約 1,828,646 件
https://w.atwiki.jp/god14fan/pages/161.html
エリー「ありゃ?」戒「どうかしたのかい?」神父「ん?」アンナ「あれ?クリストフ、どうしたのよ?そんな怖い顔して」そこで、エリーとクリストフの頭のいい二人が気付いた。そう、この場で違和感を感じたのだ。神父「みなさん、違和感を感じませんか?」 -- 案山子さん (2012-10-28 23 04 21) 司狼「あん?」ベイ「んだ?クリストフ」黄金「ん?……はっ!支配人!」そこで気づいた黄金が己の迂闊さを今思い知った。慌てて支配人が入ってきた。オーナー「はい、なんでしょうか!?」黄金「この浴場から出ていった者はいるか!?」 -- 案山子さん (2012-10-28 23 05 48) オーナー「え?ああ、そういえば先程シュライバー様が香純様の様子を見に行くとお部屋に……まさか!?」黄金「ザミエル!!」ザミエル「はっ!!」速攻復活。黄金「先に先行しろ!!ベイもだ!!」二人『ヤヴォール!!』 -- 案山子さん (2012-10-28 23 07 02) 慌てて二人を先行させて、黄金たちが香純の部屋へと向かう。そう、この悪寒こそ最悪の悪寒なのだ。ベイとザミエルが問答無用で部屋を蹴飛ばすと、そこには謎の長髪の小柄な存在が口にカードを咥え、香純を腕で抱えていた。闇夜で見えないが―― -- 案山子さん (2012-10-28 23 09 06) ベイ「創造展開してやがる・・・」 ザミエル「まずいな・・・・・・ベイ抑えるぞ!!」 -- 名無しさん (2012-10-28 23 11 39) 幸い今は夜だベイのテリトリーそして覇道、どうにかなるかもしれない・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-28 23 13 41) ???「――――――――ッ!!!!」だが、そこで獣の咆哮が二人を問答無用で壁へ叩きつける。ベイ「がはっ……!!」ザミエル「くっ…………!!」黄金「沈まれ、シュラ――」黄金が制止の声を掛けようとするが、それよりも早く長髪の存在が窓を突き破り、香純を拉致していった。 -- 案山子さん (2012-10-28 23 15 29) 向かう進行方向……恐らくは、マキナ「城へ拉致していったか……恐らく、あのシュライバーを操っているのは」黄金「言うまでもない。クローバーの者であろう。違うかな?ジューダスよ」ジューダス「恐らくだけど……まあ、あいつしかいねえだろうな」 -- 案山子さん (2012-10-28 23 16 56) 司狼「っていうか、あの弓兵が言い聞かせるって」シュピーネ「恐らくは、完全な独断行動でしょうねぇ……人質ないし捕虜は多ければ多いほどよいと、そういうことでしょうね」 -- 案山子さん (2012-10-28 23 18 01) ベイ「追いますか?」 黄金「卿のは危険だ、あれに被害が出かねん・・・」 ベイ「ちいい!!」 -- 名無しさん (2012-10-28 23 19 24) 壁を殴りつけるベイ。ベイ「俺がいながら……クソッ!!」珍しく憤るベイ。なんだかんだで香純のことを少しは面倒みていたのだ。彼女を気に掛けるのは当然だろう。 -- 案山子さん (2012-10-28 23 20 45) ベイ「あの城の奴ら、全員吸い殺してやる・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-10-28 23 23 17) 怒りのベイに全員震え上がる・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-28 23 24 52) マキナ「落ち着け」ベイ「あんッ!?てめえに何が分かるんだよ、あン!?」肩に置かれたマキナの手を振りほどき、逆ギレをするベイ。 -- 案山子さん (2012-10-28 23 25 07) 司狼「止めろ!シロ助!切れてる場合かッ!」ベイ「はンッ!!報われない野郎に何かを言われたくはないわな!!」司狼「んだと!?」ベイの言葉に、久方ぶりにキレた司狼。 -- 案山子さん (2012-10-28 23 26 38) そこに――黄金の鉄槌が床を穿つ。爆発音と共に、ベイと司狼の間に彼の鉄槌が沈んでいた。黄金「…………静まれ」静かに告げる黄金。 -- 案山子さん (2012-10-28 23 27 52) 今回ばかりは黄金も腹に据えかねているようだ・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-28 23 28 44) ジューダス「城の抜け道がある、そこから夜襲をかけるぞ、案内してやる」 -- 名無しさん (2012-10-28 23 29 51) 黄金「此度のこと、流石に看過できんな……意趣返しをさせてもらおうか」そう言って黄金がベイの隣を通り過ぎ、黄金「ベイよ」優しく、こう言った。 -- 案山子さん (2012-10-28 23 30 40) 黄金「これは卿の夜だ、暴れろ!!全力でな!!!!」 -- 名無しさん (2012-10-28 23 31 32) ベイ「ヤヴォール!!」黄金「皆の者!!もはや作戦など不要!!奇襲を掛けるぞ!!」 -- 案山子さん (2012-10-28 23 31 59) 黄金「邪魔な幕を破り捨てるとするか・・・」 そしてロンギヌスを一振り半壊した城が姿を見せた・・・ 黄金「ザミエル、撃て!!!」 -- 名無しさん (2012-10-28 23 34 07) 問答無用でぶっ放すザミエル城がさらに悲惨な状況に・・・・・・ そこからベイと戒、司狼が殴りこむ・・・・・ ベイ「邪魔だこらぁああああああああああ!!!!!」 -- 名無しさん (2012-10-28 23 39 12) マキナは残りの雑魚を一蹴していた、というか・・・一瞬で終わった・・・マキナがマッキースマイルを見せたのだ・・・ するとあら不思議雑魚がすべて砂になった・・・ ジューダス「おっかねええ!!!!」 -- 名無しさん (2012-10-28 23 42 03) ……弓兵「ほう?攻めてきたか……君のせいだろ?何とかしたまえ。何とか『明日』にさせるんだ」???「やれやれ……仕方ない」そう言って指を鳴らした。 -- 案山子さん (2012-10-28 23 46 13) ???「『明日』を迎えるまで、彼らには退場願うとしよう」そう嘯いた瞬間、マキナたちの前に謎の女騎士が現れた。 -- 案山子さん (2012-10-28 23 47 24) 片手には西洋の剣。レイピアに似ているようで似ていない両刃の剣。その形状、相手の佇まい、それにザミエルと戒が酷く反応した。戒「…………まさか」 -- 案山子さん (2012-10-28 23 48 25) 黄金「だが、卿等が先に約束を破ったわけだ・・・意趣返しは当然の権利であろう?」 -- 名無しさん (2012-10-28 23 49 38) 黄金の登場にひるむ女騎士・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-28 23 50 07) ザミエル「……………………」彼女は無言であったが、謎の騎士がひるんだと思われた次の瞬間、ザミエルの懐に潜り込んでいた。ベイ「!!速ぇ」そう、恐ろしくただただ速い。見切るなんて不可能。そんな速さで潜り込まれたザミエルは、無反応のまま相手が刃を彼女に突き刺そうとしたその時、 -- 案山子さん (2012-10-28 23 50 51) ザミエル「――――赦さん」女騎士「――――――――ッ!?」相手の零距離より放たれた刺突を闘気のみではじいていた。 -- 案山子さん (2012-10-28 23 52 19) しかも剣は燃え尽きた・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-28 23 52 59) 思わず後退して、即座に態勢を直す正体不明の女騎士。だが、微かに見せた金髪は、例え顔などが見えなくても長い付き合いのザミエルならば、それが誰だかすでに看破していた。 -- 案山子さん (2012-10-28 23 53 45) そして、そんな相手が操られているという事実が、余計に彼女を怒らせていた。 -- 案山子さん (2012-10-28 23 54 29) ザミエル「よほど死にたいようだな?どいつもこいつも」 最高潮にキレているザミエル -- 名無しさん (2012-10-28 23 55 39) ザミエル「いい加減にせんか~~、このバカ娘が!!!!!」 一瞬で飛び込みアイアンクローでわしづかみにしてたたきつけるザミエル・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-28 23 57 39) 叩きつけた瞬間―― 女騎士「創造(ブリアー)――」平坦な声が紡がれた。 -- 案山子さん (2012-10-28 23 59 08) 女騎士「トールトーテンタンツ・ヴァルキュリア」刹那、ザミエルは一気に後方へ回避した。 -- 案山子さん (2012-10-29 00 00 16) ザミエル「……いつまでも私の手を煩わせるか。馬鹿娘が」吐き捨てるように言うザミエルの前に、全身甲冑で稲妻を帯びている女騎士がいた。 -- 案山子さん (2012-10-29 00 01 28) ザミエル「創造」 そして女騎士を閉じ込める -- 名無しさん (2012-10-29 00 03 24) 雷を炎が飲み込んでいく・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-29 00 04 26) ザミエル「激痛の剣・焦熱地獄(ムスペルヘイム・レーヴァテイン)!!!!!!!!!!!!!」ここに、彼女は持っていたカードを黄金同様に握りつぶしていた。 -- 案山子さん (2012-10-29 00 05 06) それをもろに受ける女騎士そして倒れたところをザミエルがそいつのカードを奪う・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-29 00 07 33) ザミエル「貴様が私に敵う道理があるものか、これはすべて没収だ」 -- 名無しさん (2012-10-29 00 08 26) ザミエル「さあ、いい加減に――なっ!?」だが、奪った瞬間――女騎士の肉体が硝子のように砕け散ったのだ。 -- 案山子さん (2012-10-29 00 08 45) ???『あははははははははははははははははははは!馬鹿ですね~本当に!私がそんなヘマをするものですか!』そこに、嘲笑う女の声が木霊する。 -- 案山子さん (2012-10-29 00 09 40) ザミエル「ほおう・・・・・・」 愉快そうに笑うザミエル・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-29 00 10 56) しかしブチ切れている・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-29 00 11 14) ザミエル「貴様か……」???『初めまして、哀れな人形さんたち。私はクローバーのビショップ。ヨ・ロ・シ・ク♪』 -- 案山子さん (2012-10-29 00 12 19) ドクンッ!! 全員『……………………ほう』瞬間、全員の温度が絶対零度へと変わった。 -- 案山子さん (2012-10-29 00 21 04) ザミエル「とりあえず死ね・・・」 そういってパンツアーファウストの雨あられをたたき込んだザミエル・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-29 00 22 46) ビショップ「いきなりかい!!?」 全員「お前ウザいし」 -- 名無しさん (2012-10-29 00 24 16) 見えずとも城内を破壊しようとしたその時、ドクン!! 全員の背筋が凍りついた。そう、この感じはあの森の時の―― ???「ほう?自ら我らが魔城に来るとはな……だが残念なことに、ここにハートのクイーンはいないぞ」マキナ「!?貴様は……黒騎士!!」 -- 案山子さん (2012-10-29 00 28 37) カツン!カツン!と白い階段をゆっくり降りてくる黒き騎士。その右肩には、バスターソードを肩に担いでいた。 -- 案山子さん (2012-10-29 00 31 15) ジューダス「んげぇ!?」すんごい嫌そうな顔をするジューダス。ジューダス「あ~……一つばかし忠告」全員『なんだッ!?』ジューダス「あいつがバスターソード担いでいる時ってのはな」一つ呼吸を入れ、ジューダス「かなり危険な時だから逃げたほうが賢明だぜ?」 -- 案山子さん (2012-10-29 00 33 03) マキナ「リベンジがてらにへし折ってくる」 -- 名無しさん (2012-10-29 00 36 14) マキナは殺る気だ・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-29 00 37 05) そして黒騎士の前に立つマキナ・・・・・・ マキナ「リベンジだ・・・・・・買ってもらうぞ?」 -- 名無しさん (2012-10-29 00 54 49) 黒騎士「久方ぶりですね……マキナ殿」巨大なバスターソードを担ぎながらも、平然とした態度でマキナと相対する黒騎士。 -- 案山子さん (2012-10-29 06 49 55) 黒騎士「リベンジマッチ……嫌いではありませんよ。ただ」黒騎士は全身甲冑から放たれる漆黒の黒炎が湯気のように揺らいでいた。黒騎士「ハートの女王はいない。すみませんが、退場願いましょう」マキナ「知るか!!」一気に突貫するマキナは同時に己の鉄拳を放っていた。黒騎士「ん?……なるほど」放たれた鉄槌を大剣で受け止めようとしたが、そこで彼の直感が危険信号を出したため一気に後方へ飛んだ。マキナの拳が掠めることなく、床のタイルを砕く。 -- 案山子さん (2012-10-29 07 22 52) スタッ 黒騎士「今のあなたから感じた波動……それがあなた本来の力ですか」そう、なぜ彼が回避したのか?そこにすべての答えがあった。黒騎士「何やら特殊なアイテムでも有しましたか?まあそれはさして問題ではないので、放置しますが……なるほど。他の人たちより彼と同等に厄介でしたか。やはり」黄金を左目で見ながら右目でマキナの拳を見る。黒騎士「私の直観なのですが……その鉄槌、触れた事象悉くを打ち砕くのでは?」マキナ「……ほう?察しがいいな」床のタイルから鉄槌を引き抜いた彼は構えとった。 -- 案山子さん (2012-10-29 07 26 28) ベイ「邪魔だ!!すっこんでろ!!」そこにブチ切れてるベイがマキナの肩を踏み台にして、一気に上空から黒騎士へ彼の鉤爪が放った。その攻撃を前に、黒騎士は動かず大剣を盾にして側面のみで受け止めた。衝撃が床へと通じ、黒騎士を中心とした足場が陥没した。黒騎士「やれやれ……こちらはマキナ殿と交戦中だというのに」ベイ「てめえら……シュライバーはこの際どうでもいい。あの馬鹿女はどこにやったァッ!?」大剣越しにベイが睨みつけながら問うた。黒騎士「馬鹿女?」ベイ「綾瀬香純だァッ!!」黒騎士「ああ、あの太陽ですか。ご安心を……というより、あれはクローバーたる彼女の独断ですよ。私に問うよりも」ベイ「答えろ、戯けッ!!」完全にブチ切れてるベイの本気の蹴りが大剣ごと黒騎士を吹き飛ばす。黒騎士「……ほう?」だが、上空でクルリと一回転して床に着地した黒騎士は興味深そうにベイを眺めた。 -- 案山子さん (2012-10-29 07 33 01) 司狼&アンナ「……完全に切れてる;」黄金「しかしあの男……本気のベイやマキナを相手にやれるとは。……ん?」そこで彼は周りの空間が歪み始めているのに気付いた。湾曲し、波紋のように広がりながら空間から出てくる者が一人。スタッ、と下りた男は執事服に赤き外套を羽織り、両手に双剣を携えていた。褐色肌に白髪、そしてサングラスをした男こそ―― 黄金「先程の男か」アーチャー「ああ、そうだ。まったく……ビショップの独断専行には困ったものだな」名もなき英雄、アーチャーだった。アーチャー「悪いが幕引きだ。『明日』となれば否が応にも総力戦になるだろう。故に」 -- 案山子さん (2012-10-29 07 41 26) 黄金「私が引くとでも?」弓兵「引いてくれる方が賢明ではないのかね?第一、相手の腹の中で踊ることが最善にして最良とは言い難くはないかね?」 -- 案山子さん (2012-10-29 08 08 57) 互いに相対する赤き弓兵と黄金の獣。明らかに黄金の桁外れな実力を目の当たりにしているはずなのに、この様子。司狼「おい、蓮はどうした!!」アンナ「そうよ!レン君を返しなさいよ!!」弓兵「ん?」ああ……と頷き、弓兵「返してやりたいのは山々なのだが……もはや手遅れだと思うぞ?」黄金「なに?」司狼「てめえら、蓮に何を――ッ!?」司狼が問い詰めようとしたその瞬間、司狼は瞠目した。アンナと黄金の釣られて二階の方へ視線を上げた。アンナ「…………なっ」黄金「……クローバーのビショップといったか。精神のみならず、肉体までも操れるようだな」そう、三人の視線の先には――太古の鎧のようなものを武装し、長髪の赤髪に紅蓮の双眸をした存在がいた。そして、八つの赤き断頭の刃を翼のように背に生やす存在がいた。 -- 案山子さん (2012-10-29 09 01 15) 黒騎士「ふむ……来たか」マキナ「なっ……ロートス!?」ベイ「んだ!?あの変わりようは!?」神父「これは――ッ!?」ザミエル「…………夜刀。ぐっ……な、なんだこの頭に走る走馬灯は!?」アンナ「あれ……レン君なの!?」司狼「蓮!おい蓮!!」戒「蓮君…………」エリー「……なに、あれ」イザーク「父様……」黄金「皆下がれ……様子が変だ」皆が各々異なった反応を示す中、怠慢に、見せつけるかのようにゆっくりと階段を降りてくる存在。???「――――もうやめろ。見るに堪えない」ビショップ『あははははははははははは!!!!成功したわ!!少し大変だってけど、どうやら成功したわ!!これで女王様も喜んで下さるわ!!』一人、狂気に満ちた哄笑が轟く中、赤髪の存在は黄金たちを一瞥し、???「止まれ」全員『!?』全員が、まるで身体そのものが止められたかのように封じられたのだ。この強制力、この覇道……間違いない。司狼「蓮の創造だ!!」マキナ「しかも、兄弟の覇道……!!」黄金「……マズイな」 -- 案山子さん (2012-10-29 09 10 39) 停滞による覇道。それが彼らのみを束縛し、尚且つマキナや黄金でさえ抜け出すことができないほどの力。???「お前たち――早々にここから立ち去れ。ここはお前たちが踏み荒らしていい場所ではないんだよ」荘厳なる声が響く。???「それでも俺たちと決着をつけたいというのなら……『明日』またこの城に来るといい。それまでは……俺がこいつらを制してやる」ビショップ『ふふふふふふふふふふふ……………ええ、安心なさい。目的の人形は手に入ったし、あなた達にはもう興味がないわ。もう手出しはしないわよ』もう興味が失せたと言わんばかりにシッシッと念を飛ばすビショップ。弓兵「……相変わらずだな」黒騎士「やれやれ」 -- 案山子さん (2012-10-29 09 14 48) 司狼「モードチェンジ…天魔・宿難…」 全員「!!!!!!?」 -- 名無しさん (2012-10-29 09 22 52) 宿難「太・極」 -- 名無しさん (2012-10-29 09 28 10) ビショップはその光景に驚愕した… ビショップ「操れない!!??」 宿難「どうやらパワーアップしてるみてーね…こんなとこで自滅因子の存在が役に立つとは、なぁ…」 軽薄に笑う宿難 -- 名無しさん (2012-10-29 09 40 42) ???「……なるほど。俺を殺すのか?『司狼』」司狼「ぐっ……」思わずたじろぐ彼。確かに己の役割は自滅因子だ。だが、相手に操れているとはいえ、殺すことが出来るわけもない。かといって加減して止められる自信はない。 -- 案山子さん (2012-10-29 09 49 38) ベイ「おい、てめえがやらねぇんなら」マキナ「待て……兄弟は俺が」 -- 案山子さん (2012-10-29 10 28 32) 宿難「ウルセェ!!!!!!」問答無用でぶっ放す……弾が当たったのはこの中で一番ウザイ奴だった。 ビショップ「ヘ?」土手っ腹に風穴が空いていた……。 宿難「言ったろ?パワーアップしてるって……」 -- 名無しさん (2012-10-29 11 01 52) 宿難「ありがとよ、間違えてくれて…」 -- 名無しさん (2012-10-29 11 08 25) 宿難「俺の地獄(せかい)がどういうもんかってこと……そこのバカを操ったこと、お陰でパワーアップちゃったσ(^_^)今の俺様……ご都合の権化だぜ?」 -- 名無しさん (2012-10-29 11 21 42) 宿難「ツウわけだ獣殿、やっておしまい(-_☆)」 -- 名無しさん (2012-10-29 11 23 55) 水銀『愚かだな。こんな簡単に終わるはずがあるまい』そこに水銀の声がプレイヤーたちだけに響く。 -- 案山子さん (2012-10-29 11 57 18) 宿難「対外ウゼェなこの変態…」 -- 名無しさん (2012-10-29 12 09 07) 一同「こいつが一番のバグだよな絶対!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-10-29 12 14 16) 水銀『そうか』そう短く言った瞬間、城の内部に不可視の風が吹いた。刹那、彼らの肉体が切り刻まれた -- 案山子さん (2012-10-29 13 12 45) 黒円卓『ぐああああああああああああ!!!!!!!!』切り刻まれた彼らは絶叫を上げながら門の外に吹き飛ばされたのだ。 -- 案山子さん (2012-10-29 13 15 38) 宿難「いきなりバグ増やしやがってあの変態が……」 -- 名無しさん (2012-10-29 13 34 26) どうにか防いだ司狼…… -- 名無しさん (2012-10-29 13 41 42) だが、???「失せろ」極大の殺意による斬撃が司狼の背中を切り裂いた。 -- 案山子さん (2012-10-29 13 46 32) 宿難「いったろ?パワーアップしたって」 そういってシュピーネ顔負けのウザやかな回避術でかわす -- 名無しさん (2012-10-29 13 51 50) ↑訂正 宿難「いったろ?パワーアップしたって」 しかしかわしていた……シュピーネ顔負けのウザやかな回避術でだ…… -- 名無しさん (2012-10-29 13 54 45) シュピーネ「いつの間に私の十八番を!!?」 -- 名無しさん (2012-10-29 13 59 08) 宿難「新技だ!!(-_☆)」 -- 名無しさん (2012-10-29 14 02 12) 続く連撃もかわす -- 名無しさん (2012-10-29 14 31 12) だが、回避していた宿儺であったが、そこに――???「控えろ、下郎」宿儺「ぐはっ――」突然真上から墜落してきたと思われた風の固まりは、姿を隠したまま宿儺を一撃で吹き飛ばしていた。 -- 案山子さん (2012-10-29 15 00 27) それは天魔化した司狼をまるで布切れのように、意図も簡単にだ。そのまま城の外へ弾き飛ばされた司狼は、その風の塊に銃口を向けトリガー。???「控えろと……私はそういった」銃弾を切り裂き、司狼に斬撃を高速で放っていた。 -- 案山子さん (2012-10-29 15 03 42) エリー「司狼!!」 -- 名無しさん (2012-10-29 15 23 41) マキナ「モードチェンジ 天魔・大嶽」 天魔化して間一髪司狼を助けるマキナ。 -- 名無しさん (2012-10-29 15 25 16) そして、斬撃をすべて粉砕する……。宿難「すまねねえ、むっつり」 -- 名無しさん (2012-10-29 15 26 34) だが、同時に城の門が閉まっていく。 -- 案山子さん (2012-10-29 15 36 49) 皆が追撃しようとするが、風を周りに纏わせて視認不可能な女将の声が厳格に響く。???「下郎ども……総ては『明日』だ。明日ならば相手をしてやろう」そして、その言葉を最後に門が閉じ、即座に城を囲うように結界が展開されたのだった。 -- 案山子さん (2012-10-29 15 39 15) ……黒騎士「中々どうしてやる……だが、ビショップ。貴様が招いた種だ、理解しているのか?」彼らを追っ払った後、黒騎士は二階で優雅に本を片手に読んでいるクローバーのビショップを糾弾していた。ビショップ「あら?私が何か?残念なことに、私のお陰で彼らを手に入れることに成功したのよ?むしろ感謝しなさいな」そういう彼女は先ほど空けられた穴は塞がり、完治していた。いや、これは最初から(・・・・)傷など負っていなかったのだ。あれは見せかけ。傷を負ったように演じていたのだ。 -- 案山子さん (2012-10-29 16 00 02) 黒騎士「私も大概大人しいと自負しているが……死にたいのか?」ビショップ「誰が?誰を?殺すって?」黒騎士「私が、お前をだ」互いに視線のみで空間を湾曲させていた。元々ハートの女王を天辺としている以上、ハートこそが最上なのだ。だが、その一方でスペードとクローバーは水と油だ。決して合わさることのない分かり合うことなど永劫有り得ないほどに、剣呑なのだ。だが、???「収めよ」女の声で二人が止まる。 -- 案山子さん (2012-10-29 16 03 46) 黒騎士「命拾いしたな……私はもう手を貸さんぞ」ビショップ「それはこちらのセリフ」 -- 名無しさん (2012-10-29 17 03 21) 城の外…… ベイ「クソっ……」心底悔しそうなベイ。ザミエル「そう腐るな、奴らの戦力は多少はそげた、あのウザいのが残っていたとしてもどうにかなる……」司狼「いてて……あのクソ狸……」エリー「あんた大丈夫?」司狼「どうにかな、問題ねえ、あと二十分か……」 -- 名無しさん (2012-10-29 17 07 37) 黄金「とりあえず帰るぞ……ゲオルギウス、ツァラトゥストラは明日卿に任せる」司狼「了解」 -- 名無しさん (2012-10-29 17 08 51) ベイ「アイツら……次はただじゃすまさねえ!」マキナ「……………」 -- 名無しさん (2012-10-29 17 22 44) アンナ「どうしたの?マッキー?」 -- 案山子さん (2012-10-29 17 25 14) マキナ「…………いや」 -- 名無しさん (2012-10-29 17 26 01) マキナ「ゲオルギウス、これまでの戦闘で何か気が付いたことはないか?」 こいつはカンがいい……それに頭も切れる……司狼に聞いてみることにしたマキナ -- 名無しさん (2012-10-29 17 29 45) 司狼「とりあえずあの変態は生きてる・・・あの時打ったのは普通の弾丸だからな、ただでかいだけって奴だ……」 -- 名無しさん (2012-10-29 17 32 47) 司狼「加え、5つほど気づいたことがあったぜ?」 -- 案山子さん (2012-10-29 17 34 42) 黄金「ほう?」マキナ「言ってみろ」 -- 案山子さん (2012-10-29 17 36 19) 司狼「たぶんだが蓮の奴はかけらぐらいは意識を遺してると思うぞ・・・あいつは気に入らない奴なら問答無用で襲い掛かるとこがあるからな、今回は牽制だけしかしてこなかった・・・まだどっかにまだ意識があるはずだ……」 -- 名無しさん (2012-10-29 17 41 44) 司狼「あいつは今の状態で満足してやがった、演技かもしれんがまだつけ込める隙はあるはずだ」 -- 名無しさん (2012-10-29 17 54 26) 司狼「それが一つ目だ」 -- 名無しさん (2012-10-29 18 26 32) アンナ「ほかはなんなの?」 -- 名無しさん (2012-10-29 18 38 49) 司狼「第二はな、相手が相剋してるって点が上げられる」 -- 案山子さん (2012-10-29 18 42 32) ベイ「あいつほかの奴らと相当折り合いが悪そうだったな……」 -- 名無しさん (2012-10-29 18 54 59) ジューダス「悪いどころじゃねえよ、俺や黒騎士、弓兵含めて全員から浮いてる……」 -- 名無しさん (2012-10-29 19 01 10) 黄金「話を戻すぞ、あ奴とはだれが相剋の関係にあるとにらむ?」 -- 名無しさん (2012-10-29 19 14 38) 司狼「俺の見解じゃあ、弓兵だな」戒「本当かい?」マキナ「何故そう思った?」 -- 案山子さん (2012-10-29 19 19 19) ザミエル「しかし、あの変態は弓兵に逆らっていたが……」 -- 名無しさん (2012-10-29 19 38 04) 自分をいつでも頃背うかもしれない相手に逆らうなんぞ自殺行為外の何でもない…… -- 名無しさん (2012-10-29 19 41 34) シュピーネ「遊び好きと堅実という言葉が近いのでしょうか?」 -- 名無しさん (2012-10-29 19 43 53) 司狼「いんや、恐らく相性もあるだろうが、あの白髪……多分、ムッツリと同種のはずだぜ?そんな奴があんなふざけた変態野郎と仲いいように思えるか?」 -- 案山子さん (2012-10-29 20 13 40) マキナ「…………」 -- 名無しさん (2012-10-29 20 18 44) マキナ「……なるほど」ベイ「そう言われれば」戒「確かに……マキナ卿に通ずる所がありましたね。彼」 -- 案山子さん (2012-10-29 20 19 53) 黄金「恐らく、あのような手合いを好まん辺りは、まさしくマキナと同じだな」マキナは騎士道を知らない。だが、戦場に立てば老若男女の別もなく殺す。それが彼であり、ミハエル・ヴィットマンなのだ。そして、そんな彼に似ている弓兵もまたしかりだ。 -- 案山子さん (2012-10-29 20 21 08) 司狼「というわけで、ムッツリと同じあいつが一番相性が悪いはずだ」アンナ「あの男……私見ててゾクッとしちゃったんだけど」戒「あんまり言いたくはないけど……僕もなんだ」二人の共通した感覚。それは、あの男の根底にある“何か”を感じ取ったことになる。黄金もそれは理解していた。だが、その“何か”は曖昧のまま。恐らくジューダス、黒騎士と並ぶ男。そして二人の頭や勘が鋭いあの二人とは異なる、元が天才などではなく、あれは一から鍛え上げた異質な存在。あれが恐らくはそれなのだ……黄金を持ってしても完全に見切れていなかったのだ。 -- 案山子さん (2012-10-29 20 28 28) ベイ「それで、あの変態にマキナをぶつけるのか?あの黒騎士はどうする?」 -- 名無しさん (2012-10-29 20 36 20) マキナはあの黒騎士との先約を入れている・・・力が使えるとはいえ、二対一では分が悪い・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-29 20 38 04) 黄金「いや、あの女にマキナをぶつけるのは問題があるな。確かにゲオルギウスに任せたのは私だが……卿とマキナ。二人で刹那に当たれ」マキナ「……兄弟に?」蓮(女)「俺は!?俺になにかできないのか!?」 -- 案山子さん (2012-10-29 20 39 28) そこで今の今まで蚊帳の外にいた蓮(女)が混じってきた。司狼「いや、おい……;」蓮(女)「俺に何かできないのか!?俺は香純みたいに蚊帳の外にいろってのかよ!?」 -- 案山子さん (2012-10-29 20 40 31) 日常に置いてきぼりにされていた香純。それは彼女が日常の象徴たる太陽であったからだ。だが―― 蓮(女)「俺は藤井蓮だ!俺はあいつなんだ!」非日常を疾走するために駆けた刹那と同じ。ならば、彼女も夜刀と化した彼を止めたいと思うのは当然だろう。 -- 案山子さん (2012-10-29 20 44 53) 司狼「しかしだな・・・・・」 言葉を渋る司狼 -- 名無しさん (2012-10-29 20 47 30) 蓮(女)「俺は足手まといか!?俺は邪魔なのか!?俺はあいつを救えないのか!?」涙を浮かべて懇願する蓮(女)。その悲痛なまでの叫びは、マキナと司狼の心へ響く。いや……全員の胸へ突き刺さる。 -- 案山子さん (2012-10-29 20 50 46) ザミエル「わかった、なら私と来い」 黄金「よいのか?」 -- 名無しさん (2012-10-29 20 52 21) ザミエル「構いません……それに」そう言って城のとある一角を睨み付け、ザミエル「私も一人ぐらいつけて置いたいいと思いました」黄金「なぜ?」 -- 案山子さん (2012-10-29 20 55 40) ザミエル「あの変態女は他者の肉体と精神をどうやら無条件で遠隔操作することが可能なようなので。ならば、覇道である私の近くにいれば、干渉しにくいと判断しました」黄金「……なるほどな」 -- 案山子さん (2012-10-29 20 56 43) 蓮(女)「俺もあいつと同じ創造が使えれば」皮肉なのは、彼女も藤井蓮であるにも関わらず、彼と同じ渇望を扱えないこと。これが彼女の一番悔しいと思っていることだ。そこでポンッ、と頭に手が置かれた。ザミエル「安心しろ……貴様は一人ではない」 -- 案山子さん (2012-10-29 20 58 30) 神父「私も行きましょう?いざという時の盾変わりにはなるでしょう」 -- 名無しさん (2012-10-29 21 00 19) ザミエル「よい心がけだ……ついでに、ブレンナーの阿呆も救ってやれ」神父「心得ました」司狼「……おい」マキナ「分かっている……だが、問題は兄弟のあの状態だ。確かあれは」ベイ「夜刀……だよな」途中から記憶が彼らにも流れてきて、情報が完全に一致したため、今の蓮の状態が何なのか理解していた。それ故に、司狼とマキナは悩んでいたのだ。単純な戦闘力で武威で勝てるか同等なのは黄金をおいて他にいない。 -- 案山子さん (2012-10-29 21 01 00) ベイ「この城にいる二人の騎士は任せろ、お前らはあいつ取り返して来い」 -- 名無しさん (2012-10-29 21 03 05) 司狼「おい、ベイ」マキナ「……無理を言うな」黒騎士の実力だけで三騎士全員と渡り合えるほどだ。加え、まだ問題があるのだ。マキナ「シュライバーのことも忘れていないか?」そう、あの最速のシュライバーがいるのだ。 -- 案山子さん (2012-10-29 21 04 52) ベイ「手が足りないだろ」 -- 名無しさん (2012-10-29 21 06 16) ベイの言っていることはもっともだった。だが彼一人では対処しきれない可能性があることも否めない…… -- 名無しさん (2012-10-29 21 07 49) 黄金「五分だ、ベイ。卿を率いてやる……代役という形で申し訳ないが、卿が今回の白騎士を務めろ」黄金は流出するから、五分で決めろとベイに告げた。 -- 名無しさん (2012-10-29 21 09 56) 黄金「シュライバーは私に任せてもらう」司狼「白髪野郎はどうすんだ?」黄金「もろともに壊(愛)してやろう」 -- 名無しさん (2012-10-29 21 13 07) 戒「僕は彼女たちの救援に向かいます……何か、胸騒ぎがするんです」イザーク「父様、私も」黄金「トバルカインにイザークもか……」この二人の胸騒ぎ。恐らく気のせいではないのだろう。 -- 案山子さん (2012-10-29 21 36 58) 黄金「ならば、今一度面子を確認しよう。エリー」エリー「ほい来た」そう言ってエリーが確認した。 -- 案山子さん (2012-10-29 21 38 24) すなわち――黄金・司狼・マキナ・ベイ・戒・エリー・イザーク・アンナ・シュピーネ・ザミエルの面子であり、他が敵に回ったということになる。 -- 案山子さん (2012-10-29 21 39 20) エリー「けど、こう確認すると……一番早い面子が偶然だけど全部いないね」蓮の停滞、シュライバーの絶速、ベアトリスの雷速。この三名の速度に勝てる者など、覇道の主を除けばいないのだ。 -- 案山子さん (2012-10-29 21 40 31) ジューダス「とりあえず俺は今回こっちにつくぜ?道案内も兼ねてな」 -- 名無しさん (2012-10-29 21 44 27) 戒「いいのか?裏切り行為になるぞ?」 -- 名無しさん (2012-10-29 21 44 46) ジューダス「はっ!俺は裏切り者(ジューダス)だぜ?今更だっつ~の!」 -- 案山子さん (2012-10-29 21 47 18) ジューダス「ツウわけで、イケメン兄さんよ、あんた戦え」 戒「いいのか?」 -- 名無しさん (2012-10-29 21 49 13) ジューダス「いいも悪いも……あんた、相当できるだろ?」ジューダスは司狼と同じ。ならば、目利きの良さと勘の良さは折り紙付きだ。 -- 案山子さん (2012-10-29 21 50 59) 戒「参ったな……分かった。君と同行しよう、頼むよ?」ジューダス「あいよ!まかせな!」 -- 案山子さん (2012-10-29 21 52 01) エリー「じゃあ、今回も雑魚がいたらそれは全部シュピーネに任せるとして、そっちは主力部隊任せた」 -- 名無しさん (2012-10-29 21 59 28) シュピーネ「いいでしょう……お嬢さん方を苦しませる輩は、私が一掃しましょう!」アンナ「私はそうね……シュピーネに付いていくわ。カード使わなくても、影があるしね」 -- 案山子さん (2012-10-29 22 06 26) シュピーネ「それでしたらマレウス、ほい」 一枚カードを渡すシュピーネ アンナ「いいの?」 シュピーネ「私は四枚ほど持っていましたので・・・」 カジノでいたときにスリーセブンを出しまくりとりあえずくれたのでもらっておいたと語るシュピーネ -- 名無しさん (2012-10-29 22 08 51) シュピーネ「これが何かわかりませんでしたからね」 -- 名無しさん (2012-10-29 22 10 05) アンナ「まあ……あんたが持ってても……あ」シュピーネ「はは~!構いませんよ、私の聖遺物のみで相手を蹂躙すればいいだけのこと」この世界に来て、前向きになったお茶の間のシュピーネ。 -- 案山子さん (2012-10-29 22 12 15) シュピーネ「私には、あれがありますからね」 一同「あれか」 -- 名無しさん (2012-10-29 22 13 36) 一同はあの時のウザい高笑いを思い出した・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-29 22 14 27) 黄金「まあ、シュピーネに雑魚狩りを任命しよう……任せたぞ、シュピーネ?」シュピーネ「ヤヴォォォォォォ~ルぅぅぅぅぅ!」喉を震わせながら愉快そうに言うシュピーネ。一同『やっぱウザいな』 -- 案山子さん (2012-10-29 22 17 44) 黄金「一匹たりと逃すなよ」 シュピーネ「わ、わかりました」 黄金の言葉に震え上がるシュピーネ、一匹でも逃したら自分は八つ裂きだといわれていると想っているらしい -- 名無しさん (2012-10-29 22 21 39) 黄金「期待している……さて。ではあ奴らが言う『明日』になるまで、皆眠れ」全員『ヤヴォール!!』 -- 案山子さん (2012-10-29 22 23 25) 蓮は暴走しないように牢屋に入れられていた・・・・・・ 蓮「(・・・・・・)」 どうにかうまくごまかせたか?司狼なら気が付くか正直不安なところだ・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-29 22 25 57) 今の蓮は夜刀化しているままだが、あの女は己を完全に制御しているつもりでいる。だが、この蓮の精神も恐らく明日になれば、完全に封じられるだろう。だからこそ、彼は司狼やマキナたちに己を託したのだ。 -- 案山子さん (2012-10-29 22 27 53) 確かにマキナや司狼は強い。黒円卓の者たちは例外なく強い。だが、夜刀化している今の己を倒せる者はいない。黄金でさえ実力の差がありすぎるのだ。 -- 案山子さん (2012-10-29 22 28 54) と、そこへ―― ???「あの女も抜け目がない……完全に支配するには、あと一時間は必要なのだと理解しているようだな」謎の男の声が聞こえ、蓮が顔を上げようとするが、???「顔を上げないでくれたまえ」制止の声がかかった。 -- 案山子さん (2012-10-29 22 30 01) ???「あの女狐の目を眩ませるには、今しかないのだ。許せ」そう言う男の声は実に穏やかだった。それはまさしく、あの黄金と通じる所があった。???「さて、君を助けてはやれぬが……頼みぐらいは聞こう」蓮「た、頼み……?」???「そうだ」 -- 案山子さん (2012-10-29 22 31 48) 蓮「とくにはない・・・あのバカが組んでくれていれば、多分どうにかなるが…」 そこでいったん言葉を切る蓮 -- 名無しさん (2012-10-29 22 33 35) 蓮「どうにかして女連中を助ける手引きをしてほしい、くらいだな」 -- 名無しさん (2012-10-29 22 34 33) ???「ふむ……そうか。それならば協力しよう。あと言っておくが、私は君たちを討つ必要が『ない』ことは覚えておくといい」そこに、蓮は違和感を感じた。蓮「必要が……ない?」 -- 案山子さん (2012-10-29 22 35 43) ???「なに、気にしないでくれたまえ……単なる独り言だ」そう言って踵を返して立ち去る謎の男。 -- 案山子さん (2012-10-29 22 36 27) 蓮「(相棒、戦友・・・任せたぞ)」 そう言って眠りにつく蓮・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-29 22 37 57) ……そして、翌日。黄金たちは完全武装したまま言われた通り、城門前まで来ていた。 -- 案山子さん (2012-10-29 22 39 06) 黄金「招待にあずかるか」 全員「ヤヴォール」 -- 名無しさん (2012-10-29 22 40 15) 黄金「往くぞ……準備はよいな?」全員『いつでも!!』黄金「では、参る!!」そう言って黄金が城門を片手のみで押し開けた瞬間、そこには―― ビショップ「ようこそ、我らが城へ!!」目の前には、真っ赤な薔薇に包まれた園と超巨大なチェス盤があった。 -- 案山子さん (2012-10-29 22 40 58) ジューダス「本当に道楽好きだなお前は・・・」 吐き捨てるジューダス -- 名無しさん (2012-10-29 22 41 49) ビショップ「やあ、裏切り者♪私の楽園はどう?気に入った?」 -- 案山子さん (2012-10-29 22 42 32) そこで無造作にベイが薔薇を毟ると、その薔薇が枯渇した。ベイ「汚ねぇ薔薇だァ」そう吐き捨てるベイ。 -- 案山子さん (2012-10-29 22 43 09) 黄金「ゲームか・・・私は得意だぞ?盤ごと壊すがな・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-10-29 22 45 08) ビショップ「まあ待ちなさいよ……これはただのゲームじゃないわ。闇のゲームよ」 -- 案山子さん (2012-10-29 22 45 44) 一同「ノリがウザいな」 黄金「やはり盤ごと壊すか」 -- 名無しさん (2012-10-29 22 46 44) ビショップ「だから待ちなさいって」そう言うと、不意に辺りが暗くなり、チェス盤の駒一つ一つに淡く蒼い炎が灯り始めた。ビショップ「これはね、私たちを指し示しているのよ」ベイ「んだと?」 -- 案山子さん (2012-10-29 22 47 19) 例えばね?と女が言い、己の背後にいる兵士一体を指さし、ビショップ「死ね」そう言った瞬間、兵士の頭が吹き飛んだ。するとそれに連動してポーンの頭が吹き飛んだのだ。 -- 案山子さん (2012-10-29 22 48 20) ビショップ「持て成すゲームが普通じゃつまらないわよ……私の人形たちで遊ぶのはア・ト♪」 -- 案山子さん (2012-10-29 22 49 20) 司狼「虫唾が走るな」 マキナ『同感だ・・・」 -- 名無しさん (2012-10-29 22 50 12) ビショップ「なに?怒ったの?怒っちゃったの?単なる機械兵士を殺そうが関係ないじゃない?所詮は私のモルモット♪」 -- 案山子さん (2012-10-29 22 52 26) マキナ「ハイドリヒ、付き合ってられんこれを壊せ」 -- 名無しさん (2012-10-29 22 53 18) 黄金「よかろう」 -- 名無しさん (2012-10-29 22 53 38) ビショップ「いいの?本当にいいの?『ソレ』を壊しちゃって?」そこでニヤリと不吉に口元を三日月にゆがませるビショップ。 -- 案山子さん (2012-10-29 22 54 40) 黄金「不本意だが、ここは乗っておこう」 ビショップ「利口な選択ね」 -- 名無しさん (2012-10-29 22 55 41) 司狼「チェスの駒が俺らの命ってか?」 -- 名無しさん (2012-10-29 22 56 33) ビショップ「そ♪だから、別に私はチェスで勝負しろなんて言ってないわ」 -- 案山子さん (2012-10-29 22 57 24) そこで女はあ、と声を上げた。 -- 案山子さん (2012-10-29 22 57 45) ビショップ「そうそう、気になっていることを一つだけ教えてあげるわ♪」その笑みが狂気に満ち、とても不吉なことを言いそうになっていた。 -- 案山子さん (2012-10-29 22 58 35) 司狼「だいたいさっしはつくから言わんでいいよ?」 -- 名無しさん (2012-10-29 23 00 19) ビショップ「いいえ、これはあなた達のタメよ?そも、なんで私たちが『今日』に拘っていたか……気にならない?」 -- 案山子さん (2012-10-29 23 01 00) 司狼「だからわかってるって、俺たちも馬鹿じゃないし」 -- 名無しさん (2012-10-29 23 01 48) にやにや笑っている司狼 -- 名無しさん (2012-10-29 23 02 18) ビショップ「ふ~ん……?それじゃあ、言ってみなさいよ」 -- 案山子さん (2012-10-29 23 02 46) 司狼「蓮が堕ちたってこったろ?それと戦力がそろったといったところか? そう言う小物じみた演出好きだなあんた」 -- 名無しさん (2012-10-29 23 04 19) ビショップ「いいえ」そこで興ざめだと言わんばかりに即答した。 -- 案山子さん (2012-10-29 23 05 32) ビショップ「そんな『つまらない』ことじゃないわよ、バカねあなたも」心底馬鹿だと、嘲笑いすらしない女の冷たい視線が司狼を捕捉する。 -- 案山子さん (2012-10-29 23 06 19) 司狼「ああ、だったらこっちか…死ぬにはいい日だからだろ、あんたが」 ジューダス「自分の葬式の準備に手間取ったのかい」 嘲るように告げる二人。声が似ているからか嘲笑がステレオで響く。 -- 名無しさん (2012-10-29 23 07 16) 司狼「どっちでもいいんだが・・・前者なら俺は蓮とあの日の続きができる」 悪童のように笑う司狼 -- 名無しさん (2012-10-29 23 09 16) ジューダス「後者ならお前を心置きなく殺れる」 -- 名無しさん (2012-10-29 23 10 08) ビショップ「……ふ~ん。じゃあ、『アレ』がどうなってもいいんだ?」その笑みに、マキナは司狼を手で制する。その表情は――本気だった。 -- 案山子さん (2012-10-29 23 10 33) 司狼「お前ほんとに小物だな?」 -- 名無しさん (2012-10-29 23 11 17) マキナ「まて……女、貴様」ビショップ「そう、なんで『今日』を私たち全員が口を揃えていたか……そこに答えがあるのよ」 -- 案山子さん (2012-10-29 23 11 50) 皆がいよいよビショップの言葉がふざけているのではなく、ヤバイものであると悟り始めていた。 -- 案山子さん (2012-10-29 23 13 31) ビショップ「さ~問題♪今あなた達のウチ、囚われている『お姫様』たちは今、どこにいるでしょう~か?正解は~」ふざけた口調でそう言って、ビショップ「じゃじゃ~ん!あそこで~す!」手を城の天辺を指した。 -- 案山子さん (2012-10-29 23 14 53) 司狼「要するに景品代わりと?」 -- 名無しさん (2012-10-29 23 16 11) ビショップ「いいえ♪」違うと言う彼女の視線の先。そこには、マリィ、綾瀬香純、氷室玲愛、バビロン、螢、ベアトリスの六名が断頭台に首をガッチリロックされていた。その頭上には――ギロチンがあった。 -- 案山子さん (2012-10-29 23 16 53) 司郎「ふーん?」 鼻くそほじっている司狼 -- 名無しさん (2012-10-29 23 18 27) 司狼「制限時間は?」 -- 名無しさん (2012-10-29 23 18 59) ビショップ「そうね~……女王様曰く――」そこで女が初めて道化からマジの目に変わり、ビショップ「全員が勝つまで――ですって!!きゃははははははははははは!!」瞬間、ベイたちに爆風が吹き荒れた。 -- 案山子さん (2012-10-29 23 21 07) そして、上空から飛来する無数の影。赤きジョーカーたちだ。司狼「ちっ!!お出ましだ!!」 -- 案山子さん (2012-10-29 23 21 54) 黄金「さて三秒で片づけるか」 呟きとともに降ってきた奴を全部穴だらけにした黄金 -- 名無しさん (2012-10-29 23 23 48) ベイがそれを吸収し力とする・・ -- 名無しさん (2012-10-29 23 24 18) ビショップ「♪やるわね~」口笛を吹く女。ビショップ「じゃあ――新しく入った玩具の投入~♪」瞬間、白き閃光が司狼を文字通り吹き飛ばした……通り過ぎただけで。 -- 案山子さん (2012-10-29 23 25 21) 司狼「ぐおおおおおおおおおおお!!!!!!!!?」流石の司狼もこの威力には驚くが、すぐに空中で態勢を直して着地した。 -- 案山子さん (2012-10-29 23 26 06) その存在、白き長髪に片目からあらゆる不純物を夥しく垂れ流し、狂気の双眸がこの場の獲物を捕捉していく。まさしく凶獣。 -- 案山子さん (2012-10-29 23 27 15) 司狼「どこに出しても一番槍だなこいつは」 -- 名無しさん (2012-10-29 23 28 10) ジューダス「速いな~あいつ」 黄金「私には止まって見えるが?」 -- 名無しさん (2012-10-29 23 29 11) それを実現するように向かってきたシュライバーの首根っこをつかむ黄金・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-29 23 30 01) 黄金「卿はそんなに遅くはないだろう?」 -- 名無しさん (2012-10-29 23 30 34) シュライバー(真)「――――――――――ッ!!」だが、即座に咆哮しようとするが、 -- 案山子さん (2012-10-29 23 31 06) 黄金「黙れ」そのまま叩きつけられるもちろん首根っこは捕まれたままだ -- 名無しさん (2012-10-29 23 32 34) そして気を失うシュライバー 加減しようがパンパではない黄金・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-29 23 33 44) 司狼「さあ、早く本命を出してくれよ?」 -- 名無しさん (2012-10-29 23 34 21) 黄金「それで?他にはどんな手があるのかね?正直、今の私は穏やかではないぞ?」 -- 案山子さん (2012-10-29 23 35 04) マキナ「所詮は小者か?」 -- 名無しさん (2012-10-29 23 36 34) ジューダス「小者以前にウザいだけだろ?」 -- 名無しさん (2012-10-29 23 37 21) ザミエル「下らんな」 -- 案山子さん (2012-10-29 23 37 49) そこまで言われたビショップはついに―― ビショップ「そう――だったら、死になさい」パチンッ、と指をはじいた。 -- 案山子さん (2012-10-29 23 38 26) 瞬間、頭上から八つの斬撃が飛来してきた。黄金「皆、散開!!本命が来たぞ!!」 -- 案山子さん (2012-10-29 23 39 03) マキナたちが同時に下がると、八つの刃が彼女の楽園を跡形もなく消し飛ばしていた。 -- 案山子さん (2012-10-29 23 41 52) そして天から舞い降りる存在こそ―― 夜刀「待っていたぞ、畸形ども」天魔・夜刀がそこにいた。 -- 案山子さん (2012-10-29 23 42 47) 司狼「俺らの大半はお前の軍勢だぜ?そしてあそこにいるのはお前の女神様だ」 -- 名無しさん (2012-10-29 23 44 27) そう言ってギロチンの方に指をさす司狼・・・ -- 名無しさん (2012-10-29 23 45 14) マキナ「いつまで寝ているつもり――」夜刀「消えろ」言い終わる前に、問答無用の断刀刃が彼らを襲う。黄金「マキナ!!ゲオルギウス!!ここは任せた!!」 -- 案山子さん (2012-10-29 23 46 07) 司狼「来いよ、親友あの日の続きだ」 司狼「太・極」 -- 名無しさん (2012-10-29 23 47 24) マキナ「是非もないな」握り拳を作り、マキナ「創造(ブリアー)!!」 -- 案山子さん (2012-10-29 23 48 22) 夜刀「ああ、面白い……勝ってみろよ――『司狼』」 -- 案山子さん (2012-10-29 23 49 17) 司狼「ああ、いいぜ?親友」 -- 名無しさん (2012-10-29 23 51 44) マキナ「往くぞ」司狼「行くぜ?」夜刀「まとめて――来い」 -- 案山子さん (2012-10-29 23 52 17) 司狼は感じ取った、洗脳はされているがまだ、なくしていないことを・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-29 23 53 21) そして、この三者による激闘が始まったのだった。 -- 案山子さん (2012-10-29 23 54 40) 司狼「いい加減にしやがれこのタコが!!!!」 マズルフラッシュ、全力だ無論 -- 名無しさん (2012-10-29 23 55 43) マキナ「目を覚ませぇぇぇぇぇぇ!!!!」マキナの連撃がさらに追撃で放たれる。こちらも全力だ。 -- 案山子さん (2012-10-29 23 56 24) 夜刀「ほざいたな、塵風情がッ!!」そんな二人の攻撃を停止させる夜刀。 -- 案山子さん (2012-10-29 23 57 22) 司狼「聞くかよ?」 笑う司狼 -- 名無しさん (2012-10-29 23 59 01) 司狼「忘れたか親友?」 -- 名無しさん (2012-10-29 23 59 27) マキナ「俺もこの程度では止まらんぞ・・・」 -- 名無しさん (2012-10-29 23 59 51) それでも止まらない二人・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-30 00 00 45) そう、この二人は例外なのだ。蓮の裏である以上、彼の影響を唯一打ち消せる存在同志。ならば、この戦い―― 司狼&マキナ「頭を冷やせぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」二人に軍配、有り。 -- 案山子さん (2012-10-30 00 02 30) しかも司狼は蓮の自滅因子、彼が強くなれば司狼も強くなる、まさに最悪の相手なのだ・・・・ -- 名無しさん (2012-10-30 00 06 14) そして顔面にめり込む二人のこぶし・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-30 00 06 47) ビショップ「なぜ!!?」 その光景に驚愕するしかなかった・・・ -- 名無しさん (2012-10-30 00 08 20) ビショップ「私の計画は完璧なはずよ!!女王様に認められた完璧たる私が!!こんなこと――」???「侮辱……かね?」ビショップ「!?」背後にいる男の声に驚く。その声は――???「動かないことをオススメする。動けば君の頭部と胴体がおさらばになるが……構わないかね?」 -- 案山子さん (2012-10-30 00 15 18) ???「私は本来こんなことはしたくなかったのだがね・・・」 憐れみを込めた声 -- 名無しさん (2012-10-30 00 16 45) ビショップ「あ……アーチャー……裏切るのか!?」弓兵「裏切る?裏切る……なるほど。確かにこれは裏切りになるのか。そうかそうか……くふふ」ビショップ「何が面白い!?」 -- 案山子さん (2012-10-30 00 18 10) アーチャー「今なら少しジューダスの気持ちが解る気がしただけだよ」 -- 名無しさん (2012-10-30 00 19 17) アーチャー「君を気に入らないと吐き捨てた彼の気持ちが・・・」 -- 名無しさん (2012-10-30 00 19 59) ビショップ「あなた……女王様に逆らうのか!?それは反逆行為だ!!」アーチャー「キミは余程あの女王に仕えているのが光栄らしいが」ギリギリ……と背後で撓る音がする。アーチャー「生憎と……私も実はジューダス同様に気に入らないのだよ」 -- 案山子さん (2012-10-30 00 24 14) アーチャー「動けば殺す・・・それともあそこに放り込まれたいか?」 -- 名無しさん (2012-10-30 00 25 48) ビショップ「いいの!?私を殺せば彼は――」アーチャー「安心したまえ。君の『嘘』には慣れた」ビショップ「!?」アーチャー「そう、君の仕組んだであろうことは総て嘘……自爆することも死ぬことも破壊されるなどの類は総て嘘」見透かしていたであろう男の声が、この場を支配する。 -- 案山子さん (2012-10-30 00 28 14) アーチャー「伝えととおりだ獣殿・・・」 そしてアーチャーの後ろに黄金の獣が現れた・・・ 黄金「なぜ気が付いた?」 アーチャー -- 名無しさん (2012-10-30 00 30 52) アーチャー「あいにくと職業柄目と耳はよくてね」 -- 名無しさん (2012-10-30 00 31 29) ビショップ「!!?」 -- 名無しさん (2012-10-30 00 31 47) 弓兵「ああ、ついでに最後に捕捉しておこう。あの蓮……と呼ばれていた少年の精神を操った技量は見事。だが、肉体までもを操作したがために、君の許容範囲を超えてしまった。それゆえに、君はあれに暗示をかけた」さらに撓る音。アーチャー「曰く――『己は絶対故に主人に逆らわない』とね」ビショップ「!?なぜそれを」 -- 案山子さん (2012-10-30 00 33 22) 黄金「私はあれと手合わせをしている、彼の精神の強さはあの中では群を抜いてる、そこを図り違えたのが今回の敗因だ、次はないがな?」 -- 名無しさん (2012-10-30 00 34 48) カードを懐から抜き、黄金「形成(イェツラー)」顕現するは、黄金なる聖槍。 -- 案山子さん (2012-10-30 00 36 23) さらに黄金の怒りはその先へ進む・・・ おうごん「怒りの日、終末の時天地万物は灰塵と化し、ダビデとシビラの予言のごとくに砕け散る・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-10-30 00 38 29) 黄金は塵も残さない気だ・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-30 00 39 02) ビショップ「!?だ、だが私には兵士が――!!」ジューダス「ああ、こいつらのことか?」そう言って乱入してきたジューダスはとある男の生首を転がした。ジューダス「見つけるの大変だったぜ~?クローバーのルーク」 -- 案山子さん (2012-10-30 00 40 51) 黄金「流出・・・ドゥーゾルスト・ディエスイレ!!!」 黄金の怒りがあふれ出す・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-30 00 42 56) 一同「() -- 名無しさん (2012-10-30 00 43 54) ↑訂正 一同「(-_☆)」 -- 名無しさん (2012-10-30 00 44 24) 黒円卓のメンツは黄金に率いられ全員神格と化した・・・・・・ 無双が始まる -- 名無しさん (2012-10-30 00 45 19) そこにベイがやってくる ベイ「よお~う姉ちゃん・・・これからお前を殺すわけだが・・・吸い殺されたいか?腐って死ぬか?、丸呑みにされて死ぬか、絞殺、感電死か、焼死か、塵も残さず消えるか選べ・・・」 ベイは完璧にブチ切れていた・・・ -- 名無しさん (2012-10-30 00 54 09) ビショップ「」ベイ「ああ、てめえに口を開く権利はねえ。疾く消えるのが、てめえの末路に相応しいとは思わねえか?なァ?」 -- 案山子さん (2012-10-30 00 58 16) 蓮を見るが完全に伸びていた・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-30 00 59 38) ジューダス「俺たちにやられるっていう選択肢もあるぜ?」 -- 名無しさん (2012-10-30 01 01 09) 弓兵「それはおもしろそうだ・・・」 -- 名無しさん (2012-10-30 01 01 34) 女性陣は黄金に率いられ神格と化したのでギロチンから抜け出していた -- 名無しさん (2012-10-30 01 03 21) ベアトリス「あ~首いた・・・」 -- 名無しさん (2012-10-30 01 05 12) 司狼「お疲れ~す」と、司狼が気軽く言ったその時、アレが来た。 -- 案山子さん (2012-10-30 01 06 22) 黒騎士『剣よ――闇を食らいて刃と成せ』全員『!?』浪々と紡がれた刹那、黒騎士『総てを食らえ――重力喰らいし破壊の斬鬼!!!!』真上から振り下ろされた暗黒の剣が、ビショップを躊躇なく真っ二つにした。 -- 案山子さん (2012-10-30 01 06 48) 黄金「ほう、卿がやるとはな・・・」 -- 名無しさん (2012-10-30 01 08 20) ビショップは真っ二つにされ、有無を言わぬまま塵に変わって、死んだ。黒騎士「無論だ……あれは悪性の癌だ。切除の必要があった」淡々と、上の階から黒騎士が見下ろす。そこには、慈悲などかけらもなかった。 -- 案山子さん (2012-10-30 01 10 16) 黄金「ここで交えてみるかね?」 黒騎士「面白いといいたいところだが・・・私も多忙でね、それに消耗したあなた方とやるのは本意ではない」 -- 名無しさん (2012-10-30 01 12 09) 黄金「引いてくれるというのであれば、何もせんがね?」 黒騎士「またいずれ・・・ジューダス、これからは敵ということでいいのか?」 ジューダス「元から俺は爪弾き食らってたろ?それが外に漏れただけだよ、敵同士になっちまうな・・」 黒騎士「お前とはあまりやりたくないのだがな・・・」 ジューダス「それは俺もだ」 -- 名無しさん (2012-10-30 01 18 18) そして静かに去っていく黒騎士… ベイ「行かせていいんですか?」 黄金「約束を違える訳にもいくまいよ?」 -- 名無しさん (2012-10-30 02 07 11) マキナ「ジューダス、いいのか?」 改めて聞くマキナ -- 名無しさん (2012-10-30 02 14 26) ジューダス「何度も言わせないでくれ。それに、今はこの城から出よう。あの女王が何もしてこないのが不気味だけどね」 -- 案山子さん (2012-10-30 07 29 07) ザミエル「ふむ……確かにそれは言えているな」蓮(女)「はぁ~……俺、結局何の役にも立たなかったな~」 -- 案山子さん (2012-10-30 07 54 30) 司狼「安心しろよ、蓮(女)。こいつは取り返したんだ、それにお前の気持ちは俺らがちゃ~んと晴らしたぜ?」マキナ「こいつの言うとおりだ」蓮(女)「うん……」だが、それでも釈然としない蓮(女)。弓兵「まあ安心したまえ。君の思いを汲んで彼らが行ってくれたんだ。君はそれでよいのではないかね?」そう言うのは弓兵ことアーチャーである。 -- 案山子さん (2012-10-30 08 02 44) ……そんな彼らを城の最上階から見下ろす影が一つ。???「ジューダス……アーチャー……この二人が敵に回った。だが、これで『演出』は終わりを迎えた。ならば」黒騎士「出ますか?」???「出よう――そろそろあの『虫』や町の者たちに真に恐ろしい存在が誰なのか、その魂魄に刻み付ける必要があるからね」そう言う女は、厳格にして荘厳。しかも、唯一その存在を知るのはビショップなどという小者ではない。黒騎士とアーチャー、この二名ととある『男』のみが知っているのだ。あのジューダスでさえ知らない謎の存在。そう、それこそが―― 水銀『私の演出する最高の出し物だ。小者程度では観客も萎えよう』子供たちを寝かしつけた水銀が、離れた場所でほくそ笑んでいた。 -- 案山子さん (2012-10-30 08 08 43) 水銀『ハイドリヒ、そして我が息子よ……君たちがまだ第二ステージで舞い踊るプレイヤーというのを忘れていないかね?こんなもので?私が?終わらせる?否だよ、そんなこと。世迷言は切り捨てるがいい。まだ君たちにはやるべきことがいくつもある、飽きさせはしないよ。くはははは、くはははは、はははは、はははははははははははははははは!!!!!!』人知れず、男は可笑しくて堪らないと笑っているのだった。 -- 案山子さん (2012-10-30 08 13 23) 蓮「・・・・・んん・・・っつうう・・・」 蓮が意識を取り戻した 司狼「おはよう、ネボスケ」 -- 名無しさん (2012-10-30 08 59 50) 蓮「この馬鹿が、本気で殴りやがって・・・」 司狼「しゃーねぇだろ、あのときのお前に半端な攻撃が効くか?」 連「だな・・・・・」 ジューダス「ほんとに、頑丈だなお前」 蓮「何でいるんだよ?お前敵だろ」 ジューダス「仲間に捨てられたんだよ」 アーチャー「俺は自分で抜けただね」 蓮「この声・・・お前・・・」 意外な声に驚く蓮 -- 名無しさん (2012-10-30 09 04 08) 蓮「あの牢屋の時の……」アーチャー「ふむ……意識はあったようだな。まあ、忘れていても構わなかったのだが」 -- 案山子さん (2012-10-30 09 05 36) アーチャー「女性人なら無事だよ・・・最も私が助けるまでもなかったわけだがね・・・・・・」 自嘲気味に言うアーチャー 蓮「そうか」 そして蓮の後ろから聞こえる声 香純「お~いレ~ン!!」 -- 名無しさん (2012-10-30 09 08 42) 蓮「香純!!よかった、無事だったのか!!」香純「うん♪」ベッドの上で上体だけ起こしている蓮に抱き着く香純。 -- 案山子さん (2012-10-30 09 11 11) ベイ「ま、俺は別段心配なんかしていなかったがな」香純「あ、なにそれ~!ヒド~イ!こ~んな可愛い子を心配していなかったの!?」ベイ「はんッ!!別段てめえには心配いらねえだろうが!!」 -- 案山子さん (2012-10-30 09 12 17) アンナ「ああ意は言ってるけど本当は、真っ先にキレてくれたのよ?あんたのために」 -- 名無しさん (2012-10-30 09 14 55) 香純「へ?」ベイ「なっ!?てめえ、マレウス!!バラすんじゃね――」香純「あたしを……心配してくれてたの?」ベイ「ぐっ……!?な、なわけねえだろうが!!」 -- 案山子さん (2012-10-30 09 15 53) W司狼「照れちゃって~」 ニヤニヤ笑ってW司狼がはやし立てる -- 名無しさん (2012-10-30 09 16 53) ベイ「恋人よ 枯れ落ちろ!!」マキナ「照れ隠しで創造を発動させるな!!」 -- 案山子さん (2012-10-30 09 17 58) マキナのワンパンで沈むベイ -- 名無しさん (2012-10-30 09 20 09) ジューダス「弓兵殿、面白いだろ?こいつら」 アーチャー「だな」 笑う二人 -- 名無しさん (2012-10-30 09 23 10) 黄金「これからどうするかだが・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-10-30 09 27 29) エリー「もう少しカジノでカード集めて生きたいけど・・・」 -- 名無しさん (2012-10-30 09 27 56) 今回の戦闘で結構消耗している・・・のでそのあたりをどうにかしたいと思う一同 -- 名無しさん (2012-10-30 09 29 04) 黄金「それならもうシュピーネと蓮(女)を向かわせた・・・」 -- 名無しさん (2012-10-30 09 34 27) マキナ「あの二人か……」司狼「ま、シュピーネがいざとなれば何とかするだろ」それなりに信頼を置かれるようになったお茶の間のシュピーネさん。 -- 案山子さん (2012-10-30 09 36 09) そこに―― ???「いや~実にお見事。拝見させて頂きましたよ、お強いお強い」パチパチパチッ!! とゆっくりと拍手をする音が一つ。そして聞こえる慇懃無礼にして飄々とした声。 -- 案山子さん (2012-10-30 09 37 22) 全員「誰だ!?」即座に臨戦態勢になる全員。???「ここですよ」全員『!?』思わず声のほうを向くと、なんと蓮の横にコーヒーカップを手に持ち、優雅に飲むハットを被った男がいた。 -- 案山子さん (2012-10-30 09 38 37) ???「ああ、ご安心を。私は皆さまがたの敵ではありませんよ。私は、この世界の創造主に使役されるだけの存在ですので」 -- 案山子さん (2012-10-30 09 39 26) 黄金「敵でないならまあいいか」 -- 名無しさん (2012-10-30 09 40 44) ???「ええ、ですのでご安心を」そう言ってコーヒーを飲む謎の男。 -- 案山子さん (2012-10-30 09 41 28) 黄金「うまそうにコーヒーを飲むものだな、私も飲みたくなってきたぞ?」 -- 名無しさん (2012-10-30 09 44 18) ???「でしたら、こちらをどうぞ」すると、虚空から新たなコーヒーを出す男。???「どうぞ」黄金「では、頂こう」 -- 案山子さん (2012-10-30 09 45 19) 黄金「よい豆を使っている、みなも飲むがいい」 -- 名無しさん (2012-10-30 09 46 37) そう言われ、何故か皆が飲むハメに。だが、全員『…………うまい』素直にそう混じりけない感想を漏らしたのだった。 -- 案山子さん (2012-10-30 09 47 41) ベア「証左が飲ませたまずいコーヒーがうそみたい・・・・・・」涙を流すベアトリス -- 名無しさん (2012-10-30 09 49 42) ↑訂正 ベア「少佐が飲ませたまずいコーヒーがうそみたい・・・・・・」涙を流すベアトリス -- 名無しさん (2012-10-30 09 50 35) ザミエル「……………………」無言の背後からのアイアンクロー。既に予期していて戒は距離をとっていた。 -- 案山子さん (2012-10-30 09 51 53) 蓮(女)「おーいカードと一緒にお菓子もらってきたぞ~くう?」 ???「ぜひ」 蓮(女)「だれ?」 -- 名無しさん (2012-10-30 09 54 29) シュピーネ「今回も大量ですね~おや、どちらさまで?」 帰ってくる二人・・・ -- 名無しさん (2012-10-30 09 56 23) そして、屍と化すベアトリスの姿が床にあった。 -- 案山子さん (2012-10-30 09 58 52) ???「お菓子もできたのでもう少しどうです?」 黄金「言葉に甘えよう」 -- 名無しさん (2012-10-30 10 00 46) ベアトリス復活 ジューダス「こいつも復活早いな・・」 -- 名無しさん (2012-10-30 10 01 31) ベア「ちょっと!?誰か私を構ってくださいよ!?」リザ「そういわれても……」螢「自業自得」玲愛「天罰覿面」 -- 案山子さん (2012-10-30 10 01 48) そこにコーヒーを飲みながら我関せずといった感じの姫たちがいた。 -- 案山子さん (2012-10-30 10 04 31) マリィ「?どんまい」ベア「うぅ……あ、ありがとうね……ぐすっ」ザミエル「泣くな気色悪い」 -- 案山子さん (2012-10-30 10 05 16) ???「やはりコーヒーと甘いものはいいですね~」 -- 名無しさん (2012-10-30 10 06 15) ベア「それ、私が目をつけていたのに~」 -- 名無しさん (2012-10-30 10 06 58) ???「代わりにこれをあげますから」 虚空からケーキを出す ベア「わーい♪」 -- 名無しさん (2012-10-30 10 08 32) リザ「た、単純ね;」玲愛「どこかの道場の虎と同じね」 -- 案山子さん (2012-10-30 10 10 12) 弓兵「(少し耳が痛いな・・・)」 -- 名無しさん (2012-10-30 10 10 58) 頬に汗を流しながら、弓兵は苦笑していた。否定できないのが、余計に苦しい。 -- 案山子さん (2012-10-30 10 12 13) 一同「あ~幸せ・・・・・」 同時につぶやく一同・・・ -- 名無しさん (2012-10-30 10 13 33) 司狼「まあ?敵じゃねえんだし……名前、なんて言うんだ?まさか、名無しの権兵衛じゃねえだろ?」 -- 案山子さん (2012-10-30 10 16 27) 唐突に司狼が名前を尋ねた。すると、祐樹「私は祐樹といいます、どうぞよろしく」 -- 案山子さん (2012-10-30 10 17 42) アンナ「あら?平凡な名前ねぇ」祐樹「まあそう言わず」コーヒーを飲み終えた男は、そこでハットに手に持って腹部までもって行ってお辞儀をした。その際に、彼の濃い緑の髪が揺れた。祐樹「創造主から、言伝を預かってきました」 -- 案山子さん (2012-10-30 10 21 33) 黄金「ほう?」 -- 名無しさん (2012-10-30 10 22 16) 黄金「カールからか?」祐樹「ええ……伝言としていくつか言いましょう。まず第一、これから第三の幕があがる。故に、君たちはより娯楽と修羅を堪能したまえとのこと」 -- 案山子さん (2012-10-30 10 22 56) ベイ「お前も大変だな・・・あの変態にこき使われて」 -- 名無しさん (2012-10-30 10 24 16) 復活したベイが口を開く -- 名無しさん (2012-10-30 10 26 09) 祐樹「いえいえ、そもそも彼ああいや……創造主とはそりが合うので、いいんですよ」マキナ「(なんだ?今の間は)」 -- 案山子さん (2012-10-30 10 26 28) なにかあの変態のことを気安く呼ぼうとしていたのを、敢えて自制しているようにマキナは見た。 -- 案山子さん (2012-10-30 10 27 26) 祐樹「ともかく、第二を言いましょう。これからは君たちに試練が来るだろう……そして、相手を甘く見ていると手痛い目に合うから気を付けろ、とのこと」 -- 案山子さん (2012-10-30 10 28 25) 一同「ろくでもないのが来るな・・・」 -- 名無しさん (2012-10-30 10 29 23) 祐樹「その第三。これは忠告でしょうね……外見に惑わされるな、とのこと」ベイ「はぁ?」 -- 案山子さん (2012-10-30 10 30 25) 司狼「鏡か?」 -- 名無しさん (2012-10-30 10 31 25) 黄金「カールが安易なことを言うとは思えまい……これは皆が心にとどめて置け」全員『ヤヴォール』 -- 案山子さん (2012-10-30 10 32 52) 祐樹「第四、有り得ないなんてことは有り得ない、とのこと」ベイ「意味不明だな、おい」 -- 案山子さん (2012-10-30 10 33 57) 司狼「相手は変態だぞ?またろくでもないことの予感だな」 -- 名無しさん (2012-10-30 10 36 02) 祐樹「そしてこれが最後――君たちの結束、魅せてくれたまえ。だそうです」 -- 案山子さん (2012-10-30 10 39 51) 一同「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-10-30 10 41 27) 一同「やっぱウザイなあいつ」 -- 名無しさん (2012-10-30 10 42 22) 祐樹「まあまあ……ということで、私は失礼します」そう言って祐樹は窓へ向かって歩いていくと、そのまま陽炎のように消えていった。 -- 案山子さん (2012-10-30 10 43 12) 終わりました。もう大丈夫ですよ -- 14番目の黒円卓 (2012-10-29 15 12 36) ありがとうございます。 -- 案山子さん (2012-10-29 15 34 08) 蓮ちゃんマジヒロイン…… -- 名無しさん (2012-10-29 20 54 12) もう真ヒロイン蓮ちゃんでよくね? -- 名無しさん (2012-10-29 20 57 35) 名前 コメント 合計: - 今日: - 昨日: - トップページの合計: -
https://w.atwiki.jp/god14fan/pages/166.html
その頃アーチャーは何かをつかみつつ思い出せないまま例の男の松場所へとたどり着いた アーチャー「ここか・・・」 -- 名無しさん (2012-11-01 16 16 47) アーチャーは中に入る・・・ 阿頼耶「待ちわびたぞ、弓兵殿・・・」 アーチャー「・・・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-01 16 23 12) そこは――無謬が支配する闇の世界だった。唯一青き炎が灯り、その広間の真ん中に存在が一つ。 -- 案山子さん (2012-11-01 16 33 05) 阿頼耶「ここは私の世界……黒から聞いていないか?」アーチャー「確か……矛盾たる螺旋、だったか?」阿頼耶「然りだ」 -- 案山子さん (2012-11-01 16 34 27) アーチャー「なるほど、貴様自身の世界というわけか・・・なら、なぜ私に固執する?」 当然の疑問を問いかけるアーチャー -- 名無しさん (2012-11-01 16 36 12) 阿頼耶「愚問……それを問う貴様は愚鈍だな、弓兵よ」 -- 案山子さん (2012-11-01 16 37 31) 右掌でアーチャーを方へ差し出し、阿頼耶「本来ならば私と貴様との邂逅は既に行われていなければ可笑しいのだ。だが、この世界はどうやら作られた仮想世界であると私は思い至った」 -- 案山子さん (2012-11-01 16 38 35) アーチャー「何故だ?」阿頼耶「また『何故』か……質問問いかけが多いな。そこまで己を忘れたか?『弓兵』よ」 -- 案山子さん (2012-11-01 16 39 30) アーチャー「・・・・・・・・・そうなるらしいな・・・(こいつと話していると何かを思い出す・・・・・・これは、『剣』か?あるいは自分自身か・・・・・・・・?)」 -- 名無しさん (2012-11-01 16 42 13) 阿頼耶「己の世界に答えがある……私と戦えば思い出す……その通りだ。互いに磁石同志であると同時に相克する者同士だ」そこで、苦悶に満ちた男の瞳が炎を灯し、阿頼耶「さあ……参れ」 -- 案山子さん (2012-11-01 16 44 33) 風が走る。赤き旋風が颶風を纏って光速の弓矢を射出する。狙いは当然相手の急所である頭部・目などだ。その手腕、その精密さに的確さ、流石は弓兵を名乗るだけのことがある。だが、阿頼耶「粛」弓兵「!?」右腕を突きだし、まるで握り潰すような動作と連動 しているかのように、アーチャーが放った弓矢が空中でまるで見えない何かによって握り潰されたのだ。弓兵「空中で矢が……潰されるだと!?……そうか。貴様……手の動作に合わせて、空間を操作したのか!?」阿頼耶「察しがいいな」アーチャー「!?」瞬間、い つの間にか背後に瞬間移動していた黒衣の男がアーチャーが振り返ると同時に顔面を鷲掴みにし、阿頼耶「粛」一言紡いだ瞬間、彼の身体が壁に瞬時にして叩きつけられていたのだ。 -- 案山子さん (2012-11-01 16 45 40) アーチャー「ぐあっ!?」阿頼耶「ほう……存外に頑丈なのだな?」弓兵「ぐっ……ちっ!!舐めるな!!」さらに気配もなく、音もなくもう一度アーチャーの背後に回った男から距離を取るべく、壁を蹴っ飛ばし、空中で血をプッ!!と吐き捨ててから身体を捻り、弓に剣を番えた。 -- 案山子さん (2012-11-01 16 46 51) 阿頼耶「……それで至れると思っているとは、笑止」弓兵「抜かせッ!!」そして放たれるは赤き咒の魔弾。今度のは都市のみならず、この世界を焦土にしかねないほどの威力を内包したそれを、破戒僧はまた右腕ごと前に突きだし、阿頼耶「粛」魔の言葉を紡いだ瞬間、破壊魔弾を瞬時に空中で空間を湾曲させ、捻り、跡形もなく消したのだ。 -- 案山子さん (2012-11-01 16 47 37) それはさながら、ブラックホームに飲み込まれるかのようだ。 -- 案山子さん (2012-11-01 16 48 05) 阿頼耶「近接で来い……これでは根源に至れぬ。本気で来たらどうだ……死した英霊よ」弓兵「……くっ」苦虫を噛みしめるように奥歯を砕いてからプッ、と吹き出してから双剣を虚空から取り出し構える。 -- 案山子さん (2012-11-01 16 48 29) 阿頼耶「それでいい……私が根源に至るには、お前とあの魔眼が必要だ。故にお前を此の場で踏破しよう」厳然たる実力差を見せつけながらも、破戒僧は油断なく、重い鉄のような声で右手で誘う。 -- 案山子さん (2012-11-01 16 49 01) アーチャー「貴様が固執する理由が、単にそれに至るためだというのか!?」阿頼耶「その通りだ」謎の異形たる怪物は淡々とそう告げ、アーチャーを見据える。阿頼耶「私がこの世界に落とされた当初こそ己を忘我していたが、お前たちの介入の二ヶ月ほど前あた りで私は私であると思い出せた。だが、それでも思い出せない。だが、根源に至れば私が誰であるかを思い出せ、取り戻せると確信している。故に、落胆させるな」アーチャー「お前の事情など知ったことではないし、私はお前に破れてやれるほど、優しくも」キ ッ!!と睨み、アーチャー「お人好しでもない!!」両手に握る双剣に颶風を纏いながら疾駆した。 -- 案山子さん (2012-11-01 16 49 34) その赤き朱色の旋風が二つの斬撃を生み、それを男は右腕のみで受け止めた瞬間、弓兵の瞬速ともいえる早さによる速度で相手の懐に潜り込んでいた。そしてそのまま相手を両断した。十字を斜めに斬り裂き、血飛沫が舞う。だが、刹那――男の空気に飛んだ血飛沫に悪寒を感じたアーチャーは咄嗟に身を回転させてから一気に真横に逃げた。 -- 案山子さん (2012-11-01 16 50 46) 彼の行動は間違いなのか?否……彼は逃げて正解だったのだ。なぜなら、彼の血は―― 阿頼耶「我が血よ……舞え」己の赤血球と融合した闇の賜物であるからだ。逃げた彼の場所に飛沫した彼の黒き血が大地を無数に穿つ。アーチャー「化け物が!!」阿頼耶「最近 はよくそう呼ばれるな」 -- 案山子さん (2012-11-01 16 51 40) 阿頼耶「少しはましになったが、まだ遠い・・」 アーチャー「なにィ!!?」 -- 名無しさん (2012-11-01 16 54 06) 阿頼耶「気づかぬか?まだ思い出さぬか?腑抜けた貴様など……単なる『贋作』でしかない」 -- 案山子さん (2012-11-01 16 56 02) ドクンッ!! アーチャー「!!」脳内でノイズが走り、走馬灯のように灰色の情景が一瞬蘇った。思わず片手で頭を抱えるアーチャー。 -- 案山子さん (2012-11-01 16 57 06) アーチャー「贋作・・・剣・・・」 -- 名無しさん (2012-11-01 16 58 33) 少しずつ何かをつかみ始めるアーチャー・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-01 17 00 06) かつて、どこかで、何かが、アッタ、ニ、チガイ、ナイ。 -- 案山子さん (2012-11-01 17 00 43) 阿頼耶「……貴様が覚えていないのは、恐らく次元干渉によるものか、この世界に落とされた際のバグのようなものだろう……だが、私が許さん。フェイカー(・・・・・)が忘我するなど、許さん」 -- 案山子さん (2012-11-01 17 01 45) アーチャー「勝手に盛り上がるなよ・・・」 -- 名無しさん (2012-11-01 17 04 27) 阿頼耶「ならば早く至れ、いや取り戻せ・・・」 -- 名無しさん (2012-11-01 17 05 02) 瞬間、かなり離れていたはずの男の掌底が問答無用でアーチャーの顔面を穿ち、再び吹き飛ばす。アーチャー「ぐあああああああああああああああッ!!!!!!!!!!?」 -- 案山子さん (2012-11-01 17 05 53) 阿頼耶「思い出せ、取り戻せ、個我を呼び起こせ……それとも」そう言って阿頼耶は外に視線を向け、阿頼耶「誰でもよい……女(・)を殺さねば、眼が覚めぬのか?」 -- 案山子さん (2012-11-01 17 07 21) アーチャー「(女だと・・・しかしこれは・・・)」 アーチャーの中で決定的な何かが見える・・・ -- 名無しさん (2012-11-01 17 09 16) アーチャー「(これは・・・無数の剣・・・荒野・・・炎・・・私は・・・)」 -- 名無しさん (2012-11-01 17 10 02) そして観える――灰色の情景でこちらに微笑みを浮かべる金髪の少女、いつも強気の黒髪の少女、哀れな人生を歩みながらも淡く生きていた少女の姿が…… -- 案山子さん (2012-11-01 17 10 57) 阿頼耶「どうやら足りぬか……ならば」そこでまた瞬間移動をした阿頼耶がアーチャーの左腕を『右手』で掴んだ。アーチャー「しまっ――!?」 -- 案山子さん (2012-11-01 17 11 41) 阿頼耶「消し飛べ・・・」そしてつかんだ手に力を収束させる・・・ -- 名無しさん (2012-11-01 17 14 17) 阿頼耶「まずは腕一本……貰い受ける。粛ッ!!」瞬間、アーチャーの左腕が一瞬にして握り潰され、灰も残さず消えたのだ。 -- 案山子さん (2012-11-01 17 15 19) だが、阿頼耶「……ほう?」感嘆する阿頼耶。なぜならば―― 阿頼耶「即座に己の左腕を切り落としたか……見事だ」 -- 案山子さん (2012-11-01 17 16 08) 即座に腕ごと躊躇なく切ったアーチャーは、阿頼耶が最初にいた場所まで飛んでいた。アーチャー「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……」 -- 案山子さん (2012-11-01 17 17 15) 阿頼耶「気概は買うがどうする?もう剣は震えんぞ?」 アーチャー「・・・・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-01 17 19 26) アーチャー「確かに状況は最悪だな・・・」 しかしアーチャーノ頭の中には無数の剣の刺さった荒野が、そして少女の顔が無数に再生されている・・・ -- 名無しさん (2012-11-01 17 21 07) そして、加えるならばもう双剣の内の一本が使えなくなり、これでは弓も放てない。だが―― アーチャー「私が、いつ……負けを、認めた?」 -- 案山子さん (2012-11-01 17 22 12) 阿頼耶「やせ我慢が時と場所を考えた方がよい……それに」阿頼耶は告げた。阿頼耶「まだ貴様は気づかないようだな……」 -- 案山子さん (2012-11-01 17 22 59) アーチャー「なに?」 -- 名無しさん (2012-11-01 17 24 40) 阿頼耶「何故気づかぬ?『ここ』に違和感を感じないのか?『英霊』よ」 -- 案山子さん (2012-11-01 17 25 23) アーチャーは英雄という言葉にけって的な言葉を思い出した・・ -- 名無しさん (2012-11-01 17 29 47) ↑訂正 アーチャーは英雄という言葉に決定的な言葉を思い出した・・・ -- 名無しさん (2012-11-01 17 30 32) アーチャー「まさか・・・・・・!?」 -- 名無しさん (2012-11-01 17 30 51) ノイズ。ノイズ。ノイズ。ノイズ。ノイズ。『この身を埋めているのは後悔だけだよ。―――オレはね、■■■■。英雄になど、ならなければ良かったんだ』 -- 案山子さん (2012-11-01 17 31 36) アーチャー「・・・・・・・・・ツウうう・・・」 -- 名無しさん (2012-11-01 17 33 05) さらに続くノイズ。『―――ああ、何度も見てきた。意味のない殺戮も、意味のない平等も、意味のない幸福も……!オレ自身が拒んでも見せられた』 -- 案山子さん (2012-11-01 17 33 32) 『オレが望んだモノはそんな事ではなかった。オレはそんなモノの為に、守護者になどなったのではない!!!!』 -- 案山子さん (2012-11-01 17 34 25) それでも求めた・・・おのれの臨んだ自分(カタチ)があると信じて・・・ -- 名無しさん (2012-11-01 17 36 40) アーチャー「ぐああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」迸る絶叫。それは、外で戦っていた黄金たちにも聞こえていた。 -- 案山子さん (2012-11-01 17 37 26) 一同「!!!!??」 -- 名無しさん (2012-11-01 17 37 52) ベイ「な、なんだ!?」黄金「これは……」 ……白「な、なにこの絶叫!?」影「これは……」麗「まさか、アーチャーですか?」 -- 案山子さん (2012-11-01 17 38 28) 阿頼耶「思い出したか?」 -- 名無しさん (2012-11-01 17 40 42) 床に荒い息を荒げながら汗を床に垂らすアーチャーは、瞳孔が完全に開いていた。 -- 案山子さん (2012-11-01 17 41 34) それでもノイズは鳴り響く・・・ -- 名無しさん (2012-11-01 17 42 20) そして浮かんでくる呪文のような言葉・・・ -- 名無しさん (2012-11-01 17 42 44) ――体は、剣で出来ている。 -- 案山子さん (2012-11-01 17 43 20) さらに蘇るノイズ。『『おまえは、正義の味方になぞなるべきではなかった』』 -- 案山子さん (2012-11-01 17 43 36) ――血潮は鉄で、心は硝子。 -- 案山子さん (2012-11-01 17 44 28) 『一面の炎と充満した死の匂い。絶望の中で助けを請い、叶えられた時の感情。■■■■という男の、オレを助け出した時に見せた安堵の顔を』 -- 案山子さん (2012-11-01 17 45 40) これが彼のなりたかったもの・・・ -- 名無しさん (2012-11-01 17 46 28) そして望み続け、求めた自分(カタチ) -- 名無しさん (2012-11-01 17 47 11) ――幾たびの戦場を越えて不敗。ただの一度も敗走はなく、ただの一度も理解されない。 -- 案山子さん (2012-11-01 17 47 38) 自分の思いと覚悟を・・・ -- 名無しさん (2012-11-01 17 48 16) ――彼の者は常に独り 剣の丘で勝利に酔う。 -- 案山子さん (2012-11-01 17 48 44) 『そうだ、誰かを助けたいという願いが綺麗だったから憧れた!』 -- 案山子さん (2012-11-01 17 50 07) 信じた背中を・・・それが俺の始まりだと、それをくれた人の夢を・・・すり替えたのではない・・・自分の思いとして継いだのだ・・・ -- 名無しさん (2012-11-01 17 52 27) 『この身は誰かの為にならなければならないと、強迫観念につき動かされてきた。それが苦痛だと思う事も、破綻していると気づく間もなく、ただ走り続けた!』 -- 案山子さん (2012-11-01 17 53 26) ドクンッ!!ドクンッ!!ドクンッ!!ドクンッドクンッ!!ドクンッ!!ドクンッ!!ドクンッ!! -- 案山子さん (2012-11-01 17 54 00) 彼の鼓動が有り得ないほど高鳴っていく。そして、己が何者であるのか、ようやくそれが彼の許へ還元されてきていたのだ。 -- 案山子さん (2012-11-01 17 54 38) 『自身より他人が大切だという考え、誰もが幸福であってほしい願いなど、空想のおとぎ話だ。そんな夢を抱いてしか生きられぬのであらば、抱いたまま溺死しろ』 -- 案山子さん (2012-11-01 17 55 33) 例え、それが夢想の果てだろうと、届かぬ桃源郷の果てだろうと……それでも彼は、走り続けたのだ。 -- 案山子さん (2012-11-01 17 56 14) ドクンッ!! マキナ「…………アーチャー」離れた平原で、マキナは城の方角へ振り返っていた。 -- 案山子さん (2012-11-01 17 56 47) 阿頼耶「ほう、真実の自分に至り始めたか・・・」 -- 名無しさん (2012-11-01 17 57 54) その様子に、阿頼耶は瞳に光を宿し始めた。そうだ、それだと。お前が日和見を決めるなど、許さないと。 -- 案山子さん (2012-11-01 18 00 20) 黄金「!!アーチャーから伝わるこれは……覇道か!!」ジョーカーゾンビを蹴散らしていた黄金は、彼の洩れてくる真実にいち早く気づいた。 -- 案山子さん (2012-11-01 18 01 14) アーチャーの脳内は鮮明になっていく・・・ そして見える自分の世界・・・ -- 名無しさん (2012-11-01 18 02 33) そして大切な少女の顔、名前すべてを取り戻していく・・・ -- 名無しさん (2012-11-01 18 03 32) 瞬間、アーチャー「……なるほど。これが『俺』というわけだな」彼の総身から莫大な魔力の奔流が発生し、城全体を揺らがした。 -- 案山子さん (2012-11-01 18 04 38) 爆発音と共に溢れる魔力の渦が、彼を包み込むかのように展開されていた。すると、死したゾンビたちはそれに触れた瞬間、まるで刃で切り裂かれたかのように首を切られていく。 -- 案山子さん (2012-11-01 18 05 48) アーチャー「やはりしっくりくるものだな・・・」 阿頼耶「待ちわびたぞ\\\ ] -- 名無しさん (2012-11-01 18 07 30) 笑う阿頼耶・・・ -- 名無しさん (2012-11-01 18 07 58) 阿頼耶「待ちわびた……待ちわびたぞ!!守護者よ!!」アーチャー「なるほど……相も変わらずのようだな。アラヤよ」 -- 案山子さん (2012-11-01 18 09 05) 振り返る弓兵。すると、彼の消されたはずの左腕が元通りに戻り、両手には双剣が握られていた。 -- 案山子さん (2012-11-01 18 09 49) アーチャー「私は守護者などという大層なものではないのだがね・・・」 -- 名無しさん (2012-11-01 18 11 04) アーチャー「そう呼ばれるのは嫌いなのだよ・・・」 -- 名無しさん (2012-11-01 18 11 52) 阿頼耶「貴様が覚醒することで私が根源に至る!!故に、貴様は我が前で死ぬがいい!!」アーチャー「本当に、変わらんな貴様は……人の話を聞けというのに」双剣を構えるアーチャーの瞳には、今までにない気迫と意志が込められていた。 -- 案山子さん (2012-11-01 18 13 06) アーチャー「私は負けんよ・・・約束があるのでね・・・」 -- 名無しさん (2012-11-01 18 15 03) 阿頼耶「随分古臭いことを言うものだな・・・絶望が足りんか?」 -- 名無しさん (2012-11-01 18 18 43) 阿頼耶は徐に右腕を再び突き出そうとした瞬間、赤き閃光が彼の右腕を貫いていた。阿頼耶「なぬっ!?」アーチャー「すまない、減らず口を塞ぐには弓のほうが早くてね。手癖が悪くてね」そう、阿頼耶の右腕を貫いたのは、神速で放たれた弓矢が強化された魔弾だった。 -- 案山子さん (2012-11-01 18 50 38) アーチャー「さらに往くぞ」そこから信じられない速度による乱れ撃ちが発生した。弓矢を番える本数は三本同時。だが、それを彼は阿頼耶でさえ対応できない速度で射抜いていたのだ。 -- 案山子さん (2012-11-01 18 53 21) 阿頼耶「ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」もはや壁さえも跳ね返ってくる弓矢は跳弾ならぬ跳矢だった。それが無限とも思える連射が襲うのだ。彼が異形の力を有していようと―― 阿頼耶「たわけっ!!」だが、その暴風のごとき攻撃を右腕を徐に空間を握り潰すように握った瞬間、襲い掛かっていた無限矢を跡形もなく消していたのだ。 -- 案山子さん (2012-11-01 18 55 21) アーチャー「流石はアラヤ……手加減不要でこれか」ただ一人、驚かず静観している弓兵がいた。阿頼耶「……貴様」よくみれば、彼の右腕はボロボロになっており、もはや完全に機能を停止していた。アーチャーでは、念のために切断しておくか」そう言って弓矢を破棄して指を鳴らした瞬間、阿頼耶の真横からいつの間にか設置されていた長剣が彼の右腕を切断した。 -- 案山子さん (2012-11-01 18 57 29) アーチャー「さあ、これで――」どうだ、と言おうとした瞬間、阿頼耶「、戴天」男の腕は落ちなかった。確かに両断したはずの腕が、何故か落ちつ、無傷で腕が完全回復していた。 -- 案山子さん (2012-11-01 19 00 14) アーチャー「ほう、なかなかにしぶとい・・・」 -- 名無しさん (2012-11-01 19 20 13) 阿頼耶「これくらいは常識だろう?」 -- 名無しさん (2012-11-01 19 23 11) さらに男が歩を進める。阿頼耶「不倶、金剛、蛇蝎」紡がれた瞬間、空気が一変し、アーチャーの身体が停止した。 -- 案山子さん (2012-11-01 19 29 11) さらに、阿頼耶の周囲から、ありとあらゆる流動が途絶えていってしまった。流転する空気が途絶えるそれは静謐の極み。 -- 案山子さん (2012-11-01 19 30 17) アーチャー「……なるほど。さながら私は蜘蛛の巣に囚われた蝶というわけか」身動きが一切封じられた状態でありながら、アーチャーは不敵な笑みを浮かべていた。 -- 案山子さん (2012-11-01 19 31 06) 阿頼耶「なにを笑っている・・・」 キレ気味に言う阿頼耶 -- 名無しさん (2012-11-01 19 33 31) アーチャー「貴様こそ忘れたか?私がなんであるか・・・」 -- 名無しさん (2012-11-01 19 35 55) 阿頼耶「!?」そこで己の失態に気づき、即座にアーチャーの頭を潰そうと右腕を中空に突き出すが、遅い。 -- 案山子さん (2012-11-01 19 41 52) 両手に剣を生成し、自分を縛るモノを片っ端から切り伏せていく・・・ -- 名無しさん (2012-11-01 19 47 34) さらに無数に降り注ぐ剣の嵐・・・ -- 名無しさん (2012-11-01 19 48 35) アーチャー「私は・・・剣だ!!!」 -- 名無しさん (2012-11-01 20 29 50) 阿頼耶「否!貴様は守護者だ!世界に使役されし傀儡よ!」阿頼耶の剛腕がアーチャーを穿たんと奔り、アーチャーは両手の剣を捨て、白黒の双剣を顕現させてから握り、腕をクロスさせて構えながら走る。そして、互いが交錯した刹那――勝負が決した。 -- 案山子さん (2012-11-01 20 48 07) アーチャー「根源に取りつかれた哀れな道化よ・・・ここが貴様の墓だったようだな・・・」 -- 名無しさん (2012-11-01 20 49 55) 阿頼耶「……■■■よ」互いに交錯し、背中を見せたままの状態で阿頼耶の肉体が砂のように徐々に薄れていく。 -- 案山子さん (2012-11-01 20 56 30) 阿頼耶「……貴様が思い出せたのならば、一つだけ忠告しておこう」アーチャー「ん?」 -- 案山子さん (2012-11-01 20 57 18) 阿頼耶「私が……憑りつかれていたことは否めん。そして……黒騎士を掬ってやってくれ」アーチャー「なに?どういう意味だ?」 -- 案山子さん (2012-11-01 20 58 09) 徐々に風化していく阿頼耶の声は小さくなっていくが、その佇まいは健在のまま、背後にいる男に言う。阿頼耶「私が根源に縛られているように、黒騎士もまた『ある者』に縛られているのだ。本人でさえ気づいていないことだが……な」 -- 案山子さん (2012-11-01 20 59 19) アーチャー「ほう、貴様の最後の言葉・・・しかと受け取った」 -- 名無しさん (2012-11-01 21 01 41) その背中は誰よりも騎士らしくあった彼女の背中と重なって見えるほど凛々しかった・・・ -- 名無しさん (2012-11-01 21 02 52) アーチャー「さて、皆の加勢に向かいたいが・・・・・・」 そこで膝をつく・・・ -- 名無しさん (2012-11-01 21 06 09) アーチャー「ぐっ……や、やはり無茶はきたか」元々女王に謀反を起こした者。ならば、女王が彼らの力を抑止していることもまた必然。あれほどの力の行使をしたのだ。その反動で疲労がどっと彼を襲う。 -- 案山子さん (2012-11-01 21 09 03) そんな彼を背に感じながら、阿頼耶「ふっ……ああ、最後に訂正をしておこう」アーチャー「ん?」阿頼耶「……今の貴様ならば、託せるだろう。奴らと共に歩むがいい……もはや傀儡でないのなら、これからは貴様が選ぶがいい」 -- 案山子さん (2012-11-01 21 09 29) アーチャー「言われるまでもない・・・彼らは私を認めてくれた・・・私の戦友であり守るべきものだからな・・・」 -- 名無しさん (2012-11-01 21 11 21) 阿頼耶「どこまでも、守護者という言葉が貴様には似合いだな・・・」 アーチャー「全くだ・・・」 -- 名無しさん (2012-11-01 21 12 40) そう言って互いに苦笑してから、阿頼耶は最後にこう呟いた……阿頼耶「アオザキ……」それを最後に、男は完全にこの世から消えた。 -- 案山子さん (2012-11-01 21 16 40) アーチャー「アオザキ・・・だと・・・?」 その言葉に眉根を寄せるアーチャー -- 名無しさん (2012-11-01 21 17 43) だが、次の瞬間――マキナ『人世界・終焉変生!!!!』平原から終焉を冠する男の渇望がついに解放されたのだ。 -- 案山子さん (2012-11-01 21 20 54) そう、弓兵の闘いが終わったのならば……まだ残っている。この城で最も真に強き互いの騎士が。今平原にて全力で闘っていたのだ。 -- 案山子さん (2012-11-01 21 21 51) それは数十分前に遡る……マキナが黒騎士の顔面を鷲掴みして、平原にまで飛んだあとのことだ。 -- 案山子さん (2012-11-01 21 26 41) マキナ「さて……待たせたな」黒騎士「いいや……こちらは悠々とさせて頂いた」徒手空拳のマキナと既に両刃の剣を構える黒騎士。黒騎士「一つ……問う」マキナ「なんだ?」黒騎士「ずばり、お前の強さとは?」マキナ「愚問」黒騎士「答えるまでもない……つまり、極限の高みにあると」マキナ「(鋭い洞察感だ……なるほど。やはり侮るのは危険ということか)」 -- 案山子さん (2012-11-01 21 27 37) 既に一度目の森で、次に城での奇襲での戦闘を経験しているマキナは、より此の男が闘いにおいての心得を弁えているようだ。 -- 案山子さん (2012-11-01 21 28 17) マキナ「ならば俺も問おう」黒騎士「ああ、構わん」マキナ「貴様のような男がなぜ」黒騎士「あのような『女王』に仕えているのだ……か。それは愚問というより、謎にしたままのほうがいいな」そう言って黒騎士は詮無きことだといい、黒騎士「俺が仕えている理由は……さて。昔のことなので忘れましたが……ただ言えることがあるとするならば」マキナ「?」黒騎士「娯楽を求めるのならば、道化師になればいい。だが、俺は単に仕事でいるだけで、あの『女王』に忠義忠節なんてものはない。安心しろ」マキナ「……なるほど、な」 -- 案山子さん (2012-11-01 21 29 33) そこで合点がいった。黒騎士が尋常ならざる力を保有しているのは水銀の手が加わっている特製であるからだ。それはジョーカーたちにも言えるのだが、こいつだけは別格だった。それは今でも変わらないが、特に異なるのが此の世界の配役にしては、余りにも感情を保有し「過ぎ」ていること。 -- 案山子さん (2012-11-01 21 30 24) マキナ「お前は」黒騎士「機械人形が感情を持つのは大概あるとして、お前は何だ……か?」マキナ「やはり貴様……読心術を使えるのか!?」黒騎士「然り」だが、それが全部ということはないだろう。これほどの実力を保有している輩だ。それのみで片を付けるのは明らかに阿呆のすることだ。マキナはジリジリ……と接近しながら、双拳に漲らせる闘気の波動。放てば相手を粉々に砕く破壊の鉄槌。それを前にしても揺らがない男。これで判明したのは数個。 -- 案山子さん (2012-11-01 21 31 15) マキナ「貴様が求道であることは確認した」求道と覇道。その差異は全部を覆い尽くそうとするか、己のみを完成させようとするかの違いだ。典型的な覇道はハイドリヒ、続いてザミエル、そしてベイ・マレウスだ。メルクリウスはカウントしないとしても、その手の輩の世界は覆い尽くそうとする故に、全包囲からの攻撃が可能な所だ。アンナ程度ならばマキナが木っ端微塵に砕くことは可能なのだが、ザミエルやハイドリヒとなれば話は別だ。あれは究極の創造の主にして覇道を有する覇者だ。マキナでも砕くことは可能なのだろうが、それまでに彼が辿り着く可能性が低すぎる。よって、彼に立ち向かうには彼を上回る渇望と長距離における創造と全包囲による絨毯爆撃が有効だ。また、求道の場合は蓮の停滞やシュライバーの絶速が彼の鬼門といえる。己の片割れである蓮の創造はかつて戦い、敗北したことがあることから実証されており、シュライバーにおいては言うに及ばず。あれを捕らえることが可能なのは覇道のみだ。求道であれを補足並びに捕獲するのはマリアナ海溝に沈んだコンタクトを探すようなもの。つまり、不可能なのだ。 -- 案山子さん (2012-11-01 21 32 13) そんな彼の心を読んだ男は微笑み、黒騎士「なるほど……まあ確かにお前の力は確認済みだ。ああ、確かにそのご都合主義(デウス・エクス・マキナ)は厄介だ……だがな」水平に両刃剣を構える黒騎士はマキナを見ながら、黒騎士「今のお前はそれが使えない」マキナ「だからどうした」黒騎士「故に、貴様の武威のみで圧する必要がある」当然のことを再確認するかのように告げる黒騎士。マキナ「一つ、勘違いしているようだな」黒騎士「?」両腕を構えて、マキナは告げる。 -- 案山子さん (2012-11-01 21 34 19) 黒騎士「まさか!!!?」 すぐに思い至りマキナを見る・・・ -- 名無しさん (2012-11-01 22 16 23) マキナ「(-_☆)」 -- 名無しさん (2012-11-01 22 19 40) マキナ「このカードがあれば…………ん?」 ポケットからカードを出そうとするが見当たらないマキナ。 黒騎士「…気づいていないようだが影にひきこんだときにお前らのカードは、あの金髪の化け物のものを除いて全部処分させてもらったぞ」 -- 名無しさん (2012-11-01 22 21 51) マキナ「……………………」ヒュ~、と虚しく風が二人の間を通過する。 -- 案山子さん (2012-11-01 22 28 03) マキナ「まあ、なんとかなるだろう・・・」 -- 名無しさん (2012-11-01 22 31 28) 全員(思念)『なるわけねえだろうが!!』見事なツッコミだった。 -- 案山子さん (2012-11-01 22 32 15) 黄金「なら何とかして奪い返さんとな・・・」 -- 名無しさん (2012-11-01 22 34 16) そこで皆の標的は城内に逃げた影騎士一択になった。 -- 案山子さん (2012-11-01 22 43 41) 黄金「さてと標的もきまった・・・乗り込むか・・」 -- 名無しさん (2012-11-01 22 52 15) 黄金「城ごと壊してもよかったが、アーチャーのことも気にかかるしな・・・」 -- 名無しさん (2012-11-01 22 53 04) ゾンビどもはすべて先の剣圧でバラバラだ・・・ -- 名無しさん (2012-11-01 22 53 48) 影騎士(処分したという言葉を聞いていないのか? もうカードは破壊しているのだが…) 粉砕した僅かなカードのかけらも影の中に飲み込み、自分の持ち場に戻る影騎士。 影騎士(あの黄金の男のカードも黒騎士の死界からの脱出で使い果たしている……まだ油断はできんが) -- 名無しさん (2012-11-01 23 01 13) 黄金「探す途中でアーチャーが居たら拾っていくぞ・・・あれもカードを持っているはずだ・・・」 -- 名無しさん (2012-11-01 23 04 31) そう言って黄金は城の内部へはいっていく。……その頃、シュライバーはケルベロスたちを瞬殺していた。シュライバー「な~んだぁ、つまんな~い!」司狼「いや~ラクできたわ~」 -- 案山子さん (2012-11-01 23 11 40) ほとんどシュライバーが殺しまくったのだ・・・楽できて当たり前である・・・ -- 名無しさん (2012-11-01 23 13 23) …上空。 祐樹(めんどくせえ事になってきたな。負けることはほぼ無いだろうが、イレギュラーがいる以上何かあっても困る……ふん、あの弓兵と阿頼耶とやらの接触のおかげか権限が復旧してるな、一時的なもんだろうがあの『獣』を焚きつければすぐに終わんだろ、ついでに弓兵と他の奴らにも力を供給する。くく、感謝しろよお…この世界限定だが外での全力よりもはるかに強い力を恵んでやるからよお) 祐樹の周りに魔法人が展開し、管理者権限を用いたブーストを行う。 -- 名無しさん (2012-11-01 23 16 35) 黄金「出てこないなら・・・適当に城を破壊して回りたいのだが・・・」 物騒な言う黄金、彼は本気だ・・・ -- 名無しさん (2012-11-01 23 28 35) …祐樹(そうそう、暴れまくってくれていいんだよ狂った猛獣はそれでいいんだ) 更に力を送るとともに対象の闘争心を煽る効果も織り交ぜる。 -- 名無しさん (2012-11-01 23 33 11) 黄金「そうだな……では出始め――ッ!?」だが、そこで黄金の動きが完全に止まった。なぜならば――本当の意味でのイレギュラーが最上階にあったのだから。 -- 案山子さん (2012-11-01 23 34 15) ……それは、黒騎士たちの闘いが始まる数十分前に遡る。 -- 案山子さん (2012-11-01 23 36 07) ジューダス「しっかし……女王に会うのか。なんで俺なんだ?」エリー「ん?どゆこと?」エレベーターに乗っている二人は互いの拳銃の調整をしながら話をしていた。 -- 案山子さん (2012-11-01 23 37 13) ジューダス「俺、雇われだったから正規の騎士じゃねえのよ」 -- 名無しさん (2012-11-01 23 38 28) エリー「ん~……あたしはよくわからないけど、あのおばちゃんに退場願うんだから、願ったり叶ったりだし、別にいいんじゃない?」ジューダス「そうか?結構大事だぜ?」そう喋っていた二人が最上階に到着し、エレベーターの扉が開くと…… ハートの女王「久しぶりね、ジューダス」 -- 案山子さん (2012-11-01 23 40 09) ジューダス「相変わらずでかいなあんた・・・」 -- 名無しさん (2012-11-01 23 40 47) エリー「ほんとにでかいね~」 -- 名無しさん (2012-11-01 23 41 08) ハートの女王「余計なお世話よ……それと、初めましてね。お嬢さん」エリー「え、ああ……どうも」 -- 名無しさん (2012-11-01 23 41 55) エリー「(このおばちゃん本気で不気味だわ・・・)」 -- 名無しさん (2012-11-01 23 43 22) 確かにでかいというのがあるのだが、この女王からは『何か』があるのをエリーは感じていた。だが、それは今までにないぐらい不透明だった。 -- 案山子さん (2012-11-01 23 45 04) 女王「それで?私が招いたこともあるんだけど……要件があるんじゃなくて?」 -- 案山子さん (2012-11-01 23 46 39) エリー「ああ、そうそう」と言って笑顔でマグナム口径を思いっきり女王の眉間に向け、エリー「これが要件♪」そしてトリガー。 -- 案山子さん (2012-11-01 23 47 33) 女王「――――――――!!」瞬間、玉座に座っていたデブの女王がよけられるわけもなく、眉間を穿たれあっけなく死んでしまった。ジューダス「……はっ?」あまりの呆気なさに、ジューダスは口をポカーンとあけていた。 -- 案山子さん (2012-11-01 23 48 48) エリー「はい~終了~♪」ジューダス「っていうか、は?いや、終わりって;」エリー「とっとと退場しましょ?」そう言って回れ右をしてみないようにするエリー。 -- 案山子さん (2012-11-01 23 49 49) 女王「・・・・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-01 23 50 34) エリー「(なんで?殺したのに、この不気味さが払拭できない)」急ぎ足で下を向いていた顔を前に向けると――そこにあったエレベーターも、階段もなくなっていた。 -- 案山子さん (2012-11-01 23 50 59) エリー「え?なんで――」ジューダス「嬢ちゃん、避けろ!!」 -- 案山子さん (2012-11-01 23 51 26) そこであまりのことに茫然としているエリーを突き飛ばすと、ジューダスがまるで見えない何かによって右肩が穿たれていた。 -- 案山子さん (2012-11-01 23 52 01) それはそう……確か―― エリー「レイピア!?け、けど女王は――」そこで女王の方へ視線を向けると、確かに女王の死体は玉座にあった。 -- 案山子さん (2012-11-01 23 52 42) ジューダス「いちち・・・ちっと反応遅れたか・・・」 -- 名無しさん (2012-11-01 23 53 32) エリー「あ、あんた!!」いくらなんでも辻褄が合わない。エリーはそう判断し、何とか出口を探そうとすると―― ???「そこまでだ。下郎」そこに、あの謎の女将の声が響く。 -- 案山子さん (2012-11-01 23 54 17) 無論、死した死体が話すなどナンセンスだ。となれば―― エリー「どこにいるの?出てきたら――」???「出てくる?何を言っている……いるではないか。下郎共」 -- 案山子さん (2012-11-01 23 55 03) ゾワッ!! とエリーの背筋が凍りついた。エリー「ま、まさか!?」そう思ってもう一度女王の『死体』を見た。すると、この空間が急に湾曲した。 -- 案山子さん (2012-11-01 23 56 01) ジューダス「こ、これは……空間が、遮断されただと?」そう、今この瞬間をもって最上階と彼らがいる空間とは分断させられたのだ。 -- 案山子さん (2012-11-01 23 56 51) 流れるレクイレム。地獄の凱旋が響き渡り、女子供の怨嗟の声が木霊する。それは人が忌避する闇の祝福。常人であるエリーにはまさに地獄だ。黄金の世界がどれほど優しいか、彼女は痛感したのだ。 -- 案山子さん (2012-11-01 23 58 07) ジューダス「……嬢ちゃんは下がってろ」エリー「け、けど;」ジューダス「逃げることも通話もできない以上、俺たちは完全に閉じ込められたんだ……だったら、ナイトが出張るしかないだろ?」 -- 案山子さん (2012-11-01 23 59 03) エリー「それはいいけど・・・あんたその傷で・・」 -- 名無しさん (2012-11-02 00 00 10) ジューダス「なに、この程度ツバつけときゃ治るっつうの」そう言って銃口を死体に向け―― ジューダス「……アーチャーからは少しばかり聞いたことがあったぜ?なんでも、城内には絶世の美女がいるってな」 -- 案山子さん (2012-11-02 00 01 03) 死した死体に向けて話すジューダス。はたから見れば正気を窺われるが、至って彼は真剣だ。 -- 案山子さん (2012-11-02 00 01 34) ジューダス「んでよ……その絶世の美女を見たものは死に絶える。護衛をしていたアーチャーは別なんだろうが、それ以外はあいつの矢じゃない別の死に方を迎えていたって聞いているぜ?」 -- 案山子さん (2012-11-02 00 02 37) 返答はない。だが、それでも謎の存在がいるのだと彼は確信をもっていた。ジューダス「んでよ……俺はこう考えた。もし、もしだ……あんたがその美女なんじゃないのかってな」 -- 案山子さん (2012-11-02 00 03 42) エリー「まさか・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-02 00 04 17) ジューダス「気になるねえ、その美しいお顔を―是非とも拝見したい!!!」 死体に向かって神速の早撃ちを見舞う。 -- 名無しさん (2012-11-02 00 04 47) 瞬間―― ???「なるほど」紅蓮と漆黒と紫が混ざった疾風が瞬時に彼の弾丸を解体した。 -- 案山子さん (2012-11-02 00 05 50) ???「そこまで思い至っていたとは……流石はジューダス。目をつけていただけのことはある」 -- 案山子さん (2012-11-02 00 06 45) それでも相手は姿を現さない。ならば、もう少し発破が必要だと、ジューダスはそう判断した。 -- 案山子さん (2012-11-02 00 07 18) ???「だが、証拠はあるのか?ジューダスよ」 -- 案山子さん (2012-11-02 00 08 22) エリー「(意地でも姿見せない気みたいだね・・・)」 -- 名無しさん (2012-11-02 00 10 20) ジューダス「そう考えるしかあるまいよ?姿を見られて困るような人間なんぞかなり限られてくるしな・・・」 -- 名無しさん (2012-11-02 00 11 27) ???「別に困る……というわけではない。ただ、下郎どもにはまだ『早い』と……そう判断したまでのこと」 -- 案山子さん (2012-11-02 00 12 49) ジューダス「早い…ねえ?化粧のノリでも悪いのかい?」 -- 名無しさん (2012-11-02 00 14 04) 死した女王の死体が玉座にあるのだが、この響く声は間違いなく女王のものだ。 -- 案山子さん (2012-11-02 00 14 56) エリー「不気味すぎるわ……なにこれ」ジューダス「ここまでするってことは……まさか、白たちにも知らされてねえってことはないよな~?女王様よ」 -- 案山子さん (2012-11-02 00 15 46) その問いに返答はない・・・ -- 名無しさん (2012-11-02 00 17 56) ジューダス「(図星っぽいな・・・)」 -- 名無しさん (2012-11-02 00 18 42) つまり―― ジューダス「無言は肯定と同義……マジだな」エリー「え?けど……それじゃあ」ジューダス「どうやら……本当の姿ってやつは、黒騎士以外には知らされていねえってことだな」 -- 案山子さん (2012-11-02 00 19 23) ???「…あれが偽りの姿ということは教えている」 -- 名無しさん (2012-11-02 00 20 31) ジューダス「なるほどね・・・」 険しい顔をするジューダス -- 名無しさん (2012-11-02 00 21 43) ジューダス「だが、逆に言えばそれ以外のことは秘密ないし知らされていないってことだろ?どうなんだい?女王様」 -- 案山子さん (2012-11-02 00 22 34) ???「もうひとつ教えていることはある……力の一端程度はな」 -- 名無しさん (2012-11-02 00 24 14) ジューダス「力の」エリー「一端?」 -- 案山子さん (2012-11-02 00 25 19) 二人「(空気が変わった!?)」 -- 名無しさん (2012-11-02 00 26 52) 二人に警報が鳴り響く・・・ -- 名無しさん (2012-11-02 00 27 17) 瞬間、???「特別に拝顔の栄に酔い痴れ、頭を垂れろ……妾の姿を直で見られるものなど、黒騎士と我が夫しかいない」 -- 案山子さん (2012-11-02 00 28 25) ついに、今の今まで謎とされ、噂とされていた謎の美女の謎がここに明らかとなる。???『形、成せ』 -- 案山子さん (2012-11-02 00 32 42) 刹那、この空間内に像が現出した。 -- 案山子さん (2012-11-02 00 33 15) ジューダス「これが…ねえ・・・」 -- 名無しさん (2012-11-02 00 34 50) 流れる朱色の長髪は艶々しており、妙齢の割には妖艶で荘厳、キリッとした目元にすべてを見通し見透かす真紅の双眸。そして、女としてのプロモーションが完璧であり、腰は細く、足も細い。ゆっくりと天女のように床に降り立つ女は、ふわ~と立った。 -- 案山子さん (2012-11-02 00 35 47) エリー「……やば。あの人たちも対外だけど、これは規格外すぎるわ。あの変態と同格レベルじゃん」 -- 案山子さん (2012-11-02 00 36 46) 手に不可視の武器を持っているであろう女を見て、エリーは素直に冷や汗をかいていた。 -- 案山子さん (2012-11-02 00 37 37) ジューダス「・・・・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-02 00 38 36) 美しすぎる。綺麗すぎる。なるほど、これが絶世の美女というのならば、まさしくそうなのだろう。そして、それゆえに断言できる――これは、次元がズレた存在なのだと。だが、ここで謎が新たにできた。 -- 案山子さん (2012-11-02 00 39 08) エリー「(さっき……夫って言ったわよね?けど、いないじゃん)」そう、確かにそういった。だが、現実にはここにいない。となれば―― -- 案山子さん (2012-11-02 00 40 03) エリー(知覚できないような場所にいるってこと?ああもう、司狼とバトンタッチしとければよかったよ~;) -- 案山子さん (2012-11-02 00 40 41) ジューダス「確かに美女だが・・・」 -- 名無しさん (2012-11-02 00 41 23) ジューダス「夫持ちに用はねえや・・・それに俺の好みじゃねえ(あれが不可視の武器か・・・なんで俺、見えてんだ?)」 -- 名無しさん (2012-11-02 00 42 29) そう、確かに不可視の武器だ……輪郭は曖昧だ。だが、それでもジューダスには「観」えていたのだ。 -- 案山子さん (2012-11-02 00 43 59) ジューダス「(鎌っぽいな・・・死神を模してんのか・・・)」 警戒態勢をとるジューダス・・・ -- 名無しさん (2012-11-02 00 45 36) だが、先程はレイピアによる刺突だったはず……それが鎌であるのは、明らかに可笑しい。 -- 案山子さん (2012-11-02 00 47 28) ジューダス「(変幻自在か?だとすると面倒だな・・・)」 -- 名無しさん (2012-11-02 00 48 16) 構えで判断できない・・・それに変幻自在ということはかわすパターンを読み切れない可能性が出てくる・・・ -- 名無しさん (2012-11-02 00 51 17) ???「そういえば、まだ名乗っていなかったな……下郎共」そう言って、 -- 案山子さん (2012-11-02 00 52 08) ジューダス「じゃあ名乗れよ無駄に若作りのうまいおばちゃん」 -- 名無しさん (2012-11-02 00 53 06) ???「言うではないか……小僧」そこで区切り、九天玄女「私は九天玄女、アテナ、アナト、アプロディーテ……数多ある。どれがいい?」 -- 案山子さん (2012-11-02 00 53 54) エリー「(全部神話の神様ジャン)」 ジューダス「全部k、阿見壮ア -- 名無しさん (2012-11-02 00 55 21) ↑訂正 エリー「(全部神話の神様ジャン)」 ジューダス「全部舌を噛みそうなそうな名前だな・・・」 -- 名無しさん (2012-11-02 00 56 20) エリー「けど確か……共通点って、全部軍神だったような」 -- 案山子さん (2012-11-02 00 56 57) ???「敏いな小娘」 -- 名無しさん (2012-11-02 00 58 07) つまりはだ。エリー「完全にあの黄金様と同等って感じだね」アテナ「同等?同等か……下郎。もう一度言ってみるがいい」 -- 案山子さん (2012-11-02 00 59 20) ジューダス「下郎下郎うるさいおばちゃんだなあんた」 -- 名無しさん (2012-11-02 01 02 14) ジューダス「俺らには名前があるんだよ」 -- 名無しさん (2012-11-02 01 02 41) そう言った刹那――世界が光に満ちた。 -- 案山子さん (2012-11-02 01 03 37) ……そして、今に至る。黄金「!?ジューダスに、エリーか!?」 -- 案山子さん (2012-11-02 01 04 05) ガラスをぶちまけながら落ちてくる二人の姿を捕捉した黄金は、即座にエリーを救うべく一歩踏み出しただけで彼女の落下予想地点までたどり着いていた。 -- 案山子さん (2012-11-02 01 05 10) ベイ「これは・・・!!?」 -- 名無しさん (2012-11-02 01 06 08) 司狼「どういうこったよ!?」 -- 名無しさん (2012-11-02 01 06 37) 蓮「なんかしらんが力が使えるっぽいな・・・」 -- 名無しさん (2012-11-02 01 07 29) …祐樹(…何だあの女は?) 軍神を名乗る女王に疑念を抱く。 祐樹(蛇が用意した黄金殿と対になる相手は、将の極みの反対で兵士の極み、完成された化け物に対する無限に成長する永遠の未完成…結局相手に無らんだろうと組み込まれてはいないはずだが…何より女王はあんな設定じゃ無かった) -- 名無しさん (2012-11-02 01 15 02) 裕木「(おい変態、どういうこった!!?)」 -- 名無しさん (2012-11-02 01 17 02) 急遽水銀に念を飛ばす裕木 -- 名無しさん (2012-11-02 01 19 22) 裕木「(これも紛れ込んだ何タラのせいか?」) -- 名無しさん (2012-11-02 01 34 38) 水銀「 -- 名無しさん (2012-11-02 10 11 11) 水銀「(…………祐樹。いや、テルミよ)」祐樹「(!?)」返ってくる言葉は、真剣な水銀の声だった。 -- 案山子さん (2012-11-02 10 12 52) 水銀「(私は何があっても盤上へは降りられん。それがこの世界での不変の理だ……故に、私と協定しているテルミよ。お前の力を貸してもらおう……あれは真正なる怪物だ。それに)」祐樹「(あん?まだなんかあんのか?)」 -- 案山子さん (2012-11-02 10 14 26) 水銀「(ああ……夫(・)とやらの存在が気がかりだ。私でさえ観測できない以上、もはやこれは世界がバグと化しているのだ。遠慮は要らん……やれ)」 -- 案山子さん (2012-11-02 10 15 52) 祐樹「(チッ……仕方ねえな)」そこで祐樹は帽子を被ったまま、ダークスーツのまま黄色い双眸が爛々と輝かせながら、テルミ「んじゃ、混ざらせてもらおうかァッ!!」 -- 案山子さん (2012-11-02 10 24 03) そして降りてくる祐木・・・ -- 名無しさん (2012-11-02 10 50 59) 黄金「ん?何だ・・・」 -- 名無しさん (2012-11-02 10 57 43) 新たに地上に舞い降りた存在……それは、ベイ「んだ?祐樹じゃねえか」そう、ダークスーツに身を包み、柔和で礼儀正しいあの水銀の遣いだ。だが、『何か』が違う。 -- 案山子さん (2012-11-02 11 16 49) ???「よう、仔犬ちゃんたちよぉ。随分派手にドンパチ起こしてくれてんじゃねえの。なあ?」蓮「な、なんだ……?本当に、祐樹なのか?」???「あん?なに言ってんだ、仔犬ちゃん。俺様、お前たちにとっても優しい『祐樹』だぜ?忘れたのか?」 -- 案山子さん (2012-11-02 11 18 22) ベイ「こっちが素ってわけか?」 -- 名無しさん (2012-11-02 11 21 08) ゴキッ!! と敵のジョーカーの頸をへし折ってからベイがそう聞くと、ん~?と祐樹と思わしき存在が首をひねり、 -- 案山子さん (2012-11-02 11 26 34) ???「素……素だァ?おいおい仔犬ちゃんたちよぉ、俺様にそんな口答えしていいのかァ?」黄金「ほう……どういう意味かね?」落ちてきたエリーをお姫様抱っこで抱えていた黄金がそう尋ねると、 -- 案山子さん (2012-11-02 11 27 45) ???「言葉通りだろうが、破壊の王様。折角俺様がいい演出をしてやったのによぉ……まあそれはいいか。ともかく、仔犬ちゃんたちは現状を正しく理解してんのかァ?」 -- 案山子さん (2012-11-02 11 28 56) シュライバー「こっちは終わったよ~……って、誰?」そこに、シュライバーと司狼組が到着してきた。 -- 案山子さん (2012-11-02 11 29 44) 祐木「祐木だ、それよりわかってないよいなら説明するが・・・」 -- 名無しさん (2012-11-02 11 33 08) 黄金「頼みたい・・・この上にトンでもないのが居るぐらいにしか解らん・・」 -- 名無しさん (2012-11-02 11 34 15) 祐樹「ああ……と。俺が説明するまでもないらしいな」そう言って人差し指で帽子を上げて黄色い双眸で上を見上げた。 -- 案山子さん (2012-11-02 11 36 31) ???「ほら……お出ましだァ!!」すると、壁が吹き飛び、最上階の様子が分かるようになり、中から出てきた絶世の美女こそ―― ???「あれが『真』のハートのクィーンってことだァ!!」 -- 案山子さん (2012-11-02 11 37 52) アテナ「ほう……?この世界の創造主はどうやら娯楽が趣味らしいな……妾や夫、そして阿頼耶やアーチャー以外にもイレギュラーを混ぜていたとはな。驚きを隠せぬぞ、下郎共」 -- 案山子さん (2012-11-02 11 39 08) ジューダス「このおばちゃん武器持ってんぞ!!気をつけろ!!!」 -- 名無しさん (2012-11-02 11 40 10) ???「つうか……あァ?それは俺様を言ってんのか?ババァ?」アプロディーテ「然りだ、下郎。それとも、盤上に関係のないお前が出てきたということは、よほど切羽詰っていると捉えてよいのじゃな?」 -- 案山子さん (2012-11-02 11 40 48) ???「ハッ!!ははははっはははは、ハハハハハハハハハハハ、ヒャッハアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!うぜえぞ、クソババァ!!俺様に下郎だァ?死にてえのか?」 -- 案山子さん (2012-11-02 11 41 52) アテネ「その程度で切れるとは……下郎というのは、短気なものなのだな」全員『!?』瞬間、いつの間にか二十階相当の場所にいたはずの謎の女が、一瞬にして外にいる黄金たちのド真ん中にいた。 -- 案山子さん (2012-11-02 11 43 18) 司狼「こいつ……早ぇ!!蓮やシロ助たちとは比較にならねえじゃねえか!!って、エリー!?」エリー「ァ……し、司狼」そこで、黄金にお姫様だっこされている瀕死のエリーに気づいた司狼。 -- 案山子さん (2012-11-02 11 44 43) 黄金「いつの間に!!?」 -- 名無しさん (2012-11-02 11 49 29) 司狼「っていうか、黄金さんよ。エリーをこっち――」アテナ「ふむ……これが『自滅因子』という者たちか。興味深いな」黄金&司狼「!?」司狼がエリーに駆け寄ったその間に、ハートのクィーンが間に入り込んでいた。誰もが捕捉不可能な領域による移動によって。 -- 案山子さん (2012-11-02 11 54 01) 一同「!!!???」 ジューダス「伏せろ手前ら!!!」 -- 名無しさん (2012-11-02 11 57 11) アテナ「では……試しといこうか。黄金……興ざめさせるなよ?」刹那、再び世界が光に満ちた。 -- 案山子さん (2012-11-02 12 02 37) 黄金「よかろう・・・・・・・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-02 12 04 23) 光に満ちた世界で、唯一黄金のみが光の中で相手を見据えていた。 -- 案山子さん (2012-11-02 12 06 30) 黄金「ゲオルギウス……下がっていろ」完全に見えていない司狼を蹴り飛ばし、エリーも同時に司狼に投げつけ、クィーンの獲物を見ていた。 -- 案山子さん (2012-11-02 12 12 48) 黄金「形状は鎌……いや、型が変わるのかね?また何とも一つの形に絞らないものだな」そう言いつつ、残像すら残さない音速の鎌による斬撃を回避しつつ、後退する黄金。 -- 案山子さん (2012-11-02 12 14 43) 黄金は見えているわけではないただの現状判断に過ぎない・・・ -- 名無しさん (2012-11-02 12 24 05) 黄金「さて……どうしたものか」アテナ「逃げるだけか?破壊の権化よ……妾に興じさせよ」 -- 案山子さん (2012-11-02 12 27 44) ジューダス「ちっとばかりまじーな・・・」 黄金は見えていない、しかしジューダスにはくっきりとではないが見えているそしてジューダス自身も何かを感じ取り始めていた・・・ -- 名無しさん (2012-11-02 12 50 17) ジューダス「あの黄金さんが槍を使えれば形勢逆転も可能なんだろうが……あのクィーンの実力があの人以上となると厄介だ――」そこまで言って不意に己の真横を何かが通過した。そして――???「死ねや」前方に向かって蛇を象った黒いオーラが射出されていた。 -- 案山子さん (2012-11-02 13 19 11) アテネ「なに?」黄金「!?」 -- 案山子さん (2012-11-02 13 50 58) 光に満たされた世界に紛れて放たれた黒き闇の蛇。それが敵味方諸共喰らわんと迸る中、黄金と戦神は互いに距離をとるため下がると、それが先程までいた間の空間を穿っていた。???「ちっ……大人しく死ねばいいものを」 -- 案山子さん (2012-11-02 13 52 37) そして光に満ちた世界が元通りに戻ると、祐樹が帽子を被ったまま舌打ちをしていた。そして、彼の腰元には先程の黒き蛇を象った物体があった。黄金「それが……卿の武器かね?」???「ああ、そうだ……ま、次はねえぞ」 -- 案山子さん (2012-11-02 13 56 23) 誰もが祐樹と名乗る男から遠ざかっていた。確かに戦神と名乗る奴も問題だが、この男は別次元でヤバイ。 -- 案山子さん (2012-11-02 14 15 02) ジューダス「ろくでもねえな・・・あいつ」 ベイ「あんなの食らったら耐えられねえぞ・・・」 驚愕の声を漏らす二人・・・ -- 名無しさん (2012-11-02 15 35 07) ???「ふむ、下郎の割によい攻撃をするではないか?」 -- 名無しさん (2012-11-02 15 38 23) ???「おお、化け物に褒められるとはな……だがよ」キッ -- 案山子さん (2012-11-02 15 51 16) ???「てめえら……何俺様を見下してんだァ!?殺すぞ!?ボケがッ!!」爆発する男の憤怒と激怒。己という存在を見下すな屑どもが、俺を誰だと思っているんだという男の黄金や例の女、他の皆でさえも一線を越えている者たちでさえ寒気と恐怖を叩き込まれた。 -- 案山子さん (2012-11-02 15 52 47) 司狼「吐き気を催す邪悪……か」 -- 案山子さん (2012-11-02 15 55 44) ベイ「あの変態ろくでもないのとばかり知り合いだな」 言葉はあきれ返っているものだが、内心は恐怖だけだ・・・ -- 名無しさん (2012-11-02 15 57 39) そして再び裕木は女王に向かって再び黒蛇を放つ・・・ -- 名無しさん (2012-11-02 15 59 43) 女王「愚かな――」???「てめえがな」女王「!?」瞬間、背後からとてもつもない悪寒が襲い掛かった。 -- 案山子さん (2012-11-02 16 00 37) ???「死ねオラァッ!」いつの間にか背後に回っていた男が、黒い蛇のオーラを右足に纏わせて蹴り上げを放っていた。 -- 案山子さん (2012-11-02 16 01 42) 真正面からは黒蛇が、真後ろからは神速の蹴りが。回避した瞬間、恐らく黄金の攻撃があるのは明白。三つ巴でありながら、超越した超人たちの一撃は計り知れない。 -- 案山子さん (2012-11-02 16 02 49) 司狼「ここは・・・任せるしかねえか・・・」 そう呟いて全員に距離をとるように促す司狼 -- 名無しさん (2012-11-02 16 06 58) 司狼「エリー、大丈夫か?」 エリー「かなり深めにやられたけど・・・何とか・・・」 -- 名無しさん (2012-11-02 16 08 11) エリー「アバラとか何本か逝っちゃってるけどね……あ、ははは」 -- 案山子さん (2012-11-02 16 09 16) 司狼「いったんここから離れる・・・・・あれはやばいわ・・」 -- 名無しさん (2012-11-02 16 12 11) その時、女王「――――――――」何かをつぶやいた瞬間、祐樹と思わしき男は攻撃をキャンセルさせて一気に後方へ飛び退いた。 -- 案山子さん (2012-11-02 16 14 56) 黄金も同様に何かを察したかのように、険しい表情のまま後退した。 -- 案山子さん (2012-11-02 16 15 22) ???「ババア・・・てめえ・・・」 静かだが殺意を脹れあがらせる裕木・・・ -- 名無しさん (2012-11-02 16 18 59) と、そこに異変に気づいていない騎士たちが戻ってきた。白騎士「女王陛下!!」影「……ご無事で」麗「ここはお任せを!!女王陛下はごゆるりと……私たちが彼らを打倒してご覧入れましょう」 -- 案山子さん (2012-11-02 16 21 11) 何も気づかず、女王は下がっていてくださいという騎士たちの言葉に女王は―― -- 案山子さん (2012-11-02 16 21 40) 女王「……ああ、そうだな」刹那、女王の前に立った彼らの腹部から突き出る鎌。腹部から噴き出る鮮血が宙を舞う。白「…………え?」影「なっ……」麗「じょ、じょおう……へ、へい……ぐはっ」三人の騎士は茫然とし、瞳孔を開き、瞠目していた。 -- 案山子さん (2012-11-02 16 22 39) 黄金「・・・・・・・・・・・・」 その光景に無言で殺気を増大させていく・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-02 16 26 18) 女王「……生贄をここに。鮮血を憑代とし、我が糧となれ」淡々と告げる女王と呼ばれている女は、不敵な笑みを浮かべていた。 -- 案山子さん (2012-11-02 16 26 59) 三人『な、なぜ……』口からごぼっ!!と血をげほっげほっと吐く中、当然の疑問を投げる。それに対し―― -- 案山子さん (2012-11-02 16 27 45) 女王「ああ……そういえば、言っていなかったな。私の力のあれ……全部『嘘』だ」三人『――――――――』その言葉に三人の騎士が言葉を無くした。 -- 案山子さん (2012-11-02 16 28 50) 操騎士たち三人『し、白様!!女王陛下、貴様ァァァァァァァァァ!!!!』その光景を目の当たりにした白騎士に仕えていた三人の騎士が怒りを爆発させて突っ込んだ。黄金「!!よせ、卿ら!!」 -- 案山子さん (2012-11-02 16 30 03) それでも止まらない三体・・・ -- 名無しさん (2012-11-02 16 30 41) ???「「愚かな・・・」 -- 名無しさん (2012-11-02 16 30 55) 白「よせ・・・・・・・・・・おまえら・・・」 -- 名無しさん (2012-11-02 16 32 38) そのか細い声にどうにか思いとどまる三体・・・・・・しかし睨むことだけはやめない・・・ -- 名無しさん (2012-11-02 16 33 55) 女王「なんだ?来んのか?己の命が大事か……端役共よ」 -- 案山子さん (2012-11-02 16 34 50) 三体「ぐっ・・・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-02 16 35 41) 黄金「自らの騎士を生贄か・・・何とも王の器に向かんな貴様・・・」 -- 名無しさん (2012-11-02 16 36 45) 笑ってはいない・・・むしろキレている・・・ -- 名無しさん (2012-11-02 16 37 09) 女王「否だ……これは黄金、貴様と『同じ』だぞ」黄金「……なんだと?」 -- 案山子さん (2012-11-02 16 38 25) こういうことだ、と女王は不可視の血で現出している鎌を強く握り、女王「さあ――妾と一つになれ」刹那、鎌で刺されていた三人の騎士の身体は一瞬にして消え去り、青白い閃光が女王の肉体へと宿っていく。これはまさしく―― -- 案山子さん (2012-11-02 16 39 42) 女王「おのれの部下と一体になり、その配下と化した部下の力を使う。そして己は強化される……さて、黄金よ。どこが違うのだ?心当たりがありすぎるだろ?」 -- 案山子さん (2012-11-02 16 41 00) 黄金「ほう、そこに貴様の愛があると?」 -- 名無しさん (2012-11-02 16 41 41) 確かに彼の修羅道は彼に聖痕を刻まれた配下の者たちをおのれの世界に取り込み、己はその配下の者たちの渇望たる世界を具現化し、そしてその配下たちを愛でながら己は高みへと昇る。確かに似ている。だが、それでも……認めてはならない。 -- 案山子さん (2012-11-02 16 42 37) ???「愛か、笑わせる・・・」 その言葉を笑う女王・・・ -- 名無しさん (2012-11-02 16 43 36) 女王「愛?愛、愛、愛愛愛愛あいアイアイだと……笑わせるな、黄金よ。妾を笑わせる魂胆か?つまらんな」 -- 案山子さん (2012-11-02 16 44 11) 不可視の武器に付いた血を一振りして拭ってから女王は告げる。 -- 案山子さん (2012-11-02 16 44 48) 女王「王とは君臨する者。他者を圧倒し、平伏しさせ、蹂躙し、怖し、恐怖を植え付け、絶対に逆らうなんて考えさせない……それが『王』だ」 -- 案山子さん (2012-11-02 16 45 43) 愛などこいつらに必要ないと切って捨てたのだ・・・ -- 名無しさん (2012-11-02 16 46 32) 白「調子に・・・のんじゃ・・・ねえぞ?・・・クソババア・・・」 血をふきながらもそう返す白・・・ -- 名無しさん (2012-11-02 16 47 41) 女王「……ふ」だが、息の根があった白騎士をつまらなそうに力を込めて消し飛ばした。女王「第一、端役にそこまで気を使っていたら……妾までが屑に堕するではないか」その言葉に、ついに三人の騎士が正気を失った。 -- 案山子さん (2012-11-02 16 49 00) 三体「こんの・・・くそばばあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-11-02 16 49 50) もはや問答無用。貴様を殺す殺す殺す殺す殺すコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロス!!という念のみで彼らは突っ込んでいた。 -- 案山子さん (2012-11-02 16 50 54) それに対し、女王はまるで待っていた、と言わんばかりの狂気の笑みを浮かべていた。 -- 案山子さん (2012-11-02 16 51 28) 黄金「待て!!貴様ら!!!!!」 邪魔だと言わんばかりにその三体を蹴り飛ばした・・ -- 名無しさん (2012-11-02 16 52 37) 三体「!!!???」 -- 名無しさん (2012-11-02 16 52 57) 思わず吹き飛ばされた三人の騎士は司狼・蓮・ベイが受け止めていた。 -- 案山子さん (2012-11-02 16 54 11) 司狼「よっと」蓮「危ねッ!!」ベイ「ったく、無茶をすんな」 -- 案山子さん (2012-11-02 16 54 34) 女王「……無駄な足掻きを」???「それはてめえもだろ」そこに、今の今まで黙っていた祐樹が黒蛇を放つが、女王は睥睨しただけで消し飛ばした。???「ちっ……」女王「その程度の児戯……つまらぬ」 -- 案山子さん (2012-11-02 16 55 23) 三体「何で止める!!!?」 蓮「死なせるわけにもいかんだろ?」 -- 名無しさん (2012-11-02 16 56 29) 司狼「っていうか、無駄死にがお望みかよ?神風特攻なんて洒落になってねえぞ」 -- 案山子さん (2012-11-02 16 59 17) ベイ「人のセリフとってんじゃねえぞ」 漫才を始める二人・・ -- 名無しさん (2012-11-02 17 00 23) 蓮「ともかく……もう敵味方なんて言ってる場合じゃねえんだ」 -- 案山子さん (2012-11-02 17 02 49) 祐樹「その通りだ、今はあんたらの能力も解禁されてんぞ!! 出し惜しみはいらねえ!!!」 祐樹(こいつらには権限で可能な限り最大限の強化と環境補正をしてやってる、ついでにあのアマに最大限不利になる干渉だ…だってのに何で嫌な予感が消えねえ) -- 名無しさん (2012-11-02 17 04 49) 女王「なんだ……まるで私に『不利』になるように仕組んだのにそれがなっていない……かのような顔をしているぞ?」祐樹「なに!?」 -- 案山子さん (2012-11-02 17 07 12) 愉快そうにくつくつ笑う女王に、祐樹は……否、テルミは理解した。テルミ「てめえ……干渉を打消しやがったな!?」女王「く、くふふふふふふ、ふはははははははは、はははははははははははは!!!!」 -- 案山子さん (2012-11-02 17 08 16) 女の笑いは天をも揺らがす。女王「なんてザマだ……笑わせるなよ下郎共。腹が捩れてしまうではないか」 -- 案山子さん (2012-11-02 17 20 33) 蓮「そのまま笑い死んでくれよおばさん」 -- 名無しさん (2012-11-02 17 23 53) 蓮が口を開いた瞬間、彼の右肩が音もなく裂けていた。 -- 案山子さん (2012-11-02 17 26 32) 蓮「…………な」女王「口の利き方に気を付けろ……下郎。誰だと心得ているのだ?」 -- 案山子さん (2012-11-02 17 27 05) 司狼「ウザいおばちゃんだろそ?」 そう言ってぶっ放す司狼・・ -- 名無しさん (2012-11-02 17 28 35) ???「愚かな・・・」そう言って銃弾を切り落とそうとするが自分の武器がはじかれ一発もらってしまったのだ・・・ ???「小癪な・・・」 -- 名無しさん (2012-11-02 17 31 04) 司狼「お前みたいな腐れ神マジでいらねえわ・・・」 -- 名無しさん (2012-11-02 17 31 54) だが、喰らった弾丸は眉間に吸い込まれ、徐に上を向いたと思った瞬間、女王「返すぞ」プッ!!と口から光速の弾丸が司狼の心臓めがけて放たれたのだ。 -- 案山子さん (2012-11-02 17 33 10) 司狼「通らねえよ、ばーか」 その光景にも悪童じみて笑う司狼 -- 名無しさん (2012-11-02 17 34 27) 司狼がちゃんとよけた瞬間、ジューダス「馬鹿野郎!!後ろだ!!」ジューダスの怒声が響いた。 -- 案山子さん (2012-11-02 17 36 07) 司狼「わかってるよ・・・デジャウりやがってんだから・・・ -- 名無しさん (2012-11-02 17 37 37) 見事に後ろからの攻撃を回避する司狼・・・ -- 名無しさん (2012-11-02 17 38 05) テルミ「ほう?魅せるじゃねえか……なら、俺様も見せてやるよ」 -- 案山子さん (2012-11-02 17 39 38) そこで黙していた祐樹ことテルミが黄色き双眸を危険度マックスに光らせ、テルミ「碧の力をッ!!」 -- 案山子さん (2012-11-02 17 40 30) 一同(「気質が変わった!!?)」 -- 名無しさん (2012-11-02 17 41 37) テルミ「第666拘束機関解放……次元干渉虚数方陣展開ッ!!!!」 -- 案山子さん (2012-11-02 17 43 04) すると、祐樹と名乗っていた男の帽子が弾け飛び、逆立った緑の髪がより男を凶悪に魅せていた。 -- 案山子さん (2012-11-02 17 43 56) 司狼「やるね~大将!!」 笑う司狼 -- 名無しさん (2012-11-02 17 45 56) テルミ「名乗っておいてやるよ……同じ『蛇』としてなッ!!」 -- 案山子さん (2012-11-02 17 47 01) 蓮「蛇だと!!?」 蛇という言葉に蓮は反応する・・・ -- 名無しさん (2012-11-02 17 48 40) テルミ「俺様の名は……テルミだ!!ハザマ=ユウキ・テルミだ!!覚えとけや、雑魚ども!!」瞬間、ドス黒い緑の瘴気とオーラが彼からあふれ出していた。それも莫大な量の。 -- 案山子さん (2012-11-02 17 51 27) 女王「……なるほど」その瘴気にビクともしない女王は、ただ静かに眺めていた。 -- 案山子さん (2012-11-02 17 59 31) テルミ「スカしてんじゃねえぞ!!!!」 -- 名無しさん (2012-11-02 18 09 04) 怒号と共に、テルミの背後から3頭の蛇の形をした巨大なオーラが生まれ、それが女王へ直進する。 -- 案山子さん (2012-11-02 18 13 55) それを女王が右掌を上空へ向け、女王「……来たれ」告げた瞬間、上空から降ってきたのは―― テルミ「なっ……クサナギだと!?」超超巨大な大剣だった。その大剣がそのまま襲い掛かる三頭の黒蛇を頭上から一刀両断したのだ。 -- 案山子さん (2012-11-02 18 18 03) 蓮「……いい加減にしろよ」そこで、ついに蓮がキレた。人を殺し、頓着せず今という刹那を簡単に壊す。そんな女王の行為に、ついに蓮の理性は外れた。 -- 案山子さん (2012-11-02 18 18 58) 蓮「創造(Briah)――!!」 -- 案山子さん (2012-11-02 18 19 22) 司狼「なら俺も乗ろうかね・・・太・極・・・」 -- 名無しさん (2012-11-02 18 20 52) それはさながら地獄のコキュートス。蓮「涅槃寂静・終曲!!!!」 -- 案山子さん (2012-11-02 18 21 21) 司狼「マリグナンドチューマー・アポトーシス!!!」 -- 名無しさん (2012-11-02 18 22 14) 司狼「おらよ、おごりだぜ!!」 そう言ってマズルフラッシュをたたき込む司狼 先まっでとは全然玉の質が違う・・・ -- 名無しさん (2012-11-02 18 23 12) 蓮「喰らえぇぇぇぇえええ!!」放たれる斬撃。総てを滅する刹那の刃。お前ら、ここで死ねという蓮の殺意がこもった斬撃の嵐だ。 -- 案山子さん (2012-11-02 18 24 53) 女王「そうか……ならば」そこで、女王が新たに虚空から取り出した闇の鎌が鳴動する。光が断絶していく。大気が根絶していく。暗闇の波動が脈動する。不可視の鎌を持つだけで黄金たち以外の離れている町の住人達が魂を引き抜かれていっていた。無論、その余波は赤騎士にまで及んでいた。 -- 案山子さん (2012-11-02 18 25 41) 赤「やばい・・・あのクソばば・・・」 -- 名無しさん (2012-11-02 18 26 42) そこまで言って、赤騎士の女は瞬時に魂を抜かれたかのように、息絶えた。シュピーネの前で。 -- 案山子さん (2012-11-02 18 27 20) シュピーネ「なっ……これは」ザミエル「シュピーネ!!綾瀬香純たちの元へいくぞ!!これは彼女たちが危うい!!」シュピーネ「……分かりました」 -- 案山子さん (2012-11-02 18 28 04) ジョーカーたちも既に息絶え、地面に転がっていた。その有様に、その問答無用のやり方に、シュピーネはやるせない気持ちになっていた。 -- 案山子さん (2012-11-02 18 32 15) 編集しました。どうぞ皆様書き込んで下さい。 -- 案山子さん (2012-11-01 22 15 05) こっからジューダスとエリーの話を書きます。 -- 案山子さん (2012-11-01 23 34 34) そろそろ長いので、編集したいと思います。一旦投稿をストップしてください。 -- 案山子さん (2012-11-02 18 37 50) 名前 コメント 合計: - 今日: - 昨日: - トップページの合計: -
https://w.atwiki.jp/god14fan/pages/266.html
……それから数分後、飲み明かした連中の内、狩摩はあの酒を飲んでもなんともならなかった。 -- 名無しさん (2014-05-27 10 09 02) 狩摩「いんや~、中々に興味深い話が聞けたわい。そんじゃま、お約束通りご一行さんに混ざらせてもらうとするわ」 -- 名無しさん (2014-05-27 10 09 41) 趺坐を掻いた状態から立ち上がり、キセルを咥えたままそう告げた。 狩摩「ほんでま、そこらにいる嬢ちゃんらも返りぃ。怪士(あやかし)、夜叉(やしゃ)、泥眼(でいがん)……丁重にもてなせや。傷付けたら容赦せんでぇ」 -- 名無しさん (2014-05-27 10 31 06) すると、神格たちさえも気づけなかった隠形に長けた存在――般若の仮面を被った存在たちがいきなり場に出現した。 ザミエル「なに!?」 隠形に関してはザミエルたちはクリストフやシュピーネなどの前例で感知には長けている。だが、この者たちの気配は明らかに異質で根本から異なる。 -- 名無しさん (2014-05-27 10 32 35) 狩摩「おまんら、ここでの殺傷は間違ってもすんなや……特に怪士(あやかし)、おまんや」 暗にこの場で殺傷を行えば他の連中に瞬殺されるぞ……そう告げているのだ。 -- 名無しさん (2014-05-27 10 34 28) 狩摩「とまあ、そんなこったで……あの嬢ちゃんらは平気じゃ。俺が保障しちゃる」 -- 名無しさん (2014-05-27 10 35 01) 蓮「……てか、その怪士ってやつの視線が思い切り俺とハイドリヒに突き刺さってるんだが(・_・;)?」 -- 名無しさん (2014-05-27 11 18 35) 狩摩「そこんとこは許せ。コイツは年の癖に血の気が多くてのぅ……」 -- 名無しさん (2014-05-27 11 19 30) 黄金「まあ、もし戦いと言うのなら我が城でマキナかシュライバー、ベイと戦わせ殺ると約定しよう」 -- 名無しさん (2014-05-27 11 25 19) 今はまだ駄目だが、と捕捉して。 狩摩「懐が大きい大将じゃのぅ!……というわけじゃ、怪士(あやかし)。魔羅(マラ)を隆起させちょる場合なら、さっさと仕事をせぃや」 そう言われ、般若の仮面たちは瞬時に消え、そこにいた少女たちも消えた。 -- 名無しさん (2014-05-27 11 26 59) ザミエル「先程のもだが、随分変わった能力を持っているな」狩摩「この力は俺んとこにいる奴等はみぃんな持っとるけぇ。ま、個々別々中身は人によって変わるがのぅ。カカカカ」 -- 名無しさん (2014-05-27 13 39 16) 小次郎「他には?」 狩摩「そうさのぅ…おんしら『蠅の王』って知っちょるか?」 -- 名無しさん (2014-05-27 13 48 05) 司狼「あ~……一応はな」 -- 名無しさん (2014-05-27 13 49 53) 狩摩「そういう奴もおったし、奇人変人がよぅおったわ。中には神なんかもいたぐらいやわ」 -- 名無しさん (2014-05-27 14 03 33) 司狼「聞いてっとこっちとあんま変わらねぇな」狩摩「そうとも言えんぞ?なんせこっちの神さんはお前さん等より話を聞かん」 -- 名無しさん (2014-05-27 15 10 28) 黄金「そちらの世界もなかなかに興味をそそる。機会があれば一度行ってみたいものだ」狩摩「おぉ!そらエェ、俺もあのジャリ共も大歓迎するわ!」 -- 名無しさん (2014-05-27 15 16 51) 狩摩「旨い蕎麦屋があってのぅ、来たら案内したるわ。俺は常連じゃけぇ」 -- 名無しさん (2014-05-27 17 01 39) シュライバー「蕎麦屋?」 狩摩「おお、面白いもんンも見れる」 -- 名無しさん (2014-05-27 19 16 03) 剣(ツルギ)「(`・ω・´)?」ふと、光の粒子が剣の周りを旋回し始めていた。 蓮「な、なんだ(゚Д゚;)!?」 狩摩「あ~…そういや、あの変態が呟いておったのぅ。確か『えぬぴーしー』?という奴のなかで剣の型をしたへんちくりんが、条件を満たせば『元に戻る』ってほざいていたの忘れてたわ」 -- 名無しさん (2014-05-27 20 17 41) 光が収束すると―― 死覇装に似た黒い和服に腰に刀を差した、薄ピンクの長髪をした少女が尻餅ついていた。 -- 名無しさん (2014-05-27 20 44 12) ???「あれ?しゃべれる?」 第一声がそれだった -- 名無しさん (2014-05-27 20 54 24) テルミ「そういや女なんだったな…お前」 すっかり忘れていたようだ…… 司狼「お前のもう一人が聴いてたことだろうよ(・_・;)」 テルミ「しゃーねぇだろ?いろいろあってすっかり忘れてたんだからよぉ」 -- 名無しさん (2014-05-27 22 24 56) おぼつかない様子で立ち上がったが、小鹿のようにフラフラしていた。 黄金「感覚は掴めていないようだな…ザミエル。支えてやれ…卿にエスコートを命ずる」 -- 名無しさん (2014-05-27 22 45 19) ザミエル「ヤヴォール」そ、と少女の手を取る。???「!」ザミエル「問題なく歩けるようになるまで私に掴まっていろ」???「…あ、ありがとう…/」 -- 名無しさん (2014-05-27 22 54 30) 狩摩「ほぅ?そこの黄金って奴の命には準じるとは、中々に面白い姐ちゃんや。真面目に後で酒盛りといこうで……んでもって」そこで視線を後ろにズラし、 狩摩「おまんらの探してるバカデカイ魚野郎の本体なら、この奥や……一応尋ねるが、けったいな能力使わずに来れたようやけど、おもろかったか?ジャリ共」 -- 名無しさん (2014-05-27 22 57 32) 小次郎「中々に危なかったな」 司狼「主にオレ様とランサーがヤバかったがな」 ランサー「ホント…そろそろオレの不幸を伝染させて――」 ザミ「ギロッ」 ランサー「なんでもないっす、はい(T_T)」 シュライバー「英雄も形無しだね~…よかったね、ザミエル♪英雄に勝ったよ?」 ザミエル「…貴様ら英雄を帰還したら鍛え直して殺る、軟弱共め(-_-#)」 ランサー「理不尽だ(・□・;)!?」 -- 名無しさん (2014-05-27 23 04 16) ザミエル「何が理不尽か、貴様仮にも英雄の称号を持つ者だろう。腑抜けた様を見るのはいい加減我慢ならん。心身共マキナに並ぶまで鍛えてやる」 -- 名無しさん (2014-05-27 23 12 19) アーチャー&ライダー&小次郎「(・□・;)!?」 ……キャスター「(゜o゜;)!?」 英霊たちがザミエルの発言を感知したようで震えていた。 -- 名無しさん (2014-05-27 23 17 13) ベイ「あン?どうした、キャスター」 -- 名無しさん (2014-05-27 23 17 29) リザ「…お気の毒様」ルサルカ「いらっしゃいキャスター、ザミエルの真骨頂を見れるわよ」……… ベアトリス「…今新たな犠牲者が増える予感がしたんですけど」神父「…奇遇ですね、私もですよ」魔王の訓練経験(犠牲)者達が青ざめていた -- 名無しさん (2014-05-27 23 20 44) キャスター「わ、私…もしかしたら生きて帰れるかしら?」ベイ「…あ~、そゆこと。まァ安心しろや、ザミエルとオマエの魔法との一騎打ちってのも見てみたいもんだ」 ……ライダー「わたし、逃げても」アーチャー「ライダー、君はもう遅い(T_T)」小次郎「ふむ……一興ではあるが、遠距離となると少々分が悪いな」 -- 名無しさん (2014-05-27 23 23 00) …ギル「――――――――」式「諦めろ、慢心王。お前も完全に『ターゲット』になってるぞ」バーサーカー『マキナ殿にベアトリス殿、なにかザミエル殿のお話を聞けぬか?』大英雄はすでに腹を括っているようだ。 -- 名無しさん (2014-05-27 23 24 30) ベアトリス「少佐の戦法は基本、反撃を許さない火力重視です。けど体術も並みじゃないですよ、私の全力でも掠るのがやっとです」 -- 名無しさん (2014-05-27 23 29 00) 神父「彼女は型に嵌まった戦法を取りますが、其故隙がなく正面きっての攻略法は未だ見付かりませんしね」ベアトリス「そうなんですよね。マレウス達は瞬殺されますし(苦笑)」マキナ「…俺はこの特性があるからな。奴の砲は通じん」 -- 名無しさん (2014-05-27 23 33 54) マキナ「ただし、理不尽な面が発動している間は何をやっても効かん……ただの火に油でしかない」 -- 名無しさん (2014-05-27 23 34 47) ベアトリス「んな生チョロいモンじゃないですよ……火の海ににガソリンです(T_T)」 -- 名無しさん (2014-05-27 23 35 50) 神父「いやいや核爆発レベルでしょう、アレは」 -- 名無しさん (2014-05-27 23 38 30) 走馬灯…… ザミエル『いい胆力ではないか、えぇ?くふふ……ふはははは……!さァ踊れ、馬鹿娘!クリストフにブレンナー、マレウスの計三名も逃さん!!』 戒「……あの、ベアトリス?尋常じゃないぐらい震えてるんだけど(゜o゜;)?」 -- 名無しさん (2014-05-27 23 39 48) マキナ「やめておけ……ターゲットが増えるぞ(-.-;)」 ベアトリス「ありそうなこと言わないでください(゚Д゚;)!?」 -- 名無しさん (2014-05-27 23 40 23) そして戒の携帯がなった -- 名無しさん (2014-05-27 23 40 53) 名前はランサーなのだが……中身が違うことははっきり感じ取れた -- 名無しさん (2014-05-27 23 41 52) 戒「…ベアトリス、凶報だよ」 -- 名無しさん (2014-05-27 23 42 44) ベアトリス「え……(゚Д゚;)!?」 -- 名無しさん (2014-05-27 23 44 43) 文面を見るとただ一言『貴様等合流を楽しみにしていろ。キルヒアイゼン、特に貴様は逃がさん』とあった。ベアトリス「・・・(ガタガタガタガタ)」 -- 名無しさん (2014-05-27 23 47 56) ただのメールなのに滲み出る威圧感………はっきり死を覚悟したのだった -- 名無しさん (2014-05-27 23 50 14) ギル「ソロ~リ」 ガシッ×2 式「どこに行くんだ、英雄王」言峰「諦めろ、ギルガメッシュ」 ギル「ええい、離せ!?我(オレ)を生贄に捧げる気か(・□・;)!?」 -- 名無しさん (2014-05-27 23 50 56) 赤セイバー「ふむ……その先程から出てくる『ザミエル』という女は、相当強いのだな?」桜「話を聞いた上だと、相当お強いそうですよ」青子「ま~私はどんくらい強いか知ってるんだけどね~」完全に他人事だった。 -- 名無しさん (2014-05-27 23 52 06) 神父「…主よ、何故こうも試練を与えられるか(蒼白)」 -- 名無しさん (2014-05-27 23 53 03) マキナ「確りしろ聖餐杯、神に祈った所で無駄だ」戒「…今はザミエル卿も覇道神の一人だっけ」 -- 名無しさん (2014-05-27 23 53 35) 戒「それと追記が……」 《私のサブ属性は「大魔神」だ意味は解るな?》と書かれていた -- 名無しさん (2014-05-27 23 54 16) 生け贄達「(゚Д゚)(゚Д゚;)(T_T)(-.-;)( _ )(T_T)」 -- 名無しさん (2014-05-27 23 54 52) ………そしてダンジョン組 -- 名無しさん (2014-05-27 23 55 21) ザミエル「さて、こんなものか」ベイの所にもメールを送信し終えランサーに携帯を返す -- 名無しさん (2014-05-27 23 56 13) 司狼「エレ姐さんよ、人数も人数だけど纏めて相手出来るのか?」ザミエル「出来ん事は言わん。やると言ったらやるまでだ」 -- 名無しさん (2014-05-27 23 59 09) 黄金「期待しているよ、ザミエル」シュライバー「いいな~ザミエル。僕も混じりたいな~」 -- 名無しさん (2014-05-28 00 01 19) 狩摩「かっかっか!もう先の話をしちょるっとるのか!かっかっかっか!ほんまあの重力ボウズ共より面白ぃわ」 -- 名無しさん (2014-05-28 00 02 15) 司狼「まぁ、これが俺らの日常だしな」 -- 名無しさん (2014-05-28 00 04 10) 蓮「…今更だが、日常って何だったっけ」司狼「(苦笑)」 -- 名無しさん (2014-05-28 00 06 07) こうして、ザミエルによる地獄めぐりの面子(ベアトリス、アーチャー、ライダー、ランサー、キャスター、バーサーカー、小次郎、ギルガメッシュ、さりげなくトリファ、マレウス、リザ)が決まったのであった。 -- 名無しさん (2014-05-28 00 07 07) 蓮「お前が入るとマジも洒落も関係なくなるからやめとけ」 シュライバー「ちぇ~まぁ、いいや。ランサーを盾にするところを見て笑おっと」 -- 名無しさん (2014-05-28 00 08 41) ランサー「おまえら、マジでキレるぞ(-_-#)」 -- 名無しさん (2014-05-28 00 09 22) ……ベア「いやァァァァァァァァァァァァァァ(T_T)!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 大泣きもいいところで、真面目に怖いのだろう……恐怖に怯えていた。 桜「あの…こんなに恐れられているのに、どうしてベアトリスさんはザミエルさんと行動することが多いのですか?いやなら拒絶をすれば」 -- 名無しさん (2014-05-28 00 09 31) ベアトリス「だって少佐友達居ないもん。なんかかわいそうじゃないですか(T_T)」 -- 名無しさん (2014-05-28 00 11 30) はい、ニトロ追加されました。 -- 名無しさん (2014-05-28 00 11 57) 《追伸:覇道神としての力を出していいと許可を頂いた》実にスマートな追伸だった…死刑宣告だったのだが。 -- 名無しさん (2014-05-28 00 12 42) 生け贄組は灰になった -- 名無しさん (2014-05-28 00 13 17) ……… ザミエル「……クックック」一同(黄金、狩摩以外)「(怖!;;;;)」 -- 名無しさん (2014-05-28 00 15 04) 御門龍明の和風に表情に陰と嗜虐心満載の微笑みは恐怖だ -- 名無しさん (2014-05-28 00 16 03) ランサー「何で………俺だけ(-.-;)」 携帯を奪われ埋められていた -- 名無しさん (2014-05-28 00 16 58) 蓮&司狼「グラズヘイムは今日も地獄ですー(棒読み)」 -- 名無しさん (2014-05-28 00 17 22) アーチャー「宿命という言葉があってだな(T_T)」 ランサーを引き抜きながら涙を流してそう呟いた -- 名無しさん (2014-05-28 00 18 20) ザミエル「すまん、ついノリで埋めてしまった」 -- 名無しさん (2014-05-28 00 19 06) ランサー「ノリで埋めるなよ(・□・;)!?」 -- 名無しさん (2014-05-28 00 19 37) そこにランサー宛にメール -- 名無しさん (2014-05-28 00 20 02) ランサー「ん?」確認。『ノリで埋められるのはまだ楽な方だと見に染みて痛感するようになるから楽しみにしたまえははははは。byメルクリウス』 -- 名無しさん (2014-05-28 00 21 20) 黄金「…カールが余波を受けたようだ」 -- 名無しさん (2014-05-28 00 21 52) ランサー「コイツの場合は全部自業自得だろう(・_・;)」 -- 名無しさん (2014-05-28 00 22 46) 小次郎「ふむ…テルミよ、お主と後で鍛錬はできぬものか?」テルミ「あん?そういったステージがなきゃ速攻この姐さんに拉致られんぞ?イヒヒヒ」ザミエル「ちなみに、貴様も捕縛対象だ。テルミ」テルミ「……………………はぁ(゚Д゚;)!?」 -- 名無しさん (2014-05-28 00 23 46) ザミエル「誰が『鋼鉄の処女様』だ?」にこり -- 名無しさん (2014-05-28 00 24 48) テルミ「ふんっ!」己の腹に拳をブチ込み、蹲ると―― ハザマ「イタタ……あれ?皆さん、どうしたんですか?」司狼「野郎、逃げやがった;」 -- 名無しさん (2014-05-28 00 25 23) ザミエルに見せては行けないモノを見せたことに気がつかなかった -- 名無しさん (2014-05-28 00 26 43) ザミエル「ほう?そうすれば出てくるのか」 ゴキゴキと拳が唸っていた -- 名無しさん (2014-05-28 00 27 31) ハザマ「え?何ですか?」 -- 名無しさん (2014-05-28 00 28 41) ザミエル「ふんっ!」ハザマ「ゴフッ( `Д´)>)) д )!?」 -- 名無しさん (2014-05-28 00 29 04) 久方ぶりの登場、約三秒で終了。 テルミ「イッてぇな、オイゴラ!なに速攻で入れ替わって」ザミエル「Welcome♪」般若が手招きをしていた。 -- 名無しさん (2014-05-28 00 29 58) 好きに暴れてるようだが少女をしっかり支えている辺り忘れてはいないようだ -- 名無しさん (2014-05-28 00 31 47) ランサー「発動してやがる(ノД`)」 -- 名無しさん (2014-05-28 00 32 35) アーチャー「まさか(゚Д゚;)!?」 ランサー「そのまさかだorz」 -- 名無しさん (2014-05-28 00 33 10) 大魔神、別名『理不尽モード』 -- 名無しさん (2014-05-28 00 34 00) ……十分後、テルミはザミエルに頭を鷲掴みにされたまま引きずられていた。 -- 名無しさん (2014-05-28 00 38 22) ザミエル「では参りましょう、ハイドリヒ卿」黄金「そうだな。これ以上長引かせるのは忍びない」狩摩「まあいよいよもっておもろいが…あの男、生きちょるんか?」 -- 名無しさん (2014-05-28 00 39 13) シュライバー「ザミエルの特技は生かさず殺さずだから大丈夫だよ?」 -- 名無しさん (2014-05-28 00 40 18) ザミエル「殺したら死ぬからな、コイツ等は」 -- 名無しさん (2014-05-28 00 44 51) ちょっとトラブル(?)があったが奥へと進んでいく一同 -- 名無しさん (2014-05-28 00 46 21) そして奥に辿り着くと、残りの囚われの少女や女性たちが複数おり、某ゼ●ダに出て来そうな巨大な魚が空中を泳いでいた。皆が入った瞬間、全員が深い水に沈んだが、自然と息は出来た。 -- 名無しさん (2014-05-28 00 47 24) 狩摩「ほぅ?水の中ゆうのに息が出来るとは、こりゃ~えぇわ!かっかっか!って、おっと」突っ込んできたそれを回避しながら拍手をしていた。 -- 名無しさん (2014-05-28 00 48 09) 司狼「…水に縁があるのはマジで水没王子がいるからか」黄金「卿等は水底がお似合いだ、と言えばいいのか?」蓮「お前等…」 -- 名無しさん (2014-05-28 00 51 47) ???「あわあわ」ぎゅ、とザミエルの片腕にしがみついてる。 -- 名無しさん (2014-05-28 00 53 46) ザミエル「案ずるな、クラフトは変態で変質者でストーカーで超常識外れの屑ではあるが、約定を反故にはせん」 -- 名無しさん (2014-05-28 00 54 35) ???「う、うぅ」ザミエル「……それとも水が怖いか」元が剣という事を思い返した -- 名無しさん (2014-05-28 00 57 41) 小次郎「ふむ……ザミエル殿。私がその娘を見よう。御身は御身のままに動くといい、ここでは私は役不足のようであるしな」 -- 名無しさん (2014-05-28 00 58 31) ザミエル「ならば頼もう……この水……蒸発させるか」 -- 名無しさん (2014-05-28 01 00 14) 司狼「ちょい待ち」 ランサー「あー宝箱があるな……あそこと、この真下に」 -- 名無しさん (2014-05-28 01 07 30) ザミエル「ならばランサー…いって回収してこい」 ランサー「……まぁ、良いけどよぉ」 -- 名無しさん (2014-05-28 01 10 36) 蹴って水中の真下に向かうが、巨大な尻尾が迫っていた。 回避コマンド「△ボタン」間に合うか!? -- 名無しさん (2014-05-28 01 12 06) ランサー「いきなりかよ(゚Д゚;)!?」 避けながら宝箱に接近すると……《キャッチ・マイ・ハ~ァァアアア(゚Д゚)》と聞こえてきた -- 名無しさん (2014-05-28 01 20 19) ランサー「このパターンは(゚Д゚;)!?」 《ドパーン!》爆発が起こった……がランサーは無傷だった -- 名無しさん (2014-05-28 01 21 43) しっかり宝箱を抱えて戻ってきたのだった…… -- 名無しさん (2014-05-28 01 22 17) アーチャー「なぜ貴様は無事なのだ!?」 ランサー「原理は盾と同じだよ(ノД`)」 -- 名無しさん (2014-05-28 01 23 11) ザミエル「泣かんで良いからもう一つあるのだろう?拾ってこい」 ランサー「わーってるよ」 もう一回飛び込んだ -- 名無しさん (2014-05-28 01 25 06) 司狼「アーチャーとお揃いにならなかったか」狩摩「おんしその頭元から違うたか」アーチャー「…これは罠にかかったせいだ」 -- 名無しさん (2014-05-28 01 28 23) そこに蓮の携帯宛にアイテム「カメラ」が送られた。蓮「アーチャー、相棒の帰還だ」 -- 名無しさん (2014-05-28 01 29 31) アーチャー「(-_☆)復活!!!!!!」髪型も元に戻った -- 名無しさん (2014-05-28 01 30 08) 狩摩「かっかっかっ(^o^)おんしはどないなっとんじゃ?」 笑いながら問い掛ける アーチャー「まぁ、そういうものだ」 -- 名無しさん (2014-05-28 03 28 35) 尻尾を避け、アーチャーは腕を組んでいた。 黄金は尻尾を優雅に避け、巨大魚を見ていた。自由に、しかも超速で泳ぐその姿はまさに異形ともいえるだろう。 黄金「大凡、ヴァルキュリアの雷速とシュライバーの絶速の中間、という具合だな」 -- 名無しさん (2014-05-28 11 50 50) だが、彼らプレイヤーにとってはたかが『その程度』しかないのだ。 -- 名無しさん (2014-05-28 12 02 16) 蓮「一先ず、アレ倒した方がいいのか?」司狼「囚われのお嬢さん達に当たんねぇように気を付けねぇとな」黄金「ザミエル」ザミエル「ヤヴォール・マインヘル」返答と共に主の意思を遂行する。(一同と巨大魚を覆う広い結界を張り、囚われている人達や罠を気にしなくて済む。つまり一同が思う存分暴れられる状況を作り出した) -- 名無しさん (2014-05-28 13 38 23) ザミエル「結界外に異変が起きれば対処しよう。故、アレは任せるぞ」シュライバー「ふふふ、それじゃ行ってきまーす♪」まず絶速の白騎士が動いた -- 名無しさん (2014-05-28 13 41 26) ザミエル(奴の仕掛けだ、ただ倒せばいいという次元で済むとは思えん。杞憂で済めばいいが…)狩摩「ほぉ、これが『つーかー』っちゅうやつか」黄金と赤騎士のやり取りを見て -- 名無しさん (2014-05-28 13 47 00) 黄金「そういうものだ・・・そこの刹那とゲオルギウスもできるぞ?」 -- 名無しさん (2014-05-28 16 46 08) 司狼「俺の意志はコイツの意志、コイツの意志は俺の意志ってな」蓮「はいはい。んじゃ、行くか」司狼「おうよ」白騎士に続き刹那と悪童も参戦 -- 名無しさん (2014-05-28 17 18 15) 超速を前に苦戦?まず有り得ない。その手の手合いならば既に彼らは体験済みでもあるし、学習済みだ。 蓮「司狼!」司狼「ハッハァ――!」マズルラッシュで尻尾の特殊防壁を貫通し、蓮のギロチンで狩り落そうとするが間一髪で逃された。 蓮「ちぃ!流石は親父、俺の参戦も見越してたっぽいな」 -- 名無しさん (2014-05-28 21 58 59) 狩摩「ふーむ・・・なかなかやるのう・・・どいつもこいつも余力を残して殺りおうとる・・・じゃが、イマイチ決め手が足りんのう・・・」 -- 名無しさん (2014-05-28 23 24 51) 状況を見ながら呟く ランサー「おう・・・今戻ったぜ」 狩摩「おお、ええところに戻ってきよった」 -- 名無しさん (2014-05-28 23 25 29) ランサー「あん?」 狩摩「ちょい耳貸せ・・・あのバケモンの動き制限するためにお前の力が必要じゃ」 -- 名無しさん (2014-05-28 23 29 39) シュライバー「ハッハー!!トロいんだよ!♪」巨大魚を遥かに上回る速さで水中を駆け、銃弾の雨を降らせていた。勿論近くにいる蓮や司狼に気を配る筈はない -- 名無しさん (2014-05-28 23 48 07) 蓮「おま!?」司狼「相変わらずかよ、この狗っころは!」そこで気付いた、さりげなくザミエルが蓮たちの周辺を薄い炎の魔法陣で囲っていることに。 ザミエル「十全に暴れてよいと告げたはずだ。PK(プレイヤーキル)を眼前でされては興が削がれるだろうからな、仕方なくだ」 -- 名無しさん (2014-05-28 23 57 31) この配慮がこれを観戦しているであろう女神のためであるのは余談である。 -- 名無しさん (2014-05-28 23 58 01) そして狩摩の提案をランサーも聞き終えた -- 名無しさん (2014-05-29 00 22 28) ランサー「マジでやるきか?」 狩摩「これが壇狩摩様のやり方よぉ。神だろうがバケモンだろうがきっちり型に嵌めてやる」 そこまで言うとニィっと笑った -- 名無しさん (2014-05-29 00 48 30) 狩摩「嵌めればデカイで?まさか出来ないとは、言うまいよ?」 -- 名無しさん (2014-05-29 00 49 22) ランサー「面白れぇ……乗った」 狩摩「あのデカ物釣り上げちゃれ!」 ランサー「任せな」 -- 名無しさん (2014-05-29 01 29 24) 壇狩摩の提案はこうだった……《このまま水の中で闘い続けるのは拙い。メンツは凶悪でも今のままでは決定打は入らないから取り敢えず水から奴を出してしまえ》と言うモノだった… -- 名無しさん (2014-05-29 10 33 51) 狩摩「将棋っちゅーのはどんだけ強い駒揃えようが勝てん、それを使う頭と先を読む力がいる。《歩に始まって歩に終わる》とも言うが別に歩に拘る必要もない。今は膠着状態なだけじゃ……ここらで一石投じんとずるずる流れが変わる」 -- 名無しさん (2014-05-29 10 54 29) ランサーも相棒(釣竿)を取り出した。蓮「聴こえたか!?」司狼「おうよ、一丁アイツの策に乗ってみるか」釣り上げる、という言葉が聞こえ把握した二人 -- 名無しさん (2014-05-29 13 42 35) 黄金「シュライバー」シュライバー「ヤヴォール!!」主の命(意思)は絶対。矢鱈と撃つのは止め、巨大魚を水面へと追いやるように撃ちはじめた -- 名無しさん (2014-05-29 15 09 29) 巨大魚《――――!!!!!!》鬱陶しい銃弾から逃げるように大口を開け、蓮に向かって突進してきた。蓮「Σっと!!?」紙一重でそれを避ける。そして巨大魚が逃げた先は―― ランサー「わざわざデカイ口を開けて来てくれるなんてな(-_☆)」釣竿を構えたランサーが巧みに釣り針を巨大魚の口に引っ掛け、捉えた -- 名無しさん (2014-05-29 20 11 16) ランサー「うぉぉぉぉらぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」グンッと竿を振り一同が入ってきた扉へ巨大魚を突っ込ませる。この部屋は水の中だ、ならば『水がない』部屋の外へ放り出してしまえばいい -- 名無しさん (2014-05-29 22 48 47) ―ドゴォォォン!!!!と破壊音を立て、扉と扉の周りが粉砕し巨大魚は部屋の外へと放り投げられた。 -- 名無しさん (2014-05-29 22 52 40) ランサー「ふ(-_☆)見たか、これが筋肉革m」ゴイ~~ンッと何故かランサーの頭にタライが降ってきた。ザミエル「…締まらんな貴様は」狩摩「かかかか!!(爆笑)」 -- 名無しさん (2014-05-29 23 05 01) ランサー「そうは言うがそっちに飛ばしたんだぜ?お土産」 -- 名無しさん (2014-05-30 00 26 11) そう――既に狩摩はどういう手法を取ったのか、外に居て待機していたのだ。 狩摩「ほんじゃまァ、仕事をせにゃならんだろう……」キセルを咥え趺坐を掻いた状態で、嘯いた。 -- 名無しさん (2014-05-30 00 35 20) 狩摩「型にハマった獲物を逃がす道理はないじゃろぅ…殺れ、怪士(あやかし)、夜叉(やしゃ)、泥眼(でいがん)」 -- 名無しさん (2014-05-30 00 36 04) 刹那――蓮と黄金という二柱の探知を掻い潜り、潜在意識さえも欺く暗殺者たちによる一瞬の乱舞で大魚は狩摩の真横を通過し、絶命したのであった。 狩摩「かっかっかっ!なんじゃなんじゃ、張り合いがないのぅ!」拍手喝采をしながら大いに楽しんでいた。 -- 名無しさん (2014-05-30 00 37 43) ランサー「ふぅ…オマエ、いいや狩摩つったな。中々に気に入ったぜ」狩摩「ほぅ?ほんまもんの英雄殿に気に入られるちゅうんは、中々に気持ちがえぇもんやな。ま、これだけの面子を動かせるぅんことはそうはないからのぅ!ええ記念や!」 -- 名無しさん (2014-05-30 00 47 51) 司狼「殺傷は抜きじゃなかったのかい?」 狩摩「よぅは人は【殺る】なっつぅことじゃけぇ。こいつらは【敵きゃら】なんやろ?なら問題ないやろ」 蓮「そういう解釈、アリかよ;」 -- 名無しさん (2014-05-30 01 02 05) ザミエル(【殺さなければ】人にも何等かの行使をするとも取れる。が、刹那は気付いていないな)シュライバー「終わった~?部屋の中粗方見て来たけど罠は無かったよ」 -- 名無しさん (2014-05-30 01 15 55) 狩摩「ザミエルよ、この魚にそこまでの力はないよって。あっても馬鹿力位のもんよ・・・これを使役しとるやつにはそういう力があるかもしれんがのぅ?」 ザミエル「私の考えを読むな」 狩摩「それにあの変態がそこまで穴だらけに見えるか?」 ザミエル「・・・」 その返しには言葉に詰まった-- 名無しさん (2014-05-30 01 20 26) ザミエル「うん?これを使役?」 狩摩「おうよ。これはいわばえーと「らじこん?」ゆうやつに近いのう・・・見た感じ」 -- 名無しさん (2014-05-30 01 22 04) 死んだ魚を見ながらそう言う。 狩摩「とりあえずかっ捌いて調べてみるか」 -- 名無しさん (2014-05-30 01 27 11) 指を鳴らし、 狩摩「夜叉、やれ」 虚空から般若の仮面を被った存在が音もなく現出し、瞬時に死んだ魚の腹を捌いて見せ、また瞬時に消えた。 -- 名無しさん (2014-05-30 01 44 06) 狩摩「相も変わらず不愛想じゃのぅ…こげな場所にいちょるんは分かっちょるだろうに」 小次郎「…ふむ。先程の者たち、もしや『暗殺』に秀でておるのか?」 狩摩「お?えぇ勘しちょるのぅ……まあ、概ね正解っちゃ正解や」 -- 名無しさん (2014-05-30 01 45 49) 蓮「司狼」 司狼「あいよ・・・人使いの荒いこって」 とりあえず魚を調べるために近寄っていく -- 名無しさん (2014-05-30 01 46 57) 司狼(見た所、ただの魚って感じ……ん?)ザミエル「どうした?」司狼「姐さんや、悪いが火を灯してくれ」ザミエル「……?構わんが」 火を灯して掻っ捌いた腹を照らし、 司狼「アサシン、ピンポイントで斬ることは得意か?」 -- 名無しさん (2014-05-30 01 51 51) 小次郎「逆に問うが、アサシンにそれが出来ぬと思っておるのか?」 -- 名無しさん (2014-05-30 02 14 10) 司狼「・・・聞くだけ野暮だったな」 小次郎「そういうことだ」 -- 名無しさん (2014-05-30 02 40 53) 互いに苦笑した後、小次郎は司狼が指さす『ポイント』に向かって長刀を一振り。すると、中から『ある物体』が出てきた。 ライダー「これは……」アーチャー「卵……のようだな」 青ではなく蒼、蒼穹の色をしたデカイ卵がそこにあり、色鮮やかに光っていた。 -- 名無しさん (2014-05-30 08 27 40) 司狼「………デカい割に軽いな……しかし、中でなんかカチャカチャ言ってやがる」 持ち上げて降ってみる……一応中身の予想を建てているようだ -- 名無しさん (2014-05-30 11 11 33) 蓮「司狼、無用心過ぎないか?」司狼「ビビってたってしゃーないだろ」囚われていた女の人達は黄金達が解放した -- 名無しさん (2014-05-30 13 46 04) 女性たち「ありがとう、ございます」黄金「気にするな…卿らは元いた場所に戻るといい」 すると、彼女たちを魔法陣が包み込んで消えた。 狩摩「どうやら、あの嬢ちゃんらも無事に行ったみたいやなぁ」ザミエル「そのようだな…時に貴様、あれが傀儡だというのは真実なのだな?」 狩摩「信じる信じないはおまんらが決めぃ……つっても、聡いあんたらなら心配いらへんやろうけどなぁ」 -- 名無しさん (2014-05-30 19 37 32) 以後の方針は傀儡を操っていた本体を捜すようだ -- 名無しさん (2014-05-30 21 50 36) テルミ「んで?どうすんだよ」 狩摩「ほんじゃまぁ…そうじゃのぅ。こん中で探索に秀でてる奴はおるかのぅ?」 -- 名無しさん (2014-05-31 00 18 45) シュライバー「それならザミエルが一番適任者だよ~♪」 狩摩「ほぅ?見立て通りっちゅ~ことか。ほんなら、ここから四方に半径『20めーとる』だったかのぅ?穴がないかを調べてくれると助かるんじゃがのぅ」 -- 名無しさん (2014-05-31 00 28 56) ザミエル「案外近いな」言われた距離を集中して視る。 -- 名無しさん (2014-05-31 00 48 29) ザミエル(後方…左方…右方…前方…特にはないな。だが…)そこで天井を見上げ、 ザミエル「仕事だ、アーチャー。貴様の弓矢でアレを撃ち抜け」目だけで指定すると、天上には一部分だけ色が違う箇所があった。 -- 名無しさん (2014-05-31 01 12 11) アーチャー「ランサー……プーメランの時間だ」 ランサー「真面目にやれ……焼かれても知らんぞ?」 -- 名無しさん (2014-05-31 01 34 51) カメラが戻ったことが嬉しくテンションがハイのようだ……しかし、ランサーの焼かれるという言葉でまじめに戻ったようだ…… -- 名無しさん (2014-05-31 01 35 58) 色の違う箇所を見上げ。アーチャー「…あれか」 -- 名無しさん (2014-05-31 09 11 00) 緑と青の混合色で見間違えしそうな、錯覚を覚えさせる模様だった。 アーチャー「では、射抜くとするか」即座に弓矢と弓を番え、構えコンマ1秒で射った。 直撃すると硝子が割れるような音と共に砕け、そこから上に続く穴があった。二人が同時に通れるぐらいの大きさのようだ。 -- 名無しさん (2014-05-31 09 32 41) 蓮「うお、マジで穴が出やがった!?」 司狼「確かにな(それ以前に、この野郎の達観視と洞察力はオレら級だな)」狩摩のことを横目で見ながら探っていたが、やはり狩魔自体も相当の手練れであると判断したようだ。 -- 名無しさん (2014-05-31 12 09 13) 小次郎「それはそうと、お主の名はなんと言うのだ?」 ハナ「わ、わたし……ハナっていいます……へぅ」 ザミエル「元から少々対話が難しいようだな…案ずるな。この場には(ハイドリヒ卿を除いて)大抵の奴は吹っ飛んでいるが、基本は優しい連中だ」肩に手を置きながら優しく教えていた。 -- 名無しさん (2014-05-31 12 11 06) ハナ「…はい!♪(^^)」 -- 名無しさん (2014-05-31 12 13 42) ランサー(その優しさが何で欠片も他に向けられないんだろうか)シュライバー(腑抜けが嫌いだから(^ω^))司狼(実質剛健を地でいってるから)テルミ(ガチで漢だから女に優しいとか) ザミエル「言っておくが、私は女が嫌いだ」テルミ「ΣΣΣ!!!」ビクゥッ -- 名無しさん (2014-05-31 12 38 18) ザミエル「だがな、芯の通った者ならば話が別だ。この娘や女神などが特例中の特例だ。貴様らも知っているだろう?私が女の中で一番誰が嫌いかを」 -- 名無しさん (2014-05-31 12 48 39) 蓮&司狼「あ~…でしょうねぇ」Fカップの存在を想いだし頷いた。 小次郎「私は具体的に知らぬのだが」テルミ「オレ様は直ぐに分かった;」アーチャー「私も検討はついた」ランサー「オレは以前、あんたらの記憶を覗かせてもらったからな、そん時に知った」 シュライバー「シロウとベイが“犬猿の仲”だったかい?それと似たようなもんさ」 -- 名無しさん (2014-05-31 12 51 26) ハナ「?」小首を傾げるハナ。 ザミエル「あとはそうだな…綾瀬香純も該当するな」 狩摩「ほんなら、あの変態に教わったんじゃが『馬鹿娘』っちゅ~呼んでる奴に関しちゃどうなんだ?」 -- 名無しさん (2014-05-31 12 52 52) ザミエル「あれ、鍛え直している途中だ」 -- 名無しさん (2014-05-31 14 38 22) 知ってる奴ら(鍛え直すと言って良いのか死ぬほど疑問なんだが(-.-;)(・_・;)) -- 名無しさん (2014-05-31 14 39 58) ザミエル「これでも私が一番目を掛けているのは奴だよ、私の部下(モノ)だしな。そんじょそこらの馬の骨に簡単に渡す気も無い」サラリと宣う -- 名無しさん (2014-05-31 14 47 03) ランサーの携帯が鳴った ランサー「なんだ?」 ベアトリスからだった……戒の携帯を借りたようだ内容は《鬼!悪魔!理不尽!鍛え直すじゃなくて拷問ですよあれは(ノД`)!!!》と書かれていた -- 名無しさん (2014-05-31 14 47 34) ランサー「察知するの速いなおい(・_・;)」 -- 名無しさん (2014-05-31 14 48 37) ザミエル「かせ」 ランサーは携帯を奪われた。そして、最速で返信して返された -- 名無しさん (2014-05-31 14 57 48) ランサー「なんて送ったんだ……(゚Д゚;)」 -- 名無しさん (2014-05-31 14 58 34) 履歴を見て固まった そしてアーチャーもそれをのぞき込んで固まった…… ライダー「どうしたのです(・_・;)」 二人「みるモンじゃぁない(T_T)orz」 泣いていた -- 名無しさん (2014-05-31 15 00 45) ……ベア「」何も言えず、画面を見て灰になっていた。 -- 名無しさん (2014-05-31 16 05 03) 神父「…好意的に解釈をすればこのような目に遭わなくて済んだと思いますよ。キルヒアイゼン卿」内容は『馬鹿だ馬鹿だと思っていたが救い様の無い馬鹿だな貴様は。良いだろう、特別に貴様にだけ私の拷問術を刻み込んでやる。今迄のような手心を期待するなよ?訓練後楽しみにしているがいい、馬鹿娘』 -- 名無しさん (2014-05-31 16 18 44) 戒「…あれ、訓練という名の拷問じゃなかったんだね…」神父「スパルタ式ですが、まだ訓練の範疇にはありますからね。……ただ、あの方の本気の拷問となると心身共に耐えうるのか」マキナ「……あのメルクリウスですら奴の逆鱗に触れ、折れたからな」奴→御門龍明の事 -- 名無しさん (2014-05-31 16 27 23) ベアトリス「……一分前の自分を止めてやりたい……」orzの体勢で絶望に打ちひしがれている。マキナ「…時は戻らん、腹を括れ」 -- 名無しさん (2014-05-31 16 31 48) メルクリウス【ヴァルキュリアよ、君の気持は恐らく一番共感できるのは私だろうから、私が彼女の逆鱗を引き受けてもよい】戒「…あの、副首領がなにやら壊れた文面を送ってきたんですけど;」 -- 名無しさん (2014-05-31 16 39 58) ベアトリス「確実に裏がありそうな気がするけど今回は助けてクラフト!!」 -- 名無しさん (2014-05-31 16 40 58) メルクリウス【今回ばかりは裏無で救ってやろう…流石にそろそろイジメは反対しt】 -- 名無しさん (2014-05-31 16 41 52) そこで急に文面が途切れた。 ギル「(゚Д゚;)」 言峰「(・□・;)」 式「…………(-.-;)」 桜「え?一体、どうなったんですか?」 -- 名無しさん (2014-05-31 16 42 39) 神父「……エィメン」十字をきる -- 名無しさん (2014-05-31 16 44 06) マキナ「……いつもの事だ」戒「『引き受ける』って約束しちゃったもんね」 -- 名無しさん (2014-05-31 16 44 56) 一瞬この世界が揺らいだ気がしたが、すぐに治まった -- 名無しさん (2014-05-31 16 45 46) ベアトリス「……ありがとう副首領、今回ばかりは貴方に感謝します。あとご免なさい(泣)」 -- 名無しさん (2014-05-31 16 47 21) 戒「あ、着信が」 -- 名無しさん (2014-05-31 16 48 48) 水銀『ザー…………ヴぁ、ヴァルキュリア…………き、君に対して……め、女神よりも薄いが贔屓を……し、しておいたこと……感謝、してくれ、たまえ、よ』 -- 名無しさん (2014-05-31 16 49 44) ベアトリス「今回ばかりは貴方に敬意を払います(T_T)!」 -- 名無しさん (2014-05-31 16 50 16) ……… ザミエル「…仕方無い、奴に免じて今回は見逃してやるか」蓮「…親父、少し見直したぞ」 -- 名無しさん (2014-05-31 16 53 10) シュライバー「んで訓練は?」ザミエル「それは遂行する。そろそろ創造を扱えるレベルにならなくてはな」忘れがちだが能力値はレベルに比例する -- 名無しさん (2014-05-31 16 56 25) 比例する筈なのだが… ランサー「…サブ属性恐るべし」司狼「んじゃ、恒例行事も済んだ事だし。あの天井の穴進むか」 -- 名無しさん (2014-05-31 17 01 50) 狩摩「ほんじゃまぁ、誰が一番手じゃ?」 -- 名無しさん (2014-05-31 17 06 28) 司狼&シュライバー「「俺だろ/僕が行くよ」」二人「「・・・」」シュライバー「台詞被せないでくれるかな?」司狼「そりゃコッチの台詞だ。第一お前に先行を任せられっかよ」シュライバー「ギャグオチキャラの君よりは信用あると思うけどねェ(失笑)」蓮「喧嘩するくらいなら二人で行けばいいだろ。ちょうど並んで通れそうな幅があるんだから」 -- 名無しさん (2014-05-31 17 21 34) ザミエル「仕方ない……ランサー、アーチャー行ってこい」 二人「へ(゚Д゚;)?」 反論する隙もなく二人は穴に投げ込まれた -- 名無しさん (2014-05-31 17 46 17) 二人「どわあああああああああ(゚Д゚;)!?」 -- 名無しさん (2014-05-31 18 10 25) 小次郎「…憐れを通り越して、あれがあの二人の持ち味と化しているな」ハザマ「…あぁやって人は打たれ強くなるのですね」 -- 名無しさん (2014-05-31 18 38 20) なんとかギリッギリの所で二人は挟まることなく、上の方まで通過して行った。 アーチャー(ランサー、絶対に細めた体を戻すな!戻せば挟まり、ザミエルの炎の生贄になる!)ランサー(んなこと、百も承知だ!!) -- 名無しさん (2014-05-31 20 40 01) ハナ「…だいじょうぶ…かなぁ…」上を見上げて。ザミエル「奴等は真面目にやればそうそう面倒事を引き起こさんよ。大抵の事も自力で対処出来る筈だ」 -- 名無しさん (2014-05-31 21 08 25) 司狼「そんだけの評価しておいてアレかよ;」テルミ「性格疑うぞ、おい;」 -- 名無しさん (2014-05-31 22 38 33) ザミエル「英霊としての能力は認めているんでな」構い(虐め)倒す様は限り無くドSだが、それが彼女の持つ最大限のデレなのだろう。 -- 名無しさん (2014-05-31 23 29 02) シュライバー「そういう意味だと、ヴァルキュリアって一番重宝されてるよね~。以前なんて、僕がちょっかいを出した際に流出に到ったもんね~」ザミエル「貴様ら…一々馬鹿娘を引き合いに出すのはやめろ。あいつは私の部下(モノ)だ。私物を穢されて憤るのは当然であろうが」 -- 名無しさん (2014-05-31 23 35 52) 黄金「テルミよ、これを俗になんと言うのかね?」 テルミ「まあ、ツンデレっていうんだろうよ……って、うお!?」剛拳が迫っていたのを間一髪で察知し回避に成功していた。 ザミエル「チッ……」 テルミ「照れ隠しで攻撃すんなよ!?」 ハナ「チョンチョン」 ザミエル「ん?」裾を捕まれ見る。 ハナ「え~と……その……その人、スキなの?」 -- 名無しさん (2014-05-31 23 38 10) ライダー(爆弾放り込んだわ)ザミエル「……ハァ、手間が掛かる馬鹿者だが気に入ってはいるよ。生前も初対面で私に対し物怖じしなかったのは奴くらいだ」それだけ言うと黙った、もう話す気はないようだ -- 名無しさん (2014-05-31 23 53 39) 蓮(デレた)司狼(デレたな)テルミ(判りにくいデレだな)狩摩「おんし等がそげな事思っちょるから素直になれんだけじゃと思うが?」 -- 名無しさん (2014-06-01 00 02 44) 因みに赤騎士の言葉は気付かれないよう水銀経由でこっそり戦乙女に伝わっていたりした。……… ギル「…おい、何故奴は先程と一転してあれ程溌剌としているのだ?」神父「…さぁ?(苦笑)(彼女の大好きな上官が何か嬉しい事を言ったのでしょうね)」ベアトリス「♪」 -- 名無しさん (2014-06-01 00 13 42) …… そして一方先行しているアーチャーとランサー -- 名無しさん (2014-06-01 00 14 44) アーチャー「おかしい・・・追撃が来ない」 ランサー「大方、周りが止めてくれてるんだろうよ」 -- 名無しさん (2014-06-01 00 59 44) 上に着くと、また別空間になっていて黄色と黄金の中間色で彩られた神殿のようであった。その奥の玉座らしき場所には八角形のクリスタルが浮かび上がっており、その真正面に白黒の翼を生やした少女が鎌を携え警告してきた。 少女「警告するぞ、人間ども!ここから先は行かせるわけにはいかない!だから私が守る!」 ランサー「……なぁ、お隣のアーチャーさんよ。あの嬢ちゃんは斃しちまっていいんだよな?」 アーチャー「殺す……ではなく『斃す』ならばよいのだろう。やれやれ……女の子に向かって刃を向けたくはないのだがな」 ランサー「同感だ」 -- 名無しさん (2014-06-01 09 53 06) 少女「ふっふ~ん!お前たちの考えなんて分かってるんだぞ!どうせこのクリスタルを壊しに来たのだろうが、そうはいかないぞ!このクリスタルは外で暴れている巨大魚の心臓なのだからな!」ランサー「…………あ~、それが命令を出してた心臓で、壊せばいいのか」少女「!?な、なんでこれが心臓だって分かったんだ!?」ランサー「天然かよ(゚Д゚;)!?」 -- 名無しさん (2014-06-01 10 14 21) アーチャー「なんだろう……大食い王もといセイバーを天然ボケにしたような性格だな(-.-;)」 少女「誰が大食いだ。(゚Д゚;)!?」 -- 名無しさん (2014-06-01 11 14 23) 二人「怒るとこそこかよ(゚Д゚;)!?」 -- 名無しさん (2014-06-01 11 14 53) メティー「と、とにかく!この大天使メティー(某戦女神MEMORIA参照)様がお前らをやっつけてやる!」可愛らしい外見を他所に、大鎌の切っ先が不気味に光り、両翼がファッサー…と羽ばたく。 -- 名無しさん (2014-06-01 11 18 21) そこでランサーとアーチャーの足場がマス目に変わり、己の視界がまるでゲーム画面のように切り替わった。 アーチャー「なるほど…ここからはゲーム性が再稼働するわけか」ランサー「オレらのHPはいいとして…げぇ!?あの嬢ちゃん、HPが【???】かよ(゚Д゚;)!?」 -- 名無しさん (2014-06-01 11 19 57) アーチャー・ランサーのHPが300はあり、MPも差はあれど250程度。対して相手は見た感じ『近・中・遠』の攻撃が可能と見える。しかも天使ということは、確実に魔法もとい魔砲、つまり遠距離攻撃はしてくるだろう。 -- 名無しさん (2014-06-01 11 21 33) 近・中・遠、魔砲…… ランサー「…お嬢ちゃんよ、これはアンタの為を思って言うぞ。悪い事言わねぇから俺等に斃されてくれないか?」メティー「大天使である私を馬鹿にしてるの!?……って、どうしたのよそんな真っ青な顔して(゜゜;)」 -- 名無しさん (2014-06-01 11 49 51) ランサー「いやちょっとな・・・(大食いに反応したということはことは・・・この手はいけるかも)」 -- 名無しさん (2014-06-01 11 53 19) ランサー「アーチャーちょい耳かせ・・・作戦会議だ」 アーチャー「む?何か手があるのか?」 メティー「どんな作戦建てようが動じないぞ!」 二人の作戦タイムを強気に許した -- 名無しさん (2014-06-01 11 55 00) アーチャー(そんなギャグ補正な作戦が嵌るものか・・・) ランサー(うまくいけば戦わずにあれ壊せるかもしれねえぞ) -- 名無しさん (2014-06-01 12 02 01) メティー「どうした?来ないのならこちらから行くぞ!」鎌を掲げてバトルを始めようとするが、 ランサー「キングクリムゾン!」メティー「?!」 -- 名無しさん (2014-06-01 13 09 39) アーチャー「出るわけないだろ!」 どこからともなくハリセンを出してランサーをしばいた -- 名無しさん (2014-06-01 13 21 27) ランサー「なにしやがんだ(;゚Д゚)!?」 -- 名無しさん (2014-06-01 13 23 30) アーチャー「もういい・・・ここは私に任せてもらおう」 ランサー「てめえ・・・勝手にしやがれ」 メティー「いきなり仲間割れ(゚д゚lll)?」 -- 名無しさん (2014-06-01 13 33 12) いきなり喧嘩を始めた二人にあっけにとられていた・・・ -- 名無しさん (2014-06-01 13 37 13) アーチャー「お嬢さん…少しお話をしないかね?」メティー「ふん!お前たち人間の言葉など信ずるに値しない!」アーチャー「そうか…もしお話できるのなら、ご馳走を振るまおうと思ったのだがなー(棒読み)」 -- 名無しさん (2014-06-01 13 50 28) メティー「!?」 ご馳走という言葉にビクッと反応した -- 名無しさん (2014-06-01 14 24 44) アーチャー「せっかくいろいろ用意しているのにな~」 準備しながらさらに言い募る -- 名無しさん (2014-06-01 14 32 55) メティー「ぐぬぬぬぬ!」ランサー(オレらの喧嘩は陽動だってことに、まだ気づいていねぇな…あの嬢ちゃん) -- 名無しさん (2014-06-01 14 36 35) アーチャー「どうする?私たちの要件を飲んでくれるのならば、いくらでも馳走しよう」 メティー「(ゴクリッ…)じょ、条件はなんだ?人間」 ランサー&アーチャー(掛かった!) -- 名無しさん (2014-06-01 14 37 26) …ザミエル「どうやら、上手く行っているようだな。しかも大天使が出てくるとは…クラフトめ、よくもまぁネタが尽きぬものだな」蓮「そこだけは素直に感心するさ」 -- 名無しさん (2014-06-01 15 00 19) 狩摩「あの二人先に行かせたのは正解じゃのう。うまくやるじゃろもしかしたらそのままもって帰ってくるかものぅ?」 愉快そうにそんなことを言う -- 名無しさん (2014-06-01 15 45 51) 黄金「戻るまで、卿の話を聞かせて欲しいものだな…特に私の背後を取ろうとしている者たちを、な」 狩摩「かっかっかっ!よぅ見ちょるわ!おい鬼面ども!おんしらが敵う相手じゃない…俺ならともかく、お前らは大人しくしてろや。んで、面(ツラ)魅せろや」そこで実体を持つと、鬼面を被った三人が具現化された。 -- 名無しさん (2014-06-01 15 50 37) 狩摩「んで、そうじゃのぅ…おんしら、『タタリ』を知っとるかのぅ?」趺坐を再び掻いたままで質問した。 -- 名無しさん (2014-06-01 15 51 49) 司狼「神様の癇癪みたないもんだろ?」 ザミエルと黄金をチラ見しながら -- 名無しさん (2014-06-01 16 14 20) 狩摩「そうじゃ…俺らのいた世界にも似たような連中がゴロゴロおってのぅ。中でも際物だったんが『爛れた神』と『腐った小蠅』に『歪んだ能力(チカラ)を持った男』じゃった」 -- 名無しさん (2014-06-01 16 18 27) シュライバー「気になってたんだけど、君っていつの時代の人間なんだい?」珍しく興味を持ったようだ。 狩摩「そうじゃのぅ…おんしらの出(国)は知らんが、分かり易ぅように砕けて言うと『明治・大正期の日本』といえば分かるけぇのぅ?」 -- 名無しさん (2014-06-01 16 20 33) 狩摩「そんなかで俺らはそう言うタタリやらを担当してる【神祇省】っちゅうとこのもんよ」 -- 名無しさん (2014-06-01 16 32 41) 小次郎「む?その物言いでは、他にも種類があるように思えるのだが?」 -- 名無しさん (2014-06-01 16 40 22) 狩摩「鋭いのぅ……【逆十字】【鋼牙】【貴族院辰宮】【べんぼう】【裏勾陳】の計5つと俺のとこを合わせて六つになる」 -- 名無しさん (2014-06-01 16 53 48) 黄金「思うに、勢力争いでもしていたのかね?」 狩摩「おまんらの勘の鋭さにはド肝を抜かされるわぁ……まあ、概ね外れてはおらん」 -- 名無しさん (2014-06-01 16 56 26) テルミ「具体的にどんぐらいだ?」 狩摩「そうさのぅ…外見だけならそこの白いのと似たような女が一匹おったのぅ」シュライバー「へぇ?けど、僕には勝てないだろうけどね~」 -- 名無しさん (2014-06-01 18 56 46) 蓮「…あ~、それどっちの意味で言ってるんだ?」外見か能力(ちから)か。シュライバー「当然、どっちも♪」司狼「…まぁ、確かにある意味勝てねェだろうよ」 -- 名無しさん (2014-06-01 19 09 38) なにせこの狂犬は絶速の持ち主、ご都合の塊連中でさえ当てることが不可能の領域なのだ。覇道や流出でもない限りは勝てる道理などあるまい。 -- 名無しさん (2014-06-01 19 24 00) 唯一覇道、流出以外でこの白騎士を崩した例外は、玉体を返還した時のヴァレリアン・トリファくらいだ -- 名無しさん (2014-06-01 19 33 34) 狩摩「まぁ、所詮あの小娘も当て馬みたいなもんじゃったがのぅ…そこで俺らの有する“力”が大いに関係してたっちゅ~ことや」 ハナ「あの……そのチカラってなんですか?」狩摩「舌足らずやというのによぅ発音しよるわ…ええやろ、特別に教えちゃる」頭をクシャクシャ撫でる狩摩。彼もどこやランサーに似ている部分があるようだ。 -- 名無しさん (2014-06-01 19 52 27) 狩摩「そうじゃのぅ……おんしら【邯鄲の夢】を知っちょるか?」 -- 名無しさん (2014-06-01 20 11 29) ザミエル「確か、人の世の栄枯盛衰は儚いモノ…という意味だったか?」 狩摩「まぁ知らん奴らの反応はそうじゃろうな」 -- 名無しさん (2014-06-01 20 15 09) 黄金「それが卿等の能力の総称かね?察するに夢が関わっているように思えるが」 -- 名無しさん (2014-06-01 22 03 05) 狩摩「外れちゃおらん、正解じゃ。この邯鄲の夢には【戟法(げきほう)・楯法(じゅんほう)・咒法(じゅほう)・解法(かいほう)・創法(そうほう)】があってのぅ、第六法もあるんだがそれは置いておくとしとけ」話を一区切りし、 狩摩「五常・急ノ段……詳しいことは教えられんが、俺のは少々特殊でのぅ。嵌ったら【最後】と思ぇや!かっかっか!」 -- 名無しさん (2014-06-01 22 16 04) 蓮「頭のいいやつの方が引っかかりそうなんだよな・・あんたのそれ」 狩摩「ほう?ええ感しとるわ。さすがあいつの息子じゃ」 -- 名無しさん (2014-06-01 22 28 56) 蓮「いや、アンタとシュライバーが将棋打つ前にザミエルがアンタは神父さんみたいなタイプの鬼門だって言ってたからさ」 -- 名無しさん (2014-06-01 22 34 18) だからこそ対局をシュライバーに預けたのだ -- 名無しさん (2014-06-01 22 37 36) 狩摩「その神父っちゅうのがどんなのかは知らんが、よう考える奴ほど嵌る。そいつもよほど小細工云々考えるやつらしいのう」 -- 名無しさん (2014-06-01 22 39 46) 司狼「だからこそ、オレ様も控えたんだよ。お前さんはオレら軍師連中の鬼門で、ヒャッハー中尉とかが適任だとすぐに看破したからな」 狩摩「なるほどのぅ…考えて配役を決めたっちゅうんはえぇ判断や。あのジャリ共に見習って欲しいもんやなぁ」 -- 名無しさん (2014-06-01 22 54 06) 小次郎「話をさらに聞いてもよいのか?」 狩摩「上はまだまだ掛かるじゃろうし…そうさのぅ。お前らが俺の敵になるかもしれんと思って言わへんかったが、予定変更じゃ。このまま行くんやったら、特別に教えちゃるわ」 懐に入れてた銀将の駒を宙に放り投げて口元を三日月に歪めた。 狩摩「軍法持用・金烏玉兎釈迦ノ掌…これが俺の能力や」 -- 名無しさん (2014-06-01 22 56 13) 司狼「軍法持用・金烏玉兎釈迦ノ掌?」 狩摩「賢い奴ほどド嵌りする…んでもって嵌ったが最後、あの変態だろうが神だろうが異能殺し野郎が一貫の終わりよ。とは言い過ぎか…お前さんと話に聞いてる【むっつり】という奴は例外かもしれんが、どの道しろ嵌れば終わりや」 -- 名無しさん (2014-06-01 23 05 38) 狩摩「これにほんの一瞬じゃが風穴あけた奴ならおるが……それはあんまり語るもんでもないのぅ」 ちらっと泥眼を見てそう締めくくった -- 名無しさん (2014-06-01 23 57 33) 黄金「…カールが連れて来ただけはある。なかなかに面白い男だな卿は」微笑を浮かべその魂を、力の本質さえも見透かしているかのように黄金の眼が狩摩を見る。狩摩「……ホンマきょうてぃ(怖い)お人やのぅ、あの小娘とは全く比べもんにならんわ」それに苦笑を浮かべて返す -- 名無しさん (2014-06-02 00 02 31) 司狼「ソイツの得意技《茶舞台返し》だぜ?」 狩摩「あ~ららそいつは怖いのぅ」 -- 名無しさん (2014-06-02 00 04 01) 司狼が苦笑いを見てそれが愉快だったのかにやけ面でそう答えた -- 名無しさん (2014-06-02 00 05 36) 黄金「卿の能力に風穴を開けたと言う相手にも少々興味がある」 黄金様はその相手に多少なりと興味を覚えたようだ -- 名無しさん (2014-06-02 00 09 02) 狩摩「あれは解法……お主等が言うところの《きゃんせる?》というたかのう?それ特化の怪物じゃ……完成させて神様の癇癪を消し去ったほどに強い」 -- 名無しさん (2014-06-02 00 18 16) 司狼「そいつ、かなり無茶したろ?」 狩摩「それに関しては《のーこめんと》とさせてもらうわ先から睨まれて怖いからのぅ」 -- 名無しさん (2014-06-02 00 27 31) 蓮「あんた……そいつ等から《げっ!?壇狩摩(゚Д゚;)!?》ってよく言われるだろ?」 狩摩「おお、よぅ解ったの~俺の大物ぶりに当てられたようにそいつ等全員そんな反応しよるわ」 蓮の言葉に笑いながらそう答えた -- 名無しさん (2014-06-02 00 33 51) 全員「言われて仕方ないだろうよ(-.-;)」 狩摩「おんしらもそう思うか!かっかっか!!!」 上機嫌だった -- 名無しさん (2014-06-02 01 01 25) ライダー「…それにしても、遅いですねあの二人」ザミエル「そろそろ決着がついてもいい頃だな」上の気配を伺ってみる。三人仲良く呑気に談笑している声が聴こえた -- 名無しさん (2014-06-02 01 18 11) 狩摩「そう言えば腹減ったのぅ」 -- 名無しさん (2014-06-02 01 19 40) ザミエル「…上では呑気に宴を開いているようだぞ」 -- 名無しさん (2014-06-02 01 20 52) 司狼「仕方ないんじゃねーか?穏便に済ませようと考えたんだろ?」 ザミエルを宥めようとそう言うとアイアンクローされた -- 名無しさん (2014-06-02 01 25 17) シュライバー「次のザミエルの台詞は《ハイドリヒ卿をソイツ呼ばわりしたことが赦せん》だよ」 ザミエル「ハイドリヒ卿をソイツ呼ばわりしたことが赦せん」 マジでその通りだった -- 名無しさん (2014-06-02 01 26 41) 司狼「これ……お決まりのパターンなぁぁぁぁあああ(ノД`)!!!」 -- 名無しさん (2014-06-02 01 42 48) 狩摩「ほぅ、これが『お約束』っちゅ~わけか。あのボウズ共に教えてやらんとなぁ。しっかし、おんしらの不死身性は勉強になるもんが多々あるように見えるわ」ハザマ「あなたも豪気なお方で;」 -- 名無しさん (2014-06-02 01 54 18) 狩摩「魔王を自称しとる癖に《諦めなければ夢は必ず叶うと信じているのだ!!》なんて言いきる奴には負けるがのぅ」 -- 名無しさん (2014-06-02 02 03 22) ハザマ「その人バカですか(゚Д゚;)?」 狩摩「《傍迷惑な》を頭に着けるべきじゃのぅ。良い笑顔で力強く言い切っとったわ」 -- 名無しさん (2014-06-02 02 06 50) 黄金「なんとも愉快な相手だな」 狩摩「お前さんとはソイツ気が合うかもしれんのぅ」 -- 名無しさん (2014-06-02 02 23 25) 狩摩が言う『ソイツ』と黄金の高笑いの二重奏が聴こえた気がした(幻聴) ザミエル「…となると、刹那達のような存在もいるだろうな」司狼「所謂『主人公』ってやつ?居そうだな」お~、イテ…。と頭を押さえてる -- 名無しさん (2014-06-02 08 59 35) 雑談も程々に切り上げ、上に移動しランサー達と合流する -- 名無しさん (2014-06-02 09 00 36) ランサー「遅かったな~全部終わったあとだぜ?」 飯を食いながら手招きしていた -- 名無しさん (2014-06-02 12 54 38) メティー「Σもが!?もごもご!!?」アーチャー「口に入れたものを呑み込んでから話したまえ」メティー「(モグモグモグ…ごっくん)Σな!?まだ仲間がいたのか!!?」ランサー「さっき話しただろ?食べるのに夢中で聞いてなかったのかよ」メティー「・・・・・……、あぁ」思い出したようにぽん、と手を打つ -- 名無しさん (2014-06-02 13 46 39) メティー「すまない、聞いてなかった」ランサー「あ、やっぱり」 -- 名無しさん (2014-06-02 16 24 24) ハナ「おんなの……人?」 小次郎「これは…天使などという存在に出くわすとは」 メティー「メティーはただの天使じゃない!大天使だ!控えろ!」 黄金「ほぅ?愛い声で鳴くではないか」 メティー「!?!?!?」 だが、黄金を即座に見て驚き尻餅を付いたメティー。 ザミエル(ハイドリヒ卿を見て即座に理解できるとは…侮れぬな) 狩摩「ほぅ?やっぱりおったか…俺の予想通りじゃのぅ」 司狼「知ってたのか?」 狩摩「既に夜叉から何者かがいるのは察知してたっつぅわけよ」 -- 名無しさん (2014-06-02 20 49 34) 蓮「そう脅かしてやるなよ」 黄金「すまんなつい癖でな -- 名無しさん (2014-06-02 21 10 21) 蓮「ほれ、大丈夫か?こいつはちょっとおっかないけど、いきなり取って食うようなマネはしねーから」 -- 名無しさん (2014-06-02 21 13 48) そう言って手を差し伸べる -- 名無しさん (2014-06-02 21 15 18) 司狼「思い切り喰われかけたお前が言っても説得力ねーからな」 苦笑いしながら蓮の横に並んだ -- 名無しさん (2014-06-02 21 26 47) メティー「!?ふ、ふん……お前も少し変わっているようだな。け、けど勘違いするなよ!メティーはただちょっと疲れてただけなんだからな!」ハザマ「見事なツンデレですね、惚れ惚れしますよ」 -- 名無しさん (2014-06-02 21 29 35) メティーは立ち上がり埃を叩いた。 メティー「それで?お前たちの目的はあのクリスタルの破壊なのか?けど、なんで壊すんだ」 -- 名無しさん (2014-06-02 21 34 50) 黄金「クリスタル?何処にあるのだね?」 メティー「へ(゚Д゚;)?」 蓮「あれじゃねーか?なんか破片が散らばってるの」 -- 名無しさん (2014-06-02 21 46 45) 振り返ると――無残にもクリスタルが砕け散っていた。 メティー「ど、どうして(゚Д゚;)!?」 -- 名無しさん (2014-06-02 21 57 48) 狩摩「うまいことやったのう?」 ランサー「作戦勝ちよ(-_★)」 -- 名無しさん (2014-06-02 22 06 27) ザミエル「…その欠片があの魚を操っていたのはわかった。して、そこの小娘は刹那等が受けた依頼の中にあった生贄について詳しく知っているのか?」アーチャー「…そこは聞いてなかったな」 -- 名無しさん (2014-06-02 22 51 17) メティー「生贄?メティーはただこのクリスタルを守るように使命を受けていただけだ」 蓮「ちなみに尋ねるけど、誰に?」 メティー「確か…お前と似たような顔と声をした黒髪の長髪」 全員『分かった、もう言わなくていい』 つまり、メルクリウスが彼女を作り上げたがあくまでそう命令しただけで、具体的な内容などは聞かされていない、ということだ。 -- 名無しさん (2014-06-02 23 14 05) 司狼「あの野郎…ホント面倒くさい設定考えるの、好きだな;」シュライバー「元からクラフトのゲームに参加してるんだから、否応なんてないでしょ」ザミエル「否定できんのが、なんとも悲しいものだな」 -- 名無しさん (2014-06-02 23 24 47) どうにも、水銀の舞台でまた演者として舞う状態が引っ掛かるらしい -- 名無しさん (2014-06-02 23 27 16) 黄金「やれやれ、カールにも困ったものだな」 ハザマ「あの人、嫌がらせ以外にすることなんてあるのでしょうか?」ライダー「ないと思いますよ?」 狩摩「おまんらのあの変態の扱い方がよぅ分かってきたわィ」 -- 名無しさん (2014-06-02 23 36 44) シュライバー「大抵クラフトがバカをやる→全員で怒る→反省なし→フルボッコの流れ」 -- 名無しさん (2014-06-02 23 40 31) 司狼「最近は2と3すっ飛ばしてフルボッコだけどな」 -- 名無しさん (2014-06-02 23 41 57) 狩摩「ほぅ?なんでよ?」 蓮「親父を反省させようというのを全員がもう諦めているからだ(-_-;)」 -- 名無しさん (2014-06-02 23 45 05) …水銀「へっぐし!」マリィ「カリオストロ、悪口言われてるの?」水銀「やれやれ…ここ最近は以前よりも控え目になっているのだがね」ベイ「どこがだよ;」 -- 名無しさん (2014-06-02 23 48 21) シュピーネ「あいも変わらずのように思いますがね・・・」 水銀「昔よりはましだよ」 -- 名無しさん (2014-06-02 23 51 59) ベイ「もう何回か殴っとくか?」 水銀「今度は全部避けるが・・いいかね?」 シュピーネ「やるだけ無駄かと・・・」 -- 名無しさん (2014-06-02 23 54 20) ベイのラッシュ→全回避。 水銀「最近はギャクに走っているが、元々神格の私に攻撃をすること自体烏滸がましいと思わんのかね?ベイよ」 -- 名無しさん (2014-06-02 23 56 57) ベイ「メルクリウス超うぜぇぇぇぇええええええ!!!!!」 さらにラッシュ -- 名無しさん (2014-06-02 23 58 03) それもきっちり避ける水銀 -- 名無しさん (2014-06-02 23 58 25) シュピーネ「やれやれ、女神…騒がしくて申し訳ありません」マリィ「?特に気にしてないよ」 -- 名無しさん (2014-06-03 00 00 48) 玲愛「いつものことだからね~」 -- 名無しさん (2014-06-03 00 01 43) 水銀「やめたまえ~無駄無駄無駄よ~(-_★)♫」 鼻歌交じりに余裕で避けていた」 -- 名無しさん (2014-06-03 00 04 05) シュピーネ「さてと・・・我々は宿に戻りますか」 キャスター「そうね」 -- 名無しさん (2014-06-03 00 06 36) ドゴンッと爆発音。宿へ移動組が振り向くと、いい感じに焼けたメルクリウスとベイが、雪が溶けて剥き出しになった地面の上に倒れていた。一同『(合掌)』 -- 名無しさん (2014-06-03 00 17 15) …… 蓮「…これが親父の定めか」ランサー「な?嬢ちゃん、最初アンタの為って言った理由わかったろ」 -- 名無しさん (2014-06-03 00 19 54) ザミエル「掃射、完了致しました」黄金「御苦労」 -- 名無しさん (2014-06-03 00 20 45) メティー「…よくわかったわ」 -- 名無しさん (2014-06-03 00 21 17) 司狼「蓮、その子疲れてるって言ってたな・・・下まで運んでやれよ?」 蓮「そんくらいなら構わんが」 -- 名無しさん (2014-06-03 00 22 27) いきなりそんなことを言うあたりメティーをからかうつもりらしい -- 名無しさん (2014-06-03 00 23 48) 狩摩(おうおう・・・よう考えつくのう(-_★)?) 司狼(付き合い長いからな(-_★)) 意思疎通は完璧だった -- 名無しさん (2014-06-03 00 37 01) ランサー(俺も混ぜろよ(-_★)) 司狼(アーチャーにシャッターチャンスを逃すなと伝言頼む(-_★)) ランサー(了解(-_★)) そして神速でアーチャーにメールを飛ばした アーチャー(容赦せん(-_★)) 意味を理解したようだ -- 名無しさん (2014-06-03 00 52 15) ライダー「…また性懲りもない事考えてますね。止めないんですか?」ザミエル「止めても刹那の女難ばかりはどうにもならんさ。差はあれど、ほぼ常に纏わりついているものだからな」 -- 名無しさん (2014-06-03 09 17 48) 蓮がやれやれ、と苦笑しつつも満足している辺り、彼も彼で今の現状はそう嫌いではないのだろう。 小次郎「時折り思うのだが、お主たちと死闘をしていたあの者が許すキッカケはなんだったのだ?」 ザミエル「別に刹那は許してなどいないさ…ただ」そこで言葉を区切り、 ザミエル「あれにとって……今という刹那に我々も入った……というだけだ」 小次郎&ライダー「?」 -- 名無しさん (2014-06-03 09 24 54) そう、別に藤井蓮という存在はラストバタリオンを許してはいない。だが、それをいつまでも引きずっているような男ではない。加え、彼らは守護者……既に消える定めにあるとしても、彼らは今を生きている。そしてザミエルら修羅道も守護者の一員である以上、彼にとっては寿ぐべき対象なのだ。 -- 名無しさん (2014-06-03 09 26 15) 司狼「引きずってても仕方ねーしなぁ、アイツが神様なんて偉そうでいけすかねぇモンに見えるか?見えねぇだろ?もっとも神様らしくねぇ…いんや、人間らしい神様なんだよ。それがそのまま答えみてーなもんだ」 苦笑い混じりにそう言葉を繋いだ -- 名無しさん (2014-06-03 21 25 29) ザミエル「ふん、貴様らしい言葉だな」 司狼「俺の《大嫌いなモン》が何か忘れたかい?」 お互いに皮肉を叩き合った -- 名無しさん (2014-06-03 21 45 17) ライダー「しかし神様ならもう少し威厳を・・」 司狼「神様らしく振舞ってるあいつ想像してみろ?俺は爆笑することしかできんようになるぞ?」 -- 名無しさん (2014-06-03 23 44 48) 二人「・・・・確かに(-_-;)」 司狼「だから蓮はあれでいいんだよ」 -- 名無しさん (2014-06-03 23 45 29) 司狼「…為りたくてなったわけじゃねぇしな」ダンジョン攻略が済み、地上へと戻る一行 -- 名無しさん (2014-06-04 13 24 19) 蓮「親父がすまんな・・あいつは謝らんだろうから謝っとく」 メティー「本当に神様なのか(・□・;)?お前は滅茶苦茶言われてるがいいのか・・・」 蓮「ああ、あいつの言ってることは間違ってないし、神様だなんだと威ばり散らすのは性にあわん」 -- 名無しさん (2014-06-04 16 49 12) 蓮「それに威張れたもんでもないしな・・・今が楽しければそれでいい。ただそれだけだ」 -- 名無しさん (2014-06-04 16 50 30) 蓮「それに確かになりたくてなったわけでもないしな。意地の張り合いっつーか…目的や譲れないものがあって、命賭けて戦った結果がこうなったってだけだし。俺達やラインハルト達も元はただの人間だったんだぜ?」 -- 名無しさん (2014-06-04 18 34 48) メティー「(゚Д゚;)!?」 信じられない、という顔に皆が頷く(ハナを除いて)。 ザミエル「私も同じこと。ハイドリヒ卿とメルクリウスの恩恵(魔名)を受けたことで魔道への道を歩んだ」 黄金「私の場合、カールと接触したことで自滅因子として導かれていたようだがな」 苦笑するラインハルト。 -- 名無しさん (2014-06-04 19 32 40) 蓮「まぁ、親父の悪行は昔からだし……疲れてんだろ?下まで運んでやるよ」 -- 名無しさん (2014-06-05 00 16 46) 蓮はメティーを抱きかかえた。お姫様だっこの形である…そしてカメラマンアーチャー始動! -- 名無しさん (2014-06-05 00 21 03) 魔改造を施されたカメラで激写!! -- 名無しさん (2014-06-05 13 24 32) メティー「なっ(゚Д゚;)なにを!?」 狩摩「よかったのぅ?知り合いに自慢できるぞ?神様にお姫様だっこされたって」 アーチャー「証拠もあるからな。その自慢も嘘にはならん(-_★)」 -- 名無しさん (2014-06-05 14 52 56) 蓮「俺にこう運ばれたからって自慢にならないだろ」ハザマ「イヤイヤ、お姫様抱っこは少女の永遠の憧れでもあるんですよ?」司狼「諮らずも姐さんも叶ったよな?お姫様抱っこ(笑)」アーチャー「なんと」ザミエル「ゲオルギウス貴様!!!!余計な事を言うな!!」 -- 名無しさん (2014-06-05 16 07 25) シュライバー「ワォ、相変わらずの瞬間沸騰(恥ずかしがり屋)(笑)」狩摩「案外初(うぶ)なんじゃのぅ」ザミエル「貴様等も焼き殺されたいか(怒)」シュライバー&狩摩『遠慮しまーす(笑)/遠慮しとくわ(笑)』 -- 名無しさん (2014-06-05 16 14 16) 帰還すると、マリィたちが宿で談笑していていた……何やらメルクリウスがマリィとアイテム交換をしそうになっていたが、ベイたちに止められていたようだ。 -- 名無しさん (2014-06-05 19 22 06) 水銀「おやお帰り、無事で何より」蓮「いけしゃあしゃあとよく言えるな」水銀「罠の事かな?何人か脱落するか、彼との対戦ももう少し緊迫するかと期待していたのだが…、言わせてもらうが君等は何とも仕掛人泣かせだ落涙を禁じえんよ」ハンカチで目を拭う。黄金「カール、そういった演技をする時は目薬でもさしたらどうかね?」水銀「嘆きの感情は本音だよ」そうは見えない薄ら笑い -- 名無しさん (2014-06-06 01 01 40) 玲愛「お帰りなさい蓮、その人が例の大天使さんと……剣(ツルギ)さん?」ハナ「!は、はい…そぅです。ハナ…っていいます」玲愛「そう、戻って良かったね」ハナ「はい…!(^^)」 -- 名無しさん (2014-06-06 01 10 07) 凛「よく一目でわかったわね」玲愛「あの子(剣)の代わりにこの子がいる。なら少し予想を巡らせればすぐわかると思うんだけど」 -- 名無しさん (2014-06-06 01 13 10) 蓮「何でそんなに殺気全開なんだ(・_・;)?」 司狼「それでね?」 お姫様だっこさている状態で寝ているメティーを指さして言う司狼 ハナ(ちょっと羨ましいな~(°°;)) 羨ましげに見るハナ -- 名無しさん (2014-06-06 02 02 19) 狩摩「ずっとそのままっちゅう訳にもいかんじゃろ?適当に部屋に連れてってやれや」 蓮「それもそうだな」 メティーを抱き抱えたままとりあえず部屋へと移動する蓮…それを(ものすごく怖い目で)見守る玲愛 -- 名無しさん (2014-06-06 02 07 59) 狩摩(女っちゅーのはやっぱり怖いのぅ~) ランサー(俺に同意を求めるな……それにお前にやけてんじゃねーか(-.-;)) -- 名無しさん (2014-06-06 02 09 22) 司狼「あ~まぁ、先輩……あとでお楽しみあるから今は抑えてくれって……」 一応宥める -- 名無しさん (2014-06-06 02 29 05) 玲愛「……まぁ、いいけどね。どうせ蓮は私の旦那様なんだし。祝言の時は来なさいよ?不良児」 司狼「そん時はエリーと一緒にやってやるよ。オレの友(ダチ)の一世一代の祝い時なんだ。弁えてるよ」無頼に言いながら承諾をする司狼。 -- 名無しさん (2014-06-06 06 54 14) 司狼「神父さん大泣きするだろうな~」 玲愛「大丈夫、埋めておくから」 -- 名無しさん (2014-06-06 09 34 45) …神父「へっくしょん!」 -- 名無しさん (2014-06-06 09 45 45) マキナ「また噂でもされたようだな」 -- 名無しさん (2014-06-06 10 08 35) 神父「テレジアが私を誉めてくれていたのでしょう」 ベア「それはあまりにありえません」 -- 名無しさん (2014-06-06 10 14 12) 神父「馬鹿を言うものではありません。これは誉めてくれているのです!」 力説しているが顔は真っ青である -- 名無しさん (2014-06-06 10 15 35) 戒「そういえば、蓮くんと玲愛ちゃんって結婚の予定とか立ててるのかな」神父「―――――テレジアァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!」突如滂沱の如く涙を流す神父。長時間愛娘の姿を見れない状況且つ結婚話が出てくれば、世のお父さん方の心情を察するべし。ベアトリス「あーぁ、とうとう持病が出ちゃいましたよ」 -- 名無しさん (2014-06-06 11 06 23) ベアトリス「まぁ、ちょうどいい機会ですね。合流を急ぎましょうか」ギル「正気か?」ベアトリス「何だかんだで私も少佐達に会いたくなってきちゃいましたし、訓練は今更ですから(苦笑)」 -- 名無しさん (2014-06-06 11 12 50) マキナ「目が死んでいるぞ」 -- 名無しさん (2014-06-06 12 07 59) ベアトリス「マキナ卿に言われたくありません」マキナ「む…」常に目が死んでる人 -- 名無しさん (2014-06-06 13 17 03) 言峰「一本取られたようだな…とりあえず」赤セイバー「この現状を即刻終わらせようではないか」目の前で無数の鍵の形をし、花を生やして飛んでいる奇妙な物体が高速で宙を飛んでいた。 -- 名無しさん (2014-06-06 17 05 10) ギル「むっ」手で捕まえるが、またも目的の鍵とは違ったようだ。 戒「しかし、依頼された内容が多角形の形をした羽を生やした鍵の回収だなんてね」ベア「ええ……よっと」二人は余裕で捕まえるが、またも違った。速度はなんてことはないが、目的の鍵が一向に姿を現していないのだ。 -- 名無しさん (2014-06-06 17 06 35) バーサーカー『これではキリがないな』 神父「――言峰神父。あなたの黒鍵投擲のスキル、どの程度の射程距離はありますか?」 -- 名無しさん (2014-06-06 17 10 32) 言峰「そうだな…総てとはいかぬが、纏めて動きを止めるぐらいの連射は可能だ」 -- 名無しさん (2014-06-06 18 05 50) 青子「援護しようかしら」 魔法陣を無数に展開し、蒼い球体を生み出していた。 -- 名無しさん (2014-06-06 21 16 05) 言峰「我が麻婆豆腐でも食べてくつろいでいたまえ」 ギル「貴様の麻婆豆腐は死人が出るわ!!」 -- 名無しさん (2014-06-06 22 33 50) 言峰「何?今度麻婆豆腐めぐりの旅に付き合ってやる?気合をいれようではないか」 ギル「誰もそんなことは言っていない!!!」 -- 名無しさん (2014-06-06 22 46 33) 神父「それはさておき、宜しくお願いしますよ」言峰「良かろう」 -- 名無しさん (2014-06-06 23 11 54) 懐から黒鍵を取り出し、まずは一本を無造作に投げつけ、続いて黒鍵を六本取り出し、それも投擲。続いて六本、さらに六本、最後に六本投擲すると鍵には当たらず、既に投げていた黒鍵が黒鍵同士を弾き合い、ビリヤードの球のようになっていた。 -- 名無しさん (2014-06-07 11 50 40) 軌道が予測不可能になった所で、言峰は最後の黒鍵を地面を踏みつけ振り被り、 言峰「ふん!」 全力ともいえる力いっぱいの投擲を宙にまっすぐへ直進した。す -- 名無しさん (2014-06-07 11 52 05) すると、逃げていた鍵たちが『偶然』直線状に並んでいて、最後の投擲された黒鍵に串刺しにされたまま壁の色と同化していた最後の鍵ごと壁に突き刺した。 -- 名無しさん (2014-06-07 11 53 08) 言峰「こんなものでどうかな」 神父「お見事」 -- 名無しさん (2014-06-07 13 01 48) 探しやすくなったところで、目的の鍵を探る -- 名無しさん (2014-06-07 14 13 54) 桜「あ……」 式「ん?あったのか」 指差すと、まだ藻掻きながら逃げようとする鍵が一匹いた。 ベアトリス「私が取ってきます」壁を蹴ってその鍵を捕まえて降りた。 ベアトリス「戒~、取ってきましたよ~♪ さぁ、さっさと終わらせてみんなに合流しましょ♪」 マキナ「そうだな。俺も兄弟に会いたいしな」 -- 名無しさん (2014-06-07 16 40 15) 戒「なら連絡しておくよ」神父「テレジアのいる方向はわかるんですが」ベアトリス「私も少佐がいる方向なら何と無く」二人揃って雪国がある方向を向いていた。戒「一応ね、どこにいるのかはっきりわかる方がいいと思うし(苦笑)」 -- 名無しさん (2014-06-07 16 54 51) ……ベイ「ん? おい変態、メールが来てんぞ」 水銀「誰が変態だ、シスコン」 ベイ「あン!?」 -- 名無しさん (2014-06-07 17 19 03) 水銀「事実は認めるものだぞ。犬好きのシスコン」 ベイ「テメェ(-.-#)」 -- 名無しさん (2014-06-07 17 49 05) アンナ「しゃーないって言われても……脳筋とヒャッハーが付かなかっただけマシでしょ?┓( ̄∇ ̄;)┏」 ベイ「新たに追加されてんだろ(゚Д゚)!?」 -- 名無しさん (2014-06-07 17 52 01) 司狼「落ち着けや、てめぇらって……UNO!」 アーチャー「同じくUNOだ」 -- 名無しさん (2014-06-07 18 03 33) 水銀「それで誰からだね?ヒャッハー中尉」 -- 名無しさん (2014-06-07 18 05 37) ベイ「(-_-#)チッ、トバルカインからだよ。合流すっから今何処だだと」 -- 名無しさん (2014-06-07 18 06 09) リザ「結局皆合流しそうね(笑)」ルサルカ「合流するのは別にいいんだけど…」ザミエル「……何だ」ルサルカ「何でもないわ、もう諦めたもの」 -- 名無しさん (2014-06-07 18 08 29) 水銀「地図でも送っておきたまえ、その内勝手に来るだろう」ベイ「地図?どれだ」水銀「やれやれこれだから脳筋は…、そこにアイコンがあるではないか君の目は節穴なのかね?」教えてる -- 名無しさん (2014-06-07 18 10 48) アンナ「脳筋はこれだから┓( ̄∇ ̄;)┏」 司狼「しょうがねぇだろ?ヒャッハー中尉はシスコンで脳筋なんだからよ……って、カード揃わねぇ(゚Д゚;)!?」 -- 名無しさん (2014-06-07 19 35 11) ハザマ「情けないですねぇ……あ、ロンで」 リザ「あら」 こっちはこっちで暇つぶしということで麻雀をやっていた。ちなみに、ハイドリヒがやろうとしたが丁重にお断りしたのであった。 -- 名無しさん (2014-06-07 20 19 27) 黄金「…ふむ」水銀「地下のバーにでも行ってみたらどうかね?賭け事やダーツもあるそうだ」狩摩「ほぉ、娯楽も充実しとるんかここは。姉ちゃんも一緒にどうじゃ?」ザミエル「貴様の肝臓はどうなっているのだ…。第一、私は賭け事は好かn」黄金「暇潰しにはちょうど良いか、共に来る者はいるかね?」ザミエル「同行します」狩摩「・・・変わり身早いのぅ」 -- 名無しさん (2014-06-07 20 26 21) 司狼「っていうか、黄金閣下がまた乱入したら死屍累々になるっつ~の」 ランサー「ガタガタブルブル(T_T)」 -- 名無しさん (2014-06-07 20 33 22) 黄金「なに、『暇潰し』と言ったであろう?それに私も卿と一局打ちたいと思っていてな」狩摩「俺は構わんが、タダじゃあ済まんぞ?」黄金「寧ろ、望むところだ」お互い笑みを浮かべている -- 名無しさん (2014-06-07 20 39 36) (一部除き)一同『(せ…背筋が薄ら寒い…;;;;;)』 -- 名無しさん (2014-06-07 20 40 26) 水銀「では、私も同行しよう。あくまで見学だがね」狩摩「ほぉ?意外じゃのぉ、参加せんか」水銀「面白そうではあるが友が万が一敗北した場合、見逃す手はあるまい?」黄金「やれやれ、私は何とも友人想いの友を持ったものだ」 -- 名無しさん (2014-06-07 20 43 33) そして黄金、水銀、ザミエル、狩摩退室 -- 名無しさん (2014-06-07 20 44 55) 狩摩「のう、変態・・・あのまま俺が勝ってたらどうするつもりだった?」 不意に口を開いた・・・ -- 名無しさん (2014-06-07 20 46 53) 水銀「はて、その質問の意味がわからんな。だが額面通りに捉えるならばその問いに対する返答は『何もしない』と答えよう」 -- 名無しさん (2014-06-07 20 49 35) 水銀「先に条件を付けたのはゲオルギウス達、それに条件を付けて返したのは君、そして双方その契約を飲み対局した。その結果がどうなろうが第三者たる私が介入するのは筋違いというものだろう?」 -- 名無しさん (2014-06-07 20 51 45) 水銀「故、何もしない。まぁ勝ってくれればそれはそれで『私は』楽しめただろうがね」 -- 名無しさん (2014-06-07 20 53 44) 狩摩「こいつらの言い分からちょっと聞いてみただけじゃ」 水銀「何を言われたのか気になるところだね」 -- 名無しさん (2014-06-07 20 58 15) 狩摩「お前が考えとる通りのことじゃろうけどのぅww」 水銀「やれやれ・・・信用のないことだな・・・ザミエルよ」 -- 名無しさん (2014-06-07 20 59 34) ザミエル「虚偽誇張無しに悪行含め説明しただけだが?」水銀「悪意しか感じんのは気のせいかな?」 -- 名無しさん (2014-06-07 21 02 32) 黄金「我が友は如何に愉快な人物かを話しただけだよカール」水銀「まぁ、どう言われようが構わんがね」 -- 名無しさん (2014-06-07 21 04 06) 狩摩「まあ、聞くよりも面白い奴じゃっちゅうのが解ったら・・・もう探り入れるのも抜きでええか」 水銀「やはり手を抜いていたか・・・終わるのが早すぎるからもしやと思っていたが」 -- 名無しさん (2014-06-07 21 11 29) 狩摩「こんな濃い連中に時間を割いてもええんのだが、しかして他の連中とも会いたいしのぅ。その上でこの壇 狩摩様の掌で踊ってほしいってもんや」 -- 名無しさん (2014-06-07 21 14 11) 水銀「お前の場合、私やハイドリヒでさえ『型に嵌る』からな」 狩摩「謙虚やのぅ……もしかしたら『嵌らん』かもしれんやろ」ニヤリ、と嗤う狩摩。 -- 名無しさん (2014-06-07 21 15 29) ザミエル「貴様……」 狩摩「負け惜しみとか言う寝言は聴かんぞ?お前等将棋は素人じゃったろ?似たようなことはしてきたみたいじゃが……あの白いのに関しては完全に勘で手を置いとった。戦局を見ようなんて気配は欠片もない……それなりに楽しめたが所々詰めが甘かった…そこで俺はお前等の誘いに乗るのを選んだ訳じゃ…その方がもっと楽しめると思ったからのぅ」 -- 名無しさん (2014-06-07 21 47 44) 狩摩「まぁ、その辺は……お前等よりも、あのゲオルギウスとか言われとった小僧の方が理解できてたみたいじゃが」 -- 名無しさん (2014-06-07 22 03 49) 狩摩「それはこの際として・・・自信と傲りは似とるが中身はてんで別もんじゃ・・・その辺言うまでもないじゃろうが敢えていうとくわ -- 名無しさん (2014-06-07 22 30 18) 騎士団と蓮や司狼たち、双方を形容するなら「傲り」と「自信」、つまりはこういうことだろう。元々騎士団の人種差別をするベイやザミエルなどを鑑みれば一目瞭然だろう。 -- 名無しさん (2014-06-07 22 39 38) 水銀「あまりいじめてやるなよ・・・確かに彼らはまったくもってその辺取り違えているどうしようもない連中だが・・・特にザミエルやベイ、シュライバーにその傾向が強い・・・少しは反省しろよ?」 -- 名無しさん (2014-06-07 23 11 38) 自分は間違えてはいないと言わんばかりに二人をみて反省することを進める水銀であった -- 名無しさん (2014-06-07 23 13 26) 水銀「息子の周りにいる軍勢(一部を除く)にも今の台詞を聞かせてやりたく思うものだ」 わざとらしく頷いてそんなことを言う -- 名無しさん (2014-06-07 23 16 13) 狩摩「案外息子思いなんじゃのぅww?」 水銀「同じく苦労している身だからね・゜・(ノД`)・゜・」 -- 名無しさん (2014-06-07 23 19 04) そんな寸劇を見つつ頭に血を登らせるザミエルがいた -- 名無しさん (2014-06-07 23 25 45) ザミエル「貴様ら……蒸発して失せる気概があるようだな(-_-#)」 黄金「措け、ザミエル。カールの言にも一理はあろうよ。全面的に否定はできんはずだ」 二人の言に黄金は確かに…と客観的に見て頷いていた。 -- 名無しさん (2014-06-07 23 44 49) 狩摩「そこの大将はようわかっとるみたいじゃのぅ。ほら重鎮見習えよ?」 -- 名無しさん (2014-06-08 00 34 50) 水銀「プライド高すぎて無理だろうがね」 ここぞとばかりに煽る水銀だった -- 名無しさん (2014-06-08 00 37 05) ザミエル「――Atziluth――」 水銀「(゚Д゚;)!?」 部分的に水銀『だけ』を己が世界に引きずり込んだ。 ザミ「限定的に出来るらしい……貴様にも私の“愛”を与えよう」水銀「なんだ、このご都合は(゚Д゚;)!?」 -- 名無しさん (2014-06-08 00 43 49) どうやら彼女の創造から発現した覇道型の流出を今現在だけ『任意に指定した対象だけを己が世界に閉じ込めること』ができるらしい……なにこの人、怖い; -- 名無しさん (2014-06-08 00 45 23) 水銀「か、狩摩よ!我が友よ!たすけ――」 狩摩「ということは、おまんは『ぎゃんぶる』に強いっちゅ~ことか」 黄金「そういうことになるな」 素通りしていた。助ける気、皆無のようだ。 -- 名無しさん (2014-06-08 00 46 22) ザミエル「さてクラフト、我が主の言う通り貴様の言に一理ある。頭では理解しているのだよ、頭では…な。あぁ悲しいかな、未だに私は理性での感情の抑制を完全にはこなせんらしい。全くもって己の未熟さを痛感しているよ」淡々と述べる言葉とビシバシ威圧感が水銀の肌を刺す -- 名無しさん (2014-06-08 01 08 04) 水銀「ちょ、ちょっと待て!!何故またこの流れになる!?」ザミエル「さぁな、それを望む者がいるからだろう」水銀「メタいぞザミエルよ」ザミエル「黙れ」 -- 名無しさん (2014-06-08 01 13 45) 炎の世界に閉じ込められている水銀の悲鳴は、外には一切届かなかった。狩摩「苛烈じゃのぅ(笑)」黄金「……(苦笑)」 -- 名無しさん (2014-06-08 01 16 34) 狩摩「自分の未熟さをつかれて八つ当たりとは……まだまだじゃのぅ┓( ̄∇ ̄;)┏」 黄金「突いた相手が突いた相手だからな……カールのは自業自得だ。もう少し堪えることを覚えてもらわんといかん気がするのも確かだな」 -- 名無しさん (2014-06-08 02 00 27) 水銀「…そぅ…思うなら…止めろよ…」チリチリとあちこち焦げた水銀がガシッと黄金の肩を掴む。黄金「無事だったか我が友よ」水銀「お陰様でな」 -- 名無しさん (2014-06-08 02 16 13) 水銀「あ~首が痛い……さてと、我が友の敗北の一戦を録画するとしようかね」 -- 名無しさん (2014-06-08 02 18 25) 黄金「敗北前提かね?生憎だが私は敗けんよ」 -- 名無しさん (2014-06-08 02 20 04) 狩摩「ろくがってなんじゃ?」 -- 名無しさん (2014-06-08 02 22 39) 水銀「簡単に言えば記録だよ……」 狩摩「ほう……ちゅーことは後々まで遺せるのか……ちいと気合い入れてみるかのぅ」 -- 名無しさん (2014-06-08 02 26 35) そんな談笑をしながら宿の地下にあるバーへ。 -- 名無しさん (2014-06-08 02 27 30) ……一方その頃 ベアトリス「うわ~、もう真っ暗ですよ」戒「ベイ中尉のメールによると、この国にある宿にいるらしいけど」神父「こっちですね」マキナ「…こっちだな」迷わずサクサク先へ進む二人 -- 名無しさん (2014-06-08 02 28 38) ……… ザミエル「……漸く来たか」ポツリと呟く。水銀「思ったより早い到着だ。少し驚いたよ」上の階を見上げ -- 名無しさん (2014-06-08 02 30 08) 黄金「…………」 落ち込んでいた -- 名無しさん (2014-06-08 02 31 12) 狩摩「かっかっか!きっちり型にはまったのぅ~」 勝ち誇る狩摩かれこれ30連勝中である -- 名無しさん (2014-06-08 02 32 16) 水銀「ハイドリヒ、さっきの威勢はどこ行った?ΣΣイ゛!!!!??」ガッツリとザミエルに足を踏まれた -- 名無しさん (2014-06-08 02 35 56) 水銀「…ちょ、地味に痛いのだが…?」ザミエル「あぁ失礼、足が滑った」プハと煙を燻らす -- 名無しさん (2014-06-08 02 37 06) 水銀「ハイドリヒ敗北シリーズは後日編集するとして……」 -- 名無しさん (2014-06-08 02 39 05) それでもぶれずにそんなことを言うのだった -- 名無しさん (2014-06-08 02 40 42) 水銀「君も暇潰しに少し遊んで来たらどうかね?」 -- 名無しさん (2014-06-08 02 41 59) ザミエル「結構だ。そも、私は遊びに来たわけではない」水銀「やれやれ、相も変わらずお堅い事だ。…そういえば、昼日中競売中誰かさんが乱入し破壊した壁の修繕費を立て替えておいたのだが」 -- 名無しさん (2014-06-08 02 42 44) ザミエル「………」水銀「一応返してもらっても良いだろう。ダーツならば向いているのではないかね?」ザミエル「、……すぐに戻るからな」眉間に皺を寄せ、一度場から離れる -- 名無しさん (2014-06-08 02 44 09) ベア「副首領……誰ですか?そのハイドリヒ卿をコテンパンにした人は?」 -- 名無しさん (2014-06-08 02 46 01) 水銀「嗅ぎ付けるのが早いなヴァルキュリア」 -- 名無しさん (2014-06-08 02 47 42) 狩摩「壇狩摩じゃ。先ほどソイツ等に無意味だったが説教垂れたったぞ?」 ベア「無意味なのによくやりますね~」 -- 名無しさん (2014-06-08 02 48 54) 水銀「そろそろ全部のチーム集めてメンバーをシャッフルしようと思う。メンバーも増えたからな」 ベア「良いですね!」 -- 名無しさん (2014-06-08 02 49 39) ベア「あれ螢たちはまだですか?」 水銀「そのようだ……ごたついているのだろう…依頼以外の意味で」 -- 名無しさん (2014-06-08 02 51 48) ベア「……どういう意味です(・_・;)?」 水銀「息子の写真(いろいろ)を大量にあのステージに配置したのだよ」 ベア「なるほど -- 名無しさん (2014-06-08 02 54 04) 狩摩「元気な嬢ちゃんじゃのぅ~結構な苦労をしとるみたいじゃが」 ベア「主に……のせいでですねorz」 -- 名無しさん (2014-06-08 03 00 23) ベアトリス「…ところで、少佐はどこですか?」水銀「彼方でダーツをしているよ」指差し。ベアトリス「あ~、様になり過ぎてるあの後ろ姿はまさしく」 -- 名無しさん (2014-06-08 03 03 10) ベアトリス「では私はこれで失礼します。ダンカルマさん、でしたっけ。あまり首領閣下をイジメ過ぎないようにお願いしますね」それだけ言って上官の元へ行った -- 名無しさん (2014-06-08 03 04 49) 狩摩「こんくらいにして風呂でもいくかぁ」 落ち込むハイドリヒを放置して風呂に行こうと立ち上がった -- 名無しさん (2014-06-08 03 26 54) 水銀「私もいくかぁ~露天で一杯どうだね?」 狩摩「お?ええのう」 二人は露天風呂に向かった -- 名無しさん (2014-06-08 03 39 30) ベアトリス「少佐ー!お久しぶりです」ザミエル「ほぉ、逃げずに来たか」ベアトリス「逃げませんよ。逃げても貴女相手じゃ無駄ですし、とことんついていくって決めてますからね」ザミエル「…ふん、殊勝な事だ」ベアトリス「(笑)…ところで、少佐ってダーツ得意だったんですか?全部真ん中かその辺りじゃないですか」ザミエル「そうでもない、が…この程度コツを掴めば簡単だ」ベアトリス「へ~…」ザミエル「…やってみるか?」ベアトリス「いいんですか?ならコツをちょっと教えて下さい♪」ザミエル「まず、姿勢はこうだ。そして腕の角度は」身長も見目も全く違う二人だが、こうして並び教え教わる姿は姉妹と言われてもあまり違和感がなかった -- 名無しさん (2014-06-08 14 44 43) ザミエル「…して、ハイドリヒ卿は」ベアトリス「ホワイトライオンなうです。よっと!…あ!真ん中刺さりましたよ!♪」ザミエル「また訳のわからん言語を…。それくらい、私が教えたのだから出来て当然だ」ベアトリス「はーい(苦笑)」 -- 名無しさん (2014-06-08 14 47 37) ベア「要約すると【燃え尽きて真っ白になってます】ってことです」 ザミエル「なんだとΣ(゚д゚lll)?」 -- 名無しさん (2014-06-08 15 35 40) とっさに来たアイアンクローをよけてそのまま去っていった ベア「ふい~危ない危ない(・_・;)」 -- 名無しさん (2014-06-08 17 34 20) …… マキナ「なぜ貴様はきて早々に雪だるまにされている?クリストフ(-.-;)」 神父「テレジアぁぁぁぁ(T_T)」 雪だるまにされて泣いていた -- 名無しさん (2014-06-08 17 38 18) ……… 黄金「………」物理的に真っ白にされた聖餐杯、精神的に真っ白になった黄金の獣。ある意味因縁か。ベアトリス「ね?」ザミエル「う…うむ、しかしあの方ならば敗北すらも楽しむか、勝利するまで諦めないと思っていたのだが」ベアトリス「ですよね、私もビックリしました。(いいとこでも見せたかったんですかね~あの人)」 -- 名無しさん (2014-06-08 18 58 08) がやはり(上官が)心配なのか居た。ベアトリス「少佐、私は上に戻りますのでハイドリヒ卿お願いします。それでは!!」という言葉を残してさっさと居なくなったが。ザミエル「Σな、……クラフト等もいつの間に」居なくなってる事に気付いた -- 名無しさん (2014-06-08 19 05 51) 黄金「(´・ω・)」しょぼん…。ザミエル「………(…無難に酒を勧めて、落ち着いていただこう)」下手に慰めず聞き役に徹する事にした -- 名無しさん (2014-06-08 19 12 20) ……… リザ「ヴァレリア、少しは頭が冷えた?」神父「…えぇ、凍える程」あの後救出してもらった神父は部屋で暖を取っていた -- 名無しさん (2014-06-08 19 14 02) 神父「一父親として心配するのは当然と言うものでは(T_T)?」 マキナ「ゾーネンキントのウザがりようが尋常でなかったからな……やりすぎていたのだろう」 -- 名無しさん (2014-06-08 19 17 19) 回想…… 神父『テレジアぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!』 玲愛『いきなり暑苦しいから来ないで。こっちがクールダウンしてるのに勝手にヒートアップなんかしないで、ヘタレ神父。アサシン、彼を埋めて頂戴』 小次郎『う、うむ……別に良いのだが、お主の父ではないのか?』 玲愛『鬱陶し過ぎると論外』 -- 名無しさん (2014-06-08 19 36 51) ……リザ(流石に気の毒といえば気の毒ね;) 神父「まぁ、テレジアが幸福ならば私も『幸あれ…』と贈らせもらいますよ……当然、日取りは決めますが」 アンナ「あんたも懲りないわね、クリストフ」 -- 名無しさん (2014-06-08 19 38 02) 神父「父親呼びを否定されませんでしたし。何より、式を挙げるならうちで挙げてほしいですから」苦笑を浮かべているが、どことなく幸せそうだ -- 名無しさん (2014-06-08 20 03 30) ライダー「そういえば、レアは彼らとはどのような関係なのですか?」 玲愛「私の父親代わりがそこの神父で、リザが母親。んでハイドリヒ卿が祖父にあたってこの場にいないイザークが曾おじいちゃん、そして綾瀬さんが一応血縁関係ってわけ」 ライダー「アヤセ? どなたですか?」 -- 名無しさん (2014-06-08 20 10 26) 玲愛「面識あるはずだよ?綾瀬香純」ライダー「あぁ、あの方ですか。…どういう繋がりで?」玲愛「イザークお祖父ちゃんの双子の弟さんがヨハン、綾瀬さんはヨハンさんの孫、つまり綾瀬さんもハイドリヒ卿の曾孫って事だよ」 -- 名無しさん (2014-06-08 20 22 37) 凛「…ん?ならリザさんとあの人って夫婦なの?」玲愛「違うよ。まぁ、そこはリザの名誉の為に黙ってあげるけど。仮に夫婦ならザミエル卿のリザに対する対応は多少緩和されてる筈だよ。あの人公私は分けるタイプだから」 -- 名無しさん (2014-06-08 20 27 05) 女性陣「あ~、なるほど」 -- 名無しさん (2014-06-08 20 31 23) 玲愛「ちなみに言うと、私と蓮が結婚すればもれなくハイドリヒ卿とも親類縁者ってことになるの。そうすれば無条件で総軍がおまけ付ってわけ。まぁマキナ卿は元からいいとしても、ザミエル卿とか面倒見がいいしね」 -- 名無しさん (2014-06-08 20 32 35) 凛「色々複雑なのねぇ」 キャスター「けれど、あのボウヤのプレッシャーも相当なんじゃないかしら?」 玲愛「ノープロブレム。ハイドリヒ卿とかが何を言っても所詮私たちの問題だから。口出しするのはいつも年長者と都市よりだし、まあそれが特権とも言えるんだけどね」 ハザマ「物凄く頷けますね、はい;」 -- 名無しさん (2014-06-08 20 34 19) 玲愛「一番の心配は副首領あたりが碌でもないことしそうってこと」 -- 名無しさん (2014-06-08 20 35 51) リザ「そこは大丈夫じゃないかしら、何かあったら藤井くんが黙っていないでしょ?」玲愛「それもそうだね」 -- 名無しさん (2014-06-08 20 37 37) 玲愛「神父役であの人が出てきてもなんとかなるか・・・」 -- 名無しさん (2014-06-08 20 38 17) 全員「それはとても嫌すぎる・・・」 -- 名無しさん (2014-06-08 20 38 37) 蓮「それだけど、神父役はハイドリヒがやるってさ」 -- 名無しさん (2014-06-08 20 39 28) 玲愛「お帰りなさい」蓮「ただいま。てなわけで、えーと…神父さん?固まってないでちょっと戻ってきてもらっていいか」神父「・・・Σハッ、はい何ですか?」 -- 名無しさん (2014-06-08 20 40 57) 蓮「…皆いる場だとあれだし、詳しい話は別室でしたいんだけど。勿論リザさんも一緒で」リザ「ふふ、えぇ勿論」そして四名退室 -- 名無しさん (2014-06-08 20 42 39) 残された面子『・・・・・・・』謎の疾走感にポカーン -- 名無しさん (2014-06-08 20 43 32) ハザマ「ま、まぁ私たちは私たちで残りのメンバーが集まるのを待つとしましょう;」 -- 名無しさん (2014-06-08 20 45 29) ……その頃、マキナ「…………」バーサーカー「…………」 ハザマたちがいる宿の隅で、二人が神妙な顔でババ抜きをしていた。 -- 名無しさん (2014-06-08 20 46 50) 元より図体がデカイ巨漢が二名に加え、二人が醸し出す不穏な雰囲気が圧を加えていた。 バーサーカー「…………次を引かれよ、マキナ殿」マキナ「…………言葉に乗せられる、と思っているわけでもあるまい。大英雄よ」二人「…………」 -- 名無しさん (2014-06-08 20 48 01) 何故二人でトランプ、それに加えてババ抜きなのか。それを突っ込む者は周囲にはいない(恐いから) -- 名無しさん (2014-06-08 20 56 56) 凛(ハザマ、あなたもやらないの?) ハザマ(ご冗談を(゚Д゚;)!? 私があんなむさっくるしい空間に行くとでも!?) ライダー(男同士での交流、というのもアリなのでは?) -- 名無しさん (2014-06-08 21 04 34) ハザマ(結構です!その話しならば遊佐司狼くんにでも持ち掛けて下さい)だが司狼は不在だった、相方(エリー)に呼ばれ手伝いに行ったらしい。 -- 名無しさん (2014-06-08 21 25 47) ハザマ(ならシュピーネさん・・・いない(;゚Д゚)!) シュピーネは次の競売のプラン検討へと駆り出されていた -- 名無しさん (2014-06-08 21 27 56) ライダー「諦めたらどうです?」 凛「そうそう、こんなに可愛くて美人な私たちに勧められてんのよ?」 ハザマ「レディーのお言葉は嬉しいのですが、わたくしお嬢さん方と戯れるのが好きでして、はい」 -- 名無しさん (2014-06-08 21 30 49) シュライバー「┓( ̄∇ ̄;)┏残虐超人が何言ってんだが……マッキー僕らも混ぜて~」 ハザマを強制連行したのだった -- 名無しさん (2014-06-08 21 33 35) ハザマ「ちょ(゚Д゚)!?誰が残虐超人!?」 マキナ「混ざるなら速くしろ……配るぞ」 -- 名無しさん (2014-06-08 21 36 15) シュライバー「ヨロシクね(笑)」ハザマ「・・・第一何故ババ抜きなのですか?貴方がたならば腕相撲の方が合っていると思うのですが」 -- 名無しさん (2014-06-08 21 38 51) シュライバー「もう勝負したんじゃない?それにマキナって触れた物の幕を引いちゃうからね~。出来るの今くらいでしょ?」 -- 名無しさん (2014-06-08 21 41 05) マキナ「机が壊れてな……決着がつかなかった」 -- 名無しさん (2014-06-08 21 47 33) シュライバー「あ、やっぱり」 -- 名無しさん (2014-06-08 21 52 09) バーサーカー「まぁ、物を壊すのもアレなので、穏便に勝負していたのだ」 シュライバー「穏便に……ねぇ(・_・;)」 -- 名無しさん (2014-06-08 21 55 25) 視覚的に物凄く不穏だったのは黙っておいた。シュライバー「まぁいいや、ババ抜き飽きたら大富豪でもやる?」マキナ「…構わん」 -- 名無しさん (2014-06-08 22 03 05) 手慣れた手つきでカードを配り、各々が見て即座に捨てていく。 -- 名無しさん (2014-06-08 22 10 52) 知っている者たちからしてみれば『巨漢×2』+『戦闘狂×2』であるため、余計にカオスに見えるのはご愛嬌である。 -- 名無しさん (2014-06-08 22 11 47) ……別室。 蓮「さて、と…神父さん、平気か?」 -- 名無しさん (2014-06-08 22 48 32) 神父「心配ご無用です……この程度では砕けませんから」 リザ「娘の一言で砕ける癖によく言うわね」 -- 名無しさん (2014-06-08 22 50 39) 玲愛「耐性強度が中国並ね」 -- 名無しさん (2014-06-08 23 00 59) 神父「それは非道いですよ(T_T)」 もう泣いている -- 名無しさん (2014-06-08 23 08 18) リザ「ヴァレリア;」 -- 名無しさん (2014-06-08 23 45 36) 蓮「はいはい、話が進まないって」一拍置き、 蓮「神父役はハイドリヒなわけなんだが、神父さん……あんたにも適役があるぜ?」 神父「なんですと(☆▽☆ )!?」 -- 名無しさん (2014-06-08 23 46 24) 完全復活を通り越してユニバースしている…… 蓮「新郎新婦入場の時の付き添いを頼みたいんだ」 -- 名無しさん (2014-06-09 00 11 57) 神父「何ですって(-_☆)(-_☆)(-_☆)(-_☆)(☆▽☆ )!!!!」 玲愛(やべ(・_・;)めんどくさいことになった) -- 名無しさん (2014-06-09 00 13 22) 玲愛「…提案撤回したくなってきた」神父「すみません、真面目にやります」 -- 名無しさん (2014-06-09 00 17 11) 神父「…それで、宜しいのですか?テレジア」玲愛「他に適任者がいないじゃない、かなり嫌だけど妥協くらいするよ」 -- 名無しさん (2014-06-09 00 18 11) 蓮「お願い出来ますか?」神父「勿論、娘の晴れ舞台を間近で見れるのです。断る筈無いじゃないですか」 -- 名無しさん (2014-06-09 00 20 18) 蓮「じゃあ日程は追々。一先ずこの旅行が落ち着いたらで」神父「わかりました」日程を後日決めるのは、結婚式はあの教会で挙げてほしいという親の意思を組んだからだろう。ヴァレリアもそれはすぐに理解した -- 名無しさん (2014-06-09 00 23 09) 神父「副首領を止めておく必要がありますね」 いきなり真面目になった -- 名無しさん (2014-06-09 00 24 32) 蓮「そこは俺がなんとかするよ」 -- 名無しさん (2014-06-09 00 26 23) 蓮「…今日のとこは時間ももうだいぶ遅いのでこれで」神父「わかりました。藤井さん、テレジアお休みなさい」玲愛「お休みリザ」リザ「お休みなさい(笑)」神父「……無視ですか?(T_T)」 -- 名無しさん (2014-06-09 00 27 47) そして蓮と玲愛は退室し宿泊している部屋に戻って行った -- 名無しさん (2014-06-09 00 28 46) 神父「……早いものですね。あのテレジアがもう結婚ですよ」リザ「えぇ、そうね」 -- 名無しさん (2014-06-09 00 31 55) かつて神父は聖餐杯として接してきたが、それが黄金による破壊の情であることに気づかず、最後の最後で気づいた。リザはかつての己の過ちに気づき、玲愛を生贄に捧げることで葛藤していた。 -- 名無しさん (2014-06-09 00 33 46) 神父「私の贖罪、認めてもらえると思いますか?」リザ「少なくとも、あの子も理解していると思うわよ。ヴァレリア」なにせ、彼らは刹那の軍勢。互いの記憶も気持ちも共有し理解している。故に、玲愛も根底では神父の過ちを心のどこかで許している……はず。 -- 名無しさん (2014-06-09 00 35 11) 神父「…本当に、テレジアには人並みの幸せをと…願っていたんですよ?」リザ「えぇ、私もよ」 -- 名無しさん (2014-06-09 00 38 23) 聖餐杯、大淫婦という魔人はおらず。ただ娘の結婚を喜び、少し寂しいが幸せになってほしいと願う父と母がここにいた -- 名無しさん (2014-06-09 00 42 34) ……式「…………」その様子を隣の部屋で寝ていた式は聞き耳を立てていた。 式「まったく…難儀な奴らだよな」呆れながらも、どこか面白く目が離せない…そう思っているようだ。 -- 名無しさん (2014-06-09 00 45 19) 式「んじゃま、俺も少しは洒落込むとするか。柄じゃないが」そう言って部屋から飛び出し、向かった先は――地下の競売に他ならない。 ……地下、そこは一攫千金を狙うギャンブラーたちと踊り子たちが行き交っていた。 その中で、朱いコートを羽織る少年がタバコを吹かしていた。 司狼「エリー、そっちの調子はどうよ?」トランシーバー越しに声を掛けた。 -- 名無しさん (2014-06-09 00 47 04) エリー《あいあいよー。順調順調~お?愉快なお客さんの登場だね~》 -- 名無しさん (2014-06-09 00 54 20) 司狼「愉快なオキャク?」 式「よう、悪童幼なじみ」 司狼「おお、あんたか?」 -- 名無しさん (2014-06-09 00 55 37) 司狼がいるのはVIPルームと呼ばれる場所で、式は司狼の顔なじみということで通された。 -- 名無しさん (2014-06-09 00 57 27) 司狼「あんたが混じるなんて珍しいこともあるもんだ? 上で蓮たちの話でも聞いたのかい?」 式「もしかしなくても、お前の左耳にだけ挿してあるイヤホンと関係してるのか?」 司狼「ハハッ! 流石にバレるか」 またいつものように盗聴をしていたようだ。 -- 名無しさん (2014-06-09 00 58 32) 司狼「難儀だって言ってたけどよ、あんたも実は難儀な性分なんじゃねぇの?」 式「この悪童幼馴染が……まあいいさ。それより、あの信号ツートンがダーツをしてるな」 -- 名無しさん (2014-06-09 01 01 24) 司狼「全部真ん中だし…最初のダーツもう思い切りへこんでるし。力入ってるね~┓( ̄∇ ̄;)┏」 -- 名無しさん (2014-06-09 01 04 38) だが客寄せとしては十分目立つ存在だ -- 名無しさん (2014-06-09 01 05 49) 司狼「しっかしまぁ信号ツートンね。上手いこと言うじゃねぇの(笑)」式「そりゃどーも」 -- 名無しさん (2014-06-09 01 06 44) 式「ああ言うのをバカ丸出しって言うんだよな┓( ̄∇ ̄;)┏」 司狼「いや、そこは維持の張り合いと言ってやろうよ(・_・;)」 -- 名無しさん (2014-06-09 01 07 29) …ベア「少佐~?そろそろ負けを認めたらどうで……す!」真ん中。 ザミ「ふっ…少し覚えたからといって侮る……なっ!」真ん中。 -- 名無しさん (2014-06-09 01 09 08) あれから一度部屋に戻ったベアトリスだがもう少し遊びたかったようだ -- 名無しさん (2014-06-09 01 10 20) ベアトリス「ところでハイドリヒ卿はどうしましたか?」ザミエル「あの方ならば落ち着いたら部屋に戻られた」 -- 名無しさん (2014-06-09 01 11 38) ベア「ほほう(☆▽☆ )?」 -- 名無しさん (2014-06-09 01 12 21) ザミ「――――疾ッ!」ドンッ!! ザミ「ああ、すまない手元が狂った」ベア「(゜o゜;)」 -- 名無しさん (2014-06-09 01 13 19) 足元に転がっていたダーツの矢を「偶然」爪先で宙に飛ばし「偶然」ザミエルのデコピンで「偶然」弾いてしまい、それが「偶然」ベアトリスの真横の壁に突き刺さったようだ。 -- 名無しさん (2014-06-09 01 14 11) ベアトリス「――殺す気ですか!?」 -- 名無しさん (2014-06-09 01 14 52) ザミエル「さて、なんのことだ?私は『偶然』弾いてしまっただけだ」 -- 名無しさん (2014-06-09 01 15 20) 平然と的にダーツを投げてる -- 名無しさん (2014-06-09 01 15 53) ベアトリス「この人はも~…」 -- 名無しさん (2014-06-09 01 16 17) 互いが火花を散らし、 ベアトリス「――少佐。『ポーカー』はご存じですか?」ザミエルを見ながら真横を指差すと、そこに縦長テーブルがあった。 -- 名無しさん (2014-06-09 01 16 35) ザミエル「知ってはいるよ」 -- 名無しさん (2014-06-09 01 17 28) ザミエル「しかし、よもや貴様あれで私に勝つ自信があるとでもいうつもりか?止めておけ、貴様の運の悪さは筋金だ」 -- 名無しさん (2014-06-09 01 17 50) ベア「それでもこの場は私の勝ちですね?」 残りのダーツを投げて真ん中に当てた -- 名無しさん (2014-06-09 01 20 39) ザミエル「何をバカな…ん?私のダーツがない」 ベア「壁に突き刺さってますよーだ(-_☆)」 -- 名無しさん (2014-06-09 01 21 41) ザミエル「…………」壁のダーツを引き抜いた。ベアトリス目掛けて放つ -- 名無しさん (2014-06-09 01 23 22) ベア「真剣白刃取り!」 -- 名無しさん (2014-06-09 01 23 54) しようとしたが悪寒が走り避けた -- 名無しさん (2014-06-09 01 24 38) すると投げたダーツは的の真ん中をぶち抜きその先の壁に突き刺さった -- 名無しさん (2014-06-09 01 25 22) ザミエル「…で、誰の勝ちだと?」 -- 名無しさん (2014-06-09 01 25 53) ベア「脅迫には屈しません!」 -- 名無しさん (2014-06-09 01 26 28) 互いが火花を散らす中、ギロッ……と隣を見て、 ザミ「――――いいだろう。格の違いというのを教えてやる」ポーカーの台に向かって歩き始めた。 -- 名無しさん (2014-06-09 01 26 57) ベア「ということですので、司狼君にエリーちゃ~ん!実況と解説、あとディーラーを寄越してくださ~い!」 -- 名無しさん (2014-06-09 01 27 37) 既に二人がいるのを気付いていたベアトリスは敢えて大声でお願いした。 -- 名無しさん (2014-06-09 01 28 09) ……… 司狼「あーらら火にガソリン入ったよ」 -- 名無しさん (2014-06-09 01 28 45) ……… ザミエル「先に行っておくが貴様相手ならば金は賭けんぞ。無意味だ」ベアトリス「わかってます。ですから賭けるのは別のものですよ」 -- 名無しさん (2014-06-09 01 30 22) ザミエル「言ってみろ」ベアトリス「私が勝ったらそうですね~…。少佐が今夜ハイドリヒ卿の寝所に潜り込むで」――世界が静止した -- 名無しさん (2014-06-09 01 31 38) …蓮「!?」 …水銀「!?」 …ランサー「?!」 背筋を走る寒気に気づいた面々。 -- 名無しさん (2014-06-09 01 32 45) ……… ザミエル「・・・・は?」 -- 名無しさん (2014-06-09 01 33 25) ベアトリス「はいでは次少佐、少佐が勝ったらどうしますか?」 -- 名無しさん (2014-06-09 01 33 46) ザミエル「いやちょっと待て。何やら阿呆な発言が聞こえた気がしたんだが、…空耳か?」 -- 名無しさん (2014-06-09 01 34 20) ベア「マジです!大マジです」 -- 名無しさん (2014-06-09 01 34 52) ザミエル「益々もって阿呆か、阿呆だな」 -- 名無しさん (2014-06-09 01 36 10) ベア「偶には少佐も役得しないと……人生損しますよ?」 -- 名無しさん (2014-06-09 01 37 25) ザミエル「では言うぞ?―――この馬鹿娘がァァァァァァ!!!!!言うに事欠いて何だそのふざけた提案は!!!!」 -- 名無しさん (2014-06-09 01 38 26) ベアトリス「いだだだだだ!!!懐かしいこの痛さ!!!!;;;;」アイアンクローされた -- 名無しさん (2014-06-09 01 39 11) ザミエル「………うむ、すっきりした」ベアトリス「さ…さいですか…」 -- 名無しさん (2014-06-09 01 39 58) ちなみに画面見てる司狼は大爆笑していた -- 名無しさん (2014-06-09 01 41 43) 司狼「ひーひーひー!あはははは、やべぇ腹いてぇ!あははははははあは!」 -- 名無しさん (2014-06-09 01 42 36) 式「くふふっ……くくっ……」式も式で笑いを堪えているようで、エリーに関してはトランシーバー越しでも悶絶しているのが分かる。 -- 名無しさん (2014-06-09 01 43 17) エリー《ぷっ~~~あー腹痛いよ……(^O^》) -- 名無しさん (2014-06-09 01 44 39) …… ベアトリス「ですが撤回しませんからね?私が勝ったら今夜少佐がハイドリヒ卿の寝所に」 -- 名無しさん (2014-06-09 01 45 09) ザミエル「わかった二度も言うな、今度は裏拳かますぞ」 -- 名無しさん (2014-06-09 01 45 29) ベア「言わないけど曲げません」 -- 名無しさん (2014-06-09 01 46 32) エリー《面白ついでにぽちっとな》 ランサー「結局これかよ(゚Д゚)!?」 投入されたディーラーはランサーだった -- 名無しさん (2014-06-09 01 47 15) ザミエル「……貴様か」ランサー「よ、よぉ。…何か疲れた顔してんな」 -- 名無しさん (2014-06-09 01 48 23) ザミエル「気のせいだ。馬鹿娘、私が勝ったら貴様暫くトバルカインとの接触を禁じよう」 -- 名無しさん (2014-06-09 01 49 00) ベアトリス「Σなんですと!?」ザミエル「そうすれば貴様の浮わついた脳も少しはまともになるだろう」 -- 名無しさん (2014-06-09 01 49 52) ランサー「意地でも負けられんな?」 ベア「ですね」 -- 名無しさん (2014-06-09 01 51 10) ………… 司狼&式「ナイス(-_☆)」 エリー《もちよ(-_☆))》 -- 名無しさん (2014-06-09 01 52 19) …… ザミエル「此方も負けるつもりはないぞ、…我が騎士の矜持にかけてな」 -- 名無しさん (2014-06-09 01 53 31) 主の休む寝所に潜り込むなど、騎士としてのプライドが甘受出来ないのだろう -- 名無しさん (2014-06-09 01 54 34) 炎は出ていないが発するオーラがただ事ではない -- 名無しさん (2014-06-09 01 55 19) ベアトリス「…わー、核融炉にニトロ突っ込んじゃいましたか」 -- 名無しさん (2014-06-09 01 56 29) ザミエル「ランサーよ……私を負けさせた場合どうなるか?」 ランサー「不正なんぞせんわ(゚Д゚;)」 -- 名無しさん (2014-06-09 01 57 26) ベアトリス「少佐…」 -- 名無しさん (2014-06-09 01 58 58) ザミエル「馬鹿娘を疑ってはおらん。だが、コイツが面白がってという可能性はあるだろう?」 -- 名無しさん (2014-06-09 01 59 50) ランサー「だからしねーって!!」 -- 名無しさん (2014-06-09 02 00 17) ベア「ディーラーは公平なものです!だからしません」 ランサー「そうだ!その通りだ!」 -- 名無しさん (2014-06-09 02 03 12) ザミエル「ではさっさと務めを果たせ」ランサー「……ハイ」睨まれた -- 名無しさん (2014-06-09 02 04 30) せっせとカードを配る…… 二人「………………」 ゴゴゴと聞こえてくる -- 名無しさん (2014-06-09 02 07 05) ランサー(恐いよう(T_T)) 内心泣いていた -- 名無しさん (2014-06-09 02 08 20) 二人のオーラが龍と虎に見えているランサー。哀れディーラー -- 名無しさん (2014-06-09 02 10 42) ……… 式「哀れだね~あの青いの」 司狼「産まれたときからずっとじゃね?見てる分には面白いけどなww」 式「同感だ」 二人は腹を抱えていた -- 名無しさん (2014-06-09 02 17 07) エリー《ザミ姐さん疑心暗鬼になってるし……録画もしてるよ~(-_☆)》 司狼「永久保存モノだな(-_☆)」 -- 名無しさん (2014-06-09 02 20 48) …… ベアトリス「良かったですね。マレウス辺りなら夜這いかけろーとか言ってましたよ?」ザミエル「ハッ、奴程度ならば尚更相手にもならん。不正を見逃す筈なかろう」ベアトリス「それもそうですね。ですが、上官想いな部下をちょっとは褒めて下さいな」ザミエル「どの口がほざくか」ベアトリス「だってそうじゃないですか。今は旅行中、オフ期間ですよ。少佐だってわかり難いけど今は公私で言えば私じゃないですか。でなきゃあんなにはしゃぎませんもん」はしゃぐ→ランサー達とのじゃれ合い -- 名無しさん (2014-06-09 02 22 47) 真剣勝負(ポーカー)をしている最中、交わす会話は変わらない -- 名無しさん (2014-06-09 02 23 56) しかし、オーラは更に猛っていた -- 名無しさん (2014-06-09 02 26 00) ランサー(あれ?俺いつの間に戦場に来たんだろう)女の戦場に巻き込まれた男 -- 名無しさん (2014-06-09 02 27 26) ベア(少佐のポーカーフェースは並じゃないですね) 真剣勝負以上のものを掛けているため、いつも以上に澄まし顔でいるザミエル。 -- 名無しさん (2014-06-09 08 16 47) ザミエル「………」猛るオーラに反比例しその瞳と表情は氷の如しだ -- 名無しさん (2014-06-09 11 12 15) 互いに数回カードを取り替える。ベアトリス(よし!あと一枚で)ストレートフラッシュの役が揃いかけていた。ザミエル「ベット」ベアトリス「!!」しかし先制したのはエレオノーレだった。ザミエル「…乗るか?降りるか」トランプで口元を隠しているが、皮肉な笑みを浮かべているのは用意に想像出来た -- 名無しさん (2014-06-09 13 30 15) 二人だけのポーカーとなると、どちらか役が揃った時点で決着がつく。又は互いに役が揃った場合どちらが強いかで決着がつく。そのリスクの高さをベアトリスは失念していた -- 名無しさん (2014-06-09 13 32 41) ザミエル「…とは言ったものの、貴様惜しいところまでしか役が揃っていないな?」ベアトリス「Σう!!」 -- 名無しさん (2014-06-09 13 34 49) ランサー(嬢ちゃん)ベアトリス「…そう言いますがね。少佐のそれハッタリじゃないと言い切れませんよ?まだ三回しか取り替えていないじゃないですか」ザミエル「試してみるか?」クク、と喉を鳴らして笑う -- 名無しさん (2014-06-09 13 37 50) 二人『…………』互いに眼を合わせる。ベアトリス「…………………………………………………………………………………降参します」 -- 名無しさん (2014-06-09 13 41 51) 勝負は合計30分かかった。ベアトリス「わーーん!!!悔しい~~~~!!!あと一枚、あと一枚だったんですよ!!!???(泣)」手札を見せる。ランサー「ドンマイ嬢ちゃん(笑)」ザミエル「何だ、本当に危なかったな」手札を見せる。ベアトリス「……へ?」全く揃っていないそれにポカーンとする。ザミエル「ふん、これでよくわかっただろう。貴様に賭け事(ポーカー)は向いておらん」 -- 名無しさん (2014-06-09 13 46 09) そう、駆け引きとは戦う前に実は始まり、終わっているものなのだ。 -- 名無しさん (2014-06-09 15 07 39) ザミエル「ゲオルギウス等にとってはつまらん結果となったが、我等を見世物扱いしたツケとでも思っておけ」画面越しに司狼達を見てる。…… 司狼「カメラの位置もバレバレってか(笑)」 -- 名無しさん (2014-06-09 15 11 23) …… ベアトリス「再戦です!リターンマッチです!!汚名返上名誉挽回です!!!」ザミエル「却下する。ランサー、ご苦労だったな」ランサー「おぅ、…いいのか?応えなくて」ザミエル「今夜の勝負は仕舞いだ。…それに、いい加減私も眠いのだよ」ベアトリスの首根っこ掴んで連れて行った -- 名無しさん (2014-06-09 16 36 51) ……狩摩「なるほどのぅ……それが“座”という『しすてむ』って奴なんかいのぅ」水銀「故に、座には交代劇というのは存在するのだ」一方、一通りのギャンブルで総てイカサマなしに勝ち抜いた狩摩と水銀がとある和室で密会をしていた。 -- 名無しさん (2014-06-09 16 50 12) 狩摩「そんなら、おんしの死にたがりは『そういう理由(わけ)』なんか――水銀のぅ」水銀「流石は盲目打ちの男、と呼ばせてもらおう……よくも気付けたものだな。私の『渇望(それ)』がなんなのか」 -- 名無しさん (2014-06-09 16 51 36) 狩摩「親子そろってよう似とると言うとくわ………《自分はその場に相応しくない》……そういう目をして自覚しとる」 -- 名無しさん (2014-06-09 17 26 38) 水銀「そうだな…我らが座につけばそこはもう地獄でしかないからな…私のはまだマシと言えるだろうが……それでも大差ない」 -- 名無しさん (2014-06-09 17 28 31) 互いに日本酒を飲み交わしながらしんみりと語り合っていた。 -- 名無しさん (2014-06-09 17 33 48) どこで入手したのか、大人しい色の和服を着て飲む水銀の姿は枯れ木のようでありながら、実に絵になっていた。 水銀「お前には話をした通り、我が息子の渇望が流出――世界を覆い尽くせば認めた存在以外は停滞する理になる。片や、獣殿の世界とは悪鬼羅刹の極楽浄土、修羅道至高天となる」 そして彼の渇望は永劫回帰……同じ人生に同じ生死を繰り返す理で組み上げられた世界。どれも地獄であるだろう。 -- 名無しさん (2014-06-09 17 36 09) 水銀「死した者たちの世界、停滞した紅蓮地獄、無限の回帰を繰り返す無謬世界……狩摩よ。お前の世界で我らと同等の力や祈りを有していた存在はいるのか? お前はゲオルギウスと別の意味で似通っているように見えるが」 -- 名無しさん (2014-06-09 17 37 47) 狩摩「さぁのう?甘粕の阿呆は……あの金ピカに近い。独りで邯鄲を制覇しよった奴じゃからのう」 -- 名無しさん (2014-06-09 17 41 30) 水銀「なるほど…であるならば、獣殿もお前たちの世界に興味を見出している。可能性が見いだせたその時は、貴様を経由して彼らを向かわせるとしよう。まぁ人数制限は掛けるがな」 -- 名無しさん (2014-06-09 17 52 12) 狩摩「ほぅ? ならあのベイっちゅ~男と炎髪の『ざみえる』ゆうたか?あれは入れや。相当オモロイことになるはずや」 -- 名無しさん (2014-06-09 21 04 52) 狩摩「あとは・・・ハゲ煽り要員がほしいのう」 -- 名無しさん (2014-06-09 21 15 55) 水銀「煽り要員か、そのハゲとやらはどんな人物なのかね?」 -- 名無しさん (2014-06-09 21 30 18) 狩摩「厳つい外見してる癖に一周回って可愛いおっさんじゃ……とある人妻に惚れとるんじゃが~前にすると逃げ出す」 -- 名無しさん (2014-06-09 22 18 28) 水銀「ヴァルキュリアとエリー様とゲオルギウスも追加と」 -- 名無しさん (2014-06-09 22 26 09) 水銀「私、ハイドリヒ、ザミエル、ヴァルキュリア、ベイ、ゲオルギウスとその片割れ…計七名。あと三人加えるか」 -- 名無しさん (2014-06-10 00 25 20) 水銀「否、必要に応じて交代させよう。一先ず以上の面子で充分かな?」 -- 名無しさん (2014-06-10 00 27 01) 狩摩「息子さんはええんか?」水銀「そちらの世界へ行く切っ掛けが出来るよりも、息子等の結婚式が先になるだろう。新婚夫婦のハネムーンを邪魔する程、不粋では無いつもりだよ」 -- 名無しさん (2014-06-10 00 35 50) 狩摩「式のときは派手にやるんじゃろ?」 水銀「もちよ(-_✩)」 -- 名無しさん (2014-06-10 01 16 08) 水銀「真っ昼間から花火位は盛大にあげてやるよ……神父役は獣殿に取られたが……まだまだ私は止まらんよ」 -- 名無しさん (2014-06-10 02 47 37) 狩摩「俺も馳せ参じてやりたいが……収集つかんようになるのぅww」 水銀「そうなったらそうなったで我ららしいがね?」 -- 名無しさん (2014-06-10 03 03 17) 狩摩「そう言えばあの神様嫌いの言うてたもう一人の幼なじみちゅーのはどんな奴なんじゃ?」 -- 名無しさん (2014-06-10 13 48 04) 水銀「綾瀬香純の事かね?…ふむ、そうだな。彼女の言を借りるならば「日陰となった太陽」、ただの人間、ただの娘、故に目立たないが他者の心に日溜まりをさす人物。私がマルグリット以外に心奪われそうになった唯一の女性だよ」 -- 名無しさん (2014-06-10 15 12 51) 狩摩「ならそいつも連れて来(き)ぃ。あのジャリ共と気が合いそうじゃ」水銀「了承した。…ふむ、やはり未知とは良いものだな。こうして先の予定を立て、童のように心を弾ませるのは中々心地が良い」 -- 名無しさん (2014-06-10 21 55 27) 狩摩「枯れるにはまだ早いじゃろ?俺も……お前ものぅ?」 水銀「……そうかも知れぬな」 -- 名無しさん (2014-06-10 22 23 30) 狩摩「日溜まりか・・・俺らみたいな日陰モンには眩しいが、それがあるからこそ日陰にいようと安心できる・・・はよぅ来んかのぅ?」 水銀「会えるさ・・・目を背けたくなるなよ?」 -- 名無しさん (2014-06-10 22 57 42) 狩摩「まあ、それはそれで一興よで、その綾瀬っちゅうのがいるチームはいつごろ来るかのう?」 -- 名無しさん (2014-06-11 00 12 34) 水銀「そろそろ来るだろうね」 -- 名無しさん (2014-06-11 00 23 53) …ギル「……時に言峰」 言峰「何かね?」 ギル「何故この我(オレ)が貴様にポーカーで負けねばならんのだ!?」 上のテーブルでポーカー全敗中のギル王が憤っていた。 言峰「私は師匠に教えを乞うたことがある。力の差だよ、ギルガメッシュ」 ギル「おのれがぁ……」 赤セイバー「次は余もしてみたいぞ!」 ギルガメッシュたちも寛いでいたその時、 アルク『ヤッホ~~~~!みんな~元気にしてた~?』 シエル『アルクェイド! 今は真夜中であることを考慮しなさい!綾瀬さんが起きちゃうじゃないですか!!』 宿の入り口の方から大声が鳴り響いていた。 -- 名無しさん (2014-06-11 00 27 21) アルク「別にいいじゃん?もう起きたみたいだし」 -- 名無しさん (2014-06-11 00 29 01) 香純「・・・おはよー」 シエル「まだ夜中です・・」 香純「じゃあおそよー」 -- 名無しさん (2014-06-11 00 31 50) 言峰「久しいな我がペンフレンドよ」 荒耶「うむ・・・」 言峰「なぜ男全員ズタボロなのだ?」 男たち「聞くな」 -- 名無しさん (2014-06-11 00 35 39) 思い出したくないと気配で語っていた・・・・ -- 名無しさん (2014-06-11 00 36 32) 回想…… 荒耶『面妖な……幼い幼女に少年だけを狙っていたのがこのような変質者だったとは!』 鮮花『ちょっと!荒耶さん、前隠して!』 士郎『しかも男の服を無条件で切り刻むってどんだけだよ!?』 七夜『俺の専売特許を奪われた感じだぞ!?』 -- 名無しさん (2014-06-11 00 41 25) 依頼内容は『連れ去らわれた子供たちを救う』というものだったのだが、如何せん相手があの変態とは別のベクトルでヤバイ変質者だったのだ。しかも荒耶の捕縛も相手が『男』である以上、すり抜けるというイカれた性能を有していたのだ。 -- 名無しさん (2014-06-11 00 42 45) 変質者『男だ┌(┌^o^)┐!男だ┌(┌^o^)┐ホモッ!幼女だ┌(┌^o^)┐!』語尾にホモを付けて這い寄る姿は男性陣にとっては身の毛の立つ想いだったのは容易に想像がつくだろう。 -- 名無しさん (2014-06-11 00 44 26) ……回想終了。 戒「なんか、やつれてないかい;」 幹也「いや、その……あんたの所の神様にどうしてあんなのを生み出したのかを聞きたいんだけど;」 シュライバー「無駄だと思うよ~?あれの思考回路を読むって同じ変態でもない限りは理解なんてできないと思うよ?」 -- 名無しさん (2014-06-11 00 46 03) 士郎「・・・・・思い出しただけで」 七夜「やめるんだ・・・思い出すな」 -- 名無しさん (2014-06-11 00 49 13) アーチャー「な・・・」 男たち「あれに追い回されてみろ!?ぶっ飛ばしても湧いてくる!埋めても這い出る!殺しても止まらん・・・意味わからんわ!!」 -- 名無しさん (2014-06-11 00 51 26) アーチャーの言葉を遮って涙目で言い切るあたりよほどトラウマだったようである -- 名無しさん (2014-06-11 00 53 27) イリヤ「あれはなんというか、妄執が妄執を堅牢にした挙句、彼らの言う流出位階にまで到達したかのような思想の持ち主だったわね」 -- 名無しさん (2014-06-11 00 59 45) 秋葉「私の炎も『気持ちいいww』とか言って嬉々として突っ込んできましたわね;」螢「私の炎も『りのっちまじラヴww』とか訳の分からないことを言っていたわね;」 -- 名無しさん (2014-06-11 01 01 14) 藤村「けれど、私の竹刀は効果的だったでしょ?」男性陣『――――――――』一斉に股間を抑え始めた……どうやって倒したのか、察しが付くだろう。叩いたのではなく――突いたのだ。 -- 名無しさん (2014-06-11 01 02 23) アーチャー「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(・□・;)」 言葉を失っていた -- 名無しさん (2014-06-11 01 04 32) 香純「まあ・・・トドメにタマ切り落とすしかなかったけど」 -- 名無しさん (2014-06-11 01 06 21) その場にいた男たちは全員タマを隠したまま数歩下がった・・・ 香純「あんな変態に慈悲はいらん」 -- 名無しさん (2014-06-11 01 09 15) 螢「最終的に自分で切り落とさせたものね・・・綾瀬さん」 香純「説得に5時間かかったけどね」 -- 名無しさん (2014-06-11 01 10 50) マキナ「む? 綾瀬香純か……来ていたのか」 まるでボクサーのように肩にタオルを掛けたマキナが来た……背後で真っ白になっている大英雄と狂気の蛇が机に倒れていた。 -- 名無しさん (2014-06-11 01 24 37) 香純「あ、マキナさん…風呂上がりですか?」 マキナ「いいや、これからだ……少々あそこで勝負していてな」 -- 名無しさん (2014-06-11 01 33 40) 水銀『綾瀬香純かね? 君たちは疲れていると思いこの宿に風呂を追加要素で加えておいた。寛ぐといい、マキナもサウナとセットの露天風呂と通常のがあるが、どうするかね?』どっからか、水銀の声が響く。 -- 名無しさん (2014-06-11 01 35 29) マキナ「……普通に湯に浸かりたい気分だ」 水銀《良かろう》 -- 名無しさん (2014-06-11 01 38 21) 水銀《そういえば息子の写真はコンプ出来たかね?》 男たち「言うな(゚Д゚)!!!!」 第二のトラウマ発動である -- 名無しさん (2014-06-11 01 39 36) 女性陣「はい、150回ほど戦争しましたけどなんとか全部(-_☆)」 水銀《うむ、それは現実にももって帰れる》 -- 名無しさん (2014-06-11 01 41 34) 名状し難い生物┌(┌^o^)┐に襲われるわ女性陣の戦いに充てられるわ、トラウマにならない方が可笑しいだろう -- 名無しさん (2014-06-11 01 43 06) 女性陣「今なんつった?」 水銀《現実にもって帰れる」 女性陣「さぁ、始めるぞ!!猛き闘争をなぁ!!」 男たち「ヒィィイイイイイ(ノД`)!!!!」 記念すべき151回目が始まった -- 名無しさん (2014-06-11 01 57 38) ……狩摩「おぅおぅ、勇ましい姉ちゃんたちじゃのぅ。んで? あれが綾瀬香純のぅ……ちょっくら征くとするけぇのぅ」水銀「ならば、私もこれで」互いに立ち上がり上の階に昇り始めた。 狩摩「そういや、地下の『競売』じゃったか?何をしておるんじゃ?賭け事なんじゃろ?」 -- 名無しさん (2014-06-11 02 02 08) 水銀「なんと言ったらいいか……賭けというよりは競りだな……出展されたモノを競り落とす……と言う奴だ……我らの資金稼ぎとでも言っておこう」 -- 名無しさん (2014-06-11 02 04 29) 狩摩「んで?目玉は?」 水銀「《ハイドリヒ敗北シリーズ》だよ……君が勝ちまくっている奴だ」 -- 名無しさん (2014-06-11 02 10 51) 狩摩「…需要あるのかのぅ」水銀「侮るなかれ黄金率。既にこの国で信者が出来ている程だ」 -- 名無しさん (2014-06-11 02 13 38) そして《百億(ノД`)!!!》 泣いている超えに混じってそんなかけ声が聞こえてきた 狩摩「俺が泣くほど格好良かったっちゅう事にしとくか(・_・;)」 水銀「言ったとおりであろう?」 -- 名無しさん (2014-06-11 02 29 33) 狩摩「さて……どないなっとんかいのぅ~」 覗いてみると闘争中だった……先程より女性陣が増えている…男性陣が死屍累々であるのは言うまでもない……シュライバーはマキナと風呂へ行ったので居ないが……ベイが、ランサーが、アーチャーが、言峰が同じチームの男性陣が全員戦闘不能である… -- 名無しさん (2014-06-11 03 13 59) 狩摩「こげなことになっとるとはのぅ……お~い、生きちょるか?おまんら」 ツンツン、と足の爪先で蹴る狩摩。蹴られているのはベイだ。 -- 名無しさん (2014-06-11 08 52 35) ベイ「…ぅ、ヴァ…ルキュリアの野郎…」どうやらベアトリスにブッ飛ばされたらしい。彼女の上官は就寝中であり、戦乙女の暴走は止まらなかったようだ -- 名無しさん (2014-06-11 15 06 23) 水銀「おや?意外だな」神父「おや、副首領」水銀「今晩はクリストフ、それにバビロン。君達は見学かね?」リザ「えぇ、流石に彼等(男性陣)をこのまま放置するのは忍びないもの(苦笑)」 -- 名無しさん (2014-06-11 15 11 29) 神父「先程意外だと仰ったのはザミエル卿の事ですか?」水銀「然り、理由は言わずとも理解出来よう」リザ「確かにエレオノーレはハイドリヒ卿主義者だけど、そこまで物欲強かったかしら…?今彼女は就寝中よ、熟睡型だから無理に起こそうとしない限り起きないんじゃないかしら」 -- 名無しさん (2014-06-11 15 19 30) 水銀「…ただ、万が一起こした場合物凄く寝起きが悪いと、そういう事かね?」リザ「ドーラは覚悟した方が宜しいかと。寝顔は可愛いんですよ?(クス)」水銀「うむ、後半のその情報は頗るどうでもいい」 -- 名無しさん (2014-06-11 15 30 39) 水銀「さて、私は愛しのマルグリットの元へと参じるか。清らな彼女にはこのような醜い戦いの場は不似合いだ」 -- 名無しさん (2014-06-11 15 33 01) 何処までも平常運転なメルクリウス。場から離れ、マリィのところへ行った。 -- 名無しさん (2014-06-11 15 35 48) ベアトリス「戒ぃぃぃいいい(゚Д゚)」 写真そっちのけでベイをぶっ飛ばし戒に特攻… 戒「へ(゚Д゚;)!?」 驚いて逃げ出す戒 その間からアンナが写真に特攻… アンナ「蓮君の写真貰った(゚Д゚)!!!」 -- 名無しさん (2014-06-11 16 22 57) アーチャー(…おい、起きれるか?) 士郎(起きあがった瞬間……俺たち二人は藤ねぇの餌食確定だ) こっそり死んだふりして会話する二人… -- 名無しさん (2014-06-11 16 32 20) アーチャー(…ランサー、無事か?)ランサー( )チーン -- 名無しさん (2014-06-11 18 43 53) 蒼の槍兵は本気で戦闘不能になっていた。言峰(…憐れな) -- 名無しさん (2014-06-11 18 45 16) 神父「…正直あの場に行きたくありませんが、やむを得ませんね」リザ「扉は開けておくわ」神父「お願いします」 隠業に長けた神父が、巻き込まれた男性陣(一部除く)を部屋の外まで移動させる。 -- 名無しさん (2014-06-11 18 50 56) ………廊下 士郎「…た、助かった…」アーチャー「ランサー、しっかりしろ」ランサー「オンナコワイオンナコワイオンナコワイ(ぶるぶる)」神父「…彼、何があったんですか」 -- 名無しさん (2014-06-11 18 53 40) 言峰「聞かん方が良いかと。…それにしても、隠業に長けているとは聞いていたが全く気付かれなかったな」神父「それは訓練の賜物と言いますか…ザミエル卿のドーラから本気で逃げている内に磨きがかかりまして。それでも捕まるんですがね…」はは、と笑っているが目が虚ろだ -- 名無しさん (2014-06-11 19 01 46) アーチャー「あんな闘争が150回も続いたのか?」 士郎「・・・・・・・・・・・・・・・・今回は特別にひどい。人も増えたし」 -- 名無しさん (2014-06-11 19 22 12) 男性陣『………』チラッと室内を振り向き、静かに扉を閉めた -- 名無しさん (2014-06-11 19 54 08) 士郎「えーと・・・・ギルガメッシュとベイさん放置してきてよかったのか?」 神父「いい薬になるでしょう」 -- 名無しさん (2014-06-11 20 18 10) …ドタドタ バタン!! ベイ「ク~リ~ス~ト~フ~…テメェ!!よくも置いていきやがったな!!!」扉が開き気絶したギルガメッシュを背負ったベイが出てきた。神父「おや、無事でしたかベイ中尉」 -- 名無しさん (2014-06-11 20 39 11) ベイ「地獄見たわボケェ!!!!」ランサー「…にしちゃ元気だな」 -- 名無しさん (2014-06-11 20 41 31) この場にいない男性陣は入浴なり宿泊している部屋で休んでいるなりしている為無事だった -- 名無しさん (2014-06-11 22 10 40) 言峰「ギルガメッシュは助けたのだな?」ベイ「ア゛?あ~、まぁ近場にいたしな。ついでだ」士郎(あれ?実はいい人?) -- 名無しさん (2014-06-11 22 12 28) 神父「念のために言いますと、ベイ中尉は戦闘狂ではありますがまぁ理性というのはありますので」ベイ「どんなフォローだ(゚Д゚;)!?」 -- 名無しさん (2014-06-11 22 45 31) 士郎「え~と・・・・その、ドンマイ」 ベイ「憐れむな・・・」 -- 名無しさん (2014-06-11 23 16 03) そして開く扉 男たち「Σ(゚д゚lll)!?」 藤村「いっつおやつターイム!!」 腹ペコの虎が現れた・・・ -- 名無しさん (2014-06-11 23 17 06) コマンド【①おやつをあげる②逃亡③生贄を捧げる】 -- 名無しさん (2014-06-11 23 22 05) 士郎&アーチャー(まずい(゚Д゚;)) ランサー(逃げるか(ノД`)?) ベイ(逃げるは無意味だ(-.-;)) 神父(ですね(-.-;)) -- 名無しさん (2014-06-11 23 45 35) 選択肢の②は消えた。となれば―― -- 名無しさん (2014-06-11 23 57 21) 言峰(我が麻婆豆腐はおやつ感覚ではない至高の逸品) ギル(……) 英雄王は未だに瀕死状態 幹也(おやつなんて持ってないよ……) 荒耶&七夜(同じく持っていない(-.-;)) 此処にいる男たちに二つの選択肢が消し飛んだ瞬間だった -- 名無しさん (2014-06-12 00 04 21) 神父「私は料理は不得手ですので、士郎さん、お願いしますね」 -- 名無しさん (2014-06-12 00 05 18) ベイ「右に同じくだァ、俺に菓子作りなんざ期待すんなよ。そんじゃGute Nacht」③の生贄を捧げ、獣の爪牙離脱 -- 名無しさん (2014-06-12 00 06 22) 士郎「娘さんにおかし創って上げられる父親は格好いいと思いますけどね~」 神父「なんですと!?」 立ち止まった -- 名無しさん (2014-06-12 00 20 35) クリストフ(脳内)《テレジア~ケーキが出来ましたよ(^O^)》 玲愛《お父さん大好き~》 -- 名無しさん (2014-06-12 00 23 15) ランサー(お前そんなの何処で……) 士郎(これから地獄が始まるんだ……労働力一人でも欲しいんだよ(T_T)) -- 名無しさん (2014-06-12 00 26 46) ベイ「お前ンとこはバビロンがいるじゃねェか。菓子をいつ振る舞う機会があんだよ」神父「おだまらっしゃいベイ中尉、テレジアの為ならば菓子の一つや二つ…いえ、全てのレシピをマスターしてやりますとも!!!」 -- 名無しさん (2014-06-12 00 28 35) アーチャー「なに?ランサーお前も手伝ってくれるだと!?持つべきモノは親友だな(-_☆)」 ランサー「はぁ(゚Д゚;)!?」み道連れを増やしにかかった -- 名無しさん (2014-06-12 00 31 30) 神父「では早速厨房へ向かいましょうか皆さん」目がマジだ、眼鏡の下の瞳が一瞬黄金色になったのは錯覚だろう -- 名無しさん (2014-06-12 00 34 47) ベイ「阿保くせェ。てめェらでやって――ん?」 ふと、己の右腕に赤い布が巻き付いていた。どこかで見たことが―― ベイ「(゚Д゚;)!?」気づいたようだ。 アーチャー「持つべきものは友人……そうは思わんかね?白貌殿」 -- 名無しさん (2014-06-12 01 02 12) ランサー「友人は大事にしねーとなぁ?」 士郎「そうだな……ランサーの言うとおりだ」 両脇をロックされて逃げ場はない…… -- 名無しさん (2014-06-12 01 03 48) 神父「ベイ中尉……そろそろあなたもシスコンチンピラの汚名を返上したくはありませんか?」 目がマジのクリストフが迫ってくる -- 名無しさん (2014-06-12 01 05 55) ベイ「にじり寄るな、変態が(゚Д゚;)!? っていうか、離せやクソガキ共(゚Д゚;)!?」 -- 名無しさん (2014-06-12 01 07 27) 士郎「死なば」 ランサー「諸共って奴だ」 神父「さぁいざゆかん!新たな新世界へ!そして待ってなさい、テレジア!今度新しき白鳥として舞って魅せます!」 -- 名無しさん (2014-06-12 01 14 21) 藤村「はいこれ」 大量の注文が書かれていた 神父「任せなさい」 それを受け取り5人は厨房へと向かった -- 名無しさん (2014-06-12 01 20 03) 深夜0時頃の出来事だった -- 名無しさん (2014-06-12 01 34 21) 遺った男たち《グッドラック(T_T)》 無意識に敬礼のポーズを取っていた -- 名無しさん (2014-06-12 01 38 28) 幹也「荒耶さん…僕達も風呂に行きますか」 荒耶「そうだな………我がペンフレンドよ、そなたはどうするのだ?」 言峰「ふむ、私もギルガメッシュを部屋に届けてからそちらに向かおう」 七夜「俺も風呂に行くわ・・・・なんか疲れたし」 言峰はギルガメッシュを担いで部屋へと戻り、幹也たちは風呂へと向かった -- 名無しさん (2014-06-12 02 39 40) ……そして男湯へ(カポーン) シュライバー「~♪ん?やぁ、君達か♪」マキナ「………」のんびり湯に浸かって寛いでいる先客がいた -- 名無しさん (2014-06-12 19 56 11) 言峰「シュライバーにマキナ殿か。他の者は如何に?」マキナ「兄弟ならばまだいないな……あの悪童も同じく」シュライバー「ベイとかカインとかは、確かクリストフたちと一緒にどっかに逝ってたね?」幹也「なんか、漢字が違うような;」 -- 名無しさん (2014-06-12 20 24 50) 荒耶「空気で察したのだろう・・・」 シュライバー「名誉の戦死っぽい空気出してたし」 -- 名無しさん (2014-06-12 20 54 03) マキナ「なぜか聖餐杯だけはやる気に満ちていたがな・・・」 -- 名無しさん (2014-06-12 20 56 12) バーサーカー『むぅ……気持ちがいい』……圧倒的存在感を誇るバーサーカーがサウナから腰を低くして出てきた。 -- 名無しさん (2014-06-12 21 01 55) 言峰「ふむ、サウナ上がりに麻婆豆腐はいらんかね?」 バーサーカー「……今はいい」 言峰「そうか」 -- 名無しさん (2014-06-12 22 05 19) シュライバー「そういえばヴァルキュリアと追っかけっこしてたのにカインどうやって抜け出したんだろう?」 マキナ「上手いこと言いくるめて抜け出したのだろう」 -- 名無しさん (2014-06-12 22 59 37) 狩摩「まぁ、あの男は俺が仲介して助けてやったのよ」 シュライバー「また風呂は入りに来たんだ?」 狩摩「露天に満月、雪と来りゃあ…何度入っても良いもんよ」 言峰「この御仁は?」 シュライバー「クラフトの友人で《壇狩摩》っての……以来先で仲間になったんだ」 狩摩「壇狩摩じゃ、よろしゅう頼むわ」 気軽に挨拶して月を見上げた -- 名無しさん (2014-06-12 23 21 15) 言峰「我が師の友人と言うことはかなりのやり手と言うことか」 狩摩「お前さんアイツの弟子か……ほう、一目置かれるだけはあるのぅ。そこの厳ついのもかなりのもんじゃ」 一目で言峰と荒耶をかなりのモノと見抜いたようだ 二人《成る程……我が師が認める漢と言うことか》 狩摩「俺は普通の人間じゃが、早々裏は取れんぞ?」 二人《肝に命じておこう》 -- 名無しさん (2014-06-12 23 27 52) 狩摩「んで、伝言じゃぁ《人数増えたから明日チームの入れ替えする》と言うとったぞ?」 マキナ「ほう…貴様以外にも増えたと言うことか」 狩摩「まぁ、それは明日のお楽しみじゃ」 -- 名無しさん (2014-06-13 00 28 36) マキナ「……ふむ、酒とつまみが欲しいな」 狩摩「そういえばベイとランサーがどら焼きやら何やら持って走り回っとったのぅ」 -- 名無しさん (2014-06-13 02 44 55) シュライバー「パシリの宿命」七夜「嫌な宿命だな」 -- 名無しさん (2014-06-13 10 56 34) シュライバー「ついでに持って来てもらう?僕もう上がるし言っとくよ」 -- 名無しさん (2014-06-13 10 58 22) 狩摩「気がきくのぅ、宜しゅう頼むわ(笑)」 -- 名無しさん (2014-06-13 18 24 33) ………厨房 シュライバー「~♪あれ?クラフト、何してるの」 水銀「シュライバーか、ハイドリヒとチェスにでも興じようと思ってね。ワインを取りに来たのだよ」 シュライバー「まーた女神にフラれたんだね」 水銀「……うむ」 シュライバー「………え、何かあった?」 水銀「至高の女神といえどまだ年若き娘、時に母が恋しくなるのかとは思うが、いや甘える彼女もまた愛らしく微笑ましい、だが…阿修羅と同衾するのはいかなものか」 -- 名無しさん (2014-06-13 18 31 31) シュライバー「簡単に言うと、女神がエレオノーレと一緒に寝ててザミエルそこ代われって事?」 水銀「他の者達が醜い争いや味トいる間話し相手となり、マルグリットはそのまま寝てしまったらしいが…。あの時呑気に酒を傾けずにいればと思っているよ。健やかに眠る女神を写真に納める事は出来たがね」 -- 名無しさん (2014-06-13 18 42 49) 水銀「…さて、私は失礼するよ。君等も夜更かしは程々にな」シュライバー「Gute Nacht。クリストフ達に用件伝えたら僕も寝るよ」 -- 名無しさん (2014-06-13 18 48 28) 神父「おやシュライバー卿、何か御用ですか」 シュライバー「温泉入ってるマキナやカルマ達にお酒とつまみ追加注文」 神父「ベイ中尉ー!行ってきて下さい」 ベイ「Σハァ!?シュライバー!テメェで用意して持って行きゃイイだろが!!」 シュライバー「僕はあくまで伝言係だからね~、頑張ってねパシリ中尉♪」 ベイ「誰がパシリだ!!ざっけんな!!」 -- 名無しさん (2014-06-13 18 55 51) 水銀《あ、グラスを忘れたからそれも頼むよ》 ベイ「自分でやれ!!」 水銀《ハイドリヒのグラスも無いや~》 ベイ「チクショウがァァァァ!!!!!」 お酒やつまみ、グラス+α(女性陣のおやつ)や味フ御盆に乗せて厨房から出ていく。 シュライバー「わ~器用、よくあれだけ一度に運べるね」 神父「いやいや、ベイ中尉がいて助かりますよ。此方は作るだけで済みますから」 -- 名無しさん (2014-06-13 19 02 24) ランサー「アーチャー、坊主!!どら焼きおかわり注文が来てるぞ(;゚Д゚)!」 二人「あれだけ用意してもうかよΣ(゚д゚lll)!?」 -- 名無しさん (2014-06-13 19 41 59) アーチャー「どうやら家事できる組は徹夜コースのようだな・・・」 -- 名無しさん (2014-06-13 19 44 01) 士郎「冷静に分析するな・・・ -- 名無しさん (2014-06-13 19 44 37) アーチャー「しかしだな…貴様も解っているだろう(T_T)」 士郎「解ってるよぉ……意識したら泣きたくなるから意識しないように黙ってたんだ(T_T)」 戒「僕も朝まで手伝うから泣かないように」 ランサー「ベアトリスの嬢ちゃんがあんたを出せと暴れてるぞ(-.-;)」 戒「え(゚Д゚;)!?」ランサーの予定外の言葉に朝までつき合うつもりだった戒が固まった -- 名無しさん (2014-06-13 20 16 31) ランサー「まぁ、あの二人のした賭のことは黙っとくから行って来た方がいいんじゃねーのか?」 戒「この場は任せて良いかい?」 士郎「そのベアトリスさんの注文を持って行ってくれ……《ホットケーキ二人分》って書いてたから」 戒「解ったよ(゚Д゚;)」 受け取って戒はベアトリスの暴れている部屋へと向かった -- 名無しさん (2014-06-13 23 06 19) …… ベアトリス「うわぁぁぁん!!少佐の浮気者ぉぉぉぉ!!!(泣)」ルサルカ「あ、カインいい所に来たわ」 -- 名無しさん (2014-06-13 23 53 26) 戒「…今度はどうしたんだ?」 ルサルカ「どうもこうも、突然私達の部屋に突っ込んできたと思ったらこうして管巻いてんのよ」 -- 名無しさん (2014-06-13 23 54 45) 戒「蓮君の写真を取り合っていたのは?」 アンナ「あ~あれね……まだまだあるみたいだからって理由で仕切り直しになったわ……速いとこそこのバカ娘引き取って頂戴」 -- 名無しさん (2014-06-14 02 41 20) 戒「了解……さぁベアトリス。おいで」ベア「うわぁぁぁん!!((T_T)」 だがそれでも泣き止まなかった。 -- 名無しさん (2014-06-14 11 35 53) アンナ「とりあえずあんたの部屋までその子連れてってくれる?」 戒「解った」 戒はベアトリスを連れて部屋を出てザミエルが起きないように自分の部屋へと戻った…… -- 名無しさん (2014-06-14 17 45 13) 戒「ほら……泣かないで……」 ベア「(T_T)」 戒「ホットケーキ食べよう?ほら、あーん」 ホットケーキをベアトリスの口の前にそーっと持って行く… -- 名無しさん (2014-06-16 02 05 15) ベアトリス「……」パク…モグモグ… 戒「美味しい?」ベアトリス「…うん」 -- 名無しさん (2014-06-16 20 25 37) そして夜も更け翌日…… 水銀「はいではチーム替えをするがその前に、綾瀬香純等も到着した事だし本日は遊んで来たまえ」蓮「?何でだ」水銀「何人か居ないだろう」蓮「……あ~、」水銀「トレーニングルームに一度入ると一日は出られん、その間に創造を扱えるレベルにするとの事だ」一堂に集合しているが、確かに何人か不在の状況。その理由を述べる水銀。 -- 名無しさん (2014-06-17 13 38 24) 司狼「ぶちのめされてる風景が容易に想像出来るな」水銀「否、彼等が相手をするのはレベルが上のNPCだよ。最後の能力確認ではチート(流出)解禁のザミエルが相手をすると言っていたがね」 -- 名無しさん (2014-06-17 13 42 37) 蓮「…あれはずっと使えるようにするのか?」水銀「いいや、訓練を終えたら元に戻せと言われたよ。曰く卑怯者になるつもりはないそうだ」 -- 名無しさん (2014-06-17 15 14 37) 玲愛「それで、遊んで来いって言ったけど」水銀「スキー場やスケート場もあるのでね、道具はレンタルになるが構わんだろう?」今回は本当に遊びメインの一日にするつもりらしい -- 名無しさん (2014-06-17 15 18 07) シュライバー「ランサーは盾にされてる?」 水銀「……盾にされている真っ最中だ」 中の様子を覗いてそう告げる -- 名無しさん (2014-06-17 16 30 42) 司狼「飯も食わずに良くやるね~」 士郎「おにぎりだけは渡してきたけどな……」 司狼「何徹夜明けみたいになってんの?」 士郎「実際に徹夜明けだよ……昨日の厨房組は」 -- 名無しさん (2014-06-17 16 36 10) ベイ「だらしねェなおい」士郎の様子を見て呟く、この人も徹夜明けだがピンピンしていた。訓練に駆り出されているクリストフも水銀が観る限り通常通りだ -- 名無しさん (2014-06-17 19 11 07) シュライバー「ベイは脳筋だから仕方ないって」 -- 名無しさん (2014-06-17 20 03 18) 水銀「だな・・・ベイは脳筋シスコンヒャッハーだから仕方ない」 -- 名無しさん (2014-06-17 20 06 21) ベイ「てめぇら・・・・」 シュライバー「それよりなんで君はクリストフに詰め寄られてたの?」 士郎「その・・・特訓後も詰め寄られるみたい・・・・」 -- 名無しさん (2014-06-17 20 11 11) ベイ「どうせテレジアの為がどうたらってやつだろ?あれクソなげーんだよなぁ・・・」 士郎「ああ・・・延々と聞かされた。寝不足よりそっちのほうがキツいという・・・」 ベイ「それは・・・解るわ」 -- 名無しさん (2014-06-17 20 45 27) 興味のない話を延々聞かされる苦痛は察するべし。ベイ「クラフトもだけどよ、クリストフといい何であんなにべらべら口が回るか不思議でならねェ」水銀「マルグリットに対する讚美は語っても語り尽くせんよ。既存する言葉で称賛する時点で私の語彙力もたかが知れたものだ。至高であればある程表現は単純明快、そのものを指すとはいえ…あぁ、言葉足らずな私を赦しておくれ我が女神」 -- 名無しさん (2014-06-17 21 50 22) マリィ「エリー何書いてるの?」 エリー「う~ん新作」 -- 名無しさん (2014-06-17 22 16 10) 男たち「Σ(゚д゚lll)」 その言葉に数歩後ずさる・・・ -- 名無しさん (2014-06-17 22 17 03) 司郎「お、おい……エリー? オマエ、まさか」 エリー「――安心なさい。もう『取り零し』はしないから」 男たち『取り零しってなんだΣ(゚д゚lll)!?』 -- 名無しさん (2014-06-17 22 26 19) 香純「新作?」エリー「下書きだけど見る?」螢「…綾瀬さん、やめておいた方が」香純「え~、だって気になるよ」螢「……忠告はしたからね?」香純、エリーが書いてる途中の新作を受け取る、そう『黄金×水銀』のR18本だ。水銀「綾瀬香純、やめておきなさい君の為にならんよ」読む前にパッと取り上げた -- 名無しさん (2014-06-17 22 41 57) 香純「え~~」水銀「本当にこれは君の為にならん。というかハイドリヒ、お前が止めるところだろうこれは」黄金「……カールよ、明朝に叩き起こされネタの為とモデルをやらされたり手伝わされた私の心境がわかるか?内容全て覚えたぞ」蓮「……だから大人しかったのか」水銀「……すまなかった」 -- 名無しさん (2014-06-17 22 45 34) 修羅の王は本当の修羅場に捲き込まれ、心無しか光り耀く黄金のオーラが鈍い色になっている -- 名無しさん (2014-06-17 22 49 46) 司狼「…今回ばっかりはマジでお疲れ」黄金「うむ…、」 -- 名無しさん (2014-06-17 22 55 35) 気を取り直し、朝食を済ませた一同はスキー場やスケート場へ遊びに行ったり、ダンジョンに遊びに行ったり各々好きに行動をする -- 名無しさん (2014-06-17 22 57 00) ベイ「ぶっ!」 ハザマ「あ、すみませ~ん…ドジが」 ベイ「あン!?」 スノボーで思いっきり雪を被ってキレるベイ。 -- 名無しさん (2014-06-17 22 58 51) ベイ「てめぇゴラ、チンピラ野郎が待ちやがれ!」 ハザマ「チンピラ筆頭が言うお言葉ですか~?」 アンナ「あんたら似た者同士じゃない」 その脇を滑るマレウスは肩を竦めていた。 -- 名無しさん (2014-06-17 22 59 52) 玲愛「…よくザミエル卿から逃げて来られたね」 -- 名無しさん (2014-06-17 23 00 59) 蓮「いや、さっき全員帰って来てたよ」玲愛「そっか、随分頑張ったんだね」 -- 名無しさん (2014-06-17 23 03 05) 神父「流石に朝の五時に召集かかったのは驚きましたが、早く終われば以降自由時間の許可が降りましたから」トレーニング(訓練)に行っていた面子は本気を出せば有能なのだ、ならば六時間もあれば創造(60以上)までレベルを上げるのは容易かったのだろう -- 名無しさん (2014-06-17 23 09 30) ベアトリス「………」少し離れた位置で戒と螢の様子を見てる。ザミエル「キルヒアイゼン、昨夜の賭けについてだが」ベアトリス「わかってますよ。ですからこうして様子を見てるだけです」ザミエル「今この時をもって完了とする」ベアトリス「・・・へ?」ザミエル「特に貴様の働きは目まぐるしいものだったからな、訓練に真面目に取り組んだ褒美だ。さっさと行ってやれ」 -- 名無しさん (2014-06-17 23 14 01) ベアトリス「~~~~少佐大好きですー!!!」わんわんおー!(≧∀≦∪) ザミエル「えぇい!じゃれつくな鬱陶しい!!!」 -- 名無しさん (2014-06-17 23 26 55) 玲愛「……元気だね」蓮「だな(苦笑)俺達もスキー滑ろうか」玲愛「うん」 -- 名無しさん (2014-06-17 23 28 42) カシャカシャカシャ!!!! アーチャー「シャッターチャンスは見逃さん(☆▽☆ )!!」 スノボーに乗り、傾斜面を滑りながら収めていた。なんという早業; -- 名無しさん (2014-06-17 23 30 39) どうやらカメラにはザミエルの若干赤面している姿が映っているらしい。 ザミエル「アーチャー!貴様、即刻今の画像を消せ!」 アーチャー「断る(-_☆)! 欲しければ付いてくるといい(-_☆)!」 ザミエルは無言で宙にスノボーを放り投げ、空中で乗ったと同時に急速度で追跡した。 -- 名無しさん (2014-06-17 23 32 20) アーチャーを見る眼は獲物を追い仕留める狩人そのものだ。ザミエル「――私を相手に逃げ切れる等という浅はかな希望は棄てるがいい」 -- 名無しさん (2014-06-17 23 37 32) エリー「青春してるね~」司狼「あ~よくある、『私を捕まえてごらんなさ~い』『あはは待てー』的な?」エリー「的な(笑)」ランサー「イヤイヤ俺には食うか食われるかに見えるんだが」 -- 名無しさん (2014-06-17 23 40 41) アーチャー「ランサー、パス!」 -- 名無しさん (2014-06-17 23 43 22) ランサー「は?」 反射的に受け取ると――例のカメラであった。そして背後からゴゴゴゴゴゴゴ!! と地鳴らしを立てながら迫る悪寒を感じ、即座に彼も傾斜面を滑り始めた。 -- 名無しさん (2014-06-17 23 44 22) ランサー「アーチャー、てめぇなんでオレを巻き込むんだ(゚Д゚;)!?」 アーチャー「近くにいたお前が悪い……って(・□・;)!?」 反射的に滑りながら上体をマトリックスで『何か』を回避したアーチャー。 -- 名無しさん (2014-06-17 23 45 37) 投擲されたモノとは、なんてことはない石だった。だが放たれたその石は魔弾となって木々を数本余裕で貫通していた。 -- 名無しさん (2014-06-17 23 46 16) ザミエル「―――貴様もグルかランサーァァ!!!!!」そして怒声 -- 名無しさん (2014-06-17 23 47 22) ランサー「誤解だ!!アーチャーの馬鹿野郎ォォォォ!!!!!(泣)」アーチャー「フハハハ、死なば諸ともだ相棒!!!!」 -- 名無しさん (2014-06-17 23 48 51) 小次郎「…元気な事だ」ライダー「あんな体力、何処から出てくるのやら…」此処は訓練疲れでかのんびりと眺めていた -- 名無しさん (2014-06-17 23 55 12) キャスター「――――――――」 綺礼「物の見事に死んでいるな、キャスター」 -- 名無しさん (2014-06-17 23 57 02) 荒耶「ふむ・・・やはり麻婆豆腐はいいものだ」 言峰「そのとおり」 麻婆豆腐について談義していた・・・ -- 名無しさん (2014-06-18 00 00 32) ギル「貴様等…少しは我を労れ(T_T)」 二人《忙しいのだ見てわからんか?》 -- 名無しさん (2014-06-18 00 36 09) 二人同時に同じ声で言われたのだ……疲れてる身には相当キツいのは言うまでもない -- 名無しさん (2014-06-18 01 04 09) 小次郎「…煎茶で良ければ飲むか?」ライダー「…此方に来ますか?」ギル「………うむ、」優しさがちょっと目に染みた英雄王だった -- 名無しさん (2014-06-18 01 05 46) 翡翠「志貴さま、滑らないのですか?」 志貴「今は休ませてくれ;」 秋葉「兄さん、だらしないですわ」 司狼「ヒャッホー!」 蓮「すっ転ぶぞ、馬鹿司狼」 余裕綽々で滑る司狼に呆れながら一応忠告した蓮。 -- 名無しさん (2014-06-18 01 33 54) 司狼「三ケツ以外で事故るかよ?」 笑って返す -- 名無しさん (2014-06-18 02 06 25) 前でハナがスキーの練習をしていた 司狼「うそんΣ(゚□゚;)!?」 ハナ「え(゚Д゚;)!?」 直撃コースである -- 名無しさん (2014-06-18 03 07 38) 〈きゃあああああ!!!/ぎゃあああああ!!! …ドカン!ゴロゴロゴロゴロ 玲愛「…事故ったね」蓮「あーぁ」 -- 名無しさん (2014-06-18 13 36 50) ギャグ漫画さながらの雪玉状態になって転がる司狼とハナ、途中ヴィルヘルムをも巻き込み転がっていく。ベイ「ふざけんなこの野郎ォォォォォォ!!!!!」司狼「ヤベェマジで目が回る!!;;;;;;」ハナ「きゃあああああ!!!!」 -- 名無しさん (2014-06-18 15 19 31) ザミエル「……何をやっているんだ奴等は」折り重なる(気絶している)ランサーとアーチャーの上に腰掛け、カメラのメモリー消去を済ませた赤騎士。マキナ「………」そして同じく様子を見ていた黒騎士が始動 -- 名無しさん (2014-06-18 15 22 33) ゴロゴロ転がってくる巨大な雪玉の前に立ちはだかった。司狼&ベイ『Σげ!!!!』マキナ「――ミズガルズ・ヴォルスング・サガ(Midgardr Volsunga Saga)!!!」 -- 名無しさん (2014-06-18 15 27 36) ――ドゴォォォォォンッッ!!!!!!!!!!と音を立てて粉砕された雪玉、三人はまるで木の葉の如く舞い、司狼とベイは顔面から雪の上に落ちた。(ハナはザミエルが横抱きでキャッチした為無傷だ) -- 名無しさん (2014-06-18 15 31 29) 蓮「お疲れさん、ミハエル」滑り降りてきた。マキナ「…この程度疲れもせん」司狼とベイは犬〇家状態だ -- 名無しさん (2014-06-18 20 51 57) 蓮「アーチャー!シャッターチャンスだぞ~」 アーチャー「容赦せん(☆▽☆ )!!」 二人の犬神家を写真に収めた -- 名無しさん (2014-06-18 21 23 56) ザミエル「ほぅ?流石は鍛えただけのことはある。良い胆力だ」 アーチャー「ふっ…このアーチャー、例え死線を超えようとも命ある限り、シャッターチャンスを見逃すつもりはない(-_☆)!」 -- 名無しさん (2014-06-18 21 36 56) ランサー「あ~いてて……あの二人はまたバカやらかしたのか┓( ̄∇ ̄;)┏」 復活したようだ -- 名無しさん (2014-06-18 22 49 56) 二人《いや、助けろよ》 ハザマ「バカですね~」 -- 名無しさん (2014-06-18 23 52 58) 二人の前まできてわざわざ言うハザマ 二人《黙れよロリコンチンピラ》 犬神家状態でそういい返す ハザマ「私の中の人は確かにロリコンチンピラですけど私は違いますよ(゚Д゚)!!!」 声を大にして言い返す -- 名無しさん (2014-06-18 23 55 11) ベイ「そーかァ?テメェもアイツ(テルミ)も元は同じだって聞いたぜ?」脚を雪面に付けズボッと自力で抜け出した -- 名無しさん (2014-06-19 00 21 29) 司狼「そういえばそんなことになってんだったなぁ」 司狼も自力で復活 -- 名無しさん (2014-06-19 00 38 12) ハザマ「あ~……ん?」そこで瞳が開かれ、 テルミ「ギャンギャンうるせぇぞ、シスコンチンピラ野郎に不能が――ぶほ(゚Д゚;)!?」 ベア&エリー「わ~間抜けがそこにいる~♪」 思いっきり投げた雪玉がテルミの顔面に直撃していた。 -- 名無しさん (2014-06-19 00 49 25) 二人《マヌケも追加とφ(._.)メモメモ》 新たな属性が追加された -- 名無しさん (2014-06-19 00 57 10) 司狼「シスコンとロリコンってどっちのが危ないんだっけか?」 ベイ「勿論ロリコンだろ?」 -- 名無しさん (2014-06-19 00 58 41) エリー「司狼~ちょっと新作第二段描いてくるわ~」 とんでもない台詞を残して帰って行った -- 名無しさん (2014-06-19 01 03 54) 司狼「はっ(゚Д゚;)!?いや待て(゚Д゚;)!?」 エリー「え? なに? 足りない? あいよ~じゃあついでに第三段も描いてくるね~」 -- 名無しさん (2014-06-19 01 29 46) マキナ「……?」ザミエル「そういえば貴様は知らなかったか?……奴等は衆道本を作って売っているらしい」マキナ「・・・・・」ザミエル「いくら奴(龍明)の記憶を保持しているからといって私は奴ではない、趣味嗜好は別だ。無言で遠退くな!」 -- 名無しさん (2014-06-19 13 41 26) マキナ「・・・俺にその手の趣味はない」 さらに距離をとった・・・ -- 名無しさん (2014-06-19 14 01 01) ザミエル「ネタの権化がほざくなよ」 マキナ「訳が解らん……」 -- 名無しさん (2014-06-19 14 42 23) シュライバー「マッキー、ザミエル~雪合戦しようよ~」 そう言いながら問答無用で雪玉を投げてくるシュライバー -- 名無しさん (2014-06-19 14 48 49) ザミエル「…そして貴様は何の脈絡もなしか」溶かす。マキナ「………」砕く。シュライバー「せっかくまたこうして集まったんだからさ、勝負しようよ♪」ザミエル「生憎だが、私は所用があってな。後程相手をしてやる」シュライバー「何の用事?」ザミエル「小耳に挟んだのだが、どうやら衆道の毒牙がハイドリヒ卿にまで及んでいるようでな。他の者はどうでも良いが婦女の妄想であの方が穢されるのは我慢ならん」 -- 名無しさん (2014-06-19 15 17 53) そう言い残しこの場から離れる赤騎士。シュライバー「行っちゃた。戻ってくるまで遊ぼうかマキナ♪」マキナ「………」軽くため息をついたが、相手はするようだ -- 名無しさん (2014-06-19 15 20 31) シュライバー「ザミエルはどうせ買収されて帰ってくるし」 マキナ「ありえそうだから敢えて俺は何もいわん」 -- 名無しさん (2014-06-19 17 48 38) ……10分後 ザミエル「………」きっちり話しつけて黄金主体の衆道(BL)本制作は中止してもらった -- 名無しさん (2014-06-19 19 31 58) 男性陣『…おぉ?(゜゜;)』勝利してきた事にビックリ -- 名無しさん (2014-06-19 19 33 38) ザミエル「何だ貴様等、揃いも揃って間抜け面晒しおって」司狼「えーと、…何犠牲にしてきたんだ?」ザミエル「被った不利益分払って終いだ。焼き払ってやっても良かったんだが、珍しい物を仕入れた時は一報入れるという事で応じてやった」 -- 名無しさん (2014-06-19 19 40 42) シュライバー「てっきり買収されると思ったのに」マキナ「………」ザミエル「…シュライバーはともかく、マキナまでもそれに同じ意見だとはな」不愉快そうに眉間に皺が寄る -- 名無しさん (2014-06-19 19 43 06) ザミエル「その分貴様らのが割り増しになったがな」 -- 名無しさん (2014-06-19 19 49 18) 犠牲は他の男性陣の精神負荷も含んだ -- 名無しさん (2014-06-19 19 52 56) 男性陣『製作そのものを止めてくれよ!!!』ザミエル「己等で何とかしろ」仁辺もない -- 名無しさん (2014-06-19 19 53 52) 蓮「本当ハイドリヒの為にならなきゃ動かないな」ザミエル「…否、今回のは単なる我が儘に過ぎんよ。ハイドリヒ卿は心の広い御方だ。衆道本であろうが許されただろう」 -- 名無しさん (2014-06-19 20 00 42) 蓮&司狼『(そういや疲れ切ってたが、拒否とか否定はしてなかったな)』今朝の様子を思い返した -- 名無しさん (2014-06-19 20 04 14) ……今朝。 蓮『ラインハルト、お前平気なのか?』黄金『その心配は見当違いであるぞ、刹那よ。私は諸々総てを愛している。故に例外などはせん。それに、あれもあれで嗜好品して見るなら肴にもなろう』 -- 名無しさん (2014-06-19 21 01 37) 狩摩『おまんらはよぅ元気じゃのぅ!』 -- 名無しさん (2014-06-19 22 19 56) 言峰《まぁ、良いではないか……当人もああ言っているのだ》 コーヒーを飲みながら -- 名無しさん (2014-06-19 22 24 05) 水銀《息子とハイドリヒは人気だからまぁ、仕方がないと言えば仕方がないのだがね》 -- 名無しさん (2014-06-19 22 53 16) そして回想している間に眼前に迫る雪玉 -- 名無しさん (2014-06-20 00 02 40) 蓮&司狼『ΣΣぶ!!??』ベシャッと食らった -- 名無しさん (2014-06-20 00 03 34) マキナ「すまんな兄弟」 蓮「何やってんだよ……」 シュライバー「雪合戦だよー二人も入る?」 -- 名無しさん (2014-06-20 00 35 19) 司狼「やられっぱなしは大嫌いだから混ざるぜ……」 やり返す気満々だ…… 蓮「しゃーない付き合うか」 -- 名無しさん (2014-06-20 00 58 49) テルミ&ベイ《俺達も入ってやるよぉ》 シュライバー「チンピラーズはお呼びじゃないよ?」 -- 名無しさん (2014-06-20 01 00 18) チンピラーズ「誰がチンピラーズだ、ゴラ!しばくぞ!」 -- 名無しさん (2014-06-20 01 01 05) シュライバー「どう見てもその絡み方はチンピラじゃん?片やシスコンだし、もう片方はロリコンだし」 -- 名無しさん (2014-06-20 01 25 04) 司狼「うわ~アイツが正論言ってるよ」 -- 名無しさん (2014-06-20 01 26 15) マキナ「身も蓋もないようだがな……」 ザミエル「やれやれ……ハナ…この場を離れるぞ…テルミがお前に害をなす可能性がある」 ザミエルはハナを連れて去っていった -- 名無しさん (2014-06-20 01 28 04) シュライバー「あーららザミエル行っちゃった」 司狼「おい、2対2のチーム戦でやんのか?」 シュライバー「そうだね~後二人くらい欲しいよね~お、ちょうど良いところにランサーと昨日拾ってきた大天使がいるね。誘おうか」 -- 名無しさん (2014-06-20 02 18 37) 司狼「あっちにゃバカスミと壇狩摩か……奇妙な組み合わせだな」 マキナ「なにやら話が弾んでいるようだな……」 -- 名無しさん (2014-06-20 02 27 28) チンピラーズ「俺達は完全無視かよ……(-.-#)」 シュライバー「後でザミエルが更正させてくれるってさ~はい置き手紙」 ザミエルから渡された手紙みたいなモノを手渡した チンピラーズ「なんでだよ(゚Д゚;)」 内容は《貴様等二人はあとでその性根を叩き直してやる》と書かれていた -- 名無しさん (2014-06-20 03 08 25) シュライバー「お~い、ランサー!君たちも混ざろうよ~!」 ランサーとメティーは雪玉を軽く投げ合っていた。 ランサー「あん?オマエらとって……嬢ちゃん、平気か?」メティー「メティーは構わないぞ?むしろ、戯れるってことの大切さを教えたのはお前ではないか!」 -- 名無しさん (2014-06-20 08 20 30) ガチガチに握った雪玉を思い切り投げるが、ランサーは軽く回避して笑う。 ランサー「はは、そりゃ悪かったな嬢ちゃん」 メティー「メティーを子ども扱いするな~!」 -- 名無しさん (2014-06-20 08 57 37) ランサー「あそこで怒りに震えてるふたりはどうすんだ?」 シュライバー「放置でいいんじゃない?チンピラ風味に絡んでくるから場所を変えよう」 -- 名無しさん (2014-06-20 17 01 30) マキナ「そうだな」 蓮「まぁ、しゃーないか」 司狼「ザミ姐さんに巻き込まれたくねーし」 ランサー「またなんかやらかしたのか?」 シュライバー「更正させるんだってさ~あの二人を」 ランサー「……………そうか」 メティー「目が一気に死んだな……(-.-;)」 そしてその場を離れる6人であった -- 名無しさん (2014-06-20 21 43 08) テルミ&ベイ《や、やめろザミエぎゃあああああああああああああ(ノД`)!!!!!!!!!!!!!!!》 ……ライダー「……あの、なにやら聞き覚えのある声の断末魔が聞こえたような気が;」 -- 名無しさん (2014-06-20 21 50 35) ギル「あの二人だ……また何かやらかしたのであろう」 小次郎「元気なことだ」 茶をすする二人 -- 名無しさん (2014-06-20 21 56 55) 橙子「ふっ!」 青子「はっ!」 ギル「…………」 小次郎「…………」先ほどからこの両者の顔面スレスレを弾丸の如くすり抜けていく白い残像があった。そう――再び、悪魔の姉妹による激突が起こっていたのだ(二人は単に動けば弾丸を喰らうため、動けないでいた)。 -- 名無しさん (2014-06-20 22 22 44) 青子「そろそろ降参したらどうかしら~?」 橙子「ならば貴様が奪った写真を手放せ!」 青子「男盛りってガメツイわね~ww」 -- 名無しさん (2014-06-20 22 23 40) 式「なに阿保やってんだかって、おっと!」幹也「ぶはっ!?」二人が投げた弾丸を回避したが、後方にいた幹也に直撃した。 -- 名無しさん (2014-06-20 22 56 58) 式「幹也~ちゃんと避けろよ……」 幹也「無茶言うなよ……(-.-;)」 -- 名無しさん (2014-06-21 01 30 18) 青子「ちょっとツンギレのお嬢さん、聞き捨てならないわね~?」 -- 名無しさん (2014-06-21 19 36 31) 式「別に俺は写真はいらん」 橙子「お前には達し化に必要ないな」 式「ああ、以前蓮にこれもらったからな」 そういってポケットから水星を模した銀の首飾りを取り出した -- 名無しさん (2014-06-21 20 40 17) 橙子「それは確か買ったものだと聴いたのだが?」 式「真相は《蓮に貰った御守り》だよ(-_★)」 -- 名無しさん (2014-06-21 21 29 38) ビキッ 幹也(い、今なにか亀裂が入った音がしたような(・□・;)?) -- 名無しさん (2014-06-21 22 08 03) 姉妹「式、大人しくそれを渡せ/渡しなさい」 式「断る…写真とかならくれてやるが、これを譲るわけにはいかないんでな」 -- 名無しさん (2014-06-21 22 49 00) 彼女にとっては彼との唯一の思い出が詰まっているのだ。手放す道理はない。 -- 名無しさん (2014-06-22 11 27 31) 式(かなり笑える思い出だがな……それでもコレは俺のモンだ。それにコレに蓮の神気が込められてるって知ったら余計に面倒だし) -- 名無しさん (2014-06-22 16 49 38) 今は何だかんだで穏やかだが、元々蒼崎姉妹の内橙子は必要ならば誰であろうが解体し研究を行う「魔術師」だ。それに神気ともなれば話の次元が異なる。 -- 名無しさん (2014-06-22 17 29 14) 式「悪いが、これを手放すつもりはないし、来るなら『本気』になるぞ」 姉妹「ほぅ/へぇ?」 より興味を持ったようだ。 そこに、テルミ「ヒャッハー!……あ;」姉妹の後頭部に弾丸よろしく飛んできた雪玉が直撃した。どうやらウロボロスでザミエルに向かって仕返しに投げたのだが、軌道がズレたようだ。 -- 名無しさん (2014-06-22 17 31 26) テルミ(やべ;) 青子「……ねぇ」 橙子「……言わなくてもいいぞ。式、しばし待ってろ」 グリン!と首を回してテルミをロックオンした。 テルミ「逃げるが勝ちだ!」速攻でスノーモービルに跨って下って行った。 -- 名無しさん (2014-06-22 17 32 31) 姉妹「逃がさん……」 追い始めた… 式「こう言うときだけは息ぴったりだなあの二人(-.-;)」 若干あきれていた -- 名無しさん (2014-06-22 18 31 51) 幹也「どうするの?」 式「とりあえず近くの店で珈琲でも飲むか」 -- 名無しさん (2014-06-22 18 51 18) 二人歩き出し、近くの喫茶店に入っていった -- 名無しさん (2014-06-22 19 34 30) ・・・・その頃テルミは逃げていた -- 名無しさん (2014-06-22 21 49 38) 背後から襲い掛かる鬼女の気配から逃げるために。 テルミ「ウロボロス!」雪の斜面を下りながら狙い、爆発させながら他の面子がいる場所へ向かっていた。 シエル「ん~♪ この雪の中で食べるカレーは最高ですね♪」 桜「こ、ここに来ても食べるんですね;」 シュピーネ「綺麗なお嬢さんが食べているのは絵に成りますので、よいと思いますが」そこには、シエル、桜、シュピーネがいた。 -- 名無しさん (2014-06-22 23 15 38) しかし・・・隣には山のようなカレー皿があった・・・シュピーネはあえてそれを省いて話しているのだ・・・見たくない気持ちは解る -- 名無しさん (2014-06-22 23 39 13) テルミ「ぬおおおおおおお!!!!!ウロボロース!!!」 三人「?」 ドパーン……爆発で雪が舞う………そして三人が埋もれたのは言うまでもない -- 名無しさん (2014-06-23 00 40 02) シュピーネ「何があったのでしょうか・・・」 桜「さあ?」 シエル「・・・・・・・・赦しません」 三人は雪から出て口々につぶやいた・・・そこを更に二人の鬼女が猛追して通り過ぎていく・・・そしてもう一度雪にうもれた -- 名無しさん (2014-06-23 13 52 57) シエル「セヴぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅン!!」 雪が爆ぜ、出てきたのは聖典解放状態のシエルだった。 -- 名無しさん (2014-06-23 19 52 22) 二人《Σ(゚□゚;)》 シエル「カレーへの冒涜……万死に価します……」 呟いて飛び出した……テルミを狩る者一名追加である -- 名無しさん (2014-06-23 21 35 38) 桜「(゚Д゚;)」シュピーネ「やれやれ┓( ̄∇ ̄;)┏」 ……『死ねオラぁ!』『デスピアー!』『薙ぎ払え!』『ホルマリン漬けにしてやる!』 ドンドンドン!!!!! イリヤ「……なんか、凄く不吉な怒声とかが聞こえるのは気のせい?」赤セイバー「気のせいなのであろう?しかし、この餅とやらは美味いな~♪」 戒「お褒め頂き光栄だよ」 戒が二人に滑り方を教え、赤セイバーは戒からもらった餅を食していた。 -- 名無しさん (2014-06-23 21 50 33) 戒「そういえば士郎君は?」 イリヤ「厨房のおじさんに神父さんと一緒に捕まってお手伝いさせられてるみたい。バイト代は出るみたいだけど」 戒「あはは……災難だね(°°;)」 -- 名無しさん (2014-06-23 22 11 18) 赤セイバー「時にお主、妹の面倒は見なくてよいのか?」 背後を指差すと、スキーに不慣れなのか、ちょびっとずつ滑ってくる螢がいた。 -- 名無しさん (2014-06-23 22 20 55) 戒「ああ……ベアトリスが付いてるはずなんだけど…あれ?いない」 -- 名無しさん (2014-06-23 22 28 27) ベアトリスは近場で転けて立ち上がれない様子だった…… 戒「ちょっと行ってくるよ……」 -- 名無しさん (2014-06-23 22 29 59) 赤セイバー「大変だな」 イリヤ「だね~」 やれやれと思いながら頷き合っていた -- 名無しさん (2014-06-23 23 25 52) 戒「ベアトリス……大丈夫かい?」 ベアトリス「いや~久しぶりだったん転けちゃって」 頭を掻きながら苦笑いを浮かべてそう答える -- 名無しさん (2014-06-23 23 29 10) 戒「螢も平気かい?」 螢「な、なんとかバランスを保つので精いっぱいよ、兄さん;」 戒「それなら、二人の面倒も僕が視るよ……ん?」 琥珀「それ~!」 彼らの真上を琥珀が飛んで行き、振り返り様に―― 琥珀「実はですね~!秋葉様はですね~!」 大声で何かを言おうとすると、さらに彼らの真上を深紅の長髪をした少女が追跡していた。 秋葉「待ちなさい、琥珀!今度という今度はお仕置きじゃ済まさないわよ!」 -- 名無しさん (2014-06-23 23 33 42) 螢「…何で皆あんなにスイスイ滑れるのかしら」ベアトリス「う~ん…、あ!わかった!」螢「?」ベアトリス「追い掛けられている事と追い掛けてる事じゃない?ほら、少佐達然り琥珀ちゃん達然り」螢「ゴメンベアトリス、よくわからないんだけど」戒「つまり滑り方をあれこれ考えるより、感覚でやれば出来るんじゃないかって事?」ベアトリス「そう!流石戒♪」 -- 名無しさん (2014-06-26 19 31 30) 螢「ぶっつけ本番で出来たら苦労しないわよ」ベアトリス「『出来ない事は仕方ないが、やらない内から出来ん等と諦める怠惰な輩は私の嫌いな人種だ』と言われて成長しましたベアトリスです、っと、それじゃ行くわよ螢!!♪」螢「え?Σちょ!?」 -- 名無しさん (2014-06-26 19 37 50) 戒「………(苦笑)」凄い勢いで滑る二人の後を追う -- 名無しさん (2014-06-26 21 50 15) 螢「ちょΣ(゚□゚;)!?きゃぁぁああ!!!」 ベアトリス「ヒャッホ~~う(^o^)」 驚き怖がる螢と対照的にノリノリのベアトリス…… -- 名無しさん (2014-06-27 00 36 01) 玲愛「こんにちわ、優等生さんにコーギーさん」 螢&ベア「…………」唖然としていた。今の言葉というより、彼女が乗っている『物体』に対して。 神父「どうです、テレジア?乗り心地は」 玲愛「人型スノボーも割といいわね」 嬉々として背中に玲愛を載せながら滑っているトリファがいた。 -- 名無しさん (2014-06-27 00 50 19) ベアトリス「何でそんなに幸せそうなんですか(-.-;)?」 神父「至高の概念とは人それぞれなのです」 言い分が変態のそれだった -- 名無しさん (2014-06-27 01 07 29) 玲愛「そっちも悔しいならあのイケメンのお兄さんに載ればいいじゃない」 螢「できるわけないでしょ!」 玲愛「けど、そうなれば一緒にくっつけるよ?」 ベア「!?!?!?!?!?!?」 その時、ベアトリスに落雷と共に衝撃が飛来した。 -- 名無しさん (2014-06-27 01 27 35) そして滑りながら血走った目で戒を振り返る ベアトリス「(☆▽☆ )?」 戒「(゚Д゚;)!?」 走る悪寒……… -- 名無しさん (2014-06-27 01 52 40) ベア「戒! 私たちの愛を証明しま――」 戒「ごめんベアトリス、流石にそれは御免蒙る!」 速攻でスノボーに載って急加速で滑って行く。だが忘れてはならない。彼女もまた『雷速』を司っていることを。 ベア「逃しませんよ(☆▽☆ )~、戒!」 -- 名無しさん (2014-06-29 00 53 35) 絶速の白騎士であるシュライバーには劣るが、現世組の中では間違いなく最速を誇り最強の雷。それから逃げ切るのは至難の業と言えるだろう。玲愛「わー、凄い凄い。もう見えないよ」神父「キルヒアイゼン卿は三騎士候補とまで言われていましたからね。カインが捕まるのも時間の問題でしょう」 -- 名無しさん (2014-06-29 02 33 13) 螢「先輩……ベアトリスに変なこと吹き込まないでください!」 怒りながらもバランスは取れていた…先程よりも上手く滑れている 玲愛「うん、上手く滑れてるね。うまいうまい」 -- 名無しさん (2014-06-29 03 15 37) 神父「レオンハルトは激情しやすいですが、創造位階に到達できた身です。習得しようと思えば習得は可能でしょう」 螢「ぐっ……猊下に言われても、なんとも思いませんが」 神父「私のことはお気になさらず。それよりもテレジア、バーサーカーさんを見かけませんでしたか?」 玲愛「ああ、彼ね。彼ならあそこにいるよ」 初心者コースのど真ん中で何やら巨大な雪の建造物を建築中だった。 だがそこに先程急加速で向かってるカイにベアトリス、秋葉に琥珀たちなどがいた。 -- 名無しさん (2014-06-29 09 39 49) バーサーカー「・・・・ふむ」 一人頷き作業再開・・・どうやら彫りを入れていく作業のようだ -- 名無しさん (2014-06-29 23 13 44) 神父「だが、あのコースは宜しくない(-_-;)」 -- 名無しさん (2014-06-30 08 07 59) 玲愛「直撃コースだね」 -- 名無しさん (2014-06-30 10 31 18) コースのど真ん中に作るバーサーカーが悪いのか、周りお構い無しに暴走する彼女達が悪いのか… 神父「さてテレジア、もう一度滑りますか?」玲愛「ううん、少し休む」等と考えるわけもなくマイペースに過ごす二人だった -- 名無しさん (2014-06-30 11 10 18) 水銀「やれやれ、些か皆はしゃぎ過ぎと思わんかね?」黄金「卿がそれを言うか?」スキー場の一廓に雪まつり会場(雪像が建ち並ぶ区域)が出来ていた -- 名無しさん (2014-07-01 16 36 50) 水銀「私は平常運転だ」 マリィの雪像を創りつつ言うあたり流石である -- 名無しさん (2014-07-01 16 45 53) 黄金「どれだけ女神の雪像を創るつもりだね?もう百は裕に超えているぞ(-.-;)」 水銀「マルグリットの素晴らしさを語るためにはまだまだ足りんよ」 -- 名無しさん (2014-07-01 16 48 51) 結論 楽しんだ者勝ち -- 名無しさん (2014-07-01 16 50 16) 1日遊びに費やし、次の日にチーム替えを行う。この電子世界に入る前に決めたマスターとサーヴァントのペアは変更せず、2人1組数組固めて1パーティーとし、ハナ、狩摩、メルティーはそれぞれ好きなパーティーを選び加わる事になった -- 名無しさん (2014-07-01 16 51 55) 一部火花を散らし……一部泣き崩れ……一部徹夜二日目な者がいたりと妙ちきりんな空気が漂っていた…… -- 名無しさん (2014-07-01 17 03 07) ランサー「お前また徹夜か?」 士郎「ランサー……お前釣り大会ってので優勝扱いになってたぞ。しかし何で《武雨眼乱鎖亜(ぶうめらんさあ)》って名前になってたんだ?」 ランサー「・・・・なんで知ってんだ(-_-;)」 士郎「厨房でこき使われてる時に話題になってたんだよ」 -- 名無しさん (2014-07-01 17 05 38) 蓮「んで、この46人23組をどう分けるつもりだ?」水銀「くじ引きだよ。それぞれのマスターにこの数字が書かれている割り箸を引いてもらい、1と書いてある者は同じく1と書かれている者達とパーティーを組む。私のは事前にハイドリヒに渡してある故、不正はない事を理解してもらいたい」ジャラ、と割り箸が入ってる缶を鳴らす -- 名無しさん (2014-07-01 21 39 27) 水銀「一つ言っておくがザミエルよ……面子が気に入らんとか言う理由で暴れるなよ?引いたくじの交換云々はなしだ……子供でないなら聞き分けたまえよ?」 -- 名無しさん (2014-07-01 22 33 24) ザミエル「私がそこまで子供に見えるのか貴様には?」 ベアトリス「精神的には完全なガキ大将ですね」 -- 名無しさん (2014-07-01 22 36 31) 司狼「おぅれ~は」 ベアトリス「ザミエ~ル」 水銀「ガ~キ大将~♪」 三人が分割して歌った……一部必死で笑いをかみ殺しているのは言うまでもない -- 名無しさん (2014-07-01 22 44 41) ザミエル「ハイドリヒ卿」 黄金「致し方あるまい……後で『料理』したまえ」 三人「(゚Д゚;)!?」 -- 名無しさん (2014-07-01 23 56 02) ベアトリス「少佐に料理させたら厨房大爆発ですよ…ハイドリヒ卿(-.-;)」 黄金「ザミエルにもそろそろ料理くらい覚えてもらってもよかろうよ?」 -- 名無しさん (2014-07-02 00 42 29) ベアトリスの危険なボケに敢えて乗っかる黄金閣下であった -- 名無しさん (2014-07-02 00 43 29) 水銀「耐えることも一つの試練だと言うことを教えてやろうとしただけなのに┓( ̄∇ ̄;)┏」 黄金「それは確かに大事だが…相手が相手だからな。仕方ないと割り切れ」 水銀「その甘さが彼女をつけあがらせていると気づきたまえよ(-.-;)」 黄金「そのあたりは後で考えておこう」 -- 名無しさん (2014-07-02 01 11 50) 狩摩「的確なとこを説教しても無駄だったし、まぁ頑張れや~」 司狼「随分無駄な努力してくれたんだな……てか見捨てるの速いな」 狩摩「あんだけ優しく諭してダメだったんじゃ~甘粕レベルの手遅れよぉ~あれは┓( ̄∇ ̄;)┏」 面白がりながらも呆れていた -- 名無しさん (2014-07-02 01 30 08) 狩摩「さて……いつ気がついて意味が解るんかのぅ?」 司狼「皮肉が上手いなあんた」 狩摩「皮肉で思い出したわ~その内でええからお前とエリーと香純俺らの世界に来いや~ちょいと頼みたいことがあるんじゃ」 -- 名無しさん (2014-07-02 01 39 45) エリー「なになに?」 香純「なに?」 名前を呼ばれた二人が寄ってくる -- 名無しさん (2014-07-02 01 41 06) 狩摩「実はのぅ……ゴニョゴニョ………ツー訳じゃ」 三人「フムフム…ホホゥ…任せなさい(-_★)」 狩摩の提案を二つ返事で承諾した -- 名無しさん (2014-07-02 01 54 53) 司狼「そういやこのコロポックルと昨日話し込んでたみてーだが何話してたのよ?」 香純「誰がコロポックルだ!バカ司狼」 狩摩「あ~お前等がやらかしたバカの数々を聴いたり、その気があるなら俺の所に嫁に来いと言うて振られたりと結構愉快に盛り上がったわ」 -- 名無しさん (2014-07-02 02 08 11) エリー「香純ちゃんモテるね~w」 香純「この人面白いけど司狼みたいだったから頭しばいて断ったよ」 狩摩「割と本気だったんじゃがのぅ(´・ω・`)」 ちょっと残念そうな壇狩摩だった -- 名無しさん (2014-07-02 10 12 31) ザミエル「おい壇狩摩……貴様もあまり調子に乗るなよ?」 狩摩「ん?欠片も乗ってないし、元からこんなじゃ。そこの変態も言うとったろぅ?餓鬼じゃないなら聞き分けぃと、黄金閣下も事実は受け止めろと、それが出来んならマジ手遅れじゃぞ?」 水銀「もうよせ…どうせ生き遅れの手遅れだ……獣殿…ザミエルと結婚してやりたまえ」 ザミエル「なっ(゚Д゚;)!?貴様等!?」 黄金「ふむ、今度テレジアたちの式の後に我等の式も挙げるかね?ザミエルよ」 -- 名無しさん (2014-07-02 10 21 22) その言葉にザミエルは赤面しながら卒倒した -- 名無しさん (2014-07-02 10 27 36) アンナ&シュライバー&司狼&エリー「テンプレ乙」 -- 名無しさん (2014-07-02 11 20 12) 水銀「ナイス」 狩摩「本当に初じゃのぅ」 -- 名無しさん (2014-07-02 11 25 20) アルク「ねぇ黄金さん」 黄金「何かね?」 アルク「別の日でいいんだけど、私とシキの結婚式もお願いできるかしら?」 遠野志貴「なに(゚Д゚;)!?」 -- 名無しさん (2014-07-02 11 28 21) 瞬時に黒鍵が飛んでくるが、アルクは余裕で躱した。 シエル「――面白い冗談を言いますね、アルクェイド。元々頭が沸いていると思っていましたが、ここまでくると嗤えますね」 -- 名無しさん (2014-07-02 11 29 13) アルク「あ~ら、嫉妬?面白くないわよ~シエル♪」明らかな挑発。 -- 名無しさん (2014-07-02 11 40 24) 玲愛「なんだかみんなが触発されて結婚式を挙げるムードなんだけど」 司狼「別にいいんじゃねぇの?先輩。どいつもこいつも恋バナをいつまでしててもしゃ~ないだろ」 -- 名無しさん (2014-07-02 11 55 02) エリー「私どもあんたも恋バナする?」 司狼「ガラじゃねーだろ(・_・;)」 エリー「まーねぇ~」 -- 名無しさん (2014-07-02 20 59 09) ベアトリス「あなたコレ狙ってました?」 狩摩「ああ言えばこうなるかのぅ?と思うて実行したら嵌まっただけよww」 -- 名無しさん (2014-07-02 21 02 35) 神父「昨日はどうも」 士郎「娘さん結婚するんだろ?だったら思い出とかしっかり作っといた方が言いと思ったからそう言っただけだよ……父親ってのがどんなモンなのかはよく解らんけどそういうのって大事だろ?」 神父「あなた……人生損しますよ(・_・;)」 士郎「人生損しまくって英雄になった奴がいるから何とかなるって(^^;)」 神父「……………それもそうですね(^^;)」 -- 名無しさん (2014-07-02 22 59 03) アーチャー「地味に痛い言葉の刃を投げるのはやめろ(-.-;)」 ランサー「事実は受け止めろって言ってたろ?そう睨んでやるなよ?因みに俺はもう受け止めてる(T_T)」 泣きながらアーチャーを宥める 士郎「ランサー…厨房の厳ついおっちゃんが渡したいものあるらしいから後で寄ってくれとさ」 ランサー「おう……」 -- 名無しさん (2014-07-02 23 05 33) 水銀「それではくじを引きたまえ……ザミエルは気を失っている故バビロンと同じところで良いと言うことにしておこう」 勝手気に決めてくじ引きスタートである -- 名無しさん (2014-07-03 01 23 53) 黄金「カールよ、バランスはここでは無視かね?」 -- 名無しさん (2014-07-04 10 21 58) 水銀「ザミエルの件はぶっちゃけめんどくさかったからコレで良い。私と獣殿が組んだ時点でぶっ壊れているのだ……コレくらいは許容範囲ではないかね?」 -- 名無しさん (2014-07-04 16 00 06) リザ「本音と同時に私にその面倒事を私に丸投げしないでください(-.-;)」 水銀「今ならヴァルキュリアもつけて19800円だ。お買い得だろう? ベアトリス「通販のノリで私をおまけにしないで下さい!! -- 名無しさん (2014-07-05 17 51 30) アンナ「いいじゃない、ヴァルキュリア。その変質者にしては良心的なお値段よ?」 水銀「誰が変質者だ、ロリBBA」 アンナ「あんたより老けてるって覚えはないわよ!この万年ストーカー!」 水銀「はて? いつ私がストーカーなどというタチの悪い存在に鞍替えなどしたのかね?」 -- 名無しさん (2014-07-05 20 45 51) 黄金「常にしているだろう(-.-;)」 水銀「私は女神の護衛をしているのだ。ストーカーなんぞという低次元な輩と同列な存在ではない」 -- 名無しさん (2014-07-06 01 07 23) ベアトリス「副首領のストーカー問題はどうでも良いですが《イチキュッパ》で少佐と私を売らないで下さいやるなら少佐単品でお願いします」 水銀「誤解は解いておくのは必要だ。ならばくじを引きたまえ。結果に文句は言うなよ?」 ベアトリス「当然言いませんよ」 サクッとくじを引くベアトリス -- 名無しさん (2014-07-06 01 11 35) ――引いたクジは【9】だった。 ザミエル「(復活!)ただいま帰還しました、ハイドリヒ卿」 イリヤ「復活はやっ(゚Д゚;)!?」 水銀「早く引き給え」 黄金「ということだ」 ザミエル「よくは分からんが、まぁいいでしょう」 そして彼女もサクッとくじを引いた――9番を。 ベア「やった~~! 少佐と同じ番号ですよ~! わんわん!」 ザミ「えぇい、じゃれつくな!鬱陶しいわ!!」 -- 名無しさん (2014-07-06 08 28 07) リザ「あら?副首領閣下……彼女はベアトリスの方にいったけど?」 ザミ「まぁ別にあれでも構わんさ。あれらの関係ならば不必要な殺戮は起きんだろうしな」 -- 名無しさん (2014-07-06 09 47 19) それから各々がくじを引く中、狩摩は十六面ダイスを振って気長に待っていた。 蓮「すぐに引かないのか?」 狩摩「余りモノには福があるって言うてのぅ。ワシはそっちのほうがえぇ(……この面子で既に出揃ってるのが数種。俺の勘じゃと、そろそろかのぅ)」 そこで残り十名となったところで徐に立ち上がった。 蓮「って、いきなり立ちやがった;」 狩摩「気が変わった、ワシも混ぜてもらうとするけぇのぅ」 -- 名無しさん (2014-07-06 09 49 43) 水銀「ちなみに尋ねるが、希望は?」 狩摩「勿論」 一本引き、 狩摩「そっちの香純嬢ちゃんだ」 番号は10。 香純「あ、私と同じ数字だ(^^)」 -- 名無しさん (2014-07-08 10 01 11) 狩摩「こうなるのは必然よ」 蓮「必然?」 -- 名無しさん (2014-07-10 10 02 33) 狩摩「愛の力よ(-_☆)」 適当にはぐらかす 蓮「お前だけは読めん(-.-;)」 狩摩「そう言うな~お前とお前の幼なじみも俺と同じとこになるけぇ、引いてこい」 自信満々に言い切った -- 名無しさん (2014-07-10 12 50 35) 蓮「なにを」 司狼「アホなことを……って、うぉ!?」 蓮「……マジかよ;」 見事、二人とも10番を引き当てていた。 -- 名無しさん (2014-07-10 21 20 48) 香純「いよぅ、アホコンビ~(^^)/」 二人《うるせーよ、トップバカ》 悪態つきながらも三人は楽しそうだった -- 名無しさん (2014-07-10 23 12 14) イリヤ「え~と……15番って誰かしら?」 言峰「ふむ……私だ」 イリヤ「んげっ!?」 アーチャー&ランサー&士郎「ご愁傷様」 -- 名無しさん (2014-07-11 01 11 02) ギル「強く生きろよ?」 死地に赴かせるみたいな流れで語るギルガメッシュ…… イリヤ「死ぬ気は無いんだけど(`Д´))言峰「ギルガメッシュよ……麻婆豆腐で死ねたら本望と言うことか!?成長したな」 歓喜の涙を流してギルガメッシュの肩を叩いた -- 名無しさん (2014-07-11 02 34 14) ギル「そんな成長はしとらん!!」こ言峰「ふっ!」 麻婆豆腐をギルガメッシュの口の中に投げ込んで気絶させて黙らせた -- 名無しさん (2014-07-11 03 22 50) だが、ギル「舐めるな!」なんと、言峰のマーボーを口にしても気絶しなかった。 全員「なん……だと……(゚Д゚;)!?」 -- 名無しさん (2014-07-11 11 24 04) ギル「いい加減、この我に纏わりつく不名誉な称号は消さねばならん」 キャスター「いや、あなたはもうネタキャラじゃない;」 ギル「黙れ、魔女風情が。世界最古の英雄王に向かって万死に値するぞ」 深紅の双眸で睨んだ後、赤セイバーと少女、岸波白野を一瞥し、 ギル「本来ならば我に同伴させるつもりだが……水銀の蛇。岸波白野(この娘)は最低限我とペアにさせろ」 水銀「…………ふむ」 珍しく一刀両断しない水銀。 水銀「……安心したまえ。どの道、君たちは同じ番号だろう」 水銀の直感でそう告げた。 -- 名無しさん (2014-07-11 11 27 15) ギル「む?」 よく見ると「19番」と書かれており、彼女も同様の番号が書かれていた。 狩摩(ほぅ? この運は恐らくあの蛇が操ったに違いはないようじゃのぅ) 即座に看破した狩摩は一人頷いていた。 -- 名無しさん (2014-07-11 12 47 38) 水銀「漢の甲斐性を見せてくれることを祈っているよ」 ギル「キサマ・・・誰に言っている?」 -- 名無しさん (2014-07-11 23 35 05) 水銀「誰だろうかはまあ、あえて言わないが、次引くのは誰かね?引かないなら私が作り上げた【マルグリット挺身追跡隊】の名誉会員に任命するがよろしいか?」 引いてない奴ら「なんじゃそりゃΣ(゚д゚lll)!?」 黄金「また作っていたのか卿は・・・この間たたきつぶしたばかりだろう!?」 -- 名無しさん (2014-07-11 23 43 26) 水銀「冗談に決まっているだろう?組織したいのは山々だがまた潰されてはたまったものではないのでね」 黄金「その言葉を信じていいのか甚だ疑問なのだがな・・・」 水銀「安心した前・・・今度はバレないようにやる」 蓮「いや、やるなよ」 -- 名無しさん (2014-07-12 00 11 02) 水銀「本音を言えば、【マルグリット挺身追跡隊】は作りたい。だが叩き潰され、そこにマキナが入ればもう収拾がつかん。それでは意味がない。故に」 蓮&士郎&志貴「密かにやる、と?」 -- 名無しさん (2014-07-12 00 36 12) 水銀「然り」 -- 名無しさん (2014-07-12 13 57 43) 蓮「だからやめろと言ってるんだが」 水銀「護衛をする者として護衛対象の行動を把握しおくことは重要だと思わんかね?」 呆れる息子と正論っぽいことを言う親の図である -- 名無しさん (2014-07-20 00 57 41) 水銀「しかし、こうなるか」全員が引き終わり、見てみるとものの見事に分かれた。 -- 名無しさん (2014-07-20 18 33 55) 蓮は「司狼・香純・壇 狩摩」の計四名。黄金は「水銀」の二名ペア。女神は「ザミエル、鮮花、翡翠」、ベイは「ハザマ、ランサー、藤村、式」、マキナは「桜、神父、幹也、ライダー」がすぐに完成されていた。 -- 名無しさん (2014-07-20 18 36 23) ベイ「てめぇと一緒かよ」 -- 名無しさん (2014-07-21 16 31 22) ハザマ「そう嫌悪感を漂わせないで下さいよ~。あ~、どなたかこの狂犬の方とトレードをしてくれるお方はいらっしゃいますか~?」 ベイ「マジで吸い殺すぞ、てめぇ!!」 -- 名無しさん (2014-07-21 19 44 19) マキナ「…………」神父「何か問題がありますか?」 -- 名無しさん (2014-07-24 09 56 05) 彼らは再び新たなチームを組み、別々のストーリーを紡いでいくのであろう。そしてこの邂逅は、また別の物語に受け継がれることであろう。 水銀『では皆さま、またのご来演を。アクタ・エスト・ファーブラ』 -- 名無しさん (2014-08-02 09 24 01) 蓮チーム:蓮・司狼・玲愛・ハザマ・アーチャー・遠坂凛・マレウス・小次郎・琥珀・ライダー・リザ。 -- 名無しさん (2013-12-18 01 42 13) 首領チーム 黄金、水銀、マリィ、ザミエル、シュライバー、ベイ、ランサー、キャスター、シュピーネ、志貴。 -- 名無しさん (2013-12-18 02 02 13) 聖餐杯チーム 神父、マキナ、戒、ベアトリス、言峰、バーサーカー、ギル、赤セイバー、青子、式、桜。 -- 名無しさん (2013-12-25 17 44 55) 螢チーム 螢・香純、秋葉・翡翠、イリヤ・アルクェイド、シエル・藤村、鮮花・荒耶、幹也・士郎、橙子・七夜。 -- 名無しさん (2013-12-31 12 50 21) 携帯持ってる人一覧「ランサー・ベイ・アーチャー・蓮・志貴・戒・幹也・士郎・香純・藤村」です -- 名無しさん (2014-05-18 12 07 59) 編集しました。 -- 案山子さん (2014-05-27 10 08 32) お疲れ様です -- 名無しさん (2014-05-27 15 43 50) 再編集しました。 -- 案山子さん (2014-05-27 22 13 12) 今更だが八命陣の面子も出て来て収集つくんかね -- 名無しさん (2014-05-27 23 01 28) 今回は壇 狩摩さんだけでよくね?流石にあの面子も出すとヤバイし、もういいだろ…狩摩だけでもういいよ。 -- 名無しさん (2014-05-27 23 04 05) ↑異議なし。 -- 名無しさん (2014-05-27 23 06 19) ↑2同意、異議なしです -- 名無しさん (2014-05-27 23 07 14) え~…案山子です。初見の人もいるでしょうが、こんばんわ。壇 狩摩さんの参戦についてですが、彼の参戦を許す代わりに「八命陣」からはもうキャラを出さないようにしてください。ただでさえパンク気味ですので、ご容赦のほどを。 -- 案山子さん (2014-05-27 23 10 08) 承知! -- 名無しさん (2014-05-29 10 07 53) 了解 -- 名無しさん (2014-05-30 21 44 44) 修正しました。 -- 案山子さん (2014-05-31 00 53 43) ペア①:蓮・司狼・香純・壇 狩摩 ペア②:黄金・水銀 ペア③:マリィ・ザミエル・鮮花・翡翠 ペア④:ベイ・ハザマ・ランサー・藤村・式 ペア⑤:マキナ・桜・神父・幹也・ライダー -- 名無しさん (2014-07-20 18 38 10) もう終わらせませんか? 進展もありませんし? -- 名無しさん (2014-07-28 17 36 21) Dies Irae -異世界旅行-
https://w.atwiki.jp/god14fan/pages/159.html
そのころ、司狼はエリーの予言どおりご破産しまくっていた…… 司狼「なぜだ……」ルーレットの前で灰になっている司狼…… -- 名無しさん (2012-10-25 13 16 09) 蓮(女)「大丈夫か?司狼……って、やった〜♪また勝った♪」ディーラー「……強い。ただ強い」ポーカーをしていた蓮(女)は連勝していた。相手のディーラーは灰になっていた。 -- 案山子さん (2012-10-25 13 31 50) ロイヤルストレートフラッシュを10連続もイカサマ無しで出されたのだ……無理もない。 -- 名無しさん (2012-10-25 13 33 36) オーナー「アンナさん、どうです?」アンナ「ええ、素晴らしいわね♪中々いい趣向だわ」オーナー「女王の命令に背いている私ではありますが、この内装外装は下品過ぎず、豪華過ぎず、そして娯楽を楽しめるようにしています」アンナは誂えられたドレスを身に纏っていた。 -- 案山子さん (2012-10-25 13 45 43) ベイはシュピーネを探していた。そしてすぐ見つけるが、バーニー姿のザミエルとともにいたのでうかつに手が出せないで困っていた。ベイ「(どうすっかな~これ……)」珍しく頭を使って考えるベイ。 -- 名無しさん (2012-10-25 14 06 22) ベイ「とりあえず声かけてみるか…」 そしてベイはザミエルとシュピーネ近づいてく… ベイ「ザミエル、お前・・・・何やってんだよ?捕まったんじゃなかったのか?」 どこかしらあきらめ口調で言うベイ… -- 名無しさん (2012-10-25 15 38 10) ザミエル「ほう?ベイか……中々黒のタキシードは似合っているじゃないか」ベイ「ほっとけ」無頼な態度でそう往なしてから、ベイ「んでよ、正味な話――俺はてめぇに用があるんだわ。シュピーネ」シュピーネ「ほう?私に用ですか」おうよ、とベイが言いながら目に殺気を宿らせ、こう告げた。 -- 案山子さん (2012-10-25 19 55 43) ベイ「ここのオーナーがお前の荒稼ぎにご立腹らしくてな、お前を突きだせば資金と景品をもらえるって寸法だ。まあ、お前も仲間だから手荒い真似はできればしたくねえ…大人しく捕まってくれねえか?」 殺意交りながらも交渉という譲歩を見せるベイ。 -- 名無しさん (2012-10-25 20 46 30) ザミエル「こいつは少し前にお前たちより目立った、小者のくせにな…全力でやれとは言わんが半殺しに位ならしても構わんぞ?」シュピーネ「ちょっ……!!!???」 -- 名無しさん (2012-10-25 21 08 17) ベイ「ヤヴォール(-_☆)」 ベイの目が光る、シュピーネ、青ざめる ザミエル笑う… -- 名無しさん (2012-10-25 21 10 49) ベイ「といきたい所だが、ハイドリヒ卿の言い付けでな。さっきは意外と役に立ったから極力ダメージを与えないで連れ戻せってな。戦闘以外なら有能だからってな」 シュピーネ「ほっ」 ベイ「まあ、用心棒の仕事をした証明として一二発は殴っとくか」 -- 名無しさん (2012-10-25 21 13 51) ベイ「で、聞くがお前…どれだけ稼いだ?」 シュピーネ「張り紙の賞金のチョイ上ぐらいにはなりましたね……」シュピーネはザミエルにあってから皆が来るまでに時間を持て余していたのでとりあえず遊んでいたら金額を超えてしまったのだと語った… -- 名無しさん (2012-10-25 21 20 48) ベイ「ならその余った資金を提供しろ……それならとりあえず顔面殴らず腹部一発で済ませてやる。どうせ俺たちが同じ金額に到達しなくちゃならねえんだ。悪いが俺はこういうのは得意じゃないんでな」シュピーネ「……はぁ。まあいいですよ、私も本気で殴られないと分かっただけで僥倖です。あ」ベイ「んだ?」そこでシュピーネは唐突に思ったことを言った。シュピーネ「そういえば、ザミエル卿はどうやって金を集めるのです?」ベイ「……そういえば、そうだな」 -- 案山子さん (2012-10-25 21 38 04) ザミエル「ここで働いている以上、これで稼ぐしかあるまいよ…」 自嘲気味にそう言うザミエル… -- 名無しさん (2012-10-25 21 46 50) ザミエル「それに……私はあれで稼ぐつもりだ」そこで顎で柱に貼ってある紙を見た。ベイ「何々?『只今美女によるチップレース開催中』」シュピーネ「『男女問わずに好成績を残したものには、順位に合った金額が提供される。これを気に一攫千金を狙うもあり』ですと?」ザミエル「そういうわけだ……だからこのような恰好をしているのだよ」 -- 案山子さん (2012-10-25 21 47 54) ベイ「ってことはだ。男も一応応募してるってことはだ。まずシュピーネを届けてから俺も稼いでみるか。ギャンブルはあんまり得意じゃねえんだが、他の連中に遅れをとるのはシャクだ」ザミエル「まあ頑張ればいいさ」シュピーネ「とりあえず、ザミエル卿に私の金を渡しておきますので、ベイは私をここのオーナーないし女王のところへ届けなさい」ベイ「往生際がいいこって……んじゃよぉ、ザミエル。少々待っててくれや」ザミエル「ああ」 -- 案山子さん (2012-10-25 22 19 30) ザミエル「一応情報収集はしておいた… 此処のオーナーは女王とはのことをよく思ってないらしい…一応事情を話せばかくまってはくれるだろう…」 ベイ「あいよ……」 -- 名無しさん (2012-10-25 22 24 52) シュピーネ「ザミエル卿、感謝します」 頭を下げるシュピーネ -- 名無しさん (2012-10-25 22 27 27) そして、シュピーネは周りに悟られないようにしてベイと共に歩いていく。そして、二階の方へ行くとオーナー「いやはや。やはりあなたはお美しい。姿を変えることも可能なのですね?」アンナ「ええそうよ。しかし、私をそこまでベタ褒めしてくださるなんて、優しいのね」オーナー「やさしさだけが取り柄みたいなものですから。さあ、こちら70年もののワインです」アンナ「有難う♪」ベイ&シュピーネ「……なにやってんだ?」優雅にワインの入ったグラスを当てて楽しそうに飲んでいる二人を見て思わずそう呟く二人の男。 -- 案山子さん (2012-10-25 22 36 19) アンナ「(こいつ鷲の連中の私に気があったやつのイケメン版みたいな性格しているのではないだろうか)」 そんなことを思いながら笑うアンナ…… -- 名無しさん (2012-10-25 22 57 21) ベイ「オーナー、約束通りこいつ絞めてきたぜ」そう言ってふんじばったシュピーネを見せるベイ…… -- 名無しさん (2012-10-25 23 00 43) オーナー「ん?ああ、ご苦労様です。本当に捕えたのですねぇ。素晴らしい」シュピーネ「やれやれ……人が折角いいところまで登り詰めたというのに」オーナー「私としても、カジノであそこまでやられては放置するのが無理なのものでね」爽やかな彼は、シュピーネに対してもその態度は変わらなかった。アンナ「(ありゃ、鷲のあれよりマシだわ……まあ、悪いけどロートスやレン君の方が上位だけど。まあ、彼も申し分ないわね)」ベイ「(あのババア、ロクなこと考えてねえよな。確実に)」 -- 案山子さん (2012-10-25 23 06 46) ベイ「それでよ、オーナーこいつこう見えておれのダチ公なんだわ、分け合って女王に追われてる、つっても俺らの身代わりみたいなもんだし、少しの間ここにかくまってもらってもいいか?」 いつもとは打って変わって殊勝なベイ オーナー「私共も、女王には良い印象を抱いていないわけですからそれは構いませんよ」 どこまでも温和なオーナー -- 名無しさん (2012-10-25 23 13 36) オーナー「ただ、問題が一点」ベイ「あん?問題だ?」オーナー「ええ」そこで言葉を区切り、オーナー「ここには定期的に女王のジョーカーが見回りを兼ねて来ますゆえ、私のワインなどが貯蔵してある場所にでも匿ってやってください」アンナ「ジョーカー?あの赤いの?」 -- 案山子さん (2012-10-25 23 16 23) オーナー「いいえ」そこでキッパリと否と告げ、オーナー「“彼”はそんなモノと比較してはなりませんよ」ベイ&アンナ「何?」シュピーネ「つまり、あの黒騎士とかいう規格外な男と同格であると?」オーナー「察しがいいですね」 -- 案山子さん (2012-10-25 23 17 53) 温厚なオーナーがそこで畏怖を混じらせた溜息を吐き、オーナー「彼はあの黒騎士とは相容れぬようで、実に互いの行動を把握しています。頭や勘が冴えるお方ゆえ、油断はできませんよ」ベイ「……どんな成りだ」流石のベイも、警戒する感じで尋ねた。オーナー「金髪で赤いコートを羽織っていて、射撃の名手です」 -- 案山子さん (2012-10-25 23 20 22) アンナ「銃使い?」オーナー「ええ、それも伊達ではありませんよ。彼に名づけられたコードネーム。それが伊達や酔狂で付けられたものではありません」シュピーネ「……もしや」ベイ「心当たりがあるのか?シュピーネ」シュピーネ「ええ。彼の言う男……ゲオルギウスと同じ存在かもしれませんねぇ」アンナ「あら?彼と?」シュピーネ「ええ、一応お尋ねしますが……その男のコードネーム。いいえ……魔名は『魔弾』ですか?」 -- 案山子さん (2012-10-25 23 22 59) オーナー「お察しの通りです…」 頷いて影落とすオーナー ベイ「じゃあ、俺らみたいなお尋ね連中はちょいと危ない気がするな・・・・下手な変装はすぐにばれちまう可能性がある・・・」呟くベイ… ベイ「オーナーよそいつが来そうな時間帯とか日にちとかわかるか?」 真面目な顔のベイ 相手があの司狼と同じかもしれないなのだ、彼はあれの目端の良さを知っている、頭の回転の速さもだ、真面目になるのもうなずける…… -- 名無しさん (2012-10-25 23 35 08) オーナー「今の時間が午前の11時。彼が見回りとして来るのが午後の1時」ベイ「っていうことは」アンナ「あと」シュピーネ「二時間ですか」流石の三人が警戒の色を濃くする。シュピーネ「先に告げておきます」 -- 案山子さん (2012-10-25 23 41 18) ベイ&アンナ「任せた!!!」 オーナー「私はすぐに彼をかくまう準備に取り掛かります」 ベイ「すまねえ、頼む……」 -- 名無しさん (2012-10-25 23 42 55) シュピーネ「ああそれと」彼はベイとマレウスを見て、シュピーネ「魔弾……タスラムと呼ばれる彼の実力、それはエイヴィヒカイトを有している我らにダメージを与えることが可能な存在なのです」ベイ「んだと?」アンナ「そこまで?」シュピーネ「ええ……以前副首領に見せてもらった記憶があるのですが、確かその男。以前の神に仕えていた存在で、その器が『蠅の王』を宿すための存在であったと記憶しています」ベイ「難しい話はこの際どうでもいい……あの小僧と同等ってのは本当か?」シュピーネ「断言できます」 -- 案山子さん (2012-10-25 23 44 36) アンナ「なら、急がないと!!」シュピーネ「ではオーナー。私をそのワインを貯蔵している場所までお連れ下さい」 -- 案山子さん (2012-10-25 23 45 49) ベイ「俺は下の奴らに今のこと伝えてくる」 そう言って部屋を出ていくベイ、 そしてカジノのバーに全員を集め現状を話した…… -- 名無しさん (2012-10-26 00 05 31) ベイ「……ということだ」司狼「……なるほど」蓮「つまり、あの黒騎士とかいうヤバイ奴のほかにもう一体ヤバイのが紛れていて」マキナ「今こちらに向かっていると」蓮(女)「ヤバイな……ラインハルトがいれば」ベイ「無い物強請りはよくねえな……ともかく、現状ここでやり合うのは忍びねえ。やり過ごすぞ」アンナ「かといって、変装なんて速攻でバレるわよ?」 -- 案山子さん (2012-10-26 00 13 39) 蓮「相手の中身が司狼だからな・・・」 マキナ「本当に、面倒な男だな……」 -- 名無しさん (2012-10-26 00 17 13) 司狼「俺様の顔見て二人で頭かかえてんじゃねええ!!」 -- 名無しさん (2012-10-26 00 18 05) ベイ「やかましい!ともかくだ」この場を仕切るベイがサングラスを掛けたまま告げる。ベイ「俺の勘なんだが……スペードのジャックがあの黒騎士だとするだろ?」アンナ「それがどうかしたの?」ベイ「関係大有りだ。もしだ、そいつがあのババアの別のマークのジャックとするとだ」マキナ「!!もう二体いる……と」ベイ「恐らくだがな……端役にしろ何にしろ。今はやり過ごす。各々がペアで行動しろ。いいな?」全員『諒解』 -- 案山子さん (2012-10-26 00 26 12) 司狼「俺は蓮と組む…おいムッツリ、お前はシロ助だ、そのほうが連携とりやすいだろ?」 マキナ「よかろう、ドジふむなよ」 司狼「そりゃあ、こっちのセリフだ、そっちこそトチんじゃねえぞ」 なんだかんだで生きぴったりな二人…… -- 名無しさん (2012-10-26 00 30 34) アンナ「ならレンちゃんは私と一緒ね♪」蓮(女)「こうなったら一蓮托生……頼むぜ?」アンナ「まかせて♪」ザミエル「私が見張りをやっておいてやろう」ベイ「頼むぜ、ザミエル」 -- 案山子さん (2012-10-26 00 34 00) と、そこに思わぬ者たちがいた。??「あ、蓮だ!お~い、蓮~!」蓮「って、は?こ、この声は――」司狼「バカスミだと!?」 -- 案山子さん (2012-10-26 00 35 49) 幼馴染の二人が物凄い勢いで振り返ると、丈が短いメイド服を着た巨乳幼馴染の香純がいた。蓮「えええええええええええええええ!?」なんで!?」司狼「おまっ……捕えられてたんじゃねえの!?」香純「う、うん……そうなんだけどさ。実は私捕まって城に連れていかれると思ったんだけどね」 ……回想。 -- 案山子さん (2012-10-26 00 37 51) ジョーカー「オマエ、ココデ働ケ」香純「えっ?ちょっ……は?」ジョーカー「ココナラ、オマエ匿ッテクレルハズダ」香純「な、なんで?」ジョーカー「オレ、アノババア嫌イダ。ダカラ、オマエ逃ガス」香純「で、でもそれじゃああなたが!!」ジョーカー「ウマクゴマカス」 -- 案山子さん (2012-10-26 00 40 07) 香純はそいつの頭を撫でてやった、するとジョーカーは顔を赤くして『サッサトイケ・・・』といった。 -- 名無しさん (2012-10-26 00 51 32) 香純「…ありがとう、後でお礼するから!!」 ジョーカー「キニスンナ、タッシャデナ」 そして香純はジョーカーに教えてもらった通路を通って脱出したのだった。 -- 名無しさん (2012-10-26 00 54 56) ……回想終了。香純「……ってことがあったのよ」司狼「どこのラ○ュタだよ;」 -- 案山子さん (2012-10-26 01 02 07) 蓮「しかし、シュピーネの吠えたことがそこまで正しかったとは・・・・・・」 驚愕する蓮 -- 名無しさん (2012-10-26 01 03 22) 司狼「これはうまいこと、つけ込めるんじゃねえのか?」思わずつぶやく司狼…… -- 名無しさん (2012-10-26 01 06 47) 香純「私……あの兵士さん、助けたいよ。蓮」司狼「そうは言うがな、コロポックルよ。今話たろ?その兵士は今あのババアに説教くらってる確率が高いんだぜ?」蓮「まあ処刑されることはないだろうが、いずれにしろロクな扱いは受けないだろう」司狼「加えて、こちらの状況は教えたろ?今からヤバイのが来るから、それをせめてやり過ごしてからだな」 -- 案山子さん (2012-10-26 01 09 25) 蓮「司狼のいい考えも、その後で算段立てないとどうにもならん…とにかく今はどっかにかれてやり過ごすぞ」 香純「司狼、任せていいの」 司狼「任せとけ…うまいことあのBBA出し抜いてやる」 -- 名無しさん (2012-10-26 01 13 27) その時、オーナー『!!皆さん、聞いてください』と、そこへベイがオーナーから渡され、皆に渡したトランシーバーからオーナーの小さな声が聞こえてきた。その声は、緊迫に満ちていた。 -- 案山子さん (2012-10-26 01 15 41) オーナー『二階から確認していたところ、タスラムがこちらに向かってきています!!』全員『んだと!?』小さな声で皆が驚愕する。ベイ『(おい!来るのは午後じゃなかったのかよ!?)』オーナー『ええ、確かそのはずなのですが……』マキナ『……ゲオルギウスと同じだと言ったな』シュピーネ『となれば、第六感でも働かせたのでしょうね』 -- 案山子さん (2012-10-26 01 17 51) オーナー「前方五百メートル、速度は歩き、何やら考え事をしている模様、総員退避!!」 全員「了解!!」 -- 名無しさん (2012-10-26 01 20 50) 速攻で皆が他の客にバレないように扉の中へ隠れていく。蓮「香純、こっちだ!」香純「う、うん!」慌てて彼女の手をひっぱり、扉へ向かう。司狼「こっちだ!蓮」蓮「おうよ!」マキナ「………………」ベイ「おい、マキナ!てめえも」マキナ「お前は隠れろ。俺はあそこにいる」そう指さした場所を見てベイは呆れた。ベイ「はあ!?おま、何考えて――」マキナ「いいからそこに隠れていろ」ベイを徐に扉の中へ押して隠すと、執事服からバーテンダー服へ着替えたマキナが、バーカウンターへ入っていき、徐にカクテルを振り始めた。ベイ「(あれでやり過ごす気かよ!?)」 -- 案山子さん (2012-10-26 01 24 36) 蓮(女)「(マキナ…かっこいい//////) -- 名無しさん (2012-10-26 01 29 12) アンナ「(いや、レンちゃん……;)」この状況下でも彼に惚れる蓮(女)にアンナが呆れていた。そして、ザミエルも隠れ、皆が早急にかつ客にバレぬ程度の自然な動作で隠れてから数分後、ついに――???「よう、支配人。元気にしてるかい?」赤いコートに金髪をした男が入店してきた。 -- 案山子さん (2012-10-26 01 30 52) オーナー「いらっしゃいませ、お勤めご苦労様です」 深々と頭を下げるオーナー -- 名無しさん (2012-10-26 01 34 13) ???「ほんとご苦労さんだぜ…あのBBA人使いが荒すぎるってんだ……」 いきなり愚痴をこぼす金髪…… -- 名無しさん (2012-10-26 01 36 01) 香純「(うわ~……司狼ソックリ)司狼「(ほっとけ!!……にしても、あの野郎)」蓮「(隙がねえな)」 -- 案山子さん (2012-10-26 01 37 26) 弛緩した態度でありながら、軽佻浮薄。だがそれでいて構えは自然体でありながら無駄がない。そして、隙が一部の無駄もないのだ。 -- 案山子さん (2012-10-26 01 38 58) 偽司狼「今日はちょいと早く来ちまって悪いな…」 いきなりゆさぶりをかけてくる偽司狼…… -- 名無しさん (2012-10-26 01 46 23) オーナー「いえいえ……それよりも、どうなさいました?」その揺さぶりでも、オーナーは揺らがなかった。 -- 案山子さん (2012-10-26 01 48 00) 偽司狼「いやなに、ちょいとした伝達事項みたいのがあってちょいと早くよらしてもらったんだわ、最近このあたりにお尋ね者、特徴は蜘蛛みたいなやつなんだが見かけたら連絡ほしいんだわ……」 あえて団体ではなく個人の特徴を話す偽司狼…… -- 名無しさん (2012-10-26 01 51 21) ベイ「(頭の回転もあの野郎と大差ねえのか・・・厄介だな)」 -- 名無しさん (2012-10-26 01 54 44) オーナー「蜘蛛……みたいな、ですか?はて、私がここにいて長いですが、そのような存在は見たことがありませんね」偽司狼「ふ~ん……そうなのかい?」オーナー「ええ」互いに腹の探り合い。一歩も譲らぬ笑顔での応酬。流石は司狼の元となった存在。侮れぬ。 -- 案山子さん (2012-10-26 01 56 49) 偽司狼「奴の手口は暗殺、特に絞殺が得意みたいだからな…それに隠密に長けている、用心しろよ?」 -- 名無しさん (2012-10-26 01 59 12) 本家と同じような目端の良さ、相手の特徴をつかむまでに至る速さ、こいつはある意味側近一番の頭脳を有していると思われる…… -- 名無しさん (2012-10-26 02 01 41) ザミエル「(少ない情報でそこまで読み取るとは…こちらの戦闘の情報もばれていると考えるほうが妥当か…)」 -- 名無しさん (2012-10-26 02 10 01) オーナー「お気遣い感謝いたします……。タスラム様」ジューダス「何度も言っているだろう?俺の名はジューダス・ストライフ。コードネームで呼ぶのは構わないと言ったのは俺だが、知らない中じゃねいんだ。気兼ねなくそう呼んでくれよ」オーナー「いやまぁ、そう呼びたいのは山々なのですが、やはりずっとこう呼んできましたので、やはりタスラム様と呼ばせていただけませんか?」ジューダス「キミも頑固だね……まあいいだろう。それじゃ、オレも少しばかりカジノを楽しませてもらおうか」オーナー「おや?見回りは」ジューダス「ああ、そんなことは所詮どうでもいいこと。俺も息抜きでいいだろ?」 -- 案山子さん (2012-10-26 06 40 36) 司狼「(特異な存在、か)」ハートの女王に仕えながらもこの男も独立型。女王を宜しく思っていないようでありながら、水銀が宛がった端役。だが、この魔弾の魔名を持つ男が単なる傀儡で済むはずがない。ジューダス「んじゃ、オーナー。俺を案内してもらおうか」オーナー「はい、かしこまりました」そう言って金髪の男が歩いていく。男性客A「(おい、あの男)」男性客B「(魔弾だ……しかし、なぜこのような早い時間に?)」女性客A「(あの人も遊びに来たのかしら?)」女性客B「(息抜きじゃないの?)」 -- 案山子さん (2012-10-26 07 17 09) カジノで楽しんでいた富豪たちが彼の来店に気づいていた。ザミエル「(あ奴らの反応から察するに、知名度……というより)」マキナ「(恐らく、ここの常連なのだろう)」トランシーバーを使って話す二人。 -- 案山子さん (2012-10-26 08 13 27) ザミエル「(マキナ、貴様バレるなよ)」マキナ「(無論だ)」そう返答しながらカクテルを振っていた。かなり渋く似合っていた。ベイ「(なんであいつはああ似合うんだ?)」至極不思議そうに首を傾げる。 -- 案山子さん (2012-10-26 09 19 20) しかも女性客は彼を見て「渋くて素敵……」という呟きをもらすほどだった…… -- 名無しさん (2012-10-26 12 35 55) オーナー「では、いつものですね」ジューダス「ああ……と言いたいんだが、少々喉が渇いてね」親指で後方を指し、ジューダス「何か飲み物を貰えないかな?」 -- 案山子さん (2012-10-26 12 49 29) マキナ「最近入ったばかりで簡単なものしかできないが、かまわないか?」 -- 名無しさん (2012-10-26 13 34 22) ジューダス「ああ、問題ない。別にそこまで困らないからね」そう言って彼はバーカウンターに座った。マキナ「……では」ジューダス「ああ、俺のことは気にしないでやってくれたまえ」そう言われ、マキナはカクテルを作り始めた。シャカシャカシャカシャカッ!!と振るう度に音が鳴り、パフォーマンスとして上空へ投げたり、恰好を付けたりしていた……そこいらにいるカクテルを作る者より遥かに様になっていた。そして、何度も言うようだが……渋い。 -- 案山子さん (2012-10-26 13 51 14) 占めにちゃっかりマッキースマイル……。女性客はその意外性に卒倒者続出だ……。 倒れた女性客「すごく……一撃必殺です……」恍惚とした表情だ。 -- 名無しさん (2012-10-26 14 46 54) ザミエル「(馬鹿者!!貴様、余計な余波を招くんじゃないッ!!)」蓮(女)「(マキナ………かっこいい//////)」扉の向こうで、彼のスマイルに魂が浄化されかかっている蓮(女)の姿があった。 -- 案山子さん (2012-10-26 14 50 47) ジューダス「バーテン、お前さんいい笑顔を持ってるじゃないか?」 マキナ「笑うことの大切さを俺に教えてくれた奴がいただけさ…」 そこだけハードボイルドな展開が出来上がっていた・・… -- 名無しさん (2012-10-26 15 26 44) ジューダス「ほう・・・いい奴に巡り合えたみたいだな・・・俺とは大違いだ」 苦笑い交じりに言うジューダス…… -- 名無しさん (2012-10-26 15 31 28) マキナ「愚痴なら…いくらでも聞いてやるぞ・・・まぁ飲みな…この一杯はおごりだ・・・」そう言ってスクリュードライバーを差し出すマキナ -- 名無しさん (2012-10-26 15 34 56) ジューダス「へぇ~……気が利いているじゃないか。一応尋ねるが、その教えた奴ってのはどういう奴なんだい?」マキナ「興味があるのか?」ジューダス「ああ、あるね」 -- 案山子さん (2012-10-26 15 40 15) マキナ「俺が刑事をやっていたころの同僚でな、俺がいつも愚痴をきいてもらっていた相手だ・・・夢見がちな男ではあったが、妙にウマが合う相手だった」 マキナの言っていることはすべてアドリブだ、しかし雰囲気がそれを覆い隠している…… -- 名無しさん (2012-10-26 15 53 33) マキナ「毎日事件に追われた…殺人、マフィア間の抗争、人を見ることが辛くなっていった、皆心が荒んでいった、無論俺もその一人だ…だが奴は違った最後まで光を見るやつだった、俺はそいつに尋ねた、『どうして笑っていられるのか、どうして前を向いていられるのか?』と、すると奴はこう答えたんだ…」 そこでいったん言葉を切るマキナ…… -- 名無しさん (2012-10-26 15 58 34) ルサルカ(この世界観に刑事とかマフィアいるのかしら?) 蓮(女)(まあ、相手も真剣に聞いてくれてるしいいんじゃね) -- 名無しさん (2012-10-26 16 08 24) 水銀『これは私の歌劇だ、それくらいの改良は加えてえあるからあしからず』 蓮(女)とアンナの脳内に直接語りかける水銀…… -- 名無しさん (2012-10-26 16 48 00) アンナ「(やっぱウゼええ、こいつ)」 その声に内心そう返すアンナ…… -- 名無しさん (2012-10-26 17 01 09) マキナがジューダスにそう語っていると、ジューダス「なるほどね……よく分かった。んで、ちょういと尋ねるが」彼はスクリュードライバーを一気で飲み干し、ジューダス「ここに蜘蛛のような男を見なかったかい?それと、我らが女王陛下が捉えたはずの男『二人』が脱走したと激怒していてね……心当たりないかい?」 -- 案山子さん (2012-10-26 17 04 15) マキナ「残念だが知らん、それとこちらからも質問だ」 ジューダス「なんだよ?」 マキナ「この写真の女の子を見なかったか?」 そう言って蓮(女)の写真を取り出した。 ジューダス「!!?か、可愛いじゃねえか…彼女か何かか?」 マキナ「妹だ……」 マキナの言葉にジューダスに電撃が走った…… -- 名無しさん (2012-10-26 17 12 23) 蓮(女)「(い、妹……♡はぁ~♪)」アンナ「(ちょ!?れ、レンちゃん!?な、なんか魂どころか総身全部が砂に成りかけてるわよ!?)」マキナの言葉に彼女は核兵器を投下され、ポワポワポワ~ンとなっていた。 -- 案山子さん (2012-10-26 17 17 47) ジューダス「まっ、まあ、俺も忙しい身だ…片手間でいいなら探すのを手伝ってやる・・・」蓮(女)写真を見ながらわなわなしているジューダス・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-26 17 23 37) ジューダス「って……いけないいけない。俺の趣旨を踏み間違えるところだったな」だが、そこで彼は何とか我に返った。 -- 案山子さん (2012-10-26 17 28 39) マキナ「もう一枚あるあら、それは持って行っても構わんですよ、お役にたてなかったお詫びみたいなものと想ってくれればいい」 さらに爆弾を落としてみるマキナ…… -- 名無しさん (2012-10-26 17 30 45) ベイ「(マキナの野郎……やりやがる;)」 -- 案山子さん (2012-10-26 17 32 35) ジューダスの理性は限界を超えかけていた…… -- 名無しさん (2012-10-26 17 34 29) ジューダスの目には蓮(女)が天使に見えていたのだ…… -- 名無しさん (2012-10-26 17 43 55) だが、そこに――???『ジューダス。君の心が揺れ動いているのを感じ取れる。もう少し自重したまえ』ジューダス「――――おっと。そうだったな」どこからか聞こえる謎の声に彼は同意を示した。浮かれていた己を叱るように、軽く肩を竦めるジューダス。 -- 案山子さん (2012-10-26 17 48 20) マキナ「(なんだ?)」謎の声に、マキナの第六感が警戒警報を鳴らしている。確かにジューダスも厄介だが、この声の主はあの黒騎士と同等クラスで危険だ。声だけでそれが伝わる尋常さ。 -- 案山子さん (2012-10-26 17 50 02) ザミエル「(ん?空気が変わった……)」 目を細めるザミエル…… -- 名無しさん (2012-10-26 17 52 39) ジューダス「しかし、君も存外無粋だね弓兵殿。もう少しこの遊戯を楽しませておくれ。どうせあの女王様にはバレやしないのだから」???『確かにそうだろうが、私も一応ダイヤのナイトを務める者。纏め役とまでは言わないが、私の言葉ぐらいは耳に留め給え』ジューダス「やれやれ……分かったよ。ただし」???『ああ、本分を忘れぬようにな。魔弾殿』ジューダス「そちらもな。弓兵殿」そこで念話が途切れた。 -- 案山子さん (2012-10-26 18 04 24) マキナ「どうしました?」 ジューダス「いやなに、何でもねえよ…」 そう答えるジューダス… -- 名無しさん (2012-10-26 18 09 02) ジューダス「んじゃ、ごっそさん。ああ、代金は」マキナ「奢りと言ったはずですが」ジューダス「……そういえば、そうだったな。んじゃ」そう言って無頼に彼はオーナーの元まで歩いていき、ジューダス「先に、ルーレットから」オーナー「畏まりました」 -- 案山子さん (2012-10-26 18 11 12) マキナ「まちな、お客さん、忘れもんだ」 そう言ってジューダスに写真を投げて渡すマキナ ジューダス「いいのか?」 マキナ「もう一枚あるといったはずですが?」 そう言って茶目っ気を込めて笑うマキナ -- 名無しさん (2012-10-26 18 16 39) 女性客『――――――――――――!!』それを見て、他の女性客が悶絶していた。ここに黄金同様終焉同盟という名のファンたちが結成されたのだった。 -- 案山子さん (2012-10-26 18 18 41) ジューダス「さてと・・・勝利の女神も付いたこったし、やるか!!!!」 気合十分のジューダス…… -- 名無しさん (2012-10-26 18 22 45) そして、ジューダスと奥のVIPルームへ入っていくのを見届けてから、全員は大きな空き部屋へ集結した。ちなみにバーカウンターから出てくるマキナに女性客は握手やチップなどを渡していた……ちゃっかり儲けているマキナ。 -- 案山子さん (2012-10-26 18 24 21) アンナ「マッキースマイル恐るべし……」 -- 名無しさん (2012-10-26 18 25 58) マキナ「俺はこのようなつもりではなかったのだがな……」ベイ「ま、とりあえずはあの野郎が奥に引っ込んだのは幸いだったな」 -- 案山子さん (2012-10-26 18 30 46) ジューダス「面白い奴がいたものだ…」ひとり呟くジューダス そして蓮(女)の写真を胸にしまった・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-26 18 35 10) 香純「あの人、自称モテモテの誰かさんと違って本当にモテモテだね~」 いやな笑みを浮かべて司狼を見る香純 -- 名無しさん (2012-10-26 18 36 23) 司狼「んだ?コロポックル……?」若干ブチ切れた司狼がガン飛ばす。 -- 案山子さん (2012-10-26 18 37 28) 蓮(女)「はにゃ~」 顔を真っ赤にして伸びていた…… -- 名無しさん (2012-10-26 18 45 44) マキナ「大丈夫か・兄弟…」 倒れている蓮(女)を優しく抱き上げるがたにさらに女性客の歓声が上がる -- 名無しさん (2012-10-26 18 52 48) ベイ「ごっほん!」そこでベイがサングラスを掛けたまま咳払いをし、ベイ「よ~し!てめえら、各々まずは金を集めろ。資金はシュピーネが余った金を俺たちに提供してくれたんだ。その金とさっきの本とかで売っ捌いた金を駆使して、まずはかき集めろ」ザミエル「それが第一だな」 -- 案山子さん (2012-10-26 19 25 14) 司狼「任せろ(-_☆)」 蓮(女)「お前、これに関しては戦力外だろ、先までご破算大魔神と化していたじゃねーか…」 -- 名無しさん (2012-10-27 02 31 52) エリー「適材適所、真面目に働いた方がいいよあんたは」 司狼「ぐっ; バイトでもやれってのか?」 エリー「それもいいけど…あんたなら射撃ショーでもやれば結構儲かるんじゃない?」 -- 名無しさん (2012-10-27 02 38 25) 司狼「普段ならそれだと言うところだ、だがな、下手すりゃあいつにバレるぞ…、あいつたぶん俺より鼻いいわ…」 -- 名無しさん (2012-10-27 02 59 15) エリー「じゃあバーでホストの真似事でもやったら?」 -- 名無しさん (2012-10-27 03 20 21) 蓮「っていうか、なんでここに本城がいるんだよ?」エリー「ああ、それ?」なんか自然にいるエリーに蓮が当然の疑問を問いかけると、エリー「あっちは今すんごいフィーバー状態なのよ」全員『フィーバー状態?』 -- 案山子さん (2012-10-27 07 24 19) ……回想。司狼やベイチームと別れた黄金チームは、聖餐杯・エリー・イザーク・戒・そして黄金のチームでファンに誘われ別のカジノに行っていた。そこで、黄金親子が無双を始めたのだ。黄金「すまんな、また私の勝ちだ」全員『おおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!』ディーラー「……な、なぜだ」目下黄金とディーラーの勝負で、彼が三十連勝するという天下無双を披露していたのだ。 -- 案山子さん (2012-10-27 07 31 27) イザーク「すまない、また私の勝ちだ。九連宝燈」女性陣『キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア♪』また、親も親ならば子も子である。麻雀で連勝を繰り広げるイザークの周りに、女性陣が集まり出していた。親子してこの人気、半端ねぇ。 -- 案山子さん (2012-10-27 07 39 24) 聖餐杯「すみません……私の勝ちですね」また、聖餐杯ことトリファもポーカーで黄金に負けじと十五連勝していた。侮り難し。 -- 案山子さん (2012-10-27 08 00 11) エリー「赤の十五番!!カラカラン……やり〜♪ビンゴ」エリーもエリーでもとあった金で倍の倍で賭けていたら、黄金と並ぶ大富豪になっていた。賢い組が分かれたら、こうなるのである。 -- 案山子さん (2012-10-27 10 26 21) 戒「これは・・・・・・こうするのかな?」 -- 名無しさん (2012-10-27 12 32 37) そこには戒の為に進んでイカサマをしてわざと負ける女性ディーラーの姿があった… -- 名無しさん (2012-10-27 12 36 07) それに気付いている彼は敢えて分からないフリをしているのである。 -- 案山子さん (2012-10-27 12 40 40) エリー「本当にすごいわね、彼」 -- 名無しさん (2012-10-27 12 50 49) 余所見しながら、エリー「黒の一番、全賭け!!カラカラン……いやったね♪」またしても儲けていた。そして、ついに黄金の持ち金を優に一億超えしていた。 -- 案山子さん (2012-10-27 13 05 15) 客1「お、おいすげえぞあの女!」 客2「ああ……ほとんど見てもいねえ!!」 -- 名無しさん (2012-10-27 13 24 12) 黄金「私も負けてられぬな……ディーラーよ」女性ディーラー「は、はひ!!」実は彼女、あのハイドリヒプロマイドを購入していた一人であり、先程の男のディーラーがぶっ倒れたため、代役で任されたのだった。黄金「こちらも本気で挑もう……全賭けだ!!」全員『なんと!?』 -- 案山子さん (2012-10-27 13 28 40) 聖餐杯「う~む……参りましたね」一方、聖餐杯ことトリファは苦戦していた。目の前の中々なカード捌きをする男に悪戦苦闘していた。先程までの連勝が今、途絶えようとしていた。 -- 案山子さん (2012-10-27 13 54 07) 神父「さて、一体どうしましょう」 -- 名無しさん (2012-10-27 13 58 41) ディーラー「投了しますか?」神父「いえいえ、まさか。ここで引いては情けないというもの」そう言いながら、トリファは己の手札を見ていた。 -- 案山子さん (2012-10-27 14 08 56) 神父「ふむ・・・・・」 -- 名無しさん (2012-10-27 14 32 18) 神父「(勝てる手札ではありますが……)」これは心理戦と手札の運次第。トリファは意を決した。神父「勝負です!!」ディーラー「では」 -- 案山子さん (2012-10-27 14 33 22) そして、互いが出した手札――それは、ディーラー「……くっ」神父「ほう……危ない」ディーラーはフォーカード。対する神父は、ストレートフラッシュ。確実に勝っていた手なのだが、思わず心理戦で己が引くところだったのだ。勝っていたとはいえ、危ないところだったのは否めない。 -- 案山子さん (2012-10-27 16 20 19) エリー「ありゃりゃ~?神父さん、あんた危なかったの~?」と、そこへガッポリ儲けたエリーが帰還してきた。しかも、何気にバニー姿なので、男性客の目を引いていた。 -- 案山子さん (2012-10-27 16 21 51) 一方、黄金も女性ディーラーとの戦いに勝利したところどった… 黄金「よい勝負だった」黄金はロイヤルストレート 女性ディーラーは8のフォーカード… だった… -- 名無しさん (2012-10-27 16 37 23) 黄金は女性ディーラーの健闘をたたえ握手を申し出た…女性ディーラーはその手を取り卒倒した… -- 名無しさん (2012-10-27 16 39 19) 黄金「おっと」だが、倒れる女性ディーラーを抱き留めた。女性客『キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア♪』女性客、黄色い歓声増幅中。 -- 案山子さん (2012-10-27 16 40 48) イザーク「父様」黄金「む?イザークか……おやおや」息子の声に振り返ると、年上の女性客に纏わりつかれていた。しかも、何気にチップなども貰っていた。何?この親子。 -- 案山子さん (2012-10-27 16 46 32) イザーク「何とかしてください、父様……」黄金「ふふふ……愛いな。イザークよ……だが、それもありだろう。私はあれをしてみたいと思っている。エリーよ、卿も来たまえ」 -- 案山子さん (2012-10-27 17 01 32) エリー「ヤヴォール(この人がやったら天鳳連発だろうな~…)」そんなことを考えながら付き従うエリーだった… -- 名無しさん (2012-10-27 17 05 13) そして、エリーの予想が的中してしまった。黄金「ほう?この役……こう言うのであろう?純チャン!!」素晴らしく覇気のある美声が光った。エリー「あ~これは」神父「ハイドリヒ卿の無双タイム、何分いきますかね?」イザーク「おそらく」戒「多分」全員『ずっとだろうな』 -- 案山子さん (2012-10-27 17 15 42) 店員1(お、おい……なんかヤバくないか?;) 店員2(このままだと収入のほとんどを持ってかれちまう!;)そんなエリー達の無双ぶりに焦る店員達。 店員3(お前ら、オーナーに報告しろ!) 「「はい!!」」 -- 14番目の黒円卓 (2012-10-27 17 16 50) 黄金「では参るぞ!!天和!!」全員『いきなり親が!?』戒「あ、あれって確か……」エリー「うんそうよ……親が配牌時に上がるドンデモナイ奴よ」神父「流石ハイドリヒ卿……」イザーク「父様は加減が効かないからな……」黄金「あっはははははははは!!行くぞ!!」そこからさらにヒートアップ。 -- 案山子さん (2012-10-27 17 18 37) 客達『おおおおおお!!!?』 -- 名無しさん (2012-10-27 17 20 05) 純正九蓮宝燈、国士無双、大四喜、小四喜、緑一色、九連宝燈聴牌の連続。ディーラーたちが成す術もなく灰へと成り代わっていた。 -- 案山子さん (2012-10-27 17 21 19) 店員1「て、店長!!あの男を何とか――」女オーナー「素晴らしいわ!!」店員全員『はいっ!?』黄金を連れてきた支店長が目をキラキラさせて、ウットリしていた。 -- 案山子さん (2012-10-27 17 22 48) エリー(ん、この店のオーナーさんかな?) -- 名無しさん (2012-10-27 17 28 16) 支店長「安心なさい!!私が見込んだ人ですもの!あの人なら安心できるわ!!」店員2「というか店長!!なんであんな男を連れてきたんですか!?」支店長「分からないのかしら?」全員『分かるか!!』カジノであそこまで売れる相手は普通……というか、絶対に受け入れないのが通例。だが、どうやらこの支店長にはそういう概念がないらしい。 -- 案山子さん (2012-10-27 17 29 48) 支店長「第一、私が経営するこのカジノで金が費えることなんてないのよ」店員3「ま、まさかと思うのですが……女王には秘密のアレですか?」支店長「そうよ。私が投資してる金も含めば、問題なしよ」 -- 案山子さん (2012-10-27 17 31 22) そういう最中、黄金は灰になっていた男ディーラーの肩を叩き、黄金「良き戦いであった……楽しめたよ」そして女のディーラーには抱擁で答えた。黄金「私を少しは満たした愛い娘よ……感謝する」女ディーラー「はうはうはう……(/////)」完全に真っ赤になっていた。 -- 案山子さん (2012-10-27 17 33 48) エリー「おやおや〜、もう店中の女性が虜になってるわね」 -- 名無しさん (2012-10-27 17 44 43) 黄金「ふ……私は総てを愛している。分け隔てなくな……さて」そこで己の周りを見て、黄金「流石にやり過ぎた感は否めないな。願いを一つ叶えるのならば、エリー。卿の金額だけで言上可能ではないのかね?」エリー「まあ……そうかもね」黄金「ならば、アレをやってみないかね?」そこで優雅に指さしたのは――エリー「スロットマシーン?」黄金「然りだ」 -- 案山子さん (2012-10-27 17 49 26) エリー「なんで?」黄金「試しというものだ……それに」エリー「ん?」黄金「卿も正味なところ……やってみたいのであろう?」エリー「……バレてたか」ペロッ、と舌を出すエリー。 -- 案山子さん (2012-10-27 17 53 15) 黄金「ふっ、卿の顔を見ればわかる」 -- 名無しさん (2012-10-27 18 01 29) その表情は、実に賭け事を楽しんでいた。スリルを伊達に司狼と共に疾走していただけのことはある。エリー「んじゃ、やりましょうか」神父「私も」戒「なら、僕も」イザーク「父さ――」女性客A「坊や、一緒に私たちと七並べでもしていましょう♪」女性客B「大丈夫よ、賭け事は抜きにしてア・ゲ・ル・か・ら♪」何とも妖艶な二人の女性客に捕まってしまっていた。相当イザークが可愛いらしい。 -- 案山子さん (2012-10-27 18 13 39) エリー「さて、それじゃ……」 -- 名無しさん (2012-10-27 18 15 49) イザーク「父様ああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!?」ズルズルと連行されていくイザークに父は笑顔で見送ったのだった。エリーと共にスロットマシーンの前に座った。 -- 案山子さん (2012-10-27 18 17 47) 女オーナー「ああ……本当に素晴らしい方だわ……」 店員「オーナー!」 女オーナー「あら、どうかしたの?」 店員「もうじき『ジョーカー』が見回りにくるお時間ですが、出迎えの準備をなさらないでよろしいのですか?」 -- 14番目の黒円卓 (2012-10-27 18 23 32) 女オーナー「ああ、あのジョーカーたちね?なら……待って。あなた」そこでスッと人差し指を指し、女オーナー「あなた……」店員C「ビクッ!!な、なんでしょうか?」あからさまに動揺を示す店員を指さしたまま、女オーナーはこう言った。女オーナー「襟元が少し歪んでいるわよ」店員C「!?」思わず襟元を抑える店員C。それはつまり――女オーナー「みんな、彼を抑えて。女王のスパイよ」 -- 案山子さん (2012-10-27 19 21 12) 店員C「なっ!?」店員1「はっ?し、しかし――」女オーナー「オーナー権限よ。捕えなさい」全員『は……はッ!!』逃げようとした男を何とか抑えようとするが、彼らの動体視力で見えない速度でその合間を縫って逃亡を始めたのだ。店員全員『なに!?』その見えない速度をもって入口の方まで走っていき、出ようとしたその瞬間、戒「おっと」謎の店員「!?」そこにタキシード姿の戒がすでに立っていた。 -- 案山子さん (2012-10-27 19 26 37) 戒「君は誰なんだい?さっきから見ていたのだけど……ハイドリヒ卿の手を煩わせるわけにはいかないんだ」つまり、これは彼なりの配慮。黄金の邪魔をするわけにもいかないし、何よりことを荒立てる気は毛頭ない。だから――戒「悪いが……女王のスパイというのなら、ここを通すわけにはいかないな」謎の店員「………………」 -- 案山子さん (2012-10-27 19 29 24) 謎の店員はいきなり戒に殴りかかるがさらっと避けられ、足払いを食らい倒れたところを戒に抑えられた…… -- 名無しさん (2012-10-27 19 35 35) 戒「あんまり無駄な抵抗はしないでくれ……ハイドリヒ卿にバレるのはマズイ。とりあえず」と、そこに――???『なんだい~?もうバレてしまったのかい?クローバーのルークさんよ』戒「なっ!?」謎の店員「…………タスラムか」突如、戒と謎の店員との間のみに反響する男の声に、戒は驚いていた。 -- 案山子さん (2012-10-27 19 37 22) 戒「だ、誰だ!?」 -- 名無しさん (2012-10-27 19 38 36) ジューダス『おっと……そこのイケメンの兄さんには自己紹介はまだだったな。俺の名はジューダス・ストライフ。魔名は魔弾……タスラムだ。よろしく~』あくまでも軽い感じで名乗るジューダス。ジューダス『んで?それはそうと、……クローバーのルークともあろう者が、何をやっているんだい?』 -- 案山子さん (2012-10-27 19 44 28) 戒「いきなり襲いかかられたから抑えただけです……」ジューダス『そうかい、そいつはすまねえな……』 -- 名無しさん (2012-10-27 19 46 40) ジューダス『ま、イケメンの兄さんの実力は黒騎士殿から聞いてるしぃ?“弓兵”殿からも聞いているから、まあ仕方ないか』戒(弓兵?黒騎士はあの森にいた存在だとして……弓兵?) -- 案山子さん (2012-10-27 19 48 50) 戒「………」声だけとはいえこいつは油断できないと警戒する戒…… -- 名無しさん (2012-10-27 20 13 45) ジューダス『それより何お前はドジふんでんだよ……』小ばかにするようなするような声が聞こえる……。ルーク「……抜かせや阿呆」その声に吐き捨てるように答えるルーク心底むかついてるようだ……。戒「(どうやらこいつら仲は良くないらしいな……)」 -- 名無しさん (2012-10-27 20 22 55) ジューダス『まあ、なんだ……女オーナーには俺も少々お世話になって経歴がある。俺に免じて、その男を解放してあげてくれるかな?代わりといってはなんだが、女王に情報をリークさせないってのが俺の提案だ』戒「なに?」ジューダス『信用できないかい?だが、確実にそちらにジョーカーが見回りで行くのは明白。なら、確実に分かっている状況と、知らされないまま来られる……さて、賢いお兄さんならわかるだろう?』この声の主は、明らかに頭の回転が速く、戒では太刀打ちが叶わぬほど。それが叶うのは、おそらく同種の遊佐司狼のみだろう。 -- 案山子さん (2012-10-27 20 25 26) 戒「………わかった」 -- 名無しさん (2012-10-27 20 28 38) ジューダス『物解りが良いのはいいこった、そいつには約束を守らせる……約束を守らない男はカス以下だ』その声はマジだった。 -- 名無しさん (2012-10-27 20 31 32) 戒「…………」そっと男を解放する。 -- 名無しさん (2012-10-27 20 33 49) ルーク「とりあえず今回はこのままいく……それから貴様、お前は俺の獲物だ、お前だけはこの手で殺してやる」そう言って走りったルーク。 -- 名無しさん (2012-10-27 20 43 02) ……回想終了 エリー「な~んてことがあったもんで、貴方達が心配になってこっちに来てみたのよ」 -- 名無しさん (2012-10-27 20 49 44) 蓮「なるほど・・・・・・こっちはどうにか乗り切ったぞ、マキナのおかげでな」 -- 名無しさん (2012-10-27 20 51 15) 司狼「それでも気が抜けんことに変わりはないわけだが・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-10-27 20 53 38) その頃アンナはカジノに出ず、オーナーにブースを借りてオークションをやっていいた・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-27 21 05 20) アンナ「さあ、一品目は、ハイドリヒ卿の巻いているマフラーだ~一万から行ってみよう!!!」 ノリノリのアンナそして女性客たち・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-27 21 07 47) 女性客A「二万よ!」女性客B「いいえ、三万よ!」女性客C「三万五千!」 -- 案山子さん (2012-10-27 21 08 56) どんどん値が上昇していくハイドリヒのマフラー……恐るべし、黄金ファン。そこには、あのカジノのオーナーの姿があった。女オーナー「十万よ!!」 -- 案山子さん (2012-10-27 21 09 56) 女性客「!!!?」 十万という声に戦慄する客たち・・・・・・ それを境にさらにヒートアップ -- 名無しさん (2012-10-27 21 11 44) どこぞの大富豪「十五万!!!」 -- 名無しさん (2012-10-27 21 12 07) 大富豪I「ええい!二十万よ!!」大富豪J「二十五万!!」 -- 案山子さん (2012-10-27 21 13 04) 大富豪S[三十万!!!」 -- 名無しさん (2012-10-27 21 13 49) 女オーナー「五十万!!」 -- 案山子さん (2012-10-27 21 15 14) 大富豪J[五十五万!!!」 大富豪Z[六十万!!!」 -- 名無しさん (2012-10-27 21 17 26) 大富豪S「百万!!!(いい加減引き下がれ!!!)」 -- 名無しさん (2012-10-27 21 18 17) 女オーナー「ここで幕引きよ!二百万!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-10-27 21 19 12) アンナ「ハンマープライス!!!!二百万で落札よ~!!」 -- 案山子さん (2012-10-27 21 19 35) 大富豪S「むっき~~~次こそは!!!」 そして第二品目 アンナ「次は等身大黄金の抱き枕だ!!!一万五千からいってみよ~~~!!!」 ハイドリヒの伸長と同じくらいの大きさの枕、表面に黄金の凛々しきお姿があった・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-27 21 24 13) 女性客F「二万五千!!」 -- 案山子さん (2012-10-27 21 25 12) ???「その程度でハイドリヒ卿に愛を語るな~~~三十万!!!」 なんとその場にザミエル乱入!! -- 名無しさん (2012-10-27 21 26 16) アンナ(ちょっ!? 貴方が落札しても儲けにならないでしょ!!) ジェスチャーでザミエルに抑えるように伝えるアンナ。 -- 名無しさん (2012-10-27 21 28 25) ザミエル(知ったことか!!!!!!!!!!!)アンナのジェスチャー虚しく、彼女は目で語るというやつで、目のみでアンナに語った。 -- 案山子さん (2012-10-27 21 30 01) ザミエル(薄汚いメス犬どもに、美しいハイドリヒ卿を渡してなるものか! この勝負、私が勝つ!!) -- 14番目の黒円卓 (2012-10-27 21 32 37) 女性客「(こいつには負けられん!!!)」ザミエルに対して敵意をむき出しにする女性客・・・・・・ 女オーナー「八十万!!!!」 先陣を斬る女オーナー -- 名無しさん (2012-10-27 21 34 44) ザミエル「百万!!!」 即座に切り返すザミエル。 女オーナー「百十万!!!」 引き下がらずに思いっきり殴り返す。 アンナ(これは…上手くやれば大儲けかも!) -- 名無しさん (2012-10-27 21 36 16) ザミエル「甘い!!二百万!!!!」女オーナー「なんの!!二百五十万!!」即座に切り返す女オーナー。大富豪K「負けるか!!三百万!!!!」 -- 案山子さん (2012-10-27 21 38 44) ザミエル「雑魚が!!五百万!!!!!」 女性客「!!!!????」 -- 名無しさん (2012-10-27 21 40 54) 女オーナー「私は揺らがない!!七百万!!!!」女性客「!!!!!!!!!!!!!!!!!???????????」 -- 案山子さん (2012-10-27 21 42 48) ザミエル「なんだと!!!?」 -- 14番目の黒円卓 (2012-10-27 21 44 03) ザミエル「ここで下がれるか!!!八百万!!!」 -- 名無しさん (2012-10-27 21 46 38) 女オーナー「私は告げたはずよ!!揺らがないと!!一千万!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-10-27 21 48 08) ザミエル「な!!!?」 -- 名無しさん (2012-10-27 21 49 05) アンナ「ハンマ~プライス~!!!!そこまでよ!!一千万で落札、決定~!!!!」 -- 案山子さん (2012-10-27 21 51 45) ザミエル「(くっ・・・・・・この女できる)」 女オーナーを敵として認めたザミエル・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-27 21 53 17) 女オーナー(この人………ただ者じゃない!)女オーナーもザミエルを強敵と認めた。 -- 14番目の黒円卓 (2012-10-27 21 54 46) アンナ「さあさあどんどん行くわよ~!!」 そして第三品目。 -- 案山子さん (2012-10-27 21 55 16) アンナ「第三品目はハイドリヒ卿の写真集アンドサイン色紙、五千から -- 名無しさん (2012-10-27 21 57 37) ↑訂正 アンナ「第三品目はハイドリヒ卿の写真集アンドサイン色紙の二点セットだ 五千から!!」 -- 名無しさん (2012-10-27 21 58 54) ……さて、そんな地下競売を盗聴している司狼さん。ギャンブルで負けていたため、不貞腐れているフリをしながら聞いていた。 -- 案山子さん (2012-10-27 22 00 51) 耳のイヤホンから響くは女性の欲望が奏でる旋律。黄色い歓声なんてあったもんじゃない。 -- 案山子さん (2012-10-27 22 01 40) 司狼「おいおい、熱気がハンパないぜこりゃ」 -- 14番目の黒円卓 (2012-10-27 22 02 48) 聞こえる声「黙れ劣等!!!!五十万!!!」 -- 名無しさん (2012-10-27 22 03 55) 女オーナー「ひれ伏せ!七十万!!!!」 -- 案山子さん (2012-10-27 22 05 54) 大富豪I[格の違いを思い知れ!!!百万!!!!」 -- 名無しさん (2012-10-27 22 06 54) ザミエル「戯け!!戯言は」女オーナー「そこまでに」ザミエル&女オーナー「するがいい!!」ザミエル「二百万!!」女オーナー「三百万!!」ザミエル「負けるか!!五百万!!」 -- 案山子さん (2012-10-27 22 08 50) 司狼「女の戦場だなこりゃあ・・・・・・」 内心あきれ返る司狼 -- 名無しさん (2012-10-27 22 09 56) ヤバイと判断し、司狼は一旦通信を閉ざした。蓮(女)「どうかしひゃのきゃ?しひょう?」そこへオーナーからサービスでもらったアイスキャンディーをしゃぶる蓮(女)がいた。速攻で目をつむり、不貞腐れている感じを装いながら、司狼「なんでもねえよ」ソファーの上で横になった。 -- 案山子さん (2012-10-27 22 10 41) 蓮(女)「?」 -- 名無しさん (2012-10-27 22 12 16) 司狼(見なかったと……さて)もう一度通信を繋いだ。すると―― -- 案山子さん (2012-10-27 22 13 21) アンナ「ハンマープライス!!五百万だ!!」 ザミエル「ふっ」 今回はザミエルが買ったようだった・・・・・女オーナー「くっ…・・・」 -- 名無しさん (2012-10-27 22 16 14) 司狼(なんでここまで白熱してんだ?)と不思議に思っていると、アンナ「は~い!じゃあ次に行くわよ~!」 -- 案山子さん (2012-10-27 22 17 56) アンナ「今度は一石二鳥!!ハイドリヒ卿とマキナ卿のB0タペストリーだ!!一万から行ってみよう!!!」 終焉同盟「待ってました~~~~~~~~~~~~~!!!!!」 -- 名無しさん (2012-10-27 22 22 32) お互い背中合わせで無駄に渋い光景の二人が巨大なタペストリーになっていた・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-27 22 23 31) ザミエル「(マキナの部分だけ切り取れば・・・・・・)」 女オーナー「(だが・・・・絶妙なマッチ間侮れん・・・・・・)」 -- 名無しさん (2012-10-27 22 29 16) 終焉同盟A「十万だ!!この渋さ、まさにわれらのマキナ様の真の姿に違いない!!」 -- 名無しさん (2012-10-27 22 38 33) 司狼「へ〜、あのムッツリのもあるのか」 蓮(女)「マキナがなんだって?」 -- 名無しさん (2012-10-27 22 39 26) 司狼「何でもないですよ!!??」 いきなりあたふたする司狼 -- 名無しさん (2012-10-27 22 45 19) 蓮(女)「?それよりなに聞いてんだ」 蓮(女)が司狼のイヤホンに気が付きた -- 名無しさん (2012-10-27 22 48 21) 司狼「だ、だから何でもねえって!!;」 -- 名無しさん (2012-10-27 22 49 39) 蓮(女)「あんだけ負ければ気分転換したくもなるよな・・・」 司狼「そういうこった・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-10-27 22 51 07) 蓮(女)「んで、一体どんな曲聞いているんだ?」 -- 名無しさん (2012-10-27 22 53 02) 司狼「いや、曲っていうか…ラジオ、そうラジオ聞いてんだよ;」 -- 名無しさん (2012-10-27 22 54 29) 蓮(女)「へ〜、どんなのなんだ?」イヤホンを取ろうとする。 -- 名無しさん (2012-10-27 22 55 49) 司狼「お前は聞かないほうがいい・・・・特に今はな・・・・・」 司狼は目をマジにしてそう語るが蓮(女)は引き下がらない -- 名無しさん (2012-10-27 22 57 57) 蓮(女)「いいから聞かせろよ」そう言って先までなめていたアイスキャンディーを司狼の口にねじ込んだ蓮(女) -- 名無しさん (2012-10-27 23 03 25) 司狼「モガッ!?;」 -- 名無しさん (2012-10-27 23 05 09) そして司狼からイヤホンをぱくって耳に入れる蓮(女) 聞こえてくる声「第四品目はマキナ卿の等身大フィギュアと抱き枕!!!二万から行ってみよう!!!!!!」 蓮(女)に電流走る 蓮(女)「司狼、場所はどこだ!!!」 -- 名無しさん (2012-10-27 23 15 32) 司狼「モガガー!;」 -- 名無しさん (2012-10-27 23 16 43) 蓮(女)「早くしろ!!誰かに落とされる前に!!お前の抱き枕を落とされる前に・・・」 蓮(女)は鬼の形相でうそをつく -- 名無しさん (2012-10-27 23 19 40) 司狼「! ………げほっ、この下のブースだ」 -- 名無しさん (2012-10-27 23 23 48) 蓮(女)「サンキュ~」 司狼「蓮(女)(俺の抱き枕)落として来いよ!!」 蓮(女)「あいよ」 そういってダッシュで会場に向かう蓮(女) -- 名無しさん (2012-10-27 23 27 09) … アンナ「さあ! 次に名乗り出る人はいるかしら!?」 -- 名無しさん (2012-10-27 23 28 31) マキナの等身大フィギュアと抱き枕は現在九百万まで値が上がっていた・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-27 23 36 55) アンナ(そろそろハンマープライスね) -- 名無しさん (2012-10-27 23 37 35) アンナが槌を叩こうとする。 -- 名無しさん (2012-10-27 23 38 17) 蓮(女)「待った、一千万」 終焉同盟「!!!!???」 -- 名無しさん (2012-10-27 23 39 00) アンナ「えええええええええええええええ!!!!!?Σ(゜□゜;)」 -- 名無しさん (2012-10-27 23 40 56) アンナ「(なんでくるのよ!!?)」 蓮(女)「(張り紙の金額は五千万ほど超えてきた)」 アンナ「(ならいいか)」 目線で会話する二人・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-27 23 43 09) 終焉同盟『こ、この娘………!』 -- 名無しさん (2012-10-27 23 44 10) 突然の飛び入りに動揺を隠せない終焉同盟の皆さん -- 名無しさん (2012-10-27 23 45 06) そしてハンマープライス アンナ「第四品目、一千万で落札だ~~~」 -- 名無しさん (2012-10-27 23 49 42) 終焉同盟「ちょっ!!!!??」 -- 名無しさん (2012-10-27 23 53 10) 蓮(女)「いやったああああああああああああああああああ!!!!」 -- 名無しさん (2012-10-28 00 02 23) 司狼「うおおおおおおおおお、だまされた~~~~~~!!!」 一人泣いていた・・・・・・ 終焉同盟「こいつには、負けん!!!」 -- 名無しさん (2012-10-28 00 10 19) ↑訂正 とりあえず盗聴を再開した司狼・・・・・・ 司狼「うおおおおおおおおお、だまされた~~~~~~!!!」 一人泣いていた・・・・・・ 終焉同盟「こいつには、負けん!!!」 -- 名無しさん (2012-10-28 00 11 18) アンナ(まあ、蓮ちゃんが落としてくれるならプラスなしでもマイナスも無いし、お金がたまってるなら楽しませてもらってもいいでしょ) いたずら心がにょきにょきと湧き上がるアンナ。 -- 名無しさん (2012-10-28 00 35 38) その頃司狼は涙流して念を送っていた・・・・・・司狼「(俺のも落せ、俺のも落せ俺のも落せ俺のも落せ俺のも落せ・・・・・・!!!)」 -- 名無しさん (2012-10-28 00 45 08) アンナ「それじゃあ次はマキナとゲオルギウスのブロマイドセット! 最初は三百から!」 -- 名無しさん (2012-10-28 00 53 41) 蓮(女)「千五百」 終焉同盟A「二千!!!」 -- 名無しさん (2012-10-28 00 56 29) ↑訂正 見本がスクリーンに映し出され流れていく・・・背を合わせているシーン、マッキースマイル、銃を構えてニヒルに笑っているシーンその他もろもろが流れていく・・・・・・ 終焉同盟「これは・・・素晴らしい!!!!」 終焉同盟A[二千!!」 -- 名無しさん (2012-10-28 01 04 06) 自滅因子同盟A「温い!五千!!!!」そこに、いつの間にか結成された司狼の同盟が勢いよく参戦していた。 -- 案山子さん (2012-10-28 07 10 39) 蓮(女)「司狼にも熱烈ファンが集まるのか!?……くっ、侮れない。だがあいつ(マキナ)のために負けるわけるわけにはいかない!一万!!!!」 -- 案山子さん (2012-10-28 07 40 52) 終焉同盟B「負けるか……ッ!!三万!!!!」自滅因子同盟B「甘い!!角砂糖のように甘い!!五万!!!!」 -- 案山子さん (2012-10-28 08 17 04) ……司狼「い、いや~……お、俺様にもファンがついているようで、な……何よりだな~;」さらに熾烈を増す激闘に、流石の司狼も汗がタラ~ンと流れていた。 -- 案山子さん (2012-10-28 08 23 49) 終焉同盟C「10万だ!!」 -- 名無しさん (2012-10-28 08 29 46) 自滅因子同盟D「十五万よ!!」 -- 案山子さん (2012-10-28 08 48 34) 終焉同盟E「いや、二十万で!!」 -- 名無しさん (2012-10-28 09 32 01) 蓮(女)「三十万で!!」どこまでもヒートアップする女たち。 -- 案山子さん (2012-10-28 09 49 33) 自滅因子同盟F「五十万だあ!!」 -- 名無しさん (2012-10-28 10 21 39) アンナ(う~ん……そろそろ潮時かな?)ヒートアップする女性陣営を見ながらアンナは思う。このままやっていてもよいのだが、趣旨は金を稼ぐこと。そして、誰か一人が女王に言上すること。これが叶うのならば、もうここで手を引くのが常套というもの。 -- 案山子さん (2012-10-28 10 22 47) しかしもう少し稼ぎたいと思うのが人のサガだ… -- 名無しさん (2012-10-28 11 00 56) 蓮(女)「仕舞にするわ!七十五万!!」終焉同盟『負けられない!!』 ……司狼「……なんだろうな?女って」心底謎と思い、今度こそ司狼は通信を切った。 -- 案山子さん (2012-10-28 11 12 40) エリー「司狼、どうよ?」司狼「おう、エリーか。なんか地下の方は行かないほうがいいぜぇ?マジで『逝く』ハメになるからな」エリー「ふ~ん……ところでさ」司狼「あん?」エリー「コレ……興味ない?」 -- 案山子さん (2012-10-28 11 52 51) そう、それは地下でアンナが競売を始める数分前に遡る。……回想。 -- 案山子さん (2012-10-28 11 56 41) マキナ「……それで。ハイドリヒ……なんだ、そのカードは?」黄金「ん?これかね」疲労困憊のイザークを背におんぶしながらハイドリヒは持っていたカードを見せた。黄金「なに、私がエリーとスロットをやっていてな。十連勝した際に、景品として渡されたのだよ」蓮(女)「景品?」蓮(女)が訝しむが、エリー「甘いよ~蓮ちゃん。このカードがかなり特殊らしいのよ」ベイ「んだ?どういうこった?」同様に訝しむベイ。 -- 案山子さん (2012-10-28 11 57 22) エリー「なんでも、このカードはね。使用者の願いを三十分間だけ叶える特殊なカードらしいのよ」蓮「願いを叶える?」エリー「そ……言ってみれば、限定的に使用者の願望を発現できるって寸法よ」すなわち―― 黄金「これを使用すれば、カールに封じられている聖遺物や創造位階などが使えるということだ」 -- 案山子さん (2012-10-28 11 59 32) 戒「ちなみに、僕と」神父「わたし」エリー「そして、あたしの四人がそれぞれ一枚ずつ持ってるの」 ……回想終了。 -- 案山子さん (2012-10-28 12 00 46) 司狼「ああ、あの変態のルールを一時的に抜ける裏ワザアイテムか」エリー「あたしが持っててもあれだしね~……司狼、ホイ」そう言ってカードを渡すエリー。司狼「いいのか?」エリー「もちよ……第一、司狼がスロットマシーンでトリプルセブンを連続で出せるわけないしね」さりげなく貶すエリー。 -- 案山子さん (2012-10-28 12 02 27) ベイ「取り敢えず一人頭三枚は欲しいよな…」 一同「だな」 -- 名無しさん (2012-10-28 12 33 49) エリー「ただ、トリプルセブンを出しても出る確率が低いのよ」ベイ「んじゃあ……なんでてめえらは一発で引き当ててるんだよ」エリー「簡単だよ」そう言ってエリーは黄金を指さし、エリー「彼がいたからよ」全員『…………なるほど』 -- 案山子さん (2012-10-28 13 30 09) 彼が保有するスキルのひとつである黄金律は、人生においてお金が尽きることがないという宿命を有している。これによって、彼らは連続でやり、そして勝ち取ったのだ。だが、これほどのことは二度もない。司狼「マジでこっからは賭けだな」ベイ「ちっ……面倒だな」 -- 案山子さん (2012-10-28 13 34 37) 司狼「だがこっちには蓮がいる・・・・・・それも二人だ」 そして帰ってく蓮(女) 蓮(女)「司狼、落してきたぜ(マキナとお前の抱き枕)!!」 司狼「ナイスだ!!!(-_☆)」 -- 名無しさん (2012-10-28 13 50 32) ……ヨハン「皆集まってきましたね」 水銀「まあ、獣殿がいればそんなに気張ることは無いのだがね実際」 ヨハン「…どうしてですか?」 水銀「変だとは思わなかったかな? あのカジノでの快勝と住人からあっさりと信頼を勝ち取れることが?」 ヨハン「確かに言われてみればかなり不自然ですね……あんな都合よく進むなんて」 水銀「実はね、あの世界では個々人が持つ能力…例えば魅力や運だねそれをある種のパラメータ化してその値によって舞台進行がスムーズに進むようになっているのだよ、ギャンブルが簡単になったり、NPCが熱狂的なファンになって支持してくれるようにね。正直言うと黒騎士たちのパラメータを強く設定しすぎてバランスが悪かったからね、あそこはボーナスステージとしてキチンと準備を整えてもらえるように、多少のステータスがあればあっさりと勝てるようにしてあるのだよ。彼らならば問題無く勝てるだろう」 ヨハン「…司狼さんは物凄く負けてましたけど?」 水銀「……それは、私にも未知だ。そこまでパラメータが低いわけでもないのだが……ホントに運が悪いかどこかで逆補正をかけられていたのだろう」 -- 名無しさん (2012-10-28 13 54 07) 蓮華「モグモグ……?」水銀「ああ、君は食べていていいのだよ?もっといるかね?」蓮華「うん♪」頬をハムスターのように膨らませながら微笑む蓮華。 -- 案山子さん (2012-10-28 14 00 49) そして水銀は十分の一サイズのお菓子の家を山のように積んで持ってきた・・・・・・一つ一つ味が違うようだ -- 名無しさん (2012-10-28 14 03 24) 蓮華「♪♪水銀おじいちゃん、だ~い好き♪」水銀「アーハハハハハハハハハ!!我が娘よ、どんどん食べ給え。ここではいくら食べようが太りもしないし虫歯にもならん!!」 -- 案山子さん (2012-10-28 14 06 05) ヨハン「馬鹿親丸出しだと思うんですけど……;」水銀「否だ!!これは私なりの配慮だよ……」そう言って水銀はさらにこういった。 -- 案山子さん (2012-10-28 14 07 09) 水銀「さて……君たちにも活躍はしてもらうよ。なに、危ない橋を渡らせるわけにはいかないからね」ヨハン「そういえば、香純さんはいいんですけど、他のみんなはどうしたのですか?」水銀「……ヒロインたちはそれぞれ幽閉させてもらったよ。ナイトが来るまでは、大人しくしてもらうよ」彼女たちの出番は当分後。彼はそう言いながら、盤上で舞う彼らをスクリーンの映像で見ていたのだった。 -- 案山子さん (2012-10-28 14 07 40) ???「ガツガツ…甘ったるい菓子もたまには悪くねえな」 ???2「もぐもぐ…でもやっぱりお菓子だけじゃねえ、せめてお茶とか欲しいよ」 漣の背中から黒と白のぬいぐるみのようなものが現れ、一緒にお菓子を食べていた。 漣「おいしい? ナハト、ベルゼバブ」 ナハト「中々うめえぞ」 ベルゼバブ「お茶…紅茶は無いのかい」 水銀「…君らを呼んだ記憶は無いぞ?」 -- 名無しさん (2012-10-28 14 09 05) ナハト「笑って流しとけ」 -- 名無しさん (2012-10-28 14 10 48) ナハト「まあ、安心しろ」ベルゼバブ「別段邪魔する気は毛頭ねえからよ」水銀「……まあ邪魔さえしなければそれでよいのだがね。だが、もし邪魔をしようものなら」水銀の目が亀裂のように細まり、水銀「私が本気で潰すつもりだから、そのつもりで」 -- 案山子さん (2012-10-28 14 11 44) 二人『へいへい』彼らはそう言ってからお菓子を再び暴食し始めたのだった。 -- 案山子さん (2012-10-28 14 12 27) ……ベイ「くそっ!なんだこりゃ!?トリプルセブンどころか一回も揃わねえじゃねえか!?」司狼「やかましいわ、シロ助!!気が散るわ!!」隣同士で怒りを募らせる阿保二人。 -- 案山子さん (2012-10-28 14 12 36) 司狼はエリーからカードを貰ったのだが、如何せん負けを帳消しにするため、彼もスロットマシーンに挑戦していたのだった。 -- 案山子さん (2012-10-28 14 13 32) しかしいつもあと一歩のところでそろわない・・・・・・ その隣でW蓮は快調にスリーセブンを連発している・・・・・・ 司狼「この差はなんだ・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-10-28 14 17 57) ベイ「てめえの不運が俺にも伝播したんじゃねえのか、あン!?」司狼「んだこら……」ベイ&司狼「やんのか、テメェ!?」完全にチンピラな二人。 -- 案山子さん (2012-10-28 14 21 07) W蓮「よ~しきた!!!!!!」 その隣にW蓮が吠えるこれで都合二十発目のスリーセブンだ、その光景に Wチンピラ「なんなんだよこの差は~~~~~~~~!!!!!」 天に向かって吠えていた -- 名無しさん (2012-10-28 14 28 25) 蓮「よし!これでカードを入手だ!」蓮(女)「俺は元々渡されていたカードを合わせると二枚だな」そう、蓮華から渡されていたのはこの特殊なカードだったのだ。最初は無視していたが、今思えばこれが切り札だったのだ。 -- 案山子さん (2012-10-28 14 37 28) 蓮(女)「ベイ、ほれ」 ベイ「いいのかよ?」 蓮(女)「俺は力使えんし、お前のほうが戦闘面では役に立つだろ?」 そう言ってベイにカードを渡した -- 名無しさん (2012-10-28 14 42 39) これでカード所持者は蓮、司狼、マキナ、ベイ、戒、神父、黄金。 -- 案山子さん (2012-10-28 14 44 07) 主力がカードを有することで、あと数名がカードを入手することで、いよいよ劇が“第二ステージ”を始める。 -- 案山子さん (2012-10-28 14 44 55) ベイ「(俺は、ようやくまともな女性というやつに出会えたかもしれない・・・・・・)」 そんなことを考えるベイ・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-28 14 49 23) 司狼「おい、ベイ」 ベイ「何だよ?」 司狼「蓮(女)から貰ったカードと俺のカード交換しろ」 ベイ「あ? 何でだよ、どっちも同じだから意味ねーだろ」 司狼「別に良いだろ、交換しろよ」 -- 名無しさん (2012-10-28 14 52 18) あくまでも互いに譲らない。 -- 案山子さん (2012-10-28 14 55 22) しかし蓮(女)はさらにスリーセブンを量産し、カードをもう一枚手に入れた・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-28 14 58 05) 蓮(女)「喧嘩するな、ほらもう一枚当たったからやるよ」 そういってカードを司狼に差し出す蓮(女) -- 名無しさん (2012-10-28 14 59 31) 蓮「一人頭最低三枚だったな?」 黄金「これからを考えると三十分は短いからな、頼めるか?」 蓮「了解」 -- 名無しさん (2012-10-28 15 00 35) そっから始まる蓮のショータイム。 -- 案山子さん (2012-10-28 15 01 24) 司狼「勝利の女神は舞い降りた・・・ここからは俺様の無双伝説が幕を開ける・・・・・・」 一同「ないない!!」 -- 名無しさん (2012-10-28 15 03 35) 司狼「…………orz」 -- 案山子さん (2012-10-28 15 04 37) そしてW蓮カードを全員分をもうワンセット作り終え、最後のワンセットに取り掛かるところだった -- 名無しさん (2012-10-28 15 06 35) 黄金「この分ならどうにかノルマは何とかなりそうだな・・・・・」 エリー「もう少しいけそうな気がするけど?」 -- 名無しさん (2012-10-28 15 07 35) だが、そこに―― ジューダス『いんや、もうタイムオーバーだ。諸君』そこに、魔弾の声が轟く。奥から歩いてくる人影。それに皆が身構える。 -- 案山子さん (2012-10-28 15 10 15) 司狼「てめえ………」 -- 名無しさん (2012-10-28 15 10 56) 司狼「俺様とそっくりな面しやがって、紛らわしいんだよ!!」 一同「キレるとこ違う!!!」 -- 名無しさん (2012-10-28 15 11 43) ジューダス「まあ、なんだ……今の今まで見逃してやったんだ。ここでのミッションは終了しな。でないと」カチッ、と銃口を彼らに向け、ジューダス「ここが血祭になるぞ?」蓮「くっ……!」黄金「……その言い回し。察するに、ここでは見逃すという意味かね?」ジューダス「ああ、そうだ」 -- 案山子さん (2012-10-28 15 12 11) ジューダス「おごりと写真の礼ってとこだな・・・それに現物をマナで拝めた(-_☆)」 -- 名無しさん (2012-10-28 15 13 16) ジューダス「っと、ここのオーナーにも色々世話になったしな。礼儀は弁えているつもりだよ」そう言って銃を仕舞い、ジューダス「んじゃま、俺“たち”は城で待ってるからさ。後から来なよ……最高のショーを準備してあるからさ」 -- 案山子さん (2012-10-28 15 14 05) そう言って立ち去るジューダス。ジューダス「……ああ、一つだけ忠告だよ」そう言って黄金たちに振り返り、ジューダス「弓兵には気をつけな。あれに捕捉されたら、逃げることは不可能に近いからね」 -- 案山子さん (2012-10-28 15 15 12) 戒「弓兵?」ジューダス「滅多に人前に出ない男さ……君たちも音声は聞いただろう?ダイヤのナイトさ……んじゃ、忠告はしたからね」最後にそう告げて、今度こそ出ていった。 -- 案山子さん (2012-10-28 15 16 23) マキナは入り口の前で待っていた・・・ マキナ「俺もお前に忠告だ、お前の相手は俺がする」 -- 名無しさん (2012-10-28 15 17 25) ジューダス「ほう、そいつは楽しみだ・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-10-28 15 18 29) そして去っていくジューダス・・・それを振り返らないマキナ その光景に終焉同盟は卒倒した・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-28 15 24 28) 蓮(女)「はう………(////)」 アンナ「レンちゃん、見惚れてる場合じゃないから;」 -- 14番目の黒円卓 (2012-10-28 15 26 41) 黄金「どれくらい用意できた?」 蓮「とりあえずノルマ一歩手前ってとこだ・・・すまんな」 黄金「いや、よくやった」 -- 名無しさん (2012-10-28 15 32 02) マキナ「いや、全員に三枚いく・・・」 一同「!!?」 マキナはバーテンをしているときに終焉同盟のリーダーを名乗る男からチップの代わりに渡されたのだと語った・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-28 15 35 31) ↑訂正 マキナ「いや、全員に三枚いく・・・」 一同「!!?」 マキナはバーテンをしているときに終焉同盟のリーダーを名乗る女性からチップの代わりに渡されたのだと語った・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-28 15 38 39) ベイ「マジでか!?」 エリー「でかした!!」 -- 名無しさん (2012-10-28 15 40 37) 司狼「これが・・・これが人気に差か・・・・・・・」 一人打ちひしがれる司郎・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-28 15 42 24) 蓮「……ミハエル」そこでふと蓮が無造作にマキナに近寄っていく。マキナ「ん?どうした……きょうだ――ッ!!」蓮「――――――――」振り返った瞬間、蓮の鋭い蹴りがマキナの手を蹴り上げた。同時に舞う複数のカード。そのうちのカードを蓮が空中で奪取した。 -- 案山子さん (2012-10-28 15 43 21) 全員『なにッ!?』皆が驚く中、蓮は猫のようにしなやかに床に着地すると、カードが舞う中、クスクスと笑い出した。蓮「いや~……実にあっさりとカードが奪えた。感謝するよ、ミ・ハ・エ・ル♪」マキナ「…………貴様、誰だ?」 -- 案山子さん (2012-10-28 15 44 39) マキナは感じとった。あれは蓮でありながら蓮でない。彼の背後に見えない何者かの影が見え隠れしていた。蓮「おいおい、何を言っているんだよ?俺は藤井蓮だぜ?忘れたのかよ?」 -- 案山子さん (2012-10-28 15 45 45) 普段の彼からは想像できないような相手を嘲笑うような笑みを浮かべていた。 -- 案山子さん (2012-10-28 15 46 54) 黄金「だが甘い」 そういって黄金は蓮(女)の肩をつかみ押さえつける・・・そして散らばったカードをエリーが回収した 黄金「奇襲とはこうやるのだよ」 -- 名無しさん (2012-10-28 15 48 30) 蓮「チッ………」 -- 名無しさん (2012-10-28 15 52 14) 蓮「なんて言うと思ったのか?」黄金「!?」だが、彼が捕えた蓮(女)であって、ロートスではない。ベイ「変わり身だと!?」 -- 案山子さん (2012-10-28 15 53 05) 蓮「ま、一枚は奪取できたし、文句はないな」 -- 案山子さん (2012-10-28 15 53 31) 司狼「抜かしてんじゃねえよこのタコ助」 司狼は蓮(偽)の後ろにいた・・・ -- 名無しさん (2012-10-28 15 56 57) 蓮「ああ、この程度で抜かす気はないさ」司狼「!?」だが、彼の行動を予測していたかのように、蓮の加減抜きの後ろ蹴りが司狼の腹部を直撃した。司狼「がはッ…………!!」 -- 案山子さん (2012-10-28 15 58 27) エリー「司狼!!」壁にめりこんだ司狼を悲痛な叫びで呼ぶエリー。蓮「俺は本物さ……ただ、スペックが違うだけのな」 -- 案山子さん (2012-10-28 15 59 29) 黄金「皆、方陣を引けぃ!!」黒円卓『ヤヴォール!!』瞬時に全員が囲む。蓮「流石は覇道の黄金。対応力が速いな……黒太子殿」 -- 案山子さん (2012-10-28 16 00 38) 司狼「甘いんだよ」 そう言って蓮の足を打ち抜く司狼 アキレスに穴を開ける・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-28 16 01 41) そして倒れる蓮(偽) そして司狼は腕に二発ずつ銃弾を撃ち込む -- 名無しさん (2012-10-28 16 02 51) だが、蓮「時よ止まれ」全員『なにっ!?』瞬間、蓮の姿が消えていた。銃弾はそのまま壁を穿つが、マキナのみが捕捉していた。マキナ「上だッ!!」蓮「遅い」 -- 案山子さん (2012-10-28 16 04 29) 瞬間、先に狙われたのは―― 司狼「!?」蓮「悪いな……意趣返しだ」そう言って、何の躊躇もなく彼の左腕を折り、さらに司狼の後頭部を鷲掴みにしながらベイへと投げつけた。 -- 案山子さん (2012-10-28 16 05 45) ベイはそれをどうにか避ける・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-28 16 06 42) だが、良心が働いたのか、 ベイ「ちっ……馬鹿野郎が!!」飛んできた司狼を何とか受け止めたベイ。司狼「……ぐはっ」ベイ「喋るんじゃねェ!!」蓮「ほう?犬猿の仲の二人が仲睦まじい……いいことだな」そう囀る蓮に、背後から戒が突貫した。 -- 案山子さん (2012-10-28 16 07 52) 戒「はあっ!!」 -- 名無しさん (2012-10-28 16 11 13) それを受け止め戒を吹き飛ばす蓮・・・・・・ しかし即座に復活した司狼が蓮を捕まえ締め上げる 司狼「わすれたか?俺様はお前の自滅因子なんだぜ?お前が強くなれば俺様も強くなるって奴だ」 -- 名無しさん (2012-10-28 16 14 01) 蓮「おうおう、威勢のいい」だが、そんな彼の締め上げを前にしても彼は動かなかった。確かに司狼は彼を捕捉した。だが――彼を捉えたのだが、それを尋常じゃない脚力で足場を踏み、発生した衝撃波で司狼を吹き飛ばした。そのまま尋常じゃない速度で回避した彼は、柱へ飛んで、そしてそのまま二階へと上がった。蓮「あははははははははは!死の舞踏(ダンス・マカブル)もいいんだが……ここはそれに相応しくない。来るならば、城に来たまえ」そう言って指を鳴らした瞬間、蓮の姿が闇の炎に包まれて消えた。 -- 案山子さん (2012-10-28 16 15 39) 司狼「すまねえ・・・逃げられた」 エリー「カードは無事だし何とかなるよ」 -- 名無しさん (2012-10-28 16 18 20) 蓮(女)「な、なんであいつが……」黄金「マインドコントロールとか、そういった類のものではないだろうな」 -- 案山子さん (2012-10-28 16 19 36) アンナ「私のレン君をよくも……!」マキナ「しかし、ロートスを遠隔操作のみで操るとは……」ベイ「恐らくは」ジューダス「あ~……そりゃ~おそらく、クローバーのビショップだな」 -- 案山子さん (2012-10-28 16 21 03) そこに、いつの間にか戻ってきていたジューダスが柱に背を預けながら缶コーヒーを飲んでいた。ジューダス「んげェ……!これ、マズイなぁ……失敗失敗」 -- 案山子さん (2012-10-28 16 21 59) マキナ「なんでここに?」 ジューダス「なにちょいと忠告にな、もう遅かったみたいだが」 -- 名無しさん (2012-10-28 16 23 38) ジューダス「クローバーのビショップはかなり姑息でウザい奴だ、俺府が一番嫌ってるタイプの奴らだ。それからクローバーの隊の連中は全員ウザいぞ」 忠告して去っていくジューダス -- 名無しさん (2012-10-28 16 26 03) 香純「ちょっと!!蓮を返してよ!!」ジューダス「おっと……お嬢ちゃん。落ち着きなって」香純「返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せえええええええええ!!!!」ジューダスの胸元をポカポカ叩きながら泣きじゃくる香純。これでは話もできない。 -- 案山子さん (2012-10-28 16 26 42) エレ「落ち着け小娘」そう言って手とうを一つ黙らせた。 黄金「忠告感謝するそれに方針は決まった(-_☆)」 -- 名無しさん (2012-10-28 16 29 20) 黄金「カールをつぶす要領でクローバー隊を滅人滅相するぞ!!!」 全員「おっしゃあああああああああ!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-10-28 16 30 11) それにちゃっかり混ざるジューダス・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-28 16 30 32) マキナ「なぜお前まで入る」 -- 名無しさん (2012-10-28 16 31 15) ジューダス「いやな、決着をつけたいのはいいんだが、どうせ俺もクローバーのビショップは気に入らないんでな……ただ気を付けろ。おまえら」そこで彼のトーンが一気に氷点下にまで下がった。 -- 案山子さん (2012-10-28 16 32 13) ジューダス「俺たちが構成されているグループが四つ。その頂点に君臨しているのがハートの女王だ。だがよ」人差し指を立て、 -- 案山子さん (2012-10-28 16 33 07) ジューダス「かなり特殊なんだよ」ベイ「んだ?」ジューダス「つまり、なにもクイーンやナイトがそれぞれ一体ずつと決まっているわけじゃないんだ。クローバーの所には二人のナイトがいるんだ。気をつけな」 -- 案山子さん (2012-10-28 16 34 07) 黄金「たびたび感謝だな」 -- 名無しさん (2012-10-28 16 36 19) ……???「……ふむ。やはり彼が謀反を起こしたか」その内部の光景を眺める男が、城の天辺にいた。 -- 案山子さん (2012-10-28 16 37 19) 執事服に身を包み、赤き外套を羽織る男は、腕を組んだままマントを靡かせていた。 -- 案山子さん (2012-10-28 16 37 54) ???「予想通りではあるな……まあ、別段そこを気にしてはいられんがな」そう言って彼は予め用意してあった弓を持ち、番えるものは弓矢ではない――剣だった。???「――征け」そして、放たれた剣の魔弾。その向かう先には――彼らのカジノがあった。 -- 案山子さん (2012-10-28 16 39 26) 黄金「卿等は心のどこかで我々をなめているような・・・」 ジューダス「なに?」 -- 名無しさん (2012-10-28 16 42 05) 黄金「特に、我らを城から監視しているような輩はだ…・・・」 -- 名無しさん (2012-10-28 16 42 33) そう言った瞬間、彼は手に持ったカードを握りつぶした瞬間、黄金『形成(イェツラー)!!』 -- 案山子さん (2012-10-28 16 43 34) ここに神の子、顕現せり―― -- 案山子さん (2012-10-28 16 44 21) そのカリスマに跪くジューダス ジューダス「桁が違う・・・・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-10-28 16 46 34) 黄金「まだ序の口だぞ?」 ジューダス「なんだと?」 そして黄金は城に向けて一線 城が半壊した・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-28 16 47 41) 黄金『聖約・運命の神槍(ロンギヌスランザ・テスタメント)!!!!』さらに瞬間移動した黄金による横一閃。それのみで、相手の放たれた魔弾が打ち消された。 -- 案山子さん (2012-10-28 16 49 04) 黄金「そこにいる者よ!!中々の腕の持ち主と観た――名乗れぃ!!」 -- 案山子さん (2012-10-28 16 49 51) 黄金「来ないなら、このまま消し飛ばしてしまうぞ?」 -- 名無しさん (2012-10-28 16 51 36) 黄金はマジだ・・・・・・ ジューダス「・・・・・・・・・」 言葉が出ない様子だ -- 名無しさん (2012-10-28 16 53 37) ???「……いいだろう」そこで闇夜に隠れていた男の姿が月光に照らされ、明らかになる。アーチャー「私の名はアーチャー。真名を忘却した者!!」 -- 案山子さん (2012-10-28 16 54 32) ついに今の今まで謎とされていたダイヤのナイトの素顔と名が明らかになった。アーチャー「黄金の獣……なるほど。雄々しいな」 -- 案山子さん (2012-10-28 16 55 25) 腕を組んだまま弓兵が傲岸不遜にそう言う。だが、彼には傲慢はない。ただあるのは、厳格なまでの心の、意志の強さだ。 -- 案山子さん (2012-10-28 16 56 32) 黄金「名がないか…ならば卿は名無しの権兵衛とでも名乗るがいい…」 勝手に命名する黄金・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-28 16 57 57) アーチャー「ほう?ジェーン・ドゥか……なるほど、相応しくはあるな」苦笑する弓兵。 -- 案山子さん (2012-10-28 16 59 43) ザミエル「ハイドリヒ卿を前にあの男……虚勢ではないな」ベイ「いい根性してるじゃねえか」何気に常人では見えないし聞こえないほどの距離にいるのにも関わらず、彼らにはしっかりと相手が見えていた。 -- 案山子さん (2012-10-28 17 00 40) 司狼(男だったらジョン・ドゥだと思うが…突っ込むのは野暮か) -- 名無しさん (2012-10-28 17 01 52) 黄金「男なら、ジョン・ドゥになるが、卿は外国語ダメなのか?」 ツッコむ黄金 -- 名無しさん (2012-10-28 17 04 03) アーチャー「おっと……それは失敬」その刹那、闇夜を裂く赤き魔弾が光速の速度で放たれた。その威力、着弾すれば街を壊滅させるほど。 -- 案山子さん (2012-10-28 17 05 29) ベイ「調子に――」黄金「寄るな、ベイ!!」ベイ「!?」黄金「このカードを使用してから三十分のはずだ……ならば、ここは私のみで制する!!」覇王の覇気が溢れる。 -- 案山子さん (2012-10-28 17 06 45) 黄金「照れ隠しに打つとはおちゃめだな」 そう言って片手で受け止めた黄金は無傷だった・・・ 黄金「愛が足りんよ」 -- 名無しさん (2012-10-28 17 08 39) アーチャー「そうか……ならば、私たちが待つ城まで来るといい。歓迎しよう……それまでは、私が彼らに手を出させないと誓おう」 -- 案山子さん (2012-10-28 17 12 14) 黄金「偽りは?」アーチャー「私は女王に言上できるのでね……言って効かせよう。明日の朝に来るといい」そう言うと、赤い弓兵の姿が闇夜に紛れて消えたのだった。 -- 案山子さん (2012-10-28 17 13 31) ジューダス「すげえなあんた・・・・・・」 尊敬のまなざしで黄金を見上げるジューダス 黄金「あれはまだ序の口だだといったはずだが?」 -- 名無しさん (2012-10-28 17 14 57) そう言って形成を解除した黄金。すると、カードの状態で再び戻った。 -- 案山子さん (2012-10-28 17 16 59) 黄金「ふむ……残り26分。なるほど、使用した分の時間だけ減るというわけか」ザミエル「ハイドリヒ卿」黄金「慌てるな……支配人」オーナー「はい」黄金「私たちは失礼する……すまなかったな」 -- 案山子さん (2012-10-28 17 17 59) そう言って踵を返す黄金。だが、オーナー「待ってください!」黄金「ん?」黄金「ここまで乗りかかった船です……協力しましょう。部屋なら私が経営するホテルがあります。そちらに宿泊していってください」女オーナー「ここまで来たものね……いいわ。私たちも協力するわ」 -- 案山子さん (2012-10-28 17 19 20) 黄金「ジューダスにも部屋をあてがってもらうぞ?」 オーナー「了解」 -- 名無しさん (2012-10-28 17 21 45) 香純「ぅ……れ、れん~」マキナ「うなされているな」アンナ「可哀想ね……そのためにも!」黄金「まずは支配人のホテルへ行き、作戦会議だ。卿ら、私たちに情報を教えてくれたまえ」女性客&オーナー二人『はっ!!』 -- 案山子さん (2012-10-28 17 24 11) 黄金の部屋で作戦会議・・・・・・ ジューダス「まず最初にクローバー隊に城はあんたが半壊させたやつだ・・・」 -- 名無しさん (2012-10-28 17 26 15) 黄金「加減はしたぞ?」ジューダス「加減はしててもあれかよ;」マキナ「確かに加減はしてたな」ザミエル「ああ」ベイ「そうだな」アンナ「確かに」 -- 案山子さん (2012-10-28 17 28 19) ジューダス「本気はどんなだよ!!!?」 -- 名無しさん (2012-10-28 17 29 35) 全員『言っていいのか?』 -- 案山子さん (2012-10-28 17 31 31) ジューダス「いや………いい」 -- 名無しさん (2012-10-28 17 34 10) 先ので手加減しているのだ……本気なんて、想像したくもない。 -- 案山子さん (2012-10-28 17 34 42) 女性客H「私が知っている情報では、ハートのクイーンはいつも玉座に坐しているとのことです」ベイ「んだ?肥満なのか?そのババァは?」女性客I「実はそうじゃないんですよ~……噂だと、たまにあの場内に稀ですけど絶世の美女がいるそうなんです」全員『絶世の美女だと?』 -- 案山子さん (2012-10-28 17 36 28) オーナー「ああ、そういえばそんな噂を聞いたことがありますね……しかし、その女性を見かけた者は――例外なく弓矢で射貫かれているのです」 -- 案山子さん (2012-10-28 17 37 36) 黄金「隠蔽工作……かね?」オーナー「恐らく……」 -- 案山子さん (2012-10-28 17 58 11) 黄金「ふむ………」 -- 名無しさん (2012-10-28 18 41 36) 黄金「とりあえず目先のことから片を付けようか」 ジューダス「?」 -- 名無しさん (2012-10-28 18 42 54) 黄金「マキナ、ザミエル、ゲオギウス、ベイ、あの城を落して来いツァラトゥストラ -- 名無しさん (2012-10-28 18 44 40) ↑訂正 黄金「マキナ、ザミエル、ゲオギウス、ベイ、あの城を落して来いツァラトゥストラ を奪還も忘れるなよ」 四人「ヤヴォール!!!」 司狼「自滅因子の意味を知らなかったことを後悔させてやる」 -- 名無しさん (2012-10-28 18 45 49) … 蓮「…………」 -- 名無しさん (2012-10-28 18 48 29) 蓮はまた繋がれていた、洗脳を説いた瞬間暴れられたら意味がない・・・黄金の一撃によって -- 名無しさん (2012-10-28 18 54 48) ↑訂正 蓮はまた繋がれていた、洗脳を説いた瞬間暴れられたら意味がない・・・黄金の一撃によって 七割の兵隊を失ったのだ、今の彼は黄金たちに対する切り札といってもいい状態だった・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-28 18 56 21) ???「なかなかいい人材を見つけたな」 -- 名無しさん (2012-10-28 18 58 42) 水銀ほどではないがウザい声が聞こえる・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-28 18 59 11) アーチャー「あまりよい趣味とは言えぬがな」そこに黄金と同じ声が聞こえる。 -- 案山子さん (2012-10-28 19 05 55) 蓮(脳内)「(なんだ?)」 とりあえず蓮は意識がかけらぐらいは残っていたのでどうにか声が聞こえている状態だ・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-28 19 08 03) アーチャー「機械人形(マリオネット・イェーガー)か……下らんな」???「おやおや……何かイヤな記憶でもあるのですかな?名もなき英雄殿」アーチャー「戯言はどうでもよいが……彼を洗脳できたまでは良しとしよう。だが」???「ああ、彼らがこちらに向かってくるのは明白。ならば――この城を無くせばいい」そう水銀ほどではないウザい声がクスクスと響いた瞬間、町で異変が起きた。 -- 案山子さん (2012-10-28 19 08 19) ベイ「んだ?」ザミエル「ん?」マキナ「これは……ッ!?見ろ!!」全員『!?』異変に気付いた皆が慌てて城のほうを見ると、司狼「…………んだと?」ベイ「城が」ザミエル「ないだと?」そう、城が忽然と姿を消していた。 -- 案山子さん (2012-10-28 19 09 53) それは物理的であり、幻想的であった。黄金「…………なるほど。あくまでも明日までは手を出さない以上、干渉もさせないというわけだな」 -- 案山子さん (2012-10-28 19 11 29) 黄金「しょうがないな・・・明日奴らを滅人滅相する!!!一匹たりとも逃がすな」 命令変更する黄金 -- 名無しさん (2012-10-28 19 13 52) 司狼「蓮の奴はかなりしぶといからな・・・」 ベイ「まあな、だが敵になって出てくる可能性が高いぞ・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-10-28 19 16 37) 二人がそう言いながら帰還すると、オーナー「では、皆様大浴場をご用意しました……そちらにお入りください。それまでは、私たちが見張りをしておきますので」 -- 案山子さん (2012-10-28 19 17 13) 司狼&ベイ「一番風呂は頂いた!!!」 -- 名無しさん (2012-10-28 19 19 01) そして二人は走りだすそして戸を開けるとそこにはシュライバーがもう入浴していた・・・・・・ シュライバー「やあ、ベイ遅かったね~」 -- 名無しさん (2012-10-28 19 22 52) ベイ「うおおおおおおおおおおおおおおお!!!ふざけんじゃねえぞ、シュライバー~~~~~~~~~~!!!!!!」 ベイ絶叫 -- 名無しさん (2012-10-28 19 33 05) どこまでも報われぬベイ。ヘルガがいないだけマシなのだが……シュライバーを出し抜けないのは彼の因果なのだろう。 -- 案山子さん (2012-10-28 19 44 19) 司狼「お前今までどこでいたんだよ?」 シュライバー「シュピーネの見張り」 -- 名無しさん (2012-10-28 19 46 52) シュピーネ「いや~あのオーナーのワイン、中々捨てたものではありませんでしたよ」司狼「今の今まで隠れてた蜘蛛野郎が!」シュピーネ「吐き捨てないで!?」 -- 案山子さん (2012-10-28 19 50 09) 黄金「シュピーネシュライバー後で綿の部屋でもう一度作戦会議をやる、その時に渡すものもあるから集まるように」 二人「ヤヴォール!!」 -- 名無しさん (2012-10-28 19 51 36) ↑訂正 黄金「シュピーネ、シュライバー、後で私の部屋でもう一度作戦会議をやる、その時に渡すものもあるから集まるように」 二人「ヤヴォール!!」 -- 名無しさん (2012-10-28 19 52 53) アンナ「な……な……な……な……」マキナ「?どうし――」アンナ「なんで混浴なのよおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!?」 -- 案山子さん (2012-10-28 19 53 53) アンナが絶叫していた。男連中は思いっきり全裸であるが、女性陣であるアンナやエリーはタオルで大事な所を隠していた。 -- 案山子さん (2012-10-28 20 05 15) 司狼&ジューダス「ということは・・・・・・」 そして入ってくる蓮(女)・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-28 20 14 32) そう、完全白い旧スクを着た蓮(女)の姿が……司狼「なんでだあああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!?」 -- 案山子さん (2012-10-28 20 18 55) ジューダス「美しい・・・・・・」 完璧に見惚れていた・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-28 20 20 19) 蓮(女)「うん?どうした、司狼?」司狼「なんで風呂でスク水!?意味不明だし!!」 -- 案山子さん (2012-10-28 20 24 25) エリー「私の発案!!それに写真も撮ってあるよ、あとで焼き増ししてあげる」 ジューダス&司狼「頼む!!」 -- 名無しさん (2012-10-28 20 27 06) エリーはこの機にジューダスを懐柔する気満々だった・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-28 20 31 33) マキナ「…………」ガシッと司狼の頭を掴む。 -- 名無しさん (2012-10-28 20 33 27) 司狼「なんで俺だけ!!?」 -- 名無しさん (2012-10-28 20 34 31) マキナ「沈んでいろ」司狼「ぐぼおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!?」頭を掴んだ瞬間、司狼の頭は熱湯の風呂の中へ叩きつけられた。 -- 案山子さん (2012-10-28 20 35 39) ジューダス「なんかこいつ哀れだな・・・・・・」 エリー「いつものこったから気にしなくていいよ?」 -- 名無しさん (2012-10-28 20 38 40) ついでに、エリーも旧型のスク水を着ていた。エリー「いや~あの女店長。こんな古い遺物を持ってるなんて、今ないわよ?」 -- 案山子さん (2012-10-28 20 43 00) ジューダス「エリー先生・・・・ぜひとも焼き増しの法をよろしく頼みたい・・・」 改めて小声で言うジューダス ああはなりたくないという気持ちでいっぱいだった・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-28 20 48 04) エリー「まあ、いいわよ。ただし」そこで小さく親指と人差し指で丸を描く。ジューダス「……ちゃっかりしてんのな」エリー「私を甘く見ない方が身のためよ?」 -- 案山子さん (2012-10-28 20 49 50) ジューダス「あいよ……と。おや?」イザーク「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……し、死ぬかと思った;」そこに、疲労困憊で歩いてくるイザークの姿があった。妖艶なお姉さんがたに今の今まで遊ばれていたらしい。 -- 案山子さん (2012-10-28 20 50 57) エリー「いらっしゃ〜い♪」 イザーク「!?」 -- 名無しさん (2012-10-28 20 53 52) 一気に逃走しようとするが、瞬時にエリーが捕獲した。イザーク「いやああああああああああああ!!!!!いい加減私を休ませろ!!!!!!!!!!!!!!」マジでイザークが泣きそうになっていた。太陽の御子もエリーの前では無力であった。 -- 案山子さん (2012-10-28 20 55 37) エリー「大丈夫って、別になんにもしないからさ♪」 -- 名無しさん (2012-10-28 20 57 21) イザーク「なら私に触れる――んひゃ!?」エリー「おお!?いい声で鳴くじゃないか……ニヤリ♪」 -- 案山子さん (2012-10-28 20 59 07) ジューダス「(将来有望だな・・・・こいつ)」 エリー「城半壊させた人の息子だからね~」 ジューダスの心を読んだようにそう告げるエリー -- 名無しさん (2012-10-28 21 02 01) エリー「んじゃ……いってみよ~♪」イザーク「父様ああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」黄金「ふむ……このジャグジーとやら。気に入ったぞ」彼は彼でのんびりしていた。 -- 案山子さん (2012-10-28 21 03 41) 蓮(女)「…………」蓮(女)は顔を真っ赤にしてほぼ全裸の男連中(特にマキナ)から目を背けていた。 -- 名無しさん (2012-10-28 21 05 17) マキナ「?どうした、兄弟」蓮(女)「ビクッ!!な、なんでもねえよ……!!」マキナ「?そうか」 -- 案山子さん (2012-10-28 21 13 26) 蓮(女)(せめて腰にタオルを巻いてくれええええええええええええ!!!!(////;)) -- 名無しさん (2012-10-28 21 15 41) ギリギリ湯船で見えないでいるマキナのマンモスをチラチラ……と、目の端で見る彼女。それに加え、彼の鍛え抜かれた鋼の肉体は否応がなく目を引き付けていた。 -- 案山子さん (2012-10-28 21 19 06) ???「ミハエル~♪お背中、流してあげようか~?」と、そこに幼い幼女の声が聞こえた。 -- 案山子さん (2012-10-28 21 21 21) 全員『……………………はい?』マキナ「ああ、頼――ッ!?」マキナもようやく気づき、振り返ると、そこには蓮華が白いスク水を着用してちょこんと正座をしていた。慌てて彼は腰に瞬速で巻いた。 -- 案山子さん (2012-10-28 21 22 39) マキナ「…………なぜここにいる?」 -- 名無しさん (2012-10-28 21 25 51) 蓮華「えへへ~♪水銀おじいちゃんがね、お背中流してあげなさいって言ってたの。だから、お手伝いさせて♪」 -- 案山子さん (2012-10-28 21 29 55) マキナ「それはかまわんが………」 -- 名無しさん (2012-10-28 21 32 52) ヨハン「……ごめんなさいね。マキナさん」アンナ「あら?ヨハンじゃない」司狼「げほ……げほ……!な、なんでここにいんだ?」ヨハン「すみません……僕も行ってきなさいと言われて;」 -- 案山子さん (2012-10-28 21 36 03) 司狼「あの変態だけはわけわかんねえな・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-10-28 21 41 25) エリー「いいじゃん別に・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-10-28 21 48 43) まあそんなこんなでヨハンたちのお背中お洗いごっこが始まった。ヨハン「あの……」黄金「ん?ヨハンかね……」思いっきりジャグジーを満喫していた黄金。ヨハン「あの……その……」物凄い言いにくそうなヨハンは、モジモジしていた。黄金「……なるほど。いいだろう」そう言ってジャグジーから立ち上がった黄金。ザミエル「ハイドリヒ卿!すみません遅れ――――て」そこに同様のスク水を着用してきたザミエルがタイミングよく入ってきてしまった。 -- 案山子さん (2012-10-28 21 49 30) ザミエルは目に映る光景に卒倒した・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-28 21 51 08) アンナ「ぎゃああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!?ザミエル!?」思わず卒倒したザミエルを抱えるアンナ。だが、彼女は―― ザミエル「御身に……しょ、勝利を……は、ハイドリヒひょぅ」蕩けていた。 -- 案山子さん (2012-10-28 21 52 58) ジューダス「相当勇ましい姉ちゃんだと聞いていたんだが、あれで大丈夫か?」 エリー「あの姉ちゃん今はあんなだけど戦闘始まるとでたらめだから・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-10-28 21 54 59) 黄金「ザミエル」ザミエル「はっ!!」ジューダス「復活早ッ!?」エリー「ね?」 -- 案山子さん (2012-10-28 21 56 32) 黄金「明日の回線の豪放、卿に任せる!!」 ザミエル「ヤヴォール(-_☆)」 -- 名無しさん (2012-10-28 21 59 14) ↑訂正 黄金「明日の開戦の豪放、卿に任せる!!見事北にこたえて見せよ・・・・・・」 ザミエル「ヤヴォール(-_☆)」 -- 名無しさん (2012-10-28 22 00 05) そしてまた、黄金の黄金を見てしまった -- 名無しさん (2012-10-28 22 00 47) そしてまた倒れるザミエル・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-28 22 01 31) アンナ「ふぎゃあああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!?ザミエル!?」ベイ「もう放置しろや、マレウス。どうせザミエルは復活するんだ……それよりも、折角の時間だ。ハイドリヒ卿、会議の続きをしませんか?」 -- 案山子さん (2012-10-28 22 03 15) 黄金「致し方ないな……ヨハン、そして蓮華よ」蓮華「な~に?」ヨハン「はい?」黄金「すまぬが、ザミエルを見てやってくれ。看病していてくれるなら、それで助かる」ヨハン「分かりました」黄金「ついでに……イザークを助けてやれ」 -- 案山子さん (2012-10-28 22 04 32) そう言って横を見ると――エリーに蹂躙され、天井を見上げる哀れな少年がそこにいた。エリー「ん~♪やっぱ若い子は面白いわ(ツヤツヤ)♪」 -- 案山子さん (2012-10-28 22 05 37) 司狼「えげつないマネあんましてやんなよ・・・」 エリー「だって面白いじゃん♪」 -- 名無しさん (2012-10-28 22 08 12) イザーク「…………」 -- 名無しさん (2012-10-28 22 10 10) イザーク「……私は、一体なんなのだろうな?」ヨハン「大丈夫?イザーク」イザーク「ああ、ヨハンか……大丈夫、と言うしかあるまい。私は父様の息子だ」黄金「よくぞ言った……イザークよ。卿はヨハンと共にここにいたまえ」イザーク「……はい」 -- 案山子さん (2012-10-28 22 10 47) 一同「すごい親子もあったもんだ・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-10-28 22 12 00) 並の精神力をしていないことこそ、黄金の血縁たる由縁でもあるのだ。司狼「……んで?蓮華ちゃんは流石に帰すだろう?」水銀『無論だ』そこに、あのウザ~い声の主の声が木霊する。 -- 案山子さん (2012-10-28 22 14 12) ジューダス「なんだ?このウザい声は?」 -- 名無しさん (2012-10-28 22 14 59) 黄金「気にする必要はない……気にしたら負けだ」ジューダス「は、はぁ……;」 -- 案山子さん (2012-10-28 22 16 28) 水銀『流石に蓮華をその世界にいさせ続けるのは不可能だ。ヨハンもまた然り』マキナ「……カール・クラフト。一つ尋ねよう」そこに、マキナが鋭い眼光で睨む。マキナ「兄弟をあんな風に巻き込んだ意図はなんだ」そこに混じりけのない純粋なる殺意が乗っていた。 -- 案山子さん (2012-10-28 22 16 38) 水銀『……まさかと思うのだが、私が意図的に我が息子あのようなことに巻き込んだと?馬鹿を抜かすなよ、マキナ』 -- 案山子さん (2012-10-28 22 18 06) 司狼「んじゃあ、なんで蓮だけがあんな感じになってんだよ!?」司狼も流石に堪忍袋の緒が切れそうになるが、蓮華がウルウルとした眼差しで見上げるため、抑えていた。 -- 案山子さん (2012-10-28 22 19 08) 水銀「今調べてみたのだが、我が息子をさらったやつらはちょびっとばかりバグっているらしい・・・これも未知だから楽しみたまえ」 -- 名無しさん (2012-10-28 22 23 21) 治す気はかけらもないようだった・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-28 22 23 56) 司狼&マキナ「殺――ッ!!」蓮華「ふぇ……」二人『うっ!?』殺意を入れて殺しにかかろうとするが、蓮華のうるんだ瞳に怯む二人。 -- 案山子さん (2012-10-28 22 29 34) 蓮華「ふぇ……ふ、二人しておじいちゃんを……ぐす……い、いじめるのぉ……?」涙を浮かべながらウルウルと上目遣いで見上げる蓮華を前に、荒ぶる二人の気が萎んでいく。 -- 案山子さん (2012-10-28 22 30 52) マキナ 司狼「ぐっ………」 -- 名無しさん (2012-10-28 22 35 37) ジューダス「なんだ、あの二人も子供相手にムキにならねえのか」エリー「いや~あの子に怒ったら、今囚われ中の女神ちゃんとあの変態と蓮君に殺されるからね~」どこか他人事のように言うエリー。 -- 案山子さん (2012-10-28 22 38 42) ジューダス「あいつそんなに強いの?」 エリー「本気出したら黄金様とタメはるよ」 ジューダス「マジで!!?」 -- 名無しさん (2012-10-28 22 40 10) エリー「変態はともかく、蓮君はウチらの中じゃ、前にガチで戦って勝ったこともあるのよ?」ジューダス「ガチで!?」 -- 案山子さん (2012-10-28 22 42 10) ジューダス「いきなりとんでもね~な・・・・・・」 呆れかえるジューダス・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-28 22 44 22) エリー「あそこのムッツリは本気の笑顔を見たら速攻で死ねるから」 ジューダス「!!!???」 -- 名無しさん (2012-10-28 22 45 09) 思わず彼の構図でマキナの笑顔禁止!と頭にデカデカと出来上がっていた。 -- 案山子さん (2012-10-28 22 46 02) 黄金「そろそろ上がるか・・・・・・」 その言葉につられて風呂から上がる一同 男衆はみんな牛乳を飲んでいた・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-28 22 56 53) シュピーネ「ぷは~!いや~生き返りますね~!」ベイ&司狼「てめえが言うな!!」シュピーネ「ひどっ!?」 -- 案山子さん (2012-10-28 22 58 36) 息ぴったりのチンピラコンビ・・・ 黄金親子はマッサージチェアに座っていた・・・・・・ -- 名無しさん (2012-10-28 23 00 37) イザーク「あ~♪生き返る~♪」黄金「確かに……これは良いものだな。今度グラズヘイムに入れてみるか」イザーク「いいですね~」ヨハン「それじゃ、僕らは帰ります」蓮華「またね~♪」そう言って二人の姿が掻き消えた。 -- 案山子さん (2012-10-28 23 02 56) 長くなってきたので区切っときました。 -- 14番目の黒円卓 (2012-10-27 12 25 12) ありがとうございます -- 案山子さん (2012-10-27 12 26 31) ここでの黒騎士とか弓兵の元ネタってなんだ? -- 名無しさん (2012-10-27 19 56 09) すんません。上の文でジューダスはマキナたちのいるカジノの奥にいて、念話で話をしているので、黄金たちのいるカジノにはいません。 -- 案山子さん (2012-10-27 19 59 46) すいません訂正お願いしていいでしょうか? -- 名無しさん (2012-10-27 20 07 11) 分かりました。 -- 案山子さん (2012-10-27 20 10 11) 編集しました。 -- 案山子さん (2012-10-27 20 10 55) ありがとうございます -- 名無しさん (2012-10-27 20 12 22) マッキーと獣殿のタぺストリー、ガチで欲しいんだが。 -- 名無しさん (2012-10-27 23 05 58) 書いた身としてぶっちゃけ欲望です -- 名無しさん (2012-10-27 23 12 18) Gユウスケさん、書いてくれないかな… -- 名無しさん (2012-10-28 08 30 29) この蓮は男女どっち? -- 名無しさん (2012-10-28 15 49 59) 男です -- 案山子さん (2012-10-28 15 51 08) ちなみに、ここの弓兵はアレではありません。あくまで、似せているだけですので、ご安心を。 -- 案山子さん (2012-10-28 16 40 14) 蓮華はマッキーのことはミハエルと読んでいたのでは? -- 名無しさん (2012-10-28 21 26 30) 失礼、訂正します。 -- 案山子さん (2012-10-28 21 27 20) 訂正しました。 -- 案山子さん (2012-10-28 21 28 13) 一旦区切りたいので、少しの間投稿を止めてもらえますか? -- 名無しさん (2012-10-29 15 06 15) 分かりました。お願いします。 -- 案山子さん (2012-10-29 15 07 15) 名前 コメント 合計: - 今日: - 昨日: - トップページの合計: -
https://w.atwiki.jp/jpops/pages/16566.html
BODIESをお気に入りに追加 BODIESのリンク #bf Amazon.co.jp ウィジェット BODIESの報道 宇宙ステーションの無重力内でがんばって作業する『Heavenly Bodies ミッション in 無重力』がPS5/PS4/PCで配信開始 - ファミ通.com 宇宙飛行士物理アクション『Heavenly Bodies』12月7日配信へ。手足の操作だけで仕事をこなす、もどかしい無重力ミッション - AUTOMATON Bodies / AFI | Skream! ディスクレビュー 邦楽ロック・洋楽ロック ポータルサイト - Skream! AFI、6/11リリースのニュー・アルバム『Bodies』より新曲「Tied To A Tree」ヴィジュアライザー公開 - Skream! AFI、6/11リリースのニュー・アルバム『Bodies』より「Dulcería」、「Far Too Near」をリリース!「Dulcería」MVも公開! - 激ロック ニュース AFI|前作より約4年振りとなる最新作『Bodies』堂々完成 - TOWER RECORDS ONLINE - TOWER RECORDS ONLINE The Internet of Bodies Is Here Tackling new challenges of technology governance - World Economic Forum The Knocks と MUNA がコラボしたニューシングル「Bodies」をリリース! - indienative グループワークアウトスタジオ「BETTER BODIES HI AOYAMA」、Withコロナをふまえた2つの新サービスを導入 - PR TIMES ルネサンス運営の『BETTER BODIES HI AOYAMA』にて提供されるプロテインスムージーにDAIZの「ビヨンド・ホエイ」が採用されました - PR TIMES ”人はカラダも、生き方も、変われるようにできている。”グループ・ワークアウト・スタジオ 『BETTER BODIES HI AOYAMA』、2020年3月1日(日)グランドオープン! - PR TIMES こころとカラダに、まっすぐ響く、スマートに効く 『 BETTER BODIES HI 』 デビュー - PR TIMES 女性専用フィットネススタジオ「Bodies」がフランチャイズ事業を開始 第一号店を近鉄百貨店草津店に11月1日(金)オープン! - アットプレス(プレスリリース) BODIESとは BODIESの57%は微妙さで出来ています。BODIESの33%はアルコールで出来ています。BODIESの6%は回路で出来ています。BODIESの4%は勢いで出来ています。 BODIES@ウィキペディア BODIES Amazon.co.jp ウィジェット 掲示板 名前(HN) カキコミ すべてのコメントを見る ページ先頭へ BODIES このページについて このページはBODIESのインターネット上の情報を集めたリンク集のようなものです。ブックマークしておけば、日々更新されるBODIESに関連する最新情報にアクセスすることができます。 情報収集はプログラムで行っているため、名前が同じであるが異なるカテゴリーの情報が掲載される場合があります。ご了承ください。 リンク先の内容を保証するものではありません。ご自身の責任でクリックしてください。
https://w.atwiki.jp/thecockrockshockpop/pages/1702.html
http //zombiedandies.bandcamp.com/ CDEP CD EP October 26th 2012 1. Girls Whisky 2. Addicted 3. KISS my Boots 4. Zombie Dandies
https://w.atwiki.jp/god14fan/pages/197.html
・・・・・・・・・・ マキナ「・・・・・・・」 どうにか立っているが傷だらけだ・・・ 響く笛の音はマキナの動きを阻害し、狂乱の白騎士をけしかける。 マキナ(何故……シュライバーが?) マキナの疑問の答えは、時間を少し遡った別の場所にあった。 …… …… バーサーカー「アー……サー……私は……あ……なたに……」 正気に戻るも、最後まで言い切る事無く騎士は消滅していった。ほんの一瞬、城のどこかである英霊が消えた瞬間に出来た隙を突いての勝利だった。 シュライバー「そんじゃ、次かな」 シュライバーは感慨を持つでもなく上を目指す。 その時、不意に笛の音が鳴り響く。 シュライバー「!?」 精神を掻き毟ってくる笛の音に蹲るシュライバー。 脳髄を蹂躙され、彼の元々狂っていた精神がさらに浸食され、犯され、狂っていく。それはつまり――凶獣の目覚めを意味している。油(あい)を注ごうが友愛(どろ)を捧げようがあれには一切合財関係がない。狂乱の白騎士、今それが再び始動する。 心をざわめかせるのは過去の記憶。自分を保つために歪めた綺麗な思いでと塵溜めのように穢れた真実が混沌となって狂獣の目覚めを促す。 シュライバー「*********************!!!!!!????」 最早言葉にすらなっていない獣の咆哮が城を揺らす。 そして、獲物を求める凶獣の前に転移の門が開いた。 その転移門へ――飛び込んだ。 ……そして今に至る。狂乱状態であるシュライバーを止められるのはハイドリヒのみ。元の世界でない以上狂乱といえど絶速には対応できるのかもしれない。だが、拍車をかけてマズイのがあの笛だ。 マキナ(この笛は……身体がいうことを聞かん!?) シュライバーのように心を狂わされることは無い。だが、金縛りの様に体を縛り付け、五感にも異常をきたしている。 シュライバー「*****!!!」 笛の音に更に狂乱の度合いを増すシュライバー。そのスピードと圧倒的な力は空間を切り裂く程の衝撃を生み出す。 マキナ「ぐっ、があああ!!??」 前後不覚の状態では白騎士を捉えきれず、ガードもろとも弾き飛ばされる。 それでも踏みとどまり見据える・・・ マキナ(ぐ…ぬう……まずはこの笛の音をどうにかせねば……) マキナは怒号を発する -- 名無しさん (2012-12-22 17 39 54) マキナ「シュライバーああああああ!!!!!!!!!!!!!!この程度で発狂しているようでは、白騎士を名乗れんどころかハイドリヒに見限られるぞおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-22 17 42 33) シュライバー「********************!!!!!!!!!???」 黒騎士の言葉も今の白騎士に届きはしない。 マキナ「ごぶあ!!??」 再び白騎士の狂手がマキナの腹部を貫く。 -- 名無しさん (2012-12-22 17 48 11) シュライバー「Und ruhre mich nicht an――Und ruhre mich nicht an――!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-22 17 49 25) 穿ったシュライバーは即座に抜き、マキナに牙を向く。まさにベルセルク。まさに狂戦士だ。 -- 案山子さん (2012-12-22 17 50 00) それでもマキナは叫ぶ -- 名無しさん (2012-12-22 17 52 09) マキナ(ハイドリヒの声真似)「これから白騎士はベイだな、シュライバー貴様はもう要らん!!!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-22 17 52 34) シュライバー「――――――――!!!!!!!!???」 -- 案山子さん (2012-12-22 17 52 57) そこでようやく、白騎士に空白の時間が生まれた。 -- 案山子さん (2012-12-22 17 53 12) シュライバーの脳内にはにやけ面のベイが -- 名無しさん (2012-12-22 17 55 19) 笛が再び鳴り響く。 シュライバー「***********!!!!!!!」 ベイの顔は消え失せ、マキナを殴り飛ばす。 -- 名無しさん (2012-12-22 17 56 17) マキナ「がっ!!??」 シュライバー「**!!???」 吹き飛んだマキナに神速で追いつくと、マキナの両腕を力づくに引きちぎる。 -- 名無しさん (2012-12-22 17 58 09) ……蓮(女)「マキナぁ!?」悲痛な叫びが上がる。 -- 案山子さん (2012-12-22 17 58 47) バルディ「ご都合の拳はもう無い」 追撃のバルディのオルゴールの音色が至近距離から脳内に直接叩き込まれる。 -- 名無しさん (2012-12-22 17 59 26) マキナ「そうだな…哀れな傀儡」 -- 名無しさん (2012-12-22 18 00 20) 言うとマキナが笑う -- 名無しさん (2012-12-22 18 00 53) バルディ「さようならだ、英雄。死ねればそれでいいんだろう」 -- 名無しさん (2012-12-22 18 05 05) マキナ「相手はお前ではないがな…」 -- 名無しさん (2012-12-22 18 05 45) マキナ「自分をそんなに視てほしかったか?」 -- 名無しさん (2012-12-22 18 06 27) バルディ「さあ、興味も無いね。あんたみたいな同性愛者ではないもので」 -- 名無しさん (2012-12-22 18 08 16) マキナ「俺も違うが?」 -- 名無しさん (2012-12-22 18 09 56) 何のこっちゃと言いたげに返す -- 名無しさん (2012-12-22 18 10 38) シュライバー「***!!!」 マキナ「がぅ!?」 マキナの言葉をさえぎるように白騎士がその両足も粉砕する。 -- 名無しさん (2012-12-22 18 11 07) マキナ「やはり、シュライバーはウザイな」 -- 名無しさん (2012-12-22 18 12 23) シュライバー「……」 白騎士の爪はトドメにマキナの首を――――――刎ね飛ばした。 -- 名無しさん (2012-12-22 18 13 26) バルディ「……この位じゃ死なないんだろうな。憐れな化け物だよ」 残っている肉体と飛んだ首を完全に破壊しようと力を高める。 -- 名無しさん (2012-12-22 18 14 27) マキナ(こいつ自身は大したことないが…やはりシュライバーか…) -- 名無しさん (2012-12-22 18 16 15) マキナ(やは…!?) マキナの思考が途切れる。シュライバーがマキナの頭を踏み砕いていた。 -- 名無しさん (2012-12-22 18 20 29) バルディ「じゃあな。英雄」 そして、バルディが解き放った力もマキナの残った肉体を完全に粉砕する。 バルディ「まっ、あの黄金が死なない限り不滅らしいが。時間稼ぎくらいにはなるだろう」 -- 名無しさん (2012-12-22 18 21 57) シュライバー「ーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-22 18 24 30) 何を言ってるのか解らない -- 名無しさん (2012-12-22 18 24 59) バルディ「あんたもミハエルも哀れなもんだよなあ。ちっぽけな世界でしか価値の無いご都合主義だけが、あんたらを英雄にしてくれてるんだ……そんでそれ以外には無価値だ」 -- 名無しさん (2012-12-22 18 26 28) … 蓮(女)「―――――!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-22 18 29 36) 蓮(女)はマキナが砕かれる瞬間を見て、声なき悲鳴をあげた。 -- 名無しさん (2012-12-22 18 30 31) ……再び転移の門が開く。 バルディ「次は誰と戦わせるんだ? 下の階のゾンビ達か、地下の化け物共か、最上階の神様か……誰相手でもめんどくせえや」 -- 名無しさん (2012-12-22 18 31 06) テルミ「戦ってねえじゃえか?お前、ほとんどあの白ちびに任せっぱなしだったろ?」 -- 名無しさん (2012-12-22 18 32 53) イグニスを相手取りながら皮肉を言う -- 名無しさん (2012-12-22 18 33 13) バルティ「しかたないさ。これが俺の能力みたいなんだからさ」 -- 名無しさん (2012-12-22 18 34 21) 再びオルゴールを出す。 -- 名無しさん (2012-12-22 18 34 48) テルミ「お前が英雄になれんわけだわ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-22 18 35 22) テルミ「せこくみみっちく黒子になって、レリウスがくだらんっていた理由がよくわかる」 -- 名無しさん (2012-12-22 18 36 38) バルティ「それで結構英雄なんて興味無いんだよ。そもそも殺し合いなんてそんなもんだろ? ただ相手を殺せば経過なんてどうでもいいんだよ。そんなもんにいちいち拘るのはそういう社会に生きてきた奴らか、カッコつけたいだけのあんたらみたいな人種だけさ」 -- 名無しさん (2012-12-22 18 37 20) テルミ「お前の渇望が幻想であるようにか?」 -- 名無しさん (2012-12-22 18 38 02) バルティ「…………」バルティは無表情のまま何も答えない。 -- 名無しさん (2012-12-22 18 38 31) … マキナ「………っ」暗い空間の中でマキナは目を覚ました。 -- 名無しさん (2012-12-22 18 39 17) マキナ「………一度死んだか」 -- 名無しさん (2012-12-22 18 39 45) シュライバーはそこに鎮座してマキナを見下ろしている -- 名無しさん (2012-12-22 18 40 29) マキナ「やれやれ・・・またか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-22 18 40 52) シュライバー「………ごめん」 -- 名無しさん (2012-12-22 18 41 35) マキナ「お前が気にやむことではない」 -- 名無しさん (2012-12-22 18 42 08) シュライバー「このままじゃベイに白騎士取られちゃう」 -- 名無しさん (2012-12-22 18 42 44) やけに泣きそうな顔で言う -- 名無しさん (2012-12-22 18 42 58) マキナ「嘆くのはあとだ。今は早く蘇生してほかの者達と合流するほかあるまい」 -- 名無しさん (2012-12-22 18 43 55) マキナ「哀れな幻想くんを救ってやらねばならんしな」 -- 名無しさん (2012-12-22 18 44 24) シュライバー「わかってるけど………「わああああああああああああ!!!!」ん?」 -- 名無しさん (2012-12-22 18 44 57) マキナ「なんだ?ベイでもいたか?」 -- 名無しさん (2012-12-22 18 45 24) ???「おちるうううううううううううううううううう!!!!!;」 -- 名無しさん (2012-12-22 18 46 18) シュライバー「………上から声がしない?」 マキナ「上?」 -- 名無しさん (2012-12-22 18 46 59) マキナ「そういえばするな?」 -- 名無しさん (2012-12-22 18 47 28) ふたりは上を見上げる -- 名無しさん (2012-12-22 18 47 39) 次の瞬間、 ドガン!!!! -- 名無しさん (2012-12-22 18 48 13) マキナ「ぐは!!!?」 -- 名無しさん (2012-12-22 18 48 34) マキナの上に、何かが落ちてきた。 -- 名無しさん (2012-12-22 18 49 01) シュライバー「とろいな~マッキーは?」 -- 名無しさん (2012-12-22 18 49 21) 笑うシュライバー -- 名無しさん (2012-12-22 18 49 31) シュライバー「キミ、誰?」 -- 名無しさん (2012-12-22 18 50 15) 降ってきた人間に声をかける・・・ -- 名無しさん (2012-12-22 18 50 32) ???「うう〜…、やっぱり出られないッス(T-T)」 -- 名無しさん (2012-12-22 18 50 47) マキナ「重い・・・どけ」 -- 名無しさん (2012-12-22 18 51 15) 思い切り掴んで投げ飛ばした -- 名無しさん (2012-12-22 18 51 28) そして改めて見た人物は、 バルティ「あだ!? ごめんなさいッス;」 -- 名無しさん (2012-12-22 18 52 44) なんと、先ほどまで戦っていたバルティだった。 -- 名無しさん (2012-12-22 18 53 21) シュライバー マキナ「…………!!!?Σ(゜ロ゜)」 -- 名無しさん (2012-12-22 18 54 10) シュライバー「恨み言言っていい?」 -- 名無しさん (2012-12-22 18 54 38) 目がマジだ・・・殺す気だ・・・ -- 名無しさん (2012-12-22 18 54 52) バルティ「えっと、お怪我はないッスか? ………ってあれ?」マキナの顔を見た瞬間、 -- 名無しさん (2012-12-22 18 55 45) バルティ「大尉! ヴィットマン大尉じゃないッスか!!」 -- 名無しさん (2012-12-22 18 56 32) マキナ「(⌒▽⌒)シュライバー殺っていいぞ?」 -- 名無しさん (2012-12-22 18 57 20) 開口一番それだった・・・ -- 名無しさん (2012-12-22 18 57 31) シュライバー「(⌒▽⌒)オッケー、マッキー(-_☆)」 -- 名無しさん (2012-12-22 18 57 57) 笑顔だが・・・素敵な笑顔だが・・・殺気が異常の領域だ -- 名無しさん (2012-12-22 18 59 07) だが、 バルティ「うわーん、大尉ー!!」 シュライバー「!?」 だがバルティは、泣きながらマキナにタックルしてきた。 -- 名無しさん (2012-12-22 18 59 33) バルティ「よかったッスー!! やっと知ってる人に会えたッスー!!」 -- 名無しさん (2012-12-22 19 00 14) マキナ「ウザイ!!」投げ飛ばす -- 名無しさん (2012-12-22 19 00 32) シュライバー「殺っていいんだよね?敵だし?」 -- 名無しさん (2012-12-22 19 00 57) どこまでもぼけ続ける二人 -- 名無しさん (2012-12-22 19 01 11) バルティ「大尉〜(T□T)」だが、まるで迷子の子供が親を見つけたときのように泣くバルティに、先ほどの面影は全く見当たらなかった。 -- 名無しさん (2012-12-22 19 02 07) シュライバー「ねえ、無視しないでよ?」 -- 名無しさん (2012-12-22 19 02 43) 目の前で笑顔と殺気の塊とかしたシュライバーが凄む -- 名無しさん (2012-12-22 19 03 15) シュライバー「僕はね?君のせいで、白騎士、ベイに取られそうなの(⌒▽⌒)?」 -- 名無しさん (2012-12-22 19 03 44) バルティ「ひっぐ………うぉっぐ……」 シュライバー「……アイツ、どうしちゃったの? さっきとキャラ違うんだけど;」 -- 名無しさん (2012-12-22 19 04 16) マキナ「知らん」 -- 名無しさん (2012-12-22 19 04 33) シュライバー「これ、違う意味でベイよりウザイね?」 -- 名無しさん (2012-12-22 19 05 12) マキナ「ああ………だが」 -- 名無しさん (2012-12-22 19 05 40) だがマキナは知っていた。 マキナ「…………コイツはこういうヤツなんだ」 -- 名無しさん (2012-12-22 19 06 25) シュライバー「!!!?Σ(゜ロ゜)」 -- 名無しさん (2012-12-22 19 06 47) なんかのの字を書いている -- 名無しさん (2012-12-22 19 07 10) うざいと言われ、死んでいいと言われ相当参っているようだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-22 19 07 50) 間違いない、これはまだ自分がミハエルだった頃のバルティだ。 -- 名無しさん (2012-12-22 19 08 09) シュライバー「じゃあ先の幻想君はだれ?」 -- 名無しさん (2012-12-22 19 08 54) シュライバー「こいつ二面性の人間じゃないよね?」 -- 名無しさん (2012-12-22 19 09 14) バルティ「幻想くん?」その言葉に、バルティはハッとする。 バルティ「そうだ、大変なんですよ大尉!!」 マキナ「どうした?」 -- 名無しさん (2012-12-22 19 10 29) シュライバー「魂、分離でもされた?」 -- 名無しさん (2012-12-22 19 11 22) ケロッとした顔で聞く・・・ -- 名無しさん (2012-12-22 19 11 57) しかし笑顔と殺気は消えていない -- 名無しさん (2012-12-22 19 12 17) バルティ「それがその、変な科学者に拉致されたかと思ったら、そいつ俺そっくりの偽物を作ったんすよ!!」 マキナ「!」 -- 名無しさん (2012-12-22 19 13 20) バルティ「んで作ったら作ったで、本物はいらねえやって言って俺をここに閉じ込めやがったんすよ!!」 マキナ「…………」 -- 名無しさん (2012-12-22 19 14 51) シュライバー「あの哀れくんは壊していいと?」 -- 名無しさん (2012-12-22 19 15 33) シュライバー「その前に本物で予行演習していい?」 -- 名無しさん (2012-12-22 19 16 14) バルディ「ヒイイΣ(゚д゚lll)」 -- 名無しさん (2012-12-22 19 16 44) マキナ「そうだな・・・俺も恨みがあるし、あっちにだが」 -- 名無しさん (2012-12-22 19 18 06) バルティ「ちょ、なんでそんなに怒ってるッスか!?;」 -- 名無しさん (2012-12-22 19 18 57) マキナ「気にするな」 バルティ「気にしますよ!!;」 -- 名無しさん (2012-12-22 19 20 19) シュライバー「気にしたら負けだよ?」 -- 名無しさん (2012-12-22 19 20 43) マキナ「シュライバー、死なん程度に殺すぞ?」 -- 名無しさん (2012-12-22 19 21 26) シュライバー「オッケー」 -- 名無しさん (2012-12-22 19 21 35) バルティ「ひええええええええええええええええ!!!!;」 -- 名無しさん (2012-12-22 19 22 17) …数分後 -- 名無しさん (2012-12-22 19 22 40) バルティ「大尉……なんで再会して早々どついてくるんすか(T-T)」なんとか一命をとりとめた。 -- 名無しさん (2012-12-22 19 24 12) シュライバー&マキナ「憂さ晴らしだ」 -- 名無しさん (2012-12-22 19 24 56) バルティ「ひどいッス!!(泣)」 -- 名無しさん (2012-12-22 19 26 15) マキナ「だがまあ………」バルティの肩に手を置く。 マキナ「………あれがお前じゃないとわかって、ホットした」 バルティ「?」 -- 名無しさん (2012-12-22 19 27 41) マキナ「これで、心おきなく壊せる」 -- 名無しさん (2012-12-22 19 29 52) マキナ「シュライバー乗っ取られるなよ?乗ったられたら・・・・(⌒▽⌒)を見てもらう」 -- 名無しさん (2012-12-22 19 30 58) バルディ「なんで・・・(⌒▽⌒)なんすか・・・(;゚Д゚)!?」 -- 名無しさん (2012-12-22 19 32 33) おどおどと困惑するバルティに、マキナはまた安堵する。ああ、間違いない。いつも通りのバルティだ。 -- 名無しさん (2012-12-22 19 33 15) シュライバー「マッキーの(⌒▽⌒)は見ると魂ごと消滅するから」 -- 名無しさん (2012-12-22 19 34 53) バルディ「ヒイイイイイイΣ(゚д゚lll)」 -- 案山子さん (2012-12-22 19 35 51) マキナ「見るか?」 -- 名無しさん (2012-12-22 19 36 08) 並みの魂ならまず消し飛ぶ・・・ -- 名無しさん (2012-12-22 19 36 56) バルティ「結構です!!;」 マキナ「冗談だ。それよりも……」 -- 名無しさん (2012-12-22 19 38 40) シュライバー「ココドコ?」 -- 名無しさん (2012-12-22 19 39 14) マキナ「…………」 -- 名無しさん (2012-12-22 19 39 41) シュライバー「それに先から、頭の中にニヤケツラのベイが浮かぶんだけど?」 -- 名無しさん (2012-12-22 19 41 00) シュライバー「全部殺していいんだよね?」 -- 名無しさん (2012-12-22 19 43 20) マキナ「構わんが区別しろよ?」 -- 名無しさん (2012-12-22 19 43 39) マキナ「バルディ、一緒に来い・・・憂さを晴らすぞ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-22 19 54 05) その時、ドクンッ!!鼓動が鳴った。 -- 案山子さん (2012-12-22 19 55 53) ???「なるほど……流石は不死の近衛。普通ではないな」 -- 案山子さん (2012-12-22 19 56 29) 空間を逆さまに歩いてくる人影があった。 -- 案山子さん (2012-12-22 19 57 45) マキナ「誰だ?」 -- 名無しさん (2012-12-22 19 58 02) よく見ると、その姿は――レリウスと瓜二つだった。 -- 案山子さん (2012-12-22 19 58 18) だが、醸し出す雰囲気はあそこまで静謐ではなかった。 -- 案山子さん (2012-12-22 19 58 44) クローバー「初めましてだな。私はクローバー。レリウス=クローバーの……いわば、捨てた『感情』そのものだ」 -- 案山子さん (2012-12-22 19 59 21) マキナ「そうなのか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-22 19 59 50) シュライバー「自分で捨てたの?君を?」 -- 名無しさん (2012-12-22 20 00 12) クローバー「然り。不要だと言ってね」 -- 案山子さん (2012-12-22 20 01 31) マキナ「それで何をしに来た?」 -- 名無しさん (2012-12-22 20 02 02) クローバー「説明をさせてくれよ。研究以外に興味がない彼は、私という感情を軽薄にさせることで、より研究の成功率を上げたんだよ」 -- 案山子さん (2012-12-22 20 02 27) クローバー「んで……何しに来た、か」 -- 案山子さん (2012-12-22 20 02 51) 考える仕草をする彼には、人間らしさがあった。 -- 案山子さん (2012-12-22 20 03 14) クローバー「率直に言うが……彼を殺さないでくれ」 -- 案山子さん (2012-12-22 20 04 13) シュライバー「自分だから?」 -- 名無しさん (2012-12-22 20 04 55) クローバー「いいえ……殺すと『面倒』が発生するからです」 -- 案山子さん (2012-12-22 20 05 27) シュライバー「面倒?」 -- 名無しさん (2012-12-22 20 06 25) マキナ「あいつも・・・傀儡なのか?」 -- 名無しさん (2012-12-22 20 06 41) 二人は驚愕していた。あれほどの男が傀儡だと俄かに信じ難いと。 -- 案山子さん (2012-12-22 20 08 26) クローバー「まあ、半分辺りかな。彼であって彼でない」 -- 案山子さん (2012-12-22 20 08 57) マキナ「やはりか・・・だがアレは自分の意志で動いて見えた」 -- 名無しさん (2012-12-22 20 09 46) シュライバー「君がいないから半分なの?」 -- 名無しさん (2012-12-22 20 10 57) クローバー「勘が鋭いね……その通りだ」 -- 案山子さん (2012-12-22 20 11 38) クローバー「それで……そこの、バルディ君?だったか……君もすまないね」 -- 案山子さん (2012-12-22 20 12 14) バルディ「全くっすよ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-22 20 13 24) 呆れた声で言う -- 名無しさん (2012-12-22 20 13 40) クローバー「君たちはここで大人しくしているといい……君の偽物は、既に戦闘している」 -- 案山子さん (2012-12-22 20 16 28) バルディ「誰とっすか?」 -- 名無しさん (2012-12-22 20 17 47) ……ベイ「おらァッ!!」 -- 案山子さん (2012-12-22 20 18 09) 千本の杭が空間を穿ちながら放たれた。 -- 案山子さん (2012-12-22 20 18 38) そう、バルディはベイと交戦中だった。地下に向かう途中で遭遇したらしい。 -- 案山子さん (2012-12-22 20 19 04) バルディ「・・・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-22 20 19 44) 無言で躱す -- 名無しさん (2012-12-22 20 19 57) ベイ「遅ぇ!!!」 -- 名無しさん (2012-12-22 20 20 54) 飛び込んで回し蹴りを噛ます -- 名無しさん (2012-12-22 20 21 23) ↑訂正 飛び込んで回し蹴りをぶちかます -- 名無しさん (2012-12-22 20 22 37) だが、それさえも回避していた。 -- 案山子さん (2012-12-22 20 23 47) ベイ「ちっ!不気味な野郎だ……話せや人形かてめえは?」 セレーナ『ヴィルヘルム様!お気を付けを!』 -- 案山子さん (2012-12-22 20 24 08) ベイ「解ってる・・・」 -- 名無しさん (2012-12-22 20 24 56) バルティ「・・・・・・形成」 -- 名無しさん (2012-12-22 20 25 22) ベイ「やっぱりか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-22 20 25 53) 彼も気づいていた・・・コイツが自分たちと似たような力を持っていることに。 -- 名無しさん (2012-12-22 20 27 13) ベイ「自分すら見据えられてねえってことだろうな・・・これは・・・」 -- 名無しさん (2012-12-22 20 29 58) そして、彼の手には聖遺物と思われるオルゴールが現れた。 -- 名無しさん (2012-12-22 20 30 35) ベイ「はっ! おい小僧! てめえあの腐れ変態からお零れでももらったのかよ?」 -- 案山子さん (2012-12-22 20 31 25) バルティ「・・・・・・・」オルゴールからあの音色が流れると、次の瞬間また風景が歪んでいった。 -- 名無しさん (2012-12-22 20 32 23) ベイ「幻想か・・・自分の哀れさがそのままか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-22 20 32 58) 吐き捨てるように呟く -- 名無しさん (2012-12-22 20 33 13) ベイ「仕方ねえな……あのメディアとの戦いで萎えさせるってんなら」 ギラッ!と睨み、 ベイ「成仏どころの話じゃねえ……本物の地獄を見せてやらァッ!!」 -- 案山子さん (2012-12-22 20 34 43) あのキャスターとの戦いは英雄との戦いだ。それを萎えさせるというのなら、今の彼をキレさせるには十分だ。 -- 案山子さん (2012-12-22 20 35 20) ベイ「自分すら無い奴が・・・舐めた真似してんじゃねえぞ!!!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-22 20 36 58) 怒号とともに再びぶっ放す。 -- 名無しさん (2012-12-22 20 37 25) 幻想で作り上げられた世界を見てのベイの感想だ。 -- 名無しさん (2012-12-22 20 39 39) バルティ「自分があろうが無かろうが……あんたも結局神様からおこぼれもらってるだけだろ」 -- 名無しさん (2012-12-22 20 40 05) ベイ「ハッ! 違いねえな! けどよ……一つ忠告だ。空間を歪ませる? 俺の感覚を狂わせる? ハッ! 悪いな……そういうのはもう『飽きた』んだよ」 そう、こういった類なら彼は以前に経験したことがあるのだ――あの双頭の鷲の時に。 -- 案山子さん (2012-12-22 20 40 37) バルティ「別にそれが悪いとは言わんけどね、俺はそう思ったってそれだけだ」 -- 名無しさん (2012-12-22 20 41 19) ベイ「ああそうかい……」 素っ気なく言って、 ベイ「危機感破壊……だったか? まあ、なんでもいいや。俺はよ……真正面からぶつかってこねえ腰抜け野郎なんか負けるほど、俺は腐ってねえんだよ」 -- 案山子さん (2012-12-22 20 42 04) ・・・クローバー「ときにバルティ君」 バルティ「なんすか?」 クローバー「君は彼を偽者と言っていたが、それは少し違うな」 バルティ「……え?」 マキナ「どういうことだ?」 クローバー「……あれは君の『負の思想』をコピーした存在なのだよ」 バルティ「!!」 クローバー「君はミハエル君を尊敬していた。同じドイツ軍人として、彼の部下として、誇りに思っていた。その気持ちに偽りなどないのだろう」 バルティ「んなの、当たり前ッス!!」 クローバー「だが一方で、君は彼に嫉妬していた」 バルティ「!!」 マキナ「なに・・・・・?」 -- 名無しさん (2012-12-22 20 42 43) シュライバー「光と影ってこと?」 -- 名無しさん (2012-12-22 20 43 57) クローバー「そうだ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-22 20 45 02) シュライバー「それだけじゃ幻想にはならないよね?」 -- 名無しさん (2012-12-22 20 45 39) クローバー「偉大すぎる彼に対して、君は自分の存在に劣等感を抱いていた。こんな凡才な自分が、彼の砲手などと口にしていいのかと、自分の存在の小ささを痛感し、コンプレックスを抱いていたのだ」 バルティ「・・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-22 20 47 10) マキナ「やれやれ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-22 20 47 55) マキナ「人はどこまで行っても人だろう?ご都合だろうが、神になろうが・・・そこだけは変わらん」 -- 名無しさん (2012-12-22 20 48 50) マキナ「それに・・・同じであって違うから『人間』なんだよ」 -- 名無しさん (2012-12-22 20 49 38) バルディに向けてそう口にする -- 名無しさん (2012-12-22 20 49 56) バルティ「・・・・・・」バルティはうつむく -- 名無しさん (2012-12-22 20 50 56) 現実という名のご都合を抱えているからこその彼だけの言葉だ・・・ -- 名無しさん (2012-12-22 20 51 53) マキナ「クローバーとか言ったな、お前はどう思うんだ?」 -- 名無しさん (2012-12-22 20 52 45) シュライバー「君があれと同じレリウスなら、くだらんって切り捨てるだろうけど・・・」 -- 名無しさん (2012-12-22 20 53 45) クローバー「そうだな・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-22 20 55 19) マキナ「それにアレは自分すら認められてない・・・」 -- 名無しさん (2012-12-22 20 57 35) それだけ言うと向き直る -- 名無しさん (2012-12-22 21 01 55) マキナ「なんで来た?良心的に忠告というだけではないよな?」 -- 名無しさん (2012-12-22 21 08 28) クローバー「・・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-22 21 10 59) マキナ「無理には聞かんが・・・できれば話してくれ」 -- 名無しさん (2012-12-22 21 13 44) それだけ言うと座った -- 名無しさん (2012-12-22 21 13 57) クローバー「・・・・・・そうだな」 -- 名無しさん (2012-12-22 21 15 00) クローバー「長い話になるだろうから・・・少し座りたまえよ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-22 21 15 48) その言葉に皆座る・・・ -- 名無しさん (2012-12-22 21 22 25) マキナ「バルディ」 -- 名無しさん (2012-12-22 21 22 36) バルディ「なんすか?」 -- 名無しさん (2012-12-22 21 23 00) マキナ「お前が抱えるものは誰であろうが持っている・・・俺も然りだ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-22 21 23 57) バルティ「大尉・・・・・・」 マキナ「それからバルティ、お前は一つだけ誤解している」 バルティ「え・・・・・・・?」 マキナ「お前凡才でもなければ、小さい存在でもない」 バルティ「!?」 -- 名無しさん (2012-12-22 21 34 51) マキナ「俺が後世で英雄と呼ばれるようになったのは、お前の砲手としての技術があってこそなしえたことだ。お前の存在がなければ、俺は一介のドイツ軍人として終わっていたことだろう。 -- 名無しさん (2012-12-22 21 38 21) バルティ「・・・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-22 21 39 37) マキナ「それに、ロートスもお前のことを評価していたぞ」 バルティ「ロートス先輩が・・・・・・?」 マキナ「ああ、アイツはこう言っていた」 -- 名無しさん (2012-12-22 21 42 18) 『これだけ戦争が続いていれば、人の心は擦り切れて荒んじまうこともある。だが、バルティのあの前向きで明るい性格に接していると、そういった感情が癒されていく。そういった意味では、俺はあいつの存在に感謝している』 -- 名無しさん (2012-12-22 21 45 41) マキナ「もっと早く伝えられてれば・・・変わっていたのかもな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-22 21 46 47) マキナ「それに……皆は俺を英雄なんぞと呼ぶが……俺はただの人殺しだ」 -- 名無しさん (2012-12-22 21 47 18) マキナ「『英雄は人殺しの延長線上』その言葉を知らずして名乗るなんぞ・・・あってはならん」 -- 名無しさん (2012-12-22 21 48 48) マキナ「知ったからこそ・・『名乗れない』だな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-22 21 49 27) ↑訂正 マキナ「知ったからこそ・・『名乗れない』だな・・・それに俺のは一人でなしたわけではない」 -- 名無しさん (2012-12-22 21 50 33) それはマキナの、いやミハエル・ヴィットマンの言葉だ。幻想などでは無い確かな言葉だ。 バルティ「先輩………すんませんっしたああ!!!!」 マキナ達に頭を下げるバルティ。 -- 名無しさん (2012-12-23 00 15 02) マキナ「……どうした、いきなり」 唖然とするマキナを前にバルティは続ける。 バルティ「俺、俺はここで変な仮面の奴に色々言われて、座とか世界の法則とか黒円卓とか、わかんないことばっかで混乱して……でもでも、俺、ハイドリヒ長官達が祖国を裏切ったって話聞いて……ミハエル大尉も仲間の俺達を裏切ってハイドリヒ長官達に付いたって……そんなことあるわけ無いのに……心のどっかで勝手に勘違いしちまって……ホントにすいませんでしたああ!!!」 -- 名無しさん (2012-12-23 00 18 31) マキナ「……い、いいや;」 頭を下げるバルディに冷や汗を掻きながらそっぽを向くマキナ。 -- 案山子さん (2012-12-23 00 28 18) 強ち誤ってないからタチが悪い。 -- 案山子さん (2012-12-23 00 29 03) クローバー「随分と真っすぐな性分だな。恐らくレリウスが君の影たる人形を作った理由もそこだろう。君の性分では異能を発言するほどの狂気を持たせる事が出来ない……あえて負の感情を強めた人形に代用させたのだろう」 -- 名無しさん (2012-12-23 00 36 30) クローバー「負の感情の源も恐らくそこだな。ミハエル君が自分達を裏切ったという疑念が渇望の元か」 淡々と分析をするクローバー。切り離された存在とはいえレリウスと同じ科学者の性をもっているのだろう。 -- 名無しさん (2012-12-23 01 04 15) シュライバー「んでさ~これからどうするの? 僕ら、ここから抜け出せるの?」 クローバー「無論だ……私も詳しいことは知らぬが、いわばここは狭間の世界だ。死と生の狭間。テルミの仕業だな……今回は感謝をすることだな」 マキナ「あいつの?どういうことだ?」 クローバー「そこの狂乱していた白騎士を一時狭間の境界線上に放り込み、元からいたバルディ君を別の場所に幽閉させ、後に死んだマキナ君をこの場所へと落とした。ハザマが戦闘しながらそのようなことまでしたんだ。彼がどっちの味方か……理解したかな?」 -- 案山子さん (2012-12-23 11 49 48) シュライバー「ん~まあ、だいたい?」 マキナ「俄かに信じ難いが」 -- 案山子さん (2012-12-23 11 58 50) クローバー「それなら、証明させよう」 すると、虚空に立体映像が浮かび上がり、テルミがレリウスの人形と悪戦苦闘していた。 -- 案山子さん (2012-12-23 12 01 38) マキナ「しかし、奴は何故裏切った?」 クローバー「それは……彼に幼子を偏愛する嗜好があってな。そちらにいる幼女に恋をしてそちらについたようだ」 詳細を聞いていなかったので、いい加減に推測した。 -- 名無しさん (2012-12-23 12 27 13) そこには、死んだと思われていた蓮華がいた。 -- 名無しさん (2012-12-23 12 29 16) マキナ「蓮華!? なぜあそこにいる!?」 クローバー「誤解なきよう言っておくけど、テルミが彼女を守っていたんだ」 テルミ『おいクローバー! てめえ俺がロリコンだとほざいたなァ!? 殺すからな!』 そこに、皆の脳内に響くテルミの声。映像を見ると、テルミは喋っていなかった。いわば念話というやつだ。 -- 案山子さん (2012-12-23 12 38 35) シュライバー「君、大丈夫なのかい? すごい火傷してるけど」 -- 名無しさん (2012-12-23 12 41 53) テルミ『あん!?問題……ねえわけじゃねえけど、問題ねえよ!?;』 マキナ「心の中で血涙を流すな;」 -- 案山子さん (2012-12-23 12 49 24) クローバー「それよりも、そろそろ術式を解除してくださいな。もう大丈夫ですから」 テルミ『ああ……だったら、あの司狼っつったか? あの小僧とジューダスとか、余った連中を乖離室に案内しやがれェ! こっちはいいから!』 -- 案山子さん (2012-12-23 12 55 20) マキナ「乖離室? 」シュライバー「どこそれ?」 テルミ『そこに今まで倒してきた連中がいるはずだ!そいつらだけでも救出してやれ! もう猶予はねえェ!』 かなり切迫した声で叫ぶテルミ。 -- 案山子さん (2012-12-23 13 00 51) すると、空間に亀裂が生じ、彼らが吐き出された。 シュライバー「よっと」 マキナ「ふんっ」 クローバー「やれやれ」 バルディ「ぷぎゃっ!?」 -- 案山子さん (2012-12-23 13 16 54) ……約一名、着地に失敗しているのがいた。 -- 案山子さん (2012-12-23 13 17 14) マキナ「………大丈夫か?;」 バルティ「だ、大丈夫ッス………(T-T)」 -- 名無しさん (2012-12-23 13 35 04) クローバー「ここは……ッ!? ハザマの奴、少しは落とす場所を考えろ! よりによってここか!!」 -- 案山子さん (2012-12-23 13 36 51) バルディ「ど、どこなんッスか?ここ……なんか、やけに不気味悪いんスけど;」 -- 案山子さん (2012-12-23 13 40 37) 周りを見渡すと薄暗い部屋で、あちらこちらに巨大な水槽から人間一人ぐらいしか入れないような水槽、果てはビーカーやフラスコなどがあり、薄気味悪さに拍車を掛けていた。 -- 案山子さん (2012-12-23 13 41 44) シュライバー「うへぇ~……これ、本物の人間だよ。僕だったら殺すのに、生きてるよね? これ」 マキナ「生きたままと死んだ者……そして水槽……まさか」 -- 案山子さん (2012-12-23 13 50 51) クローバー「走れ!」 すると、水槽やフラスコなどが不意に一斉に割れた。 -- 案山子さん (2012-12-23 14 12 17) そこから出てきたのは――朽ちたゾンビや改造されたビーストなど、多種多様にありリザードやリッカーなどもいた。 -- 案山子さん (2012-12-23 14 47 18) シュライバー「本当にネタの尽きないやつだよね・・・」 -- 名無しさん (2012-12-23 15 26 08) マキナ「悪趣味なだけだろう……」 不快感をあらわにする。 -- 名無しさん (2012-12-23 15 45 25) クローバー「耳が痛いな・・・捨てられているとはいえ」 -- 名無しさん (2012-12-23 15 47 02) そして、一気に襲い掛かってきた。その時、マキナは気付いた。こいつらの纏う瘴気が――トバルカインの、戒の創造とひどく似ていると。 -- 案山子さん (2012-12-23 15 55 35) クローバー「バルディ君と白騎士は先に往け!こいつらは『実験』で失敗した成れの果てだ!」 -- 案山子さん (2012-12-23 15 56 24) マキナ「いけ、ここは・・・」 クローバー「私たちが」 二人「食い止める!!」 -- 名無しさん (2012-12-23 15 58 45) シュライバー「マッキー任せるよ!」 -- 案山子さん (2012-12-23 16 01 19) シュライバーは二丁拳銃を取り出し、無限を生かして乱射しまくる。 バルディ「ヒィィィィィ!!!!?怖いっす!?」 シュライバー「死なないようにしてよ?僕も加減できないからさ」 -- 案山子さん (2012-12-23 16 02 04) バルディ「了解っす!!! -- 名無しさん (2012-12-23 16 21 04) 二人が走りながら向かっていると、目の前に扉があり『乖離室』と名前があった。 シュライバー「よ~しこのまま突っ切るよ~!」 バルディ「え!? あれ!? あれをそのまま直進ッスカ!?」 -- 案山子さん (2012-12-23 16 59 21) シュライバー「もちろん、当たり前さァ!」そして、二挺拳銃が火を噴き、トビラを吹き飛ばした。 -- 名無しさん (2012-12-23 17 31 50) そして中に入ると――そこには、大量の傀儡があった。水槽に入っている人型の人形。その外に出されている人形は――アラヤだった。しかも何十、何百ともいえる人形が転がっていた。さらに上の水槽には、倒されたであろう黒セイバーやセイバー、言峰などが水の入った水槽に入っていた。キャスターもそうだ。 -- 案山子さん (2012-12-23 19 20 07) シュライバー「へ~……なるほどねぇ。あの男結構やるじゃないか」 バルディ「いやいやどうなんッスか? シュライバー隊長?;」 かなりの狂気的な光景であるのは明白。そして――目の前のアラヤの魂が入っていない抜け殻の絡繰りたちを前に、バルディは逃げ腰だった。 -- 案山子さん (2012-12-23 19 58 39) シュライバー「僕は見慣れているからさぁ~別にどおってことはないさ。それよりも……ん~どれなんだろうね~? 見たところあの上にある水槽に入ってるのがそうっぽいけど?」 バルディ「あ、あれッスか?」 そう言って見上げると、黒セイバーが水槽に入っていて、厳重に何重にも鎖による捕縛結界が展開されていた。二挺の拳銃の銃口を徐に鎖に向けて、躊躇なく放った。 -- 案山子さん (2012-12-23 20 09 29) バルディ「何やってんですか!!??」 -- 名無しさん (2012-12-23 20 30 10) シュライバー「手っ取り早いでしょ?」 そして、確かに鎖だけを打ち抜いたが、未だに鎖は絶てていなかった。すると、ムクッ……と、魂が入っていないアラヤの絡繰りが一体起き上がった。そして徐々に肉体に服などが纏い始め、瞳に光がともり始めた。どうやら、鎖を壊せば壊すほどあの人形が動く仕掛けらしい。 -- 案山子さん (2012-12-23 20 38 24) シュライバー「ん~~~~~と、この場合……隊長からの命令で、足止めお願いね?」 そして、無遠慮に銃を連射しまくるシュライバー。打ち砕いた鎖の本数――二十本。そして同時に起き上がるアラヤの絡繰り人形。 -- 案山子さん (2012-12-23 20 39 48) バルディ「ちょ!? オレがあれ全部相手するんスカ!?」 シュライバー「隊長の命令は絶対だよ? 僕はマッキーほどやさしくはないから。んじゃ、ヨロシク♪」 -- 案山子さん (2012-12-23 20 55 12) バルディ「武器も無しでっすか!?」 で一応軍人として多少の心得程度はあるが、あの人数を相手にするのは無茶だろう。 -- 名無しさん (2012-12-23 21 00 25) バルディ「見せてやるっすよ・・・・バルちゃんクオリティーを!!!!!!!!!!!」 特攻した。 -- 名無しさん (2012-12-23 21 38 19) アラヤ1「ふん!」 バルディ「フギャ!?」 アラヤ2「はっ!!」 バルディ「ホニュア!?」 アラヤ3「はいや!!!」 バルディ「ドッひゃああああ!!??」 気合も虚しくあっさりと撃退されるバルディ。 -- 名無しさん (2012-12-23 21 44 48) バルディ「しかし、めげない!!!!!」 再び特攻。 -- 名無しさん (2012-12-23 21 46 16) アラヤ一号の股間にロケット頭突き。 -- 名無しさん (2012-12-23 21 46 59) バルディ「どうっすか!!」 アラヤ1「……」 効いた様子も無く、蹴りが飛んでくる。 バルディ「何でえ!!??」 -- 名無しさん (2012-12-23 21 49 27) バルディもがんばる・・・太子クオリティー顔負けの避けたかを披露する。 -- 名無しさん (2012-12-23 21 53 07) シュライバー(あいつらも聖遺物の使徒みたいに普通の手段じゃ効かないか……時間稼げればいいんだけどね) バルディを助ける様子は無い。 -- 名無しさん (2012-12-23 21 54 24) そう思いつつも、シュライバーは鎖を撃ち続けていた。そして同時に起き上がるアラヤ絡繰り部隊。 -- 案山子さん (2012-12-23 21 58 21) バルディ「また増えたあああ!!??」 シュライバー「うっさいよ!! 切りきり働きな!!!」 -- 名無しさん (2012-12-23 21 59 33) さらに撃つ。撃つ。撃つ。撃つ。撃つ。撃つ。そして増える増える増える増える増える増えるアラヤ部隊。 -- 案山子さん (2012-12-23 22 00 22) シュライバー「ん~~~~~~メンドイや!」 徐に拳銃を一回転させてから、 シュライバー「乱れ撃ちィィィィィィィ~~~~~!!!!」 二挺拳銃の尽きることのない無限の弾丸が――放たれた。 -- 案山子さん (2012-12-23 22 00 40) そして起き上がるアラヤ絡繰り人形たち。占めて――百体。 シュライバー「いや~壮観だね~」 呑気に言うシュライバー。そして悲鳴を上げるバルディ。 -- 案山子さん (2012-12-23 22 04 37) バルディ「ホギャアアアアアア!!!???」 一斉に攻撃してくるアラヤ達。まだギリギリで逃げているが捕まったが最後、確実にフルボッコにされて死ぬ。 -- 名無しさん (2012-12-23 22 07 54) シュライバー「がんばりな~」 未だに呑気なシュライバー。 -- 案山子さん (2012-12-23 22 10 50) バルティ「死ぬッス! これはガチで死ぬッス!!;」 -- 名無しさん (2012-12-23 22 12 09) クローバー『バルディ君!』 バルディ「えっ、クローバーさん!? どこから?」 その時、頭の中に直接声が響いてくる。 クローバー『そんな事は後だ。君の聖遺物を使いたまえ、腰についている箱を開けばよい』 バルディ「えっと、これっすか!?」 腰についていたキーホルダーサイズの箱を急いで開くと、箱が巨大化しオルゴールとなった。 -- 名無しさん (2012-12-23 22 12 42) バルティ「え、何これ!?Σ(゜□゜;)」 -- 名無しさん (2012-12-23 22 14 04) バルディ「武器ってこれオルゴールじゃないっすか!?」 クローバー『ちゃんとした武器だ。君でも異能を使えるように私が手を加えてある。そのオルゴールの音色は聞いた相手の精神を極度にリラックスさせ、睡眠状態に陥らせるのだ』 -- 名無しさん (2012-12-23 22 14 56) そしてオルゴールから美しい音色が流れる。だがそれは先ほどのような不気味な音色ではなく、慈愛に満ちた安らぐような音色だった。 -- 名無しさん (2012-12-23 22 17 17) その音色に魅入られたアラヤ達はうつらうつらと睡魔に揺れ動く。 バルディ「す、すげえッす!!」 クローバー『ただし副作用がある、それは』 バルディ「えっ……な、に」 クローバー『気をしっかり持っていないと使い手の君自身も眠る』 -- 名無しさん (2012-12-23 22 19 54) バルディ「zzzzzzzzz~~~~」 もう寝ていた。 -- 案山子さん (2012-12-23 22 22 12) シュライバー「やれやれ……ま、僕には効かないけどね~」 そう言って、銃口を上の水槽に向けて一発。すると、水槽に銃弾が命中し、水槽から水が溢れてきた。 -- 案山子さん (2012-12-23 22 23 07) ……レリウス「ん? 私が切り離した『感情』が何かをし始めたか……面倒だな」 テルミ「ぐふっ!?」 テルミの腹部へ膝を放ち、蹴り飛ばした。 -- 案山子さん (2012-12-23 22 24 13) ザミエル「燃え尽きろォッ!!」 焔の弾丸がイグニスに放たれるが、イグニスの掌に吸い込まれ、逆に打ち返された。ザミエルの後ろには蓮(女)と蓮華がいた。 -- 案山子さん (2012-12-23 22 25 16) 蓮華「ままぁ………」 蓮(女)「…………っ」 -- 名無しさん (2012-12-23 22 28 38) 泣きそうな蓮華を絶対離さないように抱きしめる。 -- 名無しさん (2012-12-23 22 29 29) テルミ「英雄を……」 吹っ飛ばされたのを利用して、テルミが壁を蹴ってその炎へナイフで切り付けた。 テルミ「舐めるんじゃねえぞォォォォォォ!」 -- 案山子さん (2012-12-23 22 30 48) 即座に炎を切り裂いたが、その隙を突かれた。 レリウス「終わりだ」 テルミ「!?」 一瞬で回り込んだレリウスがテルミの喉笛を思いっきり掴み、持ち上げた。 -- 案山子さん (2012-12-23 22 31 46) テルミ「カハッ……ッ(やべぇ……喉を!?)」 レリウス「イグニス。阻め」 向かってこようとするザミエルに牽制を放つイグニス。 -- 案山子さん (2012-12-23 22 32 34) ギチギチと喉を締め上げるレリウスの握力は、どう考えても普通じゃない。まして、イグニスを置いておいて自ら戦闘をするなど以ての外だ。 -- 案山子さん (2012-12-23 22 37 18) レリウス「まずはお前からだ……ハザマ。安心しろ、すぐに後ろのモノたちも同様に後を追わせる。そして、その魂は私が研究してやろう。お前の心変わり、気になるしな」 テルミ「ハッ……あ、生憎と……てめえに俺が、ぶはっ……ま、負けるわけねえだろう、ガッ!?」 腹部へボディーブロ。 レリウス「ふむ……やはり戦闘用だな。中々しぶとい」 -- 案山子さん (2012-12-23 22 40 30) ザミ「止せぇ! 」レリウス「ん?なんだ……裏切り者には死を、ではなかったかな? 赤騎士、いいや……永久の処女よ」 ザミ「コロス!」 瞬間、背後から踵落としがザミエルの脳天へ直撃し、彼女を頭だけ残して埋めた。 ザミ「ぐゥっ!?しまった!?」 -- 案山子さん (2012-12-23 22 50 24) ザミ「・・・・・・・・・ギリッ」 -- 名無しさん (2012-12-23 22 56 47) にらみつける。 -- 名無しさん (2012-12-23 22 58 42) それを無視して、 レリウス「では……蓮華、といったかな?その魂……いただこう」 無感情にゆっくり接近するレリウス。右手には、テルミが喉笛を掴まれたままだった。 -- 案山子さん (2012-12-23 22 59 35) テルミ(誰が・・・させるか!!!) 睨むと同時に蹴りを放つ。 -- 名無しさん (2012-12-23 23 02 30) そしてそれがレリウスの紳士に命中した。 -- 名無しさん (2012-12-23 23 05 30) レリウス「―――――!!!?」 -- 名無しさん (2012-12-23 23 06 49) 思わず掴んだ手を緩めた。 -- 名無しさん (2012-12-23 23 07 20) テルミ「作戦通り(-_★)」 ついでに蹴り飛ばす。 -- 名無しさん (2012-12-23 23 08 29) レリウス「ごは!?」 -- 名無しさん (2012-12-23 23 12 55) そしてザミエル・・・ ザミ「復活!!!」 埋められてから自力で復活し逆にイグニスを埋め返す。 -- 名無しさん (2012-12-23 23 17 31) テルミ「クソッ・・・出鱈目野朗が・・・」 -- 名無しさん (2012-12-23 23 37 03) レリウス「……ふむ。なるほどな」 サッ、と離れて冷静に見てから指を鳴らし、 レリウス「リカバリー」 瞬時に埋められたイグニスが這い上がり、再生していた。それはレリウスも同じ。 -- 案山子さん (2012-12-23 23 45 44) レリウス「水銀の蛇……の継嗣でもあるその幼女。テルミ……お前が守っている理由、読めてきた。故に、手放せ」 テルミ「誰が……」 テルミ「ならば、その隣にいる女でもいいのか?」 テルミ「……ッ」 その言葉に、テルミは蓮(女)を見てから歯軋りをした。 -- 案山子さん (2012-12-23 23 46 59) 蓮「どういうことだ?」 水銀「私に聞かないでくれ」あの水銀でさえ状況が読み込めていない状況下で、レリウスは不意に懐からフラスコを一本取りだした。 レリウス「ふん!」 左手に力を込めたと思うと、彼の真下に錬成陣が敷かれていた。 -- 案山子さん (2012-12-23 23 49 03) レリウス「素に銀と鉄……水銀を混ざらせ混沌とする……黄金は不変。水銀は変幻自在。我が目を照らす汝、祖は我を誘う混沌なり」 -- 案山子さん (2012-12-23 23 50 33) レリウスの背後の曼荼羅が浮かび上がり、回り始める。歯車のように。グルグル……グルグルと。 -- 案山子さん (2012-12-23 23 54 30) 水銀「まずいな・・・アイツ、使うつもりか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-23 23 55 21) 歯噛みする水銀。 -- 名無しさん (2012-12-23 23 55 36) 蓮「あいつが何やらかそうとしてるかわかんのか?」 -- 名無しさん (2012-12-23 23 56 41) 水銀「曼荼羅だ・・・おそらく・・・総て・・・であろうな」 -- 名無しさん (2012-12-24 00 03 02) 二人を他所に、レリウスは淡々と紡ぐ。 レリウス「恋人よ……汝は松明のように掻き立て、我を燃え上がらせるだろう(Amans, sicut fax, agitando ardescit magis)」 徐々にフラスコの中身が輝きを増していく。 -- 案山子さん (2012-12-24 00 04 22) レリウス「賢者は汝の心を征服し、愚かなる者はその心に隷属するであろう(Animo imperabit sapiens, stultus serviet)」 -- 案山子さん (2012-12-24 00 05 34) 曼荼羅が回転していき、やがてこの最上階の空間が歪んでいく。 レリウス「さて……私も暇ではない。往くぞ」 右手を蓮たちに翳し、レリウス「序幕――開幕とする。往け――修羅道」 -- 案山子さん (2012-12-24 00 07 01) 獣皇――武威において最凶であろう黄金に輝く覇王の魂が鬣を振り乱して猛り立ち、鳴動する。 -- 案山子さん (2012-12-24 00 08 17) 蓮「マジで、解離していいか?」 -- 名無しさん (2012-12-24 00 09 37) 蓮はマジだ。 -- 名無しさん (2012-12-24 00 09 46) 水銀「この空間ならば――いいだろう! やるがいい! 私が保障する!」 -- 案山子さん (2012-12-24 00 10 39) レリウス「さて……では、やるか。怒りの日 終末の時 天地万物は灰燼と化し ダビデとシビラの予言のごとくに砕け散る」 -- 案山子さん (2012-12-24 00 11 12) 蓮「海は幅広く、無限に広がって流れ出すもの・・・」 -- 名無しさん (2012-12-24 00 14 49) 二人の刹那と黄金の波動が流れ出していく。 -- 案山子さん (2012-12-24 00 15 17) レリウス「…………っふ」 蓮華「ほえ?」 その時、微かにレリウスが不気味に哂ったのを、蓮華はほかの皆が見逃していても、彼女だけは見ていた。 -- 案山子さん (2012-12-24 00 16 08) レリウス「たとえどれほどの戦慄が待ち受けようとも 審判者が来たり 厳しく糾され 一つ余さず燃え去り消える」 -- 案山子さん (2012-12-24 00 16 34) レリウス「我が総軍に響き渡れ 妙なる調べ 開戦の号砲よ 皆すべからく玉座の下に集うべし」 -- 案山子さん (2012-12-24 00 21 43) 蓮「水底の輝きこそが永久不変 永劫たる星の速さと共に 今こそ疾走して駆け抜けよう どうか聞き届けてほしい 世界は穏やかに安らげる日々を願っている!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-24 00 24 13) 水銀「妙だな・・・」 何か違和感を感じているようだ。 -- 名無しさん (2012-12-24 00 27 04) ザミ「何がだ? 副首領」 -- 案山子さん (2012-12-24 00 28 07) ザミエルが水銀に尋ねた時、黄金の波動がさらに曼荼羅から零れ溢れていく。これは確かに黄金のそれであり、彼女の間違いないと思っている。 -- 案山子さん (2012-12-24 00 34 12) 水銀「やけに薄い・・・いや・・・空っぽに近いか・・・?」 -- 名無しさん (2012-12-24 00 35 20) ザミ「空っぽだと? 貴様の目は節穴か? あれのどこが節穴だ?」 -- 案山子さん (2012-12-24 00 36 45) 溢れる黄金の波動を見間違えるはずもなく、あれが空なはずがない。それは彼女が彼の近衛として魂を共有しているからこそ断言できることだ。 -- 案山子さん (2012-12-24 00 37 36) 水銀「我らの力の源は渇望……あの曼荼羅は力こそは獣殿と見違えるほどだが……込められている筈の渇望がほとんど感じられぬ」 -- 名無しさん (2012-12-24 00 39 58) 蓮華「……」クイクイ 蓮(女)「ん?なんだ?」 蓮華「あのおじちゃん、なんで笑ってるの?」 三人『なに?』 蓮華の言葉に三人が訝しんだ。それを聞いていたレリウスは蓮華を見て―― レリウス「――――ハザマよ。悪いが、やはりその幼女は頂くことにしよう」 -- 案山子さん (2012-12-24 00 43 05) すると、今までいたはずのイグニスが蓮華の影から静かに出てきて、彼女の口を手を拘束した。 蓮華「ん~!んんう~!!」 -- 案山子さん (2012-12-24 00 44 06) 水銀「!?しまった、これを狙っていたのか!!」 蓮「!れん――」 蓮が気を取られた瞬間、 レリウス「慈悲深き者よ 今永遠の死を与える エイメン」 その隙を、見逃さなかった。 -- 案山子さん (2012-12-24 00 47 36) レリウス「神業・再現(エミュレート) 聖槍十三騎士団(ロンギヌス・ドライツェーン・オルデン)」 迫りくるは黄金の爪牙達の破壊の進軍。 -- 名無しさん (2012-12-24 00 51 36) 蓮「邪魔だ・・・」 一振りでひねりつぶした。 -- 名無しさん (2012-12-24 00 52 31) だが、神槍が目の前まで迫っていた。 -- 案山子さん (2012-12-24 00 53 05) その時、 フォルネウス『――――――――!!!!!!!』 声なき魔声が、下から放たれた。 香純『れーーーーーーん!!!!!』 -- 案山子さん (2012-12-24 00 53 28) 蓮「何で!!?」 -- 名無しさん (2012-12-24 00 53 45) 全員『なに!?』 突如として下の階からの謎の介入によって、レリウスも例外なく驚き、神槍は現れた魔神によって吹き飛ばされていた。 -- 案山子さん (2012-12-24 00 54 35) そして、穿たれた下から飛んでくる者たちがいた。シュタッ 黄金「遅くなったな」 ランサー「悪いな、手間取った」 -- 案山子さん (2012-12-24 00 55 09) 二人の槍を扱う者。 ソロモン「跳躍だけで一気に飛ぶとはな;」 魔神の背に乗って出てきたのはソロモンだった。 -- 案山子さん (2012-12-24 00 55 50) 蓮「あんた・・・約束、守ってくれたのか?」 -- 名無しさん (2012-12-24 00 56 37) レリウスとイグニスそっちのけでソロモンに話しかける。 -- 名無しさん (2012-12-24 00 57 22) ソロモン「無論だ」 -- 案山子さん (2012-12-24 00 58 01) レリウス「ソロモン……そうか。序列一位と『アレ』に会ったのか。予想が大分外れたな」 -- 案山子さん (2012-12-24 00 58 33) ソロモン「完璧なんぞこの世にないよ、師匠」 -- 名無しさん (2012-12-24 00 59 08) 笑って返す。 -- 名無しさん (2012-12-24 00 59 18) レリウス「そうだな……確かに、一理はあるな」 -- 案山子さん (2012-12-24 00 59 52) 蓮「じゃあ、娘を返してもらうぞ?」 -- 名無しさん (2012-12-24 01 00 13) 言うが早いかイグニスから取り返した。 -- 名無しさん (2012-12-24 01 00 30) レリウス「イグニス、戻れ」 -- 案山子さん (2012-12-24 01 00 44) 瞬時に人形はレリウスの真横に並んだ。そこに―― シュライバー「あ~やっと着いたよ~」 バルディ「ぜぇ……ぜぇ……ぜぇ……ぜぇ……し、死ぬッス;」 -- 案山子さん (2012-12-24 01 01 04) 超息切れのバルディとケロッとしているシュライバーが合流した。 -- 案山子さん (2012-12-24 01 01 32) バルディ「!!?ロートスせんぱ~~~~~~~~~~い」 蓮を見るなりなきついた。 -- 名無しさん (2012-12-24 01 03 36) 蓮「って、はぁ!? ば、バルディなのかお前!?」 -- 案山子さん (2012-12-24 01 04 03) レリウス「誰だっけ?」 -- 名無しさん (2012-12-24 01 04 34) 綺麗に忘れているレリウス。 -- 名無しさん (2012-12-24 01 04 49) 黄金「君がマキナの相方かね」 -- 名無しさん (2012-12-24 01 06 52) バルディに話しかける黄金様。 -- 名無しさん (2012-12-24 01 07 19) バルディ「!? あ、あなた様はラインハルト中将閣下! し、失礼しました!」敬礼するバルディ君。 -- 案山子さん (2012-12-24 01 08 15) 黄金「別にかまわんよ?そうかしこまるな」 -- 名無しさん (2012-12-24 01 10 56) バルディ「は、……はっ!!」 -- 案山子さん (2012-12-24 01 11 15) そう言われても階級が階級だ。ロートスならまだしも、バルディは普通の軍人とそう変わらない。 -- 案山子さん (2012-12-24 01 11 52) 黄金「今となっては過去よ、それに私はもう中将ではない」 -- 名無しさん (2012-12-24 01 13 27) 言ってることはごもっとも・・・しかし人間の領域をはるかに超えて修羅道の神になっているのだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-24 01 16 25) 蓮「まあ、気持ちは……あ~……分かるわ」 -- 案山子さん (2012-12-24 01 17 57) バルディ「いつもなら誰にでも気軽に行く先輩が・・・なんかおとなしくなってる!!?」 -- 名無しさん (2012-12-24 01 22 14) 驚きを隠せないバルディ。 -- 名無しさん (2012-12-24 01 22 26) 蓮「お前の中の俺ってどんなキャラなんだ?」 -- 名無しさん (2012-12-24 01 26 02) バルディ「言っていいんスカ!? じゃあ言いますよ~」 蓮「いや、やっぱいいわ」 バルディ「ひどっ!?」 -- 案山子さん (2012-12-24 01 28 25) マキナ「ようやく……はぁ……はぁ……着いたか;」 クローバー「最上階……遠いですねぇ;」 二人も合流した。 -- 案山子さん (2012-12-24 01 29 19) ベイ「遅くなりました、ハイドリヒ卿」 -- 名無しさん (2012-12-24 01 31 39) ベイも到着した。 -- 名無しさん (2012-12-24 01 31 50) シュライバー「ベイ、死ね!!!」 問答無用でぶっ放す。 -- 名無しさん (2012-12-24 01 32 29) ベイ「はああああああああああああああ!!!!!!!!!!?」 -- 案山子さん (2012-12-24 01 32 45) なんとかギリギリ回避したベイ。 -- 案山子さん (2012-12-24 01 32 58) ベイ「っぶねぇだろうがァ!この駄犬がァ!なにしやがるゥッ!?」 -- 案山子さん (2012-12-24 01 33 23) シュライバー「にやけ面が消えないんだよ!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-24 01 34 19) さらに撃つ。 -- 名無しさん (2012-12-24 01 34 30) ベイ「なんのことだよ!?」 -- 案山子さん (2012-12-24 01 35 03) シュライバー「マッキーのせいで君のにやけ面が消えないんだよ!!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-24 01 36 04) マキナ「はぁぁぁぁぁ!?」 -- 案山子さん (2012-12-24 01 36 32) ベイ「マキナ殺すゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥからなァァァァァァァァァァ!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-24 01 36 56) 叫びながらアクロバットで回避するベイ。 -- 案山子さん (2012-12-24 01 37 11) シュライバー「太子クオリティーには遠いよ!!!!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-24 01 38 17) 笑いながら撃つ、そして追っかけまわす。 -- 名無しさん (2012-12-24 01 38 44) 黄金「静まれ」 -- 案山子さん (2012-12-24 01 39 17) 厳粛な声が響いた。 -- 案山子さん (2012-12-24 01 39 28) ピタッと止まるベイとシュライバー。 -- 名無しさん (2012-12-24 01 40 06) 黄金「状況を見据える。ベイ、シュライバー。措け」 -- 案山子さん (2012-12-24 01 41 35) 二人「ヤヴォール」 -- 名無しさん (2012-12-24 01 43 35) バルディ「以前より凄みが増してるっすね・・・」 -- 名無しさん (2012-12-24 01 44 10) ビビッて逃げ腰しになって呟く。 -- 名無しさん (2012-12-24 01 44 37) 黄金「そうかね?」 鬣を靡かせる黄金様。 -- 案山子さん (2012-12-24 01 44 50) そこに―― イスカンダル「ふははははははははは! これは良いのォ!」 シュピーネ「喜んでいただき、なによりですよ」 -- 案山子さん (2012-12-24 01 45 00) 下から飛び出してきたのは、チャリオットに乗ったイスカンダルとシュピーネだった。 -- 案山子さん (2012-12-24 01 45 27) 神父「おやおや、間に合いましたね;」 リザ「ええ」 -- 案山子さん (2012-12-24 01 45 52) そこに神父やリザたちも合流し、戒やベアトリス、アーチャーたちも合流した。 -- 案山子さん (2012-12-24 01 46 15) 黄金「全員、揃ったか」 -- 案山子さん (2012-12-24 01 48 44) そう、これにて総てが揃った。 レリウス「ふむ……白貌よ。あの者はどうした? 倒したか?」 -- 案山子さん (2012-12-24 01 49 18) ベイ「ああ、とりあえず壊してその辺転がしといたが?」 -- 名無しさん (2012-12-24 01 55 58) ベイ「なんていう冗談は置いといて」 -- 名無しさん (2012-12-24 01 56 42) とりあえずジョークを挟むベイ。 -- 名無しさん (2012-12-24 01 56 59) 一同「似合わんことすんな!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-24 02 06 06) ベイ「茶々を入れるな!!」 そんな彼のツッコミと同時に入ってきたのは――バルディそっくり、瓜二つの負の感情を抱くバルディだった。 -- 案山子さん (2012-12-24 08 35 55) それにしてもやけにさっぱりしている…暗さがない。 -- 名無しさん (2012-12-24 11 15 57) レリウス「何をした?」 ベイ「てめえみてえな狂人には理解できねえよ」 -- 案山子さん (2012-12-24 11 16 55) ベイ「で、そっちのおまえそっくりは誰だ?」 -- 名無しさん (2012-12-24 11 18 29) バルディ「あ、俺ッスか……って!?ヴぃ、ヴィルヘルム先輩!?」 -- 案山子さん (2012-12-24 11 19 52) ベイ「あん!?」 -- 案山子さん (2012-12-24 11 20 39) 睨まれ萎縮するも、 バルディ「あのオスカー・ディルレワンガー隊の第36SS所属武装擲弾兵師団のヴィルヘルム中尉!? し、失礼しました! じ、自分はバルタザール・ヴォルSS上等兵であります!」 -- 案山子さん (2012-12-24 11 22 50) マキナ「睨むな、ベイ」 ベイ「おい……こいつは確かてめえの……ああ、砲手だった野郎か。何度か見かけたことはあったなァ、そういやァ」 -- 案山子さん (2012-12-24 11 23 43) ベイ「まぁ、同じ軍のよしみだ、よろしくな」 -- 名無しさん (2012-12-24 11 25 52) 友好的に話しかけるが余計恐がられていた。 -- 名無しさん (2012-12-24 11 26 57) 蓮の後ろに隠れるバルディ。 -- 名無しさん (2012-12-24 11 28 17) ベイ「……;」 シュライバー「予想通りというか、予想以上の怖がられぶりだね~ベイ~♪」 -- 案山子さん (2012-12-24 11 30 01) 司狼「つっても? 元々肉親を犯して殺した強姦犯罪者だぜ? 友好的ってのは無理がねえか?」 -- 案山子さん (2012-12-24 11 30 56) そこに、司狼・エリー・ジューダス組も合流し、本当の意味で全員が揃った。 -- 案山子さん (2012-12-24 11 31 26) ベイ「よし、バルディ、肩組んでスキップしながら歩くぞ(;_;)」 -- 名無しさん (2012-12-24 11 33 24) ガン無視してバルディに話しかけるが… -- 名無しさん (2012-12-24 11 33 54) バルディ「殺される~~~~(ノД`)」 -- 名無しさん (2012-12-24 11 36 07) 思いっきり蓮の背後に隠れていた。 -- 案山子さん (2012-12-24 11 36 59) 司狼「い~じめた♪い~じめた~♪」 シュライバー「せ~んせいに言ってやろ~♪」 エリー「いっえぇぇぇぇぇ♪」 ノリノリの三人。 -- 案山子さん (2012-12-24 11 37 44) ベイ「泣いていいか?(;_;)」 -- 名無しさん (2012-12-24 11 39 06) アーチャー「シャッターチャンス!!!!!!!!!!!!(゚Д゚)」 -- 名無しさん (2012-12-24 11 40 11) 一眼レフで撮る。 -- 名無しさん (2012-12-24 11 40 52) 凛「焼き回しよ!いいわね!?」アーチャー「無論だ!」 -- 案山子さん (2012-12-24 11 42 14) シュライバー「あ、そうそうベイ。こんなのあったよ?」 そう言ってベイに投げたのは――キャスターの肉体だった。ただし、魂が入っていない。 レリウス「…………む」 そこで初めて、レリウスが険悪な表情をした。 -- 案山子さん (2012-12-24 11 43 07) ベイ「これは、アイツの…」 -- 名無しさん (2012-12-24 11 46 45) シュライバー「こんなのもあった」 -- 名無しさん (2012-12-24 11 48 39) ガラクタことアラヤの人形はどうでもいいから捨てて、セイバーその他も取り出した。 -- 名無しさん (2012-12-24 11 51 43) アーチャー「こんなにアラヤがいたらキモいことこの上ないな」 -- 名無しさん (2012-12-24 11 52 38) レリウス「――――――――」 今までのレリウスの纏う気配が一気に変わり、曼荼羅が蠢く。イグニスが逆に消え、レリウスは仮面に手を掛けた。 -- 案山子さん (2012-12-24 11 53 39) テルミ「!?マズイ……ブレイブルー、起動!」一気に解放させ、前に滑り込んでナイフを構えるテルミ。 -- 案山子さん (2012-12-24 11 54 25) 蓮「あんたはどうすんだ?」 ソロモンに問う蓮。 -- 名無しさん (2012-12-24 11 59 50) ソロモン「無論……私は君たちの味方だよ。お嬢さんに誓ってね」 -- 案山子さん (2012-12-24 12 00 19) ふと見れば、香純の指には見たことのない腕輪や指輪がしてあった。首飾りなどもあった。 -- 案山子さん (2012-12-24 12 00 48) 司狼「おいコロポックル? んだそのアクセサぶへっ!?」 思いっきり見えない魔神に殴られた。 -- 案山子さん (2012-12-24 12 05 12) フェニックス『なま言ってると殺すわよ?』 香純「ダメだよ?殺しちゃ? 」フェニックス『カスミがそう言うのなら、止めるけど……』 -- 案山子さん (2012-12-24 12 06 04) そう、ハイドリヒやランサー、特殊な系統に属さない者には見えないのだ。魔神が。高密度な存在を。 -- 案山子さん (2012-12-24 12 06 39) エリー「格好いいじゃんそれ?」 -- 名無しさん (2012-12-24 12 07 31) 今度はエリーが寄っていく。 -- 名無しさん (2012-12-24 12 08 04) フェニックス『彼女は?』 マルコシアス『喰っていいのか?』 香純「食べたらまた丸焼きだよ? いいの?」 -- 案山子さん (2012-12-24 12 09 04) いつの間にかマリィがこっちに戻ってきていて、ニッコリ微笑んでいた。 -- 案山子さん (2012-12-24 12 09 26) マル「ごめんなさい(;゚Д゚)!!!!??」 -- 案山子さん (2012-12-24 12 17 16) エリー「うわ~随分キレイだね~」 そんなことを露知らず、腕輪を突っつくエリー。 -- 案山子さん (2012-12-24 12 19 39) レリウス「!!……そうか、そういうことか。第一位よ。いるのであろう? ソロモン……新たな後継者を見出したか」 -- 案山子さん (2012-12-24 12 26 00) ソロモン「正解だ……彼女が私の後継者だよ」 -- 名無しさん (2012-12-24 12 33 43) ソロモンは彼女の頭を優しく撫でた。 レリウス「…………」 テルミ「詰みだ……レリウス。ここで全部が終わるぜぇ!」 レリウス「そうかな?」 -- 案山子さん (2012-12-24 12 42 49) 水銀「油断するな、奴には曼荼羅がある」 -- 名無しさん (2012-12-24 12 57 42) 未だに旋回する曼荼羅は消失せず、未だに光を放ち続けていた。 レリウス「アレに会ったのならば――大人しく引け。ソロモンの意思を引き継ぐ少女。そして黄金の獣たちよ。アレと対峙したのならば、尚更な」 -- 案山子さん (2012-12-24 13 09 13) 香純「…………うん。そうだね」 蓮「なに?」 司狼「おい、バカスミ?お前なにを――」 螢「綾瀬さん?」 -- 案山子さん (2012-12-24 13 14 40) 今まで見たことのないような、理知的かつ決した表情で香純はレリウスと視線で戦っていた。 -- 案山子さん (2012-12-24 13 29 49) レリウス「魔神の恩恵と天使の加護……なるほど。ソロモンよ……良い後継者を見つけたな。そして、私の手を阻むためにか」 ソロモン「然りだ」 レリウス「だが、契約は切れていないようだな」 ソロモン「無論だ……彼女に私の意思を託したとはいえ、私もまだまだ探究したいのでな。彼らについていくのなら、こいつらは必要だ」 -- 案山子さん (2012-12-24 13 32 42) ナハト「命と一緒に後継するとか言ってなかったか?」 ジョーカー『力だけ託されてはい終わりって、無責任も困る。嬢ちゃんはまだまだ悪魔の知識も乏しいしな』 -- 名無しさん (2012-12-24 13 50 17) ソロモン「状況が状況だからな……お嬢さんには、私の力を半分与えただけだ。知識などは私が補い、教える。いわば、彼女は私の半身ということだ」 レリウス「そして死ぬことでそこの少女に完全に知識や記憶、力などが継承される……そういう仕組みか」 -- 案山子さん (2012-12-24 14 10 35) ソロモン「私は薄情ではないのでな」 テルミ「ならこれで」 全員の視線がレリウスに移るが、香純が手で制した。 香純「みんな、彼を殺しちゃダメだよ」 蓮「なんでだ!?あいつが元凶なんだぞ!?」 司狼「……おい香純。おまえ『何』を見てきたんだ?」 静かに司狼が茶々を入れずに尋ねた。 -- 案山子さん (2012-12-24 14 12 22) 香純「見たっていうか……何て言うか感じ取ったというか……ごめん、うまく言葉にできない。……でも、あの人を殺しちゃいけない、そういうふうに感じたの」 ふざけているわけではなく、真面目に考えこんで出た言葉だ。だが、そこには確信が感じられた。 司狼「正直なにを言いたいのか、わからん――だが、信頼するぜ、お前の願いを尊重する」 言葉では無く、真摯に伝えようとする態度に司狼も賛同する。 -- 名無しさん (2012-12-24 14 29 16) 香純(けど、あのとき……) ……地下での回想。 バアル「さて、もう一度問い正そう。何故ここまで来たのだ?」 -- 案山子さん (2012-12-24 14 31 17) 香純「わ、私は……私は!みんなを苦しめてる奴を斃すためにここまで来ました!」 バアル「ここに来た理由はそれではないだろう。総体的な意思を感じ取れん。となれば――私の後ろ、奥の奥にいる『アレ』との邂逅が目当てか」 -- 案山子さん (2012-12-24 14 33 03) フォルネウス『まあ、そうですね……ソロモンはそう言っていましたし、現状それが正しい判断でしょうね』 バアル「だとしてもだ。アレと相対したとしても、何も出来んよ。何故なら――今のあれは抜け殻に過ぎんからだ」 -- 案山子さん (2012-12-24 14 34 42) 香純「ぬ、抜け殻?」 萎縮しながらも、頭を必死に働かせる。 -- 名無しさん (2012-12-24 14 35 50) 香純「奥に居る……人は今は居ないんですか?」 -- 名無しさん (2012-12-24 14 37 01) バアル「正確には――魂が入っていない抜け殻だ。故に、会いに行ってもいないということだ。抜け殻と会いたいというのならば、別段かまわないがな」 -- 案山子さん (2012-12-24 14 41 02) 香純「そ、それじゃあ……」 何のためにここまで来たのだ、目的を果たせねばあの仮面の男の打倒もできないのではないか? そんな疑念が頭をよぎる。 -- 名無しさん (2012-12-24 14 44 05) バアル「故に、助言をしてやろう。ここまで来た褒美だ」 -- 案山子さん (2012-12-24 14 47 10) バアル「確かにあれは抜け殻だ……だが、抜け殻に『なった』のは先ほどだ」 -- 案山子さん (2012-12-24 14 51 24) 香純「???」 分からなくなってきた香純が、頭に?マークを浮かばせていた。肉眼で見える!? -- 案山子さん (2012-12-24 14 58 31) バアル「つまり――レリウスの元に行けば分かる。あれが総ての答えを握っている。それと」 そこで指を鳴らし、 バアル「お前たち……これより、この少女がソロモンの意思を継ぐ。故に、彼女に従え」 -- 案山子さん (2012-12-24 14 59 46) 突然の宣告に驚く様子もなく、粛々と従う魔神達。 -- 名無しさん (2012-12-24 15 07 45) バアル「私を宿すには汝では役不足。故に、我を喚起できるのはあのソロモンのみだ。だが、手を貸してほしくば我は手を貸してやろう」 そして再度指を鳴らし、 バアル「我もこの世界に少々飽きた。これより、綾瀬香純よ。我らは汝と契約をする。安心しろ、その魂に免じて命は取らん。魔神の長として盟約を交わそう」 -- 案山子さん (2012-12-24 15 12 46) すると、香純の左右の腕に銀の腕輪が一個ずつ嵌められていた。さらに、綺麗な装飾がされている指輪も左右にそれぞれ二つずつ付けられていた。そして付け加えて、左手の甲に三つの紋章を合わせたかのような紋章が浮かび上がっていた。 -- 案山子さん (2012-12-24 15 16 18) バアル「我が号令に従え!者ども!」 魔神たち『はっ!』 そして、次第に姿が半透明になっていくと、腕輪が光だし、魔神たちが吸い込まれていった。 -- 案山子さん (2012-12-24 15 33 09) 香純「え?はれ!?」 フォルネウス『安心しろ……お嬢さん。いいや、カスミよ。これより君は我らの主となったのだ。まあ、権限はソロモンにあるが、君の意思を尊重する』 -- 案山子さん (2012-12-24 15 39 59) ここに、ソロモン72柱がソロモンの次の後継者を見出し、認めたのだ。まあ、序列一位が認めたからというのもあるのだが、後々彼らは香純を従うに値する主君であると認めるのであった。 ……香純が戻ってみると、死屍累々だった。 -- 案山子さん (2012-12-24 16 15 33) ランサーは壁に頭を打ち付け、ハイドリヒは立派な鬣が萎れていた。ザミエルが見たらぶっ倒れるだろう光景だ。ほかの魔神やソロモンも泣いていた……なんだこれ?; -- 案山子さん (2012-12-24 16 16 32) 香純(なにこれ;) 声をかけにくい。 -- 名無しさん (2012-12-24 16 22 54) ランサー「あ?ああ……嬢ちゃんかァ」 萎れ頭から流血しているランサーがフラフラ寄ってきた。……完全にゾンビだ。 -- 案山子さん (2012-12-24 16 28 18) 香純「S.T.A.R.S.はどこ!? ここに感染してるゾンビいるんですけど!?」 -- 案山子さん (2012-12-24 16 41 56) ランサー「誰がゾンビだ!? 俺はランサーだ! 嬢ちゃん、目曇ったか!?」 -- 案山子さん (2012-12-24 17 11 15) 黄金「……無事に戻ったようだな。我が曾孫よ……」 ソロモン「何よりだよ……お嬢さん」 香純(うわあ;) 寿命を目前にしょぼくれた獣のような黄金と焦燥しきっているソロモン王の姿は、先程までの覇気と神々しさがまるで無い。 -- 名無しさん (2012-12-24 17 54 26) 香純「えっ、ちょ…何があったの?;」 ライル「戻ったか、お嬢ちゃん」 ナハト「まあ、装飾品以外に変化はねえな」 困惑する香純に、黄金達に比べれば遥かに元気なライルとナハトが声をかける。二人にも消耗している節がみられるが。 -- 名無しさん (2012-12-24 18 03 19) ライル「原因……か。まあ 」ナハト「あれだろうな;」 そう言って無言で指を後方に指すと、 マリィ「♪」 ルンルン気分のマリィがいた。 -- 案山子さん (2012-12-24 18 50 43) 香純「なんでマリィちゃんがいるの(;゚Д゚)!? っていうか、まさかマリィちゃんが原因(;゚Д゚)!?」 -- 案山子さん (2012-12-24 19 07 09) ランサーたち「語らせるな~~~~(ノД`)」 またヘコむ連中。あの魔神やら黄金の獣とあろうものが、この体たらく。間違いなくマリィが原因なのは確実。 -- 案山子さん (2012-12-24 19 08 13) 香純「え~と;」 ナハト「あいつらのプライドと面子のためにも聞いてやるな;」 ライル「遊んでる暇も無いだろ」 -- 名無しさん (2012-12-24 19 19 03) フォルネウス『うむ。即刻上の階に行ったほうがいい』 フェニックス『私達も急行するわよ』 -- 案山子さん (2012-12-24 19 19 57) 香純「けど、どうやって――」 ソロモン「!!ご、ごほん……行く前に、お嬢さん」 ソロモン、復活。 -- 案山子さん (2012-12-24 19 20 45) ソロモン「序列一位との契約はなったようだが、奥の存在には会えたかね?」 -- 名無しさん (2012-12-24 19 21 44) 香純「う、ううん……なんか『抜け殻』だって言ってましたよ?」 -- 案山子さん (2012-12-24 19 22 15) ソロモン「!? 抜け殻……そうか!レリウスめ……魂だけを保管したんだな。魂が枯渇しかけていたアレを回収して……答えはそこだ。往くぞ!お嬢さん!」 -- 案山子さん (2012-12-24 19 23 17) 速攻で印を結び、 ソロモン「口寄せ!出でませ……エリゴール!」 -- 案山子さん (2012-12-24 19 24 03) すると、空間から騎馬の赤き甲冑を着た騎士が出てきていた。黄色い双眸がソロモンを見下ろし、 ソロモン「話はあとだ! 上の壁を問答無用でぶち抜け!」 -- 案山子さん (2012-12-24 19 24 55) エリゴール(名乗り位はあげさせろ) 不満を覚えながらも、命令に従う。 -- 名無しさん (2012-12-24 19 29 13) ソロモン「それは後だ!」 -- 案山子さん (2012-12-24 19 30 05) エリゴール『――――承諾』そして、手に持つ槍を問答無用で文字通り――ぶち抜いた。破片がハイドリヒたちの頭部へ直撃し、ランサーに至っては大きな岩が顔面に直撃していた。 -- 案山子さん (2012-12-24 19 30 13) 香純「…………あ;」 -- 案山子さん (2012-12-24 19 34 11) ソロモン「何時まで呆けている!! 曾孫の介護が必要なボケ老人と老犬ではあるまい!!!」 心配よりもまず発破をかけるソロモン。 -- 名無しさん (2012-12-24 19 35 06) ナハト「あれ避けられないとか、どんだけダメージ受けてんだ;」 ライル「まあ、あのぼこられぶりじゃ無理も無いか」 事も無げに回避しているライルとナハト。 -- 名無しさん (2012-12-24 19 36 17) 黄金「わたしの……黄金律……わたしの、鬣……」 どんだけショックを受けているのか、ハイドリヒの威光が完全に消失していて、もう鬣なんかあの水銀みたいに無様になっているではないか。 -- 案山子さん (2012-12-24 19 45 32) 水銀(こ……これはいかん) 転移で水銀が黄金の傍に現れる。死体と見間違うほどにボロボロだが。 -- 名無しさん (2012-12-24 19 50 30) その時、 イザーク『お父様!蓮華が!』 イザークの声が聞こえた瞬間、 黄金「いざ往かん!」 速攻で復活した。 -- 案山子さん (2012-12-24 19 51 29) 香純「えええええええええええええええ(;゚Д゚)!? あんなボロボロだったのに(;゚Д゚)!?」 -- 案山子さん (2012-12-24 19 52 02) 水銀(あれ!? 私の友情の叱責は!!??) -- 名無しさん (2012-12-24 19 52 30) 水銀も香純と同じくらいビックリしていた。声は出せなかったが、代わりに流血量が増した。 -- 名無しさん (2012-12-24 19 53 19) 黄金「む? カールか――」 水銀「君は次に『卿はこんなところで何をやっている?』と言う!!」 黄金「『卿はこんなところで何をやっている?』、む?」 水銀「ふふ…………すこしだけ溜飲が下がったよ」 -- 名無しさん (2012-12-24 19 56 08) ランサー「おれは……ここまで、か」 ランサー岩に潰れて死ぬ間際、 凛『ランサー!力を貸して!』 瞬間、 ランサー「任せろやァッ!!」 彼も復活していた。 -- 案山子さん (2012-12-24 19 57 02) 香純「なんでえええええええええええええええ(;゚Д゚)!? ねえ、なんでなの(;゚Д゚)!?」 -- 案山子さん (2012-12-24 19 57 35) 水銀「復活したな……私の計算通りだ」 水銀はボロボロの癖に渾身のドヤ顔を披露する。自分の友情の叱責が不要だった事が余程ムカついたのだろうか? -- 名無しさん (2012-12-24 19 59 16) マリィ「カリオストロ……いいえ、ウザストロ。邪魔」 -- 案山子さん (2012-12-24 20 00 48) ついに改名された水銀。 -- 案山子さん (2012-12-24 20 01 05) 水銀「マルグリットの罵倒を受けて死ねるならば……我が人生に一片の悔いなし……」 幸せそうに気絶する水銀。 -- 名無しさん (2012-12-24 20 03 20) ソロモン「目が覚めたなら、行くぞ!!」 水銀は無視した。 -- 名無しさん (2012-12-24 20 06 13) ……香純「っていうことがあったの」 蓮「……親父;」 -- 案山子さん (2012-12-24 20 08 27) 香純「その時ね、聞いた後に何かを感じたの」 レリウス「霊格は抜いたはずだが……それを感知したか」 -- 案山子さん (2012-12-24 20 09 25) 司狼「つまりだ……殺しちゃマズイが」 戒「その魂を手に入れれば」 螢「解決、になるのね?」 香純「分からないけど……」 -- 案山子さん (2012-12-24 20 13 57) レリウス「攻撃する気満々のようだが……もう手遅れだ。加えて言うなら、私を殺せばどうなるか、そこのお嬢さんは察しているはずだ。それにソロモンも」 -- 案山子さん (2012-12-24 20 20 20) マキナ「どういうことだ?」 水銀「つまり――既知世界では私が座の主で私を殺せば世界が死ぬのと同じだよ」 蓮「つまり――こいつを殺すと!?」ジューダス「世界諸共消えるってか!?」 シュライバー「その規模って……;」 戒「まさか……!?」 レリウス「そう――――お前たちの世界も入っているぞ」 全員『!?』 -- 案山子さん (2012-12-24 20 22 06) ソロモン「…………」 無言でレリウスを見る。 レリウス「私の研究は徐々に完成しつつある。だが、この世界ではもう用済みだ。故に、これの完成は別の世界で行うとしよう」 ランサー「逃がすかよ?」 アーチャー「ここで貴様の四肢を切り落とし、総ての因果を断ち切る!」 レリウス「できるかな?」 曼荼羅が始動する。 -- 案山子さん (2012-12-24 20 28 46) ナハト「逆に聞くがよ、この面子から逃げ切れると思ってんのか?」 ベイ「その業……恐らくは俺達の世界の技術なんだろうけどよ。同じ業なら練度はこっちが上だろ」 -- 名無しさん (2012-12-24 20 31 24) レリウス「一理はあるな。私は君達のように物理的に宇宙を破壊するような力は出せん」 -- 名無しさん (2012-12-24 20 32 07) レリウス「だが」 そこで、曼荼羅が――止まった。 -- 案山子さん (2012-12-24 20 32 53) レリウス「宇宙丸ごと停滞させつつ進ませる、というのはできないだろう? なあ、水銀に刹那よ」 -- 案山子さん (2012-12-24 20 33 34) 刹那――万象が止まった。ベイやアーチャーたちの動きが完全に止まり、動けるのは三柱、刹那と黄金と水銀だけだった。 -- 案山子さん (2012-12-24 20 34 24) レリウス「な………!?」 -- 名無しさん (2012-12-24 20 36 48) 蓮「何で停止させたお前が驚いてんだ!?」 レリウス「ここまでうまくいくとは思っていなくてつい……という時の感情はこんな感じだろう」 -- 名無しさん (2012-12-24 20 38 30) 水銀「紛らわしい男だな」 黄金「まったくだ」 -- 案山子さん (2012-12-24 20 40 27) レリウスに茶目っ気なんてない。単に人の真似事して人の感情ないし『魂』を研究し模索しているのだろう。 蓮「……チッ」 舌打ちをする蓮。 -- 案山子さん (2012-12-24 20 41 25) レリウス「うむ……そこのお嬢さんが言っていた通り、私を殺さず見ていればいい」 黄金「何をだ?」 レリウス「……新たな新世界を、だ」 ゴゴゴゴゴ、と祭壇が停滞中にも関わらず出現し、コピーしたイザークと玲愛が出てきた。 -- 案山子さん (2012-12-24 20 42 31) イザーク&玲愛(コピー)「蘇る そう あなたはよみがえる 私の塵は短い安らぎの中を漂い あなたの望みし永遠の命がやってくる 種蒔かれしあなたの命が 再びここに花を咲かせる 刈り入れる者が歩きまわり 我ら死者の 欠片たちを拾い集める」 -- 案山子さん (2012-12-24 20 43 53) 蓮「あの詠唱!?」 水銀「さしずめ生贄はこの城を構築する魂か」 黄金「だが、むざむざ儀式をさせると思うか」 -- 名無しさん (2012-12-24 20 45 50) レリウス「もう遅い、と言っていたはずだが?」 -- 案山子さん (2012-12-24 20 46 15) 影からイグニスの量産体が――百体出てきていた。 -- 案山子さん (2012-12-24 20 46 42) イザーク&玲愛(コピー)「おお 信ぜよわが心 おお 信ぜよ 失うものは何もない 私のもの それは私が望んだもの 私のもの それは私が愛し戦って来たものなのだ おお 信ぜよ あなたは徒に生まれて来たのではないのだと ただ徒に生を貪り 苦しんだのではないのだと 生まれて来たものは 滅びねばならない 滅び去ったものは よみがえらねばならない 震えおののくのをやめよ 生きるため 汝自身を用意せよ おお 苦しみよ 汝は全てに滲み通る おお 死よ 全ての征服者であった汝から 今こそ私は逃れ出る」 レリウス「祝えよ 今こそ汝が征服されるときなのだ」 そこで男は仮面を外した。 -- 案山子さん (2012-12-24 20 47 26) 水銀「わざわざ儀式の終わりを待つ必要は無いな…息子よ、手を貸せ」 蓮「!? わかった!!」 まさかの水銀の発言に驚きつつも賛同する蓮。 水銀 蓮「シーク・イートゥル・アド・アストゥラ ――セクゥェレ・ナートゥーラム!!!」 二神の力を凝縮したギロチンの流星群と超新星の爆発がイグニス諸共レリウスを粉砕せんと猛威をふるう。 -- 名無しさん (2012-12-24 20 48 24) 黄金「ロンギヌスランザ・テスタメント!」 そして黄金の聖槍が一気に放たれた。 -- 案山子さん (2012-12-24 20 50 48) 逃げ場はなく、回避も不可能。だが、 レリウス「イグニス!」 そこでレリウスの貌が明らかになった。その顔は――ハイドリヒそっくりだった。そして、イグニスが徐にハイドリヒの聖槍を掴んだ。 -- 案山子さん (2012-12-24 20 51 46) 当然破損し、消し飛ぶが、新たなイグニスが消し飛ばずに掴んだまま残ったイグニスの腕を掴むと、その腕を遠心力を利用して振り回し、流星群を薙ぎ払った。 -- 案山子さん (2012-12-24 20 52 50) レリウス「触れる者には天罰を――ならば、直接触れなければいい」 -- 案山子さん (2012-12-24 20 53 14) 量産イグニスを簡単に捨てることに可能とした聖遺物を振るう行為。それは盲点であり、普通は考えない。だが、これは狂人。故に、この発想が生まれたのだ。 -- 案山子さん (2012-12-24 20 58 07) レリウス「さあ――いよいよ、始めるか。新たな新世界へ」 ハイドリヒに似た顔をしているレリウスは高らかに謳った。 レリウス「オムニア・アリエーナ・スント・テンプス・タントゥム・ノストルム・エスト!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-24 21 02 21) 曰くそれは――「万物は他人のものであり、ただ時間のみが我々のものである」と言う意味の言葉。つまり―― 香純「ほわっ!?……って、あれ?夢?」 -- 案山子さん (2012-12-24 21 03 35) バッ、とベッドの上で起きた香純は、寝間着のまま汗を腕で拭っていた。 香純「なんだ……ユメか。もう~ビックリさせないでよ~」 寝起き最悪~、と呟きながら起き上がり、隣の部屋に通じる蓮のトビラの穴を開けると――全員集合状態だった。黒円卓も、ソロモンも、司狼も蓮もみんなみんないた。 -- 案山子さん (2012-12-24 21 05 37) 蓮「おはよう、香純」 司狼「おせえぞ、コロポックル。いつまで寝ぼけてんだ」 -- 名無しさん (2012-12-24 21 10 34) 香純「私達、確か…」 -- 名無しさん (2012-12-24 21 12 28) 違和感を覚えた -- 名無しさん (2012-12-24 21 13 32) エリー「あ~香純ちゃん。チョイチョウ」手招きをするエリー。窓際にいた。 -- 案山子さん (2012-12-24 21 13 59) 香純「ねえ、エリーちゃん……私達、何で集まってるんだっけ? それよりも、何処かここ以外に」 -- 名無しさん (2012-12-24 21 16 37) エリー「いいからこっち来て」 香純「?」 手招きをされ、エリーが閉めていたカーテンに手を掛け、 エリー「香純ちゃん。いい?決して大きな声を出さないでね?約束、できる?」 -- 案山子さん (2012-12-24 21 17 31) 香純「解ったけど、なんで?」 -- 名無しさん (2012-12-24 21 19 46) エリー「あ~……前例がいるから」ふと真横を見ると、なんかマリィが気絶していた。 香純「…………え;」 -- 案山子さん (2012-12-24 21 20 36) エリー「まあまあ……んじゃ、往くよ?」 そう言うと、蓮たちがどこに持っていたのか、耳栓を持っていて耳を塞いでいた。そして無言のまま目を瞑っていた。 -- 案山子さん (2012-12-24 21 21 27) 香純「(この世界は空っぽに感じる…)恐いんだけど?(^_^;)」 -- 名無しさん (2012-12-24 21 22 54) エリー「は~いじゃあ御開帳♪」バッと開けると――――窓の目の前に、大きな目があった。そしてそれが香純を見た瞬間、 ???『ギャオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』恐竜(・・)の雄叫びを上げていた。衝撃波が発生し、窓ガラスがビリビリしていた。 -- 案山子さん (2012-12-24 21 24 38) 蓮「さ、さ~て;きょ、今日の朝ごはんはな、何かな~?;」 司狼「お、おうよ;あ、朝はしっかりく、食わないとな~; 」戒「そ、そうだね~;あ、あはは……あはははは;」 -- 案山子さん (2012-12-24 21 25 38) 香純の方を見ず、下に隠れながら話をする三名。黄金は目を瞑ったままイザークの髪を梳かしていた。 -- 案山子さん (2012-12-24 21 26 35) 香純(なんかおかしい…) そう思った -- 名無しさん (2012-12-24 21 30 54) 水銀「私が答えよう 」ソロモン「同じく」 そこに、香純の心境を呼んだ二人が名乗り出た。 -- 案山子さん (2012-12-24 21 31 35) 水銀「簡単に言えば」 ソロモン「ここは元の世界ではない……新たな可能性から生まれた異世界だ」 -- 案山子さん (2012-12-24 21 32 21) 香純「レリウスが考え出した?」 -- 名無しさん (2012-12-24 21 35 38) 水銀「そうだよ……先の恐竜もそうだ。ここが現実世界に似た箱庭の世界で、恐竜などが普通に生きているのだよ。まさしくファンタジーの世界だ」 -- 案山子さん (2012-12-24 21 36 16) ソロモン「私やアーチャーなどがいることを鑑みれば、それが分かるだろう。曰く――」 アーチャー「幻想ならば幻想がお似合いだろう、という相手の皮肉だろうな」 そう言うアーチャーはエプロンを着ていた……様に成っているのがまた; -- 案山子さん (2012-12-24 21 37 27) 凛「そういうこと……まだまだ現状を掴めてないから、あなたも大人しく座りなさいな」 -- 案山子さん (2012-12-24 21 43 33) そう言いながら優雅にコーヒーブレイクしている凛。 黄金「偵察にはシュライバーとシュピーネを出している。時期戻ってこよう」 -- 案山子さん (2012-12-24 21 44 09) 香純「はあ…………あれ? ルサルカは?」 先程の最上層階での勢ぞろいの時にも姿が見えなかった魔女は、ここにも居ない。 -- 名無しさん (2012-12-24 21 54 43) ランサー「そういや、ライダーの奴も居ねえな」 ルサルカと戦っていたはずの騎兵を思い出す。 -- 名無しさん (2012-12-24 21 59 31) 綺礼「心配する気持ちはわからんが。何か食っておけ、城に来てから何も食べて居ないだろう」 そしてマーボー豆腐を差し出す綺礼。以前の地獄マーボーよりは色合いの凶悪さが軽減されている。 -- 名無しさん (2012-12-24 22 01 40) ???「呼びましたか?みなさん」 ???2「やっほ~♪レン君、いる~?」 そこに、無感情な声と猫のような撫でる声が聞こえ、皆が窓の方を見ると――マジのユニコーンに跨った二人がいた。無論、ライダーとアンナだ。 -- 案山子さん (2012-12-24 22 13 53) ベイ「あん?マレウス、てめえどこにいやがった?」 アンナ「失礼ね~! 私たちは危うく恐竜たちに喰われるところだったのよ!?」 ライダー「面倒でしたので、まあ蹴散らしましたが」 -- 案山子さん (2012-12-24 22 20 04) 香純「わ~~ユニコーン!!」 蓮「ファンタジーな光景だな」 司狼「あれにまたがってお姫様でも攫ってやればイチコロだな」 おもにユニコーンに反応する三人。 -- 名無しさん (2012-12-24 22 20 25) ランサー「お前の乗るのはペガサスじゃなかったか?」 ライダー「私の能力なら幻獣種でも乗れますよ」 ザミエル(白馬に乗ったハイドリヒ卿……) -- 名無しさん (2012-12-24 22 21 47) ライダー「その辺に生息していたので足を借りました」 -- 名無しさん (2012-12-24 22 22 13) 黄金「乗ってみたいな」 ザミ「!?(いい!スゴク良い!!)」 -- 案山子さん (2012-12-24 22 27 19) ライダー「ではどうぞ、結構凶暴なので気を付けてください」 -- 名無しさん (2012-12-24 22 29 42) 水銀「シャッターチャンスだ」 アーチャー「準備OKだ」 -- 案山子さん (2012-12-24 22 30 57) 速攻で超高級なカメラで構える二人。どこぞのパパラッチだ? -- 案山子さん (2012-12-24 22 31 20) ザミ(メルクリウス!焼き回しを!) 水銀「無論だとも」 -- 案山子さん (2012-12-24 22 35 23) カシャカシャ! そして跨ったハイドリヒだったが、案の定ユニコーンが暴れだしたが、 黄金「どうどう」 優しく撫でると、ユニコーンが沈静した。 香純「ユニコーン撫でた~い♪」 その言葉に、見えない魔神たちが嫉妬を抱いていた。 -- 案山子さん (2012-12-24 22 36 53) 魔神たち(己ユニコーンごときがァ!!!!!!) パイモン(やれやれ;) -- 案山子さん (2012-12-24 22 48 22) 跨って十分に満喫してからハイドリヒは降り、 黄金「さあ、香純よ」 手をそっと差し伸べた。 ザミ「!?そ、れれは――」 リザ「あら?どうかしたの?エレオノーレ」 ザミ「!!な、なんでもない!」 -- 案山子さん (2012-12-24 22 49 28) マキナ「…………」 シュライバー「どうしたのマッキー?」 マキナ「………シュライバー」 シュライバー「ん?」 マキナ「ここにいるメンバー、1人も欠かさずいるか?」 バルティ「うん、間違いなく全員揃っているよ」 マキナ「そうか……」 シュライバー「それがどうかした?」 マキナ「いや」 -- 名無しさん (2012-12-24 23 05 50) マキナ(…………なぜだろうか、『何か』が足りん気がする) 蓮華「ミハエル〜♪」 シュライバー「ほら、呼んでるよ」 マキナ「ん、ああ……」 -- 名無しさん (2012-12-24 23 07 11) ジョーカー『幻獣ねえ……香純のお嬢ちゃんなら手なずけられるか?』 何気なく呟いてみた。 香純「もしかしたら出来るかも!!」 蓮「ポケ○ンマスター目指せるのか!!」 司狼「そこはメ○テンじゃね、悪魔的に」 その発言に興奮を見せる三人。 -- 名無しさん (2012-12-24 23 09 59) … レリウス「素晴らしい、やはりこの聖遺物は上等な代物のようだ」 バルティ(裏)「相手をオルゴールの中に閉じ込め、その中で記憶を改変する特性、なんとも多機能に優れたもんだな」 -- 名無しさん (2012-12-24 23 11 16) バルティ「それで、そいつは一体何に使うんだ?」 バルティの視線の先には、鎖に拘束されて気を失っている蓮(女)がいた。 -- 名無しさん (2012-12-24 23 12 43) レリウス「本当ならあちらの幼児のほうが欲しかったのだが、彼女があまりにも手放してくれないものでね。まあでも、彼女でも代用はきくがな」 -- 名無しさん (2012-12-24 23 15 34) バルディ(裏)「完全な人形、ってやつの素材ですか」 レリウス「正確にはその前段階の研究用だよ」 -- 名無しさん (2012-12-24 23 18 17) バルティ「………ヴィットマン大尉が知ったらぶちギレるぞ?」 -- 名無しさん (2012-12-24 23 19 43) ……テルミ「……おい、ソロモン」 ソロモン「ああ、分かってる」 ヒソヒソと喋る二人は、皆から離れた場所で話をしていた。そう――蓮(女)がいないことに、二人だけが気付いていた。水銀も気付いているが、気付いていないフリを頼んで、皆の注意などを引く役を頼んだのだ。 -- 案山子さん (2012-12-24 23 28 15) テルミ「俺としたことが蓮華に気を取られ過ぎた」 アスモ『仕方がないことだ……むしろ、カスミを取られなかったのがいい』 フォルネウス『確かに……クイーンが取られたが、まだビショップは残ってる。チェックメイトには早いと思うのだが?』 ソロモン「確かに……それに、まだシュライバーが戻ってきていてもシュピーネがまだだ。彼の帰り次第だな」 -- 案山子さん (2012-12-24 23 30 14) イスカンダル「まったくよな」 二人「!?」 イスカンダル「静かにせんか」 人差し指を口に当ててのっそり……出てきたのは、イスカンダルだった。どうやら彼も勘付いているようだ。 イスカンダル「アーチャーの奴も気付いておったぞ?」 二人「勘が鋭い……だが、今は助かる」 -- 案山子さん (2012-12-24 23 31 46) 現状この世界は新たな世界。そして言うならばレリウスの腹の中だ。既知世界とは違い、ここでは何が起こるかわからない。一歩出れば何があるか分かったものではない。 イスカンダル「折角余が、水銀の蛇との戦いを楽しみにしていたというのに、興を削ぐとはけしからん奴だ」 -- 案山子さん (2012-12-24 23 39 13) 司狼「蓮、女のお前はどこだ?」 -- 名無しさん (2012-12-24 23 43 07) 司狼の壊れた紳士レーダーに何かが引っかかったらしい・・・ -- 名無しさん (2012-12-24 23 44 00) テルミ「ウロボロス!!」 速攻でウロボロスが司狼の首を絞めた。 -- 案山子さん (2012-12-24 23 45 26) 蓮「女の俺……何言ってんだお前? 俺は男だぞ」 -- 名無しさん (2012-12-24 23 46 06) 水銀「おっと、茶を零した」 アーチャー「ああすまない、コーヒーを零した」 思いっきり棒読みで二人とも、司狼めがけて茶とコーヒーをぶっかけた。顔面と股間に。 -- 案山子さん (2012-12-24 23 46 40) テルミ「ああ悪い手が滑った」 そう言ってさらにラリアット。 -- 案山子さん (2012-12-24 23 47 35) 司狼「紳士クオリティー!!!!!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-24 23 48 08) 叫んでのた打ち回り・・・脱出 -- 名無しさん (2012-12-24 23 48 25) テルミ「お前、親友を女装させたいなら、そういえよ?」 -- 名無しさん (2012-12-24 23 49 07) ソロモン「まったくだ」 水銀「変態極まれりだな」 -- 案山子さん (2012-12-24 23 49 49) イスカンダル「のう坊主……変態は、そこまでにしておけよ?」 四人連携プレーが司狼を囲む。アーチャー、何気にナイフを見えない死角で投げる準備をしていた。 -- 案山子さん (2012-12-24 23 50 41) 蓮「司狼、いっぺん死ねば直るか?」 -- 名無しさん (2012-12-24 23 51 32) 蓮はしっかりと首を切り落とそうとしている・・・ -- 名無しさん (2012-12-24 23 51 58) 司狼「…………おい、大将」 黄金「…………ああ、そうだな」 -- 案山子さん (2012-12-24 23 52 13) そこで今の今まで黙っていた黄金がイザークを撫でてから立ち上がり、拳を振り下ろし、壁を貫通させた。 -- 案山子さん (2012-12-24 23 52 49) 全員『何事!?』 テルミたち「…………ッ」 水銀「やはり……気付いていたか」 -- 案山子さん (2012-12-24 23 53 22) 司狼「俺は紳士だ、親友を女装させて喜ぶ変体じゃねえ!!!」 -- 名無しさん (2012-12-24 23 54 59) 黄金「然りでもあるが、論点がズレているぞ」 -- 案山子さん (2012-12-24 23 55 23) テルミ「こいつ、紳士じゃねえよな?」 -- 名無しさん (2012-12-24 23 55 56) 黄金「まあな」 ハイドリヒが水銀やテルミたちを見て、 黄金「黙っていたい気持ちはわかる。今が今だ……だがな、カールたちよ。それは真の仲間にすることなのか?」 -- 案山子さん (2012-12-24 23 56 30) ザミ「ん?」 そこでザミエルも勘付いた。戒はしばらく前から察していたらしい。 -- 案山子さん (2012-12-24 23 57 04) マキナ「……何の話をしている」 そこで、マキナがテルミを見据えた。 -- 案山子さん (2012-12-24 23 57 32) テルミ「なんでもねえよ……気にスンナ」 蓮華「ほえ?」 -- 案山子さん (2012-12-24 23 58 58) 蓮華「テルミおにいちゃん?」 -- 名無しさん (2012-12-24 23 59 26) テルミに臆すことなく話しかける。 -- 名無しさん (2012-12-24 23 59 50) テルミ「……ッな、なんだ?」 -- 案山子さん (2012-12-25 00 00 36) 蓮華の貌を見て、少しだけ表情を歪ませてから、いつのも笑顔を作った。 -- 案山子さん (2012-12-25 00 01 04) 蓮華「おなか、穴開けられたけど・・・大丈夫?」 心配そうにたずねる。 -- 名無しさん (2012-12-25 00 02 01) テルミ「お、おう……だいじょう……ッ!?」そこで、テルミは気付いてしまった。そう――蓮華は覚えている(・・・・・)のだ。 -- 案山子さん (2012-12-25 00 02 45) さらに、 香純「あれ?蓮(女)はどこ?」 辺りをキョロキョロ見る香純……それが決定打となった。マキナはテルミのいた部屋の壁を瞬速でぶち壊していた。何とか回避していたテルミ。 マキナ「…………そういうことか」 壁から鉄槌を抜いて、低く呟くマキナ。 -- 案山子さん (2012-12-25 00 03 21) テルミ「・・・・・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-25 00 04 29) ばつの悪そうな顔をする。 -- 名無しさん (2012-12-25 00 04 47) マキナ「……おい、水銀」 水銀「…………」 同様にバツの悪そうな貌をしていた。 -- 案山子さん (2012-12-25 00 05 36) それはイスカンダル、ソロモンも然り。 -- 案山子さん (2012-12-25 00 05 55) 司狼「説明しろとは言わんが・・・どうするよこれ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-25 00 09 13) とりあえず壊れた扉をさして言う。 -- 名無しさん (2012-12-25 00 11 15) ???「それは私が直そう」 ジューダス「!?その声は……マスターか!?」 -- 案山子さん (2012-12-25 00 12 52) キッチンの方を見ると――影絵のように、徐々に浮き彫りになっていき、輪郭が浮かび上がり出来上がったのが――ジューダスの仕えていた主だった。 -- 案山子さん (2012-12-25 00 13 45) 水銀「何でいる?サタナイル?」 -- 名無しさん (2012-12-25 00 14 35) 駄洒落ではない・・・彼の名だ・・・ -- 名無しさん (2012-12-25 00 15 00) 司狼「駄洒落言ってんじゃねえ!!!」 殴る。 -- 名無しさん (2012-12-25 00 15 28) サタナイル「それは私が聞きたいな……滅ぼされた私だったが、あの座の中からなぜか弾き飛ばされ、ここまで来た。説明したまえ。水銀の蛇よ」 -- 案山子さん (2012-12-25 00 16 33) 水銀「やはりか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-25 00 17 55) 蓮「ってことは・・・歴代の主もいるのか?」 -- 名無しさん (2012-12-25 00 18 20) 水銀「分からぬよ……もしくは、あの曼荼羅の中にいるかだ」 -- 案山子さん (2012-12-25 00 20 12) 玲愛「……状況が読めないんだけど。あいパパ教えてプリーズ。モグモグ」 神父「ああ可愛らしい♪」 螢「兄さん、説明してください」 -- 案山子さん (2012-12-25 00 21 03) サタナイル「あの仙人爺がいるかも知れんのか?詳しく話せ」 -- 名無しさん (2012-12-25 00 22 32) ライル「あんた相変わらずだな?」 -- 名無しさん (2012-12-25 00 23 27) サタナイル「ライルか、ナハトは元気か?」 -- 名無しさん (2012-12-25 00 23 53) ナハト「……おうよ」 -- 案山子さん (2012-12-25 00 24 47) 水銀「嘆かれていたぞ?サタナイル」 -- 名無しさん (2012-12-25 00 25 17) サタナイル「貴様のようなウザイ変体に負けたのが私の人生の最大の汚点だ」 -- 名無しさん (2012-12-25 00 26 11) 神父「ごほん! 状況を鑑みるに……どうやらあの錬金術師は、歴代の座にいた神格の方々をわざわざ解放させたと見たほうがいいでしょうね。ただ、確証がないのであれですが。しかし、目の前に副首領閣下以前の神格の方がいる。これは異常事態ですぞ」 咳払いをしてから、トリファが珍しく真剣に語りだした。ようやく元の彼に戻ったといったほうがいいか。 -- 案山子さん (2012-12-25 00 26 47) 神父「それに、先ほどの状況だと一時的に記憶を封じられていたのもまた事実。テルミ殿などは例外のようですが」 -- 案山子さん (2012-12-25 00 27 38) 水銀「この手の暗示や催眠はきっかけがあればすぐに元に戻るのが難点だがね」 -- 名無しさん (2012-12-25 00 29 32) サタナイル「主犯にしてみれば時間稼ぎが目的であろう」 -- 名無しさん (2012-12-25 00 30 01) サタナイル「それに・・・」 香純を見た。 -- 名無しさん (2012-12-25 00 38 25) 香純「?」 -- 名無しさん (2012-12-25 00 39 45) サタナイル「随分と面白いのに好かれているな・・・それでも呑まれないのは気質故か・・」 -- 名無しさん (2012-12-25 00 40 47) 吟味するように覗き込む。 -- 名無しさん (2012-12-25 00 41 20) 香純「・・・・・」 -- 名無しさん (2012-12-25 00 41 51) その視線を真っ向から受け止る。 -- 名無しさん (2012-12-25 00 42 16) ソロモン「まあ、彼女は気質が特別ですからね。比喩ではなく、間違いなく太陽そのもの。飲まれる道理がないのだよ」 -- 案山子さん (2012-12-25 00 43 11) フォルネウス『そうだ』 フェニックス『ふん!』 マルコシアス『身の程をわきまえろ。現人神風情がァ』 -- 案山子さん (2012-12-25 00 43 49) サタナイル「お嬢さん、たぶん娘も来ているだろうから仲良くしてやってくれるとうれしい」 -- 名無しさん (2012-12-25 00 45 09) 無視して頼み込むサタナイル。 -- 名無しさん (2012-12-25 00 45 36) 香純「娘?」 -- 案山子さん (2012-12-25 00 45 51) ライル「こいつ、一応娘がいるんだよ」 -- 名無しさん (2012-12-25 00 46 47) ナハト「こいつと違った意味で、よく解らん奴だが・・・」 -- 名無しさん (2012-12-25 00 47 25) 水銀「ようは、無機質なのだよ。ある意味(・・・・)」 -- 案山子さん (2012-12-25 00 48 08) 水銀「言ってやりたまえ『こんなのが娘もちだなんて、娘がかわいそう』だと」 -- 名無しさん (2012-12-25 00 50 05) 蓮&サタナイル「お前が言うな!!!」 二人で殴り飛ばす。 -- 名無しさん (2012-12-25 00 53 07) 水銀「痛い!? 何故殴るのだ息子よ。ドメスティックバイオレンスなのか反抗期という名のDVなのか……こんな子に育ってしまうなんて……死んだお母さんに顔向けできんよ」 よよよと泣き崩れる水銀。 -- 名無しさん (2012-12-25 00 55 12) マキナ「…………」 マリィ「ニコニコ」 ついでに二人もボコリに混じった。 蓮「俺に母さんなんかいねえだろうが!?」 -- 案山子さん (2012-12-25 00 56 00) 司狼「蓮の気持ちがよく解るわ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-25 00 57 06) その言葉にうなずく一同。 -- 名無しさん (2012-12-25 00 57 24) 玲愛「藤井君のお母さんは私よ? さあカモ~ン、私のマイサン」 -- 案山子さん (2012-12-25 00 57 47) 相変わらず空気読めない電波がいた。しかも、何気にヤバイ発言をしていた。 -- 案山子さん (2012-12-25 00 58 14) 水銀「まあ、いろんな可能性を試した中でそんな世界もあったりはしたが」 -- 名無しさん (2012-12-25 00 58 58) 蓮「うそだ!!!!!?」 -- 名無しさん (2012-12-25 00 59 34) 玲愛「グアッ!!」 目をかっぴらく玲愛。メッチャ怖い; -- 案山子さん (2012-12-25 00 59 59) 玲愛「見せなさい! 今の状況なんか知ったことか! 見せなさい今すぐ私のマイサンを!」 蓮「先輩止めて!? お願いだから!?」 -- 案山子さん (2012-12-25 01 00 44) マリィ「カリオストロ並にウザイよ?」 -- 名無しさん (2012-12-25 01 01 42) 玲愛「知るか!!」 -- 案山子さん (2012-12-25 01 02 09) 司狼「やべえ……毒電波再来だわ;」 -- 案山子さん (2012-12-25 01 02 25) アーチャー「凛、止めたまえ」 -- 名無しさん (2012-12-25 01 03 10) なぜかアーチャーが命令していた・・・ -- 名無しさん (2012-12-25 01 03 35) 凛「私、毒電波の対処法なんて知らないわよ?」 -- 名無しさん (2012-12-25 01 04 10) それどころか間違いなく囃し立てる側だ・・・ -- 名無しさん (2012-12-25 01 04 37) アーチャー「何を言う? 君には君にしかできない対処法があるじゃないか?」 そう言って人差し指を立てた……なるほど。 -- 案山子さん (2012-12-25 01 05 11) 凛「ここで撃つの?っていうか、平気かしら?;」 -- 案山子さん (2012-12-25 01 06 42) ランサー「まあ死なねえ程度でいいんじゃねえか? あの嬢ちゃん、相当頑丈そうだしよ」 凛「それもそうね」 -- 案山子さん (2012-12-25 01 07 18) サタナイル「総員、退避!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-25 01 08 00) 目を見開き叫ぶ。 -- 名無しさん (2012-12-25 01 08 13) ジューダス「イエス、マスター!!!」 それに習い一目散に逃げ出した。 -- 名無しさん (2012-12-25 01 10 43) 凛「んじゃ……征くわよ~!」 そう言って人差し指に魔力が籠っていき、トリガー。 凛「ガンド!ガンドガンドガンドガンド!ビーム!ガンド!ガンドガンドガンドガンド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-25 01 11 02) シュライバー「やるね~♪」 -- 名無しさん (2012-12-25 01 11 51) アーチャー「これぞ凛の必殺技! 必殺ガンド乱れ撃ちだ!!」 サングラスをかけて香純を抱えながら実況するアーチャー。楽しそうだ。 -- 案山子さん (2012-12-25 01 12 05) アーチャー(……嗾けといてなんだが、相変わらずの悪魔ぶりだな;) 同時に冷や汗も流していたが。 -- 名無しさん (2012-12-25 01 12 34) 凛「手が滑った」 -- 名無しさん (2012-12-25 01 13 22) 笑顔でアーチャーに十発。 -- 名無しさん (2012-12-25 01 13 43) アーチャー「うおっと!?」 何とか抱えながら回避したアーチャー。 -- 案山子さん (2012-12-25 01 14 09) 凛「んでもって……仕切り直しよ!ガンド!ガンドガンドガンドガンド!ビームビームビームビーム!ガンド!ガンドガンドガンドガンド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 さらに懐から宝石を取り出し……え!? -- 案山子さん (2012-12-25 01 14 30) 凛「私の宝石がない・・・?」 -- 名無しさん (2012-12-25 01 15 15) マル「不味いなこれ・・・」 吐き出した。 -- 名無しさん (2012-12-25 01 15 36) 凛「アーチャー!」 アーチャー「……嫌な予感的中だ。宝石剣も投影できん」 -- 案山子さん (2012-12-25 01 16 37) 凛「マズったわね! ちょっと毒蛇! あんたどうすんのよ!? 私のとっておきの切り札がないんじゃ、私ヤバイじゃない!!」 -- 案山子さん (2012-12-25 01 17 12) 水銀「やつの世界ゆえか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-25 01 17 49) 蓮「どうすんだよ?この状況・・・」 -- 名無しさん (2012-12-25 01 18 34) 水銀「どうにか乖離するしかないな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-25 01 20 42) ???「私が何とかしよう」 そこに、荒耶がいた。アラヤではなく、本物の荒耶だ。壁から出てきやがった。 -- 案山子さん (2012-12-25 01 21 01) 香純「ぬり壁!?」 -- 案山子さん (2012-12-25 01 21 23) アーチャー「違う、ホモだ」 -- 名無しさん (2012-12-25 01 21 54) 間発いれずに返す。 -- 名無しさん (2012-12-25 01 22 36) 荒耶「どちらも違う」 言峰「おお、マイペンフレンド」 -- 案山子さん (2012-12-25 01 23 03) 荒耶「寄るな、変態!!?」 -- 名無しさん (2012-12-25 01 24 40) アーチャー「やはりホモであったか・・・・」 後ずさるアーチャー。 -- 名無しさん (2012-12-25 01 25 13) 二人『違う、単なる麻婆豆腐を極めたペンフレンドだ』 -- 案山子さん (2012-12-25 01 25 50) 蓮「それよりも何であんた生きてんだ?」 -- 名無しさん (2012-12-25 01 26 15) シュライバー「僕が壊したのこいつの偽者だよ?」 -- 名無しさん (2012-12-25 01 27 00) 荒耶「私はあれの元だ」 -- 案山子さん (2012-12-25 01 27 18) アーチャー「つまり、私が一番最初に倒したのが」 荒耶「私の手作りの人形だ。あと、蒼崎のも混じってたな」 -- 案山子さん (2012-12-25 01 27 54) 蓮「蒼崎? だれだ?」 -- 名無しさん (2012-12-25 01 28 40) ナハト「蒼崎って確か…」 ソロモン「私の師の一人だ」 -- 名無しさん (2012-12-25 01 29 04) 蓮「アイツに利用されたのか・・・」 -- 名無しさん (2012-12-25 01 30 01) 荒耶「蒼崎橙子という女は利用されるようなタマではない」 -- 案山子さん (2012-12-25 01 31 13) 蓮「自分で志願したとか言い出さないよな?」 -- 名無しさん (2012-12-25 01 32 08) 荒耶「蒼崎を舐めるな。小僧」 -- 案山子さん (2012-12-25 01 32 24) 壁を壊して、 荒耶「付いて来い――お前たちに会わせたい連中がいる。こうなっては一蓮托生だ。巻き込まれた身。奴に一泡吹かせてやる」 -- 案山子さん (2012-12-25 01 32 37) ナハト「また新キャラか……一体いつになったら終わるんだか」 若干メタイ発現。 -- 名無しさん (2012-12-25 01 33 41) ライル「そういうなよ……これ以上何人増えんのか段々面白くなってきた」 -- 名無しさん (2012-12-25 01 34 30) テルミ「……くそっ」 一人悔しがっている男がいた。 -- 案山子さん (2012-12-25 01 35 17) リザ「……あなた、悔しいの?」 テルミ「ああ悔しいねえ……手を出さねえ、守ってやるとほざいておいてこのザマだ。ハッ、笑えるねぇ」 -- 案山子さん (2012-12-25 01 35 53) 司狼「これから守ればチャラだろ?アイツ意地でも潰すんだろ?」 -- 名無しさん (2012-12-25 01 37 11) テルミ「当たり前だろうがァッ!!!!!!」 蓮華「ビクッ!?」 -- 案山子さん (2012-12-25 01 37 45) ジューダス「笑ってほしいのかい? 英雄さん。生憎だがそんな時間も惜しいんだよ。わかってんなら当たり散らすな、ガキがおびえてるぞ」 -- 名無しさん (2012-12-25 01 38 48) テルミ「……ッくそ。悪いな、蓮華」 頭を撫でる。 -- 案山子さん (2012-12-25 01 39 22) 蓮「ひとつ聞きたいんだがいいか?」 ソロモン「何だね?」 -- 名無しさん (2012-12-25 01 40 21) 蓮「その蒼崎ってどういう人なんだ? 俺らはいまいちよく解っていないから聞かせてほしいんだが」 -- 名無しさん (2012-12-25 01 41 05) クローバー「彼女か……懐かしいなソロモン君」 -- 名無しさん (2012-12-25 01 42 06) 蓮「それとあんたは、あれとは同じで違うんだよな?」 -- 名無しさん (2012-12-25 01 42 57) クローバー「そうだな・・・」 -- 名無しさん (2012-12-25 01 43 22) クローバー「表裏でいうなら、私は感情そのものとしていうなら裏だ」 -- 案山子さん (2012-12-25 01 44 13) ソロモン「質問には答えよう……もっとも」 荒耶「私の方が蒼崎を知っている」 -- 案山子さん (2012-12-25 01 44 46) 司狼「ホモじゃなかったのな・・・お前」 -- 名無しさん (2012-12-25 01 45 48) 荒耶「粛!」 アイアンクロー炸裂。 -- 案山子さん (2012-12-25 01 46 10) 司狼「水銀の盾!」 -- 名無しさん (2012-12-25 01 46 54) 水銀を身代わりにした。 -- 名無しさん (2012-12-25 01 47 13) 水銀「へ!?」 -- 案山子さん (2012-12-25 01 47 44) そしてそのままアイアンクロー。なぜかザミエルも参戦していた。 二人『ダブルアイアンクロー!』 -- 案山子さん (2012-12-25 01 48 13) 荒耶「粛!」 水銀&司狼「ふぐあ!?」 更に空間を握りつぶし、諸共に潰す。 -- 名無しさん (2012-12-25 01 48 39) 司狼「馬鹿な!!?太子クオリティーが意味を成さない!!!?」 -- 名無しさん (2012-12-25 01 49 50) 驚愕する司お上 -- 名無しさん (2012-12-25 01 50 06) ザミ「ふむ、私にも教えろ」 -- 案山子さん (2012-12-25 01 50 21) 荒耶「いいだろう」 -- 案山子さん (2012-12-25 01 50 45) 司狼「教えるな!!!」 -- 名無しさん (2012-12-25 01 51 22) 時すでに遅し。ザミ「なるほど……こうか」 マネて、 ザミ「粛!」 -- 案山子さん (2012-12-25 01 52 05) 司狼「先より強力だ!!!?」 -- 名無しさん (2012-12-25 01 52 42) 黄金「面白そうだな」 -- 案山子さん (2012-12-25 01 52 59) 凛「私にも教えて!」 -- 案山子さん (2012-12-25 01 53 29) アーチャー&ランサー『ヤバくない!?』 -- 案山子さん (2012-12-25 01 53 51) 司狼「ウェルカ~~~~~~~~~~~~~ム(-_★)」 -- 名無しさん (2012-12-25 01 54 50) 司狼が地獄で呼んでいる。 -- 名無しさん (2012-12-25 01 55 11) 二人『誰がいく――』 凛「え~い粛~♪テヘペロ」 -- 案山子さん (2012-12-25 01 55 54) 片目を瞑って舌を出して茶目っ気よく粛を放った。 -- 案山子さん (2012-12-25 01 56 20) 司狼「ナイス(-_★)」 -- 名無しさん (2012-12-25 01 57 14) 凛「もちよ(-_★)」 -- 名無しさん (2012-12-25 01 57 32) ジョーカーが赤い悪魔と手を組んだ。 -- 案山子さん (2012-12-25 01 57 54) マリィ「?わたしも、いいかな?」 全員『!?』 瞬間、全員に悪寒が走った。マリィにアレを教えるのはすこぶるマズイ。 -- 案山子さん (2012-12-25 01 58 36) 司狼「誰でもいい!! 止めろ!!」 -- 名無しさん (2012-12-25 01 59 20) マリィがやったら絶対動けんどころかぺしゃんこだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-25 01 59 50) 荒耶「しょうがないな」 照れたように了承する。 -- 名無しさん (2012-12-25 02 00 32) マリィ「ありがとう」 満面の笑みでお礼を言う女神。 -- 名無しさん (2012-12-25 02 00 59) あ、みんな死んだ。シュライバーとかもう逃げてた。 -- 案山子さん (2012-12-25 02 01 46) ソロモン「さあ、お嬢さん」 香純「う、うん」 テルミ「こい、蓮華」 蓮華「うん♪」 二人の少女、退避成功。 -- 案山子さん (2012-12-25 02 02 19) 司狼「蓮・・・」 もういない。 -- 名無しさん (2012-12-25 02 03 20) ベア「あれ!?戒!?」 -- 案山子さん (2012-12-25 02 03 52) 戒「あはは~見なよ螢~♪ ドラゴンだよ~」螢「あはは~本当ね~♪兄さん~」スキップしながら逃げてた。 -- 案山子さん (2012-12-25 02 04 32) 玲愛「死ね、ど腐れ神父」 蹴っ飛ばしてから逃げてる電波。ガシッ 神父「逃がしませんよ~テレジア~」 玲愛「ちょっ!?離せ!!」 -- 案山子さん (2012-12-25 02 05 26) 神父「一緒に死にましょう? それが愛」 -- 名無しさん (2012-12-25 02 06 18) もはや意味が解らない。 -- 名無しさん (2012-12-25 02 06 37) そして逃げ出そうとするベアトリスをザミエルが捕まえる。 -- 名無しさん (2012-12-25 02 07 06) 玲愛「リザ……あれ?」 いなかった。 -- 案山子さん (2012-12-25 02 07 23) ベア「離してください! 少佐! 死んじゃいますよ!? いやマジで!?」 -- 案山子さん (2012-12-25 02 07 51) ザミエル「楽しい時間の始まりだ、馬鹿娘(-_★)」 凶悪な笑顔だ・・・魔神たちも怯えている。 -- 名無しさん (2012-12-25 02 08 41) エリー「いや~楽しいわ~」 録画しているエリー。既に逃げていた。 -- 案山子さん (2012-12-25 02 10 06) 荒耶「かっこよく映せよ?」 -- 名無しさん (2012-12-25 02 10 44) ノリノリだ。 -- 名無しさん (2012-12-25 02 11 00) エリー「もち!」 -- 案山子さん (2012-12-25 02 11 14) ベイ「くそっ!誰だここに足の罠仕掛けた野郎……シュライバァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!」 思いっきりトラバサミに噛みつかれていた……ベイの足に。 -- 案山子さん (2012-12-25 02 11 46) シュライバー「とろいんだよ♪」 -- 名無しさん (2012-12-25 02 12 45) 笑って逃げるシュライバー。 -- 名無しさん (2012-12-25 02 13 01) 黄金「もう大丈夫だ」 イザーク「ありがとうございます、父様」 ヨハン「あ、ありがとうございます」 逃げていた親子一行。 -- 案山子さん (2012-12-25 02 13 49) マリィ「? これだけでいいの」 荒耶「うむ、問題ない。飲み込みが早いな」 -- 案山子さん (2012-12-25 02 14 36) マリィ「じゃあ頑丈そうな、マル君、実験台よろしくね?」 -- 名無しさん (2012-12-25 02 15 26) マル「!!?」 女神の笑顔に縮み上がり顔が引きつる。 -- 名無しさん (2012-12-25 02 16 01) マル「ごめんなさい(;゚Д゚)!? 許して(;゚Д゚)!?」 -- 案山子さん (2012-12-25 02 16 23) マリィ「い~い~や~♪」 可愛らしく、最後に声を低くし、 マリィ「――――消えろ。粛」 -- 案山子さん (2012-12-25 02 16 55) それだけでマル焦げになったマル・・・・ -- 名無しさん (2012-12-25 02 17 40) 魔神「君の死は忘れないよ・・・」 -- 名無しさん (2012-12-25 02 18 28) 魔神なのに十字を切った・・・ -- 名無しさん (2012-12-25 02 18 48) 一同『なにあれ(;゚Д゚)!!!!!????』 -- 案山子さん (2012-12-25 02 19 11) 荒耶「何でだ? マル焦げにするのは教えてないのに・・・」 -- 名無しさん (2012-12-25 02 20 45) 頭をひねる荒耶・・・ -- 名無しさん (2012-12-25 02 21 02) ライル「……あの街ではこういう馬鹿騒ぎは無かったな」 ナハト「……慣れろ、もう俺は諦めた」 おかしな世界でのおかしな日常離れていたライルだが、一見まともな世界での非現実的光景には面食らったようだ。 -- 名無しさん (2012-12-25 02 21 17) マリィ「てへ♪」 水銀「ガタガタガタガタガタガタ(;゚Д゚)」 -- 案山子さん (2012-12-25 02 21 37) 黄金「カールが怯えているだと!?」 -- 案山子さん (2012-12-25 02 22 46) 水銀「違うぞ・・・これは武者震いだ」 -- 名無しさん (2012-12-25 02 23 17) 涙を流し怯えているのに強がる。 -- 名無しさん (2012-12-25 02 23 38) 司狼「うおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!太子クオリティーフルパワ~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 叫んで抜け出す。 -- 名無しさん (2012-12-25 02 24 25) 荒耶&マリィ&ザミ「粛!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-25 02 25 03) 三人まとまった一斉攻撃。みんな、退避し、目標は司狼一択。 -- 案山子さん (2012-12-25 02 25 32) 司狼「舐めるなああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!」 意味不明に避けた・・・法則もクソもない。 -- 名無しさん (2012-12-25 02 27 06) しかし・・・・ 水銀「粛」 とっつかまった。 -- 名無しさん (2012-12-25 02 28 43) 司狼「まさかの伏兵だと!!!!!????」 -- 案山子さん (2012-12-25 02 29 09) 水銀「一緒にこの未知を共有しようではないか?」 -- 名無しさん (2012-12-25 02 29 52) 暗い笑み浮かべて言う。 -- 名無しさん (2012-12-25 02 30 05) 司狼「こんな未知、いるか!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-25 02 32 01) ライル「・・・・・・・ぷっ、はっはあはああははははははは」 腹を抱えて笑い出した。 -- 名無しさん (2012-12-25 02 33 16) サタナイル「ようやく笑えるようになったか・・・(^_☆)」 嬉しそうに語る。 -- 名無しさん (2012-12-25 02 34 55) ライル「ああ……これは面白い。楽しいな」 -- 案山子さん (2012-12-25 02 35 16) ナハト「ま、それだけにあの錬金術師はころす――」 言葉途中で、ナハトが消えた。 -- 案山子さん (2012-12-25 02 35 41) 何故なら―― ザミ「ふむ……引き寄せることも可能なのか。便利だな」 ナハト「助けて~~~~~(T_T)」 捕まっていた。 -- 案山子さん (2012-12-25 02 36 14) ライル「殺すなよ、相棒だからな?」 -- 名無しさん (2012-12-25 02 37 12) ナハト「そうだ、あいつらの黒歴史教えるから見逃して!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-25 02 37 43) 全員『なに!?』 -- 案山子さん (2012-12-25 02 38 27) ザミ「良しいいだろう見逃してやる。ただし嘘だった場合は馬鹿娘諸共消し飛ばすからな」 -- 案山子さん (2012-12-25 02 39 14) ベア「何で!!!?」 -- 名無しさん (2012-12-25 02 39 38) ザミエル「当然のことだろう?」 -- 名無しさん (2012-12-25 02 41 12) 鬼と魔神を足して二で割ればザミエルである。 -- 名無しさん (2012-12-25 02 41 38) ベア「鬼~! 悪魔~! しょじょ――」 ザミ「燃え尽きろォッ!!!!!!!!!馬鹿娘があああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-25 02 42 10) ベア「NOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!] -- 名無しさん (2012-12-25 02 43 15) 断末魔が響き、黒焦げのベアトリスが一丁出来上がりだ・・・ -- 名無しさん (2012-12-25 02 43 59) ザミエル「火加減が甘かったか?」 -- 名無しさん (2012-12-25 02 45 10) 一同「いいえ・・・よい火加減でございます・・・」 -- 名無しさん (2012-12-25 02 46 35) 土下座しながら後ずさる一同。 -- 名無しさん (2012-12-25 02 47 01) しかし女神・・・・ 笑顔だ。 -- 名無しさん (2012-12-25 02 49 30) 司狼「…マリィちゃん、まじめな話していいか?」 マリィ「何?」 -- 名無しさん (2012-12-25 14 39 01) 司狼「歴代ってことは…アレもいるってことだよな…」 神格「!!!!!!!!!!!!??」 司狼の言葉にはっとする。 -- 名無しさん (2012-12-25 14 41 46) アレとは無論《第六天》である。 -- 名無しさん (2012-12-25 14 43 11) サタナイル「私がいる時点で可能性は高いな…」 -- 名無しさん (2012-12-25 14 44 02) ???「やけに強い力の波動を追ってくれば…サタナイルに水銀の蛇か」 仙人みたいな爺さんが現れた… -- 名無しさん (2012-12-25 14 46 30) サタナイル「久しいな、糞爺、私が座を握って以来だな」 -- 名無しさん (2012-12-25 14 48 13) ???「そうだな、ここはどこだ?知らん間に放り込まれたのだが?」 -- 名無しさん (2012-12-25 14 50 20) 司狼「誰だ? あんた」 -- 名無しさん (2012-12-25 15 05 24) サタナイル「私の前の座の主だよ」 -- 名無しさん (2012-12-25 15 06 56) 第二天「そうなるな…それと、そこのお嬢さん」 香純を視た。 -- 名無しさん (2012-12-25 15 16 59) 香純「どうしたんですか?」 -- 名無しさん (2012-12-25 15 17 48) 第二天「何があろうと曇るな…回りの者も…曇らせるな」 マジな声でそう告げる。 -- 名無しさん (2012-12-25 15 19 55) それは蓮たちに…そして魔神達に対する言葉だ。 -- 名無しさん (2012-12-25 15 29 51) 第二天「どれほど素晴らしい輝きを持とうと堕ちるは容易い――太陽の輝きが素晴らしいほどに、堕ちてしまえばその影はどうしようもないほど暗く翳る」 -- 名無しさん (2012-12-25 16 11 46) サタナイル「何が見えた? 貴様」 -- 名無しさん (2012-12-25 16 20 31) 第二天「ただの助言だ…それから、娘が探していたぞ」 -- 名無しさん (2012-12-25 16 25 01) サタナイル「そうか」 ライル(娘ね……あいつらも居るのか?) -- 名無しさん (2012-12-25 16 53 25) 荒耶「まあ、それについては諸々の連中と話すとしよう。今は団結するしかあるまい。あの蒼崎も珍しくやる気を出しているんだ」 蓮「やるってんなら……俺が波旬を」 握り拳を作る蓮の目が亀裂のように細まっていた。 -- 案山子さん (2012-12-25 19 36 21) 未来に起きる可能性――史上最凶最悪のあの下種に踏み躙られた時の体験が今の彼らに還元し、同時にその光景を見た蓮にとってはアレは水と油の領域を遥かに超えている。生かす価値などありはしない。 -- 案山子さん (2012-12-25 19 37 43) アーチャー「……マキナ」 ポンッ、と彼の肩に手を置き宥めるアーチャー。気持ちは察しているらしい。 -- 案山子さん (2012-12-25 19 48 33) マキナ「……ああ、大丈夫だ」 そういう彼の表情は、いつもの彼に戻っていた。 -- 案山子さん (2012-12-25 20 45 21) ナハト「そういや、あの英雄達の人形はどうして持ってきたんだ?」 -- 名無しさん (2012-12-25 20 56 50) シュライバー「え? 聞きたいの?」 -- 案山子さん (2012-12-25 20 58 33) ベイ「ああ……そういやよ。なんでだ?」 復活したベイが尋ねた。 -- 案山子さん (2012-12-25 21 01 13) シュライバー「ん~とね? 僕の考えなんだけど、ベイとかヴァルキュリアってさ、彼女たちの魂を内に内包してるんだよね? まあかなり強い魂だろうから、形成も可能なんだろうけどさ。もしかしたら、その肉体に魂を宿すことも可能なんじゃないのかな?」 -- 案山子さん (2012-12-25 21 02 18) ソロモン「なるほど……それは名案だな」 ベイ「あん?んなこと……この小僧以外できるのかよ?」 司狼「俺は特別だからなァ」 ギラッ、と決める司狼。 -- 案山子さん (2012-12-25 21 24 13) 魔神たちにフルボッコにされた。 -- 名無しさん (2012-12-25 21 27 06) 蓮「てことは…俺達もテルミみたいになれるのか?」 -- 名無しさん (2012-12-25 21 28 04) テルミ「俺様みたいな紳士にか?」 -- 案山子さん (2012-12-25 21 31 03) クローバー「いや、お前はロリコンではなかったか?」 -- 名無しさん (2012-12-25 21 32 04) 荒耶「司狼三号?」 -- 名無しさん (2012-12-25 21 33 41) 二人が茶化す。 -- 名無しさん (2012-12-25 21 34 30) 三号の理由はジューダスが居るからだ… -- 名無しさん (2012-12-25 21 35 21) テルミ「あはははははははははははははっはははははははははは」 笑みを浮かべながら笑うテルミが、徐々に二人に接近していた。笑顔のまま――口元を三日月に歪めていた。 -- 案山子さん (2012-12-25 21 36 16) 蓮「ゾクッ!?(なんだ?この悪寒!?)」咄嗟に逃げる蓮。 -- 案山子さん (2012-12-25 21 36 53) テルミ「俺様がいかに紳士か思い知れ?」 -- 名無しさん (2012-12-25 21 38 32) 《滅尽滅相オオオオオ!!!!!!!!!!!!》 叫びが聞こえる。 -- 名無しさん (2012-12-25 21 39 42) 第二天「どうやら…闘っているのメンヘラストーカー被害者と貴様の娘のようだな…」 -- 名無しさん (2012-12-25 21 41 21) サタナイル「!!!!!!!!!!!!??」 -- 名無しさん (2012-12-25 21 42 12) 蓮「司狼、起きろ!あの糞野郎つぶしに行くぞ!」 -- 名無しさん (2012-12-25 21 43 56) 司狼「ああ…これはマジモンだな…」 -- 名無しさん (2012-12-25 21 46 07) 荒耶「ふむ……第六天とやらか。……哀れだな」 そう言って荒耶はくつろいでいた。 荒耶「そう急かずとも、すぐに終わるだろう。根源に近いアレがいるからな」 『これが――答えでござる』《ギャアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!??????》 -- 案山子さん (2012-12-25 21 48 38) 司狼「その割に悲鳴が聞こえたが?」 -- 名無しさん (2012-12-25 21 50 20) 《ヒャー旨いいいいいいいいいいい(゚Д゚;)!!!!!!!!!!!!》 《これが俺様のカレーだあああああああ!!!!!!!!!!!!(-_☆)》 -- 名無しさん (2012-12-25 21 51 43) 一同《へ(゚Д゚;)!!??》 -- 名無しさん (2012-12-25 21 52 39) 《中々旨いじゃないか?なあ、式》《私に聞くな。まあ、味だけならな》 -- 案山子さん (2012-12-25 21 52 59) 第六天「やはり、ナンは石釜で焼かねばならんか…」 -- 名無しさん (2012-12-25 21 54 40) 凄い悔しそうだ。 -- 名無しさん (2012-12-25 21 55 16) 慌てて全員が外に出ると――波旬が数名と共に野外キャンプファイヤーをやっていた。 -- 案山子さん (2012-12-25 21 55 46) しかもカレーを振舞っていた。その中に、サタナイルの娘もあった。 -- 案山子さん (2012-12-25 21 56 10) 第六天「石釜を造る!!!!!!!!!!!!(゚Д゚)」 -- 名無しさん (2012-12-25 21 57 36) 俺《《俺俺》言いながら岩を拳で砕き、石釜を作り始めた。 -- 名無しさん (2012-12-25 21 59 31) アーチャー「君は…あの時の…」 式「よう、色男、久方ぶり」 -- 名無しさん (2012-12-25 22 01 27) 司狼「美少女キタァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-25 22 02 16) ジューダス「なんだあの着物姿が似合い過ぎるのは!?」 香純「わァ~キレイ♪」 -- 案山子さん (2012-12-25 22 02 53) 着物の上に赤い皮のジャケットを羽織った少女は、黒髪を靡かせてアーチャーたちを見ていた。 -- 案山子さん (2012-12-25 22 03 39) 式「私の良さが解るとは…良い目してるね(^^)v」 -- 名無しさん (2012-12-25 22 06 32) 上機嫌になった。 -- 名無しさん (2012-12-25 22 07 24) 水銀「君には桜だ(-_☆)」 桜の木を用意し、シャッターチャンスを作り出す。 -- 名無しさん (2012-12-25 22 09 15) 桜の花びらが散る… アーチャー&水銀「シャッターチャンス!!!!!!!!!!!!(゚Д゚)」 -- 名無しさん (2012-12-25 22 10 25) その時、 ???「あら?姉さん?」 凛「げえ!? その声は……さ、桜!?」 アーチャー「逃げるが勝ちだ(゚Д゚)!!」 -- 案山子さん (2012-12-25 22 10 52) アーチャーが窓ガラスを突き破って屋根を飛びまくっていた。 -- 案山子さん (2012-12-25 22 11 19) 式「逃がさん(-_☆)」 -- 名無しさん (2012-12-25 22 12 17) カレン「ご心配を……フィッシュ」 赤い布が拘束していた。そう、男は絶対に逃げられない「アレ」だ。 -- 案山子さん (2012-12-25 22 12 54) 式「カッコ良く写せよ(^_^)」 アーチャーに意地でもカメラマンをさせる気だ。 -- 名無しさん (2012-12-25 22 14 47) 二人「了解した」 -- 名無しさん (2012-12-25 22 15 34) ???「あらあら? アーチャーさんじゃありませんか?」 そう、桜と同時に出てきた少女――それは、同じ名前を持つ桜という少女だった。 凛「なんでいるのよ!? あんたは!?」 -- 案山子さん (2012-12-25 22 17 00) マキナ「……誰だ?」 シュライバー「な~んか幸薄そうな子だね?」 桜「…………ピクッ」 -- 案山子さん (2012-12-25 22 17 32) 玲愛「本当ね。まるであなたのようね?そう思わないツンデレ?」 螢「誰がツンデレですか!っていうより、私は影が薄くも幸が薄くもありませんよ!」 桜「…………ピクピクッ」 -- 案山子さん (2012-12-25 22 20 02) 式「もうちょっとキレイに撮ってくれよ?」 アーチャー「ええいこの際だ!少しだけ視線をくれ!」 式「こうか?」 水銀「ナイスだ、お嬢さん(-_☆)」 -- 案山子さん (2012-12-25 22 21 05) パパラッチ度マックスな二人。 -- 名無しさん (2012-12-25 22 22 18) 司狼&テルミ&ジューダス「写真集にしようぜ(-_☆)」 -- 名無しさん (2012-12-25 22 23 23) 黄金「カールよ、趣旨がズレていないかね?」 水銀「問題なしだ(-_☆) 」さらに撮るバカたち。当然、ザミエル様とマリィさまが背後にいるのは言うまでもない。 -- 案山子さん (2012-12-25 22 24 08) 式「いいな、そっちの女連中も入れよ」 -- 名無しさん (2012-12-25 22 25 36) ザミエルとマリィも引き込んだ。 -- 名無しさん (2012-12-25 22 26 38) それと香純、エリー、リザ、蛍も引き込まれた… -- 名無しさん (2012-12-25 22 28 17) ???「待て、私はスルーか(゚Д゚)!!??」 -- 名無しさん (2012-12-25 22 30 34) 式「需要無さそうだしな…あんた」 -- 名無しさん (2012-12-25 22 32 00) さらりとも酷い。 -- 名無しさん (2012-12-25 22 33 08) ???「まだケツの青い小娘には負けんよ(-_☆)」 -- 名無しさん (2012-12-25 22 37 00) 対抗意識に火がついたようだ… -- 名無しさん (2012-12-25 22 40 26) ライル「リル、無事か?」 リル「ライル!」 -- 名無しさん (2012-12-25 22 44 01) リル「全然大丈夫だよ、カレー貰っただけだから」 ライル「……状況を説明してくれ、サッパリ分からん」 -- 名無しさん (2012-12-25 22 45 39) リル「私は、あのお姉さんたちに付いていったら、ここであの人がカレー創ってたの…そしてカレー貰った」 -- 名無しさん (2012-12-25 22 49 01) お姉さんとはいえの式達のことだ…サタナイルの娘とあの男装の麗人のような人は恐らくあれを見つけて追ったのだろうと推測するライル。 -- 名無しさん (2012-12-25 22 50 59) リル「ライル、カレー食べよう。美味しいよ(^_^)」 -- 名無しさん (2012-12-25 22 52 01) 第六天「出来た…石釜…これでカレーピザも造れる(-_☆)」 -- 名無しさん (2012-12-25 22 53 50) ライル「そうだな、俺にもくれ」 腰を落ち着ける。 -- 名無しさん (2012-12-25 22 55 04) 第六天「ひょろっちいな…特盛りにしとくぜ?」 -- 名無しさん (2012-12-25 22 56 49) 黄金の部下たち『って、ちょっと待てやァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!なんでてめえが普通にいるんだよ!?』 -- 案山子さん (2012-12-25 22 57 36) ようやく我に返ったベイたち。 -- 案山子さん (2012-12-25 22 57 59) 第六天「うるせーな、カレーに目覚めたらここに居たんだよ」 -- 名無しさん (2012-12-25 23 00 02) 三柱「(゚Д゚)」 -- 案山子さん (2012-12-25 23 00 54) 第六天「おまえ等も食え」 -- 名無しさん (2012-12-25 23 01 41) ハイドリヒ、メルクリウス、蓮は脱帽していた。今までの憤りをどこにぶつければいいのやら。 三人「……頂きます」 凛「桜……なんでいるのよ?」 アーチャー「もっともだ凛。何故君がいるんだ? 桜」 -- 案山子さん (2012-12-25 23 02 13) 桜「さあ? 気付いたら私いたんですよ。それにあの式さんっていう人に半分ここまで連れてこられたようなものですし……」 -- 案山子さん (2012-12-25 23 03 09) 式「カレーの匂いにつられてな(^_^;)」 -- 名無しさん (2012-12-25 23 06 03) 照れたように頭をかく。 -- 名無しさん (2012-12-25 23 06 38) それを逃さず撮る二人。 -- 名無しさん (2012-12-25 23 07 12) 司狼&ジューダス&テルミ「エリー様、御願いいたします」 エリー様に土下座するバカ紳士トリオ… -- 名無しさん (2012-12-25 23 09 39) エリー「任せなさい(-_☆)」 -- 名無しさん (2012-12-25 23 10 31) エリー「ただ……あ~肩凝ったな~(棒読み)」 -- 案山子さん (2012-12-25 23 11 03) ジューダス「お任せください!!!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-25 23 12 54) 第六天「十五分だな…」 石釜にカレーピザを入れる第六天。 -- 名無しさん (2012-12-25 23 14 14) ぐぅ~♪ その時、可愛らしくお腹が鳴る音が聞こえた。香純とマリィと螢と玲愛だった。四人「あ(/////)」 -- 案山子さん (2012-12-25 23 14 35) 二人「シャッターチャンス!!!!!!!!!!!!(゚Д゚)」 -- 名無しさん (2012-12-25 23 16 55) マリィ「目潰し♪」メルクリウスの両目をチョップ(割と本気)。 -- 案山子さん (2012-12-25 23 17 52) 首が飛ばないのもまた不思議♪ -- 案山子さん (2012-12-25 23 18 16) アーチャー「良いのが撮れた(-_☆)」 -- 名無しさん (2012-12-25 23 19 33) 凛「――――――――」 無言で、良い笑顔で人差し指をアーチャーに向ける凛。赤い悪魔、降臨。嫉妬だって♪ -- 案山子さん (2012-12-25 23 21 36) 第六天「(-_☆)ここだ!!!!!!!!!!!!(゚Д゚)」 -- 名無しさん (2012-12-25 23 23 14) 石釜からカレーピザを取り出した…そして味見。 -- 名無しさん (2012-12-25 23 24 10) ザクっという音が響き… 波旬「うむ…良い出来だ(-_☆)」 -- 名無しさん (2012-12-25 23 25 43) ぐぅぅぅぅぅぅ~~~~~♪ さらに大きく鳴った。いい匂いを嗅いだせいだ。四人「あ(/////)お、お腹減った~(/////)」 -- 案山子さん (2012-12-25 23 25 57) すると、窓ガラスをたたき割って出てきたのは――黒セイバーとセイバーだった。どうやら、ソロモンが知らないうちにキルヒアイゼンたちから魂を回収して入れたらしい。 -- 案山子さん (2012-12-25 23 26 46) セイバー「……いい匂い」 黒セイバー「私も」 涎をダラダラと垂らす二人。復活しても健在のようだ; -- 案山子さん (2012-12-25 23 27 35) 波旬「焼きたてだ…気をつけろよ」 -- 名無しさん (2012-12-25 23 29 32) そう言ってカレーピザを渡す。 -- 名無しさん (2012-12-25 23 30 43) ベア「あれ!? アーサー王!?」 戒「君なのかい!?」 -- 案山子さん (2012-12-25 23 31 34) 流石に驚く二人。当然だろう。あそこまで死闘を繰り広げて死んだ二人が、まさかアッサリ生き返ってくるとは、思ってもいなかったようだ。 -- 案山子さん (2012-12-25 23 32 15) しかも、なんか黒セイバーは以前とは違い、真っ黒ではなく、白の柄も入っていた。 -- 案山子さん (2012-12-25 23 32 56) ライル「デカイピザだな……切り分けるか……」 -- 名無しさん (2012-12-25 23 34 03) ライルが切り分けようと立った瞬間、 -- 名無しさん (2012-12-25 23 35 02) ライル「……ん?」 もうピザが無い。 -- 名無しさん (2012-12-25 23 35 48) Wセイバー「美味だ♪」 -- 案山子さん (2012-12-25 23 36 41) 全員『いつの間に(゚Д゚)!!!!!????気付かなかった(゚Д゚)!!!!!!????』 -- 案山子さん (2012-12-25 23 37 13) 式「追加頼む」 波旬「おうよ(^_^)」 -- 名無しさん (2012-12-25 23 38 15) すぐに来た…既に2枚目を造り始めていたようだ… -- 名無しさん (2012-12-25 23 39 13) 香純「お、お腹減ったよ~……」膝から崩れる香純に、魔神たちがあたふたしていた。 -- 案山子さん (2012-12-25 23 40 27) ナハト「あれだけいんなら、調理なり狩なりできるやついねーの?」 -- 名無しさん (2012-12-25 23 41 57) 波旬「カレーパンだ…食って繋いどけ」 -- 名無しさん (2012-12-25 23 43 17) 全員に焼きたてのカレーパンを渡す…やけに紳士だ… -- 名無しさん (2012-12-25 23 44 15) 香純「あ、ありがとう~」 今の香純には、あの汚物である波旬が本物の神に見えていた。後光まで見えていた。 -- 案山子さん (2012-12-25 23 44 56) 綺礼「カレーなど邪道だ!!麻婆豆腐を造りたまえ!!!!!!!!!!!!(゚Д゚)」 第六天に説教するも…だ。 -- 名無しさん (2012-12-25 23 46 12) 波旬「黙って食え」 カレーパンを突っ込み黙らせた… -- 名無しさん (2012-12-25 23 47 09) 綺礼悶絶… -- 名無しさん (2012-12-25 23 47 45) そして――覚醒した。綺礼「カレー麻婆豆腐!これだ(゚Д゚)!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-25 23 48 50) 波旬「カレーを冒涜するなあああああああ!!!!!!!!!!!!」 埋められたら -- 名無しさん (2012-12-25 23 50 27) そして2枚目到着… 今度はしっかり切り分けられている。 -- 名無しさん (2012-12-25 23 51 31) しかし波旬は何故か綺礼にカレー麻婆豆腐を創ってみた。 -- 名無しさん (2012-12-25 23 53 03) 波旬「…邪道感漂うが…悪くない」 -- 名無しさん (2012-12-25 23 54 03) そして綺礼に振る舞う -- 名無しさん (2012-12-25 23 54 36) 綺礼「至高の未知だァ!!」 凛「黙れエセ神父!!ガンド!」 -- 案山子さん (2012-12-25 23 57 05) 綺礼「当たらんよ!」 スライムのように避ける綺礼。 凛「キモッ!?」 -- 案山子さん (2012-12-26 00 02 17) 水銀「キミも様になってきたな(-_☆)」 -- 名無しさん (2012-12-26 00 08 00) 綺礼「ほめるな(-_☆)] -- 案山子さん (2012-12-26 00 08 54) カレン「どこの世界の神父も腐っているのは、嘆かわしいことです」 ランサー「!?てめえは……カレン!?」 カレン「(フィッシュ)どうかしたのですか? ランサー」 ランサー「あだだだだだだだだ!?首、首絞まってるってんだよカレン!!っていうか、なんでここにいるんだよ!?」 カレン「口の効き方には気を付けなさい駄犬」 -- 案山子さん (2012-12-26 00 09 10) 赤い布でグルグル巻くシスターは、無表情のまま締め付けていた。このドSはザミエルに通じるものがある。 -- 案山子さん (2012-12-26 00 11 16) 波旬「焼けたなる」 三枚目を持ってきた。 -- 名無しさん (2012-12-26 00 18 31) カレン「ランサーは要らないそうなので私が貰います」 -- 名無しさん (2012-12-26 00 19 24) ランサー「ちょっ(゚Д゚;)」 -- 名無しさん (2012-12-26 00 20 34) 玲愛「神父も分も要らないので私がもらうわ」神父「テレジア(゚Д゚;)!!!!!????」 -- 案山子さん (2012-12-26 00 23 25) シュライバー「ベイも腹一杯みたいだから僕が貰うね」 -- 名無しさん (2012-12-26 00 25 54) ベイ「ふざけんな、シュライバー(゚Д゚;)!!??」 -- 名無しさん (2012-12-26 00 26 46) 黄金「うむ……ベイよ。私のを分けてやろうか?」 ザミ「ギロッ!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-26 00 27 30) ヨハン「あの少ないですけど、僕の分いりますか?」 可哀想に思ったのかランサー、神父、ベイ声を掛ける。 -- 名無しさん (2012-12-26 00 30 46) ベイ「ヨハン、ランサーにあげてやれ」 -- 名無しさん (2012-12-26 00 31 53) なんか想うところがあるのかそう言う。 -- 名無しさん (2012-12-26 00 33 14) ランサー「俺は気にすんな、神父と半分こしな」 -- 名無しさん (2012-12-26 00 34 25) 神父「私も大丈夫ですよ、自分で食べなさい」 キャスター(狐)「ならば、私と交換しましょう」 -- 名無しさん (2012-12-26 00 36 25) 三人「待てィッ!!」 -- 案山子さん (2012-12-26 00 37 13) 一口だけ食べたピザとの交換を所望する狐にそうツッコミ。 -- 名無しさん (2012-12-26 00 38 50) ヨハン「お姉さん、あの時はありがとう御座いました」 頭を下げるこのつっこみスルーで丁寧な対応するヨハン。 -- 名無しさん (2012-12-26 00 40 18) キャスター(狐)「なんですぅ?騒々しいですねぇ。私は今この子と交換する最中なんですから、邪魔しないで下さいな」 -- 案山子さん (2012-12-26 00 42 31) アンナ「ショタを襲うって……まあ人のことは余り言えないけどさ。レン君に契約を持ち掛けた割には鞍替え早いわね? ま、ライバルが消えればそれはそれでいいんだけどね~♪」 -- 案山子さん (2012-12-26 00 43 33) キャスター(狐)「しまった(゚Д゚;)」 -- 名無しさん (2012-12-26 00 45 34) 物凄く取り乱した。 -- 名無しさん (2012-12-26 00 46 13) アスタロト「己ええええ…狐風情がアアア(゚Д゚)」 一人キレていた。 -- 名無しさん (2012-12-26 00 48 01) パイモン「┓( ̄∇ ̄;)┏」 -- 名無しさん (2012-12-26 00 48 40) 蓮「へ? オレ?」 ランサー&司狼&ジューダス「モテるね~色男♪」 玲愛「私のダーリンに手を出さないで」 蓮「あれ!? いつの間にそういう関係になってたんですか!? 先輩!?」 -- 案山子さん (2012-12-26 00 49 18) ここに、神格ではないはずの女たちの三つ巴ならぬ全面戦争が視殺戦が勃発していた。 -- 案山子さん (2012-12-26 00 50 13) 一部魔神が入っているのはご愛嬌? -- 名無しさん (2012-12-26 00 52 13) 式「頑張れよ(^_^)」 観客モードで応援する式。 -- 名無しさん (2012-12-26 00 53 41) アスタロト「このボウヤは私のよ!」 玲愛「抜かせよ。ロリBBAにうん百歳も歳逝ってる腐れババアは論外。リザのような虎視眈眈と狙うのも論外だけど、私以外に正妻は似合わない。去りなさい、痴女ども。私の世界(あいよく)の地平を生む礎となりなさい」 -- 案山子さん (2012-12-26 00 55 05) 香純「ちょっ(゚Д゚)!?私も痴女に入ってるんですか!?」 螢「私もですか(゚Д゚)!?」 玲愛「無論。当たり前。天然も論外」 -- 案山子さん (2012-12-26 00 56 02) 司狼「先輩の毒電波、フル回転だな…(^_^;)」 -- 名無しさん (2012-12-26 00 58 11) エリー「写真集、出来たよ(-_☆)」 -- 名無しさん (2012-12-26 00 58 56) 司狼&ジューダス&テルミ「待ってましたあああああああ(゚Д゚)!!!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-26 01 00 07) 狂喜乱舞するバカ紳士トリオ。 -- 名無しさん (2012-12-26 01 00 59) 玲愛「邪魔!」 ビリビリッ!! -- 案山子さん (2012-12-26 01 01 13) それを速攻で破った先輩。 -- 案山子さん (2012-12-26 01 02 53) 三人《ノオオオオオオオオオオオオオオ(ノД`)》 泣き崩れた。 -- 名無しさん (2012-12-26 01 03 39) 玲愛「天然金髪おっぱい? 太陽でおバカ? ツンデレでヤッホー? 甘いわバカどもひれ伏しなさい。五体投地しながら歓喜に打ち震えて泣きなさい。藤井君の? ダーリンの? 私のモノ? 笑止千万甘いわバカども。私の彼に対する想い(あい)は永遠よ。永劫彼だけを思い続けるこの一途な乙女の力を知りなさい。私の穴も胸も膣も愛情も総て彼のものよ。浅いわ」 -- 案山子さん (2012-12-26 01 03 59) ガン無視の玲愛。何気にテルミとかの頭を踏んでいた。容赦……一切なかった; -- 案山子さん (2012-12-26 01 04 26) エリー「発行部数、五百在るから泣くなって」 -- 名無しさん (2012-12-26 01 06 11) 玲愛「パパ~♪大好きなパパ~♪…………燃やして」 -- 案山子さん (2012-12-26 01 07 02) 神父『ユニバァァァァァァァァァァァァァァァス!!!!!!!!!』 -- 案山子さん (2012-12-26 01 07 26) 司狼娘にチョコもらえんだめ神父すっこめ!!!!!!!!!!!!》 -- 名無しさん (2012-12-26 01 09 26) 神父「NOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO(ノД`)!!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-12-26 01 10 22) 一瞬で砕かれた神父。式が憐れんだのか、肩を叩いていた。 -- 案山子さん (2012-12-26 01 10 52) テルミ「ナイス紳士ぶりだ(-_☆)」 司狼「もちよ(-_☆)」 -- 名無しさん (2012-12-26 01 12 05) 玲愛「……不能 ボソッ」瞬間、司狼は一瞬で崩落した。 -- 案山子さん (2012-12-26 01 13 01) ジューダス「一冊おいくら?」 エリー「2500円」 -- 名無しさん (2012-12-26 01 13 45) テルミ「保存用と観賞用で」 -- 名無しさん (2012-12-26 01 14 30) 司狼「俺もだ」 復活早い… -- 名無しさん (2012-12-26 01 15 43) 黄金「私にも一冊おくれ。見てみたい」 エリー「あ、そうそう。みんなのタペストリーあるんだけど、いる人?」 -- 案山子さん (2012-12-26 01 16 05) 玲愛「何があるの?」 エリー「蓮君の裸体の姿や全裸で背中を見せてるシーン、マフラーを巻いてギロチン出してる(※アマンテスの表紙)奴とかあるよ?」 -- 案山子さん (2012-12-26 01 17 17) アスタロト「是非下さい!!!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-26 01 18 46) 瞬間、蓮ラヴァーズの女性陣の目つきがギラリッ!と変わった。 -- 案山子さん (2012-12-26 01 19 22) アンナ「私も欲しいから参戦するわ! 今回わ! 」エリー「ハイドリヒちゃんのタペストリーもあるよ~?」 -- 案山子さん (2012-12-26 01 20 05) ザミエル「出る(-_☆)」 -- 名無しさん (2012-12-26 01 22 04) エリー「二人で合わせてるやつも在るよ~マッキーと黄金とか、ベイとランサーとか」 -- 名無しさん (2012-12-26 01 24 23) 香純「予算は……ある!」 螢「兄さん、サイフ借ります!」 戒「あれ!? それ僕のじゃないのかい!?」 エリー「他には戒君のやベイ中尉のもあるよ~?」 -- 案山子さん (2012-12-26 01 25 07) ベア「参戦します(-_☆)!!」 マリィ「カリオストロ♪お金出して♪チュッ♪」 投げキッスをするマリィ。 -- 案山子さん (2012-12-26 01 25 55) 札束が降ってきた。 -- 名無しさん (2012-12-26 01 27 04) エリー「式さんのとかアーチャーのも在るよ(-_☆)」 -- 名無しさん (2012-12-26 01 28 05) 凛&セイバー&テルミ「参戦(-_☆)」 -- 案山子さん (2012-12-26 01 28 44) マリィ「カリオストロ~♪ 今までのことチャラにしてあげる~♪も っとお金欲しいな~♪チュッ♪」 愛情たっぷりの投げキッスが放たれた。 -- 案山子さん (2012-12-26 01 29 33) 雨のように札束が降ってきた、総てレリウスの貯金であるのは内緒だ。 -- 名無しさん (2012-12-26 01 31 12) しっかり日本円になっている… -- 名無しさん (2012-12-26 01 32 09) 式「私も出るよ」 -- 名無しさん (2012-12-26 01 33 16) ヨハン(急に気分が…)「すいません、僕はあっちで休んでます…」 渦巻く想念に当てられたようだ。 -- 名無しさん (2012-12-26 01 34 55) キャスター(狐)「私もついて行こうか?」 ヨハンを気遣う。 -- 名無しさん (2012-12-26 01 35 49) 写真への欲望よりも良心が勝った様だ。 -- 名無しさん (2012-12-26 01 36 30) ランサー「俺が行くわ…一人だと危なそうだし」 -- 名無しさん (2012-12-26 01 37 16) エリー「さらに蓮君のタキシード姿で微笑んでて『愛してるよ』って音声付きのプロマイドもあるよ~?」 -- 案山子さん (2012-12-26 01 38 17) 蓮「どこで入手した(゚Д゚)!!!!??」 -- 案山子さん (2012-12-26 01 38 50) 蓮狙い「(-_☆)やる!!!!!!!!!!!!(゚Д゚)」… -- 名無しさん (2012-12-26 01 40 07) エリー「さらにハイドリヒちゃんが上半身裸で君に向かって『愛してやろう』って音声付きの抱き枕もあるよ~?」 -- 案山子さん (2012-12-26 01 41 04) ザミエル「やる(-_☆)!!!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-12-26 01 42 05) …… 波旬「まちな、青いの…持って行け」 カレーパンの包みを渡す。 -- 名無しさん (2012-12-26 01 43 07) ランサー「ありがとよ」 -- 名無しさん (2012-12-26 01 43 53) …キャスター(狐)(物凄い欲しいけど…あの子も心配だし) こっそりヨハンのところに向かう。 -- 名無しさん (2012-12-26 01 44 42) だが、エリー「あとはそうだね~……アーチャーとマキナが背中合わせで微笑しているタペストリーやボクサーパンツだけで筋トレしているプロマイド、さらに司狼がマジの状態でのタキシードや蓮君のピッチピチの水着姿なんかもあるよ~? あと、戒君の超至近距離からの『好きだよ』っていう抱き枕もあるよ~?」 -- 案山子さん (2012-12-26 01 45 02) エリーの本気は伊達ではない。水銀を超えている、その技術は。 -- 案山子さん (2012-12-26 01 45 41) 波旬「行くなら気をつけろ…妙な感じがする…」 -- 名無しさん (2012-12-26 01 48 33) どこまで変わろうと神格だ…信頼を置いていいだろう言葉だ。 -- 名無しさん (2012-12-26 01 49 53) ……???「へ~……我が惨殺空間に勘付いているか。恐れ入る」 明るい街の中、不自然なく溶け込んでいる一人の青年が、周りの喧騒にまぎれて消えていった。 -- 案山子さん (2012-12-26 01 50 42) ……ランサー「おうよ……っていうか、てめえに言われると調子狂うな;」 -- 案山子さん (2012-12-26 01 51 24) 波旬「後、狐が来るぞ」 -- 名無しさん (2012-12-26 01 52 28) ランサー「あれか…」 -- 名無しさん (2012-12-26 01 53 52) 波旬「今、紛れてるのは、独りで対処するにはお前さんじゃキツイ…よほど隠れるのが好きな卑怯者と見た」 -- 名無しさん (2012-12-26 01 57 36) 彼はなんだかんだで空間の歪みを捕らえていた -- 名無しさん (2012-12-26 01 59 47) ランサー「あまり離れるなってことか?」 波旬「そうだ…一つに固まって狙われるのも不味いが、各個撃破されるのは尚不味いってことだ」 -- 名無しさん (2012-12-26 02 01 40) 確かに現状…個の力は高い…だか如何せん数が少ない…しかも力は出し切れないときた…個人の下手な動きは全体の死に繋がる… -- 名無しさん (2012-12-26 02 11 43) 波旬がいかに出鱈目だろうがこの状況はちと不味いと深くとらえている故に言うのだ。 -- 名無しさん (2012-12-26 02 25 47) ランサー「あいつ等は気付いてるのか…?」 波旬「神格連中はな…それと、あのテルミとか言うのも、感づいてる筈だ」 -- 名無しさん (2012-12-26 02 31 41) 新しい話を作っておきました。 -- 名無しさん (2012-12-22 14 46 38) ありがとうございます。 -- 案山子さん (2012-12-22 15 45 12) 名前 コメント 合計: - 今日: - 昨日: - トップページの合計: -
https://w.atwiki.jp/lunchkingofama/pages/15.html
KOBerrieS♪の楽曲 メリケンパークに落ちる星 イントロ部でのかにゃんの望遠鏡ポーズが有名な曲。 歌詞の「1分1秒がもったいないから」が印象的。 動画いちこのイメージ 流星☆トランジスタ 神戸市営地下鉄に乗り込んだ時の印象を歌にしている。 あんなふうになりたくない少女たちの気持ちが歌われている。 動画いちこのイメージ 絶対最後乃恋宣言 推しメンが誰かによって、再生される脳内PVが大きく異なるであろうキュンキュンする名曲。 私の脳内ではメロン大好きな娘しか出演しない。 黒く長い髪じゃないメンバー推しの人の脳内PVはどうなってんのかな。 脳の中をのぞいてみたい。とろけそう。 動画いちこのイメージ ポートタワー 地域の名物、名所が歌詞に出てくる明るい曲。 私が外出するときに替え歌で歌ってしまう曲。 「尼のぬしで待ち合わせ」 「私が生まれたまち 醤油の香り 平坦なまち」 「一味をたっぷりかけた もつ焼きの店はもちろん 尼崎のええとこやったら 全部ぜんぶ知っとるで」 「煮汁をたっぷりふくませた 高野豆腐のお店はもちろん 尼崎のええとこやったら 全部ぜんぶ知っとるで」 動画いちこのイメージ ガールズ・オン・ザ・ラン 神戸マラソン用の曲? 激しい感じ。ランがLANだとファボっ娘感があるし、RUNだとまゆち感がある。 動画いちこのイメージワンダーランド ワンダーランド=神戸市北区が定着している。 北区は冬になると超絶寒いらしい。 動画いちこのイメージ Love never dies!!! 言わずと知れたKOBerrieS♪の始まりの曲。 OPではメンバーがずらっと後ろ向きに並び、イントロで一人ずつ客席にポーズを決めていく。 Love never dies!!! とは言うものの、歌詞を読むと、I hope, Love never dies. な感じの切ない曲。 動画いちこのイメージ うみのみえるまち 神戸の街をうたう曲。 KOBerrieS♪の楽曲はメロディーは明るいけど、詩が切ない感じ。 とはいえ、この曲はステージ上でこうべりちゃんが客席を煽る曲。 「エブリバデェ セイ ウォー!」 とか、手を振る曲である。 動画いちこのイメージ さよならバイバイ 持ち歌が3曲しかなかった頃は、この曲でおしまいだった。 20分足らずのステージだったので、「えっ、もうバイバイなの?」って毎回思ってた。 最近、歌ってるのを観てないけど、これをガチで歌うこうべりちゃんを見たいけど、見たくないなあ。 普段の生活でも何かが終わってしまう時に、「それはもうさよならバイバイやな」と自然と使える名フレーズ。 動画 夏色太陽 やたらと明るい感じラテン系の曲。特にサビ前のパーンパパーンパーンパパーンの盛り上がり感が凄い。 歌詞の中で印象的なのは「泣きそうになるよ 今度は前者の理由で」の部分。 つい、この表現を真似したくなる。 真似したくなるってのは、一番尊敬している感情。同じようになりたいってことだからね。 曲調の明るさとは裏腹に別れの曲。 でも、最後の「焼肉、がっつきに行こかー!」で全てが救われる感じする。動画 泣き虫アリス 泣き虫アリスとは何なのか。 ライブ中昼寝アイドル部の楽曲。イントロ部ではメンバーがお昼寝をする。 未来志向の強い曲。未来に向かって進むには少しの休養も必要ってことかな。動画 未来少年少女 イントロ部のギターの「ジャーン♪」がカッコいい。 今という現在を未来からの視点で見ている世界観。 でも、その未来は今とつながってるんだ。 楽曲、途中の「因数分解」からの早口言葉部分は真似するのが難しい。 最後の「ヘスの使い道」でドヤ顔をする。 で、したり顔で「僕には未だに解らない」動画 タイムマシーン 静岡でのイベントで初披露。その後は3度目のワンマンライブ2曲目で披露されただけのレア曲。でも、ランチキング氏が勝手に静岡のイベント当日の夜にはYouTubeにアップロードしたため、すぐに誰でも聴けるようになった曲。 聴いた時の最初の印象は「ん、これってみゅみゅさんの卒業ソング?」 誰もそんなことをつぶやいてはいなかったけど、心のどこかでそう感じていたんじゃないかな。 「決心」と「後悔しない」と「後悔」の感情が聴こえてくる。動画
https://w.atwiki.jp/god14fan/pages/167.html
その頃リザたちは森のほうへと非難していた・・・ 香純「いいんですか?誰にも何も言わなくて・・・」 -- 名無しさん (2012-11-02 18 34 44) リザ「ええ……あの町にいるよりかは幾分かマシでしょう」玲愛「藤井君……」螢「先輩、藤井君なら大丈夫ですよ」 -- 案山子さん (2012-11-02 18 36 41) 女性陣営は何とか森まで逃げていたために、女王の波動に巻き込まれずにすんでいたのだ。 -- 案山子さん (2012-11-02 18 37 21) リザ「エレオノーレはキレると思うわ・・・」 頭を抱えて言うリザ -- 名無しさん (2012-11-02 18 42 52) だが、助かるためにはあの感じたヤバイ波動の範囲から逃れるしかなかったのだ。仕方ないだろう。 -- 案山子さん (2012-11-02 18 44 48) ……ザミエル「ブレンナァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!」そして、見事リザの読み通り、ザミエルはキレていたのだった。 -- 案山子さん (2012-11-02 18 45 22) 玲愛「今、なんか聞こえなかった?」リザ「き、気のせいよ……;」 -- 案山子さん (2012-11-02 18 45 38) 螢「堂々としていればいいんですよ、あのままだったら全滅してましたから…」 -- 名無しさん (2012-11-02 18 49 10) 確かに……、と頷きそう言いながら進んでいると、???「おっと」香純「あ、ごめんなさい」森に進んでいる最中、誰かにぶつかった。慌てて香純が謝り前を見ると、???「いやいや、気にしなくていいよ。お嬢さん」純白のスーツを纏った線の細い美青年がいた。 -- 案山子さん (2012-11-02 19 47 39) ???「こんばんわ、お嬢さん方。逢魔が時に相応しい出会いだ」思わず触れてしまえば輪郭が掠れそうな線の細い美男子が紡ぐ声は、調律の狂った弦楽器のような、形容しがたい妙な韻を含んでいた。 -- 案山子さん (2012-11-02 20 05 49) だが、香純(綺麗……けど)まるで彼は幻想の住人だ。淡い存在のようでありながら相手に違和感を与える男は、何かがズレているのだと感じ取っていた。だが、それでも敵意や悪意などが一切存在青年に、香純は別段警戒はしなかった。 -- 案山子さん (2012-11-02 20 07 27) だが、対照的に螢・ベアトリス・アンナ・ブレンナーは香純・玲愛・マリィを守るかのように一歩前に足を踏み出していた。???「おやおや……どうかしたのかな?お嬢さん方」香純「え?み、みんなどうしたの?この人、別に怪しくないじゃん?なんでそんな怖い顔でいるの?」そう、香純は気づいていない。気づけないのだ――それは、創造位階の者が流出に至っている存在を、ちょうどハイドリヒがメルクリウスを真の意味で理解できていなかった時と、まったく同じなのだ。 -- 案山子さん (2012-11-02 20 20 02) 螢「あなた……何者?」 -- 案山子さん (2012-11-02 21 31 00) ???「私かね?単なる旅の者だよ」柔和な笑みを浮かべつつ、調律が狂った音色で話す美青年。 -- 案山子さん (2012-11-02 22 22 42) ベアトリス「マリィちゃんたちは私たちの後ろにいてくださいね」マリィ「う、うん……」アンナ「バビロン」リザ「分かってるわよ……玲愛。絶対に離れないでね」玲愛「え、ええ……」 -- 案山子さん (2012-11-02 22 26 42) ???「私が何かしたかね?」アンナ「何もしてないけどね……あんたさ」螢「危険ね」ベア「ええ……まず普通じゃありませんよ」 -- 案山子さん (2012-11-02 22 32 47) 三人が各々の武具を構えようとするが、それをやんわりと手で制し、???「安心したまえ、お嬢さん方。私はただ『あちら』に用があるだけだよ」そう言って指さす方角は――城だった。 -- 案山子さん (2012-11-02 23 13 33) リザ「え?けど、あそこは――」???「安心したまえ、と言っただろう?私はお嬢さん方の『蛇』に特別に招かれたものだ……安心するがいい」 -- 案山子さん (2012-11-02 23 28 49) そう言って白き長衣を羽織る男は、そのまま城へと歩いて行った。……女王「さあ……これで、妾に力で勝てる童(わっぱ)はいるのか?」テルミ「殺して八つ裂きにしてやるぜ!!くそババァ!!」黄金「あまり調子に乗らんことだな」毒蛇と黄金の獅子が互いの神気を漲らせていた。 -- 案山子さん (2012-11-02 23 36 40) 蓮「俺が終わらせてやるよ」司狼「んじゃま……そろそろ終わらせようか」二人の少年も同様の覇気を滲み出していた。 -- 案山子さん (2012-11-02 23 43 31) シュライバー「僕らも忘れないでよね」 ベイ「吸い殺してやるよクソババア」 獣の爪牙も猛る。 -- 名無しさん (2012-11-03 00 00 15) 聖餐杯「やれやれ……気が早い」戒「いいだろう……僕が引導を渡してあげるよ」二人の男もまた、己の渇望を解き放とうとしていた。 -- 案山子さん (2012-11-03 00 01 31) マキナ「そうだな」と、そこにようやくのことで黒騎士を滅し終えたマキナがボロボロの姿で帰還してきて、いきなり創造を発動しようとしていた。 -- 案山子さん (2012-11-03 00 06 55) …シュピーネ「…化け物のような巨大な力に応ずるように現れたこの気配はハイドリヒ卿が全力で戦おうとしているとみて間違いないでしょうな」 ザミエル「シュピーネ、娘達はお前に任せる。私はハイドリヒ卿と同じ戦場に参ぜねばならん」 シュピーネ「貴方は駄目とい…もういないとは、いやはや何とも」 凄まじい速度でザミエルも戦場に向かう。 -- 名無しさん (2012-11-03 00 08 41) ……ザミエル「到着遅れました!ハイドリヒ卿!!」黄金「ザミエルか……ちょうどいい。これよる終幕を迎えさせる気でいたのだ。卿も舞うがいい」 -- 案山子さん (2012-11-03 00 15 05) ザミエル「ヤヴォール(-_☆)」 めちゃくちゃやる気のザミエル -- 名無しさん (2012-11-03 00 27 34) 黄金「では…魅せようか…」 そして更に膨れ上がる黄金の神気… -- 名無しさん (2012-11-03 00 42 33) 女王「ほう、これは中々」 荘厳なる軍勢の前でも女王の不遜な態度は崩れない。むしろ、おもちゃを前にした子供のように楽しげですらあった。 -- 名無しさん (2012-11-03 01 57 56) 裕木「その余裕…どこまで続くかな…」 静かに呟き更に力をあげていく…それに答えるように黒き蛇はその姿を更に禍々しいモノへと変貌していく… -- 名無しさん (2012-11-03 02 03 12) 三騎士『創造(Briah)――!!』マキナ「人世界・終焉変生!!!!」シュライバー「死世界・凶獣変生!!!!」ザミエル「焦熱世界・激痛の剣!!!!」ベイ「甘ぇんだよ!!死森の薔薇騎士!!!!」戒「終わらせよう!!!!」最凶の武威を誇る連中の創造が一気に解き放たれようとしたその刹那――???「クィーンよ、そこまでだ」銀の魔弾が女王の心臓を後方から躱すことすら許さず、ブチ抜いた。女王「――――――――なっ」絶句する女王。全員『なにっ!?』 -- 案山子さん (2012-11-03 08 18 24) それは第三者による不意打ち。今のはアーチャーか?と思われたが、彼の場合は弓矢だ。弾丸、銃ではない。ならばこれは……???「やれやれ……蛇に使わされるとは、元王としては遺憾だね」そう謳うように革靴で一歩、また一歩と歩いてくる存在がいた。天女のような透明な羽衣を纏わせながら、純白のスーツを纏った美青年がいた。 -- 案山子さん (2012-11-03 08 21 03) 女王「な、なんだ……!?ぁ、ああ……あ、あな、た」???「済まないが、君は暴れすぎた。本来ならば君の夫として私も彼らの敵になるのだろうが……水銀の蛇と契約をしてね。私がこの世界の王になる代わりに、君を消してくれと頼まれたのだよ」女は絶句したままで、謎の美青年を見上げていた。あの最強最悪の武威を誇る女の末路が、こんなとは…… -- 案山子さん (2012-11-03 08 25 35) 蓮「お、終わったのか?」 余りに呆気ない結末に戸惑う蓮。 -- 名無しさん (2012-11-03 09 52 43) ???「ああ……一応名乗っておこう、黄金の獣、そしてその臣下の者たちよ」またしても黄金と同じ声の男が名乗る。狩人「といっても、真名を晒すなと釘を刺されていてね……狩人と呼んでくれとも良い」その間に女王はおのれの心臓を撃った夫に振り返るとも、狩人「ああ、如何な君とえども、私の魔弾を受ければ治癒は不可能だよ」 -- 案山子さん (2012-11-03 10 15 51) あの鬼神と呼ぶに相応しい女王を一発の弾丸のみで心臓を穿った男。こいつもまた普通ではない。それに……黄金「気になるな……王だと?」狩人「ああ……かつて私が存命していた時は、そう呼ばれていたのだよ」 -- 案山子さん (2012-11-03 10 31 18) 薄白い炎を纏わせて白き拳銃の銃口は未だに女王をロックオンしていた。狩人「さて……私は契約をした以上、悪いが我が女よ」ジャキッ!!と銃口に大地を鳴動させながら薄白い炎とエネルギーを急激に収束させていた。狩人「もう……幕を下ろそう」女王「まっ――」何かを言おうとした女王に、一切の躊躇もなく放たれた閃光。その莫大なエネルギー砲の危険性に気づいたテルミが舌打ちし、テルミ「テメェら!死にたくなければ、さっさと下がっとけ!!巻き添えを喰らうぞ!!」 -- 案山子さん (2012-11-03 11 07 47) 全員『!?』あの邪悪な男の危機迫る声に皆が即座に離れた刹那――城諸共に消滅していた。 -- 案山子さん (2012-11-03 11 17 43) 一同「………」 あまりの驚愕さに声がでない…しかも奴はこともあろうにあの女の夫とほざいた…… -- 名無しさん (2012-11-03 11 48 47) 狩人「別段不思議がることはあるまい?アレは過ぎた『人形』だったのだ。狂ってしまった『失敗作』を壊して何か問題があるかね?」 -- 案山子さん (2012-11-03 12 00 12) ジューダス「確かにあれは駄作だわ…でもな…お前あいつの夫だろ?」 -- 名無しさん (2012-11-03 12 02 35) 言っていることは正論だがこれは怒りからでも情に訴えかけているわけでもない、ただの確認だ -- 名無しさん (2012-11-03 12 05 12) 狩人「然り……ただ」そこで言葉を区切り、憐憫を乗せてこう言いやがった。狩人「壊れた作品ほど、見るに堪えぬものはないだろう。私は彼女という作品でこの世界を安定させようとしたのだが……少々隠遁性格が長かったかな?あそこまで『腐敗』するとはな」 -- 案山子さん (2012-11-03 12 08 02) その言葉に全員はこいつに嫌悪感を覚えた、いや更に強くした… -- 名無しさん (2012-11-03 12 13 18) ベイ「こいつ……」シュライバー「メルクリウスよりタチ悪いね」ザミエル「なるほど……」マキナ「あのジョーカーたちは、さては」狩人「そうだよ」憐憫さを乗せたまま、謳うように紡ぐ。狩人「彼らは実に役立った。もともとはあの水銀の蛇殿が用意したのだろうが、生み出されてから調整したのは私だ」 -- 案山子さん (2012-11-03 12 18 24) 懐から手品のようにトランプを右手から左手の掌へパララララララララララララ!!!!と手品師のようにやりながら言う。狩人「見えるかい?このトランプ一枚一枚が彼らだ。そのうち」ピッと右人差し指と中指で挟んだカードは……ハートのクイーンだった。狩人「私が放った弾丸で死した者は再生不可能。つまり、これはもはや」刹那、ボット!!と青き炎がハートのクイーンのみを燃やした。狩人「用済みというわけだよ」 -- 案山子さん (2012-11-03 12 21 17) パッ!!と不要になったカードを横へ雑に投げた。燃えながら炭へと変わり、そのまま風に流されて消えていくハートのクイーン。そしてそのまま――消滅した。あれほどの女王がこうも容易く消えたことに驚きはあるが、問題はこの男だ。確かに彼らの敵ではないのだろう。実際に彼は公言しているし、敵意もない。だが -- 案山子さん (2012-11-03 12 23 33) 裕木「ろくでもねぇな…あんた」 静かに告げる、今すぐにでもこいつを消し去りたい…だが彼が感じているのは鳴り止まない危険信号だ… -- 名無しさん (2012-11-03 12 26 24) 黄金のような武威はなく、刹那のような停滞を宿さず、水銀ような回帰を持たず、終焉のような幕引きなどの凶悪な特性はない。だが、これは明らかに己と同等のヤバさを内包し、同時にたった一撃で相手を屠ることができる相手なのだと、直感していたのだ。 -- 案山子さん (2012-11-03 12 30 11) 狩人「ロクでもない……か。だそうだよ?マリアンヌ」その瞬間、淡く薄白い火が彼の肩に現出し、そのまま可愛らしい小さな女の子の人形が出てきたのだ。 -- 案山子さん (2012-11-03 12 31 28) 宙に漂うその人形は、人形に相違ない幼い女の子が遊びそうな可愛らしい口も開かぬ人形のまま、彼の頬へ頬ずりし、マリアンヌ『そうですね、ご主人様。あの女が壊れたことについて、見っとも無い醜態を晒してしまいました』全員『に、人形が喋った!?』ベイ「って、今更だよな」司狼「だな」 -- 案山子さん (2012-11-03 12 34 12) 蓮(親父とは方向性が違うが…) 戒(同じくらいの変態臭を感じる……) -- 名無しさん (2012-11-03 12 40 05) 狩人「まあ安心したまえ。この世界は私が統括しよう。なに、民たちには何もせんよ。安寧を約束させよう……あの水銀の蛇殿とも約束をしたし、な」 -- 案山子さん (2012-11-03 12 48 31) 黄金「約束は破らんと誓えるな?」 狩人「我が真名に誓う」 -- 名無しさん (2012-11-03 12 50 46) 蓮「だったら本名出せよ」 司狼「口先だけなら何とでもいえるぜ?」 茶々を入れる二人。普通とはずれているとはいえ現代の若者に騎士道のノリは馴染みが浅いためだが。 -- 名無しさん (2012-11-03 12 53 46) 狩人「真名は明かせんよ……蛇殿との契約だ。反故にはできん」 -- 案山子さん (2012-11-03 12 55 55) 水銀『安心したまえ、獣殿たちよ。彼は私との契約を反故にするような存在ではないよ』そこに、ウザい声が天から聞こえ、上を見上げると――軍服姿のメルクリウスが至って真剣な顔で透明な階段を降りてきていた。 -- 案山子さん (2012-11-03 12 57 59) 祐樹「あんたが来れたってことはイレギュラーは全部排除できたか」 -- 名無しさん (2012-11-03 12 59 01) 水銀「ああ、ようやくバグが総て排除できたよ……それで、我が息子たちよ。これでこの世界での闘いは終わりを迎えた。よくがんば――」マキナ「ふんっ!!」水銀「ぶげらっ!?」 -- 案山子さん (2012-11-03 13 00 50) 蓮「てめえ、全部終わった後でのうのうと着てんじゃねえぞ!!!」 司狼「どんだけ苦労したと思ってんだこらあ!!」 マキナの鉄拳に次いで二人の蹴りが良い角度で突き刺さる。 -- 名無しさん (2012-11-03 13 03 43) 神父「あっ!」 戒「どうしました? ヴァレリア神父」 急に思い出したように声を上げる神父。 神父「…アーチャーさんが戻ってくる前に城が消し飛ばされてるんですが…」 -- 名無しさん (2012-11-03 13 05 40) マキナ 蓮 司狼「あっ……;」 水銀をぼこっていた三人の手も止まる。 -- 名無しさん (2012-11-03 13 06 42) アーチャー「私なら無事だ…」後ろから声が聞こえる… -- 名無しさん (2012-11-03 13 08 30) 全員『どわああああああああああああああ!!!!!!!!!!!?』いつの間にか、ボロボロのアーチャーが彼らの後ろに合った木に腕を組んだまま寄りかかっていた。 -- 案山子さん (2012-11-03 13 08 56) マキナ「取り戻せたようだな…」 アーチャー「お陰でな…」 -- 名無しさん (2012-11-03 13 11 01) だが、流石に疲労と出血のためか、凭れ掛かったまま動けそうになかった。 -- 案山子さん (2012-11-03 13 12 24) 司狼「お前ら休んでな…俺らは…」 (-_☆)目を光らせ水銀を見る皆 水銀フルボッコタイム、ジューダス込みで始まった… -- 名無しさん (2012-11-03 13 15 13) 水銀「なんでぼぶらげはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!?」もはや言葉にならない絶叫を上げて、木霊するのであった。 -- 案山子さん (2012-11-03 13 16 59) 狩人「おっと……そういえば、綾瀬香純……と言ったかね?確か、ジョーカーを救ってほしいと言っていたね。特別だ、そのジョーカーのみを助けておいた」そう言うと、虚空から捕まっていたのか、鎖で雁字搦めにされたままのジョーカーが出てきた。 -- 案山子さん (2012-11-03 13 18 47) 蓮「そいつは、ありがとう」 そうは言うが警戒態勢は解けない -- 名無しさん (2012-11-03 13 24 00) 狩人「私は己の世界を壊されたくない故の行動だよ。それに」そう言って上を見上げ、狩人「あのような清い魂を宿した少女の願いとなれば、叶えてやりたくなるのは、自然なことであろう?」さも当然のように言う狩人。 -- 案山子さん (2012-11-03 13 25 35) ザミエル「人形一人は残したとしても、ここに来る途中の街の住人は皆死んでいたぞ。恐らく他の全ての街でな。空っぽの世界で王様を気取る意味があるのか?」 冷淡に言い放つザミエル。彼女にしてみればただの問いかけ、責める意図などかけらもないが。 -- 名無しさん (2012-11-03 13 32 12) 狩人「それは心配無用だ」 そう応えて指を鳴らす狩人… -- 名無しさん (2012-11-03 13 35 16) すると、町が仄かな光に包まれたと思われたら、町の住民たちが息を吹き返し棒立ちのまま茫然としていた。え?何があったの?とかそういう話が聞こえてくるではないか。 -- 案山子さん (2012-11-03 13 35 55) 全員『なにっ!?』狩人「狩人「安心したまえ。あれらは私の作品が支配していた者たち。その束縛から解放されたのならば、再びこの世界へ還元させようではないか。支配する気はないのでね、ただ自由にこの世界を謳歌してもらうとしよう」 -- 案山子さん (2012-11-03 13 36 49) 出鱈目だ、荒唐無稽にもほどがある。 -- 案山子さん (2012-11-03 13 37 32) 黄金「卿にはあれとは違い愛がある…そう捉えて良いのだな?」 彼の行動に対し問うてみる黄金 -- 名無しさん (2012-11-03 13 41 43) 狩人「愛か、貴公とは違うな、愛とは呼べん…が、愛着はある。人間観察が趣味なものでね、民の生きる姿が見られないのは退屈だ」 -- 名無しさん (2012-11-03 13 43 48) 黄金「私は卿の事を認めよう…真に王たる器であると」 その言葉に対し最高の礼儀の言葉で答える黄金 -- 名無しさん (2012-11-03 13 48 20) ザミエル「……ハイドリヒ卿が認めたとなれば」シュライバー「僕らの敵じゃないね」ベイ「んだな」 -- 案山子さん (2012-11-03 13 50 37) 狩人「その言葉胸に刻んでおこう…」 薄く笑う -- 名無しさん (2012-11-03 13 51 55) マリアンヌ『言っておくけど、ご主人様の方が最高よ~だ!あんたたちの男なんかより、ず~と立派ですもの!』ザミエル「……貴様、ハイドリヒ卿を愚弄するか」マジの殺し合いではないものの、互いに視線で火花を散らしていた。女の闘いとは、真の意味で男よりも怖いのかもしれない。 -- 案山子さん (2012-11-03 13 54 21) 蓮「シリアスは突破したが……」司狼「女って……」蓮&司狼&ベイ「怖いな……;」 -- 案山子さん (2012-11-03 13 55 04) 狩人「無粋は口にするな」 たしなめられる人形少女 -- 名無しさん (2012-11-03 13 57 59) マリアンヌ『も、申し訳ありません……ご主人様』黄金「卿もだ、ザミエル」ザミエル「はっ!!申し訳ありません、ハイドリヒ卿!!」 -- 案山子さん (2012-11-03 14 00 13) 狩人「では、今は休むといい…いずれ正面から向かい合うことになるであろうからな…」 そう言って背を向ける狩人… -- 名無しさん (2012-11-03 14 01 46) と、その瞬間――水銀『否、これでこの世界は終わった。さあ、プレイヤーたちよ。次のステージに』司狼「ちょい待ち」そこで待ったを掛けた司狼。水銀『なにかね?』司狼「いやさ、これで終わりってのはいいが……全員を集合させてから、少々頼みたいことがあるんだわ」水銀『頼みたいこと?』司狼「そ」そう言って彼は横目でジューダス・アーチャー・ジョーカーを睥睨してから、司狼「ともかく、バカスミたちを集めてくれや。一々動くのは疲れたわ」水銀『……いいだろう』その瞬間、世界が暗天。いきなり真っ白な空間へ転移しており、先程の狩人やハートの世界がなくなり、代わりに香純たちが蓮たちの向かい側にいた。 -- 案山子さん (2012-11-03 14 06 38) 香純「え?ここどこ……って、蓮!!」蓮「香純!!先輩!!リザさん!!マリィ!!あと櫻井!!」螢「あとって何よ!?」 -- 案山子さん (2012-11-03 14 08 04) アンナ「あれ!?レン君、私は!?」 -- 案山子さん (2012-11-03 14 16 26) ベア「私の心配もしてくださいよ~」 すり寄ってくる二人 -- 名無しさん (2012-11-03 14 21 02) ゴンゴン!!と唐突に頭を殴られる二人。当然それを行った人物は、一人しかいない―― -- 案山子さん (2012-11-03 14 25 51) ザミエル「五月蠅いぞバカ共…」 無論この人だ -- 名無しさん (2012-11-03 14 28 21) ベア&アンナ「だ、だって~……心配してほしいんですもの~」ザミエル「…………ムカッ」 -- 案山子さん (2012-11-03 14 29 53) 無言のダブルアイアンクロー。二人『ふぎゃああああああああああああああ!!!!久方ぶりのアイアンクロぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!?』 -- 案山子さん (2012-11-03 14 30 28) 二人「ぎゃああああああ…」 -- 名無しさん (2012-11-03 14 37 32) ジューダス「おっかねえ(゚Д゚;)」 -- 名無しさん (2012-11-03 14 38 22) 司狼「あんなもんにいちいち驚いてたら身が持たねえぞ。つーか、漫才はそこらへんでやめといてくれよ婆様方」 -- 名無しさん (2012-11-03 14 39 52) 瞬間、三人の本気の蹴りが司狼の股間を思いっきり蹴り上げた。 -- 案山子さん (2012-11-03 14 41 38) ドスーン!!!!とう音が何故か響き、衝撃波が拡散した。 -- 案山子さん (2012-11-03 14 42 03) 司狼撃沈… 三人「取り敢えず(-_☆)」 呟いて目を光らせる三人 -- 名無しさん (2012-11-03 14 44 27) 身体をクの字にしてヒクヒクさせながらうつ伏せでいる司狼に、ジューダスは合掌していた。 -- 案山子さん (2012-11-03 14 47 47) 司狼フルボッコタイムをご堪能くださいだ… -- 名無しさん (2012-11-03 14 49 45) ちゃっかりリザも入っている… -- 名無しさん (2012-11-03 14 50 40) ……数十分後。なんか……見たことのないような物体Xにモザイクがかかっていた。 -- 案山子さん (2012-11-03 14 51 19) ジューダス「……………………;」アーチャー「気にするな……あれが彼の末路だ」ハザマ「まぁ、彼が迂闊なことを言うからでしょうねぇ」 -- 案山子さん (2012-11-03 14 56 10) 三人「残った汚物を滅相するか(-_☆)」 矛先が水銀に向いた -- 名無しさん (2012-11-03 14 57 43) 他の女性陣「そうね(-_☆)」 -- 名無しさん (2012-11-03 14 58 47) 水銀「はっ?」瞬間、再び画面が砂嵐に襲われた。 -- 案山子さん (2012-11-03 14 59 27) トゥルルル~ン♪と病院などで流れるアナウンスが入り、マリィ「良い子はまねしちゃ……だめだよ?」瞬間、女神も混ざっていった。 -- 案山子さん (2012-11-03 15 00 27) ジューダス&アーチャー「哀れだが…仕方ないだろうな…彼の場合は」 -- 名無しさん (2012-11-03 15 02 52) ……また数時間後。肉片すら残さず消えていた。 -- 案山子さん (2012-11-03 15 04 26) 女性陣『ふぅ~スッキリ♪』実に晴れ晴れとした表情で汗をぬぐっていた。 -- 案山子さん (2012-11-03 15 08 14) 蓮「お疲れさん」 -- 名無しさん (2012-11-03 15 09 57) 司狼「まったく……加減しろよな~」水銀「まったく酷く同感だ」そこに何故か、無傷で茶を飲む二人の姿があった。 -- 案山子さん (2012-11-03 15 12 45) 女性陣「やっぱり燃やしとくべきだったか…」 -- 名無しさん (2012-11-03 15 15 51) テルミ「おまえさんらも一服しな…」 虚空から珈琲とお菓子を出すテルミ -- 名無しさん (2012-11-03 15 17 15) ベア「わーい(^O^)」 -- 名無しさん (2012-11-03 15 18 59) 玲愛「やはりあの道場のタイガーと同じね」刹那、リザ「玲愛!!」玲愛「……へっ?」いつの間にか彼女の目と鼻の先に何故か竹刀が地面に突き刺さっていた……深々と。 -- 案山子さん (2012-11-03 15 21 40) アーチャー「!?」ブンブン周りを勢いよく警戒するアーチャー。汗がジワリジワリと、ダラダラと垂れ流していた。 -- 案山子さん (2012-11-03 15 22 37) そして聞こえてくる声… -- 名無しさん (2012-11-03 15 24 54) ???『タイガー……って、言うなあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!』どこからか響き渡る女のバカデカイ怒声。 -- 案山子さん (2012-11-03 15 25 38) 思わず皆が耳を塞いだ。アーチャーは顔面蒼白で己の周りに剣を生み出して疑似的な結界を作っていた。 -- 案山子さん (2012-11-03 15 26 33) ジューダス「めっちゃ怖がってる!!!!!!?」 -- 名無しさん (2012-11-03 15 28 54) そして近付いてくる足音… -- 名無しさん (2012-11-03 15 30 26) ???「史郎私にもお菓子をだぜ!!!!!!」 叫び声とともに開け放たれる現れる姿… -- 名無しさん (2012-11-03 15 36 05) アーチャー「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-11-03 15 43 04) アーチャーはとうぼうした。しないがとんだ。アーチャーにつきささった。こうかはバツグンだ。 -- 案山子さん (2012-11-03 15 43 41) 一同「なんなんだ…?」 -- 名無しさん (2012-11-03 15 48 29) ゴロゴロ転がるアーチャーはスッと立ち上がり、アーチャー「……ふ、危なかったな」蓮「いや、頭頭!!刺さってるって!!」澄ました貌でいるアーチャーの頭には、竹刀が刺さっており、血が噴水のように湧き出ていた。 -- 案山子さん (2012-11-03 15 50 02) そして現れた???のタックルが… -- 名無しさん (2012-11-03 15 51 14) ???「お腹すいた~(^O^)!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-11-03 15 52 16) その存在、道着を着、片手には竹刀一本を携えた伝説の存在。その名は―― -- 案山子さん (2012-11-03 15 53 23) アーチャー「藤姉~やめて(T_T)!!!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-11-03 15 55 32) マジで泣き出すアーチャー -- 名無しさん (2012-11-03 15 55 55) ジューダス「アーチャーが泣いた!!!!!!!!!!!?」 -- 案山子さん (2012-11-03 15 57 22) 玲愛「あれが本当の――」玲愛が何かを言おうとした瞬間、リザと神父の間にいた彼女の姿がなかった。二人「…………え?」玲愛「ぐぼおおおおおおおおおっ!!!!!!!?」なんと、超人揃いの連中でさえ視認不可能な竹刀の一撃で、玲愛は後方へふっとばされていたのだ。 -- 案山子さん (2012-11-03 15 59 19) 螢「先輩!?」リザ「玲愛!?」神父「テレジア!?」香純「え、嘘!?い、今何も見えなかったよ!?」 -- 案山子さん (2012-11-03 16 00 02) 藤姉「史郎~どら焼き~お茶~(^O^)!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-11-03 16 03 02) そんな彼女たちを無視して、竹刀片手にアーチャーに接近する謎の女。アーチャー「ヒィィィィィィィィィィ!!!!?な、なんでここにいるんだァッ!?」 -- 案山子さん (2012-11-03 16 05 47) 水銀「あ、すまん少々時空を修正していたら何かが紛れてしまった。許して☆(๑≧౪≦)ペロ」アーチャー「貴様ァァァァァァァァァァァァ!!!!」 -- 案山子さん (2012-11-03 16 07 21) 藤姉「そんなことはどうでもいい、史郎~どら焼き~お茶~(^O^)!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-11-03 16 08 26) アーチャー「すぐ準備するから、厨房貸して!!!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-11-03 16 10 03) 藤姉「わーい(^O^)史郎大好き(^^)v」 -- 名無しさん (2012-11-03 16 10 45) 泣きついたアーチャーがそのまま厨房の方へ走っていき、アーチャー「で、できたぞ……」目の前の存在に屈したアーチャーは、超光速で作ったどら焼きとお茶を彼女に渡した瞬間、バグッ!!藤姉「おかわり~!!」 -- 案山子さん (2012-11-03 16 11 53) コンマ一秒以内による速度、つまり一瞬で三十個相当のどら焼きを平らげたのだ。 -- 案山子さん (2012-11-03 16 12 36) アーチャー「くそおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」泣きながら再び厨房へ走っていくアーチャー。 -- 案山子さん (2012-11-03 16 17 25) ……そんなやり取りが終わってから数十分後。藤姉「ふ~♪あ~満足♪んじゃ~ね~♪」満面な笑みを浮かべながら颯爽と消えていく女。 -- 案山子さん (2012-11-03 16 21 29) 一同「うちの司狼とは大違いだ……」 -- 名無しさん (2012-11-03 16 27 31) 藤姉「家の史郎は凄いのだ(^^)v」 めっちゃうれしそうな藤姉… 藤姉「そういえば君らは史郎の友達?」 ようやくこちらに目を向けた… -- 名無しさん (2012-11-03 16 57 18) アーチャー「何で帰ってくるの!!??」 -- 名無しさん (2012-11-03 17 29 25) 藤姉「そりゃあ弟の自慢もしなくちゃ!!」 なんかマジだ… -- 名無しさん (2012-11-03 17 38 31) 水銀「っと、行かせたいのは山々なのだが、こちらも事情があるため用済みの役者には退場願おう」指をパチンと弾いた瞬間、竹刀を片手にガオー!としていた女性は一瞬で消えた。アーチャー「なに!?」水銀「安心したまえ。単に元の時空へ戻しただけだよ」 -- 案山子さん (2012-11-03 18 32 44) さて、と水銀が軍服姿のまま振り返り、水銀「そろそろ本題へと移ろうか……ゲオルギウス。否、司狼よ。君の要望で急遽この空間を生成したのだ。要件を述べるがいい」真剣な顔でそう告げると、ああ……と頷き、司狼「単純な話だ。元々俺たちはあんたの齎したゲームでのミッションでカジノがあっただろ?」水銀「それがどうかしたかね?」司狼「まあ聞けよ」一泊開け、 -- 案山子さん (2012-11-03 18 36 13) エリー「まさかボッコボコのフルボッコに大負けしたからリベンジしたいとか?」 茶々を入れるエリー。 -- 名無しさん (2012-11-03 18 43 10) 司狼「いや」即座に否定し、司狼「あそこで俺たちが稼いだ金の本来の意味は、あのクソバアアに献上して願いをかなえることにあったよな?」水銀「然り、その通りだ」司狼「だったら」親指を後ろにいるアーチャーたちを指し、司狼「俺からの提案っていうより、願いなんだが……あいつらを俺たちに混ぜることはできねえか?」水銀「……………………なに?」 -- 案山子さん (2012-11-03 18 48 36) 蓮「おい、それって……」司狼「つまりだ……あんたらの目的が未知の発掘なんだろ?だったら、あの三人を仲間に……パーティーに入れても問題はねえんじゃねえの?」 -- 案山子さん (2012-11-03 18 49 46) ジューダス「なるほど……それは面白い提案だ」アーチャー「ふむ……確かに、一興だな」ハザマ「面白そうですね……たまには洒落込みますか」ジョーカー「……………………」 -- 案山子さん (2012-11-03 19 01 34) 祐樹「あ~、でも残念です、あいにく私はメッセンジャーの仕事があるのですが」(ふざけんなボケ!!! んなくそめんどくせえこと誰がやるか、クソカスが!!!) 表面的に猫を被りながらも全力拒否の気配を隠そうとはしない。 -- 名無しさん (2012-11-03 19 03 47) 水銀(思いっきり君の声が聞こえているよ、テルミ。まあ安心したまえ、流石に君は強すぎる。また暴れすぎても危険だ。故に、メッセンジャーで止まりたまえ。万が一の場合は、また暴れるといい) -- 案山子さん (2012-11-03 19 09 07) テルミ「(んじゃまそうさせてもらうわ…しっかりやれよ大将)」 水銀「(まかせろ(-_☆))」 -- 名無しさん (2012-11-03 19 36 01) 司狼「んで?返答は?」水銀「ああ、構わないさ。ただ、そこのジョーカーの場合はアーチャーやジューダスのような強さを持っているわけではない。そこで」パチンッ!!と指を鳴らすと、ジョーカーがカートへとなっていた。水銀「綾瀬香純……太陽よ」香純「な、なに?」水銀「何かとそのジョーカーとは縁があるだろう……君が所持するといい」香純「え?」 -- 案山子さん (2012-11-03 19 54 45) 水銀「御守りみたいなものと思えばいい」 -- 名無しさん (2012-11-03 19 58 08) 香純「そう、ありがと。それじゃよろしくねジョーカー君」 ジョーカー『…よろしく頼む、ん? なんか変な感じだ』 香純「言葉づかいが片言じゃなくなってるからじゃない?」 -- 名無しさん (2012-11-03 20 00 22) 水銀「ちょっとしたバージョンアップもしておいたからね」 アーチャー「…蛇殿」 水銀「何だね?」 アーチャー「やはり先ほどの申し入れは断らせていただきたい……申し出自体は嬉しいが、私は本来はこの世界とは関わることの無い存在だ。いつまでも居座るわけにもいくまい。果たすべき使命…いや理想も思い出したのでな」 -- 名無しさん (2012-11-03 20 01 43) 水銀「理想……かね?」黄金「来ては……貰えぬのか?」 -- 案山子さん (2012-11-03 20 03 26) アーチャー「すまない…だがこれだけは譲れぬものなのだよ」 -- 名無しさん (2012-11-03 20 04 36) マキナ「…………」その中で、マキナだげが重い表情で見ていた。 -- 案山子さん (2012-11-03 20 06 52) アーチャー「ではそろそろ失礼させてもらおう。いつまでも居座ると名残惜しくなってしまうからな」 蓮「そうか…短い付き合いだったけど世話になったよ」 司狼「会う機会も無いだろうが達者でな」 -- 名無しさん (2012-11-03 20 09 16) アーチャー「ああ」そう言って彼らに背を向けて歩いていくと、マキナの真横を通り過ぎた。互いに無言。 -- 案山子さん (2012-11-03 20 10 44) 水銀「たまには立ち止まることも必要だと思うぞ…」 その声にウザさはない -- 名無しさん (2012-11-03 20 12 03) 水銀「私の人生訓だかね…」 -- 名無しさん (2012-11-03 20 12 47) アーチャー「十分休ませてもらったさ、大事なことも思い出せたしな。感謝する」 -- 名無しさん (2012-11-03 20 14 53) 今度こそ去っていくアーチャー -- 名無しさん (2012-11-03 20 16 44) マキナ「……アーチャー」最後に、重い鋼の声がアーチャーの足を止める。 -- 案山子さん (2012-11-03 20 19 52) アーチャー「……何かね?」互いに顔を合わせず、背を向けたまま。 -- 案山子さん (2012-11-03 20 20 32) マキナ「お前の理想とはなんだ?最後くらい話せ」 -- 名無しさん (2012-11-03 20 28 22) アーチャー「私の理想……か」自嘲気味に鼻で笑った男は清々しい表情で背を向けたまま語り出した。 -- 案山子さん (2012-11-03 20 30 03) アーチャー「子供じみたものだ、人に語るようなものではないよ…私を助けてくれた人がいてね…その人の背中に憧れた」 ぽつりぽつりと語り始めるアーチャー -- 名無しさん (2012-11-03 20 43 09) アーチャー「とある事件をきっかけに、私は……私という存在は死んだのだ。その時、私は己を忘却した……いや、この場合名は『死した』と形容すべきかね?」 -- 案山子さん (2012-11-03 20 50 01) 背を向けた語る男の背は、誰彼構わず口を開かなかった。 -- 案山子さん (2012-11-03 20 50 46) アーチャー「そして、そんな際に救った人に憬れ、私はその人と同じ理想を目指したのだ。淡く、青臭く、実に陳腐で、誰もが一度は思う夢物語。それが……私の理想(ユメ)だ。決して届かぬ理想郷……はや届かぬ夢幻にして夢想の頂」つまらぬだろう?と言う男は、実に清々しく語る。 -- 案山子さん (2012-11-03 20 53 26) ベイ「そうでもねぇさ…俺の渇望は夜に無敵の吸血鬼になることだぜ?何かになりたいと願うのはけして他人様が笑っていことじゃない…俺らはふたを開ければ全員お前と同じようなもんだしな…」 -- 名無しさん (2012-11-03 20 58 36) ナハト「俺はおもしれえと思うぜ。そんなことを本気で言ってのける奴がいるとはよ…あんた見たいのは初めて、いや二人目か」 かつて世界を憂いた神を思い浮かべるナハト。 ベルゼバブ「僕らもそこの連中の大半もあんたの理想とは対極だ。会い方が違えば殺し合ってたよ…それがこうしてお話してるんだ、運命の悪戯って奴を感じるねえ、実に面白いよ」 悪魔二人は空気を読まずに感想を言う。嫌味などは無く純粋に感嘆しているようだった。 -- 名無しさん (2012-11-03 21 00 30) アーチャー「ふ……ただ、そんな私はかつて『己』と殺し合いはしたがね」 -- 案山子さん (2012-11-03 21 04 23) 黄金「それでも向き合えたから今があるのであろう?」 アーチャー「まぁな…」 -- 名無しさん (2012-11-03 21 05 57) そう言い思い馳せるアーチャーは、そこで振り返った。すると、彼のオールバックが、いつの間にか髪の毛が垂れ下がっていた。 -- 案山子さん (2012-11-03 21 06 58) そして微笑む姿に、女性陣営は思わずキューンと胸に来るものを感じていた。 -- 案山子さん (2012-11-03 21 07 39) アーチャー「此処に来れてよかったのかもしれないな…」 最後に「ありがとう」と告げた -- 名無しさん (2012-11-03 21 10 43) 水銀「もう行くのかね?」 アーチャー「ああ…」 -- 名無しさん (2012-11-03 21 11 34) マキナ「…アウフヴィーダーゼーン、カメラード」 アーチャー「ああ…」 それだけ告げてアーチャーは帰って行った -- 名無しさん (2012-11-03 21 13 41) だが、最後に……と告げて徐に己の赤い外套を脱ぎ、アーチャー「受け取れ!!」そう言って投げ放った先には――蓮(女)がいた。 -- 案山子さん (2012-11-03 21 14 03) 蓮(女)「え!?」徐に投げられたそれを危なげに受け止めた蓮(女)。アーチャー「それを身に纏うといい……君を守ってくれよう」そして、と付け足して、アーチャー「黄金よ」黄金「ん?」 -- 案山子さん (2012-11-03 21 15 13) 彼には呼び出した双剣を投げつけた。それを事も無げに両手でパシッ!!と受け取り、アーチャー「私の総てがそれに込められている……君は私の真実に気づいたはず。ならば、私の力を使ってくれ」認めた友として……と付け足して告げた。黄金「……素直に使わせてもらおう。卿に祝福を」 -- 案山子さん (2012-11-03 21 16 56) アーチャー「私は君らに会えたこと、誇りに思う…我が友等よ勝てよ」 黄金「その言葉、我等全員胸に刻もう」 -- 名無しさん (2012-11-03 21 20 35) 蓮「できれば、また会いたいな」司狼「そん時は?よろしく頼んま~」エリー「仲良くしようね~」香純「私も!」螢「私もよ」ベアトリス「また会いましょうね♪」アンナ「次は、面白い話をしましょ♪」 -- 案山子さん (2012-11-03 21 22 36) ザミエル「貴様のこと……記憶に留めておいてやろう。孤高の英霊よ」シュライバー「次会えたら一緒に遊ぼうね♪」ベイ「んま、俺はてめぇが気に入ったし……次は酒でも飲もうや」マリィ「元気でね……あなたに、私の祝福を」玲愛「達者で」リザ「お元気で」神父「気を付けてくださいね」 -- 案山子さん (2012-11-03 21 24 29) 戒「キミとは、仲良しになれそうだね……また会おう」イザーク「……気を付けて行けよ」ヨハン「お元気で♪」そして、最後にマキナのみが残った。マキナ「……………………」 -- 案山子さん (2012-11-03 21 25 55) アーチャー「取り戻せたなら、もう無くすなよ」 アーチャー「言われるまでもない」 -- 名無しさん (2012-11-03 21 28 53) ジューダス「サンキューな相棒」 アーチャー「ジユーダス、お前には伝えることがあったな…」 苦笑い混じりに言うなアーチャー -- 名無しさん (2012-11-03 21 30 40) ジューダス「あ?んだ?伝えることってのは?」 -- 案山子さん (2012-11-03 21 35 12) アーチャー「アラヤは、黒騎士は誰かに操られていると言っていた…」 静かに告げるアーチャー -- 名無しさん (2012-11-03 21 42 10) ジューダス「あの女王じゃないのかい? あいつが消えたらイレギュラーも消えたらしいじゃないか」 -- 名無しさん (2012-11-03 21 43 22) アーチャー「黒騎士は女王のことはどうでもいいと言っていた…それに奴は黒騎士はそれに気がついてないとさえ言った…」 -- 名無しさん (2012-11-03 21 48 21) マキナ「去る前に俺からも報告しておこう……メルクリウス。お前も聞いておけ、どうやらお前の作り上げた世界に、とんでもない奴が紛れているようだ」 -- 案山子さん (2012-11-03 21 51 32) ……それは、女王との戦いが始まり、黒騎士との闘いが終わる前にまで遡る。 -- 案山子さん (2012-11-03 21 52 28) 黒騎士は彼の力を模した力で接戦していたが、最後は彼の本気中の本気を胸に受け、大地に仰向けで大の字で転がっていた。 -- 案山子さん (2012-11-03 21 53 13) 黒騎士「……………………」マキナ「……言い残すことはあるか?」仰向けに倒れる彼を見下すマキナ。 -- 案山子さん (2012-11-03 21 53 48) 黒騎士「……ならば」そう弱弱しく黒騎士は口を開いた。黒騎士「“気を付けろ”」マキナ「なに?」 -- 案山子さん (2012-11-03 21 59 05) マキナ「あの女王をか?」黒騎士「違う……女王ではない」弱弱しく、ゆっくりと黒騎士は喋る。その間、彼の身体は風化を始めていた。 -- 案山子さん (2012-11-03 22 00 04) 黒騎士「別段……あの女王なんかはどうでもいい。ただ、私は“気を付けろ”としか言えん」霞んでいく景色を見上げながら、黒騎士は伝える。黒騎士「俺は……分からん。己の意志のようで……ありながら……それとは……相反した……ものが……俺を…………駆り立てていた…………お前に…………幕を下ろさ……れて……ようやく……お、のれ……を……と、りもど……せ、タ……ノダ」 -- 案山子さん (2012-11-03 22 02 20) 徐々に下半身から風化を開始を始めている黒騎士は、それでも尚紡ぐ。黒騎士「…………オレ、ハ……ワカ、ラナイ…………タ、ダ……………オレ、ヲ……ベツ、ノ……ドコ、カデ…………ミテイル…………ヤツ、ガ…………イル、ト、オモ……ウ…………ダカ、ラ…………」 -- 案山子さん (2012-11-03 22 04 48) マキナ「………お前も俺と同じなのだな…」 -- 名無しさん (2012-11-03 22 08 24) 黒「ソ…ウ…ダナ…」 -- 名無しさん (2012-11-03 22 09 25) それだけを告げて黒騎士は消えて行った… -- 名無しさん (2012-11-03 22 10 38) ……マキナ「それが、俺の報告だ」 -- 案山子さん (2012-11-03 22 11 32) そこまで言ってマキナは腕を組んで被っていた帽子の唾をさらに深く被った。 -- 案山子さん (2012-11-03 22 12 06) どうやら、黒騎士の死を悼んでいるようだ。 -- 案山子さん (2012-11-03 22 17 11) 黄金「カールよ……」水銀「調べる必要がありそうだな……テルミよ。次の世界は安心しろ、戦は一切起きないように設定してある。その間」テルミ「諒解したよ、水銀の蛇殿……俺がちょっくらお前が用意した他の舞台を見て回ってやるよ」 -- 案山子さん (2012-11-03 22 22 09) ジューダス「俺にあいつを本当の意味で助けてやってくれってことか…」 アーチャー「ああ…カンだがこれは君にしか出来ないと思う…」 -- 名無しさん (2012-11-03 22 24 01) そう言われてジューダスは笑い、ジューダス「いいだろう!!OKだ、アーチャー。あんたの託した思い、俺が汲んでやるよ!!」 -- 案山子さん (2012-11-03 22 26 18) アーチャー「ああ、頼む……万が一の場合、私を再び呼んでくれ」では、と言って今度の今度こそ、彼は消えていった。その背後に、黄金はジーク・ハイルとマリィのアマンテース・アーメンテースという祝福が贈られたのだった。 -- 案山子さん (2012-11-03 22 30 29) アーチャー「(王と女神の祝福か…最高だな)」 -- 名無しさん (2012-11-03 22 33 30) そして、彼は座へと戻っていくのであった…… -- 案山子さん (2012-11-03 22 34 01) ……水銀「さて、仕切り直しだ。ジューダスはこのまま獣たちと共に世界を回っておくれ。テルミは世界を回って情報を送っておくれ。ジューダス、異論はないな?」 -- 案山子さん (2012-11-03 22 34 57) ジューダス「ああ、アーチャーに頼まれたんだ……必ず俺が潰すまでは、俺も未知を楽しませてもらうとするわ」水銀「テルミ」テルミ「あのババアを殺し損ねたが……俺のイヤな予感が当たっていなければ、そいつは俺とも戦うはずだ。構わねえさ」 -- 案山子さん (2012-11-03 22 36 13) そこで彼は手を叩き、水銀「では、息子たちよ……異分子の探索はこちらがしておくため、君たちは次の世界へ行きたまえ」瞬間、蓮たちの意識は再びブラックアウトしたのだった。 -- 案山子さん (2012-11-03 22 48 12) ……ブオン!!と音と共に別の世界の空から黒い穴が開き、そこから排出される人々。蓮(う、う~ん……)重い瞼を蓮は開けると――何故か、上空から真っ逆さまに落ちていた。 -- 案山子さん (2012-11-03 22 52 27) 蓮「……え?」ふと周りを見ると、司狼「よう……起きたか?蓮」蓮「なんだ司狼か……じゃねえだろ!?なんだこれ!?」そう、穴から落ちてきたのは蓮たち一向だった。そこには黄金も真っ逆さまに落ちているし、ザミエルもマキナもベイもマリィも香純も先輩も、みんなが固まって下に垂直に落ちていた。 -- 案山子さん (2012-11-03 22 54 11) 黄金「今回はバラけずに全員が同じ場所でスタートのようだな」 蓮「落下してんのに落ち着き過ぎだ!?」 -- 名無しさん (2012-11-03 22 55 32) 司狼「俺に聞くなよ……それより、真下見てみろ」蓮「んだ?」そう言って落ちている状態で真下を見ると――下は、広大な海が広がっていた。無論、その周りには島もなければ岩もない。正真正銘、本物の海が真下にはあった。 -- 案山子さん (2012-11-03 22 56 02) ベイ「俺たちはいきなりサメの餌か!!??」 -- 名無しさん (2012-11-03 22 57 48) ジューダス「下手すりゃそうなるな…」 -- 名無しさん (2012-11-03 22 58 26) 蓮「なに呑気な!?」玲愛「ああ……頭に血が」蓮「せ、先輩!?顔面真っ青にしないでください!!」 -- 案山子さん (2012-11-03 22 59 52) 香純「わ、私も……よ、余裕が……うっぷ」螢「くっ……こんな時、テ○オー灯があれば!!」 -- 案山子さん (2012-11-03 23 00 57) シュピーネ「この高度からパラシュートも無しに落ちたら海面の固さはコンクリート以上…まあ、常人なら即死ですね」 シュライバー「今回も力使えない舞台なら死ぬかなこれ」 -- 名無しさん (2012-11-03 23 02 21) 親父「テレジア~!!!!!!」 急遽体制を変え先輩を抱きかかえる親父さん -- 名無しさん (2012-11-03 23 04 28) 玲愛「うぇ……ち、近寄る……なァ……うえぇ」神父「喋ってはなりません!!」 -- 案山子さん (2012-11-03 23 05 54) しかし先輩は親父に対する拒絶反応故に止まらない… -- 名無しさん (2012-11-03 23 09 44) 玲愛「ぁ……は、は……は」神父「は?」玲愛「は、吐き……そう……うっぷ」全員『吐かせるな、変態神父!!!!』 -- 案山子さん (2012-11-03 23 11 15) 神父「テレジア!気をしっかりって……うわああああああああああああ!!!!!!!!?そんなことをやっているうちに、目の前に海が!?」 -- 案山子さん (2012-11-03 23 17 29) そう、高度をさらに低くさせ、いつの間にか目の前に海が広がっていた。蓮「ちっ……!!司狼!!本城と頼む!!他の奴らも、香純たちを頼む!!」司狼「盾になれってんだろ?あいよ!」ジューダス「なら、俺は太陽を」 -- 案山子さん (2012-11-03 23 18 56) 蓮「やれるかどうか?違う!!!!!!やるんだ!!!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-11-03 23 24 52) 気合いを入れて叫ぶ蓮 -- 名無しさん (2012-11-03 23 25 33) 瞬間、蓮の気合い虚しく――全員が海に文字通り、叩きつけられた。顔面から。 -- 案山子さん (2012-11-03 23 28 28) しかし誰も潰れてはいなかった… -- 名無しさん (2012-11-03 23 30 15) 海へと落ちていく一向で、香純たちはハイドリヒたちが盾になったおかげで無傷ではあったが、問題はここからだ。海では彼女たち常人はマズイ。 -- 案山子さん (2012-11-03 23 38 02) ジューダス「まじーな、ここたぶん海のド真ん中だぜ?島一つ見えねぇ…」 -- 名無しさん (2012-11-03 23 47 24) ベイ「長いこと泳ぐのは……」 そう言って常人たちを振り返る -- 名無しさん (2012-11-03 23 49 12) 玲愛は何とか神父が抱きしめて少しは呼吸を確保しているが、クッションになったとはいえ、香純やマリィは完全に気を失っていた。 -- 案山子さん (2012-11-03 23 56 44) 司狼「どうすっかな」 状況打破のために何とか思案する司狼 -- 名無しさん (2012-11-04 00 01 14) すると――???『――――――――』声にならぬ声が海底から轟いたと思われた刹那、彼ら全員を巨大な海底渦が包む。司狼「おおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!?」ベイ「んだ、こりゃ!?」ジューダス「って、いきなりか!?」敵襲か!?と思われたが、この渦はそのまま無抵抗な彼らをそのまま海底へと台風のように連れ去っていく。不思議なことに、この渦の中では海底による水圧もないし、息もできる。司狼「どうなってんだ、こりゃ……」蓮「俺が聞きたいわ」 -- 案山子さん (2012-11-04 00 04 09) 黄金「どうやら、我らをどこかへ連れていくようだな」ザミエル「ハイドリヒ卿……」シュライバー「何もしないほうがいいだろうねぇ……それに、彼女たちのこともあるし」神父「ええ」そう言いながら、ゲホッゲホッと咽る玲愛の背中をとんとん叩いてあげた。神父「大丈夫ですか?テレジア」玲愛「……触れるな。変態神父」 -- 案山子さん (2012-11-04 00 06 00) その言葉に親父は静かに灰になった… 先輩「これが本当の聖餐灰…」 -- 名無しさん (2012-11-04 00 12 59) リザ「う、うまく言わないで……玲愛;」隣のリザは、水でビッチョビチョに濡れ、服が肌に張り付いてかなり妖艶な姿へとなっていた。 -- 案山子さん (2012-11-04 00 20 14) 先輩「………」 服が張り付き、浮き彫りになったリザの胸を凝視する… -- 名無しさん (2012-11-04 00 25 18) リザ「え……れ、玲愛?;」困惑気味で若干後退るリザ。なにやら彼女の脳裏に既知感が働き、以前にも平行の祭りなんかであったような記憶が彼女の脳裏をよぎる。 -- 案山子さん (2012-11-04 00 34 02) 先輩「(やっぱけしからんな…)」 -- 名無しさん (2012-11-04 00 56 12) ザミエル「ふざけている場合か…このバカどもが!!!!!!」 ザミエルの怒声が響いた -- 名無しさん (2012-11-04 01 40 54) ベア(気持ちはわかりますが抑えたほうがいいですよ) 玲愛(…了解) リザ(ほっ;) -- 名無しさん (2012-11-04 01 53 59) 司狼「そろそろ目的地に到着のようだぜ」 潮流の先には何やら巨大な建造物が見える。恐らく、もう数分もすれば到着するだろう。 -- 名無しさん (2012-11-04 01 57 03) ベイ「あの変態は今回ヤバいことはないと言ってたがどうなる事やら… -- 名無しさん (2012-11-04 10 18 14) その言葉を境に怒りのクリスマス以来のベイフルボッコタイムが始まった… -- 名無しさん (2012-11-04 10 29 22) そんなこんなが起きた後、到着した先には――伝説の都がそこにはあった。 -- 案山子さん (2012-11-04 11 10 44) 戒「これは……」神父「おやおや……」ベイ「伝説の……」ベア「アトランティス!?」そう、かつて大陸と呼べるほどの大きさを有していた島と、そこに繁栄した王国があり、世界の覇権を握ろうとしたもののゼウスの怒りに触れて海中に沈められたとされている伝説の海底都。 -- 案山子さん (2012-11-04 11 13 23) 刹那、まるで何か見えない結界か膜に触れたのか、その瞬間に渦が爆散し、彼らはその結界内へ放り出された。そして、そのかつて繁栄されていた王国の道路へ落ちていった。 -- 案山子さん (2012-11-04 11 15 28) ベイ「よっと」戒「おっと」ベアトリス「戒~!」戒「はいよ」蓮「うっと」司狼「どわああああああああああ!!!!?」エリー「司狼ガード」各々が難なく着地する中、ベアトリスは戒の胸へと落ち、それを戒は受け止めた。司狼は……なんか、エリーの下敷きになった。 -- 案山子さん (2012-11-04 11 18 11) 黄金と蓮は落ちてきた香純とマリィをそれぞれキャッチした瞬間、皆の身体に異変が起きた。 -- 案山子さん (2012-11-04 11 23 28) 全員『なんだ!?』突如彼らの身体の周りに薄く淡い光が灯ったと思われたら、彼らの視界を真っ白の光が覆った。そして――目が覚めると、彼らの下半身が魚の尾になっていた。 -- 案山子さん (2012-11-04 11 24 41) それはそう……まさに『人魚』の姿へとなっていたのだ。そして何故か女性陣営の上半身の服がなく、全員がポロリ状態だった。 -- 案山子さん (2012-11-04 11 27 00) 一同「なんじゃこりゃー~~~~~!!!!!!(゚Д゚;)」 -- 名無しさん (2012-11-04 11 28 01) 全力で叫ぶ一同 -- 名無しさん (2012-11-04 11 30 15) 香純「きゃああああああああああああああ!!!!!!!!?」アンナ「なんで私たちだけなのおおおおおおおおおおお!!!!!!?」螢「ふ、ふふふふ藤井君は見ないで!!」 -- 案山子さん (2012-11-04 11 34 44) ベイ「馬鹿女……意外と」香純「見るな、あんたも!!」ベイ「ぶほっ!?」 -- 案山子さん (2012-11-04 11 36 29) ベア「え~と……」戒「う~んっと……;」ベアトリスをお姫様だっこの状態の戒は、直視を避けてそっぽを向いていた。 -- 案山子さん (2012-11-04 11 37 50) 蓮「ザミエル!」そう言って急に蓮は己のマフラーをザミエルへ水中ではあるが投げ、それを受け取るザミエル。蓮「それを胸に巻いてくれ!!」ザミエル「……貴様は生かしておいてやろう」見られたことに対しての怒りはあるが、まあ良しと判断し、応急処置ではあるがマフラーを胸に巻いたザミエル。自然と谷間が浮き彫りになるのはご愛嬌である。 -- 案山子さん (2012-11-04 11 40 13) 玲愛「…チッ。男ども、あんたら別に上半身裸でも問題ないでしょ、服を献上しなさい」 -- 名無しさん (2012-11-04 12 50 53) 司狼「あ~あ……しゃ~ね~な~。ほらよ、れ――」と、司狼が玲愛の言葉に適当に相槌を打ちつつ、蓮(女)に己の上着渡そうとすると――既にマキナが服を着させていた。司狼「バカな!?」 -- 案山子さん (2012-11-04 13 00 40) エリー「あんたの服は私が借りとくわよ」 司狼の手からひったくるエリー。 リザ「ヴァレリアから借りておきましょうか」 まだ放心状態の神父から脱がすリザ。 -- 名無しさん (2012-11-04 14 57 38) シュライバー「僕はアンナだね、サイズ的に」 -- 名無しさん (2012-11-04 15 01 42) 黄金「ではこれを着ると言いテレジア、香純」 上着のコートとシャツをそれぞれ曾孫に貸す黄金。 玲愛「私は藤井君の…」 蓮「ほら、マリィ」 マリィ「ありがとう♪」 玲愛「…(ギリィ」 香純「先輩、落ち着いて; ありがたくラインハルトさんから借りておきましょう」 -- 名無しさん (2012-11-04 15 02 17) 全員に上着がわたった頃水銀は歓喜に泣いていた… 水銀「(素晴らしい…女神の人魚姿…これはすべてがかすむ!あらゆる万象が称える真理でしかない!!!!!!!!!!!!(T_T))」 -- 名無しさん (2012-11-04 15 09 39) 漣「おじいちゃん、どうしたんだろ?」 蓮華「どこか痛いのかな?」 ヨハン「…わからないほうが幸せだと思うよ」 -- 名無しさん (2012-11-04 15 11 32) マキナ「何で貴様だけ脱いでいない」 ベイを見て言うマキナ -- 名無しさん (2012-11-04 15 15 53) ベイ「あ? 俺が渡す前に女どもに渡ったからだよ」 -- 名無しさん (2012-11-04 15 19 03) ザミエル「なら私に渡せ、この格好はちょっと恥ずかしい…」 -- 名無しさん (2012-11-04 15 27 17) ベイ「まあ、ぱっとみ娼婦」 バキ! ベイ「…おらよ」 頬を抑えながら渡すベイ。 -- 名無しさん (2012-11-04 15 35 46) ザミエル「素直でよろしい」そう言ってひったくるザミエル。 -- 案山子さん (2012-11-04 15 41 18) ところで、ここは特殊な結界で覆われた世界とはいえ、海の世界。水の中である以上香純たちはどうあがこうとも息ができないはず。だがしかし、水銀『安心したまえ。そこは特殊な空間で出来ている以上、君たちは水で溺れることはない』 -- 案山子さん (2012-11-04 15 43 33) 司狼「今更細かいことは気にしてもしょうがねえな。所で、ここでは何をやりゃいいんだ?」 さっそく本題に入る司狼。 -- 名無しさん (2012-11-04 15 46 46) そこで愉快そうに笑う水銀。 -- 案山子さん (2012-11-04 15 48 54) 水銀『簡単なことだよ。まずそこで君たちはとある少女を探したまえ。まずはそこからだ』水銀がそう言った刹那、城とおぼしき場所から剛速球で真横を通過し、結界の外へと泳いでいく影が一つあった。司狼「んだ?」 -- 案山子さん (2012-11-04 15 50 12) ???「姫様~!!姫様ぁぁぁぁぁぁぁ!!!!お待ちください、姫様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」ベイ「おい、なんか来たぞ?」 -- 案山子さん (2012-11-04 15 51 01) 向こうから……赤い小さな蟹が泣きながら必死に泳いでいた。 -- 案山子さん (2012-11-04 16 01 17) ただし、かなり遅くベイたちの前を必死で泳いでいるのであった。 -- 案山子さん (2012-11-04 16 06 45) ベイ「ちょい待てや」と、徐にその赤い蟹をガシッ!!と鷲掴みにして捕獲する。???「ななななななな何ですか!?ああああああああなた達は!?」ベイ「まあ待てや、今俺たちの真横を突っ切っていったのに用があんのか?」完全にチンピラ状態で設問するベイ。どこまでいってもチンピラ気質は抜けないようである。 -- 案山子さん (2012-11-04 16 36 10) ???「そそそそうですよ!はははははは早く姫様を!?」司狼「“姫”?」ジューダス「っていうと……」蓮「マジの姫か!?」マキナ「これはまた……」黄金「なるほど……カールの言わんとしたこと、読めたぞ」 -- 案山子さん (2012-11-04 16 53 09) エリー「探せって言われた少女はまあ」 螢「十中八九そのお姫さまでしょうね」 玲愛「そういう面倒な演出には妥協しない変態だし」 -- 名無しさん (2012-11-04 16 59 53) マリィ「けど……どうやって探すの?」ペチペチ、と自分のしっぽと化した足を動かすが、動けないでいた。当然だろう、なったばかりの足を器用に、己の一部として動かすのはそう簡単なことでは―― -- 案山子さん (2012-11-04 17 02 46) 黄金「なに、問題なかろう」ただ一人の、例外を除いて。彼だけは、また万能なことか、水の中を浮遊し泳いで見せていた。 -- 案山子さん (2012-11-04 17 03 42) 蓮「なんで!?Σ(゜□゜;)」司狼「万能すぎるだろ;」ジューダス「来て早々なんだが、すげえな;」 -- 案山子さん (2012-11-04 17 14 35) 黄金「コツをつかめば案外簡単だ。ここでは出来ねば不便だろう、捜索の前に全員に教授をしておこう」 蓮「そうだな、何かあった時に動けないんじゃ困るし」 司狼「お手柔らかに頼むぜ」 -- 名無しさん (2012-11-04 17 21 59) そして始まる黄金とのレッスン… -- 名無しさん (2012-11-04 17 24 32) 近くの岩にしがみつき、バタ足の練習の要領で下半身の動かし方を練習していく。 -- 名無しさん (2012-11-04 17 31 33) マリィ「うぅ……む、難しい」悪戦苦闘するマリィ。 -- 案山子さん (2012-11-04 17 34 01) 水銀『ぶふぁっ!?』ヨハン「うわぁ!?血を吹いた!?」 -- 案山子さん (2012-11-04 17 34 37) 水銀「これは収めねば(゚Д゚)」 即座に復活し録画ボタンを押した -- 名無しさん (2012-11-04 17 36 57) 水銀「この…素晴らしさは永久保存だ!!!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-11-04 17 38 19) 蓮華「おじいちゃん、どうしたの?」そこに純粋無垢な蓮華が接近するが、それをヨハンが笑いながらごまかした。 -- 案山子さん (2012-11-04 17 40 54) テルミ「(仕事しろや、この変態(゚Д゚;))」 -- 名無しさん (2012-11-04 17 43 05) 水銀(ぬかせ!!お前はお前の任務をまっとうするがいい!!私は忙しいのだ!!)テルミ(どこがだ!!単に欲に駆られているだけじゃねえか!!)水銀(否!!これは私の欲ではない!!愛だ!!) -- 案山子さん (2012-11-04 17 46 46) 水銀(大体仕事もちゃんとやっているぞ。私の分身がだな) テルミ(分身?) -- 名無しさん (2012-11-04 17 50 05) ふと見てみると、何やら寸分違わずソックリなもう一人の水銀が、眼鏡をかけて必死に紛れている存在を探していた。テルミ(……キモイな)水銀(ほざけ!!理知的な私を知るがいい!!) -- 案山子さん (2012-11-04 17 51 15) テルミ(滲み出しまくった変態臭が台無しにしていると知るがいい(-_☆)) -- 名無しさん (2012-11-04 18 51 26) テルミは今の光景を黄金たちに魅せた… 一同「ウザい(゚Д゚)、キモイ(゚Д゚)!!!!!!!!!!!!)」 -- 名無しさん (2012-11-04 19 05 59) 水銀『そんな!?Σ(゜□゜;)この完璧な私がキモイと!?Σ(゜□゜;)』 -- 案山子さん (2012-11-04 19 15 13) 一同「完璧なキモさだった…思わず吐きそうになったぜ…」 -- 名無しさん (2012-11-04 19 18 26) 水銀は静かに聖餐杯同様に灰になったが、即座に蘇生した。 -- 案山子さん (2012-11-04 19 21 23) 水銀『まあよい……ともかく、そういうわけだから問題はない。テルミよ……それよりも、そろそろ向かったらどうだね?』テルミ『あん?ああ、そうだな……んじゃ、そろそろ征くわ。なんかあったら連絡するわ』そう言うと、テルミの姿が水銀の空間から消えたのだった。 -- 案山子さん (2012-11-04 19 22 35) 水銀『さて――』そう呟いて映像を振り返ると……マリィの困惑しながらも無邪気に微笑む姿を直視した水銀。水銀『美しいぞマルグリットぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!』歓喜に打ち震え、絶叫していた。 -- 案山子さん (2012-11-04 19 32 06) その頃黄金たち(別口)… ベイ「ウオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!(゚Д゚)」 なんか知らんがかなり必死なベイ… -- 名無しさん (2012-11-04 19 35 17) ベイ(脳内)「(俺は此処でシュライバーに格の差を見せて、白騎士になってやる!!!!!!)」 -- 名無しさん (2012-11-04 20 12 32) アンナ「……なんか、ベイの考えていることが丸見えなんだけど;」シュライバー「まあ、いいんじゃな~い?どうせベイだし」蓮&司狼(……ヴィルヘルム;) -- 案山子さん (2012-11-04 20 19 24) どこまでも哀れな男だと、二人の男は思いつつも、何とか黄金の指導の元で泳ぎの練習をしていた。その間、何故か赤い蟹は止まり彼も黄金と共に指導をしていた。赤い蟹「まったく……いい大人ともあろうものが、泳ぎの一つもできないとは情けない。それでは来月にある出し物すらできませんよ?恥ずかしいとは思わないのですか?」 -- 案山子さん (2012-11-04 20 35 17) 黄金「ある出し物とな?面白そうだ、詳しく聴きたいのだが」 -- 名無しさん (2012-11-04 20 52 17) すると、周りの者たちも聞こうとするが、黄金「余所見をするな!!まずは練習だ……女神も練習しながらで、頼む」喝を入れて練習させ、女神には優しくそう言った。司狼「依怙贔屓だろ……マリィちゃんだけよ;」蓮「まあ、仕方ないだろ;」 -- 案山子さん (2012-11-04 20 54 01) 赤い蟹「なんだ?知らんのかね?」 -- 案山子さん (2012-11-04 20 57 58) 黄金「是非ともお教え願いたい」 -- 名無しさん (2012-11-04 21 03 13) 赤い蟹「仕方ない……先達から教えてやろう!ああ、姫様を見つけてきてくれるのならば、教えてやらなくもないぞ?」ザミエル「貴様!!ハイドリヒ卿にそのような――」 -- 案山子さん (2012-11-04 21 04 46) 黄金「よかろう、その前に手数が欲しいので泳ぎのこつを伝授しては貰えまいか?」 -- 名無しさん (2012-11-04 21 08 09) 蟹「了解した」 -- 名無しさん (2012-11-04 21 09 11) そして三十分後…見事に全員泳げるようになった… -- 名無しさん (2012-11-04 21 11 52) ……マリィ「うわ~♪楽しい~♪」香純「あはは!夢に見た人魚だよ~♪」螢「わ、悪くはないわね(/////)」アンナ「人魚……マーメイドねぇ。なんか少し思い入れがあるわね~」ザミエル「しかし」ベイ「ザミエル、お前は文字通りの半人半獣になったな」ザミエル「やかましい!!」 -- 案山子さん (2012-11-04 21 12 43) マキナ「……早く動けるとは」司狼「ヘビー級だったムッツリには未知の領域だろうよ」ジューダス「いや~これはマスターには悪いが、楽しいわ」シュライバー「いやっほ~♪」神父「……神秘的ですね~」 -- 案山子さん (2012-11-04 21 14 05) 蓮(女)「楽しいな、これ(^^)v」 -- 名無しさん (2012-11-04 21 20 16) リザ「このまま竪琴でも弾いてみようかしら?」 -- 名無しさん (2012-11-04 21 21 30) 司狼「絵になるな~」玲愛「くそ、乳がデカイ者共がッ」螢「先輩……吐き捨てないでください;」 -- 案山子さん (2012-11-04 21 24 37) イザーク「確かに……これはこれで未知ですね。父様」黄金「であろう?ならば、問題あるまい」蟹「軽いレクチャーでここまで上達するとは……いやはや驚きを隠せぬぞ」シュピーネ「確かに……しかし、見事なご指導。ここまで泳げるようになるとは、感謝しますよ」 -- 案山子さん (2012-11-04 21 25 56) 蟹「蜘蛛みたいなのに礼儀正しいな…お主」 -- 名無しさん (2012-11-04 21 28 50) シュピーネ「恐縮です」 -- 名無しさん (2012-11-04 21 30 07) 黄金「さて ……時間も惜しい。教えてくれぬかね?」蟹「ああ、いいとも」 -- 案山子さん (2012-11-04 21 33 15) ゴホンッ!!と咳払いし、蟹「では……来月にある『出し物』、それは……」全員『それは?』 -- 案山子さん (2012-11-04 21 33 40) 蟹「我らが王の御前で行われる『ミュージカル』だ!!」ベイ「なにっ!?」 -- 案山子さん (2012-11-04 21 35 14) 瞬間、ベイだけがガーン!!と顔面蒼白にしていた。そう、ベイ(・・)だけが。 -- 案山子さん (2012-11-04 21 43 03) シュライバー「僕達の十八番だね♪」 -- 名無しさん (2012-11-04 21 44 20) 黄金「楽器もあるしな…」 ベイを見る黄金 -- 名無しさん (2012-11-04 21 45 26) ベイ「!!!!!!!!!!!?」 -- 案山子さん (2012-11-04 21 49 03) マキナ「逃げるな」逃げようとしたベイの尾を掴んで、留めるマキナ。ベイ「離せ、マキナ!!」 -- 案山子さん (2012-11-04 21 51 08) ベイ「止めろ!!!!!!あれだけは嫌だ(゚Д゚;)(T_T)!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-11-04 21 52 49) マジ泣きのベイ -- 名無しさん (2012-11-04 21 53 33) 神父「ベイオリンの再来……ですか」若干ニヤける神父。ベイ「殺すぞ、クリストぉぉぉぉぉぉぉフ!!!!」 -- 案山子さん (2012-11-04 22 00 23) 蓮「ともかくだ」司狼「まあどうでもよく」ベイ「よかねえわ!!」 -- 案山子さん (2012-11-04 22 05 11) パンパン!!と二人の悪友が手をたたき、場を鎮める。蓮「俺らも動けるようになったんだ」司狼「さっさと話の続きをしようぜ~?」黄金「まあそういうことだ……話の続きをしてくれ」蟹「うむ、よかろう」 -- 案山子さん (2012-11-04 22 06 11) 蟹「我らが王は厳格なお方で、ただでさえ激務だというのに、あの人は休むことをしない。そこで!臣下である私たちが我らが王を労うために、ミュージカルを開催して心身ともにリラックスしてもらいたいという所存なのだよ!!」 -- 案山子さん (2012-11-04 22 15 47) クリストフ「そこはやはりベイオリンの出番ですね(-_☆)) -- 名無しさん (2012-11-04 22 20 44) その言葉に一同はすかさずベイを振りかえった… -- 名無しさん (2012-11-04 22 21 41) 黄金「まあ、冗談はさておき……先程この空間内から出ていったお嬢さんが、その王の姫、ということかね?」 -- 案山子さん (2012-11-04 22 24 29) 蟹「正確にはこの国の姫様で、王の実の娘です。それで……」黄金「ああ、協力は惜しまんよ……それで?あのお姫さんが行きそうな場所に心当たりはあるのかね?」 -- 案山子さん (2012-11-04 22 25 35) 蟹「ええ、んま……」と、何とも容量えない回答が返ってきた。 -- 案山子さん (2012-11-04 22 28 54) ベイ「手がかり無しじゃこっちもきついんだが」 頭をかきながら言うベイ -- 名無しさん (2012-11-04 22 30 49) 蟹「まあ、ないことは……ないんですが;」そこで、何とも言いにくそうな……気まずそうに頬をかく蟹。 -- 案山子さん (2012-11-04 22 32 52) 司狼「……心当たりはあるが、口には出せない、と?」蟹「!?」 -- 案山子さん (2012-11-04 22 36 07) ジューダス「ヤバいことに足突っ込んでないよな…?」 取り敢えず聞いてみるジューダス -- 名無しさん (2012-11-04 22 38 43) 蟹「だ、大丈夫だ……た、ただ」全員『?』蟹「わ、我らが王に知られることだけは避けたい……そ、それよりも姫様を早く見つけてくだされ!!」 -- 案山子さん (2012-11-04 22 58 41) 蟹「恐らく『夢立つ 蒼天の 碧野』の辺りにいるはずです!!」 -- 案山子さん (2012-11-04 23 00 10) 黄金「ふむ、この国の聖域という奴か…」 -- 名無しさん (2012-11-04 23 10 17) 蓮「なんで分かるんだよ?;」 -- 案山子さん (2012-11-04 23 11 53) 司狼「それとも、暗号で場所を指してるかだよな?」 黄金「おそらくな」 -- 名無しさん (2012-11-04 23 17 49) 蟹「まあ、姫様はお決めになったことは曲げない主義の方で、これも執事たる私にしか教えていませんです。はい」 -- 案山子さん (2012-11-04 23 28 35) シュライバー「その娘は王様のこと嫌ってるの?」 問うてみるシュライバー -- 名無しさん (2012-11-04 23 34 05) 蟹「いや~……単に王様も頑固者でしてね;それに、これには少々入り組んで尚且つ複雑な話でして……まあ、それは姫様を見つけて連れてきてくだされ。どうか、平に」黄金「仕方ない……では、その場所はどのあたりにあるのだ?」蟹「そうですね……ここから大体千里ぐらい先にあります」 -- 案山子さん (2012-11-04 23 41 04) ベイ「道の途中でヤバいのがいたりとか、そう言う場所はあるか?」 -- 名無しさん (2012-11-04 23 44 02) 蟹「ないですね……あ;」 -- 案山子さん (2012-11-04 23 45 33) ベイ「なんだ?」 -- 名無しさん (2012-11-04 23 46 43) 蟹「え、え~と……;あ、あるにはありますね……決して近づいてはならない『禁忌』の場所が;」 -- 案山子さん (2012-11-04 23 52 27) 黄金「その話は移動しながら話そう、卿もそれでいいか?胸騒ぎがする」 蟹「はい…では急ぎましょう」 -- 名無しさん (2012-11-05 00 00 57) そして始まった姫様探索。初めての海底での移動は慣れたとはいえ中々スムーズにいかず、女神などの非戦闘員は遅かった。だが、マリィは上達が早く、スムーズに泳げていた。 -- 案山子さん (2012-11-05 00 06 03) 蟹「これはこれは……姫様に通じるものがありますな~。感服しました、素質ありですね~」マリィ「えへへ♪ありがとう♪」水銀『ぶふああああああああああああああっ!!!!!!!!!?』ヨハン「ぎゃあああああああああああああああ!!!!!!!!?今度は穴という穴から出血がぁっ!?」 -- 案山子さん (2012-11-05 00 07 38) 編集しました。どうぞ皆様書き込んで下さい。 -- 案山子さん (2012-11-02 18 40 15) そろそろ長いので、編集したいと思います。一旦投稿をストップしてください。 -- 案山子さん (2012-11-05 07 25 30) 名前 コメント 合計: - 今日: - 昨日: - トップページの合計: -
https://w.atwiki.jp/god14fan/pages/170.html
……そして一行は向かう中、途中で今まで見かけなかった魚人たちと遭遇する。 -- 案山子さん (2012-11-10 01 07 03) 司狼「噂の医者か?」 -- 名無しさん (2012-11-10 01 13 20) 蟹「いいえ、このアトランティスに住む者たちです。今の今までは自由に過ごしていたのですが、必ず一回は外に出て皆に顔を合わせるのを習慣付けをさせているのです」 -- 案山子さん (2012-11-10 01 21 02) ここは玉座の場所から離れてアトランティスの結界内。そこには、水没した家などを住みかとして水中内で大人の魚人たちが挨拶などを交わしていたのだが、違和感を感じた。リザ「……訪ねていいかしら?」蟹「……言いたいことは分かりますよ」ハイドリヒたちを背に向けたまま泳ぐ蟹は、言った。蟹「子供の姿がない……ですよね?当然です……ここに姫を除いた『子供』はいないのです」 -- 案山子さん (2012-11-10 01 23 19) ジューダス(子供というには中々に育っているが…) 司狼「男も女も同じくらい見かけたぜ、何が問題なんだよ?」 -- 名無しさん (2012-11-10 01 33 18) 蟹「大有りです。確かに我ら魚人族は長命ではありますが、永遠ではありません。所詮不老不死や不死身などは妄言であり、戯言なのです。そういった存在を私の王やパリアカカ神様は認めないのです。ですが、あなた方はかなり特殊で、そればかりはなんとも申せませんが。ともかく、子供がいない理由……姫のみを子供と限定したその由縁、ご理解できますか?」 -- 案山子さん (2012-11-10 01 55 51) 螢「お姫様だけが成人の年齢になって無いから…とか?」 玲愛「お姫様だけが特別若いようには見えないのだけど。何か成人のための儀式でもあって、それを満たしてないから子ども扱いされてるのかしら?」 香純「子供は…長生きするから子供作るのは時々ってだけなのかな?」 -- 名無しさん (2012-11-10 02 08 32) 蓮「姫様の母親はいないのか?」 -- 名無しさん (2012-11-10 02 41 56) 蟹「フジイ殿、ほとんど正解です。そこに秘密が隠れています」 -- 案山子さん (2012-11-10 08 27 34) マキナ「どういうことだ?」 -- 案山子さん (2012-11-10 13 50 25) ジューダス「あの子が生まれたこと自体が奇跡だとでもいうつもりか?」 -- 名無しさん (2012-11-10 14 09 26) 司狼「…まさか子供産むと死んじまうなんておっかねえ話じゃねえよな」 -- 名無しさん (2012-11-10 14 21 29) 蟹「…………古い話、になりますかな。流石のあなた方と比較すれば。聖域を出るまでの間に話しましょう。聞きますか?」 -- 案山子さん (2012-11-10 14 40 08) 神父「できれば聞いておきたいですが・・・」 -- 名無しさん (2012-11-10 14 50 48) 蟹「そうですな……姫様が王の実の娘であるのは周知のはず」黄金「うむ」蟹「そして、姫様は実の姉がいました」司狼「あの姉ちゃんだろ?」蟹「そうです……そして、王には妻、つまり王妃がいたのです。我らが王妃の名は『パークス』王妃といいます」 -- 案山子さん (2012-11-10 15 12 58) 前を泳ぎながら、蟹は喋る。蟹「王妃は生命を誕生させる力を有していて、魚人族が長らく繁栄できていたのも王妃のお力添えがあったおかげだったのです。しかし……」 -- 案山子さん (2012-11-10 15 14 11) マリイ「何があったの?」 -- 案山子さん (2012-11-10 15 59 12) 蟹「……王妃の力は絶大でした。魚人族の中でも随一で、武威でならば我らが王、しかしなれど智において、また能力においては王妃はパリアカカ神が認めるほど『でした』」 -- 案山子さん (2012-11-10 16 00 57) 黄金「……なるほど。そういうわけか」 -- 案山子さん (2012-11-10 16 18 50) ジューダス「(あの一件か・・・それともこれから向か合うことになるあの怪物にやられたかだよな・・・なんとしても打ち取ってこないとな・・・)」 -- 名無しさん (2012-11-10 16 23 40) 蟹「察してくれて助かります。というわけで、我が王も一度は戦ったそうなのですが『何故か』記憶にないとのことです」 -- 案山子さん (2012-11-10 16 26 56) シュピーネ「その怪物は記憶を奪えるのでしょうか?それとも王様が思い出したくないか・・・」 くそまじめな顔をしてるシュピーネ -- 名無しさん (2012-11-10 16 30 40) 蟹「おそらく、前者かと……」 -- 案山子さん (2012-11-10 16 32 45) 黄金「記憶を奪うか・・・・・・厄介だな・・・」 神父「下手に強力な攻撃よりも厄介ですね・・・」 -- 名無しさん (2012-11-10 16 36 58) 司狼「ひとつはっきりしたわけだが・・・その力を使える条件みてーなのが解らないと手の打ちようがねーな・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-10 16 40 37) ↑訂正 蓮「ひとつはっきりしたわけだが・・・その力を使える条件みてーなのが解らないと手の打ちようがねーな・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-10 16 41 59) 司狼「そういうのは相対してから考えようぜ?俺らはいつもそうしてきたじゃねえか」 蓮の肩に手をを苦司狼 -- 名無しさん (2012-11-10 16 42 43) 蓮「そうだな……」 -- 案山子さん (2012-11-10 16 45 38) そして、いよいよアトランティスの入り口付近まで行くと、ようやく『違和感』の正体が分かった。 -- 案山子さん (2012-11-10 16 46 10) 黄金「……なるほど。これが紅月……」ベイ「マジで、地獄の世界だな」先程までの海底の雰囲気が明らかに一変していた。外は海底だというのに真っ赤に染まっていた。そして流れる謎の気―― -- 案山子さん (2012-11-10 16 47 43) 蟹「いいですな?お気を付けを……一歩でもこの結界の外にでれば、距離など関係なく攻撃をしてきます。それが分かるのは、目の前で出ようとした兵士の身体がまるで強引に捻じれ切れたかのようになったからです」 -- 案山子さん (2012-11-10 16 49 06) 戒「相手もかなり用心深いようだね・・・ここからではまず姿は見えそうにない・・・」 -- 名無しさん (2012-11-10 16 51 49) 澄んでいた世界が、黒でもなく暗闇でもない『真紅』。真っ赤に染まっており、完全に視界が遮断されていた。騎士団の連中でさえ見えないほどに高密度なのだ。 -- 案山子さん (2012-11-10 16 53 30) シュライバー「なんかベイの創造の世界に雰囲気が似てるね」 -- 名無しさん (2012-11-10 16 55 24) ベイ「そうだな……」 -- 名無しさん (2012-11-10 16 57 37) ベイは誰よりもこういう世界で無敵の自分を思い描いてきた・・・ -- 名無しさん (2012-11-10 17 00 51) かれにとってこの世界はまさに理想だ・・・だが彼はこの世界をどこかで受け入れられと感じていた・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-10 17 04 23) ベイ(・・・・・・・・・・・・なんか気に入らねえなコレは) -- 名無しさん (2012-11-10 19 09 33) 蓮「どうした?」 -- 名無しさん (2012-11-10 19 13 08) ベイ「何でもねえよ、早くいこうぜ・・・速いとこあの化け物とやらから秘宝とやらをとってこにゃあ王様と話一つ出来やしない・・・」 -- 名無しさん (2012-11-10 19 32 37) アンナ(どうせ自分の世界に酷似した場所で最強を気取っている怪物が気に食わないのよ・・・) そっと舌打ちするアンナ -- 名無しさん (2012-11-10 22 43 52) 黄金「ここで眺めていても事は起こら ん、蟹殿我らはこれより向かう」 -- 名無しさん (2012-11-11 00 28 53) 蟹「…どうか無事に帰ってきてくだされ、客人よ。これ以上、王や姫様が心を痛めるような事態になってほしくは無いのです」 沈痛な面持ちで告げる。 -- 名無しさん (2012-11-11 00 52 51) 司狼「任せとけ」 -- 名無しさん (2012-11-11 01 06 26) ……そして、彼らが結界の外へ踏み出した刹那、見えない何かが空間を「断絶」した。 -- 案山子さん (2012-11-11 14 31 13) 司狼「あぶねっ!?」ギリギリのところで司狼は踏み出した一歩を戻したため、何を逃れたのだ。 -- 案山子さん (2012-11-11 14 32 06) マキナ「なんだ今のは?」ザミエル「まったく見えなかったが……鋭い鋭利な刃物のように見えたぞ」ベイ「!!おい、あの岩石を見ろ」そう言って先程通り過ぎた何かの先を追うと、巨大な岩石が綺麗に真っ二つに「断絶」されていた。 -- 案山子さん (2012-11-11 14 34 06) 切り裂かれた岩石の断面には、淀んだ瘴気のようなものと濃密度にして濃厚な「死」そのものが蠢いていた。 -- 案山子さん (2012-11-11 14 34 54) 蓮「これは………」 -- 名無しさん (2012-11-11 14 54 24) 黄金「死そのものを叩き付ける……否。これは」マキナ「死という概念を斬撃として放ち、そして空間ごと断絶する。そして接近すればなんらかの手段によって記憶を奪う……そういうことなのだろう」 -- 案山子さん (2012-11-11 14 58 04) 神父「これは一発食らえばアウトですね・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-11 15 02 31) ベア「これでは聖餐杯の盾も使えませんね・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-11 15 12 19) 玲愛「使えないわね、とことん」 -- 案山子さん (2012-11-11 15 13 22) 神父「どうしていつも・・・私だけ・・・・・・・・」 泣き崩れる神父 -- 名無しさん (2012-11-11 15 17 40) ベイ「まあともかくだ……シロウの野郎が出た瞬間これだぜ?……マジで、出た瞬間敵と捕捉されるらしいな」シュライバー「でもさ、その女医は一体どうやって出たんだろうね?」 -- 案山子さん (2012-11-11 15 19 31) 蟹「恐らく、彼女の固有の力のせいでしょうね」イザーク「どういう意味だ?」 -- 案山子さん (2012-11-11 15 20 06) 蟹「先に申しますと、私たち魚人族には各々固有の力を有しているのです。王には王の、そして亡くなられた王妃には王妃の。そして、彼女には彼女の力があり、それを活かしたのでしょう」 -- 案山子さん (2012-11-11 15 21 06) 蓮「俺達の異能みたいなもんか……なあ、何人かは城に戻ってもらおうぜ。全員でいっても守り切れねえし、危険が増えるだけだろ」 提案する蓮。 -- 名無しさん (2012-11-11 15 22 08) 神父「テレジア、あなたは残りなさい」 復活して告げる神父 -- 名無しさん (2012-11-11 15 23 07) 玲愛「言われるまでもないわよ、ロクでなし」 -- 案山子さん (2012-11-11 15 23 56) 神父「うぐあ!?」 玲愛「…あんたも残りなさいよ、どうせ行っても避け切れないで死ぬでしょ」 -- 名無しさん (2012-11-11 15 24 51) 神父「そうですね・・・私にはシュピーネみたいな芸術的な回避術もありませんし・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-11 15 26 14) シュピーネ「褒めないでください(/////)」 -- 案山子さん (2012-11-11 15 27 28) 全員『キモッ!?Σ(゜□゜;)』 -- 案山子さん (2012-11-11 15 28 02) シュピーネ「まあ、そういう反応はもう慣れましたが傷つかないわけではないのですよ;」 -- 名無しさん (2012-11-11 15 29 22) エリー「けどさ、どうするの?ぶっちゃけ」 -- 案山子さん (2012-11-11 15 30 05) 螢「出た瞬間刈られるのなら、打つ手がないじゃない」 -- 案山子さん (2012-11-11 15 30 35) 蓮「相手はスナイパー状態だしな・・・」 -- 名無しさん (2012-11-11 15 31 59) マキナ「…俺の創造で相殺しながら進むか?」 蓮「しくじったら死ぬじゃねーかよ…相殺できるとも限らないし」 -- 名無しさん (2012-11-11 15 32 34) 蟹「……あの道を使えば、ああしかし」ボソボソと何かを呟く蟹。 -- 案山子さん (2012-11-11 15 33 47) 司狼「抜け道でも何のか?」 -- 名無しさん (2012-11-11 15 34 58) 蟹「あるにはありますが・・・あそこは・・・」 歯切れの悪い蟹・・・ -- 名無しさん (2012-11-11 15 35 37) 神父「どうなさいました?」 -- 案山子さん (2012-11-11 15 36 27) 蟹「あまりオススメできませんねェ……それに、あそこは亡くなられた王妃様とセレーナ様の姉君のマリィ様の思い出の場所でもあるのです」 -- 案山子さん (2012-11-11 15 37 16) そう言いながら、表情は曇ったままだった。何か別の事情があるらしい。 -- 案山子さん (2012-11-11 15 37 39) ジューダス「そうか・・・」 しかしこちらも視認できない攻撃の中を掻い潜りながら海の中で敵を探そうものなら先にこちらがお釈迦になるのは明白だ・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-11 16 01 33) 黄金「案内……できないかね?我らは盟約を違える気はない。故に」蟹「……分かりました。ただ、お気を付けを。そこは今では歪んだ空間の影響で、このアトランティスの中にあるにも関わらず、魔性のモノがうろついています。こちらには結界を施すことで洞窟は封印しています」 -- 案山子さん (2012-11-11 16 06 44) 司狼「どんぐらい危険なんだ?」蟹「あなた方の武威ならば蹴散らせるでしょうが、私のような蟹や鮫などが突然変異し、かなり凶悪凶暴、そして手が付けられない魔獣へと成り果てています」 -- 案山子さん (2012-11-11 16 08 08) 蓮「巨大化したとか、そういう感じか?」 -- 名無しさん (2012-11-11 16 09 15) 蟹「確かに大きくもなっています…ですがそれ以上に見るに堪えぬほどの異形の怪物となっているのです……」 -- 名無しさん (2012-11-11 16 13 33) マキナ「……まさかとは思うのだが、そこには魚人の兵士もいたりするのか?」その質問に、蟹は口を真一文字に閉ざした。 -- 案山子さん (2012-11-11 16 15 26) ジューダス「ゾンビ相手にするのは初めてだな・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-11 16 16 48) 司狼「最近西域の近くが歪んでるって言ってたよな?」 話を変えるように蟹に聞く司狼・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-11 16 20 24) ↑訂正 司狼「最近聖域の近くが歪んでるって言ってたよな?」 話を変えるように蟹に聞く司狼・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-11 16 21 08) 蟹「え、ええ……;」 -- 案山子さん (2012-11-11 16 21 49) 司狼「その怪物とやらもしかしたらしこの要るんでねえかい?」 -- 名無しさん (2012-11-11 16 24 14) ↑訂正 蓮「それがどうしたってんだよ?」 -- 名無しさん (2012-11-11 16 46 14) 司狼「つまりは……だ。その歪んだ原因は、その紅月に出てくる奴が元凶なんじゃねえの?って話だ」 -- 案山子さん (2012-11-11 17 02 46) リザ「ああ……なるほど」ザミエル「つまり、その化け物を殺せば、総ての歪んだ事柄は解消されるというわけか」 -- 案山子さん (2012-11-11 17 04 10) 蟹「……おっしゃる通りです。ですが」黄金「相手を倒せず拱いていて、結果今の事態まで影響がおよび、そんな今の現状を打破すべく女医は単身で向かったと……そういうことだな」 -- 案山子さん (2012-11-11 17 05 23) 蟹「恥ずかしい話ですがその通りです・・・」 ベイ「どの道急がにゃならんってわけか・・・」 -- 名無しさん (2012-11-11 18 32 40) 蓮「案内してくれ!」蟹「分かりました……ついてきて下さい」周り右して蟹が潜行していき、それにハイドリヒやベイたちが後に続いていくと、水没している神殿があり、そこへ入っていってから奥の方へ進んでいくと、玉座があり、かなり古い。そしてその奥に、洞窟と思わしき空洞があり、入口が結界を施されているせいか空間が歪んでいた。 -- 案山子さん (2012-11-11 19 03 04) ジューダス「帯電してんなぁ……」司狼「しかも、結界してても分かるぜ」ベイ「この異様なまでの瘴気……」ザミエル「確かに、我々以外のものでは不可能だな」シュライバー「武器があればなぁ……」 -- 案山子さん (2012-11-11 19 12 09) ジューダス「水の中で使えるとなれば銛ぐらいしかないな・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-11 19 18 30) シュピーネ「一応、この世界では形成と創造位なら発動できるようですがね」 -- 名無しさん (2012-11-11 19 21 03) シュライバー「それじゃあ僕らやり放題じゃん」 -- 名無しさん (2012-11-11 19 30 33) 司狼「それでうまいこと対処しろっていうことだろうな・・・」 -- 名無しさん (2012-11-11 19 32 39) 黄金「否」そこで黄金が前に出て、黄金「私が先行しよう」そこで紡いだ。黄金「形成(イェツラー)」 -- 案山子さん (2012-11-11 19 33 36) 黄金「聖約・運命の神銛!!!!」 -- 案山子さん (2012-11-11 19 34 24) 蓮「なんか違くね!?」 -- 名無しさん (2012-11-11 19 36 11) 司狼「いいんじゃねえの?面白いし」 -- 名無しさん (2012-11-11 19 37 44) 黄金「…ふむ、騎士団以外の魂を感じ取れん。恐らく他のものは己自身の魂の力しか使えんな」 -- 名無しさん (2012-11-11 19 38 57) 蓮「あんたの場合はパワーが抑えられてもスペックがでたらめなわけだし問題ないんじゃねえか?」 -- 名無しさん (2012-11-11 19 40 03) 黄金「だが、不便であるな」司狼「どこがだよ;」 -- 案山子さん (2012-11-11 20 08 40) ザミエル「ともかく、使えるのならば問題ないな」蟹「お気をつけて……そして、死に囚われたものたちを」ベイ「まかせろや。そいつらもさっきの奴らと同じように救ってやるよ」黄金「然りだ」マキナ「任せろ」 -- 案山子さん (2012-11-11 20 09 49) そして洞窟の中に入る一同するといきなりサメを化け物にしたようなのが出迎えてくれた・・・ -- 名無しさん (2012-11-11 20 15 02) ジューダス「いきなり大歓迎みたいね・・・」 -- 名無しさん (2012-11-11 20 22 51) 黄金「邪魔だぞ・・・」 聖銛で一突きするとサメの化け物は消滅した・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-11 20 31 15) だが、黄金「ぬ?」死したはずのサメが霧となり、別の一体にまとわりつくと、一体の形状が変わり、より凶悪な姿へと変わっていた。 -- 案山子さん (2012-11-11 20 41 27) ベイ「ちっ……面倒くせェ!!」杭を乱射して一気に五体屠るが、屠られた五体のサメが霧となって新たに十体のサメを生み出していた。 -- 案山子さん (2012-11-11 20 42 44) 司狼「キリがねえ……なっと!!」ジューダス「いくぜェ!!」二人の男の弾丸が当たらに生み出された鮫たちに命中するが、その弾丸がサメたちの身体へと吸い込まれていった。 -- 案山子さん (2012-11-11 20 44 12) 司狼&ジューダス「なっ!!?」 -- 名無しさん (2012-11-11 20 52 44) 蓮「これは一気に突破したほうが早そうだが数が数だしな・・・」 -- 名無しさん (2012-11-11 20 54 10) 司狼「潰せば増える、消し飛ばせば他のを強化させるじゃマジで面倒くさいぞ・・・」 -- 名無しさん (2012-11-11 20 55 55) ザミエル「ならば」指を鳴らし、ザミエル「総てを灰にするだけだッ!!燃え尽きろ!!」彼女の激痛の剣が空間内にいたすべてのサメを薙ぎ払った。 -- 案山子さん (2012-11-11 21 07 29) 司狼「そういやゾンビと化の弱点って炎だったよな・・・」 -- 名無しさん (2012-11-11 21 09 54) 司狼がそんな感想を漏らした刹那、総てのサメを掃滅させたまではよかった。だが、そっからが問題だ。 -- 案山子さん (2012-11-11 21 12 56) なんと、総てを消滅させたはずのサメたちが霧と化して奥の方へと消えていった。黄金「いなくなった今が好機!」マキナ「行くぞ!!」ベイ「抜かるんじゃねえぞ!!」シュライバー「ベイが言わないでよ」 -- 案山子さん (2012-11-11 21 14 02) ザミエル「ブレンナー!!貴様は他の奴らを見ていろ!!」リザ「分かったわ!!」マリィ「レン!!」蓮「行ってくる!!」司狼「往くぜ、蓮!!」蓮「おうよ!!」 -- 案山子さん (2012-11-11 21 14 59) 戦闘団員全員が洞窟の奥の奥、さらに奥に進んでいく中、違和感にも同時に気づいた。ベイ「……ザミエルが掃滅させたにしちゃあ、随分とあっさりしてないか?」 -- 案山子さん (2012-11-11 21 15 55) 蓮「あいつらよっぽど炎が嫌いなのか・・・」 司狼「それとも奥に奴らを束ねてるやつがいるかだろうな・・・」 -- 名無しさん (2012-11-11 21 17 07) 黄金「後者なら油断できんな・・・」 -- 名無しさん (2012-11-11 21 18 09) そして、進む過程で彼らの周囲にあるモノの一つに気づいた。マキナ「む?」 -- 案山子さん (2012-11-11 21 21 08) 蓮「なんか見つけたか?」 マキナ「いや・・・これは・・・・・・」 途端に険しい顔するマキナ・・・ -- 名無しさん (2012-11-11 21 23 06) そう、手に取ったのは――彼女たちの写真だった。それはあの王とパリアカカ神、そして亡くなった姉とセレーナ、そしてもう一人が―― -- 案山子さん (2012-11-11 21 27 00) 戒「亡くなられた……王妃」ベア「……仲良さそうですね」ザミエル「……ああ」 -- 案山子さん (2012-11-11 21 27 59) 蓮「あいつらはこれを壊したんだな・・・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-11 21 29 13) 家族円満、至福に満ちた表情のセレーナとマリィ。そして肩を組んで笑みを浮かべてる王。あの疲労に満ちたものではなく、晴れ晴れとしていた。その隣の王妃も柔和な笑みを浮かべていた。 -- 案山子さん (2012-11-11 21 29 36) だが、あの闇の事件の一件によって世界情勢が変わり、彼女たちの幸福な人生にピリオドを打ったのだ。そして、真っ先に汚染を受けたのが、この神殿の奥にあった洞窟ということになる。 -- 案山子さん (2012-11-11 21 30 32) 今ここにいる自分たちは大切なものを奪われる痛みをよく知っている・・・だから彼らの無念を皆に変わって引きうけた・・・ -- 名無しさん (2012-11-11 21 34 50) そしてこの陽だまりを奪ったやつはまだどこかでのうのうと笑っている・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-11 21 35 45) ベイ「どっかの世界にいるのは分かってる……なら」ザミエル「処刑だな」戒「彼女たちに罪はなかった」ベア「だから」マキナ「終焉を叩き込んでやる」 -- 案山子さん (2012-11-11 21 37 47) マキナはその写真を己の懐に入れ、マキナ「往くぞ」先に先行して黄金と並んで泳いで征き、ついに出口へとたどり着いた。 -- 案山子さん (2012-11-11 21 38 42) 進むとそこには――先のアトランティスよりもデカイ、超巨大都市があった。しかも水没はしておらず、何故かここだけが水が「ない」世界になっていた。ということは、全員『!?』不意に、彼らに淡い光が纏わりつくと、パリンッ!!と硝子が砕ける音がしたと同時に彼らの衣装が元の姿になっていた。騎士団なら黒衣を、司狼たちならお馴染みの服を。 -- 案山子さん (2012-11-11 21 39 09) 黄金「ふんっ!!」全員が真っ逆さまに堕ちる寸前、ハイドリヒが巨大な方陣を展開させて全員をその方陣で受け止めた。 -- 案山子さん (2012-11-11 21 39 22) 黄金「これは……カールの法術が破れた」マキナ「なんだと?」 -- 案山子さん (2012-11-11 21 40 27) 先に気づいたハイドリヒがそう淡々というと、マキナは訝しんだ。如何にあの変態ド腐れ野郎でもあれは神格の神だ。永劫回帰にして座の王だ。だが、そのあいつの術式が破れることなど、普通はありえないはずだ。 -- 案山子さん (2012-11-11 21 41 33) 蓮「それが本当だとすると・・・」 司狼「その紛れ込んだ奴ってのはあの変態と同等クラスってことになるぞ・・」 -- 名無しさん (2012-11-11 21 43 02) ベイ「しっかし、元の姿に戻れたんなら」シュライバー「思う存分」ザミエル「やれるな」マキナ「無論」三騎士の殺気が膨れ上がっていた。 -- 案山子さん (2012-11-11 21 44 26) ジューダス「そいつが黒を操ってたってことになるか・・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-11 21 45 21) 黄金「現状で決めつけるのは材料が足りんがおそらくそうだろうな・・・」 -- 名無しさん (2012-11-11 21 45 59) ベア「しかし……ここはあのアトランティスより、古い感じがしますね」もはやこれは、王が君臨するよりも、下手をしたらそれ以前ということになる。それほどまでに、ここは古い。しかもあの神殿の奥にあったというのが気がかりだ。 -- 案山子さん (2012-11-11 21 48 50) コロンビアなどを考えれば分かるだろうが、ここはそういう「古い」という概念が濃い。あの王が知らずにこのアトランティスを建造したのか、あるいは知って立てたのか。真相は謎のままだが、今はまずあの霧を探すのが先決――と思われた刹那、黄金の方陣に巨大な亀裂が生じた。 -- 案山子さん (2012-11-11 21 49 19) 黄金「なにッ?」マキナ「兄弟、捕まれ!!」蓮「お、おう!!」ジューダス「おらよ、ブラザー!!」司狼「おうよ!!」ザミエル「来い、馬鹿娘!!」戒「ベアトリス!!」ベア「は、はい!!」 -- 案山子さん (2012-11-11 21 50 09) 黄金「散開せよッ!!」その号令と同時に黄金の方陣が砕けた。だが、同時に彼らは下の都市へと飛んでいた。降り立ち、それぞれが密集する。 -- 案山子さん (2012-11-11 21 51 09) 蓮「つうう・・・なんでいきなり・・・」 -- 名無しさん (2012-11-11 21 52 29) マキナ「ハイドリヒ……ん?おい、ザミエル。ハイドリヒはどこだ?」 -- 案山子さん (2012-11-11 21 53 27) ザミエル「!!?」 急いで周囲を見渡すザミエル -- 名無しさん (2012-11-11 21 54 46) だが、周りにはハイドリヒの姿はなく、気配も完全に絶たれていた。 -- 案山子さん (2012-11-11 21 55 27) 蓮「あいつが死ぬとは思えない」 ジューダス「分断されたってことか?」 -- 名無しさん (2012-11-11 21 56 35) ザミエル「ゾンビのくせに随分と知恵が回るな・・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-11 21 59 10) ベア「!!」と、そこにベアトリスが鋭い眼光になり、聖遺物たる己の剣を構えた。戒「どうかしたのかい?」ベア「…………みなさん、あの神殿に気を付けて。何かいます」そう言って向ける視線の先には、あの玉座の間に似た構えの建造物があった。そこから僅かに滲み出る瘴気。 -- 案山子さん (2012-11-11 22 00 08) ベイ「んだ?」 -- 案山子さん (2012-11-11 22 00 41) 神殿の周りだけやけに空気が歪んでいる・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-11 22 01 16) マキナ「……俺たちを誘っているな」ザミエル「……いいだろう。魂魄残さず灰燼にしてやるッ」ギリッ!!と歯を食いしばって睨むザミエル。 -- 案山子さん (2012-11-11 22 02 00) ジューダス「三下に用はねえんだが・・・こいつはこいつで侮れないな・・・」 -- 名無しさん (2012-11-11 22 03 35) 司狼「んまぁ、香純たちがいねえんだし?手加減不要で」マキナ「全力で」司狼&マキナ「往くぞッ!!」 -- 案山子さん (2012-11-11 22 05 01) … セレーナ「皆さま、大丈夫でしょうか」 蓮(女)「心配ないって、マキナ達はそう簡単にやられないさ」 -- 名無しさん (2012-11-11 22 05 34) アンナ「そうそう、あいつら馬鹿ばっかだけど、ハイドリヒ卿がいるんだし、大丈夫よ」 -- 案山子さん (2012-11-11 22 06 13) セレーナ姫の自室にて、彼女と一緒にいる蓮(女)達。 -- 名無しさん (2012-11-11 22 07 29) しかしセレーナが心配していたのはみんなでありたった一人であった・・・・・・無論あの御方である・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-11 22 08 45) セレーナ(ヴィルヘルム様・・・・・・・・・) -- 名無しさん (2012-11-11 22 09 04) マリィ「?」香純「どうしたの?マリィちゃん」螢「ん?」マリィ「う~んっとねぇ……さっきから、カリオストロと連絡がとれないの。それに、レンゲにも連絡がつかないの」イザーク「私も先程からヨハンに思念を飛ばしているのだが、応答がない。ヨハンが常人だとしても、なんらかの返答はある。だが……」アンナ「……なんかが起きてるってわけね。あの変態がマリィちゃんを放置してでもしなきゃいけないことが」 -- 案山子さん (2012-11-11 22 28 41) リザ「…………」神父「リザ、落ち着きなさい」そわそわするリザに対し、トリファはソファーに座ったままセレーナから借りている本を読んでいた。神父「今の我々に何ができますか……およしなさい」 -- 案山子さん (2012-11-11 22 29 59) リザ「ヴァレリア……あなた」神父「心配するのは分かります。しかし、副首領のことは副首領に任せましょう。今はただ、彼らの吉報を待ちましょう」 -- 案山子さん (2012-11-11 22 34 58) その頃水銀 水銀(これはまずいな・・・・・・) -- 名無しさん (2012-11-11 22 38 17) 今の彼は子供たちに関わっているほど暇ではなく、神としての力をフルで活動していた。 -- 案山子さん (2012-11-11 22 40 11) 目の前で流れる意味不明な言葉の羅列。そして己が構成したはずの世界がどんどん書き換えられていっており、今の彼はその修正に追われていた。 -- 案山子さん (2012-11-11 22 40 55) 水銀「ハザマよ!!見つかったか?」ハザマ『残念なことに、まだ見つかっていねえよ。それよりも、俺のことよりお前のことに専念しな』水銀「ああ、言葉だけでそれ以外は総て目の前のことに専念しているよ」 -- 案山子さん (2012-11-11 22 41 57) その隣では、あの悪魔たち二人も協力して何とかプログラムの改竄を止めに入っていた。 -- 案山子さん (2012-11-11 22 42 37) 二悪魔『捌ききれねえぞ!!』水銀「泣き言を言うな!!これはマズすぎる……」 -- 案山子さん (2012-11-11 22 43 14) ガチでシリアスに直面している水銀と悪魔たちに、ヨハンは子供たちとかなり離れた場所で幽閉同然の隔離された部屋で相手しながら見聞きしていた。 -- 案山子さん (2012-11-11 22 44 10) ベルゼバブ「あんた名にろくでもないのを巻き込んでんだよ!!」 キレまくっているベルゼバブ -- 名無しさん (2012-11-11 22 46 33) ↑訂正 ベルゼバブ「あんた名にろくでもないのを混ぜ込んでんだよ!!」 キレまくっているベルゼバブ -- 名無しさん (2012-11-11 22 47 07) 水銀「やかましい!!口を開くな!!これは確率が変動し過ぎている!!」 -- 案山子さん (2012-11-11 22 48 28) 目の前のビジョンを次々と消したり書き込んだりしている水銀には、いつもの余裕など一切なかった。それほどまでに、彼の生み出した世界で改竄が行われていたのだ。しかも同時に。 -- 案山子さん (2012-11-11 22 49 43) ナハト「まぎれてんのは最低でも二人はいるってことか?」 -- 名無しさん (2012-11-11 22 51 11) ナハト「まぎれてんのは最低でも二人はいるってことか?」 -- 名無しさん (2012-11-11 22 51 45) ↑訂正 水銀「知らん、口動かさずに集中しろ!!」 -- 名無しさん (2012-11-11 22 52 24) 収束しては爆散し、収斂しては凝縮し、ありとあらゆる可能性が飛び交い、交錯しては融合を果たしているため、手が付けられないでいたのだ。 -- 案山子さん (2012-11-11 23 00 15) 水銀「根底にあるものを排除するにも、これは厳しいな!!くっ……」ヨハン(メルクリウスさん……)あのバカで変態でどうしようもない水銀ではあるが、彼の一途さと真剣さなどを知るヨハンは、蓮華たちを相手をしつつ心配していた。 -- 案山子さん (2012-11-11 23 01 43) ナハト「おいベル、そっちはなんかあったか・・・」 ベルゼバブ「いや、まだだ……その感じじゃそっちも何も見つけられないみたいだな」 -- 名無しさん (2012-11-11 23 07 34) ナハト「見つけられる状態じゃない・・・後追いがやっとだ……」 苦々しく吐き捨てるナハト。 -- 名無しさん (2012-11-11 23 08 27) 世界を束ねる水銀でさえ拱いているのだ。ナハトたちが追いつくなど到底不可能だ。それほどまでに、水銀は凄いというのが如実に分かる。 -- 案山子さん (2012-11-11 23 25 37) ベルゼバブ「チッ…アホみたいに広大な世界がいくつも有る上にそれぞれが可能性で分岐なんてして、その上どっかのだれかが更に引っ掻き回してくれてる……マスタークラスの処理能力でもないと追いつけないか……」ナハト「ああああ!? めんどくせえ!!!」 苦々しく吐き捨てるベルゼバブにフラストレーションを溜めまくるナハト。 -- 名無しさん (2012-11-11 23 28 43) ベルゼバブ(…待てよ、そういやあの変態はツァオルに至ったマスターと同じで世界をつかさどってる……)「おい、あんたが管理してる現実の世界の方はどうなんだ? そっちから何か確かめられないのかよ」 -- 名無しさん (2012-11-11 23 30 48) 水銀「……その可能性は今試している」 -- 名無しさん (2012-11-11 23 33 35) ナハト「これ片付いてテルミが見つけたら、俺、出張っていい?ぶっ潰してやる!!」 集中しながらそういうナハト。 -- 名無しさん (2012-11-11 23 34 46) 水銀「…今の君が全力を出すには漣を連れていかねばならんだろう、私の同伴は必須条件だ」 あえて却下はしなかった。漣を危険な目にあわす危惧が無いわけでもないが、そんな事態が起こる前に現況を滅殺しようという明確な殺意が水銀の中を渦巻いていたからだ。 -- 名無しさん (2012-11-11 23 53 18) ナハト「そういう子煩悩なところは認めてやるよ……」 -- 名無しさん (2012-11-12 00 01 50) 鼻を鳴らしてナラカは毒づいて作業集中した、意地でも見つけ出して叩き潰してやると言わんばかりに…… -- 名無しさん (2012-11-12 00 27 02) … 黄金「ふむ………皆とはぐれたか」 -- 名無しさん (2012-11-12 17 03 22) 黄金「速く皆と合流せんとな・・・・・・しかし此処はどの辺りだ?」 あたりを調べながら黄金は考える・・・ 黄金(確かに自分は皆と落ちた筈・・・だがこれは、マキナやアーチャーの言っていた男の仕業と考えるのが妥当だろうか?私一人を標的として狙ったのならば・・・随分と過大評価されたものだな・・・・) -- 名無しさん (2012-11-12 20 37 41) … ???「………………」 -- 名無しさん (2012-11-12 20 38 30) 黄金を見つめる怪しい影 -- 名無しさん (2012-11-12 21 15 22) ???(彼が黄金の獣か・・・なるほどかなり厄介なようだ・・・皆と切り離したとはいえ油断はできんな・・・・・・) 厄介だと考えている割にはこの男は笑みを浮かべていた・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-12 23 03 31) ???(ま、せめて楽しませて頂こう……『あの方』が対象となり得るか、否かを)そう見つめた影は、不意に影を消した。 -- 案山子さん (2012-11-12 23 04 43) ……その頃、蓮たちは神殿の中へ入っていくと、そこには――何もなかった。ヴェルトールにある玉座のような内装をしているのだが、中身は空っぽだ。だが、壁にはかつての王や人魚たちの絵などが飾ってあった。それもこれもが一級品のものばかりで、銅像などもあり王を模した銅像なども当然あった。 -- 案山子さん (2012-11-12 23 07 09) 蓮「これは……神殿、だよな?」司狼「ああ、加えて言うなら」ベイ「関係ない」戒「訳では……なさそうだね」戒は偽槍を肩に担ぎ、ベアトリスは剣を構えて用心しながら歩んでいくと、またマキナが見つけた……彼らが写っている写真を。 -- 案山子さん (2012-11-12 23 08 09) ほかの魚人族も写っているし、あの蟹も写っている。パリアカカ神もいるし、幻獣たちも当然いる。そして、マキナはさらに違和感に感づいた。マキナ「……ん?」シュライバー「どうしたの?」マキナ「……この写真、違和感はないか?」ベイ「なに?」ザミエル「見せろ」マキナが写真を手渡し、それを皆が見ようとした瞬間、写真が突然蒼い炎が着火し、一気に燃えて灰となった。 -- 案山子さん (2012-11-12 23 08 37) 全員『なに?』燃え尽きた写真に各々が警戒の色を帯びさせる中、??『いけませんねぇ……過去の遺産は在りし日のままのほうが美しいというのに。部外者が触れては穢れるというもの』飄々と謳うかの如き言葉が中空を漂い、彼らの耳へと到達する。蓮「……形成」瞬時にギロチンを現出させて身構える蓮。彼の背後を司狼が銃を構える。司狼「いんぜ……何かが」ジューダス「真正面に……何かいるぜ?」彼が銃口を玉座に向けると、不意に彼に目眩と耳鳴りが襲った。 -- 案山子さん (2012-11-12 23 09 12) ジューダス「ぐっ……な、なんだ?」酩酊、嫌悪などの負の感情による圧迫ではなく、単純な目眩と強烈な耳鳴りが彼を襲う。司狼「どうした?……ぐっ」声をかけた司狼もまた顔に手を当てて膝を折った。蓮「司狼!?」戒「蓮君!構えて!!」蓮「!!」戒に檄を飛ばされて構え直す。 -- 案山子さん (2012-11-12 23 09 51) 戒「ベイ!ベアトリス!そして蓮君!各々構えて!」ベイ「ちっ……これは、ぐっ……!?」杭を生やしたまま構えようとしたと同時に、彼にも目眩と耳鳴りが起き、さらに頭痛が起きる。戒「これは……!?ザミエル卿、皆を外へ!!ここは――」さらに言おうとすると、この神殿内に遍く膨大な海が虚空から奔流した。ベア「戒!!」その奔流が蹲る皆を飲み込み、世界が一変した。 -- 案山子さん (2012-11-12 23 10 20) ……そこは、深い青の色をした深海の皆底。そこにはまるで何かを封印しているかのように、奥深くに無数にある石柱から中心にいる何かを、無限とも形容できるほどの莫大な鎖が手・足・首・喉・爪・胴体・アキレス腱・太股・肘・膝に鎖で穿たれながら繋がられていた。蓮「なんだ、あれ?」マキナ「黒き……漆黒の竜」俗に黒竜と呼ばれる驪竜(りりょう)。凛々しい貌に体が竜と呼ぶに相応しいほど大きく、実に立派な爪をしていた。だが、その瞳は閉ざされ、無数の傷による損傷が激しく、両翼がボロボロになっていて、竜としての誇りすら失っていた。 -- 案山子さん (2012-11-12 23 10 57) 遙か海の底にいる漆黒の龍を幻視したと思われた時には、彼らは霊体であることに気がついた。ジューダス「なんだ、こりゃ!?」シュライバー「ありゃりゃ」霊体である彼らはアストラル体だ。超越をしている彼らといえども、霊体では無力も同然。 -- 案山子さん (2012-11-12 23 11 38) ??『おやおや……どうなさいました?皆さま。折角この『神殿』へと来たのです。存分に楽しんではいかがです?』そこへ、飄々とした声が彼らに響く。戒「!!」??『身構えなくて結構……どうせ、無為でしょうから』この深海に響く声は、嘲笑うわけでも侮蔑するわけでもない。ただただ飄々とした声だけが漂う。??「さて……あの鎖で縛られているモノ、なにかおわかりになりますか?」謳うが如く囀る男の言葉に、ベアトリスが身構えるが、不意に両手首に重圧がのし掛かった。ベア「ぐっ……!!」戒「ベアトリス!くっ……どこだ、どこにいる!?姿を現せ!!」 -- 案山子さん (2012-11-12 23 12 17) その声に不意に黒き龍がのそり……と見上げた。瞬間、彼らは強力な圧力によって弾かれ……気づけば、先ほどの玉座の間にいた。 -- 案山子さん (2012-11-12 23 12 53) 戒「な、なんだ……さっきのは;」司狼「げ、幻覚か?」ジューダス「に、にしちゃ~……り、リアルな龍、だったな;」ベイ「意味、不明だな……」戒は冷や汗をかき、司狼とジューダスは苦しげにながらも言葉を吐き、ベイも同様に苦しげだが何とか立っていた。蓮「あれは……一体;」彼も先ほどの龍を見て以来、何やら冷や汗をかいていた。 -- 案山子さん (2012-11-12 23 13 28) まるであれは……??『そう……あれはこの海そのものである源流。海を具現化させ、龍という姿で居続ける、生み出されし海龍』再びあの声が聞こえたと思うと、いつの間にか玉座に漆黒のフードを頭から被った存在が、本を片手に足を組んでいた。??『舞台を創るは水銀の蛇。しかしなれど、シナリオを書き換えるのは端役。矛盾が成立しているこの現実、光は闇とは相剋であるように、此の世は矛盾だらけだ』まるであのメルクリウスのように紡ぐ男の声をした存在は、不意に玉座から立ち上がり、反響する声で言う。 -- 案山子さん (2012-11-12 23 14 16) 司狼「この重圧とウザさ、間違いなくあの変態クラスだぜ」 -- 名無しさん (2012-11-12 23 15 20) 司狼の呟きを他所に、??「私は『あの方』に創られしパペット。機械人形(マリオネット・イェーガー)という者です。まあ、欠陥品である私を、以後よろしく」飄々としている男は、漆黒のマントを翻し、??「さて皆さま……我が主の『実験』の対象になるかどうか……見定めさせていただきます」謳うが如く声を高らかに、ワザとらしく道化師のように紡いだ。マキナ「貴様が、元凶か?」静かに構えるマキナに、フードを被った男は静かに首を横に振る。??「残念ながら、私は『あの方』の意思に背いて、勝手に動いている端役ですので、元凶だなんてとんでもない。単に私は、あなた方を此の場で『検査』するがために馳せ参じた次第」カツッ!!カツッ!!と歩く存在に、マキナとベイとザミエルが一歩前に出るが、??「勘違いしないように。あなた方の目的は此の世界を助けることと、水銀の本来のミッションをクリアすること。誤解なきよう」本を左手に持ったまま右掌を彼らに向けて制止させる。ザミエル「ハイドリヒ卿はどこだ」静かに告げるザミエルに対し、??「黄金王には先に、あの女医を救出に向かってもらいました。その間、あなた方は」 -- 案山子さん (2012-11-12 23 15 46) 指を鳴らし、??「先ほどの残滓を倒して下さい」刹那、マキナたちの身体が不意に神殿の外へと吹っ飛ばされた。ジューダスと司狼をマキナが空中で両肩に抱え、キャッチしてから街の道へ下ろすと、ザミエル「いいだろう!影も残さず焼き払って殺る!!」シュライバー「いい気にならないでね!!」 -- 案山子さん (2012-11-12 23 16 40) 二人の赤と白騎士が創造を繰り出そうとすると、??「それは楽しみです」二人「!?」いつの間にか、先ほどのフードを被った長身の男がいた。そして、二人の間に立った男は予備動作抜きで両手裏拳を二人の顔面へと放ち、左右へ吹き飛ばす。ザミエル「ぐあぁっ!?」シュライバー「ぎやぁっ!?」建物諸共吹き飛ぶ二人を尻目に、黒服の男は指を鳴らし、??「形」ベア&戒「させないッ!!」二人の剣が瞬時に放たれ、斬撃が襲うが、遅い。「成せ」言の葉が完成した瞬間、その斬撃が阻まれ、先程のあの霧が現れていた。 -- 案山子さん (2012-11-12 23 17 16) 蓮「その霧……お前が!?」??「ええ、勝手な行動で『あの方』の手を煩わせるのもあれでしたので、勝手にやって珍しい魂を保有する『あの存在』を手に入れようとしたのですが、あの王の結界が邪魔でしてね。手を拱いていたのです」マキナ「そうか」短く言った刹那、マキナの拳が頭上から振り落とされた。それをフードを被った男は開いていた小さい本を片手で閉じてから、左手の甲を翳し、??「私は退却させていただきます。この霧を消滅させてから、外の『あれ』を倒して下さいね……離ッ!!」最後にそう告げた瞬間、赤い閃光が迸ったと思われると、目の前にいた男の左手を置いて姿を消していた。おそらく、この世界から離脱したのだろう。 -- 案山子さん (2012-11-12 23 18 05) ジューダス「ちいい・・・あの野郎牢ろくでもない置き土産を遺していきやがって・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-12 23 19 52) 司狼「ぼやっとすんな、来るぞ!!!」 その言葉通り先のゾンビ軍団が向かってくる・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-12 23 20 47) ザミエル「……ぁけるなあああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」瞬間、真横から紅蓮の劫火が吹き荒れた。 -- 案山子さん (2012-11-12 23 22 06) ザミエル「甘く見るな!!私はハイドリヒ卿の近衛だ!!この程度の攻撃で、私をどうにかできると思い上がるなッ!!」 -- 案山子さん (2012-11-12 23 22 47) しかし、ゾンビたちは死なず、さらに無限に数を増やしていた。 -- 案山子さん (2012-11-12 23 23 34) ザミエル「なんだと!!?」 -- 名無しさん (2012-11-12 23 31 05) 確かに海にいた奴らは -- 名無しさん (2012-11-12 23 31 56) 海にいた奴らは炎に逃げた・・・ -- 名無しさん (2012-11-12 23 33 11) 蓮「炎が効かないのかよ・・・」 ベイ「なら俺が・・・」 そう言ってベイは薔薇の杭で奴らを縫いつける・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-12 23 34 15) ベイ「はっ、吸い殺してやるよお!!」 そのまま拘束したゾンビどもから魂と力を吸収するベイ。 -- 名無しさん (2012-11-12 23 35 57) 司狼「効いてるって解釈でいいのか・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-12 23 39 46) 蓮「司狼!!」蓮が唐突に叫んだ瞬間、不意に頭上から巨大な鉄槌が降ってきた。 -- 案山子さん (2012-11-12 23 41 15) ジューダス「ぶさっとすな!!」 叫びながら銃を乱射し鉄槌をたたき割るジューダス -- 名無しさん (2012-11-12 23 43 29) ↑訂正 ジューダス「ぼさっとすな!!」 叫びながら銃を乱射し鉄槌をたたき割るジューダス -- 名無しさん (2012-11-12 23 45 20) ゾンビ『グオオオオオオオオオオ!!!!』司狼「吼えるな!」蓮「うっせぇ!!」司狼の銃弾が乱射され、蓮のギロチンが相手の頸を切断した。 -- 案山子さん (2012-11-12 23 46 33) ザミエル「シュピーネ!!こいつらを一点に縛り上げろ!!まとめて消してやる!!!」 -- 名無しさん (2012-11-12 23 48 00) シュピーネ「そうしたいのはやまやまですが数が数です、手が回りません!!」 -- 名無しさん (2012-11-12 23 48 51) ザミエル「ちいっ・・・・・・」 確かにこいつらは炎でも消えなかった・・・しかもこの状況だ、自分の浅はかさに舌打ちをするザミエル・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-12 23 53 29) シュライバー「んも~うざいよ!ベイ並に!!」 -- 案山子さん (2012-11-12 23 54 09) ベイ「ンだとこら!!!!!」 そう言ってかったぱしからゾンビを吸い上げるベイ -- 名無しさん (2012-11-12 23 56 26) シュライバー「事実じゃないか~!!」そう言いながらシュライバーは銃で撃ちまくっていた。 -- 案山子さん (2012-11-12 23 57 29) ベイ「これ片付いたらテメエから先に穴だらけにしてやる!!!」 -- 名無しさん (2012-11-12 23 59 06) シュライバー「そう言っていつもできないじゃん」 笑って返すシュライバー -- 名無しさん (2012-11-13 00 01 08) ベイ「ぷっち~ん!!!!」シュライバー「ぷり~ん♪」 -- 案山子さん (2012-11-13 00 02 54) ベイ「ふざけんじゃねえぞ、シュライバーああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-11-13 00 04 16) 叫んでシュライバーに向けて杭を乱射るベイ、しかしシュライバーは躱すそしてとばっちりを食うゾンビたち・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-13 00 05 22) ジューダス&司狼「チンピラ丸出しじゃねえか!!;」 -- 案山子さん (2012-11-13 00 06 38) そしてベイとシュライバーの大掃除という名の追いかけっこが始まった・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-13 00 07 36) ベイ「待ちやがれ、シュライバーぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」 -- 名無しさん (2012-11-13 00 09 18) 司狼「見事なまでにゾンビどもが可愛そうになる光景だな・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-13 00 10 44) ジューダス「そ、そうだな;」 -- 案山子さん (2012-11-13 00 11 06) マキナ「……………………」蓮「ん?おい、マキナ。どうした?」マキナ「……神殿へ行く」ザミエル「なに?」 -- 案山子さん (2012-11-13 00 11 32) ザミエル「何しにだ?」マキナ「……この目に焼き付けておくだけだ」そう言って神殿の方へと歩を進めていくマキナ。 -- 案山子さん (2012-11-13 00 12 08) 蓮「さてと、こいつらはあの二人に任せとくか・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-13 00 13 53) ジューダス「待てよ、俺も行くぜ」 そう言ってマキナを追うジューダス -- 名無しさん (2012-11-13 00 14 58) ベア「ベイはどこいってもベイなんですね;」戒「……気の毒だね;」 -- 案山子さん (2012-11-13 00 15 19) 司狼「そのおかげで楽できんだ・・・いいじゃねえか」 二人「ははは・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-13 00 16 39) そして、再び神殿の中へと進んでいくと――神殿の中の真ん中に、祭壇があった。 -- 案山子さん (2012-11-13 00 20 32) ジューダス「ここか・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-13 00 23 40) 祭壇の上には、こう綴られていた。『母なる女神、ここに眠る』 -- 案山子さん (2012-11-13 00 25 01) この意味する処は――蓮「……この人が」マキナ「彼女たちの」司狼「ひいては」戒「あの王様の王妃様」両手を胸に置かれているこの先程までなかった亡骸こそ――彼女たちの母親だ。 -- 案山子さん (2012-11-13 00 26 24) ベア「あれ?けど、確かあの『血塗られし終焉の日』の場所で亡くなったんじゃ……」シュピーネ「おそらく、何者かの手によって丁重に運ばれたのでしょうねぇ」 -- 案山子さん (2012-11-13 00 27 29) 司狼「あの王様か・・・・」 マキナ「あの屑野郎だな・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-13 00 29 20) ザミエル「後者ならば迷わず消し飛ばしてやる・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-13 00 29 55) ジューダス「手向けの花には汚すぎる気しかしねえけどな・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-13 00 30 45) シュピーネ「しかし……仮に王ならば、王はこの場所を知っているということになりますねぇ」戒「黙っていたのには、ワケがある?」 -- 案山子さん (2012-11-13 00 31 05) 蓮「もしくは」??「先程の黒竜であろうな」ザミエル「!?ハイドリヒ卿、ご無事で!!」 -- 案山子さん (2012-11-13 00 32 06) 声が聞こえたと思うと、奥の方から黄金が優雅に歩いてきていた。黄金「迷ったは迷ったが、卿らの魂の波動を頼りに戻ってこれた」 -- 案山子さん (2012-11-13 00 33 08) 司狼「あんたどこまで飛ばされたんだよ?」 苦笑いを浮かべて聞く司郎・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-13 00 34 35) 戒「しかし、あの光景を見ていたということは・・・」 シュピーネ「割と近くにいて結界か何かで隠されていた可能性がありますね・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-13 00 35 33) 黄金「あれには近づくな……先の話、真(まこと)だ」 -- 案山子さん (2012-11-13 00 37 20) 蓮「あんたがそういうってことは、マジなんだな」 -- 名無しさん (2012-11-13 00 39 21) 黄金「僅かでは感じ取れた……そして、あれが海そのもの。つまりは、この世界の核だ。あれほどの損傷を負っているということは」 -- 案山子さん (2012-11-13 00 42 02) 一同「近いうちに崩れる!!」 -- 名無しさん (2012-11-13 00 43 41) 司狼「でもあんたはこのまま手を拱いているつもりはないんだろ?」 -- 名無しさん (2012-11-13 00 44 36) 黄金「無論だ……それに、先程例の女医の姿を視認できた」 -- 案山子さん (2012-11-13 00 45 53) 蓮「無事なのか!!?」 -- 名無しさん (2012-11-13 00 46 14) 黄金「今のところはな・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-13 00 47 56) 黄金「しかし……ことは急を要する。すぐに向かうぞ!!」 -- 案山子さん (2012-11-13 00 53 54) 一同「ヤヴォール!!」 そういって王女の墓に一礼して皆は神殿の外に向かう、その途中でゾンビどもをすべて片づけたシュライバーとベイの二人と合流した・・・ -- 名無しさん (2012-11-13 00 57 34) ベイ「ハイドリヒ卿、御無事で!!」 黄金「無論だ」 シュライバー「途中にいたゾンビたちは全部片づけたよ、ハイドリヒ卿」 黄金「よくやった二人とも、これより我らは例の女医を救出に向かう、急ぐぞ!!」 二人「ヤヴォール!!」 -- 名無しさん (2012-11-13 00 59 56) 彼らが向かおうと意志を決めた瞬間、虚空から莫大な水が溢れ始めてきた。蓮「なんだっ!?」司狼「蓮、離れるな!!」司狼が蓮の手を取ってハイドリヒたちが密集すると、奔流する波が彼らを飲み込んだ。呑み込まれた彼らは、水の抵抗にあるものの、なんとか出口らしき穴に通じているっぽい穴へ足をバタつかせて泳いで行った。 -- 案山子さん (2012-11-13 07 35 35) 蓮「ぐおおおおおおおおおおおおお!!」 -- 名無しさん (2012-11-13 15 19 35) ベイ「あの野郎、絶対穴だらけにしてやるああああああああああああああああああああああああああああ!!!」 -- 名無しさん (2012-11-13 15 24 32) そして… -- 名無しさん (2012-11-13 15 25 28) ザバァン!!! -- 名無しさん (2012-11-13 15 26 01) 司狼「ぷはっ、・・・クソッ水かさ増してきやがったな・・・(しかもこの状況、あの変態でも手におえてないみてーだな・・・・・・)」 悪態着きながら状況を分析する司狼 -- 名無しさん (2012-11-13 15 42 43) ザミエル「急げ、流されるぞ!!」 一同が出口へと急ぐ。 -- 名無しさん (2012-11-13 17 28 51) ベイ「どうすんだ!? もう人魚じゃねえから海に放り出されたらキツイぞ!!」 溢れだす水の勢いは大瀑布もかくやと言わんばかりだ。この神殿が水に飲み込まれるのも時間の問題だろう。 -- 名無しさん (2012-11-13 17 46 14) 黄金「とにかく急ぐぞ」 -- 名無しさん (2012-11-13 18 30 03) そしてどうにか出口を抜けると、一行は広いところに出た。 -- 名無しさん (2012-11-13 19 22 22) 蓮「こ、ここは………!?」 司狼「また別の空間に出てきたな」 目の前の空間にただ驚く一同。 ………しかしここで、あることに気づいた。 -- 名無しさん (2012-11-13 19 43 00) シュライバー「…………ん?」 ジューダス「どうした?」 シュハイバー「マッキーは?」 一同『え?』 -- 名無しさん (2012-11-13 19 44 46) 言われて見渡せば、蓮や司狼を初めとしたメンバーはみんないたがマキナの姿がなかった…… -- 名無しさん (2012-11-13 19 46 05) 司狼「…………なあ」 黄金「なんだ」 司狼「確かアイツ………泳げないんじゃなかったっけ?」 一同『…………!!!!』 -- 名無しさん (2012-11-13 19 47 51) マキナは見事に沈んでいた・・・・・・・ マキナ(誰か助けて(T_T)) -- 名無しさん (2012-11-13 19 49 02) 蓮「ぎゃああああああああああああああ!!!!!!!!!?ま、マキナ!!」ベイ「ちっ!!世話を焼かせる!!」 -- 案山子さん (2012-11-13 20 12 04) 息を吸って水の中に潜るベイ。 -- 名無しさん (2012-11-13 20 13 57) ベイ「(なにやってんだ!?)」マキナ「(す、すまん;)」 -- 案山子さん (2012-11-13 20 29 34) ベイに手を引かれ、どうにか浮上。 -- 名無しさん (2012-11-13 20 36 18) マキナ「ぶはっ!!」ベイ「ぐはっ!!はぁ……はぁ……」黄金「よくぞやった、ベイ!!」 -- 案山子さん (2012-11-13 21 26 00) ベイ「マキナ、お前やっぱし重いわ・・・・・・」 マキナ「すまん・・・・・・こればかりはどうにもならんのだ」 -- 名無しさん (2012-11-13 21 29 22) ザミエル「それにしても………ここはどこだ?」 -- 名無しさん (2012-11-13 21 46 20) 見渡す限りただの空間。何もない虚無の空間。 -- 案山子さん (2012-11-13 21 50 20) 先程の神殿とは異なる、ある意味異質だ。そして内在するこの気の奔流は、ただただ重い。重苦しいのではなく、重い。ただただ重い。 -- 案山子さん (2012-11-13 21 51 04) 蓮「なんなんだ?」司狼「おい、蓮。見てみろ」首だけを出している司狼が顎で前をしゃくると、よくよく見ると奥の奥には、巨大な石像があった。 -- 案山子さん (2012-11-13 21 52 01) 龍の頭部に人間の下半身。甲冑を身に纏い、携える武具は荘厳であり、神が持つに相応しいブツだ。だが、所詮は石像。石で造られた単なる石像だ。その石像の目元には、光る何かがあった。 -- 案山子さん (2012-11-13 21 53 18) マキナ「ん?なんだ、アレは?」黄金「見えるか?シュライバー」 -- 案山子さん (2012-11-13 21 58 05) シュライバー「ここからじゃ少し見づらいですね、かといって不用意に近づくのも危険そうだね」 -- 名無しさん (2012-11-13 22 03 30) 蓮「でもあの光ってるやつ手にしておいた方がいいと思う・・・」 -- 名無しさん (2012-11-13 22 14 37) シュライバー「ここは大活躍中のベイ中尉が逝ったらいいと思いま~~~す」 明るく返すシュライバー 蓮(こいつベイに毒見をさせる気だ・・・・・・・・・) -- 名無しさん (2012-11-13 22 26 21) ベイ「ざけんな!!」 -- 名無しさん (2012-11-13 22 35 51) シュピーネ「仕方ありませんねぇ……」そう言って徐に潜水し始めたシュピーネが、まるで人魚のように速く泳いでいく。シュピーネ「私が行ってきます」 -- 案山子さん (2012-11-13 22 42 23) ジューダス「あいつ、見てくれと小者臭以外は本当に万能なのな・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-13 22 49 43) 黄金「よもやシュピーネがここまで輝く日が来るとはな・・・・・・」 黄金様に感心されるシュピーネ・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-13 22 52 59) そして、シュピーネがたどり着き、気づいた。シュピーネ「これは――」何かを呟いた次の瞬間、シュピーネが下から「何か」に喰われた。 -- 案山子さん (2012-11-13 22 54 32) そしてシュピーネを丸呑みにした何かが浮上してきておもむろにシュピーネを吐き出した・・・・・ 怪物「ぶるああああああああああああああああああああああ!!」 -- 名無しさん (2012-11-13 22 57 10) 一同『汚なっ!?』 -- 案山子さん (2012-11-13 23 00 13) 壁へ向かって吐き出されたシュピーネは、シュピーネ「形成(イェツラー)!!勝利を我が手に(ジークハイル・ヴィクトぉぉぉぉぉぉぉぉリア)!!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-11-13 23 01 13) 巧みに蜘蛛の巣を張りどうにか踏みとどまる・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-13 23 01 56) まさしく、蜘蛛。 -- 案山子さん (2012-11-13 23 02 16) シュライバー「シュピーネが輝いてる・・・・・・」 司狼「別の意味でな・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-13 23 03 33) そんな感想をよそにシュピーネはワルシャワゲットーを開き物の首に巻きつけお返しだと言わんばかりに怪物を壁に叩きつけた・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-13 23 04 47) ↑訂正 そんな感想をよそにシュピーネはワルシャワゲットーを怪物のの首に巻きつけ、お返しだと言わんばかりに怪物を壁に叩きつけた・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-13 23 05 26) だが、叩きつけられた怪物は、まるで壁の中へ吸い込まれていくように消えていった。 -- 案山子さん (2012-11-13 23 06 19) 一同「なんと””?」 -- 名無しさん (2012-11-13 23 06 57) シュピーネ「おや?」ベイ「おい、シュピーネ!余所見すんな!!」そんな彼の怒声が届くと同時に、頭上から巨大な顎(アギト)が落ちてきた。 -- 案山子さん (2012-11-13 23 07 19) シュピーネ「私進化した回避術を見よ!!!」 そう叫んでかわすシュピーネ -- 名無しさん (2012-11-13 23 08 29) ザミエル「ちっ!!シュピーネばかりに良いようにはさせん!!」 -- 案山子さん (2012-11-13 23 09 26) そう言って己の場だけを炎で蒸発させ、速攻で炎の方陣を引いてから、壁へと飛んだ。 -- 案山子さん (2012-11-13 23 10 08) ザミエル「燃え尽きろッ!!」まるで拳銃のように人差し指を向けたと同時に、朱き紅蓮の炎が砲弾となって放たれた。 -- 案山子さん (2012-11-13 23 11 04) シュピーネ「おっと!!」シュピーネは蜘蛛のように蜘蛛の巣を伝って回避していき、その炎の砲弾がアギトを滅却した。 -- 案山子さん (2012-11-13 23 11 44) ザミエル「ふんっ!!つまらなそうに鼻を鳴らして踵を返そうとすると、黄金「まだだ!ザミエルッ!!」 -- 案山子さん (2012-11-13 23 12 30) そして今度は下から尻尾が伸びてきた・・・ -- 名無しさん (2012-11-13 23 13 23) ジューダス「図に乗んな!!」だが、いつの間にか彼もザミエルの後を追っていたジューダスの乱射が的確に穿つ。 -- 案山子さん (2012-11-13 23 16 18) だが、再び壁に吸い込まれるようにして消えていった。 -- 案山子さん (2012-11-13 23 16 38) ジューダス「またかよ!!?」 ベイ「だったら俺が吸ってやらああ!!!!」 杭を突き刺すベイ -- 名無しさん (2012-11-13 23 17 32) 杭に尻尾が止まったところを蓮がギロチンで真っ二つにする -- 名無しさん (2012-11-13 23 18 42) 今度はシュライバーの真後ろに尻尾が現れた、そこのベイが杭を撃ち込み尻尾の動きを止める。 -- 名無しさん (2012-11-13 23 20 44) 黄金「ベイの攻撃が有効のようだな・・・」 -- 名無しさん (2012-11-13 23 21 15) だが、今度は水として溶けて消えた。 -- 案山子さん (2012-11-13 23 22 13) ベイ「なに!!?」 -- 名無しさん (2012-11-13 23 22 55) 蓮「こいつの主体は水中戦か?」 考える蓮 -- 名無しさん (2012-11-13 23 24 07) 黄金「確かに奴は海から出てきた・・・・・・だが・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-13 23 24 48) 今度は八つの牙が水中にいる彼らを狙う。黄金「散開ッ!!」 -- 案山子さん (2012-11-13 23 25 31) 全員『ヤヴォール!!』 -- 案山子さん (2012-11-13 23 28 58) そして一同は二人一組に分かれて散る -- 名無しさん (2012-11-13 23 29 57) ベイ「おい、どっから来ると思う?」 シュピーネ「解りません、ただここは奴のホームグラウンドのようです・・・油断はできません」 辺りに集中するシュピーネ&ベイペア -- 名無しさん (2012-11-13 23 32 36) 黄金「油断はするなよ」 ジューダス「解ってらぃ」 -- 名無しさん (2012-11-13 23 35 19) そして、不自然に蠢く空間があった。 -- 案山子さん (2012-11-13 23 35 46) 司狼「ん?」ジューダス「ん?」二人の男がそれに気づいた。 -- 案山子さん (2012-11-13 23 36 04) その不自然に蠢くそこは、まるでカメレオンように不自然に蠢き、時々黄色い瞳がチラつく。 -- 案山子さん (2012-11-13 23 36 39) マキナ「何かが紛れているようだな」戒「そのようですね」 -- 案山子さん (2012-11-13 23 37 05) シュピーネ「感じる限り一匹や二匹ではないようですね・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-13 23 37 53) ジューダスは辺りを見回す・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-13 23 39 11) ジューダス「七、八……十体そこらか?」 -- 案山子さん (2012-11-13 23 42 53) ベア「ステルスですね……しかし」ザミ「私たちと水のある場所で闘おうとは……虚けもここまでくれば、かわいいものだ」 -- 案山子さん (2012-11-13 23 43 31) 司狼「しかしうまいこと場所を選んで矢がるな、こいつら・・・」 -- 名無しさん (2012-11-13 23 47 10) 蓮「海ならこいつらに言わせれば逃げれば絶対に逃げられる自信がるってことだろうな、なめられたもんだ」 -- 名無しさん (2012-11-13 23 48 54) ジューダス「確かにここならステルスの効果はでかい・・・だが・・・」 -- 名無しさん (2012-11-13 23 49 27) 司狼「ステルスが無敵……なんてこと」全員『誰が言った?』 -- 案山子さん (2012-11-13 23 50 17) 徐に泳げないマキナは単身で沈んでいくと水中で壁に左腕を放ち、抜けないようにさせてから――マキナ「ぬがああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」右ストレートが壁を……ぶち壊した。 -- 案山子さん (2012-11-13 23 51 15) そして、粉砕した内の巨大な岩の破片を振り返り――投げつけた。見えないはずの、敵に。 -- 案山子さん (2012-11-13 23 52 02) 怪獣A「ギョオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!?」敵の悲鳴と共に、水中でドゴーン!!と鳴動した。 -- 案山子さん (2012-11-13 23 52 43) 戒「ベアトリス!!マキナ卿が上がってから君の雷で瀕死にさせるんだ……ぐっ!?」見えない爪や尻尾などに悪戦苦闘している戒がそう告げた。 -- 案山子さん (2012-11-13 23 53 34) ベア「了解!!」 -- 名無しさん (2012-11-13 23 54 01) マキナ「とう!!全力で飛びあがり陸地に上がるマキナ」 -- 名無しさん (2012-11-13 23 55 06) ↑訂正 マキナ「とうっ!!」全力で飛びあがり陸地に上がるマキナ -- 名無しさん (2012-11-13 23 55 45) マキナ「やれ!!」 マキナの声にこたえる用にベアトリスは水の中に剣を突き刺した・・・・・・ トカゲ「ぎょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお~~~~~~~~~~」 -- 名無しさん (2012-11-13 23 58 21) ベア「やっ――」ザミエル「詰めが甘いッ!!」 -- 案山子さん (2012-11-14 00 00 16) 徐に彼女は帯電する海面スレスレまで降り、己の右拳を水中へ放ち――ザミエル「果てろおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」黄金「みな、伏せィッ!!全員『!!?』 -- 案山子さん (2012-11-14 00 01 16) さて、ここでクエスチョン。水に彼女のヤバい炎を放つと、どんな現象が起きるでしょうか?正解は―― -- 案山子さん (2012-11-14 00 02 00) 全員「水爆!!!!」 -- 名無しさん (2012-11-14 00 04 15) 言った瞬間たまっていた海水が爆散し雨に変わった・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-14 00 04 45) そしてあまりの熱に焼け焦げたトカゲの化け物が降ってきた・・・・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-14 00 08 17) ベイ「あっぶね~!!おい、ザミエル!!少しは加減しろや!!死ぬだろうが!!」 -- 案山子さん (2012-11-14 00 11 02) ザミエル「貴様はこの程度では死なん!!」 根拠もくそもなく断言するザミエル -- 名無しさん (2012-11-14 00 12 19) ベイ「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!?」 -- 案山子さん (2012-11-14 00 14 09) ベイの絶叫が迸る。 -- 案山子さん (2012-11-14 00 14 25) ベイ「意味不明だし!!っていうか、てめえの炎は――」マキナ「ベイ!!真後ろ!!」ベイ「なにっ!?」マキナの怒声に反応して咄嗟に真横に飛ぶと、そこに石の剣が振り下ろされていた。 -- 案山子さん (2012-11-14 00 15 28) ちょうど人型のハニワのような石像が、数体ベイを囲んでいた。ベイ「んだ、てめえら」司狼「こいつら……ガーディアンってやつか!?」 -- 案山子さん (2012-11-14 00 16 25) ジューダス「片っ端から壊すしかないか・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-14 00 17 20) 丸でベイだけを標的にしているかのようにベイの周りを動き回るハニワども」 -- 名無しさん (2012-11-14 00 18 22) ↑訂正 まるでベイだけを標的にしているかのようにベイの周りを動き回るハニワども -- 名無しさん (2012-11-14 00 18 48) 黄金「面白い、楽しませろ」ゴキゴキと骨を鳴らすハイドリヒ。素手でやるつもりだ。 -- 案山子さん (2012-11-14 00 19 07) そして、同時に黄金の黄金回し蹴りが一気に五体を吹っ飛ばす。もはやこの人、何でもありだ。 -- 案山子さん (2012-11-14 00 19 39) だが、壁に激突したハニワたちは、また壁へ吸い込まれていった。 -- 案山子さん (2012-11-14 00 20 02) ベイ「こいつらも一緒かよ!?」 -- 名無しさん (2012-11-14 00 20 50) そして地面から湧いて出るハニワ軍団 -- 名無しさん (2012-11-14 00 21 09) 司狼「行くぞムッツリ!!」 マキナ「解っている」 -- 名無しさん (2012-11-14 00 23 43) 司郎は銃弾で、マキナは拳でハニワを粉砕していく -- 名無しさん (2012-11-14 00 24 30) 黄金「あっははははははははは!!!!」黄金様、素手で十体のハニワを粉々に砕いていた――一撃で。 -- 案山子さん (2012-11-14 00 25 21) ジューダス「なに、その無敵ぶり!?;普通じゃねえだろ!?;」 -- 案山子さん (2012-11-14 00 25 48) ザミエル「シュピーネ、残ったハニワを縛り上げろ!!一匹たりとも逃すなよ!!」 シュピーネ「ヤヴォール!!」 -- 名無しさん (2012-11-14 00 26 55) そしてワルシャワゲットーでハニワどもを片っ端から縛り上げていくシュピーネ・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-14 00 28 00) 蓮「司狼!マキナ……いや、ミハエル!!」蓮が彼らを呼んだ。 -- 案山子さん (2012-11-14 00 30 06) その声にはっとなり交代する二人 -- 名無しさん (2012-11-14 00 31 08) ↑訂正 その声にはっとするする二人 -- 名無しさん (2012-11-14 00 31 55) ↑訂正その声にはっとする二人・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-14 00 32 21) 蓮の呼びかけに二人が後退した瞬間、尻尾か何かが彼らのいた場所を削いでいた。 -- 案山子さん (2012-11-14 00 32 38) 司狼「野郎!!」銃口を向けると、不意に気配が前から消えた。そして、同時に先程襲った耳鳴りが司狼とミハエルを襲う。 -- 案山子さん (2012-11-14 00 33 16) 一同「しまった!!!?」 -- 名無しさん (2012-11-14 00 33 50) ジューダス「この忙しいときに邪魔ばかり入れやがる・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-14 00 34 48) 司狼「ぐっ……」マキナ「ぐぁぁぁぁぁぁ!!?」蓮「ミハエル!?司狼!?」 -- 案山子さん (2012-11-14 00 35 13) 蓮が駆け寄ろうとすると、思いっきり真横からハンマーから何かで横殴りにされて、壁へと叩きつけられた蓮。 -- 案山子さん (2012-11-14 00 35 47) 蓮「ガハッ――!?」 -- 案山子さん (2012-11-14 00 35 59) 司狼「野郎!!」そう言って銃口を向ける司狼 -- 名無しさん (2012-11-14 00 36 45) しかし、再び耳鳴りが襲う。 -- 案山子さん (2012-11-14 00 38 42) 司狼「ぐあああああああああああああああ!!!!!!!!!!?」何度も襲う強烈な耳鳴りは、やがて司狼の精神にまで影響が出始めていた。 -- 案山子さん (2012-11-14 00 39 11) ジューダス(どこだ・・・・・・集中しろ、見極めろこいつの発生源は・・・・・・) 必死でこれの発生源を見極めようとするジューダス -- 名無しさん (2012-11-14 00 40 42) ザミエル「邪魔だッ!!」シュライバー「ウザいよ!!」二人の騎士がそれぞれハニワを葬っていく中、ジューダスは集中していた。 -- 案山子さん (2012-11-14 00 41 37) ジューダス(俺はこういうのは得意だろ・・・根性見せろ!!) -- 名無しさん (2012-11-14 00 42 38) 黄金「ザミエル、シュライバージューダスに敵を近づけるな!!彼を集中させろ!!!」 -- 名無しさん (2012-11-14 00 43 40) 二人「ヤヴォール!!」 -- 名無しさん (2012-11-14 00 43 57) 研ぎ澄ませるジューダス。そして、喧騒の中、僅かに動く微かな音を聞き取った。 -- 案山子さん (2012-11-14 00 44 20) ジューダス「見つけた、そこだああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」 見つけた場所に向けて銃を乱射するジューダス、そしてそこをぶち抜く -- 名無しさん (2012-11-14 00 45 48) 刹那、なにもない場所が炸裂した。 -- 案山子さん (2012-11-14 00 46 07) ジューダス「よし!」 -- 案山子さん (2012-11-14 00 46 24) 三階の隅の方を距離関係なく撃ちぬいたジューダスは、間違いなく一級の銃使いだ。 -- 案山子さん (2012-11-14 00 47 01) 蓮「耳鳴りはやんだなら・・・・」 司狼「百倍返しが基本だよな!!!!」 -- 名無しさん (2012-11-14 00 48 17) そして各々力を込めていく・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-14 00 49 36) だが、そこで不自然な動きが発生した。 -- 案山子さん (2012-11-14 00 49 59) 急にハニワが増幅し、彼らを取り囲み始めたのだが、そこで妙に統制がとれ始めてきていたのだ。それを見抜いたのは、黄金だ。 -- 案山子さん (2012-11-14 00 50 46) 歩幅を合わせて隊列を組み、方陣から鶴翼に展開するハニワたち。 -- 案山子さん (2012-11-14 00 51 13) 蓮「来るならきやがれ・・・・・」 司狼「全部潰してやる」 -- 名無しさん (2012-11-14 00 53 20) シュピーネ「では私が動きを押さえましょう・・・」 -- 名無しさん (2012-11-14 00 54 02) 小者ことシュピーネがワイヤーで再び細切れにしようと奔り、ハニワたちに直撃した。 -- 案山子さん (2012-11-14 00 55 47) しかし、ハニワの一体にワイヤーが食い込んだところで止まり、彼のワイヤーがそれ以上相手を斬り裂くことははなった。 -- 案山子さん (2012-11-14 00 56 21) シュピーネ「なんと!!?」 この光景に巨言う額するシュピーネ -- 名無しさん (2012-11-14 00 57 34) ↑訂正 シュピーネ「なんと!!?」 この光景に驚愕するシュピーネ -- 名無しさん (2012-11-14 00 57 57) ベイ「どいてろ!!」そこで彼の杭がガトリングのように放射されるが、それも突き刺さる程度で終わってしまった。 -- 案山子さん (2012-11-14 00 58 38) ジューダス「今までと硬さが変わってやがる・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-14 00 59 35) シュピーネ「ならば!!」 方針を変えすべてのハニワを数体をまとめて締上げようとするシュピーネ -- 名無しさん (2012-11-14 01 00 47) ↑訂正 シュピーネ「ならば!!」 方針を変えすべてのハニワを数体を締上げ動きを止めようとするシュピーネ -- 名無しさん (2012-11-14 01 01 35) だが、そこでハニワの内の妙なやつがそれを片手で鷲掴みにして、止めていた。 -- 案山子さん (2012-11-14 01 02 31) シュピーネ「バカな!!?」 -- 名無しさん (2012-11-14 01 03 04) 司狼「奴ら、完全に切り替わってやがる・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-14 01 03 49) ↑訂正 司狼「あれが奴らのリーダーってわけか・・・」 -- 名無しさん (2012-11-14 01 04 47) だが、妙なハニワを隠すように、隊列を組んで構えるハニワ軍勢。 -- 案山子さん (2012-11-14 01 05 40) ジューダス「へえ・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-14 01 06 47) 黄金「なるほどな」 -- 名無しさん (2012-11-14 01 07 02) 司狼「あいつを潰せば全部がたがたってわけか・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-14 01 07 44) マキナ「俺が一撃で開けるか」 -- 案山子さん (2012-11-14 01 08 16) ザミエル「シュピーネ、貴様、天魔・六条になれるか?」 -- 名無しさん (2012-11-14 01 09 14) シュピーネ「先程から試みているのですが……無理のようですねぇ」 -- 案山子さん (2012-11-14 01 10 56) 黄金「奴らもあれの厄介さは理解しているということか・・・」 -- 名無しさん (2012-11-14 01 12 12) ベイ「このままでもなんとかならねえことはないが・・・」 シュライバー「あの堅さは少し手間取りそうだね、しかも数が数だし」 -- 名無しさん (2012-11-14 01 15 33) 戒「僕が何とか」黄金「待て。急いては自滅する」 -- 案山子さん (2012-11-14 01 16 54) 蓮「確実にやるしかないってことか・・・」 ジューダス「俺が先陣を切る・・・」 申し出るジューダス -- 名無しさん (2012-11-14 01 21 14) ジューダス「奴らの弱いところにブチ込んで突破口を開く、奴らが機械仕掛であのへんなのから指令をもらってるならどうにかなる!!」 -- 名無しさん (2012-11-14 01 23 22) ベイ「命令系統をがたがたにしてやろうってことか?」 -- 名無しさん (2012-11-14 01 25 58) ジューダス「応よ!」 -- 案山子さん (2012-11-14 01 28 03) そこで、隊列を組んでいたハニワたちが道を空けると、真ん中に隠れていたハニワが視認できた。 -- 案山子さん (2012-11-14 01 28 55) そのハニワはジャッカルを模した頭部をしており、鋼の尻尾を下げ、背に複数の六角形の板のようなモノが、まるで翼のように存在していた。 -- 案山子さん (2012-11-14 01 29 58) 腕を組んだ状態で、まるで見下すように見るハニワ。そして、同時に先程の比ではない、頭が割れんばかりの頭痛と耳鳴りが彼らを襲う。 -- 案山子さん (2012-11-14 01 30 48) 一同「んぐっつうううううううううう!!??」 -- 名無しさん (2012-11-14 01 31 32) ジューダス「あの羽だ、今度は集中する必要すらねえ!!」 -- 名無しさん (2012-11-14 01 32 13) 司狼「解ってもこれじゃまともに動けねえぞ・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-14 01 37 03) ベイ「シュライバー、テメエ、創造展開してあの音ぶち抜け!!」 -- 名無しさん (2012-11-14 01 39 58) シュライバー「む、ムリだよ~!!」大地が鳴動するほどの耳鳴りは、如何な黄金さえも膝を折っていた。 -- 案山子さん (2012-11-14 01 40 57) 黄金「気に食わんな・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-14 01 41 45) 司狼「こいつら、俺ら語と生き埋めにしようって魂胆か・・・・・・」 先から周りの壁がぴしぴしとひびが入り始めている・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-14 01 44 09) ↑訂正 司狼「こいつら、俺らごと生き埋めにしようって魂胆か・・・・・・」 先から周りの壁にぴしぴしとひびが入り始めている・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-14 01 46 02) 蓮「と、時よ……と、とま」蓮が詠唱を紡ごうとすると、瞬きをしたときには、目の前に腕を組んでいるハニワがいた。否、こいつはアヌビスだ。そいつの尻尾は足元を浮かばせながら蓮の首元に絡み付け、持ち上げる。 -- 案山子さん (2012-11-14 01 51 27) 蓮「ぐあっ・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-14 01 52 20) 司狼「あん・・・まり、調子に・・・のんなよ!!!」 無茶して無理に立ち上がろうとする司狼 -- 名無しさん (2012-11-14 01 53 24) マキナ「全くだ・・・・・・」 それにこたえるようにマキナも立ち上がる -- 名無しさん (2012-11-14 01 54 06) ベイ「無茶すんな!!」 マキナ「もう慣れた・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-14 01 55 01) そう言って創造を展開するマキナ -- 名無しさん (2012-11-14 01 55 32) マキナ「ご都合主義の底時からを見せてやる・・・・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-14 01 56 02) ??『それはどうかな?』 -- 案山子さん (2012-11-14 01 56 39) 不意に、腕を組んでいたアヌビスが左掌をマキナに向けると、背中の翼となっていた六枚の板が上空へ飛び、意志があるかのように動き回り、マキナと司狼へ拳銃の銃口のように照準を合わせていた。 -- 案山子さん (2012-11-14 01 57 44) 司狼「ウゼぇ!!!」 そう言って渇望を乗せた弾丸をぶっ放す司狼 -- 名無しさん (2012-11-14 01 58 40) そのうちの二発が羽に風穴を開けた・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-14 01 59 28) 瞬間、形を変えて竜へと姿を変形させ、竜の口が開き、ビームが掃射された。 -- 案山子さん (2012-11-14 02 00 20) 司狼「はぁっ!?」マキナ「避けろ!!」 -- 案山子さん (2012-11-14 02 00 42) 全員はその言葉に反応しどうにか躱す・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-14 02 01 48) ジューダス「今の一瞬だけ音がやんだな・・・」 -- 名無しさん (2012-11-14 02 04 22) 黄金「ならばつけ入る隙はあるな」 -- 名無しさん (2012-11-14 02 06 21) 腕を再び組んで睥睨するアヌビスは、尻尾の締め付けをさらに強めて、どんどん上昇していく。 -- 案山子さん (2012-11-14 17 04 46) 蓮「ぐっ・・・ああああっぐううう・・・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-14 18 08 48) 司狼「蓮!!」鎖を放とうとするのだが、ハニワが不意に槍を投げてきた。ベア「はぁっ!!」寸でのところでベアトリスが槍をたたき割る。 -- 案山子さん (2012-11-14 18 16 56) 蓮「ぐっ……ぐああぁ……」メシメシと締め上げる蓮に、アヌビスが尻尾を動かして己の貌の真正面まで動かし、蓮をじっと見る。 -- 案山子さん (2012-11-14 18 17 57) アヌビス「……………………」蓮「ぁあ……な、なんなんだ、て、てめえは……」首を絞められながら蓮が苦しげに言うが、アヌビスは無表情のまま。それは無機質的で、まさに創られしハニワと呼ぶに相応しいだろう。 -- 案山子さん (2012-11-14 18 19 03) じっと見つめるだけで何もしないハニワに蓮がキレた・・・・・・ 蓮「不細工な・・・・面、してんじゃねえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!」 -- 名無しさん (2012-11-14 18 20 28) もはや首を絞められている子なんぞお構いなしにギロチンに力を籠めまくり尻尾を分断する蓮 そして蓮は落下していく・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-14 18 21 28) ↑訂正 もはや首を絞められている子なんぞお構いなしにギロチンに力を籠めまくり尻尾を分断する蓮 そして蓮は落下していく・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-14 18 22 01) マキナ「兄弟!!」 -- 案山子さん (2012-11-14 18 22 28) 壁を蹴って飛ぶマキナ。そして、蓮を宙でキャッチした。司狼「俺の出番を取るなああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-11-14 18 23 04) マキナ「(-_☆)」 -- 名無しさん (2012-11-14 18 23 47) 彼らの頭上で、アヌビス「活動。形成。創造。流出。渇望。不明。不明。補足。認識。理解。聖遺物。傀儡。刹那」まるで情報を取り組むかのように独り言のように呟くアヌビス。そして――アヌビス「理解――完了。アクセス――我が罪(シン)」 -- 案山子さん (2012-11-14 18 24 33) 司狼「どうやらやっこさん・・・・俺らのこと調べるのが目的みてーね・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-14 18 26 14) 黄金「データごときでどうにかなると思われているわけだな・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-14 18 27 00) アヌビス「……自滅因子。因果。終焉。幕引き。天秤。悪魔」 -- 案山子さん (2012-11-14 18 27 35) ザミエル「失せろッ!!」頭上へ向かってザミエルが焔の砲弾を放ち、着弾。 -- 案山子さん (2012-11-14 18 28 00) だが、瞬間――結界か何かでアヌビスの周囲を覆っていた。 -- 案山子さん (2012-11-14 18 28 38) ザミエル「なにっ?」シュライバー「あれ?なんか強くなってない?」 -- 案山子さん (2012-11-14 18 28 58) ジューダス「データに合わせて対応してるだけだろ・・・そのためにやけに時間のかかる戦い方をしていた訳だな・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-14 18 30 30) だが、その間にもハニワたちが戒たちと接戦をしていた。 -- 案山子さん (2012-11-14 18 31 02) 戒「ベアトリス!」ベア「了解!」一気に敵を弾き飛ばし、距離を取ってから、戒&ベア「創造!!」 -- 案山子さん (2012-11-14 18 31 36) 戒「此久佐須良比失比氏(カクサスライウシナイテ)――罪登云布罪波在良自(ツミトイウツミハアラジ)!!!!」 -- 案山子さん (2012-11-14 18 32 20) ベア「雷速剣舞・戦姫変生!!!!」 -- 案山子さん (2012-11-14 18 32 50) 一気に求道の創造を発動させて、ハニワたちを蹴散らしていくと、黄金は足元にひんやりとする感触を感じた。 -- 案山子さん (2012-11-14 18 33 31) 黄金「ん?」足元を見ると、いつの間にか水がわき出ていた。しかも、それはハニワを斃す度に増えていっているような…… -- 案山子さん (2012-11-14 18 34 18) 黄金「まさか!!?」 -- 名無しさん (2012-11-14 18 35 42) 蓮「どうした!!?」 -- 名無しさん (2012-11-14 18 37 16) それに気づかず、ベイ「おらッ!!」猛攻撃で粉砕していくベイや戒。 -- 案山子さん (2012-11-14 18 37 45) ザミエル「屑がっ!!消えろッ!!」ザミエルの激痛の剣が一気に三十体消し飛ばす。そして、一気に水位が上昇した。 -- 案山子さん (2012-11-14 18 38 36) 黄金「者ども一旦引け!!様子が変だ!!」 -- 名無しさん (2012-11-14 18 40 09) 黄金の声にハニワ粉砕をいったん中断し飛びのく一同 -- 名無しさん (2012-11-14 18 40 44) アヌビス「進軍」だが、それを許さずハニワたちに命令を下し、進軍させるアヌビス。そして、突っ込むハニワたち。 -- 案山子さん (2012-11-14 18 42 00) 黄金「こいつらをつぶすたびに水かさが増している、おそらくわっれらの足場を奪うつもりだ!!」 -- 名無しさん (2012-11-14 18 44 20) 一同『な!?』 -- 名無しさん (2012-11-14 18 45 26) アヌビス「逃すな」 -- 案山子さん (2012-11-14 18 46 38) 一同「誰が逃げるか!!!」 -- 名無しさん (2012-11-14 18 46 59) 黄金「挑発に乗るな!!」 -- 案山子さん (2012-11-14 18 47 28) 司狼「何とかしてあのヘンテコを粉砕したいんだがな・・・」 -- 名無しさん (2012-11-14 18 48 58) ジューダス「結界に隙間でもあればブチ込んでやるんだが・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-14 18 49 46) その間にも、ハニワたちが攻撃を仕掛けてきた。 -- 案山子さん (2012-11-14 18 50 22) 黄金「二階などに上がりながら奮戦せよ!!」全員『ヤヴォール!!』 -- 案山子さん (2012-11-14 18 50 52) シュライバーはハニワたちの頭を土台にしながら上へ跳ねていき、ベイは相手を蹴り砕きながら二階へと飛んでいった。 -- 案山子さん (2012-11-14 18 51 30) シュピーネ「さあさあ!私の糸を使ってください!」ベア「どうもです!」シュピーネ、何気に輝いている。別の場面で。 -- 案山子さん (2012-11-14 18 52 15) 戒「鉄槌の一撃を」マキナ「与えてやろう」二人の悪鬼が地面を砕いて足止めをしていた。 -- 案山子さん (2012-11-14 18 52 52) 蓮「なあ、司狼!」司狼「んだ?」蓮「俺を鎖で投げてくれ!あの光ってる部分に!」アヌビス「…………ッ」 -- 案山子さん (2012-11-14 18 53 37) そう、そこは先程シュピーネが気付いたところで攻撃をされて意識が裂かれていたが、あそこに何かがあるのは明白だ。アヌビスは不意に右掌を掲げ、アヌビス「重圧」 -- 案山子さん (2012-11-14 18 54 30) ジューダス「させっかよおおおおおおおおおおおお!!!」 -- 名無しさん (2012-11-14 18 55 14) 割れ目の部分に乱射するジューダス -- 名無しさん (2012-11-14 18 55 35) だが、即座に結界が二重に敷かれていた。 -- 案山子さん (2012-11-14 18 56 23) ジューダス「か~~~~~!!抜け目ねえな、おい!!」 -- 案山子さん (2012-11-14 18 56 41) 司狼「任せな!!!」 -- 名無しさん (2012-11-14 18 57 33) 渇望込みの弾丸で結界に穴をあける司狼 -- 名無しさん (2012-11-14 18 58 08) ハニワがヘンテコを守ろうと集まろうとするが シュピーネ「あそこには行かせませんよ!!!」 -- 名無しさん (2012-11-14 19 00 16) シュピーネはハニワどもを縛り上に沈めた・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-14 19 00 58) ↑訂正 シュピーネはハニワどもを縛り上げ水の中に沈めた・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-14 19 01 39) そして、水位が一気に倍増。 -- 案山子さん (2012-11-14 19 07 29) 全員『シュピーネのアホォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!!』 -- 案山子さん (2012-11-14 19 07 49) シュピーネ「そげな~!!!!」 -- 名無しさん (2012-11-14 19 10 53) しかし二階一歩手前で止まった -- 名無しさん (2012-11-14 19 11 32) シュピーネ「計算通り(キリッ)」 -- 名無しさん (2012-11-14 19 12 18) 一同「うっさいわぼけ~~~~~~~!!!」 -- 名無しさん (2012-11-14 19 12 42) 全員にタコ殴りにされるシュピーネ -- 名無しさん (2012-11-14 19 17 11) アヌビス「アホダ・・・コイツラ・・・・・・」 その光景に呆れていた・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-14 19 23 46) アヌビス「ン?」そこで、目の端に蓮が超速疾走しているのに気付いた。目的は――先程の場所だ。壁を走る蓮に、アヌビスは空間を踏んだ。 -- 案山子さん (2012-11-14 19 53 03) すると、アヌビス「ドコヘイク?」蓮「!?」蓮の創造を使用している状態で、アヌビスが追いつき、前に立ち憚っていた。司狼「蓮!!他の奴ら、眼塞げ!!」 -- 案山子さん (2012-11-14 19 54 19) そこへ司狼が徐に何かをアヌビスのほうへ投げていた。 -- 案山子さん (2012-11-14 19 54 46) アヌビス「なんだこれ?」 そして・・・・・・ 司狼「(-_☆)」 -- 名無しさん (2012-11-14 19 56 38) 笑みを浮かべた瞬間、蓮は咄嗟にそれが何かが分かり、目を固く閉ざした。黄金たちもそれが何なのか分かったため、目を閉じた。 -- 案山子さん (2012-11-14 20 00 20) そして――無防備なアヌビスの目の前で、炸裂する閃光。アヌビス「!!!!?」 -- 案山子さん (2012-11-14 20 01 07) 司狼とジューダスとベイはどこからともなくサングラスを取出しかけて例の場所に乱射した -- 名無しさん (2012-11-14 20 03 06) そしてアヌビスは反応が間に合わずその場所はぶち抜かれた・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-14 20 03 44) すると、急激に莫大な水が流れ込んできた。 -- 案山子さん (2012-11-14 20 22 42) 全員『ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』 -- 案山子さん (2012-11-14 20 22 58) しかしアヌビスもこの世の終わりみたいな顔をしている・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-14 20 30 22) シュピーネ「あれの弱点もまた水だったようですね?」 -- 名無しさん (2012-11-14 20 32 13) アヌビス「ヤッテクレタナ……ヤッテハナラナイコトヲ」 -- 案山子さん (2012-11-14 20 32 41) アヌビスが指を鳴らすと、ハニワたちが瞬時に彼の掌へと収束していき、アヌビビスは踵を返した。 -- 案山子さん (2012-11-14 20 33 22) アヌビス「モハヤコノ世界ノ秩序ハ崩壊シタ。『アノ方』ニ何ト報告スレバヨイコトヤラ」 -- 案山子さん (2012-11-14 20 34 17) シュライバー「その必要はないよ?君はここでバラスから!!」 言うが早いか、回り込んでブッ飛ばすシュライバー -- 名無しさん (2012-11-14 20 35 46) アヌビス「グゥッ!?」司狼「結界が消えた!?」 -- 案山子さん (2012-11-14 20 36 28) ベイ「さんざんやってくれた礼だ、スクラップにしてやる!!」 そう言って杭をさしまくるベイ -- 名無しさん (2012-11-14 20 37 39) 不意に、アヌビスがしていた首飾りが莫大な水の中へと沈んでいく中、マキナはそれを見て驚愕した。 -- 案山子さん (2012-11-14 20 38 33) マキナ「!!」蓮「ミハエル!?」徐に潜っていったマキナに、蓮が驚く。 -- 案山子さん (2012-11-14 20 39 13) 黄金「卿はマキナを頼む!!こちらは任せろ!!」 蓮「おう!!」 -- 名無しさん (2012-11-14 20 40 54) そして、蓮が慌てて潜っていく中、マキナが尋常じゃない早さで潜水していた。 -- 案山子さん (2012-11-14 20 41 39) 蓮(あれ!?泳げたの!?)驚く蓮であるが、蓮も一番深くに落ちている首飾りを見つけた。 -- 案山子さん (2012-11-14 20 42 08) 何とか潜るマキナであったが、発生している渦に阻まれて思うように潜水できないでいた。 -- 案山子さん (2012-11-14 20 42 55) 蓮「時よ、止まれ!!」 -- 名無しさん (2012-11-14 20 43 59) 己の渇望で渦の流れをせき止める蓮 -- 名無しさん (2012-11-14 20 44 31) マキナ「兄弟!!」 蓮「いけ!!」 マキナ「おう」 -- 名無しさん (2012-11-14 20 45 01) そして、一番下まで辿り着くと、彼は沈んでいた首飾りを手に取って、一気に踏んで――飛翔した。マキナ「ぬがあああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!」 -- 案山子さん (2012-11-14 20 46 33) 蓮「え?あれ?俺までええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!?」マキナの飛翔に蓮も巻き込まれ、一気に水面から浮上したマキナと蓮がびしょ濡れの状態で黄金たちの元へと戻っていた。 -- 案山子さん (2012-11-14 20 47 35) そして黄金たちはアヌビスをフルボッコにしていた・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-14 20 49 38) 黄金「む?戻ったか……それで?その首飾りは何なのだ?」 -- 案山子さん (2012-11-14 20 51 07) ベイ「よう、混ざるか?」ボコッ!!シュライバー「混ざるなら今の内だよ?」ベキッ!!ザミエル「速く混ざれ」ゴキッ!! -- 案山子さん (2012-11-14 20 51 42) なんか既に、黄金とベイとシュライバーとザミエルによって、哀れな惨状へと変わりつつあった。 -- 案山子さん (2012-11-14 20 52 17) 司狼「まあ、仕方ぁねえわな」 -- 名無しさん (2012-11-14 20 53 09) ベイに吸い上げられ、シュライバーに逃げられなくされ、ザミエルに焼かれ黄金に叩き潰されるのだ・・・まさに地獄絵図 -- 名無しさん (2012-11-14 20 54 39) 司狼とベアトリスと戒とシュピーネは休憩していた。 -- 案山子さん (2012-11-14 21 00 37) 戒「それで、マキナ卿。それは一体……」マキナ「あの時、写真が燃えたのは覚えているな?」ザミエル「ん?ああ……あの神殿での時、かッ!!」ボゴッ!! -- 案山子さん (2012-11-14 21 01 30) マキナ「そうだ……俺は、あの写真で違和感に思った箇所があったんだ」黄金「それがどうかしたのか……ねッ」ドゴーン!! -- 案山子さん (2012-11-14 21 02 25) マキナ「あの神殿で見た時、女王の亡骸にはなかったのに対して、写真にはあったのだ……あの女王の頸飾りが」 -- 案山子さん (2012-11-14 21 03 39) 蓮「なるほど…・・・」 バコッ!! -- 名無しさん (2012-11-14 21 04 23) 蓮「おら、吐けよシュピーネ以上の不細工ハニワ!!」 -- 名無しさん (2012-11-14 21 05 13) シュピーネ「ひどい!!!!」 -- 名無しさん (2012-11-14 21 05 29) そう言いながらでも殴ることをやめないシュピーネ・・・・さすがお茶の間の代表格・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-14 21 06 14) アヌビス「……答エル、ト思ッテイルノカ?」 -- 案山子さん (2012-11-14 21 06 32) 一同「じゃあこのままスクラップな(-_☆)」 -- 名無しさん (2012-11-14 21 07 44) ベイ「安心しな、テメエの魂はきっちり吸てやるからよ・・・・・・」 ベイはこいつに杭をぶっ刺したときこいつには魂があると確信していた・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-14 21 14 52) アヌビス「!!?」 -- 名無しさん (2012-11-14 21 15 03) 黄金「ベイ、その感覚間違いないか?」 ベイ「間違いなく、出なければ俺が吸えることはないですから」 マジに答えるベイ -- 名無しさん (2012-11-14 21 22 02) アヌビス「……………………『コノ身』デ語ルコトハ、我ガ『王妃様』ニ対スル侮辱ダ。故ニ、答エラレン」 -- 案山子さん (2012-11-14 21 37 17) 蓮「あいつに魂、持っていかれたんだな・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-14 21 44 43) ジューダス「そんで実験体みたくそれに魂を移し替えられたと、そんなところか?」 -- 名無しさん (2012-11-14 21 45 32) 黄金「だが、語らぬことも今を生きる者の侮辱に当たるぞ?」 -- 名無しさん (2012-11-14 21 47 57) アヌビス「…………」 -- 案山子さん (2012-11-14 21 50 07) 黄金「案ずるな、今も王は健在だ」 -- 名無しさん (2012-11-14 21 58 17) 司狼「お前さんらのおかげでかなりやばいことになってるっけどな・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-14 22 02 43) アヌビス「!!!?」 -- 名無しさん (2012-11-14 22 04 06) 作り物であるがゆえに表情は変えられないが確実に青ざめていた・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-14 23 08 26) アヌビス「…………モウスグココハ崩落スル。先程アケタ穴カラ行ケバ、外ヘ出ラレルハズダ」 -- 案山子さん (2012-11-15 05 14 10) シュライバー「じゃあ君も連れてくよ?公開処刑がまだ途中だから」 -- 名無しさん (2012-11-15 09 10 07) アヌビス「……ソノ心配ハ、要ラン」ビキッ!!と、唐突にアヌビスの全身に皹が入り、亀裂が走った。 -- 案山子さん (2012-11-15 14 07 58) アヌビス「ドノ道、敗北シタ私ニハ、意味ノナイコト。故、去レ」 -- 案山子さん (2012-11-15 14 08 32) 黄金「断る、卿には王の前で全て話してもらうゆえにつれていく」 -- 名無しさん (2012-11-15 14 12 18) 黄金がそう言って触れようとしたその時、??『困りますね~……ただの木偶人形はただ疾く果てるのが定めでしょうに』 -- 案山子さん (2012-11-15 14 19 47) 刹那、アヌビスの心臓を虚空から穿つ黄金の槍。それはハイドリヒが持つ槍と瓜二つであった。アヌビス「――――――――ッ!?」 -- 案山子さん (2012-11-15 14 20 59) ??「“あの方”に新たに創られたガラクタが、何をほざいていることやら。私が連れてきた魂にして“欠陥品”は死になさい。あの方に相応しくない魂の保持者よ』 -- 案山子さん (2012-11-15 14 22 30) 徐々に槍へと溶けていく間際、アヌビスはマキナに向けて、アヌビス「総テハ――アッテナキガ如シ」 -- 案山子さん (2012-11-15 14 24 18) その言葉を最後に、アヌビスはまるで最初からいなかったかのようにして消えていった。それはまるで、最初から価値がなかったかのような、存在意義がないのだと言わんばかりの所業だ。 -- 案山子さん (2012-11-15 14 25 12) ??「まったく……端役によって新たな傀儡と化した木偶人形は、おとなしくここで坐していればよかったものを。端役に創られた端役以下が、喋ることなど容認はせんよ」 -- 案山子さん (2012-11-15 14 26 19) 徐々に浸水していく中、いつの間にか音のなく水上に本を片手に持っているあの黒フードの存在が嘆いていた。 -- 案山子さん (2012-11-15 14 27 09) ジューダス「抜かせよ、こんなところまでわざわざやられに来る三下の言っていいセリフじゃねえよな?」 喧嘩を売るジューダス -- 名無しさん (2012-11-15 14 28 54) ??「やられる?さて……そんなことを言っていていいのですか?」意味深に告げる。 -- 案山子さん (2012-11-15 14 29 55) 蓮「散々好き勝手やってくれたんだ・・・今度はこっちの番だよな・・・」 ギロチンを構える蓮 -- 名無しさん (2012-11-15 14 31 32) ??「いやいや……本当にいいのですか?」そう言って指を後方を指す。思わず後ろを見ると――莫大な水が降りかかってきていた。 -- 案山子さん (2012-11-15 14 33 00) 蓮&ジューダス「なにいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!?」 -- 案山子さん (2012-11-15 14 33 21) ??「あなた方の誰かが撃ちぬいてしまったせいで、結界が砕けて水が流れ込んできたのですよ」 -- 案山子さん (2012-11-15 14 33 56) そう言って踵を返し、??「では――ここからの脱出。頑張ってください」そう言って、虚空へと姿を消した。 -- 案山子さん (2012-11-15 14 34 44) 蓮「ちくしょ~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!」 -- 名無しさん (2012-11-15 14 37 12) 司狼「叫んでる場合じゃねえ、さっさと逃げて女医さん助けに行くぞ!!」 -- 名無しさん (2012-11-15 14 38 17) 一目散に逃げる一同・・・・・・ -- 名無しさん (2012-11-15 14 39 21) 黄金「あそこの穴から行くぞ!!」そう言って開いていた穴を全速力で走っていく。同時に、後方から大量の水が穴に入っていった黄金たちの背後から迫っていく。 -- 案山子さん (2012-11-15 14 41 24) ザミエル「ちっ!!燃やして――」ベイ「やめろアホ!てめえの炎は危険だっつってんだろうがぁッ!?」 -- 案山子さん (2012-11-15 14 42 14) ジューダス「この勢いじゃ岩崩してせき止めても意味ないな・・・・・・」 -- 名無しさん (2012-11-15 14 48 36) 狭い通路を必死で駆ける彼らは、前方に膜のような結界を見つけた。そしてその向こうには――血のように赤い海があった。蓮「出口だっ!!」 -- 案山子さん (2012-11-15 14 49 36) 黄金「飛び込むはいいが皆、死ぬなよ!!」 一同「ヤヴォール!!」 -- 名無しさん (2012-11-15 14 50 48) 迫る大量の洪水。そして眼前に結界が張られている。 -- 案山子さん (2012-11-15 14 52 48) 全員『おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!!!』 -- 案山子さん (2012-11-15 14 56 13) 区切っておきました -- 14番目の黒円卓 (2012-11-10 11 56 28) ありがとうございます。 -- 案山子さん (2012-11-10 13 49 25) お姫様の名前ってセレーナじゃなかったっけ? -- 名無しさん (2012-11-11 15 44 37) マリィは姉の名前です。 -- 案山子さん (2012-11-11 15 57 19) 案山子さんすいませんでした!! -- 名無しさん (2012-11-11 16 46 56) いえいえ^0^ -- 案山子さん (2012-11-11 16 49 31) あれ? 確かマッキーって泳げないんじゃ………; -- 名無しさん (2012-11-13 19 39 51) アンナちゃんはお城でお留守番のはずでは? -- 名無しさん (2012-11-13 23 13 52) ↑シュライバーってことにしますか? -- 名無しさん (2012-11-13 23 14 38) そう修正します。 -- 案山子さん (2012-11-13 23 15 08) 少しだけ修正してもよろしいでしょうか? -- 案山子さん (2012-11-13 23 25 57) はいはい -- 名無しさん (2012-11-13 23 26 47) 修正しました。 -- 案山子さん (2012-11-13 23 28 32) ジューダス「今の一瞬だけ音がやんだな・・・」 -- 名無しさん (2012-11-14 02 03 53) ↑間違い -- 名無しさん (2012-11-14 02 04 36) ちょびっとだけ修正しました。 -- 案山子さん (2012-11-15 22 31 35) 名前 コメント 合計: - 今日: - 昨日: - トップページの合計: -