約 4,186 件
https://w.atwiki.jp/maidswork/pages/32.html
回到 歌蘿莎 角色資料 生於萊修斯市一個相當普通的中產家庭,歌蘿莎的幼年生活相對來說是相當安穩和平淡的。雖然並非屬於專業人士,不過她的父親作為一家中型企業的技術人員,也算是能夠為一家三口提供一個安穩的生活。而父親作為技術人員的知識,也讓歌蘿莎自孩童時代起就有不少有趣的小玩意可以玩樂,也使得她經常在街道之上一邊跑跳一玩著父親送給她的小玩具。而當父親正在工作的時候,她則是會為身為家庭主婦的母親打掃他們所住的小房子。母親的稱讚,不知不覺間讓歌蘿莎對一塵不染的地面感到相當的滿足。 就像她的母親以及多代以前的祖先一樣,她那鈷藍色的雙瞳和柔順的藍色頭髮,均象徵著寄居在她體內的水精靈的存在。從母親在枕邊的故事中,歌蘿莎自孩提時期起就知道自己的這個特徵,是在她的祖先幫忙助過水精靈後所獲得的加護,而因此她的名字中亦加上了象徵水的「科蒂」(Vode)一字,讓她能夠將這個故事繼續傳承下去。受到水精靈的加護,當其他人正因為炎熱而汗流浹背時,她仍然能夠像是在清爽的微風之中一樣舒適。同時,她附近的水源也偶然因為水精靈而輕輕起舞,這也使得她的朋友曾經被嚇到,並且以為她能夠使用某種秘法。 自她開始懂事以來,父母的過去和教導,使得她對未來的希望就只是和喜歡的男生共結連理,然後組成一個幸福的小家庭,而她也對成為家庭主婦以及母親感到相當的滿足。然而,在她14歲生日的那天,她的目標就開始偏離這條平凡但是安穩的路。 在和雙親吃過晚餐以後,正在回家路上的他們看見了一部相當豪華的馬車駛過。在那一刻,不經意抬起頭欣賞馬車的歌蘿莎,和馬車上正在望向窗外的少年的視線交接起來。就像是愛情小說中的橋段一樣,她幾乎立即就被對方的外表深深吸引住了。後來在與父母提及那部馬車時,她才知道馬車上的那個男性,正是艾肯斯家族的一個少主。 然而,從父親的語氣之中,歌蘿莎亦知道父親對艾肯斯家族或是那位少主並沒有任何的好感。「反正他們就是透過剝削我們這些較低階層的人士才能夠有今天的地位和財富嘛。」「那些豪族也是將良心賣掉的傢伙而已。」 對自己愛護有加的父親,以及深深吸引著自己的少主,兩者之間的衝突很快就讓歌蘿莎感到相當的困擾。一方面,她也很喜歡友善且慈祥的父親,而且父親也是她價值觀的主要來源,所以父親的想法可以說是幾乎一定正確的。另一方面,每當她闔起眼簾,或是望著天花等待入睡的時候,個那個少主的樣貌,以及她所幻想的各種不同情節,也會浮現在她的腦內之中,而且即使以掃帚也不能清除絲毫的幻想。每當想到她只能夠從中選擇一個人生的時候,她也很快陷入困擾和傷痛之中,並且暗中抱怨命運的安排。 最後,忍受不了這種虛無幻想的她,決定鼓起勇氣向父親提出自己的想法——成為艾肯斯家族的女僕,從而接近那位少主,並且希望能夠以此作為階梯,最終成為那個少主的另一半。「爸爸是相當開明的好父親,所以他應該會明白的,一定會的。」她站到父母的面前並希望事情能夠將她想像一般平穩地發展。 可是,女兒的愛情沒有化解父親的成見,而父親的相勸以及斥責也沒有動搖女兒的想法。儘管父親告訴女兒,出身普通中產階級的女性別說是和少主交往,甚至連成為他的近身女僕也是相當困難的事,或是斥責女兒單純因為對方的外表而迷上「透過剝削較低階層的人財富」的豪族,歌蘿莎並沒有因此而放棄,反而以更響亮的聲音和他爭辯起來。 「要是爸爸你這樣堅持的話,就請你當作沒有我這個女兒吧!」嚷著這句帶有些許賭氣的宣言,歌蘿莎提起房間中已經準備好的小包跑離了這個家庭,並且隻身來到曉月之館的大門前。 「我來了,主人……」她拿著女僕的應徵信一邊想著,一邊提起腳步向前踏出。 註:她的父母並沒有追來,不過歌蘿莎寫回家的信並沒有收到任何的回覆,而她亦沒有再回過家裡。
https://w.atwiki.jp/oper/pages/360.html
対訳 Prologo ActⅠ ActⅡ ActⅢ アリアへジャンプ! 哀れなる父の胸は 何てこのほの暗い朝の時に シモンとアメーリアの二重唱 全曲(動画対訳) → 大画面で見る 哀れなる父の胸は rakuten_design= slide ;rakuten_affiliateId= 04a91095.52a5fed9.099b93b6.2566fa26 ;rakuten_items= ctsmatch ;rakuten_genreId= 0 ;rakuten_size= 200x600 ;rakuten_target= _blank ;rakuten_theme= gray ;rakuten_border= off ;rakuten_auto_mode= off ;rakuten_genre_title= off ;rakuten_recommend= on ;rakuten_ts= 1647918418817 ; 訳者より ヴェルディの全オペラを耳にしているわけではありませんので断言するのは憚られますけれどこの作品、私はヴェルディの中でも最も抒情的なオペラではないかと思っています。ヴェルディというと熱いドラマと、血湧き肉躍る力強い音楽が畳みかけてくるのが魅力だと感じている方が多いからでしょうか。この「シモン・ボッカネグラ」、その内容の充実度の割には人気の方はいまひとつという印象があります。 それと女っ気が非常に乏しいのもハンデでしょうか。ヴェルディのオペラは全体的に見ても女声比は低目の傾向にありますが、それにしてもソロで歌うのがちょい役で1幕に出てくる侍女を除くとヒロインのアメーリアただひとりというのは少々つらいかも知れません。 イタリア西北部・リグリア海に面した商都ジェノヴァで14世紀に活躍した平民シモン・ボッカネグラは実在の人物なのだそうで、このオペラと同じようにジェノヴァの総督の地位に昇り、そして同じように毒殺されているようです。プロローグでパオロとピエトロが会話しているように選挙の票を買収するところや、総督は選挙で選ばれているはずなのに、第3幕の幕切れでいつの間にか娘婿への世襲がなされていたりといった、現代の政治にも繋がってくる問題が19世紀のオペラで描かれていることも興味深いですが、それよりも何よりも面白いのはこのオペラ、日本のお昼のメロドラマもかくやと思わせる家族の憎しみと、そして和解を描いているというところです。 プロローグでは行方知れずになっていた娘マリア(成長してからはアメーリアと名乗っていた)と25年振りに再会した父親シモン、そしてマリアの祖父で貴族のフィエスコは自分の娘を奪ったシモンをプロローグから25年間憎み、対立し続けますが、最後の幕切れで孫娘が思いもかけず生きていたことが分かり、シモンと涙の和解を果たします(しかも彼女の育ての親として、孫娘とは知らずずっと育てていたというのも何だかメロドラマ風の展開 ちなみに貴族である彼は平民総督シモンの政敵ですので、第1幕では身分と名前を隠してアンドレアと名乗っています) 物語の方は主人公シモンが最後に死んでしまいハッピーエンドとは行かないのですが、なぜかほろりとさせられるのはこの筋書きがあるからに他なりません。その分血で血を洗う他のオペラのような激しさは減退しているように思え、冒頭に申し上げたような抒情性が一際はっきりと浮き立ってくるのです。 それとこのオペラを特徴付けているのは悪役パオロの情けなさ。財産目当てで嫁にしようとしたアメーリアが手に入らぬと知るや彼女を誘拐しようとたくらんだり、その事実がシモンにばれて公衆の面前で恥をかかされたことをうらんで何をするかと思えば、シモンをじわじわ効く毒薬で殺害したりと、同じ悪でも「オテロ」で活躍したイアーゴのようにふっきれていません。初演版では現行版のように悪事が露見して処刑場に引かれる第3幕冒頭のシーンがなく、フィエスコに悪事を告げて逃亡するだけの小悪党ぶり、これではあまりにフラストレーションがたまるということで最期は処刑場に引かれるという勧善懲悪にしてカタルシスを得ようという改訂がなされたということでしょうか。 と述べましたように、1857年の初演(ピアーヴェ台本)が失敗に終わったため、1881年には、「オテロ」「ファルスタッフ」の台本をのちに手がけることとなるアリーゴ・ボーイトの手になる改訂版が上演され、この台本で現在はもっぱら上演されています。もっとも第1幕の終結部や第3幕の初めの部分などは大幅に筋が書き換えられましたが、あとは細かな語句の修正はあるものの台詞はほとんどピアーヴェの初演版台本のままです。 この日本語テキストは、 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス の下でライセンスされています。@ 藤井宏行 Blogs on シモン・ボッカネグラ ヴェルディ《シモン・ボッカネグラ》全曲 ゴッビ/ロス・アンヘレス YouTube動画公開 ヴェルディ 《ナブッコ》《シモン・ボッカネグラ》からのアリア YouTube動画公開 ヴェルディ 《シモン・ボッカネグラ》対訳完成 → ブログをもっと読む シモン・ボッカネグラとは シモン・ボッカネグラの89%はむなしさで出来ています。シモン・ボッカネグラの8%は媚びで出来ています。シモン・ボッカネグラの1%は株で出来ています。シモン・ボッカネグラの1%は赤い何かで出来ています。シモン・ボッカネグラの1%はスライムで出来ています。
https://w.atwiki.jp/ogt-utage/pages/479.html
打てる面子が多いのでたまにアフターで麻雀大会もやってたりする。 会場は主にシヴァ宅。 ※ この記事にはフィクションが多く含まれています 打てるメンバーの打ち筋 守口四義兄弟 華徒 オカルト派 麻雀世紀末に舞い降りた救世主。守口四義兄弟の末弟。もともとはアニスの弟子だったが独立。 きざみやあやきなどとの強敵(とも)との戦いを経て哀しみを背負い立派な雀士となる。 役牌や安全牌を残しつつ自分の手を進めていくタイプ。牌効率は悪いがそれを補う強いツモが特徴的。 また東一局での四暗刻に定評があり、今日もか弱いモヒカンや種籾が彼の犠牲になっている。 「お前たちに立直をする資格はねぇ!」 アゲ ????派 全てが謎に包まれている。雀王。自らを麻雀覇者と名乗り関西を統一する為に動き出す。 その正体は守口四義兄弟の長兄。剛の麻雀を主軸とする最強の雀士。 打ち筋や得意役などは不明。全てが謎に包まれている。 「雀王は決してベタ下りなどせぬ・・・!」 シヴァ デジタル派 守口四義兄弟の次兄。守口2000年の歴史で最も華麗な技を持つと言われている漢。 アゲの剛の麻雀に対し、ダマテンを軸とする柔の麻雀で勝負する。 だがサンマやパァ雀になると自らの秘孔・北活孔(ぺーかっこう)を付くことによって一時的に剛の麻雀を得ることができる。 打ち筋はダマテンを基本とする基本に忠実な麻雀。 ポーカーフェイスでテンパイを読ませないことに定評がある。 「せめて痛みを知らずに安らかに眠るがいい・・・」 後輩 オカルト派 華徒の名を語って各地の雀荘を荒らしていた凶悪な人物。その正体は守口四義兄弟の三男。 「勝てばいい」という信条から汚いことを平気で行う。人を騙すこともしょっちゅうだ! 実力は他の義兄弟に遠く及ばなく、また無意味なカンをすることから嫌っている人もいる。 打ち筋は一言で言うと適当。好きな牌を切り、適当な副露をする。 たまに勝てることもあるが決して自分の実力で勝った対局はない。 「勝てばいいのだ。何を使おうが!」 関西六雀星 きざみ海苔 デジタル派 KINGを名乗り堺一帯を支配している関西面前雀(かんさいめんちんじゃん)の伝承者。殉星を背負う男。 華徒に7回の敗北を付けた男であり華徒から命を狙われている。鳳といった人物を部下として使役する。 堺の決戦では華徒に敗れ「お前の麻雀では死なん・・・さらばだ!」と言い残し高層ビルから飛び降りた。 打ち筋は牌効率、和了率を重視する典型的なデジタル派。また守りも固く立直状態以外からの放銃はほとんどない。 和了率.383 放銃率 .078はトップクラス。 「お前の麻雀には執念・・・欲望が足りんッ!」 KAI デジタル派 関西平和雀(かんさいぴんふうじゃん)の伝承者。仁の星を背負う男。 羽曳野で恐怖政治を行うあやきに対してゲリラ活動を行っている。 幼い頃の賭け麻雀で華徒に勝利。勝利者は相手の手を潰さなければならないというルールだったが自らの両目を断つことでこれを拒否。 その時からくすぶっていたKAIの心に仁の星が輝き始めた。 だが友人たちを人質に取られ得意の平和を封じられた果てにあやき邸の屋根を積み上げたところで射殺される。 打ち筋は和了率重視のデジタル麻雀。無理に高い手を狙わずきっちりと上がれる手で上がってくる。 また染め手を狙う傾向もややあり、相手の早い手に対して対応できないこともある。 「だが心の眼は開いている・・・」 あやき オカルト派 関西立直雀(かんさいりーちじゃん)の伝承者。将星を背負う男。 台風によって吹き飛ばされた自らの家を補修するために自らを「聖帝」と名乗り各地から人間を集めて奴隷として使役していた。 あやきの操る麻雀に守りはなく、前進制圧のみを旨とする攻撃的な麻雀である。 だが同等と認めた相手には構えを取り慢心を消し去ることによって相手を圧倒する。 幼いころに師匠に拾われ育てられたが15歳の時に目隠し麻雀によって知らずに師匠を殺害。 それからは愛を捨てて生きるようになるがそれを知った華徒に「守口有情四暗刻(もりぐちうじょうすうあんこう)」で痛みを知らずに安らかに葬られた。 打ち筋はまさに上記のとおり守り無しの前進制圧の麻雀。テンパイ即リーは基本で自分のツモ力でツモってくる。 守りは非常に柔らかい。まさにサウザーである。 「帝王にベタ下りはないのだ!退かぬ!媚びぬ!省みぬ!」 祐一 オカルト派 関西樌龍雀(かんさいかんりゅうじゃん)の伝承者。義の星を背負う男。 炭酸 オカルト派 関西嶺花雀(かんさいりんかじゃん)の伝承者。妖星を背負う男。 Jako デジタル派 関西流麗雀(かんさいりゅうれいじゃん)の伝承者。慈母星を背負う男。 関西五車星 kagi オカルト派 「風」のkagi ガチャ オカルト派 「火」のガチャ スコア係 オカルト派 「雲」のスコア ポコ吉 オカルト派 「山」のポコ KOKOU デジタル派 「海」のKOKOU その他 あにす リュウケン・・・華徒さんの師匠的な意味で 綾鷹 アミバ・・・シヴァさんの偽物的な意味で 鳳 ハート様・・・体系的な意味で
https://w.atwiki.jp/tekiyakusaikyou/pages/1590.html
【我妻 由乃】 【作品名】未来日記 【ジャンル】漫画 世界観:基本的に現実とそう変わらない世界観(単一宇宙)だが「時間跳躍(タイムリープ)」によって過去に跳ぶことにより、並行世界が発生する。 作中で具体的に登場したのは3周目の世界までだから単一宇宙×3。 ただし、その周回の並行世界によって何故かムルムルの額の数字が変化する。 1周目の世界のムルムルなら額の数字は「1」と表示されており、2周目のムルムルの額には「2」と表示されており、3周目のムルムルには「3」と…といった具合に。 (ムルムルの額にある数字=少なくとも存在する並行世界の数) おまけコーナーでは額に「101」と表示されてるムルムルが登場してるので単一宇宙×101の数の世界が存在していることになる。 さらに、それらとは別に雪輝の変わりに秋瀬が主人公やってる外伝でのパラドックス(平行世界)も含め、単一宇宙×102。 異次元空間の「因果律大聖堂」も存在しているので+α。 時空王:時間と空間を統べる神。すべての因果律の管理と調律が可能。 基本的には一つの世界につき、一人の時空王が統べて管理しているようだが 管理外の他の並行世界にも干渉しまくっているので(それどころか時空王ですらないキャラまでが干渉している) 因果律操作の範囲は現実相応の世界と並行世界と異次元空間の「因果律大聖堂」で単一宇宙×102+α。 作中でやったこと ・因果律を歪め、12人の人間を同じ市に集めた ・観測役として人間を造り、そいつを解体した(解体途中でやめた) 部下がやったこと ・過失で因果律を破壊して人間1人を消滅させた ・因果律を修復してそいつを復活させた また、一度時空王になった我妻由乃が世界を消滅させるという発言に対して半ば肯定したので、 時空王は世界を抹消させる行為が可能であると思われる。 できないとされている事 ・人間の魂の蘇生 宇宙が崩壊した後の何もない空間で生きてたので宇宙外生存可。 現実世界と異次元空間である因果律大聖堂を行き来できる。 時空王は自分の意思で世界のすべての事象を因果律を操作している(因みにその都度、記録もしているらしい)ので、 常時で自由に因果律を操っていることにもなり、0秒で思考可能と思われる。 【まとめ】0秒反応可能+単一宇宙×102+αにおける因果律操作(除く魂蘇生) 【名前】我妻由乃 【属性】2nd 【大きさ】中学生女子並み 【攻撃力】成人女性を片手で軽々持ち上げられる腕力。ナイフ一振りで人間の首を切断できる。 【防御力】自分のナイフで腹部を刺された状態でも鉄パイプを所持した鍛えた男子中学生と渡り合える。 その他は鍛えた女子中学生並み。 【素早さ】上記より常時全能 【特殊能力】共通設定参照 【長所】3周目は家族とも仲を修復してヤンデレにならず人殺しもせずまともな少女になった様子 【短所】何気に一番浮かばれていない2周目の由乃 【備考1】雪輝と心中しようとしたけど死んだフリをして生き返らせようと思ったけど雪輝は死んだままで だからしょうがなく自分を殺してまた主人公の雪輝と会いに行ってやり直したけどまた主人公の雪輝が一緒に死ぬとか言い出すから また雪輝に会うために主人公の雪輝を死ねって言って殺そうとした。ついでに自分も殺そうとした。 でもやっぱり主人公の雪輝が好きだから殺さなかったけど 今度は自分を救いに来た宣言してきた主人公の雪輝に俺を殺せと命令された。 でもやっぱり主人公の雪輝を愛してるから自分は殺さずに残しといて自分は自分で死んだ。 でも自分を殺さずにしておいたおかげでなんだかんだで生きてて雪輝は若葉さんとくっついて自分は主人公の雪輝と結局一緒になってHAPPY END。ついでに世界の滅亡もどういうワケか回避したよ。 何を言ってるのかわからないと思うが俺も何をやってるのかわからなかった。頭がどうにかなりそうだった。 デウスに作られた存在の観測者である筈の秋瀬に何で普通に両親がいるのとか指名手配犯のテロリストのみねねがミスコンに出て大衆の面前で顔晒してるのに何で誰も通報しないのとか そんなチャチな矛盾じゃ断じてなく、もっと恐ろしいものの片鱗を味わった。 【備考2】由乃は既に1周目世界で「神」になっている。雪輝を殺そうとした時も時空王でしか解けないムルムル(1周目のムルムルだから1周目の時空王でないと解けない)の封印を作中で解いたりしてるのでこの時の由乃は時空王の力が使える。 88スレ目 395 :格無しさん:2011/12/19(月) 14 01 56.15 ID 63jACLjS このテンプレでいいなら考察すると ○ ~モルドール ここまでは単一宇宙規模なので勝てる × Q ここから先は多元規模なので勝てない Q>我妻由乃>モルドール てか多元規模って結構多いんだな その下は単一宇宙×1しかないし もっと単一宇宙×2とか×3とかぐらいのはないんかいあっても良さそうなもんだが
https://w.atwiki.jp/katecon/pages/13.html
「ギュイヨー『時間の観念の生成』の書評」1891 このとても興味深い小さな本(フイエ氏の配慮によって公刊された)でギュイヨー氏は、持続の感覚が意識のなかでいかに発達するかを示すことを目的としていた。まず著者は、受動的形式と、時間観念notionの能動的な根底とを区別する。つまり彼は、時間の川床le lit du tempsと、時間の流れcoursを対置する。第一の見地(川床)から考察すると、時間の観念は、差異、類似、数、程度という四つの要素を含む。実際、均質な全体のなかでは、なにも時間の観念を生み出すことはできないだろう。持続は、諸効果の多様性varieté d’effetsとともにしか始まらない。だが他方で、絶対的異質性は、もしそれが可能だとするなら、時間も排除してしまうだろう。時間の主要な性格は連続性なのである。しかるに諸差異と諸類似の知覚は、二重性の観念を帰結し、そして二重性によって数が構成される(pp.20-22)。持続の観念はといえば、時間の各瞬間は行動activitéと感性における程度を前提としているから、瞬間momentの観念と緊密に結びついている。というのは。したがってつまることろ、時間がそこにおいて動いている枠組み、つまり時間の形式は、諸程度の多元性を形成するところの、差異であり同時に類似である表象の秩序なのである(p.25)。 著者が「時間の観念の能動的根底」と呼ぶところのものが残っている。この能動的な根底は、意識が過去・現在・未来を区別するとすれば、意識そのものである。だがこの区別は後天的なものである。最後の分析でこの区別は、被りpâtirと行為agirの区別に帰着する。「われわれが苦痛をこうむり、それを遠ざけようと反応reagirするとき、時間を二つのもの、つまり現在と未来に切断する。この快と苦にたいする反作用は、意識的なものとなるときは志向性=意図intentionである。そして、とっさのものであれ熟慮されたものであれ志向性こそが、空間と時間の観念を同時に生み出す」(p.31)。「未来、それははじめは、存在の面前le devant êtreである。それは、私が持っていないもの、私が望むか欲するかするものである。…はじめは時間の流れは、欲されているものと所有されているものの区別でしかない。その区別はそれ自体、感情と満足の一貫した志向性に還元される」(pp32-33)。この志向性自体、最初は力もしくは努力でしかない。未来は、動物の面前にあるもの、動物が得ようと追求するものである。過去は、背後にあるもの、動物がもはや見ていないものである(p35)。したがって、つまるところ継起は、空間において行使される駆動的努力の、つまり意識的なものとなることで志向性であるところの努力の、抽象なのである。 したがってギュイヨー氏は、時間におけるイマージュの配置の起源もしくは説明を、空間の中に求めるように徐々に導かれている。「私がA点からB点に行き、B点からA点に戻るとする。こうして私は、諸々の感覚作用の二つの系列、つまりその各項が他方の系列の項のうちの一つに対応する系列を手に入れる。ただし、対応する各項は、あるときは目標とされたB点との、あるときはA点との関連で、私の精神のなかで配列される。このとき、これらの二系列の一端ともう一端が完全に一致するためには、二系列を行きつ戻りつすることで双方を適応させるのみでよい。おわかりのように、感覚作用の二つのグループのこうした完全な一致は、空間を時間からもっともよく区別するものである。この可能で現実的な一致を考えないなら、明瞭な秩序に従って配列された一連の諸々の感覚作用しか、記憶のなかで持たないだろう。こうして、前方に向かう、未来に向かう内的な展望が築かれる。 ギュイヨー氏はこうした分析で、時間の観念は空間のそれから解き放たれ、運動は媒介としての役目をはたす、と結論づける。「時間は運動の抽象であり、またそれゆえ相互に区別された感覚作用もしくは努力の総体をまとめる形式である」(p.37)。そしてまた少し後では「人間的意識における時間を創造するのは空間における運動である。運動なしには、時間は存在しない」(p.47)。時間における想起の局所化そのものが、空間の媒介によってなされる。というのは想起の枠組みはなによりもまず、日付の想起を引き起こす場所であるからである(p.63)。局所化するためにわれわれは指標となる点を用いるということをリボー、テーヌ両氏が示したとするなら、ギュイヨー氏によれば、これら指標となる点は、常に延長のなかに、あるいは延長と結び付けられて、捉えられるということが必要である。たとえひとが指標点として、なんらかの大きな道徳的苦痛もしくは大きな快楽をとらえるにせよ、この苦痛、この快楽は不可避に空間の中に局所化される。そして、それが時間のなかに局所化されることができ、それから時間におけるさらなる局所化の指標点としてもっぱら役に立つことができるのは、そのことによるのである。単なる類推ではなく、時間の局所化と空間の局所化の間には同一性が存在する。また、われわれが時間を測ることができるのは空間の媒介のみによってなのである。「ある環境においてある時間の間にあなたがしたことを思い出す、そしてこの想起をあなたの現在の印象と比較する。そして言う「ほとんど同じか同じでないかの長さだ」と」(p.74) だがその時、われわれは時間を空間からどう区別するのだろうか。ギュイヨー氏によれば、この区別をするのにもっとも役立った外官は、聴覚である。正確に言うと聴覚は、持続の中には見事に局所化する一方で、非常に曖昧にしか空間の中には局所化しないからである。聴覚のあとに、想像(構想力)が到来する。「われわれは自分の足だけによって運動をするのではない。われわれは表象によって運動をする。われわれはこの種の内的な散歩と、外的な移動を区別をすぐさまする」(p.75) もし持続を算定することestiomationが、「内的な光学」の現象でしかないとするなら、それは本質的に相対的であろう。実際それは次のものに結びついている-1)表象されたイマージュの強度に。2)これらイマージュの間の差異の強度に。3)これらイマージュの数とそれらのイマージュの差異の程度に。4)これらイマージュの継起の速度に。5)これらイマージュの諸相互関係に。6)これらイマージュとそれらの諸関係の概念形成に必要な時間に。7)これらイマージュと快と苦の興奮とへの、われわれの注意の強度に。快と苦の興奮とは、これらイマージュをともなう欲求ないし触発affectionである。8)これらイマージュと、われわれの予想との、つまりわれわれの予見との関係に。 -ギュイヨー氏は、彼が「時間の錯覚illusions」と呼ぶところのものに特別な一章をあてている。そこにおいて彼は稀な巧妙さで、持続を算定することにおいてわれわれが犯している誤りのいくつかを、分析している。彼はある場合は展望perspectiveの諸錯覚―空間における知覚の錯覚と類似している―によって、これらの誤りを説明する。またある場合は、感情の諸原因と誤りを関連付ける。短い時間を短く見せ、長い時間を長く見せる錯覚についての、スティーヴンスによって指摘されたこのよく知られた説明を、特に引用しよう。[以下、この段落自信なし]「再現すべき間歇が無差別点???を下回るとき、ひとは実際そうではないほどその間歇を長く思い描いてみても、その間歇は速いと知覚され、そして典型以下にとどまらないことを目的とする速さを、運動の再現のなかで自分自身に刻みつける。この速さは、すでに短い間歇をさらに短く見せることになる。反対に、時間の間歇が無差別点を上回るときは、想像は想像であるにもかかわらず間歇を短縮してしまうが、その間歇は長いように思われる。速くしすぎることを恐れて、意志はゆっくりとした運動、抑制された運動を刻み込む」(p.95)。多様で際立った出来事がいっぱいあった年はより長く見えるとしたら、時をおいて評価された時間の見かけ上の長さが、想起された出来事のなかで知覚された薄切りになった激しい諸差異の数に比例して増大するからである(p.104)。結局、年月が青年期には長く思われ、老年期には短く思われるのは、ことに青年期の印象が生き生きとし、初々しく、そして無数にあるからである。したがって年月は、幾千もの仕方で満たされ、差異化される(p104)。 ギュイヨー氏の結論はつぎのようである。「時間は条件ではなくて、意識の単なる結果である。時間は意識を構成するのではなく、意識に起因するのである。それは、われわれが諸々の現象に課すであろうアプリオリな形式ではない。それは、経験が諸々の現象の間に築く諸関係の総体である。この意味で時間は、進化の諸形式のひとつでしかない。それは、事物に導入される差異化である。それは、ことなった環境の中で類似する効果を再現すること[再生産reproduction]、もしくは類似する環境で異なった効果を再現することなのだ。時間は、宇宙の変化の抽象的な定式なのである」。 フイエ氏が刊行のために書いた注目すべき序文のなかに、発展させられた同じ結論をわれわれは見出す。フイエ氏は感性の純粋形式についてのカントの理論を、力強く攻撃する。時間の観念はアプリオリに与えられるのではない。無限の観念、無限の広がりの観念、普遍的因果性の観念と同じく、それは人間的内省の洗練された産物なのである。それは知性の完成化作用から帰結する。知性は最初はばらばらな表象から、内包的かつ外延的かつ時間的な一連のものの表象にじょじょに高まっていく。 ギュイヨー氏の仕事とフイエ氏の序文についてのこれまでの分析のなかで、われわれは独創的な指摘、創意ある指摘を脇におき、根底的命題のみを考慮してきた。いまやこの理論から原理を引き出そうとするなら、われわれの意識に与えられ提示された現実として時間を考えることから、そして過去・現在・未来をその現実においていかなるプロセスによって区別するのかを規定することから、本質的にこの理論は成り立っているということになる、とわれわれは考える。ギュイヨー氏が時間における展望について語る際、彼は隠喩を使っているのではない。ひとが空間を自らに与えることができるとおりに彼は時間を自らに与えるということ、新たなやり種類のこの空間の中で継起するもろもろの景観をわれわれがそれによって区別する作用の機構を描写することを彼はとりわけ目的としている、ということが真相である。したがってギュイヨー氏はここで、進化論的心理学者たちのやり方に取り組んでいる。つまり彼は、認識のその対象に対する漸進的な適応を、われわれに示しているのである。 さてわれわれにしたがえば、この方法は多くの心理学的問題には適用可能だが、時間の問題にはそうではない。実際、いかなる過程によってわれわれが対象を認識するにいたるかを自問することは、あの不変な対象、つまりある意味で意識の外側にある対象を想定することなのである。だが持続が問題となるや、同様の想定は矛盾するようになる。持続の本質は、絶えずながれているということ、そしてその結果、意識と記憶にとってしか存在しないということにある。したがってここでは、綜合によって時間の感覚の進化を再構成することが問題なのではない。反対に、分析の努力によって、純粋な継起、つまり時間の直接的な直観を、形式―われわれは論証的思考・言語の思考にもっとも利するように、そうした継起を形式において包み隠してしまっている―から分離しなければならない。
https://w.atwiki.jp/gtav_2nd/pages/116.html
フェイム・オア・シェイム(Fame or Shame) #ref error :ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (fame-or-shame.jpg) 概要 自宅でジミーのヤクを見つけたマイケル。家族とちょっとした口論になるが、いきなりトレバーが現れ再会を果たす二人。 突然の事で動揺するマイケルだが、ジミーからトレイシーがテレビのオーディション番組「Fame or Shame」に出演するという話を聞き、それどころではなくなる。 スタジオへと向かおうとするマイケルにトレバーも同行することに。 ミッション攻略 メイズバンク・アリーナへと向かう ゴールドメダルを狙う場合、現地についたら「駐車禁止」のセリフを言うボードを持った男を殴って下さい。 そのまま収録会場の中でトレイシーとのイベント後、司会者のラズロウのDilettanteとトラック(Phantom)でカーチェイスになります。 ラズロウを追う ロスサントス川(モデルはロサンゼルス川)まで追い詰めれば完了です。カーチェイス中、B or ○ボタンでラズロウのセリフが聞ける。自動運転にはならないので注意。 トラックの荷台を切り離すには十時キーの右を長押し 荷台を切り離す事で加速度等が増します メダルの条件を1つ満たせなくなりますが、後でミッションリプレイで回収できます ゴールドメダル取得条件 スピードの鬼トラックで最高速度を出せ 荷台をとりはずせば簡単にでる。 全力疾走ラズロウから離れずにカーチェイスしろ 川に降りるまでなるべく離されないように。 駐車...違反?イベントコーディネイターを気絶させろ 「ここに駐車してはいけません」と言う係員を殴り倒す。指定の場所以外に駐車すると係員から制止されない。 離さないトラックからトレーラーを外すな 急カーブしたりすると外れてしまう。無茶な運転さえしなければ達成は容易。 余談 GTAシリーズをプレイしている人にはお馴染みの人物ラズロウ(実在人物)。GTA3からの常連で、ラジオ局West Coast Talk Radioのトーク、DJをつとめている。そしてGTAシリーズ初、このミッションで初めてラズロウと関わる。ちなみにこのミッション以降没落している。 このミッション以降マイケルの家からトレイシーが居なくなる。部屋の持ち物はあらかた持ち出され、トレイシーのIssiも出現しなくなる。マイケルの行動に怒り、友達の家を泊まり歩いているらしい。電話でも別のファミリーネームを名乗り怪しげなテレホンサービスで稼いでいる模様。怒りの凄まじさはライフインベーダーで確認できる。メインミッション「レッドカーペット」で戻る。 このミッション以降、フランクリンの自宅テレビでフェイム・オア・シェイムを見るとトレイシーが再出場している。ラズロウはこの件でビクつき、トレイシーを神推しするが、審査員のヒューと意見が合わず番組がメチャクチャになる。 ラズロウ仕様のディレタンテはミッション終了後に乗ることができるが自走不可能なので一回、他のキャラクターにスイッチすると入手できる。ちなみに防弾タイヤを最初から履いている。 ミッション完了直後トレバーにスイッチすると、ミッションで使用したトレーラーヘッド・フェイムオアシェイム仕様のファントムが手に入る。一般のファントムとの違いは不明だか、明らかに違う所はナンバープレートはあるが、番号が無い点。他車輌もそうだが、ナンバーの地域表示がデフォルトで筆記体のものは固有 または特別仕様かと思われる(要検証)筆記体が特別車輌というわけではなさそうですが、固有と特別は筆記体のようです。固有と違って特別仕様は保存できません。見分け方は、特別仕様に乗ると、システムである「その車輌が街に出現」が適応されず、同車輌が沸きません。修理もカスタムも不可です。(Rat Loderは筆記体ではないが、保存しても町に出現しない) 上記の方法でトレバーにスイッチするとラジオ局Channel Xにおいて、フェイムオアシェイムが襲撃されラズロウがどうのこうのという報道がされる。他ミッションも同様に大きな事件はネットや株以外にも影響し、ラジオの報道や街の人が噂をし始める。街の人が複数でいる所に近づくと会話が表示される。ラジオ局は全ての局で同じ報道がされる。トレバースイッチでなくとも、次に車に乗って聞くラジオで聞ける。 このアリーナのスポンサーはMaze Bank。 川の護岸でのカーチェイスは「ターミネーター2」から。映画とは逆にセミトレーラーで追いかける側をすることになる。 ブリッターへの書き込み ○@Lazlow 2人のゲイのオヤジにスタジオから追い出された挙句、公衆の面前で恥をかかされた。これが西海岸だ、〇ソッタレ!(ラズロウ) ○@TraceyDeSanta 待ちに待った日が来た。今日のために、ずっとトレーニングを積んできたの。人生の第二章が始まる! ○@TraceyDeSanta 誰かの家のソファに倒れ込ませて!今日こそ本気で、パパにはもう我慢できない!あーもう!(トレイシー) ○@bunueloaddict5 あははは!ラズロウがフェイムオアシェイムの舞台から逃げ出した話、マジうける!でも、たまにはいいんじゃない?普段は彼の方が、ストーキングする側なんだし(笑)(一般人) 動画 ディレタンテと同型のエコカーにサージが存在し、こちらは電気自動車である。
https://w.atwiki.jp/k-onvip/pages/790.html
このSSは『【けいおん!】唯×梓スレ 3』というスレに投下されたものです http //changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1253346269/l50 380 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/10/05(月) 03 12 58 ID m65ZiO1p キーンコーンカーンコーン… 今日もいつものように放課を告げるチャイムが鳴る。さて、今日は何分で来るかな? 唯「あーずーにゃーん!」 新記録達成だ。1分も経たないうちに私の恋人は教室にやってきた。 なんというか、すごい人だ。 唯「あずにゃーん!部活いこー!」 梓「わ、わかりましたから大声出さないでください!」 クスクス…と教室全体から笑い声が聞こえて、恥ずかしくなってしまう。 いわゆるバカップル、とでも思われているのだろうか。 純「梓、今日もお熱いねえ~?このこの!」 梓「べ、別にお熱いなんて…」 憂「いいじゃない梓ちゃん、とってもお似合いだよ♪」 梓「もう、憂まで…」 二人にこういう風に言われるのは嬉しいんだけど、やっぱり気恥ずかしい。 私は意味深な笑みを浮かべる二人をあしらって、逃げるように教室を後にした。 梓「ふぅ…待たせちゃってすいま…きゃ!」 唯「あずにゃん…会いたかったー♪」 息つく暇もなく、唯先輩が私に抱きつく。この人はどうしてこう大胆なんだろう… 381 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/10/05(月) 03 15 55 ID m65ZiO1p 梓「あ、あの先輩…こんな廊下で抱きつくのはちょっと…」 唯「いいでしょー?なんてったって私たちは恋人同士なんだから!」 梓「み、皆見てますって…いいから早く部室行きますよ!」 唯「ああん、あずにゃんの意地悪!」 別に意地悪じゃない。 誰でもこんな公衆の面前でイチャイチャするのは恥ずかしいはずだ… 音楽室 梓「まだ皆来てないみたいですね。ムギ先輩たちは掃除ですか?」 唯「うん、皆遅れるみたい!だからぁ…」 唯先輩は再び私に抱きついた。 突然体重をかけられて、私はバランスを崩して壁にもたれてしまう。 梓「きゃ…もう、先輩ったら…」 唯「ねぇあずにゃん…今二人きりだし…唯って呼んで?」 梓「うん…さっきはあんなこと言ったけど、私もずっと会いたかったんだよ、唯」 そう言いながら私は唯の頭を撫でる。髪の毛がふわふわしていて、とてもいい気持ちだ。 唯「ねぇあずにゃん…ぎゅーってして?」 梓「…うん、いいよ」 私は唯の背中に手を回して静かに抱き締める。私よりも少し大きいその体は、とても温かかった。 382 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/10/05(月) 03 19 22 ID m65ZiO1p 唯「えへへ、なんだか落ち着くなぁー♪」 梓「もう、甘えんぼなんだから…ねぇ唯…チューしよっか」 唯「いいよー?こないだみたいに鼻ぶっつけないようにしようね」 梓「うん、気をつけるね。…唯?」 唯「…なあに?」 梓「大好きだよ」 私はそっと唯にキスをした。唯は目を閉じて、私に身を委ねてくれた。 唯は私のことを信じてくれている。そして私も。こういうのが、愛っていうのかな。 唯「…えへへ、今回は上手くできたね」 梓「…うん。ね、今度する時は唯からして?」 唯「いいけど、今度じゃなくて…今しちゃうもんね」 そういって唯先輩が私に唇を重ねようとした瞬間、部室の扉が開く。 律「おー、遅れてわり…あ…」 澪「い…」 紬「う…ふふ…」 3人が入ってきたのを見て、私は即座に唯先輩を突き飛ばす。 梓「い、いい嫌だな先輩、いくら顔を近づけても私のまつ毛にはゴミなんてついていませんですよ!?」 唯「うぅ、痛いよあずにゃん…」 梓「ささ、さぁ皆さん!今日も練習がんばりましょう!全力で死ぬ気で死んでも!」 私はよく意味のわからないことを口走っていたが仕方ない。 それくらい恥ずかしかったのだ。 383 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/10/05(月) 03 22 52 ID m65ZiO1p 律「やれやれ、隠さなくたっていいのになぁ」 澪「で、でもまだキスは早くないか?」 紬「うふふ…ふふ…」 私は自分でも挙動不審だと思うような動きでギターを取り出す。 それを眺めながら先輩たちはニヤニヤしつつお茶の用意を始めた。どうやらしのげたようだ。 …でも、せっかく唯がキスしてくれるとこだったのにな…残念。 と、起き上がった唯が私の耳元で不意にささやいた。 唯「…あずにゃん、続きはまた放課後にね♪」 梓「え…あ…う、うん…」 真っ赤になる私の顔を見て、唯が幸せそうに微笑む。 どうやら今日は、練習に集中できそうにないや。 終わり すばらしい作品をありがとう
https://w.atwiki.jp/moitameibo/pages/411.html
2011年度1月の月間ランキング ■L2260通算得点ランキング(5戦以上) Jan/2011 順位 通算得点 平均得点 対戦 1位/2位/3位/4位 平均順位 プレーヤ名 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 1 294.0 11.76 25 9/ 7/ 5/ 4 2.16 伊井ペー子 2 260.0 13.00 20 10/ 1/ 3/ 6 2.25 Nanashie 3 211.0 5.15 41 12/11/ 9/ 9 2.37 ろうにん 4 198.0 13.20 15 5/ 4/ 5/ 1 2.13 小学校用務員 5 153.0 8.50 18 7/ 4/ 3/ 4 2.22 スケルトンT 6 137.0 6.52 21 5/ 8/ 5/ 3 2.29 tukiwa 7 86.0 17.20 5 2/ 1/ 2/ 0 2.00 サルバとーれ 8 58.0 4.83 12 3/ 4/ 2/ 3 2.42 はらまき 9 49.0 1.36 36 8/13/10/ 5 2.33 pondman 10 23.0 1.77 13 3/ 4/ 3/ 3 2.46 午後ティー 11 22.0 1.83 12 3/ 3/ 4/ 2 2.42 nyoki 12 11.0 0.52 21 5/ 6/ 6/ 4 2.43 滝山 13 10.0 0.83 12 4/ 0/ 4/ 4 2.67 カラチ 14 0.0 0.00 28 8/ 6/ 4/10 2.57 黒いパンツ 15 -32.0 -3.20 10 2/ 3/ 2/ 3 2.60 unchich 16 -58.0 -6.44 9 1/ 4/ 1/ 3 2.67 公家ちゃん! 17 -93.0 -15.50 6 2/ 0/ 0/ 4 3.00 武藤葵 18 -100.0 -7.69 13 2/ 4/ 4/ 3 2.62 荒須徹 19 -147.0 -13.36 11 2/ 2/ 2/ 5 2.91 akabko 20 -178.0 -17.80 10 0/ 3/ 4/ 3 3.00 #1 21 -200.0 -33.33 6 0/ 0/ 4/ 2 3.33 社畜 22 -221.0 -31.57 7 0/ 1/ 1/ 5 3.57 utamal 23 -222.0 -17.08 13 1/ 2/ 6/ 4 3.00 NoName36 ■L2260通算得点ランキング(サンマ/1戦以上) Jan/2011 順位 通算得点 平均得点 対戦 1位/2位/3位 平均順位 プレーヤ名 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 1 118.0 59.00 2 2/ 0/ 0 1.00 小学校用務員 2 108.0 36.00 3 2/ 1/ 0 1.33 公家ちゃん! 3 80.0 20.00 4 2/ 2/ 0 1.50 ろうにん 4 68.0 68.00 1 1/ 0/ 0 1.00 5902 5 61.0 10.17 6 3/ 1/ 2 1.83 pondman 6 56.0 14.00 4 2/ 1/ 1 1.75 unchich 7 51.0 25.50 2 1/ 1/ 0 1.50 伊井ペー子 8 45.0 22.50 2 1/ 1/ 0 1.50 utamal 9 12.0 12.00 1 0/ 1/ 0 2.00 tukiwa 10 10.0 5.00 2 0/ 2/ 0 2.00 霧迩香 11 5.0 2.50 2 1/ 0/ 1 2.00 pira 12 0.0 0.00 1 0/ 1/ 0 2.00 黒いパンツ 13 -5.0 -5.00 1 0/ 1/ 0 2.00 僕の新キャラ 14 -15.0 -7.50 2 1/ 0/ 1 2.00 黒猫† 15 -20.0 -10.00 2 1/ 0/ 1 2.00 滝山 16 -48.0 -16.00 3 1/ 0/ 2 2.33 ゲーペさん! 17 -85.0 -17.00 5 0/ 3/ 2 2.40 喪苦魚ぽくっ 18 -91.0 -13.00 7 2/ 3/ 2 2.00 サルバとーれ 19 -98.0 -49.00 2 0/ 0/ 2 3.00 面前闇聴縛り 20 -108.0 -15.43 7 1/ 2/ 4 2.43 NoName36 21 -244.0 -61.00 4 0/ 0/ 4 3.00 LoveSelf .
https://w.atwiki.jp/ocltslyrkyo/pages/180.html
京太郎「ふー」 京太郎「ココアって、秋が一番美味いよな。気分的に」 独り語散るが、返答はない。 いつもならここらで大概誰かからツッコミが入るのだが――残念ながら、今日はコンビ戦でもないため不在。 番組でもないために、誰かと一緒にいる――ということもない以上、京太郎に掛かる声はない。 こうして、独り誰ともつるむことはないというのは実に久しぶりである。 ……それにしても、我ながら思うが。 毒にも薬にもならないそんな言葉を呟いて、誰かの反応を見るなど――どこまで自分は彼女に影響されているのだろうか。 最近、特に顕著だった。悪癖として現れていると言っても過言ではない。 一体自分は、いつからそうなってしまったのか。 意識すれば止められるが、逆に言うなら無意識的にはそれが現れてしまうというもの。 なんとも、しょうもない話であろう。 京太郎(……まったく、あなたは本当に酷い女(ひと)っすよね……) 京太郎(あー、本当さ) 京太郎(この性格どうにかしないと、気遣いの男じゃなくて天邪鬼須賀とか呼ばれるかもなぁ) ふと、思い返してみる――。 ◇ ◆ ◇ 京太郎『うおっ……』 久『あらあら、危ないねー』 京太郎『うわー、びっくりした……ひょっとしたら怪我してたかも』 久『まあ、小指を打つのが怪我の内に入るならそうなんじゃないのかしら』 久『それにしても、もうちょっと気を付けたらどう?』 久『注意一生、怪我一秒っていうでしょ?』 京太郎『部長、それを言うなら「注意一秒、怪我一生」っすよ……』 久『……』 京太郎『……』 久『ふふん、甘いわね……須賀くん! 甘々よ!』 久『スイパラに通ってケーキをあーんしあう尼と海女のカップルくらい甘いわよ! ちなみに新婚!』 京太郎『……ツッコミ難いボケしないで下さい。あんまり美味いこと言えてないっすからね?』 久『ふむふむ……。須賀くんはスイパラのケーキを不味いと思ってるから、デート場所にしない方がいい……っと』 京太郎『誰もケーキの話はしてないし、デートの予定もねーっすから!』 久『いけずねー』 京太郎『で、なんなんですか? 何が甘いって……』 久『……?』 京太郎『いや、言いましたよね……部長』 久『あー』 久『じゃあ、仕切り直していくわよ?』 京太郎『……仕切り直すほどの内容でもないんだよなぁ』 久『あわいわね、須賀くん! あわあわよ!』 京太郎『しかも、仕切り直せてない!?』 久『ふっふーん』 久『須賀くん、雪のことを淡雪とか言ったりするわね?』 京太郎『まあ――確かに、言いますね』 久『ちなみに、淡い竹と書いて“淡竹(はちく)”と読んだりするわ。これ、豆知識』 京太郎『誰も豆知識なんて聞いてないっすけど……』 久『そうね。言うなればこれは……竹知識だったわ』 京太郎『いや、そうでなくて……』 久『竹井久の出す竹についての豆知識――即ち、略して竹知識よ!』 京太郎『……もういいです』 久『ちなみに何故淡いと言ったかと言えば――特に意味はないわ』 京太郎『ないんですか?』 久『と、見せかけて!』 久『降ってきた雪にメープルシロップをかけたら、甘々っぽいという高度なギャグなの』 京太郎『……高度過ぎて地球の熱圏を突破してますね』 久『そこであえて外気圏と言わずに熱圏っていうなんて、流石は須賀くんね』 京太郎『いや、あの……』 久『辛うじてまだ人のところに近い――』 久『理解できるギャグと言う意味と、自分が理科に詳しいというアピール。中々のエスプリね』 京太郎『そのー』 久『凄いわね。憧れちゃうわー』 京太郎『……そこまで深いこと考えてなかったんですよ。ごめんなさい』 久『あらあら、謙遜なんていいのに』 京太郎『やめて下さいよ……いや、ホント。……っていうか、判っていて言ってますよね?』 久『須賀くんの反応が楽しかったんだからしょうがないじゃない』 久『特に誉め殺しにされてるときの、言い出しにくそうな気まずそうな顔とか』 京太郎『鬼! 悪魔! ロッカー!』 久『なに? またロッカーに入りたい?』 京太郎『ノーセンキューで』 京太郎『……で、何が甘いんですか?』 久『ん?』 久『注意一秒、怪我一生って……注意を一秒怠ったら、一生ものの怪我をするって意味でしょ?』 京太郎『はい』 京太郎『なんか深い言葉ですよね。色々、真理みたいな感じで……』 久『その発想が甘いわ!』 久『注意一生、怪我一秒という言葉は――』 久『注意は一生続けなくちゃならない! 凄い怪我の所為で一秒で命が失われるかもしれないから、って意味なのよ』 久『だから、須賀くんもちゃんと前に注意して歩きなさい。どこに危険が転がってるのか判らないのよ?』 京太郎『なるほど』 京太郎『……』 京太郎『でも、部長』 久『なにかしら?』 京太郎『それ、あなたの生徒議会の書類運ばされて前が見えない俺の前で言います?』 久『さあ?』 京太郎『……』 ◇ ◆ ◇ 改めて――ああ、なんかこう酷い。酷い人だ。人として酷い。 いやまあ、それでいていいところはあるし憎めない人なんだけどさ……。 具体的に言うと、犬を助けたり花を踏まなかったりするカーズくらいのいい人。 元々肉の芽がない――というかカーズに肉の芽をブッ込んでも吸収されるだけになりそうなので――憎めない人だ。 ……いや。 岸辺露伴くらいにはいい人かもしれない。きっと。 ――っと。 淡「ひゃっ」 考え事をして歩いてたら、マジで“注意一生、怪我一秒”になりかけた。 よろしくない前方不注意である。 淡「ご、ごめん!」 淡「でも、それにしてもそっちも前見てよ――」 淡「あ、須賀」 京太郎「あわあわ」 淡「!?」 間違えた。 竹井久との雑談を回想してたもんだから、間違えた。 なんもかんも部長が悪い。 部長は悪魔。ロッカーは魔物。狭いとこがおちつくのってなんだろうねあれ。 ちなみに落ち着かなかった。 ロッカーの立て付けが悪いから見てくれと頼まれて調べようとしたら即閉じ込めボンバーである。しかも独りで。 なんかただ悲しかった。 京太郎「悪い。……大星?」 淡「――」 淡(なによこいついきなり人の名前を気安く呼んでくれちゃってっていうかむしろ渾名じゃん!) 淡(べつに私はあんたなんかと渾名で呼びあう関係になるつもりなんてないんだからねこのばか須賀!) 淡(っていうかー、私は渾名なんかよりも下の名前で呼びあう方がいいんだよねーだって名前ってちゃんと意味あるでしょ?) 京太郎「大星さん?」 淡「――」 淡(って、べつに須賀なんかのばかと名前で呼びあう関係になんてなりたくないよねっ、そんなの薄気味悪いし気持ち悪い!) 淡(ライバルなんだから勘違いすんなー) 淡(って! 私とあんたはあくまでもライバルだから馴れ合うつもりなんて全然ないっての!) 淡(で……でもでもー、須賀がどーしてもーって言うならちょっとは考えてあげてもいいかもしんないだってこいつ一応はライバルだし長い付き合いになりそうだし) 淡(な、長い付き合い……べつに意味なんてないから) 淡(ただのライバルであってそれ以上の意味はないし確かに格好いいしイケてるし根性あるけどそれ以上の関係なんて求めてないっ) 淡(だから、あんたなんて須賀で十分だよねっ) 淡(ばか須賀なんだから須賀でいーんだよ。そこまで気安くしてあげる理由もないからさ――) 京太郎「……おい、大丈夫か?」 淡「じゃ、じゃあきょーたろーって呼んだげる!」 京太郎「……何がだよ」 ・ ・ ・ 京太郎「つーか、お前もこの大会に出るんだな」 淡「んゆ? そだよー」 淡「だってほら、賞金多いじゃん!」 京太郎「あー」 外資系がスポンサーとなる、この大会。賞金額が桁外れに多く、注目を集めていた。 それを狙って、様々なプロが集まっていた。 純粋に、大星淡のように賞金目当てのもの。そんな、通常の大会には中々出てこないフリーランスとの戦いを望むもの。 そして、何より―― 淡「そーゆー須賀はどーなの?」 京太郎「俺か?」 京太郎「俺は、そうだな……」 最大の理由は――。 これが少なからず、国民麻雀大会の選抜にも影響するのではないかという話。 もう既に、開催日も近付いており――当に選抜は済んでいるだろうが……。 これだけの賞金。ならば、必然的に注目を集める。 だからひょっとしたら大会の結果如何では、国民麻雀大会の選抜も変更されるのではないか――という噂も出ていた。 それまで、選抜されるに相応しい成績を残せなかったものは最後のチャンスとして。 選抜されると確信しているものについては、いずれ闘う相手との前哨戦として。 この大会に、臨んでいた。 京太郎「……まー、国麻の為だな」 淡「ふーん? 選ばれないから、挽回するってこと?」 京太郎「……。……言っとくけど俺、手酷い負け方はするけど基本的に堅実だからな?」 淡「ああ、そーかもね」 淡「だったら……なんで参加するの? 普段堅実でも、逆にこの大会のせいで手酷く負けたら台無しでしょ?」 京太郎「……ん、ああ」 京太郎「人事を尽くして天命を待つ――ってな」 淡「なにそれ?」 京太郎「これに出るか出ないか……出といて駄目なら、出なくて駄目よりもマシだろ?」 淡「……そーゆーもん?」 京太郎「そーいうもんだな」 そう――“あちら”には、選ばれなかったし。選ばれてもどうにもならなかっただろうが。 だから代わりにという訳ではないが、こちらには選ばれたかったのだ。 そういう、約束をしたのだから。 淡「……ま、なんだっていいか」 京太郎「ん?」 淡「やるとなったら、全力で潰してあげるから――精々楽しませてよね」 ふわりと、髪を掻き上げる大星淡。 その金糸が、宙に翻った。一本一本が力を持つ触腕のような、それが。 先程までの浮わついた雰囲気などどこにもない。 大いなる輝きを放つ甕星――ランキングで隠した実力とは異なり、高校時代は魔物と称された姿がそこにはあった。 瞳孔が拡がり、気配が静かな圧力を放つ。 普段話している、無邪気で馬鹿で能天気で煩く明るいあの態度は、消えていた。 戦闘モードということなのだろう。 京太郎「んじゃ、正々堂々いい勝負にしようぜ」 笑いかけつつ、握り拳を出してみるが――意外にも、空かされた。 そのまま、ぷいと反転し、背を向けて歩き出す淡。 これ以上、京太郎と語ることなどないと――或いは、興味など失ったといいたげな背中。 京太郎(……なんなんだよ) 僅かながらに戸惑いが生まれるが、それだけ。 大星淡の訳の判らない態度なんて今に始まったことではない。気紛れな性質の女なのだ。 普段のあのまるで阿呆な態度。麻雀における無慈悲な死神という面を持つ態度。 どちらが本当の大星淡なのか――捉えどころのない女である。軟体生物か。 京太郎(……?) そんな、大星淡に曲がり角から現れた男が声をかける。淡も、それに応じる。 自分にはあんな態度をとったくせに――――判らない奴だ。 京太郎(ま、いいか。たしか、予選はランダムで卓を作って、一定数試合だったよな) ◇ ◆ ◇ 京太郎(やっぱ、賑わってんな) ふむ、と顎に手を当てる。 アマチュア、セミプロ、プロ、M.A.R.S.ランカーと――中には見知った顔の雀士も参加していた。 やはり、賞金だけあって規模も大きい。参加者も多い。 予選は、東風戦のオカありウマなし。25000点の30000点返しの赤4枚。 ダブル役満なし、嶺上開花は責任払いなど――あのときのインターハイ、M.A.R.S.ランキング戦と同じルールだ。 まあ、ひっかかるとしたら、これだけの規模にも関わらず意外なほどメディア露出が少ないこと。 イカサマ防止用のカメラを覗いて、中継用のカメラなど見えない。 ……まあ、一般参加者もいるのである意味当たり前か。今更だが。 華菜「おっす」 京太郎「あ、池田先輩。お疲れさまです」 華菜「うんうん、ちゃんと敬語が使えてるようで何よりだし!」 京太郎「ハハハ」 華菜「あ、そうそう。うちの妹たちから伝言。『ありがとうございます。応援してます』だってさ」 華菜「……まったく。同じランカーなんだから、華菜ちゃんを応援しろし」 京太郎「あー、ほら、家族は別枠なんじゃないっすかね?」 京太郎「別にファンとして好きな雀士はいるけど……家族としては応援してる、みたいな」 華菜「そーかー?」 華菜「でも、あいつら反抗期だからなぁ」 うむむ、と腕を組む池田華菜。 やっぱりかわいい。あと、なんだかんだ面倒見のよさが見えて素敵だと思う。 京太郎「それに――」 華菜「ん?」 京太郎「俺は、池田先輩の打ち方好きですね。ファンって言っても、いいかも」 華菜「御世辞はいらないって」 京太郎「いやいや! 引き付けての、ピンチからの逆転って格好いいと思うんだけどな」 華菜「ムラっけがあるだけ、なんて言われるし……」 華菜「自分より上位に言われても、嫌味みたいで嬉しくないし」 京太郎「あ……す、すみません」 やっちまった、と思った。 自分の場合は誰から認められても誉められても、それだけで嬉しいものであるが――。 しかして他人が同じとも限らない。 そういうところを忘れるなんて、実に初歩的だ。 これでは宮永咲に「最近、いい意味でも悪い意味でも高校生の頃に戻ってない?」と言われる訳だ。 どうにも、親しさや気安さを感じると気遣いというのが鈍ってしまう。由々しき事態である。 華菜「なーんてな!」 京太郎「へっ?」 華菜「流石に冗談だし! そんなのに気付かないって、らしくもなく緊張してるんじゃない?」 京太郎「……謀りましたね、池田先輩」 華菜「いやー、神算鬼謀のオカルトスレイヤーを騙せるなんて華菜ちゃんも中々だし」 華菜「お陰様でこっちも自信がついたよ」 京太郎「……そうですか」 思わず、池田ァって叫びたくなった。 やめてほしい。心臓に悪いから。 華菜「ま、それじゃあそっちもがんばれなー」 京太郎「俺の台詞ですよ、21位」 華菜「ランキングのことは言うなし! あとで覚悟しとけよ!」 京太郎「はい。また――後で」 華菜「おう!」 ・ ・ ・ 京太郎「……」 京太郎(トップには跳満直撃が条件……または倍ツモ) 京太郎(で、上家には筒子が安い。下家は典型的なタンピン気配) 京太郎(俺は――筒子が高いと見せかけた。それ以外は安いと) 京太郎(で、そんな条件の対面) ドラ ニ萬(表示牌:一萬) 捨て牌:一萬 西 ⑨筒 {2索} 東 七萬 {9索} {西} ③筒 京太郎(さて……) 京太郎(俺の手牌は、こんな形で――) 四 九九九萬 ④【⑤】【⑤】⑤筒 【5】7999索 ツモ:6索 京太郎(こうなった) 京太郎(俺は満貫出和了でトップなんだが……) 東四局 (東家)上家:25600 (南家)京太郎:29500 (西家)下家:37300 (北家)対面:17600 京太郎(四萬を切ってリーチは――しない。当然だけどな) 京太郎(真ん中の三色風味だけど、俺が⑤筒を三枚使いしている以上その可能性は薄い……ないとは言えないが) 京太郎(……) 京太郎(ツモで倍満にまで仕上げるなら、リーチをかける前提なら、面前でリーチ・ツモとは別に最低6役) 京太郎(タンピン三色、純チャンイーペーまたは平和、三暗刻対々和にあと2つ。面前混一色にあと3つ。一気通貫にあと4つ) 京太郎(他にはまあ、清一色か。あとの細かいのは考慮するが一応はいい) 京太郎(これはリーチツモの場合だ) 京太郎(リーチかけちまって、結局出和了でした。トップ捲れません……じゃあ、話にならない) ただしこれはトップ前提の話。 相手の方針がラス回避なのか、トップなのか、プラス収支なのかによる。 この予選においては、上位が本戦進出の為にラスになるのは致命的。ラスになってしまったら、浮上は難しい。 トップはオカの分、明らかに有利であった。 まあ、ここは無難に2位あたりでも良いかもしれないが――。 京太郎(違うな) 京太郎(アイツは臆病なタイプだ。臆病だからこそ――ここで勝っておきたいというタイプ) 京太郎(顔が僅かに緩んだ……チャンス手が入ったんだろうな。最初に) 京太郎(多分、裏期待や高目期待、ツモなどの条件がない――臆病な人が安心するってのは、そういうときだ) 京太郎(他には、臆病な人間の特徴としては……『過剰な防御』や『真っ直ぐに行かないこと』だったよな。部長曰く) 京太郎(あとは――周りくどく周到に、なにかを仕掛けて出和了を狙ったり) 京太郎(さて。ここまでが、単純な状況設定……) ふう、と息を漏らす。 山をカウントする必要はないだろう。まあ、この順目では有効性が欠片もないし(オカルト持ちがいない限り)。 つまりは、疲れる技能を使用する必要はないと言うわけだ。幸いなことに。 とりあえずは習慣として身に付いている、些細な表情変化やツモ速度などの違和感の記憶。それぐらいで充分。 一応は記憶したが、少し印象に残ったもの以外は捨てる。 これが強敵相手だったら、初めから全開で覚えるか――それとも全力で思い出すかだが。 京太郎(あの安心の表情からして……配られた段階で高打点が保証されていた。たぶん速度もか) 京太郎(その後の手出しの数から考えると、役による打点が保証って感じはない) 京太郎(で、場には、二萬が見えてないから……誰かの手牌で使われている) 京太郎(……んで、この人の傾向から考えるなら――ドラの二萬が2枚あって、ドラを生かしたかったから) 京太郎(そこで一萬を打つってことは、三萬は二枚ないって事だ) 『一二二三三萬』の形から、一萬を見切るのは考えがたい。あり得るとしたら四萬を二枚引いてきた場合。 『一二二四萬』の形から、一萬が打たれるかというのは微妙だ。 ただ、他に面子があるか速度を求めるなら三萬の二度受け嫌いはある。 『一二二四五萬』こんな形なら、充分に一萬打ちもあり得るだろう。他の面子次第だが、ここに一萬があっても役に立ち難い。 こんな風に、頭の中で様々なパターンを想像する。 材料として、印象に残ったものを使用しながら。 京太郎(あの七萬は手出しだけど……空切りだ) 京太郎(七萬子は手牌にある――それも暗刻で) 京太郎(つまりは――こうだな。こうなる) 手牌:■二二■■■■七七七■■■ 京太郎(二萬は頭。もしくは暗刻) 京太郎(向こうから見て一番右に動きはない――③筒が左端から打たれたことを考えるなら、一番右にあるのは八萬または字牌) 京太郎(素直に並べてれば――だけどな。まあ、並べ方は判ってる。この場合は素直でいい) 京太郎(タンヤオ対々和三暗刻にドラ、タンヤオ三暗刻にドラと、面前混一色対々和三暗刻にドラ、面前混一色三暗刻にドラ) 京太郎(面前混一色対々和三暗刻ドラ3なら、リーチかければ三倍満で全方位から和了可能になる。……だから、恐らくこれはない) 京太郎(リーチの足止め効果は判る筈だ。ましてや……4位のリーチなんかかかったら、この親の人以外は引く状況だしな) 京太郎(タンヤオ三暗刻にドラ3だと足りない。……ま、ひたすら直撃狙いかもしれないけど) 京太郎(ってなると――) プロ棋士は脳内で数百通りを考えると言うが、今の須賀京太郎はまさにそれだった。 勿論、プロ棋士には及ばない。 それほどの可能性をシミュレートできるならば――麻雀が好きでなければ――棋士になっているだろう。 しかし、京太郎は速い。 ゾウの時間、ネズミの時間と言うが――生物は個別に、それぞれの心拍数に応じた時間の流れを持っている。 それでいて、一生に打たれる鼓動の回数はどの生物とも似通っているらしい。鼓動の回数こそが寿命であり、その生物の一生。 ここで、どの生物もそれぞれの生物が主観的には同じ長さの一生を送るとしたのならば。鼓動と鼓動を一単位と考えるのならば。 一秒で十回脈打つ生物にとっての一単位は〇.一秒。一秒に一回鼓動を打つ生物の一単位は一秒。 一単位が、その生物にとっての行動にちょうどいい時間だとするなら、前者は同じ時間で後者の十倍行動できる。 つまり――相対的に見れば、身体の小さな生物ほど――速い時間の流れを生きていることになる。 それは、昆虫も同じである。 京太郎(――よし) そんな、ある意味異なる時間の流れに生きるに相応しい彼の速度を言うなれば―― “疑似神経加速(タキオン・エミュレート)”と呼ぶべきだろうか。 須賀京太郎は、他者から見れば流れるような速度で、打牌を行った。 一般に、段位が二つ違えば生物が違うとまで呼ばれるが――。 京太郎「――ロン」 この場の誰もが、六段・須賀京太郎の思考と動きを把握できなかった。 ◇ ◆ ◇ 京太郎「ふぃー」 予選を無事通過して、肩を撫で下ろす。 いつもほどの消耗はない。 思考もまた、肉体の鍛練と同様に、繰り返せば繰り返すだけ研かれる。 即座に結果がでるものではないが、続ければ続けるだけ速度を増していくのだ。僅かながらでも、成長している。 だから、以前ほどの消耗もなくなるのだ。 なんて――それ以上に判りきっているのはある。 単純に、いつも戦う相手が化け物過ぎるのだ。 京太郎のそれには素質も必要だが、訓練次第では人として充分に到達可能なもの。 だが、オカルトは違う。“特性(のうりょく)” 素質などでは達し得ない、純然たるギフトのオンリーワン。 或いはギフトではない、オカルトではなく技術を磨いた末のスタイルというのも多いが――。 それでも、突き詰めてしまえばどちらも怪物だ。ただの人間には荷が重い。 せめて自分にも他のプロのように運があればなー、と思わなくもない。 京太郎(ま、これが俺だし……これはこれで楽しいからいいよな) 京太郎(それに……) 京太郎(俺が泣き言言ってたら、しょーがねーもんな) 淡「……ふう」 京太郎「よ、大星。予選じゃ当たんなかったな」 京太郎「池田先輩もそうだったし、他にもランカーとは当たんなかったから……」 京太郎「ひょっとしたら予選の抽選も仕組まれてるんじゃねーのかな」 京太郎「なーんてさ。お前の方、どうだった」 笑いかけながら、缶を差し出してみるが――冷たく一瞥されただけ。 京太郎「な、なんだよ。これ……お前が好きな奴だよな?」 淡「……」 淡「邪魔。どっか行ってよ」 京太郎「は?」 京太郎「お前、その言い方は――」 思わず口を尖らせそうになって、黙る。 この大会――規模も大きい。賞金も高額で、国麻への足掛かりにもなる。 なら、集中して然るべきだ。 集中の仕方は人それぞれである。大星淡と須賀京太郎のそれは、当然違う。 なら、こうして京太郎が話しかけること自体が、彼女の邪魔となってしまいかねないのだ。 普段があまりにも気安い為に、忘れがちだったが……。大星淡も大星淡なりの流儀があるのだ。 京太郎「ごめんな、俺……無神経だったよ。すまん」 京太郎「その、でもさ、これ……よかったら、飲んでくれないか? 折角買ったんだし……」 京太郎「じゃ、じゃあな。ごめん、邪魔して」 缶を置いて、淡に背を向ける。 なにか気まずかったし――それ以上に、居たたまれなかった。 いつもの彼女の辛辣さや口煩さのそれとは違って、なんだか心を抉られるようであったのだ。 淡「……はぁ」 淡「……」 淡「どうしよーかなー、もう……」 ・ ・ ・ 京太郎(まずまずか) 本選の立ち上がりの結果は、M.A.R.S.ランカーとしては及第点というもの。 湯気が立つ風呂だと思って飛び込んだ先が、ドライアイスだらけの氷風呂だった――。 そんな、傾奇者の悪戯に嵌まったような気持ちから一転、麻雀では平常を取り戻していた。 ……が。終わってしまえば。 やっぱり、気になるのが常である。あんな態度されたんだから。 まあ、大星淡とは仲がいいという訳ではない。 何だかんだとお互いをぞんざいに扱い、何だかんだと近寄ったかと思えば互いに突き放したりする。 言うなれば、ト○とジェ○ーか。○ンパンマンと○イキ○マンではない。似てるけど。 だから、ある程度打ち解けこそはすれ――さっきのような態度は当然なんだろうが。 なんだろう。 京太郎(だけど……いっつも、あそこまで冷たくはないよな? 何だかんだ会話はしてくれたし) 京太郎(うーん、俺……なんか怒らせるようなことしたか?) 京太郎(……思い当たりしかないってのが困る) 京太郎(でも、いつもの怒り方とはなんか違うし……) 京太郎(まあ、集中……したかったんだよな。だったら悪いこと、してるかぁ) 京太郎(でも……それを言ったらアイツだってこの前、辻垣内先輩たちとの対戦前に俺の控え室に来たよな) 京太郎(自分はよくて――俺は駄目ってことかよ) そう思うと、怒りが沸々と沸いてくるが……消沈する。 なんか、それが理由とは思えないのだ。 京太郎(……ま、いいか。大星にも事情があるなら、それで) 京太郎(……) 京太郎(別に俺はあんなぱーぷりんと喋れなくたって気にならねーよ。むしろ、静かで清々するよな!) ま、それは置いておこう。麻雀には関係ないし。 とりあえず、今の自分のランクはどうかな――――と、ランキングディスプレイを探してみる。 本選とは言え、たった半荘数回で結果は出ない。実力は出ない。 だから、別に―― 京太郎「な……ッ」 京太郎(池田先輩が、マイナス……!?) 京太郎(そんな……はは、なあ、4位って……マジかよ) 京太郎(確かに、麻雀には好調不調があるから当然だし、そういうのが普通だけど……) 京太郎(あの人、M.A.R.S.ランカーなんだぞ!? 戦ってるのも別に上位ランカーでもないし、何があったんだよ……) 須賀京太郎はともかくとしても、それ以外のM.A.R.S.ランカーは上位に近付くほど圧倒的だ。 単なる運・不運を、ものともしない力がある。運を制圧する。卓を制圧する。 勿論、好調もあれば不調もある。同じ上位近くのランカー同士で戦えば、その辺りの影響もあって結果は絶対的ではなくなる。 だけれども、M.A.R.S.ランカー。M.A.R.S.ランカーなのだ。 上位近くでは、単純な技術では抗えないほどの引きの強さが露になるし、シューターが華麗に3Pシュートを決めるかのごとく、自らのスタイルを発現させる。 明確に決まりのスタイルを持たないのは、精々が京太郎ぐらいだ。(対応すると言う意味での変幻は他にも多いが) 京太郎(……相手は) 丁度、卓が終わったところなのだろう。実際に解散するのに先駆けて、結果が表示されたのだ。 池田華菜。の、他には男性が三人。 一人は予選前に、大星淡に声をかけていた男だった。 特に強者特有の気配なるもの――京太郎にはオカルトあれこれは判らないが、目付きや所作で実力をある程度測る――は感じられない。 だから、尚更信じがたかった。 よっぽど綺麗に、ラッキーパンチが当たったのだろうか。麻雀である以上に、それは十分にあり得る。 京太郎(でも……) 京太郎(……残念だけど、こういうこともあるよな) 京太郎(だって……それが、麻雀ってもんだよな) 目を閉じて、気持ちを切り替える。 確かにショックであるし――実に残念であるが、麻雀とは得てしてこういう競技だ。 M.A.R.S.ランキングという曲者揃いのランキングの中ではあまり起こらないが故に、失念しがちであるが……。 むしろ、同卓した人間を讃えるべきだろう。 上位ランカーでもないのに、上位近くのランカーに競りかったのだから。 京太郎(……4位になるとリカバーが大変だろうけど、案外池田先輩ならどうにかするかもなぁ) 京太郎(よぉーしっ) 京太郎(俺も頑張らないとな!) しかし、京太郎のそんな爽やかな気持ちは――ギャラリーが漏らしたある一言で、雲散霧消。 ――否。 そんな感情は、“裏返える”こととなった。 京太郎「“イカサマ(ぶき)”を持ったままで――構わない」 この試合を目撃した、弘世菫は後にこう語る。 今までかつて、あそこまで激しく静かに怒る須賀京太郎を見たことはない――――と。 元々が温厚な気質であり、剽軽ではあるが真面目で誠実な性質で、陽気な男である。 そんな須賀京太郎が、口を尖らせることや親しい仲での冗談めいたやり取りで声を荒らげることはあっても、正しい意味で怒ることは稀だ。 だけれども、この場においては――。 鷹揚に笑いはしない。気障ったらしい、緊張を解す諧謔や冗談もない。 ひたすらに、静かに黙して卓についていた。 これこそが、何よりの警告音であると弘世菫は告げる。 その優しさが故に、これまで彼が見せたこともない――――獰猛さと凶悪さが顔を覗かせるのだ、と。 京太郎「一列に並べ……!! 外道ども」 ←To be continued...
https://w.atwiki.jp/raxpo1/pages/42.html
这个时候。 在奥路加斯塔西北的小村庄里,杰雷德正完成了攻击达鲁姆城寨的准备,即将出征的时候,一个客人到访了。 「……为什么你会在这里。我应该将波鲁涅利亚领的防守工作交给你了才对」 在身背巨大战斧的武人面前,杰雷德难得露出了狼狈的样子,强行抬高了声音。 来拜访杰雷德的武人,是名为提奥多吉的人。 「我管你那么多。你也知道我是因为向往着战场所以才加入你的阵营的吧。确实最近一段时间里在波鲁涅利亚领的周围一直有打不完的小战役,但是现在已经完全平稳了,连一点征兆都没有。而且会遇到些什么样的敌人大家心里也有数,我想要跟更强的敌人战斗。听说王国军里面有个叫做 赤魔附身 的骑士,你应该也该履行义务将我派到新的战场上去了吧。最重要的是,这么做的话还能减少你的部下的牺牲数量吧,你不是最讨厌了么」 「…………」 相当不逊的态度。 可是,他的话里也有值得一听的部分,所以不能随便拒绝他。提奥多吉是现在波鲁涅利亚领中极少数的又能再前线战斗有能指挥士兵的武人,他的力量在过去的数次战斗中也使得胜利变的容易的多。 但是,即使如此,杰雷德还是有着想要远离提奥多吉的理由。 提奥多吉有着非常强大的实力,恐怕在杰雷德的手下中,除了米娅就没有人能跟他一战了吧。虽然不如 赤魔附身 那么强,但是有他的力量的话,肯定是能减少部下的牺牲数量的。 但是,杰雷德还是尽可能的避免着让提奥多吉加入战斗。提奥多吉跟被杰雷德委托管理波鲁涅利亚领政治方面的梅里斯缇露一样,都是他不太擅长对付的人。 杰雷德在最初发动反乱的时候,有好几次都遇到了失败的危机。而最初的失败,原因就在提奥多吉身上。因为这个关系吧,在面对提奥多吉的时候,杰雷德多多少少都有点忌讳的样子。 而且,不是自夸,反乱军——现波鲁涅利亚军,可是说是靠着自己一个人的统率力才走到今天这一步的。在这种情况下,要极力回避有这种会让人怀疑自己统率力的人出现。 比如说,提奥多吉很强,在前线勇猛果敢的作战,这是杰雷德做不到的。就像阿雷斯一样,要是看了他们的战斗英姿的话,士兵中一定会有一部分人开始崇拜起提奥多吉吧。而且,提奥多吉有着不把主人放在眼里的性格,如果哪一天提奥多吉跟自己之间发生什么争论的话,恐怕就会使得整个部队产生龟裂吧。 可是,最为了战场而加入反乱军的就是提奥多吉,不能继续把他放在蚊帐的外面了吧。反而应该对他说,辛苦他忍到现在才对了吧。 应该说时机正好吧,之后就要开始对达鲁姆城寨发动攻击了,所以也不能带太多的部下过去,有着一骑当千的提奥多吉在的话,肯定会非常有帮助吧。 「……我知道了,我就带着你一起去吧。但是,有一件事你要答应我。今后希望你终究只是作为我的部下来行动」 「我知道了。我是不会做让你难看的事情的,杰雷德,不,杰雷德阁下,这样可以吧?」 提奥多吉使用着跟他本人十分不符合的敬语,这使得杰雷德忍不住笑了出来。 「就算可以吧。不管怎么说,你的力量是非常难得的这一点是不会变的,那么就拜托你了」 「非常感谢,我的主人」 跟口头上不一样,知道最后提奥多吉那杂乱的态度还是没有改变,之后离开了。 「真是的……蒙佛特,你的部下还真尽是些优秀的人呢」 杰雷德的自言自语,总觉得有点自嘲的样子。 直到最近才遇到了梅里斯缇露,而今天又遇到了提奥多吉。再加上提奥多吉还说要把他带去新的战场。 这使得杰雷德忍不住想起了那个时候的事情。 是距今四个月之前。 在波鲁涅利亚侯爵的脑袋落地的那个时候。 自己跟蒙佛特最后一次谈话的时候。 波鲁涅利亚领内发生的反乱,真正结束的那个时候—— ·TO 下一章 ·TO TOP