約 106,078 件
https://w.atwiki.jp/weakestfuji_sachiko/pages/47.html
番組の企画でとある洞窟にロケの撮影にいったら迷子になった話をするね。 とあるバラエティ番組の人気企画で「ゆけゆけ!輿水幸子探検隊」というのがあるのね。世界一カワイイ輿水幸子ちゃんがそのカワイさを広めるという名目でさまざまな場所で人やらUMAと出会って、最後は幸子ちゃんのブロマイドを渡して締めるっていう流れなんよ。そこまでの幸子ちゃんが困難に立ち向かう姿や焦る姿に人気があるんだけど、斜に構えた自称テレビをわかってる人はこんなのヤラセだとかバカにするのね。でも知ったこっちゃない。この企画はカワイイ幸子ちゃんを愛でる企画だ。すっこんでろ。 探検隊メンバーはうら若き新鋭の冒険家、輿水幸子隊長とその護衛兼囮役の担当プロデューサー、ふじえる隊員がレギュラーで、たまにキノコと聞いて駆けつけるアイドルやら魚と聞いて駆けつけるアイドルやら幽霊と聞いて駆けつけるアイドルやらがゲスト隊員でやってくるという感じなのよ。 まあ今回はぼくと幸子隊長の二人で、未開の山中にある謎の洞窟に潜むとされるUMA、シアエガを見つけろ!っていう内容でロケしたのね。 国内某所、この洞窟がある山は昔から山の主がいるという伝説があり、山の主は立ち入るものを一切許さず呪い殺すとされているのよ(ここでそれっぽいイメージ画が流れる)。 そのため古来より近隣に住む人々は近寄ろうとせず、その山を「冥府の門」(ここで山の写真と共におどろおどろしいフォントで「冥府の門」というテロップが流れる)と呼んで畏れたわけ。 そんな説明を受け怯えぼくことふじえる隊員と幸子隊長。でも幸子隊長のカワイさを世界に広めるためはこの山の洞窟にたどり着かなければならない。この死の山、「冥府の門」を。(ここで怯える二人の様子と共におどろおどろしいフォントで「冥府の門」というテロップが流れる) なんか「⇒ハイキングコース3.6km」とかいう立て看板が見えるけど、誰も近寄らない「冥府の門」を。(ここで怯える二人の様子と共におどろおどろしいフォントで「冥府の門」というテロップが流れる) カメラに気づいた一般のハイキング客が笑顔で手を振ってるけど、呪いの死の山、「冥府の門」を。(ここで怯える二人の様子と共におどろおどろしいフォントで「冥府の門」というテロップが流れる) 洞窟にたどり着くまでの道中は苛烈を極めた。ヘビが尻尾から落ちて襲いかかってきたり、動かないサソリが襲いかかってきたり、上から巨大な岩がポヨーンポヨーンとバウンドしながら転がってきたり(間一髪のところで幸子隊長は回避した!ふじえる隊員は間に合わなかった!なぜか幸いにも無傷だった)、次々と困難が襲いかかってくる。(ここで「これが山の主の呪いなのか…!?」とおどろおどろしいテロップが流れる) それらの困難を乗り越え、ようやく洞窟の入り口に辿り着いた二人(とカメラさん)。 しかし入り口には、これまで山の主が死に追いやってきた挑戦者だろうか、見た目はボロそうだがどれも綺麗に形が残ってる骸骨の山が見える。当然怯える二人!しかしここまで勇気を持って乗り越えてきたのだ。二人は顔を見合わせ、決意したかの様に頷き合い、洞窟の中へその一歩を踏み出す!!カメラさんの後に。 洞窟の中は何故か歩きやすい階段が舗装されており、何故かアルミ製の手すりが取り付けられている(「山の主が住んでいるのか…!?」というテロップが流れる)。 一行はこの危険な洞窟の道を慎重に歩き進んでいく。 すると、突如洞窟内に大きな揺れが発生する!(その場にうずくまる二人!カメラもあまりの揺れの大きさに二人の姿を捉えることができない!決してカメラを大袈裟に揺らしているわけではない!) 揺れが収まった頃、幸子隊長がふじえる隊員が消えたことに気づく!必死に幸子隊長がふじえる隊員を呼びかけるも、ふじえる隊員の返事は無い。ふじえる隊員が行方不明となり探検隊は幸子隊長一人(とカメラさん)だけになるも、任務を遂行ためには洞窟を進むしか無いのだ。涙をこらえ幸子隊長は洞窟を進んでいく。 やがて幸子隊長が洞窟の奥に辿り着いた時、そこで待っていたのは黒人の中年男性だった!(「これが山の主か!?」というテロップの後CMが流れる) ~~~輿水幸子のカワイイCMが流れる~~~ 洞窟の奥で幸子隊長を待ち受けていたのは黒人の中年男性だった!(「これが山の主か!?」というテロップが流れる) 恐る恐る幸子隊長が話しかけると、男は「ダレダ……?」と低いうなり声のような声で返す。幸子は息を飲むも、意を決して「ボクは世界で一番カワイイアイドル、輿水幸子です!」といつもの自己紹介をするも「アイドル……ナンダソレハ………ナニモノダ……?」と返事をする。どうやら男はアイドルを知らないらしい。話を聞くと、彼はこの洞窟でずっと暮らしていたらしく、テレビも何も知らないで生まれ育ったそうだ。当然衣服も布切れのようなものを身にまとっただけの簡素な服だ(手首に腕時計の跡が見えるが彼は腕時計など知るはずもない。きっと見間違いだろう) そんな彼にアイドルとは何か話したあと、「アイドルを知らないアナタは幸運ですね!この、一番カワイイボクが初めてのアイドルなんですから!是非ボクのカワイさを知ってください!」といつもの様にブロマイドを渡す幸子隊長。彼は不思議そうに受け取ったあと、「サチコカ……イイダロウ……ファンニナッテヤル」と笑顔を見せた!さすが輿水幸子!また一人ファンを増やすことに成功したのだ! 彼と握手し互いに笑顔を見せる二人。こうして今回の輿水幸子の冒険は成功に終わった…… で、ぼくことふじえるなんだけど、何故か洞窟の中で大きな揺れに出くわした後目を開けたら二人とはぐれたのね。あ、二人って幸子ちゃんとカメラさん。 でも一応念のためにぼくもCCDカメラ持ってきてて、ぼくの様子も写してあとでスタッフに見せようかなってカメラを回して洞窟内を探索したわけよ。 洞窟を散策するんだけど、なんかさっきまでの洞窟と様子が違うというか、国内にこんな広い洞窟あったっけ?ってくらい広いのね。しかも全然舗装されてないし薄暗いし。 とりあえず幸子ちゃんはなんとかなるとして、ぼくはとっとと洞窟から出なきゃなあって思って歩くんだけど、全然どこかわかんない。歩いても歩いてもずーっと真っ直ぐ道が伸びてて、出口も何も見えないのよ。風の音も聞こえないし、水の音も聞こえない。暗闇と静寂だけが洞窟内を支配してて、まるで夢の中にいる様な感覚すら覚えてくるわけ。当然世界で繋がるソフトバンクもここじゃ圏外。やだなあ、怖いなあと思ったら後ろからブゥゥン……と羽音が聞こえるの。 なんだろうと思って振り返ると、そこには羽の生えた巨大な蟹の化け物がいたのよ。 ぼくはその姿を確認した瞬間、正気を失い、パニックになりながらその場を逃げ出した。 まずい、こいつはまずい!いくらぼくが蟹座だからってなんで蟹がやってくるんだ!恐怖と狂気で混乱した頭がとめどなく溢れる思考をぐちゃぐちゃにしながら、逃げなきゃだけは強く思ってて、息が苦しくなっても逃げるのを止めなかった。 でも、その蟹の化け物はぼくを追いかけてくるわけ。しかもぼくと一定の距離を保ちながら、まるでぼくをあざ笑うかの様にしつこく追いかけてくるのよ。ぼくが息を切らせて立ち止まると、そいつはわざとスピード落としてじっくり近づいて、ハサミをガチャガチャ鳴らして脅して、ぼくに走ることを強要させてくるんよ。 ぼくは汗も涙も涎も垂れ流しながら必死に逃げた。失禁しながら、嘔吐しながらそれでも逃げた。転んで血まみれになっても逃げた。 逃げ続けて、逃げ続けて、もう足が動かせないと思ったとき、洞窟が急に広くなって、大部屋みたいな場所にたどり着いたのよ。 そこでぼくは体力の限界を迎えて倒れ伏した。だけど追いかけてきた蟹の化け物の姿がようやく見えなくなったのを確認できた。ぼくはようやく安堵して涙をまた流した。 ひとしきり泣き切った後、息を整えながら周りの様子を見ると、なんか真っ黒な塊があるのね。そいつはめっちゃ触手をウネウネさせてて、なんだろうなって思ったらその黒い触手がぼくにせまぁgごbっ
https://w.atwiki.jp/henroy/pages/367.html
牙狼~SAVIOR IN THE DARK~ ◆gry038wOvE その再会を祝福する者などいなかった。 四人の戦士の間にあるのは、二つの強力な爆弾である。普段ならば、その爆弾が起爆することはないだろう。その爆弾が発動するのは、一定の条件が満たされた場合だ。 ……しかし、それは偶然にも、そして非常に残念なことに、起爆剤となる二つの条件が、見事に出揃った状況での再会なのである。 村雨良、という男がいた。 その男は親友・三影英介を『仮面ライダー』によって奪われた。 涼邑零、という男がいた。 その男は自らの家族を『黄金騎士』によって殺された。 そして、結城丈二は『仮面ライダー』であり、冴島鋼牙は『黄金騎士』だった。 ただ、それだけだった。 「鋼牙、偶然だな……こんな所でッ!」 冷たい森の中で、涼邑零は怒号を交えて叫ぶ。 その表情は、つい先ほど別れた集団に見せた顔と、今の零の顔は、似ても似つかないほどである。零も、普段は笑顔に感情を隠していた、相当の役者だったらしい。 ……などと感心している場合ではなかった。 結城丈二は、まず目の前の状況を片付けなければならない。 結城が遭遇した相手の片割れの名はわかっている。 村雨良。実際に会った事もあるし、共闘した記憶も残っている。 もう一方が、おそらく冴島鋼牙だろう。二人はおそらく行動を共にしていた。その意図は不明である。鋼牙が善か悪かは、まだ判断し難い。 少なくとも、零の認識上は悪であるというのはわかるが、それは偏見に満ちた判断だ。結城自身で判断すべき場面である。 「零……!」 鋼牙と村雨が零の呼び声に気づく。 二人は、少し固まったようだった。あちらも、少し考えてから行動を開始しようとしているのだ。結城、鋼牙、村雨の三名は、いま現在冷静に考えて行動することができる。 しかし、零はできる状態ではなかった。 少なくとも、鋼牙という仇の目の前では……。 零の双剣が、その腰から抜かれる。 零自身、すぐに鋼牙を殺そうという気はない。少しは鋼牙にもがく余地を与える気なのである。 少なくとも、今の今まで、零は鋼牙をすぐに殺そうと襲ったことはなかった。これは所謂威嚇というものだ。 「「……待て、零!」」 結城と鋼牙の言葉が重なる。 だが、零は魔戒剣を両手に構え、鋼牙に向かって走り出した。 鋼牙は自らの魔戒剣を抜いて、体を切りつけようとした零の剣を、間一髪で防いだ。 真横に構えられた鋼牙の剣の上に、零の剣が二つ重く乗せられて、厭な金属音を発している。 こうして鋼牙に避けられるのもまた、零の計算の範囲内だった。 魔戒騎士の最高位と呼ばれる黄金騎士だ。この程度の攻撃を回避できないようでは、零が既にその称号を受け継いでいたに違いない。 もし当たれば即死するような攻撃であるのは間違いないが、黄金騎士は間違いなく避ける。少しの狂いもなく、確実に避ける。縦令どんなアクシデントが発生したとしても、彼は絶対に零の剣を回避するだろう。 そうして互いにこわばった顔で睨み、腕と剣に力を込めあっていると、鋼牙の胸元から、突如として聞き覚えのある声が零を呼んだ。 「零!」 「シルヴァ……?」 この場には女性はいないが、それは女性の声である。もっと言うのなら、ここに来てから零が所持することを許されなかった相棒・『魔導具』のシルヴァだと、零は知っていた。 何故、その声が鋼牙の胸元から聞こえるのか、零にはわからなかった。 零は注意力を一瞬失ったが、力を入れることは忘れず、まだ鋼牙との競り合いを続ける。 「……鋼牙、零、剣を仕舞いなさい」 「そんな事を言われても困る。俺は今、手が離せない」 鋼牙は驚いた風もなく答える。少なくとも、彼は今手を離せる状況ではなかった。手を離せば鋼牙の体が三つに避けてしまう。 この場合、零が先に剣を下げる必要がある。だが、零にはそんな様子が見られなかった。 彼はただ、更に激情を重ねた様子で、 「鋼牙、何故貴様がシルヴァといる……!」 と問い詰めた。 ホラーに関する何かが隠されているから、シルヴァは没収されたのではなかったのか。 「話を聞けばわかる。零、剣を仕舞え!」 結城や村雨には、二人のやり取りの意味がわからなかった。 特に結城などは、どこから女性の声が聞こえるのかさえ、把握できなかった。 ともかく、それぞれの立会人がいるという事実は、鋼牙か零の裏切りを防止する最善策だ。どちらかが剣を下ろした隙を狙って、もう一方が剣を振るったならば、結城か村雨が黙ってはいまい。 そう考えて、結城は一歩前に出る。同じ結論に至ったのか、村雨も前に歩んだ。 「……零、先に剣を下げなさい! 鋼牙の話を聞いて」 「……!」 シルヴァに言われた数秒後、村雨の顔色を伺い、躊躇いながら零は剣を下げた。 鋼牙も同じように、剣を地面に向けた。敵意こそないようだが、互いに警戒し合っている。 鋼牙は、左手で己の首にぶら下がった魔導のネックレスを外し、零に渡す。いや、シルヴァが話しやすいように、そちらに向けただけだろうか。 とにかく、零は自分に向けられている相棒を、やや不機嫌そうに受け取った。 「零、誤解しているようだが俺はこの殺し合いに乗っていない」 「……信用できるか」 「お前の家族を殺したのも俺じゃない。……バラゴ、暗黒騎士キバこそがお前の家族の仇、そして俺の父親の仇だ。太刀筋が同じなのは、奴が黄金騎士──俺の父の弟子だったからだ」 鋼牙の言葉に、零が反応する。 暗黒騎士キバ──石堀たちから聞いた名前である。 この会場にいる、凶悪な刺客であるというのは聞いた話では確かだ。 「やはり、暗黒騎士キバか……」 結城が呟く。そう、結城も薄々実感していたのである。 「零の知らない魔戒騎士」という違和感が、結城に少しの猜疑心を持たせたのだ。 村雨は黙っていた。話についていけないせいもある。結城が村雨に声をかけないのは、偏に村雨のこんな様子にも不自然さを感じていたからだった。 結城の仮説が正しいのなら、村雨に正体を明かすことでまたひと悶着起きてしまう。この二人のように争いごとになるのは御免だ。 「信じられるわけないだろう、鋼牙。……俺はお前を仇と思うのはやめない」 零は頑なだった。 結城は、自らの考えを語ろうと口を開いたが、先に鋼牙が声を発した。結城の様子に気づいているようだった。 「……そうか。いずれにせよ、時が来ればわかる」 「その男とはいずれ会うことになる……そう言いたいのか?」 「ああ。それに、お前が俺を殺さないことも、わかっている」 鋼牙は既に零がこれからどう動くのかを知っている。 そう、これから先、零は決して鋼牙を殺せないし、殺さない。 「銀牙騎士絶狼(ゼロ)──その魔戒騎士の名を、俺は信じているからな」 ──シルヴァの言うようにやって来た時系列が異なったとしても、零は魔戒騎士に違いないからだ。 零の知らない零を、鋼牙は未来で知っている。 誰よりも熱く、誰よりも人を守る使命に忠実で、鋼牙が信頼した友である「涼邑零」という男の名と誇りを、鋼牙は生涯忘れないだろう。 「……」 零は、また少しだけ迷った。 冴島鋼牙を敵として見つめる時、零は毎度不思議な違和感を感じるのである。 彼が、人を殺すようには見えない……という不思議な違和感を。 いや、むしろ零自身は心のどこかで願っているのだ。本当の仇が別の誰かであることを。 零自身、そんな自分の本性に気づいているはずもないが。 はっと、零は自分が鋼牙から目を逸らしていた事実に気がついた。 本質的に、彼を避けているのが零の本当の心理……ということなのだろうか。 そして、鋼牙を見つめなおすと、彼は太い声で零に言う。 「……構えろ、零」 不意に、鋼牙の表情が曇り、妙な気配のある方に顔を向けた。 彼は剣の柄を持つ腕に力を込めている。……その理由は簡単だ。 「思ったよりも早く信じてもらえそうだな」 零は、鋼牙の視線の先を同じようにして見た。 鋼牙が見ていたのは、黒衣を着た奇妙な人物であった。木々の向こうから、何の構えもなしに歩んでくる。零は、その様子にまた、既視感を覚える。 そう、彼は知る由もないが、それは、かつて鋼牙が戦い倒した漆黒の魔戒騎士の異形である。 結城も、村雨も、そちらを向いて、その異様な雰囲気に戦慄しながら構えた。 「……冴島鋼牙」 奇怪な人物のその呟きを聞き、鋼牙はその人物に向かって駆け出した。鋼牙の踏む地面の落ち葉が、かつて舞い降りた時のように、虚空に上がり舞っている。 そして、顰めた表情で、零たちに叫ぶ。 「奴がバラゴ──俺たちの本当の仇だ」 バラゴは、黒い着物の下でニヤリと笑ったように見えた。その様子から、少なくとも男性であるのは見て取れる。もともと、魔戒騎士は男性しかなり得ないものでもある。 鋼牙が一凪ぎすると、バラゴは上空に引っ張られるように跳び避けた。足を跳躍の形に曲げた様子もない、奇妙な『浮遊』だった。 結城と村雨は、それに少し驚いたようだった。 だが、既に一度倒した鋼牙は、バラゴの速さも強さも知っている。 最初にバラゴが狙ったのが鋼牙だったのは、鋼牙にとっても好都合であった。 「はぁっ!」 鋼牙は声を高らかに上空へ跳び、バラゴの真横で剣を振り下ろす。 今度は、上空でバラゴの体は狙われた。そして、バラゴはそれを黒衣の中から取り出した剣で防いだ。 先ほど聞いたよりも、ずっと重い金属音がその場にいる全員の耳を刺激する。 「「!!」」 地面に着地する頃には、その鍔迫り合いが終わっていた。二人は互いの剣をぶつけ合う力を反動として、距離を離して降り立ったのである。 しかし、二人の猛攻は終わらない。 他の三人が割ってはいる隙など無いほどに。 (バラゴ……いや、暗黒騎士キバ! 俺は何度でも貴様を倒す!) 鋼牙の刃が、一振り、一凪ぎされるのを、そこにいる超人たちは辛うじて視認していた。 素早く、そして一つ一つが重い一撃だった。 だが、その攻撃をバラゴは的確に避けている。黒衣を掠めればまだ良い方だ。尤も、その剣が黒衣を掠めることに、バラゴはかなり驚いているようだったが。 (この一撃、もはや僕の知る冴島鋼牙の腕ではない。短期間のうちに、腕を上げたか……?) くどいようだが、この鋼牙はバラゴの知るより後の鋼牙である。 既に一度バラゴを破り、メシアやレギュレイスなどという強敵ホラーをも討ち滅ぼした彼の剣を、そう簡単に避けられるはずもない。 (流石は冴島大河の息子か……だが、その強き太刀さえも俺は喰らう) バラゴは首飾りを上空に掲げたかと思うと、そこに円を描いた。 その円は、神秘的な煌きとともに、バラゴの体の各部位へと、デスメタルの鎧が落としていく。まるで、円の向こうには別の世界が広がっているようだった。 そして、一秒とかかることなく、禍々しい黒のシルエットの戦士が、鋼牙と零の前に再び現れる。 暗黒騎士キバが、邪魔そうにマントを翻した。 暗黒に堕ちし魔戒騎士バラゴ。その真の姿とでも言うべき、悪の外形が四人の戦士を睨んだ。 結城は、初めて見た魔戒騎士の姿に少し驚いたようだったが、一秒も経たないうちに受け入れた。変身方法や形状が、これまでの敵よりもやや特殊というだけで、変身する戦士も珍しくも何ともない。 それより、結城は隣の零を気にかけた。 「……そうか」 そう呟いた零の横顔。 その目はやはり、眼前の黒騎士を睨んでいた。瞳の色は、鋼牙を見たとき以上に、復讐の黒に染まっていた。 結城は、暗黒騎士キバの姿よりも、そちらの様子に驚いた。 「奴の言ったとおりだ。鋼牙は俺の本当の仇じゃない……!」 零の脳裏に焼きついた、忘れもしない魔戒騎士のシルエット。──静香が突き刺される、零の毎日の夜の夢。その最悪の登場人物。 それは、こうして眼前に立つ暗黒騎士キバのものと重なった。 零の両手がわなわなと震える。しかし、魔戒騎士の双剣だけは確かに持っていた。 「零、無茶しちゃ駄目!」 シルヴァの声を耳に入れることはなく、零は駆け出していた。 銀牙という少年が涼邑零と名乗るようになった原因である男。零の恋人と父親を殺した男。零から守りたいものを奪った男。 許せるものではない。 たとえ、零の命が脅かされるとしても、戦わねばならぬ敵である。 涼邑零はこれまで、誰かを護るために戦ってきたわけではないのだ。 最初は、静香を守るために魔戒騎士になった。 その人を奪われてからは、零は、仇を討つために戦っていた。 だから──── 「静香の仇ィっ!!」 銀牙騎士ゼロとなった涼邑零が駆け出す。 それを追うように、結城丈二と村雨良は駆け出す。その男の危険を、二人は察したのである。 零の無理を通させぬよう、二人は反射的に変身をしていた。 「ヤァッ!」 聞こえるは、ライダーマンの変身の発声のみ。 その真横で、ゼクロスがライダーマンの横顔を見つめていた。 「仮面ライダー……っ!」 だが、今はそれ以上に優先すべきものがあった。 鋼牙を襲い、更にその知り合いを脅かす謎の戦士に、仇なす。鋼牙に協力することだ。 ゼクロスは、ともかくライダーマンとはこの戦闘中は手を組むことにした。その後、どうするかはわからないが。 「仮面ライダー、それに魔戒騎士。まとめて地獄に送ってやる」 キバの前に現れたのが、因縁深き魔戒騎士と仮面ライダーばかりだったのは、ある意味奇跡的ともいえる。役者が揃った姿に、キバは愉悦を感じた。 この全てを飲み込み、最強となる資格があるか──それが試されているのだろう。 鋼牙の方を見れば、その姿は黄金騎士ガロのものに変わっていた。 かつて戦った冴島大河と違うのは、瞳の色が紅でなく碧であるということだ。しかし、獰猛な魔戒騎士の「獣」に似た姿は違いが無い。 この場で最大の敵になるとすれば、この男だろうが、キバはまず真横から来るゼロに剣を向けた。 「がっ……!」 ゼロの胸部にキバの剣が突き刺さる。そして、ゼロの体が剣一本で持上げられ、ライダーマンとゼクロスの方に吹き飛ばされた。転がってくるゼロに、二人の戦士が足止めを喰らった。 怒りに狂ったうえに、まだ未熟なゼロは、キバの敵ではなかったのだ。 ライダーマンがゼロを抱き起こすと、今度はゼクロスがキバに向けて攻撃を開始する。 「マイクロチェーン!」 電撃を帯びたチェーンが、キバの体へと到達する。 しかし、そんな攻撃は何でもないという風に、キバはその鎖を剣で切り裂いた。電撃による光が見えたが、それを痛々しいと感じる者はここには誰一人いなかった。 「はぁっ!」 ガロの牙狼剣がキバの方へと向かっていく。 それをキバは左手で軽く受け止め、今度は右手の黒炎剣をガロに向けて振り下ろそうとした。 「ふんっ!」 しかし、それはガロの左足が蹴飛ばして、木々の向こうへと落ちてしまう。 ガロは、それを好機と見るに、キバの握力にも勝る豪腕で牙狼剣を引き抜いた。 その剣は、すぐに真っ直ぐキバの体へと振り下ろされる。 右肩から左脇にかけて、牙狼剣はデスメタルに深い傷をつけた。 「鋼牙、そいつは俺の獲物だ!」 だが、その優勢は長くは続かない。 起き上がったゼロが、ガロを突き飛ばして割ってはいる。ガロは、その不意打ちによろけてキバの正面を取られてしまった。 雌雄一対の銀狼剣をキバに向けて×の字に振るうが、キバはそれを問題にすることもなく、また両手の握力で止めてしまう。 「零!」 ガロが名前だけ呼んだ。それは、警告の意味であるのだとわかっているのだが、ゼロは意にも介さない。この男を倒せれば、それで良いのだと思った。 しかし、銀狼剣はそのままゼロの両手からすっぽりと抜けた。 剣を失ったキバが、黒炎剣の代替としてゼロの剣を奪ったのである。刃の部分を掴んでいるが、鎧の上からでは結局変わらない。 すぐに柄の部分に持ち変えると、キバはそのまま向かってくるガロとゼロを同時に斬った。 「ぐあああっ!」 二人の魔戒騎士は、キバの素早い太刀に吹き飛ばされ、地面に落ちる。今度は、形勢はキバに優位に働いたようだった。 キバは、更に地面に落ちたゼロを追い、銀狼剣をゼロの体に突き立てる。 ゼロは辛うじて、それがソウルメタルの鎧を砕いて零の体に傷をつける前に、両手で刃をしっかり握った。 が、圧倒的な腕力によって突き立てられた剣の衝撃は、零の体の中に痛みを伝わせた。 キバは、もう一本の銀狼剣を持ったまま、黒炎剣を再び手に取るために走り出す。 「零っ……!」 キバを追うのは、やはりガロとゼクロスであった。 ライダーマンはゼロの方に寄り、体を抱き起こした。 ゼロは、ライダーマンにお礼さえ言わず、復讐に燃える狼の目つきで立ち上がり、左手で銀狼剣を持って走り出した。腹部は相当痛んでいるようだが、もはやそれさえも彼にとっては些細なことらしい。 (零、君は復讐に我を忘れている。だが、どうやらそれを止めるのは私の役目ではなさそうだ) ゼロの背中を見つめて走りながら、ライダーマン・結城丈二は思った。 かつて復讐のために戦った自分ならばゼロを止めることができるかもしれないと思っていたが、どうやらその鍵となるべくは自分ではないらしい。 いや、ここに来る直前までならば、結城以上の適任者はいなかったのだが、ここで冴島鋼牙に出会ってしまった以上、結城丈二はただの零の友人でしかなかった。 (冴島鋼牙、本当の魔戒騎士の使命を知るのは、同じ魔戒騎士である君だけだ。……そして、どうやら私にも仮面ライダーとして果たすべき使命があるようだな) 今まで一言も口を交わすことはなかったが、ゼクロスは、やはり「あの時期」のものだと推定される。 それならば、やはり同じ仮面ライダーである結城丈二のほかに、止めるものはいないだろう。 まずはキバを倒す。 同じ鎧の戦士ということもあり、タヒチでヨロイ元帥を倒した「あの作戦」を脳裏に浮かべたが、それが可能か否かはわからない。接近戦になる以上、敵としては難しいかもしれない。 ソウルメタルなる鎧(本来キバの鎧はデスメタルだが、結城は知らない)は特殊であり、生半可な攻撃では砕けそうにない。 だが、この場では──首輪という特殊条件がある。 それがソウルメタルの本来の効果を抑え込めているのは確かだ。事実、キバの鎧には、凍結や腐食の小さな痕があった。ほぼ修復しているため、それは観察力に優れた人間でなければ見つけることはできなかっただろう。 結城が思うに、あれは歴戦の勇者である証というより、ごく最近何らかの戦闘で受けたものである。 考えながら、ライダーマンは森を駆ける。 そして、着いた先では暗黒騎士キバが暗黒剣を構えていた。 黄金騎士ガロの黄金剣との鍔迫り合いを演じている。 「衝撃集中爆弾!」 真横から、ゼクロスが衝撃集中爆弾を放ち、小さな爆発が起こるが、それさえもものともしない。 キバの腕力が、今度はガロをも押した。 ゼロが銀狼剣を二本持っているところを見ると、どうやらキバはもう一本の銀狼剣も放棄したらしい。おそらく、黒炎剣以外は不要なのだ。 「はぁっ!」 ゼロも割って入るが、それも弱弱しくキバの鎧に当たるだけだった。 先程、キバの鎧についたような深い傷は、残せていない。 「……ドリルアーム!」 ともかく、準備はしておこうと、ライダーマンはアタッチメントを変更する。 ヨロイ元帥との戦闘時の戦法はこうだ。 強硬な鎧に身を包んだヨロイ元帥を倒す──その方法として、ライダーマンはアタッチメントを駆使しての戦闘を考えた。 その際に利用したのは、ヨロイ元帥が「鎧を纏った生体」であり、彼そのものの体は弾丸でも死ぬという事実であった。 ライダーマンは執拗にヨロイ元帥の体の一部をドリルアームで砕き、小さな穴を作り出し、そこにマシンガンアームの銃口を押し込むと、弾丸を連射した。 ヨロイ元帥の鎧の中で、マシンガンの弾丸が跳弾し、何度も何度も跳ね返ると、中のヨロイ元帥は止められない数多の弾丸の嵐に倒れた……。 キバが同様の性質を持っている「鎧の戦士」であることが、ライダーマンの希望であった。 ライダーマンはキバの体に向かい駆け出すと、そのドリルをキバの脇部の鎧に向けた。 腐食の痕がある部分だった。これならば、穴も開けやすい。 「弱すぎる」 ……が、無論近接戦は不利である。暗黒剣が、一瞬でライダーマンの胸部を斬りつけた。 そこには真っ黒な痕が残った。ライダーマンの強化スーツごしに、結城丈二の体も強い熱を感じた。久々に感じた強い痛みだ。 キバの鎧を見るが、どうやら大した痕が残った様子はない。 「パワーアーム!」 ライダーマンは次に、パワーアームを装備する。 ランダムに選んだアタッチメントである。目的は、露骨に同じ箇所ばかりを狙い続けるよりも、さまざまな方法で全体を攻撃しつつ、さりげなく腐食部を狙った方が良いと思ったからだ。 同じ箇所ばかりを攻撃すれば、無論警戒を受ける。 「はぁっ!」 ライダーマンの後ろから、ゼロが走り出す。 キバの前で、ゼロは剣舞のように巧みな剣使いを見せた。デスメタルの鎧に、次々と剣が当たるが、もはやそれらは大した意味を持つものではなかった。 すべて、無意味に弾かれていくような感じがした。 しかし、ゼロは先ほどより冷静になっていた。剣舞をしているように滑らかな動きを見るに、時間が経つごとに激情に疲れたのだろう。 かえって、頭も働くようになったのだ。 しかし、 ──89,3秒── 彼がゼロに変身してから、これだけの時間が過ぎていた。 いささか、冷静になるのが遅かったらしく、零自身あせりを感じはじめていた。 限界まで、鎧を解かずに戦わなければ……そう思いながら、零は戦う。 「零!」 「わかってる!」 残りタイムが僅かであることを知ったシルヴァからの呼び声も、零は怒号のような声で静止する。しかし、シルヴァは気づいていた。 零は、わかっていない。 本当の仇を知った彼は、もはや怒りを抑え込めようとはしていないのだ。 心滅獣身──バラゴの心身を蝕んだ、その悪夢が繰り返されようとしていることを、シルヴァは直感する。 それは、鋼牙もまた同じだった。 「はぁぁぁぁっ!!」 ガロのタイムも、残り僅かだ。その前にこの強敵を滅ぼさねばならない……それはおそらく無理だろう。 せめて、重症を負わせ、撤退させる。 幸いにも、キバもガロやゼロと同様に、攻撃に制限があるため、強力な反撃技は使えないはずだ。 「はぁっ!」 ガロに気をとられたキバだったが、その隙にライダーマンがパワーアームで腹部を傷つけていることに気がついた。 が、彼はライダーマンを無視したまま、走り来るガロに眼をやった。 真の強敵はガロである。それは、戦闘中に重々理解している。 ガロは黄金剣を両手を使って構えたまま、キバの懐まで来た。 キバも暗黒剣を構え、タイミングを見計らう。 「──今だ、ゼクロス!」 そして、限界まで近づいた瞬間に、ガロは叫んだ。 はっとして、キバが上方を向くと、木の枝の上に忍者の如く潜んでいた赤と銀の戦士が、キバの上に向かって落ちてくる。 そうしてキバが気をとられた一瞬の間に、今度はガロがまた至近距離で火花を散らす。 ガロがキバの脇を駆け抜けると、今度は上方からゼクロスが降りかかる。 キバの二本の角は掴むのにおあつらえ向きだったのだ。ゼクロスは落下しながら、キバの両角を掴み、何度も回転させて空中へとぶん投げた。遠心力によって、キバの体は大した力を加えずとも高速で回ってしまう。 ライダーきりもみシュート。 今のゼクロスはこの技を使うしかなかった。──しかし、次の蹴りは無い。 空中で自由を奪われたキバに、ガロが飛び掛り、剣の柄でキバの顔面をたたきつけた。 しかし、それによって回転は封じられ、キバは何とか直立の形で地面に降りた。顔面も痛むが、首が特に痛む。 更にその直後には、左脇腹を切り裂くガロの剣、右脇を切り裂くゼクロスの電磁ナイフ、腹部はライダーマンがパワーアームをドリルアームに組み替えてキバの鎧を砕こうとしている。 ガロとゼクロスが、キバの体の横を過ぎ去り、一人では不利と見たライダーマンも、一歩後退する。 「絶狼!」 彼らが行ったのはトドメの一撃ではなかった。 キバの動きを止めるための一撃。 「ああ!」 駆け出すゼロ。 ゼロが、これまでの戦いすべてを振り切るための道を拓いたに過ぎないのだ。 「はぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」 銀狼剣を両手に構えたゼロは、その協力の意図をようやく理解したらしい。 「父さんの、静香の仇!!!!」 銀狼剣がキバの体へと近づいていく。 暗黒の鎧の戦士は、三つの攻撃によって固まったように佇んでいた。 聳え立つキバの体は、絶好の的だった。 ──96.7秒── 危険なタイムだったが、どうやらキバを倒すことができそうだ。 零は、心の中でそう思った。 しかし、そんな中でも、ゼロは決して余裕を見せることなく走っていく。 全身全霊を込めた一撃で、ようやく倒すことができる状態なのは、わかっている。 そして、97秒でキバに銀狼剣が到達した。 ゼロは、そこで散る火花の中に、静香を見た、かつての幸せな風景を見た。 きっと、キバを倒す憎しみを強めるために、零の──いや、銀牙の心の奥底が見せた光景だろう。 キバへの攻撃は、確かな手ごたえを伴い、ゼロに安心を与えていく。 ──99.8秒── キバの体から離れ、ゼロは鎧の召還を解く。 涼邑零が、前方にあるキバの姿を見て安堵した。 動かない。 静止したまま、先ほどと同じ状態で。 鎧の中のバラゴは間違いなく死んだ。そう、零は勝手に思っていた。 「やったぜ……静香」 だから、喜びで胸がいっぱいだった。 この鎧の中で、バラゴはきっと息絶えている。あっけない幕切れだったが、これでいい。 これで、家族を弔うことができる。 これから先は、悪夢を見ずに済むだろう。 時系列順で読む Back あざ笑う闇Next 我が名は絶狼 投下順で読む Back せめて 輝きと ともにNext 我が名は絶狼 Back 解放(4) 冴島鋼牙 Next 我が名は絶狼 Back 解放(4) 村雨良 Next 我が名は絶狼 Back あざ笑う闇 涼邑零 Next 我が名は絶狼 Back あざ笑う闇 結城丈二 Next 我が名は絶狼 Back ピーチと二号! 生まれる救世の光!!(後編) バラゴ Next 我が名は絶狼
https://w.atwiki.jp/sundayrowa/pages/157.html
トラッシュ ◆d4asqdtPw2 闇夜の元を悠然と進む、二人の老兵。 彼らが目指す先は近場の小学校だ。 少しばかり急ぎ足なのは、両者共に探し人がいるからであろうか。 しかし、そんな彼らをあざ笑うかのごとく、殺し合いという残酷な現実がその歩みを阻む。 「お盛んなことだねぇ」 遊園地を出た二人は、さっそく足止めを食うこととなってしまった。 暗き森に突如現れたのは、大地に転がる死体だ。 だが、老婆は微塵も動じることない。 それも当然のことだろう。 彼女は最古のしろがね、ルシール・ベルヌイユ。 自動人形との、永きにわたる戦いを繰り広げてきた女である。 その悠久の生命の最中では、屍など飽きるほど目にしてきた。 今さら見知らぬものが死んでいたからといって、狼狽するはずもない。 そんな彼女とは対照的なのが、白髪の男性。 遺骸を憐れんで、彼は僅かに目を細める。 名を蒼月紫暮という。 妖を滅ぼす『獣の槍』の伝承者である少年の父親であり、光覇明宗最強との呼び声高い法力僧だ。 紫暮は無言で膝をつき、物言わぬ青年の瞼をそっと閉じてやる。 彼の腹には大きな穴が開いており、それが死因となったことは明白だった。 「……素手、ですな」 「だろうね」 両者の意見が一致する。 普通の人間から見れば、大型の兵器でも用いたのではないかと思われるような傷跡。 だが、彼らは道具も使わずにここまでの破壊を生み出せる存在を知っていた。 ルシールが疑うは自動人形。人に仇成す、悪夢の現況だ。 紫暮の方は妖。こちらはすべてが悪というわけではない。 そのどちらにも共通するのが、人ならず物だということ。 実際のところ、この青年を殺した下手人はそのどちらにも属してはいない。 けれど、人間でないという一点においては、二人の予測は的中していたのだった。 「ご婦人、しばしお待ちください」 紫暮が遺体の顔に付着した汚れをふき取り、てきぱきと着衣の乱れを直してやる。 腹部の赤黒い血痕もどうにかしようと思案したが、手持ちの道具ではどうすることもできず、心中で青年に謝罪するに終わった。 無念そうな死に顔をジッと眺め、紫暮は大きく溜め息を吐き出す。 暖かな呼気は宵の風に連れられて、そこに込められた悲しみを遥か彼方へと運んでゆく。 物言わぬ青年に背を向けると、初老の僧は支給品である鍋の蓋を用いて器用に穴を掘りだした。 「止めておきなよ。関わる義理はないはずさ」 彼が墓穴をこしらえようとしているのに気づき、ルシールが静止する。 こうしている間にも、彼らの探し人が誰かを殺し、もしくは誰かに殺されてしまっているかもしれないのだ。 縁も所縁もない小僧の亡骸に構っている時間など、彼女にとっては無駄なものに他ならなかった。 懸念事項はそれだけにとどまらず、彼を殺した異形がまだこのあたりにいる可能性は高い。 もし、それが自動人形であった場合、たたでは済まないだろう。 万全の状態で戦ったとしても苦戦は必至。 呑気に穴なぞ掘っていては、間違いなくこの青年と同じ末路をたどる事になる。 「これでも僧侶の端くれなもので」 「…………フン」 紫暮は優しき声を以ってして、ルシールを諭す。 不満そうに鼻を鳴らしながらも、彼女はそれ以上の文句は言わなかった。 男の背中から漂う張り詰めた気配を感じたからだ。 いつ襲われても対応できるように、周囲に警戒を張り巡らせているのだろう。 これならば、たとえ自動人形が襲ってこようとも、即死という最悪の事態だけは回避できる。 即死だけならば、の話ではあるが。 「まだ、やりたいことも多かっただろうになぁ」 銀の円盤で土をかきながら、悲しそうに呟いた。 若くして倒れた青年を、自分の息子と重ねているのかもしれない。 彼の肉親である蒼月潮も、この殺し合いに参加させられていた。 もしかしたら、数時間後にはこの光景が我が子を埋葬するソレに変わるのかもしれないのだ。 「くだらない感傷はお止めよ。そいつが善人だった証拠はないんだ」 ルシールが青年の傍らに転がっていたバットらしきものを拾う。 強い力で砕かれた金属棒は、元の半分ほどの長さしか残っていない。 落ちていた位置などから推測するに、これは明らかに青年が振るっていたものだ。 彼がこれを用いて誰かを襲い、返り討ちにされたということも考えられないわけではない。 得体の知れない仏を同情するだけ無駄というものだ。 それを分かっていながらも、紫暮は黙々と青年のための棺を掘る。 横目で睨んだ彼の顔から伝わる人間臭さを痛いほど感じ、ルシールは「それに……」と言葉を続けた。 「死ねるなら、それはそれで幸せなのさ」 自らの銀色の髪の毛を指で梳かす。 人形破壊者の呪われた運命を思って。 彼女たちは、かつて死ななかったから、人間ではなくなった。 今も死ねないから、ずっと苦しんでいる。 安らかな眠りにつけるということは、それはある意味で幸せなことなのだ。 「えぇ、本当に」 この僧は、しろがねたちの背負ったものなど何にも知らない。 それなのに、彼はルシールの言うことに同意した。 一瞬の躊躇もなく。 揺るぎもなく。 「生きて戦い続けることが、もっともつらいのです」 遠き誰かを想っているかのような声であった。 風に乗っても届かないほど悠遠な、誰かを。 最古のしろがねは、にごり切った眼で男の背中を見つめる。 彼の警戒は、微塵も緩むことはなく。 しばらくの後、青年の身体は冷たい地中に還された。 こんもりと盛り上がった土に向け、紫暮が落ち着いた声で念仏を唱える。 彼は天に昇っていくのだと信じながら。 さすがに慣れたもので、弔いの儀式はあっという間に終了した。 「名も知らぬ青年よ、安心しなさい。あの世は年中無休だ」 「なんだえ、そりゃ?」 エゴだと分かっていても、紫暮は少しでもやさしい言葉で見送ろうとする。 しかし、彼のその言葉選びに、老婆がすかさずツッコミを入れた。 「いやぁ、急に思いつきまして…………」 「みっともないからお止め」 「ですな。ちょっと酷かったか……ハハハハハ……」 彼女の言葉で我に返った法力僧が、たまらず乾いた笑いでごまかす。 咄嗟に思いついたことを考慮しても、あまりにダサいフレーズだ。 もし、こんな決め台詞を放つものがいるとすれば、余程センスのない人間なのであろう。 今のは異常事態のせいで気に迷いが生じただけなのだと、綺麗さっぱり忘れることにした。 「墓標もないが……」 去り際、小さな声で青年に謝罪する。 こんな状況なのだから、仕方がない。 ちゃんと成仏させられるだけ幸せというものだ。 ……と、先を歩いていたルシールが突如として踵を返し、盛り土の前で立ち止まる。 そして、先ほど拾ったバットを、茶色の布団に突き刺した。 墓碣代わりということらしい。 「よろしいのですかな?」 薄っすら笑みを浮かべつつ、尋ねる。 対するルシールは、相変わらずの鉄面皮だ。 それでも、紫暮は彼女の新たな一面を見た気がした。 真ん中から折れてしまっているとはいえ、金属バットの攻撃力は侮れない。 貴重な近接武器として、少なくとも鍋蓋よりは重宝しただろうに。 感傷的になることを否定した彼女にしては、随分と人間じみた行為だ。 「…………そんな下品なガラクタは要らないのさ」 開いた両手を掲げながら、ルシールは再び歩き出す。 その小さな背中を、紫暮が頭をかきながら追いかける。 不意に気配を感じて振り返ると、月夜に照らされた金属バットがにわかに輝いた。 ……ような気がした。 【A-3 一日目 黎明】 【ルシール・ベルヌイユ@からくりサーカス】 [時間軸]:真夜中のサーカス襲撃直前 [状態]:健康 [装備]:ベレッタM84 [道具] 基本支給品一式、支給品0~2(確認済み) [基本方針] ドットーレを最優先で探し、殺す。小学校へ行く。 【蒼月紫暮@うしおととら】 [時間軸]:詳しくは不明だが、とらとは面識がある状態、かつ白面を倒す前からの参加 [状態]:健康 [装備]:鍋の蓋 [道具] 基本支給品一式、支給品0~2(未確認) [基本方針] 潮、ドットーレを探す。小学校へ行く。 [備考]:ルシールを少しだけ警戒しています。 投下順で読む 前へ:レッツゴーレッカマン 戻る 次へ:振り放けて三日月見れば一目見し 時系列順で読む 前へ:レッツゴーレッカマン 戻る 次へ:振り放けて三日月見れば一目見し キャラを追って読む 011 宵闇の唄 ルシール・ベルヌイユ 086:オヤジよりさらに年上のばーさん 蒼月紫暮 ▲
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/54499.html
登録日:2023/07/08 Sat 13 25 54 更新日:2024/09/18 Wed 15 46 16NEW! 所要時間:約6分で読めます ▽タグ一覧 ウルトラマン ウルトラ怪獣 ストラ星人 チート バラゴン←は関係ない パラゴン 富士山 帰ってきたウルトラマン 石堂淑朗 蜃気楼 蜃気楼怪獣 解散MAT 阪脩 電磁波 パラゴンとは、特撮テレビドラマ『帰ってきたウルトラマン』に登場する怪獣である。 この項目ではパラゴンと関わりの深いストラ星人についても触れる。 【データ】 登場話:第42話『富士に立つ怪獣』 別名:蜃気楼怪獣 体長:80m 体高:43m 体重:4万9千t 出身地:ストラ星 【概要】 地球侵略を目論むストラ星人に操られる宇宙怪獣。 四足歩行型で、銀色の体に角や翼らしき器官が付いているボリューミーなデザインが特徴である。翼を使って空を飛べるのかは不明。 他のウルトラ怪獣だとブロッケンやジャンボキング、ゾンバイユなどに似たスタイルをしている。 蜃気楼怪獣の名のとおり、太陽光線を意のままに屈折させ、任意の場所に蜃気楼を作り出して相手を幻惑する能力を持つ。 作中ではこれを応用してレーザー光線を無効化し、自分を数百m級の巨大怪獣かのように装っていた。 人間の目が駄目なら機械で……と対抗しようにも、こいつはレーダーの要たる電波や赤外線を屈折させるのもお手の物というとんでもないヤツ。 パラゴンと戦う時には自分の目も、レーダーも何もかもが信用できない状況で同士討ちに怯えながら戦う羽目になる。 一応、蜃気楼を作る能力に関しては太陽光線の弱くなる夜間には使えなくなる弱点もあるにはある。 その他の武器としては背中の突起から放つ破壊光線があるが、直撃したウルトラマンが大してダメージを受けた様子がないことから威力は低いのかもしれない。 ウルトラ怪獣の中では知名度の低い部類であり、『帰マン』に登場した怪獣の中でもグドンやベムスター、ブラックキングといった有名どころには到底敵わないマイナー怪獣といえる。 しかし、劇中では前述の能力によってウルトラシリーズ史に残る防衛チームの不祥事を引き起こした怪獣でもある。 【関連宇宙人】 ストラ星人 別名:宇宙怪人 身長:2m 体重:80kg 出身地:ストラ星 CV:阪脩 パラゴンを操り地球侵略を目論んだ宇宙人。 銀色と緑色のカラーリングのボディを持つ。 パラゴンと同じく太陽光線や赤外線、電波を屈折させる能力を持ち、その能力に絶対の自信を持つ傲慢な宇宙人。 作中でMATの前に姿を現した際も、大岩を隔てた向こう側から自らの虚像を投影し、わざわざそれをバラすという挑発を行っている。 実体のない虚像という演出なのか、登場するほとんどのシーンでスイーッスイーッと左右にスライドしているのがシュール。 ご多分に漏れず地球侵略が目的なのだが、最終目標はなんと地球を自分たちの別荘地にすること。 そのために、富士山麓に潜みパラゴンの能力で周辺のハイウェイを走る車を次々と事故らせて大混乱を引き起こし、ゆくゆくは地球人を滅ぼそうとしていた。 ……大層な能力を持っているわりに目的がショボいし、やることが回りくどい。 4クール目の『帰マン』の宇宙人はこんな残念な奴が多い。 声にはかなり強いエフェクトがかけられており、はっきり言って聞き取りづらい。 昔のTVやVHSの音質で、彼の台詞を初見で完璧に聞き取れた人はいたのだろうか? 【劇中での活躍】 富士山頂に潜み、笠雲を隠れ蓑としながら次々と交通事故を引き起こしていたパラゴン。 しかし笠雲の消え方、現れ方が自然現象としてはあまりに不自然であったことから郷に怪しまれ、富士山頂にレーザーを撃ち込まれたことで姿を現す。 怪獣出現の報を受けたMATが駆けつけるも、「蜃気楼を操る相手だから有視界飛行は危険」という郷の進言を笑って無視した伊吹隊長のマットアローと南の乗るマットジャイロを正面衝突させ、レーザー攻撃も跳ね返して撤退に追い込んだ。 その夜、なんか左右にスライドしているストラ星人の挑発を受けたMATは富士山頂に鎮座するパラゴンは蜃気楼が作り出した幻ではないかと推測。 日の出を待ってレーダーを用いてパラゴンの位置を探り、撃滅する作戦を立てる。 明くる日、麓の村の人々の応援を受けながら飛び立つマットアロー。そのレーダーがパラゴンの本体を捉えた。 山梨側の八合目に向けて誘導ミサイルを発射する伊吹機だったが…… あっ! こっちに落ちてくるぞ!! なんとミサイルはパラゴンではなく、地上から見守っていた郷、南、上野の至近距離に着弾した。 そんな彼らの様子をやっぱり左右にスライドしているストラ星人があざ笑う。 ハハハハハッ、馬鹿め! 我々は光波も電波も赤外線も、全ての電磁波を自由に変えられるのだ!! 攻撃中止を要請する南。しかし岸田は焦りからか、隊長の命令も聞かずになおもミサイルを撃ち続ける。 そのミサイルは地上の郷たちだけでなく、麓の村にまで着弾してしまう。 かくして地上は、先程までMATを応援していた罪もない人々がマットアローの爆撃から逃げ惑う地獄絵図と化した。 「ああっ! うわぁーっ!! うわぁぁぁ助けてくれぇぇぇーーーっ!! うわぁぁぁーーーっ!!」 「ちきしょう……MATのやつめぇ!」(マットアローに銃を向けながら) 「MATは狂ってるんだ……!」 南までも「これでMATも崩壊だ……」と呟く惨状を止めるため、郷はウルトラマンに変身。 パラゴンの蜃気楼を打ち破るべくウルトラブレスレットを偏光ミラーに変化させ、太陽光線に強烈な振動を与えた。 ついに本当の位置をさらけ出したパラゴンとウルトラマンは雪原を舞台に戦いを繰り広げる。 巨体や破壊光線を武器にウルトラマンに迫るパラゴンだったが、角や翼を引きちぎられて虫の息に。 最後は足元の岩をスペシウム光線で破壊され、富士山の火口に転落。溶岩に飲み込まれ、焼き尽くされるのだった。 富士山の火口に溶岩が赤々と燃えていることを突っ込んではいけない。 ちなみにストラ星人は炎に包まれるパラゴンとシンクロするかのように爆発炎上し、人知れず息絶えた。 もしかしたらストラ星のレイオニクスだったのかもしれない。 【余談】 民間人を執拗に爆撃するという前代未聞の不祥事を起こした今回のMATだが、事件の解決後にそれを悔やんだりしている様子は一切ない。序盤だったら岸田長官や佐竹参謀が出てきて解散を迫っていたことだろう。郷の警告を半笑いで無視して正面衝突を起こす伊吹隊長といい、「怪獣が光波を曲げるなら電波も当てにならないのでは?」と的外れとも言えない推測を口にした郷にブチ切れる岸田といい、本話のMATはどうも変である。「ギャグ回のつもりだった」「脚本家が体制側の存在である防衛チームを嫌っており、その偽善性を書こうとした」などの説がある。 突っ込みどころの多い本話だが、特撮パートでは郷たちの頭上スレスレをかすめるマットアローの見事な合成、逃げ惑う人々の超至近距離で炸裂する火薬などわりと見どころがある。 ウルトラシリーズにおいて蜃気楼怪獣の別名を持つ怪獣は、他に『タロウ』のロードラや『ティガ』のファルドンが存在する。なんの因果か、ファルドンが登場するエピソードも方向性は違うものの防衛組織の不祥事が問題となるストーリーである。 英単語で“paragon(パラゴン)”といえば、「模範・手本」のような意味を持つ。ただ、本怪獣とは特に関連性はないと思われる。 間違えやすいが、パ ラゴンであり、東宝怪獣はバ ラゴンであるので注意。さらに、昭和ガメラの怪獣はバル ゴンである。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ウルトラシリーズの怪獣の一部はこいつを祖先としているのかも。 -- 名無しさん (2023-07-08 15 12 24) バラゴンじゃないのか… -- 名無しさん (2023-07-08 15 17 47) ゲロ吐いてるみたいな宇宙人 -- 名無しさん (2023-07-08 18 10 04) Pから始まるパラゴンとBから始まるバラゴンとでメチャクチャ判りづらいやつ -- 名無しさん (2023-07-09 04 39 42) 視覚もレーダーも頼れない相手だが、ソナーによる把握なら何とかなるか? あと、心眼を体得したレオなら一方的な展開になりそう。 -- 名無しさん (2023-07-09 09 17 40) 岸田が攻撃中止の命令を無視したのってパラゴンのせいでその通信が伝わらなかったせいだと思うんだがどうだろ? -- 名無しさん (2023-07-11 17 05 28) この話の岸田は、郷と対立してた初期の頃の性格に戻ってる気がする -- 名無しさん (2023-07-27 15 56 51) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/clubkotoba/pages/107.html
平成26年度正指揮者を言い表す形容詞。 本人は否定するが、その姿もあざとい。
https://w.atwiki.jp/kowai-neta/pages/172.html
笑う犬 258 :名無しさん :05/01/26 11 12 58 深夜でやってたオセロ中島とネプの原田のコント。 あたしってあげまんなの~とか言いつつダンナの原田が 最後寝たきりの病気になって死ぬやつ。 思い出すたび恐くなる。 259 :名無しさん :05/01/26 12 27 01 それコントなの? 260 :名無しさん :05/01/27 19 05 43 258 あぁ、見た事ある。 最初の頃の笑う犬だよね、確か。 265 :名無しさん :05/01/28 20 56 49 258 それ内村ディレクションだな、確か。 424 :名無しさん :05/02/25 14 40 33 だいぶ前のやつだけど、笑う犬でやってたコントで ネプの原田が、ウンナンの南原の店(床屋とかすし屋とか色々)から出ていこうとしても 入り口にループしちゃって出て行けないやつ。 自分は当時かなり笑った覚えがあるけど友達は「あのコント怖い」って言ってた。 今思うと世にも奇妙な物語に出てきそうで、実際にあったら怖いとオモタ。 あと同じく笑う犬で、内村のタクシーから原田が降ろしてもらえないやつ。 言い方とかぞっとした。 425 :名無しさん :05/02/25 15 35 51 424 あったね!そんなコント!自分もあれはブキミだとおもったよ。 南原のキャラがますます気味悪かった。 426 :名無しさん :05/02/25 16 07 58 424 懐かしいーどっちも見た事あるわ。怖かった。 自分の身に起きたら…って考えるとぞわぞわする。 427 :名無しさん :05/02/25 16 16 17 424 自分はこのコント、さくらももこの「神のちから」のパクリでは?と思ってたが・・・ でもやっぱ怖いな。ナンチャンの「いらっしゃいませ♪」っていう奴だよね? 428 :名無しさん :05/02/25 19 16 48 427 そうそう! というかあのコントどうやって撮影してるのか未だによくわからない。 前説明してもらった気がするけど理解できないままだなぁ・・。 430 :名無しさん :05/02/26 13 13 14 427 神のちから「永遠なる人生」かな? 55 :名無しさん :2005/05/08(日) 20 06 57 笑う犬で放送されてた気がするんだけど… 原田とホリケンのナマズの親子だったかな? どんどん父親ナマズの姿が悲惨になっていくのが嫌だったなぁ。 56 :名無しさん :2005/05/08(日) 21 27 35 55 釣り針とか刺さってるヤツ? 何か覚えてるかも。 587 :名無しさん :2005/08/30(火) 19 19 33 このスレ見て思い出したので書いてみる。笑う犬で、妙に印象に残ってたコント。 内村が夫で、と遠山景織子が妻、子どもは居ない。夫浮気をしていて、妻はそれを知ってる。 ある日内村が家に帰ると、食卓の上だけ電気が点いていて、 その下には冷え切った料理と、無言で押し黙ってる遠山が居る。 「どうしたの、電気も点けずに」と夫が聞くと、妻が「あなた浮気してるでしょ」 と唐突に聞く。「してないよ」と夫が言うと、「してるわ、 昨日、あなたが女の人とホテルから出てくるのを見たもの!」と妻。 そして、「勘違いだよ、してないって」と夫、しかし、「もううんざりよ!」と妻は激怒。 二人はお互いの不満をぶつけながら取っ組み合う、すると机にぶつかって、 料理が床に落ち、皿が割れる(かなり大きい音がして、二人は一瞬静かになる) 30秒くらいの沈黙。 おもむろに夫が、落ちた料理を床から拾って食べ始める。 妻はぼんやりしながらも、夫に薦められて食べ始める。 夫「俺、もう浮気しないから」と静かに言う。妻、嬉しそうに「うん」暗転。 こうして書くとほのぼのっぽいけど、日常の隙間というか、人間っぽさが怖かった。 あと最後の最後まで薄暗い上に、料理を食べるところがすごく奇妙に思えた。 うろ覚えな上長くてごめん。 591 :名無しさん :2005/08/31(水) 02 04 50 笑う犬のネタなんだがかなりうろ覚え… 父親(南原)が寝坊したので家族に遅刻の言い訳を考えてもらう。 途中、祖父(内村)が 「ワシが死んだっていうのは?」と冗談まじりに言うと 「それはこないだ言った」とあしらわれる 最終的に三回忌という理由に決定して南原は仕事へ 不安そうな祖父に母親(原田)が 「おじいちゃん、これを機に老人ホームへ入ったらどうです?」と追い打ちをかけ 息子(名倉)、娘(遠山)と不適に笑っていた その笑い方に当時中学生の自分は本当に泣きそうになった 836 :名無しさん :2006/05/28(日) 02 34 18 昔、何度ドアを開けて出て行ってもまたその場所に戻ってきてしまうネタを見た 誰のネタかも覚えてないけどなんか忘れられない 837 :名無しさん :2006/05/28(日) 02 37 53 837 ナンチャンと名倉が笑う犬でやったやつじゃない? いらっしゃいませ~って台詞があるなら。 838 :名無しさん :2006/05/28(日) 02 43 12 838 あ、そうかも! 何度出てもまた戻っちゃって「いらっしゃいませ」って言われてた。 ありが㌧! ネタ自体は恐くなかった? 839 :名無しさん :2006/05/28(日) 03 17 14 あれは何か怖かったな、出られないんだよな 841 :名無しさん :2006/05/28(日) 08 26 45 837 それ、タクシーのバージョンもあったよね。 地味に恐かった記憶がある。 843 :名無しさん :2006/05/28(日) 10 09 01 840の「出られないんだよな」でぞわっとした ループもの、最後まで脱出できなかったやつは怖い 847 :名無しさん :2006/05/28(日) 13 49 45 842 タクシーもあったんだ…恐っ なんかもう一生抜け出せないみたいなものにすごく恐怖を感じる 859 :名無しさん :2006/05/28(日) 16 04 39 ついでに笑う犬繋がりで小須田部長も、なんだか悲しくて恐かった。 仕事でナイアガラに飛び込んだり、仕事を断ろうとする度に元部下から圧力をかけられたり。 最終回は救いようが無くてひたすら哀しかった覚えがある。 884 :名無しさん :2006/05/28(日) 23 02 25 亀で申し訳ないが、笑う犬で思い出したんだけど南原が居酒屋の店長でゲイバーのママやら色んな客が集まってくるってコントが毎回ブラックで当時は怖かった 店の裏で猫が配水管か何かに詰まって上半身だけ出て死んでたりウエディングドレスにカラスが止まったり… 361 :名無しさん :2006/07/25(火) 10 00 35 ネタそのものが怖かったわけじゃあないんだが。 「笑う犬の生活(冒険だったかも)」で、 小渕総理をパロディにしたシリーズもののコントがあった。 ある回で、「冷めたピザ」が流行語対象に選ばれたと喜ぶ総理が 秘書に「流行語対象に選ばれた人はその後みんな消えてるじゃないですか」 と言われて焦る…というネタがあった。 その後、そう時間の経たないうちに小渕氏が急逝したことを考えると なんつーかやりきれない気持ちになる… 362 :名無しさん :2006/07/25(火) 10 36 41 笑う犬で思い出したんだが、まとめにある内村と遠山の夫婦喧嘩のやつって 内村じゃなくて名倉じゃなかったか? 確かレギュラー陣がそれぞれ作ったコントをやってみよう、って企画で 名倉が持ち込んだネタだと思ったんだが。 202 :本当にあった怖い名無し :2006/10/05(木) 04 50 37 ID qM06nQzr0 「笑う犬」の屋上の女 ttp //youtube.com/watch?v=19t6AfiIc5o リアルにいそうで怖い。 869 :本当にあった怖い名無し :2007/02/10(土) 14 17 41 ID IbSMHT0k0 笑う犬の若手版、笑う子犬の生活Rであった「メグちゃん」ってコントが怖かった。 バカリ升野扮するメグちゃんって少女は嘘が嫌いですぐに指きりげんまんを強要する。 で、パパの友人らしき人等に新しい玩具買ってもらうだの、死んだママの代わりの再婚相手探しを手伝うだのいった約束取り付けて 「(子供っぽい声色で)嘘ついたら針三本飲ま~す♪ 千本だったら無理だけど(声低くして)3本だったら飲めるよね?」だの 「嘘ついたら土地の権利書貰う」だの「嘘ついたら此処に居る人皆入院」だの言ってくる。 メグちゃんのパパも指切りの所為でメグちゃんの言いなりな上、ママの死んだのもメグちゃんの仕業らしいというオチ。 升野さんの演技怖ぇ、幼女が似合ってるようで似合って無さも怖ぇ。 870 :本当にあった怖い名無し :2007/02/10(土) 14 34 47 ID j55ZsOGXO 869 「指切りげんまんを強要する」って時点で既に怖ぇ。 878 :本当にあった怖い名無し :2007/02/11(日) 01 56 48 ID iT55yeWH0 869 そのネタ録ってあるけど、何度見てもぞっとするな メグちゃんが可愛くはしゃいでる時と恐ろしい顔つきをしている時のギャップが激しすぎる。 最後に突然襖の隙間から覗き込んでくるシーンが一番ヤバイと思う。 176 :名無しさん:2009/03/31(火) 00 11 43 笑う犬でやってた 「あんず」ってコントコワ面白かった ナンチャンがウッチャンの彼女役で、 ウッチャンがナンチャンのこと誉めたりするとすぐお金あげるヤツ 222 :名無しさん:2009/04/13(月) 10 14 27 タクシーで思い出したが昔笑う犬で、ウッチャンがタクシー運転手で 三人リーマンが乗ってきて一人降りるたびにそいつの悪口を言っていって最終的に泰造が残って、自分(運転手)の悪口を言わせない為に降ろさないってコントを思い出した ウッチャンの笑顔と、ちょっとイカレた感じが何気ちょっと恐かった 面白いけど、リアルだったらちょっと恐い
https://w.atwiki.jp/dbrpalpha/pages/592.html
Marinoバトルロイヤルにて、おそ松は2人のガキンチョと影山に挑む。 おそ松は、2人のガキンチョと影山に勝つことができるか? ※~~の中にある文章で察してください 2016年05月31日23時33分のバトル キャラ名 作者 体力 TYPE LIFE 勝利数 能崎ガキンチョ Donald-2nd-R 50 守備重視 4 5 おそ松 メタピ 25 バランス 6 5 影山飛雄 烏野 19 スピード 5 1 ガキンチョ Donald-2nd-R 50 守備重視 4 4 前回のバトルを勝ち抜いたのは能崎ガキンチョです。 勝利数は5です。 第1224シーズン・第201回目のバトルがスタートです! 影山飛雄の攻撃!(命中率95%/会心率5%) 影山飛雄、連続攻撃!!! 影山飛雄 「ガキンチョボゲェ!どこ見てんだ!」 ガキンチョに1のダメージをあたえた!! ガキンチョに1のダメージをあたえた!! ガキンチョ 「ちーな」 残り体力( 能崎ガキンチョ 50 , おそ松 25 , 影山飛雄 19 , ガキンチョ 48 ) おそ松の攻撃!(命中率61%/会心率5%) おそ松 「おそ松でーす!」 影山飛雄に3のダメージをあたえた!! 残り体力( 能崎ガキンチョ 50 , おそ松 25 , 影山飛雄 16 , ガキンチョ 48 ) 能崎ガキンチョの攻撃!(命中率64%/会心率5%) 能崎ガキンチョ 「やーい、このガキンチョ!」 おそ松はゆうゆうとかわした。 おそ松 「ハッハッハッ!長男なめんじゃねえ!」 残り体力( 能崎ガキンチョ 50 , おそ松 25 , 影山飛雄 16 , ガキンチョ 48 ) 最初から回避できているおそ松。 ガキンチョの攻撃!(命中率35%/会心率5%) ガキンチョ 「やーい、このガキンチョ!」 影山飛雄はゆうゆうとかわした。 残り体力( 能崎ガキンチョ 50 , おそ松 25 , 影山飛雄 16 , ガキンチョ 48 ) 影山飛雄の攻撃!(命中率95%/会心率5%) 影山飛雄 「おそ松ボゲェ!どこ見てんだ!」 おそ松はギリギリかわした。 おそ松 「ハッハッハッ!長男なめんじゃねえ!」 残り体力( 能崎ガキンチョ 50 , おそ松 25 , 影山飛雄 16 , ガキンチョ 48 ) その影山の攻撃もかわすおそ松。 おそ松の攻撃!(命中率95%/会心率6%) おそ松 「おそ松でーす!」 能崎ガキンチョに3のダメージをあたえた!! 能崎ガキンチョ 「ちーな」 残り体力( 能崎ガキンチョ 47 , おそ松 25 , 影山飛雄 16 , ガキンチョ 48 ) ここまでは順調のおそ松。だが… 能崎ガキンチョの攻撃!(命中率95%/会心率7%) 能崎ガキンチョ 「やーい、このガキンチョ!」 ガキンチョに2のダメージをあたえた!! ガキンチョ 「ちーな」 残り体力( 能崎ガキンチョ 47 , おそ松 25 , 影山飛雄 16 , ガキンチョ 46 ) ガキンチョの攻撃!(命中率69%/会心率8%) ガキンチョ、会心の一撃!!! ガキンチョ 「おそ松「あーれー」俺「やーい、このガキンチョ!」 おそ松に19のダメージをあたえた!! おそ松 「うお!?」 残り体力( 能崎ガキンチョ 47 , おそ松 6 , 影山飛雄 16 , ガキンチョ 46 ) ガキンチョから初めて攻撃を受けたおそ松。しかもおそ松は19ダメージを受けてしまう。 影山飛雄の攻撃!(命中率95%/会心率9%) 影山飛雄 「能崎ガキンチョボゲェ!どこ見てんだ!」 能崎ガキンチョに1のダメージをあたえた!! 能崎ガキンチョ 「ちーな」 残り体力( 能崎ガキンチョ 46 , おそ松 6 , 影山飛雄 16 , ガキンチョ 46 ) おそ松の攻撃!(命中率95%/会心率20%) おそ松 「おそ松でーす!」 ガキンチョに5のダメージをあたえた!! ガキンチョ 「ちーな」 残り体力( 能崎ガキンチョ 46 , おそ松 6 , 影山飛雄 16 , ガキンチョ 41 ) 能崎ガキンチョの攻撃!(命中率95%/会心率11%) 能崎ガキンチョ 「やーい、このガキンチョ!」 ガキンチョに1のダメージをあたえた!! ガキンチョ 「ちーな」 残り体力( 能崎ガキンチョ 46 , おそ松 6 , 影山飛雄 16 , ガキンチョ 40 ) ガキンチョの攻撃!(命中率73%/会心率12%) ガキンチョ 「やーい、このガキンチョ!」 おそ松に1のダメージをあたえた!! おそ松 「うお!?」 残り体力( 能崎ガキンチョ 46 , おそ松 5 , 影山飛雄 16 , ガキンチョ 40 ) 影山飛雄の攻撃!(命中率95%/会心率13%) 影山飛雄 「ガキンチョボゲェ!どこ見てんだ!」 ガキンチョに1のダメージをあたえた!! ガキンチョ 「ちーな」 残り体力( 能崎ガキンチョ 46 , おそ松 5 , 影山飛雄 16 , ガキンチョ 39 ) おそ松の攻撃!(命中率95%/会心率28%) おそ松、会心の一撃!!! おそ松 「どうやら実力行使しかないようだな!」 ガキンチョに35のダメージをあたえた!! ガキンチョ 「ちーな」 残り体力( 能崎ガキンチョ 46 , おそ松 5 , 影山飛雄 16 , ガキンチョ 4 ) そこでおそ松は会心の一撃でガキンチョに会心の35ダメージ。 だが、その後、おそ松は悪夢を見ることに… 能崎ガキンチョの攻撃!(命中率76%/会心率14%) 能崎ガキンチョ 「やーい、このガキンチョ!」 おそ松に3のダメージをあたえた!! おそ松 「うお!?」 残り体力( 能崎ガキンチョ 46 , おそ松 2 , 影山飛雄 16 , ガキンチョ 4 ) ガキンチョの攻撃!(命中率52%/会心率45%) ガキンチョ 「やーい、このガキンチョ!」 影山飛雄に1のダメージをあたえた!! 残り体力( 能崎ガキンチョ 46 , おそ松 2 , 影山飛雄 15 , ガキンチョ 4 ) 影山飛雄の攻撃!(命中率95%/会心率15%) 影山飛雄 「ガキンチョボゲェ!どこ見てんだ!」 ガキンチョに1のダメージをあたえた!! ガキンチョ 「ちーな」 残り体力( 能崎ガキンチョ 46 , おそ松 2 , 影山飛雄 15 , ガキンチョ 3 ) おそ松の攻撃!(命中率95%/会心率45%) おそ松 「おそ松でーす!」 能崎ガキンチョに5のダメージをあたえた!! 能崎ガキンチョ 「ちーな」 残り体力( 能崎ガキンチョ 41 , おそ松 2 , 影山飛雄 15 , ガキンチョ 3 ) 能崎ガキンチョの攻撃!(命中率47%/会心率15%) 能崎ガキンチョ 「やーい、このガキンチョ!」 影山飛雄はゆうゆうとかわした。 残り体力( 能崎ガキンチョ 41 , おそ松 2 , 影山飛雄 15 , ガキンチョ 3 ) そしてガキンチョは… ガキンチョの攻撃!(命中率77%/会心率45%) ガキンチョ、会心の一撃!!! ガキンチョ 「おそ松「あーれー」俺「やーい、このガキンチョ!」 おそ松に18のダメージをあたえた!! 残り体力( 能崎ガキンチョ 41 , おそ松 -16 , 影山飛雄 15 , ガキンチョ 3 ) おそ松はガキンチョから痛恨の一撃で18ダメージを受けてしまった。 おそ松は逃げ出した! おそ松 「うわああああ!!」 おそ松のLIFEは残り5になった! ガキンチョからの反撃はとても恐ろしい… 影山飛雄の攻撃!(命中率95%/会心率15%) 影山飛雄 「ガキンチョボゲェ!どこ見てんだ!」 ガキンチョに2のダメージをあたえた!! ガキンチョ 「ちーな」 残り体力( 能崎ガキンチョ 41 , 影山飛雄 15 , ガキンチョ 1 ) 能崎ガキンチョの攻撃!(命中率47%/会心率15%) 能崎ガキンチョ 「やーい、このガキンチョ!」 影山飛雄はギリギリかわした。 残り体力( 能崎ガキンチョ 41 , 影山飛雄 15 , ガキンチョ 1 ) ガキンチョの攻撃!(命中率62%/会心率60%) ガキンチョ、会心の一撃!!! ガキンチョ 影山飛雄「あーれー」俺「やーい、このガキンチョ!」 影山飛雄に19のダメージをあたえた!! 残り体力( 能崎ガキンチョ 41 , 影山飛雄 -4 , ガキンチョ 1 ) 影山飛雄は逃げ出した! 影山飛雄のLIFEは残り4になった! 能崎ガキンチョの攻撃!(命中率90%/会心率15%) 能崎ガキンチョ 「やーい、このガキンチョ!」 ガキンチョに3のダメージをあたえた!! 残り体力( 能崎ガキンチョ 41 , ガキンチョ -2 ) ガキンチョは逃げ出した! ガキンチョ 「いててだよ~」能崎ガキンチョ「君は地元に戻って出直した方がいいと思うよ」 ガキンチョのLIFEは残り3になった! 勝ち残ったのは能崎ガキンチョです! 現在2連勝しています。 トータル6勝になりました! 能崎ガキンチョのLIFEは1回復しました! 能崎ガキンチョ 「やーい、このガキンチョ!」 俺はあんなフザけた奴に負けた…。超悔しい! (おそ松) 勝てなかったおそ松はただ悔しがるばかりであった… (メタピ) ひゃーははははwwwお粗末!!お粗末!! 貴方の悔しがる姿笑えるーwwww (ガキンチョ) やーい能崎、タイトルネタバレだwww うえーい!!うえーい!! やーいこのガキンチョ!! (能崎ガキンチョ) 勝った能崎ガキンチョは悔しがるおそ松を見てあざ笑うのでありました。 めでたしめでたし。 (Donald-2nd-R)
https://w.atwiki.jp/aoari/pages/9071.html
刀系 あざまる (アザマル) 【刀】 基本性能 価値 重量 攻撃力 耐久度 6 14.3 36 58 命中補正 回避補正 物理耐性 妖術耐性 +2 +2 − +10 装備可能 侍、忍、鍛 装備区分 剣術系武器 必要Lv 8以上 付与効果 耐久-5 器用-5 知力-5 魅力-5 全属性-5 妖力 呪い・壱(20回) 備考 尾張のクエスト「忠義の旅人」の報酬 取引不可
https://w.atwiki.jp/orisuta/pages/121.html
オリジナルスタンド図鑑No.541~550 ■ No.551 【案師】 ID lCo6sKIE0 【絵師】 ID gCKgVfSsO 【スタンド名】 SOULIVE 【本体】 細身の暗い薬局店員 【タイプ】 遠距離 / 特殊型 【特徴】 アメーバのような感じで透けていて、チッチャーイツブツブが程よく散らばっている感じ スタンドの大きさはハーヴェストくらい 【能力】 傷口に潜り込みその傷を治療不可にする(縫う・止血・消毒することも不可) スタンド自体はスライムのように姿を作ったり、 水のように液化し相手の体へ浸透することが出来る 他人のスタンドにくっ付きそのスタンドが相手に傷をつけた時点で傷口へと移動し、 さらに他の傷ができた場合、その傷口へも感染を広げる 破壊力-C スピード-C 射程距離-A 持続力-A 精密動作性-C 成長性-C ■ No.552 【案師】 ID HBCkiFRA0 【絵師】 ID StbIoo5vO 【スタンド名】 Kiss&Cry 【本体】 女子大生 【タイプ】 近距離パワー型 【特徴】 白い体に黄色のラインが入っている 【能力】 殴った生命体の口と眼球を入れ替える つまり殴られた人間は、瞼の下に口、口の中に眼球が一つととても気持ち悪くなる もう一回殴られると元に戻る 破壊力-B スピード-A 射程距離-C 持続力-A 精密動作性-A 成長性-D ■ No.553 【案師】 ID yVSZqOyQ0 【絵師】 ID ZH3dMWB4O 【絵師】 ID ZxkidP3wO 【スタンド名】 ブラック・ヒストリー 【本体】 中二病を乗り越えた高二病患者 【タイプ】 遠隔操作 【特徴】 全体的に悪趣味な感じでニヤニヤしてる感じ 【能力】 対象の生死や宇宙、存在についての考えを読み、それをあざ笑う。 基本的に精神年齢が自分より下の人間にしか通用しない 破壊力-C スピード-B 射程距離-A 持続力-B 精密動作性-C 成長性-E ■ No.554 【案師】 ID 7LkqRbMY0 【絵師】 ID ZxkidP3wO 【スタンド名】 チューズ 【本体】 外れなしクジで白紙を引き当てる不運の持ち主 【タイプ】 近距離パワー型 【特徴】 不吉を象徴するもの 【能力】 予測が外れる。張ったヤマ以外の結果しか起こらない。 自分で「相手に勝てるわけがない」とでも思わないと勝てない。 「ア、アイツくらいなら僕でも戦えるぞッ!やってやる!」とか思うと死亡フラグ 破壊力-B スピード-B 射程距離-C 持続力-B 精密動作性-B 成長性-B ■ No.555 【案師】 ID JWGFT8fUO 【絵師】 ID StbIoo5vO 【スタンド名】 ウルティマ・レッド・ブレーカー 【本体】 10歳くらいの少年 【タイプ】 近距離パワー型 【特徴】 全身真っ赤の人柄スタンド 肘から鋼鉄の太い棒のようなものが伸びており、常に高熱を発している 顔には鋭いサングラスをつけている 【能力】 殴ったものに爆弾をつける 爆弾を殴るとカウントダウンが始まり、殴った回数がカウントに直結する 爆弾のカウントダウンはランダムで30~50 破壊力-A スピード-B 射程距離-E 持続力-C 精密動作性-B 成長性-A ■ No.556 【案師】 ID fb1/r6580 【絵師】 ID ePphLEuTO 【スタンド名】 キラー・スマイル 【本体】 青年(それ以外の設定は好きに決めてもらっておkです) 【タイプ】 近距離パワー型 / 人型 【特徴】 筋肉が剥き出しの人型、その表情は不気味な笑顔を浮かべている 【能力】 全身から滲み出る『血の汗』に触れた物を『固める』能力、 そしてこのスタンドはこの血の汗自体を固めた一本の刀を有しており、 これを武器として、またこれを介して能力を使うことも出来る この刀は元々液体なため、ある程度形を変えたり、 対象に侵食するようにして対象を切り裂くことができる 対象が形のない物でも(実体を持たないエネルギー等は今のところ無理だが) 水やガスなら『固めて斬る』ことが可能 また血汗で傷口を固めたり、刀から血汗を噴射して斬撃を行ったりと応用性は高い 破壊力-A スピード-A 射程距離-D 持続力-C 精密動作性-B 成長性-A ■ No.557 【案師】 ID 8W6jIu5uO 「お前達は仲間を助けてはいけない・・・絶対にだッ!」 【絵師】 ID QLvrvN8U0 【スタンド名】 アクセス 【特徴】 電気コードのような無数の触手 【能力】 1、相手に触れる 2、相手に本体が考えた禁止行為を教える(ただし本体に有利になるような行為は禁止できない) 上記を満たした時に発動し、相手が禁止行為をした場合 相手はスタンド含め一切の身動きが出来なくなる。 一度こうなると本体が解除しないかぎり死ぬまで動けない。 (どんなに離れていても) 対象の数に限りはなく、個別に禁止行為は設定できる。 破壊力-なし スピード-C 射程距離-A 持続力-A 精密動作性-A 成長性-E ■ No.558 【案師】 ID MmrDduZ4O 【絵師】 ID ZxkidP3wO 【スタンド名】 タイム・トゥ・スタート 【本体】 天才ドラマー 【タイプ】 近接型 【特徴】 四本腕の人型スタンド。二本の腕でドラムを抱えていて、残りの二本の手にはスティック。 【能力】 ドラムを叩くことで『リズム』を支配する。敵の心臓の鼓動をゆっくりにしたり、 味方の ラッシュを超高速にしたりできる 破壊力-E スピード-? 射程距離-D 持続力-C 精密動作性-A 成長性-E ■ No.559 【案師】 ID YEaa91Ga0 【絵師】 ID fiQYP6QO0 【スタンド名】 ミスター・ローレンス 【本体】 とある金持ちの名家の一人息子のお坊ちゃん(年齢もまだ一桁) 非常に臆病な性格で、身体も病弱、部屋に引きこもっている。学校にも通っていない。 【タイプ】 遠隔自動操縦型? / 人間型 【特徴】 2m程度の身長の執事のような格好の人型スタンド、非常に人間に近い見た目をしている。 【タイプ】遠隔自動操縦型?、人間型 【能力】 一人歩き型のスタンド、完全に本体から切り離されていて、独立した自我も所有している 家の本や物などを勝手に読み漁り、触り、使用することで技術も知識も本体以上に有しており、 それで本体に助言や手助け、身の回りの世話をする こんなものが「スタンド」として成り立つわけもなく、このスタンドは暴走寸前の状態である このスタンドは本体の生まれつきで、 スタンドの本質「傍に立つ」というその一点でのみ本体との繋がりを感じており、首の皮一枚の状態 故にもし本体が(スタンドの主観で)邪悪でわがままに育ってしまったり、 いつまでたっても臆病で意気地なしなままだった場合、 このスタンドは本体を見限り(場合によってはその命を奪い)完全に自立する可能性を秘めている (逆に言えばこのスタンドはそれほどのパワーを秘めている) 本体はまだこのスタンドを「生まれた時から自分の世話をしてくれる優しい、 自分にしか見えない人」としか認識していない 食事を運んでもらったり、勉強を教えてもらったり、たまに外に買い物に行かせたりしている、 どれもまだ執事に命令というより友達に頼むという感じだ (もちろんスタンドなので一般人には見えない、お金を置いて商品を盗むという形になる…… これが屋敷の周辺で噂になっていたりいなかったり) 今はまだこれと言った能力はないが、もし本体が肉体的にも精神的にも成長し、 このスタンドをスタンドとして認識した上で自分の支配下に置けた時、 このスタンドは初めて能力と言えるものを得るだろう 破壊力-B スピード-B () 射程距離-なし (制限なしという意味) 持続力-∞ 精密動作性-B 成長性-A ■ No.560 【案師】 ID 3tYABh82O 【絵師】 ID oOnEukns0 【スタンド名】 ラブ・サイケデリコ 【本体】 テロリスト集団の女性メンバー 25歳 リーダーに惚れて入団 あまり役に立ってない 【特徴】 クリオネ型のスタンド。頭からカラフルな触手を出している 【能力】 触手で触れた箇所の「色」を奪う。 相手は奪われた「色」に触ると拒絶反応を起こし、一時的に視界が奪われた「色」一色になる (例 「赤色」を奪われた生物は血やリンゴに触ることで拒絶反応を起こす) スタンドは奪った「色」に体を変色させることが出来る 破壊力-D スピード-C 射程距離-B 持続力-C 精密動作性-B 成長性-B オリジナルスタンド図鑑No.561~570 当wiki内に掲載されているすべての文章、画像等の無断転載、転用を禁止します。 [ トップページ ] [ ルールブック ] [ 削除ガイドライン ] [ よくある質問 ] [ 管理人へ連絡 ]
https://w.atwiki.jp/dark_summoner/pages/59.html
番号 40004 50004 種族 亜人 読み あざわらうこくよくじん BP 12 名前 嘲笑う黒翼人 ウィング ○ 絵師 株式会社エイチーム 伝承 有翼人が邪悪化したもの。圧倒的な戦闘力を持つが自身の欲求を満たすために殺さぬよう十分にもてあそんでから止めを刺す。 ランク A A+ ステータス 攻撃力 防御力 生命力 攻撃力 防御力 生命力 Lv1時 1,328 786 1,139 1,475 1,343 1,770 LvMax(70)時 (不明) (不明) (不明) 5,902 3,632 4,540 スキル 敵の攻撃力ダウンLv1 敵の攻撃力ダウンLv1 入手方法 所感 赤に多い高ATK低DEFタイプ。HPは中程度か。 鎧に隠れてはいるが鍛え抜かれた腹筋が最高の魅力。 コメント (ログはこちら) A+ LvMAX 攻 5902 防 3632 生 4540 でした。 - 2012-04-01 11 37 18 反映しました、ありがとうございます。 - 2012-03-23 12 08 49 A+ Lv1 攻 1475 防 1343 生 1770 でした。 - 2012-03-23 02 07 44 A+時、MaxLv時の情報を募集してます。 - 2012-03-19 23 38 19