!』 「どぼじでぞんな゛ごと゛いうのぉぉぉぉぉぉ!!」 現状は大混乱である。 それもそのはず、何処からともなく聞こえる声はさっき青年が録音した親れいむの声だからだ。 継ぎはぎの再生だが、ゆっくり程度ではあまり違和感を覚えないようだ。 それとも、今の状況だから赤ゆっくりが信じてしまうだけなのか。 青年の初めての試みの為、何度か間違うこともあるがそれもそれで面白い様子を出すので大丈夫のようだ。 更なるセリフを作ろうと再生機に手を出そうとしたが。 「ゆ、ゆがぁぁぁぁぁあ゛! ゆっくりじでないごどもはゆっぐりじないでじねぇ!」 「ゆびゅぅぅぅぅ!」 ついに親れいむは切れて、赤れいむを潰してしまった。 どうやら、青年の思う以上に沸点が低かったようだ。 シングルマザーですらなくなった親れいむ、潰した赤れいむの上で荒い息を吐く。 「ゆふー、ゆふー、まったくゆっくりしてないこどもだったよ!」 自分を正当化するために、親れいむは大声で自分の子供は死んで当然だったと叫ぶ。 青年はならこれはどうだと、手元の再生機から声を再び再生させる。 親れいむは自分の声が自分の声と認識していない、親れいむは別ゆっくりに声を掛けられたと思うだろう。 『ゆ、ゆ、ゆっくり、ご、ろ、し、だよ! ゆっくり、できない、だよ! ゆっくり』 「ゆ!? こ、これはしょうがなかったんだよ! ゆっくりできないこどもだったからせいっさいしたんだよ!」 自分の所業が見られたのかと、辺りをキョロキョロと見渡す親れいむ。 『う、そ、だよ! ち、や、ん、と、み、て、た、よ、れいむ、が、おちびちゃん、を、い、き、な、り、こ、ろ、し、た、よ』 「そ、そんなこと」 『せいっさい、す、る、よ、ゆっくり、し、て、な、い、ゆっくり、を、せいっさい、だよ!』 「ゆ、ゆっくりにげるよ!」 『せいっさい、せいっさい』 なんてやっていると、親れいむは逃げ出した。 おそらく虚構の制裁するゆっくりに追われる恐怖を一生感じ続けるだろう。 青年はそんな親れいむの後ろ姿を見ると笑みを浮かべた。 「ゆっくりは死んでね、苦しんでいっていいよ、っと」 『ゆ、ゆ、ゆ、ゆ、ゆ~』 親れいむの間抜けな声が、最後に響いた。 今まで書いたモノ ふたば系ゆっくりいじめ 964 サンプル ふたば系ゆっくりいじめ 978 暗く湿った穴の中 ふたば系ゆっくりいじめ 1186 すろーりぃな計画 ふたば系ゆっくりいじめ 1272 投げた! 五作目です。 自分の声って録音してから聞き直すと変に聞こえますよね、ゆっくりはどうか知りませんが。 無論私も自分の声は嫌いです。 大きく振りかぶったあき、という名を頂きました。 嬉しいです。 絵の方、誠にありがとうございます。 テンションが上がるついでに、書きあげてしまいました。 今後も頑張って下さいね。 では、最後まで読んでいただいたら幸いです。 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る そんなに扱いやすい録音機って無いだろ。変声ソフト使った方が早いな。 -- 2018-01-02 14 55 08 おもしろかたけど タイトルがね・・・ もうちょっとヒネリがほしい -- 2011-12-16 23 48 37 すっげー面白かったww -- 2011-10-21 14 23 23 面白いなw -- 2011-01-16 13 56 36 なかなか斬新で面白かった -- 2010-07-09 03 48 18 ほほう。楽しいね。 -- 2010-07-08 22 58 22 面白い使い方だった -- 2010-05-31 22 48 25
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このページはⅠ-All~花粉症患者の戦い~のルールをまとめるページです この下に箇条書きでルールを書いていきます ターンの流れ 1対1の対戦形式で行う。 フィールドは縦3つにわかれており、一番後ろがアイテムゾーン、中央が植林ゾーン、一番前が花粉ゾーン。 アイテムゾーンの右隣にデッキを置く。 フィールドの左隣には灰ゾーンが存在している。 植林ゾーンの右隣にはダンプゾーンが存在している。 アイテムゾーンにはアイテムカードを5枚置くことができる。 植林ゾーンには植物カードを5枚でも置いてよい。 花粉ゾーンには植物カードを1枚置くことができる。 ターン制。 初めに7枚ドローし、手札にある植物カードを花粉ゾーンにセットする。 先攻後攻をじゃんけんで決め、ゲーム開始時に「Let s!I-All!」と宣言し、セットしたカードをめくる。 1ターンはドローステップ→オープンステップ→植林ステップ→バトルステップ→エンドステップにわかれている。 先攻のプレイヤーは攻撃を行えない。 ドローステップでは自分のデッキからカードを1枚ドローする。 オープンステップでは灰ゾーンのカードを1枚表にできる。 植林ステップでは植林ゾーンに植物カードを植えることができる。ただし植えることができるのは1ターンに一度のみ。 さらに植林ステップでは1ターンに1度だけ花粉ゾーンの植物を成長させることができる。 アイテムカードは相手のターンでも発動可能なタイミングで発動しても良い。 バトルステップでは自分の花粉ゾーンにある植物カードと相手の花粉ゾーンにある植物カードでバトルを行える。 バトルは植物カードのPPが高いほうが勝利する。 バトルを仕掛けたプレイヤーは攻撃宣言時にトリガーチェックを行い、トリガーを引いたら発動し手札に加える。なかった場合も手札に加える。 バトルを仕掛けた方のプレイヤーが勝利した場合、敗北したプレイヤーはデッキの上のカードを確認、トリガーがあった場合はトリガーを発動し灰ゾーンへ置く。なかった場合はそのまま灰ゾーンへ。 バトルを仕掛けられたプレイヤーは植林ゾーンの植物カードでブーストを行える。 ガードを行うと、ブーストに使った植物カードのPPの半分だけ自分の植物カードのPPをバトルステップ終了時まで上げ、ブーストに使った植物をダンプする。 さらにバトルステップでは自分の植林ゾーンの植物と相手の植林ゾーンの植物でバトルを行うこともできる。 植林ゾーンの植物のバトルではトリガーチェックは行わない。 植林ゾーンの植物のバトルで負けた植物カードはダンプゾーンに置く。 灰ゾーンにカードが7枚溜まったら敗北。
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【Giochetto(暇つぶし)】 窓のサッシに腰掛けて、空を見上げる。 遠くで鳴り響く、邪魔臭いコール。 引っ切り無しに届く、催促のメール。 皆、よくそんなに頑張るなぁ。 雲の流れを目で追って、数を数えるように指差す。 いついかなる時でもまとっている布が風に靡く。 良い天気で、眠ってしまいそう。 「霞ちゃん、東華ちゃん、申し訳ないんだけど、ミリ飯シリーズとトランキパン入荷したから追加して来てくれないかしら?」 「りょーかい」 「はいはーい。今行きまーす」 「ハトさんかトモさん、レジをお願いします!」 「こっちも手一杯です……」 「こっちもです……」 「じゃあ、藤司朗さん……」 「ごめんね。聞いてあげたいのは山々なんだけど、今から大事な約束があるんだ。嘘だけど」 「……逃げるな」 「冗談も分からないの? あ、丈にはちょっと難しかったか……ごめんね、次は丈でも分かるくらい簡単にしてあげるから」 「丈ちゃんもシロちゃんも、どうしてそうすぐに喧嘩しちゃうの……兄弟なんだから仲良くしないとダメじゃない……」 「ま、政宗!! そのトランキパンを投げつけるのだけは止めて!!」 「せ、折角入荷したばっかりなのに!!!」 指の動きを止めて、思案する。 雲がこの並びの時の翌日の天気は大荒れだった気がする。 そして、明日の沙鳥の運勢はあまり良くない。 「煩いですよ! 仕事に集中出来ません! 少しは静かに業務に勤しんだらどうですか!」 「す、鈴臣さん!! 政宗さんたちが!!」 「知りませんよ、そんなもの。勝手にやって勝手にくたばれば良いんです。馬鹿馬鹿しい。こっちの店がどうなろうと……マサ、お客様ですよ。馬鹿なことをしていないで、早くお茶をお出しして下さい。申し訳ありません……至らない慮外者ばかりで……ここは貴方がいるに相応しくない。さぁ、遠慮なく中へお入り下さい」 「あーあ、また鈴臣の病気が……」 「次はいつまで続くか賭ける?」 「止めておく。絶対、藤司朗が勝つし」 「って、こっちに来ないでよ!! 流れ弾が!!」 「……死ね」 「丈は甘えん坊だな。そんなに一人で死ぬのが寂しいなら、優しい優しいお兄ちゃんが直々に殺してあげようか。お前だけ」 「皆さん、働いてくださーい!!!」 「皆さん、遊んでちゃダメです!!!」 確か、こういう結果の時に良いポプリがあった気がするけれど、匂い系は苦手だったはず。 仕方がないから、ポプリは止めて別のお守りになりそうなぬいぐるみでも作ってあげよう。 そういえば今朝、クマさんのぬいぐるみが欲しいと言っていたような気がする。 窓から飛び降りて、騒がしい店内へ。 布と綿とリュックサックタイプにしてみるなら紐も必要か。 人と人の間をすり抜けるようにして、目当てのものを選別する。 邪魔臭いなぁ…… 「直ちゃーん。また、青山さん型ぬいぐるみの注文が来てるけどどうするー?」 「幸成さんの所へ持ってっちゃって下さい」 「直さん、ミリ飯完売ですー」 「直さん、トランキパン完売ですー」 「あらあら、どうしましょう。ついさっき入荷したばかりなのに……」 「ねぇ、部屋に幸成いなかったよー」 「あら、珍しいわね」 「……そこにいた」 「嘘!? いつの間に」 「あぁ、ユキなら部屋に戻ったよ。たった今」 「ちょっと、幸成! また依頼来てるよ!!」 おそろいでウサギさんのぬいぐるみも作ってあげよう。 きっと喜ぶ。 それが終わったらお昼寝しよう。 どうせ暇だし。