約 106,078 件
https://w.atwiki.jp/pre_jam/pages/39.html
ほしの しずか 星野 静 性別:男 年齢:15歳 血液型:A型 誕生日:3月2日 身長:177cm 体重:72kg 住居:商店街・和菓子屋「金平堂」 特技:菓子作り/野球 好きなもの:甘いモノ/野球 苦手なもの:興味を持てないモノ/ヒトの努力を笑う奴 イメージカラー: 茜 = 人物 = 祖父譲りの、元から浅黒い肌。坊主が少し伸びたような頭に、一重の為か眼光が鋭く見える。そんな近寄り難い外見だが、表情からは何を考えているか分からない。――何も考えていないように見える。が、その実色々考えつつも表に出ないだけである。 と、そんな説明を見てもお分かりの通り、一般的には女性に使われる名前ではあるがガタイの良い高校男子である。 菓子と野球が3度の飯より好き。実際、製菓にはありったけの努力をするが料理は喰えさえすればいいという考えを持つ。しかし自分の健康には神経質なほど敏感なので、味は考えずとも栄養バランスは重視している様だ。因みに。彼の料理の腕は「一般的」。美味くもなければ不味くもない。過不足なく、良い意味でも悪い意味でも後一歩工夫したものがない無個性な味。そこを追求する暇があったら、製菓に使ってしまうからである。 野球に所属(ポジションはキャッチャー)している他、それ以外にもランニングや筋トレをしていて身体能力は高い。また、生傷が絶えない為傷の処置や整体などにも多少心得がある。 デジタルワールドに渡って以降、左手首に白いアンカー(腕時計の様な物)を装着している。 また、人の努力等をあざ笑うは奴を嫌う。逆に、好きなモノを好きといい、それに向かって真っすぐに行動する奴は親近感を抜きに好む傾向にある。 1人称は「俺」。2人称は「お前」や「アンタ」。3人称は目上の者でも名前を呼ぶ。陽菜とは違って敬称は――こちらは興味が無い為かあまり用いないが、部活の先輩等密接な関係の者ならば付けるかもしれない。しかし、「必要ない」と言われればすぐに外す素直な奴。 甘い物が嫌い――好きだけど、このスイーツは苦手。とする人に対しては、それを矯正というか「美味いもんなんだぞ」と教えようとする事がある。泰祐などは良い例で、彼の甘い物苦手を克服させようと、もしくは甘い物が苦手な人でも食べられるスイーツを作ろうと試行錯誤を繰り返している。 = 本編での活躍 = パートナーはパタモンのアオ。現時点で成長期であり、同クラスのデジモンと比べても、お世辞にも強いとは言えない。その為か基本的にデジモン同士のバトルに置いては、一歩引かざるを得ない状況に追いやられている。しかし一度仲間が危機に陥れば、身体能力の高さと恵まれた体格に物を言わせて、単身体当たりを食らわせる、という場面もあった。 その為に、現在は肩を脱臼した上気絶中である。 自宅でなんだか黒い影を目撃したらしいが、当人は幽霊の類を信じぬ為その可能性は否定している(足音立てる幽霊がいるか?) = パートナー = 名前:青 種族:パタモン 属性:データ 進化ルート:トコモン→パタモン イメージカラー: スカイブルー デジモンワールド2より、データ種を採用しているパタモン。それが影響しているのか否かは定かでないが、輪をかけてのんびり甘えん坊な気質の持ち主。命を救ってもらったという過去からか、テイマー・静の事は、誰よりも信頼しベッタリである。 名前は静から1字を譲り受けて(?)、「青」。作中ではアオと表記される事が多い 「ジョグレス候補」――先天的にデジコアの容量が少ない為、他の個体よりも力が若干劣っている。しかし、そこはテイマーの静の知略や共闘によって平均並みの戦闘能力は有しているようだ。 作中では唯一の飛行系モンスターの為、重宝されるポジションと言えよう。しかし種族的に優れた飛翔能力を有する訳ではないので――それは「努」の紋を所有するテイマーとの今後に期待、だろうか。 記述する必要はないかもしれないが、彼女のエアショットはとても可愛らしい。――ユキと共に、ハンド癒し系キャラの看板を(以下割愛) ムシクイイメージは「妹キャラ」だとか。 = プレ・ジャム内の設定 = 学校では野球部一筋。帰宅すれば製菓に励む。いつ寝ているのかと問われれば、なんの躊躇もなく「授業中」と答える。必然的に、テストはいつもギリギリで赤点を逃れている状態。 部活においては、野球部顧問クラウドに鬼の体力増強メニューを出されても表情1つ変えずに淡々とこなしている。――が、その代わりに疲労回復を狙っての糖分補給が増えた。彼は頑張った後、「自分へのご褒美」として甘いモノを喰うのが習慣である。 授業中に爆睡しても、赤点を取ると部活に行けなくなるのでそれは避けたい。なので大体は泰祐がノートを見せたり勉強を教えたりすることになるが、手頃な奴を見つけたら話しかけた事がなくとも物怖じせずに教えを請いに行きます。――見捨てないであげて下さいな。 バレンタインになると大きな袋を持って中身の菓子をバラ撒く姿は、ある種の名物になっているとかいないとか。 甘い物が苦手と聞きつけるとその人の元へ駆けつけ、菓子が苦手なんざありえねぇとばかり、自己流にアレンジした菓子を差し出すかもしれない。無論、依頼されれば喜んで作るし――されずとも実験台にされそうになるかもしれないが、それは御愛嬌である。 その様子は「ほぼ脅しだよ」とは泰祐談。静からすれば、普通に頼んでいるつもり、らしい。 委員会に使う気力があったら菓子か野球に回すので無所属。部活関係の用事がなければ、基本的に休み時間は席で眠っている。 寝起きは目つきが更に悪くなると思われるが、単に眠いだけなので怒ってないよ。 寮では自由な菓子制作が出来ない為、自宅通いである。 学食よりも、お姉さんが作ってくれた弁当派。 = 関連キャラ = ■海山 煌麒 剣道部の一件以来の知り合い。 なにか通ずるモノを感じているらしい(お菓子的な意味で) ■陰山 奏 剣道部の一件以来知り合い――その後、事あるごとに接触を図ろうとしている。かといって下心がある訳ではなく、純粋に(?)女の子にお菓子の試食をしてもらいたいとかなんとか。 その際とある部員と親しげに話していたりすると、羨ましそうに眺めるとか(口は出さない)無論、仲の良さにである。 ■渡会 八雲 剣道部のとある一件より一目置いている。 ■柊 シンスケ 剣道部のとある一件より一目置いている。 ■大泉君 剣道部のとある一件より……いたっけか? ■冨田 有香 自分と同じ匂いを嗅ぎ取っているらしい(お菓子的な意味で) ■美咲 神無 ――努力に不可能はねえ(甘くなくとも美味い和菓子的な意味で) ■クラウド 所属する野球部の顧問。指導方針に口に文句を言うつもりは毛頭ないが、夏くらいアイスを奢ってくれると嬉しいなとか思っている。 由来は分からぬが、彼の事はウドさんと呼んでいるとか。 ■ヴァイス(神父) あの飾らない欲望丸出ししかも隠さず一直線な姿勢には、憧れすら抱いているとか。「ヴァイス先生」と、敬称をつけて呼ぶ数少ないヒト。 ■加賀美 冬梧 陽菜からよく話を聞いている。 甘い物が苦手、と聞いて何かを企んでいる風だとか……? ■朝倉 陽菜 同じ学園ではないものの、見かける度に声をかけている。 見ていて危なっかしく感じるらしく、「守ってやらねば」精神があるらしい……? 兎にも角にも、気になる存在。 ■山里 泰祐 幼馴染。あまり接点はないが、それでも何故か一緒にいて、泰祐に頼まれた事は大抵断らない。 その割には甘いものが苦手な泰祐に、その手の人でも食べられる菓子の実験台にしていたりする。 ■中村 陽菜 友人。押しの強さに逆らう様子も見せずに共にいる。 「色気がねぇな」等と思っているが、それを言うと痛い目にあうので黙っている。 ■星野 淳子(姉) 優しくて、基本的にはしっかりしたお姉さん。ただし天然ボケ気味。 ●星野淳一じゅんいち(祖父) 金平堂こんぺいどう主人。しかし、現在は金平糖はやっていない。 密かに商店街の町内会会長。柔道有段者。店と並行して道場を開いていたりする。 ムシクイイメージ的には、機械鎧技師のドミ○クさん。菓子ってぇのはな、漢の浪漫だ。
https://w.atwiki.jp/otassya2/pages/87.html
知行 村役 初期能力詳細情報 名前 あざみ 職業 忍者 ---- ---- 腕 力 10 土属性 3 耐久力 8 水属性 2 器用さ 2 火属性 6 知 力 11 風属性 2 魅 力 11 水田適性 --- 畑適性 --- 林地適性 4 牧場適性 1 鉱山適性 4 漁場適性 3 工房適性 --- 村適性 --- 市適性 --- 櫓適性 3 堤防適性 3 南蛮寺適性 --- 寺社適性 --- 官位の必要性 × 働きぶり 問題なし 仕事の成果 かなり期待 成長 Lv 腕 耐 器 知 魅 土 水 火 風 水田 畑 林地 牧場 鉱山 漁場 工房 村 市 櫓 堤防 南 寺 * 特記事項 レベルアップでの適正変化など分かりましたらお書き下さい。 ちなみに、某大家族の人ではないのであしからず 働きぶり:問題なく 仕事:かなり です -- ななし侍さん 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/opedmiroor/pages/60.html
※ここまでのあらすじは『電脳冒険記ウェブダイバーの第51話』をご覧ください。 ウェブダイバー・結城ケントをマジカルゲートに残し一人で行った(ビクトリー)グラディオンは荒廃した惑星クーリアでデリトロスとの最後の決着を付けようとしていた。 デリトロス「運命とは皮肉なものだな」 データノイド体のデリトロスの攻撃に倒れるグラディオン。 デリトロス「100万年前、この惑星クーリアの電脳世界で貴様と戦って、相打ちとなって死んだ。そして、100万年後。同じ相手と同じ場所で最終決戦を迎えようとはな」 グラディオン「デリトロス!」 デリトロス「正義の心と悪の心。どちらが強いか今日こそ決着を着けてくれるわ!」 再びグラディオンに猛攻撃するデリトロス。 グラディオン「うああーっ!この破壊力は!」 デリトロス「データノイドとなった、このわしは今、電脳世界と現実世界を行き来することさえ出来る!これが悪の力、宇宙を滅ぼす悪魔の力だ!ふっはははは!」 一方、結城ケントとエンジェはグラディオンの所へ向かっていた。 ケント「死ぬなグラディオン…俺が行くまで生きていてくれ!」 DIVE52旅立て!友と無限の未来へ! マジカルゲート。 トンネル内で巨大化していくデリトロスアイ。大きなダメージを負ったマジカルステーション・ウェブナイトであるガリューンとそのパートナーであるジャン。 共にうつ伏せになってる有栖川アオイ、結城カイト。 そしてデリトロスアイを見ているワールドリンク管理局の関係者ら。 タケト「デリトロスアイが巨大化して行く!」 ショウ「マジカルステーションとガリューンに最後の攻撃を仕掛けるつもりだ!」 ナオキ「目を覚ませ!逃げるんだ!」 一方、倉知レナがコントロールパネルを操作する中でデリトロスとの戦いで戦闘不能になった他のウェブナイトがモニターに「REPAIR COMPLETED」が表示されると同時にダメージから回復される。 レナ「やりました!博士!ウェブナイトの修復、完了しました!」 ショウ「姉さん!」 有栖川博士「よくやったぞ!倉知君!全ウェブナイト、出撃だ!」 デリトロスアイが最後の一撃として光線をマジカルステーションに放つものの、戦闘不能状態から回復したウェブナイト達によって防ぐ。 ダイタリオン「我らが復活したからには、もう好きにはさせない!」 ジャガオン「ウェブナイトの真の力、見せてやる!くたばれデリトロス!ソニックバスター!」 グリフィオン「ホーミングショット!」 フェニクオン「ヒートウェーブ!」 ペガシオン「ミラージュソード!」 オルトリオン「ジャイアント・ドリル!」 シャークオン「アクアトルネード!」 ケルベリオン「スパイラル・カッター!」 ライガオン「エレクトリックランサー!」 ドラグオン「ブラックホールキャノン!」 ダイタリオン「アックス・ノヴァ!」 ウェブナイト達の一斉攻撃によってデリトロスアイは破壊され、マジカルステーションの人達が歓声を上げる。 ショウ「やったな!ナオキ君!」 ナオキ「あーっ!流石は俺のドラグオンだぜ!はっはっはっはっ!そうだ…ケント!、博士!ケントは、グラディオンは今どこで何を?」 有栖川博士「そっ…それは…」 タケト「ケント…」 ナツコ「あなた…」 惑星クーリア。 グラディオンとデリトロスの戦いは続く。 デリトロスの猛攻撃を受け続けるグラディオン。 グラディオン「ぐあーっ!」 デリトロス「ふっはっはっは!どうだグラディオン!所詮、結城ケントがいない貴様など、わしの敵ではない!」 グラディオン「つ…デリトロス!」 デリトロス「さあ!わしの前でひざまずけ!悪の心が正義の心より強いと認めよ!そうすれば苦しまずに殺してやる!」 グラディオン「…だれがそんなことを!ケントの未来を守るため、私は悪魔を倒す!たとえ相打ちとなって、この身が消えようとも!」 デリトロス「相打ちなど不可能!死ぬのは貴様だけだ!グラディオン!」 デリトロスが放った光の球がグラディオンに命中し縛り上げる中、一つの光が現れる。 デリトロス「ふっはっはっはっはっ!グラディオンの最後だ!悪の心が正義の心に勝ったんだ!」 デリトロスがあざ笑う中、グラディオンに変化があるのに気づく。 デリトロス「なっ!?馬鹿な!?」 そこには天使の羽が生えた結城ケントがいた。 デリトロス「ぬぉーっ!きっ、貴様は!」 ダメージから受けたグラディオンは目覚める。 グラディオン「ケント…」 ケント「許さない!お前だけは!絶対に許さないぞ!デリトロス!絶対!グラディオン!」 その言葉を放ったケントはグラディオンと一体化する。 ケント「ウェブダイブさせてくれ!グラディオン!グラディオーン!」 光が一瞬に放ち三角錐に立っている空間に移動したケント、そこには現実体データノイドのグラディオンがいた。 グラディオン「ケント…」 ケント「どうして…どうして一人で行っちゃんたんだよグラディオン!」 グラディオン「私は君を死なせたくなかった、君の未来を奪いたくなかった、かけがえの無い友の未来を…」 ケント「馬鹿野郎!勝手な事言うな!グラディオンを犠牲にし守った未来なんて欲しくない!それぐらい友達なら、わかれよな!」 グラディオン「ケント…」 ケント「俺はこういってほしかったんだ、2人で力を合わせて2人だけの未来を守ろう!グラディオンと俺、2人だけの未来を!」 グラディオン「ケント…」 ケント「守るんだ!2人で俺達の未来を!2人の友情をー!」 長い会話の後、ケントとグラディオンの精神が一つとなりエンジェが現れる。 エンジェ「今です!今こそ大いなる進化を!」 ケント「グラディオン!」・グラディオン「ケント」 停止中のグラディオンがデリトロスと同じ電脳体データノイドになる。 デリトロス「デ、データノイド!?グラディオンがデータノイドになったのか!」 それぞれグラディオンとデリトロスのデータノイドがお互いぶつかり合い、爆発を引き起こし惑星クーリアの姿は一変する。 青空の荒野の景色でリュウトの姿をした現実体データノイドになったデリトロス。 デリトロス「こっ…ここは…そうか!そういうことか!」 リュウト「ついに!現実世界に一歩を記したぞ!偉大なる滅亡の第一歩を!」 グラディオン「どこへ行こうと、お前の未来は無い!」 リュウト「何!?」 そこには生前の姿で現実体データノイドのグラディオンがいた。 グラディオン「デリトロス!これが最後の戦いだ!」 ケント「俺達がお前に勝つ!そして2人で地球に帰る」 リュウト「おのれ!愚か者がーっ!」 デリトロス(リュウト)とグラディオンの一騎打ちが始まり、現実体に代わって電脳体と一騎打ちをする。 エンジェ「奴のコンピュータープログラムが現実世界…」 デリトロス(リュウト)とグラディオンの剣での一騎打ちでお互いの剣が飛んだ次に肉弾戦へと移る。 デリトロス(リュウト)「何故だ、何故、わしの力がグラディオンに通じぬ…!?」 ケント「わからないのか!デリトロス!」 デリトロス(リュウト)「何!なっ、なんだ!あの光は!」 グラディオンの胸部から緑の光が放たれる。 マジカルステーションでも同じ緑の光がアオイに乗り移る。 アオイ「ケントくん…グラディオン…」 エンジェ・アオイ「みんな!力を貸してください!ケントくんとグラディオンのために…!」 その声を聞いたウェブナイト達。 ダイタリオン「アオイ!」 グリフィオン「どういうことだ?」 ガリューン「アオイの言う通りにするんだ!」 ジャン「祈るんだ!ケント君とグラディオンの勝利を信じて!」 フェニクオン「ガリューン!ジャン!」 グリフィオン「祈る…」 ペガシオン「2人の勝利を…信じて」 エンジェ・アオイ「今の私達には信じることしか出来ません。だから心から信じましょう!」 それを見たマジカルゲートの子供と局員達。 エンジェ・アオイ「ケント君とグラディオンの勝利の無事を!」 エンジェ「友情をこめて…そして、この思いを2人に届けるのです!」 現実体のグラディオンの後に写るウェブナイトとマジカルワールドの一同。 それに驚愕するデリトロス(リュウト)。 グラディオン「私達には信じてくれる仲間がいる、守るべき友か、そして共に戦ってくれる親友がいる!」 ケント「でもお前にはない!お前が悪魔だからだ!」 デリトロス(リュウト)「くっ…黙れ!黙れ!」 ケント「正義の心が悪の心に負けるはずがないんだ!」 デリトロス(リュウト)「黙れ!黙れ!黙れ!黙れー!、貴様らー!」 怒りを大きく上げるデリトロス(リュウト)。 グラディオン現実体はグランブレードを模した剣を実体化する。 グラディオン・ケント「全ての思いをこめて!」 それぞれの剣が持ちぶつかり合おうとしていた。 グラディオン・ケント「ブレイク・ザーン!」 デリトロス(リュウト)「ダークネス・ザーン!」 それぞれの掛け声と同時に剣がぶつかり合うと同時に光が放たれ、デリトロス(リュウト)の剣がグラディオンの頭に直撃し同時に鎧兜がひび割れる、デリトロス(リュウト)はそれを見てあざ笑うが何かに苦しみ始める。 グラディオンの剣が右肩に突き刺さっていた、それと同時に電脳体のデリトロスは苦しみ始めると同時に分身であるリュウトは消滅し現実体のグラディオンはよろけ倒れ消滅する。 デリトロス「ぐおあーっ!」 電脳体グラディオンは剣で苦しんでるデリトロスに斬撃攻撃を浴びせる。 デリトロス「うおああーっ!。見…見事だグラディオン、よく聞け!やはり悪の心は正義に勝てぬのか!だ・が!」 デリトロスは死に間際に惑星全体のエネルギーを吸収しダークグラディオンに送り込む、同時に電脳体グラディオンは本体であるビクトリーグラディオンに戻るとダークグラディオン(デリトロス)はビクトリーグラディオンを捕らえる。 ケント「何の真似だ!デリトロス!」 デリトロス「ふっふっはは!惑星クーリアの中心部を破壊した、この星は間もなく爆発する、わしは死ぬ!だが!一人では死なぬ!貴様らを道連れに!」 同時にデリトロス(ダークグラディオン)は赤い稲妻を放つ。 デリトロス「100万年前と同じ…、相打ちにしてくれるわ!」 グラディオン「助けたい!ケント!ケントを!」 変わって精神世界でケントとグラディオンが話し合う。 ケント「グラディオン!どうし…どうしたんだ!グラディオン!」 グラディオン「ケント…これを覚えているか…」 それはアオイが作ったお守りであるグラディオンのぬいぐるみ。 ケント「これは…アオイちゃんがグラディオンのために作った御守り…」 グラディオン「人間の幸福とは、生涯に何人の友が作ったかで決まる…たくさんの友に囲まれ結城ケントと言う親友に出会えた私は幸せだった…」 ケント「グラディオン!なんだよいきなり!」 グラディオン「ケント…親友として約束して欲しい、私のために泣くなケント…私の心はいつも君と一緒なのだから」 ケント「グラディオン…」 同時に戦いでヒビが入った鎧兜が壊れグラディオンの素顔が出ると同時に空から一つの光が差す。 グラディオン「エンジェ…ケントを地球へ、みんなのもとへ送り届けてくれ」 エンジェ「わかりました…」 ケント「いやだ!俺は最後は一緒にグラディオンと戦うんだ!」 エンジェ「グラディオンの気持ちは無駄に出来ません!それにケント…あなたにはあなたを待ってる人達がいます!」 その言葉を放った後、ケントの家族や友達は帰るのを見守ってる。 ケント「駄目だ!駄目だ!」 アオイ「ケント君…」 エンジェに乗り移ったアオイはケントの額を手に向け眠らせる。 エンジェ「これでいいのです。グラディオン…」 グラディオン「ありがとうエンジェ…、ありがとうケント…」 ケントを見守るのを見届けた次にグラディオンはワイバリオンを分離してグランアーメットを展開後、ケントをワイバリオンに移す。 再びグランアーメットを閉じてデリトロスに突撃する。 グラディオン「滅びよデリトロス!グランブレード!」 グラディオンはグランブレードを持つ。 グラディオン「ブレイク・ザーン!」 グラディオンはグランブレードでダークグラディオン(デリトロス)に止めの一撃を与えると同時に惑星クーリアは爆発で消滅する。 エンジェ「この日、デリトロスは一つの星で消えて無くなりました」 同時にケントと共にマジカルステーションへと帰還するワイバリオン。 マジカルステーションではエンジェはアオイやカイトは現実世界へと戻り、ケントは地球へと送られる。 エンジェ「宇宙の平和は守られ、私達はケント君を無事にダイバーランドへ戻ってこられました。でも…グラディオンは帰って来ませんでした…」 グラディオン(私のために泣くなケント…) 数ヵ月後、コミュニティセンター(小学校)では授業が終わっていた。 ケント「よっしゃあー!待ちに待ってた昼休みだぜー!みんなサッカーやろうぜ!」 ケントなどの生徒らがサッカーで遊ぶ。 生徒「ケント!」 ケント「うーりゃーっ!」 ケントはサッカーボールを蹴り上げ、ゴールを決める。 生徒ら「すごいぞ!ケント!はっとトリックだ!」「男の中の男!」「未来のワールドカップ選手!」 ケント「気持ちいい、もっと褒めて褒めて!」 ほめられている姿を見た、ケントの幼馴染達。 カイト「兄ちゃん…」 ショウ「だけど良かったよ、ケント君がいつも通り元気一杯で」 ジャン「うん、ひどく落ち込むと思ったけど、これなら安心だね」 アオイ「そうかしら?」 ナオキ「なんか、おかしいぜ」 友達に囲まれたケントは大喜び。 給食を分けたり、生徒を笑わせたり、木の上で林檎を食べたり、モニターにラクガキする場面が映る。 ケント「俺って最高!超天才!」 ナオキ「元気すぎるんだケント、大好きな親友を失ったんだぜ?泣いたり、悲しんだりするはずだ」 アオイ「なのに、前より」 ジャン「そうなんだよね」 ショウ「そうか…たしかにおかしいよな」 ダイバーランド公園。 そこではアオイ、ジャン、ナオキ、ショウとカロンがいた。 アオイ「ねえ、カロンはどう思う?」 カロン「うーん…もしかしたら、ケントはグラディオンの事を忘れたかも」 ジャン「グラディオンの事を忘れた!?」 アオイ「まさか!?」 カロン「いいーや!ありうるピョコ!人間の心はあまり思い出が悲しすぎると、それが忘れてしまうことがあるピョコ!」 ショウ「じゃあ…ケント君は何もかも…」 ナオキ「もし、そうならひどいぜ、そんなの!グラディオンを忘れちまうなんて!それじゃグラディオンがかわいそすぎる!」 カイト「忘れてなんかいないよ!」 そこに後からケントの弟であるカイトが言い出した。 カイト「ケント兄ちゃんは忘れてなんかいない、兄ちゃんは…兄ちゃんは!」 ナオキ「カイト…」 夕方となり沈む朝日の中、庭で剣道の練習をするケント、そこに父・タケトが現れる。 タケト「ケント、ここにいたのか」 呼ばれるとケントは沈黙する。 タケト「ケント…父さんは約束を破ってもいいと思う?。カイトに聞いた…私のために泣くなお前は親友の約束のために守ってるんだろ?胸に張り裂けそうな悲しみに耐えてグラディオンとの約束を…だがその約束はお前にはつらすぎる、泣いていいんだぞケント…」 父の言葉に揺らいだケントは泣き始める。 ケント「…父さん!」 ケントは父・タケトの体に張り付く。 タケト「泣いてやれケント、グラディオンのために…思いっきり!」 ケント「グラディオン!グラディオン!帰ってきてくれよー!」 その姿を見たケントの幼馴染ら。 ナオキ「ケント…」 アオイ「ケント君…」 それから夜になり自宅の部屋のパソコンで眠っているケント。 それを見た母・ナツコはタオルケットをケントの背中にかけた。 ナツコ「ケント…」 回想。 山岳地帯のネットエリアでケントと人間態のグラディオンが話し合う。 ケント「俺さ、ずっと考えていたんだけど、俺たちコスモネットワークを使えば、宇宙のどこへでも行けるんじゃないかな?どう思うグラディオン?」 そこにはケントと人間体のグラディオンが話し合っていた。 グラディオン「その通りだケント」 ケント「えーっ!ホント!」 グラディオン「ただし、心配するからお父さんとお母さんには内緒だぞ」 ケント「うん!」 再び、変わってとある宇宙で1つの緑の光が地球に来て、流れ星となった。 ケント「グラディオン…」 ケントが寝言を言うと同時にパソコンが突然の起動を始める。 朝になった中でケントは起きる。 ケント「いっけねえ、朝か…」 ケントが起きると、あるものがパソコン付近に置かれていた。 ケント「!?、これは!これは!!、帰ってきた!グラディオンが帰ってきたー!」 ケントがぬいぐるみを持つと同時に結城一家らがその声に反応してケントの部屋に入る。 タケト「どうした!?ケント」 ケント「マジカルゲートへ、プラグイット!」 ケントはあまりの喜びにコントローラーを持ちプラグイットしマジカルゲートならびにマジカルステーションへ。 いつものエレベーターに行くとそこにはグラディオンがいた。 ケント「グラディオン…おかえり!グラディオン!」 グラディオン「ただいま、ケント」 ケント「ウェブダイブ!グラディオン!」 その台詞と同時にケントはグラディオンにウェブダイブしマジカルゲートのトンネル内へ。 ケント「ウェブチェンジ!グラディオン!ファイタァーッモードッ!」 アオイ「こうして戦いと言う名のケントとグラディオンの長い旅は終わりました、でもそれは2人の新たな旅の始まりなんです!」 グラディオンがファイターモードへ変形しケントと共にコスモネットワークへ。 ケント「グラディオン、どこへ行く?」 グラディオン「ケントの行きたい所へ」 ケント「よーし!じゃあ、アンドロメダ星雲を探検だ!」 グラディオン「了解!」 ケント「レッツ・ゴー!」 グラディオンとケントはアンドロメダ星雲を進む。 変わってどこかの草原でそれを見守る、アオイ、ジャン、ナオキ、ショウ、カイト、カロン。 そしてケントの部屋にはグラディオン型のコントローラーとアオイが作ったぬいぐるみが置かれている場面で幕は閉じる。 またいつの日か会おう!(グラディオン) (終)
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/24910.html
【登録タグ GUMI NexTone管理曲 さ マンボウの姉 家の裏でマンボウが死んでるP 曲 殿堂入り】 作詞:タカハシヨウ(家の裏でマンボウが死んでるP) 作曲:タカハシヨウ(家の裏でマンボウが死んでるP) 編曲:タカハシヨウ(家の裏でマンボウが死んでるP) 唄:GUMI 曲紹介 下手でも一緒に歌えたら。 今回は珍しくタイトルだけでは特定不可だが、内容はいつも通りである。 PVは マンボウの姉 こと 竜宮ツカサ氏 が手掛ける。 歌詞 (動画より書き起こし) 「我々は本年度の開花を拒否することにした」 いつもなら満開のはずの時期に 桜の大統領が発表した声明は 人類を震え上がらせたのだった 「まったく人間どもは毎年 ジロジロ見ては発情し やかんのような奇声を上げ 酒やつまみをキャッチ&リリース ちょっと開花が近づけば “まだ六分咲き”などと値踏みして 失礼だと思わないのか!? 人の半裸に点数つけてんだぞ!? お前らの開頭日をニュースに流してやろうか!! お前らの肉片を散らしてやろうか!! もし近づく奴がいたら 鼻に枝を刺し込んで イルミネーションのパーツにするからな!!」 そんなさくらの主張を聞き 【急遽!】組織された対策委員会 過去のご無礼を謝罪し 委員長は提案する 【その1・花見の名称は“クソ汁の花拝見”に】 【その2・さくら様を前に開口した奴は死刑】 これらのルールを決めたものの 人間側から反対が殺到! さくらだけ決めるなんて梅に失礼じゃないんですか?(16歳 女性) こっちも半裸になれば文句ないだろ?(28歳 男性) “開口”って字は“閉口”と見間違えるから使うな(56歳 男性) 水分量は人によるし、汁は不公平!(34歳 女性) 「お前らの団結力はちっちゃい昆虫以下だよな ズレた問題で足を引っ張り合って 守れないルール作って 破って揉めてまた揉めて 絶対押すなよ系のコントみたいだな」 (間奏) 「聴いてください、大統領 確かに人類は愚かです 咎め合い奪い合う事でしか 一つになることもできやしない だけど逃げない! 咎めあい奪い合いながらも あるかもわからない答えを 探す旅から逃げない! さあ、咲いてください いつもグダグダな人類だから いつも変わらず美しい あなたの花びらが欲しい」 バラバラな私達を まるであざ笑うように 一斉に芽吹く桃色の世界 今年もアホみたいにさ 口を開いて無防備に バラバラの頭で一緒に思うんだ “また来年もみたい”って ギガPによるアレンジ コメント 追加おつ! -- 名無しさん (2013-03-25 23 39 24) あれへえ?! いつもと……同じだったあっ!! -- 名無しさん (2013-03-26 08 02 40) 新曲キター! 安定のマンボウP節、さすがです! -- ぬ (2013-03-26 18 10 32) 最初タイトル普通すぎておどろきました -- 名無しさん (2013-03-27 00 21 35) 最後なぜか泣いてしまいました・・・ -- 名無しさん (2013-03-27 01 10 52) ちょっ、涙腺崩壊www -- 名無しさん (2013-03-27 14 02 14) ただのネタ曲じゃなくて、人間の世界を風刺しつつ、感動的にまとめているのが良い。それにしても、委員長は凄く美人だ。 -- 竜奇 (2013-03-27 15 53 31) 最後、勇者が! -- 名無しさん (2013-03-28 22 06 20) 今回も変わらずいい曲ですね(≧∇≦)!! -- 名無しさん (2013-03-30 15 14 24) そういえば、(56歳 男性)のとこで勇者が加湿器買ってたね(°_°) -- 地底人15 (2013-03-31 00 51 04) ↑もしかして「その魔王〜」の話とつながってますかね? -- 地底人15 (2013-03-31 00 57 30) 新曲、すごく良い曲だ・・・! -- 名無しさん (2013-04-02 20 31 08) まさかの桜視点! 相も変わらずマンボウpさんの発想の豊かさを再確認せざるを得ない良作ですね -- ddd (2013-04-03 17 37 41) 桜の顔怖いw そしてマンボウさんの声がちょくちょく出てくるw -- 名無しさん (2013-04-04 18 22 16) また来年もみたいってのところがいい! -- さくらもち (2013-04-06 13 38 22) 新キャラ出過ぎだろっ!! -- 地底人(再) (2013-04-06 17 07 25) やばい、ラスト泣けるじゃねーか -- ピカドン (2013-04-06 21 38 38) 曲名じゃマンボウPさんの曲って分からなかった -- ヘナちょこ (2013-04-09 22 26 20) でも、すっごくいい曲!泣きました -- ヘナちょこ (2013-04-09 22 26 46) 明らかに人類以外もアホみたいに口を開いて無防備に感動するサクラの魅力 -- モコモコ (2013-04-09 22 51 21) タイトルだけ見てスルーしかけたwwやっぱなけるわぁ -- のの (2013-04-16 22 39 23) やっぱりいい曲なんですね!!! -- うすまゆ (2013-05-22 21 53 59) ふっ -- モザイク (2013-06-12 17 18 17) さすが裏マンボウPwwww 期待を裏切らないwwww ネタ満載だけど、最後はいい感じにしめてくださるんだよなぁ・・・ -- 烏龍 (2013-07-11 18 40 54) 謎の感動www -- 名無しさん (2013-07-15 12 47 41) 桜も梅も好きだよーー!! -- ぽえ (2013-07-23 15 03 01) タイトルが普通だったからあれ?って思ったけど、歌詞はいつも通りwww でも、「来年もみたいって」のところは感動。さすが家の裏でマンボウが死んでいるPさん!! -- 安達太良山 (2013-07-26 19 30 06) 半裸って言うけど、そもそも服着るのか?あれ? -- 名無しさん (2013-08-10 20 45 49) 今年度じゃなくて本年度ですよ。 -- 名無しさん (2013-09-16 12 10 08) 感動的だ ヤバぃ…泣w -- りぃせぇ (2013-09-16 18 31 04) ギガPは別の曲でアレンジして欲しかった… -- 名無しさん (2013-09-18 23 22 38) 出だしの「我々は今年度の~した」 の部分、本年度じゃないですか? -- 名無しさん (2013-09-24 19 43 53) 今年度→本年度直したよ -- 名無しさん (2013-09-24 20 03 04) 私はギガさんのも両方すきだな -- 名無しさん (2013-10-14 12 06 19) 感動で前が見えねえw -- ミー (2013-10-31 22 42 58) 最後涙腺やばい。委員長さんナイス -- 名無しさん (2013-11-05 18 31 49) 「また来年もみたいって」のとこで涙腺が・・・ -- 私の将来はニジオタKu (2013-11-20 22 02 03) けっこう歌詞深いかも・・・と最近思う -- 名無しさん (2013-11-20 22 50 06) この歌大好きです(≧∇≦)カラオケに無いのかな? -- み~こちゃん (2014-03-05 18 34 52) ヒーローの勇者(66)が最後の方でちょっと淋しげに笑ってるの見て涙腺崩壊した(泣) あと委員長が美人すぎるぅぅ!! -- 名無しさん (2014-03-29 15 38 13) やっぱり裏マンPの曲いいわぁ~ 感動しました -- リリアンヌ (2014-05-12 22 50 18) どうしてこうなった。 -- 名無しさん (2014-09-08 21 10 50) 最後鳥肌! -- 夜型人間 (2014-11-22 21 38 32) さくらを題にした曲はゆっくりしがちだと思うのですが、テンポもよく盛り上がる曲だと思います! -- まぃ (2014-12-15 23 11 11) めっちゃいい曲じゃねーかww -- 雪丹 (2015-02-21 11 41 51) 最後のでまともだと騙される -- 名無しさん (2016-01-16 22 13 26) タイトルが詐欺ではなかった兼 -- 名無しさん (2016-04-17 12 32 34) 感動系かと思ったらwww -- リア充撲滅会会長 (2016-04-30 16 54 01) 感動系だとハンカチ握りしめてきいた自分ww笑い過ぎて涙出たwwww -- かのん (2016-09-18 23 19 27) ↑笑い泣き乙 -- 零 (2016-10-06 14 01 24) GUMIの声案外綺麗。 -- 名無しさん (2016-10-06 17 00 34) 今年はこれが良く染みる…気がする -- 名無しさん (2020-04-20 14 49 00) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/1919victorique/pages/85.html
先週はプリキュア映画を口実に集団サボタージュした老害たちだったが、この日は6人全員の老害が無事集合した。 練習の最初のほうでは、照井が謎のノッカー、野球がそのキャッチャーをしたりと貢献していた一部老害であったが、だんだん老害の人数が増えてくると態度は一転。 打撃練習になると、下記、ソルト、入来の老害戦犯たちがレフトに3人固まり、恒例の軟球による草サッカーらしきスポーツを楽しんでいたのだった。 しかも、よりにもよって綺麗な新球を蹴るという、ぐうの音も出ないほどのカスっぷり。 これに照井・野球や下山さんまでを巻き込み、グラブトスを混ぜたり、穴を掘ってゴルフをしたりとやりたい放題の戦犯たちであったが、これには流石に老害筆頭林も激怒。 林シフトをあざ笑うかのような流し打ちを連発し、戦犯たちに打球の雨を浴びせた。 だが、サッカーに盛り上がっていた老害たちは、この打球をことごとくスルー。 老害たちには熱いブーイングが浴びせられ、センターを守っていたアベケン氏、サードの吹田君らが露骨に嫌そうな顔をしていたのは言うまでもない。 「このままでは打撃練習をさせてもらえない」「やべぇよ、やべぇよ…」と焦った入来を中心に、徐々に内外野に散っていくサッカー部員たち。 最後は照井・野球両名が林筆頭から戦力外通告され、無事草サッカー部は解散した。 結局、入来が柵越えを連発した打撃練習が終わると、野球・照井は打撃練習を自粛、入来と長い脚を見せつける秀太さんを加え、コンビニまでオナズリを探しに出かける。 安心と信頼のシモスタ横コンビニでは無事オナズリ第5弾が発見され、3本のうまい棒コーンスープ味他と共に購入。 入来は黄金の右腕で1パックを選び、野球は照井の1パックを含めた5パックを店員に適当に選ばれた。 そしてシモスタまで戻ると、既に試合のチーム分けが済んでおり、もちろん入来ら3人の老害はハブられていたのだった。 これに激怒した3人だったが、試合のことなどそっちのけで夢中でオナズリを開封する。 「ダルのパックを選んだ」と豪語した入来だったが、案の定カスパックを掴まされていた。 一方、野球は見事SS杉内を引き当てたのだった。 野球と入来、なぜ差がついたのか… 試合は、先攻・林チーム、後攻・リグスチームという、ヤクルトファン同士の覇権をかけた熱いデスマッチである。 まず、林キャプテンがハブられた3老害を救済。 これを7・8・9番に据えることによってコンボ「【老】恐怖の下位打線トリオ」が発動したのだった。 1回表、2死2・3塁のチャンスでバッターは5番林。 「ここで打てなかったら戦犯だぞ」「林はシフト敷いときゃ安牌」などの熱い声援が浴びせられたが、相手先発ガリーの球を左方向へ綺麗に流し打ち、先制のタイムリーヒットを放つ。 これに対して常勝老害軍は、「俺達の林」「林はわしが育てた」などとコメントした。 その後、ソルト死刑囚が2打席連続でライトを狙い打って安打数を稼いだり、入来のスーパープレイが生まれたりして、結局リグス軍がサヨナラ勝利。 林軍曹は涙目敗走したのだった。 試合後は一部老害のゴリ押しで打撃練習会が開催されたが、徐々に人が増えてきたところで老害たちは面白くなくなり、それぞれ思い思いに散っていく。 その後も適当に練習が行われていたが、練習の虫であったはずのAB型下記容疑者がしきりに時間を気にしだす。 「はやく終わらないかな」「もう10分経った」などと圧力をかけ、まだ日が落ちていなかったものの、練習は終了。 森ノ宮駅までの道中、野球はいつの間にかいなくなっており、すっかり忘れられていた今岡工作員も行方不明。 今日は解散でよいのではないか? などと囁かれたが、神酒容疑者のエロカード調達に付き合うため、結局今日も梅田を徘徊することにした老害一同。 そして、大阪駅で神酒容疑者と林君が急に催す。 「うートイレトイレ」といつもの裏日本ルートのハッテン場のトイレへと急ぐ二人。 そのトイレの入口前には、まさに「なおまにあわんもよう」な感じのゲロが飛び散っていた。 これに興奮した神酒虚カス容疑者は、その場で絶頂射精。 更に飽き足らないミキンタマ(37)は、既に処女も童貞も捨て去った金髪林を強姦、絶頂、射精。 スッキリした神酒死刑囚だったが、その後エレベーターでキンタマを挟まれ、駆けつけた駅員によって線路まで運ばれてサンダーバードに轢かれたところで無事死亡が確認された。 この件について大正義原監督は「やあ。ぼくミッキーだよ(ニッコリ」と意外と甲高い澄んだ声で答え、周囲の失笑を買った。 なお、次の練習には間に合う模様。 エレベーターの中で入来と照井がハッテンしたり、ソルト不審者死刑囚が通行人に通報されたりと和気あいあいとした老害一同は、いつも通りのテンプレルートでヨドバシへ。 プリティーなんちゃらのかのんちゃんの記録が抹消されていたり、この前ビックカメラで野球がやっていた糞ゲーの輸入が発見されたりしたが、何と言っても最大の発見はオナズリカードダス。 幼女を監禁しに行く道中にこれを発見した林筆頭には「よくやった」の熱い声援が飛び交った。 そして老害全員で一回ずつカードダスをするも、当たりはST片岡を引いた照井のみ。 これに不満な入来は、金にモノを言わせてカードダスを引きまくり、なんとかST栗山を獲得したのだった。 結局、「やっぱ林ってクソだわ」という厳しい判定が下されたのだった。 カードダスにはSSが入っていない疑惑も出ているが、これでSSを出した者が初代老害グランプリ王者となる運びである。 プリティー林は、かのんちゃんの記録が消えたのをいいことに、遂にヨドバシまで制圧し、はしゃぐ。 野球が愛していた動物ゲーがついに撤去されていたことにニヤニヤする老害たちであったが、オナズリ第5弾箱があるとの吉報が入ると、そのことなど忘れてすぐに駆けつける。 そして5人で金を出し合い、1箱を購入する。 この時、本名と引換にヨドバシポイントを稼ぐと思われた入来であったが、1箱分のポイントで2パックを追加購入するファインプレーを見せた。 老害の夢と希望が詰まったオナズリ箱を手に第二休憩室へと向かった老害たちだったが、ショッキングな光を目の当たりにする。 老害指定席である第二休憩室は撤去され、たくさんの謎の鞄が占拠していたのだ。 流石の老害たちもこれには落胆を隠せず、仕方なくアニメイト前の広場という寒空の下でオナズリ開封会を行うはめになったのであった。 神酒プロエロカーダーが東方パックを手に入れた後、神聖なるオナズリ開封の儀式が執り行なわれた。 アニメイト前広場の1つの机には4つの椅子が設置されていたのだが、この日の老害は5人。 隣から椅子を強奪してこようにも、シーモ対策なのか、鎖で繋がれている。 「おめーの席ねーから」という言葉がフラッシュバックした老害たちであったが、林がベースを椅子にするという措置を取り、無事事なきを得た。 2パック追加購入のファインプレーをした入来から時計回りで1パックずつ選んでいき、開封。 次は反時計回りで…を繰り返して行われたのだが、SSは栗原、GRは梵など、その中身は見事な広島球団箱であった。 入来はNS中田翔とST稲葉、林とソルトにも贔屓球団のSTが一枚ずつ出たのだが、神酒の横浜のレアは一枚も出ず、大敗北となった。 照井以外の老害は「ヨドバシの広島顔の店員を絶対に許さない」と口にした。 ちなみに、追加の2パックも言うまでもなくゴミであった。 モス(笑)には目もくれず恒例のサイゼリヤへと足を運ぶ老害たち。 林筆頭がいつもの如く颯爽と予約を入れたのだが、老害は軽くスルーされて2人客が次々と入っていく。 これに憤慨した老害一同は、「絶対10時まで居座ってやる」と心構えを口にした。サイゼリヤは大拍手で沸いた。 今日も数種類の新規メニューを開拓した老害たちは、10時になるとそそくさと退散し、本日も無事解散したのだった。
https://w.atwiki.jp/chaosdrama/pages/4502.html
. ––––––––-僕は普通の文学青年であって、例えば異世界に転生したりとか、例えば幽霊に憑依されて囲碁の世界で活躍したりとか、そんな幸運はない ピカマン「死兆星が鳴いている、天へ帰る時が来たのだ」 文学青年「た、助けてくれー!タステクレー!」 ––––––––ただ強いて言えば、不幸は皆平等に訪れる可能性を持っていて、その失敗を踏むものことそのものが悲劇なのだと考える マリオ「今助けるぞ」テッコツポーイ 鉄骨「そこの君!鉄骨が当たったよ!」 –––––––––だからこれは、救いも何もない、無益な悲劇の物語 ピカマン「これも運命か–––––––」グシャ 文学青年「ごゔぁっ」グシャ ------------強いて言えば、こうなる前にもっとマシな幕引きを誰かに渡して欲しかった 患者「内臓が激しく損傷!ダメです止血間に合いません!」 医者「もう一方の患者の内臓は無事だ、遺族には私から説明する!」 -----------これは紛れもない、道化の物語なのだから ピカマン「信じてくれ!僕は”人間”だったんだッ!!」 プリン「そう言う君は目の前のそれが人間に見えるのかね」 ピカマン「見える」 ピカマン「逆に言えば、自らを人間と主張するそれが岩の塊とかよく分からないものに見える」 ピカマン「教えてくれ、君は何者なんだ。なぜ君だけがこの世界で唯一『人間』に見える」 プリン「かつて人間を同族と認識していた君が人間ではなくなったと言うことさ」 教えてよ 教えてよ その仕組みを -変身- クイントA「パターン黒、間違いありません使徒です!SSレート、超大型ゴッキブリ、来ます!」 クイントB「衛生兵ー!衛生兵ー!」 クイントC「ダメだ!ダメだ!ダメだ!ダメだ!」 クインドD「DAISUKE」 ニオ「何をしているクズ共、ただ死ね!そしてせめて死に意味を持たせろ!さぁ、私のために死んでこい!お前たちは弾丸なのだ!炸裂弾だ!」 クイント達「「「「「お師匠様ばんざーーーーーーイ!!!!」」」」」 \バンザーイ!!/\バンザーイ!!/\バンザーイ!!/\コロシテヤルウウウウ!!!/\バンザーイ!/\エイセイヘーイ!!/\オシショウサマバンザアアイ!!/\ウワアアアア!!/\タスケテクレー!!/ サタナエル「やめたまえ君達。争いは争いしか生まない。つまりもう手遅れなんだ、はるか昔に争いを始めた時点で手遅れなんだ 戦争は一つの種だ、細菌だ、やっぱり手遅れだ!皆戦え!死ぬまで戦え!みんな死ぬまで戦い続けろ!!」 じょうじ「じょうじ!じょう!じょうすけ!」 サタ萎える「いいぞ殺せ!」 –––––––––2018年 6/15 それはまだ梅雨であろうにも関わらずと言う我々の認識の甘さをあざ笑うかのように奴らは下水道より進軍を始めた God of キブリニチ。略してゴキブリ、八頭身で人と形容しがたい顔をしたあの屈強な生物が我々を侵略しにやってくる 台所に出現するどころの騒ぎではない、奴らは我々の生活領域を侵略し、平然と生を謳歌するつもりなのだ ピカマン「(無言の指ポキ)」 –––––––––これに対抗するべく政府軍は『徴兵制度』を施行した だが民から叩き上げの兵など弾除けにすらならない。これを解決するべく『スーパーソルジャー』計画が施行された 実験は失敗、人々はことごとく『ピカマン』と言う異形へと変貌し、かつて人であったと言う薄ぼんやりとした認識と、 それを奪った権力への臓腑のみを糧に活動し、ゴキブリも、人も関係なく殺しにかかる人類の脅威なのだ クイント達「ウワアアアア–––––––––-!!」 –––––––––これらを掃討するべく大魔導士ニオ=タソがスプレッター社の財源を利用しクローンクイント部隊を編成 『人類などどうでもいい、ピカマンとゴキブリが消えてくれればまた静かな暮らしが帰ってくる』 と、首脳会談の場で彼女は涼しい顔をして語った。これには温厚で有名なロバート大統領は苦笑し、クロフォード総理は匙を投げたという 今こうして、外敵VS人類の失敗VS究極の自己中、どれが勝ち残ったとしても人類は元の生活へ戻ることなど許されない領域に突入していた どうしようもない事態へ直面した時、人々はやるせなさからか、せめて攻撃対象を探そうとささやかな抵抗として『責任問題』を追求し始めた 「そもそもなぜゴキブリがこうなるまで進化したのです!」 「原子力発電所に生息していたゴキブリだと聞き及んでおりますが!」 「ピカマンは元々徴兵された人間だとのことですが!」 「総理!お答えください総理!」「いやこれは陸軍が勝手に忖度を」 「忖度っていうのはですね!えー忖度というのは、つまり私が忖度したのです?」 「知るかハゲ!コノハゲー!バーカ!」 「静粛にお願いします!静粛にバックします!」 「いるさ!ここにな!」 「ここ好き!」 「そのカップリングはない!」 「同じコマにいた!!!!!!」 「なんでこんなことで言い争ってるんですかね…」 「もうみんな死ねばいいと思う」 これを是正するチャンスは誰にでもあった ゴキブリが進化する可能性はニュースで報じられていたが政治の無関心を国民は咎めなかった、 徴兵制が施行される兆候はあったが、誰もそれに危機感が及ばなかった、 そもそも上記の二つがなければクイント部隊は編成されなかった 誰にでも止められた、誰にでも声を上げることはできた、そして誰もそうしなかった この手記を残す私でさえ、その愚かなりし傍観者の一人であったのだと強く認識し、叶うならこの身を捧げて、 それを引き換えに天におわしになる主に人類を救っていただきたい だがそれはもはや叶わない、何せこれそのものが天罰に、主の怒りに等しいのだと、痛感しているから いつだって目に見える問題を先送りにしてきた、我々の咎を負うのは、我々の他にないのだから––––––だから カ ッ 「なんだあれは!」「ピカマン……いや違う!」「ライチュウだ!ライマン!?いや、もうめんどくさいからライナーでいいや!」 超大型八頭身ライチュウ「オアアアアアアアァァァァァァ––––––––––––––––– ッッッ!!!!」 私はこの体になっても尚立ち向かう この魂に人としての尊厳がある限り、何度だって立ち上がり、そして困難に向かっていく 私は人だ、どんな姿になっても尚、私であり続ける。だから諦めるな、私にはできる、しがない文学青年だった私にも きっと、勇気を持って立ち向かえば–––––––––––––––––––– ┣¨ ンッ ライチュウ「」チーン…… ライチュウ(あれ? 私は負けたのか?) ライチュウ(待って待って、何これおかしい) サタナエル「あーあー、負けちゃいましたねぇ」 ニオ「まぁこんなこともあるさ。来世では付いていますように」 ––––––––––よっちゃんの味噌汁 陸軍はまだそんなものを隠し持っていたというのか……ッ! なぜだ、私は立ち向かったのに、人類のために立ち向かったのに……なぜ私までこうなる、なぜ私まであの核兵器の攻撃対象になる サタナエル「そりゃお前、人間じゃないからだよ」 ライチュウマン「う”わ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!!!!!」 市長「いやぁ効きますねよっちゃんの味噌汁。山田くん、これ箱で買いなさい」 市長「この過ちは人類から始まった」 市長「であれば人類がケリをつけなくては。子供だって散らかした玩具は片つけますよ」 市長「そしてものに心があったとしても、当たり前に処分するのですから」 市長「ご安心を、あなた一人、徴兵された被験体の方々、ニオナントカさん」 市長「全員殺したところで、遺族が悲しみに暮れようと、人類史は続きますよ」 ガララッ のりしお「そうはさせん!」 市長「何!お前は!?」 のりしお「ファイナルエクスプロージョンンン––––––––––––––– ッ!!!!!!!!!!!!!!」 市長「た、タスケテー!!!!!」 こうして人類は救われたし悪も去った だが失ったものは永遠に取り戻せない、時計は前へ進み続けるのだから…… クイント「ていう夢を見たんですけど」 ニオ「やっぱり安眠薬ってロクなものじゃないわ」 Happy end .
https://w.atwiki.jp/83452/pages/10254.html
「別れよう」 向かい合わせに座った喫茶店の片隅で律がそう言ったのは、つきあい始めて3ヵ月が過ぎた頃だった。 幼馴染な彼女を意識しだしたのは高3の終わり頃から、それとなくアピールを続けて……。 彼女の方からつきあおうと言ってくれた時は、大げさでもなんでもなく、それまでの人生で一番幸せな瞬間だった。 デートして、キスをして、やがてセックスするようになるまでそう時間はかからなかった。 私たちはうまくいく。きっと、これからずっと。 そう思っていたのに。 考えてみれば、律はこの1週間ほど様子がおかしかった。 元気がなくて、二人でいても上の空で、物思いにふけっているようだった。 浮気……真っ先に浮かんだのはその言葉だった。 「誰か、他に好きな人ができたの?」 「違う!」 答えは早かった。そうじゃない、と律は首を振る。 「私のこと、嫌いになった?」 これにも、律は首を振る。 「なら、どうして」 「それは……」 唇を噛んで、律はうなだれる。 「ごめん。言えない」 「そう……」 頭を垂れる律を見つめながら、私の胸には暗い感情が湧きあがってきていた。 別れる? 理由は言えない? そんなことが許されるとでも思っているのだろうか。 私の心を奪い、虜にし、純潔さえ捧げさせておきながら……。 許されるはずがない。 こんなにも貴女のことを愛している私を裏切るなんて。 赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない赦さない――絶対に! …… 澪からの電話とメールはひっきりなしだった。 喫茶店で、放心状態の澪を置き去りに私が席を立ってから、丸1日。 携帯が鳴り止んでいる時間はほとんどなかった。 携帯の電源を切ってしまえばすむことなのだが、私にはどうしてもできなかった。 もしかすると、決心したつもりでいたのに心のどこかでは澪と繋がっていたいと願っているのかもしれない。 大学に入って一人暮らしを始めたので、一日中着信音が鳴り響いていても家族に迷惑をかけることはない。 それが唯一の救いだった。 メールの文面『愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛し――』、 留守電のメッセージ『どうして出ないんだよ絶対別れてあげないから聞いてるんだろ赦さないから赦さな――』 それらは私の胸をかきむしった。 澪はどちらかと言えば内気で、控えめな女の子だった。 それが、こんなにも狂おしい想いを隠そうともせずぶつけてくる。 その感情のエネルギーの大きさに、私は眩暈がした。 怖い。 本当に、恐ろしかった。 これから私が……私と澪がどうなってしまうのかを想像すると、身震いがした。 それともじっとおとなしくしていれば、この嵐は過ぎ去るのだろうか。 ああ、澪……澪は私と別れるべきなんだよ。 それが澪のためなのに。 ふと見上げた先に鏡があった。 その鏡に映った女は、卑しい目をして微笑んでいた。 「澪……ふ、ふふふ……」 …… 私は律の部屋のインターホンを押した。 朝、律が講義を欠席したことを確認して、すぐにこちらへ向かったのだ。 私は1日待ってあげたというのに、電話にもメールにも一度たりとも返事がなかった。 彼女は私の信頼を裏切ったのだ。 もう遠慮することはない。 「……来ると思ってたよ」 てっきり居留守を使われるかと思っていたが、意外にもあっさりとドアは開いた。 律はすんなりと私を中へ通してくれる。 拍子抜けする感じがした。 「バカだな、澪。どうして来ちゃったのさ」 リビングで立ち尽くす私に、律は笑いかけてきた。 別れ話などなかったかのように、優しい目をして。 「決まってるだろ。どうして別れなくちゃいけないのか、理由を聞きにだよ」 私の鞄の中には密かに包丁が忍ばせてあった。 もし、私の聞きたくない答えを彼女が出すようならば、私は律を刺さなければならない。 それが私を裏切った彼女への罰なのだ。 私が悪いわけじゃない。報いを受けるのは当然ではないか。 しかし律は黙ったまま、なかなか口を開こうとはしなかった。 「なにか、言ったらどうなんだよ」 私はこっそりと鞄の奥へ右手を滑らせていた。いつでもそれが取り出せるように。 「なぁ、澪」 「なに?」 「私、別れようって言ったよね」 「ああ」 「電話もメールも無視した」 「そうだな」 「なのに、澪は来ちゃった」 「あたりまえだろ。納得できないんだから」 「でも、部屋に上がっちゃったら、なにされても文句は言えないよ?」 「な、なに言ってるんだよ……?」 瞬間、私は剣呑なものを感じて半歩下がった。 でもそれをあざ笑うかのような素早さで、律は私との間合いをつめていた。 律の手に何かが握られているのが見えた。 それが私の腹部に押し当てられる。あっという間もなく私は腰からくだけて床にへたりこんだ。 「ごめんな、澪」 上から降ってくるその声が、やけに遠くに聞こえた。 私は動くこともできず、ただ律の足を眺めるだけだった。 …… 一度は逃がそうとしていた子犬が、自ら腕の中に飛びこんできた。そんな気分だった。 手に入れた。手に入れてしまった。もう逃がしてあげない。二度と。 私はスタンガンによって無力化している澪に手錠をかけた。玩具とは違う、鍵がなければはずすことはできない。 次いで、その細い首に赤い首輪を。 ぞくぞくした。 一人の人間を、ただの所有物にしてしまう。そんな背徳感が私の下腹部を熱くしていた。 首輪についたリードはベッドの足に繋いでしまう。 可愛い、私だけのワンちゃんのできあがりだった。あとで犬耳と尻尾も買ってつけてあげようか。 「う……律……」 少し回復したらしい澪が、ベッドに腰かけた私を見上げてくる。 「今日から澪はこの部屋で暮らすんだよ。嬉しい?」 「どういう、こと……?」 「愛してる。澪」 私は澪の頭に手をやり、綺麗な黒髪を撫でた。 「気づいてる? この部屋にはテレビもラジオもない。パソコンもない。電話は私の携帯だけ。澪の携帯は……」 私は澪の鞄を開けた。携帯より先に包丁が見つかって、私はこみあげる嬉しさに笑みをこぼさずにいられなかった。 私のこと、殺したいくらいに想ってくれていたんだね……。 携帯は電源を切って、念のため湯をはっていた浴槽に沈めた。あれは防水タイプではないので、壊すにはこれで充分だろう。 「ど、どういうこと?」 「わかんない?」 私は澪の目線の高さにしゃがみこんだ。 「この部屋には、外と繋がるものは何もないんだよ。私と澪の二人だけ。あとは何もない。わかる?」 澪は怪訝そうに首を傾げる。 頭のいい子なのに、わからないふりでもしているのだろうか。 「澪の目に映るのは私だけだよ。澪の耳に聞こえるのは私の声だけ。澪の世界には私だけいればいい。あとはいらない。そんなの許さない。赦せない」 私が自分のこの想いに気づいてしまったのは、澪が男友達と談笑する姿を見た瞬間だった。 引っ込み思案な性格だったのに…楽しそうにしていた。あんな奴と。 ダメだ。澪に男が近づくなんて。いや、男だけじゃない。女だって……ダメだダメだ。 誰も澪に近づくな。 私の澪に、触れるな。 「愛してるよ」 一度は否定した、危険なこの思想。せっかく鍵をかけたのに、それを壊して入ってきたのは澪の方だった。 だから、もう我慢しない。 私は澪を抱きしめた。 「律……」 澪が私の耳元で囁いた。 「私は、律の……律だけのものになるの」 「そうだよ」 「……いいよ。でも――」 私の肩をそっと押した澪は、熱に浮かされたような瞳をしていた。 「もし私のこと捨てたりしたら……殺すから」 ああ――。 その言葉に私は、もう劣情を隠すこともできず、澪の唇に貪りつくとそのまま押し倒していった。 戻る
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/57582.html
【検索用 あさわらうひと 登録タグ COBA x5884x VOCALOID あ ニコニコ外公開曲 初音ミク 曲 曲あ 椎野 海月】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:COBA x5884x 作曲:COBA x5884x 編曲:COBA x5884x イラスト:椎野 海月 唄:初音ミク 曲紹介 曲名:『嘲笑う人』(あざわらうひと) COBA x5884x氏、11作品目。 歌詞 (動画より書き起こし) 今日もどこかで誰かが誰かの 陰口を言ってる 楽しそうに嘲笑いながら そんな話を耳にする度に ニヤニヤしてしまう それが私の至福の歓び 派手なグループで威張ってるけど その仲間たちから 嘲笑われてること知ってる? ボスに気に入られたくてコソコソ 動くアナタのこと "コバンザメ"だってさ 指をさしてる方も さされてる 遠くから見てると 嘲笑えてくる Na Na Na... こりゃオモシロイ Na Na Na... ヒトはヒトが 傷付くことを求める 容姿が少し好いからってだけで プリンセス気取りの 勝手ばっかのアナタのこと アナタの大好きな彼氏もほら 陰で嘲笑ってるよ 小バカにするように アナタの✖✖✖ なんか真っ黒で 臭くて汚くて 気持ち悪いってさ Na Na Na... 愉快、爽快 Na Na Na... ココロもカラダも キレイに洗いましょう 自分より不幸な ヒトを見ると 胸をなで下ろしホッとする ヒトの不幸は甘い蜜の味 とろとろ なめらか 美味しいの Na Na Na... 鼻唄うたってスキップして Na Na Na... さて、お次は誰の番? コメント 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
https://w.atwiki.jp/chisato_ojosama/pages/628.html
前へ 「わ、私にどうしろっていうの」 なんで他人のダイエットのことで、このような理不尽な目に合わなきゃならないんだ。 そう思っていると、「りーちゃん、他人事じゃないんだからねっ」と舞ちゃんの一睨み。 「りーちゃんも負けず劣らず、ぷくぷくぽん」 「あばばば、そりは言わんといてぇ」 もう、舞ちゃんたら容赦ないんだから! 自覚はあったものの、親以外の人に言われたのは初めてだ。 だけどあんまり躊躇せず言うもんだから、カチンときたりはしない。あ、はい、ですよねー・・・みたいな。 意外と気難しいと称される私には珍しい事だ。 それはきっと、舞ちゃんがとても素直でウソのない性格だから。私的には、有原さんみたくねっちょり責められるよりも説得力があるような気がした。 「決めた!ちしゃともりーちゃんも、2人まとめて舞が面倒見るでしゅ! りーちゃん。今日のお昼ごはん、お弁当?」 「ううん。今日は学食にしようかと」 答えてから、しまった!と思ったけれどもう襲い。 みるみるうちに、舞ちゃんの可愛らしいお顔が、ドS様のそれに変化していく。 残念ながら私はMっ子じゃないので、舞様舞様オシオキキボンヌというわけには行かず、悪寒が体を突き抜けた。 「ちょうどよかったでしゅ。 舞特製のダイエットランチ、りーちゃんにも堪能してもらわないと。 ちしゃと、りーちゃん。後でお昼にね。楽しみにしてろでしゅ。ケッケッケ。 ほら栞菜、行くよ!」 「引っ張るなコラ!ぷにぷにシスターズよ、また後でね!絶対に阻止してやるかんな!グヒョヒョヒョヒョ」 歩きながらケータイを開いて、「ランチ1人前追加でしゅ。はぁ?オメーが学園にもってこいでしゅ!」とどこかに電話する舞ちゃん。いや、舞様。命令口調がナチュラルすぎる。 ザワ・・・ザワ・・・ 嵐の如く、学園の有名人が去っていった後、私たちはクラスメートからの好奇の眼差しに晒されることとなった。 「お、岡井さぁん」 「気になさらないで、すぎゃさん。 千聖たちにお付き合いいただくことはないわ。まったく、舞ったら強引なんだから・・・」 「ん、でもいいよ。今日は舞ちゃんのプランに乗っかってみる」 そう言うと、岡井さんは不思議そうな顔をしながらも、曖昧にうなずいてくれた。 ・・・まあ、私もお年頃ですし。ちょっとぐらい、ダイエット的な何かを体験してみてもいいんじゃないかと思う(ラーメン立ち寄りはやめないけどね!)。 * 「さーて、お待ちかねの時間がやってきたかんな!」 それから2時間後のランチタイム。 私たちは舞ちゃんのテリトリー、屋上の給水塔の影に座り込んでいた。 「何で栞菜まで来たんでしゅか」 「はーん、お嬢様在る所栞菜も在りって諺知らないの?」 「そんな諺あってたまるか」 「舞、栞菜、そんなことよりも、千聖はおなかがすいてしまったわ。早くお弁当を出してちょうだい」 岡井さんにせかされて、舞ちゃんはバッグからピンクの小さめなお重を2つ取り出した。いつもの岡井さんのお弁当箱だ。 「ごめんね、私の分まで。本当にいいの?」 「気にしないで。舞はレシピ考案しただけだし」 「調理は?」 「家来が。さっき追加分も持ってこさせたの」 「もう、舞ったら。おとなしいからといって、あの執事をあまり苛めないであげてちょうだい」 メッ、って感じに窘められて、若干嬉しそうな舞ちゃん。私にもやっとわかってきたぞ、この辺りの力関係が。 それにしても、舞ちゃんって家来とかいるんだ・・・。執事さんってことは、男の人なんだよね?全く未知の領域だ。お料理なんか、できるものなのかな? 「さ、開けて開けて!」 舞ちゃんにせかされて、岡井さんとせーのでお弁当の蓋を開けた。 「・・・・えー、と」 ・・・何ていうか、プルプルした素材のものが、そこにはぎっしりと詰まっていた。 「初日のメニューは寒天でしゅ。舞特製・超超超低カロリー弁当、どうぞ召し上がれ!」 舞ちゃんは天使のように可愛らしい笑顔で、さも楽しげに私たちを促した。 ・・・ああ、そうですね。いかにもカロリーありませんって感じだ。 ピンクやオレンジ、黄緑色に着色されて、星とかハートにくりぬかれた寒天達。お弁当用の串とかいっぱい使って、盛り付け方も可愛らしい。舞ちゃんのセンスか、家来さんのセンスか知らないけれど。 私はおそるおそる、真っ赤なお星様の寒天を口に運んだ。 「どう?」 「・・・おいしい。トマト味?」 「うん。野菜とか果物を磨り潰して、ピューレにしたんだってさ。糖分は一切使ってないみたい」 「それはまた、手の込んだことを・・・」 あれもたまには役にたつこともあるんでしゅね、とつぶやく顔は、完全に女王様だった。 「どう、ちしゃとは?美味しいの?」 「ええ・・・おいしいわ」 あいまいにうなずいた岡井さんは、うかない表情。 目が合うと、すがるような表情を浮かべてきた。 「・・・うん」 「・・・ええ」 何となく、言いたいことはわかる。 たしかに、野菜と果物の寒天は美味しい。・・・これがおやつだったら、良かっただろう。でも今は、ランチタイムなのだ。 くいしんぼうでしょっぱいもの大好きな私たちには、もの足りないどころの騒ぎじゃない。 そもそも、寒天ってお弁当箱いっぱいに詰め込んで食べるものじゃないし・・・食感もぷるぷるなだけで単調だし・・・味は薄目に抑えられてるし・・・ 「さぁーて、私もお弁当食べるかんなっ」 そんな私たちをあざ笑うかのように、有原さんはおもむろにランチボックスを開く。途端に広がる、スパイシーな香り。 「・・・まあ、栞菜ったら!」 手のひらサイズの密閉容器が3個。 そこに、本格インド料理屋さんで出されるみたいなカレーが詰まっていた。 「付け合せはタンドリーチキン、チーズナン。美味しそうだかんな。ナマステー」 「あっ、ちょっと栞菜!舞の家来勝手に使わないでくれる?どーせ作らせたんでしょ?ってか、そういうお弁当でちしゃとの気引かないでよね!」 ・・・よくわかんないけど、ご愁傷様です、家来さん。 「はーん?最初に言ったはずだよ。私はお嬢様のダイエットには賛成してないんだかんな。お嬢様、辛ーい料理はお好きですよね?寒天なんてやめて、こっち食べるかんな! バターチキンカレー、グリーンカレー、レッドカレー。おやおや、下の段にはフライドチキンもあるみたい」 「カレー・・・」 「ダメ、ちしゃと!」 虚ろな表情で、栞菜さんのお弁当に引き寄せられる岡井さん。 その襟首をガッと掴んで、引き戻す舞ちゃん。つりあがっていく岡井さんの目じり。・・・ああ、修羅場が始まりそうだ。 私は寒天をもぐもぐ、若干御三方と距離を置いて、給水等の影に避難した。 「・・・少しぐらい、いいじゃない、舞」 「だめ!一口食べたら、もっともっとってなるでしょ、ちしゃとの場合。そんなカロリーの高いもん」 「あら、カロリーは1つの目安にすぎないのよ。カレーはカプサイシンやスパイスで新陳代謝が良くなって云々」 「・・・ったくちしゃとのくせに、そういう知識だけはいっちょまえに!とにかく、屁理屈言わないで今日は寒天!」 「フガフガフガフガ!」 じゅるり。美少女のキャットファイト、最高だかんな・・・ 有原さんがケータイのムービーを構えるのを、私は涙目で見守った。寒天を食しながら。 もしかしてこの人・・・岡井さんのダイエット妨害のために、ハイカロリー弁当を持ち込んだんじゃなくて、最初からちさまいバトルをハァハァしながら観覧するために・・・?ああ、もうこれ以上このことについて考えるのは危険な気がしてきた。 「ごちそーさま・・・」 菅谷、じみーに寒天完食。 そのまま3人にバレないよう、抜き足差し足で給水等を降りた。 岡井さんには申し訳ないけれど、私のような一般人には、とても付き合いきれる世界ではなさそうなので・・・。とりあえず、ダイエット的な体験も出来た事だし、ここでドロップアウト! 屋上から階段でおりつつ、私はケータイをパカッと開いて、アドレス帳から番号を呼び出す。 「もしもーし、熊井ちゃん?今日の放課後なんだけど、新しいラーメン屋さん見つけたんだぁ。厚切りチャーシューで、味噌とんこつベースでぇ・・・」 次へ TOP
https://w.atwiki.jp/yuina/pages/220.html
「さあ!! 『ブラックシップ』にいる何者かをぶっ飛ばすわよーーっ!! 私の『東方ネタ』がこの程度じゃ終わらないってとこ、見せてあげるんだからっ!!!」 「セー、いいかげんマグノリアたちと合流して、真面目に船に乗り込もうよ。」 ここでこうして足止めを食らっている間にも、船の中では中盤の山場を迎えようとしているというのに、 このままでは全く見せ場がないまま終わってしまう。 「厚顔無恥、支離滅裂。付き合ってられないよ。ソール、ヒミン、さっさとあっち行こう」 そう言って立ち去ろうとするマーニだったが、それをさえぎるセー。 「あら、あなた・・・、マーニって言ったっけ、なかなかいい素材ね。」 「何?」 睨み返すマーニに対して、セーかまわずマーニを品定めするがごとく、足の先から頭のてっぺんまで視線をめぐらす。 そして、何を思いついたのか、頭の上に突如、電球を発光させると、マーニに、横からひっつくようにして、 「ちょっと協力してくれないかな? すぐに終わるから。」 「な、なんで私が、あなたなんかと・・・」 嫌そうにするマーニ。 すぐ側を飛んでいるソールに、助けを求めるような視線で訴えるが、 逆にソールに、「ちょっとぐらい、いいんじゃないかな?」という目で見つめられて、いよいよ逃げ場がなくなってきた。 「えっと・・・、私に合わせて、これを読んで欲しいの。」 諦めの表情を、承諾と受け取ったセーが、懐から取り出したのは1枚の紙切れ。 そこには難しそうな漢字がいっぱい書かれていて・・・。 「四字熟語?」 「ん~、まあ、そんな所だけど・・・。」 一瞬、セーの思惑が分からず戸惑うマーニだったが、 四字熟語で私を試そうとは、笑止千万。と軽くあざ笑う。 「じゃあ、いっくよーーーっ!!!」 そう合図すると、マーニとの間に距離をとるセー。 その構えも意味不明。 周りには、何が起こるのかと、楽しみにしているソールとリリー。 何も起こらないでとお腹を押さえながら切に願うヒミン。 そして、それは始まった・・・。 「答えよっ!マーニっ!!! 流派・東方不敗はっ!!!」 「お、王者の風よ(って、これ四字熟語じゃないし・・・)」 「全新っ!!!」 「系列。(何?このテンションの高さは?)」 「「天破侠乱」っ!!!」 マーニが驚いたのは、そのセーのテンションの高さ。 これは大きな誤算だった。合わせるなんてとても無理。 「見よっ!! 東方は赤く燃えているーーーっ!!!」 (ダメ・・・、私には言えない・・・。) 無駄に決めポーズをとるセーに、ついに合わせ切れなくなったマーニは、最後の大事な部分で黙り込んでしまう。 一方、丁度東の方から見ていたソールは、「ソールのこと?」と、頭の上にはてなマークを浮かべている。 「BGM魔法っ!!『我が心 明鏡止水~されどこの掌は烈火の如く~』っ!!!」 セーがBGM魔法を唱えると、どこからともなく勇ましい音楽が流れ始める。 どこが明鏡止水だ、と心の中でツッコミを入れるマーニ。 すると、セーはマーニの方を向いて、 「さあ、テンション上げていくわよーーっ!!!」 「・・・まだやるの?」 よく見ると、セーの渡した紙切れには、裏にも四字熟語のよーなものが1つだけ載っていて・・・。 「・・・ん? 『超級覇王』??? って、しまった!!」 それに気を取られたマーニ。その隙にマーニの後ろに回りこんでいたセーは、 「『電影弾』ーーーっ!!!」 ズゴゴゴゴゴゴゴォーーーーーーーーーっ!!!! セーに背後から撃ち出されたマーニは、渦巻く光を纏って『ブラックシップ』めがけて一直線に突撃し、 海上を飛び回る魔物を次々と消し飛ばしながら、一瞬で敵船に到達。 そこで・・・。 「ぶゎあぁーーく!! はつっ!!!」 セーの掛け声に合わせて、マーニの纏っていたオーラが爆炎を上げる。 やがて煙が晴れると、『ブラックシップ』の頑丈そうな外壁に巨大な風穴が・・・。 「マーニっ!!!」 流石に目の前で展開されたその光景に、マーニの身が心配になったソールが叫ぶ。 「大丈夫よ。技の性質上、使用した側には一切ダメージはないから。」 「そうなの?」 その言葉どおり、すぐに戻ってくるマーニ。 そしてまず最初にすることは・・・。 ズコーーン!! 「ったっ!!」 おもいっきりセーをグーで殴るマーニ。 「なんて事するの!! 死ぬかと思ったじゃない!!!」 「あはは、ゴメン、ゴメン。 でも、これであの船にいる『何者か』に、私たちの力を見せ付けてやれたわ!!」 「得手勝手!! 自画自賛!! 言語道断っ!!! あと『たち』って、なんで私も入れるの!!?」 「何言ってるの、2人の友情パワーの勝利じゃない!!」 「そんなものないっ!!!」 やはり全く反省する気のないセー。 セーはマーニのことが気に入ったらしく、強引に仲間に引きずり込もうとしているようだ。 マーニは、自分がネタの一旦を担わされて、ご機嫌斜め。 その一方で、友情パワーならソールと組みたいと思っていたり。 そしてソールは・・・、 「ソールもあれやってみたいな・・・」 「「え?」」 ―― 一方その頃。 「ヒミンさん、大丈夫?」 「・・・うん、さっきもらった胃薬でなんとか・・・」 ―――――――『次回予告』――――――― ついに現れた劇場版最強の敵!! 「ダメ、ソールの『日輪弾』が効いてないよ!!」 「くっ、マーニ、ここは今一度私と協力して、究極奥義をっ!!」(セー) 「誰があなたなんかと・・・、それよりソール、2人の愛の力でラブラブ奥義を」(マーニ) 「うん!!」(ソール) 「『石破』!!」(マーニ) 「『ラブラブ』~!!」(ソール) 「「『天驚拳』ーーーっ!!」」(ソール&マーニ) 交錯する思い・・・。 「何やってるの、二人とも、やっぱり私がいないとダメなんだから。」(ヒミン) 「ヒミン!!」(ソール) 「胃はもう大丈夫?」(マーニ) 「大丈夫よ、それより、いくよ!!」(ヒミン) 「古代妖精究極フォーメーション『フェアリー・トライアングル』ーーーっ!!!」(ヒミン&ソール&マーニ) 互いの命運を賭けた戦いが今ここに・・・。 「私がいるのを忘れてもらっちゃ困るわ。」(セー) 「でも、あなた古代妖精じゃない。」(マーニ) 「この際そういう細かいことは気にしないの!!」(セー) 「ソールも、セーにも協力してもらった方がいいと思うよ。」(ソール) 「・・・ソールがそう言うなら・・・。」(マーニ) 「それじゃあ気を取り直していくよ!!」(ヒミン) 「新・古代妖精究極フォーメーション『プリズム・カルテット』ーーーっ!!!」(ヒミン&ソール&マーニ&セー) そして遂に物語は結末を迎える!! 「こうなったらもう、妖精も人間も使い魔も関係なしよ!!」(セー) 「セー、私が入るのはいいけど、使い魔はいないって。」(リリー) 「で、ここで私の知りうるネタでいうと、2つのパターンがあるんだけど、どっちにする?」(セー) ――――――――――――――――――――――――― 決め技を選んでください。 ⇒『ギャラクシーオメガスター』 『シャッフル同盟拳』 ――――――――――――――――――――――――― 「なに、これ?」(ヒミン) 「優柔不断、曖昧模糊。ここでそれを聞く?普通?」(マーニ) 「じゃあ、両方混ぜちゃうっていうのはどうかな?」(ソール) 「あ、それいいかもー!!」(セー) 「もう、何でもいいからいくよ!!」(ヒミン) 「今、みんなの愛と友情を一つにして!!」(セー) 「この魂の炎!!」(リリー) 「極限まで高めれば!!」(マーニ) 「倒せないものなど!!」(ソール) 「無いっ!!」(ヒミン) 「「「「「私(ソール)のこの手が真っ赤に燃えるっ!! 勝利を掴めと轟き叫ぶっ!!」」」」」(ヒミン&ソール&マーニ&セー&リリー) 「「「「「『ばぁぁぁぁくねぇつっ!! ギャラクシーオメガスターシャッフル同盟けぇぇぇえんっ!!!』」」」」」(ヒミン&ソール&マーニ&セー&リリー) ――――――――――――――――――――――――― 「・・・っていうのはどうかな?」(セー) 「絶対駄目。」(マーニ)