約 875,356 件
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/3391.html
京太郎「こんなにたくさん女の子がいるんだ、俺にも彼女くらい出来るはず…」 京太郎「よし!じゃあハギヨシさんに告白しよう!」 京太郎「って男じゃねえか!ダメだろ!」 京太郎「まあ安価は絶対だしな…どうせ告白しても成功しないだろ…」 京太郎「それじゃあ行ってくるか…」 ハギヨシ「それで話というのは?」 京太郎「いや実はですね…」 京太郎「前からあなたの事が好きでした。付き合ってください。」 ハギヨシ「!?」 京太郎(やべー…言っちまったよ…) ハギヨシ「それは…本気で言ってるのですか…?」 京太郎「はい?」 ハギヨシ「本気で言っているのかと聞いているんです。」 京太郎「え、ええ…もちろんです。」 ハギヨシ「そうですか…分かりました…」 京太郎(怒らせちゃったかな…) ハギヨシ「実は私も貴方の事が好きでした。喜んでお付き合いさせて頂きます。」 京太郎「えっ」 ハギヨシ「それでは服をお脱ぎ下さいませ…」 京太郎「えっ?いやっ、ちょっ…やめ…」 大沼「何をしとるんじゃ!お前ら!」 京太郎「あなたは確か…大沼プロ!」 ハギヨシ「ちっ…邪魔が入ったか…」 大沼「まったく…近頃の若い奴は…ワシも一緒にやらせんか!」ポロンッ 京太郎「」 大沼「ほれ、さっさと尻を出さんか。」 京太郎「ちょっ…やめっ…」 ハギヨシ「お待ち下さい。私の方が先です。」 大沼「なんじゃと!老人に先に譲らんか!」 ハギヨシ「いいえ。こればかりは譲る訳にはいきません。」 京太郎(何なんだこいつら…) 大沼「さっさと譲らんか!この若造が!」 ハギヨシ「いいえ。こればかりは絶対に譲れません。」 京太郎「二人とも落ち着いて…」 大沼 ハギヨシ「うるせえ!黙ってろ!」 京太郎「(´・ω・ `) 」 ハギヨシ「分かりました。ならばどちらが京太郎様を満足させられるか勝負しましょう。」 大沼「ふん…小癪な…まあ良いだろう…」 大沼「それでルールは?」 ハギヨシ「お互いに挿れ合って先にイった方が負けという事でどうでしょうか。」 大沼「良いだろう…ワシに勝負を挑んだ事を後悔させてくれるわ!」 京太郎(今のうちに逃げよう…) 京太郎「やっと逃げてきた…まさか裸のまま追ってくるとは…」 京太郎「偶然警察の人にすれ違わなかったらヤバかったな…」 照「君は確か咲の高校の…」 京太郎「そういうあなたはチャンピオンの宮永照じゃないですか。こんなところで何を?」 照「それはこちらのセリフ。きみこそ何をしているの。」 京太郎「えーとですね…ちょっと危ない奴らから逃げて来たというか…そういうあなたは何を?」 照「「すがきょうたろう」とかいう咲にくっつく虫がいるそうなので始末しにきた。」 京太郎「えっ」 照「ところでまだ君の名前を聞いていなかったけど…」 照「君…名前は?」 京太郎「え…えーと赤木しげるです!」 照「アカギ…?どこかで聞いた事がある名前…」 京太郎「いやちょっと色々とやってるんですよ…はは…」 照「まあすがきょうたろうじゃないならいいよ。」 ハギヨシ「京太郎様…私達から逃げてこんなところで何を…?」 京太郎「お前…どうしてここに…」 照「おい…京太郎とはどういう事…?」 ハギヨシ「フフフ…今度は逃がしませんよ…」 京太郎(色々やべえ!こうなったら狂言を吐いて場を混乱させるしかない!) 京太郎「こいつが須賀京太郎です!錯乱して俺と中身が入れ替わったと思い込んでいるんです!」 ハギヨシ「なっ…」 照「そうなの?」 ハギヨシ「いやそんな訳無いでしょ!」 京太郎「やっぱコイツ錯乱してますよ!咲さんに手を出す前にやっちゃって下さい!」 照「よし…君たちホモセックスしよう…」 京太郎「うんうん!…って何だってええええええ!?」 京太郎「何でそんな事しなきゃいけないんですか!普通に始末すれば良いでしょ!」 照「いやだってコイツをホモにすれば咲に手を出さなくなるし….それに咲も京太郎にホモになって欲しいって言ってたからな。」 京太郎(咲…お前…) 照「さあ始めよう…逃げようとしたら…わかるよね…?」ギュルルルルル 京太郎「うう…」 ハギヨシ「( ´ ▽ ` )」 照「さあ早く」 ハギヨシ「wktk」 京太郎(もう終わりか…さようなら俺の童貞と処女…) 大沼「やめんかお前ら!」 京ハギ照「!?」. 京太郎(げええええ!よりによって今一番来て欲しくない奴が!) 京太郎(ん?待てよ…これを利用して…!) 京太郎「あのチャンピオン…ちょっといいですか?」 照「何…?」 京太郎「実は大沼プロはホモなんです。なので大沼プロとヤらせた方が色々と良いかと。」 照「そうなの…?ならそうしようかな…」 京太郎(よっしゃああああああ!) 照「さあ…早く始めて…」 ハギ 大沼「いやいやいや!」 照「…」ギュルルルルルル ハギ 大沼「はいいいい!」 京太郎(今のうちに逃げる!) 京太郎「やっと家に着いた…もう疲れた…」 京太郎(よく考えたら彼女を作ろうとしたらこうなったんだよな…もう彼女なんかこりごりだ…) 咲「あ!京ちゃんどこいってたの!」 京太郎「おう咲…ちょっと色々とな…」 咲「もう!心配させないでよ!すごく心配してたんだからね!」 京太郎「ごめん…」 咲「本当に悪いと思ってる…?」 京太郎「ああ…当然だろ。」 咲「ならキスして。」 京太郎「えええ?ドユコト?」 咲「本気で悪いと思ってるんでしょ?なら謝るかわりにキスして。ね…?」 京太郎(えーとつまりこれは告白ですか!?咲が!?俺に!?) 咲「早くしてよ…誰か来ちゃう…」 京太郎(こいつこんなに可愛かったっけ…?くそっ咲の癖に!もうやっちまえ!) チュッ 咲「んっ……はあっ」 京太郎(やっちまった…) 京太郎「…咲…何でこんな事を…」 咲「何でって?決まってるでしょ…京ちゃんが好きだからだよ。」 京太郎「そうか…………咲」 咲「何?京ちゃん?」 京太郎「好きだ。付き合ってくれ。」 カン
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/6456.html
会場・競技場- 衣「……」 華菜「ずいぶんと早かったみたいだな、天江衣」 衣「お前は誰だ?」 華菜「ハッ、言ってくれるし」ググッ 衣「昨年倒した有象無象の一人であれば、憶えていないぞ?」 華菜「あぁ、華菜ちゃん大激怒だし」ゴッ 衣(ッ……こいつ、去年戦った相手ならば、進化したということかっ) ダンッ 衣「ッ!?」 華菜「ニャッ!?」 咲「よろしくお願いします」ニコッ 衣(化物めっ) 華菜(こいつッ、なんだし!?) ゆみ「遅れたようだな、よろしく頼む」 咲「よろしくお願いします」ニコッ 大将戦前半、開幕- 衣(魔を断つ!)ギンッ 咲(勝つ、それだけだよ)ゴッ P能力『魔王の戦場』発動 効果:全てのP能力を無効にする ゆみ(ここまで来ると欲が出る、な!)カッ P効果『可能性の獣』発動 効果:点数マイナス効果を受けない 華菜(吹っ飛ばすし!) EX能力『風越:平凡限界2』 条件:総点数が三度連続最下位 効果:すべてのマイナス効果を受けない 衣(この場を制すのは衣だ!月を制し海を制す、故に最強であり最大、上も下もすべて支配され、このまま折れるが良い!) 能力『月海支配(真)』発動 華菜(そう、この力……こいつを超えてこそあたしがここに立つ意味があるし!!)ゴッ 能力『鬼神連撃』発動 衣(そうだ、我が魔断剣が震えているのがわかる、そう……こやつも魔物、断つべき獲物!)ギンッ 能力『魔断剣』発動 咲(へぇ、鬱陶しいのが発動してるみたいだね) 能力『魔王の断罪』をチェーン発動(残り使用回数0) 衣(来たか魔物!) 衣(貴様も、切り捨てる!)ゴッ 能力『魔断剣』発動 咲(ッ!?……そっか、なら通してみなよ、それを!) 華菜(まだ、終わんないし!) 能力『憤怒:白』をチェーン発動 ◇効果処理開始 ゆみ「海に、ひきずりこまれる!?」 華菜「無駄だし!」ゴッ 能力『憤怒:白』 効果:自分へのマイナス効果をプラス効果に変える 咲「海を蒸発させる、かぁ……でもさ」ゴゥッ 衣「無駄だ!」バッ 衣「憎悪の空より来たりて!」 華菜「知らない能力だし!?」 衣「正しき怒りを胸に……」 ゆみ「なんなんだ!」 衣「我は魔を断つ剣を取る!汝、無垢なる刃!」ガシッ 衣「魔断剣!」ザシュッ 能力『魔断剣』 効果:相手の能力を無効にし、次の和了判定に相手のオカルト能力値分の数値を追加する 効果2:宮永咲『オカルト:100』 咲「……ッ!?」 能力『魔王の断罪』無効 ゆみ「清澄が落ちた!?」 衣「そして、お前もだ!」ズンッ 能力『魔断剣』 効果:相手の能力を無効にし、次の和了判定に相手のオカルト能力値分の数値を追加する 効果2:池田華菜『オカルト:100』 華菜「ガッ!?」 能力『鬼神連撃』無効 衣「これで、全員落ちたな!」 能力『月海支配(真)』発動 能力:自分以外の全員の点を-30する 衣「我、魔を断つ剣なり!」 ◇効果処理終了 実況『大将戦、これは波乱の展開となってきたぁぁぁっ!』 衣(衣は、勝つ……仲間の、友達のためにも!)ゴッ 咲(あれ?) ゆみ(苦しい戦いだっ) 華菜(冷静になれ華菜ちゃん、状況を読めよ……天江じゃない!私怨なんかで戦うな、あたしが戦うのはキャプテンのためだ、良いか、今の敵は清澄だし!) 実況『ここで風越がもうすぐで最下位脱出!』 衣(まだまだ、行くぞ!)ギンッ 咲(なんだろ、この感覚?) P能力『魔王再臨』発動(使用回数残り0回) 効果:『魔王』と名の付く能力にチェーンはできない ゆみ(どうする、逃げ切れるか!?) P効果『可能性の獣』発動 効果:点数マイナス効果を受けない 華菜(ちっ、龍門渕を助けるけど、今は清澄だし!) P能力『憤怒:紅蓮』 効果:自分以外の点数プラス効果を無効にする(ただし発動する場合、自分は他にP能力は発動できない) 華菜(動かない!?) 咲(へぇ、ならやらせってもらおうかな) 能力『迫りくる怒涛の魔王』発動(残り使用回数0) 効果:直前の自分の和了判定を一段階上げ、それ以降二度までの和了判定も一段階上げる ※チェーン不能 華菜(こいつ、なんなんだっ!?) 衣(やるか!?)グッ 衣(貴様のソレを、この衣が断ち切る!) 能力『魔断剣』を発動 咲(またそれっ!?)ドウヨウ 能力『魔王の魔手』発動(残り回数0回) ※チェーン不能 華菜(さすがだし天江ッ!) ゆみ(なにがなんだか……) 衣(あと一度!) 衣(まだまだ、だァッ!) 能力『魔断剣』発動 咲(またっ!?) 華菜(射程に入った獲物は逃さない、鶴賀と清澄ィィッ!) 憤怒:蒼炎(使用回数1回) 効果:持ち点が高い上位二組の点数を-50する ◇効果処理開始 華菜「キタキタキタキタァ!」 能力『憤怒:蒼炎』 効果:持ち点が高い上位二組の点数を-50する 咲「……っ」イラッ 衣「無駄だ!」バッ 衣「憎悪の空より来たりて!」 咲「またぁ!?」 衣「正しき怒りを胸に……」 ゆみ「だから、それはなんなんだ!」 衣「我は魔を断つ剣を取る!汝、無垢なる刃!」ガシッ 衣「魔断剣!」ザシュッ 能力『魔断剣』 効果:相手の能力を無効にし、次の和了判定に相手のオカルト能力値分の数値を追加する 効果2:宮永咲『オカルト:100』 咲「……うぅッ!?」 能力『魔王の魔手』無効 ゆみ「耐えている、だがっ!」 衣「もう一撃!」ズンッ 能力『魔断剣』 効果:相手の能力を無効にし、次の和了判定に相手のオカルト能力値分の数値を追加する 効果2:宮永咲『オカルト:100』 咲「あッ!?」 能力『迫りくる怒涛の魔王』無効 衣「勝つのは、衣たちだ!」 ◇効果処理終了 実況『大将戦前半、終了ォォォォ!』 衣(さて、まだまだ!) 咲(なんだろう、この感覚……) ゆみ(耐えろ、耐えるだけで良い!) 華菜(おいついてきた!) コンマ下二桁が高い順にそれぞれ与えられ、後半の点数とする 衣 83 咲 73→23 華菜 46 ゆみ 12 (点数マイナス効果を受けない) 大将戦前半、終了- 咲(なんだろ、これ……?) 華菜(ッ、あ、あたしはっ……華菜ちゃんはっ、キャプテンの、ためにもっ……)ゼェハァッ 華菜「少し、出てくるかっ」スクッ ゆみ「私も、出て行こう」 衣(さて、どうするか……) 龍門渕高校・控室- 京太郎「衣!」 衣「ただいま戻ったぞ!」 純「さすがじゃねぇか、追い込んできたぞ!」 衣「いや、清澄を止めているに過ぎない」 透華「いいえ衣、貴女は着実に差を縮めていますわ!なにが魔物ですか、片腹大激痛!」 一「頼んだよ衣」 智紀「私たちの、貴方の、京太郎のためにも」 京太郎「楽しんで来い!」 衣「あぁ、任せておけ!」 ―――昨日の風越 貴子「何ヌルい試合やってんだ福路ぃ!」 美穂子「っ……申し訳ありません、しかしみんないつも以上の力を」 貴子「そんなんじゃ勝てないって言ってんだ」 振り上げた腕を、誰かが掴む 貴子「……池田ァ!」 華菜「やめるしコーチ、明日は勝つ、なにがあっても……たとえ0点からだってあたしが優勝してみせるから、黙ってみてろよ」 貴子「テメェ誰に向かって」 華菜「キャプテンだけのせいじゃないだろっ!」 貴子「ッ!?」 華菜「殴るならあたしを殴れ、怒るならあたしを怒れ、コーチの言いたいことだってわかるけど、それでも……あたしが勝つからっ、あたしたちのために頑張ってきたキャプテンを、責めるな」 貴子「……」バッ ガチャッ バタン 美穂子「華菜……」 華菜「あたしが、何としても……キャプテンを表彰台に立たせてやるし」ニカッ 会場・競技場- 華菜「……ッ!」バッ 華菜(何分落ちてたッ?)バッ 華菜(もう後半戦……はじまるし) ギュッ 華菜「!?」 美穂子「華菜……」 華菜「きゃ、キャプテン……?」 美穂子「お願い、もう良いから……華菜は頑張ったから、これ以上は」ギュッ 華菜「は、ははっ……それは無理だし、華菜ちゃんはここで勝つ、それで一位になるんだし……」 美穂子「華菜っ!」 華菜「良いから早く戻ってよキャプテン、そろそろ始まるから」 美穂子「お願い、無理しないで」 華菜「うん」ニコッ 美穂子「」ホッ テクテクテク 華菜「にゃぁ……無理しないなんて、無理に決まってる!」ギンッ 衣「さぁ、ラストだ」 咲(なんとしても、全員倒す) ゆみ(逃げ切れるか、この面子でっ) 華菜(ニャァァァッ!華菜ちゃん大活躍だし!) 大将戦後半、開幕- 衣(勝つ、私は……勝つぞ!)ギンッ 咲(私に、向かってきてる!?) P能力『魔王の戦場』発動 効果:全てのP能力を無効にする ゆみ(まだだ!まだ終わってなどいない!)カッ P効果『可能性の獣』発動 効果:点数マイナス効果を受けない 華菜(華菜ちゃんは、欲張りだから……図々しいからっ……)ゼェハァ EX能力:『憤怒:極炎』(使用回数0回) 効果:次点数に+100する 衣(すべてを支配する!) 能力『月海支配(真)』発動 咲(月なんかより、私は遥か上にある花!) 能力『魔王の軍勢』発動 華菜(チィッ!ここは私が防いでやるしィッ!)ゴッ 衣(清澄、いや……これは風越か!?) 華菜(清澄ィッ!天江でも鶴賀でもない、このあたしが、お前を落としてやる!)ゴゥッ 能力『憤怒:無色』発動 周囲の照明とカメラが壊れる 咲(これは、私だけを……!?) 衣(なんだこの圧力はっ……!?) 衣(風越のためにも自分のためにも、ここは動かない!) 華菜(天江ッ、お前を倒すのは華菜ちゃんだ……だから、こんなところでぇっ!) 咲(まだ、終わらない!) 能力『魔王の砲撃』発動 華菜(まだ!?) 衣(ここは、私が!) 衣(まだ、斬れる!)ゴッ 能力『魔断剣』発動 咲(またっ、本気の私をっ!) 能力『魔神の一撃』発動 華菜(まだ来る!) ゆみ(私にも、力があればッ) 衣(清澄、これで終わらせる!) 衣(さぁ、これでおしまいにしよう!) 咲(これはっ!?) 華菜(持てよ華菜ちゃん!) ゆみ(この点数を護りぬく!) ◇効果処理開始 華菜「チッ!天江の支配!」 咲「海がっ!」 ゆみ「支配、される!?」 衣「まだだぁっ!」バッ 衣「渇かず!飢えず!無に帰れェェェッ!レムリア・インパクトォォォォッ!!」 能力『レムリア・インパクト』発動 効果:相手の能力を無効にし、ここまでのチェーンの数×10だけ相手全員の点数を下げる 咲「……うぁっ!?だけど、撃つ!」キュィィィッ 能力『魔神の一撃』無効 衣「無駄だ!」バッ 衣「祈りの空より来たりて!」 華菜「さっきと違う!?」 衣「切なる叫びを胸に!」 ゆみ「神々しい……」 衣「我等は明日への道を拓く!」 咲「まだ、まだまだ、だよ!」 衣「汝、無垢なる翼!」ガシッ 衣「真・魔断剣!」ザシュッ 能力『魔断剣』 効果:相手の能力を無効にし、その相手の点数をオカルト能力値分マイナスする 効果2:宮永咲『オカルト:100』 咲「……うあぁッ!?」 能力『魔王の砲撃』無効 ゆみ「耐えている、だがっ!」 華菜「そろそろ、混ぜろよ!」ゴォッ 能力『憤怒:無色』発動(残り使用回数0) 効果:相手の能力を無効にし点数を-100する 咲「きゃぁぁッ!?」 能力『魔王の軍勢』無効 華菜「ハッ……やったし」ザブン 衣「風越、感謝はする……だが勝ちはもらうぞ」 能力『月海支配(真)』発動 効果:自分以外の全員の点を-30する ※総チェーン数『7』 ◇効果処理終了 実況『大将戦、終了ォォォォ!』 衣「ありがとう……良き試合だった」 咲「私が……」 ゆみ(点数を見る勇気が、出ない) 華菜「……」ゼェッハァッ コンマ下二桁が高い順にそれぞれ与えられ、それを点数とする 衣 60 咲 50→-250 ゆみ 48→-152 華菜 17→117→-83 ◇先鋒 『井上純』 前半:120・58 後半:82 『津山睦月』 前半:51・10 後半:39 『片岡優希』 前半:79・20 後半:55 『福路美穂子』前半 20・108 後半:59 ◇次鋒 『沢村智紀』 前半:21 後半:0・12 『妹尾佳織』 前半:144 後半:125・80 『染谷まこ』 前半:102 後半:94・132 『吉留未春』前半 3 後半:1・8 ◇中堅 『国広一』 前半:87 後半:82 『蒲原智美』 前半:67 後半:35 『竹井久』 前半:4 後半:82 『文堂星夏』前半 89 後半:22 ◇副将 『龍門渕透華』 前半:76・49 後半:27 『東横桃子』 前半:65・79 後半:55 『原村和』 前半:29・77 後半:82 『深堀純代』前半 9・69 後半:22 ◇大将 『天江衣』 前半:32・83 後半:60 『加治木ゆみ』 前半:-1・12 後半:-152 『宮永咲』 前半:23・23 後半:-250 『池田華菜』前半 225・46 後半:-83 ◇結果 龍門渕:789 鶴賀:609 風越:598 清澄:552 実況『昨年と同じく、優勝の座を掴んだのは龍門渕高校だぁぁぁぁぁっ!!』 衣「やったのか、衣は……」 実況『それに次いで、鶴賀も準優勝により全国への切符を手にするゥゥッ!』 ゆみ(凌ぎ切ったがッ……私たちの、負けだっ)グッ 実況『全国常連風越女子は今回も惜しくも敗退、だが大将池田華菜の戦いは記憶に残るものだった!』 華菜「ハァッ……ハァッ……」ゼェハァッ 実況『敗退した清澄高校だが、風越と龍門渕をここまで追い込む異常な強さ、個人戦ではどうなるかわからない!』 咲「は、ははっ……ははははっ!負けちゃった、悔しい!そうだよ、これが麻雀だよ……私、忘れてた……」ボロボロ 華菜「ハッ、なに……泣きながら、笑ってるし……」 咲「ありがとうございました!またっ、打ってください!」ニコッ 衣「あぁ、また打とう!」 ゆみ「是非、お願いするよ」 華菜「また、ぶった押してや、る……しっ」フラッ バタンッ 衣「風越!?」 美穂子「華菜ぁッ!」 実況『おっと、これはどうしたことか風越池田華菜、突如倒れた!?』 衣(……お前の戦いは見事だった、池田華菜……敬意を表すぞ) 表彰式後- 透華「勝ちました、わね」 一「うん、勝った」 純「オレたちは、勝ったんだよ、あいつらを相手に……」 智紀「去年の全国で戦った人たちより、きっと強い相手に」 衣「うん、勝ったぞ……衣たちは勝ったんだ!」 京太郎「……まさか、咲に勝つなんてなぁ」 衣「いや、衣だけの力じゃない……池田華菜、あいつがいてくれたから勝てた……今回の勝利者、MVPは間違いなくアイツだよ京太郎」 京太郎「あぁ、見てたよ……」ナデナデ 京太郎「大丈夫、かな?」コンコン ドウゾー 京太郎「失礼します」ガチャッ 咲「京ちゃん!?」 京太郎「あぁ」 優希「龍門渕が何しに来たじょ?」 まこ「これ、そんな睨まんでもよろしい……ほれ咲、行ってきんしゃい」 咲「え?」 久「まぁ負けだから撤収するだけだしね、ラーメン食べて帰るから早めに戻ってらっしゃいよ?」 和「須賀君、咲さんのことお願いしますね?」 京太郎「さて、ちょっと歩くか」 咲「……うん」 京太郎「ん、お前は強かったな……」 咲「天江さんの方が強かったよ」 京太郎「いや、衣もアレはもう使えないって言ってた……それに池田も居ないととてもお前には勝てなかったって」 咲「天江さんと、池田さんと、加治木さんには感謝してもしきれないよ……麻雀って楽しいね」 京太郎「あぁ、麻雀って楽しいぞ」 咲「……あははっ」クスッ 京太郎「……っ」ハハッ 咲「個人戦、最初っから本気で行く……私は、勝ちたいんだ」グッ 京太郎「そりゃ怖いな」 咲「それから、京ちゃんとも戦いたい!」 京太郎「また今度な」ナデナデ 咲「わふっ……う、うん」カァァッ 京太郎「迷子になったら俺を呼べ」 咲「うん」 京太郎「全力で麻雀したくなったら俺を呼べ」 咲「うん」 京太郎「助けてほしかったら俺を呼べ」 咲「うんっ」ポロポロ 京太郎「泣きたくなったら……呼べ」 咲「うんっ、うんっ」 京太郎「ん、お前も俺の手間のかかる幼馴染の一人だからな」ナデナデ 咲「京ちゃんにっ、言われたくないもんっ」ボロボロっ 京太郎「うん、そうだな」 龍門渕家- 透華「では、龍門渕高校麻雀部の勝利を祝して!」 『カンパーイ!』 京太郎(まぁ、こんなに楽しそうだし今日ぐらいな) 京太郎「歩!」 歩「あ、京太郎……おめでとう」フッ 京太郎「俺は関係ないだろ、どっちかっていうと補欠のお前の方におめでとうだよ」 歩「でもさほら、私って補欠だから今回に限っては会場に行ってすらいないし」 京太郎「それでも、いざとなったら戦うのはお前だからな」ナデナデ 歩「ちょっ、撫でないでよ!」カァァッ 京太郎「お前は強い、信用しろ」 歩「……ありがと」フイッ 京太郎「おう」 京太郎「透華」 透華「ん、京太郎」 京太郎「なんだ目立ちたがりのお前がテラスで黄昏るなんて」 透華「そう言う時もありますわ、所謂感傷に浸る……的な」 京太郎「今日は頑張ったもんな、自分殺してまで冷やし状態で出るとは思わなかったけどな」 透華「一が倒れるギリギリまで頑張ったんですもの、自分なんてくれてやりますわ」 京太郎「そっか、なんかご褒美とか……いるか?」タカイノハムリダケド…… 透華「ご、ご褒美!?」 京太郎「ご褒美をやるよ!」 透華「こ、こんなご褒美っ、きゃぁんっ♪」 透華「ハッ!?いや、えっと!あの!」 京太郎「どうした?」 透華「ちょっと、こっち」チョイチョイ 京太郎「ん?なんでネクタイ持って……うぉっ!?」グィッ 透華「んっ」チュッ 京太郎「ッ!?」 透華「ご、ご褒美はもらいましたわ!お、オーホホホホッ!」ダダダダッ 京太郎「……」アゼン 夜- 自宅・自室- 京太郎「ふぃ~、帰ってきたぁ……やばい、感触を思い出す」ボフッ 京太郎「ん、メール?」 京太郎「ん、えっと?」 京太郎「ん、池田か……池田ァ!?」 差出人:池田 本文『とりあえず言っておく、おめでとう』 京太郎「いやいやいや!」 本文『池田、死んだんじゃ?』 差出人:池田 本文『トリックだよ ってなに書かせるんだし!死んでないし、ちょっと無理しただけだし!』 京太郎「ノリ良いな」 本文『いや、でも冗談抜きで安心した ありがとう あとお前、明後日の個人戦はどうするんだ?』 差出人:池田 本文『もちろん出るし、もう家だから平気だし!』 京太郎「そっか」 本文『頑張れよ、応援してるからな! おやすみ』 差出人:池田 本文『お前に言われるまでも無いし、っていうか敬語を使え敬語ォ!須賀ァ!』 京太郎「さて、次はモモか!」 差出人:モモ 本文『一位通過おめでとうっす!』 京太郎「おう、さっそくか」 本文『そっちも通過おめでとう、東京でも一緒だな』 差出人:モモ 本文『はい、今度また鶴賀に来てくださいね!』 京太郎「ああ」 本文『もちろん行かせてもらうよ、男子は関係ないからな』 差出人:モモ 本文『楽しみにしてます おやすみなさい!』 京太郎「おう、おやすみっと」 京太郎「ん、知らないアドレスから……」 差出人:??? 件名:鷺森灼だけど 本文『ハルちゃんがおかしいんだけど、なにかした?なにした?』 京太郎「こえぇよ!」 京太郎「えっと」 本文『何もしてないです、というよりなんで俺のメアドを?』 差出人:鷺森灼 本文『ハルちゃんに教えてもらった、それより最近落ち込み気味だったんだよね、私たちが団体戦突破した時は喜んでくれたけど』 京太郎「おぉう、それは」 本文『おめでとうございます でも晴絵さんのことはあまり聞かないであげてください』 差出人:鷺森灼 本文『わかった、けど須賀君関連のことだったら容赦しないから おやすみ』 京太郎「怖ひ」 本文『肝に銘じておきます おやすみなさい』 京太郎「ネトマのことだろなぁ」 鷺森家・灼部屋- 灼「須賀君、本当にハルちゃんに何もしてない?」グッ 灼「でも、須賀君のメアド聞いたときのハルちゃん、なんか様子がおかしかった」 東横家- モモ「んふふ~京さんと東京でも一緒っす!これで東京デートっすよぉぉぉっ!!」 東横父「うお、びっくりした」 モモ「あぁパパ、ごめん」 東横母「どうかしたの?」 モモ「ちょっとテンションがあがちゃっただけ!」ダダダッ 東横母「……恋ね」 東横父「!?」 病院・病室- 華菜「明後日の個人戦までにはなんとしても退院するし……っていうか大げさすぎだし」ハァ 華菜「まぁ、起きた後にコーチに泣き着かれたからには退院するとは言えない、うん」コクリ 華菜「……でもコーチ、泣いてたわりになんか嬉しそうだったから良っか」ボフッ 自宅・自室- 京太郎「よし、寝るかな」パチン カピー「カピ」イッショニネル 京太郎「おう、来い」 カピー「カピッ!」ヤッタ! 60日目終了- 61日目- 朝- 京太郎「あぁ~朝かぁ~」 京太郎「誰かに電話してみるか!」グッ 京太郎「よし、小鍛冶さんに電話だ……暇だったら良いけど」 プルルr 健夜『もしもし!?』 京太郎「早い!」 健夜『えっ!?』 京太郎「あ、いえいえ、ちょっと休みで暇なので電話してみたくって」 健夜『あれ、明日個人戦じゃ?』 京太郎「まぁそうなんですけど」 健夜『強者の余裕ってやつ?』 京太郎「そういうのじゃありませんってば~!」 健夜『あはは、わかってるよ、まぁ今日はずっと暇だからね』 京太郎(なるほど……) 京太郎「えっと、じゃあ遊びに行きません?」 健夜『え!?』 京太郎「小鍛冶さんって普段どうしてるのか気になってみたり、まぁ東京ほどおもしろいところもないですけど」 健夜『うぅん!遊ぼう、一緒にどこかいこう!どこいく!?』 京太郎(おぉう、良い感触?) 京太郎「じゃあ11時ぐらいに、街の方で良いですか?」 健夜『任せて!じゃあまた後でね!』 京太郎「はい、また後で」 プツッ 京太郎「よし、着替えるかなー」 昼前- 京太郎「待ち合わせ場所はって、15分前に!?」 健夜「あ、す、須賀君!今来たところ!」 京太郎「あ、はい」 健夜(やった、言えた!) 京太郎「せっかくですし、お昼にしましょうか」ニコッ 健夜「うん、えっと……ラーメン屋?」 京太郎「ラーメン屋ですか、意外でした」 健夜「えっ!?」 京太郎「あ、悪い意味じゃありませんよ?」 健夜「そ、そっか……ふぅ」 京太郎「ゆっくりできるファミレスにしましょうか」 健夜「そうだね!」 健夜(ゆっくりするとか、考えてなかった私って……) 京太郎「やっぱり小鍛冶さんは普段は良い物食べてたり?」 健夜「いやぁ、実家済みだから全然」 京太郎「そうなんですか、プロの方って知り合いは全員一人暮らしだから意外です」 健夜「ま、まぁお母さんもお父さんも私が居なきゃ全然だめだし!」 京太郎「プロをしながらご両親のことを考えて、さすがです小鍛冶さん!」 健夜「あは、あははは!」ヒヤアセ ファミレス- 京太郎「そう言えば昨日の団体戦は?」 健夜「うん、見てたよ、龍門渕一位通過おめでとう」 京太郎「あぁ、それはありがとうございます……それで、衣が出ないんですが龍門渕が個人戦を通過する確率って」 健夜「ちょっと残酷な話になるけど、諦めた方が良いかも」 京太郎「あぁ……やっぱりですか~」 健夜「あれ、予想してたの?」 京太郎「衣以外で、池田華菜と宮永咲とかに勝てるのは居ないですからあと一枠、そこに入るのは至難の業でしょうし」 健夜「うん、正直、天江さんでも一対一じゃ池田さんと宮永さんを超えるのは無理だろうね……あの二人とまともにやりあえるプロなんて私かはやりちゃんぐらいだろうし」 京太郎「三位、誰になるでしょうね」 健夜「そればっかりは、運かな」 京太郎「ん~できれば勝ってほしいんですけど……」 健夜「でも、須賀君も油断しないでね?」 京太郎「了解です!」 昼後- 京太郎「ふぅ、腹八分って感じですね」 健夜「うん、これからどうしようか」 健夜(ハッ!?ここはお姉さんらしくするべきだった!?) 京太郎「そうですね」 京太郎「遊園地とか、どうですか?」 健夜(で、デートっぽい!) 健夜「行こう!」 京太郎「じゃあ、行きましょうか……」 京太郎(なんかデートっぽいな、そんなつもりなかったんだけど……) 遊園地- 京太郎「さて、何に乗りますか」 健夜(お、男の子と遊園地!?あれ、私捕まったりしないよね!?) 京太郎「さて、パンフを見れば……」 健夜「お化け屋敷とかどうかな!?」 京太郎「え、お化け屋敷ですか?」 健夜「うん、最近のってすごい怖いって言うし……ほら、途中で抜けることもできるみたいだよ!」 京太郎(やべ、思ったより本格的だ) 健夜「行こ!」 健夜(これで、どさくさにまぎれて抱き着いたり!) そして…… 健夜「ひぃぃっ!?」 京太郎「ぬおっ!?」 健夜「ひぎぃっ!?」 京太郎「うおわぁぁっ!?」 健夜「きゃぁあぁぁぁっ!?」 京太郎「うおぉぉっ!?」 お化け屋敷から出た京太郎と健夜 健夜「……腰ぬけちゃった、ごめんね?」 京太郎「大丈夫ですよ」オンブ 健夜(うぅ、抱き着くとかいう余裕なんてなかったよぉ)グスッ 京太郎(思ったより怖かった……) 夕方1- 京太郎「さて、次はどうします?」 健夜(よし、気を取り直して!) 京太郎「さてと……」 健夜「あははは、そーれー!」グルグル 京太郎「あはははは!健夜さん回し過ぎですよー!」アハハ グルグルグル 京太郎「ちょっと、目が回って」 健夜「そ、そうだね、止めな……うぷっ」 京太郎「ちょ、うぷっ」 ※諸事情によりカットいたします 健夜「……」グスッグスッ 京太郎「……」レイプメ 夕方2- 京太郎「さて、次はどうしましょうか!」ニ、ニコッ 健夜「う、うん、そうだね!」 京太郎「えっと……」 健夜「もう一回!」 京太郎「はい!」 グルグル…グルグル 京太郎(堅実すぎる……) 健夜(楽しくない……) グルグル…グルグル 京太郎(うっ、さっきの思い出してっ) 健夜(やばっ、地獄絵図が頭にっ) ※諸事情によりカットします、まことに申し訳ございません 健夜「……」ヒックッエグッ 京太郎「……」ハァー 京太郎(また回ってる) 健夜(でも、なんだかロマンチックだなぁ……あんなことなかったみたいな)クスッ 京太郎(笑ってる、良かったぁ~)ホッ 健夜(須賀君、ありがとうね)ニコッ 京太郎「あ、そう言えば小鍛冶さん、俺のことは京太郎で良いですよ!」 健夜「え!?じゃあ、私も、その……健夜でっ……カァッ 京太郎「はい、健夜さん」ニコッ 健夜「うん、京太郎君!」ニコッ 夜- 京太郎「さて、どうしましょうか?」 健夜「えぇと、まだ時間あるのかな?」 京太郎「そろそろ帰ります、さすがに時間もあれなんで」 健夜「あ、そうなんだ」シュン 京太郎「また、行きましょうね!」 健夜「あ、うん!また誘ってね!」 京太郎「はい!」 自宅・自室- 京太郎「なんだかんだ言って楽しかったなぁ~」 京太郎「ん、メールだ」 京太郎「ん~と?」 京太郎「お、健夜さんからだ」 差出人:健夜 本文『今日はありがとう、色々迷惑かけちゃったね』 京太郎「まぁ」 本文『全然ですよ、今日は楽しかったです!』 差出人:健夜 本文『私も楽しかったよ、今度は東京とかで一緒したいね! 明日にそなえて早く寝てね、おやすみ!』 京太郎「よし!」 本文『おやすみなさい!』 京太郎「次は衣からと!」 差出人:衣 本文『明日の個人戦、衣は出ない代わりに応援に行くぞ!』 京太郎「じゃあ、格好悪い所見せらんないな」 本文『ありがとうな、絶対皆と全国行くからさ!』 差出人:衣 本文『うん、また明日! おやすみなさい』 京太郎「おやすみっと……お、咲からだ」 差出人:咲 本文『今日、プールに行ったんだけど龍門渕さんたちと会ったよ』 京太郎「ん、透華たちとか」 本文『どうだった?』 差出人:咲 本文『個人戦ではボコボコに倒すって言われたよ』 京太郎「安易な挑発を……」 本文『で、どうするんだ?』 差出人:咲 本文『京ちゃんには悪いけど、全力で行くよ!前よりも強くなった気がするんだ!』 京太郎「怖い」 本文『そうか、なら頑張れよ』 差出人:咲 本文『うん、おやすみ!』 京太郎「おやすみっと……」 ホテル- 健夜「うん、良かったぁ~」 健夜「でも、夜も一緒にいれたら良かったのにぃ~」グデー 龍門渕家・衣部屋- 衣「よし、明日は京太郎の応援に行く!」 透華「そうですわね」 衣「京太郎が寂しがるだろ?」 透華「……確かに」ウンウン 宮永家・咲部屋- 咲「よし、京ちゃんから応援してもらったもんね!」グッ 咲「頑張んなきゃ!」ゴゥッ 自宅・自室- 京太郎「よし、寝るか!」パチン カピー「カピ」カマッテ! 京太郎「ぐぅ~」zzz カピー「カピッ!」オォイッ! 61日目終了- 62日目- 朝- 京太郎「さて、ハギヨシさんが迎えに来るんだよな……透華たちの時より緊張しないぞ!」 京太郎「なぁカピー、今日はどうしたらいいと思う?」 カピー「カピ」ナニモシナクテイイ 京太郎「え?」 カピー「カピ」アイテニナラナイデショ? 京太郎「そんなことないだろ」 カピー「カピ」ソンナコトアルカラ 会場- 京太郎「よし、この会場を見るのも久しぶりな気がするぞ!」 透華「一昨日来たばかりでしょう?」 京太郎「まぁそうだけどさ……さて、頑張ってこいよ!」 純「当然だな」 智紀「もうミスは犯さない」 一「今回は倒れないようにしなきゃね」クスッ 衣「今日はみんなの応援に行くぞ!」 京太郎「おう」 衣「明日は行くからな!」 京太郎「楽しみにしてるよ」ニッ 京太郎「さて、行くか!」 モモ「あ、京さん!」 京太郎「おうモモか、今日は頑張れよ」 モモ「はい、個人戦でも団体戦でも目指せ全国っす!」ビシッ 京太郎「期待してるよ」ナデナデ モモ「んふふ~」 京太郎「でも、俺の仲間も強いからな」 モモ「ステルスモモの独壇場っす!」 京太郎「おう、頑張れよ!」 モモ「了解っす!」 華菜「ふぅ、ようやくコーチとキャプテンを撒けたし!」 京太郎「どうした池田ァ!」 華菜「ニャッ!?」ビクッ 華菜「突然大声出すなし須賀ァ!」 京太郎「おう、でどうした?」 華菜(病院から無理言って退院してきたなんて絶対に言えないし……) 京太郎「ん、どうした?」 華菜「なんでもないし、とりあえずお前も個人戦頑張れよ」グッ 京太郎「おう、池田もな」グッ 華菜「さて、あたしは始まるまでリアル鬼ごっこ状態だし、またな!」ダッダッダッ 京太郎「どうしたんだ?」 和「須賀君?」 京太郎「あぁ、原村さん」 和「団体戦では負けてしまいましたが、今回は負けないつもりです」 京太郎「そっか……透華も原村さんと打つのを楽しみにしてると思うよ」 和「それは嬉しいですね、そう言えば、また打ってくださいませんか?」 京太郎「おう、楽しみにしてるよ」 和「はい、私も楽しみにしてます」ニコッ 美穂子「はぁっ、はぁっ……」 京太郎「あれ、美穂子さん」 美穂子「か、華菜を見なかった?」 京太郎「池田ならさっき……」 美穂子「あの子、無理行って病院から抜け出してきたみたいなの、コーチも頑張って探してくれてるんだけどっ」ゼェハァ 京太郎「あぁ~でもアイツ、なに言っても聞かないと思いますよ?」 美穂子「や、やっぱり?」ゼェハァ 京太郎「はい、だからやらせてやってください……ね?」 美穂子「でも、お説教はしなきゃ」 京太郎「まぁそれは、はい」 美穂子「それじゃあね須賀君!」 京太郎「はい、頑張ってください!」 会場前- 健夜「あれ」 京太郎「あ、健夜さん」 マスコミA「名前呼び!?」 マスコミB「お二人はどういう!?」 京太郎「なんでマスコミ連れてきたんです」ボソッ 健夜「二人で分ければ良いんだよ」ニコッ 京太郎「……はい」 健夜「少し彼に麻雀を教える機会がありまして」 マスコミA「なるほど!」 健夜「私は選手より先に実況席に行かなくてはならないので、それでは」ペコッ 京太郎(う、裏切った!?) マスコミA「では須賀選手!映像が残る公式試合は初めてですがどうですか!?」 マスコミB「注目の選手などを教えてください!」 京太郎「あ、あのえっと……」 男子選手A「公式試合の映像もないのに調子乗りやがって」 男子選手B「一年坊主が」 京太郎(うわぁ、敵意がそこらじゅうから~)アハハ 試合開始- 京太郎「よろしくお願いします」 他校生徒「よろしく」 他校生徒「よろしくお願いします」 他校生徒「よろしく」 京太郎(さて……やるか!)ゴッ 京太郎「ツモ、リーチ一発、タンヤオ、ドラ1」ダンッ 他校生徒「んな馬鹿な」 他校生徒「飛んだっ!?」 他校生徒「三人、同時!?」 京太郎(みんなの力をフルに使う!)ゴッ 昼- 京太郎「さて、男子はトーナメントって面倒だよなぁ~」セノビー 透華「京太郎、こっちですわよー!」ブンブン 京太郎「おう、そっちはどうだった?」 一「色々と大変だよ、団体戦で会わなかった人ともやらなきゃなんないし」ハァ 衣「見ている方としてはおもしろかったぞ!」 純「やりたくなったか~?」 衣「うん、些か心が動かされた!」 透華「さて、午後も頑張りますわよ!」 京太郎「おう!」 昼過ぎ- 京太郎「さて、まだ時間あるな……ちょっと知り合い探してみるか」テクテク 京太郎「あれ、咲」 咲「京ちゃん!」 京太郎「おう、調子はどうだ?」 咲「うん、凄い調子が良いんだ!決勝戦の時もこのぐらいの力を出せれば、勝てたんだろうけど」 京太郎(さらに強くって、悪夢かよ) 咲「京ちゃんのおかげだよ、ありがとう!」 京太郎「俺のおかげ?」 咲「うぅん、なんでもない……またね!」 京太郎「おう、頑張れよ!」 京太郎「あ、ゆみさん」 ゆみ「あぁ、京太郎君か」 京太郎「調子はどうです?」 ゆみ「宮永咲と当たったが、やられてしまったよ」 京太郎「あぁ~」 ゆみ「本当にあの時は天江と池田に助けられたようだ」 京太郎「でも、全国でもあのレベルはそういませんよ」 ゆみ「優勝を目指すならあれらを相手にできなくてはならい」グッ 京太郎「ゆみさん……」 ゆみ「すまない、午後に備える」テクテクテク 京太郎(大丈夫か?) 京太郎「あれ、妹尾さん」 佳織「須賀くん!」 京太郎「いやぁ、スコアボード見ましたよ、さすがです」 佳織「え、いや!あんなの偶然でっ!」 京太郎「でも尚更怖いですね、全国に行ってから」 佳織「う、うん……でも頑張るよ!」グッ 京太郎「はい、頑張ってくださいね、応援してます!」 佳織「うん、ありがとう!」 個人戦・午後- 京太郎「さて、どうなるか……」 京太郎(男子って多いからなぁ) 男子YS「おい、麻雀しろよ」 男子AP「少年よ、絶望を教えてやる」 男子K「ハルトォォォォッ!」 京太郎(魔鏡かここは……) 夜- ハギヨシ「調子はいかがですか?」 京太郎「つぶし合いが起きたお蔭で漁夫の利を獲れましたよ」ゼェハァ 透華「そんな凄まじい相手がいましたの?」 京太郎「次戦ったら勝てるがどうか」 智紀「男子は、今年はそこまで強くないって聞いたけど」 純「一部は異常か」 一「ほんと怖い世の中だねー」 衣「楽しそうだな!」 京太郎(さて、今日のブロックに化物はこぞって集まってたら良いんだけどなぁ) 夜- 自宅・自室- 京太郎「さて、明日も個人戦だな!」 京太郎「ネトマだな!」 一人目 とよねー 二人目 グラマス 三人目 シロ 京太郎「お、シロと豊音さん、それに……健夜さんか」ゴクリンコ とよねー:今日こそ勝つよー グラマス:頑張ってね シロ:よろしく キョータロ:よろしくお願いします! トップ 京太郎 二着 グラマス 三着 とよねー ラス シロ グラマス:うん、さすがだよ キョータロ:今回は偶然って感じですね とよねー:それでも勝ちは勝ちだよー シロ:ラス とよねー:今回は勝てたよー レジェンド:おめでとう 京太郎「うん、ほんとね」 京太郎「ん、シロだ」 シロ:県予選制覇 キョータロ:おう、だろうと思ってたよ シロ:集まるね キョータロ:そうだな シロ:なんで私たちにこの力が出たのか、知りたいよね キョータロ:シロがそんなこと言うなんてな シロ:まぁ、うん、そうだね ちょっとおかしくなってるのかも、今日は寝る キョータロ:おう、おやすみ 京太郎「……集まる、のか」 京太郎「ん、次は豊音さんか」 とよねー:全国で会おうね、ちょーたのしみだよー キョータロ:俺もちょー楽しみですよ、一緒にどこか行きましょうね! とよねー:東京デートって奴だよー キョータロ:ちょっ!恥ずかしいです! とよねー:えー、違うのー? キョータロ:あの、まぁ、いや、デートです とよねー:わーい、色々教えてね? おやすみー! キョータロ:おやすみなさい 京太郎「かわいい」 カピー「カピ」カマッテ! 京太郎「おやすみー」パチン カピー「カピ」カマッテヨー 62日目終了-
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/3371.html
全国会場 京太郎「咲のやつったら相変わらずすぐ迷子になるんだからなぁ」キョロキョロ 菫「やれやれ、全くあいつと来たら……」キョロキョロ ドンッ 京菫「わっ!」ドサッ 京太郎「す、すみません!大丈夫ですか!」 菫「いや、私こそすまない……不注意だった」 京太郎「とにかく立ってください」スッ 菫「ん……ああ、すまない。ありがとう」グッ 京太郎「いえいえ。……あれ、その制服って……もしかして白糸台の方ですか?」 菫「いかにもそうだが……それが何か?」 京太郎「やっぱりそうでしたか。いや、知り合いの姉がそちらの麻雀部におりましてですね」 菫「はぁ……名前は?」 京太郎「宮永照さんです」 菫「へぇ、みや……なが!?」 菫「あいつ、やっぱりいたんじゃないか妹……」 京太郎「お友達なんですか?」 菫「お友達も何も、私の親友だよ照は」 菫「ああそうか、自己紹介していなかったな。私は弘世菫、白糸台の部長を務めさせてもらっている」 京太郎「部長!?そういえばどこかで見たことがあると思ったら……」 菫「そんなに畏まられても困るけどな。君は?」 京太郎「あ……はい。俺は長野が清澄高校の1年で須賀京太郎と言います」 京太郎「ところで、"やっぱり"というのは、妹の……咲の事を耳にした事はあるんですか?」 菫「一度だけだがな。なにぶんあいつ自身が過去の事を話したがらないから」 京太郎「そう……なんですか。……やっぱり、嫌ってらっしゃるんでしょうか?」 菫「照が、その咲ちゃんの事をか?……そんな風には見えなかったけどな」 京太郎「え?」 菫「確かにその話を聞いた事はそうないが、どちらかというとあいつの顔は憂えげというか、悲しみを押し殺したような表情だったと思う」 菫「だから、明確に嫌っているというような事は決してないと思う。私の見立てが正しければだがな」 京太郎「……いえ、信じますよ。あの『シャープシューター』の言う事でしたら」 菫「そ、そうか……改めて面と向かって言われるとこそばゆいな、その異名は」 京太郎「かっこいい二つ名だと思いますけどね。……あ、女の方にかっこいいなんて失礼ですよね」 菫「……気にしないでいい。言われ慣れてることだよ」フッ 京太郎「……」 菫「どうかしたか?」 京太郎「い、いえ!(かわいいです、なんて言ったら不審者極まりないよな)」 京太郎「それにしても、偶然とはいえ咲のお姉さんの事を知っている方と会えて嬉しいです」 菫「私も照の妹の話は興味深かったが……君の方は時間は大丈夫なのか」 京太郎「あ……えーと、咲のやつが迷子で探しに来てるところだったんですけど」 菫「……そういう所は姉妹そっくりなんだな」 京太郎「……というと、菫さんも照さんを探しに?」 菫「率直に言うとそう言う事だ」 京太郎「す、すいません!こんなに時間を取ってしまって」 菫「気にしなくていい。どの道ここで待つつもりだったんだ」 京太郎「ここでって、このメインホールでですか?」 菫「ああ。どうせその辺うろうろしているにしても、下手に探し回るよりも収束点で待ち受けた方が確実だろう」 京太郎「それはそうかもしれませんが」 菫「それに、どちらかというと私としてはそっちが方便だったからな。後輩達にも探してもらっているし」 京太郎「方便って……何か嫌な事でもあったんですか?」 菫「次に戦う事になるかもしれない君に言う事でもないだろうが……正直、落ち込んでいてな」 京太郎「……阿知賀の次峰の方に一杯食わされた事がですか?」 菫「ああ、あれはまさしく予想外だっ……なっ!?」 菫「なんで君がその事を!?」 京太郎「俺、試合なくて暇なんでせめて観るだけでもと思って観戦だけは欠かさず行ってるんですよ。それだけの事です」 菫「……なんでわざわざ私に確認を取るような事を」 京太郎「うち(清澄)が二匹目のドジョウを取れるとも思えませんしね。実際染谷先輩もそう踏んでいますし」 京太郎「だったら無駄に希望を持つような事は取っ払っておこうと思っただけです」 菫「……」 スタスタ 照「……菫」 菫「照!……やっぱりお菓子か」 照「うん。……そこの人は?」 京太郎「……初めまして、宮永さん。俺は、"咲"の友達です」 照「……!そう」 照「……それで?」 京太郎「咲と、話してやってくれませんか」 照「……」 京太郎「咲は、そのためにここまで来たんですから」 照「……」 菫「照……」 照「……どうして?」 京太郎「え?」 照「どうしてそうも会わせたがるの?」 京太郎「……菫さんから、少しだけ話を聞きました」 照「……!菫、おしゃべり」 菫「……すまない。言い訳はしない」 京太郎「それで……照さんがもし『咲にもう麻雀をさせたくなかった』という心づもりだったのなら、俺にも責任の一端はありますから」 照「……」 菫「照、私からも頼む」 照「菫……?」 菫「お前の心情の手前遠慮していたが、やはり話す機会があるのならどういう形にせよけじめはつけるべきだと思う」 京太郎「菫さん……」 照「……」 照「……わかった。でも、今は無理」 京太郎「と、言いますと」 照「咲が私に挑んでくるのなら、私情はなしで全力でぶつかりたい。その後でなら」 京太郎「つまり……個人戦の後、ってことですか?」 照「うん」 京太郎「あ……ありがとうございます!」ペコリ 菫「……よかったな、須賀君」 京太郎「菫さんこそ、ありがとうございます」ペコリ 菫「どういたしまして」ペコリ 照「……」 照「……なんか、仲いいね二人」 京太郎「え?」 菫「ん?」 照「……なんでもない。じゃ、咲に見つかる前に帰るね」 菫「そういうわけだ。……須賀君」 京太郎「はい?」 菫「染谷と言ったか。よろしく伝えておいてくれ」 京太郎「強いですよ、うちの副部長は」 菫「ふっ……上等だ」 京太郎「あっ、そうだ。菫さん」 菫「何だ?」クルッ 京太郎「俺は菫さんの事、かっこいいともかわいいとも思いますよ」 菫「か、かわ……はぁ!?」 京太郎「それじゃ!!」ダッ 菫「ちょ、待っ……!」 菫「……言い逃げとは、存外汚い男だな……須賀京太郎」 京太郎「はぁ、はぁ……つい言っちまったぜ」 京太郎「しかし咲の奴一体どこに……」 咲「は、話終わった?京ちゃん」 京太郎「なっ!?なんでそんな所に」 京太郎「すぐ近くにいたんなら顔見せれば良かったのに」 咲「だ、だってお姉ちゃんと誰かが一緒にいたんだもん……」 京太郎(いつまで経っても来ないと思ったら潜んでただけだったのか……って) 京太郎「咲、俺たちが何話してたか聞こえてたのか?」 咲「え?まさかそこまではわかんないよ。結構距離あるし」 京太郎「そ、そうか……じゃあ戻るか!」 咲「うん!」 咲(あのお姉ちゃんじゃない方の人……気をつけておかないと) カン
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/5665.html
444 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/24(土) 12 50 28.51 ID YTkP7V930 [1/8] ゾロ目ボーナス! 京太郎「!!」 何があったかも思い出した。 全てを思い出した。 してしまった事の重大さに気付かされた。 口の奥が震える感覚、何よりも嬉しいのだ。 京太郎「!」ダッ ダッダッダ 0~20 エイスリンが玄関に!! 21~99 裏口だな 449 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/24(土) 12 54 33.08 ID YTkP7V930 [2/8] 京太郎「裏口だな」 ーーー 白望の家 京太郎「シロッ!」 白望「……」ガチャ 京太郎「俺!!思い出した!」 白望「……」 コンマ多数決。 0~49 病んでた 50~99 抱き締めてくれた 安価下13まで多数決です 463 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/24(土) 13 00 16.07 ID YTkP7V930 [3/8] 胸が痛みますね(嘲笑) 次にシロを狙う時に頑張りましょう 白望「京太郎……」 京太郎「……」 ドクンッ 気付いてしまった。 彼女はもうーー 俺の知っているシロでは無い事に。 白望「学校行こう……」 467 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/24(土) 13 04 09.28 ID YTkP7V930 [4/8] 少し特殊な事が起きたので特別ルート採用。 通学路 白望「……」 エイスリン……邪魔な女。 必ず私と京太郎の行く道を邪魔するだろう。 京太郎「なぁ……シロ」 白望「どうしたの?」 京太郎「学校までおんぶ……?」 白望「うん……ずっと」 京太郎「ずっと!?」 京太郎「……エイスリンさんの事……許してあげないか?」 白望「アイツはきっと……だるい」 白望「思い出している」 白望「先に手を打たないと駄目……」 469 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/24(土) 13 05 15.29 ID YTkP7V930 [5/8] 京太郎「ーー」 俺はーー 1.止める 2.止める事が出来ない 3.自由安価 安価下6 478 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/24(土) 13 11 27.83 ID YTkP7V930 [6/8] 京太郎「一緒に逃げないか?」 白望「……」キュン 京太郎「なぁ……ダメか?」 白望「どうして……ここまで?」 京太郎「シロがどうなっても、俺はずっと好きだからな」 京太郎「後も追っちゃったし」 白望「そうだったんだ……」 白望「考えとく」 京太郎「それにな……エイスリンさんは一度俺が……」 0~50 シロッ!キョウタロウ! 51~99 学校到着 487 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/24(土) 13 19 27.35 ID YTkP7V930 [7/8] ゾロ目ボーナス 京太郎「シロ」グイッ 白望「!」 熱い口づけだった。 とろけてしまいそうな程に。 京太郎「考え直してくれないか?」 白望「うんっ……」ブルッ 大好き。 やっぱり彼の前では等身大の自分に戻ってしまう。 白望「うちに来て……逃げる準備も兼ねて」 京太郎「おう、いいぞ」 / \\. / | |l \ \ \ \\ / | | |l | ll \ |l\ | ハ l| )'. ′ | | |l | 斗- |\ リ _)ノイ リ' | | { { |l { 从 八 }/ /心∨ ∧ | |〃 八 \x云ミ)' V)リ'∨ ∧ | | |l l \ \l\/ん 刈 `~. .‘, \ l | |l | | \ \{{乂),ツ ` }\ \ l | |l | |_//\ \\. . ┐ / \ \ ,′ | リ | / ){/ ̄\ \\ ` =' ∧\ \ } ′ l/ |‘イ个ー=ニ=┬ \\____∧ ‘,\ )ノ / / { l| | l| | l l|___} }/( l| l ll l |l/ { { | l| | l| | |∧__|/`ヽ)ハ八 リリ ノ' 八八 l 从 l|八 乂乂 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\/__ )八 ( ∨ \廴_彡' ∨// )' ー/ ∨__ / ∨ ´ \ / ∨ ___,\ /} \| / | / / \_\ | . / | / { \\ } /| | / { ∧ \「 | | ./ \ ∧ \| 「 | /`ー‐┬‐ ' { | | l| 497 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/24(土) 13 26 15.40 ID 85PMFPjk0 [3/3] 熱い夜だった。 今までの分を互いにぶつけ合った。 京太郎「シロ……」ハァハァ 白望「京太郎」ハァハァ ギュッ ーーー 京太郎「バイトでアテがあるんだ」 白望「分かってる、着いて行く」 白望「京太郎となら、ダルくない」ニコッ 0~30 やっぱり元のシロだった 31~60 ピンポーン 61~99 まだ、俺が知ってるシロでは無いかも 506 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/24(土) 13 33 01.02 ID YTkP7V930 [8/8] ピンポーン 京太郎「!」ガタッ 白望「どうしたの?」 京太郎「着替えろ……シロ」 白望「分かった……」 京太郎「予定が早まった」 京太郎「出るのはいまになりそうだ」 白望「もしかして……」 京太郎「……」コクリッ 0~30 オマタセ! 31~60 裏口裏口~ 61~99 ひとまず、待機 31~99 は通報前提です 516 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/24(土) 13 37 38.87 ID P3F3QZP00 [1/4] バンッ ダッダッダ エイスリン「オマタセ!」カキカキ バッ (怒ったエイスリンの絵) 京太郎「……」 思い出してたか……迂闊だった。 白望「京太郎……」ギュッ ブルブル 震えてる…… 京太郎「待ってくれよエイスリンさん」 0~35 逃亡成功 36~99 無理 安価下13まで多数決 535 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/24(土) 13 43 22.42 ID P3F3QZP00 [2/4] 一年後 京太郎「……」 京太郎「俺はーー」 エイスリン「♪」 この女のペットになっていた。 エイスリン「!」カキカキ バッ (シロの絵) 京太郎「……」 シロは無事らしい。 がーー そんなある日の事だった。 541 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/24(土) 13 46 54.22 ID 5SggA6DQ0 [2/4] 俺は隣の部屋が見えるように穴をバレないように開けていた。 手と足の手錠もあと少しで外せる所まで来ていた。 俺はいつものようにシロの部屋を覗くと…… 悍ましい事が起きていた 俺はーー 俺はーー 同じ過ちを繰り返してしまった。 もう、生きる価値が無い。 544 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/24(土) 13 48 41.16 ID 5SggA6DQ0 [4/4] ーーシロは俺の子を身籠っていた。 548 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/24(土) 13 52 56.81 ID j55KWQxb0 エイスリン「シロッ!」 シロ「なに……?」 エイスリン「……」カキカキ バッ (胎児の絵) それをエイスリンは上からぐしゃぐしゃに書き潰した。 シロ「……!」 気付かれてしまった。 もう遅い、四肢が自由に動かない状態でそれはまずい。 シロ「お願い……やめて、それだけは」ブルブル エイスリン「ダメッ!」 グググッ シロ「ぐふっ……ぐ」 シロ「やめて……私はどうなってもいいからこの子だけは」ポロポロ シロ「やめて……!」ポロポロ グググッグググッ 554 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/24(土) 13 58 47.85 ID B9fZ/1PM0 [1/4] シロ「やめっ……!」 メコォッ シロは苦痛と戦っていたのに、自分が辛いのに、我が子を第一に考えていた。 シロ「あっ……」ポロポロ シロ「あぁ……」ポロポロ シロ「子供……赤ちゃん……赤ちゃん……赤ちゃんがぁ……」ポロポロ 血が流れてもシロは気にも止めない。 シロ「名前……決めてたのに……」 シロ「私と京太郎の子供……白郎……ぁぁぁぁぁ」ポロポロ 京太郎「ぁぁぁぁあ!!!!」ドンドン 京太郎「やめろぉ!!!やめろぉ!!!やめろぉ!!」ドンッ 京太郎「ふざけるなぁ!!!!」バンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバンバン エイスリンは汚れたホワイトボードを綺麗にして微笑んだ。 -―― ‐- . ' ` . ' 、 . ' \ ' ヽ . / { i ‘. ./ i. {\. 斗--ト、 .l i ./ィ | ‘. ヽ | .|/}/N | ./ | i、 .ィ\ \ }/ ___| |ぇ . / .| '.ヽ/ .| ` -- 一 ィ'" ̄` .| |-' . { | i. i V\| _ .′ ' . | |i |、 '. .〃 ̄ 、 .′ .' . Ⅵト、と\ト'. “ , ′ .′ l /} ー- 、 ー i .′| | / / . ィ| .' , | ./i .ハ| .' / .イ _フ T ¨´ ,| 廴_/|/ .|/ l/}/ .|、 ..斗= 「| II 、 八 V.| `''< | { /´ l.| II ヽ / \ V `ヽ ‘. V .l |Ⅶ .ィ"入辷ミx 厂 、 \ .l | Vヾ.イ lヽ,イ入メ/ } 、 / ` .l l r─────‐┐ { ' 、 i@二二二二二二二二二| |二二二二二二二二@i | | ┌───────‐.|______l ‐─────―┐ | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | , ┴- 、 ,,  ̄`ヽ ./ ´ ̄`=ぅ r''"´ ̄ ̄ `ヾ { '´ ̄ ̄ フ 弋二二^” } '. ,  ̄ア ヽ.._ ` ./ 、 , イ .| | |`ヽ / \| | | | | | / | | | | | |´ | | | | | | | | | | | | | | | | | | | | └ー────────────────────┘ | | |....二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二.. | 560 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/24(土) 14 02 49.67 ID B9fZ/1PM0 [2/4] 二人で築き上げた物を。 かき消された。 全てまっさらな、シロに…… エイスリン「……」クスクス そして、ノコギリを手に取り。 エイスリンはシロに近付いた。 白望「いいよ、もう……」 白望「京太郎」 シロは最後に壁越しの俺を見て微笑んだ。 後ろからは酷いことを首にされてるのにも御構い無しに。 最愛の人は微笑んだ。 562 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/24(土) 14 05 04.99 ID B9fZ/1PM0 [3/4] ギーコォーギーコォ ギーコォーギーコォ 白望「京太郎」 白望「ごめんね」 ギーコォーギーコォ 白望「愛してる」 白望「また会えて良かった」 ギーコォーギーコォ 白望「出来ることならーーまた」 白望「ーー貴方と結ばれたい」 ギーコォーギーコォ 白望「ーー」 ポトッ 565 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/24(土) 14 07 19.11 ID B9fZ/1PM0 [4/4] バキィンッ 京太郎「……今になってか」 手錠が外れた。 俺は隣の部屋へと進む。 扉は蹴破って。 バァァァァンッ エイスリン「キョウタロウ!!」 エイスリンはノコギリで俺を殺そうとしているらしい。 やられる前にやる……か。 愚かだ。 567 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/24(土) 14 11 10.72 ID /aApVr+v0 [1/3] 多少は切られても気にはしない。 俺はエイスリンの後頭部を掴むことに成功した。 そしてーー バァァァァンッ 壁に叩きつけた。 容赦はするつもりが無い。 苦しんで[ピーーー]ばいい。 エイスリン「ガッッ……!」 バァァァァンッバァァァァンッバァァァァンッバァァァァンッバァァァァンッバァァァァンッバァァァァンッバァァァァンッバァァァァンッ エイスリン「ヤメッ……!」 京太郎「シロがやめろって言ってお前はやめたのかよおおおおおお!?」 グチャ 鮮血と共にエイスリンは醜い形へと変貌した。 京太郎「はぁ……はぁ……はぁ……!」 シロ…… 569 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[saga] 投稿日:2014/05/24(土) 14 11 45.90 ID /aApVr+v0 [2/3] 多少は切られても気にはしない。 俺はエイスリンの後頭部を掴むことに成功した。 そしてーー バァァァァンッ 壁に叩きつけた。 容赦はするつもりが無い。 苦しんで死ねばいい。 エイスリン「ガッッ……!」 バァァァァンッバァァァァンッバァァァァンッバァァァァンッバァァァァンッバァァァァンッバァァァァンッバァァァァンッバァァァァンッ エイスリン「ヤメッ……!」 京太郎「シロがやめろって言ってお前はやめたのかよおおおおおお!?」 グチャ 鮮血と共にエイスリンは醜い形へと変貌した。 京太郎「はぁ……はぁ……はぁ……!」 シロ…… 570 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/24(土) 14 13 20.21 ID /aApVr+v0 [3/3] 俺はシロと最期の口づけを交わした。 そしてーー シロを持って。 その場を後にした。 575 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/24(土) 14 23 26.14 ID P3F3QZP00 [3/4] エピローグ ここで良い。 ここが二人の最期のデートだ 廃部になった麻雀部、その部室。 京太郎「夜になっちゃったな、シロ」 京太郎「ごめんな、守れなくて」 「ーー京太郎は気にしなくて良い」 京太郎「ーー!」 京太郎「俺……疲れちゃったよ」 出血が激しい。 素人が下手な手当をする物では無いな。 / / / ! ', ヽ ヽ \ \ / ,' l ', \ ヽ、 ヽ \ ' ,' !',, ', ` 、、 ヽ ヽ ヽ {l ,' l . l ヽヽ ヽヽ ヽ \ / ,' l | \ \ヽ"'' - ,, ヽ~\ ヽ ! | !| \ < ~ "' 、 ', ! ヽ , \ ヽ ,' /! .∧ __ ~ー ヽ < ,,x≦ }ヾy、', / } ,' l ,'! l !l 、~ ',丶-- `  ̄彡ヤ" o } }/ }/i / \ ヽ ,' { ,' !| |! ∧ヾ __ ≦ ===ミ 弋 ノ ./、 ヽ |/ 、 . ! | | | ∧ .|l ヤ o } ¨ ! } \ ', 、| |.∧ 、 廴 ソ | / ヽ , | 、∧ , |' ヽ ヽ / | | ヽ ', / ',ヽヽ } ´ ̄`ヽ | ', ∧ ,' } ヽ! / / ダ l / \ヽ 、 ,-_‐、 イ ヽ! // | ル | ', ! ', 、ー > | | .い | 丶 丶、 \ > イ .!__ | : !  ̄ -| ` ‐ | 八 ヽ / / ヽ! / ヽ ---' / \ イ | <.. ,, - ''"| ` ヽ / 、 l ...< 京太郎「今ーー行くよ」 白望「馬鹿……」 カンッ 588 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/24(土) 14 43 38.46 ID QNWx5K8C0 [2/6] ワイは宮守の全てを愛してるんやで? つぎいっくよー 記憶引き継ぎに関しては とある一定のコンマを引いたヤンデレのみ引き継ぎと考えています(高校が同じキャラの場合)ので、安心して前回選んだ高校も選んでください。 前回ヤンデレだったあの子も……! プロローグ 意識が混濁としている。 酷い夢を見ているようだ。 何回も何回も酷い目にーー 咲……? 京太郎「はっっ……!」ガバッ 京太郎「夢か……」 京太郎「嫌な夢を見てしまった」 京太郎「そんな事よりも今日は入学式だ!」 京太郎「楽しみだな」 可愛い女の子と……うへへ。 次に行く高校は? 前行った高校でもあり 前行った高校の場合は記憶引き継ぎ安価します 安価下13 650 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/24(土) 23 03 59.53 ID z/gHU2770 照 67 菫 68 尭深 51 誠子 79 淡 81 (皆が待ちに待った白糸台編始まります) 京太郎「行ってきまーす」 ーーー 京太郎「ここ、東京だよな?」 京太郎「まぁいいや、どんどん進むぞ」 登場人物安価 誰がくる? 0~20照 21~40菫 41~60尭深 61~80 誠子 81~99 淡 安価下1 653 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/24(土) 23 13 40.21 ID q6q7KNDq0 [4/4] 淡「ん?」 京太郎「ん?」 京太郎「髪の色……一緒だな」 淡「そうだね、それに……君とは気が合う気がするよ」 京太郎「奇遇だな、俺もだ」 淡「髪の色が一緒だしねー」 京太郎「確かに」アハハ 淡「よろしくっ!」 京太郎「おうっ!俺は須賀京太郎!」 淡「私は大星淡!」 _, -──- .,_ '´ `丶、 / \ , / \. / . / ヽ ′ / / `、. .' / /, // /| | ` i . / 」_ ′/ | | i| . i. i | j/, /イ`メ、 | 小 || ト.! j .| ∨/ / |/ ヽ | ァT丁l | | ノ i| V j 抖竿ミ ノ ノ ,ノイjノ | i___ ____彡' , i| i| j 八| x x /ィ竿ミ 刈 | } ̄¨ え≠ / 八 i|/l | | x x / ノ | ′ / -‐ ' ハ 八 ト、 ヘ.__ ` 厶 イ ノ/ __,.斗‐=≠衣 ヽ八\ 丶.__ソ . イ(⌒ソ イく jア¨¨^\ \ \ >-=≦廴_ ア /ノヘ\ 斗ァ'′ \ \ ヾ. \___ ⌒ヾく<,_ `ヽ )ノ/圦 | 、\ ヽ 、∨tl `ヽ . ∨ V\ i { `| Vi \ ハ i } | } i } ∨,} }≧=- | 辻_V\`i} i } | /} iハ} 辻ノ ノ ¨〕V//リ iノ ////V〔 ¨〕 淡好感度上昇安価 コンマ判定 0~30 小 31~60 中 61~99 大 660 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/24(土) 23 32 00.58 ID fuXnnoY/0 淡の好感度が30上がりました 淡 好感度max 依存度 111 淡「ふふっ」ニコニコ 京太郎「ん?どうした?」 淡「これからもよろしくね!」 ーーー 放課後 淡から誘われたし、麻雀部に行ってみるか。 京太郎「うわっ」 凄い部員の量だな。 「!」 菫「君が須賀京太郎か、淡から話は聞いている」 京太郎「は、はい!」 菫「私は部長の弘世菫だ、よろしく」 京太郎「はい、よろしくお願いします!」 0~30 小 31~60 中 61~99 大 664 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/24(土) 23 39 53.63 ID ibpRCkvr0 [1/2] 菫の好感度が10上がりました 菫 78 京太郎「よろしくお願いします!!」 菫「そう畏まらなくてもいい。よろしく」 尭深「そう……」 京太郎「あ……」 尭深「よろしく」 京太郎「は、はい!よろしくお願いします!」 掴み所が難しい人だなぁ。 尭深 好感度上昇安価 コンマ判定 0~30 小 31~60 中 61~99 大 667 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/24(土) 23 42 30.85 ID ibpRCkvr0 [2/2] 尭深 好感度上昇 10 尭深 61 誠子「君が京太郎か」 京太郎「は、はい!」 俺より髪が短い! そして、なんというか……かっこいい。 誠子「私と似てるな」 京太郎「ど、どこらへんが?」 誠子「不遇……かな?」 京太郎「???」 誠子好感度上昇安価 コンマ判定 0~30 小 31~60 中 61~99 大 671 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/24(土) 23 47 07.30 ID z0PtFlD50 クロチャー…… 誠子の好感度が50上がりました ゴゴゴゴゴゴゴ 照「君が須賀京太郎……」 照「よろしく」 京太郎「ひゃ……ひゃい」 怖っ!なんだこの人! オーラすげえ! _. . . . ´  ̄ ̄ ̄ ̄ ` . 、 ,. . / ` .、 ' \/ \ / / , ヽ / / / / , . / / / / / , .∧ / / .' ' / / / | | | ∧ / / , -、| / / /,、 / , , | | ∧ .' / /,'⌒| /| / イ / ,\ / / | l | . | | { { ∧ 从{ {/ 「¨≧、 } / , / .' }_ \ | | 乂__)∧ | /r' Y〃 / / / / ` ー ' | | / Ⅵ 〈ソ /イ / イ / }/ | | ,′ \ 乂 / イ / | 八 | { ノ'/ | l 从| 、 / ぱ从 ∧ | }' \ ,ィ-く く{ \ .{ \ j ∧、` . イ¨´ゝ \ ,rー---- 、 | \ \ / ノ } / 7´ / `\乂_ \ | ̄ ̄\ --/ ` < ∧ { ( ̄ ̄`ヽゝ、 `ー-- | \ / `< `T¨¨¨¨ヽ ` | / >- 、 乂二二フ | , -/ ,. <>´/⌒,ム 乂__フ __ | / ,. <> ´ イ マム ` ̄´ |_/ ,. <>´> ´ . . / マム 0~30 小 31~60 中 61~99 大 680 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/25(日) 00 04 36.94 ID ThDuD2q80 [1/2] 誠子 好感度max 依存度119 照 87 行動フェイズ 夕方 京太郎の部屋 京太郎「さて、何をするか」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.自由安価 安価下4 686 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/25(日) 00 12 13.96 ID ThDuD2q80 [2/2] 京太郎「よし、メールするか」 京太郎「だれにメールしよう」 京太郎「誰かに電話するか」 自由安価 今までに出会ったキャラにしてください 前週キャラは無し 安価下7 699 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/25(日) 00 28 01.54 ID 35K2uzOj0 [1/3] 淡の好感度が10上がりました 淡 好感度max 依存度121 元気か? 勿論 お前、一年でレギュラーなんだってな。凄いよ 100年生の私には当然だよ! はいはい笑 バカにしたでしょ! 気のせいだって ねえねえ、今度遊ぼうよ いいよ 土曜日ねー! ーーー 行動フェイズ 夜 京太郎の部屋 京太郎「さて、何をするか」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.自由安価 安価下4 706 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/25(日) 00 30 23.52 ID 35K2uzOj0 [2/3] 京太郎「バイトだ!」 ーーー 土方「腰動かせおらぁぁあ!!!!」 京太郎「腰!!!???」 ーーー 土方「ほれ、今日の給料」 京太郎「ありがとうございます!!」 土方「おまえ筋が良いからな、次来たら遠方の仕事も回してやるよ」 京太郎「はい!!ありがとうございます!!」 遠方の仕事なんか行く意味無いだろ。 ーーー 京太郎「誰かに電話するか」 それにしても電話帳に知らない人が居るのはなんでなんだろうな、暇潰しにかけるのもいいかも知れない。 自由安価 今までに出会ったキャラにしてください 前週キャラは危険な場合あり 安価下7 718 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/25(日) 00 53 06.40 ID syw9NVOO0 菫の好感度が10上がりました 菫 88 菫「なんだ、須賀か」 京太郎「これからも俺麻雀に行きますからどうかよろしくお願いします」 菫「なんだ、そんな事か」クスクス 京太郎「え?変でしたか?」 菫「全然。これからもよろしく頼む」 京太郎「はい!」 ーーー 京太郎「誰かに電話するか」 自由安価 今までに出会ったキャラにしてください 前週キャラは危険な場合あり 安価下7 728 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/25(日) 00 59 39.35 ID 35K2uzOj0 [3/3] 尭深の好感度が10上がりました 尭深 71 尭深「もしもし」 京太郎「あっ……」 京太郎「よろしくお願いします」 尭深「もう挨拶は済ませたよ?」 京太郎「あはは……」 尭深「……」クスッ 笑ってくれた! ーーー 京太郎「誰かに電話するか」 自由安価 今までに出会ったキャラにしてください 前週キャラは危険な場合あり 安価下7 737 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/25(日) 01 20 33.41 ID XOy5RahL0 照の好感度が10上がりました 照 97 照「……?」 京太郎「咲の……お姉さんですよね?」 照「覚えてたんだ……京ちゃん」 京太郎「照さんの事を忘れない訳無いじゃないですかー」 照「ふふっ……ありがとう」 京太郎「昔のように呼び捨ては出来ないですけどね」クスッ 照「別に呼び捨てでも大丈夫」 京太郎「俺が皆に怒られちゃいますよ」 照「だね、じゃあ。それはやめよう」 一日が終了しました 739 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/25(日) 01 25 38.16 ID C7i63AwP0 [1/3] 朝 行動フェイズ 京太郎「さて……何をしよう」 1.登校 2.サボる 3.自由安価 安価下5 746 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/25(日) 01 44 30.15 ID C7i63AwP0 [2/3] 淡「この私をサボりに誘うなんてね」 京太郎「わりいわりい」 淡「相当のワルだね」ニヤリ 京太郎「そんなんじゃないって」 淡「じゃあどうしてー?」 京太郎「それはーー」 自由安価 淡になんて言う? 安価下7 754 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/25(日) 01 52 10.72 ID C7i63AwP0 [3/3] 淡「本当?ありがとう」 京太郎「おう!」 淡「ねぇ……何処に連れて行ってくれるの?」 京太郎「何処がいい?」 淡「うーん」 淡「京太郎が行きたい所でいいよー」 京太郎「そりゃあ光栄だな」 淡「ふふふー」 淡 好感度上昇安価 コンマ判定 0~30 小 31~60 中 61~99 大 758 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/25(日) 08 00 31.03 ID e8SLfXbZ0 淡の依存度が10上がりました 淡 好感度MAX 依存度131 淡「へえ……スイーツかぁ」 淡「どうしてここを選んだの?」 京太郎「どうしてって、淡が好きそうだからな」 淡「合格~!」 京太郎「ははっ俺はテストされてたのか?」オイオイ 淡「ふふんっ最初っから合格だよ~」 / \ _人_ ' ` 、 \ Υ'/ / / ト、 丶 / / / | | | Χ } .′ il / | | \ | / `、 リ | i | _|l__∧ト、八 | メ´ ニニ / } | | | || `>x、\| 斗チ芋ミ、∨ ,′j | |l l|斗示芋ミ、 ''h! } ,′ , |l 八 И'h! } 乂___ノ / / || \| 乂__ノ /i/i/ / /l| .八 ゝ /i/i/i i / / / / | ‘,\ ハ r ア /l/ / / | ト、 込、 _ノ // ,イ l| |l l\ \> .,_ /∨ /l| 八_ |ヽ. 八l_\ \-─=ー ァ--< / / 八 { \ `ヽ | | ./ /´ ハ 〕 { 〉 ,′ / ` ヽ \∧ | |/─、_ / |∨ __ Ⅴ__=| / 〕\ \ | | Y´ \\.ノ (`ヽ \\) | ,′ \ 丶 京太郎「?」 次はどこに行く? 自由安価 安価下9 773 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/25(日) 13 54 26.90 ID bqoU769h0 夜 京太郎の部屋 京太郎「あはは」 淡「うふふ」 ぎこちない…… どうして俺の部屋に呼んだんダァァ! 淡「ねえ」ズイッ 京太郎「うっ」ビクッ 淡「どうして」 淡「どうして部屋に呼んだの?」 京太郎「そ、それは……」 自由安価 理由を述べよ 安価下9 786 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/25(日) 14 13 43.81 ID sVf/bPrb0 京太郎「麻雀を鍛えて欲しいなーって」 淡「根性無し」ボソッ 京太郎「?」 淡「いいよ、教えてあげる」 ズイッ 淡「ふふっ」 京太郎「どうして俺の膝の上に……」 淡「その方が教えやすいからね」 顔が赤い……多分俺も赤いけど。 互いに興奮しているのは間違いない。 京太郎「淡……」 淡「京太郎……///」 ドキドキドキドキドキドキ 1.好きだ 2.抱き締める 3.キスする 4.帰ってくれ 5.家まで送るよ 6.やめよう 7.自由安価 安価下9 802 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[ ] 投稿日:2014/05/25(日) 14 27 05.19 ID UThBO65j0 京太郎「好きだ」 淡「うん、しってる」 俺は力強く淡を抱きしめた。 淡「もお……駄目だよ///」 京太郎「……」 淡「電気……暗くして?」 パチンッ ーーー 京太郎「そろそろ寝るか」 淡「えへへーお泊まりだー」 淡「もう一回……する?」 京太郎「あはは……」 prrrrr 京太郎「ん?」 京太郎「電話だ」 自由安価 この週で出会ったキャラのみ 前週キャラは不可 コンマ85~99 は強制的に前週orこの週のヤンデレが選択されます 安価下5 816 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/25(日) 14 38 34.45 ID dorLGOhh0 [1/22] 淡は居るから安価下 ゾロ目ボーナス! 菫の好感度が50上がりました 菫 好感度max 依存度 138 京太郎「あ、もしもし」 菫「私だ。君を好きになってしまった」 京太郎「へっ?」 素っ頓狂な声を出してしまった。 耳元には淡、目が血走っている。 淡「……スミレ?」ボソッ 菫『結婚を前提に付き合って欲しい』 京太郎「ーー!」 1.すいません、俺には淡がいます 2.考えさせてください 3.明日返事をします 4.自由安価 安価下7 838 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/25(日) 14 49 54.68 ID mt+OhQ9c0 [1/2] 京太郎「明日返事をします」 菫「そうか、よろしく頼む」 淡「……」 プツッ 京太郎「あはは……どうしよう」 答えは決まっているけど、どこかやるせない。 淡「ぶーっ!」プンプン 淡「もう一回!」 /. . . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ // . . . . . . . . . . ゙、 i. . / . . . .| ゙、 ノ, // ;.ィ ∧ | ゙、 /イ. / / . // // 、 ;、 | . i ( ( i/ / / // // i | | | ! |゙、 シ;.ィ / / / // ! |/ | | | ゙、 r;='"´//i //ーメ _ ! /__,..」 ! | | ヽ, リ / !イ ハ! .,ィ=≧ミ、 ,/._,∠二/!| ! | ノ ,..- .‐ .' .´ ノ| ;、'^ 〈 !; i゛ //イ! ;レ7 /i| ! ;! / i r―ー-‐'"/ ! i .丶.i ヒ二⊥ ,/ /ヲ- !/ ;! / /リ. | | ノィー| |‐-‐'゙、 """ レ′ / / / // ー=ノノー---< ,.┤ | .| \ ' _ノ/ /、 '" `ヽ、 / ! | | iー- 、` ´ _,..-‐'/ /  ̄/7ヽ, \/ ゙、 !| |  ̄,. '.;"´ / // /ヽ / ゙、゛、 |_ //;.イ´ // ゙、 / ヽ ヽヾ ト、 ` i / ̄/ // | r'"´ \ ト、、 ! フノ―/ /// i |. ゙、. |`i 、゛、. i'"´ / // / i... ; ヽ ゙、. | i \\ i / // /_ // ゙、 |、ヽ λ | \\! / // / ̄ノ l 京太郎「マジで!?」 一日が終了しました 839 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/25(日) 14 50 34.17 ID mt+OhQ9c0 [2/2] 淡「おはよー」 京太郎「おはよう」 朝 行動フェイズ 京太郎「さて……何をしよう」 1.部活 2.サボる 3.自由安価 安価下5 849 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/25(日) 14 59 56.88 ID dorLGOhh0 [2/22] 京太郎「よし、部活行くか」 淡「はやくー!」 ーーー 京太郎「まだ誰も居ないな」 淡「ねー」 0~20 照 21~40 菫 41~60 尭深 61~80 誠子 81~99 淡 856 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/25(日) 15 06 16.55 ID dorLGOhh0 [3/22] 誠子「お、先に来てたのか」 京太郎「は、はい」 淡「おはよー」 誠子「こら敬語を使え、敬語を」 淡「はーい」 誠子「よし、とりあえず三麻でもやろうか」 京太郎「はい!」 誠子 好感度 上昇安価 コンマ判定 0~30 小 31~60 中 61~99 大わ 861 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/25(日) 15 11 56.01 ID dorLGOhh0 [4/22] 誠子の依存度が10上がりました 誠子(……好き……とは言えないなぁ) 誠子(きっと付き合ってるんだろうな) 誠子(幸せになれよ) ーーー 誠子 依存度129 行動フェイズ 夕方 京太郎の部屋 京太郎「さて、何をするか」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.自由安価 安価下4 867 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/25(日) 15 15 59.76 ID dorLGOhh0 [5/22] 雀荘行くか 淡「私も行くー」 ーーー 店員「いらっしゃい」 0~20.わっかんねーなんで前の週で私と結ばれなかったのかわっかんねー全てが分からねー 21~40.シャーマン 41~60.すばらなおもちが! 61~80.プンスコ! 81~99.アラサー 871 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/25(日) 15 18 41.21 ID dorLGOhh0 [6/22] 理沙「……」プンスコッ 淡「プロがいるんですけど……」 京太郎「あはは……打とうぜ」 理沙「打つっ!」プンスコッ ーーー 京太郎「」 淡「凄く強い……」 理沙「もう一回!」プンスコッ ーーー 京太郎「」 淡「も、もうやめよっか」ナデッ 理沙「……」プンスコッ 好感度判定AND上昇安価 0~30 小 31~60 中 61~99 大 874 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/25(日) 15 20 25.97 ID dorLGOhh0 [7/22] 理沙 好感度max 依存度120 行動フェイズ 夜 京太郎の部屋 京太郎「さて、淡も帰ったし何をするか」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.自由安価 安価下4 881 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/25(日) 15 22 17.25 ID dorLGOhh0 [8/22] 京太郎「誰かに電話するか」 自由安価 今までに出会ったキャラにしてください 前週キャラは危険な場合あり 安価下7 892 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/25(日) 15 27 23.32 ID dorLGOhh0 [9/22] 京太郎「もしもし」 菫「遅かったじゃないか」 声が枯れている? 京太郎「俺ーー」 なんと返事をする 自由安価 安価下7 906 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/25(日) 15 34 55.92 ID dorLGOhh0 [10/22] 菫の好感度が10上がりました 菫 依存度148 京太郎「俺には淡が居るんです、ごめんなさい」 菫「そうか、きづいていたけど」 菫「そうだったのか」 京太郎「菫さん……」 菫「すまない」 プツッ ーーー 菫「うわぁぁぁ!!!!」グスッ 菫「ひっく……」 ーーー 京太郎「そろそろ寝るか」 prrrrrrr 京太郎「ん?」 京太郎「電話だ」 自由安価 この週で出会ったキャラのみ 前週キャラは不可 コンマ85~99 は強制的に前週orこの週のヤンデレが選択されます 安価下5 914 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/25(日) 15 40 28.69 ID dorLGOhh0 [11/22] 理沙 依存度130 理沙「もしもし!」プンスコ 京太郎「あ、もしもしー京太郎です」 理沙「なに!?」プンスコ 京太郎「あ、えーっと」 京太郎「お疲れ様です!」 プツッ 京太郎「お、俺は悪くないぞ、多分」 ーーー 理沙「ひどい!」プンスコッ 一日が終了しました 915 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/25(日) 15 41 08.93 ID dorLGOhh0 [12/22] 朝 行動フェイズ 京太郎「さて……何をしよう」 1.登校 2.サボる 3.自由安価 安価下5 924 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/25(日) 15 47 38.99 ID dorLGOhh0 [13/22] 京太郎「淡ー!」 まっててー! ガチャ 淡「行くよー!」 京太郎「おお、早い」 ーーー 放課後 京太郎「よし、放課後だ」 京太郎「さて、どうしようか」 1.麻雀部に顔を出す 2.まだ教室に残る 3.帰る 4.自由安価 安価下3 933 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/25(日) 15 53 26.62 ID dorLGOhh0 [14/22] 京太郎「淡ー遊びに行こうぜ 淡「いいよー!」 ーーー 街 淡「プリクラ撮ろーよー!」 京太郎「ま、マジで?」 淡「当然っ!」 京太郎「いいよ!」 ーーー 京太郎「キスされるとはなぁ」 淡「えへへ、大事にするね」 京太郎「おう、そうしてくれ」 淡「ふふんっ♪」 ーーー 行動フェイズ 夕方 京太郎の部屋 京太郎「さて、何をするか」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.自由安価 安価下4 943 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/25(日) 15 59 09.26 ID dorLGOhh0 [15/22] 淡「大星淡です」ペコッ 母「あんたにこんな可愛い彼女さんが出来るなんてねー」 母「信じられない」 京太郎「マジで!?」 母「うん」 京太郎「それでも母親かよ!?」 淡「えへへー」クスクス 行動フェイズ 夜 京太郎の部屋 京太郎「さて、淡も帰ったし何をするか」 1 「雀荘に行ってみようかな」 2「街をうろうろするかな」 3「メールしようかな」 4「電話しよう」 5「LINEしよう」 6.バイト 7.TwitterとFacebookに登録 8.自由安価 安価下4 951 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/25(日) 16 04 06.10 ID dorLGOhh0 [16/22] 京太郎「ど、どうも」カチンコチン 淡父「母さん、包丁」 淡母「はいはい」クスクス 京太郎「ひえええええ!!!命だけはぁぁぁ!!!」 淡「どうせ冗談だから気にしないでいいよー」 京太郎「なお怖いわ!!」 ーー絆が育まれた。 硬い絆が。 そしてこれからも育むであろう。 絆を。 954 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/25(日) 16 05 18.41 ID dorLGOhh0 [17/22] ーーー 京太郎「そろそろ寝るか」 prrrrrrr 京太郎「ん?」 京太郎「電話だ」 自由安価 この週で出会ったキャラのみ 前週キャラは不可 コンマ85~99 は強制的に前週orこの週のヤンデレが選択されます 安価下5 962 名前: ◆3tY9LUZmV5E6[] 投稿日:2014/05/25(日) 16 11 20.30 ID dorLGOhh0 [18/22] 照の好感度が10上がりました 照 依存度 107 照「おめでとう」 京太郎「あ、知ってましたか」 照「これで今回は幸せになれるよ」 京太郎「へへっ」 照「絶対に淡を幸せにしてね?」 京太郎「はい!当然ですよ!」 照「淡をよろしくね」 照「京太郎」 プツッ 一日が終了しました ハッピーエンドへーー
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/6421.html
京太郎「特に用はないけど、売店まで来てみたぞ」 京太郎「お菓子でも買っていこうかな」 買えるもの 1.女性を落とす40の方法 1000円 2.プロ麻雀せんべい 100円 3.ポッキー 200円 4.たけのこの里 200円 5.きのこの山 200円 6.近藤さん 500円 7.プリン 200円 8.(自由) 京太郎「せんべい、ポッキー、たけのこ、きのこっと」ポイポイ 京太郎「こんくらいでいいか」 「お次のお客様ー」 京太郎「あ、はーい」 「えっと、おせんべいが一点、たけのこが一点、ポッキーが一点、きのこが一点……」 京太郎(可愛い店員さんだな、ちょっと日に焼けてるけど目が蒼くて綺麗で……外人さん?) 「……えっとぉ……」カァァ 京太郎「どうかしまし……えっ」 近藤「いつ使ってくれるん?」 京太郎「」 京太郎「ちょっと外に出てきてみたけど……」 ピュゥー 京太郎「秋ともあって寒いなー」ブルブル 良子「あー疲れたー」グデー 京太郎(良子さん?ベンチに寝転がってるけど) 京太郎(あのままじゃ……) 京太郎(スカートがめくれて……ぐふふ) 京太郎(よし、ダンボールを持って来よう) ダンボール「」ゴソゴソ ダンボール(ターゲット捕捉!風来を待たれたし!) ピュウー ダンボール(来たっ!) 良子「…………」 良子「京太郎?」ジトッ ダンボール「違う!俺は京太郎ではない!」 良子「その声は京太郎のボイス」 良子「そんなところで何してるの?」ジトッ ダンボール「え、えっと、これにはマリアナ海溝よりも深ーいわけが……」 良子「ふんっ」ゲシッ 良子「京太郎のエッチ!変態!ド変態!」ゲシッゲシッゲシッ ダンボール「痛い!痛いです!あ、でも見えそう!てかなんか気持ちいい!」 良子「ふんっ!」ゲシッ 京太郎「痛たたた、良子さんの蹴りはなんであんなに重いんだ?」 京太郎「傭兵だったとか聞いたことはあるけどさぁ……」 京太郎「ちょっと寝よ、15分くらい」 夕 京太郎「ちょっと小遣い稼ぎに行ってこよっかな」 おっさま「ほな今日も頑張ってな」 京太郎「あんまりいられないんですけどね」 おっさま「客寄せパンダとしては十分やで」 カランコロン おっさま「お客さんが来たみたいやから、接客よろしくなー」 京太郎「いらっしゃいませー」 洋榎「近場にこないなところあったんやなー」 絹恵「せやねー、って須賀くん!?」 洋榎「京太郎、何しとるん?」 京太郎「何ってバイトですよバイト」 洋榎「へー京太郎みたいなんも働けるんやなー」 京太郎「ナチュラルに酷くないですか?」 絹恵「せや!須賀くん、一緒に打たへん?」 京太郎「はい、別にいいですけど」 おっさま「せやったらワイも入らせてくれるか?」 洋榎「別にええでー」 絹恵「ちょっ、お姉ちゃん失礼やって」 おっさま「ええってええって、ほな始めよか」 結果 京太郎 43800 洋榎 20700 おっさま 17900 絹恵 17600 おっさま「ロン、3900や」 洋榎「三確て、何がしたいん?」 おっさま「須賀ちゃんが高いの和了りそうやったさかい、堪忍な、妹ちゃん」 絹恵「せっかく勝てると思うとったのにな、あはは」 京太郎「俺も……なんかすみません」 洋榎「なんかって何やねん、負けたウチらが悪いんや」 絹恵「せやね……あっ」 絹恵「せや、私ら須賀くん呼びに来たんやった」 京太郎「俺をですか?」 洋榎「あーせやせや、最終戦に向けた練習やって、まあ来るかどうかは自由やけど」 京太郎「ならメールとかで良かったんじゃ?」 洋榎「……せ、せやな」 夜 京太郎「懐も温まったしどっかいきたいけど……」 京太郎「やっぱり練習に行くべきだよな」 京太郎「最後の練習つってもすることないしな……」 京太郎「適当に空いてる人と話してみるか」テクテク 絹恵「はぁ……」ズーン 京太郎「なんでため息なんて吐いてるんですか?」 絹恵「ん、須賀くんか、何でもないで」 京太郎「そうなんっすか?」 京太郎(なんでもないようには見えないんだよなぁ) 京太郎(やっぱりさっきの雀荘のことなのか?) 京太郎(そうだとしても、俺が蒸し返してもな……) 絹恵(最近上重さんにも勝てるようにもなってきて、お姉ちゃんにも須賀くんにも勝てるかな、って思うとったけど) 絹恵(私……まだまだやな) 絹恵「……はぁ」 京太郎「そういえば、絹恵さんの胸って大きいよな……」ゴクリ 絹恵「へっ?」 京太郎「えっ?」 京太郎「……あっ」 絹恵「…………///」カァァ 京太郎「……その、すみません……」 絹恵「ほんまやで、須賀くんの……えっち」 京太郎「いや、つい口が滑ったというか、えっと……」モジモジ 絹恵(須賀くんも、前は私と同じやったんやんな……) 絹恵(せやから私を励まそうと……)※違います 絹恵(なんや、私がアホみたいやん) 絹恵「……ぷっ、あはははは!」 京太郎「ええっ!?どうしたんすか急に!」 絹恵「ううん、なんでもないなんでもない」 絹恵「須賀くんのおかげで元気出たわ、おおきに!」 京太郎「?」 絹恵「ほなまた頑張って来るわー!」 京太郎「??」 京太郎「何だったんだ一体」 「ロン」 「ツモ」 「ロン」 絹恵「あぅぅ」 絹恵「全っ然勝てへん……」 京太郎「でしたら俺が力になりましょうか?」 絹恵「また須賀くんかぁ」 京太郎「また、って何ですかまたって」 絹恵「その提案は嬉しいんやけど……悪ぅない?」 京太郎「俺が一番暇ですからね、なんでもござれですよ」 絹恵「ほんまにええの?」 京太郎「もちろんです!」 絹恵「んー……せやったら、お願いしよっかな」 京太郎「じゃああそこの卓で打ってみましょうか」 絹恵「うん、よろしくな!」 絹恵「流局やね」 絹恵「ツモ……えっと、2000オールやったっけ?」 絹恵「あ、親流れてしもた」 京太郎「絹恵さんって普通に上手くないですか?」 絹恵「お姉ちゃんとかお母さんに比べたらまだまだやって」 京太郎「絹恵さん、洋榎さんとか監督とかと相対比較してたって疲れるだけですよ?」 絹恵「あはは、浩ちゃんと同じこと言っとるわ」 京太郎「でも絹恵さんって中学までサッカー一筋だったんでしょう?それでインターハイまで出たんだから十分凄いですって」 絹恵「そういう京太郎くんやって今までそういう大会出とらんかったらしいやん、そっちこそ凄いと思うで」 京太郎「いやいや絹恵さんこそ」 絹恵「いやいや京太郎くんこそ」 京絹「「ぷっ」」 京絹「「あはははははは!」」 京太郎(……ん?京太郎くん?) 【二日目】終 【三日目】 チュンチュン 京太郎「もう朝か……なんか胸のあたりがきついな」 洋榎「むへへ……ウチも大きくなったで……」ギュゥ 京太郎「なんで洋榎さんが俺の布団の中にいるんだ?」 京太郎「それに背中になんかポチポチ当たってるのがあるし」 洋榎「むにゃむにゃ……」ギューッ 京太郎「……まあいっか」 京太郎「どんな夢見てんだろ」 京太郎「することもないし洋榎さんと何かするか」 洋榎「どやーおっぱいミサイルー……むへへ……」 京太郎「つってもこの調子だからな……」 京太郎「いや、どうせだからイタズラでもしてみよっかな?」 京太郎「うむむ、どうしよう」 洋榎「きぬぅ~……」ギュゥ 京太郎「この状況はあれだ、昔照たちと寝たときみたいな感じだ」 京太郎「そう思うと何かしたくなるな……」 京太郎「洋榎さんって背はあんまり高くないし、胸も足りないけど、可愛いよな」 京太郎「…………」 京太郎「そうだ、ひたすらからかってみよう」 洋榎「ん……」 洋榎(朝?) 洋榎(でもまだ寝てたいな……布団も気持ちええし、抱き枕やって……ん?) 洋榎(ウチ、抱き枕なんか持っとったっけ) 京太郎「洋榎、可愛いよ」 洋榎「へっ?」 京太郎「ポニーテールもジト目も元気なところも可愛い」 京太郎「愛してるよ」イケメンヴォイス 洋榎「な!なんやいきなり!///」ガバッ 京太郎「もう起きちゃったんですか、これからたっぷり話そうと思ってたのに」 洋榎「う、うっさいわアホ!」カァァ 京太郎「ああ、そうやって顔赤くするのも可愛いです、実にいいです」 洋榎「何なんやもう……」 京太郎「洋榎」 洋榎「さっきからなんで呼び捨てなんや!」 京太郎「洋榎、好きだ」キリッ 洋榎「あぅ……ぁぅ……」プシュー 京太郎(勝った!任務成功だ!) 京太郎(あとはネタばらしをして……) 洋榎「……う、ウチも、京太郎が、そこまで言うんやったら……その……///」ゴニョゴニョ 洋榎「って何言わすんやアホ!」 京太郎(あ、マジで可愛いかも) 京太郎「暇なのでジェンガしましょうジェンガ!」 洋榎「別にええけど」プイッ 京太郎「もうそろそろ機嫌直してくださいよー」 洋榎「誰のせいや、ったく」 京太郎「だからずっと謝ってるじゃないっすかー」 洋榎「京太郎のアホ」ボソッ 京太郎「あーはいはい、じゃあこうしましょう」 京太郎「ジェンガで勝った方が負けた方を自由にできる、これで洋榎さんが俺に勝てば煮るなり焼くなり好きにすればいいですよ」 洋榎「う……それは……」 京太郎「あれ?怖気づいたんですか?天下の洋榎さんともあろうお方が?」 洋榎「ふん!ええわ!やったるわ!後で半べそかいても知らんからな!」 京太郎「それじゃあ準備しましょうか」 京太郎「この俺が……負け、た……?」 洋榎「ほな言いだしっぺの京太郎にはウチの足をマッサージしてもらおかなー」 京太郎「脚ですか?」 洋榎「ウチよく走っとるやろ?せやから疲れるんや」 京太郎「ああ、控室に帰ってくるときとかいつもそうですもんね」 洋榎「へーよう見とるやん」 京太郎「ケガしないかどうか心配なので」 洋榎「なんやそれ、ウチが子供みたいやん」ブー 京太郎「実際そうじゃないですか」 洋榎「何やとー!」 京太郎(足って言われても、どこをやればいいんだ?) 京太郎「じゃあさっさとやっちゃいますね」 京太郎(短めの寝巻でよかった)モミッ 洋榎「んぁっ!ど、どこ揉んどるんや!」 京太郎「どこ、って脚ですよ脚」 洋榎「足言うたら普通足の裏とかや、んっ、ろ!」 京太郎「足も脚も耳で聞いてわかるわけないじゃないですか、洋榎さんの自爆ですよ」モミモミ 洋榎「くすぐったいから、やめぇ……」 京太郎「嫌ですよこんなにスベスベで気持ちいいのに」 洋榎「すべすべ……ウチが?」 京太郎「また洋榎さんの良いとこ見つけちゃいましたね」 洋榎「あ、あれは冗談やろ?」 京太郎「洋榎さんが可愛いのは事実ですよ?」 洋榎「ほぇ?」 京太郎「じゃあマッサージやってる間に順々に挙げていきましょうか」 洋榎「は、恥ずかしいからやめてぇ!」 ――――――――――――――――――― 京太郎「はい、終わりです」 洋榎「おおきに……」プシュー えり「やって参りました、国民麻雀大会地区選抜団体戦三日目」 えり「実況は私、針生が、解説は大沼プロがお送りいたします」 秋一郎「…………」 えり「大沼プロ、何か一言、どうぞ」 秋一郎「…………」 えり「えーっと……」 えり「それでは各地区の紹介です」 秋一郎(何なんだこれは) 秋一郎(今年に入って鹿児島選抜の解説では女子アナウンサーと組み) 秋一郎(この大会では生娘たちの世話を見て) 秋一郎(挙句の果てにまたアナウンサーと組んで決勝戦の解説とは……) 秋一郎(まあ憧れの福与アナじゃないだけよかったか) 171 名前: ◆r05KxLrr0E[] 投稿日:2013/04/14(日) 18 22 05.46 ID bNhMmQbko [11/29] トシ「みんな、準備はいいかい?」 豊音「もちろんです!」 塞「トヨネ、いつになく張り切ってるね」 豊音「だって、みんなとまた戦えるんだもん!」 胡桃「いやーそれにしても東北選抜をあたしらがほぼ独占しちゃうなんてね」 トシ「私らと有珠山くらいしかいい成績を残せてなかったからねぇ」 白望「そろそろ試合……だる」 塞「まあまあそう言わないの、私だって結構疲れるんだから」 トシ「そろそろ時間だね、行ってきな」 塞「はい!」 穏乃「いつも通り頑張ってください!」 灼「ファイト」 玄「頑張るのです!」 宥「うん、お任せあれ!なんちゃって」 晴絵(大星淡に荒川憩、か) 晴絵(頑張れよ、宥!) 淡「今日もぽんぽん取って来るよ!」 菫「油断はするなよ」 淡「わかってるわかってるー」 智葉「本当にわかってるのか?」 淡「まあいざとなればテルもいるわけだしね!」 照「お菓子、いる?」 淡「あー!ありがと!」 照「霜崎さんも」 絃「ありがとうございます」ペリッ 絃「…………砕け散ってる」 憩「今日は勝ってくるさかい、待っとってな!」 洋榎「またウチが取り返すんやから別にええでー」 咏「うっはー、すんげえ自信だねぃ」 怜「私らも頑張らへんとな」 郁乃「せやで~憩ちゃんファイト~」 憩「ほな行ってきますーぅ!」 172 名前: ◆r05KxLrr0E[] 投稿日:2013/04/14(日) 18 31 09.45 ID bNhMmQbko [12/29] 憩(ウチが一番乗りか……) 宥「あったかくない……」ガクガク 塞「あっ、もう席決め始めてます?」 憩「まだですよ、先どうぞ」 塞「どうもすみません、それじゃあこれかな!」 宥「じゃ、じゃ「あーっはっはっは!」」 淡「んっふー、チミたち早いねえ感心感心」 淡「今日も大星淡ちゃんが大勝しちゃうんだから!」 塞「あっ、はい」 宥「北……あったかくない」 憩(いいように流されとるなー) 東一局 淡 100000 憩 100000 塞 100000 宥 100000 憩(淡ちゃんにリードさせたらまた好き勝手にやられる!) 憩(そうはさせへん!)ピキィィン! 憩「リーチ!」 【孔穿つ閃光】発動! 塞「!」ゾクッ 塞(東一局で出しちゃうかーそれをー) 塞(まあ私も負けられないから) 塞(塞ぐよ!)カッ 【幻想塞ぎ】発動! 【孔穿つ閃光】の効果が書き換えられます 憩(全然来る気配がしいひん……どういうことや) 憩(何かに道を遮られてるみたいな) 憩(ウチを誰かが邪魔してる……みたい) 憩(何なんや一体!)トン 淡「ロン、3900」 憩「う……」 塞(何これ、きっつい……) 【孔穿つ閃光】を発動したため、憩の聴牌判定と和了判定が下がった! 【幻想塞ぎ】を発動したため、塞の雀力が下がった! 東一局一本場 淡 104900 憩 95100 塞 100000 宥 100000 (3900+供託棒一本) 淡「ツモ、1100オール」 塞(他の人が聴牌に向かってる間に和了ってるってさ……) 塞(ちょっとずるいよそれ) 宥(あったかくない……) 憩(くっ……) 淡「連荘連荘~♪」 東一局二本場 淡 108200 憩 94000 塞 98900 宥 98900 憩(このまま三連荘なんてさせへん!) 憩(もう一回や!) 憩「リーチ!」ピキィィン! 塞(荒川さん、また使うんだ……) 塞(でもこのまま行くよりさっさと流すべきだよね) 塞(んじゃ、いっか) 【孔穿つ閃光】発動! 憩「嶺上ツモ、リーチ一発の責任払いの8000は8600」 えり「荒川選手はリーチをかけると特殊な役が付くことが多いですね」 秋一郎「…………」 秋一郎(確かに、リーチの後は一発ないしは裏、海底などおかしな役ばかりだ) 秋一郎(天江衣や神代小蒔と比べると火力は劣る、だが彼女らとは何か本質が違う) 秋一郎(彼女から和了った者はその力を出せなくなり、彼女に和了られた者はツキを失う) 秋一郎(天江衣たちが牌を支配しているというのなら、彼女はまるで対戦相手を支配しているよう……) 秋一郎(って何を考えているんだ儂は) えり(何を考えているんだろう) 東二局 淡 108200 親 憩 102600 塞 98900 宥 90300 全員ノーテンのため、流局 淡(まだまだ大丈夫だよね、減らされてないし) 憩(このまんまやと親流れてまう……) 塞(後何回行けるかな……) 宥(あったかい牌、来ない……) 東三局一本場 淡 108200 憩 102600 親 塞 98900 宥 90300 塞(大星さんにも荒川さんにも動きは見られないね) 塞(勝負は南場かな) 塞(よっし、これでテンパイ)トン 憩「ロン、3900は4200」 塞「うっわーい……」ガクッ 東四局 淡 108200 憩 106800 塞 94700 親 宥 90300 全員ノーテンのため、流局 宥(玄ちゃん……私、全然だめだよぉ……) 憩(六向聴はやっぱりきついって……) 塞(また流局かー) 塞(ま、誰かが大きいの和了るよりは十分マシなんだけどさ) 淡(出そっかなー、どうしよっかなー)ウムム 南一局一本場 淡 108200 憩 106800 塞 94700 親 宥 90300 宥(あったかい牌はそれなりに来てる……) 宥(でもぉ、全然聴牌できないよぉ……)トン 憩「ロン、2600は2900」 宥(あうぅぅ……) 憩(このまま安定でいったる!) 淡(ケイがまた頑張ってるね♪) 淡(でもまだまだ!) 南二局 淡 108200 親 憩 109700 塞 94700 宥 87400 宥(また手が進まないよ……) 淡「ポン」 塞(なーんかやばそうな感じ) 淡「来た来た!カン!」スチャ 淡「む~嶺上ならずか~」トン 憩(親やからテンパイしたいんやけどな……) 淡「あっ、ツモ!2000・4000」 塞(……もうやるか) 【幻想塞ぎ】発動! 南三局 淡 116200 憩 105700 親 塞 92700 宥 85400 塞(荒川さんが高そうな感じ) 塞(私はテンパイできてないからそっちは任せて、こっちは……っ!)カッ! 淡「!?」 淡(何……?) 淡(手が、全然進んでない!) 淡(だったら鳴けばいいもんね!) 淡「ポン!」 淡(このまんま勝ち越しだよ!)トン 憩「ロン、12000」 淡「なっ……」 塞(よし、あと一回!)カッ! 【幻想塞ぎ】発動! オーラス 淡 104200 憩 117700 塞 92700 親 宥 85400 憩(ほな、行かせてもらおか!)キィィィン! 憩「リーチ!」 塞(んーやっぱりテンパイしてくるかァ) 塞(まぁ、抑えてあげるよ) 【孔穿つ閃光】発動! 【幻想塞ぎ】により効果が書き換えられます 憩(ムダヅモばっか……他の人たちがテンパイしとらんからええけど) 憩(ようやく、ウチがみんなの役に立てるんや) 憩(ここは、もっと粘る!) 塞(ダメだ、このままじゃ塞げない) 塞(誰も和了れなかったのに) 塞(一体、何が……?) 憩(海底、か) 憩(上出来や!) 憩「ツモ、700・1300」 宥「あ……終わっちゃった……」 塞「もー疲れたー」 淡「次こそは負けないんだからねっ!」 憩「お疲れ様でしたー」 塞(役目は果たせたからいっか) 宥「玄ちゃん、ごめんね……」 終局 大阪 120400 (+20400) 関東 103500 (+3500) 東北 92000 (-8000) 関西 84100 (-15900) 京太郎「憩さん、大活躍でしたね」 雅枝「このままいけばええんやけどな、次も頼んだで」 咏「うぃーっす」 京太郎「緊張感ねえな」 咏「まー気負ったところで意味ねーかんな」 京太郎「そんなもんなのか?」 咏「んじゃ、行ってくるわ」 京太郎「俺もついでに売店でも行ってくるか」 宥(控室に帰ったら……) 晴絵『あっはっは!宥がここまで役立たずだったとはなぁ!』 はやり『流石にないわ……』 玄『お姉ちゃん、見損ないました』 穏乃『何やってるんですか、ふざけないでくださいよ』 灼『……誰?』 宥「はわわわわわ」 宥「もう帰れないよぉ……」グスッ 京太郎「松実……さん?」 宥「!」ビクッ 宥「は、はいぃ」ウルウル 京太郎「そんなところで何うずくまってるんですか?」 宥「みんながこわくてぇ……」ナミダメ 京太郎(守ってあげたい、なにこの可愛い人) 宥「私、点棒いっぱい取られちゃったから……」 京太郎「ああ、なんだそういうことですか」 宥「ふぇぇぇん」 京太郎「大丈夫っすよ、皆さん優しいじゃないですか」 宥「でも、でもぉ……ひくっ」 京太郎「じゃあ落ち着くまで俺が傍にいます、控室まで送りますよ」 宥「ひぐっ、ひぐっ」 京太郎「顔がぐじゅぐじゅですよ、これで拭いてください」 宥「うん、うん……」 京太郎「そろそろ試合始まりますから、行きましょうか」 宥「……うん」 京太郎(世話の焼ける姉ってこんな感じなのかな) 京太郎(……照もそうか) 玄(お姉ちゃんが取られた分は私が!)フンスッ 咏「ドラローが相手かよぉ……」 胡桃「早く座るそこ!」 菫「今日も勝たせてもらおうか」 咏「はっ、同じ相手に負けるかよばーかばーか」 玄「一日目に大失点したのに何言ってるんですか?」 菫「うぐっ」 胡桃「まあ私も負けないからそこんとこヨロシク!」 咏=68+128+45=241 菫=7+124+30=161 玄=13+112+15=140 胡桃=70+124+15=209 次鋒戦終了 大阪 148400 (+28000) 関東 89600 (-13900) 東北 103000 (+11000) 関西 59000 (-25100) 玄(なるべく大きい手で和了らないと!)トン 胡桃「ロン、12000!」 菫「んなっ……!」 咏(いつの間に張ってたんだこのチビ……) 玄(今度こそ!) 咏(ドラ無しでも、清一色は作れんだよ!) 咏(読まれててもツモればいいだけ!) 咏「ツモ、3000・6000」 菫(松実玄……狙わせてもらう!)トン 胡桃「ロン、6400!」 胡桃「まだまだ行くよ!」 菫「」チーン 玄「」チーン 咏(こんぐらい稼げば充分だろ) 胡桃(次が勝負だね!) 絹恵「お姉ちゃん、頑張ってな!」 雅枝「お前なら大丈夫やろ」 浩子「はいはいガンバ~」 洋榎「うっし、ほな行ってくるわ!」ダダダダダダダ 洋榎「ばばーん!愛宕洋榎登場!」キキィィィィイイ 智葉「相変わらず五月蝿いやつだな」 洋榎「なんやとこのツンツンメガネ!」 まこ「まあまあ、二人とも落ち着きんさい」 洋榎「うっさいわワカメガネ!」 まこ「ワ、ワカ……」 藍子「ささっ、席へどーぞどーぞ」 洋榎「なんや次はグルグルメガネかいな」 藍子「グルグル……ねぇ」 洋榎「なんでメガネばっかなんや?」 藍子(さてさて、見せてもらいましょうかね) 藍子(どれだけ頑張れるかな!)グルグルグル 洋榎(なんやこれ) 洋榎(手が進まへん) 智葉「リーチ」 洋榎(しゃあない、オリよ)トン 洋榎「……」スチャ 洋榎(手が進んだ?) 洋榎(なんでオリようとしたんに……)トン 智葉「それだ、ロン」 結果 洋榎=10+132+15=157 智葉=73+132+15=220 まこ=48+124-15=157 藍子=27+124+30=181 中堅戦終了 大阪 135700 (-12700) 関東 113200 (+23600) 東北 104700 (+1700) 関西 46400 (-12600) 怜「愛宕さん、凹んでもうたな」 雅枝「今までが順調すぎたんや、無理はせんようにな」 竜華「頑張ってな、怜!」 怜「うん、竜華の分まで頑張って来るわ」 セーラ「あっはっは、それやと竜華が死んでもうたみたいやん」 灼(このままだと、いくら穏乃でも無理) 灼(もう、負けられない)ギュッ 怜(このまま稼いで渡す、それだけやな) 絃(あら、この二人少しそっくりさん?) 白望(胡桃もいたら面白そうだなぁ……) 絃「…………」ヒョォォォオ 怜(この人と打ってると、テンパイできひん未来しか見えへん) 怜(せやけど、私やっていつも同じってわけやない!) 怜「ポン」 怜(未来は無理やり切り開く!) 灼(まだだ、まだ勝てる) 灼(諦めたら終わりなんだ!) 灼「リーチ」 白望(このままいくと、豊音がだるい) 白望(でもこの手じゃなぁ……) 白望(穏便に行こう) 結果 怜=81+121+15=217 絃=34+128+30=192 灼=51+124+15=190 白望=7+128+30=165 副将戦終了 大阪 149300 (+13600) 関東 113700 (+500) 東北 91100 (-13600) 関西 45900 (-500) えり「副将戦決着」 えり「現在トップは依然大阪選抜」 えり「後ろを負うのは三万点差の関東選抜」 えり「そして五万点差と大きく離された東北選抜」 えり「十万点差をつけられた関西選抜はもう、ダメなのでしょうか」 秋一郎「…………」 秋一郎「……いや」 秋一郎「勝負は最後まで楽しむのが勝負、諦めるには早すぎる」ボソボソ 秋一郎「まだ望みはある」ボソッ えり「は、はぁ」 えり(声が小さくて聞き取れなかった……) えり「それでは各チーム大将選手の紹介です」 善野「これで、良かったんか」 郁乃「うん、私はこれでええ」 郁乃「みんなが期待してくれてるんや、私が姫松の元監督とも知らへんで」 郁乃「せやから私はそれに応える」 善野「ふふっ、昔から変わらへんなぁ」 郁乃「その昔の私が今の私なんやけどな~」 善野「せやったね、っとここまでか」 郁乃「送ってれてありがとな」 善野「いつものことやろ、ほな頑張ってき」 郁乃「また後でな~」フリフリ 照「……郁乃」 郁乃「試合のときは郁代やで~」 照「今日も負けないから」 郁乃「私やって負けてられへんよ~」 穏乃「あ、宮永さんお久しぶりです!」 照「高鴨さん、今日もよろしくね」 穏乃「はい!よろしくお願いします!」 豊音「うんうん、やっぱり壮観だよー」 豊音「個人戦一位と三位の宮永さんに高鴨さん!それに団体戦でちょー頑張ってた赤阪さん!」 豊音「よろしくお願いしますっ!」 東一局 郁乃 149300 照 113700 豊音 91100 穏乃 45900 豊音(宮永さんは東一局は和了らないんだよねー) 豊音(それならまずは温存するよー) 郁乃「ポン」 穏乃(一巡目ポン?) 豊音(んんっ?) 豊音(なんだか調子がいいよーな?) 豊音(まあそれはそれでいいことだよねー) 豊音「ツモ、4000・8000」 穏乃「うっわ……」 穏乃(早速持って行かれたぁ……) 照「…………」 東二局 郁乃 141300 親 照 109700 豊音 107100 穏乃 41900 豊音(……よし) 【友引】発動! 豊音「ポン」 豊音「ポン」 豊音「チー」 照(…………) 照(また裸単騎) 豊音「ポン!」 照(……でも) 豊音(これで私の和了りだね!)トン 照「ロン、2000」 照「……連荘」 東二局一本場 郁乃 141300 親 照 111700 豊音 105100 穏乃 41900 豊音(前は確か……これでいいはず) 【先勝】発動! 穏乃(配牌一向聴!白發の刻子もあるし) 穏乃(……ここは突き進む!) 照「…………」 穏乃(よしよし、テンパイまで来た!) 穏乃(カン……できるかな) 照(テンパイ……これで)トン 穏乃(来た!) 穏乃「カン!」 穏乃「うおおっ!嶺上ツモ!責任払いで8000は8300!」 照(何……) 豊音(宮永さんがたった一回で止まったよー!) 郁乃(う~ん、これはちょーっと予想外やったな) 東三局 郁乃 141300 照 103400 豊音 105100 穏乃 50200 豊音(親だし攻めていくよー!) 【友引】【赤口】発動! 郁乃(このままやとまた照ちゃんが和了り続けてまうから……) 郁乃「チー」 郁乃(安手で流してみよか~) 穏乃(ここで逆転してみせる!)トン 郁乃「……ロン、2600」 東四局 郁乃 143900 照 103400 豊音 105100 親 穏乃 47600 えり「三位に転落してしまった関東選抜宮永照、果たしてどのように巻き返すのでしょうか」 秋一郎(この点差……今回は見れるようだな) 秋一郎(個人戦決勝卓にだけ見せたあの業) 秋一郎(実に楽しみだ) 照「ツモ、400・800」 照(これで300点差) 照(……高鴨さんが危険だけど、いつも通り) 南一局 親 郁乃 143500 照 105000 豊音 104700 穏乃 46800 照「ロン、2000」 照(……ようやく連続) 照(流石に時間をかけすぎたか) 穏乃「…………」 照(厄介になってきた) 穏乃(今日は調子がいい、ツキがある!) 穏乃(こっからが勝負!)ゴッ 【斉天大聖】発動! 南二局 郁乃 143500 親 照 107000 豊音 104700 穏乃 44800 照「ツモ、2000オール」 穏乃(また、和了られた……) 豊音(やっぱりちょー強いよー) 郁乃(これが照ちゃんの強さ、か) 照(…………) 照(時期尚早かもしれない) 照(でも、やってみるか) 【鏡開き】発動! この局のみ【人形劇】【身代わりの幻影】【六曜】が発動できなくなりました! 南二局一本場 郁乃 141500 親 照 113000 豊音 102700 穏乃 42800 ビキィッ! 郁乃(……なんやこの感じ) 郁乃(小鍛治プロほどやないけど、嫌な感じやな……) 穏乃(何かが……) 豊音(これって……宮永さん?) えり「配牌時で国士無双一向聴!?」 秋一郎(宮永姉妹の得意技は共に点数調整) 秋一郎(妹はプラマイゼロを得意としている、と聞いたことがある) 秋一郎(そして姉は点数上昇) 秋一郎(まるで牌のありかをわかっているかのよう) 秋一郎(……彼女らの目には一体何が映っているんだ) 九19①⑨東南西北白發中 照(……国士無双) 照(私が初めて和了った役満) 照(いつからか、ヤオ九牌が見えるようになっていた) 照(ヤオ九牌が私に集まるようになった) 照(これは、点数調整には使いやすい力) 照(なぜ、力なんてものがあるのか) 照(なぜ、私は抗えないのか) 照(だから、こうして――) 照「ロン、48300」 豊音「わ……」 郁乃「え……っ」 穏乃「なっ、た、たった三巡目で!」 照(希望を打ち砕いてしまう) 南二局二本場 郁乃 93200 親 照 161300 豊音 102700 穏乃 42800 豊音(他力本願だけど二位浮上) 豊音(点差は少しでも詰める!) 【先勝】発動! 同コンマのため、流局 照(もちろん利用することもあった) 照(個人戦の決勝だってそうだった) 照(負けたくなかったから) 照(京と咲とモモが見ていると思ったから) 照(私もずいぶんと調子がいい人間だ) 南二局三本場 郁乃 93200 親 照 161300 豊音 102700 穏乃 42800 豊音(うーん、ダメだったかー……) 豊音(でもでも!まだまだ諦めないよー) 【先負】発動! 豊音(うーん?全然テンパイできない?) 照(……) 照(手が進まなくなってきた) 照(これは、多分……) 穏乃「ツモ、4300・8300」 南三局 郁乃 88900 照 153000 親 豊音 98400 穏乃 59700 豊音(大安は最後まで取っておくとして) 豊音(今回は……!) 【友引】【赤口】発動! 照「ツモ、400・800」 照(高鴨さんも姉帯さんも役満直撃でしか私には追いつけない) 照(郁乃さんは、高鴨さん次第か) オーラス 郁乃 88500 照 154600 豊音 97600 親 穏乃 59300 豊音(もう、ダメかもしれない) 豊音(――だけど) 豊音(まだ続けたいので頑張るよー) 豊音(さて、どこまで行けるかな) 【大安】発動! 穏乃(聴牌、今は宮永さんとの点差を縮める) 穏乃(そう簡単には終わらせない!) 照(……これ、は) 照(掴まされた?) 照(いや、だったらこっちを諦めて……)トン 穏乃「ロン、12000」 オーラス一本場 郁乃 88500 照 142600 豊音 97600 親 穏乃 71300 照(……)スチャ 照(高鴨さんの支配があまり効いていない) 照(それに姉帯さんも郁乃さんも和了れないみたい) 照(ここで、終わりか)トン 豊音(うぅぅ、全然ダメだよー!) 豊音(一回も和了れてないし……) 豊音(みんな、ごめんね)トン 穏乃(うー……ん)スチャ 穏乃(なんも来ないなー) 穏乃(逆転できるかも!って思ったけどさ、やっぱり勝てっこなかったのかな) 穏乃(違う違う!)ブンブン 穏乃(こんなん私らしくない!負けても私らしくするんだ!) 穏乃(最後まで突き進む!)トン 郁乃(……これ、照ちゃんの和了り牌か) 郁乃(テンパイできたのはええんやけどな……) 郁乃(結局、照ちゃんには敵わんかったな) 郁乃(おまけに三位転落) 郁乃(善野ちゃんに言っとったことが恥ずかしいわ) 郁乃(悪あがきはせえへん、この一打で終わりや) 郁乃(私は前へ進む) 郁乃(小さくなっても、何があっても) 郁乃(……楽しかったな)トン 照「…………」 照「ロン、1000は1300」 郁乃「…………」 郁乃(やっぱり、か)グスッ 郁乃(あれ、なんで目が熱いんやろ) 郁乃(こんなん違うやろ、私は……) 郁乃(もっと――) 穏乃「あ、赤阪さん?」 郁乃「…………うん」チャラッ 郁乃(――笑っとらんとな) 郁乃「これで終わりやな」ニコッ ――――国民麻雀大会―――― ―――地区選抜団体戦終了――― 一位 関東 143900 (+30200) 二位 東北 97600 (+6500) 三位 大阪 87200 (-62100) 四位 関西 71300 (+25400)
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/3957.html
前話 まとめ それからの話を、俺、須賀京太郎がしようと思う 試合が終わったその時のことはあまりよく覚えていない 笑いながら泣いていたる部長、声をあげて泣いている優希と和、二人をなだめている染谷先輩 そして、画面の向こうで目を閉じて少しだけ微笑んでいる咲、みんなの顔だけは、よく覚えている 俺は咲を迎えに行った 対局室前で、 淡「テルーやったよ!!これでKちゃんゲット…え!?無い!?なんでー!?」 何か淡が白糸台の人達相手に騒いでいた アイツ、優勝して何が不満なんだ? 穏乃や臨海の大将も、え?みたいな顔をしていた気がするが……気のせいだろう とりあえず咲の手を引き、控え室に戻った 咲は堪えていたようだが、控え室に戻った途端、優希や和と泣いていた そして、清澄高校の団体戦は終わった インタビューやらなにやらあったが、適当に流して俺たちはホテルに帰った 久「優勝できなくてすっごく悔しいけど……すっごく楽しかったわ。まこ、それにみんな。後をお願いね」 そう言って部長、竹井先輩は染谷先輩を次の部長に任命し、個人戦の準備をすると言った お疲れ様です あなたがいたから、ここまで来ることができました ありがとうございます その数日後、個人戦は始まった 咲も和も気持ちを切り替えて個人戦に臨んでいるようで安心した しかし、とんでもないことが起きた 個人戦2日目の午後 チラホラ去年活躍した実力者なども出始めるこの日に 咲「えっと……よろしくお願いします」 照「……よろしくお願いします」 姉妹対決が実現してしまった なんでだよ! そう思ったのは確実に俺以外にいるだろう 最後の最後、全国1位を決める試合! そういうところで当たるべき二人だ 神様、いたらとんでもねーわ この二人をこんなところで当てるし 照「なんて言うか……こんなとこで当たると思わなかった」 咲「うん……私も」 照「でも……全力でいくからね?」 咲「私だって……負けないよ、お姉ちゃん!」 その日のどの試合よりも注目された試合になった 試合内容は……二人の選手が可哀想とも思える内容だった 最後に選手が一人飛んで僅差で照さんの勝ち、という結果で試合は終わった 飛んだ選手は全国的に見ても無名だったらしく、実力差は歴然だった 試合終了後、それ以降の試合は棄権したとか ただ、その卓にいたもう一人の選手は、直接の振込みそのものは無かったがツモで削られて3位という結果だった しかし、全国1位の宮永照 その妹で、自身より明らかに実力が上の宮永咲 その二人を相手に、最後まで諦めず、むしろ勝ってやろうという姿勢で打った彼女は、各所で活躍した選手達とまた違う意味で有名な選手となった 彼女はその後の試合も最後まで出場し、相手がどんな有名で、どんな強敵でも最後まで諦めずに打った 後に彼女はこう言っている やえ「諦める?最後まで勝ちにいかないニワカのような真似を私がやるわけないだろう!」 彼女のその姿勢は、王者のようだった その後の咲は、燃え尽きたのか照さんとの直接対決に満足したのか、それまでほど圧倒的な勝ち方じゃなかった それでも、相手が勝手に怯えたり、カタカタしたり、恭子の仇やーと燃えたりで、最終的な順位は21位だった 和は、相変わらずのデジタル打ちだった 団体戦の悔しさからか、今まで以上に早く『のどっち』になっていた しかしそれでも、全国の壁は高かった 個人戦最終日、和の相手は荒川憩さんに、辻垣内智葉さん、神代小蒔さんだった さすがの『のどっち』も、この実力者ととんでもないオカルトには敵わず、8位という結果に終わった 和「……そんなオカルトありえません」 戻ってきた第一声がそうだった 和はどこまで行っても変わらないな…… 個人戦の優勝はやっぱりというか、当然の如く照さんだった 優希「いや……アレ無理だって」 珍しく真面目な顔の優希がそう言う 優希「ドラ無しで私フルボッコだじぇ?ドラ縛りなけりゃーこうなるって。あんなんと渡り合った咲ちゃんが凄すぎるじょ」 うん、気持ちは分かるが照さんをアレとかあんなんとか言うのはやめろ? 麻雀以外なら無害かドジなお菓子好きの人だから あ、咲も似たようなもんだったな 優希「……なんで咲ちゃん21位なんだろ?」 本人のやる気の問題だな こうして個人戦も終わり、インターハイは幕を閉じた 閉会式で開会式の時のような視線を感じたが……どうでもいいか みんな知り合った何人かの人に挨拶をして回った 竹井先輩や和はマスコミのインタビューもあったようで忙しそうだった でも竹井先輩……挨拶の相手なんか多くないですか? 俺も一応知り合った人には挨拶をした やけに惜しまれたりまた連絡してと言ってくる人が多かった 煌「あなただけでなく、和や優希も、また会いましょうね」 姫子「れ、連絡待っとるけんね!」 哩「その……タコス、美味しかったよ。また、会ってくれる?」 桃子「帰りは別っすからねー。今度また合宿とかやるっすよ!」 ゆみ「全くモモは……ああ、私もその時はまた参加したいな」 穏乃「今度遊びに行くからね!」 憧「その……メール、するからね?」 玄「ぜひ!ぜひ長野のおもちを教えてね!!」 宥「あったかいあなたに会えてよかったよ」 灼「……こ、今度ボーリングでも」 エイスリン「……ハイ!」(海外の住所と連絡先とハートのイラスト) 塞「あはは……忙しくなるけど、連絡するね」 泉「えっと……今度ネト麻とか……」 セーラ「またな!あ、今度は打とうなー!」 怜「……ウチ病弱やから、こまめに連絡してな?病弱アピール?……連絡してほしいんはホンマやで?」 竜華「あんま話す機会も無かったけど……大阪に来た時は連絡してな?」 洋榎「大阪来たら連絡やで!え?これ言われたん2度目?……ウチを先にな!」 絹恵「お姉ちゃん、そこはうちだけって言えばええんちゃう?……あ、サッカーとか興味ある?近いうちに試合あるんがやけど…」 洋榎「絹!?絹が……絹が逆ナンしよるなんて……おかんと浩子に言ったるー!!」 絹恵「お姉ちゃん!?知ってる人相手でも逆ナンて言うん!?」 ダヴァン「東京とアメリカに来た時はぜひ連絡を!おいしいラーメンをご馳走シマス!」 明華「アメリカでラーメンはないと思いますよ。またお会いしましょうね」 ネリー「監督に頼むからさー、うちに来ない?」 智葉「引き抜くなっつったろ!!……ああ、前に言ってた件だが……大丈夫だ、そちらの部長とも連絡先は交換した近いうちにまた会おう」 ハオ「楽しみですね。また会えるのが」 憩「体は気ぃ付けてなーぁ」 やえ「うむ、体調管理は基本だからな!それを怠るようなニワカな真似はするなよ!……あ、Kちゃんってどうやったら買える?」 春「はい黒糖……また送る……」ニコッ 初美「はるるー?なんでそんな笑顔ですかー?あ、このお面どうぞー!……冗談ですよー?」 誠子「今度、長野に釣りに行くから、その時連絡するよ」 尭深「私も行くから……美味しいお茶、持っていくね?」 菫「その……約束、覚えているよな?ああ、必ず君に麻雀を教えるよ。うん、また」 淡「絶対絶対連絡してね!絶対の絶対だよ!!……私からも、絶対連絡するからね?」 照「夏休みの内に、一度長野に帰るから。うん……いろいろ難しいかもしれないけど、私と咲は大丈夫だから……また3人でね?」 みんないい人だ そこからはあっという間だった ホテルで荷物をまとめ、俺たちは長野に、清澄高校に帰った 清澄高校に帰った俺達を待っていたのは……多くの人達だった 久「え?……これ……」 副会長「お疲れ様です……えーっと……会長達が今日帰ってくるって聞いて……」 「会長!お疲れ様です!」 「準優勝とか……すごいです!」 「準優勝記念だ!学食のタコス割引だよ!!」 「おう!またラーメン食っていきな!金はいらねぇよ!腹一杯食ってけ!!」 マホ「先輩方お疲れ様です!全国大会、すごかったです!!もうすごくてすごくて!!それで……えと……」 裕子「落ち着けって……先輩方お疲れ様です。なんていうか……感動しました」 久「……もう……いらないって……言ったのに……」 竹井先輩の目が潤んでいたのは、見間違いじゃないと思う 後ろには、見覚えのある同級生から知らない上級生までいた おそらく先輩たちのクラスメイトや友人だろう 「お疲れ様!」 「会長すごいぜ!」 「まこー!今度お店行くねー!!」 「優希やるじゃん!」 「原村さんもすごかったよー!」 「宮永さん最後かっこよかったー!!」 「須賀帰れー!」 最後誰だコラ 久「もう……騒がないの!ああもう……お土産もっと買っとけばよかった……」 まこ「そうじゃな……おいおい、ウチの店の常連まで……どさくさまぎれてチラシ配りよる……」 しばらく騒がしそうですね 久「もう……やっと解放されたわ」 今は部室にいる あれからしばし揉みくちゃにされた 俺はどちらかと言うと叩かれまくったが 副会長とか全力だったな…… 久「さてと……賞状やらなんやらは部室でいいわね?」 まこ「ああ。また夏休み明けにいろいろあるじゃろうが……とりあえずは置いといていいじゃろ」 優希「それじゃあラーメン食べにいくじぇ!」 咲「うん。何人かは待ってるって言ってたよね?」 和「はい。あのお店に入る人数でしょうか……」 そう言いながら外に出て、ラーメン屋に向かう その途中、1台の車が俺達の近くに停まった 京太郎「ん?まだ待ってる人がいたのか?」 和「この車は……」 優希「……のどちゃん?」 車から、一人の男が降りてくる 咲「和ちゃん、知り合い?」 和「……父、です」 和は、震えていた 和父「……帰ってきたと聞いて、来てみたが」 和「その……今からみんなで夕飯を……」 和父「そうか……以前言ったことは覚えているな?」 和「……はい」 一体、なんなんだ? 親子というのに、和は今にも泣きだしそうな顔だった 和父「試合自体はテレビで見ていた……団体戦は準優勝で、個人戦で8位だそうだな」 和「……はい」 和父「……和」 和の肩がビクッっとなる 和父「……来年は頑張れよ」 和「……え?」 和父「荷物があるなら持っていこう。後で迎えに行くから連絡するようにな」 和「えっと……荷物は……ありますけど……え?」 和父「うむ……成績だけは落とさないように」 和「あ……はい!!」 和父「ではな。高校生だから、あまり遅くならないように」 和「あの……どうしてですか?」 和父「……何、頑張る娘を邪魔することを、やめようと思っただけだ」 そう言って和の父親は行ってしまった 久「邪魔って一体……和!?」 和は、泣いていた 優希「ど、どどうした!?何があったんだじぇ!?」 まこ「お前さんの親父のせいか!?成績とか、いったいなんなんじゃ!?」 咲「その……お父さんと、喧嘩?」 和「いえ……違います」 和は、泣きながら、嬉しそうに言った 和「……麻雀を続けていいということが……嬉しくて……」 後で、和と父親がしていた約束を聞いた 色々と思うことはあるが……良かったな、和 そして、数日が過ぎた 京太郎「咲……」 咲「……何?」 京太郎「頼む……お前にしか頼めないんだ」 咲「京ちゃん……でも……」 京太郎「俺にはお前しかいないんだ!!」 咲「……京ちゃん」 咲「……さすがに夏休みの宿題を丸写しはできないよ」 京太郎「頼むよー!!お前にしか頼めないことなんだよー!!」 俺は咲の家に居た 理由はにっくき夏休みの宿題だ 東京やらなんやら行ってる間、まっさらなままだったブツである これを残り数日で仕上げるなど、不可能だった 咲「なんで私なの?」 京太郎「先輩たちは忙しそうだし、和はこういうこと許さないだろ。優希は論外」 咲「京ちゃん、友達結構多い方だよね?」 京太郎「野郎共は全員爆ぜろだのもげろだのお前ばっかりだの言って無理だった」 俺が何をしたというんだ! そんな爆ぜたりもげたりするようなことやってないっての!! この夏は知り合いこそ増えたが東京でやったのは雑用ばっかりだ あいつらが羨ましがるようなことは一切やってない!! 咲「……なんとなくその男の子たちが言いたいこと分かる気がするなー」 お前までそう言うなよ! 京太郎「頼む!お前の言うことを何でも聞いてやるから!!」 咲「…………」 アレ?失敗した? そういえば決勝の時も言ってたけど、あの時は結局無しになった訳だし 京太郎「あの……咲?」 咲「しょうがないな、京ちゃんは」 咲はやれやれといった感じだった なんか、口元が緩みそうになってるぞ? おい、俺に何させる気が 今月のこずかいそんなに残ってねーぞ 咲「でも教えるだけ。いいよね?」 京太郎「ああ。それでも十分助かるけど、今日だけじゃ終わらねーぞ?」 咲「終わるまで付き合ってあげるからね」 持つべきものは優しい幼馴染だ…… 京太郎「それはそうと、俺に何させる気だ?」 咲「……あ、今日はあんまりできないよ?」 無視かよ 咲「お姉ちゃんが帰ってくるって言ってたし」 京太郎「照さんが?」 咲「ちょうどいいからこのまま会って…」 その時に咲の携帯電話が鳴った 咲「わっ!え、えっと……お姉ちゃんからだ」 照『もしもし咲?』 咲「お姉ちゃん?」 照『今駅に着いたけど……この辺り少し変わった?』 咲「あんまり変わってないけど……」 照『……見覚えが無い景色だけど』 咲「……駅まで行こうか?」 照『……うん』 電話が終わる おそらく相手は照さんで、駅まで行くという内容か 京太郎「俺も行こうか?照さんの荷物持ちくらいはできるぜ?」 後、迷子二人の保護者とか 咲「うん、それじゃ宿題は私の部屋に置いておく?京ちゃんもお姉ちゃんに会っていけばいいし」 京太郎「ああ、そうさせてもらうよ」 そのまま咲の部屋に行く 高校入ってからは初めてだがあんまり変わってねーな 咲「じゃ、その辺りに置いて」 京太郎「おう」 その時、咲の机の上にあるものに気付いた 京太郎「Kちゃんぬいぐるみ?」 それは俺が咲にあげた、正真正銘、最初に作られたKちゃんぬいぐるみだった 思えば、こいつがあったから全国でもいろいろな人と知り合えたんだよな 咲「あ……それ……」 京太郎「なんか懐かしいな」 咲「うん……大事にしてる」 京太郎「こいつができたのもちょっとしたきっかけだったのにな」 正直ただの思いつきで言ったらできて、何故か売れた『Kちゃんぬいぐるみ』 そういえば今度『ハギヨシぬいぐるみ』も発売するとか言ってたっけ 京太郎「……こいつのおかげとも言えるな」 全国で、いろいろな人と知り合えたのは 咲「京ちゃん?」 京太郎「ああ悪い。今行く」 咲の部屋を出る間際、振り返り、もう一度Kちゃんぬいぐるみを見る 気のせいかもしれないが、Kちゃんぬいぐるみが笑っていた気がした カンッ!! 前話 まとめ 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/6207.html
特別編、 1原点回帰 細かい設定、状況等は気にしないでください 某所、和室 京太郎「...zzz」横になって熟睡中 ガチャ 和「なんですかね、このメンバーでここに集合って」 霞「そうね。何か共通点でもあったかしら」 姫子「胸……は違うとして、インハイ出場者とかじゃなかと?」 玄「なんとすばらな組み合わせ……まぁ細かいことはいいですのだ」 怜「せやなー。ウチははよ帰りたいんやけど……ん?京太郎?」 和「須賀くん?……寝てますね」 霞「こんなところで寝て……京太郎くんも呼ばれたのかしら」 玄「ですね。京太郎くん、早く起きるのです。夢のような光景が広がっていますよ」 和「玄さん?流石に怒りますよ?」 姫子「よー寝とるし、起こさん方がよかとやなか?」 怜「…………」 玄「しかし京太郎くんなら今の光景を……園城寺さん?」 姫子「なんか考え込んで、どがんしたと?」 怜「いや……これ、チャンスやないん?」 和霞姫子玄「!?」 怜「今、京太郎無防備に寝とるやん?何しても、ばれないんやないんかな、思ってな?」ニヤリ 和「いやいやいや、そんな、寝てる人に」 玄「さ、さすがに駄目なんじゃないのかな、って思いますよ?」 霞「……なるほど」 姫子「……確かに、チャンスかもしれん」 和「2人とも!?」 霞「いやねぇ、そんな悪戯しようとか考えてる訳じゃないわよ?」 姫子「そうそう、そんな寝てる人にそがんこつはねぇ」 玄「ほっ」 霞「添い寝かしら」 姫子「こう、起きた時に何か一言とか」 和「何する気ですか!?」 怜「ほほー、ええなー」 姫子「こう、ゆうべはおたのしみでしたね、的な?」 霞「あ、じゃあ少し服も乱した方が……」シュル 姫子「起きてから2回戦、実際は1回戦やけど……よかね」ジュルッ 玄「そ、そそそそんなことさせません!!」 和「玄さん……」 霞「ちょっと揉んでいいから見逃してくれない?」タユン 玄「はいよろこんで!!」 和「期待した私がバカでした!!」 怜「せやったら、こう、京太郎を中心に脱ぎ散らかされた服と、みんなが裸で寝とくとか……」 霞「ハーレムねー……アリね」 姫子「それもよかね……こう、所有物って感じがまた……」 玄「霞さんのおもちが揉めて京太郎くんにまで……あわわわわ……」 和「そ、そんなことさせません!」 怜「ほほぅ」 和「そんな……は、ハーレムなんて……ダメです!!」 怜「……なぁ、ひとつ提案なんやけど?」 和「な、なんですか」 怜「ウチはな、あんたが正妻でええと思うとる」 和「え、えぇ!?せ、せせ正妻って……」 怜「元々の付き合いも一番長いし?同い年やん?ウチはまぁ2,3番目くらいでええから、な?」 和「そ、そんなこと……」 霞「そうね……私も1番目とかじゃなくていいわ」 姫子「私は……むしろ4、5番目とかの方がなんか興奮できるし……」 玄「わ、私も……その、京太郎くんが一緒なら……」 怜「みんな異論ないみたいやし、どや?後はあんたが決めるだけやで?」 和「……私は……」 京太郎「……ん、ふぁ~……よく、寝……た?」 和「……あ、おはようございます」やや乱れた服 京太郎「……の、和!?なんで隣に!?」 和「もう、忘れちゃったんですか?」 京太郎「わ、忘れた?俺が、何を?」 和「……あんなに激しく、みんなと……」 京太郎「え?」 霞「うふふ、おはよう」着崩れた服 怜「寝坊やなぁ」乱れた服 玄「そ、その……不束者ですが……というか……」慌てて直したような服 姫子「おはようございます……ご、ご主人様」半脱ぎの服&首輪 京太郎「…………はい?」 この後、5人同時に責任を求められたり、とあるまな板姉妹が乱入してきたりと、状況は更なる悪化の一途を辿った 京太郎「俺が一体何をしたっていうんだ!?」 しかし彼は、一切何もしていない 強いて言えば、ただ熟睡していただけである カンッ!!
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/6054.html
京太郎「好きです!俺と付き合ってください!!」 理沙「……!?」カァァ 京太郎(ど、どうだ?)チラ ドクン ドクン 理沙「……っ」 理沙「……「ありがとうございました。足元気をつけてお降りくださいませ」 京太郎「oh……」 理沙「お、降りよ」アセアセ 京太郎「…………」 理沙「…………」 京太郎(タイミング悪すぎだろ……降りる直前でもいいから不具合で止まってくれたら良かったのに……) 京太郎(ていうか告白やっぱ早かったかなー……でもずるずる先延ばしにしたらいつ出来るかわかんねーし) 京太郎(雰囲気に流された感じはあるけど間違ってなかったはず!) 京太郎「理沙さn「京太郎」……はい」 理沙「……」ジー 京太郎「」ドキ 理沙「き、京太郎のこと…………好き」 京太郎「!」パァァァァ 理沙「でも付き合えない」 京太郎「な……なんでですか?」 理沙「…………」 京太郎「教えてください!」 理沙「……高校生だから」 京太郎(つまり……大人だったらいいのか?どういうこと?) 京太郎(んー……好きってのは男としてだよな?そうじゃないと理沙さんは好きとは言わない……と思う) 京太郎(俺が大人じゃないと駄目なのか?……そうだ!)ピコン 京太郎「……わかりました」 理沙「」コクリ 理沙「それじゃ」ダッ 京太郎「ちょ、待ってください!」ガシ 理沙「離して!」 京太郎「まだ言いたいことがあるんですって!」 理沙「終わった!京太郎のことフった!」 理沙「もう……終わった……」ポロポロ 京太郎「……終わってないですよ。だから最後まで聞いてください。ね?」フキフキ 理沙「……」 理沙「……わかった」 京太郎「えっと……理沙さんは俺のこと、す、すす、好きなんですよね?お、男として」 理沙「…………」コクリ 京太郎「でも高校生だから付き合えない。つまり大人だったら付き合えるんですよね?」 理沙「……」コクリ 京太郎「俺は馬鹿だから理由なんてわかんないですけど、ようは恋人関係が駄目なだけですよね?」 理沙「」コクリ 京太郎「じゃあ付き合うこと前提で友達付き合いしましょう。結婚前提のお付き合い……みたいな?」 理沙「…………」 京太郎「駄目……ですか?」 理沙「……ばか」 理沙「ばかっ」ギュウウ 京太郎「……ばかですみません」ギュ 京太郎「……帰りましょうか」 理沙「」コクリ 理沙「……」ギュ 京太郎(……デートの時も繋いでたし。恋人じゃなくても繋ぐし。俺がドキドキする以外問題無いし)ドキドキ 理沙「……楽しかった」 理沙「ありがと」 京太郎「……俺も楽しかったです」 京太郎「理沙さんといるからいつも以上に」 理沙「……っ」ギュ 京太郎(照れてる。可愛いなぁ) 京太郎(にしても……なんかめっちゃ周りから見られてる……なんでだろ?) 京太郎「もう暗いですね」 理沙「八時!」 京太郎(もう八時だったのか。正直お腹減ったかわかんねー。食い始めたら食べられるだろうが) 京太郎(それより……) 理沙「どこか……」ケンサクチュウ 京太郎(バスってこんなに体触れちゃうんだな。俺の図体がでかいからかわからんけど肩とかあたってるし……) 京太郎(恋人……になる予定なんだよな……ヤバイ興奮してきた!) ツンツン 京太郎「おわっ!?なんですかホッペなんかつついて!」 理沙「……なんとなく?」 京太郎「むむむ、おりゃ」ツンツン 理沙「むぐ、お返し!」ツンツンツン 京太郎「なんのー!」ツンツンツン 京太郎「…………あー……その、あれですね。うん」(冷静になって恥ずかしくなった) 理沙「…………」(京太郎が可愛くて、やめられなくて恥ずかしくなった) 京太郎「ほ、ほら、もう着きますよ」アセアセ 理沙「」コクリ 京太郎「……なんかこのバス降りなかったらずっとこの時間が続くんじゃないか……なんて」 京太郎「……」 理沙「……」 理沙「これから」 京太郎「?」 理沙「……もっと楽しい……から」ニコ 京太郎「……ええ、そうですね。ほんとそうですよね!」ニコッ 理沙「ひとまずご飯!」 京太郎「はい!」 京太郎「……へへへ」 京太郎「理沙さんと恋人みたいな状態なのかぁ……」 京太郎「やべぇ、おちつかねぇ」 京太郎「こんな気持ちで学校行っても勉強に身入らねぇよ」 ピンポーン 京太郎「ん?誰だろ?」 ガチャ 理沙「……」 京太郎「り、理沙さん!?」 京太郎「どうしたんですか?こんな早くに」 理沙「……っ!」 理沙「」バッ! 京太郎「これは……!?もしかしてお弁当ですか!!」 理沙「……作り過ぎた」ボソ 京太郎(これはいつも作ってるお弁当を俺の為にも拵えてくれたてことでいいんだよな!いいんだよな!!) 理沙「……それじゃ!」プンスコ タッタッタッ 京太郎「あ、行っちゃった……」 京太郎「……すげーやる気出てきた」 ───────── ────── ─── 京太郎「ありがとうございましたー!」 マスター「何か良い事でもありましたか?」 京太郎「ええ!それじゃテーブル片付けてきます!」 タッ マスター「……良い笑顔です」 カランカラン 京太郎「いらっしゃいませー」 咏「やっ」 京太郎「三尋木プロ!お久しぶりです!」 京太郎「好きな席へどうぞ」 京太郎「何にしましょうか?」 咏「そうだねぃ……オススメのコーヒーとあんたの小話で」 京太郎「へ?俺の?」 咏「そうそう。例えば……ノヨリさんとの関係とか」 京太郎「ふぁ!?」 咏「いやぁ、なんか今日ノヨリさんの調子も機嫌も良かったから少年と何かあったと思ったんだけどねぃ……当たり、だろ?」 京太郎「えーっと……まぁ、、、」ゴニョゴニョ 咏「あっはっはっ!可愛いもんだ」ケラケラ 京太郎「むぅ……」 咏「で?何があったんだい?」 京太郎「興味津々ですね」 咏「そりゃぁ私だって乙女だからねぃ。そーいう話は大好物さ」 京太郎「どっちかって言うと井戸端会議のおばさんみたいな聞き方ですけどね」 咏「少年からみりゃ私なんかはおばさんだろうさ」 京太郎「そんな年齢離れてます?」カシゲ 咏「まぁ十近く違うとねぃ」 京太郎「え、まじですか?」 咏「まじまじ」 京太郎「そうなんだ……20ぐらいだと思ってました」 咏「嬉しいのやら悲しいのやら」ヤレヤレ 京太郎「それで……まぁなんといいますか……」 咏「話しづらい?」 京太郎「少し」 咏「……付き合い始めたか」 京太郎「……」 咏「当たりみたいだねぃ。でもそれのどこが言い辛いのさ」 京太郎「まぁ付き合い始めたっていうのは少し間違いと言いますか」 咏「ほぅ」 京太郎「えっとですね……―――――」 京太郎「ということなんです」 咏「あー……」 京太郎「理沙さんが高校生と付き合えないって言った理由を自分なりに考えたんですけど、理沙さんが有名だからなのかなって思って」 咏「わっかんねー。わっかんねーけど間違ってないと思うけどねぃ」 咏「多分仲の良い人らはからかいながらも祝福してくれるだろうさ」 咏「けど世間の目は違う。プロ雀士が子供に手を出した、そう言う。二人が合意の上だろうがね」 咏「……時々中学生や高校生に手をだして捕まってるやつがいるだろ。なんでだと思う?」 京太郎「わかんないです」 咏「周りがリークするからさ。例え二人が合意だったとしても周りが認めなかったらそれは犯罪なんだよ。まぁ中学生以下は普通に犯罪だけど」 咏「で、ならどうすればいいのか?ラブホテルに入ったりとか付き合ってるよーとか言いふらさなきゃいいのさ」 咏「仲良いだけだから問題無いってね」ケラケラ 京太郎「」カァァ 咏「だから今の関係でいいんじゃね?知らんけど」 咏「さて、そろそろ帰ろうかねぃ。ノヨリさんが来る前に」 京太郎「え?なんで来るってわかるんですか?」 咏「少年とノヨリさんの様子を見てたら誰でもわかるんじゃね?知らんけど」 京太郎「……三尋木プロ、ありがとうございました」 咏「私は冷やかしに来ただけさ。そこに合いの手を打っただけ」 咏「そうそう、私のことは名前で呼びな。三尋木プロなんて呼び方はそんなに仲良くないやつらでお腹いっぱいだ」 京太郎「……わかりました。じゃあ咏さんって呼びます。俺のことも下の名前でよんでください。少年は流石にむず痒いです」 咏「わかった。それじゃねぃ、京太郎」 カランカラン 京太郎「……良い人だ」 カランカラン 理沙「……来た」 京太郎「いらっしゃいませ理沙さん!とりあえず座ってください!」 京太郎「何か飲みますか?オススメはですね、この「京太郎君」 ? なんですか?」 マスター「今日はもう上がっていいですよ」 京太郎「まだ片付け終わってませんけど……」 マスター「帰っていいという状況で女性が待っている。なら行動すべきは一つだと思いますが?」 京太郎「……ありがとうございます!理沙さん、ちょっと待っててください!」 ダッ マスター「……彼はこれから如何様にもなる素晴らしい才能の持ち主だ」 理沙「?」 マスター「でも、きっと京太郎君はあなたに影響されるでしょう。それが幸せなのか否か」 理沙「……」 京太郎「ふぃぃ、バイト終わりって一息つきたくなるんですよね。そんなに疲れてないんですけどね」 理沙「そういうもの」 京太郎「そんなもんですかー。麻雀の時もそうですか?」 理沙「」フルフル 理沙「いつも足りない」 京太郎(好きなんだなぁ……俺はそこまで麻雀に打ち込んでいるだろうか?) 京太郎(きっとまだ遊び感覚だろうな) 理沙「京太郎」 京太郎「なんですか?」 理沙「寄っていって」 京太郎「わかりました」 理沙「座って」 京太郎「はい」ストン 理沙「…………」 京太郎「?」 ストン 京太郎(!? 何故に理沙さんは俺の脚の間にすっぽりと収まっているのでしょうか!?) 京太郎「り、理沙さん」 理沙「京太郎」クル 京太郎「な、なんでしょうか」ドキドキ 理沙「……っ!」 理沙「私、は……好きなことする」 理沙「京太郎も」 京太郎(今……てわけじゃなさそうだ。真剣な顔してる……) 京太郎(好きなようにやれって?どういうことだろう?) 京太郎(まぁいいか。後で考えよう。今は理沙さんの温もり感じてたい) 京太郎「抱きしめていいですか?」 理沙「……ぃぃ」ボソ 京太郎「……」ギュ 京太郎「もう大分暖かくなってきましたけど夜は寒くなることも多いですね」 京太郎「こうやってると、すごく温かいです」 理沙「……心地良い」 京太郎「これからどうなるんでしょうね」 理沙「……」 京太郎「ずっとこうしていられたら、きっと幸せですね」 理沙「……そうする」 理沙「だから側にいて」ギュ 京太郎「……もちろんです」 理沙「…………」 京太郎「…………」 チュ 京太郎「そろそろご飯作りますか?」 理沙「」コクリ 京太郎「そういえばお弁当すっごく美味しかったです。やっぱ料理上手ですね」ニコ 理沙「そ、そんなことない」カァァ 理沙「……また作る!」プンスコ 京太郎「大変じゃないですか?」 理沙「大丈夫!」 京太郎「それじゃあお願いしちゃってもいいですか?」 理沙「お願いされた!」 京太郎「でもそれだと俺が受け取ってばかりですね」 京太郎「何か出来ることありませんか?」 理沙「いらない!」 京太郎「で、でも……」 理沙「……」 スリスリ 京太郎「あの、理沙さん?」 理沙「これで十分」 理沙「あったかい」 京太郎「……~~~」ポリポリ ―――次の日――― 京太郎「よし、完璧。そろそろ学校行きますか」 ピンポーン 京太郎「はいはーい」 ガチャ 理沙「……お弁当」スッ 京太郎「え?でも昨日も……」 理沙「作った!」 京太郎「……わかりました。いただきます。でもちょっと……えっと、少しだけ中に入ってもらえますか?」 理沙「わかった」 バタン 京太郎「えっと……」ギュ 理沙「!?」 京太郎「抱きしめられるの好きだったみたいなので、その、お弁当のお礼にですね」 京太郎「すみません、こんなもので」 理沙「……ありがとう」ギュ 京太郎「……理沙さんはもう仕事ですか?」 理沙「もうちょっと後」 京太郎(そっか、まだなのに俺の学校に行く時間を見計らって来てくれたんだな) 京太郎「それじゃ、行ってきます」 理沙「……いってら」チュ 京太郎「明日バイト休みかぁ」 京太郎(そういえば理沙さんも予定無いって言ってたっけ?) 京太郎(デート……デートに行きてぇなぁ……) 京太郎(でもやっぱ駄目なんだろうか、デート) 京太郎(咏さんの話からすると周りに見つかったら駄目なんだもんな) 京太郎(でもこないだ遊園地デートしたし。あん時は付き合ってなかったけどさ) 京太郎(いや、今も付き合ってるわけじゃないけど、意識しちまうよなぁ。正直建前だし) 京太郎(それに知らない人が見たらどう思うかって言ったら、付き合ってるんじゃないの?ってなるだろうし) 京太郎(そう話題になった時点でアウトだろ。もどかしい……) 京太郎(あぁ、理沙さんとどっか行きてぇな……) 京太郎(あれ?思えば理沙さんと同じ時間を過ごせればいいのにどっかに行きたいってほうが表に出てきてんな) 京太郎(理沙さんと過ごせるなら部屋でもいいわけだし) 京太郎(でも、理沙さんはどっか行きたいかもしんないし……) 京太郎(そもそも理沙さんは俺に休日の時間を使ってくれるのか?) 京太郎(もしかしたら一人で過ごしたいって思ってるかも) 京太郎(うわー、どうなんだろ?誰も彼もが休みは好きな人とずっと一緒にいたいって思ってるわけじゃないしな……) 京太郎(……聞いてみるか) 京太郎 >明日って 京太郎(ちょっと待て。こんな風に聞いたら理沙さんは優しいからOKって言うし一緒にいたいって言うに決まってるじゃないか) 京太郎(駄目だ。その優しさに甘えてつけこむようじゃ) 理沙 >明日 部屋に来て 理沙 >京太郎と過ごしたい 京太郎(……明日って書いてしまったから気を遣わせたのかな?) 京太郎(でも折角会いたいって言ってくれてるんだ。……俺も会いたいし) 京太郎 >はい、行きます! 京太郎(俺ってずるいのかな……) ―――次の日――― ピンポーン ガチャ 京太郎「おまたせしました。着替えてきたから少し遅くなっちゃいました」ハハハ 理沙「大丈夫」 理沙「あがって」 京太郎「はい、お邪魔します」 京太郎「あ、これ返しておきます。今日もお弁当美味しかったです」ニコ 理沙「ん」テレッ 理沙「なにそれ?」 京太郎「ん?このかばんの中身ですか?」 理沙「」コクコク 京太郎「実は最近コーヒーの淹れ方を教えてもらいまして……」ゴソゴソ 京太郎「それの為のポットと挽いてある豆です」バーン 京太郎「ドリッパーはありましたよね?」 理沙「ある」 京太郎「んじゃ借りますね」 京太郎「よし、お湯も沸いたしこっちに入れて……っと」 京太郎「んじゃ注いでいきますよー。まずは真ん中に……」トポトポ 理沙「ん、いい香り」 京太郎「クリスタルマウンテンっていう銘柄らしいです。煎り方の違うものを色々試したそうで、その余りをもらったんですよ」ノノジ… 京太郎「いやーラッキーですよね」 理沙「役得!」 京太郎「ですです」 京太郎「さて……いい感じかな?」 理沙「?」 京太郎「全体的にお湯が行き渡ってたらいいみたいです」 京太郎「偏ってたりしたら、お湯が足りてない部分の旨味が出きってない分味が落ちるそうです」 理沙「詳しい!」 京太郎「受け売りですけど」 京太郎「よしOKかな」 理沙「少ない!」 京太郎「あぁ、これでいいんですよ。こうやって……」 トポトポ 京太郎「後から入れるんです」 理沙「なんで?」 京太郎「さっき入れた分でコーヒーの旨味成分っていうのは出きっているそうです」 京太郎「さらに注いでしまったら、出るのは苦味や渋味みたいですね」 京太郎「なのでこうして後からお湯だけ入れるんです」 京太郎「ふわぁ……」 理沙「寝不足?」 京太郎「ちょっと遅くまで遊びすぎたみたいです」ハハハ… 京太郎(ほんとは色々考えてたせいだけど……言えるわけない) 理沙「……っ!」 理沙「きょ、京太郎!」 京太郎「なんですか?」 理沙「」ポンポン 京太郎(ふとももを叩いてる……?……もしかして膝枕か!?)ゴクリ 理沙「早く!」プンスコ 京太郎「は、はい」 京太郎「し、失礼しまーす……」ポフ 京太郎(こ、これが膝枕なのか。思った以上に気持ちいい……) 理沙「……」ナデナデ 京太郎(理沙さんに撫でられるの心地いい……ハマりそうだ……) 理沙「」ペタペタ 京太郎「ちょ、くすぐったいですって、あははははっ、首は駄目ですって」 理沙「かわいい」クス 京太郎「もう、何するんd、むぐっ」 理沙「――――ぷはぁ。キスも……気持ちいい?」 京太郎「……ふぁい。気持ちよかったです」 理沙「よかった」ナデナデ 京太郎(弄ばれてんなー……悪くないけど) 京太郎「……理沙さん」 理沙「?」 京太郎「俺ってかなり子供なんです。理沙さんとこんな関係になって余計に自覚しました」 京太郎「弱い、弱い自分がここにいるんです」 京太郎「外でデートしたいです。でもそれは難しいですよね。俺達が意識してしまってるから」 理沙「……」 京太郎「理沙さんと少しでも長く一緒にいたいです。でも理沙さんも一人の時間欲しいですよね」 京太郎「でも自分は我がままですから。昨日もLINEに『明日』まで書いて止めました。そんなん気になるって話です」 京太郎「ずるくて、そんな自分が……ヒック……嫌で……」 京太郎「……すみません、今日はもうk、いたっ」 理沙「……」 京太郎「あの、そんなとこ抑えられたら起き上がれないんですけど……」 理沙「……京太郎は子供」 京太郎「……知ってます」 理沙「甘えるのは当然」 理沙「受け止める」 京太郎「でも……あいたっ!おでこ叩かないでください!」 理沙「そのうち返してもらう」 理沙「ずっと一緒」 京太郎「…………」ギュ 理沙「…………京太郎」ギュ ――――――好き 京太郎「……突然泣いてすみませんでした」 理沙「かわいかった」 京太郎「ええ!?可愛いってなんですか!」 理沙「……小動物?」 京太郎「そんな小さくないですよ!」 理沙「……!ゴールデンレトリバー!」 京太郎「犬ですか!!」 理沙「おいで」チョイチョイ 京太郎「行きませんよ!」 京太郎「……」チラ 理沙「」オイデオイデ 京太郎「…………ちょっとだけなら」 理沙「……気持ちいい?」ナデナデ 京太郎「……はい」 理沙「かわいい」 京太郎「はっ!?」
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/3460.html
http //ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1379321075/ 6・ 京太郎「咲……」 咲「京ちゃん……」 手が重なりあう。 暗闇の中では視覚が役に立たない。 それにともなって他の感覚が鋭くなってくる。 衣服の擦れる音が聞こえる。 時計の針が動く音が聞こえる。 心臓の鼓動が聞こえる。 触覚が、敏感になっていく。 京太郎「本当にいいのか、咲……」 咲「うん……」 咲の肩に手を置いて、そして――。 「おっきろーーーーーーーーー!」 ――ようやく目が覚める。 さて、牌の世界へ飛ばされるとかいうファンタジーな展開に、京太郎がたいして動じなかったのには理由があった。 それはすでに京太郎があるファンタジーを飼い慣らしていたからだ。 京太郎「……おはよう、カピ」 カピ「あ、ようやく起きた! ご主人さま、起きた!」 喋るカピバラというファンタジーだ。 京太郎「いい夢だったのに……! 正直、これ夢だなってわかってたけど……! あとちょっとだったのに!」 カピ「なになに? いい夢? 知りたい!」 京太郎「教えない」 カピ「さきちゃんの夢でしょ!」 京太郎「へ? なんのことだ?」 カピ「寝言でさきさき言ってた! ごまかせない!」 京太郎「ひどい」 カピ「フラレたのに健気!」 京太郎「うぅ……」 カピ「ストーカー野郎!」 京太郎「今日のお前ひどくね?」 カピ「それにしてももう高校生だっていうのに女の子の一人も部屋に連れてこないとは……人間の寿命は長いって言うても心配やわ」 京太郎「やめてください」 カピ「いないの? 仲いい女の子?」 京太郎「いや、そんなこと言われてもさあ……。あ」 カピ「どしたの」 京太郎「そういえば今日、和が来るんだよ」 カピ「へ~! その人、仲いいの?」 京太郎「う~ん、向こうはまだ俺のことを信用してない感じはあるんだけど」 カピ「じゃあ、何で来るの」 京太郎「こんなことがあってさ……」 昨日のこと。 見事、ニ人の男子部員を集めた京太郎。あと二人の男子部員と、一人の女子部員を求め、和に相談した。 京太郎「和。お前に憧れてここに来た麻雀の強いやつっていねーの?」 和「いえ……別に私は憧れられるような存在じゃありませんし」 そんなわけない。 京太郎「後輩とかは?」 和「あ……二人いるんですけど……確かにあの子たちは慕ってくれますね。嬉しいです」 京太郎「二人? 中学も強豪校ではないのか」 和「高遠原です」 京太郎「へえ、優希と一緒か。二人は幼馴染だったり?」 和「私は中学2年生のときにこっちに引っ越してきたんです。親友ですけど、幼馴染というわけではないんですよ」 京太郎「引っ越しか。前の中学は麻雀部強かったのか?」 和「そんな有名じゃない……いえ、麻雀部はありませんでした」 京太郎「なんてとこ?」 和「阿知賀女子学院中等部、です。知らないと思いますけど……」 京太郎「……奈良県の?」 和「知ってるんですか!?」 京太郎「小2のころから小4までの間、奈良県の小学校に行ってたんだよ」 和「私は小6からなので……ちょっと時期が違いますね」 京太郎「阿知女かぁ……じゃあ、もしかしてだけど、高鴨穏乃って人、知ってるか?」 和「え!? 知ってます! 須賀君も穏乃の友達だったんですか?」 京太郎「う~ん……どっちかというと、穏乃のおばあちゃん――雪乃さんと仲が良かったんだけどな」 和「えっと、たしかお土産屋でしたっけ?」 京太郎「和菓子屋でもあるけどな。和菓子を買うため、その店によく行ったんだ」 京太郎「最初は親と一緒に、だけどな。……雪乃さん、優しくって。いろいろよくしてくれたよ」 京太郎「学校帰りとかしょっちゅう雪乃さんのところに遊びに行ったっけ……いい思い出だ」 雪乃さんには大切なことをいろいろ教わった。京太郎の人生観の一部は、彼女によって形作られたと言っても過言ではないくらいだ。 京太郎にとっての初恋は咲であることに間違いはないが、雪乃さんにもほんのり淡い恋心を抱いていた。 年齢差は大変なことになるけど、それはまあ……。 和「穏乃とは、そのときに?」 京太郎「ああ。小学校は違ったけどな。雪乃さんを通して紹介された。遊んだのは数回だけど……まあ穏乃はあんな性格だ」 京太郎「人見知りだった俺とも、仲良くしてくれたよ。いいやつというか……すごいやつって印象だった」 和「……そうですね、私もそう思います」 奈良で過ごした三年間、それは幸せな時間だった。 奈良に来る前はあんなに心が苦しかったのに……。 ――苦しかった? あれ? 何で苦しかったんだっけ? 何で俺、引っ越したんだっけ? 和「そのころ穏乃はどんな感じでした?」 京太郎「見るか? アルバムにそのころの写真があるし」 和「お願いします」 京太郎「あ、そうだ。小6の穏乃も見たいな。どんな風に成長したのやら」 和「じゃあ、私もアルバムを持っていきますね」 持っていく? 持ってくるじゃなくて? 和「須賀君の家へ」 カピ「のどかちゃんのこと好きなの?」 京太郎「ん? おもちが大きいから好きだぜ。咲と絡ませたら最高の百合ップルだろうな……」 胸の大きさに差がある百合ップルは最高。京太郎が辿り着いた、一つの真理だった。 カピ「そうじゃなくて、恋愛感情的に」 京太郎「ははは、まだ出会って一ヶ月も経ってないんだぜ? どうやって惚れるんだよ」 カピ「そういえば気になる! どうしてご主人さま、咲ちゃんのこと好きになったの?」 京太郎「え~? うふふふ///」 カピ「なんか気持ち悪い」 京太郎「いろいろ咲のことが気になるイベントはあったんだけど……決定的だったのは修学旅行のときだな」 カピ「お、何だかまともそう」 京太郎「修学旅行の一日目、夕食の時の話だ。その夕食はいくつかのコースから好きなメニューを選べた」 京太郎「まあ若者の集団なわけだからみんな肉料理とかを選んでた。その中で咲は秋刀魚の塩焼きを頼んでたんだ」 京太郎「いや、秋刀魚の塩焼きも、もちろん美味しいよ? でも、それを選ぶ人は少なかったからさ、思わず注目しちゃったんだ」 京太郎「それでな、すごいんだぜ、咲。すっげー綺麗に魚を食うの」 京太郎「骨と身を綺麗に分けて、食べれるところは全部食べて、最後に残るのは綺麗な骨」 京太郎「俺、魚食うの苦手でさ、親に厳しくしつけられたからそこそこ綺麗には食えるんだけど」 京太郎「咲のは今までに見たことがないくらいに綺麗だった。あのときは、もう、マジで惚れたね。結婚したくなった」 カピ「目の付けどころが、シュールです」 京太郎「そうかな、惚れ惚れするぜ?」 カピ「まあ、それはいいんだけど……のどかちゃんが来る前に本棚の百合本は隠してね」 京太郎「……忘れてた」 本棚上部から下部までそびえ立つ百合! 百合! 百合! こんなの見られたらドン引き間違いなし! 京太郎「片付け完了! あとは和が来るまでゆるゆりの最新刊を読んで待ってよう」 カピ「片付け完了してない!」 京太郎「………………」 京太郎「……ふへっ」 京太郎「…………ふぬっ」 京太郎「……ふぅ。ゆるゆりは百合じゃないよなー。ほんのり百合っぽい、友情日常漫画って感じ」 カピ「そうなの?」 京太郎「ひまさくは百合だけど」 カピ「あれ」 京太郎「結京も百合だけど」 カピ「おい」 京太郎「あれ? やっぱり百合漫画じゃね?」 京太郎「っていうか、この世の漫画は全部百合漫画じゃね?」 京太郎母「京太郎ー! お友達が来たわよー!」 京太郎「うおおっ! 思ったより来るの早い! ゆるゆりは……ベッドの中にでも入れとくか」 カピ「ガンバッ!」 京太郎「いらっしゃい、和」 和「お邪魔します、須賀君」 部屋に和を招き入れる。 普段部室でしか会わない人が自分の部屋にいるのは何だか不思議だった。 和「……何だかいろいろと驚きました。須賀君ってお金持ちだったんですね」 京太郎「違う違う、お金持ちなのは俺の親」 京太郎「尊敬はしてるけどな、親のこと」 京太郎「ま、そこに座ってくれ」 小さいテーブルの前に置かれた座布団の一つを指さす。 和が座ったのを確認し、その反対側に京太郎も座る。 和「須賀君、結構本を読むんですね」 本棚を見上げながら和は言った。 ちなみに百合本棚はクローゼットに入れ、普段はクローゼットに入れている麻雀関連の本棚を外に置いてある。 カモフラージュのためだ。 和「麻雀関連の本がいっぱい……これ、一年やそこらで集められる量じゃない気が……」 京太郎「ん? ああ、5,6年分くらいだけど」 和「須賀君って麻雀を始めたの、最近じゃなかったですっけ」 ……そういうことにしてるんだった。 自分の昔話は秘密にしておくようにやっさんに頼んだのだ。 本当は強いんだぜー! とか恥ずかしいし。 つーか今の俺じゃ、誰にも勝てないから、バレるわけないんだけどな! 京太郎「えーと、打ち始めたのは最近だけど、本とか見て研究は昔からしてたんだ」 京太郎「さ、そんなことより、アルバム見ようぜ」 カピ「キュー!」 京太郎「ん? お前も見たいか?」 カピ「うっす!」 和「いま喋りませんでした!?」 京太郎「珍しいな、和がそんな変なことを言うなんて」 カピ「キュー」 和「き、気のせいですか」 京太郎「そうそう。カピバラが喋るとか非科学的。せーの、はいっ……『そんなオカルト』?」 和「それ、持ちネタじゃないです!」 1ページ目。 手をつないでる写真。 和「仲良かったんですね」 京太郎「懐かしいなあ……」 家族同士で写っている写真。 和「家族ぐるみの付き合いだったんですね」 京太郎「むしろそっちが中心だったかな。よくいろんなところに行ったなぁ」 京太郎「山とか、キャンプ場とか、山とか、なっらーけんこーらーんどとか、山とか」 山での写真が何枚か出てくる。 和「このときから穏乃、山が好きだったんですね……」 京太郎「へえ、その言い方だと今も好きなのか? うん、確かにあいつ、山には並々ならぬ執念があったし」 京太郎「一回だけ、だけどな。俺と穏乃の二人で山に登ったんだよ。近くの小さな山」 京太郎「まだあのときは幼かったし、遭難――ってほどじゃないけど迷子になって――」 心細くて、不安で、怖くて、泣きそうだった。 でも穏乃は違った。 楽しそうだったんだ。 京太郎「怖くないの?」 あのとき、俺は聞いた。 その質問に、うん、と答えるだろうと期待して。 穏乃「そんなことないよ。山は怖いものなんだよ」 穏乃「天気だって、動物だって、地形だって、山は人間に牙をむくことがあるんだ」 穏乃「それでも、そういうことをちゃんと理解したとき」 穏乃「山は私たちにいろんなものを与えてくれるんだ」 穏乃「私は、楽しさをもらった」 穏乃「山は怖いけど、楽しいんだ!」 そのときの穏乃の顔を見ているうちに、心が落ち着いたんだ。 落ち着いた心で周りを見回したら、帰り道が何となく見えたよ。 ……あ、この話にオチはないんだけど、印象に残ってる、大切な思い出だ。 和「私も、穏乃と登ったことがあります」 京太郎「お、そうなのか」 和「1つだけ穏乃に言いたいことは、山登りに適した格好をすべきということです」 京太郎「その辺はなあなあで済ませよう」 和「いいんでしょうか……山登りが好きなある人が」 和「『こんな格好で山登んな!小さい山だろうが慣れた山だろうが関係ねえ! 山なめんな!』って激怒してましたけど」 京太郎「どんなものでもマニアというのは面倒くさいものだからな」 百合男子もそうだけど。 京太郎「さてと、次のページ……」 一緒にお風呂に入ってる写真。 京太郎「……は、また今度にして、和の持ってきたアルバムを見せてくれ!」 和「何ですか、今の写真」 京太郎「恥ずかしかったのでナシ」 和「お風呂ですか」 京太郎「まだお互い幼かったからな――実に微笑ましいよな!」 和「はぁ……まあ、普通ならそうなんでしょうけど……穏乃の場合はそうはいかないような」 京太郎「へ? なんで」 和「穏乃が小6のときの写真です」 京太郎「変わってない」 和「こっちが中1のときの写真です」 京太郎「難易度の高い間違い探しか」 和「最後、引っ越すときに撮った写真です」 京太郎「女の子らしくなった……ということはなかった」 和「つまりその写真は幼かったころの微笑ましい1ページというわけにはいかないんです。今現在の写真と言っても過言じゃないんです」 京太郎「いや、その理屈はおかしい」 本当におかしい。 和「というわけでこの写真はお預かりするということで」 京太郎「いやいや、なんでそうなる……ハッ」 もしかしてもしかすると。 百合名場面図鑑収録「あの子の写真を持ってるのは私だけじゃないとイヤ」なのか!? そういえば和のカバン。誰かから貰ったんじゃないかと妄想したが、あれは現実!? あのカバン、穏乃のイメージとマッチングしてるし! 間違いない! 穏和は現実だったんだ! 百合はファンタジーじゃなかったんだ! 百合は現実だったんだ! 京太郎(いや、落ち着け俺、素数を数えるんだ。2,3,5、7、11、13……あ、間違えて奇数を数えるの忘れてた) 和「どうしたんですか?」 京太郎「なんでもない、とにかくその写真を元の場所へ」 手を伸ばす。少し届かなかったので体を乗り出した。 和「そんなに必死に取り戻そうとするとは……やはり」 京太郎「ないない、ありえな、うわっ!」 バランスを崩す。 和を押し倒す。 ベッドにダイブ。 京太郎「………………」 和「………………」 今朝見た、夢のことを思い出した。 目の前の少女が咲だったらな、と思った。 京太郎「和……」 和「す、須賀君」 カピ「キーッス!」ヘイッ! カピ「キーッス!」ソレ! 和「あれ、なにか言いました?」 京太郎「……ちょっと待っててくれ」 和「なにをするんですか?」 京太郎「カピを可愛がってくる」 和「それ今する必要あるんでしょうか……」 京太郎「クッ……まさかこのことを教えなければならないとは」 和「な、なんですか」 京太郎「誰にも言うなよ?」 和「は、はい」 京太郎「俺と和、二人だけの秘密だからな?」 和「わかりました」 京太郎「実は俺……一時間に一度はカピをモフモフしないと手が震えたりするんだ」 和「モフモフ中毒ってやつですか? 大変ですね。もしモフモフしなかったら、いったい……」 京太郎「俺自身がカピバラになる」 和「予想通りです」 京太郎「と、いうわけで、さあ! こっちの部屋でモフモフだ! カピ!」 カピ「堪忍してくれー!」 バタンッ! ―――――――――――― 京太郎「と、いうわけで、さあ! こっちの部屋でモフモフだ! カピ!」 須賀君はニコニコとした表情でカピさんを抱きかかえた。 カピ「堪忍してくれー!」 気のせいだろうか。喋った気がするのだが。 いや、そんなオカルト――いや、やめよう。持ちネタ扱いされる。 バタンッ! 扉が閉まる。 和「そういえば、さっき……」 ベッドに倒れたとき、背中にゴツっとしたものが当たった気がする。 和「何でしょう、四角い感触でしたけど……」 布団の中に手を入れると、中から本が出てきた。 和「漫画……でしょうか?」 タイトルは「ゆるゆり」。聞いたことはない。 しかし、その本が放つ魔力に、和は冒されていた。 読んでみたいという、恐ろしい魔力に。 和「……須賀君が来るまでの間、読んでみましょうか」 カピをモフり終えた京太郎は、自分の部屋に戻ってきた。(※モフる=人前で喋らないように指導すること) 京太郎「わるい、和。遅くなった」 和「い、いえ。だ、大丈夫です」 ……何故だろう。 心なしか和の顔が赤い気がする。 そしてそれ以上に。 和から百合のにおいがする気がする。 和「ま……まさかあんな世界があっただなんて」 京太郎「和?」 和「は、はい!」 京太郎「もしかして、体調が悪いのか?」 和「い、いえ! そういうわけでは」 京太郎「ならいいんだけど」 和「そ、そうです、須賀君! カピさんは?」 京太郎「今は眠ってる」 和「そうなんですか」 京太郎「物理的に」 和「どういうことですか!?」 京太郎「俺のモフりテクが気持ちよかったんじゃないか?」 和「妙な造語を創らないでください」 京太郎「さて、それじゃ本格的に和が持ってきた写真を見ますか!」 和の写真。和と穏乃と知らない女の子ふたりの写真。 和「この子――憧というんですけど、誰かに似てると思いません?」 京太郎「えー? うーん……俺の知ってる人?」 和「もちろん」 京太郎「むむむむ……」 普段は女の子を百合妄想のために使っているので、あんまり顔を覚えていないのだ。 大事なのは関係性だし。 顔の良し悪しなんておまけなのだ。 でも、今回は違った。 答えの少女が唯一、京太郎が百合妄想を出来なかった人物だからだ。 京太郎「ゆうき……そうか、優希か!」 ちゃんと顔を覚えている三人のうちの一人だった。 和「そうです。あれ……思ったより時間がかかりましたね……即答すると思ってたんですが」 京太郎「はは……いや、こういうの苦手でさ」 そのとき京太郎の脳裏にあるひらめきが宿った。 まだ京太郎は疑問に思っていたのだ。 なぜ優希で百合妄想をすることが出来ないのかと。 もしその原因が容姿なら。 優希と似た憧という少女でも百合妄想は出来ないかもしれない。 そうなると疑問が解消される。 京太郎「……行こう」 和「行くって、どこへ……」 京太郎「奈良」 和「え」 京太郎「吉野へ行こう!」 和「今からですか!? 五時間はかかりますよ!?」 京太郎「時山さん」 時山「はい、ここに」 京太郎「ヘリ、出してもらえますか」 時山「かしこまりました」 和「え? え? え? 執事さん?」 時山「ちなみに私、萩原さんの旧友です」 和「なんかこの人、めちゃくちゃ下手な伏線を張りましたよ」 京太郎「そういうのは伏線とは言わない」 6・終
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/547.html
http //hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1342928340/ 久「ええっ!誰に!?」 京太郎「…く、暗かったので顔も見てないんです」グスグス まこ「げ、元気をだすんじゃ」 和「須賀君…」 優希「た、タコス食うか…?」 京太郎「…皆、ありがとう」グスグス 咲「…なきゃ」 久「?」 咲「消毒しなきゃ!何処の誰かも分からない人に犯されて放って置けないよ!」ガタン 優希「!!」 京太郎「え?」 久「…」スタスタ カチャリ 京太郎「ぶ、部長?」ガタッ 優希「…座ってるんだじぇ、京太郎」ガシッ 京太郎「…ひっ」ガクガク 咲「ちゅっ…れろ…」 京太郎「うっ…」ブルブル 咲「えへへ、京ちゃん気持ちいい?」 京太郎「も、もうやめてくれ咲…」 咲「そっかぁ…もっと頑張るね」 京太郎「さ、咲…」 久「あら、なかなか上手じゃない」 咲「そ、そうですか?えへへ」レロレロ 京太郎「ううっ」 京太郎「のどかっ…これをほどいてくれ…!」ハッ 和「…」ポー 京太郎「発熱してる…むぐっ(息がっ…)」ムググ 和「須賀君…」ギュゥゥ 京太郎(誰か…)ムググ 京太郎「もう誰も信用できない…」ヨロヨロ 京太郎「あんなところ、やめてやる…」 京太郎「…」ヨロヨロ 京太郎「うう…腰が痛い…」 京太郎「もうだめだ…歩けない」ガクッ ハギー「おや?どうなさいました?」 京太郎「…?」 ハギー「歩けないようですね、どうぞこちらへ」ガシッ 京太郎「す、すみません…」ヨロヨロ ハギー「…」 京太郎「…もうだめだ」 京太郎「車で何か飲まされた上に知らないところにつれてこられた…」ズルッズルッ 京太郎「あと、お尻が痛い…」ズルッズルッ 京太郎「這ってでも逃げないと」ズルッズルッ 透華「あら?」 京太郎「!」ビクン 一「き、君!どうしたのそんなところで!」 純「行き倒れか…?ほれ、手を貸してやるよ」グッ 京太郎「す、すみま…」ボッキーン 純「なっ…お前!」 京太郎「!!こ、これは違うんです…へんな薬を飲まされて…」 智紀「こんな男を野放しにしておいては衣が危ない、出せるだけ出しておくべき」 京太郎「誤解なんです!違うんです」 透華「往生際が悪いですわ!」ガシッ 一「ごめんねー、でも衣に万が一があっても嫌だしね」ズルズル 京太郎「うっ…」ローン 透華「またですの?ほんとに一の指使いは一流ですわね」 一「これでも手品師だからね」 智紀「いまので6回目」 純「結構出したな」 京太郎「…じゃ、じゃあこれで…」ズリッズリッ 純「まあ待てよ」ガシッズルズル 京太郎(力強っ!)ズルズル 純「羽交い絞めにしとけばいいのか?」ガシッ 透華「抑えててくださいまし…んあっ」リーチ 透華「じっくりたっぷりねぶるように味わわせていただきますわ」グイグイ 京太郎「も、もう許して…下さっ…ううっ」ローン 透華「あら?もう何も出ませんわね」 純「おいおい俺たちまで回ってくるのか?」 京太郎「この辺は危ない…」ヨタヨタ 京太郎「出来るだけ遠くへ行かないと…」 智美「おーい、そこのー」ブロロロ 京太郎「…?」 佳織(眼が虚ろです…) ゆみ「何処へ行くか知らないがそんな状態では満足に歩けないだろう」 ブロロロ 智美「で…なんであんな事になってたんだー?」ワハハ 京太郎「その…かくかくしかじかで…」 智美「…そ、そうなのかー」ムラムラ もも「た、大変だったっすね…」ムラッ 睦月「う、うむ…」 ブロロロ キキッ 京太郎「…?…ここ、どこですか?」 智美「山」ワハハ ゆみ「…ふぅっ、なかなかよかったぞ」 モモ「こ、これが加治木先輩の中に…」ゴクリ モモ「つ、次私がやるっす!」 京太郎「む、無理です!」ガララ 京太郎「だれか助けてください!」ダダッ モモ「ああっ、だめっすよ」ガシッ 京太郎「だ、だれk…ムゥ」 佳織「す、すみません静かにしてください…」マタガリ 智美「まあこんな山奥だ、誰もこないだろうけどなー」ワハハ モモ「ああっ、先輩に入ったのが私にも入ってるっす!」ヘコヘコ 京太郎「ンー…ンー…」ローン 佳織(息が…当たって…)グリグリビクビク 智美「なかなか回ってこないなー」ワハハ 睦月「うむ」 智美「じゃあ学生証と携帯も控えたし、"またなー"」ブロロ 京太郎「」ピクピク 美穂子「…あら?」 京太郎「…!」 美穂子「よかった…眼が覚めて…」 未春「半日は寝てましたもんね」 華菜「なにがあったか話すし!」 京太郎(この人たちはいい人そうだ…) 京太郎「じ、実は…」 美穂子「…///」モジモジ 華菜「キャプテン照れてるし」 未春「し、しかたないよ女子高なんだし…///」 京太郎「す、すみません…こんな話を…」 華菜「いいし!話すことで楽になることもあるし!」 未春「そういった話に疎いからなんとも言えないけどね…」 華菜「初心だし!」 美穂子「そ、そんなことないわ!私もう高三よ!」 華菜「にゃっ!?キャプテンは経験があるし!?」 美穂子「そ、それは…知識だけなら…多少…」モジモジ 華菜「じゃあ試してみるし!」ガシッ 京太郎「…え?」ビクッ 未春「…」ガシッ 美穂子「…ご、ごめんね?」 京太郎「ひっ」ブルブル 華菜「脱ぐし!」バッ 美穂子「きゃっ…」 未春「これが…男の人の…」 京太郎「も、もういいでしょう?帰してください…」 美穂子「…」サワサワ 京太郎「っ…福路さん…」ピクク 美穂子「…(かわいい)」サワサワ 京太郎「ううっ…」 美穂子「…(確かこうすれば)」コスコス 京太郎「うあっ」ローン 美穂子「きゃっ」ベトッ 華菜「キャプテン!」 美穂子「…(不思議な味)」ドキドキ 美穂子「…」トローン 京太郎「じゃ、じゃあ俺はコレで…」 美穂子「まって」ギュッ 美穂子「もっと、くれるわよね」ハムッレロレロ 京太郎「うあっ…」 華菜「キャプテンばっかりずるいし!華菜ちゃんも舐めるし!」チュゥ 京太郎「ちょっ、離してくださ…」 未春「わ、私も…」レロォ 京太郎「うああっ…」ローン 美穂子「!」ピチャピチャ 華菜「かわった味だし!」 未春「も、もう一回お願い(あんまり飲めなかったや)」 京太郎「そ、そんな…」 ピチャピチャ 京太郎「長野は…だめだ…」 京太郎「あらゆる意味でダメだ…魔界だ…」 京太郎「むこう3年は帰りたくない…ところでここは…」 穏乃「どうかしましたかー?」 京太郎「ひっ…いえ…」 穏乃「もしかして道に迷いましたか?」 京太郎「ま、まあそんなところです」 穏乃「じゃあついてきてください!」 京太郎「は、はあ…」 京太郎(どうしてこんな山奥に人が…) 穏乃「~というわけで迷ってたんだ」 玄「ふぅーむなるほどなるほど」 宥「…」ブルブル 灼「なんにせよよろしく」 レジェ(…この匂い)クンクン レジェ「ねえ君、もしかして~~」 京太郎「え、ま…まあそうですね…それで逃げてきたところです…」 憧「何それ犯罪じゃない!」 レジェ「それは違うわ、須賀君だっけ?あなた気付かなかったの?」 京太郎「…?」 レジェ「ただでさえ女だらけのこの作品で数少ない男キャラ」 レジェ「しかも他の男は完璧超人執事とおじいさん(あとモブ)」 レジェ「貴方は知らず知らずの内に、作品内での男女比率が均等になるようなフェロモンを発していたのよ!」 京太郎「そ、そんな!?じゃあ出来るだけ人から離れないと…」 京太郎「…」ハッ 京太郎「し、失礼しま…ひぃっ」グッ レジェ「まあまあ、その前にやってくことがあるでしょ?」 宥「あったかーい」ギュッ スリスリ 京太郎「や、やめてくださ…」 玄「ふぅーむなるほどこれは見事な…」ヌガシヌガシ 玄「…んっ…れろっ」ジュルジュル 宥「…暖かい」ギュー 穏乃「サンドイッチだね」 憧「なーんか手出しづらいわね」 灼「…」スタスタ 京太郎「ちょっ…離してくださっ…」チュゥー 灼「ん…」チュゥー 憧「…やるじゃん」 穏乃「…」ウズウズ 憧「じゃー空いてる手でも借りよっかな」パシッ 憧「ほら揉んだもんだー」 穏乃「わ、私も!」パシッ ワサワサチュパレロヌルスバラッ レジェ「彼が見えなくなってしまったわ…」ヤレヤレ 照「…ツモ」 照「…ツモ」 淡「最近トルネードツモしなくなりましたね」 照「ああ、出せなくなった」 淡「ええ!?」 照「…」 照(あの日から何故かトルネードが出せない) 照(あれをきっかけに能力が京ちゃんに移ってしまったのだろうか) 照(幸い照魔境は残っているが・・・) 照(京ちゃんから発するなんかいい匂いが風で撒き散らされると大変なことになる) 照(止めないと…でもまずはあと4回ほど咲ニーしておこう) 照(いや…) 照(あと5…6回だな…)キリッ 淡(かっこいい…) 宥「あったかいのもっときてぇー」グリグリ 玄「お、おねえちゃんばっかりずるいよー」フニフニ 京太郎「ウッ…も、もうムリデス…ムググ」 憧「ちょっと手が動いてないわよー」ギュムギュム 京太郎(俺は死ぬんだ…) バターム 「待ちや!!」 阿知賀「!?」 「そのままやったらソイツ死んでまうで…」 レジェ「あ、貴方は…」 穏乃「どうしてここに…」 「きまっとるやろ…うちは未来が見えるねん!」ドーン 京太郎「…た、助けが…きたのか」 怜「そや、辛かったな何回も出さされて、もう安心しい」 京太郎「や、やっと解放される…」 怜「何言うてんねん」 京太郎「…え?」 怜「要は出さんかったらええだけの話や」 怜「うちの力を使えば延々寸止めも可能やで」(マジキチスマイル) 京太郎「…」ダッ 怜「逃げたで!」 穏乃「…」バッ 京太郎「…うわぁっ」ドターン 怜「なかなかタフやな…でもこのすばら印の筋肉弛緩剤(錠剤)を飲ませとけば」スッ 京太郎「ひぃぃ」ガクガク 怜「皆口開けさせえ!」 京太郎「うわあああやめろおお」ドッタンバッタン 京太郎「うあっ…」ローン 怜「まーた放銃かい」 怜「ほな8本場いきましょか」グリグリ 京太郎「待っ…ああっ…」ビックンビックン 怜「ははは、流石に5人がかりで押さえつけられたら何もできへんな」 玄「お任せあれ」 怜「こっちは竜華に毎晩鍛えられとるからな」グリグリ 京太郎「うああ」ローン 怜「早いとこうちをイかせへんとミイラになってまうで」グリグリグリ 京太郎「」ローン 怜「お?」 京太郎「」 怜「…誰か水もってきてー」 レジェ(ほんとに病弱なのかしら) 咲「ここに京ちゃんが…」 久「信用できるのね?」 智美「おー、須賀君の携帯はここを示しているぞー」ワハハ もも「一応GPSアプリ勝手に入れておいてよかったっすね」 ゆみ「さすがモモだ」 透華「まったく、リムジンではなくヘリを手配するべきでしたわ」 池田「でもまあ無事についたし!」 純「ほれ行くぞー」ガチャッ 美穂子「だ、ダメよ勝手に開けちゃあ…」 ゾロゾロゾロ わらわらわら まこ「…」 睦月「…」 まこ「見えんな」 睦月「うむ」 怜「またハコった(気絶)」 煌「このすばら印の気付け薬を使うのですばらっ」 まこ「…」 睦月「…」 まこ「まるで女体の海じゃの」 睦月「うむァ」 咲「カン、カン」グリグリ 咲「もいっこカン」 京太郎「」リンシャンカイホー 京太郎「な、何とか逃げてこれた…」フラフラ 京太郎「痛い…体中べとべとだし…」フラフラ 照「…あれは」 京太郎「…」フラフラ 照(丁度よかった…能力を返してもらおう)ゴスッ 京太郎「…がっ」バタン 京太郎「…うっ」 照「これが…咲の中に…っ!」ズッズッ 京太郎(誰だ…暗くて…見えない…) 京太郎(ダメだ…また意識が…) ~~~ 京太郎「…はっ」ムクッ 京太郎「ここは…旧校舎前…」 京太郎(…何も思い出せない) 京太郎「と、とにかく部室に行かないと」 久「昨日までの記憶がない?」 咲「…」 京太郎「はい…なにがなんやら…」 優希「…」 まこ「その頭のコブはどうしたんじゃ」 京太郎「え…あ…」ズキン 京太郎「そうだ…昨日俺は誰かに殴られて…」 京太郎「…あ」 和「そ、それで…」 京太郎「レイプされた…」 カン