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autolink NK/W30-015 カード名:心の変化 誠士郎 カテゴリ:キャラクター 色:黄 レベル:0 コスト:0 トリガー:0 パワー:1000 ソウル:1 特徴:《武器》? 【永】 あなたのターン中、他のあなたのキャラすべてに、パワーを+500。 【自】[①] あなたのクライマックス置場に「かみかざり」が置かれた時、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、あなたは他の自分のキャラを1枚選び、そのターン中、パワーを+4000。 ……いえ、『奴』には何も変化はありません…… レアリティ:C 14/08/12 今日のカード ・対応クライマックス カード名 トリガー かみかざり 1・炎
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心の闇 ◆i7XcZU0oTM 少し、夜の闇が薄くなってきた頃。 街中を歩く、4人プラス1台。 やはり、殺し合いの最中とだけあって、緊張感に包まれている……かに見えた。 だが、その中でも。 ある意味、異彩を放っている人物が、1人がいた。 「うーん、やっぱり……いや……」 「……まださっきのこと考えてるのかよ……」 「だって、あんなオイシイ場面、忘れろって方が酷だしー」 「勘弁してくれよ……」 そう、801の姐さんである。 残念ながら現実では未遂に終わったが、801の姐さんの脳内では、ドクオ×照英の妄想が危険な領域まで達していた。 それこそ、一般人が内容を知れば、即座に引いてしまう程の濃厚な……。 そんな様子に呆れたように、ドクオが言う。 「この状況、理解してるのか? そんな呑気な事考えてる場合じゃないだろ」 「だからこそだよー。こんな状況だからこそ、こうやってリラックスさせようと思ってさー」 「じゃあさっきのはなんだったんだよ……どう考えても、自分の欲のためにやったろ!」 「まあまあ、固い事言わないで……」 「『固い事』じゃねーよ……普通だろ……」 相変わらずの解答に、ドクオは溜息を付く。 ……下手したら、命が無くなる前に、俺の後ろの童貞が無くなるんじゃないか。 そんな心配が、ドクオの心を刺激する。 「でも、何だか羨ましいです。……僕なんか、怖くてどうしようもないのに……」 つい、照英の口から弱音が零れる。 「……本音を言えば、私も怖いよ……」 ……別に"現状を理解していない"から妄想に耽っている訳ではない。 "現状を理解した上で"妄想に耽っているのだ。 本名は思い出せないものの、あくまで801の姐さんは2chの住人。つまり、一般人に分類される。 ……心の中では他人と同様に、死ぬのを恐れている。 だが、自棄になっても何にもならない。ドクオに出会う前に、少し考えていたのだ。 自分には、「生きて帰って同人誌を書く」と言う目標がある。 それを、果たすために、最初は殺し合いに乗ろうかとも思っていた。 だが、どうしてもそんな"勇気"を、801の姐さんは持てなかった。 ……今考えてみれば、そこで殺し合いに乗らなくて良かった。 「でも、立ち止まっててもどうしようもないし! だから、前向きに生きた方がいいじゃん」 「……そうですね!」 照英の顔に、笑顔が浮かぶ。 ……まだまだ幾多の困難は待ち受けているだろうが、諦める訳にはいかない。 ――――自分たちが、こんな所で死ななきゃいけない理由なんてない。 だからこそ、生きなければならない。 そして……生きて、帰らなければならない。 ◆ 「……ん? あれって……」 照英が、突然声を上げて一点を指差す。 そこには……誰でも知っているような、スーパーマーケットのチェーン店があった。 ……店舗は大きく、スーパー本体だけでなく他の店舗も附属しているようだ。 もちろん、駐車場も広々としている。 「ふぅん、スーパーかぁ……ちょっと、行ってみない?」 「僕は構いませんよ……お婆さんは?」 「わしも構わぬ」 「よーし、それじゃ……T-72神には駐車場で待っててもらうとして……ドク君はどうするの?」 「え、俺?」 素っ頓狂な声を上げ、自分を指差す。 「私たちと一緒に行く? それとも、残る?」 「あ、いや、じゃ、残るわ」 「そう……もったいないなぁ」 何がだよ……と言いかけたが、何とか寸での所で呑み込む。 下手に何か言えば、またネタにされそうだ。 (建物の中では、何が起こるか分かりません。できれば、私がついて行きたいが……その代わりと言っては何ですが、 私の支給品を使いなさい。中身の確認はしていないので、役に立つ物があるかは分かりませんが……) 「ありがとう、助かるわー……あ、私も残りの支給品、2つ分見てなかったなぁ」 そう言うや否や、猛スピードでT-72神の中に入りこむ801の姐さん。 ……中から感嘆の声が漏れてくる。 まさか、戦車をもネタにするのか……? だが、別にそんなことは無く、少し時間をおいた後に鞄を抱えて出て来た。 「入ってたのは……煙幕弾とダイヤモンドの指輪だったけど、私の分は……良く分からない物だったよ」 「……指輪はともかく、煙幕弾は役に立つんじゃないか」 「なら、ドク君が持ちなよー。何かの役に立つかもしれないしさ」 結局、5つあった内の2つを俺が持って、残りは姐さんたちが持つことになった。 その後、軽く手を振って、姐さんたちはスーパーの中に入っていった。 「……」 急に、静かになった気がする。まあ、当然と言えば当然か……。 と言うか、殺し合いの最中なのに騒がしかった今までの方がおかしいような気がする。 ……まあ、一人でビクビクしながら歩くよりは、まだマシかもしれないが。 その時、ふと頭に浮かんだ事があった。 ……もし、本当に殺し合う事になったらどうなる? 今はまだ、運良く誰にも襲われてはいないが、いつかは襲われるかもしれない。 そうなったら、俺はどうなる?少なくとも俺は……戦えない。 俺は所詮、とりえも何もない男だ。そんな俺に、何が出来ると言うんだ。 頭が回る訳でもない。腕っ節が強い訳でもない。統率力がある訳でもない。 そんな俺に…………何が…………。 「畜生……何で俺がこんな目に遭わなきゃいけないんだ……」 頭を抱え、肩を落とす。 本当、何で俺がこんな目に。 俺は、何も悪い事なんかしてないじゃないか。 特に、こんな殺し合いに巻き込まれるような事なんて、何もしてないじゃないか。 なのに、何故。もう、訳分かんねえよ。 ただでさえ暗い気分が、さらに淀んでいく。 あぁ……憂鬱だ。 「もう最悪だ……もうどうしようもねえ……」 (そんなに悲観することはない、人の子よ) 突然、T-72神が話しかけて来た。 いったい、何なんだ。 こんな状況で、悲観的にならない方がおかしいだろ……。 いつ死ぬか分からないのに、楽観的でいられるかよ。 (今の所、弾薬はありませんが……手に入れた暁には、必ずやひろゆきを粛清して……) ……そんなものはうんざりだ。 具体的な方法もないくせに、そんなこと言うなよ。 そんなことは、方法を見付けてから言ってくれよ。 ……何だか腹が立ってきた。 そう思った途端、自分でも意識せずに、つい本音が口から飛び出していた。 「……その弾薬をどうやって手に入れるってんだ。探し回るのか? ……何処にあるのかわからないのに、 そんなこと、出来る訳ないだろ! そもそも、『ひろゆきを倒す』って言ってるが、ひろゆきの居場所知ってるのか!? それも知らないで、そんなこと言ってんのかよ!? 無責任にも程があるだろ!!」 (それは……) 「……ハァ、ハァ……」 全て吐き出して、荒く息を付く。 ……ここに来て、初めて本音を言ったような気がする。 (…………) 「……ふっ」 胸の内を少し吐き出したせいか、頭が幾分か冷えた。 それと同時に、何となく後ろめたさも、何故か感じてしまった。 (……確かに、少々無謀とも言える計画です) 「……少々どころじゃないだろ……」 ボソッと呟いたこの一言は、幸運にもT-72神には聞こえなかったようだ。 結果、それに気付かずにT-72神は話を続ける。 (…………ですが、今は……この『無謀』に賭けるしか、方法がないのです) 「…………そうか」 何か、余計に鬱になった気がしてきた。 結局、何の解決案も無く、ただ俺の気分が余計に沈んだだけ。 ……いいことなんか何もありゃしない。 「……はぁ……」 もう一度、溜息をつく。……さっきよりも、溜息が重い気がする。 当たり散らした所で、状況が良くなる訳でもない。 T-72神を責めても、どうにもならない。 そんなことは重々承知している。 だだ、それでも愚痴りたい時だってあるだろ。 俺なんか、精々こうやって愚痴ってるのが精一杯なんだ。 ――――俺にできることなんか、何もねえんだよ。 ◆ (……大丈夫かなぁ、ドク君) 何だか、不安だ。 一応、T-72神と一緒に待たせてあるから、少しは安全だろうけど。 いくら弾が無くて戦えないとは言え、まかりなりにも戦車だ。 少しくらいなら、攻撃に耐えられるはず。 「かなり広いですね……」 その心配をよそに、照英さんはしきりに辺りを見回している。 「こう広いと、誰かが潜んでいても不思議ではないのう」 「ですね……気をつけて行きましょう」 もし、襲われでもしたら……。 嫌なイメージが、頭によぎる。 振り払おうにも、こういう物に限ってしっかりと頭に残るんだから……。 でも、実際襲われでもしたら、どうなるだろうか? 今の所、武器になり得る物を持ってるのは、私と照英さんくらいだ。 でも、もし相手が銃でも持ってれば……。とても太刀打ちできそうにない。 できれば、誰もいないでいてくれればいいなぁ。 ……そう言う訳にも行かないかもしれないけど。 (……置いてある物は、どれもよくあるものばっかりかぁ) 改めて辺りを見てみると、本当に何の変哲もないスーパーだ。 食料品やら何やらが、普通に陳列されている。 その内の1つを手に取ってみるが、特に変わった所もない。 ……至って普通だ。 そして、少しの時間が流れた後。 「…………」 「特に、何もありませんでしたね……」 事務室やら業務員用の更衣室なども見て回ったが、結果は変わらず。 ……なんだか、徒労に終わってしまった感が強いなあ。 でも、危険な目に遭わなかっただけ、まだいいか。 「そろそろ、ドク君達の所に戻ろっか。何も無かったって事も、一応教えてあげないとね」 そう思って、出口に歩き出した時だった。 「……何か、変な音がしませんでしたか?」 確かに、変な音がした。 いや……今も、その"音"は聞こえている! その音は……2人が待つ駐車場から聞こえてくる……。 ――――何だか、嫌な予感がする。 というか、とんでも無い事が起こっているに違いない……! 「……急がなきゃ!」 ◆ (まだ帰って来ないな……) 姐さん達が、スーパー内に入っていってから結構経った。 と言っても、具体的にどんだけ経っているかは良く分からないが。 どっちにしろ、とっとと帰って来て欲しいもんだ。 さっきのやり取りの後から、T-72神はずっと黙ったままなんだ。 このままだと、どうにも気まずくていけない……。 とはいえ、こっちから話題を振る気にもなれない。 別に、T-72神の過去やら何やらを知りたい訳でもないし。 「……2ちゃんでも見るか……」 やる事なんてない。 せめて、スレに書き込めればマシなんだが、それも出来ないんじゃ、出来ることは限られる。 結局、特に目的も無く板を巡り、スレを巡るくらいしかできない。 ……相変わらず、下らないスレばっかだな。 俺はいつ死ぬか分かんねぇってのに、こいつらは呑気に無駄な時間を過ごしてやがる。 ――――いつもなら馬鹿にするような奴らでも、今は羨ましいよ。 少なくとも、俺みたいに命の危険に晒されてる訳じゃねえんだから。 ……本当なら、俺も今頃は暖かい布団の中で眠ってるって言うのに。 くそ、何で俺がこんなことに……。 (あぁ……もう最悪だよ……) どんどん鬱が酷くなってきた……。 もう、どうすりゃあいいんだ。 そう思っていた時だった。 「――――おや、こんな所に人が」 「……何だお前」 誰かが、歩いてくる。 街灯に照らされたその姿は……どこかで見た事のあるような中年の男だった。 スーツの袖には血を滲ませ、何を考えているか分からない表情でこちらに近づいてくる。 一体、こいつは何者だ? どう考えても、まともな奴じゃなさそうだが……。 「ほう、これは……戦車ですか。あなたの支給品ですか? だとしたら、ずいぶん羨ましいですねえ。 私も欲しいですよ」 「いや、これは……」 (……残念ながら、私は支給品ではありません) 俺が答えようとしたが、そこにT-72神が割り込む。 「では、私と同じく参加者の1人ですか……これは面白い……なら……」 「おい、一人で何ブツブツ言ってんだ?」 俺の問いにも答えずに、中年の男は何やらブツブツ呟いている。 ……何だよ、また変な野郎なのか? もうこれ以上変人が増えるのは勘弁して貰いたいんだが。 「――――さあ、出てきなさい」 そう言うと、男は何か球のようなものを取り出し、その場に放り投げる。 すると……光と共に、何かが球から飛び出してきた! 「……どうです、この姿。美しいでしょう」 ……何を言っているんだこいつは。 こんな、四足歩行の何とも言えないバケモノが、美しいだって? 一般的な感性を持ってるか怪しい俺でも、そうじゃないと思える。 しかし……こいつは、強そうだ。 威圧感とでも言えばいいのか、そんな物をこいつからひしひしと感じる。 「何言ってるんだ……ふざけてるのか」 「ふざける? ご冗談を。私は至って真面目ですよ」 ……どこをどう見れば真面目なんだ。 (……我が名はT-72神。汝に問う。私と共に闘う意思はあるか?) 「誠に残念ですが、そのお誘いは丁重にお断りします。私には、私の『仕事』があるので。 ――――このネメアと共に、優勝すると言う仕事がね」 と言う事は……こいつ、殺し合いに乗ってるのか!? だとしたらヤバい! とてもじゃないが、こんな化け物相手に戦える訳がない。 ……一応、武器みたいな物はあるが、こんなもんじゃあいつは倒せない。 (……ならば、ここで汝を粛清する!) 「いいでしょう、やってご覧なさい。……できるものならね。ネメア、アイアンヘッド」 男がそう言うと、化け物は大きく跳躍し……T-72神に攻撃を仕掛けた! だが、意外にもバックでかわす。 「ほう……戦車の癖に、小回りが効くんですね! ……もう一回、アイアンヘッド!」 ここで、俺の頭の中にある考えが浮かぶ。 ――――今、あいつの意識はT-72神に向いている。 なら……それを利用して、ここから逃げ出せるんじゃないか? (うぐっ……!) 「ほほう……直撃は避けましたか。ですが、その美しいボディがヘコみましたよ?」 (この程度……損傷の内に入らないッ!) 幸いにも、T-72神自身も戦いに集中している。 こんな手強い相手をしている時に、俺なんかを気にかけてたらやられるからな。 その選択は、当然とも言えるか。 とにかく……逃げ出すなら今しかない! 「くうっ……!」 そこからの行動は素早かった。 持っていた鞄を素早く背負い、あいつらと真反対の方向に走る。 …………これでいい。 これで、いい。 俺は死にたくないんだ。 死にたくないだけだ。 「まさか、気づいていないとでも?」 「え……」 その声に反応して振り返った時。 もう、その時には全てが遅かった。 「――――メタルクロー」 化け物の爪が、いとも簡単に、俺の服を引き裂く。 そのすぐ下にある、俺の体も。 まるで、紙でも破るかの如く。 あっさりと、切り裂かれた。 (ドクオ……!!) 「うぐ、あ」 その場に、崩れ落ちる。 何か、生温かい液体が、俺の体から……流れ出てる……。 ああ、そうか。 俺の血か。 「痛、え……こん、なに、痛いなんて」 死ぬって、こんなにも苦しくて、辛くて、痛い物なのか。 今まで、人生に絶望して自殺を図ったこともあったけど、そんなの目じゃないな。 まあ、いままでと違って、今度は本当に死ぬんだから、苦しいのは当然か。 ああ、でも何か急に痛く無くなってきたな。 多分、大量出血で意識がヤバいんだろう。 ……何で、こんな時だけ頭が回るんだ。 この頭の回転の良さが、もっと前に発揮できてれば、俺も変われてたかもな。 今更、そんなこと考えても、無駄だけどさ。 「く、そ………………」 今までの人生、面倒なことばっかりだったな。 だけど、それももう少しで終わる。 それと同時に、この殺し合いからも解放される訳だ。 ……やっと終わるのか。 ここに来てからそんなに時間は経ってないはずだが、ずいぶん長かった気がするな。 「………………こんなとこで、死ぬなんてなあ………………」 もう、体も動きゃしない。 まあ、今更動いた所でもうどうしようもねえけど。 それなら、諦めて死んだ方がいいかもな。 あ、でも未練も無くはないな。 童貞のまま、死ぬことになるのがなあ……。今更どうしようもねぇけど。 何か、考えるのももう面倒だ。 「……ドクオ殿……」 ん? 今、何か声が聞こえたような。 何だよ、聞こえない。 誰かが、どっか遠く離れた場所で話してる。 聞き取れねえ。 ……まあ、もうどうでもいいか。 「あー…………マンドクセ…………」 倦怠感の中、俺は、深い闇へと堕ちていった……。 ◆ 「……そんな……」 目の前に広がる光景に、思わず息を飲む。 謎の人物と生き物に向かいあっているT-72神。 そして……血の海に倒れる、ドクオ君の姿。 「ドクオ殿!」 (来てはいけません!!) 思わず駆け寄ろうとしたお婆さんを、T-72神が制止する。 しかし、その制止を振り切り、そのまま倒れているドクオ君の傍に駆け寄る! 「お仲間が注意してくださったのに……行きなさい、ネメア」 一瞬の出来事だった。 何かが、猛スピードでお婆さんに突っ込んできて……。 ――――そのまま、撥ね飛ばした。 それだけでは終わらずに、地面へと打ち付けられたお婆さんを……。 「――――この程度ならば、技を使う必要もありませんね」 ――――あっけなく、踏みつぶした。 「お、お婆さん……!」 「おっと、動かない方が良いですよ? ……あのお婆さんのようになりたいのなら、話は別ですがね」 走り出そうとしていた足が、止まる。 「……今の一撃……即死には至らずとも、あの様子なら遅かれ早かれ死ぬでしょう」 「ちょっと……今、自分が何をしたか分かってる!?」 お姐さんの怒声が飛ぶ。 しかし、その怒りを嘲笑うかのように、男性は答える。 「フフフ、まあそう怒らずに……」 「こんなことされて、怒らない方がおかしいって!!」 「怒りは冷静さを失わせます。落ち着いた方が良いですよ?」 「そうねぇ……あんたを一発殴れば、少しは落ち付けるかもね!」 「これはこれは、相当御怒りのようで…………2人も殺害したことですし、私は退散するとしましょう。 ここでやりあって、無駄に体力を消費するのは、私とネメア共々、得策ではないので」 こうしている間も……あの化け物が、僕達を睨み付けている。 僕も、お姐さんも、T-72神でさえ、身動きがとれない。 ……怖い。 お婆さんや、ドクオ君を殺された怒りや恨みがあるはずなのに。 真っ先に出て来た感情は、"恐怖"だった。 「それでは……さようなら。……ネメア、追撃されないように3人を見張っていなさい」 悠々と、男性は立ち去っていく。 ……そして、男性の姿が消えた頃、化け物も走り去っていった。 ◆ 静寂。 「…………」 「…………」 (…………) 誰も、何も言えなかった。 誰もが、心に後悔を抱える結果になった。 ただ、2人の亡骸の前で、立ち尽くすしかなかった。 何故、ドクオ君が、お婆さんが死ななきゃならないんだ……! 僕が、しっかりしていれば……!」 照英が、涙を流しながらその場にへたり込む。 (責任は…………私にあります) T-72神も、見た目では分からないが、自身を責めて項垂れる。 ……T-72神の不注意も、確かにこの惨事の原因と言えなくもない。 だが、原因は1つとは限らない。 もしかしたら、あの時ドクオが逃走を図らなかったら。 図ったとしても、店舗の方に向かったとしたら。 そもそも、内部を調べずにここを通り過ぎていれば。 ……可能性の話をしたら、切りが無い。 重苦しい雰囲気の中、801の姐さんが口を開いた。 「………………ねえ、2人とも。そんなに、自分を責めないでよ」 「でも……」 「考えてみれば、悪いのはドク君とお婆さんを殺したあいつだし、元を辿れば、ひろゆきがこんな事しなければ、 こんな事にもならなかったんだから……だから、自分を責めないでよ」 「……」 そう語る801の姐さんの目にも、涙が。 そうやって考えを切り替えて割り切ろうとしても、やっぱり悲しい。 短い付き合いではあったものの、かけがえのない命。 失われてからでは、もうどうしようもない。 「とりあえず……こんな所に放置してちゃかわいそうだよ。だから……きちんと、埋めてあげよう」 「……はい」 (……私も、協力しましょう) 【ドクオ@AA 死亡】 【麦茶ばあちゃん@ニュー速VIP 死亡】 【残り 53人】 【B-2・スーパー駐車場/1日目・早朝】 【801の姐さん@801】 [状態] 健康、悲しみ [装備] グロック17(16/17) [道具] 基本支給品、PDA(忍法帖【Lv=00】)、不明支給品×2(801の姐さん視点で役に立ちそうに無い物) [思考・状況] 基本 生き残って同人誌を描く 1 とりあえず、2人を埋葬する 2 ドク君……お婆さん…… 【照英@ニュー速VIP】 [状態] 健康、不安、悲しみ [装備] 金属バット@現実 [道具] 基本支給品一式、PDA(忍法帖【Lv=00】)、冷蔵庫とスク水@ニュー速VIP、サーフボード@寺生まれのTさん [思考・状況] 基本:殺し合う気は無い。皆で生きて帰る 1:…… 2:いざ闘うとなると、やっていける自信がない…… 3:誰も死なないで済む……はずなのに…… 【T-72神@軍事】 [状態] 装甲の一部にヘコミ、燃料満タン、カリスマ全開、悲しみ [装備] 125ミリ2A46M滑空砲(0/45)、12.7ミリNSVT重機関銃(0/50) [道具] 基本支給品、PDA(忍法帖【Lv=00】)、煙幕弾@現実×3、親のダイヤの結婚指輪のネックレス@ネトゲ実況 [思考・状況] 基本 人民の敵たるひろゆきを粛清し、殺し合いを粉砕する 1 …… 2 私は、保護対象を守れなかった…… 3 弾が欲しい…… ※制限により、主砲の威力と装甲の防御力が通常のT-72と同レベルにまで下がっています。 ※制限により、砲弾及び銃弾は没収されました。 ◆ 「……戻りなさい、ネメア」 ボールに、ネメアを戻す。 ……常時出しっぱなしにしておくのも、あまり意味はない。 (…………予想外だった) 最初は、私のスキを突こうとして、逃げ出した情けない男のみを殺害してから撤退しようと思っていた。 ……最初の一撃で、あの戦車を破壊するのは骨が折れると判断したからだ。 それに、あの発言――――私と共に闘う意思があるか。 間違い無く、殺し合いに反抗しようとする者の言葉だ。なら、最初から「協力」を申し出る必要はない。 しかし、運の悪い事に、仲間であろう連中が出て来てくれたお陰で、もう1人殺害することになった。 私の『仕事』のためだと割り切り、もう1人殺害しておくことに決めて……それを決行した。 この調子で、減らしていけば……私が優勝するのは、時間の問題だ。 もちろん、殺し合いに乗っているのは私だけではないだろう。 他の殺し合いに乗っている連中も、今頃は殺し合っている最中だろう。 しかし……このネメアがいる限り、私の負けは有り得ない。 ――――それに、ちゃんと"切り札"だってあるのだ。 だが……今の所懸念材料が、1つだけある。 (……腕の傷の、まともな手当てをしなければ) 確か、まだ地図を見ていなかったな。 ……何か、役に立つ場所が載っているかもしれない。 「どれどれ……病院がありますが、ここからは少々距離が離れていますね……」 よく見れば、先程までいた公園の方が病院に近かったようだ。 ……もう少し早く気がつけばよかったのだが。 まあ、こちらに向かった事で、得られたメリットもあったから、良しとしよう。 (さて……行きましょうか……) 痛む腕を抑え、歩き出す。 ……『仕事』の為にも、私は立ち止まってなんかいられない。 【B-2・スーパー付近/1日目・早朝】 【クタタン@ゲームハード】 [状態] 右腕に切り傷(中)、健康 [装備] ネメア@ポケットモンスターアルタイル・シリウス [道具] 基本支給品、PDA(忍法帖【Lv=02】)、ちくわ大明神@コピペ、不明支給品(0~1) [思考・状況] 基本 優勝し、世界を美しいモノへ創り上げる 1 相手を見極め、出来るならば他の参加者に「協力」を呼びかける 2 いわっちには自分の思想を理解してもらいたい 【ネメア@ポケットモンスターアルタイル・シリウス】 [状態] 支給品、健康 [思考・状況] 基本 クタタンの指示に従う ※使える技は、アイアンヘッド、悪の波動、メタルクローの他にもう1つあるようです。 何があるかは次の書き手の方にお任せします。 ≪支給品紹介≫ 【煙幕弾@現実】 5つセットで支給された。 ピンを抜いて投げると、一定範囲に煙幕を張り、視界を遮る。 煙幕内に入ると咳き込むかもしれない。 【親のダイヤの結婚指輪のネックレス@ネトゲ実況】 ブロントさんの親の物。 これを指に嵌めて殴ると多分奥歯が揺れるくらいの威力があるらしい。 だが大した武器にはならない。 50話時点 現在位置地図 No.45:カルネアデスの板 時系列順 No.52:おっぱいなんて、ただの脂肪の塊だろ No.49:銭闘民族の特徴でおまんがな 投下順 No.51:メンタルヘルス No.31 8→0→1 完成でスーパー戦隊のブルーとピンクタイム T-72神 No.72 戦争を知らない大人たち No.31 8→0→1 完成でスーパー戦隊のブルーとピンクタイム ドクオ 死亡 No.31 8→0→1 完成でスーパー戦隊のブルーとピンクタイム 801の姐さん No.72 戦争を知らない大人たち No.31 8→0→1 完成でスーパー戦隊のブルーとピンクタイム 照英 No.72 戦争を知らない大人たち No.31 8→0→1 完成でスーパー戦隊のブルーとピンクタイム 麦茶ばあちゃん 死亡 No.36 すべては、セカイ動かすために。 クタタン No.76 さー、新展開。
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名前:デオキシス ジョブ:完全戦闘型自立行動アンドロイドヒューマノイドアイプ。 ポジション:敵 レベル:78(オーバードライブ時95) キャラ説明 かつては戦争時に奇襲部隊(コマンド部隊)に属していたが、システムデータが故障し、自らの軍を殲滅させた。 それからスクラップ処分される事になったが研究所もろとも研究者たちをディシンテグレーターで吹き飛ばした。 現在は各地を転々と、気ままにギャクサツを楽しんでいる。 だが、良心のデータが幾分か残っているらしく、自分の左半分の人工皮膚を剥いでしまった。剥いだところでダメージはないが、結果機械部分が剥き出しになり相手により恐怖を与えるフォルムとなった。 基本的に武器は左手に直結したディシンテグレーター。左手は戦闘以外に使えない。 稀に背中の機械翼を使って飛ぶこともできる。 (隠し技として、目からビームが・・・・・) 口癖は「いいの?いいの?」「おやすみ~♪」「・・・さよなら☆」「楽にしてあげるよ・・・」 等、本当にころす事しか脳にないっぽい。 ちなみに、データ上の問題で子供はころせない。本人はころしたくてたまらないらしいが。 時々発狂するかのように泣き出す。原因は良心の暴走であるが、最近はその回数も少なくなっているらしい。 性格は多少ひねくれているものの、性格データだけならば問題ない。一人ぼっちでもなんとも感じない。片手しか使えないので非常に不器用。ストレスが異常にたまり易い。 春風にいつも調律してもらっているので、春風とは仲がいい。 クロウの城に住んでいて、クロウとも結構仲がいい。 クロウがデオキシスをベースにしてDXKを作ったこともある。
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悪夢は、夢が個人的なものである以上、その人が理解せねばならない特別の事柄を示している。そしてその理解は、理解に対する理解(反省)を必要とし――全ては、全ての人が「夢のような」幸福を感じられるような結論へ、善良な人へと導かれるような結論へ為されねばならない。例:民衆は天才に、人民は貴族に、人間は神に、地上は天国に、地球は太陽に、万人はひとつに。 つまり、悪夢に対する勝利は、健全で目覚めた理性にあるのだ。健全で目覚めた理性の鍵は、良心にある。良心は今は――天国で眠っているが、人は地上にあっても目を覚ますことが出来るし、そうならねばならない。そのときは、地上は天国に移行するか、あるいはこの私が地上となって、降り注ぐ良心の王座を、形成するのだろう。 おいおい
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Fallout4/キャラクター キャラクターの紹介にはストーリーのネタバレを含んでいる場合があります。 DLCのキャラクターについてはキャラクター(4DLC)へ 勢力別ミニッツメン 入植地フィンチ・ファーム グレイガーデン アバナシー・ファーム ワーウィック農園 スロッグ コベナント バンカーヒルキャラバン サンシャイン・タイディングスCo-op イーグレット・ツアー・マリーナ Brotherhood of Steel レールロード インスティチュートロボット工学部 設備部 アドバンスシステム部 バイオサイエンス部 SRB (Synth Retention Bureau) 町、集落ダイアモンドシティ グッドネイバー ドラムリン・ダイナー Vault 81 カボット邸 アトムキャッツのガレージ アトム・クレーター ゼネラル・アトミックス・ガレリア 廃墟、敵対組織の拠点等マップ北西部サンクチュアリ レッドロケット・トラックストップ ロボット廃棄場 シケット・エクスカーベーションズ USAF衛星基地オリビア コンコード 自由博物館 ゴルスキーの小屋 ウォールデン・ポンド マップ北部ジモンヤ前哨基地 パーソンズ州立病院 サウガス製鉄所 タフィントン・ボートハウス ウエスト・エバレット私有地 ナショナルガード訓練場 マップ西部連邦食糧備蓄庫 コルベガ組立工場 ワット・エレクトロニクス ビーンタウン醸造所 マップ北東部沿岸のコテージ ダンウィッチ・ボーラー ヒューゴの穴ぐら 魔術美術館 ルーク・ファミリーハウス ハブシティ自動車解体場 ルカウスキーズの缶詰工場 リビア・ビーチ駅 リベルタリア クループ家の館 プレップスクール イージーシティ・ダウンズ マップ南西部WRVR放送局 ロッキー洞くつ センチネルサイト マップ南東部フェアライン・ヒル私有地 ミルトン・ジェネラル病院 ジャマイカ・プレイン ガンナープラザ ハイドパーク クインシー採石所 ウィルソン・アトマトイズ工場 クインシー跡地 ピーボディ・ハウス ポセイドン・エネルギー FMSノーザンスターの残骸 スペクタクル・アイランド ボストン近郊フラターナルポスト115 ケンブリッジポリマー研究所 グリーンテック遺伝学研究所 BADTFL地方事務所 USSコンスティチューション バックストリート・アパレル ハードウェア・タウン チャールズビュー野外劇場 ボストン公共図書館 Vault 114 トリニティ・タワー ピックマン・ギャラリー スワンの池 ボストンコモン ファニエル・ホール コンバットゾーン D.B.テクニカルハイスクール シャムロック酒場 長江 アンドリュー駅 その他 ランダムイベント 勢力別 ミニッツメン モチーフはアメリカ独立戦争の時、独立のために立ち上がった主に農民から結成される民兵。助けを呼べば1分以内に集合する事からミニッツメンと呼ばれた。ボストンはアメリカ独立戦争のきっかけになった「ボストン方面作戦」「レキシントン・コンコードの戦い」で、イギリス軍と戦った地でもある。なお「ミニッツメン」は誤訳であり、正確には「ミニットマン」もしくは「ミニットメン」である。詳しくは誤訳(Fallout 4)を参照されたし。本記事では混乱を避けるためミニッツメン表記にする。 正確な年は不明だが、起源は各居住地が協同して設立した相互扶助の民兵集団だったようだ。最高指導者を将軍と呼称している。2180年頃、ダイヤモンドシティをスーパーミュータントから防衛して名声を得る。最盛期には連邦一帯にかなりの勢力を誇ったが、大きくなりすぎた組織は内紛と腐敗によって当初の理念は失われ始めた。2282年に最後の将軍となったベッカー将軍が死亡して以降、将軍の座は空位となり、分裂と弱体化は留まるところを知らない有様であり、構成員の脱退も相次いだようだ。2287年、コモンウェルス南部の居住地クインシーより救援要請を受けたホリス大佐が自隊の先遣隊を率いて街をガンナーより防衛するが、他隊の指揮官達が日和見を決めたこと、部下の裏切りによって後続の自隊の本隊が壊滅したことによって孤立。結局クインシーは陥落し、ホリス大佐を含む多くのミニッツメンが死亡する。その結果、ミニッツメンの信望は失墜し、ミニッツメンはついぞ瓦解してしまう。 ホリス大佐の部下のうち、プレストン・ガービー率いる一部の人員がクインシーの住民の生き残りと共にクインシーから脱出するが、行く当てもなく各地を放浪し、襲撃にあってはその数を減らす。レキシントンではグールの襲撃に合い、生き残りのミニッツメンが多数死亡してしまう。コンコードでもレイダーに襲われ、そこでプレストンを除く最後のミニッツメンが死亡し、ついぞプレストン1人のみとなってしまうが、そこで主人公に救援され、プレストンは主人公にミニッツメンの再建と将軍への就任を要請する。 構成員の装備は古風な見た目のレーザーマスケットに、普段着の上に纏った簡素な防具と、まさしく独立戦争時代の民兵のような印象が強い。コモンウェルスの諸勢力の中でも装備は優良であるとは言い難く、またミニッツメン崩壊以降は、プレストンの見た目をコルベガ工場のレイダーが“カウボーイ気取りの道化者”と表現していることから、すっかり影響力(あるいは知名度)を失っていることが窺える。 プレストン・ガービー コンパニオンの一人で、クインシーの虐殺から生き残った数少ないミニッツメンである。初めは20人ほどの生存者を連れて放浪していたが、コンコードの自由博物館で主人公に出会うまでに何度も襲撃に合い、彼を含めて5人にまで減ってしまった。悪い人間ではないのだが、トップであるハズの将軍である主人公をこき使うという謎の立ち位置や、無限クエスト等の不評な仕様が重なって良いイメージが少ない上、お供に連れて居住地に立ち寄れば、将軍そっちのけで入植者は彼だけを称賛するという事もあり、海外では数々のコンパニオン人気ランキングでインスティチュートルート以外では影が薄いX6-88より下の最下位となってしまっている。 ロニー・ショー ベッカー将軍の死亡以降ミニッツメンを脱退していたが、キャッスル奪還の噂を聞いて主人公に会いに来る。女傑。 マクガン将軍 ロニーが入隊したころの将軍。マイアラークに占拠されたキャッスルの地下で立て籠り、酒を呷りながら死亡した(恐らく餓死)。 SARGE セントリ―ボット、ミニッツメンが保有していたキャッスル防衛用の機体だが敵味方識別機能が故障しており、無差別に襲い掛かってくる。 ジョー・ベッカー将軍 2282年に自殺。彼の死後、将軍は正式に決まらずミニッツメンは結束力を失なっていった。ロニー、プレストンが口を揃えて認める将軍。 エズラ・ホリス大佐 プレストンの上官。クインシーで戦死。 入植地 フィンチ・ファーム フィンチ一家が経営する農場、すぐ近くに住むフォージ達に悩まされている アブラハム・フィンチ フィンチ家の家長、ガンナーの拠点であるハブシティ自動車解体場からガラクタを盗んできてアビゲイルに叱られたりしている。 アビゲイル・フィンチ アブラハムの妻 ダニエル・フィンチ アブラハムとアビゲイルの子。長男。 グレイガーデン ロボットで管理された農場 管理者ホワイト Ms.ナニー。主人公に農園が抱えているトラブルの解決を依頼してくる。 管理者グリーン Mr.ハンディ。物資を売ってくれる。 管理者ブラウン Mr.ハンディ。 アバナシー・ファーム 戦前の大きな鉄塔の周りに形成された農場 ブレイク・アバナシー アバナシー家の家長。レイダーに娘を殺された上によく家族を誘拐される可哀想なおじさん。 ルーシー・アバナシー アバナシー家の娘。よくミニッツメンのクエストで誘拐される。 コニー・アバナシー ブレイク・アバナシーの妻。よく誘拐されるうえに皮肉屋だが、注文書を売ってくれる貴重な住民。 メイジー アバナシー・ファームで飼われている猫。 クララベル 貴重な固有名付きバラモン。HPが回復しないので襲撃が度重なると死んでしまう。生存させたい場合は建物で囲むなど対策を取っておこう。 ワーウィック農園 ロジャー・ワーウィック 元々は家族に暴力を振るう人物だったが人造人間にすり替えられ優しい働き者になった。 ジューン・ワーウィック ロジャーの妻。 ジェイニー・ワーウィック ロジャーの娘。 ウォリー・ワーウィック ロジャーの息子。 セドリック・ホプトン 労働者。 ビル・サットン 労働者。家族(タフィントン・ボートハウスで遺体として発見できる)に愛想をつかされ去られた過去を持つ。ロジャーが人造人間だと確信している。 スロッグ ダイヤモンドシティから追われたグール達が作った村。連邦で唯一タールベリー畑を栽培している農村である。 ワイズマン グール、スロッグのリーダー。スーパーミュータントに悩まされている。 アーレン・グラス グール。戦前はウィルソン・アトマイズ社の開発責任者で、ギディーアップ・バターカップの開発者。住人扱いにならない。不死属性が無いため襲撃時に死ぬ事がある。 ディアドラ キューティクルが美しいグール。タールベリーを売ってくれるが居住地に編入すると在庫が消滅する。何故か瀕死復活しないので襲撃でよく死んでいる。 ホーリー グール ジョーンズ グール コベナント 塀に囲まれ、審査を受けた者しか入れない特殊な街。 ジェイコブ・オルデン コベナントの村長。 スワンソン コベナントの門番。 ペニー・フィッツジェラルド 雑貨屋。街の事情通。ユニークショットガンを売っている。口癖の「ごゆっくりー」や特徴的な甲高い声といい、一度見たら忘れられないキャラクター。 ブライアン・フィッツジェラルド 見回り担当。 Dr.パトリシア 医師 タリア・マクガヴァン 落ち着きのない技師。 テッド・ハントリー 影の薄さを見込まれコンパウンドとの連絡役を任されている。普段は農業をしている。盗み癖がある。 ディーザー Mrハンディ、レモネードを売っている。 ドラ コベナントで飼われている猫。 正直者のダン 行方不明のキャラバンの生き残りを探す傭兵。 フレッド・オコネル キャラバンの一員、コベナントの近くで殺された。ランダムイベントではVault81へのルートを教えてくれる。 バンカーヒル バンカーヒル記念塔の周りに形成されたキャラバンの街。 ケスラー バンカーヒルの元締め。キャラバンの安全のためにレイダーとも取引している。ミニッツメンに昔見捨てられたことがあるので信用していない。 デブ バンカーヒルの雑貨屋。クリップボードでアーマーを作った事もあるらしい。名前が酷い。 ストックトン バンカーヒルの商人。正体はレールロードのエージェント。いびきがうるさいらしい。 ケイ バンカーヒルの医師。 ジョー・サボルディ バーのオーナー。祖父がミニッツメンのメンバーだった。 トニー・サボルディ ジョーの息子。レイルロードに加入したがっている。 メグ 住民。子供。 キャラバン バンカーヒルを拠点に連邦で移動販売をしている人たち。バンカーヒルとある程度仲良くなると居住地にキャラバン交易所を作って立ち寄らせる事ができる。 トラシュカン・カーラ 目が充血している雑貨屋。やや口が悪い。よくサンクチュアリに来る。彼女のみキャラバンガードを連れていない。SRBの情報提供者。 クリケット 溶けた顔の武器屋。そこらのレイダーよりずっと頭がイっちゃってるおねえさん。SRBの情報提供者。 スポット クリケットのパック・バラモン。 ルーカス・ミラー ハゲの防具屋。バーコードハゲだがイケボ。SRBの情報提供者。 オールドガール ルーカス・ミラーのパック・バラモン。 Dr.ウェザーズ 性格が悪い医師。性格以外なら何でも治してくれる。ユニーク武具を販売しないためハズレ扱いされている。SRBの情報提供者。 間抜け Dr.ウェザーズのパック・バラモン。 サンシャイン・タイディングスCo-op グッドフィールズ教授 Mr.ハンディ、「ありのままプロトコル」を施されている。シビレルゥ イーグレット・ツアー・マリーナ フィリス・デイリー イーグレット・ツアー・マリーナに一人住む老婆。過去に起こったある悲しい出来事がきっかけで人を寄せ付けない生活をしている。 [このページのトップへ] Brotherhood of Steel リオンズの死後、アーサー・マクソンがエルダーの座を継いだ東部Brotherhood of Steelの10年後の姿。前々作Fallout3に登場したものと同組織。 飛行要塞プリドゥエンの建造、多数のベルチバードの運用、保有する全パワーアーマーを高性能のT-60で構成する等、10年前とは比較にならない軍事力を誇る。 前々作とは異なり、前エルダー・リオンズが掲げた人命救助・慈善活動ではなく、戦前のテクノロジーの収集・保護というB.O.S.本来の行動理念に回帰している。そのため、リオンズに反発して離脱したアウトキャストとの和解・再統合が成し遂げられている。 しかしB.O.S.の本流とは違って、(テクノロジー収集が最優先ではあるものの)人命救助・慈善活動に対しても否定的ではない、現地民の徴兵による人員補充を行う等、リオンズの理念や行動が多少なりとも息づいている事がうかがえる。とはいえ、ウェイストランド出身者はともかく、主として純血の者には現地民に対して侮蔑的な感情を露わにする者や現地徴兵を快く思わないものも多く、アウトキャストを再統合した影響が見て取れる(そもそもFallout3の時から純血の者には現地民を軽蔑する者は多かったが)。また、現地民への支援もやや独善的なきらいがあり、当の現地民から煙たがられている向きがある(これにはレールロードが悪評を撒いて扇動工作を行った背景もあるが)。 今作ではインスティチュート撲滅のためプリドゥエンによってキャピタル・ウェイストランドより長躯転進してきた。高性能なパワーアーマーとそれによる絶大な防護力と効果的な重火器の運用能力、大量のベルチバードによる航空支援と空中機動による卓越した機動力の発揮など、連邦に割拠する各勢力の中でも随一の武力を誇る。また、アウトキャストの合流や現地民の徴集の継続により本家B.O.S.の弱点であった兵員補充の困難が解決されている。前々作とは違い、補充した兵員の質も安定しているようだ。本家B.O.S.が衰退した現在、軍事的に最も有力なB.O.S.の一派である可能性がある。 初代Falloutから登場している「シリーズの顔」とも呼べる組織。 エルダー・マクソン 名前はアーサー。東部B.O.S.の現エルダーにしてマサチューセッツ(連邦:コモンウェルス)方面軍の指揮官。B.O.S.の創始者であり初代エルダーであったジョン・マクソンの末裔で、Fallout3でも従者マクソンとして登場。リオンズの教えには否定的ではあるが、完全に否定しきったわけでもなさそうではある。この風格でなんと年齢は20歳である上にデスクローを単身で倒している。 ランサー・キャプテン・ケルズ プリドゥエンの船長にして、ナンバー2。隊員にはかなり厳しい。 プロクター・クインラン プリドゥエンにおいて技術収集業務を統括する。戦前の技術資料を集めており、彼の依頼を受けると連邦内の様々な場所(ストレージ内)から技術資料を拾う事が出来る。技術資料は1つ25キャップで買い取ってくれる。後述の血液サンプルと比べると換金効率はだいぶ落ちる。 プロクター・ティーガン プリドゥエンにおいて物資の取り扱いを担当する。取引をすることもできる。発想が(ハイテク)レイダー。 ナイト・サージェント・ガビル ティーガンの指示のもと、ボストン空港で荷物の積み下ろし作業を担当している。非常に無愛想。 イニシエイト・クラーク ガビル指揮下のイニシエイト。あまりやる気がない。グールの友人がいてボストン空港制圧時にフェラルグールを殺したことで良心の呵責があり、食料を盗み出しかくまっているフェラルグールに与えている。 ナイト・ルイス ガビル指揮下のナイトで、クラークとは幼なじみ。 シニアスクライブ・ネライア プリドゥエンにおいて動植物の研究を行う。放射能とFEVで変異した生物の血液サンプルを集めていて、彼女の依頼を受けるとたまに倒したクリーチャーから血液サンプルを採取する事が可能。サンプルは1つ50キャップで買い取ってくれる。そこそこの確率で採取できるため良い小銭稼ぎになる。割とマッド気質でインスティテュート側に近い思考をすることも。 プロクター・イングラム プリドゥエンそのものや、パワーアーマーの整備を担当する。とある戦いで両足を失ったため常時パワーアーマーを装着している。プリドゥエンが飛び続けられるのは彼女の功績が大きい。 エメット プリドゥエンで飼われている猫。 パラディン・ダンス コモンウェルスに先遣された調査隊グラディウスのリーダー。負傷者(リース)を抱えた状態でケンブリッジ警察署で大量のフェラルグールと交戦している。彼らを助け、クエストをこなすことでコンパニオンになってくれる。硬いが、実直で律儀な性格。 ナイト・リース 調査隊グラディウスのメンバー。主人公に対する当たりが凄まじく強い。プレイヤーに嫌われるキャラの筆頭候補。 スクライブ・ヘイレン 調査隊グラディウスのメンバー。ウェイストランド出身で、リースとは対照的な性格をしており、主人公に対しても好意的に接してくれる。ウェイストランドの出身。 ナイト・キーン 調査隊グラディウスのメンバー。ケンブリッジ警察署のバリケードの上でグールに殺されている。クエストにもかかわらず、死体もしばらくすれば消えるので存在が薄い。 パラディン・ブランディス 3年前に行方不明になった調査隊アルテミスのリーダー。連邦到着後、多数の敵による奇襲を受け部隊は壊滅。生存者は四散し、彼自身は偵察用シェルター・シータに逃げ込んだ。説得でB.O.S.復帰させる事も可能だが、説得に失敗するとただのヒキニートになってしまうこともあり大して重要人物ではない。プリドゥエンではすれ違う度にブツブツ言うので鬱陶しく感じるかもしれない。ユニーク武器を入手できるので射殺しよう。 スクライブ・ファリス 3年前に行方不明になった調査隊アルテミスのメンバー。リビア衛生アレイでスーパーミュータントと交戦し、戦死。 ナイト・アストリン 3年前に行方不明になった調査隊アルテミスのメンバー。シリアルナンバー3431。本名はタラ・アストリン。ナショナルガード訓練所でフェラルグーと交戦し、戦死。 ナイト・バーラム 3年前に行方不明になった調査隊アルテミスのメンバー。奇襲を受けた際、パワーアーマーを奪われないように自爆して戦死。 ◯◯◯◯・◯◯◯◯ FO3終盤において超強烈な個性を放ったアイツがまさかの再登場。声優も変わらず。 [このページのトップへ] レールロード モチーフは19世紀アメリカで南部黒人奴隷達を北部やカナダに脱走する手助けをした「Underground Railroad」。 Falloutのレールロードはインスティチュートに作られた人造人間たちの解放を目指し、逃亡の手助けをしている。 概ね「人間の人権すらろくに確立されていない連邦においてロボットの人権にばかり力を注ぐ理想主義者」という認識で問題ない。 ただし「心身ともにほぼ人間である人造人間が他のロボットのように都合よく創造されて道具として使い捨てられる」という部分にフォーカスして動いているので、「一個人として自由に行動を選択できるようにする」以上のことはせず、衣食住の提供などのアフターケアはない。 一方でインスティチュートに対する抵抗運動と考えることも可能。そうすればインスティチュートに同調できない人造人間たちを助けつづける理由もわからなくはない。人間を道具としてみるインスティチュートへの反感と道具として生みだされた人造人間の人間化は、自らの身を助けることもむずかしい世界でのヒューマニズムの確立のひとつの方法だろう。 前作Fallout3にも登場。なお本編には出てこないが複数の支部があるらしく「壊滅寸前」「まともには戦えないので地下工作がメイン」と、弱小組織であることが強調されているがいざとなればB.O.S.のPA部隊とも渡り合える戦力を召集できる。 デズデモーナ レールロードのリーダー。彼女なりのビジョンがあるようだがその作戦の大半は「~を殺して」「~破壊して」と直接的で過激。宿敵であるインスティチュートが強大過ぎるため致し方ない面もあるが・・・。その傾向は主人公という理不尽な戦力の加入によりさらに加速して行く。なお、NPCの中ではかなり美人度が高いためコアな人気がある。 何でも屋のトム 諜報装備開発やプログラムの解析等を担う、PAMと並ぶレールロードのブレイン。頭脳明晰だが変わり者で、趣味で宇宙人の研究をしている。いわゆる陰謀論に右足を突っ込んでいたりもする。決して悪人ではないが妙に人をイラッとさせる(トムに対する主人公の反応もやや辛辣)。 PAM データ分析担当のアサルトロン。名前は予測分析機(Predictive Analytic Machine)の略。DIA(国防調査局)と米軍が作戦立案や最終戦争回避のために作った機械。 ディーコン コンパニオン。外地で諜報活動を担当。レールロードのエージェントとしてはトップクラスの実績。ちょっと目を離すと変装して格好が変わる。 ドラム・ボーイ いつも本部にいるレールロードのメンバー。各構成員からの依頼を主人公に伝える。 グローリー レールロードの戦闘部隊「ヘビー」の一員で戦闘時はミニガンを使用。自身も人造人間であるため思想はより純粋で第一、第二世代も救いたいと考えている。あまり感情を出さないが主人公の戦闘力を高く評価しており同行クエスト等ではかなり打ち解けた振る舞いを見せる。本部の危機にB.O.S.の強襲部隊を単騎で食い止めるが・・・。 Dr.キャリントン レールロードで医療を担当する リッキー・ダルトン ツーリスト、陥落したスローカムズジョー地下の基地を偵察している。 ハイライズ 構成員。とあるクエストで主人公と行動をともにする。 H2-22 保護された人造人間。後のイベントで少し泣かせてくれるいいヤツ。 G5-19 保護された人造人間。記憶の消去に失敗し脳死状態。キュリーの体の提供者。 F6-33、Z3-22、B2-57、Y9-15 保護された人造人間。バンカーヒルでかくまわれている。バンカーヒルの戦いでのBOSの破壊目標であり、レイルロードの救出目標であり、インスティチュートの回収目標である4人の脱走人造人間 ダッチマン、ヘレナ 構成員。ベッドフォード駅でA9-51の救出任務中に死亡した。 トミー・ウィスパーズ スローカムズジョーの地下にある基地「スイッチボード」でインスティテュートの人造人間に殺された。カスタムハンドガン「デリバラー」の持ち主。 ロジャー、メイヴェン、MS.ブーム、スライ・ニコラス、フランシス・オデル、MR.マザース、ソングバード、ベアトリス・ベル 「スイッチボード」でインスティテュートの人造人間に殺された構成員達 世話人 構成員。脱走した人造人間の世話をするメンバーの総称。レールロードの一員となった主人公に助けを求める。 Mr.ティムズ 構成員。ランドルフの隠れ家からの連絡係。ランドルフの隠れ家からの依頼をすべてこなすと本部に来る。依頼を出すと即解決するのが正直気味が悪いぐらいだったらしい。 ヴィクトリア・ワッツ Fallout3に登場した人物。レールロード創設メンバーの一人。前作では場所を問わず(シミュレーションの中だろうが宇宙船の中だろうが)突然主人公の前に現れる脅威のストーカーおばちゃんだったが、今作での所在は不明でディーコンの口からその存在が語られるのみ。 [このページのトップへ] インスティチュート 大戦争以前にCITという大学に所属していた科学者達により設立された。*モデルはマサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology 通称:MIT)大戦争以降、人々の暮らしが戦前のテクノロジーのまま進化しないことを不安視し、世界を新しい科学によって成り立つユートピアにすることを目的として活動している。その第一歩が、人類に成り代わる新しい生命体としての人造人間の製作。Fallou4の時代では人造人間の進化は第三世代まで達し、普通の人間と変わらない外見となっている。理想の世界実現のため、日々市民を誘拐し、人造人間にすり替えている。 前作Fallout3でもその存在が仄めかされていた。 ファーザー インスティチュートの指導者。正体は主人公の息子であるショーン、重い病を患い余命は短い。 ケロッグ 主人公の息子をさらった傭兵。名字はコンラッド。新カリフォルニア共和国の出身。 Z1-14 脱走しようと計画している人造人間。 イヴ インスティチュート初のパーソナル人造人間でピネー一家の一員 エンリコ・トンプソン Z4K-97B、XPN-20A、A-2008 インスティテュートとの最終決戦時のみに現れる敵対な人造人間 アリス・トンプソン 子供 クエンティン・フィルモア 子供 ジュリア・トンプソン 子供 ロボット工学部 制服の色は赤。人造人間を製造する部門。内部で見る事が出来る大がかりな製造工程は必見。 アラン・ビネー ロボット工学部のリーダー。人造人間使いの荒いSRBの事を快く思っていない。アヨに人造人間を人間扱いする危険人物として目の敵にされている。妻を亡くしており、息子の母親代わりにイヴを家族として招いている リアム・ビネー アランの息子、人造人間を逃がしている。レールロードではコードネーム「パトリオット」と呼ばれている。 設備部 制服の色は黄。電気や水道などの整備をする部門 アリー・フィルモア 設備部のリーダー。インスティチュートに来たばかりの主人公に内部の説明をしてくれる親切なおばちゃん。 ローレンス・ヒッグス 機械エンジニア、生命維持とセキュリティシステムの担当。人造人間に否定的。 ニュートン・オパーリ― 食料調達と住居の担当 アドバンスシステム部 制服の色は青。武器の設計をする部門 マジソン・リー アドバンスシステム部のリーダー。B.O.Sから亡命した科学者、Fallout3から引き続き登場。口の悪さも相変わらず。 エヴァン・ワトソン 電力分配の担当,リーを裏切らせた場合彼が部のリーダーになる。 ジャネット・トンプソン ネイサン・フィルモア ロザリンド・オーマン 研究者。趣味はレーザー兵器を撃つこと。 バイオサイエンス部 制服の色は緑。医学、生物学、遺伝学が専門。人造動物の研究もしている。 クレイトン・ホルドレン バイオサイエンス部のリーダー。 アイザック・カーリン バイオサイエンス部の研究者。 ディーン・ポルカート 生物学者で医師。 ブレンダン・ポルカート ディーンの息子、ロザリンドのことが好き。 SRB (Synth Retention Bureau) 制服の色は黒。コーサーを使い外部での調査活動や戦闘を行う部門、逃亡した人造人間の回収も担当している。その任務の性質上、秘密主義を貫いている。各地の商人からキャップで脱走した人造人間やレイルロードの情報を買っている。 ジャスティン・アヨ SRBの局長代理。任務に対して厳格な人物で、その強硬なやり方のせいでしばしば他の部門との摩擦を生じさせている。よそ者の主人公を警戒している。 アラーナ・セコード SRBの局員 X6-88 コンパニオン、B5-92(ガブリエル)の回収任務でリベルタリアを攻略しているコーサー。 X4-18 F6-33、Z3-22、B2-57、Y9-15の回収任務でバンカーヒルの戦いに参加するコ―サー。 Z2-47 K1-98の回収任務でグリーンテック遺伝学研究所のガンナーを強襲しているコーサー。 Drジマー 今回は名前だけの登場。FO3では脱走した元コーサーのA3-21(=ハークネス)を連れ戻すため、同じくコーサーのアーミテージ(=S3-47)を引き連れてキャピタル・ウェイストランドを訪れていた。本作でSRBの局長である事が明かされたが、現在は不在となっている。ハークネスか101のアイツに殺害されたかどうかは不明。 町、集落 [このページのトップへ] ダイアモンドシティ 連邦で一番大きい町、現実の野球チーム「ボストン・レッドソックス」の本拠地フェンウェイパークの内部にある。 マクドナウ市長 ダイアモンドシティの市長。 ジェネバ マクドナウ市長の秘書 パイパー・ライト コンパニオン、パブリック・オカレンシズの新聞記者 ナット パイパーの妹。本名は「ナタリー・ライト」 ダニー・サリバン ダイアモンドシティセキュリティーの隊員 エリー・パーキンズ ニックの秘書 Drスーン 医者 Drクロッカー 医者、整形外科医。 アボット 塗装屋、ウォールにペンキを塗っている シェフィールド アルコール中毒で酒を我慢している老人、拠点への勧誘が可能 Dr.ダフ サイエンス!センターの研究者 スカラ教授 サイエンス!センターの研究者、BOSルートでマジソン・リーの勧誘失敗した場合彼女をスカウトする。 ソロモン 薬物ディーラー。薬の材料の調達のサブクエあり メル ウェリンガムのプログラムを細工しビールを無銭飲食した罪で捕まった男 アルトゥーロ・ロドリゲス 武器屋 ニナ・ロドリゲス アルトゥーロの娘 マーナ 雑貨屋「ダイアモンドシティ・サープラス」を経営している。人造人間を極端に恐れている パーシー Mr.ハンディ、雑貨屋「ダイアモンドシティ・サープラス」の夜の店員。 タカハシ ヌードル店「パワーヌードル」を経営するプロテクトロン。「ナニニシマスカ?」しか話さない。英語版でもこのセリフは日本語で発せられる。ちなみに声を演じているのは『バイオハザード』『サイコブレイク』などを制作した元カプコンの三上真司氏。 モー・クローニン 人造人間、「スワッター」というスポーツの用具一式を販売している。戦前で言う「ベースボール」なのだが、どこでどう間違ったのか野球とは似ても似つかないスポーツ…と呼べるかどうかすら微妙な代物になってしまった。ひとことで言うと民明書房に載ってそうな殺し合いである。 バディム・ボブロフ ダグアウトインのバーテンダー イェフィム・ボブロフ ダグアウトインの宿屋担当、バディムの弟 スカーレット ダグアウトインのウェイトレス アール・スターリング ダグアウトインのアシスタントバーテンダー、行方不明。 トラビス・マイルズ ダイヤモンドシティから連邦全土に放送されている「ダイヤモンドシティラジオ」のDJ。自分に自信が持てない。放送にも自身の無さが滲み出ている。 シェン・カウォルスキー ダイヤモンドシティの浄水場を管理している少年。浄水器から作ったきれいな水を販売している。主人公に貯水池のゴミ拾いを依頼してくる。また、トラビスが死ぬと彼が代わりにダイヤモンドシティラジオのDJになる。 ブル、ガウジャー バディムがトラビスの喧嘩相手として雇ったチンピラ ホーソン アッパーデッキの住民、連邦中を冒険していたため様々な場所の知識を持っている。普段はダグアウトインにいる。また大の猫好きで彼の家では、たくさん猫を飼っている上、猫の絵も飾っている。 ヘンリー・クック コロニアル酒場の店主、SRBの情報提供者。 コレット クックの娘。クックが死んだ時のみ出現する。 ウェリンガム Mr.ハンディ、コロニアル酒場のウェイター。ガンナーにデスクローの卵の回収を依頼していた。アッパーデッキの住民のゴシップ情報をパイパーに流している。 ポール・ペンブローク ダ―シ―の夫 ダーシー・ペンブローク ポールの妻、ヘンリーと浮気をしている。 マルコム・ラティマー ネルソンの父、ネルソンが死ぬと主人公に刺客を差し向ける。 ネルソン・ラティマー マルコムの息子、マロースキーと薬物を取引しクックに卸している。 クラレンス・コッドマン ダイヤモンドシティアッパーデッキの住民。ウェリンガムにデスクローの卵料理を注文している。 アン・コッドマン ダイヤモンドシティアッパーデッキの住民。 クレメンツ牧師 全宗教会の牧師。 ズウィッキー先生 学校の先生 エドナ先生 Msナニー、学校の先生、ズウィッキー先生に片思いしている。 カイル 兄弟のライリーを人造人間にすり替えられたと思い殺そうとする。主人公が殺すとイベントが一部変わる。 ライリー 兄弟のカイルに殺されそうになっている。人造人間ではない。 ダイヤモンドシティ・セキュリティ おまわりさん。過去に膝に矢を・・・じゃなかった尻に銃弾を受けた事があるらしい。 [このページのトップへ] グッドネイバー ダイアモンドシティを追い出されたグールや犯罪者が作った町 ジョン・ハンコック グッドネイバーの市長。やんちゃが高じてグールになってしまったという破天荒な男。声は神室町のヤクザ。 ファーレンハイト ハンコックの護衛。厳つい見た目だが声はセクシー。 フィン 初めてグッドネイバーに入った時に絡んでくる男、ハンコックに始末される。主人公が始末すると会話が一部変わる。 デイジー 入り口付近で雑貨屋「デイジーズディスカウント」を経営するグールの女性 KL-E-O デイジーの店の隣で武器屋「キル・オア・ビー・ギルド」を経営するアサルトロン。非常に女の子らしい(?)。 ハム サードレールの入り口に立っている男グール。迷惑な客の処理を担当。 ホワイトチャペル・チャーリー サードレールでバーテンダーをしているMr.ハンディ。帽子がオシャレ。 マグノリア 人造人間、サードレール専属の歌姫。カリスマに自信があれば口説いてみよう。 ロバート・ジョセフ・マクレディ コンパニオン、傭兵、元リトルランプライト市長。ガンナーを抜けたが未だに付きまとわれている。病気の子供のために薬を探しに連邦へ来た。 ウィンロック、バーンズ サードレールでマクレディに絡んでいるガンナー。 イルマ メモリー・デンにいる、ハデなドレスを着た女性。 Drアマリ メモリー・デンにいる医者。 鼻なしボッビ グールの女。何かを計画している模様。 ソーニャ メルが作ったアイボット、もろい壁を液状化させるビームを装備している。 ケント・コノリー グール、戦前の漫画「シルバーシュラウド」のファン、いつもはメモリーポッドにこもりきりで食事やポスターを眺めるときにしか出てこない。シルバーシュラウドを現実で再現しようとしている。 ウェイン・デランシー グッドネイバーの路地裏で追いはぎをしている。 AJ 鼻なしボッビの手下で子供向けの薬物の売人。SRBの情報提供者。 Vault-Tecスタッフ 戦前に主人公をVault111に勧誘した営業マン。彼のおかげで主人公は大戦を生き延びることが出来たが、皮肉にも自身はVaultに入れずグールになってしまったが、おかげで驚きの再登場を果たす。拠点に勧誘することができる。トレーダーの店(レベル3・交易大商店)の店番をさせるとユニークのアポカリプスアーマー・左足を販売する。 マロースキー レクスフォード・ホテルのオーナーでありギャングのリーダー。SRBの情報提供者。 スタン・スレイヴィン マロースキーの護衛。 サミー 自警団に殺された人造人間、人造人間だとばれた理由は本物と違い酒やたばこ、浮気をしなくなったから。 [このページのトップへ] ドラムリン・ダイナー トルーディ 雑貨屋「ドラムリン・ダイナー」の主人。自動車爆弾によって殺害された某名探偵の奥さんではない。 パトリック トルーディの息子、ウルフギャングからジェットを買い借金している。 ウルフギャング 薬の売人、トルーディから借金を取り立てようとしている。 シモーネ ウルフギャングに雇われた傭兵。 [このページのトップへ] Vault 81 奇跡的にまだ稼働しているVault、医療が発達している。 キュリー コンパニオン、Ms.ナニー。破棄されたシークレットVault内でずっと病原菌研究をしていた。 オースティン 主人公にVault81内部を案内してくれる。シークレットVault内のモールラットに噛まれ疫病を発症してしまう。 監督官 女性監督官。本名はグウェン・マクナマラ。非常にムチムチとした体型をしておりそこが堪らないという御仁も多い。 ホルト・コムズ 雑貨屋を営んでいる。店の事は妻に任せっきりで毎日遊んでいる。夜22時になるとこっそりと家を抜け出してどこかへ行ってるらしい。一体何処で何をしているんでしょうねぇ・・・ アレクシス・コムズ 店主の旦那に代わって店を切り盛りしている。 エリン・コムズ コムズ夫妻の娘。逃げ出した猫を探している。 アッシズ エリンの飼い猫。Vault81から逃げ出してしまう。 ボビー・デルーカ ジェネレーターの管理を担当している。ジェット中毒者。 ティナ・デルーカ ボビーの姉。Vault81を出たいと思っているが、ジェット中毒の弟が気がかりで行動に移せないでいる。自拠点に勧誘可能 Dr.ジェイコブ・フォーサイス 医師。主人公にシークレットVaultでオースティンの治療法を探してきて欲しいと依頼する。 レイチェル フォーサイスの助手 Dr.ペンスキー オースティンの祖母。植物の研究をしている。 ケイティー 学校の教師。生徒たちに外の世界の様子を話して欲しいと主人公に頼む。 ホレーシオ 理髪店を営んでいる。クインシー出身で母親が医者だった。 マリア・サマーセット 料理人、62歳。性格は普通の老婦人だが顔が邪悪極まりない。 マーク・サマーセット マリアの夫。特に何もしてない。 カルビン ミランダ ツンデレ。 オフィサー・エドワード 警備員 [このページのトップへ] カボット邸 戦前のままの綺麗な外観を保った謎多き邸宅 ジャック・カボット カボット邸の今の主。ある理由から父のロレンゾを精神病院に幽閉している。 ウィルヘルミーナ・カボット ジャックとエモジーンの母。ロレンゾの扱いに不満を持っている。 エモジーン・カボット ジャックの妹。チャーリー曰く「ちょっと頭おかしいやつ」。ブラザー・トーマスに監禁されている。恋多き女らしいが、その割には老けて見える。彼女の部屋のターミナルにある日記を覗き見ると意外な素顔と才能が明らかになる。 エドワード・ティーガン 戦前からカボット家に仕えるグールの傭兵。 アトムキャッツのガレージ 3のトンネルスネークやNVのザ・キングスを彷彿とさせる、自称連邦一「イケてるギャング」の拠点名前から連想されるあの危険で怪しい連中とは一切無関係である。 ジーク アトムキャッツのリーダー。PAを乗り回す無骨な見た目とは正反対のファンキーで気さくなキャラ。詩の朗読が趣味で、定期的に朗読会を開くらしい・・ ラウディ PAの整備士、イケメンお姉さん。ココでしか手に入らないPA用のペイントを持っている。 ブルージェイ 雑貨屋 ジョニーD. アトムキャッツのメンバー。 ロクシー アトムキャッツの新入り。 [このページのトップへ] アトム・クレーター 輝きの海にあるチルドレン・オブ・アトムの街 マザー・イゾルデ アトムクレーターのリーダー。悪い人ではないが、だったらそこらで暴れてるチルドレン・オブ・アトムをなんとかして欲しい。 ブラザー・フォスター、ブラザー・ウォード、ブラザー・グリフィス、シスター・ぺレーナ、シスター・ライラ チルドレン・オブ・アトムの信者達 ブラザー・オグデン チルドレン・オブ・アトムの信者、商人 [このページのトップへ] ゼネラル・アトミックス・ガレリア MrガッツィーやMrハンディーを製作したゼネラルアトミックス社が作ったショッピングセンター 責任者 ガレリアを管理しているMrガッツィー。他のガッツィーの例に漏れず、非常に口汚い。 グリーター Mrハンディー、案内役 ビーン Mrハンディー、スローカムズジョーの店員、リニューアル前だとコーヒーを淹れようとしてガス爆発を起こし敵対する。リニューアル後だとセルフサービスになる。 クリスプ Mrハンディー、ベーカリーの店員、12番から20番までの番号札を延々と呼び続けている。 トルテ Mrハンディー、ベーカリーの調理人 レグ 服屋のMrハンディー、リニューアル前はアイテムに触れるだけで敵対化するが、リニューアル後は全品100%OFF。 スプロケット Mrハンディー、ゼネラル・アトミックス社の製品を紹介してくれる。だが肝心の製品であるMrハンディーは起動後数秒で壊れ、Mrガッツィーは起動後敵対するなどここのロボットの壊れっぷりを見せつけてくれる。 マック ボクシングクラブ「MADDEN`S」のMrハンディー、ザ・チャンプのセコンドでザ・チャンプとの戦いを勧めてくる。 ダニー ボクシングクラブのMrハンディー、サプリメント販売担当 ザ・チャンプ Mrハンディー、ボクシングのインストラクター、ボクシング用の腕が壊れているのか鋸で戦う。戦うときに素手、ボクシンググローブ以外で攻撃したりリングアウトするとマックとダニーも敵対する。リニューアル後はすでに壊れている。 テンピン Mrハンディー、バック・アレイ・ボーリングのレジ係 スプリット Mrハンディー、バック・アレイ・ボーリングのレジ係。システムエラーの影響か、同じレジ係のテンピンと言動が食い違っている ストライク Mrハンディー、バック・アレイ・ボーリングのバーテンダー キングピン Mrハンディー、バック・アレイ・ボーリングのインスト業務担当 レーン Mrハンディー、バック・アレイ・ボーリングのキッチン担当 ウェイトロン Mrハンディー、ハンディ・イーツのウェイター ガード・ガッツィー Mrガッツィーの警備の総称。 廃墟、敵対組織の拠点等 マップ北西部 [このページのトップへ] サンクチュアリ 主人公家族が戦前に暮らしていた町 コズワース コンパニオン、Mr.ハンディ、主人公の執事 レッドロケット・トラックストップ ドッグミート 毎度おなじみの犬コンパニオン、今回の犬種はジャーマン・シェパード。 ロボット廃棄場 コンバットセントリー・プロトタイプMKⅣ 戦前に黒服の男達が捨てていったセントリ―ボット。通常の機体より頻繁にオーバーロードする。 シケット・エクスカーベーションズ サリー・マティス 排水ポンプを修理して採石場から水を抜こうとしている。水が抜けきると素性が判明する。 USAF衛星基地オリビア アックアック レイダーのリーダー。付近のベルチバードから拾ったのかミニガン装備。Ack-Ackとは高射砲・対空射撃などを示すスラングである。 コンコード グリッスル ジャレドの手下のレイダー。ママ・マーフィーを捕らえるためにコンコードに派遣された。 自由博物館 スタージェス 元クインシー住民。インスティチュートのテクノロジーは理解出来るのに初級のハッキングは出来ないという謎の技術力を持つ修理屋。とは言え普段は壁を叩くくらいしかしない。 ママ・マーフィー 元クインシー住民。クスリを使うことでサイトという超能力が使える老婆。バグのせいで一時は完全にネタ扱いされていた。薬物を使わせすぎると中毒死する。逆に薬を辞めさせると、きちんと働く様になる。昔は「狂人マーフィー」と呼ばれていたらしいが、それはきっと違う意味だと思われる。 ジュン・ロング 元クインシー住民。息子を亡くしている。それ故か、いじけた発言が多く根暗でサボり魔。嫁と同じく嫌われキャラ。 マーシー・ロング 元クインシー住民。ジュンとは夫婦。プレイヤーに嫌われるキャラの筆頭であり、すれ違う度にプレイヤーに罵詈雑言を浴びせる。ガービーとロング夫妻のこの3強のおかげで、2周目からはコンコードを素通りして行く111が増加しているらしい。 ゴルスキーの小屋 ウェイン・ゴルスキー フェラルグール。戦前は自宅前に建てられた鉄塔が洗脳電波を出していると思い込み核弾頭を用意していた。 ウォールデン・ポンド ウォルター リーダー格だと思われるレイダー トウィーズ レイダー。文字が読める。封鎖された表口を出入りしているのを注意されている。 ベア レイダー。文字が読めない。 ホイップラッシュ 女性のレイダー。 [このページのトップへ] マップ北部 ジモンヤ前哨基地 ブーマー レイダーのリーダー。パワーアーマーとヌカランチャー装備。 パーソンズ州立病院 マリア ジャックに雇われた傭兵。パーソンズ州立病院を防衛している。 ロレンゾ・カボット カボット家の家長。地下奥深くに幽閉されている。 レフティ レイダーのリーダー、部下に血清を飲ませて強化している。ロレンゾを開放してさらに血清を手に入れようとしている。 サウガス製鉄所 スラッグ フォージのリーダー、ミスした仲間を粛清している武闘派。ガンナーの引き抜きにも成功している。製鉄所の設備とダンウィッチボーラ―から運び出した資材で装備を自作している。 ジェイク・フィンチ 家族に仕送りするために家宝の剣を持って家出しフォージに加入した。スラッグからは剣技を評価されている。 タフィントン・ボートハウス ラッセル・サットン サットン家の長男。薬物に溺れ、飼い牛は売るわ母親は殴るわ、と狂乱した父のビル・サットンを見限り、3人でタフィントン・ボートハウスに移住した。苦しい生活から抜けだそうと、手に入れたホロテープを頼りに戦前の薬物(これを売ってバラモンを買おうとしていた)を探しにモールデン排水路へと入ったがブラッドバグに襲われ死亡している。 メアリー・サットン タフィントン・ボートハウスで暮していた女性。ブラッドバグの攻撃を受けたようで、すでに死体。 マーガレット・サットン サットン家の長女。ビルとメアリーの娘。モールデン排水路に戦前の薬物を探しに行った、弟のラッセルが戻ってこないのを心配して様子を見に行ったが、ブラッドバグに襲われて死亡した模様。 ウエスト・エバレット私有地 ハンマー スーパーミュータントのリーダー、フィストの部下。 ナショナルガード訓練場 シェリー・ティラー ケンドラに命を狙われている人物。 [このページのトップへ] マップ西部 連邦食糧備蓄庫 レッド・トゥーレット レイダーのリーダー、タワー・トムに妹のリリーをさらわれた。 コルベガ組立工場 ジャレド レイダーのリーダー、薬で手下を集めてママ・マーフィーをさらってサイトの力を手に入れようとしている。 レギ・ブラッタリア コルベガ工場付近の廃墟に大量のラッドローチと一緒に住んでるレイダー。Level35から配置される。ガトリングレーザーかミニガンのどちらかを装備している。3のローチキングのオマージュだろうか? ワット・エレクトロニクス アシスタントマネージャー・ハンディ ビーンタウン醸造所 タワー・トム レイダーのリーダー、レッド・トゥーレットの妹のリリーを人質に連邦食糧備蓄庫の食料を奪おうとしているが誤ってリリーを殺してしまいレッドへの手紙を偽装して出している。 [このページのトップへ] マップ北東部 沿岸のコテージ レオナルド・ムーア 沿岸のコテージの近くの小屋に住む商人。 ダンウィッチ・ボーラー べドラム スクラップの輸送が止まったため派遣されたスラッグの手下のレイダー、地下で何かを見て正気を失っている。 ボブ・スタンソン フェラルグール、戦前はダンウィッチ・ボーラーの鉱員でステーション1の管理者 ジョン・ハットフィールド フェラルグール、戦前はダンウィッチ・ボーラーの鉱員でステーション2の管理者 ブラッドリー・ラモーン フェラルグール、戦前はダンウィッチ・ボーラーの鉱員でステーション3の管理者 ティム・シューツ フェラルグール、戦前はダンウィッチ・ボーラーの鉱員でステーション4の管理者 ヒューゴの穴ぐら ヒューゴ ダンウィッチ・ボーラーから逃げ出したレイダー、主人公が近づくと一発銃声がすることから自殺した直後なのだろう。 魔術美術館 サージェント・リー、ジェフェリーズ少佐、ハート上等兵 ガンナー、ウェリンガムからの依頼でデスクローの卵の輸送中にリンウッズから追ってきた親デスクローに殺害された。 ルーク・ファミリーハウス バーニー・ルーク 一人でサレムに住んでいる。自作した銃に名前を付けている。 ハブシティ自動車解体場 キャプテン・ブリジット ガンナー、ヌカランチャー装備 ルカウスキーズの缶詰工場 セオドア・コリンズ ルカウスキーズの肉詰めを売る商人、供給が追い付かず缶詰にモールラットやフェラルグールの肉を混ぜてかさ増ししている。 トレーダー・ライリー Vault81出身の商人、自拠点への勧誘が可能 リビア・ビーチ駅 シンダー レイダーのリーダー、機転の利くやり手だとレイダーの中では噂になっている。 リベルタリア ジェームス・ワイヤー レイダーのリーダー、元ミニッツメンでベッカー将軍の死後レイダーに落ちぶれた。 ガブリエル レイダーのリーダー、脱走した人造人間 識別コードはB5-92。 クループ家の館 セオドア・クループ 館の地下室で死亡しているグール。 プレップスクール ゼラー判事 レイダーのリーダー。捕らえた捕虜を拷問し相手の心が折れた所で血の契約を結ばせる事で、統制の取れた部隊を作り上げているサディスト。バンカーヒルからキャップを受け取っているがキャラバンへの襲撃をやめないのでケスラーから始末を依頼される。 イージーシティ・ダウンズ イーガー・アーニー ギャング、ロボット競馬を開いている。 アイアン・メイデン、レディ・ラブレイス ロボット競馬に出場しているアサルトロン オールド・ラスティ ロボット競馬に出場しているアイボット ボストン・ブラスター、フュージョン・フォリー ロボット競馬に出場しているMrガッツィー ティン・マン ロボット競馬に出場しているプロテクトロン [このページのトップへ] マップ南西部 WRVR放送局 アンネ・ハーグレイブス ジョージやレックスと共にラジオ劇を運営している。演劇用の裁縫師をしており、その腕を見込んで拠点に勧誘することが可能。 ロッキー洞くつ ブライアン・バージル インスティチュートから逃げ出した科学者。逃げた理由はFEVの研究に良心の呵責があったことと、実験中誤ってFEVに感染しスーパーミュータントになってしまった事である。マジソン・リーとは仲が良かった。 センチネルサイト アトムの怒り チルドレン・オブ・アトム所有のアサルトロン [このページのトップへ] マップ南東部 フェアライン・ヒル私有地 エレノア フェアライン・ヒル私有地から北東に住む商人、昔はボスコの手下だったが年のためレイダーを引退した。 ミルトン・ジェネラル病院 シンジン レイダーのリーダー、グール、二つのレイダー組織を吸収しグッドネイバー制圧を目論む。 アヴェリー シンジンの手下 ナース・ハンディ ジャマイカ・プレイン 一部の区画のみだが、拠点として使える様になる。 お宝が眠っている事で有名らしく、ココに来ると同行したコンパニオンがその旨のセリフを言う。 サル 死体。ジャマイカ・プレインの宝を手に入れるために来た元ガンナー。 カール・エバレット 死体。サルの手下。宝を手に入れたあとサルに殺されるのではないかとおびえていた。以下の4名を雇った。 ルーク・シルバーハンド 死体。雇われた人物。ハッキング担当 ケン・スタンディッシュ 死体。雇われたレイダー。偵察・ロックピック担当 ターニャ・スタンディッシュ 死体。雇われたレイダー。戦闘(小型武器)担当 ヘイドリアン 死体。雇われた人物。狙撃担当だが、ジャマイカ・プレインに来なかった。ランダムイベントで登場。 ガンナープラザ その名の通り、連邦最大のガンナーの拠点。 キャプテン・ウェス ガンナーのリーダー ライダー ガンナー、キャプテン・ウェスについては不満を持っており、部下の処遇や地下勤務であることを良く思っていないらしい。 ハイドパーク スカッター レイダーのリーダー クインシー採石所 スラウ レイダーのリーダー。グール。部下も全員グール ウィルソン・アトマトイズ工場 ビッグ・マック スーパーミュータントのリーダー クインシー跡地 クリント クインシーの虐殺の際にミニッツメンを裏切りガンナーに加入した、ユニーク武器「善意」とパワーアーマーを装備している。アーマーの下はミニッツメンの装備。 テッサ ガンナー、元レイダー、ユニークパワーアーマー右腕「テッサ・フィスト」を装備している。裏切者なのに自分より上の階級になったクリントの事を嫌っている。 ベイカー ガンナー、ヌカランチャーを装備している。 ピーボディ・ハウス ビリー・ピーボディ 子供のグール、核戦争の際に冷蔵庫に隠れ200年の間、閉じ込められていた。 マット・ピーボディ、キャロル・ピーボディ ビリーの両親。偶然にも彼らもグールになっていた。 バレット 奴隷商人、子供のグールであるビリーを狙っている。ビリーを売ることを拒むとガンナーを雇って脅しをかける。 ポセイドン・エネルギー カティー レイダーのリーダー。それなりに広い工場を占拠したが地下から湧いてくるマイアラークに苦労していたらしい。 FMSノーザンスターの残骸 ラッグス レイダーのリーダー、グール、音声のみ訳されていないがこれはノルウェー語のため。おそらくグール化したFMSノーザンスターの船員たち。 スペクタクル・アイランド ランディ 入植者、死んでいる。 [このページのトップへ] ボストン近郊 フラターナルポスト115 デッドアイ スーパーミュータントのリーダー、両目眼帯 ケンブリッジポリマー研究所 モリー Ms.ナニー、中断したプロジェクト完成のために、研究員を募集している。 責任者 フェラルグール、戦前の研究所の責任者、強制残業プログラムで研究者たちに新型パワーアーマーの開発を急がせ軍の救助対象に研究所を入れようとした。が研究者たちの賛同を得られず内部で惨劇が起きた様子。 グリーンテック遺伝学研究所 K1-98 ガンナーに囚われコ―サーにも狙われている脱走人造人間、人間としての名前はジェニー。 BADTFL地方事務所 スパルタ 食料確保のために派遣されたタワー・トムの手下のレイダー。 USSコンスティチューション アイアンサイズ船長 セントリーボット。座礁したUSSコンスティチューションで航海に出るために主人公に協力を頼む。 甲板長ボースン Mr.ガッツィー。腕のパーツが全て欠損している為、ケーブルの修理を主人公に依頼する。 航海士 Mr.ガッツィー。出航の為の修理を主人公に依頼する。誤訳で航海士君になっているため初見の日本プレイヤーの笑いを誘ってくる。 見張り Mr.ガッツィー。コンスティチューションの周りを哨戒している。外装パーツが損傷している。 一等航海士 警察仕様のプロテクトロン マンディ・スタイルズ コンスティチューションの部品を狙っているスカベンジャーのリーダー。 デイビス スカベンジャーの副リーダー。 バックストリート・アパレル クラッチ レイダーのリーダー ハードウェア・タウン デモ レイダーのリーダー、変装した手下を使って誘き寄せた人を襲っている。 チャールズビュー野外劇場 ブラザー・トーマス コミュニティのピラーの教祖 宣教師 コミュニティのピラーの宣教師 イニシエイト 総称、コミュニティのピラーの信者達 ボストン公共図書館 ギブンズ館長、ダーレン 図書館内のデータを持ち出そうとしていたがスーパーミュータントに殺された。 Vault 114 ニック・バレンタイン コンパニオン。人造人間の探偵、ダイヤモンドシティの人々に受け容れられているハードボイルドな男。 スキニー・マローン ギャングのリーダー。 ダーラ マローンの愛人、ニックが探していた家出娘。 ディノ マローンの手下、マローンとのカードゲームでイカサマをしていたらしくニックにかまをかけられ慌ててVaultから去ろうとする。 トリニティ・タワー ストロング コンパニオン。スーパーミュータント。フィストの手下だったがレックスからシェイクスピアの『マクベス』を教えられた事で、『人間の心のミルク』を探すために主人公についていこうとする。 レックス・グッドマン 俳優。スーパーミュータント達にシェイクスピアの戯曲を教えて人の心を教え込もうとしたが檻に閉じ込められ無線で助けを呼んでいる。 フィスト スーパーミュータントのリーダー、ストロングとレックスを檻に閉じ込め無線を聞いて助けに来た人を襲っている。 ピックマン・ギャラリー ピックマン 死体でアートを作るシリアルキラー。 スラブ レイダーのリーダー。仲間がピックマンの作品にされてしまい、敵討ちに来た。 スワンの池 スワン ベヒモス、スワンの池の真ん中で丸まっている。スワンボートを防具にしている。本名エドガー・スワン、なんらかの実験の被検体になってしまった。 キャス 死体、メモを持っている。 ボストンコモン ツアーボット プロテクトロン、フリーダムトレイルについて解説してくれる。 ファニエル・ホール マーティー・ブルフィンチ ニックの元相棒。宝の手がかりを探しファニエル・ホールを攻略しようとするもスーパーミュータントに殺された。内部を突破し屋根までは登っているので善戦はした模様。 オパル ファニエル・ホールから南、35コートの裏手の階段にいる武器商人。 コンバットゾーン 闘技場兼酒場、レイダーの一団に占拠されている。 ケイト コンパニオン、コンバットゾーンのファイター。奴隷だったがコンバットゾーンの閉鎖に伴い開放される。 トミー・ロネガン コンバットゾーンの興行主、グール。コンバットゾーンで商売が出来なくなったためケイトを開放する。SRBの情報提供者。 D.B.テクニカルハイスクール DBはドン・ボスコの頭文字。実在した高校がモデルになっている。 ボスコ レイダーのリーダー、ユニーク防具「マスコット頭部」を装備している。バックストリート・アパレルでワイルドモングレルに腕を噛まれたのが原因で狂犬病にかかったらしい。 シャムロック酒場 ガフ レイダーのリーダー バディー ドリンクバー機能付きに改造されたプロテクトロン型の機体 ドニー・コワルスキー 裏手にいる少年、潜水艦を怪物だと思っている。 長江 中国軍の原子力潜水艦。核攻撃の為に来ていたが、機雷に当たり動けなくなった。 ザオ艦長 グール、潜水艦「長江-31」の船長で中国軍兵士、フェラルグール化した部下を殺せずにいる。 一等航海士 フェラルグール化したザオの部下 乗組員 フェラルグール化したザオの部下 アンドリュー駅 チャンサー レイダーのリーダー、奥のサウスボストンの闇酒場にいる。 エディー・ウィンター 戦前の犯罪者、戦争前に放射能実験の実験体になり自らグールになる。ニックの記憶元の警官の恋人を殺した。 [このページのトップへ] その他 男性主人公(ネイト) かつては第二大隊第108歩兵連隊に所属していた退役軍人。現在の職業はエンジニア。年齢は恐らく30代後半。静かで落ち着いた性格だが、酔っ払うと何か変な事を言うようになる。行けぇ兄弟・・・ 女性主人公(ノーラ) ネイトの妻で、職業は弁護士。デフォルトの顔が本作屈指の美人で、年齢は推定20代後半。優しいおねーさんな性格だが、酔っ払うと笑い上戸のアッパラパーに・・・ サラ ケロッグの妻、故人 メアリー ケロッグの娘、故人 パーカー・クイン キャップ廃絶のためにクレジットカードを売っている男。この、アホが。 スマイリング・ケイト シンジンの手下、シルバーシュラウドを狩りに来た。 ノーシ― シンジンの手下、シルバーシュラウドを恐れボディーガードを雇った。 ケンドラ 殺し屋。 エイリアン 敵NPC、UFO落下イベント後、オバーランド駅から東の洞窟に現れる。エイリアンブラスター装備 ゲイブ神父 敵NPC、ケンダル病院近くのユニオンホープカテドラルにいるグール、元ネタはウォーキングデッドに登場する神父、ゲイブリエル。 ラッキー・テイタム、ビッグ・モード、スティービー・ブキャナン、タミ―・マック、ザ・ブルーザー、キャプテン・サリー 人造人間狩りをしているレイダー集団、L&Lギャングのメンバー。 ダンドゥ レイダー、ヘスター・ロボティクスの南西、ショー・ハイスクールの南東の丁度交点辺りのビルにいる。 ルビー、シャグ ダンドゥに飼われている二匹の犬。 トリッシュ マロースキーの手下のグール。 ベサニー グールの女性医師、アークジェットの西にある放射能汚染のひどい小屋で暮らしている。 ランダムイベント アート 偽物に狙われている アート 人造人間、本物と入れ替わろうとしている フレッド、アンジー ジュールズと旅をしていたが人造人間であることを知り殺そうしている。 ジュールズ 脱走した人造人間、人造人間であることを数週間共に旅をしていたフレッドとアンジーに打ち明けた。 スクラップ・ラット 敵NPC、スカベンジャーの一団のリーダー プレストン・ガービー プレストン・ガービーの名を騙る偽物。ミニッツメンへの募金という形で詐欺を働いている。 マイキ―、モス サンドイッチの話題で話し合っている入植者 カット 子供の商人 ガス セントリ―ボット、カットの護衛 ネス スカイレーン社の違法取引についての情報を持っていて、墜落した飛行機を専門にあさっている。 ソーニャMk2 アイボット、メルが壊れたソーニャを改修した機体 Mr.ドノヒュー、Mrs.ドノヒュー、Mr.パーカー、Mrs.パーカー、Mr.サムナー サンクチュアリの戦前の住人。爆弾が落ちた際にVault111に入れずにフェラルグールと化してしまった。 傷ついた犬 手当てすると名前を付けることができる ジーン 犬売り ケリー バラモン売り アブサロム 敵NPC グルール 敵NPC、コック帽をかぶった料理人。グルールの買い物リストを持っている。 マンタマン ハブリス・コミック社のマンガの登場人物であるマンタマンのコスプレをしている男。 スクライブ 元BOSスクライブの旅人、拠点に勧誘可能 スタッシュ 薬の商人。2度目の遭遇時はサイモンの薬物問題について語り、3度目の遭遇時は死体。 レクサ スタッシュの護衛。3度目の遭遇時にはいない。 サイモン スタッシュの護衛。スタッシュの死体を発見後はレイダーとして登場。 マック 酒場の経営者 ティモシー バンカーヒルを探している、人造人間。 広告用アイボット ケンブリッジポリマー研究所の求人広告を宣伝している クリントン、シャーリー 親子で旅している。 [このページのトップへ]
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「じゃあ俺もう寝るから。」 節穴がそういうと、天使は頷きわずかな沈黙のあと通話が終了した。 節穴はいつもこの瞬間に世界中のすべての重力が自分の元にのしかかる感覚を覚える。心地よかった。 節穴は満たされたような、そうでないような、何とも言い難い不思議な気持ちのまま眠りに落ちた。 心の苦しみ 失恋があった。 とても苦しかった。 とても辛かった。 すべてがどうでもよかった。 そう思えばもっと楽になれるはずだった。 でも楽になれなかった。 だから人と話した。 だから人と触れ合った。 そうやってごまかした。 そうやって自分の気持ちをごまかした。 そうやって自分の苦しみをごまかした。 いつの間にか笑えるようになっていた。 いつの間にか冗談も言えるようになっていた。 いつの間にか、その相手が特定の一人になっていた。 それが天使だった。 彼女と話しているとすべてから開放された気になった。 もっと彼女と話して、彼女のことをよく知りたかった。 だからたくさんの人に相談した。いろんな意見を聞いた。 (彼女に触れて童貞を捨てたい) 夢の中でそう思ったのか、実際にそう呟いたのか、節穴には判断がつかなかった。 しかしどちらにしろ目が覚めた事は事実で、いつもの現実が目の前に広がったのがこの瞬間だった。 そしていつものように節穴は仕事へ行く。 季節はすでに夏が始まろうとしていた。 ANGEL ATTACKへ
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◇◆◇◆◇ 心の在り処 ◇◆◇◆◇ この世界は、分からないことだらけだ。 なぜ、宇宙が存在するのか。なぜ、惑星が存在するのか。 そして、なぜ、生命が存在するのか。 私に未来予知の能力は無い。 だが、これだけは分かる。 この実験は、この世界の“何か”を掴むきっかけになりえる、と。 私の直感が、そう、告げている。 ▼ あらすじ Kh歴1300年台初頭、グロース大陸を中心に特殊能力を持つ人間が現れ始めた。 1330年の帝国研究所による発表では、大陸にはおよそ1000人の特殊能力者が居るとしている。 それに対し、大陸全土の人口はおよそ150万人。 これは、世界にごくわずかしか存在しない特殊能力者達の軌跡を描いた物語である。 ▼ 目次 Ⅰ.歯車編用語解説【先導人】 登場人物レジェール・グラン ヴァルム レヴォルテ・ルント ヴァーンズ・リーブル ゼルトゥーザ ヘーニル シャルフ Ⅰ.歯車編 用語解説 【先導人】 今回のようなヒェイン~トリル山岳横断ルートなど、危険を伴う場所を通るには、“先導者”という資格を持った人間と共に通る必要がある。 この資格を得るには、国家試験に受かる必要がある。 たいていの先導者は、馬車・客車・荷車を用いて一定期間ごとに街を往復する“先導人”という職業に就く。グランも、その先導人の一人である。 登場人物 レジェール・グラン ヒェイン~トリル山岳横断ルートを専門とする、先導人。歳は20代前半。 ヴァルム 商人。 レヴォルテ・ルント 帝国直轄の騎士団員。現在はトリル支部の所属だ。 帝国主催の剣技大会では、ベスト8入りを果たしているほどの剣豪。 ヴァーンズ・リーブル 10歳前後の少女。 祖父母に会うため、トリルへ一人で旅をしている。 ゼルトゥーザ 初老。とある研究所で動物に関する研究をしているらしい。 ヘーニル 40代後半。とある会社の支店長をしている。 シャルフ 30代後半。ヘーニルの秘書をしている。 ◇◆◇◆◇ ◇◆◇◆◇ ◇◆◇◆◇ ◇◆◇◆◇
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ヴォストルージア 国家 迅鯨 Союз Бостолоссйя Социалистических Республик (投稿者:迅鯨) 概要 ルージア大陸東部に位置する社会主義国。三十年前の革命によって旧ヴォストラビア帝政を打倒し、その後六年に及んだ内戦を経て成立。 理想と現実の乖離が著しい労働者のユートピア。 成立当初は世界的な革命の波及を懸念した周辺諸国による内戦への軍事介入が行われたため、現在でも周辺国に対する不信感が強い。 国際社会に復帰し影響力を確保するために共同戦線に加わるが、北国であるためGの活動はそれほど活発なものではなく他国に比べ危機感は薄くそのためG掃討にはそれほど積極的ではない。 党主導の呵責無き強引な計画経済によってここ二十年の間に急速に工業力の拡大に成功し、遠からず五大国に比する大国に成長すると目されている。 だが国内的に様々な矛盾を抱えており、十年ほど前に比べればマシにはなっているものの依然として安定しているとは言い難く、今だ多くの紛争の火種が燻っている。また中央でも独裁政権の下、為政者たちが水面下で暗闘を繰り広げている。 国家元首が現在のスタリーナ書記長に代わってからは、大規模かつ無差別な粛清が行われるに及んである程度の一体性が維持されるが、同時に多くの優秀な人間が処刑され、軍をはじめとして国の各機関に様々な混乱を及ぼした。 軍事技術は大粛清の影響で開発が滞りほかの主要参戦国の後塵を拝しているものの、豊富な人的資源と工業力を活かした物量戦は十分に戦力足りえる。現在技術的な遅れを取り戻すべく他国から積極的に技術導入を進めている。 軍は陸海空の三軍と空挺軍があり、このほか軍とは異なる指揮系統を持つ内務人民委員会の管轄下に置かれた国内軍と国境軍がある。 近年行われた大粛清により軍の将校のうちの約半数が粛清された。 尚同国製の兵器群は基本的に寒冷地仕様であるため、低緯度地域で運用する場合にはそれなりの対策が必要となる。 瑛語表記 Union of Vostolussija Socialist Republics 楼蘭語表記 防征都瑠西亜社會主義共和國聯邦(防聯) 国家元首 ヨシュワ・V・スタリーナ書記長 首都 クラスヌイ・オクチャブルスク 公用語 ヴォストラビア語 通貨 コーブル、ルペイカ(1コーブル=100ルペイカ) モデル ソ連 人物 軍人 キセノン・ラサドキン大佐 技術者 セルゲイ・ツィオルコフスキー 所属・出身メード 地上軍 チカチル レゲンダ ククーシュカ グラーチュ 空軍 アーンギル 内務人民委員会 ベルジージュ -政治将校 企業 カシリン クラコフ機関車工場設計局 サトゥルン ザリンスキー設計局 シャムロフスキー シュベツォフ設計局 第200中央設計局(TsKb200) 関連項目 内務人民委員会 アルザバス16 エメリンスキー旅団
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バサ・・・バァサ・・・バァサ・・・ やがて10分程もそうして翼を動かし続けていると、突然体が軽くなったかのような感覚が全身を駆け巡っていく。 効率のよい羽ばたき方が体でわかってきたのか、翼や筋肉の疲れ方も先程に比べると大分楽になったようだ。 「こ、こんな感じかな?」 「そうだ。だが、空を飛んでいる間中ずっと羽ばたいている必要はないぞ。風を利用して、緩やかに飛ぶのだ」 彼女はそう言うと、僕の上達振りに満足したのか相変わらずたどたどしい歩き方で僕の方へと近付いてきた。 そしておもむろに僕の肩口の毛を両手で引っ張りながら、彼女が何やらウンウンと唸り始める。 どうかしたのだろうか? 「全く・・・人間とは思ったよりも随分と不便なものなのだな・・・尾が無くては、歩きにくくて仕方がない」 だがその全く予想だにしていなかった彼女の愚痴を聞いて、つい笑いを堪えられずに噴き出してしまう。 「ぷ・・・あ、あははははは・・・」 「な、何がおかしい!早く身を沈めるのだ。ただでさえ不慣れだというのに、これでは高くて登れぬではないか」 「あ、ああ・・・ごめん・・・」 顔を膨らませて怒った彼女にそう言われ、僕は含み笑いを噛み殺したまま静かに地面の上へと身を伏せていた。 竜の姿だった時はそうでもなかったが、彼女が人間の体になった途端に感情が見えやすくなったような気がする。 それは正に、表情豊かな人間の人間たる所以であるとも言えるかも知れない。 そして彼女がそう言ったということは、僕が彼女に乗るときも彼女が身を低めてくれていたということになる。 やはり強気で勝気な雌を演じはしていても、自らの伴侶と決めた人間には密かに身を尽くす性格なのだろう。 「ふふふ・・・」 「まだ、私を嗤っているのか?」 もぞもぞというくすぐったい感覚を残して背の上に攀じ登った彼女が、何処かムッとした様子でそう訊いてくる。 「いや・・・やっぱり、僕の目に狂いはなかったなぁって思ってさ・・・」 「何のことだ?」 「ん・・・何でもない」 僕はそう言いながら大きく翼を広げると、力強く大地を蹴って宵闇の空へと飛び上がっていた。 「わぁ・・・」 初めて自分の翼で空を飛んだその時の光景を、僕は恐らく生涯忘れることはできないだろう。 月の無い真っ暗な闇夜の中に、町中のあちこちで焚かれた篝火の明かりが点々と輝いていた。 上空を吹く風が穏やかに首筋を吹き抜けていき、手足や長い尾の先にまで心地よい感触を送り込んでくる。 彼女の言ったように一旦空高くまで飛び上がってしまいさえすれば、翼を広げたままなだらかに滑空することも意外と簡単にできることらしい。 「どう?僕、上手く飛べてる?」 だが背後にいるであろう彼女にそう声を掛けてみても、何故か一向に返事が帰ってくる様子はない。 そして不思議に思って長い首をクルリと後ろに振り向けてみると、彼女が渾身の力を込めて僕の鬣を掴んだまま必死に顔を伏せていた。 「どうしたの?」 「は、早く・・・降ろしてくれ」 どうやらこの余りの高さに、酷く怯えているようだ。 取り敢えず、すぐに何処かに降りるとしよう。 僕はキョロキョロと辺りを見回して民家の少ない養成所の塀の陰へと静かに舞い降りると、力の抜けた彼女をそっと地面の上に降ろしてやった。 「はぁ・・・はぁ・・・」 その苦しげに荒い息をつく彼女の様子に、何か僕に落ち度でもあったのかと不安になってしまう。 「だ、大丈夫・・・?」 「あ、ああ・・・だが、翼も持たずに空を飛ぶというのは・・・かくも恐ろしいことなのだな・・・」 そしてそう言った彼女の目頭には、何かキラリと輝くものが滲み出していた。 尾も、翼も、そして巨大な体さえも・・・竜として誇れるものを一瞬にして全て失ってしまった彼女にとって、非力な人間の姿でかつての自分に身を預けるのは大変な苦悩を伴うものなのだろう。 「ねえ・・・今日はもう、厩舎に戻ろうよ。こんな所で泣いてたら、風邪をひいちゃうよ・・・?」 泣いていることは隠していたつもりなのかそれを聞くと彼女はキッと僕を睨み付けたものの、そのまま何も言わずに僕の腕の毛を引っ張って厩舎の方へと歩き始めていた。 やがて人目に付かぬよう厩舎の自分の部屋にまで戻ってくると、僕はゆったりとした長い息を吐きながら藁の地面の上に身を伏せた。 その僕の腹に寄り掛かるようにして、彼女が相変わらず俯いたまま遠慮がちに背を預けてくる。 事情を知らぬ者が傍から見れば、どう見てもいつもの僕と彼女にしか見えないに違いない。 だが彼女は、あれから一言も言葉を発しようとはしなかった。 これまでできていたことが突然全て失われてしまったという現実を、本当は彼女自身も上手く受け止め切れていないのかも知れない。 「ねぇ、寒くない・・・?」 「ああ・・・」 ようやくその問いに答えてくれたものの、やはりその声にはいつもの彼女らしい覇気は全く感じられなかった。 「これからどうしようか・・・?」 「上手く、考えが纏まらぬのだ。人間のことなど知り尽していたつもりだったが、いざこうなって見ると・・・」 そう言って少しだけ僕の方へと傾けられた彼女の顔に、深い不安の色が見え隠れしている。 「心配しないで・・・どうしてこうなったのかはわからないけど、あなたのことは僕が絶対に護るから・・・」 「フン・・・人間にそんな気休めを言われるとは・・・立場が逆なら、お前を張り倒してやりたいところだ」 「そんな・・・僕はそんなつもりじゃ・・・」 だが余計に機嫌を損ねてしまったのかプイッと顔を背けてしまった彼女を宥めようと慌てて声を掛けると、1度は向こうを向いたはずの彼女の顔が少しだけこちらに戻ってきた。 「わかっている・・・それに私は、お前が傍にいるお陰で辛うじて大声で泣き喚かずに済んでいるのだからな」 それはもしかしたら、危うく崩れ落ちそうな心の堤防から零れた彼女の本心だったのかも知れない。 そして目の周りを2、3度ゴシゴシと腕で擦ると、彼女が仰向けになった僕の腹の上へと攀じ登ってくる。 「さあ・・・今夜はもう寝るとしよう」 「もう気分は落ち着いたの?」 「多少はな・・・それにお前が熟睡していた自分の腹の寝心地とやらに、私自身も些か興味があるのだ」 彼女はそう言うと、大きな僕の腹の上に突っ伏してあっという間に眠りについてしまった。 組んだ両腕の上に顎を乗せて心地良さそうに目を閉じているその様子に、身を伏して眠っている青き巨竜の姿が重なって見えてくる。 そんな突然小さな人間の体に押し込められてしまった彼女が何とも不憫で、僕はどうしてもこの雌竜の心を宿した若者を護ってやらなくてはと心に決めて夢の世界の彼女を追い掛けていった。 やがて翌朝になって目が覚めると、僕の腹の上で眠っていたはずの彼女が忽然と姿を消していた。 一体何処へ行ったのだろうか・・・? だが微かな不安を胸に厩舎の外に出てみると、次々と空に飛び出していく他の竜騎士達を切なげな視線で見送りながら入口横の壁に寄り掛かっていた彼女の姿が目に入る。 「おはよう。どうしたの・・・?」 そしてそう声を掛けると、彼女が小さく俯いたまま弱々しい声を絞り出した。 「あ、ああ、お前か・・・お前は今、その強大な竜の力を手に入れて一体何を思っているのだ?」 「何をって・・・素直に嬉しいよ。でもあなたがそうして悩んでる姿を見るのは・・・僕も何だか辛いんだ」 「そうか・・・では、何処か遠くへ行くとしよう。ここで他の竜達を眺めているのは・・・少しばかり胸が痛い」 そう言った彼女の望みを察すると、僕は眼前の小さな人間の前に低く身を伏せていた。 「何だ、お前も随分と気が利くようになったではないか」 「へへへ・・・まあね。それに今度は、あなたが怖がらないようにちゃんとゆっくり飛ぶからさ」 「言うな。もう・・・お前に情けない姿は見せぬからな」 そう言いながら彼女がいそいそと体毛に覆われた大きな背中に攀じ登ってくると、僕は小高い山のある東の方角目指して大地を離れていた。 領土の四方を残らず高い城壁に囲まれているこの国でも、東側には遠征の頃の自然が色濃く残っている。 その未開の山野が広がる地域には人間達の住居がほとんど存在せず、代わりに巡回を兼ねた竜騎士達の静かな憩いの場となっていた。 だが近頃は周辺の蛮族達にも特に目立った動きが見られないため、かつてはちらほらと見掛けられた竜騎士達の姿も随分珍しくなってしまったのだという。 人目を忍んでゆっくりと落ち着きたいという彼女の希望を満たすには、正に打ってつけの場所だと言えるだろう。 「この辺りは・・・20年前と何も変わっておらぬのだな」 「前に来たことがあるの?」 僕がそう言うと、彼女は懐かしげに眼下の風景を見下ろしながら答えてくれた。 「当然だろう?この深い山の中でも、私はあの男とともに大勢の蛮族どもと戦ったのだぞ」 「そっか・・・あなたは、この国の発展の歴史を全部見てきたんだものね」 「それだけではない。ここらの地域が平定された後も、私達はしばしばこの場所を訪れたのだ」 そんな彼女の指先が、すっと山の中腹に広がっていた森を真っ直ぐに指し示す。 「あの森の真ん中に、私達がよく通っていた小さな洞窟がある」 「じゃあ、そこへ行こう」 かつての主人との楽しい思い出を想起したのか、彼女の声に少しばかり明るさが戻ってきたような気がする。 そして彼女がしっかりとその青い鬣を掴んでいるのを確認すると、僕は大きく翼を広げたまま森の切れ間から覗く洞窟目掛けて滑空していった。 しばらくして目的の洞窟の前にフワリと着地すると、彼女が幾分慣れた様子で僕の背中から滑り降りていた。 そして薄暗い闇に覆われた洞窟の中へ、ゆっくりと足を踏み入れていく。 その後を追って僕も暗がりの奥へと恐る恐る進んでいくと、やがてその奥に天井の隙間から陽光の差し込む小さな広場が見えてきていた。 「何とも懐かしい・・・この幻想的な光明・・・立ち込めるひんやりとした空気・・・何もかもあの頃と同じだ」 「ここで、一体何をしてたの?」 「フフ・・・知りたいか・・・?」 そう言った彼女の顔に、心なしか妖しげな笑みが浮かぶ。 元が自分の顔なだけに何だか不思議な気分ではあったものの、僕はそれを見てここで繰り広げられていたであろう光景を脳裏に思い浮かべていた。 「何だ、その興味ありげな顔は?」 「え・・・?わかるの?」 「フン・・・お前の考えていることなど簡単に読み取れるわ。私は、そんな色気にのぼせた顔などせぬからな」 どうやら彼女は、比較的表情に乏しい竜の顔を見ただけでもその感情を読み取れてしまうらしい。 まあ、無言で意思の疎通ができるというのはいいことなのかも知れない。 「それじゃあ・・・」 そして試しに硬い岩で覆われた地面の上へと仰向けに寝そべると、僕は初めて自分の股間に花開いた真っ赤な秘所を彼女によく見えるように指で押し広げてみた。 「や、止めぬか!お前の誘いには応じてやるから、勝手に私の体を弄ぶでない!」 思った以上の効果だ。 まあ、こんなふうに眼前で自分の痴態を見せつけられたら、きっと僕も冷静さを保ってはいられないに違いない。 やがてチュプッという音とともに指先が粘っこい愛液の糸を引いて秘所から離れると、彼女がようやく観念したかのように自分の服を脱ぎ始めていた。 そしてその股間から我ながら情けない小さな雄が顔を覗かせると、彼女の不思議そうな視線がそちらに集中する。 「フン・・・こんな小さなモノで、一体どうやって雌を満足させるというのか甚だ疑問だな」 「う・・・そ、それは・・・」 だがその仕返しに僕が顔を歪めたのを見て取って、彼女がしてやったりというずる賢い笑みを浮かべていた。 「まぁ、それはさておきだ・・・この機会に、人の身のまぐわいというものを知っておくのも悪くはないな」 やがてそう言いながら、彼女が微塵も臆することなく僕のもとへと近付いてくる。 彼女は本心からそう思っているのだろうか、その股間に小さくぶら下がっていたはずの人間のペニスは、何時の間にか体内に湧き上がる興奮に正直過ぎる程の屹立を保って僕の眼前へと突き付けられていた。 そして僕の下腹部に走った熱い割れ目を片手でクイッと押し開くと、彼女がもう一方の手に握った自らの怒張をゆっくりとその中へ押し入れてくる。 ズ・・・ジュブ・・・ジュルル・・・ 「ん・・・うぐ・・・ぅ・・・」 だがその瞬間、彼女の体が僕の膣から流し込まれた凄まじい快感にビクンと跳ね上がっていた。 な、何という心地よさなのだ・・・ これまで雄の精を搾り取る一方だったはずの雌雄の行為に初めて感じた、倒錯的で屈辱的な快楽の嵐。 妖しく蠢く自らの膣に突き入れた敏感な肉棒がグチュグチュという柔肉の荒波に弄ばれる度、思考という思考がまるで背筋に高圧電流を流し込まれたかのような甘い刺激によって蹂躙されていく。 グブ・・・ズチュ・・・グジュル・・・ 「くっあ・・・うああ・・・」 「だ、大丈夫・・・?」 私のモノにこれだけの快感を叩き込みながらも、恐らく彼はほとんど何の刺激も受けてはいないのに違いない。 この青い体毛の内に秘めた暴虐の器官は、雄を搾り尽くすためだけに備わった私の唯一無二の武器なのだ。 そんな強敵にいくら貧弱な人間の肉棒で立ち向かってみたところで、何も出来ぬままいいように嬲り回されるだけなのは最初からわかり切っていたことのはずだった。 「うぬ・・・な、何だ・・・この感覚は・・・?」 やがて一頻り僕の中でペニスをしゃぶり上げられると、彼女が不意に何かの予兆を感じ取っていた。 竜としての本能的な矜持に支えられながら必死に堪えていたそれ・・・雌に対する屈服の証である射精の瞬間が、薄皮を剥ぐようにして少しずつ削り取られていく彼女の忍耐力の陰で今か今かと傑出の時を待ち詫びている。 そしてそんな眼前で悶える自分の姿を無表情に眺めながら、僕はほとんど無意識の内に呑み込んだ肉棒を思い切り咀嚼していた。 ズズリュッ・・・ジュブジュブジュブブ・・・! 「ぐ・・・かはっ・・・あああっ・・・!」 その瞬間、彼女が息の詰まるような声を上げながら僕の中に大量の熱い飛沫を噴き上げた。 ビュビュ~~~ビュルル・・・ 鈍くくぐもったその音とともに、熱くて粘り気のある精の感触があっという間に下腹部の辺りへと溜まっていく。 彼女は昨夜の僕がそうであったように、射精が止まるまでの間ずっと僕の腹の上で細かく身を震わせ続けていた。 「は・・・ぁ・・・こ、これ程とは・・・私の前に無様な醜態を晒す雄の気分が、少しはわかった気がするぞ」 「でも自分が目の前で気持ち良さそうに喘いでるのを見るのって、何だか変な気分だったよ」 「フ、フン・・・その割には、随分と容赦なく搾ってくれたではないか」 そしてそう言うと、彼女が照れ隠しのつもりなのかあからさまな不機嫌さを装って僕からふいっと顔を背ける。 「ちょっとした、昨日のお返しさ。だからもし僕達の体が元に戻ることがあったら、この次は少し手加減してよ」 「元に戻ることがあったら・・・か。まぁ、考えておくとしよう」 だがそうしてお互いの信頼関係を確認しながら何気なく洞窟の入口へと目を向けてみると、僕は何やら遠くに見える西の空がおかしな色で染まっていることに気が付いていた。 「ね、ねぇ、あれ見て・・・何だろう?」 その問いにつられるようにして僕の視線を追った彼女の口から、おもむろに緊迫した声が漏れ聞こえてくる。 「あれは・・・竜騎士達の召集の狼煙ではないか?赤と青と白・・・どうやら、私達も呼ばれているようだぞ」 狼煙・・・? そう言われれば確かに、混沌と曇った空の下には養成所の辺りから立ち昇る3色の煙のようなものが見えていた。 3つの部隊が同時に呼ばれたということは、もしかしたらかなり大きな任務が言い渡されるのかも知れない。 「それじゃあすぐに養成所に戻らないと!ほら、早く服を着て!」 そして少しばかり慌てながらそう叫ぶと、彼女が地面の上に脱いであった服を羽織りながら大急ぎで僕の背中の上へと攀じ登ってくる。 「準備はよいぞ!」 「よし、行くよ!」 やがて彼女とそんな短い会話を交わすと、僕は勢いよく洞窟を飛び出して西の方角へと翼を羽ばたいていた。 養成所へと向かう道中では、僕達と同じように狼煙を見て招集に気が付いたのであろう他の竜騎士達が続々と集まってきている様子が目に入った。 国のほぼ中央に位置する養成所から上げられた狼煙は、山陰や建物の中にでもいない限りは国中の何処からでも見ることができる。 故にこの僕も小さな頃から幾度となく狼煙の上がる様子を見てきたものだが、それでも大抵は1部隊、多くても2部隊の竜騎士達が呼ばれれば十分に大事だったと言っていいだろう。 「何かあったのかな?」 「わからぬ・・・だが少なくともここしばらくは、特に大きな召集が掛かったことはないはずだ」 大勢の竜と人間が入り乱れるその物々しさに何となく一抹の不安を抱きながらも養成所に帰り着くと、僕は数十組の竜騎士達が整然と並んでいる厩舎の前の広場へと降りていった。 やがてその場にいた全員が地面の上に降り立つと、僕が竜騎士の試験を受けに来た時に姿を見せたあの教官が広場の前方に置かれていた小さな壇上へと上っていく。 そして壇上に上り切った教官がしんと静まり返った頼もしい竜騎士部隊を満足げに見回すと、いよいよ彼の口から僕にとって初めての任務が声高らかに伝えられていた。 「急な招集に応じてもらって済まない。ここ最近、武装した大勢の蛮族達が南方の森で不穏な動きを見せている」 南方の森・・・ということは、僕の家のすぐ近くに違いない。 「あの森は、南の城壁が造られてから長い間平穏を保ってきた場所だ」 僕の背に乗っていた彼女が、それを聞いて不意にピクリと小さく体を揺らす。 あの森で最愛の人間との悲しい別れを経験した彼女のことだ。 それも、無理の無い反応だと言えるだろう。 「それだけに、蛮族達が密かにこのサルナークへの侵略の力を蓄えている可能性がある」 力強い声で教官がそこまで言うと、列の前方にいた何人かの竜騎士達が小さく頷いていた。 つまり、蛮族達による大規模な侵略が始まる前に彼らを叩こうというのだろう。 同時に3つもの部隊が招集されたのは、敵の戦力が分からない故の保険の意味合いを兼ねていたわけだ。 「だが勘違いするな。これは遠征ではなく、侵略への牽制だ。だから、無理に彼らの長を深追いする必要はない」 「賢明な判断だな・・・」 その教官の声に呼応するように、彼女が突然小声でそう呟いていた。 20年余りの月日が流れ、僕という新たな伴侶を見出した今になっても、やはり彼女の心の奥底には目の前で失ってしまったかつての男の幻影が消えずにこびり付いているのだろう。 「では、健闘を祈る!美味い夕食を作って待っているから、全員、無事に帰ってくるのだぞ!」 やがて何処か間の抜けた感があるその教官の激励の言葉を受けて、飛翔の時を待ち侘びていた大勢の竜騎士達が一斉に空へと飛び上がっていった。 色取り取りの竜を駆る竜騎士達と南の国境を目指す間、僕は頻りに彼女の様子を気にしていた。 彼女にとっての最後の戦い・・・その忌まわしい記憶の元へ今度は人間として赴こうとしているその胸中は、僕なんかにはとても推し測れないくらいに複雑で暗澹としたものなのかも知れない。 だが僕が背後を振り向くたびに終始物憂げな表情を浮かべていた彼女も、やがて高い城壁の先にある森の様子が見えてくると真っ直ぐにその顔を上げていた。 微かな曇り空の下に広がる深緑の絨毯・・・その切れ間のそこかしこから、成る程確かに幾人もの蛮族達が原始的な武器を手に集まり騒いでいる様子が窺える。 これだけの大所帯で駆け付けたのだから、彼らの方も竜騎士達の接近には当然気付いているに違いない。 その証拠に僕達が国境を越えて森の手前まで近付くと、薄暗い木々の回廊の中から大勢の蛮族達が大声を上げながら飛び出してきていた。 何処からともなく漂ってきてはフワリと鼻を突く、懐かしい戦場の匂い。 蛮族達を相手に縦横無尽に駆け回ったあの頃の感覚が、人の身となった今でも記憶の底に色濃く残っている。 そして眼前に現れた倒すべき敵に意識を集中すると、私は自らの鬣をきつく握ったまま彼に声を掛けた。 「気を付けるのだ。原始的な武器しか持たぬとは言え、彼らも昔と違って竜騎士達と戦い慣れているからな」 だがそう言った次の瞬間、突然ヒュンという音とともに1本の木の矢が私と彼の首筋を掠めて飛んで行く。 「わっ!」 私も彼も反射的に身を捩ったお陰で助かったとはいえ、このまま空中にいては彼らの弓のよい的になるだろう。 「このままでは危険だ!早く地上に!」 「で、でも、そんなことしたらもっと危険じゃないの?」 「地上での混戦になれば、彼らも同士討ちを恐れて弓は使わぬようになるのだ」 他の竜騎士達もそれを知っているのか、周囲にいた誰もが敢えて敵群の真ん中へと勢いよく突っ込んでいく。 「さぁ、彼らに続くぞ!」 「う、うん、わかった!」 その言葉に彼もようやく納得したのか、地上へと滑空するべく我ながら凛々しい青の翼がバサリという音とともに大きく左右へと広げられていた。 次々と大地に向かって滑り降りていく竜の群れに、蛮族達から放たれた激しい矢の雨が襲い掛かっていく。 ドスッブスブスッ 「うわああああ!」 「ガッ・・・アア・・・」 その空を飛び交う無数の殺意の塊を前にしてある者は不運にも滑空の途中で射止められ、またある者は急所を打ち抜かれて絶命した竜とともに高所から地面の上へと落下して動かなくなった。 それは正しく、数十分前までは想像すらしていなかった死と隣り合わせの戦場の光景だ。 僕も体のすぐそばを掠めるように飛んで来る矢の恐ろしさに戦々恐々と身を縮込めながらも、背に跨った彼女を落とさぬよう失速だけには気を付けて精一杯翼を張っていた。 そして思ったよりも遠くに感じた地上がようやく近付いてくると、バサリと大きく翼を羽ばたいて速度を落とす。 やがて首尾よく無事に地上へと降り立つと、私は右手から斧を持って近付いてくる1人の敵の姿を認めて彼の首筋にある長毛を力強く引っ張っていた。 「右から来るぞ!打ち払うのだ!」 その声に反応して、彼の首がクルリと敵の方へ向けられる。 だが巨竜に睨み付けられて怯んだ蛮族を前に、大きく振り上げられた彼の手が一瞬ピタリと止まっていた。 「何を迷っている!?やらねば私達が死ぬことになるのだぞ!」 「で、でも・・・」 まるで怯えているかのような小声で呟いた彼の視線が、自らの指先から生えた長くて鋭利な爪へと注がれている。 その脆弱な人間にとっては致命的な凶器を振り下ろすことに、彼が逡巡していることは誰の目にも明らかだった。 いくら私の身を借りているとは言ってもやはりその心は竜騎士という人間であり、決して竜そのものではない。 血や争いを好むような好戦的な人間であれば別なのだろうが、つい数日前まで平和な農家で暮らしていた少年が自らの行為で他人の命を奪うことに恐怖や躊躇いを感じぬはずがなかったのだ。 僕が爪を振り下ろす気配がないと悟ったのか、一度は動きを止めていた敵が再び斧を振り翳す。 「お前は何のために竜騎士になったのだ?こんな腰抜けを、私は伴侶に選んだ覚えはないぞ!」 「う、うう・・・うわあああ!」 そんな彼女の怒声に押し出されるように、僕は振り上げた爪を眼前の人間に目掛けて思い切り振り降ろした。 ズガッ! 「ぎゃっ!」 指先に残った何とも形容のし難い奇妙な感覚が、周囲に飛び散った血の赤色とともに僕の全身を冒していく。 だが数瞬の間を置いて我に返った時には、その足元に無残な姿で横たわる1人の人間の亡骸が転がっていた。 「ああ・・・」 やがて自分のしてしまったことに対する暗い後悔の念が溢れてきそうになったのを、僕の太い首筋に抱き付いてきた彼女が辛うじて押し留めてくれる。 「自分を責めるな・・・よくやった。だが敵はまだ大勢残っている。今は、無事に帰ることだけを考えるのだ」 「う、うん・・・わかった」 そしてそれから数時間もの長い間、僕は必要以上に人間を殺さぬように長い尾を振るって敵の猛攻に耐え続けた。 「・・・どうやら、取り敢えずは片付いたようだな」 無我夢中で必死に戦場を駆け回っていた僕の耳に突然届いた、落ち着いた彼女の声。 その声に気持ちを落ち着けて周囲を見渡してみると、森に囲まれた広場に残っていたのは累々と積み重なった屍の山と十数組の竜騎士達だけだった。 「終わっ・・・たの?」 「いや・・・生き残った蛮族達の多くは皆、奥の森の方へと逃げて行ったようだ」 それはつまり、事実上の勝利と受け取ってもよいのだろう。 「じゃあ、これで帰れるんだね?」 「そうだな・・・これ以上は、お互いに要らぬ犠牲を増やすだけになる。私達も、厩舎へ帰るとしよう」 そう言って彼女が指差した先に見えたのは、帰路につく他の竜騎士達の姿。 一先ずの戦いが終わりを迎え、僕はフゥーと深い安堵の溜息を漏らしていた。 再び空へと飛び上がった僕の背後で、彼女が頻りに僕の首筋を優しく撫でてくれていた。 流石は自分の体だとでもいうべきなのか、サワサワと小さな手が体毛の上を滑る度にまるでそこが性感帯であるかのような不思議な心地よさが全身を駆け巡っていく。 「あんまりに夢中でほとんど何をしてたか思い出せないんだけど・・・何処も、怪我してない?」 「ああ・・・お前も私も、奇跡的に無傷で済んだ。それにお前はあの後、誰も蛮族達を手に掛けてはおらぬ」 「ほ、本当に?」 誰も殺してはいない・・・ その彼女の言葉に、僕は何だか胸の内で蟠っていた不安がスッと晴れていくような気がしていた。 やはり、僕は竜に向いていないのだろう。 たとえ僕や彼女の命を奪おうとするような危険な敵に対してさえ、僕は爪を振り下ろすことを躊躇したのだ。 「今回の目的は蛮族達への牽制なのだろう?命を奪いはしなくとも、彼らを追い返したお前は十分によくやった」 そこまで言うと、私は固く強張っていた彼の筋肉がゆっくりと解れていく様子を感じ取っていた。 本当は夢中で放った加減を知らぬ強烈な尾撃で命を落とした者達も中にはいたのかも知れぬが、人の心を宿した竜にこれ以上良心の呵責を味わわせぬためにはこう言ってやるのが得策だというものだろう。 そして彼が完全に平静を取り戻したことを確信すると、赤く染まり始めた夕日を眺めながらゆったりと彼の背に身を預けてやる。 だが・・・ようやく取り戻したその平穏は、ものの数秒で再び打ち破られることになった。 ヒュン!ドス! 「ぐ・・・あ・・・!」 眼下の深い森の中から突如として飛来した1本の矢・・・ それが、油断していた私の肩口に深々と突き刺さったのだ。 巨大な竜の身であれば、こんな小さな矢の痛みなどさして気にも留めるほどではなかったかも知れない。 しかし人間の体になって初めて負った矢傷がもたらす想像以上の激痛に、私は固く握っていたはずの彼の鬣から思わず手を放してしまっていた。 「うあああああ・・・!」 「え・・・?」 突如として軽くなった背中の感覚に、僕は一瞬何が起こったのか理解できずに周囲をキョロキョロを見回した。 だが彼女が発したのであろう悲鳴が小さく下方に消えていくのを感じて眼下に視線を向けてみると、丁度バサバサッという木々の梢を突っ切る音とともに僕の背中から転げ落ちた彼女の姿が森の中へと消えていく。 「ああっ!」 彼女が・・・落ちた・・・!? その現実を受け入れるのに、僕は一体どれ程の時間を浪費したのだろうか。 やがて彼女を探さなくてはという目的に頭が切り替わると同時に、自身の置かれている状況の危うさが黒い靄となってその思考を覆い尽くしていった。 僕の背中から落ちる直前・・・彼女は小さく悲鳴を上げていた。 恐らくは故意か偶然か、森の中から放たれた矢が彼女に当たったのだろう。 だが、彼女が負ったであろう傷はそう大きな問題ではない。 森の中に姿を消す直前に僕が見たのは、痛みに肩を押さえた彼女の姿だった。 肩口の矢傷ならば致命傷になることはほとんどないし、ここから落ちたとしても厚い木々の葉が緩衝材の役目を果たしてくれたに違いない。 それよりもまず憂うべき問題は、彼女を射落とした矢の出所の方だ。 矢が飛んできたということは、この森の何処かにまだ僕達と戦う意思を持った蛮族達がいるということになる。 手負いの上に丸腰の彼女がそんな蛮族達に見つかれば、恐らくは一溜まりもないことだろう。 「早く・・・彼女を助けないと!」 そうして一瞬真っ白に染まっていた頭に何とか厳しい現実を認識させると、僕はバキバキという枝を折る激しい音とともに彼女が落ちたであろう森の近辺へと勢いよく突っ込んでいった。 つづく
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真心の説得【まごころのせっとく】 『2』で麻生華澄がバトルの際に使用する奥義。 「だめよ!暴力なんか、ふるったりして!反省しなさい!」という台詞と共に「仁・智・礼・信・義」と書かれた光を放つ球体5個を敵に示す。 すると、敵の頭上に「反省」という吹き出しが出現し、それが表示されている間は攻撃をしてこなくなる。 華澄と旧知の間柄であろう総番長が相手の場合は「かっ、華澄…」と、狼狽えたような台詞を聞く事が出来る。 バイト番長には無効化されるが、彼女(?)は華澄に名前で呼びかけており、ほとんど正体を自ら明かしてしまっている。 不良戦では、華澄の攻撃が非常に強力かつ不良が弱過ぎるのでバトルがすぐに終わってしまい、この奥義が発動される事は少ないと思われる。 教師だけあって、彼女の魔法はどれも最高レベルの物であり、MP(容姿)も安定して高い。 また、戦況に応じて主人公に回復魔法を使ってくれる事もあるなど、連れていると最も頼りになるキャラである事は間違いない。 主人公が強い時でも、総番長戦に一緒に来てもらえば更に楽に戦えるだろう。 しかし、説得というか説教で相手の動きを止めておきながら、 その隙に大きな雷を落としたり、火を放ったり、氷漬けにするのは、教師としては行き過ぎた体罰と言えなくもない。 関連項目 部活・趣味・バトル 麻生 華澄