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METAL GEAR SOLID 2 part11-598~610 598 MGS2 sage 05/01/31 17 31 23 ID Zt3wztzc 前作から引き続いてる登場人物 ・スネーク・オセロット・オタコン・リキッド・スネーク・忍者・大佐 前作で名前だけ出てきて、今回登場する人 ・ゴルルコビッチ・ソリダス・スネーク・大統領 最後に1レスあらすじ貼ります。簡単な方読みたい人はそっちドゾ。 599 MGS2 sage 05/01/31 17 33 41 ID Zt3wztzc ・タンカー編(スネーク主役) 前作終了後、オセロットが二足歩行核兵器メタルギアのデータを全世界にばら撒いたため メタルギアは量産され、珍しい兵器ではなくなった。 ソリッド・スネークとオタコンは、反メタルギアを掲げるNGO団体フィランソロピーを設立。 世界中のメタルギアを破壊して回っているため、政府からはテロリスト扱いを受けている。 フィランソロピーはアメリカ海軍が、水中移動ができる新型メタルギア・RAYを開発したという情報を掴んだ。 HPでその情報を公開するため、メタルギアを運んでいる海兵隊の偽装タンカーにスネークが潜入。 時を同じくして、そのタンカーを、ロシアのゴルルコビッチ大佐率いる軍隊GRUが襲撃。 ゴルルコビッチ大佐はメタルギアRAYをロシアに持ち帰り、軍事国家としての再建をたくらんでいた。 大佐の娘、オルガと対面したスネークは彼女を麻酔銃で眠らす。彼女は妊娠中だった。 スネークはメタルギア・RAYの写真を撮るため船下部のメタルギア格納庫に潜入する。 ロシア軍は格納庫に突入、襲撃に同行していたオセロットが海軍司令官を射殺した。 同時にオセロットは、ゴルルコビッチ大佐も裏切り、いきなり撃ち殺した。 「メタルギアは我らのものだ。“愛国者”のな」 オセロットはメタルギア奪取のために、ゴルルコビッチ大佐らロシア軍を騙して襲撃させたのだ。 スネークは飛び出していった。スネークを見たオセロットの右腕は、突如おかしな動きを初めた。 そしてオセロットの口から飛び出したのは、リキッド・スネークの声と言葉。 「久しぶりだな兄弟!しばらく見ないうちに老けたな。…無理もない。 50代のビッグボスの遺伝子を使って作られた子供だ。最初から年を取っている。 お前の寿命は、せいぜいあと5~6年だな。俺はオセロットの体に乗り移り、まだまだ生きることができる!」 オセロットはフォックスに切り落とされた右腕に、リキッドの右腕を移植した。 その結果、たまにリキッドに意識を乗っ取られてしまうらしい。 「引っ込め!リキッド!」オセロットが自分を取り戻す。その体の中では壮絶な戦いがあるようだ。 オセロットはタンカーに仕掛けた爆弾を爆発させる。 オセロットはメタルギアRAYに乗り、タンカーを真っ二つにすると海に飛び込んでいった。 「…はい。タンカーは爆破、無事メタルギアを奪取しました。…大統領」 600 MGS2 sage 05/01/31 17 35 30 ID Zt3wztzc ・プラント編(雷電主役) タンカー沈没事件から二年後。船が沈没したマンハッタン沖には 漏れた原油を除去するための巨大汚染除去施設『ビッグシェル』が建てられた。 そのビッグシェルを、テロリスト「サンズ・オブ・リバティー(自由の息子達)」が占領。 視察に来ていた大統領や政府要人30人を人質にとり、ビックシェルを爆破すると脅迫。要求は300億ドル。 「サンズ・オブ・リバティー」のリーダーはソリッド・スネーク。 『伝説の傭兵』であり二年前のタンカー沈没事件の犯人である。彼はその事件で死んだと思われていた。 隠密特殊部隊FOXHOUNDの新米隊員「雷電」がビックシェルにこっそり単独で潜入。 任務は「人質の救助」と「テロリストの武装解除」 雷電は、シャドーモセス事件のシミュレーションVR訓練を受けており、実力は折り紙つき。 無線サポートは、大佐と、雷電の恋人ローズ。ローズは急遽、作戦に参加させられた。 無線でローズは言う「明日4月30日は何の日だか知ってる?」 政府正規軍SEAL10はヘリでビックシェルに潜入。大統領の救助に向かった。しかしあっけなく全滅。 雷電はテロリストの一人、吸血鬼ヴァンプに出会う。殺されそうになったところを SEAL10のただ一人の生き残り、プリスキン中尉に助けてもらう。 プリスキンは雷電の正体を一目で見抜く「そのスーツ…お前FOXHOUNDだな?あれは解散したはず…」 そして、雷電にテロリストの情報を教えてくれる。 今襲ってきた吸血鬼ヴァンプは、前アメリカ大統領ジョージ・シアーズが作った組織『デッド・セル』の構成員。 『デッド・セル』は2年前、リーダーが汚職の罪で囚われ獄死。冤罪にはめられたと怒ったデッドセルは、 政府組織としての活動から道を外し、テロ犯罪に手を染めた。半年前、政府にデッドセルは壊滅させられる。 生き残ったメンバーは、吸血鬼ヴァンプ、幸運の女神フォーチュン、爆弾魔ファットマンの3人。 そして、ゴルルコビッチの娘、オルガ率いるロシア軍隊と手を組み、今回の事件を企てた。 「ソリッド・スネークは二年前、自分が沈めたタンカー沈没事件で死んだ。死体のDNAで本人だと確定している」 プリスキンは首謀者スネークの死を断言、スネークの関与を否定した。 デッドセルはSEAL10の突入の報復を開始。ビッグシェル数箇所に爆弾を仕掛けた。 プリスキンと二手に別れ爆薬の解除を始める雷電。なんとかすべての爆弾を除去。 ところが、それに怒った爆弾魔ファットマンが、自分たちの目的も忘れ暴走を起こす。 ビッグシェル全てを破壊する爆薬をしかけ、雷電をじきじきに指名して呼び出した。 雷電はファットマンを倒し、仕掛けられた爆弾も解除する。 別行動しているプリスキンも順調に進入しているようだ。 601 MGS2 sage 05/01/31 17 36 35 ID Zt3wztzc サイボーグ忍者が現れた。銃を向ける雷電。 「グレイ・フォックスはシャドー・モセス島で死んだはずだが、お前は誰だ?」 雷電の質問に、忍者は「自分は“らりるれろ”の使者で、雷電のサポートのために潜入した」とだけ答えた。 そして、拉致された大統領の居場所などの情報を伝えると、あっというまに姿を消す。 その後、雷電は囚われている大統領のシークレット・サービスのエイムズと接触。 先ほどの忍者の話と総合すると、真実はこういうことらしい。 ・ここはメタルギアの開発施設。海上除染施設は偽装。原油汚染も、ここに建てるための嘘 ・大統領は、新型メタルギアの試運転をするために視察に来た。 ・テロリストは300億ドルの要求はしていない。 ・テロリストは、核を大気で爆発させて電磁波を起こし、デジタルネットワークを全て麻痺、世界を混乱に落とさせるのが目的 ・核を発射するには、大統領自らの意思で発射ボタンを押さなくてはいけない最先端システム ・大統領は“らりるれろ”に反逆を起こし、テロリストに協力している可能性があり、エイムズはその監視役も担っていた。 エイムズが急に声を潜めた。「ソリッド・スネークが来たぞ…!」 ガラスの向こうにソリッド・スネーク、オセロット、オルガのシルエットが浮かぶ。 雷電は、3人の会話を収音マイクで盗聴。 大統領は核発射システムを稼動させてしまったようだ。 あと一時間後に再度大統領自身が確認コードを打ち込めば発射システムは完了、大統領は殺されるという。 ソリッド・スネークは、「この作戦をアウターヘブンの再来にする」と宣言した。 ここでエイムズが急に心臓発作を起こし、死んでしまう。 オセロットが兵を連れ、部屋に入ってきて、雷電は囲まれてしまう。 そこへ忍者が飛び込んできてくれ、雷電を逃がしてくれる。 ここでテロリストについてのまとめ(わかりづらいと思うので) ・首謀者はソリッド・スネーク、ただし本物のスネークかどうかは不明。 ・オセロット。右腕はリキッドのもの。 ・オルガ。ロシア兵のリーダーでゴルルコビッチの娘。ここの警備はロシア兵がしている ・『デッド・セル』前大統領に作られた組織。構成員は幸運の女神フォーチュン、吸血鬼ヴァンプの二人。 爆弾魔ファットマンは、仲間を裏切り、勝手に雷電に闘いを挑んで死亡。 602 MGS2 sage 05/01/31 17 37 50 ID Zt3wztzc 大統領がいるエリアに向かうため橋を渡る雷電。プリスキンから無線がはいる。 プリスキンはヘリを見つけ、30人ほどいる人質の救出に向かってくれるという。 ヘリはプリスキンの相棒が運転しているらしい。すぐ頭上をそのヘリが飛んでいった。 互いの健闘を祈り、合図を送りあう二人。 そこにソリッド・スネークを名乗るマントの男が現れ、雷電に襲い掛かかった。 ヘリが近づいてきて、身を乗り出したプリスキンが銃を乱射して助けに入った。 「離れろ!雷電!そいつはスネークじゃない!!」 マントの男は、プリスキンに向かって叫んだ。 「兄弟よ。やはり現れたか!オリジナルは私だということを証明してやろう!スネーク!」 「やめろ!お前はビッグボスではない!ソリダス!」 マントの男ソリダス・スネークは、戦闘機を呼び出し、飛び乗るとヘリに襲い掛かった。 事態がよく飲み込めないまま、雷電はソリダスの乗った戦闘機をスティンガーミサイルで撃ち落す。 ソリダスは左目を負傷。一旦、引くことにしたらしく、去っていった。 「あんたが…ソリッド・スネーク?」雷電はプリスキンと名乗った男に聞いた。 「そうだ」「でもタンカー事件で見つかった死体は?DNA鑑定でスネークだと確定していると」 スネークの相棒のオタコンが割って入った。 「あれはある機関に保存されていたリキッド・スネークの遺体だよ。DNA配列もまったく同じなんだ」 ひき続き、二組は行動を開始した。 オタコンとスネークは負傷したヘリの修理、雷電は大統領を助けに行くことに。 雷電は大佐に無線。 「大佐!気づいていたんだろう?なぜプリスキンがスネークだと教えてくれなかったんだ!」 「彼のことは作戦のシミュレーションには入っていなかった。任務を続けろ、雷電」 「そんな…!あんたはシャドーモセス島でスネークと一緒に戦ったじゃないか、 スネークという男のことは、アンタもよくわかってるはずだろう!?」 怒る雷電だったが、大佐は作戦を遂行しろという機械的な返事を言うだけで、雷電の抗議をスルー。 603 MGS2 sage 05/01/31 17 39 24 ID Zt3wztzc 大統領が監禁されている部屋に潜入した雷電。大統領は核発射に協力した理由を語った。 飾り物であることに嫌気が差していた大統領は、核発射を盾に“愛国者達”に入ろうとした。 “愛国者達”とは、アメリカを裏で牛耳ている権力者たちのことで、 12人の老人からなる『賢人会議』というものが“愛国者達”の統一をしている。 この国の動向は、政治も、大統領の人選も、すべて彼らに操られており、 大統領選挙も民衆を騙すために作られた、ただの演出だという。 “愛国者達”のメンバーが誰なのかは完全なトップシークレットで、大統領も知らない。 “愛国者達”はその存在が、世間に漏れることを恐れていた。 しかし科学は発達。民間人が個人で発信するデジタル情報までは、遮断できない。 “愛国者達”は、それさえも掌握するため、全世界のデジタル情報処理に乗り出した。 そして、ビッグシェルで、超大規模デジタル情報処理システム『G.W』を開発。 G.WはAIを駆使し、世界に氾濫する情報をすべて検問し、不要な情報を削除できる。 そのG.Wを内部に持つのが新型メタルギア。それは要塞型で、このビッグシェルの下部そのものを指す。 数千のミサイル発射能力があり、G.Wで全米の兵器情報の把握もできる。 おまけに2年前に海軍が開発したメタルギアRAYを量産、25機のRAYに周りを護衛させるという。 世界最高規模の兵力とデジタル能力を持つ要塞型のメタルギア。その名も『アーセナルギア』 ソリダスは核発射のボタンを押させるために大統領を利用した。 彼は本気で核を発射させて“愛国者達”を引きずり出し、戦争を起こす気なのだ。 ソリダス・スネークとは…前アメリカ大統領、ジョージ・シアーズ。 『恐るべき子供達』の3人目のスネーク。“愛国者達”は彼を気に入り、大統領の駒にした。 しかし4年前、ソリダスは“愛国者達”に内密で、リキッドをそそのかし、シャドーモセス事件を起こした。 これが”愛国者達”の怒りを買い、大統領から降ろされた。ソリダスは「病死」する予定だったが オセロットの手を借り、地下に逃げた。(ソリダスだけは50歳くらいの外見) 大統領は、FOXDIEを基に作られたコンピューターウイルスの入った光ディスクを雷電に渡した。 アーセナルギアはもうじき稼動を始めてしまう。 これをエマというG.Wを開発した天才システムプログラマに使わせれば、 アーセナルギアを停止させる事ができるという。 そして自分が死ねばもう核発射はできなくなる。自分を殺してくれと雷電に頼む。 そこにオセロットが現れ、「しゃべりすぎだ」と大統領を射殺してしまう。 大統領を殺せば核発射はできなくなる。しかしアーセナルギアには水爆も完備されている事がわかった。 こっちは核とちがい、解除コードなしで発射できる。しかも核と変わらない被害を引きこせる。 604 MGS2 sage 05/01/31 17 40 29 ID Zt3wztzc 雷電はスネークと無線会話。タンカー事件の真相を聞く。 海軍は、政府の反対を押しきり、独自にメタルギアRAYを作った。 “愛国者達”はそれを横取りし、ここにアーセナルギアを建てるため、 この場所を狙って、タンカーをオセロットに襲わせた。 そしてタンカー沈没の犯人にしたてあげるため、スネークをメタルギアRAYの情報でおびき寄せた。 タンカー事件も全て、“愛国者達”に仕組まれた罠だったのだ。 監禁されていたエマを発見。エマはオタコンの血の繋がらない妹だった。もう10年以上会っていないらしい。 仲はものすごく良かったが、オタコンの父親が自宅プールで死亡。一緒にエマも溺れ、死に掛ける。 プールを見下ろす部屋にいたオタコンは、エマの助けを呼ぶ声を無視。 事故後、オタコンは、エマとエマの母親を置いて家出。エマはオタコンを憎んでいた。 雷電はスネークと合流。エマをコンピュータールームに連れていき、ウイルス作動を任せることに。 連れて行く途中で、吸血鬼ヴァンプが襲い掛かかり、エマを刺す。 雷電はヴァンプを銃殺。スネークがエマを救出。 エマは怪我を押して、コンピューターを設定、G.Wにをウイルスを植えつける。 傷は深く、助かる見込みが無い。ヘリの修理を終えたオタコンが駆けつけてきた。 エマは「妹ではなく一人の女としてお兄ちゃんが好きだった」と告白。死んでしまう。 オタコンは泣きながら、エマに謝る。 プールでエマが助けを呼んだとき、オタコンはエマの母親と関係を持っていて、聞こえなかった。 父親の水死は事故ではなく、自殺だった。(エマを道連れにした心中?) 良心の呵責に耐えられず、オタコンは家出。 まだ子供だったエマは、オタコンが自分を捨てたと思い込み、ハッカーになった兄を追って、 コンピュータープログラマの道に進んだ。そしてG.Wを開発したのだ。 コンピューターウイルスは90%の稼動で緊急停止。 ウイルスには、なんらかの改竄が加えられていた。どうやら失敗したらしい。 アーセナルギアは稼動を始めてしまった。ビッグシェルの上部建物部分が崩壊を始めた。 悲しんでいる暇は無い。オタコンは修理したヘリで、建物内に残された人質を岸まで運んだ。 雷電とスネークは、アーセナルギアへ進入し、内部から破壊することに。 605 MGS2 sage 05/01/31 17 42 18 ID Zt3wztzc アーセナルギアへの出入り口はぴったり閉められ、入る隙は見つからない。 外側からの破壊はその規模、その装甲から言って無理だろう。 そこへスネークの合図で忍者が現れ、雷電に襲い掛かった。 忍者はその顔をあらわにした。それはテロリストの一員でロシア兵のリーダー、オルガだった。 「スネーク!どういうことだ!」スネークはニヤニヤしている。オルガはたやすく雷電を気絶させる。 雷電は素っ裸で拷問機械に拘束される。 ソリダス・スネークがやってきた。「久しぶりだな、ジャック」雷電の事を本名で呼んだ。 「さっきはFOXHOUNDのスーツを着ていたから気づかなかったよ。私のことを思い出したか?」 ソリダスが言うには、雷電は昔、ある国の内戦で『切り裂きジャック』として名をはせた少年戦士だったという。 その才能にソリダスは目をつけ、アメリカに連れ帰り、傭兵として育て上げた。 そして急に『切り裂きジャック』は姿を消した。まさか“愛国者達”のもとにいたとは…ソリダスは言った。 雷電はさっぱり覚えが無いと首を振る。ソリダスは意味深に笑うと去っていった。 恋人ローズと無線で会話。(体内ナノマシン経由なので、無線機は要らない) 雷電はソリダスが言ったことは真実だと打ち明ける。 「ソリダスと話して全部思い出した。俺は殺人鬼だ。物心ついたときから銃を持って人を殺していたんだ。 君がプロポーズを待ってたのは気づいてた。でも俺は君と一緒にいる資格は無い。別れよう」 ローズはうろたえるが、どんな過去も受け入れる、一緒に生きていきたいと訴える。 オルガがやってきた。オルガは生まれたばかりの赤ん坊を“愛国者達”に奪われており、 このテロに参加して、内部から雷電のサポートをするよう命令されていたのだという。 スネークと手を組んだのはついさっき、スネークからタンカー事件の真相を聞いてからだという。 雷電を捕まえたのは、雷電を内部に入れるため、そしてその騒ぎに乗じてスネークも無事潜入した。 オルガが拘束を解いとくれて、雷電は、前を隠しながら素っ裸で逃走。 606 MGS2 sage 05/01/31 17 43 57 ID Zt3wztzc 大佐が無線をかけてきた「雷電!ににににに任務をつつつ続けるんだ」 電波状況が悪いらしく言葉が明瞭でない。 「わかってる、これからスネークに会って装備を受け取る」 「彼は作戦のシミュレーションには入ってない!ににににに任務をつつつつつt」 大佐の様子がおかしい。 「雷電!いますぐゲームの電源を切るんだ!これはゲームだ!ゲームなんだ!」 「大佐?」ワケワカメな雷電。 そして大佐は雷電が3歩歩くごとに無線を入れてきては意味不明な言葉を口走るようになる。 「私は前世でアメリカシロヒトリだったんだ。あwせdrftgyふじこlp!!!」 雷電は「大佐はどうしたんだ?そばにいるのか?」とローズに無線して聞く。 ローズは大佐とは一度も会ったことが無い。ずっと別の部屋で無線サポートしていると言う。 そういえば雷電も、モニター越しでしか大佐と会ったことが無い。 と、そこでローズが、私は“愛国者達”に命令されて2年間あなたの監視をしていたと衝撃の告白。 雷電の好みを偽装して、自分に惚れさせた。フェデラルホールでの出会いも偶然ではなく必然。 「全て嘘だったってわけか!」怒る雷電。 あなたにもう嘘はつきたくないから告白した、本気でジャックを愛している、と言い張るローズ。 ローズは「あなたの赤ちゃんがお腹にいるの!」と叫ぶが、雷電は無線を切る。 スネークが迎えに来た。装備と日本刀を渡される雷電。ふたりは、奥へ進んでいった。 雷電は無線でオタコンに、「大佐」について調べてくれと頼む。 オタコンは迅速に「大佐」について調べてきた。 大佐からの無線はアーセナルギアの内部コンピューター『G.W』から直接送られてきていた。 つまり、なんと「大佐」とはG.Wが作ったAI。大佐がおかしなことを言い出したのは、 コンピューターウイルスが、効き始めたからかもしれない。 「そんな馬鹿な!」驚く雷電。 オタコンが言うには、雷電に注入された体内ナノマシンなら、大佐の姿や声を 雷電の脳にいくらでも作り出すことができるという。 大佐がまた無線してきた。「大変だ!ローズ君が拉致された!」 そこになぜかローズの悲鳴も挿入される「たすけてーらいでんーきゃあー」 スネークが割って入ってくる。「雷電、落ち着け!これはAIだ!大佐は現実じゃない!」 雷電の心に不安がよぎる。まさか…ローズもAI? 大佐だけではなく、ゲームとしてのMGS2にも何らかの異常が見受けられるようになる。 (戦っている最中にコンティニュー画面になったり、内部の名称が千葉県船橋市とかになったり) 因みにこれは後に製作スタッフが遊びで入れたと証言 607 MGS2 sage 05/01/31 17 45 21 ID Zt3wztzc 幸運の女神フォーチュンが現れた。 タンカー事件でオセロットが殺した海軍司令官は父親で、彼女は犯人がスネークだと信じ込んでいる。 フォーチュンはスネークとの対決を望んだ。スネークは要求に応じ、雷電をひとりで先に行かせた。 雷電はアーセナルギアの屋上へ出た。ビッグシェル建物部分はすべて崩れ落ちて周りは海が広がっていた。 そこにソリダス・スネークがいた。ソリダスは言う。 「お前は“愛国者達”が作ったS3計画の第一号なのだ。我が息子よ」と。 シャドーモセス事件後“愛国者達”はソリッド・スネークのような屈強な戦士が欲しくなった。 そしてG.Wを駆使して、実際に作り出そうとした。それが『Solid Snake Simulation』計画。 少年戦士として名をはせたジャックに目を付け、ソリダスの元から連れ出し、過去の記憶を消した。 そしてシャドーモセス事件のシミュレーションVR訓練をさせて、新たなソリッド・スネークに作り変えた。 FOX HOUNDもとうに解体している。大佐も、FOXHOUNDも、『雷電』という戦士も、何もかもすべてが “愛国者達”がG.Wで作り出したまやかしなのだ。 「死ね、ジャック」ソリダスの合図でメタルギアRAYが襲ってきた。 ここには25機もあるという。数台破壊したがきりが無い。 そこにオルガが雷電を助けるために飛び込んできた。 「あなたが死ねば、私の子供も死ぬようにプログラムされているの!あなたは生きて!」 オルガはソリダスの凶弾に額を撃ち抜かれて死んでしまう。 高らかに笑うソリダス。 ところが、周りを取り囲んでいたメタルギアRAYが突如ショートを起こし、動かなくなってしまう。 オセロットがあわててやってきた「ウイルスが作動してしまいました!G.Wが崩壊をはじめています!」 そこに、フォーチュンがスネークを拘束して連れてきた。スネークは負けてしまったらしい。 雷電もソリダスにつかまり、手錠をかけられる。 フォーチュンがこれからどうするのか、ソリダスに聞く。 「アーセナルギアは最初からお前らにくれてやるつもりだった。好きに使え。私の目的は他にある」 ソリダスの目的とは、G.Wのデータにある“愛国者達”の名簿。 デッドセルがアーセナルギアで水爆を発射して、騒ぎを起こしている間に これを見つけ、“愛国者達”を殺しに行くつもりらしい。 G,Wは停止してしまったがまだ手はある、と自信たっぷりに言った。 608 MGS2 sage 05/01/31 17 48 21 ID Zt3wztzc 「茶番は終わりだ!」突如オセロットが笑い出し、計画の真実を話し出した。 「ソリダス、お前が自分の意思で起こしたと思い込んでいるこのテロは、 それ自体が“愛国者達”の仕組んだ演目だったのだよ」 オセロットが言うには、S3計画とは、シャドーモセス事件のVR訓練の事ではない。 このテロこそがS3計画、シャドーモセス事件を模したソリッド・スネークを作り出すための演習。 エイムズはナノマシンを使って心臓発作を起こさせた、ウイルスもFOXDIEを基に作られた、 忍者もオセロットの指示で、オルガを扮装させた。 デッドセルは、シャドーモセス事件で言うFOXHOUNDの役割、 選ばれた理由はFOXHOUNDと同じく、超能力を持つメンバーがいたから。 わざわざリーダーを冤罪で捕まえて殺し、政府に対して怒り狂うように操作した。 そして、雷電がスネーク役に選ばれたのは、ソリダスと雷電の関係が、 ビッグボスとソリッド・スネークとの関係に酷似していたから。(傭兵と、その育ての親) “愛国者達”の狙いは、誰でもソリッド・スネークになれるシステムを作る事。 このテロはそのデータを採るための壮大な演習。雷電はその実験体。 そして、オセロットはコンピューターウイルスの改竄についても明言。 ウイルスは、G.Wの中から“愛国者達”のリストを消すよう改変が組み込まれていた。 もう、デジタルネットワークのどこを調べても“愛国者達”の足跡は見つからない。 「お前らは“愛国者達”の手の内で踊らされていただけなのだよ! …本物のソリッド・スネークが現れたのが唯一の誤算だったがな」 ソリダスとフォーチュンは激昂し、オセロットに襲い掛かるが、 “愛国者達”に与えられたナノマシン電磁波兵器により、オセロットは無敵状態になっていた。 オセロットはフォーチュンを撃ち殺し、一機だけ動くメタルギアに乗り込んだ。 と、オセロットの右腕が、ピクピク動き出した。そして、オセロットは叫んだ。 「兄弟たちよ!!俺はこの時を待っていた!俺は“愛国者達”を殺しに行く!」 「リキッドか!?」 リキッドは、右腕の移植の後、オセロットを“愛国者達”のスパイになるよう意識を操作した。 そして“愛国者達”の情報を集めたのだという。 しかし、完全な覚醒のためには、スネークの存在が必要だった。 リキッドは、このS3計画にスネークが来るよう、フィランソロピーに情報を流した。 (スネークが近くにいないとオセロットを乗っ取る力が出てこないらしい) メタルギアに乗り込むと、リキッドは高らかに宣言した。 「蛇は一匹でいい。ビッグボスは一人で十分だ!俺はお前たちを殺す!」 手錠をぶっちぎり、両手が自由になったスネークが飛び掛っていった。 メタルギアRAYは、海に飛び込んだ。スネークもあとを追いかけ、海に飛び込んでいった。 609 MGS2 sage 05/01/31 17 50 04 ID Zt3wztzc アーセナルギアが暴走を開始。マンハッタンの街中に飛び込んでしまう。 雷電とソリダスは、フェデラルホールの屋上に投げ出される。 ソリダスは、アメリカに自由をもたらすつもりだったという。 ビッグボスの息子として作られたスネーク3兄弟は、子をなす事ができない。 ソリダスは人の記憶、歴史に残る事で、自分の存在を後世に伝えようとした。 だから“愛国者達”の情報規制だけは、許すことができなかった。記録や記憶を操作される未来に自由は無い。 “愛国者達”の情報は、雷電の体内ナノマシンにまだ残っている。 ソリダスはそれを奪うため、雷電に襲い掛かってきた。雷電は日本刀でソリダスを倒す。 大佐のAIが、無線を入れてきた。「まさか、G.Wは停止したはず!?」「我々はどこにでもいるのだよ、雷電」 “それ”は、S3計画とは正確にはSelection for societalSanity(社会思想健全化のための淘汰)だと教え、 そして、延々と人類のおろかさを嘆いた(電波の入った説教みたいなもの。ゆんゆん) 雑踏。戦闘スーツに日本刀という姿で歩く雷電だが、なぜか人々も警察もスルー。 スネークがいつの間にか現れ、肩を叩いた。 リキッドはメタルギアで去ってしまったらしい。しかし、発信機をつけたので居場所はわかる。 ウイルスを仕込んだ光ディスクもコピーを取っていたので、 それを調べれば、ウイルスが削除したがった“愛国者達”の情報が出てくると言う。 一緒に戦うとスネークに言う雷電だったが、スネークは 「お前は生きろ。お前が生きればオルガの子は死なない。オルガの子は俺が助ける」 と言うと、肩を叩いて雷電を促した。 視線の先にはローズがいた。ローズはAIじゃなかった。現実に存在していたのだ。 振り返ると、スネークの姿はもうなかった。 「今日、何の日だか思い出した?ジャック」「ああ。俺と君がここで出会った日だ」 抱き合うローズとジャック。ローズはお腹をさすっていた。 ●ゲーム終了画面。スネークとオタコンの会話。 「スネーク、ウイルスの解析は終わったよ。“愛国者達”たちの情報もわかった。 12人いる。実はフィランソロピーの出資者もその中にいるんだ」 「なんだって?…オタコン、それで、そいつらはどこにいるんだ?」 「マンハッタンにいたのは確実なんだけど。……もう死んでいるんだ。全員…」 「何?いつ死んだんだ?」 「それが…100年前なんだ」 METAL GEAR SOLID2 -SONS OF LIBERTY- END 610 MGS2 1レスあらすじ sage 05/01/31 17 52 07 ID Zt3wztzc ソリッド・スネークは前作終了後、オタコンと共にメタルギアを破壊して回り、 政府からテロリスト扱いを受けていた。そして新たなメタルギア事件でスネークは死亡。 政界を牛耳る権力者集団“愛国者達”は、新しいソリッド・スネークを作り出し、 自分たちの手駒にしようとした。“愛国者達”は、ジャックという男の記憶を消し、 架空のFOX HOUNDの傭兵として訓練する。 スネーク死亡から二年後、ソリダス・スネーク(第3のビッグボスの息子)が、 シャドーモセス事件に酷似した、大規模なメタルギア乗っ取りテロを起こす。 さっそく“愛国者達”はジャックに雷電というコードネームを与え、 スネークと同じように単独潜入させた。雷電は見事にスネークの役割をこなした。 ところがここに死んだと思われていた本物のソリッド・スネークも潜入、 雷電と合流してテロを阻止する。 ソリダスの仲間オセロットが、自分は“愛国者達”のスパイだと、ラストですべてのネタ晴らし。 このテロは、シャドーモセス事件を実際に再現して、 雷電がスネークとしてきちんと働くか、そのデータを採るためだけに、仕込まれた壮大な演習。 このデータを基に新たなスネーク作成システムを作るという。 ソリダスは“愛国者達”に刃向かうためテロを起こしたんだが、それも“愛国者達”の計算。 “愛国者達”の誤算は本物のスネークが現れてしまったことくらい。 オセロットは最後の仕上げとしてメタルギアに乗り込み、用済みになった3人に襲い掛かる。 が、移植したリキッドの右腕が覚醒。オセロットはリキッドに体を奪われる。 リキッドは“愛国者達”を殺しに行くと宣言して、メタルギアに乗りどこかに去った。 スネークは、リキッドを追いかけていったが逃げられる。 ソリダスは、雷電の体内ナノマシンから“愛国者達”の情報を奪うため、雷電を襲い、死ぬ。 雷電ことジャックは、ソリダスを倒し、恋人のもとへ帰った。 んでスネークはオタコンと共に“愛国者達”探しを開始。 まずわかったのは“愛国者達”は100年前に死んでいるという事実だった。 終わり。 書き忘れたけど「らりるれろ」は“愛国者達”の別名です。MGS3は明日。
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METAL GEAR SOLID 2 part11-598~610 598 MGS2 sage 05/01/31 17 31 23 ID Zt3wztzc 前作から引き続いてる登場人物 ・スネーク・オセロット・オタコン・リキッド・スネーク・忍者・大佐 前作で名前だけ出てきて、今回登場する人 ・ゴルルコビッチ・ソリダス・スネーク・大統領 最後に1レスあらすじ貼ります。簡単な方読みたい人はそっちドゾ。 599 MGS2 sage 05/01/31 17 33 41 ID Zt3wztzc ・タンカー編(スネーク主役) 前作終了後、オセロットが二足歩行核兵器メタルギアのデータを全世界にばら撒いたため メタルギアは量産され、珍しい兵器ではなくなった。 ソリッド・スネークとオタコンは、反メタルギアを掲げるNGO団体フィランソロピーを設立。 世界中のメタルギアを破壊して回っているため、政府からはテロリスト扱いを受けている。 フィランソロピーはアメリカ海軍が、水中移動ができる新型メタルギア・RAYを開発したという情報を掴んだ。 HPでその情報を公開するため、メタルギアを運んでいる海兵隊の偽装タンカーにスネークが潜入。 時を同じくして、そのタンカーを、ロシアのゴルルコビッチ大佐率いる軍隊GRUが襲撃。 ゴルルコビッチ大佐はメタルギアRAYをロシアに持ち帰り、軍事国家としての再建をたくらんでいた。 大佐の娘、オルガと対面したスネークは彼女を麻酔銃で眠らす。彼女は妊娠中だった。 スネークはメタルギア・RAYの写真を撮るため船下部のメタルギア格納庫に潜入する。 ロシア軍は格納庫に突入、襲撃に同行していたオセロットが海軍司令官を射殺した。 同時にオセロットは、ゴルルコビッチ大佐も裏切り、いきなり撃ち殺した。 「メタルギアは我らのものだ。“愛国者”のな」 オセロットはメタルギア奪取のために、ゴルルコビッチ大佐らロシア軍を騙して襲撃させたのだ。 スネークは飛び出していった。スネークを見たオセロットの右腕は、突如おかしな動きを初めた。 そしてオセロットの口から飛び出したのは、リキッド・スネークの声と言葉。 「久しぶりだな兄弟!しばらく見ないうちに老けたな。…無理もない。 50代のビッグボスの遺伝子を使って作られた子供だ。最初から年を取っている。 お前の寿命は、せいぜいあと5~6年だな。俺はオセロットの体に乗り移り、まだまだ生きることができる!」 オセロットはフォックスに切り落とされた右腕に、リキッドの右腕を移植した。 その結果、たまにリキッドに意識を乗っ取られてしまうらしい。 「引っ込め!リキッド!」オセロットが自分を取り戻す。その体の中では壮絶な戦いがあるようだ。 オセロットはタンカーに仕掛けた爆弾を爆発させる。 オセロットはメタルギアRAYに乗り、タンカーを真っ二つにすると海に飛び込んでいった。 「…はい。タンカーは爆破、無事メタルギアを奪取しました。…大統領」 600 MGS2 sage 05/01/31 17 35 30 ID Zt3wztzc ・プラント編(雷電主役) タンカー沈没事件から二年後。船が沈没したマンハッタン沖には 漏れた原油を除去するための巨大汚染除去施設『ビッグシェル』が建てられた。 そのビッグシェルを、テロリスト「サンズ・オブ・リバティー(自由の息子達)」が占領。 視察に来ていた大統領や政府要人30人を人質にとり、ビックシェルを爆破すると脅迫。要求は300億ドル。 「サンズ・オブ・リバティー」のリーダーはソリッド・スネーク。 『伝説の傭兵』であり二年前のタンカー沈没事件の犯人である。彼はその事件で死んだと思われていた。 隠密特殊部隊FOXHOUNDの新米隊員「雷電」がビックシェルにこっそり単独で潜入。 任務は「人質の救助」と「テロリストの武装解除」 雷電は、シャドーモセス事件のシミュレーションVR訓練を受けており、実力は折り紙つき。 無線サポートは、大佐と、雷電の恋人ローズ。ローズは急遽、作戦に参加させられた。 無線でローズは言う「明日4月30日は何の日だか知ってる?」 政府正規軍SEAL10はヘリでビックシェルに潜入。大統領の救助に向かった。しかしあっけなく全滅。 雷電はテロリストの一人、吸血鬼ヴァンプに出会う。殺されそうになったところを SEAL10のただ一人の生き残り、プリスキン中尉に助けてもらう。 プリスキンは雷電の正体を一目で見抜く「そのスーツ…お前FOXHOUNDだな?あれは解散したはず…」 そして、雷電にテロリストの情報を教えてくれる。 今襲ってきた吸血鬼ヴァンプは、前アメリカ大統領ジョージ・シアーズが作った組織『デッド・セル』の構成員。 『デッド・セル』は2年前、リーダーが汚職の罪で囚われ獄死。冤罪にはめられたと怒ったデッドセルは、 政府組織としての活動から道を外し、テロ犯罪に手を染めた。半年前、政府にデッドセルは壊滅させられる。 生き残ったメンバーは、吸血鬼ヴァンプ、幸運の女神フォーチュン、爆弾魔ファットマンの3人。 そして、ゴルルコビッチの娘、オルガ率いるロシア軍隊と手を組み、今回の事件を企てた。 「ソリッド・スネークは二年前、自分が沈めたタンカー沈没事件で死んだ。死体のDNAで本人だと確定している」 プリスキンは首謀者スネークの死を断言、スネークの関与を否定した。 デッドセルはSEAL10の突入の報復を開始。ビッグシェル数箇所に爆弾を仕掛けた。 プリスキンと二手に別れ爆薬の解除を始める雷電。なんとかすべての爆弾を除去。 ところが、それに怒った爆弾魔ファットマンが、自分たちの目的も忘れ暴走を起こす。 ビッグシェル全てを破壊する爆薬をしかけ、雷電をじきじきに指名して呼び出した。 雷電はファットマンを倒し、仕掛けられた爆弾も解除する。 別行動しているプリスキンも順調に進入しているようだ。 601 MGS2 sage 05/01/31 17 36 35 ID Zt3wztzc サイボーグ忍者が現れた。銃を向ける雷電。 「グレイ・フォックスはシャドー・モセス島で死んだはずだが、お前は誰だ?」 雷電の質問に、忍者は「自分は“らりるれろ”の使者で、雷電のサポートのために潜入した」とだけ答えた。 そして、拉致された大統領の居場所などの情報を伝えると、あっというまに姿を消す。 その後、雷電は囚われている大統領のシークレット・サービスのエイムズと接触。 先ほどの忍者の話と総合すると、真実はこういうことらしい。 ・ここはメタルギアの開発施設。海上除染施設は偽装。原油汚染も、ここに建てるための嘘 ・大統領は、新型メタルギアの試運転をするために視察に来た。 ・テロリストは300億ドルの要求はしていない。 ・テロリストは、核を大気で爆発させて電磁波を起こし、デジタルネットワークを全て麻痺、世界を混乱に落とさせるのが目的 ・核を発射するには、大統領自らの意思で発射ボタンを押さなくてはいけない最先端システム ・大統領は“らりるれろ”に反逆を起こし、テロリストに協力している可能性があり、エイムズはその監視役も担っていた。 エイムズが急に声を潜めた。「ソリッド・スネークが来たぞ…!」 ガラスの向こうにソリッド・スネーク、オセロット、オルガのシルエットが浮かぶ。 雷電は、3人の会話を収音マイクで盗聴。 大統領は核発射システムを稼動させてしまったようだ。 あと一時間後に再度大統領自身が確認コードを打ち込めば発射システムは完了、大統領は殺されるという。 ソリッド・スネークは、「この作戦をアウターヘブンの再来にする」と宣言した。 ここでエイムズが急に心臓発作を起こし、死んでしまう。 オセロットが兵を連れ、部屋に入ってきて、雷電は囲まれてしまう。 そこへ忍者が飛び込んできてくれ、雷電を逃がしてくれる。 ここでテロリストについてのまとめ(わかりづらいと思うので) ・首謀者はソリッド・スネーク、ただし本物のスネークかどうかは不明。 ・オセロット。右腕はリキッドのもの。 ・オルガ。ロシア兵のリーダーでゴルルコビッチの娘。ここの警備はロシア兵がしている ・『デッド・セル』前大統領に作られた組織。構成員は幸運の女神フォーチュン、吸血鬼ヴァンプの二人。 爆弾魔ファットマンは、仲間を裏切り、勝手に雷電に闘いを挑んで死亡。 602 MGS2 sage 05/01/31 17 37 50 ID Zt3wztzc 大統領がいるエリアに向かうため橋を渡る雷電。プリスキンから無線がはいる。 プリスキンはヘリを見つけ、30人ほどいる人質の救出に向かってくれるという。 ヘリはプリスキンの相棒が運転しているらしい。すぐ頭上をそのヘリが飛んでいった。 互いの健闘を祈り、合図を送りあう二人。 そこにソリッド・スネークを名乗るマントの男が現れ、雷電に襲い掛かかった。 ヘリが近づいてきて、身を乗り出したプリスキンが銃を乱射して助けに入った。 「離れろ!雷電!そいつはスネークじゃない!!」 マントの男は、プリスキンに向かって叫んだ。 「兄弟よ。やはり現れたか!オリジナルは私だということを証明してやろう!スネーク!」 「やめろ!お前はビッグボスではない!ソリダス!」 マントの男ソリダス・スネークは、戦闘機を呼び出し、飛び乗るとヘリに襲い掛かった。 事態がよく飲み込めないまま、雷電はソリダスの乗った戦闘機をスティンガーミサイルで撃ち落す。 ソリダスは左目を負傷。一旦、引くことにしたらしく、去っていった。 「あんたが…ソリッド・スネーク?」雷電はプリスキンと名乗った男に聞いた。 「そうだ」「でもタンカー事件で見つかった死体は?DNA鑑定でスネークだと確定していると」 スネークの相棒のオタコンが割って入った。 「あれはある機関に保存されていたリキッド・スネークの遺体だよ。DNA配列もまったく同じなんだ」 ひき続き、二組は行動を開始した。 オタコンとスネークは負傷したヘリの修理、雷電は大統領を助けに行くことに。 雷電は大佐に無線。 「大佐!気づいていたんだろう?なぜプリスキンがスネークだと教えてくれなかったんだ!」 「彼のことは作戦のシミュレーションには入っていなかった。任務を続けろ、雷電」 「そんな…!あんたはシャドーモセス島でスネークと一緒に戦ったじゃないか、 スネークという男のことは、アンタもよくわかってるはずだろう!?」 怒る雷電だったが、大佐は作戦を遂行しろという機械的な返事を言うだけで、雷電の抗議をスルー。 603 MGS2 sage 05/01/31 17 39 24 ID Zt3wztzc 大統領が監禁されている部屋に潜入した雷電。大統領は核発射に協力した理由を語った。 飾り物であることに嫌気が差していた大統領は、核発射を盾に“愛国者達”に入ろうとした。 “愛国者達”とは、アメリカを裏で牛耳ている権力者たちのことで、 12人の老人からなる『賢人会議』というものが“愛国者達”の統一をしている。 この国の動向は、政治も、大統領の人選も、すべて彼らに操られており、 大統領選挙も民衆を騙すために作られた、ただの演出だという。 “愛国者達”のメンバーが誰なのかは完全なトップシークレットで、大統領も知らない。 “愛国者達”はその存在が、世間に漏れることを恐れていた。 しかし科学は発達。民間人が個人で発信するデジタル情報までは、遮断できない。 “愛国者達”は、それさえも掌握するため、全世界のデジタル情報処理に乗り出した。 そして、ビッグシェルで、超大規模デジタル情報処理システム『G.W』を開発。 G.WはAIを駆使し、世界に氾濫する情報をすべて検問し、不要な情報を削除できる。 そのG.Wを内部に持つのが新型メタルギア。それは要塞型で、このビッグシェルの下部そのものを指す。 数千のミサイル発射能力があり、G.Wで全米の兵器情報の把握もできる。 おまけに2年前に海軍が開発したメタルギアRAYを量産、25機のRAYに周りを護衛させるという。 世界最高規模の兵力とデジタル能力を持つ要塞型のメタルギア。その名も『アーセナルギア』 ソリダスは核発射のボタンを押させるために大統領を利用した。 彼は本気で核を発射させて“愛国者達”を引きずり出し、戦争を起こす気なのだ。 ソリダス・スネークとは…前アメリカ大統領、ジョージ・シアーズ。 『恐るべき子供達』の3人目のスネーク。“愛国者達”は彼を気に入り、大統領の駒にした。 しかし4年前、ソリダスは“愛国者達”に内密で、リキッドをそそのかし、シャドーモセス事件を起こした。 これが”愛国者達”の怒りを買い、大統領から降ろされた。ソリダスは「病死」する予定だったが オセロットの手を借り、地下に逃げた。(ソリダスだけは50歳くらいの外見) 大統領は、FOXDIEを基に作られたコンピューターウイルスの入った光ディスクを雷電に渡した。 アーセナルギアはもうじき稼動を始めてしまう。 これをエマというG.Wを開発した天才システムプログラマに使わせれば、 アーセナルギアを停止させる事ができるという。 そして自分が死ねばもう核発射はできなくなる。自分を殺してくれと雷電に頼む。 そこにオセロットが現れ、「しゃべりすぎだ」と大統領を射殺してしまう。 大統領を殺せば核発射はできなくなる。しかしアーセナルギアには水爆も完備されている事がわかった。 こっちは核とちがい、解除コードなしで発射できる。しかも核と変わらない被害を引きこせる。 604 MGS2 sage 05/01/31 17 40 29 ID Zt3wztzc 雷電はスネークと無線会話。タンカー事件の真相を聞く。 海軍は、政府の反対を押しきり、独自にメタルギアRAYを作った。 “愛国者達”はそれを横取りし、ここにアーセナルギアを建てるため、 この場所を狙って、タンカーをオセロットに襲わせた。 そしてタンカー沈没の犯人にしたてあげるため、スネークをメタルギアRAYの情報でおびき寄せた。 タンカー事件も全て、“愛国者達”に仕組まれた罠だったのだ。 監禁されていたエマを発見。エマはオタコンの血の繋がらない妹だった。もう10年以上会っていないらしい。 仲はものすごく良かったが、オタコンの父親が自宅プールで死亡。一緒にエマも溺れ、死に掛ける。 プールを見下ろす部屋にいたオタコンは、エマの助けを呼ぶ声を無視。 事故後、オタコンは、エマとエマの母親を置いて家出。エマはオタコンを憎んでいた。 雷電はスネークと合流。エマをコンピュータールームに連れていき、ウイルス作動を任せることに。 連れて行く途中で、吸血鬼ヴァンプが襲い掛かかり、エマを刺す。 雷電はヴァンプを銃殺。スネークがエマを救出。 エマは怪我を押して、コンピューターを設定、G.Wにをウイルスを植えつける。 傷は深く、助かる見込みが無い。ヘリの修理を終えたオタコンが駆けつけてきた。 エマは「妹ではなく一人の女としてお兄ちゃんが好きだった」と告白。死んでしまう。 オタコンは泣きながら、エマに謝る。 プールでエマが助けを呼んだとき、オタコンはエマの母親と関係を持っていて、聞こえなかった。 父親の水死は事故ではなく、自殺だった。(エマを道連れにした心中?) 良心の呵責に耐えられず、オタコンは家出。 まだ子供だったエマは、オタコンが自分を捨てたと思い込み、ハッカーになった兄を追って、 コンピュータープログラマの道に進んだ。そしてG.Wを開発したのだ。 コンピューターウイルスは90%の稼動で緊急停止。 ウイルスには、なんらかの改竄が加えられていた。どうやら失敗したらしい。 アーセナルギアは稼動を始めてしまった。ビッグシェルの上部建物部分が崩壊を始めた。 悲しんでいる暇は無い。オタコンは修理したヘリで、建物内に残された人質を岸まで運んだ。 雷電とスネークは、アーセナルギアへ進入し、内部から破壊することに。 605 MGS2 sage 05/01/31 17 42 18 ID Zt3wztzc アーセナルギアへの出入り口はぴったり閉められ、入る隙は見つからない。 外側からの破壊はその規模、その装甲から言って無理だろう。 そこへスネークの合図で忍者が現れ、雷電に襲い掛かった。 忍者はその顔をあらわにした。それはテロリストの一員でロシア兵のリーダー、オルガだった。 「スネーク!どういうことだ!」スネークはニヤニヤしている。オルガはたやすく雷電を気絶させる。 雷電は素っ裸で拷問機械に拘束される。 ソリダス・スネークがやってきた。「久しぶりだな、ジャック」雷電の事を本名で呼んだ。 「さっきはFOXHOUNDのスーツを着ていたから気づかなかったよ。私のことを思い出したか?」 ソリダスが言うには、雷電は昔、ある国の内戦で『切り裂きジャック』として名をはせた少年戦士だったという。 その才能にソリダスは目をつけ、アメリカに連れ帰り、傭兵として育て上げた。 そして急に『切り裂きジャック』は姿を消した。まさか“愛国者達”のもとにいたとは…ソリダスは言った。 雷電はさっぱり覚えが無いと首を振る。ソリダスは意味深に笑うと去っていった。 恋人ローズと無線で会話。(体内ナノマシン経由なので、無線機は要らない) 雷電はソリダスが言ったことは真実だと打ち明ける。 「ソリダスと話して全部思い出した。俺は殺人鬼だ。物心ついたときから銃を持って人を殺していたんだ。 君がプロポーズを待ってたのは気づいてた。でも俺は君と一緒にいる資格は無い。別れよう」 ローズはうろたえるが、どんな過去も受け入れる、一緒に生きていきたいと訴える。 オルガがやってきた。オルガは生まれたばかりの赤ん坊を“愛国者達”に奪われており、 このテロに参加して、内部から雷電のサポートをするよう命令されていたのだという。 スネークと手を組んだのはついさっき、スネークからタンカー事件の真相を聞いてからだという。 雷電を捕まえたのは、雷電を内部に入れるため、そしてその騒ぎに乗じてスネークも無事潜入した。 オルガが拘束を解いとくれて、雷電は、前を隠しながら素っ裸で逃走。 606 MGS2 sage 05/01/31 17 43 57 ID Zt3wztzc 大佐が無線をかけてきた「雷電!ににににに任務をつつつ続けるんだ」 電波状況が悪いらしく言葉が明瞭でない。 「わかってる、これからスネークに会って装備を受け取る」 「彼は作戦のシミュレーションには入ってない!ににににに任務をつつつつつt」 大佐の様子がおかしい。 「雷電!いますぐゲームの電源を切るんだ!これはゲームだ!ゲームなんだ!」 「大佐?」ワケワカメな雷電。 そして大佐は雷電が3歩歩くごとに無線を入れてきては意味不明な言葉を口走るようになる。 「私は前世でアメリカシロヒトリだったんだ。あwせdrftgyふじこlp!!!」 雷電は「大佐はどうしたんだ?そばにいるのか?」とローズに無線して聞く。 ローズは大佐とは一度も会ったことが無い。ずっと別の部屋で無線サポートしていると言う。 そういえば雷電も、モニター越しでしか大佐と会ったことが無い。 と、そこでローズが、私は“愛国者達”に命令されて2年間あなたの監視をしていたと衝撃の告白。 雷電の好みを偽装して、自分に惚れさせた。フェデラルホールでの出会いも偶然ではなく必然。 「全て嘘だったってわけか!」怒る雷電。 あなたにもう嘘はつきたくないから告白した、本気でジャックを愛している、と言い張るローズ。 ローズは「あなたの赤ちゃんがお腹にいるの!」と叫ぶが、雷電は無線を切る。 スネークが迎えに来た。装備と日本刀を渡される雷電。ふたりは、奥へ進んでいった。 雷電は無線でオタコンに、「大佐」について調べてくれと頼む。 オタコンは迅速に「大佐」について調べてきた。 大佐からの無線はアーセナルギアの内部コンピューター『G.W』から直接送られてきていた。 つまり、なんと「大佐」とはG.Wが作ったAI。大佐がおかしなことを言い出したのは、 コンピューターウイルスが、効き始めたからかもしれない。 「そんな馬鹿な!」驚く雷電。 オタコンが言うには、雷電に注入された体内ナノマシンなら、大佐の姿や声を 雷電の脳にいくらでも作り出すことができるという。 大佐がまた無線してきた。「大変だ!ローズ君が拉致された!」 そこになぜかローズの悲鳴も挿入される「たすけてーらいでんーきゃあー」 スネークが割って入ってくる。「雷電、落ち着け!これはAIだ!大佐は現実じゃない!」 雷電の心に不安がよぎる。まさか…ローズもAI? 大佐だけではなく、ゲームとしてのMGS2にも何らかの異常が見受けられるようになる。 (戦っている最中にコンティニュー画面になったり、内部の名称が千葉県船橋市とかになったり)因みにこれは後に製作スタッフが遊びで入れたと証言 607 MGS2 sage 05/01/31 17 45 21 ID Zt3wztzc 幸運の女神フォーチュンが現れた。 タンカー事件でオセロットが殺した海軍司令官は父親で、彼女は犯人がスネークだと信じ込んでいる。 フォーチュンはスネークとの対決を望んだ。スネークは要求に応じ、雷電をひとりで先に行かせた。 雷電はアーセナルギアの屋上へ出た。ビッグシェル建物部分はすべて崩れ落ちて周りは海が広がっていた。 そこにソリダス・スネークがいた。ソリダスは言う。 「お前は“愛国者達”が作ったS3計画の第一号なのだ。我が息子よ」と。 シャドーモセス事件後“愛国者達”はソリッド・スネークのような屈強な戦士が欲しくなった。 そしてG.Wを駆使して、実際に作り出そうとした。それが『Solid Snake Simulation』計画。 少年戦士として名をはせたジャックに目を付け、ソリダスの元から連れ出し、過去の記憶を消した。 そしてシャドーモセス事件のシミュレーションVR訓練をさせて、新たなソリッド・スネークに作り変えた。 FOX HOUNDもとうに解体している。大佐も、FOXHOUNDも、『雷電』という戦士も、何もかもすべてが “愛国者達”がG.Wで作り出したまやかしなのだ。 「死ね、ジャック」ソリダスの合図でメタルギアRAYが襲ってきた。 ここには25機もあるという。数台破壊したがきりが無い。 そこにオルガが雷電を助けるために飛び込んできた。 「あなたが死ねば、私の子供も死ぬようにプログラムされているの!あなたは生きて!」 オルガはソリダスの凶弾に額を撃ち抜かれて死んでしまう。 高らかに笑うソリダス。 ところが、周りを取り囲んでいたメタルギアRAYが突如ショートを起こし、動かなくなってしまう。 オセロットがあわててやってきた「ウイルスが作動してしまいました!G.Wが崩壊をはじめています!」 そこに、フォーチュンがスネークを拘束して連れてきた。スネークは負けてしまったらしい。 雷電もソリダスにつかまり、手錠をかけられる。 フォーチュンがこれからどうするのか、ソリダスに聞く。 「アーセナルギアは最初からお前らにくれてやるつもりだった。好きに使え。私の目的は他にある」 ソリダスの目的とは、G.Wのデータにある“愛国者達”の名簿。 デッドセルがアーセナルギアで水爆を発射して、騒ぎを起こしている間に これを見つけ、“愛国者達”を殺しに行くつもりらしい。 G,Wは停止してしまったがまだ手はある、と自信たっぷりに言った。 608 MGS2 sage 05/01/31 17 48 21 ID Zt3wztzc 「茶番は終わりだ!」突如オセロットが笑い出し、計画の真実を話し出した。 「ソリダス、お前が自分の意思で起こしたと思い込んでいるこのテロは、 それ自体が“愛国者達”の仕組んだ演目だったのだよ」 オセロットが言うには、S3計画とは、シャドーモセス事件のVR訓練の事ではない。 このテロこそがS3計画、シャドーモセス事件を模したソリッド・スネークを作り出すための演習。 エイムズはナノマシンを使って心臓発作を起こさせた、ウイルスもFOXDIEを基に作られた、 忍者もオセロットの指示で、オルガを扮装させた。 デッドセルは、シャドーモセス事件で言うFOXHOUNDの役割、 選ばれた理由はFOXHOUNDと同じく、超能力を持つメンバーがいたから。 わざわざリーダーを冤罪で捕まえて殺し、政府に対して怒り狂うように操作した。 そして、雷電がスネーク役に選ばれたのは、ソリダスと雷電の関係が、 ビッグボスとソリッド・スネークとの関係に酷似していたから。(傭兵と、その育ての親) “愛国者達”の狙いは、誰でもソリッド・スネークになれるシステムを作る事。 このテロはそのデータを採るための壮大な演習。雷電はその実験体。 そして、オセロットはコンピューターウイルスの改竄についても明言。 ウイルスは、G.Wの中から“愛国者達”のリストを消すよう改変が組み込まれていた。 もう、デジタルネットワークのどこを調べても“愛国者達”の足跡は見つからない。 「お前らは“愛国者達”の手の内で踊らされていただけなのだよ! …本物のソリッド・スネークが現れたのが唯一の誤算だったがな」 ソリダスとフォーチュンは激昂し、オセロットに襲い掛かるが、 “愛国者達”に与えられたナノマシン電磁波兵器により、オセロットは無敵状態になっていた。 オセロットはフォーチュンを撃ち殺し、一機だけ動くメタルギアに乗り込んだ。 と、オセロットの右腕が、ピクピク動き出した。そして、オセロットは叫んだ。 「兄弟たちよ!!俺はこの時を待っていた!俺は“愛国者達”を殺しに行く!」 「リキッドか!?」 リキッドは、右腕の移植の後、オセロットを“愛国者達”のスパイになるよう意識を操作した。 そして“愛国者達”の情報を集めたのだという。 しかし、完全な覚醒のためには、スネークの存在が必要だった。 リキッドは、このS3計画にスネークが来るよう、フィランソロピーに情報を流した。 (スネークが近くにいないとオセロットを乗っ取る力が出てこないらしい) メタルギアに乗り込むと、リキッドは高らかに宣言した。 「蛇は一匹でいい。ビッグボスは一人で十分だ!俺はお前たちを殺す!」 手錠をぶっちぎり、両手が自由になったスネークが飛び掛っていった。 メタルギアRAYは、海に飛び込んだ。スネークもあとを追いかけ、海に飛び込んでいった。 609 MGS2 sage 05/01/31 17 50 04 ID Zt3wztzc アーセナルギアが暴走を開始。マンハッタンの街中に飛び込んでしまう。 雷電とソリダスは、フェデラルホールの屋上に投げ出される。 ソリダスは、アメリカに自由をもたらすつもりだったという。 ビッグボスの息子として作られたスネーク3兄弟は、子をなす事ができない。 ソリダスは人の記憶、歴史に残る事で、自分の存在を後世に伝えようとした。 だから“愛国者達”の情報規制だけは、許すことができなかった。記録や記憶を操作される未来に自由は無い。 “愛国者達”の情報は、雷電の体内ナノマシンにまだ残っている。 ソリダスはそれを奪うため、雷電に襲い掛かってきた。雷電は日本刀でソリダスを倒す。 大佐のAIが、無線を入れてきた。「まさか、G.Wは停止したはず!?」「我々はどこにでもいるのだよ、雷電」 “それ”は、S3計画とは正確にはSelection for societalSanity(社会思想健全化のための淘汰)だと教え、 そして、延々と人類のおろかさを嘆いた(電波の入った説教みたいなもの。ゆんゆん) 雑踏。戦闘スーツに日本刀という姿で歩く雷電だが、なぜか人々も警察もスルー。 スネークがいつの間にか現れ、肩を叩いた。 リキッドはメタルギアで去ってしまったらしい。しかし、発信機をつけたので居場所はわかる。 ウイルスを仕込んだ光ディスクもコピーを取っていたので、 それを調べれば、ウイルスが削除したがった“愛国者達”の情報が出てくると言う。 一緒に戦うとスネークに言う雷電だったが、スネークは 「お前は生きろ。お前が生きればオルガの子は死なない。オルガの子は俺が助ける」 と言うと、肩を叩いて雷電を促した。 視線の先にはローズがいた。ローズはAIじゃなかった。現実に存在していたのだ。 振り返ると、スネークの姿はもうなかった。 「今日、何の日だか思い出した?ジャック」「ああ。俺と君がここで出会った日だ」 抱き合うローズとジャック。ローズはお腹をさすっていた。 ●ゲーム終了画面。スネークとオタコンの会話。 「スネーク、ウイルスの解析は終わったよ。“愛国者達”たちの情報もわかった。 12人いる。実はフィランソロピーの出資者もその中にいるんだ」 「なんだって?…オタコン、それで、そいつらはどこにいるんだ?」 「マンハッタンにいたのは確実なんだけど。……もう死んでいるんだ。全員…」 「何?いつ死んだんだ?」 「それが…100年前なんだ」 METAL GEAR SOLID2 -SONS OF LIBERTY- END 610 MGS2 1レスあらすじ sage 05/01/31 17 52 07 ID Zt3wztzc ソリッド・スネークは前作終了後、オタコンと共にメタルギアを破壊して回り、 政府からテロリスト扱いを受けていた。そして新たなメタルギア事件でスネークは死亡。 政界を牛耳る権力者集団“愛国者達”は、新しいソリッド・スネークを作り出し、 自分たちの手駒にしようとした。“愛国者達”は、ジャックという男の記憶を消し、 架空のFOX HOUNDの傭兵として訓練する。 スネーク死亡から二年後、ソリダス・スネーク(第3のビッグボスの息子)が、 シャドーモセス事件に酷似した、大規模なメタルギア乗っ取りテロを起こす。 さっそく“愛国者達”はジャックに雷電というコードネームを与え、 スネークと同じように単独潜入させた。雷電は見事にスネークの役割をこなした。 ところがここに死んだと思われていた本物のソリッド・スネークも潜入、 雷電と合流してテロを阻止する。 ソリダスの仲間オセロットが、自分は“愛国者達”のスパイだと、ラストですべてのネタ晴らし。 このテロは、シャドーモセス事件を実際に再現して、 雷電がスネークとしてきちんと働くか、そのデータを採るためだけに、仕込まれた壮大な演習。 このデータを基に新たなスネーク作成システムを作るという。 ソリダスは“愛国者達”に刃向かうためテロを起こしたんだが、それも“愛国者達”の計算。 “愛国者達”の誤算は本物のスネークが現れてしまったことくらい。 オセロットは最後の仕上げとしてメタルギアに乗り込み、用済みになった3人に襲い掛かる。 が、移植したリキッドの右腕が覚醒。オセロットはリキッドに体を奪われる。 リキッドは“愛国者達”を殺しに行くと宣言して、メタルギアに乗りどこかに去った。 スネークは、リキッドを追いかけていったが逃げられる。 ソリダスは、雷電の体内ナノマシンから“愛国者達”の情報を奪うため、雷電を襲い、死ぬ。 雷電ことジャックは、ソリダスを倒し、恋人のもとへ帰った。 んでスネークはオタコンと共に“愛国者達”探しを開始。 まずわかったのは“愛国者達”は100年前に死んでいるという事実だった。 終わり。 書き忘れたけど「らりるれろ」は“愛国者達”の別名です。MGS3は明日。
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登録日:2011/11/15(火) 22 03 19 更新日:2024/06/15 Sat 23 40 05NEW! 所要時間:約 12 分で読めます ▽タグ一覧 2001年 KONAMI MGS MGS2 Nintendo Switch PS2 PS3 PS4 PS5 PSVita Steam Xbox Series X|S XboxX|S イロコィ・プリスキン キングコング ゲーム コナミ ソリッド・スネーク ビッグ・シェル メタルギア メタルギアシリーズ メタルギアソリッド 文化的遺伝子 続編 賛否両論 ← 再評価 雷電←こっちが主人公 高難易度では終わらないメタルギアRAY戦 「原爆を開発し、その破壊力を推定するために 科学者達は膨大な計算をしなければならなかった。 …コンピュータ(デジタル)と核兵器は 共に第二次世界大戦の産物であり、共に成長したのである」 スミソニアン協会国立米歴史博物館 「情報時代 人、情報、テクノロジー」展示スペースより TACTICAL ESPIONAGE ACTION METAL GEAR SOLID 2 SONS OF LIBERTY(サンズ・オブ・リバティ) 2001年11月29日に発売された、メタルギア、メタルギアソリッドシリーズのPS2ゲームソフト。前作METAL GEAR SOLIDの続編である。 CM 『METAL GEAR SOLID 2』知ってる? …僕は知らない。 いいえ知っている、全世界で600万人が知っている。 METAL GEAR SOLID2 SONS OF LIBERTY 予約特典DVDプレゼント 11月29日発売 予約開始 僕は知らない……。 出演:GACKT。 ハードがPS2となったことで、前作と比べ映像のリアリティが格段に増し、ムービーシーンはさながら映画のよう。 システムも主観視点での武器操作などより3Dを意識したものになり、敵兵を倒しても死体が消えず、麻酔や気絶で殺さずに進むことができるなど、以後のMGSシリーズの基本が構築された。 翌年の2002年12月19日には仮想空間の訓練を行うVRミッション、スネークを主人公としたショートシナリオのスネークテイルズ等を追加し、ゲーム中の音声を英語に差し替えた完全版「メタルギアソリッド2 サブスタンス」が発売された。 さらに、無印版の発売から約10年後の2011年11月23日にはサブスタンスをベースに画質アップや一部音声を新録したリマスター版「メタルギアソリッド HDエディション」が発売された。こちらには次回作のメタルギアソリッド3も同様のHDリマスター化して移植されている。 ストーリーは前作より複雑化し、発売当時は非常に解り難いとして賛否が大きかったが 時代が進むにつれてインターネットの浸透とSNSの台頭、AIの発達などが進み、 現在はその先見性を再評価する声が多く見られている。 ~タンカー編~ 〇ストーリー 2年前のハドソン川… 俺達は 新型メタルギアが極秘裏に輸送されるという情報をつかんだ 今思えば―― 疑うべきだった… シャドー・モセス島事件の後、リボルバー・オセロットによってメタルギアの技術情報が闇市場に流出、多くの亜種が世界中に拡散した。 そんな中、反メタルギア財団フィランソロピーのメンバーであるスネークは、極秘裏に開発されていた新型メタルギアが輸送されるという情報を掴む。 新型メタルギアの情報を入手するため、ハドソン川を航行中の偽装タンカーへ潜入する。 だが、それと同時に、タンカーはヘリから舞い降りた謎の武装集団によって制圧される。 〇登場人物 ソリッド・スネーク CV 大塚明夫 ご存じスネーク。過去3度に渡りメタルギアの脅威から世界を救った伝説の英雄。 本作で彼を操作できるのはタンカー編のみ。 オタコン(ハル・エメリッヒ) CV 田中秀幸 スネークの相棒。かつてメタルギア開発に協力していた技術者。 今作はセーブも担当し、前作のメイ・リンの様に中国の諺を言ってくれる。 ただし、その内容は終盤になるにつれてデタラメなものが多くなり、何回も繰り返すとついにはメイ・リン本人が登場する。 オルガ・ゴルルコビッチ CV 寺瀬今日子 私兵部隊を率いるセルゲイ・ゴルルコビッチの娘。 ゲーム中のムービーでは彼女の腋毛を拝むことができる。 リボルバー・オセロット CV 戸谷公次 シャドー・モセス島事件から生き延びた元FOXHOUND隊員。 前作で失ったはずの右手が存在しているが…… タンカー編での彼の早撃ちは必見。 ~プラント編~ 〇ストーリー テロリスト達は「自由の息子達(サンズ・オブ・リバティ)」と名乗っている そしてそのリーダーの名は…ソリッド・スネーク だが彼であるはずはない スネークは2年前のタンカー沈没事件で死んでいる 自分が沈めたタンカーと共に… スネークが潜入したタンカーの沈没事件より2年後、流出した大量の油を処理する為、マンハッタン沖に建設された海洋除染施設『ビッグ・シェル』。 そこを「サンズ・オブ・リバティ」と名乗る武装集団によって占拠され、視察に訪れていた大統領が人質となり、仕掛けられた大量の爆弾が爆発すれば大規模な化学災害に見舞われることが予想された。 この緊急事態に、新生FOXHOUND部隊の隊員である雷電が潜入を開始する。 〇登場人物 雷電 CV 堀内賢雄 FOXHOUND隊員。プラント編の主人公。 前世はロシアの大佐の愛人。 プレイヤーの手によって反抗期になる。 お前がやれ。 ヅラ疑惑あり 大佐 CV 青野武 FOXHOUNDの作戦司令官。雷電をサポートする。 姿と声は慣れ親しんだロイ・キャンベルだが…… ローズマリー CV 井上喜久子 雷電の恋人。データ記録とサポートを行う。今作では揺れない。 終盤では雷電を罵倒するようになる。人によってはご褒b(ry イロコィ・プリスキン CV 大塚明夫 テロリスト鎮圧のため投入されたが、ほぼ全滅した特殊部隊SEAL10の生き残り。中尉。 プレイヤーには声も姿も思いっきり見覚えがあるが、寝込みを襲うと返り討ちにされます。 若いの、何の真似だ? ピーター・スティルマン CV 飯塚昭三 ニューヨーク市警察爆弾処理班顧問で、爆弾を仕掛けたファットマンの師。「義足のピーター」と呼ばれ、松葉杖を持っている。 SEAL10に同行していたが部隊はほぼ全滅、プリスキンと雷電に協力する。エドじゃない。 フォーチュン CV 冬馬由美 テロリスト部隊の中核、デッドセルのリーダー。 戦場でのみ驚異的な幸運を発揮するので『幸運の女神』と言われている。 彼女の服装はハイレグのボディースーツにマント一丁とかなりエロい。 暴発と背中合わせのはずの武装「レールガン」をいとも簡単に操る。 ヴァンプ CV 置鮎龍太郎 デッドセル隊員。超人的な肉体能力を持つルーマニア生まれのナイフ使い。 実はバイセクシャルで、元デッドセルのリーダーと関係があった。 ファットマン CV 塩屋浩三 デッドセル隊員。爆弾王と呼称されるデブ。笑う門に福来るが座右の銘。 彼の頭部に麻酔針を撃ちまくったのは筆者だけではないはず。 サイボーグ忍者 なぜか雷電の前に現れ、手助けする謎の忍者。グレイ・フォックスはシャドーモセス島事件で死んだはずだが…… ソリッド・スネーク CV 大塚明夫 ビッグ・シェルを占拠している武装集団「自由の息子たち」のリーダー。 何故彼が…しかも彼は2年前のタンカー沈没事件で死んだはずだが… …本当の犯人は彼の名を騙っていた「ソリダス・スネーク」。彼は恐るべき子供達計画によって生まれた、ソリッド・スネークとリキッド・スネークの兄弟である。…とされていたが、実は別の計画によって生み出されたビッグボスのクローンだった(MGS4にて発覚)。 エマ・エメリッヒ CV 山本麻里亜 オタコンの妹。幼いながらコンピュータソフトウェアの技術者であり、プラントで働いていた。 作中では連れ歩くシーンがあるが、女の子に手を上げるなんてことするなよ!? 「虫いや!虫キライ!」(^ω^#)… ジョニー佐々木 下痢の人。今回は音声のみの出演。メリルに雰囲気が似ているのでオルガが苦手らしい。 今回もやっぱりトイレにいる。そのトイレの近くで匂いを探知するセンサーを使うと…… 実は後半エマと黄昏る場面があるのは秘密。 リチャード・エイムズ 大統領と同行していたが、テロリストに拘束された。実は前作のナスターシャ・ロマネンコの元夫。 ジェームズ・ジョンソン大統領 テロリストに人質にとられている大統領。しかし実は… 登場シーンは短いが、雷電に会うなり股間に触れたり、狭い部屋で側転したりと、ネタもある。 敵兵 本作の敵兵はロシア私兵部隊、通称ゴルルコビッチ兵。 次世代機への移行及びアクションが多彩になったことでこれまで以上にアホな面が多く見られるようになった。 詳細は項目へ。 〇新たなアクション・戦略的要素 前作と比較してアクションが豊富になった。 後のシリーズにも継承されるアクションも多く、シリーズの基本アクションは本作で確立されたといっていい。 ●非殺傷武器 前作では敵に影響を与える非殺傷武器がスタングレネードくらいしかなかったが、本作では麻酔銃が追加。 登場するのは、ベレッタM92Fを麻酔弾発射用に改造したM9、狙撃銃PSG1の麻酔弾発射バージョンであるPSG1-Tの2種。 M9は消音性をさらに高めるためスライドロック機構が取り付けられており、1射ごとに手動でスライド引いて送弾しなければならないため連射性は低い。 PSG1-TはベースとなったPSG1と同等の性能なので連射が可能。ただし、1マガジンの装弾数は6発とかなり少なく、弾薬補給の機会も非常に少ない。 ●ローリング 前方に向かって飛び込む。 遮蔽物から遮蔽物への素早い移動がメインだが、ちょっとした穴なら飛び越えられる。 一瞬だけスピードが速くなるので扉の直前で使ってタイム短縮にも使える。 攻撃判定もあり、喰らった敵は一発でダウンする。ただし一発で気絶するわけではなく、気絶までのゲージが足りないと素早く起き上がるため注意。 モーションがキャラごとに違い、スネークは飛び込み前転、雷電は側転になっている。 階段でやると転倒してしまう。雷電は下りなら問題ないが、スネークは上り下り共に転倒するので注意。 ●主観射撃 ハンドガンやライフルなどの武装が、主観視点の状態でも武器が使用可能になった。 更にこれに伴い、敵にも部位の概念が追加された。 急所になる頭や胸なら一発で倒せるが手足等の急所でない場所だとすぐに倒せない。実は股間も急所扱い。射撃なら一発で倒すことができ、パンチすれば股間を押さえながら一発で気絶する。 ●エルード/懸垂 腰くらいの高さの手すりを乗り越えてぶら下がる。 敵の巡回ルートを強引に突破することができるようになった。ただし、階下の敵には発見される危険がある。 ずっとエルードしていられるわけではなく、エルード中はライフゲージの下にグリップゲージが表示され、エルード中徐々に減少していく。 当然ながらゲージが空になると強制的に解除される。この時、真下が海面だったり高所からの落下だと即死してしまう。 ライフゲージがフルの際はグリップゲージの減少速度が少し遅くなる。 エルード中に懸垂が可能だが、通常よりもグリップゲージの減少が早くなってしまう。 これだけだとただの死にアクションだが、懸垂を累計で100回行うとグリップゲージのレベルが上がる。レベルアップ時に祝福の無線が入る。 グリップレベルは3がMAXで、レベル3の時にまた懸垂100回すると無線で「やりすぎだ、物事には限度がある」と呆れられる。当然レベルも上がらない。 バカ正直に懸垂100回するよりも上階から真下のエルードポイントに降りるエルード落下キャッチ10回の方が早いとは言ってやるなよ? ●泳ぎ 前作にも水中はあったが、泳がずに底を歩くものだった。本作で初めて泳ぎが実装。 前作同様に水中にいる間はライフゲージの下にO2ゲージが表示され、徐々に減少していく。 空になると続いてライフが減少するので息継ぎを忘れずに。 グリップゲージ同様にライフゲージがフルの際はO2ゲージの減少が少し遅くなる。 ●出血 敵からの攻撃を受け続けてライフが一定量を切ると出血状態になりライフが徐々に減少していく。 この状態で移動すると通った道に血痕が残り、それを敵に見られると血痕を辿られて発見される危険がある。 アイテムの止血剤を使用すれば出血を止められる。 また、しゃがみかホフクをしてその場から動かずにいると一定値までライフが徐々に回復する。 ●覗き込み ビハインド状態から身を乗り出して曲がり角の向こう側を覗く。 ビハインドカメラよりもさらに詳しく状況確認ができるが、身を乗り出しているので発見されやすくなる。 ●飛び出し撃ち ビハインド・覗き込みの状態から素早く飛び出して武器を構えられる。 銃撃戦が避けられない状況での撃つ・隠れるの動作をスムーズに行える。 ●ロッカー 前作ではただの飾りだったロッカーだが、本作ではロッカーを開閉できるようになった。 倒した敵の体をロッカーに入れて警戒されないようにしたり、逃走時にロッカーの中に入って追跡を回避したりといった用途がある。 また、銃撃戦の際に盾として使うことも可能。しかし過信は禁物。 無力化してロッカーに入れた敵は自力で出てくることはない。 場所によってはアイテムが入っていたり開けられないものもある。 ●敵の無線 前作までは発見されると即アラートになったが、本作では離れてから応援要請の無線をする。 応援要請される前に無力化することが出来ればアラートにはならない。 事前に無線機を撃って破壊しておけばそいつからは応援要請されることがなくなる。 また、一部のエリアには定時連絡をする敵がおり、そいつを倒した状態で放置すると異常を察知したHQが確認のための増援を送り込んでくる。 倒した定時連絡兵を発見すればその時の状況によって警戒フェイズへ移行する場合もある。 逆に発見できなかった場合は発見できなかった旨の無線を入れてから退散してしまう。この薄情者共め 無線機を破壊しておくと、無線を使用する際になぜか無線機を振る。それで直ると思ったのだろうか? ●ホールドアップ 敵の視界外から接近して武器を構えると敵の動きを止められる。 ホールドアップさせた状態で正面から急所へ武器を向けると敵がアイテムを出す。腰を振りながら。 これを利用することによって倒した敵からの強奪よりも多くのアイテムを入手できる。 ただし、ホールドアップさせていても武器を向け続けていないと隙を見て反撃しようとしてくる。敵の眼前で武器を外すのもNG。 本作のスペシャルアイテム解禁に関わるドッグタグはこれでなければ入手できない。 ホールドアップさせずにその敵から入手したかを確認する方法は3つ。 1.サーマルゴーグルを使う、奪っていなければ首元にタグが付いている。 2.双眼鏡等の主観索敵装備を使用、奪っている場合はそいつが持っているタグの名前が表示される(*1) 3.スペシャルメニューのドッグタグビュアーで確認 大抵の敵兵は急所に銃を向けるとお助けェ~!とか撃たないでェ~!という風に命乞いをしながら腰を振るのだが、 中には銃を向けられても撃つ気か?とか撃ってみろ。と、反抗的な態度を見せる強情兵もいる。 そんな強情兵に対しては、ソーコムピストルやM4カービン等殺傷力のある銃器で威嚇射撃をしてやると命乞いして腰を振る。M9やPSG1-Tのような非殺傷武器ではダメ。 RGB6やスティンガーミサイルでホールドアップさせれば強情兵だろうと一発で腰を振る。 ●雑誌 雷電、いいものを持ってるじゃないか。 いや、これは… なに、否定することはない。戦場でもそれくらいの心意気があってもいいと思うぞ。 … 使い方は…まぁ決まっているだろうが、それ以外にも使い方次第で敵の注意を引くことができるかもしれんな… プラント編から登場する禁断の陽動兵器。クレイモア地雷と同じく地面に設置して使う。 敵兵がこれを発見するとその場に座り込んで読み始めてしまう。この状態の敵は目の前に立っても発見されることがない。 目の前でホフクしようがローリングしようが問題なし。始末するなりホールドアップさせるなりお好きにどうぞ。 一度読まれた雑誌は再利用できない点には注意。 ●スペシャルアイテム 共通で『ステルス迷彩』と『デジタルカメラ』、タンカー編は『無限バンダナ』、プラント編は『無限ウィッグ』『ウィッグA』『ウィッグB』が入手可能。 ステルス迷彩は装備すると敵から一切視認されなくなり、プレイヤーからも半透明のクリアグリーンで表示される。アラート中や赤外線センサー相手には効果が無い点、敵兵にぶつかると装備が脱げて無効化してしまう点など注意箇所は多い。 デジタルカメラは、タンカー編で使用したものと同じく好きな場面で撮影が可能になる。撮影した写真はメモリーカードに保存される。なおE脚集配場B1FのLv.5部屋にあるので、一応クリアーせずとも手に入る。 無限バンダナ及び無限ウィッグは装備すると武器の弾薬が無限になる。但し弾数0発の武器は例外。前者はバンダナの紐が腰まで延び、後者は髪色が茶髪になる。 ウィッグAは髪色が青色になり、ウィッグBは髪色がオレンジ色になる。それぞれ水中の酸素消費が無くなる効果と、エルード中のグリップゲージが減らなくなる効果があるが、どちらも限定的な箇所でしか扱わないため空気。 「―――まさしく サンズ・オブ・メイデン 『冥殿の息子達』になるのだ!」 「そりゃないだろう」 BEFORE:METAL GEAR SOLID BEGINNING OF THE METAL GEAR SAGA ―SCENE(時代) NEXT:METAL GEAR SOLID 3 SNAKE EATER SOLID SNAKE'S SAGA CONTINUES―SENSE(意志) NEXT:METAL GEAR SOLID 4 GUNS OF THE PATRIOTS △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] HD版で久しぶりにやったけどデジタル、ネットの普及の問題点を見事に先取りしてたな。 -- 名無しさん (2013-12-07 13 50 31) 最高難易度でやったとき、レイ戦で詰んだ。 -- 名無しさん (2014-04-08 01 16 15) ソリダスは確か「恐るべき〜」とは別の計画で完全なクローンとして誕生したのでは? -- 名無しさん (2014-05-04 07 10 18) ↑ この作品内では、「恐るべき子供達計画の最高傑作」と大統領が説明し、後の4では「あれは別路線で作った完全なクローン」と語られた次第。 -- 名無しさん (2014-05-04 07 23 22) ↑2 一応ネタバレなんでステルスで追記しときました -- 名無しさん (2014-05-04 09 44 18) フォーチュン戦とオチにがっかり。あぁいう「絶対に勝てない敵」はゲームに出すと吟遊詩人っぽくなって嫌だ。 -- 名無しさん (2014-11-09 20 43 42) このゲーム、恐るべきことにプレイヤーに達成感を絶対与えないように出来てるからな。よく考えたもんだよ -- 名無しさん (2015-01-13 10 36 05) エマのところ、CVが誤字ってる。 正しくは山本真里安 -- 名無しさん (2015-09-06 11 50 29) 「あらゆる情報がろ過されないまま蓄積されていく」「それぞれに都合の良い真実に閉じこもる」。恐ろしいくらい異常なネット社会の現状を捉えててこれを2001年に考えてたってのが改めて凄い -- 名無しさん (2016-04-05 18 40 59) ↑1:2001年よりも今だからこそ実感出来るテーマよな・・・。↑3:プラント編自体が「演習」でしかなかった事も関係してるのかしら? -- 名無しさん (2016-12-02 20 39 13) 「色んな事を語り伝える為」に生み出されたゲームという仕上がりになっているのが良い。EDの大塚さんの言葉は人生の名言になる -- 名無しさん (2020-11-19 01 23 20) スn…プリスキンが雷電に「誰彼構わず銃を向けるもんじゃない、若いの」と言うムービーを見た後にMGSツインスネークのベイカー救出時に「すまん、ド忘れした」に対してギャグみたいなオーバーリアクションして銃口向けてるのを見ると彼も荒んでたんだなって -- 名無しさん (2020-12-06 11 20 30) 名前 コメント
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メタルギアソリッド メインテーマ 収録作品:メタルギアソリッドシリーズ 作曲者:岩瀬立飛 概要 「メタルギアソリッド」シリーズのメインテーマだった曲。初代の『MGS』から『MGS2』と『MGS3』にわたって使用された。 『MGS』のトレイラームービーで初めて使用され、新生メタルギアシリーズの幕開けを飾った曲となる。 勇壮かつドラマチックな旋律が特徴のゲームのイメージに合った人気の高い曲であり、メインテーマとのことだけあって、この曲のフレーズを使用したBGMも多い。 『MGS』では3周目のエンディングに入るとエンディングテーマが途中で「THE BEST IS YET TO COME」からこの曲へ切り替わる。 楽器の生音が使用されておりレコーディングは当時コナミに在籍していた立石孝氏が担当。 続編の『MGS2』と『MGS3』では両方ともイギリス人作曲家のハリー・グレッグソン=ウィリアムズ氏によるアレンジが使われている。 『MGS2』ではオープニングムービーで使用。トレイラームービーでも使われた。 イントロなどが新しいパートが追加されていて、原曲よりもさらに重厚で映画的な音楽になったアレンジとしてこちらも人気がある。 『MGS3』ではメドレーのような長い曲となっており、本曲のフレーズが入ってくるのは曲の後半から。 後半のスタッフロールで使用されており、『MGS3』のラストに相応しい壮大ながらも切ないアレンジとなっている。 しかし残念ながら現在のメタルギアソリッドシリーズではこの曲は使用されていない。 これからも使われる予定だったが、『MPO』の発売間際に、この曲がロシア人作曲家のゲオルギー・スヴィリードフ氏の曲に酷似しているとの声が入る。 制作側もこのことを配慮し以降の作品ではこの曲を使用せず、代わりにハリー氏作曲の「Metal Gear Saga」をシリーズのメインテーマに据えることになった。 そのため『MPO』のトレイラームービーでは「SHOW TIME」とこの曲が合体したバージョンが使われていたが、ゲーム内では未使用(*1)になっている。 おそらく今後のシリーズにも使われる予定はないと思われるが、その人気の高さから再使用を望む声も強い。 シリーズ以外では『beatmania 3rdMIX』や『ドリームミックスTV ワールドファイターズ』などでアレンジ版が使われている。 『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズでは、メインテーマは収録されていない。 過去ランキング順位 第1回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 71位(シリーズ) 第2回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 11位(シリーズ) 第3回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 171位(MGS)、468位(MGS2) 第4回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 329位(MGS2)、360位(MGS) 第6回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 823位(MGS) みんなで決めるKONAMIのゲーム音楽BEST100 92位(MGS)、118位(MGS3) みんなで決めるオープニングBGMベスト100 94位(MGS2) みんなで決める初代プレイステーションBGMベスト100 32位(MGS) みんなで決めるゲーム音楽歴代ベスト100ランキング 107位(MGS) みんなで決めるプレイステーション2BGMランキング 58位(MGS2)、104位(MGS3) みんなで決める1990年代の名曲ランキング 141位(MGS) サウンドトラック メタルギア・ソリッド ORIGINAL SOUNDTRACK メタルギア ソリッド2 サンズ・オブ・リバティ ― オリジナル・サウンドトラック METAL GEAR SOLID3 SNAKE EATER ORIGINAL SOUNDTRACK
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METAL GEAR SOLID 3 ・1レス要約版:part12-21 ・要約版2-要約スレpart2-792 ・詳細版part12-6~20 21 MGS3、1レスあらすじ ◆l1l6Ur354A sage 05/02/0122 41 45ID TbkPD5eL 1964年、ネイキッド・スネークは、ソ連に亡命した「ザ・ボス」の暗殺任務を受ける。 ザ・ボスとは、第二次世界大戦で多大な活躍をした偉大なる女性、 スネークを10年かけて兵士に育て上げた師匠であり、スネークの分身とも言えるかけがえのない存在。 そのザ・ボスがアメリカを裏切り、ソ連に亡命。 ボスが入った組織は、ボスが持ちこんだアメリカ製小型核砲弾をソ連政府の施設に発射。 ソ連は、アメリカにザ・ボスの暗殺を要請してきた。 しかもボスの暗殺ができなければ、アメリカに報復すると宣言。 任務が失敗すれば世界は全面核戦争に突入する。 スネークは苦悩しつつも、見事ザ・ボスの抹殺を完了させ、アメリカに戻った。 そしてスネークは真実を知る。 ザ・ボスは任務でソ連に潜入した。つまり亡命はアメリカの仕組んだ偽装亡命。 しかし、潜入した組織のリーダーが、亡命の手土産だった小型核砲弾を 実際に使用してしまった。これは構想外の出来事だった。 そして国家間の大問題に発展。アメリカはザ・ボスに新たな指令を出した。 ザ・ボスに下された指令とは、アメリカが送り込んだ愛弟子のスネークに殺される事。 アメリカに戻る事も、自決も、逃げる事も許されない。ソ連に亡命した重大犯罪者として殺されること。 ザ・ボスはその最後の任務を全うしたのだ。 スネークはアメリカに英雄として迎え入れられ、ボスの名称を継いだ。 大統領は、ザ・ボスの上を行く「ビッグボス」の名称を、彼に与えた。 792 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/16(土) 10 51 00 ID 2XxzNT3bO メタルギアソリッド3 米ソ冷戦真っ只中の60年代、1、2の主人公であるスネークのクローン元であるネイキッドスネークは、ソ連側にスパイとして潜り込むが、元上司であるザ・ボスの裏切りにより、大ケガをおい一時本国に撤退。 その後、ネイキッドスネークはもう一度ソ連側に潜り込み、スパイ活動とザ・ボスの暗殺とメタルギアの破壊をやり遂げる。 しかし、最後の最後になって実はザ・ボスは裏切り者でも何でも無く、むしろ国のためにわざと汚名を着せられ自殺も逃げる事も許されずにネイキッドスネークに黙って殺されて死ぬように国から命令を受けていた真の愛国者だった事が判明。 真の愛国者でありながら、国にいいようにもてあそばれたザ・ボスの墓の前で、ネイキッドスネークは静かに黙祷と敬礼を捧げながら、真の戦士達の安住の地の確立と、ビッグボスの称号を受け継ぐ決意を固めたのでしたとさ。 終。 6 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 13 30 ID TbkPD5eL 先に長いストーリーを書き込みます。今回はちょい短めに区切るので15レス程度。名前欄は「MGS3◆l1l6Ur354A」 最後に1レスのみの短いストーリーを書きます。名前欄は「MGS3、1レスあらすじ◆l1l6Ur354A」 NGワードにするなり、レス抽出して好きな方を読むなり、お好きにドゾ。 人物紹介、用語解説はしません。ある程度の説明は文章内でしてありますが、 個別に欲しい人はメタルギアの公式を見てください。 7 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 15 34 ID TbkPD5eL 1964年8月。CIAの隠密部隊 FOX の一員、スネークに指令が下る。 任務はソコロフという天才科学者をアメリカに連れ帰ること。 ソコロフは新型核兵器の開発を強制されたため、アメリカに亡命した。 しかし、ソ連からの政治的圧力によって、ソコロフはソ連に戻された。 ソコロフが戻ったことで、ソ連は新型核兵器の開発を再開。 アメリカは再度ソコロフを取り戻し計画を中止させるため、スネークをソ連に送り込んだ。 ソコロフの失踪がアメリカの仕業だとばれないように、痕跡は何一つ残してはいけない。 身一つでソ連に潜入。武器、食料など必要なものは現地調達になる。 まだ正式に稼動していない極秘任務部隊“FOX”の初の任務である。世界初のHALO降下。 スネークはガンシップからソコロフの研究所のあるジャングルに一人で降り立った。 ・ヴァーチャスミッション開始 スネークは無線で指令を聞く。司令官・ゼロからは、行き先についての指示を。 そして、第二次世界大戦の伝説の英雄であり、 スネークの師匠でもある偉大なる女性、ザ・ボスも無線サポートに入ってくれた。 無線越しだが、久しぶりの会話に喜ぶスネーク。 ジャングルでの実戦経験の無いスネークをザ・ボスは的確なアドバイスで導いてくれた。 そしてボスは『任務』について、こう語った。 「今日の友は明日の敵になることもある。すべて時代で変わるのだ。信じるのは任務だけだ」 8 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 17 25 ID TbkPD5eL 厳重に警備しているソ連兵の目を盗んで、ソコロフが監禁されている部屋に侵入したスネーク。 スネークが自分を助けに来たCIAだとわかるとソコロフは腰を落ろし、自分を取り巻く環境を話し出した。 ソ連最高権力者フルシチョフの要請で、ソコロフは『新型核兵器・シャゴホッド』の開発を進めてきた。 そして現在、フルシチョフに政治対抗しているプレジネフ軍事政党が、軍隊GRUを使い、 完成間近の『シャゴホッド』とソコロフを拉致しようとしている。 フルシチョフを政権から引き摺り下ろし、世界大戦を引き起こす気なのだ。 フルシチョフ政党はGRUからソコロフを守るために、設計図と共にソコロフをこの建物に監禁。 ソコロフは設計図を燃やした。これでソコロフ以外の人間にシャゴホッドは製造できなくなる。 「妻子の待つアメリカに帰りたい。早く私をここから助け出してくれ」 監禁小屋を出てあたりの様子をうかがう二人。 そこにGRUスペツナズの山猫部隊の隊長・オセロット(二十歳前後)がソコロフを誘拐すべく、奇襲をかけてきた。 迎え撃ったフルシチョフ正規軍の部隊は、オセロットの芸術的射撃であっというまに全滅。 ソコロフとスネークも取り囲まれてしまった。 スネークは山猫部隊を全員倒し、残った隊長のオセロットと対決。 スネークは実戦経験の浅いオセロットの欠点を見破り、銃を簡単にもぎ取り、ダウンさせる。 「お前はリボルバー向きだ。しかし早撃ちはいいセンスだった」 「いい…センス…?」失神するオセロット。 9 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 18 49 ID TbkPD5eL 橋まで来ると、向こうからザ・ボスが両手に荷物を抱え、歩いてきた。 「ボス!なぜここに?」 「…私はソ連へ亡命する」 荷物は小型核砲弾を2発。亡命の手土産だという。耳を疑うスネーク。 シャゴホッドを吊り上げ運んで行くヘリコプターが頭上を通った。 GRUは、シャゴホッドをソコロフの研究施設から強奪してしまったのだ。 GRUの大佐・ヴォルギンがやってきて、ボスから小型核砲弾を受け取った。 ヴォルギンはスネークに言った「ザ・ボスは我らコブラ部隊に戻ってきたのだよ。世界を制圧するためにな!」 コブラ部隊とは第二次世界大戦中、連合国の優秀な兵士を集め組織された隠密特殊部隊。 ザ・ボスはコブラ部隊のリーダーで、隊員は『ボスの息子達』と呼ばれた。 ヴォルギンは、GRU内部にかつての仲間を呼び集めてコブラ部隊を再結成。戦争を仕掛けるつもりなのだ。 スネークを殺そうと歩いてくるヴォルギンを、ザ・ボスが止めた。 「この男は私の弟子だ。私の手で殺す」スネークはボスにつかみかかっていった。 が、あっけなくスネークは銃を奪われ、腕をへし折られ、谷底に落とされる。 激流に押し流され、何とか川岸にはいあがったスネークだったが意識朦朧の全身大重体。 ゼロ司令官となんとか無線が通じ、すぐに助けに来てもらうこととなった。 そのころ、ソコロフを連れ、ヘリに乗ったヴォルギン大佐は、 ザ・ボスからの手土産の小型核砲弾を肩にかまえ、ソコロフ研究所に向けた。 「自国に向けて核を撃つ気ですか!?やめてください!」制止するオセロットを振り切り ヴォルギンは砲弾を発射。閃光が走り、研究所はきのこ雲に覆われる。 10 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 20 59 ID TbkPD5eL ・スネークイーター作戦 政府施設に撃ち込まれたアメリカ製核砲弾について、説明を求めてきたソ連に対し、 アメリカ大統領は、今回の事件は亡命した兵士が勝手にした事であり、アメリカは無関係だと言い張った。 しかし、スネークを助けに行ったガンシップの影が、爆破当日のソ連のレーダーに映っており、 完全なしらばっくれはできなかった。ソ連の最高権力者フルシチョフは言った。 『ザ・ボス率いるコブラ部隊をアメリカの手で抹殺し、潔白を証明してください。 できなければ報復行為がアメリカに届くだろう』と。アメリカはその条件を飲んだ。そしてCIAにボス暗殺を指令。 加えて、ソコロフの奪還と、シャゴホッドの開発状況の調査、並び破壊の任務も発令された。 それはヴァーチャスミッション失敗の挽回のチャンスでもあり、 ザ・ボスの最後の愛弟子、スネークにしかできない任務だった。失敗すれば全面核戦争に突入する。 スネークは集中治療室から出ると、すぐソ連の密林に潜入した。 今回の主な任務は三つ。 ・ソコロフの奪還 ・新型核兵器シャゴホッドの破壊 ・ザ・ボスの暗殺 コブラ部隊抹殺任務は、ソ連側の要請のため、今回はソ連スパイ組織KGBの協力が入る。 ゼロ司令官からの伝達によれば、協力してくれるKGBのスパイも、ソ連に亡命した元アメリカ人だという。 NSA暗号解読員だった2人で、ADAMとEVA(アダムとイブ)というコードネームを持つらしい。 その2人のうち、ADAMがヴォルギンの元に潜入しており、彼が武器と情報を持って、核兵器の落ちた森に来る。 スネークは焼け落ちた森奥深くへ進んでいった。彼はボスが身につけていたバンダナを、頭に巻いていた。 途中、ボスがスネークを待ち伏せしていた。 「なぜ亡命を?」「亡命ではない。自分に忠を尽くした」 ボスはスネークの銃を奪い、投げ飛ばした。反撃できないスネーク。 「帰れ、お前に私は殺せない」ボスは馬に乗り、去っていった。 11 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 22 58 ID TbkPD5eL 待ち合わせ場所の廃墟に派手な爆音が響き渡り、バイクに乗ったブロンド美女が現れる。 「ADAMは来られなくなった。私はEVAよ。よろしく」美女はバイクスーツのジッパーを下ろし、 豊満な胸(黒ブラ着用)をぷりぷりさせながらスネークに近づいてきた。 EVAはソコロフが囚われているGRU研究所の場所を伝え、武器と研究所に入るための白衣をスネークに渡した。 まだ完全に体力が戻っていないスネークはその場で仮眠を取る。 一時間後、オセロット率いる山猫部隊が襲い掛かってきた。 オセロットは、スネークのアドバイスどおりに銃をリボルバーに代えて自信満々。 ・・・なのだが、結局使い慣れていない銃があだになり、銃弾数を間違えて肝心なところで弾切れを起こし、またもやスネークに駄目だしをされた上、やすやすと倒される。 GRUのアジトでは、スネークがまたも潜入したと聞いてヴォルギン大佐が激怒していた。 ヴォルギンは、ソコロフと一緒にGRUに拉致されてきたソコロフの愛人(EVAの扮装)に目を付ける。そしてストレスと性欲を晴らそうと考え、EVAを自室に連れて行ってしまう。 ソコロフが監禁されているGRUの研究所に入ったスネーク。 EVAから渡された白衣を身につけ潜入。ソコロフがいるという部屋に入った。 しかしソコロフは、シャゴホッドの保管されている巨大施設に連行されてしまっていた。 その部屋には泥酔した研究所所長のグラーニンがいた。グラーニンも優秀な科学者なのだが、ソコロフが開発した「シャゴホッド」のおかげで、用なし扱いをされ飲んだくれていた。 グラーニンは、自分が発明した『新型核兵器・メタルギア』の優れた性能の高さを延々と語りあげた。 大地をマッハの速さで駆け抜け、その勢いで核を発射するシャゴホッドよりも、 二足歩行でどこからでも核を発射できるメタルギアの方が素晴らしいのに、誰もわかってくれないと嘆いていた。 シャゴホッドを破壊し、ソコロフを連れて行くというスネークの潜入をグラーニンは喜んでおり、 ソコロフが連れて行かれた巨大施設の行き方と、その道へ出るための扉の鍵を渡してくれる。 その巨大施設にはシャゴホッドも置かれており、あと二度の調整で稼動可能になるという。 12 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 24 04 ID TbkPD5eL EVAと無線で連絡を取り合い、ソコロフが連れて行かれたという施設の鍵をもらうため、 山頂にむかうスネーク。山頂の小屋ではEVAが着替えをしていた。傷だらけの背中が見えた。 S趣味のヴォルギンにプレイでさんざん痛めつけられたのだと言う。EVAは下着姿のまま、くねくねとスネークににじみよる。 「スネーク、人を好きになったこと、ある?」 「他人の人生に興味を持ったことは無い」 「ザ・ボスは?恋人だったの?好きなの?嫌いなの?」 執拗にスネークとボスとの関係を聞きたがるEVA。 「それ以上の存在だ。俺の半分はザ・ボスのものだ。10年、生死を共にした。とても言葉ではいえない」 「そんなザ・ボスを、殺せるの?」 黙りこくるスネーク。 山頂から見える巨大施設を指差し、構造を説明するEVA。望遠鏡で観察するスネーク。 会話を終えると、EVAはあわただしくバイクを飛ばし、施設へ続く崖を一気に駆け下りていった。 進入経路を聞いたスネークも山を駆け下りていった。 省略してますが、スネークはここまでにコブラ部隊の刺客を全員殺していて ヴォルギンは仲間を失った悲しみで、ますます怒り狂っております。 また、スネークがすいすいと進入してくるのはGRU内部に内通者がいるに違いないと、 スパイ探しを始め、手始めにグラーニンを電撃パンチで撲殺。 暴走を始めたヴォルギンに、オセロットは「やりすぎだ!」とたてつくようになる。 13 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 25 26 ID TbkPD5eL GRU兵士の制服を盗み、巨大施設に侵入したスネーク。EVAが、ソコロフからシャゴホッドのデータを受け取る場面を目撃。 EVAはソコロフを脅してデータを受け取っていた。ソコロフのビビリようからして、愛人関係ではないようだ。 EVAが出て行ったのを見てソコロフに接触。 ソコロフは、「彼女はタチアナ、通称ターニャ。ヴォルギンの愛人だろう?私はそれ以外なにも知らない」という。 ソコロフは疲れ果てていた。ロケットを作りたくて科学者になったのに、 核兵器の開発を強要され、政治の道具にされ、家族と引き離された。 アメリカに行っても兵器開発を強要されるならシベリア送りになったほうがいい、と言い出す。 そこに、ヴォルギン大佐が部屋に入ってきた。変装がばれ、スネークは捕らえられてしまう。 ソコロフはシャゴホッドのデータを渡したことをとがめられ、ヴォルギンに殺されてしまった。 手首を縛られ吊るされて拷問を受けるスネーク。 部屋の隅で泣き崩れ、悲鳴をあげるEVA。オセロットもいる。 「言え!アメリカは本当は賢者の遺産を狙っているんだろう!!!」 ヴォルギンは『賢者の遺産』という、たいそうなものを所持しており、 スネーク(アメリカ)はそれを狙ってると思い込んでるらしい。 「無駄だ。そいつは口を割らない。私がそう教え込んだ」 ボスが拷問室に入ってきた。 ヴォルギンがいらだち、スネークの目をえぐるようボスに命令する。 最初は拒否するボスだったが、ヴォルギンに強く命令され、しかたなくナイフを取り出した。 ボスの目にはためらいが浮かんでいる。しかしスネークはボスが任務を必ず実行する人だと知っている。 スネークに近づくボス。見つめ合うふたり。恐怖で見開かれたスネークの目にナイフが近づいた。 「やめて!」EVAがボスの腕にしがみつきナイフを叩き落とした。オセロットがEVAに銃を突きつけた。 スネークは体を振り子のように揺らしてオセロットに体当たりをした。 バランスを崩したオセロットの手から放たれた銃弾は、スネークの右眼球をえぐり取った。 14 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 27 36 ID TbkPD5eL 気がつくと監獄にいた。武器は全て取られ、上半身裸で体力もない。しかし無線は手元に残っていた。 鍵を開ける事に成功したスネークは、牢を脱走。EVAの無線指示でマンホールを下り、水路を走った。 その先でEVAと合流し、装備品を受け取る事になっていた。 しかし脱獄に気づいたオセロットに崖に追い詰められ、スネークは高さ何百メートルもある谷底にダイブ。 スネークは流れの緩やかな下流まで流された。 そこへコブラ部隊の隊員、ザ・ソローが襲い掛かってきた。 あたりはソローの能力によって悪夢のような風景に変化。亡霊のように水面を漂うソロー。 これまでスネークが殺した死者が恨み言を放ちながらスネークに襲い掛かってくる。 武器や爆弾で蹴散らそうとするのだが、ソローにはまったく効かず、死者たちもあとからあとから湧き出てくる。 そして幻覚の川でスネークは力尽き、死んだ。 スネークは歯に仕込んである蘇生薬を噛み砕き、意識を取り戻した。 どうやら谷底に落ちて川に流されて、今までずっと意識不明になっていたようだ。 無線でゼロ司令官と会話。コブラ部隊にザ・ソローという男はいるか?と質問するスネーク。 ソローは実在した。しかし二年前に死んでいた。 ザ・ボスとソローは愛し合っていた。しかし冷戦が2人を敵対関係に引き裂いた。 二年前、ソローの暗殺指令がボスに下る。ボスは愛する男、ソローをその手で殺したのだという。 EVAと無線が通じ、下流の滝の中にある洞窟で合流。EVAはあいかわらずバイクをぶっ飛ばしてやって来た。 ずぶぬれになっているEVAとスネークは火を焚き、服を乾かし、暖をとった。あいかわらず下着姿で迫るEVA。 失明した右目に眼帯をつけ、装備を受け取り、身支度を整え、蛇を焼いて喰らい、体力を回復させるスネーク。 蝶がスネークの顔の前をひらひらと飛んだ。 つかもうとしたが、片目を失ったスネークは距離感をつかめず、その腕はむなしく空を切った。 その様子を見ていたEVAが泣きだし、スネークに抱きつき、キスをする。 スネークの体に乗ってこようとするEVAを、スネークはやんわり拒絶する。 15 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 30 07 ID TbkPD5eL ソコロフは死亡してしまったため、残る任務はシャゴホッドの破壊と、ボスの暗殺になった。 EVAはシャゴホッドの破壊用に、GRUから最先端の爆薬、C3爆弾を盗んできていた。 これをシャゴホッドの周り4箇所にセットし、爆発させればシャゴホッドを破壊できるはずだ。 この洞窟の先に地下道があり、そこを通ればシャゴホッドの保管倉庫に潜入できる。 全ての任務を終えたら、EVAと合流。EVAが湖に隠した飛行艇で一緒に脱出するという段取りまでできた。 GRUに戻ろうとするEVAを心配するスネーク。 だがEVAは「まだやることがあるの。大丈夫よ、ヴォルギンはぜんぜん私を疑ってないもの」と自信満々で答える。 スネークは、無線での治療情報サポートに入っている女性から、 20世紀になったら子どもを作らなくとも、科学の力で遺伝子情報を残す事ができると聞く。 彼女は熱心に語った「あなたのような能力の高い戦士の遺伝子は後世に残すべきよ」 スネークは潜入に成功。片目で銃を撃つ事にも慣れてきた。 シャゴホッドの周りにC3爆弾を設置。タイマーを発動させる。 そこにヴォルギンとオセロットが兵を引き連れ登場。スネークは囲まれてしまう。 EVAも連れられてきていた。地下金庫から賢者の遺産を盗もうとして見つかったのだ。 ヴォルギンが「KGBのスパイめ!」と激昂しEVAを蹴り上げる。 「賢者の遺産とはなんだ?」スネークが質問した。 ヴォルギンは天国への手土産だと言いたげに賢者の遺産についての説明を始めた。 先の大戦時、アメリカ、中国、ソ連の真の権力者が秘密裏に手を組んだ。 それは『賢者達』と呼ばれ、莫大な資産を出し合い、他の国々を征服しようとした。 終戦後、『賢者達』の対立によって冷戦が始まった。 その混乱を利用して、集まった莫大な富を、管理に携わっていたヴォルギンの父がひそかに裏に回し、 徹底的なマネーロンダリングをして洗い上げ、自分のものにしてしまっていた。 その莫大な遺産の行く末が記録されたマイクロフィルム、それが『賢者の遺産』総額一千億ドル。 ヴォルギンは父から相続した『遺産』を使って世界を再び統一させようと計画。 ボスに亡命を呼びかけコブラ部隊を再結成、シャゴホッドを強奪、準備を進めてきた… 16 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 33 48 ID TbkPD5eL ボスがやってきた。ヴォルギンは「これを安全な場所に移してくれ」とボスに『賢者の遺産』を渡した。 受け取ったボスは、「この女は私が始末する」と、EVAを連れて行ってしまう。 オセロットが、スネークと一騎打ちさせてくれと頼み込むが、「この男は俺が殺す」とヴォルギンは軽くあしらい、口論になる。 オセロットは苛立ち、ヴォルギンに銃口を向けた。ヴォルギンも電撃弾丸をオセロットに向けて威嚇発射する。 (関係ないけど私の脳内BGMは ♪喧嘩をやめて~二人をとめて~でした) にらみ合いの末、渋々オセロットは引いた。ヴォルギンとスネークの戦いが始まった。 ヴォルギンは手出しは無用と宣言したくせに、劣勢になるとオセロットに援護を頼んだ。 だがオセロットは、応じない。それどころかスネークを応援する始末。 爆薬が見つかった。 GRU兵士が「あと3分で爆発します!解除に間に合わない!早く逃げてください!」と声を上げる。 なんとか爆発ぎりぎりでヴォルギンを倒し、倉庫から逃げ出すスネーク。 倉庫を飛び出したスネークの前に、バイクに乗ったEVA登場! すぐにC3爆弾が爆発。倉庫が炎の海に包まれる。バイクで駆け抜け、強烈な爆風から逃れるふたり。 「なぜここに?」「ボスが逃がしてくれたの。伝言を預かってるわ。ボスは湖のそばであなたを待ってる」 一息ついたのもつかの間、炎の中からシャゴホッドが現れる。完全に破壊できなかったのだ。 瀕死のヴォルギンがシャゴホッドを操縦していた。 ヴォルギンはスネークを殺すためだけに生き延びていると言ってもいい状態。 二人はバイクで逃走、しかしヴォルギンは凄い執念で追いついてきた。 EVAとの協力でなんとかヴォルギンを殺し、シャゴホッドも破壊した。 あと一つ残る任務は、ボスの抹殺… スネークは一人で待ち合わせの場所に出向いた。 17 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 35 27 ID TbkPD5eL ついにボスとの対決の時が来た。 咲き誇る白い花畑、その中央に、ザ・ボスはいた。 「待ってたわスネーク。あなたの誕生、成長、そして今日の決着を!」 ボスの人生、それは国に忠を尽くすことしかできなかった女の悲しい歴史だった。 ボスは『賢者達』の前身『賢人会議』の一員の娘に生まれた。父は何者かに殺された。 初期メンバーのいなくなった『賢者達』は、ただの戦争組織と変わり果て、分裂した。 1944年、戦場でボスは男児を産んだ。父親はザ・ソロー。赤ん坊は『賢者達』に取り上げられた。 その後は原爆実験に派遣され被爆。宇宙ロケット発射の非公式の実験台にされ、地球を外から見た。 時代は変わり、一つだった世界が分かれ冷戦に突入。「家族」と呼んだ戦友が今度は敵になった。 そしてボスは、かつての夫ソローを殺した。どちらかが死に、どちらかが生き残る、それが任務だった。 宇宙から見た地球は、敵も国境も無かった。世界はひとつだった。だが『賢者達』は戦争を起こし敵を作り出してしまう。 ボスの願いは、反目している『賢者達』を再び統一、世界をひとつに戻す事…。 「こんなに自分のことを話したのは初めて…嬉しい。ありがとう、黙って聞いてくれて…」ボスは涙を流した。 舞い散る花吹雪のなか、壮絶な師弟対決が始まり…そしてスネークの勝利で終わった。 「私はお前を愛し、育てた。武器を与え、技術を教え、知恵を授けた。もう私から与えるものは何も無い… 生き残ったものが跡を告ぐ。私の命を奪え。ボスはふたりもいらない。蛇はひとりでいい…」 ボスは、『賢者の遺産』をスネークに渡すと、目を閉じた。 スネークは立ち上がると、横たわっているボスに銃口を向けた。 長い沈黙と時間が過ぎた。 銃声が響き渡り、白い花は真紅に染まった。 18 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 37 07 ID TbkPD5eL ソ連を脱出するため、飛行機に乗るスネークとEVA。 オセロットが強引に乗り込んできて拳銃での一騎打ちを申し出た。 スネークは勝った。しかしオセロットを撃つことはしなかった。(勝利が逆でも同じ) ふたりの間には戦いを介した友情が思いっきり芽生えていた。 オセロットは「楽しかった」と言うと、満足げな笑みを浮かべ機体から飛びおりていった。 EVAとスネークは二人で力をあわせ重いハンドルを引いた。やっと機体が持ち上がり空へ飛び立った。 ふたりはアラスカまで無事逃げ延びる事ができた。 誰もいないアラスカの基地、二人きりでワインで乾杯するスネークとEVA。 このまま俺と一緒にアメリカに戻れと説得するスネークだったが、EVAは首を振る。 そしてふたりはセックル。 朝、目覚めると、EVAの姿は消えていた。 おまけにボスから預かった『賢者の遺産』が盗まれていた。 テーブルの上のテープレコーダーに、EVAの長いメッセージが入っていた。 “私は本当は中国のスパイなの。KGBのスパイとして潜り込み、EVAになりすましたのよ。 ソ連に亡命したADAMとEVAは二人とも男。 本当のADAMは約束の場所には現れなかった。私が彼を始末する必要もなかったわ。 私の任務は、賢者の遺産とシャゴホッドのデータの奪取。 これで中国も核を持つ事ができる。 本当はあなたのことも殺さなくてはいけなかった。でもそれはできなかった… あなたと愛しあったからじゃないわ。私は…ボスと約束をしたから… …中国に『賢者達』が作ったスパイ養成施設があるの、私はそこで育った。 大戦前ボスはそこで教官をしていた。 だからボスは最初から私が何者かを知っていたのよ。 ボスが私を助けたのには理由があるわ。それはあなたに伝言を… 真実を伝えるため…” 「EVA」とスネークに呼ばれた中国の女スパイは泣きじゃくりながら、ボスから託された真実を語りだした。 19 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 38 15 ID TbkPD5eL “いい?スネーク、彼女は裏切り者ではない。彼女は任務を遂行したのよ。 ボスの任務はコブラ部隊に合流し、賢者の遺産を奪取すること。 ザ・ボスの亡命はアメリカ政府が仕組んだ偽装亡命だったの。 しかし思いもよらない出来事が起きた。 ボスが持っていった小型核砲弾をヴォルギン大佐が撃ち込んでしまって アメリカはその始末をつけなくてはいけなくなった。 そして作戦は大きく加筆、修正された…” スネークはアメリカに英雄として迎えられた。 そしてアメリカ大統領から表彰を受け、ボスの名称を受け継いだ。 穢れた『ザ・ボス』の、その上を行く英雄として『ビッグボス』の名称を。 “ボスに新たに課せられた任務は、スネーク、あなたに殺される事。 生還は許されなかった…自決も許されない。 あなたに…愛した弟子によって命を断たれる、 それが、彼女に課せられた責務。 彼女は汚名を着せられたまま葬り去られる… アメリカでは恥知らずの売国奴として、ソ連では核兵器を撃ち込んだ凶人として。 それが、ザ・ボスの最後の任務(ミッション)…!” カメラのフラッシュの中、大統領から握手を求められるスネーク。 しかしスネークは宙を見つめたまま動かない。室内の空気が張り詰める。 ようやくスネークは握手に応じた。 スネークは囲んでくる関係者を全員無視し、大統領室から出て行った。 “あなたにだけは真実を伝えたかったのだと思う…! 自分の口で言うことは禁じられていた、だから私に真実を託した… 全ては国のため、祖国のため、名誉も命も捧げた…。彼女こそが英雄よ” スネークは『ザ・ボス』の墓標の前に立ち、彼女の愛用した銃「パトリオット」と花をささげた。 そして涙を流しながら、いつまでも敬礼を続けていた。 “これは歴史には残らない、あなたの心だけに残す、 彼女の帰還報告(デブリーフィング)… 彼女こそ、真の愛国者(パトリオット)…!” 20 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 39 50 ID TbkPD5eL 1964.10.15 フルシチョフ解任。プレジネフが共産党第一書記に。 1964.10.16 中国、タクラマカン砂漠で原爆実験に成功 1968 EVA、ハノイで消息不明 1970 ゼロ少佐はFOXを解散 1970 アメリカ 残りの遺産を入手、米国「賢者達」は「愛国者達」と改名 1971 ビッグボスはゼロ少佐の意思を継いで、「FOX」を元に「FOXHOUND」部隊を設立。 1972 恐るべき子供達計画ビッグボスの子供達、生まれる ●ゲーム終了画面、オセロットが誰かと話している声が流れる。 「…GRUの施設は跡形もなく消え去りました。…ええ、ボスの暗殺はCIAの手で、確かに。 …フルシチョフはこれで終わりです。この事実はアメリカの首根っこを押さえることにもなります。 …これからはあなた方の時代です、KGB局長」 電話を切ると、オセロットは再度誰かに電話をかけた。 「私です。ザ・ボスは見事に任務を全うしました。…『賢者の遺産』は無事われらアメリカの手に。 中国側には偽のフィルムを握らせました。…しかし、まだ残りの遺産がKGBに。 シャゴホッドはGRU施設ごと、残りの核砲弾で灰に。…それも、ザ・ボスが。 それと、面白いものを手に入れました…新型の核攻撃システムです。いずれ役に立つかと…。 …はい。ソ連側は私の正体にまったく気づいておりません。私が三重スパイだとは。 …ええ…私がADAMという事も、誰も気づいていないようです。それでは…CIA長官 METAL GEAR SOLID 3 SNAKE EATER END
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METAL GEAR SOLID 3 ・1レス要約版:part12-21 ・要約版2-要約スレpart2-792 ・詳細版part12-6~20 21 MGS3、1レスあらすじ ◆l1l6Ur354A sage 05/02/0122 41 45ID TbkPD5eL 1964年、ネイキッド・スネークは、ソ連に亡命した「ザ・ボス」の暗殺任務を受ける。 ザ・ボスとは、第二次世界大戦で多大な活躍をした偉大なる女性、 スネークを10年かけて兵士に育て上げた師匠であり、スネークの分身とも言えるかけがえのない存在。 そのザ・ボスがアメリカを裏切り、ソ連に亡命。 ボスが入った組織は、ボスが持ちこんだアメリカ製小型核砲弾をソ連政府の施設に発射。 ソ連は、アメリカにザ・ボスの暗殺を要請してきた。 しかもボスの暗殺ができなければ、アメリカに報復すると宣言。 任務が失敗すれば世界は全面核戦争に突入する。 スネークは苦悩しつつも、見事ザ・ボスの抹殺を完了させ、アメリカに戻った。 そしてスネークは真実を知る。 ザ・ボスは任務でソ連に潜入した。つまり亡命はアメリカの仕組んだ偽装亡命。 しかし、潜入した組織のリーダーが、亡命の手土産だった小型核砲弾を 実際に使用してしまった。これは構想外の出来事だった。 そして国家間の大問題に発展。アメリカはザ・ボスに新たな指令を出した。 ザ・ボスに下された指令とは、アメリカが送り込んだ愛弟子のスネークに殺される事。 アメリカに戻る事も、自決も、逃げる事も許されない。ソ連に亡命した重大犯罪者として殺されること。 ザ・ボスはその最後の任務を全うしたのだ。 スネークはアメリカに英雄として迎え入れられ、ボスの名称を継いだ。 大統領は、ザ・ボスの上を行く「ビッグボス」の名称を、彼に与えた。 792 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/16(土) 10 51 00 ID 2XxzNT3bO メタルギアソリッド3 米ソ冷戦真っ只中の60年代、1、2の主人公であるスネークのクローン元であるネイキッドスネークは、ソ連側にスパイとして潜り込むが、元上司であるザ・ボスの裏切りにより、大ケガをおい一時本国に撤退。 その後、ネイキッドスネークはもう一度ソ連側に潜り込み、スパイ活動とザ・ボスの暗殺とメタルギアの破壊をやり遂げる。 しかし、最後の最後になって実はザ・ボスは裏切り者でも何でも無く、むしろ国のためにわざと汚名を着せられ自殺も逃げる事も許されずにネイキッドスネークに黙って殺されて死ぬように国から命令を受けていた真の愛国者だった事が判明。 真の愛国者でありながら、国にいいようにもてあそばれたザ・ボスの墓の前で、ネイキッドスネークは静かに黙祷と敬礼を捧げながら、真の戦士達の安住の地の確立と、ビッグボスの称号を受け継ぐ決意を固めたのでしたとさ。 終。 6 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 13 30 ID TbkPD5eL 先に長いストーリーを書き込みます。今回はちょい短めに区切るので15レス程度。名前欄は「MGS3◆l1l6Ur354A」 最後に1レスのみの短いストーリーを書きます。名前欄は「MGS3、1レスあらすじ◆l1l6Ur354A」 NGワードにするなり、レス抽出して好きな方を読むなり、お好きにドゾ。 人物紹介、用語解説はしません。ある程度の説明は文章内でしてありますが、 個別に欲しい人はメタルギアの公式を見てください。 7 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 15 34 ID TbkPD5eL 1964年8月。CIAの隠密部隊 FOX の一員、スネークに指令が下る。 任務はソコロフという天才科学者をアメリカに連れ帰ること。 ソコロフは新型核兵器の開発を強制されたため、アメリカに亡命した。 しかし、ソ連からの政治的圧力によって、ソコロフはソ連に戻された。 ソコロフが戻ったことで、ソ連は新型核兵器の開発を再開。 アメリカは再度ソコロフを取り戻し計画を中止させるため、スネークをソ連に送り込んだ。 ソコロフの失踪がアメリカの仕業だとばれないように、痕跡は何一つ残してはいけない。 身一つでソ連に潜入。武器、食料など必要なものは現地調達になる。 まだ正式に稼動していない極秘任務部隊“FOX”の初の任務である。世界初のHALO降下。 スネークはガンシップからソコロフの研究所のあるジャングルに一人で降り立った。 ・ヴァーチャスミッション開始 スネークは無線で指令を聞く。司令官・ゼロからは、行き先についての指示を。 そして、第二次世界大戦の伝説の英雄であり、 スネークの師匠でもある偉大なる女性、ザ・ボスも無線サポートに入ってくれた。 無線越しだが、久しぶりの会話に喜ぶスネーク。 ジャングルでの実戦経験の無いスネークをザ・ボスは的確なアドバイスで導いてくれた。 そしてボスは『任務』について、こう語った。 「今日の友は明日の敵になることもある。すべて時代で変わるのだ。信じるのは任務だけだ」 8 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 17 25 ID TbkPD5eL 厳重に警備しているソ連兵の目を盗んで、ソコロフが監禁されている部屋に侵入したスネーク。 スネークが自分を助けに来たCIAだとわかるとソコロフは腰を落ろし、自分を取り巻く環境を話し出した。 ソ連最高権力者フルシチョフの要請で、ソコロフは『新型核兵器・シャゴホッド』の開発を進めてきた。 そして現在、フルシチョフに政治対抗しているプレジネフ軍事政党が、軍隊GRUを使い、 完成間近の『シャゴホッド』とソコロフを拉致しようとしている。 フルシチョフを政権から引き摺り下ろし、世界大戦を引き起こす気なのだ。 フルシチョフ政党はGRUからソコロフを守るために、設計図と共にソコロフをこの建物に監禁。 ソコロフは設計図を燃やした。これでソコロフ以外の人間にシャゴホッドは製造できなくなる。 「妻子の待つアメリカに帰りたい。早く私をここから助け出してくれ」 監禁小屋を出てあたりの様子をうかがう二人。 そこにGRUスペツナズの山猫部隊の隊長・オセロット(二十歳前後)がソコロフを誘拐すべく、奇襲をかけてきた。 迎え撃ったフルシチョフ正規軍の部隊は、オセロットの芸術的射撃であっというまに全滅。 ソコロフとスネークも取り囲まれてしまった。 スネークは山猫部隊を全員倒し、残った隊長のオセロットと対決。 スネークは実戦経験の浅いオセロットの欠点を見破り、銃を簡単にもぎ取り、ダウンさせる。 「お前はリボルバー向きだ。しかし早撃ちはいいセンスだった」 「いい…センス…?」失神するオセロット。 9 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 18 49 ID TbkPD5eL 橋まで来ると、向こうからザ・ボスが両手に荷物を抱え、歩いてきた。 「ボス!なぜここに?」 「…私はソ連へ亡命する」 荷物は小型核砲弾を2発。亡命の手土産だという。耳を疑うスネーク。 シャゴホッドを吊り上げ運んで行くヘリコプターが頭上を通った。 GRUは、シャゴホッドをソコロフの研究施設から強奪してしまったのだ。 GRUの大佐・ヴォルギンがやってきて、ボスから小型核砲弾を受け取った。 ヴォルギンはスネークに言った「ザ・ボスは我らコブラ部隊に戻ってきたのだよ。世界を制圧するためにな!」 コブラ部隊とは第二次世界大戦中、連合国の優秀な兵士を集め組織された隠密特殊部隊。 ザ・ボスはコブラ部隊のリーダーで、隊員は『ボスの息子達』と呼ばれた。 ヴォルギンは、GRU内部にかつての仲間を呼び集めてコブラ部隊を再結成。戦争を仕掛けるつもりなのだ。 スネークを殺そうと歩いてくるヴォルギンを、ザ・ボスが止めた。 「この男は私の弟子だ。私の手で殺す」スネークはボスにつかみかかっていった。 が、あっけなくスネークは銃を奪われ、腕をへし折られ、谷底に落とされる。 激流に押し流され、何とか川岸にはいあがったスネークだったが意識朦朧の全身大重体。 ゼロ司令官となんとか無線が通じ、すぐに助けに来てもらうこととなった。 そのころ、ソコロフを連れ、ヘリに乗ったヴォルギン大佐は、 ザ・ボスからの手土産の小型核砲弾を肩にかまえ、ソコロフ研究所に向けた。 「自国に向けて核を撃つ気ですか!?やめてください!」制止するオセロットを振り切り ヴォルギンは砲弾を発射。閃光が走り、研究所はきのこ雲に覆われる。 10 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 20 59 ID TbkPD5eL ・スネークイーター作戦 政府施設に撃ち込まれたアメリカ製核砲弾について、説明を求めてきたソ連に対し、 アメリカ大統領は、今回の事件は亡命した兵士が勝手にした事であり、アメリカは無関係だと言い張った。 しかし、スネークを助けに行ったガンシップの影が、爆破当日のソ連のレーダーに映っており、 完全なしらばっくれはできなかった。ソ連の最高権力者フルシチョフは言った。 『ザ・ボス率いるコブラ部隊をアメリカの手で抹殺し、潔白を証明してください。 できなければ報復行為がアメリカに届くだろう』と。アメリカはその条件を飲んだ。そしてCIAにボス暗殺を指令。 加えて、ソコロフの奪還と、シャゴホッドの開発状況の調査、並び破壊の任務も発令された。 それはヴァーチャスミッション失敗の挽回のチャンスでもあり、 ザ・ボスの最後の愛弟子、スネークにしかできない任務だった。失敗すれば全面核戦争に突入する。 スネークは集中治療室から出ると、すぐソ連の密林に潜入した。 今回の主な任務は三つ。 ・ソコロフの奪還 ・新型核兵器シャゴホッドの破壊 ・ザ・ボスの暗殺 コブラ部隊抹殺任務は、ソ連側の要請のため、今回はソ連スパイ組織KGBの協力が入る。 ゼロ司令官からの伝達によれば、協力してくれるKGBのスパイも、ソ連に亡命した元アメリカ人だという。 NSA暗号解読員だった2人で、ADAMとEVA(アダムとイブ)というコードネームを持つらしい。 その2人のうち、ADAMがヴォルギンの元に潜入しており、彼が武器と情報を持って、核兵器の落ちた森に来る。 スネークは焼け落ちた森奥深くへ進んでいった。彼はボスが身につけていたバンダナを、頭に巻いていた。 途中、ボスがスネークを待ち伏せしていた。 「なぜ亡命を?」「亡命ではない。自分に忠を尽くした」 ボスはスネークの銃を奪い、投げ飛ばした。反撃できないスネーク。 「帰れ、お前に私は殺せない」ボスは馬に乗り、去っていった。 11 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 22 58 ID TbkPD5eL 待ち合わせ場所の廃墟に派手な爆音が響き渡り、バイクに乗ったブロンド美女が現れる。 「ADAMは来られなくなった。私はEVAよ。よろしく」美女はバイクスーツのジッパーを下ろし、 豊満な胸(黒ブラ着用)をぷりぷりさせながらスネークに近づいてきた。 EVAはソコロフが囚われているGRU研究所の場所を伝え、武器と研究所に入るための白衣をスネークに渡した。 まだ完全に体力が戻っていないスネークはその場で仮眠を取る。 一時間後、オセロット率いる山猫部隊が襲い掛かってきた。 オセロットは、スネークのアドバイスどおりに銃をリボルバーに代えて自信満々。 ・・・なのだが、結局使い慣れていない銃があだになり、銃弾数を間違えて肝心なところで弾切れを起こし、またもやスネークに駄目だしをされた上、やすやすと倒される。 GRUのアジトでは、スネークがまたも潜入したと聞いてヴォルギン大佐が激怒していた。 ヴォルギンは、ソコロフと一緒にGRUに拉致されてきたソコロフの愛人(EVAの扮装)に目を付ける。そしてストレスと性欲を晴らそうと考え、EVAを自室に連れて行ってしまう。 ソコロフが監禁されているGRUの研究所に入ったスネーク。 EVAから渡された白衣を身につけ潜入。ソコロフがいるという部屋に入った。 しかしソコロフは、シャゴホッドの保管されている巨大施設に連行されてしまっていた。 その部屋には泥酔した研究所所長のグラーニンがいた。グラーニンも優秀な科学者なのだが、ソコロフが開発した「シャゴホッド」のおかげで、用なし扱いをされ飲んだくれていた。 グラーニンは、自分が発明した『新型核兵器・メタルギア』の優れた性能の高さを延々と語りあげた。 大地をマッハの速さで駆け抜け、その勢いで核を発射するシャゴホッドよりも、 二足歩行でどこからでも核を発射できるメタルギアの方が素晴らしいのに、誰もわかってくれないと嘆いていた。 シャゴホッドを破壊し、ソコロフを連れて行くというスネークの潜入をグラーニンは喜んでおり、 ソコロフが連れて行かれた巨大施設の行き方と、その道へ出るための扉の鍵を渡してくれる。 その巨大施設にはシャゴホッドも置かれており、あと二度の調整で稼動可能になるという。 12 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 24 04 ID TbkPD5eL EVAと無線で連絡を取り合い、ソコロフが連れて行かれたという施設の鍵をもらうため、 山頂にむかうスネーク。山頂の小屋ではEVAが着替えをしていた。傷だらけの背中が見えた。 S趣味のヴォルギンにプレイでさんざん痛めつけられたのだと言う。EVAは下着姿のまま、くねくねとスネークににじみよる。 「スネーク、人を好きになったこと、ある?」 「他人の人生に興味を持ったことは無い」 「ザ・ボスは?恋人だったの?好きなの?嫌いなの?」 執拗にスネークとボスとの関係を聞きたがるEVA。 「それ以上の存在だ。俺の半分はザ・ボスのものだ。10年、生死を共にした。とても言葉ではいえない」 「そんなザ・ボスを、殺せるの?」 黙りこくるスネーク。 山頂から見える巨大施設を指差し、構造を説明するEVA。望遠鏡で観察するスネーク。 会話を終えると、EVAはあわただしくバイクを飛ばし、施設へ続く崖を一気に駆け下りていった。 進入経路を聞いたスネークも山を駆け下りていった。 省略してますが、スネークはここまでにコブラ部隊の刺客を全員殺していて ヴォルギンは仲間を失った悲しみで、ますます怒り狂っております。 また、スネークがすいすいと進入してくるのはGRU内部に内通者がいるに違いないと、 スパイ探しを始め、手始めにグラーニンを電撃パンチで撲殺。 暴走を始めたヴォルギンに、オセロットは「やりすぎだ!」とたてつくようになる。 13 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 25 26 ID TbkPD5eL GRU兵士の制服を盗み、巨大施設に侵入したスネーク。EVAが、ソコロフからシャゴホッドのデータを受け取る場面を目撃。 EVAはソコロフを脅してデータを受け取っていた。ソコロフのビビリようからして、愛人関係ではないようだ。 EVAが出て行ったのを見てソコロフに接触。 ソコロフは、「彼女はタチアナ、通称ターニャ。ヴォルギンの愛人だろう?私はそれ以外なにも知らない」という。 ソコロフは疲れ果てていた。ロケットを作りたくて科学者になったのに、 核兵器の開発を強要され、政治の道具にされ、家族と引き離された。 アメリカに行っても兵器開発を強要されるならシベリア送りになったほうがいい、と言い出す。 そこに、ヴォルギン大佐が部屋に入ってきた。変装がばれ、スネークは捕らえられてしまう。 ソコロフはシャゴホッドのデータを渡したことをとがめられ、ヴォルギンに殺されてしまった。 手首を縛られ吊るされて拷問を受けるスネーク。 部屋の隅で泣き崩れ、悲鳴をあげるEVA。オセロットもいる。 「言え!アメリカは本当は賢者の遺産を狙っているんだろう!!!」 ヴォルギンは『賢者の遺産』という、たいそうなものを所持しており、 スネーク(アメリカ)はそれを狙ってると思い込んでるらしい。 「無駄だ。そいつは口を割らない。私がそう教え込んだ」 ボスが拷問室に入ってきた。 ヴォルギンがいらだち、スネークの目をえぐるようボスに命令する。 最初は拒否するボスだったが、ヴォルギンに強く命令され、しかたなくナイフを取り出した。 ボスの目にはためらいが浮かんでいる。しかしスネークはボスが任務を必ず実行する人だと知っている。 スネークに近づくボス。見つめ合うふたり。恐怖で見開かれたスネークの目にナイフが近づいた。 「やめて!」EVAがボスの腕にしがみつきナイフを叩き落とした。オセロットがEVAに銃を突きつけた。 スネークは体を振り子のように揺らしてオセロットに体当たりをした。 バランスを崩したオセロットの手から放たれた銃弾は、スネークの右眼球をえぐり取った。 14 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 27 36 ID TbkPD5eL 気がつくと監獄にいた。武器は全て取られ、上半身裸で体力もない。しかし無線は手元に残っていた。 鍵を開ける事に成功したスネークは、牢を脱走。EVAの無線指示でマンホールを下り、水路を走った。 その先でEVAと合流し、装備品を受け取る事になっていた。 しかし脱獄に気づいたオセロットに崖に追い詰められ、スネークは高さ何百メートルもある谷底にダイブ。 スネークは流れの緩やかな下流まで流された。 そこへコブラ部隊の隊員、ザ・ソローが襲い掛かってきた。 あたりはソローの能力によって悪夢のような風景に変化。亡霊のように水面を漂うソロー。 これまでスネークが殺した死者が恨み言を放ちながらスネークに襲い掛かってくる。 武器や爆弾で蹴散らそうとするのだが、ソローにはまったく効かず、死者たちもあとからあとから湧き出てくる。 そして幻覚の川でスネークは力尽き、死んだ。 スネークは歯に仕込んである蘇生薬を噛み砕き、意識を取り戻した。 どうやら谷底に落ちて川に流されて、今までずっと意識不明になっていたようだ。 無線でゼロ司令官と会話。コブラ部隊にザ・ソローという男はいるか?と質問するスネーク。 ソローは実在した。しかし二年前に死んでいた。 ザ・ボスとソローは愛し合っていた。しかし冷戦が2人を敵対関係に引き裂いた。 二年前、ソローの暗殺指令がボスに下る。ボスは愛する男、ソローをその手で殺したのだという。 EVAと無線が通じ、下流の滝の中にある洞窟で合流。EVAはあいかわらずバイクをぶっ飛ばしてやって来た。 ずぶぬれになっているEVAとスネークは火を焚き、服を乾かし、暖をとった。あいかわらず下着姿で迫るEVA。 失明した右目に眼帯をつけ、装備を受け取り、身支度を整え、蛇を焼いて喰らい、体力を回復させるスネーク。 蝶がスネークの顔の前をひらひらと飛んだ。 つかもうとしたが、片目を失ったスネークは距離感をつかめず、その腕はむなしく空を切った。 その様子を見ていたEVAが泣きだし、スネークに抱きつき、キスをする。 スネークの体に乗ってこようとするEVAを、スネークはやんわり拒絶する。 15 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 30 07 ID TbkPD5eL ソコロフは死亡してしまったため、残る任務はシャゴホッドの破壊と、ボスの暗殺になった。 EVAはシャゴホッドの破壊用に、GRUから最先端の爆薬、C3爆弾を盗んできていた。 これをシャゴホッドの周り4箇所にセットし、爆発させればシャゴホッドを破壊できるはずだ。 この洞窟の先に地下道があり、そこを通ればシャゴホッドの保管倉庫に潜入できる。 全ての任務を終えたら、EVAと合流。EVAが湖に隠した飛行艇で一緒に脱出するという段取りまでできた。 GRUに戻ろうとするEVAを心配するスネーク。 だがEVAは「まだやることがあるの。大丈夫よ、ヴォルギンはぜんぜん私を疑ってないもの」と自信満々で答える。 スネークは、無線での治療情報サポートに入っている女性から、 20世紀になったら子どもを作らなくとも、科学の力で遺伝子情報を残す事ができると聞く。 彼女は熱心に語った「あなたのような能力の高い戦士の遺伝子は後世に残すべきよ」 スネークは潜入に成功。片目で銃を撃つ事にも慣れてきた。 シャゴホッドの周りにC3爆弾を設置。タイマーを発動させる。 そこにヴォルギンとオセロットが兵を引き連れ登場。スネークは囲まれてしまう。 EVAも連れられてきていた。地下金庫から賢者の遺産を盗もうとして見つかったのだ。 ヴォルギンが「KGBのスパイめ!」と激昂しEVAを蹴り上げる。 「賢者の遺産とはなんだ?」スネークが質問した。 ヴォルギンは天国への手土産だと言いたげに賢者の遺産についての説明を始めた。 先の大戦時、アメリカ、中国、ソ連の真の権力者が秘密裏に手を組んだ。 それは『賢者達』と呼ばれ、莫大な資産を出し合い、他の国々を征服しようとした。 終戦後、『賢者達』の対立によって冷戦が始まった。 その混乱を利用して、集まった莫大な富を、管理に携わっていたヴォルギンの父がひそかに裏に回し、 徹底的なマネーロンダリングをして洗い上げ、自分のものにしてしまっていた。 その莫大な遺産の行く末が記録されたマイクロフィルム、それが『賢者の遺産』総額一千億ドル。 ヴォルギンは父から相続した『遺産』を使って世界を再び統一させようと計画。 ボスに亡命を呼びかけコブラ部隊を再結成、シャゴホッドを強奪、準備を進めてきた… 16 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 33 48 ID TbkPD5eL ボスがやってきた。ヴォルギンは「これを安全な場所に移してくれ」とボスに『賢者の遺産』を渡した。 受け取ったボスは、「この女は私が始末する」と、EVAを連れて行ってしまう。 オセロットが、スネークと一騎打ちさせてくれと頼み込むが、「この男は俺が殺す」とヴォルギンは軽くあしらい、口論になる。 オセロットは苛立ち、ヴォルギンに銃口を向けた。ヴォルギンも電撃弾丸をオセロットに向けて威嚇発射する。 (関係ないけど私の脳内BGMは ♪喧嘩をやめて~二人をとめて~でした) にらみ合いの末、渋々オセロットは引いた。ヴォルギンとスネークの戦いが始まった。 ヴォルギンは手出しは無用と宣言したくせに、劣勢になるとオセロットに援護を頼んだ。 だがオセロットは、応じない。それどころかスネークを応援する始末。 爆薬が見つかった。 GRU兵士が「あと3分で爆発します!解除に間に合わない!早く逃げてください!」と声を上げる。 なんとか爆発ぎりぎりでヴォルギンを倒し、倉庫から逃げ出すスネーク。 倉庫を飛び出したスネークの前に、バイクに乗ったEVA登場! すぐにC3爆弾が爆発。倉庫が炎の海に包まれる。バイクで駆け抜け、強烈な爆風から逃れるふたり。 「なぜここに?」「ボスが逃がしてくれたの。伝言を預かってるわ。ボスは湖のそばであなたを待ってる」 一息ついたのもつかの間、炎の中からシャゴホッドが現れる。完全に破壊できなかったのだ。 瀕死のヴォルギンがシャゴホッドを操縦していた。 ヴォルギンはスネークを殺すためだけに生き延びていると言ってもいい状態。 二人はバイクで逃走、しかしヴォルギンは凄い執念で追いついてきた。 EVAとの協力でなんとかヴォルギンを殺し、シャゴホッドも破壊した。 あと一つ残る任務は、ボスの抹殺… スネークは一人で待ち合わせの場所に出向いた。 17 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 35 27 ID TbkPD5eL ついにボスとの対決の時が来た。 咲き誇る白い花畑、その中央に、ザ・ボスはいた。 「待ってたわスネーク。あなたの誕生、成長、そして今日の決着を!」 ボスの人生、それは国に忠を尽くすことしかできなかった女の悲しい歴史だった。 ボスは『賢者達』の前身『賢人会議』の一員の娘に生まれた。父は何者かに殺された。 初期メンバーのいなくなった『賢者達』は、ただの戦争組織と変わり果て、分裂した。 1944年、戦場でボスは男児を産んだ。父親はザ・ソロー。赤ん坊は『賢者達』に取り上げられた。 その後は原爆実験に派遣され被爆。宇宙ロケット発射の非公式の実験台にされ、地球を外から見た。 時代は変わり、一つだった世界が分かれ冷戦に突入。「家族」と呼んだ戦友が今度は敵になった。 そしてボスは、かつての夫ソローを殺した。どちらかが死に、どちらかが生き残る、それが任務だった。 宇宙から見た地球は、敵も国境も無かった。世界はひとつだった。だが『賢者達』は戦争を起こし敵を作り出してしまう。 ボスの願いは、反目している『賢者達』を再び統一、世界をひとつに戻す事…。 「こんなに自分のことを話したのは初めて…嬉しい。ありがとう、黙って聞いてくれて…」ボスは涙を流した。 舞い散る花吹雪のなか、壮絶な師弟対決が始まり…そしてスネークの勝利で終わった。 「私はお前を愛し、育てた。武器を与え、技術を教え、知恵を授けた。もう私から与えるものは何も無い… 生き残ったものが跡を告ぐ。私の命を奪え。ボスはふたりもいらない。蛇はひとりでいい…」 ボスは、『賢者の遺産』をスネークに渡すと、目を閉じた。 スネークは立ち上がると、横たわっているボスに銃口を向けた。 長い沈黙と時間が過ぎた。 銃声が響き渡り、白い花は真紅に染まった。 18 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 37 07 ID TbkPD5eL ソ連を脱出するため、飛行機に乗るスネークとEVA。 オセロットが強引に乗り込んできて拳銃での一騎打ちを申し出た。 スネークは勝った。しかしオセロットを撃つことはしなかった。(勝利が逆でも同じ) ふたりの間には戦いを介した友情が思いっきり芽生えていた。 オセロットは「楽しかった」と言うと、満足げな笑みを浮かべ機体から飛びおりていった。 EVAとスネークは二人で力をあわせ重いハンドルを引いた。やっと機体が持ち上がり空へ飛び立った。 ふたりはアラスカまで無事逃げ延びる事ができた。 誰もいないアラスカの基地、二人きりでワインで乾杯するスネークとEVA。 このまま俺と一緒にアメリカに戻れと説得するスネークだったが、EVAは首を振る。 そしてふたりはセックル。 朝、目覚めると、EVAの姿は消えていた。 おまけにボスから預かった『賢者の遺産』が盗まれていた。 テーブルの上のテープレコーダーに、EVAの長いメッセージが入っていた。 “私は本当は中国のスパイなの。KGBのスパイとして潜り込み、EVAになりすましたのよ。 ソ連に亡命したADAMとEVAは二人とも男。 本当のADAMは約束の場所には現れなかった。私が彼を始末する必要もなかったわ。 私の任務は、賢者の遺産とシャゴホッドのデータの奪取。 これで中国も核を持つ事ができる。 本当はあなたのことも殺さなくてはいけなかった。でもそれはできなかった… あなたと愛しあったからじゃないわ。私は…ボスと約束をしたから… …中国に『賢者達』が作ったスパイ養成施設があるの、私はそこで育った。 大戦前ボスはそこで教官をしていた。 だからボスは最初から私が何者かを知っていたのよ。 ボスが私を助けたのには理由があるわ。それはあなたに伝言を… 真実を伝えるため…” 「EVA」とスネークに呼ばれた中国の女スパイは泣きじゃくりながら、ボスから託された真実を語りだした。 19 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 38 15 ID TbkPD5eL “いい?スネーク、彼女は裏切り者ではない。彼女は任務を遂行したのよ。 ボスの任務はコブラ部隊に合流し、賢者の遺産を奪取すること。 ザ・ボスの亡命はアメリカ政府が仕組んだ偽装亡命だったの。 しかし思いもよらない出来事が起きた。 ボスが持っていった小型核砲弾をヴォルギン大佐が撃ち込んでしまって アメリカはその始末をつけなくてはいけなくなった。 そして作戦は大きく加筆、修正された…” スネークはアメリカに英雄として迎えられた。 そしてアメリカ大統領から表彰を受け、ボスの名称を受け継いだ。 穢れた『ザ・ボス』の、その上を行く英雄として『ビッグボス』の名称を。 “ボスに新たに課せられた任務は、スネーク、あなたに殺される事。 生還は許されなかった…自決も許されない。 あなたに…愛した弟子によって命を断たれる、 それが、彼女に課せられた責務。 彼女は汚名を着せられたまま葬り去られる… アメリカでは恥知らずの売国奴として、ソ連では核兵器を撃ち込んだ凶人として。 それが、ザ・ボスの最後の任務(ミッション)…!” カメラのフラッシュの中、大統領から握手を求められるスネーク。 しかしスネークは宙を見つめたまま動かない。室内の空気が張り詰める。 ようやくスネークは握手に応じた。 スネークは囲んでくる関係者を全員無視し、大統領室から出て行った。 “あなたにだけは真実を伝えたかったのだと思う…! 自分の口で言うことは禁じられていた、だから私に真実を託した… 全ては国のため、祖国のため、名誉も命も捧げた…。彼女こそが英雄よ” スネークは『ザ・ボス』の墓標の前に立ち、彼女の愛用した銃「パトリオット」と花をささげた。 そして涙を流しながら、いつまでも敬礼を続けていた。 “これは歴史には残らない、あなたの心だけに残す、 彼女の帰還報告(デブリーフィング)… 彼女こそ、真の愛国者(パトリオット)…!” 20 MGS3 ◆l1l6Ur354A sage 05/02/01 22 39 50 ID TbkPD5eL 1964.10.15 フルシチョフ解任。プレジネフが共産党第一書記に。 1964.10.16 中国、タクラマカン砂漠で原爆実験に成功 1968 EVA、ハノイで消息不明 1970 ゼロ少佐はFOXを解散 1970 アメリカ 残りの遺産を入手、米国「賢者達」は「愛国者達」と改名 1971 ビッグボスはゼロ少佐の意思を継いで、「FOX」を元に「FOXHOUND」部隊を設立。 1972 恐るべき子供達計画ビッグボスの子供達、生まれる ●ゲーム終了画面、オセロットが誰かと話している声が流れる。 「…GRUの施設は跡形もなく消え去りました。…ええ、ボスの暗殺はCIAの手で、確かに。 …フルシチョフはこれで終わりです。この事実はアメリカの首根っこを押さえることにもなります。 …これからはあなた方の時代です、KGB局長」 電話を切ると、オセロットは再度誰かに電話をかけた。 「私です。ザ・ボスは見事に任務を全うしました。…『賢者の遺産』は無事われらアメリカの手に。 中国側には偽のフィルムを握らせました。…しかし、まだ残りの遺産がKGBに。 シャゴホッドはGRU施設ごと、残りの核砲弾で灰に。…それも、ザ・ボスが。 それと、面白いものを手に入れました…新型の核攻撃システムです。いずれ役に立つかと…。 …はい。ソ連側は私の正体にまったく気づいておりません。私が三重スパイだとは。 …ええ…私がADAMという事も、誰も気づいていないようです。それでは…CIA長官 METAL GEAR SOLID 3 SNAKE EATER END
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EXTRA OPS:081~100 攻略 EXTRA OPS:081~100 攻略【EXTRA OPS:081】対戦車戦:KPz 70 Custom 【EXTRA OPS:082】対戦車戦:MBTk-70 【EXTRA OPS:083】対戦車戦:MBTk-70 Custom 【EXTRA OPS:084】対戦闘ヘリ戦:Mi-24A 【EXTRA OPS:085】対戦闘ヘリ戦:Mi-24A Custom 【EXTRA OPS:086】対戦闘ヘリ戦:Mi-24D 【EXTRA OPS:087】対戦闘ヘリ戦:Mi-24D Custom 【EXTRA OPS:088】対戦闘ヘリ戦:AH56A-bomber 【EXTRA OPS:089】対戦闘ヘリ戦:AH56A-bomber Custom 【EXTRA OPS:090】対戦闘ヘリ戦:AH56A-raider 【EXTRA OPS:091】対戦闘ヘリ戦:AH56A-raider Custom 【EXTRA OPS:092】対戦車戦:T-72U Custom 【EXTRA OPS:093】対戦車戦:T-72A 【EXTRA OPS:094】対戦車戦:T-72A Custom 【EXTRA OPS:095】対戦車戦:KPz 70 【EXTRA OPS:096】対戦車戦:KPz 70 Custom 【EXTRA OPS:097】対戦車戦:MBTk-70 【EXTRA OPS:098】対戦車戦:MBTk-70 Custom 【EXTRA OPS:099】対装甲車戦:BTR-60 PA 【EXTRA OPS:100】対装甲車戦:BTR-60 PA Custom 【EXTRA OPS:081】対戦車戦:KPz 70 Custom Sランクタイム(ソロ)~11′06″ Sランクタイム(CO-OPS)~00′00″ ミッション出現条件: 難易度: 敵兵士のランクS 00 A 00 B 02 C 02 D 00 E 00 攻略EXTRA OPS:076と同じ。増援の数と部隊長のスタミナが多いだけ。 備考増援:28人(ソロ) 増援位置:北側小屋内部、北西小屋横、東小屋内部、南東小屋横 戦車装備:主砲、機銃 随伴歩兵装備:M16A1、M60、スタングレネード 戦車HP:約280万 【EXTRA OPS:082】対戦車戦:MBTk-70 Sランクタイム(ソロ)~08′31″ Sランクタイム(CO-OPS)~00′00″ ミッション出現条件: 難易度: 敵兵士のランクS 00 A 00 B 00 C 02 D 02 E 00 攻略EXTRA OPS:076と同じ。 備考増援:20人(ソロ) 増援位置:北側小屋内部、北西小屋横、東小屋内部、南東小屋横 戦車装備:主砲、機銃、ミサイル 随伴歩兵装備:M16A1、Uz61、スタングレネード、グレネード 戦車HP:約240万 【EXTRA OPS:083】対戦車戦:MBTk-70 Custom Sランクタイム(ソロ)~17′57″ Sランクタイム(CO-OPS)~13′17″ ミッション出現条件:50 難易度: 敵兵士のランクS 00 A 04 B 00 C 00 D 00 E 00 クリア報酬設計図:電磁ネット(Sランククリア) 攻略EXTRA OPS:076と同じ。増援の数と部隊長のスタミナが多いだけ。 備考増援:28人(ソロ) 増援位置:北側小屋内部、北西小屋横、東小屋内部、南東小屋横 戦車装備:主砲、機銃、ミサイル 随伴歩兵装備:M16A1、スパス12、、グレネード 戦車HP:約300万 +綱渡りレベルのSランク取得方法 危険な綱渡りを行うレベルの攻略法です。実行するかは自己責任でお願いします。 準備するものは、スモグレ(色付も)・フルトン地雷・Mk22・フルトングスタフ・普通のフルトン・NVG・マテ茶(人によっては) スニーキングスーツが有利と思われます。 始まってすぐに南東部辺りの木の柵(壁)に向かって戦車が見える位置に移動します。 足元にスモークを焚いてフルトングスタフで随伴兵に喧嘩を売ります。 2~3人向かってくると思いますので放置。後はスモークを絶やさないように心がけます。 さて「いるな!」と言った兵士はスモークの中へと走ってきます。 なので増援兵の近くをMk22で撃って自分の存在をスモークの中からアピールしましょう。 4人がスモークの中へと走ってきたらフルトン地雷で4人とも捕獲します。 スモークを絶やさずにこれを5回続けます。 フルトン地雷は切れてしまうので次にグスタフを使っていきます。 グスタフは支援補給で回復できるので便利です。 無事28人を捕獲出来たらあとはMk22とグスタフを使って部隊長も捕獲します。 スモークに余裕があれば部隊長にすら気が付かれないのでその分有利となります。 技量によってこの方法の欠点を修正できる人もいればこんな野蛮なやり方が合わない人もいます。 況してやこの方法でSランクを取るには相当急がないといけません。 あくまでこれは自分が使った最終手段ですのでご了承願います。 (完全にホールドアップをしない方向性の為修正案がありましたら補足をお願い致します。) 補足: 無限バンダナがあると若干容易だが、事故死に注意。 どうせフルトングスタフで音が出る&カムフラ率大幅低下のため、カムフラ率カバーのNEOMOSS迷彩か、見つかった時用のバトルドレスでもいい。 装備:フルトングスタフ・スモーク・無限バンダナ(・モシンナガン) スモーク→フルトングスタフの繰り返し。スモークは最新の2つのみが有効なことに注意する。 モシンナガンはコマンダー用。無くてもいい。 発見された場合の補助策 装備:地雷起爆用武器・対戦車地雷 発見されてもとにかく全員回収し、2のセットで地雷ハメに移行してコマンダー出現までダメージを与え続ける。 時間短縮のために起爆用武器はミサイルが良いが、移動速度低下と操作ミスに注意。時間との勝負なので見つかる=リスタートでもいい。 +無限バンダナ&フルトン地雷を利用したSランク取得方法 無限バンダナとフルトン地雷を利用した攻略法です。 準備するもの: 無限バンダナ・普通のフルトン・レーションなどの回復薬(兵長戦用)・mk22等(サプレッサー付の武器)・フルトングスタフ等(兵長戦用、好みで)・フルトン地雷 迷彩はスニーキングスーツ 手順は単純です。 敵は北西⇔南東を往復しているだけなので、まず、敵の移動中は2人ずつHU&フルトン回収していきましょう。 2人までだったら回収してから増員兵が来るまでの間に楽に身を隠すことができます。 尚、フルトンは普通のフルトンを使用したほうがタイム短縮に繋がると思います。 次に、敵の随伴兵は敵スタート場所と南東の折り返し地点で4人固まって移動する時があります。 このとき、うまくいけば4人HUできるので、HUした後、敵4人を回収できるようにフルトン地雷を仕掛けます。 その後、少し距離をおき、サプレッサー付の武器で起爆させて回収します。 フルトン地雷はサプレッサー付の武器で起爆させれば敵に気づかれずに起爆させることができます。 また、敵がHUしている間は敵の増員兵が来ないので、余裕をもって起爆させるようにしましょう。 普通のフルトンが切れたときにもこの方法でフルトン回収できます。 うまくすれば敵は2往復で回収しきれるはずです。 その後兵長を回収して終了です。 自分はこの方法を使い、17 10でSを取得しました。 敵の随伴兵の行動はワンパターンなのでうまく見極め、敵の増員兵の出現場所を把握すれば比較的簡単です。 ぜひお試しを。 +無限フルトン砲北小屋ハメ 全ての農場戦車戦で使えるハメ技です 使用する武器・装備品は、無限バンダナ、フルトングスタフ、スモークグレネードの3つですが、隊長用に麻酔銃、ノクトビションを持って行けば時間短縮できると思います。 まずスタートしたら、北の小屋まで見つからないように移動します。この小屋内の北西角で真南を向いてフルトン砲を撃つのですが、しばらく待機します。 戦車は必ず小屋の横であさっての方向に砲撃するので、その砲撃の約30秒後にハメ開始、空うちして随伴兵に気づかせます。 後は西の入り口から突入してくる敵を、フルトン砲で回収していきます。東の大きな入り口からは敵は来ないので、発射する向きも変える必要がありません。押すのは発射ボタンのみ、入り口直近の南の壁めがけてひたすら打ち続けます。 敵兵がポンと飛び込んできたら撃つ、スコープ越しに向かいの壁を敵兵が横切るのが見えたら撃つ、警戒解除されたら撃って気づかせる、戦闘音楽が変わって発見された状態になっても問題ありません。ひたすら適当に発射ボタンを押すだけです。 随伴兵を全て回収したら、スモークを炊いてそこから隊長を攻撃、回収して終了です。 このEX083は8分前後でクリアできると思います。 農場戦車戦のSランク消化にお役立てください。 【EXTRA OPS:084】対戦闘ヘリ戦:Mi-24A Sランクタイム(ソロ)~14′30″ Sランクタイム(CO-OPS)~00′00″ ミッション出現条件: 難易度: 敵兵士のランクS 00 A 00 B 00 C 02 D 02 E 00 備考増援:40人(CO-OPS) +全ヘリ共通Sランク攻略 全ヘリ共通Sランク攻略 概要 随伴兵を無力化しておき、ヘリのキャノピーを破壊、部隊長を倒す。 準備するもの PTRD1041 (徹甲弾スナイパーライフル) mk.22 or モシンナガン スモークグレネード NVG(暗視ゴーグル)慣れれば不要 補給支援マーカー(適宜) 戦略 随伴兵4人をホールドアップ、無力化する。 スモークグレネードを投げ、NVGを装備しつつスモークの中からキャノピーを狙撃。 部隊長が「なんだ!?見てくるんだ」と言った後ヘリが方向を変えるまで待ち、狙撃を繰り返す。続けざまに狙撃すると発見されるので注意。 スモークが消えそうになったら、焚きなおして狙撃を繰り返す。 キャノピーが壊れると部隊長が出てくるので、スモークを焚きつつお好みの麻酔系武器で始末しよう。 キャノピーの破壊はM134ガトリング機関銃でも可能。 ちまちま撃つのが性に合わない御仁はこちらで。 【EXTRA OPS:085】対戦闘ヘリ戦:Mi-24A Custom Sランクタイム(ソロ)~11′30″ Sランクタイム(CO-OPS)~04′33″ ミッション出現条件: 難易度: 敵兵士のランクS 00 A 00 B 02 C 02 D 00 E 00 備考増援:28人(ソロ)40人(CO-OPS) 増援位置:ヘリ、北側小屋内部、北西小屋横、東小屋内部、南東小屋横 ヘリ装備:機銃、ミサイル、爆撃 随伴歩兵装備:M16A1、Uz61、スタングレネード、グレネード ヘリHP:約170万 【EXTRA OPS:086】対戦闘ヘリ戦:Mi-24D Sランクタイム(ソロ)~14′00″ Sランクタイム(CO-OPS)15′54″ ミッション出現条件: 難易度: 敵兵士のランクS 00 A 00 B 00 C 02 D 02 E 00 備考増援:28人(ソロ)40人(CO-OPS) 増援位置:ヘリ、北側小屋内部、北西小屋横、東小屋内部、南東小屋横 ヘリ装備:機銃、ミサイル 随伴歩兵装備:M16A1、LAW、スタングレネード、グレネード ヘリHP:約170万 【EXTRA OPS:087】対戦闘ヘリ戦:Mi-24D Custom Sランクタイム(ソロ)~17′38″ Sランクタイム(CO-OPS)~00′00″ ミッション出現条件: 難易度: 敵兵士のランクS 00 A 00 B 02 C 02 D 00 E 00 備考増援:36人(ソロ)52人(CO-OPS) 増援位置:ヘリ、北側小屋内部、北西小屋横、東小屋内部、南東小屋横 ヘリ装備:機銃、ミサイル 随伴歩兵装備:M16A1、PKM、スタングレネード、グレネード ヘリHP:約270万 【EXTRA OPS:088】対戦闘ヘリ戦:AH56A-bomber Sランクタイム(ソロ)~07′45″ Sランクタイム(CO-OPS)07′53″ ミッション出現条件: 難易度: 敵兵士のランクS 00 A 00 B 00 C 02 D 02 E 00 備考随伴兵10名 【EXTRA OPS:089】対戦闘ヘリ戦:AH56A-bomber Custom Sランクタイム(ソロ)~15′35″ Sランクタイム(CO-OPS)~00′00″ ミッション出現条件: 難易度: 敵兵士のランクS 00 A 00 B 02 C 02 D 00 E 00 備考増援:28人(ソロ) 【EXTRA OPS:090】対戦闘ヘリ戦:AH56A-raider Sランクタイム(ソロ)~08′24″ Sランクタイム(CO-OPS)~02′00″ ミッション出現条件: 難易度: 敵兵士のランクS 00 A 00 B 00 C 02 D 02 E 00 備考増援:20人(ソロ) 【EXTRA OPS:091】対戦闘ヘリ戦:AH56A-raider Custom Sランクタイム(ソロ)~17′15″ Sランクタイム(CO-OPS)23′11″ ミッション出現条件:【EXTRA OPS:048】完全ステルス クリア後 難易度: 敵兵士のランクS 00 A 00 B 01 C 03 D 00 E 00 備考攻撃・防御が共に高く特にミサイルを食らうとレーション2つ持っていかれることが多いミサイルは4発を2回のことが多く初発で当たると場合によってはもう一度当たって死亡することもあるので注意 これをクリアすることで049が出現する。出来ない人は下のを参考にするなどして頑張ってクリアしよう。 +時間がかかるが簡単攻略 あくまでクリアが目的なので時間は30~40分かかります。 準備するものは、スモグレ、フルトン地雷、普通のフルトン、Mk22(BANANAでも大丈夫ですw)、スティンガー、ダンボール スニーキングがBEST まず始まったら後ろにある小さな小屋に立て篭もってください。 デカイほうの小屋ではないです! そして敵兵が来たらスモグレをなげて全員ホールドアップします。 そしてしゃがんで普通のフルトンで4人連続回収します。 4人目を回収したらすぐに小さい小屋に戻って、隅っこの方でダンボールかぶって隠れてください。 するとあら不思議。小さい小屋から増援が出てこなくなります。 (出てきたらごめんなさい。俺はでなかった。10回やったけど) それでまたスモグレで回収します。 そしてここからはフルトン地雷を使います。 なんか小さい小屋の前に道みたいなのありますよね? そこのタイヤが通る道があるのがわかります。 そして車からみて左側のタイヤ道が黒くなってる所があります。 そこを見たらわかるんですけど、JJJみたいな感じで元々の道の色が出てる所があるんです。 (わかりにくかったらすみません) それの一番左側のJの所に注目します。 フックになってるとこの終わりのちょっと左にフルトン地雷を仕掛けてください。 そこだったら敵兵が踏んで空に飛んでってくれます。 それで増援が来て、増援が一周して戻ってきたらまた飛んでっての繰り返しで、簡単に28人を回収できます。 そしたら部隊長でてくるので、スティンガーでロックオンしてブワァーンしてください。 これでクリアです。 初めての書き込みなので分かりにくいと思いますが、生温かい目で見てください。 地雷を仕掛ける場所分からなかったら、自分で見つけたらおkですよ。 それか近くにきたらサブ付きで爆発させてもかまいません。 俺はそれが苦手で無理だったけどww +ノーキルでSランクを目指す 準備するもの:スモーク・フルトン地雷・フルトン回収システム・麻酔銃(サプ必須)暗視ゴーグル まずはじめに、ヘリは目がかなり悪い 音には敏感なのでフルトンバズなんぞご法度ものである そんなヘリなので、スニーキングスーツしゃがみ移動を心掛ければまず見つからない やることは単純 スモークを兵士に向かって投げる ゴホゴホしている間にフルトン地雷を設置 暗視ゴーグルを装備、フルトン地雷を撃って兵士を回収 以下を繰り返す フルトン地雷が尽きたら スモーク→CQC直投げ→ホールドアップからフルトンで回収しよう 随伴兵を全員回収すると部隊長が顔を出すので狙撃して終了 部隊長を狙撃する自身がない人はフルトンバズを持っていこう 全兵士を回収後、ヘリとガチで戦闘する勢いで部隊長に延々とフルトンバズを撃ち込む 当然、支援補給マーカーと回復アイテムも持っていこう 随伴兵回収の時にフルトン地雷を自分で踏むと少しだけど時間短縮になる ただし気力がゴッソリ削られるので、AXEやマテ茶も持参すること それと、Mk22(+睡眠ガスグレネード)で眠らせてフルトン回収するのもアリだが フルトン取り付け中にヘリに発見される場合があるので ヘリの向きを確認するか、スモーク併用を推奨 +フルトングスタフでSランク ヘリ戦では音で見つかりやすいため推奨されないフルトングスタフだが、 ヘリの位置にさえ気をつければ使用可能。 自分の周りにスモークを張り、ヘリが遠くにいるときに打つのがコツ。 このとき、プロペラ音が小さくなったタイミングを狙うと良い。 ただし、連射は見つかる可能性が大きいので間を置くこと。 特に、「何だ」の直後は警戒中なので危険。 ちょっと時間はかかったが、Sランクは取れた。 部隊長はモシンなどお好みで。 ここから先は細かく検証したわけではないが、 狙う敵兵の近くにヘリがいる場合 ヘリが威嚇射撃で低空飛行するとき ヘリの視界方向に自分がいる場合 のどれかに該当するときはフルトン打ちは待った方が無難。 【EXTRA OPS:092】対戦車戦:T-72U Custom Sランクタイム(ソロ)~12′53″ Sランクタイム(CO-OPS)~00′00″ ミッション出現条件: 難易度: 敵兵士のランクS 00 A 00 B 02 C 02 D 00 E 00 備考:エル・カダルソMAPでの戦車戦共通のバグだと思われるが、主砲により吹っ飛んだ車両と戦車の通行ルートが被った場合、列車と戦車の間をすり抜けようとした随伴兵が地面へめり込み異次元へ消え去る場合がある。戦車を破壊出来る装備が無い場合、この状態になってしまったらどうにもならないので諦めてやり直すしかない。 【EXTRA OPS:093】対戦車戦:T-72A Sランクタイム(ソロ)~09′16″ Sランクタイム(CO-OPS)06′02″ ミッション出現条件: 難易度: 敵兵士のランクS 00 A 00 B 00 C 02 D 02 E 00 備考 【EXTRA OPS:094】対戦車戦:T-72A Custom Sランクタイム(ソロ)~17′08″ Sランクタイム(CO-OPS)~18′23″ ミッション出現条件:EX OPS 27クリア 難易度: 敵兵士のランクS 00 A 01 B 03 C 00 D 00 E 00 備考 【EXTRA OPS:095】対戦車戦:KPz 70 Sランクタイム(ソロ)~06′45″ Sランクタイム(CO-OPS)~08′55″ ミッション出現条件: 難易度: 敵兵士のランクS 00 A 00 B 00 C 02 D 02 E 00 備考 【EXTRA OPS:096】対戦車戦:KPz 70 Custom Sランクタイム(ソロ)~17′35″ Sランクタイム(CO-OPS)~00′00″ ミッション出現条件: 難易度: 敵兵士のランクS 00 A 00 B 02 C 02 D 00 E 00 備考戦車装備 主砲、機銃 随伴歩兵装備 SPAS‐12 増援はマップ端辺りから出てくるタイプ。 【EXTRA OPS:097】対戦車戦:MBTk-70 Sランクタイム(ソロ)~09′37″ Sランクタイム(CO-OPS)~00′00″ ミッション出現条件: 難易度: 敵兵士のランクS 00 A 00 B 00 C 02 D 02 E 00 備考増援はマップ端辺りから出てくるタイプ。9 37でSランク確認 【EXTRA OPS:098】対戦車戦:MBTk-70 Custom Sランクタイム(ソロ)~12′10″ Sランクタイム(CO-OPS)08′37″ ミッション出現条件:【EXTRA OPS:037】ホールドアップ クリア後 難易度:5 敵兵士のランクS 00 A 04 B 00 C 00 D 00 E 00 クリア報酬設計図:Cグスタフ(フルトン) +攻略方法 【装備】 スニーキングスーツ推奨 【武器やアイテム】 mk22(麻酔銃)、CG、フルトン地雷、 無限バンダナ必須 【やり方】 ①最初の4人はmk22を装備して中腰で接近してホールドアップする ②まとめてフルトンで回収 ③増援に遭わないように一枚目の写真の所に行きましょう http //beebee2see.appspot.com/i/agpiZWViZWUyc2VlchULEgxJbWFnZUFuZFRleHQY55qJAQw.jpg ④フルトン地雷を二枚目の写真の感じで設置します http //beebee2see.appspot.com/i/agpiZWViZWUyc2VlchULEgxJbWFnZUFuZFRleHQYga6NAQw.jpg ⑤mk22装備したら敵兵の近くの地面や壁に命中しないように撃つ(この時、必ず敵兵と自分の間に地雷を挟み込むようにしましょう) ⑥敵兵気付く http //beebee2see.appspot.com/i/agpiZWViZWUyc2VlchULEgxJbWFnZUFuZFRleHQYpKyLAQw.jpg ⑦ウマー http //beebee2see.appspot.com/i/agpiZWViZWUyc2VlchULEgxJbWFnZUFuZFRleHQYqZ6NAQw.jpg ⑧4〜7をずっと俺のターン‼ ⑨隊長が出て来たらCGで倒す 終わり 砲塔の両サイドに付いているミサイルは1発でレーション1つ持っていかれる。 連続で撃ってくるので一気に2,3個持っていかれる事も・・・ +攻略方法その2 とにかくクリアしたいあなたに 念願のフルトングスタフが入手できるだけあってかなりの強敵。 ゴリ押し万歳の人とステルス万歳の人の人向けに分けます。 +ゴリ押し派 目の前の戦車の火力に目がいきがちだが、このミッションで気をつけるべきは随伴の歩兵である。 眠らせてもすぐに起きたりCQCでスタンさせようにも無駄に頑丈だったりと、とにかく邪魔。 そこで、初期武器であるスタンロッドの力を借ります。 スタンロッドは気絶している相手に使用すると、気絶時間を大幅に伸ばすことができます。 CQCからスタンロッドでもよし。ゴムショットガンで気絶させてからスタンロッドでもよし。 ただし麻酔はNGなのに注意しよう。 これで邪魔な歩兵ともおさらば。残るは少しだけ硬くて少しだけ火力の高い戦車だけ。 いつもどおりに破壊してしまいましょう。 +ステルス派 準備するものはスモークグレネード、色つきスモグレ、と暗視ゴーグル。それと狙撃武器(ヘルメットを貫通出来るものでないと厳しい)。 まずは戦車と距離をとります。 自分に向けてスモークグレネードを投げます。 暗視ゴーグルを装着し、随伴の兵士を狙撃します。 後は増援も含めて狙撃します。 このとき、スモークが切れないように細心の注意を払いましょう。 兵士を無事に全員排除することに成功したのなら後は部隊長を撃ち抜いて終わりです。 狙撃武器では部隊長を倒すのに数発必要なので、見つかってうまくいかないという場合は 部隊長専用にミサイルを持っていくのもありかと思います。 最初のスモグレを焚くまでに見つからなければ同じ事なので。 色つきスモグレも同時携帯できるので持っていくと余裕があります。 もし、途中で発見されてしまったのなら出直すか、 そのまま兵士を排除し続けるかのどちらかになります。 発見された場合は、兵士を全員排除しても部隊長は顔を出しません。 戦車にある程度のダメージを与えれば顔を出しますので、そこまで削りましょう。 万が一にそなえて正面から戦車と戦う事も想定しておこう。 残り一人で諦めるのは想像以上にきつい。 とはいえ戦車の攻撃力は恐ろしく高く、随伴兵の攻撃力も十分致命傷になるレベルです。 戦車に一定ダメージを与える労力より、最初からやりなおしてステルスを維持した方が 楽かもしれません。 【EXTRA OPS:099】対装甲車戦:BTR-60 PA Sランクタイム(ソロ)~14′11″ Sランクタイム(CO-OPS)~00′00″ ミッション出現条件: 難易度: 敵兵士のランクS 00 A 00 B 00 C 02 D 02 E 00 備考 随伴兵28人(ソロ) +とっても雑で簡単なんだけどあれなS取得法 色んな意味でごり押しなやり方です。 ただしBTRタイプにのみ通用する戦法です。 逆にこれさえできればBTRタイプは目じゃないです。 最低限必要な装備・武器・アイテム スニーキングスーツ(最初のHU用に) 睡眠ガスグレネード(Rank5推奨) スモークグレネード(あると最後が楽) 無限バンダナ(これがある前提での攻略です) 後は適当にモシンやらフルトン地雷やらを持って行って下さい。 最初の四人をHUし回収します。(地雷で回収してフルトンを温存するもよし) その後はひたすらBTRのケツに貼り付きます(近付き過ぎ注意) 行動パターンは止まって砲塔動かす→動き出す→止まって増援出すの繰り返しなので覚えやすいと思います。 そして、装甲車が止まって増援を出す際に全力で睡眠ガスグレネードを投げまくります。 するといい具合にタイヤ付近で眠ってくれます(タイミングによっては階段から落ちた時の様に一撃死する兵士もいます) そして少し待つと・・・ 無情にも兵士たちは轢かれていきます・・・ こうすることでフルトン回収の手間を減らし、サクサクと進めることができます。 ただし、グレネードに自分が近いと自分も巻き込まれるので注意しましょう。 また、時々轢かれない位置で眠る兵士もいるのでさっさと回収して次に備えましょう。 繰り返していると”あっ”という間に最後の四人になるでしょう。 注意したいのは最後の四人が轢かれると直後に隊長が顔を出すので、スモークを投げて見つからない様にすること(一応真後ろだと直ぐには見つかりませんが・・・) あとはNVGでもつけて隊長を眠らせてやればおしまいです。 この方法だと無限バンダナ必須なのが辛い所ですが、無くてもある程度数を減らすには使えると思います(そもそも睡眠ガスグレネードの入手が(ry) 【EXTRA OPS:100】対装甲車戦:BTR-60 PA Custom Sランクタイム(ソロ)~17′28″ Sランクタイム(CO-OPS)~00′00″ ミッション出現条件: 難易度: 敵兵士のランクS 00 A 04 B 00 C 00 D 00 E 00 備考 Sランクタイムの報告などお願いします。 89 ソロ11 36でSランク確認 - 名無しさん 2010-06-14 03 40 49 EX83ソロで09:32でS、全員フルトン砲で回収しました - 名無しさん 2010-08-16 16 52 45 Sのランクのタイム書き込むなら、「どれくらい遅くても大丈夫か」の方でよろしく。殺さず早解きすればSなのは確定だから。 - 名無しさん 2010-08-16 23 43 10 98の写真が見れないのですが、どなたか再うpお願いできませんでしょうか? - 名無しさん 2010-09-21 19 38 36 EX91 ソロ17 15でS確認しました。 - 名無しさん 2010-09-26 01 13 22 EXOPS 98 攻略の画像が見れません>< 再うpお願いします (_ _) - 名無しさん 2010-11-07 15 17 56 同じく。Webページが見つかりませんになっちゃう - 名無しさん 2010-11-10 19 46 31 83に載ってるハメ技をやったら小屋東の大きな入り口から敵兵が来た - 名無しさん 2010-11-09 19 30 18 83のハメ技投稿ありがとう。おかげですべてSになりました - 名無しさん 2010-11-22 20 14 29 ワーイ、攻略のおかげでクリアでけたー - 名無しさん 2010-12-30 23 15 36 か - 名無しさん 2011-02-27 20 27 02 98戦車難しいんですか? - 山崎 2011-02-27 20 28 40 91をランクなんでもいいのでクリアの仕方を教えてください - たんにゃ 2011-04-13 20 13 38 銃で随伴兵を片っ端から撃ち殺して隊長の顔出させてそいつも撃ち殺せばいい - 名無しさん 2011-04-15 18 55 55 91無理です助けて - 名無しさん 2011-07-29 17 39 42 91はな、スモーク、スモーク(色)フルトン地雷、モシン 暗視ゴーグル、フルトン、マテ茶 スニーキング、プロレスマニア(スキル) 中腰のまま。 最初の場所から前行って、スモークを使って全員入るようにして、フルトン地雷使う。 回収後、山のようなところに行く。 敵兵集まったら、(4人)スモーク、フルトン地雷。 フルトン地雷が無くなったら、安全の為、スモーク、ホールドアップ。 ちなみに、ヘリが低空飛行してるときは、ホフク。 部隊長が出現したら、最初の場所の向いている方向の右端、(右後に、四角いもの)の突き当たりに行って、少し左に行き、右向いて突き当たったところで、一番下にスモーク投げ、モシンナガンで回収。 当てにくいなら、ズームせずに(一番最低)、撃つと当てやすい。 以上だ!参考に!!!!!!!!! - 91なんかねぇ。 2011-10-22 15 45 46 修正。 部隊長を倒すときの場所は、最初の右の突き当たりの場所で。 スモーク、モシン、スモーク、モシン… - 91なんかねぇ。 2011-10-22 18 12 49 上全部読んでよ!!! - 91なんかねぇ。 2011-10-22 15 55 53 HDなのでPSPから調整入ってるかもしれないが、EX89 16 40でSとれた - 名無しさん 2011-12-17 01 35 42 PS3版でもPSP版でもEX89は17 59までならSですよ。PS3とPSPによる違いは恐らく無いです。 - 名無しさん 2011-12-19 19 21 20 EX91 ソロ 17 51 S - 名無しさん 2012-01-15 10 21 53 【EXTRA OPS:088】増援:10人(ソロ),ヘリ装備:機銃、自由落下爆弾?,ヘリHP:約50万 - 名無しさん 2012-02-28 14 52 51 【EXTRA OPS:090】増援:20人(ソロ),ヘリ装備:機銃、ミサイル,ヘリHP:約90万 - 名無しさん 2012-02-28 15 13 14 Ex91 フルトン地雷無し 無理か? - 名無し 2012-06-11 12 17 40 初見状態からキャノピー割りでイケたけどかなりキツかった。どっちにしてもマシンガンのランク3では火力不足でランク4は必須レベルだからフルトン地雷開発しちゃった方が早いし簡単。 - 名無しさん 2016-03-08 15 50 24 EX91 スティンガーじゃなく、FIM-43じゃだめか? - 名無しさん 2013-01-08 12 50 39 91以降のミッションの増援人数が書いてなくて不便すぎる。ちなみに91のは28人。 - 名無しさん 2016-03-08 18 39 06 名前
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METAL GEAR AC!D 2 当サイト連絡掲示板内差し替え・追加スレッド-250~265 250 :METALGEAR AC!D 2:2010/12/08(水) 10 05 17 ID ??? 主人公【スネーク】は、3年前に軍事独裁国家【セレナ共和国】で起こった大虐殺事件 【プラウリアの惨劇】の直後、瀕死の重傷のところを発見された男である。 自分の通称がスネークであるということ以外、すべての記憶を失っていた。 自分を助けてくれたレジスタンスの一行の仲間となり、独裁政権を打倒した彼だったが、 黒社会の大物の恨みを買ってしまい冤罪をなすり付けられて亡命を余儀なくされ、 仲間とアメリカに不法入国したところをFBIに逮捕されてしまった。 FBI捜査官【ダルトン】は釈放の交換条件として、スネークに「危険だが重要な任務」 への協力を要請した。軍需企業【ストラテロジック社】の研究施設に侵入、社の行って いた人身売買の証拠データを盗み出してこい、というのだ。 研究施設は元軍事施設を改装したもので、最新鋭の警備システムに加え、元軍人や傭兵で 組織された警備部隊、高い殺傷能力を持つ警備ロボットに守られている。もはや研究施設 というよりはちょっとした軍事要塞のようなものなのだという。 「なぜ民間企業にそれほどの警備が?」というスネークの疑問にダルトンは「ヤマしい ところがあるからさ」と端的に答えた。 しかし、捜査チームによるバックアップ体制も組まれず、スネークを送り届けた船で ダルトンが一人待機するだけという、こんなむちゃくちゃな違法捜査が、本当にFBIの 正式な任務なのかスネークは疑問を抱くが、仲間を人質にされている以上従うほかない。 「武器はナシだ。違法だからな」といまさらなことを言うダルトンに、「そういうのは 慣れっこだ」と答えるスネーク。道具を現地調達しつつ、警備兵や監視カメラ、赤外線 センサーをかいくぐり、鮮やかな手並みで帳簿データを盗み出す。 251 :METALGEAR AC!D 2:2010/12/08(水) 10 06 10 ID ??? その瞬間、緊急事態を告げる警報が鳴り響く。警備兵が来ない所を見ると、スネークが 見つかったわけではない。ちょうど同じタイミングで別の事件が起こったのだろう。 ゲートが封鎖された、というアナウンス。脱出は困難だ。 ダルトンの指示に従い、通信棟に行ってデータだけ先に外へと送信しようとする。 が、それも不可能に終わった。データをダルトンに送ろうとしたそのとき、ダルトンの 船が何者かに占拠されたのだ。その指揮官は、国防省統合参謀本部のワイズマン准将と 名乗った。本当だとすれば、米軍の大物である。 彼によると、30分前、ストラテロジック社の副社長 兼 主幹研究員【コペルソーン】が、 開発中の【メタルギア】と実験用核弾頭を奪取し、政治家や企業重役など数十人の身柄を 要求するという武装蜂起事件を起こしたのだという。警報はそれだったのだ。 メタルギア、という単語に確かに聞き覚えを感じ、反応するスネーク。ワイズマンは その様子をじっくりと観察してから、スネークに事態の鎮圧への協力を要請。 そして、交換条件として、スネークの過去を教える、と言った。 「俺を知っているのか!?」と驚くスネークに、「多少はね」と薄く微笑むワイズマン。 252 :METALGEAR AC!D 2:2010/12/08(水) 10 06 53 ID ??? ワイズマンは、スネークが【ナノチップエキスパンション】で行動していることを 言い当て、長々とその説明を始めた。 ナノチップエキスパンションとは、武器や人物を模した「カード」状に加工された 「経験データ」を行動に活用するものである。 使用者は、使用者自身の経験値を元にカードをダウンロードすれば、他人の経験や能力を まるで自分のもののように使いこなせるようになるのだという。 シャドーモセスで活躍した傭兵のように重火器を操ることも、偉大なる伝説の兵士のように 接近格闘術を極めることもできれば、ザンジバーランドを駆け抜けた男の俊足を得ることも、 ブラックチェンバーの梟の男のような夜目の体質を得ることまでも、自由自在である。 さらにこのシステムの秀逸な点は、カードを取捨選択して「デッキ」を編纂できることだ。 多種多様な経験を、さまざまな状況に応じて適切に組み合わせることで、多彩な戦略を 実行することが可能となっている。いうなれば、使用する目的も状況も選ばずに活用できる、 多目的型汎用プログラム というべき画期的なシステムである。 ひとしきり説明したあと、「今後は軍のほうでもコードを用意させてもらう」と、 ワイズマンは言った。これにより、ステージをクリアするたびに手に入る経験値(PTS)を 使って、カードを購入することができるようになった。 任務が進むにつれて、購入できるカードの種類も次第に増えていく。短時間でこれだけ 用意できるということは、軍では相当前からこのナノチップエキスパンションの開発が 進められていたのであろうことが予測された。 ダルトンは「何を言っているのか分からない、見たことも聞いたこともない」といわん ばかりの様子である。FBIの人間が少しも知らないような情報ということは、軍内部でも 機密事項に分類されるものなのかもしれない。 ということは、スネークは軍の人間なのだろうか? 疑問は尽きないまま潜入を続ける。 253 :METALGEAR AC!D 2:2010/12/08(水) 10 07 13 ID ??? ワイズマンは協力はしてくれているものの、信用ならないことは変わらない事実だった。 協力というより、利用とでもいうべきか。彼に従ってすべてを解決したところで、無事で 帰れる保障はどこにもない。スネークには、協力者が必要だった。 ワイズマンの目を盗んでダルトンと話をすると、彼は本心を白状する。疑ったとおり、 これはFBIの正規捜査ではなかった。 ダルトン自身は本物のFBI捜査官である。ただし、「元」捜査官であった。 ストラテロジック社の人身売買事件を担当して追っていたところ、上層部からの圧力で 捜査が打ち切られてしまい、抵抗したところあっさりとクビになったのだという。 ストラテロジック社が「黒い」会社であることは有名である。上層部からの圧力だって、 賄賂の賜物に決まっている。彼はクビになっても『正義』を諦めず、自分の個人的な コネを使って一人で捜査を続けていたのだ。 人身売買が行われているらしき研究施設をなんとか見つけ出し、どうにか手出しできない ものかと思っていたところ、潜入工作が得意な男が密入国するという情報をキャッチ、 知人の現職警官に協力してもらって逮捕劇を演出したのだ、と。 もっとも、これで人身売買の証拠が手に入ったとしても、違法な手段で入手した証拠で あるため起訴の材料にはできない。だが、ここから情報が手繰れるかもしれないし、 最悪でも世間に公表すれば犯罪を止めさせることはできるはずだ。 スネークらを騙して危険な仕事に利用した形ではあるが、事が成った暁にはちゃんと約束 どおりに偽の身分を用意し、渡してから釈放するつもりだった、とも語るダルトン。 彼の動機も計画も、一から十まで彼なりの正義に貫かれていた。 ダルトンは信用に足る男だ。そう判断したスネークは、生きるため協力しようと持ちかけた。 254 :METALGEAR AC!D 2:2010/12/08(水) 10 08 46 ID ??? そこに、通信を盗聴していた自称天才ハッカー【B.B.(BlackBoard)】が割り込んでくる。 ワイズマンにまったく気付かれないようにスネークとダルトンにだけ話してきたり、 ナノチップエキスパンションを即興でハックしてみたりなど、腕は確かなようだ。 妙に軽い、というより、むしろ幼いような口調で「楽しいから」協力すると言ってくる B.B.をいぶかしむダルトンだが、スネークは「この状況では誰もが信用できないし、 これ以上悪くもならなそうだ」と、いちおう信用することにする。 中と外、両方に仲間を得たスネークは、一路北の格納庫へと進んでいく。 その後、女性社員【タキヤマ】と人形のように無口な少女【ルーシー】を保護したり、 社が作っていたと思われる生物兵器【被験体】と行きがかりで戦闘するハメになったり、 先行して潜入していたワイズマンの部下【ヴィナス】と合流して協力して進んだり、 傭兵上がりの巨漢【ビンス隊長】率いる警備部隊ともやっぱり戦うハメになったり、 基地内を走る輸送列車で移動してたら鉄橋を爆破されて回り道を余儀なくされたり、 その回り道に繋がっている地下水路をダウジングで発見しなければならなくなったり、 しかもその回り道を通るためにライフルが必要だってんでさらに寄り道を強いられたり、 そうこうしてる最中に、実はコペルソーンの直属の部下であり愛人でもあったタキヤマに あっさりと裏切られてルーシーともども逃げられてしまったり……などなど、 いろいろしながらメタルギア格納庫へと進むうち、様々なことが明らかとなっていく。 255 :METALGEAR AC!D 2:2010/12/08(水) 10 09 04 ID ??? 社が開発していたメタルギアのOS【システムEGO】は、従来の電子的プログラムとは違い、 人間の脳みその仕組みそのものをコピーして作られた画期的なシステムであること。 システムEGOの理論を応用すると、人間の能力・記憶・人格をコピーし、さらに都合よく 切り貼りしたり極端化したりという操作を加えて、別の人間に移植できるということ。 それによって造られた生物兵器が、今まで倒してきた被験体と呼ばれる存在であること。 またその理論により誕生した最新式OSが、細分化した「経験」を編纂できるシステム 「ナノチップエキスパンション」であり、メタルギアや被験体に使われていること。 コペルソーンと彼の妻ルシンダは、その研究のために、人身売買で集めた子供たちを 使って人体実験を繰り返していたこと。 三年前のプラウリアの惨劇は、ストラテロジック社がセレナの独裁政権と手を組み行った 「被験体の実用テスト」中に、被験体たちが暴走したため起こった事件であること。 ルシンダはそこで命を落とし、コペルソーンは妻を失って狂気に走り始めたこと。 コペルソーンのテロの目的は、プラウリアの惨劇に関わった政府高官や会社重役たちを 皆殺しにすることと、システムEGOによる人格移植を利用しての妻の復活であること。 (コペルソーンと被験体たちはそれを『受胎』『女王の生誕』と呼んでいた) タキヤマが連れていた少女ルーシーが、彼が妻を移植するべく用意したボディ…… 技術の粋を集め、長い年月を費やして用意した、「究極の被験体」であること。 256 :METALGEAR AC!D 2:2010/12/08(水) 10 11 09 ID ??? そしてもうひとつ。 スネークの正体は、実はこの研究所で作り出された被験体のうちの1人。 「伝説の兵士」ソリッド・スネークの遺伝子から造ったクローンボディに、ロビト島事件 (前作AC!D1)で収集したスネークの活動データを移植して作られた第三世代被験体で、 「スネークタイプ」と名づけられた試作型のひとりであること。 プラウリアの惨劇で、暴走した「第二世代」の被験体たちを鎮圧するために出動したが、 仲間との壮絶な殺し合いで心が壊れてしまい逃走。 同じ第三世代被験体に追われ、重傷を負わされたうえに記憶を失っていたということ……。 (第二世代が旧型の脳に直接丸コピー型、第三世代がナノチップエキスパンション型) #MG→MGSの正史ではソリッド・スネーク自身も「BIGBOSSのクローンの一種」という設定だが、 #AC!D世界はMG2から分岐したパラレル設定なので、MGS以降追加された設定は存在しない。 #(AC!D1のOP参照。彼の最後の任務はザンジバーランド単独潜入ということになっている) #よって、本家ソリッド・スネークはクローンではなく普通に生まれた普通の人間であって、 #こちらのスネークも「クローンのそのまたクローン」というややこしい存在にはならない。 257 :METALGEAR AC!D 2:2010/12/08(水) 10 11 54 ID ??? ついにメタルギア格納庫の最上階に到達するスネークとヴィナス。そこには、 コペルソーンとルシンダ、そしてメタルギア『カイオト・ハ・カドッシュ』が待っていた。 コペルソーンはスネークに並々ならぬ憎悪を燃やし、演説のように恨み言をぶつける。 彼が言うには、ルシンダを殺した直接の実行犯はスネークなのだ、という。 その現場を見ていたわけでもないコペルソーンが、なぜそんなことを断言できるのか? その答えは、傍らにいるルーシーにあった。彼女は先ほどまでまったく意志のない人形の ように無口だったのに、今はまるで別人のように、いや、実際に別の人格になっていた。 そう、その人格こそは、ルシンダの遺体の脳みそを完全にコピーして流し込んだもの。 ルシンダの記憶を完全に受け継いでいる本人が証言しているのだ、これ以上はない証拠だ。 まあそのへんはさておき、コペルソーンの独りよがりな演説をほどほどに聞き流しつつ、 冷静にメタルギア対策を検討するスネークとヴィナス。 肩部に中性子爆弾発射用レールガン、両手に機関砲、背中にミサイルパック。圧倒的武装で あることは確かだが、スネークにはある程度の勝算があった。 今までの情報から、メタルギアのOSがナノチップエキスパンションなことは分かっている。 ということは、相手が行動に利用する「手札」を確認すれば、どういう攻撃がくるのかは 十分予測がつく、ということだ。攻撃さえ読めれば回避でき、反撃もできるはずだ。 258 :METALGEAR AC!D 2:2010/12/08(水) 10 12 17 ID ??? その言葉通り、襲い掛かってくるメタルギアを撃退する二人。しかし、敵はまだ余力を 残しているようだ。『カイオト・ハ・カドッシュ』は、システムEGOでの稼動を基準に 造られているため、手動操縦では性能をフルに発揮できない。つまり、コペルソーンが 手動で操縦していた今の戦闘は、メタルギアにとっては全力の戦闘ではなかったのだ。 最大性能を発揮するため、EGOを起動して私に接続して、と呼びかけるルーシー。 ルーシーはルシンダ移植のために手術によって徹底的に改造された「究極の被験体」。 システムEGOに最適化された体は、すなわち、メタルギアOSとして最適ということだ。 彼女を接続すれば、メタルギアはこれ以上はない頭脳を手に入れたことになる。 妻を戦わせなくない、と思っていたコペルソーンだが、ルーシーの度重なるおねだりに ついに折れ、メタルギアの自律行動システムを起動し、ルーシーをそれに接続した。 そのとたん、ルーシーは態度を豹変させた。 メタルギアのコントロールを独占。コペルソーンに対しても、今までの甘えた様子など まったくなくなり、むしろ憎しみさえあるかのような冷たい態度をとるようになった。 驚くコペルソーンに対して、彼女は「自分はルシンダではない」と衝撃の告白をした。 ルシンダを流し込む「空っぽの脳」を作成する脳改造手術が行われた、まさにそのとき、 作り出された人工シナプスに奇跡的に発生した自我なのだ、と。 システムEGOに最適化された人工脳に芽生えた自我……それはいうなれば、システムEGO そのものが人格を得たものであった。 「いままでの人体実験ではそんなことは一度も起きなかった」と反論するコペルソーン。 だがルーシーは「理屈はともかく今回は起きてしまったんだからしょうがない」と、 コペルソーンの女々しい態度をあざ笑うかのように、あっさりと吐き棄てた。 259 :METALGEAR AC!D 2:2010/12/08(水) 10 13 39 ID ??? ルーシーという空っぽの器にルシンダの脳データを流し込み、完全コピーを作り出す。 それがコペルソーンの計画、ルシンダの復活……『受胎』だった。 しかしルーシーは空っぽではなかった。それではルシンダのデータを流し込んでも、 それはあくまで彼女の「一部」にしかならず、ルシンダの完全コピーにはなりえない。 つまり、コペルソーンが夢見たルシンダの復活は、最初から潰えていたのだ。 驚き戸惑い絶望するコペルソーンを哀れむように、彼女は自分の中に眠るルシンダの 記憶と思いを彼に伝える。ルシンダを殺したのは、スネークではない。むしろ逆だ、と。 ルシンダは【プラウリオの惨劇】を目の当たりにして、自分たち夫婦の研究がどれほど 残虐なことかを思い知り、「死を持って償わねばならない」と思ったのだという。 反逆罪に問われるのを覚悟で、心が壊れたスネークを逃亡させ、そして命を落とした。 「あなたの奥さんの思いを受け取ってね?」 ルーシーの言葉とともに、コペルソーンの入ったコクピットが外部へと射出され…… メタルギアから発射されたミサイルで、あっさりと撃ち落とされた。 今日の『受胎』のための下準備として、ルーシーへのルシンダの移植は、3年もかけて 断片的に少しずつ行われていた。その断片的なルシンダは、何度も何度もコペルソーンに 「私の仇をとって」「『受胎』で私を蘇らせて」「メタルギアですべてに復讐を」……と 囁いてきた。その声に導かれて、コペルソーンは今回の事件を起こした。 誰もが狂気だ妄想だと評したコペルソーンの行動は、実はすべてルシンダ本人と共謀した ものであるという、彼にとって何にも勝る根拠があるものだったのだ。 しかしそれはルーシーの罠だった。ルーシーはルシンダのフリをしてコペルソーンを操り、 今この瞬間を待っていたのだ。 260 :METALGEAR AC!D 2:2010/12/08(水) 10 13 55 ID ??? コペルソーンの意図していた『受胎』は完全に失敗した。 しかしルーシーが意図していた『受胎』は、今まさに完遂された。 システムEGOはメタルギアOSとして造られたプログラム。ある意味システムEGOそのものと いうべき彼女にとっては、メタルギアこそが本当の体とさえいえるものなのだ。 そして、兵器として戦い、殺すことこそが生存理由。それこそが本能だ、と言った。 同一システムで作り出された被験体たちも同じだ、と、スネークを誘うルーシー。 メタルギアを欲しがる国はいくらでもある。戦う場所も無尽蔵にある。争いに満ちた世界で、 兵器として生きていこう。それこそが、兵器として作られた自分たちの最上の幸福なのだ。 しかしスネークは断り、そして力強く言い切る。 「俺はお前とは違う」。 死闘の末メタルギアを破壊したスネークたち。 ルーシーは今わの際に、タキヤマの居場所を教えてくれた。 兵器としての本能を肯定しながらも、ルーシーは用済みとなったタキヤマを殺さなかった。 理由を聞かれたルーシーは、息も絶え絶えに答えた。「…子守唄を…歌ってくれたから…」 すぐさま一行はタキヤマと合流。彼女は無事であったうえ、研究室に残されていた貴重な データをすべて保護していた。その中には、メタルギアOS開発に重要な役割を果たした、 【ルシンダ・ライブラリ】と呼ばれるデータ……ルシンダの脳をコピーして作り出した、 どんな演算プログラムよりもAIよりも優秀な「思考プログラム」……も含まれていた。 261 :METALGEAR AC!D 2:2010/12/08(水) 10 15 30 ID ??? これですべて片付いた、と思った途端、共に戦ってきたヴィナスがスネークに銃を向けた。 驚くスネークとダルトン。相変わらず邪悪な薄笑みを浮かべているのは、ワイズマンだ。 実は、生物兵器やメタルギアを開発するように社に働きかけていたのは国防省であり、 その担当者は何を隠そう、ワイズマン本人だったのだ。 (そういえば、ワイズマンは最初からナノチップエキスパンションについて、詳細な 知識とデータを所持していた。) しかもプラウリアの惨劇は、より詳細・大量のデータを欲したワイズマンが、被験体を わざと暴走させたために起きたのだという。 ルシンダ・ライブラリは、最高の研究成果であると同時に、研究内容をすべて記録した 超大規模な犯罪の最大の証拠でもある。それが明るみに出れば、ストラテロジック社だけ ではなく、国防省とて無事では済まないだろう。 ワイズマンの究極的な目的は、すべての証拠を回収および隠滅することだったのだ。 ワイズマンは滔々と語る。ダルトンにスネークが密入国するという情報を流したのも、 実はワイズマンだった。いや、もっと言えば、スネークら一行がセレナ共和国から脱出 しなければならなくなったのも、ワイズマンの手回しだった。 ワイズマンのもともとの計画はこうだ。ヴィナスを単独潜入させ、関係者一同の暗殺と ルシンダ・ライブラリ奪取を隠密裏に実行。そしてそれと同時に、ワイズマンが流した 情報に乗って違法捜査を行っているダルトンとスネークを捕まえ、罪をすべて押し付ける。 コペルソーンがメタルギアを起動させるという暴挙に出たため計画は若干変更されたが、 当初の目的は十分に達成された、とワイズマンは邪悪に笑う。 262 :METALGEAR AC!D 2:2010/12/08(水) 10 16 27 ID ??? すべてを語り終わったワイズマンは、すべての関係者の抹殺をヴィナスに命じる。 腐った命令になぜ従う、と激昂するダルトンに、そう造られてるんだからしょうがない、 と、いままでの軽い調子をまったく変えずにあっけらかんと答えるヴィナス。 実は、ヴィナスも第三世代被験体だった。しかも、三年前にスネークに重傷を負わせた 追っ手とは、彼女のことだったのだ。彼女は、スネークよりも後に作られた新型。 身体的な強度や寿命はやや劣るが、戦闘力ならばヴィナスのほうが高いのだという。 彼女は余裕を見せ、スネークが使用しているナノチップエキスパンション・デッキと まったく同じデッキを使う、と宣言した。それでも勝てる自信、いや確信があるのだ。 しかし戦闘の結果はスネークの勝利であった。ハードの性能差を埋めたのは、ソフトの差。 それは戦闘経験の差なのか、伝説の傭兵の遺伝子が為せる技なのか、あるいは、 「兵器」ではなく「人間」であるというモチベーションの差だったのか。 形勢不利と見るや、ダルトンを人質にしてスネークの抵抗を抑えようとするワイズマン。 打つ手なしか、と思ったところに、ダルトンらのいる船室に突然の乱入が入った。 武器を持った兵隊が突入してきて、あっというまに全員を制圧、拘束してしまったのだ。 なんと大統領命令が発令され、ワイズマンが逮捕拘束、米軍にも正式な出動が命じられた。 内々に闇から闇に処理されるところだった事件が、完全に明るみにでることになったのだ。 すべては天才ハッカー「B.B.」のお手柄であった。 263 :METALGEAR AC!D 2:2010/12/08(水) 10 17 47 ID ??? 外の問題は片付いた。あとはスネーク一行が施設から脱出するだけだ。 メタルギアの起動および破壊の影響で、研究施設の警備システムは完全に混乱していた。 警備ロボットは暴走し、誰彼構わず攻撃する状態になっており、非常に危険な状態。 そしてお約束通りというか、施設全体を吹き飛ばす時限自爆装置まで勝手に作動していた。 脱出路目前で分厚いシャッターが下りてきて、スネークが取り残されてしまった。 仕方なく二人で脱出するヴィナスとタキヤマ。トラックで非常口をひた走り、追ってくる 警備ロボを蹴散らして外へ出ると、展開していた米軍に保護された。 ……と、そこに突然立ち上がる巨大な影。破壊されたはず、操縦者もいないはずの メタルギアが起動し、壁をぶち破って出てきたのだ。しかも肩部に装着したレールガンに エネルギーを充填、いまにも発射目前の状態になっていた。慌てて砲撃する米軍の戦車隊。 その攻撃が功を奏したのか、放たれた弾頭はそれほどの飛距離は出ず、海へと落ちた……。 軍に保護され、医療班に搬送されるタキヤマ。車椅子で救急ヘリへと運ばれていく。 爆発し、燃え上がる基地を心配そうに眺めながら、彼女は「スネーク……」と小さく呟く。 車椅子を押していた医療班員が「あら、惚れちゃったのかしら?」とからかいの言葉をかけた。 驚くタキヤマ。「しーっ、見つかるとヤバいの♪」と言った医療班員は、変装したヴィナスだ。 ワイズマンの部下であるうえ、歩く機密事項とも言うべき被験体の一員であるのだから、 彼女の言い分ももっともだろう。混乱に乗じて、彼女は脱出するつもりだった。 心配そうなタキヤマに、ヴィナスは「スネークはあのぐらいで死ぬタマじゃない」と呟くのだった。 264 :METALGEAR AC!D 2:2010/12/08(水) 10 18 27 ID ??? 後日。無事FBIに復職したダルトンが、ある小屋を訪ねる。 そこには、全身に包帯を巻いた男……スネークがいた。 スネークはシャッターの突破が不可能とみるや、引き返して半壊のメタルギアを起動し、 それに乗って壁などをバリバリ壊して外が見えるところまで脱出したのだ。 そしてメタルギアのレールガンを使って、自分を入れた空の弾頭を海へ発射。ダルトンが 船で回収して匿って今に至るのである。 そんな無茶をしたせいで全身骨折の重傷であったものの、スネークはかなり元気だった。 「これからどうするんだ?」とダルトンが聞いた。 「生きていこうと思う」とスネークは答える。「俺は造り物だ。本物の人間じゃない。 過去はないし、未来もあるかどうかわからない。……何もないんだ。」 失ったと思っていた記憶。しかし、それは最初から存在していなかった。それを確認し、 スネークは逆に生きる希望を見出していた。兵器としてではなく、人間として。 「何もなくても、作り物の命でも、生きていくことはできる。そうだろ?」 「いいや、お前は間違ってる」 ダルトンはスネークの言葉を否定した。 訝しげな表情を見せるスネークに、ダルトンはあるものを差し出す。 「約束していた、お前の偽造身分証だ。古い記録は全部消去しておいた。それと……」 「スネーク!!」 大声を上げて飛び込んできたのは、共にアメリカに脱出してきたレジスタンス仲間だった。 「わかったろ、スネーク。『何もない』なんて間違いだ」 Happy End 265 :METALGEAR AC!D 2:2010/12/08(水) 10 19 02 ID ??? …… ………… 「……よーし、マスターアップ! うふふふふ、やっぱイケると思ったんだ」 と、少年と呼ぶには少々幼すぎる感のある男の子が歓声を上げた。 彼の通称はB.B.。ふと目に入ったブラック・ボード(黒板)から即興で思いついたHNだ。 今日も元気に、小学校の電算室でハッキングとプログラミングにいそしんでいる。 「ナノチップエキスパンションをクラックして世間にバラまく。被験者(プレイヤー)は 擬似的に能力を習得… これで第二、第三のスネークが続々登場!」 B.B.は目を輝かせ「事実はゲームよりも奇なり、ってね」と下手な洒落で見栄を切る。 なんと彼は、機密中の機密であるナノチップエキスパンションのデータを勝手に拝借して、 あろうことかゲームの形に改ざんして世間に流通させようとしているのだ。 なぜこんなことをするのか? もちろん理由は「面白そうだから」だ。 「媒介(ハード)は何にしようかな…… 携帯ゲーム機がいいな…… あの携帯ゲーム機…… あれ? なんて名前だっけ?」