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とかいはにリフォーム 11KB 虐待-凄惨 パロディ 理不尽 都会 現代 虐待人間 リフォームネタってまだないですよね? ここは住宅地の一角にある公園です。 普段から人通りも少なく、寂れています。 そんな公園の一角に2つのダンボールがあります。築3ヶ月のダンボールハウス。 よく見るとあちこち薄汚れています、そうここはゆっくりのお家なのです。 ダンボールの上には数枚のビニール袋。 それを石で固定してありますが石が大きすぎるのでしょう、お家が全体的に歪んでしまっています。 それにこのビニール袋では完全に雨を防げないのでしょう。 所々にシミが見られます、これは明らかな手抜き工事です。 そんなこの御宅に住んでいるのは親まりさ、親れいむ、赤まりさ(姉)、赤れいむ、赤まりちゃ(妹)。 どこにでも居るような一般的(?)な家族構成です。 まりさ一家の暮らしを見てみましょう。 「ゆゆっ!まりさおそいよ!さっさとごはんをもってきてね!」 「おちょうしゃんはくじゅだね!れいみゅのおかしゃんをみならってほちいよ!」 「ごめんねれいむ、いまもっていくよ」 「くーじゅ!くーじゅ!」 「まりさはこんなのろまなゆっくりにはならないのじぇ」 「ゆうぅ…だめなおとーさんでごめんね…」 ご覧ください、家族内では不満が爆発寸前のようです。 それも当然でしょう、こんなお家ではゆっくり出来るはずもありません。 親まりさはいつも疲れたような顔をしています。 母れいむはいつも怒ってばかりです。 そんな様子を見て育った赤ゆ達、教育に良い訳ありません。 そんなまりさ一家を見かねて、二人の匠たちが立ち上がりました。 建築鬼威参と土木鬼威斬です。彼らはこの危機的な家庭の救世主と成りえるのでしょうか? 二人はこのまりさ家をどの様にリフォームしてくれるのでしょうか? はたしてこの家族に明るい笑顔を取り戻すことが出来るんでしょうか? 初日 まず初めに、二人は下見にやって来ました。 「ゆゆっ!にんげんさん…まりさたちがじゃまならひっこしをするよ…ごめんなさい」 「ゆ!なにれいむにみとれているの?どれいになりたいの?ばかなの?しぬの?」 「くちょにんげんなんじゃじぇぇ!はやくあみゃあみゃもっちぇきょい!」 「れいみゅにみとれにゃいでね!どれいになりちゃいならしちぇあげるよ」 「ぐずにんげん!さっさとあまあまもってくるのじぇ!」 まりさ一家は早速匠に不満を語ります、匠達は真剣な眼差しでそれを見つめます。 こうしてまりさ家の調査が本格的に始まりました。 まず、匠が注目したのは地盤です、ここは植木の間に隠れたスポットになっていますが、 地盤が安定してないようです。これではゆっくり出来ません。 次に匠が注目したのはお家の構造です、まりさ家は小さなダンボールを二つ並べただけの物です。 二部屋あるといっても一つの部屋に親ゆっくりが二匹も入ることは不可能です。 子供達が遊ぶスペースも満足にありません、これではゆっくり出来るわけがありません。 まりさ夫婦は寝る時はいつも別々、これでは夫婦の間に亀裂が入るもの当然でしょう。 この薄いダンボールの壁は、まさに心の壁なのです。 匠達はまりさ一家にゆっくりしたお家にリフォームすることを約束しました。 「ゆん!ありがとうにんげんさん、ごおんはいしょうわすれないよ!」 「なにいってるの?とうぜんでしょ?どれいはれいむをゆっくりさせるのがしめいなんだよ!」 「れいみゅのどれいはしゃっしゃとあまあまもってきちぇね!たくしゃんだよ!!」 「くずはまりささまにおびえてるのじぇ!そんなにおびえなくてもいのちまではとらないのじぇ!」 「じじぃ!はやきゅうぎょけ!ゆっきゅりしにゃいではちゃらけ!!」 まりさ一家は大喜びです、さあこれからまりさ家はどの様に生まれ変わるのでしょうか? 二日目 今日はまりさ一家のお引越しです、リフォームが終るまで透明プラケースに入っていてもらいます。 住み慣れたお家とはしばしのお別れ、子供達は泣いています。 次に戻って来る時はきっと笑顔のある家庭に戻っていることでしょう。 「せまいよぉぉぉぉ!!」 「くぞにんげん!でいぶをこんなどこにどじごめるなんでどういうことなのぉぉぉぉ?!!!」 「「「ぐるじいぃぃぃ!!!」」」 まずはまりさ一家立会いの下、解体作業から始めます。 屋根(笑)のビニール袋を取り去られ、ダンボールの外壁を潰されていきます。 欠陥の多かったまりさ家、その脆さゆえあっという間にゴミの山に変わっていきます。 手抜き工事の伺える、その空虚な作りは見るも無残に破壊されてしまいました。 「ゆわぁぁぁぁ!まりさのおうちがぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 「やめろくそにんげん!れいむのいうことがきけないのぉぉぉぉぉぉ!!」 「「「ゆんやぁぁぁぁぁぁ!!!!」」」 壊れ行く我が家を涙で見つめるまりさ一家。 長年(笑)暮らした我が家が目の前で破壊されるのはゆっくりでなくとも涙ものです。 跡形もなくなったまりさ家、まずは土台となる基礎工事から始めます。 ここは土木鬼威参の専門分野です、彼はこの世界で有名な伝統を受け継ぐゆ虐職人。 まずは元あったダンボールハウス後地の地面を1mほど掘り起こします。 そこに匠が用意したゲスゆっくり20匹が放り込まれていきます、これは何をしているんでしょう? 「ゆべぶ!」 「ゆぼっ!いだいぃぃ!」 「やべろぉぉぉぉ!!」 「ゆぺぺっ!」 開いた穴にみっちり詰まったゲスゆっくり達、そこに匠がスコップを刺していきます。 突然の事に驚き泣き叫ぶゆっくり達、しかしどこにも逃げ場はありません。 ここに伝統のゆ虐職人の技が光ります。 何という事でしょう、あれだけスコップを滅多刺しにしているのに死んでいるゆっくりは一匹もいません。 これが匠の技です、若くしてゆ虐の伝統を受け継いだ実力派のなせる仕事です。 「ゆぎゃぁぁぁぁぁ!!」 「どがいはじゃないわぁぁぁぁぁぁ!!!」 「いだいよぉぉぉぉぉ!!!」 「ゆぎぎぎぎぎ!!!!」 醜くもがき苦しむゆっくり達、その上に掘り起こした土が容赦なく被せられます。 こうする事に、より長くゲス達を苦しめる効果があります。 たとえゲス達が死んでも、そのゆっくりにしか解らない独特の死臭でほかの野良ゆっくりの侵入を許しません。 これは地盤を安定させる事とゆ虐を両立した画期的な方法です。 土の中から、ゆっくりの苦悶の声が聞こえてきます。 さながら、地獄の亡者のうめき声のようです、なんてすばらしいアイディアなのでしょう。 「……ユ……ギ……ギ……」 「……グ…ルジ……イ……」 「…ゲベベベベベ……」 積み上げられたゴミの山から使えそうなものを探す匠。 彼は建築ゆ虐界のカリスマ貴公子、この世界に新風を巻き起こした男です。 斬新なスタイルで繰り出されるそのゆ虐は、近未来的な香りの中に受け継がれている伝統の技が見え隠れします。 まず、匠が目をつけたのは重しにしてあったビニールと石です、いったいこれで何が出来るんでしょうか? 「ゆゆ!おしょりゃをとんじぇるみちゃーい!」 「はなちぇ!くちょじじぃ!」 「ゆんやーきょわいよー」 匠が用意したのは加工所産の赤ゆ達、これをまりさ家で使われていた袋大量に積め固く縛ります。 こうして出来た赤ゆの詰まった袋が4つ、これから何が始まるのでしょう。 匠が町で何かを探しています、一体何をしているのでしょう? 「ゆゆ!まりさのおうちになんのようなのぜ!」 そうです、匠が探していたのは野良ゆっくりのダンボールハウス。 これをまりさ家の材料に使うわけです、当然野良ゆっくりは抵抗しますがそこはゆ虐のカリスマです。 慣れた動きで野良ゆっくりをかわし、迎撃体制に入ります。 何という事でしょう、先ほど作った赤ゆ袋を取り出した匠はそれを使って野良を叩きます。 「ゆべぶっ!」 「ゆんやーーーー!!」×20 野良の悲鳴と赤ゆの悲鳴が織り成すハーモニー、これがカリスマ貴公子の技の真髄です。 これだけ殴打されていても、死んでいる赤ゆは一匹もいません。 野良ゆっくりも弱ってはいますが、まだその目は死んではいません。 「ゆはーゆはー」 「ゆぴきき!」 「いちゃいよっ!」 こうして弱った野良ゆっくりと、ダンボールハウスを持ち帰ります。 匠はこれと同じものを4つ用意しました。 匠は一度工房に帰り、集めた材料を加工します。 集められた同じ大きさのダンボール4組、これを匠が一面一面切り取っていきます。 当然捕らえられた野良ゆっくりには、自分のお家が壊されていく様子を見守ってもらいます。 涙を流しながら様子を見守る野良たち、やはり野良でもお家に愛着があるのでしょう。 「あ…あ…まりざのおうぢ……」 ダンボールを解体し終わった所で、今度は捕まえた野良ゆからありすとまりさを選び出します。 素早い動きでまりさからお帽子を奪い取る匠、まりさは何が起こっているのかも理解できていません。 「…ゆ?………m」 何という事でしょう、まりさが叫びだす前に匠がまりさをゆっくり搾り出します。 苦痛に叫び声を上げようにも、口を塞がれているため苦悶の表情を浮かべるしかありません。 あっという間にあにゃるから餡を搾り出されるまりさ、帽子の半分が餡で満たされます。 次に匠はアリスに振動を与えます、振動を与えられたありすは当然発情します。 「んほおぉぉぉぉ!!!」 天を突く勢いでそそり立つぺにぺに、そこに匠は包丁で切込みを入れます。 「どがいば!!!」 またしても匠の技が光ります、ぺにぺにからクリームが溢れる前に素早くまりさの帽子にありすの中身を搾り出していきます。 ありすはすっきりとも苦悶とも取れない表情を浮かべます。 こうして帽子いっぱいになった所でありすは開放されました。 当然まりさも、ありすも死んでいません。これが匠のカリスマたる所以です。 「ゆ…ゆ……ゆ…」 「ず…ず…ぎり…ぎ…ぎ…」 搾り取った中身を匠は素早くかき混ぜていきます、 餡子とカスタードの混ざったものは大変甘い匂いを放ちます。 程よく混ざった所で、匠が帽子の先に穴を開けます。 そこから搾り出されるクリーム餡をダンボールに均等に塗っていきます。 そうです、匠はこれを接着剤として使うつもりなのです。 こうして出来上がったものは、二枚に張り合わされた甘い香りのするダンボール数枚。 これを持って匠はどこに向かっているのでしょうか? 一方その頃、土台作りも終盤に差し掛かった頃です。 何と匠がうめき声の聞こえる地盤にオレンジジュースを大量に撒いてるではありませんか。 こうする事により、傷を負わされ半死のまま生き埋めにされたゆっくり達に活力を与えるのです。 しかし元気になりすぎて出て来られても困ります、そこで匠は覆いかぶされた土の上に石を載せていきます。 これではゆっくり達は這い出し様がありません、追い討ちをかける見事なゆ虐です。 石の上からさらにオレンジジュースを撒いて土を被せて固めます。これで基礎となる土台の完成です。 そこに現れたのは先ほどのダンボールを持った匠です。 地盤も固まった所で、今度は本格的なリフォームに取り掛かります。 先ほどのダンボールに強力なビニールシートが撒いてあります。 これは屋根用に使うダンボールのようです。匠は手際よくダンボールを組み上げていきます。 匠は外壁用、雨避け用、内装用のダンボールを使い分け、手際よくお家を完成させていきます。 ここで匠が一工夫、捕獲していた野良ゆっくりを全部搾り出してしまいます。 これはゆっくりに取っては貴重なあまあま、まりさ一家のご飯になります。 でもここで使いたいのは皮の方です、目玉と口が残った皮は薄く延ばされ敷物にされます。 そうです、これは人間の家にある虎皮の敷物と同じ発想。 これでまりさ一家は冬をゆっくり過ごすことが出来るでしょう。 ゆっくりを虐待しながら思いやる、まさにHENTAI紳士といえる匠の心意気です。 匠はさらに何か作るようです、先ほど袋詰めにした赤ゆを透明なビニールに詰め密封します。 「くるちいよ!」 「もうやべでぇ!」 これをかつてビニール押さえにしてあった石で、赤ゆが原型をとどめるくらいの力で潰していきます。 これも貴公子のゆ虐マジック、何という事でしょう、あの五月蝿かった赤ゆ達が素敵なクッションになりました。 微かに聞こえるうめき声も、ここでは素敵なBGM。厳しい野良生活に彩が生まれます。 さあ、いよいよ完成したお家とまりさ一家のご対面です。 「「「ゆんやぁぁぁぁぁぁ!!!!」」」 「なんなのこれはぁぁぁぁぁぁ!!!」 「どうしてこうなったのぉぉぉぉぉ?!!!!!」 まりさ一家が喜びの声を上げています、ここに来て匠達の顔に思わず笑みがこぼれます。 家の中央にはかつてのビニール押さえ石が鎮座しています。 その上には色取り取りのあまあま、共食いなんて言ってはいけません。 床に敷き詰められたゆっくり革の素敵な絨毯、もうこれで冬の寒さに凍えることはありません。 お家の奥には素敵なBGMのクッション、外壁からはあまい匂いが漂います。 これで子供たちは大満足間違い無しです。 匠はまりさ一家を家に入れて上げると最後の仕上げです。 そうです、外敵に襲われないように出口を塞ぐのです。 強化された外壁は、他の野良ゆっくりのおうち宣言を拒みます。 雨に強い屋根や雨よけは雨水の浸入を拒み、快適な生活を約束されます。 「だじでぇぇぇぇぇぇ!!!ゆっぐりでぎないぃぃぃぃ!!!!!」 「いやだぁぁぁぁ!でいぶだけでもだじでぐだざいぃぃぃぃ!!!」 「みゃみゃぁぁぁ!ぴゃぴゃぁぁぁぁぁ!たしゅけちぇぇぇぇぇ!!!!」 「ゆんやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」 「イギギギギギ………」 まりさ一家に賑やかさが戻りました。 かつていがみ合っていた家族も今は揃って喜びの悲鳴を挙げています。 匠達もまりさ一家の喜びように大満足の様子です。 リフォーム成功ですね! 完 短編集に載せようかと思いましたが、結構な量になってしまいました。 野生の巣のリフォームも出来たらいいな… 徒然あき 過去に書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 819 ムシゴロウ王国 ふたば系ゆっくりいじめ 826 ムシゴロウ王国2 ふたば系ゆっくりいじめ 828 ムシゴロウ王国3 ふたば系ゆっくりいじめ 831 ムシゴロウ王国~王国の仲間達~ ふたば系ゆっくりいじめ 835 罰ゲーム ふたば系ゆっくりいじめ 836 ショート ふたば系ゆっくりいじめ 841 ゆんセルク ふたば系ゆっくりいじめ 842 ハイテンション ふたば系ゆっくりいじめ 848 思いを伝えよう ふたば系ゆっくりいじめ 849 ゆんケストラ ふたば系ゆっくりいじめ 850 即興 ふたば系ゆっくりいじめ 856 ムシゴロウ王国5 ふたば系ゆっくりいじめ 861 ゆっくり草 ふたば系ゆっくりいじめ 863 めーリンガル 徒然あきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る ↓無限地獄じゃ? -- 2016-09-04 21 32 59 このまりさ”だけ”はゆん国にいけるといいね え?ゲス?無間地獄に決まってんだろjk -- 2012-10-13 14 46 01 これじゃあまりさが可哀想だな・・・まりさだけでも助けてほしかった・・・ -- 2012-10-13 12 14 36 wyse!!wyse!!! Beiber!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! -- 2012-07-25 20 24 30 おもしろかったです! 途中で善良まりさは虐待しなくても・・・などと弱気になった私の心に むしろ善良こそ虐待すべき!という熱き魂を匠二人が注入してくれました! -- 2011-11-16 06 56 39 ↓追記 鬱になるほど働かされて 搾取された挙句に拷問されて野垂れ死になんて死に方はしたくないだろ? -- 2011-09-18 10 17 38 善良なまりさは虐待しなくてもよかったと思うんだけどなぁ・・・ でいぶとゲスな子供は虐待されて当然だけど -- 2011-09-18 10 16 10 地下に埋めたゆっくりが腐って床が陥没しそうだ。 -- 2011-01-13 22 21 20 なんということでしょうまりさのぼうしを越冬のためのあまあまを備蓄できる器に変えたではありませんか あまあまが大好きなゆっくりどものためにおうちからあまあまの香りをだしてゆっくりさせるという 配慮もわすれていませんんww -- 2010-12-12 00 36 25 これはww -- 2010-11-18 18 45 27 愛でだな だが、それがいい -- 2010-11-18 09 11 22 どんな暮らしになるんだろ -- 2010-10-20 06 27 32 善良なまりさだけは許してあげようよ・・・ 他のゲスれいむどもはもっと拷問するべきだ -- 2010-08-16 23 46 51 まりさの人生が残念すぎる… 番はでいぶ、子はゲス、おうちは台無し……作者は天才だね! -- 2010-08-10 00 37 39
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タグ 作品名ほ ボクの手の中の楽園 初回版 曲名 歌手名 作詞 作曲 ジャンル カラオケ OP Papiliones いとうかなこ 江幡育子 大山曜 おっとり DAM/JOY ED 大地の唄 いとうかなこ 江幡育子 大山曜 おっとり DAM 挿入歌 遠き祈り いとうかなこ 江幡育子 大山曜 おっとり
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ト(Taw) ドアウェイ・トゥ・ヘイディーズ(Doorway to Hades) ドアのひらくおと(ドアの開く音) トアラ・マンチャダ(Toalla manchada) トイトゥムクシヌプル といのみず(樋の水) トイレこぞう(トイレ小僧) どういんだいねつ(銅印大熱) ドヴェリヒト(Dwerlicht) ドゥエンデ とうかいたいぎょ(東海大魚) とうかき(刀下鬼) とうがき(踏歌鬼) とうかくぎょうのえきじん(筒角形の疫神) とうがらしじぞう(唐辛子地蔵) とうがん(当願) とうがんこな(冬瓜小菜) どうかんむし(道閑虫) とうき(灯鬼) とうぎじょう(藤義丞) どうきょじん(道虚神) とうけいかい(燈檠怪) とうけいようどう(灯檠揺動) とうけつ(桃厥、桃橛) とうげのおおかみ(峠の狼) どうけんせい(銅剣声) とうこ(当扈) とうこう(当康) とうこくしんせきちゅう(頭黒身赤虫) とうごろう(東五郎) どうさい とうじのがいちゅう(冬至の害虫) とうしかい(骰子怪) とうしょうか(刀生花) とうじん(桃人) とうじんへい(豆人瓶) とうせいけい(挑生鶏) とうせいさい(偸生菜) とうせき(逃石) とうせんぶちのぬし(唐船淵の主) とうぞうおうはい(冬蔵殃敗) とうそうどうじ(東桑童子) とうたいき(凍餒鬼) とうだいき(灯台鬼) とうたぬし(藤太主) どうちゅうどうし(洞中道士) どうちゅうのびふじん(洞中の美婦人) とうとう トートーメーマジムン とうとちゅう(桃蠧虫) とうどのとら(唐土虎) どうのつら(胴面) どうばかりあってかしらのなきもの(胴計あって頭のなき者) どうばりのばけもの(銅張の化物) トゥハン・カルダン(Tuhan kardan) とうひゃくのようかい(当百の妖怪) トーヴ(Tove) とうふかい(豆婦買) とうふこぞう(豆腐小僧) とうふねこ(豆腐猫) とうふのへび(豆腐の蛇) とうふのゆうれい(豆腐の幽霊) とうふむすめ(豆腐娘) とうふやおきちのちょう(豆腐屋お吉の蝶) とうべんうり(答弁売) とうま(縢蟇、螣蟇) どうもこうも とうもろこしのたたり(玉蜀黍の神祟) とうもろこしのばけもの(玉蜀黍の化物) とうやくと(擣薬兎) どうようなまず(動揺鯰) どうらくじぞう(道楽地蔵) どうらくだんご(道楽団子) どうりんぼく(橈林木) トゥルウシキンラ とうろうのばけもの(灯篭の化物) とうろうのれい(灯篭霊) トゥンガク ドゥンスル・マファ どえん(土燕) とえんちん(吐煙椿) とおう(兎王) とおう(兎王) とおしがめ(通し亀) とおつぽてん とおりいなり(通稲荷) とおりがみ(通り神) とおりがみ(通り神) どかいあく(土塊握) とがいき(荼害鬼) とがきんこうじん(渡河金甲神) とがくしのけちょう(戸隠の化鳥) とかくしょうじょう(都郭生生) とかしむすめ(とかし娘) どかたんハート どかん(土官) どき(土鬼) どき(土亀) とぎいわ(研ぎ岩) とぎかけむすめ(磨ぎかけ娘) ときのやばね(朱鷺の矢羽) とぎゃくさえもんしょくしょう(吐逆左衛門食傷) とぎゃくちゅう(吐逆虫) とくいのあげたか(得意之揚鷹) どくかい(毒海) どくがみ(毒咀) どくきゃくぎ(独脚蟻) どくきゃくほう(独脚蜂) どくぎょ(毒魚) どくぎょあくちょう(毒魚悪鳥) どくくき(毒苦鬼) どくげん(毒元) どくせいがく(毒声餓狗) どくそで(毒忍袖) どくとう(毒湯) どくにゅうにょらい(毒乳如来) どくねずみ(毒鼠) どくのおばけ(毒のお化け) とくべえのかない(徳兵衛の家内) どくほう(毒蜂) とくみどんやのようかい(十組問屋の妖怪) とくらやまのばばあ(戸倉山の婆) どくれつき(毒烈気) どくろし(髑髏枝) どくろのせ(載髑髏) とげつ(兎齧) とげばらひろい(棘拾い) どこ(度古) とことう(常都) とことこ どさくさ(どさ草) とし(屠肆) とじ(兎児) としおう(兎子王) としせい(堵子精) としながひこ(年長彦) としふるおおかみ(老狼) どしゅく(土宿) としょうあくま(渡渉悪魔) どじょうのせいれい(泥鰌の精霊) どじょうむすめ(泥鰌娘) としよりうさぎ(年寄兎) とせい(斗星) とぜつじし(吐舌獅子) どだぶくろ(どだ袋) どちゅうこくぎょ(土中黒魚) どちゅうだいき(土中大亀) どちゅうのかね(土中鐘) どちゅうのじゃどくのき(土中の邪毒の気) どちゅうのまおう(土中の魔王) とっかいこう どっかくぎょうのえきじん(独角形の疫神) とつがわのぎゅうき(十津川の牛鬼) とっくお とっくりぎつね(徳利狐) とっくりぼうし(徳利帽子) どっけ(毒気) とっこ どっこいどっこい どてうらのおちょぼ(土手裏のおちょぼ) どでかいうし(どでかい牛) どとく(怒特) とどまるかげ(留る影) どどめき(百々目鬼) どどめき(どど目鬼) どなっつちのこ とね とねあみわたし(とねあみ渡) とねがわのおおごい(利根川の大鯉) とばくのしちほんぼとけ(賭博の七本仏) とはんぼう(吐飯蜂) とびあがり(兎肥上がり) とびがつお(飛松魚) とびがみ とびからとんぼ(蕃蜻蛉) とびくるま(飛び車) とびちょうし(飛銚子) とびのこめ(賜の米) とびのこめ(鵄の米) とびへび(飛び蛇) とびわらたば(飛藁束) どびんがいけ(土瓶池) どびんがさがる(土瓶が下がる) とぶくろのおんな(戸袋女) どぶのぼう(溷乃坊) とべいちゅう(吐米柱) トホイ とぼうか(飛ぼうか) とほうそ(吐宝鼠) とぼねずみ(とぼ鼠) とまさじ とます とます(鼬) とみのしゃくし(富杓子) とみのもうねんび(富の妄念火) どもうじゅう(怒毛獣) ともかづき(共潜) どもくちゅうちゅう(土木中虫) ともしびおんな(灯火女) ともぞうおるか(友蔵おるか) とものだいなごんよしお(伴大納言善男) どようのじな(土用の田螺) どようのどく(土用毒) どようのなまねぎ(土用の生葱) どようぼうず(土用坊主) とよさきぶちののし(豊先淵の主) どよじろう(土用次郎) とら(寅) トラウコ(Trauco) ドラギグニャッツオ(Doraghignazzo) とらさる(寅申) どらたたき(銅鑼敲) とらちゃん(虎ちゃん) トラッシュ(Trash) とらどうじ(寅童子) とらどしのむし(寅歳虫) とらのこ(虎の仔) とりいし(鶏石) とりいとうげのばけもの(鳥居峠の化け物) とりおに(鶏鬼) とりかいる(鶏替蛙) とりがねのいけのおろち(とりがねの池の大蛇) とりくぐらず(鳥くぐらず) とりのなきごえ(鶏鳴声) とりやくれはのすけ(鳥谷呉羽之助) どりょう(土竜) どりょうけん(土竜犬) とりん(鍍厘) ドルーデ(Drude) とろう(吐嘍) どろうちじぞう(泥打地蔵) どろかけじぞう(泥掛地蔵) トロイヤン(Troian) どろかちぎ(泥鰹木) とろけめ(蕩眼) どろたぼう(泥田坊) どろぼうさがし(泥棒探) どんおん(呑瘟) どんがす どんかねずみ(呑華鼠) どんがらさま(どんがら様) とんき(豚鬼) とんごしばばあ(とんごし婆) とんださわぎ(飛騒耳) とんたりまおう(貪多利魔王) どんどけいけ(どんどけ池) どんは(呑波) とんぼうび(蜻蛉火) とんぼのにょうぼ(蜻蛉の女房) どんよくたま(貪欲玉) ドン・ロボ(Dom Lobo) もどる
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『かわいいといえっ!』 21KB 思いやり 愛情 日常模様 子ゆ 現代 あけおめ。 気ままあき みんな忙しいところ悪いのだがちょっと私の体験談を聞いてほしい。 ある日この市の観光名所にもなっている、とある自然公園のベンチで私が遅めの昼食を食べていると 向こうからよだれを口から垂らしたれいむ種のゆっくり…… 大きさからいってまだ赤ちゃん……?いや赤ゆっくりから子ゆっくりになりかけてる状態のようだから これは子ゆっくり(になりたて)のれいみゅと言うべきか?とにかくそいつが私の目の前にやってきたんだ。 そしてれいみゅは私の目の前でいきなり身体を伸ばしたり、尻をふったり、地面にごろごろ転がった。 何をしているんだろう?この子は一体なにがしたいのだろうか? そう私が思っていると……れいみゅはゆひーゆひーと息切れをしながらも、私に対してキリッとした表情を見せたんだ。 このれいみゅの自信満々な表情は一体何を意味するのだろうか? 私にはさっぱり分からない。だがその顔はなんというか…… 「自分は確かに何かを成し遂げた」 「自分はベストを尽くした」 と言わんばかりの達成感に満ち溢れている。 私にはれいみゅの考えがまったく理解できない。だからこのれいみゅにどう声をかけていいのか分からない。 いやそもそも野良ゆっくりに声をかけていいものかどうか…… そう思ってるとれいみゅの方から私に話しかけてきた。 「きゃわいいれいみゅのゆっくちちた、のーびのーびやこーりょこーりょをみれちぇゆっくちできたれしょ! ゆっくちできたのにゃら、きゃわいいれいみゅにあみゃあみゃをちょうりゃいにぇえ!しゅぎゅでいいよ! れいきゅ、きゃわいくっちぇぎょめ~んにぇえ~~~!」 ……はあ。さいですか 「……いや。ゆっくりできなかった」 「ゆっ?」 「というか君を見てかわいいとはとても思えなかった」 「……ゆゆっ?」 「はっきり言わせてもらうと君はとても汚らしくて不快だ。だから早く私の前から消えてくれないか?」 「……ゆっ?ゆゆん?」 どうやられいみゅは私の言葉の内容をすぐには理解できないようだ。 ……それほど私の返答は予想外のことだったのだろうか? れいみゅはたっぷり1分ぐらい首(?)をかしげた後……顔をぐちゃぐちゃに歪ませて叫んだ。 「ど……どぼちてしょんなこちょいうにょぉぉぉぉぉぉぉっ!?」 いやどうしてって…… 「きゃわいいれいみゅの、ぷりちーなだんしゅっをみれてゆっくちちたはずでしょぉぉぉぉぉっ!?」 「いや……うんうんがこびりついた尻を振られたり土埃を出して地面に転ぶのを見せられてもな…… それに気付いてるかい?地面を転がったせいで今の君は全身土まみれ。すごく汚れているよ?」 「ゆぎぃっ!?」 「もう一度はっきり言うけど君を見てかわいいなんて思えなかったな」 「にゃにいっちぇるにょぉぉぉぉっ!?れいみゅはきょんにゃにきゃわいいでしょぉぉぉぉっ!? くそじじいはれいみゅにしっとしちぇるにょ?いじわるしちぇるにょぉぉぉぉっ!?」 「おいおい……嫉妬とか意地悪というのは君に対する悪意を口にする事だろう? たった今れいみゅと出会ったばかりの私が君に悪意を持つはずがないじゃないか」 「じゃあどぼちてぇぇぇぇっ!」 「だから素直に思ったことをそのまま口に出しただけだよ。 君はかわいくない、汚い、ゆっくりできない……悪意とか意地悪とか関係なくね」 「ゆ、ゆ、ゆ、ゆゆゆゆゆっ……!?」 「まあ仕方ないじゃないか。何に美醜を感じるかは人それぞれ、たまたま私はれいみゅをかわいいと思えなかっただけさ」 「ちぎゃうぅぅぅぅぅぅっ!れいみゅのきゃわいしゃは、だいうちゅうそしんりっにゃのぉぉぉぉぉっ! ぜったいっにゃのぉぉぉぉぉっ!みんながれいみゅをきゃわいいってほめるべきなのぉぉぉぉぉっ!」 「と言われてもねえ……」 「ゆっ!れいみゅはゆっくちりきゃいちたよ!じじいはおめめがくさっちぇるんだにぇえ!だきゃら……」 「いや?視力は両方とも2.0でいたってよく見えるよ」 「ゆぎゅぅぅぅぅぅっ!?にゃ、にゃら……にゃら……」 うーんこのれいみゅはそこまで自分がかわいい事に絶対の自信をもっているんだろうか。 しかしコレがかわいいと言うのは……私は悩んでいるれいみゅに問いかけてみた。 「れいみゅはしきりに自分をかわいい、かわいいと言うけれど……そんなこと自分で連呼しててもなんの意味もないよ?」 「ゆっ……?ど、どぼいうごとぉぉぉぉぉぉっ!?」 「かわいいって言葉は自分以外の誰かに言われてはじめて価値が生まれるんだ。 本当にれいみゅがかわいいのならば自分からわざわざ言わなくても自然に周りのみんなが れいみゅはかわいいね!て言ってくれるよ。……で、れいみゅは他人からかわいいねって言われたことがあるかい?」 「あ……ありゅよ!まいにちおとーしゃんとおかーしゃんが、れーみゅはゆっくちちててきゃわいいねって いっちぇくれりゅよ!」 「うーん家族相手じゃ意味ないなあ……」 「ゆううううううううっ!?なんでぇぇぇぇぇぇぇぇっ!?」」 「親が我が子をかわいいと言うのは当たり前だよ。自分の子供をかわいくないなんて言う親はまずいないさ そうじゃなくて……ゆっくりでも人間でもいいけど赤の他人からかわいいねって言われた事があるのかいって話さ」 「ゆゆっ!?ゆ、ゆーん……ゆ~~~ん………」 れいみゅは懸命に思い出してるようだ。かつて自分が親以外の誰かからかわいいねっと言われた事があるか否かを。 まあパッと頭に出てこない時点でまず言われた事はないのだろうけど…… 「まあすぐに思い出せって言うのも無理な話だね。ならこれから一週間のあいだに自分が他ゆんから かわいいねって言われてるかどうかをよーく観察してみるといい。 もし言われていたら……つまりみんながれいみゅのかわいさを認めていたら。 たくさんのあまあまをれいみゅにあげよう」 「ゆゆゆっ!あみゃあみゃ!?」 「ただし自分かられいみゅはかわいいよねー?って催促しちゃダメだよ。れいみゅが強要したんじゃ意味がないからね」 「ゆんっ!そんにゃのわかっちぇるよ!みんなれいみゅのきゃわいさにめろめろっなんりゃから、 れいみゅからさいそくっちなくてもきゃわいいにぇえ!て、いっちぇくれりゅにきまっちぇるよ!」 「そうかい。じゃあ一週間後にここでまた会おう。そのとき答えを聞かせてくほしいな」 「ゆふんっ!らくしょうっりゃよ!じじいはあみゃあみゃをたくしゃんよういしてまっててにぇえ! ついでにれいみゅにしゃざいっのどげざのじゅんびもしちぇにぇ!」 「はいはい。ゆっくりゆっくり」 こうして私とれいみゅは別れた……が、実を言うと私はこのれいみゅと今後二度と出会うことはなかったのである。 なぜなら私は仕事で偶然この街に来ていただけ。 この後すぐに空港へ向かい、数時間後には飛行機に乗って北の大地へと帰っていってしまうのだから…… うんそうなんだ。ただ私が野良ゆっくりに物乞いされて、私が理屈つけてそれを断っただけの話なんだ。 つまらないよくある話で済まなかった。おっとそろそろ飛行機に乗る時間なのでこれで失礼するよ。 いやー野良ゆってほんとうざったいですよね。それではみなさんさよなら、さよなら、さよなら…… その後のれいみゅ……という名の後日談 「ゆんゆーん♪まっちゃくゆっくちできにゃくて、ばかなこちょをいうじじいだっちゃにぇえ! れいみゅがきゃわいいなんちぇ、せかいのじょーしきっにゃのに!」 「ゆっ?れいむのとこのおちびじゃないかぜ。ゆっくりしていってね!」 「ゆゆっ!まりさおじちゃんゆっくちちていっちぇにぇ!」 男と別れてすぐ、れいみゅは近所に住んでいる成体まりさと出会った。 このまりさはだぜ口調でありながら優しいゆっくりであり、とれいみゅの家とは家族同然の近所付き合いをしていた。 (ちょうどいいにぇ!てはじめに、こにょまりさおじちゃんにきゃわいいっちぇいっちぇもらうよ!) 「ゆんっ!それにしてもおちび……」 (ゆゆ~~んっ!れいみゅのきゃわいさでさっそくあみゃあみゃげっと!だよぉぉぉぉぉぉぉっ) 「きょうはほんとうにぽーかぽーかのいいおてんきさんなのぜ!」 (ぉぉぉ……お?………は、はああああああああああああっ!? おてんきしゃんなんちぇ、いまはどうでもいいでしょぉぉぉぉぉぉッ!?) 「きのうはあめさんでゆっくりできなかったから、たいようさんがでてきてほんとうにゆっくりでき…」 「れいみゅはそんなごときいでないよっ!」 「ゆっ?」 「いいがらはやぐっ!くぞまりざはれいみゅをがわ…」 そのとき、れいみゅの脳裏に男の言葉が浮かんだ。 『ただし自分かられいみゅはかわいいよねー?って催促しちゃダメだよ。れいみゅが強要したんじゃ意味がないからね』 「い……ゆっ!ゆ、ゆぐぐっ!」 「ど、どうしたのぜれいむのおちび?なんかゆっくりしていないのぜ……?」 (ぞ、ぞうだよ……れいみゅがめいれいっしちゃだめにゃんだよ……!ゆううう……も、もどかじいにぇえぇぇぇ……!) 「……?なんだかよくわからないけど、まりさはもういくのぜ。おちびゆっくりしていくんだぜ」 「ゆ、ゆっぐりじで……いぐよ……」 怪訝な顔をしてまりさは行ってしまった。 後に残されたのは苦虫を噛み潰したような顔をした、ゆっくりしてないれいみゅだけ。 「ゆぐぐぐぐ……!れ、れいみゅがめいれいっしゅれば、みんなれいみゅはきゃわいいっていうにきまっちぇるよ……! でもそれじゃいみがにゃいよ……れいみゅのきゃわいしゃをしょうめいっしゅるためにも、 さいそくしないで、むこうからきゃわいいっていわせちぇみせりゅよ!」 男との勝負もさることながら己のかわいさを証明する為にも決意を新たにするれいみゅであった。 「ゆゆ~~ん!おちびちゃんはほんとうにかわいいね!ゆっくりしているよ~~♪」 「さすがまりさのおちびちゃんなのぜ!さいきょうっにかわいいのぜ!」 「……」 その夜…れいみゅのおうちでの事。両親はしきりに己の子供のかわいさを絶賛していた。親バカにも程がある。 が、れいみゅの顔は晴れなかった。ゆっくりなんて全然できてない。 男と出会う前まではこのみえみえの賛辞で充分ゆっくりできたのに…… (……おとーしゃんとおかーしゃんが、れいみゅをきゃわいいっていうのはとうぜんっりゃよ…… あたりまえのことをいわれてみょ、じぇんじぇんゆっくりできにゃいよ……) 「ゆん?おちびちゃんどうしたのぜ?なんかゆっくりしてないのぜ…?」 「ほら!まりさおとーさんがとってきた、おいしいいもむしさんだよ!いっぱいむーしゃむーしゃしてゆっくりしてね!」 「ゆっ……むーしゃむーしゃ………しあわせー……」 美味しいご馳走である芋虫さんを食しても、れいみゅは全然ゆっくりできなかった。 その原因は過剰なまでの己のかわいさに対する自信……いや盲信にある。 れいむ種が己を賛美する要素はかわいい、おうたが上手、子育てがうまくて母性がある、おおよそこの3つである。 が、まだれいみゅは未熟なおうたや、した事がない子育てで己を自負できる年頃ではない。 となると自分の容姿がれいみゅの自尊心のすべてという事になる。 その唯一の自尊心がいま激しく揺れ動いている。 両親以外の誰もれいみゅをかわいいと言ってくれない。もしかしてれいみゅは本当にかわいくないのだろうか? その思いが不安感が疑心暗鬼がれいみゅからゆっくりを奪いとろうとしていた。 かわいいと思われるのはゆっくりできる、かわいくないと思われるのはゆっくりできない。 故にかわいいと他ゆんから言われないのは到底ゆっくりできない。 れいみゅは宇宙一かわいいんだ。間違いなく誰よりもかわいいんだ。それを是が非でも証明しなくてはいけない。 (あしたになっちゃら、さっそくむれのゆっくりみんなにあいさつしゅるよ…… ぜったいれいみゅをきゃわいいっていうゆっくりが、たくさんいるはずだよ……! れいみゅきゃわいくちぇごみぇ~んにぇえええええっ!) もはやれいみゅにとって己が可愛いと言われるかどうかという事は あまあまを貰えるかどうかという問題ではなくなり始めていた。 自分自身の誇りと存在意義をかけた戦いとなったのだ。 「ゆんっおはようさんなのぜ!れいみゅはきょうもゆっくりしているのぜ!」 「こんにちはれいむにれいみゅ!きょうもとかいはね!」 「れいみゅはゆっくりしてるんだねーわかるよー」 「むきゅっ!れいみゅゆっくりしていってね!」 母れいむに連れられて毎日恒例のお散歩にでかけるれいみゅ。 毎日顔を見合わせる心優しい群れの隣人たちから笑顔で「ゆっくりしていってね!」とご挨拶される、 ゆっくりとした一日の始まり………のはずなのに。 「ゆぎっ……ぐぎぐっ……ゆぐがぎごぐぐぐっっっっ!」 れいみゅは挨拶されるたびに苦虫を噛み潰したような顔をするばかりで全然ゆっくりできてなかった。 理由はもちろん誰もれいみゅを「かわいいね!」と言わないからだ。 「ゆっ?あれはみょんだよ!おちびちゃんみょんにゆっくりあいさつしようね!」 「ゆ、ゆっぐり……りがいじた……よ……!」 「「ゆっくりしていってね!」」 「みょん?まりさのれいむとおちびちゃんかみょん。ふたりともあいからわずゆっくりしてるみょん」 「ゆふふ。それほどでもあるよー」 「みょんはこれかられいむのまりさといっしょにかりにいくみょん。れいむもおちびちゃんもゆっくりしてくみょん!」 「じゃあね!みょんもゆっくりしていってね!」 「ゆっぐ……!ぎ……がぁ……!」 母れいむと群れのみょんは互いににこやかに挨拶を交わし、そして別れた。 悪意など微塵もない、心優しい隣人同士のゆっくりとした交流風景である。 みょんも母れいむも群れのみんなもみんな笑顔だ。本当にとてもみんなゆっくりしていた…… だがれいみゅは。れいみゅだけは。とてもゆっくりしていなかった。 (ふ、ふざげるなごのぐぞどもがぁぁぁぁぁぁっ!れいみゅがゆっぐりじでるなんてとうぜんっだろぉぉぉぉぉっっ!? ぞんなごとよりっ!ぞんなあたりまえのごとよりっ!もっどほかにいうごとがあるだろぉぉぉぉぉぉぉっ!? ざっざとれいみゅをかわいいっでいえぇぇぇぇぇぇっっ!ごのくず!げす!うんうんどりぇいどもがぁぁぁぁっ! ぐゆぐあごぎごおおおおおおっ!がああああああああああああっ!!) れいみゅは心の中で群れのゆっくり達を罵倒していた。呪い、悪態をつき、なじりまくっていた。 それでも罵倒の言葉をなんとか口に出さないでいるのは 「自分からかわいいと言わせるのを催促したらダメ」という決まりを守っているからだ。 いやもう決まりだからという理由だけでは、このゆっくりにあるまじき忍耐力は説明しきれない。 それはもはや意地であった。どうしても譲ることができない己のかわいさに対する執念がなせる業であった。 だがその驚異的な忍耐ももうすぐ限界に達しようとしている。 それこそ今すぐ非ゆっくり症を発病してもおかしくないほどに…… 「ゆゆ~ん♪みんなただいま!なのぜぇ!」 「たいりょうなんだねーわかるよー!」 「きょうもいっぱいむーしゃむーしゃできるみょん!」 「ゆゆっみんな!かりにいってたゆっくりたちがかえってきたよ~♪」 「むきゅきゅ!みんなおつかれさま!」 「ゆわーいまりちゃもうおにゃかぺーこぺこなのじぇ♪」 「みんなでとかいはなでぃなーさんといきましょう!」 「ゆぎっ……ごはん、しゃん……?ひ、ひとまずごはんしゃんをたべちぇ…れいみゅはゆっぐりずるよ……」 しばらくして……広場で群れのゆっくり達(れいみゅ達、子ゆっくり含む)が日向ぼっこやお昼寝等、 思い思いにゆっくりしている所へ狩りに赴いたメンバーが帰ってきた。 天気がいい、狩りが上手くいったなど余裕がある時は群れのゆっくりみんなが広場で 「でぃなー」と称する食事会を開くのがこの群れの風習である。 このれいみゅが所属している自然公園の群れは十数匹程度の小さな集まりだがゲスの類は一匹もいない。 みんな心優しく気立てがいいゆっくりばかりである。 そんな気が合う仲間同士で食べる食事ほどゆっくりできるものはないであろう。 みんな心ゆくまでゆっくりしていた……ただ一匹を除いて。 「それにしても、まりさのれいむのれいみゅはゆっくりしてるのぜ。とてもうらやましいのぜ」 食事が終わってみんなして余韻に浸ってたとき……一匹のまりさが何気なく言った。 恐らくまりさはただの雑談のタネ程度に口にしたのだろうが……皮肉にもそれが喜劇もとい悲劇の始まりであったのだ。 「たしかにれいみゅはゆっくりしてるわね!ありすもいずれこんなしっかりしたおちびちゃんをうみたいわ!」 「わかるよーれいみゅはゆっくりのなかのゆっくりなんだねー」 「これからもずっとゆっくりしていってね!」 「むきゅん!だいじょうぶよ!だってこんなにゆっくりしたおちびちゃんなんだもの!」 「まりちゃもれいみゅおねーちゃんのようなゆっくりになりたいのじぇえ!」 「ゆふふ!ぱちゅりーのおちびちゃんったら……♪」 れいみゅはゆっくりしてるね ゆっくりしたゆっくりだね ゆっくりしていってね ゆっくり、ゆっくり、ゆっくり、ゆっくり、ゆっくり、ゆっくり……… それらはゆっくりにとって最大級の賛辞。 しかし、やはり、それでもれいみゅはゆっくりできなかった。 「ゆっくりしている」と言われるのと同じくらい……いやれいむ種にとっては それ以上に重要なあの賛辞だけがどうしても出てこないからだ。 言っておくが別にみんなしてれいみゅに意地悪しているわけではない。 れいみゅがかわいくないと思ってるわけでもない。 すんなりとかわいいねと口から出るだけの際立った美貌的特徴がれいみゅにはないのである。 要するに良くも悪くもない平凡な顔立ちなのだれいみゅは。 だが本ゆんだけはそうは思ってない。世界一の美ゆっくりだと思い込んでいる。 (どぼじで!どぼじて!どぼじてみんな、れいみゅがきゃわいいっちぇいわないのぉぉぉぉぉっ!? ふざげるな!ふざげるなふざけるなふざげるなぁぁぁぁぁつ!れいみゅはきょんにゃにきゃわいいんだぞぉぉぉぉっ! はやぐいえ!がわいいっではやぐいえ!ぞこのぐぞおや!ぐぞまりざ!はやくがわいいっでいえええええええええっ!) だがそんな父まりさの口からでた言葉は…… 「ゆゆ~ん!こんなにゆっくりしたおちびちゃんがいてまりさはしあわせものなのぜ!」 「っ!?~~~~っっっ!?!!」 やはりゆっくりしている、だった。 そしてその瞬間れいみゅの頭の中の何かが切れた。 「さあまりさのおちびちゃん!おはなさんにいもむしさんはまだまだた~くさんあるのぜ! もっとむーしゃむーしゃしてもっともっとゆっくり……」 「う……うるざぁぁぁぁぁぁぁいッッ!ゆぐあがぁぁぁぁぁぁぁッ!ふっざげるなああああああああああああっっ!!」 突然。ゆっくりしたれいみゅの口からすさまじくゆっくりできない絶叫が吐き出された。 あまりにも唐突な出来事に周囲の成体ゆっくりはみんな驚いた顔をしたままフリーズしている。 痛いほど静かな沈黙の中、ぶしゅ!というまりちゃのおそろしーしーの音だけがした。 「さっきからだまってきいてれば、ゆっくりゆっくりゆっくりゆっくりおばえらなんなんだぁぁぁぁぁぁぁぁっ! ぞんなごとよりれいみゅのかわいざをほめたたえるべきでしょぉぉぉぉぉぉっ!? せかいいちっ!ぜんうちゅういちっ!てんじょうてんがゆいがどくそんっにかわいい、 れいみゅのぷりちーさをほめろよくずぅぅぅぅぅぅぅっ!れいみゅはがわいいんだっ!れいみゅは!れいみゅは! このよのだれよりもがぁぁぁぁぁぁわぁぁぁぁぁぁいぃぃぃぃぃんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!! ごめーんにぇぇぇぇっ!ごめーんにぇぇぇぇぇぇっ!れいみゅきゃわいくっちぇごめぇぇぇんにぇぇぇぇぇぇっ!! ゆがああああああああああああああああああああああああっっっっ!!!」 れいみゅが吠えた。 昨日からゆっくりできなかった分すべてを吐き出すようにれいみゅは吠えまくった。 吠えて吠えて……ゆはーゆはーと息を切らせながらハッと気がついた。 自分が激情にかられてついしてしまった事に気がついてしまった。 そして恐る恐る顔を上げるれいみゅ……れいみゅ叫びと罵倒を聞かされた群れのゆっくり達は……みんな…… みんな恐ろしいほどの笑顔だった。 「ゆーん!ごめんねおちびちゃん!れいむたちついうっかりー!してたよ!」 「ごめんねだよー!れいみゅはかわいいっていってもらいたかったんだねー!」 「ゆ、ゆっ!ち、ちが…」 「しんぱいせずともまりさのおちびちゃんはせかいいちっかわいいのぜ!」 「ほうせきさんみたいなおかおだみょん!」 「おかざりもかみのけもぜんぶぜんぶとかいはよ!れいみゅはうちゅういちかわいいわ!」 「ゆっくりしているうえにかわいいなんて、つみなおちびちゃんだみょん!」 「きっとおおきくなったらすごいびゆっくりになるわね!ぱちゅがほしょうっするわ!」 「まりちゃもかっこいいけど、れいみゅおねーちゃんのかわいさにはかなわないのじぇ!」 「ゆ、ゆあ……ああ………あ…」 れいみゅは少ない餡子でゆっくりと理解してしまった。 理解できずに周囲の賞賛にいい気になれるバカだったらよかったのに…… 気づかわれている。 心底優しい両親に。群れの隣人達に。れいみゅは底なしの善意で気づかわれている。 れいみゅの幼い心はその事が嫌になるほど理解できた。 本来なら心地いいはずの善意がなぜか今はとてつもなくゆっくりできないものに感じる。 ごめんね、れいみゅはゆっくりしているねよりかわいいねって言ってほしかったんだね。 もちろんかわいいって言ってあげるよ。 だってれいみゅはかわいいからね。 かわいい、かわいい、れいみゅはすごーくかわいいよ! いくらでも言ってあげるよ。れいみゅはかわいいって!そういくらでもね! 「や、やべて……れいみゅはそんな、そんなつもりじゃ………!」 両親をはじめ群れの誰もがれいみゅを愛してた。 誰もがれいみゅをゆっくりさせてあげたいと思っていた。 だから気づかう。当のれいみゅに催促されなければ気づかない程度のかわいさであっても気づかって褒め称える。 優しい。思いやりと優しさに満ちあふれた優しいゆっくり達。 しかしあまりにも群れのゆっくり達はれいみゅに対して優しすぎた。 その優しさがゆっくりを殺す事だってあるというのに。 「ゆ、ゆぶっっ!ゆげえっ!ゆげえぇぇぇぇぇっ!ぶえぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっ!!」 「「「「………ゆはっ?」」」」 れいみゅはいきなり口から大量の餡子を吐き出し始めた。 そう、れいみゅは悟ってしまったのだ。 至高の美貌だと盲信していた自分のかわいさが実はなんでもない平凡レベルのつまらないものである事に。 大した事がないかわいさだから、群れのみんなはれいみゅの催促に気づかって無理してかわいいね!なんて言うんだ。 そうだあの男の言う通りだ。本当にかわいいのならまっ先にかわいいね!と言われるはずなのだ。 ゆっくりしてるね!なんてのはゆっくりにとっては至極当たり前の挨拶であり…… 要するにただの社交辞令だ。そんな言葉に意味なんてほとんどないのだ。 優しく気づかわれるのが辛い。 気づかわれるのは「本当はかわいくないけど可哀想だから一応かわいいって言ってあげるね!」と言われるのと同じだ。 それはもはや哀れみやお情けをかけられるのとなんら変わらない。 れいみゅは理屈ではなく本能でその事を理解してしまった。 そして自尊心が粉々に打ち砕かれたれいみゅがこれまた本能的に選んだのは…… 死してこの現実から逃げる事であったのだ。 「ゆぼぉ!ゆげろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!」 「ゆ、ゆんやああああああっ!どぼじておちびじゃんがあんござんはいてるのぉぉぉぉぉぉっ!?」 「わがらないっ!わがらないよぉぉぉぉぉぉっ!どぼじでぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!?」 「お、おちびちゃん!それいじょうあんござんをはいたら、ゆっぐりできなぐなるのぜ!はくのをやめるのぜ!」 「とまらないぃぃぃぃぃぃっ!とがいはなおちびちゃんがはくのやめないわあああああっ!なんでぇぇぇぇっ!」 「ゆ……ゆべええええええっ!?」 「むぎゅ……むぎゅぎゅ…えれえれえれえれえれ……」 「まりちゃとぱちゅりーも、もらいげろじてるみょぉぉぉぉん!じっがり!じっがりずるみょぉぉぉぉんっ!!」 「あああああああっ!どぼじてぇぇぇ!?どぼじでごんなごとにぃぃぃぃぃぃぃぃっ!?」 「ゆ……も………もっど……ゆ……」 体内の餡子を残らず吐き出したれいみゅはお決まりの辞世の句すら全部言えずに死んだ。 自身のかわいさをやんわりとみんなに否定されたのだ、ある意味必然の死とも言える。 だがわけがわからないのは群れのゆっくり達だ。 「なんでええええええっ!?なんでれいむのおちびちゃんがえいえんにゆっぐりしちゃっでるのぉぉぉぉぉぉっ!?」 「なんでいきなりあんござんはいちゃうんだぜぇぇぇぇぇぇっ!?」 「あんなにみんなでたいせつにしてだのにぃぃぃぃぃっ!ごんなのとかいばじゃないぃぃぃぃぃぃっ!」 「ぱちゅりーとまりちゃも、げろのしすぎでえいえんにゆっぐりしちゃっだよぉぉぉぉぉっ!」 「わがらないっ!なんでっ!?ちぇんにはなにがなんだかぜんぜんわがらないよぉぉぉぉぉぉぉっ!!」 こうしてしばらくの間、れいみゅの怪死による悲しみが原因で 自然公園にゆっくり達の悲痛な叫び声が絶えず響き渡ることになる。 だがその悲しみも長くもちはすまい……なぜなら数日後にはこの公園で一勢駆除が行われるのだから。 ちなみに駆除が実施された主な理由はゆっくり達が大声で泣き叫んだ騒音被害による苦情であった。
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タグ 2011年 SkyFish 作品名そ 蒼穹のソレイユ ~FULLMETAL EYES~ 曲名 歌手名 作詞 作曲 ジャンル カラオケ OP Ragnarok いとうかなこ marie MANYO かっこいい ED 蒼穹のソレイユ いとうかなこ いとうかなこ MANYO
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頭文字T T-SELECTION Vol.04 サークル:Crazy Beats Number Track Name Arranger Lyrics Vocal Original Works Original Tune Length 01 SPECIAL MEGAMIX DJ もっちー [12 02] 02 夜乃風車 Tsukasa さいとうかおり 花たん 東方紅魔郷 妖魔夜行 [04 25] 03 TRANSPARENT Tsukasa さいとうかおり 黒崎れおん 東方幻想郷 Bad Apple!! [03 56] 04 Fly to the night with you ARM かたほとり うさ 東方紅魔郷 亡き王女の為のセプテット [04 35] 05 ウチュウタンサロボット Tsukasa さいとうかおり 加藤ありさ 大空魔術 大空魔術 〜 Magical Astronomy [04 15] 06 フェイス -Behind The Mask- Tsukasa さいとうかおり Rosie 東方風神録 ネイティブフェイス [04 53] 07 あ〜るPG BeatCharge さいとうかおり 三葉彩花 東方紺珠伝 パンデモニックプラネット [03 42] 08 蒼と赤 Tracy / Tomoya 小田ユウ きこうでんみさ 東方妖々夢 ネクロファンタジア [04 09] 詳細 コミックマーケット91?(2016/12/29)にて頒布 イベント価格:1,000円 ショップ価格:1,528円 Guest ARM(イオシス) Tracy(Amateras Records) Tomoya(556ミリメートル) かたほとり(ポヤッチオ) レビュー 名前 コメント
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スラもり3で、ナン・ダ・ベーの大陸の岬にある港。ストーリーには関係無い。 中は神聖な雰囲気で光り輝いており、大きな一本の木と「おにいさん」と「おねえさん」の2匹のスライムがいる。 おねえさんに【やくそう】を渡すと、【せかいじゅのは】が貰える。 これを持っていると、主人公が力尽きると一度だけ復活出来るようになる。しかし、一度使うと無くなってしまうので、以降はせかいじゅのはをここに貰いに来る事になる。 しかも、その時は無料で提供してくれるので、ちょっと遠いが利用価値はある。
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※比較的善良な飼いゆっくりが食べられます 嫌な方はすぐにブラウザを閉じてください 部屋の中にクリームまみれのゆっくり、床には四散したクリーム 返り血ならぬ返りクリームまみれのれいむは死んでいる訳ではないが何か抜け落ちたような表情で黄昏ていた 「終わったか?」 突然部屋にドス いやボールのように丸々と肥えた男が入ってきた 「ゆ・・・おにいさんおわったよ・・・あのこたちのかたき、うぐ・・・とった・・・」 何かを思い出したのか涙がとめどなく溢れ出し嗚咽が言葉を遮る 「ああ辛かったろう。思いっきり泣いていいんだよ」 「おにいざぁぁぁぁぁん!」 男に飛び込んでいくゆっくり どうやらこの男はこのれいむの飼い主のようだ このれいむは2ヶ月ほど前にこの太ったおにいさんに拾われた 突如やってきたドスの群れに住処を追い出されボロボロになっていたところをこのおにいさんに拾われそのまま飼いゆっくりとなった 伴侶であるまりさと共に 餌は自分達で探す、あまり五月蝿くしない、他人に迷惑をかけ捕まっても助けないという条件付で部屋をひとつ貸してくれた はじめは不慣れな環境に戸惑ったがおにいさんが餌のありそうな場所を教えてくれたり残飯をくれたり それに愛するまりさがいてくれたおかげでゆっくりと暮らしていくことが出来た そして程なくして夫婦の間に子供が5匹産まれ、れいむはえさ集めに忙しい日々を送っていた そして1週間前えさを持ち帰ると家族は皆朽ちた饅頭と化していた これ以上の幸せは無い。これからもゆっくり暮らせていける。そんなことをまりさと話していた矢先の出来事だった 「アリスの仕業か」 唖然としているれいむの後ろからおにいさんがそう告げた 泣き叫び子供の口においしいといつも言っていた木の実を押し付け、愛するまりさにゆっくりしていってねと声をかけ続けた いつも自然にこぼれる笑顔は消え、幽鬼の様な顔をし取り憑かれたかのように家族を起こそうと躍起になっては倒れての繰り返しの日々を送っていた そして今日おにいさんがまりさ達をおそったありすを捕まえてきたのだ 透明な箱に入れられたありすは悪びれも無くまりさとその子供達ですっきりしたと答え、さらにれいむともやらせろなどと要求をしてきた そのあまりの傍若無人さにいつもはやさしいおにいさんも憤怒し、おにいさんは箱から取り出すとシートの敷いた床に叩き付ける 「このド外道に止めを刺すなり生かして逃がすなりれいむの好きにしなさい」 そう言っておにいさんは部屋から出て行ったのだ 「少しは落ち着いたか」 おにいさんが部屋の掃除を終え金属のボールを抱えとコーラを脇に挟み手に皿を持って縁側にやってきた ドカッと縁側に腰掛けれいむを摘み上げてひざの上に乗せる。今までなら暑苦しいと嫌がったがそんな事を気にする気にもなれない 「まあ少しでもいいから何か腹に入れとけ」 豪快にコーラを飲みしながら皿に載ったお菓子を進めてきた 少し齧るが味がよく分からない 「これはどうする?」 おにいさんはれいむにクリームの入ったボールを見せる あの忌々しいアリスの中身だ 「そんなゆっくりできないものはゆっくりしないではやくすててね」 「そうだよな家族を殺した奴の中身なんて見たくないよな。すまなかった」 ボールを部屋に置くとおにいさんはまたコーラを飲みお菓子をつまんだ 「・・・おにいさんお願いがあるの」 「なんだい?俺に出来ることならやってやるぞ」 「れいむのこと・・・たべてくれない?」 「・・・チビ達に会いたいのか?そんなに生き急ぐ事も無いだろうお前はまだ若いゆっくりなんだし」 「ううん。いきててもたぶんれいむはもうゆっくりできないよ。あまりおいしくないかもしれないけどゆっくりたべてね」 「そうか、寂しくなるけどれいむの頼みだ。わかった食べてやる」 「ごめんねおにいさん。いままでやさしくしてくれてありがとう」 「いいってことよ」 おにいさんはにっこり笑って見せるとれいむを持ち上げ口元まで運ぶ 「ゆっくりあじわっていってね」 「いただきます」 まず一口。やわらかいれいむの頬が少しかじり取られる 「ゆうぅぅぅぅ」 「痛いか?嫌ならやめても」 「いややめないでね。ゆっくりがまんするよ」 「ああ分かった。おいしいよれいむ」 「ありがとうおにいさん」 生きたまま齧られる痛みは相当なものだろう。しかしれいむは歯を食いしばりこれでまりさ達のところへ行ける。そんな事を考え耐えていた 三口ほど齧られたところでおにいさんは突然ボールを引き寄せ中に入ったクリームをれいむに塗りつけだした 「ゆゆ!なにをしているのおにいさん!ゆっくりやめてね」 突然のことに驚く あのクソ忌々しいありすの中身が肌にまとわり付くなど考えただけで鳥肌が立つというのに 「いやーちょっと味に変化が欲しくてね」 「いやだよ!アリスのなかみなんかぬらないでね」 「そうかいそうかい。これからアリスと口の中で一緒くたになっていくんだよー殺すほど憎い相手とごちゃ混ぜになる最後の気分はどうかな?」 おにいさんの表情に不穏な物が混じるのを感じる。今までれいむが見たことの無い表情だ 「おにいさんいじわるはやめてね!ゆっくりれいむだけたべてね」 「いやーでもれいむの餡子がどんどんおいしくなっていくよ?」 「いやあああああぁあああああああ」 どんなに拒否して嫌がってもおにいさんはかまわずありすのクリームを塗りたくっては食べていく 逃れようにもがっしりと掴まれているため動くこともままならない あの優しかったおにいさんがどうしてこんな事を・・・ 泣き叫ぶれいむなどどこ吹く風と おにいさんはゆっくりと一口ごとにれいむの餡子を舌の上で転がしその深みを増していく旨みを堪能している 「ところでれいむちょっと聞いてくれないか」 「うううぐすっ・・・なにおにいさん・・・」 2割ほど食べられたところだろうか、多少弱ったとはいえまだれいむの意識のははっきりしている 「ホントにあのアリスが君の家族を殺したのかな?」 「ゆ?なにをいってるのおにいさん?あのありすもこのへやでまりさとこどもたちと・・・すっきりした っていってたでしょ?」 「うん。でもあの部屋にいた別の家族だったかも知れないでしょ?」 「それはないよおにいさん。だってみんなじぶんのかざりつけてたよ」 「もしれいむの家族から飾りをとって付けてたとしたら?」 「ゆゆ?何を言ってるのおにいさん?」 「あの部屋にいたのは違う家族で、れいむの家族から取った飾りをしていてアリスに襲われたとしたら?」 「ゆ?」 ゆっくりは飾りで固体を確認している 故に黒ずんだあの塊が自分の家族の飾りを付けていたら自分の家族と勘違いしてしまうだろう しかしわざわざそんな事をするだろうか?家族で飾りを失ったゆっくりが入り込んで奪った?しかしあの場所で争ったような後は無かった れいむはおにいさんが自分を元気付けるために家族は生きているかもしれないという嘘をついているのかと考えた しかしなぜ今になって? 「もしおにいさんがれいむの家族の飾りを別の家族に付けてあの部屋に入れて、れいむの家族を別のところに移していたとしたら?」 「ゆっ?ゆ!もしかしてあかちゃんたちいきているの!」 「そうだとしたら?」 「ゆゆゆゆゆ!おにいさんれいむをたべるのはやめてはやくあわせてね!」 「何言ってるんだ?赤ちゃんなら近くにいるだろう?」 「ゆ!」 きょろきょろと庭を探す あの茂みか?木の枝の上か?生垣の隙間か? 「ゆ、おにいさん早く離してね。れいむはあかちゃんをさがさないと」 「どこを探してるんだよほらここに」 「ゆーう?」 そういって皿をれいむの見えるところに持ち上げるおにいさん 皿?おにいさんのもってきてくれたお菓子が・・・ れいむにとっては最後の晩餐とも言えるその一口サイズの・・・欠けた・・・揚げ饅頭 「おにいさんこれ・・・」 「ああそうさ、それが君の赤ちゃん だ っ た ものだよ」 「!!!」 その揚げ饅頭は苦悶の顔を浮かべたているようにも見える 「」 「そう生きてたんだよ君の家族は 君が見たのはそこら辺で捕まえたまりさの家族。それをあの部屋でありすに襲わせてれいむの家族の頭飾りを付けたそれを君は勘違いしたんだよ」 「・・・なんでこんなことしたの・・・?」 「君を美味しく頂くため」 「ゆぎぎぎぎぎじね!ゆっくりしないでじね」 「おお怖い怖い。自分の子供も平気で食べちゃうゆっくりは怖いねえ」 「おばえがだべざぜだんだ!ゆっぐりじないでじね!ずぐじね!」 ゆっくりにこんな表情が出来たのかというぐらい顔は赤く目は今にも飛出し、歯も折れるのではないかというぐらいに食いしばり齧られた跡からびゅっびゅと餡子が迸る 「じねじねじねじねじねじねじねじねじねじねじねじね」 「どうだい今まで仲良しだった相手に裏切られて?悔しいか?悔しいだろ?」 「ぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎぎgぐあ」 おにいさんいや鬼意さんか は再び食べることを再開した 今までよりペースト上げれいむの怨み言をBGMに軽やかに食い進む 「ほーら恨め恨め、お前のなかみがどんどん美味しくなってくぞ」 たまに煽りを入れることも忘れない 「ごのおに!あぐま!」 「おっと俺はそこらの鬼意さんと一緒にすんなよ?俺はお前らを苛めて食べる事を専門にした鬼意さんまあ虐食鬼意さんてところかな」 「じね!とっととじね」 「いつか死にますよーっとあーおいし」 れいむが物言わぬ饅頭と成り果てたところで虐食鬼意さんは食べるのをやめた 「よっこらしょっと」 鬼意さんは重い腰を上げ、食いかけのれいむだったものを皿の上に載せ部屋の中の箪笥へと近づく 箪笥の上には丸い穴が2つ開けられたダンボールがあった それを下ろして蓋を開けると中には帽子の無いまりさが詰め込まれている このまりさ、やつれてはいるが先ほどのれいむに負けず劣らず禍々しいほどの形相をしている 「さあ次は君の番だよ」 虐食鬼意さんというのを思いついたから勢いで書いた 台詞はすぐに思いつくけど情景説明を書くのが苦手だわ・・・ このSSに感想を付ける
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※アニメ、ナイトウィザード最終回後のお話です。 ※時間軸は気にしないで下さい。 「……俺が蕎麦屋だ」(訳:天ぷらそば二人前おまち) 大晦日の秋葉原。 今年最後の日という事もあってか街も人もやたら活気がある……ような気がする。 そんな中、俺は何をしているかというと。 「いやー今年も忙しかったなー」 「……ほんとになぁ」 バッタリ会った柊と一緒にそばを食っていた。 店でなく、人気ゼロな場所でふと見つけた屋台にて。 「アンゼロットに聞いたけど……何かこっち大変だったらしいな」 「ああ。まあでもエリスも無事だったし、俺も卒業できたしな」 「悪いな。一番忙しい時に手貸せなくて」 「ま、しょうがねえよ。お前も任務だったんだろ? しかも別の世界で」 「任務というか――――天災というか。お詫びを兼ねて海老天進呈」 「お、サンキュー」 「けど柊がヒマそうなのは意外だったな。赤羽さんとこに居るかと思った」 「ああ、アイツん家神社だから忙しいんだってよ」 世間話をしながら男二人でずぞぞーっとそばをすする。 寂しい光景に見えるかもしれないが――これ、割と平和な光景です。 「まあ来年も――」 と、柊が何かを言おうとした時に。 「そ・の・ま・え・に。柊さん、次の任務でーす♪」 「「ぶ――ッ!!」」 突然登場した人物を見た瞬間、噴出す俺と柊。 客席はさんだ屋台の向こう側には何時の間にかアンゼロットの姿が!! 先程まで確かに屋台を運営していたのは同世代の少年だったのに!! 余談だが俺と柊が噴出したそばのつゆはロンギヌスに完璧にガードされている。 「何時の間に入れ替わあああぁぁぁ――!!」 台詞を言い終わる前に何かに吊り上げられるように上昇していく柊。 相変わらずヤツには拒否権がない。 「がんばれよー」 とりあえず見送りの言葉を送っておく。もう聞こえてないかもしれないが。 「ちなみにシンさんにも次の任務があります」 「へ?」 間抜けな声で聞き返した俺に、アンゼロットが数枚の紙を差し出す。 適当にとった一枚目には無機質な一文のみが記されていた。 『はよ帰って来い 八神家』 ……頭痛がして来た。 他の紙は今まで会った人や関わってきた組織からの新年会のお知らせだらけ。 「――いや。俺にどうしろと?」 頭を抱えつつ、アンゼロットに一応聞いてみた。 まあこれからどうなるかは大体予想が付いてるんだけど。 「出来うる限りこれらに出席してください。前みたいに暴走してこの世界に渡ってこられると厄介なので」 「ですよねー」 「それでは、私は柊さんのウォッチに戻りますので――良いお年を」 連れのロンギヌスを引き連れ、愛用のリムジンで去っていくアンゼロット。 「……デスティニー」 『……何故でしょうか。凄い久し振りに出てこれたような気が』 相棒が何か言っているが気にしない。 新年まで後数時間だが……休んでいる暇は無さそうだ。 どうあやら年越しはあちこち飛び回っている最中になりそうだ。 「さーて。行くか――――!!」 『イエッサァ、マスタ――!!』 来年は平和だといいなぁと淡い希望を抱きつつ、高らかに宣言した。 一覧へ