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ゲーム盤の考察 Episode1 ※ネタバレ注意! このページには「うみねこのなく頃に」及び「うみねこのなく頃に散」のネタバレが含まれています。 ネタバレをご覧になりたくない方はご覧になりませんようにご注意ください。 ご覧になる方はスクロールしてご覧ください。 ゲーム盤の考察 Episode1 考察の前提 Episode1 犯行計画 Episode1 傘と手紙の謎検証:真里亞に傘と手紙を渡した人物とは 検証:蔵臼によるシフト変更の理由 第一の晩第一の晩 真相 検証:兄弟殺し 検証:計画の変更、郷田殺し 検証:紗音殺し 検証:嘉音の罪 第二、三、四、五の晩第二の晩 真相 第二の晩密室発見~第四の晩 真相 第五の晩 真相 検証:チェーン密室の謎 検証:魔法陣出現の謎 検証:絵羽と秀吉の額に刺さる悪魔の杭 検証:嘉音の罪 検証:ボイラー室から聞こえた 「扉が閉まる音」 検証:金蔵はいつボイラーに入れられたのか 検証:嘉音殺し 検証:赤字 第六、七、八の晩第六、七、八の晩 真相 検証:書斎に現れた手紙 検証:密室破り 検証:内線電話の復活 検証:真里亞の態度 検証:熊沢、南條、源次殺し 第九の晩第九の晩 真相 検証:夏妃殺し 検証:赤字 検証:物語の終わり 残った疑問留弗夫の「俺は今夜殺されるだろうな」と言うセリフ ↓ここよりネタバレあり↓ 考察の前提 Episode1 Episode1のゲーム盤とはEpisode1は事件の後、六軒島周辺で見つかったボトルメール 内容はベアトリーチェの計画に基づいた犯罪シミュレーション 実際の事件(1986年10月4日)より以前に書かれている ボトルメールの筆者はベアトリーチェ 金蔵の生死金蔵は1985年10月4日(前回の親族会議)以前に死亡している 蔵臼夫妻は他の親族に対して金蔵が「生きてる」と偽証している 偽証に参加しているのは「蔵臼、夏妃、南條、源次、熊沢、紗音、嘉音」の7人 紗音、嘉音、ベアトリーチェの正体紗音、嘉音、ベアトリーチェは同一の肉体を持っている 正体は九羽鳥庵のベアトと金蔵の子で、九羽鳥庵ベアトの死により夏妃に預けられた赤ん坊 夏妃により崖に落とされ、その後源次と南條により助けられ、福音の家でヤスとして育った 紗音、嘉音、ベアトリーチェの3つの人格を持っている(主人格はベアトリーチェ) この偽証に参加しているのは「源次、熊沢、南條、紗音、嘉音」の5人 真里亞は真相を理解していないが、ベアトリーチェの存在は信じている 六軒島の真の当主ベアトリーチェは1984年11月29日に碑文を解き、10tの金塊、右代宮家の家督、ベアトリーチェの称号を受け継いでいる 紗音は「今のままでいい」と使用人としての自分を継続することにしたため、家督を引き継いだのはベアトリーチェ ベアトリーチェが六軒島の真の当主であると知っているのは「源次、熊沢、南條、紗音、嘉音」の5人 真里亞は六軒島の夜の支配者がベアトリーチェであるという伝説を信じている Episode1の全ての殺人はベアトリーチェによって行われたノックス第1条 犯人は物語当初の登場人物以外を禁ず ヴァンダイン第11則 使用人が犯人であることを禁ず ヴァンダイン第12則 真犯人が複数であることを禁ず Episode1の真犯人はベアトリーチェ(この後の考察で検証) ベアトリーチェの共犯者全ゲーム盤共通源次:ベアトの犯罪計画に忠実に従い、様々な偽証、手伝いをする 南條:病気の孫娘を救うためベアトに加担。犯人の生死偽証、犯行に使用する薬品の提供、アリバイの偽証を行う 各ゲーム盤の共犯者兄弟達の中からランダムに選ばれる。共犯者は犯罪計画に従い、様々な偽証をする 共犯の見返りとして黄金と家督が提示されるものと思われる Episode1では「絵羽夫妻」が共犯者となる 犯行計画 Episode1 ベアトリーチェの犯行計画はランダムに変化する要素(ルーレットの目)を考慮に入れた柔軟なものでした。 Episode1における犯行計画はルーレットの目として「絵羽夫妻を共犯者にした場合」のシミュレーションです。 親世代7人の内、絵羽夫妻を買収し共犯とする 買収した絵羽夫妻以外の親世代を第一の晩の生贄として殺す(蔵臼夫妻、留弗夫夫妻、楼座の5人) 紗音(人格)も殺し計6人を第一の晩の生贄とし、共犯者南條に(肉体の死を)偽証させる 絵羽夫妻を、第二の晩の殺害対象とし、共犯者源次の協力で密室を形成する 第四の晩か第五の晩で、金蔵及び嘉音を殺し、ベアトリーチェ人格を自由に動けるようにする 籠城策により殺人の続行が危ぶまれる場合は源次の工作による内部不和を狙う 第六、七、八の晩は戦人以外の殺しやすい者を殺す 傘と手紙の謎 検証:真里亞に傘と手紙を渡した人物とは 真里亞に傘と手紙を渡したベアトリーチェとは真里亞の証言通り、まさしくベアトリーチェ自身でした。 真里亞が薔薇を探していた頃、熊沢と一緒に屋敷の客間を準備していた紗音の意識と体を乗っ取り、ベアトリーチェが現れたのです。 ベアトリーチェは庭園に行き、傘と手紙を真里亞に手渡しました。 そして客間に戻り、嘉音に体を渡して源次の命令によりゲストハウスへ向かいました。 紗音と嘉音はベアトリーチェだった間の記憶がないため、傘と手紙のことを知りませんでした。 ゲストハウスにあらわれた嘉音は真里亞の不在に驚き、 「薔薇庭園では真里亞には気づかなかった」 「傘と手紙のことは知らない」 と証言していますが、これは嘉音にとっての真実で、 嘉音はこの件について嘘をついていません。 紗音がずっと熊沢と客室の準備をしていて、外には出ていないというのも紗音にとっては事実です。 (この準備をしていた紗音はイマジナリーフレンドなので実際の客室の用意はほとんど熊沢さんがやったと思われます。物語の説明と違い意外と働き者です。) 紗音のアリバイも嘘ではありません。紗音自身にもベアトリーチェが真里亞に会いに行ったことを知ることができなかったのです。 検証:蔵臼によるシフト変更の理由 この日の夜、蔵臼の命令により、使用人の勤務シフトが突然変更されました。 屋敷の深夜勤を郷田に。紗音と嘉音はゲストハウスの深夜勤。源次と熊沢はゲストハウスへ宿泊するように。 これは、この日の晩餐後、真里亞によって届けられた、当主の指輪で封蝋された手紙が原因です。 蔵臼は金蔵の死亡を知っています。 他の兄弟は 「金蔵がベアトリーチェを騙って手紙を出したのだろう」 「そうでなくても封蝋をした金蔵が真相を知っている」 と主張しますが、金蔵はすでに死亡しており、手紙など出せるはずがないのです。 蔵臼は「この手紙の差出人は金蔵の死を知る誰かによるものだ」と考えます。 そして、金蔵の死を知る使用人4人をゲストハウスへと隔離したのです。 第一の晩 「第一の晩に、鍵の選びし六人を生贄に捧げよ」 ウィルの推理 「第1のゲーム、第一の晩。園芸倉庫に、6人の死体。」 「幻は幻に。……土には帰れぬ骸が、幻に帰る。」 第一の晩 真相 親族会議の日の夜、屋敷内の戸締りを確認するため見回りに出る紗音。 その時、紗音の意識と体を奪いベアトリーチェがあらわれる。 ベアトリーチェは食堂で「蔵臼、留弗夫、霧江、楼座」を殺害する。 さらに夏妃も殺そうと夏妃の部屋に侵入するが、ドア内側にかけられたサソリのお守りを発見し夏妃殺害を思いとどまる。 夏妃の殺害をあきらめたベアトリーチェは身代わりの生贄として屋敷の深夜勤だった郷田を選び銃殺する。 最後に、イマジナリーフレンドとして紗音を呼び出し、紗音も銃殺。 源次に手伝わせ、6人の死体を園芸倉庫へと運ぶ。 倉庫の中に6人の死体を入れたあと、外から園芸倉庫を施錠し、シャッターに魔法陣を描く。 電話の元線を抜き、無線を破壊し園芸倉庫の鍵を使用人室へ戻す。 全てが終わったら嘉音の姿になり、嘉音として就寝する。 ※ベアトは死体を6人分として扱いますが、実際は5人 検証:兄弟殺し ベアトリーチェが銃を用意できたとはいえ、4人を一度に殺すのは難しいことです。 おそらく、共犯者である絵羽夫妻の協力により兄弟達は睡眠薬を飲まされ眠っていたのでしょう。 夏妃が早めに就寝し、部屋に侵入者があったにも関わらず、気づかず起きなかったのも睡眠薬のせいだと考えられます。 検証:計画の変更、郷田殺し ベアトリーチェの本来の計画では、第一の晩の犠牲者は「蔵臼、留弗夫、霧江、楼座、紗音、そして夏妃」の6人の予定でした。 夏妃が殺されなかった理由はドアノブにかけたサソリのお守りです。 この日の昼間、真里亞がサソリのお守りを戦人と朱志香に渡すとき、紗音はそこに同席しています。 ベアトリーチェは紗音と嘉音の行動を知っていますから、このサソリのお守りが真里亞から朱志香に渡された「魔女除け」だとわかりました。ベアトリーチェはドアノブにかかっている魔女除けのお守りに気づき、魔女としての約束事、設定を守って計画を変更したのです。 夏妃の部屋の扉を赤い塗料で汚したのは、お守りにより部屋に侵入できなかったということを示すためのサインです。 つまり、犯人は「魔女ベアトリーチェである」と明確に示す意思表示です。 サソリのお守りさえなかったら夏妃は第一の晩の犠牲者になっていたはずです。 身代わりになった郷田は災難でした。 郷田は共犯者の誰かが食堂に呼び出し、ベアトリーチェに銃殺されました。 検証:紗音殺し ベアトが体を使用している以上、第一の晩で殺された紗音はイマジナリーフレンドです。 イマジナリーフレンドである紗音をどうやって殺したのでしょう。 私は紗音殺しの際、実際にイメージの紗音に対して銃を発砲して殺していると考えます。 彼女たちの間でのイマジナリーフレンドは肉体を持つのと同じ存在であり得るからです。 ベアトはイマジナリーフレンドである紗音に対し発砲し、彼女を銃殺したのです。 紗音人格の死亡です。 そして彼女の幻想の死体も園芸倉庫へ運び、園芸倉庫ではウィンチェスター銃で幻想の死体の顔の半分を吹き飛ばしました。 翌日、紗音の幻想の死体が存在すると嘘をついたのは、絵羽、秀吉、南條、源次の4人でした。 検証:嘉音の罪 第一の晩において紗音の死体は存在しませんでした。 にも関わらず秀吉は「そこに紗音の死体がある」と嘘をつきました。 これは秀吉がベアトの共犯者だったからです。 嘉音も第一の晩の惨劇を発見した際、倉庫内に入っています。 そして嘉音は、戦人達や秀吉に対してそこに紗音の死体があるように振る舞っています。 これは秀吉と同じくベアトの犯行計画に基づく嘘だったのでしょうか。 しかし、嘉音はここでも嘘をついていません。 このとき、嘉音には紗音の無残な死体がハッキリと見えていたのです。 そこにはベアトリーチェによって顔を吹き飛ばされた紗音のイマジナリーフレンドがいたのです。 嘉音の発言は「嘉音の視点からの真実」を正直に語っているだけでした。 ※嘉音はこの時点で、この殺人の犯人がベアトリーチェだけであることに気づいていたと思われます。 ※ベアトリーチェの告発及び、多重人格の告白をしなかったことは嘉音の罪かもしれません。 第二、三、四、五の晩 「第二の晩に、残されし者は寄り添いし二人を引き裂け」 「第三の晩に、残されし者は誉れ高き我が名を讃えよ」 「第四の晩に、頭をえぐりて殺せ」 「第五の晩に、胸をえぐりて殺せ」 第二の晩から第五の晩まではタイトなスケジュールで行われた一連の犯行です。 よって一連の流れで考察していきます。 第一の晩の後、金蔵が不在であることが確認され絵羽は夏妃と激しい口論になります。 戦人が 「怪しいのは絵羽も同じ。自分の無実を証明することはできない。」 ととりなしますが、なおも内部犯を疑う絵羽と秀吉は屋敷内の客室へと引き上げます。 そして、夕食の時間となり、源次と嘉音が絵羽夫妻を呼びに行きますが、応答がありません。 第二の晩 真相 夕食の用意が整い絵羽夫婦を呼びに行く際中、嘉音の意識と体を奪いベアトリーチェが顕現する。 ベアトは嘉音の姿のまま、事前に用意しておいた拳銃と手紙を源次から受け取る。 そして、マスターキーを使用して絵羽夫婦の部屋の鍵を開ける。 この時、扉にはチェーンはかかっていなかった。 部屋に侵入したベアトは絵羽と秀吉を銃殺し、額に杭を刺す。 ベアトは部屋を出た後、チェーンをテープでドアに仮止めし、部屋をマスターキーで施錠する。 そしてドアの下に手紙を挟み、元いた場所に戻り、嘉音に意識と体を返す。 源次と嘉音は扉の下に片翼の鷲の封蝋がされた手紙を見つけ、 緊急の事態と判断した源次はマスターキーで扉を開錠します。 しかし、絵羽夫婦の部屋にはチェーンロックがかかっていました。 源次は嘉音に熊沢と共にチェーンの切断道具を持ってくるように指示し、 自身は南條と共に夏妃への報告に向かいます。 倉庫から番線カッターを持ってきた嘉音と熊沢は、扉に魔法陣が描かれているのを発見します。 嘉音は「番線カッターを持ってくる、ほんの5分ほどの間に」魔法陣が現れたことに驚きます。 第二の晩密室発見~第四の晩 真相 部屋に到着し、嘉音に異変を見せた後、源次は部屋の施錠を開け、チェーンロックが掛かっていることを嘉音に目撃させる。 そして源次は、嘉音に「熊沢と共に切断道具を持ってくるように」指示をする。 嘉音が部屋の前を離れたところで、再度嘉音の意識と体を奪いベアトリーチェが顕現する。 ベアトリーチェはボイラー室へ向かい、隠しておいた金蔵の死体を銃で撃ち、杭を刺してボイラーに死体を入れる。 そしてベアトリーチェは絵羽夫妻の部屋に戻り、扉に魔法陣を描いたのだ。 魔法陣を描き上げたベアトリーチェは嘉音の意識と体を奪った場所に戻り、嘉音に意識と体を返した。 意識を取り戻した嘉音は番線カッターを用意して、絵羽夫婦の部屋に戻る。 かくして嘉音の目の前に「突然」魔法陣が出現したのである。 そして部屋を封印するチェーンを切断し室内に入ると、 そこには絵羽と秀吉の無残な死体が発見されたのでした。(第二の晩) 絵羽夫婦の部屋の扉に挟まれていた手紙には「我が名を讃えよ」と書かれていました(第三の晩) その後、夏妃や戦人たちも部屋に到着。絵羽と秀吉の死亡を確認します。 第二の晩の後、客間へ戻ろうとした一同は異臭がすることに気づきます。 熊沢と嘉音は火の不始末を疑い厨房に向かいます。 途中で2人は異臭の流れてくる方向は、厨房ではなくボイラー室からだと気づきます。 そして嘉音はボイラー室から扉の閉まる音を聞きます。 ボイラー室が中庭に通じているのを思い出した嘉音は熊沢をおいて1人で走り出します。 ボイラー室に嘉音が飛び込むと中は異臭に満ちています。 嘉音は正面に何かがいることに気づき鉈を手に取りますが、 闇から飛んできたアイスピックに胸を撃ち抜かれ倒れます。 遅れて一同がボイラー室についたとき、 まだ息のあった嘉音は南條と譲治によって運び出され熊沢と朱志香もそれに同行しました。 そしてボイラーからは焼けただれ頭に杭を打たれた金蔵の死体が発見されました。(第四の晩) そして客間に戻った一同に南條が嘉音の死亡を知らせるのでした。(第五の晩) 第五の晩 真相 嘉音がボイラー室に入ったとき、またもベアトリーチェが現れた。 しかし、このベアトリーチェは実体を持たないイマジナリーフレンドのベアトリーチェだった。 そしてベアトリーチェは悪魔の杭を飛ばし、悪魔の杭は嘉音の胸を貫いた。 この杭はもちろん幻想だが、嘉音にとっては現実であった。 幻想の杭に胸を貫かれた嘉音は倒れ、嘉音人格は死亡したのだ。 そして南條は「嘉音が死亡した」と偽証した。 ※嘉音人格は確かに死んでいるので偽証と言えるかは難しい。嘉音の体は生きている。 第二の晩「赤字」 二人は他殺である! 密室構築後に片方を殺害の後に自殺したのではない! また、殺人は執行者、犠牲者が共に同室して行われた! 執行者が室外から殺害する手段は存在しない! ウィルの推理 「第1のゲーム、第二の晩。寄り添いし二人の骸は鎖で守られし密室に。」 「幻は幻に。……幻の鎖は、幻しか閉じ込めない。」 検証:チェーン密室の謎 嘉音と源次が絵羽夫婦を呼びに訪れた時、絵羽夫妻の部屋にはチェーンがかかっていませんでした。 (本文より) ……そして、ゆっくりとノブを捻り、扉をゆっくりと開けていく。 ガチャン。 …それはドアチェーンを引っ張る音だった。 チェーンが掛けられていたのだ。 このとき、扉を開けているのは源次で、嘉音はチェーンが掛かっているのを目撃しただけです。 源次はチェーンが掛かっているように嘉音に対して偽証したのです。 ※源次は嘉音や紗音に対しても偽証をします。これはベアトのみが彼の主であり、2人は使用人だからです。 チェーンはテープで扉に仮止めされていただけだったので、源次は扉を「ゆっくり」開けたのでしょう。 一同が部屋を確認している間、源次は切断されたチェーンからテープをはがし、チェーン受けに掛けなおしたはずです。 検証:魔法陣出現の謎 嘉音は番線カッターを走って取りに行き、客室の前を離れた時間はわずか5分ほどでした。 その短い時間の間に手の込んだ魔法陣が突然出現したのは何故でしょう。 実は、客室の前を離れていた「5分間」は嘉音の体感時間だったのです。 実際には十分な時間をかけて魔法陣が描かれていました。 前回考察した通り、多重人格間で記憶の断絶が起きるケースがあります。 嘉音には意識と体をベアトリーチェに奪われている間の記憶がないのです。 そのため、ベアトリーチェが時間をかけて魔法陣を描いたとしても嘉音には「突然現れた」ように思えたのです。 検証:絵羽と秀吉の額に刺さる悪魔の杭 部屋が密室でなかった以上、実際の凶器は杭ではなく拳銃の方が妥当でしょう。 ベアトリーチェは絵羽と秀吉の正面から額を拳銃で撃ち抜き、その際に開いた穴に杭を刺しこんだのです。 検証:嘉音の罪 嘉音は源次と共に第二の晩の第一発見者となりました。 しかし、嘉音はベアトリーチェ時の記憶を持っていません。 その上で、本文の記載内容や発言内容を確認すると、嘉音の主観上は嘘が書かれていないことがわかります。 そして源次はベアトリーチェと共謀し、嘉音の主観を騙すための協力をしています。 つまり嘉音は無実だったと思われます。 ※嘉音は傍証により、この殺人の犯人がベアトリーチェであることに気づいていたと思われます。 ※ベアトリーチェの告発及び、多重人格の告白をしなかったことは嘉音の罪かもしれません。 第四の晩 ウィルの推理 「第1のゲーム、第四の晩。密室書斎の老当主は灼熱の窯の中に。」 「幻は幻に。……幻の男は、あるべきところへ。」 検証:ボイラー室から聞こえた 「扉が閉まる音」 嘉音がボイラー室に向かう直前、絵羽の部屋の前には生存者全員が揃っていました。 ボイラー室の外の扉を開け閉めできる登場人物は存在しません。 おそらくボイラー室の扉は中途半端に閉まっていたのでしょう。 ボイラーの火によって暖められた空気の圧力で扉が閉まった音が聞こえたのだと思われます。 あるいは金蔵をボイラーに入れた時、この効果を狙ったベアトがわざと扉を最後まで閉めなかったのかもしれません。 検証:金蔵はいつボイラーに入れられたのか 第二の晩発覚以降、嘉音がボイラー室に入り胸をえぐられるまでの間、アリバイのない者は存在しません。 異臭がただよいはじめたタイミングから考えても、第二の晩が発覚する前にボイラー室に入れられたのでしょう。 チェーンロックを破るために番線カッターを取りに行った嘉音には「記憶のない時間」が存在します。 この空白の時間、嘉音の意識と体を使っていたのはベアトリーチェです。 絵羽の客室に魔法陣を描いたベアトリーチェは、その時間を使いもう1つの犯行を行ったのです。 あらかじめボイラー室に運ばれていた金蔵の死体に拳銃で穴を開け、杭を刺しボイラーに入れたのはベアトリーチェ。 そしてそのタイミングは絵羽の客室の鍵を源次が開けてから、嘉音が番線カッターを取りに行く間です。 第五の晩 赤字 全ての生存者にアリバイがある! さらに死者も含めようぞ!! つまり、島の如何なる人間にも死者にも、嘉音は殺せなかった! 嘉音は自殺ではない。 嘉音は事故死ではない! ウィルの推理 「第1のゲーム、第五の晩。杭に胸を捧げし少年の最後。」 「幻は幻に。……幻想の魔女と杭は、幻想しか貫けない。」 検証:嘉音殺し 嘉音もベアトリーチェによって殺されました。 嘉音がボイラー室に入った後、嘉音の前にベアトリーチェが現れたのです。 しかし、今回は嘉音は消えませんでした。 嘉音の前に現れたベアトリーチェはイマジナリーフレンドだったのです。 そして嘉音は幻想の存在、イマジナリーフレンドであるベアトリーチェによって幻想の杭で貫かれ人格を殺されたのです。 検証:赤字 ※なお嘉音殺しについては、赤字「全ての生存者にアリバイがある!」 「島の如何なる人間または死者にも嘉音は殺せなかった」 の2つの対象にベアトリーチェが含まれる場合ロジックエラーとなります。 しかし、嘉音を殺した時のベアトリーチェは肉体を持たないイマジナリーフレンドでした。 嘉音は幻想(イマジナリーフレンド)の魔女の放った幻想の杭によって貫かれ、人格の死を迎えました。 ※嘉音がイマジナリーフレンドでベアトが実体という組み合わせもありえますが、ウィルの推理「幻想の魔女と杭は、幻想しか貫けない」に準拠して考えるとベアトがイマジナリーフレンドと考える方が妥当です。 イマジナリーフレンドは「生存者でも死者でも人間でも嘉音自身でも事故でもトラップでもない存在」であり、赤字に抵触しません’’。 第六、七、八の晩 「第六の晩に、腹をえぐりて殺せ」 「第七の晩に、膝をえぐりて殺せ」 「第八の晩に、足をえぐりて殺せ」 第六、七、八の晩 真相 ベアトリーチェから手紙を託されたのは源次だった。 源次は一同が肖像画を見ている隙に手紙を卓上に置いた。 書斎から追い出され、客間で過ごす4人の前に真犯人ベアトリーチェが登場する。 源次、南條はベアトの共犯者、熊沢もベアトが多重人格と知っていた。 そして真里亞は魔女の存在を信じているため、全員がベアトを迎えた。 ベアトは4人に「書斎に入れないので残り3人の生贄はこの中から選ぶ」と宣告する。 熊沢と南條は嫌だと懇願するが、ベアトリーチェはサソリのお守りを持つ真里亞を除く3人に生贄を決定する。 ベアトは真里亞に「壁を向いて歌を歌っていろ。何が起こっても聞こえない。わからない」と暗示をかける。 真里亞が歌を歌う中、ベアトは源次、南條、熊沢を殺し内線電話を書斎に掛ける。 そして、手紙を置き、客間をマスターキーで施錠し、ロビーで夏妃が来るのを待ち受けるのだった。 第六、七、八の晩 赤字 同室していた真里亞は殺していないぞ! そしてもちろん三人は他殺だ! 身元不明死体について、その身元を全て保証する。即ち、替え玉トリックは存在しない! 源次、熊沢、南條は殺人者ではない! ウィルの推理 「第1のゲーム、第六、第七、第八の晩。歌う少女の密室に横たわる3人の骸。」 「幻は幻に。……盲目なる少女が歌うは幻。密室幻想。」 検証:書斎に現れた手紙 手紙を卓上に置いたのは源次でした。 源次は「書斎に立てこもることになった場合、この手紙で不和を煽り分裂させるように」とベアトから指示を受けていたのです。 検証:密室破り ベアトは最初から客間に隠れていたのではないかと考えます。 しかし、客間はマスターキーで開くので、真里亞が見ていない間に入ってきたとしても問題ありません。 客間から出るときは普通に出て、マスターキーで施錠をしました。 検証:内線電話の復活 内線電話の故障については最初から、元線を抜いた程度の工作でした。 右代宮家には使用人がいつもいるため、電話の構造について家人は知りませんでした。 元線を抜き「故障した」と宣言すればそれで事足りたのです。 よって内線電話の復活も簡単にできました。 検証:真里亞の態度 真里亞には何の罪もありません。 ただ魔女を純粋に信じていただけです。 そして普通の子供より少し幻想と仲のいい、幻想を信じられる子供だったのです。 検証:熊沢、南條、源次殺し ベアトは第一の晩と同じく、拳銃でそれぞれを殺してからウィンチェスターで顔面を粉砕しました。 真里亞は暗示にかかっており、背後で何が起きたかは認識できなかったのでしょう。 真里亞には嘘をつく理由がありません。 第九の晩 「第九の晩に、魔女は蘇り、誰も生き残れはしない」 第九の晩 真相 手紙を読んで肖像画の前にやってきた夏妃。 夏妃の前に肉体を持ったベアトリーチェが姿を現す。 夏妃は銃を構え、ベアトリーチェも銃を構える。 2人は同時に発砲し、ベアトリーチェの弾を額に受けた夏妃は倒れる。 客間を出て、玄関ホールに集まる戦人達の前に、ベアトリーチェは姿を現す。 そして10月5日24時を迎え、物語が終わりを告げた。 第九の晩 赤字 夏妃は他殺である! 身元不明死体は一切なく、生存者も全員がアリバイがある! 夏妃の額に埋まりし銃弾は、夏妃の銃から放たれたものではない! 夏妃を射殺したのはトラップじゃなく、ちゃんと銃を構えて引き金を引いてしっかり射殺したのよ! 検証:夏妃殺し 夏妃の前に現れたのは肉体を持つ魔女ベアトリーチェでした。 彼女は紗音、嘉音と同じ肉体を共有する多重人格でしたが、2人が死んだため、体を占有しています。 夏妃は「あなたのような存在が本当に存在したなんて、私は未だ信じることができない」と言っています。 これは、紗音が生きていたことについての発言だという説がありますが、私は魔女ベアトリーチェの存在に対して言ったと考えます。 紗音と嘉音の肉体が同一であることに誰も気づいていなかったことから考え、 ベアトリーチェは「服装を変えた紗音」の程度の変装ではなく、魔女ベアトリーチェとして肖像画から抜け出てきたかと見まごう姿をしていたはずです。 そして、銃声が1回しか聞こえなかったのは、2人が同時に発砲したからです。 魔女が振り上げた杖とは銃のことだったのです。 第八の晩までの殺人の手際を見ても、ベアトリーチェは正面からなら的を外さない程度の射撃能力があったのでしょう。 検証:赤字 この考察についても赤字「生存者も全員がアリバイがある」の解釈が問題になります。 つまり、夏妃を殺したのがベアトリーチェだという推理は、ベアトリーチェが生存者である限り成り立たないという論理です。 しかし、元の赤字の文意を考えた場合「夏妃は他殺であり、かつ身元不明死体がなく、生存者全員にアリバイがある」「夏妃を射殺したのはトラップじゃなく、ちゃんと銃を構えて引き金を引いてしっかり射殺した」が言葉通りにしか定義できないならば人間による犯行は論理的に不可能となり赤字使用のルールに抵触します。 赤字はルール上、魔法の存在、または魔法の不存在について直接宣言できません。 よって「生存者及び身元不明死体以外の殺人者」を想定しているこの赤字において、生存者とは、戦人、譲治、朱志香、真里亞の4人を指すことは明白であり、ベアトリーチェが犯人だという推理は赤字に抵触しないものと考えます。 検証:物語の終わり 10月5日24時、タイムリミットを迎え、物語は終わります。 これは地下貴賓室にセットされた爆薬が爆破時間を迎え、右代宮家の一切を無に帰したのです。 碑文を解かない限り、ベアトリーチェからは逃れられない。その意味がこれでした。 Episode1の主な謎はこれで解けたと思われます。 残った疑問 留弗夫の「俺は今夜殺されるだろうな」と言うセリフ このセリフについては、戦人の出生の秘密を偽っていた留弗夫が、霧江と戦人に真相を打ち明けるつもりで、「(この秘密を打ち明けたら霧江と戦人に)殺されるだろうな」という意味だという解釈が一般的だと思われます。 しかし、Episode1は「ベアトリーチェが犯行前に書いたシミュレーション」なので、上記の解釈は「戦人出生の秘密」をベアトが知らないとボトルメールに書くことはできません。 ※ボトルメールは親族会議より前に書かれている よって、このセリフについては以下の3つの可能性を考えてみました。 ベアトは親族会議以前に戦人の出生の秘密を知っていた 留弗夫のセリフは別の意図だった 作者(竜騎士07)の凡ミス 1.2の可能性は残りますが、うみねこのゲーム盤中の謎についてはノックス十戒及びヴァンダイン20則の縛りにより、「物語中に手がかりの提示」が必要です。 物語全体からみると些細な謎ですが、この留弗夫のセリフについて現在クリアな解釈を見つけられません。
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ゲーム盤の考察 Episode2 ※ネタバレ注意! このページには「うみねこのなく頃に」及び「うみねこのなく頃に散」のネタバレが含まれています。 ネタバレをご覧になりたくない方はご覧になりませんようにご注意ください。 ご覧になる方はスクロールしてご覧ください。 ゲーム盤の考察 Episode2 考察の前提 Episode2 第一の晩第一の晩 真相 検証:ブレザーベアトは何者か 検証:親族に呼び出された源次の受け答え 検証:親族は礼拝堂で何を認めたのか 検証:礼拝堂密室の謎 検証:紗音、嘉音の同時存在について 検証:貴賓室に残されたベアトリーチェの手紙 第二の晩第二の晩 真相 検証:嘉音の意識 検証:朱志香のセリフ 赤字初登場 検証:楼座は金蔵の死を知っていたか 検証:楼座による源次と紗音のアリバイ保証 検証:楼座の推理 ニセ嘉音の登場(第七、八の晩)検証:狂言殺人 検証:南條と熊沢の死のタイミング 検証:偽証の動機 第四、五、六の晩検証:礼拝堂~夏妃の部屋へ移動した動機 検証:ベアトの生死 検証:探偵権限の範囲 検証:夏妃の部屋の汚れ 検証:客間に置かれた手紙 検証:殺人の時系列 検証:楼座と戦人の決別 ベアトリーチェの復活検証:この時の戦人は探偵だったか 検証:戦人が見たものは何だったのか ↓ここよりネタバレあり↓ 考察の前提 Episode2 金蔵の生死金蔵は1985年10月4日(前回の親族会議)以前に死亡している 蔵臼夫妻は他の親族に対して金蔵が「生きてる」と偽証している 偽証に参加しているのは「蔵臼、夏妃、南條、源次、熊沢、紗音、嘉音」の7人 紗音、嘉音、ベアトリーチェの正体紗音、嘉音、ベアトリーチェは同一の肉体を持っている 正体は九羽鳥庵のベアトと金蔵の子で、九羽鳥庵ベアトの死により夏妃に預けられた赤ん坊 夏妃により崖に落とされ、その後源次と南條により助けられ、福音の家でヤスとして育った 紗音、嘉音、ベアトリーチェの3つの人格を持っている(主人格はベアトリーチェ) この偽証に参加しているのは「源次、熊沢、南條、紗音、嘉音」の5人 真里亞は真相を理解していないが、ベアトリーチェの存在は信じている 六軒島の真の当主ベアトリーチェは1984年11月29日に碑文を解き、10tの金塊、右代宮家の家督、ベアトリーチェの称号を受け継いでいる 紗音は使用人としての自分を継続することにしたため、家督を引き継いだのはベアトリーチェ ベアトリーチェが六軒島の真の当主であると知っているのは「源次、熊沢、南條、紗音、嘉音」の5人 真里亞は六軒島の夜の支配者がベアトリーチェであるという伝説を信じている Episode2の全ての殺人はベアトリーチェによって行われたノックス第1条 犯人は物語当初の登場人物以外を禁ず ヴァンダイン第11則 使用人が犯人であることを禁ず ヴァンダイン第12則 真犯人が複数であることを禁ず Episode2の真犯人はベアトリーチェ(この後の考察で検証) ベアトリーチェの共犯者全ゲーム盤共通源次:ベアトの犯罪計画に忠実に従い、様々な偽証、手伝いをする 南條:病気の孫娘を救うためベアトに加担。犯人の生死偽証、犯行に使用する薬品の提供、アリバイの偽証を行う 各ゲーム盤の共犯者兄弟達の中からランダムに選ばれる。共犯者は犯罪計画に従い、様々な偽証をする 共犯の見返りとして黄金と家督が提示されるものと思われる Episode2では「楼座」が共犯者となる 第一の晩 「第一の晩に、鍵の選びし六人を生贄に捧げよ」 第一の晩「赤字」 生死は捨て置く。6人は確かに扉から入った。 礼拝堂の鍵は一本しか存在しない 礼拝堂の施錠は礼拝堂の鍵以外では開錠不可能 礼拝堂の扉は施錠時には如何なる方法での出入りも拒む 6人は確かに”この正面扉”から入った 楼座は今朝、確かに真里亞の手提げの中から封筒を取り出し、そこから正真正銘の礼拝堂の鍵を手に入れたぞ 妾が真里亞に預けた封筒の中身は、確かに礼拝堂の鍵だった。 妾が真里亞に渡した封筒と、楼座が開封した封筒は同一のものである。 真里亞の鍵は、真里亞受領後から翌日の楼座開封の瞬間まで、誰の手にも渡っていない!! 金蔵の書斎以外にオートロックの扉は存在しない! 6人は発見時にすでに全員死亡していた! 全員が他殺だ! 6人は全員が純粋な犠牲者であり、相互の殺人には関与しない! 相打ち殺人は存在しない!! あの礼拝堂には誰も隠れていなかった。よってその、引き篭もり密室は通用しない! 礼拝堂での6人の殺害時、犯人は礼拝堂内にいたわ! ウィルの推理 「続けましょう。第2のゲーム、第一の晩。腹を割かれし6人は密室礼拝堂に。」 「幻は幻に。……黄金の真実が、幻の錠を閉ざす。」 第一の晩 真相 夕食時にベアトリーチェが屋敷に訪れていると聞き、財産分与をしたくない親族たちは源次に事情を聞こうとする 源次は以下のことを語る。 ベアトリーチェは実在すること ベアトリーチェが右代宮家の顧問錬金術師であり、正統な当主であること。 これから会ってその証明をすると申し出ていること ベアトリーチェから親族に提案があること 謁見の間は礼拝堂であること おそらく、親族からの質問に応える形で会話が進んだと思われるので全てを明かしたかは不明。 そして礼拝堂に移動した親族の前にベアトリーチェ(ブレザーベアト)が現れる。 ベアトリーチェは以下のことを提案する。 自分は右代宮家顧問錬金術師にして黄金の魔女ベアトリーチェである その証明として黄金のインゴットを持参した 自分の存在を認めれば右代宮家にこれまでと同様、黄金を貸し出す 提案を断れば黄金は処分し何も残さない(ただし、碑文を解ければ別) この提案に対し、親族は全員一致で賛成(霧江が少し考えるが結局同意)。魔女との契約を締結する。 契約を締結した一同はベアトの提案により魔女との契約の証としてブドウ酒を飲みほした。 ところがブドウ酒には毒または昏倒する薬が含まれていた。 ベアトは生贄となる6人の腹を裂き、お菓子を詰める。(源次も手伝ったはず) 内線電話と無線を破壊し、礼拝堂と貴賓室に手紙を置き、礼拝堂の扉に魔法陣とマリアへのメッセージを書く。 礼拝堂には施錠せず、立ち去り紗音人格として就寝する。 検証:ブレザーベアトは何者か Episode2冒頭で現れたブレザー+ミニスカート姿のベアトリーチェはいったい何者でしょうか。 当wikiではブレザーベアトこそ、ベアトリーチェ自身であると考えます。 傍証として次の2点をあげます。 楼座、真里亞、霧江に目撃されている。楼座は共犯、真里亞は信者だが、霧江は偽証する意味がない。 貴賓室への給仕は片翼の鷲をまとった使用人にしか許されない。 検証:親族に呼び出された源次の受け答え 源次はブレザーベアトの指示に従い、親族を礼拝堂に誘いました。 翌日食堂で発見された「礼拝堂」と書かれたメモはこの時の会話の中で親族か源次により書かれたメモです。 親族たちは疑心暗鬼だったと思いますが、ベアトリーチェを名乗る何者かが「碑文の謎をすでに解き」「金蔵から右代宮の家督を継ぎ」「金塊を手に入れていて」「それを証明する」と言われれば、放置するわけにはいかなかったでしょう。 検証:親族は礼拝堂で何を認めたのか 礼拝堂に呼び出された親族は、ベアトリーチェに屈服します。 そのシーンを引用します。 本文より(カッコ内は発言者) 「……………異論はない。…私と夏妃は認める。」(蔵) 「………く……。…信じられないし、…信じたくないけれど…。……それが、……現実なのね…。」(夏) 「…夏妃。言葉を少し選びなさい。………彼女は当家の最高の賓客なのだ。」(蔵) 「…………わ、わしらも認める。…ぐぅの音も出ぇへん。」(秀) 「えぇ。…認めるわ。………一片の文句もない。まさか本当に……。………素直に、あなたに尊敬の念を覚えるわ。」(絵) 「私もよ…。…………すごいわ。純粋に尊敬する。……だから認めざるを得ないわ。」(楼) 「俺も認めるぜ…。………未だに信じられねぇ。…だが、………どうしようねぇ。 悪魔を証明しちまった! あんたの勝ちだ…!」(留) 「くっくっくっくっく…! 悪魔の証明は、そなたが好む証明不能への便利な言い訳だったが、 ……仇になったようだな?」(ベ) 「……苛めるなよ、魔女さま。………俺はもうあんたを認めてるぜ。降参だ。」(留) 「……………………………。」(霧) 「………霧江。まだ異論があるか…? 妾は全員一致しか好まぬ。お前ひとりが妾の存在を認めぬならば…、」(ベ) 魔女が不敵に笑うと、兄弟たちは焦りだす。 …魔女を不快にさせることに怯えているのだ。 霧江はうっすらと目を閉じ、…しばらくの間、沈黙を守ってから口を開いた。 「…ごめんなさい。……降参よ。」(霧) 霧江だけが、最後まで魔女に厳しい目を向けていた。 ……だが、それは真実を受け容れるのをほんのわずかな時間、拒否したに過ぎない。 目の前にある現実は、存在は、何も否定できないのだ。 もう悪魔は証明されてしまった…! 「………私も、認めるわ。……あなたはベアトリーチェ。右代宮家の顧問錬金術師。 …そして、偉大なる魔法の使い手。………………魔女であることを認めざるを得ない…!」(霧) 以上のように親族が全員一致で認めたのは 彼女がベアトリーチェであること 右代宮家の顧問錬金術師であること 偉大なる魔法の使い手、魔女であること の3点です。 親族たちが全員一致で魔法を認めるなどということが現実にあるでしょうか。 しかし、このシーンは幻想描写ではないと考えます。 親族たちは現実的な自分たちの利益に照らし、魔女の存在を認めることにしたのです。 その報酬は莫大な黄金の分配だったのでしょう。 礼拝堂に残された3本のインゴットは黄金の存在の証拠です。 ベアトリーチェは10トンの黄金の存在を証明し、親族に分配することを条件に自らが魔女であることを認めさせました。 そして右代宮家顧問錬金術師として契約を結び、その証としてブドウ酒をあおらせたのです。 ※キリスト教ではブドウ酒をキリストの血、パンを肉として神との契約の証とする。最後の晩餐など。 疑問:初対面のベアトが用意したものに簡単に手をつけるか? ⇒この時点では殺人が起きていないため、手をつけたのではないか。 ⇒どうしても親族が毒杯に手をつけない場合は銃殺も考えていたかもしれない。 疑問:配膳を源次がした場合、殺人犯は源次ではないのか ⇒あくまで主犯はベアト。源次が配膳したのは睡眠薬入りワインでベアトが腹を裂いたことによる死亡かもしれない。 検証:礼拝堂密室の謎 端的に言うと礼拝堂は密室ではありませんでした。 礼拝堂の鍵は10月4日の夜から翌朝にかけてかかっていませんでした。 楼座と源次による密室偽証を全員が信じたため、礼拝堂が密室であることは黄金の真実となったのです。 検証:紗音、嘉音の同時存在について 第一の晩発見時、礼拝堂前において楼座と郷田がいるにも関わらず、紗音と嘉音が同時に存在し行動するシーンがあります。 雨の中、楼座と源次が礼拝堂にやって来ると、入り口前には既に郷田と紗音、嘉音がいる。 礼拝堂の入り口の扉には魔法陣のようなものが描かれており、楼座はこれについて使用人たちに尋ねる。 郷田は何時描かれたのか分からないと答える。 紗音は自分が最初に発見したと言うとともに、食堂で発見したというメモを差し出す メモには「礼拝堂」と書かれており、楼座によると兄姉達の筆跡ではないという。 彼女はこれを見て扉の魔法陣を発見したと言う。 嘉音が魔法陣の下に“Happy_HALLOWEEN_for_MARIA.”と記されているのを発見し、指摘する。 (本文より) 「…楼座さま、………これを。」 「何? ……………ハッピーハロウィン、フォー、 ……えッ?!" 嘉音が、不気味な魔法陣の下に書かれた一行の英文を指し示す。 指摘されるまで、魔法陣の図形の一部だと思い込んでしまっていて気付かなかった。 このシーンの冒頭では紗音が発見の事実とメモを楼座に渡し、その直後イマジナリーフレンドとしてその場にいた嘉音が魔法陣の下の一文を発見し、(見かけは紗音のまま肉体だけ)嘉音人格に入れ替わり、嘉音として楼座に発見した文章を指摘しました。 嘉音としての発言だったが、楼座はこの嘉音を紗音と誤認したと思われます。 また、続くシーンで礼拝堂の鍵を開け、中に入るシーンでも同様の描写があります。 礼拝堂内に入る一同。楼座が呼びかけるが誰も答えない。すると嘉音がテーブルを見つけて指差す。 「……楼座さま、あれを。」 テーブルの周りには、ハロウィンの飾り付けらしき装飾がされており、 一同はそこに蔵臼夫婦と絵羽夫婦、留弗夫夫婦の姿を見つける。 一同は6人に近づき、沢山のお菓子がジャムいっぱいの絨毯の上にばら撒かれており、更に6人が死んでいることに気付く。 6人は皆腹を割かれ、床には臓物がぶちまけられている。また、割かれた腹の中にはお菓子が詰められている。 その光景を見て楼座は嘔吐するが胃液しか出ない。 郷田が救急車と警察を呼ぼうと言い、楼座も同意する。 楼座は、源次と紗音には金蔵に連絡して指示を仰ぐよう命じ、郷田と嘉音には警察への連絡と南條を呼ぶよう命じる。 (本文より) 「げ、…源次さんと紗音ちゃんはお父様に連絡して指示を仰いでちょうだい。 郷田さんは嘉音くんと一緒に行って警察に電話を。…あと、南條先生に来てもらって…。」 前のシーンと同じく、このシーンで(紗音の姿をした)嘉音のセリフは「……楼座さま、あれを。」だけです。 紗音が言ったとしても違和感はありません。 そして、楼座による使用人の指示のセリフについても、紗音については「源次さんと紗音ちゃんは…」と直接の指示をしていますが、嘉音については「郷田さんは嘉音くんと一緒に行って」となっています。「郷田さんと嘉音くんは…」と直接の指示ではありません。 これは「郷田さんは(嘉音くんを探して)嘉音くんと一緒に行って」という指示だったのです。 つまり楼座はここでも嘉音を紗音と誤認しているのです。 そして、嘉音の誤認についての赤字は 「彼らは異なる人物を嘉音と誤認することは絶対にない!」 「嘉音の名を名乗ることが出来るのは本人のみ!異なる人間が名乗ることはできない!」 の2つです。 嘉音を紗音と誤認すること 嘉音が名乗らずにいること は赤字に抵触しません。 このあと、紗音は源次とともに金蔵の部屋に行く間に嘉音となり、嘉音の姿に着替え郷田と合流します。 検証:貴賓室に残されたベアトリーチェの手紙 私がぬくぬくとここで、貴方が飛び込んでくるのを待ち呆けるとでも? 知的な夜に、粗暴なる貴方は似合わない。 こんな間抜けに育てた親はどんな顔? うん、見たよ、本当にそっくりな間抜け面。 今はお菓子の国でお腹いっぱい! この手紙には宛名がありませんでした。 朱志香は自分あての手紙と解釈し激昂しましたが、文章を見る限り朱志香、譲治、戦人の誰が読んでも通じる内容となっています。 ベアトリーチェは礼拝堂の殺人を見たあと、貴賓室に入り手紙を読むのは朱志香だと予想していたのでしょうか。 私は朱志香か譲治が最初に部屋に入る(そして第二の晩の犠牲者となる)こと、 しかもおそらくそれは朱志香であることを予想していたのではないかと想像します。 手紙の文章はイレギュラーに対応する保険的な意味だったのではないでしょうか。 第二の晩 「第二の晩に、残されし者は寄り添いし二人を引き裂け」 第二の晩「赤字」 マスターキーは使用人たちがそれぞれ持つ一本のみ。 隠し扉の類は一切ない。 出入りはこの扉からだけだ。 扉の施錠は、朱志香の鍵が一本と使用人たちが一本ずつ持つマスターキーのみ。 窓は内側から施錠されている。 嘉音はこの部屋で殺された。 施錠時には如何なる方法をもってしても出入りは出来ぬ。 部屋の外から鍵を使わずに施錠するようなカラクリも通用せぬぞ。 扉と窓以外に出入りする方法はない。 朱志香の死体発見時、朱志香の部屋にいたのは、 戦人、譲治、真里亞、楼座、源次、郷田、紗音、熊沢、南條のみだった。 死体の朱志香ももちろん含む。 よって、朱志香の部屋の件、そしてこの使用人室の件の両方について、 そなたが認識していた以外の人間は存在しない。 誰も隠れていない。 扉は鍵を使用せずに外から施錠する方法は存在しない。 窓については外からは如何なる方法でも施錠する方法は存在しない。 ウィルの推理 「第2のゲーム、第二の晩。寄り添いし二人は、死体さえも寄り添えない。」 「幻は幻に。……役目を終えたる幻は、骸さえも残せない。」 第二の晩 真相 両親の死を嘆く朱志香の慟哭をうまく受け止められず、朱志香の部屋の外で悩んでいる嘉音 嘉音の体の支配権を握り、ベアトリーチェが現れる ベアトリーチェは朱志香の部屋に入り、朱志香を殺そうとする 嘉音は朱志香を救うために体の支配権を取り戻そうとし、主導権争いとなる 朱志香からは嘉音の人格が目まぐるしく入れ替わっているように見える やがて朱志香は嘉音の多重人格を認め、それを含め嘉音を認める 朱志香は嘉音は家具ではなく人間だとベアトリーチェに主張する だが、朱志香の応援むなしく肉体の主導権争いはベアトリーチェが勝利し 朱志香はベアトリーチェにより銃殺される 嘉音人格もベアトリーチェにより殺される 2人を殺したベアトリーチェは部屋の前に魔法陣を描き、 紗音のマスターキーで施錠し、立ち去る 嘉音のマスターキーは朱志香の死体が所持 朱志香の部屋の鍵は朱志香部屋内で発見 それ以外のマスターキーはそれぞれの使用人が所持 嘉音の死は「人格の死」であるため、ベアト人格が引き上げた後死体は残らない 検証:嘉音の意識 ベアトリーチェは嘉音の意識を奪い、嘉音の記憶がないままに朱志香を殺害することも出来たはずです。 Episode1第二の晩、第四の晩は嘉音の体を奪っての犯行でしたが、嘉音は記憶を持っていません。 これは第二の晩を碑文見立て殺人にするためだったと考えられます。 第二の晩は「寄り添いし二人を引き裂く」ので、嘉音と朱志香が引き裂かれることが必要だとベアトが考えたのではないでしょうか。 これをベアトリーチェが「楽しんで」行ったと考えると大変趣味の悪い話です。 ベアトの動機が愛であるならば、殺人が見立てであるのは必然であり、嘉音がその場にいることの重要性はかなり高かったということになるのかもしれません。 検証:朱志香のセリフ このシーンは人格間の争いを含んでいます。 それをそのまま描写することはできませんので、幻想描写が多く含まれています。 しかし、朱志香のセリフについてはなるべくそのまま描写しているのではないかと考えています。 私はこのシーンを 「部屋に入ってきた嘉音の姿をした何者かに殺意を持って襲われた朱志香が、嘉音の人格の入れ替わりの現場を目撃し、最終的に人格の入れ替わりを含め、嘉音を受け入れ認める」 というものだと解釈しています。 以下は本編より朱志香のセリフだけを抜き出したものです 嘉音の姿をした何者かに襲われ混乱する朱志香 (本文より) 「か、嘉音くん……、た、助けて……………。…ゲホンゲホゲホゲホッ!!」 「………嘉音くん……、嘉音くん………。」 それがベアトリーチェであることに気づく 「お、……お前、……ベ、ベアトリーチェ…!!」 嘉音とベアトの人格入れ替わりを目の当たりにし、混乱する朱志香 「な、………何これ……。何だよこれ……ッ?!」 「………………………ッッ!!!」 「………な、…………何だよ、………ソレ…………。」 「え……?!」 「……………か、………嘉音くん…。……………それは、………。」 「…………………………、わ、……私は、……夢を見てるの………?」 嘉音とベアトの人格の入れ替わりを含め、嘉音を受け入れはじめる朱志香 「か、………嘉音くんは家具なんかじゃない…!」 「理由なんかいらない。……嘉音くんは嘉音くんだよ。 うぅん、本当の名前は別にあるけれど、……それでも名前は家具じゃないッ! 嘉音くんには嘉音くんの生き方がある。それはとても高潔なもので、自らが決めるもの。」 「うぅん、はっきり言っておくぜ。………嘉音くんは家具じゃない。人間だよ。 ……どうして? 嘉音くんは自分の意思で、私を助けに駆け付けてくれた。 そして恐ろしい魔女であるあんたの前に立ちはだかってくれた。 私を見捨てることなんていくらでもできただろうに、そうしなかった。」 「………自己犠牲は人間だけが持つ高潔な精神だ!! だから、嘉音くんは人間なんだッ!! だから訂正しろ! 嘉音くんを家具だなんて呼ぶな、二度とッ!!」 嘉音(の肉体)によって殺されることになるが、それでも嘉音人格を認め受け入れる朱志香 「ま、……また、妙なのが出やがったぜ……。」 「へ、………目では追えなかったけどよ…。読みは、当てたぜ………。ざまぁ…見やがれ…………。」 「………気にしないで……。……格好良かった…よ……。」 「……嘉音くんはさ、 ………もう、家具じゃないよ…。」 「君の本当の名前、 ……………聞きたかった…。」 当初、朱志香のセリフは嘉音に襲われた混乱を示すものかと当初考えました。 しかし 彼らは異なる人物を嘉音と誤認することは絶対にない という赤字があります。 この赤字に従えば「朱志香は部屋に入ってきた嘉音の姿をした人物を嘉音だと誤認しない」のです。 ※別解として「嘉音とベアトは同一の肉体を持っており『異なる人物』にあたらない」という解釈もあります。 このようにEpisode2第二の晩は 朱志香による嘉音の最大の秘密の承認をもって二人の愛が成就したエピソードだと考えます。 この解釈の傍証 第二の晩の現場検証をした楼座が「嘉音が犯人だ」と断定したのに対し 死者である朱志香が 「なぜ嘉音を犯人扱いするのか」 と激昂するシーンが幻想描写されます。 この幻想描写の意味は、被害者である朱志香が「嘉音は犯人ではない」と認識していることの読者への提示と考えます。 赤字初登場 検証:楼座は金蔵の死を知っていたか 検証:楼座による源次と紗音のアリバイ保証 検証:楼座の推理 ニセ嘉音の登場(第七、八の晩) 検証:狂言殺人 狂言殺人について 検証:南條と熊沢の死のタイミング 南條と熊沢が殺されたタイミングは 検証:偽証の動機 殺人の狂言をした理由とは 第四、五、六の晩 検証:礼拝堂~夏妃の部屋へ移動した動機 譲治、紗音、郷田の移動の理由 本当にファンタジーを信じたのか 検証:ベアトの生死 ベアトは(肉体ごと)自殺したのか 検証:探偵権限の範囲 ベアトが生きていたとすると探偵権限はどうなるのか 検証:夏妃の部屋の汚れ 何故魔法陣でなく部屋の汚れなのか 検証:客間に置かれた手紙 誰が置いたのか 検証:殺人の時系列 第四、五、六の晩、第七、八の晩は順番通りに行われたか。 検証:楼座と戦人の決別 ベアトリーチェの復活 検証:この時の戦人は探偵だったか 検証:戦人が見たものは何だったのか
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345: ◆q/0rDO1/So :2017/08/26(土) 23 14 12 ID g91bx7/c0 突発ですがミニゲーム的な盤をやろうと思います。 真相がすっごいしょぼいので、四本立てです。 一つ一つはしょぼくても、四つあればそれなりに解きごたえがある!…はずorz まったりとお付き合いいただければ幸いです。 346: L5な魔女 ◆q/0rDO1/So :2017/08/26(土) 23 14 58 ID g91bx7/c0 ■鬼隠し編 優しかったはずのクラスメイトが豹変し、圭一に迫っていました。 レナはその手に鉈を、魅音は注射器を持っています。 恐怖のあまり叫び声を上げると、圭一は気を失ってしまいました。 彼が目を覚ますと、レナと魅音の無残な死体が転がっていました。 【圭一の家には圭一、レナ、魅音しかいません】 【レナと魅音は他殺です】 しかし、【圭一はレナと魅音を殺していません】 彼女たちは、オヤシロ様の祟りで死んでしまったのです。 ■綿流し編 圭一と詩音は、鷹野と富竹にそそのかされて祭具殿に侵入しました。 しかし祭具殿は侵してはならない神聖な場所。 無断に入り込んだ不届き者には罰が下ると信じられていました。 外から聞こえる祭囃子の音に交じって、なにか別の音が詩音の耳に届きます。 【詩音には子どもが地団駄を踏む音が聞こえていました】 【一緒に祭具殿にいた圭一、鷹野、富竹には地団駄の音は聞こえていません】 詩音にだけ、オヤシロ様の怒りが伝わってしまったのでしょうか? 347: L5な魔女 ◆q/0rDO1/So :2017/08/26(土) 23 15 48 ID g91bx7/c0 ■祟殺し編 沙都子は叔父からの虐待で心身ともに消耗していました。 そんな彼女を見ていられない【圭一は、沙都子の叔父を殺害しました。】 【しかし、その翌日も沙都子の叔父は生きており、沙都子の家で暮らしています。】 殺したはずなのに生きている。圭一が見たのは幻だったのでしょうか? ■暇潰し編 赤坂は「未来が見える」という不思議な少女、梨花と出会います。 【梨花は、自分が腹を裂かれて死ぬだろう、と発言しました。】 【そしてその言葉通り、一週間後に梨花は腹を裂かれて死んでしまいます。】 梨花はオヤシロ様の生まれ変わりなので、未来が見えてしまったのです。 348: L5な魔女 ◆q/0rDO1/So :2017/08/26(土) 23 28 40 ID g91bx7/c0 魔女「…ふう、ゲーム盤の構築ってドキドキするわね! 前回のやりとりが病みつきになっちゃって、何かまた盤をと思ったのだけど こんな未成熟なものしか作れなくてお恥ずかしい限りだわ。 鬼隠し編はレナと魅音を殺した犯人を。 綿流し編は詩音にだけ音が聞こえた理由を。 祟殺し編は殺したはずの叔父が生きていた理由を。 暇潰し編は梨花が未来を言い当てた理由を、当ててみてちょうだい。 もちろん好きな編だけ挑んでもらって構わないわ。」 349: アンチファンタジーorミステリーさん :2017/08/26(土) 23 35 30 ID sw9cBhKU0 こんばんは、少しだけですが参加させていただきます とりあえず鬼隠し編から 『レナと魅音がお互いに殺し合った』 350: L5な魔女 ◆q/0rDO1/So :2017/08/26(土) 23 37 44 ID g91bx7/c0 . 349 魔女「いらっしゃい!来てくれてありがとう。 突然始めちゃって本当にごめんなさい。 鬼隠し編 【レナは魅音を殺していない】 【魅音はレナを殺していない】で斬るわね」 351: アンチファンタジーorミステリーさん :2017/08/26(土) 23 45 42 ID sw9cBhKU0 思い立ったが吉日と言いますし 復唱要求「圭一、レナ、魅音以外の生物はゲームに登場しない」 352: L5な魔女 ◆q/0rDO1/So :2017/08/26(土) 23 49 53 ID g91bx7/c0 . 351 魔女「ありがとう、お言葉に甘えてよろしくお願いしちゃうわね! 復唱要求、応じるわー!一応ちょっと補足も入れとくわね 【鬼隠し編において、圭一、レナ、魅音以外の生物はゲームに登場しない】」 353: アンチファンタジーorミステリーさん :2017/08/26(土) 23 52 12 ID sw9cBhKU0 ああ、4本立てなのを忘れていました ありがとうございます 『レナか魅音は2つ目の人格Xを所有しており、Xがレナと魅音を殺害した』 354: アンチファンタジーorミステリーさん :2017/08/26(土) 23 57 15 ID sw9cBhKU0 . 353 すみません少し訂正を 『レナか魅音か圭一は2つ目の人格Xを所有しており、Xがレナと魅音を殺害した』 355: L5な魔女 ◆q/0rDO1/So :2017/08/26(土) 23 58 25 ID g91bx7/c0 . 353 魔女「そうだ、これも言うのを忘れてたわ 【それぞれの謎は独立しており、互いに関係はない】 なので自分の解きたい謎だけに集中しておっけーよ! あと、わたしからの返答は赤字の前に「○○編」ってつけておくわ。 鬼隠し編 我は我にして我等なり説ね! 【レナ、魅音、圭一は多重人格ではない】」 356: アンチファンタジーorミステリーさん :2017/08/27(日) 00 05 19 ID RMKpSXw20 了解です 自分もどの編か前に付けます 鬼隠し編 『レナと魅音は将来他殺されるというだけで、ゲーム内でレナと魅音は生存している』 357: アンチファンタジーorミステリーさん :2017/08/27(日) 00 09 45 ID ewnqQfhk0 参加させていただきます 鬼隠し編 『犯人Xがレナと魅音を殺し、圭一が目覚める前に立ち去った』ちょっと投げやり気味です… 綿流し編 『一緒に祭具殿にいた圭一、鷹野、富竹だけで、別に詩音は圭一たちと一緒にいなかった』 祟殺し編 叔父ってのは一人とは限らない。 『死んだ叔父には、沙都子の父親の他に男の兄弟がいた』 暇潰し編 『梨花は腹を裂かれて死ぬ役をやる役者さんだった』 358: L5な魔女 ◆q/0rDO1/So :2017/08/27(日) 00 10 25 ID VKDkYRlk0 . 356 魔女「お気遣いありがとう! 鬼隠し編 【レナと魅音はゲーム盤内で死亡した】」 359: アンチファンタジーorミステリーさん :2017/08/27(日) 00 14 01 ID RMKpSXw20 鬼隠し編 復唱要求「ゲーム盤内に同じ名前を持つ複数の人物は存在しない」 復唱要求「圭一の家の外からレナと魅音を殺害する方法はない」 360: アンチファンタジーorミステリーさん :2017/08/27(日) 00 14 35 ID U2vjX9aU0 ほぼ初参加なものですが参加させてください 基本的な部分 復唱要求 「■綿流し編 圭一、鷹野、富竹は耳栓などの音を阻害するものをつけていない また 詩音はイヤホンなどの一人だけ音を聞く装置をつけていない ■祟殺し編 ゲーム開始時 沙都子に叔父は一人しかいない ■暇潰し編 梨花は当てずっぽうで行ったらたまたまそうなっただけではなく確信を持っての発言だった」 361: L5な魔女 ◆q/0rDO1/So :2017/08/27(日) 00 15 54 ID VKDkYRlk0 . 357 魔女「いらっしゃい!赤字で熱烈歓迎するわよぅ! 鬼隠し編 . 352の赤【鬼隠し編において、圭一、レナ、魅音以外の生物はゲームに登場しない】で切れてるかしら? 綿流し編 うっ……!どうしよう、粘ってみようかしら 【圭一、鷹野、富竹、詩音は同じ祭具殿の中にいた】 【祭具殿の広さは一部屋程度しかない】 祟殺し編 リザイン! 【圭一が殺した叔父と、沙都子の家で暮らしている叔父は別人。 叔父(鉄平)の虐待を見かねて、別の叔父が沙都子を引き取ってくれた】 暇潰し編 【梨花は役者ではない】 【梨花は実際に死亡した】」 362: アンチファンタジーorミステリーさん :2017/08/27(日) 00 20 39 ID U2vjX9aU0 . 352 の変化系だから既に斬られてる扱いかもだけど初心者なので許して 鬼隠し編 『ゲーム開始前にすでに真犯人Xに遅効性の毒を飲まされており ゲーム開始時には既にいなくなっていた』 363: L5な魔女 ◆q/0rDO1/So :2017/08/27(日) 00 22 42 ID VKDkYRlk0 魔女「あわわわ、一気に人が来てテンパってるわ……! これは嬉しい誤算よ!誠心誠意の赤でお応えしなくちゃ! . 359 鬼隠し編 復唱要求「ゲーム盤内に同じ名前を持つ複数の人物は存在しない」 うぐぅ……!きょ、拒否よ拒否っ! こっちは応じるわ【圭一の家の外からレナと魅音を殺害する方法はない】 おまけよ【レナと魅音は圭一の家の中で殺害された】 . 360 初心者さん大歓迎よー! 綿流し編 【圭一、鷹野、富竹は耳栓などの音を阻害するものをつけていない また詩音はイヤホンなどの一人だけ音を聞く装置をつけていない】 祟殺し編 復唱要求「ゲーム開始時 沙都子に叔父は一人しかいない」 復唱拒否……!真相は. 361ね! 暇潰し編 そうよそうよ! 【梨花は当てずっぽうで言ったらたまたまそうなっただけではなく確信を持っての発言だった】わ! お返事遅くなってごめんなさいね。 このスレが全盛期だった頃の先輩魔女様がたってこんな大変なことしてたのね…! ますます見習わなきゃだわ!」 364: L5な魔女 ◆q/0rDO1/So :2017/08/27(日) 00 26 44 ID VKDkYRlk0 . 362 魔女「だいじょぶだいじょぶよ!恐れずじゃんじゃん出すのが大事よ! わたしなんかニンゲン側に回った時はトンチンカンな青ばっかり出してるもの! 鬼隠し編 【レナと魅音はゲーム開始前に毒を飲まされていない】 【ゲーム開始前の出来事はゲーム中に関係がない】」 365: アンチファンタジーorミステリーさん :2017/08/27(日) 00 27 10 ID U2vjX9aU0 【梨花は、自分が腹を裂かれて死ぬだろう、と発言しました。】 は赤坂の発言で 【そしてその言葉通り、一週間後に梨花は腹を裂かれて死んでしまいます。】 は赤坂が実行した 366: アンチファンタジーorミステリーさん :2017/08/27(日) 00 27 27 ID RMKpSXw20 返事乙です 鬼隠し編 『殺していないと赤で言われた圭一A以外の圭一Bがレナと魅音を殺害した』 367: アンチファンタジーorミステリーさん :2017/08/27(日) 00 28 12 ID ewnqQfhk0 あれだ 綿流し編 『圭一たちと詩音は、同じ祭具殿にいたけど、同じ時間にいたわけではない』 暇潰し編 『末期の胃がんかなんかで手術で腹を開いたけど死んじゃった』のかな 368: L5な魔女 ◆q/0rDO1/So :2017/08/27(日) 00 31 07 ID VKDkYRlk0 魔女 「. 365 暇潰し編 【赤坂は梨花を殺していない】 そうね、うーん、このままだとヒントが少ないので 【梨花を殺した人物に殺意はなかった】 . 366 鬼隠し編 ひっ……!あ、あっぶな!【圭一は一人しかいない】」 369: アンチファンタジーorミステリーさん :2017/08/27(日) 00 32 31 ID RMKpSXw20 ならば 鬼隠し編 『殺していないと赤で言われたレナA以外のレナBがレナAと魅音を殺害した』 『同じ主張を魅音でも行います』 370: L5な魔女 ◆q/0rDO1/So :2017/08/27(日) 00 33 33 ID VKDkYRlk0 魔女「 . 367 綿流し編 【圭一たちと詩音は確かに同じ時間に同じ祭具殿にいたわ!】 暇潰し編 リ、リザイン……! 【梨花は腹部に病気を抱えており、一週間後に手術を控えていたが失敗して命を落とした。 成功率の低さから、梨花は自分の死を覚悟していた】」 371: L5な魔女 ◆q/0rDO1/So :2017/08/27(日) 00 34 58 ID VKDkYRlk0 魔女「 . 369 鬼隠し編 リザイン!リザイン!圧倒的リザインよっっ! 【圭一の家にはレナが2人、魅音が2人いた。 レナAがレナBを、魅音Aが魅音Bを殺害した】 これで残すところは綿流し編だけね!」 372: アンチファンタジーorミステリーさん :2017/08/27(日) 00 37 11 ID ewnqQfhk0 残り1 『祭具殿は複数階層あって、圭一たちと詩音は別の階にいた』とか 373: L5な魔女 ◆q/0rDO1/So :2017/08/27(日) 00 39 51 ID VKDkYRlk0 魔女「コングラッチュレィショォォォン!! . 372 綿流し編 大正解リザイン賞ッ! 【祭具殿は10階建てだった。 詩音と子供は10階、圭一たちは1階にいたので地団駄の音は聞こえなかった】 これにて謎はすべてリザインよぅ」 374: アンチファンタジーorミステリーさん :2017/08/27(日) 00 40 04 ID U2vjX9aU0 ■綿流し編 『単純に詩音の耳がよかったもしくは 壁に耳を当てていた または詩音だけが若くほかは年老いていて高音が聞こえず 地団駄を踏む音が高音のモスキート音だったために詩音にだけ聞こえた』 あえて切られに行くスタイル 375: L5な魔女 ◆q/0rDO1/So :2017/08/27(日) 00 41 21 ID VKDkYRlk0 魔女「真相まとめよー! ■鬼隠し編 【圭一の家にはレナが2人、魅音が2人いた。レナAがレナBを、魅音Aが魅音Bを殺害した】 ■綿流し編 【祭具殿は10階建てだった。 詩音と子供は10階、圭一たちは1階にいたので地団駄の音は聞こえなかった】 ■祟殺し編 【圭一が殺した叔父と、沙都子の家で暮らしている叔父は別人。 叔父(鉄平)の虐待を見かねて、別の叔父が沙都子を引き取ってくれた】 ■暇潰し編 【梨花は腹部に病気を抱えており、一週間後に手術を控えていたが失敗して命を落とした。 成功率の低さから、梨花は自分の死を覚悟していた】」 376: アンチファンタジーorミステリーさん :2017/08/27(日) 00 42 35 ID ewnqQfhk0 やったぜ 面白かったです 377: アンチファンタジーorミステリーさん :2017/08/27(日) 00 43 16 ID RMKpSXw20 1つ解けてよかった 楽しかったです お疲れさまでした 378: アンチファンタジーorミステリーさん :2017/08/27(日) 00 45 35 ID U2vjX9aU0 楽しかったです お疲れ様 また開かれることを願っております 379: L5な魔女 ◆q/0rDO1/So :2017/08/27(日) 00 45 51 ID VKDkYRlk0 魔女「 . 374 綿流し編 なんて漢らしいスタイルなの…! 【詩音の聴力は平均的なものである】 【綿流し編の登場人物たちは十代から三十代である】 【地団駄を踏む音は一般人でも聞こえる音である】 モスキート音って言葉の響きが面白すぎるわ!ずるいわ! 当初の予定では「詩音が犬だから人間には聞こえない小さな音が聞こえた」とか 「詩音以外は耳が聞こえなかった」とかいう真相を考えていたけど ちょっと単純すぎるわね……と思って違う真相にしたのよ。 だからモスキート音説はあながち間違いではないかも!」 380: アンチファンタジーorミステリーさん :2017/08/27(日) 00 55 06 ID RMKpSXw20 モスキート音良いですね 381: L5な魔女 ◆q/0rDO1/So :2017/08/27(日) 01 00 56 ID VKDkYRlk0 魔女「すごくスピード感あってわたしも楽しかったわ! どの謎から順番に解かれるかしら?とか考えるのもなかなか面白いわね。 予想通り祟殺し編は瞬殺されちゃったわw . 376 おめでとう!3つもリザイン賞なんてすごいわ……! 鋭い青がどんどん飛んでくるからわたしも楽しかったわ! . 377 最初に来てくれた人ね!最後までお付き合いありがとう! そして鬼隠し編リザイン賞おめでとうよ! . 378 ほぼ初参加と言ってたけど、まったくそうは感じさせない豊かな発想の青だったわー! わたしもまたあなたの青と斬り合いたいわ!こちらこそお疲れさま! . 380 モスキート音ってちゃんとした正式な単語なのね。 そういえばどんなに起こしても起きない人も、 耳元で蚊の羽音を聞かせると飛び起きるって聞いたことがあるわ! ……うぅぅ、考えただけでぞわっとしちゃう!」 382: ◆q/0rDO1/So :2017/08/27(日) 01 11 25 ID VKDkYRlk0 以上でミニゲーム「プチひぐらしのなく頃に」、おしまいでございます。 当初はこんな簡単な真相で大丈夫かな?という不安がありましたが、 蓋を開けてみたらとても勢いがあって、リアルタイムでの回答者の皆さんとのやりとりはすっごく楽しかったです! また皆さまに楽しんでいただける盤が作れるように頑張ります。 お付き合いいただいた皆さま、本当にありがとうございました&お疲れさまです! 383: アンチファンタジーorミステリーさん :2017/08/27(日) 01 12 51 ID ewnqQfhk0 お疲れ様でした 次回があれば、また参加させていただきます 384: アンチファンタジーorミステリーさん :2017/08/27(日) 01 47 03 ID U2vjX9aU0 ほんとに’ほぼ初参加’なのよん ニコニコの動画いくつか見た経験と ウミガメの履歴をそれなりに読んでるのがいきたかな? ちな ホントの初体験は現行で行われてる ニコニコ動画の奴をTwitterで参加中 あっちはまだ終わってないから こっちにはほぼをつけてみた 385: ◆q/0rDO1/So :2017/08/28(月) 23 43 21 ID 39HgH.w20 . 384 ほぼ初めてのご参加が私のゲーム盤で、嬉しいやら恐縮やらです。 ウミガメのスープで想像力を鍛えていらしたら、U2vjX9aU0さんのあの柔軟な青にも納得ですね……! 動画や漫画を投稿する魔女様も増えて、嬉しい限りです。 絵や映像で出題パート(幻想描写)を見せられたら、より先入観を植え付けやすくて凶悪になりそうですね。 名前 コメント
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トップページ *付ページは未作成です。 考察 共通考察 ゲーム盤の真犯人 ゲーム盤の真犯人 ~犯人の主観~ キャラクター考察* うみねこの世界観* 探偵権限 偽書作家テスト 偽書作家テストEP1 偽書作家テストEP2 偽書作家テストEP3 偽書作家テストEP4* 偽書作家テストEP5* 偽書作家テストEP6* 偽書作家テストEP7* 偽書作家テストEP8* ゲーム盤の考察 ※偽書作家テストより書いたのが古い。 Episode1 Episode2 Episode3 Episode4* 素材等 キャラクター* 絵コンテ* 考察・テキスト* 更新履歴 取得中です。 @papavip_umineko からのツイート リンク 07th Expansion TVアニメ公式 ゲームポータル うみねこwiki ぱぱ配信wiki ここを編集
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エロパロ板 【ひぐらし】07th総合part20【うみねこ】の 250です。 ひぐらし・うみねこ両保管庫の管理人が不在(?)のようなので、現在スレで起こっている問題を解決すべく、とりあえずうみねこ用の保管庫を新しく作ってみました。 ひぐらし・うみねこ両保管庫の管理人から何らかのレスポンスがあるまで、うみねこ作品はこのwikiに保管するようにして下さい。 しばらくたってもレスポンスがない場合、ここが正式なうみねこ保管庫になると思われます。 なるべく私が保管するようにしたいですが、やはり一人だけでは限界があるので、よろしければ皆様のご協力をお願いします。 意見要望はこちらへどうぞ。 「こんな作品が読みたい」などの意見はこちらへどうぞ。 更新履歴 2009/08/09 トップページに「こんな作品が読みたい」ページへのリンクを追加。 2008/10/19 サイト開設 統計: - 今日: - 昨日: -
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ゲーム中によく出てくる単語をまとめました あ行 青、青字、青き真実 回答者が使える文字。 「魔法ではなく人間の犯行」で説明できる推理を『 』でくくり、 魔女がそれに赤字で反論できなければ、その青字が真実となる。 赤、赤字、赤き真実 魔女(出題者)が使える文字。 魔女が【 】でくくった言葉はゲーム上において真実となる。 悪魔の証明 悪魔が存在することは証明できるが、存在しないことの証明は難しい ↓ 「いない」「ない」ことの証明はできない ↓ 『この事件は犯人Xによる未知のトラップYでの犯行!』のように、 回答者側の青字において、犯人や犯行手段の説明を省く際に使われる。 ヴァン・ダインの二十則 ノックスの十戒と同じく、ミステリーを書く際での基本的な指針を示したもの。 ノックスと異なり、こちらが話題にあがる事は少ない。 ウミガメのスープ 「水平思考ゲーム」とも。 出題時の注意等で紹介されている例のように、このゲームと屁理屈推理合戦がごっちゃになる人は多い。 屁理屈推理合戦は「人間には実行不可能に見える出来事を、人間の犯行だと証明するゲーム」である。 この要素を欠いてしまうと屁理屈推理合戦ではなくなってしまう。 一方、ウミガメのスープは 「海の見えるレストランで、男はウミガメのスープを注文した。翌日、男は自殺した。なぜだろうか?」 というように、「物語の中で語られていない部分を推理するゲーム」であり、 上記の「人間には実行不可能に見える出来事」が入る必要はない。 また、赤字青字で問答をする屁理屈推理合戦に対し、 こちらはYES/NOで問答をするという違いもある。 うみねこ 屁理屈推理合戦の元ネタとなった同人ゲーム。 正式名称は「うみねこのなく頃に」、製作は竜騎士07氏のサークル「07th Expansion」 魔女幻想、赤き文字、青き文字、復唱要求など このゲームの用語や概念のほとんどはうみねこ本編から拝借している。 黄金の真実 うみねこ本編で登場した文字。 屁理屈推理合戦ではほとんど使われない。 「その場にいる全員が認めることで、真実となる」文字。 例)金蔵という人物は既に死亡しているが、 彼の周りの人物全員が「金蔵は生きている」と信じることにより、 黄金の文字で「金蔵は生きている」と書くことができる。 か行 家具 タンスやベッド……ではなく、「召使い」や「使い魔」といった意味。 うみねこ本編において、「使用人に心は不要、自分を家具と思え」という旨の描写があることから。 ~卿 魔女への敬称。 別につける必要はないが、つけると雰囲気が出る。 切る、斬る 魔女が赤字で回答者の推理を否定すること。 赤字青字はよく剣に例えられるからかも知れないし、 重要な赤字は魔女にとっての「切り札」だからかも知れない。 屈服 回答者が推理をあきらめ、魔女の犯行であると認めること。 屈服した後は魔女の家具となり、全裸に首輪で魔女の靴を舐めるはめになります。 本当に屈服するかどうか、よく考えましょう。 ゲーム盤、盤 屁理屈推理合戦の問題のこと。 うみねこがチェスをモチーフにしているので、チェス盤にたとえてこの呼び方をするようだ。 使用例)「新しい盤を用意したんですけど、やりますか?」 幻想、幻想描写 平たく言えば「嘘の描写」。 回答者のミスリードを誘うため、魔女は出題文に幻想を混ぜ込みます。 赤くない文字はすべて疑うくらいの気持ちでかかりましょう。 た行 探偵 回答者のこと。人間とも呼ばれる。 な行 人間 回答者のこと。探偵とも呼ばれる。 たまにカタカナで「ニンゲン」と書かれることもあるが、 これは「魔法を信じないゆえに魔法が通用しない、なんでも人間の仕業で説明したがる生き物」的な 魔女からの皮肉のこもった言い方……らしい。 ノックスの十戒 ヴァン・ダインの二十則と同じく、ミステリーを書く際での基本的な指針を示したもの。 オリジナルのものではなく、うみねこ本編内で使用された改変版が適用されている。 必ずしも守る必要はないが、問題作成の際や回答者として挑む時の指標になる。 ノックス第1条。 犯人は物語当初の登場人物以外を禁ず。 ノックス第2条。 探偵方法に超自然能力の使用を禁ず。 ノックス第3条。 秘密の通路の存在を禁ず。 ノックス第4条。 未知の薬物、及び、難解な科学装置の使用を禁ず。 ノックス第5条。 (欠番) ノックス第6条。 探偵方法に偶然と第六感の使用を禁ず。 ノックス第7条。 探偵が犯人であることを禁ず。 ノックス第8条。 提示されない手掛かりでの解決を禁ず。 ノックス第9条。 観測者は自分の判断・解釈を主張することが許される。 ノックス第10条。手掛かりなき他の登場人物への変装を禁ず。 第5条は「魔法使いや超能力者の登場を禁ず(要約)」であり、 魔女の登場するこのゲームにそぐわないため欠番となっている。 は行 復唱要求 回答者側が魔女に赤字で言わせたい言葉を「 」でくくり、 復唱要求!「 」といったように使う。 ただし、青字と異なり魔女はこれに応じる必要はない。 ベアトリーチェの密室定義 密室が出てくるゲーム盤でよく用いられる定義。 密室についての確認を赤字青字でやりとりするのは面倒なので、 【この密室はベアトリーチェの密室定義を満たしている】の一言で以下のことが説明できる。 定義 内外の出入りが一切隔絶された室内を指す。 当然、内外からの一切の侵入・脱出はおろか、干渉もできない。 それは包括的に、隠し扉の否定、外部干渉の余地一切の否定を含む。 外部干渉 外部から、釣り糸やら長くて細い棒やら等を使って直接的に干渉するあらゆる余地。 扉や窓にはそのような小細工を混ぜる隙間すらもない。 電波など、それに類する遠隔操作技術も干渉不可能である。 直接、間接のあらゆる方法で、室外よりの密室内への干渉は不可能。 外部から内部へ音声などを伝える事は可能。 隠し扉 知らぬ人間が認識できぬ出入り口。 外部に出入りできるものを指す。つまり、外部に出入りできず、 しかも知らない人には気付けないものは"隠し扉"の定義に入らない。 ま行 魔女、魔術師 出題者のこと。女性は魔女、男性は魔術師とされるが このゲームでは男性が魔女を名乗ってることもあるので、まあこまけぇ事ぁいいんだよ。 うみねこ本編の魔女は「黄金の魔女」「奇跡の魔女」「絶対の魔女」のように二つ名があり、 それにならって「○○の魔女」と名乗る人もいる。 紫の発言 うみねこ本編で登場した文字。 屁理屈推理合戦ではほとんど使われない。 「犯人」以外の人物が発する紫の発言は真実だが、 「犯人」だけは紫の発言で嘘をつける、というもの。 ら行 リザイン 魔女側が回答者の青字を真実と認め、降参すること。 あるいは回答者が推理をあきらめ、降参すること。 こちらもチェス用語からきており、本来は「投了」の意味。 連鎖密室 密室Aの中にBの鍵が、密室Bの中にCの鍵が……というように、 密室内に別の密室の鍵が閉じ込められたもの。 ロジックエラー 赤字同士が矛盾した内容となり、ゲームが破綻すること。 魔女はロジックエラーを起こさないよう、慎重に赤を切らなければならない。 ロノウェのトラップ定義 仕掛け人が直接関与することなしに殺人を遂行できる全ての仕掛け。 要望があったので、ふくろうに関する記述を削りました。差し戻す場合は左上の「表示」→編集履歴(バックアップ)からお願いします。 -- 名無しさん (2018-05-25 23 49 32) 名前 コメント
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Q 何クール? 2クール(26話) Q 謎は全て解けるの? Episode5は2009年8月中旬発売。よって出題編のEpisode4まで放映された Q:登場人物のネーミングについて 西洋被れの右代宮金蔵の趣味です。 Q なんで登場人物がDQNネームばっかなの? →作中の設定としてなら、DQN名前大量発生事件の犯人は当主の金蔵。 金蔵が西洋かぶれだから。碑文に関係あるかも。作者のセンスの問題ではないよ 証拠に、金蔵の実子(蔵臼「くらうす」・絵羽「えば」・留弗夫「るどるふ」・楼座「ろーざ」)と、 その子供たち(朱志香「じぇしか」・譲治「じょうじ」・戦人「ばとら」・真里亞「まりあ」)の計8人以外はわりかし普通の名前。 Q冒頭の船上で戦人が「落ちる!」って言ってるのになぜ船の中に入らない? →船が転覆or沈没した時、生き残る確率が高いのは船内より甲板らしいというのを聞いていたから Q真里亞の「うーうー」は何?もしかして知○遅れ? →ただの鬱陶しい口癖(暫定) Q楼座さんの旦那さんは? 「女を腕の中に抱くと、やがて腕にぶらさがられ、そのうち背負うことになる」 「女たちは私には象と同じように思える。眺めるのは好きだが家に欲しいとは思わない」 「結婚した人々の唯一の楽しみは、他人の結婚に立ち会うことである……悪魔的な楽しみだ」 「離婚の動機ですって? ありますとも、弁護士さん、私が結婚しているということです」 「人は判断力の欠如によって結婚し、忍耐力の欠如によって離婚し、記憶力の欠如によって再婚する」 Q第一話のピー音の所なんて言ってるの? →「黙るがいいこの"下女"が!」 「貴様など右代家の跡継ぎを残すためだけの"借り腹"!」 「身の程を弁えるがいい、この"端女"が!」 Q真里亞が同級生に付けられて苛めにあっているあだ名って何? →原作でも明示されていない。 あのシーンで楼座が喋ってる内容は↓ 「9歳よッ!? 小学4年生にもなって…! 分かる!? この子クラスでなんて言っていじめられてるかッ!? 帰るわよッ 真里亞」 漫画「何て言っていじめられてるか知ってるの!?変な口癖のせいで友達の1人もいないのよ?この子の将来に関わることなの!」 PC版「馬鹿言ってんじゃないわよ!! 真里亞がいくつか知ってる? 9歳よ?! 小学4年生なのよッ?! 幼稚園児じゃないのよッ?! それなのに、まだクラスでうーうー言ってるのよ!! わかる?! この子、クラスで何て言っていじめられてるか知ってるの?! この変な口癖のせいで、未だに友達のひとりもいないのよ?! 無責任に真里亞のことを可愛いとか言って現実から目を逸らさないで!! この子の将来のことを、もっともっと真剣に考えてッ!!!」 Q使用人の中にも右代宮の血筋である証、片翼の鷲を纏う者がいるのは何故? →以降の放送をお楽しみに! Q碑文(ひぶん)が読みたい 碑文 Qひぐらしのパクり?続編? →原作者とアニメ監督が同じ。ひぐらしとつながりがあるかどうかは現状では不明 Qアニメ2話で死んだ六人は誰? 蔵臼(朱志香の父) 楼座(真里亞の母) 留弗夫(戦人の父) 紗音(使用人・譲治の恋人) 霧江(戦人の義母) 郷田(使用人・料理人) Episode1の郷田さんについて 元 有名な老舗ホテルのシェフで、引きぬかれて六軒島専属の料理人になった 親族達にバラの花びらを使ったオリジナルデザートを披露した 料理の腕も一流だが喋りも達者で接客上手 目立つこと(親族への点数稼ぎ)は積極的にやるが、得にならないことは他の使用人に押し付けたりする 嫌な事を姉さんにすぐ押し付ける最低な奴(嘉音談) 2話で紗音が夜の屋敷の見周りしていたが、あれも本当は郷田の役目だった クロスワード Qアニメの最後に一瞬出てきたの誰?赤チェックネクタイ、水色髪、短髪 真里亞が見てたアニメは「うら☆ひぐ」。よって彼女はひぐらし・うみねこアニメ監督の今千秋(こん・ちあき)さん
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状況を確認する。現在、夜の11時くらいか。ここはゲストハウスの一室。 ちょいと時間を遡る。少し前、紗音ちゃんと譲治の兄貴が出て行った。 多分、まあ所謂逢引って奴。うらやましい……が、まずは捨て置く。 んで、その後。楼座叔母さんが真里亞を迎えに来た。 親族会議の方は一旦お開きになったらしい。だが、真里亞の方は遊び足りなかったようで。 ごねて、喚いて、泣いた泣いた。結果、楼座叔母さんが手を上げてしまった。 俺と朱志香が慌てて抑えたが、真里亞はそんな俺たちに構うことなく『うーうー』を止めてくれない。 仕方がないので、朱志香には真里亞を別の部屋に連れて行かせた。 なので、ここにいるのは俺・右代宮戦人と楼座叔母さんの二人だけ。 どうにも興奮していた彼女に、俺は酒を勧めた。……嘉音君が持ってきてくれたものだ。 朱志香に頼まれたと言っていた。彼には朱志香の方に行かせたので、やっぱり今は二人っきり。 とにかく泥酔させて寝かせちまおう、と量も考えず楼座叔母さんに酒を勧めて。 叔母さんも愚痴りながらかなりのハイペースで酒をあおっていた。 そんでしばらく何事もなく時間は進んだ。 「やだ、もう……」 ぐす、と鼻を啜り上げる。どうやら彼女は泣き上戸だったらしい。 「お、叔母さん、飲み過ぎだって」 まあ飲ませたのはこっちなのだが。 「そうよね。私なんておばさんよね……ヒスババアよね……ううっ」 「や、そーじゃねぇって!楼座叔母さんしっかりしろって!」 叔母だからそう呼ぶだけで、楼座叔母さんはまだまだ若いし、子持ちには見えない。 「またおばさんって言ったぁ……どうせおばさんだもん。おばさんのくせに色気もないもん……」 「だからちがうっつーに。お、えっと……ろ、楼座さんは美人だし、優しいぜ?」 名前を呼ぶのがどうにも気恥ずかしい。だが、楼座さんはまだ納得してくれなかったようだ。 「でも、胸ないもの……。戦人君だって言ってたじゃない、おっぱいだいすきーって」 確かに好きだ。つうか男は皆大好きだよチキショー。 けどちっさいのもでかいのも好きなんだよ!俺はどんなおっぱいでも愛せるぜ?なんつって……。 「あー、うー、あ、じ、実は俺巨乳より美乳派なんだ!だから楼座さんはばっちり射程範囲内、っつか」 ――何言ってんだ俺はぁぁあッ!? 思ったことをぼろぼろ口に出してしまう癖があるのは知っていた。 けど、でもさ、いくらなんでもそこは抑えとけよ俺ぇッ!! 「何で見たことないのに分かるのよぉ……」 酔っ払い独特の思考回路の賜物か、楼座さんは俺の変態発言を気にした風もなく、そんなことを言った。 「え、ええと、目測、とか?」 「じゃあ、ちゃんと、見て?」 ……はい? 「ちょ、ま」 「ほら。見てよ。しっかり見て……戦人君」 そう言われて、仕方なくまじまじと見つめてみる。 やはり、ボリューム感では朱志香や紗音ちゃんには一歩劣る。 が、お椀型のそれは手にぴったり収まりそうだなー、とかそれをぎゅっと握ったら楽しそうだなー、とか妄想のネタとしてはかなりのもんだと思う。さすがにコメントできないが。 ではどう誉めたら納得してもらえるか。 コメントに悩む俺に、楼座さんは更なる追撃をかまそうとしていた。 「ろ、楼座さんッ?何脱いでるんすか!」 衣擦れの音に視線を戻せば、楼座さんは着込んでいたコートを脱ぎ捨て、ブラウスに手を掛けていた。 「服の上からじゃよく分からないでしょ?」 「いやそんなちょい待ってくださいよ!」 「……や、やっぱり私魅力ないんだぁ……」 じわっと瞳を潤ませる楼座さん。全力で否定。大否定。そうするとご機嫌を直してくれたのか、彼女はこんな要求をしてきた。 「じゃあ戦人君が脱がして」 何がじゃあ、なのか俺には分かりません。 けどここで何か言えば、泣かれるかもしれない。 それに、だ。見たいか見たくないかで言えば、そりゃ見てぇよ男の子だもん。 「倫理的にいいのかこれ……」 彼女の服を脱がせていく。手が震えているのが分かる。 なにしろ同年代の女の子相手でも経験値が0に等しいのだ。 それが自分より色んなことに経験豊富(多分)なに加えて親戚相手に不埒なことをしようとしてるんだ。 理性がやめろやめろと耳元で叫びまくっている。 だけれども。 酔った彼女の火照った身体に、こっちまで熱くされてしまう錯覚に陥りそうだ。 や、捕まってるよなぁ。もう。 ブラウスを落とし、楼座さんらしい白い下着のホックを外す。 ――普段アレだけ乳が胸が、と言っておいて何だが、生でまるっと拝むのは初めてで。 やばい。とにかく感想はそこに尽きた。 多分さっきの数倍?穴が開くほどそこを凝視してしまっていた。 それでも目前の彼女は満足ではないらしい。 「触りたくならないの?」 「っへ、そ、そりゃ触りたいっすけど」 思わず素直に答えてしまう。 「わ、わっ」 「こう?ねぇ、どうしたいの?戦人君、教えて?」 自ら俺の手を取ると、露になった肌に重ね、揉ませていく。 柔らかい感触が、手に吸い付いて離れない。 気がつけば、誘導されていない右手も使って胸を揉んでいた。 「ふぅ……あ、力、強いのね、戦人君っ……あ、っん」 楼座さんの紡ぐ甘い言葉が、俺をどんどん加速させる。 指だけでなく、下半身も熱く滾っていく。 ズボンが苦しい。押さえつけられて、痛む。 楼座さんも気付いたらしい。 「戦人君、我慢しちゃだめよ」 めっ、と真里亞にするかのように叱ってくる。いやでもさぁ。 「気持ち良くしてあげるから……ね?」 母親のような優しい声だったが、やってることは女のそれだった。 ベルトを外して、ズボンを降ろして。下着も剥ぎ取られる。 本当なら抵抗してしかるべき状況だったが、先程の言葉に囚われた俺は何も出来ない。 ただ、されるがまま。 俺をベッドに寝かせると、彼女はその傍らに蹲って。 いきり立つキカン坊を、その小さな口に含んだ。 「ろ、楼座、さんっ!?」 「んむ、ちゅっ……ふふ、可愛い戦人君」 軽く口付けて、既に零れていた先走りを舌で掬い、全体に塗していく。 「ふ、んン……はぁ、ちゅうっ……」 ぴちゃぴちゃと、猫のようにざらついた舌が俺の下半身を弄び、誘う。 ご奉仕されているってだけでもたまんねぇ、ってのに。 相手が楼座さんだってことが、俺を更に興奮させた。 「おっきくなってきたわね。出したくなったら出していいからね……はむっ」 咥え直し、指で扱き、舌で嬲る。出していい、って言われたせいか、我慢が効かなくなっていく。 「っは……う、あ、ぁああ……!」 「んっ……んう、ゲホッ、かはっ……」 大量に溢れたそれは、楼座さんの口内で処理しきれず、飛び出して彼女を襲った。 「あ……ふあ……いっぱい……あつぅい……」 大部分が顔に。つまり、顔射状態。 ぼんやりとしながら、処理してくれる彼女を見ていた。 楼座さんは白く濁ったそれを丁寧に舐め、掬い。また口に含んで。 結局、出したもの殆どを嚥下してしまった。 ……嬉しい、と言うべきなんだろうか。どちらかと言えば。 「続き、しましょ……?」 そう。まだ足りない。もっと欲しい。全部、欲しい。 「だって、まだ欲しいでしょう?」 楼座さんの言葉に、思考は追いついていたが、声に出すには至らない。 焦れたのか、彼女はかろうじて腰に引っかかっていたスカートをたくし上げた。 「う、あ……」 「私も足りないの。分かった……?」 俺はただ、頷いて彼女の身体をベッドへ引きずり込んだ。 「はぁっ……戦人君の手、ごつごつしてて、気持ちいい……」 肩に添えた手を、ゆっくり下へ降ろしていく。 胸にキスをして、へそを撫でて、腰のラインに沿って秘密の花園へ。 既にしっとり濡れて、指を這わせるとやたらと馴染んだ。 「もっと触って……全部見てぇ……!あん、あ、そこ、いいのぉ!」 「ここですか……?」 いい、と言われて嬉しくなったので、そこを重点的に攻める。 甘ったるい蜜壷と化したそこに、指と舌で摩り、舐める。 ちょうどさっきしてもらったのと同じ格好になった。 「っく、あ、舌……?ああ、舐められてるぅ、ぅあ、ああんッ」 俺の下で、甘く啼く楼座さん。見上げてみれば、白い身体がくねって踊っている。 開いていた左手を、そちらへ伸ばした。 「ひゃうっ!?痛っ、ふぁ、ああんっ。ん、ぐりぐりしちゃ、やぁ……」 自己主張しているように見えた天辺を指で捻る。 さっき触らせてもらった時よりそこは硬く、立ち上がっていたから。 押し込むように潰して、もう片方の乳房には唇を寄せた。 「あはぁっ!あぅ……ッ、あ、ま、まりあ、みたいぃ……かわい、戦人くぅんっ」 まあ、確かに。この格好は赤ん坊への授乳と同じなんだが。 「真里亞にもこんなこと、させてんすか……?」 「ぅあっ、ち、ちが……ああっ!もうっ……真里亞はこんなにいたずらっ子じゃ、ないんだから……っふぁ」 それに感じまくってるのは誰なんだよ、と思ったけど。 震えながら撫でてくれる手が気持ちいいので言わないでおいた。 胸を攻めながら、ひくつかせて誘う肉を指で掻き分け、揉み解す。 「ひ、あ、あぁ。ぐしゃぐしゃになってるぅ……んん、ふ、あ。ああっ」 言う通り、胸は散々に握り潰されて、溢れた蜜はシーツにまでべっとり。 ……もう、いいのかな? 「う、あっ!うぅ、戦人君ッ!ば、とらくん……ッも、だめぇ……」 荒い息を吐く。本当はもっと喜ばせてあげたいが、こっちも限界だったりする。 一回分のアドバンテージはとうに使い切っていた。何しろ若いんでね! 身体を起こして、改めて楼座さんの上に覆い被さる。 「んじゃ……えーと、いきます、よ……?」 「早く……早くして……っ」 そろそろと楼座さんの濡れた穴に愚息を合わせる。 「ん……あ、あったかぁい……戦人君の……」 充分に湿っているせいか、あっさりと受け入れられ、中に収まる。 一声告げ、探検開始。 「はぁ……っ、はっ。……んんっ」 出して、入れて。また出して。今度は別の角度から突き入れて。 楼座さんもそれに合わせて腰を振る。まるで盛りの付いた犬のよう。 動く度に下から喘ぐ声が俺を酔わせていく。 「ひうっ!は……戦人君、のっおちんちん入ってる……いっぱい、私のお腹に、いっぱいぃいッ!」 ただ中へ。奥へ。 「ふ、うぁあっ!あ。突いてぇっ、あんっ、もっとぉ!!」 言われた通りに突く。そうして一度完全に引き抜いて、今度は最奥まで一直線。 「っぐ、あ!それっ!激しいのっ、すきぃ……」 勢い良く押し入ったせいか、こっちも痺れるような快感に溺れそう。 「く、あ!ふぅっ、ひっ!ああん、き、きもちい、いいよぉっ!」 ぐちゃぐちゃと水音が響く。突き上げる度交じり合い、滴り落ちる。 音だけでイッちまいそうになるな、なんて思いながら。 零れたそれを、掬い上げて楼座さんの身体に塗ったくる。 「ぃやぁっ、あついっ!ん、ああ!」 白い肌に満遍なく。汚していくことで、支配欲が満たされる。 這い上がった手は、胸元で止まり、またいじめ始める。やっぱ好きなんだよなぁ。 「うあっ、あ、戦人く、っふ、も、ほんと、おっぱいすき、なんだから……んむっ」 図星なので、口を塞いだ。そういや、きちんとしたキスは初めてだな。 舌を拾い上げて、絡ませると、楼座さんもそれに答えて絡め合う。 「はぁっ、ちゅうっ。っむ、んぐっ、んんんっ」 下の動きは休まずに、上では舌を舐めあい、唾液を混ぜ合わせる。 「ん、っぷは……ん、あは……」 こくんと二人分の唾液を飲み干す楼座さんを見つめる。 まだまだ冒険は終わらない……が、一先ずは。 「ろ、……ざ、さんっ、俺、もう……」 臨界ぎりぎりで引き抜こうとしたら、細い手がそれを留める。 「ううっ……いいの、いい、のっ!おねがい、なかに、ろーざのなかにちょうだい……!」 縋り付き、出された提案は、俺にとっても魅力的で。 言葉よりも行動が先走ってしまった。 「ぅうっ、あ、あああ……っ!!」 「んあっ、あ、来たぁっ!戦人君の、っあ、ああ!ひああああんんっ!」 どくり、と前回を超える量の精液が、余すことなく楼座さんの中に送られるのを感じながら、果てた。 それから後、俺は今度こそ愚息を引き抜くと、楼座さんにキスをした。 「ちょい、休憩しません……?」 「そう、ね……」 楼座さんも触れるだけのキスを返し、互いにベッドへ倒れこむ。 夜はまだ、明けない。 TIPS『夜が明けて』 「あの、戦人君」 「は、はいぃっ!」 「……ごめんなさい、ね」 「え。……あの、ひょっとして昨日のこと覚えて……」 「…………」 返事はなかったが、耳まで染まった赤が、真実を教えてくれていた。 「その、お酒ね。許容量超えちゃうとああなっちゃうって言うか……あ、でも一人で飲んでる時だけよ?」 汗を飛ばし、顔を赤らめたり手をパタパタ振ってみたり。その仕草は、なんだかどうしようもなく。 「楼座さん」 「な、何?」 「可愛い」 きゅ、と抱きしめて、ベッドにダイブする。 「ちょ、戦人君!離して……もう起きないと」 「あー、無理ッスー。体力消耗しちまったんで今日は寝まーす」 「う、それは……。なら、一人で休んでてもいいから、ね。はーなーしーてぇー」 「いやー俺枕が変わると寝付けないんで」 「私は枕じゃないわよお~!!」 TIPS『無効試合』 「馬鹿ね。ベアトリーチェ、あんたの儀式は18人より多くても少なくても駄目なんでしょう?」 「な、まさか……」 「ま、私も正直複雑だけどね。けど、チェックを掛けるわ。復唱要求!『10月5日の朝、六軒島には19人の人間が存在する』!これで遊びはお終いよ!」 「く……、だ、だがまだだ!まだこのゲーム盤はゲームが始まっていない!無効試合よ!」 「――そうね。儀式は起こらなかった。だから、このゲーム盤は不良品。交換を要請するわ、悪魔の執事さん」 「かしこまりました。少々お待ちを」 「え、何がどうなってんだ……」 「いいの。ほら、行くわよ!」 「わ、ちょ、ひっぱんなよぉー!」 この世界はもう大丈夫。お兄ちゃんにとっては惨劇より大変かも、だけれどね……? 「バトパパー起きるー!うー!」 「んあ……」 「おにーちゃーん、おきてー?」 「あう……うぅー!」 「皆、無理やり起こしちゃ駄目でしょう、もう」 うみねこのなく頃に、魔女は旅立ち、愚か者どもには失った家族の愛を。 こういうのもいいね -- (名無しさん) 2010-08-20 11 25 55 ちょっと感動…。 こういうif大好きだー -- (名無しさん) 2011-02-20 22 24 03 何気に綺麗にまとめやがったwwwwww -- (美少女同盟興宮中隊参謀) 2011-04-04 15 02 09 なんだかなー -- (zestar23) 2011-08-10 22 03 46 いいですなぁww -- (名無しさん) 2012-07-07 03 47 01 ベアト「右代宮ブゥワトルァァァァァァァ!!!(血涙)」 -- (名無しさん) 2019-03-02 15 24 24 草 -- (名無しさん) 2019-10-09 16 32 07 名前 コメント すべてのコメントを見る
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切ない…けどイイ! -- (名無し) 2009-11-07 18 16 35 うみねこの話って意味わかんないしウザイね -- (名無しさん) 2011-07-31 16 55 25 おいふざけんな、お前の方がウザイわ、死ね -- (名無しさん) 2012-09-18 16 30 31 2番目のコメはあきらか原作読んでない。仮に読んでるとしても正論にもなってない -- (名無しさん) 2012-09-22 17 14 19
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屁理屈推理合戦とは、ゲーム「うみねこのなく頃に」から派生した推理ゲームです。 ファンの間で二次創作的に生まれたゲームなので公式とは関係ありません。 また、原作ゲームを知らない方でも楽しめます。 詳しい内容は基本ルールのページにありますが、 こちらでは簡単に噛み砕いて説明していきます。 何をするゲームなの? 出題者は魔女として「人間には不可能に見える事件」を出題し、「魔女が魔法でやった」と主張します。 でも実はこの事件、ちゃんと人間にも起こせる事件なんです。 回答者はそのトリックを見破って、みごと「人間の犯行である」と証明できれば勝ち。 証明できなければ「魔法を認める」ことになり、負けになります。 出題者(魔女)は何ができるの? 問題文を提示し、回答者に【赤字】を示します。 【赤字】は魔女だけが使える権利で、【赤字で示された言葉はゲーム内において絶対の真実】です。 文字色を変更できない場所では【 】でくくった文字を赤字として扱います。 逆に言えば、赤字でない文章は嘘の可能性があります。 魔女は立場上、魔法を肯定していますが ちゃんと「人間に可能な方法」である真相(答え)を用意しています。 それを当てられたら回答者の勝ちです。 例: 【鍵のかかった箱の中に、キャンディが入っている】 【私は鍵を開けることなく、箱の中からキャンディを取り出した!】 魔法でキャンディを瞬間移動させたのだ! この場合、回答者は「鍵を開けずに箱の中のキャンディを取り出す方法」を 現実にできる方法で説明するのが勝利条件です。 回答者は何ができるの? 魔女の【赤字】は使えませんが、【赤字】を引き出すための『青字』と「復唱要求」が使えます。 魔女から得た赤字をヒントに、どんどん推理を組み立てて追い詰めましょう。 青字 回答者は人間の犯行で説明できる推理を『青字』で示すことができます。 文字色を変更できない場所では『 』でくくった文字を青字として扱います。 青字は主に、自分の推理をぶつけたい時に使われます。 『青字』に対して、魔女は必ず赤字で反論しなければなりません。 ただし、魔女が反論・否定するのは青字の「一部分」でも構いません。 反論できない場合はその青字が真相ということになり、魔女の負けになります。 例: 『箱に穴を開けて、そこからキャンディを取り出した』 『別の人物に鍵を開けてもらった』 魔女の回答例: 【箱に穴は開いていない】 【このゲームの登場人物は私一人である】 青字推理が否定されてしまっても、そこから新たな赤字を引き出せます。 怖れずどんどん青字をぶつけていきましょう。 復唱要求 また、魔女に赤字で復唱させたい内容を復唱要求!「 」という形で要求できます。 主に状況の確認や、情報が欲しい時に使われます。 ただしこちらは魔女は復唱する義務は負いません。 例: 復唱要求「箱は1つしかない」 ……箱が2つ以上ある可能性を潰すため 復唱要求「ゲーム中、箱の鍵はずっと閉じられたままだった」 ……最初から鍵がかかっていない可能性を潰すため 魔女の回答例: 【箱は1つしかない】 2つ目は復唱を拒否する。 上のように、魔女は復唱を拒否する場合があります。 赤字で言えない(=真実ではない)から拒否する場合と、 本当は赤字で言えるけど、回答者を惑わせるために拒否する場合があります。 回答者: 『「鍵のかかった箱」とは、施錠されているという意味ではなく 箱にフック等があって、そこに鍵を引っ掛けているという意味だった! 最初から施錠なんてされていないので、普通にキャンディを取り出せた!』 魔女: ……正解だ。負けを認めよう。 「屁理屈推理合戦」の名のとおり、こんな屁理屈な真相だったりします。 推理に行き詰った時は、少し角度を変えて考えてみましょう。 大事なのは発想力と、あきらめない心です。 実際に過去のゲーム盤をご覧になった方がゲームの性質や流れがつかめると思います。 出題者(魔女)はやや難しいので、最初は回答者として参加することをお勧めします。 自分で作った問題を出題したいという方は出題してみよう、出題時の注意等もご一読ください。 名前 コメント