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吾峠呼世晴-読み切りデータ 読み切り一覧 過狩り狩り(かがりがり)登場人物ウ-拾壱号(ウ-じゅういちごう) 時川(ときかわ) 珠世(たまよ) 愈史郎(ゆしろう) 異国の鬼 西の伊勢尾(にしのいせお) 師匠 鴉 警官 文殊史郎兄弟(もんじゅしろうきょうだい)登場人物文殊史郎聖正(もんじゅしろうまさただ) 文殊史郎馬畝(もんじゅしろううまうね) 静伽(しずか) マミコさん 甑岳巌道(こしきだけいわみち) 諭山(ゆやま) 九東(くとう) 文殊史郎砂与(もんじゅしろうすなよ) 文殊史郎歳臣(もんじゅしろうとしおみ) 文殊史郎綺輪子(もんじゅしろうきわこ) 作中用語文殊史郎一家(もんじゅしろういっか) 虫(むし) 肋骨さん(ろっこつさん)登場人物アバラ 善而(ぜんじ) 河童 髪フェチ女 みおちゃん マミコさん 作中用語浄化師(じょうかし) 邪氣(じゃき) 邪氣憑き(じゃきつき) 神器『羽衣』(しんぎ はごろも) 蠅庭のジグザグ(はえにわのジグザグ)登場人物斎藤じぐざぐ(さいとうじぐざく) ポンすけの飼い主 ポンすけ 呪殺屋(じゅさつや) 花婆(はなばあ) 作中用語吸い取り種(すいとりだね) 辿り種(たどりだね) 呪いの言霊(のろいのことだま) 呪力 嘔吐打ち(じゅりょく おうとうち) 呪種 爆生(じゅしゅ ばくせい) 鈍痛風車(どんつうかざぐるま) 鬼殺の流(きさつのながれ)登場人物伴田流(ばんだ ながれ) コメント 読み切り一覧 過狩り狩り(かがりがり) 第70回 JUMPトレジャー新人漫画賞 佳作受賞作。「鬼滅の刃」の原型と思われる作品。公式サイトにて公開中→リンク→単行本「吾峠呼世晴短編集」に収録済(リンク) 文殊史郎兄弟(もんじゅしろうきょうだい) 少年ジャンプNEXT!! 2014 vol.2掲載。バックナンバーは無し→単行本「吾峠呼世晴短編集」に収録済(リンク) 肋骨さん(ろっこつさん) 週刊少年ジャンプ 2014年39号の電子版を購入で閲覧可能→電子版公式サイト→単行本「吾峠呼世晴短編集」に収録済(リンク) 蠅庭のジグザグ(はえにわのジグザグ) 週刊少年ジャンプ 2015年21号の電子版を購入で閲覧可能→電子版公式サイト→単行本「吾峠呼世晴短編集」に収録済(リンク) 単行本『吾峠呼世晴短編集』 公式リンク 収録作品:『過狩り狩り』『文殊史郎兄弟』『肋骨さん』『蝿庭のジグザグ』の読みきり4作品全て 2019/10/4発売済 過狩り狩り(かがりがり) 『鬼滅の刃』の原型ともいえる読み切り作品。 ――狩り過ぎれば狩られる。 登場人物 ウ-拾壱号(ウ-じゅういちごう) 『過狩り狩り』の主人公。 盲目で隻腕の鬼殺剣士。『惡鬼滅殺』の四文字が彫り刻まれた刀を使って戦う。 腕一本で大変だろう→問題無い。 目鼻立ちや髪型、そしてその圧倒的な強さから、義勇のモデルとよく言われる。 ▲ページ上部へジャンプ 時川(ときかわ) 無惨のモデルとよく言われるが、白スーツの洋装と鬼であるという点以外、それほど共通点はない。 ▲ページ上部へジャンプ 珠世(たまよ) 連載作品『鬼滅の刃』にも登場しているキャラ。 読み切り時でも珠世様は美しい。 ▲ページ上部へジャンプ 愈史郎(ゆしろう) 連載作品『鬼滅の刃』にも登場しているキャラ。 読み切り時でも珠世様ラブ。 ▲ページ上部へジャンプ 異国の鬼 外国から日本に侵入した鬼。時川の縄張りを荒らして好き放題に人喰いに興じていた。 日本語が通じず外国語を話す為、基本的にセリフが横書きになっている。 ※但し、終盤はコマ割りの都合上、セリフが縦書きになっている場合もある。 ▲ページ上部へジャンプ 西の伊勢尾(にしのいせお) 愈史郎と時川の会話中に名前だけ登場。文脈的に西側に縄張りを持つ、かなりの実力者の鬼と思われる。 ▲ページ上部へジャンプ 師匠 ウ-拾壱号の師匠である老人。肺を病んでいる描写が見られる。 ▲ページ上部へジャンプ 鴉 『鬼滅の刃』の鎹鴉のように人語で命令を伝える。 ▲ページ上部へジャンプ 警官 最初は、刀を持ち歩いているウ-拾壱号を「何を持っている?」と咎めたが、彼の腕に彫られた"ウ-拾壱号の入れ墨"を見て正体を察し、そのまま行かせた。 彼の同僚は入れ墨を見ても正体に気づかなかったことから、すべての警官が鬼狩りの存在を知っているわけではないようだ。 ▲ページ上部へジャンプ 文殊史郎兄弟(もんじゅしろうきょうだい) 復讐を願う少女と殺し屋一家の物語。 虫の知らせ 虫の居所が悪い 虫が好かない 腹の虫が収まらない そんな言葉がある 人の体の中には 虫がいるようだ 昔の人は言っている 昔から言っている 登場人物 文殊史郎聖正(もんじゅしろうまさただ) 文殊史郎一家の長男。 なによりもピアノを弾くのが好き。ピアノを弾く生活の為に殺しの仕事を請け負う。 鍵盤デザインの服を着ている。 体内の虫で様々な音波を操る。 ▲ページ上部へジャンプ 文殊史郎馬畝(もんじゅしろううまうね) 文殊史郎一家の次男。 腹ペコアホの子キャラ。宝石を舐めて価値を鑑定出来る。 虫怪人に変身して戦う。脱皮で形状変化してパワーアップ。 ▲ページ上部へジャンプ 静伽(しずか) ヒロイン。甑岳巌道に父親を殺されて復讐を願う。 ▲ページ上部へジャンプ マミコさん こどもの家 愛児院(孤児院)の人。口が悪く怖い人だが、静伽に処世術を説く等、厳密には悪人ではない模様。 ▲ページ上部へジャンプ 甑岳巌道(こしきだけいわみち) 金の為なら人の命すら平気で奪う大悪党。 ▲ページ上部へジャンプ 諭山(ゆやま) 甑岳巌道に雇われているボディーガードの一人。 かなりの実力者で不審者侵入を肌で感じていた。 ▲ページ上部へジャンプ 九東(くとう) 甑岳巌道に雇われているボディーガードの一人。 かなりの実力者で眉毛が濃い。ひくわ。 ▲ページ上部へジャンプ 文殊史郎砂与(もんじゅしろうすなよ) 妹。馬畝と同じく蟲怪人に変身する。ホットパンツ。 吾峠呼世晴短編集にて連載用設定絵と共に紹介。 ▲ページ上部へジャンプ 文殊史郎歳臣(もんじゅしろうとしおみ) 父。人間のままの姿で怪力タイプ。 吾峠呼世晴短編集にて連載用設定絵と共に紹介。 ▲ページ上部へジャンプ 文殊史郎綺輪子(もんじゅしろうきわこ) 母。天才ハッカー。超美人。綺輪子祭り。 吾峠呼世晴短編集にて連載用設定絵と共に紹介。 ▲ページ上部へジャンプ 作中用語 文殊史郎一家(もんじゅしろういっか) プロの殺し屋一家。 実子であろうと、体内の虫を孵化させることが出来なければ跡を継げない。 ▲ページ上部へジャンプ 虫(むし) 虫は誰の体内にでも存在するが、ほとんどの人は一生孵化せずに終わるので気付かない。 ▲ページ上部へジャンプ 肋骨さん(ろっこつさん) 浄化師のアバラが人助けを経て自身の存在する意味を知る物語。 邪氣を浄化して 邪氣憑きを倒す できる限りできる限り… 一人でも多く倒して一人でも多く助ける そうやって死ぬ そうでなければ僕などが 善而を差し置いて 存在していいはずがない 登場人物 アバラ 本作の主人公で善而に命を助けられた少年。 死んだ善而の後を継ぎ、浄化師となる。 通常の視覚を持っておらず、人の心だけがそのまま見える。 ▲ページ上部へジャンプ 善而(ぜんじ) アバラを助けた際に命を落とした浄化師。 ▲ページ上部へジャンプ 河童 善而の守護霊だった河童。 ▲ページ上部へジャンプ 髪フェチ女 本作の敵である邪氣憑き。仕草や言動に妙な色気がある。 河童「この女 ろくな女じゃない」(ドン引き) ▲ページ上部へジャンプ みおちゃん アバラに助けられた女性達の一人。アバラの生き様を諭す。 ▲ページ上部へジャンプ マミコさん 前作に引き続き登場。 こどもの家 愛児院(孤児院)の人。口が悪く怖い人だが、みおちゃんに処世術を説く等、厳密には悪人ではない模様。 ▲ページ上部へジャンプ 作中用語 浄化師(じょうかし) 人知れず邪氣憑きを払い人助けをする者。 報酬も無いので純粋な善意のみで活動する。 ▲ページ上部へジャンプ 邪氣(じゃき) 人が持つ悪意が現象化したもの。 ▲ページ上部へジャンプ 邪氣憑き(じゃきつき) 邪氣に精神までも囚われ、異常行動を起こす者。 ▲ページ上部へジャンプ 神器『羽衣』(しんぎ はごろも) 対象を捕まえて浄化する神器。 ▲ページ上部へジャンプ 蠅庭のジグザグ(はえにわのジグザグ) ダークヒーロー"じぐざぐ"がやりたい放題しつつ人助けする物語。 この男は―― ヒーローなんかじゃない。 登場人物 斎藤じぐざぐ(さいとうじぐざく) 本作の主人公。京都弁丸出しのしゃべり方をする端正な顔立ちの青年。蠅庭解術事務所の解術屋。 訳あって不本意だが人助けをしなければならない羽目に。 ▲ページ上部へジャンプ ポンすけの飼い主 本作のヒロイン。 結婚式出席からの帰り道で呪いを掛けられる。 振袖着物からの生足連発ありがとうございます。 ▲ページ上部へジャンプ ポンすけ ヒロインの飼い犬。決して遁介ではないです。 出掛ける前に水はあげてました。(ぴしゃぴしゃ) ▲ページ上部へジャンプ 呪殺屋(じゅさつや) 本作の敵である呪殺屋。一人10万円で依頼を請けて呪い殺す。 呪術を覚えたてだからなのか、種3つ分のしょぼい呪力しか持っていない。 ▲ページ上部へジャンプ 花婆(はなばあ) じぐざくのご近所さん。じぐざくとは日頃から交流がある模様。 花旗竿の種(貴重)を入手してじぐざくに渡したことから花屋の関係者かもしれない。 ▲ページ上部へジャンプ 作中用語 吸い取り種(すいとりだね) 対象の呪力を吸って植物が成長する。その植物の種は『辿り種』となる。 ▲ページ上部へジャンプ 辿り種(たどりだね) 吸い取った呪力の持ち主の元まで案内してくれる。 ▲ページ上部へジャンプ 呪いの言霊(のろいのことだま) 特定の言葉に呪力を込める呪術。対象を言葉通りに操ることも可能。 習得に450時間程の訓練が必要。 ▲ページ上部へジャンプ 呪力 嘔吐打ち(じゅりょく おうとうち) じぐざくが放つ技の一つ。対象の腹に槌を打ち込み呪力の種を吐かせる。 ▲ページ上部へジャンプ 呪種 爆生(じゅしゅ ばくせい) じぐざくが放つ技の一つ。樹木を生やし対象を捕縛する。 ▲ページ上部へジャンプ 鈍痛風車(どんつうかざぐるま) 地獄からの回生を目指すファンタジー作品ネーム3話。(2015年作製) 今作は連載会議で落選した為、公開はしていない。 『鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録』201P目にタイトルのみ記載(公式リンク) 連載会議用ネームであり、読み切りではないが便宜上ここに記載する。 ▲ページ上部へジャンプ 鬼殺の流(きさつのながれ) 『過狩り狩り』後に連載用として描きあげた『鬼滅の刃』の前身ともいえるネーム全3話作品。 上記『鈍痛風車』連載会議落選後、『鬼殺の流』を連載会議提出。 今作は連載会議で落選したが、修正を経て『鬼滅の刃』連載となった。 この3作品のみを製作順に並べると『過狩り狩り』→『鬼殺の流』→『鬼滅の刃』の順となる。 『鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録』にネーム全3話収録済(公式リンク) 連載会議用ネームであり、読み切りではないが便宜上ここに記載する。 俺が自分で選んで決めたことだ 誰のせいでもない 俺の意思だ 登場人物 伴田流(ばんだ ながれ) 『鬼殺の流』の主人公。 盲目で隻腕で両足義足の鬼殺剣士。『惡鬼滅殺』の四文字が彫り刻まれた刀を使って戦う。 読切『過狩り狩り』の主人公よりも身体欠損部位が増えている。 ▲ページ上部へジャンプ コメント 最新の20件を表示しています。 コメント すべてのコメントを見る
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藁人形に5寸釘 所謂日本古来の呪術である。 藁人形には、魔理沙の写真が貼られており、アリスが魔理沙を呪っている。 カウントする数字 ゴッスン、ゴッスンという位だから、打ち付けている回数をカウントしている。 イー アル サン:中国語で1,2,3 イチニーサーン:日本語で、1,2,3 one two three:英語で、1,2,3 eins zwei :ドイツ語で1,2 Guten Morgen :ドイツ語で、「おはようございます」 本来なら、dreiとなるべきだが、語呂が悪いため使わなかったと思われる。 冒頭のアリス部屋 本棚の上には、魔理沙とアリスの人形が大事そうに置いてある。 人形間の距離も他の人形より近い。 アリスが魔理沙に寄せる気持ちが、この1カットで読み取れる。 「一番上」であり、「一番近い」のである。 家が振動し、ホウキに乗った魔理沙が右から左へと通過する。 いつもの様に、何か盗んで逃げていく魔理沙を、必死で追いかける。 作者は、この段階で、魔理沙がアリスの心を盗んだと意図したかったのであろう。 鈍痛 「DAWN TO」夜が明けるとか、朝になるという意味であるが、あえて「目覚め?」と意訳する。 「CHECK IT GEE」直訳しても言葉は無いが、「なんだこれは?」と意訳する。 9種類の人形は、魔理沙を捕まえるために結界発動をした。 感覚 「目覚め」や「なんだこれ」という感覚はあるものの、「痛くないわ」「感じないわ」と強がっている。 汗をかいているのは、その証拠である。 歌詞部分 言葉があるので、歌詞の通り、人を好きになるという気持ちが良く現れている。 嫌いキライ loving ・・・魔理沙の事は大嫌いだけど、大好き。 誰がダレガ can t be alive without you・・・魔理沙なんかいらないけど、いつも一緒に居て。 どうしてなぜかしら why don t I miss you a lot, forever?・・・でも、何故か魔理沙の事、好きと言えない。 紅魔館まで出向いて、原因を探索するが、そんな気分になる魔法は存在しない。 (アリス自体は気付いている) また、この状況をパチュリに察知される。 アリスが、「思い」をハート型に詰めていたら、パチュリーの呪文であっさり掻き消された。 (パチュリーの焼き餅という風にもとれるが、彼女の性格からして関心が無さそう) 「あなたとは違うから」というのは、人間である魔理沙と人間から転身したアリスの「人種の」違いを指している。 また、霊夢(人間)やパチュリー(生粋の魔女)にも同じ矢印が出ているので、それらとの違いも指す。 突然登場した霊夢に「奴はとんでも無いものを盗んで行きました。あなたの心です」 といわれ、このモヤッとした気持ちが、それであると決めつけた。 (言うまでもないが、舞台はカリオストロの城) 自分の気持ちに素直になれないアリス(本人は気付いている)は、魔理沙が心を盗んだという事にして、決着したいと考えていた。 それで「はい!」というのである。 本日: - 昨日: - 合計: -
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「首を…はねる…? ちょっと待て!アンタ、何言って…」 澄みすぎていて何も映しはしない瞳から目を逸らし、 眼下に見降ろした毛利の姿を見て思わず息を飲んだ。 白い着衣を染め上げていくかのように、 太ももの怪我とは別に股の辺りからもじわじわと血が滲んでいる。 そう…あの日毛利は、合戦のさなか突如酷く重い月経に見舞われていた。 だから船戦を早々に切り上げようとし、厳島に布陣した際も 「これは策である」と本陣から部下を遠ざけ… たった一人で腹部を蝕む鈍痛に耐えていたのだ。 「……………」 毛利が不自由な身体で両足を摺り寄せるようにして、 未だ広がり続けている出血の痕を必死に俺の視線から隠そうとしている。 もちろん俺は慌てて顔を逸らし毛利を視界に入れないようにしたが、 そんな俺を一瞥すると毛利は自嘲気味な冷笑を漏らした。 「クッ…ククッ…。戦場においても女は斬らぬ… 否、例え総大将であろうとも所詮女など斬る価値も無し…と申すか…」 「そっ…そうじゃねぇよ!」 「ならば早う、我が首を刎ねよ!!」 「……っ!!」 哀願にも酷似した、悲痛な叫び。 だがそれに応える事が出来る筈も無く…俺はとっさに碇槍を放り投げると、 肩に引っ掛けていた羽織の両袖を、毛利の腰の辺りにきつく結びつけた。 そうして毛利の下腹部から膝までをすっかり羽織で覆い、 何事かと瞳を瞬かせた毛利を抱き上げようとした時だ。 -毛利の援軍の弓兵達が本陣に駆け込んできた。 「もっ…元就様!!??」 「おう!アンタ等、丁度良かった…休戦だ休戦!!! アンタ等んトコの総大将が怪我して…」 「貴様等、何をしておる!!速やかに戦を続行し、我もろともこの男を射殺すのだ!! この男は敵軍の総大将…長曾我部元親ぞ!!」 「なっ…!!」 その場に居た全員が、毛利の怒号に凍りつく。 …この女、こんな状況で何言ってやがる!? 「駄目だ!休戦だっ!! 毛利の手当てが先だ!!」 「ならぬ!戦を続けよ!! 今此処で長曾我部を討つのだ!!! えぇい貴様等、何故我の命令通りに動かぬ!! まさか我ではなく、敵の総大将の命令に従うと申すか!!」 このままじゃ、埒があかねぇ。 そう思った刹那、毛利が苦悶に顔を歪める。 そして二度三度大きく体が震えると、ついにそのまま…毛利は意識を手放した。 「…何故誰も…我が命令に従わぬ…。 そうか…我…が、女だから…」 意識を手放す寸前に、毛利の口の端から細く漏れた自虐の言葉。 そいつが耳に飛び込んできて、俺は反射的に毛利を抱きしめていた。 バカ、違ぇよ。 誰もアンタの言う事を聞かなかったのは、アンタが女だからじゃねぇ。 ここに居る誰もが、アンタを大切に思ってるからだ。 なのに何でアンタには、それが解らねぇ…。 毛利にだけ聞こえるように耳元でそう呟いたが、 既に失神している毛利には届かなかったろう。 それでも、言わずには居られなかった。 元親+ザビー時々元就(♀)5
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暗い深い森にエルフが一人静かに歩いている。 森に溶け込むかのような緑髪を後ろにまとめ、 豊満な肉体を白いローブで無理なくゆったりと包んでいる。 少しひらけたところでエルフは歩みを止める。 頭上に夜空が見え、辺りを青く照らしているのは星々と細月ひとつ。 しゅるりとローブを脱ぎ落とし、髪留めを外して緑髪をふわりと広げる。 左手に持つ木の実を二つに割ると、中はとろみのある赤色。 唇、頬、乳、腹、腰と紅をさしていく。 もう一つの木の実を砕けば、汁と匂いがあふれでる。 くぬりと汁を擦り込めば、そこは熱と臭とを醸し出す。 野味のはなはだしく臭いただよい誘うは森の奥に潜む光る両眸唸り声。 エルフは優しげに「おいで」とささやく。 ヒトの言葉を解すことはないが、きっかけとしてか獣がのそりのそりと這い出る。 その獣を野犬と呼ぼう。 全長は2m半ほどで、豪壮な毛皮をいくつもの傷跡で飾っている。 瞳はぎらぎらと焦げ付いて、唾液はだらだらとだらしなく、唸り声には甘ったるい苦みがこびりついている。 ゆたりとした歩みは、強者の余裕ではなく、張り裂ける寸前の緊張感。 エルフが「いいよ」と腕をわっと広げて、まもなくそれは爆ぜた。 野犬が自制を投げ捨てさせられ、結果エルフは、したたかに頭を地面に打ち付けて、 「くふ」と悲鳴を一つ残して意識を飛ばす。 前脚が二の腕の肉を押しひずませ骨をきしませる。 野犬は真っ赤な舌で顔といわず乳房といわずがむしゃらに舐め回し、 意味もなく噛みあと付けて、 転がしては踏み踏み、ぶるぶる巨体を震わせては体毛を逆立てる。 野犬は自分が何をするべきなのかわからない。何をしているのかもわからない。 強すぎる欲求と衝動が本能すらも吹き飛ばして、迷子。 蹂躙しては狂おしそうに泣き声をあげる。 そのとき空に細い月が見えて嘲るように見えて、また吠える。 涙目をこすり、エルフが目を覚ます。 鈍痛鋭痛せいぞろい。視界は熱で、剛毛がくすぐる。 エルフは腕ほどもあるそれをやわらかく抱き包み、切っ先にキスをした。 野犬がしびれるように震え、彫像と化す。 潤滑油にはことかかない。血も汗も液も潤沢にある。 エルフがふわふわと愛すたびに、野犬がとろけていく。 肉体的には野犬が覆っているが、精神的にはエルフが母のように包んでいる。 エルフが野犬を導くと、恐る恐るも突き進んでいく。 何かが決壊してからは、ひたすらに震えて、震えて、 吠えようとするも、ついに声は出ない。 音も液も何もかもが一点だけに集中して、 野犬は他にどうしようもない。 声なき悲鳴が牙の隙間から漏れ出る。 膨らみ閉ざし、流れ流れて、エルフの腹がぷっくりと膨れる。また、膨れる。 どこかでフクロウが鳴いて、エルフは野犬の拘束からするりと抜け出す。 息絶え絶えの野犬の頭を一撫でし、ローブをゆるゆると身にまとう。 身だしなみを整えると、いとおしそうに腹を撫でながら去っていく。 振り返ることはない。 風が木々を揺らし、意外な肌寒さに驚かされて野犬は遠く吠いた。 エルフの仕事熱心さよりもとにかく優秀な遺伝子を集めるという姿勢を思い知りました -- (名無しさん) 2014-01-04 19 44 08 名前 コメント すべてのコメントを見る
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【検索用 おしゃかなてんこく 登録タグ 2021年 VOCALOID v flower お たんぱく質 他人事 曲 曲あ】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:面(他人事) 作曲:面(他人事) 編曲:魚魚(他人事) 映像:たんぱく質(Twitter) 唄:Flower・他人事 曲紹介 他人事お兄さんたちからのお願い・・・よいこのみんな!テレビを見る時は部屋を明るくして離れて見てね! 曲名:『お釈迦な天国』(おしゃかなてんごく) 歌詞 (動画概要欄より転載) 降参だ後半は交代だ 隠しとけよ 散弾 もう散々 御託は余所で喚け 無礼な講釈をたんたんと 積み重ねて日々呆れてく 腐ってないわって派手に蹴った 不平等なこの時間も 傷沁みないように 置いてって老いてって もう眼は閉じていようぜ 鈍痛の合図を奪って 熟れきった心を ただ鳴らせや鳴らせ 吐いてないわって面食らった 不完全なこの理想も いざ音になれば 反証ばっかで 生き急ぎ嘆くまだ 俯瞰が不安か 傲慢だ耐え忍べよ 有象無象の脳まき散らして 歪んだ思想の 試行を後回して 浮かんだ賞賛に 溺れる愚か者 不明な字列を のうのうと書き連ねて 夜は更けてく あぁうっさいな 裸足のまま走り出したらいいのに こうもめんどうな 私のこと座してすべて忘れて あぁうっさいな 周りの音何も聞こえてないのに 空の劣等に軋む 貴方見たくないわ かいつまんでってついではいだ 不格好なチグハグを 痣隠れるように縫い足して縫い足して 1,2で手のなる方へ 不毛な抗争しようぜ 空っぽの頭をほら揺らせや揺らせ 泣いてないでって書きなぐった あの街の病状も 嘘はき違えて散々だったね(笑) あぶれるよう祈るから 科した僕の 名も無き声も かき消すほどにただ あぁうっさいな 裸足のまま走り出したらいいのに こうもめんどうな 私のこと座してすべて忘れて あぁうっさいな 周りの音何も聞こえてないのに 空の劣等に軋む 貴方、見苦しいから 恨めしいわ かいつまんでってついではいだ 不格好なチグハグを 痣隠れるように縫い足して縫い足して 1,2で手のなる方へ 不毛な抗争しようぜ 空っぽの頭をほら揺らせや揺らせ 泣いてないでって書きなぐった あの街の病状も 嘘はき違えて散々だったね(笑) あぶれるよう祈るから 遮った過去も 飛び込んだ明日も 締め切った箱の 鍵解いてみせて 傷ついた君を 冷めきった目で見て 匙は触れられて堕ちるただ コメント 名前 コメント コメントを書き込む際の注意 コメント欄は匿名で使用できる性質上、荒れやすいので、 以下の条件に該当するようなコメントは削除されることがあります。 コメントする際は、絶対に目を通してください。 暴力的、または卑猥な表現・差別用語(Wiki利用者に著しく不快感を与えるような表現) 特定の個人・団体の宣伝または批判 (曲紹介ページにおいて)歌詞の独自解釈を展開するコメント、いわゆる“解釈コメ” 長すぎるコメント 『歌ってみた』系動画や、歌い手に関する話題 「カラオケで歌えた」「学校で流れた」などの曲に直接関係しない、本来日記に書くようなコメント カラオケ化、カラオケ配信等の話題 同一人物によると判断される連続・大量コメント Wikiの保守管理は有志によって行われています。 Wikiを気持ちよく利用するためにも、上記の注意事項は守って頂くようにお願いします。
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ゆっくりと豆 30匹ほどのゆっくり家族が暮らす、大きめの巣の中。 日の昇る少し前に目覚めた母ゆっくりまりさは、彼女のはじめての娘であった 姉ゆっくりまりさの異変に気が付いた。発情したゆっくりありすが、必死に抵抗 する姉ゆっくりまりさに覆い被さっていた。ゆっくりありすにしては小柄なこと、 そのため声量が小さく、襲われている本人以外誰も気がつかなかったのだろう。 寝静まった夜中だと言うことも災いした。 『まり゛ざあああああ! しゅぎ! だいじゅぎだよぼおおおお!』 と発情するゆっくりありすを、体の大きい家族で踏みつけにすることで、大惨 事は免れることができた。ゆっくりありすが一匹だけであったこと、襲われた時 間が深夜でなかったことが幸いした。いくら小柄なゆっくりありさでも、大群に 襲われれば対処の出来ようはずはなく、また深夜であれば、寝静まった者が気付 くことも少ないからだ。 姉ゆっくりまりさは襲われていた時こそ衰弱してはいたが、日の昇る頃には小 さな枝を二振り授かり、襲われたことも忘れやがて生まれる子供たちの笑顔に思 いを馳せるくらいには回復していた。 母ゆっくりまりさからすれば、不幸な出来事とは言うものの初孫を授かること が嬉しくないわけがなく、かいがいしく娘の世話を焼いてやることにした。 付いた実はそれぞれ、5つと4つで、まりさ種が8、ありす種が1であった。 奇妙なことに、枝ぶりからすると、少しばかり生まれる子が少なく、本来子が宿 る場所には、小さく黒いつぼみがいくつか結ばれていた。 母ゆっくりは、娘に覆い被さった運命がもたらした悲しい出来事の結実である と考え、娘の頬を優しくなぜるのであった。家族の皆が見守る中、生まれてくる ゆっくり達は、未来の幸せを疑うことすらなかった。 ・ ・ ・ 私はゆっくり研究者の一人だ。 ゆっくりまりさと共に食事をとり、ゆっくりれいむと昼寝をし、ゆっくりに囲 まれて研究を行うのが日課だ。 ゆっくりありすに襲われた家族があると他のゆ っくりから聞き、生き残りを保護しにやってきたのだが。 日が沈んだばかりのこの時間帯であったためか、巣穴ではゆっくりな大家族の 幸せそうな生活か営まれていた。それどころか、子ゆっくりありすが家族と同居 しているではないか。興味を引かれた私は、そのゆっくり家族を観察させてもら うことにした。 私はその家族に向けて、ゆっくりしていってね、と優しく挨拶をする。突然の 挨拶に驚いた家族達は、私が優しそうな笑みを浮かべていること、美味しそうな お土産を持っていることを理解したのか、口々にゆっくりしていくことを勧めて 来た。彼女達の住処は小柄な私が入り口から入れるくらいに大きく、洞窟と言っ ても大げさでないほどであった。このような巨大な巣穴を作り上げたゆっくりま りさ達に感動を覚え、ゆっくりさせて貰えるお礼と共にその内心を告げると、親 ゆっくりまりさはとても嬉しそうに、ずっとゆっくりすることを進めてくれた。 その日ゆっくり達から聞いた話をまとめるた私は、少しばかり危機感を抱いた。 子ゆっくりまりさ大のゆっくりありすが、一匹だけ訪れたこと。さらに、ゆっ くりまりさがゆっくりありす種を宿した事。先日、工場近くで化学薬品の流出事 故が発生したばかりだ。近辺のゆっくり達に悪影響を及ぼし、一部のゆっくりに 突然変異を起こすきっかけとなったことは、一般には伏せられている。もしかし たら、その異変ゆっくりありす種がここを訪れたのかもしれない。 お土産をゆっくり達にくばりながら、異変がないかを探る。ゆっくり達の顔を 見回すと、……簡単に見つけられた。 だれもが、額やら頬やら側頭部やらに、黒い点をつけている。よくよく観察し てみるに、それはどうやら小さい穴のようであった。小さい子ゆっくりまりさは 数個、親ゆっくりまりさに至っては28個もの穴が開いていた。症状を聞くと、 毎朝起きると、体中に鈍痛を覚えるが、時間が経つにつれ気にならなくなるらし い。それが毎朝続いているためか、体力も乏しくなってきているようだ。 多分ではあるが、夜中のうちに誰かに穴をあけられ、しだいに回復しているだ けなのであろうと推測できた。 明日は朝早く訪れることに決めた。 ・ ・ ・ 早朝。 巣穴の外から観察していた私は、奇妙なことに気が付いた。ゆっくりの頭から、 小さい枝がいくつも生えているのだ。生殖したのではないだろう、すべてのゆっ くりがその枝を生やしていたのだ。懐中電灯を照らしてもまだ暗いため、よく見 えなかったのだが、枝には小さな豆粒ほどの実が成っているようだった。 これが、変異の影響であろうか。 枝の数をいくつかメモしているうちに、母ゆっくりまりさのそれが28個、つ まり昼間見つけた穴と同数であることに気が付いた。 これはもしや……。 思考しているうち、いくつかの子ゆっくりまりさが小刻みに揺れた。 ゆ゛っ、ゆ゛っ、と声を上げた彼女達の枝は、すぐに枯れはじめた。急いで巣 穴に入り、枝の落ちた子ゆっくりまりさを抱えると、いくつか新しい穴が開いて いるようだ。ピンセットで傷をつけぬよう注意しながら、穴を探る。穴から引き 出された物は――とても小さいゆっくりありすであった。 豆粒ほどの彼女は、抜き出された時こそくーくー寝息を立てていたものの、す ぐに起きて暴れ始めた。ピンセットでは捕まえていることは出来ず、『とかいは のありすは暖かくゆっくりするんだから!』といいながら、子ゆっくりまりさの 皮下に、勢い良く潜り込んだ。 このゆっくりありす――豆ありすとでも言うのか――はどうやら寄生体で、宿 主の体内にもぐりこんで食い荒らし、さらに一日で受精させる新種のようであった。 これはいそいで発表せねばならないと踵を返したとき、足に激痛が走り、倒れ こむ。調べてみると、豆が打ち込まれたような、小さな穴。 まさか……。嫌な汗が体中から吹き出てくる。人間にも、寄生するのだろうか? 一つの枝から5,6個の子が生まれるようで、巣穴はすでに豆ありすに埋め尽 くされていた。腕、足、胸、喉と、饅頭でもないのに容易く皮膚を食い破られ、 激痛に悶える。汚染の影響なのか新種の能力なのかわからないが、手足が痺れ、 筋肉が言うことを聞かない。 巣穴はすでに阿鼻叫喚の渦に巻き込まれていた。 母ゆっくりまりさは、体中を蝕まれ、ゆ゛っ、ゆ゛ぐっと呟くも、動きが取れ ないようだ。生まれたての子ゆっくりまりさは寄生に耐えられず絶命していた。 絶命しては受精できないからだろうか、その子ゆっくりまりさの皮を食い破って 外に出た豆ありすは、新たな獲物――ゆっくりと逃げる美味しい饅頭か、動けな い大きな肉の塊のどちらか――を見つけて、嬉しそうに近づく。 どぼじでゆっぐりぃぃぃ゛と泣き喚く親ゆっくりまりさ。 ゆ゛ぐりじだがっだゆ゛ううう、と食い破られる子ゆっくりまりさ。 そういえば、と視線を彷徨わせる。子ゆっくりありすはどうしたのだろうか。 その疑問はすぐに氷解した。 傷一つない彼女は、他のゆっくりに寄生すればすぐ殺してしまうこと、また自 分が殺されてしまうことを理解していたのだろう。とかいはをえんじょいするに は大きな肉塊が必要なことを呟きながら、嬉しそうに私に近づいてくる。獲物で ある私の顔をがっちりと掴み、『いただきます』と呟いた彼女は、そのまま私の 右目に向かって ・ ・ ・ 私の動きを制限する神経毒は、どうやら痛みも打ち消してくれるようであった。 鈍痛と緩やかな眠気の中で、かろうじて動かせる左手で、土をかき集め、出口 を塞いだ。例え子ゆっくりまりさであったとしても簡単に掘り起こせる程度の薄 い蓋であるが、豆ありすであればどうだろうか。 雨でくずれないよう、外から掘るものがいないよう、奇跡を願いながら、次第 に小さくなってゆくゆっくりまりさ達の断末魔を聞きながら。 私はゆっくりと目を閉じた。 このSSに感想を付ける
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05/06/04 18 56 00 ID ehA10c/w 何人もの影に追いかけ回される人の影. 前後の別の影が出て、次第に追い詰められていく。 いつのまにか周囲を取り囲まれ、人影は行き場を失ってしまった。 相手はこれ以上逃げられないよう、周りを取り囲み、次第に輪を縮めていく。 ライトの光が照らされ一人の少女の姿が浮かぶ。 周りには屈強の男が十数人取り囲んでいた。 「パイ・チェン、ククッ覚悟しな。恨むなら、自分の父親を恨むんだな」 「私は…あの男とは関係ないわ。筋違いじゃないの?」 「そうは行かない。アンタがあの男の娘である限りな」 男の一人が輪から抜け、パイの腕に掴みかかった。 パイは抵抗して相手を倒すが、別の男が彼女の腕を取った。 「いやっ!離してよ!」 パイは悲鳴をあげたが、男達は意に介さず、 それを合図にしたかのように一斉に躍りかかった。 四方から男の手が群がり、パイの服を剥ぎ取っていく。 不気味な男達に囲まれ、男達は下卑た笑いをあげつつ、 興奮した荒い息づかいが聞こえる。 「ふへへ…上玉じゃないか」 「ククク…あの男の娘にしちゃぁかなりの美少女だな。 おい!しっかりと押さえつけておけよ」 輪から男の一人がしっかり閉じられた膝小僧に触れる。 後づさるが、別の男達に左右から腕を掴まれ、身動きがとれない。 「離して!いやぁ~!!」 男はゆっくりと、力のこもった手でパイの膝を割り開く。 破れたスカートから伸びる白い太股の奥には清楚な女の部分が隠れており、 激しい運動で汗ばんだそこは甘い体臭がこもっていた。 彼女は恐怖に喉を引きつらせ、悲鳴をあげることもできないでいたが、 足下の男に気を取られている間に、左右の男の手が伸び 、露出していた乳房に掴みかかった。 「ふへへ…結構でかいじゃねぇか。くぅ~柔らけぇ~」 「くぅ!」 男らの手はその量感のある柔らかな塊を鷲掴みにした。 「やぁあっ!!放してぇっ!!」 悲鳴をあげるパイ。しかし、男達はまるで怯む様子を見せず、 身体をいいように触りまくった。 汗ばみ、ごつごつとした手が乳房を荒々しくこね回し、 その乱暴な愛撫にパイは眉をしかめる。 そうしている間にも足下の男は太股の間に身体を割り入れ、頭を股ぐらに突っ込む。 男の生臭い息が秘部に触れ、嫌悪に身を捩る。 しかし、男は唐突にその部分にかぶりついた。 少女の体液を絞り出すようにかぶりつく男。 パイの左右を押さえ、乳房を弄んでいた男達も、それと同時に唇を寄せ、 左右それぞれの乳房にしゃぶりついた。 「いやぁああっ!!やめてぇ!」 叫び声をあがる。その目の前に突然、醜悪な肉棒が突き付けられた。 別の男がパイの身体をまたぎ、目の前に股間を突き出したのだ。 パイは生臭い匂いが鼻を突き、顔を背ける。 しかし、さらに別の男が頭を押さえ込み、鼻をつまむ。 そして、息苦しくなって口を開けたところに、巨大な肉棒が突き込まれた。 「むぐぅう゛……」 少女は息を詰まらせた。しかし、男達は容赦がなかった。 清浄な少女の口内を不潔な男根が蹂躙する。頭を掴み、遠慮無しにその感触を味わう。 やがて、濃厚な白い液体が少女喉を直撃すると、男はようやく頭を解放した。 しかし、その頃には既に無数の舌や手がパイの身体を這い回っており、 息つく暇もなく、体は官能によがり狂った。 「だめぇ……。もう、いやぁ……。あ、あんっぅ!そんなとこ、舐めないでぇ…」 身体をくねくねと捩らせ、力無く反意を示す。下半身にしゃぶりついていた男は、 楚々とした恥毛を撫で回し、淫核を剥きあげる。 これまでの愛撫ですっかりぬかるんでいるそこに、男は舌を這わし、 ピンク色の粘膜を舐め回した。男の舌に反応して、少女の身体が若鮎のように跳ねる。 そうして、すっかり潤った花弁に、男はついに亀頭をあてがった。 「いや、やめてぇ。それだけは、お願いだから……」 恐怖に顔を歪め、必死に哀願する。しかし、男はむちむちとした少女の太股を掴み、 腰をゆっくと引き寄せていく。 亀頭が花弁を掻き分け、ゆっくりと侵入を開始すると、 パイは手を堅く握り締めて苦痛に耐えた。 「クク・・・」 「いぎぃっ!?ああぅあぁっぅう……」 蒼白な顔をし、空気を求めて喘ぐ。 しかし、再び別の誰かが少女の顔に跨り、陰茎を挿入した。 「んぐぅっ!?」 口の中に肉棒が押し入り、少女は喘いだ。 しかし、下半身の痛みは耐え難く顔を苦痛に歪ませる。 「んん、んあぁあああぐうっ!!!」 太い肉棒がめりめりと侵入し、処女膜を擦り破ると、物凄い激痛に呻き声を上げた。 まるで、丸太を押し込まれ、下半身が裂けてしまったかのような痛みであった。 花弁はぎちぎちと左右に押し広げられ、肉棒が動く度に破瓜の印が白い太股を伝う。 (い、痛い、痛いよぉぉおっ!!もお、止めてぇっ!!) 心の中で悲鳴をあげるが、男達は容赦しなかった。 ねくねと藻掻くパイの身体には男達の舌が這い回り、 太い陰茎が小さな花弁を蹂躙し、内臓を掻き回す。 やがて、口の中に、再び濃厚な樹液が吐き出される。 パイは顔中精液まみれにして、咳き込む。 しかし、下腹部では脈打つ陰茎がずるずると出入りを繰り返し、 亀頭が胎内で激しく暴れる。 そんな中、息苦しさと鈍痛を感じながらも、少女の身体に少しずつ変化が訪れ始めた。 身体中を舐め回され、刺激され、無理矢理女としての感覚に目覚めさせられると、 男の注送を助けようと、花蜜が染み出してきたのだ。 そして、それは下腹部の鈍痛を和らげ、甘美な刺激を生み出していく。 「あはぁっ、……や、やめてぇ……そんなに激しく…しないでぇ」 抵抗する意志を見せはしても、先程までの懸命さは見えない。 痛みに歪んだ顔はいつしか和らぎ、 悲鳴の代わりに甘い嬌声が漏れる。頬を上気させ、女の表情を見せ始める。 目の前に新たな肉棒が突き出されても、嫌悪の表情を見せることなく、 それを受け入れる。 男根を突き立てていた男はずるりと肉棒を引き抜き、 少女の柔らかな腹に精液を撃ち放つ。 しかし、別の男が再び覆い被さり、蜜が溢れる蜜壺に再び太く逞しい物をねじ込んだ。 そして、更に別の男が少女の半身を起こし、背後から肛門を弄ぶ。 「ふほぉ…ここも良さそうじゃねぇか」 「いやぁっ……そっちは駄目ぇ……ひんぅっ!?」 唾液をたっぷり乗せた太い指が、褐色の孔に押し込まれて、パイは息を詰まらせた。 前の膣を太い肉棒で貫かれながら、後ろの肛門もごりごりと揉みほぐされる。 そうして、柔らかくなった肛門に、今度はのっぺりとした亀頭が押し当てられた。 当然それは腸内に潜り込もうとする。 太股に垂れ流れる愛液をまぶしつけ、ぬるぬるになったところを、肛門の中心にあてがい、ぐいぐいと押し当てる。 「あ、あんっ!…くぅ…あんぅっ!?お、お願い……ひゃんぅっ!!お尻は嫌ぁああっ!?」 ずるぅううっ!! 潤滑油を乗せた肉棒は、意外にスムーズに少女の腸内に潜り込んだ。 前後から貫かれ、身悶える。いつしか両手に肉棒を握らされ、 三つの穴には長くて逞しい肉棒が汁をこぼしながらずるずると出入りする。 涎を垂らし、呆けたように肉棒をしゃぶりながら、 少女は自ら腰を振り、両手で男性自身をしごきたてた。 「やぁっ!!私、壊れちゃ……う、ふぅんぅっ!お腹の中で……ひぃんぅっ!太いのが 、ごりごりってぇ……擦れてぇ…あんっ!あひぃんぅっ!!奥に当たってぇるのぉっ!! あん、あんぅっ!!一番奥にぃ…!はぶぅっ!いはぁあっ!やめへぇえ!!」 訳も分からずに悲鳴をあげる。今、自分が何をしているのかも分からない。 ただ、身体中を男に弄ばれ、ひたすら陵辱されている。 男達はその逞しい身体に汗を滲ませ、とことんまでパイの体を貪った。 ただ本能の赴くまま、腰を振り立て、肉棒をねじ込み、少女の胎内を掻き回す。 汗と涎、体液が混じり合い、男達と少女は肉の塊となって交う。 そして、ついに絶頂の瞬間を迎える淫獣達。 口の中に、胎内に、腸内に、手の中に……。 火傷をしそうなくらい熱い液体が吐き出され、歓喜の声を上げて登り詰めた。 「ぁああ…ぁああああ…」 後に残ったのは白く汚れた体のみであった。
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古泉一樹の憂鬱 ◆mfN0eC9miI カタカタカタカタカタカタカタカタカタ―― はぁ……いい加減、この音にも飽きてきたぞ。 ハルヒは何をそんなに弄繰り回してるんだか。どうせまたよからぬ事を企んでいるんろうが、俺を巻き込むなと言いたい。 だが、どうせ俺は巻き込まれるんだろうなぁ。もうわかりきってるさ……ハルヒだし。 ったく、楽しそうに笑いやがって。アイツは人が死ぬのを見てそんなにも楽しいのだろうか? 俺も、目の前の画面に映るシーンを見てみたが……全く楽しくなかったぞ。寧ろ不快感しか残らない。 俺が見たのは、どこか可愛らしい雰囲気をした男――言っておくが俺はゲイじゃないぞ――が銀髪のロリ少女を毒殺している所だった。 ――可哀想にな 純粋にそう思う。 俺にも妹がいるからかも知らんが、やはりあんな小さな女の子が殺されるのを見るのは忍びない。 ズーム機能とやらで、その死顔を見てみるが……正直やめておけばよかった。 キメ細やかな銀髪は汚い床に舞い落ち埃に汚されている。 透き通るような白い肌も、苦しみに掻き毟ったせいか赤く染まっていた。 美しい碧眼の瞳はカッと見開かれ、薄く開いた唇からは汚らしい泡が漏れている。 ……いかん、吐きそうになってきた。 とりあえず画面から目を離して、楽しそうなハルヒ以外のSOS団員を観察してみる。 おぉ、長門は相変わらずだな。 全くの無表情で、一心不乱に何かを打ち込んでいる。つーか、さっきから煩かったのはお前もだったのかよ! お前の不思議パワーでハルヒを止めてくれれば、こんな胸糞悪いモノに参加させられずに済んだってのに。 なんて、心の愚痴が聞こえたのか顔を上げた長門とばっちり目が合う。 「………………………………………………」 10秒ほど見つめあっていただろうか。何事も無かったかのように長門は視線をパソコンへと戻す。 うむ。毎度思うが、あの奇抜な行動さえなければ長門は普通に可愛いと思う。 まぁ、人間ではないから仕方いんだがもう少し――っていかんいかん。 そんな事を考えてる場合じゃない。首を振って雑念を払って視線を移すと、今度は古泉。 こいつも、相変わらず何を考えているのかわからない表情を浮かべてやがる。 何やら考え事でもしているのか、顎に手を当てジッと画面を見つめている。 そういや、こいつもこいつで大変なんだろうなぁ。 こんな状況だし機関とやらからの命令もあるだろう。それに加えてハルヒのご機嫌取りもしなくちゃいかんとはな。 ご愁傷様、ってやつだ。 大体、ハルヒのご機嫌取りって時点で中々に無茶がある。 山の天気のように変わりやすい機嫌なうえに言い出す事は無茶苦茶だし、何より常識ってやつをどこかに忘れてきてやがる。 いや……ハルヒの事だ自分からどこかに置いてきちまったんだろう。 アイツも顔は良いんだから、常識さえ持てばモテるだろうに……勿体無いこった。 あぁ、可愛いといえば朝比奈さんは大丈夫だろうか? さっきから何だかフラフラしてるけど、キツいのなら無理してお茶を淹れてくれなくてもいいのに。 と言うか、無理せず休んでていただきたい。 SOS団の清涼剤兼癒しの存在に倒れられたら俺はどうすればいいんだ!!? 正直、ここまで落ち着いていられるかは微妙なところだ。 だが、朝比奈さんが弱るのも無理はないよなぁ。 いきなりこんなモノに参加させられたんだ。ハルヒの力を知ってたからこそ俺は平静を保っていられたが、何も知らない状況で巻き込まれたら熱出してぶっ倒れるかもしれん。 それにあんなスプラッタシーンを目の前で見せられちまって……朝比奈さんが未来人で、多少は耐性があるとは言えアレはキツいだろう。 それでも頑張ってお茶を淹れてくれる朝比奈さん、なんて健気なんだ。 こんな状況とは言え――いや、こんな状況だからこそ惚れてしまいそうだ。 なんて、どうやら俺も疲れてるみたいだな。 さっきからなんか思考がおかしい気がする。 いや、朝比奈さんに惚れそうなのは紛う事なき事実だが、流石にそんな事を考えているのは不謹慎だろう。 一通りSOS団の面子を見回し、もう一度画面を見てみるとまた誰かが死んでいた。 おいおい……こいつらどんだけノリノリなんだ? 全く、ハルヒと言いこいつらと言い俺の理解の範疇を超えた奴等が多すぎる。 始まって数時間でもう8人も死んだのかよ。 自分の思い通りに行って、ハルヒはさぞかしご機嫌なんだろうな。 そう思ってハルヒを見てみると、こっちを見ていたアイツと目が合った。 ……なんだろう、長門とはまた違った威圧感を感じる。 特に喋る内容も思い当たらず黙っていると、不機嫌そうにハルヒが口を開いた。 「何よ、キョン! そんなつまらなそうな顔しちゃって!!」 いや、お前はこんな状況で楽しめと言うのか? 俺はそこまで神経が太くないんだ。お前と一緒にするな。 何てことは言えるはずも無く……と言うか聞いてくれる様子もなく、ハルヒは一人ベラベラと喋りだす。 「まぁ……アンタの気持ちもわからないでもないわよ? 確かに、エンターティメントとしては派手さが足りないわよね!」 俺はそんな事一欠けらも思っていない。つーかお前はこれでも派手さが足りんとぬかすのか。 「そ・こ・で!! この団長様がいい事を考えたわ! 聞きたい? 勿論聞きたいわよねぇ」 にやにやするな。そして誰も同意してないのに気付け。 「ずばり、支給品を追加するのよ!!!」 「ハルヒ……頼むから、俺達にもわかるように説明してくれないか?」 ポカーンとした顔をしているハルヒ以外の団員を代表して、俺が口を開く。 悪いが、全く意味がわからなかった。 派手さが足りない=支給品の追加。この方程式はどこからやってきたと言うのだ。 「ンもう! 少しは考えなさいよね、この馬鹿キョン!! いい? 今ここには最初に殺した3人のデイバッグが余ってるわ その内1つは、こっそりと会場に隠しておくの。ソレを見つけた参加者はきっとこう思うはずよ! 何て自分は幸運なんだろう もしかしたら、優勝できるかもしれないってね」 「………………………………………………」 「そしてもう1つ、これは、ちゃんと殺し合いに乗った人にご褒美としてプレゼントしてあげるのよ! 今でさえきっちり殺しあってるんだもん……また何かあげれば、もっと激しくなる筈ってわけね」 「………………………………………………」 「最後にもう1つ。これは、放送でご褒美の説明をしてからプレゼントするの!! そうね、1番早く3人殺した人には武器の追加がありますよってね。これなら、殺し合いもじゃんじゃん進むわよぉ!!!」 ……いかん、頭が痛くなってきた。 コイツは一体何を考えて生きてるんだ? 「なによ! 私の考えに何か文句でもあるの!?」 ある。大ありと言っても過言ではいだろう。 まず、こんな餌で釣るような作戦に引っ掛かる馬鹿がいるとは思えん。 それに……会場に隠すって言っても誰が隠すんだ? 俺は絶対嫌だぞ! 断固として拒否する。いいか、ハルヒ! 全てがお前の思い通りに行くと思ったら大間違いなんだからな!! 「いやはや、流石は涼宮さんです。ナイスアイデアだと思いますよ?」 「……右に同じ」 「ふぇ? わ、私も古泉君や長門さんと同じですぅ」 おいおいおいおい。 俺だけ仲間外れかよ。それとも何か? 俺がおかしいってのか? 「ほーら見なさい! やっぱり私は正しいのよ!! じゃあ……早速実行よ!!!」 くっ……百歩譲って、この案を可決するとしよう。 だが、一体全体誰が支給品を持っていくんだよ! 「うーん、そうね。じゃあ古泉君言ってきて頂戴」 その瞬間の古泉は、確かに人間らしい表情を浮かべていた……ような気がする。 「ちょっと待ってください涼宮さ―― 最後まで言わせて貰う事無く、古泉の姿が消えさる。 アイツも参加者と同じく会場に飛ばされたんだろう。 なんて可哀想な奴なんだ……。 「あら、ご苦労様」 ハルヒの奴が長門を見ながらそんな事を言う。 長門……せめて最後まで言わせてやれ。あれじゃ哀れすぎる。 ご丁寧に、デイバッグは二つ消えている。 「後は、そうね。放送は私がするから、残りは各自好きに過ごしてもいいわ ……あんまりパソコンの画面を見すぎると疲れるって言うしね」 ハルヒにしてはまともな事を言い始める。 「それじゃあ私はちょっと用事があるから」 とか何とか言って、ハルヒは部屋から出て行く。 ふぅ……とりあえず、一安心か。 「キョン……君」 いや、まずは朝比奈さんに風邪薬を飲ませないといかんな。 【?/1日目・黎明/?】 【涼宮ハルヒ@涼宮ハルヒの憂鬱】 [状態]:楽しい。 [装備]:なし [道具]:なし [思考・状況] 基本:主催者として大いにバトルロワイアルを楽しむ。 1:放送の原稿を書く 2:何か用事がある??? 【キョン@涼宮ハルヒの憂鬱】 [状態]:ちょっとした違和感。諦観してる。 [装備]:なし [道具]:なし [思考・状況] 基本:なるようになるだろう。できれば現状維持。 1:朝比奈さんに風邪薬を飲ませないと 2:古泉、ドンマイ 【朝比奈みくる@涼宮ハルヒの憂鬱】 [状態]:頭に鈍痛。ちょっと悲しい。 [装備]:メイド服 [道具]:なし [思考・状況] 基本:涼宮さんが望むなら仕方ないのかな。 1:鈍痛なんて感じないわ。 2:ごめんなさい嘘です。痛いです。 3:鈍痛を治したい。 4:できれば平和に終わってほしい。 【長門有希@涼宮ハルヒの憂鬱】 [状態]:健康。 [装備]:なし [道具]:なし [思考・状況] 基本:涼宮ハルヒの観察。 1:とりあえずハルヒの指示に従う。 一方その頃。 長門によって会場に飛ばされた古泉は、薄暗い森の中にいた。 「全く……あの二人は無茶をしますね」 ため息混じりに呟きを漏らす。 彼女は、1つは隠せと言った。これはまだ大丈夫だ。 適当に置いていけばいい。 だが、殺した人へのご褒美というのが難しかった。 まず、これまでに殺人を犯した参加者は8人だが、そのどれも1人だけしか殺していない。 これでは誰に渡していいかわからないではないか。 それに、だ。 殺した所までは確認しているとは言え、移動している可能性もある。 ここから、パソコンの情報を頼りに進んでも遭遇できないかもしれない……と言うか、そっちの可能性が高いだろう。 「はぁ……とりあえず首輪がついてなかったのと、帰る方法があるのが幸いですね」 二つのデイバッグを抱えながら、ポケットにある機械を手に取る。 長門さんの綺麗な字で書かれた説明書によると、この機械のスイッチを押すとあの部屋に戻れるらしい。 本当なら今すぐにでも帰りたかったが、そんな事をしては涼宮ハルヒの機嫌を損ねる事はわかりきっている。 どうやら、長い工程になりそうだった。 「まずは、このデイバッグを隠す場所をさがしましょう。それから、最初に出会った1人でも殺した参加者にもう1つを渡す。 あぁ……こんな物騒な所からは、早く出たいものです」 古泉一樹の憂鬱は、まだ始まったばかり。 【D-4/1日目・黎明/森の中】 【古泉一樹@涼宮ハルヒの憂鬱】 [状態]:精神的ショック(小)。健康。首輪無し。 [装備]:主催者の部屋に帰るための機械 [道具]:デイバッグ×2 [思考・状況] 基本:とりあえずさっさとデイバッグを処理してあの部屋に帰る。 1:適当な場所にデイバッグの1つを隠す 2:殺人を犯した参加者を見つけたらそいつにデイバッグを渡す 【主催者の部屋に帰るための機械@HOTロワオリジナル】 文字通り主催者の部屋に帰る事の出来る機械。 薄いカードの形をした機械で。 真ん中にある赤いスイッチを押すと主催者達のいる部屋に帰る事ができ、青いスイッチを押すと連絡を取り合える。 意外と頑丈でちょっとやそっとで壊れない。 32 壊す者、壊れる者 時系列順 35 Quo Vadis 33 殺しあいDo-Dai? 投下順 35 Quo Vadis 06 The Joy of Haruhi Suzumiya 涼宮ハルヒ [[]] 06 The Joy of Haruhi Suzumiya キョン [[]] 00 オープニング 長門有希 [[]] 06 The Joy of Haruhi Suzumiya 朝比奈みくる [[]] 00 オープニング 古泉一樹 42 交錯~crosspoint~
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10:汚い花火 港には小さな漁船やボートが係留されている。 動かせる状態ではあったが、女性――◆8nn53GQqtYには船の動かし方など分からない。 例え動かせたとしても、地図の外に出れば首にはめられた首輪が作動し死ぬだろう。 「やっぱり逃げるのは無理よね……ちょっとでも希望を持ったのは間違いだった」 波止場に踵を返し、港地区の建造物に向かって歩き始める◆8nn53GQqtY。 事務所と思しき建物の扉を開け、中に入る。 「他の書き手さんは、大丈夫なんだろうか……」 名簿には彼女と同職のメンバーが数人載っていた。 彼らがこの殺し合いにおいてどのような行動を取っているのかは分からないが、 何にせよ無事にいて欲しいと言うのが彼女の思いである。 そして奥にある「ロッカー室」と言う札が貼られたドアを開けた。 「うーん、ここには誰もいないのかな」 見える物は雑多に置かれた段ボールと幾つものロッカーのみ。ここには誰もいないのだろうと、 ◆8nn53GQqtYが判断しようとしたその時、彼女は後頭部に強い衝撃を感じた。 目の前が真っ白になり、そのまま◆8nn53GQqtYの意識は途絶した。 再び意識を取り戻した時、◆8nn53GQqtYの耳にエンジンの駆動音が聞こえた。 自分は固い床の上に寝かされているようだ、微妙に身体が揺られている。 「ここ…は…?」 後頭部に鈍痛を感じながら身体を起こす。 意識を失う直前までいた建物では無い事は明らかだった。 操作盤、エンジン音、ガラスのウィンドウ、その向こうには、猛スピードで迫ってくる大きな岩場――――? …… 港から少し離れた所にある巨岩にモーターボートが猛スピードで突っ込み、大爆発を起こして粉砕した。 火炎が巻き起こり、破片が飛び散り、もうもうと黒い煙が上がり、やがて静かになる。 それを港の船着き場の上から見届けていた少女がいた――北沢樹里。 「汚い花火ね…」 そう呟くと、ボートに乗せ現在は木端微塵となった女性が持っていた、 半自動散弾銃、ブローニングオート5を携えその場を後にした。 他にもあの女性からは予備の散弾もデイパックの中から頂いている、自分の支給品が、女性を気絶させるのに使った、 一升瓶三本(使ったのはその内一本)だけだったのを考えると装備はずっと良くなったはずだと樹里は思う。 「武器は手に入った……行こう」 樹里は踵を返し内陸部の方へ歩き始める。 この殺し合いで、今度は生き残るため殺し合いに乗るため、そして、一人の人物に報復するために。 【◆8nn53GQqtY@非リレーロワスレ書き手 死亡確認】 【残り 50人】 【早朝/D-7港】 【北沢樹里@自作キャラでバトルロワイアル】 [状態]健康 [装備]ブローニングオート5(5/5) [持物]基本支給品一式、12ゲージショットシェル(10)、一升瓶(2) [思考・行動] 基本:生き残るために殺し合いに乗る。倉沢ほのかに血の報復を。 [備考] ※本編死亡後からの参戦です。 009:好きなように生きるのは難しい 目次順 011:こんな勇者に誰がした GAME START ◆8nn53GQqtY 死亡 GAME START 北沢樹里 030:腐ってく未来
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『もしも宇佐美いちかが“プリキュア5つの誓い”をひらったら』/Mitchell Carroll 春一番であろうか、昨日は大風だった。小鳥たちの今朝の木の上会議も、開口一番そのことのようである。その下をいちかは、大きなゴミ袋を両手にぶら下げ、エッサホイサと収集所へ運んでいた。途中、おそらく風で飛んできたのであろう、A4サイズ程の紙が、可哀相に幾つかの足跡を付けられて道にへばり付いていた。いちかはその紙を拾い上げ、裏返して見ると、ただでさえ大きな目をさらに拡げて驚愕した。 「こ、これは……“プリキュア5つの誓い”!?」 プリキュアといえば、先日いちかが変身したそれである。そのプリキュアの、秘伝書のような内容がコピーされた紙を拾ってしまったのである。いちかは抜群に良い視力で辺りをキョロキョロと見回し、誰にも見られていない事を確認すると、その紙をポケットに突っ込んで隠した。その様子はまるで、卑猥な本を見つけた少年のようであった。 ゴミを出し終えたいちかは脱兎の如く家に帰り、そのまま自分の部屋へと収まった。そしてドアに鍵を掛け、替わりに自分の心の鍵を外した。万全な体制はユートピアとでも呼ぼうか、はたまたパラダイスか。 (こんなドキドキ、初めて―――) 高鳴る鼓動を必死に宥(なだ)めながら、ポケットから先程の紙を取り出し、改めて内容を確認してみる。 ―――いちかは迷った。この紙を、他の誰かにも見せるべきかどうか。まだまだ幼い心のどこかに、この興奮を独占したいという気持ちがあった。だが、手にする紙に書かれている二つ目の誓いが目に止まる。 「……そうだよね。独り占めは良くないよね。今度、みんなにも見せてあげようっと!」 さっそく誓いをひとつ実行したいちかは、まだまだ幼いその胸を誇らしげに張る。そして部屋の中をうろうろしながら、誓いを声をあげて読み始めた。 「ひとぉ~つ!プリキュアたるもの、いつも前を向いて歩き続けること!!」 だが丁度その時、足元に転がっていたぬいぐるみを踏みつけて、つんのめってクローゼットに鼻をぶつけてしまった。鈍痛と激痛が入り混じったハイブリッドな痛みに、いちかの瞳はジワリと濡れる。すぐさま紙をグシャグシャに丸めて窓から投げ捨てたくなったが、プリキュアとしての使命感からか、いくらか忍耐強くなったらしく、そこは何とか耐える事ができた。そして涙と鼻水交じりの声で、残りを読み上げる。 「ひ、ひとぉ~つ!愛は与えるもの!!ひとぉ~つ!愛することは守りあうこと!!ひとぉ~つ!プリキュアたるもの自分を信じ、決して後悔しない!!ひとぉ~つ!プリキュアたるもの一流のレディたるべし!!ひとぉ~つ、みんなで力を合わせれば不可能はない!!」 読み終えるやいなや、ガックリと肩を急降下させ、ベッドにダイブしてしまった。 「自分を信じるって難しいよ~……」 ちょうど先日、自己流でプリンを作ろうとしたが上手く出来ず、結局、友達の助けを借りてようやく完成したところであった。 「それに、一流のレディって?レディのたしなみと言えば……やっぱり、“スイーツの美味しいお店を知っている”、これだよねっ!!」 いちかの頭の中に追いつくように、外もだんだんと暖かくなり、いちかとその仲間が、偉大な先輩達と出会う季節がもうそこまでやって来ている。ひょんな事からこっそり予習をした彼女は、この春、どんな活躍を見せてくれるのであろうか。誓いに秘められた、プリキュア達によって受け継がれる“思い”とは――。 劇場版へ続く