約 106,086 件
https://w.atwiki.jp/dragoncage/pages/556.html
ユハ 「おちつくんダ!まずは話をしよう!話はそれからダ!」 「お前が落ち着け!」 名前:ユハ=ペッカ=カンパネラ 愛称:ユハ 称号:無し 種族:タビット 年齢:9歳 性別:男性 穢れ値:0 外見:身長:96cm / 体重:27kg 毛の色:ホワイト / 瞳の色:赤 経歴1:忘れられないほど美味しい物を知っている→アルフォートの高級レストランで食べたにんじんのニョッキ。 経歴2:命を救われたことがある→村を襲った蛮族と戦っている際。 経歴3:憧れる冒険者がいる→これが誰なのかは不明っていうか未設定。 【プロフィール】 フェンディル王国魔法学校初等部を飛び級で主席卒業。 しかし、村が襲われた際に学校の成績など実戦では何の役にも立たない事を思い知る。 この際助けてくれたのが竜の篭の冒険者で、そんな人になりたくて村を飛び出した。 性格 - 熱血直情型。でも動く前に考えるよう努力中。 好き - ニンジン料理全般。甘いもの。魔法。フィールドワーク。 苦手 - 納豆。キムチ。春菊。パクチー。口先だけの人。 【他PCとの交友関係】 名前 印象 まだ ない 【NPCとの交友関係】 名前 印象 まだ ない 【冒険者になった経緯】 小さい頃から魔法の勉強が大好きで、 フェンディル王国魔法学校初等部を飛び級で主席卒業。 そんな肩書きを持つユハは、故郷の村に里帰りをすると、 自分を育てた故郷の大人達にこぞって歓迎される。 「いやぁ、ユハ君はうちの村の出世頭になりそうだ。」 「村長としても鼻が高いよ。これからもがんばっておくれ。」 「うちで作ったキャロットグラッセだよ、たんとお食べ。」 今回の里帰りでも、そんな大人達の歓迎を受け、 ちょっとだけめんどくさいと思いつつ、 でも、ホントはちょっとだけいい気になっていた。 「妖魔だーー! 妖魔が攻めてきたぞーーー!!」 そんな中、村は蛮族の襲撃を受けた。 この村には、小さいけれど守りの剣があって、 それが蛮族の襲撃を防いでくれるはずだった。 「うわあぁぁぁー!!」 「なぜこんな化け物が村の中に!?」 収まらない騒ぎ、響く悲鳴。 今回、妖魔を率いている者は人の姿をしていて、 守りの剣が力が及ばない様子だった。 最初は迎え撃とうとしていた村人達だが敵わないと知るや、 “魔法学校初等部を飛び級で主席卒業”のユハに頼り出す。 「ユハくん、君ならあれをどうにかできるはずだ」 「頼む。魔法の力でなんとか君だけが村の希望だ。」 「お願い、ユハ、助けて頂戴……」 先ほどまで歓迎を受けていい気になっていたユハは、 怖かったけれど、これに頷いてしまった。 村のために単身戦う事になったのだ。 : : 『操、第一階位の攻! 閃光、雷雲──電光!』 数匹の妖魔を倒した得意の攻撃魔法スパークは、上手に行使できたはずだった。 ……しかし、人型をとった鬼は、全く堪えた様子もなく此方を見て武器を抜く。 「……そんな、……ッ」 心に生まれる一欠片の恐怖。 一度発生してしまったそれは際限なく広がり、這い寄る死の予感に全身の震えが止まらない。 「タビットの小僧如きが、俺の前に出てきた事を評価して、俺が直接手を下してやろう」 気付けば10mほどの距離にまで近づいてきていた鬼の真赤な口が。 震えるユハをあざ笑うように三日月状に広がって…… 『――操、第九階位の縛! 制約、鈍化、拘束──捕縛!』 突如、どこからか響いた力ある言葉。 その言葉は大気中のマナを取り込んで魔力の鎖を為し、鬼の身体を絡め取る。 鬼はきょろきょろと周囲を見回し、 発動体らしき杖を持った人間を視界に捉えて怒りの咆哮を上げ―― ズ ン ッ 鬼はその咆哮を最期まで上げられず、身体を真っ二つに両断されていた。 「君、大丈夫かい?」 ユハが咄嗟に言葉が出ず、肯定の頷きをこくこくと返すと、 その人物は白い歯を見せて笑って。 「ったく。どうなってんだこの村は。」 背後から、先ほどの杖をもった人物の苛立たしげな声が聞こえる。 ユハが振り返ると、その人物はユハに向かって杖を振りかざす。 『操、第二階位の快。地精、治癒──地快 』 それはユハも知っている大地の癒しの魔法で。 「自分のケツに火がついてる時に、大の大人が雁首揃えてガキ一人に頼ってんじゃねえよ」 乱暴な言葉とは裏腹に、とても優しいマナがユハを包んだ。 : : ―― 一ヵ月後。 彼らの付けていたエンブレムを手がかりに、竜の篭の扉を叩くタビットの姿があった。 「すいません。ここが竜の篭ですか?」 「いらっしゃいませ。はい、間違いありませんよ。」 「なんだ……おお、ずいぶん小さいお客さんだな。何か困ったことでもあったのか?」 ベストを着た既に初老にかかりそうなコボルドから優しげな声がかかり、 続いて、奥から競馬新聞を持った無精ひげの男性が姿を見せる。 「あの……」 二人の姿を見て微妙に悩みつつも、彼らの言った言葉の意味と、 無精ひげの男性の付けている、あの人と同じエンブレムで、 辛うじて彼らが冒険者の店の人だと認識したユハ。 「ボク、冒険者になりたいんダ!!」 昼下がりの竜の篭に、元気なタビットの声が響き、 少し遅れて初老のコボルトと中年男性の歓迎の声が続いた。 プレイヤー:izm 名前 コメント - / - / -
https://w.atwiki.jp/shareyari/pages/382.html
作者:◆PLwTfHN2Ao 『追え!あっちだ!』 夕方のため、慌ただしい商店街。 ロボットのように手足を動かし、人混みを掻き分けて素早く走る服部。 それを追いかける黒服の男達。 服部が時々後ろを振り返り、男達の様子を伺う。 ショーウインドーに服部の顔が写りこむ。 (くそ!こんなときに……) 服部が思わず舌打ちする。 細い路地に隠れると、コメカミに中指を当て片膝を地面につく服部。 (まさか自分を見ても発動してしまうとは) 以下ビジョン 銃を構えた黒服達に囲まれ両手を挙げている服部。 「良し、そのまま手を頭の上に乗せて、地面に膝をつけ」 後ずさりする靴の踵がコンクリートの壁にぶつかる。 「抵抗するのか、やむを得ん撃て!!」 銃声が鳴り響く。 ここまでビジョン 「うぉぉ」 眉間に皺を寄せ頭を抱える服部。 カツンカツンという複数の足音が規則正しいペースで近づいてくる。 服部が周囲を見回す。 人通りの無い路地。 (隠れる場所はないか) 右手と右足を同時に出し、足音を殺して小走りで走る服部。 「きゃ!」 服部が曲がり角で何かにぶつかり地面に倒れる。 グレーのジャケット姿の真実が見える。 そのまま意識を失う服部。 紅い満月。 黒い雲が月を隠す。 血塗れの真実が地面に転がっている。 舌舐めづりしながら、それに近づく中年の男性。 (誰だこいつらは?) ぼんやりと目に映る景色。 (夢か?) 徐々に景色がハッキリとしてくる。 整理整頓された殺風景な部屋。 黒い上着(服部の着ていた物)がクローゼットのハンガーに掛けられている。 真実が部屋に入ってくる。 ベッドからガバッと勢いよく起き上がる服部。 素早く構え取る真実。 体に激痛が走り、服部が頬を引き攣らせる。 「あら、お目覚め?」 真実が服部の顔をのぞき込む。 「ここはどこだ?」 部屋を見回す服部。 「安心してアタシの部屋よ」 服部の肩を押さえつけベッドに寝かせながら微笑む真実。 「俺に関わるな……」 「そうはいかないなぁ。 鍛えられた体、やたら強い警戒心、 そして何より質の悪い連中に追われてたんだからね」 「質の悪い連中?」 「知らないのか?ドグマって犯罪組織……」 「俺はただ背後に立たれたから排除しただけだ」 「殺したの?」 呆れた様子の真実。 「咄嗟だったから、加減が出来なかった……」 服部がバツ悪そうに顔を逸らす。 「アイツ等の仲間意識半端ないから、死ぬまで追いかけてくるよ」 「俺は牙を剥く奴に容赦はしない。ところでお前は何者だ?」 不気味な笑みを浮かべる真実。 「硝煙の臭いがする。それも一発二発じゃない。体に染みついた臭いだ……」 「ああ、アタシ刑事だから毎日500発くらい訓練で撃たされんのよ。 あんまり上手じゃないんだけどね」 エヘヘと笑う真実。 服部が冷めた目でそれをみつめる。 突然、着うたが流れる。 真実が険しい表情で携帯に耳を当てる。 「松尾です!」 しばらく会話をし、頷く真実。 「ちょっと出掛けてくるわ」 「助けられたのも何かの縁だ……、俺の目を見ろ」 「え?何よ?」 服部の黒い瞳が真紅に変わる。 ムクリと半身を起こす服部。 「今日では無いかもしれない。しかしこのままでは近い将来お前は死ぬ」 「はぁ?寝ぼけてるの?ちょっと離しなさいよ」 真実の肩をグッとつかみ、引き寄せる服部。 「離せ!婦女暴行で逮捕するよ!」 「安心しろ、もう終わった……」 ベッドに寝転がり、目を瞑る服部。 怒ったような様子で部屋を出て行く真実。 ドアの閉まる音。 誰も居なくなった部屋で、時計の時を刻む音だけが静かに響く。 しばらくして目を開ける服部。 (借りは返した。長いは無用だな……) フラフラと部屋を出て行く服部。 人通りが少ないビジネス街。 アタッシュケースを抱えた石川を追いかける真実。 (くっそぉ……) 真実は息を切らせながら走り続ける。 (もう少しなのに……) グッと手を伸ばすが石川の襟には届かない。 ヘラヘラと笑いながら走る石川。 (こいつ、わざと……) 真実の胸に怒りがこみ上げてくる。 勢い余って地面に派手に転ぶ。 石川が振り返ってそれをあざ笑う。 「ヒャハハハハ!ここまで追いで~」 大きくジャンプしてビルの屋上に移動する石川。 『ここまでだ!無駄な抵抗はよして、投稿しろ!』 ヘリコプターのスピーカーから機械的な声が聞こえる。 ライトが石川を照らす。 旋回する3台のヘリコプターが石川を包囲する。 「残念でしたぁ~~~」 石川がヘリコプターのメインローターをキックで破壊する。 次々に墜落するヘリコプター。 「やめて、やめてよ……、誰かアイツを止めて……」 真実の目から涙がこぼれたそのとき、真実の体が青白い光に包まれる。 (な……、なに??) 真実が大きく首を傾げる。 頭上に落ちてくるヘリコプター。 「しゃーしゃっしゃ……」 石川の高笑いが響く。 真っ二つに斬れるヘリコプター。 「はい?」 白袴姿の真実が姿を見せる。 屋上に可憐に着地する真実。 右手には日本刀らしき刀を持っている。 「何だお前?能力者か?」 「こっちが聞きたいわ。あの男、アタシに何をしたの?」 「あの男?何の話だ?」 「こっちの話……、悪いけど加減出来そうにないから……」 刀を鞘に納め、柄に指を当てる真実。 不気味に笑いながら間合いを取る石川が呟く。 「たく、ついてねぇな」 ヒュウウという風の音。 一気に間合いを詰めた真実が抜刀し、石川を真っ二つにした。 「危ない危ない」 どこからか石川の声がする。 「逃げるの?」 「お宝はいただいた。また会おうサムライガール」 「ちょっとサムライガールって……、アタシどうなっちゃうの?」 不安そうに掌を見つめる真実を月が怪しく照らす。 登場キャラクター 服部政宗 松尾真実 石川隆司 上へ
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/28165.html
【登録タグ D MAYU うま 春夜 曲】 作詞:春夜 作曲:うま 編曲:うま 唄:MAYU 曲紹介 オール英語歌詞のメタルロック曲。 ちなみにsm20889874の「Demolition~Night of King~」は、PVを乙女ゲームPVのように仕上げたおまけ企画である。 歌詞 (piaproより転載、一部実際の歌唱に合わせて編集) He points a finger at the fools and sneers. He doesn’t remember them, but he pretends to have forgotten them. An iconic daydream. The hand extending help is gripped and weighed down. I know, I really know, but I can’t help it. I just can’t help it. Iconic imagination. A glance this way will reveal the brain to be aerosol that has penetrated his being. Sprayed and dispersed into non-existence. Didn’t your mom and dad ever tell you? You’re a dependent teenager. If you get used to it, you’ll fall into a manhole of slime and polluted water. I know, I really know, but I can’t help it. I just can’t help it. The inner psychological world is stricken with land mines for whoever returns. Take a look! And realize just how insignificant you all are! Rotten laws and the world that won’t change for a dollar are impaled on a nail. Grab a handful of grubby bills and take a look at the world. A white mist, a snake that forever invades the body. A demon rolling around the gut. It doesn’t matter, just inhale, inhale. Spirits on high, while the beat from Karuna’s. alarm is engraved until it turns to shapeless ash. The gate from paradise is closed. Outside is forever, inside continues to burn. You are sure to fine the axis of time in darkness that swallows all light. and a single ansible that crosses over the axis of the world. Please, somebody help me. Where did I take the wrong turn? Whoever is here, be you old or young,please come to my aid. I know, I really know, but I can’t help it. I just can’t help it. I know, I really know, but I can’t help it. I just can’t help it. I know, I really know, but I can’t help it. I just can’t help it. I know, I really know, but I can’t help it. I just can’t help it. I know, I really know, but I can’t help it. I just can’t help it. I know, I really know, but I can’t help it. I just can’t help it. I know, I really know, but I can’t help it. I just can’t help it. I know, I really know, but I can’t help it. I just can’t help it. + 日本語訳歌詞 バカなやつらと指差し笑った先のアイツがあざ笑う。 憶えてないのに憶えてないフリ。 偶像のデイドリーム。 助けてやると伸ばされた手には、すがりついて重しをつけられて。 わかってる、わかってるんだ、止められない、 止められないんだ。 虚像のイマジネーション。 こちらに回れば見える脳はアイツに浸ってエアロゾル。 散るように吹き消せ。 ママとパパから言われなかったかい? 依存しちまったティーンエイジャー。 一度はまったらマンホールのへどろの汚水に堕ちてくのみだ。 わかってる、わかってるんだ、止められない、 止められないんだ。 進も戻るも精神世界は地雷だらけ。 踏めよ!お前らがどれだけ小さい存在か知るだろう! 1ドルで変わらない腐った法律も世界も釘が刺さってる。 手垢にまみれた札束掴んで世界を見ろ 白い霧だ、ずっと体に蛇が這いずってる。 悪魔が腹で転げ回る。 関係ないね、吸えよ、吸えよ、 気分をハイに無様な灰になるまでカルナーの 警告音を響かせビートを刻め 楽園の出口は閉じた。外では永久、中では短く 燃え尽き続く。光すら飲み込む暗闇で時間軸と 世界軸の交差する一点アンシブルすら見つけるだろう。 なあ、誰か助けてくれ。どこで選択の分岐点を間違えた? そこらのしみったれた老婆でもガキでもいいんだ、助けてくれ わかってる、わかってるんだ、止められない、 止められないんだ。 わかってる、わかってるんだ、止められない、 止められないんだ。 わかってる、わかってるんだ、止められない、 止められないんだ。 わかってる、わかってるんだ、止められない、 止められないんだ。 わかってる、わかってるんだ、止められない、 止められないんだ。 わかってる、わかってるんだ、止められない、 止められないんだ。 わかってる、わかってるんだ、止められない、 止められないんだ。 わかってる、わかってるんだ、止められない、 止められないんだ。 コメント 追加おつ! -- 名無しさん (2014-01-19 18 09 13) 追加追加! -- 名無しさん (2014-01-19 20 15 25) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/3038.html
今年は例年よりもだいぶ寒いとニュースで言っていた。月も分厚い雲に隠された夜の空気は、 まるで私の心にリンクするように冷気となって剥き出しの肌を苛めてくる。 えり「はぁ~」 口元から吐き出された白い息はやがて空中に霧散する。 私もあの息のように消えてしまいたい、なんて柄にも無いセンチメンタルなことを夢想してみたけれど、 意地悪な風は私が思考の世界に逃げ込むのも許してくれないらしい。 えり「・・・・・・さむっ」ブルッ 肌を突き刺す痛いくらいの寒さが私を現実に引き戻す。 ふと周りを見れば、そこに広がるのは目に優しくない光り輝くイルミネーション。 街行く人々を「寒さに負けるな」「元気を出せ」と応援しているように煌くそれが、冷たい風で弱った私の心を抉ってくる。 今日は二月十四日。異国の聖人の記念日にお菓子メーカーが策謀を張り巡らせて この国に根付かせた悪しき風習が日本中を席巻する日。 私がクリスマスと並んで嫌いな、冬のイベントだ。 思えば昔からそうだった。周りの子たちよりも精神年齢が一つも二つも上だったであろう私は、 よくクールで高嶺の花の美少女と持て囃された。 容姿が他人のそれよりだいぶ優れていたのも自負していたし、 それをひけらかしたり笠に着せない聡明さもあったと自慢ではないが思っている。 しかし、ことそれは恋愛においては美点ではなく欠点であったのだと今なら分かる。 高嶺の花とは言い換えれば近寄りがたいことの裏返し。精神年齢の高さは周りを恋愛対象に見れない心の壁の高さなのだ。 加えて、私がこんな性格なのに恋に夢を見るおぼこな少女だったのも災いした。 少女漫画みたいな恋愛に憧れて、特別な出会いにときめきたいなんて馬鹿なことを思い続けて・・・・・・結果が今の私だ。 バリバリのキャリアウーマンで、局の看板美人アナなんて持ち上げられて。 でも誰も私を恋愛対象には見てくれないし、私も見ることができない。 恋に恋して少女漫画みたいな恋愛を夢見た少女は、今でも少女漫画みたいな 恋しか恋と思えないまま気づけばアラサー。我ながら笑えない、きっと他人事なら笑い話の種にでもしてしまう。 えり「はぁ・・・・・・」 さっきの寒さを紛らわす息とは違う、ただの溜息。 こんな気持ちになるくらいならさっさと家に帰ってお酒でも飲んで気分を紛らわせてしまおう。 そう思って入ったコンビニで適当にワインとおつまみを物色して、 レジでお金を払おうとカバンに入れてある財布を取り出そうとして・・・・・・私は、寒空の下に財布を落としていたことを初めて知ったのだった。 えり「ど、どうしよう・・・・・・」 思えば、今日の私はどこかおかしかったのだ。 いつもなら絶対ミスしないところでミスしてしまったし、普段よりもどこかカリカリしていた。 それもこれもバレンタインなんてものが悪いのだが、それを考えたところで解決にはならないだろう。 とにかく今何よりも優先すべきは財布の回収だ。 中のお金やカードなどはこの際なくなっていてもいい。 クレジットカードの停止はすでに電話で済ませたし、ポイントカードなんてまた作り直せばいい。 でも、あの財布は亡くなってしまった父が私の入社祝いに買ってくれた大事なもの。なんとしても財布だけは取り戻さないと。 しかし冷静になろうとする思考とはやる気持ちが私の中でせめぎあい、私はすっかりパニックになっていた。 私をあざ笑うように降りだした雪の中、かばんに入れてある折り畳み傘も差さないで、 私は来た道の隅から隅までに眼を凝らしながら懸命に財布を探していた。 周りの眼も気にせず雪で髪を染め、頬や耳をつんざす冷気で痛々しい赤に変えた私の姿はきっと奇異に映ったことだろう。 いい年した女がこんな日にこんな顔をしているのだ、きっと他人からは恋に破れた哀れな女とでも映っていたはずだ。 そんな哀れな女の頭上に降りかかっていた雪が、ピタリとやんだ。 ??「あのー」 えり「え?」 突如かけられた声に、思わず涙も鼻水もぬぐわないままみっともなく顔を上げた私の頭上には、 困ったような申し訳ないような顔をした少年が差し出した傘が広がっていた。 京太郎「あっ、すいません。いきなり声なんてかけちゃって・・・・・・えっと、何かお困りですか?」 目を赤く腫らし寒さで凍える女に優しく差し出された傘、それを差し伸べてくれたのは御伽噺の王子様みたいな金色の髪をした少年。 精神的に追い詰められていたあのときではわからなかったけど、一年もたった今ならしっかり分かる。 それはきっと、私が待ち焦がれていた特別な出会い。少女漫画みたいな恋のプロローグ。 より一層大切になった財布の表面を優しく撫でながら、私は綺麗にラッピングしてリボンをまいた四角い箱をしっかりカバンに入れた。 彼は喜んでくれるだろうか。どうやって彼にこれを渡そうか。 一年前とは違う、喜びの思考で満たされて迎えた初めての二月十四日。 少女だった頃から止まっていた私の恋は、ゆっくり、ゆっくりと動き出していた。 カンッ
https://w.atwiki.jp/sgxdhikoushiki/pages/248.html
EV41 機械仕掛けの奇跡 概要 イベント報酬 世界観/機跡 余談 サブタイトル一覧 +あらすじ ギャラルホルンのアラートにより、並行世界へと来た響たち そこで響は、ノイズに襲われそうになっていた1人の少女を助ける 保護された少女に優しく語りかける響 震え怯える少女は、目の前の響に「温かいモノ」を感じ、響を慕うようになる しかし、少女の顔は曇ったままで、一切笑おうとしない 響の献身的な行動は続き、 なんとか、少女を笑顔にしたいという気持ちが強くなっていく そんな中―― 響の気持ちをあざ笑うかのように 呪縛された少女の運命は最悪の結末へと歩み始めてしまう…… 概要 開催期間 2018/10/1 17 00 〜 2018/10/31 13 59復刻1:2020/1/17 17 00 ~ 2020/2/29 13 59 復刻2:2021/4/12 17 00 ~ 2021/4/30 13 59 EV38 調べ歌う二重唱に続き、今回もメカメカしい特殊ギアイベント。ヤントラ・サルヴァスパギアが実装された。シャロンによってギアを変化させられた形態。浮遊する武器が追加され、火力が大幅に向上している。外部的な要因による純粋な強化であり、ギアも追加武器以外特に変化していないのだが、上限解放の素材から一応特殊ギアに分類されるらしい。 エネミーはクリティカル時追加ダメージを与えるスキルを持つ。属性構成が技と知という補完関係にあるため、知属性対策で体属性を入れていると食らいやすい。 イベント後編より、響の新曲「KNOCK OUTッ!」が実装された。 EV19 イノセント・シスター以来8ヶ月振りとなる、ギャラルホルンがアラートを出したイベントでもある。 2020年の1月に復刻された。機跡世界の続編シナリオ、EV87 BAYONET CHARGEの開催に伴ってのものらしい。また、メカニカル響とメカニカル翼のカードのバランス調整も同時に行われた。イベント内容に変更は無い(マスターガーディアンの攻撃エフェクトくらいだろうか)が、ステージが毎日17時にひとつずつ追加という、少し変わった形式となっている。 2021年の4月に再び復刻された。この際はヤントラ響とヤントラ翼の超覚醒が実装された。このため、超覚醒経験値クエストと超覚醒素材クエストが追加されている。 高難易度クエストが存在する。クリアすると後日談が解放される。復刻の際もこれは変わらなかった。 イベント報酬 イベント限定シンフォギアカード 星4 クリス/VOIVOD RUSH イベント限定メモリアカード 星3 親友の激励 世界観/機跡 シンフォギアの実用化に失敗した世界。この世界では櫻井理論が存在せず、F.I.S.の科学者が提唱したシンフォギア・システムによってノイズと戦う力が開発された。が、目立った成果を上げることができず装者もカルマノイズに殺されたため、シンフォギアの有用性を立証できないまま研究が中止された。この世界における最初で最後の装者をティナ・ウィートリーという。F.I.S.の人間だが、アプリオリジナルキャラクターなのでマリアたちも知らない。 ノイズの他にオートマシンという人型ロボットの脅威が存在する。ノイズと違って物理攻撃が効く分マシだが、それもシンフォギア無しで戦うのは厳しい。二課がF.I.S.にヤントラ・サルヴァスパを貸したあたりから出現し始めたらしい。このオートマシンは聖遺物ヴィマーナにより製造・操作される。ヴィマーナとはヒンドゥー教等に登場する空飛ぶ戦艦であるが、本イベントに登場したものはヴィマーナを複数の聖遺物や機械と継げ合わせたものとなっている。シンフォギアに代わるカルマノイズらへの戦力として研究開発された。 ヴィマーナを操作するために用いられたのがヤントラ・サルヴァスパであり、その生体パーツとして人工的な融合症例実験を行われた1人が、オリジナルキャラクターのシャロンである。姉妹が大勢いるが、やたら多い上に本編世界では姿が見えない。F.I.S.に連れ去られた義理の姉妹なのだろうか? 一連の事件の首謀者であるオズワルドは上記のティナ・ウィートリーの夫。シャロンはその実の娘である。本編世界では全員平穏に生きているんだろうか? こちらの世界では風鳴八鉱が二課の司令を務めている。弦十郎や翼も存在するようだが、名前だけで出番は無い。この辺りはEV87 BAYONET CHARGEで詳細が明らかになった。 XD2 ギャラルホルン編_第2章は実質的な続編シナリオに相当する。 余談 イベントタイトルは、GXの響のキャラソン『リトルミラクル -Grip it tight-』の歌詞「奇跡が宿った機械仕掛けの このアームには意味がある」からだろう。ちなみにイベント配信時未実装。 平行世界側から見たギャラルホルンのゲートが初めて描写された。とはいえ光のゲートみたいなもので、ディティールはよく分からない。 サブタイトル一覧 +... EV41-S1 響と少女 EV41-S2 閉ざされた心 EV41-S3 コミュニケーション EV41-S4 ヤントラ・サルヴァスパ EV41-S5 諸刃の力 EV41-S6 それでも力になりたい EV41-S7 シャロンのいない部屋 EV41-S8 人類の希望を乗せた船 EV41-S9 機械仕掛けの奇跡 EV41-S10 花咲く笑顔 EV41-BS 世界はそういう風にできている イベントクエスト ヤントラ・サルヴァスパギア 新曲あり 機械仕掛けの奇跡 機跡世界 特殊ギア 追加ダメージ
https://w.atwiki.jp/mahabharatapotal/pages/1705.html
第12-222章.第12-223章.第12-224章. 第12-223章. ユディシュティラは言った、『お祖師様、教えてください、栄華を奪われ、時の重き鞭に打ち砕かれた君主が、どのような知性を取り入れれば、まだこの地上で生きることができるのでしょうか』」 #section ccxxiii ビーシュマは言った、「これに関連して、ヴァーサヴァとヴィローチャナの息子ヴァリとの間の談話についての古い物語が引用されている。ある日、ヴァーサヴァはすべてのアスラを征服した後、大王のもとに行き、両手を合わせて大王に頭を下げ、ヴァリの行方を尋ねた。教えてください、ブラフマンよ、あのヴァリはどこにいるのでしょうか。彼は風の神であった。ヴァルナであった。スーリヤ。彼はソーマ。彼はすべての生き物を暖めるアグニであった。彼は水となった。私は今、彼がどこにいるのかわかりません。ブラフマンよ、ヴァリの居場所を教えてください。以前は、(スーリヤとして)羅針盤のすべての点を照らし、(夕方になると)沈む者であった。怠惰を捨て、すべての生き物に適切な季節に雨を降らせていた。私は今、そのヴァリを見ていない。ブラフマナよ、そのアスラ族の長を今どこで見かけることができるか、教えてください」。 ブラフマンは言った、「今こうしてヴァリのことを尋ねるのは、マガヴァットよ、あなたにふさわしくない。しかし、他者から質問されたときに、真実でないことを話すべきではない。そのため、私はヴァリの居場所をあなたに教えよう。サチの領主よ、ヴァリはラクダか雄牛か驢馬か馬の間で生を受け、その種の第一人者となり、今は空虚な居室に留まっているかもしれません」。 サクラは言った、『ブラフマンよ、もし私がヴァリに空き部屋で出会ったら、彼を殺すべきか、それとも助けるべきか?私がどう行動すべきかを教えてください」。 ブラフマンは言った、「サクラよ、ヴァリを傷つけるな、ヴァリは死に値しない。一方、ヴァーサヴァよ、サクラよ、汝が望むように、彼から道徳について教えを請うがよい』」ビシュマは続けた。 ビーシュマはこう続けた。『こうして神の創造主から教えを受けたインドラは、アイラーヴァタの背に座り、絢爛豪華な境遇を従えて地上を歩き回った。彼は、創造主が言ったように、驢馬の姿に身を包んで空のアパートに住んでいたヴァリに会うことに成功した」。 サクラは言った、「ダナヴァよ、汝は今、籾殻を食物とする驢馬として生まれた。この汝の出生順位は確かに低い。汝はそれを悲しむのか、悲しまぬのか。すなわち、汝自身が敵の支配下に置かれ、繁栄と友を奪われ、活力と武勇をそぎ落とされているのを。以前は、汝は何千もの乗り物と何千もの近親者からなる汝の列車を従えて世界を進み、汝の輝きで皆を焦がし、我々を無とみなして進んでいた。大いなる者たちは、汝を守護者として仰ぎ、汝の支配下に生きていた。あなたの力によって、大地は耕作を待つことなく作物を実らせていた。しかし今日、私は汝がこの悲惨な災難に見舞われるのを見る。汝はこのことを嘆くのか、嘆かないのか。かつて汝が誇りを顔に映して、汝の莫大な富を大洋の東の岸辺で汝の親族に分け与えた時、その時の汝の心境はどうであったか。以前、長年に渡り、汝が栄華に燃えて遊興していた時、何千もの天女たちが汝の前で踊っていた。彼女たちは皆、蓮の花輪で飾られ、金のように明るい仲間を持っていた。ダナーヴァの主よ、その時のあなたの心の状態はどうでしたか、そして今はどうですか?あなたは、金で作られ、宝石と宝石で飾られた非常に大きな傘を持っていた。当時、2万4千のガンダルヴァがあなたの前で踊っていました。 汝の犠牲のために、汝は非常に大きく、すべて黄金で作られた杭を持っていた。そのような時には、あなたは何百万、何千万頭もの牛を捧げていた。ダイティヤよ、その時のあなたの心はどうだったのか。以前、汝は生贄に捧げるために、サムヤの打擲の規則に従い、全地を回っていた: その時、あなたの心はどのような状態でしたか? 私は今、汝のあの黄金の壺も、汝のあの傘も、あの扇も見ていない。アスラの王よ、大王から授かったあの花輪も見えない。 ヴァリは言った、「ヴァーサヴァよ、あなたは今、私の壷も傘も扇も見ていない。あなたは私の花輪も見ていない。あなたが尋ねている私の貴重な財産は、今は洞窟の暗闇の中に埋もれています。私の時が再び来れば、汝は必ずそれらを再び目にするだろう。しかし、汝のこの行いは、汝の名声や出生にはならない。汝は栄華にありながら、逆境に沈む私をあざ笑うことを望む。知恵を身につけ、それによって満足を得た者、穏やかな魂の持ち主、生きとし生けるものの中で徳の高い善良な者たちは、不幸を悲しむこともなく、幸福を喜ぶこともない。しかし、低俗な知性に導かれて、あなたは自慢話にふけっている、プランダラよ!汝が私のようになるとき、このような言葉に耽ることはないであろう』」。 第12-222章.第12-223章.第12-224章.
https://w.atwiki.jp/pikuminbunko/pages/227.html
―――廻ル世界―――1つ目の世界 気がつくと、私は森の中に一人、佇んでいた。 「ここは・・・。」 言いかけて自分のした事を思い出す。 初めて独りで世界を創造することを試し―――成功、したのだ。 「良かった・・・。」 ほぅ、とため息を吐く。 失敗したら、何がどうなるのかもわからない。成功して、本当に良かった。よく見たら、自分の服装も変わっている。鉄で出来ている割には軽い、不思議な鎧だった。腰には銃が二丁、ぶら下げられている。背中には短い槍が背負ってある。 と、自分の姿を確認してる私に何かが流れ込んでくる。多分、世界が私にこの世界の情報、この世界で生きるための力を私に渡しているのだろう。一度、大地と一緒に世界を創ったときに経験していたからたいして驚きはしない。早速、いま流れ込んできた情報を使い、自分の経歴を調べてみる。 目をつぶると目の前に資料の紙のようなものが浮かび上がってくる。 さて、どのようになっているのか・・・。 氏名 『風路 風香(かざみち ふうか)』 性別 ♀ 年齢 14 武器 銃 二丁 短槍一つ 魔法の適性 有 職業 用心棒 参考 母、父との三人暮らしだったが金品目的の盗賊に両親を殺される。その恨みのせいか女用心棒として現在も活動中。 ・・・予想以上に物騒な世界だと感じた。 用心棒が必要な上、盗賊が人を殺し金品を奪っていく。これは物騒としか言いようが無いだろう。弟が昔やってたゲームを基に創った世界だけど・・・こんなに物騒だったかなぁ? 「ま、いっか。」 目を開き、世界から渡された情報を頼りに、街へ向かって歩いていった。 ―――港町、ハジマ 夕暮れ頃にはこの街に着いた。出発が昼だったから結構早かったかな? とりあえず宿を探すと、簡単に見つかった。けれど、問題が一つ、 お金が、ない。用心棒の仕事をするにしても、この時間から契約しても出発は明日になるし、なにより自分の経験が少ないからまだ無理だ。 「・・・危険な賭けだけど、やってみるしかないかなぁ・・・。」 お金を手に入れるため、あまり乗らない気持ちを無理やり盛り上がらせるかのように走って酒場に向かっていった。 酒場では、船乗りと思わしき男たちが酒を飲みながら、雑談をしていた。濃いアルコールのにおいがつんと鼻をつく。辺りを見回し、赤いスカーフを腕に巻きつけている男を見つけた。 この赤いスカーフは『決闘士』の証である。 決闘士は自分の腕に自信のあるものがなり、挑戦者と決闘をする。決闘士が勝てば金目の物を、挑戦者が勝てばお金を相手からもらうといういわば賭けである。なめられると勝負もしてくれないようだから、とりあえず口調でごまかしておこう。 「ねぇ、アンタ。私と決闘しないかい?」 決闘の申し出をすると、男は私の姿を驚いたように見、それからあざ笑うかのような視線を向けてきた。 「ハッ、やめときなお嬢ちゃん。さっさとママのところにでも帰って泣きついていな!」 どっと、周りから笑いが沸く。 「あいにく、なきつけるような親はとっくにいない。それに、私は用心棒をやっている。それで十分だろう?それともあんたの言うこんなお嬢ちゃんにおびえてるのかい?」 男の目に怒気が見えた。 「よーし、いいだろう。俺が勝った場合はその銃をもらう。両方ともな。」 その言葉が聞こえるや否や、酒場の客たちが机やいすをはじに寄せる。安全と、見物ついでに賭けをするためだ。 「ああ、いいよ。だけどこれは特注物、結構高い。私が勝った場合は金貨30枚をいただく。」 「な・・・金貨30枚?!」 「これをつくるのに金貨40枚もしたんだ。これを賭けるからにはそのくらいはあんたにかけてもらわないと困る。」 金貨一枚で、私がいた世界でのお金で言うと10万はする。 銃のことは嘘はついていない。 「・・・解った。じゃあ始めるぜ?後悔するなよ?」 「ああ。」 背中の短槍を取り、鞘をとる。男は腰から短剣を2本、取り出した。 「じゃあ、・・・行くぜっ!」 掛け声と共に、短剣を投げつけてくる。 それに恐怖を感じる前に、体が勝手に動いていた。短剣を短槍の柄ではじきながら、男に向かって突進する。男はまた短剣を投げ、腰から長剣を取り出す。短剣をかがんで避け、さらに近づく。男は長剣を振り下ろすが、それを短槍の先で弾きあげ、勢いそのままに石突きを腹に食らわせた。男が痛みと衝撃に体を折り曲げた時、その頭に短槍を思いっきり振り下ろした。男はそのままうつぶせに倒れる。その首の真横に、短槍の刃を突き刺した。 「・・・さぁ、負けを認めるか?」 「ああ。完敗だ・・・。」 とたんに周りが騒がしくなった。私に賭けていたのか、興奮して自慢をするもの、賭けに負けてわめき散らすものなどが、酒場を騒がしくしていた。 「ふぅ・・・。」 男から受け取ったお金で5日の宿を手に入れた。 それでもまだまだ金貨は余っている。 初めての命のやり取りを、今思い出すだけでも冷や汗が出てくる。 よく、あんなことが出来たものだ。 とりあえず、これからをどうするか考えることにした。 ゆっくり考えれば良い。時間もお金もまだまだあるのだから。 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/sentai-kaijin/pages/5119.html
「おやおや中身が宝石でも変身できたのですねえ」 【名前】 スミカエ邪面 【読み方】 すみかえじゃめん 【声】 下和田ヒロキ 【登場作品】 魔進戦隊キラメイジャー 【登場話】 エピソード19「相棒」 【所属】 ヨドンヘイム/ヨドン軍 【分類】 邪面師 【素体スーツの色】 黒 【手袋/マント/ブーツの色】 黒/黒(裏地は赤)/黒 【邪面】 住み替え→住居の変更を現す地球の概念 【担当邪面獣】 邪面獣ジュウタクローンダガメス 【作戦名】 魂住み替え地獄作戦 【一口メモ】 ビームを撃つたびに自分の顔面も住み替えしちゃいます 【モチーフ】 木造建築住宅 【詳細】 ベチャットが地球の概念「住み替え」を模した邪面をかぶって昇格した邪面師。 1階建ての木造建築住宅の窓からにやけた顔がのぞいている邪面を被っている。 窓の脇にもみあげをイメージしたと思われる蔦模様があるのが特徴。 「住み替えビーム」という光線を発射し、ヒットした人間同士の魂を入れ替えてしまう能力を持つ。 この能力を利用した「魂住み替え地獄作戦」を実行し、闇エナジーを稼いで邪面獣ジュウタクローンダガメスの召喚を狙う。 このビームは肉体を「家」と捉え、「魂」を住人とし、それらを住み替え、つまり入れ替えてしまう。 魂があるのであればたとえそれが地球人とキラメイストーンであっても住み替えさせてしまうことが可能。 住み替えビームを発射するたびに顔面も住み替えするようになっていて、青くにやけた顔と黄色く怒っている顔面が交互に現れる。 突然の住替えで混乱する人々を遠くからあざ笑う陰湿な性格。 エピソード19開始直後、街にスモッグジョーキーが出現。 キラメイジンとギガントドリラーが立ち向かうも、どうもスモッグジョーキーの様子がおかしい。 こちらを小馬鹿にするような動きを取り、魔進ロボット達とも積極的に戦おうとはせず距離を取る等不可解な動作をしていた。 それを「ガルザらしくない」として訝しむクリスタリア宝路だったが、深追いしてしまったキラメイジンに等身大で隠れていたスミカエ邪面の住み替えビームが直撃。 倒れ伏したキラメイジンを確認したスモッグジョーキーは変形を解除して魔進ジョーキーに戻るとヨドンヘイムへと帰還した。 実はスモッグジョーキーを操縦していたのはガルザだが、魂自体はクランチュラのもの。 クランチュラは地球人がライフスタイルに合わせて家を住み替えることから、魂を入れ替える作戦を思いついていた。 その作戦をキラメイジャー達に邪魔されないようにと、まずは事前に彼らを妨害しようとしたのが冒頭の流れである。いや別にこいつらを住み替える必要なかったんじゃないか?とも思うが、面白いガルザが見れたので良しとしよう。 住み替えビームによってキラメイジャーとキラメイ魔進の魂が入れ替わってしまったことで、 今までのような動きを取れず苦悩する各々。 街中で次々に人々の魂を住み替えさせて混乱させていたが、駆けつけてきた充瑠ファイヤを除くキラメイジャー(魂 IN キラメイ魔進)達に対して「ホームセキュリティ」と称したベチャット達を向かわせる。 普段キラメイストーンから魔進に変形しキラメイジンに合体はするものの、人間の姿になったことがないキラメイストーン達は重心のとり方だったり、 動き方だったりが掴めずまともに戦えない(普段キラメイジンの操縦は充瑠達が担当している)。 さらには動き方の違いから相棒と仲違いする始末。一人だけ相棒の性別が違うマッハは瀬奈を傷つけさせまいとして戦いを放棄し、瀬奈に「かっこ悪い」と言われたことで勝手にメンタルが傷ついていたが。 そこへガルザまでもが姿を表し絶体絶命のピンチに陥ってしまうキラメイジャー。 通報を受けてファイヤが駆けつけるが、たった一人増えただけで戦況は覆らないと嘲笑うガルザだったが、充瑠の代わりに絵画教室に行っていたファイヤの行動を見ていた充瑠から、 「自分達もキラメイストーン達を褒める」ことをアドバイスされた為朝達は、懸命に戦う彼らを褒めつつ指示を出すことで先ほどとは全く違う軽快な動きでベチャットを蹴散らしていく。 仲間達から認められる強さ、その力でベチャット達を全滅させたファイヤ達に追い詰められたスミカエ邪面はガルザに助けを求めようとするも既に撤退しており、 増援に現れた宝路も加えて自分を囲むキラメイジャー達に新しい物件の住心地などとセールストークを始めてしまう。 そんな言葉など聞く耳を持たないキラメイジャー達だったが、そのタイミングで闇エナジーが規定量溜まり邪面獣ジュウタクローンダガメスが出現。 そちらに注目が集まったすきに抜き足差し足で逃走を図ったが邪面獣をファイヤ達に任せたキラメイシルバーが逃がすはずもなく、 かといって諦めるわけにもいかないので必殺技を使おうとする宝路を背後からベチャット達に羽交い締めにさせた上で住み替えビームの餌食にしようとする。 しかしベチャット2体だけでは宝路の剛力を抑えられず、ビームの盾にされてしまい魂の住替えが行われてしまったベチャット達が混乱している様子を見て逆に困惑していた。 その後ジュウタクローンダガメスが撃破された直後、シャイニングビームアタックを受け爆散した。 【余談】 邪面以外のスーツはリセットボタン邪面と同じ黒ベースタイプ。 ラグビー邪面→フリーザー邪面→リセットボタン邪面→スミカエ邪面として使われた後、キンコ邪面、キョウリョクセッチャクザイ邪面のスーツに使われた。 初採用となるモチーフが多い邪面師 邪面獣の中で、彼もまた「住み替え」という初採用となる概念をモチーフとしている。 いや他に採用できるかといえば難しいところだが。 さらに言えばこの邪面師に紐付けられた邪面獣は住宅ローンがモチーフである。 声を担当した下和田ヒロキ氏は宇宙戦隊キュウレンジャーにてインダの一人を担当して以来の出演。 他の特撮作品には特命戦隊ゴーバスターズのパペットロイドの声を務めている。
https://w.atwiki.jp/henroy/pages/103.html
【牙狼─GARO─】の参加者の追跡表 冴島鋼牙 18 NO. 作品名 作者 001 使命 ◆gry038wOvE 042 守りし者たち ◆amQF0quq.k 062 椅子 ◆gry038wOvE 084 漆黒の推察 ◆F3/75Tw8mw 094 「親友」(1)「親友」(2)「親友」(3)「親友」(4) ◆gry038wOvE 105 悲しき道 ◆OmtW54r7Tc 106 解放(1)解放(2)解放(3)解放(4) ◆LuuKRM2PEg 112 牙狼~SAVIOR IN THE DARK~我が名は絶狼Warrior~闇を駆けるキバ~ ◆gry038wOvE 125 届かない、M/─僕はここにいる─届かない、M/ Nothing Lasts ForeverEにさよなら/仮面ライダー!あなたたちを忘れません!!Eにさよなら/龍道(ドラゴンロード) 140 Lの雄叫び/逃避 ◆OmtW54r7Tc 147 終わらない戦い。その名は仮面舞踏会(マスカレード) ◆LuuKRM2PEg 155 騎士 ◆gry038wOvE 163 騎士の物語ふたりの物語変わり者の物語 168 壊れゆく常識 ◆LuuKRM2PEg 181 赤狼 ◆gry038wOvE 182 The Gears of Destiny - 託される思い、激昂の闘姫 -The Gears of Destiny - 結成!ガイアセイバーズ ヒーロー最大の作戦 -The Gears of Destiny - 忘れえぬ思い出を胸に -The Gears of Destiny - 全参加者最終状態表 - 188 大いなる眠り(前編)大いなる眠り(後編) 191 黎明の襲撃者(小雨 2 00~2 10)黎明の襲撃者(雨 2 10~2 20)黎明の襲撃者(雷雨 2 20~2 30)黎明の襲撃者(風雨 2 30~)黎明の襲撃者(曇心 2 30~) 涼邑零 28 NO. 作品名 作者 028 銀の意志・金の仇 ◆F3/75Tw8mw 051 復讐の戦鬼 ◆gry038wOvE 065 Avenger ◆F3/75Tw8mw 089 ~SILVER REQUIEM~ ◆gry038wOvE 104 Predestination 110 あざ笑う闇 ◆LuuKRM2PEg 112 牙狼~SAVIOR IN THE DARK~我が名は絶狼Warrior~闇を駆けるキバ~ ◆gry038wOvE 136 Another ◆OmtW54r7Tc 141 仮面劇のヒーローを告訴しろ ◆gry038wOvE 162 解─unlock─ ◆LuuKRM2PEg 173 ルシアン・ヒルの上で ◆gry038wOvE 180 孤独も罪も(前編)孤独も罪も(後編) 182 The Gears of Destiny - 託される思い、激昂の闘姫 -The Gears of Destiny - 結成!ガイアセイバーズ ヒーロー最大の作戦 -The Gears of Destiny - 忘れえぬ思い出を胸に -The Gears of Destiny - 全参加者最終状態表 - 184 さようなら、ロンリー仮面ライダー(前編)さようなら、ロンリー仮面ライダー(後編) 190 みんなの言葉! 思い出は未来のなかに!! ◆LuuKRM2PEg 191 黎明の襲撃者(小雨 2 00~2 10)黎明の襲撃者(雨 2 10~2 20)黎明の襲撃者(雷雨 2 20~2 30)黎明の襲撃者(風雨 2 30~)黎明の襲撃者(曇心 2 30~) ◆gry038wOvE 193 三番目のN/ああ鳴海探偵事務所三番目のN/孤門、目覚める 194 HOLDING OUT FOR A HERO!! - I need a hero -HOLDING OUT FOR A HERO!! - You need a hero - 198 The Little Mermaid 203 私のすてきなバイオリニスト(前編)私のすてきなバイオリニスト(後編) 204 White page(前編)White page(後編) 206 騎士Ⅱ 207 探偵物語(左翔太郎編)探偵物語(涼村暁編) 208 崩壊─ゲームオーバー─(1)崩壊─ゲームオーバー─(2)崩壊─ゲームオーバー─(3)崩壊─ゲームオーバー─(4)崩壊─ゲームオーバー─(5)崩壊─ゲームオーバー─(6)崩壊─ゲームオーバー─(7)崩壊─ゲームオーバー─(8)崩壊─ゲームオーバー─(9)崩壊─ゲームオーバー─(10)崩壊─ゲームオーバー─(11)崩壊─ゲームオーバー─(12) 214 時代 218 BRIGHT STREAM(1)BRIGHT STREAM(2)BRIGHT STREAM(3)BRIGHT STREAM(4)BRIGHT STREAM(5) 219 変身─ファイナルミッション─(1)変身─ファイナルミッション─(2)変身─ファイナルミッション─(3)変身─ファイナルミッション─(4)変身─ファイナルミッション─(5)変身─ファイナルミッション─(6)変身─ファイナルミッション─(7)変身─ファイナルミッション─(8)変身─ファイナルミッション─(9)変身─ファイナルミッション─(10) バラゴ 11 NO. 作品名 作者 013 顔に十字を持つ者 ◆gry038wOvE 047 魔獣 ◆LuuKRM2PEg 060 血染めのライダーパンチ ◆gry038wOvE 082 どこまでも、止まらず走り続けよう ◆OmtW54r7Tc 091 二人の黒騎士 ◆gry038wOvE 103 ピーチと二号! 生まれる救世の光!!(前編)ピーチと二号! 生まれる救世の光!!(後編) ◆LuuKRM2PEg 112 牙狼~SAVIOR IN THE DARK~我が名は絶狼Warrior~闇を駆けるキバ~ ◆gry038wOvE 121 分身出来ると思った?残念枯れちゃいました! ◆OmtW54r7Tc 129 復讐の美学 ◆gry038wOvE 147 終わらない戦い。その名は仮面舞踏会(マスカレード) ◆LuuKRM2PEg 155 騎士 ◆gry038wOvE 【魔法少女リリカルなのはシリーズ】 【仮面ライダーW】 【仮面ライダーSPIRITS】 【侍戦隊シンケンジャー】 【ハートキャッチプリキュア!】 【魔法少女まどか☆マギカ】 【らんま1/2】 【フレッシュプリキュア!】 【ウルトラマンネクサス】 【仮面ライダークウガ】 【宇宙の騎士テッカマンブレード】 【牙狼-GARO-】 【シークレット】 【超光戦士シャンゼリオン】 【主催陣営】 【外部世界】
https://w.atwiki.jp/fantasylaboratory/pages/357.html
2008.05.28 22 53 ミカヅキX 『かたつむりに白い花を』 マイマイカブリという、黒い細長い瓢箪型の虫は、その名のとおりかたつむりの天敵である。 この日本にしかいない虫に狙われたかたつむりは、いくら殻の中に篭ろうとしても無駄であった。 こいつは、殻に逃げ込んだかたつむりの肉に齧り付き、消化液を吐き出して溶かしてしまうのだ。 マイマイカブリにとって、かたつむりは、誰にも邪魔されない食堂付のご馳走のようなもであった。 僕が部屋に篭ってから、どれぐらいの時が流れただろうか。 一日中部屋を閉め切った僕の部屋ほど、日にちを数える事に向いていない場所はないだろう。 付けっぱなしのPCのモニターが、暗い空間で輝いている。 大げさに言えば、その四角い光が、僕の世界の全てだった。 おまえまじでおかしいんじゃない?そんなにかまってもらいたいわけ? また、奴の書き込みだ。 僕が、PC内のコミュニティにコメントを打ち込むと、かなりの確立で僕にちょっかいをかけてくる。 しねとはいわないよ、つかまっちゃうから。でも、いきてるいみはないよね。 奴は、どこにでも現れる。 僕が常駐するサイトを変えてもすぐに現れて、誹謗中傷のかぎりをつくす。 気にしなければいい。 そう思えた時間は短かった。 最初のうちは気のせいかと思っていた。 どこにでも、こういう輩はいるものだと。 しかし奴は、僕の行く先々に現れて、ぼくに絡んでくるのだ。 そんなことはありえないと、誰でも言うだろう。 奴には、雰囲気というか、はっきりとした個性があった。 今では、一目で奴の書き込みだと見分けられる。 その言葉は、僕の魂を抉り、僕の心を壊していく。 その効力は、僕にだけしか現れないらしい。 僕が何人かに相談したところ、僕の過剰反応だと一笑に付す。 もし実際に会って話していたなら、僕がどれだけ奴に苦しめられているか分かってもらえたかもしれない。 などと、ありえない夢想をしてみた事もあった。 僕は、なんども名前を変え、サイトを変え、書き込み方を変えたりしてみた。 どれも、なんの効果もなかった。 ネット自体を止めようと思ったことも、一度や二度ではない。 そんなことは不可能だったけど。 僕が自分の巣の中で外の世界を切り捨てていられるのは、ネットがあるからだ。 ぼくは奴を呪い、ネットを呪い、理解してくれないHNだけの友人を呪った。 それでも、僕はPCの電源を切ることができなかった。 奴の正体はなんなのだろう。 唯の快楽主義者なのか。 あるいは僕に恨みを持つ誰かなのか。 僕のような引き篭もりなのだろうか。 奴の存在自体に慣れすぎて、いくばくかの興味を抱いたこともある。 しかし、奴の書き込みを見た瞬簡に、そのわずかなシンパシーも霧散してしまう。 そのため、奴の正体というパンドラの箱を開けることは不可能であった。 奴が僕をあざ笑うたびに、僕は奴を拒絶し否定してしまう。 見えそうになった奴の正体は、一瞬で黒い悪魔じみた影に成り代わる。 なにまっかになってかきこんでるの?はずかしいなぁ、まったく ある日、僕の堪忍袋の緒が切れた。 目の前が、真っ赤に、いや、真っ暗になった。 僕は徹底的に奴に論戦を挑んだ。 完敗だった。 次の日も。 そして次の日も。 ネットでの戦いは、ロジックの戦いだと理解し、僕はあらゆる論理のテキストを漁った。 あらゆる情報にアンテナを張った。 ナショナリズムもマイノリティー論も、物理学も映画論も。 それでも、僕が奴に勝つことは無かった。 永遠に。 ある日、パタリと奴は姿を見せなくなったのだ。 僕は、安堵するよりも早く不安になった。 まるで取り残された幼児のように。 半狂乱になって、奴を追い求めたが、奴の新しい書き込みは途絶えたままであった。 僕にできたのは、奴のログを漁るだけであった。 僕は、彼の残したログを、三回読んだ。 三回読んで、涙を流した。 そして、不意に、空が見たくなった。 風が、驚きだった。 こんなにも激しかったのか。 陽が、おどろきであった。 こんなにも眩しかったのか。 僕は、だれもいない家の階段を静かに降り、脱衣場に向かった。 そこにある姿見で、自分の顔を見る。 垢で薄汚れた、とても10代の少女とは思えない、汚らしい顔を。 僕は、鏡に向かって、にっと笑ってみた。 「馬鹿・・・みたい」 私が兄の死を知ったのは、部屋を出た次の日であった。 それ以来、私は、自分の事を僕と呼ばなくなった。 馬鹿らしいことで心を傷つけた私に、ネットという世界を与えてくれた、優しかった兄。 昔から、私のことだけを考えてくれていた、兄は、もういない。 ある日、マイマイカブリに中身を食べつくされた、かたつむりの殻を、庭で見つけた。 マイマイカブリの姿は、もうどこにもない。 私はその殻に、小さな白い花をそっと挿した。 野良(--) おお、これはたいしたものだ。一つの話として完結してるじゃないか。 ブームの兄妹モノだし(笑 ただ、マイマイカブリのくだりはイマイチ反映されていない気がするな。05/28 23 04 モモと 最初、本気で「僕」が男の子だと思いました。伏線に見事に引っかかった(笑) この場合、マイマイカブリとかたつむりを兄妹に映しているのでしょうか?05/29 00 18 水上 える うわあWikiでマイマイカブリみたらこえーーーー 兄妹愛に思えなくなってきたこえーーーーー05/29 00 28