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山羊の皆さんベアトリーチェの世話をする下級家具。大勢いるが個性はなく、無口。主の命令に忠実に従う。人より動物に感性が近く、案外お馬鹿でたまに命令を勘違いする。本来はミノタウロスのような巨体で、凄まじい怪力を持っている。家具としては下級だが、無尽蔵に呼び出せるので非常に便利。
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右代宮 金蔵(きんぞう)独学にて極めた人間の魔術師。知識量と才能は浅い部類に入るが、狂気的とも言える集中力は絶大で、その執念が魔力に繋がったとき、彼は偉大なる魔術師として開眼した。少なくとも、ベアトリーチェを召喚し、契約できる程の高度な力は持つ。強力な力を持ちながらも、非常に偏っている。特にそれは召喚と結界に特化している為、召喚師と呼んでもいいかもしれない。
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使用人 紗音(しゃのん)若いが年季のある使用人。普段は落ち着いていて仕事をそつなくこなすが、焦るとミスが多くなる。なお、紗音はあくまでも勤務時間中の仮の名で本名ではない。 1階客間で、死体が発見された。凶器は、銃か槍状のものと推定。紗音には、晴れた日には薔薇庭園の眺望が素晴らしかった客間を。
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煉獄の七杭【れんごくのしちくい】七つの大罪を象徴する七対の魔力を持つ杭。術者の命令に従い、望む獲物の望む部位に正確無比に打ち込まれる。超高速で飛翔し、壁などを利用して自在に反射して弾道を変えるため、死角はなく、どのような遮蔽物に身を潜めようとも確実に命中させることができる。また、威力は命中部位によってコントロールが可能。非常に強力な武器だが、七つの大罪を犯さない潔白な者や、魔力に対し強い耐性を持つ者は、攻撃対象に指定できない。
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ベアトリーチェの称号ベアトリーチェは、魔女として「無限」と「黄金」の2つの称号を持っている。これらは本来、異なる魔法大系からの称号であるため、彼女は2つの魔法大系を持っていると言える。無限の魔女は、「無限創造」を基盤とし、彼女の比類なき無限の魔力の根源となる。黄金の魔女は、「魔法実現」を基盤とし、空想の貴金属を顕現させる魔力は、希薄な魔法全てに顕現の奇跡を与える。その2つをマリアージュ・ソルシエールにてさらに磨き上げ、「無限実現」という魔法大系に昇華させた。その意味では、今の彼女は、無限と黄金の魔女ではなく、その2つの融合した新しい称号で呼ばれるべきである。
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使用人 嘉音(かのん)若い使用人。寡黙に仕事をこなすが、愛想が悪く評価は高くない。音の仮名を持つ使用人は他にも数人いる。たまたまこの日は、彼と紗音が当番だった。 礼拝堂で、死体が発見された。凶器は、銃か槍状のものと推定。嘉音には礼拝堂を。死してなお、主の大切な場所を守り続けるがいい。
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煉獄の七姉妹(れんごくのななしまい)ベアトリーチェの手による上級家具。ルシファーは、長女であり即ちリーダーでもある。その為、彼女は姉妹で最も強いと自称しているが、実は自分が姉妹でもっとも劣っていることを自覚している。しかし、それを悟られまいと、彼女は今日も傲慢に振舞っている。バレたら、どれだけ妹たちに蔑まれるかに怯えながら。 レヴィアタンは、長女ルシファーに妹代表として意見する立場にある。本来は嫉妬深く残忍な性格で、弱みを見つけることにも長けている。しかし、嫉妬深いというよりは泣き虫でわがまま。なぜか要領が悪く、いつも姉妹の順番ではいつもビリになり、貧乏クジを引いて泣いている。 サタンは、いつも怒っている姉妹の委員長格。矢継ぎ早に叱り声が飛び出すので、姉妹たちには怖がられている。その為、誰も自分には言い返してくれず、実はいつも寂しがっている。時に、わざと怒られるようなことをするのだが、姉妹たちは叱り返してくれず、寂しい。 ベルフェゴールは、寡黙で真面目でもっとも家具として信頼されている。しかしそれは、主を怠惰な豚にするという悪魔的な欲求のためでもある。その意味では、姉妹の中で、もっとも模範的な悪魔と言えるだろう。真面目すぎるのが欠点。逆に、自分が親切にされるのに慣れていない。 マモンは、非常に手が早く、他の姉妹にも遠慮がない。強欲で独り占めがモットー。その為、姉妹のトラブルの先陣や火種は大抵彼女となる。しかし自分の感情に最も素直であり、姉妹で一番異性に尽くすタイプでもある。強欲だが努力家で、その寵愛を永遠に独り占めにするために、労を惜しまない。 ベルゼブブは、美食家と大食家で知られる姉妹のグルメである。マモンと性分は似ていて、互いに早い物勝ちをよく競い合っている。また、いつも食べ物の話ばかりしているので、姉妹の和ませ役でもある。しかし、美少年をさらいワインやチーズの変わりに監禁したいという物騒な嗜好も…。 アスモデウスは、姉妹の末の妹として誰からも可愛がられている。その為か、ちょっぴりHな話題になると彼女だけ敬遠されてしまっている。姉たちに一人前だと認めてもらう為に、ずっとボーイフレンドを探している。しかし高望みが過ぎている為、決して現れぬ王子様に妄想の中で尽くす毎日だ。
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マリアージュ・ソルシエール原初の魔女マリア卿と、無限の魔女ベアトリーチェ卿の二人による魔女の同盟。二人により画期的な魔法大系が生み出され、魔力の衰えていたベアトリーチェに絶大なる新しい魔力を与えることとなった。この同盟の結成をもって、ベアトリーチェは真の意味で無限の力を持ったと言えるだろう。第一条は、相互を魔女と認め、その魔法を尊重すること。幼い縁寿が同盟に誘われたことがあるが、後に破門されている。
https://w.atwiki.jp/whentheycry3-4/pages/151.html
使用人 紗音(しゃのん)若いが年季のある使用人。普段は落ち着いていて仕事をそつなくこなすが、焦るとミスが多くなる。なお、紗音はあくまでも勤務時間中の仮の名で本名ではない。 屋敷裏手にて死体が発見された。頭部は半壊。銃か何かで撃たれたと考えるのが妥当だろう。死体の側には悪魔の杭が落ちていた。目撃者たちは、少なくともその杭が彼女を殺したのではないことだけは理解している。
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ベアトリーチェ黄金の魔女にいして、無限の魔女。魔女幻想を代表する、ベアトの駒である。六軒島での事件全てを、魔女幻想であると主張する。それを否定するベルンカステルと、第5のゲームでは激突する。彼女自身は駒に過ぎず、上層界の当人はゲームマスターを退いているため、第5のゲームの真相を知り得る立場にない。そのため、これまでのゲームとは異なる立ち位置にいる。 この世界を生み出した、最上層のベアトリーチェ。第4のゲームにて全てを戦人に託し、ゲームマスターの座を降りた。戦う意思はおろか、意思表示さえも失ってしまっており、今は人形のようになってしまっている…。ゲーム盤の世界において、戦わぬ存在に意義はない。彼女の存在は、緩やかに無価値化し、遠からぬうちに、霧散して消滅するだろう…。