約 1,724,900 件
https://w.atwiki.jp/duelvideo/pages/233.html
【呼称】Kinちゃん、アドバンスドKinちゃん 【使用デッキ】(★:1000回再生、◎:デュエル動画ランキング、太字:ゲスト) 2012 コアキメイル ★5 ★7 ★36 白騎士デッキ ★8 究極竜騎士 ★9 セイクリッド ★11 ★19 光属性 #15 セイクロード ★21 青眼紋章 ★24 ★27 サンダー電池メン ★29 #23 宝玉エクシーズ ★31 銀河 ★39 銀河インフィニティ ★44 破壊邪神 ★41 42 2013 極星ニート ★49 炎舞コアキメイル 21 ★51 サンダー電池メン ★53 銀河健ちゃん ★57 ★67 ダイヤロードダブルバック ★59 ★60 リアクターと健ちゃん ★65 限界健ちゃん ★69 熊と宝と小さなおっさん ★73 2014 熊と宝と小さなおっさん ★76 ★77 RUMブースター ◎1 ★3 ゴゴゴマキマキ ★2 4000の壁 ★4 ★5 ★10 ★30 リアクターと健ちゃん ★11 真紅眼の黒竜(Kinちゃんver) まな板シンクロン ★13 2015 幻影狸の悪戯 ★14 カオスキマイラ ★5 邪剣イーター ★18 ペンデュラム召喚始めました! ★19 みんな死ぬしかないじゃない!! ★22 2016 Kinちゃんのごった煮 #2 RUMブースター改 【デッキ紹介】 #39 【出演動画】日々のデュエルを撮影してみた 【ゲスト出演動画】デュエルよろずや、即席デュエリストライフ! 【twitter】https //twitter.com/garithiki 【誕生日】9月18日 【備考】 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/83452/pages/15120.html
「……。……~い~」 唯「んむ~……それはギターじゃなくてヘチマだよあずにゃん……むにゃむにゃ」 律「何ちゅう夢見てんだ……。唯~、そろそろ起きても良いんじゃないか~?」トントン 唯「ん~?……あ、りっちゃん。今日も良いオデコだね」 律「やっと起きたか……そりゃまぁ自慢のオデコですから」 唯「あれ?今何時間目?」 律「とっくに放課後だよ。お前昼休みの後ずっと寝てたんだぞ?」 唯「うぇ?そうなんだ……あ、りっちゃん私待っててくれたんだね」ニヘラ 律「え、いや、まぁうん。そんなトコかな?」 唯「みんな待たせちゃってるよね。急ごうりっちゃん!」ガタッ 律「いや唯?うわ」グイッ 唯「ほら、行こ!りっちゃん早く」ダダダ 律「だからちょっ!……まぁいっか」タタタ ガチャ! 唯「みんなゴメ~ン!……ってあれ?誰も居ない」 律「だからさ、唯」 唯「あぁ~!?」 律「うぉお!?どうした?」 唯「お昼にトンちゃんのご飯あげるの忘れてた!」タタタ 律「あぁ、そう」 唯「ゴメンねトンちゃ~ん。今ご飯あげますからね~」ヒョイ パラパラ 律「まぁ、ノンビリするかな……」スタスタ ストン 唯「美味しいですか~ト~ンちゃ~ん?」パラパラ 律「……」 唯「どんどん大きくなるんだよ~」パラパラ 律「唯~?」 唯「ん~?何りっちゃん?」 律「トンちゃんの調子どうよ?」 唯「どうって普通だねぇ」 律「普通ねぇ。美味そう?」 唯「ん~……まだだねぇ」 律「そっかぁ。……いや、どうゆう判断だよ」 唯「みんなで鍋するにはまだまだ小さいよ」 律「本気にすんなし」 唯「冗談だよ~。こんな可愛い子を食べるなんて失礼だよりっちゃん」 律「私かよ……唯は食い意地張ってるからなぁ」 唯「りっちゃんに言われたくな~い~」 律「ほほぉ。じゃあケーキとトンちゃんどっちが好き?」 唯「今はケーキかなぁ」 律「じゃあケーキと梓は?」 唯「う~ん……今はあずにゃんよりちょっとだけケーキが勝ちかなぁ」 律「ほほぉ」 唯「ムギちゃんのケーキまだかなぁ?」パタパタ 律「ケーキありきかよ……ムギもかわいそうに」ヨヨヨ 唯「ちっ違うよ!ムギちゃんとケーキだよ!と!」アセアセ 律「一緒だよ……。ってゆうか今日誰も来ないぞ?」 唯「え?なんで?」 律「他の皆予定があるからって事で部活が休みだからだ。昨日の帰りにも言っただろ?」 唯「そうだっけ?」 律「さっきから何回も言おうとしたけど唯が人の話聞かないから」 唯「そうなんだ……寝ぼけておりました」エヘ 律「はいはい。もう起きたか?」 唯「うん!そりゃもうシャッキリポンと!」フンス 律「さいで」 唯「……あれ?でもじゃあ何でりっちゃんは私の事待ってたの?」 律「え?」 唯「だって部活無かったんでしょ?何で部室に来たの?」 律「いやいや、唯が有無も言わさず部室に連れてきたんだろ?」 唯「あれ?そうだっけ?」 律「がっちり人の手掴んどいてそりゃないよ」 唯「覚えてないなぁ~。ホントに?」 律「嘘吐いてどうなるよ。まだ寝ぼけてんのか~?」ヒラヒラ 唯「エヘヘ~」クネクネ 律「可愛いなぁチクショー」 唯「でも、部活無いんだったら置いて帰ってくれてよかったのに」 律「そうしたらしたで怒る癖に」 唯「そんなこと無いよぉ」 律「いや言うね。『なんで誰も起こしてくれなかったの~!?』って」 唯「う……う~ん」 律「ま、私は何の用事も無かったしな」 唯「そっか。アリガトりっちゃん」 律「それに……唯を独りきりになんて出来ないだろ?」キリッ 唯「りっちゃん……惚れて良い?」 律「私に惚れると、火傷するぜ?」ドヤッ 唯「そっか。火傷は嫌だからやめとくよ」 律「あらま」 唯「じゃあ今日はケーキもあずにゃん分も無しかぁ……」ウナー 律「代わりにりっちゃん分が有るぞ?」ズズイ 唯「りっちゃん分は今はいいや」 律「チクショー」 唯「……あれ?りっちゃんさ」 律「うん?」 唯「私が寝てる間何してたの?」 律「うぇ!?何って……」 唯「だってもう4時半じゃん。すごく待たせちゃってたんだね」 律「……え~と、その、唯の寝顔、を~……」ボソボソ 唯「暇じゃなかったのかなぁって」 律「え?あ、あ~そうゆう事ね。追及する訳じゃ無いんだ……良かった」 唯「良かった?」 律「いやいや、こっちの話。そうだ!ケーキにゃ劣るけどお菓子なら有るぞ~」ゴソゴソ 唯「ほんと!?さすがりっちゃん隊員!」 律「褒めろ褒めろ~!え~っと……はい、酢こんぶ」スッ 唯「すこ……」 律「冗談だって。はい、クッキー」 唯「わ~い。りっちゃん愛してる~」パク 律「私の愛をしっかり味わえ~?」パク 唯「おいひいよひっひゃん」モグモグ 律「そんなに一気に食べたら喉詰まっちゃうぞ?」 唯「んぐんぐ。りっちゃん、お茶~」 律「私は女子高生で部長だけどお茶じゃないぞ~。ちょっと待ってろ」ガタッ 唯「よっ!流石りっちゃん!ほほめのははみ!」モグモグ 律「食べるか喋るかどっちかにしろよ~」コポポポ 唯「ひっひゃんはっほひぃ!うんぐっ!?」ビクッ 律「武勇伝武勇伝!ででんでんでんででんでん!ってか?もう古いだろ~」カチャカチャ 唯「んぐんんん!……!」ドンドン 律「ん?どうした?次は誰のネタだ?」ヒョイ 唯「……!?んんん!?」ジタバタ 律「あぁもう言わんこっちゃない!」ガタン 唯「……!……!?」ドンドン 律「しっかりしろ!唯!」バンバン 唯「んく!ぷはぁっ!はぁ……はぁ……」 律「何やってんだよ」 唯「りっちゃんの愛を独り占めしたくて……」キラキラ 律「う……唯、お前……」 唯「欲張り過ぎたかな?」 律「……ん?いや、私の分は残しとけよ。そんな言い分で全部食われてたまるか」ペシン 唯「あ、バレた?」テヘ 律「すぐお茶淹れるから、もちっと待ってろ」 唯「は~い」 律「ほいよ、お待たせ」カチャカチャ 唯「りっちゃん気が効く~」 律「褒めても何も出ないぞ~」コポポポ 唯「じゃあやめとこ」ゴクゴク 律「おまっ!?現金な」 唯「嘘だって~」ペシペシ 律「まぁ良いや。味は期待すんなよ?」 唯「ん~……ん!美味しいよりっちゃん!」 律「そうか?そりゃ良かった」 唯「うん!毎日飲みたい位!」 律「ま、毎日!?」 唯「うん。美味しいよ」 律「おまえ……毎日って意味分かって言ってんのか?」 唯「え?何が?」ゴクゴク 律「いや、いいや。いつもの事だもんな~」クイッ 唯「え~、なになに?気になる~」ウリウリ 律「ほれ、早く食べないと無くなっちゃうぞ」ヒョイパク 唯「あぁ!りっちゃん隊員卑怯なり~」ヒョイパク 律「大丈夫。プリッツも有るから」スッ 唯「わ~い!りっちゃん大好き~」モグモグ 律「私も唯の事好きだぞ~」 唯「ありがと~」ヒョイパク 律「……う~ん」モグモグ 唯「おかわり!」ポリポリ 律「はいはい」コポポポ 唯「ありがと~」ヒョイパク 律「にしても、唯は一日中そんなんだな」 唯「ほんはんっへ?」モグモグ 律「ん~?食って寝て起きて家でもゴロゴロして。憂ちゃんが走り回ってるのが目に浮かぶよ」 唯「えへへ~、良いでしょ~」 律「ホント、憂ちゃんくれ!って感じ」 唯「駄目だよ~」ブー 律「冗談だって」 唯「私なら良いけど」 律「はぃ!?」 唯「だって、りっちゃんなら私の事世話してくれそうだし」 律「そうゆう事かよ……」 唯「私と暮らすって事は安くないんだよりっちゃん」キリッ 律「憂ちゃんも大変そうだ」 唯「りっちゃん、時々でも代わってあげてよ」 律「いや、お前が自立しろよ」 唯「そんな殺生な」 律「全く、将来が心配だよ」 唯「進学出来るかどうか難しいもんねりっちゃんは」 律「いつの間に私の話にシフトしたよ。ていうかそれ唯も一緒だろ」 唯「一緒に頑張ろうね!りっちゃん!」 律「うん、頑張るけどさ」 唯「大学に行ったら、私の世話もヨロシクね!」ビシッ 律「……唯だけ落ちればいいのに」 唯「ヒドい!?」 律「ウソウソ。一緒に大学行こうな」ポンポン 唯「うん……」 律「……不安か?」ナデナデ 唯「……うん。少し」 律「大丈夫だって!判定も上がった!しっかり勉強もしてる!私達は強い!」 唯「強いは違うんじゃないかな?」 律「やっぱり?」アハハ 唯「りっちゃん……ありがとう。一緒に大学行こうね!」 律「おう!」 唯「で、一緒に暮らそうね!」 律「え?」 唯「おはようからおやすみまで、一家に一りっちゃんだよ!」 律「まだその話引き摺ってんのかよ!」 唯「だって一人で暮らすとか不安でしょうがないし~」クネクネ 律「何を今更……自立する為の一人暮らしだろ?」 唯「そうだけどさぁ~」モジモジ 律「そもそも私達が二人で暮らすとかおかしいだろ……つ、付き合ってる訳でも無いのに」 唯「りっちゃんなら良いよ?」 律「ふぇ?」キョトン 唯「りっちゃんなら大学居る間ずっと一緒に暮らせそうだし」 律「……それは暗に私に恋人が出来ないって言いたいのか?唯隊員」 唯「私も恋人作らなかったら、ずっと一緒に居れるもんね?」 律「そ……そりゃつまりお前」 唯「澪ちゃんとムギちゃんはホラ、直ぐに出来そうだし」 律「……うん。やっぱり私の事馬鹿にしてんじゃねぇか!」ガシッ グリグリ 唯「痛ただだだだだだ!?」グリグリ 律「ったく。馬鹿も休み休み言えっつの」 唯「うぐぅ……ちょっとしたギャグなのに~」ヒリヒリ 律「でもまぁ……一緒に暮らすってのは悪くないかもな」 唯「でしょでしょ!」 律「じゃあもういっそ唯と付き合っちゃうか」 唯「あ、でも私安くないよ?」 律「そういやそうだったっけ……ん~、こづかい日前で手持ち無いし止めとこ」 唯「もぉ。冗談だってば~」 2
https://w.atwiki.jp/nicoten/pages/1235.html
春ちゃん はるちゃん 【キャラクター】 random_imgエラー:ご指定のファイルがありません。アップロード済みのファイルを指定してください。 詳細はこちら 関連項目 NHKの本気(未作成) 公式が病気シリーズ 動画検索 「春ちゃん」でタグ検索 上位分類タグ NHK (タグ検索 → 検索結果) は行の単語一覧にもどる 「キャラクター」に関する単語の一覧 トップページにもどる - -
https://w.atwiki.jp/25438/pages/238.html
…………………………。 直「もう酔った勢いで言っちゃうけど……はっきり言って私は菫の事が羨ましい!!」ひっく 菫「?……羨ましい?」うい 直「ええそうよ……だって菫は容姿も美人で可愛いし、性格も穏やかで優しいし……」 菫「スタイルだって抜群だし……」 直「家事だって私よりもずっと出来るし……それでいて頑張り屋さんだし……」 直「私が男の子だったら……絶対に憧れたと思うし……」 菫「―――――――!?」どきっ 菫「あ……憧れたって……ど、どういう……//////」どきどき 直「――――わ、私が男の子だったら、菫をお嫁さんにしたい位だって事//////」 菫「―――――――――!!!」どきーん////// 菫<なっ直ちゃん!べ、別に直ちゃんが男の子じゃなくても、お嫁さんになってあげるんだからね!!> 直「でも……それに比べて私は……」はぁ 菫<直ちゃん……そんな風に思ってたんだ……> 菫<直ちゃんが私の事をそんな風に思ってくれてたなんて…ちょっと照れちゃうけど嬉しい……> 菫<でも…直ちゃんは―――> 菫<自分自身の事がまるで判ってないんだ……> 菫<直ちゃん普段はどっちかと云うと、あまり感情や表情を表に出さないから、クラスのみんなからは誤解されがちだけど……> 菫<ホントの直ちゃんは優しくってさり気ない心配りが出来て、弟さんたち想いで、ちょっと不器用な処もあるけど、とっても頑張り屋さんで……> 菫<そして何よりも私なんかより、ずっと美人で可愛いって事……//////> 菫<みんなが…直ちゃん本人すら知らない、気付かない『私だけ』が知っている本当の直ちゃん……>はぁはぁ 菫<教えたいけど教えない……だって教えちゃったら一人占め出来なくなっちゃうもんっ!!>むふむふ 菫<ふふ……私だけの直ちゃん……私だけの――――>ウェヒヒヒヒヒヒh 直「――――みれ―――菫?」ゆさゆさ 菫「―――――――――はっ!!」びくっ 直「どうしたの菫?ぼうっとしてると思ったら、急にニヤついたりして……」 菫「あ、あはははははは。な、何でも無いよ、あはは」///// 菫<お…思わず妄想(ゆめ)の世界に逝きかけちゃった……>てへぺろ 直「まあ……私もお酒なんて初めて飲んだから、ちょっとぼうっとしてきたし、そろそろ寝ましょうか?」 菫「……うんそうだね……」 直「それじゃあ、今お布団しくから……」 菫「……………………」 菫<…………うんっ>こく 菫「ねえ直ちゃん……」 直「ん?何?」 菫「私も直ちゃんのお部屋で寝て良い?」 直「……えっ?……うんいいよ。じゃあ私の部屋にお布団運ぶから手伝って」 菫「うん。ありがとう直ちゃん」ぱぁ …………………………。 しんしつっ!! 菫「ねえ直ちゃん…まだ起きてる?」がさ 直「うん。まだ起きてるよ」もぞ 菫「ねえ…もうちょっとだけお話させて貰ってもいいかな?」 直「うん。いいよ」 菫「ありがとう直ちゃん……私ね…『家族』ってい云うものに憧れてるの……」 直「家族に……憧れてる?」 菫「うん……勿論、私にも家族はいるけど……」 菫「直ちゃんも知っての通りウチは家族レベルで事吹家のお世話をさせて頂いているから、あんまり家族って感じがしないの……」 直「そうなの……?」 菫「……うん。特にお父さんはウチに居る時も『執事の斎藤』って感じで……」 菫「私には兄弟も居ないし…『普通』の家族ってどんな感じなのか、よく分らなかったんだ……」 直「………………」 菫「あっ…でもお父さんは厳しいとこもあるけど、家族想いなのは判るし…別に家族の事が嫌いって事は全然ないんだけど……」 直「………………」ほっ 菫「でも…この前、学園祭の時にここに連れて来て貰った時……」 菫「直ちゃんと一緒にご飯を作ったり。弟さん達と一緒にご飯を食べた時。すっごく心ろ和んで…ぽかぽかあったかい気持ちになって……」 菫「私も直ちゃんの家の家族になった様な気がして、凄く嬉しい気持ちになったの……」 直「そうなんだ……じゃあ私と菫は年の近い姉妹って感じなのかな?」ふーむ 菫「………………」 菫「……ねえ直ちゃん……」 直「何?」 菫「直ちゃんさっき、私の事をお嫁さんにしたいって言ったよね?」 直「……え?いや…確かに言ってけど……それは私が男の人だったらとしたらだから……」////// 菫「いいよ…私……」 直「?」 菫「私…直ちゃんのお嫁さんになってあげる/////」 直「!?」 菫「私…姉妹よりも直ちゃんのお嫁さんになる方がいいっ!!/////////」 直「!!?」 直<菫……何を言っているの???>こんわく 菫「直ちゃんは私がお嫁さんじゃイヤ?」うるうる 直「……う…ううん……イヤじゃないけど…でもそれだとお嫁さん同士になっちゃうんじゃ……?」 菫「それなら大丈夫」 直「?」 菫「直ちゃんが私の旦那さまになってくれればいいの」きっぱり 直「!?」 直「私が……ダンナサマ……???」 菫「ダメ?」 直<た、確かにどっちかと言うと私の方が……>あたまぐるぐる 直「……わ、分かったわよ。いいよ私が菫の旦那さまになってあげる」ふんす 菫「本当っ!嬉しい!!」ぱぁ 直<……もう腹を括るしかない>ドウニデモナレ ……………。 布団「がばっ」 すく 布団「がば」 シーツ「ごそごそ」 直「!?」 菫「ふふ…きちゃった//////」てへニコ 直「ちょっ菫!?」あたふた 菫「でも…ふーふなんだから、一緒のベッドで寝るのは当たり前だよね?」 直<……もう此処まで来たら腹を括るしか無い!!> 直「うん。そうだね。もっと近くてもいいよ菫」 菫「――――!!直ちゃん……」 ぴと 菫「あったか~い。やっぱり二人の方があったかいね//////」 直「うん。あったかい」 直「でも――――」 がばっ 菫「きゃっ////////」 直「ほら…こうやって寄り添えばもっとあったかいよ……/////////」 菫「うん……//////」 菫<直ちゃん……あったかい……ココロもカラダも……> 菫<幸せってこんなにあったかくて、じーんてしちゃうものなんだ……>じわ… 菫「直ちゃ……いえ旦那さま……」ぎゅ 菫「不束者ですが、末永く宜しくお願いします」きり 直「お、おう…」 直<???きゅ、急に畏まって……もう訳が判らなくなってきた……> 直<でもまぁ……菫が可愛いからいいか……>ゼンブウケイレテシマエ 直「そろそろ寝よっか?」 菫「うん……」 直「おやすみ菫……」 菫「おやすみなさい直ty―――ううん…あ・な・た」 ちゅ 直「―――――!!!/////」 直<びっくりした。まあ菫が可愛いからいっか……おやすみ> しんねんど! 直「卒業式で無事に先輩たちを送り出して――――」 菫「入学式も始業式も終わって――――」 直「遂に新生軽音部始動と言った感じかな……」 菫「そう言う事で部長。よろしくお願いします」ぺこり 直「うん分った……ってナンで私が部長をやる事になってるの?」 直「そう言う事は菫の方が合いそうなのに……」 菫「まあまあ来年は私がやる予定だし。それに直ちゃんは――――」 菫「私の『旦那さま』何だから、主人を立てるのは奥さんの務めだし――――きゃっ//////」 ぽっ 直「務めって……まあ来年は菫がやるんだし……まあいっか」 直「まあそんな事より、まずは新入部員が二人以上入って貰える様にしないとね」 菫「うん……そうしないと廃部になっちゃうし……」 菫「そうなったら家庭崩壊になっちゃう……」 直「家庭崩壊?」 菫「そう。直ちゃんがお父さんで私がお母さん。そして新入部員が私達の妹……じゃなくて娘たち」ふんす 菫「その未だ見ぬ娘たちが居ないままだと、私達バラバラになっちゃう……」うう 直<…………菫の脳内で私とまだ見ぬ新入部員は、どんな事になっているのだろうか……??」 菫「でも大丈夫」 菫「直ちゃんはこの短期間でキーボードが凄く上達した!」 直「いや……ちょっと弾けるようになっただけだけど……」 菫「私のドラムも更に上達した!」 直「そうだね」 菫「もう新入部員と云う名の娘たちの受け入れ態勢はばっちり!」 菫「どんとこいです」ふんす 直「よく分らないけど…そうだね」 菫「そして嬉しい事に既に見学希望者が二人も居て、二人共もうすぐ見学をしにやって来てくれる!!」 直「そうだね。是非入ってほしいとは思うけど……」 直「そう言えば山中先生の話だと二人共、中学卒業と同時に他県からこっちに引っ越してきたらしいね」 菫「こっちの事は何も知らない無垢な蕾達……私達の娘にぴったりな感じね」 直「一体……どんな子たちなんだろうね……」 菫「私は梓センパイみたいに全体的にちっちゃくて、つんつんでれでれしてくれる娘がいいなぁ……」ほあ 直「私は平沢先輩みたいなしっかりしてるけど、どこかおっとりしてる子がいいな」 菫「でも、娘は娘。わたしはどんな娘だろうと愛情を以って受け入れる!!」ふんす 直「うん」こく ドア『こんこん』 直・菫<<キター!!>> ドア『がちゃ』 ?×2「失礼します。見学に来ましたー」 直・菫「「!?」」 ?「事情が有りまして島根県から高校入学を機にこちらに越して参りました、岩戸 霞と申します」おじぎ ぽよん 霞「中学の時は麻雀部に所属しておりましたが、心機一転して楽器を始めたいと思いまして入部を希望いたしました」ぽよん 霞「西洋の楽器は初心者ですが、平太鼓に似ている『ドラム』と云う楽器をやってみたいと思っています」ぽよん ?「はじめましてー姉帯 豊音といいます。霞ちゃんと一緒で私は岩手から来ましたー」ぽぽぽぽ 豊音「これまた霞ちゃんと一緒で中学までは、私もマージャンやってたけど」ぽぽぽぽ 豊根「『けいおん!』を視て楽器をやりたくなって、軽音部に入ろうと思いましたー」ぽぽぽぽ 豊音「楽器は『キーボード』がいいですー」ぽぽぽぽ 豊音「ナンか『それ』っぽいからー」ぽぽぽぽ 霞<私と姉帯さんが並ぶと、先輩方の方が後輩に見えてしまうわね……>ぽよん 豊音<先輩方ちょーかわいいよー>ぽぽぽぽ 霞<でも……> 豊音<思ってたよりも……> 霞・豊音<<愉しい部活になりそう!!>>わくわく ぽよん ぽぽぽぽ 直・菫<<………………………>> 菫<でかいお胸が……> 直<でかい身長が……> 直・菫<<おまけに楽器も被ってる……>> 直・菫<<それ以前に――――>> 直・菫<<時系列とは一体何だったのか……?>>ケイオントハイッタイ? 直・菫<<そんな中>> 直・菫<<たった一つ言える事が有る……>> 直・菫<<こんなの……こんなの……>> 直・菫<<せーーーの>>ぐぐっ 直・菫「「こんなの娘じゃなーーーい!!!」」がぁハモ 霞・豊音「「!?何が!?」」びくっ がびーん おしまい。 おあとがよろしいようで。 戻る
https://w.atwiki.jp/stairs-okai/pages/15.html
ちっさーって、美人なんだ・・・ 小鳥のさえずりのような「僕らの輝き」を聞いたえりかちゃんがヒーヒー言いながら去っていくのを見届ける横顔を見て、私はそんなことを考えていた。 マスカラののりがとても良さそうな長くて濃い睫の下で、少し茶色がかった瞳が不安げに揺れている。 「えりかさん、体調を崩されてしまったのかしら。」 目が大きいとか、くっきり二重とかいうわけではないけれど、ちっさーの目は切れ長で黒目がちでとても神秘的だ。困ったような表情で見つめられて、少しドキドキしてしまった。 私とちっさーが一緒にいる時は、大抵一緒にバカなことをやって大笑いしていたから、ちっさーと言えば笑顔、元気、明るい、という印象が強かった。 そのギャップの大きさもあるのか、こうして間近で見つめるおしとやかなちっさーはとても可憐で、守ってあげたくなるようなオーラを纏っている。 「大丈夫だよ。なんかテンション上がりすぎちゃっただけだって。ちっさーが気にすることないよ。」 私が明るく返すと、ちっさーは胸の前で握った手を少し緩めて 「ありがとう、栞菜さん。」 とにっこり笑った。 ・・・千聖はふざけてるわけじゃないよ。 昨日の夜、電話で愛理から真面目なトーンでそう言われたことを思い出す。ちっさーが変わってしまったあの日から、私は何となくちっさーと二人きりになることを避けていた。 元気キャラじゃないちっさーとどうやって話したらいいのかわからなかったし、もしこれが全部ちっさーのわるふざけだったら、私はちっさーを嫌いになってしまいそうで怖かったのだ。 そしてそんな風に考える自分のことも何だかイヤになってしまって、ここ数日、かなり落ち込んでいた。 そんな時、私を気遣ってくれたのか愛理が電話をくれた。私はちっさーに関して自分が思っていることを全部打ち明けた。 感情が高ぶって途中でボロボロ泣いてしまったけれど、愛理は優しい声であいづちを打ちながら、私の話を聞いてくれた。 「そうだよね、千聖が急に違う人になったら怖いよね。」 愛理の声はとても落ちついていて、しゃくりあげる背中をさすってもらっているような気持ちになった。 「でも、あの千聖もちゃんと千聖だよ。 変わっちゃったように見えるかもしれないけど、前と同じで優しくてみんなのことを大好きって思ってくれてる千聖のままだ。 だから私は今の千聖と一緒にいるの。」 何か気が合うっていうのもあるんだけどね、なんて照れ笑いしながら愛理は言った。 「明日、栞菜も千聖と話してみたら?何にも心配することないよ。」 そんな愛理からのアドバイスで、今日はずっと千聖と話す機会を伺っていたのだけれど、結局今に至るまでずっと話しかけられなかった。 「栞菜さん、あまり私とはお話したくないでしょうか?」 「へえっ!?」 悶々と考えこんでいると、いきなり千聖に話しかけられた。 「家族にも、友達にも、千聖は変わってしまったと言われます。でも私には、以前の私がわからなくて。大好きな方たちを困らせてしまうのは嫌なのですが・・・」 「ちっさー・・・」 そっとハンカチで目じりを押さえるちっさーを見ていたら何だかとても悲しくなってしまって、私はちっさーの頭を抱え込むように抱いて一緒に泣いた。 「不安にさせてごめんね、ちっさー。でもキュートはちっさーの家族だから。話したくないなんてありえないから。本当にごめんね。」 そして、いつまでも戻ってこない私たちをなっきーが呼びに来てくれるまで、ずっと抱きしめあって泣いた。(なぜかなっきーも号泣した。) 「どーしたの!?瞼腫れてるじゃん!」 鼻をグズグズさせながら休憩室に戻ると、舞美ちゃんが慌ててかけよってきた。 「喧嘩?殴り合いとか?仲直りは?」 「違うよぅ。」 慌てる舞美ちゃんがちょっと面白くて、思わず顔を見合わせて笑ってしまった。 「私たちは仲良しでっす!さて、顔洗ってくるね!いこ、ちっさー」 「あ、栞菜さん。」 「・・・栞菜でいいよ」 「はい。・・・・・栞菜。」 ちょっと!私だってまだ愛理さんなのに!と愛理が後ろで叫んでいるのを尻目に、私とちっさーは手をつないで水道まで走った。 戻る TOP 次へ コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/1117.html
485 名前: クロちゃん風 05/03/17 00 17 39 ID ??? その時のプレイヤーも慣れたもので敵の正体が分からないのは危ない、と思ったんだろうね、 まずは敵を鑑定してみたんだ。このGMがまともなエネミーを出すわけがない!なんて心配してたの かもしれないね。でもその時のマスターは笑ってこう答えたんだ。 「ああ、そいつはダイヤゴーレム。」 「え、なんだ普通のゴーレムか。よしっ、みんな、魔法攻撃だ!」 アリアンロッドではゴーレム系は普通物理攻撃に強い代わりに、魔法攻撃にとても弱いエネミーってことに なってるんだ。敵の名前を知って安心したのか、百戦錬磨の冒険者たちは全員武器に魔法をかけると、ここぞと 強力な攻撃を連発したんだ。ところが、すぐに倒れるかと思われたゴーレム君、なぜかいくら殴ってもぴんぴんしてる。 「おい、もうずいぶんラウンドがたつぜ!」 「ぜえぜえ。おいっ、メイジ!お前の言うとおり魔法攻撃してるけど、全然効いてないじゃないか!」 「お、おかしいなあ。ゴーレムは魔法防御がぜんぜんないはずなんだけど…。ねえマスター、これ本当にダイヤゴーレムなの?」 「さっき言ったとおりだよ。「ダイヤゴーレム。」だ」 「んっ?おいっ、なにかおかしいぞ!その間はなんだ?」 「これはダイヤゴーレムによく似た、魔法防御が40ある「ダイヤゴーレム。」なんだよ!ほら、ここに「。」がついてるだろ?」 「詐欺だぁー!」 そう、そのマスターはルールブックによく似た名前のエネミーを自作して、魔法攻撃にも強いように変えちゃっていたんだ! これじゃいくら魔法で攻撃しても倒れるわけないよね。辛くも生き残ったその冒険者たちは、その後JARO (エリンディルにもあるのかな?)に駆け込んで「類似品にご注意下さい!」って広告を出してもらうことに したらしいんだけど、果たしてこんなマスターに効果があるのかねえ? スレ58
https://w.atwiki.jp/stairs-okai/pages/13.html
これは一体どういうことだろう。 階段落下事件から3日後、ダンスレッスンに現れた千聖は何と日傘を差していた。 「ごきげんよう、愛理さん。」 「あ、はい、ごき、げんよう。」 えりかちゃんが視界の隅でマックシェイクを噴射した。 「私、もっとお肌のお手入れに気を使おうと思いまして。良いお化粧品に心当たりがあったら教えてくださいね。」 「あ、はい、よろ、こんで。」 千聖はにっこり笑うと、着替えのためにロッカー室に入っていった。 緊張の糸が解け、私は床に座り込んだ。 「愛理、大丈夫?」 「うん・・・えりかちゃんも口の周り拭いてね。」 正直、今までのやんちゃで明るい千聖のことは、同い年なのにちょっと子供っぽいと思っていた。 一緒にふざけたりすることはあっても、真面目に語り合ったりできるのかな?とそういう場面では千聖を遠ざけていたかもしれない。 でも今日の千聖ときたら、見慣れたショートパンツでもTシャツでもない。 淡いピンクのシフォンブラウスに細かいフリルのついたスカートという、ファッションまで変わっていた。 本当に、変わってしまったんだなぁ。思わずため息を漏らす。 「やっぱショックだよね。もうまるで別人じゃない?千聖。」 「う、うん。」 心底悲しそうに呟くメンバーを尻目に、私は少しわくわくしてきていた。 新しい千聖はどんな子なのだろう。 ファッションの話やお化粧の話にも乗ってきてくれるのだろうか。 もっといろんな話ができるようになるだろうか。 元に戻らなかったからっていつまでも嘆いていたくはない。 私は今の千聖を受け入れることに決めた。 男の子っぽくてもお嬢様になっちゃっても、私は結局千聖が好きだから。 「お待たせいたしました。」 「千聖、こっちでいっしょにストレッチいたしましょう?」 私は丁寧にお辞儀をしてレッスン室に戻ってきた千聖の手を取って、あっけにとられる皆の前を通り過ぎた。 戻る TOP 次へ コメントルーム 今日 - 昨日 - 合計 -
https://w.atwiki.jp/crazyanchang/pages/21.html
くれいずぃ~あんちゃん杯(仮) CrazyAnchang及びあんちゃん部屋常連主催の大会。 ランキングバトル方式での開催になります。 数度の大会を開催しポイントをより多く稼いだ人を優勝とする。 第一回開催日程 2012年2月25日(土)20 00~ 募集期間 2012年2月6日~ 基本ルール 参加は一人一タグまで。 (例:第一回にはタグ1 第二回にはタグ2で出場し「同一人物だからポイント統合して!」といった類の願いは受け入れません) バルxバルの通称「影縫い」と呼ばれるバグの使用禁止、確認次第失格扱いとします。 大会形式 トーナメント勝ち抜き方式 90秒2セット先取 第一回特殊ルール(重要!) Jane、戦、テムA、PH、火、テツオ 上記6機体を特別扱いとし、上記機体同士でのペアを禁止とする。 (例:xJane&戦 xテムA&PH ○テムA&J+) 第一回備考 ペアでの参加OK、個人枠も用意します。 ペアでの参加の場合どちらか片方が箱VC、もしくはスカイプチャットを使用できる環境の用意をお願いします。 総合Staff(敬称略) CrazyAnchang(大会時配信予定) taririn(大会時配信予定) ARGAN POWERED HARUNNYU The SP Shinobi 当日大会配信協力者様 inushiba747a様 スタッフやってもいいよー!という方募集中です。 他詳細決まり次第随時更新予定! 不明な事はCrazyAnchang又は大会スタッフへお問い合わせ下さい。 CrazyAnchang連絡先↓ 【Twitter】Kurozaru_TBc 【Skype】kurozaru_tb 【箱タグ】CrazyAnchang 大会Staff公式Twitter 【大会メイン垢】CrazyAnchangCup 【Staffはるんにゅ】HARUNNYU_CAC 【Staffあーるがん】ARGUN_POWERED_CAC 【Staffしのび】snvy_cac
https://w.atwiki.jp/irosuma_doujinshi/pages/515.html
ゴマフちゃん。少年芦辺のアザラシとは違うのである。 いつもは只の可愛い♀のゴマフアザラシだが 利口で悪巧みをし、腹黒い性格である。 兄がいるらしい。
https://w.atwiki.jp/imassousaku/pages/144.html
女同士なんて気持ち悪いと思った、のに。 更衣室ではいつも隅で身を縮こませながら着替えていたのが普通だった千早が、人並みに振舞えるようになったことに春香は内心、喜んでいた。 コンプレックスからか、人と一緒に着替えることさえ拒んでいた千早がここまで変わってくれるなんて。 まるで保護者のような感慨に浸りながら、当時のことを思い浮かべてはニヤニヤとした笑みを浮かべる春香。 そんな彼女にも、千早の視線が外れることはなかった。 ブラウスのボタンがひとつ、またひとつと外れていく度に千早の心はざわつく。 少し赤みがかった肌と白のブラジャーとの稜線が目に映るともう釘づけで、それでも片端に残った良心でもってチラチラと、 春香に気づかれないように観察を続けた。 無いものねだりだと、自分の胸を見て千早自身はそう片付けたつもりだった。 けれど、目に映る景色の中心には常に春香がいて、彼女よりもスタイルの良い女の子が並んでいても視線の向かう先はいつも同じ。 親友を羨む感情なんだと自分に言い聞かせているのに必死になって、 自分の中にいる、一番ちっちゃくてワガママなちーちゃんが口を開いてトドメをさされた。 すきなんでしょ? 着替え終えた春香がこちらを向いて、やっと自分の手が止まっていたことに気づく。 どうしたの? とクリクリとよく動く瞳が千早の胸を打つ。 やめて、そんな純粋な、綺麗な目で見ないで。 自分の中のちーちゃんがお腹を抱えて笑っているのを、千早は耳を塞いでやり過ごす。 少し春香の顔に怪訝そうな色が浮かび始め、「なんでもないわ」と、千早はボタンに手をかけた。 滞りなくボタンを外すはずがなかなか終わらない。 やけに凝ったデザインの為か、小さくて数の多いボタンに苦労する。 それでも普段の千早ならなんてことはないのだけれど、俯いたまま目だけで正面を見ると、相変わらず笑顔の春香がそこにいた。 もう彼女は着替え終えている。 待っていると言われればそれだけのこと。けれど、微動だにしない(ように見える)春香にある種の恐怖すら覚え始めていた。 なんとかボタンを外し終え、今度は千早が胸を露にする。 春香は動かない。小刻みに震え始めた手にはもう気づいているのだろうか、あらゆるものが千早を不安にさせる。 ねえ、千早ちゃん。 なんと意地悪なタイミングなのだろう。 ビクリとして千早が顔を上げると、春香は先ほどまでの笑みを浮かべたままだった。 着替えてて良いよ、と言われたけれど上手く体が動いてくれないことに千早は更に焦る。 なにより、「私のこと、いつも見てるでしょ?」なんていわれた日には千早はパニックに陥るしかない。 内心、どこかの舞台から飛び降りたい気分でも着替えは続く。 次に何を言い出すのか、耳と心臓だけはせっせと働いていた。 「気づいてないと思った? いつからか分からないけどすぐ分かったよ」 震えが収まらない。 次に出てくるであろうと、勝手にシミュレーションしている最悪の言葉が秒刻みで更新されていく。 うなづくことも出来ない千早。その様子を見て、「正直ね」と、春香はひとつ大きな息をついて続けた。 気持ち悪かった。 大きな大きな杭が胸を貫く。 何度味わっても、絶望に慣れることなんてないことを千早は改めて実感してしまう。 千早は考える。きっと春香の目には自分はなんて醜い生き物に見えるだろうと。 おこぼれを貰おうと下卑た笑顔で近づいてきた、今まで自分が拒否してきた人たちが小さいちーちゃんと共にせせら笑っているようにも思えた。 完全に挙動を停止した千早。他人から見れば、まるでその周囲の時間まで止まってしまったような空間が千早の中だけで広がっていく。 だから、「泣かないで千早ちゃん」と春香に言われ、やっと自分が泣いていることに千早は気づいた。 しかし、この絶望は到底、収まるものではない。 気持ち悪いと思っている人間とよく一緒にいられるものだと、一番外側にいる自分が強がりを言っていた。 でもね、と春香はハンカチを出して千早の頬に手を伸ばす。 イヤイヤと駄々っ子のようにかぶりを振る千早を無理矢理捕まえると、「お化粧、またやんなきゃね」と千早の頬を拭った。 「でもね、千早ちゃんなら良っかなって思ったんだ」 「……気持ち悪いのに?」 「うん。私もなんだかんだで見てるから」 「なら……春香も気持ち悪いわ」 「そうだね。気持ち悪いね」 人間はなんて現金な生き物なんでしょう。ほら、もう私の心は晴れているわ。現金ね。ずるいわね。 自分の中のちっちゃいちーちゃんが歌っている。千早はそっと近寄ってその子の頭を撫でてあげた。 お互いに涙でボロボロでみっともなかったけれど、自分のことを初めて可愛いと思った。 ちーちゃんはムッとした顔でそっぽを向くと、どこかへ行ってしまう。 千早はそんな愛おしい自分をずっと眺めていた。 おわり