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874 アルト×シェリル「映画」 sage 2008/06/06(金) 18 23 49 ID scYtrinl パラレル設定のアルト×シェリルを投下します。 私に映画の話が舞い込んできた。私シェリルノームが演じるトップアイドル少女と男子高校生のピュアなラブストーリーもの。 もちろん映画なんて初めて。この役は私をイメージして作ったらしい。等身大の役。映画のサントラ盤として、私の全曲書き下ろしのフルアルバムも出す。 でも何よりびっくりしたのは相手役の名前よ!!「早乙女アルト」私は目を見張ったわ。 彼は都内の私の通う美星学園の芸能科のクラスメートで、私の最愛のこ・い・び・と。若手歌舞伎俳優として10才の頃から舞台で活躍している。 彼ったら、この映画の話、2ヶ月も前から知っていたくせに私にずっと秘密にしていたのよ!! 「その映画の監督と俺の親父が古くからの親友でさ」 アルトは、その監督が早乙女家にやってきた時、私の映画のこと知ったらしい。相手役がまだ未定とのことで、自分からやってみたいって持ちかけたんですって。 自分の芸の幅を広げたいって。 監督はものすごく喜んで、アルトのイメージで脚本を書き直したそうよ。 初めての映画で緊張起こしていた私だけど、アルトと共演できるなんてすごく嬉しい。 だってキスシーンもあるのよ。頬にちゅっ、だけど。(さすがに私の事務所からマウストゥマウスは遠慮してほしいオーダーが監督にあったそうだ…大人の事情も大変なのよ) 私は映画の中でもアルトに恋できるのね。 映画は、一言でいえば「現代版ローマの休日」って感じかしら。 トップアイドルがコンサート中、アクシデントとで舞台から落ちそうになったところを、コンサートスタッフのバイトをしていた男の子に助けられる。 後になって、トップアイドルが大事にしていた母親の形見のイヤリングの片方が彼にひっついちゃってたことに気づいて…そこから始まるラブストーリー。 街中で、お忍び観光デートするシーンの撮影はほんと楽しかった。アルト、いろんなとこで私の演技を引っ張ってくれて。 夕焼けの中、別れのシーンでは、せつなくて泣きそうになった。 楽屋での再会のシーンは心震えた。 エンディングテーマの歌詞は、役柄になりきって書いた。この歌は超ロングヒットをとばし、その年の賞をことごとくかっさらったの。 アルトの演技も高く評価され、映画は大ヒット。 数年後、彼との結婚を発表した時、この映画がすべてのきっかけだったとか勝手に話題にされたけど… でも彼の、出演要望のひと言がなければ、この素晴らしい業績は生み出さなかったと思うし、スクリーンの中の私は、自分でいうのもなんだけど、まぶしいくらい輝いていて誇らしいのよ。 おなかのベビーにも、早く見せてあげたいわ
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出会い …どうぞ、遠慮しないで召し上がれ。ここは何を頼んでも美味しいからね。あら、何も裏はないし、交換条件もないわ。ただ、こうして寄り道したかっただけなの。 マイページ 通常 さ、どうぞ? 好きなものを注文なさい。 [名前]くんは、どのスイーツがお好み? そんなに意外かしら、私がケーキを頼むと。 たまにはいいわね、ゆったりした放課後も。 何もないわよ。疑り深いとモテないわよ? 日直 登校 朝 さあ、張り切っていきましょう。まず今日の予定だけど… さて…授業の前に、原稿チェックを済ませておかないと。 今朝はご機嫌ですねって? そうかしら、いつも通りよ。 取材のテーマ? 放課後の過ごし方、なんてどうかしら。 じゃあ、そうね…[名前]くんは椎名さんの取材から… 昼 そういえば何か言い忘れた気がするけど…まあ、いいわ。 どう? 計画的に動くと、後で余裕が持てるでしょう? 私の放課後の過ごし方? これも取材の一貫なのかしら。 余裕が持てた放課後は、隠れ家で一休み…という感じね。 で、[名前]くんはどう過ごすの? 暇な放課後は。 夜 [名前]くんとゆっくり、か…悪くない放課後よね。 じゃあ、そろそろ帰りましょうか…え、送ってくれるの? それでどうだった? 有意義な放課後は過ごせたかしら? 気に入ってもらえて嬉しいわ。そうね…またいつか一緒に。 英気を養えたなら、今日は休みなさい。ええ、いい夢を… アルバイト またいつか、あのお店で寄り道を? そうね、そのためにもバイトを頑張りましょう。 好感度レベルアップ [名前]くん、ほっぺにケーキのクリームが…動いちゃダメよ、取ってあげるわ。 好感度MAX それでどうだった?美味しかった?…そう、それならよかった。…だから、何もないと言ったでしょう?純粋にお茶をしたかっただけよ。それとも、そんなに何かして欲しい?それなら、これから考えても…謹んで遠慮しておく?あら、そう。それならいいわ、今日は機嫌もいいし。…たまには、そんな日もあるということよ。 デート 約束 もちろん平気よ。この間のお店でちょっと一息入れているところ…ふふふ、羨ましいかしら?そうね、それなら…どうするかは、これから相談して決めましょうか。了解したわ。あら、急がなくてもいいのよ?のんびりお茶を飲みながら待ってるから。 もしもし…ああ、[名前]くん。この前は楽しかったわね…え、そのことで私に頼みが?他の美味しいお店も知りたい?いいわよ、いろいろ紹介してあげる。わかったわ、じゃあその日に…ふふ、好奇心が旺盛なのはいいことよ。私も嬉しいわ。 当日 お待たせ、約束したお勧めの店をリストアップしてきたわよ。さっそく行きましょうか。 あら、今日はご馳走してくれるの?だから気は使わなくていいのに…でも楽しみね♪ ボス戦 勝利 敗北 バトル 紅茶が冷めない内に勝ちなさい? 声援 ゆっくりと進めて行きましょう 勝利 絵になるわね。夕日を背負った[名前]くんの姿…とても決まってるわよ。 [名前]くんの勝利で、お茶もさらに美味しくなったみたい…お礼を言うわね。 敗北 ふぅん、夕日が目に染みたの? そう…まあ、そういうことにしておこうかしら? せっかくのお茶だけど、[名前]くんの敗北で楽しめないわ…どうしてくれるの? タッチボーナス どうぞ、遠慮しないで さあ、召し上がれ 何でもおいしいのよ
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インスタグラムプラグイン 人気の画像共有サービス、Instagram(インスタグラム)の画像をアットウィキに貼れるプラグインです。 #ig_user(ユーザー名) と記載することで、特定ユーザーのInstagramのフィードを表示することができます。 例)@dogoftheday #ig_user #ig_tags(タグ名) と記載することで、特定タグのInstagramのフィードを表示することができます。 #dogofthedayjp タグ #ig_tag #ig_popular と記載することで、Instagramのpopularフィードを表示することができます。 詳しい使い方は以下のページを参考にしてください! =>http //www1.atwiki.jp/guide/pages/935.html
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宰相府藩国に留学!? (2008.1.30) 駒地真子 こんばんは、失礼します。予約していました小笠原ゲームに参りました。 よろしくお願いします。 芝村 記事どうぞ 駒地真子 はい。こちらになります。 http //cwtg.jp/ogasawara/wforum.cgi?no=1144 reno=1013 oya=1013 mode=msgview 【予約者の名前】1800347:駒地真子:詩歌藩国 【実施予定日時】2008/1/30/21 00~22 00 【ゲームの種別】小笠原ゲーム 【イベントの種別(時間):消費マイル】 ・ミニイベント(1時間):10 【召喚ACE】(※小笠原のみ) ・森精華:藩国滞在:0 【合計消費マイル】計10マイル 【参加者:負担するマイル】 ・1800347:駒地真子:詩歌藩国:仮入学(既):10 芝村 イベントは? 駒地真子 一応、+4+4で試練になるのかと思いますが、状況など指定できますでしょうか? 芝村 特には出来ないね。狙う勲章は? 駒地真子 えっと、迷ったのですが、微笑青空を。 芝村 はい。 芝村 大変だと思うよ? 駒地真子 えー…迷いますが、がんばってみます。 芝村 はい 芝村 1分待ってね 駒地真子 はい。 芝村 /*/ 芝村 森はフラフラ歩いている 芝村 髪が乱れている 駒地真子 声をかけます。「どうしたの!?大丈夫?」 駒地真子 ふらついたら支えられるように近くに行きます 森:「すみません・・・・」 森:「実は・・・」 森:「いえ、なんでもないです」 駒地真子 場所はどこでしょうか? 芝村 詩歌藩国。大通りだ 駒地真子 「何か無理していない?話してみて。私でよかったら相談に乗るから」 駒地真子 座れるベンチなどがあればそちらに連れて行きます 芝村 はい。 芝村 雪が積もってるね。 芝村 さてどうしたもんだか 駒地真子 えっと、やはり喫茶店などがあればそちらへ 芝村 はい。入った。 芝村 森はぐらぐらしている 芝村 森はため息をついた 駒地真子 「心配だから…何があったか話してみて?」 森:「いえ。絵で、留学の話がきてて」 駒地真子 「! 留学って、すごい話じゃない」 森:「はあ・・・」 森:「全然想像つかないです」 駒地真子 「うーん、どうするか迷ったりしていたの?」 森:「いえ・・・」 駒地真子 櫛を出して、髪をといてあげます 芝村 森は貴方を見た。笑った。 森:「なんというか、その手前で頭が一杯になって、眠れませんでした」 駒地真子 「でも、留学だと、どこか別のところに行ってしまうの?」 駒地真子 というか、留学先をもってくるところって一体… 森:「ええ。宰相府藩国で」 駒地真子 「宰相府……」 駒地真子 「森さんは、どうしたいって……決まってたら、眠れないということはないよね……」 森:「いやー。もう」 芝村 森は照れた。 森:「迷う前で緊張して寝れないなんて、ダメですね」 駒地真子 「いや、私も大事なことの前は緊張するし」 駒地真子 「うん、すごい話で、森さんのためにはいいことかもしれないけど…」 駒地真子 「離れ離れになっちゃうとしたら、私は寂しいな…」 森:「あははは。いえ。まだその、正直に言うと・・・」 森:「試験の案内なんです……」 芝村 がく、 芝村 森、小さくなる 駒地真子 「あ、そうだったの」ちょっとがくり 駒地真子 「うーん、でも、受けてみたいと思ってる?」 森:「まあ、その、せっかくだから・・・」 森:「思い出・・・に」 駒地真子 「そうね、折角だし、受けてみたいって思うよね」 森:「はい」 芝村 森はジュースをストローでちゅーと飲んでる 駒地真子 「受かったらどうしようかって話は……まだ早いか」 森:「帝國芸術院って、そんなに通りやすいんですか?」 駒地真子 「いや、知らないのだけれど」頭をかきます 森:「そうなんですよね・・・」 森:「あ。あの」 駒地真子 「でも、わざわざお話が来るって事は、見込みがあるってこと…ん、どうしたの?」 森:「調べるの、つきあって。ほしいかなって・・・」 駒地真子 「うん、私でよかったら」 森:「よかった……よかったぁ」 芝村 森はやっと、笑った 駒地真子 にっこり笑います 駒地真子 「とりあえず、どんな所かは調べてみないとね」 駒地真子 藩王か摂政か秘書官さんにでも問い合わせはできますか? 芝村 ええ。できますよ 芝村 誰に? 駒地真子 では、藩王に 芝村 えー。きいたことないなあというかなりのマジレス 芝村 どうする? 駒地真子 秘書官さん経由ではどうでしょうか 芝村 帝國技族をそだてるためにやるんだとさ。 駒地真子 学校の規模とかレベルについては聞けますか? 芝村 プロばかり集めるみたいだね・・・ 駒地真子 「プロ級の人を集めているらしいよ」 駒地真子 あ、問い合わせのお礼をいっておきます 森:「プロ、ですか・・・まあ、でもそうですよね」 森:「……どうしようかな・・・・」 駒地真子 「この間、自分の画風を作りたいって話していたけれど、森さんは絵を独学でなくて勉強してみたいって思うかな?」 森:「……」 森:「勉強は、まだ足りてないんですよね・・・・・・」 森:「自分の絵をつくりには、まだ」 駒地真子 「うーん、もっと自信をつけてからの方がよかったりする?」 駒地真子 「ん、ごめんね。本当のところを言うと、離れたくはないから引き止めるみたいな事言ってしまってるけど…」 森:「いえ……考えて見ます。今夜、ゆっくり」 森:「ありがとう。真子さん」 駒地真子 「さっきも言ったけど、見込みがあるから招待が来たんだと思うし、受けてみてもいいんじゃないかって思うよ」 駒地真子 「ううん、また迷う事があったら相談してね」 森:「はい」 芝村 /*/ 芝村 お疲れ様でした。 駒地真子 ありがとうございました。 芝村 試練突破、ならず 駒地真子 色々まずかった気がします…はい。 駒地真子 続きは可能なのでしょうか? 芝村 ええ 駒地真子 ありがとうございます。また挑戦してみたいと思います。どうするのが正解かよく分かりませんが… 芝村 はい。では解散しましょう。お疲れ様でした 駒地真子 はい、お疲れさまでした。ありがとうございました。 本ゲームにつきまして、別途質疑にて 感情値変化→なし 受験までの期間や(もし受かったら)進学するまでの期間に会えるかは不明 留学期間(オンシーズンにかかるのか)→不明 留学となった場合、ACEの所属(滞在地)は天領となり、ACE森精華は詩歌藩国・よんた藩国滞在ではなくなる→いいえ との回答を頂きました。
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81 :薄緑 :2008/05/16(金) 02 21 10 ID uuHD9vDfO 63 正しいですね。 この守護霊様、あなたがご覧になった過去世のあなたの実のお父様だったようです。 ただ、まだ歌舞伎自体があまり高尚な扱いではなかった時代のようですね。 あなたのお母様は別な男性と再婚されたようなイメージがありました。 あなたが15歳になった時、お遍路さんのような出立ちでご実家を後にされた姿も見ました。 ただ、時代は15世紀よりもう少し後、と言うのが私の中のイメージでした。 歴史は詳しくないので自信はゼロですが。 たくさんお話してみて下さい。 82 :薄緑 :2008/05/16(金) 02 32 55 ID uuHD9vDfO レッドジャスパーさん やはり、この方私にはちょっと難しいですね。変な方ではないんです。 恨んだり憎んだり、そういった方ではなく、レッドジャスパーさん自身についている訳でもなく、 お部屋についている訳でもない。 血縁と言うイメージも特になく、今のところ私には全然正体がわかりません。 少し考える時間をいただけますか?もしも怖い思い等ありましたら言って下さい。 83 :薄緑 :2008/05/16(金) 02 34 12 ID uuHD9vDfO すみません、ちょい寝ますね。残りの答えあわせは明日午前中にやります。 待たせて申し訳ないです。 ではおやすみなさい。 84 :らーら :2008/05/16(金) 07 28 13 ID rEpvWQ8wO 79 薄緑さん、お疲れ様ですm(_ _)m ありがとうございます! 合ってて嬉しいです! お言葉に甘えさせていただきます。 実は私、プロの占い師になりたくてタロットやってたんです。 そしたら、少し前から突然、少ーしだけ透視が出来るようになったんです。 でも、見たいものを上手くコントロールできなかったり、正確にわからなかったり、霊視なのか妄想なのか区別がつかなかったり。 どうしたら、プロみたいに霊視が上手く出来るようになるでしょうか? 訓練でなんとかなるものなのでしょうか? 85 :なつ :2008/05/16(金) 07 36 52 ID C8sTeOQQO お願いします。 守護霊と会いたいのに、いつも目が飛び出すような感じで叫んでいるような女性が出てきます。 実は、最近、水子が憑いており、それが私の幸せを邪魔してると言われました。 以前も水子に憑かれた事はあり、憑依されやすいとは自覚しています。 ただ、そこは高い除霊金を提示され、除霊しないと一生幸せになれないと言われました。除霊は断りましたが、やはり何か関係があるのでしょうか? 憑かれている時、守護霊は守って(?)くれないものなんでしょうか… 確かに今も何か憑いている感覚はありますが、私の守護霊様はどこに行ってしまってるのでしょう。。。 86 :薄緑 :2008/05/16(金) 10 29 09 ID uuHD9vDfO おはようございます。 69水色さん 守護霊が体を調整して下さる事があります。私は体内の老廃物が排出されやすくなったりします。 体が温かいと言うのは悪い状態ではないので、心配はいらないと思います。 この方法によって消耗する体力は個人差があると思いますよ。続けると体力がつく事もあります。 なので、慣れてきてご自分の体力がわかった方は、やる量もご自身で調整して下さって結構です。 が、無理のないように(笑)。 87 :薄緑 :2008/05/16(金) 10 32 31 ID uuHD9vDfO 70紅茶さん 遠隔視をしていらっしゃるのかも。もしくは、近い未来の警告の可能性もあります。 この方法でできる事は、守護霊と会う事だけではないので、やり方は間違っていないと思いますね。 この方法で家の中をウロついて、遠隔視ができているか試してみるのも良いかもです。 88 :薄緑 :2008/05/16(金) 10 47 17 ID uuHD9vDfO 75まりもさん 正しいですね。 あなたの守護霊は母方のご先祖様、白い三角巾をかぶり藍色のもんぺが見えました。 とても温かな方、『○○しんしゃい』のような語尾でお話になられます。 もうお一人の男性ですが、この方は父方のご先祖様の様子。 山伏っぽいとまりもさん仰いましたが、このご先祖様は宗教家ではなく、 何か別なお仕事をされた上で在家で信仰をされていた方のようなイメージを私もいただきました。 たくさんお話をしてみて下さい。 89 :ベリー :2008/05/16(金) 10 51 38 ID bD+O1ZZPO 薄緑さん、こんにちは 一週間前に、酩酊さん立ちを送っていただいた者です。ありがとうございました。 その後、昨日からまた人の気配を感じます。2時過ぎになると、キッチンからドン!と鳴り響き部屋の壁を伝う音がします。 前よりも、心身共に健康になったのに、どうしてかわかりません。 まだ、私のお部屋は問題があるのでしょうか。 他に薄緑さんのスレがわからなくって、ここにきてしまいました。 度々すみません。 90 :薄緑 :2008/05/16(金) 10 58 52 ID uuHD9vDfO 76くるりさん 私もあなたの後ろに中くらいの龍を見ました。 龍は川の精霊ではないかと私は考えています。何か思い当たる川はありますか? なければ過去世からの縁かも知れません。 が、あなたの守護霊は人間の方、龍ももちろんあなたを守っていますが、守護霊様を是非探してみて下さい。 ご自宅拝見しました。その土地に愛着を持ち続けている方がお一人いましたね。 もうお帰りいただきましたので、今お部屋は綺麗です。 あなたのご自宅は亡くなった方が頻繁に通る感じはしませんので、心配ないと思います。 頑張って下さい。 91 :薄緑 :2008/05/16(金) 11 01 49 ID uuHD9vDfO 77 良い夢じゃないですか(笑)。 誰かがあなたに思いを寄せているのかも知れませんよ。ジョニー・デップ…ではないと思いますが(苦笑)。 92 :薄緑 :2008/05/16(金) 11 09 13 ID uuHD9vDfO 80陽子さん 精霊とは自然霊、妖精のように見える方もいると思います。 私はあまり詳しくないので、以下の方法で何の精霊か見分けています。 1)名前を聞く 2)守護している場所の映像をもらう 3)精霊さん自身の外見から判断する ただ、精霊さんによって皆さんまちまちで、一つの山や川の精霊さんはわかりやすいですが、 広い場所を管轄する精霊さんなどはとてもわかりにくいです。 私のにわか知識よりも、精霊さんについて詳しく書かれた書物等でお勉強される事をお勧めします。 その人の先入観によっても精霊の見え方は違うと思います。 93 :ホッキョクグマ :2008/05/16(金) 11 23 39 ID v4qXYMe80 78 薄緑さん、ありがとうございました。 とても嬉しいです。たまに見てみようと思います♪ お祖父さんは、母方父方どちらも、他界しておりますが どっちでしょう… ヒゲの長い方か、もしくはちょこっとねずみ男風の方か もしも、見たものをまだ覚えていらしたら 教えていただいてもいいですか? また見なくちゃわからないっていうときは お疲れでしょうし、スルーしちゃってください 94 :薄緑 :2008/05/16(金) 11 26 15 ID uuHD9vDfO 84 練習次第で見える物はどんどん増えると思いますよ。 遠隔視、透視は、はっきりとした映像を見るのはかなり難しいですが、 ぼんやりと情景やその人がしている事の情報をもらう事は十分可能です。 映像をクリアにするためには、変性意識のより深い所で見ると良いです。 今この方法で感じている脳波より眠りに近い感じ。 頭で考えるよりも、胸の辺りで情報を吸い込むようイメージすると見えやすいかも。 自分が何を見ているかも(透視なのか心を見ているのか等)、経験を積む事でわかってくると思います。 ひとつ言える事は、透視をしようと思い見始めた場合、最初の映像はかなり正しく、 よく見ようと時間をかけるとだんだん見る位置がズレてしまう事はありますね。 一度で決めずに、情報を見たらもう一度最初からやり直して再確認すると良いです。 占いは私はしないのでよくわかりませんが、たいていの事はこの方法で霊視可能。 95 :薄緑 :2008/05/16(金) 11 30 41 ID uuHD9vDfO 85なつさん 守護霊がいてもあなたが霊を呼べば霊はつきますよ。 霊がついているからと言って守護霊がいない訳でもありません。 悪い霊があなたの幸せを奪う訳ではないと思いますが、心身、特に心に与える影響はあると思いますね。 霊はどこにでもいます。浄霊の前になぜ霊がついたのかお心当たりはありますか? 96 :陽子 :2008/05/16(金) 11 40 36 ID cKXIvzimO 92 薄緑さん教えていただいてありがとうございました。 早速、精霊さんに関する書物を読んで知識を養おうと思います。 いつも薄緑さんの皆さんに対するレスを読まさせてもらってますが、ほんとに凄い力を持ってますね。これからも無理せず頑張って下さい。 97 :らーら :2008/05/16(金) 11 42 23 ID rEpvWQ8wO 94 薄緑さん、ありがとう。 変性意識と胸から吸い込むイメージと再確認やってみますね! また何か進展があったら書きます! 98 :紅茶 :2008/05/16(金) 12 10 39 ID rhUuvvJCO 87薄緑さん、ありがとうございます。 遠隔視ですか? 近い未来の警告だったら自転車が私に向かって「ぶつかる」って所で終わったので、 私、近々自転車にひかれるんですかね笑 今度、家の中をウロつくのもやってみます。 99 :本当にあった怖い名無し :2008/05/16(金) 12 23 05 ID p76zQqBR0 薄緑さんに質問です。 たとえば、守護霊様が「亡くなった祖父」だったとして、 それでは祖父が亡くなる前は別の方だったのでしょうか。 これが「守護霊さまの交代」を意味するのでしょうか。 ふと疑問に思ったので。。 100 :本当にあった怖い名無し :2008/05/16(金) 12 26 40 ID p76zQqBR0 あともうひとつ。 守護霊さまは、もう生きている人間に生まれ変わることはないのですか? それは守護霊様の意思なのでしょうか。 101 :薄緑 :2008/05/16(金) 12 40 52 ID uuHD9vDfO 89ベリーさん お台所に中年の女性がいらっしゃったので、お帰りいただきました。 この前のような酩酊状態の方ではなく、道に迷われた方のようです。 この方はベリーさんが呼んだ訳ではなく、玄関の外に霊が通る道があるように思いましたね。 玄関(狭そうですが)に何か工夫をされると、霊が入って来にくくなると思いますよ。 玄関の外に植物を置けるようなら、置くと良いかもです。 あまり霊には詳しくないので、ネット等で調べてみて下さい。 102 :薄緑 :2008/05/16(金) 12 45 31 ID uuHD9vDfO 93ホッキョクグマさん 男性の方、笠をかぶったお姿でいらっしゃったので、お顔はあまり良く見えませんでした。 髭はなかったと思います。やや痩せ気味くらいの男性で50代くらいのお姿 (この年令で亡くなった訳ではありません) 落ち着いた感じの話し方をなさいます。 103 :薄緑 :2008/05/16(金) 12 50 25 ID uuHD9vDfO 99-100 これは私が感じているイメージですが、この世もあの世も全ては自由意志だと思います。 決まりはほとんどなく、守護霊の交代も、守護霊自身の事情もあると思いますし、 私たちの事情も加味される、そんなイメージを今は持っています。 是非皆さんも、書物で調べたり、ご自身で体験して色々と考えてみて下さい。 104 :薄緑 :2008/05/16(金) 12 54 08 ID uuHD9vDfO スレの皆様へ 今夜と明日一日、霊視をお休みします。答えあわせは日曜日にまとめてやりますね。 この方法のせいで霊が寄って来て怖い思いをされた方は、書き込みして下されば浄霊しておきます。 ではでは、良い週末を♪ 105 :ベリー :2008/05/16(金) 13 01 09 ID bD+O1ZZPO 薄緑さん、すみません本当に...。 玄関は、かなり狭いです。 あの後(酩酊さん後)も実は、2時から3時の間は寝れなくて起きてる日々でした。いつもドンドン音が鳴ったり、部屋の壁を人が這う様な音がする時間帯です。朝方4時になると平気になって眠気が襲います。 最近、私は鈍感なのに霊の気配がわかるようになっちゃいました。 家の近所には、お寺と墓地があります。 玄関に観葉植物置きます。前回も薄緑さんにお世話になっているので、次からは自分でお祓いしたいです。 106 :薄緑 :2008/05/16(金) 13 03 52 ID uuHD9vDfO 93ホッキョクグマさん あああ、ごめんなさい、他の方と間違えちゃった。 お祖父様のいらっしゃった方ですね、失礼しました。 私が拝見した方は、髭はちょっとわかりませんね、あったとしても短い髭です。 髪は80%くらい白髪でとても短いです。淡泊なお顔、母方のお祖父様だと思います。 107 :なつ :2008/05/16(金) 13 09 32 ID C8sTeOQQO 95 特に心当たりはないです。 私自身、子供を授かった事すらないので… 自分の体質を把握してるので、普段から色々と気をつけていますが、 心が弱ってる時に、どうしても憑いてきてしまいます。 自分で浄霊できない時は先生に頼んでましたが、 引越ししたもので、その先生には一年近く会えず、 今も困難な状況です。 108 :本当にあった怖い名無し :2008/05/16(金) 13 21 01 ID 3FdDzJdD0 75 早速のお返事、 ありがとうございました。 結婚してるのですが、 友達に「先祖同士が決めた結婚だから離婚はないね」 と、言われた事があり、ずっと不思議でした。 でも薄緑さんがおっしゃった「〇○しんしゃい」で うわわわ~っっ!納得しました。 しょうがないから、仲良くします(笑 怖いものは見えないように 守ってくれてるどころか、 追い払ってくれるような気がしてましたが、 それも、確信が持てました。 感謝とお礼をちゃんと伝えなければと思います。 お話したくさん出来るように頑張ります。 薄緑様、体にお気を付けてくださいね。 また、なにかわかったらお手すきの時に、 答え合わせ、付き合って頂けたらと思っております。 その時は、よろしくお願いいたします。 ありがとうございました。 109 :ホッキョクグマ :2008/05/16(金) 13 22 14 ID v4qXYMe80 106 薄緑さん、再度のお返事ありがとうございます♪ よくわかりました~ 丁寧に見て下さって本当にうれしいです お体大事に頑張って下さいね~♪ 110 :レインボー :2008/05/16(金) 13 40 44 ID HeV99ylQO 薄緑さん はじめまして 私はここ何年良い事が無くて死を考えたりしてます..こんな私を守護霊様はどんな感じて観てるか気になります 鑑定宜しくお願い致します。 111 :レッドジャスパー :2008/05/16(金) 13 49 12 ID QR2lTPvdO 薄緑さんありがとうございました。そうですね。窓際っぽいです。窓際族(古っ!)の方でしょうか。時々部屋の隅をミシミシいわしてるようです。 なんか生活指導員みたいな人かな?だらだら寝てたり動きが遅いと「早く!」と催促されている感じがします。 恐い感じはしません。ただ最近恐い夢をよく見ます。またイメージが届いたら書き込みします(・∀・)ノ 112 :本当にあった怖い名無し :2008/05/16(金) 13 55 52 ID U/z+pkgU0 110 ここは鑑定依頼スレじゃないですよ。 ちゃんとテンプレ読みました? 自分で守護霊さまと対話したらいいんじゃないですか? それができないなら、鑑定依頼スレに逝ってください。 113 :本当にあった怖い名無し :2008/05/16(金) 13 58 31 ID IVQC+W8GO 110 ここは一般的な霊視スレとは違うよ。 守護霊と対話する初心者をお手伝いしてくれるスレ。 他の霊視スレに行ってね。 114 :ニナ :2008/05/16(金) 14 35 36 ID IWkHrRbi0 薄緑さん、こんにちは。前スレではありがとうございました。 また近日中に対話をしようと思うのですが、 最近部屋の様子がおかしいような気がします。 誰かいるのでしょうか?何か憑いているか見ていただけると助かります。 よろしくお願いいたします…。 115 :あき :2008/05/16(金) 15 19 20 ID pdKgGNEM0 答え合わせお願いします。 就寝しはじめてから、きずいたら2時間かかってしまいました。 守護霊さまを念じながら何度も繰り返しましたが キラキラ光る 鉱物のようなもの (金色) あと、夢に 美輪明宏さんがでてきていろいろと助けてくれました。 お忙しいところ申し訳ありませんがどうかよろしくお願いします。 116 :まるこ :2008/05/16(金) 18 21 55 ID 08wJEdb1O こんにちは。しばらく前からこのスレを拝見しており、日曜日あたりに実践してみようかなと思って いたのですが、ここ数日背中や肩に違和感があり、時々動悸も激しくなります。なにか霊は関係していますか? 昔から気にし過ぎる所もあるので、勘違いならそういって頂けるとありがたいです 117 :薄緑 :2008/05/16(金) 20 10 55 ID uuHD9vDfO 皆様こんばんは~ 105ベリーさん 霊感、だいぶありますよね。大丈夫でしょうか? 私もベリーさんの体験から色々と勉強させていただいてますので、浄霊はそのお礼です。 107 ご自分で浄霊ができる方ですか? あなた自身がなぜ霊を呼んでしまうのかがわからなければ、何度浄霊してもキリがありませんよ。 原因を考えて、まずはご自宅の霊が減るよう努力されてはいかがでしょうか。 118 :グリ :2008/05/16(金) 20 27 08 ID TMqeMrqBO 薄緑さん、皆さん、こんばんは~。 前スレ最後に書き込んだグリです。 大丈夫そうな所で、やってみました。 答え合わせお願いします。 かなり大きな教会の中。ステンドグラス。 長い木製の椅子の列。 その間に立っているシスター。 処刑される前なのか、もうすぐ天に召される覚悟をしている女性。 周りの人々に見守られながら歩いている。 人々からは好かれているみたいに感じました。 以上です。 守護霊さまでなく、前世かもしれないです。 お願いします。 119 :薄緑 :2008/05/16(金) 20 30 18 ID uuHD9vDfO 111レッドジャスパーさん 今日再度浄霊してみました。でもあまり自信はありませんが。また人の気配がしたら教えて下さい。 夜、よく眠れると良いですが。 114ニナさん また人の気配がしたら教えて下さい。 120 :薄緑 :2008/05/16(金) 20 34 37 ID uuHD9vDfO 116 そうですね、数日前からとは思えませんが。 あなたはこの方法は行わない方が良いと思います。 スレ1 レス番1~40 スレ1 レス番41~80 スレ1 レス番81~120 スレ1 レス番121~160 スレ1 レス番161~200 スレ1 レス番201~240 スレ1 レス番241~280 スレ1 レス番281~320 スレ1 レス番321~360 スレ1 レス番361~400 スレ1 レス番401~440 スレ1 レス番441~480 スレ1 レス番481~520 スレ1 レス番521~560 スレ1 レス番561~600 スレ1 レス番601~640 スレ1 レス番641~680 スレ1 レス番681~720 スレ1 レス番721~760 スレ1 レス番761~800 スレ1 レス番801~840 スレ1 レス番841~880 スレ1 レス番881~910
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それは、少し昔の話 彼らが、まだ高校生だった頃…… 「----っ日景ぇええええええ!!!」 髪を金髪に染めた少年、日景 翼に向かって……クラスメイトの、虹野 葵が突進していった 虹野の雄叫びに、翼は警戒するように身構える それは、帰り道での事 翼の隣には、一緒に帰っていた玄宗 直希が立っていて 虹野の突進を避ければ、直希に当たる それだけは、避けたい 虹野は、真っ直ぐに翼に突進し…… ば!!と 懐から、それを取り出した!!! 可愛い、ピンクのシールで封をされた、封筒を 「この俺の!思いのたけを受け取ってくがぼっ!!??」 …全力で雄叫びを上げながら、ラブレターを渡そうとしてきた虹野の、その胴体に 翼の全身全霊を込めた右ストレートが突き刺さった訳だが、これは全体的に翼は悪くないだろう、多分 「ふむ、君はモテるな」 「なあ、直希。それは嫌味か?それとも天然か?」 「………?」 小さく、首をかしげる直希 そんな友人の姿に、翼はため息をついた つい最近、不良に囲まれていたところを助けた縁で親しくなった友人 いつも分厚い本を持ち歩き、その本を読みながら歩く様子は酷く危なっかしく、何だか放っておけない 今日は習い事がある為先に帰ってしまっているが、誠と一緒に直希と帰るのは、最近の翼の日常的な行動になってきつつあった 頭は悪くない癖に、変な所で常識が欠けているから、余計に心配なのだ つい先ほどの言葉とて、きっと、直希は嫌味のつもりなどこれっぽっちもないのだ 「…ま、いいや。それよりも、直希。本当にいいのか?」 「構わんさ。姉さんにも確認はとっているよ」 翼の言葉に、そう答える直希 そうは言われても、翼としてはどうしても、遠慮してしまう 中学を卒業する少し前に、親の元から家出した翼 以来、寝床は誠の家や母親の実家に頼ってきてはいたが………その両家にばかり頼るのも、翼としては申し訳なかった だからと言って、アルバイトを始めたばかりの身では、カプセルホテルにするにしても、宿泊施設に頼るのもきつい どうしたものか、と悩んでいた翼に、声をかけたのが直希だったのだ 『ならば、家に泊まればいい。家は両親が海外出張でほとんど家にいなくて、姉さんと二人だけなんだ。翼一人加わっても、何の問題もない』 友人になったばかりの相手の提案 始めは遠慮した翼だったが、誠の家や母親の実家に迷惑かけてばかりなのも事実で 結局、直希の提案を飲む事になったのだ …黒服に頼る、という選択肢も、ない訳ではない だが、彼には高校入学時の費用などでも迷惑をかけてしまっていて…これ以上、迷惑をかけたくなかったのだ 自分は、昔からあの黒服に甘えてばかりで、迷惑ばかりかけたから これからは、少しずつでも、黒服の力になれるようになりたい 翼は、そう強く考えていたから 「せめて、夕食とか作るな。お前の姉さん、食べられない物とかあるか?」 「マヨネーズと青汁が駄目な以外は、問題はなかったはずだ」 「そうか。じゃあ、どうするかな…」 やがて、二人は学校町の東区でも、高級住宅街が広がる一角に到着した 両親の仕事の関係でか、直希が暮らしている家は随分と広いのだ 彼の両親の名前を聞いたら、大抵の者は、こう言う家を持っていることを納得するだろう 翼の母親の実家も広いが、和風作りの家と違い、こちらは洋風だ その大きさに翼がやや圧倒されている間に、直希はさっさと玄関に向かっている 「姉さん、ただいま」 「あ、ナオ君、お帰りー」 がちゃり 扉が開き、現れた女性の姿に………思わず、翼は目を奪われた 美しい女性である 身長は…この当時の翼より、少し大きいくらいだった 長く伸びた髪、すらりとした体躯 だが、それよりも何よりも、翼が目を引かれたのは……その、胸元 推定Dカップ以上の見事な胸が、ぼいん、と揺れている そして、尚且つ、その胸元は大胆に、惜しげもなく、その谷間をアピールするかのように露出していたのだ 初対面の相手、それも、友人の姉相手に失礼だと思いながらも、視線をそらせない と、そんな翼に、女性が気づいた あら、と笑顔を浮かべてくる 「あなたが、日景 翼君?」 「は、はい」 こくり 視線をそらせぬままに、頷く 女性はにっこりと微笑むと、翼に手を伸ばし 「はじめまして。私は玄宗 エリカ。直希の姉よ。よろしくね」 と、自己紹介して…むぎゅっ、と抱きしめてきた むにゅにゅん 胸が、押し付けられる ぼしゅ……と 思わず頬を赤らめ、翼の思考は停止した 「姉さん。初対面の異性相手へのハグは、日本では一般的ではない、と父さんたちが言っていたような気がしないでもないんだが」 「あら?そうだった?」 「あぁ」 自分の姉に抱きしめられ、真っ赤になって固まっている友人の姿に 直希は小さく苦笑して、読んでいたその分厚い本…「光輝の書」を、閉じたのだった 一言で言えば、一目惚れとしか言いようがなかった この日より、日景 翼は、彼女、玄宗 エリカに恋焦がれることになる その初恋の結末が、どうなるのか、知る由もないままに to be … ? 前ページ次ページ連載 - 首塚
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幸雄「うぁー、前回はひどい目に遭ったぞ。」 康成「・・・どうしたんだ?何かいつの間にか裕太の家の地下室にいたけど。ていうか二ヶ月間いなかったから存在が空気同然になってたぞ。」 裕太「・・・そもそもお前が怪我してたということも忘れてたからね。」 弘樹「・・・一応やめなよ。また怪我してもらっても困るしね。」 一夫「(・・・この人たち、絶対また怪我させる気だったでしょ!!!)」 朋美「・・・ヒロクン・・・実は怪我させたかったんでしょ。」 弘樹「・・・それは禁句で頼むよ♪」 歌乃「康成さん・・・人によって性格変わりますよね・・・」 康成「そ、それも禁句で頼むぞ?」 幸雄「・・・お前ら(一夫以外)、フルボッコにしてやるぞ。・・・まぁ、それは置いといて、今日はちょいとあの馬鹿共のところに」 康成「アイツらのことを馬鹿って言うな!」 裕太「アイツらは意外といいヤツだよ。」 弘樹「そんなこと言うなら行かなきゃいいじゃん♪」 一夫「ちょ、そろそろやめにしませんか・・・?」 幸雄「・・・さっさと行くぞ!(乱暴にドアを開けて6人を中に放り込む)」 一同「うわぁぁぁぁぁ・・・」 そして、6人はごくでヴぁる様のサイトへと飛んでいったのであった・・・。 一人『計画通り!』的なポーズをしている幸雄以外。 幸雄「ようし、グッジョブ!これでゆっくりと原稿が書ける!」 ~歌とヒットマンのサイト内・某地下室~ (ボン!)←ドアがいきなり開いた 康成「ぐはッ?!」 裕太「うわッ?!」 弘樹「うわぁ!」 一夫「うっ!」 朋美「わわッ!」 歌乃「きゃっ!」 (ドサッ、ドサドサドサッ!) 6人は当然のことながら着地に失敗し、折り重なるようにして倒れた。 康成「ちょ、重い!!!!ちょ、降りろ!!降りろ降りろ!!!」 裕太「ちょ、無理だよ!それならこの上の4人に言えよ!」 弘樹「イテテ・・・ちょ、皆・・・退いてよ・・・重い(涙)」 一夫「そうは言われましても・・・。」 朋美「う、歌乃ちゃん、早く退いてよぉ(泣)」 歌乃「・・・(何か気絶してる)」 朋美「・・・ダメだ、気絶してるよぉ(悲)」 ガチャ(地下室のドアが開く。) ガット「な、何だ?」 ねこ「何かすごい音がしたけど。」 サクラ「確か、ここってあのドアがある部屋だよね。」 さゆり「何かいる!」 ごくでヴぁる「ま、まさか!」 ガット「うわっ、来てるよ。」 サクラ「と、とりあえず助けなきゃ。」 五分後 裕太「ふう、助かった、ありがとう。」 弘樹「め、召されるかと思ったよぉ・・・ありがとう!」 一夫「う、上が女の子でよかった・・・」 裕太「どういう理由だよ。」 朋美「だ、大丈夫だった皆?」 歌乃「は、はひぃ・・・あれ?!ここはどこですか?!」 康成「・・・ほげぇー。(重すぎたせいか気絶中)」 ごくでヴぁる「・・・起きろ!」 バシャアアアア(康成にマイナス二度の水をかける。) 康成「うわぁ!・・・ひい、召されるかと思ったぜ・・・ごくでヴぁるさん、ありがとう。」 ごくでヴぁる「当然のことだ。」 ガット「・・・・(もっと、やり方があった気がするんだけど。)」 ねこ「あれ、そういえばそっちの作者は?」 康成「・・・アイツの陰謀にはまったんだ。」 裕太「・・・帰ったらアイツフルボッコにしてやる。」 弘樹「あー、えっと、説明するとね、幸雄君があのドアに僕らを無理やり放り込んで、自分は『計画通り!』的な顔で「ようし、グッジョブ!これでゆっくり原稿が書ける!」とか言いながら帰っていったんだけど・・・。」 ごくでヴぁる「・・・あいつのところに水を流し込んでやる。・・・ウォーターバーン!」 その頃、幸雄は 幸雄「ぐわぁぁぁ?!!!冷てぇ!!」 幸雄の頭上から、どこからともなく大量の水が流れ落ちてきた。 幸雄「わぁぁぁ、びしょぬれだ!って、うわーーー!原稿がぁぁぁぁぁ!!!!どうしよう!どうしよう!どうしよーーーーう!!!!」 そのとき、幸雄の小説が載っている『M・Y・stories』の編集長が入ってきた。どうやら小説の原稿を取りに来たようだった。 編集長「おーい、真下ー!原稿どうなったかー?!」 幸雄「あ・・・えっと・・・なんか、上から水が降ってきて、このとおりです・・・。」 編集長「・・・却下。そんな嘘っぱち、信じてられるかいちいち!もっとマシなウソを考えろ!」 幸雄「・・・すみませ~ん。(泣)」 その頃、歌とヒットマンでは ごくでヴぁる「コレでよしっと。」 ガット「確実に何かしたな。」 ねこ「まあ、どうでもいいけど。」 さゆり「で、何しに来たの?」 康成「・・・幸雄・・・大家さんに放り込まれて・・・でも何もすること無かったからしばらくここで暇つぶししたいんだ。」 裕太「まあ、そっちが忙しいならいいんだけどね。」 サクラ「いや、むしろ逆だよ。」 ガット「暇すぎて死ぬかと思ってたところだ。」 弘樹「そっか、それならいいけど。」 康成「じゃあ、どうするか?」 裕太「とはいっても、あまりできることといっても少ないんだけどね。」 ごくでヴぁる「・・・・なら、此処の家の案内でもするか?」 ねこ「じゃあ、僕らがそれぞれ分かれて案内するから。」 康成「そうだなー、そういや今まで一回もこの家の中見たことなかったしな。」 裕太「ちょうどいい暇つぶしにはなるね。」 一夫「トレーニングルームにでも行こうかなぁ。」 弘樹「じゃあ、着いたら僕といっしょに訓練しよう!」 一夫「はい!」 ガット「じゃあ、分けるぞ俺とねこが男どもの案内をしてやる。」 サクラ「じゃあ、女の子達はこっちについてってね。」 康成「おう!」 裕太 弘樹 朋美「うん!」 一夫 歌乃「はい!」 まず、男達のグループ ガット「まず、この部屋について説明しよう。」 弘樹「うわー、広いねぇ!」 一夫「もしかして、ここがトレーニングルーム?」 康成「・・・多分な。いろいろ用具とか置いてあるし。」 ねこ「ここは、家の中にあるトレーニングルームの一つだよ。」 康成「一つって・・・ほかにもあるのか?」 ガット「ああ、剣士専用のトレーニングルームもあるぞ。」 裕太「つまり、兵科ごとに分けられてる、とか?」 弘樹「じゃあ、銃使い用の部屋も・・・」 康成「俺みたいに自分の拳で闘うような人の部屋もあったりするのか?」 ガット、ねこ「あるよ。」 康成「おおー、それはいいじゃねぇか。」 裕太「そういえば僕の家の地下にもそれらしき所、あったよね。」 康成「ああ。でも3つしかないから、兵科ごとに分けるってのは難しいけどな。」 一夫「でも、部活以外でも練習できるからいいじゃないですか!」 ガット「まずは、この普通のトレーニングルームの使い方を教えるから。」 康成「おう!頼むぜ!」 裕太「よろしく頼むよ。」 弘樹「うん!」 一夫「よろしくお願いします!(礼)」 トレーニングルーム内 ガット「じゃあ、まずはこれだな。」 カチッ シュッ(ホログラムの裕太がでる。) 康成「うわ?!」 裕太「・・・僕か?しかも、黒い・・・。」 弘樹「もしかして、能力とか技とかもちゃんと使えたりするのかな?」 一夫「あのときの冒険(※mugen共和国の『長編』を参照)でよく観察してましたが・・・気は抜けそうに無いですね。」 裕太(ホログラム)「行くぜwwwやる夫ファイアーバーストォ!!w」 裕太「・・・何だこれは・・・口調が今のようになる前の僕みたいじゃないか。」 康成「・・・こっちの裕太と戦うの、面倒なんだよな・・・orz」 裕太「・・・なんかゴメン。」 弘樹「ま、まあ、しょうがないよね。悪いのは全部幸雄君の方だし。」 一夫「・・・また言ってるよ・・・。」 ガット「今回のこの馬鹿との対戦者は裕太だ!」 康成「え、何このオチ。」 弘樹「自分と戦うって・・・どんな感覚なんだろう・・・。」 裕太「僕か・・・予想外の展開になったねこれは。」 裕太(ホログラム)「ちょwww俺のことを馬鹿なんて言うなおwwww傷つくじゃんかwwww」 裕太「・・・もうコイツうるさいからさっさと倒してくるよ。」 康成「・・・頼むぞ。」 ねこ「じゃあ、馬鹿vs裕太。バトル開始!」 ガット「あ、ちなみに怪我はしないけど痛みはくるから。」 裕太「・・・その方が実践みたいでいいんだろうけどね。・・・じゃあ、行くよ!」 裕太(ホログラム)(以下、ホロ裕太)「ようし、こっちからいくおwwwやる夫ファイアーアローォ!www」 裕太「よっと!(でも、追っかけてくるから嫌なんだよな・・・。)」 裕太はその進行方向を予測しながら、追いかけてくる炎の矢を交わしていく。もう昔の裕太とは違う。 ホロ裕太「ウヒェヒェヒェwwwどうだおwww自分に苦戦する気持ちはおwwww」 裕太「・・・うるさい。そんなの消してしまえばいいだろ。・・・アクアフォース!」 裕太が手を上に向けると、どこからともなく滝のような水が降ってきた。それにより、さっきまで裕太を追尾していた炎の矢が消え去った。 裕太「どうだ!」 ホロ裕太「クソッ、やるなお主www」 裕太「じゃあ、今度はこっちだ!サンダーランス!」 裕太の手から今度は一筋の電気の矢が放たれた。 ホロ裕太「よっ!ww」 ホロ裕太はそれを軽々と避けた。しかしその矢は近くにあった鏡によって反射され、地面へと落ちた。 ホロ裕太「うわわわっ?!」 しかし、ホロ裕太の足元の水たまりに当たり、ホロ裕太はあっさりと先制攻撃を食らってしまった。 ホロ裕太「くそー、やるなお主wwwなら、これならどうだおwwwファイアーバーストォ!!!」 ホロ裕太は巨大な炎の塊をその手から放った。 裕太「くそっ、この魔法は弾が大きくて速度も速いから嫌いだ。・・・でも、これなら!テレポーテーション!」 裕太がその場から消えたかと思うと、ホロ裕太の後ろにその姿を現した。 ホロ裕太「うお?!ど、どこに消えたおwwww」 裕太「・・・(フッ)」 ホロ裕太「え、ちょwww何でこっちに向かってくるんだおwwwwww」 裕太「・・・馬鹿かお前は。それは僕が君の後ろにいるからだよ。」 ホロ裕太「な、いつの間に居たんだおwwwwちょ、避けれないおwww」 あわてて避けようとするが、時すでに遅し。その塊はホロ裕太に向かって一直線。ホロ裕太はもうどうすることもできなかった。 ホロ裕太「ぐぇあ!!」 裕太「危ないな。テレポーテーション!」 (シュッ) 康成「おお!アイツ、いつの間にあんな強くなったんだ?!」 弘樹「裕太君もあれから名誉挽回のために地下で特訓してたからね。」 康成「・・・ちょっと使い方違うかもだがな。」 ホロ裕太は弾をまともに食らい、あっさり吹き飛ばされてしまう。その一瞬一瞬が彼には少し長く感じたようだった。しばらくすると、後ろの壁にぶつかり、その体は力なくその場にもたれかかるようにして倒れてしまった。 裕太「・・・やったか?」 ホロ裕太「こ・・・こんなので、俺が、負けるわけが・・・ない・・・お。」 (シュウ・・・) 裕太「・・・よし。終わったな。」 康成「おお!裕太、よくやったぞ!!(ホロがすごくうるさかった的な意味と、強くなったな的な意味で)」 弘樹「裕太君、いつからそんなに強くなったんだい?」 裕太「ま、まあね。あれからすごく特訓してたからね。」 一夫「これなら、すぐ僕らなんかより強くなりますよ!」 ねこ「第一回戦の勝者は裕太。」 ガット「よし、第二回戦は弘樹&康成&一夫vsホロガット&ホロねこ&ホロ康成だ!」 弘樹「なるほど、3対3ってワケだね?」 一夫「これは、仲間との協力・連携が大切になってきますから、皆さんしまっていきましょう!」 康成「おう!・・・って、何で埋め合わせに俺を使うんだ?」 弘樹「そういえば、これじゃ相手に素手で戦う子が二人になっちゃうね。」 一夫「まあ、いいんじゃないですか?」 康成「・・・だな。まあ、早いこと決着をつけとくか。」 ガット「まあ、長いので。」 ねこ「次に続く。」 果たして、勝つのはどちらのチームになるのか。そして、どんな展開が待っているのか・・・
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平沢憂は、朝方、クーラーを作動させて間もないリビング、そこに繋がるダイニングキッチンで、冷水に手を晒して食器を洗っていた。 どんどんと体温が奪われているような気がして、憂は窓から外を見た。 外ではじーわ、じーわ、と蝉の声が響いている。 その声はコンクリートと金属に住家を侵されているようで、心なしか寂しそうに聞こえた。 「みーんみーん」 小声で蝉の声真似をしてみてから、彼女は後悔した。 壁が声を吸いきってしまった後で彼女に残ったのは、虚しさだけだったから。 体の境界線を侵食してしまいそうな、物質的な圧力を持った静寂を、電子音が揺らして霧散させた。 憂は顔を輝かせて、急いで濡れた手を拭き、受話器を取った。 受話器から能天気な声が聞こえてきた。 『あ、憂? なんか梓が遊んでくれないんだよね。私一人だけど、憂の家行ってもいいかな?』 憂はその友人と、その日遊ぶ約束をしていたわけでは特に無い。 けれど、息苦しい空気の不動を、彼女なら簡単に崩してくれる気がして、憂は顔を綻ばせた。 「うん、是非来て」 あーい、という間延びした友人の返事を聞いてから、憂は受話器を置いた。 またしばらく、部屋には無音が闊歩した。 けれど、憂は外から聞こえてくる蝉の声に合わせて、歌うように呟いた。 「じーわ、じーわ、みんみん、つくつくぼーし」 だって、彼女は少し騒がしいもの、きっと部屋は賑やかになるだろう。 彼女なら、彼女と一緒にいる私なら。 そんな他力本願な考えを持つ憂の体温を、クーラーは少しずつ奪っていた。 すっかり部屋が冷え切ってしまった頃、憂は皿洗いを終わらせた。 少し肌寒く感じたけれど、それでも外の蒸し暑さを思って、憂がクーラーを切りかねているところで、インターフォンが鳴った。 憂は、はっと顔を上げて、玄関へと駆けていった。 扉を開けると、思わず顔をしかめるほどの暑さと、元気な声が飛び込んできた。 「やっほー、憂。いや、暑いねえ、たまったもんじゃなく暑いよお」 憂が渡したタオルで額を拭きながら、癖毛の女の子、鈴木純はへらへらと笑った。 楽しそうに、人差し指を立てて言う。 開いた扉から入ってくる蝉の音も、彼女の闊達さを際立たせているような気がした。 「アレだねえ、やっぱ夏はこう、空が透き通ってて気持ちいいね、思わず走りたくなる」 「そうなんだ」 空なんてまともに見ていなかった自分のことを思い出して、憂は曖昧に笑った。 純がさっさとリビングの方へ歩いて行ったので、憂は純の靴を揃えた。 靴の中にも熱気がこもっていて、やはり外はずいぶん暑いのだろう、憂は少し躊躇ってから、玄関の扉を閉めた。 「寒っ!」 リビングから声が聞こえて、憂は慌てて振り返った。 純がリビングから顔をのぞかせて、不満げな、そして心配そうな声を上げる。 「憂、この部屋寒すぎるよ……風邪引いちゃうんじゃないの」 でも、と憂は眉尻を下げて笑った。 「クーラー切ると、暑いし」 純は眉をひそめて、リビングへ顔を引っ込めた。 憂は笑顔を崩さないままため息をついて、同じくリビングへと向かう。 リビングに入ると、純が窓際に寝転んでいるのが見えた。 「なにやってるの?」 「日向ぼっこ」 ふうん、と返事をして、憂は冷蔵庫から麦茶を取り出して、氷を入れたグラスにそれを注いだ。 すぐにグラスは白く曇る。 暑いところと、寒いところの壁、薄いガラス一枚のその壁を憂は確かにその手に感じていた。 「憂、憂のお姉さんは、今日はいないみたいだね?」 憂は相変わらず笑顔のまま、純のいる窓際まで歩いていき、正座をして床に盆をおいた。 盆にはストローが顔をのぞかせているグラスと、ただ、冷たい麦茶だけが入っているグラスが載っていた。 「うん、なんか今度の合宿の準備するんだって。梓ちゃんが新しく入部してくれたから、凄く楽しみにしてたよ」 へえ、と気のない返事をして、純は首だけ持ち上げてストローに口をつけて、麦茶を吸い込んだ。 憂は彼女が、姉がリビングのテーブルにおいていた漫画を読んでいるのに気づいた。 純は憂の目線に気づいて、へらっと笑った。 「この漫画も合宿シーンだよ。果たして、彼らはあの強豪男子高校エースの魔球を打ち破ることが出来るのだろうか――」 純は寝転んだまま、大げさに腕を天井に向けて、ゆらゆらと振った。 憂はその様子をじっと不思議そうに見つめていた。 外の熱気をまとったままの彼女の腕が、一生懸命に部屋の空気をかき回しているようだ。 「なあんて、あっついよね、憧れるよ、合宿」 そう言ってため息をつき、純は腕を下ろした。 その腕が床についたとき、彼女は小さく悲鳴を上げた。 「冷たっ」 憂はなんとなく、掌をフローリングに当ててみた。 冷たい、だろうか。正座をしているから足に広く接しているはずの床も、彼女には冷たく感じられない。 少しずつ、少しずつ、クーラーは彼女を冷やしていったのだ。 憂は少し寂寥を込めた目で、純を、そして窓の外を見た。 「ういー、ういー」 純が自分の名前を呼んでいるのが、ずっと遠くでのことに感じられた。 憂は目を細めて、外の光景を見つめた。 蝉はどこにいる? 人工物の中で、一生懸命に鳴き続ける蝉は。 蝉の声はずっと聞こえていた、けれど、蝉は見つからなかった。 「ういってば……もう」 純がごろごろと、起き上がること無く移動していく。 彼女が転がっていた床は、体温と日光とで少し暖かくなっていて、憂はほっとした。 自分の太ももは、掌は、まだ温かくて、憂はほっとした。 ここだ。ここにいた。 後ろで電子音が聞こえた。 クーラーが悔しそうに、最後に大きく息を吐いて、動きを止めた。 憂が振り向いてみると、安心したように大の字に床に寝そべる純の姿が見えた。 「ふう。やっぱこんなに寒いのは駄目だよ。風情が無いもんねえ」 憂は彼女の言葉を聞いて、また外を眺めた。 歩道の脇には木があった、建物には日が当たっていた。 蝉は見えないけれど、やはり声は聞こえている。 「ねえ、純ちゃん……外はさ」 憂は背後の友人に声をかけて、窓ガラスに手を当てた。 ひんやりと冷たかったけれど、その薄いガラス一枚の壁は、これから確実に熱を帯びてくる、 そして、この部屋の中も。 「外は、暑いねえ」 ならば、いらない。 必要のないときは、窓を開けよう。 憂は顔に当たる熱気を感じて、明るく笑った。 「そりゃあね」 純は不思議そうに、相変わらずだらしなく寝転んだまま首を起こしてみたけれど、 窓から無遠慮に、楽しげに入ってきた熱気が額に当たって、引きかけていた汗がまたうっすらと滲むのを感じ、自然と笑顔になった。 どちらから言ったかは、どちらも覚えていないけれど、確かに彼女たちはこう言った。 「外に出よう、暑いから!」 蝉の声が膨張した空気を軽やかに揺らしていた。 …… 「軽音楽部、また今年も合宿するのよ」 クーラーの効いた生徒会室で長い髪を暑苦しく思いながら、山中教諭は冷たい麦茶を飲んでいた。 どうしてこんなことを言ったのかは分からないけれど、言ってしまった以上、教諭は相手の返事を待った。 生徒会室にいるもう一人の人物、短髪の真鍋生徒会長は、反応に困ったように小さく笑った。 「そうですか」 そう言って、生徒会長はまた書類とにらめっこをし始めた。 主に夏季休業中の部活動についてだろう。 しばらくして、生徒会長は顔を上げて言った。 「ああ、そうだ。一応先生も付いて行ってくださいね。監督責任者がいないと何かと困りますから」 山中教諭はつまらなそうに頬をふくらませて真鍋生徒会長を見つめて、麦茶に視線を落とした。 生徒会長は教諭のやけに子どもじみた表情に驚き、気まずくなって、窓の外を見た。 ぎらぎらと太陽が照っている。 めらめらと地面は熱されている。 ゆらゆらと熱くなった空気が揺れている。 薄い窓ガラスと、一生懸命動くクーラーがその熱を完全に生徒会室から締め出しているのを確認して、生徒会長は微笑んだ。 彼女には蝉の声も聞こえていなかった。 聞いているのは、ただ、かつかつと鳴り響くシャープペンシルの音と、クーラーの立てる低い音だけだった。 「のーどーかーちゃあん」 それと、教諭の歌うようなきれいな声。 冷たい大理石のような、透き通った声。 少し気だるそうな、つまらなさそうな声だった。 「どうしました?」 「合宿で泊まる別荘の傍にはね、海もあるの」 そういえば、軽音楽部が泊まる、とある部員の別荘は随分と広いと幼馴染から聞いた。 きっと大きな冷房やら、風呂場やら、色んな物があるのだろう。 ちょっと、羨ましい。 生徒会長はくすりと笑った。 「羨ましいですね」 教諭は顔を輝かせて、身を乗り出して言った。 「でしょう! それでね、良かったら和ちゃんも来ましょうよ。水着、選んであげる」 生徒会長は苦笑して、首を振った。 教諭の表情が曇った。 「私はあまり泳ぐのは……それに、暑そうだから遠慮しておきます」 最後まで言い切らないうちに、教諭はぐい、と麦茶を一息に飲み干して、一つ大きく息を吐いてから、呟いた。 「つまんないの」 生徒会長は、あんなに一気に麦茶を飲んでしまって、胃が冷えすぎやしないか、そればっかりを気にしていた。 自分もやろうかしら、そんなことばかりを考えていた。 …… 二人の女の子が日の照り返す道路を元気に歩いていた。 柔らかい髪を縛って、ショートポニーにした女の子は、優しく笑って言った。 「暑いね……どこ行こうか?」 憂はコンクリートのヒビから草が顔を覗かせ、車のタイヤの叫び声の間に蝉の求愛の歌が聞こえているのに気づいて、嬉しくなった。 まだまだ外は暑い。 暑さに顔をしかめて――自分から提案しておいたくせに、だ――癖毛を二つに縛った女の子は、うーん、と唸った。 彼女は空を見上げた。空には道路もビルも、車も人ごみも何もなくて、彼女は楽しい気持ちになった。 空に浮かぶ雲のうち一つが、やけに丸っこい形をしていたから、彼女は思いつくままに言った。 「グラウンド……学校の。そんで、キャッチボールでもしようよ」 「じゃあ、グローブとボール持ってこないとね?」 純は思ったより乗り気の憂に驚き、一度家に帰る手間を考えて、猫背になりながら言った。 「面倒くさい……適当にソフト部の友達から借りようよお」 そんな純とは裏腹に、憂の声は不自然なほど明るく、大きかった。 「よっし、じゃあ急いでいこう! 楽しみだね?」 少し歩調を上げた憂についていきながら、純はため息を付いた。 あんまり暑くて、楽しい気持ちも訳が分からなくなってしまいそうだ。 額にうっすらと汗が浮かんできて、ちょっとばかり涼みたいとすら思った。 「うい、暑すぎるよう……」 早歩きで高校へ着き、自主練をしていたソフト部に頼み込んで、予備のグローブとボールを貸してもらった頃には、二人は汗で襟元を湿らせていた。 憂は相変わらずにこにこと笑った。 「よーし、じゃあ行くよ。胸元の高さに、こう、しゅっ、だね」 大げさに動作の確認をして見せて、憂は大きく腕を広げ、膝を曲げて体を沈めさせ、腰を回して球を放った。 乾いた音を立てて、ボールは純のグローブに収まった。 純は、わあ、と短く声を上げた。 「上手いね、やっぱ流石は憂だね」 グラウンドはやけに暑かった。 運動部の空気特有の熱気が残っているようで、純は少し気が引き締まるように感じた。 だから、子供っぽく飛び跳ねる憂を見て、純は顔をしかめた。 「えへへ、ソフト部入ればよかったかもね」 憂は大きく手を振って、純にボールを催促した。 純は手元のボールを見つめて、球を放った。 力の無い球はひょろひょろと放物線を描いて憂の元へ届いた。 「純ちゃん、真面目にやってよね」 憂が頬を膨らませた。 一直線にボールが純のもとへ戻ってくる。 あれ、と純は首をかしげた。 それでも、もう一度ボールを投げた。 えへい、と妙な声が出た。 「純ちゃん、変な声」 くすくすと憂が笑った。 憂はグラウンドから見える並木や、雑草や、鳥がみんな暑さに歓喜して踊っているように思った。 彼女はとても楽しかった。 「純ちゃん、私……」 だから、胃の中に残っている氷を、クーラーの置き土産を、とっとと溶かしてしまおうと思った。 ボールを放りながら、言った。 「私ってさ、大人っぽいかな?」 ボールは真っ直ぐに純の胸へと向かっていった。 純はボールを右手に持ち替えて、しばらく憂を見つめた。 気の抜けた動作でボールを投げて、言った。 「しっかりしてるよね」 憂は放物線上を旅してきたボールを、真っ直ぐに投げ返した。 「それは、大人っぽいってことなの?」 また、力のない軌道で純から憂へボールが放られる。 「そうなんじゃない。なんかよくわかんないけど」 真っ直ぐに憂から純へ。 「それはさ、なんでだろうね。私もみんなと同じ高校生なのにね」 ゆっくりと純から憂へ。 「そりゃあ、お姉さんがあんな感じだから」 そこでボールは一旦止った。 ぎゅっと強くボールを握りしめて、憂は精一杯笑った。 「じゃあさ」 戸惑いがちな、小さな声は、それでもしっかりと純へ届いた。 純は耳を澄ませた。蝉の声が聞こえた。 「今はお姉ちゃんいないから……最近は部活で忙しいみたいだから」 憂は大きく足を開いた。 しなやかに腕を振って、ボールを放る。 ボールは遠慮がちに、山なりに純へと向かっていった。 「ちょっとだけ、子供っぽくてもいいかな?」 純は腕を上へ伸ばして、少し的を外れたボールを捕って、憂を見た。 相変わらずにこにこと笑っていた。 時折、いたずらっぽい、子どもじみた表情が覗いた。 純は手元のボールを見つめて、あれ、と思い笑った。 なんだか、可愛いじゃない。 「どうぞ!」 純は嬉しさに、外気以上に内側から体が熱くなるのを感じて力いっぱいボールを投げた。 きっと、憂はこの話を私以外にはしていない。 私以外は憂のこの話を聞いていない それって、嬉しいな。 にやにやと笑いながら投げたボールは、憂を通り越して、蝉の声が、夏の日差しが、熱気が、雲が満ち溢れる空へと飛んでいった。 憂はそれをぼうっと見上げて、そしてそのまま後ろへ倒れこみそうになり、なんとか足で体を支えた。 後ろを向いて、純が暴投したボールを拾いに行こうとして、ちらと純のほうを見た。 「……ありがと」 戸惑いがちな、小さな声は、やはり純のもとへ届いた。 純が親指を立てて、走って近づいてきたから、憂は大きく声を張り上げて、笑って言った。 「ありがとう、純ちゃん!」 2
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