約 2,794 件
https://w.atwiki.jp/mangaroyale/pages/664.html
虎! 虎! 虎! ◆KaixaRMBIU 液体が満ちている光景を三影はまた見ることになった。 いや、これは『今の三影』が見たことある風景ではない。 ガモン共和国に向かう三影は、ライダーダブルキックによって再生カプセルに入れられた過去はないはずなのだ。 なのに……今身体を再生していく三影英介には見覚えのある風景だと、断言ができる。 それどころか、彼の知らない映像が浮かんでは消えて、浮かんでは消えていった。 ZXが裏切り、凄まじい憤怒に駆られた光景。 ZXに向けて砲身を向け、弾を撃ちはなった映像を。 そして、腰を抜かしていた少年との出会いを。 白い虎となり、Xライダーを砕いていく姿を。 アマゾンを追い詰めていく姿を。 ZXとの決闘、そして次第に死に近づいていく自分。 十人ライダーに、バダンを守るために立ち向かった矜持。 そして、最後の光景は赤く光るZXキックだった。 □ 「未来のタイガーロイドの肉体だと?」 『正確に言うと、ちょっと違うけどね。秀君が密かに回収していた『秀君の時間軸のタイガーロイド』の肉体で『プログラムに参加したタイガーロイド』を修復していたのよ。 とにかく時間がなかったから……。だからこそ、ほぼ完成の状態でアナタに見せることができたわ。肉体はね』 「ふん……。俺の使う錬金術の技術なら、六時間もあれば蝶・完璧に仕上がることができる」 「本当かよ!」 秀が嬉しそうに声をかけてきた。とても先ほどまで、ミートパイの外見に対して吐きそうになっていたとは思えない。 その間もパピヨンはミートパイを口に放り込みながら、機械の操作を行なっていた。 もともとアレキサンドリアの部屋には、パピヨンの本領発揮できる錬金術用の機材がある。 それに、パピヨンはバダンの技術を得るために動いている。 本領の錬金術により再生を加速させつつ、バダンの技術を得ることができる現状は悪くはない。 むしろ好都合ともいえる。 部下を得て、バダンの技術を同時に得れるのだから。 六時間。 おそらく連中が突入して、バダンと対決して決着がつくころだろう。 どちらが勝つにせよ、大きく疲弊している時だ。殴りつけるタイミングとしては好都合。 このまま元の世界に戻り、タイガーロイドと(そのおまけとして)秀を配下にし、全てを支配するのも悪くはない。 その過程としてどうしても欲しいのは、異世界を移動する技術。 そして洗脳装置である。 元の世界には、『パピヨンの時間軸のカズキ』を始めとした、錬金戦団がいるのである。 その戦闘力に対抗するには質と数、両方そろったものが望ましい。完全にこちらに洗脳する装置であるなら、記憶のすり替えも行なえるのではないか。 何も相手の記憶全部を塗り替える必要はない。 人の芯となるものに、自分への忠誠を入れ替えるだけで最高の手駒となれる。 洗脳技術にもともとそれが可能ならそのままいただく。完全に塗り替えることしかできないとしても、自分が目指す洗脳装置の完成の参考になるだろう。 パピヨンは左手でキーボードを操作して再生液の割合を変えながら、右手で『ホムンクルス用のミートパイ』を口に放り込んだ。 それから二時間ほど経ったころだろうか。 サザンクロスが揺れる。何が起きたのかアレキサンドリアに尋ねると、侵入者が現れたということだ。 計算どおり。パピヨンは笑顔を浮かべるが即座に、 『悪い顔ね。まるで悪人のようだわ』 「フン! この蝶・素敵なカイザースマイルに文句をつけるとは、センスがないな」 『アナタにセンスを問われるとはね……』 アレキサンドリアが呆れた声を発して、うとうとしている秀に毛布をかけるようお願いした。 パピヨンはフンッ、と鼻を鳴らしてぞんざいに毛布を投げ飛ばす。 頭から被ったからだろう。秀はもがいて空気を求めるように顔を出して、大きく呼吸した。 「何しやがんだ!」 「間抜け面をさらして寝るお前が悪い。体力を休めておけといっておいたが、寝ろとまでは言っていないしな。 キサマが仮面ライダーと呼ぶ連中まで来たぞ」 「ついに……」 「準備しておけ。場合によっては、キサマのヘルメスドライブが必要となるのだからな」 ぶるぶるっと秀が震えているが、恐怖ではない。おそらく武者震いの類だ。 どうしようもなく無能な秀だが、パピヨンはその心意気は買っている。今更侮りはしない。 「どうした? 震えているぞ。今更怖くなったか」 「う、うるせえ! 武者震いだ!!」 とはいえ、からかうのは忘れない。これは趣味みたいなものだ。 『どうやら彼ら、分散するみたいね』 「分散? 別れて敵のいる場所を探る……まあ悪くない手だな」 パピヨンは悔しげに告げた。悪くないどころか、良手である。 バダンに対しても、パピヨンたちに対しても。 サザンクロスの内部を知らない彼らに、戦力を分散して探ると言うのは正しい。 そして、戦闘力はあるが甘い偽善者どもに対して、誰が死んでも精神的負担を減らすことができる。 さらに、パピヨンは分散した隊のどちらに攻め入ればいいのか、判断ができない。 どちらのチームに割り込むことで、自分が必要とする技術を得ることができるのか。 判断材料が少なすぎるのだ。 (俺が一番攻めたいところは……秀から聞いたバダン最高幹部。暗闇大使のところだな。 ……技術を総括する場所でなら得られるものも多い) もっとも、不安な点もある。単純に戦力が足りない。 部下もそうだが、パピヨン自身の戦闘力の底上げも目下のところの課題である。 (一番いいのは、黒い核鉄を胸に埋め込むこと……) 制限の解けた今なら、あるいはヴィクター化も可能だろう。 今までその手をとらなかったことが、己自身にも不思議でしょうがない。 エネルギードレインは確かに改良の余地があり、不便ではあるがヴィクター化をするべき、追い詰められた場面はあった。 (未練だというのか……? この、カイザーパピヨンが) まだ人間への……『蝶野攻爵』という名への未練があるのだろう。 女々しいとも、愚かともいえる。パピヨン自身、己の執着を疎ましく思った。 □ 軍服を身につけた男が、足音を鳴らしてサザンクロスの通路を歩く。 背筋を伸ばし、五十代風のきっちりした軍人の印象だが、齢百十九歳となる。 独自の技術で肉体の老化を緩めているのだ。彼の後ろに並ぶのは、コマンドロイドと化した瞬殺無音部隊。 超鋼の鞄を持ちながら、葉隠四郎はただ一度、後ろに担がれている鎧を見つめた。 プログラムの会場から持ち出した強化外骨格『凄』と核鉄を組み込んだ召還装置。 爆発装置は解除してある。暗闇が優勝者を迎えて、大首領の降臨を計画しており、その前準備なのである。 とはいえ、後は核鉄に向かって武装錬金と呟き、巨大なロボをエネルギーへと変換して大首領を強化外骨格『凄』へと降ろす。 肉体の確保も忘れてはならない。装着するもののない強化外骨格など、ただの頑丈な鞄に過ぎない。 黒光りする超鋼によりできた鎧は、JUDOのかつての姿を模していた。 ただし、中身は違う。ZXと強化外骨格の特徴を併せ持つ、最強の鎧だ。 装着者の意思を乗っ取るのでなければ、葉隠四郎自身が己の鎧としたかった。 もっとも、あまりにも高度な鎧のため、JUDOほどの格がある存在でなければ宿ることに意味を成さないだろう。 だが、内部にはロンドンを埋め尽くす死者を内蔵する吸血鬼がいる。 数と質、両方を持ちえる強化外骨格『凄』に向かう敵はない。 そして大首領による四郎の世界を得る約束。神国の建国が、四郎を突き動かす。 辿り着いた一室に強化外骨格を準備させる。葉隠四郎の狂気は止まらない。 □ パピヨンたちが長足クラウン号の突入を聞いて待機している中、再生カプセルの中に異変が起きる。 液晶画面に表示される文字列を頭に叩き込みながら、パピヨンは再生カプセルへと視線を向けた。 「こいつ……もう目覚めている……ッ!」 「!? どういうことだよ! パピヨン!!」 秀が焦った声で告げるが、パピヨンは余裕を崩さなかった。 その様子に秀は腹を立てるが、アレキサンドリアが宥める。 『落ち着いて。秀君。これは……』 「蝶・成功だ。予想以上に俺の研究は完璧だったようだな」 どういうことか分からない秀に、パピヨンはため息を吐いた。 そのまま噛み砕くようにゆっくりと告げる。 「いいか? 魂を持たぬものなら暴れたりはしない。こいつは再生途中で目覚め、カプセル内で動いているんだ」 「ってことはつまり……」 「実験は成功だ。タイガーロイド・三影英介は魂を持ってここに再生を果たした!」 「~~~っ!」 「待て」 パピヨンの成功宣言と同時に嬉しさのあまり飛び上がり、駆け寄ろうとした秀の足をパピヨンは引っ掛ける。 秀が非難の視線を送るが、逆にパピヨンが頭の可哀相な子を見る目で秀を見た。 「な、なにがいいたいんだよ!」 「フン。少し考えれば分かるだろう? 奴は状況を飲み込めていない。 下手にはしゃいで余計な混乱を招くな。説明は俺がする」 ぐっ、と自分を抑えながらパピヨンに場を譲る当たり、まだ自制心は残っていたようだ。 とはいえ、ぶつぶつ文句は言っているが。 パピヨンとしては、現状猫の手も借りたい。体力を抑え、奇襲するためには秀は必要な駒だ。 その駒を三影の混乱によって喪うわけには行かない。 それに、三影英介はパピヨンの部下として合格。 彼を丸め込むために、優位な位置は確保したかった。 パピヨンは再生カプセルへとゆっくりと歩みを進めた。 突如目の前に広がる液体に、三影は強化ガラスを殴りつける。 ここがどこだかは知っている。本来の記憶にはない再生用カプセル。 自分がここに使っていたときの記憶はある。未来の自分の記憶。 だからこそ、彼は叩く。自分が起きていることに気づけ。 自分はまだ、戦えるから。 「そう逸るな」 「キサマは……」 ガラスの向こう側のパピヨンに声をかける。自分の……いや、未来と過去のいずれにも、見覚えのない男だ。 前分けの黒髪に、パピヨンマスクの男。噛み砕こうと牙を剥き出しにする三影に、パピヨンは恐れず話しかけてきた。 「俺の名は蝶人パピヨン。人型ホムンクルスだ。力を求めて虎となった男・三影英介」 三影は突然の自己紹介をする男を、今度はもっとじっくりと観察する。 キサマのことは何でもお見通しだ、と言いたげな視線が癪に障るが、その感情を一旦置く。 「で、そのパピヨンとやらが、俺に何の用だ……?」 「そうだな。キサマはこの殺し合いで死んだ。それを蘇生させたのは、俺だ。 用件を言う。俺の部下になれ。いい目を見せてやる」 はっきりと要求を告げる男に、反吐が出そうになる。 三影が忠誠を誓うのはバダンのみ。バダンに己の正義論に相応しい力を見出したのだ。 それを、ひ弱そうな青年が部下になれといってきた。怒りが三影に駆け巡る。 「ご立腹のようだな。だが……聞け、三影英介」 パピヨンが強化ガラスに手をつけて、次第に狂気に染まる瞳を近づけてくる。 「お前が理想を見出したバダンに……いや、『現在』のバダンにお前の求める力はない!」 「なんだと……?」 「お前がなぜこのプログラムに参加させられて、そしてバダンがいかに弱体化したかを語ってやる。聞け」 そしてパピヨンは、三影に次々と真実を打ち明けていった。 パピヨンから聞いたことはそう多くはない。 このプログラムが大首領復活のために開催されたこと。 主催がバダンであること。 三影が、そのバダンに捨てられたこと。 秀やパピヨンが、三影を蘇らせたこと。 何より…… 「たかが数人の参加者に首輪を解除され、攻め込まれている。 村雨やキサマを一度倒した葉隠覚悟がいるとはいえ、数人の人間の侵入を許す。 お前が理想を見出していた組織の力がないことは、明白だ」 沈黙を保つ三影に、パピヨンは容赦なく続ける。傍から見れば三影を追い詰めるように見えた。 事実、秀が動き出す。 「パピヨンッ! もういいだろう!!」 「……俺に任せろといったはずだが?」 「兄貴を追い詰めて楽しいかよ! 俺はそんなこと頼んじゃいねえ! 大丈夫だ、兄貴。俺がついているから……」 それでも、三影は沈黙を続けた。次第に秀の表情が不安で覆われる。 「あ、兄貴……俺のこと分からないのかな……? あ、ああ……それでもいいんだ……。 俺、ジュクの秀……いや……」 「小島秀紀……迷惑をかけたな。よくやった、秀」 「あ、兄貴……! 分かるのか……? 俺のことがッ!!?」 身体を震わせ、涙を浮かべる秀が強化ガラスにかぶりつく。 三影は再生液の中で、相変わらずの表情だった。 『ッ!? アナタ記憶が……?』 「どういうことだ? のーみそ。三影英介は、こいつと出会う前の時間軸から呼び出された可能性が、高いんじゃなかったのか?」 『ええ……タイガーロイドは改造を何度も重ねているの。プログラムに参加したタイガーロイドは、最初期の……秀君と出会う前のはず』 「……俺にも分からない。だが、俺の知らないバダンの末路が……ZXとの決着が、俺の記憶にあった……」 「ZXと決着……もしかして兄貴、俺に最後に言った言葉を覚えている?」 「……時空破断システムを守るために出撃する俺に……お前は自分も連れて行けといったな。俺は……」 秀が感激に満ちたまま、三影の発言とあわせる。 二人の声が重なり、最後の言葉を告げた。 「「お前もいつか、力をつかめ……」」 三影はこんな穏やかな記憶に不思議に思いながらも、悪い気分ではなかった。 未来の三影英介はZXと同じくパーフェクトサイボーグだ。 詳細名簿の情報によると、同じくパーフェクトサイボーグのZXは記憶をメモリーキューブに宿していたらしい。 つまり、未来の三影の記憶をパーフェクトサイボーグはメモリとして残していたのだ。 アレキサンドリアの推測によれば、未来の三影の身体を使ったことにより、二人の三影の記憶が合わさるという奇跡が起きたということだ。 もっとも、パピヨンには原理が分かれば後は興味ない。 「で、せっかくの再会だが、返事を聞かせてもらおう。もっとも、お前には選択肢は一つしかないがな」 パピヨンの声が冷酷に響く。もともと、自分の戦力にならなければ殺す、の一択だったのだろうか。 「だが悪い話ではない。俺は力がある。単純な戦闘力だけじゃない。キサマを蘇らせる技術がある。 錬金術を生み出す頭脳がある。世界を牛耳れるプランもある。この俺につけ、三影英介」 「キサマにその力があるというか……」 「そうだ。事実キサマは俺に命を握られている。判断の余地もない。 今の俺はキサマの大首領だ」 「パピヨン! てめえ!!」 「やめろ……秀」 三影の声色に秀は黙る。この落ち着いた態度。三影は常に堂々と秀の前を走り、その背中を見つめているだけだった。 その三影の静止だ。悔しくても秀には黙る以外手は残されていない。 「パピヨン……キサマの提案を受けることはできない」 「ほう」 「俺の心はバダンにある。力の理想としてバダンを俺の居場所と、他の誰でもない『俺』が決めた。 世の中には偽善者が多すぎる。力がありながら、その偽善者を守る強い偽善者を……仮面ライダーを打ち砕く力を得た。 俺はバダンの牙として偽善者どもを潰す。そのためなら、この身がどうなろうと構わない! だが、暗闇をそのままにしておく気はない! バダンを貶めた罪はその身で味わってもらう!」 三影は言葉をいったん切り、怒りに燃える。 その大首領を、バダンを歪めたのは、三影を切り捨てたのは、暗闇大使。瞳の炎が一際大きく燃え上がる。 「そして……俺が、いや、俺たちが大首領を復活させる! 俺たちのバダンを取り戻す!! パピヨン! キサマはバダンの技術を手に入れるのが目的だったな。邪魔はしない。 それどころか手に入りやすくしてやる。だから俺をここから出せ! 俺が……奴らを砕く!!」 虎が吼える。三影の忠誠はバダンへと向かっていた。 たとえその力が幻想であっても、間違いであっても、三影英介は信じた。 バダンの力を。偽善者のいない世界を。 パピヨンは三影の両の眼を逸らさなかった。三影の忠誠の強さは、パピヨンの計算内だ。 そして、予想以上の偽善者と暗闇への嫌悪。 その二つの感情があるだけで収穫だ。 大首領の身体になると告げたのは意外だった。己の意思を失うことを告げてもその意思を変えない。 (なんともまあ、頑固な奴だ。武藤を悪に偏らせたような奴だな。適当に妥協点を探りたかったが、ここまで意志が固いと……『意思』?) パピヨンはふと、強化外骨格とそれに宿す大首領に思考が及ぶ。 もしもだ、強化外骨格を纏うことになれば、パピヨンが求める肉体強化につながるのではないか? とはいえ、意思が乗っ取られることはアレキサンドリアより聞いている。 だが、もしも鎧を纏っても意思を乗っ取られず、覚悟のように纏うことで力に変えるのなら、好都合ではないか。 (試してみる価値はあるな……) あの大首領の力を得られるのなら、平行世界の移動も容易となる。 また一つ帝王の道へと歩むことになれるのだ。 「……三影英介、キサマに破格の条件を与えてやろう」 「なに企んでいるんだッ!」 「秀、今はキサマと話していない。三影英介と話をしている!」 パピヨンは切って捨てて、さらに一歩前に出る。狂気が瘴気となってあふれ出た。 「キサマを戦える状態で出してやる。本来ならあと四時間必要だが……二時間、いや一時間に短縮してやる。 ただし、調整前で上げる分、戦えるのは、変身できるのは一回のみ! 三影英介、俺には俺の目的がある。 その一回を、俺に利用されるというなら開放してやる!!」 ど・う・す・る、と唇の形をゆっくり作り、パピヨンは問う。 三影ほどの男なら、パピヨンは大首領を利用することを考えていると警戒するだろう。 その上で、話に乗るのならよし。戦う機会を逃す臆病者などに興味はない。完全調整の上で部下になるのが、一番望ましい結末だ。 パピヨンは静かに三影の返答を待った。 「答えは決まっている。俺を解放しろ」 「兄貴!」 秀はうろたえ、三影に声をかける。 「兄貴、考え直してくれよ! せっかく、兄貴は万全の状態で復活できるんだぜ! たかだかあと四時間じゃないか。こ、ここはさ……万全の状態で俺たちのバダンを……」 秀の語尾がだんだん弱くなる。三影の決意を曲げることは不可能だと知っているからだ。 三影は秀が自分のことを理解してくれたのを確認して、再度パピヨンに視線を向ける。 「やはり、その選択を選ぶか」 「当然だ。俺はバダンと共にある」 三影は一回目を瞑り、決意の炎を乗せて開く。 ただ、ZXと戦うことができないことだけが、心残りだった。 「いいだろう! 蝶・迅速に仕上げてやる。感謝しろ!」 えらそうに告げるパピヨンに秀が睨みつけるが、三影は静かに感謝の意を示すだけ。 ただ一度でも戦えるなら、この身はバダンの大首領へと捧げる。 三影の意思は変わらない。 その二人の様子を、秀は黙ってみていることしかできなかった。 そうすることしかできないのだ。秀はあまりにも力がない。 目の前の三影と約束した、『力』は遠かった。そのことがたまらなく悔しい。 己が三影についてきたのは、絶対的な力に、揺らがない意思の強さに憧れたのだから。 今ここで三影が意志を曲げるようなら、それはもう三影ではない。 彼は己が存在意義に従ってパピヨンに戦える準備を終えるよう、望むのだろう。 秀にできることは、奇襲のためにヘルメスドライブを使って戦地に送るだけだ。 秀は三影が死んだ日を思い出す。 ZXと一対一で決着を着けるといい、ZXキックに敗れた三影の姿。 秀の脳裏に刻まれているそれを、またも繰り返すのであろうか。 (そんなことはさせねえ……) 秀はパピヨンに近づき、その頭に向かって鉄パイプを振りかぶる。 殺しはしない。四時間ほど眠ってもらうだけだ。秀がパピヨンに向かって、内心すまないと呟いた。 「キサマが心配しなくても、わざわざ復活させた男を死なせるような真似はしない」 「…………ッ! おまえ……!」 秀が不可解な表情を浮かべるが、パピヨンには考えがある。 変身したところで、機械部分と生体部品の脳に負担がかかり、オーバーヒートを起こすだけだ。 死に至るまでには猶予があるのだから、回収して再度調整をかければいい。 もっとも、戦闘力は落ちるが。 (しかも三影はJUDOとやらを復活させようと動く。気になるのは、強化外骨格は意思を乗っ取るといってもどの程度かだ? 意思の顕在具合によっては、俺の戦力になるかもしれない。三影英介にはその実験台になってもらおうか) まったく意思を塗り替えられるなら、パピヨンには必要のないものと判断できる。 それに、パピヨンを巻き込み、見下している暗闇らに一泡も二泡も吹かせてやりたい。 (そうだ。奴らに意趣返しをするのは、何も三影たちだけではない。バダンの幹部ども。この俺がキサマらに屈辱を味わわせてくれる) ニヤリ、とパピヨンは笑う。やられっぱしは帝王が取るべき道ではない。 借りは返さねば。最悪の形で。 □ 時の牢獄。JUDOは己を閉じ込める暗闇の中を上下左右飛ぶ。 特に理由はない。いつも行なうただの暇つぶしだ。 暗闇の一角に、映像が浮かぶ。内容はサザンクロスに、赤木たちが乗り込んだもの。 期待通り……いや、期待以上の彼らの働きに、この度し難い退屈を紛らわせることができるのではないか。 JUDOの心に漣が起きる。たかだか虫けら【ワーム】と蔑んでいた連中の抵抗にだ。 ただの虫けらだけじゃない。己を同類と呼んだ赤木がいる。 なぜか奴だけは、虫けらと呼ぶ気が起きなかった。 「ほう、うぬが我に用があるとは、珍しいな。ツクヨミよ」 『…………JUDO』 ツクヨミと呼ばれた、JUDOとほぼ同じ姿をした亡霊を前にして笑う。 「ツクヨミ。キサマがいかに手を尽くそうが、無駄だ。我はもうすぐ蘇る。 そして、反逆者……仮面ライダーはZXのみ。我を止めるものはおらぬ」 『だが……お前は止められたがっている。彼と出会ってから』 ククク……とJUDOはツクヨミに返すだけだった。その様子からは真意をはかることはできない。 いや、JUDO自身も始めて湧き上がる感情に、自分の本心を完全には理解できていないのかもしれない。 赤木との再会は、己が肉体と赤木を定めたものなのか、新たな肉体を持って再会したいものなのか、自分でも分からないのだ。 だが、JUDOは確信している。 どちらにしろ、赤木を前にすればその答えが自然と見つかると。 「ツクヨミ……うぬの封印も、我が『進化』と共に無意味なものと化してきている。 だが、奴と再会するのにはそれでは間に合わぬ」 『だからこそ、降臨の儀式を急がせたか』 「キサマの思惑は叶わない。我は今度こそ、この退屈から解放をされる……。クククク……」 JUDOの視線はもうツクヨミには向いていない。 カマキロイドと対峙する、赤木へと熱を持った眼差しを向けていた。 復活の日は近い。 【空間の牢獄 二日目 午後】 【大首領JUDO@仮面ライダーSPIRITS】 [状態]:健康 [装備]:なし [道具]:なし [思考・状況] 基本:空間の牢獄を脱出する。 1:赤木との再会。 2:肉体を得る。そして、赤木のいう「酔い」を味わう。 【備考】 ※大首領はあくまで、「肉体を得る」ことを優先しています。 ※強弱は拘っていません。また、バトルロワイヤル開催の理由は、ただの戯れ。 ※一時的に牢獄を脱出できましたが、持続的ではありません。明確な理由は不明です。 (後編)
https://w.atwiki.jp/dangan_eroparo/pages/25.html
『朝日奈葵は回顧する』 最後の学級裁判を終えたあの日、霧切ちゃんは事件の“クロ”として処刑された。 本当に彼女が戦刃むくろを殺した犯人だったのか今となっては判らない。 彼女自身が真実を口にしないまま死んでしまったのだから、確かめる術もない。 いずれにせよ、あの日を最後に私たち生き残り組は外の世界への希望を捨てた。 つまりは、この希望ヶ峰学園の中で一生を過ごすことに決めたのだ。 ―――「ママ、どうしたの・・・こわいかお・・・」 その言葉に、突如意識が現実へ引き戻される。 自分がいるのは薄暗い個室。腰掛けているのはベッドの上。 声の方向へ視線を落とすと、二つの幼気な瞳が私を不安げに見つめていた。 そうだった この子を寝かしつけてる最中だったんだ ぎしり、とベッドのスプリングを軋ませて、私は我が子の側へ寄る。 「なんでもないの ちょっと、考え事してただけだから・・・」 「安心して寝てね ママが側にいてあげるから・・・」 そう言いながら、柔らかな髪を優しく撫でてあげる。 どうやら安心してくれたようだ。 満足げな笑みを浮かべながら目を閉じると、ものの数分も経たないうちに穏やかな寝息を立て始めた。 コンコン 私が一息ついたところで、部屋のドアが小さくノックされた。 私は足早にドアへ近づき、音を立てないようにそれを開け訪問者を出迎えた。 「やぁ、朝日奈さん・・・もう、大丈夫かな?」 「ん たった今寝てくれたトコだよ さ、入って」 「う、うん!」 待ちきれない様子で部屋に入ってきたのは、苗木。 私の大好きな人。そして、あの子の父親。 苗木が静かにドアを閉め、廊下から差し込む光が再び見えなくなると・・・ クチュ・・・ どちらからともなくキスをする。 待ちきれなかったのは、私も同じだった。 チュウ・・・ジュッ、ジュパッ・・・クチュッ 「ん・・・はぁっ・・・・」 苗木の唇から漏れる熱い吐息が私の頬にかかる。 「んふぅ・・・んっ、あっ・・・」 ジュッ・・・ジュル・・・ズズッ・・・・・・ 私の唾液と苗木の唾液が混ざり合い、糸を引きながら垂れていく。 唇から、顎へ。 顎から、胸へ。 私の首を伝う唾液がシャツの裏側に流れ込み、胸にじっとりとした温かさを感じ始めた頃。 「・・・ひぁっ!!」 苗木の手が私の秘部を服越しに撫でた。 私の背に電流にも似た刺激が走る。 「朝日奈さん・・・もう、もういいでしょ?ボク、これ以上我慢できないよ・・・」 苗木が情欲に潤んだ瞳で私を見つめる。 ・・・血は争えないらしい。あの子の母性本能をくすぐる目は、父親譲りか・・・。 「ん・・・わかった。でも、シャワールームに行こ? ここでシちゃうと、あの子が起きちゃうから・・・」 苗木は無言のまま頷いて、同意してくれた。 私は苗木の手を引いてシャワールームの中へ滑り込んだ。 「・・・はぁっ!はぁっ!」 シャワールームに入った途端、苗木は私に抱きついてきた。 その目にはさっきまでの幼気さは残っておらず、代わりに獣のような熱い滾りが宿っている。 「ちょっ、ちょっと待ってよ苗木ぃ!まだ服も脱いでないんだから」 「いいから じっとしてて」 ・・・! いつにない苗木の迫力に気圧されて、私は言われるがまま壁に寄りかかった。 苗木は両手で私の胸を乱暴に揉みしだく。 「うあっ・・・ちょっと、痛いよ苗木・・・」 「それは違うよ!!・・・だってほら、こんなに熱く、固くなってる」 苗木は私のシャツをめくりあげ、私の胸の先端部をコリコリと指で転がして見せた。 「ううっ、そうだけどぉ・・・ひうっ!」 苗木に隠し事は出来ないようだ。指の次は舌で胸を愛撫され、甘い声が漏れてしまう。 「あっ、だめっ、あっ、あっ・・・ふあああっ!」 乳首を軽く甘噛みされ、軽く果ててしまった。 「朝日奈さん・・・イっちゃった?」 「うん・・・私、胸だけでイっちゃったぁ・・・苗木の手と口でイっちゃったぁ・・・」 でも、まだ足りない。もっと欲しい。 見事に火が点いてしまった私はハーフパンツもショーツも脱ぎ捨てて生まれたままの姿になると、 シャワールームの床に四つん這いになり期待の念を込めて苗木を見上げた 苗木は私の意図を理解してくれたようで、ベルトをカチャカチャと音を立てながら外し、そのままズボンも脱ぎ捨てた。 苗木のパンツは彼自身で大きく膨らみ、今にも暴発してしまいそうだ。 私は苗木のパンツに指をかけ、そのまま一気に引き下ろした。 瞬間、パンツから肉棒が力一杯に飛び出す。 いつもの苗木からは想像できないような暴力的な赤黒さ。脳の中まで犯されるような青臭いニオイ。 「舐めてよ、朝比奈さん」 「え?・・・あっ!うんうん 舐めればいいんだね!」 視覚と嗅覚を目の前の“モノ”に占領され、苗木の言葉を理解するのにしばらくかかってしまった。 口中に唾液をため、苗木の熱い肉棒を咥える。 「んっ・・・ちゅう・・・んぶっ・・・」 口腔で肉棒をすっぽりと包み込むように。舌だけを動かして全体を丹念に舐め回す。 「いいよ、朝比奈さん、すごくいい・・・」 ・・・♪ 苗木の切なそうな声が私の心をゾクゾクと刺激する。 苗木が喜んでくれると、私も嬉しい。 「ふふ・・・まだだよ・・・ちゅっ・・・れろれろっ」 一度肉棒から口を離し、今度は各部を集中的に舐めていく。 亀頭、カリ裏、サオ、そして陰嚢。口だけでなく手も使って、絶えず異なる快感を与えられるように。 性技のいろはも知らない私だったが、この数年ですっかり仕込まれてしまった。 「はぁっ・・・はぁっ・・・胸も・・・いいかな・・・っ・?」 「ん・・・ぷぁっ!・・・もう、注文が多いなぁ でもいいよっ 苗木だもん!」 唾液とカウパーでぬらぬらと光る肉棒。この分なら潤滑剤は要らないだろう。 自慢の--かつてはコンプレックスだったが--大きな胸で挟み、扱き上げていく。 私のストロークに会わせて苗木も腰を振る。 「う・・・あぁ・・・いいよ・・・いいよ・・・っ」 ガクガクと震えながら快感を伝えてくる苗木。ますます嬉しくなってしまう。 ジュブッ ヌププッ ズブッ ジュプッ 更に唾液を咥えながら扱くと、いやらしい音がシャワールーム中に響き私を昂ぶらせる。 苗木の腰の動きが速くなってきた。絶頂は近そうだ。 「!? ぐぶぅっ!!」 強い力で苗木が私の頭を押さえつけると、肉棒が喉奥まで一気に突き刺さった。 「飲んでっ!朝比奈さんっ!!」 ドクンッ・・・ドクンッ・・・ドクドクドク・・・・ 血液が脈打つように発射される苗木の精子。 苗木自身の味が体中に広がっていくようで堪らない。脳が痺れるような快感だ。 「・・・・ぷぁ・・・あー・・・」 もう思考など働かない。 「ふぅ・・・良かったよ、朝比奈さ・・・ん?」 「なえぎぃ・・・いれてぇ・・・わらひのなか・・・・いれへよぉ・・・」 シャワールームの床にだらしなく転がった私は自らの手で秘部を開き苗木を誘った。 「おっきぃのいれてぇ・・・あついのいれへぇ・・・にゃえぎぃ・・・♪」 両手の指で自分の秘部を音を立てて弄る。苗木の肉棒を咥えている間に限界まで高揚していたようで、愛液が溢れて止まらない。 「・・・」 無言のまま私に覆い被さり肉棒を私の秘部にあてがう苗木。 苗木の体温を全身で感じる。幸福感に包まれているようだ。 「朝比奈さん・・・すっかり、淫乱になっちゃった、 ね っ ! ! 」 「うぁああああっ!!!」 即座に全身を駆け巡る、今日一番の快感。 濡れそぼった秘部は苗木のたくましい肉棒も難なく受け入れた。 「はっ・・・はっ・・・はっ・・・」 もはや苗木は言葉を口にしない。シャワールーム内には私の喘ぎ声と、淫らな水音だけが響く。 「ああっ!なえぎっ!!いいよっ!!なえぎぃっ!!」 苗木の肉棒が動く度、頭の中を染める閃光。 「もっと!!もっとぉっ!!おくまでっ!!おくまでぇっ!!!」 いくら壁一枚隔てているとはいえ、ここまで声を上げればベッドのあの子に聞こえてしまうかもしれない。そんな背徳感が快感を更に高める。 「あはっ!!そう、そこっ!!!ざらざらのとこ、ひっかいてぇ!!!!」 何度体を重ね合ったかもわからない。弱点などとうにバレバレだ。 「・・・っ!!朝比奈さんっ!そろそろっ、限界っ!!」 苗木の腰の動きが変わった。小刻みで速いピストン。 苗木がどうしようとしているのかを理解し、私はそれに応えることにした。 「いいよっ!!!中にっっ!!!子宮の中にだしてっっっ!!!! そのままっ!!そのままっっ・・・・イくっ!!ふあああああああああああああっっっ!!!」 ビュルルルルルルッ・・・・トクトクトクトク・・・・・ 子宮に流れ込んでくる苗木の熱い精子の奔流。 最後の絶頂を迎えた私達は、そのまま力尽きたように眠りに就いた。 『---オマエラ、おはようございます!朝です、7時になりました---』 相変わらずのふざけたモーニングコールで目を覚ます。 学園生活当初は毎朝苛立ちを覚えたが、今となっては慣れたものだ。 横では苗木が静かな寝息を立てていた。親子共々、何という愛らしさだろう。 作夜の激しさとのギャップに思わず吹き出してしまいそうになる。 「なーえぎっ 起きてっ もう朝だよっ」 チュッ♪ 「ん・・・おはよ 朝比奈さん」 眠い目を擦りながら目覚める苗木。 王子様はお姫様のキスで目覚めるのだ・・・そうだっけ? 「さっ、早くシャワー浴びて身支度しようよ! 食堂に行かなきゃ!」 「ちょ、ちょっと待ってよー」 「だめだめ!あの子にミルクもあげなきゃいけないんだから ほら急いだ急いだっ!」 この生活を選んだことが正しかったのかどうか、今の私にはわからない。 子供達が将来どうなってしまうのかもわからないし、思いを巡らせるのが正直、怖い。 それでも私は、今この一瞬の幸せを感じていたいのだ。もう少しだけ・・・もう少しだけ・・・。 ○オマケ 身支度を済ませ食堂へ。もちろん可愛い我が子の手を引いて。 食堂に着くと先客がいた。 「おかぁさんおはよー!!・・・だべ」 父親譲りの独特な天然パーマを揺らして可愛い我が子が走ってきた。 もちろん優しく抱き止めてあげる。 「もふもふもふ・・・おかぁさんいいにおいだべ!!」 「ずるい!ボクのおっぱい!ママのおっぱい!」 「おまえはきのういっしょだったんだからいいべー!!」 あぁ、また喧嘩になってしまった。なるべく平等になるように毎晩交互に可愛がっているつもりなのに・・・ 「あぁコラコラ!喧嘩すんなっつったべー!!母ちゃんはみんなの母ちゃんなんだかんな!」 ! ずいぶん葉隠らしくない言葉・・・ 「葉隠ー たまには良いこと言うじゃん!見直したよっ」 「そうだべ?俺だってもう一人前の親父だっての! ・・・ところで朝比奈っち、そろそろ我慢できそうにないから後で風呂に行ったときでも・・・」 ボカッ!! 「あいてー!!」 「・・・子供の前でなんてこと言うのさっ!やっぱり最低っ!」 朝日奈さんは、絶望学園で唯一健康的エロスが似合うお方 ナエヒナ流行れ、超流行れ (2011-01-27 18 00 41) 朝日奈かわゆい (2012-03-14 15 48 12) 腐川亡きいま十神が子育てしてるのか・・・ (2012-09-06 08 44 26) 朝日奈のおっぱい揉みてぇ (2013-07-28 15 21 03) Comment:
https://w.atwiki.jp/dgrpss/pages/254.html
1日目『女性が喜びそうな店に誘う / 用事の帰りがけに誘う』 苗木「霧切さん、ケーキの美味しいお店があるんだけど…」 霧切「…そう」 苗木「よかったら学校の帰りに、一緒に行かない?」 霧切「なぜ?」 苗木「な、なぜって…」 >あまり喜ばれていないみたいだ… >ケーキは好きじゃないのかな? 2日目『相手にお金の負担をかけない形で誘う』 苗木「えっと、昨日のお店のことなんだけど…僕今月余裕あるし、ご馳走するから」 霧切「悪いけれど、人に借りを作るのはあまり好きじゃないの」 苗木「そ、そっか…」 >うーん、イマイチな反応だ… 3日目『時間制限を設け、短時間の気軽な約束を取り付ける』 苗木「あのさ、僕、今日の五時まで、駅前で時間を潰さなきゃいけなくて…」 霧切「…あなたの暇つぶしに付き合わなきゃいけないほど、私は暇じゃないわ」 >しまった!霧切さんの僕に対する印象が悪くなったみたいだ… 4日目『知り合いのいる店に誘ってみる』 苗木「駅前のカフェ、葉隠君がバイトしててさ…誘われてるんだけど」 霧切「よかったわね。行ってきたら?」 苗木「うぅ…」 >誘う前に切り伏せられてしまった… 霧切「…ふふっ」 5日目『わざわざ約束せず、道端で偶然出会った風を装う』 苗木「あ、霧切さんが椅子に座った… …よし、いくぞっ… よし… よしっ…!」 苗木「…あ、あれ、霧切さん、こんにちわ…こ、こんなところで会うなんて、」 霧切「あら、苗木君。寮を出た時からずっと私の後をつけていたみたいだけど、こんなところで会うなんて偶然ね」 苗木「」 霧切「私が何の『超高校級』か忘れてしまったようね。別に覚える必要も義務もないけれど、悲しいわ」 苗木「霧切さん、これは、その、あの…」 霧切「ふふ…何かしら?ストーカーの苗木君?」 苗木「…なんでも、ないです」 >霧切さんの僕に対する印象が悪くなったみたいだ… >うう、クスクス笑われてる… 6日目『他の友人も誘って安心感を与える』 苗木「まだだ…まだ諦めないぞ…」 苗木「あの、霧切さん!」 霧切「…今日も何か用事?」 苗木「えっと、例のケーキの美味しい喫茶店なんだけれど…」 霧切「ええ。それが?」 >霧切さんは楽しげに笑みをこぼしている。 >これはイケるかもしれないぞ…! 苗木「えっと、今日は舞園さんも誘ってみたら行くって言ってて…」 霧切「…」 苗木「だから、三人なら霧切さんも、」 霧切「行かないわ」 苗木「えっ」 霧切「二人で楽しんできなさい。私がいると邪魔でしょう」 苗木「霧切さん、あの、」 霧切「さよなら」 >…… >えっと…霧切さんの僕に対する印象が、すごく悪くなったみたいだ… 7日目『何かのお礼やお詫びの形で誘う』 苗木「き、霧切さん…」 霧切「…何かしら、苗木君」 苗木「昨日は、僕の気付かないうちに、霧切さんを不快にさせてしまったみたいで…ゴメン」 霧切「…能書きはいいわ。用件は何?」 苗木「あの、だから、その……お詫びも兼ねて、御馳走させてほしいな、なんて」 霧切「…はぁ」 苗木「えっと…」 霧切「あなたが義務感で私を誘おうとしているなら、止めて。そんな気持ちで誘われても、嬉しくなんかない」 >ため息を吐いて、行ってしまった… >…霧切さんの僕に対する印象が…悪く、なったんだろうか? 8日目『目的をはっきりさせて誘う』 苗木「…」 霧切「…」 >昨日から、霧切さんの機嫌が悪い… >やっぱり、連日しつこく誘いすぎたのが裏目に出たんだろうか? 霧切「…」 >でも、その割にはさっきからずっと、霧切さんからの視線が…気のせいかな 霧切「…今日は、誘わないの…?」 苗木「へ?」 霧切「…」 苗木「あの、えっと」 霧切「…あなたはもう少し、頭の回る人だと思っていたけれど」 苗木「う、うん、ゴメン…?」 霧切「…だから… 他の女の子と一緒に誘われたら、いくら私でも…だし、それっぽい理由で誤魔化されても…だから、その……」 >霧切さんは俯いていて、顔はよく見えないし、声も小さくてよく聞き取れないけれど、 >これは、つまり… 霧切「ここまで言えば…わかるわね?」 苗木「…うん」 霧切「…」 苗木「…」 苗木「霧切さん、あの、僕霧切さんと一緒にお茶し」 霧切「しょうがないわね、付き合ってあげるわ」 苗木「に行きたい…って、アレ?」 霧切「ホラ、行くんでしょう?」 苗木「あ、え?あの、うん…」 霧切「…回りくどいことしてないで、最初っからそうやって誘いなさい」 苗木「ハイ…」 霧切「もう、馬鹿」
https://w.atwiki.jp/ktmoon/pages/11.html
アルシャードセイヴァーRPG~キャラクターシート~ [部分編集] 名前 メアリ・オルコット PL 月 年齢 16 性別 女 種族 人間 職業 修道女 瞳の色 翠 髪の色 金 身長 低い 体重 軽い 使用経験点 総計15(レベルアップ/一般特技/常備化15) ◆シャード 色彩 銀 形状 八面体 場所 杖の先端 ◆ライフパス 出自 古き血族 特技 魔導の血脈 境遇 優等生 特技 情報:学問 経験 虚実 クエスト 真実の探索 邂逅 同志 コネクション ブラックロータス [部分編集] クエスターレベル 10 加護 C1 キャスター 2 オーディン C2 エージェント 2 ブラギ C3 ミスティック 6 アカラナータ C4 C5 ◆能力値 体力 反射 知覚 理知 意志 幸運 基本値 10 10 12 15 14 12 ボーナス +3 +3 +4 +5 +4 +4 [部分編集] ◆戦闘値 基本 クラス修正 未装備 武器右 武器左 魔法右 魔法左 防具 装飾 特技 その他 現在値 C1 C2 C3 C4 C5 命中値 3 1 2 4 10 -2 8 回避値 3 1 1 2 6 -1 5 魔導値 4 2 2 4 12 0 1 13 抗魔値 4 2 1 4 11 1 12 行動値 8 2 2 3 15 -3 12 耐久力 10 11 14 32 67 -2 65 精神力 14 15 11 42 82 10 92 攻撃力 0 1 4 5 殴+2 --------- --------- 1 殴+8 --------- --------- 魔法攻撃力 2 1 3 6 2 --------- 光+10 --------- 1 2 光+21 --------- --------- 防御修正 斬 3 3 刺 1 1 殴 0 0 炎 氷 雷 光 闇 射程 15m 代償 5MP 戦闘移動 17m 17m 全力移動 34m 34m [部分編集] 部位 装備名 命中 回避 魔導 抗魔 行動 耐久 精神 攻撃力 魔法攻撃力 防御修正 備考 斬 刺 殴 炎 氷 雷 光 闇 武器右 伸縮式スタッフ -2 殴+2 2 武器左 魔法右 滅却光 0 光+10 種別;奈落のエネミーにはダメージ+2d6。《改良装備》《法具強化》適用済。 魔法左 荒魂 《神降ろし》の持続中、ダメージ+2 防具 FC戦闘法衣 -1 1 -3 3 1 0 法具装備中、ダメージに+1 装飾 ホーリーシンボル 乗物 その他 アイテム名 種別 所持数 効果 [部分編集] ◆特技データ 特技名 LV 種別 タイミング 対象 射程 代償 効果 魔導の血脈 1 常時 自身 なし なし 情報;学問 1 常時 自身 なし なし シールエリア 1 魔 メジャー 自身 なし 1MP アブソリュートアーツ:光 1 常時 自身 なし なし 光属性の魔法装備を装備中、魔導値+1 マインドタフネス 1 ビ 常時 自身 なし なし 精神力+10 試作品:FC社 1 自 常時 自身 なし なし 得意魔法 1 常時 自身 なし なし 滅却光の代償-2MP(適用済) 改良装備 1 常時 自身 なし なし 滅却光の魔導値修正+1(適用済) 法具所持 1 自 常時 自身 なし なし 神降ろし 1 魔 セットアップ 自身 なし 4MP シーン間、【命中】および【魔導】+2、ダメージ+5 祈念・鼓舞 1 マイナー 自身 なし 2MP シーン間、ダメージ+3(ホーリーシンボル適用済)。三回まで重複可能 法具強化 2 常時 自身 なし なし 滅却光の攻撃力+3(適用済) 高速結印 3 ムーヴ 自身 なし 5MP タイミング:マイナーのミスティックの特技を使用 マジックブラスト 1 マイナー 自身 なし 6MP 魔法攻撃の対象を範囲(選択)に変更 葉隠 2 ムーヴ 自身 なし 8MP ダメージに+【意思】 祈念;集中 4 マイナー 自身 なし 4MP メインプロセスの判定値+2 外法印 5 ダメージロール直前 自身 なし 4HP ダメージロール+2d6 神降ろし2 6 常時 自身 なし なし 神降ろしを強化(適用済) [部分編集] ◆常備化計算 アイテム名 常備化 法力弾 20 荒魂 15 FC戦闘法衣 10 結社の一員 2 小型施設(教会) 3 伸縮式スタッフ 20 ホーリーシンボル 20 神聖設備 5 兎の足 5 滅却光 100 合計 200 [部分編集] 設定 「私でお役に立てるなら、これほど嬉しい事はありません」 「奈落よ、あるべき所に帰りなさい!ここはあなた方の居場所ではありません!」 七瀬市へのシャドウガイア出現に対応して呼び出された、FC社の武装修道女。 年若いながらも実力は折り紙つき。 西洋人でありながら、日本人から見ても外見が小~中学生にしか見えないのがコンプレックス。 普段は冷静だが、年齢を勘違いされた時だけは、いたく不機嫌になる。 よく食べ、良く眠る。性的な倫理観は、シスターとしてはやや緩やかながら、年頃の少女としてはやはりかっちりしている。 寝起きが悪く、また寝ぼけて脱ぐ癖がある(本人は必死で隠そうとしているが、治らない)。
https://w.atwiki.jp/mangaroyale/pages/30.html
二つの零、二つの魂 ◆TJ9qoWuqvA 鈴虫の音が、薄暗い林に響く。 雑草が猥雑に生え並ぶ、一本の木の下に一人の少女がいた。 背中まで届く桃色のブロンドを後ろに流し、同じ色の整った眉の下には気の強そうな鳶色の瞳があった。 白いブラウスに包まれた小柄の身体に黒いマントを羽織っている。 彼女の名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。 異世界の貴族であり、メイジ。普通の世界では魔法使いにあたる。 彼女は薄暗い林の中、憤っていた。 (なによ! 殺し合えだなんて、何様のつもりよ!!) 老人は、自分たちに殺しあえと、確かに言っていた。 貴族である自分に、そしてその使い魔である才人に。 怒りで頭が沸騰するが、シエスタの首が吹き飛ぶ様を思い出し、風船がしぼむように気持ちも萎えていった。 (サイト、シエスタが死んだところを近くで見ていた。やっぱり悲しんでいるかな?) 当然である。二人は親しいのだ。 ルイズが才人のご飯を抜けば、必ず彼女の元へ行き、食事をもらっていた。 悔しいことに、才人がシエスタを押し倒していたこともある。 普段なら腹を立てるような思い出にも、さすがに死人を悪く思えず、感傷的になる。 (なら、早くサイトと合流しなくちゃ。もちろん、ご主人様として使い魔を心配するのが義務だからそうしているだけ! けっして、落ち込んでいるサイトを慰めようとか考えてないんだから!) 心の中でさえ素直になれず、ルイズはそばにあったデイバックを掴むと林を進む。 ふと、杖がないことに気づき、デイバックの中身を確かめる。 食料や地図、名簿などが入っており、他には一枚の紙が入っていた。 紙には数種類の言語が書いてあり、彼女の国の文字もそこに書かれていた。 「なによ? これ? 軍……刀?」 不思議に思いながらも、ルイズが紙を開くと、中から一本の反りの入った刀が現れた。 いきなりの事態に頭が混乱する。他にも似たよう中身がないか探すが、まったく見当たらない。 ため息をつくと、枝を踏む音に振り返る。 「だ……だれ!!?」 震える手で抜き身の刀を構えると、黒い学生服を着た、巌のような身体を持つ男が立っていた。 「待ってくれ! 俺は殺し合いに乗っていない!」 「信用できるわけないじゃない!」 叫び、顔を見つめる。たくましい身体を持つわりに、黒い長髪の下の顔は幼く、ルイズと同じか年下に見えた。 男は無言でデイバックをルイズに向かって投げ捨てた。 ルイズは怪訝な表情を向ける。 「俺の支給品を確認してくれ。決して、殺し合いに乗れるような物じゃないから」 刀を向けたまま、警戒して相手のデイバックを確認する。 中身はルイズの物と同じく食料や地図、名簿が見えた。紙は開いたらしく、一つルイズのデイバックにはない荷物があった。 「なに? これ?」 四角い箱に、彼女の読めない日本語でこう書かれていた。『超光戦士シャンゼリオン DVDBOX』と。 ルイズは暗い林を歩き、先を軍刀を持って歩く、杉村と自己紹介した少年に話しかける。 「ようするに、DVDプレイヤーというのがあれば中身を見れるってこと?」 「ああ。けど中身は期待しない方がいいよ。まあ、七原の奴がいたら喜びそうだけど」 「いったいどんな内容なのよ?」 尋ねるルイズに、杉村は苦笑しか浮かべなかった。 その様子に苛立ち、つい語気が強くなってしまう。 「なによ! そんなに危ない内容なの!?」 「いや、単に正義の味方が変身して悪を倒すって言う、子供向けのヒーロー番組だ。多分……」 「変身ヒーロー? なにそれ?」 「女子が聞いても興味ないと思う。うん」 そういいながら、杉村が照れた様子で頬をかいている。 「それにしても、いきなりプログラムに巻き込まれるなんて、思ってもみなかった」 「プログラム?」 ルイズが怪訝な声を上げると、杉村はそっかと呟き、ルイズの桃色のブロンドに視線を向ける。 「ルイズは外国人だから知らないだろうけど、大東亜共和国にはプログラムなんていうのがある。 全国の中学三年生のクラスから無差別に選んで、殺し合わせるって、最悪な法が。 今回は特例か何か知らないけど、他の学校の人間や大人も混じっている。プログラム自体、なにか変化があったかもしれない」 杉村は奥歯を噛み締め、悔しそうに唸っている。 しかし、頭には疑問が浮かんでいた。 (中学? 意味が分からない。大東亜共和国? どこの田舎の国よ) ルイズは聞いたことの無い単語に考え込む。その様子を見て杉村は落ち込んでいると勘違いする。 「大丈夫だ! 俺の仲間もいるし、力を合わせれば脱出できる。 三村って俺の仲間がいるんだが、奴は何でもできる。運動も、パソコンも。 このゲームを脱出できる案なんかすぐ浮かぶから、そんなに落ち込まないでくれ」 最初は慌てて話していたが、徐々に冷静になり、仲間と希望を語った。 その黒の瞳と髪に彼女の使い魔を思い出し、杉村が話した仲間の話と相まって、急に胸が切なくなる。 「サイト、逢いたい……」 思わず呟いてしまった言葉に、杉村は呆けた表情でルイズを見つめていた。 だがそれも一瞬、すぐに決意で固めた表情でルイズに向き直す。 「俺が絶対、ルイズとそのサイトって奴を逢わすよ。そこに……」 杉村が何かを思い出すように言葉を一旦区切った。 風が吹きぬけ、二人の長髪を宙に舞わせる。 「そこに、『俺の正義』があるから」 木の葉が舞い、木々が静かにざわめく。 虫の音が、静かさを強調するように鳴り続ける。 余りの反応の無さに照れくさくなったのか、杉村は頭をかく。 「……とある奴の受け売りだけど」 「調子狂うわね。大体サイトと合流するなんて当たり前よ。死ぬ気はまったく無いわ!」 「ああ、その意気だ」 ルイズが元気を取り戻したように見えたのだろう。 杉村は笑顔を浮かべて、歩みを再会する。 前が暗くて見えないので、足元を気をつけるようにと言う彼に、分かっていると強い口調で返した。 □ 杉村は暗い夜道を、慎重に歩くルイズの様子を見守る。 小柄な彼女に、最初は想い人の琴弾を思い出していたが、気の強さは自分の幼馴染、千草といい勝負だ。 もしも二人がプログラムに巻き込まれたらと思うと、ゾッとした。 彼女の知り合い、――恋人だろうか?――のサイトという人物も、同じ思いをしているだろう。 二人を無事再会させる事を、改めて誓う。 誰かを殴るのは嫌いだが、ルイズを守るためなら迷わず拳を振るえる気がした。 これが、先程も言った、七原の『そこに正義があるから』なのだろうか? そんな事を考えていると、さっきまで鳴り響いていた虫の音が聞こえないことに気づいた。 不思議に思うと、異様な気配が自分たちの進む先から感じられた。 少林寺拳法を学んだ杉村は、その異様さに驚く。 街のチンピラに相対したときとは比べ物にならないほどの殺気。 振り向くと、ルイズは顔を青ざめ、身体を震わせていた。 「下がっていてくれ」 そう言い、軍刀を強く握り締める。 杉村は軍刀を扱ったことは無い。だが、痛いほど握り締めなければ、恐怖で体が震えてしまうのだ。 やがて、一人の男の姿が見えた。 黒いコートを着用し、リーゼントの黒髪の下の瞳は黒いサングラスで見えないが、威圧感で溢れていた。 「……ガキか」 「あんたはゲームに乗っているのか?」 「そいつを構えているってなら、分かっているだろ?」 杉村が、一縷の望みをかけた問いかけは最悪の答えとして返ってきた。 目の前の男のみに集中する。こいつはここで倒さねばならない、と本能が告げていた。 「ルイズ、俺が食い止めているから逃げるんだ!」 「何を言っているのよ!」 「いいから行け!!」 雄たけびながら刀を裏返して、峰で殴りつける。 男は無造作に腕で止めた。 「弱いくせに刃向かうか。所詮はか弱き人間だな」 呟きながら、粒子が男から上がるのが見えた。 それも一瞬のこと、粒子の晴れた先には大砲を背負った、金色の人型のトラが顕在していた。 「フン」 トラの怪人が無造作に腕を振るうと、凄まじい力に身体を宙に舞わされ、木に叩きつけられる。 咳き込みながら、まだその場に留まっているルイズに顔を向けた。 「早く……逃げろ!!」 「で、でも……」 「俺を嘘吐きにさせないでくれ! 俺は七原の言葉に誓ったんだ! 君と、才人を再会させると!! だから今は逃げてくれ! 必ず追いつく!!」 「……絶対、生きて切り抜けないさいよ!!」 ルイズの言葉に、ああ、と一言返す。 後ろ髪を引かれる思いだろうルイズが遠ざかるのが気配で分かる。 それを追おうとしている怪人に、軍刀を向けた。 「行かせはしない」 「その弱さで何ができる。世の中は弱肉強食だ。お前も、あの女も俺に殺される」 「そうはさせるか!?」 瞬間、杉村は跳躍し、上段から刀を振り下ろす。 怪人が難なく受け止める。だが杉村はこれを予想していた。 刀を手放し、無手となる。深く、静かな呼吸音とともに、地面を踏み砕き、掌で重い衝撃を怪人の腹に与える。 衝撃で怪人の身体にダメージを与え、身体を浮かせ…… 「ぬるいな」 無かった。 怪人の腰に装着された機関銃が杉村を向き、銃弾を吐き出す。 衝撃が身体中を貫いていく。鉛の重さが加わり、刀が落ちると同時に杉村は崩れ落ちた。 おびただしい量の血が、学生服を赤く染めていく。 怪人はルイズを追おうと自分を踏みつけて歩いていった。 (俺はこのまま死ぬのか? 誰も救えずに……) 無念を抱え、徐々に瞼が閉じていく。 彼の短い人生が閉じようとし、走馬灯が駆け巡る。 ――ホントッ、あんたってガキねっ!! 幼馴染の罵倒が、耳に蘇った。 しかし、不思議に力が沸いてくる。 (そうだ、約束の一つも……食い止めるということもできないなんて、まるで子供じゃないか!) 決意を上乗せして、震える脚を無理矢理立たせる。 怪人の足が止まった。 「立ち上がったところで何もできないだろうに」 「そいつは、やってみなくちゃ分からないだろ?」 掴んだ刀の、刃を怪人に向ける。 杉村は自分の弱点を理解している。それは、相手を殴るときに躊躇してしまうことだ。 だが、今はそうも言っていられない。 相手が怪人であることもあるが、このまま通せばルイズだけではない、自分の仲間の三村や、他の無力な人間を殺していくだろう。 (勝てるとは思っていない。だけど一秒でもここに留めておかないと!) 少しでも犠牲を減らせるならと、刀を横薙ぎに振るう。 軽々と避けられるが、それでも諦めず、数度振るう。 「そろそろ満足しただろう?」 獣の形をした口元を動かし、怪人は再度機関銃を放つ。 杉村の全身を銃弾がズタズタに切り裂き、ぼろきれのように血の池へと再び倒れた。 ジャリ、と怪人が近付いてくる。自分を見下す瞳は醒めていた。 所詮は人間、そう考えているだろうと思うと、腹が立ってしょうがなかった。 だが、怒りだけでは身体は動かない。 冷たい土の感触を頬に受け、視界が暗くなってくる。 ――そこに正義はあるのかっ!! 突然、七原の、口癖のような言葉を思い出す。 (そうだよ、七原。正義はあるから、少しだけ踏ん張ってみるよ) 先程まで脱力して、まったく動かなかった身体が軽い。 身体を跳ね上げ、怪人の左腕に刀を突き刺す。 血が赤いことに意外に思う。 怪人が自分を吹き飛ばし、距離が開いた。 「やせ我慢か。反吐が出るぜ」 背中の大筒がエネルギーを溜めているのが見える。杉村の身体はもう動かない。 「お前を吹き飛ばして、あの女も殺してやる。一足先にあの世で悔しがっていな。ナルシストの偽善者」 怪人は四つんばいになり、反動に備えている。 巨大なエネルギーが身体を焼きながら襲ってくる。 「七原……」 呟きを呑み込み、爆発が木々を吹き飛ばし、轟音を立てて地面を揺るがした。 □ 中程度の背丈を鋼の肉体と、白い学生服に包み、短く刈っている髪の下、眼鏡の奥に意志の強い眼差しを持つ少年、葉隠覚悟は、デイバックの前に正座をしていた。 目を瞑り、先程の出来事、少女の死による怒りを治めていたのだ。 (敵を憎んではならぬ。憎むべきは、敵を恐れる己の心) 零式防衛術、それは葉隠一族に伝わる、牙無き人を守る剣。 この殺し合いの中に殺されてしまった哀れな少女のように、牙を持たぬ人はいるだろう。 その善良な人間を、この殺し合いに乗った悪鬼は見逃しはしない。 ならばと、覚悟は瞳を開く。 (俺はこの殺し合いでも、人々を守る剣となろう) 人を守り、この殺し合いより脱出する。 もとより、覚悟はその信念を曲げる気など無かった。 立ち上がり、デイバックを手に取る。 いつも彼の傍にあった、強化外骨格「零」はない。 しかし、「零」は悪に手を貸すような強化外骨格ではないので、他人の手に渡るのは問題ない。 自分も零式防衛術を持つゆえ、武器は要らない。 支給品を確認しているのは、危険な物を破壊する為だ。 紙を一枚取り出す。「滝のライダースーツ」と、一筆書かれていた。 他には特別なものは入っていない。紙を開くと、ライダースーツ一式が具現化された。 「こ、これは……」 現れたのは、黒の上下のライダースーツに、黒のグローブとブーツ、黒のマフラーにヘルメット。 ヘルメットには髑髏の顔が描かれており、見る人間が見れば不気味に感じただろう。 しかし、覚悟はそのスーツに、熱い何かを感じた。 武器になりそうなのは、脚に仕込まれたスタンガンのみ。 強化外骨格とは比べ物にならないほど、貧弱な装備だ。 それでも、覚悟は英霊の宿った強化外骨格に匹敵する「魂」を感じた。 背筋を伸ばし、スーツに向かって敬礼をする。 (このスーツの持ち主、滝という御方。今しばらく、あなたの力を俺に貸してください) 少し時間を置き、ライダースーツを身に纏う。 身体が、大いなる正義に守られているような気がして、覚悟はさらに決意を強くした。 だが、無常にも爆発音が響く。 耳に入ると同時に、覚悟は現場へと勢いよく駆けて行った。 木々を次々と避けていき、やがて爆発の中心地と思わしき場所へとたどり着く。 焼け焦げた跡が百メートルくらい円形で広がっており、折れて半分から五分の一程度の大きさになった木が燃え続けている。 死を顕在したような大地を進むと、下半身が吹き飛ばされ、黒焦げになっている少年を見つける。 「……だ、誰か……きたの……か?」 驚いたことに、まだ生きているらしい。 だが、長くは持たないだろう。 「ああ、安心するんだ。俺は危害を加えるつもりはない」 傍により、優しく声をかける。 その様子に安堵したのか、少年はさらに語り続けた。 「ゲームに、乗って……いない……なら、この先にルイズって……女の子が……怪人に狙われて……いる。 頼む、助けて……やってくれ……」 「承知!!」 覚悟は、少年が指を指す方向へ脚を向ける。 少年を弔うのは、少女を助けてから。悔しいが、そうせざるを得ない。 「待って……くれ。俺の刀……を持ってい……ってくれ」 震える腕で、半ばから折れた刀を覚悟に差し出す。 武器としての機能は落ちている。使い物になるかは微妙だ。 だが、覚悟は感謝を込めて刀を受け取った。 「ありがたく、使わせてもらう」 「……七原、そこに……正義はあった……よ」 それっきり、少年は沈黙した。 敬礼する暇も惜しみ、覚悟は疾風となる。 少年の魂を乗せた軍刀を握りなおす。 戦いは、近かった。 □ タイガーロイドは駆ける。 木々を避け、女の足に追いつくのはたやすい。 風を切り裂き、タイガーロイドは苛立つ。 刀程度に自らの身体が傷ついたのが不思議でならない。 おまけに、銃弾の補充が遅い。いつもなら数秒でに補充が完了するが、いまだに一発も精製できていない。 さらに、背中の大砲の威力が下がっている。一度も使ったことは無かったが、聞いていたスペックを大幅に下回っていた。 バダンの技術者がスペックを間違えるなど、あり得ない。なら考えられることは一つ。 あの老人が細工をしたらしい。 (こざかしい) ギリッと、歯を噛み鳴らす。 タイガーロイドは最後の一人に興味は無い。 村雨と合流してあの老人を殺し、バダンへと戻りガモン共和国へと向かい直したいのだ。 自分が嫌いなタイプの人間、滝和也に煮え湯を飲ませねばならない。 その次は、仮面ライダーの始末だ。強者が支配する、彼にとっての理想を創るために。 桃色のロングの髪を見つけるが、何の感慨も浮かばない。 強者が弱者を殺すのは当然の摂理。殺人に対しての罪悪感など、とうの昔に捨てた。 冷静に腰の機関銃を、少女に向ける。 自ら放つ、火薬の匂いをトラの鼻が感知した。 □ ルイズが逃げている途中、後ろから爆発音が響いた。 少しだけ振り返り、走るのを再開する。 その瞳には、少しだけ涙が滲んでいた。 (スギムラ、あんた絶対生きて切り抜けなさいって、言ったのに!) ルイズは杉村の死を分かってしまった。 あの爆発は、自分が逃げてきた場所だ。 トラの獣人の背中に大砲があったことは覚えている。 もう、杉村は助からない。当然の答えだった。 自分の無力さに歯噛みする。 (せめて杖があれば、あの場に留まってスギムラを援護できたのに!) もっとも、それは願望に過ぎない。 自分はゼロのルイズ。まともなメイジを夢見るほど、メイジとしては出来損ないの落ちこぼれ。 あの場で杖を持っていたとしても、死体がもう一つ増えるだけだ。 それが、余計に悔しかった。 雑草を掻き分ける音に振り返る。 トラの獣人が、腰の筒をこちらに向けている。 火が、筒より発射された。 「キャッ!!」 右足が焼けるように痛む。二つの傷口から、血が流れていた。 トラの獣人がにじり寄る。 ルイズは恐怖で歯がカチカチと鳴った。 「サイト……助けて!」 「助けを求めるか。キサマもあの男と同じだな。他者に助けを求める、弱きものだ」 「スギムラが、助けを求めた……?」 自分を助けるため、身体を張った杉村が命乞いをしたなど信じられず、つい問いかけてしまう。 「あの男は最後に呟いたのは、七原とか言う名前だ」 その言葉に、ルイズは思い出す。 正義を口癖に持つ、杉村の親友。つまり、杉村は最後まで自分の正義を貫こうとしたのだ。 トラの獣人の瞳には、絶対零度の瞳があった。 杉村の死を軽んじる獣人に怒りが沸いてくる。 「…………ざけないでよ」 「ん?」 「ふざけないでよって、言ってんのよ!!」 怒声が、暗い林で獣人に向けられた。 元気を取り戻したルイズに、トラの獣人は不機嫌な表情を見せている。 「スギムラが助けを求めた? ふざけないでよ!! あいつはね、平民だけどサイト並みに勇気があって、わたしを守るって事を最後まで貫いただけなんだから! あんたみたいな化け物に、そんなスギムラを蔑ませなんかさせないっ!!」 「なら、どうするんだ?」 「わたしがあんたを倒す! スギムラを馬鹿にしたこと、百回謝らせてやるんだから!!」 ルイズは木に手をかけ、身体を無理矢理立たせる。 ひたすらにトラの獣人を睨み続けた。 「わたしは伝説の使い魔ガンダールヴの主人にして『ゼロのルイズ』!! この二つ名にかけて、メイジとして、貴族としてあんたの悪行を許さない!!」 本来なら不名誉で、自らが口にもしたくないその二つ名をかけて立ち上がる。 このトラの獣人は、杉村を馬鹿にした。 たとえ一緒に行動した時間は短くても、助けてもらったのは確かだ。 だから、彼の行為が無駄でない事を示すため、最後までこいつに恐怖をしないと決めた。 抵抗して、弱者である自分が刃向かってみせる。 (スギムラ。わたしにも、正義はあったよ) ルイズは死を覚悟している。 一矢も報いれないことに、歯噛みをするが、せめて心だけは負けないよう、瞳はトラの獣人から逸らさない。 無言で、不機嫌な瞳を向けたトラの獣人が、背中の大砲を向けた。 エネルギーが収束されていく。見覚えの無い光だが、どうなるかは簡単に想像できた。 (サイト、元の世界に戻せなくて、ゴメンね) 自分の使い魔……いや、想い人に心の中で謝り、死の光を待つ。 暗い林道が照らされ、草一本すらも視認できるくらい明るくなる。 身体に痛みが走っても、目を瞑らないと気合を入れた。 その時―――― 「零式積極重爆蹴!!」 二つの零が、交差した。 □ トラの怪人は、大砲の充填を中断し、木に叩きつけられていく。 その様子を確かめ、覚悟は少女に顔を向けた。 「無事か?」 優しい声色で、髑髏の模様が施されたヘルメットのバイザーを上げた覚悟は、桃色の髪の少女に話しかけた。 「その刀……」 ルイズであろう少女は、自らの右手にある折れた刀を見つめている。 「少年から、君を守るように頼まれた」 「じゃあ、スギムラは……」 「殉死した」 「殉死って……なにを信じてスギムラは死んだって言うのよ!」 「己が男に殉じたのだ!」 ルイズは、涙をためた瞳を自分に向けた。 杉村という少年の魂を込めた刀を、覚悟が敵に構える。 「その魂、俺が絶やさん。だから、安心してくれ」 簡潔に言うと、その場を離れトラの怪人の前に立つ。 トラの怪人は苛立ちの表情を浮かべた。 「滝のライダースーツ……その言葉……お前も滝や仮面ライダーと同類か」 「志を同じくする、同志だ!!」 「チッ、その甘さ、本当に反吐が出る。お前たちは、偽善者のナルシストだ。 世の中を生き抜くのは強者のみでいいんだよ!」 「その認識、宣戦布告と判断する!」 言い放ち、覚悟はヘルメットのバイザーを下げる。 髑髏の瞳の部分の、二つの穴からまっすぐに正義と信念を込めた瞳をトラの怪人に向けた。 覚悟は、その体躯に滝の魂を込める。 「当方に迎撃の用意あり!!」 続けて、刀を傍に突き刺し、零式防衛術の構えをとる。 刀から、杉村の魂を拳に込める。 二つの魂を込め、覚悟は雄雄しく叫ぶ。 「覚悟完了!!!」 【杉村弘樹@BATTLE ROYALE:死亡確認】 【残り59人】 【H-3、林道/1日目・深夜】 【葉隠覚悟@覚悟のススメ】 [状態]:健康 [装備]:滝のライダースーツ@仮面ライダーSPIRITS。折れた軍刀@現実。 [道具]:支給品一式。 [思考] 基本:牙無き人の剣となる。 1:目の前の悪鬼を倒す。 2:ルイズを守り、杉村を弔う。 【H-3、林道/1日目・深夜】 【三影英介@仮面ライダーSPIRITS】 [状態]:左腕に刺し傷。腰の機関銃弾数中消費。背中の大砲(2/3) [装備]:なし。 [道具]:支給品一式。未確認支給品1~3個。 [思考] 基本:村雨以外は皆殺し。 1:目の前の偽善者を殺す。 2:村雨と合流、このゲームから脱出する。 ※三影は制限により、弾の精製が極端に遅くなっています。 弾数が尽きた状態から、完全補充まで数時間かかります。 【H-3、林道/1日目・深夜】 【ルイズ@ゼロの使い魔】 [状態]:右足に銃創。中程度疲労。杉村の死によりショック状態。 [装備]:なし。 [道具]:支給品一式。超光戦士シャンゼリオン DVDBOX@ハヤテのごとく? [思考] 1:目の前の戦いを見守る。 2:スギムラを弔いたい。 3:サイトと合流。 004 無題 投下順 006 殺人鬼の日々の過ごし方inロワイアル 004 無題 時系列順 006 殺人鬼の日々の過ごし方inロワイアル 000 オープニング 葉隠覚悟 030 A forbidden battlefield 初登場 三影英介 030 A forbidden battlefield 初登場 ルイズ 030 A forbidden battlefield 初登場 杉村弘樹 死亡
https://w.atwiki.jp/goronka/pages/1954.html
【作品名】WANTED!(尾田栄一郎) 【ジャンル】尾田栄一郎のデビュー作。西部劇漫画。 【共通設定】 舞台は西部開拓時代のアメリカっぽい所(限定しないのはカメラとかあるから)。 大将にはとんでもない高額の賞金がかけられており、先鋒や次鋒はその賞金を得るために大将を殺そうとしているから 銃はかなり使いなれていると思われる。銃持ちの一般人よりは強いはず。 【先鋒】賞金稼ぎ 【次鋒】ガンマンwith馬 【中堅】シノ・フェニックス 【副将】ワイルド・ジョーの幽霊 【大将】ギル・バスター 【先鋒】賞金稼ぎ 【属性】ガンマン 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】拳銃所持 【防御力】鍛えたガンマン並み 【素早さ】鍛えたガンマン並み 【長所】大将を闇討ちにしようとした 【短所】即座に返り討ちにされた 【次鋒】ガンマンwith馬 【属性】ガンマンと馬 【大きさ】馬に乗った成人男性並み 【攻撃力】馬に乗った鍛えたガンマン並み、拳銃所持 【防御力】馬に乗った鍛えたガンマン並み 【素早さ】馬に乗った鍛えたガンマン並み 【長所】大将を3人がかりで仕留めようとした 【短所】3人まとめて返り討ちにされた 【中堅】シノ・フェニックス 【属性】殺し屋 【大きさ】成人男子並み 【攻撃力】ライフル銃と拳銃所持。本人曰く「俺は銃で武装したゲリラ20人を相手にしたんだぞ!」 事実他の鍛えたガンマンが「化け物だ」と言っているため腕前は相当あるはず 【防御力】鍛えたガンマン並み 【素早さ】鍛えたガンマンよりはあるはず 【特殊能力】煙幕弾所持。 【長所】サツが雇った最強の殺し屋 【短所】やっぱり大将に返り討ち 【副将】ワイルド・ジョーの幽霊 【属性】大将の賞金目当てに殺そうとして、返り討ちに遭ったガンマンの幽霊 【大きさ】下半身が無いオッサン 【攻撃力】人間に憑依して操ることができる。憑依されたものは意識を失う。 【防御力】物理攻撃無効 【素早さ】いつも空中浮遊している。反応は先鋒や次鋒レベルはあると思われる。 【特殊能力】常人には不可視 【長所】テンプレにすると最強 【短所】しょーもない方法で大将に返り討ちにされた 幽霊になったが望まない成仏をさせられた 【大将】ギル・バスター 【属性】主人公 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】2丁拳銃所持 50mくらい先の家の柵の縦棒だけを狙って撃てるほどの銃の腕前 【防御力】鍛えたガンマン並み。アサルトライフルの弾が上腕をかすっても痛がるだけ 【素早さ】真横から先鋒に不意に撃たれそうになったが、そいつが構えるより先に撃って殺した 中堅や副将(生前)が銃を撃っても銃口を読んで回避している。 【特殊能力】幽霊が見える。副将に憑依されても意識を失わないため霊的攻撃に少し耐性がある模様 【長所】強い 【短所】何もしてないのにゾロゾロ賞金稼ぎがやってきて、そいつらを返り討ちにするたびに 雪だるま式に賞金が上がりまた賞金稼ぎが・・・を繰り返している。 参戦 vol.96 334-335 vol.96 388 :CONSIDERED!:2010/10/03(日) 11 46 39 ID eilTXF1X WANTED!(尾田栄一郎)考察 今回は実験的に勝敗結果も書いてみた。とりあえず同じ作者なので・・・。 ○ONE PIECE(OP映像3「ヒカリヘ」) 4勝1敗 【先鋒・次鋒】射殺勝ち 【中堅】こっちが速いか。射殺勝ち 【副将】憑依勝ち 【大将】でかすぎ負け ○Φなる・あぷろーち (アニメ) 4勝1敗 【先鋒】射殺勝ち 【次鋒】タイヤ攻撃勝ち 【中堅】タイヤ攻撃勝ち 【副将】憑依勝ち 【大将】でかすぎ負け ○とある科学の超電磁砲 2勝2分け1敗 【先鋒】相討ち 【次鋒】たぶん相討ち 【中堅】先手勝ち 【副将】憑依勝ち。まさか幽霊までは反射出来まい 【大将】ぽかぽか殴られて負け ×Phantom(アニメ版) 2勝3敗 【先鋒】タイヤ攻撃勝ち 【次鋒】先手負けか 【中堅】うーむ、腕前は互角程度か。相手は車を盾に出来る分不利 【副将】憑依勝ち 【大将】発射後回避キャラに負け △葉隠-死ぬ気の意思決定 2勝1分け2敗 【先鋒】タイヤ撃って勝ち 【次鋒】車+鍛えた銃持ちは無理 【中堅】タイヤ攻撃勝ち 【副将】ゼロ戦は速いので分け 【大将】戦艦に負け △ムダヅモ無き改革 1勝3分け1敗 【先鋒】射殺勝ち 【次鋒】恐らく相討ち 【中堅】これも相討ちかなぁ 【副将】戦闘機も速いので分け 【大将】空母に負け ×ひぐらしのなく頃に 祭 2勝3敗 【先鋒】銃の方が有利 【次鋒】多勢に無勢負け 【中堅】ロケットランチャー負け 【副将】憑依勝ち 【大将】視認は出来る。しかし攻撃することは出来ない。鉄より硬い爪負け 389 :CONSIDERED!:2010/10/03(日) 11 48 24 ID eilTXF1X ×EVOLUTION (映画) 2勝3敗 【先鋒】タイヤ撃って勝ち 【次鋒】二人がかりはきつい、負け 【中堅】ジープ負け 【副将】憑依勝ち 【大将】でかすぎ負け 主人公何回死ぬんだこれ・・・ >Phantom(アニメ版)>WANTED!(尾田栄一郎)>とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲(レールガン)
https://w.atwiki.jp/kakite3/pages/507.html
NOW LOADING…… 少女苦悶中…… 少女苦悶中…… 「――AAAAEEOOOOOOOOOOAAAAAAAAAAAAAAAHHHHHHH!!!!」 最早、ヒトならざるものとしか思えぬ凄まじい咆哮が響き渡っていた。 発しているのが少女なのかと疑ってしまうような声。 その声の主に男は話しかける。 「なあ、おい。まさか欝展開が得意なお前自身が欝の渦中に落とされるとは思ってもいなかっただろ?」 少女は答えない。 決して抜け出せることのない、絶望の最下層に囚われているのだから。 ――ファイナルバトルロワイアル 今や成仏してあの世へと帰ったスパロワ書き手冥王の死と共に解禁された切り札。 その力は単なる物理的な破壊程度には止まらない。 縮退砲、コスモノヴァ、ボソンジャンプ、鳳龍神雷。 スパロワ最終回の登場人物を模したこれらの連撃に足りなかった最後のピース。 即ち、パプテマス・シロッコ。 精神の、破壊。 鳳龍神雷螺旋に移る前、残る二人のスパロワ書き手の見ている最中少女はその犠牲となった。 「ああああああああああああああああああああああああああああああああ ああああああああああああああああああああああああああああああああ ああああああああああああああああああああああああああああああああ ああああああああああああああああああああああああああああああああ ああああああああああああああああああああああああああああああああ ああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」 邪神の意思が闇に塗り潰されていく。 かって彼女が描いたラミアのように、仲間を裏切った、壊した、死に追いやった そ ん な 生 温 い も の で は な い 夢 を 見 て い る の だ そして悪夢に苦しまされる少女に介錯を施すほど男は、ワンキューは優しくなかった。 ――苦しんでいる少女を放置していく覚悟。そんなの誰も思いつかねえだろ? 「さあってと、次はどうするかなあ。一先ずいっぱい殺しはしたが。 未遂のステルスでもやるかあ?……いや、そうだなあ」 邪神に背を向けつつ奪った支給品から取り出したサイバリアンに跨り、胸部装甲を撫でるワンキュー。 そこに収まっているのは一人の書き手、真紅の悪魔。 「幼い少女を人質に取る覚悟……。予想外だよなああ?」 上手いことこれを使えないかと思考を巡らしつつ、ふと思い出したかのようにニマアっといい笑顔を浮かべる。 言い忘れていたのだ、自らの決め台詞を。 スパロワ最終回技から思い至った人はいたかもしれないが、知ったことか。 「俺が死んでいなかったなんて、予想外だっただろう?」 ――クックックッ……。 ――――ハッハッハッハッハッハッハッ……。 ――――アーッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ!!!! 【一日目 朝/バトルフィールドエリア北西部】 【【破転】ワンキュー@漫画ロワ】 【状態】テンションだけじゃなくボルテージも振り切れてきた!!、全身打撲、両腕火傷、疲労(大)、『 軽 症 』 【装備】拳、強化外骨格「紅死国」(大破。再生中。)、サイバリアン 【道具】支給品一式、ミカン三十個以上 、基本支給品、宇宙刑事ギャバンの装備一式@特撮ロワ、不明支給品1~3 【思考】基本:『覚悟は熱血対主催』という予定調和を裏切る為に皆殺し。主催も殺す。 1:人質の『真紅の悪魔』でおもしろいことをする 2:ミニチュア日本で失敗したステルスでもやるか? 3:皆殺しだッ!!! 最終的には開催地もブッ壊すッ!!! 4:ハーグは、かーなーりー驚かして殺すッ!!! 【備考】 ※外見は、学生服の上着を引き千切って半裸になっている葉隠覚悟@覚悟のススメ。 ※【破転】漫画ロワ書き手に与えられた称号にして、彼らの『切り札』。 追い詰められなきゃ使用できないと思ってたか!? その予想を裏切るッ!!! ※強化外骨格「紅死国」:自己再生・自己進化する真っ赤な強化外骨格零。 頭部の星マークに変わり簡略された四国が。七生ではなく破天と書かれている。 また、内装兵器にエアとレミリアのスペカが追加されている様子。 冥王が成仏したため英霊不在? 真紅の悪魔でDGモードで起動中? 【『邪神』@スパロワ】 【状態】精神崩壊 【装備】 【道具】 【思考】 ??? 1:??? ※外見はスパロボのミオ・サスガ ※『マサキとシュウ』:冥王死亡後発動可。魂が取り憑ける何かを持っている相手へ一度だけ冥王の全力を行使できる権利の委譲 ※『ファイナルバトルロワイアル』:相手の物理・精神の両破壊に加え、発動中、使用者が死亡しそうなダメージを受けた時一度だけ無効化する ※冥王はファイナルバトルロワイアルの完全発動により、マサキとシュウの契約が履行されたため成仏=無限力の一部となりました 当然ですが紅死国もスパロワ属性を失い、ファイナルバトルロワイアルは使用不可です 時系列順で読む Back 限りある永遠の中で Next Reincarnation of Dis 投下順で読む Back 限りある永遠の中で Next 望み 貫け、奴よりも速く 『邪神』 [[]] 貫け、奴よりも速く 【破転】ワンキュー 狂い咲く書き手の証明
https://w.atwiki.jp/yaruofullcourse/pages/13.html
キャラクター ?スレ?レス目2012年6月9日 10 53 12キャッシュ キャラクター美食屋たち やる夫の同居人 やる夫と冒険をした者たち 美食會 グルメヤクザ その他のキャラクター メタ要因 美食屋たち やる夫 新人の美食屋 皆の好感度 DIO 料理人兼美食屋。やる夫が最初に組んだ相手。連絡先入手済デート可 好感度 45 C.C. 「ランペルージ」選任の美食屋、怠け者。 好感度 14 ドナルド・C・ヌケドナルド 13代目ドナルド(道化師)。正体は誰も知らない 好感度 8 アミバ 自称・天才美食屋。やる夫に勝負を挑むも敗北 好感度 5 チルノ アミバの相方で自称・さいきょーの美食屋 巴マミ ぼっちの中のぼっち。スキル的に一人のほうが圧倒的に強い 好感度 15 新城直衛 近距離の銃剣術から射撃と指揮しての複数戦闘が主なスタイル やる夫の同居人 羽衣狐 グルメ研究家。化石好きで家賃を滞納し、ホームレスになっても気にしない。 刹那とのドM獣コンビ? 好感度 65 桜咲刹那 料理人見習い。やる夫のものになるという約束を守るために同居をはじめた。高レベルの変態。羽衣狐とのドM獣コンビ。戦闘力は高い 好感度 65 ナナリー フリーの美食屋。狂戦士 好感度 62 葉隠珠姫 正義の味方。家なき子 好感度 5 真理 真理から勝って手に入れた子。状況次第で男にも女にもなれる 十六夜 アイスヘルでの戦いの後に救出。ネットワークからも解放した。美琴のクローン体 好感度 25 やる夫と冒険をした者たち シオニー リモネシアの下級役人 好感度 10 安藤守 Cランク試験中に遭遇 キョン SOS団所属の美食屋 好感度 20 藤原妹紅 炭焼きのの美食屋 好感度 20 長谷川千雨 再生屋バラライカの弟子 アーカード 再生屋バラライカの弟子 川村ヒデオ 目付きが殺し屋レベル、現状では会いに行ってもイベントが存在しない 美食屋四天王と関係者 散 やる夫とハンコックの師匠。 ハンコック 四天王の一人。ブラコン(やる夫ラブ)ヘビ型 好感度 80 勇次郎 四天王の一人。20代。オーガ。釘パンチ! やらない夫 料理人。勇次郎とコンビ? 由乃 ハンコックの妹。ゆーちゃんラブだし ???? 四天王の一人。所帯持ち。通称「メル」 美食會 美琴 美食會副料理長のナンバー3。電気信号を操る 球磨川禊 美食會副料理長の筆頭。毒使い バルバトス? 美食會副料理長のナンバー2。現在名前のみ さとり 球磨川の部下。心が読めるらしい ミサカ1341号 ガラムマサラの森で遭遇。やる夫に十六夜と呼ばれている。美琴のクローン体 好感度 25 GTロボ 美食會所有のGTロボ。操縦者によって強さが変わる グルメヤクザ 八神はやて 組長か若頭か判らんけど一家全員動かせるレベル。怖い。たぶん刹那がエロい元凶 シグナム はやてのお付きの人。やっぱり怖い 真島 ナナリーの友人。通称:兄さん その他のキャラクター 初音ミク IGO受付。依頼が受けられる。常識人。 好感度 10 ルルーシュ ナナリーの兄でピザ屋「ランペルージ」の店主。強過ぎるナナリーに嫁の貰い手が現れるのかどうか不安に思っている。 エドワード・エルリック 高級武器屋ビッグアルケミストの店主。出店場所を間違えたため、やる夫と提携中。素材を持ち込むと武器に加工してくれる 萩村スズ グルメデパートの店員。普段は丁寧に接客してくれるが、たまにタメ口になる 七条アリア? グルメデパートの店員。スズの代理 鳴海 孤児院の院長。音痴 しろがね 孤児院の関係者 婚后光子 社長令嬢。電気ネズミを求めている スネーク C級進級試験の試験官。羽衣狐の祖父 死神三番 C級進級試験の試験官。オセロなる人物の抹殺を考えている ウェイバー グルメ研究所所長の秘書 イスカンダル グルメ研究所所長 村雨良? やる夫のとーちゃん 大妖精 はぁはぁ、可愛いよチルノちゃんはぁはぁ ハルヒ キョンを女性にしてペ○バンで犯そうとした。臭いで追いかけてくる変態 鬼作 インテリアショップ「ファサリナ」の職人。顔がおっかないけど気さくな人 ファサリナ 鬼作の奥さん。鬼作もげろ メルカッツ キタキタ村の村長。桂装備 小神アキラ? 泥棒トリオのリーダー。戦闘は部下任せ 岸田メル 泥棒トリオのひとり。二刀流の使い手 ボン・クレー? 泥棒トリオのひとり。おかま拳法の使い手 おちょなんさん? ????? 魂魄妖夢? 謎の少女料理人 好感度 10 八意永琳? 八意診療所の医者 霊夢? IGO臨時職員(食災対策部隊)。通称「酔いどれバーサーカー」 近藤勲? 食災対策部隊の隊長 キング・ブラッドレイ? IGO副局長 バラライカ? 再生屋 好感度 10 美樹さやか? 砂漠の行き倒れ。再登場するかどうか不明 リリアーヌ・ブランドー Bランク試験で出会ったグルメ貴族の末裔。DIOの妹? メタ要因 サイトウ刑事 1の分身。ちゅるや版・リアル版どっちもある パピヨン サイトウ刑事の取り調べられ室担当。いわゆる質問コーナー ルパン 死者の酒場担当。要はタ●ガー道場のような存在
https://w.atwiki.jp/h_session/pages/9537.html
ダブルクロス The 3rd Edition PL名:にゅい 「うん?僕が笑顔だった?そりゃ、楽しいからね――仕事を楽しんだら、いけないのかい?」 ――緒方 薫、嬉々として敵を斬っていたことを、仲間に指摘されて 【基本情報】 名前:緒方 薫 コードネーム:"HYENA(ハイエナ)" 年齢:16歳(推定) 性別:男 星座:不明 身長:152cm 体重:43kg 血液型:AB型 ワークス:FHチルドレンA カヴァー:UGNエージェント ブリード:クロスブリード シンドローム:ブラム=ストーカー/サラマンダー 【能力値】 肉体:9 白兵 Lv.4 回避 Lv.1 感覚:2 知覚 Lv.1 精神:2 RC Lv.1 社会:1 情報:FH Lv.1 情報:裏社会 Lv.1 調達 Lv.1 【ライフパス】 出自:天涯孤独 この業界じゃ、別に珍しい話じゃないよね。特に言うことはないよ。実際、僕も大して覚えてないんだ。 経験:死神 なんでかな、僕は毎回、生き残ってしまうんだ。なんで皆、あんなにもろいんだろうね? 欲望:殺戮 楽しいかって?ああ、楽しいよ。ヒューマニズムだけで良いUGNエージェントになれるなら、誰でもなれるだろ?まあ僕が「良い」かどうかは別。 覚醒:無知(侵蝕値:15)物心ついた時には、もう覚醒してたね。……これもオーヴァード業界じゃ、割とフツウじゃない? 衝動:殺戮(侵蝕値:18)返り血って美味しいんだよね。いや、味覚の話じゃなくってもっとこう……あれ、僕なんかヘンなこと言ってるかい? 基本侵蝕値:33 HP :38 行動値 :6 戦闘移動 :11m 全力移動 :22m 常備化ポイント:4 財産ポイント :1 【ロイス】 かつての仲間達 同行者 P:○遺志 N:疎外感 随分たくさんの仲間を失って、僕だけが生き残っている。まあでも、彼らのことを思うと、簡単には死ねないよ。 手にかけた人々 ビジネス P:○懐旧 N:無関心 あの頃は本当にたくさん斬ったなあ。何人殺したかって?知らないよ。どうでもよくない? かつての想い人 殺意 P:○純愛 N:憎悪 本当に好きだったよ。でも斬るしかなかったんだ。後悔はしていない、「斬らなきゃいけなかった」んだ。 【エフェクト】 No : 名称 : Lv : タイミング : 技能 : 難易度 : 対象 : 射程 : 侵蝕 : 制限 : 効果 - : リザレクト : 1/3 : オート : - : - : 自身 : 至近 : 効果 : - : (LV)D点HP回復、侵蝕値上昇 - : ワーディング : 1/1 : オート : - : 自動 : シーン : 視界 : なし : - : 非オーヴァードをエキストラ化 =ブラム=ストーカー= No : 名称 : Lv : タイミング : 技能 : 難易度 : 対象 : 射程 : 侵蝕 : 制限 : 効果 01 : コンセントレイト:ブラム=ストーカー : 3/3 : メジャー : シンドローム : - : - : - : 2 : - : CT値-LV(下限7)。 02 : 鮮血の一撃 : 2/5 : メジャー : 白兵 : 対決 : - : 武器 : 2 : - : 白兵攻撃のダイス+[LV+1]個。HP2点消費。 - : : : : : : : : : : 【イージーエフェクト】 No : 名称 : Lv : タイミング : 技能 : 難易度 : 対象 : 射程 : 侵蝕 : 制限 : 効果 - : かぐわしき鮮血 : 1/1 : メジャー : - : 自動 : 自身 : 至近 : - : - : 血の香りで特定の個人や集団を探す。判定は RC 。 - : ブラッドリーディング : 1/1 : メジャー : - : 自動 : 単体 : 至近 : - : - : 体液から性別、年齢、その時抱いていた感情を看破。判定は 知覚 。 - : 熱感知知覚 : 1/1 : メジャー : - : 自動 : 自身 : 至近 : - : - : 暗視、残熱による追跡、感情や体調変化を読む。判定は RC 。 【武器】 名称 : 種別 : 技能 : 命中 : 攻撃力 : ガード値 : 射程 : 常備化 : 解説 斬鬼丸 : 白兵 : 白兵 : -1 : 10 : 4 : 至近 : - : 三尺刀という、かなり長い打刀。素人には抜くことすら至難。相当品:妖刀(上級P.66) 【防具】 名称 : 種別 : ドッジ : 行動 : 装甲値 : 常備化 : 解説 : : : : : : 【一般アイテム】 名称 : 種別 : 技能 : 常備化 : 解説 思い出の一品 : その他 : : 2 : 常に携帯している三尺刀、斬鬼丸。おびただしい量の血を吸ってきた。 意志 判定値+1。 ウェポンケース : その他 : : 1 : 選択した武器・防具をオートアクションで装備。妖刀を指定。 スマホ : その他 : : : 日本支部の指示で持たされている。着信に応答しないと罰則を適用される。 スーツ : その他 : : : かなりフォーマルな任務か、日本支部への出頭の際にしか着ない。 普段着 : その他 : : : 私服。アンダーはミリタリーのカーゴパンツがメイン。ファッションミリタリーではなく、本物の軍用。 : : : : 【コンボ】 名称 条件 組み合わせ タイミング/技能/難易度/対象/射程/侵蝕値/ 判定/CT/攻撃/備考 天心流兵法 ~99% 1+2 メジャー 白兵 対決 単体 至近 4 12dx7+4-1 7 10 装甲有効、HP2点消費。 100%以上 1+2 メジャー 白兵 対決 単体 至近 4 13dx7+4-1 7 10 同上。 ※侵食率ダイスボーナスは加算していないので注意。 【概要】 キャライメージ http //sky.geocities.jp/lanuitsite/DX3_OgataKaoru.jpg 悪徳が頂点の社会において、必要なものは「知恵」か「暴力」のいずれかだ。 そして、"ハイエナ"が持っていたのは、後者だった。 華奢で小柄な体躯と、少年と少女ともつかない容姿からは想像もつかない、 「羅刹」とさえ素手で渡り合えるこのオーヴァードは、暴力――もっと端的に言えば、人殺しの業――で生き抜いてきた。 自分か相手か、どちらかが死ななければ終わらない状況というのは、悪徳の世界では珍しくもなく、 そして彼はそういう世界で少なくとも15年は生き延びてきた。勝利してきたかどうかはともかく、死んではいない。 現在の彼は、ずいぶん大人しく、温和になった。 しかしそれは「まともになった」という意味ではない。 「葉隠」を愛読書とし、朝目覚めてまず、することと言えば「前日とは違う死に方のイメージトレーニング」であり、 つまり彼は寝床から起き上がった瞬間、すでに死人――少なくとも本人はそう言っている――なわけだ。 死人は死を怖れないし、いちいち物事に動揺したりしないものだ、と。 実際に死を怖れないか、物事に動揺しないかが問題なのではなくて、 そういう生活習慣自体が異常であり、周囲のエージェントたちも、彼のそういう言動や雰囲気を好んではいない。 まあ、死人は他人の心象など気にしないわけだが。 実際、「葉隠」が書かれた時代においてさえ、この思想は武士道のあるべき姿として賞賛こそされたものの、 これを実際に実行している武士など本当にごく少数であり、そしてそういう者は得てして気味悪がられていたものだ。 言葉遣いは丁寧で、振る舞いは礼儀正しく、態度は温和で寛容に見える。 ただ、油断はしないほうがいい。 彼ほど「殺し」の好きな人間は、UGNにはそう居ないのだから。 彼にとって人間は「味方」か「敵」のどちらかしかおらず、 そして前者も後者も、彼にとっては信頼に値しない生き物なのだから。 そう、彼は誰も信じてなどいない。 悪徳が頂点の社会で必要なものは、なんである、と言ったっけね? 彼と肩を並べて戦うような機会がもしあったとしたら、彼のほうは見るべきじゃない。 きっと、いや、間違いなく笑っているから。 【性格】 呼吸するように暴力を扱いこなし、その力だけで幼少期を生き延びてきた少年。 とあるUGN支部において、ようやく人間性を取り戻しかけた矢先、その全てを失った。 現在の彼は、暴力以外の何も信じていない。 話し方も、態度も穏やかで丁寧だけれど、それは彼が幸福であった時代の「貯金」でしかない。 そしてその「貯金」は、日に日に目減りしていっている。 仲間想いでもあるけれど、その「仲間」とは、ハイエナが狩りをする時の「仲間」というくらいの意味で、 UGNでよく使われるような、ヒューマニズムのニュアンスなど、欠片も含んではいない。 「斬鬼丸」と名付けた三尺刀を振るって戦うが、その「鬼」が何を意味するのか、 それは本人しか知らない。 【背景】 出身地不明、両親不明、経歴にも曖昧な点の多い少年。 それもやむないことで、実際、彼自身、自分がどこをどう、転々として来たか、よく分かっていない。 確かなのは、彼は幼少時代、UGN「以外」の――そしてUGNに敵対する――組織をたらい回されて来た、ということだけ。 FH、ギルド、ステイト・オブ・グレイス、各国マフィア、その他様々な組織に所属しては持て余され、二束三文で次の組織に叩き売られてきた。 最も長く所属していたのは、FHであり、ここでチルドレンとして徹底的な訓練を受けた、と本人も語っている。 生育環境のせいか、或いは単に「そういう性質」なのか、幼少期は恐ろしく気が短く、粗暴であった。 なまじ覚醒済みで身体能力が高かったため、彼が暴れ出すと取り押さえるのに、かなり周囲を手こずらせた。 彼に手を焼いた飼い主たちは幾度も、最も危険な戦いへ、最前線へ、彼を送り出した。 時には、あからさまに「死んで来い」と言わんばかりに丸腰で出撃させられたこともある。 にも関わらず、彼は必ず生還した。何かが憑いているかのように、必ず。 敵味方が疲弊し、ジャーム化を恐れ始める、戦いの終盤においても、彼は平然と《リザレクト》で立ち上がった。 獲物の疲労を待ち、執拗に喰らいつき続け、最後には必ず仕留める、その戦い方から、 いつしか彼は"ハイエナ"と呼ばれるようになった。 (ムーンドッグの考査試験に落ちた記録が残っていることから、これに対する蔑称の意味も含むと思われる) やがて彼の仕事は、その継戦能力と、獲物に対する追跡能力(イージーエフェクト)の高さから、 別の仕事においても重宝されるようになる。 裏切者、逃亡者、脱走者を執拗に追い回し、仕留める「エスケープキラー」として。 武器庫(一体どこの武器庫だか、彼自身でさえよく覚えていない)の片隅で埃をかぶっていた、 誰にも扱えない長すぎるなまくら刀(正式名称は三尺刀という)、彼はこれを好んで振るった。 天性のカンなのか、彼はそれを易々と抜き、振るい、そして数えきれないほどの屍の山を築いた。 そう、それは確かに「ただの刀」だった。彼の飼い主がオークションで気まぐれに競り落としたものの、 あまり気に入らなかった、というだけで武器庫の隅に放置されていた、ガラクタに過ぎなかった。 それを、彼が妖刀に変えてしまった――別に彼は特別なことをしたわけではない。 ただひたすらに斬っただけだ。人を、オーヴァードを、ジャームを。 それ以外の特別なことは何もしていない(無論、手入れは入念にしていたが)。 いつからか、この長刀は彼自身の意識に呼応して、ひたすらに血を求めるようになった。 斬れば斬っただけ、その切れ味は増していった。 この頃すでに、彼は自身が生かされている理由を知っていた。 優秀とすら言えない彼は、ただ執拗にしぶとく戦い、殺し、生還する。 そういう「長持ちする捨て駒」として生かされていることを、よく知っていた。 傭兵として内戦の続く紛争地帯で、対UGN戦力としてFHで、猟犬として犯罪組織の仕事を受け、 彼は人斬りを続けた。ありとあらゆる戦場に、彼は投入された。 もはや、彼は返り血を浴びること以外に、なんの喜びも感じなくなっていた。 「敵を殺す」こと以外の存在意義が見いだせなくなっていた。 そんな折、彼の部隊はUGNの部隊に敗北し、確保された。 もっとも、例によって彼以外は全滅していたというのに、平然と彼は《リザレクト》を繰り返し、 捕らわれたその時でさえ、侵蝕率は100%以下であったという。 己の生に執着しない彼は(なんだかまだ殺し足りないけど、まあいいや――という程度の感想だったらしい)、 ただ淡々と、小さな窓から光の差し込む独房で、ぼんやりと処刑の時を待った。 UGN幹部会議(こんな雑魚オーヴァードの議題が評議会に上がるわけがない)において、 大半の幹部が処刑に賛同した(当然だ、相当数のUGNメンバーが彼に殺されている)――が、思わぬ方向から反対の声が上がった。 UGN本部査察部第4課――通称、"エスケープキラー"。 彼を"エスケープキラー"へ引き込もうとする陣営、処刑を望む陣営、 そしてごく僅かながら「彼にもチャンスはあるべきだ」と主張する陣営、 当然、会議は紛糾した。 結果(何がどうなって、そうなったのかは実に不明だが)、落としどころとして、 日本支部の厳しい監視のもと、彼は日本の各地の支部をたらい回されることになる。 どの支部でも、この気の荒い、狂犬のような少年を持て余した。 気にいらない上司の命令は聞かず、斬らなくても良い敵まで斬り、 勝手に「パトロール」と称しては、彼の正義に反する誰かを斬り殺す。 次から次へと、彼は支部をたらい回された。 そうして、ある時、とある田舎町の支部に辿り着く。 彼は、ここで人生初めての安らぎを見出した。 知性と品性を兼ね備え、的確な指示を出し、なにより人格面において感服に値する支部長。 気難しすぎる彼を快く迎え入れ、彼と接してくれた仲間たち。 天心流兵法の剣術を――まあ、短気な彼に対する精神修養の意味のほうが強かったが――教えてくれた教官。 彼は、初めて("狩り"の仲間という意味でなく)「仲間」、というものの存在を知った。 忠誠を尽くすに値する支部長と上司にめぐり逢った。 そして――彼の人生において初めてであり、そして恐らく最後の――想い人に出逢った。 彼は変わり始めた。 教官から渡された「葉隠」という書物を熱心に読み、武士道という生き方に衝撃を受けた。 自分の刀には、向けていい相手と、向けてはいけない相手がいる、ということを、初めて知った。 サムライが死を厭わないのは、これまでの彼の「死に無頓着」とは、全くの別物であることを学んだ。 彼はサムライに憧れ、自分もそうありたいと願いつつ、徐々に、しかし確実に、年齢相応の感覚と感性とを取り戻していった。 平和な町のパトロールという、以前の彼であれば退屈に過ぎず即座に放り出したであろう仕事を、黙々とこなした。 町の人々こそは、支部長と並んで忠誠を尽くす相手だ、と考え、人々と笑顔で交流し、好かれるようになった。 この時期が、彼にとって、もっとも幸福な時期だったのかもしれない――が、長くは続かなかった。 支部員(彼が尊敬する上司の一人だった)がジャーム化し、町の人々を殺傷する事件が発生したのだ。 その原因が、想い人であった少女の裏切りと、筆舌に尽くしがたい残酷な行ないであったと知った時。 仲間と共にジャーム(繰り返すが、元は彼の大切な上司だった)を討伐した後、 支部長に責を負わせないためUGN日本支部へ絶縁状を叩きつけ、想い人であった少女を斬り、出奔し――そしてまた捕らわれた。 もともとあまり自分のことを語りたがらない彼ではあるが、ことこの事件に関しては、 ほとんど何も語ろうとしない(無論、査問会では詳細に至って証言したが)。 再び幹部会議は紛糾している。彼の処刑を求めて、あるいは"エスケープキラー"への引き渡しを求めて。 会議は決着のつかないまま、彼は慣れ親しんだ支部から、上月市支部へと引き渡された。 処分を待つまでの、一時的な措置として。 あるいは(彼を救おうとする奇特な陣営の計らいとして)彼の心を癒すために。 今の彼は、最初にUGNに囚われた時の彼ではない――あの田舎町の支部で学んだことと、想い出とがそうさせている。 だから、死に無頓着、というわけでもない。無論、処刑が決定されれば、唯々諾々として従うだろうが。 今は、ただ、生きている。 黙々と町を見回りながら、特に支部長や上司に逆らうでもなく、身勝手な「パトロール」と称した人斬りをすることもなく、 ただ淡々と処分が決定するまでの期間を、任務という形で浪費し続けている。 そこに、特に個人的な感情はない。 敢えて何か挙げるとすれば、市内において極めて強大な力を有する千景家を、 非常に剣呑な目で見ている、ということくらいである。(マフィア時代を想起させるため、こういう家が好かない、という程度) 【成長履歴】 2018.03.04 初期作成 【参加シナリオ】 【コンセンサス】 ●とてもやりたいこと ユニークアイテムの「妖刀」を見ていて、パッとひらめきました。もしこれが「近代以前の人斬り」によってEXレネゲイドに感染したのではなく、 現在の持ち主、つまりPC本人が斬った人の数が多すぎたために妖刀に変じたのだとしたら……?と考えたら、かなり危ない少年が誕生しました。 ・現在が非常に危険な精神状態、かつ人間不信な少年なので、変化するさまを見届けてみたいです。 ・荒事は得意すぎる分野なので、いくらでも喧嘩を吹っかけてください。PvPを辞さない、数少ないPCです。 (勿論、実際にやるかどうかは念入りな打ち合わせの上で、ですが) ・せっかく【肉体】をすごい上げたので、パワフルなRPを心がけていきます。 ・火力は控えめ、装甲やガードは無視できませんが、侵蝕率に関係ない安定した戦闘力を保有しています。低燃費コンセプトです。 ●NGなこと 本PCに限ったことではありませんが、エログロはお断り、スプラッターとホラーは応相談です。
https://w.atwiki.jp/mangaroyale/pages/613.html
漫画ロワ 作品トーナメント編!! したらばにて行われてた、漫画ロワの人気投票。 漫画ロワ 作品トーナメント編!! http //jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/9318/1208602309/l100 投票1位の作品の一部がサウンドノベル化されています。 今までの結果 漫画ロワ 作品トーナメント編!! 第一回放送までの人気投票の結果 【総合部門】 【死者部門】 【台詞部門】 【対決部門】 第二回放送前話投票前半戦の結果 【総合部門】 【台詞部門】 【死者部門】 第二回放送前話投票前半戦の結果 【繋ぎ部門】 【ギャグ部門】 【対決部門】 第三回放送前人気投票の結果 【対決部門】 【死者部門】 【台詞部門】 【総合部門】 第四回放送前人気投票の結果 【対決部門】 【台詞部門】 【死者部門】 【総合部門】 第一回放送までの人気投票の結果 【総合部門】 一位:二つの零、二つの魂 33P 二位:アンデルセンは二度死ぬ!! 仮面ライダー最後の日!! 俺の名は――― 18P 三位:The Great Deceiver (邦題:偉大な詐欺師) 15P 四位:好きなら素直にスキと言え 12P 五位T:夜空にコインが煌めいて…… 9P 五位T:支給品に核兵器はまずすぎる 9P 【死者部門】 一位:杉村弘樹 45P 二位:アンデルセン 39P 三位:セラス 28P 四位:三影英介 20P 五位:毛利小五郎 12P 【台詞部門】 一位: 杉村「……七原、そこに……正義はあった……よ」 21P 二位: カズマ「死ぬまで意地も張れずにずっと生きていくってのは多分――――辛いぜ?」 17P 三位: 銀時(神様ツンデレェェェェェェェェェェェ!)16P 四位T: 銀時「しかし、奴のあの身のこなし只者とは思えぬ。この拳王ごときが勝てる相手ではないな。もう駄目だ死のう」15P 四位T: 覚悟「己が男に殉じたのだ!」 15P 【対決部門】 一位: 本郷猛VSアレクサンド・アンデルセン39P 二位: 三影英介VS杉村弘樹22P 三位: DIOVSアーカード20P 四位: 三影英介VS葉隠覚悟&ルイズ16P 五位: 白金VSジャギ15P 第二回放送前話投票前半戦の結果 【総合部門】 1位T Drastic Soul 7票 1位T 美徳の不幸 7票 3位T Blue sky 4票 3位T 気に入らない奴ほど、コンビネーションの相性はいい 4票 5位T 偽りの脱出 3票 5位T 大切なもの――SOLDIER DREAM―― 3票 5位T Justice to Believe 3票 5位T 君には花を、いつも忘れないように 3票 5位T 『Freaks』 3票 総46票 【台詞部門】 1位T 本郷「正義、仮面ライダー1号」 6票 1位T 桂「桂じゃない。侍だ」 6票 1位T アミバ 「聞け! たった今このアミバは命が続く限りこのバトルロワイアルというふざけた殺し合いに……『反逆』を開始する!!! 」 6票 4位 カズマ「へっ……どうって事……ねぇよ。傷はアルターで塞いだからな……それよりアミバさん……アンタは見つけられそうかい?」 4票 5位T カズキ「俺は再び、斗貴子さんに会う。彼女を傷つける全ての敵から彼女を守り通すために!!」 2票 5位T ラオウ「愚か者め。うぬのその姿勢は一流の戦士に、うぬが言う武人に対しての冒涜にしか過ぎぬ。 例え相手にどのような信念、主義、主張があれども全力で拳で応え相手を滅する……それこそ戦士が行う決闘というものだ」 2票 総33票 【死者部門】 1位 カズマ 12票 2位 本郷猛 8票 3位 花山薫 4票 4位 桂小太郎 3票 4位 平賀才人 3票 4位 武藤カズキ 3票 総38票 第二回放送前話投票前半戦の結果 【繋ぎ部門】 1位 バトルロワイヤルの火薬庫 8票 2位T フライトコードなし! A-6/ホテルへ向かえ! 6票 2位T 運命の車輪(ホイール・オブ・フォーチュン) 6票 4位 大切なもの――SOLDIER DREAM――『4票 5位T 眠れる奴隷? 3票 5位T エンゲージ 3票 総35票 8人も終結した火薬庫が堂々の一位。喫茶店組分散の話も4位につけてる辺り人気のほどがうかがえます。 そしてホテルでの激戦に繋がる「フライトコードなし! A-6/ホテルへ向かえ!」 ジョジョネタ満載の「運命の車輪(ホイール・オブ・フォーチュン) 」の二つがトップの二票差の二位Tに着きました。 【ギャグ部門】 1位 漫画キャラバトルロワイアル特別編『SAGA』 13票 2位 第一印象がいい殺人鬼にロクな奴はいない『』 4票 3位 ギャラン=ドゥ ジグマールのバトルロワイアル 3票 4位T 仮説 2票 4位T 運命の車輪(ホイール・オブ・フォーチュン) 2票 4位T 人の名前とか間違えるの失礼だ 2票 総26票 ホモヤローーーーーぉぉぉぉぉぉ。 得票率50%の脅威の力で、カズキホモ認定話が一位となりました。 ここまで圧倒的とは、流石の余もヒヤリとしたわ。 【対決部門】 1位T カズマVS鷲巣厳 8票 1位T 劉鳳VS村雨良 8票 3位 本郷猛VSラオウ 6票 4位 アーカードVS葉隠散 4票 5位 武藤カズキ&三千院ナギVS白金 3票 総30票 デッドヒートのトップ争いは、最終的に同着決着となりました。 そして奇しくも両方にスクライドが、絡んでいるいう素敵な結果です。 予想されてことですが男率高すぎです、前回に引き続き釘宮キャラが頑張っております。 第三回放送前人気投票の結果 【対決部門】 5位 範馬勇次郎VSラオウVS坂田銀時 16P 4位 範馬刃牙VS空条承太郎&綾崎ハヤテ&三千院ナギ 20P 3位 葉隠散VSアーカード 21P 2位 範馬勇次郎VS加藤鳴海&才賀勝 22P 1位 ルイズVS津村斗貴子 28P 用語集入りを果たしたルイズ熱血バトルが納得の1位! そして6位以下も合わせると、合計70P以上も取った範馬親子は自重してください。 【死者部門】 5位 タバサ 13P 4位 マリア 14P 3位 坂田銀時 23P 2位 空条承太郎 28P 1位 ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール 34P 死者部門の1位ももちろんこの人だ! たぶん最初で最後になるだろうが、5位内に女性が3人も入る大健闘。 熱い死に様を残した二人のジャンプ主人公も、納得の結末と言えるのではないでしょうか。 【台詞部門】 5位T アカギ「不合理こそ博打……それが博打の本質……博打の快感……!! 不合理に身をゆだねてこそギャンブル……!!」 9P 5位T 吉良「覚悟しろこのクソカスがッ! 貴様はこの吉良吉影とキラークイーンが 全身全力をかけて殺す事を約束しよう!」 9P 4位 勝「おじさんは…………誰かに……何かをあげれるの? …………何かもらえるの…………………… 誰にも…………なんにも……あげられないんじゃ…………おじさんの強さなんて……何の価値も無いよ……」12P 3位 承太郎「そうい…………う…………コト………………だ…………………… じゃ……………………あ………………な…………ナ………ギ…………………」 13P 2位 ルイズ「――覚悟、完了!!」 20P 1位 ルイズ「だけど彼女を許して、そして救ってあげて!! お願い、カクゴォォォォォォ!! みんなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 29P おおぉぉぉぉぉぉ!予想を上回るルイズワンツーフィニッシュ! ルイズのこの二つの台詞だけで全体ポイントの約3分の1に当たります。 上位には関係ないのですが、10位Tが4種類あって4Pでしかも全部2位の4Pしか入っていないのは、どこぞの拳銃使いでなくてもびびりました。 【総合部門】 5位 らき☆すた 第X話 あるいはこんな日常 9P 4位 一瞬のからくりサーカス 15P 3位 激突! ラオウ対範馬勇次郎!! ……特別ゲスト坂田銀時 16P 2位 大乱戦 19P 1位 二人の女、二人の愛 27P 皆さん、もう1位は予想通りだった事でしょう。 ルイズ脅威の四冠&台詞部門ワンツーフィニッシュ。 これはもう漫画ロワクィーンと呼んでも良いのではないでしょうか? やっぱりここでも範馬親子(特に親父)は自重しません。 そして実は、獲得ポイントが8Pの6位Tは4作品もあります。 1Pが命運を分ける形となりましたが、6位Tは全部バトル作品。 ほのぼの変化球らき☆すたのオリジナリティが勝因だったのではないかと思います。 後、集計に使ったxlsファイルをこのページにうpして置きます。 よろしかったら、ご覧ください。 第四回放送前人気投票の結果 【対決部門】 5位 津村斗貴子 VS 柊つかさ 13P 4位 ジグマール&ギャラン=ドゥ VS シアーハートアタック 17P 3位 綾崎ハヤテ&村雨良 VS ラオウ 18P 2位 エレオノール VS 三千院ナギ 29P 1位 加藤鳴海 VS DIO 39P 熱戦、激戦目白押しな第四回対決部門の1位はこの一戦。 正義の悪魔 VS 邪悪なカリスマの竜虎相食む名勝負。 2位とのデットヒートも終盤に脅威の伸びで、10P差を付け熱血男主人公の貫禄を見せ付けました。 さりげなく参加者じゃないのに17Pも集めるシアーハートアタック恐るべし。 ちなみ今回6位以下も含めて、一番ポイントを集めた人物はハヤテの36Pでした。 熱血覚醒後の連続バトルを考えれば納得の結果と言えるでしょう。 【台詞部門】 4位T 覚悟「必ず守ると誓った! 俺の零式防衛術はその為にある! だというのに…… 悪鬼も倒せず、牙持たぬ人も守れず……俺を呼んでくれたのに……その声が聞こえたというのに!」 7P 4位T ハヤテ「僕の身体はあなたには敵わない。だからせめて、『魂』だけはあなたに負けないと、証明します」 7P 4位T 鳴海「任……せ……た……」 7P 3位 村雨「俺の、ハヤテの、『正義』を貫く!」 13P 2位 ナギ(執事を…………やらない…………か……?ずっと…………ずっ……と…… 私の執事を………やってくれ…………。 私の…………一番…………大切な……人……大好きな…………ハヤテ……) 25P 1位 つかさ「…………すき」32P 投票対象が他部門に比べ圧倒的に多いこの部門。 ここの征したのは、シンプルイズベストを体現したつかさの最後の台詞でした。 今回は特に票割れが著しく、全29種類もの台詞に投票され、4位T(7P)が3つという大混戦となりました。 「月下の死闘、そして……」のパピヨンの台詞の合計は12P、鳴海は17Pと特に票割れが激しい結果となりました。 魅力的な台詞が多すぎて選ぶのが難しかったのが伺えます。 次は死者部門の発表です。 【死者部門】 4位T 綾崎ハヤテ 18P 4位T アミバ 18P 3位 三千院ナギ 29P 1位T 柊つかさ 37P 1位T 加藤鳴海 37P こちらは台詞部門とは逆に最も投票対象が少なく、しかもマーダー勢にはポイントが集まりにくい。それ故にポイントが集中する大激戦となりました。 その結果は劇的な同点トップ! 漫画ロワを代表する男女そろい踏みといったところでしょうか? 残念ながらマーダー勢のアーカード、DIO、吉良、シェリスは4人合わせて20Pと奮わない結果となり、 投票においてはマーダー補正など存在せず、むしろ逆補正が顕著なのが浮き彫りとなりました。 最後に総合部門の発表です。 【総合部門】 5位 『二人の探偵』 11P コナンと服部。二人の親友にして二人の探偵が「殺人を止めるための殺人」を許容するか否かで道を分かつ、そんな重いテーマを扱ったこの作品が5位にランクイン。 ステルスマーダー吉良の最後も印象的な一作でした。 4位 弟 17P つかさを喪って嘆いている覚悟とヒナギクに合流するハヤテ。 メモリーキューブを手にし、神社で反抗期真っ盛りの村雨と拳の会話で、和解した彼らに迫る拳王様の影。 ついに覚醒した村雨とハヤテの実に漫画ロワ的な熱血バトル。 ハヤテは空気→エロゲ的駄目主人公→少年漫画的熱血主人公と、進化したんじゃないかと思います。 3位 君にこの言葉が届きますように 25P 鳴海の言葉を胸に、エレオノールへと向かうナギ。 最弱と呼ばれた少女が命を賭けて恩人の想いを届けるため、決意を胸にスタンドと核鉄を駆使して善戦する。 ナギの魂の込めた説得は、エレオノールの心を大きく揺さぶり、エレオノール脱人形フラグに大きく貢献しました。 そんな少女が最後に愛する人へ届けたい言葉は、愛する人ずっといっしょにいたい、そんなささやかな願い。 ナギの想いが胸を打つ、そんな作品でした。 2位 笑顔 31P ほのぼのカルテットへ迫る狂気のしろがね。 つかさはその身が槍に貫かれても、愛する人を守るため力を奮う。 「大好きな人の笑顔を、息のかかる距離で見られるって、こんなに素敵なことだったんだ。」 最後にそんな幸せを実感しながら最後の言葉を川田へ告げる。 それはとてもつかさらしい優しさに満ちた結末でした。 涙無しには読めない、漫画ロワ住人を感動の渦に落とした名作と言ってよいでしょう。 1位 月下の死闘、そして…… 33P 守れなかった勝に誓った、守ることができなかった自分に誓った、仲間を守ると誓った。 誓いを心に秘め、鳴海はDIOの待つ劇場へと赴く。 そこで待っているのは血しぶきの舞う死闘。 出会ってもいない少女達の仇を討つため。出会って間もない少女達を守るため。 ラッシュを受けようとも、胸を貫かれようとも、鳴海は戦い続ける。 そして命を賭けてDIOを破った鳴海は、仲間達に最後の言葉を残し幻想的に消えていった。 2P差の大激戦に勝ったのは、漫画ロワ住人の血を熱く滾らせた、この作品となりました。 鳴海以外にも、こなたを助けるパピヨンなど見所満載です。 今回も、集計に使ったxlsファイルをここににうpして置きます。[ よろしかったら、ご覧ください。鳴海脅威の追い上げが見れます。 今回にて投票は一段落としたいと思います。 私が投票の集計などをやる前に投票を始めてくれた投票の発起人さん、5週間もの間参加してくれた皆さん、 そして何より投票対象となる作品を書いてくれた書き手諸氏、ありがとうございました 第四回放送終了~第五回放送までの人気投票の結果 【総合部門】 1位:決戦 46P 2位:神に愛された男 23P 3位:進化 22P 4位:交差する運命 18P 5位:STILL LOVE HER~失われた未来~ 17P 決戦つええええええええええええええええ!! 2位に2倍のポイント差を付け圧勝! さすがプログラムのクライマックス! 2位と3位は一ポイント差の超接線! アツいw漫画ロワはこんなところまでアツい!!w その結果、アカギと大首領の邂逅が2位。これも後から見ると超重要な話でしたね。 美形VSケンシロウが3位。美形頑張ったよ美形。 ちなみに6位と7位はエレとケンの話が仲良くランクイン。 これによりエレオノールとケンシロウは何と登場話した全ての話がトップ10入りしたことにw 【死者部門】 1位:マーティン・ジグマール 36P 2位:泉こなた 25P 3位:範馬勇次郎 29P 4位:川田章吾 25P 5位:神楽 21P 美形!!!! マーダー共を抑えて堂々のトップ獲得!!! 最期の最期で再び輝きやがったよ、このヘタレはw 2位はまさかの死亡話で住人を鬱に叩き落したこなたがランクイン。 3位は最凶マーダー勇次郎。ラオウ(18P 6位タイ)との差はいったい……。 4位は川田。漫画ロワ最大の恋愛。その末路はなんとも悲しいドラマでした……。 5位は最期まで自らの血と戦い続けた神楽でした。 他の時期に比べて鬱死が多くランクインしてるのが印象的。 【対決部門】 1位:川田章吾VS蝶野攻爵 38P 2位:赤木しげるVSJUDO 36P 3位:村雨良VS範馬勇次郎 34P 4位:マーティン・ジグマール(&ギャラン=ドゥ)VSケンシロウ 28P 5位T:神楽VS範馬勇次郎 16P 5位T:劉鳳VSラオウ 16P 超接戦! おそらくこの部門が一番の激戦でした。 なんと1位2位3位がそれぞれ2P差! あと1人投票していたら結果は大きく変わっていたかも……。 その接戦を制したのは川田VSパピヨン。『まさか!』の連続、手に汗握るバトルでした。 惜しくも2位だったのは、アカギVS大首領。コイントスでも立派な対決ですよ! 【台詞部門】 1位:こなた『ちっちっち、違うよパピヨン。こなたっ♪ もっと愛を込めて!』 24P 2位:勇次郎「たかが半身をもぎ取った程度でこの俺に勝てると思うな!」 21P 3位:勇次郎『さもなくばキサマ等を殺すッッッッ!!! 余す者無く、全てを殺すッッ!!! 天地を穿つ強者であろうが、物の分からぬ赤子であろうが殺すッッ!!! 何処に逃げ隠れしても殺すッッ!!! 殺して殺して殺し尽くすッッ!!!! 俺以外の全ての弱者、弱き者供よ……俺を殺す他に命を繋ぐ道は無いと知れッッ!!!!』 15P 4位:パピヨン「今の俺を呼ぶなら、そうだな――『帝王・パピヨン』。 これからは、帝王と呼べ。 それも……もっと、『畏怖』を込めて、だ!」 11P 5位T:アカギ「俺はここで……充実したぞ……。本物の勝負……いつ命を失うか分からない状況……まさに、命を賭けるのに相応しい。 JUDO、お前も来い……。お前もここに来て……俺たちのように勝負をすれば……その渇きは癒える……!! 成功し続ける生など……死が訪れない生など……何の「酔い」ももたらさない……!! JUDO……お前こそ……この殺し合いに参加すべきだ……。 こい! 異能者よ、ここには……キサマすら殺せる…………濃厚な「死」がある!!」10P 5位T:村雨「勝ったぞおおおおおおおおおおおおお!!!」 10P 5位T:ケンシロウ「お前はずっと人間だったんだ……!」 10P 票が分散しまくったセリフ部門。 1位はこなたの最期のセリフ。まさかこの後、あんなことになるなんて予想した人はいなかっただろう……。 2位と3位は勇次郎がランクイン。またお前か。 この2つのセリフが似合うのは世界中のキャラクターを探しても勇次郎だけでしょうw 4位は帝王パピヨン誕生の瞬間。そして5位はなんと10Pで3つの作品が並んでランクイン。