約 66,491 件
https://w.atwiki.jp/millionbr/pages/207.html
空見て笑って 太陽が少し傾きかけてきた頃。 風が草木を撫でる道を二人は行く。 終わりの見えない旅路を想起させる、どこまでも広がる森林地帯。 「二人と合流したら何か食べよう。お腹が空いてたら元気出ないからね」 わざとらしいほどに明るく、響が語りかける。 風花もまた深入りすることはせず、静かに頷く。 結構な距離を歩いただろうか。 約束の場所はここからそう遠くないはずだ。 「環たちが亜美を見つけてくれてればいいんだけど」 「ほんとに、どこに行っちゃったのかなぁ?」 「案外この近くにいたりして、なーんて」 冗談めかして言いながら、響は辺りを一瞥する。 何者かが木陰に姿を隠すのが見えたが、何の変哲もない林道だ。 「…………え?」 いや、そんなはずは。 しかし、今確かに響の目に映ったのは―― 「亜美……?」 先程まで血眼になって探していた、双海亜美その人なのだから。 だが、名前を呼んでも返事はない。 「亜美ちゃん? 亜美ちゃんなの?」 響の声に気付き、風花もまたその名を呼ぶ。 依然として、応える者はいない。 真相を確かめるべく、風花は背後の大木へと歩み寄る。 「待って! 風花! 近づいたら危険だ!」 呼び止められ、思わず足を止める。 響も風花も、亜美を連れ戻したい気持ちに嘘はない。 だが、一度襲われたことがどうしても尾を引いてしまっている。 「……亜美ちゃん、ちょっとだけでいいから、私の話、聞いてくれないかな」 「……」 幾許かの沈黙を経た後、亜美はゆっくりと姿を現した。 手を後ろで組み、ばつの悪そうに視線を逸らしている。 「亜美ちゃん、急にこんなことになって、不安な気持ちなのはわかるよ。 でも、だからってみんなを傷つけるのは、絶対間違ってる……」 子供を諭すように風花は語りかける。 「早まっちゃ駄目……こんなときこそみんなで力を合わせなきゃ。 だって私たち、同じ事務所の仲間でしょう? もっと私たちを頼ってよ……」 その声は、彼女の本心からの言葉。 楽しかった日々を取り戻す。 それを切に願う悲痛の叫び。 「私だけじゃない。響ちゃんも……みんなも待ってる。 きっとまたやり直せるよ。だから……一緒に行こう、亜美ちゃん」 そう言って、風花は手を伸ばす。 その優しい笑顔は、かつて見た面影と全く変わらなくて。 「わかったよ……」 亜美が答える。 弱々しく、けれど確かな決意を秘めた眼差しを向けて。 そして、差し伸べられた手を…………掴むことはなかった。 「……やっぱりこうするしか方法はないって」 腕を振り抜く。 肉を穿つ生々しい音が木霊した。 「風……花……?」 風花の首から鉄の杭が顔を出していた。 中に詰まった赤い液が隙間から滲み出る。 やがて杭が引っ込むと、腕を伸ばした体はゆっくりと倒れ伏した。 「なんでだよ! 風花はこんなに亜美のことを想ってくれていたのに!」 「うるさいうるさい! ……もう、イヤなんだよ……。 助かりっこないのに、期待したくないんだよ……。 夢見させるようなこと言わないでよ!」 亜美が吼える。 あの頃に戻れるものなら戻りたい。 そう願っていたのは亜美も同じだ。 だが、もう遅い。 ここで折れてしまったら、何の為にひなたを殺したのかわからなくなってしまう。 もう、戻れない領域まで来てしまったのだ。 「もう決めたかんね……! 亜美、みんなをブッ殺して、絶対生き残ってやるから!」 「亜美! 話を聞いてくれ! 亜美っ!」 だが、響の言葉も亜美の耳には届かない。 躊躇いなく、一直線に駆け寄る殺意を前に、響は―― 「っ! ……ようやくやる気になったんだ?」 自身の武器をその手に構えていた。 【豊川風花 死亡】 ◆ ◆ ◆ 「ひびきとふうか、遅いなぁ……」 「どうしたんだろう。道に迷っちゃったのかなぁ」 待ち合わせの場所には琴葉と環しか来ていなかった。 約束の時間はとうに過ぎているのに、響と風花がくる様子がない。 「……ちょっと探しに行こっか」 「うん! 早く行こう!」 何か事故に巻き込まれた可能性もある。 二人の無事を祈りながら、彼女らが向かった方角を目指す。 「ねえことは、何か聞こえない?」 「そういえば……何の音だろう」 しばらく道なりに進んでいると、彼方から妙な音が聞こえてくる。 金属同士がぶつかり合うような音だ。 まるで剣戟のような―― 「――ッ! 環ちゃん! 行こう!」 「え? う、うん!」 この音は恐らく戦闘によるもの。 誰かが命の危機に晒されていることは想像に難くない。 やや強引に環を引き連れ、音の源へと急行する。 「響ちゃん! 風花さん!」 悪い予感が的中してしまった。 今正に戦闘を行っていたのは響ともう一人、双海亜美。 「あ……ふうか……」 風花は……見るに堪えない姿になり果てていた。 事態が呑み込めず、環はその場で硬直している。 一方、響の状況も芳しくない。 亜美の暴走を止めようと奮闘してはいるが、武器を振るうことにまだ迷いが見える。 当然、全力で殺しにかかる亜美とぶつかり合えば劣勢に陥ることは必然。 琴葉の呼びかけに応じる余裕もない。 「ぐっ、しぶといなぁ!」 鶴橋と鉈が幾度も衝突する。 命を刈り取るため、何度も何度も必殺の一撃が放たれる。 「どうしよう……このままじゃ響ちゃんが……!」 助けに行きたいが、迂闊に近づくことすらままならない。 亜美の攻撃をなんとか凌いでいるが、次第次第に響が押され始めていた。 あとどのくらい攻撃を捌けるのかも定かではない。 (やっぱり、これを使うしかないの……?) 琴葉は自身が携帯する銃に目をやる。 この距離なら亜美に反撃されることなく響を援護出来るだろう。 だが、撃てるのか。 かつての友を射殺す、その覚悟が自分にあるのか。 先程出来なかったことが今急に出来るようになるのか、と。 琴葉は自問する。 「そこっ!」 「ッ!? あぁっ!」 などと思案している内に、戦況が大きく変化する。 鶴橋が鉈を掠め取り、地面に落下させたのだ。 すかさず腕を振り上げる亜美。 万事休すか。 「響ちゃん!」 まだ終わらない。終わらせない。 琴葉は半ば無意識の内に銃を構える。 ――轟音が響き渡った。 沈黙。 辺りは静寂に包まれる。 鶴橋を構えたまま硬直する亜美。 引き金に力を込め続ける琴葉。 そして―― 「なん……で…………」 響の体が崩れ落ちた。 「…………え?」 呆気にとられる。 亜美を狙って銃を構えた。 そして引き金を引いた。 なのに、なぜ響が倒れる? 「違っ……そんな……っ、私……」 言うまでもない。 外したのだ。 銃など見たこともない少女が覚悟を決めたところで、使いこなせるはずがなかった。 (私じゃ、ない……私は……ちゃんと、狙って……) 犯した罪の大きさに耐えきれず、無心で逃避する。 私じゃない。 私は悪くない、と。 (違う、違う、違う違う違う違う! 私じゃない私じゃない私じゃない! 私のせいじゃな 響いた音が途絶えた後、少女が倒れ伏した。 後悔に顔を歪め、首筋から鮮血を吹き出す琴葉。 隙をつき、頭蓋を陥没させてやるつもりであったが、逸れてしまったらしい。 走りながらの攻撃では精度に欠けたか。 「……っ!? うあうあ~っ!?」 一息ついた直後、不意に亜美の天地が逆転する。 何故倒れてしまったのか。 その原因は亜美の眼前にあった。 「っ、たまきち……!」 「返せ……」 亜美を押し倒し、上から睨みつけているのは環だった。 「返してよ……」 呟く声が聞こえた刹那、亜美の顔に重い痛みが走る。 「返せ……! みんなを……返せぇっ!」 怒りに身を任せ、環は拳を振るい続ける。 右。左。右。左。 何度も何度も、何度でも。 我に返った頃には、環の目の前は真っ赤に染まっていた。 腫れ上がり、痣に歪んだ亜美の顔。 皮膚が擦り剥け、血に塗れた両手。 倒れた琴葉の体から流れ続ける血。 何も残らなかった。 ふうか。ひびき。ことは。 何度痛めつけても、何度怒鳴っても、もう誰も帰って来ない。 「うう……うあぁああああぁ!」 急に居た堪れなくなり、環は走り去る。 凄惨な光景から目を背けるように。 失った希望を追い求めるように。 これで本当に、何もなくなってしまった。 (あー……亜美、まだ生きてるんだ……) 壮絶な責め苦を味わいながらも、亜美はまだ死に至ることはなかった。 体が重い。 意識が朦朧とする。 顔が燃えるように熱い。 それでも、生きていた。 (いっぱい、殺しちゃったなぁ) ひなたの頭を叩き割った。 風花の首に風穴を空けた。 響を殺す寸前まで追い詰めた。 琴葉の体に楔を打ち込んだ。 たった一日で四人。 沢山の仲間を手に掛けた。 もう、人としての尊厳を保てない程に。 それでも、生きていた。 (風花お姉ちゃん、最後の最後まで心配してくれたっけ) 薄れゆく意識の中、脳裏に浮かぶのは風花の最期。 決して諦めず、何度も何度も、優しい言葉をかけ続けてくれた。 結局、亜美には届かなかったけれども。 今となっては、彼女の慈愛が骨身に染みる。 だけど、死ぬことだけは絶対に嫌だった。 どんなに無様でも。 何の為に生きているのかわからなくなっても。 地を這ってでも生き延びてやるつもりだった。 (でも……今は少しだけ……) もう体の感覚がない。 今だけは、これ以上何も考えたくなかった。 虐殺に身を投じる破滅の未来にほんの少しの恐れを覚えながら、亜美は静かに瞼を閉じる。 【一日目/日中/B-1】 【双海亜美】 [状態]体中に擦り傷、顔面に無数の殴打痕、心身共に疲弊 [装備]鶴嘴 [所持品]支給品一式、ランダム支給品(0~1) [思考・行動] 基本:死にたくないから、殺し合いに乗る 1:もう疲れたよ…… 2:真美には、会えない。けど…… 3:希望って……なんだろうね? ※琴葉、響、風花の支給品一式はB-1に放置されています。 ◆ ◆ ◆ たまきを置いていったふうかが嫌いだ。 弱っちいひびきが嫌いだ。 ひびきを撃ったことはが嫌いだ。 みんなに酷いことするあみが嫌いだ。 助けに来てくれないおやぶんが嫌いだ。 みんなみんな、大っ嫌いだ! 【一日目/日中/B-1】 【大神環】 [状態]体中に擦り傷(応急処置済み) [装備]なし [所持品]支給品一式、ランダム支給品(1~2) [思考・行動] 基本:みんなと一緒にいたかった 1:誰か助けてよ……! ◇ ◇ ◇ 終わってしまった。 何もかも、これで本当に終わり。 結局、だぁれも助けられないまま。 ……いや、それだけで済んだならどれだけよかっただろう。 響ちゃんは私のせいで死んだ。 私さえいなければ、まだ生きていられたのに。 「うぅ……うあぁっ……うあぁああぁ……っ」 私は子供みたいに泣きじゃくっていた。 あまりにも無力な自分が情けなくて。 惨めで。悔しくて。 嗚咽を漏らすたびに体が軋む。 心が悲鳴を上げている。 痛くて、痛くて、苦痛は増していくばかり。 それでも、涙は止め処なく溢れ出した。 これはきっと、私への罰。 偉そうに指示するだけで何の結果も残せない、役立たずな私が背負う十字架。 ならば、甘んじて受け入れましょう。 誰に看取られることもなく、苦しみを抱いて逝きましょう。 「やっぱり……琴葉は……泣き虫、だなぁ……」 耳を疑った。 もう決して聞こえるはずのない声が響き渡る。 「ひび……き……ちゃん……?」 掠れる声でそっと呼んでみる。 もう届かないと思っていたその名前を。 声を発するだけで喉が焼けるように痛い。 「自分が、いないと……だめ、みたい、だね……」 聞き間違いじゃなかった。 響ちゃんはまだ生きている。 だけど、それもきっと時間の問題。 「ごめん……なさい……ごめん、なさい……っ」 だって、貴女の声は今にも消えてしまいそう。 「わたしの……せいで……!」 「琴葉は……悪くない、ぞ……」 私の言葉を響ちゃんが遮る。 「ちがうの……! わたしが……はずした、から……!」 「琴葉が……誰かを、殺す……ところ、なん……て……見たく、ない……よ……」 「でも……でも……!」 言葉を続けようとする私の手に温かい感触が触れる。 もう視界が霞んでわからないけれど、響ちゃんが手を握ってくれているみたい。 「自分……気にして……ない、から……泣かない……でよ……」 体を撃たれて。 理不尽な痛みを与えられて。 それでも尚、私を気にかけてくれる。 「琴葉は……ずっと、頑張って……きたん……だから……」 どうして? どうしてそんなに優しくしてくれるの? 最初にここで会った時もそう。 こんな私に構ったって、なんにもいいことなんてないのに。 ごめんなさい。 本当にごめんなさい。 何度謝ったって、決して許されることじゃないけれど。 ねえ、正直に言ってよ。 こんな目に遭うのは琴葉のせいだって、もっと怒ってよ。 言いたいこと、伝えたいことはたくさんあるのに、言葉が出てこない。 「綺麗な……空、だなぁ……」 響ちゃんが誰に語りかけるでもなく、そっと呟く。 もう何も見えないけど、きっと綺麗な青空なのだろう。 「みんな……この空の……上で、待ってる……のか、なぁ……」 何となく、その言葉の意味が分かった。 春香ちゃんを始め、ここで散っていったみんな。 世迷い事かもしれないけど、確かにどこかで待っててくれているような気がする。 ……私たちも、今からそっちへ向かうのかな。 「ほんとう、は……じぶんも……こわいんだ……」 不意に、私の手を握る力が強くなる。 「ひとりは……いやだよ……」 さっきよりも更に弱々しい声で、私に語りかける。 「て……はなさない……でね…………」 なんだ。 同じなんだ。 私も、響ちゃんも。 私もそっと手を握り返す。 響ちゃんの気持ちに応えるように。 貴女はいつも気丈に振る舞っているけれど、本当はとっても寂しがり屋で。 そんな貴女がとても近しい存在に思えて。 ずっと私を支え続けてくれた響ちゃん。 ようやく気付いた。 貴女に捧げる言葉は謝罪なんかじゃない。 ありがとう。 一緒にいてくれて。 こんな私でよければ、どうかその手を離さないで。 正直に言えば、今も怖くて怖くてたまらない。 だけど、貴女がついていてくれるなら―― 「わたしは……もう……だい、じょう……ぶ…………」 【我那覇響 死亡】 【田中琴葉 死亡】 Walther Groggy 時系列順に読む ひなた のろい 投下順に読む Walther Groggy 田中琴葉 死亡 大神環 ♪空の向こうへ 我那覇響 死亡 豊川風花 死亡 双子の星座 双海亜美 ▲上へ戻る
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau9/pages/494.html
前 さくやがまりさの家族の一員になってから2週間が経ったある日の早朝、その事件は起きた。 「まりさ、れいむはゆっくりいってくるよ!おるすばんおねがいね!」 さくや以外の子どもたちはまだ眠っている時間に、そう言ってれいむは家を出て行った。 そして、それから10分ほど経った頃、どこからともなく声が聞こえてきた。 『やあ、さくや。聞こえているかな?』 「なんでしょうかですわ、だんなさま!」 さくやは正体不明の声に名前を呼ばれ、律儀に反応している。 「ゆ!?だれなの!?どこにいるの?!ゆっくりでてきてね!!」 『さきや、君に命令したいことがあるんだ』 「なんでしょうかですわ、だんなさま!」 まりさの言葉に一切耳を貸さず、さくやに話しかける声はとんでもないことを口にした。 『そこのまりさと交尾しろ』 「かしこまりましたですわ、だんなさま!」 「ゆ!“おまえ”はそんなこえのいうこときいちゃだめだよ!ゆっくりおちついてね!」 まりさはその指示に従って振動を与えて気持ちを高めようとするさくやを必死に止めようとしたけれど、種族に由来する力の差で振り回されてしまうだけだった。 「はあ・・・はぁ・・・おとうさまぁ・・・なまえをよんでくださいですわぁ・・・」 幼さに似合わない艶を含んだ声で甘えるさくやはゆっくりとまりさに擦り寄ってくる。 「ゆ・・・だめだよ!ゆっくりやめるんだぜ!」 「そんなこと、いわずに・・・さくやをあいしてくださいですわぁ・・・」 さくやがまりさに擦り寄って、さくやから逃げるようにまりさが退いて・・・それを何度か繰り返しているうちにいつの間にか壁際まで追い詰められてしまっていた。 「ゆ!・・・本当にやめるんだぜ、さくや!」 「なんで『さくや、まりさと交尾しろ』 出来れば使いたくない手まで使ったのに、何の意味もなかった。苦虫を噛み潰したような表情のまりさに向かって声はこう続けた。 『今度、止めさせようとしたら・・・子どもたちを殺せ、って命令しちゃうよ?』 「ゆ!?そ、そんなのだめだぜ!」 『じゃあ、おとなしく義娘と交尾するんだ、いいね?良かったじゃないか、若くて可愛らしい娘がキミみたいな所帯持ちに大胆に迫ってくるなんて早々あることじゃないよ?』 「おとう、さまぁ・・・さくやは・・・さくやは・・・ぁ」 さくやに家族を殺させる・・・それだけはなんとしても避けねばならない。そう考えたまりさは意を決して、さくやの激しいアプローチから逃げるのをやめた。 「まりさ・・・なに、してるの?」 幸運にも大量の食料を容易く見つけたれいむが家に帰ったとき、信じられない光景がそこに広がっていた。 「おとうさまぁ・・・すごいですわ・・・ゆぅ・・・」 普段の幼さの中にどこか大人の艶やかさの混じった、霊夢の見たことのない表情で嬌声を上げる義理の娘。 「さ、くやぁ・・・もっと・・・もっとおおおお・・・!」 そして、娘にとろけきったような表情でわが子に自分への奉仕を命じるまりさ。 「かしこまりました・・・ですわぁ、だんなさまぁ・・・!」 いっそう激しくなる愛撫と振動。とめどなく溢れ出してくる愛液。れいむの帰宅にすら気付かなかった2匹が達するのまもう目の前だろう。 「んほおおおぉぉぉおおおおおお!!すっきりーーー!!」 「んほおぉおぉぉおおお!!おぜうさまあああああぁああ!!」 2匹が果てた後もその光景を信じられないといわんばかりの表情で見つめていたれいむは、意を決してさくやとまりさに話しかけた。 「なにを・・・してたの?」 「・・・れ、れいむっ!?これはごかいなんだぜ!ゆ、ゆっくりりかいしね!」 れいむの表情から、一部始終を見られていたことを理解したまりさは言い訳を始める。 「ゆぅ・・・ですわぁ・・・」 一方のさくやは始めての交尾で疲れてしまったのか、まりさの隣でぐったりとしている。 「じぶんのこどもとこうびしておいてごかいもなにもないよっ!?」 ただの浮気でも許しがたいことなのに、よりにもよって自分の義娘とこんなことするなんて・・・。 「ちがうんだぜ!にんげんがっ・・・」 「どこににんげんがいるのっ!?うそなんかつかないでね!!」 怒り心頭でにじり寄るれいむにひるんでゆっくりと後退するまりさ。「ねえ!これはどういうことなの!?」 「ちがうんだぜ!?さ、さくやがっ・・・!?」 「な、なんでしょうかですわ、だんなさま・・・!」 まりさが名前を呼んだ瞬間に疲労でくたくたのはずの体に鞭打って起き上がったさくやは従者モードになる。 「まりさ・・・いま、なまえでよんだよね?」 「そ、そうだぜ?」 「どぼぢでなばえでよんぢゃうのおおおお!!あのひ、名前で呼ばないようにぢようねっでやぐぞぐぢだじゃない!!」 「ゆ!?」 「・・・まりさ、なまえをよんでさくやにあんなことさせたんだね!?もうおこったよ!!」 「だから、ちがいうっていってるんだぜ!?」 「さくや!まりさをゆっくりおしおきしてね!!」 「かしこまりましたですわ、おくさま!」 そう言うが早いか、さくやはまりさに問答無用の体当たりを仕掛けた。 「ゆぎゃ!?」 壁にたたきつけられ、餡子を吐くまりさ。ゆっくりと床に落下した直後にさくやが頭上からボディプレスを仕掛けてくる。 「ゆっぐ!?ゆげぇ!?ゆぎぃ・・・!!」 1回目。口から餡子を吐く。 2回目。下手に避けようとしたせいで、体の端っこのほうを踏まれてしまい、その拍子に皮が破れる。 3回目。皮を破られた痛みで動けないでいるところを直撃。さっき破けた場所から大量の餡子が飛び出す。 4回目。餡子と右目を撒き散らしたまりさはぴくぴくと痙攣し始めた。 まりさがほぼ瀕死なのを確認したさくやはそこで攻撃をやめ・・・ 「いかがでしょうかですわ、おくさま!」 と、誇らしげに胸を張った。 「お~、ずいぶん派手にやったなぁ♪」 「ゆ!おに・・・もが!? 僕はゆっくりの巣に侵入すると、すぐに母れいむの口を押さえて、さくやの従者モードが解除されるのを待った。 「ゆ!?おとーさん!なにがあったんですわ?!」 「ゆ・・・ゆぐ・・・」 まりさのそばに駆け寄るさくや。死んでいないことだけは何とか確認できたが、安心出来ない状況に変わりはない。 「だ、だれか・・・!?」 助けを呼ぼうと辺りをきょろきょろ見回し、その拍子に母れいむと僕を見つけたさくやは驚き目を見開くと、果敢に僕に食って掛かった。 「あなたはだれですわ?!あなたがこんなことしたんですわ?!」 疑問文がわけわからん。そんな突込みを脳内でしながら、さくやに事実を教えてあげる。 「違うよ。それをやったのは君だよ」 「う、うそですわ!」 「嘘じゃないよ。ねぇ、れいむ君?」 と、口を押さえられて喋れないれいむに問いかける。 それから、耳元で「そうだと言わないと僕が君たちを皆殺しにするよ?」と囁いてから手を放した。 「・・・ゆ!?ゆぅぅぅ・・・そうだよ!さ、さくやがやったんだよ!」 さくやはその言葉に驚愕し、絶句した。 「れいむ、奥にいる子どもたちをここに連れてきなさい。断ったら・・・わかってるよね?」 わなわなと全身を震わせ、いやいやをするように体全体を左右に振るさくやを尻目に、僕はれいむにそう命じた。 ようやく目を覚ましたときには目の前に子どもたちが並んでいた。 それかられいむがいて、さくやがいて、見知らぬお兄さんがそこにいた。 その場の主導権を握っているのは見知らぬお兄さんで、れいむはそのお兄さんに酷く怯えていた。 さくやは酷く取り乱していて、部屋の隅のほうでがたがたと震えていた。その姿を見ているとこんな目に遭わされたのに、そばに行って頬ずりをしてあげたくなる。 けれど、餡子を大量に失ったまりさは歩くことどころか、声を出すことすら出来ない。 痛い目に遭わされたとは言え、愛するパートナーが怖い思いをしているのに、子どもたちが自分を見て泣き叫んでいるのに、ただ見ていることしか出来なかった。 そんな、見ることしか出来ないまりさを尻目にお兄さんは笑みをたたえたままとんでもないことを口にした。 「あっちでぼろ雑巾になっている君たちのお父さんがいるだろ?アレをやったのはそいつなんだ♪」 お兄さんは怯えるさくやを指差す。それにつられて子どもたちがさくやを見ると、さくやはいっそう怯えたような表情で身を強張らせる。 けれど、ずっとさくやと一緒に過ごしてきた子どもたちはそんな言葉を信じるはずがない。 「ゆ!おにーさんはうそつきだね!」 「“このこ”がそんなことするわけないよ!」 「そうだぜ!まりさは“おまえ”をしんじているんだぜ?」 と、自信たっぷりにさくやにウインクする子までいた。まりさはほっとした。次にれいむが口にした言葉を聞くまでは。 「ほ、ほんとうだよ!まりさをあんなにしたのは“あいつ”だよ!」 その言葉に子どもたちは愕然となり、信じられないというような様子でさくやをみる。 「ほ、ほんとうなんだぜ?」 「ゆ・・・」 もはや心ここにあらずといった様子のさくやには応えることはできない。 「ほ、ほんとうにほんとうだよ!みんなれいむのいうことがしんじられないの!?」 信じられない。れいむがあんなことを言うなんて。まりさがさくやとすっきりしたことがそんなに許せないの? れいむの2度目になるその言葉を一番甘えん坊だった末っ子のれいむが信用し・・・ 「ゆ!おかーさんがいうならほんとうなんだね!ひどいよ、“きみ”をかぞくにしてあげたのに!!」 さくやに心無い言葉を浴びせる。そして、それをきっかけに他の子どもたちもさくやを罵倒し始めた。 「おとーさんにこんなことするなんてひどいよ!」 「みそこなったぜ!」 「ゆるせないよ!」 「おまえなんてゆっくりしねばいいんだぜ!」 容赦なく浴びせられる数々の罵倒。 やめて!そう叫びたいのに声がでない。あの子を庇ってあげたいのに足が動かない。 結局、まりさにできたのは1匹涙を流すことだけだった。 「さくやっ!!!!」 さくやに対する罵倒が飛び交う中、突然お兄さんの大声が響き渡った。 驚いて静まり返る子どもたち。そして・・・ 「なんでしょうかですわ、だんなさま!」 従者モードになるさくや。 「その子どもたちを好きなようにしろ♪」 「かしこまりましたですわ、だんなさま!」 瞬間、さくやは何の躊躇もなく今まで兄妹だった子れいむや子まりさに襲いかかった。 「さ・・・むぐぐ!」 名前を呼んで止めようとするも、お兄さんにあっさりと口を押さえられてしまう。 「なあ、れいむ。気付かなかったかい?」 楽しそうに囁く。 「さくやとまりさがすっきりしてただろ?」 目の前ではさくやが末っ子の甘えん坊のれいむに体当たりを仕掛けていた。 壁に勢い良くたたきつけられた子れいむはまるではじけるように餡子を撒き散らせて絶命する。 本当に楽しそうに囁く。 「あれさ、実は僕が命令したんだよね」 さくやは一番大きい子まりさに噛み付くとさほど体格差はないのにいとも容易く振り回し、床にたたきつけた。 子まりさが口から、そしてたたきつけられた際に飛び出した目玉の空洞から餡子を撒き散らして、動かなくなった。 恐ろしいほど楽しそうに囁く。 「なのに、可哀そうだよね。夫を信じなかったきみにお父さんをいたぶるように命令されちゃって」 無謀にもさくやに飛び掛っていった子れいむが頭突き一発で気絶させられ、近くの子まりさに叩きつける。 2匹はもんどりうって転がり、壁に激突すると餡子を吐き出し、ぴくぴくと痙攣し始めた。 鳥肌が立って寒気がしそうなほど楽しそうに囁く。 「自分がしたくてやったわけでもないことの責任を擦り付けられて、兄妹から責められて・・・」 最後の子れいむは恐怖のあまりに声を上げることすらままならない。いや、声を上げたところで結末は変わらないだろう。 高く跳躍したさくやは天井を蹴って加速をつけると、その子どもを踏み潰した。 楽しそうに囁くお兄さんの表情はれいむが今まで見た笑顔の中で一番幸せそうに見えた。 「そりゃ、殺したくなるよね♪」 さくやが正気に戻ったのを確認すると僕は再び指示を出した。 「さくや、そこのまりさを連れて帰れ」 「かしこまりましたですわ、だんなさま!」 素直に返事をしたさくやはいそいそとまりさを頭の上に乗せ始めた。 その準備が終わるまでの間、れいむとのんびりお話をすることにする。 「なあ、れいむ?」 「おにいしゃんはゆっきゅりできるひと?」 「ん?・・・ああ、ゆっくりできるひとだよ」 「れいみゅといっちょにゆっきゅりしようね!」 「そうだね、ゆっくりしようね♪」 珍しいことに幼児退行を起こしている。 どうやら目の前で義娘に子どもたちを殺されたのがよっぽど堪えたみたい。 「だんなさま、おわりましたわ!」 「そうか。じゃあ行こうか、さくや?」 「かしこまりましたですわ、だんなさま!」 俺は手にした幼児退行れいむをどんな風に虐待しようか考えながら、さくやと一緒に家路に着いた。 ----あとがき?---- スレのほうではテンプレ論争が起きていますが、この作品はモロにテンプレ。 誤字脱字、説明のいい加減さ、文章力のなさは仕様です。 ゆっくりさくやの強さは無体だと思います。正直反省している。 今度は下種の家族の中に放り込んだり、ゆっくりゃのコミュの中に放り込んだりしないかな? byゆっくりボールマン ゆっくりいじめ系559 ゆさくや3 このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/hidamari774/pages/86.html
最近、宮子の部屋に変な男が出入りしているいう。 ゆの達は心配して宮子に聞いた。 宮子は親戚のおじさんだという。 でも、ゆの達から見るに、どう見ても、危ない感じの人に見えた。 ある休日の早朝だった。 「今日はわざわざ宮子ちゃんの所に来たのはわかってるよね?」 「・・・」 宮子は途端に暗い表情になってしまった。 ゆの達には絶対に見せたことない闇より暗い表情である。 男は宮子に擦り寄ると、後ろから抱きしめ耳にキスをした。 「宮子ちゃんのお父さん、またうちから借りたみたいなんだよね」 「ずっと前、せっかく返済が終わったのに、懲りないね」 「このままじゃ、宮子ちゃんもここに住めなくなるね」 「そしたらこの学校にいられなくなるよね」 「せっかく苦労して行きたい学校に入れたのにね、残念」 「だけど、おじさんのような寛大な心を持った人は、何とかしてあげないわけじゃないのよ」 「やめて!」 宮子は男を払いのけた。 男は再び宮子に擦り寄った。そして、 「ひゃあ!」 男の手は宮子のTシャツの上から豊満なバストに触れた。 「服の上からでもこの弾力とはね、おじさんオッパイ大きい子は嫌いじゃないよ」 「やめて!」 宮子は声を荒げた。 「このままじゃね、宮子ちゃんが学校をやめるだけでは済まないんだよ」 「宮子ちゃんのお父さん首をくくらなきゃならないかもしれない」 「宮子ちゃん、首をくくるっていう意味わかるよね?高校生なんだし」 「・・・・・・」 宮子はゾッとした。 父親のことは大好きだった。宮子は家族のことをとても愛していた。現に仲の良い家族だった。 しかし、父親は借金ぐせのある人だった。宮子が中学生の頃、祖父母が宮子の父親の借金を完済した。 そのことで宮子の両親は祖父母とも険悪になり、親戚からも厄介者の烙印を押された。それでも良かった。 宮子には仲の良い家族に思えたからだ。その時、一から出直すと宮子の父は約束した。 それから宮子の父親は人が変わったように真面目に働いた。 そして、宮子も家庭の事情を心配して、この学園に通うことはあきらめていたが、 両親はそんな宮子の気持ちを想い、この学園に入学させた。 そして、貧乏ながらもひだまり荘にも住み、ゆのややさえやひろ達にも出会えた。 しかし宮子の父親はまたやってしまったのだ。 宮子は中学生に上がったばかりの頃も、父親の借金取りから悪戯されたことが何度かあった。 強姦まではされなかったが、裸にされて体中を観察という名のもとで、男の前に晒されたり、 胸を揉まれたり、ペニスを咥えさせられたこともあった。 あのときの男が再び宮子の前に現れたのだった。こんな遠いところまで追うように。 「宮子ちゃんの態度次第では、宮子ちゃんの家族が今までどおり幸せに暮らせることができるんだよ」 「もちろん、宮子ちゃんもこのまま楽しい学校生活を送れることになる」 「・・・・・・」 いつもうるさいくらい明るい宮子だが、下を向いたまま、完全に言葉を失っていた。 男の手は宮子のTシャツの中へとするりと入っていく。 宮子はもう抵抗しなかった。 「あの頃よりも随分と育ったものだ」 男は宮子の胸をブラジャー越しに触った。 「宮子ちゃんは発育が良かったけど、ここまでとはね」 「高校に入って好きな男にでも揉まれたのかな?」 宮子はうつむいたまま、目に涙を浮かべていた。 そんなことある訳ないじゃないと心の中でつぶやきながら。 男は宮子のブラジャーのホックを外した。 するするっとTシャツの間からブラが下にすべり落ちた。 「おじさんによく見せてごらん、宮子ちゃんのおっぱいを」 男は宮子の手を強引に上に引っ張り上げ、Tシャツを脱がせた。 宮子の大きな胸はぷるんぷるんと大きく揺れ、男の興奮を誘った。 男は宮子のおっぱいを両手で持ち上げた。 「本当に大きいね、何カップあるのかな?」 宮子は歯を食いしばって耐えていた。 手では覆いきれない宮子の乳房を鷲づかみでぐにゅぐにゅと揉みあげた。 「張りがあるのに柔らかいんだね、おじさんたまんないよ」 男は宮子を1メートル先のベッドに押し倒した。 仰向けに押し倒された宮子の胸に男は唇を這わせた。 宮子の大きな膨らみを、片手で絞り上げるように掴み、ピンク色の突起を口にくわえた。 男の舌は圧力をかけて宮子の乳首を這った 男は浅黒いペニスを露出させると、宮子の上半身に馬乗りになった。 ペニスを宮子の巨乳に挟み、乳房を握って自らのペニスを刺激した。 強制的なパイズリだった。 男はそのまま射精した。勢いがよかったためか宮子の整った顔に精液の一部がかかった。 宮子はこの上ない気持ち悪さを感じたが、さらなる追い討ちをかけるように男は宮子に射精直後のペニスを口に含むように言った。 拒否する間もなく男のペニスは宮子の口元にあった。 男はイチモツを宮子の唇になすりつけ、宮子の髪の毛を引っ張りながら口を開くように強制した。 男のイチモツは宮子の口内に収まった。 宮子は吐きそうになりながらも、男の命じるまま舌で男のペニスを綺麗した。 男はペニスを宮子の口から引き抜くと、そのイチモツで宮子のほっぺったを叩いた。 男の生殖器に残っている精液が宮子の顔に、飛び散った。 べたべたと白濁液が宮子の顔中に付着すると、宮子はなんともいえない気持ち悪さを覚えた。 男の興味は宮子の下半身へと移った。 宮子のお気に入りのブルーのホットパンツを脱がしにかかった。 男の手は極めて冷静にだった。 下半身を左右に動かし抵抗を見せる宮子だったが、 男は上手に宮子の動きを利用して上手に、いとも簡単に脱がしまった。 宮子の大事な箇所を守るのは紺色の水玉模様のパンティだけである。 男は布越しに宮子の陰部に手を触れた。 「いや・・・」 宮子は敏感な部分、誰からも触られたことのない所に刺激を受け、強い拒否感を抱いた。 男はしばらく、指を使って撫で回した後、一気にパンティを脱がした。 パンティは宮子の膝の関節辺りまで降ろされて止まった。 陰毛に包まれた15歳の宮子の秘部が露になった。 男は宮子の蜜穴を指で探りながら、グリグリと摘みながら触った。 宮子のショックは相当大きなものだった。 こんな男に無理やりに下半身を露出させられ、弄くられたのだ。 宮子は足を懸命に閉じたが、男の太い腕が太ももの間に割り込み、完全に男の視線の下に晒されたままだった。 「宮子ちゃん、ここのほうも随分と成長したみたいだね」 「昔はお毛毛がちょろちょろっと生えてたくらいだったのに」 「今はいっぱし女のマンコじゃねえか」 「今まで何人の男のモノをくわえ込んだ?宮子?」 宮子は無言でかぶりを振った。 「まさか処女か?こんなに可愛い宮子ちゃんを男がほっとくわけねえよな」 宮子は恐怖が頂点に達し、震えていた。 「まあ、いい俺のマラで確かめてやるさ」 宮子は激しく抵抗した。 男が宮子の膝の裏に腕を入れて下半身を近づけてきたからだ。 宮子はとうとう犯されると思った。 宮子は一旦は、男の強迫に屈したが、処女の宮子にとってこんな好きでもない中年男に貞操を捧げるのかと考えたら、パニックになってしまった。 「お前の父ちゃん母ちゃん達がどうなってもいいのか?」 「もう一度言うぞ、宮子、俺の指図一つでおまえの家族はどうにでもなるんだぞ」 男の言葉が宮子の脳に少しずつ浸透していった。 家族の顔が浮かんだ・・・大好きなお父さん、お母さん・・・。 (いや・・・お父さんに何かあったら・・・私・・・) 宮子は涙を流しながら、抵抗をゆるめた。 (私が・・・私が我慢すれば・・・・) 「そうそう、素直な女の子おじさん嫌いじゃないよ」 男は膨張した肉の塊を右手で掴み、宮子の陰部に誘導した。 宮子の花弁に何度かその浅黒い肉の柱を擦り付けた。 「おじさんずっと前から宮子のちゃんのここにオチンチン入れてみたかったんだよ」 「おじさん、興奮してきたよ」 「こんなに大きくなってるでしょ?」 「今から宮子ちゃんの膣内をじっくり味見してあげるからね」 「いや・・・許して」 宮子はらしくない諦めかけたトーンの低い声でぼそっとつぶやいた。 ゆっくりと男のイチモツが宮子の膣へと挿入されていった。 「いたい!」 宮子は思わず声を上げた。 「宮子ちゃんのアソコの入り口の狭いね」 「もしかして本当に処女なのかな」 「おじさんますます興奮してきたよ」 男は右手で自分のペニスを持つと同時に下半身をじりじり宮子のほうへおしやっていった。 「宮子のちゃんの膣内あったかいよ」 「きつくて気持ちいい」 男のペニスはほとんど宮子の膣内へと収まった。 「痛い・・・・・」 宮子の体には全身を駆け巡るほどの激痛が走った。 (こんなに痛いなんて・・・) 宮子の膣口は男の肉棒の大きさに押し広げられている。 「宮子ちゃんやっとおじさんと一つになれたね」 「もっと気持ちよくなろう」 男はそう言うと、肉棒がピストン運動を開始した。 男が己の生殖器を深く浅くと出し入れすると、宮子のびらびらの部分が男の肉柱に張り付き擦れた。 男の手は宮子の大きく実った果実を鷲づかみにしながら、腰をグラインドさせた。 男が宮子の乳房から手を離し、腰を掴み激しく下半身を打ち付けた。 さっき処女を散らされたばかりの宮子はさらなる激痛を感じた。 自由になった宮子の豊乳は、男の動きに合わせて好き勝手に暴れた。 男が宮子を突き上げるたびに、宮子をの豊満な乳房は上下左右に揺れ動く。 その乳房の動きが卑猥に見えて、男の獣の本能をさらに加速させていく。 「宮子ちゃんの膣内気持ちいいよ」 「あんまり締りがいいからおじさんもうイッちゃそうだよ」 それだけは嫌だ! 宮子は中に出されることだけは何とか阻止したかった。 「中には出さないよね?!!」 宮子は懇願の意を込めながらも痛さを堪えて男の目を見た。 「宮子ちゃんは赤ちゃん欲しくないの?」 男は半笑いの表情で宮子を見返した。 「いや!いや!いや!!!」 宮子は男が中出ししようとしていることを悟った。 「いや!お願い!中はだめ!」 男は宮子の腰をがっちり掴んで離さなかった。 女子の中で力があるほうの宮子といえども、男の力強い腕力からは逃れられなかった。 男はいっぱし宮子の下半身を引き寄せると、宮子の膣内に欲望をぶちまけた。 「いやああああああああ」 宮子はあきらめたように小さく悲鳴を上げた。 こんな状況でもまだ隣のゆのに気づかれまいとする、宮子の天才的ともいえる、頭の良さで機転を利かせたのだ。 男の両手は宮子の豊乳をぎゅっと握り締めながら、射精の余韻に浸っていた。 痛いくらいに乳房を握り締められたせいか、処女膜を破られたばかりの膣の痛みは相対的に和らいだ。 男は射精後も宮子の膣内からペニスを抜こうとしなかった。 痛みに混じって熱いモノを下半身に感じた。 (こんなことって・・・こんなことって・・・) 宮子はショックのあまり頭が真っ白になり、体の感覚がやけに強調される結果となった。 宮子は男のペニスで子宮までえぐられているような違和感を下半身に感じた。 実際、男の平均以上の長く大きなペニスは宮子の子宮口にコツンとあたっているのかもしれない。 男と宮子の下半身は繋がったまま、男はお気に入りの宮子の大きな乳房を触って遊んだ。 ディープキスを強要し、乳首を噛み宮子の反応を楽しんだ。 やがて宮子をうつぶせにして、手と足で立たせ四つんばいの格好をさせた。 男は野獣のごとく、宮子のまだ精液が残り、膣口から白濁液がしたたっている膣内にバックからペニスを挿入した。 宮子は顔を布団にくっつけ、シーツを噛んで必死に泣き声を殺していた。 男がペニスを突き入れるたびに、「ぱんっ!ぱんっ!」と肉のぶつかり合う音がして、 豊満な乳房は重力に逆らうことなく、ぶるんぶるんと下に引っ張られながら揺れた。 安産型とも言える宮子の大き目のおしりを両手で掴みながら、男は背後からいきり勃ったモノを突き動かしている。 宮子にとって望まぬ性交をこんな恥ずかしい格好で強要させられている。 男のいいなりのままただ何もできず、男が満足するまで耐えなくてはいけない。 巨乳の美少女は隣の親友に気づかれまいと、必死に声を堪えていた。痛くて痛くてたまらなかったが、 ここで気づかれてしまうほど怖いことはなかった。学校にいられなくなるかもしれない。 そんなことになったら、仲良くなったゆのともこんな短い間にお別れをしなくていけなくなる。 宮子には似合わない悲しいそうな顔をして必死に耐えた。 宮子の悲鳴もさっきから降り続いている大雨の音でかき消されている。 相変わらず宮子の部屋は雨漏りがしていた。 宮子はいっそうのこと雨漏りで乾燥剤に火がついてくれれば、どんなに良いだろうかと思った。 そんな願いも空しく、宮子のベッドはギシギシと音を立て続けた。
https://w.atwiki.jp/t-kimura_ss/pages/220.html
「永澄さん、入るよ…?」 「さ、燦ちゃん!?ちょ…ちょっと待って…!」 少しだけ戸を開けて、顔を半分のぞかせた燦の可憐な声が浴室に響き渡る。 浴槽に浸かってのびのびとしていた永澄は突然の燦の来訪に驚いたものの、湯を手ですくい取り自分の顔に浴びせて気合を入れるようにパンっと頬を軽く叩いた。 「いいよ、燦ちゃん」 「あ…ありがとう永澄さん」 永澄の返答を聞いて、燦が恥かしそうに、また嬉しそうにしながらヒタヒタと可愛らしい足音を立てて浴室へと入ってくる。 燦は髪を結わえて、身体にはバスタオルを巻いている。 そのバスタオルの隙間から、まるで永澄に見せ付けるように露出したむっちりとした胸元や太ももは永澄の性欲を刺激するには十分だった。 「でもどうしたの燦ちゃん?お風呂はもうすませたんじゃ…」 「うん、もう入ったんじゃけど…その、久しぶりに…永澄さんと一緒に入りとうて…」 口に手を当てて足をモジモジとさせながら、伏目がちに大胆な事を言う燦に、なかばのぼせて赤くなっていた永澄の顔がさらに熱を持って真っ赤になる。 「母さんとかおきて来ないかな…?」 「大丈夫じゃと思うきん、だってもうこんな真夜中じゃし…」 燦の言うとおり、今の時間帯は深夜で家族は全員深い眠りについていた。 と言うのも永澄が悪友の猿から借りた格闘ゲームに熱中しすぎていた為である。 夕飯時などは留奈や巻にTVを独占されてしまっていたので、皆が寝静まった後にせっせっとプレイしていたのだが、さすがに夜がふけ過ぎたかと思い寝る前に風呂へと入っていた。 「永澄さん…もう身体洗ってしもうた?」 燦が不安げに永澄に尋ねる。 「ううん、まだだけど…?」 「良かったぁ、それじゃあ私が洗ってあげるきん」 「そ、そう?それじゃあお願いしようかな…」 バスマットを敷いてうきうきとしながら永澄を催促する燦。そんな彼女の様子に微笑ましく思いながら、永澄は浴槽から上がり腰にタオルを巻きつけて風呂場にある小さな椅子を手に取り燦の前まで行き、そこに腰をおろした。 立ち上がった永澄の裸体を見て燦は興奮してきたのか熱い息をはいた。 「もう永澄さん、そんなタオルで前隠さんで…」 「え?」 目の前に座り込んだ永澄の膨脹した股間部分を見ながら燦は不満そうに呟いてから、すっと彼の腰に巻かれていたタオルをもどかしそうに剥ぎ取った。 タオルを取られたことで永澄のギンっと勃起した肉棒が露になる。燦は肉棒に顔を近づけると、すんすんと匂いを嗅いでから愛おしそうにちゅっと一度キスをする。 「あぁ、永澄さんの逞しいおちんちん…いい匂いじゃあ…いっぱい綺麗にしてあげるんよ…」 肉棒から糸を引きながら口を離す、上目遣いで永澄を見つめながら燦はペロッと口周りを舐めまわした。 「燦ちゃん、もうすっかりエッチな女の子だ」 お返しとばかりに今度は永澄が燦の身体を隠していたバスタオルに手を掛ける。 勢いよくバスタオルが引っ張られ一瞬にして燦の美しい肢体が永澄の眼前にさらされた。 大きくぷるんっと燦の乳房が揺れる、燦は目を細めてあんっと軽く声をもらした。 「ぅん…私…エッチなお嫁さんになってしもたきん…永澄さんのせいじゃよ?」 「そうかな?きっと燦ちゃんにもエッチな素質があったんだよ」 「そ、そんな事ないきん…!」 燦は咄嗟に反論するものの永澄からの飢えた牡の視線に快感を感じて、さらに自分が極自然に彼を誘惑するように腰をくねらせていてはあまり説得力が無いのだが…。 ながらく燦の美しくしなやかな裸体に見とれていた永澄だったが、そろそろ我慢が出来なくなったのか、彼女を抱き寄せるとすかさず乳房に手を伸ばし少し強めに揉みほぐす。 「きゃっ…あぁん…永澄さんの手が…あったいくて…気持ちええんよ…」 「燦ちゃん、いつの間にかこうしておっぱいを弄られるのが好きになったね」 「あっ、あんっ、うん…私…永澄さんにおっぱい揉んでもらうの大好きじゃきん…」 いきなり抱き寄せられ胸を揉まれて少し驚いたものの、燦はすぐさま甘い快感に酔い始めた。 ぐにゅぐにゅとこねまわされる乳房は自在に形を変えて絶えず燦の快楽神経を刺激する。 それでもさらに快感を求める燦は自ら永澄の手のひらに乳房を押し付ける。 「永澄さぁん…ここも、乳首も苛めてぇ…こりこりってしてぇ…」 「すごい、燦ちゃんもう乳首こんなに固くなってる」 永澄の胸板に頬ずりをしながら燦は甘い声で切なそうにおねだりをした。 燦からのおねだりに、永澄はつんっと尖って固くなった乳首を中指と人差し指でくりくりと執拗なまでに擦り続けたり、乳首を乳房の中に押し込んだり様々な方法で応えていった。 「はぁっはぁっ…あぁん…永澄さん、また上手になっとる、す、すごいぃ…」 ひとしきり乳房を弄り倒された燦は、はぁはぁと息を荒くして永澄の上達し続けるテクニックに感嘆しながら甘えるように彼の身体に抱きついていた。 永澄が優しく頭をなでてやるたびに燦はんっと気持ちよさ気な声を上げて嬉しそうに身を震わせる。 燦の頬に永澄の手が添えられてくいっと顔が持ち上げられる。永澄が何をしようとしてるのかを理解した燦は、そっと目を閉じて唇を少し突き出して準備をする。 間もなく永澄の唇の感触が燦の唇にやって来た。燦はすぐに永澄の口内に舌を入れて、彼の舌を見つけるとぐちゅぐちゅと絡ませる。 (あぁ…幸せじゃあ…永澄さん、好きぃ…!もう私…永澄さんが傍におらん人生なんて考えられんきん…) 永澄の少々ざらりとした舌の感触と涎の味を燦はひたすら堪能していく。燦の攻めが終わると、永澄もまた同様に彼女の口内を堪能した後に涎を送り込んだ。 「はぁっ…ふぅ…燦…ちゃん」 「んっ…んくっ…あぁ、永澄さんの涎…美味しい…」 口の中に送り込まれたきた永澄の唾液を言葉通り美味しそうにごくっと飲み干した。 「永澄さん…そろそろ身体洗うきんよ」 「うん、頼むよ燦ちゃん」 燦はにっこりと微笑むと、容器からボディソープを二回ほど出して自身の胸に念入りにまんべんなく塗りたくる。 何度か自分で胸を揉みボディソープを泡立たせた燦は、永澄の胸板に乳房をぴとりとくっつけた。圧力で燦の柔らかな乳房がぐにゅりと潰れる。 「それじゃあ、始めるきん…」 開始宣言と共に燦は身体を大きく上下に動かした。 豊満な乳房をスポンジ代わりにして、永澄の胸板から腹部にかけてすいすいと滑らせる様に擦り付ける。 ボディソープのにゅるにゅるとした感触と、燦のやわらかな乳房の感触が絶妙な快感を紡ぎだす。 燦の乳房が胸板に戻ってくるたびに、未だに尖った、いやさらに固さをました気のする彼女の乳首が永澄の乳首と擦れ合う。 「はぁ…はぁ…あぁ…永澄さん、気持ちええ…?」 「うん、燦ちゃんのおっぱいスポンジ…すごく気持ちいいよ」 「あぁん、嬉しい…!だ、だって私のおっぱいは…あんっ…永澄さん…専用じゃもん 永澄さんに気持ち良うなってもらうために…あるんじゃきん…」 普段の彼女を知る者からは、絶対に想像できないであろう淫らな台詞をはきながら、燦はさらに動きを激しいものにしていった。 燦が夜の淫らで情欲に染まりきった表情を自分だけに見せてくれることにどこか優越感を感じながら、永澄は彼女の奉仕に身を委ねる。 「んっ、あぁ…くぅ…永澄さぁん…」 と、突然燦が苦しそうな声を上げる、何事かと思えば、彼女のつま先や太ももがいつの間にかしっとりと濡れていた。 湯船からあがり立ての永澄にぴったりと抱きついていたのだから当然と言えば当然である。 「さ、燦ちゃん、そろそろ足が限界みたいだね…元に戻ったら…?」 「う、うん…でも…ちょっと恥かしいきん…」 裸体を見られるのは快感となっているのに、人魚姿に戻るところを見られることを未だに恥かしがる燦に、永澄は魚人との感性の違いに苦笑する。 「じゃあ、手伝ってあげるよ」 「え?永澄さん何を…ひうぅん!?」 燦の質問を遮るようにして永澄は彼女の尻に両手を回すと、片方の手で揉み解し、もう片方の手の指をアナルに入れてこね回し始めた。 燦の尻の中は、まるで逃さないとでも言うようにうごめいて永澄の指をひくひくと締め付ける。 「燦ちゃんのお尻の中、すごいひくひくしてる」 「あぁ…!永澄さん…お、お尻、くちゅくちゅしちゃ、らめぇ…! い…いまそんな…されたらぁ…」 言葉ではそう言うものの、身体の方は正直なのか燦は自分でも気付かぬうちに腰を振っていた。 それに気付いた永澄が手の動きを止めても、指は自然にずぶずぶと燦のアナルに出たり入ったりを繰り返す。 「あぁ…あ、ああぁぁあああん、い、いくぅ!!」 そうしてついに限界を迎えた燦が叫ぶ。 燦の陰部からは大量の愛液が溢れ出し太ももを伝って足を濡らす。 さらに絶頂を迎えたことによって緊張の糸が切れてしまい燦の足がまばゆい光を放った後、ボンッと音をたてて人魚のそれへと戻った。 人魚に戻ったことでバランスを崩し倒れそうになる燦を、永澄は人間時には尻にあたる部分であっただろう箇所に素早くに手を回して抱きかかえた。 「足、元に戻っちゃたね」 「もう…な、永澄さんがあんなことするからじゃもん…エッチ…」 「もしかして、嫌だった?」 「うぅ、意地悪な質問せんで…い、イヤな訳ないきん…… 永澄さんにお尻くちゅくちゅされるのも…だ、大好きじゃきん…」 永澄からの意地悪な質問に燦は恥かしげに答える、しばらくそのまま見つめあった後、二人はもう一度唇を重ね合わせた。 「永澄さん、じゃあ次はあそこを洗ってあげるきん…」 名残惜しげに唇を離した燦は、妖艶な目つきで永澄の未だに衰えを見せずぐっと反り返っている肉棒をしげしげと見つめた。 燦はゆっくりと身体を下にずらしていき肉棒の前に乳房ををよせてそのまま挟み込む。 むにゅっとした燦の乳房のあたたかな感触から発せられる快感に永澄はうっと身悶えた。 「くぅ…燦ちゃん。そこ気持ちいいよ」 「ふふふ、永澄さんのおちんちん…最高じゃあ…もう匂いを嗅いだだけで イってしまいそうになるんよ…」 完全に牝の本能に支配されたような目で、燦は乳房をゆさゆさと揺らして永澄の肉棒をしごく。 永澄の肉棒がびくびくと脈打つたびに燦の鰭が嬉しそうにぴちぴちと動いた。 「はぁはぁ…永澄さんのおちんちん…逞しくて…暖かくて…好きぃ…永澄さんのここ、私のものじゃあ… 私のあそこも…永澄さんだけのものじゃきん…」 パイズリだけでは物足りないと思ったのか、燦はときおり肉棒に熱い吐息を吹きかけて別の刺激も織り交ぜていく。 燦がもっとすべりを良くしようとして垂らした涎が永澄の亀頭にぴちゃりとかかる。 今までの一度も射精をしてなかったこともあり思わぬ刺激に永澄の限界が一気に訪れる。 「さ、燦ちゃん…だ…だすよ…!」 「うん、出してぇ!永澄さんの精子、いっぱい欲しいぃ!」 永澄が、ぐぐっと身体を身震いさせるのを見計らって燦は口を大きく開き亀頭の前で身構えた。 そしてすぐに永澄の肉棒の先端から燦の口内目掛けて精子がびゅっと勢い良く溢れ出る。 どろりとした感触と独特の精子の味が燦の口全体に広がった。 燦は口の中でじっくりと永澄の精子を味わいながら、ゆっくりと飲み干していく。 「はぁ、はぁ…永澄さんの精液…美味しぃ、もう私これ無しじゃ生きていけんよ…」 「そ、そんなに美味しいんだ…?」 「………えいっ♪」 「!?」 自分の精液を飲んで恍惚とした表情を浮かべる燦に、永澄は素朴な疑問を問いかける。 すると少しの思案の後、返ってきたのは燦の幾度となく味わった唇の感触と、どろりとしたなんとも言えない味の液体だった。 「どう?永澄さん美味しい?」 「…うぇ、な…なんか変な味…」 「ふふ、私にとっては最高の味なんよ?だって…愛しの旦那様の精子じゃもん」 くすっと悪戯好きっぽい笑みを浮かべて燦は永澄に微笑みかけた。 天使のようでもあり、また小悪魔的なようでもある燦の笑顔に永澄は思わず見とれてしまう。 口で受け止め切れずに乳房や顔にかかった精子も燦の艶やかさをさらに引き立たせている気がした。 「でもいっぱいでたきんね、おっぱい鰭もべとべとじゃあ…」 「それなら今度は俺が洗ってあげるよ、おいで燦ちゃん」 「あぁん、永澄さん…嬉しいっ!」 永澄からの提案に心底、幸せそうに微笑んだ燦は彼にぴったりと身を預けて甘えるように乳房や鰭をすりすると擦りつけた。 そのあと、燦と永澄の二人は朝まで一緒にお風呂に入っていたとかいなかったとか…。 おわり
https://w.atwiki.jp/loli-syota-rowa/pages/88.html
超能力少女、はじめました ◆nhqbjDwFas 抜けるような青空の下、まるで墓石のように立ち並ぶ廃墟群。 その一棟、川沿いの廃ホテルに、膝を抱えうずくまる人影があった。 「うう・・・・・・」 埃っぽい床に荷物をばら撒き、涙を流しながら震えているのは一人の少女。 否。正確には彼女、鈴木みかは少女と言えるような年齢では無かった。 低身長で、童顔で、スレンダーというには起伏の無さ過ぎる体型ではあるが、 彼女は御年27歳のれっきとした高校教師だった。 「もうやだぁ・・・」 瞼を擦りながら小さく呟く。薄暗い室内には、みかの泣き声のみが響いていた。 朝、6時――いつもならば、まだ布団に潜り込んでいるような時間。 いつもどおりに寝坊して、いつもどおり父親に送ってもらって、 それから、いつもどおり生徒達にからかわれて・・・そんな普通の一日になるはずだったのに。 目覚めるとなぜか、殺人ゲームなどという馬鹿げた空間にいて。 人を殺す事を強要されて、目の前で人が殺されて。そして今、彼女は廃墟の中で動けずにいた。 『死にたくない。けど、誰かを殺すのも嫌だよ』 外に出たら傷つく、傷つける。だったら、ここに隠れていたほうが安全なんじゃないだろうか。 幸い、ここに知り合いはいない。だから、無理して出歩く必要は無い。 そんな事を考えながら、みかは鞄から出てきたものに視線を移した。 「これ着けて、ここに篭ってたら、安全かな?」 視線の先には巨大な物体。真っ赤なランドセルは勿論、みかと比べてもまだ余りある異形。 こんな大きな物が、どうやって小さな鞄に入っていたのか・・・ そんな疑問はさておき、もし説明書が本当なら、 この異物ともう一つの物品を身につけておけば、銃などで狙われないかぎり何とかなるかもしれない。 「そう、だよね。ここでじっとしておけば大丈夫だよね」 誰にともなく呟いて。ゆっくりと瞼を閉じようとして・・・みかは少女の悲鳴を耳にした。 永沢君男は冷静だった。 たしかに、目の前で女性が殺されたときには動揺したものの。 支給物を受け取り、川岸に降り立つまでには、すでに冷静さを取り戻していた。 『“毎日”なんてものは、ちょっとしたことですぐ壊れてしまうものなのさ』 そう、例えばあの時、全てを奪っていった火事のように。だからこそ、彼は振り返らない。 所要時間は3分。ランドセルを開け、入っている物を確認する。 食料等以外にいくつかの物品を発見、その中から小振りな拳銃を取り出す。 付属の説明書を流し読みながら、安全装置を外す。そして周囲を確認。 建物の影で少女が鞄を開けているのを発見すると、永沢は当たり前のように引き金を引いた。 結果から言えば、銃弾は外れた。 突然の轟音に驚愕の表情をみせ、赤い服の少女がこちらとは反対方向へと逃げ出す。 それを駆け足で追いながら、彼は冷静に考える。 『あまり弾を使いたくないな。けど、僕が人を殺すつもりだと知られたままなのもまずいからね』 次弾は外れないように、なるべく近距離で撃つ事にする。そう決めると同時に加速。 歩幅の差と男女の脚力差により、少女と永沢の距離はぐんぐんと縮まる。 不意に、何かに蹴躓いたように少女の体が転倒する。 「だ、誰か助けて!先生、せんせい!」 少女の悲痛な叫びを意に介さず、永沢はゆっくりと近づきながら銃を構え直す。直後。 「ぶぺっ!」 その場に銃声が響くよりもはやく、永沢の体に衝撃がはしった。 激しい一撃が体の左側方を襲い、思わず銃を手放す。 横に流れる視線に、驚愕の表情を浮かべた少女が映る。 何が起こったのか理解も出来ぬまま、永沢は川辺に向かって弾き飛ばされた。 盛大な水音に、ベルフラウ=マルティーニは首をすくめた。 どうやら、あの少年は川に叩き落されたらしい。 目の前には、先程飛来した大きな怪物。 姿こそは異様だが、助けてくれたのだからおそらくは敵じゃないのだろう。 『もしかして、召喚獣なのかしら?』 などとベルフラウが考えていると、不意にその怪物が大きく口を開いた。 「だ、大丈夫・・・だった?」 その声と共に口の中から何かが生える。 それは、奇妙な形の兜を身につけた、冴えない表情をした少女の顔だった。 【H-6廃墟側川岸 1日目 朝】 【鈴木みか@せんせいのお時間】 [状態] エスパーぼうし使用による、中程度の精神疲労 [装備] 参號夷腕坊@るろうに剣心、エスパーぼうし@ドラえもん [道具] 支給品一式 [思考・状況] 1:目の前の少女(ベルフラウ)と情報交換 2:すごく疲れたのでしばらく休憩したい 基本:殺し合いはしたくないが、どうしたらいいのか具体的には考えてない 【ベルフラウ=マルティーニ@サモンナイト3】 [状態] 軽い疲労、膝に擦り傷 [装備] なし [道具] 支給品一式、未確認支給武器1~3個 [思考・状況] 1:目の前の少女(みか)と情報交換 2:武器を確認したい 基本:帰りたい ※周辺に永沢の支給武器、FNブローニングM1910が落ちています 【G-6川 1日目 朝】 【永沢君男@ちびまる子ちゃん】 [状態] 不明 [装備] なし [道具] 支給品一式、不明支給品1~2 [思考・状況] 基本:運命を受け入れ、殺し合う 【参號夷腕坊@るろうに剣心】 機巧芸術家・外印の機能美の集大成。 ゴム製の皮膚による打撃防御、編みこんだ鋼繊維の内装による刺突防御をもち、 ただ篭っているだけでも生存確率が高まる優れもの。 使いこなせれば、関節の自由脱着機能による斬撃防御、 さらには関節の自由回転機能と皮膚の伸縮を利用した必殺技も使用可能。 説明書が付いているので、人形遣いの技能を持っているか、相当に器用な人間は扱えるものと思われる。 【エスパーぼうし@ドラえもん】 ドラえもんの秘密道具の一つ。 丸いお椀状のヘルメットに、指を指した手の形をした飾り付きの棒が生えた形状をしている。 かぶるとテレキネシス(念力)、テレポーテーション(空間転移)、クレヤボヤンス(透視)といった、 三種類の超能力が使えるが、使用の際には集中する必要があり、さらに使いこなすには訓練が必要。 (元から魔法や超能力等が使えるキャラなら、訓練は必要ないかも) なお、ロワ内制限として、使用すると精神的な疲労が発生する。 疲労の度合いについては、テレキネシス(念力)は動かす物体の重さ、 テレポーテーション(空間転移)は移動距離、クレヤボヤンス(透視)は透視する範囲にそれぞれ比例。 ≪010 ドンマイ!来来少女(ライライガール) 時系列順に読む 012 日ハ異文化交流録≫ ≪010 ドンマイ!来来少女(ライライガール) 投下順に読む 012 日ハ異文化交流録≫ GAME START みかの登場SSを読む 099 運命はこの心次第で決まる≫ ベルフラウの登場SSを読む 099 運命はこの心次第で決まる≫ 永沢の登場SSを読む 056 「永沢、再び女の子を襲う」の巻≫
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/4546.html
登録日:2011/05/07(土) 17 20 23 更新日:2024/07/08 Mon 00 13 03 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 2000年 Happyend…(?) アカデミー賞受賞作 グラディエーター ソード サンダル ラッセル・クロウ リドリー・スコット ローマ 不朽の名作 傑作 剣闘士 名作 四徳 戸田奈津子 映画 洋画 涙腺崩壊 漢の義務教育 神映画 「いつか会える……でも、まだだ。まだ……」 グラディエーター(GLADIATOR)とは、リドリー・スコット監督のスペクタクル映画。 第73回アカデミー賞にて作品賞、主演男優賞、衣裳デザイン賞、音響賞、視覚効果賞の五部門を受賞した。 主演はラッセル・クロウ。 オリバー・リードにとっては最期の出演作になった。 公開は2000年。 ○ストーリー 西暦180年、ゲルマニア。 ローマ軍の将軍マキシマスは、時の皇帝アウレリウスから絶大な信頼を受けていた。 蛮族との決戦に決着をつけたローマ軍の元に現れた皇帝は、老境にある己の後継者になることをマキシマスに依頼するも、彼はこれを拒む。 その夜、アウレリウスは実子コモドゥスによって殺されてしまう。 マキシマスはコモドゥスに忠誠を迫られるも従わず、配下の兵によって捕らえられる。 なんとか処刑官と衛兵を殺して馬を奪ったマキシマスは、家族を守るべく故郷へと急ぐ。 数日の後、辿り着いたそこは変わり果てた焼け野原だった。 そして彼が見たのは、自宅の門に磔けにされた、妻と子の焼け焦げた姿だった。 次に目覚めたとき、彼は奴隷を売る荷馬車に揺られていた。 ○登場人物 マキシマス・メレディウス(ラッセル・クロウ) 主人公。 ローマの将軍だったがコモドゥスとの対立により謀殺されかける。 剣闘士となった後もその実力は健在で、あっという間にローマの民衆を虜にした。 元は農民であり、故郷に妻子があったがコモドゥスの部下によって殺された。 戦いの前に必ず「土を拾って嗅ぎ、両掌に擦りつける」というお呪いをする。 コモドゥス(ホアキン・フェニックス) 第17代ローマ皇帝。 策謀に長けた野心家で、父であるアウレリウスに対してコンプレックスを持っている。 また、自分よりも愛されていると見えたマキシマスや姉のルッシラに対しても嫉妬心を抱く。 常に嫌われ者になる恐怖に苛まれ、人間不信からか不眠症を患っていた。 ルッシラ(コニー・ニールセン) アウレリウスの娘でコモドゥスの姉。 かつてはマキシマスと恋仲であったが、身分の違いから結ばれることはなかった。 アントニウス・プロキシモ(オリバー・リード) 辺境ズッシャバを拠点とする剣闘士団の長。 かつては剣闘士だったが、戦いの功績からアウレリウスに自由を与えられた。 ジュバ(ジャイモン・フンスー) マキシマスと共にプロキシモに買われた奴隷。 家族を焼かれた悲しみから死を望むマキシマスを立ち直らせ、深い友情を築く。 冒頭は彼の言葉で、作品を通して重要なフレーズになる。 ハーゲン(ラルフ・モーラー) マキシマス達よりも先にプロキシモ剣闘士団にいた剣闘士。 マキシマスとジュバの指導にあたるうちに二人とは友人となり、最期の時までマキシマスを信じて戦った。 マキシマスの食事を毒味して苦しんだフリをするなど冗談好きな一面もある。 ○エピソード 野戦の撮影では伐採予定にあった森林を探し出し、実際に火を放って戦火を再現した。 また、その際に斜面を駆け降りる騎兵隊を撮影するため、特別なレールカメラを設置するなどのこだわりがあった。 主演のラッセル・クロウはジュバの死生感を嫌っており、脚本を「最低のゴミクズ」と罵るも、「プロとして完璧な演技は見せる」という役者根性。 監督から「次の場面では涙や鼻水を垂らし、最高にみっともなくなれ」と言われると、すぐさま鼻水まみれの熱演。 ホアキンも監督から「ハムスターのように太った」と言われると演技や剣術の稽古をしながら二週間の絶食。 舞台基礎から全ての小道具に至るまで完全な特注品で、他舞台や映画からの使いまわしは一切ない。 コロッセオのセットでは基礎だけで100万ドルを越える費用がかかっていた。 それも必要なくなれば次々に解体。 しかし興行収入は4億5764万427ドル。 追記・修正をお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ルッシラはヒロインぶっているけど、こいつある意味で事の元凶だからなー……。 -- 名無しさん (2018-02-13 22 49 48) 高い評価を得た名作だがしょうもない編集ミスが多い映画でもある。砂埃をたてるためにチャリオットに載せてあったボンベが写り込んでたりマキシマスの剣と肩パッドが一瞬だけ逆になってたり… -- 名無しさん (2021-11-27 22 27 25) 子供の時に見て号泣した覚えがある。親に心配された。 -- 名無しさん (2024-07-08 00 08 26) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/yan-dere/pages/105.html
【next】 > 注意 性的表現を連想させたり、性的表現そのものが含まれる作品です これらに苦手意識や嫌悪感を抱く方が見るのはお勧めしませんが、文章なので18禁ではありません 「ねえ、みのりん…」 顔を赤らめながらこちらに耳打ちしてくる伊万里。 どうやらそうとう恥ずかしいようだ。 「ん?なんだ、寿司よ?」 ボタンを一つ一つ外しながら答える俺。 伊万里はもじもじと手を動かしながらうつむいている。 さっきまであんなに元気だったのに、いざ始まるとなるとこうだ。 とってもしおらしくなってしまう。 「やっぱりはずかしいよぅ」 ゴニョゴニョと言う伊万里。 「大丈夫だって。ここは裏道だし、影になってるから誰からも見えないって。」 そういう俺はもう一度あたりを見回した。 最近日が沈むのが早くなり、8時だというのに真っ暗だった。 近くの街灯だけが赤々と付いているが、人通りはなかった。 近くには大きな道路もなく、心配と言えば通りがかる人くらいなものだ。 「な、誰もいないだろ?」 コクリとぎこちなく頷く伊万里。 だが、その目は泳いでいた。 まだ決心がついていないようだ。 「でも…」 「でも、何だ?」 俺の問いかけに対し、黙ってしまう伊万里。 相変わらず顔は真っ赤だ。 目線は俺の足あたりをうろうろしている。 「大丈夫だ。俺は処女との経験もある。」 突然の俺のカミングアウトに目を見開いて驚いている伊万里。 …というより、処女だったのか? しばらくすると伊万里は俺に擦り寄ってきた。 どうやら安心したようだ。 そこでさらに安心させるために伊万里を抱きしめる。 細く柔らかい。 髪からのいい香りが鼻をくすぐった。 「みの…りん…」 目がトロンとしてきている。 頬はうっすら上気していた。 「伊万里」 短く俺は言うと、着ていたシャツを脱がした。 あまり大きくないふくらみを隠している布が露になった。 さすがに外は寒いようでブルッと震えたが、二人で抱き合っているのでそれほどではないようだ。 続いて俺もシャツを脱ぐ。 …寒い。 おまけに今日は風が強い。 風速1mにつき体感温度は1度下がるらしい。 それに今は上が裸の状態だ。 余計に寒い。 外なんかでやらずにどこかで宿を取ればよかった。 「寒いね…」 それは俺が言った、と脳内で伊万里の言葉に突っ込む。 寒さに震えながらも伊万里の顔は少し嬉しそうだった。 やっぱり裸になるのはきついかも知れない。 そう思いながら俺は伊万里に尋ねる。 「なあ、やっぱり服着たままにするか?」 伊万里はコクコクと頷いた。 シャツを着る伊万里。 なぜかこちらに後ろを向けている。 さっきまでブラをしっかり見せていたのに、なぜ恥ずかしがるのだろうか? …まあいい。 「あ、ボタンは付けなくていいからな」 慌てて俺が言うと伊万里はビクンとなった。 その後いそいそと手を動かしている。 いくつか付けてしまったのだろう。 「みのりんってあったかいね…」 俺の胸に顔をうずめながら伊万里がつぶやく。 …なぜだかすごく恥ずかしい。 「伊万里…」 俺がつぶやくと伊万里は目を閉じた。 こういうのは雰囲気が大事だ。 最初は軽く触れるくらいのキスから始める。 それを何回かしたあとに今度は舌を入れてみた。 「んんっ!」 最初は驚いて抵抗していた伊万里だったが、観念したのかされるがままになった。 そのまま舌で歯茎など伊万里の口の中を駆け巡る。 「んっ…」 時折伊万里の甘い息が漏れる。 そろそろいいだろう。 唇から口を離し、下を肩に這わしていく。 そのまま耳を攻めながら手で成長途中のふくらみをやさしくなでる。 「あっ…や…」 少しビクンとはねる細い肢体。 それでも容赦なく責め続ける。 そろりそろりと手を下に持っていく。 「んっ!だめだよっ!そんな…トコぉ…」 言葉では抵抗しながらもそこはしっかりと濡れていた。 そのうち服の上からではなく直に触り始めると伊万里はまたビクンと跳ねた。 「…お前初めてなのに結構濡れてるじゃないか」 そういうと顔を真っ赤にしながらブンブンと首を振る。 「ち、違うもん。濡れてなんか…んんっ!」 クリクリと大事な場所を刺激する。 「何をしている、そこの少年」 いきなり後ろから声を掛けられた。 この声、それにこの口調は… 「だ、ダディさん!?」 さっきまで目を瞑っていた伊万里が起き上がる。 「あ…」 と途端に座り込み、シャツのボタンをつけ始めた。 ダディは伊万里のあらぬ姿を見てしまったにもかかわらず平然としていた。 「ところで、少年。お楽しみ中すまないが、よい子は帰る時間じゃないかな?」 ちょっと空気嫁よダディと思ったが、仕方なく従うことにした。 なんていったてダディの目が槍のように刺さってきたからだ。 「それに伊万里、初めてはもっとよく考えてから奉げたまえ」 いきなり話を振られた伊万里だが、『はい』と元気なく返事をした。 「ではまた会おう、少年」 ハハハハハという笑い声とともにダディは夜の闇に消えていった。 しばらくポカーンとしていたが、時計を見ると9時過ぎになっていた。 伊万里が俺の袖を引っ張りながら言った。 「ねぇみのりん…続き…」 俺はため息をつきながらも伊万里の唇を引き寄せた。 Fin----- 【next】 >
https://w.atwiki.jp/marcher/pages/987.html
【これまでのあらすじ】 普通の高校生だった柴田あゆみは、サイボーグによるカニ漁で安価でカニを販売する大山田カニ商会の設立を企むマッドサイエンティスト大山田らによって 言葉巧みに全てが10倍のサイボーグに改造されてしまった。それからなんやかんやあって13年の歳月が流れたのであった。 「博士!?なんですかこれは!?」 「おお大谷君来てくれたか!見ての通り、ホットドッグ屋だよ」 「いやそれは看板も出てたから分かりますけど、どうしてホットドッグ屋をやるのかっていう…」 「資金稼ぎに決まっているだろう、新発明の開発と柴田を捕らえるための」 「まだ柴田をあきらめていないんですか?」 「ところで、斉藤君はどうした?」 「田舎に帰りました」 「なにっ!? 村田君は?」 「田舎に帰りました」 「なにっ!? ということは…」 「私だけです」 「うーむそうか、それは想定外だったな。ならば、君には3人分働いて…」 「やですよ!」 「ははは、冗談だ冗談」 「目がマジでしたけど」 「まあ2人はなんとか呼び寄せるとして、大谷君には早速動き出してもらおう」 「おっ、開店するんですか?私、今までバイトしてた店でデヴィ夫人やDAIGOさんの接客したこともあるんですよっ」 「いや今日はホットドッグ屋ではない」 「へっ?」 大山田は、ある資料を取り出した。 「何ですかこれ」 「ホットドッグ屋だけでは厳しくてな、ちょっとした下請けの仕事もやることにしたのだ」 「で、何なんですか?なんか女の子何人かの写真とかもありますけど」 「こいつらの実態調査をするのだ」 「なんか探偵みたいですね」 「この“リゾナント”とかいう喫茶店に出入りする、10人の少女に関することを事細かに記録するというのが仕事だ」 「…それ、ホットドッグ屋と両立してやっていけるんですか?」 「正直、無理だ」 「じゃあなんで受けたんですか!」 「ギャラが良いからだ」 やっぱり、ダメかもしれない。 早くも大谷はそう思った。 「とにかく、君にはそっちの仕事を主にやってもらう」 「はぁ」 「私みたいなオヤジがこういう喫茶店に出入りするのは浮くからな」 「私が行ってもそれはそれで目立つと思いますけど」 「…そこで君に使ってもらいたいのがコレだ」 大山田は、ある物を取り出した。 「なんですかこれ、ただのスニーカーに見えますけど」 「ただのスニーカーじゃない、まずは履いてみたまえ」 言われた通り、スニーカーを履く大谷。 「履きましたけど、やっぱりただのスニーカーじゃないですか」 「つま先をトントン、とやってみたまえ。両足ともな」 トントン トントン 「それで歩いてみたまえ」 歩き出す大谷。 「おおぉっ!?」 普通に歩こうとしただけのはずが、ふわっと浮かび上がり、そして着地する。 ドクター○松のなんとかシューズも真っ青なくらい、軽やかな足運びだ。 「名付けて、スーパーソフトスキップシューズだ」 「ど、どうなってるんですこれ!?」 「つま先をトントンした分だけ、ジャンプ力が上がるのだ。足に全く負担をかけずにな。ちなみに元に戻すには、同じ分だけかかとをトントンするのだ」 「すごいですねこれ!」 「もし逃げなければならないような事があった時は、それを使えばたちまち巻く事ができる」 「…え?逃げるとか、そんな結構ヤバい仕事なんですか?」 「ゴホッゴホッ!!よしじゃあ行ってきたまえ!」 「ちょ!ちょっと博士!」 半ば強引に送り出された大谷は、渡された資料に記された喫茶店“リゾナント”に向かった。 カランコローン 「いらっしゃいませー」 自分よりも若い女マスターの声に迎えられ、大谷は店内を見渡せる端の席に座った。 「お待たせしました、カプチーノでございます」 「あ、どうも…」 会釈する大谷。 カウンター内へ戻る女マスター。 手元の資料には、その名は“道重さゆみ”とある。 年齢は24歳、血液型はA型、そして“ヒーリング”と記されている。 資料にある10人の少女は全て同様に、氏名・年齢・血液型の他にそういったよく意味の分からないカタカナが添えられている。 どういう意味なんだろう…? 本人と資料を見比べながら、カプチーノを飲む。 が、30分ほど粘ってみたが道重さゆみ以外の少女は現れない。 追加注文できるほど懐も豊かではないので、大谷は会計を済ませ店を出た。 一歩踏み出した瞬間── グチョ 嫌な感触が、足に伝わった。 「あぁ~!犬のフン~!」 踏んでしまったのだ。 路面やガードレール等に擦り付けて、何とか取ろうとする。 トントントントントントントントン トントントントントントントントン そこに鳴り響く着信音。 「おっと、電話でいっ。はい、大谷です」 「おお、大谷君か?調子はどうだね?」 「ん~、それがですね~」 通話しながら歩みを進めたその瞬間── バヒューーーーーーーン!!!!!!!! 「あ~~~~れ~~~~」 「大谷君!?もしもーし!?大谷く~ん!?」 プー プー プー 「…クソぅ、大谷君がやられたか。おのれ、覚えておけリゾナンターとやら」 全く関係のない事で恨みを買われるリゾナンターであった。 つづけ 2014/02/25(火) 00 02 23.29 0
https://w.atwiki.jp/marupojipu/pages/265.html
326 名前:名無しさん@占い修業中 投稿日:2013/10/21(月) 21 43 26.09 ID DrXoVXzO http //engawa.2ch.net/test/read.cgi/uranai/1347549444/525-n 自分を知人と偽るのってたいして新しくもないけど、このところなかった気がする 329 名前:名無しさん@占い修業中 投稿日:2013/10/21(月) 23 20 48.93 ID RDrZ/65D 326 その人易経スレに前からいる解釈してクレクレ厨じゃないかな? (家を出たいが自立できていないのでどうするか…とか何回も相談してる奴) 前に他のスレとマルチしてたのがバレたんで、今回は別人を装って出てきたんだなw 330 名前:名無しさん@占い修業中 投稿日:2013/10/21(月) 23 38 25.68 ID RDrZ/65D 329補足 http //engawa.2ch.net/test/read.cgi/uranai/1347549444/40-49 http //engawa.2ch.net/test/read.cgi/uranai/1347549444/217-223 http //engawa.2ch.net/test/read.cgi/uranai/1347549444/262,265-268 http //engawa.2ch.net/test/read.cgi/uranai/1347549444/270,272,276 http //engawa.2ch.net/test/read.cgi/uranai/1347549444/423-430 http //engawa.2ch.net/test/read.cgi/uranai/1347549444/486-487 http //engawa.2ch.net/test/read.cgi/uranai/1347549444/489-496 易経スレに定期的に現れる毒親持ちで彼氏なし自立したいが金も無し女じゃないかと 夢占い夢鑑定夢診断5【依頼先行占術不問】 http //engawa.2ch.net/test/read.cgi/fortune/1390143996/ 152 名前:マドモアゼル名無しさん 投稿日:2014/02/18(火) 21 37 43.11 ID l+Ui/HDb 【HN】まこ 【夢主の性別・年齢】女・34歳 【夢の内容】 42歳の兄が隣にいるのに兄から電話がかかってくる夢。 オレオレ詐欺とかじゃなく兄の声で「もしもし~お兄やけど~」とかかってきて不思議だった。 電話で話しながら隣にいる兄を見ると何も話さず漫画かなにかを読んでいた。 それでも私は狼狽しながら話し続けていた。話した内容は分からない。 あと自分の住んでるマンションとは違う見たこともないマンションで愛犬が上層階から飛び降りる夢。 マンションは凹←こういう形か回←こういう形のマンションで私達がいたのは下の部分にあたるところ。 愛犬は3匹いるのですが、愛犬2号と3号が走り回って遊んでいたらその拍子に策の間から愛犬3号が中庭?に落ちて行った(滑空みたいな)。 犬が落ちて行って地面に直撃する寸前に目が覚めた。 マンションの何階かに凹(回)の両端部分に紐のようなものが渡ってかけられていて犬の腹部が引っかかったがそのまま落ちて行った。 私はそれを止めようとすることもなく落ちていく様をジッと見ているだけだった。死んだかどうかは分からない。 【その他】兄からの電話は不思議だった。 電話がかかってくること自体も、うろたえながらも普通に話している私も。 犬の夢は最悪な気分だった。すぐに起きて愛犬を見に行った。 153 名前:マドモアゼル名無しさん 投稿日:2014/02/18(火) 21 39 12.10 ID l+Ui/HDb 続きです。 【現実の状況】 悩み事は家族関係。 直接夢には関係ないと思うけど私は不倫で生まれた子です。 母親は過干渉で絵に描いたような毒親。 兄は私達と父親が違います。 実父は事故死。元ひきこもり。 私は父の実子です。 13年彼氏がいません。ずっと悩んでいます。 3月からトリマーの学校に通います。 卒業出来たらゆくゆくは就職、一人暮らし、独立開業を目指してます。 双子の妹は不倫しています。 自分の都合のいい時だけ私達に擦り寄ってくる。 私にそっぽを向かれるとプレゼント攻撃をしてくる。 悩んでるのは専ら母親の過干渉。 双子の妹だけ父親から家賃を払ってもらって一人暮らししています。 (不倫相手を家に呼んでセックスしたいため)。 私は1年実家にいるつもりでしたが、半年で母親の過干渉も復活してきたので一人暮らしを考えています。 兄は依存的で自分で「これがしたいからこうしよう」と言うものはありません。 兄弟の中で兄が一番母親から不当な扱いを受けているので(幼少期のネグレクト等)、出来ることがあれば協力したいとは思ってますが心配です。
https://w.atwiki.jp/tiscampaign/pages/753.html
「 我が恩讐と 敬愛すべき彼らにあまねく いつか遠く 平穏のあらんことを 」 名前:サンドリヨ・ド・メーヌ 職種:放浪者 現在賞金稼ぎ。 アルカナ:グラディウス=レクス=アダマス 性別:女 生没年:1041年~ 聖痕:右手・喉元・左手 特殊因果律:邪剣浄化 共振:幻影 エボンフラムの邪悪な炎と、それに紛れる白い光の幻影 容姿:灰がかった金のウェーブロング、癖ッ毛。一部を編み込んでいる。 やや幼めの薄褐色の鋭く整った面立ちに、金色の瞳。あまり肌をさらす服装はせず、丈の長い柔らかな紅色の衣服を基調に、鎧を身に着けている。鎧には右手の手甲に小さくド・メーヌの家紋が刻まれている 背には常に布で厚く覆った、身の丈には長大な両手剣を提げているため、やや人目を惹く 設定 エクセターはかつての名門、ド・メーヌ家に生を受ける。母は体が弱く、彼女を生んでまもなく世を去る。 父に愛され男手で育ったせいもあってか、幼少期より男子顔負けの剣の腕を発揮するものの、かつての名門であるがために家督には男子を、そして清廉さをと求められた事から、その才覚の一部を認められながらも、成人してまもなく、中流の貴族への縁談を用意される。 言ってしまえば政略結婚である。今や地に落ちた、それでもかつての名家にとっての、彼女への評価であると共に期待であった。 ド・メーヌの家名の復興を願い、奔走する父の労苦を若いながらに慮っていたサンドリヨは、これもまたその為であると受け入れド・メーヌの領地を離れる決心をする。 サンドリヨの短いながらの15年の中で、周囲からの視線に、あるいは実を結ばない尽力の歳月に擦り切れた父への、僅かな貢献になると信じて。 まもなく父は逝去した。彼女がド・メーヌの家を離れるその日に 葬儀のために遅れる輿入れ。 父の死が不幸の先触れと囁く者達。 細やかな悪意に耐えることが出来ず、黒い喪服に身を包んだ彼女は古い蔵へとふらりと足を向けたのだ エボンフラム あるいはクレマティオ。 ド・メーヌ転落のきっかけを作ってしまった聖剣であり、邪教の主であったという祖ギョームによって汚された邪剣。 あるいはこれさえなければと 見つめ続ける先でまさしくそれは起きた。 およそ半世紀の時を超えた邪悪なる炎の覚醒である。 噴き出した邪悪なる炎は彼女の貌を焼き、そしてド・メーヌの家名にまた一つ泥を塗った。 貌を焼かれた女は花嫁衣裳を縁談ごと脱ぎ捨てざるを得ず、そして代わりにその手には忌まわしき邪剣を握る。 その才を、あるいはその宿命を買われ また大願果たさず朽ちた父の、父祖の、あるいは彼らが愛した家督の無念を晴らすため、1年の雌伏、鍛錬の時を経てサンドリヨは今度こそド・メーヌの領地を離れた 邪剣浄化の術をを追うべく、己が腕を頼りとする賞金稼ぎとして情報を集め、あるいは剣を振るい彷徨う身として エクセターからハイデルランドへ旅だった後 2年の放浪の月日を経てなお 暗い炎に弄ばれた清算は、無念を晴らす恩讐は 途絶えていない。 性格 ◆隣人に慈愛を 理不尽には刃を 貴方の敵には炎を ふるまいは物静かで理知的。基本的には丁寧な物腰と言葉遣いで努めて他者と相対する姿勢を見せるが、内実は今までの半生ゆえに激情家で、一度敵とみなせば刃は簡単に緩めない。緩めようとしない部分がある。 ド・メーヌの教えと家訓は重んじているが、根が聊かばかりに気が強いのと悪いほうにあわさってプライドは高い。特に侮辱、裏切り、無駄な浪費を嫌う。 「 覚悟するがいい 裏切りは貴公の名を知っているぞ 」 15の折までは度々父の領内を巡り人々を助くる行いに同道した事から、義侠心は高く、また可能ならば徳に沿う行いを心掛けたいと思っているが、復讐を旨とするために一義ではない。 「 愛と善心を語るなら それはあの時 花嫁衣裳を破り捨てた時が最後です 」思えど、言葉に出すことは出来ない。 また、一度受けた恩は忘れない。 賞金稼ぎとしてはそれなりに有名で、苛烈かつ鋭い剣筋ながら、可能な限り命は奪わないというスタンスを通している。 「 ただし貴方が外道であれば容赦はしない。 私への敗北を認めるのは一度までです 」 暗い炎の教団とギヨームの事件に関しては、一族郎党から伝え聞く一部しか知らないものの、彼らに抱く憎しみは深い。あるいはうずく火傷の傷が、黒い炎が彼女を駆り立てているのかもしれない。 今はまだ、刃は薄く眠りに耽るのみ。 一人称は私 二人称は「~殿」「貴公」女性に対しては主に苗字か名前のどちらかを呼び捨てる。 親しみを持つ誰かがいるのなら、そのものは淡く消え入るような 柔らかな笑みを見るだろう。 道行にて 1: ケルファーレン公国港町ザルツハーフェンにて海賊の頭領である殺戮者を、居合わせた聖痕者たちと共に討ち果たし、平和をもたらしたサンドリヨ 暗き炎の暗躍 半世紀を超えたムンドゥスの刃 神の教えをいただくもの 復讐の炎 それぞれの思惑のもとであれど、取り戻した笑顔と平穏に、だがその表情は硬く沈んでいた 己の行くべき道はこれでいいのだろうか。 ただ一時の喜びは、安堵よりもなお、その心を駆り立て苛む。