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じてんしゃとすけっちぶっく【登録タグ CD CDし コモレビノーツCD 全国配信】 前作 本作 次作 畦道を行こう 自転車とスケッチブック 灰色の宝石 BIRUGE 流通 即売 同人 配信 発売 2011年3月27日 2011年4月13日 価格 ¥1,000 ¥1,470(税込) ¥1,200 / 1曲¥150 サークル Cookie iTunes Storeで購入する CD紹介 「描いてきた想い出は、今何ページ?」 スケッチブックに散りばめられた絵のように、色とりどりの曲を詰めてみました。 前作よりも少し成長したBIRUGEの集大成です。いつもどおりの垢抜けなさに、いつも以上の爽やかさを上乗せしました。 BIRUGE氏の3枚目となるCDアルバム。 ジャケットイラストはヤ子氏。 VOCALOID PARADISE 5(ボーパラ5)で頒布。 メロンブックスで委託販売中。また、KarenTレーベルよりダウンロード販売も行われている。 曲目 Ivory Days 最高少年 残像アーチ 彷徨う夜鷹は真夜中を叫ぶ ラウンドロビン Drowned Sunday 春風と寄り道 夢九鳥時計 Carbuncle 自転車とスケッチブック リンク Cookie(作者サイト) メロンブックス KarenT コメント 名前 コメント
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最終更新日:2023.11.19 ●「空気を入れるのは世の中の多くの人には難しい」からノーパンクタイヤ? 2023.3.12 ●「パンクしないタイヤのTS点検はしていません」(ついでに「全く別物」の【パンクしにくいタイヤ】) 2022.10.9 ●既に計画頓挫しているのかもしれないBSエアフリーコンセプトについて思うこと ●ブリヂストン(BS)エアフリーコンセプトに関する記事(このページ内) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/70.html#BS 2021.05.30 ●「パンクしにくいタイヤ」と「パンクしないタイヤ」は別物、他(ブリヂストンのパンクしないタイヤ関連) 2021.03.28 ●安価ではないチタンメッシュのノーパンクタイヤ 2020.02.23 ●ノーパンクタイヤをおすすめしない理由 2019.12.22 ●エアフリーコンセプトの提灯記事? 2019.11.10 ●BSエアフリーコンセプト2019試作版 2019.04.07 ●カインズ販売ノーパンクタイヤ自転車1218台を自主回収 2019.03.24 ●通学にも不向き 2019.03.03 ●ノーパンクタイヤは永久に使用可能な便利グッズではない 2019.02.17 ●パンクしないタイヤはおすすめできない (2018年以前の更新履歴は最下部へ移動) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼「ノーパンクタイヤ」と「パンクしにくいタイヤ」は【完全に別物】 「パンクしにくいタイヤについての詳細は別ページへ」↓ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/121.html (耐パンクタイヤ→パンク"しにくい"タイヤ=チューブを使う) ★交換費用が安め、空気がクッションになるので●乗り心地は普通、●空気圧適正管理でスポーク負担問題なし (ノーパンクタイヤ→パンク"しない"タイヤ=チューブは使わない) ▲交換費用が高め、空気がクッションにならないので▲乗り心地が悪い、▲スポークが折れやすい ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ノーパンクタイヤについて━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼パンクの煩わしさから開放されるとしても、その代償は大きい。 手押し車(猫車)感覚なのだろうか。 「デメリットが多いため普段使いには不利だが、限定的用途では使えないこともない」という認識でいいかと。 ●通学にも不向き prestigebike.hamazo.tv/e8376674.html ☆パンクしないタイヤ搭載の自転車はお勧めできません このパンクしないタイヤは、アルミリムに付けていることが多く、 フレームやパーツがとても高品質とは言えず、重みで自転車がますます悲惨な状態になります。 廉価自転車にパンクしないタイヤ装着の自転車は、通学には不向きでしょう。 それでも「工場地帯」や建築現場近くとか、「慢性的に清掃状態が著しく悪い」など 何が何でも意味があると考え、交換時の手間や費用負担は何ら問題ないのであれば 使いたいと思う人はいるのだろう。 ●ノーパンクタイヤは永久に使用可能な便利グッズではない ベルトドライブでも「他の部分まで壊れないんだ」のような 勘違いされがちな「メンテナンスフリー」というワードには気を付けて欲しい。 ●単に空気を入れるのが面倒という目的には適さない ママチャリの一般的なタイヤの標準空気圧である「300kpa(約3気圧)」を維持するためには「(夏以外)毎月1回」で十分。 (300kpaを測るにはエアチェックアダプターか米式チューブを購入し取り付け、 米式対応の空気入れがあれば空気圧計[約700円~]を使う。 他にはガソリンスタンドで空気を入れる、または空気圧計付のポンプを購入する方法もある) 空気入れがあれば「毎月1回3分もかからない手間」を惜しんで、 「路面から衝撃吸収力が減る=クッション性能が低くなる等」の日常的なデメリットを上回るほどのメリットはほぼないと言える。 ●主なデメリットについてはこちら↓ ▼ノーパンクタイヤで割れたリム miyacycle.exblog.jp/7841739 其の一 ごつごつして乗り心地が悪い 其の二 タイヤが重い為ペダリングが重く感じる 其の三 ウレタン(発泡スチロール)のものは劣化するとパンクしているタイヤと同じ 其の四 劣化したものを交換するとチューブを入れ替えるより高くなってしまう 其の五 振動を吸収しない為スポーク折れや、ベアリングへの過度の負担、フレームなどに亀裂が生じる 其の六 自転車屋が暇になる(涙) 暇になることよりも、結局「店は修理に手間がかかり、客としてはお金がかかるだけ」のような。 ●有効利用が期待できるケース デメリットが目立つが、それを理解した上で有効的に使用できる場面 ・悪路・・・・・極端に道路の清掃が行き届いていない道路や工場内や建築現場を日常的に通らなければならないとき ・治安の悪さ・・パンク魔が頻繁に出没する ・災害時・・・・散乱する細かい瓦礫の欠片やガラス片等を無視できる ・環境・・・・ロードサービスやタクシーが来ない地域(携帯電話が繋がらない?) ・時間制約・・待っていられない場合 [追記]・周辺に店もなく一般車なのでチューブ交換が手間な状況 ──────────────────────────────── ●「復興支援事業の一環としてノーパンクタイヤの自転車を寄贈」 cyclepress.co.jp/report/20160517_04/ 道路のあちこちが陥没し、がれきが散乱していることからパンクの心配のないチャクルを寄贈 まさしくこういったケースでは 「日常的な快適性よりも、緊急時の実用性が優先されなければならないので」適した使い方となる。 ──────────────────────────────── しかしながら・・・ ・悪路に関しては余程の釘やトゲでもなければ シュワルベのマラソンプラスやIRCの耐パンクタイヤと(米式化後に)適切な空気圧で十分回避可能に思える。 ・治安の悪さはパンクだけでは済まない可能性もあるので、そもそも自転車どうこうの問題ではない。 ・災害時に使える位置にあるかどうか。 ・タクシーが来れないような地域はなかなかないだろうし、山奥でもなければ今時携帯電話の電波が届かない地域というのも珍しい。 (日常的に電波が届かない場所の山越えルートしかないならそもそも自転車という選択に無理がある) ・「適切な管理ができていれば」年10回も20回もパンクするわけでもなく、遅刻したら命に係るようなことがあるとすれば、 これも自転車の問題ではなくなる。 [追記]・一般車では出先の一時しのぎとして、 輪っかになっていないので交換しやすい特殊な「i-チューブ」を所持しておく方法もある ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●「通勤通学でパンクして走行できなくなると困るから必要」を考える 「タクシーでもロードサービスでも配送を手配するのは時間的に厳しい」 「少なくとも数十分の待ち時間がかかると支障が出る」 「例えi-tubeを備えていたとしても、近くに自転車店があるとは限らないし、早朝であれば開いていない店のほうが多い。 「当然、自分でタイヤを外してチューブ交換なんてできないし、作業しようとも思わない」 本当に必要かどうか考えるときに「今まで(空気圧不足でのパンクではなく)異物パンクに何回遭ったことがありますか?」ということに尽きる。 「走行路の清掃状態が悪く、幾度となく異物パンクに遭ったことがある」という場合は有効かもしれない。 もし「異物パンクが年に1回か多くて2回くらい」であれば、 それ以外の期間でのデメリットを享受する意味があるのだろうかという疑問。 自転車通学/通勤が認められているのであれば「走行路の状態が悪いことが遅刻の原因」であるなら、 出来る限り悪路は通らない努力をしても無理であれば「不可抗力」でどうしようもない。 (通学/通勤にノーパンクタイヤを使わなければならないという制限でもあれば別だが考えにくい) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼通常の空気を入れるタイヤの異物パンク防止で気を付けたいポイントとしては 「(車道の場合)路肩走行は出来るだけしない」こと 「基本的に歩道」であれば歩行者優先で徐行、もしくは普通自転車走行指定部分があれば適切な速度で走行していれば十分。 車道での走行場所は「車道外側線(ここまでが車道という意味の白線)の外側」 =路肩部分は「自転車の走行指定部分ではない」ので、わざわざガラス片や砂利が集まる危険な場所を走る必要は (減速回避時を除けば)一切ない。 片側1車線であれば「車道の左端」なので 自動車の左タイヤの走行部分よりやや左側で車道外側線より「内側」が正解でも トラック等が常に通っていて幅寄せされかねない場合は、 「安全に回避できる地点まで」自動車の左タイヤの走行部分を走り 横幅が十分ではないような状態で追い抜かせるような状況を作らない。 もしくは、後方から大型トラックが近づいてきていることが分かれば、 早めに減速し歩道に回避する方法をとるしかない。 それよりも自身の安全のためには「基本的に狭い車道は走行しない」というのが一番。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●ノーパンクタイヤをおすすめしない理由 mitubosi.site/archives/701 中身が詰まったノーパンクタイヤは重いです 技術が進歩して軽量を売りにするものも出てきていますが 正直大した進歩はしていません 空気入りと比較すると圧倒的に重く こぎ心地は不快に感じる人が多いです ノーパンクタイヤでハードな使用を繰り返すことでスポークへの負担も大きくなり 折れることがとても多いです 折れると車輪は曲がりバランスを悪くなり最悪走行不可になります ノーパンクタイヤを扱っていないショップも多い リコールについても書いてある。 ▼オススメできるケースとして 逆にあまり自転車を使わない人にはかなりオススメできます 1ヶ月に数回しか乗らない、普段乗らないけどたまに乗る そういう利用頻度が極めて低い人にはとてもオススメです 但し、重要なポイントとしては「距離」「走行路」も考慮しておきたい。 平坦且つ整備が行き届いている舗装路の1-2kmであれば問題ないとしても、 例えば10km以上のガタガタ道であれば稀に使うとすれば、 空気入りタイヤと比較して不満が気になることが多いと思われるので注意しておきたい。 ●「空気を入れるのは世の中の多くの人には難しい」からノーパンクタイヤ? ノーパンクタイヤを持て囃しても良いと思うのは 「余程の工業地帯や建設ラッシュの地域」か、 年1回でも遅刻できない「強迫観念」に憑りつかれていたり 閉所や対人恐怖などの理由でタクシーも使えない人くらいに思えるが、 大半の人は「空気入れ習慣の無さが主なパンクの原因と分かっていない」ことが問題。 BSのノーパンクタイヤ開発もすっかり無かったことになっている様子なので そんなに良いものではないことくらい分かりそうなものだが… むしろ退化しているとも気付かず「新しい良い物」に見えるのだろうか? 恐らくは教育機会が無さ過ぎるというよりは、まず「とにかく面倒」なのだろう。 しかし工作などを作ったことが1度でもあるなら出来ないはずもない。 (「止まれの標識」で止まりたくない思考と根本が同じ。一時不停止は「完全に違反」だが 取り締まったところで99%不起訴確定で無意味に等しいので、そういう意味でも同じ。) 「検索すれば1秒もせずに出て来る空気入れの方法」が 余程の高齢者や身体的にハードルがあるわけでもなければ「難しいわけがない」。 ◆もう1つは「少しの手間で快適な自転車になるという価値を理解できない」 米式化での空気圧管理へのハードル以前に 「習慣化さえ身に付ける意味がない」と思わせているのは 何がどう快適なのか価値基準が存在しないから「動けばいい」としか思えない。 ★だから本当に習慣付けさせたいなら「スマホ・携帯に予定を設定」 アナログな人には「手帳に記入」を、徹底的にキャンペーン展開すればいいだけなのに 未だに1件たりとも記事も含めて見たことが無い。 ネットに書いている店がないだけで、どこかにはあるかもしれないが「それくらい目立たない」。 つまりはそうしたリム打ちパンクするような人達が多い「特に一般車業界側の人間達の多く」は、 家業で仕方なく継いだとか「小金稼ぎの道具」くらいにしか見ていないのだろう。 ●「パンクしないタイヤのTS点検はしていません」 (ついでに「全く別物」の【パンクしにくいタイヤ】) prestigebike.hamazo.tv/e9618713.html パンクしないタイヤは重い! 自転車の品質が低い! そのため自転車本体やあらゆる部品に負担がかかります。 アルミリムが変形したり スポークが折れるなど 修理代金が想像以上にかかります。 タイヤの消耗がとても激しい! 通学の場合、1年でダメになることもあります。 溝が削れて 交換される場合は 当店では交換不可能 製造元へ送って交換するため費用と時間を要します タイヤが異常に硬いため 自転車への衝撃が強い!だけでなく 運転者への体にも強い衝撃があります。 「相当路面の状態が悪い地域だけは例外」としても、 修理であれば手間もかかるので工賃も費用も増し、 車輪ごとノーパンクタイヤにするメリットも皆無に等しい。 BSのエアフリーコンセプトにしても言えるが、 「費用対効果」というのものを理解しているのだろうかという疑問。 ▼ついでに「全く別物」の【パンクしにくいタイヤ】 パンクしないタイヤと別にパンクしにくいタイヤいうのもあります。 こちらには、チューブは入っています。 量販店がアピールしているパンクしにくいタイヤはですね、 異常にタイヤが硬い! そのため、空気が少なくなっていることに気が付かないことがあります。 ↑ しかしながら、仮に「刺さりもので"スローパンク"状態」から 空気が少なくなっていることに気づきにくいとしても・・・ ↓ ●どうしても英式であれば「Gプランジャーかシュワルベ英式バルブコア」、 ★理想的には「ACA-2での簡易米式化、または米式チューブ」に変更し 「空気圧計付きの空気入れ」や「米式であれば単独空気圧系」も用い ↓ ★「日付を決めて定期的に空気入れをしていれば」「その異常な少なさに必然的に気付く」ので 実際にはそこまで問題になるとは思わず。 個人的には、まず「空気入れの無習慣」も然ることながら、 「▲英式虫ゴム」+「▲空気圧計なしの空気入れ」+「▲触診」という "完全に玄人向け"としか思えない「最悪の組み合わせとしか言いようがない"酷い"慣習」が 踏襲され続けていることは看過できない状況。 ※「プロやプロに近い感覚が"既に身についている人"であれば」 「どんな固いタイヤでも側面触診で普通に簡単に問題なく分かるから↑の組み合わせで構わない」としても、 そうではない人達の存在を考慮すれば 基本的には「手先が極端に不器用な人」や「相性問題」を後回しにしてでも 「米式化」がベストと考えています。 タイヤの内面処理が雑! 中に入っている柔らかいチューブを傷つけて、摩擦で結局パンクするんですよ。 そんな悲惨な状態になったパンクの修理の依頼も多いのが現状です。 そうなると、パンク修理は不可能。ほとんど、チューブ交換となります。 ↑ これは「パンクしにくいタイヤ」に限らず「安物タイヤ」の宿命かと・・・。 自転車は1~2ヶ月に1度しっかりと空気を入れましょう。それだけで、パンクはかなり軽減されます。 ↑ 確かに、子供乗せや559や584のように近年では一般車でも太め幅のタイヤもあり タイヤの太さやチューブ内容積によって異なるので、一概に1か月とは言い切れないものの、 夏場に590や630のような基本サイズで「2か月おき」はさすがに推奨しかねます。 「実際に米式化して減少割合を確認しているので」これは断言します。 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/140.html ────────────────────────────────────────────── ────────────────────────────────────────────── ────────────────────────────────────────────── ●既に計画頓挫しているのかもしれないエアフリーコンセプトについて思うこと 少なくとも実用化に向けての話は全く出てきていない。 軽く検索した限りでは2019年の10月が最後。 www.bscycle.co.jp/news/release/2019/7176 まず、トレッド面のゴムの耐久性からして (パンクしにくいタイヤ・耐パンク系タイヤよりも薄くすることから)低く、 そもそも「販売で開発コストを回収しようとすれば、 尋常ではない価格になることが予想でき、 「レンタル」という形での展開を考えていたとされるが、 レンタルでもすぐに既存のノーパンクタイヤより総額が高くなることは分かる。 ●「既存のノーパンクタイヤよりは乗り心地が良くなる」ことだけに数万円ポンと出せるなら、 自走不可が分かった瞬間に「(事前にエリア内のタクシー会社を全て把握しておき) 自転車を簡単に積めるワゴンタクシーを呼ぶ」とか、 「自転車用のロードサービス(付き保険)」を使ったほうが遥かに便利としか思えないのだが・・・。 ●広い建築現場や倉庫内での簡易移動でわざわざ物珍しい移動手段を採る必要などなく、 企業や会社が目を引くための「飾り:オブジェ」として置いておくとすれば オーダーメイドでもっと豪華で特殊な形状にしたほうが良いだろうし。 ●見栄を張って奇抜な乗り物が乗りたいだけであれば 荒地走行できないもどきも含むファットバイクや、 全メッキのチョッパーバイクでも買えばいいわけで。 と考えると、実のところ「誰が・何処で・何のために必要なのか」想像ができない。 よくある「環境ネタにしておけば格好がつく」ような「ネタ」にしか見えない。 www.bridgestone.co.jp/corporate/news/2013112101.html 持続可能な社会?だったらまず「最低限のメンテナンス知識も含む自転車教育」を通年で義務化するのが先。 自転車の空気入れ頻度すら浸透せず、虫ゴムの存在すら周知していない問題を無視して 何が持続可能なのか。 そうして「机上の空論ごっこ」で、お遊びしているうちに リコールは増え続けて値段もどんどん上げざるを得なくなって、 自転車店も量"販"依存で、整備拠点が消え続けるのは困らないんですかね・・・。 ↓ 実際ステンレスリムのリコールで (以前に量販店で問題が起こった経緯から任せられないという判断で?) 個人店に投げていても、 量販優遇し続けていれば将来的に、 「不具合が起こったときに整備できる店員がほぼ居ない」となって、 リコール対応に長期間待たせるようなことになれば、 納得できない人達のために 「対象自転車の返品受付と返金での対応」となってしまうとすれば、 その時点で会社は終わるのではないだろうか。 いや、その前に「値上げしすぎて売れなくなって終わるのが先」か。 ●エアフリーコンセプトの提灯記事? www.gizmodo.jp/2019/12/bridgestone-airfree-concept-bike-handson.html 肝心の料金は? 実際の運用環境でのかかるコストは? 販売ではなくレンタルでの提供という話もあるがそのことについては? 「PRならPR」と書いて欲しいところ。 デメリットを何一つ書かず夢のような存在としてしか書いていない記事の 一体何を信じろと・・・? ●BSエアフリーコンセプト2019試作版 www.gizmodo.jp/2019/10/bridgestone-airfree-concept-bike.html 試乗は台の上で試せるだけで何の参考にもならない。 ベルトドライブは用途と力の無駄になる駆動ロスをどう考えるのかにもよる。 自転車の駆動部は一般にチェーンですが、駐輪場に置いてると錆びる錆びる。 定期的に注油しないといけませんけど、まーサボっちゃいますよねぇ。 そもそもママチャリユーザーは最初から「注油しなければならないという感覚が皆無」だろうし、 「チェーン注油と称して屋外で駆動する部分への継続潤滑剤としては適さない [556を稀に使うだけで十分]などと思っていれば、錆まみれになるのは当たり前。 ◆「錆びていれば交換が大前提」(錆を取り再利用することは非推奨) 自分で適切な注油をする気がなく、新品時の錆びていない状態であれば、 定期的にチェーン掃除+注油を頼み、その対価を払えばいいだけなのだが、 それさえ怠るようであればどうにもならない。 このコンセプトバイクもディスクブレーキになっています。 果たしてレール式駐輪機や雑多な駐輪場での他の自転車や 乱雑な他人の扱いに耐え続けることができるのだろうか? そして、よくある街の自転車店で整備を受けてもらえるかどうか。 他にも、改めて書くと 消耗部品として「ディスクブレーキのブレーキパッド」「接地面のタイヤのゴム」は交換が必須だが、 その費用まできちんと見積もっているのかどうか。 当然特殊な部品であれば店に在庫を置くわけがないので 逐一パーツ取寄せするとしても、その日数まで予め考慮する必要がある。 タイヤ部分はあっという間に摩耗することを予想してなのか月額払いという話もあるが、 買ったら買いっぱなしの一般客に受け入れてもらうのは相当難しいだろう。 更に、自分で簡単に交換できないとすれば、何より 「こういう特殊なホイールへの作業を受けてくれる店」の存在が欠かせないことになるが、 販売店自体が絞られるということは 「最寄りの店で簡単に修理してもらえない」というリスクも確実に存在する。 市販時にこの仕様かはわからない(全部価格上乗せ要素なので)ということでしたが、 タイヤに空気を入れなくていいし、チェーンもメンテフリー、デザインも今風でいい感じ。 「300kpa基準で夏場以外は毎月1回空気を入れるだけ」 という習慣付けを身につけることを放棄し 「毎月1回の5分単位の時間」や、初期投資としてエアチェックアダプターと空気圧計付ポンプなどに、 約3000円未満の金を惜しまなければならないほど忙しく生活にも困窮している人が多いとは思えないので、 結局は時間とお金を用意して適切に対処すればいいだけの話。 逆に生活困窮レベルであれば、これが市販化されたところで 少なくとも1~2万円のような安物自転車に搭載されるわけもなければ、安価で買えるわけがないので、 間違いなく購入は絶望的に厳しく、 空気入れやチェーン注油の手間の時間を節約することなど不可能としか言いようがない。 ●自転車は買いっぱなしで済む乗り物ではない 【買った後の実際の生活シーンでの使用状況】を明確に想像できれば 「特殊な専用部品がある」というだけで、手放しで評価できるような代物ではない。 市販するにしても「ランニングコスト」を見積もりすれば、 到底「コスパの良い乗り物」になるわけがない。 ベルトドライブの耐久性は確保できていても絶対に破損しないというわけでもなく、 そもそもノーパンクタイヤ自体、「接地面のゴム部分の交換が必須」であり、 半永久的に使えるようなものではないし、 自転車として「ブレーキ周りや駆動部など」定期的にメンテする必要がある。 そういう部分にお金がかかることを理解し 最初から不具合が出たら使い捨てるつもりであれば、 安物自転車を次々と使い潰したほうがまだマシなのでは? 「この車種はガタガタボロボロでも使い続けられるように設計してあります」などと メーカーが「想定しているわけがないので」言うわけもなく、 実際にどこまで完全ノーメンテでも使い続けられるか。 破損の程度にもよるが、途中で気付いて修理する人のほうが多いとは思うものの、 「結局"コスト面から"買うだけの価値があるのか」という基本観点すらないのでは・・・。 せめて現段階でのタイヤ部分のメーカー想定価格くらいは書いておいて欲しいと思うが、 それは確実にデメリットになるという判断で、 「絶対にデメリットがない宣伝記事を書くことが仕事」ということであれば仕方がない。 ●ブリヂストンによる空気充填が不要な自転車用タイヤ cyclist.sanspo.com/328814 www.itmedia.co.jp/business/articles/1704/17/news105.html ブリヂストンとブリヂストンサイクルは4月17日、空気が不要な自転車用タイヤを開発したと発表した。 2019年の実用化を目指す。 ・エアフリーコンセプト www.bridgestone.co.jp/corporate/news/2013112101.html ↑ cyclist.sanspo.com/1012 2012/02/17発表当時の記事 「漕ぎの重さがどの程度になるのか」 「衝撃吸収力は空気を入れる通常のタイヤと比べてどの程度悪くなるのか」 そして樹脂そのものは進化していると仮定しても「耐久性」が気になる。 「価格が現行品と同じ程度かどうか」 補修はスポークに該当する部分が折れても一体化されているようなので「ホイールごと交換」になるのだろう。 この時点で安価に修理しながら使う目的ではなくなる。 「補修が容易かどうか」 ホイール単価も通常のリム・スポークで構成されているホイールよりも (仮に原材料費としては安いとしても開発費を考慮すれば販売価格としては)高く設定すると予想され、 受け入れられにくいのではないだろうか。 「店舗やイベント等での装飾品用途」としては活用できるかもしれないが、 日常的に使う用途としては不向きに思える。 独自規格で目新しく見えるような商品を示すことでユーザー層の拡大を図るという目的があるとしても、 結局のところ「プラスチックのホイール」と同じような末路を辿る予感がする。 middle-edge.jp/articles/co00K ●BSのエアフリータイヤの乗り心地? clicccar.com/2017/05/21/474445/ 前後のたわみ方が違い、乗り心地はやや硬め。2019年に商品化される予定。ちなみに2万㎞持つそうです。 空気を入れるタイヤとは違い荷物や体重で空気圧を変化させるようなこともできないように見える。 短時間の試乗且つ路面状態が極めて綺麗な場所で (当然メーカー寄りの甘い評価になるしかないにも関わらず)「硬め」という感想ということは、 路面状態がそれほどよくない路面で実走行すればクッション性能の低さに落胆しそうに思えて仕方がない。 clicccar.com/2017/05/23/474299/ タイヤの構造は、中心に近い黒い部分が従来のホイールにあたり、 赤い部分が従来型タイヤの空気の役割を担う特殊形状のスポーク、もっとも外周の黒い部分がトレッド面ということになります。 トレッド部分は交換できるようになっているとは思うが、 特殊な専用工具を強制的に買わせることになるのだろうか。 赤い部分のスポークの角度を変えることで乗り心地などが簡単に変更できること、 色を自由に選べることなどが特徴となりますが、 なんと言っても大きなメリットはパンクすることがなく、 空気圧の管理が不要でメンテナンスフリーとなることです。 とてもスポークの角度が調整で変更できるようには見えないが変更可能? 角度が違うものをオプションとして用意できるとか、 車種によって変更できるという意味であればさほど便利とは思わない。 子乗せの交換できるクッションですら在庫できないと店が困っている声もある中で、 わざわざ場所をとるニッチなものを喜んで在庫するような店が多いはずもなく。 乗り心地は決して空気圧が高いような感じではなく、適度な柔らかさを持っているところがいいです。 全体的には転がり抵抗が低くて、乗り心地もいいという感じです。 ただし、トレッド面が薄いのでコーナリングするとグリップが急激に落ちることがありました。 試作段階ということで今後大きく変更される可能性もあるが、 コーナリングが不安定って・・・実使用以前の問題では。 ▼交換コストと取寄せ日数 新車に付いていても開発費回収分の費用が上乗せで高いとか、修理費も高くなるとか、 綺麗なコースではなくガタガタな路面で、(トレッド面のゴム部分だけは交換するとして) 実使用上少なくとも3年や5年使える耐久性があるのかどうかも気になる。 具体的に、ホイールごと交換になった場合の費用が (電アシの前輪駆動ではない)普通の一般車向けハブダイナモのホイールで約5000円~1万円程度、 タイヤが2000円~5000円(※激安タイヤは交換価値なしとして除外) チューブが約1000円 これらと同額かそれ以下であれば費用面ではクリアできるとして、 タイヤの代わりにこの専用ホイール専用の路面に接地するゴム部分は摩耗で交換が必須と思われるが BSの補修パーツは物によってネットでもそう簡単に購入できないだけに 取寄せに必要な日数が最低でも1週間以上必要とすれば相当困ることになりそう。 一般車前提で考えているとすればネガティブな感想しか湧いてこないが 本当に活路を見出せるつもりなんだろうか。 ▼やっぱり何か感覚にズレがある それにしても、形状的に扇風機メーカーが右も左も分からないまま無謀にも新規参入したというのならまだしも、 (自転車タイヤは名義のみで一切自前では作っていないようだが) 自動車タイヤでは一定の評価があるようなメーカーが投入すべき商品なんだろうか。 キワモノ商品を開発投入するくらいなら (1本5000円~のタイヤと2000円以上の米・仏チューブのみだったとしても) 国内自社生産で自転車のタイヤ・チューブをリリースしてくれるほうが 安定供給・性能向上を保証できるなら数倍意味があるように思える。 ノーパンクタイヤで空気を入れるというメンテから解放されるということをアピールして 利益を得ることに奔走するよりも、元々仏式ではないスポーツ系車種から米式チューブの割合を増やして 「空気圧を管理するということ」「習慣化を身に付けること」の意義を訴えかける必要があるとは 考えないのだろうか。 ●エアフリーコンセプト車の乗り心地 prestigebike.hamazo.tv/e7742905.html 試乗車も用意されていましたので、シッカリと試乗してきましたよ。 肝心の乗り心地はですね・・・正直、路面のガタガタ凸凹がダイレクトに伝わりました。 う~ん・・・まだ改良の余地ありではないでしょうか? 乗り心地もイマイチ、 諸々の値段も開発費用を考えると間違いなく高くなるだろうし、 更に貼りつけるゴム部分だけ在庫するような店がそうあるとも思えず納期もかかる。 電動アシストのような実用性を「パンクしない」という1点に特化させたところで、 「目新しそうに見える」以外に結局何がしたいのかよくわからず。 面白がって買うような層が多いとも思えない。 レンタル自転車に使えば手間が減らせるとして、 ランニングコストは低くなるとしても 導入コストが高ければ積極的に使おうという事業者は少ない気はする。 故障時の修理も高くなることも考えなければならない。 ────────────────────────────────────────────── ────────────────────────────────────────────── ────────────────────────────────────────────── ●カインズ販売ノーパンクタイヤ自転車1218台を自主回収 prestigebike.hamazo.tv/e8403983.html ノーパンクタイヤに否定的な記事をよく上げている店では早速記事に触れている。 tobesaikuru.livedoor.blog/archives/2500459.html この手のタイヤは2種類ある、一つはタイヤ表面まですべてゴムの一体成型のタイプと タイヤの中に装着するタイプの分離型がある。 装着型はタイヤがすり減るとタイヤのみ交換が1回だけ出来るが、 それ以降は中身の込む全てを交換しなければ走行に支障が生じる。 だが今回のケースは一体成型型と推測できる。 このタイプは改良はされているだうが車輪がノーパンク専用には作られていない為に タイヤが外れるのではないだろうか。 ◆カインズによる公式発表と製品の特徴 www.cainz.co.jp/images/information/pdf/KiLaLi_info_20190404.pdf 「タイヤ側面にくぼみがある」のが見分け方のようだ。 この形状が外れやすさを増長してしまったのだろうか。 www.jiji.com/jc/article?k=2019040400505 g=eco ホームセンター大手カインズ(埼玉県本庄市)は4日、 1月18日から3月29日までに25都道府県の166店舗で販売した自主開発商品 「キラリパンクしない自転車」4種類計1218台を回収すると発表した。 使用中にタイヤが外れる事故が2件発生したためで、1台当たり3万2800円の商品代金は返す。 this.kiji.is/486365804998018145?c=39546741839462401 ホームセンターのカインズ(埼玉県本庄市)は4日、 強い衝撃が加わった場合などにタイヤのゴムが外れる恐れがあるとして、 販売した自転車4種類を自主回収すると発表した。 対象は全国の店舗やインターネットで販売した約1200台。 回収するのは「キラリパンクしない軽快車N3HD」のタイヤサイズが26インチと27インチ、 「キラリパンクしないV軽快G6HD」の27インチ、 「キラリパンクしないクロスG6HD」の27インチで、 1月18日~3月29日までに販売した商品。 走行中、段差に乗り上げて転倒した際にタイヤのゴムが外れるなどの報告があり、 3月29日で販売を中止した。 「カインズ販売」の「特定車種」の「約1200台のみ回収」がポイント。 「凸凹タイヤのノーパンクタイヤ」での不具合からの回収なので、 他の全てのノーパンクタイヤでも同様の不具合が起こりやすいという話ではないが、 リスクがあることは覚えておきたい。 ◆段差に乗り上げ、転倒した際に、タイヤのゴムが外れる この場合は「転倒」が引き金になっているので、 転倒さえしなければ外れなかった?ということかもしれないが、 空気を入れるタイヤと比べて、 「中身が詰まっているので段差の衝撃の反動が大きい」として、 スポークへのダメージも考えると 「歩道走行そのものがリスク」という見方もできる。 ◆約1200台を回収する必要がある背景には 使い方に問題があったとか特定ロットでも一部のみの製造不良を理由に、 不具合を一切公表することなく個別の事案として対象者だけ内密に交換に応じるのではなく、 その期間で販売していた対象車種1200台をまとめて回収するということは、 「その期間に販売されていた車種に付けていたタイヤ自体を問題視した」 ということになる。 安全を考え再発防止策をとり、再びノーパンクタイヤの車種を扱うのか、 それとも危険かもしれないとして扱い自体を辞めるのか。 ●今後の行方 しかし、空気入りでも一般車タイヤに 「ありえないほどの過剰な空気圧(実質9気圧以上)」を充填すれば 似たようなタイヤが外れる(破裂する)不具合が起こるリスクが 絶対にないとは言えないものの、今回の状況よりも起こりにくいと考えると、 やはり販売自体を控える可能性は高いと見る。 今現在の扱い状況を見る限り「パンクしにくいタイヤ」の車種が 代替品のような形にはなっているが・・・、 エアチェックアダプターか米式チューブを標準にした上で 「まともに説明できる店員」と「内容が理解できる客」を育てる対策をとらない限り 結局はトラブルの元のような気もする。 とはいえ、通販で自転車本体の販売をしている時点で、 店側がまともに説明できるとも思えないし、大半の客はそれを理解できるとも思えないので、 「どうにもならない」というべきか。 実質原付のフル電動すらネット通販で規制もされず野放しな現状で 「ネットで自転車本体を購入できるのは試験に合格できた人だけ」のような 規制をかけられるほど、通販車種が原因での事故が多発していないので無理な話。 ●根本的な問題 それにしても、パンクの原因の傾向を見る限り 「7割は定期的な空気入れの習慣の無さ」なのに それを十分に理解させるようなこともせず 「空気を入れる手間がなくて済む」として 販売(輸入代理店)側が「安易にユーザーに媚びた」結果が 今回のような事態を引き起こしたと考えるべきはないのだろうか。 つまり「ノーパンクタイヤだけの問題」という話ではく、 (本来必要のない人達にまで)「ノーパンクタイヤであれば間違いない」 という「誤った選択」を促してしまったことを猛省すべきだろう。 「なくそうノーメンテ主義」を掲げ、 「たとえどんな安物のママチャリでも最低限のメンテをすることが当たり前」 となるような 「機会そのものを商材として扱う」ことの意義を、 (電アシやスポーツ車種に限らず)高額車種を売ることよりも先に、 業界を上げて真剣に考える必要がある。 業界全体から店の質を向上させることをしなければ、客の質も上がることはない。 「さっさと壊してもらって稼ごう」という考え方を改めることができなければ いつまで経っても「ノーメンテがいい。安ければ安いほどいい」という ユーザーのためにも業界の発展のためにもならない"非常識"が消えることはない。 ●パンクしないタイヤはおすすめできない prestigebike.hamazo.tv/e8350732.html 量販店でパンクしないタイヤを装着している自転車がありますが、あれはお勧めできません。 アルミリムだと不安がいっぱい。 しかも、タイヤは消耗しやすく、交換となると、そりゃ~大変。 工場で取り換えるようです。交換に要する時間も、かなりかかるとか。 作業手順の動画を公開しているようなものもあるが・・・ リムを破壊するような勢いでなければ交換できなさそうな時点で 個人的に無理という感想。 当店ではパンクしないタイヤ装着自転車は、問題が満載なので、 TSマーク点検は受け付けられません。ご了解ください。 ●[海外]3Dプレンターで作成したタイヤ gigazine.net/news/20180516-3d-printed-bicycle-tire-bigrep/ 展示用としてなら自由でも公道を走ることが前提であれば 実際の価格、乗り心地、耐久性、交換方法、扱い店などの条件を考慮する必要がある。 ●新しい国内代理店 tannus.jp/company ・株式会社Giraffes tannus.jp/shop ・取扱店は全国約100店舗 大都市圏であれば交換はさほど困らないとしても、中小未満の都市ではタイヤが限界で交換が必要になった時に 周囲に受付できない店しかなく途方に暮れるケースも考慮しなければならない。 tannus.jp/spec ・値段は6900円~8300円+税(+工賃+取寄せの場合は送料?) 重要な本数が書いていないが2本セットではなく恐らく1本の価格ではないだろうか。 1本で更に工賃と送料もかかるとなるとやはり相当高いという印象が強い。 個人的には1本約7000円以上もかけるくらいなら[IRCの耐パンクタイヤ or マラソンプラス]と米式チューブを買う。 IRCかパナレーサーの一般車用の国産最上級タイヤの前後2本と米式チューブ2本とコットンリムテープに 工賃+取寄せ送料込みでも、このタイヤ1本ぶんと同じくらいか安いという店のほうが多いのでは。 ●nexotire blog.livedoor.jp/shokoucycle/archives/8692037.html こちらはまた別の会社のようだ。 www.nexotire.com/ (※要注意:動画をトップページに埋め込みしていたりで表示まで時間がかかる) 日本語翻訳が若干怪しいところも気になる・・・。 www.amazon.co.jp/dp/B077XW6B91/ ママチャリ系26インチWO(590)の26×1-3/8が2本で12600円。 こちらは工賃を含まなければ1本6300円。 ※自分で取り付けられない場合、工賃以前に店に持ち込んでも受けてくれる店はあまり多くはないと思われる。 ※取り付けに失敗し車輪の輪っか部分(リム)を歪めるとその交換費用も必要になることも考慮しておきたい。 でも、やはり交換時に協力してくれる店と、 日常的なクッション性能の犠牲にするだけの価値が本当にあるかどうかは よく考えてから検討して欲しい。 異物パンクが原因のパンクは比較的少ないこと、 空気入れの頻度はママチャリ等の3気圧であれば、ほとんど毎月1回で十分。 適切な空気圧量は「米式化+空気圧計で」さほど難しくもない。 ●ノーパンクタイヤnexoの感想 blog.livedoor.jp/shokoucycle/archives/9032979.html とりあえず、装着し乗ってみた感想としては、やはりノーパンクタイヤの宿命として走りが重くなります。 これはどのノーパンクタイヤを装着しても同じことなのでしょうがないと思います。(nexoは本体は軽いのでまだましな部類ではあります) 段差などの衝撃も空気タイヤよりはやや強く感じますが、これもこれまでの他製品と比べてもまだよい方ではないかと思います。 「どうしても、何が何でも、絶対に」ノーパンクタイヤでなければならない「特別な事情」でもない限りは こうしたデメリットを受け入れながら使っていても色々と疲れるだけに思える。 ●ノーパンクタイヤnexoの感想 (追記) blog.livedoor.jp/shokoucycle/archives/9307713.html メリットはタイヤが600g以下で比較的軽い点。 濡れた路面で滑るかどうかは車道・歩道問わず鉄の蓋や落ち葉など路面状況次第でもあるので参考にならず。 既存のノーパンクタイヤよりはマシとはあるものの、 デメリットとしては装着が簡単ではない、走行感が重くなる、 段差からの突き上げが空気入りタイヤより強く感じるといった点 最大のデメリットは日本の電動自転車などによく採用されている ステンレスリム車輪に取り付けができないということです。 電アシメーカーとしては安易に取り付けられてしまうと クレームの種にされかねないので逆に安心といったところか。 タイヤ自体がいくら軽くても中身が詰まっていればそのまま伝えるのは当然なので 少なくとも玉子を持ち運ぶような買い物に使う自転車としては不向きと言える。 逆に走行抵抗が増すことを活かすなら、ローラーブレーキ、旧型ハブダイナモを常時点灯、 車体の重さが25kg越えの一般車で前後に5kg以上の荷物を乗せ、 サドルを過剰に下げて使えば「筋トレ目的としては」有用かもしれない。 ●nexoノーパンクタイヤ半年(約1500km)使用レビュー記事 blog.livedoor.jp/shokoucycle/archives/14268249.html 走行距離はおそらくですが、1500キロメートルほどだと思われます。(使用期間約250日 通勤に使用往復6キロ) 感想としては2年はもたなさそうだなというところでしょうか。長距離に使うのもあまりおすすめできません。 私の私物の電動自転車に装着しているのですが、走行感が明らかに重くなり、バッテリーの減りもはやくなりました。 一般車用のステンレスリムに装着できず、また、アルミリムにも微妙に適合しません(装着は可能ですが)nexoさんは台湾の会社なので日本のママチャリへの装着は考えていなかったかもしれません。 メリット カラーが豊富 空気入れは不要 他社製に比べて軽い(シンコー製やEコアよりは断然軽いです) デメリット 空気入りタイヤより走行感が重い 価格が高い 適合しないリムがある 装着が大変 (標準300kpaの一般車基準で)毎月1回の空気入れが不要、走行路の落下物にさほど怯える必要がない、 というメリットに対して、主に通勤・通学に使うであろう自転車のタイヤの色がさほど重要とは思えない。 空気入りタイヤよりも走行感が劣り価格が高く、互換性もイマイチで装着に苦労するというだけで 「安易に選ぶのはちょっと考えもの」という感想。 空気を入れるタイヤで不安な不意の異物パンクが防げるとしても、 ノーパンクタイヤだからと安心しきって全く交換しなければ、 最終的には走行不能状態に陥って立ち往生するのは同じこと。 パンク魔に対しては、確かに「パンクは」防げるとしても、 今度は他の部分の不具合を起こしてくる可能性が高いので、実質ほぼ無意味。 ●アサヒサイクル【 t-チューブ 】 www.asahicycle.co.jp/product/protectia/ 新規購入時に搭載されていれば選択する方向もあるとして、 新たに付け替えるとか劣化時の交換に応じてもらえる店がさほどあるような気もしない。 乗り心地に関しては中身が詰まってるタイプよりはマシだとしても チューブタイプと比較すれば重さ等で軽快感が劣ってしまうのではないだろうか。 ●実際に長距離を使用した人のレビュー kenta-kiyomiya.com/tannus-review/ ▼メリット・デメリット 乗り心地はさほど気にならず、耐摩耗性もノーマルタイヤと違いがなさそうだとしても、 衝撃吸収性能はやはりどうしても低いという以上に、 取扱い店の少なさが最大の欠点になっている時点で実用性があるのかどうか・・・。 スポーク折れが発生した時点でノーマルタイヤにすればいいだけかもしれないが、 ノーパンクタイヤというだけで(作業の煩わしさから)作業を拒否されかねないのも心配。 パナソニックで採用しない理由として挙げられている リムが割れるかもしれないほどのダメージの蓄積も気になる。 「自転車店が遠いので途中でパンクすると困る」 →「自転車保険のロードサービス」 →「(ある程度分解できる工具は持っておいて)自転車を乗せられるタクシーを呼ぶ」 ↓↓↓ 「どちらにしても時間がかかるのが困る」としても、 年間そう何度も異物パンクする可能性は低く、 空気を入れるタイヤでも異物パンクを防止するのであれば 空気入れの無習慣と英式バルブが不具合の根本原因にも関わらず 悪の槍玉に挙げられる「パンクしにくいタイヤ」に限らず、 「IRC シティポップス耐パンク」「シュワルベ マラソンプラス」のような頑丈なタイヤを選んで 習慣化と適正な空気圧管理をすればいいだけ。 (↑にも追記したが「i-チューブ」を使う方法もある) ▼「空気圧を管理する必要もなければ、空気を入れる必要すらない」という点について 「毎月大して近くもない自転車店まで行って空気を入れてもらうのが面倒」 「空気入れを買って自分で毎月1回1分程度かける時間が勿体ない」 と考えるような人であれば買う価値はあるのかもしれないが・・・。 少なくとも日常生活が可能なら面倒とか大変な作業でもない。 「異物パンクを最大限防ぐなら頑丈なタイヤで、 今後の交換の手間や費用も抑えられて、(ノーパンクタイヤより)クッション性能も良い」 毎日ストレスフリーで乗れるということが改める動機づけに出来るのでは。 結局のところ、ノーパンクタイヤには空気を入れる必要がないというメリットに対して、 取扱い店の少なさ等のデメリットが存在する以上、 自転車へのストレスから解放されるかのような幻想を持つのは厳しい。 ▼価格面から 主に2万円前後の一般車の購入を検討している人達からすれば、 店を探してわざわざ追加料金を支払ってまで取り付けるのではなく、 最初からノーパンクタイヤ仕様の車種を買うかどうか検討するくらいかと。 個人的にも新たに1.5万円払ってまで取り付ける価値は見出せない。 一般車の最高ランクのタイヤが前後2本セットで5000円もかからず、 (不要な英式チューブは即廃棄するとして)米式チューブも2本で約2000円なので、 今後タイヤチューブをもう1回買い替えできる予算が余る。 ▼活かせる場面 そもそも、 世間一般で持たれているであろう「異物が原因によるパンク」の割合が 実際には3割程度と低いという話を聞く中で、 ノーパンクタイヤの最大のメリットである「耐異物パンク特性」が活かせるような、 生活環境的に建築現場付近や道路清掃が全く行き届いていない地域、治安が悪いなどの 「あまりにも酷い状況」が多いだろうか。 日本一周に使うなら(シュワルベの)マラソンのほうが無難とあるだけに、 「頑張ればどうにか使えなくもないが、敢えて使うまでもない」というところだろう。 やはり基本的には、保管で何年間実用に耐えうるのか見当もつかないが 主に「防災用途」として自治体向けの販売に特化したほうが良いのではないだろうかと思う。 そして 2018年2月現在では代理店が現在白紙状態?のような状況のようなので 完成車メーカーのノーパンク車ではなく、新規で取り付けるという形では残るのかどうか不透明。 ●e-チューブタイヤ交換に苦戦 blog.livedoor.jp/shokoucycle/archives/4974443.html これまでもノーパンク自転車のタイヤ交換を行なっており、 今回もそんなに時間はかからないだろうと思っていたのですが、結果から言うと大苦戦してしまいました。 途中に別の修理が入ったりがあったにせよ、1時間近くお待たせしてしまいました。 ビードが破れた状態でのお持ち込みでしたので、対策を兼ねてゴム壁の厚いタイプのタイヤで交換しようとしたのですが、 これが全く入りません。 そこで、元と同じタイヤでやってみると、すんなりとはいかないまでも何とかタイヤをはめることに成功しました。 成功はしたものの、もとのタイヤでは少し頼りないなという思いもあります。 頑丈そうなタイヤでは無理で、元のタイヤであればどうにか付いたようだ。 ちなみの今年の新モデル以降はさらに改良がくわえられたものに変更されているようです。 どれだけ改良を重ねても「通常のチューブよりも軽くすることは不可能」なため、 「パンクはしない」という一点が絶対的に必要な劣悪な環境や地域でない限り、 乗り心地や交換性など通常の空気を入れるチューブには勝てないというところは 理解しておきたい。 (「毎月1回の空気入れにかかる1分ほどの僅かな時間さえ惜しまなければならない」という 特殊な事情は考慮しない) ●お勧めできない star.ap.teacup.com/flatout/1742.html 実際乗り心地もあまりよくないですね、変形しないから。 どうしてもパンクしたくない、という人向きです。お勧めはしません。 空気を入れるチューブに交換しようとしても作業を断る店も少なくない気がする。 災害時や余程の悪路でもなければ、習慣化が身につけば不便な物でしかない。 ●パナソニックでノーパンクタイヤを使わない理由 cycle.panasonic.jp/faq/answer.asp?PA-0002#age Q パンクしないタイヤを採用した自転車はありますか。 A パナソニックではパンクしないタイヤは採用しておりません。 パンクしないタイヤのほとんどは、一般的に重く、 クッション性がノーマルタイヤより低いため乗り心地や操縦安定性を考慮し採用していません。 また、ご購入後パンクしないタイヤに交換された場合、車輪や車体の疲労が大きくなり 破損の可能性が高くなります。そのような場合は製品保証の適用外となります。 (画像) パンクしないタイヤを使用して亀裂の入ったリム ●グリップ能力が低くなる star.ap.teacup.com/flatout/1466.html このノーパンクタイヤ、基本的にお勧めは致しません。 空気入りチューブは曲がるときなどにタイヤが変形することでグリップするんですが、 このうどんはその変形量が少ないためグリップしにくいので滑りやすいようです。 訳あってパンクできない方のみ取付させていただいています。 ●パンク「しない」タイヤ prestigebike.hamazo.tv/e7090678.html スーパー量販店で販売しているパンクしないタイヤを交換するのは、結構、かなり、すごく手間取ります。 次もパンクしないタイヤに交換してもらおうと思ったら、およそ、交換に3週間はかかることを覚悟しておいてください。 この時点で通勤通学用自転車としては失格でしょうね。 なので、お急ぎなら、もう、普通のチューブ入りタイヤに交換するしか方法はありません。 てか、普通のチューブ入りタイヤの方がよっぽど快適に乗れます。 そのゴムが1本になっているパンクしないタイヤを外すときは、上画像の通り、糸鋸で切るしかありません。 そして下画像の通り、ヘラで、力を込めて外していきます。 中身が詰まっているので交換はタイヤレバーで押し上げて簡単にというわけにはいかない。 「買ったあとのことを考えて買おう」というのはこういうところにもある。 関連として 通販専用の安物自転車を購入する場合の保証面ではない部分の注意点としての ●「簡単に交換できない部品」や「補修用パーツが用意されていない特殊な規格」 ●「錆びやすい壊れやすい部品」や「ゴムの質が低いタイヤ」 ●「薄利多売による作業効率のため整備を疎かにするしかないような店」 といった弱点に、購入している人達は気付けば良いのだが・・・・。 ●修理に3週間 prestigebike.hamazo.tv/e7017605.html パンクしないタイヤ。1年半ほどの使用で、このように山がなくなりました~。驚愕の減り具合。これでは安全上よろしくありません。 ということで、買った量販店にタイヤ交換をお願いしたところ、な、な、なんと!出来上がるまで、3週間かかると言われたそうです。 毎日、通勤通学で使っている自転車を、たかがタイヤ交換だけで、平気で「3週間かかります!」と答える神経にびっくりです(笑) 摩耗度合いについてはタイヤの質だけではなく 「走行距離、走行路の状態、ブレーキのかけかた、乗車人の体重や荷物の量、保管場所と状態」にもよるので 1年半が早いとか遅いというものではないことを前置きした上で・・・、 「修理に3週間」というのは何をどうすればそうなるのか。 梱包してメーカーに送って返送を待つという修理しかできないとしてその往復で余裕を持たせるとして3週間? 船便で海外発送でもするのだろうか。 購入時にこうして「修理時のことを考えない」と、結局後々面倒なことになるだけにも関わらず 「目先の売り文句」に目がくらむ人がいるから困る人が増えることになる。 折りたたみ自転車にしてもそうだが「一見便利に見えて本当に便利なのか」を 「たかが自転車」と適当な感覚で見ていると損をするのは購入者自身。 ●ノーパンク加工やノーパンク自転車を買うことにお金をかけるなら 1:車体選択 → 分厚いチューブも選択できる559(26インチHE)タイヤの自転車を購入 2:チューブ → 車体を注文するときに「米式チューブの厚みあるもの(ハッチンソン CV656881など)」に変更依頼 3:タイヤ → 前後ともタイヤを「シュワルベのマラソンプラス26×1.75」に変更依頼 ↓ ★そして購入後に最も大事なことは適正な空気圧や性能を維持するために 「2週間くらいを目安に、最低限の条件としてバック広げ工具を使わない、 自転車の米式チューブが常識的に理解できるまともな自転車に通う」のがベスト。 (車体の購入時にタイヤとチューブを指定する意味が全く理解されない店は避ける) (周辺地域片道30分くらいまでの範囲で探してもロクでもない店しかないような地域であれば、 自分で十分に理解した上で整備を行う) ゼロパンクタイヤ(e-チューブと同等) www.hachisuka.co.jp/zeropunk.html e-core www.hachisuka.co.jp/ecore.html ★ノーパンクタイヤ解説 shuuri.exblog.jp/16003211/ リムやスポークにダメージが蓄積される。修理を面倒がられる。 距離にもよるが、空気充填チューブのタイヤより重く、衝撃も拾いやすいので疲れやすい。 「e-コアの中身」 中に充填する素材が何であれ、空気(気体)ではない場合 中の充填物が路面の衝撃を直接リムに伝えることは絶対に避けられないことは構造を見れば分かること。 そうしてスポーク・リムにダメージが蓄積して歪みが出やすくても補修するのがまた面倒なことになる。 また、タイヤ外周部が重くなることにより、走行感が重く疲れやすい状態になる。 空気圧によるクッション性の欠落 リム・スポーク部へのダメージ増 タイヤの重量増による走行快適性の減衰 有効活用できるケースとしては、 ガラス片などが散乱する災害時用の自転車に備えておくくらいで、 日常使用では空気の充填やパンクリスクというメリットよりもデメリットのほうが際立つ。 ノーパンクタイヤ(その2)「リペアムゲルタイプ」 www3.ocn.ne.jp/~masstech/gel.htm www.masstech.jp/gel.htm 例外なくタイヤの重量は増加します。 約2kgの重量増となります。持ち上げようとするとその分重く感じます 重量増加のため、自転車そのものには空気タイヤのときよりも負荷がかかります。 限定的な使える用途としては 「工場内移動用自転車」 特に金属を扱う工場などでは、切粉(きりこ)がタイヤに刺さって、しょっちゅうパンクしてしまう 「災害時移動用自転車」路面は落下物等で荒れていることが多く、 常にパンク修理キットを必要とするような状況のため、パンクレスタイヤが求められています。 だけ。 パンク魔に関しては長時間駐輪をしないとか、マンションアパートの駐輪場を使わない。 10kg程度の軽い自転車なら勿論室内保管。 「エレベータの使用可否はトラブルになることもあるようなので必ず確認」 近距離使用なら「折りたたみ+専用バッグ+室内保管」、 通学などで10km程度の距離に使う重い自転車なら、近所で人の出入りが制限された借りられる場所を探すしかない。 ●ノーパンクタイヤが破裂パンク star.ap.teacup.com/flatout/1985.html 確かに「通常の空気を入れるチューブは使わないのでそれが原因でのパンクは」防げる。 特殊な場所として切り屑が多い工場等では使い勝手は良いだろう。 しかし、日常的に使い続けるような用途としてはタイヤが摩耗しやすいので それなりの距離を走れば交換が必要。 放置すれば記事にあるような状態になる。 そして、タイヤ摩耗時に(破裂前に)交換を依頼しても、 雑多な店では手間がかかることなどを理由に断られる可能性もある。 また、手間がかかることを理由に工賃の上乗せをされることも何ら不思議ではない。 再びノーパンク仕様にするにも工賃別の部品代だけで1万円以上かかるようで、 そのうえメーカーや販売店経由で修理を依頼しても1ヶ月くらいかかることもあるという。 パッチ貼りのパンク修理やチューブ交換だけで済んでいれば数千円で済んだ修理が 結果的に倍以上の費用も期間も必要になってしまうことになる。 そう考えるとノーパンク仕様に懲りて 通常の空気を入れるチューブ入りのタイヤに「車輪ごと」交換ということになるが その場合でも前後新品の車輪に交換すれば軽く1万円以上はかかってしまう。 日常的な衝撃吸収力の低さも相まって、 果たしてそれでもノーパンクタイヤが得と言えるのかどうか。 一見便利に見えるものは本当に最適かどうか一考の余地あり。 ◆ノーパンクタイヤのデメリット ameblo.jp/cyclepitsendai/entry-11949508085.html ●付け外しの動画 www.katazen.co.jp/e-tube 金属のタイヤレバーもあるくらいなので問題ないということなのかもしれないが・・・、 曲げ工具というかマイナスドライバーが原因でリムを歪めそうな気もするので真似したいとは思わない。 ▲ホースinタイヤ ameblo.jp/cycle-plus/entry-12092615539.html これも有る意味ノーパンクタイヤ・・・というべきか。 www.asahicycle.co.jp/product/protectia/ (アサヒサイクルのe-チューブを真似て自作で作ったつもりなのだろう) 耐衝撃吸収性能が不十分で乗りにくいだけに思える。 こうしてチューブに空気を入れる手間やパンク修理を拒否する代わりに 日常的な使いやすさを犠牲にしていても、タイヤ摩耗時の交換時に費用がかかっても、 本人が満足しているならそれで良いのだろう。 ▼(アサヒサイクル等で使われている)e-コアの取り付け www.youtube.com/watch?v=Fqmwlp74F0E 取り付けにマイナスドライバー・・・。 リムに少々傷がついてもお構いなしといったところか。 ●パンクしないタイヤの現実 prestigebike.hamazo.tv/e6044510.html 先日、点検したパンクしないタイヤ装着自転車、 ここまで傷むか~!というほど悲惨な自転車でした。1年前に買ったそうです。 で、結局は普通のタイヤに交換とリムの修理をすることになったんですが、 これがブリヂストンやパナソニックの自転車を買っていたら、 1年で無駄にお金を使うこともなかっただろうにと気の毒になりました。 チラシを見たら、30000円以上する自転車なんですよね~。 この品質で?と善良な自転車店はひっくり返りそうな驚愕のロークォリティ。 個人的に最低限の値段の目安として3万円や4万円からをオススメしているが、 こうしたタイヤが付けられているような車種を(普段使いが目的であれば)薦めるつもりは全くない。 prestigebike.hamazo.tv/c532719.html 一応客のフリして聞き出したのですが このノーパンクタイヤ交換には2~3週間 預かりで工場に車輪送るそうです 企業の長期重なると余裕で1ヶ月乗れなくなると言う ワナ付き 1本5千円~ 代替え車両貸し出しもなく ようは買換えろってことになるそうです。 スポーク折れたらタイヤ切るしかなくてまた費用発生 「確かに”パンクは”しない」しかし 「様々なデメリットを伝えるつもりはなく」、 売っておいて1年後にトラブルが発生しても 「仕様ですからしょうがないですね」で済ませるとすれば 消費者軽視にも程があるように思える。 工場等で場所的にどうしても仕方がないので分かって買うならともかく、 説明することも説明されることも拒絶した販売方法であれば そうならざるを得ないとしても残念で仕方がない。 積極的にそういったものを売りたがる前に 「説明する」「定期的に訪問させる」「理解させる」ことを奨励すれば 必ず店の不利益になるとも思えない。 少なくとも余計なイザコザを避けられるだけでも十分なメリット。 そして、単なる「余計なお世話」と言わせないように 快適性などの実感を得られるように丁寧に伝え、 誤ったニーズを是正することが店の役割の1つではないだろうか。 ●「パンクしにくいタイヤ」と「パンクしないタイヤ」は別物、他 cs-shinwa.sblo.jp/article/188698657.html フリーパワーに関する否定的な内容に関しては、単に空気を入れることだけでなく、 「空気入れの"習慣付け"を身につけた上で、米式化と空気圧計での調整に勝るものなし」 という観点が不可欠ではあるが、概ね同意見。 ここでは、それ以外の部分への一部補足。 「パンクしにくいタイヤ」と「パンクしないタイヤ」を 同一視している理由は主に量販扱いという意味とは思うが、 前者の耐パンクタイヤはIRCでも扱われているチューブを内包するタイヤ、 後者の様々種類のあるノーパンクタイヤ類には、 細いチューブの周囲に分厚い別体の耐パンク層で包むというものもあるが 基本的に非チューブ型であり、似て非なるもの。 パンクしないタイヤだって同じです。 ブリヂストンから出ていますか? IRCで数年前にノーパンクタイヤの開発の話や、 BSは市販品ではなくレンタル仕様で?、 当初の予定では世に出ているはずだった「エアフリーコンセプト」なる ノーパンクタイヤが一応(正確に言えば)出てはいないものの開発されている(いた?)が、 開発研究費の回収が困難で無駄になることを悟ったのか、 多くの消費者にしてみればメリットよりもデメリットのほうが多いことを理解したのか、 それぞれ全く音沙汰なし。 ───────────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────────── ●安価ではないチタンメッシュのノーパンクタイヤ www.gizmodo.jp/2021/03/nasa-airless-metl-tire-bike.html NASAが50年前から開発し続けている、未来の火星探査機に使うエアレスタイヤ。 その技術が、自転車にも活用されることになります。 ニッケルチタン合金で編み込まれたメッシュ状のタイヤは、凹んでもすぐ元通りになる形状記憶合金で、 「METL」と名付けられています。 使われた新素材は超弾性合金「NiTinol+」と呼ばれ、「SMART(Shape Memory Alloy Radial Technology)」という技術で作られます。 特徴は、ゴムのように柔らかいけれどチタンで軽くて強い、そしてパンクをしないのです。 値段はまだ公表されていませんが、自転車愛好家やプロのためのタイヤで、高価だということだけは記されています。 とあるので、 いつかゴムタイヤがこれに取って代わる という予測が謎。 数百年後にはチタンがゴムよりも安くなる展望でもあるのだろうか。 ───────────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────────── ●エバーチューブのデファクトスタイルが倒産 www.fukeiki.com/2017/02/defacto-style-evartube.html ホームセンター系車種との提携でも出来ていれば少しは普及できたのかもしれないが、 単独では販路の点で厳しかったか。 (以下、過去の情報) ●エバーチューブ 「デファクトスタイル」という個人1人で経営する会社から開発され2016年3月頃発売を目指していた。 「がっちりマンデー(★公式配信サイト)」#56411月8日(日)放送分11月15日(日)07 29配信終了 tver.jp/episode/09464007/ 番組内で紹介されていたデータを基に タイヤサイズは分からなかったが、最も普及している一般車26インチWO(590)で具体的に比較してみる。 ↓ タイヤとチューブ2本で約1.5kgということだったので 米式チューブ2本を「シュワルベ12-AV」1本約140gx2=280g (1500g-280g=1320g/2本=660g) 1本660gのタイヤに近いのはサイクルシード650g。 つまり、空気圧管理されている「シュワルベ米式チューブ」+「一般車向けの最上級タイヤ」の組み合わせ。 エバーチューブの2本の重さは約2.1kgということなので 「前後で600gの重量増」ということになる。 重いタイヤでもIRCのCITY POPS 耐パンクで875gなので更に重い約1kgのタイヤを付けて、 その上チューブ式に比べて「エアクッションも低く」「タイヤ変形率も大きく」「取り付けに手間もかかる」 「開発費もあるので恐らく値段も高くなる」とすれば ホイール回りでも外周部ほどその重さの影響度が高いと考えると、結局は「厳しい」と言わざるを得ない。 工場回りや道路の清掃頻度が低く、金属屑が特に多い道を通るしかない場合で、 使用距離も2,3kmまでと短ければメリットがあるかもしれないが・・・。 相当限られた用途でのみの活用方法と考えるべきだろう。 そして、耐久性も考慮し重さとのバランス調整をしているということなので 「軽量化をすれば耐久力が劣る」以前に「耐久年数や距離」が何km程度なのかというデータも欲しい。 一般車26WOサイズであればJIS規定では5000kmだが、値段がいくらかにもよるが 半分の距離も無理のような状態であればどうなんだろうと。 ↓ ▼値段 チューブは1本約1000円、タイヤは2本で約4000円(英式チューブもセットだが補修時の予備用として不使用) チューブは2本なので合計6000円(工賃別) エバーチューブの値段自体はまだ分からないが 参考までにタンナスの26インチWOは1本650gで値段は約7300円×2本で約15000円 www.whizz-jp.com/tannus/#lineUp 一般的には突き刺さされパンク自体よりも、空気圧不足が原因で起こるパンクのケースが7割程度と考えると 値段を倍かけても付ける意味があるのではないかという気がするのもわからなくもないが・・・。 エバーチューブは繊維状のため丸ごとゴム型よりはましとはいえ、 それでも乗り心地を多少犠牲にしてまで使うメリットがあるのかどうか。 まだデータのない値段と耐久性次第かもしれない。 (追加情報) www.tv-asahi.co.jp/m-show/topics/showup/20151203/5864 価格:1500円(予定) ※2016年春の発売予定 タイヤ専門店 タイヤウォール千葉店 値段は1台分(前後)で約1500円ということなので思ったより良心的な価格設定に驚いた。 耐久性面が気がかりではあるが、 それでもIRCの重い耐パンクタイヤよりも重いことは確かで、 空気以外の固体が入っているので通常のタイヤ使用より乗り心地は悪くなるだろう。 ───────────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────────── 2018.12.30 ●nexoノーパンクタイヤ半年(約1500km)使用レビュー記事 2018.05.20 ●[海外]3Dプレンターで作成したタイヤ 2018.05.06 ●ノーパンクタイヤnexoの感想(追記5.20) 2018.04.29 ●「通勤通学でパンクして走行できなくなると困るから必要」を考える 2018.04.22 ●単に空気を入れるのが面倒という目的には適さない、●新しい国内代理店 Giraffes、●nexotire 2018.04.22 主なデメリットを上部に移動 2018.04.08 ●ノーパンクタイヤが破裂パンク 2018.02.25 ●アサヒサイクル【 t-チューブ 】 2018.02.04 ●実際に長距離を使用した人のレビュー 2017.12.17 ●有効利用が期待できるケース 2017.11.26 ●エアフリーコンセプト車の乗り心地 2017.11.12 ●e-チューブタイヤ交換に苦戦 2017.07.16 ●お勧めできない 2017.06.04 ●パナソニックでノーパンクタイヤを使わない理由、●BSのエアフリータイヤの乗り心地? 2017.04.23 ●ブリヂストンによる空気充填が不要な自転車用タイヤ 2017.03.05 ●エバーチューブのデファクトスタイルが倒産 2016.10.23 ●パンク「しない」タイヤ 2016.09.11 ●グリップ能力が低くなる 2016.09.04 ●修理に3週間 2016.05.22 ●「復興支援事業の一環としてノーパンクタイヤの自転車を寄贈」 2016.05.01 ●ノーパンク加工やノーパンク自転車を買うことにお金をかけるなら 2016.04.24 ★タイヤ解説より移動 2016.04.17 ●パンクしないタイヤの現実 2015.12.20 ●ノーパンクタイヤで割れたリム 2015.12.05 ●ノーパンクタイヤ「エバーチューブ」の追加情報 2015.11.15 ノーパンクタイヤ関連情報 2015.02.08 ノーパンクタイヤの販売店雑感リンク追加
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キャラクター名 uruzPスキル:★★★★★愛情 :★★★厨房度 :★★★ ref ランカークラス Class A キルクラス Class A デッド数 D 所属部隊名 Izlude[1/128] 名言 勝ち馬属性 ★ 戦闘スタイル 両手 総評 本人への要望 本人より 「うるず」と読む。 純両手の戦闘スタイルで非常に高いPSの持ち主だが、 何故かSNSのイラストでは片手という謎の人物。 ネツの青火曰く「Cゲブで最も上手いヲリ」。
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PURUN 『ぷるぷるっ』 名前 ーーーーー PSN ーーーーー twitter ーーーーー ブログ ーーーーー 好きなゲーム ーーーーー MGO終了後 ーーーーー みなさんへ一言 ーーーーー みなさんからのコメント欄 名前 コメント
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人力なだけあって非常に遅く、改造もできないが、値段は最安価クラス。 また、バニーポップ(要するにジャンプ)できるものもあり、遊び要素が強い。 BMX(BMX) Cruiser(クルーザー) Endurex Race Bike(エンデュレクス) Fixter(フィックスター) Inductor(インダクター) Junk Energy Inductor(ジャンクエナジーインダクター) Scorcher(スコーチャー) Tri Cycles Race Bike(トライサイクル) Whippet Race Bike(ウィペット) 上へ
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ニュース @wikiのwikiモードでは #news(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するニュース一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_174_ja.html たとえば、#news(wiki)と入力すると以下のように表示されます。 【グランサガ】リセマラ当たりランキング - グランサガ攻略wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【まおりゅう】八星之紋章交換のおすすめ交換キャラ - AppMedia(アップメディア) Among Us攻略Wiki【アマングアス・アモングアス】 - Gamerch(ゲーマチ) マニュアル作成に便利な「画像編集」機能を提供開始! - ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」:時事ドットコム - 時事通信 マニュアル作成に便利な「画像編集」機能を提供開始! - ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」 - PR TIMES 【Apex Legends】ヴァルキリーの能力と評価【エーペックス】 - Gamerch(ゲーマチ) モンハンライズ攻略Wiki|MHRise - AppMedia(アップメディア) 【ウインドボーイズ】リセマラ当たりランキング(最新版) - ウインドボーイズ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) ポケモンBDSP(ダイパリメイク)攻略wiki - AppMedia(アップメディア) 【テイルズオブルミナリア】リセマラ当たりランキング - TOルミナリア攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) SlackからWikiへ!シームレスな文章作成・共有が可能な「GROWIBot」リリース - アットプレス(プレスリリース) ドラゴンクエストけしケシ攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】チャンピオンズミーティングの攻略まとめ - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】ナリタブライアンの育成論|URAシナリオ - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】フジキセキの育成論|URAシナリオ - Gamerch(ゲーマチ) サモンズボード攻略wiki - GameWith 【スタオケ】カード一覧【金色のコルダスターライトオーケストラ】 - Gamerch(ゲーマチ) 【スマブラSP】ソラのコンボと評価【スマブラスペシャル】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ブレフロレゾナ】リセマラ当たりランキング【ブレイブフロンティアレゾナ】 - ブレフロR攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) 【ポケモンユナイト】サーナイトの評価と性能詳細【UNITE】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ガーディアンテイルズ】ギルドレイド戦(秘密の研究所)の攻略とおすすめキャラ【ガデテル】 - Gamerch(ゲーマチ) 仲村トオル、共演者は事前に“Wiki調べ” - 沖縄タイムス 【ENDER LILIES】攻略チャートと全体マップ【エンダーリリィズ】 - Gamerch(ゲーマチ) 【ウマ娘】あんしん笹針師の選択肢はどれを選ぶべき? 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Wikiペディキュア! - ビューティ特集 | SPUR - SPUR.JP パワプロ2021/2020攻略Wiki - Gamerch(ゲーマチ) ヌーラボ、「Backlog」の絵文字入力の補完機能やWiki編集の自動マージ機能を改善 - CodeZine(コードジン) ヌーラボ、プロジェクト管理ツール「Backlog」の絵文字入力の補完機能・Wiki編集の自動マージ機能を修正改善 - PR TIMES Backlog、Wikiにファイル添付が容易にできる機能をリリース -- グローバルバーの視認性改善なども実施 - PR TIMES GK川島、パンチング失点でWiki書き換え炎上 「セネガル代表」「プロボクサー」... - J-CASTニュース Wikipediaで「ヒト」を象徴する画像が、タイの男女に決まるまで 5年の激論を経て選ばれた「1枚」の物語 - WIRED.jp
https://w.atwiki.jp/hibikibicycle/pages/2.html
メニュー トップページ メニュー メニュー2 来訪者数 since 2007.2.2 累計 - 今日 - 昨日 - @ウィキ ガイド @wiki 便利ツール @wiki 響きLinks/自転車 -- http //www25.atwiki.jp/hibikilinks/pages/37.html (2007-02-05 10 19 16) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/144.html
最終更新日:2022.12.18 ▲[長野]主題がズレている内容 2022.11.20 ●安全利用五則のヘルメットは「努力義務」 2022.11.13 ●本題とは直接関係ないがヘルメット関連 2022.11.06 ●[大阪]ヘルメット着用での死亡事故 2022.10.30 序文の追加(+文字など微修正) 2022.10.23 ▲[群馬]本当に事故を減らそうと思っているのか甚だ疑問 2022.10.9 ●[埼玉]「ヘルメットと保険には積極的に取り組む」ことで締めている記事 2022.9.25 ▲何故か4割の頭部"以外の"致命傷は気にせずヘルメット着用優先 〃 ●[熊本]シェアサイクルでのヘルメット着用議論から考える具体的な対策 2022.09.18 ●[OGK]ヘルメットを被りたくなるアイデア? 2022.09.11 ●いわゆる「ポジショントーク」? 2022.07.17 ●[関連]ヘルメット着用推奨と確証バイアス 2022.07.03 ●[北海道]安全で適切な一時停止遵守率よりもヘルメット着用優先? 2022.07.03 ●[埼玉]交通ルールとヘルメット着用を推進するイラストの真の意味 2022.05.15 ●「一時不停止」を挙げているのにヘルメット着用優先 2022.05.01 ●ヘルメット盗難のリスク 2022.04.24 ●[北海道]事故現場の道路に転がるヘルメット 2022.03.06 ●自転車乗車中のヘルメット着用努力義務 2022.02.27 ●OGKによるヘルメット着用が浸透しない理由のアンケート 2022.02.13 ●[群馬]見通しの悪い交差点で自転車の高校生が跳ねられ重体 2022.02.06 ▲[群馬]相変わらずの様子 (過去の更新履歴は最下部へ移動) 改めて【安全とは何か】を、よく考えておきたい。 ────────────────────────────────────────────────────── ◆このページは 事故で「自転車も自分も、かすり傷さえ負いたくない人向けの内容」 となります。 「頭部の怪我の防止が何よりも最優先」 =「頭部損傷の軽減"可能性"さえ上がればOK」という人向けの内容はありません。 予めご了承ください。 ────────────────────────────────────────────────────── ▲ヘルメットへの疑問─────────────────────────────── ヘルメットを着用していることで、 (場合によっては)事故による被害の"軽減"効果があることは分かるものの、 「事故を"防ぐ"不思議な効果はない」と言える。 (転倒時に悩への損傷を完全に防ぐことが出来るとは限らない) 着用するだけでマナー向上するような効果も当然ない。 果たして、事故を未然に防ぐことが可能な「徐行や一時停止など」の、 最優先すべき内容を置き去りしてでも推奨する意味はあるのだろうか? ●ヘルメットを着用していれば"頭部だけ"重傷は防げるかもしれない しかし、倒されて完全にトラックが乗る形で轢かれてしまうようなケースであれば、 全身の骨が砕ける可能性もあるのでヘルメット着用で守れるはずもない。 ●ヘルメットを付けていてもイベントレース中に帰らぬ人となったケースもある ●むしろ「ヘルメット着用していたことで頚椎損傷により重症」というケースまである。 ●ヘルメット着用で危険運転が許されるわけがない ↓ 「公道で速度を出すので被る」=「徐行や一時停止を無視してもいい」わけがない。 「予測運転」「他車への配慮」などは必須で、 交通法規を守るということはヘルメット装備の有無は無関係。 ●「予測運転」が出来なければ、いくらヘルメットを着用してようが、自らの命を粗末に扱っているだけ なので、「重傷を負ったり無駄死にしたくないなら」 公道で無闇な速度アップ自体を思いとどまることを強く薦めます。 ●安全利用五則のヘルメットは「努力義務」 www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/jikoboshi/bicycle/menu/five_rule/ 1 車道が原則、左側を通行 歩道は例外、歩行者を優先 2 交差点では信号と一時停止を守って、安全確認 3 夜間はライトを点灯 4 飲酒運転は禁止 5 ヘルメットを着用 ↑ 子供だけだったのが大人にも拡大されてしまったが、 「努力義務でしかないヘルメット着用」を 「法的拘束力のある1~4」に混ぜると、 「ヘルメット着用は義務なんだ」と いつものように「壊れた広報スピーカー」が 始まるだけの気がするのがどうにも・・・。 「罰則のない努力義務」と「罰則の有る法文(条文)」は別。 ↓ ヘルメット"さえ"着用すれば安全と思うのは完全に間違い。 「安全のためなら全身各所のプロテクターも是非とも装備しましょう」。 そんなことよりも・・・、多くの一般車にも言えるのは まず「★常用速度を見直すのが先」且つ 「★見通しの悪い交差点での徐行も守る」こと。 過ちを省みることなく暴走車両が突き進んでいれば いつか突然大きな事故に見舞われる。気付いたときにはもう手遅れ。 ●頭部は無事だったが他の箇所の大怪我や骨折をしても構わないのであれば、 ヘルメット着用だけに縋れば良いのではと思う。 そして【予測運転を身につけよう】。 「急な飛び出しがあった」と愚痴るようなことがあれば、 それは「予測運転ができてない」証拠。 「交差点では自転車や子供などが絶対に飛び出してくる」と身構えていれば 徐行や一時停止が絶対に必要と理解できる。 高齢者には「無理な横断はしない・させない」と徹底させた上で、 変速機の使い方や空気圧管理の重要性から 「快適で使いやすい自転車」とは何かを知ってもらう必要がある。 ●「ヘルメットを着用している自転車乗りには幅寄せしても大丈夫だろう」と考える輩もいる ↓ ◆自転車はヘルメット着用の方が危険? srad.jp/story/07/06/24/205201/ 交通心理学者であるIan Walker博士は超音波センサーを自転車にとりつけ、 ヘルメット着用・非着用あわせて2500回の走行時の自転車・自動車間の車間距離を測定し比較した。 結果は着用時の方が8.5cm車間距離が短く、 またこの実験期間中トラックとバス相手に1度ずつ 接触事故が起きたがどちらもヘルメット着用時であったという。 ↓ 「おっヘルメット着用してる」 → (これは危険ではなさそう → 安心して走れる) → 近付いても問題ないな」 と 「うわ、ヘルメット着用してない」 → (これは危険だ → 気を付けよう) → 慎重に避けなければ・・・」 の違い。 こう見ると「交差点は危険性の認知度が低いからこそ、事故が繰り返されている」という裏付けに他ならないのでは。 「車道では左側通行でヘルメットで衝撃を軽減しよう」とあっても、 「左側通行でヘルメットを被っているので事故は防ぎやすい」ので 「交差点は徐行なしで左右確認も一切しなくても事故は起こりにくい」だろうか。 そうは思わない。 つまり優先順位として「直接事故を防ぐということを意識付けるには」 ★「交差点は出会い頭に飛び出してくると思うこと」(自動車による左折巻き込みにも注意) ★「危ないと思う前にきちんと一時停止して確認を怠らない」 ★「歩行者に配慮し、見通しの悪い場所など速度を出し過ぎない」 これが最も直接的に事故防止に繋がる重要な内容ではないのだろうか。 ●ヘルメット着用を「違反者に罰則のある」義務化にしたオーストラリアは・・・ dot.asahi.com/dot/2021102900011.html オーストラリアなど、法律でヘルメット着用を義務化し、罰則を設けている国もある。 普及が進まないとなれば、日本でも今後、ルールが厳格化される可能性があるのか。 小林氏は「オーストラリアでは義務化によって、自転車の利用者が大幅に減ってしまいました。 そうした問題から、自転車利用を推進したい国は『ヘルメットは自己責任で』という流れにあります」 ↑ つまり、違反者に罰則のあるようなヘルメット着用を義務化するということは・・・ 【自転車ユーザーの数そのものを減らしたい】思惑が強いことが明確であることから、 ヘルメット着用推進派が「自転車は一切使わない電車移動のみ歩行者」か「自動車関連の団体」であれば、 この方針に邁進するのも大いに頷ける一方で、 「自転車関連団体」や「自転車推進団体」から「自転車店」でも、 ───────────────────────────────────────────────── (※一般用途ではない競技向け自転車と自己判断力の乏しい子供は除く) (※高齢者で認知症の疑いがあれば自転車でも運転すべきとは言えず、事故原因ともなれば過失割合の考慮も必要) ───────────────────────────────────────────────── 特に常用速度も遅い【生活用途の自転車で】ヘルメット着用を強く推奨してしまうということは・・・、 よく考えると、自転車ユーザーを減らす目的になってしまうとも言えるので、 「自転車関連の自分たちの"発言権"や"利益そのものを縮小"し、立場が弱くなる」ことに 繋がりかねない危機感があるのだろうか・・・という疑問が常にある。 ※それがヘルメット会社であれば、尚更意味が分からない。なぜ自分達だけは影響を受けないと思うのか? 自転車推進しているつもりが、気づけばヘルメット着用に「安全保安装置」という大義名分の御旗を掲げ、 様式美の押し付けによって、 委縮させることになるという「本末転倒の極み」に気付いていないとすれば相当困りものだが、 これまでも、これからも永遠に「徐行や一時停止を徹底的に軽視し」、 車間距離については見て見ぬふりを通すであろう各種団体に期待するだけ無駄というのはある。 それにしても、ヘルメット着用に対する幻想のような絶対視が強すぎることに違和感しかない。 同時に「徐行・一時停止など」の無視・軽視には目に余るものがある。 なぜ、被害を軽減する前に、「事故の"防止"のために必須の出来て当たり前」のことが、 まともに浸透していない現状について問題視しないのだろうか。 「大小問わず交差点の出会い頭」「無理な横断」などの 「目の前にある危険」を気にしないというのは本当に意味が分からない。 歩道走行にしても、「根本的に歩行者への配慮の無さ」が問題であって、 歩道走行自体を危険扱いすることでは何も解決しないどころか、 むしろ車道走行を促すことによって、 片側1車線のような狭い上に交通量の多い道路では「危険に晒される」という観点が 完全に欠落していることに気付かなければならない。 ●スポーツ自転車の場合推奨する主な理由は ロードバイク系の場合は「スピード重視の車種」であり、 MTB系であれば林道などで、BMX系であればトリックで転倒するのが「当たり前」のため。 ※車種限定をしないケースとしては、 例えばママチャリでも、過剰なまでに「車道走行原理主義」で、「ほぼ常に時速30km走行」のような 「色んな意味で化け物のような人であれば」ヘルメット着用すべきだろうとは思う。 そのため、 ●スポーツ自転車でヘルメット着用していても走行方法が無茶苦茶であれば もはやヘルメットどうこうでは済まないのである意味「無駄」であり、 ●一般車でも慎重で丁寧な安全走行を神経質に徹底できるのであれば さほど重要ではないといえる。 ▼毎回思うのはヘルメット着用推進者は、着用を推奨する一方、 「法令違反」に対しては、あまり注意喚起を行っていないように見受けられる点。 ・徐行 ・一時停止 そして、明文化されていないが安全運転に不可欠で「非常に重要」な点。 ・予測運転 ・常用速度 ・減速のタイミング ・周囲を確認を怠らない こうした当たり前の観点がないことを危惧する。 ●更なるポイントは、事故の際に「自転車側の違反」の割合について 特に「徐行・一時停止」を徹底的に守らせようという考えが全くなさそうな問題。 ●妙に心配症な人は まず車道走行原理主義であれば、 そもそも「その走行路が、車道走行に適しているのかどうか」 落ち着いて考えてみることを強くオススメ。 「自転車は車道を走るものなんだ」 「自転車の車道走行は正しいし違反ではないから、自動車側が気を付けてくれればいいだけだ」 と、いくら叫んでみても、 「マナーの悪い自動車やオートバイ乗りが改心してくれるわけがない」という 事実を真剣に受け止める必要がある。 公道で速度の出しやすい車種を乗るのは自由でも、 「ヘルメット着用では不十分で、リスクがある」ということも知っておいて欲しい。 「歩道(歩行者が居ない=徐行義務のない普通自転車通行指定部分)なんて走ってたら 急に曲がってくる自動車とか居て、むしろ危険なんだ」 という意見に対しては、 ★【予測運転をして、周囲の確認を怠らないでください】 ★【根本的に常用速度を見直してください】 ★【そもそも、公道は貴方だけのための道ではありません】 ということを「強く意識してください」と真っ向から切り捨てるしかない。 それでも、 ◆どうしてもヘルメット着用させる理由を挙げるとすれば・・・ ●活火山が近くにあるとか、常に鳥などからの落下物などの事故を心配する ことになるので、それはもはや「天が落ちてくる」ことを心配するようなもの。 ▼自転車側に何ら非がなくても、自動車やオートバイ等の「無謀運転」での衝突や追突を挙げるなら、 そのケースが余程「極端に多い」特殊な地域のみで、 特例として「法的に"罰則を設け"」着用を義務付ければいいだけの話。 ◆法令遵守し、法的に定められていない「予測運転」や「確認等」も出来ている自転車ユーザーの少なさを問題視せず、 「まずヘルメット着用推奨」が先に来ることがあまりにも変。 「いつ事故に遭うから分からないから備えるんだ」ではなく、 「事故そのものに遭わないために何をすべきか」を最優先で考えて実行すべき。 ●分かりやすい判断材料として、 「実際の事故データに基づかない印象論」や 「徐行」の重要性すら完全無視するような論者の意見は、 都合よく「世論操作」に利用しようとしていると見て、参考にすべきではないのは確実。 ●[大阪]ヘルメット着用での死亡事故 news.yahoo.co.jp/articles/1697430a17fe9df90d5e26c5be80e597a45996d1 5日午前9時55分ごろ、堺市堺区匠町の市道で、 自転車が停車していたトラックに追突した。 大阪府警堺署によると、自転車に乗っていた大阪府吹田市消防本部の消防士、 が病院に搬送されたが、死亡が確認された。同署が詳しい事故状況を調べる。 同署によると、現場は埋め立て地の海沿いを走る片道1車線の直線道路。 サイクリング用のヘルメットやウエアを着用しており、 事故当日は非番でツーリング中だったとみられる。 付近の防犯カメラ映像には、 自転車がトラックの後方にぶつかり、転倒する様子が写っていたという。 停車中の車両との衝突なので、恐らく自動車側の「過失なし」で 自転車側の責任とされる可能性が高い。 (横断歩道上など違法駐車であればまた違う可能性はある) 45歳ということなので、運動能力や反射速度が 高齢者ほど過剰に鈍くなっているというわけではなさそう。 そして、状況から考えると。 慣れや慢心からくる「速度出し過ぎ」「前方不注意」の可能性も高い。 「ヘルメットを着用していれば必ず助かるというわけでもない」ことも分かる。 当然、ヘルメット推進派達は、このような事故は「レアケース」として まともに話題に上げることなどないだろう。 しかし、今一度「思考力のある方々」には考えて欲しい。、 確かに今回の件をレアケースとして無視すれば、 「ヘルメット着用により被害が軽減される"可能性"はある」が、 自転車で時速30kmを超えるような速度で走ることが違法ではなくても、 「▲ヘルメット着用していれば事故になっても大丈夫」などと単純に考え、 「頼りきる」ようなことがあれば「むしろ危険なのでは」と。 あくまで、ヘルメットとは「安全"補助"装備」の1つに過ぎず 「決して"万全な安全保安装具"ではない」と、見直すべきなのではないだろか。 身を守ってくれるのは、走行方法・場所・速度・状態など 「エンジンは自分自身だからこそ」コントロール出来る範囲内で 安全に走行できるような「環境」を常に意識することが大切。 だからこそ、「所詮ヘルメットは軽装でしかない」ということを自覚して、 「初心を忘れずに常に"事故を恐れ"」「慎重で臆病に」 「適切に止まることを意識」した上で、 予測運転も欠かさないことが、己の安全のためには不可欠と強く自覚しておきたい。 www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1 layout=datalist lid=000001267756 toukei=00130002 tstat=000001148466 cycle=7 year=20200 month=0 tclass1val=0 ●法令遵守での自転車事故確率が人口10万人当たり1.6人 ●法令違反での自転車事故確率が人口10万人当たり3.5人 例を挙げると、 「自転車が加害者」での重大事故になって高額賠償になったケースもある → 実際は・・・「年間一桁あるかないか」 「若年層の違反が目立つ」 → 実際は・・・「高齢者のほうが違反も事故の被害者としても多い」 自転車乗用中(第1・第2当事者)の法令違反別・年齢層別人口10万人当たり重傷者数 65歳以上が多いが、それ以下でも【"違反あり"の事故割合が高い】 「法令遵守でも事故があるのだから、自動車やオートバイ等の 無謀運転での衝突や追突の被害軽減したい」という人も居るとは思うが、 物事の優先度を考えれば、 自転車側の「法令遵守を優先する」のは"データから見れば"当然。 ※データそのものが信用できない可能性もあるのでそれも疑いたいが、 その反証のためのデータ提示は必要。 繰り返しになりますが、「ヘルメット着用だけで事故が"防げる"なら、いくらでも賛同します」が、 法令遵守の低さ、「特に徐行や一時停止を守るということの重要性が全く浸透出来ていないこと」を置き去りしてまで 完全思考停止で優先的に推奨してればいいとは微塵も思わない。 ※「どれだけ交通法規を遵守していても、とにかく心配で心配でしょうがない」という人が 「ヘルメット着用したい」という気持ちまで否定する気はありません。 そのような方には、ヘルメット着用だけでは心配なので、 是非とも「ひじ」「ひざ」及び「胸部プロテクター」の着用も強くオススメします。 さすがに「交通法規を徹底遵守するような"慎重な方"」が、 まさか「頭部の損傷さえ防げたらOK」という「他の箇所の損傷なら問題ない」などと思うはずもないので。 個人的には、ヘルメット着用そのものを否定するというよりは、 優先度を履き違えた「特に行政」の呆れた行動は是正すべきでは? と常に不信感を持たざるを得ないような状況を憂う。 ●「ヘルメット着用で擦り傷で済んだ」だけでは「事故検証不足」 「被害・加害どちらか」 「物損・人身どちらか」 「場所(道路構造・環境)」 「路面状態」水たまり・鉄蓋・砂や落ち葉の状態 「季節・気温」 「日時」 「車種」 「速度」 「整備不良の有無」(ブレーキ装置、タイヤの状態など) 「事故時の状況」(水筒に手を伸ばしていたとか、よそ見運転していた、など) 「他者・他車の影響」(影響を及ぼした場合は暴行罪が適用されることも) ★「予測運転の有無」 「考え事をしていて前を予測運転できていなかった」のであれば、 「運転中は集中すること」を常に念頭に置く必要がある。 場所に問題があれば、 路面状態を確認し、減速や道を変更するなどの対策が必要。 当たり前だが、 「落下物があっても、速度がある程度遅いほど対処しやすい。」ことは覚えておきたい。 ※徐行以下であれば逆に不安定になるが、接近前に止まればいいだけ。 「同じことを繰り返さないために」 そして、何よりも「事故を防ぐために」 これらを全て洗い出し、 「事故を引き起こした問題点は何だったのか」を徹底的に調べ上げることが何よりも重要。 なぜなら、 「ヘルメット着用」だけで、問題点を全く省みず、改める気がなければ、 同じ事故に遭っても、 今度は 「ヘルメット着用で擦り傷で済んだ」では済まない可能性があるのだから。 「ヘルメット着用してれば事故被害軽減できるかもしれない"可能性が"上がる」のをいいことに、 「少々の違法行為なんて全然OK」と同等としか思えないような 「安全軽視」も甚だしい「遵法精神の欠片もない問題行動を無視し、正当化するような」 愚者は"反面教師として"見習いたい。 ●ヘルメット着用しなければ重症の可能性?~法令遵守の観点の欠落~ 自転車が被害者側の場合で、 「自転車側に一切の法令違反がなくても事故の可能性がある」と言いたいのかもしれないが、 果たして、自転車事故で、「加害者側の自動車」が、 居眠り・飲酒・高齢者のブレーキアクセル踏み間違いような事故が多いのだろうか? まず事故に対して「自転車側にも法令違反がある場合」の観点が 出てこないことに疑問しかない。 「ヘルメット着用しなくても、"法令遵守していれば"事故に遭わずに済むケースが間違いなく多い」 と言い切れるのは、 「出会い頭事故」が代表的な事故のケースとして上がることにある。 行政や「思考停止している人達」は、 なぜかヘルメット着用での事故被害"軽減(可能性)"に躍起になって、 「肝心の事故"防止"を掲げない」のでは本末転倒。 何度でも繰り返しておきたい。 ▲ヘルメット着用で 「事故"そのものが"防げる」← 大嘘 「法令遵守するようになる」← オカルト 「徐行や一時停止無視などの法令違反が許される」わけがない。 反対に、「ヘルメット着用しなければ法令遵守できない」もオカルト話。 ★ヘルメット着用しなくても 「法令遵守し、予測運転していれば事故そのものに遭いにくくなる」 以下も同様に・・・ ◆「(通年での交通教育の実行よりも)通学でヘルメット着用の義務化は意味がある」と 本気で考えているとすれば、ちょっと正気を疑うレベル。 ↓ そもそも、公道で無闇に速度を出しがちだったり、無謀運転するような生徒/学生は ▲【形状云々など全く関係なく】ヘルメットなんて(街頭監視有りの日以外では) 学校の近くでしか着けるわけがないのだから。 ●「カッコ悪い・ダサい」というのは、何もヘルメットの形状だけではない。 「学校からの指示を真面目に守っているということそのもの」が「ダサい」と 思われていることに気付いていない。 ↓ これを、単純に「自分の命を守る」「これからの自分や、家族や、将来の子供のため」に、 ヘルメットを被る代わりに、 【法令を遵守】(特に"止まること"を徹底的に守る)をただ教えるのではなく、 「"なぜ守る意義があるのか"という"理由"を掲げ、そのために必要な"安全義務行動"として選択させ」 継続実行してもらうということが本当の教育。 ●反対に、元々安全運転傾向で慎重な性格で、速度も控えめで、 徐行・一時停止もしっかり守るような「真面目な生徒」であれば、 「そもそも事故そのものに遭う可能性など極端に低いので、ヘルメット着用する意味など"ほぼ"ない」 群馬のような地域に限らず、通年での交通教育を試行すらしていないようだが、 学んで実行してもらうことが不可能なほど理解力のない生徒しか存在しない? むしろ「学習機会が必要なのは生徒よりも、教師や教育委員会」というべきか。 ★「"根本的な"事故そのものを防ぐために、何が足りず、何をすべきか」を考えること 公道で無闇に速度を出すことが当たり前のスポーツ自転車ユーザーや 場当たり的対応で売ることしか考えていないメーカーや店とは 「用途や意味が全く異なる」ので、意見は的外れにも程がある。 それらに安易に影響されてしまうのは勝手だが、 その「ヘルメット至上主義的な価値観こそが正しい」という感覚こそ 「事故を軽視している」と、是非とも反面教師として考えておきたい。 ◆例えば最近起きたこの事故であれば・・・ news.goo.ne.jp/article/hbc/region/hbc-2fca8ac96baad0aa491f842b7bd925ed.html 9日午後、北海道音更町で自転車と軽乗用車が衝突し、 自転車に乗っていた中学3年生の男子生徒が病院に搬送されました。 この事故で自転車に乗っていた中学3年生の男子生徒が、 軽乗用車のフロントガラスに頭を打つなどして病院に搬送されました。 男子生徒は意識があり、命に別状はありません。 現場は、住宅街の交差点で、自転車の側に一時停止の標識がありました。 男子生徒は部活に行く途中だったということです。 ▲「だからヘルメット被ってないと頭打って病院に運ばれるようなことになるんだ」 ↑ 頭は守ることができても、確実に自動車と衝突しますよ? 「体のダメージは何ら問題ないのであれば」どうぞヘルメット着用のみ推奨してください。 ●「一時停止を守っていれば、そもそも頭を打つようなことにはならなかった」 ↑ 当然、こちらが正解。ヘルメット着用は「あくまで補助的な役割。」 「操舵や姿勢制御が苦手で、低速でもふらついて転倒するような子供や高齢者」であれば "若干"分からなくはないが・・・、それでも優先度としては下がる。 余程低速で蛇行運転しかできないような人を除けば 通常は「低速メインであれば」それほど必要な装備ではない。 ────────────────────────────── ◆では反対に、「自転車が通行し交差点に近づいて、"自動車"側に[止まれ]の標識がある場所で、 自動車側が一時停止せず飛び出してきた場合」はどうだろうか? ↓ ●例え自動車の飛び出しがあったとしても、 自転車側にも「見通しの悪い交差点では"徐行の義務"があるので、 「徐行=すぐに止まれる速度」で通っていれば衝突事故は防げる。 ▲当然この場合でもヘルメット着用していたところで、衝突事故そのものは防げるはずもない。 ────────────────────────────── そして ▼(自転車側に法令違反が一切無い)暴走車両が原因での事故を恐れる心配症の方であれば・・・ ↓ ↓ ◆自転車でも事故に備えてプロテクターという選択肢 commute-esc.com/protector 事故に備えて装着する意味は確かにある。 ●肘・膝用のプロテクター(ライトウェイ) www.riteway-jp.com/pa/fuse/product-category/プロテクター/ 防具に信頼を置くのであれば、 公道走行でも、ヘルメット着用だけで済ませるようなことはせず、 こうした防具まできっちりと装着推奨してもらいたいと思う。 しかし、それ以前に「公道で速度を出して走行する」ということは、 それだけで事故のリスクが極端に上がる。 だからこそ、「速度抑えめ」で【予測運転を常に心がけ】 一時停止も徐行も徹底遵守することで 「車種問わず」事故そのものを防ぎやすくなると覚えておきたい。 ◆「なぜ自転車はヘルメット着用が法的に"罰則のある"義務化されていないのか」への答え 「幼児車や子供車もあるので徹底させるのが難しい」というが、 むしろ小学校低学年未満であれば積極的に被らされている印象が強い。 そうではなく、老若男女問わず、全年齢に言えることとして答えは簡単。 【車道が狭い道も多く、歩道走行"も"前提で、想定する常用速度が遅いから】 という当たり前の話になる。 ────────────────────────── ※対照的に、「自転車は車道走行が普通」として、 勝手に公道レースのような感覚で命を削って走っている人達は「完全に別の存在」。 軽量なスポーツ自転車のほうが速度を上げやすいが、厳密には無関係。 ロードバイクでも、MTBでも、クロスバイクでも、シングルスピードでも、 ファットバイクでも、クルーザーでも、タンデムでも、ママチャリでも 無闇に速度を上げて走行するなら危険性は大差なし。 「速度を上げて走行すればするほど、(周囲の確認把握が遅くなるので)事故リスクが高くなる」 というだけの、物凄く単純な話。 だからこそ、スピードを出して乗るのであれば、薄っぺらい服でグローブとヘルメット着用だけのような "軽装"では、事故被害軽減のための装備としては、あまりにも貧弱で危険なので、 各種プロテクターを是非とも付けてくださいという案内になる。 ●ヘルメット着用に関する内容と「事故"ゼロ"最優先の観点」不足の問題 個人的には「努力義務」の時点で、過剰反応するほどでもない印象しかない。 (罰則無しを伝えず反証に都合よく利用というのは勘弁して欲しいが) この類の内容は最初から「行政が仕事している感を醸し出すための手段」としか思っていない。 「●年●月から自転車でも保険加入が義務になりました」のようなもの。 重複加入や、中身を精査する重要性を本気で伝えている媒体など皆無に等しい時点で、その程度の役割。 もしかしたら、防犯登録を防犯(盗難を"防ぐ")意味のあるものとして 本気で信じているような人達であれば、 「罰則のない目標のようなものでしかない」法文でも、 半強制力のある内容に見えるのだろうか? 当然、何も「公道走行時に(プロテクターは絶対に着けないが)ヘルメットだけは被っておきたい」 と思っている人を否定する気はないので、車種や速度や走行状況に応じて、 「必要と思うのであれば」着用すればいいとは思う。 しかし、「事故"ゼロ"最優先の観点からは」 少なくとも行政や学校でヘルメット着用を「"優先的に"後押しする意味が分からない」。 「予測運転」「歩行者優先」「徐行・一時停止」のような、 あまりにも事故"防止"に当たり前のことが、 完全に後回しになっていることは「異常」と言わざる得ない。 違反者には罰則のある徐行や一時停止の周知すら不十分なのに、 ヘルメット着用で「"被害"軽減」が先というのが謎。 特に道交法では明文化されていない「予測運転」については、 公道走行の適正を図る上でも重要なので、 これこそ「努力義務化」で積極的に推進すべきに思えて仕方ない。 大衆層には無意味に近い努力義務であっても、ヘルメット着用を優先するよりは遥かに意味がある。 「かもしれない運転」よりも更に慎重に「起こる・遭う」と常に備えていれば、 良い意味で「緊張感しかない運転」が可能になる。 どうすれば身に付けられるかについても、「個人それぞれ異なるアプローチ方法」が必要。 画一的な指導では多くの人達にとって長期記憶や行動原理の礎にはなり得ない。 ●本題とは直接関係ないがヘルメット関連 times.abema.tv/articles/-/10047255 電動キックボードは規制緩和でヘルメット着用が任意になるが、 こういうダブルスタンダードをやってはいけない。 要は、政治力のある団体・業界は“別にヘルメットなしでいいよ”とする一方で、 政治力のない業界は“ヘルメットを大人もつけてください”となるわけだ。 政府がダブルスタンダードになってしまうと、 先ほどの腹落ちしないということになっていく。 そして、トラックや配達業者が止まっているから車道には出られない。 自転車のルールだけではなく、車を運転する人たちも気をつけましょうということも 考えて、一体的な運用にすることが必要だと思う」との見方を示した。 4項目の取り締まり強化の話題でヘルメット内容はどうかとは思うが、 自転車でも、ヘルメット未着用でもOKの最高時速20km以下の 電動キックボードの施行予定新区分でも「ヘルメット着用そのものは同じ任意」。 ヘルメット着用を推進しているのは「政治力のない業界」ではなく、 積極的に業界も受け入れる形で進んでいるようで「真逆」。 むしろ自転車は「業界都合で」子供や幼児に限らず推奨を薦める方向になってきてるように思う。 しかしそれは「交通法規の遵守を後回し」で 「まずはヘルメット着用させようとしている」ようにしか見えないため、 結果的に、優先度を無視して強く推奨すればするほど自転車人口が減ることなど考えもしてなさそうなところがまた・・・。 公道を身勝手にレース場か練習場と勘違いしているような 命知らずな速度偏重主義に付き合わされると ヘルメット着用こそ正しいと思ってしまうのだろうか。 どうしても速度を上げたいのであれば、 ヘルメットだけでなく「"ヘルメットでの"事故を防ぐための頚椎ガード」や 「全身個別のプロテクター」も「安全のためには」必要不可欠のはずだが、 それは放熱性などを理由に拒否されるのだから不思議な話。 一方、特定小型特殊の電動キックボードは ヘルメット着用によって「利用者が少なくなることが分かりきっているから」 原付のような厳格な着用義務化は避けたい思惑があるのは分かるが、 その結果「(車体の構造的な扱いにくさの問題も含め)アウトロー向けイメージ」になり、 ヘルメット着用を推進してもしなくても「キワモノ扱い」としかなれない運命かもしれない。 ●いわゆる「ポジショントーク」? bike-news.jp/post/272530 (そもそも店名すら不明で、本当に自転車屋店員かどうかすら分からないが・・・) 「本音をぶっちゃけると"9割お金儲けや接待が理由"でヘルメット推奨してます」ならまだ分かる。 ※記者の過去の記事(2022年5月~)を見ると、 ほぼ「車種とメンテの紹介」で、まだ「交通安全」に特化した記事は無かったので、 そういう意味では「(雑多な)自転車店員らしさ」は垣間見える。 ▼但し、仮に仕入れ値に対して利益率が高いとしても、 多くの店の常設売り場(在庫スペース)を想定すると 実際には(後述の一定数を用意する必要があることから)店内を圧迫するので、 そうした「基本的に競技(車種)向けの装備品」は 「全国的には店内が広い自転車店がそれほど多くない傾向」も考慮すると、 「あまり歓迎できる商品とは思えない」のもある。 (ウェア類は薄いのでまだしも、ヘルメットとシューズは特に微妙) まだ自我が芽生えていない幼児向けであれば、 「とりあえず今ある物でいいや」という考えがあっても、 こだわりが強い親の割合が無視できるほど少ないとも思えないため、 1サイズだけで済むわけもなく、 「この色のこのサイズ」で新規入荷しなければならない場合、店内在庫は消えない。 ↓ そうして、いつ売れるとも知れない「色違い・サイズ違い」を並べ、、 それこそ「店を試着場所として使われるだけ」で、後はネットで購入されてしまうケースも考えられる。 ↓ そして、それは「自転車本体購入相談段階での、整備やサービスの違いを示すこと」とは異なり、 「店舗独自の特徴でカバーが困難」という点でも微妙。 ↑ ※もし「破損しても補修します(できます)」という店があれば強みに出来ても、 恐らく強度的に不可能として施行する店はないはず。 ◆◆◆そして「自転車購入時には違反すれば法的に罰則のある義務"ではない"ヘルメット購入」に 「金銭的な負担が必要」という紛れもない事実があり、 具体的にその「強いられる」負担に対して、何ら対策も採らず、 「データに基づいて被害軽減に寄与するのだから買えばいい」で済む話なのだろうかという。 というのも、「自転車を生活の足として使っている人達」の中には、 精神的にも金銭的にも余裕がない人達も少なくないはずで、 本来そのような 「交通法規を無視するのが当たり前のように、切迫している人達にこそ」 被害軽減のために着用することが望ましい場合であっても、 のしかかる「数千円」もの負担は、「購入推奨を提案しただけ」で済む話とも思えない。 もし、何処かの誰かが責任感を憶え、意気揚々と、各地方自治体にヘルメット購入資金援助のために 「(地方交付税から)拠出金作りのための署名集めします」と運動を始めたとして、 血税を奪われることに快く賛同してくれる人達が、 「安物使い潰しこそが正義」と信じて已まない「安物至上主義な人達」の自転車への愛着の無さや 自動車ドライバー側からの自転車への理解力も低い現状で、一体どれだけいるのだろう。 ※OGKアンケートでも露呈した「ヘルメット置き場」の問題もある。 こうして考えると、 誰がどうやって、これらの「負担の足枷」を解くことが出来るのかということになり、 やはり「事故被害を防止するという観点でのヘルメット着用推進」には疑問しかない。 ◆それに、何よりも、一時不停止・徐行無視など、 「自転車側に違反があること」も間違いなく多いと考えられ、 被害の"軽減"よりも前に、「"安全な走行"」が出来ていれば 「事故そのものを未然に防ぐことが出来たケース」を無視できない。 角度を変えて何度でも、一時停止や徐行の意義を説く価値があるにも関わらず、、 (典型的な拝金主義者にしてみれば) 「それは金にならないから」で一蹴され、異常なほどに軽視されてしまう。 ↓ ※「電動キックボード」を許可した経緯にあった「検証実験の杜撰さ」を見るに いかにも「安全など2の次」というのがよく分かる。 更には、警察の街頭指導そのものが全国的に(静岡・広島・愛媛の3県を除き) 「自転車の一時不停止は大した問題ではない」と言わんばかりの活動で、 「最も交通安全の番人として機能しなければならない立場」という概念すら 恐ろしいほどに希薄なことには、もはや呆れるしかない。 我先にと(これもロビー活動の賜物だろうか)、教育関係でも、行政でも 「ヘルメット…保険…ヘルメット…保険…」と、目の前にある「落とし穴」を見ようともせず、 「あくまで交通法規遵守ありきで、ヘルメット「も」役に立つ(ことがある)」ではなく、 「ヘルメット"こそ"安全(被害軽減)への近道」かのような、 「まるで何かに憑りつかれているような傾向」には違和感しかない。 それに対して「常に予測運転…歩行者優先…減速…徐行…一時停止…安全確認」となれば、 相当数の事故の減少に繋がるのは明らか。 ●ヘルメット着用推奨も過ぎれば「大きなお世話」になる 「世間でのママチャリ乗り達のヘルメット着用が当たり前ではない」という時点で、 「ヘルメット着用を半ば強制してみよう」と考えること自体に無理があるというか。 食料自給率を上げるために「パン食を禁止してご飯だけ食べるようにしよう」としても無理のようなもの。 しかも、ヘルメットの場合「確実に金銭的負担が生じる」というのも障壁となる。 対して、毎回手間はかかっても、ブレーキ自体に異常がなければ 「止まるだけ」なら無料で簡単に出来るので非常に手軽。 根本的には、ヘルメット推奨は米式化と同じで、「必要と思う人が購入すればいい」という話であって、 それを努力義務でも法的に薦める感覚が理解できない。 その上、防具としては中途半端で「肘・膝・胸部プロテクター」は完全無視なので、なおさら意味が分からない。 そのうち自転車購入時に役に立たない名ばかりの防犯登録とセットで同時に購入させようとしてくるのだろうか。 行政は「仕事した気分になれる」ことと、自転車保険の(努力)義務化のように、 妙に広めようとしている背景には、自転車事故の減少率が低いということよりも、 「高齢者にはほぼ注意喚起していない」という胡散臭さと同時に、 「ロビー活動」の影響がないとは思えない。 そう考えると、「ブレーキ装置メーカー」が、共同でロビー活動すれば 「止まること」の重要性を広められる可能性はあるのかもしれない。 「ヨシガイ、唐沢ブレーキ、シマノ、テクトロ」が本気になればと思うが・・・無理な話か。 ●(子供車)ヘルメット着用でも意識不明の重体 news.goo.ne.jp/article/hicbc/region/hicbc-00050E07.html 事故があったのは、鈴鹿市若松中の交差点で、22日午後5時ごろ、 自転車に乗っていた小学3年生の8歳の女の子と軽乗用車が 出合い頭に衝突しました。 警察によりますと、女の子は、学校からの帰宅途中とみられ、ヘルメットをかぶっていたということですが、 頭などを強く打ち、意識不明の重体です。 現場の交差点は信号がなく、女の子側に一時停止の標識があったということで、警察が事故の詳しい原因を調べています。 やはり重要なのはこの点。 ヘルメットをかぶっていたということですが、頭などを強く打ち、意識不明の重体です。 事故の"防止"は当たり前として、事故の被害さえも軽減できていない。 子供車(一般車)の速度域であっても、結局事故になれば無意味になることもあるという。 まさか『もっと悲惨な状態になっていたかもしれないのを防げた』とでも言う輩がいれば もはや怒りを通り越して呆れるしかない。 そして、これを「極稀に起こった希少例」として挙げるのであれば、 保険加入の"エサ"として子供が事故の加害者になった例を挙げるのも筋違いということになるが、 これまでのヘルメット奨励に対して「都合が悪い」として、 現実的にヘルメット着用での犠牲があっても、 「一時停止の厳守から、走行方法の見直しや教育を最優先にしなければならない」という 教訓として活かされることはないのだろう。 事故を本当に防ぎたいと思っている"正常な"人達は 「上から押し付けられる"(非)常識"を信奉してはならない」と省みて、 「一時停止/徐行/確認/速度や教育の重要性」に気付いて欲しい。 ●ヘルメット着用でも毎年死者数が居るというデータ www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1 layout=datalist toukei=00130002 tstat=000001027458 cycle=7 year=20200 month=0 11ページ 表2-2-9 自転車乗用中のヘルメット着用有無別死者数の推移 ここで「ヘルメット着用よりも非着用のほうが死亡者数が多い」と見るのは軽率。 "総自転車走行者に占める非着用者の割合"のデータがなくても 例えば100人中ヘルメット着用が僅か1人で他99人が非着用であれば、 圧倒的にヘルメット非着用者のほうが多くなるのは当たり前。 繰り返しになるが「ヘルメット着用で(場合によっては)被害軽減効果がある」ことを否定しているわけではなく、 事故そのものを起こさない(遭わない)ために出来る優先事項として、 特に出会い頭事故を防ぐために、【徐行や一時停止を厳守すること】を考えるべき。 そしてこれは(ブレーキ装置に故障がなければ)"無料"で出来る。 「無料で(絶対ではないがかなり有効な)安全を得られる」というのに (公道で無闇にレース感覚で走行するような死に急ぎの人達は考慮しないとして) 普通の人々は最優先で実行しない選択などあるわけがない。 ●医療現場への負担を減らすためにヘルメット着用優先? kuruma-news.jp/post/333517/2 もし自転車やバイクでの通勤を考えるのなら、いつもより一段と速度を抑えた運転にしていただきたいと思う。 普段なら渋滞時にクルマより速く走るようなケースであっても、 新型コロナ禍が終わるまでクルマと一緒に流れたらいい。 もちろん歩行者をケガさせた時の病院事情は同じ。入念な安全確認をお願いしたい。 冒頭にあるマナー啓発内容はこれだけ。 自転車に乗るのなら、必ずヘルメットを着装してほしい。 一方では、ヘルメット関連の内容が続くも、 新型コロナの感染防止と同じく、大きなケガをして医療に負担を掛けないようにするべきだ。 とあり、まるで「軽度な怪我であれば大した問題ではない」とも見える。 ヘルメット着用での「事故の軽減」に期待し、 「速度を抑え、クルマと一緒に流れ、入念な安全確認」という軽微な内容では 事故"防止"としては薄い内容になるので、安全喚起になるとは思えない。 まず、「安全な場所と方法」を、ヘルメット着用云々の事故以外にも 「最近1ヶ月以内」の個別の事故を挙げ、 事故そのものを「防ぐ(起こさない)」ために、どうすべきだったのか、 「改善点はどこにあるのか」という、具体的な提案が欲しいところ。 同時に、警察も自転車の無謀運転を厳格に取り締まっていただきたいと思う。 というか新型コロナ禍において警察が協力できることは多くない。 だったら自転車の安全啓蒙をしっかりやってほしいです。 自転車の盗難"抑止"や防犯と同じで、 交通取り締まりだけに終始できるほど暇なわけがない警察任せにはせず、 "自分が"安全を得るためにはどうすればいいのかと考えると、 必然的に、 ★「徹底的に"適切に止まる"」 ★「見通しの悪い交差点での徐行義務を守る」 ★「歩行者が最優先」 ★「予測運転を絶対に怠らない」 ★前後左右の確認、無闇な横断は厳禁 ★車間距離を相当空けておく、イライラしない など常に想定し、実行する"意志"が必要。 ↑ これらは、事故"防止"に絶大な効果があるにも関わらず"全て無料で可能"というのも大きい。 (もちろんブレーキ不備などがない前提) 費用負担前提で、現実的に一般車での着用自体に抵抗感の強い現状もあることを考慮すれば、 「念には念を入れて"一応"ヘルメットを購入し着用する方法もあります」と 紹介するので十分と思われる。 ●「ヘルメットがあったから助かった」と「ヘルメット着用でも助からなかったと思われる事故」 店からの情報であれば「単なる販促活動の一環に過ぎない」という見方ができるので 話半分で判断すればいいだけとはいえ、 そもそも「常用速度も含め」本当に「予測運転が出来ていたのだろうか」という疑問。 典型的な「急ブレーキ多用のオラオラ運転」をしていて「転倒したけど助かった」などと言われても、 「ヘルメット以前に常用速度を見直して予測運転を心がけることが先では?」と言いたい。 もし「オラオラ運転かもしれないが改める気などない」「公道は俺のレース場だ」という異常な考え方であれば、 「ヘルメット着用してさえいれば助かるに違いない」という「浅すぎる安全意識」で、 どこまで無事でいられるかという「自らの命を賭けている破滅主義者」には何も言っても無駄。 ▼実際ヘルメット着用して走行していたであろう人でも、 (原因としては体調だったのか走行方法だったのかまだ分からないものの) 自動車関係なく転倒して死亡するような事故も起きているわけで。 news.goo.ne.jp/article/kyoto_np/region/kyoto_np-20200620162110.html 20日午前11時35分ごろ、大津市北小松の国道161号を自転車でツーリング中の男性が転倒し、搬送先の病院で死亡した。 滋賀県警大津北署によると、男性は40代くらいとみられ、友人3人と同日朝に彦根市を出発。 琵琶湖岸を自転車で回る「ビワイチ」のルートをたどって高島市から大津市へ入り、国道を南進していたという。 転倒時は男性が4人の先頭を走っていたという。同署が男性の身元と事故原因を調べている。 そのうえ、どれだけ「安全に気を付けて車道走行していたとしても」、 「ナビラインがそこらじゅうに敷設されたところで」 「自転車が車道を走ることは道交法での原則」ということすら理解できていない救いようがない自動車ドライバーが存在し、 「全く気にせず幅寄せしてくる可能性もゼロではない以上は、 ヘルメット着用どころか「ドライブレコーダーの効力にも限界がある」と知っておきたい。 そう考えるとやはり実際には、危険防止のために "徹底した歩行者優先で"歩道走行をメインに、車道の右左折車を警戒していれば、 ヘルメットの出番が必要になるケースというのは極めて少ないと考える。 ※但し、本格的な「レース」に於いては接触や転倒が当たり前なので、 「装着するのは必然」というのはある。 それに対して、歩道走行メインなのに安全な走行を徹底することを置き去りにしてまで ヘルメット着用を優先させることに一体どれほどの意味があるのだろうか。 ●交通ルールはどこへやら www.au-sonpo.co.jp/pc/lp_helmet/#bycle より多くのみなさまに、ヘルメットの着用によって 自転車事故から身を守って欲しい。 事故ゼロに向けてであれば、 「より多くのみなさまに、交通法規の遵守等によって 自転車事故を起こさず、事故に遭わないで欲しい。」とあるべき内容。 それでも死亡リスクをゼロにはできません。 だから、ヘルメットをなるべく着用しましょう。 ならわかるが・・・ ヘルメットを着用して自転車搭乗中に死亡した場合、 死亡保険金とは別に、100万円をお支払いします。 なんだろうか・・・死亡前提で保険付けられましても。 ↓(対案) もしも「ヘルメット着用が原因で頚椎損傷した場合」や、 「(安全基準をクリアし落下歴も経年劣化もないにも関わらず)頭部損傷」の場合には、 別途入院日額を更に上乗せするなどの補償するべきだろうと。 au損保は、全国の各自治体と「自転車の安全利用に向けた協定」を締結し、 自転車搭乗中のヘルメットの着用を推進しています。 交通ルールは各家庭や学校任せ? なんというか「保険とヘルメット着用で事故減ればいいよね」と投げやり感すらある。 ●自転車同士での交差点事故 www.fnn.jp/posts/00393788CX 自転車はともに電動アシスト付きタイプで、この事故で88歳の無職の男性が頭を強く打ち死亡。 また、もう一方の自転車に乗っていた69歳のパートの女性にケガはありませんでした。 2人はいずれもヘルメットをかぶっていませんでした。 現場は住宅街の中にある比較的見通しの良い交差点で、 女性が走ってきた側に一時停止の義務があったということです。 一般的な着目点は「高齢者」か「ヘルメット」か「電動アシスト」かというところになるのだろう。 もし高齢者でなければとか、ヘルメット着用であればとか、電動アシストでなければ 死亡事故には至らなかったのではと考えるよりも、 対人保険加入であれば賠償額は支払われるとしても やはり本質としては「一時停止義務の重要性」に改めて気づかなければならない事故。 最善は一時停止の義務があるかどうかではなく、 交差点は事故が多い場所としてどうすべきかを考え、 「減速→徐行→一時停止→左右確認」をセットで考える。 ●保険加入・ヘルメット着用が最優先? 2つとも「罰則なし」で、制定されている地域でも防犯登録のように努力義務でしかない。 努力義務を優先させるようなキャンペーンを打ち出すのは、単に「業界としては儲かる」というのもあるのだろう。 それに影響されるのは自由だが、 まるで真冬に薄着で風邪をひいているにも関わらず、風邪薬だけ飲み続けているような違和感がある。 「車道の右側通行(逆走)」「2人乗り」「並走」「無灯火」といった 代表的な見える危険にも問題がないわけではないが、 まず、「徐行・一時停止」を絶対とするキャンペーンを打ち出すことが 事故の状況を見る限り喫緊の課題であり最優先されるべき内容ではないのだろうか。 「事故が起きても安心な備え」は確かにあったほうがいいが、 しかし根本的には「事故が起きないようにすべきでは?」と。 無茶苦茶な走り方をしている輩からの巻き込まれ事故は本当に防ぎようがないのだろうか? 自衛するためには他者が飛び出してきそうな箇所では 自らが無闇やたらな速度を出さずに注意深く走行したほうが 実質的には「危険な状況そのものを回避」するためとしても 「一銭もかけずに出来ること」として手軽な方法に思える。 ●ヘルメット着用でも命を守り切れない場合もある (既に内容は消えている)www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20170415/5616351.html (代替)anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Date/20170421/ 04月15日 19時15分 ヘルメットは着用していたということです。 下り坂でスピードを出していたということではなく上り坂の緩やかなカーブで転倒とあるが、 どういう体勢で倒れたのか詳細は不明。 ・ヘルメット着用でも守りきれない場合もある というのは「ヘルメット着用絶対安全主義の落とし穴」という観点から既に述べてきているが、 自動車に轢かれたというわけでもなく、登っていたとあるので、 ・単に速度を抑えればいいということでもない ということになるが、状況が思い浮かびにくい。 (既に破損していた、または安全基準マークが偽物だったなど) ヘルメットそのものに不具合があったとも考えられなくもないが、 年齢的に反射神経が鈍くなっていて受け身をとれなかったと見ているが、 書いてはいないが、ビンディングペダルが原因で受け身が取れなかったという可能性もあるのだろうか。 ●一般車とスポーツ自転車のヘルメットの意義の違い (1)スポーツ自転車 (2)車道走行前提 (3)(公道であることを考えず予測運転を怠り無闇に)高速走行 (4)公道でトレインを組むなど「車間距離保持義務違反」 (5)一時停止の軽視 (6)交差点で事故が多いということを意識しない という基本的な条件から、ふらつく可能性が高い内容としては、 (7)ストップ&ゴーが多い街中で慣れていないのにビンディングペダルやトゥークリップ着用 (8)停車前に変速を軽くしていない これらの悪条件を重ねるならば、着けないよりはマシといえる。 ▼高齢者の場合 反面、歩道・低速走行で、運動能力が低下している70代以上でも (5),(6)のような悪条件があれば、全く意味がないとは言わないが、 「慎重に注意している人達にとっては」日常茶飯事的にヘルメット非着用で 大怪我をしているという傾向が強いとは思えない。 もし、歩行もままならないほど運動機能が低下していて ブレーキもまともに使えないようであれば、それ自体に問題があるので 「根本的に乗車に適していない」ため、頭部保護どうこうの話ではない。 ▼子供の場合 保護者に対して、自転車に乗り初めの幼児や子供がヘルメットを着用するように 罰則なしの努力義務のようなものはあっても、「非着用でも罰則は存在しない」。 ▼それ以外の多数のユーザー ヘルメット非着用によって被害が拡大したという悲惨な大事故が頻発しているのであれば 脚色してでも「自転車は危険」というレッテル貼りと共に印象報道されているはずだが、 今のところそのような様子はない。 ▼罰則のある法整備化されていない事実 もし事故多発していて、本当に必要な装備とされるのであれば 既に「"罰則のある"ヘルメット着用義務化」が法整備されているはずなので、 そうならない時点で「国としても一般的に使用されている自転車の速度から鑑みて 安全性的に"罰則のある"法整備の必要はない」と考えられているのだろう。 ※「罰則あり」を強調するのは罪の重さを理解してもらうためであり、「使用しなければならない」が、 反対に「罰則なし」は「マナーの域を脱しない」ので「使用したほうがいい」という話でしかない。 本当に必要性を訴えかけるのであれば「罰則のある義務化」を求める活動でもすればいいと思うが、 大多数の一般人からは「余計なお世話」で済まされるどころか、 義務化すれば自転車自体に乗る人口も抑制することになるだろう。 しかし、斜め上の発想として真の目的がそうであれば、単に自転車が堅苦しいだけの乗り物になるだけでなく、 長期的に見れば扱い店も減ることになるが、一方で原理主義的思考からみて、 いかなる自転車でも車道走行が絶対であるべきとすれば、結果的に車道から走行者が減ることで都合がいいのかもしれない。 ▼やはり「徐行や一時停止義務の遵守・徹底」を最優先すべき そもそもヘルメット着用に被害軽減の意味はあっても、 それ以前に"違反で罰則のある"根本的な「命にも関わる一時停止があまりにも軽視されていること」を まずは徹底的に問題視するのが間違いなく優先されなければならないはずなのだが それを蔑ろにして「ヘルメット着用し保険に加入していれば(少々荒っぽい走行でも)大丈夫」 と免罪符にしているように思えるが、そういう考え方が不思議でしょうがない。 信号は交通量の多い場所にあることが多いのでまだしも 「路地裏等でも交差点に注意し、徐行や一時停止を守ろう」という機運が高いとは思えない。 スポーツ自転車は特に元々スピードが出しやすいとか、大会ルールに馴染んでいるとか、 (ある意味コスプレという)ファッションの一部として、 同族意識や集団思想に心酔しているとしても仕方がないことなのかもしれないが、 大多数の一般車ユーザーに対しても、 事故そのものを「未然に防ぐ」という意味では、もっと冷静に視野を広く持つべきなのではと思う。 ●年齢とヘルメット着用差 子供にヘルメットを被るような努力義務の地域もあるのは 「まだ小さい子供は空間認識力や状況判断力が乏しく、衝動的で深く考えて行動しない傾向が強いから」 とすると 「中学生以上でも大人でも身勝手な判断で無茶苦茶な走り方をしているような人たちがいる」 と返ってくるとして、 「子供よりは少しは危険性を認識しているという”前提”なので着用は本人の意志に任されている」 と答える。 ついでに、大人でもヘルメットを着用する人は何が違うのかと言えば、 「主にスポーツタイプの自転車で多いのは速度が出やすいために、 (状況次第では全く無意味であったとしても、例え気休め程度でも)衝撃を抑えるため」として使っていたり、 レースではルールとして着用することになっているので、 憧れを持っているような人達が雑多なレースに出場するなどの理由も含めて 正装としてファッションの一部のような感覚で着けていることもある。 ・原付並の速度が出しやすい乗り物なんだから着用は当然だろうという見方もできる。 (強度的に穴だらけのヘルメットで事足りるのかという疑問もある) ・速くない場合でも高齢者向けにヘルメットを提案している自治体もある」 という答えになる。 ●子供にはヘルメット着用を促すも保護者は積極的に被らない理由 一般車用途に於いて「大多数がヘルメットを着用していない」という「世間体」という大きな壁があるとしても、 「経験から得ている判断力と空間認識力の差」とも言える。 それよりも「徐行・一時停止・確認をする気もなければ、 速度を抑えて周囲の状況を注意深く見ながら走行することもしない」のであれば 「ヘルメット着用以前の問題」という点が最も重要。 当たり前だがヘルメットが自らの無謀な危険走行から必ず身を守ってくれる保証などない。 優先すべき順序が逆になっていれば安全効果は低い。 そして、「ヘルメット着用以前の問題」を無視して安全重視を訴えかけるのであれば たとえ現実離れしているとしても、 頚椎損傷からも身を守ることができるであろう グリズリースーツ並の強度のものに冷却装置を組み込んだような 全身プロテクターを開発し着用するのが望ましいという話にもなる。 ●ヘルメット優先の疑問 news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/nation/kyodo_nor-2019042501001351.html 死亡重傷事故の内容別では「対自動車」の事故が76.9%に当たる3万5681件。 「自転車単独」3438件、「対二輪車」2619件と続いた。 対自動車の類型別では「出合い頭の衝突」が55.9%を占めた。 出会い頭の衝突事故を防ぐために 罰則もあるような義務としての徐行や一時停止よりも・・・ ↓ news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-190425X484.html 同庁は、5月11~20日の春の全国交通安全運動で自転車の安全な利用を呼び掛けるとともに、 自治体などと連携し、ヘルメットの着用促進に向けた取り組みを強化する。 なぜか、ヘルメット着用を推進することで 事故"被害"を低減させようとすることが先にくる考え方には同意できない。 「事故を"未然に防ぐこと"」が第一目標であるべきではないのだろうか? 多くの人に負担を強いるヘルメット購入が先にくること自体がおかしい。 0円で出来る交通安全のほうが、間違いなく「広めやすい」。 「適切に減速し徐行」「その後に一時停止」 たったこれだけで事故を"防ぎ"「命を守る確率が上がる」のに なぜ優先的に取り組もうとしないのか。 警告カードを乱発するのは人員の数からして難しいとしても、 「事故ゼロ」に向けての交通安全活動をしないことが 不思議に思えてならない。 ヘルメットに対しても、自転車保険推進のような 怪しい何かが存在するのだろうかという疑いの目すら持ってしまう。 ●ヘルメット絶対主義的な対応への疑問 trafficnews.jp/post/94916/2 自転車ヘルメット なぜ高校生は使わないのか?「無理だろう」という雰囲気 義務化に壁 事故被害"軽減"に効果が全くないと言うつもりはないが、 事故"ゼロ"への効果があるとは思えないので妙な傾向。 典型的な思考停止対応で「こうすれば間違いない」と思い込んでしまっているように見える。 そもそもダサいとか髪型が崩れるという以外にも、 基本的にガチガチのウェアで固めるスポーツ自転車ユーザーを除き、 「街行く大人達が"特にママチャリに乗る時"わざわざヘルメット着用してますか?」 と訊きたい。 大多数の大人が使わないで済ませているにもかかわらず、 なぜ子供が率先してヘルメット着用すると思えるのかさっぱり分からない。 (遮音状態関係なく)子供は注意散漫で走行しがちだからという理屈だったとしても、 大多数の自転車乗りがまともに一時停止も徐行もままならない現状で、 「ヘルメット着用すれば事故は軽減できる」という目先の安直な方針を推し進めることには 疑問を持たざるを得ない。 「通年での」交通法令遵守を浸透させるための教育が全く足りないからこそ、 それを補うための政策が必要とは考えないのだろうか。 もしこのとき反対に 「街行く大人達がママチャリでわざわざ一時停止や徐行してますか?」 という疑問が出てくるとすれば、 「ヘルメットと違ってしっかり止まることを徹底的に意識実行させることができれば、 事故を"軽減"ではなく、(余程問題のあるドライバーの影響を除けば) 未然に防ぐ="ゼロ"に出来ますが必要ありませんか?」と言える。 無論、現実的に「学校独自の取り締まり」も含めて、 既存教員で賄おうとすればますます負担が増えて問題になるとか、 保護者は暇な人ばかりではないとか、 地域の高齢者にお願いするとしても確認が十分に行えるとは限らないとか、 外部依頼すれば金銭的な負担はどうするつもりかという話も上がってくるとは思うが、 「本気で事故を減らす」という意味では、 「保険加入しヘルメット着用さえしとけば問題ないわけがない」と 思わない人の声が上がらないことを憂う。 ●ヘルメットをしていてもしていなくても助かった例 cyclist.sanspo.com/316458 ▼ヘルメット着用で助かった 派手にコケたわりには骨折もなく、ウェアとヘルメットがパーになっただけで済んだのは、幸運だったと言うべきでしょうね。 ノーヘルだったら…頭が割れていたかもしれないです。本当に命拾いしたって思いました。 ▼ヘルメット非着用でも助かった 都内でロードバイクで走行中、路肩とタクシーの間をすり抜けようとしたときにドアが開いて、 真横に弾かれるように倒れたんですが、この時はヘルメットを被っていなかったんですよ。 真横に倒れたその事故では、なんと運良く頭を打たずに済みました。完全にラッキーでした。 これをキッカケに、「いついかなるときも、どんな状況でもヘルメットしないとダメだぞ。 短距離とかスピード出さないとか言ってる場合じゃないぞ。事故はいつだって起きるんだから」と誓いましたね。 「危険性の予測を怠って路肩とタクシーの間をすり抜けたこと」への対策として ヘルメットを付けようと思ったという若干強引な展開の話。 「ヘルメットを被れば安心なので、これからもすり抜けは危険性を省みず続ける」とも読み取れる。 「問題があると思われる走行マナーそのものを改善しなければ事故なんて起こるに決まってるだろう」という感想。 横幅が十分にない場所を通り抜けるなら 「(すぐに停止できる速度=)徐行」もしくは「一旦停止してトップチューブ上を跨ったまま歩く」といった方法が 当然すべき安全確保では? 現実として老若男女にヘルメットが「罰則あり」で義務化できるとは思えないし、そうあって欲しいとも思わない。 免許があっても交通マナーが雑な自動車から身を守るためにも、 被害を少なくする効果が「絶対にないとはいえない」としても、 「ヘルメット着用しているから幅寄せしても大丈夫だろう」という他車の危険性を呼び込む効果も考慮すると、 やはり絶対視するのはどうなんだろうと。 ※同様の逆説的効果としては、遮音状態で走行する自転車に対して、速度抑止や注意力が増えるようなもの。 ※交差点等での見えない位置からの場合は装備状態とは別の「交差点での走行方法」の話になる。 と、思いながらコラムの最後にある 保険料の追加負担なしでヘルメット着用中の死亡事故に100万円<PR> を見て あぁなんだ只のCMか・・・とガッカリ。 現実的ではないような自転車免許にしても、ヘルメット着用にしても 「それさえあれば大丈夫」と思い込まないように、常に疑問を持って、もっと深く考えたいと思う。 ●[OGK]ヘルメットを被りたくなるアイデア? twitter.com/OGK_KABUTO/status/1565142760234971136 着用せずとも罰則など一切ない努力義務に何の夢を見ているのか分からないが・・・ とりあえず「ヘルメット販売での利益が欲しい」という意気込みだけはよく伝わってくる。 「会社の利益を上げるための戦略として利用しているだけ」とすれば、 ただの「宣伝」でしかないと分かる。 それでも一応考えてみると・・・ 「◆ヘルメット着用したままヘルメットが映るようにドラレコで撮影しつつ」、 「◆(スポーツ自転車以外で)今なら累計●km走行すればOGKから現金●万円が貰えます」 もしくは 「◆100m程度の上空の異空間から"ゴムボール"が断続的に降り注ぐような世界」であれば、被りたくなるかもしれない。 ※小石程度になるだけで役に立つとは思えないので柔らかめのゴムボールが限界。 ※あくまで「被りたくなるにはどうすればいいか」なので、 ヘルメットの「期間限定割引」や「配布」では、転売家の種にしかならない。 「ヘルメットロッカーを全国に設置します」でも弱い。 「サブリミナル効果・ヘルメット教団を作って入信/洗脳」あたりが現実的だろうか。 ファッション方向から「歩行者でもヘルメット着用するのがオシャレ」とでもすれば騙される人はそれなりにいそう。 まあ既に・・・ ◆金銭的な負担がなく(または多くの一般車では容易に補修可能な) 事故"そのものを"防止できる可能性が極めて高い【一時停止や徐行】の遵守を徹底的に無視し、 「事故被害"軽減"の"可能性"しかない装備品に夢を持たせ、 非着用での被害意識という"強迫観念"を煽り」 徐行・一時停止の遵守よりも、ヘルメット着用させることが先決のように誘導しているのだから 「既に洗脳は始まっている」と見るべきか。 どれだけ、頭以外に重大な被害のあった人達が「頭だけ助かっても意味がない」とか 救急隊員が「ヘルメット着用していたせいで頚椎損傷が起きた」と訴えかけたとしても 「まずは頭部損傷を防ぐこと"だけ"が重要」として少数意見など封殺するのが美徳とされる世の中。 「反面教師としては」これ以上ないほど立派な存在。 しかしそもそも、学校での生活態度を気にするような学生を除けば 「常用速度の遅い歩道走行の自転車ユーザー達」に 「ヘルメット着用に同意など得られるわけもない」のだから無意味とはいえる。 特に事故被害の多い「高齢者」に納得してもらうことなど、 どれほどの「夢物語」か分からないとは思えないのだが・・・。 ↓ そう考えると「ヘルメット着用での自転車走行で70歳以上の高齢者の医療費を全額負担します」とでも言えば ドライブレコーダーを買ってでも喜び勇んで我先にと被るはず。 結果的に健康促進で医療費自体が軽減される奇跡が起こらないとも言えないが、 その前にヘルメット会社が一瞬で消えるのが先か。 しかし、行政までも巻き込まれているが、また同じような方法で 企業の広報活動に利用されているとしか思えない状況に本気で気付いていないのだろうか。 ●OGKによるヘルメット着用が浸透しない理由のアンケート twitter.com/OGK_KABUTO/status/1494582459723583490 ─「▲保管場所に困る」という理由が最も多い。 持ち運ぶのも面倒で嵩張る。 解決策として折りたたみ型にすると、強度が下がるだけでなく、 折りたたみ自転車と同じで「毎回畳むのが面倒」で結局使わなくなる。 「▲高い」 この費用負担も大きな壁の1つ。 一方の正常なブレーキ操作であれば「無料」且つ、 予測運転等と組み合わせることで安全に「直接」寄与する。 「▲ダサい」 ガチなスポーツ型か工事現場型が9割を占めていて、帽子型をほぼ見かけない時点で普及は困難。 帽子型の中のヘルメットは工事現場型に近く通気性が悪いのも問題。 カスクに防御性を期待できるとも思えず。 「▲罰則がないから」 これは違反者に罰則がある徐行や一時停止が浸透してない時点で説得力に欠けるが 万が一指導の実績を積み重ね、オートバイ同様のヘルメット着用の雰囲気作りが出来、 罰則ありで強制化され、赤切符発行も厭わない運用ができたとして・・・、 結果的に自転車人口そのものが減り、一番困るのはOGKも含む自転車関連の会社という。 「▲(ママチャリ等で)大人が被ってないから」 歩道走行且つ速度域からして必要がないと思うのは自然。 大半の事故の原因が「適正な状態と方法で止まっていない・安全な横断や進行をしていないこと」にあるだけに、 「被害軽減以前の話」ということに気付くのが先。 「▲ヘルメットの手入れが面倒」 一部しか取り外せないので衛生面で微妙という意見も。 とりあえず、ヘルメット幻想論を持っている人達には 「走行場所、常用速度、徐行・一時停止を日常的に遵守しているかどうか」を聞いてみたい。 「ヘルメット着用で"事故そのものは"防げない」「被害を必ず軽減するとは限らない」を無視し、 「免罪符的な役割でヘルメット着用が有効」と本気で勘違いしている人も一部いるような気がする。 「事故そのものを防ぎたい」が最重要課題であれば、ヘルメット着用の優先順位は必然的に下がる。 ●自転車乗車中のヘルメット着用努力義務 trafficnews.jp/post/116230 ただ今回の一部改正案で、新しく自転車乗車中のヘルメット着用努力義務を規定します。 ヘルメット着用は、自転車と特定小型原付の双方で厳しく求められていく方向です。 「罰則なしの"努力"義務」でしかないのに「厳しく求められる」とは? 努力義務では、高齢者に限らず、 無謀横断や無謀運転が常態化しているような"本当に被って欲しい人達が被るとは考えにくいため、 「実質的には」行政が仕事した気になるための法文という認識。 しかし、そんなにヘルメット着用を推進したいのであれば、 ●個人単位 → ヘルメットを自費で購入して配布する ●店単位 → (どれだけ店スペースを圧迫されても)「利益ゼロの仕入れ値で売る」 ●国単位 →「(地方交付税などの)税金で」購入補助金を拠出する 極小単位からでも「努力」は出来るが、 「ヘルメット置き場の問題」すら解決できないのに、税金投入などされようものなら反発が起こらないはずもなく。 盗難や損壊での2次被害も考えられるだけに、到底理解されるとは思えない。 「精神面からの安全配慮意識」であれば、「金銭負担の必要がなく」広めやすいはずなのに、 常識として備わっている"だろう"で済まされてしまい、軽視されていることには疑問しかない。 ●ヘルメット盗難のリスク news.yahoo.co.jp/articles/eeaf3f5f7b0a979a944041c2c36c2992f3f4ff1f 兵庫県姫路市内の駐輪場などでヘルメットや自転車の盗みを繰り返したとして、 県警姫路署は26日までに、窃盗の疑いで同市の会社員の男(37)=窃盗罪で公判中=を追送検し、捜査を終結した。 2020年12月~21年11月、計20件約44万円相当の被害を裏付けたとしている。調べに容疑を認めている。 追送検容疑は21年3月、同市内の商業施設の駐輪場で、ヘルメットなど2点(約8万5千円相当)を盗んだ疑い。 男は同8月22日、同市駅前町の駐輪場で、バイクのミラーに掛かっていたヘルメットを盗んだ疑いで 11月25日に逮捕されていた。 容疑20件のうち、車上狙いの疑い14件の大半がバイク用ヘルメットだった。 転売目的でリサイクルショップなどに持ち込んでいた。 ↑ もし自転車でもヘルメット着用が(非着用者の罰則のある)義務化がされれば、 全ての駐輪場にヘルメット用のロッカーを併設するのは現実的ではないので、 「常に持ち歩く」か「(盗まれるリスクを承知の上で)簡易施錠で?引っ掛けておく」の 2択しかなくなる時点で実際には無理があると分かる。 ●[関連]ヘルメット着用推奨と確証バイアス toyokeizai.net/articles/-/602428 認知反射テストと同じで、説明されると「何で気づかなかったんだ!」と額に手を当てる。 だが説明がないと、人の直感は無分別なままで、論理的な判断ができない。 ■確証バイアスという人間の愚かさ 確証バイアスとは、自分の考えが正しいことを示す証拠ばかりを求め、 間違っていることを示す証拠には目を向けようとしない悪癖のことである。 ヘルメット着用の優先的推奨に限らず ▲「防犯登録には防犯効果がある」 ▲「遮音状態では適切なブレーキ操作が不可能になる」 についても「幻想」や「嘘」と断言できる。 (防犯登録 → 実際には衝動を抑える効果などあるはずもない) (遮音状態 → カーオーディオが存在する時点で破綻) ●ヘルメット着用で頭部の怪我を防げると仮定する【但し確率は100%ではない】 (むしろヘルメット着用していたことで頚椎損傷という例もある) ▲「ヘルメット着用してたから助かった」とはいうが、 そもそも「公道をレース場と勘違いしているような走行方法の問題」は徹底的に無視し、 「速度を出せるから出していいという甘すぎる感覚で、 他車は自転車に配慮して走行してくれる」と期待すれば結末は明らか。 ▲「ヘルメット着用していたのに助からなかった」場合も無視される。 「たまたま運が悪かっただけ?」 「事故では、まず頭部を優先保護するために着用していることで "頭部を"保護し損害を抑えられる確率が高くなる」としても・・・ 「全身骨折や歩行困難に陥る確率も考慮し"根本的な事故確率を下げる"」必要はないのだろうか? ●ヘルメットを着用することで「事故の発生そのもの」を防ぐことができる確率は【限りなく0%に近い】 (遵法精神が芽生えるかどうかは"個人の"交通安全意識の差でしかない) ●ヘルメット購入費用が【最低でも数千円必要になる】という絶対条件を考慮しない謎 (無料配布している自治体や店や個人が日本全国に存在するだろうか?) 運動神経や常用速度的に考えて、本来着用するまでもないような人達にまで、 ヘルメット着用率を上げたいのであれば、 最初に、希望者"全員"に無料配布するための資金でも募ってから 着用推進運動を進めて欲しいところ。 ▲「多くの自転車はヘルメット着用していなくても 毎日数千人もの人達が頻繁に事故に遭っている(起こしている)わけではない」ことも考慮しない。 ▲「常に予測運転を心がけ、ブレーキを適切に操作し徐行・一時停止を優先すればいい」という意見も無視する。 そもそも「多くの地域で街頭指導の警察官すら無視する」のだから全く笑えない。 ◆無論、繰り返しになるが「ヘルメット着用で被害の軽減効果が全くないとは思わない」ので ヘルメット着用全てを否定しているわけではない。 ↑ しかし"事故の発生そのもの"を抑えること、"一般庶民にとって大きな費用負担を強いる"という2点から 警察や行政機関などが主導してまで【"最優先で"薦める意味は皆無に等しい】と断言する。 なぜなら各所での事故の報道内容を見る限り、 単純に「★適切なブレーキ操作」によって「事故の発生そのもの」を防ぐことができる確率は 相当高い(最低でも80%以上と想定)と思われるため。 (一部、ブレーキ装置が不備のピストやBMXや、 一般車でも不適正な整備によって前後どちらかに異常があるケースがないとは言えないものの) ◆「ブレーキ(制動装置)は基本的に購入時より備わっている機能」であり、 通常、何ら問題なくブレーキ操作ができて停止できることを理解していて、 「止まれるだけの機能を有しているからこそ走行している」 とすれば、 「予測運転~徐行・一時停止の遵守率」を高めることで、 事故の発生を抑えることができることは絶対に無視できないはず。 ※もし、ブレーキ操作が適切に行えないような「酩酊状態」や「精神疾患」があれば、 それは「自転車乗車しても良い状態とは言えない」。 ★「再発進を躊躇わないために変速の正しい使い方」を身につけることを 副次的に薦める必要はあっても、 まず「事故を起こす前提」で、被害の軽減や事故後の補償としての保険加入ばかりが取り上げられることは 明らかに「異常」としか言いようがない。 ▲何故か4割の頭部"以外の"致命傷は気にせずヘルメット着用優先 news.yahoo.co.jp/articles/d512788fa688a0f1abd3a3997af282076e1e5e0d ◆加害者の傾向は「いずれも半数以下」 全体の約2割が自転車側の加害事故 通学時の中高生が加害者になった事故について調べると、通学時において 全体の約2割(中学生19.6%、高校生19.1%)が、自転車側の加害事故だった。 都道府県別では、高校生の通学時においては、東京都は約半数の46.5%が加害者であること、 栃木県は中学生、高校生ともに加害者割合が高いことが明らかになった。 ↑ ヘルメット着用優先が目的であれば「加害者」を強調する意味があるとは思えないが・・・、 いつもの「極僅かな例でしかない高額賠償」を挙げ「保険ネタ」を仕込むのを忘れたのだろうか。 それとも「宣伝費」を貰っていないか。 また、事故時における自転車運転者のヘルメット着用状況を見ると、中学生の3割、 高校生は9割超がヘルメットを着用していなかった。 自転車乗用中の交通事故で亡くなる人は、約6割が頭部に致命傷を負っており、 ヘルメットを着用していなかった人の致死率は、着用者に比べ約2倍も高くなった。 同委員会は「頭部損傷、死亡事故を防ぐためにヘルメット着用の促進が急務」と指摘する。 普通に考えて、6割が頭部致命傷なら、残りの【約4割が頭部"以外に"致命傷】となるわけで。 その4割の事故防止は重要ではないのでしょうか?と訊いても、 「頭以外が被害で致命傷?そんなのどうでもいいよ」とでも言うとは思えないのだが、 実際にはそのようなことを言っているに等しいのだから、本当に意味が分からない。 何故毎回分かりやすく選択を間違えるのだろう。 余程「何かある」ことを暗に示したいのだろうかとさえ疑いたくなる。 ▼日本全国各地方での様子────────────────────────── ▲[長野]主題がズレている内容 news.yahoo.co.jp/articles/2abc2097054e8e104614c4df8855b8634e07bcb4 「ポニーテールできない」低い着用率…死者全員ヘルメットかぶらず 長野県内の自転車事故 ↑ これではまるで「若年層だけがヘルメット未着用で死亡事故」に見えるが・・・ 実際には↓ 年齢別では、高校生が4・1%、高齢者(65歳以上)が1・5% むしろ高校生のほうが着用率が2倍以上、↓にもあるように死者が多いのは高齢者。 「高齢者の皆さん特に気をつけましょうね」という内容にするだけで 怒りの電話などで溢れかえるなどの業務に支障が起きることを避けるために 「高齢者向けメディア」として、若年層に問題があるかのような 筋書に仕立てあげているようにも見える。 何十年後かの高齢者になったときに 自転車でもヘルメット着用を当たり前にするよりも、 まずは「事故そのものを起こさないように自転車の扱い方を学ぶこと」が必要では。 そもそも雪道での自転車通学を許可しているとすれば、その禁止が先。 どうしてもというのであれば「ファットバイク+スパイクタイヤのみ」にするとか。 路線バスがなければ通学バスを走らせるとか。 今年の死者8人のうち65歳以上は6人、高校生は1人。 ↓ 県や県警などでつくる交通事故ゼロチャレンジ実行委員会は昨年、 高齢者のヘルメット着用を促すモニター事業を実施。 長野市など14市町村から73人が参加し、 スポーツタイプか帽子型を選んで約3カ月間、利用した。 しっかりと高齢者向けの取り組みも行われているのに、 何故かこの内容が本題ではないという酷さ。 どうせタイトルで読ませるなら 県くらし安全・消費生活課の担当者は「乗車時にヘルメットを着用する必要がないと思っている高齢者は多い」と指摘。 ↓から 「必要がない」低い着用率…死者全員ヘルメットかぶらず 長野県内の自転車事故 このほうが分かりやすい。 ▲[群馬]本当に事故を減らそうと思っているのか甚だ疑問 news.yahoo.co.jp/articles/fdbf366d9579865f5e0bea63669ef25f9d57cf91 コメント欄にある 一般的な交通安全教育の「量」を増やすばかりではなく、 群馬県の何が問題なのかを分析し、対処しないと、事故は減らないのではないでしょうか? (そもそも交通安全教育自体がまともに行われていそうな様子がないので、 量自体が全く足りないとは思うが・・・) 「群馬県ならではの問題」が「通学時間や道路構造」等を徹底検証し、 「群馬県として」対処しなければならないことを試行錯誤しなければならないはずなのに、 未だに、(実質的に無駄な)イヤホンへの警告カード発行から脱却できない地方警察の影響で 自転車ではイヤホンの着用使用だけで違反と大きな勘違いをしている人達も相変わらず消えない一方で、 やってることと言えば・・・ 群馬県で去年1年間に発生した中高生の自転車通学時における交通事故の件数は全国で最も多かったことが 民間団体の調べでわかりました。特に高校生は、調査が始まった2014年から8年連続でワーストです。 ↓ 民間団体に「ほら群馬県ではワーストだよ」と指摘され・・・ 委員会では、去年4月に義務化された自転車保険の加入や、 努力義務となっているヘルメットの着用を呼びかけています。 ↓ 「ほらヘルメット被って、保険入っておけば安心だね」 と、 人のためになるようなことをしているように「見せかけて」 実際には、まだ躾の出来ていない犬を調教するかのように「けしかけられ」て、 「お金を使わせる」ことしか考えていないとしか思えないような有様。 そんな「原因と結果」を「捻じ曲げられている」異様な状況に対して 問題に気付かないばかりか、「何が問題なのか疑問すら持っていなさそう」というのが 地方の限界というべきか。 ★ヘルメットを被っても"事故そのもの"は防げませんよ? ★保険に入っても事故に遭うことが避けられるわけではないですよ? ★事故に遭う前の「走行方法」や「整備状況」は重要ではないのですか? 想像力が一欠片でもあれば、こんな簡単なことは分かりそうなものだが・・・ 「そんなことはない!安全教室も行っているんだ」の実態の一例はといえば・・・ ↓ こうした結果を受け、自転車事故全国ワースト1位から抜け出そうと、 館林市で安全教室が開かれ、県内の高校生が事故の危険性を学びました。 この「県サイクルサミット」は高校生の自転車事故を防ごうと 県教育委員会が自動車教習所などと連携し2015年から開いているものです。 館林自動車教習所を会場に東毛地区の各高校から生徒会や交通委員の生徒28人が参加しました。 【28人が参加しました】で終わりなら開催する意味などない。 私立公立問わず「群馬県内の全ての中学・高校で、全生徒参加で一斉に開催されました」なら分かる。 まず、この「参加28人」が、その後各学校に持ち帰って 「具体的にどのような対策を行っているのか」すら、この記事では全く分からない。 ヘルメットや保険の推奨をするだけなら、むしろ何もする必要はないのではと思う。 犠牲者や損害が大勢いる現状だけでなく、「実際の事故」を大小問わず紹介し、 事故を「起こさない(遭わない)」ためには 生徒で実際に"徒歩で"事故の再現を行い検証を行わせ 「何をすればいいのか」を考える機会と時間を作り、 その結果どのよう変化したのか、しなかったのかを、 粛々と伝え続けるだけのほうが余程効果が期待できる。 ●県警の担当者は「基本的な自転車の乗り方を徹底」 news.yahoo.co.jp/articles/0f712a3b6f036ef2d8cdbe286e57cd74e3386ec7 栃木県が全国ワースト 自転車事故、中学生の「第1当事者」割合 (下野新聞) 県警交通企画課によると、当事者が1人しかいない単独事故でも1当として計上している。 中学生が1当だった38件のうち、段差での転倒などの単独事故が半数以上の22件。 一時不停止や信号無視などによる出合い頭の事故が13件だった。 高校生も64件のうち単独事故が半数弱の29件、出合い頭の事故が26件だった。 同委員会によると、1当とする判断の仕方は各都道府県警で異なる。 調査結果には単独事故が含まれていない県もある。 県警の担当者は全国下位となった調査結果を受け 「ハンドル操作やカーブの曲がり方など、基本的な自転車の乗り方を徹底し、 時間に余裕を持った運転を心がけてほしい」と呼びかけている。 ●[埼玉]「ヘルメットと保険には積極的に取り組む」ことで締めている記事 news.yahoo.co.jp/articles/3c1db706b1a352fe17fbbf2f9241c0c3f9fc2936 同署の石山雅之交通課長は「自転車事故が多いのは、公共交通機関が少ないことのほか、 自転車利用者の増加による要因も大きい。 ヘルメット着用や任意保険加入に積極的に取り組んでほしい」と呼びかけた。 もはや「夢オチ」のような陳腐で中身のない案内。 埼玉といえば、未だにイヤホン自転車への注意を最優先しているような地域だったはずなので ある意味納得ではあるが「典型的な思考停止セット」すぎて、もはや呆れを通り越す。 一言一句間違いなく警察発表であればもはや「終わってる」としか思えないが 記者・編集の思惑で偏向報道されているとすれば、 「安全とは何か、事故防止とは何か」ということは2の次で、 事故が減って"派手な"記事が減ると困るのだろうかという気もしてしまう。 ●[熊本]シェアサイクルでのヘルメット着用議論から考える具体的な対策 news.yahoo.co.jp/articles/d2db6c21bee4853260abad7fcdb65feb13d286e2 「常用速度・走行場所・用途などを考えられない人」ほど、ヘルメット着用に幻想を持ちがち。 「転倒当たり前のMTBやBMX」、「集団接触事故からの転倒も当たり前のレース」であれば 頚椎損傷のリスクがあっても着用を促すというのは、まだ理解できる。 ──────────────────────────────────────────────────── ※一般公道をレース場か何かと勘違いしている「ただの命知らず達」に説得は不可能なので考慮しない。 正直「自転車の速度制限」を、速度計取り付け(違反者には罰則あり)義務化し、 原付(排気量50cc以下)同等の最高時速30kmまでにして、完全に規制すべきと思っている。 サイクルコンピュータなんて有線の最廉価品で2000円程度なので義務化されたとして、ヘルメットほど金がかかるわけでもなく、 それこそ「シマノの幼児車向けのサイコン」を一般車向けとして増産すれば、そこまで高コストになるとも思えない。 ◆速度を出し一般公道で通常の生活向け普通自転車として想定している用途ではない「最高時速30km以上走行したい」という 自転車ユーザー自体が何百万人~何千万人のように多いわけがないので、これこそまさに「免許制」が適用できる道筋がある。 原付2種のように「特定中高速度自転車免許」を新規区分制定し、この場合のみヘルメット着用義務化(違反者には罰則あり)、 「歩道走行は一切不可(もちろん降車で押し歩きであれば可)」として、その発行の際に、 「"適正な"車間距離維持=公道トレイン走行の禁止(微ズレ走行も不可))」「右折レーン侵入厳禁」を徹底させる。 ──────────────────────────────────────────────────── ここでも浮き彫りになった「保管場所」の問題。 そしてシェアサイクルということで衛生面への懸念も。 まず、コロナ云々関係なく、他人が着用したヘルメットなんて着用したいと思うのかという。 汗臭い、カビ臭、加齢臭が漂うものを、 除菌スプレーにサイクルキャップ等で遮ったとしても、着用したいと思う人が多いのだろうかと。 グリップ・ブレーキレバー、サドルなら除菌ウェットティッシュでどうにかなるとしても、 クッション部分のあるヘルメットに軽く除菌スプレーを撒いただけでは納得できない。 ▲コンビニや駐輪機拠点方式での放置式シェアサイクルは バッテリー状態や位置情報を常にマークしておいて、回収カーで回収しつつ拠点に戻すことを考えると コスト面から除外。 ※どの時点で破損が起きたのかを把握するのも困難というリスクもある。 以下、主に「観光地での拠点から拠点に移動する用途」での「レンタルサイクル」限定の話。 1回使うごとに「毎回完全分解出来、丸洗いできる」レンタルサイクル用ヘルメットを 「専用の洗浄機とセット」で販売できるように洗濯機会社と共同開発すればいいのではと思うが、 ヘルメット会社はこういう方向には疎いのがなんとも・・・。 しかし、洗浄機もメンテなしの場合、 「自動食器洗浄機のように内部がカビだらけ」になってしまう可能性が高いのもまた難点。 リース限定の「月極レンタル」で洗浄機を回収して洗浄する拠点も必要か。 そう考えると「雇用」を生み出せて、過疎地方でも良い循環になりそうな事業になりそうな気もする。 ●[北海道]安全で適切な一時停止遵守率よりもヘルメット着用優先? 【低い着用率】北海道は最下位 身を守る「自転車用のヘルメット」 news.yahoo.co.jp/articles/5ef146839a301fa92906fddff65a951323a7189e 既に全国トップクラスの自転車での「止まれの標識」での一時停止率の高さや 見通しの悪い交差点での徐行率の高さがデータとして裏付けられているのであれば、 「次の段階」として、 「費用負担が必須の」ヘルメット着用を促すのはまだ理解が示せるが・・・、 現実として全くデータすらないのであれば、ヘルメット着用が先に来るのは理解できない。 100歩譲って、道民全てに"無料で"「ヘルメットを選択配布」であれば、 「無料配布したのだから、着用してください」という話であっても不思議はないが、 そんなはずはないので、ヘルメット着用以前の話で、 まず「消費者に"数千円以上の"費用負担しろ」という内容を賛辞されると思っていること自体が謎。 ※スポーツ自転車に限らず、速度を上げて走行する自転車等は「別」の話。 「常用速度が遅い自転車」で、不安定になる状況といえば、 段差に浅い角度で侵入するくらいで、 あとは適正に予測運転しつつ、無謀な横断もせず、 早めのブレーキ操作で9割の事故は防げると考えられる。 (ブレーキ装置が正常であれば) 予測運転で早めにブレーキをかけて安全な走行を心がけるのは「無料」 なのに、なぜこれが先に来ないのか分からない。 ヘルメット着用しても、"事故そのもの"が防げるはずもなく、必ずしも安全とはいえない一方で、 予測運転を心がけて適切にブレーキ操作すれば事故を防ぐ確率は間違いなく高まる。 まるで電動キックボードでも言われているような「不穏な流れ」でもあるのだろうかという気すらしてしまう。 ●[埼玉]交通ルールとヘルメット着用を推進するイラストの真の意味 twitter.com/spp_koutusoumu/status/1541564534049017856 イラスト(絵)にどうこう言うのは野暮としても気になったのは・・・ ↓ ●元ネタと思われる現場猫とは 自由な世界.com/2021/05/25/2047/ 「◆それは全然安全ではない」という状態を揶揄したものであることから・・・、 ↓ 交通ルールを守り、自転車用ヘルメットを着用しよう。 という文言とは裏腹に、 ↓ ▲(ケーブルすらないので)前後ブレーキなし (※この場合コースターブレーキは想定しない) ▲車間距離保持義務違反 (夜間ではないので灯火装置は省略) ↓ ◆つまり、「ヘルメットこそ着用してますが、これは問題がある状態です」という 本当の意味まで気付いていない人達もチラホラ居るので もう少し「(自転車事故率が高めという地域的な意味も含めて)分かりやすい内容」にしたほうが 良いのではないだろうかと思った。 ※せめて2コマ目で 「ブレーキなし&車間距離不十分のため大事故になっている描写」が欲しいところ。 ★「ヘルメット着用しているだけでは"事故の発生そのもの"は防げません」 と明確なコメントを添えて。 ついでに、速度を出してそうな線にも見えるので、 「★安全な速度で走行しましょう。一般公道は貴方のレース場でも練習場でもありません。」 に触れても良いかもしれない。 ●[埼玉]「一時不停止」を挙げているのにヘルメット着用優先 news.yahoo.co.jp/articles/e2cae90ad556b7c77554018dc78997a500de8fac 死者7人中5人は一時不停止など違反 自転車の安全利用呼びかけは2017年5月の法施行以降、自転車月間に合わせて毎年行われている。 しかし、スマートフォンや傘を利用しながらの運転、 一時不停止などルールやマナーを守らない自転車が目立っており、 県警交通総務課によると、今年の自転車事故死者7人のうち、 5人は一時不停止など何らかの違反が認められたという。 ↑とあるのに ↓なぜかヘルメット着用優先 また、ヘルメットの着用率も伸びていない。昨年1年間での自転車事故による死者は34人で、 全員がヘルメット未着用。 同課によると、自転車乗車中にヘルメットを着用していないと、着用している場合より、 事故による致死率は3倍に上がるという。 同課は「大人がルールを守らなければ子どもがまねをする。 ヘルメットも全世代に着用が推奨されているので、大人がかぶって見本となってほしい」と呼びかけている。 なぜこういう結論に出来ないのか・・・。 ↓ 自転車乗車中に一時停止を遵守していないと、遵守している場合より、事故による致死率は●倍に上がるという。 「大人がルールを守らなければ子どもがまねをする。 一時停止は全世代で法的に義務付けられている規則なので、大人が実践して見本となってほしい」と呼びかけている。 万が一事故の際に「自転車側の違反者の数よりも、歩道に突っ込んでくる自動車のほうが多い」というのであれば、 確かにヘルメット着用も優先的に薦めることに異論はないが、 実際には、「割合として違反行為があったことを最大限問題視」すべきで どれだけヘルメット着用で事故死率は減らせたとしても、 「事故」が起き続けて「事故そのものの実数が減らない」ことで困るのは埼玉県警自身では? ●長野県では若干分かっている内容(テレビ信州) news.yahoo.co.jp/articles/4233491d300abe6816dd85652d45a5ce1561e338 啓発活動が行われたのは自転車の通行が多い長野市鶴賀田町の交差点です。 ヘルメットの着用や交差点での一時停止の徹底を呼びかけるチラシを配布し、安全運転を呼び掛けました。 但し後半は微妙・・・ 長野中央警察署 小嶋隆二管理官 「運転時における安全確認とヘルメットの着用をお願いしたい」 ↑ 徐行や予測運転を含むとしても一時停止を守るチラシ配布していて「安全確認」だけ? ▲と思ったら同じ長野県の報道でも何故か「一時停止遵守の無視」(SBC信越放送) news.yahoo.co.jp/articles/e7e06717333d9485af701882cf2b807489bdc0a9 県内で今年発生した自転車事故は146件で去年より件数は減っているものの、 今月1日には松本市で自転車の高校生が軽乗用車と 出合い頭に衝突して死亡するなどすでに4人が犠牲となっています。 自転車事故で亡くなった人のうち、およそ6割が頭に致命傷を負っていたことから、 警察は自転車に乗る際のヘルメット着用を呼びかけています。 致命傷さえ軽減できれば「事故の発生そのものを抑制する必要はない?」 ●[北海道]事故現場の道路に転がるヘルメット news.yahoo.co.jp/articles/db7a8c12a7bd0fd849900d726ea8faf3dd7f4b64 自転車の小学5年生の男の子 ワンボックスカーにはねられ死亡 運転していた60歳の男を逮捕 コメントでも誰も指摘している人がいないのは、気付いている人がいないならまだしも、 もし「気付いていて意図的に見ないふりをしている」とすれば「ご都合主義」と言いたくもなる。 ↑ ※ヘルメットは持っていた(ハンドルに引っ掛けていた)が 「着用していなかった」可能性もあるので、 その場合は確かに「無意味」というのは分かるが、 もしヘルメット着用していても死亡したのであれば、 「ヘルメット着用よりも、まずは徐行や(徐行義務がなくても)一時停止を優先」という 当たり前を浸透できていないことを「特に行政」は問題視する必要がある。 そして「家庭での交通教育」など強制できるわけがないのだから、 基本的に「学校や教育機関が主体」で「通年」取り組む必要がある。 ◆この現場での一時停止については・・・ 現場は信号機の無い十字路交差点で自転車側に一時停止の表示がありました。 とあり、 news.yahoo.co.jp/articles/b37e348cd384b8b01fb03123665ea9fd81976903 交差点左側に「▼」の裏側が見えるので「止まれ=一時停止」の標識と思われる。 そのため、恐らく自転車が一時停止しなかったことで事故になった可能性が高い。 現場は自動車側には中央に白い破線があるものの、 自転車側の道も白い破線はないが結構広い道。 もし、同じような道幅で止まれの標識がない場合は 「道交法第三十六条の3項」の優先道路の認定は難しくなりそう。 なので、基本的には、やはり(見通しの悪い)交差点といえば 「止まれの標識がなければ」 「道交法42条の徐行を厳守」と覚えておきたい。 (交通安全アナリスト 月居吉彦さん)「もっと交通量が多ければ、歩行者や自転車に警戒していくが、 みんなが危険と思っている交差点では事故は起きてない。 何でもないと思っているところで事故は多発している」 ↑ 例えば調理時など「危なそうに見える」ことには警戒心が強くあるので怪我をしにくい。 「今まで大丈夫だったから、これからたぶん大丈夫だろう。」と思っていると・・・事故が起きやすくなる。 ※「止まれの"路面表示"や"停止線"だけでは、法的拘束力なし」 ※「止まれの標識があれば」一時停止の(違反者には罰則のある)法的義務が発生する。 ※「止まれの標識がなければ」見通しの悪い交差点なので、 「徐行」の義務が「道交法第42条」により左右の見とおしがきかない交差点への侵入側の自転車側に、 及び「道交法第三十六条の3項」により優先道路側ではない自転車側に発生する。 当然、徐行までの義務しかない場所であっても、 一時停止からの左右をしっかり確認したほうが安全なことには違いない。 ●[群馬]見通しの悪い交差点で自転車の高校生が跳ねられ重体 news.goo.ne.jp/article/fnn/nation/fnn-311588.html www.fnn.jp/articles/-/311588 7日午前7時半すぎ、群馬・伊勢崎市波志江町の信号のない交差点で、 登校途中の15歳の男子高校生が乗った自転車と、65歳の男性が運転する軽自動車が衝突する事故があった。 この事故で、自転車の男子高校生(15)が頭を強く打ち、意識不明の重体。 ↑ 残念ながら、実際の事故が起こっていても・・・ 既存の教育指導方法が誤りであることに気付けない(気付こうとしない)教育関係者達は、、 「だから言ったじゃないか。ヘルメット着用していれば重体にならずに済んだのに!」と 単純に考えてしまうのだろう。 動画を見る限り道幅はどちらも同じくらい。 反対側が農地で開けていても反対側には壁があって他車は確認しにくい。 (事故現場には止まれの標識はないようなので) 事故"防止=未然に防ぐため"には、 (自転車も自動車も) 【見通しの悪い交差点では"徐行する義務"がある(違反者には罰則もある)】の重要性がよく分かる。 自転車がどちら側を走っていたのか不明だが、 農道付近で中途半端に開けているのもあり、 (双方?)徐行どころか減速もせずに進んでいたと想定できる、 最初に戻って、 「ヘルメット着用していれば重体にならずに済んだ可能性はある」 しかし、 【徐行を無視する】以上、「衝突事故を防げる可能性は減る」。 ★どんな小さな交差点でも「死角から他車や人が来ているに違いない」と考えていれば、 自ずと「絶対に徐行しなければならない」「徐行しなければ事故に遭う(起こす)」という意義に気付く。 これこそが「正真正銘の事故の防止」に繋がる。 だからこそ、素朴な疑問として 妙にヘルメット着用を神格化している節のある教育関係者達に 「群馬県では自転車事故での被害の軽減さえできれば、事故の防止はしなくても良いのですか?」と聞いてみたい。 ※もし「徐行義務なんて教えても守るわけがない」というのであれば、 「ヘルメット着用義務化したところで、せいぜい学校直前でしか被らない」だけでは? 重要なことは「教える"方法"が効果的であること」が不可欠。 ゆとり教育の失敗の裏には「教師の"質そのもの"が問われていた」はずだが、 その反省点は表面化せず、制度のみ撤回して幕引きになっているようでは・・・。 「教えるだけでいい」という短絡的思考でしか教育ができないということは、 「フライパンに冷凍食品を投げ入れて熱を通せば料理になる」と思っているのと同じ。 調理もせず料理と呼べるのかという。 ▲[群馬]相変わらずの様子 news.goo.ne.jp/article/asahi_region/region/asahi_region-ASQ1Z6TTDQ1ZUHNB002.html 事故の発生状況をみると、歩道を通行する自転車と自動車との出合い頭事故のうち、 約7割は自転車が道路右側を通行中だった。直前まで車から見えにくいのが要因だという。 脇道の生活道路でも左側通行のほうが見やすく、発見までの距離が少し稼げるとはいえ・・・ そもそも「見通しの悪い交差点では徐行義務や止まれの標識では止まる必要がある」ということを 理解させるために、具体的に何処でどのように指導をしているのかという中身を詰めればいいだけのような。 被害軽減のためヘルメット着用の重要性を指摘し、 「中高生は外見を気にするので、作業用ヘルメットのようなものでなく、 スタイリッシュで軽量のものを用意すれば、着用率も上がると思う」と話した。 相変わらずヘルメットに妙な万能感を持っているような論調。 「既存の方法が根本的に間違いだから効果が上がっていない」と気付けないのが地域的な限界か。 そもそも、被害(可能性)を減らせれば良くて、事故は減らしたくないのだろうか? 「怪我の有無に関係なく衝突や接触や転倒が起きた時点で事故」。 ▲「ヘルメット着用すれば事故が起きてもカウントされなくなる」? そんなわけがない。 「どれだけ被害軽減しても事故件数は減らない」。 (※ヘルメット着用するだけで交通マナーが向上する"オカルト的効果"があるという証拠があれば別) ◆「自発的効果を促すという目的」であれば、 自転車にドライブレコーダー搭載を校則~努力義務程度まで定めて常に録画するように促すほうがまだマシ。 事故時の証拠映像になり、教材にも周辺一帯の防犯にもなる。 予測運転どころか「徐行・一時停止」すら守らせようとせず、状況が改善するだろうか? 何故、目の前にある最優先の内容が分からないのか理解できない。 まるで「米を炊くのに肝心の"水"を用意せず、炊飯器だけ気にしているような状態」であることに気付かず、 参加者の中に誰もその「異常さ」を指摘する人がいないようでは、話し合い自体が時間の無駄としか思えない。 ●[群馬]事故を"防ぐ"よりも"被害軽減"が優先らしい news.goo.ne.jp/article/asahi_region/politics/asahi_region-ASP927L0PP91UHNB00B.html ヘルメット着用で、重大事故は防げるのか。県警は、一例として今年1月に発生した事故を挙げる。 太田市内で高校生が乗った自転車と軽自動車が衝突する事故があった。 高校生は右鎖骨が折れる大けがを負い、頭部も強く打ったものの、 ヘルメットをかぶっていたため、頭部への影響は少なかったという。 県警交通企画課の木村岳史次席は「ヘルメット着用で、ただちに死亡事故がなくなるというものでもない。 だが頭部の損傷が減れば、重傷事故も軽傷で済むかもしれない」と効果に期待する。 ↑ 「見通しの悪い交差点では徐行など、適正なブレーキ使用で、事故"そのものを減らす"方策を強く推し進めたい。 意識変化が起これば、事故被害に苦しむ人も確実に減る」と意欲を見せていた。 何故こう考えられないのか・・・。 ▼[群馬]「ヘルメット着用してたので助かった」を検証(徐行義務違反の可能性?) 【既に徐行も一時停止も"徹底遵守"できているという人であれば今更な内容】 www.jomo-news.co.jp/news/gunma/society/300700 自転車で登校中に軽乗用車にはねられ、右鎖骨を折る全治4カ月の重傷を負った。 事故の衝撃で、着用していたヘルメットは変形して傷が付いたが、頭部は無傷で済んだ。 ◆時刻・現場の状況 事故は1月21日午前8時すぎ、太田市内の自宅から約700メートル離れた 見通しの悪い十字路で発生した。 完全に朝なので前照灯の有無は無関係。 重要なポイントは【見通しの悪い十字路】。 「見通しの悪い交差点」は「徐行の義務あり」 【違反すれば罰則のある】道路交通法。 ──────────────────────────────────────── elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=335AC0000000105 第四十二条 車両等は、道路標識等により徐行すべきことが指定されている道路の部分を 通行する場合及び次に掲げるその他の場合においては、徐行しなければならない。 一 左右の見とおしがきかない交差点に入ろうとし、 又は交差点内で左右の見とおしがきかない部分を通行しようとするとき (略) (罰則 第百十九条第一項第二号、同条第二項) ▼道交法 第42条(徐行すべき場所) 1■自転車でも、道路標識等により徐行が指定されている部分と(1)と(2)は徐行。 (1)●左右の見とおしがきかない交差点への侵入・通行 (その交差点で交通整理がある場合、優先道路を通行している場合は除く) (2)●道路の曲がり角付近、上り坂の頂上付近、勾配の急な下り坂 ●罰則→第119条【3か月以下の懲役または5万円以下の罰金】 ●または、過失(予想できたのに回避を怠った)場合→【10万円以下の罰金】 【解説】見通しのきかない交差点での「徐行」は「罰則のある義務」 一時停止の標識がなければ一時停止は不要だとしても、警戒は怠るべきではない。 ──────────────────────────────────────── ◆具体的な事故の状況 右から来た車と衝突し、3~4メートルほどはね飛ばされた。 「一瞬の出来事で、気付いたら倒れていた。 動揺していて、すぐには骨が折れていると分からなかった」と振り返る。 法的な義務として「徐行していれば」車に気付き、回避できたのではないだろうか? ◆ヘルメット着用による効果と経緯 救急隊員からは、 「ヘルメットをかぶっていなかったら、もっとけががひどかったかもしれない」 と言われたという。 ★一方で、事故"防止"の観点からは 「徐行や一時停止をしていたら、事故に遭わなかった可能性が高い」と気付く必要がある。 高校に入学した当初はかぶっていなかったという。 クロスバイクを新調するのに合わせて昨年8月、 安全面を考慮して再び着用することにした。 中学時代に幼なじみが自転車事故で大けがをしたことも影響している。 その後はかぶることが習慣化した。 ↓これが 高校に入学した当初は「徐行も一時停止も」不十分だったという。 クロスバイクを新調するのに合わせて、 安全面を考慮して「徐行も一時停止も守る」ことにした。 中学時代に幼なじみが自転車事故で大けがをしたことも影響している。 その後は「徐行も一時停止も徹底遵守する」ことが習慣化した。 であれば、今回の"事故そのものが無かった"と思われる。 ◆事故後~術後の経過 事故に遭ってからワイヤで鎖骨を固定する手術までの数日間を 「動いたり、寝たりするのもつらかった」と表現する。 術後は利き腕をうまく動かせず、おにぎりで食事を済ませることが大半に。 スポーツもできず楽しみの少ない生活の中、リハビリに専念した。 2カ月ほどたってからバレーボール部での活動を再開し、徐々に体を慣らしていった。 現在は日常生活に支障はなく、体力を取り戻そうと部活に励む。 「やっとまた、大好きな自転車に乗れるようになった。 一時停止や左右の安全確認も、事故前よりしっかりするようにしている」と語る。 今月中に行う再手術で、治療は終了する見通しという。 ★最も重要な内容はもちろんこの箇所。 一時停止や左右の安全確認も、事故前よりしっかりするようにしている 現場の「止まれの標識」の有無が不明なので、 一時停止の義務が法的に必要だったかどうかは分からないが、 【事故前よりしっかりするようにしている】ということから、 「事故前は不十分であったことを自ら認めている」というのがポイント。 さすがに「徐行義務違反とは知りませんでした」と明言してしまうと 過失割合に影響するので避けたのかもしれないが、 「徐行という文言が一切登場していない」ことから、 「安全のために必須の」徐行義務という交通法規を把握していないと思われる。 これが何を意味するのかと言えば、 警察での自転車への街頭指導が全く意味を成しておらず、 更に、根本的には(通年での)交通教育が全く足りていない証明にもなっている。 【結論1】「事故に遭いたくない」「事故を防ぐ」という意味では、 「徐行・一時停止を徹底遵守する」ことが最優先。 ───────────────────────────────── ◆もし「徐行はしていた」ということであれば、 1:「それは本当に徐行=すぐに止まれる速度だったのか?」 2:「なぜ徐行時に自動車の走行を確認できなかった(しなかった)のか?」 3:「徐行時に"左右の確認をしない"では、無意味と気付かなかった?」 どちらが優先道路になる道幅が広かったのかということ以前に、 「徐行→確認→車が来ている→そのまま進行するとどうなるのかは明白」なのに、 「踏み止まれなかった要因とは一体何か?」というところまで展開する。 ───────────────────────────────── ▲違和感のある内容 「交通事故は災害と同じように絶対に遭わないということは、絶対にない。 もしもという時に備えてほしい」と力を込めた。 【メモ】警察庁によると、2016~20年に全国で起きた自転車乗車中の事故で、 死者の6割は頭部のけがが致命傷となった。 ↑ しかし、「徐行や一時停止の遵守で事故そのものを防ぐ」と見ておきたい。 また、ヘルメットをかぶっていなかった人は着用者に比べて致死率が約3倍高かった。 4月に施行された県改正交通安全条例では、 自転車乗車時のヘルメット着用を県民の努力義務としている。 ↑ ヘルメットをかぶっていなかった人が「徐行や一時停止の遵守で」 致死に至る事故が防げた可能性は高い。 ★「もしも」に「"安全装備品で"対処する」なら、 今回の怪我の様子からして まず間違いなく「ヘルメットだけでは全く足りない」と断言する。 鎖骨と腕にも怪我を負っているので、少なくとも「胸部と肘のプロテクター」は必須。 頚椎損傷も防ぐためには転倒時に膨らむ「エアバッグ」も数万円で購入し着けておきたい。 【結論2】今回の被害状況を見れば、中途半端な装備品では事故軽減度合いが足りない と分かるので、「もっと被害の軽減が可能な装備品」が必要。 ヘルメット着用だけで同じような事故に遭って、同じような被害になってからでは遅い。 中途半端な"被害軽減"で満足しているようでは、また何処かを損傷し続けることになってしまう。 冗談ではなく、プロテクターメーカーは真剣に売り込みをかけるべきであり、 行政もその取り組みを支援すべきと考える。 ●[群馬]クラウドファンディングで生徒のヘルメット費用捻出・・・ news.goo.ne.jp/article/trafficnews/trend/trafficnews-107896.html ふるさと納税制度を利用して行われる「ガバメントクラウンドファンディング」というもので、 ふるさと納税による寄付金の使用先プロジェクトの一つとして、 今回の「ヘルメット購入」を指定する形となります。 そのため通常のふるさと納税と同様に、控除上限額内の2000円を越える部分について、税控除の対象となります。 群馬県教育委員会教育長は「より多くの方の御理解と御支援が必要となり、 皆様に御協力いただくことで生徒の『命』を守る取組としたいと考えております」と語っています。 なぜか事故そのものを防ぐための策を講じず、 「ヘルメット着用で命を守ろうとしている」ことが先に来ているのが妙な話。 教育者が「教える」ことよりも、他人の金と装備品に頼るという酷さ。 これでは交通安全の"質"が向上することなどありえない。 ●[群馬]高校2校でのヘルメット着用実験結果から見る別の考え方 www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/list/201905/CK2019051102000154.html 県が用意した自転車のヘルメットを昨年度に二高校の生徒が自由に着用する事業の結果を調査した結果、 終了時にヘルメットが「必要」とした回答は生徒が19%にとどまる一方、 保護者は62%と大幅な開きが生じた実態が分かった。 周りを気にして着用しない子と、子の安全を願う親の違いが浮き彫りになった形だ。 市立前橋高は昨年一月の事故で犠牲者が出た。 付属高では、事業実施後の今年四月中旬に自転車の男子生徒がヘルメットを着けずに車と衝突して一時重体となる事故が発生した。 「ヘルメット着用していなかったから重体になった」と結論付けたいと見て取れるが、 「自転車側の走行方法」に問題がなかったのかどうかについては何も書かれていない状況で、 まるで「ヘルメット着用」か「重体」の2択しか選べないような印象すらある。 「未成年ということもあり事の重大性を把握できていないから」とか、 「不可抗力で避けようがない事故もあるから」という言い分があるとしても・・・、 「走行方法を改める気などない者達のためにも、まず安全のためにはヘルメット着用を強制すべきだ」 という方向性が果たして正しいのかどうか。 「高校生であっても交通安全を心がけることなど絶対にできない」「何がどう危険か判断できるはずがない」としか 考えていないような対策に全く共感はできない。 「無闇に速度を出さない」「適切に停止する」「危険な場所を予測し走行する」 という物凄く当たり前の基本的な内容すら完全に抜け落ちた方向で、 「何も考えずにとりあえず装備だけ整えておけば大丈夫」という理想論に縛られて、 根本的な問題からは目を逸らしているように思えてならない。 「交通ルールの周知はしている」としても、それが到底行き届いているとは思えないのは 年齢問わず「ロクに一時停止すらしない人が圧倒的に多い」ということが何よりの証明。 街頭指導でも全く足りないどころか、優先順位を履き違えた注意すら日常茶飯事という始末。 「周囲の音が聞こえていれば安全な走行ができる」と似たようなもので、 「ヘルメット着用していれば(事故の状況によっては)被害を軽減できる」という考え方には、 それぞれ最後に「だろう」という言葉が足りない「狭い考え方」に陥っていることに 気付いているのだろうか。 そもそも簡単な話で事故を減らすという点でいえば、 自転車通学を一律で禁止し、 「スクールバス」や「公共交通機関」のみに限定すればいいだけ。 これで通学時の自転車事故は無くなるので解決。 (実際、距離は関係なく自転車通学を一切禁止しているような地域もあるらしい) 休日などで自転車事故を起こすのは家庭内での教育の問題であって、 「安全のために自転車通学を禁止しているのだから、 その意図を汲み取れるなら、家庭でも自転車の使用を禁止すればいい」ということになり、 それを学校の責任にするのは筋違いになる。 ・・・として、安直に「ヘルメットを使えばいいだけ」というのであれば、 反対に「自転車を使わなければいいだけ」という方向でも示しておく。 結局のところ、 無謀運転者から身を守るのはヘルメット着用どうこうで済む問題とは言えず、 「歩道内走行とガードレール・ガードポールの優先的な敷設」が必要で、 もし自転車側に走行方法の問題があれば「各々が交通ルールを厳守」することを 重点的に"考えさせる"必要があるのではないだろうか。 更に極端な例を出せば、乗り降り時や短距離だけ歩行者でも 無謀運転をする自動車等の事故を防ぐには 主要な道路に一切近づかないということだけでは不十分で、 車止めやガードポールを大量に敷設するとしても完璧とはいえないので、 非現実的な「学校周辺への車両の通行を全て禁止する」ようなこともしなければならなくなる。 現実的に考えて、事故を極力無くす方向ではなく、あくまで被害軽減目的としても、 実際には「学校周辺だけ義務的にヘルメット着用するような光景」が当たり前になることが予想できるが、 それが一体何のための安全装備になるのか甚だ疑問。 つまり、ヘルメット着用を(表向きだけ)義務化していればとにかく安全が確保できる・・・わけがなく、 何よりも「交通ルール全般も守るという保証など全くない」のだから、 「ヘルメットなし」という選択するのであれば、それを尊重し、その代わりとして "常に安全のための防御策"を張り巡らせるための 具体的に「率先して交通ルールを守りたくなる策」を講じるべきだと考える。 「交通ルールを教えておけばいいだろう」 「交通ルールを守らせることを強いれば安全」 「ヘルメット着用を推奨・または義務化しておけば被害は軽減する」 その中身は「正しい役割を果たしているような"錯覚"に陥っている」ようにしか見えない。 その裏にある 「学校や教師側へ責任追及さえ来なければそれで構わない」という内向き思想や 「各種業界団体の思惑」に乗せられて利用されないためにも、 「真の意味で生き残るため」のきっかけを与え、「自主的な取り組み」の意欲を呼び覚ますことも 「教育」の一環ということに気付いてもらわないことには始まらない。 ●[群馬]県教育委員会は指導方法に問題があることに気付いていない news.goo.ne.jp/article/jomo/region/jomo-124889897.html 自転車駐車場整備事業を行う法人などでつくる民間団体「自転車の安全利用促進委員会」(東京都)の調査 高校生は調査が始まった14年から6年連続、中学生は17年の2位以外でワースト1位が続いており、 県教委はヘルメット着用強化などに力を入れる。 調査は中学生と高校生それぞれの1万人当たりの事故件数を算出した。 群馬県の中学生は33.78件(前年比14.82%増)、高校生は109.11件(同7.24%減)で、 ともにワースト2位を大きく上回った。 同委員会によると、群馬県は自転車や自動車の利用率が高く、 通学路に幹線道路や死角の多い住宅街などが多いことが背景とみられるという。 群馬県は1年生の事故件数も中学生が44.29件、高校生が136.76件でともに全国ワースト1位だった。 1年生の事故は全国的に多い傾向があり、 同委員会は「慣れない通学路の危険箇所の確認、自転車の交通ルール順守などの指導が求められる」と指摘している。 自転車に乗る際のヘルメット着用を県民の努力義務とする改正県交通安全条例が1日に施行されたことに伴い、 県教委は本年度、県内のモデル校にヘルメットを無償配布し、高校生の着用指導を強化する。 生徒が主体的に着用率向上を議論する協議会を立ち上げるほか、 オンラインや少人数でのセミナー開催も検討する。 県教委は「新入生には毎年交通指導をしているが、緊張のほぐれる5、6月に事故が増える傾向は変わらない。 注意喚起に努めたい」としている。 やはり事故【防止】に「ヘルメット着用」を繋げる意味が分からない。 もし本当にヘルメット着用を推進しなければならないとすれば、 「空中からの落下物が非常に多い」という現実的には考えにくいケースのみ。 ▼要点は 調査した民間団体は【慣れない通学路の危険箇所の確認、自転車の交通ルール順守などの指導が求められる】 と原因と対処方法を指摘しているにも関わらず、 【県教委は高校生のヘルメット着用指導を強化する】という"事故後"の被害軽減に幻想を持つ。 【毎年交通指導】とあるが、それが全く効果を上げていないということが明白なのだから、 「抜本的に交通安全に対する学習指導要綱の改革が必要」と気付くべきだろう。 ↓ ★「交通指導は"通年で"行う」 ★「徐行や一時停止や確認」を"実行できている生徒"を具体的に見える形で評価する制度 ★学校独自の免許制度の制定 ★不定期に取り締まりを行い、徐行や一時停止が不十分な生徒にはペナルティを課す 「学校周辺の美化活動」では自転車の走行改善は見込めない。 むしろ"ペナルティとしてのヘルメット着用"もあるが、学校から少し離れてから外せば済むだけ。 速度抑制狙いでノーパンクタイヤに換装する・・・では助かる人もいそうなので微妙。 「常に常用空気圧を100kpa未満に設定する」でもあまり珍しくはないのでイマイチ。 「フレームに激重のU字ロックを取り付ける」では金銭的負担も発生してしまうので、 ◆「チューブ内に砂を詰める」 ◆「荷台に砂袋を固定する」 (ネジにはネジロック塗付で簡単に着脱できないようにする) などの原始的な方法が最も手軽で効果的だろうか。 ●[群馬]高校でヘルメット着用モニター www.jomo-news.co.jp/news/gunma/society/97298 ↓ <自転車ヘルメット>高校生モニター、高崎経大付高で実施 着用低調「恥ずかしい」 課題浮き彫り /群馬 news.goo.ne.jp/article/mainichi_region/region/mainichi_region-20181225ddlk10040034000c.html 自転車側が交差点飛び出しのような問題があるケースではなく、 歩道を徐行で走行時のような「非が一切無いにも関わらず乗用車に跳ねられて事故に遭うことを防ぐ」 という目的があったとしても、自主性に任せれば着用は増えるはずもない。 合理性があるかどうか以前に「集団からの認知」を優先する世代で 「見た目で浮く」とか「単純にダサい」といった理由が先にくることが明白な時点で、 着用率が高まるだろう思っていたとすればあまりにも考えが浅い。 見た目のダサさを改善するなら 「HOVDING 2.0」のようなエアバッグ型を推奨すべき・・・? www.riteway-jp.com/pa/hovding/helmet.html 54000円という価格を大量生産と補助金によって1万円台にまで下げて 分割購入も可能にするなどで対策を・・・とも思ったがギプスのように見えなくもない。 しかし、「一時停止など」を厳格に守っていたとしても、「暴走車両による被害」を考えるとすれば、 自転車に限ったことではなく「歩行者でも着用すべき」でもあり、 「頭部以外の損傷を防ぐために全身に強固なプロテクターをしたほうがいい」 ということでもあるわけで、「危険リスク低減主義的」であるなら 重大な被害が防げる可能性として頭部のみ保護すればそれでいいのだろうか?という気もする。 それよりも、より安全な走行場所や方法について教え、 安全確保ができる道路構造(減速を促すイメージハンプや物理的な柵など)や 高齢ドライバーの免許返納のための様々な策を講じることを 行政側に求めるほうが早い気がする。 ●[石川]ヘルメット優先主義に嵌ることは安全意識が歪むことに等しい news.goo.ne.jp/article/hokkoku/region/hokkoku-20211117231632.html 自転車の道交法についての記事や、ヘルメット着用の有無について 生徒から集めたアンケートの結果をまとめる。 同校によると、生徒の交通事故は2、3カ月に1件のペースで発生しており、 部員は「交通安全新聞」を通して事故抑止につなげる。 今月4日には金沢中署交通1課の平野洋一課長、山本貴俊企画係長を取材した。 聞き手やメモ、カメラの担当に分かれ、自転車走行時のヘルメット着用の必要性や、 車道の左端を走るよう促す「自転車走行指導帯」について質問した。 平野課長は「高校生は交差点での自転車事故が多い」と説明し、 山本企画係長は指導帯を設置した鞍月用水沿いのせせらぎ通りでは 自転車事故が約7割減少したことを紹介した。 指導帯に効果があったということを自慢する以前に、 「交差点での自転車事故が多い」ことに対する具体的な回答として 予測運転・徐行・一時停止をきっちり説明すべきでは? ●[大阪]ヘルメットに夢を見過ぎ news.goo.ne.jp/article/lmaga/region/lmaga-00356275.html 吉村知事は、「ヘルメットを着用することで頭部を保護して被害を軽減できる。 すべての方にヘルメット着用をお願いしたい。とりわけ高齢者の方が亡くなる事故も多くなっているので、 特に着用していただきたい」と呼びかけた。 相変わらず優先順位が全く理解できていない。 まず何故「金銭的な負担」ありきで考えるのかという。 この時点で無理がある。 ※もし大阪府民「(希望者)全員」に「無料配布」したとして、 自由に選べるとすれば転売されるのがオチで、 安物しか選べないとしても、それだけで着用率が上がるとは思えない。 「事故を"防止"する」のであれば・・・ ◆自転車は整備が必要な"乗り物"です。自転車店でしっかり整備しましょう。 ◆ちゃんとブレーキを使って一時停止しましょう ◆一時停止時はきっちりと前後左右を確認しましょう ◆自転車よりも歩行者が優先です。側方を空けつつ徐行や一時停止で道を譲りましょう。 ◆飛び出しなどをしっかりと予測する運転をしましょう ◆速度を出し過ぎないようにしましょう ◆強引な横断をやめましょう ブレーキ装置さえ正常であれば、 あとは「全て無料で出来る」というだけでアピールポイントになる。 特に大阪府という地域柄「無料・タダ」「お得」というキーワードで十分な食いつきが期待できるのに、 なぜかこの「非常に分かりやすい特性」を利用しないのは地域住民のことを全く理解できていない証拠。 「一時停止でポイントが溜まる」ようなシステムこそ推奨すべきなのに、 どうあっても気軽な法令遵守の方向で考えたくない理由が理解不能。 ●[大阪]ヘルメット着用を促すも違和感が拭えず www.lmaga.jp/news/2020/10/173653/ なぜ「事故防止や事故予防」ではなく、 公道でレースしているわけでもないのに 「事故が起きる前提で被害を軽減するための装備品」なんだろうか。 根本的に順番が間違っているとしか思えない。 既に道路状況を判断することすら難しそうな認識力で自転車を利用している場合、 安全のためにヘルメット着用するということは考えにくいので、 むしろ「自転車の使用そのものを制限する」必要はあるかもしれないが、 まるで「全ての高齢者は交通ルールを理解し遵守することなど不可能」と 決めつけているようにも思えるので、そのような安直そうに見える考え方には反対する。 「交通ルールの遵守」では分かりにくいので ◆「無理な横断は厳禁」 ◆「クルマは思っているよりも数倍早い」 ◆「前後左右をしっかり確認」 など、もっと「"具体的に"事故が起きているケース」を挙げ 「その事故を防ぐ方法」を提案し、 各地で「高齢者自転車教室の開催」など、 もっと「事故ゼロのために安全意識を向上させるための方策」を 展開する方向で考えて欲しいものだが・・・。 ●[愛知]高齢者の75%が自転車ヘルメットを着用せず www.chunichi.co.jp/article/323141 news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-323141.html 自転車乗車中のヘルメット着用が10月1日に県の条例で努力義務化されるのを前に、 名古屋・西署が高齢者にアンケートを実施したところ、 75%がヘルメットを「かぶっていない」と回答したことが署の集計で分かった。 着用しない理由は49%が「面倒だ」だった。 ↑ アンケートに答えている人で75%なので、実際には90%以上が着用していないと思われる。 しかし、高齢者が生活用の自転車で無闇に速度を出して走行するのは考えにくいのもあり、 ヘルメット着用するほど慎重な人であれば、予測運転を心がけ、 事故に遭う確率が元々低いため、あまり必要ではないようにも思える。 ※認知症関連であればヘルメット着用で済む話ではない。 反対に、横断歩道ではなく車道を一時停止もせず振り返ることなく横断してしまうような 普段から「危険判断力・注意力に問題がある人」では、 事故時にヘルメット着用で命だけは助かったとしても、 日常生活に支障を来す被害が及ぶとすれば本末転倒。 ━「停止すると発進時の漕ぎだしが重いのでブレーキ操作を躊躇う」 という理由もあるとして、 変速があれば「変速を切り替える」、 「ギア比が不適当なほど重いのであれば軽くする」ことで対処は可能だが、 交換が必要な場合は費用捻出が難しいこともある以前に、 「変速の正しい使い方」だけでなく「適正な空気圧の管理」「チェーンへの"適正"な注油」も含め、 具体的な対処法があること自体を警察も高齢者当人も把握していない可能性が高い。 ●[高知]生徒がヘルメット着用を呼びかけ? news.goo.ne.jp/article/kutv/region/kutv-20211118195928287.html 自発的な活動に見えて「点数稼ぎ」だったり、 「(真の事故防止よりも世間体だけが大事な)大人達に言われたことに従っているだけ」 としか思えない。 配布できるようなライトに前照灯の基準を満たしているものがあるとも思えないので、 「ポジションライト」でしかないのであれば、そのように伝えるべきではと。 県内ではおととしから、条例で、児童・生徒にヘルメットを着用させることが努力義務とされていて、 学校では今後もヘルメットの着用推進に取り組む方針です。 ↑ 罰則なしの努力義務ではなく、 違反すれば罰則のある規定の「徐行・一時停止」は優先的に取り組む意味がない? ●[高知]高校でヘルメット着用推進の意見交換 news.goo.ne.jp/article/kutv/region/kutv-20210804201114129.html 交通事故から命を守るためヘルメット着用を推進しようと、 高知県内の高校生がシンポジウムを開きました。 どうすればヘルメットを着用してもらえるのか、生徒たちは課題やアイデアを出し合いました。 ↑ まず大前提として「交通事故から命を守るためヘルメット」の時点で、 まるで「事故は防ぎようがない」という印象を受ける。 全ての事故で自転車側の違反が全くない、 「予測運転から徐行や一時停止を遵守していても防げない事故の割合」がどれだけあるのだろうか。 事故防止のために「適正な速度で安全な場所を走行→歩行者を優先→減速→徐行→一時停止→確認」 を一体的に行うことを最優先する必要はないのだろうか? 蒸し暑いからヘルメットを被りたくない、ヘルメットの効果が分かりにくい、などの課題 真っ当な反対意見。ヘルメットを半強制するということは、 空気穴のあるヘルメットであればどれだけ暑くても我慢しろということにもなる。 ※オートバイでは必須でも、一般車は速度域も遅く、乗車角度など諸々の要因で 進みにくいことから必然的に運動量も増えるので、 自転車でも支障はないというのは無理がある。 特にオートバイの場合は、常用速度が速ければ、着用の意味が出てくるからこそ 罰則のある法的に義務付けられているが、 自転車の場合、対自動車での被害を防ぐにはヘルメット云々の前に、 「事故そのものを起こさない」ように考えたい。 ●[高知]ヘルメット購入に補助金を撒くよりもっと大切で意味のあることに気付いていない news.goo.ne.jp/article/kutv/region/kutv-20210602194601822.html 高知県内初 自転車の安全運転へ 大人もヘルメット購入に補助金 ヘルメット着用するだけでは事故は「防げない」というのは、そんなに「都合の悪い事実」なのだろうか。 県警によりますと去年、県内で自転車が関係する交通事故で9人が犠牲となっていて、 いずれもヘルメットを着用していませんでした。 このうち4人は、ヘルメットを着用していれば、命が助かっていた可能性が高いということです。 言い換えれば「半数以上の5人はヘルメット着用していても命が助かっていた可能性は低い」ということ、 そして、9人のうち「適切止まること」を実行できていれば助かったのは何件だろうか? 「予測運転 → 減速 → 徐行 → 一時停止 → 確認」これら1セットを徹底できていれば、 恐らく「全て」かそれに近い人数の命が助かったはず。 万が一「死角から猛スピードで突進してくる自動車だらけ」というのであれば 意味があるとは思うが、そのような事態に陥っているという話は聞かない。 事故原因の個別検証から事故防止に活かそうという以前に、 まず(ブレーキ装置に不備が無い前提で)「無料で出来る非常に重要な内容」に 気付かせようという機運は、少なくとも高知県には存在しないないようで。 「装置の役割に気付かせる」と「点検」を兼ねて 「ブレーキの役割を今一度見直しましょう」と 「整備不良の改善」と「適切に使うことの意味」の両面から事故防止に繋げる方法もある。 そもそも「罰則のある」徐行無視や一時不停止のような「法律違反」を徹底的に問題視せず、 罰則すらない努力目標でしかない内容を過剰に推奨する意味が全く分からない。 ●[島根]ヘルメット購入に補助金 news.goo.ne.jp/article/asahi_region/region/asahi_region-ASP6B753JP5TPTIB009.html 購入を助成するヘルメットは、県交通安全協会が推奨する約30の商品の中から選び、協会を通じて購入する。 「事故に遭わないための指導や施策」は重要ではないのだろうか? 交通企画課の担当者は「ヘルメットで頭を守れば、事故に遭っても比較的軽いけがで済むこともあり効果的」という。 【県交通安全協会が推奨する約30の商品】 国内代理店扱いの安全性が確認されているものから選んでいるということだとしても、怪しく見えてくる。 ●[愛知]相変わらずヘルメットに絶大な信頼を置き、事故"防止"観点は何処へやら news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-265010.html この「自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」という 努力目標という形で「肝心の事故"防止"について中身空っぽ」な条文を掲げて 一体何をどのように事故防止に繋げられると考えているのか。 www.pref.aichi.jp/soshiki/kenmin-anzen/aichi-cycle.html 自転車利用者が事故の加害者となる高額賠償事例も発生しています。 被害軽減のヘルメットや保険には注力し、 まるで自転車の「加害者」が頻発しているかのような印象操作にも辟易する。 自転車事故総数のうち、具体的に年間何件が自転車が加害側の事故? www.pref.aichi.jp/soshiki/kenmin-anzen/cucle-rules.html 安全利用5則についても前々から妙に思っていたが、 「信号を守る」「交差点での一時停止と安全確認」の 4且つ下方に位置されていて余りにも低すぎる。 どう考えても事故危険度から見れば並進よりも下なわけがない。 「自転車だから」と車道走行云々を最優先に考えるよりも、 まずは「自転車でも」子供同様に「きちんと止まること」を意識させることが何よりも優先すべきことでは? 根本的に言えば、「道の狭い道路も少なくない」「車道走行を避けるべき場所もある」のに 全国一律で一般車でも車道走行前提で考えることには無理があると気付けないのが明らかにおかしい。 自転車乗車中の交通事故による死者のうち、25歳~64歳は約2割、65歳以上は約7割を占めています。 では何故「高齢者の自転車の交通安全」に関しての対策を講じないのか。 この点も憂慮すべき箇所。 ●[山形]事故を"防ぐ"ことは重要ではないようだ mainichi.jp/articles/20210522/k00/00m/040/011000c 自転車死亡事故の7割頭部負傷 ヘルメット着用を 山形で過去5年 事故時にヘルメットを着用していた割合は、年代別にみると、 小学生は52・6%、中学生では51・3%と約半数が着用しているが、 高校生になると2・2%と大幅に低下していた。 死亡者は18人いるが、その約7割が頭部を負傷し、さらに約9割がヘルメットをしていなかった。 まず、続きになっているが「死亡者の年代」が分からない。 もし死亡者18人が「全年齢」とすれば、前半の未成年部分の項目は、 若年層の事故を意図的に強調する「すり替え」に使われていることになる。 仮に「若年層18人の死亡者」だったとしても、 その事故のうち ●徐行 ●一時停止 ●確認 を適切に行っていれば防げた事故が何件あったのか。 「事故の詳細な原因」を見ずして、事態の解決が見込めるはずもない。 「ヘルメット着用しない」という選択肢が認められている以上、 その範囲で、「事故"防止"のために何をすべきか」を考えるべきであり、 そうした方向の重要性に気付けない人間しかいないようでは、その地域の交通事情が改善するわけがない。 安全のために金銭的負担を強いるとしても、 まずは「ブレーキ周りを完璧な状態にするための整備・交換」に充てるべきであり、 ヘルメット購入が最優先事項とは言えない。 その次に、上記の「徐行・一時停止・確認」を徹底。 事故"被害の軽減"にどれだけ躍起になっても「事故は減らない」 という事実から目を背けてはならない。 ※「ヘルメット着用すれば事故が起きないわけでもない」 万が一「どんなに普段から交通ルールを無視しているような人でも、 ヘルメット着用するだけで直ちに安全意識に芽生える」という効能があるなら それは完全に「オカルト商品」とされ、話題にも問題にもなる。 また、全身の骨が折れるようなことがあっても「頭部だけは被害を免れて良かった」と思うわけもない。 「安全装備品だけ纏えば何とかなるだろう」という「目先の対策」が、 如何に効果が薄く、不必要な時間と労力を割いているのかを全く理解できていない。 「とにかく歩行者が優先です」(事故になれば大抵は自転車側が不利です) 「交差点では飛び出しがあります」(来ない"だろう"運転は危険です) 「ちゃんと止まらないと貴方は大怪我に遭います。場合によっては(自分または相手が)死にます」 「事故が起きないのは運が良かっただけです。幸運はいつまでも続きません。」 だから 「交差点でも徐行しましょう」 「交差点に止まれの標識があってもなくても止まりましょう」 「前後左右をしっかり確認しましょう」 「無理な横断は絶対にしないでください」 これらを掲げて街頭指導を続けるほうが遥かに意味がある。 ●本来の目的を見失っている例 [愛知県]春の交通安全運動を前に 愛知県で注意を呼びかけ news.goo.ne.jp/article/hicbc/region/hicbc-00050BC2.html 名古屋出身の安藤美姫さんらが、「自転車に乗る時はヘルメットをかぶるように」と呼びかけました。 「皆さんの大事な方の命を奪う交通事故が、愛知県からゼロになるように微力ながら応援していきたい」 (用意された文言を喋っているだけと思われるタレントに非はないとしても) 「自転車に乗る時はヘルメット」と「交通事故がゼロ」は全く繋がらない。 「特に出合い頭に注意して、徐行・一時停止を確実に守ってしっかり確認してから進みましょう」 (主に高齢者向けとしては)「道路の状況を確認せず無理な横断は絶対にやめましょう」 この2点こそ真の事故ゼロに相応しい内容。 [鳥取県] www.bss.jp/news/archive/202104141693.html 県内で起きた自転車乗車中の事故の死傷者のうち、高校生が全体のおよそ2割と最も多いことから、 今年度から高校生に的を絞り着用を強化した形です。 まず、事故に占める「頭部損傷事故の割合」と「登下校中か否か」の割合が分からない。 ◆「頭部損傷の事故が少なければヘルメット着用の意義は大幅に薄れる」 ◆登下校中であれば着用推奨できるとしても、 休日に一般車でヘルメット着用推奨するような状況は むしろ「イジメの遠因を作り出しかねない」という認識があるのかどうか。 (隠蔽体質が常であれば「問題はない」ということかもしれない) もはや「事故を防止」することが目的ではなく、県内外へのアピールと体裁を保つために、 「ヘルメットを着用させること」が目的に成り下がってしまっている。 ※一応毎回書いておくが、 ヘルメット着用によって「"事故後"の被害軽減効果」が皆無と言うつもりは一切ない。 しかし「ヘルメット着用しても”事故発生は防げない”」ので、この点を常に疑問視する。 ※ありえないとは思うが、もし(予備動作の徐行も含め)一時停止の遵守率が8割を超えても 高齢者などの暴走車両が極端に多いなどの理由から、自転車の事故者が減らない場合、 そのときに初めて「"予測不可能な暴走車両から身を守るために"ヘルメット着用推進します」というのであれば分かる。 ※スポーツ自転車は別とする。 障害物当たり前のMTB、転倒が普通のBMX、速度を出すのが目的のロードバイク系、 正直ヘルメット着用どころか、むしろ全て「強固なプロテクター必須にすべき」と考える。 タンデムは福祉目的が大きいとはいえ、特殊なスポーツ自転車ジャンルなのでヘルメット着用向き。 (クロスバイクは街乗り重視なので、一般車同様にヘルメット着用より徐行や一時停止を重視すべき車種) 本来在るべき交通マナー向上として 「複雑な交通法規全般を厳守させるのは現実的に不可能に近い」一方、 「常識的な交通安全(事故防止)への感覚があれば」 近年自動車での横断歩道手前での一時停止を重点項目に掲げているように 【事故そのものを防ぐために】「適切に止まる」ということを目標計画に1ミリも掲げず、 ヘルメット着用や保険加入に躍起になっている無様な姿を見て、 「ロビー活動や協力金を積まれたのだろうか?」という裏事情すら疑わず、 何も思うところがないとすれば、相当「悲惨な状況」と言わざるを得ない。 香川県のゲーム条例然りで、「それは変だろう」と声を上げなければ 実際のところ根本的な事故防止を蔑ろにしているとしか思えない 「過剰ヘルメット至上主義に凝り固まってしまっている勢力から都合のいいように利用されるだけ」 というのが分からないのだろうか。 生徒会・保護者会単位で 「ヘルメットを購入させることまで目的になってしまっているのは問題」として 「ヘルメット着用を完全不要とする代わりに、あらゆる手段を講じて一時停止の遵守率を向上させます」 と提案できる人がいれば状況は少しは変わると思うが、 「黙って素直に従う」か「真っ向から着用しない」の2択しかないと思い込んでいれば、 当事者達の境遇が改善されることは絶対にないと断言する。 ●[埼玉]高齢者のスポーツ自転車での死亡事故 news.goo.ne.jp/article/saitama/region/saitama-20210101081751.html 行田署によると、現場は幅約4・9メートルの中央線のない直線道路。 自転車はロードタイプで、男性はヘルメットやサイクリングスーツを着用しており、 サイクリング中だったとみられている。顔には転倒した際にできたと思われる擦り傷があり、自転車にも傷が付いていた。 原因としてはヘルメット着用の有無以前に、「高齢者」という認識があったかどうかと思われる。 突発的な健康状態の悪化も含め、反応速度も遅れてしまうのは仕方がないこと。 「高齢なのに公道でスポーツ自転車で速度を上げて走行するのは安全ではないかもしれない」という 危機感を持っていれば、必然的に「低速で安定感のある自転車」を選択し、 「ヘルメット着用なしでも」安全な場所を安全な方法で走行していれば、 (もちろん、よくある高齢者事故で「道路横断時に道路状況をまともに確認しない」ような状況は避けるとして) 事故そのものを避けられた可能性は高い。 ●[愛知]トライアスロン大会中に正面衝突で意識不明の重体 news.goo.ne.jp/article/hicbc/region/hicbc-0004F56F.html 事故があったのは、18日に知多市で開かれたトライアスロンの国際大会 「アイアンマン70.3セントレア知多半島ジャパン」で、 レース中の午前10時ごろ、自転車同士が正面衝突しました。 警察は、52歳の男性が、前の集団を追い抜こうとした際にコースをはみ出し、 対向するコースの自転車と衝突した可能性があるとみて 事故の詳しい状況を調べています。 ironman703.jp/703/ 装備のリスク。 アクティビティで使用する装備の誤用リスク、 または破損、故障、誤動作リスク。 参加者(および/または参加者の法的後見人)は、 適切な機器の選択、および機器の適合性と状態について全責任を負います。 主催者は、バイクアクティビティでのヘルメット使用を要請します。 ヘルメットまたはその他の安全装備の使用は、時に怪我の防止や軽減となります。 ただし、安全装備の使用は安全を保証するものではなく、 この装備を使用しても怪我をする可能性があります。 結果として「怪我では済まないこともある」という事例へ。 原因は「整備不良」「製品の不具合」 「加齢やそれに伴う持病に因るところ」等、分からないとはいえ、 「ヘルメット着用に過信は禁物」ということだけは改めて明確に思い知らされる。 そして、「ヘルメット着用していたとしても転倒時に頚椎損傷するリスクもある」ことから、 あくまで「被害軽減の"可能性を上げるための"装備品」でしかないため、 特に公道走行では「より安全な"場所"」を「適切に走行すること」と 優先的に心がけることが重要。 それにしても・・・、 ironman703.jp/703/ 第11条:選手は、練習中又は大会会場への移動中であっても、 道路交通法をはじめとする交通ルールを守り、 特にバイクに乗車するときは次の各号に掲げる事項を守るものとする。 (1)ヘルメットをかぶること。 (2)キープレフト(道路の左端を走ること)を守ること。 (3)周囲への注意を怠らないこと。 (4)併走を行わないこと。 (5)安全な車間距離を保つこと。 (6)信号を守ること。 (7)歩行者を優先すること。 (8)他の車両に注意すること。 本当に全部守れている参加者は果たして存在するのだろうか・・・?特に(5)。 (6)以降も「速度を上げやすい自転車」を意識して ヒヤリハットから事故防止のために、より慎重な走行が求められる。 ───────────────────────────────── 歩行者をよけた後に接触事故になった千葉県の事例では news.goo.ne.jp/article/chiba/region/chiba-20201020125613.html 同署によると、自転車の右ハンドル同士がぶつかり、2人とも進行方向の左側に倒れた。 ヘルメット未着用で死亡事故とあるので、この場合、ヘルメット着用していれば 「死亡ではなく軽傷で済んでいた可能性から、重体でも意識だけはある可能性もある」とはいえ、 結局は「(交通状況を判断し先読みする)予測運転」「歩行者優先」「適切に一時停止すること」を 常に心がけていれば防げた事故と言える。 歩行者の後方に自転車を確認した時点で、 「最悪こっちに向かってくる輩もいるはず」と想定できれば その時点で速やかに(変速があれば軽いほうに下げ) 減速→徐行でも微妙そうなタイミングであれば「一時停止」と とるべき行動を実行するだけ。 「ヘルメット着用しているから減速も徐行も一時停止もテキトーでいいや」で、 その数秒後に病院送り確定という可能性もあるのだから。 ※通常では想定しない可能性というケースで考えると・・・ 目で追えないような超高速移動する物体のようなものになるが、 その場合ヘルメットどうこうで済む話とも思えず。 ───────────────────────────────── ●[滋賀]交差点の出会い頭事故で50mほど飛ばされ重体 news.goo.ne.jp/article/mbs_news/region/mbs_news-GE000000000000028888.html 29日午前7時すぎ、愛荘町の町道で、交差点に入った自転車が出会い頭に軽乗用車にひかれました。 警察によりますと、自転車に乗っていたのは中学1年の男子生徒(12)で、 頭の骨を折るなどして意識不明の重体だということです。 当時、男子生徒は部活動へ向かう途中で、 はねられた衝撃で約50mほど飛ばされたとみられています。 このような事故を見て「ヘルメットさえ着用していれば重大事故は防げた」と 「着用義務化に利用するため」繰り返すのだろうか。 教育も指導も放棄するなら、もはや飛ばされても大丈夫なように 「空調付きの強固な全身プロテクター」を装着させたほうがいいのでは? 「頭部さえ守れば重体は避けられるかもしれないから」という話ではないだろうと。 事故ゼロのための教育・指導の放棄は、即ち身体の安全そのものを軽視している。 ◆「"通年で"交通教育をする」 ◆「(警察なども含め)交通指導は一時停止を最優先させる(確認と徐行も最重要課題)」 この2点に尽きる。 その際「優先道路」や「止まれの標識があるときだけ」止まらなければならない とは教えないほうがいい。 ●[埼玉]交差点での自動車と自転車の出会い頭の衝突事故 www.saitama-np.co.jp/news/2017/06/07/04_.html 同署によると、現場は信号機のない十字路交差点。 交差点の角には建物の塀があり見通しが悪く、自転車側には一時停止線が、 乗用車側には「子供注意」の道路標示があった。 頭を強く打ち重傷を負った とあるが、ヘルメットを被っていたのかどうかは分からない。 そして、当然ながらヘルメット着用であっても絶対に重傷が避けられるとは限らない。 まずは標識の有無や原理原則以前に「見通しの悪い交差点で確認せずに止まらずに進めばどうなるのか」 ということをイメージさせるしかない。 ●[愛媛]ヘルメット着用率の増加 cyclist.sanspo.com/221977 ヘルメットを被ることで事故の被害を減らすこともある。 しかし、当然絶対の効果があるわけでもない。 赤信号を無視し、一時停止をせず、無灯火でも何ら問題ないはずもない。 ヘルメットを被ることで、その他の道路交通に関する 遵法意識も必ず芽生えるとするには飛躍が過ぎるように思える。 個人的には、罰則なしの着用努力義務を推進するより先に、 まずは講習を受講させるにも至ったブレーキ整備不良車や なぜか14項目に含まれない「無灯火」の撲滅を目的とした 取り組みを実践させることを優先して欲しいと思う。(2016.1.3) ▼愛媛では高校でもヘルメット(着用努力)義務化へ news.goo.ne.jp/article/sankei/region/sankei-rgn1507010046.html 規則とはいえ校則のようなもので(無視を繰り返せば内申には響くかもしれないが) 何らかの罰則があるというようなものではない規定。 ヘルメットをすれば頭部へのダメージは軽減されるが、 当然、交通法規を無視しても構わないという理屈にはならない。 ヘルメットよりも、全学校で独自の免許のようなもの、 または道路交通法に関する授業やテストを抜き打ちで行うなどしたほうが効果的に思える。 ↓ 似たような意見の方のブログ 「ヘルメット(着用努力)義務化への違和感」 ameblo.jp/murakatsu-lawoffice/entry-11992209806.html ↓ ◆ヘルメットと遵法意識の溝 www.cycling-ex.com/2015/07/helmet_kaburu_sonomaeni.html ヘルメット着用努力義務化の愛媛に実際に訪れた感想として「左側通行」を守ろうという雰囲気がない・・・と。 ヘルメットを着用すれば不思議と道交法を守るという効果があると期待していたとは思えないが、 事故抑止という面で言うなら不十分な対策であることは否めない。 年代や車種関係なく「ヘルメット」を免罪符として(軽微だと考えている)違反を繰り返すより、 「ノーヘル」でもしっかり安全に配慮して走行することが大切に思えるが、 「そんな理想論に期待するだけ無駄なので効果が分かりやすい方法を採ったに過ぎない」というところか。 赤切符乱発は現実的ではなく、警告票を増やしすぎれば注意の効果も薄れる。 指導人員を増やすのも難しい。地域活動にも限界がある。 やはりもっと根本的な部分から変化できなければならないだろう。 まだまだ「守って当たり前」にする道は遠い。 ●[栃木]免許返納者にヘルメットの配布 cyclist.sanspo.com/343340 事故を起こしていない人ならギリギリ分からなくもないが、 自動車の代替として自転車を薦めることは果たして正しい選択なのだろうかと考えてしまう。 ブレーキの踏み間違いのような認識力不足があるなら 電アシに限らず、一般車・ママチャリであっても 不確認での横断やブレーキを操作できない恐れもあるため危険に思える。 地域の高齢者乗車優先の乗り合いバスやタクシーの割引のような 車両を使わない選択が事故防止の観点から見れば最も安全だろう。 しかし、個人として自転車なら移動が多少楽でも徒歩では厳しいといった場合に、 体を動かさないことで余計に健康を害する恐れもあるので、 一概に自転車の使用を控えるべきと強くも言えない。 とにかく、速度がどれだけ遅くても「車両」として、 安全認識と恐怖感を持って走行して欲しいと思う。 ●[愛知]ひき逃げ事故を起こした「ヘルメットを被った男」 news.goo.ne.jp/article/tokaitv/nation/tokaitv-20190710-1729-90175.html ヘルメットを被った男…。 7月3日、常滑市保示町の交差点で道路を横断しようとした82歳の女性を 自転車ではねて大ケガをさせた上、そのまま逃げた疑いで逮捕されています。 救護義務違反で逃走するあたり、 やはりヘルメット着用で交通安全を意識する効果が期待できるとは言えない。 ●[大分]交通安全の勘違いと中身の不足 news.goo.ne.jp/article/oita/region/oita-7DC7B24E-9E2D-4AFE-AD81-20B609B6621D.html 同校周辺の道は狭く交通量が多い。 片道10キロ以上を通う生徒もおり、昨年度は26人が自転車事故に遭った。 毎年、安全点検や新入生を対象に安全運転講習をしているが、 事故はなかなか減らないという。 改めて問いたいのは 「年1回の安全点検」「新入生を対象に安全運転講習」で なぜ安全運転意識が身につくと思ったのかということ。 人間を染物か何かと勘違いしているのだろうか。 たった1回きり教えただけで遵法意識が芽生えるわけがないだろうと。 ヘルメット着用すれば確実に事故被害軽減できるという保証もないのだから、 事故被害を軽減ではなく、 事故そのものをゼロにするために、 (老若男女を対象にした国の制度として自転車免許制度の実現性はあまりにも難しいが) 学校単位ではそれほど難しというわけでもないとして 「学校独自の自転車免許制度」を採用して、 「その発行条件を相当厳しくする」などして、 「自転車通学自体を制限」し、 抜き打ちで取り締まりも行い、違反があれば「免停」として 自転車通学許可を休止するなどの 「実際に理解できるような違反へのリスク」を課すような 方法は考えられないのだろうか。 「スピードが出やすいスポーツタイプに乗っている生徒も多い」と ヘルメットの必要性を感じている。 では、なぜ「車種制限」をしないのか。 「直立姿勢のママチャリ型のみ許可」が前提でなければ 指導内容そのものを根本的に分ける必要すらある。 「どの学校でも着用が当たり前になれば抵抗感は薄れるはず」 他の都道府県から格好の「田舎ネタ」にされるということよりも、 実際に「家から出て学校に着くまでずっと着用しているかどうか」 「休日でも着用するかどうか」を徹底できるとも思えない。 それで着用を促すというのも無理がある。 もし生徒に義務化を強いるのであれば、 「教員と生徒の保護者"全て"」 「休日も含めて自転車ではヘルメット着用」 を強制するくらいでなければ着用多数など夢のまた夢で 有効ではないと断言する。 ●[香川]ヘルメットがあっても重大事故は起こる www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20190618/8030003915.html 18日朝、小豆島町の道路脇で町内に住む60代の男性が倒れているのが見つかり、 病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。 倒れていた場所の近くにはクロスバイクタイプの自転車やヘルメットなどが転がっていたほか、 近くのガードレールには何かがぶつかってこすれたような痕があるということで、 自転車で移動中にカーブを曲がりきれずにガードレールにぶつかり、 そのままガードレールを乗り越えて道路脇の斜面に倒れたとみて詳しいいきさつを調べています。 実際に被っていたかどうか定かではないが、 「持っていただけで実際に使っていたわけではない」とすれば無意味、 「実際に被っていたが事故に遭った場合でも」被害が十分に防げるとは言えない。 【ヘルメットがあれば速度を出しても問題ない】わけがないという事例。 対策は言うまでもないかもしれないが 「ヘルメットを過信しない(あくまでお守り程度と認識する)」 (公道レース中ではないのだから当たり前なのだが) 「速度を出し過ぎない」だけ。 全く書かれていないが、もし、 ブレーキ整備が十分ではなく壊れてしまっていたとすれば 最後に誰が整備していたのかということになるが・・・。 それでも、十分に速度を落として走行していれば 危険な状況に陥る前に停止できたはず。 ●[大分]ヘルメット着用で「事故が未然に防げる」??? www.47news.jp/3659763.html 18年度には、県立高生の自転車事故が計243件起きている。 そのうち約3割の76件で運転していた生徒が頭部を負傷。 18年1月には大分市内で、ヘルメットを着用していなかった高校3年の女子生徒が自転車通学中、 乗用車にはねられ頭を強く打ち、意識不明となる事故も起きた。 こうした状況を背景に、県教委は完全義務化を見据え6月から調査に乗り出した。 243件のうち「適切にブレーキ操作をしていれば」防げた事故は何件だろうか。 恐らく3割どころか9割近いのではと思われる。 「重大事故を未然に防ぐための取り組み。交通教室など啓発活動も進め、ヘルメットの有効性を広めたい」 ヘルメットを着用すれば重大事故を未然に防ぐために 「交通法規を遵守するような催眠効果」でもあるのだろうか。 いや、あるわけがない。 そもそもヘルメットに「事故を」「未然に防ぐ」効果など一切ない。 dictionary.goo.ne.jp/jn/211971/meaning/m0u/ み‐ぜん【未然】の意味 まだそうなっていないこと。まだそのことが起こらないこと。「事故を未然に防ぐ」 言い換えれば「ヘルメット(着用)で事故が起こらないように防ぐ(ことができる))」 と言っていることになるが、ありえない。 「重大」な事故を防止するという意味だったとしても不適切な表現。 「重大な事故"被害"を(軽減)防止する(効果に期待する)」と書いていなければならない。 少なくとも「被害や怪我など」の文言なしで「事故自体が起きない」という意味合いに捉えられるのは問題がある。 「被害を」「軽減する(かもしれない)」効果はある。 (反対にヘルメット着用による頚椎損傷の被害も存在するようだが、 ヘルメット推進派には余りにも都合が悪いので全く触れていなかったはず) まるで「ヘルメット着用には事故に遭わない効果がある」ように思い込ませ 優先的に守らなければならないような誘導はどうしても受け入れられない。 衝突して事故が起きて被害を軽減する前に、 まず「衝突しないように走行すること」が重要では? そのために「徐行」「一時停止」「左右確認」が最優先でなければならない。 そして、何よりも効果が極めて低いと言わざるを得ないのは 「交差点でも慎重な走行を心がけるであろう新入生や極少数の真面目な人」は 家から出て学校に着くまでヘルメットを被るはずだが、 「元々危険な状況に陥るような状態になりにくい」ので 暴走車に衝突されるようなことでもなければ無意味。 反対にブレーキ操作をまともにしないような 校則に従うメリットなど微塵も感じられないような 「問題走行が当たり前の輩」であれば、 殆どが「教師からの注意を避けるためだけ」に "学校付近でしか着用しない"ので、これもほぼ無意味。 ヘルメット着用になぜここまで夢を見ていられるのかといえば 「学校側としては交通教育に取り組んでいました」 「事故起こして被害に遭ってもそれはヘルメット被ってなかった人の責任です」 という「責任逃れがしたいだけ」というだけのような気がする。 その裏には 「まともな交通教育できるような時間を割く気もなければ、 そんなスキル自体が全くありません」と言っているようにも見える。 もし「国からの補助金やメーカーからの利益目当て」で ヘルメット着用を画策しているとすれば腐っているとしか言いようがないが・・・。 ■「行事としての交通教室」は 単なる"スタントショーとして"「その時の印象だけ」で 自分自身に起こり得る出来事として捉える効果が高いとは思えない。 自転車そのものへの興味も愛着もなく、 自身が使う"実際の走行路での危険性"と、 "事故のリスク"を想像できていなければ 交通ルールを守る意味があるなどと思えるはずもない。 ●[徳島]ヘルメットは万能ではない news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20191005-567-OYT1T50307.html 5日午後0時45分頃、徳島県阿波市土成町吉田の県道で、徳島市上八万町の医療機器販売会社社長、(個人名略)(65歳) が乗る自転車が転倒。 頭を強く打ち、約1時間40分後に搬送先の病院で死亡した。 阿波吉野川署の発表によると、現場は下り坂。 ロードバイクに乗り友人たちとツーリング中だった。 ヘルメットをかぶっていたという。目撃者は「急にふらついて転倒した」と話している。 ▼体調の問題? 自転車がいくら健康にいいといえども、「万全の体調管理」が行き届いていなければ 悲惨な結果を迎えることになってしまう。 ▼整備不良? 他の可能性としては・・・ 制動操作以前に、その他も含めて「整備が行き届いていなかった可能性」もあるが分からない。 ▼ペダル? 速度的に腰をサドルから落として足で停止できる状態であれば フラットペダルであれば助かった可能性もあるが、ペダルの種類も分からない。 ▼優先すべきこと しかし・・・こうして実際の転倒時に命を守ってくれないヘルメットとは何なんだろう。 一応は生存"確率"は上がるとしても、絶大な信頼を寄せて無謀な走行をしていれば本末転倒。 ウェアの一部でしかない道具に「お守り」以上の過度の期待をする前に、 当然のこととして「無理をしない」「速度を出し過ぎない」「十分な休息をとる」など まずは「特に年齢を考慮し出来る限りの体調管理をすることを最優先すべき」に思える。 ●[埼玉]素人参加の自転車競技での事故 cyclist.sanspo.com/316358 浮城のまち行田クリテリウム gicz.jp/open/gyouda04/ ヘルメットについては書いていないが JCF 競技規則「競技者の服装」にはヘルメット着用とあるので着用していたものと推定。 愛媛のように、 罰則なしだが着用努力義務が制定されているような地域もある(cyclist.sanspo.com/220615)が、 自転車ヘルメット着用で防いだ事故もあるとは思うが 「絶対安全神話に心酔してヘルメットをお守りとして速度を無闇に出すよりも、 ヘルメット非着用でも、速度を抑えて走行することを心がけるほうが安全」という観点から、 「ないよりはあった方がマシ」という程度のもので、 「ヘルメットを被っていればいかなる場合でも転倒しても安全」というわけでもないことを重要視すべきと考える。 正直ロードレースでも MTBのようにフルフィスに近いようなヘルメットとプロテクターを義務化すればいいのではと思うが ルールを管轄している軽装命の人達からすれば邪道極まりないのだろう。 速度偏重主義を極めると「命をかけることすら厭わない」ような執念まで芽生えてくるとすれば凄い競技だなとある意味感心する。 接触転倒での怪我の危険性があるとしても早く走りたいという欲望には抗えないのだろうか。 一般人は「レースで接触事故は起こり得るもの」として「リスクを減らす意味では参加しない」のが最良として、 基本的なこととして日常生活で自転車に乗るときには、 「速度を出し過ぎない」 「無理をしない」 「車線変更や横断時は後方をよく確認する」 「前後の車間距離を空け、並走をせず、側方もしっかりと空ける」 ということを心がけて欲しい。 しかし、反対に街乗りポタリングでも「パーツ交換は鋭利なものなどのない常識の範囲内で基本的に自由」の上で 「道交法重視」で(体育館のような閉塞コースではなく)実際の街中をコースとして 「(車道走行)速度上限25kmに設定」「どれだけ違反なく走行できたかを競う」ような 少しでもマナー向上を訴えかけるような「速度競技とは真逆の大会」を全国各地で開催すれば 一般の生活自転車への啓蒙活動にも直接繋がるので良い気もするが、そういう方向への感覚が全く育って現状では夢のような話か。 「交通法規遵守ポタリング」 但し「手信号/合図」は慣れない人に使わせると逆に危険になりかねないので禁止。 撤去進行中の「歩道の延長線上にある歩行者・自転車用の信号や横断帯」のある場所をコースから除外。 ●[宮城]条例制定でのマナー向上を画策 www.kahoku.co.jp/tohokunews/201811/20181114_11012.html ヘルメット着用などの努力義務に違反した場合の罰則規定はなく、販売店や学校の協力が着用率向上の鍵となりそうだ。 自転車やバイクなどを扱う早坂サイクル商会(青葉区)では、小中学生以外にヘルメットを購入する客はあまりいないという。 スポーツ車ユーザー(特にロードバイクやMTBなど)では、常用速度や競技内容的に着用が望ましいので分かるとして、 相変わらずズレていると思わざるを得ないが 一般用途でヘルメット着用に安全の理想像を思い描くのは違うだろうと。 そもそもまともに一時停止すら守る気がないような人達がヘルメット着用に応じるとは思えないし、 いくらヘルメット着用したところで、交差点を全く警戒しないような無謀運転を改める気がなければ 事故が減るわけもない。 保険に入ってれば事故が起きても問題ないとか、ヘルメットさえ被っていれば安心と言われても 事故を”防ぐ”ことが目的としては「方向違いにも程がある」として そういう方向での教育しかできないのであれば逆に「要らない」と言い切る。 ●谷垣氏が2年3か月ぶりに公の場 www.sankei.com/photo/story/news/181031/sty1810310011-n1.html 谷垣氏は平成28年7月の自転車事故で頸椎を損傷して以来、自宅療養を続けていた。 公の場に姿をみせるのは約2年3カ月ぶり。 事故当時の警視庁によれば内堀通りを左折時に、段差で転倒したらしいという話だったが、 当時の実際の事故状況も気になる。 自転車・自動車含め他の車両との車間距離が十分であったかどうか、 漫然運転で路面状況を含め曲がり角を見誤ったことも原因だったのかどうか、 装着していたであろうヘルメットを過信することなく事故を防ぐためにどう走行すべきだったのか、 自転車イベントにも顔を出して「自転車の安全走行について」 一般車/スポーツ車関係なく、自転車乗りの傍若無人な走行に警鐘を鳴らす意味でも 是非とも語って欲しいところ。 ●谷垣氏が自転車で転倒し重傷 www.huffingtonpost.jp/2016/07/19/tanigaki-injured-while-cycling_n_11077766.html 脊髄のケガで手術をしているとの報道もあり軽傷というわけでもないようだ。 恐らく着用していたであろうヘルメット。防げる怪我がある一方で「防げない事故」も当然ある。 今一度「安全」について考えてみる必要がありそうだ。 ▼段差で転倒か? jcc.jp/news/11172168/ 自民党・谷垣幹事長は16日、SPと2人でロードバイクでサイクリング中、内堀通りを左に曲がる時に一人で転倒した。 警視庁は段差で転んだのではないかとしている。 日本自転車普及協会によると段差は直角に入れば問題なくタイヤが乗れるが、斜めに入ると滑ってしまうことがある。 速度やグレーチングは無関係だったとして、 直接的には「走行位置(侵入角度)」が甘かった原因として「緊張感のない漫然運転が事故を誘発した」と考えるのが自然とはいえ、 間接的には「タイヤの細さ」が原因で「安定性を失いやすい状況」だったと考えるべきだろうか。 結果論で言えば 「ビーチクルーザー」や「ファットバイク」のような太いタイヤで走行していれば今回のような事故は起こらなかったはず。 そういう意味でも、「太タイヤ」の自転車はもっと注目されてもいいように思える。 一方、子乗せの電動アシストでも既に太めのタイヤが標準化されていて安定性に役立っていても特に注目もされず、 一般的やママチャリを買うようなユーザーは太いタイヤかどうかを気にすることよりも単に値段が安いかどうかを重視され、 軽く早く乗りたいというユーザーは漕ぎまで重くなる太いタイヤなんてありえないということで敬遠されがちな 今の状況を変化させるのは並大抵のことではないのもまた確か。 ▼段差の敷設そのものは社会的な役割として仕方がない www.city.yokohama.lg.jp/doro/qa/shisetsu/005.html Q:歩道と車道の段差をなくしてください A:車いす利用者やベビーカーを押している人にとっては、段差は限りなく"ゼロ"に近いことが望ましいでしょうが、 視覚障害者の方は、この2cmの段差を白杖や靴の裏で感じることによって、歩道と車道の区別をしているのです。 また、車道の排水が歩道に入ってこないための機能も持っています。 この2cmの段差は視覚障害者の方や車いす利用者のみなさんの双方からご意見を聞いて決めています。 更に、転倒しやすい状況や環境「雨天時、砂や葉っぱが道路上に多い」といったことも適格に判断し、 走行位置や速度、侵入角度を余裕をもって保つことができるようになることも 自転車走行時には求められる。 2021.12.26 ●ヘルメット着用に関する内容と「事故"ゼロ"最優先の観点」不足の問題 2021.11.21 ●[石川]ヘルメット優先主義に嵌ることは安全意識が歪むことに等しい 〃 ●[高知]生徒がヘルメット着用を呼びかけ? 2021.11.07 ●ヘルメット着用を「違反者に罰則のある」義務化にしたオーストラリアは・・・ 〃 ●[大阪]ヘルメットに夢を見過ぎ 2021.09.05 ●[愛知]高齢者の75%が自転車ヘルメットを着用せず、●[群馬]事故を"防ぐ"よりも"被害軽減"が優先らしい 2021.08.08 ●[高知]高校でヘルメット着用推進の意見交換 2021.07.11 ●ヘルメット着用しなければ重症の可能性?~法令遵守の観点の欠落~ 2021.07.11 ◆自転車でも事故に備えてプロテクターという選択肢 2021.07.11 ◆「なぜ自転車はヘルメット着用が法的に"罰則のある"義務化されていないのか」への答え 2021.07.04 ●「ヘルメット着用で擦り傷で済んだ」だけでは「事故検証不足」 2021.07.04 ●ヘルメット着用推奨も過ぎれば「大きなお世話」になる 2021.06.13 ▼[群馬]「ヘルメット着用してたので助かった」を検証(徐行義務違反の可能性?) 2021.06.13 ●[群馬]クラウドファンディングで生徒のヘルメット費用捻出・・・、●[島根]ヘルメット購入に補助金 2021.06.06 序文追加、●[愛知]相変わらずヘルメットに絶大な信頼を置き、事故"防止"観点は何処へやら 2021.06.06 ●[高知]ヘルメット購入に補助金を撒くよりもっと大切で意味のあることに気付いていない 2021.05.23 ●[山形]事故を"防ぐ"ことは重要ではないようだ 2021.04.25 ●(子供車)ヘルメット着用でも意識不明の重体 2021.04.18 ●本来の目的を見失っている例 2021.04.04 ●[群馬]県教育委員会は指導方法に問題があることに気付いていない 2021.02.21 ●ヘルメット着用でも毎年死者数が居るというデータ 2021.01.10 ●医療現場への負担を減らすためにヘルメット着用優先? 2021.01.10 ●[埼玉]高齢者のスポーツ自転車での死亡事故 2020.10.25 ●[大阪]ヘルメット着用を促すも違和感が拭えず 2020.10.25 ●[愛知]トライアスロン大会中に正面衝突で意識不明の重体 2020.06.21 ●「ヘルメットがあったから助かった」と「ヘルメット着用でも助からなかったと思われる事故」 2020.05.17 ●交通ルールはどこへやら 2020.04.19 各ページから情報を集約しUP ────────────────────── 2020.03.29 ●ヘルメット絶対主義的な対応への疑問 2019.10.13 ●ヘルメットは万能ではない 2019.07.14 ●[愛知]ひき逃げ事故を起こした「ヘルメットを被った男」 2019.07.07 ●[大分]交通安全の勘違いと中身の不足 2019.06.23 ●[香川]ヘルメットがあっても重大事故は起こる 2019.06.16 ●[大分]ヘルメット着用で事故が「未然に防げる」??? 2019.05.12 ●[群馬]高校2校でのヘルメット着用実験結果から見る別の考え方 2019.04.28 ●ヘルメット優先の疑問、 2019.03.03 ●子供にはヘルメット着用を促すも保護者は積極的に被らない理由 2018.12.30 ●[群馬]高校でヘルメット着用モニター 2018.11.04 ●谷垣氏が2年3か月ぶりに公の場 2018.10.07 ●一般車とスポーツ自転車のヘルメットの意義の違い 2017.07.02 ●年齢とヘルメット着用差 2017.07.02 ●[栃木]免許返納者にヘルメットの配布 2016.07.31 ●谷垣氏が自転車で転倒し重傷
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