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第6話の構成。 台詞集06の全て 出てくる人 主人公(イース) レイオン ヘラクレス ステイア テミシオス 【主人公の心境の変化や入れたい演出など。あらすじ?】 ステイアが出てくる。出てくる。うん、出てくる。 ステイアが仲間に入ることによって レイオンは表ではつんつんしているけども内心喜んでいる。 戦闘中のAIでも、他のキャラクターは瀕死程度にならないと回復しないのに対して ステイアは傷ついたら結構すぐ回復しちゃうんだね。 イース・ステイアは同じ不死身の仲間だということもあって結構親近感をもっている印象。 ヘラクレスに対しては誤解しているのか、微妙に距離をおいている感じで (嫌っているわけではない。) 対するステイアはレイオンがテミシオスが死んだ後の冷たい対応によって あまりいい印象はもっていないように設定する。 イースは結構人がいい感じですすめて、 ヘラクレスはひたすら冷静(そして性的でない意味で、 純粋にイースに対して興味をもっている) →ここではないけど、次の動画で泉に入るときにレイオンがステイアの前で脱ぐというような演出を入れたい →ここではないけど、レイオンの日記に勝手に文字を書き加えたりしたい。(ペイントソフトでいいので) 【伏線やキーポイントなど】 特にない気もする。
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物語 説明書文章 短文でまとめると、ヘラクレスの栄光Ⅲはどういう物語か 説明書文章 古のギリシア。 何百年と続く平和な世界。 人々の心の中には「苦しみ」、「悲しみ」などという感情が 何代もの祖先にまでさかのぼらなければ見出せないほどに、 安穏な時代は続いていた。 何百年も前からずっと……。 天界に住まう神々も、人々が穏やかに、平和に暮らす 地上を眺めるにつけ、自分達が創造した世界が、 正しい歴史を刻んでいることに、大いに満足していた……。 しかし、そのような時代にも常に地上に、 そしてそこに暮らす人間達にじっと目を凝らす神がいた。 オリンポスの神々の最高神であり、全世界の 偉大な創造主である大神ゼウスである。 彼は片時も離すことなく見開いた目で地上を見下ろし、 たとえ小さな変化といえども見過ごすことはなく、 常に地上界を注目していたのだった。 そして、ゼウスの目は平和の楽園に 徐々にではあるが変化の兆しが訪れていることを見逃さなかった。 生命のほかにも人間達は多くのものを神々より授かった。 愛、夢、希望、勇気。 が、しかし 人間の心を揺るがし人間を動かしていたものは ほかならぬ神々より受け継いだ「欲望」であった。 そして「欲望」の行き着く先は 当然のことだが神々自身がよく知っていた。 大地の女神、ガイア--外に「生の世界」を、内に「死の世界」を持つ 母なる大地は人間の欲望のために病み、傷つき、その結果 2つの世界の境界を維持することが困難になりつつあった。 傷ついたガイア!? 激しく動揺する大地。地上にはいくつもの穴が開き それはいつの間にか「死の世界」にまで届いてしまっていた。 そして、そこから這い出した魔物ども---彼らは「死の世界の住人」--- が、人々を襲い始めたのだった! ゼウスは地上を見下ろしながら思いをめぐらしていた。 人間達への愛情は否定できない。 しかし、それはガイア---母なる大地があればこそのこと。 ガイアは今、傷つている。そして、そのガイアを傷つけたのはほかならぬ…… ゼウスは決断を下した。 今、もっとも重要なこと。 それは大地を救うこと。 人間はもう一度創造(つく)ればよい! 心に決めた”すべての支配者”はオリンポスの神々を集め、話を始めた。 「ガイアを救うのだ!」 短文でまとめると、ヘラクレスの栄光Ⅲはどういう物語か ばあちゃん(大地の女神、ガイア)を傷つける人間は許さない! →孫達がそれぞれの方法でガイアを救う方法を考えて実行に移すという話。 ゼウスは人間に対して手助けせずにそのまま見守っていずれ魔物に滅ぼされることによって、 ハデスは魔物を地上につれていくことにより、 ポセイドンは洪水を引き起こすことによって。 (この3人はガイアの孫にあたる) それに対し、プロメテウスは人間に不死の力を与えて行く末を見守ることで、 ガイアだけでなく人間も救おうとした。 主人公達はそんな神々の計画に巻き込まれたものたちである。
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【第13話配役】 ■イース(主人公):hinoさん ■ヘラクレス:hinoさん ■兵士A:hinoさん ☆イース ■[イース01]【適当】 「神様のお願いを聞くしかないと思うよ。」 ■[イース02]【適当】 「太陽も元に戻ったし、 アテネ王に報告しにいこうと思う。 これからのことはその後で考えよう。」 ■[イース03]【適当】 「ノアルーン!」 ■[イース04]【適当】 「あれ、王様は……?」 ■[イース05]【適当】 「流石にそれはないと思うよ……。」 ■[イース06]【適当】 「あの、王様に何かあったんですか?」 ■[イース07]【適当】 「……へ?えと、王様は……?」 ■[イース08]【適当】 「あれ、ヘラクレスってアテネ王と面識あったかな……?」 ■[イース09]【適当】 「ロゴシスってあのおじいさんたちがいた村だよね…… よし、魔法でいけるから行こう!」 ■[イース10]【適当】 「ノアルーン!」 ■[イース11]【適当】《あとヘラクレスの間は少しあけていただけるとうれしいです》 「あ ヘラクレス。」 ■[イース12]【適当】 「まって、まだ戦争は始まってないし アテネ王がこうしているということは……」 ■[イース13]【3秒間】 「ええ、何とかならないんですか?」 ■[イース14]【適当】《地震中にしゃべってる感じで》 「けっこう大きいね……!」 ■[イース15]【適当】 「こ、ここは……」 ■[イース16]【適当】 「大丈夫、僕たちだけみたいだ」 ■[イース17]【適当】 「妖精さんがいればなあ…… って魔物がいる。」 ■[イース18]【適当】 「いや、いいです」 ■[イース19]【適当】 「でも今南にもう一人って……?」 ■[イース20]【適当】 「魔物達が地上に出られるということは僕らも 出られるんじゃないかな」 ■[イース21]【適当】 「人?」 ■[イース22]【適当】 「この人も僕たちと一緒なんだ。 断る理由なんてないよ」 ■[イース23]【適当】 「え、ええ!?なんで!??!」 ■[イース24]【適当】 「でも僕が……」 ■[イース25]【適当】 「うん、わかった。」 ■[イース26]【適当】 「君の名前は……ロベル。」 ■[イース27]【適当】 「えーっと……わからない」 ■[イース28]【適当】 「僕の名前だって本当の自分の名前じゃなくて 自分が勝手につけた名前だし。 正直その時も何もわからなかったから 思いつきでつけた。 今回もそうだったんだけどまずかったかな?」 ■[イース29]【適当】 「よかった。」 ■[イース30]【適当】 「えーっと出口はっと。」 ☆ヘラクレス ■[ヘラクレス01]【3.8秒間】 「おお、イースたちではないか!」 ■[ヘラクレス02]【5.5秒間】 「私はアテネ王の護衛でここに来たのだ」 ■[ヘラクレス03]【7.6秒間】 「私にはよくわからないが どうやら戦争が始まるらしい・・」 ■[ヘラクレス04]【6.4秒間】 「今はそれどころではないはずなのだがな」 ■[ヘラクレス05]【適当】 「む! トランティア王だ」 ■[ヘラクレス06]【適当】 「冥界、だな」 ■[ヘラクレス07]【適当】 「私も詳しいことはわからぬ。 来ることがないからな」 ■[ヘラクレス08]【適当】 「死者の世界だからな。 我々のような者が普通来るところではない」 ■[ヘラクレス09]【適当】《ひとり言のようにつぶやく》 「……どういうことだ?」 ■[ヘラクレス10]【適当】 「ステイア……それは仕方のないことだ。 倒さなかったところで彼らに心が戻るわけでもないのだ。 それよりも魔物達をこれ以上 地上に出さないようにするのが一番だろう。 ここに何かその手がかりがあればよいのだが。」 ■[ヘラクレス11]【適当】 「どうしてこのようなところに……」 ■[ヘラクレス12]【適当】 「ふむ、そうだな」 ■[ヘラクレス13]【適当】 「どうしたのだ?」 ☆兵士A 単なるモブキャラ。 ■[兵士A01]【2.7秒間】 「おお! あなたたち!」 ■[兵士A02]【4秒間】 「どうか王様をお守りください!」 ■[兵士A03]【7.6秒間】 「王様はトランティアという 国の王に会うために西へ向かわれたのです!」 ■[兵士A04]【7.4秒間】 「ヘラクレスと名乗る者が一緒なのですが どうにも心配で・・」 ■[兵士A05]【適当】 「本当は我々もついて行きたかったのですが 何分急なことでしたので……」
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世界の地名 登場する話 村とかの名前 起こる出来事とか 第1話 妖精の村 ・人間の娘ばっかりかと思ったら妖精だった 第2話 ゴルテ ・娘の思い出が手に入る。・お酒で有名らしい。 第2話 クノッソス ・最初行くと追い出される・奴隷を救出するために入る・レイオンが仲間になる 第3話 ラコニア ・スパルタ兵の隊長になる 第3話 スパルタ ・通過点 第4話 アテネ ・レイオンと再開する・アテネ王がNPCとして入る・ヘラクレスが仲間になる 第4話 アテネ ・レイオンと再開する・アテネ王がNPCとして入る・ヘラクレスが仲間になる 第5話 テルマ 旅の翼のあれこれ 第6話 ドリスコス ステイアが仲間になるテミシオスが一瞬だけ仲間になる 第7話 トロイ ヘラクレスと別れるクリンが仲間になる 第8話 ベンガジ クリンが誘拐される 第8話 ペルシア ペルシア王に捕まる
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めちゃくちゃ長いタイトルるううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう
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ネタ注意! とにかく、HENTAIネタやらなにやらかにやら色々あります。 覚悟できない方はお戻り下さい 「ワハハ、ワハハハハハ!!」 ぼよん! 「いだいいいいい!!!」 「やべで! れいむのいもうどげらないでええええ!!!」 夕方、一人の中年男が成体れいむを蹴っていた。 「ゆっくりサッカーイエー!!!」 ぼゆん! ぐしゃっ! 「あ、いけね、死んじまった」 「れいむうううぅぅぅぅ!!!」 「どぼじでこんなこどするのおおおお!!!」 蹴っていたれいむが死ぬと今度はまりさを蹴り回す。 「馬鹿饅頭イエーーーー!!!」 「ぼうやだ!!! おうちかえるううぅぅぅ!!!」 ドスん! ドスん! 「ん、何だ? ぎゃーーーーーー!!!」 男が振り向くと同時に男の周りが光り、男は黒こげに、 まりさは消し炭になった。 「ゆっくり出来ないおじさんは死ね!!!」 ドスまりさが言い放つ 「ゆあああん! まりさ! まりさぁぁぁ!!!」 まりさの友達であろうれいむが嘆き、 「ゆっくりできないおじさんは死んだよ!!!」 「やったね!! ゆっくりできるよ!!!」 「ドスに勝てるわけ無いんだぜ!!!」 「「「ゆ~ゆっゆっゆっ!」」」 「みんな、悪いおじさんはドスが殺したからお家に帰ろうね!!!」 黒こげの男の死体を散々馬鹿にし、ゆっくり達は帰路へ。 数十分後 「ただいまー」 「ぎゃーーーー!!!」 男は黒こげのまま帰宅した。 「どうしたんだよ父ちゃん、真っ黒焦げになって」 「いやー、ドスまりさにやられた」 息子は父親を包帯でぐるぐる巻きにする 「父ちゃん、やられっぱなしでいいのかよ!」 「馬鹿な! やられたらやり返すのが男だ!」 「さすが父ちゃん!」 「そのためにはまず修行だ!」 「よっしゃーーー!」 次の日 「よっしゃ! 父ちゃん! 早速雪辱戦だ!」 「やっほーい!!!」 さっそくゆっくり達の巣へ突撃 「イエーーー!!!」 「ドスまりさーーーー!!! ぶっ殺しに来たよー!」 ばっ! ばっ! 「ゆっ!? 昨日のおじさん!? 何で生きてるのおおお!!?」 驚愕するドスまりさ。 そりゃそうだ、自慢のドスパークで殺したはずなのに平気な顔して目の前に立っているのだもの。 「ゆ、今度こそ死んでねーーー!!!」 ドスパークを放った。 「「ぎゃーーーー」」 親子はドスパークをまともに食らった。 「うおーーーー!!! 全然効かないぜーー!」 父親はぴんぴんしていた。 「父ちゃんすげー!!!」 息子は黒こげになりながら父親を称えた。 「オラーーーーー!!!」 げしっ! 「ゆぶげっ!!!」 「どずぅうううう!!! じっがりじでぇぇぇ!!!」 木に叩きつけられ目を白黒させる。 「オラァ!」ドゴォ!「ゆぎゃ!」 「オラァ!」ドゴォ!「ゆぎゃ!」 「オラァ!」ドゴォ!「ゆぎゃ!」 「オラァ!」ドゴォ!「ゆぎゃ!」 「ぼおやべでぐだざいいいいぃぃぃぃ!!!」 何度も殴られすっかりぼこぼこになった。 「修行の成果イエー!!!」 「イエーーーーー!!!」 「よーし、父ちゃん! 止めだ!」 「よっしゃーーー!! 巨大化だー!」 息子がみょんな光線銃を父親に向けて打つと父親は数倍に巨大化した。 「父ちゃんでけーーーーー!!!」 「息子ちっちぇーーーーー!!!」 父親はズボンを下ろし、 「ムスコちっちぇーーーー!!!」 と叫び、がくりと膝をついた。 「何で、おっきくなるのおおおお!!!!」 ドスまりさが叫んだ。 さっきから訳の分からない事ばかり立て続けに起こっている。 殺したはずの人間がぴんぴんしていた。 自分よりもずっと小さい人間に為す術も無くぼこぼこにされた。 そして、ついには自分よりも大きくなってしまった。 もう何が何だか分からない。 「俺でかい?」 父親はドスまりさに聞いてみた。 「大きいでずぅ!」 もはや勝ち目なしと悟ると、出来るだけ父親の機嫌を損ねないように答えるドスまりさ。 「俺の息子でかいかーー!?」 父親は息子を指さしながら聞いた。 「小さいでずーーー!!!」 「イエー! チビ息子イエーーー!!!」 「そりゃあ!」 ずむっ! 「いだいぃぃぃ!!!」 「だっはーーーー!!!」 「よし、俺のムスコはでかいかーーー!!?」 ズボンを下ろし、ムスコを指さしながら尋ねる。 「あんまりおおぎくないでずぅ!!!」 「何聞いてんだよ! アホオヤジ!!!」 「・・・お前、よく見ると結構可愛いな」 「ゆ、ゆぎゃーーーー!!!」 「「「「「どずぅうううう!!!」」」」」 訳が分からなくなっているのは群れのゆっくり達も同様であった。 最強と信じていたドスまりさがボコボコにされ、 それどころか人間が巨大化、しかもドスまりさがレイプされているのだから。 「もうやだ! まりさはお家に帰るんだぜ!!!・・・ゆ?」 「・・・(ぷるぷるぷる)」 逃げだそうとしたまりさの背後にはぷるぷると震える老人が立っていた。 「じじい! じゃまなんだぜ・・・ゆぎゃーーーー!!!」 ぼとっ 老人は無言でまりさのまむまむを貫き、用が済むとその辺に転がした。 まりさはまむまむから白い粘液を垂れ流し、目は虚ろだ。 「ま、まりさーーーー!!!」 「むきゅ! 大変よ! おのおじいさんはれいぱーよ!!!」 「「「「ゆぎゃーーーーーー!!!」」」」 数十匹の群れであったが全員がレイプされるまで、十分とかからなかった。 老人によるゆっくりレイプが二週目に差し掛かった頃。 「あ、じいちゃん!!!」 息子は謎の老人を見るや否や、どこからともなくメガホンを取り出し、 「ばあちゃーーーん! じいちゃんがまた浮気したーーーー!!!」 「な ん だ と ー ー ー ! ! ! 」 どこからともなく老婆が現れた。 「じじーーー!!!」 すぱーん! 老人は老女の手刀で首を落とされた。 「オラァ!」 すぱぱぱーーーん 「ふんっ!」 体も手刀でぶつ切りにし、棺桶に放り込み持って帰った 群れのゆっくりが謎の老人にレイプされている頃 「ほうら! ここがええんか! ここがええんか!」 「ゆあん! おじさん!上手すぎるよぉおお!!」 ちゃっかりお楽しみ中なドスまりさ。 イン。アウト。 イン。アウト。 イン。アウト。 イン。アウト。 「んほおおおぉぉぉぉ!!! ドすっきりーーーー!!!」 「よっしゃーーー!!! 俺も出すぞーーー!!!」 ド ス ま り さ ドスまりさを装備したまま体全体で「ドスまりさ」を表現し 「すっきりーーーー!!!」 父親もすっきりーした。 「何やってんだよ父ちゃん」 すっかり元の大きさに戻り、大量の精液を出したためかミイラのようになってしまった 父親にあきれかえる息子。 「んほおおぉぉぉ!!! おじさん! もうまりさはおじさんの奴隷になるよ!!! ずっと一緒にすっきりしようねえええぇぇぇぇ!!!」 ドスまりさがぴょーんと飛びついてきた。 ぷちっ しかし、親子は揃ってぺらぺらになってしまった。 「どぼじでえええええ!!!」 嘆くドスまりさ。 「ゆへへへ、ざまぁ見るんだぜ・・・」 レイプされたゆっくり達がぺったんこになった親子をあざけ笑った 遙か上空 「オー、ボビー、タイヘンダネンリョウガキレタ!」 「オーケーダニー、ダッシュツダゼ!!!」 わー わー 二人の外人が燃料切れの戦闘機から脱出した。 コントロールを失った戦闘機はドスまりさ達に向かっていった。 ぐおおおおおおお!!! 「何、うるさいよ・・・」 ゆっくり達が上空を見上げるのと同時くらいに戦闘機が群れに突っ込んだ。 ちゅどーん!!! 一瞬でその場の全員が死んだ。 そして全員が魂になって天国を目指した。 「うおおおお! 俺が一番だーーー!!!」 「イエー! 俺が一番だーーーー!!!」 親子も天国を目指していた。 主にゆっくり達を足場にし、加速しながら。 足場にされたゆっくり達は地獄に落ちた。 「ヒャッハー!!! 虐待じゃー!!!」 「ゆぎゃあああああ!!!」 地獄では虐待兄さん達にたっぷり可愛がってもらえるようだ。 「イエー! 俺が一番ーーー!!!」 「ちっくしょー」 どうやら息子が勝ったようだ。 「「・・・」」 親子揃ってこちらに向かってくるゆっくり達を見下ろす。 「父ちゃんこれ落とそうぜ!」 「オッケー!!!」 二人で巨大な岩を投げつける 「「「「ゆぎゃーーーーーーー!!!」」」」 岩に当たって地獄に堕ちるゆっくり達。 「「アホ饅頭イエーーーーー!!!」」 「・・・」 げしっ 後ろから見てた神様が二人を蹴り落とした。 ぎゃー 「うおー! 復活ー!」 「酷い目に遭ったぜ全く」 辺りを見てみると、焼け野原。 「父ちゃん、目的果たしたし、帰ろうぜ」 「そうだな」 二人は帰路についた。 「みょん?」 帰る途中、ゆっくりみょんを見つけた。 「オラー!」 息子が何となく殴ったり蹴ったりしてる。 「み"ょん! いだいみょん! やべでほしいみょん!!!」 「おいおい、弱い者いじめはいけないぞ」 珍しく父親らしい事を言う。 「所でお嬢さん」 「み"ょん?」 「これは何だい?」 父親は自分のムスコを見せて尋ねる 「ヴェニス!」 みょんの声に同調してムスコが半勃ちになる。 「ヴェニサー!!」 そして完全に勃起した。 「ヴェニセスト!!!」 「よっしゃー! このみょん飼おうぜ!!!」 「父ちゃん! いいのかよ!!!」 「オーケーオーケー! どーんとこーい!!」 「名前どうするよ!!!」 「うーん、バターみょんで」 「みょーん! ちー○ぽ!!!」 新しい名前を手に入れたみょんはご機嫌だ。 「「「ヴェニス! ヴェニサー!! ヴェニセスト!!!」」」 「「今日も元気に!」」「飛び出せちーんぽ!!!」 こうして彼らに家族が増えた。 終わり 言い訳タイム 何これ →またもやえの○ネタ。 ちなみにこの親子および謎の老人達は元ネタ漫画に出てくる人とは別人です。 ○○の部分がおかしいのだが、、、 →仕様です。 このパクリ野郎! →それほどでもない そう言えば俺が書いたSSが投棄場送りになってたの最近知った。 なってこったい/(^o^)\ 今まで書いたSS ドスまりさとゆうか1~3 ゆっくり闘技場(性)1 不幸なきめぇ丸 名物餡玉 行列の出来るゆっくり スカウトマンゆかりん前・後 ファイティング親子とゆっくり まりさの商売 ぱちゅりーの失敗1~4 盲点 進化 ぶっかけ!ぱちゅりー! 短い話しを一つだけ ありふれた話
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df
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アイテム名:糸くず 分類:素材 買値:zel 売値:2zel 説明書 雑多な糸の切れ端 入手方法:裁縫(絹糸+絹糸(下級ランク))
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『夢の一戸建てダンボール』 18KB 駆除 野良ゆ 都会 現代 流し読みして頂ければいいなと思います 舗装されたアスファルトの公道、外れの脇道を成体のゆっくりまりさが這っている。 裏返したお帽子に紙屑やポリエチレン袋の切れ端など有りっ丈のゴミを詰め込み、鍔の部分を口で咥えて引き摺り目的の場所を目指しているまりさは、 かなりの距離を歩いてきたのか浮かべる表情が所々苦悶を貼り付けているものの、それと相反して円らな瞳に剛直な意志を宿しており端然としている。 砂利と埃を身体に絡み付けたまりさの姿は見るからに野良のゆっくりだが、どうも様子が他のゆっくりと異なっていた。 覇気や意欲に溢れているというのか、一般的な地を這い蹲っている陰気な野良ゆっくりとは毛色が違うというか、 何故か精気に満ちた姿をしており、希望を思わせる瞳が眼球の奥で燦々と輝いている。 そんなまりさがようやくの思いで到着した目的地は集合住宅の一角に設置された家庭ゴミ収集場、所謂ゴミステーションだった。 「ゆふーっ、やっとついたのぜ!」 酷使した饅頭の肉体を労わる様に一息ついたまりさは、裏返したお帽子を傍に据えて誰に向けるでもなくニッコリと微笑んだ。 この場にやってくるゆっくりを目の当たりにすれば大抵の人間が家庭ゴミを漁りに来たと想像するであろうが、まりさは真逆の趣旨でここに佇んでいた。 暫く待っていると、遠方からディーゼルエンジンの駆動音を盛大に奏でながら人間の巨大なスィーが十字路を曲がってここにやってくる、 車体の尻の部分に鉄板を重ね着したような出っ張りがあるそれはゴミ収集車で、 作業着を身に纏った中年男性と若い男性の2人、役所の環境保全課の彼らが車内から降り立つと、 いつもの様に人間たちが排出したゴミを収集車のプレス板に押し込んでいく。 そんな人間たちの姿を横目で見ていたまりさは、彼らが一通りの仕事を終えるのを待って元気よく声を張り上げた。 「にんげんのおにーさんっ!ゆっくりおはようなのぜ!!まりさもごみさんをあつめたのぜ!!いっしょにもっていってね!!」 「あぁ、おはよう。いつも精が出るな、助かるよ」 まりさの存在に気付いた作業着の1人が、軽く挨拶を返すと傍に置かれたお帽子を拾い上げお茶碗一杯分程度のゴミを収集車に投入する。 プレスによる圧縮によって収集車の胃袋に簡単に収められると、男は空になった帽子をまりさに被せて返却した。 鼻を擽る埃っぽい臭いが染み付いた帽子を被ったまりさは、満面の笑みを浮かべると男に謝意を示す。 「ありがとうなのぜ!あしたもいっぱいもってくるから、ゆっくりうけとってね!!」 まりさはそう答えてぼすんぼすんと跳ねて身体の向きを変えると、元来た道に戻ろうとする。 そこで顎鬚を右手で擦った中年の方の男が軽く頷きながらまりさを呼び止めた。 「ちょっと待て、お前何度か見掛けるな。これで何回目になるんだ?」 背中から掛けられた声に反応して、まりさは足を止めると男ともう一度顔を合わせた。 男の問いに餡子脳を揺らして寸刻の間考え込んだまりさは、やや自信なさ気に返答してみせる。 「ゆーん?いち、にー、さん……た、たくさんだよ!!まりさたくっさんっごみさんをあつめたのぜ!」 「そうか、それならもういいだろう、おーいっ!!そっちにダンボールの残りがあっただろ、今直ぐ出してくれ!」 「うぃーっす」 中年の男が若い方の男に命令して、収集所の脇に折り重なって放置されているダンボールを取り出させると、畳まれたそれを素早く組み立てた。 それは野良のゆっくりがよく住処にしている、上蓋が開けっ放しの凹形ダンボールで、全体像を見回したまりさは思わず生唾を飲んで跳ね上がった。 「ゆゆっ!!だ、だんぼーるさんなのぜ!!」 「よーし、今日からこれがお前の家だ、家族も連れてここに越しておいで」 そう男が言うとゴミステーションの片隅に整然と並べられたダンボール群に、構築たばかりのそれをそっと降ろし設置した。 一部始終を見ていたまりさは、突然と涙腺を緩ませゆんゆんと泣き腫らしながら額を地面に何度も擦り付ける。 「ゆ”ゆ”ゆ”っ~ぅ!!あ、ありがとうございまずぅううっ!!!ま、まりざ、だんぼーるざんをっ!ゆっしょうだいっぜつっにじまずうぅううっ!!」 「おう、良かったな。お前の努力が結ばれたんだ誇っていいんだぞ」 「ゆぅううっ!!まりざうれじいでずぅううっ!!!これがらもごみざんをっ、ゆっしょうけんめいっあづめまずぅううっ!!!」 環境保全課の男たちは何度も土下座をして感謝の意を表しているまりさに手を振って応え、次の収集所を目指して車に乗り込む。 彼らを見送ったまりさは、嬉し涙で寒天の眼を真っ赤にしながら振り返り与えられたダンボールに視線を移した。 「ようやくっ……!ようやくてにいれたのぜっ!!ゆうぅっ、まりざのっ、まりざのねんっがんっのおうちなのぜっ!! ゆゆっ、そうだよ!ゆっくりしているひまはないよ!!ゆっくりしないでれいむとおちびちゃんをむかえにいくのぜ!!」 のんびりしていると他の野良ゆっくりにお家宣言をされてしまうと、焦ったまりさは大急ぎで公道を駆け草臥れたアパートの前に到着すると隣接する自動販売機の裏手に回った。 そこには薄汚れた毛布と空き缶などで区切った小さな生活スペースがあり、中にはまりさの番であるれいむとその子供たちである子まりさと子れいむが鎮座していた。 ここは春を迎えたまりさたちの仮住まいだった。 「ゆゆっ、おかえりまりさ!ゆー?なんだかまりさゆっくりしてないおかおをしてるよ?」 「おちょーしゃんおかえりなのじぇ!!まりしゃおなかぺーこぺーこなのじぇ、むーちゃむーちゃしたいのじぇ!!」 息を切らせて帰ってきたまりさに小首を傾げて眉を折るれいむと、空腹を訴えて跳ね回っている子供たち、 まりさは呂律の回らない舌の痺れを取る為にぷるぷると頭を左右に振って強引に整えると、愛すべき家族たちへ興奮気味に事情を説明した。 「うれしいおしらせだよ!!ついにてにいれたのぜっ!!にんげんさんっにみとめられてだんぼーるさんをもらったのぜっ!! みんなっ、ゆっくりしてるひまはないのぜっ!!ゆっくりいそいでおひっこしするよ!!」 その朗報に顔をパーッと明るくさせたのは番であるれいむだ。 待ち侘びた夢のダンボール生活をようやく手に入れたと知って本ゆんが意識してもいないのに、 バッサバッサと揉み上げであるピコピコを上下に振り撒いて隠し切れない喜びを露にした。 「ほ、ほんとうなのっ!?ゆーんっ!!やったねまりさっ!!ゆめにまでみただんぼーるさんのおうちがてにはいったんだね!!」 「ゆうぅっ、そうなのぜっ……!まりさのゆっしょうけんめいがにんげんさんにつたわったのぜっ……!」 「ゆー?おひっこししゅるのじぇ?」 「そうなのぜ、とってもゆっくりできるだんぼーるさんのおうちだよ!ゆっくりしないでみんなでいこうね!!」 「ゆわーいっ、ゆっきゅりできりゅおうちにすめりゅんだにぇ!!れいみゅたのちみーっ!!」 早速と簡単に荷造りを終えて、家財の一部を纏めて引き払いまりさたち一家が仮住まいを後にする。 そうして4匹はゴミステーションの前に来ると、改めて受け取ったダンボールの全体を見上げた。 ツルツルの内装はとても肌触りが良さそうで、側面にはゆっくり専用ハウスの証であるポップなれいむとまりさの図柄が描かれている。 苦労が実を結びようやく手にした血と汗と涙の結晶にまりさとれいむは思わず頬が綻ぶ、 家族は全員でダンボールの中に入ると一斉に声を上げて定例のお家宣言を済ませた。 「「「「ここをまりさ(れいむ)たちのおうちにするのぜ(よ)!!」」」」 儀式を終えた4匹はお互いに顔を見合って笑みを浮かべた。 子供たちは嬉しそうにお家の中を駆け回り、今までの暮らしとは段違いの居心地の良さにうれしーしーを盛大に放出したり、 お家での初うんうんを捻り出したり、早々と粗相をしてしまっているが親2匹は特段気にする様子もなく暖かい眼差しで子供たちを見守っている。 そんなまりさたちの騒がしい声色に反応してか、隣接するダンボールに住んでいたありすとぱちゅりーがひょっこりと顔を覗かせた、 その視線に気付いたまりさは隣ゆんである2匹に近付いて軽く挨拶を交わした。 「むきゅー、あなたたちもにんげんさんにみとめてもらったゆっくりなのね!」 「ゆっ、そうなのぜっ!ぱちゅりーたちもにんげんさんにみとめてもらったのぜ?」 「ええそうよ、ありすたちもさいきんここにこしてきたの、とかいはなだんぼーるさんはとてもゆっくりできるわね」 ありすとぱちゅりーもまりさと同様に、人間に集めたゴミを渡してダンボールを貰い受けた口らしい。 まりさが人間のゴミ集めを手伝えば土地の永住権と立派なダンボールが給付されるという噂を耳にしたのはつい1ヶ月ほど前の出来事だ。 野良の生活が長いまりさは他と比べれば狡猾で頭の足りないゆっくりと違い警戒心が強く、 この噂話を聞いた当初、眉唾物だと信じて疑わずそれどころか人間たちがゆっくりを駆除するための罠に違いないと憶測していた程だった。 だが、近所に住む幼馴染のゆっくりちぇんが実際にダンボールを貰ったゆっくりを目撃したと主張して、 まりさの静止を振り切って人間のゴミ集めを手伝い始めたのである、こちらから安易に人間に近付くなど愚の骨頂であり命を無駄に散らすだけだと思慮したまりさであったが、 1週間ほど経過して、まりさは信じられない事実を知らされる事となる、あのちぇんが人間からダンボールを譲り受けたというのだ。 ちぇんの招きで紹介されたお家は文字通りピカッピカの真新しいダンボール箱で、 狭苦しい自販機裏の片隅に住んでいたまりさには到底及ばないほどの大豪邸を網膜に焼き付ける結果となった。 圧巻されたまりさはそれから何度も熟慮を重ねて思案し、人間のゴミ集めを手伝う事を決心したのである。 人に対する恐怖心が僅かに上回っていたものの一家の大黒柱として家族にいい暮らしをさせてやりたい想いがあった為、 持ち込んだゴミをおっかなびっくりに例の作業着姿の人間に差し出すと、彼らは喜んでそれを受け取ってくれた。 そうして日々の積み重ねでゴミ集めを繰り返していたところ、ようやくまりさは夢にまで見たダンボール生活を獲得できたのだ。 立地条件としてゴミ収集所が隣接している故に若干生臭い匂いは拭えないが、今までの生活水準を思えば微々たる障害に過ぎない。 まりさはお隣のありすやぱちゅりーと談笑をしていると、ふいにガサゴソと紙が擦れる様な乾いた音が響いてきて思わず向きを直した。 視線の先にあったのはゴミ収集所に仕掛けられた『ゆっくりホイホイ』と呼ばれる粘着性のある床紙を仕込んだ害獣駆除アイテムで、音源はそこから届いている様だった。 まりさとありすの2匹は恐る恐る近付いて中を覗くと、巨体な身体をぶりぶりと振って粘膜の地獄から脱しようと奮起しているゆっくりでいぶと眼が合った。 「ゆゆっ!!いいところにきたよ!!れいむはしんぐるまざーでかわいそうなんだよ!!ゆっくりここからでるのをてつだってね!!」 「ゆー!!れいみゅをぐじゅぐじゅしないじぇたしゅけりょぉお!!ねばねばさんはれいみゅからゆっきゅりはなれちぇね!!」 良く眼を凝らせば赤れいむと思しきでいぶのおちびちゃんが、でいぶの一隅で糸を引くネバネバ床と格闘している。 「……れいむはこんなところでなにをしてるのぜ?」 「なにってくそじじいどもがひとりじめしてるごみさんをもらいにきたにきまってるでしょぉおおお!! そんなかんたんなことぐらいゆっくりしないでりかいしてね!!それからでいぶをたすけてね!いますぐでいいよ!!」 「れいみゅもたちゅけちぇね!!ゆっきゅりしないじぇいいよ!!」 ぎゃあぎゃあと喚き散らす2匹を余所に、まりさとありすはお互いに顔を合わせてくぐもった含みのある笑みを浮かべて見せた。 「ばかなれいむだよ。にんげんさんのごみさんはにんげんさんのものだよ、れいむのものじゃないのぜ」 「あらあら、ごみさんをあさるつもりだったなんていなかものまるだしね。ずっとそこでゆっくりしているといいわ」 「ゆぎぎぃーっ!!なにいってるのぉおおっ!!まりさたちだってごみさんをとりにきたんでしょぉおお!? それにれいむはしんぐるまざーなんだからごみさんをいちばんにもらうけんりがあるんだよ!!」 「……このれいむはゆっくりしてないのぜっ……まりさたちはばかなれいむとちがうんだよ!にんげんさんときょうぞんできるすぐれたゆっくりなのぜ! そこのところをゆっくりりかいしたら、そこからでるのをあきらめておくちをとじてね!!ずっとでいいのぜ!」 「ひぎぃいいいっ!!!よくもかわいそうなでいぶをぶじょくじだなぁああっ!!ぜいっさいっじでやるぅううう!!!」 「ゆぴーっ!!なんじぇもいいかりゃれいみゅをたちゅけちぇよぉおおお!!!」 「はなしにつきあうだけじかんのむだのようね、いなかもののれいむなんてほかっておうちにもどりましょ」 騒がしいでいぶの親子を軽くあしらってまりさとありすはマイホームのダンボールハウスに戻ると、 まりさは子供たちをおうちの前に並べこれから御近所付き合いをする事になるありすとぱちゅりーに挨拶をさせた。 子供好きなありすは『まぁなんてとかいはなおちびちゃんなのかしら』と嬉しそうに応対し、まりさの番であるれいむも誇らしげに微笑んでいる。 顔合わせも終えたまりさは遅まきながら狩りに出掛け、残された子供たちとれいむは悠々自適なダンボールライフを満喫している。 時折、ゆっくりホイホイから呻き声が波及してくるも誰も気に止める事など無かった――。 ――――――――――――――――― 翌日の早朝、まだ街に巣食う野良ゆっくりが活動を始める気配すらない明け方。 僅かに西の空が赤み掛かった真空の世界に一台の収集車がまりさたちのダンボールハウス前のゴミステーションに立ち止まった。 車から降りた目深に帽子を被った男は装着した軍手でゆっくりホイホイを掴むと、それに反応して中で身動きが取れなくなったまま眠っていたでいぶが忽然と叫び声を上げた。 その目障り極まりない騒音に重い目蓋を開かせたまりさは、ぼんやりと暗がりの世界を眺めていると一人の作業着姿の男が、 ゆっくりホイホイからでいぶを引き千切っている光景を目の当たりにした。 近くに停車した収集車から、市役所のおにーさんだと思い込んだまりさは、 恐らく人間さんに迷惑を掛ける悪いゆっくりのでいぶとゴミを回収しに来たのだろうと、 特に自分たちと関係のない事柄だと断定して二度寝を決め込んだ。 再び眼瞼を閉じて自分の世界に引きこもろうとした時、まりさは妙な違和感を覚えて首を傾げた。 (どうしてこんなにゆっくりできないじかんにごみさんをあつめてるのぜ?……) 軽い胸騒ぎを感じたまりさは、鈍った身体を揺らして起き上がろうとするも、それよりも早くお家であるダンボールが激しい揺れによって行動を遮断された。 「ゆゆゆっ!!な、なんなのぜっ!!ゆわわわぁあっ!!!」 「ゆぇええっ!!ど、どうしたの!?なにがおこったのぉおおおっ!?」 「ゆーっ!!こーりょこーりょしちぇりゅぅうう!!な、なんなのじぇ?まりしゃまだしゅーやしゅーやのとちゅうなのじぇ!!」 「ゆえぇえええんっ!!やべでぇええっ!!いきなりれいみゅをおこしゃないじぇよぉおおお!!」 ふわりと浮遊感を覚え、ダンボールの室内に散乱した家具や家族が底部に転げ落ちる。 慌ててまりさが上を見ると見知らぬ男と眼が合った、まりさと同じく眠そうにしょぼくれた瞳をした若い男だ。 彼の被っている帽子に『加工所』の文字が踊っているが、漢字どころか平仮名も読めないまりさには解読出来ようも無い。 ダンボールハウスを持ち上げた男は、収集車の後部荷室にまりさたちを無骨に押し込み始めた。 ごろんと転がって後部荷室の内部に叩き落された一家はお互いを確認する為にきょろきょろと辺りを見回すと、 そこには他のゆっくりの死骸が大量に転がっている異様な空間が広がっていた。 「ゆぅううっ、ゆびゅぶぶぶりゅぅっー!!」 切り刻まれた死体と思わず息を止めたくなるほどの死臭に真っ先に反応したのは子まりさだ、青白い顔をしたままブリブリと餡子を吐いてあっさりと絶命した。 「れ、れいむのかわいいおちびちゃんがぁあああっ!!!ど、どうじでぇええええ!!!」 事態を認識する前に、新たに投入された異物にぶつかってまりさは頭を弾いた。 見上げればお隣のぱちゅりーがまりさの頭に乗っかっていて、強い衝撃を受けた彼女はエレエレと生クリームをまりさの額に吐き出している。 「ど、どうなってるのぜっ!!こ、これはいったいなんなのぜっ!!」 「まりざぁあああっ!!れいむのおちびちゃんがぁああっ!!おちびちゃんがぁあああっ!!!」 混乱の渦中にあるまりさたちを外から男が見下ろしている、異物が入っていないか確認しているらしくまりさたちには一切の興味を示していない。 まりさはこの状況にゆっくりらしからぬ素早い思考で仮説を立てた、恐らく人間さんの邪魔をするゆっくりを駆除している最中なんだろうという憶測をし、 そして自分たちは間違って駆除の対象になっているのではないかという推測を重ね、最悪の様相に追い遣られているのではないかと一気に意識を引き上げる。 とにかく誤解を解かなければ更にゆっくり出来ない局面に落ちかねないと、まりさは喉を張り上げてこちらに視線を向けている男に訴えかけた。 「おにーざんっ!!まりざだちはにんげんさんにえらばれたゆっくりなんだよ!!わるいゆっくりじゃないのぜっ!! ゆっくりじないでここがらだじでぐだざいっ!!おねがいじまずぅううっ!!!!」 「こ、こんなのとかいはじゃないわ!!おにーさんっ、ありすはにんげんさんのおてつだいができるとかいはなゆっくりよ!!おねがいだからここからだしてね!!」 気付けばありすも傍で蹲ったまま叫び声に似た主張を男にぶつけていた。 そんなまりさたちの藁をも縋る訴えを無視して、男は車体の外に備えられたスイッチを押し込んだ。 内部のタービンが猛烈な駆動音を響かせ、ゆっくりとプレス板が迫りまりさたちを襲い始める。 「ゆんやーっ!!やめるのぜ!!かべさんはちかづかないでね!!ゆっくりはなれるのぜっ!!!」 「いやぁああっ、あっちにいってよぉ!!とかいはなありすをつぶざっ、ちゅぶれ、ちゅちゅぶるぅーっ!!」 「ぶぶりゅうぅう、おひびじゃ――まりじゃぁあっ、ぶりゅうぅ、ゆぶりゅうぅ!!」 「たしゅけちぇぇええっ、あっちにいっちぇね!!れいみゅをちゅぶしゃないじぇぇえ、ゆぇええっ!!!」 抵抗虚しく、まりさたちは呆気なくプレスによって轢き潰された。 一部始終を見送った男は、残されたダンボールを丁寧に畳むとゴミ収集所の脇にまとめてそっと置き捨てた。 ダンボールに描かれていたポップなゆっくりれいむとまりさの図柄が、収集車の車体にも形象化されている。 これは加工所の私有する『ゆっくり収集車』と呼ばれる物で、一般家庭で出たゆっくりの死体を回収し、 プレス機構によって極限にまで圧縮したゆっくりを荷箱内に押し込むタイプの、構造上ゴミ収集車に限りなく近い特殊車両だった。 さて、このまりさたちは冤罪や手違いで処分されたのかと言うと――答えは否だ。 ここ数年、加工所と自治体の協力もあって街で見かける野良ゆっくりの駆除にかなりの効果を得られる物になったものの、 絶対数を減らすのに頭打ちの状態が暫く続いていた、どれだけ駆除を慣行しても一定数以上のゆっくりを減らすに至らないのが現状で、 それを打開するべくゆっくりの生態系を専攻する学者の協力を得て発案されたのが、この『ダンボール駆除法』である。 これらの駆除法を説明するに当たり、野良ゆっくりの世界には大まかに分けて3種類のゆっくりが存在する事にスポットを当てなければならない、 その3種とは、相手を出し抜く事を考えているゲス、人間に勝てると思い込んだ無能、そしてなるべく人との関わりを避け生存を念頭に置いた知慮深い秀才、 彼らの中でゲスや無能ならば特徴を利用し簡単に誘き寄せて一網打尽にすることが可能だが、厄介なのが秀才型のゆっくりである。 警戒心を常に光らせ、生活スペースを巧みに擬態し、人間があまり眼をやらないところに且つ分散して点在するのが彼らで、 狩りを行う夫役以外は、まず表に姿を現さない徹底っぷりを強いている。 問題はこの裏に隠れた秀才型の家族たちで、彼らの存在がゆっくりの一大生産拠点となっており、そこから多くの野良ゆっくりを輩出し産み落としていた。 どれだけ表に出ているゆっくりを駆除したところで、裏に身を潜ませた彼らは驚異的な繁殖力で実働人員数を増やしてしまう故に無尽蔵のトカゲの尻尾切りに過ぎず、 徹底した駆除を行う為には、その大元の家族全員を滅ぼす他に選択肢はなかった。 そこでまず秀才型ゆっくりを誘き寄せ、尚且つその家族も一緒に炙り出す方法がダンボール駆除法として考案された。 具体的な内容はまりさが辿った通りのシナリオで、ダンボールのお家を貰う為にゴミを集めさせるという名目が掲げられている。 幾分秀才型は他のゆっくりと違い賢い故に合理性がなければ直感的におかしいと感じ取れてしまう種が多数を占めているので、この様なまどろっこしい手法が執られている。 一見すれば随分と手の込んだ非効率で地道な作業に見えるが、根底を潰すという御題目は駆除の本質を明確に捉えていると高く評価されている。 加工所の職員がゆっくりたちの眼が光っていない明け方を利用して駆除をしたり、 市役所の環境保全課と連携して矛盾がないようにゆっくりに試練を与えるのも全ては秀才型のゆっくりの眼を眩ませるためであり、 それらの行為が功を奏して、この街のゆっくりは他の自治体と比べ物にならない程にその数を減らす事が可能になった。 日が昇りゴミ収集車が再び収集所にやってきた時、昨日設置したまりさのダンボールは撤去され辺りに何も残っていなかった。 環境保全課の中年の男性はいつもの様に仕事を終えると、お帽子にゴミを詰めたまりさが期待に胸を弾ませて擦り寄ってきた。 男はまりさの徒労に報いて畳まれたダンボールを組み立ててやると、到底棺桶にしか思えないそれを貰ってまりさは大いに喜び跳ね回った。 そんなまりさを見つめていた彼は特に悪びれた様子も無く頭を撫でてニッコリと微笑み無駄な努力を褒め称える。 夢の一戸建てダンボールを手にしたまりさは、それが死への片道切符だと気付かずにただただ無邪気に喜びを感じているだけ――。 おわり 今まで書いたもの: http //www26.atwiki.jp/ankoss/pages/2415.html ご意見ご感想よろしければどうぞ: http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/13854/1287934134/l50 書いた人:おおかみねこあき 挿絵: