約 304,377 件
https://w.atwiki.jp/dngssonenight/pages/75.html
一回戦第八試合その2 「我々も戦場整備の一環として、万全を期して準備を致しましたが……」 選手控室に開かれたオフィスビル転送用ポータルに入る彼女に、係員が極めて事務的な口調でカナデに言った。 「オフィスビル内に万が一社員が残っていた場合、口封じのために殺害が推奨されます」 「……何も知らない、一般人なんでしょ?」 反抗的な口調で確認を取るカナデに対し、係員は「ご健闘をお祈りします」とだけ答え、転送スイッチを押した。 転送ポータルの光が身体を包み込んでいく中、カナデは目を閉じ、自らの意思を確認する。 松姫カナデは戦いが好きだ。何よりも、何より好きだ。 だが戦いとは、対戦相手と分かり合うための手段である。 無関係な人物を一方的に害 するためのものでは、断じてない。 それならば私が取るべき行動は……。 再び目を開いた時、彼女はオフィスビル1階に立っていた。 「まあ、誰もいないに越したことはないんだけどねっ!」 彼女は一人呟くと、トレードマークの金髪ポニーテールを揺らし、非常灯だけが照らす薄暗い受付ホールを駆け出す。 なんと伝えれば、残業中の社員に怪しまれずに帰ってもらえるだろうか。 そんなことを考えながら。 ______ 「変わった造りの家だな……」 辺りを見回しつつも油断なく得物の長銃を構え、日内環奈は階段を降りる。 現代社会から隔絶された隠れ里で生まれ育った環奈にとって、今回の戦場であるオフィスビルはまさに異空間であった。 「……ん?」 フロアの一画が、蛍光灯の光により煌々と照らし出されている。 開け放たれたドアの向こうから、何事か話している人間の声がはっきりと環奈の耳に届いた。 『社員が残っていた場合』 転送直前、係員が環奈に伝えた注意事項がリフレインする。 「口封じのために殺害が推奨される」 そう呟くと、環奈は長銃の銃身を軽く握る。 そして、カタカタとキーボードを叩く音がするオフィスビルの一画に躊躇なく足を踏み入れた。 ________ 「12階、異常なしっと」 敵のアンブッシュを警戒しつつ、1フロアずつ居残り社員の存否を確認する作業は、思った以上に時間のかかるものだった。 12階から13階へと続く階段を登るカナデの鼻孔を、ツンとした鉄の匂いが 刺激した。 地下格闘コロシアム 『天の磐戸』で観戦した、有刺鉄線デスマッチでの光景が脳裏をよぎる。 針金が格闘家たちの肉を切り裂き、そこから噴き出る赤い液体。 それを彷彿とさせるこの匂いは 「まさか!」 3段飛ばしで階段を駆け上る。 20メートルほど続く廊下の突き当り。13階のフロアの一画から光が漏れている。 「……ッ!!」 金髪のポニーテールを揺らしながら廊下をダッシュするカナデ。 彼女の嗅覚を刺激する鉄、否、血の匂いは、一歩進むごとにその濃さを増していく。 開け放たれたドアの向こう、名も知らぬ企業のオフィスに広がる光景を見て、カナデの呼吸が止まった。 フロアに広がる血溜まりに、白い書類が舞い落ち、紅に染まっていく。 そしてその血溜まりを作っている 、つい数分前まで生きていた者は3人、4人。 反応する余裕もなかったのだろう。一人は椅子に座った状態で事切れていた。 「まだ居たか」 カナデの存在に気づかないのか、長銃の銃身を握った少女が事務所の真ん中に立っていた。 銃床から、血が滴り落ちている。 そして彼女の目線の先には 「ヒッ、やだ、やだやだ!」 隠れていたデスクの下から、一人のOLが這うようにして出てきた。 カナデの存在に一縷の望みを託したのか、カナデの方へ移動しようとしている。 そして、デスクの合間を滑るようにすり抜け、腰が抜けた女性社員に高速接近する道着袴の少女。 「たっ……助けっ」 目を見開き、カナデに助けを求めて手を伸ばすOLの頭蓋骨が、振り下ろされた銃床に よって、脳天から叩き潰された。 「……ふう」 少女は、一仕事終えたとでも言わんばかりに軽く息を吐く。 手にした鉄砲が振るわれると、白い床にベシャリと赤い模様が描かれた。 「む、貴殿が私の対戦相手か」 流れるような動きで、長銃を構える少女。 黒目がちな目が、まっすぐにカナデを捉える。 『天の磐戸』で戦った誰とも違う、無機質な殺意の奔流。 (こんなの、こんなことって) 「日内流砲術師範代、日内環奈。いざ尋常に」 身体が、強張る。いけない ダメだ このままだと でも 「勝負!」 摺足で高速接近する、血まみれの長銃を構える少女。 そんな日内環奈に対し、カナデは 『サンドリヨン・ゴーヴァン』 キラキラと輝 く金髪が、黒へと変わる。 素早い跳躍により距離を取ると、環奈に背を向けて全力で走りだした。 身体能力を限界を遥かに超えて爆発的に跳ね上げる、彼女の魔人能力。 強者と戦う為に得たこの能力を、強者に勝つ為に得たこの能力を。 彼女は生まれて初めて、逃げるために使った。 ___________ 階段を一気に飛び降り、目についた事務所に逃げ込む。 息が荒い。胃から何かが上がって来る。 「落ち着いて、深呼吸」 身体にこびりついた死の匂いが、少し薄らいたような気がする。 心拍数も少しだが落ち着いてきた。 (能力切れまで、あと1分半……) 思案を巡らせる。 残された時間は短い。 あの少女を確実に倒す方法はないだろうか。 ( おびき出して、強烈な一撃に賭けるしかない) フロアの電気をオンにする。 小奇麗に整理された事務所が、蛍光灯に照らし出される。 (能力切れまで、あと40秒……) 静寂が支配するオフィスに、鉄砲少女の足音が響く。 (あと15秒……) 近づく足音が、カナデがいる事務所のドアの前まで来て止まった。 カナデはドアから少し離れて拳を構える。 環奈がドアを開いた瞬間、全力で拳を叩き込むのだ。 (あと5秒!) ドアが軽く叩かれる。 (……3秒……2秒……) そして次の瞬間 ドゴーーーーーーン!!! 爆音と共にドア周辺のコンクリート壁が破壊される。 虚を突かれたカナデを、ひん曲がったドアや崩れたコンクリート塊が大砲のように 襲う。 日内流砲術道場のある隠れ里に、ドアノブを回して開く扉は存在しない。 出入り口であることは何となく理解できたものの、開き方が分からない扉。 それならば周囲ごと破壊して吹き飛ばしてしまえば良い、という環奈の単純な思考回路によってもたらされた行為。 そしてそんな環奈の思考と行動は、現代社会で生まれ育ったカナデには、今扉の下敷きになっている"金髪の"少女には、予想のできないものだった。 「……るせない……」 瓦礫から這い出る。 先ほど見た血溜まりが再び脳裏を支配する。 「許せない……!」 ふらつく脚で立ち上がり、拳を構える。 自分に助けを求めるOLの姿が蘇る。 「私は、絶対に……!」 格闘家として。 戦いの中で友と なり、語らい合うことを是とする者として。 「貴女みたいな奴に!」 カナデの拳が環奈を捉える。 そんな環奈は得物の銃を肩に乗せ、能力使用の反動で致命的に身体能力が低下したカナデの弱々しい突きを、胸で受ける。 カナデに対戦相手としての興味を失った環奈が、息を吐いた。 「……ふん」 涙を溜めた目で環奈を睨みつける金髪少女の頭に、環奈は銃床を振り下ろした。
https://w.atwiki.jp/1548908-2/pages/706.html
非常食 パック:黒き混沌の使者 速攻魔法 このカードを除く自分フィールド上の魔法または罠カードを墓地へ送る。 墓地へ送ったカード1枚につき、自分は1000ライフポイント回復する。 「墓地へ送る」なので、マクロコスモス等で墓地へ送れない場合は発動できない。 ただし、マクロコスモス自体を墓地へ送ることは可能。 ゴブリンのやりくり上手、白兵戦、白衣の天使とのコンボが有名。
https://w.atwiki.jp/bazruf/pages/33.html
非常識 常識が無い 常識はずれ 世間知らず 性質(たち)が悪い 恥知らず 分からず屋 分りが悪い ひねたガキ ひねくれもの
https://w.atwiki.jp/sekaishikaiwai/pages/308.html
概要 非常口とは、男の娘である。 2022年7月時点で中学生である。 (Discordのサーバー)を運営している。 Discordのユーザー名はピロすけである。
https://w.atwiki.jp/1548908-card/pages/706.html
非常食 パック:滅びの呪文詠唱(P) 53046408 速攻魔法 このカードを除く自分フィールド上の魔法または罠カードを墓地へ送る。 墓地へ送ったカード1枚につき、自分は1000ライフポイント回復する。 「墓地へ送る」効果なので、マクロコスモス等で墓地へ送れない場合は発動できない。 ただし、マクロコスモス自体を墓地へ送ることは可能。 ゴブリンのやりくり上手、白兵戦、白衣の天使とのコンボが有名。
https://w.atwiki.jp/monaring/pages/1066.html
非常口 5青 エンチャント 1青:対象のあなたがコントロールするクリーチャー1体を手札に戻す。 2青青:対象の対戦相手がコントロールするクリーチャー1体を手札に戻す。 この能力は1ターンに1回あなたがソーサリーをプレイできるときのみプレイできる。 第5版のカードで 暫定選定リストにも収録された。
https://w.atwiki.jp/fukumotoroyale/pages/333.html
会場施設について 会場施設の描写や、新たに加わったもの(死体や血痕など)を中心にまとめております。 施設はマップに載っていない施設や描写も極力載せております。 なお、ギャンブルルームとその周辺は描写が多いので、ギャンブルルームの項目を用意しております。 アトラクションゾーン(遊園地) 資料 話数 タイトル バンジージャンプ台がある。 022 華 観覧車あり。 033 二択 アトラクションゾーンと草地の間には鉄の柵の仕切りがある。 083 事故 全て鉄格子ではなく、フェンスの箇所もある。 089 残光 B-3 B-3に軽食レストランあり。ヨーロッパ風に飾られた建物。 032 説得 B-3展望台あり。(中に売店がある可能性があり、和也が売店から双眼鏡を失敬している。) 053 孤島の鬼 B-3に標の亡骸あり。 054 十に一つ 標の亡骸の周辺には血だまりが広がっている。 059 子供 B-3禁止エリアになる。 061 第一回定時放送 ~謀略~ 赤松が標の亡骸を近くの茂みに隠す。 065 未来への標 B-5 B-5に末崎の亡骸あり。 026 人殺し C-3 和也、標の首を切断。首のみをC-3の木の枝に括りつける。(口にメモ帳を咥えされて) 073 悪戯 標の首をカイジが近くの茂みに埋葬する。 118 説得の切り札 C-3アトラクションゾーンの入り口前にギャンブルルームが建てられている。(C-4に入場口あり。こちらは入り口という表現なので従業員の出入口の可能性あり。) 088 希望への標(前編)(後編) C-3に移動されられた浦部と有賀の死体はアカギによって首輪爆発。首輪を奪われ放置される。 101 回想 C-4 C-4にアトラクション入場口、その近くにはチケット売り場あり。 101 回想 C-4に警備室がある。最初の部屋は事務処理専用の部屋で、放送機材が壁際に並んでいる。その奥にはsecurity roomという看板が掲げられた部屋がある。 025 3人目のアカギ C-4広場あり。地面は空を模したタイル。(おそらくは涯の)少量の血痕がある。また、血痕から少し離れた所に平山の吐瀉物あり。 049 操作 C-4平地(広場)に浦部の死体がある。荷物は仲根に取られている。この死体はアカギに移動させられる。(101話回想) 005 敬愛 C-4に有賀の死体がある。この死体はアカギに移動させられる。(101話回想) 063 人間 D-3 水飲み場あり。毒などははいっていない。 108 水理 公衆トイレあり。カイジが入って悶々と考えに耽る。 108 水理 D-4 D-4売店前に外灯に照らされたベンチあり。アカギのパンくずが残っている。 089 残光 B-4公衆便所 資料 話数 タイトル 薄汚れた建物。黒沢と美心の運命の出会いの場所。 010 邂逅 B-7崖 資料 話数 タイトル 海が見える見晴らしがいい所に美心の墓がある。木の根元。墓の近くには小さな花が咲いている。 072 埋葬 黒沢達によって美心の墓の隣に沙織の墓も立てる。墓には小枝が建てられている。(美心単体の時はなし) 159 墓前 墓の前にディバックあり。(1つだけ。通常支給品が複数は言っていること、参加者名簿が入っていたため、沙織のディバックで確定) 159 墓前 しづか、沙織のディバックから足りなかった通常支給品と参加者名簿を抜く。あと、墓前にあった首輪も貰う。 159 墓前 崖に向かう途中に公衆トイレあり。 163 空回り 沙織の荷物に武器関連がなかったのは仲根が持ち出したため。 163 空回り B-7公衆トイレ 資料 話数 タイトル B-7の崖へ通じる道の途中にあり。裏に地下道へ入れるマンホールあり。 163 空回り C-4民家 資料 話数 タイトル 周辺には民家が点々と立ち並ぶ。 015 危険人物 民家が並ぶ一角。 105 慙愧 一階建ての安い借家のような建物で、乾いた畑を連想させるようなやや煤けた壁とこげ茶色の屋根が特徴。 134 偶然と誤解の末に 林の先にある舗装された道路に面している。 148 愚者(前編)(後編) リビング、台所あり。カイジと沙織が出会った場所。 015 危険人物 黒沢達が新たな拠点にする。 105 慙愧 黒沢、リビングをカラースプレーで赤色に染める。(治のカモフラージュのため) 128 偶然と奇跡の果てに 台所に点検口を利用した、床下収納がある。正方形に切り取るように嵌められた、銀色の枠に、人一人が出入り出来る程の、小さな穴を塞いでいる蓋。黒沢、ダイナマイトを隠す。 128 偶然と奇跡の果てに 玄関の正面には台所へ続く廊下が伸びている。 134 偶然と誤解の末に 廊下には光を受け入れる窓がないが、廊下の先にある台所、廊下の左側にあるわずかに扉が開いた部屋(リビング)には窓があり、そこからの光を頼りに暗闇の中でも移動ができる。 134 偶然と誤解の末に リビングに銃で撃たれた治の亡骸あり。 134 偶然と誤解の末に 台所は窓辺に設置されているガスコンロと流し台以外何もない部屋。 139 英雄(前編)(後編) 台所の床はビニール製の素材を使用。 139 英雄(前編)(後編) 台所の窓の延長線上に一本の木がある。 148 愚者(前編)(後編) 台所に遠藤の死体あり。 148 愚者(前編)(後編) 遠藤の頭部ははじけ飛び、首輪はない。チップとダイナマイト以外は取り残されている。 148 愚者(前編)(後編) C-5平地 資料 話数 タイトル 安岡の死体あり。荷物は涯に奪われている。 012 生きるために D-1灯台 資料 話数 タイトル 地図には乗っていない。 030 窮鼠 C-1から見える室外機は動いている。 030 窮鼠 真新しいパラボラアンテナ。標『灯台=何かを送受信する重要な施設』 030 窮鼠 D-1発電所 資料 話数 タイトル 孤島の広さに対して大規模な大きさの発電所。 041 目的 地下に兵藤専用の個室がある。 117 帝王 後藤:D-1の発電所はこの島の電力を安定に供給されるために最初から禁止エリアにしておりました……。万が一、ゲームの転覆を目論む参加者がここを破壊するという可能性をなくすために……。 161 巨獣 D-1地下王国 資料 話数 タイトル 発電所の地下に兵藤専用の個室がある。 117 帝王 洞窟のように真っ暗な部屋。 117 帝王 モニターが光変わり。 117 帝王 ファンが数台駆動している 117 帝王 大きなスーパーコンピュータが部屋中央に設置してある。 117 帝王 ノートパソコンがある。 117 帝王 プリンターがある。 117 帝王 リクライニングチェアがあり、兵藤が座っている。 117 帝王 リクライニングチェアの前の壁には大画面のモニターが広がっている。 117 帝王 兵藤の手にはテレビのリモコンそっくりの機械がある。リモコンのボタンには(兵藤がこれはと思う人物のみの)参加者の名前が書かれてある。『田中沙織』のみ急遽別チャンネルを作らせ、予備チャンネルに入れていつでも鑑賞できるよう設定してある。 117 帝王 兵藤の側にいるのは機械に強い2人の黒服のみ。 117 帝王 スーパーコンピュータの存在はほんの一部の人間しか知らない。黒崎にさえ、スパコンの性能がどれほどのものであるかと言うことは教えていない。スパコンはAI(人工知能)が搭載されている。 ギャラリーに送っている情報よりもずっと大量の精度の高い情報を処理している。その中で会長の好みそうな情報を見分け、抽出して簡潔にまとめ、黒服のパソコンへと送っている。 117 帝王 D-1の地下に3人乗りの潜水艦を隠している。 117 帝王 D-3林 資料 話数 タイトル 半分近くの長さにまで壊れた、ボロボロのペンが落ちている。 081 獣の儀式 D-4ホテル 資料 話数 タイトル バトルロワイアルの開会式の会場。 000 序章 ~狂宴~ 開会式会場に山口の死体あり。 000 序章 ~狂宴~ ホテル内にギャンブルルームあり。 003 罠 ホテル出入口前付近に石原の死体あり。荷物は有賀に奪われている。 006 「I」の悲劇 ホテルには主催者スタッフが仕事をする本部部屋がある。 061 第一回定時放送 ~謀略~ ホテルの所有権は在全。 061 第一回定時放送 ~謀略~ ホテル内には会議室やレストランもあり。 099 投資 黒崎の自室 黒崎の個室は窓が一面ガラス張りで水平線まで見通せる。 061 第一回定時放送 ~謀略~ 黒崎がプライベートに来たいというほど快適な環境らしい。(お世辞の可能性あり) 061 第一回定時放送 ~謀略~ リクライニングチェアがある。 112 苦情 部下と通信をするためのパソコンがある。 112 苦情 何かを注文する時はマイクで。 130 宣戦布告(前編) (後編) ホテルの付近(禁止エリア内)に南郷の亡骸あり。 143 我欲 袋井の自室 袋井の自室には小さなカウンターバーがある。ブランデーがある。 099 投資 袋井や蔵前の部屋を用意したのは後藤。 099 投資 蔵前専属の執事という身分だけあって、在全側が袋井に用意した部屋は要人待遇と言ってもよい。普通のホテルの一室はワンルームであるが、袋井に用意された部屋は居間と寝室が隔離され、ホテルというよりは高級マンションの一室を思わせる。蔵前たちの面子を立てるためか、室内の調度品は高価なものばかりであり、その力の入り様はさすがに黒崎も苦笑してしまう。しかし、真の贅沢に慣れた蔵前からしてみれば、所詮、富裕層を演出するためだけの寄せ集めの品。シルクのカーペットにワインがこぼれようとも、慌てることなく、次のワインへ手を伸ばす。蔵前にとって、袋井の部屋は通常より少々気を使った作業部屋でしかないのだ。 161 巨獣 本革のソファーあり。 161 巨獣 盗聴器が設置されていない部屋 管理本部から離れた一室。 107 猜疑と疑惑(前編)(後編) 黒崎のために用意された個室に比べて狭く、天井も低い、一般的なシングルルーム。打合せ用のソファセットこそ設置してあるものの、調度品のランクは低い。木製の机の上には、ディスプレイとカメラ、ヘッドセットが用意されている。 107 猜疑と疑惑(前編)(後編) ここで黒崎は森田と通信する。 107 猜疑と疑惑(前編)(後編) D-4ホテルの地下 資料 話数 タイトル D-4ホテルの地下周辺の壁は最近作られたばかりのもの、真新しいドアには『引換所』の札がかかっている。 132 抜道 ドアの先の内装は開会式で見たホテル内部の雰囲気と良く似ている。簡素ながらも、床に敷かれた重厚な色の絨毯。6畳ほどの間取りだが、そこに置かれた椅子やテーブルは一見して高級と分かる。 132 抜道 辿りつくと、「Congratulations…! Congratulations…! おめでとう…! おめでとう…!」と一斉に拍手。これは嬉しい。 132 抜道 部屋の奥にエレベーターあり。 132 抜道 部屋の中央に椅子がある。 132 抜道 D-5森 資料 話数 タイトル 良平の死体あり。荷物は船井に奪われている。 001 本質 三好の乱射で良平の身体に銃創ができる。 011 盲目 安藤の死体あり。有賀に荷物を奪われている。 044 彼我 D-5別荘 資料 話数 タイトル この島を一望できる、小高い丘の上に建つ、瀟洒な建物。門は細い鉄格子でできている。 047 純愛 リビング、キッチン、バスルーム、寝室(ベッド)あり。 047 純愛 窓からは空と海が一望できる。 047 純愛 別荘の周辺には照明が無い。 105 慙愧 玄関先の階段あり。別荘は一階建てだが、見晴らしが良いように床を高く作ってあるため。 105 慙愧 玄関付近(廊下?)はフローリングの床。 105 慙愧 玄関入り口に電灯のスイッチあり。 105 慙愧 玄関のドアは横に伸びているレバーハンドル式 105 慙愧 人が外から入れそうな大きな窓は、寝室にしかない。あとは子供も通れないような小窓。(黒沢が一望した空と海は寝室の窓と思われる) 105 慙愧 玄関が一つ。裏口が一つ。大きな窓が二つ。カーテンもついている。(大きな窓の一つは寝室。もうひとつは小窓を大きいと判断したのか、寝室の窓を二つと判断したのかの可能性)(沙織が一度別荘内を確認した時、裏口については触れられていなかったが、ざっと見たという表現があることから、裏口の存在を見逃していた可能性が高い) 151 繰返 有賀が出た後、気絶した美心を解放するため、黒沢が立ちよった。 047 純愛 トイレあり。黒沢使用済み。 058 想い 沙織の罠1。ドア前に、調度品のテーブルを引っ張ってきて、倒し、バリケードにした。ちょうどテーブルの台をノブの下からかませると引っかかり、外からは開けられなくなるため。 105 慙愧 沙織、民家から出る。出入口は塞いでいたはずなので、罠の1か2を解除している。 115 金の狩人(前編)(後編) 仲根としづかが玄関から入ったことから沙織が解除した罠は1。(しづか達が何も疑問に思わず、玄関を通過していることから、沙織は玄関に設置したテーブルを元の位置に戻して別荘を出たと思われる。) 151 繰返 玄関に下駄箱あり。しづか、自分に丁度いい靴を見つける。 151 繰返 寝室 有賀が一時滞在し、持ち物の一部を寝室のクローゼットに置いていった。 047 純愛 黒沢、クローゼットの荷物に気付くも、美心とのラブシーン?に入ってしまい、荷物の件はうやむやに……。 047 純愛 美心、ベッドの上で三好に撃たれる。美心の亡骸は黒沢に抱えられ、別荘から離れる。 058 想い 気絶したまま、三好死亡 066 夢現 ベッドサイドには血痕が付いている。 105 慙愧 沙織の罠2。(寝室の)窓からの侵入に備えて、鍵のところに備え付けの電話から引っ張ってきたコードを巻きつける。窓を強引に空ければ電話機が落ち、電話機の棚の下に置いた金属の盆に激突して大きな音を立てる。 敵を驚かせ、隙を作るため。 105 慙愧 精神的に壊れてしまった沙織によって、頭が潰された三好の死体出来あがり。近くにシーツが落ちている。 115 金の狩人(前編)(後編) 三好のいる部屋の扉には引っ掻いた傷がある。 115 金の狩人(前編)(後編) 沙織、クローゼットの荷物も漁る。使えなくなったウージーを放置。代わりにイングラムM11のみを持っていく。 115 金の狩人(前編)(後編) 寝室は廊下の奥に位置する。 154 暗涙 沙織が出ていき、仲根が入った時の寝室の様子:パイプベッドと壁は血で赤く染まり、弾丸で撃ち抜かれたような焦げた孔がいくつもある。奥のクローゼットは半開きであり、その周囲には様々な支給品と思われる代物が散乱している。そして、ドアの裏側を覗きこむと、上半身にシーツを被せられた死体が横たわっていた。 154 暗涙 ベッドはパイプベッド。 154 暗涙 仲根、寝室からグレネードランチャーと木刀、包丁、チップを回収。 154 暗涙 仲根、ガムテープを発見。使用し、寝室に放置。 154 暗涙 浦部の一般支給品も放置。 154 暗涙 D-6底なし沼 資料 話数 タイトル 秀峰お手製。坂崎の腕が沼から生えている。 019 老怪 D-6ショッピングモール付近 資料 話数 タイトル 石田、ダイナマイトを5本落とす。(B-6、C-6、D-6のどこか) 083 事故 沙織を庇って爆発に巻き込まれた石田の亡骸あり。首輪は爆発と同時に沙織の足もとに転がる。 128 偶然と奇跡の果てに D-7ショッピングモール 資料 話数 タイトル 正面入り口は自動ドア。 023 情報 3階は家電製品売場。森田と遠藤がそこで情報交換。 023 情報 家電製品売場には夥しい数のパソコンがある。 057 手足 入り口の近くにレジカウンターがある。 071 それぞれの試金石(前編)(後編) 1階フロア奥に鉄の扉。その先には事務室がある。長机と椅子が積まれた、埃っぽい部屋。 071 それぞれの試金石(前編)(後編) トイレあり。 095 見切り 一階は食料品と飲食店が入るスペース。入り口のレジを抜けると、食料品を陳列するための棚が並んでいる。 しかし、食料はない。 115 金の狩人(前編)(後編) 入り口フロアの右側に位置する食堂エリアがある。事務室と同じように床やカウンターにうっすらとホコリが溜まり、椅子やテーブルはフロアの一角に積み上げられている。 115 金の狩人(前編)(後編) 食堂エリアの奥には厨房。厨房の中はステンレス製の作業台を中央に、その周りを囲むようにコンロや流し台、冷蔵庫などが配置されている。引き出しがある。 115 金の狩人(前編)(後編) 厨房に出入口あり。右側にはプロパンガスが並んだ物置、左側の奥はゴミ捨て場、コンクリートによって道が舗装されている。 115 金の狩人(前編)(後編) ショッピングモールの出入り口はいくつかあるが、開いているのは正面の出入り口と先程の厨房の出入り口のみで、 残りは鍵がかけられ、自力では出られないようになっている。 115 金の狩人(前編)(後編) 厨房の出入り口のドアノブはドアの内側についている鍵を指でつまんで回転させるタイプ。ドアノブは油が付着している。 115 金の狩人(前編)(後編) 厨房にはガス湯沸かし器がある。 115 金の狩人(前編)(後編) 2階は衣料品・インテリアコーナー。遠藤が布団を一枚失敬する。 115 金の狩人(前編)(後編) ベッド売場に窓とテラスがあり、風景を一望できる。そこには海が広がっている。(本来、小売店では商品が太陽で変色することを避けるために窓を極力つけないようにしている。) 115 金の狩人(前編)(後編) 炎上。どうして、こうなった……。 115 金の狩人(前編)(後編) E-3民家 資料 話数 タイトル 畳みがある日本家屋。沢田と大槻が乱闘。大槻の死体あり。沢田が荷物を奪う。 007 侠 沢田と零と涯が戻ってくる。民家の裏手で大槻と赤松を埋葬する。 094 息子 ちゃぶ台とタオルあり。 094 息子 南に玄関。北は勝手口。 156 集約 E-3崖 資料 話数 タイトル かなりの急斜面。草木に隠れているため森の中からでは分かりづらい。涯が零を助ける。 064 人間として 崖は10メートルほどで無骨な岩が露出している。 088 希望への標(前編)(後編) 崖は道路に沿うように伸びている。C-3辺りまで。 088 希望への標(前編)(後編) E-3 道路沿い 資料 話数 タイトル 利根川の死体あり。 136 ひとつの決着 E-4商店街 資料 話数 タイトル アーケード。入り口には『いらっしゃいませ』の看板がある。 110 老人と若者 奥までずっと『シャッター街』が続いている。通りには転々と街灯が並んでいたが、所々電球が切れかかり、チカ、チカと不規則に点滅を繰り返している。 110 老人と若者 八百屋がある。 060 状況 八百屋の詳しい描写:商店街の中程に八百屋を見つけた。その店の軒先にはシャッターがついておらず、外から店の内部を見渡せた。包丁でも置いてないかと店の中を探してみたが見つからない。 店先は野菜を並べるための台が埃をかぶっている。旧式のレジの台の下にも棚があったが何も入っていない。 用具入れでもありそうなものだが、見当たらない。店の奥は木製の扉によって閉ざされている。 110 老人と若者 仲根、八百屋の奥にあった台車を向かいの店の窓にぶつけて壊す。(八百屋の中には入れるらしい) 110 老人と若者 八百屋の向かいの店は釣り専門店。仲根、ライフジャケットを失敬する。 110 老人と若者 第三回定時放送前、ひろゆきと平山が商店街の西側に位置する店の中で休む。勝手口は磨りガラス。 156 集約 商店街入り口1軒目東側の家 銀二と原田が商店街の入り口から1軒目の東側の家で夜を過ごす。 125 我執(前編) (後編) 窓から病院とその辺りの道路が見える部屋がある。 125 我執(前編) (後編) 日本家屋。 125 我執(前編) (後編) 銀二たちの部屋には壁時計がある。 125 我執(前編) (後編) 部屋の窓際にカメラの死角がある。 125 我執(前編) (後編) E-5病院 資料 話数 タイトル 2階建ての建物。 104 天の采配(前編)(後編) 非常灯は機能。出入口と廊下を照らしている。 104 天の采配(前編)(後編) 処置室あり。簡易ベッドが置いてあり、天がそこで非常用の懐中電灯を発見。 104 天の采配(前編)(後編) 外部に繋がる場所は、窓を除けば三箇所。 表玄関と、救急車が乗り付ける裏口、そして非常口。 104 天の采配(前編)(後編) 一階には、処置室、各種検査室、薬の処方室と待合室、看護師の控え室や、食堂がある。二階は入院用のベッドが並んでいる。 104 天の采配(前編)(後編) 鍵がかかっている部屋は多数あり、レントゲンやエコー検査室のように、何らかの「検査」の看板が下がっているところがその該当部屋。天が外からその部屋を見ようとしたが、そういった部屋には全て窓がない。 104 天の采配(前編)(後編) 湿布薬や包帯、消毒液のような、素人でも分かる治療道具は多数あり。 104 天の采配(前編)(後編) 処置室の外は廊下を挟んで、処方室と受付が並んでいる。受付側には表玄関がある。 104 天の采配(前編)(後編) 正面出入り口付近に消火器あり。(のちに鷲巣が爆弾として使用) 104 天の采配(前編)(後編) しづかが侵入した出入口:鉄製の扉である。非常階段の出入り口を連想させるような造りであり、雨ざらしであったためか、赤錆が冷たい月光に照らされ、染みのように浮かび上がっている。(正面ではないことから、裏の非常口の可能性が高い) 119 盲点 トイレと非常口の間に階段あり。 119 盲点 女子トイレにははめ込み型の小窓あり。便器は全て洋式。病院のトイレのため、個室が広めに設計されている。 119 盲点 女子トイレの一番奥は清掃用具入れ。バケツやモップがある。 119 盲点 非常口の裏に足を失った天の亡骸あり。扉も焦げている可能性あり。 120 天意 病院の周辺には蛍光塗料が点々と落ちている。 124 光路 病院の非常口付近から落ちている蛍光塗料は商店街南側入り口、路地の交差点でなくなっている。(ここらへんでアカギが回収したと思われる) 131 一致 鷲巣、天の首を切断し、首輪を奪う。人避けの意味もある。 137 紫苑の底闇 処置室には大きな窓、その上には通気口のための開閉可能な小窓がある。(患者のプライバシーを考慮すべきところであるにもかかわらず、おかしい構造) 144 願意 消火器と首輪を使った爆弾で廊下と柱には亀裂が走り、ガラスと消火器の破片が至るところに飛散している。 144 願意 受付の奥に事務室の木製の扉がある。鍵がかかっているも、アカギがデリンジャーでこじ開ける。 158 悪夢(前編)(後編) ドアの入り口付近に背の低い棚があり、棚の上には壁に設置された小さな扉がある。その中に色々な鍵がある。アカギが回収する。 158 悪夢(前編)(後編) 事務室のカレンダーは3年前のもの。 158 悪夢(前編)(後編) 和也、事務室を見て気づく。「“紙”が見当たらねぇ…文具とか事務用品は乱雑に入ったままだが。壁のカレンダー以外の紙がさ…。そこの戸棚もカラッポだ…ファイルとか並んでそうなもんなのによ。つまり『書類』が全て持ち去られている…見られちゃまずい書類でもあったんだろうなあ…」 158 悪夢(前編)(後編) アカギ、廊下にある行き止まりの壁を手榴弾で爆発させる。壁に穴が開き、地下へ続く階段が現れる。 158 悪夢(前編)(後編) 地下への階段を下りると、錆びた扉がある。そこを開けると、夥しい数の白骨化やミイラ化の死体が乱雑に転がっていた。 158 悪夢(前編)(後編) F-3バッティングセンター 資料 話数 タイトル 夜でも明かりが付いている。銀二と原田が付近で落ち合った。 102 百に一つ F-6ホテル 資料 話数 タイトル 出入りができるのは正面入り口のみ。 069 姫と双子の紳士 板倉と佐原がここの3階を隠れ家にする。 039 観察 佐原の誤射で弾丸が窓ガラスを貫通。おそらく、この窓ガラスは割れてしまったと思われる。 055 魔弾 佐原は逃亡。代わりに板倉、一条、しづかがここを拠点とすることに。 069 姫と双子の紳士 2階も客室。 086 猛毒 正面玄関の周囲には電灯が数本立ち並んでいる。 086 猛毒 客室の窓にはカーテンがある。 086 猛毒 1階にロビーがある。 086 猛毒 廊下には非常灯がついており、暗くても歩ける。 086 猛毒 客室にはベッド、クローゼット、椅子がある。 091 渇望 ホテルにあるはずの非難はしごがない。他の階へ移動する手段は階段のみ。緊急時、窓を全開にする非難装置がない。部屋番号に4と9を使用。鍵を廊下側からしか占めることができない。窓は強化ガラス使用。→まるで…ホテルに見せかけた監獄だな…。 091 渇望 階段は学校の階段のように螺旋状に組まれている。 091 渇望 階段や廊下の床はプラスチック系床材を使用。 091 渇望 階段の手すりは木製。 091 渇望 出入口の隣にはフロントカウンターがある。 091 渇望 出入り口付近に一条に投げ捨てられた注射器とそのジュラルミンケース、鎖が落ちている。 091 渇望 しづか、フロントを漁りハサミを発見。失敬する。 100 借り物の靴 端子がタコ足配線の携帯の充電器のみ発見。(携帯なし) 100 借り物の靴 レストランあり。しづかはそこから未開封のミネラルウォーターを失敬する。 100 借り物の靴 従業員用控え室 廊下の奥に『Staff Only』と書かれた部屋(従業員用控室)がある。 086 猛毒 従業員用控室にシャツが置いてあった。 086 猛毒 従業員用控室に室内に窓がない。 086 猛毒 従業員用控え室で、板倉の死体あり。荷物は全て取られている。(のちに靴はしづかがもらっていった) 086 猛毒 従業員用控え室の描写:左右の壁にはロッカー、その前には安物の3人掛けのソファーがそれぞれ並べられている。ソファーに挟まれるように中央にはテーブル、部屋の奥には従業員用の洗面台が配置されていた。 091 渇望 従業員用控え室の床には薄ら埃がある。 091 渇望 従業員控え室の洗面台には燃やされた衣類がある。 091 渇望 ソファーの中は空洞。 091 渇望 従業員用控え室には男性用シャツとズボンあり。(しづかがその中から自分のサイズに近いものを着た。) 100 借り物の靴 板倉の死体は佐原によって頭部を潰され、首輪を奪われる。 123 活路 F-5路上 資料 話数 タイトル 船井の死体あり。一条に全ての荷物を奪われる。 036 鏡 F-7温泉旅館 資料 話数 タイトル 一番奥の客室には押入れには布団一式。観音開きの収納にはタオルと浴衣がある。懐中電灯もある。(タオルと浴衣の帯、懐中電灯は佐原が回収)。 082 孤軍 フロントあり。 107 猜疑と疑惑(前編)(後編) フロント前に電話あり。内線だと、画面に部屋番号が表示される。 107 猜疑と疑惑(前編)(後編) 通路の端に非常灯が設置されている。 107 猜疑と疑惑(前編)(後編) フロントにデスクトップのパソコンあり。 107 猜疑と疑惑(前編)(後編) フロントの近くにソファーあり。 132 抜道 旅館の裏手にマンホールがある。 132 抜道 G-4 港 資料 話数 タイトル 安全エリアから見た光景:目を凝らすと、数百メートル先の地面がコンクリートであることがわかる。桟橋らしきものも見受けられる。ただし、その辺りは建物がいくつか建っており、見通しが悪い。船が停泊しているかどうかまではわからなかった。建物は、倉庫か何かなのかも知れない。 150 記録 G-4草原 資料 話数 タイトル 澤井の死体あり。荷物は一条に奪われている。 017 復讐人 G-5公衆トイレ 資料 話数 タイトル 道の途中にある。森田と仲根がぶつかり合う。 121 慕効 地下道 資料 話数 タイトル 悪臭が漂っている。 132 抜道 南郷さん曰く、「ずいぶん使われてなくて流れがなく、ヘドロが溜まっているもんだから、通常の下水道よりひどい匂いだな」 132 抜道 島の地下に碁盤の目のように張り巡らされているようで、道は真っ直ぐで、地上に比べ高低差も無い。 132 抜道 下水道の中央には人一人分が寝そべるほどの幅の汚水を流すための水路があり、その両脇には水路より高めに設計された通路が伸びている。 163 空回り D-4ホテルの地下周辺の壁は最近作られたばかりのもの、真新しいドアには『引換所』の札がかかっている。 132 抜道 エスポワール 資料 話数 タイトル ギャラリーはエスポワールに乗り込み、島から遠くはなれた沖に碇を下ろしている。 117 帝王 ギャラリーが集まるホールあり。著名人の記念式典を執り行うのに相応しい、格調の高さを感じさせる赤い絨毯に、金粉をまぶしたような壁面。 そのホールの中央には円卓テーブルが並べられている。 112 苦情 ホールの正面には映画館のスクリーンのような巨大モニターがあり、定時放送時には黒崎の姿と分割された画面で、参加者の表情が映し出されるようになっている。 112 苦情 ギャラリーに支給されたパソコンはバトルロワイアルにおいて必要なことが全て網羅されている。 バトルロワイアル内の映像や情報の提供を初めとして、 息抜きの音楽や映画鑑賞、果ては食事やマッサージの注文なども可能である。 ほかのギャラリーの手を煩わせることなく、パソコンだけで全てが事足りてしまう。 112 苦情
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/1216.html
6話 夜の病院は怖い 泣く子も黙る武装警察真選組の鬼の副長・土方十四郎。 剣の腕は一流、頭も切れる彼だが、重度のマヨラーであり、 ヘビースモーカー、お化けの類や歯医者が怖いなど、人間らしい(?)部分も多い。 深夜の病院。部分的に非常灯しか灯っていない廊下。 「……」 いかにも何かが出そうな雰囲気の場所に、土方は一人で立っていた。 意識を失う前、大勢の人間や獣人――天人だろうか――が集められた広間。 そこには自分の部下である真選組一番隊隊長沖田総悟や、 万事屋の銀髪パーマ甘党侍坂田銀時、その従業員の眼鏡少年志村新八もいた。 モニターの向こうの白衣の男、香取亮太が殺し合いを宣言し、 一人の色黒の少女が、首輪を爆破されて殺された。 あれは、自分達に逆らったり首輪を無理に外そうとすればどうなるのかをわざわざ実演したのだ。 土方は、殺し合いをする気など毛頭無かった。 どこの馬の骨とも分からないような男に従う義理などあるはずも無い。 だが、今はそれよりも何よりも。 「……」 土方の身体が若干震えている。それは本当に近くまで来ないと分からない程、ではあったが。 前述したが、彼はお化けや幽霊の類が苦手なのである。 当人は決して認めようとしないが、身体は正直だ。 (よ、夜の病院、か…ケッ、主催の野郎ォ、中々上等な事してくれんじゃねェか。 い、いや、怖くねーよ? 別に怖くなんかねーし) 心の中で必死に取り繕うが、ここに一番隊隊長のサド王子がいれば、 間違い無くこう言っただろう。 「あれ? 土方さん震えてますぜ。まさか、怖いんですかィ?」 と。 「へっ、怖くなんかねーよ。さて、と。支給品の確認でもすr」 「すみません」 「ぬおわあああああああああああああああ!!!」 「……」 静寂な病院内に、男の悲鳴が響き渡った。 「……ってオイゴルァ!! 驚かせんじゃねえええ!」 「え、いや、驚かせるつもりは無かったんですけど」 思い切り胸倉を掴まれ引き攣った表情を浮かべる、 病院という場所に似合う白衣姿の眼鏡の男――佐藤文博。 「チッ…それで、何だよ? 声を掛けてきたって事は、お前はやる気にはなってねーのか」 「やる気って、殺し合いに乗ってるかって事ですか? はい、乗ってませんよ。 えーと、って言う事はそちらも…」 「……ああ。乗ってねーよ。俺は土方十四郎だ。お前は?」 「佐藤文博です」 「そうか。佐藤。ここで立ち話も何だ。そこの病室で話しようや」 「そうですね……」 土方と文博は手近な病室の中へと入る。 その病室は誰か入院患者がいたのだろうか、使用された形跡のある、 ややしわの出来たシーツと布団が乗ったパイプベッド、 半分程残っている点滴のパックが吊るされた点滴用の柱。 棚の上には干からびたリンゴと錆の浮き出た果物ナイフが置かれている。 洗面台もあったが、なぜか、鏡が叩き割られていた。 「……」 何なのだろう、このホラーゲームに出てきそうな雰囲気の病室は。 棚の辺りを調べればハンドガンの弾か、入院患者の日記が入手出来そうだ。 土方は冷や汗をかきながらそう思っていた。 土方が椅子に、文博がベッドに座り互いに向かい合う。 まず、支給品の確認を行った。 「俺は……直刀に、煙草1カートンか」 土方の支給品は、鍔の無い真っ直ぐな刀身を持った片刃の長剣、直刀と、 何の変哲も無い煙草が1カートン分。 どちらも土方にとっては適性がある。 「えーと僕は……」 文博が自分のデイパックの中を漁り、そして支給品を取り出す。 木製の銃床、被筒を持った筒型弾倉型ボルトアクション小銃、二十二年式村田銃と予備弾十数発。 そして、大きなボトルに入れられた業務用のマヨネーズが彼の支給品のようだった。 「マヨネーズか。良いな」 「土方さんマヨネーズ好きなんですか?」 「まぁ、な」 「それじゃあ差し上げますよ」 「おお、こいつは有り難い」 元々マヨネーズが余り好きでは無かった文博は業務用マヨネーズを土方に手渡す。 もしここで文博が土方にマヨネーズが好きでは無い事を公言したら大変な事になっていただろう。 その後、土方は病室内で見付けた100円ライターで煙草を吸いながら、 殺し合いに呼ばれた自分の部下及び知り合いについて大まかに話した。 「…とまあ、こんな所だ」 「成程…僕は……名簿を見る限りじゃ、知り合いはいません」 「そうか……」 土方の言った「真選組」「江戸」「天人」といった聞き慣れない単語に疑問を抱きつつも、 この状況では敢えて言及する必要も無いと判断した文博は、 そのまま流し、自分には殺し合いに呼ばれている知り合いはいないと告げた。 「それで、これからどうしましょう、土方さん」 「そうだな…下手に動き回るのも危ないが、かと言ってじっとしたままでも いられんだろ。病院を出るか」 正直な所、土方が「病院を出よう」と提案した理由の大半は、 知り合いを捜しに行く、や、同じように殺し合いに乗っていない参加者を集める、 と言うよりも、不気味な夜の病院には長居したくない、というものだったが、 当然それを表に出すような土方では無い。 「……分かりました」 だが、初対面の時の土方の様子を見た文博は、何となくではあるが、 土方が病院を離れたい理由が分かってしまっていた。 【一日目/深夜/F-3病院】 【土方十四郎@銀魂】 [状態]健康、喫煙中 [装備]直刀 [所持品]基本支給品一式、煙草(1カートン分、消費中)、業務用マヨネーズ、 100円ライター(残りガス少ない、調達品) [思考・行動] 基本:殺し合いを潰す。首輪を何とかしたい。襲い掛かる者とは戦う。 1:佐藤文博と行動。坂田銀時、志村新八、沖田総悟を捜す。 2:病院から出たい。 [備考] ※原作かぶき町四天王篇終了後からの参戦です。 【佐藤文博@オリキャラ】 [状態]健康 [装備]二十二年式村田連発銃(8/8) [所持品]基本支給品一式、8㎜×53R弾(16) [思考・行動] 基本:殺し合いはしない。脱出手段を見付けたい。 1:土方十四郎と行動。 [備考] ※坂田銀時、志村新八、沖田総悟についての情報を得ました。 ※土方の言う「真選組」「江戸」等の単語に疑問を抱いていますが、 特に言及するつもりは無いようです。 ≪支給品紹介≫ 【直刀】 鍔のない、真っ直ぐな刀身を持った刀。 【煙草】 1カートン分ある煙草。 【二十二年式村田連発銃】 1889年(明治22年)に旧日本陸軍制式となった、初の国産連発小銃。 装弾数は当時としては破格の8発だが、筒型弾倉により装填が面倒、 故障が多い、命中率が悪いなど欠点が多く兵士からは不評だった。 【業務用マヨネーズ】 大容量のボトルに入ったマヨネーズ。 ≪オリキャラ紹介≫ 【名前】佐藤文博(さとう・ふみひろ) 【年齢】25 【性別】男 【職業】医師 【性格】温厚で真面目 【身体的特徴】茶色の短髪、中肉中背、近眼なので眼鏡を使用 【服装】白衣姿 【趣味】映画観賞(アクション物やサスペンス物) 【特技】一通りの医療知識に精通している 【経歴】やや裕福な家庭の二男として生まれ育った。三歳年上の兄・文定は、 国防軍の地方駐屯部隊司令官となっている 【備考】道具があれば応急手当、簡単な外科手術が出来るかも サド王子は空を仰ぐ 時系列順 家族を愛する父親の最悪の愚行 サド王子は空を仰ぐ 投下順 家族を愛する父親の最悪の愚行 ゲーム開始 土方十四郎 警察+医者+人狼+女性…これ何の集団? ゲーム開始 佐藤文博 警察+医者+人狼+女性…これ何の集団?
https://w.atwiki.jp/cardxyz/pages/622.html
非常食 [[カウンター]]カード コスト N1 相手がダイレクトアタックを宣言した時のみ発動可能。 相手のアタック宣言キャラのAP分のLPを得る。 その後、[[バトル]]を行う。 更新者 鴉乃 ダイレクトアタック反応型カウンターカード。 普通に使ったら相手のダイレクトアタックを一度だけノーダメージにするカード。 しかし、ストップウォッチや終戦の取り引きと併用するとライフを回復し、尚且つ相手のアタックを阻止する事が出来る。 こちらの方がお得といえばお得かもしれない。
https://w.atwiki.jp/tuduru/pages/127.html
非常階段 雨が降って 階段をあがって 最上階までいっきに登って 開けた景色を目にいれて 僕は息を大きく吸い込んだ 湿ったコンクリートの香りが鼻孔にみち 昔住んでいた団地を思い出させた ”憂鬱なノスタルジー” 非常階段は、そういう言葉が似合う気がした 不思議な場所だ たぶんそう いつも日のない所にあるせいかもしれない それと、とても大事な階段なのに 普段はあまり意識しないせいかもしれない だから忘れた頃にふっとなにかを思い出すのと同じで モノ悲しさを感じる あるいは これは僕にとって大きいのだけれど 小学校低学年くらいに 鬼ごっこやかくれんぼをした時 かならず1度は非常階段にかくれて 誰かがくるのをソワソワして待ったり 秘密基地を作ったりした時は かならずイタズラしてやりたいと思って みなで決行するのをドキドキしたりした 気づいてなかったかもしれないけど ソワソワもドキドキも 隠してしまいたい思いと 誰かに見られたいという思いが交錯していたはずだ 非常階段はそんな思いの集まる場所だ 大事なことが隠れてたり、隠していたり 今じゃ大きくなって 僕らにそういう事ができる場所はない ないというか、もうできる歳でもないし なんていうか日向にいすぎるせいかもしれない そう思ってるのは自分だけかもしれないけれど とにかく 僕らがもし何かを隠すとしたら 頭の中に忍び込ませて もんもんと秘密をめぐらせて 気づいてくれるのを待つしかなくて でもいつの間にか忘れてしまって 思い出した頃にはふと悲しくなる まぁ、その悲しくなるか、虚しくなるのか それともどうでもよくなるのか それは人それぞれだけれど でも、どうでもいいって スゴい寂しいことだろうと僕は思う ”非常階段” 非常事態って言ってもいいくらい 非常に重要なわけで 頭のもやもやは 自分が思ってる以上に 非常に重要で 隠れて遊んでる場合じゃない だからかくれんぼをするときは 話がとんでしまうけど きっと鬼になった方が幸せなんだ 隠れて待っているより 探しにいって捕まえるほうがいいんだ きっと見つけた方も、見つかった方も 嬉しい顔をして笑ってるに違いない 僕は息をととのえた 最上階から見える景色は淀んでいた 遠くの街が激しい雨で掻き消えていた ちらっと階段の隙き間から登ってきた階段を見下ろすと 僕が残した足跡が 下にいくほど無くなっていくのが見てとれた 非常階段の一段一段に 僕の残したモノは沁みこんでいったのだろうか? それとも消滅してしまったのだろうか? それとも すぐに誰かが登ってきて 僕の足跡を見つけるのだろうか? その誰かは僕らの鬼なんだろうか?