約 40,593 件
https://w.atwiki.jp/kisekiseries/pages/289.html
英雄伝説 零の軌跡 英雄伝説 零の軌跡 The Legend of Heroes VII Zero no Kiseki 作品名 英雄伝説 零の軌跡 機種 PlayStation PortableWindowsPlayStation VitaPlayStation 4Nintendo Switch ジャンル RPG 発売年 2010年 開発元 日本ファルコム他 発売元 日本ファルコム欢乐百世(Joyoland)角川ゲームズSony Interactive EntertainmentClouded Leopard EntertainmentNIS America, Inc. 公式サイト 零の軌跡 日本ファルコム公式零の軌跡 Evolution 公式零の軌跡:改 日本ファルコム公式 作中情報 シリーズ 零/碧の軌跡シリーズ(クロスベル編) 舞台 クロスベル自治州 時系列 七耀暦1204年 主人公 ロイド・バニングス 前作:空の軌跡 the 3rd 次作:碧の軌跡 零の軌跡(ぜろのきせき)は英雄伝説シリーズ第3期《軌跡シリーズ》の第4作。 前作空の軌跡 the 3rdにて「The Legend of Heroes VII」と表記されていたが、発売時のタイトルでは英雄伝説としてのナンバリングはされていない。零の軌跡と続編の碧の軌跡の2作で「VII」と扱われる。 概要 新たな舞台と絆が織りなす新章、ここに開幕―― ――英雄伝説 零の軌跡より ゼムリア大陸西部、クロスベル自治州──かつて帝国と共和国の狭間で熾烈な領土争いが繰り広げられたこの地は、現在では大陸有数の貿易・金融都市として発展を遂げ、繁栄を謳歌していた。一方、帝国と共和国による圧力も目に見えぬ形で高まっており、両大国の意向を受けた議員・役人たちが醜い政争と汚職を繰り広げる中、裏社会ではマフィアや外国の犯罪組織が台頭し、抗争を始めようとしていた。そんな中、市民の信頼を失ったクロスベル警察に4人の若者が集められた。新米捜査官、ロイド・バニングス。クロスベル市長の孫娘、エリィ・マクダエル。若き《魔導杖》の使い手、ティオ・プラトー。女たらしな元警備隊員、ランディ・オルランド。およそ規格外な彼らは「特務支援課」という新部署に配属され、厳しい現実に直面しながらも、力を合わせて立ち向かって行こうとする。 ──これは《壁》を乗り越えようとする若者たちと、大都市の光と闇に生きる人々の生き様を描いた物語である。 出典:日本ファルコム 零の軌跡公式より クロスベル警察の新人捜査官ロイド・バニングスが、警察の新部署《特務支援課》の一味違う仲間達と共にクロスベルの様々な壁を越えてゆく物語。 空の軌跡シリーズのリベール王国から舞台をクロスベル自治州へ移した新編。 どことなく田舎のんびりとした雰囲気があるリベールから一転し、ゼムリア大陸有数の大都市である国際貿易・金融都市クロスベル市を舞台とした治安維持機関ならではの物語となっている。 また、空の軌跡シリーズで今後について含みを持たされていた人物は、本作の物語に深く関わってゆき、彼女の軌跡も一つの区切りを迎えた。 零の軌跡のキャラクター 名前 登場 ロイド・バニングス エリィ・マクダエル ティオ・プラトー ランディ・オルランド ノエル・シーカー ワジ・ヘミスフィア アレックス・ダドリー 銀 エステル・ブライト ヨシュア・ブライト 零の軌跡の各作品 2010年にPlayStation Portableで発売されたオリジナル版「零の軌跡」の他、2012年に発売されたPlayStation Vita向けのEvo版「零の軌跡 Evolution」、2020年に発売されたPlayStation 4向けの「零の軌跡:改」の三つに分かれる。ストーリーは全て同等ではあるが、ボイスやイベントの有無などのゲーム内容の差異がある。 英雄伝説 零の軌跡(オリジナル版) 作品名 機種 発売年 発売元 英雄伝説 零の軌跡 PlayStation Portable 2010 日本ファルコム 【中国】英雄傳說 零之軌跡 Windows 2011 欢乐百世(Joyoland) 英雄伝説 零の軌跡 2013 日本ファルコム 英雄伝説 零の軌跡 Evolution 作品名 機種 発売年 発売元 英雄伝説 零の軌跡 Evolution PlayStation Vita 2012 角川ゲームス 【台湾/香港/韓国】英雄传说 零之軌跡 Evolution 2019 Sony Interactive Entertainment 英雄伝説 零の軌跡:改 作品名 機種 発売年 発売元 英雄伝説 碧の軌跡 改 PlayStation 4 2020 日本ファルコム 【台湾/香港/韓国】英雄传说 零之軌跡 改 Clouded Leopard Entertainment 【北米】Trails of Zero 2022 NIS America, Inc. 【台湾/香港/韓国】英雄传说 零之軌跡 改 Nintendo Switch 2021 Clouded Leopard Entertainment 【北米】Trails of Zero Windows 2022 NIS America, Inc. PlayStation Portable 英雄伝説 零の軌跡 2010年発売のオリジナル版。 解像度の問題でWindows版より画質は劣る。 ファルコム公式:https //www.falcom.co.jp/zero_psp/ Windows 英雄傳說 零之軌跡(中国・台湾・香港向け/中国語) 2011年に中国・台湾・香港で発売されたWindows版。パッケージ版とDL版が存在。内容はPSP版と同一。 ゲームシステム及びグラフィックに一部変更点あり。 解像度が高いことから画質自体は良いが、HD化されていない素材も多く使用されている為の粗も目立つ。 開発元は中国の北京欢乐百世科技有限公司(Joyoland)。 欢乐百世公式(中国語):http //www.joyoland.com/Zero/ 英雄伝説 零の軌跡(日本向け/日本語) 2011年に中国で発売されたWindows版を日本語化したもの。 中国語版とほぼ同じ。 ファルコム公式:https //www.falcom.co.jp/games-data/zeropc Trails of Zero(北米向け/英語・日本語) 2022年にNIS America, Inc.より発売予定のWindows版。 内容の詳細は不明であるが、PlayStation 4の「零の軌跡:改」に準拠していると想定される。 NIS America, Inc.が発売する閃の軌跡シリーズの北米向けWindows版には、日本語音声とインターフェイス、字幕が用意されていたことから、日本語でのプレイが可能と思われる。 PlayStation Vita 英雄伝説 零の軌跡 Evolution 英雄伝説 零の軌跡 Evolution 2012年に発売されたPS VitaのEvolution版。 グラフィックのHDリマスター化とメインストーリー上のフルボイス化がされた。 内容もクエストが追加された程度の変更点がある。 原作:日本ファルコム 企画:キャラアニ 開発元:ピラミッド 発売元:角川ゲームス 零の軌跡 Evolution公式:http //www.zero-full.com PlayStation 4 英雄伝説 零の軌跡:改 英雄伝説 零の軌跡:改 2020年に発売されたPlayStation 4版。 グラフィックのHDリマスター化とメインストーリー上のフルボイス化がされたもの。 日本ファルコム公式:https //www.falcom.co.jp/zeroao/ 2020年5月にClouded Leopard Entertainmentより、台湾、香港、韓国で発売された。 2022年に「Trails of Zero」がNIS America, Inc.より、北米向けに発売予定。 Nintendo Switch 英雄传说 零之軌跡 改(台湾・香港・韓国向け) 2021年2月18日にClouded Leopard Entertainmentから台湾、香港、韓国向けに発売された、「零の軌跡:改」のNintendo Switch移植版。 日本語でのプレイは不可だが、日本語版も将来的には発売の可能性が高いかもしれない。 零の軌跡の時系列 作中の時系列は時系列/零の軌跡・碧の軌跡を参照。 英雄伝説 軌跡シリーズの時系列 VIリベール編 空の軌跡 FC1202年 空の軌跡 SC1202年11月-1203年 空の軌跡 the 3rd1203年11月 VIIクロスベル編 VIII帝国編 外伝 零の軌跡1204年1月 - 5月 閃の軌跡1204年3月 - 10月 碧の軌跡1204年8月 - 12月 閃の軌跡II1204年11月- 1205年3月 暁の軌跡1204年9月 閃の軌跡III1206年4月 - 7月 閃の軌跡IV1206年8月 - 9月 創の軌跡1207年2月 - 3月 IXカルバード共和国編 黎の軌跡1208年X月 - X月 黎の軌跡の続編120X年X月 - X月 作品始点時の七耀暦で記載で簡略化。 詳細は時系列/各作品の時系列照らし合わせを参照。 零の軌跡の楽曲 軌跡シリーズの他の作品 空の軌跡シリーズ(リベール王国編・英雄伝説VI) 空の軌跡FC 空の軌跡SC 空の軌跡 the 3rd 零・碧の軌跡(クロスベル編・英雄伝説VII) 零の軌跡 碧の軌跡 閃の軌跡シリーズ(エレボニア帝国編・英雄伝説VIII) 閃の軌跡 閃の軌跡II 閃の軌跡III 閃の軌跡IV 創の軌跡 英雄伝説 黎の軌跡シリーズ(カルバード共和国編・英雄伝説IX) 黎の軌跡 黎の軌跡II 界の軌跡 外伝 暁の軌跡 閃の軌跡NW ゼムリア大陸とは異なる世界観作品 那由多の軌跡 このページに登録されているタグ 作品情報 零の軌跡
https://w.atwiki.jp/kisekiseries/pages/303.html
英雄伝説 暁の軌跡 英雄伝説 暁の軌跡 英雄傳說 曉之軌跡/英雄傳說 星之軌跡 対応機種 Windows, OSXPlayStation 3, PS Vita, PlayStation 4,iOS, Android,Nintendo Switch ジャンル オンラインストーリーRPG 発売年 2016年 開発元 宇峻奧汀科技股份有限公司 発売元 宇峻奧汀科技股份有限公司USERJOY JAPAN他 公式サイト http //akatuki.ujj.co.jp 作中情報 シリーズ 外伝 舞台 クロスベル自治州リベール王国レミフェリア公国他 時系列 七耀暦1204年 主人公 ナハト・ヴァイスクロエ・バーネット 前作:- 次作:- 暁の軌跡(あかつきのきせき、曉之軌跡)は、2016年にサービスを開始した英雄伝説シリーズ第3期《軌跡シリーズ》の外伝作品。台湾の宇峻奧汀科技股份有限公司(USERJOY)が開発元、日本ファルコムは監修およびライセンス供与という形で携わっている。 軌跡シリーズ初のオンラインタイトルとなっている。 概要 クロスベル自治州で遊撃士を目指す少年なハト・ヴァイスは待ちに待った遊撃士資格の認定試験当日、珍しい黒髪をした少女と出会う。彼女の名前はクロエ・バーネット。クロエもまた、遊撃士資格を取得するためにリベール王国からやってきたのだという。遊撃士協会クロスベル支部のミシェルが口にした『特務支援課』という聞きなれない部署名を気にしながらも、試験会場であるクロスベル地下、ジオフロント区画へと向かって行く。それが、ナハトとクロエ、新米凸凹遊撃士コンビによる壮大な冒険の始まりであったーーそして、認定試験後ーーーークロスベル自治州 遊撃士協会2人揃って半人前として行動を認めてもらえる事となった新米準遊撃士コンビ。掲示板に張り出された協会への依頼に目を輝かせるクロエは、ある奇妙な依頼を目にする。「見てください、ナハト。これは大冒険が始まる予感です!」「頼むから物騒な依頼は…って、クロエ? 人の話聞いてるのか?」ーーリベール王国 ボース国際空港そこには、定期飛行船のタラップから降り立つ長髪の青年の姿があった。「チッ!結局自治州外に来ちまった。これじゃ警察本部はアテにできないし……」「さて、これからどうする…?」ーークロスベル自治州 IBC(クロスベル国際銀行)ビルの高層階からクロスベル市を見渡していた少女は、その街中であるものを発見する。「船の完成までもう少しだけど……」「あら?あそこに丁度いいモノがあるじゃない。」準遊撃士ナハト&クロエ、ロナード捜査官、そして幼き企業家リーヴ。目的も生き方もまったく違う4人は、ある出来事をきっかけに西ゼムリア大陸を股にかける事件へと繋がっていくことになるーー。 出典:UJJGAMES 暁の軌跡公式より クロスベルの新米遊撃士、ナハト・ヴァイスとクロエ・バーネットのコンビが個性豊かな仲間たちと共に、ゼムリア大陸西部の各地で様々な事件に遭遇・解決する物語。 軌跡シリーズとしては初めてのオンラインタイトルであると共に、初めて日本国外の企業によってオリジナル版が開発されたタイトルである。 日本ファルコムは本作を「帝国の周辺の話をフォロー(補足)する」および「外伝的作品」位置付けている。また、USERJOYで開発に携わるスタッフ(シナリオ担当と思われる)には熱心なファルコムファンがいる事も語られている。 暁の軌跡のキャラクター 名前 登場 ナハト・ヴァイス クロエ・バーネット ロナード・グリフィン リーヴ ジリアン・スカイ 暁の軌跡の各作品 作品名 機種 発売年 発売元 英雄傳說 曉之軌跡 Windows / OSX 2016 USERJOY PlayStation Vita 2016 PlayStation 4 2017 英雄伝説 暁の軌跡 Windows / OSX 2016 USERJOY JAPAN PlayStation Vita 2016 PlayStation 4 2017 PlayStation 3 2017 英雄傳說 星之軌跡 iOS/Android 2019 bilibili 英雄傳說 星之軌跡 iOS/Android 2018 USERJOY 英雄伝説 暁の軌跡モバイル iOS / Android/ Nintendo Switch 2019 USERJOY JAPAN Windows / OSX 2016年にサービス開始したオリジナル版。 台湾の宇峻奧汀科技股份有限公司(USERJOY Technology)が開発・運営している。台湾版である中国語繁体字版が最も早くサービスイン。 日本語版サービスはUJJ GAMESを運営する同社の日本法人USERJOY JAPAN。UJJ GAMESの他、ハンゲーム、ニコニコアプリ、mixiゲーム、my GAMECITY、Yahoo!ゲームなどでもプレイ可能。 中国語簡体字版(中国大陸)はbilibiliが運営。 PlayStation Vita 2016年、PS Vitaでプレイ可能に。ただし、PS Vita本体の処理能力の問題から実際のプレイには少々支障がある模様。 PlayStation 4 2017年、PS4でプレイ可能に。 PlayStation 3 2017年、PS3でプレイ可能に。 iOS / Android / Nintendo Switch 「英雄傳說 星之軌跡」(中国語簡体字、繁体字版) 「英雄伝説 暁の軌跡モバイル」(日本語版) 中国大陸(中国語簡体字)版の運営であるBilibiliによって、2018年にスマートフォンアプリ版が発表。タイトルが「英雄傳說 星之軌跡」に変更されている。 同年、USERJOYによって台湾でもサービスが開始された。 2019年、日本語版の配信予定が発表。 内容は同一と思われる。 暁の軌跡の時系列 時系列/暁の軌跡 暁の軌跡の楽曲 軌跡シリーズの他の作品 空の軌跡シリーズ(リベール王国編・英雄伝説VI) 空の軌跡FC 空の軌跡SC 空の軌跡 the 3rd 零・碧の軌跡(クロスベル編・英雄伝説VII) 零の軌跡 碧の軌跡 閃の軌跡シリーズ(エレボニア帝国編・英雄伝説VIII) 閃の軌跡 閃の軌跡II 閃の軌跡III 閃の軌跡IV 創の軌跡 英雄伝説 黎の軌跡シリーズ(カルバード共和国編・英雄伝説IX) 黎の軌跡 黎の軌跡II 界の軌跡 外伝 暁の軌跡 閃の軌跡NW ゼムリア大陸とは異なる世界観作品 那由多の軌跡 このページに登録されているタグ 作品情報 暁の軌跡
https://w.atwiki.jp/kisekiseries/pages/44.html
英雄伝説VI 空の軌跡 FC/the 1st(仮称) 英雄伝説VI 空の軌跡 FC/the 1st(仮称) The Legend of Heroes Trails in the Sky First Chapter 対応機種 WindowsPlayStation PortablePlayStation 3PlayStation VitaNintendo Switch(予定)iOS Android ジャンル ストーリーRPG 発売年 2004年(Windows)2006年(PlayStation Portable)2015年(PlayStation Vita)2025年予定(Nitendo Switch) 価格 - 開発元 日本ファルコム他 発売元 日本ファルコム他 公式サイト 日本ファルコム公式 主題歌 Falcom Sound Team jdk・う〜み「星の在り処」 作中情報 シリーズ 空の軌跡シリーズ(リベール編) 舞台 リベール王国 時系列 七耀暦1202年 主人公 エステル・ブライト 前作: - 次作:空の軌跡 SC 空の軌跡 FC(そらのきせきファーストチャプター、Trails in the Sky First Chapter)は英雄伝説シリーズ第3期《軌跡シリーズ》の第1作。 英雄伝説としてのナンバリングは「VI」。当初のタイトルは「英雄伝説VI 空の軌跡」であり、"First Capter"を意味する「FC」が付くのは続編である「空の軌跡SC」発売後。 概要 想いの軌跡が時代を拓く。 ――英雄伝説 空の軌跡 FCより 導力革命により、人々の暮らしが飛躍的に豊かになった時代。導力器(オーブメント)と呼ばれる機械仕掛けのユニットから生み出される神秘のエネルギーは、 飛行船をはじめとするさまざまな技術に用いられ、日常生活に欠かせない存在となっていた。同時に、多くの強国は導力器(オーブメント)を用いた兵器の開発にしのぎを削り、大陸は覇権を狙う国々の思惑で混迷の様相を見せていた。そんな時代。列強のはざまで誇りある独立を保つ小国リベールを舞台に、明るく前向きな主人公エステルは兄弟同然に育ったヨシュアとともに「遊撃士(ブレイサー)」を目指す。二人を待ちうける数多くの冒険。人々の想いが新たな時代を切り拓く----。 出典:日本ファルコム 空の軌跡FC公式ページより 新人遊撃士のエステル・ブライトとヨショア・ブライトが一人前の遊撃士を目指し、舞台となるリベール王国の各地方を巡る旅の物語。 旅先で出会った個性的な仲間たちと共に様々な事件を解決し、王国の影で密かに進行する陰謀を阻止すべく奮闘する。 空の軌跡 FCのキャラクター 名前 登場 エステル・ブライト ヨシュア・ブライト シェラザード・ハーヴェイ 序章・第1章・終章 オリビエ・レンハイム 第1章・終章 アガット・クロスナー 第2章・終章 クローゼ・リンツ 第2章・終章 ティータ・ラッセル 第3章・終章 ジン・ヴァセック 第3章・終章 その他のキャラクター リベール王国(キャラクター) 空の軌跡 FCの各作品 2004年に日本ファルコムより発売されたオリジナルのWindows版をベースとした「英雄伝説 空の軌跡 FC」、2015年に角川ゲームスよりPlayStation Vita向けに発売された一部リメイク作の「英雄伝説 空の軌跡 FC Evolution」、2025年に日本ファルコムより発売予定のNintendoSwitch向けフルリメイク版の「英雄伝説 空の軌跡 the 1st(仮称)」の3バーションが存在する。 英雄伝説VI 空の軌跡 FC 作品名 機種 発売年 発売元 英雄伝説VI 空の軌跡 Windows 2004 日本ファルコム 英雄伝説 空の軌跡FC PlayStation Portable 2006 日本ファルコム 英雄伝説 空の軌跡FC:改 HD EDITION PlayStation 3 2012 日本ファルコム The Legend of Heroes Trails in the Sky WIndows 2014 XSEED Games, Marvelous USA 【終了予定】英雄伝説 空の軌跡FC iOS Android 2016 ブロードメディアGC 英雄伝説 空の軌跡 Evolution 作品名 機種 発売年 発売元 英雄伝説 空の軌跡FC Evolution PlayStation Vita 2015 角川ゲームス 英雄伝説 空の軌跡 the 1st(仮称) 英雄伝説 空の軌跡 the 1st(仮称) Nintendo Switch 2025 日本ファルコム Windows(パッケージ版) 2004年発売。オリジナル版。 PlayStation Portable Windows版のPSP移植版。 解像度の問題でWindows版より画質は劣る。 ファルコム公式:https //www.falcom.co.jp/sorafc_psp/ PlayStation 3 改:HD EDITION。PSP版のHDリマスター版。 Windows版の画質に近い。 ファルコム公式:https //www.falcom.co.jp/sorafc_psp/hd/ Windows(steam) 英語版。日本語でのプレイは不可。 発売元はXSEED Games, Marvelous USA Inc.。 Windows版と同等。 steam store:https //store.steampowered.com/app/251150/The_Legend_of_Heroes_Trails_in_the_Sky/ XSEED Games公式(英語):http //trailsinthesky.com/fc/(音あり注意) PlayStation Vita 進化、飛翔――まだ見ぬ空へ、軌跡の原点が進化する―― ――英雄伝説 空の軌跡 FC Evolutionより キャラクターグラフィックやゲームシステムを一新したリメイクのEvolution版。 発売元は角川ゲームス。 空の軌跡FC Evolution公式:http //www.sora-evo-fc.com Nintendo Switch 2025年に日本ファルコムより発売予定のNintendoSwitch向けフルリメイク版の「空の軌跡 the 1st(仮称)」。 iOS Android【2025年サービス終了】 G-cluster appにて提供されるスマートフォンアプリ版。クラウドストリーミングでのプレイ環境のため、インターネット接続が必須。 発売元はブロードメディアGC株式会社。 内容はPSP版と同等。 2024年8月末にて販売終了、2025年2月サービス終了が予告。 G-cluster app公式:https //gcluster.jp/app/falcom/eiyufc/ App Store:https //apps.apple.com/jp/app/ying-xiong-chuan-shuo-kongno/id1064787771 Google Play:https //play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.falcom.kisekifc 空の軌跡 FCのPV 空の軌跡 FCの楽曲 メインテーマ OP:「空の軌跡」 Falcom Sound Team jdk(Instrumental) ED:「星の在り処」 Falcom Sound Team jdk・う〜み サウンドトラック 空の軌跡 FCの時系列 作中の時系列は時系列/黎の軌跡を参照。 英雄伝説 軌跡シリーズの時系列 VIリベール編 空の軌跡 FC/the 1st1202年 空の軌跡 SC1202年11月-1203年 空の軌跡 the 3rd1203年11月 VIIクロスベル編 VIII帝国編 外伝 零の軌跡1204年1月 - 5月 閃の軌跡1204年3月 - 10月 碧の軌跡1204年8月 - 12月 閃の軌跡II1204年11月- 1205年3月 暁の軌跡1204年9月 閃の軌跡III1206年4月 - 7月 閃の軌跡IV1206年8月 - 9月 創の軌跡1207年2月 - 3月 IXカルバード共和国編 黎の軌跡1208年8月 - 12月 黎の軌跡II1209年2月 - 4月 界の軌跡1209年X月 - X月 作品始点時の七耀暦で記載で簡略化。 詳細は時系列/各作品の照らし合わせを参照。 空の軌跡 FCの詳細な時系列 空の軌跡 FCの関連商品 軌跡シリーズの他の作品 空の軌跡シリーズ(リベール王国編・英雄伝説VI) 空の軌跡FC 空の軌跡SC 空の軌跡 the 3rd 零・碧の軌跡(クロスベル編・英雄伝説VII) 零の軌跡 碧の軌跡 閃の軌跡シリーズ(エレボニア帝国編・英雄伝説VIII) 閃の軌跡 閃の軌跡II 閃の軌跡III 閃の軌跡IV 創の軌跡 英雄伝説 黎の軌跡シリーズ(カルバード共和国編・英雄伝説IX) 黎の軌跡 黎の軌跡II 界の軌跡 外伝 暁の軌跡 閃の軌跡NW ゼムリア大陸とは異なる世界観作品 那由多の軌跡
https://w.atwiki.jp/kisekiseries/pages/45.html
英雄伝説 空の軌跡 SC 英雄伝説 空の軌跡 SC The Legend of Heroes Trails in the Sky SC 作品名 英雄伝説 空の軌跡 SC 対応機種 WindowsPSP, PS3, PS VitaiOS, Android ジャンル RPG 発売年 2006年 開発元 日本ファルコム 発売元 日本ファルコム他 公式サイト https //www.falcom.co.jp/ed6_sc/ 作中情報 シリーズ 空の軌跡シリーズ(リベール編) 舞台 リベール王国 時系列 七耀暦1202-1203年 主人公 エステル・ブライト 前作:空の軌跡 FC 次作:空の軌跡 the 3rd 空の軌跡SC(そらのきせきセカンドチャプター、Trails in the Sky SC)は英雄伝説シリーズ第3期《軌跡シリーズ》の第2作。本作より英雄伝説としてのナンバリングが外れたが、空の軌跡シリーズ全体で「VI」である。 概要 忘れられない、旅になる。 ――英雄伝説 空の軌跡 SCより 遊撃士に憧れる少女エステルは、兄弟同然に育ったヨシュアとともに正遊撃士となるため、生まれ育った故郷の街ロレントを旅立った。リベール各地を訪れるエステルたちを待ち受けていたのは、様々な人々との出会い、そして行く先々で起こる不可解な事件。数々の出来事が一本の糸で結ばれた時、リベール王国をめぐる巨大な陰謀が明らかとなる。様々な困難が立ちはだかるも、多くの人に助けられながらエステルたちは、リベールを揺るがす陰謀──クーデターを阻止するのだった。晴れて正遊撃士となったエステルとヨシュア。女王生誕祭の活気に沸く王都グランセルを歩きながらエステルは自分の中にあるヨシュアへの想いをかみしめていた。旅の途中、自分を支え続けてくれたヨシュアは、エステルにとって、これまで以上にかけがえのない存在となっていた。だがその夜、ヨシュアはエステルに自分の正体と過去を打ち明ける。そこで語られる驚愕の事実──。「出会った時から……君のことが大好きだったよ。」「──さよなら、エステル。」そういって、少年は少女の前から姿を消した。少女の手元には少年のハーモニカだけが残されていた。姿を消した少年を探すため、少女は旅立ちを決意する。 出典:日本ファルコム 空の軌跡SC公式より 正遊撃士となったエステル・ブライトは自らの前から去ったヨシュアを追う。 そんな中、リベール王国各地では黒のオーブメントを用いて暗躍する謎の勢力の影が忍び寄る。 結社《身喰らう蛇》の計画を阻止せんとする遊撃士とその仲間達の物語。 前作の続編であり、空の軌跡のメインストーリーの完結編である。 空の軌跡 SCのキャラクター 名前 登場 エステル・ブライト ヨシュア・ブライト 第4章・第6章以降 アネラス・エルフィード 序章・第8章 ケビン・グラハム 第1章・ シェラザード・ハーヴェイ オリビエ・レンハイム アガット・クロスナー クローゼ・リンツ ティータ・ラッセル ジン・ヴァセック クルツ・ナルダン ミュラー・ヴァンダール ユリア・シュバルツ その他のキャラクター リベール王国(キャラクター) 空の軌跡 SCの各作品 作品名 機種 発売年 発売元 英雄伝説 空の軌跡SC Windows 2006 日本ファルコム 英雄伝説 空の軌跡SC PSP 2007 日本ファルコム 英雄伝説 空の軌跡SC:改 HD EDITION PS3 2012 日本ファルコム 英雄伝説 空の軌跡SC Evolution PS vita 2015 角川ゲームス The Legend of Heroes Trails in the Sky SC steam 2015 XSEED Games, Marvelous USA 英雄伝説 空の軌跡SC iOS,Android 2016 ブロードメディアGC Windows(パッケージ版) 2006年発売。オリジナル版。 ファルコム公式:https //www.falcom.co.jp/ed6_sc/ PlayStation Portable Windows版のPSP移植版。 解像度の問題でWindows版より画質は劣る。 ファルコム公式:https //www.falcom.co.jp/sorasc_psp/ PlayStation 3/PlayStation Now 改:HD EDITION。PSP版のHDリマスター版。 Windows版の画質に近い。 ファルコム公式:https //www.falcom.co.jp/sorasc_psp/hd/ PlayStation Vita キャラクターグラフィックやゲームシステムを一新したリメイクのEvolution版。 原作は日本ファルコム、企画はキャラアニ。 開発元はパオン・ディーピー。 発売元は角川ゲームス。 空の軌跡SC Evolution公式:http //www.sora-evo-sc.com Windows(steam) 英語版。日本語でのプレイは不可。 発売元はXSEED Games, Marvelous USA Inc.。 Windows版と同等。 steam store:https //store.steampowered.com/app/251290/The_Legend_of_Heroes_Trails_in_the_Sky_SC/ XSEED Games公式(英語):http //trailsinthesky.com/sc/ iOS, Android G-cluster appにて提供されるスマートフォンアプリ版。クラウドストリーミングでのプレイ環境のため、インターネット接続が必須。 発売元はブロードメディアGC株式会社。 内容はPSP版と同等。 G-cluster app公式:https //gcluster.jp/app/falcom/eiyusc/ App Store:https //apps.apple.com/jp/app/ying-xiong-chuan-shuo-kongno/id1087203246 Google Play:https //play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.falcom.kisekisc 空の軌跡 SCの時系列 作中の時系列は時系列/空の軌跡を参照。 英雄伝説 軌跡シリーズの時系列 VIリベール編 空の軌跡 FC1202年 空の軌跡 SC1202年11月-1203年 空の軌跡 the 3rd1203年11月 VIIクロスベル編 VIII帝国編 外伝 零の軌跡1204年1月 - 5月 閃の軌跡1204年3月 - 10月 碧の軌跡1204年8月 - 12月 閃の軌跡II1204年11月- 1205年3月 暁の軌跡1204年9月 閃の軌跡III1206年4月 - 7月 閃の軌跡IV1206年8月 - 9月 創の軌跡1207年2月 - 3月 IXカルバード共和国編 黎の軌跡1208年X月 - X月 黎の軌跡の続編120X年X月 - X月 作品始点時の七耀暦で記載で簡略化。 詳細は時系列/各作品の時系列照らし合わせを参照。 空の軌跡 SC作中の詳細な時系列 時系列/空の軌跡 空の軌跡 SCの楽曲 軌跡シリーズの他の作品 空の軌跡シリーズ(リベール王国編・英雄伝説VI) 空の軌跡FC 空の軌跡SC 空の軌跡 the 3rd 零・碧の軌跡(クロスベル編・英雄伝説VII) 零の軌跡 碧の軌跡 閃の軌跡シリーズ(エレボニア帝国編・英雄伝説VIII) 閃の軌跡 閃の軌跡II 閃の軌跡III 閃の軌跡IV 創の軌跡 英雄伝説 黎の軌跡シリーズ(カルバード共和国編・英雄伝説IX) 黎の軌跡 黎の軌跡II 界の軌跡 外伝 暁の軌跡 閃の軌跡NW ゼムリア大陸とは異なる世界観作品 那由多の軌跡 このページに登録されているタグ 作品情報 空の軌跡 空の軌跡SC
https://w.atwiki.jp/kisekimatome/pages/2.html
メニュー トップページ 最新情報 よくある質問 作品 空の軌跡 FC 空の軌跡 SC 空の軌跡 the 3rd 零の軌跡 碧の軌跡 閃の軌跡 閃の軌跡Ⅱ 閃の軌跡Ⅲ 閃の軌跡Ⅳ -THE END OF SAGA- 創の軌跡 黎の軌跡 那由多の軌跡 暁の軌跡 登場人物 + リベール王国 ロレント地方 ボース地方 ルーアン地方 ツァイス地方 グランセル地方 その他 + クロスベル自治州 クロスベル市 クロスベル郊外 その他 エレボニア帝国 カルバード共和国 レミフェリア公国 七耀教会 結社≪身喰らう蛇≫ 猟兵団 庭園 その他属性別火 コスト別コスト1 スキル一覧 地理 リベール王国 クロスベル自治州 エレボニア帝国 カルバード共和国 レミフェリア公国 アルテリア法国 オレド自治州 その他 用語 国家・自治州 地名 組織・企業 技術・兵器 道具・物質 武術・流派 制度・条約 イベント・出来事 その他 各種データ アイテム 武器 防具 アクセサリー クオーツ 食材 書物 釣り アーツ 魔物 音楽 関連サイト ここを編集
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/6940.html
英雄伝説 閃の軌跡III 【えいゆうでんせつ せんのきせきすりー】 ジャンル ストーリーRPG 対応機種 プレイステーション4Nintendo Switch 発売・開発元 日本ファルコム 発売日 【PS4】2017年9月28日【Switch】2020年3月19日 定価(税込) 【PS4】 通常版 8,424円 初回限定KISEKI BOX 9,936円 ダウンロード版 7,200円【Switch】7,678円 レーティング CERO C(15才以上対象) 判定 なし ポイント 3年ぶりの続編主人公以外のメインキャラクターが一新クオリティが全体的に向上したいつもながらの良質なBGMとストーリー ドラゴンスレイヤー 英雄伝説シリーズ 概要 ストーリー(公式サイトより抜粋) システム 評価点 問題点 賛否両論点 その他 総評 余談 概要 日本ファルコムの二枚看板の一つ・英雄伝説シリーズ第3期『閃の軌跡シリーズ』の3作目。 前作から更に2年近く経過したエレボニア帝国を舞台としている。これまで軌跡シリーズでは2部作(空3rdは外伝扱い)構成だったため、本作が最も長期に渡るシリーズとなった。 『空の軌跡』と違い、正統なる3作目なので、主人公はこれまでと同様リィンだが、今回は学生から教師(教官)という役割に変更されている。また、彼以外のメインキャラは一新されている。 前作、前々作からプラットフォームがPS4になったため、あらゆる品質が向上しているのが大きな特徴といえよう。 なお、『空の軌跡』を含めた過去作をある程度知っていることを前提として記載しているので、ご容赦願いたい。 ストーリー(公式サイトより抜粋) 七輝暦1206年、春――あの内戦から1年半近く。大陸最大の貿易都市、クロスベル自治州を併合し、数ヶ月後には北方のノーザンブリア自治州を併合したエレボニア帝国は宿敵、カルバード共和国を大きく上回り、名実共に大陸最大の国家となっていた。その一方、帝国政府による中央集権化が加速し、税制も統一されること。貴族に統治されていた地方は混乱・弱体化し、新たな問題も生まれつつあった。そんな中一かつて内戦で暗躍し、退けられた結社《身喰らう蛇》が、数多の猟兵団や共和国の動きに紛れるように、沈黙を破って密かに動き出し…時を同じくして、帝都西郊・リーヴスの街に、一人の黒髪の青年が降り立つ。《灰色の騎士》 リィン・シュバルツァー。学生の身ながら、灰の騎神ヴァリマールの乗り手として内戦終結に貢献し、クロスベル戦線や北方戦役でも活躍した“若き英雄”――2月に名門・トールズ士官学院を卒業したばかりの彼が、新たに “教官”としての道を選び、とある新設校へと着任したのである。――トールズ士官学院・リーヴス第II分校。皇太子の入学を受け、本格的な軍事学校へと変革された本校とは対照的に、訳ありの貴族子女や問題児、外国人などを受け入れた“落ちこぼれ”の分校。分校長は、旧貴族連合軍の総司令だった《黄金の羅利》オーレリアが務め――そして3つに分かれたクラスの中には、 VII組《特務科》――リィンが担任を務める少人数の特務クラスがあった。 システム 基本的なものは『II』を参考。変更、追加された部分のみ記載。 騎神戦 教官であるリィン、そして生徒であるキャラクターも機甲兵を使って複数名でのバトルが繰り広げられる。こちらは通常戦闘同様、戦術リンクなども使える。 戦闘関連 オーバーライズが廃止された。 ブレイブオーダーシステム。崩しを発生させることでブレイブポイント(BP)を溜めて、キャラクター固有のオーダーを使用できる。効果は味方全員に適用され、いつ使ってもディレイは発生しない。 ブレイク。攻撃することで敵のブレイクゲージを減らし、このゲージが尽きると暫くの間行動不能にできる。このときはアイテムドロップが確定したり、崩しが100%発生したり良いことづくめ。 高揚(敵専用)。敵のHPが減ると使ってくる。ブレイクゲージが全回復、能力向上、HPを回復したりもする。ただしブレイクが発生しやすくもなる。 サブクオーツ。マスタークオーツと別のマスタークオーツをもう1つセットできる。ただし適用される効果は初期レベルの効果のみ。 アサルトアタック。アサルトポイント(AP)を消化して、フィールドモンスターに当てることで、開幕時に敵のブレイクゲージが半減した状態になる。手配魔獣などには効果なし。APはフィールドに点在しているオブジェクトを破壊、または特定のクオーツの効果でチャージされる。 ミニゲーム カードゲーム「ヴァンテージマスター(VM)」。ルールは簡単に言えば◯ーフストーンに近い。ちなみにブレードは廃止された。冒険の先々でキャラクターと勝負が可能。絆キャラなら、勝利すると好感度が上がる。 釣りシステム。システムが大きく見直され、HITと巻き上げのアクションが大きく二分された。HITはタイミングよくボタン押下だが、巻き上げは◯ボタン連打ではなく、タイミングよく押し込んだり離したりするように変更。 その他 メールシステム。依頼の報告や、遠く離れたキャラの絆ポイントを稼ぐのに使われる。 OPTIONSボタンでイベントスキップができるようになった。テキストスキップの速度も速くなった。 評価点 爆速になったロード 特に戦闘への移行がわかりやすい。ローディングは1秒にも満たないほどであり、バトルが非常に快適になった。マップ移動も、これまでに比べれば数秒で済むので相当速く感じてストレスフリー。一部のマップやイベントシーンでは多少長めだが、そのときは特殊なロード画面が流れるので予測しやすいのもありがたい。 グラフィックの向上 ハードが変わったので当たり前ではあるが、背景やモンスターの鮮明さがよりリアルになった。加えて、キャラの表情などの造形が細かくなり、以前よりも感情表現がわかりやすくなっている。 特に『I』や『II』で不満が続出した、人間キャラのモデリングが大幅に改善されていることは特筆に値する。 本作では、時折その『I』や『II』の様子を回想するシーンがあるが、この際にはその時のPS3版の画面がそのまま使われており、本作とのクオリティの差がはっきりと表れている。 ダイレクトコマンド アーツや道具を使用したい時に指定のメニューにカーソルを合わせるひと手間をはさむことなく、それぞれワンボタン押すだけで素早くメニュー表示ができるようになっている。これにより戦闘テンポが大幅に向上した。 多少の慣れが必要ではあるものの、従来作以上にテンポの良いバトルを楽しめるとして好評である。 魅力的なキャラクター 前述した通り、リィン以外のメインキャラクターは一新されているが、登場人物たちは、今作においてもいずれもいい意味で強い個性を持っている。 + 長めなので閉じ。 リィン・シュヴァルツァー 前作のラストにおけるオズボーンの策謀から、カルバード共和国との小競り合いの調停などを任じられるようになり、その活躍から「灰色の騎士」と呼ばれ、英雄視されるようになった。「英雄伝説」と銘打たれているが、ゲームの中で英雄と呼ばれるようになるのは異例と言える。『I』『II』における体験や、灰色の騎士としての活動などを通じて、人間として一皮剥けた部分が目立つようになり、教官になったこともあり、主人公としての安定感もより強くなっている。一方、義妹のエリゼのことになると途端にシスコンを発症し、生徒たちも普段のリィンとのギャップに言葉を失うほどで、不幸続きの彼を知るプレイヤーにとっては、このコメディ要素は一種の清涼剤となっている。 ユウナ・クロフォード(画像右側のピンク髪の少女) クロスベル出身の少女。特務支援課や遊撃士協会に憧れており、自らも警察に就職することを志していた。今まであまり居なかった「お調子者の元気娘」。「空」の主人公であるエステルが近い。パーティのムードメーカーとして活躍し、愛着も湧きやすい。 クルト・ヴァンダール(画像真ん中の青髪の青年) ヴァンダール流と呼ばれる流派の使い手で、シリーズにも幾度か出演している「ミュラー・ヴァンダール」の弟。当初は生意気でぶっきらぼうな印象だが、早々にリィンに心を開き、素直に一人の剣士、人間として認める。下心というものが一切なく、何を言っても様になるのはどことなく過去のリィンを彷彿とさせる。 アルティナ・オライオン(画像右上の銀髪の少女) 「黒兎」のコードネームを持つ、帝国情報部のエージェント。正確には「II」から登場しており、この時は敵だったが本作では味方として登場している。一生懸命『感情』というものは何なのか理解するために、ひたむきに努力する姿が好印象のクーデレキャラ。なにより無口無愛想ロリ体型少女なので、それだけでも属性てんこ盛りなせいもあるが。 ミュゼ・イーグレット(画像奥左側の緑髪の少女) これまたあまり居なかった「色香を振りまく食えないお嬢様」。女性版オリビエといったところか。リィンのことを隙きあらば誑そうとする。あまりに露骨な態度なので、リィンですら警戒するレベルの曲者。実際、相当な大物だった。 アッシュ・カーバイド(画像奥右側のアッシュブロンドの青年) あまり、というかほぼ初登場ともいえる「不良キャラ」。アガットや、「東亰ザナドゥ」の高幡志緒に造形に近いが、彼らは威圧的だが真面目であるため、アッシュとはキャラは被らない。露悪的で口が悪く、女遊びや素行も相当悪い。しかし、性格そのものは素直で実直な面もあり、ツンデレに近いものになっている。実は、リィンに匹敵する不幸な人。 ミハイル・アーヴィング 当初はお堅い頑固キャラだが、中間管理職の気苦労や、徐々に角が取れていく様は見ていて微笑ましい。あるキャラとの絡みでは、完全に心配症なお兄ちゃんな面が強調され、最初は気に入らないが段々好きになっていく典型キャラといえよう。 トワ・ハーシェル 先輩教官として登場。メインキャラと比べると出番が多いとは言い難いものの、旧来の可愛らしさは健全。どことなくヘッポコさが強調されている。彼女の実家に行くイベントはファンなら必見である。 ランドルフ・オルランド 『零の軌跡』から参戦。本作では派遣という扱いで、トールズ士官学院第二分校に教官として就任する。苦労人であるリィンの良き先輩で、清涼剤にもなってくれる。しかし、第2章では少々歯がゆい立場になってしまっている(後述)。 アガットとティータ 『空の軌跡』から参戦。戦闘の参加は少ないが二人の仲睦まじさは健在で、ファンには嬉しい役どころを担う。アガットの態度が妹ではなく一人の大切な少女というように変化しており、幸せな雰囲気を醸し出して爆発しろ応援したくなるだろう。本作でも大勢の人たちにその熱い仲を冷やかされている。 旧VII組の面々 演習先で幾度となく邂逅する。1周目では非常に強力なので、戦闘面でも頼りになる。あるキャラは終盤にとんでもない躍進を遂げ、プレイヤーの度肝を抜いた。 分校長・オーレリア 『閃の軌跡II』でシリーズ最強格ともいえるアリアンロードに対抗心を燃やすだけしか出番がなく、噛ませ犬さが目立ってしまったが、そんなマイナスイメージをあざ笑うかのような人外っぷり。竹を垂直に叩き割ったような武人であり、どんな無茶なことだろうが実現できそうな、色んな意味で『規格外』なキャラだったため見ていて清々しい(パーティーが全員でかかって倒せる大型モンスターを『空気読め(意訳)』で文字通り一撃必殺で屠る)。彼女の規格外という表現はリィンによるもの。人外待ったなしの彼女に隠れてしまっているが、腹心であるウォレスも忘れてはならないだろう。彼も彼で見せ場があり、そのさまは人外に片足を突っ込んでいると言える(ダンジョンフロアを半壊する攻撃を何と闘気で凌ぎきり、敵方を驚かせた)。 蒼のジークフリード 今作から登場した敵勢力の一員。代理人を名乗り、リィンの行く先々に立ちはだかり、忠告を残して去っていく謎の男。しかし正体はリィンならずプレイヤーからも明らかであり、本編中でも『あいつで間違いない』と指摘されるが、最後の最期まで立ち会っているだけに確信は抱くことはできていなかった。しかし終盤でついにベールを脱ぐことになる。 他にも、過去作に登場したキャラクターが非常に多く登場。分校があるリーヴスには、前作で登場した元トールズの生徒も何名かそこそこの出番で再登板している。中でも序盤から登場するムンクやロジーヌなどのイベントは、ある意味やりこみ派がニヤリとできるだろう。 シナリオ関連 ストーリーに記載されている通り、本作は1206年と、他のシリーズのどれよりも未来の話を扱っている。 これにより、前作の問題点の1つであった、『碧の軌跡』でオチが読めているという点が解決し、さらに後述する通り、展開こそ賛否あるものの『碧』の舞台のその後が体験できる。 また、成長を果たした旧作のパーティキャラクターも多数登場。これまで旧作のキャラクターは、『零』で2人加入し、『II』では加入ではなく視点変更という形で2人が使用できたのみだったが、今作では実に5人の旧作キャラを使用できる。 そのうちの一人アガットは、かつてSクラフトだった「ダイナストゲイル」を通常クラフトとして使用可能となっており、『空』の頃より更に強くなっていることが示唆されている。ティータも、『空の軌跡3rd』で猛威を振るった「オーバルギア」の後継機に乗り込んでおり、ますますパワーアップしている。 「II」までは明らかにされていなかった、帝国の西部に足を運べるようになった。 「I」において、リィンとは別の班が演習先として向かった「セントアーク」、「パルム」などを実際に訪問することができ、その際は「I」における行動が振り返えられたり、住民たちから言及されたりする。 英雄伝説ならではの、住民たちの豊かな個性も健在。資産家のクインズ卿一家は、旅行で様々な場所を家族と共に立ち寄っており、幾度も「新VII組」の面々と顔を合わせることになる。 本作のメインキャラである「新VII組」は、教官であるリィンを含めると最終的に6人となる。 前作までのメインキャラである「旧VII組」は人数が多すぎた上に、前述した通り「II」ではリィンとクロウのやり取りが主になっていたため、空気気味なキャラが続出していた。しかし今回は、絆イベントに頼り切っておらず、全員に見せ場がほぼ均等に与えられている。 見せ場自体もおおむね良好に捉えられており、基本的には「新VII組」のメンバーは「旧VII組」を上回る人気を獲得している。 生徒から教官という立場に変わったため、前作とはまた異なった趣のあるシナリオが目白押し。特に宿舎の風呂イベントは必見。もちろん、女キャラクターとの甘ったるいやりとりでニヤニヤしてもいい(*1)。 1章では、『空の軌跡』におけるキーポイントである「ハーメル村」を実際に訪れることができる。 BGMも『空の軌跡』で使われた「ハーメル」が使用されており、懐かしさを感じるプレイヤーが続出。当時の事件を知るアガットやティータも加わり、被害者たちの冥福を祈るシーンは、シリーズでも屈指の感動イベントとなっている。 また、被害者の1人であるレーヴェの仲間で、リィンたちにとっては敵にあたるデュバリィとシャーリィが彼の墓に花を手向けており、友人だったというマクバーンをはじめ、結社の中でも人望があったことを告げてくれる。さらに、リィンたちが花を手向ける時間を与えて、その後も村に影響を及ぼさない場所で雌雄を決するという計らいを見せてくれる。 それでも、結社の執行者NoIIで、なおかつ人望の篤かったレーヴェたちにとってゆかりのあるこの地点を潜伏地点に使うことについては、味方サイドから反発されたが、デュバリィ達も不本意であったことが明かされている。 ただし、本作で「ハーメル村」に関わる新たな謎が浮上。完全なる解決はまだ先のこととなる。 ある程度明らかになってきたシナリオ 本作は、状況の変化がいつもよりスピーディーで、大事なことが進まないという事態にはなっていない。さらに、物語の後半で、ある重要なキャラ2名から軌跡シリーズの根幹ともいうべき超重要な真実が明らかにされる。それによって新たな謎が現れたのも事実だが、シナリオが大きく動き出したと捉えることのほうが大きく、今後のシナリオに期待感が増した。 いつもながらのJDKサウンド 毎作安定の熱さとクサさを提供するFalcom Sound JDKのクオリティは健在。特に、3章の佳境、ジュノー海上要塞攻略時に流れる「solid as the Rock of JUNO」は1作目の「Atrocious Raid」と同じ立ち位置となる名曲。New Gameで早速聴けるので堪能するといいだろう。また、騎神のテーマ曲である「Lift Off!」や、エンディングテーマの「嘆きのリフレイン」も、高い評価を得ている。 これまでと比べると本気の一曲(*2)という象徴的な楽曲が乏しいという意見があるが、OPのインストゥルメンタルバージョンは流れるシーンも相まって評価は高い。 前述した通り、『空の軌跡』で流れた名曲「ハーメル」も健在で、イベントに強い感動を添えてくれる。 問題点 シナリオ関連 リィンは危機が訪れると《灰の騎神》ヴァリマールを呼び寄せようとするのだが、章のクライマックス以外は尽く邪魔される。一度や二度ではなく、何度も。その結果、ヴァリマールを呼ぶ=邪魔される という、ある意味お約束ネタと化しているため、予測がつきやすく展開が陳腐に見られがち。 これ以外でも、「生徒や関係者を危険な目にあわせないよう自分だけが死地に向かう」「仲間を守るため、自分の犠牲を厭わず神気合一を試みようとする」ということを繰り返しており、そのたびにメンバーから窘められる。前者は確かに教官として正しい行いで、後者についてもリィンの現状を鑑みれば理解できるが、シナリオの構成としては問題と言えるだろう。幸い、そこまで頻度が高くないのが救い。評価点にも記載したが、それ以外はまともな大人なのでキャラとして破綻はしていない。むしろ、「旧VII」の見せ場のために犠牲になっているという声もある。 本作は、「II」の項目で記載されている黒の史書イベントを見ている前提でストーリーが展開される。このイベントではトールズ教官のトマスと同級生のロジーヌが教会の守護騎士と従騎士であることも明かされており、見ていないプレイヤーには唐突感が強い。これに関連して本作でも黒の史書の断片を集めることを要求されるが、こちらは周回を強要されることはなくなっている。 テキスト関連 普段あまり使わない熟語(韜晦、など、教養以前に、まず一般書物では目にしないような難解な熟語)も当たり前のように使ってくることがあり、意味を理解しにくいと批判されることがある。 また、膨大なテキスト量、および、複数ライターの弊害ゆえか、テキストの統一が図られていない模様で、同じ言葉や熟語(「薫陶」、「雛鳥」(*3)、「魂消た」(*4)、など)を、何度も違うキャラに使わせており(*5)、その結果、キャラクターの個性が薄れると思しき事態が発生しており、さらに「セルジュ」、「リジュ」などの距離の単位すらも間違えている箇所が見受けられる。 回復アイテムが不足気味 中盤になってもティアラルの薬以上のアイテムを購入する機会がなく、入手手段はトレジャーか合成か交換のみ。しかも回復量も低くなっている。困ったことに料理も同様。まぁ賛否両論にあるように「回復よりブレイク優先」ということなのだろうが…。一応キワモノ料理という効果が高いアイテムを用意すればいいが、意識して素材アイテムを収集しないと量産しづらい。 一部キャラの扱い 『零の軌跡』から登場したランディ・オルランドは、トールズ士官学校第2分校の教官として在籍。同僚となったリィンとも大いに絡む。それ自体はいいのだが、彼は機甲兵訓練に加わるだけでパーティメンバーには一度として加入してくれない。ランディの仲間であるティオが加わってくれることや『碧』以来の登場となるシャーリィとの関係性もあり、どうして…という声は大きい。 絆シナリオの佳境である夏至祭で、旧Ⅶ組生徒の一人であるフィーに最後の絆イベントの選択肢(選択次第で恋愛要素が付加される)が存在しない。「II」では恋愛関係を臭わす要素があり、本作でも見せ場自体は多い方だったのだが…。 相変わらずの分割商法 本作でも完結することはなかった。分割を事もあろうに三回もやってしまったことになる。幸い(?)なことに、エピローグでは次が最後の閃の軌跡、と記載されており、実際に、『IV』で本シリーズは完結した。 賛否両論点 OP ボーカル担当が『空の軌跡3rd』から皆勤だった(EDを含めれば空SCから)小寺可南子氏ではなくなってしまった。新ボーカルの佐坂めぐみ氏の名誉のために補足すると楽曲自体は悪くない出来で、迷いを持ちながらも「前へ進む」意志が感じ取れる力強い曲となっている。強いていえば、サビで入る合いの手が若干好みが分かれるか。ファルコムとしてはイース8、東亰ザナドゥに続いて、閃シリーズでは初のアニメーションによるOPとなっている(アニメOP自体は『空の軌跡FC Evolution』で実装されている)。しかし、東亰ザナドゥと比較すると余りにもアニメーションの質が悪く、見劣りする。東亰ザナドゥとは制作が異なるためらしいが…。クオリティはどちらかといえば『空の軌跡Evolution』(こちらも低クオリティで評判は悪い)側で、制作はこちらのせいだからかもしれない。質は悪いものの、ところどころ見ごたえのあるシーンがあるので、見慣れれば気にならない、という擁護もある。 第2章のシナリオ 2章は『零の軌跡』や『碧の軌跡』、『暁の軌跡』の舞台だったクロスベルでのシナリオが展開される。占領後のクロスベルに実際に入れるのはシリーズ初となる。 ある意味自業自得とはいえ、帝国の手により自由を奪われてしまった悲痛な様子が描かれており、旧来ファンには胸に迫る展開になっている。ネタバレかつ長めなので下記に集約。 + 相克のクロスベルのまとめ シナリオ関連 噛み砕いて書けば、クロスベルに結社が集結して危機に陥る、という話なのだが……特務支援課はほとんど出番なし。ティオが短期間だけ加入する程度。ランディは分校の教官なので本章以外でも出番は多めなのだが、2章では敵部隊を刺激するということで待機命令となる。ロイドは章の最後のシーンで一枚絵で一瞬だけ登場。このシーンにおけるふたりの英雄の邂逅は、ファン必見と言える名シーン。エリィは祖父のおまけ扱いで存在が示唆されてるだけで、必須でないクエストで少しだけ名前が出る程度。--これだけならまだしも、クロスベル出身で特務支援課を慕っていたユウナは、彼らに手出しできないよう、身内も含むすべてを一つところに閉じ込めているという現状を道化師カンパネルラに冷酷に突きつけられ、「クロスベルが危機なのに特務支援課が一切手が出せない」現状に絶望し、ショックで暫くふさぎ込んでしまう。このときのユウナの狼狽シーンは相当胸に来るものがある。しかもその命令を下した本人は目の前にいるのに全く悪びれもせずに立ち去る。 言い換えれば、特務支援課は結社、および帝国からも要注意人物となっていることが明らかになっているともいえる。カンパネルラ自身も「彼らがいると事件が解決してしまう」と言外に恐れるほど。 ふさぎ込んだユウナは、仲間の助けもあって、なんとか復帰するのだが、この時にリィンに刺々しく当たっていた理由が判明する。その理由は…「生命の恩人に恩を着せられたのが悔しいから」。最終的にユウナもしっかりリィンを認めるようになるので、そこまで遺恨は残らない。 ブレイク効果による戦闘バランス 本作で実装した新システムだが、少々乱暴な書き方をすれば『敵に行動させる前にさっさとブレイクゲージを破壊してタコ殴りにする』ということ。強敵との戦いではほぼ必須事項であり、上手く行けば一方的な戦いに持ち込めるが、仕留め損ねると高揚を使われたりHPを大きく回復されて形勢逆転も有り得るという、かなりピーキーなバトルバランスとなっている。だが、ユウナのブレイブオーダーが 「ブレイクダメージ+300%」「消費BP1」「序盤から使用可能」 と破格すぎる効果となっており、このオーダーを繰り返せば敵がすぐにブレイクする。ブレイクしたらサラのオーダー(味方全員に加速(*6)効果)、もしくはクルトのオーダー(硬直時間0.3倍)にして速攻を仕掛ければ、ノーマルならほぼ完封できてしまう。サラは加入期間が限定的だが、ユウナとクルトはほとんど自軍にいるのでこの二人を入れておけば大体問題ない。他のキャラは能力向上アーツで補助をしておけばいい。高難易度でも通用してしまうので、ボスをブレイクさせるのはもう少し難しくしてほしいという意見もある。一応、壊れオーダーの使用を控えるなど、自分である程度縛るプレイを前提とすればバランス調整は可能。ハード以上の騎神戦はそう単純には行かないので、この場面のみは中々歯ごたえのある難易度が楽しめる。 結社「身喰らう蛇」について 本作でも各地で暗躍を続けている結社は、新メンバーが一切登場せず、碧と閃IIで出てきたメンバーしかおらず新鮮味に欠ける。ただし、今作では新たに、かつてシャロンの同僚だったという、使徒第四柱「千の破戒者」と、執行者No.III「黄金蝶」の存在が明かされている。また、「II」ではイベントで姿を現すのみだった強化形態「火焔魔人マクバーン」と、実際に戦闘を行うことができる。「閃」からのプレイヤーにとっては「碧」で登場したシャーリィやカンパネルラ、アリアンロードと、デュバリィを除いた「鉄機隊」の二名が新キャラとなるが、シャーリィはかつて敵対していた「西風の旅団」との因縁の描写が主になっており、彼女自身の掘り下げは行われていない。 アリアンロードはその正体が正式に判明(*7)。オーレリアに対し、「人間としての部分では自分より上」と賛辞を送っており、リィンやクロウ同様騎神の「起動者」であることが明かされるなど、今まで明らかになっていなかった点が判明している。 …のだが、上記の通り多くのプレイヤーに絶望を与えた『碧』の当時より、クラフトの性能含めて明らかに弱体化しており、オーレリアに対して「自分より上」と言われたところで、プレイヤー自身がイマイチそれを実感しづらいという問題がある。ゲーム的な都合と言ってしまえばそれまでだが、それだけ『碧』でのインパクトが大きかったとも言える。 夏至祭の絆イベントの罠 終盤に夏至祭というイベントがあるが、これに誘ったキャラの好感度が最大(★5つ)になると特殊なイベントが発生する。この好感度は夏至祭に誘った時でも増加するので、ちょうど最大になるよう調整することが望まれる。好感度は人物ノートでどれだけあるか確認できる。しかし、このイベントで好感度が上がるのは★ 半分 。人物ノートで確認できる好感度の単位は 1ずつ (*8)。好感度はかなり細かく設定されているのにこれは…。予め好感度を最大にしておけば確実に発生するので、この時点で★4のキャラはあえて誘わないという手段にすれば問題はない。ちなみに、アルフィンとエリゼは二人1セットなのでどちらか最大にしておけばイベントは発生するが、エリゼが目立たずアルフィン寄りのシナリオになってしまっている。 最終パーティの自由度のなさ ラスボス目前のパーティは、リィンと新VII組の生徒3人の、合計4人。入れ替えもできず、他のメンバーは途中で永久離脱してしまう(*9)。ネタバレになるので詳細は省くが、この4人メンバーの内、1人だけ途中参加のキャラとなっており、最初期メンバーでラスボスと戦うことは不可能(シナリオの展開的には仕方ないのだが)。 周回要素の薄さ 本作から何故かレベル引き継ぎがなくなってしまい、2周目の快適さが失われた。隠しダンジョンや隠しシナリオといったものもない。シナリオ分割の煽りだろうか?一応2周目からコスチュームが追加されるが、あくまで演出上変化が見られるだけで有り難みは少ない。絆イベントの実績もセーブ ロードで回収できるので周回はあまり意味を成さない。しかし、1周自体が相当ボリューム過多なので周回を考えないように割り切れば気にならない。取り返しのつかない要素はどうにもならないが。 レベル引継ぎがないので、高難易度でのキャラの強化ができないイベント戦や騎神戦は非常に厳しい。プロローグが一番難しいとの声すらある。 ただし、「II」で問題視され、本作においても非難の一端となった「黒の史書イベント」のように、周回しなければ達成できない重要な要素は存在しないため、混乱を避けられるようにはなっている。 開発も思うところがあったのか、ベスト盤の発売と同日のアップデートでレベル引き継ぎが搭載された。 シナリオの構成 主人公の立場が教官へと変わっているものの、自由行動日に絆イベント・クエストをこなし敷地内のダンジョンを攻略、その後戦闘訓練を行い演習に向かう。「I」の展開を踏襲した流れになっている。騎神の起動者試練であった「I」と違い、本作の自由行動日のダンジョンは博士の実験への協力という名目なのだが、肝心の実験やその結果の意味が明かされないため、ただの水増しとも取れてしまう(*10)。この学園生活を楽しむプレイヤーもいるがマンネリ感を感じるプレイヤーも当然存在する。「新VII組」の故郷が(無論、偶然ながらも)演習地となり、実家を訪ねて過去を語る展開がアルティナ以外の全員分存在する。これは評価点にも記載したように、「新VII組」の掘り下げにおいては良いほうに働いており、人気の高さからもそれが窺える。また、「新VII組」以外の生徒も、成長を果たしたティータを始めとしていずれもいい意味で個性的で、彼らとの交流自体はおおむね好意的に受け取られている。なお、演習に関しては、前半は主に「空」「零」とのリンクが重視されており、前作から山積みとされている伏線などの回収はシナリオ後半に集中している。 + 終盤のネタバレ注意 絶望的な幕切れ 事の顛末が、『旧VII組のあるキャラの犠牲(としっかり明記されている)によってリィンの 鬼の力が暴走 して黒の聖獣に止めを刺してしまい帝国全土に黒い風を巻き起こし、他の5体の騎神によってリィンは拘束され、意識を失う。そして、オズボーン(『3rd』から登場したキャラクター。リィンとも深い関わりがある)の言う『黄昏の御伽噺(世界を終末へ導くこと)』の開始が宣言され、EDが流れるというもの。つまりリィンは自意識ではないものの、 オズボーンの策略通り帝国を混乱に陥れてしまい、英雄から一転、災厄の引き金を引いてしまった のである。3作続けてまったく報われない。だがそもそもリィンの鬼の力は『閃の軌跡III』の時点で不安定になっている。このことから上記のシーンで冷静でいられるのは「リィンの性格上ありえない。むしろ冷静に対処していたら逆に嫌だった」という擁護もある。 裏切りと死の多さ ある メインキャラの両親が今回の事件の大元に加担していた こと、そして 前述した旧VII組のメンバーや、『空の軌跡』から登場していたメインキャラ、および本シリーズでそこそこ出番のあったサブキャラなどが、合わせて5人も死亡、あるいは生死不明になる という過酷なシーンを見せつけられた。裏切りは結構多いシリーズだが、メインキャラの死亡描写は抑えていたのでファンにとっては相当衝撃となった。 その他 一人多役の声優 『空の軌跡』のミュラーを演じた磯部弘氏が、本作では相当なキャラ数を兼任している。プレイアブルキャラは含まれないが、名無しのモブ傭兵なども含めれば5キャラほど担当している。ちなみに、元々の担当だったミュラーも声だけ登場。アラシックスなのに無茶させすぎだろファルコム。その他、何人かの声優が2役ほど兼任しており、誰を演じているか模索するのも楽しみの1つかもしれない。しかし、ファルコム開発のゲームでは、キャラクターが登場した際に演じた声優の名前も併記されるのだが、その結果「○○と××は同じ人がやってますよ!」とプレイヤーに知らせる結果となっており、早い話が余計なお世話となってしまっている。EDのスタッフロールで初めてそれがわかる方が声優の凄さがより伝わっていただろう。 なお、本作では初めて、同じ声優が演じるキャラクターがパーティにふたり加入している。 声優を表記するという手法は声優一人につき一役で割り当てられていた『空』『零』『碧』の旧シリーズでは全く問題はなかった(*11)。しかし、予算の都合なのか『閃』シリーズ(というかファルコムがPS3の開発を始めた辺り)から声優に多役をやらせるようになっており、その傾向はシリーズの後作になるほど目に余るようになってしまっている。ただ、声優が敵味方を含めた多役を演じるというのは他の作品でもよく見られる事である(例を挙げれば『スパロボシリーズ』や『キングダム ハーツシリーズ』など)。もっともこれらは複数の作品が集まって出来た所謂『お祭り作品』である以上仕方のない事であるし、前者には同じ声のキャラ同士を戦わせると特殊な会話が聞けるという知っているプレイヤーなら楽しめて、喩え知らなくてもなんら違和感のないお遊び要素も入っている。後者にはそういったお遊び要素こそないものの、演じているキャラの性格や口調が全く違うのでほとんど気にならない。しかし本作では上記のように演じている声優が誰なのかを最初に見せつけ、嫌でもよく聞く事になるメインキャラを演じた声優に、これまたよく喋るうえに性格や口調まで被っている別のキャラを割り当て、お互い会話までさせるシーンまであるという始末なので、一人芝居を見せられている気分になること請け合い。(一例として、旧VII組のクールな武人肌であるラウラ役の伊瀬茉莉也氏にほぼ同じタイプと言える鉄機隊のアイネスも喋らせ、丁寧な口調で接するミュゼ役の小清水亜美氏に同じような口調で接するクレア役を割り当てている)(*12) 総評 これまでのシステムをうまく昇華しつつ、シナリオや世界観に関しても、英雄伝説シリーズらしさをしっかりと残している。 成長した過去作のキャラなども大勢参戦しており、『空』や『零』のファンが心動かされるシーンも多い。 展開そのものも、『零』『碧』で既に知られていた部分を通り越し、全く未知の領域に踏み込み、帝国内の新しい地点を探索できるなど、より幅が広がっている。 システムにおいても、悪目立ちしていたロードにおいても劇的な改善が成され、前作までのストレスが嘘のように遊ぶことができる。 一方、続編ありきのバッドエンドは、今作においてもエンディングに到達したカタルシスを削がれるものとなってしまっている。 余談 2018年9月に本作の続編にして『閃の軌跡』のシリーズ完結編『英雄伝説 閃の軌跡IV -THE END OF SAGA-』がPS4で発売されると発表された。 あくまで終了するのは『閃の軌跡』であり、『軌跡シリーズ』が終了するわけではないので注意されたし。 2020年10月29日に『英雄伝説 閃の軌跡Ⅲ・Ⅳスーパープライス』として2作それぞれベスト盤が発売。続編に搭載されている「高速スキップモード」が逆輸入されて遊び易くなっている。通常版も同日のアップデート配信で導入される。
https://w.atwiki.jp/taruraria_kouryaku/pages/2.html
データベース タルラリラ・ラルラベルグキャラ設定タルラリラ・ラルラベルグ ゲーム内風設定タルラリラ・ラルラベルグ タルラの活躍 閃の軌跡本編前 閃の軌跡本編 閃の軌跡Ⅱ本編 閃の軌跡Ⅲ本編 閃の軌跡Ⅳ本編
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/6975.html
英雄伝説 閃の軌跡II 【えいゆうでんせつ せんのきせきつー】 ジャンル ストーリーRPG 対応機種 プレイステーション3プレイステーション・ヴィータ 発売・開発元 日本ファルコム 発売日 【PS3/PSV】2014年9月25日【PS4】2018年4月26日 定価(税込) 【PS3/PSV】通常版 8,190円/7,140円限定ドラマCD同梱版 9,240円/8,190円ダウンロード版 6,800円/6,200円【PS4】4,298円 レーティング CERO B(12才以上対象) 判定 なし ポイント 粗の目立ったシステムを改善やりこみ要素が豊富になったメインシナリオの構成に賛否あり ドラゴンスレイヤー 英雄伝説シリーズ 概要 追加・変更点 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 概要 前作『閃の軌跡』の続編であり、軌跡シリーズ10周年作品。大きく取りざたされたのが、前作では一回限りのものだった騎神戦。 ビジュアルやシステム等に大きな変化がないのはこれまでのシリーズと同様。 ただし、いくつか変更点や改善点も見られる。 前作を未プレイの人のためにメインシナリオや設定を復習できるプレストーリー機能がついている。前作のドラマCDの内容も含まれる。 また修正パッチ1.03をあてた状態でクリアすることで、絆イベントなどを鑑賞できるメモリーモードが追加される。 追加・変更点 騎神戦 各章の終盤で挿入される戦闘システム。リィンが『灰の騎神ヴァリマール』を呼び寄せて戦うロボバトル。操作キャラは自機であるヴァリマールとパートナー。パートナーは特有のスキル、EPを回復する『チャージ』、HPとCPを回復させる『神気』を使ってサポートする。パートナーは戦闘中、自由に交代可能。初期状態では最も絆の強いキャラクターが選ばれる。崩しポイントが部位毎に決まっているのは前作と同じ。今回は連撃ポイントをためて消費することで、協力技という強力な技が使えるようになった。また、通常戦でも場所が許されるなら一回だけヴァリマールを召喚することも可能(要シナリオ攻略)。 戦闘関連 「崩し」による追撃全般をスキップ出来るようになった。 戦闘による行動で増えるゲージを消費して、リンクを組んだキャラと3ターンだけ自由に行動できる「オーバーライズ」が追加。碧の軌跡でいうところの「バースト」(*1)である。リィン以外のキャラがオーバーライズを発動させるには、各地に点在する「試練の箱」の中のモンスターを対応キャラだけで倒す必要がある。 崩しが発生した際の効果音が変更された。また、戦闘やその他アクション関係のボイスは多数再録となった。 リンクレベルの上限が5から7に増えたことで、その効果に有用なものが増えた。それに伴い、試練の箱や夢幻回廊(後述)などリィン以外の仲間同士のリンク経験値を稼ぐ手段も増えている。 大型魔獣がレベル差関係なく逃げなくなった。恐らくはアクティブボイスに合わせた結果と思われる。 ロストアーツの実装。幻獣を倒すことで得られるクオーツをセットして使う、強力無比なアーツ。味方の特定属性に対応したものだけセット可能。どれもゲームバランスを崩すほどの効果があるが、使えるのは一戦闘中一回のみ。またZERO ARTS(*2)でなければ、そのキャラの最大量のEPが必要になる。それ以外のアーツの威力も軒並み強化され、クラフト担当とアーツ担当で明確に差別化出来るようになった。全体的に敵の回避率が高くなっていることもあって、命中を強化するアクセサリやクオーツが揃うまではアーツの有用性が増している。 複数のモンスターが密着しているときにエンカウントすると、連続戦闘と見なされ二回バトルが続くチェインバトルが復活。 クオーツの属性が一部変更になった(逆鱗が風→炎 など)。 パーティを組むと、自動的にキャラ同士でリンクを結ぶようになった。 サラやフィーは遠距離からカウンターできるようになった。 ミニゲーム・ミニシステム スノーボード。ユミルで試遊可。時間内にノルマのフラッグを取得することでアイテムがもらえる。 ブレードII。前作にもあったブレードの発展形。新たにフォースカードやブラストカードが追加され、遊びの幅が広がった。作中でもそのことが強調されている。 導力バイク。街道などならいつでも乗れる上、カラーリングなどを変更可能。碧の軌跡の車と似てるが、瞬間移動は出来ない。 馬。ノルドでの限定的な乗り物だったが、条件を満たすことで使用可能。ただしバイクよりも癖が強い。キャラの掛け声が聞けるという利点(?)はある。また乗馬ができないキャラはできるキャラとの相乗りになる。 戦闘訓練。前作でも章の区切りにあった、人形兵器との実戦形式による模擬戦。クリアすると賞品がもらえる。 高速巡洋艦カレイジャス。シナリオの約半分の期間であるが、舞台となる帝国東部で移動可能な地域に移動できる。また、トールズ士官学院の生徒たちを仲間にすることで各施設が使用可能になる(後述)。 神気合一 シナリオでも大きな役割を持つ、リィンの『鬼の力』。100CPを消費するが使用後3ターン能力値が上昇し、各種クラフトが強化される。しかもロイドのバーニングハートのように、デメリットがない(*3)。 零の軌跡、碧の軌跡のキャラがプレイアブル化 過去作のプレイアブルキャラクターであるロイドとリーシャが別視点で進行する外伝にて使用出来るようになった。3D化したことで、リーシャの特徴が惜しげも無く発揮されている。舞台も当然クロスベルなので、ダンジョン、戦闘BGMは碧の軌跡…ではなく零の軌跡のもの(ちなみにEVO版ではなくPSP版)が使われている。 モーションの作り直し 全て作り直されただけあって、いくつか改善され、自然な動きになっている。特にフィールドアクションは連撃が実装されたためか、前作のような単純な繰り返し動作ではなくなっている。 HPが0になった時の演出も微妙に変わり、前作はやられモーション→停止→倒れモーションという流れだったが、本作はやられモーション→待機モーション→倒れモーションに変わった。 例:リィンの「蒼焔ノ太刀」は髪や服が揺れるようになっている等。 評価点 豊富な掛け合い シナリオパートでは、第1部はVII組メンバー3名+協力者1名、第2部では1キャラが固定、他は任意なのだが、どのような構成でもちゃんと会話が成り立っているように進むため違和感がない。前作よりボイスパートも増量し、既存キャラにも新たに声がついたものも評価が高い。前作でも旧校舎探索など選んだキャラによって会話内容が変わる場面はあったが、ほとんどはボイス無しだったため、2周目以降で違った組み合わせを選んでみるのも面白い。 憎めそうで憎めない敵キャラクター 本作においては、シリーズお馴染みの『身喰らう蛇』と、何度か語られてきた『西風の旅団』が大きな壁となって立ちはだかる。ただの障害というわけではなく個々人の思惑も描かれ、中でも『身喰らう蛇』に属している執行者№1(つまり、シリーズ最強クラス)のマクバーンは多くの敵キャラクターが見せる非常識ぶりと反するキャラクター性から、プレイヤー間で人気を獲得した(自分の力の大きさを把握しており、なるべく人里に被害が出ないように配慮したり、問いかけには答えられる範囲で全部答えてくれるなど。とはいえヒートアップすると、それこそ作中の内戦を単独で終結せんばかりの非常識ぶりを見せる)。 やりこみ要素が豊富で、長く遊べる カレイジャス搭乗生徒の確保。終盤まで利用できる高速巡洋艦カレイジャスに、各地に点在している士官学院生を招待することにより、施設を充実させることができる。シナリオ攻略をスムーズにするものから、施設としては必須といえるものまで多様。招待するまでのシナリオも十分楽しめる。 後日譚シナリオに登場するダンジョン『夢幻回廊』 出入りする度に構造が変化し、何度でも攻略可能な特殊ダンジョン。高レベルの敵・豪華な拾得アイテム(*4)・戦闘によるリンク経験値増加3倍と周回プレイを見据えた育成にもってこい。また、ver1.03で実装した新アイテムで、本来有り得ないキャラ同士の掛け合いも実現。5種で資金100万が必要だが。これにより、プレイヤーが使用できるキャラクターは『空3rd』を上回る23人となった。ただし、途中の区切りではVII組メンバーが4人必要なので、1回目攻略中の自由度はそれほど高くない。 NPCのシナリオ 第2部に入ると1パートごとに行ける場所が増える上に、NPCのセリフもその都度更新されるためテキスト量は非常に豊富。前作同様に何気ないNPCにもしっかりとしたシナリオが用意されており、進捗のたびに確認する楽しさがある。士官学院生のカレイジャス搭乗のためのシナリオも、個性の強い生徒を意識したもので、なかなかに見応えもあって面白い。 + ネタバレ注意 特に大きな見所は、中盤発生するある都市の焼き討ち事件。襲撃イベント自体は過去作でも存在していたが、本作では襲撃に遭った後の町の住民の様子が生々しく描かれている。パーティメンバーの中には首謀者の親族もおり、彼の悲痛な胸中や、普段明るかった住民が恐怖に怯えるといった様子もあり、重厚さを感じさせるものとなっている。 高クオリティの楽曲 通常戦闘曲では異質と言える悲壮なメロディ(*5)の「Heated Mind」や、執行者戦の戦闘曲として今なお人気を誇る「Fateful confrontation」の流れを組んだイベント戦闘曲「SevereBlow」、ヴァリマール起動の際に流れる「Awakening」などを中心に、「軌跡シリーズ」ならではの安定した質の高さで好評を博している。OP曲は今作でクローズアップされているリィンとクロウの関係について歌ったもので、シナリオとの相乗効果で非常に人気が高い。また、ラストダンジョンも熱い曲になっていて、クライマックスを盛り上げるのに相応しい出来。 とある重要な局面や最終決戦において流れる戦闘曲「Blue Destination」は本作におけるテーマ曲のような扱いをされており、ピアノを中心とした悲壮的な曲調と、それと見事にマッチした使用シーンから本作のBGMの中でも特に評価が高い。 ただし、前作の新曲が多かったこともあり、本作のサントラディスクは2枚組と少な目で、使い回されている曲が結構ある。元が良好なのでそれほど問題になっていないが。 絆イベント 弊害が問題点に記載されているが、イベント自体の出来は良好。キャラクター各々の背景が丁寧に描写されており、様々な紆余曲折を経て成長したVII組の結束力がきちんと描かれている。それだけに、メインシナリオに絡むべき部分をこちらに分配してしまったのが非常に残念である。 アクティブボイスの仕様の変更 オプションモードで、アクティブボイス再生中でもボタンによる行動が可能になった。 UIの改善 食材を購入する際、△ボタンで対応するレシピを参照できるようになった。 絆ポイントが存在するキャラに「!」マークが出るようになり、ミニマップでも表示されるようになった(前作では移動画面のみの表示だった)。 売買可能なNPCに「SHOP」アイコンが表示されるようになった。 一度発見した釣りポイントにアイコンが表示されるようになった。 クオーツメニューにレア度別のフィルターが設けられ、お目当てのクオーツを探しやすくなった。 ボタン配置オプションが少しだけ増えた。 カレイジャス運用中は、パーティーメンバー変更が拠点に戻らなくても可能になった。 クリア後の引継ぎは前作では引き継ぐ項目がまとめられていたが、本作ではバラされ、引き継ぐ要素を細かく指定できるようになった。 フィールドアクションの強化 モーション一新に伴い、いくつか改善され、自然な動きになっている。また、連続でボタン入力することで連撃が可能。 マキアスなど範囲攻撃を持つキャラは一度のアクションで複数のオブジェクトを破壊できる。 フィーやサラはターゲットが遠距離だと銃撃するようになり大幅に使い勝手が向上。 反面、踏み込む動作が追加されたキャラ、特にリィンは前作の感覚で扱おうとすると敵シンボルに接触しやすくなり、非常に危険である。 賛否両論点 意外性のない展開と明かされない伏線 スケールそのものは過去作以上なのだが、前々作『碧の軌跡』である程度先の展開が(クロスベル視点で)明かされてしまっているため、言ってしまえば「予想通り」の展開で「意外な黒幕」も存在しない。一応今作で初めて明らかになる黒幕(の一人)はいるのだが。また、本作は大まかに言うと1部・2部・終章・外伝・後日譚に分かれているが、1部を仲間との合流と敵キャラの紹介に割いてしまっているため、結果的にお使いクエストが多くシナリオ展開が遅くなり気味である。 クオーツセット仕様の変更 クオーツをセットさせたVII組キャラを次のVII組合流イベントでパーティに加えないと、そのクオーツが自動で外れないようになり、しばらく対応したクオーツを使えない。長期離脱する協力キャラ(VII組以外のプレイアブルキャラ)の場合はしっかり外れる。ただ、これは前作での別班のクオーツの取り扱いに関した指摘を受けたことによる可能性もあるので、人によっては気にならないかもしれない。 メインビジュアル(パッケージ) 担当絵師が前作と違う。別に本作に限ったことでなく、空の軌跡3rdや碧の軌跡でも同様であるが、何故か続編とは思えない絵柄の違い(*6)から、発表当初は多くの話題を呼んだ。しかも奥にいるアリサとミリアムの表情がほとんど同じ(*7)。メインビジュアルが発表されるまでは、前作の絵師によるイメージビジュアルが何枚も発表されており、そちらをパッケージにして欲しかったという意見が多数である。(参考1、参考2)アリサ(ミリアム)の表情がコラ素材に使われたことがあり、一部では話題になった。なお、PS4の移植では無事(?)パッケージが上記にあるものに差し替えられた。 強力すぎるアーツ 前作では補助系のみ実用性があったアーツ勢が大幅に強化された。敵側も同様なので、駆動解除が非常に重要になっている。あろうことかアーツ版の覇道(*8)である「冥皇」が登場し、先述のロストアーツと組み合わせると10万超えのダメージを簡単に叩き出すことができ、ボスの体力を数割、条件さえ揃えば10割削れる。前作のクロノバーストによるハメ戦法の問題は消費EPの大幅増である程度改善されたものの、それとは別にダメージ量のインフレという新しい問題点が浮上する結果となってしまった。 騎神戦で使用するEXアーツ 騎神による戦闘は前作から色々改善されたのだが、パートナーキャラがサラ教官一強。それもサラ教官以外使う必要はないレベルで強い(*9)。 具体的には、騎神戦では能力低下に耐性を持つ敵がいないのに、サラ教官のみ敵のSTR(攻撃力)とSPD(素早さ)を低下させるスキルを使える。それも一発で25%、最大で50%まで、重ね掛けすると効果ターンはリセットされるという鬼畜仕様。 サラばかり注目されがちだが、ガイウスも時折話題に上がる。 そちらはCPが120も回復するため、クラフトが使い放題に。HPを20%消費するものの、封技付き 100%クリティカルの天衝剣と組み合わせると… 騎神戦は前作ラストが運ゲーと化したことと、今作でもナイトメアで詰みになりかねない箇所がある。従って救済措置とも取れるので問題点と言い難いが、味方キャラ間のバランス調整を望む声は多い。 + ネタバレ注意(結末について) 報われない結末 本作はリィンが「内戦を終結させた英雄」として黒幕の宣伝に利用されるという報われない結末のまま物語が終了する。クロウが死亡し、VII組メンバーはそれぞれの道を進むために学院を去ったため(*10)、仮にリィンが次回作以降で登場することがあっても「トールズ士官学院特科クラスVII組」が自力でハッピーエンドを掴む可能性はほぼ完全に失われてしまっている。 「進む道が分かれても繋がっている」という一種の悲壮感と未来への希望を感じさせるエンディングは、「仲間と共に成長し進んでいく」という本作のテーマに沿うものなのは確かである。この点を評価する意見と、最後はやはり幸せな結末が見たかったという意見の両方がある。 内戦の終結という一つの区切りをつけられた点においてはしっかり完結はしているが、その実態は黒幕の一人勝ちである。 尚且つ、前作主人公組が所属するクロスベル自治州と立場的に対立していることで、今後更に後味の悪い展開が待っているのではないか、と不安視する声もある。 伏線回収が不十分 帝国に伝わる「魔女」の伝承、「灰と蒼の戦い」が何故結社の「幻焔計画」に必要なのか、そして終章ラストでの黒幕関連の描写、などそういった今作で登場した重要な謎は、今作でも明かされない。 伏線回収と共に新たな謎が出てくるというのは最早軌跡シリーズの常であるとはいえ、今作については、煮え切らない終わり方だった『閃』から待たせたにもかかわらず、またしても煮え切らない終わり方をしたため、いくら何でも消化不良すぎるとの批判が出た。 一方で、続編へ期待できる要素として楽しみにしているユーザーもいた。 問題点 + ネタバレ注意(終盤のダンジョン) 終章で行くことになる事実上のラストダンジョンでは、「待ち構える敵と戦闘」→「一応勝利するが敵が本気を出して逆転」→「第三者の介入により難を逃れる」という流れを3回ほど繰り返す。 この展開に関してはある謎が存在する上(*11)、このような展開の多いシリーズである事を知っているファンからも、流石にくどすぎるとよく指摘される。シナリオ上の助っ人達の役割が戦闘力で敵を足止めしてそのまま出番が終わりというのもワンパターンさに拍車をかける(*12)。 そもそも、語られる敵勢力の目的を考えると道行を邪魔される理由がない。三戦目の相手は自身の目的をもって戦闘を仕掛けてくるが、他の相手は主人公のエスコートをしてもいいくらいなのに。 また、3戦目の相手に勝てないのは設定や実力的に仕方が無いが、主人公は中盤に1戦目の相手と1対2で互角に戦っており2戦目の相手も1戦目の相手とそこまで大きな差があるとは考えづらいため、1戦目、2戦目の相手に7対2でも勝てないというのは明らかに不自然である。 システムも違っている為に単純な比較は出来ないのだが、空の軌跡や碧の軌跡においてこの時のリィン達と同水準の強さ(戦う時期もこちらのレベルが120前後と数値的にはほぼ同じ時期)であろう状態のエステルやロイド達は真正面から複数の強敵を打ち破り明確な勝利を得ているので、(*13)その時も敵味方の全員が本気で戦ってたはずなのにあの弱さ(逆にこっちの強さも)は何だったんだ?となってしまう。 せめてラストダンジョンに充満している瘴気に侵され戦闘力が強化されて立ち上がってくるなどの理由でもあれば問題はなかったのだが。 特に2戦目に戦う相手は戦闘を生業にした者達なので、むしろそういう設定で強化復活する方がしっくり来るだろう。実際、彼等と同じ生業のキャラクター(*14)は戦闘が激化したり追い詰められたりすると、ウォークライと呼ばれる強化クラフトを使ってより戦意を高揚させて身体能力を強化するシーンがストーリー中でも度々描写されている。 なお、これらの理由については、続編である程度描かれている。 + 微ネタバレ注意(二周目の隠しイベント) 二周目以降限定の隠しイベントとしてある人物に関する重要な秘密が発覚するのだが、プレイヤー目線のみで判るのではなくリィン自身が相手から秘密を知らされる流れになっている。またイベント発生条件として歴史の裏側について記された奇妙な書物を読むことになる。続編が前提のシリーズで、キャラクターが知ることで今後のシナリオに関わりかねないほどの内容のイベントがここまで見難いのはいかがなものか。 軌跡シリーズの一貫した敵である「結社」との抗争に関わる内容でもあるだけに、一周目で見られる、あるいは隠し条件なしで見られるようにするべきとの意見が多い。 シナリオの中心をVII組からリィンとクロウに変更した事による弊害 VII組キャラのエピソードが相対的に少なくなり、ほとんどリィンとクロウ中心でシナリオが進んでしまっている。前作では味方のシナリオには章ごとに割り振って力を入れていたことでそれほど問題にはならなかったが、今回は絆イベントだけで不足分を補完しているので、それ以外での出番が乏しい。感覚的に前作と繋げてみればなんとかバランスが取れる、といったところか。2周目以降は引継ぎ要素の「絆行動ポイントMAX」を取れば一応解消できる。 本編でしっかり目立ってるVII組メンバーがユーシス、エマなど一部である反面、トヴァル・アンゼリカ・アルフィンなどのサブキャラクターはきっちり見せ場があったりする。 とあるキャラは、終盤のダンジョンに幽閉される役どころゆえ出番が少なく、最後の絆イベントにも出番がない。 精霊窟巡り 本作のシナリオの最大の問題点とも言える部分であり、ゲーム中盤に精霊窟と呼ばれる似た様なダンジョンを4つ順番に巡る単調な展開が続く。 空の軌跡SCにも似た様な塔を4連続で巡りその全てで敵に出し抜かれる四輪の塔巡りが批判される事もあったが、それでも4つの塔全てでイベントがあった。しかし本作の精霊窟巡りは4つめのダンジョン以外イベントすら無いため残りの3つが完全なシナリオの水増しとなっており、空の軌跡SCの四輪の塔巡りをより悪化させたものであると言える。 シナリオと日数経過がズレるシーンがいくつかある。 具体的な例を挙げると「12/1」から一夜明けたら「12/4」になる…といった日付が多く経過しているというもの。この場合だとゲーム上で「12/1」とされているのはシナリオ的には「12/1~12/3」の出来事だったということなのだろうが、「12/1」の日付は移動画面に常に表示されており、むしろ日数が経過していないと強調しているかのよう。 前作『閃』では宿泊施設から離れたシチュエーションがなかったためか、こういったことはなかった。 ゲストキャラクターとして登場する、ロイド・バニングスの声 熱血漢であることを十分に表すストレートな演技だった原作のそれに比べ、かなり灰汁の強い演技となっており不評の声が多い。担当した声優は同じ人だが、原作と『碧Evo』以降では演技の仕方が変わっているため、演技力ではなく演技指導に問題があると言われている。 一部状況が過去作である『碧の軌跡』とかみ合わない。 碧の軌跡には最終盤で寄り道をすると帝国から伝わってきた「情報」を聞ける会話イベントがあったのだが、閃IIの描写・時系列と合わせると内容がずれている。 話の流れから閃II終章の後で「情報」の通りになりそうではあるが、シリーズとしての展開を意識したと思われる碧のイベントを「誤報を信じて安堵している」という滑稽なものにしてしまった。 総評 前作より遊べる要素を複数点追加して遊び易さを改善し、やりこみ度も伸ばしてはいる。単純に楽しむ分には問題ない。 ただし、余談で指摘されているように短期開発で世に送り出されたゲームなので、細かいところで粗が目立つ。 特に主要登場人物間の交流を選択式の「絆イベント」に託した脚本構成上の問題、IとIIの幕切れで主人公の少年が苦い体験を連続して迎える爽快感なき結末には批判が集中した。 Iよりボリュームが増した分、この点では苦痛度が強化されてしまったと言える。 この結果を受けてか、IIIの発売までは3年の期間が空くこととなった。 余談 発売後に行われたトークイベントでは、日本ファルコムの近藤社長によって今作の開発期間は10か月しかなかったということが語られた。 ファルコム社の楽曲を演奏するバンドグループであるjdkバンドのリーダーである岡島氏も同席していたのだが、これには驚きの表情を隠せなかった様子。 予約数特典で、リィンの専用衣装として「 多感な時期に発症した病の残滓 (原文ママ)」の配布が決定。元中二病という新たな一面が垣間見れる。衣装なので攻略には全く関係ないが。 その衣装を含め、無料DLCはそこそこ多め。全体的に「攻略に役立つアイテムは無料、お遊びアイテムは基本有料」である。他衣装DLCも豊富にあり、よくわからない部分(どこなのかはご想像に任せる)に力を入れている。 もう一つ予告されていたアリサの衣装である「人に言えない恥ずかしい衣装」は予約数が規定に足りず未配信だったが、2015年1月8日に配信された。 なお、これらの衣装は後に発売されたゲーム『東亰ザナドゥ』にて再利用されている。 2014年日本ゲーム大賞のフューチャー賞、PS Awards2014ユーザーズチョイス賞を受賞している。 修正パッチである1.01が発売日、1.02が10/22に、1.03が11/28にそれぞれ配布されている。細やかな修正から致命的なバグ対応までされており、必ず当てておきたい。1.03は某RPGにおける「なりきり」グッズや、少々面倒だった「外伝」のシナリオをスキップできたりと、遊びやすさを重視している。 10/14より月刊ファルコムマガジンにてコミカライズされている。 作画はクイーンズブレイドのコミカライズも担当したさがら梨々氏。 本作でフィッシュバーガーを食べるシーンは人気を得て、本作をプレイして始めてフィッシュバーガーを食べたという人もいる(拘る人はオニポテとメロンソーダorオレンジジュースを付ける事も)。 そのため一部ではフィッシュバーガーが食べたくなるRPGと言われている。 コナミの音ゲー『BeatStream』に、IIのOPテーマ「閃光の行方」と、EDテーマ「I’ll remember you」が期間限定でプレイ楽曲として収録されていた。 2018年4月26日、PS4版『英雄伝説 閃の軌跡II 改 -The Erebonian Civil War-』が発売。 PS3/PS Vita版で販売されたDLC計102種が収録されている他、クロスセーブ機能でPS3/PS Vita版のセーブデータ・トロフィーを共有できる。 閃の軌跡IIIのセーブデータを読み込むと最初から周回特典が解放される。また閃の軌跡IVにクリアデータ引継ぎができる。
https://w.atwiki.jp/sen_kiseki/pages/117.html
組織構成盟主(マスター) 蛇の使徒(アンギス)第1柱 第2柱 第3柱(旧) 第3柱(新) 第4柱 第5柱 第6柱 第7柱鉄機隊 破戒 執行者(レギオン)執行者No.0 執行者No.I 執行者No.II 執行者No.VI 執行者No.VIII 執行者No.IX 執行者No.X 執行者No.XIII 執行者No.XV 十三工房ローゼンベルク工房 その他 間違いなどありましたら、訂正・追記お願いします 身喰らう蛇(ウロボロス) 軌跡シリーズに登場する秘密結社。目的などは今のところ不明。作中では他に「結社」や「蛇」などと呼ばれている。 星杯騎士団とは歴史の裏で対立を続けてきた宿敵同士。また彼らが行動を起こすと、基本的に碌でもないことになるので、民間人保護を大原則としている遊撃士協会とも対立している。 組織構成 「盟主(マスター)」と呼ばれる存在を頂点として、「使徒(アンギス)」と「執行者(レギオン)」と呼ばれる実力者達が集っている。 その他にも強化猟兵と呼ばれる兵隊や、独自の技術で作成した人形兵器、「紅の方舟(グロリアス)」と呼ばれる超弩級の飛行艦を保有している。 盟主(マスター) 結社《身喰らう蛇》の頂点。目的、人物像ともに不明だが女性の声をしている。 高いカリスマ性を抱いており、曲者揃いと見られる使徒達も忠誠を誓っている。また、部下の死を悲しむ慈悲深い性格でもある。 その一方で未来を見通す力を持っているが、例え部下が死の運命を辿っていても、「可能性が見たい」として、敢えて教えることをしない超常的な存在でもある。 現在ゼムリア大陸でオルフェウス最終計画なるものを進めており、その一環として《七の至宝(セプト=テリオン)》を収集している。 本編では空の軌跡全体を通して計画の一部である「福音計画」をリベール王国にて発動。《空の至宝(オーリオール)》の回収に成功する。碧・そして今作閃の軌跡と続編で「幻焔計画」という計画を帝国で進める。 蛇の使徒(アンギス) 使徒の数は7人(現時点) 第1柱 空の軌跡3rdと碧の軌跡に会話で登場 口調は丁寧で、使徒たちのリーダー格と見られる。 がそれ以外は詳細不明。 第2柱 蒼の深淵 ヴィータ・クロチルダ 本作で登場 詳細はキャラクター考察にて。 第3柱(旧) 白面 ゲオルグ・ワイスマン (空の軌跡SCまで) 空の軌跡シリーズに登場。一見人当たりがよい考古学者を装って各地を放浪しているが、本性は他人の不幸に喜びを見出す外道そのもの。 リベール王国にて行われる「福音計画」の成功のため、暗躍をする。だが計画成就よりも、自身の快楽のために余裕を見せてしまったがゆえに隙を突かれ敗北。守護騎士第五位のケビン・グラハムに「塩の杭」で出来た矢を打ち込まれ絶命する。 空の軌跡SCにてケビンの手により死亡したが、the3rdでも登場する。相変わらずの外道っぷりだったが、煉獄でも割りと楽しそうであった。 結社内では《教授》と呼ばれることが多かった。そして人望は皆無であった。だが実力は確かなもので、他の使徒たちも彼が抹殺されたことに関しては驚いていた。悲しんではいないが。武器は盟主から授かった魔導杖。 碧の軌跡にて後釜にマリアベルが選ばれる 第3柱(新) マリアベル・クロイス(碧の軌跡以降) 零・碧の軌跡で登場した人物。クロスベル国際銀行(IBC)の総裁ディーター・クロイスの娘。メインキャラのエリィ・マクダエルの幼なじみ。 正体はかつて錬金術の一族として隆盛を極めたクロイス家の末裔。父親のディーターより一族の使命に従順だったようで、力を強く受け継いでいる。守護騎士のワジからは「最高位の魔導師(マギウス)」と認定されていた。 一族の宿願であった人造の至宝「碧の至宝(キーア)」の作成に成功するが、支援課の面々に阻まれキーアは奪還されてしまう。その後は「結社」から勧誘を受けていたらしくワイスマンの後釜になったと言われている。 第4柱 空の軌跡3rdに会話で登場 口調は粗雑で若い男性のような印象を受ける。 それ以外は詳細不明。 第5柱 空の軌跡3rdに会話で登場 口調は老人風で恐らく男性。 それ以外はやっぱり不明。 第6柱 十三工房の管理者 F・ノバルティス 結社の技術ネットワーク「十三工房」を管理する白衣の男性。知的好奇心を満たすためにはどんな犠牲を払っても構わないというマッドサイエンティスト。 使徒の中では唯一、「執行者には自由が与えられている」という盟主の規則に不満を言っている。碧の軌跡で登場し、三機のゴルディアス級最終型《神機》アイオーンを作成した。 新しく何かを作る、ではなくて何かを応用・発展させていく技術が天才的に優れているらしい。 結社内では専ら《博士》と呼ばれている。戦闘力があるかは不明。 ヨルグ・ローゼンベルグと師弟関係だが、ヨルグが人生をかけて完成させようとしたゴルディアス級を横取りした挙句、接続実験で何人もの被験となった子ども達を犠牲にしたことから関係は最悪である。 第7柱 鋼の聖女 アリアンロード 碧の軌跡に登場した、大型の突撃槍と騎士鎧を身にまとった金髪の女性。現状作中最強の人物。 ローエングリン城にてリィン達のピンチを救ったのはおそらく彼女だが、何故そんなことしたのか理由は不明 Sクラフトは「聖技グランドクロス」で相手は死ぬ。 鉄機隊 アリアンロード直属の戦闘部隊にして見目麗しき戦乙女たち。それぞれがアリアンロード直々に実力を見出された一騎当千の猛者。 作中には筆頭《神速》のデュバリィ、《魔弓》のエンネア、《剛毅》のアイネス等が登場。 破戒 名前だけは碧の軌跡から出ている使徒。帝国にて「幻焔計画」の下準備をしていたそうだが詳細は不明。4柱か5柱に当たると思われる。 社長が「破戒は既に本編に出ていますか?」という質問に「わかりません、ということにさせてください(笑)」と答えている。 執行者(レギオン) 結社のエージェントで、それぞれの分野のスペシャリストであるのみならず、様々な形をもって何かしらの力を盟主から授かっている。 必ずしも結社の意向に従わなければならないわけではなく、たとえ使徒であろうとも彼らの行動を強制することはできない。 数字の大小は執行者に就任した順番で強さは関係ない。 碧の軌跡にてシャーリー・オルランドが新たに執行者に加入、Noは不明。 執行者No.0 道化師 カンパネルラ 盟主の代理として各地に現れる少年の姿をした人物。ヨシュア曰く「何年も前から姿が変わっていない」ということなので、見た目通りの年齢ではないことは確か。 基本的に計画を見届ける事に徹しており、自ら何かすることは少ないがなにもしないわけではない。 戦闘スタイルは高位アーツと幻術。実力はヨシュアと同等とのことで、本人曰く「戦いは苦手」。それでもその辺の猟兵程度なら一瞬で消し炭にする力はある。 性格はかなり悪趣味だが、ワイスマンほど外道ではない。 執行者No.I 劫炎 のマクバーン 閃の軌跡Ⅱにて登場することが明らかになった人物。外見は眼鏡をかけた「ダルそうな男」。幻焔計画の遂行のために帝国へと来訪。物語に絡んでくる。 戦闘能力は事前情報ではあのアリアンロードに匹敵するほどの力を持っているらしい。ただ明らかにアリアンロードに劣るレーヴェが執行者で1、2を争う実力者という設定もあるので、本当のところは特務支援課の諸君にでも戦ってもらわないと比較は難しい。剣技だけは剣帝に迫るとか言ってた可愛い娘も居たし。 念じるだけで手から焔を出せる力を持っており、リィンが持つ謎の力について何か知っているとのこと。もしかしたら次回作のキーパーソンになるかもしれない。 執行者No.II 剣帝 レオンハルト 強者揃いの執行者の中でも1、2を争う実力の持ち主。その実力は「理」に達した武人に匹敵するほど。 メインキャラのヨシュアとは、恋人カリンの弟ということもあり実の兄弟のように過ごしていたが「ハーメルの悲劇」により全てが崩壊する。 空の軌跡FCではロランス少尉と名乗り、情報部の一員として暗躍。SCにて本格的に「結社」のメンバーとして活動する。最終的にはヨシュアと和解。彼を助けるためにアンヘルワイスマンの結界を砕くが、代償として致命傷を負い、ヨシュアに見守られながら絶命する。彼の死は盟主も使徒も執行者も惜しんだ。 既に死亡しているがthe3rdでも登場。最後は自分の想いをヨシュアに伝え、カリンの幻影に付き添われる形で消滅した。 使用武器は魔剣ケルンバイター。盟主から直々に与えられた「外の理」で作られた剣で、これがあったからアンヘルワイスマンの結界を砕くことが出来た。 執行者No.VI 幻惑の鈴 ルシオラ 過去にシェラザードと同じ旅芸人の一座にいた。 一座の解散後に執行者になる。戦闘スタイルは幻術。 空の軌跡にて生死不明となるが、碧の軌跡のミシュラム占いの館に彼女らしき人物がいた 執行者No.VIII 痩せ狼 ヴァルター ただひたすらに強者との闘いを求める戦闘狂。基本戦える依頼ではなければ仕事は引き受けない。 戦闘スタイルは泰斗流の武術に執行者として鍛えた暗殺拳を組み合わせたもの。実力は素手で城門をぶち抜いたり、何の装備もなく高い塔から無傷で飛び降りたりと凄まじく高い。 元泰斗流の門下生でジンの兄弟子でありキリカの恋人だった。 かつて伝説の凶手《銀(イン)》と戦い、引き分けたことがあるらしい。 執行者No.IX 死線 のクルーガー 本人曰く現在執行者は休業中で、ラインフォルト家で「シャロン=クルーガー」の名でメイドをしている。 元々執行者でラインフォルト家のメイドとなったのか、メイドとして働いていたところを執行者にスカウトされたのか、どちらかは不明。 帝国ギルド襲撃事件にて当時A級遊撃士であったサラと戦った因縁を持つ。 「この服装(メイド服)のときはあくまでもラインフォルト家のメイド」ということなので、執行者として行動するときはまた別のお姿を拝見できるのであろう。 執行者No.X 怪盗紳士 ブルブラン 空、零、碧、閃の軌跡に登場、というか皆勤賞。そのためか蒼の深淵に欲張りと言われた。 大陸には《怪盗B》の名で知れ渡っている 自分で盗んだものを隠し、暗号とともに主人公たちに探し物をさせるのが、シリーズの恒例イベントとなっている 執行者No.XIII 漆黒の牙 ヨシュア 空の軌跡の主人公の1人 空の軌跡より前は結社に在籍 速さに長けており白兵戦よりも暗殺や潜入、諜報などの隠密行動と対多数戦闘に特化している。 現在は事実上「結社」から離脱している。 執行者No.XV 殲滅天使 レン 身の丈程もある大鎌を武器としている、すみれ色の髪をした少女。 単純な戦闘力ではヨシュア以上で、ゴルディアス級人形兵器《パテル=マテル》が常に行動を共にしている。また頭脳明晰で科学、数学、情報理論の博士号を取得している(代理人の名前だが)。 かつて「楽園」と呼ばれる《D∴G教団》のロッジで口に出すのも憚られる虐待を受けるが、そこを「結社」が襲撃。以後は執行者として生きていく。 自分は両親に捨てられたと思っていたが、実はちゃんと愛されており、悲しい偶然と事件が重なったことにより、すれ違ってしまっただけだと知り、彼女の心の闇が少し晴れた。 零の軌跡で、エステル、ヨシュアと共にリベール王国に帰ったので「結社」に戻ることはもうないと思われる。 十三工房 《身喰らう蛇》の技術を支える工房を集合体で指す際に呼称する名称。 旧作にて、複数の工房から成り立っているとヨシュアにより説明されている。 ローゼンベルク工房 クロスベルにある人形作りを生業とする工房。 第6柱ノバルティスの師匠ヨルグ・ローゼンベルクが、技術を受け継いでいると想像される。 その他 その他は詳細不明。 明らかに既存の技術を超えている兵器・機甲兵を制作していることからラインフォルト社「第五開発室」は十三工房の一つではないかと一部ファンの間では噂されているが、真相はまだ謎。 ↑そんな状態のままで戦ってたらいくら強くても長生き出来なさそうだよな - 名無しさん 2014-01-15 23 13 49 ↑執行者No.は執行者になった順につくらしい、ということは執行者って出来てまだそんなに経ってないのでは? - 名無しさん 2014-01-26 22 16 50 セプトテリオンとセプテントリオン、関係あるのかな・・・ - 名無しさん 2014-01-26 22 18 51 たまにはギルバート出して欲しい - 名無しさん 2014-01-26 23 36 49 ↑セプテントリオン(北斗七星)が語原と考えて間違いないんじゃないかな、と。 - 名無しさん 2014-05-13 16 36 00 マクバーンの説明にある「剣技だけは剣帝に迫るとか言ってた可愛い娘」、デュバリィがレーヴェに匹敵するのは速さであって剣技ではないよ - 名無しさん 2014-09-17 19 11 03 それからブルブラン、FCと零碧はメッセージだけであって登場自体はしてないから皆勤賞とは言えないと思う - 名無しさん 2014-09-17 19 13 15 FCに関しては変装した姿で登場してるぞ - 名無しさん 2014-09-21 14 00 15 変装ありなら、零にも出てるぞブルブラン。FC同様本当にちょこっとだけだがw - 名無しさん 2014-10-02 13 15 37 デュバリィまじ可愛い - 名無しさん 2014-10-02 23 39 37 名前
https://w.atwiki.jp/kisekiseries/pages/304.html
那由多の軌跡 那由多の軌跡 The Legend of Nayuta Boundless Trails 対応機種 PlayStation PortablePlayStation 4WindowsNintendo Switch ジャンル ストーリーARPG 発売年 2012年 開発元 日本ファルコム 発売元 日本ファルコムNIS America, Inc. 公式サイト 日本ファルコム公式改:公式アド・アストラ:公式 作中情報 シリーズ ゼムリア大陸とは異なる世界観 舞台 ロストヘブン 時系列 - 主人公 ナユタ・ハーシェル 前作:- 次作:- 那由多の軌跡(なゆたのきせき、The Legend of Nayuta Boundless Trails)は、2012年に発売された作品。《軌跡シリーズ》の他の作品とは世界観を共有しておらず(現時点では関連性が判明していない)、「英雄伝説」を冠していない「軌跡」。 また、《軌跡シリーズ》としては唯一のアクションRPG作品でもある。 概要 この世界には「果て」があるーー。僕たちは昔からそう教わってきた。無限に広がって見えるこの海にも、明確な終わりがあって、その先に進むことはできない。”世界は平面だから”学者達の多くはそう断じ、人々もそれを信じている。……でも、本当にそうなんだろうか。いいや、きっと違う筈だ。世の中にはまだ多くの未知が残されている。「星の欠片」が映し出す”あの光景”は一体なんだろう?だから、僕は強く信じているんだ。そう。世界はもっと、もっと広いはずだってーー。by ナユタ・ハーシェル 出典:日本ファルコム 那由多の軌跡公式より 那由多の軌跡のキャラクター 名前 登場 ナユタ・ハーシェル ノイ シグナ・アルハセン ライラ・バートン クレハ 那由多の軌跡の各作品 作品名 機種 発売年 発売元 那由多の軌跡 PlayStation Portable 2012 日本ファルコム 那由多の軌跡:改 PlayStation 4 2021 日本ファルコム Windows NIS America, Inc. 那由多の軌跡 アド・アストラ Nintendo Switch 2022春 日本ファルコム PlayStation Portable PlayStation 4 Windows(steam) Nintendo Switch 那由多の軌跡の時系列 那由多の軌跡の楽曲 軌跡シリーズの他の作品 空の軌跡シリーズ(リベール王国編・英雄伝説VI) 空の軌跡FC 空の軌跡SC 空の軌跡 the 3rd 零・碧の軌跡(クロスベル編・英雄伝説VII) 零の軌跡 碧の軌跡 閃の軌跡シリーズ(エレボニア帝国編・英雄伝説VIII) 閃の軌跡 閃の軌跡II 閃の軌跡III 閃の軌跡IV 創の軌跡 英雄伝説 黎の軌跡シリーズ(カルバード共和国編・英雄伝説IX) 黎の軌跡 黎の軌跡II 界の軌跡 外伝 暁の軌跡 閃の軌跡NW ゼムリア大陸とは異なる世界観作品 那由多の軌跡 このページに登録されているタグ 作品情報 那由多の軌跡