約 40,599 件
https://w.atwiki.jp/netapoke/pages/1041.html
勇者たちの軌跡 勇者たち 勇者 覇者 兄者 弟者 母者 従者 亡者 王者 怠者 忍者 忍者2 忍者3 死者 医者 前者 後者 羅紗 奏者 賢者 武者 術者 聖者 隠者 後者 夢者 電車 戦車 火車 馬車 滑車 飛車 蔦者 蒸気機関車 レッカー車 自動車 自転車 風車 ハガキやお手紙集める郵便車1号車 ハガキやお手紙集める郵便車2号車 町中きれいお掃除戦車 陸空両用大型トラック車 噴射 土砂 発射 反射 描写 華奢 感謝 大蛇 何じゃ? 芸達者 芸達者2 変質者 偽善者 守護者 暗殺者 創世者 高齢者 提供者 超能力者 同性愛者 鯉の王者 昆虫王者 恐竜王者 蛙の王者 波乗り王者A 波乗り王者B 波乗り王者C 昆虫王者 携帯獣王者 太陽の王者 役割破壊者 初代優勝者 恋の仲介者 唯一神信者 唯一王信者 唯一神信者2 長ネギの武者 裂空の訪問者 金鯱の使者 ペルシャ アクーシャ グレイシャ モジャモジャ ムシャムシャ R・ジャジャ 卵孵化の功労者1 卵孵化の功労者2 卵孵化の功労者3 卵孵化の功労者4 卵孵化の功労者5 唯一神繁栄功労者 霰パ繁栄の功労者 雨パ繁栄の功労者 雨パ繁栄の功労者2 晴れパ繁栄の功労者 晴れパ繁栄の功労者2 トリパ繁栄の功労者 ポケスペの女性記者 砂パ繁栄の功労者 砂パ繁栄の功労者2 冤罪事件の犠牲者 鉄砲魚誘拐容疑者 放射 注射 チンチン電車 新・波動の勇者 感想その他 感想や議論はここで。 ↑クソワロタwwwwww ↑↑誰がうまいことを書けとwww ↑↑↑誰だよ増やしたのwww ↑↑↑↑感謝と電車を増やした後悪ノリしたの誰だよwww ↑↑↑↑↑「勇者たち」が「しゃたち」化してるじゃないかwwww ↑↑↑↑↑↑ページ入った瞬間に噴射と変質者が同時に目に入ってきて吹いたww ↑↑↑↑↑↑↑模写と描写って同じポケモンじゃねーかwww ↑↑↑↑↑↑↑↑唯一神信者自重wwwww ↑↑↑↑↑↑↑↑↑ドーブル二つあるぞw ↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑見やすいように並べ替えといたw ↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑いろいろ追加したぞwww ↑重いとの報告があったのでとりあえず名前だけに 者付けるだけなら誰でもどうとでもなるし惰性的に増やすよりは強引なものは削除した方がいいかもな ↑とりあえず、王者と功労者が多すぎだからまとめるべきか。 ↑色々追加。 火車は猫の妖怪らしいが一番それっぽいのにした。 ↑↑とりあえず乗り物系をまとめてみた。 ↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑賢者にまさかのIQ5000野郎と脳味噌4つのガッタイガーを追加。重複してるけど気にしてはいけない。 ↑所でヤドキングはどうなったんだ?てか、王者系列はキングパとかでまとめなかったっけ? 飛車を追加してみたが、香車の方がいいかな ↑唯一神信者2追加…だがここで合っているか正直不安 最初に勇者作成した者だがここまで発展していてクソワロタ 卵孵化はマグカルゴとかじゃないのか・・・・ メタモンは別に作っといた …何で兄者2と妹者がピックアップされてないんだ? 芸達者はニドキングもありじゃない?「技のデパート」なんだし 後者が二つあるのはどうなんだ? 内容について このパーティでRPG。 どんな内容になるのか。 とりあえず勇者一行は感謝のためにグラシデアの花を探す事になる。 タマゴを孵してください、テッポウオを誘拐したヤツを捕らえてください、変質者を倒してください、暴走した掃除戦車を止めてください などの依頼をこなしながらグラシデアの花畑に向かうのであった。 これでほぼあたりだと思う。みなさんはどう思うだろうか。 ↑勇者といえば、巨悪を倒さないと(笑)。 どっちかと言うと、乗物は馬車みたいに乗っちゃうパターンじゃね。 ↑ラスボスは映画関係でミュウ辺りか?隠しで伝説と戦えると面白そうだ ↑ミュウは主人公を陰からサポートする存在だと思うんだ でそのミュウの影という設定のミュウツーがラスボスってのはどうだ エンディングを迎えた後も、とある場所でミュウツーに取り付かれたシェイミと戦うことになるというトンデモ設定で・・・ 最後はハッピーエンドで終わるかと思いきや最後の最後で巨大隕石が降ってきて世界滅亡しかける そしてそれをアルセウスが受け止めて命の源を失ったアルセウスは その他の伝説ポケモンに助けられハッピーエンド ↑↑ラスボスと言ったら魔王に決まっているじゃないか!! ↑何を言っているんだ。悪の大魔王がちゃんといるじゃないか。
https://w.atwiki.jp/ddr_dp/pages/3915.html
キヤロラ衛星の軌跡(楽) 曲名 アーティスト フォルダ 難易度 BPM NOTES/FA(SA) その他 キヤロラ衛星の軌跡 工藤吉三(ベイシスケイプ) A3 楽7 150 210 / 45 いちかのごちゃまぜMix UP! STREAM VOLTAGE AIR FREEZE CHAOS 34 31 5 91 2 楽譜面(7) / 踊譜面(12) / 激譜面(16) 属性 譜面 https //livedoor.blogimg.jp/yanmar195/imgs/4/9/499d9966.png 譜面動画 https //www.youtube.com/watch?v=Gu2sAuWxhzY (x?.?, NOTE) プレイ動画 https //www.youtube.com/watch?v=eqZEq7P4nRs (x2.25, NOTE) 解説 2022/11/01追加。機種連動イベント「いちかのごちゃまぜMix UP!」水色ゲージの解禁曲。 2024/04/04(金筐体)/2024/04/08(他筐体)より『EXTRA SAVIOR A3』で解禁可能。 GITADORA EXCHAINからの移植曲。 名前 コメント コメント(私的なことや感想はこちら) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/falcom_staff/pages/67.html
英雄伝説VI 空の軌跡 THE LEGEND OF HEROES -SORA NO KISEKI- 2004-06-24/Windows Programming Takayuki Kusano (草野孝之) Toru Endo (遠藤徹) Syuuji Nishitani (西谷秀司) Homare Karusawa (軽澤誉) Kazuhiko Onoda (小野田一彦) Art and Graphics Takeshi Araki (荒木健) Kazuki Nagao (長尾一樹) Maiko Yoshida (吉田麻衣子) Izumi Tamura (田村いずみ) Kasumi Tanaka (田中香純) Nobuo Hayashi (林宣夫) Shinichi Ito (伊藤慎一) Tomoko Sakai (酒井朋子) Hidenori Tanaka (田中英登) Nao Tatsuo (辰尾奈央) Seiji Murakami (村上星児) Michiyo Sakai (酒井美知代) Hiroyuki Yabuki (矢吹浩之) Kei Nakamura (中村啓) Kohei Kawa (川孝平) Syunsuke Ito (伊藤俊輔) Yusuke Morii (森井雄介) Ayako Yamanaka (山中綾子) Hiroko Murakami (村上寛子) Scenario Hisayoshi Takeiri (竹入久喜) Toshihiro Kondo (近藤季洋) Hirotaka Sato (佐藤広隆) Music and Sounds / Sound Team jdk Hayato Sonoda (園田隼人) Wataru Ishibashi (石橋渡) Takahide Murayama (村山貴英) Yukihiro Jindo (神藤由東大) Theme song "Hoshi no Arika" Vocal u-mi (うーみ) Chorus Kazuko Ito (伊藤和子) Lyrics Hideaki Hamada (浜田英明) Arrangement Kohei Wada (和田耕平) Recording Kazuhiro Miyasaka (PRESSTONE) (宮坂一弘) Publicity Hidefumi Inaya (稲屋秀文) Atsushi Hoshino (星野淳史) Ai Tamai (玉井愛) Fumika Murakami (村上文郁) ILLUSTRATIONS You Shiina (椎名優) Special Thanks Media Works Coordinator Mieko Ishikawa (石川三恵子) Supervisor Shinji Yamazaki (山崎伸治) Producer Masayuki Kato (加藤正幸)
https://w.atwiki.jp/sen_kiseki/pages/56.html
他のキャラと比べて成長速度が晩成っぽい(?)主人公だからしょうがないかもだけど - 名無しさん 2013-09-29 12 23 02 相性の良し悪しに関わらず斬撃崩しの発生率が低いのは気のせいか? - 名無しさん 2013-09-29 12 26 12 業炎撃、ガイウスやフィーが円Mで威力S+なのに弱すぎだろ - 名無しさん 2013-10-01 14 19 01 業炎撃の威力はS+のはず - 名無しさん 2013-10-02 02 22 13 業炎撃はS+です - 名無しさん 2013-10-02 12 15 10 Sクラフトは終盤で蒼焔ノ太刀に進化するよ。俺的にはフォースLv5+STRアップ系+覇道がオススメ。これで疾風やると全くCPが減らん - 名無しさん 2013-10-06 01 31 50 蒼焔ノ太刀は威力SSSで円Lの炎傷100%な - 名無しさん 2013-10-06 01 33 39 業炎撃が鬼の様な性能だね。範囲がSと狭いけど位置任意指定可能で威力は高く崩し30%に炎傷50%に気絶50%追加だもの - 名無しさん 2013-10-15 03 50 27 まぁその辺は天下の八葉一刀流だからなぁ・・・そういや、八の型まで全部出てないよね?2は『疾風』、4はリィンが『紅葉切り』で使ってたし、 - 名無しさん 2013-10-15 12 05 37 ↑途中で切れた 5は『残月』、8は無刀・・・であとは何があるんだろ・・・というかカシウスって一つの型の奥義皆伝なのかな?そうすると、どこかに螺旋は入ってそうだけど・・・ - 名無しさん 2013-10-15 12 08 42 カシウスは複数免許皆伝(全ての可能性大)でしょう。じゃないとリシャールに教えるとか普通は出来ない - 名無しさん 2013-10-19 09 25 50 限定版ドラマCDの中で中伝を授かった。 - 名無しさん 2013-10-19 15 45 29 歴代主人公の中で一番使い勝手がいい気がする - 名無しさん 2013-10-20 12 17 29 一撃の威力を追及するより手数を増やしてダメージを稼ぐってのはヨシュアタイプか? - 名無しさん 2013-10-21 11 57 23 歴代主人公は結構微妙な性能だったからな・・・。 - 名無しさん 2013-10-21 16 22 35 ヨシュアとリシャールを足して2で割った感じじゃね? - 名無しさん 2013-10-21 18 01 08 アーツはあまり得意じゃない感じかな? - 名無しさん 2013-10-21 21 10 25 エステルは微妙だけど、ケビンやロイドは強力なクラフト持ってて強かったイメージだが…。 - 名無しさん 2013-10-22 19 40 46 エステルはともかく、ケビン・ロイドは優秀だったと思う。 - 名無しさん 2013-10-23 07 55 38 エステルがというより、当時のクラフトは全体的に微妙だったな。 - 名無しさん 2013-10-23 08 58 33 何故か声が聴けなくなるパターンが多い。ギャルゲーの主人公かっつーの。 - 名無しのF 2013-10-23 13 01 40 いいえ。ラノベの主人公です。 - 名無しさん 2013-10-23 16 19 22 リィンだけボイスなしのパートが多いのはキャラのセリフ量を均したからじゃないかって言われてるね。他キャラと違って出ずっぱりだから自然とセリフも増える。でも均したから少ない印象になる。総量としては他キャラと違わないんじゃないかと思う - 名無しさん 2013-10-24 11 06 32 軌跡シリーズの男主人公達は皆タラシ属性の持ち主だよね・・・ - 名無しさん 2013-10-24 19 25 17 クラフト優秀だよな。これまで攻撃特化の主人公いなかったし嬉しいわ。ずっと最前線で使い続けられる性能。 - 名無しさん 2013-10-28 03 20 49 物理が通る様になったのが一番大きい恩恵だと思う。前作の主人公ロイドはクラフトはそれなりに優秀だけど零、碧は物理が殆ど通らない仕様の為に回避上げて囮役か補助アーツで援護かアイテム係だった。 - 名無しさん 2013-10-28 20 27 17 八葉一刀流はやっぱり七耀属性に対応しているかんじなのかね - 名無しさん 2013-11-03 03 45 59 リィンのフィールドアタックの動作の速さがあれば、攻撃後の敵の硬直時間を利用して、連打しながら回り込んで敵の背後取ることもできるね。リーダーチェンジで敵の目を逃れる手法があるから、やる人あんまいないかもしれないけど。 - 名無しさん 2013-11-05 22 00 20 続編で第二クラフト来るだろうし、やはり技名は「○○烈波」なのだろうか。 - 名無しさん 2013-11-09 21 59 20 紅葉切りは四の型の初伝技 一章より - 名無しさん 2013-12-30 01 34 36 攻撃タイプとして頼もしくなったのは、やっぱりキャラがバラバラになっての行動メインの中でずっと固定だからかな? 万能キャラでも充分使えたとは思うが、やはり固定キャラが使いやすく強めなのは嬉しいね - 名無しさん 2013-12-30 22 35 29 しかしリィンは厨二心を擽る主人公だな - 名無しさん 2014-04-17 07 11 16 カシウスは5の型皆伝ってもう決まってる以上複数皆伝なんてあるわけない。それこそユンとかじゃないとありえない - 名無しさん 2014-07-11 19 34 28 リシャールが伍の型のアレンジ使うのは確かだが、カシウスが伍の型皆伝なんて話ないだろ、レイピアの指南だってするんだぞ。風の剣聖が出てきたたから、カシウスは本当は無(手)の剣聖だったんじゃないか、と思ってる - 名無しさん 2014-07-14 15 53 02 お前らあああ遂に来たな閃2のデモムービイイイイ!!!! 何だあのリィンの新Sクラカッコエエエエwww - 名無しさん 2014-08-01 09 04 36 強い(確信) - 名無しさん 2014-08-08 20 50 57 しかし....灰の騎神!ヴァリマーーーールはどうなのw - 1 2014-09-07 01 14 16 ロボットものの定番として叫ばせたくなったんじゃないの? 閃だけの疑問じゃ収まらないわ。 - 名無しさん 2014-09-09 01 19 24 なにげに、武器が刃物なのは軌跡シリーズ主人公で初。(ナユタは除外) - 名無しさん 2016-06-06 22 26 38 ↑ヨシュアも一応主人公・・・。 - 名無しさん 2016-07-24 01 12 49 刃物って…言いたいことは分かるけど - 名無しさん 2016-08-07 01 31 41
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/3933.html
前ページ次ページゼロの軌跡 第六話 貴族の道 ルイズの道 レンの道 レンはその一部始終を離れて見ていた。耐えようもなく不快だった。あの醜態は吐き気すら催しそうだった。 貴族とはなんなのか。その権に酔い力に奢り弱者をいたぶる存在なのか。 それは絶対に違う、レンはそう思わざるを得なかった。 こちらの世界に来る以前、リベールにおいてレンは貴族に面識があった。 面識だけではない、共に旅をして、言葉を交わした。 クローゼとオリビエ。 正確に言うならば貴族の中の貴族。二人は王家に連なる人間。 クローゼは王太女、オリビエは庶子という違いこそあれ、二人が国と民を思う気持ちに微塵も違いはなかった。 クローゼは常に悩んでいた。 玉座とは座るものでなく背負うものだと理解していたし、だからこそ彼女はそれの重さと自分の力の差に苦しんでいたのだ。 それでも彼女は前を向いた。己を至らなさを認識し、そしてそれを埋めようと努力している。 彼女だけが成しえる事、守りうるものの存在から目を背けることをやめて、逃れようのない女王という十字架を背負うことにしたのだ。 <輝く環>事件の際に、レンは執行者として王宮で彼女を拉致した。 今思えば、その時の毅然たる振る舞いに、その瞳の輝きに、王としてのあるべき姿、その一片を垣間見た気がする。 国のために民があるのではなく、民のために国がある。 それを認識しているものが、ルイズを笑い蔑む輩の中に一人でもいるのか。 オリビエはずっと苦しんでいた。 大陸一の大国、エレボニア帝国。数多い皇帝の庶子の一人に過ぎないオリビエにさしたる権力はなく、帝国の実権は一人の宰相オズボーンの手に握られていた。 それでもオリビエは決意した。一人の友人と共に敵に立ち向かうことを。 国の重鎮でありながら、犯罪結社である<身喰らう蛇>とさえ手を結んだその宰相に。 軍部の七割を掌握しているオズボーンに勝てる算段などないに等しい。それでも、彼が望む世界の行く末、それは火を見るよりも明らかで。 だからオリビエは己の身命を賭して勝負に出たのだ。 オリビエの飄々とした振る舞いの中に一体どれほどの苦悩が隠されているのか。 それを見て取れるものはあの群衆の中にはいるまい。ただ、ルイズ一人を除いて。 レンは立ち上がった。 「やめなさい」 辺りは静まり返った。その一声に含まれた気迫、それを無視しうるものはそこにはいなかった。 レンが一歩進むごとに波が退いて海が割れた。 「あなたは貴族なのでしょう。貴族ならそれに相応しい振る舞いがあるのではないかしら」 ギーシュは激しくたじろいだ。まさかレンがルイズに肩入れするとは思ってもみなかったのだ。 ここでレンに立ち向かえばどうなるか。目の前に立つルイズ、その彼女の傷跡が雄弁にその末路を語っていた。 興奮していた頭は瞬時に氷点下まで冷え、冷静な思考がそれに取って代わる。 確かに今の自分の振る舞いはどうみても立派なものとはいえない。 誤ればそれを正すのも貴族としての在り方だ。 そう結論付けてギーシュはおとなしくルイズに頭を下げた。 「すまない、ミス・ヴァリエール。僕としたことが、君にひどい仕打ちをしてしまった。 この通りだ、許してほしい」 事態の急変に戸惑うルイズ。ええ、とか、うん、と曖昧に言葉を返す。 それをおいて再び盛り上がったのは周囲の野次馬達だった。 まったくその通り、二股のギーシュ、いい気味だ。 一度失った標的をまた見つけて、聞くに堪えない雑音がレンの耳を覆った。 なんと愚かな連中か。 まるで、腐臭さえ漂ってくるようではないか。 生者の肉を啄ばんで彼らは生きているのではないか。 嘲笑と罵倒を歌い、享楽に浸る亡者の群れだ。 レンは叫ぶ。 「あなた達も同罪よ!ここにいる、ルイズ以外の全ての貴族!」 クローゼの、あの澄み切った水のような美しさが懐かしかった。 オリビエの、あの捉えどころのない風のような芯の強さが思い出された。 「この世界では盗賊のことを貴族というのね。知らなかったわ。 そうやって、自分の口から出た嘲笑がその身に還ってくるその時まで、愚かに踊り続けるといいわ」 自分達よりもずっと年下の少女から浴びせられる、叱責というにはあまりにも苛烈なそれ。 満場、身じろぎ一つなかった。 「自分の責務も知らず、他人の痛みをせせら笑う。 憂うべき国も、思うべき民も見捨てて、己の愉悦に溺れて肥え太る寄生虫!」 狂わんばかりの怒声が上がった。 それを見やれば一部の生徒が青筋を立てて怒りに震えていた。 既に大半の生徒はレンの剣幕を恐れて事態を遠巻きに見守っている。 この自分を見ても怖気づかないところからすると、上級生か下級生か。噂が広まってないはずもないだろうに、それでも立ち向かってくるのは<パテル=マテル>の姿がないからだろう。 それでも周りの様子を見ればその噂が事実が否やかは見て取れぬはずがない。 つまりは己も他人も見ることの出来ない盲いた連中。 ならば多少痛い目に会わせてやるのも一興か。 「生意気な平民の小娘!今の言葉を撤回しろ!這いつくばって貴族の慈悲を請え!」 レンの冷静な思考にぶつけられる、力を後ろ盾にした激情に身を任せた思慮なき怒り。 「お断りよ。そんなに謝罪が欲しいなら力でもぎ取ったらどうかしら? あなた達がいつもそうしているようにね」 「いいだろう、決闘だ!もう泣いても謝っても許さん!」 ヴェストリの広場で待つ。そう言い残して彼らはその場を去った。 あまりの事態の急変にしばし呆然としていたルイズだったが、去っていった貴族を、軽蔑を隠そうともせずに睨みつけるレンを見て、自分が今何をすべきかを思い出した。 まず謝らなければいけない。レンから大切な父と母を奪いかけた自分の行いを。 そして感謝しなければならない。自らが信じる貴族の道を歩もうとしたルイズを助けてくれたことを。 それが出来なければ、私はもはや貴族ではいられない。 「レン」 「何かしら、ルイズ。レンにはあなたと話している時間なんてないの」 「ごめんなさい。 そして、ありがとう」 全く予期していなかったその言葉にレンは思わずルイズを見つめた。 やっと私を見てくれた。 私とレンは、ここが始まりなのだ。 「私、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールは、ここにレンの父と母<パテル=マテル>を私の使い魔にしないことを誓うわ」 レンは目を見開いて石の様に固まっていた。 ああ、こんな顔もするのだ。 ルイズはそこに、年相応の少女の姿を見た気がした。 「そして、私を助けてくれてありがとう。 レンがいなかったら私は挫けていたかも知れない。貴族でなくなっていたかも知れない」 「…」 「レンは私を助ける気なんてなかったかも知れない。それでも構わない。 レンは私に貴族としてあるべき道を指し示してくれた」 ルイズはレンに右手を差し出す。 「私はメイジでなくても構わない。でも貴族である自分は絶対に捨てられない。 いえ、捨ててはいけないと思う」 ルイズは一人言葉を紡ぐ。 この時からルイズはメイジではなくなった。 だが、この世界の誰よりも貴族らしくあった。 それを、だれが非難し得ようか。 「この言葉を、この手を受け取ってもらえなくても構わない。 それでも、言わせて欲しいの。 ごめんなさい。 そして、ありがとう」 レンは思い切り微笑んでルイズの手をとった。紛うことなき、天使の微笑がそこにあった。 前ページ次ページゼロの軌跡
https://w.atwiki.jp/jdkmaniacs/pages/111.html
最終更新 2023-11-24 「英雄伝説 空の軌跡 the 3rd Evolution」のBGM別作曲者推測 目次 [非表示] データ 外部リンク 更新情報 概要 推測を終えての所感 アレンジサウンドトラック 投票 コメント データ 発売日 2016年8月24日 機種 PSVita 原曲作曲者 Falcom Sound Team jdk (園田隼人, 宇仁菅孝宏, 竹下遼) / 外注 (神藤由東大) 編曲者 全て外注 神藤由東大,真我光生, 岡島俊治, 南俊介 演奏者 ボーカル&コーラス 小寺可南子, 吉田このみ, ソプラノ Kiko, テノール 小林峻, ヴァイオリン 長野昭子, 山本愛子, ギター 寺前甲, 井上央一, ベース 榎本敦, 和田耕平, ドラム 岡島俊治, ピアノ 有木竜郎, 田口愛理 外部リンク 公式サイト / Wikipedia / VGMdb / みんなで決めるゲーム音楽まとめwiki 更新情報 2021-11-22 吉田このみ氏と小寺可南子氏を混同して記載していたのを修正。 概要 前作空の軌跡SC Evolutionと同様に相変わらず曲別の編曲担当がクレジットがされていない。ただ編曲者は少なくなり見通しは良くなったがクレジット表記はさらに不透明化。歌ものの編曲者すら書かないのはあまりに不誠実だろう。おまけに歌に参加している奏者の担当も書かなくなった。SC Evoは記載していたのに3rd Evolutionになった途端記載しないというのはさすがに筋が通らないのでは。何故こうコソコソと誤魔化そうとするのか分からない。これではまるでアリバイ工作ではないか。やはり真我氏に端を発するクレジットの消滅をさらに徹底させたのだろう。 それはともかくクレジットから読み解いていくと岡島氏はアレンジの他にドラマーとしてもクレジットされており間違いなくそうなるとSC Evo同様に歌もののアレンジは岡島氏であることが分かる。実際にサウンドやアレンジのテイストはSC Evo「I swear...」、そしてきちんと曲別クレジットされていた空の軌跡FC Evolutionの歌「空の軌跡」と同じ。これで空の軌跡のEvolutionシリーズ全ての歌が岡島氏のアレンジとなる(ついでに言うと碧Evoの歌も)。岡島氏は今回も歌だけの担当だろう。氏も神藤氏と同じく腕が立ち、また神藤氏同様に生演奏を取り入れるケースが多いためその点も判別がつきやすい。岡島氏が参加したセルセタの樹海、閃の軌跡の氏の曲(「地下遺跡」「Tie a Link of ARCUS!」)を聴けば氏の力量がお分かり頂けるはず。直近の参加だとFC Evoになり岡島氏は「Sophisticated Fight」「To be Suggestive」「王都グランセル」などのアレンジを担当されていた。ロックはもちろん、それ以外の曲も神藤氏ほどではないがサウンドのクオリティは高い。ただ今作において神藤氏以外の残りの曲に氏が当てはまるサウンドはない。やはりFC Evoを最後にがっつりと関わるのを辞めたとみる(そして岡島氏はこの3rd Evoを最後にファルコムを見限った。残念だがそれは正解の判断)。 次に神藤氏の曲を推測し始め以下の推測曲が全てとなった。神藤氏の曲はSC Evo同様にリアリスティックなサウンドとなっていて例外なくハイクオリティ。品のないサウンドを作ることは決してない。響きも混濁したりせず美しいハーモニーになる。そういったサウンドの曲は他が他なので浮き彫りになるため探しやすい。 というわけで残りの曲が真我氏か南氏ということになる。南氏は暗黒のSC Evoと3rd Evoのみの関わりになっているので作風は伺い知れないがSC Evoで書いた通り周辺情報は多いほう。一方の真我氏は否応なしにとても馴染みがあるのでさらなる消去法で南氏の曲も明らかになるであろう。真我氏は真我サウンド全開にしたとても明快なサウンドの曲があるのでそれを手掛かりに残りの曲を探していけばいい。ただ氏は作風をカメレオンのように変える性質を持っているので分かりづらい曲のときもあるので用心は必要。 推測を終えての所感 新顔の南俊介氏だが比較的真我氏と作風が似ている。なので判別がつきづらいときもあるのだが南氏のサウンドは真我氏と比べて圧が弱く(いやむしろこれが普通の音圧なのか)全体がホールトーンを含んだような響きとなっていて音像的にも奥行き感があって音場に余裕がある。真我氏のようにギチギチに詰まったようなサウンドにはなっていない。対して真我氏は音圧が高く音を間近に感じる。さながら眼前に音のブロックが立ちはだかるような圧だ。そして南氏ほどオフマイク気味にはならずオンマイクに響く。その辺りがふたりを見極める判断基準となっている。そういったホールトーンの芳醇さは神藤氏にも言えるがふたりの間では技術力とセンスの差が天と地ほどの差があるので特に推測の障害にはならない。で、南氏のアレンジの推測作業だがまず最初にはっきりと他とは異なる違和感を覚えた「招かれざる客」、その次にNEXT DESIGNにあるサンプルとの一致を確認した「荒野にそびえし威容」を南氏と認識、そこから数珠繋ぎで氏のアレンジを嗅ぎ分けていった。 というわけで南氏の担当は以下の通り割り出せた。真我氏と似たスタイルを持ちおまけにセンスが似てしまっている南氏だが幸いにも氏の技術力は真我氏よりも倍以上は高いと聴いた限りでは思う。原曲に泥を塗りたくったアレンジは幸いながらない。「これが真の実力や!」「異界」「想いの眠るゆりかご」「御心のままに」などは原曲を引き立たせた良いアレンジだと思う。おどろおどろしさが増した「深淵」も嫌いではない。ただ南氏はEDMが得意としているらしいが逆にそれが仇となって単に自分の趣味のひけらかしているだけとなってしまっているときもあるのが悩ましいところ。とはいえトータルではそこまで悪くはない仕事だったと評価したい。 そして最早頼みの綱となっている神藤氏だがSC Evo同様今回も素晴らしい成果を残して頂いている。まさに神藤氏の孤軍奮闘といったところだろう。特に「幻影城 Phantasmagoria 」は原曲を大きく超えるスペクタクルでドラマティックなアレンジとなっていて神藤氏の意地が現れているのかもしれない。また「空を見上げて Ending version」も実に美しいアレンジに仕上がっていてこの有り様を思うと涙なしには聴けない曲だ。「煉獄への階段」も静謐で沈潜とした佇まいをみせており胸を打つばかり。ただ「最後の選択」だけは原曲の時点で既に圧倒的な完成度を持っていたのでさすがに神藤氏といえど分が悪い。これに匹敵するもしくは超えるアレンジが出来るのは原曲作曲者の宇仁菅孝宏氏のみだろう(実際に最後の選択テーマを引用した曲を閃の軌跡以降いくつか作っており内外の評価は高い)。 で、真我氏だがSC Evoに続いて相変わらず問題を起こしている。3rd Evoの発売日2016年8月はイースVIII辺りとなりイースでは確かに悪くない良い仕事をした真我氏だが…。このような力量の人が5年前からずっと外注コンポーザーとしてファルコムに居座ったのだから悲劇でしかなくまさに暗黒時代到来としか言いようがない。そんな駄目駄目アレンジだが唯一「始まりの地」だけは伴奏の音形を活かした盛り上がりを作っていて原曲にはない悪くないアイデアだと思う。 アレンジサウンドトラック 原曲 No. 曲名 (Spotify) 原曲 推測 コメント 1 Cry for me, cry for you Opening version 竹下 岡島 ピアノは空の軌跡SC Evo「I swear...」と同じ。神藤氏のピアノとは異なる。奏者の有木竜郎氏はこれまで岡島氏の曲にしかピアノで参加していない。もちろんドラムは同じ。イントロが終わってAメロが入る直前のアレンジは同じようにヴァイオリンを入れている。 2 飛行客船ルシタニア号 園田 神藤 真っ先に神藤氏だと確信した「Genuine Devil」と同じオーケストラ、同じ位置と音のスネアやグロッケン、シンバル、トライアングル、ティンパニが聴かれる。木管の定位感も同様。これらは「強襲」とも同じ。ニュアンスに富んだ艷やかなストリングスも氏ならではだが生演奏のヴァイオリンをダブらせているのかもしれない。そうなると空の軌跡FC EvoやWe Love 空の軌跡にも参加していた山本愛子氏によるヴァイオリンかも。長野昭子氏はソロイストとして目立つ曲(SC Evoでは「The Merciless Savior」)にしか使われないはずだ。適材適所な演奏スタイルも含めてそういったふたりの役回りとなっていると思われる。 3 強襲 園田 神藤 「Genuine Devil」と同じオーケストラ。スネアやティンパニ、シンバルといった打楽器群も同じ。ストリングスの響きも同じ(0 57~辺りが分かりやすいが「飛行客船ルシタニア号」同様にヴァイオリンをストリングスとダブらせている)。「飛行客船ルシタニア号」と同じサウンド。このように実際のホールで聴いているかのような臨場感豊かでリアルなオーケストラサウンド、つまり技術力の高さ故のクオリティの高いサウンドは神藤氏だからこそ。 4 始まりの地 宇仁菅 真我 ストリングスから神藤氏ではないと分かる。音像がかなり前に来ていて圧が強いため南氏ではない。全体の響きはシンプル。後述していく真我氏の推測で確信を深めた。ストリングスはSC Evo「浮遊都市リベルアーク」と同じ音と位置であり南氏のストリングスのカラーではない。チェンバロもSC Evo「灯火が消えた街」と同じ音と位置にある。ストリングスとユニゾンして歌うグロッケン的な硬い金属音はSC Evo「陰謀」と同じ。ティンパニはSC Evo「隠された真の姿」と同じ。 5 レクルスの方石 園田 真我 「始まりの地」と同じチェンバロとティンパニ。0 40の真ん中で打ち鳴らされたシンバルはSC Evo「陰謀」0 13や0 25のシンバルと同じ位置と音。スネアもSC Evo「陰謀」や「隠された真の姿」と同じ音と位置。 6 招かれざる者 園田 南 音像がやや奥まっているこれまでにないサウンドとなっていて神藤氏でもないのなら真我氏でもないと判断出来る。ハープの音に顕著だが付帯する響き成分が多め。女性コーラスはミステリアスな歌いまわしをしている。そういった奇妙なコーラスやブラスから神藤氏ではない。真我氏もこうゆうコーラスをこれまで使っておらずまた氏ならもっと強く鳴るだろう。0 54~のブラスは南氏と確定していい「荒野にそびえし威容」0 45~と同じなのでそれらの理由も合わせて2つの曲は結びつく。 7 Fighting Right On 竹下 真我 イントロの豪壮で喧しいサウンドで真我氏だと一聴して分かるがSC Evo「Obstructive Existence」と同じボンゴもタムタムに隠れて僅かに鳴っている。この曲が真我氏ではないという選択肢は無い。 8 これが真の実力や! 園田 南 神藤氏にしてはハーモニーが喧しく混濁し過ぎている。ベースは真我氏がやったことがないメロディラインをしていてこれだけでも新顔の南氏だと伺える。ハープは「招かれざる者」と同じ、バッキングギターは「Close to the Brink」と同じ。トランペットは「招かれざる者」と違いミュートを外している。 9 隠者の庭園 宇仁菅 南 1 11からのミュートトランペットは「招かれざる者」と同じ響き。空間を埋めるスティック的なパーカッションは「招かれざる者」と同じ。ストリングスやシロフォンは「想いの眠るゆりかご」と同じ。ストリングスのソノリティは真我氏のストリングスとは異なる。こちらのほうが木目が細かくてスムーズ、抑揚も付いている。 10 翡翠回廊 竹下 真我 「Fighting Right On」と同じ位置と音のボンゴが聴こえる。ストリングス、ウィンドチャイムは「始まりの地」と同じ。続けて聴くと顕著に分かるがサウンドの近接感から南氏ではない。 11 Determination of Fight 竹下 真我 やはり同じボンゴがある。パーカッションは大体においてイースVIII「ICLUCIAN DANCE」と同じようなものだ。フレーズの終わりを跳ねるようにしているのはSC Evo「Obstructive Existence」と同じ。たくさん調子外れの素っ頓狂な音が鳴っていて真我氏らしいセンスで埋め尽くされている。後半から聴かれるシンセリードは「翡翠回廊」と同じ。フルートも「翡翠回廊」と同じ。オルガンは「Fighting Right On」と同じ。ドラムが執拗に叩かれ過ぎておりこれが真我流。 12 Close to the Brink 竹下 南 続けて聴くと違和感がある。ブラスサウンドは「招かれざる者」「荒野にそびえし威容」と同じ。この独特の音が南氏のブラスのトレードマーク。オルガンは「Fighting Right On」とは異なる。ギターのソロ1 46~はきちんとコントロールされており、バッキングギターも真我氏ほど圧が強くない。ドラムも明瞭には聴こえず忙しく叩かれていない。やはり南氏のサウンドは真我氏より音像が奥まっている。 13 Genuine Devil 園田 神藤 リアリスティックでスケールの大きいオーケストラサウンド。発売日付近だときちんと曲別クレジットされていたFC Evo「奪還」「至宝を守護せしモノ」、全曲アレンジのWe Love 空「王都繚乱 (Challenger Invited~奪還)」などと楽器や響きなどといったオーケストラは同じ。グロッケンは「飛行客船ルシタニア号」と同じ。ブラスに顕著な卓越した技術も聴かれ最も明快に神藤氏のカラーが出ている曲と言える。これが神藤氏ではないという選択肢は無い。 14 女神よ、お慈悲を… 園田 南 こういった室内楽規模の編成だと真我氏か南氏か一聴して分かる手掛かりが乏しいため結構悩んだ。ただ0 57~から真ん中にあるピアノの音は音といい響きといい定位感といい「想いの眠るゆりかご」のピアノ(特に0 20~)と同じことを発見出来た。あと全体の響き判断でも南氏を示す。真我氏のサウンドはもっと左右の定位を広く取っていて結果近く聴こえる。この曲ではそこまで定位が広くない。 15 想いの眠るゆりかご 竹下 南 確実に真我氏のピアノとは異なる。氏はここまでサウンドにホールトーンを取り入れない。ストリングスの音も滑らかで真我氏の「始まりの地」とは異なる。1 26~からのフルートとストリングスのユニゾンも真我氏の曲からはあまり聴かれない繊細さだ。ウィンドチャイムも真我氏「始まりの地」などとの鳴らし方とは異なりさり気ない。シンバルロール0 43は「仄かに煌く光」と似ている。「女神よ、お慈悲を…」と比べこちらは一聴して差を感じ取れた。 16 異界 宇仁菅 南 やはり響き成分多めなので真我氏ではない。1 06~からの響きなども幽玄的で一種独特でありまず真我氏からはこれまで聴かれたことがない。この部分のブラスは「招かれざる者」0 54~など南氏のブラスの響き。ストリングスやシロフォンは「想いの眠るゆりかご」と同じ。ティンパニやコーラスは「荒野にそびえし威容」と同じ。1 59~からの静電気を帯びたようなシンセが顔を見せるがこの音が南氏のエレクトロニカスタイルのアイコンとなる。 17 宵闇の王城 竹下 神藤 ヴァイオリンはリアルなソノリティのためソフト音源のヴァイオリンではない。神藤氏だと確定できる「煉獄への階段」のヴァイオリンと同じ。低弦のピチカートは「影の王」と同じ、低弦のアルコは「飛行客船ルシタニア号」と同じ。シンセベル0 52~はFC Evo「消え行く星」と似た音。 18 君を忘れてた 竹下 真我 今はこのようなユニークなサウンドは真我氏の領分だがこの当時からもそうだった。当たり前だが神藤氏のセンスではないし南氏の響きではない。アコギは「始まりの地」と同じ。 19 金の道、銀の道 竹下 真我 忙しないドラムと抑揚の乏しい平板なエレキギターから真我氏だと分かる。ストリングスは「始まりの地」と同じ。フルートは「翡翠回廊」と同じ。ボンゴは「Fighting Right On」と同じ。アコギはSC Evo「灯火が消えた街」と同じ音と位置。 20 大切なもの 園田 真我 響き、アレンジ、ストリングスや木管、ヴァイオリンから神藤氏ではない。ストリングスは「始まりの地」と同じ。シロフォンは「レクルスの方石」と同じ。0 52~の部分は「金の道、銀の道」1 12~を彷彿させられる。さらには創「夢幻の彼方へ」0 58~をも彷彿。最後にあるヴァイオリンは無機的に響いていてソフト音源だろう。真我氏による閃IV「Seductive Shudder」と似た音だ。 21 幻影の蒼い花 竹下 南 「異界」同様の響き。主部のEDMなシンセリード音は真我氏っぽくはあるがイントロからこれまでと同じ南氏ならではの響きを感じるので真我氏ではない。0 14~からの少し刺々しいシンセは「異界」1 59~にもある。そしてSC Evo「Heartless Surprise Attack」1 51~にもある。トムトムや左シンバルは「Close to the Brink」と同じ。 22 動かぬ世界 園田 南 こうゆう静謐感のあるサウンドは真我氏からはあまり聴かれない。0 34~からの妙なシンセのアクセントは真我氏っぽいおふざけに聴こえるがもちろん全体のサウンド的に真我氏ではない。1 09~から「幻影の蒼い花」0 07と同じ刺々しいシンセがある。1 46~からのチェロを主に含んだストリングスは「追憶」1 37~とは響きが異なる。 23 虎穴に入りて虎児を得よ 園田 南 引き続き「動かぬ世界」と同じシンセサウンドが聴かれる。真ん中に「幻影の蒼い花」と同じ鋭いシンセもある。真我氏より圧は強くない。ただやはり真我氏っぽい歪なシンセが山ほどあるがそれでも全体の響きによる自分の認識は南氏を示す。実際にNEXT DESIGNのデモ音源にはこれに近いEDMもある。派手好みの真我氏はいかにもオケヒを使いそうなイメージがあるが多分これまで使ったことはないような。不確かだが。 24 The Crimson Stigma 竹下 真我 最初南氏か真我氏か迷った。それは真我氏のロック曲にしては「Fighting Right On」のように個性が全面に出てきていないから。また「動かぬ世界」と同じような静電気を帯びたシンセもあったから。最終的にはドラムの圧やシンバルの位置、全体の圧などから真我氏と確信した。南氏のシンバルはもっと左右に離していて奥まっている。例のシンセもこちらのほうがずっと全面に出てきていて圧が強い。 25 影の王 園田 神藤 「飛行客船ルシタニア号」「宵闇の王城」と同じ低弦。SC Evo「Outskirts of Evolution」と同じバルトークピチカート。後半ホルンが出てくると神藤氏のサウンドが明快になってくる。木管、ストリングスは「飛行客船ルシタニア号」と同じ。このストリングスの刻みはFC Evo「忍び寄る危機」「暗躍する者たち」でも同じ音がある。チェレスタはその「暗躍する者たち」と同じ。グランカッサは太く深い臨場感あふれる音となっていて碧Evo「それぞれの正義」、FC Evo「グランアリーナ」でも似たような音が確認出来る。 26 光と影の迷宮 竹下 真我 「レクルスの方石」と同じスネア、0 33~以降真我氏が好むイースVIII「NIGHT SURVIVOR」のシンセ音が顔を見せる。忙しないドラムもある。トムトムは「Determination of Fight」と同じ。音圧から真我氏が該当。 27 黒の方舟 園田 真我 右側で打ち鳴らされているのはバルトークピチカートだろうか。神藤氏も同じ奏法を使っているがトータルで出来上がった曲はもちろん比べるべくもない。「レクルスの方石」と同じスネアとティンパニとハープとシロフォン、「始まりの地」と同じ銅鑼とグロッケンとストリングスもある。ブラスの響きははっきりと南氏のブラスとは異なる。 28 紫苑の家 宇仁菅 真我 何故か音程がとても不安定に感じるが…。「始まりの地」と同じグロッケン。チェロを浮き立たせたストリングスのアンサンブルやピチカートは「大切なもの」と同じ。トランペットはSC Evo「空を見上げて」2 02~と同じでありこの部分だけで南氏ではないと確定。ま、あまりにチープな音なのでこれがトランペットなのかという疑問はこの際置いておくとして。1 21の中間部は「大切なもの」0 52と似たアレンジ、同じようにチェレスタも聴こえてくる。 29 追憶 園田 真我 レクルスの方石」と同じピチカートとティンパニ。「始まりの地」と同じウィンドチャイム。「黒の方舟」と同じ鐘。スイープ音0 36~は「光と影の迷宮」0 20~と同じ。圧が強く南氏でのサウンドではない。1 37~からのチェロを含んだストリングスは「光と影の迷宮」1 58~と同じ響き。 30 煉獄への階段 宇仁菅 神藤 ストリングスは「影の王」と同じ。シンセベルは「宵闇の王城」と同じような音でやはり同じように左右で揺れている。主部から聴かれるヴァイオリンは「宵闇の王城」と同じであり歌いまわしやビブラートなどといったニュアンスなどから恐らく長野昭子氏だろう。SC Evoのページでも触れたが長野氏は昔から神藤氏としか組んでいない。長野氏のヴァイオリンは山本氏よりも官能的でやや仄暗い。ストリングス、木管もリアルにそして卓越して鳴らされており神藤氏以外にあり得ない。ソロヴァイオリンにストリングスが被さるところの美しいハーモニーは神藤氏のセンスと技術力だからなし得られる。 31 深淵 園田 南 音圧、響き、サウンドのまとまり、イントロ後にある深い音のティンパニから真我氏ではない。「動かぬ世界」「虎穴に入りて虎児を得よ」などと同じ刺々しいシンセサウンドを使っている。左右で打ち鳴らされるエピックなパーカッションは「招かれざる者」「隠者の庭園」と同じ。ティンパニは「荒野にそびえし威容」と同じ。南氏がよく使う奇妙なコーラスの叫び0 47~も聴かれる。 32 Masquerade of Lies 竹下 真我 どちらかというとブラスアレンジ?実は最初南氏かと思った。全体が奥まっていて聴こえたからだ。またシンバルやオルガンは「Close to the Brink」と同じ位置と音、2 13~のハープのアルペジオは「想いの眠るゆりかご」2 45~と同じ、ピアノは「想いの眠るゆりかご」と同じ。そういった一致条件もあった。ただ引っ掛かったのは1 25~からあるヴァイオリン。間違いなくソフト音源だが真我氏とする「大切なもの」と同じ音に聴こえる。同じ音源だとしたらふたりが単に同じ音源を使ってるだけかもしれないが。またイントロ後0 12~のトランペットは南氏のトランペットの響き「これが真の実力や!」ではない。ブラス含めた「Close to the Brink」とも違う。「黒の方舟」0 23~にあるブラスと似た響きだ。あとスネアは「夢と喧騒の聖地」やSC Evo「The Fate of The Fairies」と似ていて定位感や響きも同じ。かなり迷ったが最終的には真我氏とした。真我氏はどうゆうわけか偶にいつものセッティングとは違うサウンドを作ってくることが多いから時々混乱させられる。 33 最後の選択 宇仁菅 神藤 これまでと同じストリングス、スネア、シンバルなどから。また後述する「幻影城《Phantasmagoria》」からの推測も立つ。スイープ音は東ザナeX+「Earnestly Advance」と同じ。強奏時での混濁しないリアルで整然としたハーモニーは神藤氏の力量の賜物。このアレンジではオーケストラサウンドを聴かせるというよりはシンセ主体のサウンドに寄っている。 34 Overdosing Heavenly Bliss 竹下 真我 いつもの忙しないドラムと豪壮なサウンドから詳しく推測をせずとも明快。「Determination of Fight」と同じピアノとタムタム、「始まりの地」と同じハープとストリングスもある。1 11~からのピアノの戯けたオブリガートは真我氏のセンスらしくはある。 35 荒野にそびえし威容 園田 南 全体が奥まって聴こえる。「招かれざる者」と似た1 07~の妖しげな女性コーラス。ストリングスやブラスも同じ。このオーケストラの響きはNEXT DESIGNのサンプルと一致。この曲にはオルガン、コーラス、チェンバロ、ストリングス、オーケストラ+ブラス+スネアが入っていて南氏の良いサンプルとなっている。 36 幻影城《Phantasmagoria》 竹下 神藤 イントロのシンバルは「強襲」「最後の選択」と同じ。ダビングされたコーラスは閃の軌跡II「E.O.V」や碧の軌跡Evo「Mythtic Roar」などと同じKiko&小林俊両氏によるもの。この二人がクレジットされているということはつまりそうゆうことになり神藤氏が当てはまる。実際にこの曲とそれらのコーラスの響きは同じ。「最後の選択」と同じような金属的なハンマー音が0 28~左側で聴かれる。この音はきちんと曲別クレジットされていたFC Evo「奪還」0 41~にも、さらに閃「巨イナルチカラ」にもある。ホルンやトランペットなどの金管、木管、ハープ、ティンパニなどもこれまでの神藤氏の曲と同じ。木管のトリルは神藤氏のオーケストラでしか聴かれない。最後の方にあるパイプオルガンはSC Evo「福音計画」と同じ。ドラム、バッキングギターはSC Evo「仲間の元へ」と同じ。個人的にこのドラムの定位感にも神藤氏ならではのサウンドを感じる。 37 御心のままに 宇仁菅 南 同じオルガン主体の曲でも神藤氏によるSC Evo「Etude of the Ruin」と聴き比べるとリアリティは落ちる。チェンバロは「女神よ、お慈悲を…」と同じ。ストリングスは真我氏が使う音ではないし真ん中に寄せたこともない。ティンパニは「荒野にそびえし威容」と同じ。 38 Cry for your Eternity 竹下 真我 これまで通りのいつものドラムとストリングスとピアノ。推測放棄と言われるかもしれないが他に説明しようがないのだからしようがない。 39 Banquet of frenzy 園田 神藤 「幻影城《Phantasmagoria》」と同様にKiko&小林俊両氏によるソロ&コーラスが聴かれる。また同様のリアリスティックなオーケストラなので神藤氏だと即分かる。スネアやシンバル、金管、木管、ストリングスなどはこれまでの神藤氏の曲と同じ。他の神藤氏によるオーケストラ曲を聴くと分かるが氏は基本的にスネアを左側に、ティンパニを右側に置く。ハープも左側に置いてることのほうが多い。パイプオルガンは「幻影城《Phantasmagoria》」と同じ。グロッケンは「飛行客船ルシタニア号」「Genuine Devil」と同じ。 40 夢と喧騒の聖地 竹下 真我 イントロだけなら真我氏か南氏か判断つきかねるがストリングスとドラムが入ると確信が深まる。「Fighting Right On」のドラムが一番近いか。南氏よりも音が近接に響いていてシンセが入る部分も南氏ならもっと音場に余裕が生まれているはず。シンバルも南氏ほど離れていない。2 03~辺りからの混濁した殆ど不協和音に近い汚いハーモニーを作れるのは真我氏ぐらいだろう…。 41 またいつか会うために 宇仁菅 神藤 このリアルなオーボエのサウンドと定位感は紛れもなく神藤氏。そういった木管やヴァイオリンとダブらせたストリングス、グロッケンは「飛行客船ルシタニア号」と同じ。もちろんハイクオリティなサウンドからも氏だと言える。こういった繊細でニュアンスに富んだリアルなサウンドは他の外注アレンジャー陣からは聴かれない。 42 空を見上げて Ending version 宇仁菅 神藤 ソフト音源ではないヴァイオリン。音自体、ビブラートなどから「煉獄への階段」と同じ奏者の長野氏と思われる。ウィンドチャイム3 56はSC Evo「夢の続き」2 52、「希望の行方」4 31と同じような音。 43 仄かに煌く光 竹下 南 以下に連なる真我氏のサウンドと比べて音圧が異なりサウンドスタイルにも差があることが分かる。シロフォンやピアノは「想いの眠るゆりかご」と同じでありアレンジの方向性も似ている。コーラスやストリングスなど含めたオーケストラは「荒野にそびえし威容」と同じ。 44 山猫号反攻作戦 竹下 真我 いつもの乱れ打ちされるドラムと真我氏が使うストリングスとシンセと圧の強さがある。聴けばこれ以上の推測は不要だろう。 45 爆釣王よ永遠に 竹下 真我 「君を忘れてた」と似たコミカルサウンド。1 21のひょうきんな音などいかにも真我氏のセンス。0 54~からは「追憶」1 12~と似た耳が痛いサウンドとなっていて聞き手の頭をハンマーで打ちつけさせられる。当たり前だが神藤氏ではないし南氏の響きも感じ取れない。 46 Till the Night of Glory 竹下 真我 全て「山猫号反攻作戦」と同じことが言える。何一つ変わったところはない。 47 女神の機嫌は時の運 竹下 真我 Evoアレンジにおいて素っ頓狂なサックスは氏のトレードマークといえる(皮肉です)。オルガンは「Fighting Right On」と同じ。 48 空の謎は軌跡でポン! 竹下 真我 「Determination of Fight」と同じパーカッション。「翡翠回廊」と同じアコギ。「山猫号反攻作戦」と同じスラップベース。このようにミニゲーム曲は全て真我氏の担当となっていてそれは数年後創の軌跡でも今度は作編曲として繰り返された。 49 Cry for me, cry for you 竹下 岡島 「Cry for me, cry for you Opening version」のフルバージョン。 ↑PAGE TOP 投票 選択肢 投票数 投票 推測に納得 3 推測に異議あり 0 分からない 0 コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る 免責 ※当wikiは非公式です。情報の妥当性や正確性について保証するものではなく一切の責任を負いかねます。 ※当wikiを利用することによって生じたいかなる損害も当サイトでは補償致しません。 ※ご利用につきましては自己責任となりますのでご注意ください。 ※また当wikiおよび当wikiの管理人は日本ファルコム様とは一切関係はございません。 ※当Wikiにて新たに執筆した文章の著作権は私にあります。内容の複写、転載はお控えください。 ※無料のWikiサービスを利用しているため内容とは関係のない広告が表示されます。ご理解ください。 Disclaimer ※This wiki is unofficial. We do not guarantee the validity or accuracy of the information and cannot assume any responsibility. ※This site does not compensate for any damage caused by using this wiki. ※Please note that you will be at your own risk. ※Also, this wiki and this wiki administrator have nothing to do with "Nihon Falcom". ※The copyright of the text is on this wiki. Copying or reprinting the contents is prohibited. ※Because you use a free wiki service, you will see ads unrelated to this. Please understand.
https://w.atwiki.jp/amador/pages/15.html
潮騒クラブスの軌跡 期数 所属リーグ 順位 勝率 試合 勝利 敗戦 引分 その他 1 マイナー 10 .708 144 102 42 0 強力な選手を多数獲得しチーム総合査定1位で臨んだ。結果、安部篤郎がノーノーを達成するなど選手達が躍動しメジャー1期生となることができた。 2 メジャーB 4 .467 144 64 73 9 メジャー級の投手に対応できず貧打線に苦しむも何とかポストシーズン進出。ファーストステージで当期優勝チーム「日本文理」を撃退するもファイナルステージで同2位「津田沼の屑」に敗れる。 3 メジャーB 8 .335 144 43 85 16 前期同様の貧打線に加え投手が爆発炎上。原因を監督の継投の遅さと断定し掟破りの途中解任で改善したが気付くのが遅すぎた。入れ替え戦で「デビルキングス」に敗れマイナー降格。 4 マイナー 29 .559 144 75 59 10 スタートダッシュに失敗、後半挽回するも昇格戦圏内には遠く及ばず。というか100勝がラインとか修羅すぎんだろ…。 5 マイナー 20 .601 144 80 53 11 前年よりも微妙に成績を上げる。指標も軒並み改善され、一年目から在籍していた大畑圭一がBランに到達するなど実りの多いシーズンとなった。しかしオフで主力の相次ぐ劣化が発覚。どうなることやら…。 6 マイナー 24 .546 144 76 63 5 どうすりゃ抑えられるんだよこれ。野手はモリーナ、平賀が非常に頼りになるのだが。 7 マイナー 46 .435 144 61 79 4 半分ほど育成に切り替えたためマイナーでは初の負け越し。ただし野手陣は前年から好調なモリーナ、平賀に加え塙も覚醒。投手陣に光明あり。 7 マイナー 18 .585 144 82 58 4 シーズン中期から大砲と化した田沢を見出し打線好調。昇格した初年度を除けば最も高い順位となった。借金完済。
https://w.atwiki.jp/yuiyui_funwiki/pages/9.html
天球の軌跡 跡地 引っ越し先 ここを編集 .
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/4147.html
前ページ次ページゼロの軌跡 「蠅の王の息吹は満ちて風雷の呼び声とならん!ラグナブラスト!」 「<パテル=マテル>!ダブルバスターキャノン!」 ルイズとレンは敵陣に吶喊し鬼人のような働きを示した。 <パテル=マテル>は傷ついていても、その動きは常に比して劣ってはいなかった。近付こうとしたものは一人の例外もなく鉄の巨体に跳ね飛ばされることになった。 魔法が着弾するたびに機体は軋み、部品が弾け飛んだがそれでも振るう拳に衰えを見せることはなかった。 <パテル=マテル>が動けばルイズの小さな体に大きなGがかかった。しかし、ルイズの敵兵を見据える目が決して閉じられることはなく、<パテル=マテル>に下す指示は機敏にして正確だった。 レンの行使したアーツは敵兵の多くを捻じ伏せ、その彼らは潰れた蛙のように地面に這い蹲ることになった。その間も彼女が振るう鎌は休むことなく敵兵の血を吸い続けた。 その幼いながらも整った顔には何条もの傷が赤く走っている。腕にも足にも包帯は巻かれていたし、リボンは右半分が千切れて無くなっている。スカートのフリルは切り刻まれて波打つことはなくなっていた。 自分の興趣のためではなく、何かを守るために流す血がこんなにも多いのは何故だろうと、レンは多少の疑問を覚えたが、彼女が動きは止めることは許されなかった。 しかし、ルイズとレンがいくら敵陣を思うままに駆け回っても敵兵の姿は途絶えることがなかった。 レンのオーブメントのクォーツは既に光を失って久しい。<パテル=マテル>が内蔵していた弾薬も底を付き、二人を包囲する輪は次第に小さくなっていった。 そして唐突に破局がレンを襲う。 眼前の敵兵をなぎ払い、背後から振り下ろされる斧をかわしたレンはたたらを踏み、平衡と保つことが出来ずに横転する。 鋼の体をもち機械制御で活動する<パテル=マテル>より、あくまで人の範疇に居る彼女に限界は早く訪れたようだった。負傷と疲労は誤魔化しようもなくレンを蝕んでいた。 急いで起き上がろうとしたが、彼女目掛けて放たれた弓の一閃。狙い過たずレンの足を射抜く。 激痛に左足の力が抜け、再びバランスを失って顔から大地に倒れこんだ。手に持った鎌もその衝撃に手放してしまう。懸命に起き上がろうとしたが、その動作は敵兵の目にも明らかに緩慢で、レンに狙いを定めて幾本もの剣が振りかぶられた。 「レン!」 助けに向かおうと機体を反転させるルイズ。しかし、背後から放たれた魔法に<パテル=マテル>の体はわずかに揺らぐ。 そのあまりに致命的な雲耀! 次の瞬間に起こるであろう惨劇を直視し得ず、ルイズは思わず目を閉じる。 そのために、聞きたくもないのに彼女の耳は少女の悲鳴を拾い零さぬようにその機能を十全に発揮しようとした。 だが、ルイズの耳に届いたのは断末魔の声ではなく、どこか懐かしい声が呪文を唱える音だった。 「ファイヤーボール!」 「サンダークラウド!」 雷が敵兵を貫き、炎がレンを守るようにそそり立つ。見せた一瞬の怯みを逃すことなく、青銅のワルキューレが槍を構えて敵に踊りかかった。 尚もレンに射掛けようとした射手は突然吹きつけた強風に煽られて、周りの数人を巻き込み吹き飛んでいく。どうにか体勢を立て直した者も、足元から盛り上がった土がゴーレムの形を取るのを見て思わず後ずさった。 「おやおや、この様では<殲滅天使>も形無しじゃのう」 「ホント、全くだらしがないわよ。二人とも」 「…無謀」 「大丈夫ですか?ミス・レン、ミス・ヴァリエール」 「この僕が来たからにはもう安心だ。大船に乗ったつもりで居るといい」 「キュルケ、タバサ、ギーシュ…それにオールド・オスマンにコルベール先生まで…」 ゼロの軌跡 第十五話 トリステイン魔法学院 「どうして…みんなこんなところに…」 「私も忘れないで欲しいわ。ほら、レンっていったわよね。足の治療するわよ」 モンモランシーが、地面に横たわったまま驚愕の面持ちを崩さないレンを助け起こす。ギーシュがそれに肩を貸して後ろへと下がっていった。 「積もる話は後にせねばなるまいな。まずは目の前の雑兵を追い払うとしようか」 そう言ってオスマンは偏在を唱える。十以上に増えたオスマン達は一斉に敵兵に魔法を叩きつけた。 スクウェアの魔法が幾つも折り重なり嵐のように突き進み、道を覆いつくす敵の中に幾本もの空白を作り出す。 コルベールの生み出した炎は蛇のようにのたうち敵兵に噛み付いた。ロングビルは杖を振るいゴーレムを操る。その堅牢な守りは敵の攻撃を一つたりとも通しはしなかった。 「ここはわしらに任せて下がりなさい。…何を心配そうな顔をしておる。わしはトリステイン魔法学院院長、<四大>のオスマンじゃぞ」 なみいる敵兵を追い払い、悠々と村に戻ってきたオスマンらは未だ呆然としたままいるルイズとレンを見て大きく破顔した。 それに気を取り戻したか、立ち直ったルイズが疑問を浴びせる。 「どうしてみんなここに来たのよ!?」 「シエスタが他のメイドに手紙を出していてね。それでルイズ達がここに居るって知ったのよ」 キュルケの答えに疑問の一角は氷解したが、それは無論ルイズの求めた返答とは些かずれていた。キュルケに業を煮やし、語気も荒く問い直す。 「キュルケ、あなたゲルマニア人でしょう。他国の戦争に介入していい立場だと思ってるの?」 「私一人が加わったところで黙ってればわかりゃしないわよ。知らぬ存ぜぬで誤魔化せるわ」 「…同じく」 戯れたように振る舞う赤毛の女に問うだけ無駄だと諦め、ルイズはギーシュに向きなおる。 「ギーシュ、あなたはいいの?グラモン家はどうするのよ?」 「それは父上や兄上が何とかしてくださるさ。僕にお呼びがかかったわけでもないしね」 聞きたい返答が思うように得られず、口を閉ざしたルイズを見て、再びキュルケが口を開いた。 「もうわかってるでしょう。みんな、あなた達二人を助けるために来たのよ。ルイズ、レン」 その言葉に皆が頷いた。 キュルケをはじめとする大勢の級友。席を同じくした同級生の姿ばかりではなく、かつてレンと決闘した上級生までがその場に居て笑顔を浮かべていた。 そして彼らはルイズとレンに謝罪の握手を求める。 「君達のお陰で僕達は自分達の愚かさに気づくことが出来た。貴族の精神を思い出すことが出来た。礼を言わせて欲しい」 教師の姿も多く見受けられた。オスマン、コルベール、ロングビルらだけではない。ルイズの授業を担当したことのない、見知らぬ者の顔すらそこにはあった。 咳払いを一つして、オスマンは言った。 「ミス・レン。まあ、わしと君とは色々あったが…君がミス・ヴァリエールを良き方向へ導いてくれたことは間違いない。彼女だけでなく、魔法学院の皆についてもじゃ。わしからも礼を言わせてくれるかの。 ミス・ヴァリエール。退学したといっても、君が魔法学院の生徒であったことは事実じゃ。その生徒が命を張って国と民を守ろうとしているのを見捨てることはできんじゃろう」 これでも、教師なのでな。オスマンは照れを隠し切れずに、もぞもぞとつぶやいた。 その仕草は、まるで花も恥らう少女が胸に秘めたる恋を打ち明けるようであったから、その場の全員が戦場には似つかわしくない笑い声を上げた。 オスマンは髭までを真っ赤にして俯き、男子生徒の多くは腹を抱えて転げまわる。女子は背を向けて口元を押さえても笑い声が漏れていたし、ロングビルは笑いこそしなかったものの、その頬と唇はひくついていた。 笑いが収まるのを待って、まだ顔の火照りが治まらないオスマンが声をあげた。 「いつまでもこうしてはおられん。増援があったと知れば、次の侵攻は一段と大規模なものになろう。 …ミス・ヴァリエール、早く指揮を取ってくれ」 これにルイズは驚き、慌てふためいた。 「どうしてですか?オールド・オスマン。私は戦に不慣れな上、魔法も使えないゼロです。ここは他の誰かに指揮を一任したほうがいいはずです」 「何を言っておる。この場のリーダーはお主じゃよ、ミス・ヴァリエール。 お主は今まで寡兵でよくこの村を守ってきた。真の貴族としてその道を皆に示してもきた。お前さん以外が指揮を取ることを皆が納得するはずもなかろうて」 その言葉に皆が再び頷いた。 ルイズを中心に輪を作り、皆がルイズの命令を待ち構えていた。 「早く命を下しなさいな、ルイズ」 「…私はどうすればいい?」 「僕のワルキューレ、見事に使いこなしてくれるだろうね」 「ミス・ヴァリエール。期待していますよ」 こんな時だけ一致団結する彼らに、ルイズは困ってレンに助けを求める。 しかし、返ってきた答えはそれを許さなかった。 「レンと<パテル=マテル>はルイズ以外の誰の指示でも動く気はないわ。 …やってくれるでしょう、ルイズ」 レンは満面の笑みを返し、<パテル=マテル>は蒸気を噴出した。 ルイズは覚悟を決める。 顔を上げ、ぐるりと皆の顔を見渡す。そして、深呼吸をしてゆっくりと話し始めた。 「私はずっと恐れていた。この世界が怖かった。貴族であるはずなのに、私だけが魔法を使えなかった。 そのせいで何度も辛い目にもあった。何故こんなにも世界は不条理なのだと全てを恨んだこともあった。 それでも、私は決めた。メイジでなくてもいい。自分の信じるままに、貴族として歩んでいければいいと今は思っている。 でもそんな私はあまりにも無力で、大切なものを守るための力はない。けど、だからといってそれらを投げ捨ててしまうことは絶対に出来ない。 だから私はここにいる。このトリステインの国と民を守るために私は戦う。 だからもし、みんなが私と一緒に歩いてくれるなら、手を取り合って進んでいけるのなら、私に力を貸して」 大歓声が上がった。 皆が杖を振り上げる。 その中には黄金色に輝く大鎌と、黒光りする鋼の腕もあった。 レコン・キスタの艦隊総指揮官は何度目かになろうかという敗退の報告を苦々しく顔を歪めて聞いていた。 田舎の村一つ、苦戦などするはずもないと高をくくって攻め立てたが未だに落とせずにいる。 この村を攻め落とした後すぐに王都に侵攻できるようにと、少数の兵力を小出しにしたのが不味かったか。 いくら相手が常識を超えた化け物を抱えていたとはいえ、兵法上の禁忌を犯したという自責の念が彼を責め立てていた。 戦艦二隻を失い、兵力も大分損失している。その上、メイジの増援があったという。更に攻め難くなったが、しかし鉄のゴーレムを倒さないことには船を飛ばすことが出来ない。 このまま時間を浪費するようでは、トリステイン侵攻そのものが頓挫することになるだろう。 彼はおもむろに立ち上がり、全軍に命を下した。 「総員に通達!全兵力を持って総攻撃を掛ける!タルブ村を制圧し、鉄のゴーレムを破壊せよ!」 トリステインの命運を掛けた、決戦の火蓋が切って落とされた。 前ページ次ページゼロの軌跡
https://w.atwiki.jp/isozaki10ke1/pages/26.html
イソザキ時計店の軌跡2・公認メルマガ師への軌跡 166 :公認メルマガ師への軌跡:2011/12/07(水) 11 50 29.14 田舎分解掃除工価格 (まあ相場どおり) http //www.isozaki-tokei.com/syuri-others1.htm 大阪府S市E様のご依頼品(2001/10/19) タカノ 手巻き腕時計 17石 オーバーホール・・・8,000円(税抜) 風防・竜頭取替・・・6,800円(税抜) ↓ 自称田舎の名工価格 (既に相場を逸脱) http //www.isozaki-tokei.com/syuri-others2.htm 北海道K町K様のご依頼品(2003/5/15) NOMOS 手巻き プゾー7001 オーバーホール他・・・17,000円(税抜) ↓ 公認メルマガ師価格 (大沢に出せば税抜18,000円) http //www.isozaki-tokei.com/syuri-swiss_others.htm 東京都D区M様のご依頼品 (2008/11/18) ノモス タンジェントデイト プゾー7001 23石 オーバーホール・・・30,000円(税抜) ↓ <現況> カモ減少につき鬼回収モード価格(相場の3倍を超える) 愛媛県T市K様のご依頼品(2011/10/29) OMEGA デ・ビル 婦人用オートマ Cal.661 24石 ムーブメント画像 http //www.isozaki-tokei.com/im/3234f.jpg オーバーホール・・・52,500円 東京都H市K様のご依頼品(2011/11/5) ノモス テトラパワーリザーブ 18171 cal.δ1616 オーバーホール ・・・36,750円 香箱車、ゼンマイ取替え? ・・・7,350円 合計・・・44,100円 恐るべき値上がり率ですね。 2001年 8,000円→2011年 36,750円 デフレの時代に10年で4.5倍のインフレが襲ったようです。 そりゃ笑い止まらないわな。 167 :Cal.7743:2011/12/07(水) 11 51 23.43 ノモスの大沢商会でのO/H価格。 http //www.chukei1928.co.jp/nomos/CHUKEI_nomos_after.html ノモスに並行品というのはないので、保証書のつかない中古品を買ったのでない限り は「会員価格」が適用される。ちなみにイソはノモスの正規品販売店だ。 手巻きの場合、オーバーホール料金が18,900円。 「オーバーホール以外に部品交換がある場合部品代が加算されます」 (例:1)同時にゼンマイ交換がある場合 +¥3,150 → ¥22,050- (例:2)香箱一式(ゼンマイを含む)交換がある場合 +¥5,250 → ¥24,150- (イソ価格) 東京都H市K様のご依頼品(2011/11/5) ノモス テトラパワーリザーブ 18171 cal.δ1616 オーバーホール ・・・36,750円 香箱車、ゼンマイ取替え? ・・・7,350円 合計・・・44,100円 ↓ (大沢商会価格) 「香箱一式(ゼンマイを含む)交換がある場合」→ ¥24,150- メーカー修理の2倍の金額を取る街の時計屋イソ。常識では推し量れない。 283 :これは高い!:2011/12/09(金) 18 02 54.89 時計が全く売れない今、エタポンだろうが何だろうが、もう手加減なしの全力だな。 町の時計屋がエタポンの分解掃除のみで5万超え・・・恐ろしい! 石川県N市T様のご依頼品 (2011/12/9) カルティエ パシャCビッグデイト cal.052 21石 オーバーホール ゼンマイ取替え・・・57,250円 収入が減ってるので天上なしですわ