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SP限界突破バグ(別名:器用バグ) TOSラタトスクの騎士で発生するバグ。モンスターの器用を5000以上にして変化させると発生。利益の方が大きいバグ。 症状としては、レベル1、かつ薬草未使用時において、SP(スキルポイント)が文字通り、100を突破してしまう。 スキル無しの器用カンストならSP205になる。(一部は204が上限) 上記条件の時、上限値はそのままのため、SP:205/205という凄まじい状態になる。 レベルを上げたり、サフラン以下、薬草を使うと戻るが、この時に事前にスキルをつけると、装備されたままになる。 一方、上限値は99に低下。つまり、上記の205ポイント全て使うとスキルポイント欄は205/99というHP増加したリーガルを超える数値に。 しかし、スキルを外そうとすると、消費SPが上限より下にならないと外せないという仕様により、外せなくなる。 つまり、205/99からたった一個外して99以下にしないと外せない。105とかならいけるが120以上はどうやってもSP的に無理。だってSPの最高消費量19だし。 ちなみにモンスターを変化させると解除される。だって強制的にスキル外れるから。 インプやアウェイクナーを使うと変化の能力低下が比較的軽いため発見しやすい。エッジウォーカー着けるのもアリ。
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《Pestilence Rats》 #whisper 疫病ネズミ/Plague Ratsに続く、第2の病原菌媒体ネズミ。 タフネスが3で固定になり、また場にいる全てのネズミをパワーにカウントする。 あらゆるネズミをカウントできることや最初からタフネスが3あるという面などから、総合的には疫病ネズミ/Plague Ratsよりも優秀なクリーチャーであろう。 特にネズミデッキを組む場合はこちらの方が大きくなりやすいため便利。 しかし、これは当時の基本火力である稲妻/Lightning Boltで必ず破壊されてしまう分、除去耐性は向こうの方が一枚上手と言えるかもしれない。 ネズミの大群/Swarm of Ratsの上位種と言っても良いかもしれない。パワーもこちらの方が大きくなりやすい。 自分自身は数えないので、パワーが0のままということもありえるのでそこだけは注意が必要。 場に出ているすべてのネズミを数えるので、ミラーマッチならパワーがやばいことに。そうそう滅多に起こる事態ではないが。 参考 カード個別評価:アイスエイジブロック
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860: 名無しさん(ザコ) :2017/12/11(月) 17 36 45 ID SkM5omjg0 バビ(機動戦士ガンダムSEEDDESTINY) ザフトの可変MS。ラクスに成りすましているミーアにラクスが成り済ましてシャトルを奪った際、 追撃のため出撃したりしていた。 MS形態とMA形態に変形可能なのだが、どちらの形態でも空適応A、更にMS形態の方が 火力も運動性も高いので、基本的にはMS形態のままで良い。 ただし、MS形態では移動後に一切の攻撃ができないため、移動する時だけはMA形態になった方が、 位置取り能力的には正解となる(MA形態でのみ、射程1-2Pの武装が使えるようになる)。 また、どちらの形態でも地上適応は低いorないので、地形を特に選ばず配置できるのは利点と言えば利点か。 ちなみに宇宙適応は共に「-」なので、宇宙での戦闘には連れていけない点に注意。 武装は全て有射程タイプで、MS形態で使用できる最大火力のアルドールは、威力1700射程2-4消費20と結構優秀。 一方でENは無改造90と低いため、強化パーツや補給装置でフォローしてやらないと、すぐに息切れを起こす。 EN回復地形があったらそこに置いて(浮かせて)やると、いくらか使い易くなるだろう。 隣接されると戦力(火力)が大きく低下するので、周りに壁を用意してやるのがベスト。敵として登場する機会の方が 多いだろうから、遭遇したら存分に弱点を突いてやると良い。
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レベル1 スチーム・ミスト:補助呪文 アシッド・タッチ:補助呪文/単体攻撃呪文 リダクション・タッチ:補助呪文/単体攻撃呪文 レベル3 レジスト・スチーム:対抗呪文 ボイル:補助呪文 スチーム・ショット:単体攻撃呪文 レベル6 スチーム・ブラインド:壁呪文 アシッド・シャワー:全体攻撃呪文 レベル10 エンチャンテッド・スチーム:付与呪文 レベル15 ディジェスト・プロテイン:範囲攻撃呪文 レベル23 コロジオン:単体攻撃呪文 レベル35 オートクレーブ:範囲攻撃呪文 レベル51 アシッド・レイン:範囲攻撃呪文 スチーム・タービン:範囲攻撃呪文 レベル86 ディソルーション:単体攻撃呪文 スチーム・エクスプロージョン:範囲攻撃呪文 レベル134 アシッドミスト 全体攻撃呪文 フォースド・エバポレーション 単体攻撃呪文 レベル197 グリーンハウス・エフェクト 付与呪文 必要ボーナスポイント10 灼魔法 概要 取得条件 水魔法Lv4 + 火魔法Lv4 +(器用値 +【連携】Lv=20以上)クリア後関連2系統の魔法技能の呪文を連続使用する事で取得可能になる。 必要BP 3 派生属性。 呪文リスト スチーム・ミスト 種類 :補助呪文 Lv. 1 初登場 -話 範囲 そこそこ広 消費MP 小 備考 霧を発生させる呪文。視野を完全には奪うに至らないが、効果は高い。 アシッド・タッチ 種類 :補助/単体攻撃呪文 Lv. 1 初登場 -話 範囲 極狭 消費MP 微~小 備考 対象を酸化反応させる呪文。僅かだがダメージ判定があり、継続ダメージの方が大きい。 リダクション・タッチ 種類 :補助/単体攻撃呪文 Lv. 1 初登場 -話 範囲 極狭 消費MP 微~小 備考 対象を還元反応させる呪文。僅かだがダメージ判定があり、継続ダメージの方が大きい。 レジスト・スチーム 種類 対抗呪文 Lv. 3 初登場 -話 範囲 そこそこ 消費MP 小 備考 灼属性の攻撃によるダメージを減らし、状態異常発生確率を低下させる呪文。完全に防ぎきる事が出来る訳ではないので注意。 ボイル 種類 補助呪文 Lv. 3 初登場 -話 範囲 極狭 消費MP 小 備考 水を一瞬のうちに沸騰させる呪文。別名、瞬間湯沸かし器。リキッド・ウォーターと併せて、うどん茹で放題。蕎麦派なのでファーマー系生産職には頑張っていただきたい。範囲は極狭い。消費MPは基本で小。水の量によって消費MPは変動する。 スチーム・ショット 種類 単体攻撃呪文 Lv. 3 初登場 -話 範囲 短 消費MP 小 備考 水蒸気の塊をぶつける事によりダメージを与える呪文射程が短いがダメージは大きい。対象に行動キャンセルが起きる可能性がある。 スチーム・ブラインド 種類 壁呪文 Lv. 6 初登場 -話 範囲 そこそこ 消費MP 中 備考 蒸気の壁を作り出す呪文。通り抜ける事は容易だが、通過時に与えるダメージは大きい。魔物が通り抜けてくる可能性が高く時間稼ぎに使い難い。壁、というよりもダメージを与える事を優先で考えるべき。 アシッド・シャワー 種類 全体攻撃呪文 Lv. 6 初登場 -話 範囲 そこそこ広 消費MP 中 備考 酸の雨による全体攻撃呪文。与えるダメージはスチーム・ショットよりかなり低いが継続ダメージがある。嫌がらせみたいな呪文だが効果は高い。 エンチャンテッド・スチーム 種類 付与呪文 Lv. 10 初登場 -話 範囲 そこそこ 消費MP 小 備考 対象全体に灼属性を付与する呪文。エンチャンテッド・ウェポンの灼属性版。 ディジェスト・プロテイン 種類 範囲攻撃呪文 Lv. 15 初登場 -話 範囲 そこそこ 消費MP 大 備考 一定範囲の肉を蝕みダメージを与え続ける呪文。指定範囲は動かす事が出来ない。生物でないと効果はないが、与えるダメージは大きい。使い勝手は良いとは言えないが、工夫したら効果は絶大。 コロジオン 種類 単体攻撃呪文 Lv. 23 初登場 -話 範囲 そこそこ 消費MP 大 備考 攻撃対象を腐食させる呪文。意外な魔物に有効だったりする。アンデッドには効果が無い。相手を選ぶ呪文であり、選択が難しい。射程はそこそこで命中率もそこそこである。 オートクレーブ 種類 範囲攻撃呪文 Lv. 35 初登場 435話 範囲 - 消費MP - 備考 一定空間を高圧水蒸気で満たす呪文か。圧力鍋のイメージですな。市販のオートクレーブ装置って加圧でも減圧でも使うと思うのですが。 アシッド・レイン 種類 全体攻撃呪文 Lv. 51 初登場 524話 範囲 - 消費MP - 備考 アシッド・シャワーの強化版 スチーム・タービン 種類 範囲攻撃呪文 Lv. 51 初登場 524話 範囲 - 消費MP - 備考 対象を高圧水蒸気の渦で攻撃する呪文。トルネードと使い方は一緒か。動きが遅い相手には良さそうだが、使い難そうなんだよな、この呪文。 ブレビー 種類 範囲攻撃呪文 Lv. 70(専門) 初登場 996話 範囲 - 消費MP - 備考 沸騰液体膨張蒸気爆発通常のLv.86呪文スチーム・エクスプロージョンとの棲み分け不明。こちらがただの水以外の毒物、劇物も適用可能ならば棲み分けあり? ディソルーション 種類 単体攻撃呪文 Lv. 86 初登場 703話 範囲 接触 消費MP - 備考 接触型の溶解呪文。肉をも溶かすとか、エフェクトも見てて実にエグい。残酷!ダメージに大きな期待は出来ないが、ダメージを継続で与え続ける所がいい。さらにかなりの痛みを伴うようで、その間特殊能力の阻害が発生することもある スチーム・エクスプロージョン 種類 範囲攻撃呪文 Lv. 86 初登場 703話 範囲 - 消費MP - 備考 水蒸気爆発そのものだ!エフェクトも中々派手だが与えているダメージがいい。相手によっては過剰火力になるけど。射程がもうちょっとあれば文句無しです。 アシッドミスト 種類 全体攻撃呪文 Lv. 134 初登場 910話 範囲 - 消費MP - 備考 アシッド・シャワー、アシッド・レインの上位だ。視界を悪化させる効果もあり? フォースド・エバポレーション 種類 単体攻撃呪文 Lv. 134 初登場 910話 範囲 接触? 消費MP - 備考 詳しい説明はないが、接触型の単体攻撃呪文と呪文融合で詰め合わせにしている。血を沸騰させているのか? グリーンハウス・エフェクト 種類 付与呪文 Lv. 197 初登場 1091話 範囲 広 消費MP - 備考 必要ボーナスポイント 10広範囲を一時的に温室効果が伴う環境に変化させ【灼魔法】の効果を増幅させる。この呪文単体ではダメージは無い。しかし長期戦になればなるほど強力な効果を発揮する。
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にとり3 11スレ目 318 に「おーい、にんげーん!」 自「もう人間はやめてくれないか」 に「つい癖でね、あはは」 自「それがお弁当?」 に「ふっふっふ、私の愛のこもった手作り弁当を堪能しろい!」 自「これは…、きゅうり!これも…、きゅうり!」 に「じゃあこれは?」 自「きゅうり!」 に「ちゃんとスライスしてあるだろー、ちゃんと見ろー」 自「あ、あぁ…」 に「嫌い?」 自「好きだよ(キリッ」 に「じゃあ食べよう。いっただっきまーす」 しゃく… しゃくしゃく… しゃく… しゃくしゃく… しゃく… しゃく… しゃくしゃく… しゃく… しゃくしゃく… 自「ハァー…ハァー…(シャク…」 に「なにハァハァ言ってんの?さては私にヨクジョーしてるな!こいつぅ~w」 自「ハァー…ハァー…(シャクシャク…」 に「なんでブルブルしだしてんの?平気か?」 自「…あ、あぁ、!全然平気だぜ!?いやぁにとりの手作り弁当最高だぜ!」 に「そ、そうか!明日も頑張って作ってくるな!あはははは☆」 自「…」 ─────────────────────────────────────────────────────────── 12スレ目 992 人生の盟友にならないか? ─────────────────────────────────────────────────────────── うpろだ1052 「ただいまー……あれ?」 戸を開けて家の中に入る。 もう外は暗くなってきたが、灯りがついていない。 入り口の横にあるスイッチで電灯を点ける。 ……一応言っておくが、ここは幻想郷だ。 外の世界から迷い込んで、この川縁の小屋で一人暮らしをしていた頃は、 こんな文明的な設備はなかった。 きっかけは、ある日川上から流れてきた少女を助けたことだった。 彼女―河城にとりという名の河童だと自ら名乗ったが、脚がつってうっかり流されたという時点で大いにうそ臭い。 ともかく、助けてもらった礼だと言って、にとりは我が家の文明レベルを数日かけて格段に引き上げた。 今では水力発電で動力を供給された機械たちがひしめいている。 「いいっていいって、だって友達でしょ?」 感心しつつ、あべこべに礼を言う俺に彼女はそう答えたものだ。 それから、外の世界の機械の話(半分くらいはフィクションなのだが、ちゃんと伝わったろうか?)をしたりしている内に だんだん仲良くなって、いつのまにかにとりはこの家にいついていた。 「気にしない気にしない、だって友達じゃない!」 帰らなくていいのか、と尋ねる俺に彼女はそう言ったものだ。 で、帰ってきてみるといるはずのにとりがいない。 特に出かけるという話もなかったのだが。 ついに家に帰ったのだろうか?あるのかどうかも知らないが。 (……ん?) 部屋の隅に、見慣れた水色のスカートの裾だけが見える。 あのポケットは間違いない。 問題は、それが空中に浮いていることだ。 (ははあ、これが例の……) 声には出さず、心の中で納得する。以前ちらっと話していた、光学迷彩というやつなのだろう。 どうやら俺を驚かせてやろうというつもりらしいが、服の裾だけが隠れていないのでばればれだ。 それならこっちにも考えがある。 「あー、にとりいないのか……せっかく農家の手伝いして、いいキュウリもらってきたのになー」 棒読みだが、キュウリをもらってきたのは本当だ。 持っていたざるをこれ見よがしに机に置く。 服の裾がぴくりと動いた。 「一緒に食べたかったんだけどしょうがない、一人で食べるか」 さらに大きく動く。 飛び出さないのはさすがだが、それでも実にわかりやすい。 「……やっぱり待つか」 食べるふりまでしてみようかと思っていたが、 何だか気の毒になってきたのでやめた。 だいぶ時間が過ぎた。にとりはまだ動かない。 出るタイミングを失っているらしいが、それは俺も同じだ。 実は最初から見えてた、と言ってしまえばそれでいいはずなのだが、 どうにもこちらからは言い出しづらくなっている。 なので、少し思い切って誘いをかけてみることにした。 「にとり帰ってこないな……もしかして、俺に愛想つかして出て行ったのかな……」 ―反応は、ない。 「友達だって言ってたのになあ……でも仕方ないよな、あきらめるか、寂しくなるな……」 ―やはり反応はない……かと思ったが。 「すん……ぐすっ…………ううっ……」 何もない(ように見える)空間からすすり泣く声が聞こえてくる。 しまった。やりすぎたか。 「……あー、にとり?」 「ぐずっ……ふぇ?な、何で私がここにいるって……」 「いや、実は帰ってきたときからそこにいるってわかってたんだけど……」 「………………ええっ?」 一瞬の沈黙。そして。 「―どうしてもっと早く言ってくれなかったのさーっ!?」 なんで俺が怒られるのか。そもそも最初に隠れていたのはお前の方じゃないのか。 泣かせてしまった時点でそういう突っ込みはできない。 「……ごめんなさい」 俺は素直に謝ることにした。 にとりは、涙の跡もそのままにぽりぽりとキュウリをかじっている。 もう光学迷彩スーツは着ていない。 半分ずつ食べようと思っていたキュウリだが、一本だけもらって後はにとりにやることにした。 そのかいあって、なんとか落ち着いてくれたようだ。 「ねえ、○○」 「ん?」 キュウリを食べる手を止め、にとりが声をかけてくる。 「もし私が急にいなくなったら、○○は私のことなんか忘れちゃう?」 普段あまり見ない真剣な目でこちらを見つめながら問いかけてきた。 「この間も一人の時、前に○○から聞いた『頭につけて空を飛ぶプロペラ』作って、 試しに使ってみたら制御不能で遠くまで飛ばされちゃったんだ。 何とか○○が帰るまでに戻ってこれたけど」 制御する手前まではできたんだ。実物は外の世界にもないのに ……いや、問題はそこじゃない。そんなことがあったとは。 「もし戻って来れないくらい遠くに行ったりしたら、 ○○はもう私の友達でいてくれないかな?」 さっき俺が何気なく言った一言は、思った以上ににとりを不安にさせていたらしい。 想像してみる。 ある日突然にとりがいなくなって、光学迷彩で隠れてるわけでもなくて、いつまで経っても戻ってこなかったら。 機械好きで、明るいけどちょっと引っ込み思案で、でも人懐っこいにとり。 改めて考えてみると、にとりがいない暮らしなんてもう考えられないと気付く。 「……いや、探しに出かけるよ。どこまでも探しに行く」 俺の答えに、にとりはほっとしたようだ。 だが、気付かされたことはそれだけじゃない。 「でも友達だからじゃなくて」 しっかりと目を見つめて、口を開く。 「にとりのことが好きだからだ」 ……言ってしまった。 にとりは一瞬意味が飲み込めなかったようだが、 やがて顔を真っ赤にしてうつむいてしまった。 「…………で、でも……私、河童だよ?人間じゃないんだよ?」 消え入りそうな声で、にとりが言う。 「正直今でも俺の中の河童のイメージとお前が結びつかないけど、 お前が人間じゃなくても関係ない」 「河童と人間は友達だから、一緒にいられるけど…… それ以上の関係になっても、一緒にいていいの? それ以上の関係になっていいの? 私なんかで本当にいいの?」 堰を切ったようにまくし立ててくる。 「いいとか、悪いとかじゃない。 にとりを愛してるんだ。 ……でも、もし迷惑なら」 ここまで言って、急に不安になってきた俺の言葉をさえぎるように、 にとりは俺の側に来た。 「……迷惑なんかじゃないよ」 ぎゅっと俺の身体に腕を回して抱きついてくる。 「私も、○○のこと好きだから。 ずっと、ずっと前から好きだから」 安心したような顔で、俺の胸に顔を埋めているにとり。 俺もその背中に手を回して抱きしめる。 やがてどちらからともなく、唇を合わせた。 ほのかなキュウリの味と、甘いにとりの味がした。 ─────────────────────────────────────────────────────────── うpろだ1122 がちゃがちゃと、家の鍵を弄くる音がした 白黒なら問答無用で吹っ飛ばしているだろう 合鍵を渡すよな関係の奴は居ない この世界でピッキングが出来る奴を探してみたが、誰も思い浮かばなかった 「おー、噂どおりだな」 きしんだ音を立てて開かれた我が家のドア そこから現れた緑色の帽子、水色の服 ああ、そういえばこいつがいたな、と思い出したように 「○○ーげんき?」 「にとり・・・喉の上?鼻の奥?が痛い」 布団に寝ている俺を見て元気?など、見れば解るだろうと突っ込みたいが残念ながらそんな気力も無い 「風邪を治す機械は無いのか」 「あはは、医療系は苦手でね・・・きゅうり食べる?」 ポケットから取り出された緑の棒状の野菜 程よく人肌に温まったきゅうりなど食べる気にはならない 「遠慮しとく・・・それで、何用だ?」 「盟友が風邪ひいて寝込んでるって噂を聞いてね、これは見舞いに行かないわけにはいかないでしょーと思い・・・」 「・・・ありがとな」 気持ちは嬉しい こういうときに他人の優しさはすごく、沁みる 「洗濯物とかいろいろやっとくからさ、ゆっくり寝ててよ」 「あー、ありがとう・・・お言葉に甘える」 既にまどろんだよな意識だったからか すんなりと、意識を手放し、眠りに落ちた 「よっし、やっぱり男一人暮らしは宜しくないね」 埃のたまった部屋、ろくに整理されて無い衣類 ある程度片付け終わって、一息ついた 「・・・○○」 寝室に行ってみると、熟睡していた 上下する胸、微かに聞こえる寝息、苦しそうな表情 「人間は難儀だねぇ、風邪一つでこんなに」 今一瞬、悪い考えが頭をよぎった これなら、何をしても起きないんじゃないか、と 「だ、駄目駄目!○○は病気で床に臥せっているのにそんな破廉恥な事を私は」 ○○の唇、自然と目が行ったそこは、乾いていて 「く、唇割れると痛いもんねっ!」 相当苦しい言い訳をして 彼に、覆いかぶさった 翌日 「にーとーり、風邪引いたって?」 まさか、人間の風邪が移るとはおもわなんだ 反対に○○は完全に調子を取り戻したらしく、ぴんぴんしている 「○○・・・これは絶対あんたの風邪だね」 「人に移すと治るって、本当らしいな」 ○○は笑っているが、片手にはきゅうりの入った袋、なんとも嬉しい見舞いの品か 「治してやろうか?」 「・・・え?」 「お前が俺にしたことを、お前にしてやれば治るんじゃねー?」 熱があったのは認める、確かに顔は赤かったかもしれない だが、一瞬で身体ごと、かぁっ、っと熱くなった 「あ、うぁ、うえあ」 「その反応だと、やっぱり夢じゃなかったのか」 どうやら墓穴を掘ったらしい 墓穴でもいいから、穴があったら入りたい 「○、○・・・んぅっ」 もう身体が熱る原因が風邪なのか○○なのか わたしの上手くまわらない頭では、何がなんだかわからなくなっていた ─────────────────────────────────────────────────────────── うpろだ1183 私が○○に会う事が出来たのは、それから少したってからだった からんころん、店のドアを開けると可愛らしい鐘の音が鳴った 「いらっしゃ・・・」 「やぁ○○、久方ぶりだね」 彼は相当驚いたらしい、目をヤモリのように丸くしていた 「にとり・・・何度か天狗の山まで行ったんだが」 「うん、椛に聞いたよ、ごめんね留守にしてて」 嘘、彼が来るたびに、隠れて、逃げて そのたびに椛に心配をさせてしまった 何となく、会う気になれなかったんだ 「いやぁ良かった、てっきり避けられてるのかと思ってたぜ」 やはり、彼は勘がいい 只者ではないと思っていたが、変な所で勘が働く 「そ、そんなわけ無いよ!それより、椛とはどう?」 「ん?ああ・・・うん、いい奴だよな、このあいだ菓子をやったときなんか尻尾振ってたよ」 「あはは、可愛いでしょ?耳なんかピコピコさせて」 「ああ、確かに可愛いよなぁ」 じくじくと、胸が痛んだ 彼が椛を可愛いといったのが、苦しい 自分で話しを振っておいて、しかもそんな些細な事で 嫌だな、私は 「それじゃあ・・・」 「おいおい、もうちょっとゆっくりしていけよ」 「そうしたいのは山々なんだけど・・・巫女さんにお茶に誘われてるから」 「そ、そうか・・・それなら」 「それで、こんなにお菓子を貰ってきたわけね」 「あはは、流石に多いよね」 縁側に腰掛けて、霊夢と二人、茶を飲む 今日は白黒はいないらしく、実に静かだ 「・・・それで、何か話したい事があるからきたんでしょ?」 「うぁ、さすが巫女さん、鋭いっすね」 きっと読心術でも使えるのだろう もしくは妖怪の考えなどお見通しなのかもしれない 「まだ日は浅いけどさ・・・友達でしょ?」 ぎしり、と音を立てて、停止した しこうと、肉体と、心が 「あ、う、ぁ・・・うぁぁぁ」 零れ出る涙、勝手に出てくる、止められない 「ちょ、ちょ、何で泣くのよっ!?ああもう、ほら、よしよし」 「れい、む、ごめ、ひぐ、うぇぇぇん」 霊夢は優しく、抱きしめてくれた 背中をさすってもらって、凄く安心して、また泣いてしまった 「・・・落ち着いたみたいね」 「う、うん・・・ごめん・・・ありがとう」 ひとしきり泣いて、すっきりしたらしく、だいぶ落ち着きを取り戻した にとりがいきなり泣き出した理由は・・・まぁ私のクサイ台詞に原因が無いとも言い切れない 「さて、落ち着いた所で・・・話してみてよ」 かくかく、しかじか~少女悩み相談中~ つまり、友達と○○が話しているところを見て嫌な気分になった自分が嫌 それが気まずくて○○と会えなかった 嫉妬した相手、その友達は自分が悩んでいるときに優しく相談に乗ってくれた それが余計に辛い ってことね(説明口調 「・・・私って、こんなに嫌な妖怪だったんだなぁ」 「んー、別に、それは人間だって妖怪だって、もともと、誰でも持っている感情よ」 「・・・そう、かな」 「私だって、貴方だって、魔理沙だって、その○○だって、誰かを好きになって、悩んだり、嫉妬したり、泣いちゃったり そういうモンなのよ、色恋沙汰ってのは。それにあんたは、そういう黒い感情を、ちゃんとコントロールできたし、罪悪感も持ってるでしょう」 そう、そういう感情をコントロールできなかったり、抑えるつもりが無かったり そうすると、どっかの皆が大好きなヤンデレとかになっちゃうわけでしょう 「ねぇにとり、ってとりばやく陰鬱な気分を吹き飛ばす方法を教えてあげるわ」 これが成功したら、悩みなんか忘れちゃうはずよ 「そそそ、そんなこと」 「大丈夫、私の読みがあっていれば・・・」 きゃぁきゃあと、修学旅行のように騒がしい縁側 それを少し離れた所から見ている影ひとつ その名も八雲紫、茶菓子を求めてきたのだが・・・ 「若いって・・・いいわねぇ」 何となく輪に入れなかったのであった 「たたたたのもー!」 乱暴に開けられた店のドア 鐘の音はならず、がちゃんという金属音がしただけだった 「にとり?・・・どうした」 「○○っ!貴方に決闘を申し込む!!」 「・・・は?」 にとりの言っている事が理解できず、処理落ちした いやちょっとまて、決闘と言ったか つまり・・・妖怪と戦え、と 「ふふふ、安心して、勝負の内容は・・・SUMOUよっ!」 嗚呼、少し会わない間ににとりはアホの子宜しく駄目な子になってしまっていたんだな 「・・・何か考えがあっての事か?」 「うん・・・だからこの勝負、受けて欲しい」 真剣な眼差し 目は赤くはれている、一目瞭然、ついさっきまで泣いていた奴の顔だ しかし、清々しい顔をしている 腹を括ったという感じの 「・・・解った、裏に行こうか」 何か知らんが、俺もにとりの覚悟に失礼のないように、腹を括って、全力を出そう 店の裏、ちょっと行くと広い空き地がある、まるで公園のような感じだ にとりは長靴を脱いではだしになり、レインコートも脱いだ 「・・・レインコートの下はスクール水着(旧式)だと期待してたのに」 「この勝負で勝てば、着てもいいよ」 下は普通の服だった、正直今年一番の残念賞だ 枝でがりがりと、地面に線をひき、土俵を作った 「・・・先月ぐらいの事なのに、ずっと昔のように感じるね」 「ああ、出会ったときが、こうだったな」 「負けたほうが」 「勝った方の言う事を聞く」 あの時と一緒だ だが、何となく勝てない気がする 「はっけよーい」 「「のこった!!」」 前と変わらない、何もさせない、突っ込んで吹っ飛ばして、終わり そう考えていたとき、ごごご、という地鳴りのような音に気付いた 「・・・え?」 水符「河童の幻想大瀑布」 「な――」 目の前にはドデカイ水、いや滝、いや、激流 だがそれは 「幻―」 水が偽者だとわかったときには、にとりの姿はなかった 「え?あいつ、どこに」 土俵の中にはその姿を見る事が、出来ない そのとき、俺は倒れた 何が起こったのかわからんが、いきなり倒れた 足を引っ張られたか、足払いでもされたか、そんな感じだったと思う 何もないと思っていたところから、すぅっとにとりが現れた 「なっ!?」 「えへへ、オプティカルカモフラージュ」 参った、正直河童の化学を舐めてた いまなら 河童の科学は世界一ィィィィィィ!!とでもいえる 「はぁ・・・それで・・・俺は何をすればいい?」 ○○さんは土俵に胡坐をかいて、私の言う事、を待っている 「はい、ではそのまま聞いていてください」 「・・・」 良いにとり?振られてもね、いわないと、こうかいするしかないのよ 言えばよかった後悔より、言っての後悔、さぁ言って来い! 霊夢さん・・・ありがとう、私は言うよ、言いたいから 「○○さん・・・・・・もし、良かったら・・・・・・私とお付き合いしてください!」 言ったぞ、言ったよ、言っちゃったよ ああ、なんていい気分、まだ返事も貰ってないのに、何かを終わらせた達成感 さぁ来い、今ならきっと、頑張れる だから、どっちでもいい、あなたの素直な気持ちが聞きたい 「にとり・・・俺はさ、元々天狗の友達が欲しかった。というか妖怪の友達が欲しくて思いついたのが天狗だっただけなんだけどな まぁ結果河童の友達が出来て、天狗のダチも出来て・・・正直嬉しかったよ」 彼は、こっちに来てあまり知り合いが出来なかったと言っていた、私とおなじだったのかもしれない 「それでだな・・・ええと・・・好きでもない奴のところに、しかも片道何十分もかかって、わざわざ行かないって」 「え?・・・それは、どういう」 「・・・俺も、いつの間にかお前のこと好きになってた、会えなくて寂しかったし・・・好きだにとり」 ぼそっと、恥ずかしそうに、最後に付け足された言葉、それだけで 「あ、う、あ・・・うぁ」 ぶしゅう、と音を立てて、頭から煙が出た 頭が真っ白になった 「告白すれば、悩んでた事もぜーんぶ、飛んで行くわ、結果が良くても、悪くてもね。成功したら・・・幸せすぎて全部忘れちゃうでしょうね」 あのときの、霊夢の言葉が、頭をよぎっていた 今解るのは、彼女の言葉は正しかったという事だ 「あらあら、お熱いわね」 少し遠くの空高く、紅白の巫女が、河童と人間を見守っていた 心配になってきて見れば二人は熱い抱擁を交わしているところだった 告白→おk!→にとり失神→○○が抱き抱える→にとり起きてそのまま抱擁 「よー霊夢!何してるん「シャラップ、見付かるでしょ」 現れたのは魔理沙、毎度ながら五月蝿い登場だ 「ん?うわ、アレって河城にとり?マジか・・・男がいたのかorz」 「よかったじゃ無い、友達に男が出来て」 「うあーどうせ私は独り身なんだー」 「・・・不本意ながら私もね」 「霊夢・・・お前にもそういう願望が在ったんだな」 「なかなか私につりあう男がいないのよ」 「言ってて虚しくないか?」 そんなことはない、私の心を射止められない男が悪いのだ しかし魔理沙のほうが意外・・・でもないか、恋色の魔法使いって自分で名乗ってるし 「・・・とりあえず帰ってお茶でも飲みましょうか」 「賛成だぜ」 貴女の分はない、というと魔理沙はぶーぶーと文句を言っていた にとりのほうを振った、遠目に見ても中睦まじい、羨ましい限りだ 私は心の中で、おめでとう、と祝福の言葉を送った 「・・・巫女に礼を言わなきゃなぁ」 「え・・・気付いてた?」 「当然、にとりがする行動にしちゃパワーがあると思ったからな」 「あはは・・・今度神社にお礼を言いに行かなきゃね」 「ああ、俺の分も礼を言っといてくれ」 茶菓子なら山ほどある、と なるほど確かに、だが緑茶向きではないなぁ、何て思ったりもした 「ふぁあ、やっぱり無理するもんじゃ無いなぁ」 気疲れして、大きく背伸びをした、慣れない事はするもんじゃ無い 「でもさ、無理してよかっただろ?」 「う、うんっ!」 それは、私も心のそこからそう思うのだ end ─────────────────────────────────────────────────────────── うpろだ1193 山の中はこんなにも五月蝿いのか。 木々の葉が擦れ合う音、鳥や虫の鳴き声、吹き抜ける風の音。 全てが嫌に耳についた。普段なら気にも掛けないのに。 何故そんな風になっているかというと俺は今、迷いに迷っているからだ。 出口の見えないこの山腹からどのように脱出すればいいのかをね。 2、3日前山の上に神社があるということを友人から聞いた。 そこの巫女がたいそうな別嬪さんらしい。 行くしかない。これは俺の本能が下した決断であった。 そして3、4時間前、夏の日差しが容赦なく降り注いでくる中、俺は山へ入った。 妖怪のことなんて考えもせず、一人で何の用意もせずここまで来てしまった。 ましてやここが天狗の本拠地であったり鬼が居たりなんてことはまったく思いもしなかった。 多分長い間里に妖怪が襲ってきたことも無かったから、そんなこと頭の片隅へ消えてしまっていた。 何も考えずに森の風景を見ながら山の上の神社を目指していた。 しかし、しばらくして俺はやけに嫌な予感がして振り返ってみた。 ………………! 妖怪だ。妖怪が居る。俺の目線の先には妖怪がいる。 何故そいつが妖怪かと判るかって? ふん、爪が手より長くて、舌をダラ~ンと垂らして山の中を ふらふら歩いてるのが人間な訳無いだろ? 暗い森の中だと昼間から動いてるのだろうか。 一瞬でこんなことが分かっちゃう俺、めっちゃ頭いい~! と頭の中でファンファーレを鳴らしていると 目の前の妖怪はいきなり俺のほうに向かって走り出した。 そんな風にいきなり走り出すだなんてなんて落ち着きの無い野郎だ… ってここままだと俺、死ぬじゃん!! 「やぁぁぁぁぁだぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!!」 俺は兎に角走った。走りつづけた。妖怪はまだ追いかけてくる。 自分でも驚くほどの速さで不安定な足場を走りつづけた。 しかし、しばらく走るといきなり木々が無くなり川原に踊り出た。 逃げ場が無くなった。後ろを振り向くと既に妖怪が俺に近づき始めていた。 俺はもうだめなのかもしれない。くそぉ、、、遣り残した事だらけだぜ。 地霊殿まだやってないし、緋想天もやってないし、風神録でEX行ってないし。 諦めかけたその瞬間、 「呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃ~ん!!」 懐かしいフレーズが聞こえた。 その瞬間目の前の妖怪が倒れた。 「キューカンバードロップキック!!」 “空中元彌チョップ”なみにかっこ悪い名前が聞こえた。 すると妖怪が叫び声を上げたかと思うと、走って森の中へと逃げていった。 どうやら俺は助かったようだ。アイアムラッキーボーイ。 「ハァ…ハァ…何だかよくわからんが助かったぜ…」 その代わり、 「ひ、ひどい!今の盟友の勇士をその二つの目に刻み付けなかったのかい!?」 誰も居ないところから声がした。 あれ?俺、頭おかしくなっちゃったのかな…? 「返事ぐらいしてくれてもいいんじゃないかなぁ?一応君のこと助けたんだよ?ねぇ?」 やばい。本格的におかしくなってきた。 永遠亭のお医者様なら助けてくれるかもしれない。 帰ったらすぐ行こう。 「…はぁ。あんまり人前に出るのは苦手なんだけどねぇ…」 と声がした瞬間、目の前に何かが現れた。 「GYAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!!また妖怪だぁっ!!!!!!!!!」 いきなり眼前に水色の髪の毛に緑の帽子、 雨合羽みたいな服にリュックサックを背負った奴が出てきた。 妖怪だ。こんな変な奴は里にいない。 恐怖で足が竦んだ。 「っ!?う、うるさいなっ、なんで大声でいきなり叫ぶのさっ!?」 と、その妖怪は俺に劣らぬ大声で叫んだ。 俺は恐怖とその勢いに押され眼前の妖怪を見ているだけで精一杯だった。 声も出ない。山の中で助けを呼んでも誰も来てくれそうに無いが。 もうだめなのか…と思いながら眼前の妖怪を定まらない視線で眺めていた。 あれ?女の子? こいつ女の子だ。 さっきの妖怪みたいな怪奇さがまるで無い。 普通に居そうな女の子。愛らしい瞳がこっちを見ている。 でもこいつ、どこから現れたんだ? 「…?どうしたの?ねぇ?黙りこくっちゃってさ。人間さんよぉ?」 ふと気付くといつの間にかにとりは川原の大きな岩の上に座り込んでいた。 「あ、ごめん。少し驚いてたんだ…。き、君は?」 無意識の内に俺はにとりの方へ歩み寄っていた。 「私は山河童のにとり。河城にとりさ。あんたこそ誰なんだい?こんな山奥に人間一人来るなんてさ」 「あぁ…。俺は〇〇。山の上の神社に行こうとしてたんだ」 「妖怪とかけっこしながらかい?」 おい。んなわけないだろ。 しかし、 「いや、途中で襲われちゃってさ。君が居なかったら死んでたよ。ありがとう」 「どういたしまして。…いや~、照れるね。あんまり人間と話すのは得意じゃないんだ」 このにとりという河童は、 「すごく気になったことがあるんだけど、いいかな?」 「なんだい?〇〇」 可愛い、 「さっきはどうやっていきなり俺の目の前に現れたんだ?」 「アレはねぇ…じゃじゃ~ん!光学迷彩すぅーつ!!」 半端無い可愛さだ。 「…?それは?」 「ふふ、これはね…」 それからしばらくの間、俺はにとりの河童の化学に説明を聞いていた。 それ以外にも河童と人間の関係だとかこの山についてのことも話してくれた。 にとりも人間の化学に興味があるようで俺にしきりにそのことについて聞いてきた。 話してるうちに俺はにとりが人間に友好的な妖怪なのだと確信した。 瞳を輝かせ、前のめりになって話を聞き入る様子を見ているとこっちまで楽しい気分になってきた。 時間も忘れて二人で話し合っていた。 しかし、熱中しすぎたお陰で気付いた頃にはもう日が傾いていた。 「やばい…今から帰ったら森の中で夜になっちまいそうだな…」 「む…うっかりしてたよ。すまない。私が気付くべきだったね」 にとりは腕を組み、少し考えたかと思うとすぐに何かを思いついたようだ。 「そうだ。確か〇〇は山の上の神社に行こうとしてたんだろ? その辺の天狗に訳を話して連れてって貰いなよ」 「え!?む、無理だって!!」 天狗に連れてって貰うだなんて、そんなことしたら 俺の幼女のように綺麗で繊細な心は恐怖で壊れてしまうじゃないか。 しかし、それ以外に方法はなさそうだ。 どうしたものか。 「にとりが一緒に神社までついて来てくれるっていうのはど、どうかなぁ~?な~んて」 「ええぇ!?あんな遠くまでかい!?やだよぉ」 ズッギュゥーーーン!!!! 俺は打たれた。胸のど真ん中を。 困った顔をするな。そんな困った顔をするんじゃない。 卑怯だぜ…可愛すぎる…(にや 「ん?いきなりにやにやするのは少し気持ちが悪いなぁ、〇〇」 「へ?あ、ああ、いや、これは、その、ち、違うんだ、ええと、、」 「…?」 あまりに狼狽しすぎたのか、にとりが不安がって俺を見上げる。 あ、その顔いいね。っておい! こんな不謹慎なことばっかり考えるんじゃないマイマインド! 安全に一夜を過ごす方法を考えるんだ! 「…そういえばにとりは何処に住んでるの?」 「ええと、それはどういう意味かな?まさか…」 ふふ、そのまさかさ。俺の超絶的(超絶望的)思考は瞬間にしていい方法を考え出した。 そう、にとりの塒で一緒に寝てやろうと思ったのだ。 ふふ、可愛かったら妖怪でも一緒に寝てやろうとする俺の根性にひれ伏すがいい! にとりの問いに俺が不敵な笑みを浮かべると彼女は俺の考えを理解したようだ。 「…〇〇、一応私はこれでも妖怪なんだよ?判ってる?」 「ああ、でもにとりは人を襲うような奴じゃないってさっき話してて感じたんだ」 「…。それはどうも。人間にそんなことを言われるとなんだか嬉しいね」 にとりは笑った。 しかし、表情は即座に険しくなった。 「だからって山に入ってきた人間をホイホイと自分の住処に入れるほど妖怪は懐が広くないよ」 静かで、強く、どこか悲しげな声。 俺は何も言えなかった。 「まあ、私の塒は狭いしね。どっちにしても二人は無理だよw」 「………じゃあ、俺はちょっと天狗を探してこようかな」 険しい表情から一転、またやさしい笑顔になったにとりに俺は出来るだけ明るく答えた。 「その必要は無いかも…」 空を見上げたにとりが呟いた。 俺も同じように空を見上げようとしたその瞬間、 「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャ~ン!!」 ドォォォォン。 ものすごい勢いで何かが空から降ってきた。 そしてこけた。川原なのに砂煙が立ち昇るほどで激しくぶつかってやがる。 死んでる? 「ごほっ、ごほっ、死んでなんかいませんYO!」 砂煙の中から黒髪の少女が現れた。 「どうも、烏天狗の射命丸文です」 「はぁ…どうも」 我ながら間抜けな返事をしてしまった。 なんだこいつは。にとりは少々呆れている。 「噂は聞きました。神社に行く途中に河童に襲われたそうで。お怪我はありませんか?」 「へ?!おいおい!私は〇〇を襲ってなんかいないよ!」 「あれ?噂は間違いでしたかな。これは椛を後で折檻しなきゃいけませんね…」 これ以上めんどくさい展開はごめんなので今までの経緯を 俺の超絶的な話術で幻想郷最速の説明をした。 まったく意味がわからないといわれたのでゆっくり二度目の説明をすることにした。 物分りが悪いぜ。天狗のお嬢さん。これで理解してくれたかな? 「…まったく話の順番が整ってません。よくにとりさんは理解できましたねw 〇〇さんには国語の力というものがまったくありませんよwww」 馬鹿なのは俺のほうだったようだ。 にとりが今度は懇切丁寧に説明してくれたのでどうにかなった。 恥ずかしい。可愛い女の子の前で恥をかくのは嫌なものだ。 「ふ~ん、そうですか。じゃあ〇〇さん、今から神社に行きましょう」 取材は神社の方で聞くことにします」 「へ?」 振り向いた時にはもう俺の体は宙に浮いていた。 「おい!!速い!速すぎるってぇぇぇぇぇっぇぇぇえ!!!!」 にとりに別れを告げることも出来ずに俺はつかの間の空の旅へと出発した。 「…〇〇と帰りにまた会えるかな?」 見送り付きで。 ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ 烏天狗に誘拐された後神社で俺は一泊させて貰うことになった。 次の日には魔除けのお守りまで持たされた。実にいい巫女さんだった。 また今度来よう。 そう、いつしか俺は巫女さんに会うことよりにとりに再び会うことばかり考えていた。 俺はにとりに会うため急いで山を降りた。 だいぶ歩いた。太陽の位置がかなり移動している。 しかし、早くにとりに会いたいはずなのになんでこんなに歩くペースが落ちてるんだ? 最悪だ。眩暈がする。苦しい。こんなに気分が悪いのは初めてだ。 何でなんだろうか?朝はこんな調子じゃなかったのに。 俺はすぅっと自分の意識が薄らいでいくのが分かった。 畜生…もうダメだ… 刹那に俺は倒れた。頭に強い衝撃が走ったかと思うと意識を失った。 ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ ふと目を開けると見慣れない岩肌の天井が現れた。 「…俺はどうなったんだ…」 「助かったんだよ、〇〇」 聞いたことのある声が耳に入ってきた。 「に、にとり!っ…!」 肩口に激痛が走る。 「あんまり大声を出さないほうがいいよ。体はまだ休まりきってないんだから」 「……俺はなんでここにいるんだ…?」 「…嫌な予感がしてね、森のほうへ行ってみたら〇〇が倒れてたのさ。びっくりしたよ。 多分ツツガ蟲にやられたんだろうね。変な熱が出てたし、頭からも血が出てたよ。 ほっとけないから私の塒に寝かして治療してたんだ」 「そうなのか…ありがとう、にとり。俺、にとりがいなかったら死んでたよ」 へへっと舌を出して恥ずかしそうに笑うにとり。 その姿を見ていたら何故か俺まで顔が綻んでいた。 不思議ともう体の痛みは感じなかった。 「もう日は暮れちゃったよ。今日もこの山で一泊しなきゃいけなくなっちゃたね」 「ふふっ、にとりの塒で過ごせるなら本望さ」 「………おかしな人間だねぇ……」 「どうしてだよ、可愛い女の子と一緒にいられるだけで俺は幸せなんだよ」 「…むぅ……」 何でさっきからあんまりにとりは機嫌が良くないんだ? 昨日はあんなに嬉しそうだったのに… 「〇〇、私は河童だよ」 「そんなの判ってるぜ」 「判ってない…判ってないよ…!」 不意ににとりの語調が厳しくなる。 「妖怪は所詮妖怪。人間は所詮人間。 住む世界が違うまったく違う生き物なんだよ…」 最後の方が聞き取れなかった。 にとりは泣いていた。 「本当は私だって〇〇ともっと一緒に…話がしたい…」 「じゃあ、すればいいだろう?」 俺は体の痛みも気にせず、にとりの傍へ向かう。 にとりは泣いていた。それはもうひどい有様であった。 「おい、可愛い顔が台無しだぞ」 「……〇〇はどうしてそんなことが言えるんだ…? 恥ずかしくないのか?それに私は妖怪なんだぞ…」 「…にとりに…俺はにとりに一目惚れした。理由はそれだけだ」 「……!」 にとりの目が見開く。 畳み掛けるように俺は言葉を紡ぐ。 「にとり!人間とか妖怪とかそんなんじゃねぇんだよ、好きになったんだ。 だからもっと一緒にいたい。話がしたい!!」 「……うっ…うわぁぁぁん!!」 「お、おいっ!?ど、どうした?何で泣く!?」 にとりは大声を上げて泣き始めた。 「うぅ…わ、わたしも〇〇のこと最初に見たときからなんか気になったの…。 で、でも私は妖怪だからって諦めてたんだよぉ…」 「大丈夫だ。俺は諦めてない」 何を言ってるのか自分でも分からなかった。いう言葉が見当たらない。 いうことないからちんちんとも言ってられない、一世一代の大勝負なのだから 一所懸命に言葉を探した。出でこんぞ。出てこない… …!! 「う、うわぁ!?いきなり、な、何をするっ!?」 俺は無言で後ろ向きににとりを抱きしめたのだ。 言うことが見つからなきゃ体で示したってことさ。 やっぱり俺、頭いい。 「にとり、もう離さんぞ」 「…私はトンでもない人間を好きになっちゃったみたいだね」 「当たり前だ。こんなイケメン、この山にはいねーぞ」 「……」 「冗談だよ」 にとりを抱きしめたまま俺は話し続けた。 このまま夜が明けてしまいそうな気さえした。 「にとり、好きだぜ…」 「ありがとぅ…」 それから他愛の無い話をした。 昨日と同じような話。ふたりについての話。 幸せだった。後悔無しだ。 ん?後悔? …む!! この体勢、俺は生かしきれていないっ!! そうだ、俺は今後ろからにとりを抱きしめている。 ということは誤魔化しながら少しずつおっ〇いを触れるんじゃなかろーか? これに気付いて実行せぬのは一生の後悔になる。 こういうときはLet s TRY!!すべきだ。ってけーねが言ってた。 「そうかぁ…〇〇もきゅうりが好きなのか」 「いや、にとりほどじゃないけどねw」 後少し…! 「里には緑色のビールは無いのか…」 「それビールじゃいないだろ…」 触れるぞ!後少しだぜ、軍曹! 「……!?……ね、ねぇ〇〇?」 「ん?」 「手が…さっきから怪しいよ…?」 「…!!……な、何のことだよ!?マ、マイハニーっ!?」 なっ!?ば、ばれた!? 申し訳ありません、軍曹! 不肖〇〇、妖怪の山にて散ってしまいそうです… 「さ、触ってみる…?」 ん? 俺はやっぱり耳がおかしいのであろう。 「〇〇、き、聞いてるのか?本当に、さ、触ってもいいんだょ…」 最後になるに連れてか細くなってゆくにとりの声に俺の理性は吹っ飛んだ。 抑えられん。ここで抑えたら男、いや漢じゃない!! 「うぉぉぉっぷ…!!!」 初めての感触に俺の理性はぐるぐる巻きになってどっかに飛んでいった。 「が、が…我慢ならんっ!!」 「ん?うわぁ!?」 (ここからの続きを読むには俺が風神録でケロちゃんに会えたらね!) ───────────────────────────────────────────────────────────
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おひさ~~~ 私は生きてるよー! キャラみ~~んな消えたぉ(;ω; 現在 くまぁすきー というキャラで活動中! または Sperマン で活動中!! あと、とまとう と よんもにー が別鯖で活動中! E軍属キャラのプリズン脱出補助キャラ:とらわれのみ (最終ログインしたキャラ名入れないとログイン出来なくなったようなのでキャラ名忘れた時用メモ!) 現在元/現VIUメンバーを捜索中! 復帰とかでキャラ変わってても気軽に声掛けてねー。 その際、Sperマンは基本warに居るので検索に掛からない可能性が大きいので 直接TELLを送って居るか確認して下さいね! あとE鯖にもキャラ作ってますが余りINはしてないので省略。 近々懐かしいSSに張り替えて行く予定! のつもりが、SSのUPロードには容量制限があって 管理者でないと一度UPロードした画像は消せないので 無理な事が判明・・・姉さん帰ってキテー! ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ 現在の1st (D鯖) 名前:くまぁすきー 種族:モニ子 ジョブ:支援テイマー スキル構成: 着こなし:1 持久力:30 生命力:80 知能:52 精神力:100 集中力:100 調教:84(100目標) 回復:100 強化:100 神秘:78 召喚:18 死魔:1 魔熟:90 自己紹介 またテイマーに構成を変更中~。 ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ 現在の2nd (D鯖) 名前:Sperマン 種族:モニ汚 ジョブ:ELG軍属の海戦士 スキル構成 筋力:90 回避:100 持久力:80 生命力:100 槍:100 牙:100 水泳:100 釣り:99.9 料理:40 取引:40 自己紹介 いつかマント着けて空を飛んでみせます *pre装備での回避MAX200超 ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ☆ミ 現在の3rd (P鯖) 名前: 種族:モニ子 ジョブ:鉄人新人アイドル スキル構成: 筋力:30 持久力:80 生命力:70 物まね:90 自然調和:90 音楽:90 パフォーマンス:40 ダンス:90 落下耐性:90 水泳:90 自然回復:90 自己紹介 戦えません! ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロご先祖様ロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロロ 第一ご先祖様 (D鯖) キャラ名:para 種族:モニ汚 ジョブ:対YOSMEN最終兵器 スキル構成: 筋力100 着こなし76 生命力100 持久力85 呪文抵抗90 包帯90 刀剣100 盾90 戦闘技術90 ダンス28 遺言 YOSMENщ(゜ロ゜щ)カモ-ンщ(゜ロ゜щ)カモ-ンщ(゜ロ゜щ)カモ-ンщ(゜ロ゜щ)カモ-ン のくたんщ(゜ロ゜щ)カモ-ンщ(゜ロ゜щ)カモ-ンщ(゜ロ゜щ)カモ-ンщ(゜ロ゜щ)カモ-ン のくたん強いとかメモに書いてるやつはどいつだ!!うわたぁ~!( ̄口 ̄)ノ★))゜□。)あべしっ ---------------------------------- 第二ご先祖様 (D鯖) キャラ名:イチゴ 種族:モニモニー ジョブ:豪商神秘支援テイマー スキル構成: 筋力26 攻撃回避60 生命力55 知能60 持久力25 精神力90 調教90 破壊9 回復88 強化68 神秘70 召喚78 自然調和40 取引90 遺言 カオス&調教用キャラな感じ アルタ出せます(/・ω・)/ まったり大好きなので採掘のお共にどうぞ♪ ---------------------------------- 第三ご先祖様 (D鯖) キャラ名:さかなちゃん 種族:4顔モニー ジョブ:何でも屋さん スキル構成: 筋力100 知能30 持久27 弓80 神秘58 自然調和40 取引20 落下耐性40 水泳40 自然回復40 採掘95 収穫92.1 料理15 鍛冶40 醸造40 裁縫42 遺言 消耗品自給自足用キャラ 自給自足最高ヽ(`▽´)/ ワラゲじゃおちおち収穫も出来ませんですお( ε ) ワラゲ行くとワラワラ軍属が集まってきてメガバかましてくれます。HP30なのにマイナーバーストで十分ですよ! ---------------------------------- 第四ご先祖様 (D鯖) キャラ名:はくれん 種族:兵隊モニ子 ジョブ:旅人エルガディン兵A 所属勢力:エルガディン王国 所属FS:RAKUSI (今はもうない模様 スキル構成: ヒ・ミ・ツ ---------------------------------- 久々のGMイベントの時のSS 2006/07/20
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寝起き あと少しなんて、駄目よそんなの。そういって、ずっと起きようとしないんだから。 はい、おはよう。もう朝よ?…なに、まだ寝てるの?早く起きなさい。 ほら、早く布団から出て、起きなさい!もう、無理やりでも引っぺがすわよ!? 休み時間中 英語の辞書って持ってる?忘れちゃって…見せてくれない? お弁当、忘れてきたでしょ?はい、おばさまに頼まれたのよ。 宿題?ちゃんと終わったわ。あ、あなたのおかげよ…ありがと。 中庭でバレーをするのだけどどう?ちょうど一人足りなかったの。 何してるの?廊下で野球って…先生に怒られるわよ!もうっ! お部屋を掃除中 あ、姫島さん。ええ、掃除よ。悪いけど、外に出ててくれる? いつも掃除してくれてありがと?い、いいのよ…将来のためだし。 ゲームがこんなに出しっぱなし…美少女ゲーム?没収よっ! ベッドの下、本棚の裏…異常なし。おかしな本は無いみたいね。 またこんなに散らかして〜。掃除するから出てってよ。 公園で休憩中 覚えてる?小さい頃によくここの公園で一緒に遊んだこと。 逆上がり、私の方が先にできたわ。その後、教えてあげたのよね。 ジャングルジムに上りたい?だ、ダメよ。スカートだもの! ブランコを高く漕ぐ競争して…2人ですっごく怒られたわね。 向こうの駄菓子屋まだあるかな?ねぇ、行ってみましょうよ♪ 一緒にお弁当中 おいしい?あ、あたりまえよ。…心を込めて作ったもの。 おばさまと同じ味?そ、そう…だって教えてもらったんだもの。 この卵焼きは自信作よ。ほらほら、食べてみなさいよっ。 もうっ、一度に詰め込み過ぎよ。はい、お茶…ゆっくり食べて。 …いざ一緒に食べると照れるわね。平気なの?少しは照れなさい! 部活中 うちの顧問?橘先生だけど…弓の方が大きい?それは禁句! 弓道の見学に?い、いいわよ…重藤先輩が目当て?!ダメ! 私の袴姿、かっこいいでしょ♪重藤先輩ばかり見ないの! 袴姿は男のロマン?…はぁ。昔は純粋だったのになぁ〜。 胸当てがないと大変なことに…どう大変って…とにかく痛いの! だらだら うぅ……この知恵の輪、難しいわね……難しいと俄然、解いてやりたくなるわ! 好きな食べ物はたこ焼き!なによ…なにもおかしくないでしょう? ……素直じゃないって良く言われるわ。簡単に素直になれたら苦労しないっての! 就寝前 ふう、今日もそろそろ終わりかぁ。あ、うん、一日ご苦労様。ほんと疲れた。 少しは反省してくれればいいんだけど…まあ、いまさら言っても仕方ないかな~ なんで、って…キミがそれを聞くかなぁ。…まったくもう、本当に自覚ないの? 就寝中 スヤスヤ…いつまでたっても放っておけないんだから… むにゃむにゃ…おいしいの?うん、頑張って作ったの…ZZZ ZZZ…ずっとそばにいても…いいよね…ZZZ おしゃべりアイテム 発見 何か拾ったなら交番へ…ああ、これなら別に大丈夫かしらね? ハンカチ 起床中 汗?かいてないわよ? 洗って返すわね かわいい柄ね この柄、気に入ってるのよ 洗剤の良い香りがするわ そこを拭いて楽しいの? そのまま持ってていいわよ 男子ってハンカチ持たないわよね… ハンカチはマナーでしょ ハンカチ、くれるの? 就寝中 いっつもハンカチなくすんだから…私の使っていいわよ…すやすや… 急に目の前が真っ暗に…怖い…ん〜…むにゃむにゃ ハンカチにアイロン…しわが全然伸びない…どうしてなの…すや… ハンカチをぬいぐるみに巻いてリボン代わりに…スースー…ふふ… んんっ…くすぐったい…くすぐったいってば…むにゃ… おでかけ 校門前 朝 一緒にどこかに行きたいの?そうね、たまにはいいかも。 お出かけに連れて行ってくれるの?…べ、別に行ってもいいわよ。 どこかへお出かけするの?私も行こうかと思ってたところなのよ。 ふ、二人で出かけるの?うん、わかった。じゃあ準備するね。 昼 夕 夜 今からお出かけしない?か、勘違いしないで。ご近所さんだからよ? こんな時間から出かけるの?い、いやじゃないんだけど… 夜のお散歩に行くの?い、一緒に行ってあげてもいいわよ? 共通 朝 そ、そういえば、どうして突然出かけようなんて言ってきたの? 夜 カフェ 朝 カフェでゆっくりなんて、大人になった気がしない? 次は、どこに行く?[名前]君の行きたいところでいいわよ? [名前]君の注文は、いつものでいいのかな? 昼 夕 夜 行きたいところがあるの?いいわよ。次はそこに付き合うわね。 コーヒーを飲むの?眠れなくなるんじゃ…て、子供じゃないのよね。 こんな時間までゆっくりするなんて、子供の頃はできなかったわよね。 もう暗くなってきたけど、おばさんに連絡はちゃんとしてるの? 公園 朝 ここで[名前]君に追いかけられてた頃が懐かしいわね。 この公園、懐かしいわね。子供の頃に来たの、覚えてる? ちょ、ちょっと。変なことを思い出したりしてないわよね? 昼 夕 夜 図書館 朝 次のテストのときは、ここで勉強に付き合ってあげてもいいわよ? [名前]君が静かに本を読んでるなんて、前は考えられなかったな。 [名前]君が漫画以外の本を読んでるなんて、少し意外かな。 昼 夕 夜 遊園地 朝 ここで私がしたこと?そ、それは思い出さなくていいから! 子供の頃に一緒に来たときは、必ず親が一緒だったわよね。 子供の頃には大きく感じたけど、今見ると小さく感じるわね。 昼 夕 夜
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セカンドキャラとの物品と金品のトレード ページ 質問箱 投稿者 清高 状態 完了 投稿日 2004-01-07 (水) 13 49 13 メッセージ ファーストキャラとセカンドキャラとの物品と金品のトレードをみなさんは、どうなさっているのでしょうか? 信頼できる方にお預けしてから、セカンドキャラに渡してもらうしかないのでしょうか? 現状の仕組みではそうするしかないかと^^;2アカにすれば一人で出来なくも無いですが、投資額を考えたときにはちょっと首を捻っちゃいますね -- きくらげ きくらげさん、ありがとうございます。やはりそれしか方法はないのですね・・・。Winβkaraセカンドキャラが作成可能になったので、みなさんはどうなさっているのだろう?と思い、こちらに投稿いたしました。 -- 失礼しました。上記を投稿しました清高です。あやまって投稿されてしまい、一部、入力ミスと投稿者名が抜けてしまいましたことをお詫びもうしあげます。たびかさねて、きくらげさんにはお礼を申し上げます。 -- 清高 1stと2stの可能性 ページ 質問箱 投稿者 ioio 状態 完了 投稿日 2004-01-15 (木) 19 16 13 メッセージ 1stの預けた物を2edは取り出せるのか? 取り出せません。1st→2nd→3rd等の荷物移動は他人を介さない限りできないのです。 -- 琥珀 2アカウントっていう手段 -- , セカンド・サードキャラのメリットを教えてください ページ 質問箱 投稿者 Win版@心待ちの侍 状態 完了 投稿日 2004-01-08 (木) 13 05 47 メッセージ 今度、発売予定のWin版で参戦予定の「もののふ」ですがセカンドキャラ及びサードキャラのメリットを教えてください。 β版でセカンドキャラを作ってみたのですがメインキャラとの互換性が見つけられませんでした。 あちらこちらのHPを覗くのですがメインからセカンドに物を渡すと記載があるのみでどのように渡すのかわかりませんでした。 ちなみに、両替商に預けているのが両キャラで使用出来るのかと思い試しましたが全く別物でした。 んっと、時々叫んだりしてないかと思うのですが、誰かに手伝ってもらってアイテムの受け渡しをするしかないんじゃないですかねぇ?俺はそうしてまする。メインは鍛冶。忍は採取系を全て覚えさしお金稼ぎ兼鍛冶の材料集めとかしてたりします。 -- いつのまにか武芸鍛冶 なるほど、誰かにお願いして仲介してもらうのですね、わかりました。回答ありがとうございました。 -- カズ・イップク メリットは、「欲しい物が手に入りやすくなる」ではないでしょうか?例えば、侍の場合だと鍛冶屋のセカンドが居れば、武器や防具の調達に使えますし、薬を飲んで能力を一時的に向上させ狩りや合戦に出ている人ならば、薬師がセカンドやサードなら自分でほしい時ほしい薬が作れるわけです。戦闘職でなくとも、紐や組ひもを手に入れるために僧を作ったり、ほしい材料を採取するために対応する職業のキャラクターを作るといったことができます。ただし、アイテムの受け渡しは人を介するしかないので、受け渡しが面倒でなければ・・・という前提が入るのですが・・・(^^;) -- 造る者 受け渡しの際に見ず知らずの人に頼んだ場合、持ち逃げされても文句を言えない事になっていますので、知人に頼むのが正解です(笑) -- 謎陰陽 セカンドの検討 ページ 質問箱 投稿者 レベル43の薬師 状態 完了 投稿日 2004-08-02 (月) 13 21 32 メッセージ セカンドを作ろうかと思っています(^−^)薬師からセカンドを作るのには何がいいか、皆さんにお聞きしたいと思ってます(^^)たくさんの意見、お待ちしております(__)ペコ 清水とかジャコウが取れる職がいいのでは・・・。 -- 次は前衛が違った視点で楽しいかも^^ -- 前衛かつ清水、ジャコウなら忍者かなぁ?^^ -- 採集という点では上の方に同意。戦闘という点では、薬師以外ならどれでも(同じ回復役の僧はあまりお勧めしませんが)。他職の戦い方がわかるので、その職の方の行動が理解しやすくなりますし、他の薬師さんの戦い方が見れるので、ファーストしかやってない場合より、ファーストの戦い方にも習熟できます。 -- I セカンドキャラ ページ 質問箱 投稿者 anonymous 状態 完了 投稿日 2005-05-14 (土) 13 27 11 メッセージ プレイ開始してそろそろ一月になるのでセカンドキャラを作ろうと思っています。現在、侍をファーストで育てているのですが、鍛冶屋があった方が良いみたいなことを、知り合いから言われたのですが作っておいた方が後々良いのでしょうか? セカンドキャラがメインになることが良くあるので慎重に選んだらいいよ^^ -- お好きなものをどうぞ。私なら装備作れるから、鍛冶屋つくるかな。 -- ささら 自前装備作るなら鍛冶屋さん。作ってくれる人がいるなら、金策で忍者か僧侶 -- 金策で忍者と僧は思ったよりきついよ、やっぱり金策めんからは鍛冶屋さんがおすすめ^^ -- ↑生産好きなら鍛冶屋だけど、生産苦手なら忍者かな^^当方生産苦手なので、忍者で金策(車手裏剣)してまふ^^鍛冶屋もいますが、己の武具作るので精一杯^^;ちなみに、ファーストは同じく侍です^^ -- 採取技能は同じじゃないほうがいいと思うので侍と神以外をお勧めします。 でも自分の好きな職業でいいかも^^ -- いろいろとありがとうございました。鍛冶屋でやってみます^^ --
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暦 「さて、そろそろご飯の支度でもしようかな。ちよ、晩ご飯は何が食べ……」 ちよ「あ、おかあさん。もうすぐ晩ご飯ができますよー。えーと、最近揚げ物とか 肉料理が多かったんで、それじゃ健康面でどうかと思いまして。 今日はカレイの煮付けにしました。あとほうれんそうの白和えと、 シジミの澄まし汁を作ったんですけど……。あっさりしすぎてますか?」 暦 「……え? あ、ああ、ありがとう。大したもんだよ。 そうか、もう晩ご飯を作ってくれてたんだな。偉い偉い。じゃ、私は……」 ちよ「それと、お風呂場とトイレを掃除しておいたんですが、ごめんなさい、 お風呂場のカビが落ちませんでした。あのー、今度塩素系の洗剤を 買ってきてもらえますか?」 暦 「は、はあ、そりゃあどうも……。ちよ、手伝ってくれるのはうれしいけど、 そんなに一日中家事をしなくてもいいんだよ。子供は子供らしく……」 ちよ「はい、宿題はほとんど終わらせました。あとで国語の音読を聞いて チェックしてもらえませんか? そういう宿題なので」 暦 「……あ、ああ! そうだね、いくらでも聞いてあげるよ。ちょっとおかあさん 庭に出てくるよ。すぐ戻るからね」 暦 「うう……。家事、しつけ、勉強、いつも全て完璧だ……。 母親としての立場がないな……。まったく、誰に似たのやら……。 ああ、本当の子じゃなかったんだよな。宇宙船が衝突して(以下略)」 榊 「こんばんは」 暦 「おお、榊。パトロールか?」 榊 「うん。保安官をやる以上、ちゃんと責任は果たさないと」 暦 「いつもすまないな榊。ああ、ちよちゃんが夕食を作ったんだ。食べていけよ」 榊 「え……。でも、家族のだんらんを邪魔するのは悪い気が」 暦 「邪魔になんかならないって。大勢いた方が楽しいし、それにちよちゃんだって 榊が来ると喜ぶんだぞ」 榊 「そうか。それじゃお言葉に甘えて……」 智 「ただいまー」 暦 「おお、ペットのリスの智ちゃん。いままで掃除の手伝いもせずどこを ほっつき歩いていた!」 智 「いいじゃん、掃除なんてめんどくさいよー!」 暦 「うるさい。それじゃちよちゃんに示しがつかないだろうが!」 智 「なんだよー。だいたいペットが掃除なんかする必要あるの? そもそも 何で私がペットな訳?」 榊 「あっ、あのっ! ペットが嫌ならやっぱり私と交代しないか?」 智 「そうだそうだ! 前々から言ってるだろ! 私が保安官でICPOなのが お似合いだって!」 榊 「リス……いや猫も捨てがたい……ハムスターなんてどうだろう……」 暦 「ダメだ! 今さら変わったらちよちゃんがおかしいと思うだろう! 情操教育に よくない! それにな、榊。気持ちは分からないでもないが、榊が 保安官をやらなかったら、いざってときにここを、ちよちゃんを、 守れないんだよ」 智 「私がチョップで」 暦 「守れるかっ! 榊、ほんとにすまん。厄介ごとを押し付けてばかりで……」 榊 「いや、謝らなくても。私がちよちゃんにできることと言ったら、これぐらいしか ないから。私もわがままだった。……そうだ、ペットになれないなら、 せめて今度からヘルメットに猫耳をくっつけて猫耳パトロールに……」 暦 「ま、まあその辺は好きにしてくれ……。ところで、宿六はどこにいるんだ?」 智 「そこにいるじゃん。ほら、木にぶら下がってる」 暦 「……あんた、そこで何してる?」 大阪「みの虫。夏の風物詩や」 暦 「なんでみの虫が夏の風物詩なんだ。ったく、あんたも少しは父親の威厳って ものをな」 大阪「みの虫が成長するとクワガタになるのです」 暦 「あー、期待したのが間違いだった」 智 「ねー、前から思ってたんだけど、大阪が父親って思いっきり ミスキャストじゃないの?」 暦 「ああ、そうだな。あの時最後に決めた役だからな。実は余り物なんだよな」 智 「父親なら、私の方が良かったんじゃない? そしてよみと甘い夫婦生活を ……ハァハァ」 暦 「……ハァハァ、と、とも……って萌えちゃったじゃねえか! そ、そうしたいのは やまやまなんだが……。今さら配役を変えようとすると、離婚してペットと 再婚することになっちゃうだろう。それは……」 ちよ「みなさーん。ご飯冷めちゃいますよー! あの、ところで何の話なんですか? リコンってどう言う意味ですか?」 暦 「い! いやー、なんでもないんだよ! すぐに行くから。今日は榊お姉ちゃんも 一緒にご飯食べるからね」 ちよ「わーい! 榊お姉ちゃん大好き! 今日はカレイの煮付けなんですよー!」 榊 「それはおいしそうだ。ちよちゃんが作ったのか。偉いな」 ちよ「たいしたことじゃありません。それじゃ、こちらにどうぞ」 榊 「ああ、今行く。……やっぱりその話は後にした方がいい。ちよちゃんに 聞かせちゃいけない」 暦 「そうだな。悪かった。演じる限りはちゃんとやらないとな……」 智 「じゃあ、ペットと子持ち主婦の不倫、ってことで」 暦 「それがダメだって言ってるんだろうが!」 大阪「つくつくほーし。つくつくほーし」 つづかない