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658. ひゅうが 2011/12/03(土) 20 53 56 提督たちの憂鬱支援SS――「輜重」 ――1943年4月 日本帝国 「砲工歩機が体ならば 我らは血なり輜重兵 忘るな乃木大将の訓 全軍我らが支えけり」 歌詞は、まず日本語で、続いて英語に訳されて繰り返される。 ふむふむ。と、ダグラス・マッカーサーはペンを走らせた。 「その、ジェネラル・ノギの訓示というのは何なのかね?」 「はい。昔は輜重兵は『荷駄どもが兵ならば チョウチョやトンボも鳥のうち』と言われ、日露戦争の頃まではそういう風潮が強かったのですが、鴨緑江渡河の際に輜重兵たちを嘲っていた歩兵を見とがめた乃木大将がこう言ったのです。 『貴様らはこれまでたどってきた道を覚えているか?』と。 『土地は荒れ果てていましたし、道はぬかるみ野盗まで出る容易ならざる道でした』と兵たちが答えると乃木大将は『そうか、それに加えて精強なロシア兵と戦いながらの進軍を果たした諸君らはまさに精兵というに相応しいだろう』と言われました。 兵たちが胸を張ると、乃木大将は『だが』と言葉をつづけ、『諸君らには砲兵や歩兵、騎兵らの支援を受け斥候兵の情報をもって大勢でそれを乗り越えた。 だが、この輜重兵たちはあのぬかるんだ荒れ地を一人1トン近い荷物を持ってわずかの人数でこれから何往復も歩くのだ。我々が戦えなくならぬように命がけで食糧武器弾薬を守って。聞くところによれば輜重兵たちは野盗や飢えた敵兵の弾丸から己の身体をもって輸送品を傷つけぬように守っているということだ。 だのに荷駄が遅れれば罵詈雑言を浴び、挙句の果てには同じわが軍の兵とも認められない。 兵の中でこれほど健気なものを私は知らぬ』と静かに言われたということです。 兵たちは恥じ入り、輜重兵たちは奮い立った――これが『乃木大将の輜重訓示』です。」 なるほど。とマッカーサーは通訳を兼ねる彼の従卒 金田少佐に何度も頷いた。 先ほどまで彼は、日本陸軍の軍歌について原稿を書いていたのだった。 その中で気になった一節や日本軍の気質について、この金田少佐は快く説明してくれていた。 彼が捕虜収容所に入ってもう数カ月あまり。 移動に関して若干の制限はあるが、彼は比較的自由に過ごしていた。 悪化していく戦況に心を痛めてはいたが、マッカーサーは日本で長期にわたる余暇時間ができたことを利用して回顧録や軍の運用方法、そして日本人についてと様々な書き物をしていたのだった。 「確かに補給は大事だからな。それを周知させるために皆が歌う軍歌の最初の方に輜重兵を歌い上げて意識を喚起しているわけか――」 「実のところ、改訂に際しては上の方でお偉方が相当もめたらしいです。精神力さえあればと言うような人たちと、欧州大戦の参戦組との間ですったもんだがあったとか。」 「はは。前線に出なかった連中はたいていがそうなるものだ。あのフランスのフォシュ元帥のようにな。」 マッカーサーは、新調したコーンパイプに火をつけた。 なるほど日本軍は面白い。 軍歌といえば我々の中では勇猛果敢な兵たちが好まれるが、この国のものはまるで反戦歌のようなものが好んで歌われている。 メロディーは・・・そう、スコットランド民謡から曲をとった「ジョニーが凱旋するとき」のようなものが多い。 そんな中で景気のいいこの歌については考察から外していたが、そんなこの曲の中にも興味深いことは多いようだ。 あの「海ゆかば」だけで日本人の精神性を推し量るのは早計ということか。 「そうだ。閣下、頼まれていたものをもってきましたよ。」 金田少佐が思いだしたように書類カバンから英語の本を持ってきた。 「おお!待っていた。」 「閣下が小泉八雲を読まれると聞いた時は驚きましたよ。それに『葉隠』や『五輪書』まで。」 「いやなに。祖国に帰るときに、日本人の話ができないでは笑われるからな。」 マッカーサーは笑った。 彼は、ふとしたきっかけで柳田邦夫という民俗学者の著書「遠野物語」の英訳版を読み、すっかり興味をそそられていたのだった。 外出が自由ではないマッカーサーにかわり、金田少佐は出勤途中の丸善でいろいろと本を買い込んで来てくれる。 祖国に帰れる日が来たら、ぜひとも彼を招待したいとマッカーサーは思っていた。 「さて。早く読んでみよう。おお、そうだ。昼食を食べていくかね?話の続きも聞きたい。」 「喜んで。」 なんだかんだでマッカーサーは結構日本滞在を満喫していたのだった。 659. ひゅうが 2011/12/03(土) 20 55 57 【あとがき】――補給の話が話題になっていたので以前投稿したネタを敷衍して一本書きました。 マックに関しては、史実で海ゆかばを味気ない訳にされた意趣返し――なんてことはこれっぽっちも考えてませんからね!(汗)
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/ i i i i / / ii i i i| i i '., / i i i i /| __/ リ `ヽ、jゝ、 i i i ', / i | ii レ'´ `´ `ー-、j、 i i f i | i i i | 、 \ i i i ', | i | i | ._____‐-、\ i\j i | i | i | i |豸´乍釜ミュ、ヽ\_ ノ _ } ii | , γ‐| |i i | i | 、 う tj ゚厂' , ,-―'´ ム ii ∧ | ,' /,-、iト、 |i i i | ヾ、 ` ̄¨¨¨´ ',ィ=rェュ. / ,リ / \_| i i { ,-j リヘj i i ヽ ぅfi ゚厂`/ i j 他人のToraブルを見るためなら i | j i { / ( `ヽ、j ` ヽ`寸ノ / レ' { i / i ̄ゝ、`ヽ` / / | 妾は腱の切れた右足を引きずってでも ヽ、___i / i \ ` __ / i 見にいくぞ /j ,イ i `ー、 /―-`ヽ、 ∧ i / j / | i | ji ( `Vi ,' |\ i 馬鹿と言われようとそれが妾のポリシーじゃ / ,' / i i | 八 ゝ ソ 人 | \j ./ ,' / i |i ≧。 `ー‐‐' ,゚ i / ,' / } ji >、 , ゚ i i キリッ ./ ,' / i ji >、 ,゚  ̄`i { / ,' / } i 厂 ̄ ̄ ̄`ヽ、 ≧r―‐' f } i ./ ,' / i リi r‐ 、 Y´厂 ̄} { j i-―‐-、//___,-―j } / j { { {_ ノ i i `ヽ i | / i ヽ i___ } { ノ i \ i |____/-――f⌒Y_} { ` | ヽ―'´ ̄ ̄`ー―-、 iヽ レ'⌒ヽ、 }二二二二二{ニニ} ̄`ヽ、 | ___j , `ー――-、 i i i `i二二二二>イ二ノ二二ニ\レ'i i ヽ / ,' `ー――-、 i i | |二二>'´///゙ ̄\二二二 { i i V / / `ー‐、 ─────────────────────────────────────── 名前 北斗 ナギ 役職 主婦 性格 おせっかい 種族 人間 HP 2000 戦闘能力 冒険者上位レベル(上の下) 戦闘方法 魔法・聖 やる夫評価 白いお饅頭らしいの 《能力》 【選択】 聖女に癒し祓う力を奉る 戦闘中一度だけ味方のHPを全回復させバッドステータスを解除する 【選択】 勝利の祈祷 戦闘中一つだけ味方の攻撃・防御・速さのどれかを戦闘中1,5倍にできる 【選択】 魔を祓い聖土を築く 戦闘中一度だけそのターン必殺攻撃を無効にする結界を張る 【自動】 誓いの傷跡 回避ができない愛の証 【選択】 彼の者の勝利を祈り願う 戦闘中一度だけ味方一人に必殺技を撃たせることができる 行動消費 ─────────────────────────────────────── 《備考》 『そのキャラを一言で表す作中の言葉』 概要 猛獣族の一員、族長「北斗ラオウ」の義弟「ジャギ」の妻 元は勇者PT《ホワイトナイト(仮)》のメンバーの一人であったが、現在は脱退し一介の主婦となっている。 結界魔法と浄化魔法が得意な勇者教会の従軍シスター、悪運は強いがメンバーの中では一番身体能力が低い。 パーティを組んで魔大陸へ来る途中で船が大破し、右足の腱が切れた状態で漂着し膿んで熱を出してた所でジャギに拾われ助けられたようだ、 猛獣領の人々には良くして貰っているようですっかり馴染んでおり、族長ラオウの娘のヒナギクと勇者の葉隠覚悟との仲を進展される企みに一枚噛んでいたり、 中々手を出さない覚悟に「タマついてるのか?」と煽ったりして楽しく過ごしていたようだ。 その日常描写で覚悟を煽った後にジャギに背負われて帰る姿が描写されている。 彼と共に生活している内に愛が芽生え最近結婚し夫婦になったようだ。 2人の出会いから結婚に至るまでのバックストーリが、小ネタ「ジャギとナギの心の仮面」として触りだけ描写された。 続きの投下は未定だが気になる人は刑事に催促してみたり、小ネタの募集で応募してみよう。 同盟からの五更瑠璃を花嫁に迎える使者へラオウから花嫁として紹介され、インデックス風の自己紹介を披露し読者から総ツッコミを受けた。 茶番と道化を装いPTメンバーのやらない夫と銀時に近況報告とPT脱退宣言をし、彼らをからかいながらも夫を紹介、 クマーが彼女の足の治療を申し出るが「夫との絆である」と丁重に断り盛大に惚気る。 走る事は出来ないが歩く事に支障はないらしく、冒険者としてではなく一介の主婦としては十分に機能すると判断しているようだ。 人柄/経歴 能力 やる夫に対する評価 コミュ考察 《関連項目》
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【作品名】機動戦士ガンダム(ノベル) 【ジャンル】小説 【名前】シャア・アズナブル with シャア専用リック・ドム 【属性】モビルスーツ 【大きさ】18m前後の人型 【攻撃力】 ビームバズーカ:ガンダムを一撃で破壊できる威力を持つビームバズーカ。 (ガンダムの防御は少なく見積もって数百km、どんなに小さくとも数十kmはあろうかと言う爆発を起こす 核ミサイル『フィフ』を上回る爆光の中に取り込まれても無傷なくらい。) 射程20㎞以上ほど。 弾速は20km以上あると思われる距離でも、歴戦の兵と言って良いベテラン兵士が発射後に反応する事が不可能な弾速。 または、十数秒で250km移動できるエルメスの移動より遥かに速いくらい 100mの隕石を斉射で四散させる事もできる。 【防御力】ザクよりは上。 (ザクの防御力は山腹をごっそり抉る核爆発を近距離で受け、km単位で吹っ飛ばされても無傷で、 小型ミサイルの直撃を耐える装甲を持つくらい) 宇宙での戦闘が可能。中の人は宇宙服着用 【素早さ】反応と近距離戦闘速度はガンダムと互角に戦闘可能な程度。 移動速度は十数秒で250km移動できるエルメスよりやや上 【特殊能力】360度全天モニターなので背後とかも普通に見える。 【長所】アムロと心が通じ合い歴史的な和解 【短所】そのアムロが撃墜され戦死してしまう。 【備考】和解するまでは主人公サイドと戦闘してたので敵 <ガンダムの素早さ> 【素早さ】1kmの距離から最大速度で接近しながら、その移動速度以上の速度のライフルを発射してくるザク(ザクは数秒程度で15kmの距離を開けられる移動速度)に対して、 カウンターで蹴りを入れてはね飛ばせる反応。ザクの移動速度以上のバズーカを見切り、10cm位の差ですり抜ける。 更には斧で攻撃してくるほどの至近距離で格闘戦を挑まれ、斧が振り下ろされたのを視認してから咄嗟にライフルを盾にできる。 ほぼ同等の速度と反応を持つ相手がビームを撃ったらどちらに当たるかわからず、上手く狙いをつけられないくらいに絡み合いながら、 至近距離でビームを発射しあい、お互いにそれらを回避しつつ、エルメス(28mサイズのモビルアーマー)と撃ち合いできる戦闘速度。 上記ビームの弾速はどれもリックドムのビームバズーカと同等。 参戦:vol.106 239 vol.106 460 名前:格無しさん[sage] 投稿日:2020/10/28(水) 15 48 38.44 ID +VDTK8Lo [2/3] シャア・アズナブル(ノベル) with シャア専用リック・ドム 考察 歴戦の兵を達人扱い(0.2秒反応)とすると、ビームバズーカの弾速は20/0.2=100km/s(マッハ294.1) ビームバズーカは射程20km 弾速100km/s 範囲100m 威力は数百km核爆発超え 「山腹をごっそり抉る核爆発」は戦略核並み(山破壊と小山破壊の間)なので、防御力は戦略核無傷 大きさ18mなので至近距離を18mとすると、 反応速度は18m先から100km/s反応=1m先から5.556km/s(マッハ16.34)反応 移動速度は250/16=15.625km/s 幽霊の壁前後は攻防速全て上回ってるので安定する、亜光速の壁下までは届くかも ○ 葉隠散 先手ビーム勝ち △ カオスドラゴン 物理無効、混沌のブレスは射程不足 ○ デーモン超究極体 先手ビーム勝ち ○ シガル 先手ビーム勝ち ○ バージル 閻魔刀耐えて絶刀される前に反応、ビーム勝ち × 核喰蟲 物理無効で不可視、パイロットが魂喰われて負け ○ ギュスターヴ 先手ビーム勝ち ○ ワールダーク 先手ビーム勝ち ○ 舞衣姫 先手ビーム勝ち ○ バルタン星人(FIRST) 関東地方の面積は32420km2なので、スペシウム光線は直径203.2kmの核爆発超え だが任意発動なので先手ビーム勝ち ○ ザーバッハ 先手ビーム勝ち ○ 黒の女神 先手ビーム勝ち ○ 暗黒騎士 先手ビーム勝ち × ゲネス首領 銀河破壊攻防は無理、ゲネティックスパークで削られ負け ○ 天使(一話) 先手ビーム勝ち × ガルム 凍結負け × アスハム・ブーン(アニメ) 窃盗で内部破壊負け × マリコ 不可視かつ5cmからマッハ2反応、コクピットすり抜けベクター負け ○ 和泉紫音 不可視だがビーム乱射勝ち ○ ルージュ 時間蝕は範囲不足、ダークスフィアは耐えられる、オーヴァドライヴ切れたらビーム勝ち △ ピット・レオール 速過ぎ、耐えて分け △ カイム 数十mから光速反応? 速過ぎ、耐えて分け × 刑部克己 開始距離が18m+2m弱なので射程数十mはギリ届かない、が不可視で接近され双鳴閃負け ○ ギュネイ・ガス 数十mから亜光速(3000km/s)反応、移動速度は20/6=3.333km/s 耐えて接近してビーム勝ち △ ステラ・ルーシェ 移動速度60km/s スキュラ耐えるがビーム当たらない近付けない分け × フェイト 石の息吹負け × ミリアルド・ピースクラフト ガンダリウム合金は数十km破壊攻防か、ヒートロッド負け × シャア・アズナブル with サザビー 10km核爆発超え威力のメガ粒子砲は耐えられないか △ 武州五輪 速過ぎ、相手は火力不足 (亜光速の壁) この上は亜光速反応や常時能力で対人精神攻撃など防御無視が飛んでくるので厳しい 天使(一話)、ゲネス首領、シャア・アズナブル(ノベル)で三竦み ガルム>天使(一話)=ゲネス首領=シャア・アズナブル(ノベル)>暗黒騎士
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探索などで出会うユニット(下位ユニット) 色・タイプ (剣) (格闘) (弓) (銃) レア度 初期 剣士 格闘士 狩人 猟師 ☆1 赤 上級剣士 用心棒 シューター マークスマン ☆1 青 近衛兵 グラップラー ウルフハンター スナイパー ☆2 緑 エクスワイア ストライカー コインエンマー マタギ ☆2 黄色 剣闘士 チャンピオン マスターシューター 猟騎兵 ☆2 紫 魔剣士 古武術士 ダークシューター マスケッティア ☆3 白 聖剣士 拳聖 スターシューター ベイオネット ☆3 【リスペクトガチャユニット①(上位ユニット)】 リスペクトPを使うことによって手に入るユニット ※ガチャで手に入るのは緑のユニットまで!それ以降は同色の下位ユニットと合成することで1ランクUP! 色・タイプ (剣) (格闘) (弓) (銃) レア度 初期 騎士 モンク 弓士 ガンナー ☆2 赤 上級騎士 レンジャー 上級弓士 チェーンガンナー ☆2 青 重騎士 ジプシー ヘビーアチャー ヘビーガンナー ☆3 緑 ソードマスター 呪術士 ボウナイト 機関銃兵 ☆3 黄色 パラディン 錬金術師 ボウヒーロー コマンドー ☆3 紫 ドラゴンナイト ハイプリーテス♂(ハイプリースト♀) 竜弓兵 ジェノサイダー ☆4 白 CENTER 聖騎士 ニルヴァーナ 残心 ドラグーン ☆4 【リスペクトガチャユニット②(レアユニット)】 ※ガチャで手に入るのは初期のみ 色・タイプ (銃) (銃) (剣) レア度 初期 シェリフ 探検家 闘牛士 ☆3 赤 マーシャル 冒険家 アヴェンタドール ☆3 青 コンスダブル ランドウォーカー ピカドール ☆3 緑 エージェント ケイブダイバー エルフォルテス ☆3 黄色 ディテクティブ プラントハンター マタドール ☆4 紫 ガンスリンガー トレジャーハンター トレアドール ☆4 白 アンタッチャブル スペランカー エスペランサ ☆4 【プレミアムガチャユニット】 1回200モバコインで入手可能。 もしくはプレミアムガチャチケットを使用時に入手可能。 緑ユニットまではガチャで入手可能(なぜか青は出ない) ユニット名(初期) 赤 青 緑 黄色 紫 白 タイプ スキル 忍者 上忍 夜叉 修羅 天狗 鵺 仙忍 万能 クリティカル 海賊 シーフ 無頼 ローグ ヴァイキング キャプテン ブラックバード 万能 身かわし アサシン スタッバー サイレント ハーミット イーグルオウル ダークストーカー ガーディアン 格闘 クリティカル ピエロ フール ジェスター アルルカン クラウン ジョーカー キャラクター 万能 遊ぶ 竜装騎兵 ドラゴンライダー グランナイト グリーンナイト エクイテス ドラゴンロード ダークナイト 剣 クリティカル ノーザンハンター サーモンハンター ツンドラハンター ストームガンナー エスキモー アイスランダー ブルーアイズ 銃 獣の咆哮 侍 伊達武者 剣客 鬼武者 葉隠 無双 剣聖 剣 肉切骨断 見習いコック パティシエ ポワソニエ ロティスール ソーシエ スーシェフ シェフ 剣 おいしい料理 ドワーフ ウォーリア バーバリアン バーサーカー ウォードレイダー ミスリルマイナー ドワーフキング 剣 陰陽師 気学師 符術師 断易師 八卦匠 浄天師 冥術師 剣 式神召喚 フォクシー 狐火 ヴィクセン ルナール ゴールドテール たまも 葛の葉 万能 トリプルテール ビーストバスター フレイムレンジャー バーニングバスター ブレイズブリンガー スコーチャー アニヒレイター ピンクプロミネンス 銃 フレイムショット 海賊(男) シーフ 無頼 ローグ ヴァイキング キャプテン ブラックバード 万能 干し肉投げ 義賊 怪盗 トリックスター ウインド 雷電 風魔 我来也 万能 抜き取る ハスラー ギャンブラー スヌーカー キューナイト ハードブレイカー ベットマスター ハイローラー 剣 ブレイクショット アイアンスレイヤー ファイアスレイヤー アイスブレイド ジェイドブレイド メタルブレイド ピュアヒロイン ゴールドヒロイン 剣 ランダムスラッシュ くの一 影縫 彩女 蛍火 裏霞 かまいたち 朧月夜 万能 分身 和弓士 強弓士 一閃 松風 竹林坊 与一 心眼 弓 男気の一撃 イーグルアイ レッドウルフ ブルーフォックス マウンテンホーク クレイジーホース ローリングサンダー グレイトヴィジョン 弓 ソウルギャザリング 龍人 火炎龍 水龍 飛翔龍 咬牙龍 紫龍 龍神 ドラゴンクロウ ナイフスロワー フラムナイヴス フラッシュフラッド フレッキアナイヴス テルメスダガー ベネトレイター ナイフマスター 剣 ショックナイフ 舞妓 神楽 瑠璃子姫 羽織 琥珀舞師 藍姫 桜織姫 格闘 百花繚乱 シールドガンナー 銃槍騎兵 ヘビーバレル 装甲騎士 テンプルガード キャッスルガンナー バスターナイト 銃 ガードショット スクールアーチャー フレッシュアロウズ フィールドシューター エールスナイパー キュートアロウズ エースアーチャー キャンパスヒロイン 弓 ラビットスナイプ リーフチャイルド 剣 【プレミアムガチャユニット(激レア)】 1回200モバコインで入手可能。 もしくはプレミアムガチャチケットを使用時に入手可能。入手確率は低い。 ユニット名(初期) 赤 青 緑 黄色 紫 白 タイプ プリンセス ディーヴァ クレリック セイレーン アコライト シスター シャーマン 万能 足止め 巫女 たまより姫 いたこ くちよせ いづな かんなぎ ひみこ 弓 足止め キャットテール フェリス マスコット ファーリー ピクシー 猫又 スフィンクス 格闘 目立ちたがり 占い師 祈祷師 預言者 星詠み 時詠み ルナ・ノード フォーチュン 万能 タロット ラビットアーチャー ヴァーミリオン クレセントアーチャー ルナエミザリー クニークルス いざよい フルムーンシューター 弓 毒団子アロー カースワーズ ソウルコレクター ガルドル グリモワール ケイオスハンター イーヴィルアイ カーズマスター 万能 呪言 ギターガンナー パワーコーダー ロックオンガンナー ハードコアシューター リードスナイパー タッピングスター リフマスター 銃 ライブ ブックコレクター アーカイブマスター グリモアリーダー エリュダイト エンシェントラウズ セージ ロストインデックス 万能 エンサイクロペディア ペンギンアーチャー フリップアロー アイスシューター イワトビアロー アデリーアーチャー オーロラシューター アンタクティカ 弓 流氷アタック ガンダイバー パイグリフォン アーモドライバー ライノブレス バトレックス バスターインテグラル ヴォルケイノス 装備不可 ブーストモード イベント(砂漠遠征~
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二つの零、二つの魂 ◆TJ9qoWuqvA 鈴虫の音が、薄暗い林に響く。 雑草が猥雑に生え並ぶ、一本の木の下に一人の少女がいた。 背中まで届く桃色のブロンドを後ろに流し、同じ色の整った眉の下には気の強そうな鳶色の瞳があった。 白いブラウスに包まれた小柄の身体に黒いマントを羽織っている。 彼女の名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。 異世界の貴族であり、メイジ。普通の世界では魔法使いにあたる。 彼女は薄暗い林の中、憤っていた。 (なによ! 殺し合えだなんて、何様のつもりよ!!) 老人は、自分たちに殺しあえと、確かに言っていた。 貴族である自分に、そしてその使い魔である才人に。 怒りで頭が沸騰するが、シエスタの首が吹き飛ぶ様を思い出し、風船がしぼむように気持ちも萎えていった。 (サイト、シエスタが死んだところを近くで見ていた。やっぱり悲しんでいるかな?) 当然である。二人は親しいのだ。 ルイズが才人のご飯を抜けば、必ず彼女の元へ行き、食事をもらっていた。 悔しいことに、才人がシエスタを押し倒していたこともある。 普段なら腹を立てるような思い出にも、さすがに死人を悪く思えず、感傷的になる。 (なら、早くサイトと合流しなくちゃ。もちろん、ご主人様として使い魔を心配するのが義務だからそうしているだけ! けっして、落ち込んでいるサイトを慰めようとか考えてないんだから!) 心の中でさえ素直になれず、ルイズはそばにあったデイバックを掴むと林を進む。 ふと、杖がないことに気づき、デイバックの中身を確かめる。 食料や地図、名簿などが入っており、他には一枚の紙が入っていた。 紙には数種類の言語が書いてあり、彼女の国の文字もそこに書かれていた。 「なによ? これ? 軍……刀?」 不思議に思いながらも、ルイズが紙を開くと、中から一本の反りの入った刀が現れた。 いきなりの事態に頭が混乱する。他にも似たよう中身がないか探すが、まったく見当たらない。 ため息をつくと、枝を踏む音に振り返る。 「だ……だれ!!?」 震える手で抜き身の刀を構えると、黒い学生服を着た、巌のような身体を持つ男が立っていた。 「待ってくれ! 俺は殺し合いに乗っていない!」 「信用できるわけないじゃない!」 叫び、顔を見つめる。たくましい身体を持つわりに、黒い長髪の下の顔は幼く、ルイズと同じか年下に見えた。 男は無言でデイバックをルイズに向かって投げ捨てた。 ルイズは怪訝な表情を向ける。 「俺の支給品を確認してくれ。決して、殺し合いに乗れるような物じゃないから」 刀を向けたまま、警戒して相手のデイバックを確認する。 中身はルイズの物と同じく食料や地図、名簿が見えた。紙は開いたらしく、一つルイズのデイバックにはない荷物があった。 「なに? これ?」 四角い箱に、彼女の読めない日本語でこう書かれていた。『超光戦士シャンゼリオン DVDBOX』と。 ルイズは暗い林を歩き、先を軍刀を持って歩く、杉村と自己紹介した少年に話しかける。 「ようするに、DVDプレイヤーというのがあれば中身を見れるってこと?」 「ああ。けど中身は期待しない方がいいよ。まあ、七原の奴がいたら喜びそうだけど」 「いったいどんな内容なのよ?」 尋ねるルイズに、杉村は苦笑しか浮かべなかった。 その様子に苛立ち、つい語気が強くなってしまう。 「なによ! そんなに危ない内容なの!?」 「いや、単に正義の味方が変身して悪を倒すって言う、子供向けのヒーロー番組だ。多分……」 「変身ヒーロー? なにそれ?」 「女子が聞いても興味ないと思う。うん」 そういいながら、杉村が照れた様子で頬をかいている。 「それにしても、いきなりプログラムに巻き込まれるなんて、思ってもみなかった」 「プログラム?」 ルイズが怪訝な声を上げると、杉村はそっかと呟き、ルイズの桃色のブロンドに視線を向ける。 「ルイズは外国人だから知らないだろうけど、大東亜共和国にはプログラムなんていうのがある。 全国の中学三年生のクラスから無差別に選んで、殺し合わせるって、最悪な法が。 今回は特例か何か知らないけど、他の学校の人間や大人も混じっている。プログラム自体、なにか変化があったかもしれない」 杉村は奥歯を噛み締め、悔しそうに唸っている。 しかし、頭には疑問が浮かんでいた。 (中学? 意味が分からない。大東亜共和国? どこの田舎の国よ) ルイズは聞いたことの無い単語に考え込む。その様子を見て杉村は落ち込んでいると勘違いする。 「大丈夫だ! 俺の仲間もいるし、力を合わせれば脱出できる。 三村って俺の仲間がいるんだが、奴は何でもできる。運動も、パソコンも。 このゲームを脱出できる案なんかすぐ浮かぶから、そんなに落ち込まないでくれ」 最初は慌てて話していたが、徐々に冷静になり、仲間と希望を語った。 その黒の瞳と髪に彼女の使い魔を思い出し、杉村が話した仲間の話と相まって、急に胸が切なくなる。 「サイト、逢いたい……」 思わず呟いてしまった言葉に、杉村は呆けた表情でルイズを見つめていた。 だがそれも一瞬、すぐに決意で固めた表情でルイズに向き直す。 「俺が絶対、ルイズとそのサイトって奴を逢わすよ。そこに……」 杉村が何かを思い出すように言葉を一旦区切った。 風が吹きぬけ、二人の長髪を宙に舞わせる。 「そこに、『俺の正義』があるから」 木の葉が舞い、木々が静かにざわめく。 虫の音が、静かさを強調するように鳴り続ける。 余りの反応の無さに照れくさくなったのか、杉村は頭をかく。 「……とある奴の受け売りだけど」 「調子狂うわね。大体サイトと合流するなんて当たり前よ。死ぬ気はまったく無いわ!」 「ああ、その意気だ」 ルイズが元気を取り戻したように見えたのだろう。 杉村は笑顔を浮かべて、歩みを再会する。 前が暗くて見えないので、足元を気をつけるようにと言う彼に、分かっていると強い口調で返した。 □ 杉村は暗い夜道を、慎重に歩くルイズの様子を見守る。 小柄な彼女に、最初は想い人の琴弾を思い出していたが、気の強さは自分の幼馴染、千草といい勝負だ。 もしも二人がプログラムに巻き込まれたらと思うと、ゾッとした。 彼女の知り合い、――恋人だろうか?――のサイトという人物も、同じ思いをしているだろう。 二人を無事再会させる事を、改めて誓う。 誰かを殴るのは嫌いだが、ルイズを守るためなら迷わず拳を振るえる気がした。 これが、先程も言った、七原の『そこに正義があるから』なのだろうか? そんな事を考えていると、さっきまで鳴り響いていた虫の音が聞こえないことに気づいた。 不思議に思うと、異様な気配が自分たちの進む先から感じられた。 少林寺拳法を学んだ杉村は、その異様さに驚く。 街のチンピラに相対したときとは比べ物にならないほどの殺気。 振り向くと、ルイズは顔を青ざめ、身体を震わせていた。 「下がっていてくれ」 そう言い、軍刀を強く握り締める。 杉村は軍刀を扱ったことは無い。だが、痛いほど握り締めなければ、恐怖で体が震えてしまうのだ。 やがて、一人の男の姿が見えた。 黒いコートを着用し、リーゼントの黒髪の下の瞳は黒いサングラスで見えないが、威圧感で溢れていた。 「……ガキか」 「あんたはゲームに乗っているのか?」 「そいつを構えているってなら、分かっているだろ?」 杉村が、一縷の望みをかけた問いかけは最悪の答えとして返ってきた。 目の前の男のみに集中する。こいつはここで倒さねばならない、と本能が告げていた。 「ルイズ、俺が食い止めているから逃げるんだ!」 「何を言っているのよ!」 「いいから行け!!」 雄たけびながら刀を裏返して、峰で殴りつける。 男は無造作に腕で止めた。 「弱いくせに刃向かうか。所詮はか弱き人間だな」 呟きながら、粒子が男から上がるのが見えた。 それも一瞬のこと、粒子の晴れた先には大砲を背負った、金色の人型のトラが顕在していた。 「フン」 トラの怪人が無造作に腕を振るうと、凄まじい力に身体を宙に舞わされ、木に叩きつけられる。 咳き込みながら、まだその場に留まっているルイズに顔を向けた。 「早く……逃げろ!!」 「で、でも……」 「俺を嘘吐きにさせないでくれ! 俺は七原の言葉に誓ったんだ! 君と、才人を再会させると!! だから今は逃げてくれ! 必ず追いつく!!」 「……絶対、生きて切り抜けないさいよ!!」 ルイズの言葉に、ああ、と一言返す。 後ろ髪を引かれる思いだろうルイズが遠ざかるのが気配で分かる。 それを追おうとしている怪人に、軍刀を向けた。 「行かせはしない」 「その弱さで何ができる。世の中は弱肉強食だ。お前も、あの女も俺に殺される」 「そうはさせるか!?」 瞬間、杉村は跳躍し、上段から刀を振り下ろす。 怪人が難なく受け止める。だが杉村はこれを予想していた。 刀を手放し、無手となる。深く、静かな呼吸音とともに、地面を踏み砕き、掌で重い衝撃を怪人の腹に与える。 衝撃で怪人の身体にダメージを与え、身体を浮かせ…… 「ぬるいな」 無かった。 怪人の腰に装着された機関銃が杉村を向き、銃弾を吐き出す。 衝撃が身体中を貫いていく。鉛の重さが加わり、刀が落ちると同時に杉村は崩れ落ちた。 おびただしい量の血が、学生服を赤く染めていく。 怪人はルイズを追おうと自分を踏みつけて歩いていった。 (俺はこのまま死ぬのか? 誰も救えずに……) 無念を抱え、徐々に瞼が閉じていく。 彼の短い人生が閉じようとし、走馬灯が駆け巡る。 ――ホントッ、あんたってガキねっ!! 幼馴染の罵倒が、耳に蘇った。 しかし、不思議に力が沸いてくる。 (そうだ、約束の一つも……食い止めるということもできないなんて、まるで子供じゃないか!) 決意を上乗せして、震える脚を無理矢理立たせる。 怪人の足が止まった。 「立ち上がったところで何もできないだろうに」 「そいつは、やってみなくちゃ分からないだろ?」 掴んだ刀の、刃を怪人に向ける。 杉村は自分の弱点を理解している。それは、相手を殴るときに躊躇してしまうことだ。 だが、今はそうも言っていられない。 相手が怪人であることもあるが、このまま通せばルイズだけではない、自分の仲間の三村や、他の無力な人間を殺していくだろう。 (勝てるとは思っていない。だけど一秒でもここに留めておかないと!) 少しでも犠牲を減らせるならと、刀を横薙ぎに振るう。 軽々と避けられるが、それでも諦めず、数度振るう。 「そろそろ満足しただろう?」 獣の形をした口元を動かし、怪人は再度機関銃を放つ。 杉村の全身を銃弾がズタズタに切り裂き、ぼろきれのように血の池へと再び倒れた。 ジャリ、と怪人が近付いてくる。自分を見下す瞳は醒めていた。 所詮は人間、そう考えているだろうと思うと、腹が立ってしょうがなかった。 だが、怒りだけでは身体は動かない。 冷たい土の感触を頬に受け、視界が暗くなってくる。 ――そこに正義はあるのかっ!! 突然、七原の、口癖のような言葉を思い出す。 (そうだよ、七原。正義はあるから、少しだけ踏ん張ってみるよ) 先程まで脱力して、まったく動かなかった身体が軽い。 身体を跳ね上げ、怪人の左腕に刀を突き刺す。 血が赤いことに意外に思う。 怪人が自分を吹き飛ばし、距離が開いた。 「やせ我慢か。反吐が出るぜ」 背中の大筒がエネルギーを溜めているのが見える。杉村の身体はもう動かない。 「お前を吹き飛ばして、あの女も殺してやる。一足先にあの世で悔しがっていな。ナルシストの偽善者」 怪人は四つんばいになり、反動に備えている。 巨大なエネルギーが身体を焼きながら襲ってくる。 「七原……」 呟きを呑み込み、爆発が木々を吹き飛ばし、轟音を立てて地面を揺るがした。 □ 中程度の背丈を鋼の肉体と、白い学生服に包み、短く刈っている髪の下、眼鏡の奥に意志の強い眼差しを持つ少年、葉隠覚悟は、デイバックの前に正座をしていた。 目を瞑り、先程の出来事、少女の死による怒りを治めていたのだ。 (敵を憎んではならぬ。憎むべきは、敵を恐れる己の心) 零式防衛術、それは葉隠一族に伝わる、牙無き人を守る剣。 この殺し合いの中に殺されてしまった哀れな少女のように、牙を持たぬ人はいるだろう。 その善良な人間を、この殺し合いに乗った悪鬼は見逃しはしない。 ならばと、覚悟は瞳を開く。 (俺はこの殺し合いでも、人々を守る剣となろう) 人を守り、この殺し合いより脱出する。 もとより、覚悟はその信念を曲げる気など無かった。 立ち上がり、デイバックを手に取る。 いつも彼の傍にあった、強化外骨格「零」はない。 しかし、「零」は悪に手を貸すような強化外骨格ではないので、他人の手に渡るのは問題ない。 自分も零式防衛術を持つゆえ、武器は要らない。 支給品を確認しているのは、危険な物を破壊する為だ。 紙を一枚取り出す。「滝のライダースーツ」と、一筆書かれていた。 他には特別なものは入っていない。紙を開くと、ライダースーツ一式が具現化された。 「こ、これは……」 現れたのは、黒の上下のライダースーツに、黒のグローブとブーツ、黒のマフラーにヘルメット。 ヘルメットには髑髏の顔が描かれており、見る人間が見れば不気味に感じただろう。 しかし、覚悟はそのスーツに、熱い何かを感じた。 武器になりそうなのは、脚に仕込まれたスタンガンのみ。 強化外骨格とは比べ物にならないほど、貧弱な装備だ。 それでも、覚悟は英霊の宿った強化外骨格に匹敵する「魂」を感じた。 背筋を伸ばし、スーツに向かって敬礼をする。 (このスーツの持ち主、滝という御方。今しばらく、あなたの力を俺に貸してください) 少し時間を置き、ライダースーツを身に纏う。 身体が、大いなる正義に守られているような気がして、覚悟はさらに決意を強くした。 だが、無常にも爆発音が響く。 耳に入ると同時に、覚悟は現場へと勢いよく駆けて行った。 木々を次々と避けていき、やがて爆発の中心地と思わしき場所へとたどり着く。 焼け焦げた跡が百メートルくらい円形で広がっており、折れて半分から五分の一程度の大きさになった木が燃え続けている。 死を顕在したような大地を進むと、下半身が吹き飛ばされ、黒焦げになっている少年を見つける。 「……だ、誰か……きたの……か?」 驚いたことに、まだ生きているらしい。 だが、長くは持たないだろう。 「ああ、安心するんだ。俺は危害を加えるつもりはない」 傍により、優しく声をかける。 その様子に安堵したのか、少年はさらに語り続けた。 「ゲームに、乗って……いない……なら、この先にルイズって……女の子が……怪人に狙われて……いる。 頼む、助けて……やってくれ……」 「承知!!」 覚悟は、少年が指を指す方向へ脚を向ける。 少年を弔うのは、少女を助けてから。悔しいが、そうせざるを得ない。 「待って……くれ。俺の刀……を持ってい……ってくれ」 震える腕で、半ばから折れた刀を覚悟に差し出す。 武器としての機能は落ちている。使い物になるかは微妙だ。 だが、覚悟は感謝を込めて刀を受け取った。 「ありがたく、使わせてもらう」 「……七原、そこに……正義はあった……よ」 それっきり、少年は沈黙した。 敬礼する暇も惜しみ、覚悟は疾風となる。 少年の魂を乗せた軍刀を握りなおす。 戦いは、近かった。 □ タイガーロイドは駆ける。 木々を避け、女の足に追いつくのはたやすい。 風を切り裂き、タイガーロイドは苛立つ。 刀程度に自らの身体が傷ついたのが不思議でならない。 おまけに、銃弾の補充が遅い。いつもなら数秒でに補充が完了するが、いまだに一発も精製できていない。 さらに、背中の大砲の威力が下がっている。一度も使ったことは無かったが、聞いていたスペックを大幅に下回っていた。 バダンの技術者がスペックを間違えるなど、あり得ない。なら考えられることは一つ。 あの老人が細工をしたらしい。 (こざかしい) ギリッと、歯を噛み鳴らす。 タイガーロイドは最後の一人に興味は無い。 村雨と合流してあの老人を殺し、バダンへと戻りガモン共和国へと向かい直したいのだ。 自分が嫌いなタイプの人間、滝和也に煮え湯を飲ませねばならない。 その次は、仮面ライダーの始末だ。強者が支配する、彼にとっての理想を創るために。 桃色のロングの髪を見つけるが、何の感慨も浮かばない。 強者が弱者を殺すのは当然の摂理。殺人に対しての罪悪感など、とうの昔に捨てた。 冷静に腰の機関銃を、少女に向ける。 自ら放つ、火薬の匂いをトラの鼻が感知した。 □ ルイズが逃げている途中、後ろから爆発音が響いた。 少しだけ振り返り、走るのを再開する。 その瞳には、少しだけ涙が滲んでいた。 (スギムラ、あんた絶対生きて切り抜けなさいって、言ったのに!) ルイズは杉村の死を分かってしまった。 あの爆発は、自分が逃げてきた場所だ。 トラの獣人の背中に大砲があったことは覚えている。 もう、杉村は助からない。当然の答えだった。 自分の無力さに歯噛みする。 (せめて杖があれば、あの場に留まってスギムラを援護できたのに!) もっとも、それは願望に過ぎない。 自分はゼロのルイズ。まともなメイジを夢見るほど、メイジとしては出来損ないの落ちこぼれ。 あの場で杖を持っていたとしても、死体がもう一つ増えるだけだ。 それが、余計に悔しかった。 雑草を掻き分ける音に振り返る。 トラの獣人が、腰の筒をこちらに向けている。 火が、筒より発射された。 「キャッ!!」 右足が焼けるように痛む。二つの傷口から、血が流れていた。 トラの獣人がにじり寄る。 ルイズは恐怖で歯がカチカチと鳴った。 「サイト……助けて!」 「助けを求めるか。キサマもあの男と同じだな。他者に助けを求める、弱きものだ」 「スギムラが、助けを求めた……?」 自分を助けるため、身体を張った杉村が命乞いをしたなど信じられず、つい問いかけてしまう。 「あの男は最後に呟いたのは、七原とか言う名前だ」 その言葉に、ルイズは思い出す。 正義を口癖に持つ、杉村の親友。つまり、杉村は最後まで自分の正義を貫こうとしたのだ。 トラの獣人の瞳には、絶対零度の瞳があった。 杉村の死を軽んじる獣人に怒りが沸いてくる。 「…………ざけないでよ」 「ん?」 「ふざけないでよって、言ってんのよ!!」 怒声が、暗い林で獣人に向けられた。 元気を取り戻したルイズに、トラの獣人は不機嫌な表情を見せている。 「スギムラが助けを求めた? ふざけないでよ!! あいつはね、平民だけどサイト並みに勇気があって、わたしを守るって事を最後まで貫いただけなんだから! あんたみたいな化け物に、そんなスギムラを蔑ませなんかさせないっ!!」 「なら、どうするんだ?」 「わたしがあんたを倒す! スギムラを馬鹿にしたこと、百回謝らせてやるんだから!!」 ルイズは木に手をかけ、身体を無理矢理立たせる。 ひたすらにトラの獣人を睨み続けた。 「わたしは伝説の使い魔ガンダールヴの主人にして『ゼロのルイズ』!! この二つ名にかけて、メイジとして、貴族としてあんたの悪行を許さない!!」 本来なら不名誉で、自らが口にもしたくないその二つ名をかけて立ち上がる。 このトラの獣人は、杉村を馬鹿にした。 たとえ一緒に行動した時間は短くても、助けてもらったのは確かだ。 だから、彼の行為が無駄でない事を示すため、最後までこいつに恐怖をしないと決めた。 抵抗して、弱者である自分が刃向かってみせる。 (スギムラ。わたしにも、正義はあったよ) ルイズは死を覚悟している。 一矢も報いれないことに、歯噛みをするが、せめて心だけは負けないよう、瞳はトラの獣人から逸らさない。 無言で、不機嫌な瞳を向けたトラの獣人が、背中の大砲を向けた。 エネルギーが収束されていく。見覚えの無い光だが、どうなるかは簡単に想像できた。 (サイト、元の世界に戻せなくて、ゴメンね) 自分の使い魔……いや、想い人に心の中で謝り、死の光を待つ。 暗い林道が照らされ、草一本すらも視認できるくらい明るくなる。 身体に痛みが走っても、目を瞑らないと気合を入れた。 その時―――― 「零式積極重爆蹴!!」 二つの零が、交差した。 □ トラの怪人は、大砲の充填を中断し、木に叩きつけられていく。 その様子を確かめ、覚悟は少女に顔を向けた。 「無事か?」 優しい声色で、髑髏の模様が施されたヘルメットのバイザーを上げた覚悟は、桃色の髪の少女に話しかけた。 「その刀……」 ルイズであろう少女は、自らの右手にある折れた刀を見つめている。 「少年から、君を守るように頼まれた」 「じゃあ、スギムラは……」 「殉死した」 「殉死って……なにを信じてスギムラは死んだって言うのよ!」 「己が男に殉じたのだ!」 ルイズは、涙をためた瞳を自分に向けた。 杉村という少年の魂を込めた刀を、覚悟が敵に構える。 「その魂、俺が絶やさん。だから、安心してくれ」 簡潔に言うと、その場を離れトラの怪人の前に立つ。 トラの怪人は苛立ちの表情を浮かべた。 「滝のライダースーツ……その言葉……お前も滝や仮面ライダーと同類か」 「志を同じくする、同志だ!!」 「チッ、その甘さ、本当に反吐が出る。お前たちは、偽善者のナルシストだ。 世の中を生き抜くのは強者のみでいいんだよ!」 「その認識、宣戦布告と判断する!」 言い放ち、覚悟はヘルメットのバイザーを下げる。 髑髏の瞳の部分の、二つの穴からまっすぐに正義と信念を込めた瞳をトラの怪人に向けた。 覚悟は、その体躯に滝の魂を込める。 「当方に迎撃の用意あり!!」 続けて、刀を傍に突き刺し、零式防衛術の構えをとる。 刀から、杉村の魂を拳に込める。 二つの魂を込め、覚悟は雄雄しく叫ぶ。 「覚悟完了!!!」 【杉村弘樹@BATTLE ROYALE:死亡確認】 【残り59人】 【H-3、林道/1日目・深夜】 【葉隠覚悟@覚悟のススメ】 [状態]:健康 [装備]:滝のライダースーツ@仮面ライダーSPIRITS。折れた軍刀@現実。 [道具]:支給品一式。 [思考] 基本:牙無き人の剣となる。 1:目の前の悪鬼を倒す。 2:ルイズを守り、杉村を弔う。 【H-3、林道/1日目・深夜】 【三影英介@仮面ライダーSPIRITS】 [状態]:左腕に刺し傷。腰の機関銃弾数中消費。背中の大砲(2/3) [装備]:なし。 [道具]:支給品一式。未確認支給品1~3個。 [思考] 基本:村雨以外は皆殺し。 1:目の前の偽善者を殺す。 2:村雨と合流、このゲームから脱出する。 ※三影は制限により、弾の精製が極端に遅くなっています。 弾数が尽きた状態から、完全補充まで数時間かかります。 【H-3、林道/1日目・深夜】 【ルイズ@ゼロの使い魔】 [状態]:右足に銃創。中程度疲労。杉村の死によりショック状態。 [装備]:なし。 [道具]:支給品一式。超光戦士シャンゼリオン DVDBOX@ハヤテのごとく? [思考] 1:目の前の戦いを見守る。 2:スギムラを弔いたい。 3:サイトと合流。 004 無題 投下順 006 殺人鬼の日々の過ごし方inロワイアル 004 無題 時系列順 006 殺人鬼の日々の過ごし方inロワイアル 000 オープニング 葉隠覚悟 030 A forbidden battlefield 初登場 三影英介 030 A forbidden battlefield 初登場 ルイズ 030 A forbidden battlefield 初登場 杉村弘樹 死亡
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【作品名】WANTED!(尾田栄一郎) 【ジャンル】尾田栄一郎のデビュー作。西部劇漫画。 【共通設定】 舞台は西部開拓時代のアメリカっぽい所(限定しないのはカメラとかあるから)。 大将にはとんでもない高額の賞金がかけられており、先鋒や次鋒はその賞金を得るために大将を殺そうとしているから 銃はかなり使いなれていると思われる。銃持ちの一般人よりは強いはず。 【先鋒】賞金稼ぎ 【次鋒】ガンマンwith馬 【中堅】シノ・フェニックス 【副将】ワイルド・ジョーの幽霊 【大将】ギル・バスター 【先鋒】賞金稼ぎ 【属性】ガンマン 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】拳銃所持 【防御力】鍛えたガンマン並み 【素早さ】鍛えたガンマン並み 【長所】大将を闇討ちにしようとした 【短所】即座に返り討ちにされた 【次鋒】ガンマンwith馬 【属性】ガンマンと馬 【大きさ】馬に乗った成人男性並み 【攻撃力】馬に乗った鍛えたガンマン並み、拳銃所持 【防御力】馬に乗った鍛えたガンマン並み 【素早さ】馬に乗った鍛えたガンマン並み 【長所】大将を3人がかりで仕留めようとした 【短所】3人まとめて返り討ちにされた 【中堅】シノ・フェニックス 【属性】殺し屋 【大きさ】成人男子並み 【攻撃力】ライフル銃と拳銃所持。本人曰く「俺は銃で武装したゲリラ20人を相手にしたんだぞ!」 事実他の鍛えたガンマンが「化け物だ」と言っているため腕前は相当あるはず 【防御力】鍛えたガンマン並み 【素早さ】鍛えたガンマンよりはあるはず 【特殊能力】煙幕弾所持。 【長所】サツが雇った最強の殺し屋 【短所】やっぱり大将に返り討ち 【副将】ワイルド・ジョーの幽霊 【属性】大将の賞金目当てに殺そうとして、返り討ちに遭ったガンマンの幽霊 【大きさ】下半身が無いオッサン 【攻撃力】人間に憑依して操ることができる。憑依されたものは意識を失う。 【防御力】物理攻撃無効 【素早さ】いつも空中浮遊している。反応は先鋒や次鋒レベルはあると思われる。 【特殊能力】常人には不可視 【長所】テンプレにすると最強 【短所】しょーもない方法で大将に返り討ちにされた 幽霊になったが望まない成仏をさせられた 【大将】ギル・バスター 【属性】主人公 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】2丁拳銃所持 50mくらい先の家の柵の縦棒だけを狙って撃てるほどの銃の腕前 【防御力】鍛えたガンマン並み。アサルトライフルの弾が上腕をかすっても痛がるだけ 【素早さ】真横から先鋒に不意に撃たれそうになったが、そいつが構えるより先に撃って殺した 中堅や副将(生前)が銃を撃っても銃口を読んで回避している。 【特殊能力】幽霊が見える。副将に憑依されても意識を失わないため霊的攻撃に少し耐性がある模様 【長所】強い 【短所】何もしてないのにゾロゾロ賞金稼ぎがやってきて、そいつらを返り討ちにするたびに 雪だるま式に賞金が上がりまた賞金稼ぎが・・・を繰り返している。 参戦 vol.96 334-335 vol.96 388 :CONSIDERED!:2010/10/03(日) 11 46 39 ID eilTXF1X WANTED!(尾田栄一郎)考察 今回は実験的に勝敗結果も書いてみた。とりあえず同じ作者なので・・・。 ○ONE PIECE(OP映像3「ヒカリヘ」) 4勝1敗 【先鋒・次鋒】射殺勝ち 【中堅】こっちが速いか。射殺勝ち 【副将】憑依勝ち 【大将】でかすぎ負け ○Φなる・あぷろーち (アニメ) 4勝1敗 【先鋒】射殺勝ち 【次鋒】タイヤ攻撃勝ち 【中堅】タイヤ攻撃勝ち 【副将】憑依勝ち 【大将】でかすぎ負け ○とある科学の超電磁砲 2勝2分け1敗 【先鋒】相討ち 【次鋒】たぶん相討ち 【中堅】先手勝ち 【副将】憑依勝ち。まさか幽霊までは反射出来まい 【大将】ぽかぽか殴られて負け ×Phantom(アニメ版) 2勝3敗 【先鋒】タイヤ攻撃勝ち 【次鋒】先手負けか 【中堅】うーむ、腕前は互角程度か。相手は車を盾に出来る分不利 【副将】憑依勝ち 【大将】発射後回避キャラに負け △葉隠-死ぬ気の意思決定 2勝1分け2敗 【先鋒】タイヤ撃って勝ち 【次鋒】車+鍛えた銃持ちは無理 【中堅】タイヤ攻撃勝ち 【副将】ゼロ戦は速いので分け 【大将】戦艦に負け △ムダヅモ無き改革 1勝3分け1敗 【先鋒】射殺勝ち 【次鋒】恐らく相討ち 【中堅】これも相討ちかなぁ 【副将】戦闘機も速いので分け 【大将】空母に負け ×ひぐらしのなく頃に 祭 2勝3敗 【先鋒】銃の方が有利 【次鋒】多勢に無勢負け 【中堅】ロケットランチャー負け 【副将】憑依勝ち 【大将】視認は出来る。しかし攻撃することは出来ない。鉄より硬い爪負け 389 :CONSIDERED!:2010/10/03(日) 11 48 24 ID eilTXF1X ×EVOLUTION (映画) 2勝3敗 【先鋒】タイヤ撃って勝ち 【次鋒】二人がかりはきつい、負け 【中堅】ジープ負け 【副将】憑依勝ち 【大将】でかすぎ負け 主人公何回死ぬんだこれ・・・ >Phantom(アニメ版)>WANTED!(尾田栄一郎)>とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲(レールガン)
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NOW LOADING…… 少女苦悶中…… 少女苦悶中…… 「――AAAAEEOOOOOOOOOOAAAAAAAAAAAAAAAHHHHHHH!!!!」 最早、ヒトならざるものとしか思えぬ凄まじい咆哮が響き渡っていた。 発しているのが少女なのかと疑ってしまうような声。 その声の主に男は話しかける。 「なあ、おい。まさか欝展開が得意なお前自身が欝の渦中に落とされるとは思ってもいなかっただろ?」 少女は答えない。 決して抜け出せることのない、絶望の最下層に囚われているのだから。 ――ファイナルバトルロワイアル 今や成仏してあの世へと帰ったスパロワ書き手冥王の死と共に解禁された切り札。 その力は単なる物理的な破壊程度には止まらない。 縮退砲、コスモノヴァ、ボソンジャンプ、鳳龍神雷。 スパロワ最終回の登場人物を模したこれらの連撃に足りなかった最後のピース。 即ち、パプテマス・シロッコ。 精神の、破壊。 鳳龍神雷螺旋に移る前、残る二人のスパロワ書き手の見ている最中少女はその犠牲となった。 「ああああああああああああああああああああああああああああああああ ああああああああああああああああああああああああああああああああ ああああああああああああああああああああああああああああああああ ああああああああああああああああああああああああああああああああ ああああああああああああああああああああああああああああああああ ああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」 邪神の意思が闇に塗り潰されていく。 かって彼女が描いたラミアのように、仲間を裏切った、壊した、死に追いやった そ ん な 生 温 い も の で は な い 夢 を 見 て い る の だ そして悪夢に苦しまされる少女に介錯を施すほど男は、ワンキューは優しくなかった。 ――苦しんでいる少女を放置していく覚悟。そんなの誰も思いつかねえだろ? 「さあってと、次はどうするかなあ。一先ずいっぱい殺しはしたが。 未遂のステルスでもやるかあ?……いや、そうだなあ」 邪神に背を向けつつ奪った支給品から取り出したサイバリアンに跨り、胸部装甲を撫でるワンキュー。 そこに収まっているのは一人の書き手、真紅の悪魔。 「幼い少女を人質に取る覚悟……。予想外だよなああ?」 上手いことこれを使えないかと思考を巡らしつつ、ふと思い出したかのようにニマアっといい笑顔を浮かべる。 言い忘れていたのだ、自らの決め台詞を。 スパロワ最終回技から思い至った人はいたかもしれないが、知ったことか。 「俺が死んでいなかったなんて、予想外だっただろう?」 ――クックックッ……。 ――――ハッハッハッハッハッハッハッ……。 ――――アーッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ!!!! 【一日目 朝/バトルフィールドエリア北西部】 【【破転】ワンキュー@漫画ロワ】 【状態】テンションだけじゃなくボルテージも振り切れてきた!!、全身打撲、両腕火傷、疲労(大)、『 軽 症 』 【装備】拳、強化外骨格「紅死国」(大破。再生中。)、サイバリアン 【道具】支給品一式、ミカン三十個以上 、基本支給品、宇宙刑事ギャバンの装備一式@特撮ロワ、不明支給品1~3 【思考】基本:『覚悟は熱血対主催』という予定調和を裏切る為に皆殺し。主催も殺す。 1:人質の『真紅の悪魔』でおもしろいことをする 2:ミニチュア日本で失敗したステルスでもやるか? 3:皆殺しだッ!!! 最終的には開催地もブッ壊すッ!!! 4:ハーグは、かーなーりー驚かして殺すッ!!! 【備考】 ※外見は、学生服の上着を引き千切って半裸になっている葉隠覚悟@覚悟のススメ。 ※【破転】漫画ロワ書き手に与えられた称号にして、彼らの『切り札』。 追い詰められなきゃ使用できないと思ってたか!? その予想を裏切るッ!!! ※強化外骨格「紅死国」:自己再生・自己進化する真っ赤な強化外骨格零。 頭部の星マークに変わり簡略された四国が。七生ではなく破天と書かれている。 また、内装兵器にエアとレミリアのスペカが追加されている様子。 冥王が成仏したため英霊不在? 真紅の悪魔でDGモードで起動中? 【『邪神』@スパロワ】 【状態】精神崩壊 【装備】 【道具】 【思考】 ??? 1:??? ※外見はスパロボのミオ・サスガ ※『マサキとシュウ』:冥王死亡後発動可。魂が取り憑ける何かを持っている相手へ一度だけ冥王の全力を行使できる権利の委譲 ※『ファイナルバトルロワイアル』:相手の物理・精神の両破壊に加え、発動中、使用者が死亡しそうなダメージを受けた時一度だけ無効化する ※冥王はファイナルバトルロワイアルの完全発動により、マサキとシュウの契約が履行されたため成仏=無限力の一部となりました 当然ですが紅死国もスパロワ属性を失い、ファイナルバトルロワイアルは使用不可です 時系列順で読む Back 限りある永遠の中で Next Reincarnation of Dis 投下順で読む Back 限りある永遠の中で Next 望み 貫け、奴よりも速く 『邪神』 [[]] 貫け、奴よりも速く 【破転】ワンキュー 狂い咲く書き手の証明
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【備考】砲弾の速度についてちょっと調べたところ、「ttp //www.geocities.jp/archelon_trade/book-arms.html」によると 32ポンドデミキャノンで秒速165メートルほどらしい 【作品名】ヨッシーアイランド 【ジャンル】ゲーム 【名前】ヨッシー 【属性】スーパードラゴン 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】大砲の弾を踏んで破壊できる 卵:何度踏みつけても無傷な2m以上の蟹に3個ぶつけて倒せる 速度は大砲の弾の三倍以上(秒速495m)、6個所持、大砲が5m飛ぶ間(0.03秒)に六発全部投げられる連射速度 射程は50m程 緑スイカ:種をマシンガンのように噴出して攻撃、90発発射できる 威力射程弾速と連射速度は卵と同等 ヒップドロップ:踏んだり卵をぶつけたりしても怒り狂うだけで倒れない2m程の蝶を粉砕可能 青スイカ:射程10メートル弱の冷気を吹きかけて敵を瞬時に凍結させる 溶岩から噴き出る炎や金属やつむじ風の敵も凍りつき、凍った敵に触れると砕け散る 弾速は大砲の弾の三倍以上(秒速495m)、9回発射できる、、大砲が10m飛ぶ間(0.06秒)に2発の連射速度 凍結できる敵は3m程のサイズ 【防御力】自分がいくら踏んでも壊れない甲羅を装備している亀を次々と粉砕する攻撃が直撃しても怯むだけで済む 溶岩に落ちると力尽きる 【素早さ】大砲の弾の2倍の速度で走れる(秒速330m) 大砲の弾の1.5倍の速度の攻撃が2メートルぐらいまで迫ってからジャンプしてかわせる(1mから秒速123.75m反応) 5mぐらいのジャンプができる、そのままふんばって水平で15mぐらいを飛べる 【特殊能力】スペシャルスイカ(緑):攻撃力欄の緑スイカの種を90発発射できるようになる 思考発動、4回使える スペシャルスイカ(青):攻撃力欄の会いスイカの種を9発発射できるようになる 思考発動、4回使える POW:半径10メートルの範囲内の敵全てをスターのお守りに変えて無力化させる つむじ風や幽霊の敵にも有効 変化できるサイズは5m程の敵に有効、反応相応の一瞬で効果あり 思考発動、4回使える 舌を伸ばして敵を飲み込み反応相応の一瞬で瞬時に卵に変えることができる 舌は5メートルぐらいまで伸びる 飲み込める最大サイズは2メートルぐらい ヒップドロップが効かない敵やつむじ風にも有効だが、幽霊は無理 【長所】即死系の攻撃が多い 【戦法】とりあえずPOW 駄目なら青スイカか飲み込み それも無効ならスイカの種マシンガンで削る vol.121修正 vol.124 175格無しさん2019/03/14(木) 09 22 02.32ID ymyKj7KJ (省略) ヨッシー再考察 1mから秒速123.75m反応で防御無視 ゴクウ(強襲!サイヤ人)を僅差で上回って状態変化させて勝ち、その下も反応で勝る ゴクウからは反応で上回られてるので負け ゴクウ(強襲!サイヤ人)の上 263格無しさん2018/10/21(日) 23 34 43.86ID 0KVxdMba もっと探してみたが多分これで(ビル破壊の壁)~(特殊能力の壁)はもう問題のあるテンプレは無いかな? ヨッシー 反応遅すぎるもっと下 司 守護者の攻防速が微妙で、初手で世界移動するので思考発動の壁や一言の壁で負けまくるので越えられない フランク・ウェスト 武器の射程や弾速が無い マイケル・ジャクソン 下にもっと早い奴がいる ジョン・クルーガー 下にもっと早い奴がいる ロロノア・ゾロ 下がごっそり抜ける 最後にロロノア・ゾロ再考 2m光速反応で 鑢七花>ジョセフ・ジョースターに負けて、防御無視の炎でそれ以下の相手には勝てるので ジョセフ・ジョースター>ロロノア・ゾロ>ターちゃん(アニメ) 今までに指摘された再考察が必要なの全部外すとこうなる 斉天大聖孫悟空>ジェームズ・ボンド=沙悟浄>猪八戒>越前リョーマ>坂田銀時>ソリッド・スネーク vol.122 445格無しさん2018/09/19(水) 14 40 09.63ID wgglespe 447 448 ヨッシー 再考察 修正点は素早さの修正に他色々 素早さが上がったのか下がったのかよくわからんので現位置付近をとりあえず確認する 〇 光の騎士:POW勝ち 〇 アダ:POW勝ち × 仮面ライダーサバイブ龍騎(駈斗戦士):ドラグーンインパクト負け 〇 コテツ:POW勝ち 〇 カイム:POW勝ち 〇 キン肉マンレディー:POW勝ち × ジェイダン・カー:マインド・トリック負け 新横浜ありなから上の巨大勢は倒せないため 遠距離攻撃の弾数が切れると接近戦をせざるを得なくなるので 近距離打撃で負ける、そんな訳で位置変わらずかな (省略) vol.10 619 :格無しさん:2008/01/23(水) 20 43 30 ヨッシー考察 ○中原小麦 戦法通りやって勝ち ○ニンテン 戦法勝ち ○ソロ 戦法勝ち ○アベル 戦法勝ち ○アダ 戦法勝ち ○雷電 十分に効果範囲内にいる 戦法勝ち ○スネーク 戦法勝ち ○ケンシロウ 戦法勝ち ○カイム 戦法勝ち ×コン・バトラーV 大きすぎ負け ×ヒルドルブ こいつもでかい ○ロト 戦法勝ち ×葉隠覚悟 麻酔負け △島村ジョー 速すぎ コン・バトラーV>ヨッシー>カイム
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来世 該当キャラクター ダイソン・ジョーンズ、蔵王斑、ミロクセイ・サブロー・ロケットスキー、 河豚富男 ★概要1 世界の成り立ち 宇宙はビックバン(大爆発)によって誕生したと考えられています。 この宇宙、遠い未来には収縮し、ビッククランチ(大収縮)により極小化し終焉を迎えるといわれています。 そして終焉を迎えた宇宙は時間の概念すらないビッククランチ後の世界で再びビックバンを起こすというのです。 そしてビックバンからビッククランチまでにかかる時間は前の宇宙のそれの倍以上かかり、宇宙そのものも倍以上広くなると考えられています。 なお現在の宇宙は52番目のビックバンによって出来たものと考えられています。 ★概要2 来世 遠い遠い未来、53番目のビックバンによって生じた宇宙の太陽系第3惑星地球、 現在とほぼ同じ進化を遂げた『今』を基準にさらに2億300万年程度未来の世界。 メガスクイズ星系第3惑星と呼ばれている惑星がダイソン・ジョーンズの故郷です。 かつて猿から進化し銀河を支配したといわれる先人類の遺産に振り回されながら発展し、 TL11~12相当のSF技術を獲得し銀河の覇者となったメガスクイズ星人ですが このとき緩やかな滅亡の危機に陥っています。 滅亡から逃れるため、(一方通行の)時間旅行や超時空通信技術をもって過去の世界に滅びを回避する方法を求めて無数の調査員を送り込む計画が立てられました。 プロジェクトミロク。 ダイソン・ジョーンズはこのプロジェクトによって現在の武神界隈に送り込まれました。 ★概要3 電波 調査員とメガスクイズ星人とを繋ぐ超時空通信技術は時に混線を起こし、現地の住人に酷い妄想を抱かせる欠陥品でした。 混線を起こした被害者に蔵王斑という青年がいました。 彼は混線から未来を幻視し、一時カルト教団のトップに立ちましたがその思想の危険性を見咎めた葉隠により教団は壊滅、住所不定の生活を送っています。 ★概要4 後日談の世界 プロジェクトミロクで過去へ送られた調査員は一人ではありませんでした。 ミロクセイ・サブロー・ロケットスキー。彼は調査員の予備として送られたメンバーです。 予備であるため表だった行動はしていませんでしたがこの時代のミロクが結論を出してしまったためフリーになっています。 なお過去に派遣されるミロクは基本的にその時代の生命に合わせた変装ないしは身体改造をしています。 また派遣される時代とその前後の時代について文献としてある程度の知識を得ています。 ★概要5 後日談の世界2 プロジェクトミロクによるメガスクイズ星人の延命ですが結論から言うと叶いませんでした。 ★メガスクイズ星人 イカから進化した人類。アメリカの番組ワイルドライフおよび科学雑誌ネイチャーに掲載された 二億年後の地球を支配する高知能生命体に極めて近い。 というか某神父の力で一週回った先の世界で2億300万年程度未来の地球=メガスクイズ星です。 ★レンズ メガスクイズ星人が古代の遺産を元に量産に成功した人体埋め込み式のエネルギー増幅装置です。 現代のローラーブレード形機動装置の極一部にこれの原型が使われています。 ★核仏理学 仏教を物理学的見地を中心に再構築した<魔術学/仏理学>を曲解することで発生した異端の論理。 理論自体は手垢の付いた古いものだが扱うエネルギーや副産物が桁違いに厄介なことから禁忌とされている。 ★ミロク メガスクイズ星人が現世へ送り出した調査員たち。 現地の人類に擬態しています。 「何故人間に敵視されているか」 無。特に敵視されていません。 「人間をどのように捉えているか」 中立or優越/庇護。 観察対象であり積極的に関わる存在ではないととらえています。 「人間に対する脅威度」 無。 救生ではない世界に対しては基本傍観。観察に止めるため余計な干渉を避ける傾向にあります。 ★ミロクセイ・サブロー・ロケットスキー メガスクイズ星人が現世へ送り出した調査員のスペアの一人。 かつて核仏理学者としてカーン博士に、ロケットマン製作者としてサハ=リン博士にそれぞれ師事を受け、 牙賊八傑衆「摩喉羅迦」こと「沈黙する蛇」延慶に心酔した異色の経歴を持つ。 「何故人間に敵視されているか」 ロケットマンの第一人者であり、製作したロケットマンを悪人/悪の組織に簡単に貸し出してしまうため 迷惑な人間の科学者として疎まれています。 本人曰く善人/善の組織にも貸し出すのだが需要がないとのこと。 「人間をどのように捉えているか」 中立。 かつては観察対象であり積極的に関わる存在ではないととらえていました。 現在は少しずつ襟を開き人と交わろうとしています。 「人間に対する脅威度」 低~中。 貸し出されたロケットマンが悪事を働くほか、実験材料として人間を捕獲したり因果を消滅させたりしているため エントロピーレベルで害が出始めている。 ★PCとしてのミロク データ的な縛りは以下の通り。実質縛りはないようなものです。 名前にミロク、もしくはミロクを暗示するワードが入ること。 オンセ用の場合は弱点/妖術過敏3LV(-9CP)、弱点/異なる観点(-10CP)習得 ★PCとしての混線 データ的な縛りはありません。 単に毒電波の由来が妄想ではなく来世でしたという救いのない事実がつくだけです。
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ダブルクロス The 3rd Edition PL名:にゅい 「うん?僕が笑顔だった?そりゃ、楽しいからね――仕事を楽しんだら、いけないのかい?」 ――緒方 薫、嬉々として敵を斬っていたことを、仲間に指摘されて 【基本情報】 名前:緒方 薫 コードネーム:"HYENA(ハイエナ)" 年齢:16歳(推定) 性別:男 星座:不明 身長:152cm 体重:43kg 血液型:AB型 ワークス:FHチルドレンA カヴァー:UGNエージェント ブリード:クロスブリード シンドローム:ブラム=ストーカー/サラマンダー 【能力値】 肉体:9 白兵 Lv.4 回避 Lv.1 感覚:2 知覚 Lv.1 精神:2 RC Lv.1 社会:1 情報:FH Lv.1 情報:裏社会 Lv.1 調達 Lv.1 【ライフパス】 出自:天涯孤独 この業界じゃ、別に珍しい話じゃないよね。特に言うことはないよ。実際、僕も大して覚えてないんだ。 経験:死神 なんでかな、僕は毎回、生き残ってしまうんだ。なんで皆、あんなにもろいんだろうね? 欲望:殺戮 楽しいかって?ああ、楽しいよ。ヒューマニズムだけで良いUGNエージェントになれるなら、誰でもなれるだろ?まあ僕が「良い」かどうかは別。 覚醒:無知(侵蝕値:15)物心ついた時には、もう覚醒してたね。……これもオーヴァード業界じゃ、割とフツウじゃない? 衝動:殺戮(侵蝕値:18)返り血って美味しいんだよね。いや、味覚の話じゃなくってもっとこう……あれ、僕なんかヘンなこと言ってるかい? 基本侵蝕値:33 HP :38 行動値 :6 戦闘移動 :11m 全力移動 :22m 常備化ポイント:4 財産ポイント :1 【ロイス】 かつての仲間達 同行者 P:○遺志 N:疎外感 随分たくさんの仲間を失って、僕だけが生き残っている。まあでも、彼らのことを思うと、簡単には死ねないよ。 手にかけた人々 ビジネス P:○懐旧 N:無関心 あの頃は本当にたくさん斬ったなあ。何人殺したかって?知らないよ。どうでもよくない? かつての想い人 殺意 P:○純愛 N:憎悪 本当に好きだったよ。でも斬るしかなかったんだ。後悔はしていない、「斬らなきゃいけなかった」んだ。 【エフェクト】 No : 名称 : Lv : タイミング : 技能 : 難易度 : 対象 : 射程 : 侵蝕 : 制限 : 効果 - : リザレクト : 1/3 : オート : - : - : 自身 : 至近 : 効果 : - : (LV)D点HP回復、侵蝕値上昇 - : ワーディング : 1/1 : オート : - : 自動 : シーン : 視界 : なし : - : 非オーヴァードをエキストラ化 =ブラム=ストーカー= No : 名称 : Lv : タイミング : 技能 : 難易度 : 対象 : 射程 : 侵蝕 : 制限 : 効果 01 : コンセントレイト:ブラム=ストーカー : 3/3 : メジャー : シンドローム : - : - : - : 2 : - : CT値-LV(下限7)。 02 : 鮮血の一撃 : 2/5 : メジャー : 白兵 : 対決 : - : 武器 : 2 : - : 白兵攻撃のダイス+[LV+1]個。HP2点消費。 - : : : : : : : : : : 【イージーエフェクト】 No : 名称 : Lv : タイミング : 技能 : 難易度 : 対象 : 射程 : 侵蝕 : 制限 : 効果 - : かぐわしき鮮血 : 1/1 : メジャー : - : 自動 : 自身 : 至近 : - : - : 血の香りで特定の個人や集団を探す。判定は RC 。 - : ブラッドリーディング : 1/1 : メジャー : - : 自動 : 単体 : 至近 : - : - : 体液から性別、年齢、その時抱いていた感情を看破。判定は 知覚 。 - : 熱感知知覚 : 1/1 : メジャー : - : 自動 : 自身 : 至近 : - : - : 暗視、残熱による追跡、感情や体調変化を読む。判定は RC 。 【武器】 名称 : 種別 : 技能 : 命中 : 攻撃力 : ガード値 : 射程 : 常備化 : 解説 斬鬼丸 : 白兵 : 白兵 : -1 : 10 : 4 : 至近 : - : 三尺刀という、かなり長い打刀。素人には抜くことすら至難。相当品:妖刀(上級P.66) 【防具】 名称 : 種別 : ドッジ : 行動 : 装甲値 : 常備化 : 解説 : : : : : : 【一般アイテム】 名称 : 種別 : 技能 : 常備化 : 解説 思い出の一品 : その他 : : 2 : 常に携帯している三尺刀、斬鬼丸。おびただしい量の血を吸ってきた。 意志 判定値+1。 ウェポンケース : その他 : : 1 : 選択した武器・防具をオートアクションで装備。妖刀を指定。 スマホ : その他 : : : 日本支部の指示で持たされている。着信に応答しないと罰則を適用される。 スーツ : その他 : : : かなりフォーマルな任務か、日本支部への出頭の際にしか着ない。 普段着 : その他 : : : 私服。アンダーはミリタリーのカーゴパンツがメイン。ファッションミリタリーではなく、本物の軍用。 : : : : 【コンボ】 名称 条件 組み合わせ タイミング/技能/難易度/対象/射程/侵蝕値/ 判定/CT/攻撃/備考 天心流兵法 ~99% 1+2 メジャー 白兵 対決 単体 至近 4 12dx7+4-1 7 10 装甲有効、HP2点消費。 100%以上 1+2 メジャー 白兵 対決 単体 至近 4 13dx7+4-1 7 10 同上。 ※侵食率ダイスボーナスは加算していないので注意。 【概要】 キャライメージ http //sky.geocities.jp/lanuitsite/DX3_OgataKaoru.jpg 悪徳が頂点の社会において、必要なものは「知恵」か「暴力」のいずれかだ。 そして、"ハイエナ"が持っていたのは、後者だった。 華奢で小柄な体躯と、少年と少女ともつかない容姿からは想像もつかない、 「羅刹」とさえ素手で渡り合えるこのオーヴァードは、暴力――もっと端的に言えば、人殺しの業――で生き抜いてきた。 自分か相手か、どちらかが死ななければ終わらない状況というのは、悪徳の世界では珍しくもなく、 そして彼はそういう世界で少なくとも15年は生き延びてきた。勝利してきたかどうかはともかく、死んではいない。 現在の彼は、ずいぶん大人しく、温和になった。 しかしそれは「まともになった」という意味ではない。 「葉隠」を愛読書とし、朝目覚めてまず、することと言えば「前日とは違う死に方のイメージトレーニング」であり、 つまり彼は寝床から起き上がった瞬間、すでに死人――少なくとも本人はそう言っている――なわけだ。 死人は死を怖れないし、いちいち物事に動揺したりしないものだ、と。 実際に死を怖れないか、物事に動揺しないかが問題なのではなくて、 そういう生活習慣自体が異常であり、周囲のエージェントたちも、彼のそういう言動や雰囲気を好んではいない。 まあ、死人は他人の心象など気にしないわけだが。 実際、「葉隠」が書かれた時代においてさえ、この思想は武士道のあるべき姿として賞賛こそされたものの、 これを実際に実行している武士など本当にごく少数であり、そしてそういう者は得てして気味悪がられていたものだ。 言葉遣いは丁寧で、振る舞いは礼儀正しく、態度は温和で寛容に見える。 ただ、油断はしないほうがいい。 彼ほど「殺し」の好きな人間は、UGNにはそう居ないのだから。 彼にとって人間は「味方」か「敵」のどちらかしかおらず、 そして前者も後者も、彼にとっては信頼に値しない生き物なのだから。 そう、彼は誰も信じてなどいない。 悪徳が頂点の社会で必要なものは、なんである、と言ったっけね? 彼と肩を並べて戦うような機会がもしあったとしたら、彼のほうは見るべきじゃない。 きっと、いや、間違いなく笑っているから。 【性格】 呼吸するように暴力を扱いこなし、その力だけで幼少期を生き延びてきた少年。 とあるUGN支部において、ようやく人間性を取り戻しかけた矢先、その全てを失った。 現在の彼は、暴力以外の何も信じていない。 話し方も、態度も穏やかで丁寧だけれど、それは彼が幸福であった時代の「貯金」でしかない。 そしてその「貯金」は、日に日に目減りしていっている。 仲間想いでもあるけれど、その「仲間」とは、ハイエナが狩りをする時の「仲間」というくらいの意味で、 UGNでよく使われるような、ヒューマニズムのニュアンスなど、欠片も含んではいない。 「斬鬼丸」と名付けた三尺刀を振るって戦うが、その「鬼」が何を意味するのか、 それは本人しか知らない。 【背景】 出身地不明、両親不明、経歴にも曖昧な点の多い少年。 それもやむないことで、実際、彼自身、自分がどこをどう、転々として来たか、よく分かっていない。 確かなのは、彼は幼少時代、UGN「以外」の――そしてUGNに敵対する――組織をたらい回されて来た、ということだけ。 FH、ギルド、ステイト・オブ・グレイス、各国マフィア、その他様々な組織に所属しては持て余され、二束三文で次の組織に叩き売られてきた。 最も長く所属していたのは、FHであり、ここでチルドレンとして徹底的な訓練を受けた、と本人も語っている。 生育環境のせいか、或いは単に「そういう性質」なのか、幼少期は恐ろしく気が短く、粗暴であった。 なまじ覚醒済みで身体能力が高かったため、彼が暴れ出すと取り押さえるのに、かなり周囲を手こずらせた。 彼に手を焼いた飼い主たちは幾度も、最も危険な戦いへ、最前線へ、彼を送り出した。 時には、あからさまに「死んで来い」と言わんばかりに丸腰で出撃させられたこともある。 にも関わらず、彼は必ず生還した。何かが憑いているかのように、必ず。 敵味方が疲弊し、ジャーム化を恐れ始める、戦いの終盤においても、彼は平然と《リザレクト》で立ち上がった。 獲物の疲労を待ち、執拗に喰らいつき続け、最後には必ず仕留める、その戦い方から、 いつしか彼は"ハイエナ"と呼ばれるようになった。 (ムーンドッグの考査試験に落ちた記録が残っていることから、これに対する蔑称の意味も含むと思われる) やがて彼の仕事は、その継戦能力と、獲物に対する追跡能力(イージーエフェクト)の高さから、 別の仕事においても重宝されるようになる。 裏切者、逃亡者、脱走者を執拗に追い回し、仕留める「エスケープキラー」として。 武器庫(一体どこの武器庫だか、彼自身でさえよく覚えていない)の片隅で埃をかぶっていた、 誰にも扱えない長すぎるなまくら刀(正式名称は三尺刀という)、彼はこれを好んで振るった。 天性のカンなのか、彼はそれを易々と抜き、振るい、そして数えきれないほどの屍の山を築いた。 そう、それは確かに「ただの刀」だった。彼の飼い主がオークションで気まぐれに競り落としたものの、 あまり気に入らなかった、というだけで武器庫の隅に放置されていた、ガラクタに過ぎなかった。 それを、彼が妖刀に変えてしまった――別に彼は特別なことをしたわけではない。 ただひたすらに斬っただけだ。人を、オーヴァードを、ジャームを。 それ以外の特別なことは何もしていない(無論、手入れは入念にしていたが)。 いつからか、この長刀は彼自身の意識に呼応して、ひたすらに血を求めるようになった。 斬れば斬っただけ、その切れ味は増していった。 この頃すでに、彼は自身が生かされている理由を知っていた。 優秀とすら言えない彼は、ただ執拗にしぶとく戦い、殺し、生還する。 そういう「長持ちする捨て駒」として生かされていることを、よく知っていた。 傭兵として内戦の続く紛争地帯で、対UGN戦力としてFHで、猟犬として犯罪組織の仕事を受け、 彼は人斬りを続けた。ありとあらゆる戦場に、彼は投入された。 もはや、彼は返り血を浴びること以外に、なんの喜びも感じなくなっていた。 「敵を殺す」こと以外の存在意義が見いだせなくなっていた。 そんな折、彼の部隊はUGNの部隊に敗北し、確保された。 もっとも、例によって彼以外は全滅していたというのに、平然と彼は《リザレクト》を繰り返し、 捕らわれたその時でさえ、侵蝕率は100%以下であったという。 己の生に執着しない彼は(なんだかまだ殺し足りないけど、まあいいや――という程度の感想だったらしい)、 ただ淡々と、小さな窓から光の差し込む独房で、ぼんやりと処刑の時を待った。 UGN幹部会議(こんな雑魚オーヴァードの議題が評議会に上がるわけがない)において、 大半の幹部が処刑に賛同した(当然だ、相当数のUGNメンバーが彼に殺されている)――が、思わぬ方向から反対の声が上がった。 UGN本部査察部第4課――通称、"エスケープキラー"。 彼を"エスケープキラー"へ引き込もうとする陣営、処刑を望む陣営、 そしてごく僅かながら「彼にもチャンスはあるべきだ」と主張する陣営、 当然、会議は紛糾した。 結果(何がどうなって、そうなったのかは実に不明だが)、落としどころとして、 日本支部の厳しい監視のもと、彼は日本の各地の支部をたらい回されることになる。 どの支部でも、この気の荒い、狂犬のような少年を持て余した。 気にいらない上司の命令は聞かず、斬らなくても良い敵まで斬り、 勝手に「パトロール」と称しては、彼の正義に反する誰かを斬り殺す。 次から次へと、彼は支部をたらい回された。 そうして、ある時、とある田舎町の支部に辿り着く。 彼は、ここで人生初めての安らぎを見出した。 知性と品性を兼ね備え、的確な指示を出し、なにより人格面において感服に値する支部長。 気難しすぎる彼を快く迎え入れ、彼と接してくれた仲間たち。 天心流兵法の剣術を――まあ、短気な彼に対する精神修養の意味のほうが強かったが――教えてくれた教官。 彼は、初めて("狩り"の仲間という意味でなく)「仲間」、というものの存在を知った。 忠誠を尽くすに値する支部長と上司にめぐり逢った。 そして――彼の人生において初めてであり、そして恐らく最後の――想い人に出逢った。 彼は変わり始めた。 教官から渡された「葉隠」という書物を熱心に読み、武士道という生き方に衝撃を受けた。 自分の刀には、向けていい相手と、向けてはいけない相手がいる、ということを、初めて知った。 サムライが死を厭わないのは、これまでの彼の「死に無頓着」とは、全くの別物であることを学んだ。 彼はサムライに憧れ、自分もそうありたいと願いつつ、徐々に、しかし確実に、年齢相応の感覚と感性とを取り戻していった。 平和な町のパトロールという、以前の彼であれば退屈に過ぎず即座に放り出したであろう仕事を、黙々とこなした。 町の人々こそは、支部長と並んで忠誠を尽くす相手だ、と考え、人々と笑顔で交流し、好かれるようになった。 この時期が、彼にとって、もっとも幸福な時期だったのかもしれない――が、長くは続かなかった。 支部員(彼が尊敬する上司の一人だった)がジャーム化し、町の人々を殺傷する事件が発生したのだ。 その原因が、想い人であった少女の裏切りと、筆舌に尽くしがたい残酷な行ないであったと知った時。 仲間と共にジャーム(繰り返すが、元は彼の大切な上司だった)を討伐した後、 支部長に責を負わせないためUGN日本支部へ絶縁状を叩きつけ、想い人であった少女を斬り、出奔し――そしてまた捕らわれた。 もともとあまり自分のことを語りたがらない彼ではあるが、ことこの事件に関しては、 ほとんど何も語ろうとしない(無論、査問会では詳細に至って証言したが)。 再び幹部会議は紛糾している。彼の処刑を求めて、あるいは"エスケープキラー"への引き渡しを求めて。 会議は決着のつかないまま、彼は慣れ親しんだ支部から、上月市支部へと引き渡された。 処分を待つまでの、一時的な措置として。 あるいは(彼を救おうとする奇特な陣営の計らいとして)彼の心を癒すために。 今の彼は、最初にUGNに囚われた時の彼ではない――あの田舎町の支部で学んだことと、想い出とがそうさせている。 だから、死に無頓着、というわけでもない。無論、処刑が決定されれば、唯々諾々として従うだろうが。 今は、ただ、生きている。 黙々と町を見回りながら、特に支部長や上司に逆らうでもなく、身勝手な「パトロール」と称した人斬りをすることもなく、 ただ淡々と処分が決定するまでの期間を、任務という形で浪費し続けている。 そこに、特に個人的な感情はない。 敢えて何か挙げるとすれば、市内において極めて強大な力を有する千景家を、 非常に剣呑な目で見ている、ということくらいである。(マフィア時代を想起させるため、こういう家が好かない、という程度) 【成長履歴】 2018.03.04 初期作成 【参加シナリオ】 【コンセンサス】 ●とてもやりたいこと ユニークアイテムの「妖刀」を見ていて、パッとひらめきました。もしこれが「近代以前の人斬り」によってEXレネゲイドに感染したのではなく、 現在の持ち主、つまりPC本人が斬った人の数が多すぎたために妖刀に変じたのだとしたら……?と考えたら、かなり危ない少年が誕生しました。 ・現在が非常に危険な精神状態、かつ人間不信な少年なので、変化するさまを見届けてみたいです。 ・荒事は得意すぎる分野なので、いくらでも喧嘩を吹っかけてください。PvPを辞さない、数少ないPCです。 (勿論、実際にやるかどうかは念入りな打ち合わせの上で、ですが) ・せっかく【肉体】をすごい上げたので、パワフルなRPを心がけていきます。 ・火力は控えめ、装甲やガードは無視できませんが、侵蝕率に関係ない安定した戦闘力を保有しています。低燃費コンセプトです。 ●NGなこと 本PCに限ったことではありませんが、エログロはお断り、スプラッターとホラーは応相談です。