約 1,432,501 件
https://w.atwiki.jp/kemotar/pages/827.html
Kipopo タルタル♀、1a(赤毛)、南サンドリア・E-8 家族構成:父(Hampu-Kampu)、母(死去) 革工ギルドの職人の一人。 関連イベント クエスト「手作りバッグ」等 代表セリフ集 「その革きれの裁断は!昔、お父さんが作ったバッグの型紙と正直そっくりです!」 「お父さん、私にお母さんがいないのを気にして、仕事も忙しいのに、いろいろ頑張ってくれてて……それは分かってたんです。本当は、応援してあげたかったんだけど、私子供だったから、ムキになってしまって……。」 「そうね……、過去の罪滅ぼしってわけじゃないけど、そうさせて貰おうかしら?」 「お父さんの手作りバッグが現代に蘇ったかのように仕上がりました♪あなたから預かったバラバラの革きれが、まるで当時と同じものみたいでしたし……当然かもですね?」 「わ~っ!テクちゃんにバラバラにされる前にはやく持っていってください~!」 「お父さんのバカー!ちょんまげエプロンーッ!!」 関連事項(補足) 名前の発音は「キーポポ」。 通常は革工ギルドにて、革を丁寧に洗っている。 仕事中はいつも歌っている。モットーは愉快に仕事をする事。 冒険者(プレイヤー)のスキルに適したレシピを教えたり、合成サポートを受け付けている。 元々はウィンダスの生まれで、幼馴染のTek Lengyonと共にサンドリアに渡り革工ギルドに所属した。 母親は、キーポポが物心つくかどうかという年頃で亡くなった。 その後、革細工職人だった父Hampu-Kampuに育てられた。 しかし父が再婚を考えていると聞いた少女時代、それを受け入れられなくて親友Tek Lengyonと共謀して妨害しようとした。 大人になった現在は、その事を後悔している。 おそらく父Hampu-Kampuのような職人になる為にサンドリアのギルドに所属したと思われるが、その腕前は現役時代(20年前)の父親も驚く程に彼の技術を受け継いでいるようだ。 昔も今もTek Lengyonとは仲良しで、まるで姉妹のように支えあっている。 クエスト実装前までは、北サンドリア鍛冶ギルドの職人Pinok-Morokと兄妹である設定が「ファイナルファンタジーXI 公式設定資料集 Life in Vana'diel」で明かされていたが、その設定はクエストに登場していない。 関連事項 Kipopo(詳細・ネタバレ編) Tek Lengyon Tek Lengyon(詳細・ネタバレ編) Hampu-Kampu Ehm Lengyon 革工ギルド
https://w.atwiki.jp/rs_wiki/pages/340.html
クエスト/真紅の謎 クエスト名 クエスト情報 NPC 座標 報酬 備考 少女とお父さん (Lv?~299?) ・少女のお父さんはアリアンの傭兵ギルドで働いていると言う。アリアンの傭兵ギルドのセシルの所に行って、少女のお父さんの消息について尋ねよう。 【Lv110以下の場合】・バントリーは東プラトン街道/イースタンブリッジ付近にあるアルパス地下監獄の秘密ダンジョンで孤立していると言う。セシルの話によると、秘密ダンジョンはパーティーを組まなければ探しだすことができないと言う。(以下アルパス地下監獄の隠された地下牢内)・バントリーは重要な証拠品を真紅の従者に奪われたと言う。魔方陣の辺りで真紅の従者を見つけ出し、証拠品を回収しよう。・真紅の従者の呪いで、バントリーの証拠品である文書が燃えてしまった。燃え残った文書を持って、アリアン傭兵ギルドのセシルのもとに戻ろう。(アルパス地下監獄の隠された地下牢内ここまで) 【Lv111以上の場合】・エミリーのお父さんであるバントリーは、小都市ビッグアイの応急治療室で治療を受けていると言う。彼の所に行って話をしてみよう。 (以下、全レベル共通)・バントリーからの手紙を引き受けた。ブルンネンシュティグのエミリーに手紙を渡してあげよう。 エミリー 131,154 「怪我のことを言う」を選択した場合経験値+600,000 「怪我のことを言わない」を選択した場合経験値+610,000 ※長編クエスト「真紅の謎」の最初のクエスト。 Lv95〜Lv299?で発生(上限不明。Lv300で受けられなかったとの報告あり。情報求む)。但し「真紅の謎」をすべてクリアするにはLv210以上必要。1度しか受ける事が出来ない。 「未完の任務」へと続く セシル アリアン傭兵ギルド11,9 バントリー アルパス地下監獄の隠された地下牢78,12 小都市ビッグアイ応急治療室 未完の任務 ・傭兵ギルドのセシルから、バヘル大河の水質汚染について調査依頼を受けた。バヘル大河の東バヘル川上流で、イルレインという傭兵を捜してみよう。東バヘル川から真っ直ぐ上がると、すぐに捜しだすことができると言う。・イルレインは、バヘル川の上流である泉の水の穴に、水質汚染の原因があるようだと言う。いくつかのサンプルを採集してイルレインに持って行こう。・イルレインが頼んだサンプルをすべて手に入れた。彼女の所に戻ってサンプルを渡そう。・アリアン傭兵ギルドのセシルに、バヘル川の水質汚染関連サンプルを渡そう。・新しい任務の依頼主であるスマグ・ウィザードギルドのスタークの所に行って、話をしてみよう。・スタークから、任務に関する新情報が書かれている依頼書を受け取った。アリアン傭兵ギルドのセシルに更新されたウィザードギルドの依頼書を渡そう。 セシル アリアン傭兵ギルド11,9 経験値+1,000,000 「少女とお父さん」関連クエスト。Lv120〜Lv300?で発生。 【泉の水の穴サンプル採集場所】怪しい石:モンスターがドロップきつい臭いのガス:25,60怪しい花粉:25,13※現在、石を最後に集めると更新されないバグがある模様。石は最初か二番目に採集すること。 イルレインの所へは東バヘル川のマップから入ってすぐ。泉の水の穴まではほぼ一本道なものの、カルスト洞窟への出入りを繰り返すためとても時間がかかる。まともに洞窟を通って行くよりも、一旦西隣のマップ(東バヘル川)へ出た後、エルベルグ山脈西部地域→ハノブ西部地域に入り、(142,2)からバヘル大河/東バヘル川上流に入った後、カルスト丘に登って(246,202)から洞窟に入るルートをとる方が近道(カーペットがある場合は特に)。 [参考]所要時間(移速装備や移速スキルなし)・普通に洞窟を通って行く…20分程度・回り道する ……13分程度 サンプルを採集して戻る時も、位置記憶アイテム(課金)がないのであれば、洞窟を戻るより、一旦古都へ戻ってイルレインの所まで走った方が早い。 「真っ赤な足跡」へと続く。 イルレイン バヘル大河/東バヘル川上流27,364 スターク スマグ・ウィザードギルド5,41 真っ赤な足跡 ・スタークの情報によれば、シア・ルフトの足跡が、麻薬巣窟地下3階に残っているはずだと言う。そこの器物を調べて、跡を探し出してみよう。・魔法のオーラが感じられる赤黒いオーラの巻物を見つけた。アリアン傭兵ギルドのセシルに、この事を報告しよう。・赤黒いオーラの巻物の封印を解くために、スマグ・ウィザードギルドのスタークの所に行ってみよう。・スタークは文書にかかっている封印を解除するための材料を手に入れなければならないと言う。キャンサー気孔に生息するデスピンサーから入手できるデスピンサーの毒針が20個必要だ。そして、スマグ魔法用品店のカルナンから反魔法探知機を受け取ってこよう。・すべての材料を集めた。急いでスタークに材料を渡そう。 セシル アリアン傭兵ギルド11,9 経験値+1300000 「未完の任務」の続き。Lv130〜Lv300?で発生。 【麻薬巣窟B3の探索場所】(40,11)(21,40)(39,66)(72.71)の本棚、計四カ所。すべてトラップありだがダメは軽微。巻物の封印を力ずくで開けようとするとダメ発生するので注意。 デスピンサーはLv60〜65。ドロップ確率は100%なので楽。スタークに材料を渡した後、Lv170未満だと途中で止められ、Lv170になってから再度来るように言われる。「真紅の魔法石」へと続く。 スターク スマグ・ウィザードギルド5,41 カルナン スマグ魔法用品店24,15 真紅の魔法石 ・魔法都市スマグの住民たちからシア・ルフトの新しいうわさを聞いてみよう。・ハンフィ山脈に位置した河口ダンジョン ラ で、シア・ルフトを見たという、うわさを聞いた。メロウマウラーというモンスターが彼と関係があるようだ。調査してみよう。ハンフィ山脈に位置した河口ダンジョン ラ で泉の穴から手に入れたシア・ルフトの魔法石と似ている品物をまた探し出した。急いで、スタークに見せてあげよう。傭兵ギルドの部隊が、危機に陥るかもしれない状況だ。急いで、セシルに魔法石の危険性を知らせるようにしよう。・シア・ルフトの魔法石によって、傭兵ギルドの部隊が多大な被害を受けた。セシルが状況を確認する間、スマグ・ウィザードギルドのスタークに魔法石の対処方法について聞いてみよう。 スターク スマグ・ウィザードギルド5,41 経験値+2500000 「真っ赤な足跡」の続き。Lv170〜Lv299?で発生。 うわさを聞くのは、男性ウィザード(26.56),女性ウィザード(24.32),マーク(96.65),サスピン(62.24)メロウマウラーは、河口ダンジョン ラ B1の90.129付近に4匹いるが、倒すのは1匹でよい。倒した直後に爆発が起きるが演出だけでダメは無し。魔法傭兵は、アリアン傭兵ギルド内の(30.48) 「安定剤製作」へと続く。 セシル アリアン傭兵ギルド11,9 安定剤製作 ・シア・ルフトが作った魔法石の爆発を阻むための安定剤を製作しなければならない。すでに、スタークが安定剤の製作に必要な材料類を注文しておいたと言うから、急いで材料を引き取りに行こう。・安定剤の製作のための材料をすべて手に入れた。急いでスタークに材料を渡そう。・安定剤の製作には成功したが、今の能力では効果が現れないそうだ。レベルを185以上に成長させた後、また、セシルに会うことにしよう。・安定剤の製作に成功した。アリアン傭兵ギルドのセシルにこの事を伝えた後、次の計画を聞こう。・セシルは今回の任務の危険度を考慮して、全員のレベルが210以上のメンバーで、パーティーを組まなければならないと言う。まずは、力になる仲間たちを集めてから、セシルに次の計画を聞くことにしよう。 スターク スマグ・ウィザードギルド5,41 経験値+3100000 「真紅の魔法石」の続き。Lv170〜Lv300?で発生。 フィールド移動をするとスタークの印章が破壊されるが問題なく進行可能。マージルリンドは、ハノブ,ブリッジヘッド,アリアン,スマグの何れか選択地にテレポートしてくれる。Lv185未満だと安定剤の材料は回収され、Lv185以降にセシルのところへ行くことになる。 Lv210~300のキャラだけでPTを組みセシルに話しかけると、クエがアップされ経験値を獲得(PTMは傭兵ギルド内に居る必要は無い)。 「シア・ルフト」へと続く。 セシル アリアン傭兵ギルド11,9 ハギン 鉱山町ハノブ35.18 倉庫番ネビル 港街ブリッジヘッド26,29 マージルリンド テンドペンド平原/ブリッジヘッド北部地域43.405 シア・ルフト (推奨Lv) ・全員のレベルが210以上のパーティーで、ハンフィ山脈に位置した河口ダンジョン ラ B2の秘密ダンジョンに行こう。そこに行けば、傭兵ギルドの偵察兵に会えるという。・シア・ルフトを退治した。アリアン傭兵ギルドのセシルのところへ戻って、この事を報告しよう。(2を選択した場合)・任務完了報告書をスマグ・ウィザードギルドのスタークに渡そう。 セシル アリアン傭兵ギルド11,9 1)経験値+3,900,000 2)経験値+4,200,000 「安定剤製作」の続き。河口ダンジョン ラ の隠された洞窟1度の秘密でクエ更新できるのは1人。PTMはクエを受けていない人でも可。PTMは秘密クリア時にクエ対象者と同じ経験値(110万exp)をもらえる。 (1)これからは、スタークさんの顔を見る事もないですね。を選ぶと、経験値を得てクエスト完了(2)その完了報告書を私が伝えに行っても良いでしょうか?の選択で、任務の完了報告書をスマグ・ウィザードギルドのスタークに渡そう となる。真紅の使い魔を倒した際、中確率で手に入る「紅い魔法石のかけら(?)」を所持してスタークの所に行くと経験値が440万になる模様。 Lv300以上だと「別の部隊がシア・ルフトの討伐に成功した」と言われ、経験値420万でクエスト完了(310万の場合有り、詳細求む) コメント 発生Lv、発生不具合 少女とお父さんですが、河口ダンジョンB2秘密適正がLv210〜Lv300なのでLv300を超えていると最後まで行けないということで受けられないのかも。Lv268で受けられたキャラはB2秘密もクリアできました。 -- 知識ランサ 少女とお父さんについて、Lv154で受けられません。Lv以外で何か条件があるのでしょうか。「お父さん、どこへ行ったんだろう」みたいな台詞だけです。 -- 剣士 少女とお父さん→又聞きなのですが「Lv140位の姫でクエが受けられない状態になったがアリアンのセシル(かスマグのスターク)に話したら「真っ赤な足跡」クエが発動した」そうです。よかったら試してみてください -- 幼女 157WIZで「少女とお父さん」受けられず、↑のコメント見てアリアン傭兵ギルドのセシルに話し掛けたら「真っ赤な足跡」受けられました -- コレクター 少女とお父さんいつ受けたか忘れましたが(300↑?)338のWIZでセシルに話しかけたところ、いい人材が無くて・・となり、先に進めないようです -- 少女とお父さん、184(183だったかな?)のWIZで受けれた。セシルに話しかけても「真っ赤な足跡」発生せず。そのまま進みエミリーに話しかけ、選択肢で(2)を選択したら経験値6万5千程貰ってクエスト終了 -- 少女とお父さんですが、ワタシも剣士さんと同様、194のテイマだと同じような会話になって、受けることができません。Lv制限とかあるんでしょうか・・・?? -- 柚子 少女とお父さん 150BISでエミリーは「無事でいてほしい・・」だけでクエ発生せず。セシルに話しかけるとエミリーに話を聞いたかのように「少女とお父さん」クエ発生。 --- 七氏 Lv165テイマでエミリーから「少女とお父さん」発生確認 -- 「真っ赤な足跡」Lv300で発生確認。次の「真紅の魔法石」はLv300で発生せず。話しかけても傭兵ギルドがシア・ルフト討伐に成功したといわれます。 -- 完了時の経験値 [シア・ルフト]クエ 終了時440万の経験値を貰えました。別キャラでやったときは420万でした。何か条件があるのかもしれません。 -- ・・ シア・ルフトクエLv301で話しかけたのですが、経験値は310万でした。 -- 黒鯖住人 [シア・ルフト]クエ 200台後半でクエを受けて、BISだったので河口ダンジョンに行くのを躊躇している間にLv300を超えてしまいました。この状態でセシルを訪ねていくと最初からLv300↑で受けた場合と同様、経験値420万を貰ってクエ終了、という結果でした。 -- クエちゃん 真紅の使い魔を倒した時に中確率で紅い魔法石のかけら(?)が手に入ります。そのかけらを所持した状態でスタークさんの所に行くと石のオーラがどうのこうの言って経験値が+20万になるようです。 -- シア・ルフト 300テイマでセシル話しかけたら「別の部隊が〜」になり経験値310万で終了でした -- テイマー+226BISのPTで安定剤製作をアップしてLv300に、直後話してシア・ルフトをアップ、Exp420万でした。 -- 「未完の任務」の項目にある「イルレインの所から泉の水の穴への行き方」の部分を、以前の文章に戻しました。書き換えた人はおそらく、古都からヘルシャウトまでの行き方を説明した文章をコピペしたのではないかと思います。イルレインから「直接」サンプルの所まで行くには上に書いたように、ハノブには出ないで歩いてハノブ西部へ回り込み、カルスト丘の上のポタから入ったほうが早く着きます(検証したところ「ハノブを経由せずカルスト丘の上のポタから行く」のと「ハノブ経由で丘の北を回り込んでヘルシャウト側から行く」のでは時間的に同じ位ですが、後者の場合は帰還の巻物やテレポ代も必要なうえ、ヘルシャウト側から泉の水の穴を抜けるにはラットの集中致命打攻撃により適正の紙キャラだと死ぬ可能性もあります。総合的に判断すれば、前者の方がよいと思います)。 -- コメント整理。11/03/29 コメント休止中。 Sorry, This Comment is stopped for SPAM.
https://w.atwiki.jp/kairakunoza/pages/768.html
パタン、と小さな音をたてて私は自室のドアを閉めて廊下へと出た。 少し喉が渇いたから飲み物でも持ってくるよ、という言い訳の元に。 実際の理由は『いきなり襲われて結構驚いたから』とか『かがみに地獄車かけそうになって申し訳なくて』とか 『さっき物音立てちゃったからお父さんとゆーちゃんにばれてないか確かめるため』だとか色々ある。 ドアに寄りかかって誰もいない廊下を見回す。 よくある展開みたいに、ドアを開けたら誰かが覗いてましたってことはないみたいだった。誰もいないし。 さっき時計を見ると12時だったから、ゆーちゃんはすでに寝ている可能性も否定できない。 起こさないようにそっと裸足で廊下を歩く。ペタペタと音がするのはしょうがない。 台所まで行くとリビングに人影があった。どうやらお父さんはまだ起きているらしい。 「まだ起きてるんだ、お父さ」 中途半端に声が途切れてしまう。 そこにはお父さんと、なぜかその向かい側にゆーちゃんが、一緒にお茶を飲んで座っていた。 ゆーちゃんがこの時間まで起きてる事は珍しい。明日が休みとはいえ大抵この時間には眠っているはずなのに。 もしかしてさっきの床蹴った音で目が覚めちゃった……とか? 「どうしたの、お姉ちゃん」 「あ、いや……珍しいなーって思って」 「ちょっと喉渇いちゃって。お茶飲みに来たらおじさんが居たからちょっと話してたんだ」 もうお茶は飲み終わったらしく、それを示すためのジェスチャーかゆーちゃんはコップを揺らした。 カラン、と氷の音が響く。お父さんの方はまだ半分ぐらいお茶が残っていた。 話を続けようとも思ったけど、かがみを待たせているし正直何を話せばいいのか分からない。 だから早く部屋に戻ろうと、ゆーちゃんとお父さんが使っている透明のコップを棚から二つ取り出し氷を入れる。 それにお茶を注いでいると後ろから声が掛かった。 「お姉ちゃん、さっきベッドから落ちた?」 「え?」 どう反応すればいいのか考え込んだせいで、思っていたよりお茶を注いでしまった。こぼれなかっただけよかったけど。 多分、あの床を蹴った音を聞かれたんだろう。 ゆーちゃんじゃなくてお父さんにならばれてるんだしまだオープンに話せるけど、ゆーちゃんには刺激が強すぎるんじゃないだろうか。 だったら曖昧に誤魔化したほうがいいかもしれない。 嘘をつくことに罪悪感を感じるけど、一から十まで説明するのは恥ずかしすぎる。 「うん、寝返りうったら落ちちゃって」 振り向かず、二つ目のコップにお茶を注ぎながら返事をする。 だからゆーちゃんの表情は分からないけど。 「ベッドじゃ狭いの?」 後ろから飛んできた声は、妙に心配そうだった気がする。 その質問をされる理由がわからない。お茶を注ぎ終わり、冷蔵庫に片付けて。 「そんなに私寝相悪くないって」 両手でコップを持ってゆーちゃんの方を見る。 私の返事に『?』という表情を返してきた。 上手くキャッチボールが成立してないのだろうか。お父さんだけが苦笑している。 この空気がいまいち理解できずに「おやすみ」とだけ言って自分の部屋に向かった。 ペタペタと廊下を戻り、両手が塞がっているのでかがみに中からドアを開けてもらう。 「はい、ちょっと量多いけど」 「さんきゅ。……って、本当に多いし」 表面張力が働くほどじゃないけど、何も考えずに歩くとこぼれるぐらいに注いでしまった方をかがみに渡す。 布団の上でお茶を飲むのはどうかと思い、だからと言って机を出すのも面倒でそのまま床にコップを置いて座った。 スペースの都合上、隣同士ではなく向かい合わせで。スピードの時と同じように。 そう言えば散らばっていたトランプが片付けられている。かがみが片付けてくれたんだろう。 「そうそう。さっきゆーちゃんに、ベッドから落ちた? って聞かれたよ」 「えっ……ってことは、床を蹴った音聞かれたって事?」 「うん。一応そうだよって言っておいたけど。だから今からあんまり音立てないようにしよ」 「そ、そうね……」 なぜか焦っているかがみがコップを傾けて一気に半分ほどお茶を飲んだ。 別にゆーちゃんにはばれてないんだし、ただ聞かれただけだろうからそこまで焦る必要はないと思うんだけどな。 もし寝てるときに起こしちゃったのなら悪いけど。 問題はお父さんの方だ。あの苦笑はどういう意味なんだろ。 私もコップを傾けて一口だけ飲む。色々あって少し熱かった体に冷たいお茶が五臓六腑に染み渡った。 「ねえ、こなた。ゆたかちゃん、他に何か言ってた?」 「ん? えっと……ベッドじゃ狭いの? とか聞かれたよ」 「あうぅ……」 かがみがコップを両手で握り締めて俯いた。何をそこまで困惑しているのか、理由がわからない。 それよりもお父さんのあの苦笑が心配だ。大方、お父さんは私たちの関係を知ってるからさっきの音の理由も勘付いてるかもしれない。 からかってこなかったのは単にゆーちゃんが居たからだろう。 「かがみはさ、何でああいう事するの?」 そもそも、私が床を蹴った原因はかがみに押し倒されて……耳とか、舐められたからで。 理由を尋ねても明確な答えが返ってくるとは期待してないけど思わず尋ねてしまった。 「ああいう事って?」 「キ、キス以上の事、とか。最後襲ってきたりしたし」 他にどう言えばいいのやら。 気恥ずかしさから、私はお茶を飲みつつコップで顔を隠した。 かがみも返答に困ったのか、お茶を一気に飲みほしている。 飲みほしたついでに小さくなった氷も口に入ったらしく、ガリッと噛み砕く音が聞こえた。 「……好きだから……だと思うんだけど?」 「質問に質問で返すのは関心せんな」 ちょっと偉そうにあるキャラの口癖を真似てみる。 かがみが眉間に眉を寄せたけど、私が納得できる答えなんて多分誰も持っていない。 持っているとしたら、それは私自身のはず。どんな理由にせよ私が納得したらそれが正解なんだから。 「好きだからそういうことする……ってことなら、私がかがみを襲ってもいいの?」 まずありえないだろう事を聞いてみる。 驚いたようだけど、私の顔を見て声を飲み込んだみたいだった。 「こなたが私を、私と同じ理由で襲うって事はないと思う」 「好きだからって理由で襲わないってこと? 私だってかがみのこと好きだよ」 自分だって襲わないとは思っているけど、ちょっと言い方が気に入らなかった。 私の口調が少し強くなったからか、かがみは急に言葉に詰まって顔を手で隠す。 言葉を選んでいるのか数秒停止していた。 「えっとね……私がこなたに触れる理由は好きだから。それはOK?」 「分かるよ。私だってかがみに触れる理由は好きだからだし」 またかがみが言葉に詰まる。 その間に私はお茶を飲みほした。床にコップを置く。ゆーちゃんがコップを揺らしたときのように氷の音はしなかった。 私の内側から鳴る心臓の音の方が大きすぎて、氷の小気味いい音はかき消された。 「……私は、普通に触れる以上のことを望んでこなたに触れてる。それは……分かる?」 分かるも何も、さっき身を持って経験した。 小さく頷く。床に置いていたコップの表面の結露が一滴床へと垂れ落ちた。 それがよく漫画にある大きな冷や汗みたく、自分の心理を表しているようでタイミングのよさに内心驚く。 「こなたも前に比べてスキンシップ多くなったけど……私と同じ感情で私に触れてる?」 何かを求めるように私の目を見てくる。 でも心の内を見透かされているようで、罪悪感とまではいかないけどそれに似た感情が湧いてきた。 かがみの瞳に僅かながらも諦めの感情が揺らいでいる気がしたから。 かがみが聞いてきたことは、回りくどいけど端的に言ってしまえば簡単。 『最後までしてもいい?』 つまりは、多分、そういう事を聞いているんだと思う。 喉が乾燥しているようで上手く声が出せない。何でさっき全部お茶飲みほしたんだろう。 しょうがないから唾を飲み込んだ。 私がかがみのことが好きだと言うのは間違いない。 つかさやみゆきさんに抱きつくことも出来るけど、かがみに抱きつくときの感情とはやっぱり違うと思う。 恋愛感情込みの好きという感情を持っているのはかがみに対してだけだ。 そうじゃないとキスとかしないだろうし、押し倒されて流されたりはしない。 ちゃんとそこまでは自信をもって言えるのに。 「……分からない」 私は最後までしたいのか? かがみに泊まりにくるように言った時は、そう言われたら流されて頷けると思っていた。 嫌だってわけじゃない。ただ、まっすぐ目の前に質問を突きつけられてすぐに頷けるほど私は単純じゃない。 だからと言って絶対に拒否したいほどじゃない。自分が何を望んでいるか『分からない』 「でしょ?」 かがみが、私の答えを予想していたかのように聞き返してくる。 頷く事も出来なかった。その動作すら、余計にかがみを傷つけるんじゃないかと思って出来なかった。 「かがみは――私に触れたいの?」 回答は声ではなく、かがみの指が頬に触れたことで伝わった。 その指の温度は私たちの心情に反して若干冷たかった。 氷が入ったコップを持っていたからかもしれない。 だけど、その冷たさで私は指から逃げた。 もしかしたら原因はそれだけじゃないかもしれない。いや、きっとそれだけじゃない。 「……ね?」 かがみが薄い笑みを浮かべながら呟いた。 その一言に、どれだけの感情を乗せたのか私には到底わからない。 「コップ、下に持っていくよ」 私は逃げた。自分とかがみの分のコップを、中身がないから片手で持って。 再び小さな音をたててドアを閉める。ドアに寄りかかる。体が重かった。 ナイフで刺されるような痛みではなく、針で刺されつづけているような痛みが胸にありつづける。針はきっと罪悪感なんだろう。 かがみが私のことを好いていてくれるのは、それこそ痛いぐらいに分かった。 でも、受け入れられなかった。どうしてもすぐには頷けなかった。 かがみの事を好きだって胸を張って言えるなら受け入れるべきだったんじゃないのか。 台所へと向かう。足が重たいのはちょっとでも部屋に帰る時間を遅らせるためなんだろうか。 だとしたら私はどれだけかがみを傷つけているんだろう。 謝るべきか、でも謝ってもかがみを傷つける。謝るって事は、完全に拒絶するって言う事と同じ気がする。 リビングにまだお父さんはいた。ゆーちゃんはいないから、きっと部屋に戻ったんだと思う。 流しにコップを置くと、今度はお父さんが後ろから声をかけてきた。 「『どうしよう』って顔してるぞ」 「だって、まさしくそう思ってるもん」 コップを置いたけど、足が部屋に戻ろうとしない。 何となく自分の指で頬に触れてみた。 かがみに触れられたときと同じく指の冷たさを感じる。 「好きだから触りたいっていうのは当然なのかな」 心の中で呟くつもりだったのに、お父さんに尋ねるように言ってしまった。 どこかで相談したいと思っていたからだろうけど、ちょっと驚いた。 「だろうな。度合いは人それぞれだろうけど」 「好きなら相手にあわせるべきかな」 「無理にあわせる必要はないだろ。 こなたは『キスぐらいなら許してもいいけど、プラトニックをつらぬいて』と思ってるのか?」 「お父さんネタの選曲古いよ」 それに関連してか、私はじゃじゃ馬の方も思い出した。 こういう時でもそういう事言うんだねお父さん。そしてこういう時でもちゃんとツッコむんだね私。 わざとらしく笑うと、痛みが少し引いた気がした。 「そういうことをまったくしないでほしいとは思ってないんだよ。抱きつくと暖かくなるし、居心地がいいし。 ぶっちゃけちゃうと……キスだって嫌じゃないもん」 「ホ、ホントにぶっちゃけるなぁ……悩んで二人で決めた事なら、俺は何も言う事はないんだが」 苦笑交じりの声が届く。 今の私は答えを探すためじゃなくて、この重さから逃れたくて胸にある針を吐き出してるだけにすぎない。 恥ずかしいけど、言ったほうが楽になった気がした。 まぁ、お父さんとはエロゲのキャラ攻略の話なんかもしてるんだから、今更恥ずかしいもなにも無いような。 「……お父さんは反対しないんだね」 「ん? 何をだ?」 「私とかがみが付き合うこと」 そこでようやくお父さんの方を向いた。テーブルの上に置かれているコップの中にお茶はないし、氷もほとんど溶けかけていた。 コップに手を添えたままお父さんもこっちを向いている。 けど、ふいに視線を逸らして別方向を見た。 「好きあってるのに、周りから賛同されないのは悲しい事だろ。特に身内からってのはな」 お父さんの視線の先には、仏壇がある。お母さんのことを考えてるのは明白だった。 二人のなれ初めなんて少ししか知らない。でも、お父さんのセリフからは私が想像できない重さがあった。 お父さんが立ち上がり、コップを持ってこっちに近づいてくる。流しにコップを置いて、そのまま私の頭に手を置いた。 「かがみちゃんが好きなんだろ?」 私は頷く。 「一緒にいたいんだろ?」 頷く。 「なら、それを伝えればいい。想ってる事をそのまま伝えるのはむずかしいけどな」 頭から手が離れて「おやすみ」と言われて頷いた。お父さんが手を振りながら部屋へと戻っていく。 自分の想いをすべて相手に包み隠さず言える人って、いるのだろうか。 勝手に足が動く。自室ではなく、仏壇の方へ。 仏壇に飾られた写真の中、お母さんが微笑んでくれている。 正座をして、線香をあげる。すでにすべて灰になりかけの線香があった。お父さんがあげたんだろう。 かがみと付き合った事を最初に報告した人はお母さんだった。『好きな人ができたよ』って。 そのカミングアウトに関して、漫画みたく夢枕にお母さんが立ったり……なんて事は一切無かった。 鈴をならし、目を閉じて手を合わせる。 ――ねぇ、私はどうすればいいかな? 瞼の裏に、お母さんの困った顔が浮かんだ。そりゃあいきなりこんな事聞かれても困るよね。 鈴の音が収まり、目を開いてうっすらとのぼる線香の煙を見つめ続けた。 立てた線香が燃えていく。我に返ると灰が落ちそうになっていて慌てて立ち上がる。 かがみはずっと待ってる。私だけじゃなくてかがみも罪悪感を感じている可能性もある。 「……やっぱり、ちゃんと言わないと伝わらないよね」 心の中で「おやすみ」とお母さんに言ってリビングと台所の電気を消す。 深呼吸をしながら、かがみが居る場所へと戻った。 一緒に寝ることになってるんだから、話す時間はたっぷりあるし、焦らずに伝えられるはず。 「ごめんかがみ、ちょっと遅くなったよ」 時計を確認すると、ちょっとどころじゃなかった。 それでも時間に対する訂正はされなかった。かがみはこっちを向いていなかった。 向こう側のカーテンと窓を開けて空を見上げていた。 まだ電気が付いていて明るい部屋の中でも微かに柔らかな光を感じる。 「か、かがみ、そろそろ寝よっか」 返事を確認して電気を消すつもりだったのに、スイッチに手を置いたら手元が狂って電気を消してしまった。 廊下の電気も消していたから、部屋の中へ差し込む月光だけが物の輪郭をうつしている。 月明かりだけでも結構明るくてベッドまではすんなり到着した。 「―――こなた」 かがみが振り向く。 月光を背負ったかがみは、かっこよくて、それでいて綺麗で。 なんだろう、高潔っていうのかな。 とにかく……場違いかもしれないけど、息も吸えなくなるほど見とれた。 ただ、逆光ゆえに表情がよく見えない。 かがみが近づいてくる。使われない、敷かれているだけの布団を迂回して。 そこでようやくかがみの表情を認識した。 思いつめた表情。考え込んで結局答えが出せないような、もっと酷く言えば助けを求めているような表情で。 「かが」 後に続くもう一文字は、その名を持つ人の左肩で塞がれて紡げなかった。 抱きしめられ、押し倒されたと言うよりは体重をかけられてそのままベッドに腰掛けてしまう。 それでもまだ体重をかけられて、後頭部を壁でうちそうだったから反射的に体をよじると、ちょうど枕の下に頭が落ちた。 さっき押し倒されたときより唐突なのに、私は比較的冷静だった。 完全に圧し掛かられたわけではなく、馬乗りされた状態。 重力にしたがって垂れているかがみの髪がカーテンのようで、月光に照らされて純粋に綺麗だった。 起きようと思えば起きれるけど、それはしようと思わなかった。 「私の方が、こなたに甘えてる」 懺悔のような響きをもったかがみの声が降ってくる。 遮って私の思っている事を言うよりも、全部吐き出させたほうがいいと思って無言で続きを促した。 「精神的に甘えてる。これぐらいなら大丈夫だろうって、変な風に楽観視してる。 こなたが嫌がってるかもって思うのに、そう言われないから大丈夫だって思ってる。 だからお願い。一緒に寝るのとか、暴走するのとか、嫌なら言って。傷つける前にやめるから」 「……かがみはネガティブすぎるよ」 言っておきながら、私も人のことは言えない気がした。 でも、そうなったのは私にも原因がある。 曖昧に受け入れてばっかりで、思っている事は伝えていないんだから。 私が考えていることがかがみに伝わらないように、かがみの考えている事だって言ってくれなきゃ分からない。 お父さんやお母さんには言えるけど、本人に伝えるのがむずかしい、なんて。 それが一番大事なのに。 「私はかがみの事好きだし、キスされるのだって嫌じゃないよ。……むしろ好き」 今だけでいいから羞恥心を遠くに投げ捨てる。 こういう事を言える機会なんてほとんど無い。後でもう一回言ってと言われても絶対に言えない。 かがみが呆然と私を見下ろしている。結構恥ずかしい事言ってるんだから照れるとか反応して欲しい。 ……いや、照れられたらこっちにも伝染するからきょとんとしてる方がいいかも。 「なんと言うか、一緒に居るだけで満足しちゃうのかな。最後までって言うのは正直分からなくて…… そういう事を求めてると言われてもすぐに頷けない。完全に嫌だってわけじゃなくて」 この先が自分でもよく分かっていない。 自分の中でしっくりくる言葉を頭の引出しを片っ端から開けて探し出す。 かがみは私がすべて言い終わるのを待ってくれているようだった。 「―――たぶん、怖いんだと思う」 完全に合致するわけじゃないけど、きっと一番近い答え。 何が怖いのかと言われるとそれすらも分からないけど。 「私が怖いってこと?」 「そ、そうじゃなくて!」 かがみが、ではないことは確実なので否定する。 説明しにくい。頭の中で整理整頓しながら言葉を租借する。 口に出しながら自分で納得させていく。 「行為そのものに対する恐怖心というか……したことないから分かんないし」 「私だってあるわけないじゃない」 「そうだろうけど! 経験うんぬんじゃなくて、感覚的に分からないってこと!」 思わず声をあげてしまって、慌てて声のトーンを落とす。 かがみが少し考え込んで言いにくそうに口をもごもごさせていた。 「どしたの?」 「いや……その、ちょっと変な事聞くけど……こなたって、自分でしたことある?」 「ないよ!!」 さっき声のトーンを落としたばかりなのに思わず大声で返した。 かがみが意外そうな顔をする。なにその顔。 「成人向けのゲームとかしてるから……こなたもてっきり」 「きっとゲームで発散してるんじゃないかな。そういう気分になることがあんまないし。 そういうシーンの時はあるけど、イベント終わったら拡散してるし」 ……こなた『も』? なんかさっきのかがみのセリフだと、かがみはしたことあるって言ってるようなもんだよね。 詳しく聞かないけど。ネタは何? って冗談で聞いて「こなた」なんて返ってきたらどう反応していいのか。 「ひ、ひとまずそれは置いといて、話戻すよ?」 お互い咳払い。 かがみは未だ私に馬乗り状態だ。なんと言うか、退くタイミングを逃しまくってる気がする。 「んーと、どこから脱線したっけ?」 いきなり変な事聞かれた所為で完璧に話の内容飛んじゃってた。 かがみが記憶を少し逆戻しして思い出そうとしてる。 「……逃げる理由は、感覚的に分からずに怖いから……とかじゃなかったっけ」 「あ、それそれ」 ようやく合点がいって、それを伝えれた事で落ち着いた。 かがみがそんな私の頭を撫でる。からかいを含まないこういうスキンシップは純粋に気持ちいい。 何か今なら大丈夫な気がしてきた。 「――なら、無」 「――だから少しずつ慣れようと思う」 上がかがみのセリフ。下が私のセリフ。 綺麗に出だしがかぶって、しかもかがみは途中で区切った所為で何を言おうとしたのかは分からないけど。 かがみが私の頭を撫でて微笑んでる状態で石化した。金の針なんてないよ。 自分でちゃかしをいれて恥ずかしさを吹き飛ばす。 そうでもしないと自分の言った事を撤回したくなる。 目の前のかがみをそろそろ直視できない。かがみだって、私が今言った事を理解したはず。 「えっ……と、こなた。今の意味、端的に言ってみて」 かがみって時々言葉攻めするね。 なんて切り返しの文句も口をつかない。ほんのちょっとだけ時間を戻したくなった。 自然の摂理に反する事は無理なので、観念してかがみが望むように『端的に』言う。 「――して、ほしい」 もしかしてこれって誘い受けになるんだろうか!? いや待って実際は『してほしい』と言うか『してもいい』と言うか!! 微妙なニュアンスの違いはあるんだけど今更それをどう説明すればいいのさ!! かがみ、何かに堪えるようにプルプル震えないで! 「こっ、こな」 「で、ででもやっぱり怖かったらストップかけるよ!?」 「……寸止めされるときついのに。まぁ、ストップかかるって言うのは余程嫌なんだろうし、ちゃんと守るわよ。 一緒にいて、こうやって寝れるだけでも幸せもんだしね」 こつっと額を合わせてくる。 こういうプラトニックな一言でほだされて嬉しさを感じる辺り、自分って単純だなーなんて思いながら。 「……かがみ」 いつものルールで、珍しく私から名前を呼ぶ。 かがみは優しい笑顔でいつも以上にゆっくりと、かみ締めるように私の名を呼んで。 重ねられる唇と、上着の中に入ってきて腰に触れた手の感覚に微電流が流れるのを感じる。 その感覚にすぐに慣れることはなく、若干の恐怖心が沸いているのを理解しながらも抵抗せずにかがみの上着を握り締めていた。 ああ、素晴らしきお泊り会 心情整理 B面(かがみ視点)へ続く コメントフォーム 名前 コメント 自分でしたことがない、と言う純粋すぎるこなたに萌え。なんたる不意打ち! でも超満足です。 -- 名無しさん (2007-10-03 13 43 19)
https://w.atwiki.jp/origin_wig/pages/12.html
ギーゼラ・ギュンター 本名 ギーゼラ・ギュンター ひらがな読み ぎーぜら・ぎゅんたー 母国語表記 Gisela・Gunter 基本情報 性別 女 年齢 17 身長 148 体重 未定 誕生日 1月30日 職業 学生 出身 ドイツ 在住 アメリカ 一人称 ギュンター チップ closure / 詩篇 cv 高橋李依 役職 C狂 自己紹介1 ギュンターが一番に提出するのです。 名前:ギーゼラ・ギュンター (Gisela•Gunter) ギーゼラは英読みだとジゼルになるのです、故に呼びにくい方々はそう呼べばいいです。 性別:女 年齢:17 職業:学生 出身:ドイツ ドイツで生まれましたが現在はアメリカに住んでいます。 どこにでもいる女学生です、お家も普通に普通なのです。 自己紹介2 ギュンターも追加要素を提示するのです。 ギュンターはどこにでもいる女学生です。なのでスマートフォンもらくらくすいすいなのです。天文学が大好きです。星は綺麗なのです、醜いものが浄化されている輝きです。 下の名前を呼ばれるとあからさまに嫌な顔をギュンターは貴方がたに見せるでしょう。ギュンターはギュンターなのです。 身長は148くらいなのです。運動はやりたくないので腕がふにふにしてます。 ギュンターはおしゃれというものがわかりません。パーカーにハーパンなのです。 甘いもの大好きなのです。スイート、べりーべりーはっぴー。あいあむはっぴー。いえー 灰設定要約 幼い頃、母親に虐待されていた。 それに耐えられなくなり母親を殺害、遺体は父親の協力のもと家の庭に埋めた。 それ以来、母親が名付けた「ギーゼラ」という名前を嫌うようになった。 その他小ネタ 乳はE 前世は加(前世ヘタ村) 入村時にGMに提出したご飯はミルヒライスとポプルポプル シュミッドおじさんとその弟が従弟にいる。飼い犬はアルス、ブリューテ、ベローニカ。 父親には自分のことをウィリと呼ぶよう言っている。父親の前では一人称もウィリになる。 __ギュンターはお家ではお父さんに迷惑をかけたくありません。だってギュンターはお父さんのこと大好きです。だからお家ではギュンターはギュンターではなくウィリなのです。迷い人を死ぬまで躍らせる可愛い妖精のウィリなのです。お父さんもウィリのことをウィリと呼んでくれます。でもウィリのことをウィリと呼んでいいのはお父さんだけなのです。 __ジゼルは死んでウィリになり、恨んだ男を死ぬまで躍らせたのです。母親を殺した世界線のギュンターは"ジゼル"を殺してウィリになるのです。
https://w.atwiki.jp/kiririn/pages/734.html
544 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/05/26(木) 19 09 23.65 ID O8cjK7E60 [1/2] 【SS】家族会議 540 「桐乃、冷蔵庫のプリクラの写真、あやせや加奈子に送信したんだってな」 「……!?……あ、あんた何で知っ」 「んで、添付したメールの件名が『我が家の風景』。本文が『どぉコレ\(*T▽T*)/こんなシスコンと一つ屋根の下だから毎晩――』」 「ギャー!……っ! あ、ああああんた、食卓で何ッって話題……!」 「安心しろ。後でおまえの部屋行って、もっとブラザーでコンプレックスな話題を提供するぜ」 「ばっ!ばっ!?あ、が、ぐ……!」 「桐乃、真っ赤だぞ」 「!? 急に顔近づけんなッ」 「ご飯粒、ついてんだって(ヒョイパク)」 「!?!?!?(ぼふんっ)」 「あー、カレーうめーぜお袋。この満腹感。充足感。天高く叫びたいくらいに気分がいいぜw」 「……、…………あ、あんたがそのつもりなら……!」 「ん?どうした桐乃?」 「あたしは黙っててあげようと思ったんだけどねぇ~。こないだ、せなちーがあんたから送られてきた『セクハラメール』を見せてくれて」 「ハァ!? ま、まさか内容を――」 「『天使画像添付!お前も兄貴に天使って言われてたけどな、俺の妹の方がよっぽど天使だっつーの!どうだよこの可愛さ!』」 「ギョェー!……っ! あま、おま、今親父も居るだろうがよ!?」 「安心して。あとで二人きりになったら、もっとシスコン極まりまくっちゃった物的証拠を見せてあげる」 「んな!が!ぐ、あ、ぬ……!」 「京介、すごい汗だよ?」 「!? 急に近づいてくるんじゃねーッ」 「熱っぽいみたいだから測ってあげるだけ(コツン)」 「!?!?!?(どっかん)」 「いくら何でも熱すぎ、冷えピタでも貼っとけっての。あー、熱い熱い、あたしまで熱いなー。やっぱカレーって身体熱くなるよねお父さん♪」 「…………。……っ、かぞk……家族会議を、行う……(グスッ)」 「お、お父さん!?涙、涙拭いて! まだ大丈夫よ、たぶんまだ仲良すぎる兄妹なだけよ」 「そうだぜ親父。な、桐乃(チラチラ)」 「そうだよ~お父さん。ね、京介(テレテレ)」 「う、うわーーーーーーっ!!!!(ダダダッ)」 「お父さん!? ……もう、京介!桐乃はまだ15歳なんだから!まだ1年も先なのよ!?」 -------------
https://w.atwiki.jp/nouryoku/pages/526.html
+... 1/4 2/4 3/4 4/4 1/4 ~十数年前・烏丸邸~ 『おォい!……ったく、あのガキどこ行きやがった!酒はきらすなっつってただろうが!!』 「お父…さん………?」 『どこ行ってた!?遅ぇんだよ!俺が呼んだらさっさと来いっていっつも言ってるだろうが!!』 「ごめんなさい、おトイレしてたから……」 『言い訳してんじゃねぇよ!』ドガッ! 「がっ…ふ…っ!……ごめ……な…さ…」 『俺がわざわざテメェなんかを育ててやってんだぞ?…親の言う事は聞いとけよ――分かってんのカァ!?アァ!!?』 バキッ!ドガ!ドフッ! 「ひぁ…!…がっ……あぁっ…!!……ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい………」 『さっさと酒買ってこいよ、金なら[まま]から小遣貰ってんだろ?』 「……は……はい、すぐに………買ってきます……………」 2/4 ―――そんな日の続いていたある日――― ~烏丸邸・庭園の隅~ 『ぁんだ…?………ガキの癖に俺を呼び出しやがって……最近生意気だな、躾してやんねぇと…』 「お父さんっ♪」 『ぁんだぁ?ヤケに上機嫌じゃねーか?(とーとー気でもふれたか?)』 「あのね、わたしね、すごいんだよ♪」 『なにがだよ!さっさと言えよ、また怒られたいか?』 「あのね、……ほら!」 ガサガサ……バッ! 『あぁん?ただの烏じゃねーか、餌付けでもしたのか?』 「うぅん、この烏さん、すごいんだよっ!」 『だから何がだよ!』 「真っ暗になるんだよ………♪」 『は?………何言って…………な、なんだコリャ!?なんも見えねぇぞ…!?…な、なんだよこれ…オイ!ガキ!テメェが何か…』 ドンッ、グサッ! 3/4 ドンッ、グサッ! 『は………?………な………なんだよ………コレ…………』 「これ?ハサミって言うんだよ?お父さんが私を切る時に使うの……」 『そうじゃ…ね………こ、この…………クソガキィィッ!テメェの親は誰だと思ってやがるッッ!テメェを育ててやったのは誰だと思ってやがるッッ!!………こ…の……クソガキがァァァァッッ!!』 「お父さん…………私は白だよ……?……なんで………なんで名前で呼んでくれないの……?………私のナマエは………シロ……ナノに…………」 『うるせぇぞクソガキがッッ!さっさとこの暗いのを何とかしやがれッッ!!!』 「…………お父…さん………」 グサッ! 『ぐぁ……がァァァァァァッッッッッ!!』 グサッグサッグサッグサッグサッグサッ グサッグサッグサッグサッグサッグサッグサッ 『……………………』 「…………動かない………死んだ……の?……」 「お父さん……ゴミ散らかしてたらいつも殴ったよね………どうしよう…………そーだ♪」 バサバサバサバサバサッ! カァー ガァー カァー ギャーッ カァーッ 「綺麗に食べていーよ♪骨は…………どこかにすててきて………」 カァー バサバサバサバサッ! 4/4 ~その数時間後~ 『あれ?白………?お父さん知らない?』 「うぅん?知らないよ?」 『そう……どこかで迷惑かけて無ければ良いけど…………』 「たぶん………ダイジョウブだよ♪」 『そうかしらね……………白、今日のオヤツおいしい?久しぶりにケーキを焼いたから少し心配なんだけど………』 「ダイジョウブ!とってもおいしいよ!ママ♪」 ――その数日後、失踪届けが出され、さらに七年後に死亡認定がされた――――
https://w.atwiki.jp/mouo777/pages/32.html
5号機 怪胴王 格闘激戦区 餓狼伝説 サンダーVスペシャル スーパーお父さん スパイダーマン 電撃フランケン バトルリーガーX ホークⅢ モエるまりんバトる
https://w.atwiki.jp/kairakunoza/pages/2556.html
「困ったー。」 自室の机でこなたは頭を抱えていた、 もちろん勉強をやっていたのではない。 明日父の日のプレゼントを買うお金が無いため悩んでいたのだった。 「ありのまま今起こったことを話すぜ、 父の日のプレゼントを買いに出かけたら、 みくるフィギュアを抱えて帰ってきた(r。」 こなたはポルナレフの台詞を言いながら、 机に飾ってある朝比奈みくるフィギュア(メイドVer)を恨めしそうにみる。 「それにしてもどうしよう。」 しばらく机に突っ伏したまま唸っていた時、 ふと数日前の光景が頭に浮かんできた。 いつものように4人が昼食をとっている時、 チョココロネを半分ほど食べ終えたこなたがふと話し出す。 「もうすぐ父の日だねぇ、みんなはどんなプレゼントしたことある。」 こなたの話につかさが反応する。 「私は小学校の時に肩もみ券をあげたかなぁ。」 つかさの話を双子の姉であるかがみが補足するかのように付け加える。 「でもねお父さんたら、つかさからもらった肩もみ券を大事にしまって使わないままだったけどね。」 「プレゼントよりも、つかささんの気持ちがお父様にはうれしかったのでしょうね。」 3人を見守るかのようにみゆきが微笑む。 「肩もみ券ねえぇ、いいかも。」 しばらくブツブツとつぶやいていたこなただったが、 何かいいアイデアを思いついたようで口元が猫のようになる。 そして部屋を出て、数分後画用紙と色鉛筆を持って戻っきた。 「そうだ、愛だよ愛!」 とつぶやきこなたは何かを作り始めたのであった。 翌日、父の日ということでそうじろうの好物を並べた夕食を終えると、 こなたは昨日作ったプレゼントをそうじろうに渡す。 「お父さん、いつも有難う。」 「おっプレゼントもあるのか嬉しいねぇ。」 うれしさで眼を細めながら、そうじろうはそれを受け取る。 「お父さん、あけてみてよ。」 そうじろうが包みをあけると<肩もみ券>とかかれた紙が10枚入っていた。 「肩もみ券か、さっそく一枚使わせてもらおうか。」 そういいながら、そうじろうは肩もみ券をこなたに渡す。 券を受け取ったこなたが父親の方に行こうとすると、 「俺がそっちに行くから、こなたは座っていていいぞ。」 言ってこなたの後ろに移動してきた、 そしてこなたの小さな肩に大きな手をおくと、 「早速始めるからな。」 と言うとこなたの肩をもみだした。 「ひゃぁ、お父ーさん違うって。」 急に肩をもまれたこなたは思わず声を上げる。 「最近ネットゲームをやりすぎじゃないか、結構肩が張っているぞ。」 「お父さんってば!」 こなたは必死に抗議するが、幸せ一杯の父の耳には入っていないようだった。 「17になった娘が肩をもませてくれるなんて、俺は世界一の幸せものだ。」 「私がお父さんの肩を…はぅん。」 父親の強くかつ優しい絶妙な強さの肩もみに、 こなたは気持ちよくなり抵抗する気力が無くなる。 それから10分経過したが、父親による肩もみはまだ続いていた、 「かなた、こなたは本当にいい子に育っているよ。」 父親は無意識のうちに亡き妻に話しかけていた。 一方娘は気持ちよさで夢うつつになりながら、 後9回こんなことがあるのかとぼんやり考えるのであった。 コメントフォーム 名前 コメント なんか……いいね、こういうの。 -- 名無しさん (2009-08-05 00 06 24) 肩も眉間? -- 名無しさん (2009-06-24 23 08 27) ええわかります -- 名無しさん (2009-06-24 23 08 10) たしかに、肩もみ券だな -- 名無しさん (2009-06-24 21 14 50)
https://w.atwiki.jp/kairakunoza/pages/2517.html
「つかさらしいと言えばつかさらしいけど、もっと前に気がつきなさいよね~ そもそも、おばさん、明らかに透けてて普通じゃないってことぐらいすぐ判るでしょうに」 かがみもこなたのように笑いながらも突っ込むことは忘れない。 「う、う~ん…そうなんだけど、この前会ったばかりだし、2階から下りて来てたから あんまり違和感というか…幽霊って感じはしなかったんだよね…」 恥ずかしげに身体の前で両手の人差し指をちょんちょんと合わせながら苦笑いをする。 「ん~でもさ、お母さん、かなーり透けてるし、宙に浮いてるし、足はあるけど この前と違って間違いなく幽霊だね、こりゃ」 何度かかなたに触ろうと手を伸ばすが、ことごとく空を切ってしまう。 「あ~~こりゃ残念。やっぱふれることはできないのか…有り難さ半減ってとこだね」 ちょっとがっくりなこなた。 「ふふっ、やっぱり親子ね。そう君と同じことして同じ反応だなんて」 そうじろうと同じような初動をとられて笑い出してしまう。 「にょにょ!!」 思わずそうじろうの方を向いてしまった。 「あはは~……なんだ、お約束じゃないか?そういうのって」 恥ずかしげに頭をカキカキする。 「いや…まぁ…だよね…それにお父さんと私で行動被るのってある意味必然な気がするし」 これまた恥ずかしげに頭をポリポリとする。 そして二人して同じような行動をとってしまっている事に二人とも気がついていなかった。 その二人の仕草に、周りの三人が気づく。 「ククッ…ホントに似てるわねぇ~仕草とか。そう君がちょっとうらやましいな」 ちょっとこらえ気味ながらも楽しそうに笑う。 「へへへ、こなちゃんとおじさん、双子みたいだね」 「そうね、でもある意味、双子以上かしらね。私たちだって、そこまで行動が被る事はないものね」 かがみとつかさも楽しそうに笑う。 「いや~、そ、そうか?あは、あははは、なんか、お父さんとしてはうれしいぞ」 嬉しそうに、さらに頭をカキカキする。 「いや、私はあまりうれしくは…」 逆に、軽くブルーが入るこなた。 「おいおい?ひどいじゃないか、こなたお父さんと似ててうれしくないのか?」 そうじろうの笑顔が引きつり始めた。 「お母さんに似てるって言われると嬉しいけど、お父さんだと…なんか微妙にイヤ」 半分申し訳無さそうに、だがはっきりと引導を渡すかのように言い渡す。 「そんな……ずっがあああぁぁぁぁぁぁぁぁん」 まるで銃撃でもされたかのように胸を手で押さえて大きく後ろへ仰け反った。 「あの~、わたしは目元がお父さんに似てるねって言われて嬉しいけど」 なぜかつかさのフォローが入る。 「そりゃーつかさんちの場合はね……うちはオタクでスケベでロリコンな、ダメ人間ですから!」 まさしく、えぐるように打つべし!でこなたがトドメを刺す。 「ぐぅっはぁーーーー……ガクリ」 胸元を押さえ、自らガクリと言うとそのまま崩れ落ちてしまった。 「そこまで言っちゃいますか……」 「おまっ……あいかわらず容赦ないな…」 「こなちゃん、おじさんが…おじさん、大丈夫?」 さすがに哀れに思ったのか、かなたがそうじろうのそばへと行き かがみはかがみで、ある意味予想の範囲内なこなたの言動だったため、 割と冷静にその場で突っ込み つかさは、ただ純粋にそうじろうが心配になり声をかける。 「あー大丈夫大丈夫。お母さん、つかさ、大丈夫だって。いつもの事だし、事実だし。 ああいう状況に浸って打ちひしがれてる自分に酔ってるだけだから。 お父さんの事はほっといて、また話とかゲームでもしよう」 「ん~~お母さんとしては、ちょっと気になるかしら…まぁ大丈夫だとはお母さんも思うんだけど…」 そうじろうの様子に後ろ髪を引かれる思いで、振り向き振り向きながらもこなたの所へと戻って来る。 戻ってきたかなたに、ぼそっと小声で耳打ちをする。 「ダメなら後でちゃんとフォローは入れるよ、それに今日はお母さんっていう切り札が居るんだし」 「切り札って、またそんな……そう君の事だし大丈夫だとは思うんだけど…」 「自分で『ガクリ』とか言ってる余裕があるくらいだから大丈夫だって~ 心配するのは判るけど、お父さんを甘やかしちゃーいけないよ!大丈夫大丈夫、さ、行こう!」 かなたの手を掴みそのまま引っ張って部屋まで連れて行く。 部屋に入り、ふと気づく。 「……あれ?今わたしお母さんの手、握ってなかった?」 自分の手をまじまじと見つめ、再びかなたの手を握ろうと手を伸ばすが その手は空を切るばかりで、再び掴むことはできなかった。 「おりょりょりょ…さっきのはいったい…」 狐につままれたような表情をする。 「そうなのよね、なんかの拍子にさわれる時があるみたいなのよね… そう君にも一度、さわれたのよ。でも、その後は全くダメだったの。 なにかあるのかしらね、条件みたいなのが」 こなたの頭をなでながら残念そうに語る。 実際にはなでてるように見えるだけで、ただ空を切ってるだけのはずなのだが、 なにか、暖かいものが頭の上を左右してるというか気配というか…そんな風に感じることはできた。 (見えているからそう思えるだけなのかねぇ~) 再び自分の手を見つめ、ニギニギしてみる。 (でも…握った感触は柔らかくて暖かったな、へへへ) にへへへ~とほくそえむこなたであった。 「ひとりニンマリしてる所悪いんだが…」 ポンっとこなたの肩を叩く。 「ん?」 「で、あの白いのがそのPCエンジンってやつ?」 かがみがテレビの置いてある方に視線を送る。 「そうそう」と答え、こなたが電源を入れに行く。 すでに床の上にちょこんと置かれている物体をつかさがしげしげと見つめている。 「白くて小さくて可愛いね」 つかさがひょいと持ち上げる。 「ゲームソフトもこんなの感じで小さいよ」 こなたがHuカードを見せる。 「カード型なんだ。そんな昔からすでにカード型だったんだね」 「小さいから持ち運びも楽なんだよねぇ~ついつい私も懐かしくてハマっちゃってねぇ~ 上からこっちに持ってきてしまったしまったのだよ。今日はみんなが揃ったら 居間に持って行ってそっちでやるつもりだけどね。ここでみんなじゃ狭いしね。 そうそう、ゆい姉さんとゆーちゃんが来るまでに練習しといた方がいいよ~ ゆーちゃんはともかく、ゆい姉さんはこの手の古いゲームには強いみたいだからねぇ」 などと言いながらもアダプターやケーブル類を接続し始める。 「それはそうとおじさんは大丈夫なのか?なんか、あれっきり足音も聞こえないんだが?」 あっさり接続が終わり、適当なゲームを突っ込み本体を起動させる。 「あ~~…う~~ん…そう言われちゃうと、ちょっと心配かもね……見て来るよ ちょっと、そこらにあるのをやっててよ。やり方は取り説とかお母さんに聞くとかでさ」 セットアップの済んだこなたが立ち上がり部屋から出て行こうとするが 「あ、いいわよ、お母さんが見て来るから」 こなたを制する。 「え?う、う~ん…じゃ、お母さんよろしくってことで」 「じゃ、ちょっと見て来るわね」 かなたがふわわん~と漂いながら行ってくるわね~と手を振り そのままドアをすり抜けて消えて行く。 「幽霊ってこういうとき便利だね…」 「うん…そだね…空飛べるのがうらやましいかも」 「便利とかうらやましいとかって……いやしかし、目の当たりにするとアレだな…」 壁抜けを目撃した三人が慣れない光景にあっけにとられるもすぐにゲームへと戻っていった。 「こなた~、入るわよ~」 しばらくして、ノック代わりに一声掛けてからかなたが入って来る。 「居間のソファーで不貞寝してたわ、ちょっと可哀想だったかな?」 そう語るその表情は少々心配気だ。 「あらら、不貞寝とは…ちょっとやり過ぎたかな? いやいや、こういう事で甘やかすとクセになるから情けは無用かな?」 こなたにしても若干は自責の念があるようだが、本当にちょっとのようで いつもの事だしその程度なら大丈夫という思いの方が大多数を占めているようだ。 「毎度の事ながら、あんたたち親子はホントによくわからんな、ホントにいいのかそれで?」 かがみが半ばあきれつつも一応は突っ込んでおくことも忘れない。 「は! は! は! は! この手のことはよくあることよくあること」 さらっと受け流し、再びゲームへと入る。 「あっ!!ちょ!!突然ポーズ解除しないでよね!!」 「油断大敵なのだよ、かがみん。つかさはちゃんと読んでたよ?」 「えへへへ……多分そろそろかな~と思ってて…」 「く、くそ~、次だ、次!!次こそ!!」 ふと時計を見ればいい加減晩ご飯を準備しはじめないとまずい時間である。 「あ~っと、いいかげんご飯作らないといけない時間だね~ それにもうじきゆい姉さん達が来るころだね、いつも晩ご飯前には到着してるから。 それじゃ、みんな必要な荷物だけもって上に移動しますか」 「それで晩ご飯は誰が作るの?」 階段を登ってる途中にてつかさが聞いて来る。 「私がやるからつかさ達はゆっくりしてていいよ~…いや、かがみには手伝ってもらおうかねぇ~」 最後の方はニマニマしなががかがみを振り返りつつ答える。 「……なにを期待してるんだ?」 「いえいえ…そんなそんな、昼も話したけど少しずつやっていこうかねぇってさ」 「え?なになに?」 昼のつかさが居ない時に交わされた会話の続きに、え?なに~?と聞いて来る。 「昼間つかさが部屋に来る前に話てたんだけど、機会があればかがみに料理教えてあげるよってね」 「へぇ~。お姉ちゃん、そういうことなら私も手伝うよ」 つかさの声が弾む。 「となると~結局はみんなで作ることになりそうだね」 そうじろうが居間のソファーに横になって膝を抱えて丸くなり寝転がっている。 「膝を抱えて部屋の片隅いつも不安で震えてた…ってか…… グスン…あぁ、判ってる判ってるさ…ただでさえ年頃の娘には嫌われがちな父親なのに、 こんなコトしてる俺だもんな…そらーそうだよな…ああそれでも娘に邪険に扱われるのって 効くなぁ…お父さん寂しいなぁ…こうやってどんどん俺の手から離れて行くのか… これが親離れ、子離れってやつか?どうなのかな?かなたぁ~お前はどう思う?……グスン…」 先程から独りごとをぶつぶつと繰り返している。 そこへ、勢い良く駆け込んで来る足音がしたかと思えば、 見慣れない4コマ漫画のページを見開いた状態でとある4コマを指差したこなたが目の前に現れた。 「お父さん、この5巻P79の『秋のお祭り』、これはあんまりじゃない? お父さん、そういうとこは大丈夫だと思ってたのに、がっかりだよ!!」 突然にまくしたてられる。 「?おいおい、何を言ってるんだ?そもそも、その手にしてる本はなんだ?」 こなたに歩み寄ろうとすると、背後からかなたの声がしてくる。 「それは、これから起こるであろうあなたの行動が記されているものであり、 過去に行ってきた事が記されている閻魔帳でもあるもの……」 「な!!」 振り返ると、閻魔さまの格好をしたかなたが空中に降臨しているではないか。 「か、かなた!おま、なんでそんなコスプレをしているんだ?」 唖然とするそうじろうにこなたが追い打ちをかけるかのように背後から声をかける。 「コスプレ?何を言ってるのかな?」 再びこなたの方へと振り返る。 「だって、どう見てもアレは………うぉ!!ラムちゃんかい!!」 いつの間にやら、アホ毛の両脇から小さな角がにょっきり2本生えてきており、 例の黄色と黒の横縞のビキニ姿になっているこなたが目に入る。 手元を見れば、両手からなにやらバチバチと放電しているではないか。 「え?や?も、もしや?そんな?え~~!!」 その格好にその放電現象、起こりうる事として考えられるのは… 「こなたをオタクに育てた悪行の数々…少しお仕置きしてあげなさい」 「お父さん……お仕置きだっちゃ~!!」 「やはりそう来るか!!ま、まてっ俺が何をし…・ぃぼばばばばばばばばば!!!!!」 最後まで弁明がなされる前に電撃が執行される。 プスンプスンと黒こげとなり、倒れるそうじろう。 「………ぐっ…く………」 どうにか顔をあげると、いつもの格好に戻っている二人が目の前に立っていた。 「それじゃ、実家に帰ります。もう逢う事もないでしょうけど、さようなら」 「じゃあね、お父さん。まったくもう、お父さんが悪いんだからね! お母さんや私そっちのけでオタク趣味ばかり追いかけちゃってさ」 「いきましょう、こなた」 「うん、大学はあっちだからおじいちゃんとこから通えるしね、さようならお父さん。 離婚してもお父さんはお父さんだからさ、気が向いたら逢いには来てあげる」 というと玄関から出て行ってしまった。 「ちょ……おぉぉぉぉぉーーー!?待て、待ってくれーーーー!」 訳も判らぬまま出て行ってしまった二人を追いかけようとするが なぜか身体が鉛のように重い。 「ま、待ってくれー、お父さんが悪かった!お願いだー捨てないでくれーーー!! …うぅぅぅ…えぐっひぐっ、俺を一人にしないでくれよ……戻って来てくれよ… 俺にはお前たちしかいないんだよぉ~」 うつぶせに倒れたまま、手を動かして涙を拭うことさえ出来ずに泣き続ける。 「そう君!!!!」 背後から聞き覚えのあるやさしい声が聞こえる。 「お父さん!!!!」 そうそう、この声も聞き覚えがある。この『お父さん』のフレーズに何度助けてもらったことか。 だがしかし、身体がいう事をきかない。 「かなたぁーーーー!!こなたぁーーー!!ぬぅぅぅーーーおぉぉぉぉーーーーー!!」 気合いで頭を持ち上げる。 暖かい光が見える。その光に向かって腕を伸ばす。 「なんのこれしき!!てぉあーーーーー!!」 力を振り絞り、光を掴もうと手を伸ばす。 伸ばした指先に何かが触れる。 触れた指先がとても暖かい。 急に視界が開けて周りが明るくなりだす。 「こ、こなた!!」 「…お父さん、やっと起きたよ……ってどさくさに紛れて何処触ってんの?」 こなたに逢えた感激もつかの間、その言葉に伸ばした自らの手先を見つめる。 思いっきりこなたの胸を指先で押していた。 「え?あ!や、こ、これは違うんだ!!不可抗力だって……」 すぐさま、ぱっと手を離したが、すでに後の祭り。 周りの視線が…特に、母娘二人そろってジト目で見つめる視線が刺さるように冷たい。 まるで汚らわしい汚物を見るかのように。 「ちょ!!!かなたまでそんな目で見ないでくれって。 どんなに可愛くても娘には手を出さないってば!!これは事故だ!事故!!」 「娘じゃ無ければ手を出していたのね…」 「なっ!?いやいやいやいや、なぜそうなる?違う違う、そういう意味じゃないってば」 「じゃ、どういう意味?」 「あうっ!」 大汗を流しながら、正座をして神に向かって懺悔でもするかのように胸の前で手を組み 「とと、とにかく俺にはかなたお前だけしかいないんだってば!!」 今にも泣き出しそうな顔をして… いや、潤んだその目はもうじき決壊してしまいそうだ。 「ぷぷっそんなに一生懸命弁明しなくてもいいのに。もう、バカね。 ちょっとからかってみただけよ。なんか、変な悶え方というか、寝言というか… なかなか起きないし…どんな夢を見ていたのやら……」 ぺろっと小さく舌を出して意地悪そうな笑みを向ける。 そんなかなたの表情を見てホッとしたのも束の間、 見ていた夢の事を聞かれドキッとする。 「どんな夢って……その……お前達に捨てられる夢だよ…」 (嘘は言ってないよな、嘘は…ただ前半部分は黙っておいた方がいいな…) 「え?」 「いやなにな、離婚して、かなたが今のこなたを連れて実家に帰りますってな…」 「で、離婚の原因は?」 「…………趣味全開でお前達をほっぽり出してたからって怒られてたからそれだと思う」 「くくくっぷぷぷ、あははははははは……そう君ってば気にはしてたんだ、趣味のこと」 重苦しい空気を一掃するかのように大きく笑う。 (なにはともあれ、空気が変わって良かった……ほっ) 端で聞いていて、笑いを押し殺していたこなたが 「離婚して私を連れて出て行くってのがそもそもおかしいじゃん。 お母さん死んでるんだし、離婚も何もないじゃん」 笑いを押し殺したままのニマニマ顔でかなたの横に並ぶ。 「いやーーそうなんだけど…夢を見てる最中は気がつかないものじゃないか?」 そうイジメないでくれよ、とそうじろうが恥ずかしそうに赤くなる。 「確かにそうなんだけどね。夢の中ってどんなオカシな状況でも違和感無く見れるんだよね。 うんうんわかるわかる」 「どうしたものかねぇ……私たち、忘れ去られてない?」 置いてけぼりのままの二人。かがみがつかさの耳元でささやく。 「どうって……お姉ちゃん……待ってるしかないんじゃないかなぁ……」 二人がどうしたものかと途方にくれているときにちょっと変わった車の音が響いてきた。 「あ~姉さん達が来たようだね。姉さんの車判り易い音だからねぇ~」 車の音を聞いたこなたが、ゆいの車だと判断したようだ。 そのまま、そうじろう達の所から、かがみ達のいるテレビの前の方へと歩いていく。 どろろろろろろろろ~~~~~どろどろどろどろどろどろどろどろ そのまま家の前で停車したようだ。 エンジンを切るでもなく再び走り出す訳でもなくそのままアイドリングを続けている。 と、エンジンが切られ腹に響く重低音が鳴り止む。 ………バムバム。 車のドアの閉まる音がしてから何やら聞いたことのある声が聞こえ始めた。 玄関が豪快に開け放たれ、誰かが階段をズダダッと駆け上がって来る。 「やっほーーー!!ゆい姉さんだよーーーー!!ゆたかと一緒に来ーたよーーーん!!」 コメントフォーム 名前 コメント 2.5へのリンク http //www33.atwiki.jp/kairakunoza/pages/2519.html -- 名無しさん (2009-08-29 01 35 17) 2と3で話がつながってないなと思ったら 2.5とかいうのがこっそりあってワロタw -- 名無しさん (2009-08-09 05 46 45)
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/16053.html
登録日:2011/09/13(火) 22 44 25 更新日:2024/02/24 Sat 20 44 34NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 しまっちゃうおじさん ←他人の空似 それはヒミツです。 ぼのぼの イケヌコ スナドリネコ スナドリネコ ←さんをつけろよデコ助野郎 ドレンプちゃん 大塚芳忠 小杉十郎太 森本レオ 熊と戦える猫 物知り 異邦人 「ぼのぼの」に登場するキャラクター。 声優 小杉十郎太(テレビアニメ、ゲーム) 大塚芳忠(映画) 森本レオ(クモモの木のこと) 黒藤結軌(テレビアニメ2作目) 本作でもっとも謎多き人物。傷だらけの状態で海辺に倒れていた所をぼのぼのとぼのぼののおとうさんに発見されるのだが、それ以前の経歴が一切不明。 本編ではたびたび彼の過去に迫るようなエピソードが描かれているが、いずれもうやむやなかたちで終わってしまう。 スナドリネコさん「実はオレは記憶喪失だったんだ」 カシラ「ウソつけ」 スナドリネコさん「すまん」 作者によれば、「本人が嫌がっているから語られることはない」のだそうだ。 ぼのぼのが父親以上に信頼している存在で、かつては唯一感情をあらわにできる相手でもあった(怒ったぼのぼのは当初スナドリネコさんと一緒の時にしか見られなかった)。 作中ぼのぼの等から様々な質問をされ、その都度に何か答え(正解、不正解は問わない)ているが、何か言いたくない時には「それは秘密です」と返す。(*1) ヒグマの大将に勝利(正確には違うが)したことにより森で一番強いやつが住む洞窟に住むことを許され、同時に森を守る役割を与えられたが、 基本的に何もせず寝ている。仕事しろ(一応本当に危ない時にはちゃんと動いている。ほとんどぼのぼのかヒグマの大将関係だが) 手負いの状態でヒグマの大将とやりあい左目に傷跡を残すなど身体能力はかなり高い。 作中では別の熊と二連戦したことがあり、一戦目で手下と戦い圧勝(戦闘描写はないが相手がボロボロなのに対してスナドリネコさんはほぼ無傷だった)。 二戦目ではカシラと戦い負けてしまったものの、かなりの長期戦に持ち込んだあげくカシラはふらふらの状態になっていた。 数少ない遊びとして、道端に落ちているものを拾ってそれが何か推理する、というものがある。 この時に興味深いものを見つけると少し楽しそうに自分の巣に埋めるらしい(ぼのぼの談)。 また、自分が気に入った景色、風景が壊されることを嫌うらしく、上流で出た洪水から湖を守るために大掛かりなダムを作ったことがある。 交遊関係は……はっきり言って良くない。 ぼのぼのやシマリスくんなどからは慕われているものの、ヒグマの大将の一件もあってかアライグマくんのお父さんにクズリくんのお父さんと、昔から森に住んでいた大人とからむとだいたい剣呑な会話になってしまう。 クズリくんのお父さんに至ってはスナドリネコさんをからかったり騙そうとしたりする。 やり口が巧妙なのでたちが悪く、現に一度してやられた時スナドリネコさんは後になって気付いた。 「スナドリネコさんはどこから来たのの巻」(40巻)で、彼が昔いた場所について 「ここ(島)にはいない生き物」が大勢住んでいる その生き物は頭が良すぎて、ありもしないことを勝手に想像しては喜んだり悲しんだりしていた と語っている。 関係あるかどうかは分からないが、モデルである実在する生物の「漁(すなど)り猫」は絶滅危惧種で、現在は保護動物となっている。 なお同じ巻で、しまっちゃうおじさんに似てることも突っ込まれた。 「追記・修正してはいけない項目は 絶 対 に無いんだ」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 「それは秘密です」はおかしさとミステリアスな感じがしてスナドリネコさんらしいな。 -- 名無しさん (2014-09-02 09 17 16) なんかムーミンのスナフキンとかひょっこりひょうたん島のダンディさんっぽい別格っぽさが凄くかっこいい -- 名無しさん (2015-11-30 09 18 24) ↑2 その台詞は実はアニメ1作目では使ってないんだよな… -- 名無しさん (2017-06-19 20 30 03) 原作やアニメ2作目だといい加減なことを言ったり恐ろしいホラを吹いたりしてあのぼのぼのに怒られる場面がある そういや2作目の声が地味に棒読み感あるのは気のせいか? -- 名無しさん (2020-03-10 19 51 36) 名前 コメント