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【11月第3週 平日】 京太郎「照が戻ってくれば後は憩さん、か」 京太郎「確か実家にいるんだよな?」 京太郎「もうすっかり冬っぽくなってきたな……」 京太郎「そういや泉の冬服はどうなってんだろ」 京太郎「冬まであんな恰好だったら風邪引いてもおかしくないよな」 京太郎「うぅ、さむさむ」 霞「おはよう、京太郎くん」 京太郎「霞さんですか……おはようございます」 霞「元気無さそうね、どうしたの?」 京太郎「いや、最近寒くなって来たな、って」 霞「あらそう、てっきり咏ちゃんのことで落ち込んでるのかと思っちゃったわ」 京太郎「咏?どうして咏なんです?」 霞「ほら、咏ちゃん神奈川に帰っちゃったじゃない」 京太郎「……へ?」 霞「土曜日咏ちゃんの家の人が迎えに来たのだけど……そういえば京太郎くんいなかったわね」 京太郎「咏が、神奈川?家の人?」 霞「咏ちゃんから聞いていないの?」 京太郎「いや、そんなことは……」 咏『京太郎は、もし、もし私がいなくなったらどうする?』 京太郎「……あ」 京太郎(けど、あれはもしもの話じゃないのか?) 霞「咏ちゃんの家、厳しいらしくて地元の高校に通わなくちゃいけないんだって」 霞「今までは咏ちゃんの我儘でここまで来てたらしいけど、大会も終わって何もすることが無いだろうからって」 京太郎「な、なんで……」 京太郎「せっかく照が戻ってくるって言うのに……また」 咏が清々荘からいなくなりました キーンコーンカーンコーン 京太郎「……はぁ」 京太郎「どうして急にいなくなるんだよ……」 昼 京太郎「実験長引きすぎだろ……」 京太郎「もう昼休みも少ねえし……」 京太郎(……咏のことが気になるな) 京太郎(メールでもしておくか?) 京太郎(…………) 京太郎(いや、直接電話しよう) prrrr prrrr 京太郎(出てくれるか……?) prrrr prr 咏『……はい』 京太郎「咏っ!咏なのか!?」 咏『うん、そうだよ』 咏『ってか耳に痛いから静かにしろ』 京太郎「う……ごめん」 咏『で、どうしたん?』 京太郎「ああ……お前、なんでいなくなったんだ?」 咏『ん……』 京太郎「別に話せないことなら無理にでもとは言わない」 京太郎「けど、俺だって何も知らないでお前――咏にいなくなられるのは嫌なんだ」 咏『…………』 キーンコーンカーンコーン 京太郎「あっ、わりぃ!もうすぐ授業だから、じゃあな!」 京太郎「またあとで連絡すると思う!」ピッ プーッ プーッ 咏「……はぁ」 キーンコーンカーンコーン 咏「私も、早く戻んないとねぃ」 京太郎「さーてと、放課後か」 京太郎「いつもなら咏と部活に行ったりするんだけど……」 放課後 憩「あ、京太郎くんが二番乗りやなー」 憩「エイちゃんと郁乃さんは遅れるって」 京太郎「霞さんは……会議でしたっけ?」 憩「せやね、ほな二人で待ってよか」 京太郎「そうしましょうか」 霞「あら、もうみんな揃ってるのね」 京太郎「はい、これで全員ですね」 郁乃「今日はどうしよか~?」 エイスリン「キョウタロートウツ!」 憩「ウチもそれがええですーぅ」 霞「じゃあ今日は四人で打って一人が見学、でいいわね」 京太郎「その一人はどうやって決めるんですか?」 憩「くじとかでええんやない?」 郁乃「逆王様ゲームやな~」 郁乃「王様誰~?」 京太郎「あ……俺、です」 エイスリン「エー」ブー 憩「えー」ブー 郁乃「え~」ブー 京太郎「三人して何すかそのリアクション」 霞「まあまあ、それじゃあ始めましょうか」 憩「ツモ、1000・2000!」 憩「ウチの勝ちや!」 郁乃「うぅ~やられてもうた~」 エイスリン「ラス……」 霞「憩ちゃん、強くなったわね」 憩「そういうほどやないですーぅ」 郁乃「勝った憩ちゃんには京太郎くんからのご褒美やな~」 京太郎「えっ、俺ですか!?」 郁乃「せやから言うたやろ~逆王様ゲームって~」 霞「郁乃ちゃんはそういうの飽きないのね……」 京太郎「えぇぇ、じゃあ……」 京太郎「足裏マッサージ……とか?」 霞「京太郎くんはマッサージとか得意なの?」 京太郎「ええ、まあ母とかにもよくやらされましたし、照や咲たちにだってやってましたよ」 エイスリン「カ、カタコッタナー」チラッチラッ 京太郎「今度やりましょうか?」 エイスリン「ウン!」パァァ 憩「……京太郎くん?ほんまにやるん?」 京太郎「俺からのご褒美ですからね、やりますよ」 京太郎「それとも……嫌、ですか?」 憩「ううん!そんなことあらへんから!」 憩「えっと、お願いします……」スルッ 京太郎(白のニーハイ……)ゴクリ 京太郎(ここの制服ナース服っぽいから白靴下の人が多いんだよな……) 京太郎(ただ憩さんのはその中でも格別) 憩「は、はやくしてぇーな」 京太郎(むしゃぶりつきたいほどの白!引き締まった脚!) 京太郎(数分前の俺にお礼をしたい気分だ!) 京太郎「始めますね、っと」ギュッ 京太郎「ふぅ……終わり、です」 憩「はぁ……はぁ……」トローン 霞「なんでマッサージで息が荒くなるのかしら……?」 郁乃「気持ちよさそうやったな~」 エイスリン「ツギハカツ!」 憩「京太郎くん、っにぃ、メチャクチャにされてもうたぁ……っ」トローン 京太郎「そう言うと俺がゲス野郎みたいじゃないですか!」 エイスリン「キョウタロー、ゴウカンマ!」 京太郎「しませんから!」 夕 京太郎「……よし!」 京太郎「掃除終了!あとは鍵を返していくだけだな」 京太郎「今日は買い物して帰るか」 京太郎「久しぶりに来たなー、ここ」 怜「あ、京くんやん」 京太郎「怜さんが本屋なんて意外ですね」 怜「これでも結構文学少女なんやで?私」 怜「病院行くときはいっつもお世話になっとるし」 怜「京くんはどんなの買うとるん?」 京太郎「えっと、俺はですね……」 お品書き 1.牌のお姉さんの麻雀教本 中級編…2000円 2.牌のお姉さんの麻雀教本 上級編…2800円 3.小鍛治健夜の目指せ!グランドマスター!…2800円 4.戒能良子のものまね王!…2800円 5.迫り来る怒涛の修羅場…2000円 6.女性を落とす40の方法…1000円 7.ライトノベル…600円 8.小説…600円 京太郎「これですね」つ『小鍛治健夜の目指せ!グランドマスター!』 怜「へぇー、勉強熱心なんやな」 京太郎「そういう怜さんは何を買うんですか?」 怜「私は……これやな」 京太郎「ああ、ラノベですか」 怜「まあ読みやすいからな、短編小説とかも好きなんやけど、最近はこれや」トントン 京太郎「可愛い女の子とか多いですもんね、良い目の保養ですよ」 怜「目の保養て……まあそうなんやけどな」 京太郎「良いですよね、ラノベの主人公って、可愛い女の子と知り合えてイチャコラしたりできて」 怜「そういうのばっかでもないんやけど……例えばこれとか」 怜(というか、それ、京くんが言えることやないやろ) 怜「一見ほのぼの系に見えるけど、主人公女の子に殺されとるやろ?」 京太郎「うわ……ほんとだ」 怜「この主人公は結構かっこよくて好きやな、一直線やし、頼もしいし」 京太郎「へぇ、面白そうですね」 怜「せやろー、あとこれはなー……」ペラペラ 京太郎「立ちっぱなしであんなに話を聞かされるとか……」 京太郎「怜さんが楽しそうだったからいいけどさ」 京太郎「あー、そろそろ掛布団出さないと……」ゴロゴロ 京太郎「でもめんどくさいな……ってかあの押し入れ大丈夫かな……」ゴロゴロ 押し入れ「」ギッシリ 京太郎「うーん……何もすることないしメールでも出そ」ゴロゴロ 京太郎「誰に出そうかなー」ゴロゴロ 京太郎「良子さんでいっかー」ゴロゴロ 京太郎「そういや本屋に良子さんの本があったような気がするな、何だったんだあれ」 京太郎『本書いてましたけどあの本って何ですか?すごい気になりましたよ』 京太郎「送信っと」ピッ 京太郎「ま、流石に中までは読まなかったけど」 ヴーッ ヴーッ 良子『あれは私なりの麻雀教本なんだが』 良子『もしかして買ってしまった、のか?』 京太郎「題名だけだとギャグ本にしか見えないんだけど……」 京太郎『買ってませんよ』 京太郎『というか題名もうちょい考えましょうよ』 京太郎『あれじゃ教本だなんてわかりませんよ』ピッ ヴーッ ヴーッ 良子『うん、そうだよね』 良子『売上もよくないみたいだし……』 良子『瑞原プロとか小鍛治プロのは良いらしいけど』 良子『やっぱり人気無いのかな……』 京太郎「……買ってあげればよかったな」 京太郎『大丈夫ですよ!少なくとも俺だけは応援してますから!』 京太郎『良子さんの友だち兼ファン、それが俺ですから!』ピッ 京太郎「もっと自分に自信を持てばいいのに」 ヴーッ ヴーッ 良子『そうか』 良子『ありがとう、京太郎』 良子『私も京太郎を応援してるよ』 良子『そろそろミーティングの時間だから失礼するね』 京太郎「お疲れ様です、っと」 京太郎「はぁー、もう寝るかー」ダラダラ 良子の好感度がぐぐーんと上がった! 【11月第3週 平日】終 京太郎「最近は一週間経つのが早くなってる気がする」 京太郎「あんまり行事とかないから、平和でいいんだけど」 京太郎「それにしても……」 京太郎「この前本買っちゃったから金が無いんだよな」 京太郎「バイトに行こう」 【雀荘】 京太郎「いやー由子さんとバイトするのも久しぶりな気がしますね、なんか悪い気もします」 由子「京ちゃんは最近頑張ってたから仕方ないのよー」 おっさま「今日働いてくれれば問題なしやで、客寄せにも使えるしな」 おっさま「あ、あと今日から新しい子が来るで」 京太郎「新しい人、ですか?」 おっさま「多分二人とも知っとると思うで」 カランコロン おっさま「ほら、来たみたいやで」 エイスリン「ヨロシクオネガイシマス!」ペッコリン 由子「よろしくなのよー」 おっさま「よろしくなー」 京太郎「エイスリンさんが接客……ですか?」 エイスリン「シャカイベンキョー!」 おっさま「ファミレスで働いとるわけやないし、大丈夫やろ」 京太郎「確かにそれもそうですけど……」 エイスリン「……キョウタロー……イヤ?」ウルウル 京太郎「い、嫌じゃないですよ!むしろエイスリンさんが働けるまでに成長したことが嬉しいんです」 エイスリン「…………?」 エイスリン「ワカラナイケド、ワカッタ!」ニコッ 京太郎(本当に大丈夫なんだろうか) 京太郎「エイスリンさん、おしぼり頼めますか?」 エイスリン「ハイ!」 由子「良く働いてくれてるみたいなのよー」 京太郎「ですねー」 京太郎「ってか今更なんですけど、俺たちみんな金髪ですよね」 由子「確かにそうやけども、柄悪いようには見えないのよー」 京太郎「エイスリンさんも由子さんも綺麗ですもんね、羨ましいですよ」 由子「綺麗……やろか?」 カランコロン 竜華「た、頼……」カァァ 郁乃「頼も~!」 雅枝「頼もー……」 由子「洋榎のおばさんに、清水谷さんに……」 エイスリン「イクノ?」 京太郎「何やってんですかアンタら」 郁乃「ちょ~っと罰ゲームでな~」 竜華「雀荘破りに来ました……」カァァ 雅枝「いざ尋常に勝負や!」 京太郎「雀荘破りって……どうします、店長」 おっさま「須賀ちゃんやったら負けへんやろうから頼むわ」 京太郎「うわぁ、面倒くせぇ……」 京太郎 98+200+35+30=363 竜華 76+124+25-15=210 郁乃 66+127+60=253 雅枝 51+200+90=341 京太郎「ロン、1300で俺の逃げ切りっすね」 郁乃「雀荘破り、ならず~!」 雅枝「あ……あぁぁぁ……」ガクガク 竜華「そんな……嘘や……嘘や……」カタカタ 京太郎「郁乃さん、何したんですか?」ヒソヒソ 郁乃「実はな~」ヒソヒソ 竜華『ウチがラス……』 雅枝『清水谷、もうすぐ大学でドラフトもある言うんにそんなんでええんか?』 雅枝『常にトップを目指すのが千里山麻雀部や』 郁乃『へぇ~、トップ目指すってことは、監督は負けへん言うことですね~?』 雅枝『まあそういうことや』 郁乃『ほな次の半荘で私が勝ったら言うこと聞いてもらいますわ~』 雅枝『上等や、勝ったる』 京太郎「それで勝って二人をここへ連行してきた、と」ヒソヒソ 郁乃「ここでも勝てへんかったら一日バニーで過ごすってゲームなんや」ヒソヒソ 京太郎(雅枝さんと竜華さんのバニー……)ゴクリ 京太郎(ってそうじゃなくて!) 京太郎「郁乃さん、そういうのは流石にやめた方がいいと思いますよ」 雅枝(せやせや!) 京太郎「いくら罰ゲームだからって人の嫌がることをするのは」 竜華(言ったれ言ったれ!) 郁乃「でもつまらへんも~ん」 京太郎「今度暇なときに俺が遊びますから、ね?」 郁乃「むぅ……」 郁乃「約束……やで?」 京太郎「勿論です」 竜華「京くんのおかげで助かったわ!」 雅枝「ほんまおおきにな」 京太郎「俺も何回かやられましたからね、気持ちはわかりますよ」 雅枝「ほなそろそろ帰ろか」 竜華「ありがとうございましたー!」 京太郎「疲れたぁ……」 エイスリン「オシゴト、タノシイ!」 京太郎「それは何よりです……」 由子「二人ともよく頑張ってくれてるのよー」 京太郎「そうですか?ありがとうございます」 エイスリン「キョウタロー、コレ!」つ|由子と京太郎とエイスリンと客が笑っている絵| 京太郎「これは……ここの絵、ですか」 エイスリン「!」コクッコクッ 由子「わぁ、上手に描けてるのよー」 京太郎「あの仕事中にこんなのを描けるなんてすごいっすね」 エイスリン「ゴゴモ、ガンバル!」ニコッ 京太郎(癒されるなぁ……) カランコロン 京太郎「いらっしゃいませ……ん?」 サングラス「半荘一回お願いします」 京太郎(この人……ってかこの格好どっかで見たような……) 京太郎「…………」チラッ サングラス「」バイーン 京太郎「」ブフォッ サングラス「あ、あのー、どうかしました……」 京太郎(衣服に包まれたこの豊かな胸部、そしてサングラス越しに見えるつぶらな瞳は……) サングラス「…………あ」 京太郎「瑞原プロ……どうしてこんなところに」 はやり「ち、ちょっと暇つぶしに寄っただけだから!別にお小遣い稼ぎに来たわけじゃないんだから!」 京太郎「はぁ、そうですか、じゃあノーレートでいいっすね」 はやり「はーい……」シュン 京太郎 57+200+35+30=322 はやり 87+200+60-30=317 由子 71+120+15=206 エイスリン 31+105+15=151 はやり「オーラスだけど……このサングラスさえ外せば勝てる気がしますっ☆」 京太郎「ダメですよ、雑誌に撮られたりしたらどうするんですか」ヒソヒソ はやり「うぅ……でもぉ……」 京太郎「プロ雀士が雀荘に入ったなんて記事が出回ったりしたら」ヒソヒソ はやり「須賀くんに勝ちたいよぉ……」ウルウル 京太郎「その気持ちはわかりましたから、早く牌捨ててくださいよ」 はやり「はい」トン 京太郎「ロン、1300です」 はやり「ええっ!?酷くない!?」 エイスリン「」チーン 由子「エイスリンちゃん、元気出すのよー」 はやり「プロなのに、私だってプロなのに……」ウジウジ 由子「プロ……?」ジーッ 京太郎「あっ」 由子「そう言われてみれば……」ジーッ はやり「あうあうあう」アセアセ エイスリン「ミズハラプロ!」 京太郎「ストーップ!」 由子「やっぱり瑞原プロなのよー」 はやり(ばれちゃった……どうしよう……)チラッ 京太郎(任せてください)チラッ 京太郎「由子さん、エイスリンさん、たとえプロであってもお客さんはお客さんなんですから」 京太郎「なるべくこのことは内密にしましょう」 由子「それもそうなのよー」 エイスリン「ワカッタ!」 はやり「それじゃあまたね!」 はやり「須賀くん、今度は負けないゾ☆」 京太郎「またのご来店をおまちしておりまーす」 はやり「あれっ、なんか冷たい!?」 由子(瑞原プロとまで知り合いなんて……) エイスリン(キョウタロー、ワカラナイ……!) 由子「今日はお疲れ様、なのよー」 エイスリン「オツカレサマデシタ!」 京太郎「お疲れ様でしたー」 由子「京ちゃんがいると仕事が楽なのよー」 京太郎「そうですか?」 由子「力仕事も楽々やし、お茶もおいしいし、文句なしなのよー」 エイスリン「ジマン!」エッヘン 京太郎「なんでエイスリンさんが胸張るんですか」 エイスリン「キョウタローモfamilyダカラ!」ニコッ 京太郎「ファミリーですか……なんか嬉しいですね」 由子「見てるこっちは、微笑ましいのよー」 おっさま「はいはい三人ともー、今日のバイト代やでー」 夕 京太郎「ただいまー」 京太郎「って誰もいないよな」 京太郎「麻雀は……したし、疲れたから……」 京太郎「勉強しよ」 郁乃「京太郎く~ん、おる~?」 京太郎「いますよー」 郁乃「ん~?何しとったん~?」 京太郎「勉強ですよ、俺真面目なんで」 京太郎「そうだ、郁乃さんも一緒に勉強しませんか?」 郁乃「私は強すぎてニューゲームしとるみたいな感じやからな~、まあええで~」 京太郎「よっし!ありがとうございます、郁乃さん!」ニギッ←郁乃の手を取る 郁乃「えっ、きょっきょっ京太郎くん!手、手が~!」 京太郎「いやー郁乃さんがいるとは有り難いですよ!」ニギッ 郁乃「も~離して~!!」 京太郎「えーっと、アッカド王国のサルゴン一世は……」カキカキ 郁乃「あっ、ここは裏話でこんな話が……」ズイッ 京太郎「……へぇ、そんなことが」カキカキ 郁乃「どや~すごいやろ~」チラッ 京太郎「…………」カキカキ 郁乃「」キュン 郁乃(なんやろ……今の京太郎くん、グッと来た) 郁乃(いつもとは違う感じ……) 京太郎(流石は郁乃さん、わかりやすいし、面白いなー) 夜 郁乃「晩ごはんも貰っておおきに~そろそろ帰るわ~」 京太郎「どうせですしお菓子でも食べていきませんか?」 郁乃「お菓子?」 京太郎「プロ麻雀せんべいなんですけど、買いすぎちゃって……たはは」 郁乃「そっか~ほな私も食べるわ~」 京太郎「食べながらゲームとかしますか?」 郁乃「う~ん、駄弁るだけでええわ~」 京太郎「何がでっるかな~♪」ピリッ 京太郎「およ?二枚入ってるみたいですね」 郁乃「それたま~にあるらしいで~ホロレア当てるより難しいらしいけど」 京太郎「おお!俺ってラッキーボーイ?」 京太郎「して、その中身は……」 |小鍛治健夜| |藤田靖子| 京太郎「お、おう……」 郁乃「あ~小鍛治プロや~ん」 京太郎「小鍛治プロ……国内無敗、でしたよね」 京太郎「なんでこんな服なんでしょうか……」 郁乃「さあ~?ようわからんわ~」ポリポリ 京太郎「あ、郁乃さん、食べかすついてますよ」ヒョイ 郁乃「え……」 京太郎「せんべいっていうのもたまにはありですね」ペロッ 郁乃「///」プシュー 京太郎「?どうかしました?」 郁乃(私の口の……あわぁわわ)カァァ 京太郎「郁乃さん?おーい、郁乃さーん」 夜 京太郎「チューボー○すよ!までまだ時間あるから……どうやって暇潰そう」 京太郎「……誰かとメールしよっかな」 京太郎「こんな時間でも付き合ってくれそうなのは……咏くらいしかいないか」 京太郎「何て送ろう?」 京太郎『やっほー 背伸びた? 実はこの前背伸ばす方法聞いたんだけど』 京太郎「ちょっとからかってみるかな、くくく」ピッ ヴーッ ヴーッ 京太郎「ん?いつもより早いな……どれどれ」 咏『へー、どうせ当てになんないだろうけど しょうがねえから聞いてやるよ』 京太郎「お、予想通り乗り気だ」 京太郎『なんかなるべく服とか着ないでやった方が効果あるらしいんだけど まず 京太郎『脳天にシリコーンを埋め込みます』 京太郎「これで身長稼いでる人のうわさを聞いたんだよなー」 京太郎「思いっきりばれるだろうけど、送信」ピッ ヴーッ ヴーッ 咏『あんさぁ……』 咏『嘘つくなら、もっといい嘘吐けよな』 咏『せっかくパンイチでやら』 京太郎「?何で途切れてんだ?」 京太郎「ってかパンイチか……」ポワンポワンポワン 咏『バッ!何こっち見てんだよ!』 咏『……いいじゃんか、白だけでも』 京太郎「…………」 京太郎「何も感じねえ……」 京太郎「一応返しとくか」 京太郎『牛乳飲んできのこ食べてりゃいいらしいぜ あ、俺?俺はいつの間にかこんな身長になってたぜ 牛乳とかあんま飲んでねえけど』 京太郎「……っと」ピッ 京太郎「牛乳よりかはお茶とかの方が好きなんだよな」 ヴーッ ヴーッ 咏『何だよ腹立つ腹立つ! いいぜ!牛乳飲んでお前よりおっきくなってやるかんな! 今度会ったときは頭なでなでしてやるよ! んじゃ、おやすみ』 京太郎「いや……無理だろ現実的に」 京太郎『あっはい、期待してますねー おやすみ』 京太郎「あっちでも元気みたいだし、良かった良かった」 京太郎「まだ時間あるし、他の人にも送ってみよ」 京太郎「弘世さんならまだ起きてそうだな」 京太郎「ダメ元で話せるかな?」 京太郎「文面は……」 京太郎『こんばんは、まだ起きてますか?』 京太郎「寝てるかもしれないし……このくらいでいいか」ピッ ヴーッ ヴーッ 菫『一体何の用だ?』 京太郎『用と言う用は無いんですけど そっちの麻雀部はどんな感じですか? 引退とかはもうしてるんですか?』ピッ ヴーッ ヴーッ 菫『私たちはあと一週間ほどで引退だよ そっちの部長は荒川だから引き継ぎとかは楽なんだろうな』 京太郎『こっちは三年生がいなくなったら三麻くらいしかできなくなっちゃいますよ…… 淡とかこっちに来てくれればいいんですけど』ピッ ヴーッ ヴーッ 菫『それもそうだな だが淡はやらんぞ、来年の中心戦力なんだ そういえば、来週から照が世話になるな やはりあいつは君といると楽しそうに見える。この間は君の話に何時間つき合わされたことか…… 照をよろしく頼むよ、それではおやすみ』 京太郎「何話したんだあいつ……」 京太郎『はい、お任せあれ! おやすみなさい』 京太郎「……もうすぐ、照が帰って来るのか」 京太郎「段々いつも通りになってきた感じだな」 咏の好感度がぐぐぐーんと上がった! 菫の好感度が上がった! 【11月第3週 休日】終 照母「じゃあ元気でね!照!」 照「母さんも、父さんと仲直りしてよ」 照母「も、って何よも、って!」 照母「あんなきのこ男、こっちから御免よ!」 照(なんでお菓子のことでそんなに喧嘩してるんだろう……) 照母「男と女の壁を越えても起こる争いってものがあるのよ!じゃあね!」 ブロロロロロ 照「……ふぅ」 照「ここに来るのも、久しぶり」 照「ただいま」 照が清々荘に戻ってきました! 【11月第4週 平日】 京太郎「ふぁあぁ……」 京太郎「布団あったけえ……出たくねえ……」 京太郎「秋はこれだから困るんだよな……」 京太郎「また信号赤か……幸先悪いな」 照「」トテトテ 京太郎「…………」 照「…………」 京太郎「…………」 照「…………」 京太郎「照!?」 照「反応遅くない?」 京太郎「ちょっと、信じられなくってさ」 京太郎「三か月前までは当たり前だったんだけど、おかしいよな」 京太郎「またこれから頑張ろうな」 照「うん。よろしくね、京」 京太郎(照が清々荘に戻ってきた、けど) 京太郎(まだ憩さんと咏は連れ帰られたままだ) 京太郎(それも、俺の知らない間に……) 京太郎(どうすればあの二人は……) 照「京?どうかしたの?」 京太郎「ん?ああ……」 京太郎(照なら、何か知ってるかもしれない) 京太郎(今聞いておこう) 京太郎「憩さんのこと、なんだけどさ――――」 照「なるほど、憩は荒川病院に帰っちゃったのか」 京太郎「どうすれば戻って来てくれるかな?」 照「…………」 照「憩のお父さんは憩を医者にしたがってる、でも憩は看護師さんになりたいって言ってた」 照「あと、お父さんといると麻雀がつまらない、って言ってた」 京太郎「麻雀が?」 照「よくわからないけど、嫌なんだって」 京太郎「確かに、わかんねえな……」 照「憩に会いにご実家まで行ってみるのも、手段の一つだと思う」 照「そこで何があるのか確かめてみるといいかも」 京太郎「突入か……わかった、試してみるよ」 照「頑張ろうね」 京太郎「おう!」 昼 京太郎「やっと昼休みかぁ……はぁ」 和「須賀君、宮永さんが呼んでますよ」 京太郎「え?」 照「」フリフリ 京太郎「?ちょっと待ってろー」 和(やはり似ていますね)フム 京太郎「お待たせ、照は購買だったよな?」 照「買って来たからだいじょうぶ」 京太郎「そっか、じゃあ中庭行こうぜ」 照「えっ」 京太郎「何かダメなのか?」 照「あ……いや……///」 京太郎「?」 キャッキャウフフ キャッキャウフフ イチャイチャイチャイチャ 京太郎「」カァァ 照「」カァァ 照「こんなところに誘うなんて……京、大胆」カァァ 京太郎(ここの雰囲気忘れてたぁぁぁぁー!!) 京太郎(廊下から中庭見てる人からもジロジロ見られてた……) 京太郎(くっそ恥ずかしい……) 「あー12月の中旬期末試験だからー頑張れお前らー」 京太郎「12月の中旬ってことは……」 和「あと二週間くらいということですよ」 京太郎「なん……だと……」 京太郎「いいや、部活行こー」 和(本当に大丈夫なのでしょうか……) 京太郎「ちはーっす!」 エイスリン「キョウタロー、オハヨウ!」 憩「京太郎くん遅いでー」 照「遅い、罰金」 霞「それじゃあ今日も始めましょうか」 郁乃「照ちゃんもおることやしな~」 京太郎「馴染むの早いな」 部活動 京太郎「今日はどう割り振りますか?」 霞「三麻を二つか、四人で打って二人は見学とか……かしら?」 照「私は打ちたい」 憩「ウチも久しぶりに照ちゃんと打ちたいですーぅ!」 エイスリン「ワタシモ!」 郁乃「ほな今日もくじ引きで決めるで~!」 照「むぅ……」 郁乃「私と照ちゃんが抜けるな~」 京太郎「この面子ですか……」 エイスリン「ゼッタイカツ!」 憩「負けへんでー」 霞「よろしくね」 京太郎 36+200+35=271 エイスリン 87+105+15=207 憩 60+142+90=292 霞 67+182+40=289 エイスリン「アウゥ……」 京太郎「全然届かねえ……」 憩「ウチの勝ちやね」 霞「もう少しだったんだけどねぇ」 郁乃「ほな今日は~罰ゲームでもしてもらおかな~」 エイスリン「バツゲーム……?」 郁乃「負けた二人、京太郎くんとエイちゃんには~」 郁乃「ポッキーゲームをやってもらおかな~?」 照「…………は?」 エイスリン「pocky game?」ハテ? 京太郎「ポッキーゲームって、あのポッキーゲームですか?」 郁乃「せやで~、二人で一本のポッキーを齧るんや~」 エイスリン「??」 霞「罰ゲームと言うよりはむしろご褒美じゃないのかしら……」 憩「ウチが負ければ良かった……」ボソッ 郁乃「ほなやってもらおか~」 照「京、無理しないでいい」 京太郎(くくっ、まさかこんなタイミングで我が世の春が来るとは思わなんだ……)ニヘラ 照(京のこの笑顔は、いやらしいことを考えてるときの顔……!!)キュピーン 京太郎「郁乃さんもそう言ってることですし、やりましょうか!」ニヘラ 憩「…………」ジトッ 霞「…………」ジトッ 照「…………」ジトッ 京太郎「な、なんですかその目は!」 照「別に……」プイッ 憩「京太郎くん、エイちゃんに何かしたらわかっとるよねーぇ?」ニコッ 霞「さて、できるものなら見せてもらいましょうか?」ニコッ 京太郎(ぐっ、何だこの威圧感は……!) エイスリン「」トントン 京太郎「はい?」 エイスリン「ひょうはおー、ひよ?」ニコッ←ポッキーを咥えながら 京太郎(何だこの天使…………) 京太郎「」ハム エイスリン「ンッ……」 京太郎(ここは一気に攻めてエイスリンさんの唇を……)チラッ エイスリン「?」 京太郎(うぉぉ、ちっちぇえ!) 郁乃「よ~い、スタート!」 エイスリン「……」ポリッ 京太郎「……」ポリポリ エイスリン「……」チラッ 京太郎「……」チラッ エイスリン「」カァァ 京太郎(そう、これこそがポッキーゲームの醍醐味) 京太郎(超至近距離で見つめ合い、迫る!) 京太郎(そしてこのまま……!)ポリポリポリポリ!!! エイスリン「!」ビクッ 京太郎(あと二口!)ポリポリポリポリポリ!!! エイスリン「!?」 京太郎(父さん、俺、男になるよ……) ギュルルルルルルルルルル!!!!!! 京太郎(何の音だ?) [ ____\ \ { \ __> .. \ . \ }\ \ ... \ . \ \ , , /\ \ .. \ l \ \ \ヽ/⌒7 ′ ′ , | li\ / -‐/ ̄ ̄ ̄/ ̄\ \} }\ \ } ∨ / ∧ , ′ /{ }\ | \ l| \ / / / / y'⌒ヽ\人 /\ \_}/ ,/ ̄ / ∧ ∨,√| \_} \__} \ _ -‐ / -‐ / /../ / ̄ ̄ ̄\ ∨ } ′/ ∧ | ∨ l| }i-‐ // { ,.../ { \ | | | / i| | l ll| |li、 / \/l l...| | ∨ | | | ii| i| 丶 ,′ >‐- 八 ll...| |___ | l| | |l ill| | l ll| |lli ii| i| \ | -‐ {. . ト---≠ ┴ァ‐- {/ ̄ ‐- __| l| | |li ii| \ | ∨∧\{/∨ / f´}/) -=ニ | |lli illl| | l iii|\ \ | _∨∧彡クj //)-} /ヽ.  ̄} |llli illll| | l ll| |lli ll| i|. . . \_____|______/. . . /i⌒}/,〈 ´~ (/ 〉 , |lllli illlll| | l ll| ii|lli ii| ll|| i|、. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . / / \ \ `~´{_ ′ lll|い√ ̄} | ∧ l「` -=i|ll| ii| ill| /. \. . . . . . . . . . . . . . . . < ̄ ̄ _/. . . /l__//>-- \ , l| )ノ l| |,/ l i リ^i\ } /^}/}  ̄\. . . . . . . . . . . . .`ー‐‐. . . . . /,/ ̄ ̄\ト、 } \ ′リ l| |′ l | \从,/ | / \. . . . . . . . . . . . . . . . . . ./ ,/  ̄ `ー- _〉 リリ リ′ }′. | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | '′. |. | | 〈/〉-‐=ニ二ニ=-- _,,| ∧ }ニ=-  ̄ ̄ ̄ -=ニ=- _〉 〈 }  ̄「\ } 京太郎「そげぶっ!」 ギュルルルルルルルル ドンガラガッシャーン 京太郎「死ぬかと思った……頭がくらくらするぜ」 照「京が莫迦なことするから」プイッ エイスリン「タノシカッタ!」 京太郎「サイデスカ……」 夕 京太郎「一時間気絶しっぱなしかよ……」 京太郎「誰か誘って帰ろ」 京太郎「今日の掃除当番は憩さんだったよな……誘ってみるか」 京太郎「憩さんいますかー?」 憩「あれー?京太郎くんまだ残っとったん?」 京太郎「一緒に帰ろうかと思ったんで、どうっすか?」 憩「ええで、ちょっと待っててなー」 京太郎「じゃあ手伝いましょうか?」 憩「うん、そういうんやったらお願いしよかな」 京太郎「よし!ちゃっちゃと済ませちゃいましょう!」 京太郎「一緒に掃除して帰るって、なんかあのときみたいですよね」 憩「せやね、懐かしいなぁ」 京太郎「ですねー」 京太郎「前はたこ焼き食べて雀荘行きましたよね」 憩「……うん」 京太郎「…………」 憩「…………」 京太郎「俺はまた、一緒に憩さんと帰りたいです」 憩「?今一緒に帰っとるやん」 京太郎「そうじゃなくて……憩さんと清々荘に帰りたいんです」 憩「…………」 京太郎「今度は皆で帰りましょう」 憩「…………」 京太郎「ここで右でしたよね?」 憩「ぁ…………」 京太郎「それじゃあまた明日!」フリフリ 憩「……うん、また明日、な」ニコッ タッタッ 憩「…………はぁ」 憩「帰りたい、かぁ」 京太郎「暇だし、照にメールしよ」 京太郎「そろそろ炬燵も出すかー」 京太郎「あーそういやお菓子余ってんなー」 京太郎「照に手伝ってもらうか」 京太郎『一緒に菓子食わね?』 京太郎「はい、送信」ピッ < ガタッ 京太郎「?」 ヴーッ ヴーッ 照『いつ?いつのこと?ねえいつ?今?いま?今だよね?今しかないよね?今でしょ?今食べないとなんでしょ?今食べようよ、いいでしょ?今すぐ食べないと駄目だよね? あと何食べるの?プリンとか?でもシュークリームもいいよね、やっぱりプリンの方がいいかな、焼きプリンとかレアチーズムースのもいいかもねあ、コーヒーゼリーは食べられないかな』 京太郎「読みにくいよ何だよこれ……」 京太郎「いつにするかな」 京太郎『じゃあ今週末の夜でどうだ? 菓子はそんときの楽しみってことで』 京太郎「送信っと」ピッ ヴーッ ヴーッ 京太郎「前と比べてだいぶ早くなったな」 照『わかった、楽しみにしてる ポッキーゲームも』 京太郎『お前とやったって楽しくねえよ』ピッ ヴーッ ヴーッ 照『ひどい、私だってか弱い乙女なのに』 京太郎『男子高校生を5mも殴り飛ばすやつのどこがか弱いんだよ あれかなり痛かったぞ』ピッ ヴーッ ヴーッ 照『あれは京がエイスリンと仲良くしてるから 腹が立っただけ』 京太郎『いいじゃんか、エイスリンさんと仲良くしたってー』 照「…………」 照「そういうことじゃ、ない……のかな?」 【11月第4週 平日】終 【11月第4週 平日2】 京太郎「そろそろ鍋料理の季節かー」 京太郎「誰か土鍋とか持ってないのかな?」 照「はぁー」ホワホワ 照「息が白い」ホッコリ 京太郎「よっ、照!」 照「おはよう」 京太郎「見てみろよ、息が白いぜ!はぁー」ホワホワ 照「うん、はぁー」ホワホワ 照「息が白いと冬になった、って思う」 京太郎「だなー」ホワホワ 京太郎「なあ照、お前土鍋持ってるか?」 照「土鍋……ううん」 京太郎「そっか」 照「どうして?」 京太郎「んにゃ、鍋食べたいなーって」 照「昔は、家族みんなでやったよね」 京太郎「ああ、照んちでやったやつな」 照「いっつも、父さんと母さんはデザートをたけのこにするかきのこにするかでもめてたけどね」 京太郎「ほんと、楽しかったな」 照「うん、またいつかしよう」 京太郎「だな」 京太郎「鍋の話なんかしてたから腹減った……」 京太郎「今日はどこ行って食おう」 昼 京太郎「こうして何となくマイベストプレイス屋上まで来たけど……」 ヒュウー 京太郎「寒いからか人がいない……」 ガチャ 郁乃「う~寒いなぁ~」ブルブル 郁乃「あ、京太郎くんやぁ~」 京太郎「そうですよ、一緒に食べませんか?」 郁乃「うん、ええで~」 郁乃「今日もお弁当おいしいな~」 京太郎「霞さん任せじゃなくて自分でも作ればいいのに」 郁乃「居候たるもの衣食住完璧にお世話になるもんなんやで~」 京太郎「最低だよこの大人」 京太郎「……そういえば、郁乃さんはここを出たら何をするんですか?」 郁乃「私?」 京太郎「ほら、郁乃さんは照とかエイスリンさんとは違って大学行く必要も無いじゃないですか」 京太郎「それに、身体が元に戻るかわからないですし」 郁乃「う~ん……ようわからんな~」 郁乃「来年からは京太郎くんの部屋に居候したろかな~?」 京太郎「同棲生活ですか、いいですね」 郁乃「そ~そ~、同棲生活やで~……えっ?」 京太郎「若い男女が一つ屋根の下で共同生活って同棲生活じゃないですか」 郁乃「京太郎くんとどどど同棲なんて……///」 京太郎(こういうネタでいじるとわかりやすくなるよな) 京太郎「俺と郁乃さんで一緒にご飯作って食べて、風呂も交代で入って、一緒に寝て、立派な同棲生活じゃないっすか?」 郁乃「ご飯に……寝る……」 郁乃(寝るって、つまり京太郎くんと私が……) 郁乃「あぅあぅあぅ……///」プシュー 京太郎(あ、ショートした) 京太郎(卵焼き美味しそうだな)ジーッ 郁乃(私と京太郎くんが……そのままゴールインして……) 京太郎(もらっちゃおっと)ヒョイ 郁乃「///」プシュー 【夕方】 京太郎「買い物してたら随分遅くなっちまったな……っと」 霞「あら京太郎くん、今帰ったのね」 京太郎「はい、霞さんもですか?」 霞「そうなんだけど……」 京太郎「どうかしたんですか?」 霞「アパートのお湯が出ないらしくって、それで皆で銭湯に行こうと思ってね」 京太郎「それを皆に知らせようと?」 霞「そういうこと、協力してもらえるかしら?」 京太郎「了解です!」 京太郎「俺はエイスリンさんに伝えてきますね」 霞「わかったわ、よろしくね」 京太郎(にしても銭湯か……) 京太郎(混浴だったらいいなぁ) ピンポーン 京太郎「エイスリンさーん、いますかー?」 シーン 京太郎「エイスリンさん?」 シーン 京太郎(中の明かりはついてるみたいだけど……) 京太郎(まさか……誰かに襲われているのか!?) 京太郎(手足が縛られて口も塞がれているのなら物音が無いのも筋が通る) 京太郎(反抗することも許されずただ一方的に……)ゴクリ 京太郎(ってダメだダメだ!何を考えてるんだ俺は!) 京太郎(まずはこのドアを突き破る!) 京太郎「どぉりゃあああー!!」 ガチャ エイスリン「…………」ジーッ カチッ 京太郎(すげー集中してるみたいだな) <ロン 京太郎(あ、和了られた) エイスリン「」ジワァ エイスリン「……」ゴシゴシ カチッ 京太郎(配牌一向聴か、頑張れ!) エイスリン「……」パァァ 京太郎(三巡目で聴牌って早いな) <ロン エイスリン「!」パァァ 京太郎(綺麗に捲って嬉しそうだな) 京太郎「あのー、エイスリンさん?」 エイスリン「」ビクッ エイスリン「キョウタロー……ドウシテ?」ビクビク 京太郎「えっとですね、実は……」 エイスリン「セントウ?」 京太郎「お風呂ですよ、皆で入るんです」 エイスリン「キョウタローモ?」 京太郎「俺は男なので別ですよ」 エイスリン「ソウ……」 京太郎「とにかく、さっさと行きましょうか。みんな集まってますよ」 エイスリン「ウン!」 京太郎「お待たせしましたー!」 エイスリン「」トテトテ 霞「皆来たわね」 華菜「それでどこの銭湯に行くんだ?」 照「……ねえ、あれ誰だっけ?」ヒソヒソ 郁乃「私も知らんな~」ヒソヒソ 華菜「お前ら!丸聞こえだからな!」 霞「近くの銭湯は……こっちだったはずよ、前にお父様に連れて行ってもらったことがあるから」 照「皆でお風呂……」 郁乃「はよコーヒー牛乳飲みたいな~」
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【控室】 京太郎「大会控室に直接集合ってことにしてあるけど、咲のやつは来れるのか?」 京太郎「……いかん、無性に心配になってきた」 京太郎「早く誰か来いよな……」 淡「わったしっがいっちば~ん♪」 京太郎「淡は二番目だな」フフン 淡「集合時間の15分前に着いちゃったから一番乗りだって思ったのに……」 京太郎「はっはっは!することが特になくて一時間前に着いたぜ!」 淡「ぐぬぬ……次は負けないんだからね!」 京太郎「次っつっても……来年?」 淡「来年?……うーん、それじゃ遠すぎるな……」 淡「じゃあ今度私ときょうたろーでデートして、待ち合わせに早く来た方の勝ち!」 京太郎「はぁ?なんで俺がお前みたいなのとデートしなきゃなんだよ」 淡「そりゃ……きょうたろーと遊びに行きたいからに決まってるじゃん」 京太郎「でもデートって言ったら恋人同士がするもんじゃね?」 淡「そうだけど、さ……」 京太郎「遊びに行くってんなら…… 229」 京太郎「負けた方は昼飯奢りな」 淡「ぜーったいに勝つんだもんね!」 京太郎「んじゃ、いつごろ行く?」 淡「年明けとかかな?コミュニケーション力満点の高校100年生の大星淡ちゃんの予定はびっしりなのだー!」 京太郎「なん……だと……」 淡「あっるぇー?きょうたろーくんは予定なんかなくて暇なのかなー?」 京太郎「ち、違わい!」 淡「はーいまた勝ったー!」 京太郎「負けてなんぞないわ!」 淡「きょうたろーの交友なんてたかが知れてるもんねー」 京太郎「バカにしすぎだー!」ワキワキ 淡「きょ、きょうたろー!くすぐったいよー」 京太郎「俺をバカにした罰だ!存分に思い知れー!」ワキワキ 淡「あひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!」 咲(やっぱり、京ちゃんと淡ちゃんは兄妹なのかな?)ジーッ 咲「これでみんな揃ったかな?」 京太郎「いや、咏がまだだ」 淡「咏ならさっき見たけど?」 京太郎「この会場の中でか?」 淡「うん、そうだったと思う」 穏乃「それなら私も見た気がする、大人の人と一緒にいたよーな……いないよーな?」 春「二人とも和服だったから見つけやすいと思う」 京太郎「おっけ、じゃあ探してくるわ」 咲「だったら私も手伝うよ」 京太郎「迷子ちゃんが何言ってんだよ」 咲「ここまで来れたよ!迷子じゃないよ!」 京太郎「まぐれだよまぐれ、んじゃーな」 ガチャ バタム 咲「もう、京ちゃんもあんな言い方しなくていいよね」プンスカ 淡「え、あー……」 穏乃「そうだねー……」 春「…………」ポリポリ 咲(露骨に目を逸らされてる……) 京太郎(あいつは基本携帯持ち歩かないから、電話は通じないとして……) 京太郎(和服の大人と一緒か……) 京太郎(和服で二人ってことは親御さんが見に来てるってことか?) 京太郎(でも、まだ控室に来てないってことは長話とかをしてるってことだよな) 京太郎(二人でゆっくり話せる場所っつったら……) 咏「―――――すれば、帰っていいんだろ?」 京太郎(休憩室くらいしかわかんなかったけど、正解だったみたいだな) 「ああ――――――」 京太郎(何話してんだ?) 京太郎(良く聞こえないし、近寄ってみようかな……) 京太郎(近くで聞こう)スススッ ガタッ 京太郎「やべっ!」 京太郎(なんで躓いてんの俺!?) 「誰だ?」 咏(今の声は……) 京太郎「あはは……すみません」 「お前は、須賀京太郎か」 京太郎「はい、そちらは……咏のお姉さん、でしょうか?」 「くくっ、初対面の人妻を口説こうとは、私は咏の母親だよ」 京太郎「ええっ!?」 京太郎(霞さんより若く見えるんだけど……) 京太郎「お、お会いできて光栄です」 三尋木母「ああ、こちらこそ、だがどうして須賀くんがここにいるんだ?」 京太郎「とりあえず、咏を連れて行ってもいいっすか?もうすぐ試合なんで早く行かないとまずいんすよ」 三尋木母「大概の話は済んだしな、行ってこい」 咏「……ほら行こうぜ、京太郎」 京太郎「おう!」 三尋木母「須賀くんは、まだ試合じゃないだろ?」 京太郎「そうですけど、何か?」 三尋木母「少し話があるんだ、いいだろう、咏?」 咏「……好きにしろよ」 三尋木母「私たちの話が気になるんだな?」 京太郎「そりゃ、気になりますよ」 三尋木母「……あいつには、うちの会社を継いでほしいんだ」 三尋木母「そのために今は会社の手伝いをさせてんだけど、嫌らしくってな」 三尋木母「最近はあんま口も利かなくなって、そしたらあいつから―――」 咏『今度の大会で優勝したら、大阪に帰ってもいいだろ?』 三尋木母「―――って言ってきてよ」 三尋木母「『帰る』って聞いたとき、あいつにとっての家はうちじゃないんだって考えちまって、寂しくなったんだ」 三尋木母「後で苦労するよりは、今の内から苦労しておいた方が楽だと思うんだ」 三尋木母「君は、どちらがいいと思う?」 京太郎「なぜ俺にそんなことを聞くんですか?」 三尋木母「あいつは君のことが大事みたいだからな、羨ましいくらいだよ」 京太郎「そうなんっすかね?」 三尋木母「大阪に戻ってのびのびさせるか、神奈川で将来に目を向けさせるか」 三尋木母「君の意見を教えてほしい」 京太郎「どっちか、って綺麗には答えられないですけど」 京太郎「高校を卒業するまでここにいさせる、とか、大阪に会社の支社とかがあるんならそこで勉強させればいいんじゃないんすかね?」 京太郎「咏がしたいようにさせた方が、あいつのためになるような気がするんですよ」 京太郎「……なんで、俺は優勝するために頑張ります」 三尋木母「成程、そういう案があったか」 三尋木母「とは言うが、あいつの決めたルールなのだから、今更無しになりましたーと言っても納得してくれないだろうな」 三尋木母「どうしたものか……」 <マモナクダイイチシアイガハジマリマス、カクセンシュハタイキョクシツヘシュウゴウヲオネガイシマス 京太郎「あのーそろそろ失礼してもいいですか?」 三尋木母「ああ、娘をよろしく頼む」 京太郎「任せてください!」 恒子「遂に来た!高校生とプロによる最終決戦!」 恒子「プロ・アマ交流戦の開始だーっ!」 えり「福与アナ、喧しいです」 恒子「今大会四試合の実況は、局のいろんな事情を飛び越えて、私、福与恒子と!」 えり「針生えりがお送りいたします」 恒子「もーつれないですよ針生アナー」 えり「貴女はもう少し真面目にしてください、それでは各チーム先鋒の選手の紹介です」 えり「一年生Bチーム先鋒は、今年のインターハイ団体戦優勝校、三箇牧高校で中堅を務めました、三尋木咏選手」 えり「続いて、二年生Aチームの先鋒は、インターハイ団体戦三位の阿知賀女子から、松実玄選手」 えり「三年生Aチームの先鋒は、北大阪地区予選二位の千里山女子から、江口セーラ選手」 恒子「そしてェ……プロ選抜チームの先鋒はァ!」 恒子「静寂の妖精、野依理沙だァァァァァァ!」 ワァァァァァ! グロチャーダァ゙ァ゙ァ゙ァ゙! セーラ「リーチや!」 咏「私も、リーッチ!」 理沙「……ツモ」 咏(河にも、野依プロの手牌にもドラは無しかぃ) セーラ(阿知賀の松実、話には聞いとったけど、ホンマドラ集まらんなぁ) 玄(東発から親被りだぁ……) 咏「ロン!16000!」 セーラ「しゃあ……ないな」 理沙「…………」 理沙「ロン、24000」 玄「はい……」シュン セーラ(流石プロ雀士、おもろいとか言ってる場合やないな……) 先鋒戦終了 プロ 157100 一年 116600 二年 66400 三年 59900 咏「あっぶなかったー」 咲「お疲れ様、咏ちゃん」 咏「プロ強すぎんだろ、おかしすぎるっつーの」 京太郎「そのプロ相手に+収支で帰って来たんだ、よくやったぞ咏」 咏「あんがとねぃ~」 春「きょうたろう、次、私の番」 京太郎「おう、春も頑張れよ!」ナデナデ 春「うん」ポリポリ 春(咏みたいに、私も撫でてほしい) 春(きょうたろうのために頑張る)ギュッ 春「…………」 久(悪待ち……ってわけにはいかないわよね) 久(相手は古参の男子トッププロに、一度打ったことのある滝見さん) 久(最初は様子見と行きましょうか) 秋一郎「…………」 秋一郎(滝見選手から聴牌気配) 秋一郎(……ふむ) 春「リーチ」 久(滝見さんがリーチ、ここはオリね) 姫子(ちょうど大沼プロが捨てとってよかったばい)トン 春「ロン、12000」 姫子「なっ……」 次鋒戦終了 プロ 175800 一年 124000 三年 60700 二年 39400 春(+で終わった)ホッ 春(きょうたろうに褒めてもらえるかな) 春(頭、撫でてもらえるかな) 春「…………」 淡「タキミンお帰りー!」 京太郎「お疲れ様、春」 春「ん」コクッ 春「…………」 京太郎「?」 春「…………」モゾモゾ 京太郎(対局終わったのに、黒糖食べてないよな?) 京太郎「春?」 春「なに?」 京太郎「黒糖、食べないのか?」 春「…………食べる」ムスッ 京太郎「?」 京太郎(表情が読めないからよくわかんないんだよなー) 恒子「んー、プロが圧倒っていうのは予想してたけど、まさかここまでとはねー」 えり「選手に失礼ですよ、一年生チームが食いついているので、頑張ってほしいですね」 恒子「はいはーい、それじゃあ選手紹介でーす」 恒子「現在ラスの二年生Aチームからは!愛宕の血を引くサラブレッド!愛宕姉妹の美人な妹!愛宕絹恵ー!」 恒子「三年生Aチームからは、はたまた愛宕の血を引く名門姫松のエース!愛宕姉妹の残念な姉!愛宕洋榎ー!」 えり「二位の一年生Bチームからは、国麻の覇者、須賀京太郎君です」 恒子「そっしてそして!大変大人げないプロチームの副将は!我らがアイドル!永遠の十七歳、瑞原はやりだー!」 はやり「久しぶりだね、須賀くんっ☆」 洋榎「遅いでーきょうたろー」 絹恵「こんにちはー」 京太郎「はやりさんと絹恵さんですか、楽しい試合になりそうっすね!」 はやり(久しぶりの男の子……ぐへへ」ダラーッ 絹恵「心の声漏れてますよ」 京太郎(あかん、大きなおっぱいが四つも……ぶふぉっ) 洋榎「ちょいちょいちょい待ちぃーや!」 洋榎「なんでウチのことスルーしてんねん!」 京太郎「あ、洋榎さんいたんすか」 洋榎「おったで、一番乗りやったで!」 京太郎( ´_ゝ`)フーン 洋榎「絹ぅー、京太郎のウチの扱いが雑ぅー」ウェーン 絹恵「お姉ちゃんは可愛くて麻雀上手くておもろいから大丈夫やでー」ナデナデ 洋榎「絹ぅー」ウズウズ 京太郎(う、羨ましい……っ!) 副将戦開始 洋榎 60700 はやり 175800 京太郎 124000 絹恵 39400 京太郎(咏がこっちに戻ってくるためには、ここで勝ち残って次へつなげなきゃならない) 京太郎(後ろに咲がいるから安心できるけど、俺だって男だ) 京太郎(やれるとこまで、やってやる) はやり(さてさて、ここははやりの早和了りでぱぱっと終わらせちゃおうかなー) はやり(……ん?) はやり(配牌三向聴、ツモもあまりよくないみたい) はやり(ここは自力より、他力本願かなっ!) はやり「ポン!」タンッ! 京太郎「―――ロン」 京太郎「16000」 はやり(あ……これって、京太郎くんのスジ……) はやり(なんでこんなこと、見落としたの?) 東二局 洋榎 60700 親 はやり 159800 京太郎 140000 絹恵 39400 はやり(おかしいなぁ、今回も全然だ……)トン 絹恵「ロン、3900です」 はやり「ぇあ……」 洋榎(守りの堅さと和了速度が得意やっちゅうのに、今日は調子悪いみたいやな……) 東三局 洋榎 60700 はやり 155900 親 京太郎 140000 絹恵 43300 はやり(今度は配牌二向聴だけど、ここは……) 京太郎「カン」 はやり(自風牌の明槓、それも槓ドラモロ乗り) はやり(どんな豪運なんだろ……) 京太郎「もいっかい、カン」 はやり(いつもみたいな引きじゃないけど、でも小鍛治プロみたいに支配されてる感じはしない) はやり(何かな、この感触……) 京太郎「ロン、24000」 はやり「あ…れ……」 東三局一本場 洋榎 60700 はやり 131900 親 京太郎 164000 絹恵 43300 京太郎「ツモ、1100オール」 洋榎(ここまで来てプロに逆転とは、流石やな) 洋榎(せやけど、ウチも負けてられへん) 洋榎(こっからや、こっからが勝負や!) 東三局二本場 洋榎 59600 はやり 130800 親 京太郎 167300 絹恵 42200 京太郎(まだ……まだだ) 京太郎(決勝戦に繋がるような和了を、点差をつける!) 京太郎(だからまだ、俺は和了り続ける) 京太郎「ツモ、2200オール」 東三局三本場 洋榎 57400 はやり 128600 親 京太郎 173900 絹恵 40000 はやり「ロン、5200は6100ですっ☆」 はやり(こんなところで年下の男の子に負けてたら小鍛治プロや理沙ちゃん、晴絵ちゃんに顔向けできないもんね) はやり(私の方がずっとお姉さんだってこと、優しく教えてあげるんだから) 東四局 洋榎 57400 はやり 134700 京太郎 167800 親 絹恵 40000 同コンマのため、流局 京太郎(今回はどうやら全員テンパイか……) 京太郎(変に競り合って放銃するよか、安全に流局まで待つべき、かな) 京太郎(折り返し地点だ、頑張っていくぞ) 東四局一本場 洋榎 57400 はやり 134700 京太郎 167800 親 絹恵 40000 絹恵(――――流局) 絹恵(流局の後は、場の流れが無くなる感じがするんや) 絹恵(誰かが和了り続けてても、流局の後は、なんか止まった感じがする) 絹恵(せやから、私はその隙を突く) 絹恵(ようわからん感覚やけどな) 絹恵「ツモ―――800オール」 東四局二本場 洋榎 56600 はやり 133900 京太郎 167000 親 絹恵 42400 京太郎(純全三色一盃口ドラ1) 京太郎(一応満貫手聴牌したけど……) はやり「カン」 京太郎(……えっ) 京太郎(暗槓……槓ドラ……) はやり「……」トン 京太郎(えっ……) 京太郎「ロ、ロン……です」 京太郎「16000の二本場なんで、16600……です」 はやり「…………」 はやり「…………」 はやり「えっ」 南一局 親 洋榎 56600 はやり 117300 京太郎 183600 絹恵 42400 洋榎(――――ここまでで、ウチと二位までの差は7万と7300点) 洋榎(この親番で役満二回和了れば話は楽なんやけど) 洋榎(……ちぃとキツめにいくで……) 【灼熱の矛】が発動されました! この局の間【金色放つ海】【迫り来る怒涛の火力】【極寒の盾】【潮流旋風】【星流し】が無効となります 洋榎(ウチはいつも通り上手く、自由に打つだけや) 洋榎(絹とは違うて、ウチは流れに乗って攻める!) 洋榎(そんでェ――――) 洋榎「――ツモ!6000オールや!」 南一局一本場 親 洋榎 74600 はやり 111300 京太郎 177600 絹恵 36400 洋榎(親跳ツモで満足できるほど、余裕あるわけやないんや) 洋榎(まだまだ、ウチの独擅場や) 【灼熱の矛】が発動されました! この局の間【金色放つ海】【迫り来る怒涛の火力】【極寒の盾】【潮流旋風】【星流し】が無効となります 洋榎「連荘リーッチ!」 洋榎「このまま八連荘まで行ってまうでー」 絹恵(お姉ちゃんのこの感じ……) 絹恵(ここは……) 絹恵「ポン」 絹恵(流局まで持ってけるとええんやけど) 洋榎「もー一発消さんといてぇーな」 京太郎「それ、ポンです」 同コンマのため、流局 南一局二本場 親 洋榎 74600 はやり 111300 京太郎 177600 絹恵 36400 はやり(……また、暗槓) はやり(さっきみたいなことになるのはやだけど、それでも符があるだけで点数はちゃんと変わるし) はやり(ここは、はやりの運を信じるしかないよね) はやり「カン」 はやり「―――リンシャンツモ、2000・4000の二本付ですっ☆」 南二局 洋榎 70400 親 はやり 119900 京太郎 175400 絹恵 34200 絹恵(これ以上、みんなの点を取られるわけにはいかないで!) 絹恵(私も、お姉ちゃんみたいに) 絹恵「カン」 絹恵(もっと強くなるんや) 絹恵「――ロン、3200」 南三局 洋榎 70400 はやり 119900 親 京太郎 172200 絹恵 37400 京太郎(いや、あのさぁ) 京太郎(決勝に向けて勢いつけようとか確かに言ったよ?言ったけどさ) 京太郎(清一平和二盃口) 京太郎(また倍満ってどういうことだよ……) 洋榎「逆転先制リーチや!」 京太郎「あ……ロンです」 京太郎「24000、です」 南三局一本場 洋榎 46400 はやり 119900 親 京太郎 196200 絹恵 37400 洋榎(プロが好き放題されとるってどういうことやねん、京太郎は) 洋榎(普通やったら男子の競技レベルはもっと低いはずやったのに) 洋榎(……負けてられへん) 洋榎「ロン、3900は4200や!」 洋榎「ようやく、オーラスやな」 オーラス 洋榎 50600 はやり 119900 京太郎 192000 親 絹恵 37400 京太郎(オーラス……ここまで来れば咲なら負けないだろ) 京太郎(ここで逃げてあいつに繋ぐ) 京太郎(気合入れていくか!) 【金色放つ海】のブースト効果を発動しました! 京太郎「リーチ」 洋榎「そないに稼いで、オーラスでリーチってどういうことやねん」 絹恵「まあまあお姉ちゃん、落ち着いて」 はやり(……ノミ手) はやり(……控室に戻るの嫌だな……) 洋榎「ま、京太郎には和了らせないんやけどな!」トン はやり(ドラでもいいから……)トン 京太郎「……あ」 京太郎「ツモ、リーチ清一一通」 京太郎「4000・8000で……っす」 副将戦終了 一年 208000 (+84000) プロ 115900 (-59900) 三年 46600 (-14100) 二年 29400 (-10000) 恒子「副将戦、決着ー!」 恒子「蓋を開けてみれば結果は歴然!全国一位の須賀選手のリードで、一年生Bチームが圧倒的独走状態!」 恒子「瑞原プロから約6万点を奪い、頂点へと登り詰めたー!」 恒子「あの華麗な指裁きによって三人もの少女を蹂躙!手籠めにしました!」 えり「福与アナ、言い方がいやらしいです」 えり「……あと、瑞原プロは少女というべきではないような」 恒子「さあ!大将戦が始まるまでの間、視聴者から送られたメールをお読みしまーす」 恒子「P.N.永遠の18歳さんから!」 『えりちゃん、あとで大道具の倉庫に来てねっ☆』 えり「これの送り主瑞原プロですよね!?」 恒子「大将戦はCMのあと!ちびっこの諸君はおトイレ行ってくるんだぞー!」 えり「はしたないですって!」 咲(京ちゃんが稼いでくれた点、守りきるよ!) 照「……咲が二番目、ね」 咲「お姉ちゃん……」 照「悪いけど、咲、この試合は私が勝つ」 照「これが私の、最後の戦い」 憩「ウチも負けるわけにはいかないんですーぅ」 憩「今日は、咲ちゃんも照ちゃんもよろしくなー」 咲「はい、よろしくお願いします」 照「……よろしく」 照「そして、あと一人は……」 健夜「お待たせしたかな?」 健夜「それじゃ、始めよっか」 . .-――-. . . . ´ .` . / ヽ . . / / l ヽ ヽ . / / / / l l l . ′ . . . ′/ | ハ ト、 ヘ i l |. | 1 | .|{ ‘. ヽ\_ ; | | | | | | |-―.lハ{\ fヾ\` i l |l | | | | | |{ ヽ \ { \ \ | 八 | | | レ _ 、 `r==ミx } ∧ . 八 ヽ | r㌃⌒` ムイ } ヽ / \ヾ ,,,,,,,, , '''''''' | ノ \ / 八 ハ .... 、 「 ヽ > / / >-、 ( ノ イ l l ヾ \ -=≦ / ゝ ー ' < l ∧ |` ー---` ∠ イ ∧ ト、 ≧=r-- 1 /レ' .V / \ { ヾr‐ァ' トヘ/ 荒川 憩 29400 ........ ....... .... ... / 丶 / ヽ / . / / ;イ l ! . '――‐y' / l ! !\ ! l ! l / ̄Ⅵ\ 厂 ̄\l / ! | | / ニニ \_,イニニニ ∨ / ! | | ! | | | | l / | ∨》 l 乂ソ 乂_ン ル’⌒) | / / / | / ..... ⊂ニニ⊃ _ .イ | 厶_/| / うフラT Tフ叮[ /l | l/ヽィ'゙ ̄イ゙ ゙̄/゙ ̄ ̄_厂`ミ /l/l/. √{`ヽ,乂__厶彡 ̄/ `Y 宮永 照 46600 _____ ... ´ ` .. / 、 / \ 丶 / \ \ . ′ |. .| ヽー'⌒ | i i l i l\ | | | | ∧ | . l .i l⌒ヽ. .| | | |匕Ⅵ /ト、 /从 | | | 八 .i | { V ノ ∨ ,ィ | | . ヽ 从 _ ≠⌒ Ⅵ /} \ {⌒\ .{ r==ミ , Y 乂 \r' uノ 丶、 _ー‐、 r‐ ー' フ / _ヘr─ァ、ー ┬ 、 ≦-─、 宮永 咲 208000 ,. -────- / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . `丶 / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .\ / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ヽ / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ./ . . . . . . . . . . . . . . . . . / . . . . . . . / . . . . . . . . . ,イ } . . . . . . . . . . . . . . . . ′ i . . ./| . . ./{ハ ./ | . /\ . ./ハ . . | . . . . .i i . . . . | . / l . ./ ∨ レ' ∨ }Ⅵ . . . . .| | . |. . . .Ⅳ V | . . . . .| | . |. . . .| ___,. 、____ | . . . . .| | . |. . . .| ´ ` | . . . . .| | . |. . . .| ,斗ぅ芋ミ 斗ぅ芋ミ | . . . . .| | . |. . . .| {. 乂辷ソ 乂辷ソ .} | . . . . .| | . |. . . .|ハ ハ| . . . . .| | . |. . . .lヽ{ ' }ノ| . . . . .| | . |. . . .| .人 __ 人 | . . .| | | . |. . . .l | . | ...  ̄ ̄ イ l . | . . .| | |八 . . .ト、| . | . .r‐}` ー--‐ {‐ァ | .| | . . .| | \l _ |-‐'{厂 ア}ー- . _ | . 八| _ ,. < | | ノ/=ー-、 〈 | | 〉 ∧ ヽ / ∧ 小鍛治 健夜 115900 大将戦開始 東一局 親 憩 29400 照 46600 咲 208000 健夜 115900 健夜(ここまで点差つけられてると、またこーこちゃんにプロの威厳がーとかアラフォーがーとか言われそうだよね……アラサーだけど) 健夜(……はぁ) \\// Y=ニニニニニニニニ∨ ∧ニニニニニ/⌒丶/ ./ { }ニ}ー-、 / {}} 厂 ̄ ̄ ̄⌒ヽ__=ニ∨/ }ニニニニニニ厂 ̄ 〈 }==ニニ/⌒7 ー=彡 }.//}______厂 ̄} {}} / O ,ィ彡'´ニ∨/ .ノ==ニニニ/ }ニ Y } }==厂 ,. -────- /ニニニ}__/ {}}ニニニニニニ⌒ヽ___ー=彡'"´ニニニニ/ 人ニ{ ノ/⌒´ / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . `丶/ ⌒ヽ {}}ニニニニニニマー'=ニニニニニ/ / ヽ=ニニニニヽ / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .\/⌒⌒ヽ 〉ー=彡⌒´ニニニニニニ/ / ノ===ニニニ/ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ヽ  ̄`ヽ {ニニニニニニニニ==ニニ\ / ⌒ヽニニニニ/ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ./ . . . . . . . . . . . . . . . . . \ \ニニニニニニ=ニニニ/ ′ }=ニニ/ . . . . . . . / . . . . . . . . . ,イ } . . . . . . . . . . . . . . . . } Y⌒ ̄ ̄`ヽニニ/\ γ⌒ヽ__rく==ニ′ i . . ./| . . ./{ハ ./ | . /\ . ./ハ . . | . . . . .i } } }ニ/ー- ⌒7 ̄} /{. i . . . . | . / l . ./ ∨ レ' ∨ }Ⅵ . . . . .| Y / /ニニニニニ/⌒ / / } 〃| . |. . . .Ⅳ V | . . . . .| / ̄ ̄⌒) / /ニニニニニ} ⌒)/ {{ | . |. . . .| ___,. 、____ | . . . . .|____/,ィ彡'´ Y⌒ヽ/ /==ニニニー=彡 ヽ_ _ O | . |. . . .| ´ ` | . . . . .| ニ/ / / /==ニニニニニニニ\ >`¨´ | . |. . . .| ,斗ぅ芋ミ 斗ぅ芋ミ | . . . . .| {__/ ./⌒ヽ /ニニニニニニニニニニニ厂⌒ヽ/\} ,ィ彡'⌒ | . |. . . .| {. 乂辷ソ 乂辷ソ .} | . . . . .| / /==ニニニ\/ / ̄ ̄ ̄ ニニニ/⌒) \/ 〃 | . |. . . .|ハ ハ| . . . . .| ./ /ニニニニニニニ〉 /=ニ/ _}ヽ ー=彡'´ | . |. . . .lヽ{ ' }ノ| . . . . .| | __/===ニニニニ/⌒\// __) } | . |. . . .| .人 __ 人 | . . .| | | |=====ニニニ/O Y / / \/ ___________}\ | . |. . . .l | . | ...  ̄ ̄ イ l . | . . .| | | |===ニニニ/ `¨´ /|/ニニニ〉 Y {ニニニニニニニニY.|八 . . .ト、| . | . .r‐}` ー--‐ {‐ァ | .| | . . .| | ∨ニニニニ/ / |\===/ | 〉ニニニニニニニニ \l _ |-‐'{厂 ア}ー- . _ | . 八|===ニニ/ / ヽ___/ \/ / /====ニニニニニ_ ,. < | | ノ/=ー-、ニニ〈 〃 /ニニニニニニニニニニ `¨´ ̄ ̄`ヽ====ニニニニニ〈 | | 〉/\_// {ニニニニニニニニニニニ⌒ヽ ー───ニニニニニニニニニ∧ ヽ / ∧ { {____/ニニニニニニニニニニニ 咲「うっ……」 咲(何……これ……凄い力) 咲(これがプロの力……) 咲(……私には、京ちゃんが付いてる) 咲(恐いけど、頑張るよ) 憩(小鍛治プロに、照ちゃんに、咲ちゃん) 憩(三人相手にこの点差はきっついなぁ……) 憩(東場から、捲りにいこか) 憩の【孔穿つ閃光】発動! 憩「リーチ!」 照(憩のリーチ……) 照(憩の力の発動条件は、おそらくリーチ) 照(そして、憩は必ずその手牌から予想される翻数よりも高い手で和了る) 照(単純な高目のほかにも、一発や裏ドラ、槓ドラ、海底や河底、嶺上) 照(運が絡む役を絡めて和了る) 照(ただ単純な強運、そして―――)トン 憩「ロン、24000ですーぅ」 照(その後にもたらす、影響だ) 照「…………」 照(今のは計算内、だから大丈夫) 【孔穿つ閃光】により 照の聴牌判定、和了判定、翻数判定が下がりました 【照魔鏡】が無効化されました 東一局一本場 親 憩 53400 照 22600 咲 208000 健夜 115900 健夜(荒川さんから宮永さんへのロン) 健夜(……まあ) 健夜(この点差だし、これで和了ってもいいんだよね) 憩(連荘に向けての第一打!)トン 健夜「ロン」 健夜「人和は大会ルールに無いから、三暗刻東北で8300」 憩「人……和……」 健夜「さあ、続けましょうか」 東二局 憩 45400 親 照 22600 咲 208000 健夜 123900 憩(なんや、今の和了) 憩(単なる偶然とは思えない……あんなんに勝てるんやろか……) 咲「カン」 咲「もいっこ、カン」 咲「嶺上ツモ、8000の責任払い、だね」 憩(咲ちゃんも大概やけどな……) 憩(この勝負、ウチが勝てるんやろか……) 東三局 憩 45400 照 14600 親 咲 216000 健夜 123900 照(交流戦……学年選抜同士の戦い) 照(これが私の、私たちの最後の戦い) 照(それなのに……) 照(だと、いうのに……) 咲「カン」 咲「もいっこ、カン」 咲「もいっこ、カン」 咲「――――嶺上ツモ、12000」 照(なぜ、私は何もできていないんだ) 東三局一本場 憩 45100 (+15700) 照 2600 (-44000) 親 咲 228000 (+20000) 健夜 124200 (+8300) ――大将戦前 京太郎「八万四千点ってなんつーバカヅキだよ……」 京太郎「瑞原プロ少し涙目だったし……」 京太郎「ま、決勝進出は安泰だな」 咲「あっ、京ちゃんお疲れー」 京太郎「おう、早いな」 咲「京ちゃん凄かったよ!私も頑張るから!」 京太郎「ああ、頼んだぞ、大将さん」ポン 咲「うん!じゃあね!」 咲(京ちゃんの打ち方、久しぶりだったな) 咲(……苦しそうで、必死そうで) 咲(まるで、何かに追われているような打ち方だったけど) 咲(でも、余裕があるようにも見えた) 咲(私も、まだまだ行くよ!) 咲「カン!」 咲「―――ツモ!」 咲「嶺上ツモ、責任払いで24000です」 東三局二本場 憩 21100 照 2600 親 咲 252000 健夜 124200 憩(一位と23万点差て、どんな冗談や、ほんま) 憩(せめて、収支だけでも他の二人には勝ちたいなぁ) 憩(……いかせてもらおか) 憩の【孔穿つ閃光】発動! 憩(テンパイ……やけど) 憩(リーチしても高くならなさそうやな) 憩(……ここは、ええか) 憩(照ちゃん、公式戦の調子悪いなぁ) 憩(インハイのときもいまいちみたいやったし、大丈夫やとええんやけど……) 憩(……あ) 憩「……ツモのみ、500・700」 東四局 憩 22800 照 2100 咲 245000 親 健夜 123700 照『これが私の、最後の戦い』 咲(……お姉ちゃんたちにとっては、最後の大会だったんだよね) 咲(だからって、手加減はしないし、したら失礼だよ) 咲(それが、私がお姉ちゃんから教わったこと) 咲(だから、私は――) 咲(お姉ちゃんを、全力で―――!) 三三三三ニ≠三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三=\三三三ニ≠三三三三三三三_,.-、 f=|´|三三三三三三三三ニf!三三三r‐‐ュ、三三ニ≠/三三三三ニ_,..-'´ | | |_,.! | { / ィ ヘ \三三/|//三三三r‐'´ _,..-! | `¨ __,..--レ' ̄~7 \ ヽヽ (='==! ̄!=\/三r-、/ヘfー‐、 | _,..-'´ | | j | |; / __,ヽ ノ! } } ==キ fニニ、ハニニフ rュ、) f! !_fl レ'´ _,..' | |__j--7 /、 { f´ !.ヽ`¨ro' =r==、 r、_ィ=ニハニァ=f |=ノ===、¨ __,.-‐'´ | | ゝ≠}. . i!ト、ゝ、'⌒V__ノ =、=キ=、| i! /ニハニ / ,. r、_) v く /_ _,.. ' |ヽⅥj.. i!l. .. i! . !( ( =ゝノレ'=| iK三ニヽニゝ'^|_|__,ィ ヘ、__ァ ! ,.. '! ! Ⅵ|.. !|. . i!_.jゝ‐、 ノ r、 |`¨rュネ| f!ヽ三ニニi 、___コ`ヽ=、 Ⅶ| レ' | i !.. ..Ⅵ_j レ'リ´ | ムノ/ |/ ∨ |__,=、__j__j=='三ニ三ヽ=テ= {‐‐' Vj ト. .、 ! i.. ...Ⅵ斗≠リ㌣!. /卞、≧j ∧三三ニr、ヽ三! {ゝ' } Ⅵ !、..、 、 ハ ! .. !| フセイ _ ソハ 心 | ∧三三三ハ三 、__ノ_ノ Ⅵ、 ト、 \、 、 | レ' i! i、ゝ'_ノ | ソ. | / |三三三|ハ三ニ` ̄=、r=、 Ⅵ\ ',.. ... \ 、 ゝ、 ` ノノ // , / /三三=|ⅵハ三三} / .| / .ヽゝ'\ \. \`ヽ `¨ ¨ / | /三三三| リ三三|_/ |_/ 、丶、 ヽ‥'`ー ヽ .レ'三=ト三リ三ハr=、 r=、、 \\ゝ 、 ' ` /三≠V∨/三!、ゝ' ゝ'\`ヽ \ .  ̄` , ∧三≠ |/Ⅵl \三三∧ ., ' ` / /ノ 憩(ここまでの、咲ちゃんのロン和了は全部、大明槓からの嶺上ツモの責任払い) 憩(最も楽な避け方は、生牌を極力捨てないこと) 憩(せやから……) 照(小鍛治プロの手の内が読めない以上、下手に大物手を作って撃たれるのはまずい) 照(かといってノミ手で逃げ続けるのも……)トン 咲「カン」 照(……三萬を暗槓、一筒をツモ切り) 咲「……」トン 照(河の様子からして……まだ三巡目) 照(…………) 照(……ここは、九筒でも)トン 照(……あ) 照(これ、生牌じゃ……) 咲「カン」 咲「―――ツモ」 咲「一翻八十符で2600」 照(一萬以外全ての萬子でのロン和を捨てての嶺上ツモ) 照(……これが、咲の力) 恒子「決ィィまったァァァアアア!」 恒子「プロ・アマ交流戦第一試合、プロチームを抑え、一位で決勝進出を果たしたのは!」 恒子「一年生Bチームだァァァァァ!」 えり「小鍛治プロが一度しか和了らなかったのが気になりますが、一年生チームの後半の追い上げは見事でしたね」 恒子「んじゃーヒーロインタビュー行きましょうか!」 えり「その制度、決勝戦しかありませんよ」 大将戦終了 咲 247600 (+39600) 健夜 123700 (+7800) 憩 22800 (-6600) 照 -500 (-47100) ワァァァァァァァァ 京太郎「なんつーか、あっさり勝っちまったな」 淡「私が咏の代わりに入ったらもっとあっさりだったねー」 咏「んだとー!淡じゃ私にゃかてねーよ!」 淡「咏みたいなちっこいのには負けないもんねー」 咏「体格は関係ねーだろー!」 咲「あはは、賑やかだね、二人とも」 穏乃「お帰りー、宮永さん」 咲「ただいまー」 春「黒糖、いる?」 京太郎「さっき十粒くらい食べたんだけど……」 春「もっと食べて」 京太郎「……はい」ポリポリ 咏「京太郎、この後はどうすんだ?」 京太郎「んー……」ポリポリ 京太郎「まずはオーダー決めだな」 京太郎「次の試合のオーダーは―――」 京太郎「先鋒!咏!」 咏「へいへーい」 京太郎「次鋒は……淡!」 淡「りょーかい!」 京太郎「副将と大将は変わらず、俺と咲で行く」 京太郎「次は守りじゃなくて攻めを重視して行こうと思う、だから次鋒には淡を起用してみた」 京太郎「春と穏乃は応援頼むぜ」 穏乃「私も打ちたかったけど……みんな頑張ってね!」 春「……わかった」 京太郎「んじゃ、オーダー発表終わったから各自解散、試合前にここ集合だ!」 咲「京ちゃんはこの後どうするの?」 京太郎「俺は……ちょっと疲れたからここで休んでるわ」 京太郎(昨日からずっと麻雀打ってるし、今朝はそれに加えて戦闘までしてきたからなぁ……) 咲「ふーん……私はどうしよっかなー」 春「…………」ポリポリ 淡「まったくもって、元気がないなーきょうたろーはー」 咏「お前は何もしてないから疲れてねえんだろー」 淡「きょうたろーは私の疲労を気遣ってくれてる、つまり咏よりも私の方が大事ってことだよね~」 咏「はぁ?んなわけねー、私の方が大事に決まってんだろ」 淡「咏みたいなちんちくりん、きょうたろーが大事にするわけないじゃーん」 咏「んだとー!」ウガー 淡「オトナなワガママボディの私には勝てるわけないよーだ!」 ワー キャー ワー キャー 穏乃「んー、私も暇だなー」パタパタ 京太郎「はぁ~すっきりしたぁ~」ガチャ 淡「やーっと戻ってきた~」 京太郎「ん、淡だけか、他の四人はどうしたんだ?」 淡「サキとタキミンとシズは試合見に行くって」 淡「あと、咏は携帯持って出て行ったよー」 京太郎「じゃあ俺と淡で二人っきりなのか」 淡「そだねー、何かして遊ぼ?」 京太郎「遊ぶって、俺は休みたいんだが」 淡「寝たら寝たで落書きしたりして遊ぶからいいよー」 京太郎「俺が良くねえよ!」 淡「さもなくば私の遊びに付き合えー!」 京太郎「えぇぇぇぇ……」 京太郎「じゃあちょっと遊んでやるからそれが終わったら寝かしてくれ、な?」 淡「うぅぅん……しょうがないかぁ」 淡「でも何して遊ぼうかー?」 京太郎「そうだなぁ……楽なのがいいけど……」 淡「ちょうどWiiがあるからスマブラしよー!」 京太郎「どこにあったそんなん!?そもそもなんであるんだよ!」 淡「なんかテレビの下にあったけど?」 京太郎「どうなってんだよ運営……」 淡「なんにせよ始めよー」 京太郎「釈然としねえけど……頑張るか」 京太郎「早く終わらせたいし、サドンデス戦にしようぜ」 淡「えーそんだけじゃつまんないよー」 京太郎「じゃあ三試合して二勝した方が負けた方に命令でいいだろ」 淡「またそのルール?面白いからいいけどさ」 京太郎「今度はまた何か考えてきてやるよ」 淡「よーし、始めよー!」 京太郎「ちょっと待て!ガノンドロフはダメだって!サドンデスにガノンはダメだって!」 Ready Go! ウー…ハァー! 京太郎「受けたら即落ちじゃねえか!カービィでよかったぜ!」 ハァー! 京太郎「飛びすぎて落ちた!?」 アァァァァ! ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 京太郎「負けた……」 淡「勝った~!」 淡「さあきょうたろー!私の命令タイムだよ!」 京太郎「クソッなんたる屈辱……!」 淡「私の命令はー!」 淡「命令はー…………」 京太郎「命令は?」 淡「うー……ん」 淡「…………!」 淡「…………」 淡「あの……さ」モジモジ 京太郎「なんだよ、早く命令しろよ」 淡「キ……キス……って、いいよね?」モジモジ 京太郎「…………は?」 京太郎「キスって、口づけ?」 淡「……うん」カァ 京太郎「接吻?」 淡「……うん」カァァ 京太郎「マウストゥマウス?」 淡「…………」カァァァァ 淡「い、言わなくってもわかってよ!」カーッ 京太郎「いや、おまえでもそんなこと言うんだな、って」 京太郎「……キス、か」 京太郎「…………」 京太郎「…………それは、ダメだ」 淡「なんでっ!?」 京太郎「淡さぁ、そういうのは彼氏に初めてしてもらえよ」 京太郎(寝起きドッキリで霞さんの初めて奪っちゃった俺が言うのも難なんだけどさ) 京太郎「面白半分でそんなこと言って、後で後悔しても知らねえぜ?」 淡「面白半分なんかじゃないもん!」 淡「サキはいっっつもきょうたろーと楽しそうにしゃべってて!咏なんてきょうたろーと同じアパートに住んでるじゃん!」 淡「私は、サキみたいにきょうたろーと長い付き合いじゃないし、咏みたいにきょうたろーの近くにいるわけじゃないから」 淡「だから…………」 京太郎「……じゃあ、やってやるよ」 淡「ほんっ……んっ!」 京太郎「…………」 淡「んっ……んっ……」 淡(や……舌が、入り込んで……) 京太郎「じゅるるっ……んっ」 淡(頭、押さえられて、口の中、吸われて……) 京太郎「れろっ……ちゅるっ」 淡(やだ、やだよ、こんなの)ジワッ 京太郎「……」モゾモゾ 淡(お尻まで触られてる……) 淡(……やだ、やめてよ)ポロポロ 淡(こんなの、幸せでもなんでもないよぉ……)ポロポロ 淡(おっぱいまで触られて制服しわくちゃ……) 京太郎「ん…………はぁ」 淡「…………ぷはぁ」 淡(終わった……の?) 京太郎「これで、満足かよ」 京太郎「キスねだって、ここまで好き勝手やられて、それで満足かよ」 京太郎「嫌だったろ?」 淡「……嫌だよ」グスッ 淡「嫌に、決まってるじゃん」グスッ 京太郎「そうだよな」 京太郎「そうじゃなけりゃ、お前はどうかしてるよ」 京太郎「これで、わかっただろ」 京太郎「そういうのは、淡――お前のことが好きで、お前を大事にしてくれる人にしてもらえ」 京太郎「…………すまなかった」 京太郎「俺、外出てくるわ」 京太郎(……やりすぎちまったかなぁ) 京太郎(見よう見まねでやってはみたけど……) 京太郎(淡、悲しそうだったな) 京太郎(そりゃ、初めてがあんなんだったんだから、当然か) 京太郎(…………はぁ) 京太郎(後でもう一回しっかり謝ろう) 京太郎(……死にてぇ、ぶん殴りてぇ……) 淡(なんで、あんな乱暴なんかするの) 淡(…………きょうたろーのバカ) 淡(試合のときはかっこいいって思ったのに、ずっといいやつだと思ってたのに) 京太郎『そういうのは、淡――お前のことが好きで、お前を大事にしてくれる人にしてもらえ』 淡(きょうたろーは、私のこと好きじゃないんだ) 淡『私は、サキみたいにきょうたろーと長い付き合いじゃないし、咏みたいにきょうたろーの近くにいるわけじゃないから』 淡(あんなことまで言って、期待した私がバカだったんだ) 淡(私が、キスしろなんて言わなければよかったんだ) 淡(…………) 淡(……きょうたろーに気を遣わせちゃったのかな) 京太郎(これから、どうしよう) 淡『……嫌だよ』グスッ 京太郎(三十分くらいしたら、謝りに行くか) 京太郎(けど、あんなことした後で、何て言って謝ればいいんだ) 京太郎(……ホント、酷いことしたな) 淡(制服もスカートもパンツもくしゃくしゃ……顔もくちゃくちゃ……) 京太郎「……淡、入るぞ」 淡「…………」 京太郎「淡、怒ってる……よな」 淡「あんなことされて怒らないわけないじゃん」ムスッ 京太郎「……だよな」 京太郎「…………」 京太郎「ごめん!」 京太郎「さっきの……あの時の俺はどうかしてた」 京太郎「お前を傷つけずに諭す方法なんて他にもあったのに、あんなことしかできなかった」 京太郎「淡のファーストキスを奪っておいて、謝って許されることじゃないのはわかってるけど」 京太郎「……すまなかった」 京太郎「もし、もしやり直させてくれるなら、ちゃんと優しくする」 京太郎「俺の顔なんて見たくないって言うんだったら、俺はここから出ていく」 京太郎「本当に、すまなかった」ドゲザー 淡「……きょうたろーは、私に教えてくれたんだよね?」 淡「きょうたろーにあんなことされて、きょうたろーのこと嫌いになったけど」 京太郎「……っ」 淡「恐くて、気持ち悪くて、心の中が真っ暗になって……」 淡「きょうたろーはこれを私に教えたかったんだよね」 淡「きょうたろーのやり方は雑で嫌だったけど」 淡「…………でも」 淡「後から考えたら、きょうたろーの気持ちは伝わって来た……って言うか」 淡「その……きょうたろーが私のことを傷つけちゃうほどに傷つけたくない、って、大事に思ってるのがわかったから」 淡「……あはは、何言ってるんだろうね、私」 淡「……ね、京太郎」 淡「顔、上げて?」 京太郎「…………」 淡「…………んっ」チュッ 京太郎「!?」 淡「……ぷはっ」 京太郎「あ、淡!?」 淡「これで、チャラにしてあげる!」 京太郎「はぁ?」 淡「あ、あー、なんかこの部屋暑いなー」パタパタ 淡「ちょっと出かけてこよーっと!」トタトタ 京太郎「おい!?」 京太郎(結局、嫌われたのかどうかわかんなかったな) 京太郎(呆気にとられちまったけど……) 京太郎(淡の唇も、柔らかかったな) 淡(……私の勘違いかもしれなくても) 淡(きょうたろーの気持ちは嬉しかった) 淡(やり直しのキス、っていつしてもらおうかな) 淡(…………きょうたろーの唇、焦っちゃってよくわかんなかった……) 恒子「遂に来た!高校生とプロによる最終決戦!」 えり「それさっきも言いましたよね」 恒子「……の最終決戦!」 恒子「待ちに待ったプロ・アマ交流戦最終戦!」 恒子「その対戦カードは……」 恒子「一試合目でプロチームを圧倒した!一年生Bチーム!」 えり「二試合目で教員チームに若干の差をつけられた二年生Bチーム」 恒子「残り二枠は大方の予想通り、プロチームと教員チームでーす」 えり「それでは各チーム先鋒の選手の紹介です」 健夜「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…………」 はやり「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…………」 健夜「一試合目全然よくなかった……何もできてなかったよ……」 はやり「満貫、それも人和和了れただけでいいよ、私なんて倍満に何回振り込んだことか……」 靖子「落ち着いてください、お二方!次は大丈夫ですよ!」 靖子(ほら、他の人たちも慰めてくださいよ)チラッチラッ 理沙「情けない!」プンスカ 良子「夕方のコーヒーはベリーグッドですねー」 秋一郎「……そんなこと、長い人生にしてみれば小さなことだ」 靖子(あれっ!?三人とも辛辣!?一人完全に無視してたよな!?) 晴絵「相手に野依プロ、瑞原プロ、小鍛治プロ、ですか」 トシ「おや、怖気づいてるのかい?」 晴絵「まさか、来年から打ち合う相手に今から怖気づくなんて……」ガタガタ トシ「お茶、こぼれてるよ」 「各チーム代表選手は、対局室に向かってください」 咏「んじゃ、行ってくる」 咲「みんなで勝って帰ろうね!」 淡「負けたらタダじゃおかないからね~」 春「頑張って」ポリポリ 穏乃「頑張れ~!エール送るよー!うぉぉぉぉぉ~!」 穏乃「ぴっぴっぴっ、ぴっぴっぴっ!が・ん・ば・れ!うーた!」 咏「あー……あんがとねぃ」 京太郎「相手は良子さんだけど、咏なら負けないはずだ」 京太郎「頑張れよ」 咏「わーってるよ、じゃあねぃ」 恒子「最終戦、先鋒戦の選手はこちら!」 (この試合に勝てば、あいつらの元に戻れる) 恒子「プロチームからは、昨年の新人賞を獲得した新星のトッププロ!戒能良子!」 『ああもう!最初っからそういえばいいのに!咏は素直じゃねーなー!』 『やっぱり、咏がいなくて寂しかったかな』 恒子「教員チームからは、福岡エバーグリーンズの元監督、熊倉トシ!」 (あいつの言葉に、何回振り回されてきたんだろうな) 恒子「二年生Bチームからは!姫松高校の先鋒!期待の二年生、上重漫!」 (……もう一度、あいつと一緒に学校に行きたい) 『頑張れよ』 (そうだな) (いっちょ、頑張って来るかねぃ) 先鋒戦開始 東一局 親 咏 100000 漫 100000 トシ 100000 良子 100000
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夜 京太郎「メールもし終わったし、暇だなー」 京太郎「…………」 京太郎「麻雀でもするか」 京太郎「ネトマでもするか、ちょっと長めに東南で」 京太郎「今日はどんな人と打てるかなー」 京:よろしくお願いしまーす とよねぇ:よろしくだよー player3108:……よろしく のどっち:よろしくお願いします 京太郎(お、姉帯さんと辻垣内さんがいるな、今日も面白そうだ) 東一局 同コンマのため、流局 とよねぇ:のどっちさんと一緒に打てるなんてちょーうれしいよー player3108:私もだ、よろしく のどっち:………… 京:うむむ、流れちゃったかー とよねぇ:次はもらうよー 【先負】発動! 東一局一本場 親 のどっち 26500 とよねぇ 23500 player3108 23500 京 26500 京太郎(先制テンパイ、倍満までいけるな) 京太郎(ここは……) 京:リーチ! とよねぇ:とおらばー とよねぇ:おっかけるけどー 京太郎(姉帯さんの追っかけリーチ!?) 京太郎(前に見た二回戦通りなら……) とよねぇ:ロン、12300 京太郎(……やばい) 豊音(それじゃあ次は……) 【友引】発動! 東二局 のどっち 26500 親 とよねぇ 36800 player3108 23500 京 13200 京太郎(来たっ倍満テンパイ!) 京太郎(今度こそ和了ってやる!) 京:リーチ とよねぇ:ポンだよー 京太郎(一発消しかな?……でも) 京太郎(ナイス小細工ポン) 京:ツモ、4000・8000 豊音(次は速攻でいくよー) 【先勝】発動! 東三局 のどっち 22500 とよねぇ 28800 親 player3108 19500 京 29200 京:ロン、12000 京:よっし、絶好調だぜ! とよねぇ:京くんやっぱり強いよー player3108:ん?二人は知り合いなのか? とよねぇ:うん、ちょっとねー とよねぇ:でも、ここからは私の番だよー 【仏滅】発動! 東四局 のどっち 22500 とよねぇ 28800 player3108 7500 親 京 41200 京太郎(うわっ、なんだこれ) 京太郎(配牌バラバラ、ツモも悪いし) 京太郎(さっきまでの調子はどこいったんだ?) のどっち:ツモ、2000・4000 京:うぐっ、親っ被り…… 豊音(うん、好調好調!次はーっと) 【友引】【赤口】発動! 南一局 親 のどっち 30500 とよねぇ 26800 player3108 5500 京 37200 とよねぇ:ポン 京太郎(これで四副露) 京太郎(対々タンヤオ白赤1) 京太郎(最後の一枚は、何だ?) とよねぇ:ぼっちじゃないよー とよねぇ:ツモ、2000・4000 豊音(あと400点だねー) 【大安】発動! 南二局 のどっち 26500 親 とよねぇ 34800 player3108 3500 京 35200 智葉(もうこれ以上失いたくはないな) 智葉(それがたとえ、遊びであろうとも!) 【抉る眼光】発動! とよねぇ:ツモ、2000オール 京:あちゃーまくられちゃいましたか player3108:ぐぬぬ とよねぇ:まだまだここからだよー 豊音(大安使っちゃったから当分は他の使えないんだよねー) 南二局一本場 のどっち 24500 親 とよねぇ 40800 player3108 1500 京 33200 京太郎(まくられても、取り返せばいい!) 京太郎(これで辻垣内さんを飛ばせば俺の勝ちだ!) 京:リーチ 智葉(調子が出ないな……はぁ) 智葉(……これでいいか?) 京:ロン、24300 智葉(はぁ……) 終局 のどっち 24500 とよねぇ 40800 player3108 -22800 京 57500 のどっち:おつかれさまでした 京:お疲れ様でした とよねぇ:おつかれーちょー楽しかったよー player3108:お疲れ、強いんだな君は 京:最後まであきらめなかったんで player3108:そうか、また今度打とう 京:はい とよねぇ:あ!私も私もー! 京:もちろんいいですよ とよねぇ:やったー! 京太郎「何か少しだけつかめた気がするな」 京太郎「そろそろ寝るか、おやすみー」 【9月第4週 休日】終了 【10月第1週 平日】開始 京太郎「二週間後には文化祭があるんだっけな」 京太郎「内容は確か学校で説明するとかなんとか」 キーンコーンカーンコーン 京太郎「今日は久しぶりのぼっち登校だった……」 ワイワイガヤガヤ 京太郎「ん?やたら教室が騒がしいな」 「転校生ウチのクラスに来るらしいで!」 「勉強もできて可愛いんやって!」 「それに巨乳やって聞いたで!」 ガララ 担任「えーほな転校生を紹介するで」 担任「今日からお前らと一緒の教室で勉強する原村和や」 担任「原村ー入ってきぃ」 ザワザワ 京太郎(原村!?) 咏「お、おい、原村って」ヒソヒソ ガララ 京太郎「おいおい、なんでここにいるんだよ」 咏「どういうことだよ」ヒソヒソ 和「原村和です、みなさんこれからよろしくお願いします」ペッコリン 担任「原村の席はー……須賀の隣や」 和「須賀?……」ハッ 和「まさか同じクラスとは……」←京太郎の左隣 咏「私もいるよーん」←京太郎の右隣 京太郎「なんで三箇牧に転校なんてしたんだ?」 和「親の仕事の都合で……」 咏「あ!麻雀部入る?みんな歓迎すると思うぜぃ」 和「…………」 和「麻雀、ですか……」 原村和が転校してきました 京太郎「久しぶりに食堂に来たぞ」 京太郎「やっぱり人が多いな……」ドン 霞「きゃっ」 京太郎「すみません、大丈夫ですか……って霞さんじゃないですか」 霞「あら、京太郎くん珍しいわね」 京太郎「基本気まぐれなんで」 霞「そう、じゃあ一緒に食べない?」 京太郎「はい、よろこんで!」 霞「そういえば京太郎くん、文化祭の話はもう聞いたかしら?」 京太郎「一応は、また千里山と合同なんですよね」 霞「そうそう、あと部活はもう一つ面白みがあってね」 霞「三箇牧と千里山の部活同士で戦うのよ、どれだけお客さんを満足させられたかって」 京太郎「満足度対決?部活同士ってことは泉たちと戦うってことですか?」 霞「そういうこと、勝った方は相手の部活に一つ要望を聞かせることができるのよ」 京太郎「なんですかその郁乃さんルール……」 霞「それで、私たちは何をしようかな、って考えてるんだけど、京太郎くんは何かいい案あるかしら?」 京太郎「案、ですか」 京太郎(メイド喫茶とかもありなんだろうか……でも霞さんが認めてくれるとは……) 京太郎(いや、郁乃さんなら賛成してくれるはずだな) 京太郎(何と答えるべきかな……) 京太郎「コスプレ喫茶とか……あ、麻雀部だからコスプレ雀荘とかもいいかな?」 霞「きょ・う・た・ろ・うくん?」ゴゴゴゴ 京太郎「いいじゃないですか!俺だって男だもの!」 霞「まあいいけど、他には?」 京太郎「そうですねー……エチュードとかでしょうかね」 霞「エチュードっていわゆる即興劇よね」 京太郎「みんな個性豊かだから案外うまくいくんじゃないんですかね、あとは写真館とか?」 霞「写真館、そうね部の思い出を飾ったりするのは楽しいかも」 京太郎(みんなの水着写真飾ったりしたいな……ぐふふ) 京太郎「まあこのくらいですかね」 霞「うん、参考になったわ。ありがと」 京太郎「どういたしまして、あっ」スッ 霞「えっ?」 京太郎「ご飯粒、ついてましたよ」パクッ 京太郎「霞さんってときどきかわいらしいですよね」ニコッ 霞「う、うん、そうね……」カァァ 京太郎「今日も国麻の練習があるんだよな、確かここで」 京太郎「みんなを集めて文化祭の準備もやっておきたいし……」 放課後 洋榎「お、今日も京太郎おるんか?」 京太郎「はい、打ちたければ打ちますよ?」 洋榎「大きい口たたくようになったやん京太郎のくせにー!」ウリウリ 京太郎「痛い、痛いですよ!」 京太郎(なんか背中に当たってるような……小っちゃいからわかんねえな) 良子「やあ、調子はどう?」 京太郎「好調ですよ、昨日もネトマで飛ばしましたし」 良子「ん、そうか」 良子「そうだ、実は選抜メンバーでのキャンプを企画してるんだけど、京太郎も来る?」 良子「ここにいる全員も参加して、再来週の休日を使って2泊3日なんだけど」 京太郎「合宿ですか……」 良子「今回はここまで、だね」 京太郎「ありがとうございました」 良子「それで決めた?」 京太郎「はい、俺も参加します」 良子「よし、なら部屋も頼まなければね、せっかくだしパジャマパーティーでもしない?」 京太郎「俺と良子さんとでですか?」 良子「友だち同士ならする、と聞いたけど?」キョトン 京太郎「え、えーっと、それは流石に……」 良子「そうか、そうだよな、やっぱり私なんて……」 京太郎(良子さんとお泊りなんて絶対無理だろ!) 京太郎(……もったいないけど) 京太郎「文化祭のことを話しておくか」 【別室】 京太郎「それで、今年の出し物はどうするんですか?」 霞「京太郎くんの考えた4つから考えなきゃね」 郁乃「私はコスプレ喫茶やりたいな~」 憩「…………」 エイスリン「シャシンカン!」 咏「私はなんでもいいよ~」 京太郎「じゃあ多数決で決めましょうか」 京太郎「じゃあエチュード屋さんがいい人ー」 霞「はい」スッ 京太郎「コスプレ喫茶の人ー」 郁乃「は~い」スッ 京太郎「写真館がいい人ー」 エイスリン「ハイ!」ブンブン 京太郎「じゃあコスプレ雀荘がいい人ー」 咏「はーい」スッ 憩「…………」 京太郎「憩さんはどれがいいんですか?」 憩「……」 京太郎「憩さん、憩さーん」 憩「あっ、ごめんごめんちょっとぼーっとしとったわ」 憩「せやな、ウチはコスプレ雀荘がええなー」 京太郎「了解です」 霞「コスプレ雀荘に決定ね」 京太郎「ルールはもちろんノーレートとして、景品とかどうします?」 郁乃「1位の人が4位の人に何か命令するとかでええんちゃう?」 京太郎「んーどうしましょうか」 京太郎「コスプレの衣装は郁乃さんが持ってくるらしい」 京太郎「……大丈夫だよな?」 霞「京太郎くん、今暇かしら?」 京太郎「あまりすることもありませんしね」 霞「そう、なら久しぶりに私と二人で打たない?」 京太郎「いいですね、やりましょうか」 京太郎「そういえば霞さんって絶一門ができるんですよね?」 霞「あんまりやりたくはないんだけどね」 京太郎「じゃあそれを三麻でやったらどうなるんですか?」 霞「やったことはないけど、他二人の方が和了りやすいようになるんじゃないのかしら?」 京太郎「あんまり便利ではないんですね」 霞「時と場合によるわね」 霞「そうだ、文化祭の話」 霞「いつ切り出そうか迷ってて結局任せちゃって、ごめんね」 京太郎「そんなこと気にしなくっていいっすよ」 霞「そう?でも……」 京太郎「それにそういうときはごめん、じゃなくてありがとう、の方が嬉しいです」 霞「ふふっ、いつも通りね」 霞「それじゃ、ありがとね、京太郎くん」ニコッ 京太郎「どういたしまして」 京太郎「さーてと、練習も終わったしどっか行こっかなー」 夕 京太郎「疲れたなー」 京太郎「公園で休むか、っと、ん?」 京太郎「あれは……」 京太郎「あれは……」 「いつもより多く回しておりまーす」 京太郎「大道芸人か、珍しいな」 「お次はこの猿ちゃん犬ちゃん雉ちゃんによる桃太郎劇場でーす」 ワーワー! キャーキャー 京太郎「犬はわかるけど猿と雉はどっから連れてきたんだよ……」 「結局鬼の娘ちゃんは身投げをしてしまいましたとさ」 ワーワー オモシロカッタデー 京太郎「だんだん鬼の娘と桃太郎のラブストーリーになってた気がする……」 京太郎「ま、面白かったからいっか帰ろーっと」 京太郎「今日も疲れたぁー」 京太郎「寝る前にメールでもするか」 京太郎「照に送ってみるか」 京太郎「咲も照もモモも選抜には選ばれるんだろうな、そこんとこも訊いてみるか」 京太郎『調子はどうだ?』ピッ ヴーッ ヴーッ 照『今日は一通だけじゃないんだね』 照『調子はいいよ、今なら三人にも勝てると思う』 京太郎『ふっふっふ、この男子チャンピオンをなめるなよー』 京太郎『国麻といえば、照は関東選抜に選ばれそうなのか?』ピッ ヴーッ ヴーッ 照『小鍛治監督からはかなり睨まれてる』 照『淡とかを見る目が怖い』 京太郎「関東は小鍛治プロが監督なのか」 京太郎「あの人何歳だっけ?結構歳いってたよな?」 京太郎『そっか、頑張ってんだな』ピッ ヴーッ ヴーッ 照『出られる大会ももうあまり無いから』 照『そろそろ寝るね、おやすみ』 京太郎『おやすみ』ピッ 京太郎「そんじゃあ俺も寝るかなー」 TV『本日は永世七冠、国内無敗の小鍛治プロにお越しいただきましたー』 TV『小鍛治プロはこの37年間で最も嬉しかったこととはなんですか?』 健夜『え、えーっと、近所のちっちゃな子どもたちにバレンタインチョコをもらったとき、ですかね?』 健夜『って!私はまだアラサーですよぉっ!』 京太郎「あっ、照たちを見る目が厳しいのってそういうこと……」 【10月第1週 平日】終 【10月第1週 休日】開始 京太郎「一週間後には文化祭、二週間後には合宿、三週間後には国麻の団体か」 京太郎「楽しんでいこう!」 京太郎「照も咲も頑張ってるっていうし俺も頑張んないとな」 京太郎「今日はどんな感じでやろっかなー」 京太郎「お邪魔しまーす」 霞「邪魔するなら帰ってくれるかしら?」ニッコリ 京太郎「それネタですよね!?恐いですよ!」 霞「冗談よ、冗談」 霞「そういえば憩ちゃん知らない?」 京太郎「来てないんですか?」 霞「どうも昨日から帰ってきてないらしくてね、そう知らないの」 霞「彼氏の家に泊まったりしてるのかしらね」 京太郎「えっ、憩さん彼氏がいるんですか!?」 霞「さあね、今三人揃ってるんだけど打たない?」 京太郎「今日も勝ちますよ!」 咏「お、やっと来たねぃ~」 エイスリン「ハヤク!」 華菜「速く卓につくんだし!」 京太郎「あれ、どうして小池さんがここに?」 華菜「小池じゃないし!池田だし!それに華菜って呼べって言ったろ!」 咏「一応ここの住人だからじゃねえの?知らんけど」 華菜「一応って何だよ一応って!カナちゃんこれでも先輩なんだぞ!」 エイスリン「シャラップ!」 華菜「はい……」 華菜「先制リーチだしっ!」 エイスリン「ロン!8000!」 華菜「なっ!」 京太郎「リーチ!」 華菜「追っかけてやるよ!リーチ!」 京太郎「ロン、12000です」 華菜「はへっ?」 咏「んじゃ、リーチ」 華菜「まだまだあきらめないし!リーチ!」 咏「んーあーそれロン、24000な」 /ノ i!リ ,ヘ ゞ、、 /ノツハメハ } リ ヾ.、 / " /ノ }ノ′ ヘゝ / }、 ,`´〃 lヽヽ、 >/ /\ j `V/ / ゙ゝ.,,_ ,, V/ // /  ̄ ,' 〃 / ,z〟==テ゛゙ゞ,ヽ , " { /. ,、 i ` {. i }. ' ',ヘ { j { ヾ\,, " ' \ / i _,. _,. ' ´ー´´、 _,. '"/゙''ー .,, _,,/ 咏「ふぇ~勝った勝った~」 エイスリン「ニイ!」 華菜「」 京太郎「華菜さん上手いじゃないですか!」 霞「華菜ちゃん中学時代は麻雀やってたのよ」 京太郎「へぇー通りで」 華菜「うるさいし……」グスッ 昼 京太郎「憩さんがいないのは心配だな……」 霞「京太郎くん、今日は練習に来ないの?」 京太郎「……憩さんを捜しに行ってこようと思います」 霞「そう……」 prrrr prrrr 霞「はい、もしもし」 霞「……はい、そうですか、私たちも今から行こうかと、はい、ありがとうございます」ガチャ 霞「憩ちゃん、練習に来てるって」 京太郎「えっ」 霞「んーと、それで京太郎くんはどうするの?」 京太郎「練習に行きます、会場は?」 霞「確か姫松だったかしら、みんなで行きましょう」 バラバラ トン トン パラッ 京太郎「みんな静かだなー」 洋榎「出鼻くじきリーチ!」 京太郎「洋榎さんはうるさいけど」 憩「おつかれさまでしたー」 憩「あ、京太郎くんや」 京太郎「今終わったんですか?」 憩「負けてもうたけどね、あはは」 京太郎「そうですか……紅茶でも飲みます?」 憩「うん、よろしく頼むわ」 京太郎「じゃああっちの机で待っててください」 京太郎「はい、どうぞ」 憩「ん……あったかいわぁ」コクッ 京太郎「そういえば」 憩「うん?」 京太郎「最近、憩さんの部屋から変な声が聞こえ「ブフォッ」るんですけど、って大丈夫ですか!?」 憩「けほっ、こほっ、ご、ごめんなっ、けほっ」 京太郎「口拭きますよ」フキフキ 憩「んっ……」 京太郎「それで、何をしてるんですか?」 憩「えっ、えーっとなー……そのー」 京太郎「あっ、ひょっとしてアニメとかですか?叫ぶような声でしたけど」 憩「せっせや、アニメやアニメ!最近はまってなーいやーこれがおもろいんやー」 京太郎「へぇーじゃあ今度俺にも見せてくださいよ」 憩「そ、それはちょっと無理やなー……」メソラシ 憩「……その声も今日からは聞こえなくなると思うで」 京太郎「もう見終わったんですか?」 憩「…………せやで」 憩「せやから、もう気にせんでええで」 憩「ほな、また」 京太郎「頑張ってくださいね!」 良子「やっ、また来てるんだね」 京太郎「そういう良子さんこそ」 良子「私はコーチだからね、熱心な子は好きだよ」ニコッ 京太郎「!」ドキッ 良子「ん?どうかしたかい?」 京太郎「い、いえ、なんでもないです!」 京太郎(綺麗すぎるだろ、これで何回目だよ、おい!) 良子「そうだ今日もプラクティスをしないか?」 京太郎「はい、よろこんでえっ?」 良子「なんで疑問形なんだ?」 良子「あ、そういえば」トン 京太郎「なんですか?」トン 良子「京太郎と私は同室になったぞ」トン 京太郎「へーそうなんですかー」トン 良子「リーチ」トン 京太郎「ってえええ!?」 京太郎「なんでですか!なんでそんなことになってるんですか!?」トン 良子「ロン、冗談だよ」 京太郎「な、なんだぁ~……」ヘナヘナ 良子「まだ部屋割りは決まってないんだけど」ジャラジャラ 京太郎「もうびっくりさせないでくださいよ!」ジャラジャラ 良子「ごめんごめん」トントン 京太郎「はぁ……」トントン 良子「それで、誰がいいんだ?」トン 京太郎「はい?」トン 良子「この中で同室になるとしたら」トン 京太郎「……なんでそんなことを聞くんすか?」トン 良子「なんとなく、それで誰?」トン 京太郎「……いませんよ」トン 京太郎(風呂上りの絹恵さんとか霞さんとか) 京太郎「良子さんは見てみたいけど、言えない言えない」 良子「……っ!」カァァ 京太郎「良子さん?顔赤いですよ?」 良子「なっ、なんでもない!ばかっ!」カァァ 京太郎「??」 夕 京太郎「まだ練習も続いてるみたいだし、残るか」 泉「京太郎くんは熱心ですね」 京太郎「そうか?みんな頑張ってるんだし当然だろ」 泉「せやろか?」 京太郎「せやせや」 良子「京太郎はいつも暇なのか?」 京太郎「良子さんこそいつも暇そうに見えますけど」 良子「私はこうしてみんなのデータを取っているんだけど……そうだよね」 良子「どうせ私なんて休日に出かける用事もなくて誰かいるといいなーとか考えて近くのスーパーに行ってみるけど誰にも会えなくてさびしい女に見えるんだよね、そうだよね、どうせ私なんて……」ブツブツ 京太郎(どうしてこんなスイッチ入ったんだよ!) 良子「はぁ……ロン」 京太郎「ため息つきながらロンするのやめてくれますか?」 良子「じゃあ、京太郎は私のことをどう思う?」 京太郎「どうしてそんな話に!?」 良子「いや……だって……」モジモジ 京太郎「良子さんは仕事のできるいい人って感じですよ」 良子「そ、そう見えるか?」カミクルクルー 京太郎「良子さんに嘘は吐きませんよ」 京太郎「良子さんは素敵な人ですから」ニコッ 良子「素敵……素敵か、いい響きだな」 京太郎「素敵というより綺麗ですね、可愛いです」 良子「綺麗……可愛い……」カァァ 京太郎「ところで、速くツモってくださいよそれ」 良子「う、うん」 良子(綺麗で可愛い……)プシュー 良子(でも、それはあくまでお世辞とかそういう意味なんじゃ……)ズーン 良子(いや、京太郎はホーネストだ、だって現に―――) 京太郎(ああ、良子さん綺麗だなあ、結婚したいなぁ) 良子(とか考えてそうな顔をしてる、はず)カァァ 京太郎(速くツモってくれねえかなー) 京太郎「憩さん、休憩中ですか?」 憩「あはは、憩と休憩をかけたん?」 京太郎「そういうつもりはなかったんですけどね」 京太郎「休憩がてら何か話しましょうか?」 憩「うん、ええで」 京太郎「それじゃあ……」 京太郎「調子はどうですか?」 憩「絶好調やで!さっきも洋榎ちゃんとばして来たし」 京太郎「えっ」 洋榎「」チーン 憩「それにセーラちゃんも」 セーラ「」チーン 京太郎「うわっ、凄いですね」 憩「せやからなでなでしてー」 京太郎「ええっ、なんでですか」 憩「ご褒美ってことで、どや?」 京太郎「じゃあ、失礼します」スッ 憩「んっ……」 京太郎「こんな感じですか?」ナデナデ 憩「うんうん、そんな感じー」 京太郎「元気でてます?」ナデナデ 憩「出てるで出てるで、おおきに」ニコッ 京太郎「いつまでこうします?」ナデナデ 憩「んー……ずっとー」 京太郎「はいはい」ナデナデ 憩「えへへー」 京太郎「今日の練習も疲れたなー」 京太郎「風呂も上がったし、何しよ」 夜 京太郎「特にすることもないし、勉強でもするか」 京太郎「明日の予習でもしておこう」 京太郎「ここは、こうで……」 京太郎「ここは……あれ?よくわかんなくなったぞ?」 京太郎「ここがこれだからあれがここで、だからここは……むむむ」 京太郎「わっかんねー、何もかんもわっかんねー」 京太郎「久しぶりにネットをしよう」 京太郎「何をしようかなー」 京太郎「某掲示板の京太郎応援スレでも見てみるか」 京太郎「照の応援スレもあるって聞いたから俺のもあると思うんだけどなー」 京太郎「おっ、これか」 京太郎「どんなことが書いてあるんだろうなー」ワクワク 『須賀京太郎とかいうパシリwwwwwwwwwwww』 『毎日咏ちゃんとか憩ちゃんとかをとっかえひっかえしてるんだってなー』 『絶対に許さない(迫真)』 『このスレは須賀京太郎こと出会い厨ヤンキーを応援するスレです』 『そこ替われよチャンピオン()』 『男子個人戦チャンピオン()』 京太郎「なんだよ、これ……」 京太郎「なんで、俺がこんな……」 『なんでそんなに須賀をバカにするんだよ!』 『お、京太郎ゥー!』 『京太郎を庇うエイスリンちゃんの可能性が微粒子レベルで存在する……?』 『いや……… エイスリンちゃんはカタカナやろ~………!』 『じゃあ咏ちゃんだな!こっちおいで、咏ちゃん』 『咏ちゃんprpr』 京太郎「嫌だ……気持ち悪い……早く寝よ」 【10月第1週 休日】終 【10月第2週 平日】 京太郎「昨日のあいつら、なんなんだよ一体」 京太郎「咏たちもあんな風に見られてるんだよな……俺が守らなきゃ、なのか」 少しだけ曇った空、いつかの空とは打って変わって暗かった 京太郎「はぁ……」 一緒に学校へ行く友だちもおらず、住人のみんなともタイミングがずれて、俺はいつも通りのぼっち登校だった 大きな校門、そこへ多くの学生が入っていく その前に一台の車が止まった、黒く長いいわゆるリムジンといううやつだろう静岡のとある小学校に止まってそうな感じの その中から出てきたのは―― 京太郎「……憩さん?」 ナース服に似た制服に身を包んだ憩さんだった 京太郎「一体どういうことなんだ?」 京太郎「リムジンから出てきた憩さん、なんでなんだ……」 京太郎「たまにはトイレで食べるのも乙だよなー」 和「あ、須賀君」 京太郎「原村さん、こんなところでどうした?」 京太郎(石戸さんほどではないにしろ、やはりこれはなかなかのなかなか……)ジーッ 和「須賀君?」ジトッ 京太郎「な、なんだい原村さん?」アセアセ 和「はぁ……もういいです、さようなら」 京太郎「あ、はい、あっ、あれ、あれ?」 京太郎「何だったんだ一体?」 何も起こりませんでした 京太郎「もう放課後かー」 和「ふんっ」プイッ 咏「なーなー、和に何したんだよー」 京太郎「うっ、それはだな……」チラッ 和「なんですか?」ツーン 京太郎「……はぁ」 京太郎「今日は千里山で練習だっけな」 咏「おっ、今日も行くん?」 京太郎「おう、もちろんだぜ!」 咏「じゃさー和もどう?練習来ね?」 和「いえ、私は遠慮しておきます」 咏「そっか、んじゃ行こうぜ京太郎」ダキッ 京太郎「ちょっ、抱き着くなって」 咏「いーいーだーろ」 京太郎「はーなーれーろ」 京太郎「暇そうな人はいないっかなーっと」 霞「あら、京太郎くん暇なの?」 京太郎「女子の練習ですから」 霞「それじゃあまた私と練習しましょうか」 京太郎「いいですね、やりましょうやりましょう!」 霞「私は後ろで見てるから、打ってみて」 京太郎「はい!見せてあげますよ、俺の力!」 京太郎「うむむ、ここは……」 霞「これね」ズイッ モニュッ 京太郎「!?」 霞「あら、どうかした?」モニュッ 京太郎「いえっ、なんでもございません!」 霞「そう……あ、ツモったわよ!」モニュッ 京太郎「おお……」 京太郎(集中できねえ……) 京太郎「霞さんといると身が持たない……」 良子「ふぅー」 京太郎「またコーヒー飲んでるんですか?」 良子「フェイバリットだからね、京太郎もいる?」 京太郎「そんな、良子さんが飲んだものなんて飲めませんよ!」 良子「そうか……」ズーン 京太郎「落ち込んだ!?」 良子「……はぁ」ズズッ 京太郎「良子さーん、すねてないで教えてくださいよー」 良子「……京太郎なんて……はぁ」ズズッ 京太郎「ああもう、飲めばいいんでしょう飲めば!」ヒョイ 良子「えっ……」 京太郎(口紅がついてないとこなら大丈夫だよな)ズズッ 良子「京太郎……」ウルウル 京太郎「おいしいですよ、飲んだんで教えてください」 良子「うんっ!何からレクチャーする?」 京太郎「じゃあまずは……」 京太郎「……」ズズッ コトッ 良子「……」ズズッ コトッ 京太郎(なんでコーヒーカップ共有してんの!?) 京太郎(まずいよ!絶対まずいよこんなの!)ブンブン 良子「?」 良子(京太郎、さっきから集中できてないみたいだけど、どうしたんだろ?) 良子(コーヒーの飲みすぎでおしっこに行きたいのかな……) 良子(そう考えたら私も行きたくなってきちゃった……)モゾモゾ 京太郎(ここで間接キスとか狙いに行ったら軽蔑されそうだし……) 良子(ここで私だけおしっこに行ったら変な目で見られそうだし……) 京良(*1) 京太郎「練習終わり!」 京太郎「あとは何しよっかなー」 京太郎「今日も公園で一休みするか」 京太郎「今日も誰もいないみたいだなー」 京太郎「はぁ……紅葉が綺麗だな」 秘書「あら、また会ったわね」 京太郎「秘書さんですか?」 秘書「何よその呼び名、まあいいけど」 京太郎「それで、何の用なんですか?」 秘書「用事なんて無いわ、ただ通りがかっただけ」 秘書「そういえば貴方お嬢様の彼氏なの?」 京太郎「彼氏?誰が?」 秘書「貴方とお嬢様」 京太郎「お嬢様ってのは憩さんのことでいいんですよね?」 秘書「そそっ、んでどうなの?」 京太郎「ただの先輩後輩ですよ」 秘書「なーんだ、つまんな」 秘書「そそのかそうと思ったんだけどなー」 京太郎「そそのかす?」 秘書「あー忘れて頂戴、そんじゃ」 京太郎「ちょっ、待ってくださいよ!」 京太郎「……もういねえ、なんだったんだ?」 京太郎「そそのかす、って何をだよ」 京太郎「それに今朝の憩さん……」 京太郎「連絡しろって言ってたから、やってみるか」 京太郎「憩さんのことを訊いてみるか、そうと決まれば挨拶からだな」 京太郎『こんばんは、須賀京太郎です』 京太郎「送信っと」ピッ ヴーッ ヴーッ 京太郎「返信速いな、って知らないアドレスだな」 京太郎「読んでみるか」 秘書『秘書よ、こっちがプライベート用のアドレス』 秘書『それで何の用かしら?』 秘書『あまり長くはしたくないから速くして頂戴』 京太郎「見た目によらずきついよな、あの人」 京太郎「憩さんのことといっても何を訊こうか……」 京太郎「…………」 京太郎『憩さんについて、何を知っているんですか?』ピッ ヴーッ ヴーッ 秘書『随分と曖昧な質問ね』 秘書『私は彼女をよく知らない』 秘書『彼女は院長の娘』 秘書『一年半前に家から出て行った、私が知っているのはそれだけ』 秘書『私はまだここに就いて半年の新米秘書だからね』 秘書『他に訊きたいことはある?』 京太郎「家から出て行った、ってそんな言い方じゃ……」 京太郎「そのことはまだいい、次だ」 京太郎『今、憩さんはどこに行ってるのか知ってますか?』ピッ ヴーッ ヴーッ 秘書『彼女なら家に帰って来たわ』 秘書『正しくは連れ戻された、だけど』 秘書『それじゃあもう寝るわね』 京太郎「連れ戻された……」 京太郎「でも、そういえば」 京太郎『そういえば憩さんはどうしてここに住んでるんですか?』 憩『ただ単純に親元を離れたかったから、かな』 憩『お父さんやお母さんはウチを医者にさせたいらしいんよ。だから勉強で忙しくなる前に、高校だけでも自由でいたいなー思うてね』 京太郎「どういうことなんだ……?」 憩が住人ではなくなりました 【10月第2週 平日】終 【10月第2週 休日】 【三箇牧・千里山合同文化祭】 【一日目】 京太郎「今日から文化祭だあっ!」 京太郎「いろんな人が来るんだろうな!おもちが大きい人とかおもちが大きい人とかおもちが大きい人とか!」 京太郎「張り切って行こう!」 ワイワイ ガヤガヤ 京太郎「一日目は千里山の人たちがこっちに来るんだよな」 京太郎「賑やかだ、実に賑やかだ」 「わぁーすごーい!」 「ええ景色やなー」 「あんたら千里山の人?せやったらワイと茶ぁしばきいかへん?」 「るっさいわドアホ!ブサイクはさがっとれ!」 「鳴け!喚け!この腐れ豚がァァァァァァアアアア!」 「ブヒィィィィイイイイ!」 「こっちにも尻を向けろクソ虫が!」 「ブヒィィィィイイイイ!」 京太郎「……寂し」 【部室】 京太郎「ちはーっす!」 郁乃「お、京太郎くん二番乗りやな~」 郁乃「見て見て~かっこええやろ~」フリフリ 京太郎「スーツですか……」 郁乃「せやで~」 京太郎(郁乃さんはなんか違うような気がするんだよな、それこそ猫のコスプレとかなら似合ってたかもしれないけど) 郁乃「どや?」 京太郎(なんか期待されてるし、何て言おう) 京太郎(やっぱり正直に言うべきだよな) 京太郎「似合ってません」キッパリ 郁乃「えっ、ええ~」ガビーン 京太郎「郁乃さんはもっと、こう可愛いのが似合うと思います」 京太郎「郁乃さんは、綺麗というよりも可愛い人ですから」ニカッ 郁乃「…………」カァァ 京太郎(黙っちゃった……嘘でも褒めておくべきだったのかな) 郁乃「……~~!」プシュー 郁乃(可愛え……かぁぁ~///)プシュー 京太郎(初っ端から調子悪いな……) 京太郎「俺のは……これですか」 郁乃「せやで……」プイッ 京太郎(女子の制服……でも郁乃さんが用意してくれたんだ、着ないとだめだよな) 京太郎(ウィッグとかは……あるのかよ) 京太郎(とりあえず着替えよ) 咏「うーっす、来たよーん」 京太郎「えっ」 咏「はあっ?」 京太郎「えっ」←スカートを穿こうとしている 咏「…………こんの……」 咏「変態がああああーっ!」カァァ 京太郎「着替えたは良いけど、部室から追い出された……」 京太郎「さっきから通りがかる人がめっちゃ見てくる」 咏「入っていいよ」 京太郎「おう、さっきはごめんな」 咏「いいよ、私が悪かったんだからさ」 京太郎「ところでその衣装って?」 咏「あーこれ?ミイラらしいよ、知らんけど」フリフリ 京太郎「ミイラってただ包帯巻いてるだけじゃねえか」 咏「ずり落ちそうになるのがちょっとねぃ~でもどう?可愛いっしょ?」フリフリ 京太郎(対木さんみたいだな、ところどころ肌が見えるのがなんか……そそる) 京太郎(さて、何て言おう) 京太郎(包帯の下……ごくり) 京太郎「その包帯取ったらどうなるんだ?」 咏「さあ、わっかんねー」 京太郎「やってみるぞ」ヒョイ 咏「は、はぁ?」 クルクルクルクルー 咏「ちょっ、待てよ!おい!」 京太郎「よし、巻き取り終わり……っと」マエヲミル 咏「み、見るな!」バッ ←全裸 京太郎「…………」 咏「見るなっつってんだ……へぇっくし!」←全裸 京太郎「ブフォッ」 咏「うぅ……京太郎のバカ……」ジトッ 京太郎「ごめん、出て行くわ」 咏「……うん」 バタム 京太郎(包帯の下には何もなかった) 京太郎(しょうがないよ、誰だってあれは取りたくなるもの)モゾモゾ 京太郎(ちょっとトイレ行ってこよ) 霞「あら、もう来てたの」 京太郎「霞さん!?」 霞「何よ、そんなにびっくりして先に入ってるわよ」 京太郎「はい、どうぞ……はぁ」 京太郎「はぁ……」 京太郎「なんか今日はみんなのこと怒らせてばっかりだな」 霞「京太郎くん、入っていいわよ」 京太郎「はーい……ってなんですかそれ」 霞「瑞原プロの衣装よ、牌のお姉さんモード」 京太郎「あっ、ああ……」 霞「牌のお姉さんかすみんですっ☆」キャルン 郁乃(キツい) 咏(キツい) 京太郎(キツい) 霞「三人ともあとで覚えておきなさいよ」 郁咏京(心を読まれた!?) 霞「それで、似合うかしら?」 霞「少しきついのよね……」 郁咏京(それはこっちの台詞……) 霞「肩も凝るし、着れる服もないし、困るのよね……はぁ」 京太郎(いやいや、似合うっていうか、それ以前にもうさぁ!) 京太郎(おもちが強調されすぎて……もう) 京太郎(刺激強すぎるんだよぉ!) 京太郎(落ち着け、とにかく落ち着くんだ俺!) 京太郎(ここはあくまで紳士的にいくんだ!) 京太郎「素敵だと思います」 霞「そう?よかったー」 郁乃「うんうん、十歳は若く見えるで~」 咏「それじゃあ霞は八歳じゃね?知らんけど」 郁乃「あ……」 霞「い・く・の・ちゃん?」ゴゴゴゴゴ 郁乃「いやああああ!」 京太郎「なんで俺を盾にするんですか!」 郁乃「可愛い女の子を守るのが、男の子やろ?」 京太郎「そうですね」キリッ 京太郎「って嫌ですよ!」 霞「はやく郁乃ちゃんを差し出しなさい」ゴゴゴゴ 京太郎(おお、俺の目の前に霞さんの縛りおもちが……)ブフォッ 郁乃「きょ、京太郎くん!?」 霞「年貢の納め時よ、郁乃ちゃん」ニッコリ 京太郎「なんとか部室の外まで逃げてきたぞ」 京太郎「あんなの目の前にして我慢しろって方が無理だっつうの……」 エイスリン「キョウタロー!」ブンブン 京太郎「こんにちは、よく俺だってわかりましたね」 エイスリン「キョウタローダカラ!」ニコッ 京太郎「そう言われると、なんだか嬉しいですね」 エイスリン「ナカ、イイ?」 京太郎「大丈夫ですよ、どうぞ」 京太郎(俺は一日持つのかな……) エイスリン「キョウタロー」ヒョコッ 京太郎「着替え終わったんですか?」 エイスリン「」コクッコクッ 京太郎「じゃあ入りますね」ヨッコイショ エイスリン「Angel!」 京太郎「天使ですか、ご丁寧に翼と輪っかまで」 郁乃「セットやったからね~」 京太郎「天使って言うかただの白のワンピースですよね、これ」 郁乃「あ、わかった~?」 京太郎「流石にわかりますよ」 京太郎(スーツ、ミイラときて郁乃さんのセンスを疑っていたが、これは凄い) 京太郎(だってエイスリンさんのイメージそのまんまだもの、まさに天使) エイスリン「エヘヘ」ニコッ 京太郎(可愛すぎるんですけど、これはどうすれば……) エイスリン「キョウタロー」クイクイ 京太郎「なんですか?」 エイスリン「カワイイ?」 京太郎(可愛いとしか言えないのですがそれは……) 京太郎「持ち帰っていいですかこれ」 エイスリン「?」キョトン 京太郎「ああ、持ち帰りっていうのは……Take outのことです」 エイスリン「Take out?」 京太郎「わかりにくいですかね?」 エイスリン「……umm……!」ピコーン 京太郎(わかったみたいだ) エイスリン「……」カァァ 京太郎(照れてる……可愛い) エイスリン「キョウタロー……」チラッ エイスリン「…………///」プシュー 京太郎(どんどん真っ赤になっていくな) 京太郎「あと来てないのは憩さんですか」 郁乃「せやね~」 京太郎「何を用意したんですか?」 郁乃「知りたい~?」 京太郎「すごく!」 郁乃「後でのお楽しみやで」 咏「お前はまた外で待ってるんだよ!」ゲシッ 京太郎「痛っ!」 京太郎「憩さん……か」 京太郎「訊きたいことは山ほどあるんだよな」 京太郎「でも今は普通に接しよう、今はそのときじゃない」 憩「あれ?京太郎くん?女装しとるん?」 京太郎「俺のコスプレです」 憩「うん、似合っとるで」ニコッ 京太郎「それは喜んでいいんでしょうかね?」 憩「中入ってええんやろ?」 京太郎「どうぞどうぞ」 憩「ほなお先ー」 バタム 憩「入ってええでー」 京太郎「ういーっす」 バタム 憩「えへへ」ヒョコン 京太郎(ネコ耳?) 憩「どや?」ヒョコン 京太郎(しっぽ?) 憩「にゃー!」 郁乃「憩ちゃんのコスプレはネコ娘ちゃんやで~」 憩「にゃ~」 京太郎「ネコ娘っていうか殆どネコじゃないですか」 憩「可愛いかにゃ?」ヒョコン? 京太郎(……可愛い) 憩「京太郎?京太郎?」スリスリ 京太郎「」 憩「にゃ~」 京太郎(ウチの麻雀部の破壊力すげー) 京太郎(やべっ、また鼻血出そう) 憩「似合うかにゃ?」ハテッ? 京太郎「誘ってるんですか?」ズイッ 憩「え?え?」 京太郎「そんなネコ耳なんかつけて、鳴き真似もして」 京太郎「俺に頬ずりしてくるって、誘ってるんですか?」 憩「はえぇ?」カァァ 京太郎「憩さんがそのつもりなら俺にだって考えがあるんですよ」←顔を近づける 憩「ま、待って!」ジワァ 京太郎「全部憩さんが悪いんですよ」←もっと近づける 京太郎(からかい終わり……っと) 憩「…………っ///」プシュー 京太郎(え、えーっと……) 咏「じー」ジーッ 郁乃「じ~」ジーッ 霞「……」ジトッ エイスリン「?」ニコッ 京太郎(この状況、どうすればいいんだ?)
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特別編 京太郎、夢を見る 京太郎『じゃ、行ってくる』 咲『いってらっしゃい!』 京太郎『そうそう、今日は早めに帰ってこれるかもしれないわ』 咲『本当?それじゃあ京ちゃんの夕飯は好きなものにするね!』 京太郎『おう、楽しみだ。いい嫁だな、お前』 咲『京ちゃんのお嫁さんですから!!』 京太郎「……なんて夢だ……明日嫁田殴ろう」 京太郎「……それにしても……マジで嫁か……まぁ、悪くないかな」 京太郎「…………2度寝しよ」 京太郎『……綺麗だ』 和『ふふ……ありがとうございます』 京太郎『やっべ、今マジで幸せだ俺』 和『もう、気が早いですよ』 和『幸せになるのはこれからですよ?』 京太郎『……だな。これからも、よろしくな』 和『……はい。あなた』 京太郎「……ウェディングドレスの和か」 京太郎「嫁さんになったのは妄想したけどこっちは考えもしてねーよ」 京太郎「……もっかい寝よ」 優希『ほら、京太郎こっちこっち!』 京太郎『引っ張んなって……これか?お前が見たかった映画』 優希『おう!今カップルに大人気のやつだじぇ!!』 京太郎『ほー、結構混んでるだけはあるな。手ぇ離すなよ?』ギュッ 優希『うんっ!絶対離さないからな!!』 京太郎『こっちだって、せっかく捕まえた可愛い彼女を離す気はさらさらねーよ』 京太郎「……優希が恋人かよ」 京太郎「……いや、楽しそうではあるけど……砂糖吐くようなこと言ってんな夢の俺」 京太郎「…………寝た気がしねぇ、3度寝、いや4度寝だ4度寝」 『おーい、兄ちゃんこっちこっち』 京太郎『はーい、注文の品です』 まこ『ほい、お疲れさん』 京太郎『これくらい大したことないって』 『しっかしいい男捕まえたな!』 『ここも安泰だな!!』 まこ『全く、うるさい常連じゃ』 京太郎『でも、言ってることはもっともだがな』 京太郎『これからも、一緒にやっていこうな』 まこ『あぁ、この店を一緒に続けていこう』 京太郎「……染谷先輩もかぁ」 京太郎「……アレか?婿入りして店継いだのか?」 京太郎「…………なんとなく寝たらどうなるか分かるけど、寝てやる」 『決まったー!!ペア麻雀の優勝は須賀夫妻です!!』 『夫婦ならではの抜群のコンビネーションでした!!』 久『やったわね須賀くん!!』 京太郎『おいおい、もう久も”須賀”だろ?』 久『いいじゃない、今は優勝を喜びましょ』 京太郎『仕方ねーなー』 『いやー、まさか小鍛冶プロと瑞原プロのコンビに勝つとは正直驚きましたね』 『ま、愛の力って奴じゃね?知らんけど』 久『これからも2人で勝つわよ!!』 京太郎『ああ、どこまでも付いてってやるよ』 京太郎「……竹井先輩、色々すっ飛ばしてプロで活躍かよ」 京太郎「しかもコンビ打ちで優勝って……」 京太郎「…………昼寝、これくらいにして出かけるか」
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次鋒戦開始 親 桃子 91000 由子 24200 郁乃 193400 宥 91400 由子「ロン、3900なのよー」 桃子「はいっす」 桃子(相変わらず地味な和了りっすね) 桃子(でもさっきはどうして私のことが見えてたんすかね?) 桃子(胸がどうとか……?) 東2局 桃子 87100 親 由子 28100 郁乃 193400 宥 91400 郁乃「ロン、12000やで~」 桃子「はいっす」 由子(代行、やっぱり手強いのよー) 東3局 桃子 75100 由子 28100 親 郁乃 205400 宥 91400 由子(後輩のミスは私が) 由子(取り返すのよー) 由子「ロン!24000なのよー!」 由子(これでオーラスの仕返しはしたのよー) 由子(さて次は……) 郁乃(親流されてもうたか~真瀬ちゃん強いわ~) 宥(うぅ、全然和了れないよぉ……) 桃子(3連続放銃、でも他の人たちは私を見てはいないっす…………)スッ 桃子(ここからはステルスモモの独壇場っすよ) 桃子が[ステルスモード]に移行しました! 東4局 桃子 51100 由子 52100 郁乃 205400 親 宥 91400 宥(玄ちゃんが守った点棒、守る!) 桃子「リーチっす」 宥(またあったかくない牌……) 由子(清澄の、これは国士?危ないのよー) 郁乃(まだまだ稼ぐで~) 宥(これも、あったかくない……)トン 桃子「ロン、32000っす」 宥「ふぇっ!?は、はい」 宥(リーチなんてかかってたっけ?) 郁乃(いつの間に……) 南1局 親 桃子 83100 由子 52100 郁乃 205400 宥 59400 郁乃「ツモ、1600・3200や~」 郁乃(今日は辛いなぁ、でも、あとちょっとや~) 由子(代行の妹さん……対策試してみるのよー) 【対抗策】発動! 【身代わりの幻影】をコピーしました 南2局 桃子 79900 親 由子 50500 郁乃 211800 宥 57800 桃子「ツモ、3000・6000っす」 桃子(ずっと視線を感じるっす) 桃子(どうしてこの人が見えるんっすか) 桃子(くるくるさん……) 南3局 桃子 91900 由子 44500 親 郁乃 208800 宥 54800 由子「リーチなのよー」 桃子(この人、本当に私を……) 桃子(試させてもらうっす!)トン 由子(一発ならず……のよー) 由子(清澄の東横さん……) ――――――――――― 由子『清澄?』 善野『せや、多分二回戦で当たることになるとこ』 善野『そんで、これが真瀬さんの相手や』 由子『東横桃子……?』 善野『なんでもその子、消えるらしいんや』 由子『消える?卓上から、ですか?』 善野『信じがたいんやけどな、そんで真瀬さんには東横さんの対策をしてもらうわ』 由子『対策……でも、どうやって』 善野『おもちや、おもち』 ――――――――――― 由子(私が鍛えたおもちレーダー、上手くいってるのよー) 桃子(やっぱり気のせいっすかね?)トン 由子「ロン、16000なのよー」 オーラス 桃子 75900 由子 61500 郁乃 208800 親 宥 54800 由子(そういえば、阿知賀のひとのおもち力も高いのよー) 由子(……うらやましいのよー) 由子「ロン、四暗刻単騎で32000なのよー」 桃子「はえっ!?」 由子「これで終わりなのよー」 宥(一回も和了れなかったよぉ……) 郁乃(真瀬ちゃん……) 次鋒戦終了 三箇牧 208800 (+15400) 姫松 93500 (+69300) 阿知賀 54800 (-36600) 清澄 43900 (-47100) 由子「おつかれさま、なのよー」 桃子「おつかれっす……」 宥「おつかれさまでしたぁ……」 郁乃「おつかれさん~」 憧「私が一番乗りね」 憧(ついに来たインハイ決勝!負けられないよね、もう) 咏「うーっす、今日もよろしく頼むねぃ」 憧「今日も私が勝つから」 咏「ほぉ、言うねぃ、ま頑張ってくれよ~」 洋榎「なんやまたチビかいな、女子高生の身長どうなっとんねん」 久「あらいいじゃない可愛らしくって」 久「あなたも同じなんだし」 洋榎「今どこ見て言うた、ん?」 久「さあ、始めましょうか」 洋榎「なんや無視かいな……」 中堅戦開始 親 久 54800 洋榎 93500 憧 43900 咏 208800 久(テンパイ、さて、取り返させてもらいましょうかね!) 【悪待ち】発動! 久(これで、よし) 久「リーチ!」 咏(清澄のやつなかなか速いねぃ) 咏(ま、私は速いよりか高い方が好きなんだよねぃ) 咏(取りあえずスジを)トン 久「ロン、裏乗って12000!」 咏「はあっ!?」 咏(三面捨てて単騎?打点も下げてるし、何がしたいんだよこいつ……) 東1局一本場 親 久 66800 洋榎 93500 憧 43900 咏 196800 久(いい調子よ、もう一回くらいできるかしら?) 【悪待ち】発動! 久(今度は……これで) 久「リーチ」 憧「ポン!」 憧(一発消し!)トン 久「ロン……24300」 東1局二本場 親 久 91100 洋榎 93500 憧 19600 咏 196800 憧(あと2万点……) 憧(でも姫松はこれを取り返した、私もあきらめない!) 憧「ツモ!2200・4200!」 東2局 久 86900 親 洋榎 91300 憧 28000 咏 194600 憧「ロン、2000!」 咏(おいおい、ずっと削られっぱなしじゃねえかよ) 咏(これじゃあ前みたいに……) 洋榎(ずっと黙ってんのは好きやないなぁ) 洋榎(もうちょい待っとくか) 東3局 久 86900 洋榎 91300 親 憧 30000 咏 192600 咏「ツモ、3000・6000」 咏「取られてばっかじゃないんだよねぃ」 咏「次行くぜぃ~」 憧(止められた……でもまだまだ!) 洋榎(ここまで焼き鳥か、まあハンデとしちゃちょうどええわ) 洋榎(狩るでー三箇牧狩るでー) 【灼熱の矛】発動! 東4局 久 83900 洋榎 88300 憧 24000 親 咏 204600 洋榎「先駆けリーチ!」 憧(清澄の悪待ち、三箇牧の超火力) 憧(でもこの姫松は何がなんだかわかんないのよね)トン 洋榎「それロン!さーて裏はどないかなー」 洋榎「って、乗っとらんやないか!」 洋榎「3900や!」 憧(騒がしい……) 南1局 親 久 83900 洋榎 92200 憧 20100 咏 204600 洋榎「カン!」 洋榎「嶺上開花!1000・2000や!」 洋榎「まだまだ止まらんでー」 南2局 久 81900 親 洋榎 96200 憧 19100 咏 203600 久(愛宕さんの親、流しておこうかしら、ね!) 【悪待ち】発動! 同コンマのため、流局 久「リーチ!」 憧(清澄またリーチ?もう勘弁してよ) 咏(これ以上の失点はちょっとねぃ) 南3局一本場(供託棒:1) 久 81900 洋榎 93200 親 憧 20100 咏 204600 洋榎「ロン、4200や!」 憧「はい」 洋榎「悪いなぁ、けどウチらも負けてられへんのや」 洋榎「ほな行くでオーラス!」 南3局 久 81900 洋榎 98400 憧 16200 親 咏 204600 同コンマのため、流局 憧(まだ負けられない!) 憧(なんとしてでも和了る!) 洋榎(楽しかったな、これで終わりか) 憧(最後まであきらめない、あきらめたくない!) 中堅戦終了 三箇牧 203100 (-5700) 姫松 99900 (+6400) 清澄 80400 (+36500) 阿知賀 17700 (-37100) 洋榎「おつかれさんさんさんころり~」 久「おつかれさま」 憧「お疲れ様でした……」 咏「おっつかれぃ~」 憧(ダメだな、私……ホント)グスッ 京太郎「阿知賀、大丈夫かな」 京太郎「淡とか由子さんみたいに巻き返してくれるといいんだけど……」 洋榎「お、須賀やん」 京太郎「どうも」 洋榎「今の試合見とったか?凄かったやろ?」 京太郎「ずっと3900は凄かったですね」 洋榎「そ、それは言わんといてや……」 京太郎「収支で言えば清澄の竹井さんの方が凄かったですし、なんとも」 洋榎「よし、決めたわ!個人戦でリベンジしたる!見とってや!」 京太郎「楽しみにしておきますよ」 洋榎「あ、せやアドレス交換せえへん?須賀のは持っとらんかったから」 京太郎「確かにそうですね、じゃあこれ」 洋榎「…………っと」 洋榎「登録完了や、あとでそっちに空メール送っとくわ」 洋榎「ほなまた」 京太郎「頑張ってくださいねー!」 ――――――――――――――― 絹恵「よろしくお願いします~」 和「お願いします」 憩「よろしくですーぅ」 灼「よろしく」 灼(取り返さないと、私が) 灼(私たちは5人で阿知賀) 灼(負けたくない) 副将戦開始 親 灼 17700 絹恵 99900 和 80400 憩 203100 和「ツモ、3000・6000」 灼(やっぱり強い……) 灼(でも、負けない) 東2局 灼 11700 親 絹恵 96900 和 92400 憩 200100 灼(テンパイ、出遅れたけど) 灼(反撃開始) 【ボウリング打法】発動! 灼「ロン、8000」 灼(三箇牧から削りたいんだけど) 灼(今はそんなこと言ってられない) 東3局 灼 19700 絹恵 96900 親 和 84400 憩 200100 憩(大将は照ちゃんの妹……) 憩(なるべく空けんとな)キィィン 【孔穿つ閃光】発動! 憩「リーチ!」 絹恵(荒川さんも鷺森さんも、同じ学年なのに凄いなぁ) 絹恵(私も頑張らんと!)トン 憩「ロン……6400や」 絹恵「はい……」 東4局 灼 19700 絹恵 90500 和 84400 親 憩 206500 灼(荒川さんの親……) 灼(仕掛ける) 【ボウリング打法】発動! 同コンマのため、流局 絹恵(うーん、ツモ悪いなぁ……) 灼(ダメだ、このままじゃ) 和(流局ですか) 和(三箇牧の人からなるべく取りたいですね) 南1局 親 灼 21200 絹恵 92000 和 82900 憩 205000 和「ツモ、1300・2600」 和(穏乃や憧、玄さんがいるところでも容赦はしません) 和(私も、負けられないのです) 灼(原村さん……) 南1局 灼 18600 親 絹恵 90700 和 88100 ※[大天使モード]に移行しました 憩 203700 憩(まだまだ、もう一回や!)ピキィィン 【孔穿つ閃光】発動! 憩「リーチ」 灼(こんなに終盤でリーチ?) 絹恵(荒川さんのリーチ……オリとかな)トン 和(…………)トン 憩(一発やないんやな……)トン 灼(流局)トン 絹恵(ノーテン流局かぁ) 絹恵(お姉ちゃんみたいになれたらなぁ……)トン 憩「それロン、6400や」 絹恵「あ、はい」 南3局 灼 18600 絹恵 84300 親 和 88100 憩 210100 灼(ここまで全然稼げてない) 灼(絶対に、勝つ) 【ボウリング打法】発動! 和「ツモ、500オールです」 灼(和了られた……) 灼(穏乃に回す) 灼(みんなで遊ぶって、みんなで言った) 灼(まだ試合は終わってない) 南3局一本場 灼 18100 絹恵 83800 親 和 89600 憩 299600 灼(できるだけ多く) 灼(できるだけ、全力で) 【ボウリング打法】発動! 灼(よし……) 絹恵(全然テンパイできへん) 絹恵(みんな、お姉ちゃん、ごめん)トン 灼「ロン、32300」 絹恵「はい……」グスッ 灼(うまく行った)グッ 灼(あと一回) 南4局 灼 50400 絹恵 51500 和 89600 親 憩 199600 灼(5万点、15万点差) 灼(ツモれるとありがたい) 【ボウリング打法】発動! 絹恵(だ、ダメや……)トン 灼(姫松の愛宕さん……) 灼(せっかくの倍満、裏が乗れば三倍満、和了りたいけど) 灼(姫松が飛ばされるかも) 灼(一回見逃そう) 灼(和了れるかな……) 灼(高目一発を和了れなかったのは残念だけど) 灼(まだ時間はある) 絹恵(残り5万点……末原先輩に頑張ってもらうしか) 絹恵(オーラスにノーテン) 絹恵(お姉ちゃんやったら……) 和(あまり取れませんでした) 和(すみません、咲さん) 灼(来た、今日は運が良かった) 灼「ツモ、3000・6000」 副将戦終了 三箇牧 203600 (+500) 清澄 86600 (+6200) 阿知賀 62400 (+44700) 姫松 48500 (-51400) 絹恵「はぁ……」ズーン 漫「はぁ……」ズーン 由子「二人とも元気出すのよー」 洋榎「せやで絹!愛宕家の血が泣くで!」 絹恵「せやかて、ねぇ……」 漫「せやなぁ……」 恭子「行ってきます」 善野「頑張ってな、末原さんならできるで」 恭子「ホンマにこの恰好で行かなきゃですか?」 善野「準決勝でわかったやろ?何事もまずは形から、や」 恭子「はぁ……」 ―――――――――― 穏乃「行ってきます!」 灼「今日は制服なんだ」 憧「決勝戦だから私が言っておいたのよ」 玄「穏乃ちゃん頑張って!」 宥「みんなの分、頑張ってね」 穏乃「はい!」 ―――――――――― 咲「あ、和ちゃん!」 和「咲さん……あまり稼げませんでした」 和「ごめんなさい」 咲「ううん、いいよ」 咲「私が勝つから」 咲「和ちゃんは大丈夫だよ」 和「咲、さん」 咲「それじゃあまた後で」 和「はい……」 ―――――――――― エイスリン「イッテキマス!」 エイスリン「I ll be back!」 照「頑張って」 咏「逃げ切ればいいだけだしねぃ」 郁乃「エイちゃんなら大丈夫やで~」 憩「頑張ってな」 エイスリン「ウン!」 大将戦開始 親 咲 86600 恭子 48500 穏乃 62400 エイスリン 203600 恭子(準決勝のときみたいに……)トン 咲「ポン!」 恭子(大明槓やなかったか……)トン エイスリン(チャンカン)トン 咲「カン!」 エイスリン(ヤッタ!) エイスリン「ロン!6400!」 咲「うっ……」 咲(また……) 東2局 咲 80200 親 恭子 48500 穏乃 62400 エイスリン 210000 恭子(まさか三箇牧が親を流すとは)トン 穏乃「ロン、24000です」 恭子(思わ……) 恭子「はっ!?」 東3局 咲 80200 恭子 24500 親 穏乃 86400 エイスリン 210000 恭子「ロン、12000」 咲「はい」 恭子(どうしたんや?全く和了っとらんやないか) 恭子(何をする気……?) 東4局 咲 68200 恭子 36500 穏乃 86400 親 エイスリン 210000 エイスリン(コノママ……keep)トン 咲「カン」 咲「嶺上ツモ、5200」 咲(こんな感じでいいかな) 咲(さて、と) 【魔王の嶺】発動! 穏乃(三倍満……この調子) 南1局 親 咲 73400 恭子 36500 穏乃 86400 エイスリン 204800 恭子(清澄……ようわからん) 恭子(また二回戦ときみたいにプラマイゼロ?この局面でせえへんやろ) 恭子(何を考えとるんや……) 咲(…………) エイスリン(マダダイジョウブ……)トン 咲「カン」 エイスリン「エッ」 咲「カン」 咲「もいっこカン」 咲「カン」 エイスリン「ア……ア……」 咲「嶺上ツモ、四槓子四暗刻、48000」 南1局一本場 親 咲 121400 恭子 36500 穏乃 86400 エイスリン 156800 咲(点差縮まったし、もう自由に打っていいよね……) 【帳尻合わせ】を発動しなくなりました 穏乃(一気に48000!?) 穏乃(何がなんだかわからない)トン 咲「カン」 咲「18000の一本場は18300です」 【魔王の嶺】の効果が切れました 南1局二本場 親 咲 139700 恭子 36500 穏乃 68100 エイスリン 156800 恭子(清澄……相変わらずやったか) 恭子(私は点差縮めに行く!)トン エイスリン「ロン、12600!」 エイスリン「ヨシッ!」 恭子(三箇牧、ようやるわ……) 恭子(これで25000) 恭子(メゲるわ……) 【恐怖伝染】が発動しました 南2局 咲 139700 親 恭子 23900 穏乃 68100 エイスリン 169400 同コンマのため、流局 咲(またこれ……) 咲(まだ頑張らなくちゃなのに……っ!) 南2局一本場 咲 139700 親 恭子 23900 穏乃 68100 エイスリン 169400 エイスリン「ロン、32300!」 咲「えっ……」 咲(これ、勝てるの?) 咲(嫌だ、勝ちたい) 咲(和ちゃんとまだ楽しむんだ) 咲(負けない) 【魔王の嶺】と【帳尻合わせ】が発動しました 南3局 咲 107400 恭子 23900 親 穏乃 68100 エイスリン 201700 咲「カン」 咲「嶺上ツモ、3000・6000」 咲(オーラスで何とかしないと!) 穏乃(もうオーラス……出来て2位) 穏乃(最後まで楽しもう!) 【インフレーションギア】がレベルアップしました 南4局 咲 119400 恭子 20900 穏乃 62100 親 エイスリン 198700 穏乃(満貫……) 穏乃(ここまで来れたんだから、もういいか) 穏乃「ロン、8000!」 大将戦終了 清澄 119400 (+32800) 姫松 20900 (-27600) 阿知賀 70100 (+7700) 三箇牧 190700 (-12900) 理沙(あーあ、今日もやっちゃった) 理沙(口下手なのになんで仕事に呼ばれるんだろう) 理沙(解説もルックスもダメダメなのに) 理沙(東京でファンの人に会ったときも……) ―――――――――――――― 豊音『あ、野依プロだよー!』 豊音『サインください!』キラキラ 理沙(書いてあげたいけど時間がない……) 豊音『ダメですか?』 理沙(そうだ、あとで書いて送ってあげればいいんだ!) 理沙『書けない!』プンスカ 豊音『えっ』 理沙(あ、ああ……) 豊音『そうですよね、迷惑ですよね』 豊音『ごめんなさい!』ダッ 理沙『あ…………』 ―――――――――――――― 理沙(昔ならまだそんなに口下手じゃなかったんだけど) 理沙(戻りたいな……) 「おーいそこのお姉さん!」 「あんた、若返りたくないか?」 理沙「……え?」 ―――――――――――――― 理沙(ワカガエール、これを飲めば私も……) 理沙(覚悟を決めろ野依理沙!) 理沙「えいっ!」ゴクッ 理沙「…………」 理沙(……何もない、そらそうだよね) 理沙(はぁ……これからどうしよう)ズキッ 理沙「うっ!」ズキズキッ 理沙(胸が……っ!)ズキズキズキッ 理沙「ああっ!」 エイスリン「Bye.」ピッ 京太郎「誰と話してたんですか?」ヒョコ エイスリン「ワッ!」ビクッ エイスリン「キョウタロークン……」ジトッ 京太郎「すみません、まさかそこまで驚くとは」 京太郎「立てますか?」 エイスリン「ウン、All right.」パッパッ エイスリン「momトハナシテタ」 京太郎「お母さんですか、優勝報告とか?」 エイスリン「ヨロコンデタ!」 京太郎「そうですか」 エイスリン「コレ」 京太郎「?なんですかこの紐」 エイスリン「オマモリ」 京太郎「お守り……ってあの俺があげたやつですか」 エイスリン「……」コクッ 京太郎「白い紐に黄色のお守りだったのに、どうしてこんな……黒焦げているんだ」 お守り「」ボロッ エイスリン「サキ、コワカッタ」ウルッ エイスリン「カテテ……」ウルウル エイスリン「ウワアアアアン」ポロポロ 京太郎「お疲れ様でした、でも泣くのはまだ早いですよ」 京太郎「歓喜はみんなで、悲哀は一人で」 京太郎「さ、帰りましょう」 エイスリン「ウン……」グシュッ 京太郎(お母さん……か) エイスリン「……ヒクッ」 京太郎(エイスリンさんもいつか帰っちゃうのか) 団体戦に優勝した! 京太郎「明日から個人戦か、頑張ろう!」 霞「あ、そうだ京太郎くん」 京太郎「何ですか?」 霞「あなた、これからホテル別のところよ」 京太郎「え?」 霞「今泊まってるところって男子個人戦の会場まで遠いのよね」 霞「バスとかがあればよいのだけれど、それも無いし」 霞「だから移ってもらうわ、荷物はもう運んであるからそのまま直行でよろしくね」 京太郎「ちょっと待ってくださいよ!」 霞「場所はこれに書いてあるから、じゃあね」 霞「それじゃあ叙○苑行きましょうか!」 キャッホーイ 京太郎「」 京太郎「まあ新しい出会いがあると思えば……うん」グスッ 京太郎「姫松高校御一行……」 京太郎「姫松……!」 京太郎「天は俺を見放さなかったようだな!」グッ 京太郎「部屋は……ここか」 京太郎「いよいよ新天地だ!」 京太郎「お邪魔しまーす、って誰もいないか」 京太郎「おお、和室じゃない……」 洋榎「絹ーマッサージし……」 京太郎「えっ」 洋榎「えっ」 京太郎「どうして洋榎さんがここに?」 洋榎「それはこっちの台詞や!ウチか!ウチの体目当てに忍び込んできたんか!」パァァ 京太郎「どうしてそんなに嬉しそうなんですか」 京太郎「とりあえず俺は霞さんに確認してくるんで、洋榎さんも監督さんに確認してきてください」 洋榎「わかったわ」ドヒューン 洋榎「そっちの先生に頼まれたんやと」 京太郎「こっちもそう言ってます、宿泊料の節約だとか」 洋京「「はぁ……」」 洋榎「まあまずはスペース決めへん?」 洋榎「ウチはこっから……ここまでや!」 京太郎「それこの部屋の80%ですよね!俺にどうしろと」 洋榎「寝床やったら押入れの中で十分やないか」 京太郎「どこの猫型ロボットですか、それに暑すぎますよ」 洋榎「せやったら……一緒に寝るか?」 京太郎「いやいやいや、それはどうなんですか」 洋榎「ま、そんときはそんときやな」 京太郎「ですね」 京太郎(これからどうするかな……) 京太郎「親睦も兼ねて何かしましょうか」 洋榎「せやな、ウチも暇やし」 洋榎「そんで何するんや?」 京太郎「そうですね……じゃあ 543でも」 京太郎「スピードでもしましょうか」 洋榎「お、ええな!」 京太郎「ジョーカー抜いてっと」 洋榎「なんでジョーカー抜くん?」 京太郎「え、抜かないんですか?」シュッシュッ 洋榎「赤と黒に分けないんか?」 京太郎「普通に切りません?」 洋榎「いや、それはおかしいで」 京太郎「はい、配り終わりましたよ」 洋榎「ウチが33枚で、京太郎が4枚やな……って、15枚足らんやないかー!」 京太郎「わかってますよ、3、3、4、3、2、っと」 京太郎「じゃあ始めましょうか」 洋榎「マックススピードの洋榎とはウチのことやで!」 洋榎「うがー負けたー!」 洋榎「なんで手元に山札持っとんねん!反則やろ!」 京太郎「逆にどうして洋榎さんは持たないんですか?」 洋榎「こうなったらババ抜きで勝負や!」 洋榎「……あ、ババや」 京太郎「……うわっ、まさか引くとは」 洋榎「…………」 京太郎「…………」 京太郎「2人でやってもつまらないですね」 洋榎「うん」 京太郎「もう寝ましょうか」 洋榎「うん」 洋榎「って、なんでや阪神関係無いやろ!」 京太郎「今さら!?」 【9日目】終了 【10日目】開始 京太郎「朝起きたら洋榎さんに抱き着かれていた……」 京太郎「これが竜華さんだったらな……ちょっとトイレ行って来よう」 京太郎「会場に行くか、道に迷ったりしたら困るからな」 京太郎「洋榎さん、朝ご飯頼んでおきましたから」 洋榎「ん……おおきに」 京太郎「じゃあもう俺出ますね」 洋榎「行ってらー」 一回戦開始(1位で通過) 親 男C 25000 男B 25000 男A 25000 京太郎 25000 男C(俺はみんなに応援されてここへ来た!) 男C(初戦から押していくぜ!) 男C「ツモ、500オール!」 東1局一本場 親 男C 26500 男B 24500 男A 24500 京太郎 24500 男C(東風で起家は苦手だったんだが) 男C(どうやら俺はついてるようだ) 男C「ツモ!12100オール!」 男B「なっ」 男A「にっ」 京太郎「ぬっ!?」 東1局二本場 親 男C 62800 男B 12400 男A 12400 京太郎 12400 京太郎(え~何これ、三倍満ツモとか) 京太郎(とりあえず挽回しないと) 京太郎(よし、来た) 京太郎(三倍満には三倍満だ!) 京太郎「ツモ!6200・12200!」 東2局 男C 50600 親 男B 6200 男A 6200 京太郎 36800 京太郎(まくるには跳満ツモか) 京太郎(この手牌だったら……いけるな) 京太郎「ツモ!」 京太郎(あれ、裏が乗っちゃったぞ) 京太郎「4000・8000です」 一回戦終了 男C 46600 男B -1800 男A 2200 京太郎 52800 京太郎「一時はどうなるかと思ったけど、大丈夫だったな」 京太郎「この調子で勝ち進むぞ!」 【side-憩】 憩(久しぶりやな、この雰囲気) 憩(団体戦は共闘したけど) 憩(今年は勝たせてもらうで、照ちゃん) 一回戦開始 親 女C 25000 憩 25000 女B 25000 女A 25000 憩(……これは) 憩(最初からツいとるやん) 憩「ロン、24000」 女A「ひゃ、ひゃい!」 東2局 女C 25000 親 憩 49000 女B 25000 女A 1000 憩「カン!」 憩「カン!」 憩(んーやっぱ妹ちゃんみたいにはできへんか) 憩(ま、ええわ、これで満貫確定) 女A「うぅ……」トン 憩(これで終わりや) 憩「ロン、12000!」 一回戦通過 女C 25000 憩 61000 女B 25000 女A -11000 【side-京太郎】 京太郎「どうやら憩さんと照さん」 京太郎「竜華さんと船久保さんは全員一回戦を通過したらしい」 京太郎「明日は二回戦か、どうなることやら」 夜 洋榎「ただいまえだのクラッカーやでー」 京太郎「違いますよねそれ」 洋榎「そういえば須賀も個人戦出とるんやったな、どやった?」 京太郎「なんとかまくって飛ばして通過です」 洋榎「そうかーなんとかかー」 洋榎「まあウチは清老頭ブチ当てたったわ」ドヤッ 京太郎「そうだ、じゃあ二人で祝勝会でもしましょうよ」 洋榎「お、ええな、何するんや?」 京太郎「今日はスマブラで!」 洋榎「は?スマブラ?」 京太郎「たしかここのフロントでゲームキューブ借りられるんですよ」 洋榎「カセットは?」 京太郎「ちょうど持ってきてたんで」 洋榎「なんでもっとんねん」 京太郎「というわけで、俺がフロント行ってる間に洋榎さんは他の人を二人くらい呼んできてください」 洋榎「二人だけやったらつまらんからな、合点承知やで!行ってくるわ!」ドヒューン 京太郎「よし、準備完了だ」 洋榎「ただいまやでー」 京太郎「あれ、呼んでこなかったんですか?」 洋榎「監督誘いに行ったら友達呼んでくる言っとったわ」 京太郎(監督って善野さんって人だよな……) 京太郎(じゃあその友達って……) 善野「お邪魔するで」 郁乃「お邪魔するで~」 洋榎「あ、アンタは三箇牧の次鋒やないか!」 郁乃「京太郎くん久しぶりやな~」 京太郎「やっぱりですか……」 洋榎「ほな始めるでー」 郁乃「その前に~ルールどうするんや~?」 京太郎「げっ」 郁乃「私としては勝った人が何か命令一つする~とかがええんやけど~」 洋榎「それええやん、採用や」 善野(元監督やのに友達同士みたいやな……) 洋榎「ウチのクッパがあああああああ!」 善野「ミュウツー安定やな」 郁乃「あ~京太郎くんに負けてもうたか~」 郁乃「ガノンちゃん強かったんやけどな~」 京太郎「俺のマルスをなめないほうがいいですよ」 京太郎「それじゃあ命令タイムですね」ニヤッ 郁乃「あ、対象は最下位の洋榎ちゃんだけやで~」 洋榎「そんなん聞いとらんで!」 郁乃「言ってないも~ん」 洋榎「」イラッ 善野「まあまあ二人とも落ち着いて」 京太郎「洋榎さん」 洋榎「!な、なんや、何すればええんや」 京太郎「肩もみをしてください」 洋榎「脱げば、ええんやな……え?そんなんでええの?」 京太郎「何を考えてたんですか」 洋榎「そら……その……」モジモジ 洋榎「…………命令やから///」ボシュッ 郁乃「顔真っ赤っかやな~可愛えわ~」 洋榎「う、うっさいわボケ!」 洋榎「……ほな、始めるで」 京太郎「はい」 洋榎「んっ、んっ、ど、うや?」 京太郎「はい、そこ、気持ちいいです、んっ!」 洋榎「ここか?ここがええのんか~?」 京太郎「立場逆です」 郁乃「暇やから私も私も~!」ガチャガチャ 京太郎「ちょ、どうしてズボン脱がそうとしてるんですか!」 郁乃「ん~下のマッサージ?」 京太郎「なんで疑問符!?善野さん止めてくださいよ!」 善野「私はなーんも見とらんでー」 京太郎「思いっきりこっち見てますよね!?」 【10日目】終了 【11日目】開始 京太郎「まさかほぼ徹夜でスマブラをすることになるとは」 京太郎「善野さん監督なんだからなんとかしてくれよ……」 京太郎「そういえば善野さんと初めて話したな」 午前 京太郎「もう会場に行っておくか」 京太郎「今日はどんな人と戦うんだろうな」 二回戦開始(1位で通過) 京太郎「リーチ!」 男F(こいつが噂の須賀京太郎か) 男D(三箇牧、よくわからぬところだな) 男E(とりあえず当たらないように) 男D(全力かつ優雅に打ちまわそう)トン 京太郎「ロン、24000」 東2局 男F 25000 親 男D 1000 男E 25000 京太郎 49000 男F(開局早々の三倍満) 男D(女子二位の荒川憩が昨日やったと聞く) 男E(それでこそ上等!) 男E(私が打ち下してやる!)トン 京太郎「ロン、12000」 東3局 男F 25000 男D 1000 親 男E 13000 京太郎 61000 男E(なんだよ、なんなんだよこいつ!) 男D(どうしてこうも高い打点を出せるんだ!) 男F(ここまでか……) 京太郎「なあ、あんた達」 京太郎「麻雀って、楽しいよな」 京太郎「あんた達も一緒に楽しもうぜ!」 男F(こいつ、何を?) 男E(頭いかれてんのか?) 男D(面倒くさいなぁ)トン 京太郎「ロン、32000」 男D「えっ」 二回戦通過 男F 25000 男D -31000 男E 13000 京太郎 93000 二回戦開始 親 女D 25000 女E 25000 憩 25000 浩子 25000 浩子「ツモ、2000・4000」 浩子(予想はしとったけど、まさか二回戦でこの人と当たるとはな) 憩(船Qちゃん、楽しみやな) 浩子(まあ逃げれば問題はないやろ) 東2局 女D 21000 親 女E 23000 憩 23000 浩子 33000 女D「ロン、2000」 女D(たとえ個人戦二位だろうと、搾り取る!) 女D(私だって岐阜の一位なのだから!) 浩子(岐阜個人戦一位……) 浩子(データ通り) 浩子(搾り取ったるわ) 【分析】発動! 東3局 女D 23000 女E 23000 親 憩 21000 浩子 33000 女E「ロン、んー裏乗らなかったかー」 女E「12000で」 浩子「う……あ、はい」 浩子(福井三位、データは……) 浩子(そうやったな、まだ負けへんで) 【分析】発動! オーラス 女D 23000 女E 35000 憩 21000 親 浩子 21000 浩子「ツモ、500オール」 女D(なんか、この人といると) 女E(調子が崩れる) 浩子「一本場」 浩子(荒川憩、どうして和了らんのや) オーラス一本場 女D 22500 女E 34500 憩 20500 親 浩子 22500 同コンマのため、流局 憩(ここまでノーテン) 憩(トップとは18000点差) 憩(どうしたものか……) オーラス二本場 女D 23500 女E 35500 憩 17500 親 浩子 23500 憩(ダマで跳満ツモってもうた) 憩(これで和了しても30100、一位の人は……) 憩(32300) 憩(まだ、ダメや) 憩(練りなおさな) 憩(リーチかければ、倍満……) 憩(せやけど、フリテンか……) 憩(大丈夫や、大丈夫) 憩(ウチならできる!) 憩「リーチ!」 【孔穿つ閃光】発動! 憩(さあ、来てや!) 憩「一発ツモ!」 憩「裏は乗っとらんけど、4200・8200!」 女E「ま、まくられたぁ~」 女D「ありがとうございました」 浩子「おつかれでした」 浩子(去年よりは差が縮まったみたいやな) 浩子(それがわかっただけで儲けもんや) 二回戦通過 女D 19300 女E 31300 憩 34100 浩子 15300 夜 京太郎「二回戦は憩さんが船久保さんを倒して通過、照と竜華さんもそれぞれ通過」 京太郎「知り合いと戦わなきゃ、か、辛いだろうな」 京太郎「少し疲れたし風呂に入るか」 京太郎「洋榎さんはいないみたいだし」 京太郎「ふぅ、いい湯だった」 京太郎「前は竜華さんと鉢合わせしちゃったからな」 京太郎「洋榎さんも勝ち進んだのだろうか?」 【11日目】終了
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特別編 本編とは完全に別の世界での下ネタ、というかエロ日記2 どことは言いませんが、某所で本編が終わった記念に書きました ※京太郎以外みんな下ネタエロボケ連発します。パロとかパクなんとか、その辺りです ※キャラ崩壊ってレベルじゃねーぞ、な内容なのでそういうのがNGな人は数レスほどスルーでお願いします ※この特別編に限っては、苦情、文句等は『一切受け付けません』。ヤられたら倍返しって言ってたドラマがありましたね ※ここまですべて許容できる人のみ、続きをどうぞ 京太郎「ふぅ、掃除はこれくらいで」バサッ 京太郎「っと、やべ。書類とかノート落としちまったな」パラッ 京太郎「ん?このルーズリーフは……」ペラッ 清澄高校麻雀部 女子日誌 ×月○日 「という訳で、これから女の子だけで書いていくわよー」 「女子だけか?京太郎は抜きで?」 「須賀君から抜く……いいですね」 「5人で抜くのかー、豪華だじぇ」 「5対1……多人数プレイですね!」 「まぁ男の子がいたら話しにくいこともあるし?こういう形で発散しましょうってことよ」 「あー、女子には普通だけど男子にはきついって下ネタあるしなー」 「生理中の話などでしょうか。確かに生理中のプレイは人を選びそうですが、私は望まれるなら……」 「私はちょっと嫌だじぇ。身体はちっこいけど結構重くて」 「もっと話したいけど、京ちゃんあんまりやりすぎると突っ込まないで耳塞ぐからなー」 「それじゃ、これからどんどん書いていきましょ。いつか須賀くんに見せると考えれば、興奮するようなやつを!」 「「「「おー!!!」」」」 京太郎「…………なんだこれ」 京太郎「5人で何やってんだ……読まない方がいいか?」 京太郎「……でもこういうのはついつい手が動いちまうんだよなー」ペラ 清澄高校麻雀部 女子日誌 ×月△日 「須賀くんが胸で反応しません」 「京ちゃんは首筋だよ」 「結構マニアックね」 「何かきっかけでもあるんじゃろか?」 「今度、全員で首筋を見せるじぇ!」 「いいわねー。元からショートの娘達も、髪を上げたりで出来なくは無いわよね?」 「全員で京ちゃんを誘惑ですね!」 「いいですね。当日は下着無しでいきましょう」 「のどちゃん、今も無いだろ?」 「そもそも今日下着穿いてる奴おるんか?」 「「「「…………」」」」 「で、決行は土曜でいいわね?」 「異議なしです」 京太郎「……結構早くからばれてたか」 京太郎「前に示し合わせたように全員がポニテだったり、髪を上げてたりしたのはこういうことか……」 清澄高校麻雀部 女子日誌 △月□日 「最近須賀くんがいないとつまらないわよね」 「確かにな、今や普通にボケてもつまらん」 「あのツッコミがいいんですよね。こう、たまに激しくされるのがまた……」 「咲ちゃんは昔からあれを受けてたのか。羨ましいじぇ」 「うん。でも私は最近の方がいいかな」 「あら、つまり1人じゃつまらない?何、多人数の方が好み?」 「まとめたりした投げやりな扱いは……あ、想像したら濡れてきます」 「ううん、突っ込まれるのもいいけど、最近はいろんな人と打つのも楽しくて」 「ふふふ……またいじめ甲斐がある人と打てないかな♪」 「咲のSっ気はまだまだ加速するみたいね」 「はい!この犬めをもっといじめてください!!」 「じゃー、明日は京ちゃんからのツッコミ無しとか?」 「そ、そんな!放置プレイなんて……いいですね!!」 「守備範囲広いのー」 京太郎「……ツッコミってなんだろう」 京太郎「やめた方がいいのか?いやでもそれだと……」 京太郎「くそ、どっちに転がってもこいつらの思い通りかよ」 清澄高校麻雀部 女子日誌 ☆月◇日 「前から思っとったが、これに京太郎のことばっかり書いとらんか?」 「確かに……女子だけの話のはずなのに京太郎のことばっかりだじぇ」 「言われてみれば……最近須賀くんがいないとついつい須賀くんのことばっかり書いちゃうわね」 「須賀くんがいないと寂しいということでしょうか……」 「つまり……京ちゃんは私達にとって……」 「「「「「ご主人様?」」」」」 「……メイド服着てからの主従プレイならまかしとけ」 「よーし、私はタコスをSっ気たっぷりに食べさせてもらう流れからで!」 「じゃあ私は年下に調教されちゃうかー」 「ご主人様のためでしたら私はなんだってやります。命令とあればいつどこでどのようなプレイでも!」 「幼馴染はご主人様……Mになるのもいいかもなぁ……」 京太郎「……やべー、期待とかしてなかったけど予想以上にマジやべー」 京太郎「なんて方向で狙われてんの?……これマジで迫られたら逃げれるか俺?」 清澄高校麻雀部 女子日誌 ?月?日 「もし、これを京ちゃんに見られたらどうするんですか?」 「隠してるものを暴かれるのは興奮しますね」 「京太郎が乙女の秘密を覗き見か……ありだじぇ」 「脱がされるって焦らされるみたいでいいんじゃよな」 「そうねー……須賀くんが隠してるものをこっそり見たりするような人じゃないとは思うけど……その時は」 「その時は?」 「逆に須賀くんを調教しましょうか」 「縛るんですか?縛られるんですか?」 「拘束してタコスを口移しとか?」 「メイド服フリーサイズの用意はできとるぞ?」 「そんな……京ちゃん相手なんて……楽しみすぎて我慢できなくなるよぉ……」 「いい案がいっぱいねぇ」 「ね、須賀くん」 「見 た わ ね ?」 京太郎「うおっ!?」 京太郎「び、びっくりするなぁ……いきなり赤文字で丸々1ページ使うから……」 久「ちなみにその赤、破瓜った時の血なんだけどね?」 京太郎「ここまで血出てたらこんなん書いてる場合じゃねーよ!!」 京太郎「……あ」 和「ふふふ」 優希「にっ」 まこ「くくく」 咲「あは」 久「ねぇ、す・が・く・ん?」 京太郎「…………」 京太郎「いやこの最終ページ相当前に書いてたやつでしょう?ルーズリーフだからページのよれ具合とか、書いてるペンのインクとかで色々違いが分かりますよ?」 久「そ、そそそそんなことあるわけないじゃない?」 京太郎「嘘へったくそですね!」 咲「ちぇー。恐怖で震える京ちゃんが見たくて頑張って考えたのに」 京太郎「これ考えたのお前!?結構ホラーだったんだけど!?」 まこ「このためだけにルーズリーフにしたのに、暴くのが早すぎじゃ。せめてもっと溜めがいるじゃろ」 京太郎「なんで俺が駄目出しくらってるですか?」 優希「しかーし、乙女の秘密を覗き見たのは事実だじぇ!」 京太郎「内容いつもの会話と大して変わんなかったじゃねぇか」 和「乙女5人分の秘密は重いのです。という訳で須賀くん」 和「須賀くんの処女で勘弁してあげます」ヴィィィィィィ 京太郎「待て、それは女子でも男子でも簡単にあげたりしちゃダメなものだからな!つーか太っ!!しまえそんなもん!!」 和「私としては須賀くんのがこれくらいだと少々困ってしまうのですが……拡張からですね」キリッ 京太郎「キリッとした顔でとんでもないこと言うのやめなさい!」 咲「えー、じゃあ京ちゃん何するのー」 久「ほらー、脱ぎなさいよー」 優希「脱ーげ!」 まこ「脱ーげ!」 京太郎「何もしないから!唐突に脱衣を希望しない!!」 京太郎「大体、前に俺の日記見たじゃないですか。それも有耶無耶になってたし、これでイーブンでいいでしょう」 久「そうね……確かにみんなで勝手に日記を見たのは悪かったわね」 京太郎「そういう訳で…」 久「分かったわ。じゃあここはひとつ、お互いの初めての交換ってことで」シュルッ 京太郎「何も分かってなかった!!」 まこ「あ、ちょっとメイド服に着替えるから待っとってくれんか?半脱ぎでな?」ゴソゴソ 京太郎「今必要なのはそういう理解じゃないから!!」 和「初めてで6P……思い出深い初体験になりそうですね」ニコッ 京太郎「そんなセリフでいい笑顔しない!」 優希「でもこれじゃ京太郎の初めてもらえるのは1人だけだじぇー?処女捧げるだけかー?」 咲「1人は和ちゃんが持ってきたやつでヤるとして……3人はどうしよっか」ヴィィィィィィ 京太郎「それだけはやめろぉ!!」 咲「そんな……私は京ちゃんに(ツッコミ)処女捧げたのに……」 京太郎「おい、言葉足りねーぞ」 久「『それだけはやめろ』、つまり?」 まこ「それ以外はアリじゃな?」 和「やっと、覚悟を決めてくれたんですね」 優希「もうこの際処女捧げるだけでもいいじぇー」 咲「そうだね、それじゃあ京ちゃん、誰からにする?」 京太郎「誰もしねーよ!!だから脱ぎだすな!!半脱ぎもメイドも駄目!!」 咲「首筋は?」 京太郎「……アウト!!」 久「……みんなー、各自ポニテ、もしくはアップにしなさい」 まこ「あいよー」 和「ふふふっ、これに須賀くんは弱いんですよね?」 優希「私のがどうかは知らないが……実はこっそり気を遣うようになってな……」 咲「さぁ、京ちゃん」 咲「みんなで、楽しもっか?」 京太郎「あ……ちょ、待……待てぇぇぇぇ!!」 ※この後何とか逃げ切った カンッ!!
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走り去っていくトラック モモ「あっ……わ、私っ……」 京太郎「痛っ……」 モモを上にして道路に寝転がっている京太郎が上体を起こす。 人気のない道路で二人で座りあう。 京太郎「ふざけんなっ!」ガッ モモ「ひぅッ!」ビクッ 京太郎「お前、危ねぇだろ!トラックの運転手から見たらたぶん俺が飛びだそうとしてるのしか見えてなかったぞ!」 モモ「あ、あのっ……」 京太郎「あのトラックのスピードがあんなもんだったから良かったけどなぁ、俺が間に合わなかったらお前、死んでたぞ!」 モモ「うっ、あの……わ、私っ……うぅ」ポロポロッ 京太郎「なんで、止まらなかったっ」 モモ「わ、私は麻雀ぐらいしか取り柄がなくて……だから京さんに良い所見せたくて……なのにっ」グスッ 京太郎「別に、あんなの偶然だろ……ていうかモモの良い所なんて俺が山ほど知ってるってんだよ……」 モモ「た、例えば?」グズッ 京太郎「可愛いし、性格良いし、人を気遣えるし……おもち大きいし」 モモ「きょ、京さんのえっち……」グスッ 京太郎「あのなぁ……痛っ」ツゥー モモ「あ、頭から血がっ!これで押さえてください!」ハンカチ 京太郎「おう、ありがとうな……出血してるっても、そんなにデカい怪我じゃないだろ」 モモ「うん……」ウツムキ 京太郎「はぁ、安心しろ……な?」 モモ「京さん、こんな時ぐらいしか私はこんなこと言えないヘタレっすけど……私、京さんのこと好きっす」 京太郎「ん、あぁ俺もお前のこと好きだし……」 モモ「そういうことじゃないっす!私が言ってる好きっていうのはっ」 京太郎「……あぁ、なるほど」 京太郎(ハハッ、モテキって奴かなぁ……) モモ「返事は……」 京太郎「……」 京太郎(俺はモモのこと、好きかって聞かれるとわからない……ならどう答えれば……) モモ「えへへ、返事は良いっすよ」 京太郎「ん?」 モモ「だって、きっと京さんモテますから……本当に私のこと好きならすぐに返事くれるでしょうし」 モモ(両想いは勘違いだったってことっすかねー) モモ「ありがとうございました、今日は……大丈夫っすか?」 立ち上がる二人 京太郎「おう、心配してくれてありがとうな」ニコッ モモ「すみません、突然」 京太郎「いや、大丈夫だよ本当にさ……」 モモ「じゃあ、家まで送らせてくださいっす、私はステルス全開で帰れば襲われることもないでしょうし!」グッ 京太郎「ん……おう、悪いな」 モモ(京さんの隣を歩けるだけで幸せっすからね、今は……) 夜- 自宅・自室- 京太郎「よし、明日から旅行だな!楽しみだ!」 京太郎「今日こそネトマだ!」 一人目 とよねー 二人目 シロ 三人目 グラマス 京太郎「シロにグラマスにとよねーか……これはすごい」 とよねー:よろしくねー シロ:ん、まだなんだ グラマス:現実じゃ絶対やりたくないね、このメンバーで キョータロ:さ、やりましょうか! 京太郎「さて、やるか」ゴッ トップ グラマス 二着 京太郎 三着 トヨネー ラス シロ 京太郎:さすがグラマス グラマス:うん、でもリアルで麻雀したら正直このメンバーわかんないよね シロ:グラマスには勝てないと思うけど グラマス:あはは、買いかぶりすぎだよ とよねー:みんな強いよー、でもリアルの方がシロは強いよー 京太郎「知り合いだったんだ、とよねーとシロ」 京太郎「ん、ウィスだ」 京太郎「……シロからか」 シロ:どう、岩手に来る機会はありそう? キョータロ:明日から シロ:そっか、楽しみにしてる キョータロ:待ち合わせとかします? シロ:いい、近づいて来れば十分わかるはず キョータロ:了解、またな シロ:また 京太郎「また明日か、明後日かだな……」フゥ 京太郎「……グラマスからも?」 グラマス:前より強くなってるのはわかる、たぶん個人で全国に来る分には楽勝だろうね キョータロ:慢心はしてませんよ、つい最近ボコボコにされたばっかですし グラマス:君をボコボコにするなんて相当おかしいのが長野にはいるんだね 京太郎「……あんたもな」 キョータロ:ええ、とりあえず長野は魔境ですよ グラマス:東京に来たらよろしくね 京太郎「……ログアウトしたか」フゥ 京太郎「うん、岩手で強くなるぞー!」ワクワク カピー「カピ」キョウハ ヤスマセテヤルカ 京太郎「おやすみー」パチン 23日目終了- 長野駅- 京太郎「おはよう、咏さん」 咏「ん待ってたよ京ちゃん!」ニコッ 京太郎「さて、行きましょうか!」 咏「ん、そうだね!」 遠野市- 京太郎「旅館はこのへんなんですか?」 咏「うん、そうだよ」 京太郎(まさか宮守の近くとは……) 咏「さて、先に旅館行こうか」 京太郎「了解です」 咏「あのさ、手……繋いでいい?」 京太郎「はい」ギュッ 咏「へへっ」ニコッ 京太郎(兄妹にしか見えないだろ) 旅館- 京太郎「よっと」 咏「結構速く出たから、まだ昼過ぎだね、知らんけど」 京太郎「昼過ぎですよ」 咏「京ちゃん、少し用事があるから少し出るね」 京太郎「あ、はい……じゃあ俺はなんか食べに行ってきたりします」 咏「うん、遅くなる前に帰るように!これでも保護者っつー立場だからね、わからんけど」 京太郎「じゃあ、俺はお先に出かけてきます」 駅- 電車から降りる京太郎。 京太郎「……うお、長野に負けず劣らず田舎だなぁ」ビックリ 京太郎(切符を切ってもらったし) 京太郎「ふう、歩くか……宮守高校ね」 テクテクテク 京太郎「さて、でもお腹も減ったんだよなぁ」ハァ 京太郎「ここらへんまったくわからな―――」ゾクッ 顔を上げる京太郎。 京太郎「……」 ??「……見つけた」 京太郎(目の前に二人、だけどわかる) 京太郎「おう……俺は須賀京太郎だ、シロ」 ??「そっか、よろしく“暴食”……キョータロ」フラッ 京太郎「おっと!」トサッ ??「わわっ、シロが男の人に寄りかかったよー!?」 ??「私は“怠惰”……小瀬川白望」 ファミレス- 京太郎「んぐっ、すみません、案内してもらっちゃって!」ガツガツッ 白望「別に良い、むしろ遠くに行く方がダルい」 豊音(シロがさっそく隣に座るなんて、信頼してるんだなー) 豊音「あ、私は姉帯豊音だよーネトマでとよねーってネームでやってるんだー、キョータロさんでしょ?」 京太郎「むぐっ……はい!まさかとよねーだったとは、って感じですよ、京太郎で良いですよ」 豊音「うん、京ちゃん!」 京太郎「……よ、よろしくお願いします」 京太郎(まさかさっそくあだ名とは、この人に警戒というものはないのか?) 白望「あと、私には敬語じゃなくて良いから……ダルいから」 京太郎「まったく、『怠惰』にふさわしいな」ガツガツ 白望「そっちも『暴食』に恥じない喰べっぷり」 京太郎「お腹空いてるんですよ、今日はまだなにも食べてませんし!」ガツガツッ 京太郎「ふぅ、ごちそうさまでした!」パンッ 店員「デラックスストロベリーパフェとチョコパフェでございます」ゴトン 京太郎(でかっ、てかなにかとファミレスってパフェにデラックス付けたがるよなぁ) 白望「私がストロベリー」 豊音「そんなに食べきれないよー私はチョコー」 京太郎(デカさで言うと姉帯さんの方が食べそうなんだけどなぁ……いや、シロの方は全部おもちに行ってるのか)ジー 白望「……見すぎだから」 京太郎「あ、悪い……」カァッ 白望「色欲も兼ねてるんじゃない?」 京太郎「ねぇよ」フイッ 白望「フフッ、じゃあ代わりに……食べさせて」 京太郎「……なんで俺が」 白望「ねぇ豊音、今京太郎が」 京太郎「あぁはいはい、お任せくださいお姫様!」ヒョイッ 白望「ん、手使うのダルい」 豊音(わぁー男の人にお姫様って呼んでもらってるー私も呼ばれてみたいなー) 京太郎「はい、あーん」 白望「あーむ」パクッ ??「な、なにやってんのシロ……」フルフル ??「あ、あのシロに、か、彼氏……」アゼン ??「―――ッ!?」カキカキカキ バッ 京太郎(シロと俺の絵の間に、ハート?) 京太郎「まぁ、シロみたいに可愛い娘相手だったら別に悪くないな」 白望「……ほんとは色欲でしょ?」ボソッ 京太郎「そんなことないさ」 白望「……」フイッ 京太郎「えっと、はじめまして須賀京太郎って言います……シロとはその、知り合いみたいな感じでして」アハハッ ?「まぁシロの知り合いっていうか、そんなこと許すぐらいだから信用はできるけど……私は臼沢塞」 ??「私は鹿倉胡桃だよ、こっちはエイスリン・ウィッシュアート」 ?????「ヨ、ヨロシク!」 京太郎「おぉ、岩手ってレベル高い」 豊音「なんの?」 京太郎「いえ、なんでもないです」アハハ ファミレス- 塞「誰かと会う約束してたなら言ってくれれば良かったのに」 白望「まぁ、昨日の夜突然だったから、ダルいことに」 京太郎「ダルいことにってなんですか」 白望「丁度部活も休みだったから」 京太郎「あ、全員麻雀部?」 胡桃「そうだよ、それに全員三年生!」 京太郎(いや、衣じゃあるまいし……ていうかこのままだと衣もずっとああなままか?逆に一人デカいし)ムムッ 豊音「今年で最後だからねー県大会も勝つよー」 京太郎「ははは、じゃあ後何日いるかわからないけどお邪魔はできませんね」 白望「別に気使わなくても良いよ、ダルいし……」 エイスリン「!」シュバババッ バッ! 豊音「エイスリンさんが一緒に麻雀しようってー……あってる?」 エイスリン「ウン!」 京太郎「それは嬉しいんですけど、良いんですかね?」 塞「良い練習になりそうだしね、シロの知り合いってことは……能力持ちでしょ?」 京太郎「まぁそうですね」 豊音「じゃあ、一緒に麻雀しようよー」 京太郎「じゃあ、是非一緒に参加させてください!」 豊音「わー男の人とやるなんて初めてだよー」 塞「まぁ、男子のレベルってどんなもんか知らないし気になるね」 胡桃「能力無しでどこまで食らいつけるかな」 エイスリン「!」カキカキカキ バッ!(エイスリンの背後にWINの絵) 白望(まぁ、暴食の能力がどんなのかわからないから危険な気もするんだけどね……) 駅前- 京太郎「いやぁ、今日はありがとうございました」 塞「うん、京太郎君、また明日ね」 胡桃「電話してね、駅まで迎えに来るから!」 豊音「私も行くよー」 エイスリン「!」カキカキカキ バッ(駅の前に立ってるエイスリンの絵) 京太郎「はい、ありがとうございます」 白望「……また明日、ダルいから行かないかもしれないけど」 京太郎「おう、まぁみんなに頼るよ」 白望「ん」 京太郎「ではまた明日!」 旅館- 咏「おかえり京ちゃん」 京太郎「ただいまっす」 咏「明日予定ある?わっかんねーけど」 京太郎「あ~岩手の知り合いと予定入れちゃって……」アハハ 咏「そっか、まぁそれはそれで構わないんだけどさ、知らんけど」 京太郎「あはは、晩御飯は部屋に?」 咏「運んできてくれるよ、もうちょっと時間あるし温泉入りに行こうよ」 京太郎「……混浴ですか?」 咏「選んだからねー」 恋愛力90以上のためミニイベント 京太郎「他の男の目に咏さんの肌が触れるのは嬉しくないですね」 咏「ば、馬鹿じゃねーの京ちゃん!」カァァッ 京太郎「まぁ行きますか」 温泉- 京太郎「ふぅ、落ち着きますねぇ」 咏「う、うん……」 京太郎(緊張してるなら混浴なんてやめれば良いのに……まぁ俺も緊張してっけど) 咏「あ、あのさ……京ちゃんってやっぱ大きい方が好きなの?」 京太郎(おもちのことだよなぁ) 京太郎「まぁ、無いよりはある方が良いですよ、男ですから」キリッ 咏「全然カッコよくない」 京太郎「いやぁ、でもですね……咏さんは今が一番綺麗ですって」 咏「っ……と、突然はずりーんじゃないかな?」カァァッ 京太郎「ははっ」 京太郎「ふぅ、気持ちいいですね……」 咏「うんそうだねー、あとで気持ち良くしてねー」 京太郎「……マッサージなら引き受けます」 咏「顔真っ赤だねー」 京太郎「それを言えば咏さんだってじゃないですか」 咏「ま、まぁね……っていうか京ちゃん頭から血が垂れてる!」 京太郎「ん?あ、ちょっとだけど垂れてますね」 京太郎(昨日の怪我が開いたか……) 京太郎「とりあえず、そろそろ出ますか」 咏「呑気だね……知らんけど」 京太郎「ふぅ、ではこれで」ザバン 咏「ひゃっ!い、いきなり出るな!」 京太郎「あっ!すみません!」 旅館・部屋- 京太郎「ふぅ、沢山食べましたねー」 咏「そうだねー」 京太郎「さて、どうするかな」 京太郎「ネトマするか」ノートパソコン 一人目 かなちゃん 二人目 のどっち 三人目 はやりん 京太郎「どうすっかぁ」 かなちゃん:よろしくだし のどっち:よろしくお願いします はやりん:さて、やろっか☆ キョータロ:よろしくお願いします 京太郎「さて、いくぜ」ゴッ トップ 京太郎 二着 はやりん 三着 かなちゃん ラス のどっち 京太郎:今回は俺だけ手牌が普通でしたね かなちゃん:まぁネトマじゃ能力なしでいかに戦えるかだし! のどっち:そんなオカルトありえません はやりん:あはは、覚醒したのが二人もいたらそりゃ強いよ のどっち:そんなオカルトありえません 京太郎「はやりんってのも何者だよ」 京太郎「ん、ウィスか」 京太郎「はやりんからか」 はやりん:はーい、みんなのはやりんだよ☆ キョータロ:いや、なんでウィスなんですか はやりん:まぁ覚醒してて一番強く感じるのって君だし キョータロ:あんたもか はやりん:まぁね、遠いから会えないけどそのうち会えるだろうから、またね☆ 京太郎「……はぁ、なんなんだ一体」 京太郎「お、メールだ」 京太郎「お、一からだ」 差出人:一 本文『今日そっちに行ったら、旅行って言われたんだけどほんと?』 京太郎「おぉ、そりゃ悪いことしたな」 本文『旅行で今岩手に来てる、言った方が良かったか?』 差出人:一 本文『言わなくてどうするのさ、まったく心配かけて なにもないなら良い、おやすみ』 京太郎「心配してたのか」 本文『心配かけて悪い、今度はちゃんと言ってから行くよ、おやすみ』 京太郎「次は、ハギヨシさんから、珍しい!」 差出人:ハギヨシ 本文『あまり透華お嬢様や衣様をいじめないであげてくださいね』 京太郎「ん?」 本文『いじめた憶えはないんですが?』 差出人:ハギヨシ 本文『黙って旅行に行ってしまったということが問題なんです 執事として他人の気持ちは汲んであげるべきですよ』 京太郎「そっかぁ……まぁ執事じゃないんだけど」 本文『はい、今度から気を付けます』 差出人:ハギヨシ 本文『私も友人が黙ってどこかに行ってしまうのは寂しいのですよ』 京太郎「ははっ」 本文『ごめんなさい』 差出人:ハギヨシ 本文『今度から気を付けてくださいね、それではおやすみなさい』 京太郎「うん」 本文『おやすみなさい』 京太郎「最後は絹恵さんだな」 差出人:絹恵 本文『久しぶりやね、こっち来る機会ありそう?』 京太郎「うーん」 本文『しばらくはなさそうです』 差出人:絹恵 本文『そっか、でも来るときは連絡してな!必ず行くから!』 京太郎「ん、愛宕家にも顔だしたいしな」 本文『俺も絹恵さんたちに会いに必ずそっちに行きます』 差出人:絹恵 本文『ほな、お休みな!』 京太郎「おやすみなさいっと」 龍門渕家・一部屋- 一「まったく、みんなに心配かけて」ハァッ 龍門渕家・ハギヨシ部屋- ハギヨシ「まったく、ご心配をおかけして……」フッ ハギヨシ「まったく、妙な友達ができてしまったものです」フフッ 愛宕家・絹恵部屋- 絹恵「まったくもー京太郎君ったら私に会いたいなんてー」キャー ウッサイワキヌ! ナンジヤオモートンネン! 旅館・部屋- 京太郎「さて、寝ますか!」 咏「おっけー、わからんけど」 京太郎(やっぱ、布団隣接してるんですね)ムラッ 京太郎「よしっ」パチンッ 咏「よっと」ドサッ 京太郎「じゃ、おやすみなさい」 咏「おやすみー」 24日目終了- 25 日目- 京太郎「ん、ふぁ~ちょっと失礼しますね」ソッ 咏「んっ……」 京太郎(腕枕、慣れたな……) 京太郎「さて、どうするかな」 京太郎「さて、外行くか!」 私服に着替えて出ていく。 京太郎「さて、どうすっか」 京太郎「さて、コンビニについたわけだけど……あんま変わんないな」 ??「おや」 京太郎「ん?」 ??「いや、なんでもないよ、すまないね」テクテクテク 京太郎「……なんだったんだ、あのお婆さん」 旅館・部屋- 咏「京ちゃんは出かけるんだっけ?知らんけど」 京太郎「はい、すみません……」 咏「気にすることないって、どうせ大したことないから……わからんけど」 京太郎「そうですか?じゃあ、行ってきます!」 咏「うん、私も出かけっから居なくても気にしないでねー」 駅前- 京太郎「よっと……さて、とりあえずみんなに連絡入れたけど全員来てるってことないだろうし……」 塞「京太郎君!」 京太郎「塞さん、ありがとうございます」ペコ 塞「道がわかんないだろうしね、みんなは先に部室に行ってると思うよ」 京太郎「そうですか、いやぁみんなとやるの楽しみです!」 塞「私たちも楽しみだよ」 京太郎(よし!良いとこみせないとな!)グッ 宮守高校・部室- 塞「京太郎君連れて来たよー」 京太郎「どうも、おはようございます」 胡桃「おはよう!」 豊音「おはよー」 エイスリン「オハヨウ!」 白望「……あ、京太郎、おはよ」ダラー 京太郎「……いつもこんなんですか?」 塞「まぁ、こんな感じ」 京太郎「さて、やりましょうか!」 京太郎「さて、打ちましょうか」ゴッ シロ「……どのメンバーでやろっか」 豊音「そう言うと思ってエイスリンさんと一緒にくじをつくったよー」 エイスリン「!」シュバババッ バッ(豊音と一緒に両手を上げてる絵) 胡桃「みんなやりたいから、引こう!」 塞「よーし!」 塞「えー、くじ作った二人かー」 豊音「やったー」 エイスリン「ウン!」 胡桃「さぁて、倒すよ!」 京太郎「よし、行くぜ!」 白望「お手並み……拝見」ボケー 京太郎(よし、勝つ!) 豊音(シロと同じ類なんて楽しみだよー)ニコッ 胡桃(自力で勝たなきゃ) エイスリン(牌を、読む!) 京太郎(手牌最悪だな、まぁ……こっから持ち直す!) 豊音(んー普通だなぁ、これで京ちゃんに勝てるかなー?) 胡桃(これじゃ豊音にも勝てないかも) エイスリン(よし!) 京太郎(美穂子さん、借ります!)スッ 豊音(片目を、閉じてる?) 胡桃(対局中にどうしたんだろ……) 京太郎(ここからは俺のステージだ!)カッ エイスリン(片目がブルーにっ!?) 白望(あれが暴食、ではなさそう……じゃあ能力の一部?) 京太郎(見えた!) 能力『青眼の預言者』発動 須賀京太郎のオカルトステータスが反映 99ー100=-1 判定成功! 京太郎(見えるぞ!) 成功:その局の点数が+15され、その後一度の和了安価の数値が+20 豊音(キョータロさんと現実でやるとやっぱ全然違うよー) エイスリン(よし、理想の牌譜を……描こう!) 豊音(エイスリンさんも動くみたいだけどーその前に私!)カッ 能力『六曜(先勝)』を発動 京太郎(来たっ!)グゥ 豊音(京ちゃん、なんだか雰囲気がシロっぽく―――ッ!?)ゾクッ 胡桃(どうしたんだろ?) エイスリン(なに?) 京太郎(豊音さん、いただきます!)ニッ 能力『魔物喰い』を発動、さらにステータス食欲が暴食のためゾロ目でクリティカル 豊音(なにか来る!?) ブチリッ 豊音(え、使えない?ちょーこわいよー)ウルッ 京太郎「」ニィッ 能力『魔物喰い』発動:相手の能力を無効にし次コンマ下二桁を01にする。 エイスリン(よし!) 能力『トリック・ウィッチ』発動:自分の和了判定を最上位にする 胡桃(能力、私も欲しいな……) 京太郎(エイスリンさんに発動された?こっちを喰うべきだったか?いや、こっちで良いか!) 豊音(うぅ、京ちゃん強いよー)ウルウル 京太郎(うわ、すごい罪悪感) エイスリン「ツモ、2000オール」ジャラッ 京太郎「やられた」 豊音「このエイスリンさん凄いよーさすがお絵かきのお姉さん」 胡桃「これ、なにごと?」 白望(あれが暴食?) 京太郎(今度こそちゃんと和了らないとな!) 豊音(わ、私の先勝はだめだから、どれ使おう……) 胡桃(なんとかしないと)アセッ エイスリン(もう一回!) 京太郎(これ、やばい……俺死なないよな?) 豊音(手牌が良いよーこれならいけるかもー) 胡桃(うわぁ) エイスリン(なに、これっ)ウルッ 豊音(どうしよー、今回はやめといたほうがいいかな?) 胡桃(これもう、諦めたい) エイスリン(どうしよう……) 白望(暴食、万能ではなさそうだ) 京太郎(さぁ、行くぞ衣!) 能力『月海支配(喰)』発動 須賀京太郎のオカルトステータスが反映 99ー100=-1 判定成功! 京太郎(ここは俺のステージだ!) 成功:その自分以外の全員の点決めコンマ下二桁を20下げる。 豊音(あれ、牌が来ない……) エイスリン(理想の牌譜を描く!) 能力『トリック・ウィッチ』発動:自分の和了判定を最上位にする 京太郎(来た!今度はエイスリンさんか!)グゥ 豊音(京ちゃん、まただ!)ゾクッ 胡桃(なに?) エイスリン(私が、狙われてる!?)ゾクッ 京太郎(喰らう!)ニッ 能力『魔物喰い』を発動、さらにステータス食欲が暴食のためゾロ目でクリティカル エイスリン(やられる!?) エイスリン(あれ、なにこれ……え?あれは……) エイスリン「ヒッ!?」 塞胡「?」 白望(なにこれ!?) ガッ エイスリン「ッ!?」ビクッ グチュッ ブチッ グチッ ググッ ブチリッ 京太郎「」ニィッ 能力『魔物喰い』クリティカルヒット:相手の能力を無効にし次コンマ下二桁を00する。 豊音(きょ、京ちゃんちょーこわいよー)グスッ 胡桃(え、なに?なんなの?) エイスリン「~~~ッッ!!?」ビクンッ エイスリン「ッ……ッ!」ガクッ 豊音「エイスリンさん!?」 京太郎「エイスリンさん!」ガシッ エイスリン「キョ、キョータロー……~~~ッ!!」ビクッ 京太郎(あ、これエロい奴だ、落ち着けマイサン!) エイスリン(な、なにこれっ~~ッ!) 塞「京太郎君、ソファに寝かしてあげて!」 京太郎「りょ、了解です!」ソッ エイスリン(キョータローの匂いがっ、一杯でっ、またっ―――ッ!!?)ジワッ 京太郎「大丈夫ですか?」ソットオロス 京太郎(また俺の暴食のせいか?) 白望(これが暴食?エイスリン、どうしたの?) 胡桃「麻雀は中断で、なにがあったんだろ……」 少しして。 エイスリン「」カキカキカキッ バッ(ガッツポーズのエイスリン) 京太郎「良かったぁ」ドクンッ 京太郎(あれ、気を抜いた途端、なんだ?) ??「おや、噂のお客さんだね」 京太郎「ん?あっ、今朝のコンビニの」 ??「暴食、だね……私はこの麻雀部の顧問の熊倉トシだよ」ニコッ 京太郎「あ、須賀京太郎です!」 ?「あれ、こんなとこにいた」 京太郎「あれ、咏さんも?」 豊音「あー三尋木プロだー!サインくださーい!」サッ 塞(サイン色紙いつも持ち歩いてるの?) 咏「ん、名前がわかんねーけど」 豊音「豊音です!豊かな音で!」 咏「ほいほいっ」スラスラ 京太郎(書きなれてる、ほんとにプロなんだなー)ヘー トシ「さて、じゃあなんて呼べばいいかね」 豊音「京ちゃんだよ!」 トシ「じゃあ京ちゃん……少しついてきてくれるかい?」 京太郎「え?」 トシ「京ちゃんを強くしろってね、この子からのお願いなのよ」 白望(これ以上強くしてどうするつもりなんだろう) トシ「すぐ終わるから、来るかい?」 京太郎「もちろん行きます!」 豊音「あれ?」 トシ「そうさ、どうやら倒さなきゃいけない相手がいるみたいだしね」フッ 京太郎(……読んだ?) 白望「暴食、怠惰より強いのかな?」 塞「シロが強さ気にするなんてめずらしい」 白望「……そうだね、ダル」 胡桃「私たちも一緒に行こうか?」 トシ「まぁ誰かついてきても良いかもね」 エイスリン「」シュバッ(手を上げる絵) 白望「私が、ついていく」 トシ「じゃ、行こうか……みんなは三尋木プロに練習付き合ってもらうんだよ」 豊音「はーい!」ワーイ 京太郎(学校裏の森の中まで来たけど……) トシ「この神社の中だよ」 京太郎「ここ、ですか?」 白望「強くなれる、京太郎……頑張って」 京太郎「……おう」 テクテクテク ギィィ… 京太郎「埃っぽいな」ケホッ バタンッ 京太郎「なっ!?勝手に扉閉まるんじゃねぇよ!」 トシ「京ちゃん、聞こえてるかい?」 京太郎「あ、はい!」 トシ「どちらにせよ対価はつきものだから、その先でしっかりと力を得てくるんだよ」 京太郎「なっ!?聞いてないっすよ!」 白望「頑張れー……ダルいけど」 京太郎「こいつ!……たく」テクテクテク 京太郎(ここが最奥、なんだ……丸い鏡?) 鏡「」ギュオッ 京太郎(な、なんだこの鏡、俺……だけど俺じゃない誰かがいる!?) 京太郎「なん、だ?」 鏡「12の次元のお前の記憶、その記憶を呼び覚ます鏡だ、須賀京太郎」 京太郎(鏡の中の俺!?) 鏡「さぁ、今お前が選べる二つの次元から、お前の力を呼び覚ます」 京太郎(二つの次元の、俺?) 鏡「決闘者の記憶、そして破壊者の記憶……選べ」 鏡「どうせ、ここから出た時は見た記憶のほとんどを失うんだ、しっかり俺の決闘(デュエル)を見ておけ」 京太郎「なに言ってんだお前、いや俺」 鏡「さぁ、満足させてくれよ?」 京太郎「ま、まったくわけがわからんぞ!」 鏡「良く見ておけ、さもなくばお前に満足はおとずれない」 ギィッ トシ「帰ってきたね……」 京太郎「う~なにがあったのかまったく覚えてない……」 トシ「そういうものさ、岩手にいる間はいつでも来ればいいよ」 京太郎「ありがとうございますトシさん、なんか新しい力手に入れられた気がします」 トシ「誰かを連れてきても良いかもね、あんたなら力を獲る手助けできるだろうし」 京太郎「なるほど」 白望「大丈夫?」 京太郎「あぁ、なんとかな……よし、使う日が楽しみだ!」グッ 白望(私も、強くならなきゃ) 宮守高校・麻雀部- 京太郎「ただいま帰りましたー」 咏「京ちゃん、疲れてるみたいだねー」 トシ「まさか本当に成功するなんて予想外だったけどね」 京太郎「成功しない前提だったんですか、怖い」 トシ「ま、とりあえず頑張りな京ちゃん」ポン 京太郎「とりあえず昼食べに行きます」 トシ「そうかい、じゃあ誰か案内してあげな」 白望「私が行く」 塞(ダルいって言わない!?) 胡桃(惚れた?) 豊音(シロが行くなら私はいいかなー) エイスリン「」カキカキカキ バッ(シロと京太郎が手をつないでる絵) トシ「珍しい、じゃあお願いねシロ」 咏「私ももうちょっと熊倉先生と話してるから京ちゃん行ってきて良いよー」 京太郎「じゃあ行きましょうかシロさん」 白望「ん……行こ」 ファミレス- 京太郎「やっぱここだな……ていうかなんでまた隣なんだ?」 白望「京太郎の隣が良いから……」 京太郎(勘違いしそうになる) 白望「とりあえず食べよう」モグモグ 京太郎「今日は自分で食べるんだな」 白望「食べさせたかった?」 京太郎「まぁ、シロみたいに綺麗な女の子に食べさせられるなら嬉しいしな」 白望「ッ」カァァッ ファミレスから出る二人 京太郎「さて、戻るか……」 白望「ちょっとかがんで」 京太郎「ん、こうか?」 白望「よっと」ドサッ 京太郎「お前、背中に乗るとはっ!」 白望「ダルい……」 京太郎「たくっ、帰るぞ」テクテクテク 京太郎(おもちがっ、おもちが二つ!)ドキドキ 白望(背中、大きくて温かい……) 夕方- 宮守高校・麻雀部- 京太郎(さて、シロ以外の麻雀は見たけど……どうするかな) 京太郎「せっかくだし打ちますか!」 シロ「せっかくだし私、やりたい」 塞「私もやりたいけど……」 エイスリン「」バッ(くじの絵) 豊音「さぁー引こう!」 胡桃(能力無いと、さすがに勝てない……) 白望「あたりだ」 塞「よし!」 胡桃(うぅ、シロと京ちゃん相手なんて……飛ばないようにしなきゃっ) 京太郎(例の力、使ってみるか?) 白望(怠惰を使うかどうか、もう少し考えた方が良いかな……) 胡桃(飛ばないように、飛ばないように……) 塞(とりあえず塞ぐ!) 京太郎(最悪だぞ!)クソッ 白望(あまり良く無いけど、同じか怠い……)ゴッ 胡桃(こ、こんなんじゃっ)ウルッ 塞(微妙……) 京太郎(美穂子さん、もう一度!)スッ 白望(暴食の力じゃないなにか、くる!) 胡桃(対局中に目を閉じるなんて、また?) 京太郎(見える!)カッ 塞(モノクルが曇った!?) 白望(暴食の能力、詳細聞いとけばよかった……怠いけど) 京太郎(見えた!) 能力『青眼の預言者』発動 京太郎(見えるぞ!) 成功:その局の点数が+15され、その後一度の和了安価の数値が+20 白望(私も使うか……でも怠いんだよね) 胡桃(どうする気?) 塞(じゃあ、塞ぐ!)カッ 能力『心鎮壷(シン・シェン・フー)のレプリカ』を発動 京太郎(来たっ!)グゥ 白望(京太郎、来る―――ッ!?)ゾクッ 胡桃(また?) 塞(な、なにか見える!?) 京太郎(行くぞ、沢山喰らいな!)ニッ 能力『魔物喰い』を発動、さらにステータス食欲が暴食のためゾロ目でクリティカル 白望(きた、暴食……) ブチリッ 塞(あれ、見えない?塞げない?)ウルッ 京太郎「」ニィッ 能力『魔物喰い』発動:相手の能力を無効にし次コンマ下二桁を01にする 白望(あれが、暴食……か、怠いな) 胡桃(能力、か) トシ(さて、これで青の瞳で見る世界が発動したわけだ) 塞(モ、モノクルが壊れてるわけでもないのにっ!) 京太郎(よし、このまま)ギンッ 京太郎「ツモ、2000・3900!」ダンッ 塞(なっ……) 胡桃「……はい」 白望(怠い……)ゴッ 京太郎(さて、次はどうするか……) 白望(あぁ、だんだん怠くなってきたなぁ) 胡桃(よし、塞よりは和了れた!) 塞(塞ぐ?いや、でも……塞ぐのを無効にされてからなにも来なかった……) 京太郎「」 白望(だんだん、怠くなってきた……そろそろやろっかな)ボゥ 胡桃(こ、こんなでもなんとかするしか!) 塞(微妙……)タンッ 京太郎「ロン、ば、倍満……24000です」 塞「……なぁっ!?」 トシ(これで塞の飛び……あれ、能力じゃないのか) 塞「……私なんかじゃ、ダメだ……」 京太郎「さ、塞さん大丈夫ですって!あんなの偶然ですから!あんなこと滅多にありませんから、あんなオカルトありえません!」 京太郎(一昨日あったけど) 白望(怠惰、発動できなかった) 胡桃(私、ラスじゃない!) 京太郎(どうするか……) 京太郎「せっかくだし打ちましょうよ!」 白望「ん、そうだね」 塞「つ、次こそは……」フラフラ エイスリン「」バッ(ゾンビの絵) 豊音「よし、次こそやるよー!」 胡桃(ん、頑張ろ!) 白望「さっきと同じメンバーだね」 塞「よし!次こそ勝つ!」 胡桃「また飛ばないようにね」 京太郎「はいはい、この話はおしまい」 京太郎(さて、やるか……?) 白望(怠惰、使う……怠いから) 塞(今度こそ塞ぐ!) 胡桃(よし、能力無しの底力!) 京太郎(まぁ、今の俺ならどうにでもなる) 白望(怠い……)ゴッ 塞(うわぁ) 胡桃(うわぁ) 京太郎(使ってみるか)ドン☆ 白望(鏡で、得た力!?) 塞(なんのつもり!?) 京太郎(見える!)カッ 塞(モノクルが曇ったけど……いや、ここはやらない!) 胡桃(くる!) 京太郎(来い!) 能力『無限煉獄龍』発動 京太郎(来い!)ピキーン 白望(なに!?) 塞(モノクルが震えてる!?) 胡桃(私でもわかる感覚!?) 京太郎「死者と生者……」 トシ(これは、とんでもないものを出しちゃったかもね) 京太郎「ゼロにて交わりしとき……」 咏(また強くなるのかい、京ちゃん) 京太郎「永劫の檻より魔の竜は放たれる!」スッ 豊音(竜が見える!?)ビクッ 京太郎「こいよ、無限煉獄龍(インフェルニティ・デス・ドラゴン)!」 エイスリン(み、みんな見えてる!?) 京太郎「デス・ファイア・ブラスト!」ゴッ 判定成功:ヒット 自分以外の者の点決めコンマ下二桁を30下げる 京太郎「さらに、デス・ファイア・ブラスト!」 京太郎「いくぞシロ!」バッ 胡桃(うるさい) 京太郎「インフィニティ・デス・ブレス!」 ゴッ 白望(なっ、龍から黒い炎がっ!) ボゥンッ 白望「ぐっ!」 白望(な、なに?今の……) トシ(龍も消えたね) 京太郎「ツモ、4000・8000だ……満足させてくれよ?」 京太郎「ツモ、700・1300!」 塞(くっ) 胡桃「はい」 白望(怠い……) 京太郎(さて、さっきはトリップしちまったからな……今度はしっかりと!) 白望(怠惰、今度こそは……) 塞(今度こそ塞ぐ!) 胡桃(よし、今度こそ!) 京太郎「」 白望「怠い……片付ける」タンッ 京太郎「ロン、48000」ドンッ! 塞(うわ) 胡桃(うわ) トシ(シロが飛ぶ、あるいは須賀京太郎ってのは相当ヤバい存在なんじゃないかい……) 咏(えげつねー) 豊音(シロが飛ぶなんて最初の頃だけだったよー) エイスリン(シロ……) 白望「……」ウルウル 塞(シロの目が潤んでる!?) 胡桃(なんだってぇぇぇぇ!?) 京太郎「あ、えっと……」 白望「帰る」テクテクテク ガチャッ 京太郎「……ご、ごめんなさい」 咏「まぁこればっかりは」 トシ「ああなりたくなる気持ちもわかるけどね、とりあえずシロも明日には元通りだろう」ウンウン 京太郎(う、うっわぁ、俺悪者) 旅館・部屋- 咏「うぁー疲れたー」 京太郎「まぁ仕方ないですね、俺があっちに行ってる間に教えたりしてたみたいですし」ハハッ 咏「温泉行こうよ温泉!」 京太郎「そうですね、晩御飯まで時間もありますしとりあえず行きますか!」 温泉- 京太郎「ふぅ」 咏「やっぱり落ち着くねー」 京太郎(それにしても静かで……人居ないのかな?) 咏「……今日お昼から帰ってきた後、やけに小瀬川の胸気にしてた?」 京太郎「うぇっ!ば、バレてましたか……」ゲッ 咏「わかるっつーの……好きな相手が他の女見てることぐらい……」フイッ 京太郎(お、怒らせた?) 咏「京ちゃんみたいなおっぱい星人知らないよ」 京太郎「……」 京太郎「ごめんなさい」 咏「別に良いよ、前から知ってっから」ツーン 京太郎(あやや、こりゃ怒らせちゃったかな……でも、やっぱり男の性というか) 咏「その内、こういう胸も好きになってもらうから」ギュッ 京太郎(う、腕に抱き着いてきた!?) 咏「ほれほれー」 京太郎(ふ、ふにふにしてる……いかん!) 京太郎「もう温泉から出ます!」 咏「えーつまんないなー」 京太郎「これ以上は別のが出ますから!」 咏「え?」 京太郎「昨日もですけど、また(血が)出ちゃ不味いんで……」 咏「あ、あぅ……そ、そのっ、ご、ごめん!」バッ 京太郎「ありがとうございます、先に出ときますね……のぼせないでくださいよ?」 咏「べ、別に大丈夫だよ!」カァァッ 京太郎「はい、それじゃ」 咏(べ、別のが出るって……)ボンッ 旅館・部屋- 京太郎「ふぅ、おいしかったですね!」 咏「そうだね、わっかんねーけど」 京太郎(どうしよっかな) 京太郎「ネトマだな」 一人目 のどっち 二人目 かなちゃん 三人目 シロ 京太郎「お、シロだ」 かなちゃん:また会ったな のどっち:よろしくお願いします シロ:よろしく キョータロ:よろしくお願いします 京太郎「さて、どうなるかな」 トップ 京太郎 二着 かなちゃん 三着 シロ ラス のどっち かなちゃん:かなちゃん大勝利だし! のどっち:どうにもうまくいきませんね キョータロ:まぁ運が大事ですから シロ:覚醒してるのが三人だから のどっち:そんなオカルトありえません かなちゃん:まぁかなちゃんの勝利なわけだけど 京太郎「のどっち、強く生きろ……ていうかシロも大丈夫なのか?」 京太郎「ん、ウィスだ」 のどっち:どうしてそんなに強いんです? キョータロ:うちの師匠が教えるの上手いんですよ のどっち:私の友達にもそっくり同じことを言う方がいるんですが、その人にはそれだけじゃない何かがあります キョータロ:それだけじゃないなにか、のどっちさんも見つければいいじゃないですか のどっち:麻雀は運と実力だけです、何かなんて気のせいですから キョータロ:なら、それを突き通せばいつか何かが手に入るかもしれませんよ のどっち:そんなオカルトありえません 京太郎「あ、ログアウトした……気難しいなぁ」 京太郎「ん、またウィスだ」 京太郎「お、かなちゃんか……若干面倒な気もするな」 かなちゃん:なんだか昼に一度だけ、妙な感覚を感じたし……お前なにした? キョータロ:別になにもしてませんよ? かなちゃん:どうにもふに落ちないし、どちらにせよ私たちは惹き合ってるんだ、長野に帰ってきたら一回ぐらい風越に顔だせし キョータロ:風越? かなちゃん:ほんと、鈍感な奴だな、まぁ来ればわかるって 京太郎「ログアウトした……わけがわからん」 旅館・部屋- 京太郎「さて、寝ますか?」 咏「とりあえず横になろー」 京太郎「はい」パチン 咏「京ちゃん」ギュッ 京太郎(うおっ、温泉のことのせいで意識してしまう!) 京太郎(……咏さん)ギュッ 咏「ひゃっ!?」 京太郎「あ……す、すみません」 咏「べ、別にへーきっつーか……」ソッ 京太郎「ちょっ!どこ触ってっ!」 咏「だ、だってさっき温泉で出そうって言ってたから、が……我慢してるのかとっ、わかんねーけど……」ゴニョゴニョ 京太郎「あ……あ~、あれね、あれはですね……その、怪我が開いて血が出そうって意味で……」 咏「え……」サー 京太郎「その、勘違いさせるようなことを……」 咏「う、うぇっ……ひぐっ……」グスッ 京太郎「え、えぇぇっ!?ご、ごめんなさい!俺が勘違いさせるようなこと言ったばっかりに!」 咏「ち、違くて……わ、私がその、こんなことする女だって、思われるかとっ」グスグスッ 京太郎「……あのですね咏さん、俺の言葉が原因なんだしそんなこと思うわけ」 咏「で、でもぉっ……うぇぇっ」ポロポロ 京太郎「はぁ~」ガバッ パチンッ 咏「ちょっ、電気つけないでっ!」 京太郎「あのですね、俺……咏さんのこと好きです」 咏「ふぇ?」 京太郎「だから抱き返したんだし、嫌そうな声してなかったと思ってますし、大人なんですからそのぐらい察してくださいよ……」 咏「え、えっと……」 京太郎「だから咏さん、俺と……付き合ってください」ギュッ 咏「あ……う、うんっ!」ギュッ 数年後- 咏「と、いうのが私たちの馴れ初めなわけだ、わかった?」 健夜「……そう」 恒子「す、すこやん……」 はやりん「……☆」 咏「あれ、聞きたいって言ったのは四人じゃね?知らんけど」 健夜「そのね、からかうつもりで言ったわけで……本気で語られても……」ドヨーン 恒子「すこやん……」ソッ はやりん「……☆」ゲッソリ 咏「ふふん!羨ましいだろー」 ???「咏ー!」 咏「あ、京ちゃんだ!」フリフリ 京太郎「あ、小鍛冶さん方、こんにちは!」 健夜「あ、うん」 咏「今日から旅行だから、須賀咏、行ってくるってわけ!それじゃあねー!」 京太郎「それじゃ失礼します」 京太郎が運転する車で去る二人 ?「」ゴゴゴゴゴッ 健夜「……あ、咲ちゃんずっと喋らなかったね」 恒子「宮永プロ……これは、次のタイトルマッチは大荒れだね」 はやりん「☆」 京太郎の車・車内- 京太郎「あぁ、なるほど、だからあんなことに……」アハハッ… 咏「惚気ちゃったー」 京太郎「ほどほどにしてあげてくださいよ?」 咏「ふふん、だって京ちゃんのこと大好きだしー?知らんけど」 京太郎「あはは、俺も大好きですよ……わからんけど」 咏「京ちゃんはそれ使っちゃだめだろ!」 三尋木咏ED2
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特別編 執事とサンタ ※本編との関係も一切ない特別編です。普段と違う形で書いてます ※大体色んなとこを参考にしたりイメージだったりなので、理解できるかどうかは個人差があります ※深夜テンション。ちょっと変態度高めでマニアックな内容なので、苦手な方はスルーでお願いします 12月24日 午後11時 龍門渕邸前 ハギヨシ「どうも、少し早いですがメリークリスマス、というべきでしょうか」 京太郎「別にいいですよ。それより、こんな時間に手伝って欲しいことってなんですか?」 ハギヨシ「はい。サンタクロースになるので、手を貸していただきたいのです」 京太郎「……サンタに?あぁ、要はプレゼントですか」 ハギヨシ「話が早くて助かります。えぇ、今からサンタクロースとして、屋敷の皆様にプレゼントを配ります」 京太郎「アレですか、寝ている枕元に置いて、朝起きたら、って奴ですね」 ハギヨシ「えぇ、プレゼントを色々選んでいたら少々1人では難しくなってしまって」 京太郎「別に手伝い自体は構わないんですけど、他の屋敷の方に頼めば良かったんじゃないんですか?」 ハギヨシ「いいえ、実は今回のことは旦那様以外、屋敷の皆様は全く知らないのです」 京太郎「え?つまりマジでサプライズですか?」 ハギヨシ「えぇ。本当に予告もやらせも無しのサンタクロースです」 京太郎「……大丈夫なんですか?」 ハギヨシ「ご安心を。既に旦那様の言いつけで皆様休んでおられますし、私はこの家に仕えるもの、不法侵入にもなりません」 ハギヨシ「まぁ性の6時間真っ只中ではありますが、屋敷の外はともかく、中でそんな状況になれる方がいないのは確認済みです」 ハギヨシ「ただ、女性の部屋にも忍び込むので、そこで見つかったら少々困ったことになりますが……」 京太郎「またクリスマスにとんだスニーキングミッションを……よくその旦那様が許可しましたね」 ハギヨシ「こういうことが結構好きな方なんですよ。ほら、お嬢様の父親でもありますから」 京太郎「すっごい説得力ありますね……」 ハギヨシ「という訳でお手伝いをお願いできますか?」 京太郎「やりますとも。そんな面白そうなこと、やらない理由がないでしょう」 ハギヨシ「そう言ってくれると思っていました」 京太郎「ところで、さっきから横にあるその白い袋がプレゼントですか?」 ハギヨシ「えぇ、去年が大人しいものでしたので、今年は少々遊び心を加えてみました」 京太郎「へぇ、どんなものが?あぁ、答えられる範囲でいいので」 ハギヨシ「構いません。むしろ手伝ってもらうのですから、把握していただきたいので」 ハギヨシ「まず……男性の方には主に私のコレクションの一部です」 京太郎「そ、それは!!」 ハギヨシ「えぇ……ふふ、皆様中々いい趣味をおもちのようでして」 京太郎「なんて量のエロ本……メイドもの、主従ものは基本として巨乳眼鏡っ娘ものに露出ものに男装もの…」 京太郎「金髪ロリものに金髪貧乳お嬢様ものまでとは……」 ハギヨシ「当然メイド、主人を調教するタイプのものまで……ふふ、どれも私自ら集め、そして厳選した一品ですよ」 京太郎「そりゃ朝すぐに起きますよ。2重の意味で」 ハギヨシ「そしてこちらは女性の方へのプレゼントですが……あまり直接的なものは一部を除いて避けております」 京太郎「ぬいぐるみやマフラー……怪しげな小ビンやヨーグルトに大きいソーセージ……」 京太郎「……え?これ……下着?」 ハギヨシ「ふふ、お気づきになられましたか。それらはお嬢様、衣様、井上さん、沢村さん、国広さんへのプレゼントです」 京太郎「下着って……色々まずいんじゃないんですか?」 ハギヨシ「いえいえ……例えばこのピンクのフリル付のもの……これは井上さんへのプレゼントです」 京太郎「純さんに?……純さんのイメージに合うとは思えませんが」 ハギヨシ「ボーイッシュな娘が実は乙女チック……古くから親しまれるものです」 ハギヨシ「イメージしてください。男前な行動、しかし実は穿いてる下着は可愛らしいもの……」 ハギヨシ「普段と違うことにふとした瞬間に気付き、恥じらう……素晴らしくないですか?」 京太郎「……なんて、なんて素晴らしいんだ」 ハギヨシ「えぇ、そのためのプレゼントです。私は主や同僚とも言える方に手を出す気はありませんが、こっそり愛ではします」 ハギヨシ「そのためのプレゼントです。まだ何か問題でも?」 京太郎「ありません、ある訳がないでしょうっ!」 ハギヨシ「ご理解いただけたようで何よりです。次に、沢村さんへは、黒のTバックです」 京太郎「ほほぅ、紐ですか。ストレートにエロいですね」 ハギヨシ「えぇ。身だしなみが適当そうですが、巨乳にエロい下着、ストレートなものもいいでしょう」 京太郎「グッド!」 ハギヨシ「そして国広さんへはスタンダードで白と水色のストライプです」 京太郎「一さんにスタンダードな下着!?そんな、一さんは!」 ハギヨシ「えぇ、私服はまぁご存じの通り。主な下着も紐です」 京太郎「なら、どうしてそんなものを!?」 ハギヨシ「ふ、だからこそ、ですよ」 ハギヨシ「あえて、あえて普通の下着を付けることによって、"下着が見られる可能性"が高くなる」 ハギヨシ「普段慣れていないものを付けることによって生まれる戸惑い、そして恥じらい」 ハギヨシ「普段あんな恰好の娘が普通の恰好で恥じらう、それがいいのです」 京太郎「暗○教室で普通の恰好したビッ○先生みたいなものですか……なるほど、あえて露出を減らすことによってエロさを追及する……」 京太郎「なんて、なんてハイレベルな作戦なんだ……くっ、一さんの恥じらいとか超見てぇ!」 ハギヨシ「ふふふ、そしてお嬢様には紫にラメの入ったGストリングス」 京太郎「エロい!ストレートにエロいのきましたね!」 ハギヨシ「えぇ、目立つことがなによりのお嬢様ですので下着も派手なものを好まれます」 ハギヨシ「が、これは派手でかなりのエロさのもの。派手でもしもの時に確実に目立つでしょう」 ハギヨシ「しかしこれは露出がありすぎる、しかし派手……その葛藤」 京太郎「目に浮かびますね!下着を前に悩む姿が!」 ハギヨシ「ふふ、お嬢様がどのような選択をするか……楽しみですよ」 ハギヨシ「最後に衣様には青いスタンダードな下着を」 京太郎「スタンダードですけど大人っぽいデザインですね」 ハギヨシ「えぇ、人より少し小さい。けど下着は少し背伸びしてみたい」 ハギヨシ「微笑ましくもあり、大人の女性としての第一歩です」 京太郎「いいですね。多少アンバランスな感じもしないでもないけど、その頑張ったというのが分かるのが」 ハギヨシ「ふふ、この5つのチョイスは悩みましたよ」 ハギヨシ「おっと、長くなってしまいましたねもう。ではいきましょうか」 ハギヨシ「いざ、聖なる夜に夢を届けに」 京太郎「えぇ。いきましょう!」 これは、聖夜に起こされた奇跡のひとつ それを支えた彼らがどうなったのか、それは分からない ただ、そのプレゼントを受け取った人達に笑顔や赤面が見られたのは確かだろう カンッ!!
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361 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/17(火) 17 04 27.99 ID 8ADSHfUTO あったか~い 81 麻雀部 京太郎「うーっす」ガララッ 憧「遅いわよ!何してたの!?」 京太郎「ちょっと膝に矢を受けちゃってさ」 憧「それ絶対嘘よ!」 玄「声と表情が全然あっていないよー」 玄「顔、にやけてるよ」 憧「はっ!」 京太郎「あ!師匠!」 玄「京太郎!今日もおもち談義を交わすですのだ!」 / . . . . . . . . . . \ , . . . . . . . .. . . . . . . . . . . . . . ..ヽ . . . ヽ / . . . . . . . . . . ′. . . . . i{ . . . . . . . . . .. . ..‘. ∧ / / / / .. . . . . . . .| . . . . . . | . . . . . . . . . .∨. ‘.. . / .イ ′ . . . . . { . . . ,| ... . . . {∧ . . . . . . . . . i . . . :. i ././ ′ !. .|....... 小 . .ハ__ . . . . iハ 斗 十 .ト . .| . ... i . i .′} . |. ! . . 斗{ . 「 丁i . . . .ト .V ヘ .{\ . .`! . . . | | |′.′ l . |.ト . . | ヽ 气{\ . { \ ヽ. \} . | { i . . .| 八. .|ヽ{ _ \ ,z≦ミ、| . .! . |! | /|. . . . ! ,ァ= =ミ ´ `'^| . | .小 |. / ! . . . .ハ ′ /i/, | . | .|i | ′ } . . | ∨ /i ' . . . .! . l { ○ ′. . .ト. . , 八 . .. } . l .‘ / .{ | . . . . { 込 ` ´ /} . . ./ . ! . ‘ / ; .| . | . . . . | 个 ..... .イ ∨ . . / /. .′ ∧ i /{ .! . | . . . . | / ノ}≧ - ´ {入 /. . ./i/ . .′ . . ‘. |{∧{.. .i . { . . ‘ . . / 乂 / / . . /V . . .{ . . . . . ‘. .′.. .八 !ム .七¨⌒} >t_ん / ./「/ . . 厂 ̄ ≧ 、 / . rヘ´ ヽ \ | ∧ ∧'ィ斗v′ . / ヽ. / . ′ 八_{ ̄≧ V__/イ´ {'リ . . . ′ / } / . . {⌒ヽ 八 z__{ }___, {.' . . ./ / | .′. . | \ 《 ハ下 . /. . . .′ , 小 / . . . .{ ヽ } ∧__/ }ハ ≧7. . . ./ / { ∧. / . ./.. . } . | く / } ; . . . . ′ .′/ { . .‘. / . ./.. . . .i ∨ } `≧-ヘ ∧ノ} . . . .{ . { .′ } . . ‘. / . /′ . . .} ‘. V| ∨ | ノ} . } j / / { . . . ‘. 京太郎「はい!!!」 玄 好感度上昇安価 0~30 小 31~60 中 61~99 大 363 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/17(火) 17 11 07.75 ID pdUjaJ/FO [3/3] 玄 23 穏乃「おはよー!」ガララッ 京太郎「おっ穏乃」 穏乃「早く打とうよ」 京太郎「おう、牌譜の整理をするから待っててくれ」 穏乃「皆の京太郎への扱いは酷いなー」 ──── __ ─ 、 / `>、 ヘ / \ヘ / ∧ ヽヘ /,イ / / / ∨ | | ∧ ', // / / / ∨ j, | l! } l / ′ ムム / } ト 〈! イ | | { l! | 八' { ' ` | / !| /j /メ ′ | 八 {|! ! | ,r_芋ミ !',r示/ミ' ! / ′ 〉!.〉 乂' ト } ん ;ハ,' / / | /' 〃 、_! 乂_ソ 乂__,ソ,jイ /` } | / ノ l ハ |! ,,,,, ' ,,,,, / ゙ ノ ''! | / / |! ! ∧ ー─, / /'' /j | / // | ヘ ! .、 ゝ - ,イ/ / / ,' | // ,/' ∧ | '> <ノ\/ / / ' r 、 r,_. 〃 ,/ ,r七´ ̄' / ヘ ,r<´/ ,/'' / / / j ! /ノ } / / ! 〈. 〈 /⌒、 / `ヽ、' / { .{/ / / /) ./ / j ィ7`ヽ',Y /,∧,ノ / \ / | / / ,// / / ! { `-/´⌒} \ ヽ ヘ (--`ヽ Y{ / |〈! ノ-{ / / } ,人__ ,,,)〈' ∧ ノ ! ′ .! 乂 / { ゝ イ) / / 穏乃「ねー京太郎」 京太郎「ははっ……大丈夫だって」 もう、辞めるからな。 穏乃「……」 0~30 小 31~60 中 61~99 大 365 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/17(火) 17 17 54.94 ID s5DouDr/O 穏乃 61 灼「おはよう」ガララッ 京太郎「あ、灼さん」 灼「京太郎、牌譜の整理ありがとう」 京太郎「いえいえ、当然の事をしたまでですよ」 灼「とても助かる、ありがとう」 / / / i lヽ i i . / .............. / i { | 八 ヾ\ | | ′... i / レ i ハ {ト {,.斗 ヘ | i i. i { l | ハ≧x 、_{ L 」<, t===ミ | i |. |八 从 /〃斧ミx 丁{ 斧 》 i | ヽ ハ {{ ト--ク うーク ' i | / iト ー= 、  ̄´ j i | { ハ 〃〃 〃〃 i | | |i i } _ / | | |i 「`込 ´ ィ / / リ |i { > < j/ / / ヾ < iト、 > < { /i 二´ --'  ̄ ̄ ̄ ̄ } ト、 ̄ ∧ r=ニ ´ 〉 、__ / 〉 ハ //∧/////≧zzx 、 京太郎「あはは……大袈裟な」 0~30 小 31~60 中 61~99 大 368 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/17(火) 17 45 14.49 ID bvUUCjVpO [5/5] 灼 91 晴絵「おーっす練習始めるぞー」 --……-- r―‐⌒ヾ \ |∨ \ \ |/゚ 。 \. . . . . . . . . . . . . . . / \ . . . . \ . . . . . . . . . . . . . . 。 // / \ . . . . . . . . . ` .o。 . . . . . . . . . . . i ゚. /イ / . . .イ . . ー┬--- . . . __ .` . .o。 . . . . .|. ..。 i{ | ′ . .'{_|_ . . . | リV . . . . . . } .>匕、 \j--i || |/ . . ∧}リ≫┘o。v――'’xr示=ミト、 . .\}、 リ { . . . .|! ‘, ィ芹≧ュ ’|イi//| 》、 。 . . .ぃ、 | . . . . .「`ヽ《乂_゚ツ ゞ= '゚ リ/リ゚。 . .ト、i | . . . .小 , , ' , , / . . .∧ .} リ l. . . . . | }ゝ-! jハ . . . j/} .| 。. . . { { j 八 -==ァ イ }/ j ノ ゚ 。.リ \{≧ュ。. ィ jソ ″ / ゞ イニ} ` ´ {ニヽ ィニ// ゝ|ニ\_ ┬==≦ニ/ニ7____ __,.|ニニムニニニニニlヽ /ニ|ニニニ/ニニニ|`-―――‐一´|ニニニムニニニニ|ニム. /ニニ |ニ7ニニニニニ| |ニニニニ}ニニニ=|ニム 京太郎「はーい」 憧「京太郎、一緒に打つわよ」 京太郎「え、また憧?」 憧「人数少ないから偏るに決まってるでしょ」 京太郎「それにしても偏り過ぎな気がする……」 憧「つべこべ言わない!」 京太郎「へいへい……」 穏乃「本当……」 灼(ラブラブだなぁ……) 玄(憧ちゃんは京太郎が本当に大好きなんだなぁ) レジェンド 好感度上昇安価 0~30 小 31~60 中 61~99 大 371 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/17(火) 17 49 01.50 ID LQChLrN9O 晴絵 好感度max 依存度106 平和だなぁ 行動フェイズ 夕方 京太郎の部屋 京太郎「さて、何をするか」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.自由安価 安価下4 376 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/17(火) 18 00 55.44 ID hLEN18hJO [1/2] 京太郎「街でもウロウロするか」 --- 京太郎「それにしても……綺麗な町並みだ」 京太郎「長野とはまた違った良さが……うん」 京太郎「さてさて、何をしようかな」 0~30 アコチャー 31~60 プロ 61~99 好きな阿知賀勢 380 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/17(火) 18 08 41.52 ID Tf8fkYlWO [1/2] あったか~い 宥「あー京太郎君。どうしたの?」 京太郎「いやーいい町だなーって」 京太郎「俺の幼馴染の友達も昔はこの町に住んでいたらしいですよ」 宥「本当?凄いねー」 京太郎「はい、偶然ってあるんですよ」 宥(まぁ……そこまでの偶然じゃないけど) 京太郎「……」 たわわなおもち、端正な容姿、溢れ出る母性、ほんわかとした雰囲気、包容力……完璧だ。 笑顔とは裏腹に寒さ?に震える身体も美しい。 宥「……?」ニコッ 0~30 小 31~60 中 61~99 大 384 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/17(火) 18 14 31.01 ID Tf8fkYlWO [2/2] あっつい~い 91 行動フェイズ 夜 京太郎の部屋 京太郎「さて、何をするか」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.自由安価 安価下4 392 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/17(火) 23 17 33.54 ID c6Iu26txO [1/3] 京太郎「バイトするか」 1.土方 2.松実館 3.ボーリング場 4.山のゴミ拾い 安価下3 397 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/17(火) 23 23 52.11 ID c6Iu26txO [2/3] 宥「あ~また来てくれたねー玄ちゃん」 玄「京太郎が居ると助かりますのだ」 京太郎「それは光栄です!」 宥「じゃあ今日やる事を教えるね~」 京太郎「はい!!」 --- 京太郎「きっつ……」 玄「お疲れっ!」ポンポン 宥「鍋作ったから食べようね」 京太郎「はい!!」 この時期に鍋かぁ……ありがたいけど。 玄「三日連続……」ボソッ 好感度上昇安価 宥 安価下1 玄 安価下2 0~30 小 31~60 中 61~99 大 400 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/17(火) 23 27 43.15 ID c6Iu26txO [3/3] あっつ~い 121 玄 京太郎の部屋 京太郎「よし、電話するか」 京太郎「誰から電話をしようかな~っと」 前週キャラあり 自由安価下3 405 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/17(火) 23 34 38.26 ID NMviqGs7O 玄 43 玄「っ!」 電話番号を教えてからずっと待ちわびた物だった。 玄「もしもし!」 考えるよりも先に行動へと移していた。 京太郎「あ、玄さん!」 玄「はい!なんでしょう!?」 出来るだけニコニコと可愛い声と仕草で答える。 京太郎「……」 京太郎(ここまで元気な人に俺は言えるのか……?) 京太郎(やめるって事) 玄「……どうしたの?」 京太郎「やっ!やっぱりなんでも無いです!」 プツッ 玄「嘘……だよ」 --- 京太郎「誰に電話をしようかな~っと」 前週キャラあり 自由安価下3 418 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/18(水) 00 20 37.41 ID 31HFk+ttO 穏乃「!」 穏乃「京太郎……」 私が……一番大好きな人。 いつ頃からだろう、顔を見ると胸がドキドキするようになったのは。 最近は胸が締め付けらるようになっていた。 赤くなる顔を誤魔化す為に身振り手振りを使って…… でも、沢山気を引くように頑張っていた。 この苦しみから解放される為には……決まってる! 穏乃「よしっ!」 穏乃「もしもし!」 京太郎「あのさ……穏乃……相談したい事が」 穏乃「私京太郎の事が好きなの!」 穏乃「だから付き合ってください!」 京太郎「え?」 安価下10 多数決 1.俺も好き 2.ごめん 436 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/18(水) 02 04 21.24 ID DfkFDl99O [1/2] ネキは史上最高のヒロインだから 京太郎「俺も好きだ」 穏乃「!!!」 穏乃「嬉しい……とっても嬉しい……!」 京太郎「でも……俺麻雀部やめるんだ」 穏乃「え……?」 京太郎「だから付き合えない……」 穏乃「そんなの関係ない!」 437 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/18(水) 02 12 32.44 ID DfkFDl99O [2/2] 穏乃「私には……そんなの関係関係ない」 穏乃「今までごめんね……京太郎」 京太郎「大丈夫だよ、穏乃はむしろ優しかった」 穏乃「京太郎……」 京太郎「好きだ……穏乃」 穏乃「うん……!」 --- 京太郎「誰から電話をしようかな~っと」 前週キャラあり 自由安価下3 441 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/18(水) 17 45 18.36 ID FP5rEn2cO 晴絵 好感度max 依存度116 晴絵「……」ドキッ 着信の相手は京太郎…… 事もあろうか自分は教え子を相手にときめいていたのだ。 晴絵「……」ドキドキ 晴絵「もしもし」 京太郎「あ、晴絵さん……相談が」 晴絵「どうした?」 声が暗い。 いつかこの時が来るとは思っていた、余りにもカバーする時間が遅かったのだと……もう手遅れだった。 京太郎「俺ーー麻雀部辞めます」 一日が終わりました 442 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/18(水) 17 53 14.23 ID r7zXZcsYO [1/2] 憧「アハハッ!」 憧「アハハッ!」 / / .. _/ / ./ . ./ i \ //′ / ./ . / | / / / // ./ .′ ./∧ .ハ . | | . .. / / / // ./」.A--x ′ト、. . . .′ | | 〔iミx 、.. / / レv ′|! V__ ` ヽ l___!__ | | | ヽ ヽ / / i! | .| __ j/- j人`ヽ| | | . | . .. / / | . .| .| ´ ̄`ヾ _ ヽ | | ! . ! . . .′′ | . .| .| ; ; ; , ¨¨ヾ、. ハ . .| | . | l l i! ! | ; ; ; / .′ .| ! | | .′ .| . | | .ト { 丶 / / .′ . | | | ′. ! ′.. | .| i 、 / /イ / | | | | | .′ | . . . | . | .| . | 、 `¨ ´ . イ . .| /. . . | | | | | | . | ./ | | .l l/ヘ} ー‐ .iヽ. / . .j/ . . . .|. . .| ! ! li! | ′. . .| | .| レ′ \ ∧ | . . | . . .| . | lハ | く`ー‐r.| | .| ト、 /^V! ∧.l\ . | | | ′ .| l l/ ヽ | | | .| | \∧ ol ∧ `ヽ ! . | | l .l | | . | ___ハ^i^i ト,〔 ̄`Y¨Y¨¨¨¨i | . ト . . | l/!. .| | | /  ̄レ_// ノ7 l__.ト、 l |. . . .| ! | | | / l ヽ〉─‐'l | \/ | . .| !. . . | i} /! /\ ./ \_/′ | | ! . . | | | ′ / /l \ 、 ′ | .′ . . l | l / / /. l\ ‘, | .// / | | V. / / / | \ ‘, |// レ | . .| 憧「アハハッ」 憧「本当……面白い冗談を言ってくれるわねぇシズ」 部屋には写真、声、ぬいぐるみ。 誰の物かは言うまでも無い。 憧「辞めても大丈夫よ京太郎……私が見守ってあげるから」チュッ 443 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/18(水) 17 53 44.46 ID r7zXZcsYO [2/2] 朝 行動フェイズ 1.登校 2.引きこもる 3.サボる 4.自由安価 安価下3 447 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/19(木) 00 13 29.19 ID qqSnxaoMO 京太郎「よーしっ部活に行くか」 --- 京太郎「……」テクテク 京太郎「退部届け……正式に渡す」 京太郎「って……あれは?」 安価下 0~50 アコチャー 51~60 クロチャー 61~70 宥 71~80 あらた 81~99 穏乃 452 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/19(木) 00 24 55.05 ID zdAVUNhCO [1/3] 憧「あ、京太郎」 京太郎「憧か……お前とは仲が良いから言っておくか」 憧「……どっち?」 京太郎「え?」 憧「須賀京太郎は高鴨穏乃と付き合う事になったのを私に報告するのか須賀京太郎は部活を辞める事を私に報告するのか」 憧「どっち?」 京太郎「お、お前……どうして」 喉元にナイフを突きつけられた感覚が今、初めて分かった。 晴れ晴れとした穏やかな風景とは打って変わり、俺と憧を取り巻く空気はとても気怠い物になっていた。 憧「どうして~って?」 憧「私は京太郎の事をずっと昔から知っているからだよ」 目に光が無い、憧は俺の制服の裾を掴んで俺の事を見上げてこう言った。 憧「今度こそ、私の物になってね?」ニコッ _. .-. . . . ̄. .゙. . . 、 , '´ . . . . /. . . . . . . . . .ヽ / ;ィ´ / . . . .ヽ. .\ _,-─tァヽゝL _/_ ,' | . . .゙ . . ヽ ,〃,r‐'7ハ レ!__,'_ ;イ | /!! ヽ. l . . .、 / 〃 l ト、| .| ハ Tハ! | { || .| | ゙. .!_l |ミヽ、 ,' ./ ! | | LL_ヽ| ! || ! |'T ‐ -|、 | ト、 !| \ ヽ ,' / .| . | | ハチ≧ト、|ハ !土_ヽ | | ! .|. .ヽ!! ヾ.、 ,'/ λ .r=| |.{ ;; Cヾ ヽ|チ不≧!/! | !. ./,'| ヾ 、 |l ハ | (! !`ー'' { {゚ ;; C | | .! .|, './|j ヽl || | |ヽト、! .!""" ' ` ー'' ,イハ| | /. l || | !. |N l .ミト、! .| 、 """ /ノノ ! .| _;| | ! | l r、 .N .ト {ヽ !、 ー ,イf.l´. . | .j//ハ l .| i! | \\ | ゙、| | ヽ | 、_ .... -≦| . . .| ! . . .|,.'/ . ∧ .| .|. 从! l\\ | | l ! | |ヽ| ! . . .| | / ,イ| ゙、 ヘ ! .| ハ ト l Lf~ヽ `_ヽ_ !|ヽ ||、-、ヽ _L`_r"∠! ! ∧ | . ! ,' | !ミ、 | 、ゝ.|´ヽ ヽヽ ヽ-、 ,.r! >‐'{ | |ノ|ノ7 | . .ヘ. ,' . |! |,' |!| ヾ,へ.ヽハノ、/ ̄`ヽヾ´ ̄`| \_ヽ_!__! .| /| .! . ∧ ./ . . !i! |i| ! | |\,ゝ | ヽ | /´ /` ̄ヽ | . .∧/ . . . ||i! 安価下 0~50 一度引き離す 51~99 動けない 455 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/19(木) 00 29 09.18 ID bwXyaV/5O 京太郎「うっ……」 声が出ない……身体が動かない。 京太郎「まっ……ま」 情けない事に足が震えていた。 憧「大丈夫だよ、京太郎の気持ちいい所は沢山見て来たから」 憧「さっ……部活なんか放っておいて私の部屋にいこ」 憧は俺の下腹部に人差し指をなぞらせる。 ススーッ ゆっくり、堪能するように。 憧「えへへ、興奮してきちゃった」 京太郎「まっ……待てよ」 0~50 脱出 51~99 アコチャーハウス 458 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/19(木) 00 35 27.49 ID EMhxSVLmO 憧の部屋 憧「あはは、到着!」 京太郎「お、おい……やめろって」 憧「これ以上我慢しろって……馬鹿じゃないの?」 憧「~♪」カチャカチャ 京太郎「なっ!」 憧は俺のチャックに手をかける。 いつでも準備は万全。 歪んだ好意が俺を襲う。 0~30 脱出 31~99 あ~^ 463 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/19(木) 01 02 35.71 ID D2XeLdj8O 京太郎「っ!」 身体が動く……! 京太郎「悪いな……っと!」ダダダ 憧「京太郎!!京太郎!!」ハッ 憧「……逃げられた」 憧「ちぇっ……」 --- 部室 京太郎「なんとか逃げる事が出来た……」 京太郎「晴絵さん……」 京太郎「これっ」スッ 晴絵「分かった。受け取る」 玄「えっ……本当?」 宥「……あったかくないよ」 灼「やめちゃうんだ」 ガララッ 憧「な、なんでやめるのよ!」 京太郎「……」 なんだこいつ……白々しい。 穏乃「……」 京太郎「皆…々今までありがとう」 安価下1 玄 安価下2 宥 安価下3 灼 安価下4 晴絵 好感度上昇安価 0~30 小 31~60 中 61~99 大 471 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/19(木) 01 18 31.34 ID /7qWLtx6O 玄 53 マグマ 好感度max 依存度 171 灼 42 伝説 好感度max 依存度 136 晴絵「……このまま」 このまま逃して良いのか? 晴絵「っ!」 脳内を何かがよぎった。 悪魔のささやきが 宥「……あったかくないよ」 晴絵「そうだ!京太郎の送別会をしよう!」 憧「それ賛成ー!」 灼「わたしも」 宥「うん、いいと思う」 玄「賛成!」 穏乃「……」 京太郎「……」 0~50 参加 51~99 不参加 474 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/19(木) 01 47 16.82 ID cMAFfUCXO [1/2] 京太郎「いや、大丈夫です。そこまでしなくても」 晴絵「いや、でも」 京太郎「辞めはしますが、俺の事はこれからも麻雀部の一員だと思ってください!」 晴絵「……そうだな!」 晴絵「じゃあ……全国大会にも…着いて来てくれるか?」 京太郎「え?」 --- 京太郎の部屋 京太郎「押されてしまった……どうしてこうなった」 行動フェイズ 夕方 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.自由安価 安価下4 484 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/19(木) 02 10 18.07 ID X3xGlJoyO [1/2] カランカラーンッ 憧「やっぱり……麻雀に未練あるんだ」クスクス 京太郎「やめてくれよ……もう」 憧「私に構ってくれないと……シズがどうなっても知らないわよ?」 京太郎「お前……!」ガタッ 憧「やめて、怖いわね」 憧「私は絶対京太郎以外には何もしない」 憧「手を出すとしても……私以外の人間ね」 京太郎「どういうことだ?」 憧「そうねぇ……キスさせてくれたら教えてあげる」 憧「……」 ガシッ 京太郎「こんな所で……!」 憧は俺の肩と手を掴んで無理矢理俺の唇をーー 0~30 穏乃「え……?」 31~60 止める 61~99 唇を奪った 486 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/19(木) 02 21 05.01 ID zdAVUNhCO [2/3] 京太郎「っっ!!」 チュッ ビクッ ビクンッビクンッ 憧の柔らかい唇が俺の唇を包み込むように奪った。 執拗に、逃げられないように、蹂躙するように舌を絡めて……我の物にするかのように。 チュパッ 憧「えへへ、えへへ、えへへ、やっと……やっとだぁ……」 京太郎「っつ!」タタッ カラーンッカラーンッ 憧「また逃げるんだ」 0~50 追いつかれる 51~99 穏乃と合流 490 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/19(木) 02 31 56.89 ID X3xGlJoyO [2/2] 京太郎「穏乃……!」 穏乃「え……こんな山奥に来れるなんて運動神経あるね京太郎も」 京太郎「鍛えてるからな!」 穏乃「それだけで済む問題じゃないと思うなぁ」 京太郎「はぁ……はぁ……!」 くそ……!動悸が激しい。 穏乃「大丈夫?震えてるし……息が荒いよ」 京太郎「っ……!」 穏乃を見てると泣きそうになってしまう。 俺は穏乃にキスをする前に憧に唇を奪われて……汚されて……糞。 京太郎「ごめん……俺」 492 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/19(木) 02 34 40.20 ID Bu9Ba9b7O [1/4] 全部話した。 穏乃は辛い表情で全部聞いた後、俺を抱き締めてから何度もキスをしてきた。 穏乃「んっ……」 チュッ チュプッ 穏乃「っはぁ……」プルプル 穏乃「大丈夫……大丈夫だから……ね?」 京太郎「穏乃ぉ……」ウルウル 0~30 アコチャー 31~60 灼熱 61~99 丁度いい山小屋で穏乃と身体を交わす 495 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/19(木) 02 40 02.73 ID Bu9Ba9b7O [2/4] 京太郎「はぁ……はぁ……!」 穏乃「いいよ……京太郎……来て……!」 京太郎「穏乃……!穏乃……!」 絆を強く……深く…… 心を通わせる。 ずっと、何があろうと挫けぬ心で。 --- 京太郎「……」 穏乃「……」 / / \ . ´ / / ∧ ヽ ヽ ヽ / ./ / / / ヽ ヽ ヽ ハ / i { ハ { ′ V 从 } ハ ハ ハ 从 j⌒ ハヽ 1ハ⌒ jヽ ハ Vハ Vィ示ミ 〒示ミイ / イ ヽゝ辷ソ 辷ソ"レイハ / ハ ハ ww l ww / ハ / 彡 ハ ゝ 、_rァ ィ/ / i } v v v / 彡 /X V V7ーi 、__ イ T7 / ノ /とニヽ / / ///⌒Ti ヽ ヽノ! l`l/ ノ 7`ヽ \ . . /ニヽ / / / / i-'⌒ヽゝ-、 , 彡´ ′ ', /´ 彡ニ'〉. / / / -┴  ̄ 、ヽ ` ´ マ、 V } ( ´ / 〃 / ―--ァ ゙´ マ、 ヽ ', l イ ′ / /// 〃;.'; r;マ、 ', ', / / / // ! 〃ン ゞV! } ∨ ,. / / ´ ゝ〃 ノ ' 、 }| ノ / !. / _彡´ | |{ー‐ ´ ー-}| イl ′ l ´ ̄ } |{; }| ハ { j / |{ ; }| { ヽ ' / 〃 |{ } }| ハ ヽ / / j 〃j }| ハ ヽ / 〃 |{'′ `i´ }| ∧ / / 〃 }| \ ; // |{ }| ヽヽ 、 〈〃 |{ }} \ヾ、 / / |{ \ ii / }} ヘ 行動フェイズ 夜 山小屋 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.自由安価 安価下4 500 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/19(木) 02 44 42.32 ID Bu9Ba9b7O [3/4] 京太郎「バイトするか」 穏乃「私も行こうかな」 京太郎「えっ?」 _ , . .―<_ _ ‐.、 ,∠ _ ; ― 、 \ . \ / \ i ヽ . \ / ハ ヽ ハ ヽ ,´ / '; V } . ヽ / / / ; ! } ヽ ';. /. . . . ヽ // ハ .ハ { 川ヽ ハ ! }/ . . . . . . ', {ハ ! l-l l‐く 、j_j_レ V / . . . . . . . . . . ',. { { { r弋芯, 示≧z} /⌒)\ . . . . . . ハ ヽ ヽ ハ ゞ┘ ゞ‐"/ .イ ノ V . . . . . } { !ヘ""" ' """ イ }´_ V . . . . . i } V ', ゝ _ /〃 / } ハ . . . . ハ ! V { / >┬< / // 人 j .ハ . . . ハ} VV /./ ヽ ,zァ .ノ// \ レ } . ./ } / 〈 // /、 く三彡= " _ _ ヽ i ./ ノ j ヽ〃 丶ヾ _ ―へ } ', ノノ. / ∨ 〈 / 〉 ハ ', / ;/ 〃 Y´/, _...- 彡ノ ヽ ヽ / ;/ 〃 `く〈 イ三-‐ ´ '; l. / ;/;人 ノ '、 〃{ '; ',. / ;;//;;;;;i` ` 〃 ;\ ';; ヽ. 〈 〃 ;;;;;ハ 《 ;;;;;ヘ ヽ;; i V 〃 ;;;;;;;} }} ;;∧ '; } } 《 ;;;j 、 }} く ヽ / } ヾ、 ;ノ ' }} 〉 \ ノ 〉 ヾ 〈 〃 〈ヽ \ ー" / ヾ\ /" / 〉 へ 〈 _ ― 二ヾヽ\ /" ´ // ノ /イ ヽヾYィ" //´ } { / ヽヽ 、_し〃{ _ ―=彡" }  ̄ {\ー‐'/ H―' ̄ j {  ̄ {} ,′. { {} / 1.土方 2.松実館 3.ボーリング場 4.山のゴミ拾い 安価下3 506 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/19(木) 02 52 34.17 ID Bu9Ba9b7O [4/4] 土方「あれ?あれれ?」 土方「お嬢ちゃんは何もしなくても大丈夫だぞ」 穏乃「私力強いですよ!」ヒョイッ 京太郎「」 土方「」 重機を軽々しく片手で…… --- 土方「うーっしお疲れ、今度新しい仕事教えてやるよ」 土方「次は地方の仕事だ」 京太郎「はい!」 --- prrr 京太郎「電話だ」 穏乃「誰かな?」 自由安価下3 510 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/19(木) 03 00 22.71 ID /i9go5WmO [1/2] 玄 63 玄「麻雀部で今までありがとうね」 玄「弟子が居ないのは少し寂しいよ」 京太郎「師匠……大きいだけがおもちではないって……俺……分かりました!」 玄「……!」 玄「合格だよ!」 穏乃「……ばか///」 ,. ´ ` ヽ、-.、 / ヽ \ / ∧ 、 ヽ ヽ / / ヽ } ヽ ヘ ヽ / / / / ヽ } ヽヽ } ヽ { / ト、ハ / '; 人 _レ ',V/ } ヘ { ハ i i`'ト L__ vi ,レへ {\ } ! / ヘ ハ ハ! V レ ` V / } ./ ハ ヽ ハ 三三 三三三 i V .ハ ヽ V } ww ww } レi ハ ヘ i { 、_,、_,、_, u イ / ! ハ i V>. 、_ ー―' z≦ ! . / } j } ヽ ヽヽ ヽ { エニ彡 ニ }_/l / | ∧ / } _ゞくトニiiニニ- ´ノ レく レ i ハi / ヽjj ―  ̄ ヽ } / ノ / i 《 i ! / j ! 〃 / } レ' l V ll / ;. j { ll / / 一日が終わりました 511 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/19(木) 03 01 48.31 ID /i9go5WmO [2/2] 京太郎「うーんっ」 ユサユサ 穏乃「朝だよー」 京太郎「お、おはよう……」 穏乃「んっ」チュッ 京太郎「……!」 朝 行動フェイズ 1.登校 2.引きこもる 3.サボる 4.自由安価 安価下3 515 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/19(木) 03 08 28.29 ID +aKkcwF2O [1/2] 京太郎「サボるって言っても俺は学校に行っても部活やらないから本当に行く意味がないんだよなぁ」 穏乃「じゃあ私がサボる」 京太郎「え?大丈夫なの?」 穏乃「嘘だよ、今日は部活休み」 京太郎「なんだ、良かった」ギュッ 穏乃「あ、やっぱり」 穏乃「んっ」チュッ --- ∠┴.<ヘ7ユ. .-――. . . .、 _ / ―. 二> ´ ヽ/ \ / ―= / ( \ (三三゙/ / / ハー―ト ヽ / ヽ ヽ /‐" i / / /_ミ ノ } / V ヽ / ハ リ / んV ノ ノ ノ V ハ / /ノ /;ソイ /イ V ヘ / 〈{ /////// イ ノ V ハ ! ゝ「⌒ヽ / /T ノ V i ヘ.〈 >┴' へ三三<ユ _ ´ } i ! ハ `ヽ、 i \ニニミュ ヽ j / j } ! ` < ! \ / / / ハ } ` < i V / / / } ! / ヽ / / / / j j / / / / / / ./ , / / ./ / / / i // // // '; // / / / V 彡 / /< ヽ >、_ 〈\ 彡三三三ミ、 >、 〉┘ // \\ 二=-.、__ { // U ヽ┬<三ニ=へミ、ミ, / // u } V Vヘ 〈 /// } ヽ ヽハ // ′ j ) V ヘヘ 〈《 ′ ノi u U } ヘハ ヾ { ' 〈 } 〉〉〉 { ( / } ' /// ゝ U ィ ∥ / /// { - ‐ ´}´⌒/ゝ´ / ', } / 人 u / ヽ j /イ , ヽ ,' / 〃 , ′ ヽ u i / / ' 穏乃「京太郎っ……京太郎……!」 --- 行動フェイズ 夕方 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.自由安価 安価下4 523 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/19(木) 08 51 05.34 ID zdAVUNhCO [3/3] 京太郎「バイトすっか」 穏乃「どこの?」 京太郎「?」 1.土方 2.松実館 3.ボーリング場 4.山のゴミ拾い 安価下3 528 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/19(木) 12 58 23.17 ID cMAFfUCXO [2/2] ゾロ目ボーナス!どうして!? 土方「またお嬢ちゃんも一緒かい」 穏乃「まぁ……はい」 京太郎「あはは……すいません」 --- 土方「中々やるじゃねえか」 土方「新しい仕事、紹介してやるよ」 京太郎「はい!」 穏乃「わーい」 穏乃「宿とご飯付きで地方に飛ばされる仕事だって」 京太郎「へぇ……」 土方「貴方は運が良い……」 土方「次こそは娘と……」 --- 行動フェイズ 夕方 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.自由安価 安価下4 533 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/19(木) 17 44 57.07 ID C7k/+iRGO 京太郎「今後の身の振り方について」 穏乃「どうしてそんな事を考えるの?」 京太郎「いや、憧が怖いし」 穏乃「あ、京太郎にとってはそうだね」 穏乃「でもそんな、憧が私の恋人をとって壊そうなんてする訳無いよ」 京太郎「うーん……そうなのかなぁ」 穏乃「大丈夫だよ、きっと」 京太郎「分かった。何かあったらすぐに連絡をくれ」 穏乃「OK」 穏乃「京太郎も何かあったらすぐに言ってね、駆け付けるから」 京太郎「おう」 prrrr 京太郎「あ、電話」 自由安価 安価下2 537 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/20(金) 00 04 20.60 ID yjF5GZ27O 憧「あっ京太郎?」 京太郎「切ってもいいか?」 憧「酷いこと言うわね……シズに嫌われるわよ?」 京太郎「っつ……!」 穏乃「京太郎……?」 京太郎「出来ることならお前に嫌われたいよ」 憧「無理言わないでくれる?」 京太郎「何の用だ?」 憧「明日……迎えに行くから」 京太郎「……!?」 憧「あ、逃げても無駄よ」 憧「京太郎が何処に居るかなんて絶対分かるから」 京太郎「……!」 憧「おやすみ、良い朝を」 プツッ ツーツーツー 京太郎「……」 自由安価下6 多数決 1.穏乃を連れて逃げ出す 2.寝る 544 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/20(金) 00 15 38.89 ID EkPfl/n3O 京太郎「行くぞ、穏乃」 穏乃「う、うん」 穏乃「でも……何処に?」 京太郎「何処まででも」 穏乃「それ……最高だね」 --- 京太郎「ただひたすらに走ってはみたけど……」 憧の家から離れた方を目指して全速力で駆け抜けてはみたが、辺りはまだ暗いから油断ができない。 京太郎「お前……息切れしないな」 穏乃「体力には自信あるからね」 京太郎「ははっ……やるね」 穏乃「うん」 憧「読み通りっ!」 憧「電話もこの辺りでしたのよ?気付いたかしら?」 京太郎「もし俺が寝てたら……」 憧「そのまま朝になるまで待ってから迎えに行くに決まってるじゃない?」 素っ頓狂な声、呆気に取られた顔、さも当然かのように答える。 この女、歪んでいる。 憧「もう学習し尽くしたから、逃がさない」 京太郎「っつ!」 0~50 あっつ~い 51~99 脱出 547 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/20(金) 00 29 14.57 ID +p+kU4EzO 憧「凄い身体能力ね、二人とも」 憧「これ、今までで一番難しいわよ?」 --- 京太郎「はぁ……!」 穏乃「……!」 京太郎「はぁ……!」 京太郎「驚いた……あいつ」 穏乃「憧……怖いよ」 宥「あっ……穏乃ちゃんだ~」 / `ヽ, / , ′ / / { ′ , / ′ { │ ′ │{ │ | | { ノ !八 トミ ! | } │ { | | \ | l\ . | | } { | 从 |\|i \|\| \ | | } { | ! 斗云f f云ミ `| | } { | | しzノ しzノ | | } { | | 〃〃 .. ; .. 〃〃 ! | } { i | |i ′ | } リ | 从 ____ 从 j } { | . {个 ... `ー´ ... 个 / リ { 八 乂........〕ト r<......} / 八 { \(⌒^..........`"""""´.........ノイ / \ 八 「`.................................................八 /"', 丶 / V V.............................................../ /......} ,. / √V V゙"*。.,.............................../ /"""`ヽ ′ / | V V i""""了i'""""/ / Y ,. / | V | 乂___ノ ,乂___/ / / } ′ / | }ノ} | {_____} {_____{ { / 八. / { | } 八 V / { { .′ /.....\j } {/i{ 叭i jイ八` ∨ / 乂{ヽ{ /.............} ノ { 八 {...{ ´ \ V / /}.............八/\. /......\ {...V ヽ δ / }.........ノイ........... \. /.................`.....V } / ノ.................................. \ 宥「こんな夜遅くにどうしたの?」 宥「旅館に泊まりにおいでよ~」 穏乃「良かった……宥さんの所に行こう!」 京太郎「……」フルフル 京太郎「行くぞ、穏乃」 穏乃「どうしてさ!?」 京太郎「包丁持ってるぞあの人」 穏乃「っ!」 闇夜に鈍い光が映える。 間違いなくその凶器は穏乃が近付いた時に刺すための物だろう。 宥「残念……穏乃ちゃんの血なら私もあったかくなれたのにな……京太郎君を奪った穏乃ちゃんの血なら」 0~50 アコチャー 51~99 脱出 551 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/20(金) 00 39 43.40 ID Gzhf0XvvO そろそろメインヤンデレヒロインを次週ヒロインに選んだデメリットをだな…… クッソ有能なドラゴンロード様が降臨してくださったと聞いて 穏乃も選ばれしヒロインだったのか…… 宥「って……あれ?」 宥「逃げられちゃった」 --- 京太郎「よし、逃げ切れた」 穏乃「うん、良かったね」 京太郎「よし……もう追ってこないよな」 穏乃「でも……憧と宥さんの事……警察に通報したくないな」 京太郎「ああ……そうだな、どうしよう」 穏乃「うん……どうしよう」 穏乃「……」ザワッ 京太郎「どうした穏乃?」 穏乃「うぅ……!」ゾクゾクゾクゾクッ 穏乃の様子が明らかにおかしい。 0~50 悪魔降臨 51~99 遠方へと 558 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[saga] 投稿日:2014/06/20(金) 01 21 27.77 ID Xfgleg31O [1/3] 目が一周、グリンッと回ったのを俺は確実に見た。 穏乃「ん~っ」コキッコキッ 穏乃「殺せばいいね」 穏乃「普通の恋愛をしたかったのに、あいつらはもう……」 穏乃「よし、殺そう」 京太郎「何言ってんだよ穏乃!」 穏乃「あ……ごめんごめん」 穏乃「冗談だよ」チュッ 0~50 アコチャーコロコロ 51~99 ユウネェコロコロ 564 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/20(金) 01 40 17.89 ID nAeqjGVIO [1/3] 結局、穏乃も俺も自分の家に帰る事にした。 京太郎の部屋 京太郎「はぁ……疲れた」 よし、寝るか。 --- 穏乃「京太郎の部屋の合鍵を持ってるのは私だけ、えへへ」 穏乃「全国大会、荷物持ちお願いね」 京太郎「分かった」 穏乃「皆の為……にね」 --- 京太郎「っっっ!」ガバッ 京太郎「朝か……」 prrr 京太郎「穏乃から電話だ」 京太郎「もしもし、どうした」 穏乃「京太郎っ……!京太郎ぉ……!」ハァハァッ 声が上ずっている。 パニックになっているようだ。 京太郎「どうした!?」 穏乃「私っ……私……オエッ」 京太郎「穏乃!?」 565 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/20(金) 01 43 34.73 ID nAeqjGVIO [2/3] 「ーー宥さんと憧を殺しちゃったよぉ」 567 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/20(金) 01 46 25.90 ID nAeqjGVIO [3/3] epilogue ーーKarma 569 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/20(金) 01 55 56.06 ID 3Z7anAhkO 京太郎「はぁ……!はぁ……!」 京太郎「穏乃……!」 穏乃「どうしよう……私……私……」 穏乃の部屋、何も無い。 穏乃は憧と宥さんを殺したと言っていたのに、一切の跡も無い。 証拠が一切無い。 京太郎「……」 京太郎「どうやって殺した……?」 穏乃「分からない……ひっく」 穏乃「でも、私が殺した……私が殺したのを私はその目で見た」 京太郎「どう言う事だ……!」 「ね?言ったでしょ?」 「穏乃に手を出すのは私じゃない」 「やっぱりこうなったわね」 「しあわせになんか、ぜったいさせない」 京太郎「!!!」 憧の声が聞こえたような…… 穏乃「どうしよう……どうしよう……京太郎ぉ……」 焦燥している、呂律も回っていない、このまま放っておいたら危険、余りにも危険だ。 京太郎「二人で遠い所に行こう」 京太郎「誰も追ってこない所へ」 穏乃「……うん」 572 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/20(金) 02 01 49.60 ID eD0nbvhhO 穏乃「ここ……どこ?」 京太郎「お前は気にするなって」 京太郎「自然、綺麗だろ?」 京太郎「俺の地元だ」 穏乃「うん……凄く綺麗……」 穏乃「寝る所とかは……?」 京太郎「ここに山小屋がある。二人が住むにはピッタリだ」 穏乃「あははっ……最高だね」 穏乃「……」 京太郎「……」ギュッ 花が咲き狂う山の中、俺は穏乃を抱き締めた。 必死に、逃さないように。 穏乃「京太郎……ありがとう」 京太郎「ずっと一緒だぞ」 ーーこの日以来、穏乃は人間がする食事を一切取らなくなった。 574 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/20(金) 02 08 22.52 ID SYBTTeJrO [1/4] 穏乃「ただいま」ガチャッ 京太郎「……何処に行ってたんだ?」 穏乃「動物と戯れてた」 京太郎「随分と元気だな」 穏乃「うん……どうしてだろう」 京太郎「何も食べてないのにな、おかしいぞ」 穏乃「分からないよ……京太郎の料理好きな筈なのに……食べられない」 京太郎「……先に寝てていいぞ」 穏乃「うん、おやすみ」テクテク 京太郎「……」 一度街まで行った時に拾った新聞。 日付は今日。 内容はおぞましいものだった。 長野県民の連続行方不明事件だ、難解な事件だが一つだけ。 俺だけが分かる事実があった。 行方不明の時刻が丁度、穏乃が遊びに行っている時の時間と被っているのだ。 俺は既に分かっていたが、止められる筈も無かった。 穏乃と共に居たいと言う、俺の業が破滅を呼んでいた。 577 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[saga] 投稿日:2014/06/20(金) 02 16 00.64 ID SYBTTeJrO [2/4] 穏乃「京太郎……」 穏乃「わたし……可笑しくなっちゃった」 京太郎「知ってる」 穏乃「ごめんね」 穏乃「ねぇ知ってた?」 穏乃「カマキリって……」 京太郎「もうこれ以上言わなくて良い」 俺と穏乃は涙を流していた。 夜の暗い山小屋の中、警察の捜査も本腰に入って来ている。 ここに居られるのも時間の問題だろう。 / `>、 ヘ / \ヘ / ∧ ヽヘ /,イ / / / ∨ | | ∧ ', // / / / ∨ j, | l! } l / ′ ムム / } ト 〈! イ | | { l! | 八' { ' ` | / !| /j /メ ′ | 八 {|! ! | ,r_芋ミ !',r示/ミ' ! / ′ 〉!.〉 乂' ト } ん ;ハ,' / / | /' 〃 、_! 乂_ソ 乂__,ソ,jイ /` } | / ノ l ハ |! ,,,,, ' ,,,,, / ゙ ノ ''! | / / |! ! ∧ ー─, / /'' /j | / // | ヘ ! .、 ゝ - ,イ/ / / ,' | // ,/' ∧ | '> <ノ\/ / / ' r 、 r,_. 〃 ,/ ,r七´ ̄' / ヘ ,r<´/ ,/'' / / / j ! /ノ } / / ! 〈. 〈 /⌒、 / `ヽ、' / { .{/ / / /) ./ / j ィ7`ヽ',Y /,∧,ノ / \ / | / / ,// / / ! { `-/´⌒} \ ヽ ヘ (--`ヽ Y{ / |〈! ノ-{ / / } ,人__ ,,,)〈' ∧ ノ ! ′ .! 乂 / { ゝ イ) / / / 、 \ ヘ ノ l ! `| ゝ- ' ´ ./ 〈 穏乃「……」ニコッ 穏乃「お願い……分かるよね」 ポタッポタッ 木の床にシミができる。 俺はもう……穏乃の為なら身を捧げる事が出来た。 京太郎「最後だ、聞いてやる」 578 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/20(金) 02 16 47.61 ID SYBTTeJrO [3/4] 「ーー私を殺して」 580 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/20(金) 02 23 43.96 ID SYBTTeJrO [4/4] 京太郎「~~ッ!」 京太郎「どうしてだ!?」 タガが外れた。 感情が爆発する 京太郎「俺を食べるんじゃなかったのか!?」 穏乃「あはは……やっぱり分かってたんだ」 穏乃はばつが悪そうに笑う。 穏乃「……」ギュウッ 俺を抱き締める、体を精一杯密着させているのが分かる。 それから俺の顔を凛と直視して、尚も言い張った。 穏乃「私は最後まで“私”で居たい」 穏乃「だから、お願い京太郎」 穏乃「私がまだ人である内に、私を殺して欲しい」 穏乃「次、会う時は絶対に壊れない」 穏乃「絶対に京太郎を幸せにする」 京太郎「……力抜いてくれ」 穏乃「うん」 京太郎「首、痛いけど……息、苦しいけど……我慢してくれ」 穏乃「うんっ」 京太郎「……」スッ 穏乃「あ、待って」 京太郎「……」 穏乃「大好きだよ京太郎。貴方に会えて良かった」 穏乃「ーーさよなら」 582 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/20(金) 02 27 37.18 ID Xfgleg31O [3/3] ググググッ ギュウッ ゴキッ ´ ‐ - ,,` <_ _ _ _ - ― -= 'イ / / ` 、`<--- < ´ < ヽ ヽ _ _ _ _ < ー--- .' ` ∨ \ ` <´ )! . / \ ∨ \ ` -'/ _/ 、 ',  ̄ ー _ / / ,' \ ヽヾ ', / ' ! l、 ヽ、 >-ハ , ヽ ', <__ ノ | l | ヽ ! / | ', ヾ ヽ ヽ _ = ---  ̄ ̄ | .! / ! ヽ ! ', .l } リ 'ゝ-- ''" \ | ', / l ヽハ ,'l リ! / 〃 ヾ、 .! ' / ⌒ \ | y l l! リ ! / !イ彡' '''ヽ |\ \ \ l 7 ' ', / !/ \ \ \ __ \ | l l ', ト/_ 〃 , ノ ./ |__` ー--- ==ミ __ ` 、 | l |! ',ヽ ∧ 彡'' ,,.イ < γ´ _ -  ̄ ヽ l !| ', ヽ ', \ ゝ > ''' < /  ̄ \ , l ヽ \ \ \ ,, -<´ / __ -= \ , > ==-- < ____/ー=  ̄ . ', / ', { > ,, ! 京太郎「……」ナデナデ 京太郎「ァァァァァァーーーアアアアアアアアアァァァァァァ!!!」 俺もーー共にーー 585 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[saga] 投稿日:2014/06/20(金) 02 43 30.46 ID ZYUKQZGuO [1/5] ピーッザザザーッザザッ 「長野某所山奥の小屋に身元不明の二人の男女を発見」 「片方の女子の遺体は長野連続誘拐殺人事件に関わりがあるものとして捜査、遺体を抱き締めている男子が殺害したと見られます」 「山中の奥から発見された死体の山との関連性も捜査」 --- 「男子の方は死に切れなかったみたい」 「可哀想に」 「女子の方は何にも食べていないみたいね、酷く衰弱していた痕跡があるわ」 「ひどい……衰弱させてから首を絞めて殺すだなんて」 --- 京太郎「……!」 白い天井、ベッド。 ああ……そうか、俺は…… なら、やる事が最後に一つだけある。 京太郎「あ、そこの刑事さん」クスクス 警察「目覚めたか、良かった」 京太郎「ふふっ……」 穏乃……お前は純粋、穢れがない存在なんだ。 京太郎「阿知賀の奴も……長野の奴も……穏乃を殺したのも……」 京太郎「ーー全部俺がやりました」 カンッ 595 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/20(金) 13 15 02.10 ID dr5hFnaNO ヤンデレとは一体なんだったのか、そればかりが 1を苦しめる いやぁ……それにしても辛いお話でしたね(他人事)投下てる時は苦しくて笑いが止まりませんでした。 穏乃ルートは悪魔共々封印されました 次回穏乃ルート選択時は(土方を使うまでも無く回避してたので)土方使用可能。 現在解放されているのが ゆみルート 穏乃 一 衣 照 淡 怜は封印中 (ピンチになったらハギヨシ登場を使う機会もない程に怜と穏乃はコンマを全回避しました。次回怜か穏乃ルートのピンチ時に使用できます) 記憶引き継ぎに関しては とある一定のコンマを引いたヤンデレのみ引き継ぎと考えています(高校が同じキャラの場合)ので、安心して前回選んだ高校も選んでください。 (永水を選ぶ時は一応確認をしますが復讐編かどうかを明記してください) 前回ヤンデレだったあの子も……ヒロインだったあの子も……! プロローグ 意識が混濁としている。 酷い夢を見ているようだ。 何回も何回も酷い目にーー 咲……? 京太郎「はっっ……!」ガバッ 京太郎「夢か……」 京太郎「嫌な夢を見てしまった」 京太郎「そんな事よりも今日は入学式だ!」 京太郎「楽しみだな」 可愛い女の子と……うへへ。 次に行く高校は? 前行った高校でもあり 前行った高校の場合は記憶引き継ぎ安価します 安価下9 623 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/20(金) 14 01 31.86 ID o3P7KQNSO [2/4] ケッ 漫 50 由子 91 洋榎 29 絹恵 85 恭子 8 郁乃 24 ケッ 通学路 京太郎「入学してから結構経ったなぁ」 京太郎「そろそろ全国だ」 俺も雑用頑張らないとな 京太郎「あ、あれは」 0~20 漫 21~40 由子 41~60 洋榎 61~80 絹恵 81~99 恭子 安価下1 627 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/20(金) 14 18 14.02 ID o3P7KQNSO [4/4] ゾロ目ボーナス! 絹恵 好感度max 依存度 135 絹恵「あ、京太郎君」 京太郎「絹恵さん、全国出場おめでとうございます」 絹恵さん、やけにモジモジしてるな……うん。おもちとか色々凄い事になっております。 絹恵「あのな……」 絹恵「うちな、京太郎君の事が好きなんや」 京太郎「え?」 京太郎「マジですか?」 絹恵「真剣の、真剣。大真面目やで」 京太郎「うーん……」 たわわなおもち……すばらですよ。 1. 拒否 2.喜んで 安価下5 643 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/20(金) 16 11 35.73 ID xwVIwLjgO [2/5] エピローグ 京太郎「絹恵!待ってくれ!」 絹恵「うるさいわアホ!」 京太郎「謝るから~!」 洋榎「京太郎の奴……次は何をやったんや」 由子「エッチな本を隠し持っていたらしいのよ~」 洋榎「それだけかいっ!?」ビシッ 京太郎「絹恵~絹恵が一番だからー!」 絹恵「……」ピタッ 絹恵「ほんまに……?」 京太郎「うん」 絹恵「んっ……」 京太郎「え……ここで?」 絹恵「んっ……」 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . \ / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . \ . . . ヽ , . . . . . . . ./ ̄` . . .\ . . . .ヽ. . . . . i. . ./ . . / \ . . . . . . . . . . . . |. . i. . / \. .|. . . . .| . . .│ |i . |. i | -――| . . . . . . . . | |i.│Ν―- - iИ. . . |. . .i i| |i八| - ィチ灯 |i . . .|. . .i i| |i. .K不灯ミ 〃 ∨)ツ リi . |│ . i i| |i. 〔ト ∨ツ》= -====行!. i|│ . . i| |i 小== , ///|i. .i │ . . i| |i. |八 // 、 , |i. i . .|. . .|八__ノ|i /| |i.i. .个 . /|i i| . |. . 丶. . .厶イ. | |i. . .| . .|> ,_,,.. ´ __|i i . .| . . . . . . . . . ..,ノ |ト--リ. . .i. . j__ノ八|__r< |i | .八. . . . . 乂|/| |\_乂__厶. . j. ./| /⌒} 八 i从. . . . ー=彡. . .,;人 乂. . . . . . . . . ./ [/{{ ∧八_.\. . . . . . . .ブ ァァ--=彡 __....{{____,,∠..__ ̄\ ー=ァァ彡 |. 〈人 }/ /¨¨¨ア不¨¨¨¨¨\ / / く| / У {{__/イ | |\___}} ∨ | / /  ̄/│ |  ̄ ̄´ j/ 丿 恭子「はよキスせえや!」ゲシッ 漫「バカップルやで」 郁乃「はえ~」 京太郎「っ!」 チュッ これからも、幸せにーー 洋榎「めでたしめでたし、やな」 カンッ 651 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/20(金) 16 30 18.93 ID PYqbW4j2O [4/5] 一旦ここまで、後でまた投下 おめでとう! 穏乃ルートは悪魔共々封印されました 次回穏乃ルート選択時は(土方を使うまでも無く回避してたので)土方使用可能。 現在解放されているのが ゆみルート 穏乃 一 衣 照 淡 怜は封印中 (ピンチになったらハギヨシ登場を使う機会もない程に怜と穏乃はコンマを全回避しました。次回怜か穏乃ルートのピンチ時に使用できます) 記憶引き継ぎに関しては とある一定のコンマを引いたヤンデレのみ引き継ぎと考えています(高校が同じキャラの場合)ので、安心して前回選んだ高校も選んでください。 (永水を選ぶ時は一応確認をしますが復讐編かどうかを明記してください) 前回ヤンデレだったあの子も……ヒロインだったあの子も……! プロローグ 意識が混濁としている。 酷い夢を見ているようだ。 何回も何回も酷い目にーー 咲……? 京太郎「はっっ……!」ガバッ 京太郎「夢か……」 京太郎「嫌な夢を見てしまった」 京太郎「そんな事よりも今日は入学式だ!」 京太郎「楽しみだな」 可愛い女の子と……うへへ。 次に行く高校は? 前行った高校でもあり 前行った高校の場合は記憶引き継ぎ安価します 安価下9 690 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/06/20(金) 23 24 57.72 ID x7gEGk4eO ゾロ目に挟まれるのも怜らしい 怜 17 泉 16 浩子 53 セーラ 90 竜華 9 雅枝 87 名門 千里山の入学式だ! 京太郎「よ~し……麻雀部に入って頑張るぞ」 --- 通学路 京太郎「大阪は慣れないなぁ……」 0~20 怜 21~40 泉 41~60 浩子 61~80 セーラ 81~99 竜華
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/5661.html
430 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/05(月) 04 53 39.51 ID 1I/YdT+s0 うわっミスったすいません 絹恵「ごめんなさい……大丈夫ですか?」 京太郎「あはは……大丈夫ですよ」 絹恵「ごめんなぁ……怪我ない?」 京太郎「この通りピンピンしてますよ!」 絹恵「良かったわぁ……」 絹恵「私は愛宕絹恵、よろしくな。絹恵って呼んで」 京太郎「俺は須賀京太郎です。京太郎って呼んで下さい」 ./ --- 、 '., ,' ./ ./ \\ \ .', .l / / ヽ.\ ヽ ! .! , ./‐‐-.、 ...-‐!l‐\ ', l l .! ./ ` ´ リ ', .', .l ノ,! !/,.-==ミ.、 ,ィ ===ミ、! l l ,'/l ., ' f/{ }ヽー ''./イ{ }ヽ Y l .,'/ .l 八 {ヾ乂 ゚ ノ,ノ/⌒ヽヽ 乂 ゚ ノ .ノ / l (' .l ト.-=一 ''´ 、 `ー == イ,' l l ト-, ''' '''' / ,' .! l l ハ -‐ - ,/ .,' ! l l i>... ,.ィ/ /! .l l l .j | ! ≧z... ....ィ≦_|/ , / ! .l / j j .,' j l/`{_f´ ̄ ̄ /., ' / l .l {( ./ ノ /_,'/ .,.ィ !_,.ィ! /./ ./丶l、 .! ト、\ ヽ`ー' / .// ./ 〉_ ハ /./ l / `ー- .、 ! !、 `ー=イ ,イ_,,..イ / } .\{/!l .V V ノ 絹恵「須賀君は麻雀出来るの?」 京太郎「ほんの少し程度なら……ネトマがそれなりにできる程度です」 素晴らしいおもちだ…… 絹恵「ええやん!うちの麻雀部に顔出しいや!」 絹恵 好感度上昇安価 コンマ下1 0~30 小 31~60 中 61~99 大 433 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/05(月) 05 08 02.84 ID RfIv7LHB0 [1/3] 絹恵の好感度が10上がりました 京太郎「よし、絹恵さんに言われた通り」 京太郎「麻雀部に顔を出すぞ!」 ーーー 洋榎「ん?」 洋榎「アンタが須賀か?」 洋榎「絹から話は聞いとるで~」 洋榎「まぁゆっくりしていき」 ,. . .-.‐ …ー ‐ - . . 、 .Λ ,. '´ ` . 、 ', 〃 ヽハ. / .j 、 ヘ ヾ. / ,イ l V .', ハ Λ , ' / / ! .l ' , l ハ .ヽ' 、. / , .、 ,' l l l V .l、. l ヘ' 、 , .,' / ./\! l V .',/ ', l V l V ヘ .、. l / ,' V l _ V l ハ V L_ ! .l l / l;ハ Λ' ,. l ,l l ヾ, __ ヽマ ヘ_ヾ、_ } / ! / / /ハ l ヘ V .l ≫末宕丁 ` \ ヘ 洋宕末≪,/ ア、/ / .l ! .ハ. V!ヽ ト、 Λ. し ハl し } / /! .V Ⅵ ' . ハ ',l 入 lヽ ハ Vぅソ Vぅソ イ l、 .Λ ,j / ハ / /l l ! , l .l V ヘ }' , l ',. ,' ./ l l l l lノ ', l l } l l .l , ' l l ', _ _, -! l V l l ハ l l l V l ! ! ‘ 、  ̄ /, ' ' .,′ } / / ' } l l / ヾヘ l l ` 、 , イ / , / // 〃 , / ,' \ l l r>‐ ´ lTヘ , / / / ,' V .', / l } У V / 〃 _入 .ハ-ァ´ ゝ、 / / / Yー= - 、 γ´ ヽ .V λY 〃 } ヽ / l / }‘, / / ‘,. / l / l ‘, / / ‘, 洋榎好感度上昇安価 0~30 小 61~60 中 61~99 大 439 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/05(月) 05 29 36.08 ID RfIv7LHB0 [2/3] ムンタリさんはネタに尽きないわ チッ 愛宕洋榎の好感度が10上がりました 洋榎「うちの事は洋榎って呼んでな」 漫「ん?この人かっこいいわぁ」ボソッ 洋榎「聞こえとるで漫」 漫「主将!」 洋榎「おもろいわ、漫」 漫「何がですか!?」 洋榎「ちょろさ」 漫「!」ガーンッ 漫「まぁ、よろしゅうな」 京太郎「俺は須賀京太郎って言います!」 漫「うちは漫、よろしく」 京太郎「はい!」 / ;;;;;;;;;;;; .、 'ーz ; ' ´ ゙゙ヽ ヽ / ; ' ヽ '., / '; ト; i `ーi i ,,... 、 , ..,, } l ! ! l l 、` ' , .l l ! l ,γ⌒ヽ l ,,==-ミ、 ,,-=ミ !l ! ト、 {, .、 ノl 〃 ⌒ヽ` ' ⌒ヽヾ !.! l ) / f⌒ヽ ! ´{ r ’ } r ’ } .}! Y≦、 / 人 ' 弋 ノ 弋 ノ 'i! } ヽ// \ ,,,,, ` ,,,,, ノ i. / `ー、 _ _ ,' ヽ } \ ,イ ハ }\ 丶 ノ ,ィ i\ ノ .\_/ j / リ ` .、  ̄ /.iハ リ  ̄ }≧ ー-一i ´  ̄ /\ lフ 、 / ,\ /、 ヽ、 漫 好感度上昇安価 コンマ判定 安価下1 447 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/05(月) 05 47 54.10 ID qINX5uNy0 [3/3] ニッコリ 漫の好感度が30上がりました 由子「あんまり漫をいじめちゃ駄目なのよ~」 洋榎「いじめとらんわ!」 由子「洋榎はすぐ人をいじるからだめなのよ~」 漫「あはは」 由子「私の事は由子って呼んでほしいのよー」 , - ,r ´ て ̄ヽ=- /  ̄ ヽ r ⌒ `Y_丿___ニ、 / }( ー' , ー' ̄ `゙`ミ、ヽ l l/ T ,ィ=- 、.i_ f ゝ .八(ヽ! ヽ i.! ヽ. ゝ > __ . イ| .| ヽz=-ミ __ !! ! ( ー zイ .ミ.l ! ヲ んィ i!` ,r'心}.! ! ー' Y⌒ヽ ! .! ゝ弋_ リ l!ィ爿.!__ノ ヽ | .! '''' , ゙'' l.!.| ー-、.| .! , -- ''' !.| | )! ! . 、 丿 .ノ .! | _|.ヽ! 、 _ イ l/ / \ /、 ̄ , - ´ \ .\ ;ハ 、 < .- ‐.h ‐ ....、 、 / .ヽ { / Πヽ; / ヘ. / i `./ l ! ヽ |ハ l \.  ̄ ̄  ̄ ̄ .! ', | \ | ヽ 京太郎「はい!よろしくお願いします!」 由子好感度上昇安価 コンマ判定 0~30 小 31~60 中 61~99 大 安価下1 455 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/05(月) 05 54 34.33 ID qSTsVxPd0 ゾロ目ボーナス! 好感度が50上がりました 由子「いつでも、遊びに誘ってほしいよ」 京太郎「はい、今度誘いますね」 由子「必ずなのよ?」 京太郎「はい!」 恭子「私の事は恭子って呼んでや」 京太郎「うわっ!びっくりした!」 恭子「ゆーこが目立っとったから出てくるタイミング見失ってもうた」 京太郎「俺は須賀京太郎です!よろしくお願いします!」 恭子「よろしく、京太郎」 / ., 、 . ヾ;; ;;;ミ , ' // ヾ、 ヽ、 . . ヘ;; ヾ / //´ `\ヾヘ . . . iゞ;ヘ / . /_'_ , ィ' ゙´ } ;. . . . l!;' `> . ,' `゙ " ィヤ壬ア; . . ;イ;;;!' \ . iィャ心 弋_叨,'. . ;' i;;;;i i 人弋タ /. !ノ;;;;;l l . . . . ;;ヘ ' ,'. . i';;;;;;;;! l| . . . ゙、 ;;iヽ、 - ! l;;;;;;;;;l il . . .ヽヘ .i≧.-,イ´i . i;;;;;;;;;l ヾ . . . . .ヘ´;;;;;;;;;ノ| .λ . ヾ;;;;/ ヾ . . . . ` ;;∠ォ'v〈 ヾ;. . ;;;シ´、 `ナー'" o/∧|O`ー' ̄ , ' ヽ、 { ., ,l/,' |! ; ヘ ソ .; . ! ヽ、 /. i l ヽ { ! .;! ;' ヘ ', ! ,z' i i . ゙T ー -.'" ! l l . ;'l l l ! . ;' ! l 好感度上昇安価 コンマ判定 0~30 小 31~60 中 61~99 大 安価下1 462 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[s] 投稿日:2014/05/05(月) 06 05 12.36 ID vYI+XOqE0 恭子の好感度が30上がりました 現状ただのモテモテですからね、まだ病んでないからね、うん 郁乃「まあ、みてってや~」 京太郎「うわっ!」 郁乃「麻雀部へようこそ~須賀君」 , '"  ̄` 、 / ヘ ./ ヽ、 ヘ ′ i !ハ ∧ i| | ! ヤ ∧ |i | / リ从 ∧ | /´レ勹´ _`_キ ∧ | !' ,r=‐ ⌒i| \____ | 爪 ´,, ″| ヽ、 `ヽ | ゝ .,ノ 从 `ヽ、 | 心 _/.)^._ イ´ ∧\ }..,ィ|i /./ | i \ } ソ{ ./ | ,'‐^ュ `k | i \"´ji { 广 ̄丁 j’ ´ ‐''ノ从 |-ミ } ji ル / 人__,,斗宀'" i \|ノ; /i | 彳"/ /' │ !"¨ ./ |ゝ-弋./ /__ __ _/i / |!/| | / / `´ |/ | i| | / / | | i| 好感度上昇安価 コンマ判定 0~30 小 31~60 中 61~99 大 安価下1 465 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/05(月) 06 19 38.05 ID umVkUlLf0 [4/4] 郁乃の好感度が10上がりました 地震(とムンタリさん)で流れが変わったかな? 絹恵「須賀君以外と麻雀上手やわ~」 洋榎「うち程やないけどな!」 絹恵「お姉ちゃん並みやったらヒエラルキー壊れてまうわ!」 由子「難しいツッコミなのよ~」 京太郎「あはは……」 ーーー 京太郎「よかったな、皆優しいし面白い」 京太郎「楽しかったな」 京太郎「よし、誰かに電話しよう」 自由安価 今までに出会ったキャラにしてください 前週回キャラは危険です 安価下5 496 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/06(火) 06 30 11.96 ID 59RWzzzK0 [1/4] すまない……寝てました 健夜「もしもし!?」 京太郎「えっと……電話帳にはいってたんですけど……どちら様でしょう?」 健夜「またそれ!?」 健夜「私だよ!健夜!」 京太郎「ごめんなさい……覚えてないです」 0~30 電話が切れなくなる 31~60 電話を切る 61~99 罵倒する 501 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/06(火) 06 36 16.22 ID b9emXCjK0 [1/2] よし、怖いから電話を切ろう。 流石にサイコすぎる。 京太郎「……?」ポチ ポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチ 健夜「今回は……切らせないよ」 京太郎「おい……嘘だろ?」 京太郎「あんた誰なんだよ!?」 健夜「知りたい?じゃあ今どこにいるのか教えてくれるかな?」 京太郎「へ、部屋だけど?」 健夜「どこの!?」 京太郎「自分の家……」 健夜「何県!?」 0~30 大阪 31~60 奈良 61~99 教えない 508 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/06(火) 06 39 30.35 ID b9emXCjK0 [2/2] 京太郎「大阪……ですけど」 プツッ 京太郎「なんだったんだ……一体」 健夜の依存度が50上がりました。 京太郎「よし、次は誰に電話しよう」 安価下6 自由安価 今までに出会ったキャラにしてください 前週キャラは危険 516 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/06(火) 06 50 39.62 ID 9TH5/XMX0 京太郎「あ、もしもし」 恭子『ん?どうしたん?』 京太郎「いや、ちょっと暇だったんで電話しました」 恭子『なんやそれ』アハハッ 京太郎「あはは、すいません。迷惑でしたね」 恭子『迷惑ちゃうよ、ちょっと考え事してただけや』 京太郎「それなら嬉しいです。じゃあまた」プツッ 自由安価 今までに出会ったキャラにしてください 前週キャラは危険 安価下6 525 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/06(火) 07 01 59.08 ID /nSgF7tA0 [1/8] 京太郎「もしもし……」 照「京太郎!?」 照「京太郎……?」 京太郎「え?はい……京太郎ですけど」 照「私の事……覚えてる?」 京太郎「もしかして、照さんですか?」 照「“さん”って事は、覚えてない」 京太郎「……?」 京太郎「咲とは仲直りしないんですか?」 照「それは後、それよりも……思い出して欲しい」 京太郎「……」 俺は…… 重要なコンマAND安価 1.思い出せないけど、詳しく教えて下さい 2.思い出せません 3.自由安価 0~50 思い出す→再びテルールート 61~99 思い出さない→安価が採用される 安価した5 537 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/06(火) 07 12 03.86 ID /7Z1HXXO0 京太郎「思い出せないけど……詳しく教えてください」 照「うん、分かった」 京太郎「……」 照「私と京太郎は前の世界では付き合ってた」 京太郎「???」 京太郎「前の世界?」 照「私も良く理解できてない、でもそう説明するしかない」 京太郎「俺と照さんが……」 照「京太郎……私は京太郎が居ないと……」グスッ 1.電話を切る 2.更に話を聞く 3.自由安価 0~30 思い出す 強制テルールート 31~99 思い出せない→安価採用 安価下7 547 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/06(火) 07 20 59.55 ID 3U0VdyKz0 [1/5] 京太郎「もっと教えてください」 照「うん、いくらでも教える」 照「京太郎は頭がおかしいストーカーに追われた」 京太郎「……」ズキッ 照「でも京太郎は私を選んでくれて、逃げ切った」 照「そして私と京太郎は結ばれて、頭がおかしい人達は2度と私と京太郎に近付かなくなった」 京太郎「……」 照「一人だけ近付いて来た人が居たけど……京太郎が追い返してくれた」フフッ 照「その後に……!」ギリッ 京太郎「……?」 照「京太郎は刺された……」 京太郎「!?」 1.更に話を聞く 2.電話を切る 3.自由安価 0~30 思い出す 強制的テルールート 31~99 思い出せない 安価採用 安価下 8 564 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/06(火) 07 31 33.56 ID zqvyZYlW0 [1/2] 皆テルー好きだね ーー思い出した。 京太郎「智葉さんに刺された」 京太郎「だろ?“照”」 照「ーー京太郎」ポロポロ 照「良かった……良かった……」 京太郎「ごめんな、守れなくて」 照「ううん、私こそ守れなくてごめんね」ポロポロ 京太郎「照はそのあとどうなったんだ?」 照「ずっと一人で細々と最初に出会った長野の奥で細々と暮らしてた……」 照「シワシワになっても京太郎の言う通り後は追わなかった」 京太郎「ごめんな、辛い思いさせて」 照「ううん、京太郎の為なら辛くない」 京太郎「今度こそ俺、生き続けるよ」 照「うん、約束だよ?」 京太郎「あぁ……約束する」 京太郎「休みになったら会いに行くから待っててくれ」 照「うん。待ってる」 プツッ 一日が終わりました。 572 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/06(火) 07 41 22.30 ID 4rzDlE550 [1/2] 電話した相手のみ記憶が蘇る 接触の場合はコンマで記憶の引き継ぎ判定 京太郎「……おはよう」 京太郎「嫌な予感がするな、あの時の事を参考にすると」 京太郎「健夜さんが来るな」 京太郎「警察に通報するのは前提として……」 京太郎「さて、どうするか」 1.失踪 2.ひきこもる 3.自由安価 安価下7 重要な安価です 580 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/06(火) 07 48 29.10 ID 4rzDlE550 [2/2] 京太郎「照の身も危ないな……照と逃げるか」 ガチャ 「健夜でーす」 !! 裏口から行くぞ! ダダッ 0~50 脱出成功 51~60 失敗 61~99 大成功 安価下1 585 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/06(火) 07 55 02.19 ID zSQtb4H90 京太郎「よし!」 「待ってよ!」 京太郎「追ってきてる……って足速い!」 京太郎「ちっ……タクシー!」 ーーー 阿知賀 途中で降りて走ったら撒く事が出来た…… もう夜か…… 松実館 京太郎「すいません、一人で泊まりたいんですけど……」 玄「いらっしゃいませ!」 宥「いらっしゃいませ~」 記憶(好感度依存度も)引き継ぎ安価 引き継がない場合はコンマがこの週での好感度AND依存度 0~50 引き継がない 51~99 引き継ぐ 安価下1 玄 安価下2 宥 590 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/06(火) 08 02 37.44 ID t9s6OVKc0 [1/5] 玄「大丈夫ですのだ!」 宥「……」 ーーー 京太郎「なんとか泊まることが出来た」 京太郎「二人とも俺の事を覚えてないみたいだな……」 京太郎「それにしてもいい旅館だな」 ガララッ 宥「京太郎君……久しぶりだね」 京太郎「……覚えてるんですか?」 宥「うん……玄ちゃんは覚えてないみたいだけどね」 京太郎「あの時は迷惑をかけてごめんなさい」 宥「憧ちゃんがおかしくなっちゃったけど大丈夫だよ~京太郎君は悪くないよ」 京太郎「明日になったら行きます」 宥「ここに来るって事は訳ありだもんね誰も来ないようにするし、代金も安くしとくね」 宥「すぐに行けるように今代金もらっておくね」 京太郎「ありがとうごさいます!」 一日が終わりました 591 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/06(火) 08 05 08.56 ID t9s6OVKc0 [2/5] 朝 京太郎「よし、行くか」 ーーー 京太郎「お世話になりました」 宥「またね、京太郎君」 玄「ありがとうございました!」 ガララッ 京太郎「!」 やって来たのは? 0~50 憧 51~70 灼 71~99 穏乃 安価下1 598 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/06(火) 08 08 22.44 ID t9s6OVKc0 [3/5] 穏乃「あ……」 京太郎「……」 穏乃か、たしかこいつは俺の事をなんとも思ってないから、記憶を残していたとしても大丈夫だな。 (引き継ぎ安価は取りません) 京太郎「では行ってきます」 宥「行ってらっしゃ~い」 0~30 そのまま行ける 31~60 すこやん 61~99 アコチャー 安価下1 605 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/06(火) 08 10 38.34 ID t9s6OVKc0 [4/5] 憧「シズ!早いわよ、もう!」 穏乃「ごめん、早すぎちゃった」 憧「もう……」 京太郎「!」ビクッ 憧「……」 早速地雷が来たな! 0~50 引き継ぐ 51~99 引き継がない 安価下1 613 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/06(火) 08 16 33.57 ID t9s6OVKc0 [5/5] ワザと逆にしたんだよね(ニッコリ) 憧「……あんた見ない顔ね」ズイッ 京太郎「……」 覚えてないか…… 憧「……」スッ ガシッ 京太郎「!」 憧「邪魔しないで欲しいんだけど……宥姉」 宥「私知ってるよ……憧ちゃんが京太郎君の似顔絵を常に持ち歩いてるの」 憧「雌豚がぁ……!」 宥「京太郎君早く!」 京太郎「!」ダッ 憧「待って!」 0~30追いつかれる 31~60 逃げ切れる 61~99 完璧に逃げ切れる 安価下1 615 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/06(火) 08 19 57.55 ID 3U0VdyKz0 [2/5] 京太郎「もしもし……警察ですか……」 京太郎「ストーカー被害にあってるものですが……」ダダッ 京太郎「奈良で更にストーカーに……はい、本当です……はい……お願いします」ダダッ プツッ 京太郎「よし、通報出来たぞ」 京太郎「東京に行かなきゃ」 0~30 失敗(岩手到着) 31~60 すこやん 61~99 成功(東京到着) 安価下1 619 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/06(火) 08 23 56.98 ID 3U0VdyKz0 [3/5] 翌日 京太郎「……」 京太郎「なんとか着いたな」 京太郎「早く照に会いに行かないと」 ???「!」 京太郎を見つけたのは? 0~20 俺たちの天使 21~40 俺たちのヤクザ 41~60 俺たちの風神 61~80 俺たちのアメ公 81~99 俺たちのハオ 安価下1 622 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/06(火) 08 26 53.10 ID 3U0VdyKz0 [4/5] 621 おしいねぇ……実におしいよ、残念だ ハオ「ボロボロですけど……大丈夫ですか?」 京太郎「……」 ハオさんか…… 京太郎「ええ、大丈夫ですよ……」 京太郎「あなたは覚えてますか?」 0~50 「覚えてますよ」 51~99 「?」 安価下1 628 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/06(火) 08 30 33.62 ID 3U0VdyKz0 [5/5] ハオ「覚えてますよ」 京太郎「覚えてましたか」 ハオ「智葉が……ごめんなさい」 京太郎「大丈夫ですよ。もう会う事も無いと思います」 ハオ「照さんと幸せに」 京太郎「はい、必ず幸せになってみせます」 「!」 0~10 俺たちの天使 11~30 照の元へ 31~50 智葉 51~70 俺たちの天使 71~99 俺たちの風神 安価下1 636 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/06(火) 08 38 17.79 ID /nSgF7tA0 [2/8] 照が関わった時のコンマの強さ、愛が成せる業か…… 照が関わると皆強すぎぃ! 629 620 616 今回のMOMを贈呈します(残念) 京太郎「……」ダッ 俺は走り続けた。 最愛の人の元へ。 二回目だ、これで。 でも関係ない。俺は彼女の為なら全てを投げ捨てられるから。 彼女の為に俺は生きる。 彼女が俺の全てなのだ。 最後のコンマ判定 0~76 テルーエンド 77~99 惨劇エンド 安価下1~10で多かった方が選ばれます。 658 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/06(火) 08 47 57.04 ID /nSgF7tA0 [4/8] いつまでも待っていられる。 そう思っている。 彼さえ居てくれたらいつまでも……どこまででも。 シワシワになっても、ボロボロになっても、一人でも。 彼の為に私は生きる、彼も私の為に生きていると思う。 私は彼を永遠に愛す。 大好きだから。 最愛の人だから。 京太郎「ーー久しぶり」 ,. .  ̄ ̄ ̄ . . .、 ,. ´ ` . 、 / \ .' \ \ \ / , , \ \ \ \ . .' / / ヽ ヽ ヽ ∨ ∧ / 〃 | | |、 |、_ | | . , ' | | { | \イ l´\ | , | . / | | | _,∧ | { \},.ィtr‐、 /}/ | ′ | { { ´「´ | 从 {\ \ ィ雹(_心 イ /⌒Y | | ' 从 ∧ { 从{ \` ー` 乂こソ | / ) } | / . イ \ { ,イ¨雹芯 /' ,..-_ノ | | ,' / | 从\ . 乂zリ / | | | | ー ´ | ∧ ' ム | | | | , | { ∧ _ , イ | | | |l | Ⅵ | | 个 .. < | | | 从 ! ∨ ∨ | { ≧=-r ´ /⌒| / / Ⅵ \ \} \ ヽ / ∧ _,/ /'/ ,.く \ } \> ,.イ /⌒\/ ,.- / /、 \ \ // ,' / / /イ- 、 \ ∧ /,イ / / //´ \ \∧ _/// / ̄/ /,.イ/ ∨ } ∧ 「{ / , . / / / _,/ . // }/∧ . _ | | { /{ .{ / ´ ̄ ̄ . . . . // ,′ ∧ } / Y| | Ⅳ ィ介、 . . . . . . . . .イ / /////∧〉 r ¨´ 、 Ⅵ V . // . .} ̄ ̄ / {//// / 「´ ヽ ヽ}|) { ./ { . . .| 乂 ´∨_/ 照「大好き」 660 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/06(火) 08 49 56.31 ID /nSgF7tA0 [5/8] ニ∨/ .ノ==ニニニ/ }ニ Y } }==厂 ,. -────- /ニニニ}__/ {}}ニニニニニニ⌒ヽ___ー=彡'"´ニニニニ/ 人ニ{ ノ/⌒´ / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . `丶/ ⌒ヽ {}}ニニニニニニマー'=ニニニニニ/ / ヽ=ニニニニヽ / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .\/⌒⌒ヽ 〉ー=彡⌒´ニニニニニニ/ / ノ===ニニニ/ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ヽ  ̄`ヽ {ニニニニニニニニ==ニニ\ / ⌒ヽニニニニ/ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ./ . . . . . . . . . . . . . . . . . \ \ニニニニニニ=ニニニ/ ′ }=ニニ/ . . . . . . . / . . . . . . . . . ,イ } . . . . . . . . . . . . . . . . } Y⌒ ̄ ̄`ヽニニ/\ γ⌒ヽ__rく==ニ′ i . . ./| . . ./{ハ ./ | . /\ . ./ハ . . | . . . . .i } } }ニ/ー- ⌒7 ̄} /{. i . . . . | . / l . ./ ∨ レ' ∨ }Ⅵ . . . . .| Y / /ニニニニニ/⌒ / / } 〃| . |. . . .Ⅳ V | . . . . .| / ̄ ̄⌒) / /ニニニニニ} ⌒)/ {{ | . |. . . .| ___,. 、____ | . . . . .|____/,ィ彡'´ Y⌒ヽ/ /==ニニニー=彡 ヽ_ _ O | . |. . . .| ´ ` | . . . . .| ニ/ / / /==ニニニニニニニ\ >`¨´ | . |. . . .| ,斗ぅ芋ミ 斗ぅ芋ミ | . . . . .| {__/ ./⌒ヽ /ニニニニニニニニニニニ厂⌒ヽ/\} ,ィ彡'⌒ | . |. . . .| {. 乂辷ソ 乂辷ソ .} | . . . . .| / /==ニニニ\/ / ̄ ̄ ̄ ニニニ/⌒) \/ 〃 | . |. . . .|ハ ハ| . . . . .| ./ /ニニニニニニニ〉 /=ニ/ _}ヽ ー=彡'´ | . |. . . .lヽ{ ' }ノ| . . . . .| | __/===ニニニニ/⌒\// __) } | . |. . . .| .人 __ 人 | . . .| | | |=====ニニニ/O Y / / \/ ___________}\ | . |. . . .l | . | ...  ̄ ̄ イ l . | . . .| | | |===ニニニ/ `¨´ /|/ニニニ〉 Y {ニニニニニニニニY.|八 . . .ト、| . | . .r‐}` ー--‐ {‐ァ | .| | . . .| | ∨ニニニニ/ / |\===/ | 〉ニニニニニニニニ \l _ |-‐'{厂 ア}ー- . _ | . 八|===ニニ/ / ヽ___/ \/ / /====ニニニニニ_ ,. < | | ノ/=ー-、ニニ〈 〃 /ニニニニニニニニニニ カンッ 678 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/06(火) 09 12 06.79 ID gPeXxqWH0 [1/4] もうこれは学校ですねぇ…… 学校選びからにします 好感度・依存度まとめ(基本逃亡劇を繰り広げたヤンデレは依存度max) 宮守 豊音 73 塞 93 シロ 好感度max 依存度143 エイスリン 好感度max 依存度max 胡桃 好感度max 依存度 175 臨海編 ネリー 好感度max 依存度max 智葉 好感度max 依存度max 明華 好感度max 依存度max ハオ 89 ダヴァン 好感度max 依存度101 健夜 好感度max 依存度max 淡 好感度max 依存度136 照 好感度max 依存度147 憩35 阿知賀 憧 好感度max 依存度max 晴絵 好感度max 依存度120 穩乃 33 灼 47 玄 好感度max 依存度106 宥46 奇跡編 小薪 好感度max 依存度155 霞 好感度max 依存度max 初美 62 春 好感度max 依存度111 巴 好感度max 依存度111 姫松(照)編 漫 好感度max 依存度138 由子 好感度max 依存度148 洋榎 98 絹恵 76 恭子 92 郁乃 89 682 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/06(火) 09 18 51.95 ID gPeXxqWH0 [2/4] このスレの京太郎は照の為ならコンマさえも思うがままに出来るそうです。 プロローグ 意識が混濁としている。 酷い夢を見ているようだ。 何回も何回も酷い目にーー 咲……? 京太郎「はっっ……!」ガバッ 京太郎「夢か……」 京太郎「嫌な夢を見てしまった」 京太郎「そんな事よりも今日は入学式だ!」 京太郎「楽しみだな」 可愛い女の子と……うへへ。 次に行く高校は? 前行った高校でもあり 前行った高校の場合は記憶引き継ぎ安価します 安価下11 718 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/06(火) 22 08 49.95 ID rVW35nNL0 さぁさぁ 再開します 好感度 依存度 判定安価 コンマ判定 ゆみ 安価下1 モモ 安価下2 智美 安価下3 佳織 安価下4 睦月 安価下5 727 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/06(火) 22 14 20.83 ID 59RWzzzK0 [2/4] ワハハ(迫真) ゆみ 好感度54 モモ 好感度15 智美 好感度85 佳織 好感度42 睦月 好感度70 長野は安息の地だったか…… 次は少し趣旨を変えてみます。 県予選終了後の東京に行くまでの少しの休息期間から開始します。 京太郎→唯一の男子部員 729 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/06(火) 22 18 51.66 ID 59RWzzzK0 [3/4] 入学してから麻雀部に入り、県予選の決勝までを俺はただただ見ていた。 残念ながら清澄に負けてしまったけど俺は皆を誇りに思う。 一方の俺は、個人で一回戦負け。 情けない。 「ーー」 「ーー!」 京太郎「おっと、呼ばれたか」 京太郎「今行きますよっと」 京太郎を呼んだのは? 0~20 ゆみ 21~40 モモ 41~60 智美 61~80 佳織 81~99 睦月 安価下1 733 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/06(火) 22 25 35.82 ID 59RWzzzK0 [4/4] ゆみ「京太郎」 京太郎「はい、部長」 ゆみ「蒲原の事を見ていないか?」 京太郎「んー……見ていないですね」 ゆみ「そうか……あいつ受験生と言う自覚が無いな」 京太郎「見かけたら教えますね」 ゆみ「そうしてくれると助かるよ」 京太郎「はい!任せて下さい!」 好感度上昇安価 コンマ判定 安価下1 0~30 小 31~60 中 61~99 大 739 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/06(火) 22 33 45.46 ID bta+Q1oi0 [2/2] ゆみの好感度が30上がりました ゆみ「頼りになるな」 京太郎「はい!ゆみさんの為なら!」 ゆみ「ふふっありがとう」 「ーー!」 「京太郎さん!」 京太郎「うわっ……モモか」 モモ「加治木先輩も一緒っすね」 モモ「京太郎さんと先輩は何を?」 京太郎「同学年なんだからそのさん付けやめてくれよ……俺は牌譜の整理」 ゆみ「私は蒲原と勉強しようとしてた所だ」 安価下 モモ好感度上昇安価 0~30 小 31~60 中 61~99 大 744 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/06(火) 22 40 47.17 ID /nSgF7tA0 [7/8] モモの好感度が30上がりました モモ「私も勉強に混ぜてもらっていいっすか?」 ゆみ「ん、良いけど……大丈夫か?」 モモ「大丈夫っす!邪魔しないっす!」 京太郎「仲がいいなー」アハハ 智美「まったくだぞー」ワハハ / / / \ / / . / ヽ \ ヽ / / ./| /| .| i ヽ . ヽ ', / / / /_|/ |/l | |__」 _| . i i ', / i .| | `ト.} 斗イ l | . l | ヽ ∠_ |. .|/{ x斗=ミ八 从x斗=ミ八 | ヾ __,ノ 八. .| 〃ん ハ \ / ん ハ Y| | \_ ヽ |\| {{ { } { } }}| /| / \ | l 乂 ン 乂 ン ノノ | / \ i | | . ' ハ | i / `丶 从 |ハ r―──┐ ,' 从/ ` ーヘ | 人 ヽ ノ 人| / ` {`>  ̄ ̄ ' {/ _____/\_ー---‐ .爪_____ x< | >‐< | `ヽ / ヽ | ∧ ∧ | / } 京太郎「あ、噂をしたら」 智美「ワハハ、待たせたなーユミちん」 ゆみ「遅いぞ蒲原……ったく」ヤレヤレ 好感度上昇安価 0~30 小 31~60 中 61~99 大 安価下1 757 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/06(火) 22 55 40.40 ID zqvyZYlW0 [2/2] ワハハ(歓喜) 755そこには気をつけてたけど早速やってしまいました……すいません 智美の好感度が30上がりました 佳織「智美ちゃんは本当に勉強しないとまずいよぉ?」 智美「わはっ……分かってるよ佳織」 ゆみ「妹尾……もしダメだったらすまない」 佳織「いえ、その時はその時です」 智美「酷い言われようだなー」 京太郎「佳織さんは心配してるんですよ、きっと」 佳織「京太郎君のいう通りだよー」 京太郎「あはは……」 好感度上昇安価 コンマ判定 0~30 小 31~60 中 61~99 大 767 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/06(火) 23 15 49.75 ID PyxfaPVW0 佳織の好感度が10上がりました 睦月「わたしもそろそろ受験を意識しないと……」 ゆみ「そうだな、早いに越したことはない」 睦月「須賀、君ももっと早く勉強しないと駄目だぞ」 京太郎「そうですね、後々苦しみたくは無いですし」 睦月「そうだ、その意気だ」 好感度上昇安価 睦月 0~30 小 31~60 中 61~99 大 安価下1 773 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/06(火) 23 23 05.03 ID gPeXxqWH0 [4/4] 766 ないない、ノーウェイノーウェイ 睦月の好感度が30上がりました モモ「京太郎さん!久しぶりに打ちましょう!」 京太郎「うわぁ!俺からタカるつもりだな!」 佳織「そうだね、初心者がもう1人居たら私も気が楽だね」 睦月「妹尾さん……理由が不純です」 京太郎「」 ーーー 夜 京太郎の部屋 京太郎「うーん……皆思ったよりショックがデカくなさそうで良かった良かった」 京太郎「誰かに電話するか」 自由安価 今までに出会ったキャラにしてください 前週キャラは危険な場合あり 安価下6 785 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/06(火) 23 30 08.41 ID 8AlFoQaI0 [1/3] 京太郎「もしもし?」 憧『京太郎!?ねぇ!京太郎でしょ!』 京太郎「どちら様ですか?」 憧「私よ!憧!憧!」 京太郎「ごめんなさい……身に覚えが無いです」 憧『京太郎が覚えていないなんて……そんな……』グスッ 京太郎「なんなんだ……」 0~30 電話を切る 31~40 電話が切れない 41~60 通報 61~99 話を聞く 794 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/06(火) 23 33 53.89 ID 8AlFoQaI0 [2/3] 京太郎「ん?」ポチポチ ポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチ 京太郎「電話が切れない……」 憧「なんで……意地悪するの?」 京太郎「え……」 憧「京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎京太郎♡」 憧「私達は結ばれるのよ!今度こそ」 憧「今どこ?」 京太郎「」ゾクッ 0~30 大阪 31~50 長野 51~99 電話を切ることができた 800 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/06(火) 23 37 18.93 ID 8AlFoQaI0 [3/3] 京太郎「うわぁ!」プツッ ツーツーツー 京太郎「なんとか電話を切ることができたみたいだ」 京太郎「あー怖かった」 京太郎「よし……次は」 自由安価 今までに出会ったキャラにしてください 前週キャラは危険 安価下7 815 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/06(火) 23 52 55.96 ID /nSgF7tA0 [8/8] モモ「もしもし?」 京太郎「あ、もしもし」 モモ「京太郎さん、どうしたんっすか?」 京太郎「いや、今度麻雀教えて欲しいと思ってさ」 モモ「そうっすね、いいっすよ」 京太郎「そうか、それなら良かった」 モモ「じゃっまた学校で」 京太郎「おう、サンキュー」プツッ 京太郎「よし、次は……」 自由安価 今までに出会ったキャラにしてください 前週キャラは危険です 安価下7 862 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/07(水) 01 17 27.72 ID zkuTTyei0 [1/6] 京太郎「長野の鶴賀学園の近くです」 小蒔「今月中に必ず会いにいきますね」ガチャ ツーツーツー 京太郎「……とんでもない事をしてしまったのかもしれない」 京太郎「もういい……」 京太郎「今日はもう寝よう」 一日が終了しました。 小蒔は全国大会の影響で京太郎に会う事が困難な状況ですが、必ず会いに来ます。 気をつけて行動してください。 865 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/07(水) 01 20 50.46 ID zkuTTyei0 [2/6] 863(ニッコリ) 京太郎「おはよう」 久しぶりにまともな朝を迎えた気がするぞ! 朝 行動フェイズ(久しぶり) 京太郎「さて……何をしよう」 1.登校 2.サボる 3.自由安価 安価下5 872 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/07(水) 01 52 39.49 ID KmntpiHo0 モモの好感度が10上がりました(忘れてた) 京太郎「学校に行くか」 ーーー 通学路 京太郎「うーん、昨日の電話気になるな……やっぱり」 ーーー 放課後 京太郎「よし、放課後だ」 京太郎「さて、どうしようか」 1.麻雀部に顔を出す 2.まだ教室に残る 3.帰る 4.自由安価 安価下3 876 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/07(水) 01 58 22.52 ID zkuTTyei0 [3/6] 京太郎「どもー」ガララッ 俺が居ないと三麻ばかりになってしまうからな、部活に顔を出さなきゃ。 えーっと……先に部室に居るのは……? 0~20 ゆみ 21~40 モモ 41~60 智美 61~80 佳織 81~99 睦月 880 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/07(水) 02 01 32.63 ID zkuTTyei0 [4/6] モモ「京太郎さん、はやいっすね」スゥッ 京太郎「うわ!モモ!」 京太郎「居たのか」ドキドキドキドキ モモ「あはは、私影薄いっすから」 京太郎「未だに慣れないな……」 モモ「慣れないと三年ずっと私に驚かされるハメになるっすよ?」 京太郎「それは嫌だな……」 京太郎「あ、麻雀で聞きたい事が……」 好感度上昇安価 コンマ判定 0~30 小 31~60 中 61~99 大 887 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/07(水) 02 06 04.78 ID zkuTTyei0 [5/6] モモの好感度が30上がりました モモ「これっすか?」 モモ「どれどれ……?」 モモ「この待ちだと……」ズイッ 京太郎「!」 たわわなおもちが俺の肩に! 京太郎「モモ……近すぎるって」 モモ「!」ハッ モモ「ご、ごめんなさいっす///」 ーーー 行動フェイズ 夕方 京太郎の部屋 京太郎「さて、何をするか」 行動フェイズ夕方 京太郎「何をしよう」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.自由安価 安価下6 920 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/08(木) 01 37 37.13 ID v4OCaUaL0 京太郎「あのー」 警察「はい?なんでしょう」 京太郎「小蒔って人にストーカーされてるみたいで……あ、これは電話番号です」 警察「……詳しくお願いします」 ーーー 京太郎「ふぅ、なんとか説明できたぞ」 京太郎「やけに、親切だったし安心あんし」 ゾロ目ボーナス! 小蒔の脅威が弱まりました ーーー 行動フェイズ 夜 京太郎の部屋 京太郎「さて、何をするか」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.自由安価 安価下3 925 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/08(木) 01 44 38.50 ID bw/nmajt0 京太郎「久々にLINEするか」 京太郎「誰にLINEしようかな」 京太郎「……俺こんな知り合い居たっけ?」 1.鶴賀麻雀部(グループ) 2.自由安価(個人) 3.自由安価(グループ) 今までに出会ったキャラにしてください、グループの場合はグループ名とそのグループに入ってる人を数人自由に選択してください(関わりが深い人のみ、無理だと判断したら安価下) 前週キャラは危険です 安価下7 933 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/08(木) 01 54 56.87 ID wdbjKMB40 京太郎「よし、皆とLINEするか」 京太郎 ちーっす 京太郎「……中々既読がつかないな」 返事を返すのは? 0~20 ゆみ 21~40 モモ 41~60 智美 61~80 佳織 81~99 睦月 安価下1 937 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/08(木) 02 01 01.01 ID EidYzE7U0 ゆみ どうした京太郎 京太郎 あ、暇でなんとなく笑 ゆみ もう寝た方がいいぞ、明日は早いからな 京太郎 そうですね、そうします ゆみ (OKのスタンプ) 京太郎 可愛いスタンプですね ーーー ゆみ「///」カァァ ゆみ「しまった……つい……」 ゆみの好感度上昇安価 コンマ判定 安価下1 963 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/10(土) 01 57 28.74 ID Bn/+NtGm0 [1/5] じゃけん再開 ゆみの好感度が20上がりました 京太郎「……さてさてどうしようか」 京太郎「そろそろ寝るか」 prrrrr 京太郎「ん?電話だ」 自由安価 この週で出会ったキャラのみ 前週キャラは不可 コンマ85~99 は強制的に前週orこの週のヤンデレが選択されます 安価下1 966 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/10(土) 02 02 33.89 ID Bn/+NtGm0 [2/5] 京太郎「ん?」 京太郎「もしもし?」 モモ「京太郎さん!」 京太郎「うわ!どうした!」 モモ「いやー暇で暇で」 京太郎「なんだよそれ」アハハ モモ「あはは」 京太郎「それに……まださん付けするのか?」 モモ「ダメっすか?」キョトン 京太郎「いや……なんでもない」 モモ「それなら良かったっす!」 モモの好感度が10上がりました 一日が終了しました 968 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/10(土) 02 08 08.56 ID Bn/+NtGm0 [3/5] 好感度・依存度まとめ(基本逃亡劇を繰り広げたヤンデレは依存度max) 宮守 豊音 73 塞 93 シロ 好感度max 依存度143 エイスリン 好感度max 依存度max 胡桃 好感度max 依存度 175 臨海編 ネリー 好感度max 依存度max 智葉 好感度max 依存度max 明華 好感度max 依存度max ハオ 89 ダヴァン 好感度max 依存度101 健夜 好感度max 依存度max 淡 好感度max 依存度136 照 好感度max 依存度147 憩35 阿知賀 憧 好感度max 依存度max 晴絵 好感度max 依存度120 穩乃 33 灼 47 玄 好感度max 依存度106 宥46 奇跡編 小薪 好感度max 依存度155 霞 好感度max 依存度max 初美 62 春 好感度max 依存度111 巴 好感度max 依存度111 姫松(照)編 漫 好感度max 依存度138 由子 好感度max 依存度148 洋榎 98 絹恵 76 恭子 92 郁乃 89 鶴賀 ゆみ 好感度max 依存度104 モモ 95 智美 好感度mas 依存度115 佳織 52 睦月 100 モモへの愛には驚かされるよ 971 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/10(土) 02 12 23.98 ID Bn/+NtGm0 [4/5] 京太郎「おはよう」 朝 行動フェイズ 京太郎「さて……何をしよう」 1.登校 2.サボる 3.自由安価 安価下5 977 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/10(土) 02 23 45.77 ID Bn/+NtGm0 [5/5] 通学路 京太郎「ふんふふーんふふん」スタスタ モモ「京太郎さん」ヌッ 京太郎「どぅわっしゃあ!」ビクッ モモ「わっ!驚かさないで欲しいっす」 京太郎「こっちのセリフだこっちの!」 モモ「?」 京太郎「いきなり現れてたらびっくりするだろ!」 モモ「あ、なるほど」ポンッ モモ「そ、れ、と。京太郎さんのあだ名考えたっす!」 京太郎「お、いいな」 モモ「えへへ」 モモが考えた京太郎のあだ名は? 安価下3 982 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/10(土) 02 29 29.87 ID 30kl6JUB0 [1/3] モモ「きょーさん」 京太郎「結局さん付けか」オイオイ モモ「今日からきょーさんっす!」 モモ「ずっときょーさんって呼びますからね!」 京太郎「はいはい。分かってるよ」 モモ「きょーさん!」 京太郎「なんだ?」 モモ「早く学校行かないと遅刻するっすよ?」 京太郎「うわぁ!急げ急げ!」ダダダ モモ「急げ急げー!」ダダダ 好感度 上昇 安価 コンマ判定 0~30小 31~60中 61~99大 安価下1