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前 「おねえさん! いたいの、とんでった?」 目を細めて、愛嬌のある顔で問いかける子れいむ。 しかし、少女は何も答えない。彼女の相貌は、不気味なほど無表情だった。 ただ、大きな黒い瞳だけが、ギラギラと異様な輝きを放っている。 「ゆぅ……おねえさん、だいじょうぶ?」 情け深い子れいむは、もしかしたら先程の体当たりで、 少女が動けなくなるほどの大怪我をしてしまったのではないかと不安になった。 思っている事がすぐ表情に出るゆっくりらしく、小さな唇がへの字に折れ曲がる。 だが、その心配は杞憂にすぎなかった。 少女は緩慢な動作で上半身を起こすと、憂いを含んだ顔の子れいむに手を伸ばす。 それはまるで、獲物に忍び寄る大蛇を連想させるような、ぬらりとした動きだった。 そんな奇怪な動きでも、少女が再び動いたと言う事実は、優しい子れいむを安心させた。 ほっと安堵の息を吐くと、精一杯の笑顔を作って、差し迫る少女の手に声をかける。 「おねえさん! うごいてもだいじょうぶ? さっきはごめんね! いっしょにゆっくちしようね!」 子れいむが少女に期待する返事は特別なものではない。 たった二文字の簡潔な言葉。ただ一言、『うん』と言って欲しい。 そして、一緒にゆっくりしたい。子れいむの願いは、それだけだった。 その胸中を読み取ったのか、少女は二文字の短い言葉を返した。 肯定を意味する『うん』とはまったく意味の違う、凄惨な言葉を。 「死ね」 少女は能面のような顔で子れいむを掴み上げると、あらん限りの力で地面に叩きつける。 一回目で、子れいむの前歯は粉々に砕け散った。 「おびゅぐっ!? お、おねえざ……?」 二回目で、子れいむの右目は破裂した。 「ぎゅいっ!! や、やめ……で……どう……じ……で……」 三回目で、子れいむの額が割れ、中から餡子が噴出した。 「ゆぶゅ……ぐぅぇ……いっしょ……いっしょに……ゆっく……ち……」 四回目で、子れいむの顔面は、固体の判別が不可能なほどグチャグチャになった。 「ゆ……ゅ……ゅ……」 五回目で、子れいむは悲鳴を発しないボロ雑巾になった。 少女はそのズタボロの雑巾に唾を吐きかけると、茫然自失のゆっくり家族の前に放り捨てる。 そして、ダラダラと出血している自分の手を見ながら、地獄の底から響くような低い声で呟いた。 「……あーあ……血が出ちゃったじゃない……」 先程まで、自分達の完全勝利に酔いしれていたゆっくりファミリーは状況の急転について行けず、 大きな目をぱちくりさせながら、「ゆ!? ゆ!?」と喚いている。 少女はそんなゆっくり達を尻目に立ち上がり、お尻についた砂を軽くはたいて落とすと、 右手の裂傷から流れる血をベロリと舐めとる。それから少年の方を見やって、抑揚の薄い声で無心した。 「ねえ……こいつら全員、私が殺してもいいでしょ?」 「おい、独り占めはずるいぞ」 「お願い」 露骨に嫌そうな顔をする少年に、少女は血濡れの右手をかざす。 少年はそれを見て、諦めたように小さく溜息をついた。 「はぁ……仕方ないな、分かったよ」 「ありがと」 少女は微笑を浮かべると、まりさ達に向き直る。 これから始まるパーティーが、嬉しくて仕方が無いといった表情だ。 「まりさ……あなた、赤ちゃんを返せって言ったよね……」 はっと我に返り、毅然とした表情で少女を睨みつけるまりさ。 三ヶ月前はただ怯える事しか出来なかった事を思えば、大変な成長である。 勘違いとはいえ、一度は人間に勝利した事が、まりさに大きな自信を与えているらしい。 「そ、そうだよ! ゆっくりかえしてね!」 「……じゃあ、お望みどおり返してあげる」 そう言うと少女は、まりさの下唇を足で踏みつけた。 「ゆぶぇっ!? や、やめでぬびゅえ!?」 困惑して文句を言おうとするまりさ。だが、その言葉を最後までつむぐ事は出来なかった。 少女の血濡れの右手に、上唇をしっかりと掴まれてしまったからだ。 新鮮な血の味がまりさの口内に広がっていく。 「んんんんん!? んん!? んむうぅうううう!?」 無理な体勢で口をこじ開けられ、苦しげなうめき声をあげるまりさ。 少女はそんなまりさを見てニタリと笑うと、既に火が消えていた赤ちゃんれいむの死骸と、 大量の水を吸ってぶよぶよになった赤ちゃんまりさの死骸を、大きく開かれた口の中に放り込んだ。 「んぶぅぎゅんんんん!? んんん!! んぶゆゅうぅうううう!!!」 口内に愛しい我が子の死体を入れられて、平静でいられる親などいない。 まりさは舌を使って懸命に赤ちゃんの死骸を吐き出そうとする。 ところが、もう少しと言うところで、少女に口を押さえられてしまう。 「んんむぶぐぅ!? ぶぐぅゆぅゅぅうううううぅぅぅうううう!?」 「どう? 自分の子供は美味しい?」 『美味しい?』と聞かれても、口を押さえられているのだから、答えられるはずが無い。 赤ちゃん達を無理やり食べさせられる嫌悪感と、死骸が喉に詰まる苦しさで、涙を流しながら必死に首を横に振る。 「んぶぅっ! んぶぅっ! びゅぎゅぅゆぅゅぅゔゔゔううぅぅぅうううう!」 「言いなさいよ! 『むーしゃ! むーしゃ! しあわせー♪』って! ほら! ほら!」 少女はまりさの口を、左手で押さえたまま、 血まみれの右手で、黒帽子ごと脳天を何度も殴りつける。 その一撃ごとに、上歯と下歯が乱暴に噛み合わされ、口内の死骸はバラバラに砕かれていく。 死骸から漏れ出した餡子の味が、まりさの口内に広がっていった。 甘いけど甘くない。美味しいけど美味しくない。 出来る事ならば、絶対に味わいたくなかった、甘味。 『おとーしゃん! ゆっくちちていってにぇ!』 『おとーしゃん! だいちゅきだよ!』 まりさの心に、生前の赤ちゃん達の可愛らしい笑顔が浮かぶ。 その暖かい思い出が、強烈な嘔吐感となってまりさを襲う。 「ん゙ぐぇびゅっ! ゆ゙ぶぶゅぅっ! お゙ぶぎゅぅゆ゙ぅゅぅゔゔうぅぅぅうぇうぇうぇう!!!」 しかしながら、どんなに子供達を吐き出そうとしても、唇はがっしりと押さえられてしまっている。 まりさは助けを求めて、パートナーであるれいむに視線を送る。 「ゆぅー! やめてね!」 それに答えるように、真っ青な顔をしたれいむが少女の前に躍り出た。 れいむは、どんなに直訴したところで、この悪魔が拷問を止めない事など分かっていたが、 それでも叫ばずにはいられなかった。『我が子を無理やり食べさせる』という惨い仕打ちを、 黙って見ている事など、出来なかった。 「やめてね! まりさにあかちゃんたべさせないでね!」 額にたっぷりの汗を浮かべて、ぴょんぴょん飛び跳ねるれいむ。 眉は八の字に垂れ下がり、隻眼は今にも溶けてしまいそうなほど潤んでいる。 その哀切極まる容貌は、少女の嗜虐心をたまらなく刺激するものだった。 彼女はまりさを乱暴に放り捨てると、視線をれいむに移す。ターゲット変更だ。 「ゆぶぅぇぇぇええええええ! おぅえぇぇぇええええええ!」 ようやく解放されたまりさは、グチャグチャのミンチになった赤ちゃんを、 泣きながら必死に吐き出している。その姿が癇に障ったのか、少女はまりさを思い切り蹴飛ばした。 「ゆびゅぅぅぅううううう!?」 「汚いわね。向こうでやってよ」 吐瀉物を撒き散らしながら転がっていったまりさに、 少女は吐き捨てるような調子でそう言うと、れいむを見下ろして歪んだ笑みを浮かべる。 「……ねえ、れいむ。あなた、さっき面白い事言ってたわね」 「ゆゆっ!? おもしろいこと?」 頭上に大きな疑問符を浮かべて、小首をかしげるれいむ。 悪魔達がやって来てから、面白い事など何一つ無い。 「……あんた、さっき反省しろって言ってたよね? ねえ、言ってたよね?」 「い、いったよ! でも、それはおねえさんがひどぅぶぎゃぁぁぁあ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!!!!」 れいむの言葉が途中から絶叫に変わる。 三ヶ月前に右目を潰されて、ぽっかりと開いたままの穴に、少女が右の拳を突っ込んだのだ。 「饅頭の分際で人間に命令するな」 そう言うのと同時に、左手でれいむの頭を抑えて、どんどん右拳をねじこんでいく。 ブチブチと右目(もう目は無いが)の穴が広がり、少女の右手は肘までれいむの体に埋まってしまった。 遠目に見れば、大きなポンポンをつけたチアガールに見えない事も無い。 「いだいいい゙い゙! いだいいい゙い゙い゙!! ぬ゙い゙で!!! ゆっぐりじないでぬ゙い゙でぇ!!!」 「本当に痛いのはこれからだよ」 無慈悲で悪辣な笑みがれいむに注がれる。 少女はれいむの体内で手を握ったり開いたり、肘から先を大きく動かしたりして、 ゆっくりにとっての内臓ともいえる餡子を、滅茶苦茶に引っ掻き回す。 暖かい餡子が皮の中を行ったり来たりするくぐもった音が聞こえる度、れいむは気が狂いそうになった。 一寸法師に腹の中から刺された鬼なら、少しはれいむの気持ちを分かってくれるだろうか。 「ゆぎゅ゙ぐあ゙ぁぁぁあ゙あ゙ぁぁあ゙あ゙あ゙あ゙!!!!! ゆがぎゅぐぐゔががが!!!!!!!」 「生きたまま、餡子を掻き乱される気分はどう? あはっ! もう聞こえてないか!」 その通りだった。 雷鳴が荒れ狂うような凄まじい激痛に悶えるれいむには、 少女の声はおろか、自分の悲鳴さえ聞こえていなかった。 れいむの餡子脳を支配するのはたった一つの感覚、『苦痛』だけだった。 「あ゙ぐがががあ゙あ゙ぅあ゙ぅあ゙あ゙っぁあ゙ぁぁあ゙あ゙っあ゙あ゙あ゙あ゙ぁぁぁぁあ゙あ゙あ゙!!!!!!!」 「あんたの悲鳴も、いい加減聞き飽きたわ。耳障りだから死ね」 少女は大量の餡子を掴んで、れいむの体から右手を引き抜く。 握りこぶしの隙間から、黒光りする餡子がボタボタこぼれ落ちた。 そのまま拳を振り上げ、引きつけを繰り返す瀕死のれいむに、とどめを刺そうとする。 だが、その拳に、突然チクリとした痛みが走った。 れいむの処刑を止めさせようとした子まりさが、全力で噛み付いていたのだ。 『窮鼠、猫を噛む』ならぬ、『窮ゆっくり、悪魔を噛む』である。 「ゆゆぅー! おかーしゃんをいじめないでね!」 れいむを殺す絶好のタイミングを邪魔されて、露骨に舌打ちする少女。 自分の右手に噛り付いている子まりさを、鬼の形相で睨みつける。 「……こいつ、鬱陶しいわね。そんなに死にたいなら、あんたから殺してあげる」 その身震いするような恐ろしい目つきに、子まりさは竦みあがった。 あわてて噛み付くのを止めると、底部から地面に降りる。 それは、十点満点の綺麗な着地だったが、 降りたところが、周囲に比べてかなり傾斜していたので、 子まりさは、あさっての方向にコロコロと転がっていった。 「ゆぅー!?」 自分の意思を離れて回転する体に困惑する子まりさ。 だが、回転する事で餡子脳が良い具合にシェイクされ、 明敏になったのか、子まりさは良いことを思いついた。 「ゆゆっ! ゆっくちまわって、ゆっくちにげるよ!」 跳ねるのではなく、転がって逃げる。 一見、馬鹿馬鹿しい方法だが、それは素晴らしい発想だった。 手足が無く、丸い体のゆっくりならではの高速移動方法だ。 子まりさはでんぐり返しを繰りかえし、ゴロンゴロンと音を立てながら、少女から逃げる。 お気に入りの黒帽子が地面と擦れて、形が歪むのが嫌だったが、今は緊急事態だ。我慢するしかない。 「こいつ、待ちなさいよ!」 猛スピードで自分から遠ざかって行くお饅頭に、少女は怒声を浴びせる。 予想外の事態に戸惑っている事が、険しい表情から見て取れた。 「このっ! 待ちなさいって言ってるでしょ!」 少女の必死な声を聞いて、子まりさの心に少しだけ余裕が生まれた。 人間よりも素早く移動できるという事は、大変なアドバンテージだ。 「ゆっゆゆ! これなら、おねえさんにもつかまらないよ!」 笑顔でそう言った直後、子まりさは大変な事に気がついた。 回転の勢いがつきすぎて、自分で進行方向をコントロールする事が出来なくなっていたのだ。 「ゆ? ゆゆぅー!? ま、まがれないよ!? どうちてえ!?」 だが、その疑問に答えてくれる者はいなかった。 子まりさの眼前に、赤茶けた洞窟の岩壁が、無情に迫る。 「ゆー! ゆゆー! とめてね! だれかとめてね!」 泣きそうな顔で、必死に助けを求める回転饅頭。 その願いは、結果的に叶った。子まりさが岩壁に衝突する、という最悪の形で。 「ゆびゅうっ!?」 愛らしい大きな瞳から、閃光と火花が散る。 軽い餡子脳震盪を起こした子まりさは、泥酔者のような動きでよろめいた。 「ゆぅ~ゆぅ~。おほしさまが、まわってるよ……」 しばらくして、徐々に意識がはっきりしてきたのか、 水を被った犬そっくりに、ぷるぷるっと首を振ると、大きく息を吐く。 かなりの速度で激突したわりに怪我が無かったのは、不幸中の幸いだった。 「ゆぅゆぅ……。はやすぎて、こわかったよ……。やっぱり、ゆっくちがいちばんだね!」 身をもって『ゆっくりする事』の素晴らしさを痛感した子まりさ。 これからは、二度と転がって移動したりしない。そう思った。 巣の外を移動するときに 誤って池などに落ちてしまったら、大惨事になることは必至だからだ。 しかれども、子まりさに再び『巣の外を移動するとき』があるかどうかは、怪しかった。 「てこずらせてくれたわね……。あんたは特別に、たっぷり可愛がってあげなくちゃね……」 子まりさが前後不覚の状態になっている間に距離を詰めたのだろう、 額に汗を浮かべ、柳眉を逆立てた少女が、傲然と子まりさを見下ろしていた。 その視線には、多種多様のネガティブな感情が含まれていた、憤怒、害意、嘲り、そして殺意。 毒蛇と毒虫と毒草を一つの鍋で煮込んだような禍々しい色の瞳に、 言い知れぬ恐怖を感じた子まりさは、身を翻して少女から逃げようとする。 「ゆうぅー!? こ、こっちこないでね!」 「もう逃がさないよ」 「ぴゅっ!?」 小さな悲鳴を上げて転んでしまう子まりさ。 長く伸ばした金髪の後ろ髪を踏みつけられ、身動きが取れなくなったのだ。 この時点で、子まりさの運命は決まった。苦しんで死ぬか、悶えて死ぬかだ。 「ゆぅー! ゆぅー! はなしてね! ゆっくちはなしてね!」 子ゆっくり独特の、可愛らしい言い方で嘆願するが、 その稚拙な言葉遣いが、少女を余計にイラつかせたようだ。 彼女の額に浮き上がった大きな血管が、怒りの強さを如実に物語っていた。 「『ゆっくち』って何よ? 『ゆっくり』でしょ? その言葉遣い、死ぬほどムカツクのよ!」 少女は右足で髪の毛を踏みつけたまま、左足で子まりさの頬に靴のつま先をぶち込んだ。 ぶちぶちっと嫌な音をたてながら、子まりさ自慢の金髪が頭皮ごと半分ちぎれる。 「あびぎゅぅぅうううううううう!!」 「ねえ? 勝てると思ったの? 人間に勝てると思ったの? ねえ!? ねえ!? ねえ!?」 激しく詰問しながら、靴のかかとを子まりさの目玉に押し付けてグリグリと踏みにじる。 寒天のように脆くて柔らかい眼球に、アウトソールの蛇腹が容赦なく食い込んだ。 「ゆぎゅぅあ! いぢゃい! いぢゃいい! ……あぎゅっ!?」 子まりさが、驚愕の色を含んだ悲鳴を発する。 眼球が圧力に耐え切れず、ブチュリと音を立てて破裂したのだ。 直後、全身を駆け巡る悪寒と激痛により、洞窟が崩れそうなほどの大絶叫を張り上げる。 「ゆぎゅ゙ぐぎぃあ゙ぁぁぁあ゙あ゙ぁぁあ゙あ゙あ゙あ゙ぁぁあ゙あ゙あ゙!!!!!!」 右目が潰れたのを確認した少女は満足気に微笑むと、左目を踏みつけた。 今度は圧力を加えるのではなく、手加減しながら何度もコツコツと蹴りつける。 成体ゆっくりに比べて柔らかい子ゆっくりの眼球は、一蹴りごとにプリンのように形を歪ませた。 「ご、ごめんなちゃい! ゆるちてね! ゆるちぶぎゅえ!」 「許すわけないじゃない」 子まりさの謝罪などおかまいなしに目玉を蹴り続ける少女。 そういう目的の為に作られた機械のように、ひたすら蹴る、蹴る、蹴る、蹴る、蹴る。 「ゅぎっ! ぎゅっ! ぎゆぅっ! いぎっ! ぎっ! ぃぎっ! ぎぃ!」 二十六回目の蹴りで、子まりさの眼球の耐久力は限界を超えた。 水風船を割ったような音が洞窟に響き、左目の残骸が地面に四散する。 「いぎゃあ゙あ゙ぁぁあぐあ゙ぁぁぁあ゙あ゙ぁぁあ゙あ゙あ゙あ゙!!!」 子まりさは、これで永久に光を失った。 日輪の力強い輝きも、風に揺れる草花の美しさも、二度と見る事は出来ない。 「みえないよ……なにも、みえないよ……。こわいよ……ゆっくちできないよぉ……」 痛々しい子まりさの姿を見て、少女は何かを思いついたのか、踏みつけていた髪から足をどけた。 とりあえず自由の身になった子まりさは、満身創痍の体で、ふらふらと両親に助けを求める。 「おとーしゃん……どこなの? おかーしゃん……たすけてぇ……」 両親の暖かい頬を求めて、洞窟内をさまよう子まりさ。 だが、目の見えぬ悲しさか、小さな段差で転んだり、 壁にぶつかったりするだけで、一向に目的の場所にはたどり着けない。 寂しさと悲しみと疼痛で、子まりさはとうとう大声で泣き出してしまった。 眼窩の窪みから、餡子交じりの黒い涙が、はらはらとこぼれ落ちる 「ゆぅぁぁああ~ん! ゆぅぁぁああ~んあんあん! ゆっくちしたいよぉ!」 その時だった。子まりさの頬に、暖かい感触が伝わってきた。 生まれた時から、何度もすり寄せて来た、柔らかな物体。それは、れいむの頬だった。 「ゆゆっ!? おかーしゃん!?」 少女が、死にかけのれいむを捕まえて、子まりさの頬にくっつけてやっていたのだ。 もちろん善意からの行動ではない、子まりさに最高の苦痛を与える為だ。 しかし、そんな邪悪な思惑など知らない子まりさは、 れいむの頬に、火傷しそうなほど激しく頬を擦り付ける。 「おかーしゃん! おかーしゃん! こわかったよぉ!」 「……ゅ……ゆ……ちび……ちゃん……?」 これこそ、母子の情愛が引き起こした奇跡なのだろうか。 体内の餡子をしっちゃかめっちゃかに掻き乱され、ほとんど植物状態になっていたれいむが、 子まりさの頬の温もりで、おぼろげながらも意識を取り戻したのだ。 隻眼から涙の雫をこぼしながら、必死に言葉をつむごうとする。 「……ちび……ちゃん……ゆっくり……して……ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙!!!!」 それは、突然の変化だった。 蚊の鳴くような声だったれいむの囁きが、 まるで、昆虫の羽音のような奇怪な音になったのだ。 最愛の母親が発する、あまりにも異常な絶叫に、子まりさは困惑した。 「おかーしゃん!? どうちたの!? おかーしゃん!?」 「ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙!!!!」 子まりさがどんなに呼びかけても、喉を震わせて怪音を発し続けるれいむ。 目の見えない子まりさには、何が起こっているのか、まったく分からなかった。 そんな子まりさに、胸焼けしそうな甘ったるい声で、少女が話しかける。 「まりさ、私ね。今、あなたのお母さんで遊んでるの」 「ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙!!!!」 「ゆゆっ!?」 少女の言葉は、子まりさをさらに悩ませた。 こんな奇声を発する遊びなど、聞いた事がない。 それに、お母さん『で』遊んでいるとは、どういう事だろう。 お母さん『と』遊んでいるの間違いではないのか。 「ねえ。何して遊んでると思う?」 「ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙!!!!」 「わ、わからないよ! なにしてあそんでるの?」 子まりさはそう質問してから、 れいむの声に混じって、奇妙な音が聞こえる事に気がついた。 グッチャグッチャ……ヒューン……ベチャ! それは、非常に生々しい音だった。 子まりさはその音を聞いて、何故だか分からないが、とても嫌な気持ちになった。 グッチャグッチャ……ヒューン……ベチャ! 「ねえ。何して遊んでると思う?」 少女が先程の質問を繰り返した。 小さな餡子脳をフル回転させて、少女の言う『遊び』の内容を考える子まりさ。 だが、どんなに考えてもまったく分からないので、早々にギブアップを宣言する。 「わからないよ! こうさんするから、こたえをおしえてね!」 少女はその言葉を待っていたかのように、大声で答えを教えてやった。 「あんたの母親の頭を引き裂いて、中身をそこら辺にばら撒いてるのよ!」 グッチャグッチャとれいむの頭の中から引きずり出した餡子を、 子まりさの目の前にヒューンと投げつける。 ベチャ! 飛び散った餡子の雫が、子まりさの頬に小さな斑点を作った。 音の正体を知った瞬間、声にならないうめきを上げ、カタカタと震えだす子まりさ。 その振動は、足の裏から黒帽子のてっぺんまで緩やかに伝わっていく。 「ゆ……ゆぅあぁぁ……そんなの……ひどい……ひどいよぉ……」 子まりさの弱々しい態度に、少女は拍子抜けしたようだった。 もっと盛大に泣き叫ぶのを期待していたのだろう。 「あれ? どうしたの? 『やめてね!』とか言わないの?」 そう言われても、子まりさはめそめそと泣くだけだった。 かけがいの無い家族を次々に殺された挙句、視力まで奪われた幼い体は、もう疲れきっていたのだ。 「ふん、つまんないの。それじゃ、もうれいむを殺そうっと」 少女は小さく舌打ちすると、ほとんどの餡子が無くなったれいむの体を踏み潰そうとした。 『殺す』という悪意溢れる言葉に、ぐったりとしていた子まりさが敏感に反応する。 「ゆ!? そんなのだめだよ! おかーしゃんをころさないでね!」 「だったら命乞いしてよ。上手に出来たら、私の気持ちも変わるかもよ?」 「ゆぅ……いのちごい……」 『命乞いしろ』と言われても、幼く、語彙の少ない子まりさは、どうすればよいのか分からない。 だがこのままでは、悪魔に母親が殺されてしまう。必死に知恵を絞った結果、 子まりさが導き出した方法は、『母親の良いところを一つずつ列挙していく』事だった。 「おかーしゃんはね、とってもやさしいんだよ!」 「ふぅん……」 「それからね、すっごくおうたがじょうずなんだよ!」 「へぇ……そうなんだ」 「まりさがねるときは、おやすみのちゅうをしてくれるんだよ!」 「ふぁ~あ、そう……」 「あとね、あとね……」 「ごめん、もう飽きたからいいや」 楽しそうに母親の長所を言い立てる子まりさにそう吐き捨てると、 少女は渾身の力を込めてれいむの脳天に拳を振り下ろした。 ボグシャアッ! カンシャク球が爆発したかのような炸裂音が、洞窟内に轟く。 目玉の無くなった子まりさでも、れいむが死んでしまった事はすぐに分かった。 『ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙』という鳴き声が聞こえなくなったのもあるが、 先程までは確かにそこにあった、暖かな生命の存在感が、完全に消失してしまっていたからだ。 「ゆぁ……ゆあぅぁ……おかぁ……しゃん……おか……しゃ……」 子まりさの胸中で、母親との暖かい記憶を映した走馬灯が、 楽しげな音楽と共にくるくると回りだした。それは、とても幸福な幻影だった。 まだ母親の胎内にいる時に、毎日朝晩『ゆっくりうまれてね!』と声を掛けてくれた事。 自分が生まれた時、ニッコリと微笑んで『ゆっくりしていってね!』と言ってくれた事。 姉妹達と喧嘩した時、きつく叱られて泣いてしまったが、その後優しく慰めてくれた事。 初めて歌を一緒に歌った時、上手くリズムをとれない自分に、調子を合わせてくれた事。 どの思い出も、決して忘れえぬ、素晴らしい宝物だ。 これからも、そういった宝物がどんどん増えていくはずだった。はずだったのに……。 深い悲しみに呼応するかのように、突然、走馬灯に映される記憶が一変した。 そこに映し出されたのは、今日一日で起こった、地獄絵図の模様だった。 ただ微笑んで挨拶しただけなのに、燃え盛る炎で焼き殺された赤ちゃんれいむ。 仮死状態から蘇生し、必死に呼吸しているところを踏み潰された赤ちゃんまりさ。 その二人の死骸を無理やり口の中に放り込まれ、何度も何度も殴られた父親。 思いやりの心で、少女を治療しようとしたのに、地面に叩きつけられて死んだ姉。 そして、走馬灯の最後に映しだされたのは、映像ではなかった。 そこには、真っ黒なキャンバスに血のような赤い文字で『ボグシャアッ!』と書かれていた。 それを見た瞬間。子まりさの精神をギリギリ正常な地点に繋ぎ止めていた鎖が、音を立てて崩れ落ちる。 「ゆフっ♪ ユふっ♪ ゆっヒゅ♪」 子まりさは、空っぽの眼窩を突然あらぬ方向に向けて、ニヤニヤと笑い出した。 幼い体には酷過ぎる、執拗な肉体的、精神的拷問により、とうとう心が壊れてしまったのだ。 沖に打ち上げられた魚のようにビチビチと跳ね回りながら、トーンの安定しない声で喚く。 「オかーアしゃん♪ マりサとぉー♪ あーソびマっしょー♪」 母の名を呼びながら、あまりにも痛ましい姿で洞窟内を跋扈する子まりさ。 硬い岩壁に何度もぶつかり、少女に蹴られた傷口から餡子が飛び出しても、決して跳ねるのを止めない。 ゆっくりにとっての生命そのものとも言える黒塊を、そこらじゅうに撒き散らしながら跳梁し続ける。 「ゆヒっ♪ ユほっ♪ ゆっヒょひょ♪」 やがて、餡子が漏れすぎたのか、子まりさは飛ぶ事が出来なくなった。 その代わり、その場でぐるぐる回転しながら、今度は歌を歌いだした。 「ゆ~♪ ゆ~♪ ゆっくり~♪ ゆっく~り~し~ていってね~♪」 それは、悪魔達がやってくる前に、れいむと歌っていた曲だった。 母親と、姉と、夜遅くまで何度も何度も練習した、大好きな歌。 心は壊れても、子まりさの体はその歌を忘れていなかったのだ。 陽気で楽しい歌声が、洞窟に悲しく響く。 「み~んな~♪ ゆ~っくり~し~ていってね~♪」 少女は、ヘラヘラと笑いながら歌い続ける子まりさをしばらく観賞した後、 だらしなく開きっぱなしになっている口腔に、トゥ・キックをぶち込んだ。 小さな歯がバラバラに砕け散り、可愛らしい舌がグチャリと潰れる。 「んぶぐゆぅぅゅぅうううううぅ♪」 「あははははははははは! 死ね! 死ね! 死ね! 死ね! 死ね!」 発狂した子まりさの悲惨な姿を見て、倒錯した悦楽が頂点に達したのだろう。 少女はけたたましい声で哄笑した。もう先程のように狙いを定める事もなく、 ありったけの力を込めて、思いつくままに子まりさの顔面を蹴りまくる。 「あはっ! あははははっ! あはははははっ! 死ね! 死ね! 死ね! 死ね! 死ねえ!」 「ゆぎゅ……ゆぎゅぅ……おが……しゃ……♪」 小さくて幼い饅頭ボディが、そのような激しい蹴撃に耐えられるはずがなく、 あっという間に、子まりさはもの言わぬ餡子と皮の残骸に成り果てた。 だが少女は、子まりさが絶命してからも蹴るのを止めようとしなかった。 もはや何だか分からない物体になりつつある子まりさの死骸を、 奇声を発しながら狂ったように蹴り続けた。 五分ほど経過し、少女は冷静さを取り戻したのか、蹴るのを止めて肩で大きく息をする。 その様子を見て、今まで黙って成り行きを見守っていた少年が声をかけた。 「落ち着いたか? 血を見ると逆上する癖は直したほうが良いぞ」 「はぁ……はぁ……ごめん。頭に血が上っちゃって……でも、もう大丈夫だよ」 「そうか、それは良かった」 「はぁ……はぁ……後は、まりさだけだね。殺さなきゃ……殺さなきゃ……」 少女は額の汗を拭いながら、先程転んだ時に地面に落ちてしまったカバンを拾い上げると、 中から禍々しい銀色の輝きを放つ物体を引っ張り出した。それは、包丁だった。 「まりさなら、洞窟の外に逃げていったぞ」 「えぇ!? なんで捕まえなかったの?」 獲物をみすみす逃がした事をさらっと答える少年に、少女は憮然とした眼差しを向ける。 血濡れの右手に包丁を携えたその姿は、子供とは思えない威圧的な迫力があった。 「迂闊に動くと、俺までお前に殺されそうだったからな」 冗談なのか本気なのか分からない顔でうそぶく少年。 だが、先程の少女の狂った暴れぶりから察すると、それも十分ありうる事かもしれなかった。 それでも、少女にとっては思いも寄らない指摘だったのか、真っ赤になって抗議する。 「もう、そんな事するわけないでしょ! どうするの? 皆殺しにするつもりだったのに」 「心配ない。まりさの行き先は分かってる。自分を助けてくれる人の所だ」 「本当? どこなの?」 「それは……」 続く?
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哀死来 4 all(後編) ◆shCEdpbZWw * * ごきん。 チルノのところにまで聞こえてきそうなくらいの鈍い音がした。 「ぐああああぁぁぁぁっっ…!!」 痛みに顔を歪めた空の悲鳴が少し遅れて響く。 それを聞いて愉悦の表情を浮かべた天子がさらに追い討ちをかける。 「やっぱり鴉ね、ぎゃあぎゃあ五月蝿いわ。肩を外しただけ、折れちゃいないわよ」 そう言うと、仕込み刀を抜いて空の左翼の上から地面に突き刺した。 左手側を実質的に封じられ、第三の足は外されて用を成さない。 地面に磔にされるような格好を空は強いられる事になってしまった。 足をバタつかせるが、状況の改善には至らない。 「くそっ…! 何しやがるっ…!」 「しばらくそこで這い蹲っていなさい。鳥としては最大の屈辱、ってとこかしらね。 しっかし、貴方すごい熱ねぇ。火傷するかと思ったじゃない」 「くそっ…くそっ…!」 無力化されてしまった空を見て、チルノの頭をいやな想像がよぎる。 目の前に転がる猫妖怪の首。さっき、あいつはお空も同じようにしてやるって言ってた。 首だけになったお空、それはつまり死んじゃう、ってこと。 そんなこと絶対嫌だ、お空はあたいが守るって決めたんだ、死なせやしない! 「やいっ! お空から離れろっっっ!!!」 そう怒鳴ると、スキマ袋から鉄の輪を取り出して投げつける。 風を切りながら、天子の方に向かってまっすぐ飛んでいくが… 「馬鹿ねぇ。せっかくの武器を投げちゃってどうする気よ」 弾幕ほどの密度も、銃弾ほどの速度もない鉄の輪を、天子は体を開くだけであっさり避ける。 天子の目の前を通過した鉄の輪が、後ろの木にサクッという音を立てて刺さる。 これでブーメランのように弧を描いて戻ってくることもあるまい。 余裕綽々にチルノの方を向き直ってみると、バイオリンを振り上げながら距離を詰めてくるのが見えた。 「やああぁぁっっ!!」 なるほど、最初から鉄の輪は目先を逸らすためのもの、本命はそっちですか。 リーチの差を埋めるためにバイオリンを装備、と。ちょっとは考えているみたいね。 「でも…まだまだ浅はかね!」 嘲笑しながら緋層の剣を地面に突き立て、スペルカード宣言をする。 「地符「不譲土壌の剣」!」 途端にチルノの目の前に石柱が現れる。 それは、普段のものに比べれば随分と小さいものではあったが、正確にチルノの腹部を捉えた。 結果として、その石柱は突進してきたチルノにカウンターを食らわせる格好になった。 バイオリンを取り落とし、吹っ飛ばされ、地面を二度三度と転がり、聳え立つ木の幹に背中をしたたかに打ち付ける。 そのまま木にもたれかかる様に座り込んで…チルノは動かなくなった。 霊力の消費を眩暈という形で感じた天子は、動かなくなったチルノを見て愉悦の表情を浮かべた。 今後のことも考えて、自身のスペルカードの中では一番簡単なものを使ったのだ。 力は消費したが、まだまだ使えなくなるほどではない。 後先考えずに力を使い切ってしまう目の前のお馬鹿さん達とは違う、そう自分に言い聞かせる。 「チルノっ!! おいっ!! しっかりしろっ!!」 這い蹲ったまま空が必死に呼びかけるが、チルノはピクリとも動かない。 まさか…死んでしまったのか…? 最悪の結果を想像してしまう。 「無駄よ。綺麗に入りましたからねぇ。 アバラの一本や二本くらいは持っていかれているかも知れません。 もしかしたら、折れたアバラが心臓に突き刺さって…なんてことになってるかも」 「畜生っ…! 許さない…絶対にお前は許さないっ…!」 「そんな状態で何を許さないと言うのかしら」 空の背中を踏みつけながら天子がさらに吐き捨てる。 「そこで氷精に止めを刺すのを黙って見てなさい。最強などと嘯く自分の無力さ加減を嘆きながら、ね」 空から視線を外して、一歩一歩チルノの方に向かって歩いていく。 それを見送ることしかできない自分にどうしようもない苛立ちが募る。 (ごめんね、さとり様をお願い) 燐の最期の言葉が脳裏に浮かぶ。 目の前のチルノも守れずに、どうしてさとり様を守ることが出来るだろうか。 親友との約束さえも果たすことが出来ないほど、私は無力なのか。 歯噛みして悔しがるも、霊力は戻らない、体の自由も利かない。 心身ともにがんじがらめに絡めとられてしまっていた。 「さて。随分しぶとい娘でしたけれど、そろそろおしまいかしら」 緋層の剣の剣先でチルノの体をチョンチョン、とつついてみる。 反応は無い、せいぜい気絶くらいかと思ったが本当に死んでいるのかも。 そう思った天子はチルノの顔を覗き込もうと前屈みになる。 瞬間、チルノの目がパチッと開き、その場にガバッと立ち上がる。 その拍子に、チルノの脳天が前屈みになっていた天子の顎にクリーンヒットする。 「いったぁ~いっ!!」 頭を抑えて痛がるチルノがその場を駆け回る。 一方の天子はというと、典型的な脳震盪を引き起こしてその場に膝をついてしまう。 別に作戦でもなんでもない、チルノは今の今まで意識が飛んでいた。 目が覚めた瞬間に、敵に対して身構えねば、と慌てて立ち上がったところに偶然天子の顔があったというだけ。 その様子を呆然と見ていた空は、チルノがひとまず無事であったことに安堵の表情を浮かべる。 そして、すぐに我に帰ると大声を張り上げる。 「チルノっ!! 今だっ!! やっちまえっ!!」 その声にチルノもまた我に帰る。 視界には片膝をつき、意識が飛んでいるのか焦点が定まっていない天子の姿。 あれ? もしかしてあたいってチャンス? 「たああぁぁっっ!!」 威勢良く掛け声を上げ、天子に突撃する。 パンチ、キックの雨あられ、今までの鬱憤を晴らさんと猛攻をかける。 何発目かのパンチで天子が飛ばされて地面を転がっていく。 「これでとどめだああぁぁっ!!」 飛び掛りながら大きなモーションで拳を振り上げる。 チルノや空は単純に天子を叩きのめすことが出来ればそれでよかった。 命を取ろうというところまでは考えが及んでいない。 それ故、とどめ、と言っても殺意の籠もっていない攻撃になってしまうのは仕方の無いことであった。 そこが二人と天子の意識の決定的な違い。 天子は今までは半分遊んでいたとはいえ、最終的には二人を殺すつもりで戦っていた。 だから攻撃に殺意を籠めることなど造作も無い。 意識を取り戻した天子は、チルノが前に伸ばしてきた腕を掴み、一本背負いの要領で放り投げる。 不意に意識を取り戻した天子の攻撃に対応できず、受身が取れなかったチルノが背中から地面に叩きつけられる。 背中を強く打ちつけ、一瞬息が出来なくなるチルノの胸倉を掴んで引き上げると、そのまま思いっきり投げ飛ばす。 「ぐえっ!」 再び背中から叩きつけられ、地面を転がる。 豹変したかの様な天子の攻撃に、磔にされている空はただただ唖然とするばかり。 先ほどのチルノの攻撃で口の中を切ったのだろう、ペッと血を口から吐きながら天子が怒りを漲らせる。 「よくもやってくれたわね…! もう遊ぶのはお終いよ…一思いに殺してやるっ…!!」 うずくまるチルノに向かって天子が歩みを進めようとしたその瞬間、いるはずのない妖怪の声が辺りに響いた。 「う、動かないでっ!!」 そこには、震えながら武器を構えるメディスン・メランコリーの姿があった。 * * 戻ってきたメディスンを見て、天子は舌打ちをする。 ターゲットが二人から三人に増えたから、というのもそうだが、それ以上に問題なのはメディスンの手の中。 あれもさっきの閻魔のものとは違うけど、おそらく同じ銃という武器。 随分と厄介なものを持っているじゃない、そう思った。 「貴方もつくづく馬鹿ねぇ。折角見逃して差し上げたのに。お仲間の馬鹿がうつったのかしら」 そう言い放つ天子を尻目に、チルノと空は慌てふためく。 「メ、メディ…? あんた…何してんのさ…?」 「おいっ! 馬鹿っ! 逃げろって言ったはずだぞ!?」 地に倒れ伏す二人の姿を見て、メディスンがその瞳に涙を浮かべる。 「だって…だって…! 友達を見捨てて私だけ逃げるなんて出来ないよっ!! 私はもう誰ともさよならしたくないの!!」 「だからって…! お前、殺されるぞ!?」 「でも…二人が死んじゃうのも嫌だもんっ!!」 「何…言ってんのよ! あたいは…最…強だから…大丈夫だ…って…!」 言い争う三人を見て、天子はハァ、と深いため息をついた。 折角漲った殺意が削がれてしまったというのもある、まったくもって興醒めだ。 「本当にやる気があるんだったら…警告なんてしないでさっさと仕掛けてきなさいよ」 「動かないでって言ったでしょ!?」 天子がゆっくり近づいてくるのを見て、メディスンは慌てて構えなおす。 依然として、恐怖で体は震えているが、視線だけは決して逸らさないように努める。 「無理よ…臆病者の貴方には出来っこないわ。くだらない抵抗は止めなさい」 「お、臆病者なんかじゃないもんっ!!」 確かに、目の前の人は怖い。 最初に出会ったあの妖怪も怖かったけど、この人もいい勝負だ。 でも、空さんやチルノが死んじゃう方がもっと怖い。 私は臆病者なんかじゃない、二人を助けて見せるんだ…! だから…だから… (スーさん…! 私に…力を貸して…!) 「うわあああぁぁぁっっっ!!」 叫びながら、引き金を引く。 ―――銃口が火を噴いた。 * * メディスンは信じていた。 弾幕やスペルカードという武器がある中に支給されたものなのだから。 きっとそれと同じくらいの力を、この道具は出してくれる、そう信じていた。 支給された説明書には、主催者のほんの悪戯心か、こう簡潔に記されていた。 「引き金を引くと、銃口から火が出ます」 だから、さっきの空みたいにとても強い炎が出て、目の前の人をやっつけてくれる。 そう信じていたのに。 「…え?」 メディスンが期待していた劫火とは程遠いほどのの炎。 せいぜい、種火と呼ぶのがふさわしい程度のか弱い炎。 それがチロチロと銃口から噴き出していた。 平時であれば、お部屋のインテリアとして、またちょっと変わった趣味として喜ばれたであろう。 だが…この殺し合いの場で「拳銃型ガスライター」など何の役に立つだろうか。 緊急時であったために試し撃ちをすることなく駆けつけたのが仇となってしまった。 頼みの綱を失ったメディスンは呆然と佇む。 それは空も、チルノも、そして天子もまた同様。 ライターを取り落とし、カシャンという軽い金属音が響き渡る。 「まったく…驚かしてくれるじゃない。ただ残念ね、単に怒りを買っただけだわ」 呆れ返った表情で、天子が沈黙を打ち破る。 「…こうなるって…分かっていたの…?」 「まさか。こんな玩具だってこれっぽっちも思わなかったわよ。 ま、仮にそうでなかったとして、あれだけガタガタ震えていたら当たるものも当たらなかったでしょうけれど」 そう言うと、緋想の剣を担ぐようにしながら再びメディスンに歩み寄っていく。 「い、嫌…! 近づかないでっ…!!」 半狂乱になりながらメディスンが弾幕を展開する。 空やチルノと違って、メディスンが弾幕を打てたことに天子は一瞬面食らった。 だが、制限が加わっている上に、精神的にも不安定な状況では、軌道は滅茶苦茶、密度はスカスカ。 前進しながら易々とかすり傷一つ負うことなくメディスンの目の前まで行く。 「あ…嫌…いやぁ…」 逃げてしまいたいのに、足が竦んで動くことさえ出来ない。 天子の冷たい視線に射抜かれ、金縛りにあってしまったかのように。 「さっきは臆病者だなんて言ってごめんなさいね。 死ぬって分かって戻ってきたんですもの。あなたはとても勇敢よ。」 「あ…あぁ…うぅ…」 「ですからね、私からささやかなお詫びといたしましてね… この緋想の剣で一思いに斬って差し上げようかと思いますの。 喜びなさい、本当なら貴方のような木っ端妖怪には過ぎるくらいの待遇よ」 天子が緋想の剣を高々と掲げる。 立ち上がることの出来ない空とチルノは、この後何が起こるのかというのが容易に想像できてしまった。 「いや…助けて…スーさん…助けてよぉ…」 天子には理解できないうわ言を呟きながら、震え続けるメディスンに向かって剣を構える。 「よせっ!! やめろおおおぉぉぉっっっ!!!」 「メディィィィッッッッ!!!」 「さようなら、小さな妖怪さん」 次の瞬間、無慈悲に振り下ろされた剣はメディスンの左肩から右の脇腹にかけて袈裟切りの軌道を描いた。 空とチルノの目に映ったのは、血を吹き出しながらゆっくりと膝から崩れ落ちていくメディスンの姿と――― ―――顔を押さえながら声にならない声を上げて苦しむ天子の姿だった。 * * メディスン・メランコリーは元々鈴蘭畑に捨てられた人形だった。 それが長い年月をかけて鈴蘭の毒を浴び続けることによって妖怪として生を受けた存在。 いわば、人間や妖怪にとっての血液に当たるものが、メディスンにとっては毒であったのだ。 その毒は、花の異変の時の彼岸花という別の毒素との邂逅によって力を増し。 体から無意識に漏れ出した毒だけで、制限下で弱っていたとはいえあの八雲紫を追い詰めるまでに至った。 そんなメディスンの体に回る毒は、いわば混じりっ気なしの原液と言っていいようなもの。 それを不用意にも至近距離から切りつけた天子は、思いっきり浴びてしまうこととなってしまった。 顔を焼き、眼球を焼き、視界が失われる。 焼けるような熱さと、不快な痺れが同時に襲い掛かってくる。 そのまま呻き声をあげながら、緋想の剣を杖のようにしてフラフラと立ち去っていく。 そんな天子を、空とチルノは何が起こったのか分からずに呆然と見送ることしか出来なかった。 * * 目が覚めると、私はいつもの鈴蘭畑の中にいました。 周りをキョロキョロ見渡してみると、スーさんもそこにいました。 今まで見ていたのは夢、だったのかなぁ? 確かめるためにいつもの呪文を唱えてみます。 「コンパロ、コンパロ、毒よ集まれ~♪」 うん、やっぱり大丈夫、スーさんの毒で苦しくなることもありません。 やっぱり今までのは悪い夢、きっとそう。 夢の中身を思い出してみます。 最初に出てきた怖い怖い妖怪や、最後に出てきた怖い怖い強盗さん。 随分怖い思いもしたけれど、でもカッコいい人もいた。 空さんに、チルノ。 二人とも、絶対に諦めずに何度でも立ち上がる姿、カッコよかったなぁ。 「ねぇ、スーさん」 いつものようにスーさんとおしゃべりを始めます。 「八意先生も頭がよくって、すっごい人だけれど…」 夢だったけど、あの二人の姿は今でもハッキリと浮かんできます。 「空さんやチルノみたいな人もいるんだね」 私はまだまだ妖怪として、生まれたばかりだけれども。 いつか、八意先生みたいに頭がよくって、空さんやチルノみたいに勇ましい、そんな妖怪になれるのかな。 「そうだ、スーさん、私、すっごく怖い夢を見たの」 スーさんにお話したいことがいっぱいある。 全部お話しするのにどれくらいかかるかなぁ。 「あのね、スーさんも私のことを嫌いになっちゃってたの、でもね…」 彼女が見たのは夢か現か。 人形から生まれた妖怪は、妖怪としてはあまりに短い生を終え、再び人形へと戻っていった。 【メディスン・メランコリー 死亡】 【残り 26人】 * * まるで時が止まってしまったかのように、空とチルノはその場を動かなかった。 体に蓄積されたダメージの為、というのも勿論あった。 だが、目の前で仲間が一刀両断にされ、地に伏したまま動かないのを見てしまったのが何よりの原因だった。 不思議と逃げていった天子を追いかける気にはなれなかった。 今はもう天子のことなど、考えるだけの余裕さえも無かったのだ。 どちらかといえばダメージが少なく済んだチルノが、空の下に足を引きずりながら近づく。 左翼に突き刺してあった仕込み刀を引き抜いて、ようやく空は地面への磔から解放された。 外された肩を自力で嵌めようと苦心する空を尻目に、今度はメディスンの下へとチルノは歩みを進めた。 元のお人形に戻ってしまったかのように、ピクリとも動かないメディスンの亡骸を、ただ見下ろすことしか出来ない。 ふと、チルノの頬を熱いものが伝う。 これって…涙…? どうして…? どうして、こいつが死んであたいが泣いているんだろう…? ちょっとだけ考えて、すぐにチルノは答えを見つけることが出来た。 そっか…あたいはこいつの、メディのことがとっても大事だったんだ。 (友達になろうって言葉だけでもすっごく嬉しい。ありがとね、チルノ) (友達を見捨てて私だけ逃げるなんて出来ないよっ!!) メディの言葉が、あたいの胸に甦ってくる。 「ごめんね、メディ…友達だったのに…あんたを守ってやれなくって…」 両の瞳から涙がぽろぽろとこぼれて来る。 メディスンの死という悲しみ、守ってあげられなかった悔しさ。 二つの思いがごちゃ混ぜになって、頬を伝う涙はいつまでも止まらなかった。 「メディスン…」 気がつくと、お空が後ろに立っていた。 棒を嵌めている方の肩を痛そうに押さえながら、立ち尽くしている。 お空は必死に涙を堪えているようだった。 きっと、あたいが泣いているから、自分だけでも泣いちゃいけない、そう思っているんだろう。 「…ねぇ、お空」 「…なんだい」 「お空さ…いつか言ってたよね…? 何のための最強なの? 誰のための最強なの? って」 「あぁ…そんなことも…言ったっけか」 「あたいさ…お空やメディを守るために頑張ったんだよ? でも…メディは守りきれずに死んじゃってさ…」 「そんなの…私だって同じさ。お燐を守れなかった上に、メディスンまで目の前で死なせたんだ…」 「…おかしいよね、あたいもお空も最強なんだよね、最強のはずなんだよね」 「その…つもりだったんだけどな…」 「メディも、お燐って妖怪も、お空やあたいのことを最強だと思って死んでいったんだよね」 「…そうかもな」 「だったらさ…今はまだ最強じゃないかもしれない…けど。 あたいは…あたいはメディに笑われないように本物の最強になってやる、そう決めたの」 そう言うと、チルノはメディスンの金髪に手を伸ばすと、その頭に巻かれた赤いリボンをしゅるり、と解く。 そのリボンを自分の左腕に喪章をするかのように、しっかりと結びつける。 「だから、あたいは今ここで誓うの! メディのために、あたいは最強になるんだって! いつかあたいも死ぬかもしれないけれど、死んだ後でメディをがっかりさせないくらい、最強になってやるんだ!」 涙を腕で拭いながら、精一杯力を込めてチルノが叫んだ。 「…なんだ、チルノも考えることは一緒か」 そう言うと、空は自分のスキマ袋から黒いリボンを取り出した。 「形見の…つもりでお燐から貰ってきたんだけどな…真似させてもらおうよ。 チルノ、悪いけど私の左腕にも結んでくれない? こっちの足がまだ痛くってね」 こくり、と頷いたチルノが、空の左腕に燐の黒いリボンをしっかりと結びつける。 「あたいはメディのために!」 「私はお燐のために!」 「「絶対に!! 最強になってやる!!」」 がしっと互いの左手で握手する。 もう泣くわけにはいかない。泣いていたら、死んだ二人にいつまで泣いているんだ、って笑われそうな気がして。 「ねぇ、お空。あたい達二人で一緒に最強になるんだよね」 「そうとも。それがどうした?」 「もう、絶対に離れ離れにならない、約束する?」 「あぁ。もうこれ以上誰かとお別れするのは真っ平御免だからね」 「じゃあさ…これ」 じゃらり、と音を立てながら、チルノが懐から金属の輪っかを取り出す。 「なんだい、これ」 「メディが持ってたおもちゃだよ。これで手を繋げば、離れ離れにならないんだってさ」 「ふぅん、おまじないみたいなものかな。いいよ、そいつで手を繋ごうじゃないか」 空の左腕と、チルノの右腕が、手錠によってしっかりと繋がれた。 本来の目的とは明らかに逸脱した使い方だが、二人にそれを突っ込むのは無粋、というものだろう。 何はともあれ二人は今、心身ともに強固な絆によって結ばれたと言ってもいいだろう。 「…さて、とりあえずどうしようか?」 「まずはさっきの奴を探し出して捕まえるのよ! メディにこんなことしたのを、地面に頭こすり付けて謝らせてやるんだから!!」 「そいつはいい考えね。 それと、こんなところに私達を放り出した奴も許すわけにはいかないね。 そいつらのせいでお燐やメディスンがこんな目に遭ったんだから」 「よぉし、そいつらもみんなまとめて謝らせてやろう! ねっ!」 傾き始めた太陽が、二人の顔を紅く紅く照らしつけていた。 だが、太陽だけのせいではない、二人は決意に闘志を燃やし、紅潮していたのだ。 【C-5 南東部森林 午後 一日目】 ※限りなく夕方に近い時間です 【最強コンビ】 共通方針:二人で一緒に最強になる 1.メディスンを殺した奴(天子)を謝らせる 2.ここに自分達を連れてきた奴ら(主催者)を謝らせる 【チルノ】 [状態]霊力消費状態(6時間程度で全快)全身に打撲 強い疲労 心傷 [装備]手錠 [道具]支給品一式(水残り1と3/4)、ヴァイオリン、博麗神社の箒、洩矢の鉄の輪×1、 ワルサーP38型ガスライター(ガス残量99%) [思考・状況]基本方針:お空と一緒に最強になる 1.メディスンを殺した奴(天子)を許さない 2.メディスンを弔いたい 3.余裕があれば霧の湖に行きたい ※現状をある程度理解しました 【霊烏路空】 [状態] 霊力0(6時間程度で全快) 疲労極大 高熱状態{チルノによる定時冷却か冷水が必須} 右肩(第三の足)に違和感 左手に刺傷 左翼損傷 全身に打撲 頭痛 心傷 [装備] 手錠 [道具] 支給品一式(水残り1/4)、ノートパソコン(換えのバッテリーあり)、スキマ発生装置(二日目9時に再使用可) 朱塗りの杖(仕込み刀) [思考・状況]基本方針:チルノと一緒に最強になる 1.メディスンを殺した奴(天子)を許さない 2.メディスンを弔いたい 3.さとりとこいしに会いたい ※現状をある程度理解しました ※空の左手とチルノの右手が手錠でつながれました。妹紅の持つ鍵で解除できるものと思われます。 ※橙の首(首輪つき)がチルノたちの側に転がっています。どう扱うかは次の書き手の方にお任せします。 ※河童の五色甲羅(ひび割れ)がチルノたちの近くの草むらの中に転がっています。どう扱うかは次の書き手の方にお任せします。 ※メディスンの持っていた燐のスキマ袋はチルノが持っています。 中身:(首輪探知機、萃香の瓢箪、気質発現装置、東のつづら 萃香の分銅● 支給品一式*4 不明支給品*4) ※メディスンのランダム支給品は手錠とワルサーP38型ガスライターでした。 * * 天子は、闇雲に逃げ続けていた。 視界を失った今、方向感覚は分からない。 幸い、嗅覚はあるので、ぶすぶすと木が焦げる匂いを避けるようにしながらの行軍だ。 中途半端に力を使ったせいで、湖の時みたいに岩のドームを作ることは出来そうに無かった。 仮に出来たとして、視界を失った今、チルノをドーム内に一緒に引き込んでしまう可能性は否めなかった。 いくら氷精が相手とはいえ、目が見えない今は明らかに分が悪すぎる。 追ってくるかもしれないチルノと空の影に怯えるように、フラフラと天子は歩みを進める。 迂闊だった、なんの気もなしに切りつけた結果がこんなことになるとは。 遊びすぎたことを後悔しながらも、それでも天子は前向きに考える。 あの毒は、あの妖怪の能力に間違いないだろう。 自分の力にも制限がかけられている今、あの毒にだって制限がかけられていない道理が無い。 つまり、この視力消失は一時的なもの。さっきみたいに少し休めばきっと回復するはず。 そうすれば今度は遊ばない。あの二人も怯える暇など与えずに倒してみせる。 幸い、緋想の剣はもはやこの手の中にある。これさえあれば私に怖いものはない。 好死は悪活にしかず。 今の自分はおそらく醜くも生きているのだろう。 だが、死ぬよりはましだ。 生きてさえいれば、まだまだ先があるのだから。 だから、今は休もう。また休まなければいけないのは癪だけれども。 八雲紫、その式、射命丸文、霊烏路空、チルノ。 スケジュールはびっしりと埋め尽くされている。人気者は辛いわね。 いつしか山を分け入って随分と高いところまで登ってきていたようだ。 何度か木の根に躓いて転んでしまったが、その分の怒りはターゲットにまとめてぶつけよう。 あれからかなり逃げたはずだが、一向に追ってくる様子が無い。 うまく撒くことが出来たか、そもそも追ってきていなかったか。 よし、そろそろこの辺りでいいだろう。そう思ったその瞬間だった。 「きゃっ!」 天子の足元から地面が消え失せ、そのまま落下していった。 落下といっても、普段よりちょっと大き目の段差というだけのことだったのだが。 目の見えない今、天子にとってはそれだけでも十分に脅威になりうる。 しばらく斜面を転がり落ちて地を舐めることになってしまった。 私がこんな目に遭うのも全てあいつらのせい、そうとでも思わないとやっていられなかった。 苛立ちを募らせたところで、ふと気づく。 さっきまで右手に握っていた緋想の剣が、無い。 「うそっ!? まさか今ので落としちゃった!?」 天子にとって頼みの綱といってもいい緋想の剣。 それが無いことにうろたえるところに、追い討ちをかけるように耳に無機質な音声が響き渡る。 『警告します。禁止区域に抵触しています。30秒以内に退去しなければ爆発します』 天子の背中を冷たい汗が伝う。 最初に飛ばされた酒蔵のようなところで爆死した、顔も名前も知らない女のことを思い出す。 まさか、自分もあんな風になってしまうの…? それだけは…嫌だ!! 「そっ、そうよ…! ついさっきまではこんな警告なんて無かった…! つまりここは禁止エリアの端っこ…少し動けば抜けられるはずよ…!」 その間にもカウントダウンは進む。 29…28…27…26… 素早く起き上がって、斜面の上へ上へと進んでいく。 転がり落ちてきて禁止エリアに入ったのだから、登っていけば脱出できる、そういう道理だ。 25…24…23…22… ピッ、ピッ、ピッ、ピッ… 耳障りな電子音とともにカウントダウンが続いていく。 21…20…19…18… 目が見えればコンパスを頼りにすぐに脱出することが出来たはず。 しかし、無いものねだりをしても仕方が無い。 17…16…15…14… 登っても、登っても、カウントダウンは鳴り止まない。 最早緋想の剣のことは頭に無い。ただただ脱出して生き延びることだけしか考えていない。 13…12…11…『あと10秒です』 焦る天子の心中をよそに、カウントダウンは続く。 どうして? 何故脱出できない? 天子はパニックになる。 スイカ割りの時に目隠しをされ、ぐるぐるとその場で回る。 平衡感覚が失われるとともに、今自分がどこを向いているのかが分からなくなる。 今の天子が置かれた状況はそれに酷似していた。 これがスイカ割りならば、周りの友人が声で誘導してくれただろう。 だが、今の天子にそんな救いの声は存在しない。 転がってきた方向を登っているつもりで、別の向きに斜面を登っていたのだ。 9…8…7…6…『あと5秒です』 「嘘よ! そんなのってないわ! 私がこんなところで死ぬなんて、あっていいわけがない!!」 4。 なまじ意識がハッキリしているだけに、真綿で首を絞められていくような感覚。 死刑宣告のカウントダウンは鳴り止むことが無い。 3。 「嫌よ嫌! 死ぬなんて絶対嫌よ、だから誰か、誰か助けてよぉっ!!」 命乞いをしても…その声は誰にも届くことは無い。 2。 涙を流しながらも、諦めることなく上へ上へと歩を進めていく。 しかし、時間の流れは誰にも平等に刻まれていく。天人であろうと、そうでなかろうと。 1。 「お願い、誰か助けてっ!! 死ぬのは嫌あああああっっ―――」 半狂乱になりながら泣き叫び… 0。 最後の電子音と同時に、首輪がぼんっ、と小さく音を立てて爆ぜた。 首から上を失った胴体ががくっと崩れ落ち、登ってきた斜面を転がり落ちる。 止める力を持たない胴体はそのままゴロゴロと転がり落ち、最後に小さな崖から飛び出す。 どさっ、と音を立ててようやく死体は転がるのを止めた。 奇しくも、その死体は別の首無し死体に寄り添うようにしていた。 自分が首を落とした相手の側で最期を迎える。 誰かが、彼女に「因果応報」と忠言していれば…こうした結末は防げたのだろうか。 【比那名居天子 死亡】 【残り 25人】 ※緋想の剣はB-5の山中(ほぼB-4との境目)に放置されています。 ※残りの道具(永琳の弓、矢×13本、洩矢の鉄の輪×1、小傘の傘、支給品一式×2) は天子の死体と一緒に禁止エリアに放置されました。 128 哀死来 4 all(前編) 時系列順 136 リリカSOS 128 哀死来 4 all(前編) 投下順 129 酒鬼薔薇聖戦(前編) 128 哀死来 4 all(前編) メディスン・メランコリー 死亡 128 哀死来 4 all(前編) チルノ 133 違和感№909 128 哀死来 4 all(前編) 霊烏路空 133 違和感№909 128 哀死来 4 all(前編) 比那名居天子 死亡
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登録日:2009/06/20(土) 23 28 44 更新日:2024/04/29 Mon 10 46 49NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 FGO Fate TYPE-MOON hollow いろいろとエロい御方 はいてない はいてない←スカートを←ファッションです ゴスロリッシュ! シスター ドM ドS フィッシュ プリズマ☆イリヤ マジカルカレン マジカル紙袋 ルーラー 修道女 初生雛鑑別師 外道 小清水亜美 愛の神 折手死亜可憐先生 最悪 最悪←色々と仕方ない 疑似サーヴァント 秩序・善 銀髪 非処女 養護教諭 魔法少女 黒幕 カレン・オルテンシア(Caren Hortensia) 『Fate/hollow ataraxia』での新キャラ。 ●目次 【Fate/hollow ataraxia】◆データ ◆概要 【以降のシリーズ】その後? 『フェイト/タイガーころしあむ アッパー』 ドラマCD『アーネンエルベの一日』 OAD『Carnival Phantasm』 『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』 『Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚』 【Fate/Grand Order】◆ステータス ◆保有スキル ◆宝具 ◆シナリオでの活躍イベント「サン・バレンティーノ! ~カルデア・ビター・バレンタイン2021~」 メインシナリオ第二部6章「妖精円卓領域アヴァロン・ル・フェ」 【余談】 【Fate/hollow ataraxia】 ◆データ 身長:156cm 体重:40kg 3サイズ:B75/W54/H77 声:小清水亜美 「お帰りなさい疑心暗鬼。お行きなさい純真無垢。」 ◆概要 今作のヒロインにしてキーパーソン。 マーボーの後任として冬木教会に派遣されてきた代理司祭で、現在は彼に代わってランサーと金ぴかを従えている。 四日目の夜になると、魔獣たちを従える様に現れる。 幼い頃に母と死別し教会で育てられるが、教育も洗礼を与えられず下働きの立場で幼年期を過ごす。 8年の歳月が経ち、体に聖痕(スティグマ)が現れると、聖堂教会の手によりシトーという名門修道院に引き渡された。 そしてその体質が類い希な異能と認められ、代行者としての道を歩みだすこととなる。 「協会から修道院にたらい回しにされ、そこで天職を得た」とはアヴェンジャーの談。 性格はかなり歪んでおり、「他人の幸福は無性に潰したくなる」ドS。そして、ドM。更に毒舌で人使いが荒い。 自分でも思うところはあるらしく、士郎と2人で自分の性格をしみじみと最悪だと言ったりしていた。 とはいえ人と違う感性が役に立たなかった訳でもなく、悪魔が引き起こす惨状に発狂しなかったのもこのお陰だとか。 また優しくしてもらうのに慣れていないのか、 「この世全ての悪」の自覚があるアンリではなく、「衛宮士郎」の人格のアンリに身体のことを気遣われて戸惑う場面もあった。 そんな、性格最悪とメインキャラに異口同音に言われるカレンだが信仰心だけは本物で、我が身を省みず人を救おうとする程に無心の祈りを体現する。 (実態は「それが自分の生き方」と安定の為に自分を定義しているに過ぎず、不安定さの裏返し) 「被虐霊媒体質」と呼ばれる異能を持ち、近くに居る悪魔憑きの霊障を自分の身で再現する。 悪魔祓いにおいて初手、そして最大の難関とされる「隠れた悪魔を見つけ出す」ことに長けた稀な能力。 その結果、常に生傷が絶えず、右目の視力はほぼ喪失。 すでに走ることもできず、味覚は激辛・激甘など非常に極端なものでなければ味がわからないほどに利かなくなっている。 悪魔だけでなく人間の感情にも反応する様で、往来の多い昼に外出するのは難しい。 また「男性を拘束」するという特性を持った聖遺物である「マグダラの聖骸布」の使い手であり、よく男性キャラを釣り上げる。 そして、はいてない(スカートを)。 「男性が女性を犯したがるのは色欲を司る悪魔の仕業であり、それを鎮めるのも自分の仕事」と考えており、性欲旺盛な男には無償で抱かれる。 そして、男性の中に潜む悪魔を刺激するため、修道服のスカートをはかずに(本人曰く、はいてないんじゃなくて、元からスカートは無い服らしい)夜の街を彷徨う。 そこ、ビッチとか言うな。 以下ネタバレ 言峰綺礼の実の娘。 元々『hollow』の時点でアヴェンジャーの反応などから「言峰の娘ではないか」と言われていたが、 明言こそなかったものの『タイころ』でもそれらしき描写があり、続編の『アッパー』ではタイトルで親子と表記されるなど、 公式でも匂わすというにはあからさまなほど、その推測を肯定するような描写が増えていった。 そしてとうとうTYPE-MOON.Fesの一問一答にてカレンと言峰が血縁関係であることが前提の質問に対してきのこが普通にそれを元に回答。 もはや二人が親子なのは公然の秘密だと言っていいだろう。 なお、それによるとカレンは父親である綺礼の魔術回路は受け継いでおらず、令呪も持っていない。 ギルとランサーを従わせているのは、ただ性格によるものである。 それはそれですげぇな…… 母親の名前はクラウディア。 カレンは容姿と名(作中での表記。苗字のことか)をクラウディアから、性格を言峰から受け継いでいる。 言峰曰く似ているのは面影だけとのこと。 ただ性格こそ似ているが、最終的な着地点は実は真逆なので本質を突いた発言ではある。 因みに言峰が結婚したのは第五次聖杯戦争の15年前。 婚前交渉していない限り、カレンはエロゲーのヒロインとしてあるまじき年齢になる。 まあ(推定)父とか(推定)同僚の年齢が変わったんだし、カレンだって変わる可能性は無くも無い。 【以降のシリーズ】 その後? 明言はされていないが、埋葬機関第六位の一人「ミスター・ダウンの相棒」とカレンとの共通点が多く、埋葬機関の一員であるとも言われている。 『hollow』後はその終生まで暗黒の聖者を追いかけ続け、最期の悪魔祓いが成った時、望みが叶ったとかなんとか。 『フェイト/タイガーころしあむ アッパー』 前回破壊された虎聖杯を密かに修復しダニ神父への牽制のため並行世界から切嗣やアイリを呼び寄せる。 更に紆余曲折を経て「魔法少女マジカル・カレン」に変身。 手にするラブアース・ディザスター(トゲ付モーニングスター)は「持ち主が愛する物の大きさで重さが増す」という胡散臭い代物。ちなみに平時の重さは地球と同等。 変身後も基本的な性格に変化は無いが杖の影響で元気になったからか若干お嬢系?な言動になる。 魔法少女の力に感銘を受けマジカル四天王に加わり暗躍するが魔法少女衣装に対する羞恥心は強く、アンリに見られた際にはかなり動揺していた。 ドラマCD『アーネンエルベの一日』 ある意味での黒幕。ドクダミ茶で言峰を殺す。 OAD『Carnival Phantasm』 しばらくはEDに出てるだけだったがこの度「EX Season」にて主役をはった。 ヒヨコの雄雌を判別するために聖骸布を使っている。 モグリらしい…… 札束でランサーの頬をひっぱたくのに快感を覚えかけた。 その際誰かさんのオーラを背負い、子ギルとランサーに恐怖を覚えさせた。 「やはり世の中、金」 「うちのランサーも言ってましたよ」 「『金と女と肉だ、それさえあれば俺は何もいらねえ』、と」 「言ってねーよ!そんなこと!」 「やはり私こそがマスターにふさわしい、 左腕を渡しなさい、バゼット 」 『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』 養護教諭としてちょっと成長した姿で登場。 本編よりもだいぶ元気だが性格や体質(本編より弱い可能性はある)に変わりはない。味覚も相変わらずおかしい。 「暇ね。危篤状態の重病人でも運ばれてこないかしら」 患者が気絶している理由を脳震盪か何かと適当に説明し、健康な人は見ているだけで気分が悪いと保健室から追い出そうとするなど 生徒からは養護教諭としての適性を疑われていた。既に性格最悪認定されているが、何だかんだ人望はある様子。 擁護しておくと、急患が来た時に真っ先に重傷でないことを確認しているし、『hollow』でも仮死状態にあった人物を手当した実績はある。 その正体は『hollow』同様に聖堂教会所属の監視役で、魔術協会の魔術師であるバゼット・フラガ・マクレミッツと協力関係にある。 その正体やバゼットとの関係は『ツヴァイ』終盤まで明らかにならなかったが、アニメ版『ツヴァイヘルツ』ではアニオリ回で正体を薄々匂わせる描写が追加される。 なお、例の衣装については、「ファッションです」とのこと。 『Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚』 「言峰花蓮」名義でランサーのマスターとして登場。 やはり所属は聖堂教会で、「外部から派遣されたランサーのマスター」という点が何の因果かバゼットさんと共通する。 ただし、スターシステムによる起用なので、よく似た顔と性格と所属の別人という扱いが妥当か。 【Fate/Grand Order】 稼働初期から概念礼装(装備品)のイラストに描かれていた。 サーヴァント以外のFateシリーズ既存キャラと同じ扱いであったが、SNと関係のある人物達が続々とサーヴァントの力を得て登場していたので、いずれは彼女も実装されるのでは…などという期待もされていた。 そして… サーヴァント・ルーラー。神霊アムールこと、カレン・C・オルテンシア、召喚に応じ参上いたしました。ふふ。ここが噂のカルデアなのですね。賑やかでたいへん結構です。愛の伝道、私に務まるかどうか……楽しみですね? 「サン・バレンティーノ! ~カルデア・ビター・バレンタイン2021~」の目玉サーヴァントとして謎にミドルネームが増えて登場したカレンさんの姿がそこにあった。 身長:156cm 体重:40kg 出典:ギリシャ神話、ローマ神話、Fate/hollow ataraxia 地域:地中海、欧州 属性:秩序・善 ◆ステータス 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 C- A+ B- C- A- EX ◆保有スキル ◆クラス別スキル 道具作成:A 『愛の矢』を代表とする、心に作用する道具のプロフェッショナル。 ちょっと弱気なアナタの背中を一押しする、人間の心をよりよく機能させる、そんな素敵なアイテムをたくさん作れる。 単独行動:A 『愛の伝道師』でもあるカレン・C・オルテンシアにとって、仕えるべき主人はマスターだけではない。 主の御心、人々にたくさんの愛を届ける使命のもと、彼女はマスターの事情に囚われない。フリーダム。 被虐霊媒体質:EX 本人の意思に関係なく、周囲にある魔を肉体に取り憑かせてしまう体質。現象としての悪魔を再現し、事によっては受肉させてしまう。 毒、呪い、火傷といったバッドステータスにかかりやすく、また、それらバッドステータスがかかっているとカレン自身の攻撃力が増していく。 被虐からの、おそるべき加虐。とはいえ、狙って出せるものではない。 女神の神核:B 本来ならアムールの『神性』になるのだが、依り代の少女の強い信念により、女神の神核となった。 少女にとって、『神性』を獲得しているのは大いなる父だけなのだろう。 鋼の信仰:A 概念礼装にある『鋼の鍛錬』のカレン版。 本来、生まれてすぐに息絶える筈だったアルビノの娘は、人々の予想に反して成長した。 自分が生きている事───それ自体が奇跡であり 『主の愛』が実在する証明だと彼女は考える。 恐怖耐性、魅了耐性、バスター耐性をパッシブスキルとして獲得している。 ◆保有スキル ヴァレンティヌスの聖骸布:A エロース(性愛)。 もともとは『マグダラの聖骸布』を愛用していたカレンだが、今回は『恋人たちの聖骸布』を使用している。 『ヴァレンティヌス』と名付けているのはカルデアのバレンタインに合わせてのもの、らしい。 黄金の矢:A フィリア(隣人愛)。 射貫いた人間の心をアモーレさせる天使の矢。強制。 「恋はいつだって突然、でしょ?」 魔力放出(愛):A ストルゲー(家族愛)。別名ゴッドカレン。 愛するもの、守るべきもの、唯一のもののために奮われる超バフ。なんかすごい。 ◆宝具 『遍く無限の無償の愛(ザ・グレイテストヒッツ・“コーリング・アガペー”)』 ランク:EX 種別:対人宝具レンジ:1~99 最大補足:不明 祈りは深く、深く…… 私の想いを、具現化します。遍く無償の無限の愛を! 聖なるかな、聖なるかな── 遠く深く、ソラを歩み、瞬きの後に築き、微睡みの後に満たす―― 『遍く無償の無限の愛(グレイテストヒッツ・“コーリング・アガペー”)』!! 祈りの殻で自らを包み、より新しく、そして普遍的な“愛”の代弁者として昇天・降臨する宝具。アセンション。 愛の神アムールではなく、それを起源とした“天の愛”となり、無償にして無限の愛で地上を照らす天罰系の攻撃。 どう見ても対界宝具であるが、本人はあくまで対人宝具です、と言い張っている。 カレンの言う『愛』とは、人類全てを無条件で、無償で愛する神の愛、即ちアガペーである。 かつてカレンは『タイガーころしあむ』で『持ち主の愛の重さが武器の重さになる』というモーニングスターを使っていた。 カレンは全人類を愛しているので、イコール、ハンマーの重さは地球の重さになっていたと言う。それのFGO版。 また、無限なのは『愛のビーム』の方で、 無償なのは「それをタダであげている」というカレンのおおらかな気持ちを指している。 宝具にはレア演出であのキャラが出てくることがある。ばぶー。 ローマの神霊「アムール」の疑似サーヴァントになったカレン。 といっても、人格はほぼカレンそのものというⅡ世パターン。 アムールの疑似サーヴァントを名乗るくせに、中身の人格はカレンなのでエロースを完全に否定(ダメだし)し、 その上で、二神の象徴とも言える愛の天使キューピッドの姿に扮している。ミドルネームのCは「Cupido」ということである。 それというのも、カレン本人の強い信仰心が『愛」とは『無償の愛』であると定義しており、アムールはともかくエロース(性愛)を否定しているため。 ギリシャ哲学において、愛とは四つの種類があり、 それぞれ性愛、隣人愛、他人への無償の愛、家族愛とされている。 彼女の知る無償の愛……『神の愛(アガペー)』において、性愛は含まれず、低俗な愛としている。 そのため、カレンはアムールという『愛の神』の疑似サーヴァントではあるが、その根底にあるのはアムール、エロースを否定する、 より大きな愛の伝道者なのである。 まさに二律背反、被虐体質であり加虐趣味であるカレンらしい、けったいなサーヴァント特性と言える。 まごうことなきカレンなのだが、マイルームでは毒舌は割と控えめなきれいなカレンだったりする。 ただし、嫌いなもの(クソ神父)に対してはいつもどおり。 嫌いなものはありません。死ねばいいのに、と思うものはありますが。育児放棄の末、人生を謳歌して大往生。何様のつもりでしょう? ルーラーと言えば、天草さんも素敵な方ですね。穏やかそうに見えて中身は鍛え上げられた鋼のよう。笑顔の下にある冷酷な信念と情熱、というのでしょうか。どこかのダニ神父に見習わせたいくらいです 後のその嫌いなものもカルデアにやってきたが、「スバラシイカタデス」とものすごい棒読みで言った後、 「ピクニックと称して冬のロシアの川辺に誘い出してくれればバズーカで歓迎する」と物騒なことを申し出ている。 宝具の説明でたいコロの話に触れられているように、どちらかといえば『hollow』の今にも倒れそうなカレンではなく『たいコロ』にいる割と元気めカレンの方で召喚されている。 そのためか、イベントでは「マジカルカレン」を名乗っていた時の紙袋を被った立ち絵が存在している。パイプを咥えたり、袋の下の顔とリンクするような落書き差分があったりと無駄に豪華 カニファン経由済みなのかお金も大好きだが、「貯金が趣味」的な嗜好であって具体的に何に使おうとかそういう欲はなく、 ひとしきり貯めて満足したら、使うことなくそのまま燃やしてしまう可能性すらあるらしい。強欲なんだか無欲なんだか さらに第三再臨になるといろいろおかしくなる。多分知り合いがいたら大爆笑ものだろう。 あとはいてる。そのせいで本当に本人か疑われたし、ボイジャーにもそのことを言われている。 こんなんだが、ルーラーに選ばれる資格をもつ聖職者ということで聖杯については危険なものだという認識をしている。それはそれとしてプレゼントとして欲しがっているが。 ユニットとしては一風変わった性能のルーラー。 カード構成はBAAQQで宝具がQuickというアサシンやライダーにちょくちょくいるタイプ。Quick主体のルーラーは初だったり。カード性能はどれも悪くない。 「被虐霊媒体質」の効果により弱体耐性がデフォルトでダウンしているが、代わりに何か弱体状態になると攻撃力が上がる。 「被虐霊媒体質」の効果による弱体耐性ダウンは強化扱いだが、それ以外の弱体状態なら何にでも反応するので、パーティーにアヴェンジャーを一人入れておくだけで効果が適用される。 ちなみにカレン本人のデフォルトでの弱体耐性は「女神の神核」のおかげで差し引きプラスになっている。 「鋼の信仰」のおかげで魅了と恐怖は耐性に関係なく無効なので行動阻害される危険性は低め。 スキルは「ヴァレンティヌスの聖骸布」「黄金の矢」「魔力放出(愛)」の3つ。 「ヴァレンティヌスの聖骸布」は自分に無敵3回、味方に無敵1回とNP獲得量アップ、そして味方からNPを吸収する状態を自分に付与する。 簡易的な全体無敵スキルとしても使えるが、味方からNPを吸収する効果が割と重要で、毎ターン10ずつ吸収するので味方2人ならNPが毎ターン20ずつ増えていく。 NP獲得量アップは「代わりにNPを取ってきて」的な感じだろうか。人をパシらせるのは実にカレンらしい。 「黄金の矢」はチャージ減少と攻撃力ダウン・防御ダウンを相手に付与し、自身にはターゲット集中を付与しNPを増加させる。 チャージ減少とターゲット集中がセットなので単体宝具を代わりに受けるということはできないが、 味方を守りながらデバフで火力支援・さらにNP獲得で宝具を打ちやすくと結構便利。NP増加は最大30。 「魔力放出(愛)」は3種のカードバフとNP増加とチャージ減少の複合スキル。 カード強化はそれなり程度だが、2つめのチャージ減少スキルで宝具を遅延させつつNP獲得で宝具を打ちやすくこれも便利。 ターゲット集中以外のバフ・デバフはすべて3T持続する。ターゲット集中のみ1T。 宝具は自身に宝具威力アップを付与してからのQuick全体攻撃で、攻撃後に3T持続のQuick耐性ダウンと1回の強化無効を付与する。 Quick耐性ダウンによる味方支援に加え、全体への強化無効が付くのが結構大きい。 「ヴァレンティヌスの聖骸布」を使ったターンに宝具を撃つと無敵貫通付与を無効にして安全に宝具をやりすごせる。 基本等倍相手で火力が出にくいのが悩みだったが、宝具強化により「混沌」特攻を得たので特攻対象には火力も出せるようになった。基礎火力が伸びたのも追い風。 総じてどちらかといえば支援に寄った宝具アタッカー。 NP獲得スキルの宝庫なので宝具はかなりの頻度で打てるが、宝具による打点が控えめなのでメインアタッカーとしてはちょっと心もとない。 反面支援要因としては2種のチャージ減少による宝具遅延やターゲット集中など防御面が心許ないサーヴァントの防御面を解決してくれるため結構優秀。 この場合「ヴァレンティヌスの聖骸布」によるNP吸収(ちょうぜい)が少し問題になってくるが、宝具レベル2以上でNP100を超えて貯まる状態だったり、 そもそも攻撃宝具じゃなかったり、宝具をあまり使用しないサーヴァントだったりすれば多少デメリットは抑えられる。 つまり良くも悪くもコイツの相方として最適ということである。 ◆シナリオでの活躍 イベント「サン・バレンティーノ! ~カルデア・ビター・バレンタイン2021~」 いつもどおり。多分それだけで何をしたかは何となく察せられるであろう。 色々暴れ放題したカレンだったが、最後に自らの分身により矛盾を思い知らされる。 結局負けを認めたものの、それはそれとしてカルデアには残留するとな。 悪魔を祓うために多種多様な人間・動物に体を捧げ、つねにその相手の幸福を想ってきたが、 人間らしい素朴な愛……自分のために幸福を願った相手はただひとりであり、その思い出と願いを、今も心の奥に秘めている。 他にはアルトリア・キャスターのバレンタインシナリオに師匠として登場。 アルトリアは何故か作るものが剣になってしまうので、チョコの作り方を教えたようだ。 幸い、今のカレンは味覚が普通なので変なものはできないし、何ならカレンがいないとヤバかった。 カレンを「先生」と慕う宇津見エリセにも、バレンタインの詳細について教え込んだらしいが、 その内容が「それなんてエロゲ?」なチョコ受け渡しイベントだったために当然主人公には困惑され、 真実を知ったエリセは「どう考えても痴女です、本当に(ry」な発言をしてしまったことに赤面する羽目になった。 メインシナリオ第二部6章「妖精円卓領域アヴァロン・ル・フェ」 まさかの登場。 ノクナレアのチョコ城を守るチョコの妖精として登場。 ノクナレアとアルトリア・キャスターのチョコ作りの「裁定者」を務める。 【余談】 モデルはエヴァの綾波レイ。武内社長のレイのイメージを投影したとか。エロスーツもプラグスーツがモデルだそう。 『タイころ』以降カレンを担当している小清水亜美氏は『コードギアス』でも「カレン」というキャラを演じており、キャラクター的には名前と「ヒロイン」であること以外に全く共通点はないが、時期が近かったためにネタにされることも。 FGOでは何故かマシュのことを「マシェリ」と言っていた。フランス語で「愛しい人」という意味だが、アムールとマシェリと言ったら諸兄が思い浮かべるのはあの二人のことだろう。奇しくもマシュもカレンも中の人はそっちでは主役をしている。ついでにあっちのアムールの中の人もFGO参戦済み。 FGOでは色々知り合いに声をかけているカレンだが、“あのキャラ“へのセリフはない。これは仕様であることを実装当日に竹箒日記で補足されている。一応、別キャラ宛てボイスで匂わせてはいる。 + 以下、竹箒日記より またマイルームでのカレンについても一つだけ補足。 『カレンのマイルームボイスで、 深い関係性のある“あるキャラ”へのセリフがない』 という事にすぐ気がつくと思われますが、無論、仕様でございます。 今回のカレンは元気なのでいろいろな知り合いに声をかけますが、 “あのキャラ”にだけは触れません。 砕けたガラスの欠片はカルデアにはなく、 それは約束の四日間でのみ許された告解。 追記修正お願い…… 「―――――フィッシュ」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] マグダラは正確には“魂に潜む男性的な要素”に反応して拘束するものかな?タイころだとセイバーに下心剥き出しなキャスター(もちろん奥様)も釣り上げたし -- 名無しさん (2013-06-01 12 26 12) 花札でも魂に反応するからバゼット捕まえれるかも?的な事言ってたなw -- 名無しさん (2013-07-22 05 29 59) つまり魂が女ならオッサンでも捕まえられないと……そんなオッサン聖骸布でなくともゴメンだろうが -- 名無しさん (2013-08-21 09 18 30) ↑結論 カリー・ド・マルシェは捕らえられない -- 名無しさん (2013-10-26 09 51 31) ↑×2 そしてザビ子は捕らえられる -- 名無しさん (2014-01-15 00 04 03) むぅ、色身を変えるとまんまザビ子に見える -- 名無しさん (2014-01-22 08 40 12) 梅宮かな? -- 名無しさん (2014-01-22 11 26 45) ↑×2 髪型ちょっと似てるからかな?おれはどっちかっていうとzeroの葵さんの方に似てるかなと思ってた。 -- 名無し (2014-01-25 21 19 26) ↑あ、葵さんの方がザビ子にだ。脱字スマン -- 名無し (2014-01-25 21 21 52) Hollowフルボイスで移植キター!!小清水カレン好きだから嬉しいわ -- 名無しさん (2014-02-01 00 52 02) Fesで確定してるのか。 -- 名無しさん (2014-03-07 15 28 29) 一番最初に娘言ったのってタイころUPPERじゃなかったっけか? -- 名無しさん (2014-03-07 15 48 41) あれは母親にまるで似ていないって言っただけで明言はしてなかったはず -- 名無しさん (2014-03-07 16 10 09) アッパーのライオン√で言峰とのコンビが「親子」と表記されてる -- 名無しさん (2014-03-17 16 03 28) EXTRACCCの2周目目で知ったが、あの世界にも存在しているようだな。ただかなりアレなバックアップらしいが。 -- 名無しさん (2014-07-25 14 51 59) なんて適当な教諭だw -- 名無しさん (2014-07-31 15 26 30) おい、綾波をモデルにしたのは武内で、それもキャラデザだけだぞ。デマ書いてんじゃない -- 名無しさん (2014-11-10 18 30 54) 健全版の差し替えシーンが18禁版のHシーンよりもエロかった。あみっけGJ! -- 名無しさん (2015-02-16 06 04 59) 数年後は全く動けない半ば死体のような姿になるらしいな。いくらなんでもあんまりだ -- 名無しさん (2015-02-19 14 48 01) 彼女で童貞喪失したいな...。 変なもんが伝染りそうで怖いけど。 -- 名無しさん (2015-03-15 13 57 00) ↑お前…相当なドMだな…。この話で思ったけど魔術師は処女のままの方が良い触媒を調達出来るし、エロス!は英霊か精霊にエロス!を通じて加護とか得る時以外はしなさそうだな。娼婦に殺された奴はいるけど -- 名無しさん (2015-04-20 14 15 44) きもすぎ -- 名無しさん (2015-05-15 16 45 33) ごめん。俺も最初の人はカレンがいいかも。 -- 名無しさん (2015-05-15 17 40 59) ロリ枠と定義しても良いレベルの体格 -- 名無しさん (2015-06-14 00 15 36) ドラゴンクエストビルダーズ カレンの大いなる野望に吹いた。きのこビルダーズ満喫してるんじゃねえよwww -- 名無しさん (2016-02-08 07 31 17) ↑4 そのような戯言をほざく貴殿には紅洲宴歳館・泰山特製の激辛麻婆豆腐を差し上げよう。 -- 愉悦部員 (2016-03-09 00 57 23) 悪人ぶって背伸びしているだけ、なのをアンリは見ぬいているな -- 名無しさん (2016-05-04 16 59 25) 暗黒の聖者って誰なんだろう -- 名無しさん (2016-07-26 20 17 35) ↑悪魔崇拝者じゃね? キリスト教の聖人並に筋金入った。 -- 名無しさん (2016-10-09 16 49 20) ↑2バゼットのサーヴァントだった時のアンリマユだよ -- 名無しさん (2016-10-30 19 40 20) ギルが従ってるのは、少なくともギルから見て『醜悪じゃない』ってのもあるんだろうな。アイツ自身の視点から醜悪であると判断したら(その相手に何らかの愉しみを見出していない限り)マスターだろうが殺しそうだし -- 名無しさん (2016-10-30 20 10 58) カレンさんの新情報をわしはずっと待ち続けておるよ…… -- 名無しさん (2016-11-08 16 16 58) 凛やウェイバーみたいにFGOに出そうな気がする -- 名無しさん (2017-05-18 09 51 50) ランサーと子ギルがボイコットしたら割とマジでヤバいんだろうな。身体が弱いのはガチだし -- 名無しさん (2017-07-23 20 49 20) ↑そんなSSあったな。扱いの悪さに二人が嫌気がさして家出するって内容の。 -- 名無しさん (2017-11-12 17 56 42) 「男たちの性的イメージを投影する」という意味では、非常に綾波レイらしいキャラ作りではあった -- 名無しさん (2019-04-26 22 11 56) Fateアポクリファだとどんな生活をしているんだろうな?魔術師殺しは3日で亜種聖杯戦争を終結させて、麻婆神父は自身の善性と悪性に葛藤し続け、ヘッポコロボは養父に引き取られる展開が無いけど(魔術回路があるだけの一般人だが)相変わらず(主にあかいあくまなど普通じゃない女性との)ラブコメしているし、ロリブルマは母親同様誕生すらしていないからな -- 名無しさん (2020-02-04 08 31 44) 今んとこhollowで14歳だっけ? -- 名無しさん (2020-04-15 15 30 41) ↑不明最低13歳もありえるなど公式でもハッキリしてない -- 名無しさん (2021-02-08 00 22 04) 創の軌跡でミュゼが魔法少女コスやった翌年に愉悦部マネージャーまで魔法少女(悪魔神)として霊基再臨に組み込む暴虐振り…明らかに小清水さん確信犯w -- 名無しさん (2021-02-22 19 13 58) 一番上のコメントした人だけど、逆を言うとイワンコフやボンクレーにカマバッカの 住民はいわずもがなで、さらに恋姫の貂鮮やネイサン・シーモアもマグダラはムダなのかな?ただぷりぷりプリズナーやヴェノムあたりはホモでこそあれ、性自覚は男性と思われるのでちゃんとかかりそう。 -- 名無しさん (2021-06-19 18 57 44) カレンが10代前半だと18禁のシーンがアウト しかし、カレンが18歳以上だとすると言峰が婚前交渉で女を孕ませたことになるという二律背反 -- 名無しさん (2021-08-26 19 55 44) ↑そもそも士郎や凛は17歳だし、桜は16歳だから、最初からアウト -- 名無しさん (2021-09-21 19 31 14) ↑ 「士郎が17歳、桜が16歳」その設定どこから? -- 名無しさん (2022-11-12 05 20 52) 見た目は母親に内面は(あそこまでいきすぎてはないけど)父親に似てる -- 名無しさん (2023-03-11 17 27 53) 名前 コメント
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メンタルヘルス板について/メンタルヘルス板で扱う内容 DSMに記載されている精神疾患 DSMに記載されている精神疾患 [#y92eec91] 通常,幼児期,小児期,または青年期に始めて診断される障害 [#sdf56a84] 精神遅滞[知的障害] [#gfa9f048] 学習障害 [#ee6157e7] 運動能力障害 [#t42899ab] コミュニケーション障害 [#y5b3b927] 広汎性発達障害 [#pa3ee8e7] 注意欠陥および破壊的行動障害 [#g66a4527] 幼児期または小児期早期の哺育,摂食障害 [#v69ba4ca] チック障害 [#rcb24c42] 排泄障害 [#c744ca70] 幼児期,小児期,または青年期の他の障害 [#gfd59214] せん妄,認知症,健忘性障害,および他の認知障害 [#je4d2a6c] せん妄 [#f88e0434] 認知症 [#l2f46b6a] 健忘性障害 [#w97cd0dd] 他の認知障害 [#eb8f9973] 一般身体疾患による他のどこにも分類されない精神疾患 [#q3d0625d] 物質関連障害 [#bafb7388] アルコール関連障害 [#w46c5c87] アンフェタミン(またはアンフェタミン様)関連障害 [#x479c7e3] カフェイン関連障害 [#ke01122c] 大麻関連障害 [#geef9350] コカイン関連障害 [#l72f77ed] 幻覚剤関連障害 [#pfe39267] 吸入剤関連障害 [#c1414314] ニコチン関連障害 [#j613a846] 阿片類関連障害 [#x09d4c7c] フェンシクリジン(またはフェンシクリジン様)関連障害 [#cab9c9fd] 鎮静剤,催眠剤,または抗不安薬関連障害 [#v236754a] 多物質関連障害 [#ff399255] 他の(または不明の)物質関連障害 [#g300135a] 統合失調症および他の精神病性障害 [#h4e539a1] 気分障害 [#b0ffa560] うつ病性障害 [#k5f3e11a] 双極性障害 [#ud45e104] 他の気分障害 [#m03fb7b0] 不安障害 [#d50f0f65] 身体表現性障害 [#z5f07ea7] 虚偽性障害 [#le6fa689] 解離性障害 [#x48c26a6] 性障害および性同一性障害 [#m078b406] 性機能不全 [#scd9b8ae] 性嗜好異常 [#ofc4ca2b] 性同一性障害 [#h367865c] 302.9 特定不能の性障害 [#v8f2051c] 摂食障害 [#m6b8fa3d] 睡眠障害 [#p3328cb2] 原発性睡眠障害 [#d9f38412] 睡眠時随伴症 [#y4ee85c0] 他の精神疾患に関連した睡眠障害 [#zd2eb65b] 他の睡眠障害 [#r4e8d1ec] 他の何処にも分類されない衝動制御の障害 [#o65a45c6] 適応障害 [#i90a32e4] パーソナリティ(人格)障害 [#db54d370] 臨床的関与の対象となることのある他の状態 [#a7a0a871] 身体疾患に影響を与えている心理的要因 [#d53f91d0] 投薬誘発性運動障害 [#vb4263bc] 他の投薬誘発性運動障害 [#o13e6337] 対人関係の問題 [#i4729161] 虐待または無視に関連した問題 [#zf42b329] 臨床的関与の対象となることのある状態,追加 [#fea80d0e] 追加コード番号 [#f5c19d72] 付録B 今後の研究のための基準案と軸(注 上記既出の精神疾患は割愛) [#sd02fa68] 付録I 文化に結び付いた症候群の用語集(注 タイトル一部割愛) [#kb415630] 通常,幼児期,小児期,または青年期に始めて診断される障害 精神遅滞[知的障害] 注 これらは?軸にコードされる 317 軽度精神遅滞[知的障害] 318.0 中等度精神遅滞[知的障害] 318.1 重度精神遅滞[知的障害] 318.2 最重度精神遅滞[知的障害] 319 精神遅滞[知的障害],重症度特定不能 学習障害 315.00 読字障害 315.1 算数障害 315.2 書字表出障害 315.9 特定不能の学習障害 運動能力障害 315.4 発達性協調性障害 コミュニケーション障害 315.31 表出性言語障害 315.32 受容-表出混合性言語障害 315.39 音韻障害 307.2 吃音症 307.9 特定不能のコミュニケーション障害 広汎性発達障害 299.00 自閉性障害 299.80 レット障害 299.10 小児期崩壊性障害 299.80 アスペルガー症候群 299.80 特定不能の広汎性発達障害 注意欠陥および破壊的行動障害 314.xx 注意欠陥/多動性障害 .01 混合型 .00 不注意優勢型 .01 多動性-衝動性優勢型 314.9 特定不能の注意欠陥/多動性障害 312.xx 行為障害 .81 小児期発症型 .82 青年期発症型 .89 発症年齢特定不能 313.81 反抗挑戦性障害 312.9 特定不能の破壊的行動障害 幼児期または小児期早期の哺育,摂食障害 307.52 異食症 307.53 反芻性障害 307.59 幼児期または小児期早期の哺育障害 チック障害 307.23 トウレット障害 307.22 慢性運動性または音声チック障害 307.21 一過性チック障害 |>該当すれば特定せよ 単一エピソード,反復性 307.20 特定不能のチック障害 排泄障害 ___._ 遺糞症 787.6 便秘と溢流性失禁を伴うもの 307.7 便秘と溢流性失禁を伴わないもの 307.6 遺尿症(一般身体疾患によらない) |>病型すれば特定せよ 夜間のみ,昼間のみ,夜間および昼間 幼児期,小児期,または青年期の他の障害 309.21 分離不安障害 |>該当すれば特定せよ 早発性 313.23 選択性緘黙 313.89 幼児期または小児期早期の反応性愛着障害 |>病型すれば特定せよ 抑制型,脱抑制型 307.3 常同運動障害 |>該当すれば特定せよ 自傷行動を伴うもの 313.9 特定不能の幼児期,小児期,または青年期の障害 せん妄,認知症,健忘性障害,および他の認知障害 せん妄 293.0 …[一般身体疾患を示すこと]…によるせん妄 ___._ 物質中毒せん妄(|>物質特定のコード番号は物質関連障害を参考せよ) ___._ 物質離脱せん妄(|>物質特定のコード番号は物質関連障害を参考せよ) ___._ 複数の病因によるせん妄(|>各特定の病因をコード番号をつけて記録しておくこと) 780.09 特定不能のせん妄 認知症 294.xx アルツハイマー型認知症,早発性(|>?軸にも331.0アルツハイマー病とコード番号をつけて記録しておくこと) .10 行動の障害を伴わないもの .11 行動の障害を伴うもの 294.xx アルツハイマー型認知症,晩発性(|>?軸にも331.0アルツハイマー病とコード番号をつけて記録しておくこと) .10 行動の障害を伴わないもの .11 行動の障害を伴うもの 290.xx 血管性認知症 .40 併発症状がないもの .41 せん妄を伴うもの .42 妄想を伴うもの .43 抑うつ気分を伴うもの |>該当すれば特定せよ 行動の障害を伴うもの 一般身体疾患による認知症に対して行動の障害の有無を第5位数字にコード番号をつけて記録しておくこと 0=行動の障害を伴わないもの 1=行動の障害を伴うもの 294.1x ヒト免疫不全ウイルス疾患(HIV)による認知症(|>?軸にも042HIV感染とコード番号をつけて記録しておくこと) 294.1x 頭部外傷による認知症(|>?軸にも854.00頭部外傷とコード番号をつけて記録しておくこと) 294.1x パーキンソン病による認知症(|>?軸にも332.0パーキンソン病とコード番号をつけて記録しておくこと) 294.1x ハンチントン病による認知症(|>?軸にも333.4ハンチントン病とコード番号をつけて記録しておくこと) 294.1x ピック病による認知症(|>?軸にも331.1ピック病とコード番号をつけて記録しておくこと) 294.1x クロイツフェルト・ヤコブ病による認知症(|>?軸にも046.1クロイツフェルト・ヤコブ病とコード番号をつけて記録しておくこと) 294.1x …[上記以外の一般身体疾患を示すこと]…による認知症(|>?軸にも一般身体疾患とコード番号をつけて記録しておくこと) ___._ 物質誘発性持続性認知症(|>物質特定のコード番号は物質関連障害を参考せよ) ___._ 複数の病因による認知症(|>各特定の病因をコード番号をつけて記録しておくこと) 294.8 特定不能の認知症 健忘性障害 294.0 …[一般身体疾患を示すこと]…による健忘性障害 |>該当すれば特定せよ 一過性,慢性 ___._ 物質誘発性持続性健忘性障害(|>物質特定のコード番号は物質関連障害を参考せよ) 294.8 特定不能の健忘性障害 他の認知障害 294.9 特定不能の認知障害 一般身体疾患による他のどこにも分類されない精神疾患 293.89 …[一般身体疾患を示すこと]…による緊張病性障害 310.1 …[一般身体疾患を示すこと]…による人格(パーソナリティ)変化 |>病型すれば特定せよ 不安定型,脱抑制型,攻撃型,無欲型,妄想型,その他の型,混合型,特定不能型 293.9 …[一般身体疾患を示すこと]…による特定不能の精神疾患 物質関連障害 次の特定用語は以下のように物質依存に適用される. a 生理学的依存を伴う/生理学的依存を伴わない b 早期完全寛解/早期部分寛解/持続完全寛解/持続部分寛解 c 管理された環境下にある d アゴニストによる治療中 次の特定用語は以下のように物質誘発性障害に適用される. I 中毒中の発症 W 離脱中の発症 アルコール関連障害 アルコール使用障害 303.90 アルコール依存a,b,c 305.00 アルコール乱用 アルコール誘発性障害 303.00 アルコール中毒 291.81 アルコール離脱 |>該当すれば特定せよ 知覚の障害を伴うもの 291.0 アルコール中毒せん妄 291.0 アルコール離脱せん妄 291.2 アルコール誘発性持続性認知症 291.1 アルコール誘発性健忘性障害 291.x アルコール誘発性精神病性障害 .5 妄想を伴うものI,W .3 幻覚を伴うものI,W 291.89 アルコール誘発性気分障害I,W 291.89 アルコール誘発性不安障害I,W 291.89 アルコール誘発性性機能不全I 291.89 アルコール誘発性睡眠障害I,W 291.9 特定不能のアルコール関連障害 アンフェタミン(またはアンフェタミン様)関連障害 アンフェタミン使用障害 304.40 アンフェタミン依存a,b,c 305.70 アンフェタミン乱用 アンフェタミン誘発性障害 292.89 アンフェタミン中毒 |>該当すれば特定せよ 知覚の障害を伴うもの 292.0 アンフェタミン離脱 292.81 アンフェタミン中毒せん妄 292.x アンフェタミン誘発性精神病性障害 .11 妄想を伴うものI .12 幻覚を伴うものI 292.84 アルコール誘発性気分障害I,W 292.89 アルコール誘発性不安障害I 292.89 アルコール誘発性性機能不全I 292.89 アルコール誘発性睡眠障害I,W 292.9 特定不能のアンフェタミン関連障害 カフェイン関連障害 カフェイン誘発性障害 305.90 カフェイン中毒 292.89 カフェイン誘発性不安障害I 292.89 カフェイン誘発性睡眠障害I 292.9 特定不能のカフェイン関連障害 大麻関連障害 大麻使用障害 304.30 大麻依存a,b,c 305.20 大麻乱用 大麻誘発性障害 292.89 大麻中毒 |>該当すれば特定せよ 知覚の障害を伴うもの 292.81 大麻中毒せん妄 292.x 大麻誘発性精神病性障害 .11 妄想を伴うものI .12 幻覚を伴うものI 292.89 大麻誘発性不安障害I 292.9 特定不能の大麻関連障害 コカイン関連障害 コカイン使用障害 304.20 コカイン依存a,b,c 305.60 コカイン乱用 コカイン誘発性障害 292.89 コカイン中毒 |>該当すれば特定せよ 知覚の障害を伴うもの 292.0 コカイン離脱 292.81 コカイン中毒せん妄 291.0 アルコール離脱せん妄 292.x コカイン誘発性精神病性障害 .11 妄想を伴うものI .12 幻覚を伴うものI 292.84 コカイン誘発性気分障害I,W 292.89 コカイン誘発性不安障害I,W 292.89 コカイン誘発性性機能不全I 292.89 コカイン誘発性睡眠障害I,W 292.9 特定不能のコカイン関連障害 幻覚剤関連障害 幻覚剤使用障害 304.50 幻覚剤依存b,c 305.30 幻覚剤乱用 幻覚剤誘発性障害 292.89 幻覚剤中毒 292.89 幻覚剤持続性知覚障害(フラッシュバック) 292.81 幻覚剤中毒せん妄 292.x 幻覚剤誘発性精神病性障害 .11 妄想を伴うものI .12 幻覚を伴うものI 292.84 幻覚剤誘発性気分障害I 292.89 幻覚剤誘発性不安障害I 292.9 特定不能の幻覚剤関連障害 吸入剤関連障害 吸入剤使用障害 304.60 吸入剤依存b,c 305.90 吸入剤乱用 吸入剤誘発性障害 292.89 吸入剤中毒 292.81 吸入剤中毒せん妄 292.82 吸入剤誘発性持続性認知症 292.x 吸入剤誘発性精神病性障害 .11 妄想を伴うものI .12 幻覚を伴うものI 292.84 吸入剤誘発性気分障害I 292.89 吸入剤誘発性不安障害I 292.9 特定不能の吸入剤関連障害 ニコチン関連障害 ニコチン使用障害 305.1 ニコチン依存a,b ニトチン誘発性障害 292.0 ニコチン離脱 292.9 特定不能のニコチン関連障害 阿片類関連障害 阿片類使用障害 304.00 阿片類依存a,b,c,d 305.50 阿片類乱用 阿片類誘発性障害 292.89 阿片類中毒 |>該当すれば特定せよ 知覚の障害を伴うもの 292.0 阿片類離脱 292.81 阿片類中毒せん妄 292.x 阿片類誘発性精神病性障害 11 妄想を伴うものI .12 幻覚を伴うものI 292.84 阿片類誘発性気分障害I 292.89 阿片類誘発性性機能不全I 292.89 阿片類誘発性睡眠障害I,W 292.9 特定不能の阿片類関連障害 フェンシクリジン(またはフェンシクリジン様)関連障害 フェンシクリジン使用障害 304.60 フェンシクリジン依存b,c 305.60 フェンシクリジン乱用 フェンシクリジン誘発性障害 292.89 フェンシクリジン中毒 |>該当すれば特定せよ 知覚の障害を伴うもの 292.81 フェンシクリジン中毒せん妄 292.x フェンシクリジン誘発性精神病性障害 .11 妄想を伴うものI .12 幻覚を伴うものI 292.84 フェンシクリジン誘発性気分障害I 292.89 アルコール誘発性不安障害I 292.9 特定不能のフェンシクリジン関連障害 鎮静剤,催眠剤,または抗不安薬関連障害 鎮静剤,催眠剤,または抗不安薬使用障害 304.10 鎮静剤,催眠剤,または抗不安薬依存a,b,c 305.40 鎮静剤,催眠剤,または抗不安薬乱用 鎮静剤,催眠剤,または抗不安薬誘発性障害 292.89 鎮静剤,催眠剤,または抗不安薬中毒 292.0 鎮静剤,催眠剤,または抗不安薬離脱 |>該当すれば特定せよ 知覚の障害を伴うもの 292.81 鎮静剤,催眠剤,または抗不安薬中毒せん妄 292.81 鎮静剤,催眠剤,または抗不安薬離脱せん妄 292.82 鎮静剤,催眠剤,または抗不安薬誘発性持続性認知症 292.83 鎮静剤,催眠剤,または抗不安薬誘発性健忘性障害 292.x 鎮静剤,催眠剤,または抗不安薬誘発性精神病性障害 .11 妄想を伴うものI,W .12 幻覚を伴うものI,W 292.84 鎮静剤,催眠剤,または抗不安薬誘発性気分障害I,W 292.89 鎮静剤,催眠剤,または抗不安薬誘発性不安障害W 292.89 鎮静剤,催眠剤,または抗不安薬誘発性性機能不全I 292.89 鎮静剤,催眠剤,または抗不安薬誘発性睡眠障害I,W 292.9 特定不能の鎮静剤,催眠剤,または抗不安薬関連障害 多物質関連障害 304.80 多物質依存a,b,c,d 他の(または不明の)物質関連障害 他の(または不明の)物質使用障害 304.90 他の(または不明の)物質依存a,b,c,d 305.90 他の(または不明の)物質乱用 他の(または不明の)物質誘発性障害 292.89 他の(または不明の)物質中毒 |>該当すれば特定せよ 知覚の障害を伴うもの 292.0 他の(または不明の)物質離脱 |>該当すれば特定せよ 知覚の障害を伴うもの 292.81 他の(または不明の)物質誘発性せん妄 292.82 他の(または不明の)物質誘発性持続性認知症 292.83 他の(または不明の)物質誘発性健忘性障害 292.x 他の(または不明の)物質誘発性精神病性障害 .11 妄想を伴うものI,W .12 幻覚を伴うものI,W 292.84 他の(または不明の)物質誘発性気分障害I,W 292.89 他の(または不明の)物質誘発性不安障害I,W 292.89 他の(または不明の)物質誘発性性機能不全I 292.89 他の(または不明の)物質誘発性睡眠障害I,W 292.9 特定不能の他の(または不明の)物質関連障害 統合失調症および他の精神病性障害 295.xx 統合失調症 次の長期的経過分類は統合失調症のすべての病型に適用される 挿話性でエピソードの間欠期に残遺症状を伴うもの(|>該当すれば特定せよ 顕著な陰性症状を伴うもの) 挿話性でエピソードの間欠期に残遺症状を伴わないもの(|>該当すれば特定せよ 顕著な陰性症状を伴うもの) 持続性(|>該当すれば特定せよ 顕著な陰性症状を伴うもの) 単一エピソード,部分寛解(|>該当すれば特定せよ 顕著な陰性症状を伴うもの) 単一エピソード,完全寛解 他のまたは特定不能の経過型 .30 妄想型 .10 解体型 .20 緊張型 .90 鑑別不能型 .60 残遺型 295.40 統合失調様障害 |>該当すれば特定せよ 予後のよい特徴を伴わないもの,予後のよい特徴を伴うもの 295.70 統合失調感情障害 |>病型すれば特定せよ 双極型,うつ病型 297.1 妄想性障害 |>病型すれば特定せよ 色情型,誇大型,嫉妬型,被害型,身体型,混合型,特定不能型 298.8 短期精神病性障害 |>該当すれば特定せよ 著明なストレス因子のあるもの,著明なストレス因子のないもの 297.3 共有精神病性障害 293.xx …[一般身体疾患を示すこと]…による精神病性障害 .81 妄想を伴うもの .82 幻覚を伴うもの ___._ 物質誘発性精神病性障害(|>物質特定のコード番号は物質関連障害を参考せよ) 298.9 特定不能の精神病性障害 気分障害 第5位数字に大うつ病性障害または双極性?型障害の現在の状態をコードせよ 1=軽症 2=中等症 3=重症,精神病性の特徴を伴わないもの 4=重症,精神病性の特徴を伴うもの |>特定せよ 気分に一致した精神病性の特徴,気分に一致しない精神病性の特徴 5=部分寛解 6=完全寛解 0=特定不能 次の特定用語は以下のように(現在または最も新しいエピソードについて)気分障害に適用される. a重症度/精神病性/寛解の特定用語 b慢性 c緊張病性の特徴を伴うもの dメランコリー型の特徴を伴うもの e非定型の特徴を伴うもの f産後の発症 次の特定用語は以下のように気分障害に適用される. gエピソードの間欠期に完全回復を伴う,または伴わないもの h季節型 i急速交代型 うつ病性障害 296.xx 大うつ病性障害 .2x 単一エピソードa,b,c,d,e,f .3x 反復性a,b,c,d,e,f,g,h 300.4 気分変調性障害 |>該当すれば特定せよ 早発性,晩発性 |>特定せよ 非定型の特徴を伴うもの 311 特定不能のうつ病性障害 双極性障害 296.xx 双極性?型障害 .0x 単一躁病エピソードa,c,f |>該当すれば特定せよ 混合性 .40 最も新しいエピソードが軽躁病g,h,i .4x 最も新しいエピソードが躁病a,c,f,g,h,i .6x 最も新しいエピソードが混合性a,c,f,g,h,i .5x 最も新しいエピソードがうつ病a,b,c,d,e,f,g,h,i .7 最も新しいエピソードが特定不能g,h,i 296.89 双極性?型障害a,b,c,d,e,f,g,h,i |>特定せよ(現在のまたは最も新しいエピソード) 軽躁病,うつ病 301.13 気分循環性障害 296.80 特定不能の双極性障害 他の気分障害 293.83 …[一般身体疾患を示すこと]…による気分障害 |>病型を特定せよ うつ病性の特徴を伴うもの,大うつ病様エピソードをもつもの,躁病性の特徴を伴うもの,混合性の特徴を伴うもの ______.__ 物質誘発性気分障害(|>物質特定のコード番号は物質関連障害を参照せよ) |>病型を特定せよ うつ病性の特徴を伴うもの,大うつ病様エピソードをもつもの,躁病性の特徴を伴うもの,混合性の特徴を伴うもの |>該当すれば特定せよ 中毒中の発症,離脱中の発症 296.90 特定不能の気分障害 不安障害 300.01 広場恐怖を伴わないパニック(恐慌性)障害 300.21 広場恐怖を伴うパニック(恐慌性)障害 300.22 パニック(恐慌性)障害の既往歴のない広場恐怖 300.29 特定の恐怖症(以前は単一恐怖) |>病型を特定せよ 動物型,自然環境型,血液・注射・外傷型,状況型,その他の型 300.23 社会恐怖[社会不安障害] |>該当すれば特定せよ 全般性 300.3 強迫性障害 |>該当すれば特定せよ 洞察に乏しいもの 309.81 心的外傷後ストレス障害 |>該当すれば特定せよ 急性,慢性 |>該当すれば特定せよ 発症遅延 308.3 急性ストレス障害 300.2 全般性不安障害 293.84 …[一般身体疾患を示すこと]…による不安障害 |>該当すれば特定せよ 全般性不安を伴うもの,パニック発作を伴うもの,強迫性症状を伴うもの _____.__ 物質誘発性不安障害(| 物質特定のコード番号は物質関連障害を参照せよ) |>該当すれば特定せよ 全般性不安を伴うもの,パニック発作を伴うもの,強迫性症状を伴うもの |>該当すれば特定せよ 中毒中の発症,離脱中の発症 300.00 特定不能の不安障害 身体表現性障害 300.81 身体化障害 300.82 鑑別不能型身体表現性障害 300.11 転換性障害 |>病型を特定せよ 運動性の症状または欠陥を伴うもの,感覚性の症状または欠陥を伴うもの,発作または痙攣を伴うもの,混合性症状を示すもの 307.xx 疼痛性障害 .80 心理的要因と関連した .89 心理的要因と一般身体疾患の両方に関連した |>該当すれば特定せよ 急性,慢性 300.7 心気症 |>該当すれば特定せよ 洞察に乏しいもの 300.7 身体醜形障害 300.82 特定不能の身体表現性障害 虚偽性障害 300.xx 虚偽性障害 .16 心理的徴候と症状の優勢なもの .19 身体的徴候と症状の優勢なもの .19 心理的および身体的徴候と症状を併せもつもの 300.19 特定不能の虚偽性障害 解離性障害 300.12 解離性健忘 300.13 解離性遁走 300.14 解離性同一性障害 300.6 離人症性障害 300.15 特定不能の解離性障害 性障害および性同一性障害 性機能不全 次の特定用語はすべての原発性性機能不全に適用される. 生来型,獲得型 全般型,状況型 心理的要因によるもの,混合性要因によるもの 性的欲求の障害 302.71 性的欲求低下障害 302.79 性嫌悪障害 性的興奮の障害 302.72 女性の性的興奮の障害 302.72 男性の勃起障害 オルガズム障害 302.73 女性オルガズム障害 302.74 男性オルガズム障害 302.75 早漏 性交疼痛障害 302.76 性交疼痛症(一般身体疾患によらない) 306.51 膣痙攣(一般身体疾患によらない) 一般身体疾患による性機能不全 625.8 …[一般身体疾患を示すこと]…による女性の性的欲求低下障害 609.89 …[一般身体疾患を示すこと]…による男性の性的欲求低下障害 607.84 …[一般身体疾患を示すこと]…による男性の勃起障害 625.0 …[一般身体疾患を示すこと]…による女性の性交疼痛症 608.89 …[一般身体疾患を示すこと]…による男性の性交疼痛症 625.8 …[一般身体疾患を示すこと]…による女性の他の性機能不全 608.89 …[一般身体疾患を示すこと]…による男性の他の性機能不全 _____.__ 物質誘発性性機能不全(|>物質特定のコード番号は物質関連障害を参照せよ) |>病型を特定せよ 欲求の障害を伴うもの,興奮の障害を伴うもの,オルガズムの障害を伴うもの,性交疼痛症を伴うもの |>該当すれば特定せよ 中毒中の発症 302.70 特定不能の性機能不全 性嗜好異常 302.4 露出症 302.81 フェティシズム 302.89 窃触症 302.2 小児性愛 |>該当すれば特定せよ 男性に性的魅力を感じる,女性に性的魅力を感じる,両性ともに性的魅力を感じる |>該当すれば特定せよ 近親姦に限定 | 病型を特定せよ 純粋型,非純粋型 302.83 性的マゾヒズム 302.84 性的サディズム 302.3 服装倒錯的フェティシズム |>該当すれば特定せよ 性別に不快感を伴うもの 302.82 窃視症 302.9 特定不能の性嗜好異常 性同一性障害 302.xx 性同一性障害 .6 小児の性同一性障害 .85 青年または成人の性同一性障害 |>該当すれば特定せよ 男性に性的魅力を感じる,女性に性的魅力を感じる,両性ともに性的魅力を感じる,両性ともに性的魅力を感じない 302.6 特定不能の性同一性障害 302.9 特定不能の性障害 摂食障害 307.1 神経性無食欲症 |>病型を特定せよ 制限型,むしゃ食い型/排出型 307.51 神経性大食症 |>病型を特定せよ 排出型,非排出型 307.50 特定不能の摂食障害 睡眠障害 原発性睡眠障害 睡眠異常 307.42 原発性不眠症 307.44 原発性過眠症 |>該当すれば特定せよ 反復性 347 ナルコレプシー 780.59 呼吸関連睡眠障害 307.45 概日リズム睡眠障害 |>病型を特定せよ 睡眠相後退型,時差型,交代勤務型,特定不能型 307.47 特定不能の睡眠異常 睡眠時随伴症 307.47 悪夢障害 307.46 睡眠驚愕障害 307.46 睡眠時遊行症 307.47 特定不能の睡眠時随伴症 他の精神疾患に関連した睡眠障害 307.42 ...[?軸障害または?軸障害を示すこと]…に関連した不眠症 307.44 ...[?軸障害または?軸障害を示すこと]…に関連した過眠症 他の睡眠障害 …[一般身体疾患を示すこと]…による睡眠障害 .52 不眠症型 .54 過眠症型 .59 睡眠時随伴症型 .59 混合型 _____.__ 物質誘発性睡眠障害(|>物質特定のコード番号は物質関連障害を参照せよ) |>病型を特定せよ 不眠症型,過眠症型,睡眠時随伴症型,混合型 |>該当すれば特定せよ 中毒中の発症,離脱中の発症 他の何処にも分類されない衝動制御の障害 312.34 間欠性爆発性障害 312.32 窃盗癖 312.33 放火癖 312.31 病的賭博 312.39 抜毛癖 312.30 特定不能の衝動制御の障害 適応障害 309.xx 適応障害 .0 抑うつ気分を伴うもの .24 不安を伴うもの .28 不安と抑うつ気分の混合を伴うもの .3 行為の障害を伴うもの .4 情緒と行為の混合した障害を伴うもの .9 特定不能 |>該当すれば特定せよ 急性,慢性 パーソナリティ(人格)障害 注 これらは?軸にコードされる. 301.0 妄想性パーソナリティ(人格)障害 301.20 統合失調質パーソナリティ(人格)障害 301.22 統合失調型パーソナリティ(人格)障害 301.7 反社会性パーソナリティ(人格)障害 301.83 境界性パーソナリティ(人格)障害 301.50 演技性パーソナリティ(人格)障害 301.81 自己愛性パーソナリティ(人格)障害 301.82 回避性パーソナリティ(人格)障害 301.6 依存性パーソナリティ(人格)障害 301.4 強迫性パーソナリティ(人格)障害 301.9 特定不能のパーソナリティ(人格)障害 臨床的関与の対象となることのある他の状態 身体疾患に影響を与えている心理的要因 316 …[一般身体疾患を示すこと]…に影響を与えている[特定の心理的要因] 要因の特質に基づいて以下の名称を選ぶこと 身体疾患に影響を与えている精神疾患 身体疾患に影響を与えている心理的症状 身体疾患に影響を与えているパーソナリティ(人格)傾向あるいは対処様式 身体疾患に影響を与えている不適切な保護行動 身体疾患に影響を与えているストレス関連生理的反応 身体疾患に影響を与えている他の要因または特定不能の心理的要因 投薬誘発性運動障害 332.1 神経遮断薬誘発性パーキソニズム 333.92 神経遮断薬悪性症候群 333.7 神経遮断薬誘発性急性ジストニア 333.99 神経遮断薬誘発性急性アカンジア 333.82 神経遮断薬誘発性遅発性ジスキネジア 333.1 投薬誘発性姿勢振戦 333.90 特定不能の投薬誘発性運動障害 他の投薬誘発性運動障害 995.2 特定不能の投薬の副作用 対人関係の問題 ?61.9 精神疾患または一般身体疾患に関連した対人関係の問題 ?61.20 親子関係の問題 ?61.10 配偶者との関係の問題 ?61.8 同胞との関係の問題 ?61.9 特定不能の対人関係の問題 虐待または無視に関連した問題 ?61.21 小児への身体的虐待(|>関与の対象が犠牲者ならば995.54とコード番号を記録しておくこと) ?61.21 小児への性的虐待(|>関与の対象が犠牲者ならば995.53とコード番号を記録しておくこと) ?61.21 小児への無視(|>関与の対象が犠牲者ならば995.52とコード番号を記録しておくこと) _____.__ 成人への身体的虐待 ?61.12 (配偶者による場合) ?62.83 (配偶者以外による場合)(|>関与の対象が犠牲者ならば995.81とコード番号を記録しておくこと) _____.__ 成人への性的虐待 ?61.12 (配偶者による場合) ?62.83 (配偶者以外による場合)(|>関与の対象が犠牲者ならば995.83とコード番号を記録しておくこと) 臨床的関与の対象となることのある状態,追加 ?15.81 治療遵守不良 ?65.2 詐病 ?71.01 成人の反社会的行動 ?71.02 小児または青年の反社会的行動 ?62.89 境界知能 注 これは?軸にコードされる. 780.9 年齢に関連した認知能力の低下 ?62.82 死別反応 ?62.3 学業上の問題 ?62.2 職業上の問題 313.82 同一性の問題 ?62.89 宗教または神の問題 ?62.4 異文化受容に関する問題 ?62.89 人生の局面の問題 追加コード番号 300.9 特定不能の精神疾患(非精神病性) ?71.09 ?軸における診断または状態なし 799.9 ?軸における診断または状態の保留 ?71.09 ?軸における診断なし 799.9 ?軸における診断の保留 付録B 今後の研究のための基準案と軸(注 上記既出の精神疾患は割愛) 脳震盪後障害 軽度の神経認知障害 カフェイン離脱 精神病後うつ病性障害 単純型荒廃性障害(単純型統合失調症) 月経前不快気分障害 小うつ病性障害 反復短期うつ病性障害 混合性不安抑うつ障害 代理人による虚偽性障害 解離性トランス障害 むしゃ食い障害 抑うつ性パーソナリティ(人格)障害 受動攻撃性(拒絶性)パーソナリティ(人格)障害 付録I 文化に結び付いた症候群の用語集(注 タイトル一部割愛) Amok アモク(アモック) ataque de nervios アタケ・デ・ネルビオス bilis ビリスおよびcolera コレラ boufee delirante 急性錯乱 brain fag 脳疲労 dhat,dhatu,shenk uei,shen-kui ダート(ダット) falling-out 意識喪失またはblacking-out 記憶喪失 ghost sickness 悪霊病 hwa-byung,wool-hwa-byung 火病(鬱火病) koro,jinjin bemar,suk yeong,suo-yang コロ latah ラター locura ロクラ mal de ojo マル・デ・オホ nerfiza,nerves,nerva,nervios ネルビオス pibloktoq ピロブトック qi-gong psychotic reaction 気孔精神病 rootwork ルートワーク sangue dormido(“sleeping blood”) 眠れる血 shenjing shuairuo(“neurasthenia”) 神経衰弱 shen-k uei(台湾),shenkui(中国) 腎虚 shin-byung シン・ビュン spell スペル(呪縛) susto(“fright”,“orsoul loss”),espanto ススト taijin kyofusho 対人恐怖症 zar ザー
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コマンドーなんて要らねぇ!銃剣よこせ銃剣!!! - 名無しさん 2010-03-03 23 11 31 むしろ素手で - 名無しさん 2010-03-03 23 13 38 むしろ眼力で - 名無しさん 2010-03-03 23 15 09 サニーサイドアップ! - 名無しさん 2010-03-03 23 17 48 髪型で殺せたらすごいな - 名無しさん 2010-03-03 23 18 19 そこでベクターの登場です - 名無しさん 2010-03-03 23 21 46 モヒカンブーメランですな - 名無しさん 2010-03-03 23 22 31 キルカメがカッコよさそうだな - 名無しさん 2010-03-03 23 26 04 ソープさん、まさかあんた・・・!! - 名無しさん 2010-03-03 23 26 53 ソープはウルトラ警備隊だから - 名無しさん 2010-03-03 23 29 21 言っておくがセブンはウルトラ警備隊ではないからな - 名無しさん 2010-03-03 23 39 33 今すごく俺はずかしい - 名無しさん 2010-03-03 23 43 54 いや別に普通の人は知らないだろうし恥ずかしがらなくても - 名無しさん 2010-03-03 23 45 49 スイートポテト! - 名無しさん 2010-03-03 23 27 43 キルストリークはカミカゼアタックですね、わかります - 名無しさん 2010-03-03 23 14 16 銃のストックで殴れればいいのにな - 名無しさん 2010-03-03 23 15 38 メダルオブオナー面白いよ - 名無しさん 2010-03-03 23 22 07 銃のストック殴り一発で死ぬ敵兵ってのも微妙だけどなw - 名無しさん 2010-03-03 23 23 40 killzone2で弾切れたら殴りで凸してた。敵は二発で沈む - 名無しさん 2010-03-03 23 24 41 脳震盪で実質戦闘不能ってことさ - 名無しさん 2010-03-03 23 25 21 それにコマンドーついたらナイフと同じことになるからイヤだな - 名無しさん 2010-03-03 23 28 44 WaWマジオヌヌメ! - 名無しさん 2010-03-03 23 20 22 近接攻撃は選択方式でパンチやスタンガンもあり。キルにカウントされない代わりに15秒間行動不能やファイナルスタンド状態になるとか - 名無しさん 2010-03-03 23 27 28 ◎<せむてっくすって言うんだよ? - 名無しさん 2010-03-03 23 26 26 只<静かなるクレイモア! - 名無しさん 2010-03-03 23 27 16 ○<貴様の死まであと五秒・・・フラググレネード! - 名無しさん 2010-03-03 23 28 03 田<最近出番が増えました。C4! - 名無しさん 2010-03-03 23 28 55 〇<・・・・・・は? - 名無しさん 2010-03-03 23 29 15 ◎<・・・・・・え? - 名無しさん 2010-03-03 23 29 45 只<おい田、嘘は良くないな。正直に謝れば許してやる - 名無しさん 2010-03-03 23 30 20 田<誰かスイッチを押せ!俺はこいつらを殺す!! - 名無しさん 2010-03-03 23 30 55 只<お前なんか御主人様に起爆してもらわないと働けない雑魚だろ。その点俺は自発的に爆発するからな! - 名無しさん 2010-03-03 23 32 53 田<お前こそ主人が死んだら音も無く消滅するじゃねーかハゲ! - 名無しさん 2010-03-03 23 35 12 只<んだとテメー!?それはテメーも同じだろ!お前マジボコっぞ!?俺はお前と違って足生えてるからな! - 名無しさん 2010-03-03 23 37 50 田<足なんぞ飾りです!偉い人にはそれがわからんのです!! - 名無しさん 2010-03-03 23 38 38 只<しかもテメー御主人が無能だとドミネで旗取られてるときも爆発しねーじゃねーか! - 名無しさん 2010-03-03 23 41 01 田<なんだt・・・・・・あっ、じょ、状況報告さん!!へへへ喧嘩なんてしてませんよいやホントwww - 名無しさん 2010-03-03 23 42 56 只<ちっ、うっせーな・・・反省してまーす - 名無しさん 2010-03-03 23 45 34 国母ww - 名無しさん 2010-03-03 23 55 24 〇<スクランプラーに対処できないあなたなんて - 名無しさん 2010-03-03 23 35 57 ◎<もう・・はなさない・・・ - 名無しさん 2010-03-03 23 39 03 ○<テメーみてぇなピーピー泣くやつは嫌いなんだよ。ちょっとは黙ってろ - 名無しさん 2010-03-03 23 42 07 あれは好きな人への求愛の歌なの・・・やめられないっ/ - 名無しさん 2010-03-03 23 44 11 †<敵を一撃で沈められないことのある貴様らなど我の足元にも - 名無しさん 2010-03-03 23 47 55 只<リサイクル品は黙ってろ - 名無しさん 2010-03-03 23 50 53 田<お前なんかドミノのように遊ばれてるだろ - 名無しさん 2010-03-03 23 53 22 只<ちっ・・・またテメーか。お前投げられたときのあの音なんなの?wwwwドサッてwwおまけに飛距離もないし。デブ乙w - 名無しさん 2010-03-03 23 55 41 †<リサイクルすらできぬ貴様らと比べてもらっては困るな - 名無しさん 2010-03-03 23 56 12 只<お前の御主人貧乏人なんだよ - 名無しさん 2010-03-03 23 59 36 †<わ、私じゃなくってご主人様をバカにするなんて、許せない! - 名無しさん 2010-03-04 00 03 00 デブ・・・だと!? - 名無しさん 2010-03-03 23 57 36 田<デブじゃない!!ぽっちゃり刑だ!! - 名無しさん 2010-03-03 23 59 11 「<㌣君参上! - 名無しさん 2010-03-03 23 59 48 只<黙れ白豚! - 名無しさん 2010-03-04 00 00 27 「<君たち、くだらん喧嘩はやめなさい - 名無しさん 2010-03-04 00 03 13 すまんだれだかわかんねww - 名無しさん 2010-03-04 00 04 21 「 <㌣君だ - 名無しさん 2010-03-04 00 07 13 おぉwwサーセンwwいつもお世話になってます - 名無しさん 2010-03-04 00 08 57 「 <わかってくれれば良い - 名無しさん 2010-03-04 00 10 13 Ω<どれ、私が始末をつけよう - 名無しさん 2010-03-04 00 06 27 誰?ww - 名無しさん 2010-03-04 00 12 17 ヘッドセット? - 名無しさん 2010-03-04 00 13 33 www - 名無しさん 2010-03-04 00 14 28 核か!!?? - 名無しさん 2010-03-04 00 15 24 YES!! 正解!! - 名無しさん 2010-03-04 00 17 04 おぉわかるとうれしいなww - 名無しさん 2010-03-04 00 17 43 ペたっ◎( ̄◇ ̄;)! - 名無しさん 2010-03-03 23 42 44 投げナイフも入れてあげてww - 名無しさん 2010-03-03 23 47 14 SitRep 俺からすればみんなモロ見えだぜ - 名無しさん 2010-03-03 23 46 37 投げナイフならどうだ! - 名無しさん 2010-03-03 23 48 03 †<ふっ、見えまい・・・あれ?右に逸れ・・・あー - 名無しさん 2010-03-03 23 52 00 やっとプレステ3週目だよ。基本嫁は1週で使い捨てだから、新たな嫁探しの旅に出るか。LMG使い、いたら立ち回りのコツなんかを教えてくれ。今までほぼARかSMGなんだ - 名無しさん 2010-03-03 23 28 15 ガチ籠り定点マジオヌヌメ! - 名無しさん 2010-03-03 23 30 42 AR.SMG そんな、私とは遊びだったのね!? - 名無しさん 2010-03-03 23 32 20 ARと同じような使い方でもいいと思うけど。リロードが長いことと足が遅いことに注意すれば大丈夫。 - 名無しさん 2010-03-03 23 38 21 全距離二発に惚れること間違いなし!! - 名無しさん 2010-03-03 23 41 29 なんかここおっさん戦闘員の匂いがするです - 名無しさん 2010-03-03 23 31 04 俺も - 名無しさん 2010-03-03 23 31 33 でも嫌いじゃないです - 名無しさん 2010-03-03 23 33 07 あらいい子ね。特別に可愛がってアゲル - 名無しさん 2010-03-03 23 41 10 今嫌いになったです - 名無しさん 2010-03-03 23 43 04 それでいい。大人はそうやって社会を学ぶんだ - 名無しさん 2010-03-03 23 46 53 ありがとです。41歳にしていいことを学んだです - 名無しさん 2010-03-03 23 49 47 今まで何を学んできたんですかこの41歳児w - 名無しさん 2010-03-03 23 51 07 MG4にHSBがイケメン過ぎる - 名無しさん 2010-03-03 23 32 40 HSB:広い、しりの、豚 - 名無しさん 2010-03-03 23 34 04 あれですね分かります - 名無しさん 2010-03-03 23 34 51 ↑すまんwwサーマルだったwwいつも間違えるんだよな~ - 名無しさん 2010-03-03 23 33 52 つまり砂と同じ立ち回りということか? - 名無しさん 2010-03-03 23 35 33 ドミネとかデモリなら定点で目標防衛 チデスなら凸してる味方の一歩後ろでチョビチョビ止まりつつ進軍オヌヌメ - 名無しさん 2010-03-03 23 36 42 まぁそうなるかなHighriseのヘリがあるとこからの狙撃おいしいです - 名無しさん 2010-03-03 23 37 39 あそこにいるとすぐ死ぬ - 名無しさん 2010-03-03 23 39 17 俺はあそこでACあヴぉーんまでいったぞ? - 名無しさん 2010-03-03 23 40 32 なら凸したがる性格の俺にはあまり向いてないということか…? - 名無しさん 2010-03-03 23 39 47 そしたらパーク2のMP5Kアキンボでとつげきだっ☆ - 名無しさん 2010-03-03 23 42 26 早業プロあれば凸でも案外いける - 名無しさん 2010-03-03 23 45 22 武器はそれがいいの?皆RPDすすめるけど - 名無しさん 2010-03-03 23 47 23 M240にブラストスモークワンマンストパ照準で簡易ジャガーノートが楽しい 当然残弾なくなるまでトリガー引きっぱなしで - 名無しさん 2010-03-03 23 50 09 いや~前作でM60で暴れてたクチでしてね - 名無しさん 2010-03-03 23 50 23 色々使って合うのを探すといい。結構個性がある。突撃ならL86もおすすめ。 - 名無しさん 2010-03-03 23 54 57 やられて嫌なことは人にやっちゃいけないって先生が教えてくれたんだ! - 名無しさん 2010-03-03 23 34 17 急に何をww - 名無しさん 2010-03-03 23 36 22 そっとしといてやろうぜ・・・ - 名無しさん 2010-03-03 23 37 21 いや、mw2においても大事かと思ってw - 名無しさん 2010-03-03 23 37 59 じゃあ俺のこと殺すなよ! 殺されたら嫌だろ!? とか滅茶苦茶なこと言う輩もいる訳で - 名無しさん 2010-03-03 23 43 13 人が嫌がる事は進んでやりなさいとも習ったぜ - 名無しさん 2010-03-03 23 43 32 経済とか経営学か?www - 名無しさん 2010-03-03 23 44 37 ひでぇww - 名無しさん 2010-03-03 23 44 50 今日は調子が出ないって日ある? - 名無しさん 2010-03-03 23 46 10 逆に交渉人見た後やったらちょうしよかったぞ! - 名無しさん 2010-03-03 23 48 19 F2000が跳ね上がるときかな - 名無しさん 2010-03-03 23 48 41 女の子の日は調子でないな・・・ - 名無しさん 2010-03-03 23 49 08 おっさん明日も早いんだろ、早く寝ろよ - 名無しさん 2010-03-03 23 51 30 調子の浮き沈みなんてラウンド毎だぜ… - 名無しさん 2010-03-03 23 49 17 至近距離ウージーでSCARに負けたとき - 名無しさん 2010-03-03 23 49 25 ごめんなさいwww - 名無しさん 2010-03-03 23 49 56 うんこが出ないときかな - 名無しさん 2010-03-03 23 49 34 wwww - 名無しさん 2010-03-03 23 50 31 お~いみんな!次の日曜洋画はみんな大好きインタべ姉さんがでるぞ~ - 名無しさん 2010-03-03 23 52 19 ザ・シューターか? - 名無しさん 2010-03-03 23 52 41 ですね - 名無しさん 2010-03-03 23 54 22 バレットとM700じゃね? - 名無しさん 2010-03-04 00 56 54 インタべもでてたぞ?たしか・・・ - 名無しさん 2010-03-04 01 11 57 F2000でロングショット決められたら相手への心理効果抜群だと思うんだが? - 名無しさん 2010-03-03 23 58 21 冷血でスナの背後とってメールで「志村うしろ」送った後サクッでおk - 名無しさん 2010-03-04 00 01 06 只<俺のような金色に輝く高貴な爆弾こそ至高。どこぞの白くて薄汚いやつは俺の足元にも及ばない - 名無しさん 2010-03-03 23 58 29 U<それはこのプレデターに対する挑戦状と受け取ってもよろしいのかね - 名無しさん 2010-03-04 00 00 53 只<二兎追うものは一兎も得ずを素でやっちゃうプレさんじゃないすかチースwww - 名無しさん 2010-03-04 00 05 29 田<場所を見ろ、お前はミスって置かれてしまったんっだよ! - 名無しさん 2010-03-04 00 05 18 ライトウェイト使用でおススメSMGってありますか? - 名無しさん 2010-03-03 23 59 24 F2000 - 名無しさん 2010-03-04 00 00 08 おいwF2000はARだww - 名無しさん 2010-03-04 00 02 16 ARでもレートと得意距離からSMGとして使うのがいい。もちサイレンサーで。 - 名無しさん 2010-03-04 00 09 45 元々威力が高いUMP、弾数·レートが高いP90なんかどう? - 名無しさん 2010-03-04 00 04 02 P90ですか前作の愛銃だったんですけど、ステージが広くなってリストラしてしまいました。また使ってみます、ありがとうございました。 - 名無しさん 2010-03-04 00 08 47 UZIはかなりいいと思う。腰だめもすごいし - 名無しさん 2010-03-04 00 07 49 凸砂やってる人に聞きたいんだけど1キル1デスを脱出するにはどうしたらいい?ちなみに感度3。友達には感度をあげろと言われた - 名無しさん 2010-03-04 00 01 14 個人的に6は欲しい あと反射神経とセンス - 名無しさん 2010-03-04 00 03 25 やっぱセンスか~。とりあえず感度上げてやってみるよ。ありがとう - 名無しさん 2010-03-04 00 17 56 プラベで本気装備のフレと戦うのもいいよ - 名無しさん 2010-03-04 00 20 04 凸砂やるときとほかの武器を使うときの感度って違う?一緒? - 名無しさん 2010-03-04 00 28 31 上のLMGの件、参考になりました。ありがとうございます。FALを使ってみますね! - 名無しさん 2010-03-04 00 03 30 がんばってね~ - 名無しさん 2010-03-04 00 05 51 間違えたわ。L86だ - 名無しさん 2010-03-04 00 08 07 ww - 名無しさん 2010-03-04 00 09 15 ARかと思った。グリップ出して付けるのを忘れないようにね - 名無しさん 2010-03-04 00 13 59 了解した。やはり早業は必須か? - 名無しさん 2010-03-04 00 14 52 凸なら必須 芋るならスカベンかワンマン - 名無しさん 2010-03-04 00 24 37 サンクス。最強の凸LMG目指して頑張るよ - 名無しさん 2010-03-04 00 26 47 状況報告プロを解除するオヌヌメの方法とかあります? - 名無しさん 2010-03-04 00 11 08 フレとケージマッチ - 名無しさん 2010-03-04 00 11 58 ドミネ - 名無しさん 2010-03-04 00 12 58 ? - 名無しさん 2010-03-04 00 12 38 ドミネと言えばKarachiでC地点取っちゃう味方って何なんだろうねw - 名無しさん 2010-03-04 00 14 39 核・・・なんかイメージ的に - 名無しさん 2010-03-04 00 15 52 あそこほんといらねーわw - 名無しさん 2010-03-04 00 17 36 前にも出たが、B攻めると高確率で死ぬし裏取る途中でC通ることになるからついでじゃないのかね。俺はC取ると見せかけて敵釣って戦線後退させるという戦術を試してるわ。結構効果あるよ - 名無しさん 2010-03-04 00 20 46 いつも鶏にびくっとしてしまうんだよな。。 - 名無しさん 2010-03-04 00 17 10 鶏はガチwwもう何匹殺したかわかんねww - 名無しさん 2010-03-04 00 19 22 遠くで蠢くからスコープ覗いたら鳥とかもうね・・・ - 名無しさん 2010-03-04 00 26 06 まあ実は俺が隠れてたりするんだけどね。あそこに隠れると何故か見つからないことがよくあるwww - 名無しさん 2010-03-04 00 29 50 じゃあ今度からすrテー時の - 名無しさん 2010-03-04 00 32 46 ↑ミス今度からステージの鶏全滅させてやるよww - 名無しさん 2010-03-04 00 34 02 よし一人釣れた。他はいないか? - 名無しさん 2010-03-04 00 35 06 な・・・はめやがったな・・なら牛の乳首を穴だらけにしてくるぜ11 - 名無しさん 2010-03-04 00 36 55 なかなかハイレベルの変態を見た - 名無しさん 2010-03-04 00 38 49 CoD3にも牛いっぱいいたよなww - 名無しさん 2010-03-04 00 42 15 ホルスタインがな~ - 名無しさん 2010-03-04 01 51 33 そういえば核ってミサイルかなにか飛んできてるのか?核撃たれると視認する前に死んじゃうから気になる - 名無しさん 2010-03-04 00 20 21 いんや。上空で爆発するのよ核爆弾て。リトルボーイ、ファットマン然り - 名無しさん 2010-03-04 00 22 04 ゲームで言うならロスプラのグレ起爆みたいなもんだよな - 名無しさん 2010-03-04 00 23 08 巡航ミサイルで上空に来て爆発してんじゃない? - 名無しさん 2010-03-04 00 24 22 核弾頭だからそうなるな。地表より上空のほうが効果が出る。何故なら核爆弾、核弾頭ミサイルは爆風と熱線で攻撃する兵器だから - 名無しさん 2010-03-04 00 27 00 そーなのーかー。てっきりエノラゲイ的なのが上空にいるのかと思って、いつも起爆されたら上見て探してたんだよ。ありがとおにいちゃんたち - 名無しさん 2010-03-04 00 29 24 よかったな。早く寝なさい - 名無しさん 2010-03-04 00 31 32 寝ない子だれだ?<・><・> - 名無しさん 2010-03-04 00 33 21 儂じゃが - 名無しさん 2010-03-04 00 34 21 ありがとです。41歳にしていいことを学んだです - 名無しさん 2010-03-04 00 34 40 おい!よせ!これ以上俺のトラウマを!!!! - 名無しさん 2010-03-04 00 34 55 あああぁぁF2000タンのサムホールグリップに中田氏したいお - 名無しさん 2010-03-04 00 21 35 PSNのせいで過去ログ思いきり貯まってた…最近流れるの早いから、ついでに表示を50件に増やしといたよ - 名無しさん 2010-03-04 00 26 27 ありがとう!嬉しいな! - 名無しさん 2010-03-04 00 27 54 ありがとうございます。ささ、お疲れでしょう。あちらの方々がこくまろミルクを用意してくださいましたぞ - 名無しさん 2010-03-04 00 28 12 ↑のミルクかww - 名無しさん 2010-03-04 00 29 36 なんか匂うんだけど - 名無しさん 2010-03-04 00 30 27 それはきっとケフィアの匂いですよ - 名無しさん 2010-03-04 00 31 45 来たよ来たよ…下ネタタイムが…貯まってるのはログだけじゃないんだな - 名無しさん 2010-03-04 00 35 25 馬鹿言うな。賢者タイムで話してるに決まってんだろ。素だ、素 - 名無しさん 2010-03-04 00 36 12 そうだ酢だ酢 - 名無しさん 2010-03-04 00 37 24 深夜枠 最高〜♪ - 名無しさん 2010-03-04 00 38 02 子供は早く寝なさい - 名無しさん 2010-03-04 00 39 32 ちゃんと歯磨いたか? - 名無しさん 2010-03-04 00 41 08 感度10上向いて盾構えてでくるくる回ってるのいたらおらかもしれんでげす - 名無しさん 2010-03-04 00 41 26 ってか感度上げて回ってる奴らってフィギュアスケート経験者かなんかか?俺だったら絶対吐くぞ?w - 名無しさん 2010-03-04 00 46 47 画面は見ないでミニMAP見てるとおもしろいお - 名無しさん 2010-03-04 00 49 48 おまえは銀メダルを獲ったんだ。充分だ、もう休め - 名無しさん 2010-03-04 00 47 05 真央ちゃん「まだだ!!まだおわってな~~い」 - 名無しさん 2010-03-04 00 48 29 プルシェンコ「エキシビジョンこそ本番です」 - 名無しさん 2010-03-04 00 58 46 キム「ウリが世界一にはかわりがないニダ」 - 名無しさん 2010-03-04 01 00 08 感度10!?そんなに感度いいなら下のお口は涎まみれだろ!?俺のRPGが欲しくてたまらないんだろ!? - 名無しさん 2010-03-04 01 22 25 はぁはぁそのでっかいRPG - 名無しさん 2010-03-04 01 23 28 ぶちこんで・・・ - 名無しさん 2010-03-04 01 23 44 よし、わかった。さぁ尻をこっちに向けろ - 名無しさん 2010-03-04 01 45 48 何言ってるの!?私に止まれって言うの? - 名無しさん 2010-03-04 01 52 33 なら、自分からいれるんだな! - 名無しさん 2010-03-04 01 57 55 まって・・・今だけスティックが壊れちゃったの・・・お願い・・・ - 名無しさん 2010-03-04 02 02 35 はぁぁ、反り返ってるぅ - 名無しさん 2010-03-04 02 14 13 この時間帯は本当に臭いな - 名無しさん 2010-03-04 01 25 12 そんなことより今月のコンバットマガジンで出てたレミントンのMSRってかっこよかったな 誰か見てない? - 名無しさん 2010-03-04 01 29 09 そんなにカッコイイなら見てみよう。しかし普通の書店に置いてないよな、雑誌w - 名無しさん 2010-03-04 02 13 20 そうかな?普通の本屋の普通の雑誌売り場に普通においてあったぞ? - 名無しさん 2010-03-04 02 51 43 最近本当流れ早いな・・・これも一発で投降できるか分からん - 名無しさん 2010-03-04 01 32 28 俺のRPG見てくれ。こいつどう思う? - 名無しさん 2010-03-04 01 47 29 すごく・・・上にそれてます・・・ - 名無しさん 2010-03-04 01 50 02 ワロタぞ - 名無しさん 2010-03-04 01 59 28 泣きゲーとかそれ関連の曲聞きながらこのゲームやってる俺だけど変かな? - 名無しさん 2010-03-04 01 48 48 落ち着いてプレーできるのか? - 名無しさん 2010-03-04 01 54 37 セルフモザイクかけてハンデ戦か? - 名無しさん 2010-03-04 01 56 13 好きな曲だし、聴いてる方が成績がいいんだ - 名無しさん 2010-03-04 02 15 53 俺のG18もみてくれ。こいつをどう思う? - 名無しさん 2010-03-04 01 58 40 おいおい、飛び散らかすなよ。そこら中がべとべとだ - 名無しさん 2010-03-04 02 01 30 すごく上にそそりたっていきます・・・ - 名無しさん 2010-03-04 02 03 19 えっ!?ちょっと待って!!2人いるなんて聞いてないわ!! - 名無しさん 2010-03-04 02 04 15 じゃあ俺のサーマルMG4も見てくれ。こいつをどう思う? - 名無しさん 2010-03-04 02 04 02 すごく・・・性蜜射撃です・・・ - 名無しさん 2010-03-04 02 05 11 性蜜クソワロタww - 名無しさん 2010-03-04 02 08 57 すごく長持ちです - 名無しさん 2010-03-04 02 08 14 変態多すぎだろwww - 名無しさん 2010-03-04 02 06 24 また今晩もオイラはスカーより早くイっちまったぜ。 - 名無しさん 2010-03-04 02 11 00 すまん!!今からCoD4の島挑んで - 名無しさん 2010-03-04 02 12 03 ↑ミス今からCOD4の姉妹丼で抜いてくる!!! - 名無しさん 2010-03-04 02 12 49 おいおい、この時間帯の登場者、エロ表現センス高すぎだろ - 名無しさん 2010-03-04 02 17 05 当然だ・・・この時間ここは紳士が確保しているのだからな - 名無しさん 2010-03-04 02 19 28 今日はいつにも増して変態紳士タイムだなw - 名無しさん 2010-03-04 02 18 43 もうここ猥談所でいいだろwww - 名無しさん 2010-03-04 02 19 50 [WDS] - 名無しさん 2010-03-04 02 21 13 何本もの見えない手で犯さ(ry すげぇなぁ!オラムラムラすっぞ! - 名無しさん 2010-03-04 02 20 21 悟空、クソワロタ - 名無しさん 2010-03-04 02 24 46 WDSいいな!!タグをZDSから変える作業に移るんだ諸君 - 名無しさん 2010-03-04 02 22 27 素人童貞ですが、つけてもよろしいのですか - 名無しさん 2010-03-04 02 26 26 もちのろんろん そんな私も素人童貞 - 名無しさん 2010-03-04 02 27 56 同志! - 名無しさん 2010-03-04 02 29 03 同志!ビッチはいらんぞ(キリッ - 名無しさん 2010-03-04 02 30 05 はぁぁ、私のタンゴーソコなめて - 名無しさん 2010-03-04 02 33 00 あぁヘガヘガン - 名無しさん 2010-03-04 02 34 30 畜生!クソワロタ!! - 名無しさん 2010-03-04 02 35 32 そんなあなたも? - 名無しさん 2010-03-04 02 36 25 YES!WDS! - 名無しさん 2010-03-04 02 38 21 YES!WDS! - 名無しさん 2010-03-04 02 38 55 LMG使ってる人はセカンダリ何にしてる? - 名無しさん 2010-03-04 02 38 30 スティンガーかワンマン - 名無しさん 2010-03-04 02 39 29 俺ハンドガンにしてるんだけどあんま意味ないかな? - 名無しさん 2010-03-04 02 51 01 Akimbo超つえーぞ - 名無しさん 2010-03-04 02 52 23 M9アキンボならレビィ USPアキンボならララ・クロフト 44MAGはダーティー針ー×2 DEアキンボはロマン 好きなのをどうぞ? 長文すまない - 名無しさん 2010-03-04 02 56 27 レヴィ好きだからM9にする!てかM9ハンドガンのくせに出るの遅いから困る - 名無しさん 2010-03-04 03 16 40 だよね・・・m9だよね!! - 名無しさん 2010-03-04 03 31 05 テンガ - 名無しさん 2010-03-04 02 40 37 何でそれをしっTENGA? - 名無しさん 2010-03-04 02 41 17 これ過去ログが大変なことになるぞw雑談所始まって以来類を見ない18禁タイムじゃねーかよw - 名無しさん 2010-03-04 02 55 00 どうせならもっと盛り上げようぜ!!今夜はみんなでヘガヘガン!! - 名無しさん 2010-03-04 02 57 28 じゃあお前ら0時になった瞬間にクランWDSにしろよ - 名無しさん 2010-03-04 03 03 24 昼の0時? - 名無しさん 2010-03-04 03 04 35 ばっかお前夜に決まってんだろw - 名無しさん 2010-03-04 03 15 48 明日ってことか? - 名無しさん 2010-03-04 03 18 02 毎日な。0時~5時までの限定クランさ - 名無しさん 2010-03-04 03 24 08 最高だ♪もち18禁でwww - 名無しさん 2010-03-04 03 27 21 上裸でやると調子いい不思議 下も脱ごうかな - 名無しさん 2010-03-04 03 14 43 おい!よせ!ぬぐなら脱ぐ場所があるだろ?もちろんそこがどことは言わないが・・・な? - 名無しさん 2010-03-04 03 17 36 じゃ、じゃああなたの家で脱ぐ/// - 名無しさん 2010-03-04 03 56 41 ぬいだら洗濯機に入れとけよ? - 名無しさん 2010-03-04 04 49 11 おまえら元気よ杉 - 名無しさん 2010-03-04 03 19 51 現在チーデスで若いおなごのクランと共闘中うううう - 名無しさん 2010-03-04 03 21 22 おぉおぉで?で? - 名無しさん 2010-03-04 03 21 51 混ぜとくれーー(熱望) - 名無しさん 2010-03-04 03 23 12 誰か私とやらない?私男だけど - 名無しさん 2010-03-04 03 33 28 盾無双してたら「盾やるぅ」って・・・vcで - 名無しさん 2010-03-04 03 39 25 うおぉぉぉぉ!!そいつはあんたに気があるぞ!! - 名無しさん 2010-03-04 03 41 06 ヒュー! コーブラ~ - 名無しさん 2010-03-04 03 46 17 今敵になったんだが、盾で角まで追い詰めてそのまmqjg@]a\1of ・」id,a;skf; - 名無しさん 2010-03-04 04 02 38 通報しといた - 名無しさん 2010-03-04 04 05 10 わが盾人生に一片の悔いなし!!!!!!! - 名無しさん 2010-03-04 04 09 43 本能的に前に出て守ってしまう・・・ - 名無しさん 2010-03-04 03 51 58 か・・・漢・・・ - 名無しさん 2010-03-04 03 53 03 それ本能ちゃう。煩悩や - 名無しさん 2010-03-04 03 57 45 煩悩的に前が出て守ってしまう・・・ - 名無しさん 2010-03-04 04 00 52 白濁液が出ちゃうんですねわかります - 名無しさん 2010-03-04 04 13 29 CoDMW2と言うゲームがある。そこにあなたの本当の相手がいるはずです - 名無しさん 2010-03-04 03 35 55 わ若いおにゃにょこここ - 名無しさん 2010-03-04 03 55 25 なんか加齢臭がするわよ。誰よ!! - 名無しさん 2010-03-04 03 58 14 敵になった方が・・・スコアが・・・22k5d(盾のみ) - 名無しさん 2010-03-04 04 09 08 おおう、ちょいと目を放してGW行ってた隙にWDSだとw ZDSは好かないがこちらは一口かませてもらってよろしいかね - 名無しさん 2010-03-04 04 12 46 大人の世界へようこそ・・・! - 名無しさん 2010-03-04 04 17 11 そこは「ようこそ、男の世界へ・・・」で「うーん、マンダム」って呟けばいいですか - 名無しさん 2010-03-04 04 21 40 若干改変したんだが元ネタ分かったかw - 名無しさん 2010-03-04 04 24 47 おっさんを舐めるなよ?w - 名無しさん 2010-03-04 04 27 34 童貞の集まりだけどな - 名無しさん 2010-03-04 04 22 40 類は友を呼ぶってことわざを知ってるか?w - 名無しさん 2010-03-04 04 30 13 ちなみに[WDS]の名付けと、さっきからおなごと共闘してたのは両方俺。なんか恥ずかしい - 名無しさん 2010-03-04 04 18 20 畜生めが・・・ - 名無しさん 2010-03-04 04 20 46 今は嫁さんにPS3没収されてできないが、回収したらWDSでやるわ - 名無しさん 2010-03-04 04 20 02 猥談所とつけたのは自分ですww - 名無しさん 2010-03-04 04 21 26 つけるも何も見たままじゃねえかwwww - 名無しさん 2010-03-04 04 22 00 別に誰が言いだしっぺでもいいだろ? れっきとしたクランじゃねえんだ - 名無しさん 2010-03-04 04 23 24
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プロジェクト・アポカリプス第2部検討エピソード ★PA第2部/1章2話 小笠原諸島・多々良島は“怪獣島”の異名を持っている。 レッドキングに代表される、複数の怪獣類がこの小さな火山島を営巣地とするためだ。 火山活動はやや低調であるが、地熱はまだ冷えておらず、マグマの活動が続いていると見られ、 怪獣たちもこうした地熱をエネルギー源の1つにしていると考えられている。 島は大きな古いカルデラで南北に分けられ、怪獣たちの営巣地は面積の広い南部にある。 そして亜熱帯の森林が広がる北部には、地球防衛機構EDTOの研究基地がある。 周囲は絶壁に囲まれるため、海路では接近しにくいが、空路であればその限りではない。 今この研究基地“JPTS”で、怪獣類研究者とその関係者たちの会議が開催されていた。 「これは先日、WMGのマリオン岬研究員が撮影した、ベロクロンポリープの画像です。 今回の第7次一斉調査で、多々良島の東岸にこの軟体動物のコロニーが複数見つかりました」 プロジェクターにベロクロンポリープの画像を出して説明するのは、鳥のような顔の“宇宙人”。 メイラクルスの若き生物学者、ウェルズ・カイロである。 歳を重ねたメイラクルスは長いヒゲを蓄えるが、ウェルズにはまだほとんどヒゲがない。 そう――会議に参加しているのは“地球人類”だけではないのだ。 今地球は、怪獣類研究の“最前線”の1つとして、銀河社会から密かな注目を集めているのだ。 今回の会議は、そんな研究者たちの発表会も兼ねたものなのである。 ★タイトル★ 房総半島沖にあるEDTO日本総監部――の格納庫。 作戦機を発進させる電磁カタパルトは海面上にあるが、格納庫自体は実は海面下にある。 正8面体の構造物の、ちょうど対称的なデッキに作られているのだ。 基地のエネルギーを生み出すスペシウム反応炉に近いが、遮蔽処理は十分になされている。 WMGの作戦機の1つ“アイアンレンジャー”を、やはり鳥に似た顔の宇宙人が整備している。 ガッツァードのヴォールである……WMGの優秀なメカニックだが、やや自信家らしい。 服装は地球人の作業服に準じるが、工具を入れるポシェットに“種族様式”が窺える。 「どうだ、少しは進んだか?」 そこに声が投げかけられた……福嶋が階段を降りてきたようだ。 ヴォールはふん、と鼻息を鳴らして言い返す。 「お前の要求はとっくの昔に済ませた……俺を誰だと思ってる」 「相変わらず口が悪いな、これだからトリ頭は」 「気に触るんなら、まず自分の言葉から直すんだな、ブラシ野郎」 福嶋の太い眉が一瞬ピクリ、と引きつったが、無視するようにヴォールの横で工具を漁り始めた。 しかしヴォールの愚痴はまだ終わっていなかった。 「全く……どんな使い方をすれば、リパルサードライブがあんなに傷むんだ」 「重力をコントロールするんだろ? 慣性の法則でイカれるとか普通思わないじゃねーか」 「空中分解するほどのGをかけたら痛むに決まってるだろう……お前よくそんな状態で平気だな」 「カラダには自信があるんだよ、肉弾戦したこともないお前には分かるめぇ」 「はっ、分かりたくもないね」 ぶつぶつ言い合いながら、手は止まらない……何をすれば良いかは体が覚えてるらしい。 ……どういう状況だったのか、少し説明しよう。 福嶋は先日の多々良島での第7次一斉調査で、このアイアンレンジャーを使っているのだが、 陸海空を自在に使えるこの作戦機で、文字通り「陸海空を飛び回った」のである。 普通なら航空機や船舶を使い回すところを、この1機で対応できるのだから確かに便利ではある。 マリオンも途中まで同乗していたようだが、乗り物酔いを起こして別の機体に乗り換えたらしい。 それ以降も福嶋はアイアンレンジャーを飛び回らせて様々な情報収集を行ったが、 最後はメイン動力炉のリパルサードライブが“エンスト”を起こして失速し、 多々良島北岸の絶壁に突っ込む直前でスラスターを噴射し、海面に不時着水したという。 リパルサードライブで重力加速度を相殺していたため、ブラックアウトなどは起こしていないが、 不時着水時の衝撃はかなり大きく、脳震盪など起こしても不思議ではなかった。 「そのまま絶壁にめり込んでいたら、適度に頭を打って物分かり良くなったんじゃないか?」 「殺す気かお前……それがクルーの言葉かょ、冷酷だな」 「死んでたかも知れないトラブルを起こした自覚があるんだったら、少しくらい反省しろよな」 「……あぁ、そうだな、反省したよ」 何の前触れもなく――急に神妙になった福嶋に、ヴォールはぽかん、と豆鉄砲を食らった顔になる。 頭の回転が速いことで知られるガッツァードにも、予想できなかったようだ。 「……やっぱり頭を打ってたか」 「何だよ、素直になったらその反応か? だからいつも勘に障るんだ!」 因みにリパルサードライブは、空間からエネルギーを取り出すエーテルドライブとの相互作用で、 半永久的に駆動し続ける特性を持つため、よほどのことがない限り完全停止はさせない。 こうした格納庫に駐機していても、完全には止まっておらず“待機状態”にあるのだ。 エーテルドライブとの間でエネルギーを循環させるため、この方が“合理的”なのである。 むしろ完全に止めてしまった方が、リパルサードライブの場合は「再起動に手間がかかる」のだ。 ヴォールがぼやいたのは、福嶋が乱暴とも言えるアイアンレンジャーの操縦の結果、 リパルサードライブの“完全停止”を引き起こしてしまったからなのだ。 この“反重力装置”を再起動するには、実は核融合炉に匹敵する高エネルギーが必要であり、 いちおうそのための“起動ユニット”はあるのだが、普通の整備より手間を擁する作業なのだ。 ここしばらく、そんな作業をしてなかったことも、彼には“面倒だった”らしい。 銀河社会に開けたことで、地球にもこうした“オーバーテクノロジー”が限定的に流入したが、 それを十分にコントロールできるスキルを持つエンジニアは、まだ余り多くは育っていないのだ。 そのためにヴォールのような“宇宙人の技師”が地球で働いているのである。 「お前もリパルサードライブ起動スキルを身につけたらどうだ……通常整備だけじゃなくってよ」 「1日や2日の研修で取得できるんだったら、試してみるよ」 「そういうのを“手抜き”って言うんだよ」 この2人の“ツッコミ漫才”はどうやらエンドレスのようだから、この辺にしておこう。 ★ ★ ★ 再び多々良島の怪獣類研究会議。 研究発表のために登壇しているのは、ウェルズとはまた別の宇宙人の研究者だ。 顔つきは人面に近いが、こめかみ辺りから触角に似た長い角を生やす、ペドーアンの女性である。 「レッドキングサボテンの存在場解析結果は、この植物がどういう影響を受けてきたかが分かります」 彼女の名はソレイン・ファード……存在場解析のスペシャリストである。 存在場というのは“非物質の遺伝子”と形容されることもあるエネルギーの複雑な力場のことで、 全ての生物と物質が「実体を維持し続ける」ために影響力を持つことが銀河社会では分かっている。 それを直接操作するスキルを持つ者は銀河社会でも非常に少ないが、解析することは可能である。 地球で言う“DNA鑑定”に似ているが、技術の裾野はもっと広いと言われている。 「レッドキングの因子は見つかっていませんが、形態変化に作用した可能性は推測が可能です。 ザイオロードの因子はこれまでにも、系統が異なる種族の形態に干渉する事例が報告されています」 “ザイオロード”というのは、特殊な環境で進化し、強大な能力を持つ大型生物の銀河社会用語だ。 ちょうど、地球で言うところの“怪獣類”と似ているが、必ずしもイコールではない。 地球で怪獣類として分類されていても、銀河社会ではザイオロードに分類されない種族もいる。 そして、今回議題になっているベロクロンポリープやレッドキングサボテンもそうしたグループだ。 これらの種族は地球でも怪獣類としては分類されていないが、酷似した形態や能力を持つことから、 近年地球で数多く確認された怪獣たちとの関連性が注目されており、研究対象になっているのである。 “怪獣大量発生”という異変を起こした地球の“謎”を解明する鍵になることも期待されており、 そしてその研究は銀河社会の学者たちにとっても、意義深いものなのである。 地球はまさに銀河社会の生物学者たちにとって、新たな研究の“大鉱脈”だと言えるだろう。 実のところ……銀河社会では数十年前から、地球の特殊性について感心が向けられてきたのだが、 最近まで地球社会が銀河社会には開かれていなかったため、積極的な干渉は控えられてきたのである。 1部の不法行為をカミングアウトする者が干渉することを除いて、そうしたケースは少なかった。 これは銀河社会のルールだからである……“お節介”は望ましくないのだ。 その“環境”が大きく変わったのが、3年前――2022年に起きた“暴露事件”であった。 事件はある新興武装組織と、“ウルトラ族”ことアルティランとの因縁の間で起きたものであるが、 事件によって、地球社会は銀河社会からの様々な“非公式干渉”を無視出来なくなり、 これらの干渉の多くを「以後公的なものと認める」歴史的な選択をしたのである。 テロに近い事件がきっかけではあるが、ある意味ではこの事件を機に地球は銀河社会に開かれたのだ。 武装組織は“非公式干渉”の多くを暴露することで、地球社会が混乱することを狙い、 それはある程度成功したが、地球社会がそれを「受け入れる」結果は想定を越えていたようだ。 その結果――これまで地球に関心を持ちながらも、来訪を控えていた多くの宇宙人が地球に飛来した。 そして3年後に当たる2025年に、地球人類と宇宙人の“合同学会”まで開催されるようになったのだ。 この3年の地球社会の変化が“劇的”なものであったことは想像できよう。 それまでも“ルール違反”を犯して地球に飛来した宇宙人がいたし、その目撃者も少なくなかったが、 「公的にカミングアウトされた」2022年以降は、それまでとは“違う時代”になったのだ。 JPTSの中央ホールに設けられた議場の最前列で、感慨深い顔をしている白髪混じりの男性がいる。 地球における怪獣類研究の第1人者の1人である海縁英二だ……1966年生まれの59歳である。 地球に初めて“ウルトラマン”が来訪した(異説もあるが)年に生まれた海縁は、 多感な少年時代から青年時代にかけて幾つもの怪獣事件を目撃し、生物学者の道を志した。 それも当時はまだまだ生物学の正統派ではなかった“怪獣学”を興し命名したのが海縁であったのだ。 宇宙人の研究者たちの中でも、海縁の名前は有名であり、潜在的な権威の1人である。 名前である“英二”を“age(世代)”と引っかけ、「英二エイジ」なる言葉まで出来たという。 海縁の怪獣学講義を受け、その後を継いだ若き“教え子たち”のことを意味している。 WMGクルーで早田翼の先輩であるマリオン岬もその1人だ……翼自身も海縁の講義を受けている。 地球人類である海縁にとって、ソレインの研究分野である存在場解析は全く未知の領域であるが、 地球で続発している怪獣事件群に対して、これだけ様々な宇宙人が強い関心を示していること自体が、 彼にとっては感慨深いものであり、自分の人生の選択が間違っていなかった自信にもなっていた。 すると彼の横に、ベロクロンポリープの画像説明で登壇したウェルズがやってきた。 「……すみません海縁博士、小難しい話ばかりで」 ウェルズは通訳を使わずに流暢な日本語を操る……実は彼、日本の大学に在籍する学生でもあるのだ。 若い生物学者であるだけでなく、地球に対する関心が大きく、より深い理解を促進するために、 地球社会が銀河社会に開放されると同時に、その大学の門を叩いたのである。 実はメイラクルスという種族自体、銀河社会進出の歴史に関しては地球人類と余り変わらない。 文明の歴史はずっと長いのだが、どちらかと言えば内向的な種族で、銀河社会進出は遅かったのだ。 そのためウェルズにとって、地球人類は「似たような視野を持つ同志」にも見えているらしい。 「とんでもない、とても刺激的な研究だ……少しでも学んで、これからの研究に活かしたいよ」 「博士にそう言って頂けると、発表した甲斐があります」 “憧れ”の海縁との会話に笑みがこぼれるウェルズ……彼にとっても記念すべき日だったようだ。 そう――ウェルズ自身もまた「英二世代」の学者の1人なのである。 ★ ★ ★ 「えぇー、墜落寸前だったんですかぁ!?」 再びEDTO日本総監部――のWMGオフィスで、オルティの素っ頓狂な声が響いた。 話し相手はマリオンとシエルである……話のタネは、どうやら福嶋がやらかしたトラブルらしい。 自信家のヴォールをして呆れさせた福嶋の荒っぽい操縦は、メトロニアン娘も驚かせたようだ。 その横でシエルがやはり、呆れた表情を浮かべている。 「リパルサードライブが止まるって……どんな操縦したのよケンさんは」 「シエルにも味わわせたかったわ……そんじょそこらの絶叫マシンの比やないよ」 「……マリオンさんよく無事でしたね」 「ウチは途中で降りたんよ……吐くかと思ったんやもん」 「リパルサードライブって、急加速の反動を相殺するから意味があるはずだけど……」 「福嶋さんに常識は通じないってことやね、さすが陸軍の元レンジャーやわ」 異種族女子トリオがそんなウワサ話に話を咲かせていると―― 「ただいま~ あれ、皆さん何の話です?」 屋久島帰りの翼とメクスが、WMGオフィスに顔を出した。 「おー翼君お帰り~、ゼットンホヤは収穫やったねぇ、いやぁ惜しかったなぁ」 「収穫って、別に狙って捕獲したわけじゃないですけど……」 「それでも中々の発見よ。 あと1~2日早かったら、多々良島の会議に間に合ったんやけどね」 「画像はいちおう、カイロ研究員に送りましたよ……先輩よりも驚いてました」 「手が早いねw それやったら、会議の後半で話題に上がるかな?」 「それで……墜落寸前って何の話ですか?」 ゼットンホヤの話題になっていたところで、念を押したのはメクスである。 それにシエルがニヨニヨして言葉を返す……マリオンの話を奪ったらダメだよぉ。 「ケンさんが多々良島の調査に同行した時、アイアンレンジャーで大暴れしたみたいよw」 「大暴れ……ですか?」 「陸海空と奔放に飛び回った所為で、なんとリパルサードライブがストップw」 「えぇっ、あの装置って勝手に止まるものなんですか!?」 オルティと似たような反応に、女子たちが爆笑した。 ……因みに谷本部長は、EDTO首脳部の会議に出ているため、今このオフィスにはいない。 いたらこの賑やかな女子会モードに、咳払いの1つくらいはしていたかも知れない。 昼休みでもないのに、爆笑トークをするのはやはり、本来は望ましくないことだからだ。 キュリアも今は席を外している……彼女もこうした“陰口トーク”には釘を刺すタイプだろう。 「さすがのウチも吐くかと思ったよ……ケンさんの元部下に同情するわ」 「福嶋さんって元々陸軍の大尉でしたっけ……エアバイクのアマチュアレーサーでもあるとか」 「他のレーサーに特攻してたんちゃうやろうなぁあの人……心配やわ」 「その顔は心配してないねマリオンw」 「あ、そうそう、これ旅行のお土産です。 鹿児島茶のパウンドケーキと焼酎……かな?」 “アイアンレンジャー墜落未遂事件”に戻った女子たちに、メクスが鹿児島土産を渡す。 福嶋も彼にとっては先輩の1人だ……失敗談を笑われるのは余り気持ち良くない。 大嫌いな上司なら一緒に盛り上がったのだろうが、真面目な彼にそういう相手はいないのだ。 「おぉ、気が利いてるねメクス君、これで今夜は家呑み大会かな?」 「えっマリオンって、ケーキで焼酎呑むタイプなの!?」 「ダメやの? 焼酎って結構、何にでも合うよ?」 「まぁ、最近の焼酎は色々な試みがあるみたいですしねぇ」 翼がさらっとフォローを入れる……ぐんぐん話に食い込む方ではないが、要領は良いらしい。 「良いな~私も参加したいw」 「オルティも来る? そーいや、メトロニアンって酒に強いの?」 「そこは地球人と同じですよ、人によって呑めたり呑めなかったり……私は全然おk♪」 そう言って、オルティはイソギンチャクみたいな指で器用に○を描く。 「なんか凄く強そうw」 「実はショーチューってまだ呑んだことないんですよね~、ワインは何本かあるんですけど」 「“杯”やなくて“本”で数えるんかw こりゃあ強そうやねw」 「お酒ってよく分からないんですけど、好きだって人は時々いますよね」 これはメクスである……長寿種族アルティランなので既に1,000年以上生きているのだが、 種族的にはまだ学生レベルであり、WMGクルー全員を先輩と認識している。 「あたしは大好きw 最初にハマったのはオルティと同じでワインだけど、日本酒も良いなぁ」 「ウルトラ族って怪獣と殴り合うくらいやから、どんな酒でも物足りないんやないの?」 「それは成分の問題よ、酔うかどうかは別として、風味はそれぞれじゃないかな」 「じゃあメクス君もこれを機会に試してみる?」 「えっ……地球人の法律だと、学生の飲酒ってダメだったんじゃ……」 とか何とか、オフィスでの女子会トークは、戻ってきたキュリアに怒られるまで続いたらしい。 キミら福嶋の失敗談を笑える義理やないで。 ★ ★ ★ ――ギャォオォォォン!! 多々良島の中南部、古いカルデラの外輪山のすぐ内側で、重い咆哮が響く。 洗濯板のように波打った、独特の硬いウロコを持つ逞しい怪獣類――レッドキング。 顔面は比較的平たく、般若の面を思わせる大きな口から2本の長い牙が外向きに突き出す。 硫黄の鉱脈のような黄色いウロコを持つこの怪獣類が、何故レッドキングと呼ばれるのか。 それには諸説あり、火山地帯で発見された説、繁殖期に赤くなる説などある。 実際ここいらの土壌は赤茶けて乾いている……赤い大地の王、と考えればそれなりに納得出来る。 レッドキングが睨み付けているのは、砂色の皮膚に覆われた怪獣類――グドンだ。 片手がムチ、もう片手が鎌状に変化した左右非対称の体形が特徴であり、獰猛な肉食獣だ。 皮膚はなめし革のようでウロコは見えないため、爬虫類ではないというのが定説である。 レッドキングはいちおう、爬虫類かそれに近い系統に分類されているが。 どうもエサを探しているうちに、グドンがレッドキングの縄張りに踏み込んでしまったらしい。 背中を見せるとその怪力で叩きのめされてしまうため、グドンは徐々に後退しながらも、 威嚇の声を上げ続ける……舐められたら終わりなのは動物界も怪獣界も同じだ。 「ウェルズ――あのレッドキングは何世代目?」 「1966年に目撃された個体から考えれば、たぶん4世代目か5世代目じゃないですかね」 「初期のデータよりも足が長くなっているわね、個体差なのか、それとも突然変異なのか……」 外輪山の縁にある観察所で、怪獣たちの睨み合いを眺めているのはウェルズとソレインである。 多々良島の怪獣類には“飛び道具”の持ち主がいないため、こうして野外観察が可能だ。 睨み合うレッドキングとグドンの足下には、ミニチュアのレッドキングのような物体が数個見える。 太い腕のような突起は必ずしも2本ではない……高さは3m前後だろうか。 これがレッドキングサボテン――正式にはタタラサボテンと呼ばれる島固有の多肉植物である。 レッドキングの上半身を、そのまま10分の1ほどに縮めたような独特の形が特徴だ。 乾燥だけでなく熱にも強いことが分かっており、噴火が引き起こした火災に耐えた個体もあるとか。 カルデラの北部は落ち着いているが、南部には今も噴煙を上げる溶岩円頂丘がある。 「まるで子供を守る母親ね」 「確か実際にもメスだったと思いますよ……足が長いのはそれもあるんじゃないでしょうか」 「産み落とした卵を自分で潰してしまわないためってことか……なるほどね」 十分な距離を取ったと判断したか……グドンは踵を返すように足早に去って行く。 長い尾が背後で揺れており、なおもレッドキングを牽制しているようにも見えるのが興味深い。 レッドキングの尾は“寸詰まり”なので、リーチの上ではグドンが有利なのだ。 「そう言えば――西の海岸地帯には、ツインテールの亜種が見つかってますね」 「ツインドリル……だったかしら?」 「それは初期のニックネーム……今はツインスパイアと呼ばれてますね」 「力でかなわない捕食者に対抗するために、尾が硬くなった可能性があるのよね」 「今のところは推測ですけどね……実際天敵のはずのグドンを“刺した”場面も目撃されてます」 ウェルズの言葉に、ソレインはおもむろに「そうそう」という素振りをした。 2本の長い角――触角に似たペドーアン特有の感知器官だ――がぷるぷると揺れる。 「そこよ……進化にしろ適応にしろ、変化が凄く早いと思わない?」 「ですよね……普通の生物だと思えば」 「普通の生物じゃない、ってキミは言いたいわけ?」 「何しろザイオロードですから……元々変異しやすいはずですよね?」 「それは“超宙域”のように、空間が不安定な環境条件に限られたはずじゃないの?」 「常識的にはそうですけど……」 ウェルズはしばし言葉に詰まる。 ソレインもそれ以上追求はしない……これが“未解明”であることは彼女も知っているからだ。 「そうよね……だから地球での実地調査が大事なわけで」 「“エタンダム”もこういう展開になることは、予想してなかったでしょうねぇ」 ウェルズは苦笑する……地球を銀河社会に開放した“テロリスト”を皮肉っているらしい。 そのテロリスト――“エタンダム帝国”については、エピソードを改めよう。 「あぁ、ここにいましたか」 ふと、男性の声がした……2人が振り向くと“名誉教授”海縁の柔和な顔。 「あぁ博士、いきなり抜け出してすいません」 「いや構わんよ、基本的な発表は終わったからね、後は自由行動というスケジュールだから」 「ちょうど良かった……海縁博士は、多々良島の生態系についてどうお考えですか?」 「どうしてこんな小さな火山島に、これだけ怪獣類が根付いているのか――ということですか?」 やや思わせぶりに言う海縁に、質問したソレインは小さく頷く。 「生物学的に考えると不可解ですよね……エサもエネルギーも決して十分ではない」 「上陸前に宇宙船から島の周囲の空間状態をチェックしたんですが、結論は出ませんでした。 ツインテールはともかく、レッドキングもグドンも海棲ではありません」 「私は空間物理学の専門家ではないので、そちらの知識はよく分かり兼ねますが……」 そう言って、海縁は目を細めて、営巣地に帰っていくレッドキングの後ろ姿を眺める。 「“彼ら”の細胞に――その“答え”が潜んでいるのかも知れません」 「採取したレッドキングの細胞の、存在場解析では、特殊な要素は見えませんでしたが……」 「存在場という概念を、私はまだ十分に理解していませんが、仮に遺伝子のようなものだとしたら、 その存在場に“まだ知られていない機能”が眠っている可能性はありませんか?」 海縁の言葉に、ソレインとウェルズは目を見開く……それはまさに「目からウロコ」であった。 確かに存在場の機能はまだ十全には解明されていない……“創造の領域”に等しいからだ。 分かっている範囲でも“生命現象”に重要な役割を果たしていると見られるが、 遺伝子研究でよく言われるような「眠っている部分」が存在場にない、とは誰にも言い切れない。 「博士が言われる通りなら……生命学の常識すら、覆すかも知れませんね」 「私たちは、大きな時代の境目に、立っているのかもね……やっぱり、来た甲斐があったわ」 ★ ★ ★ 「本部長、お帰りなさい、今日は長かったですね」 WMGオフィス……本部長の谷円がEDTO幹部会議から戻ってきた。 「あぁ、ちょっと議論を呼ぶ案件があってね……キュリア殿は知っている話かも知れないが」 「まさか……“ゴーディス”の件でしょうか?」 キュリアのやや懸念を浮かべた表情に、谷は軽く頷く……丸眼鏡がキラリと光る。 「ここ数週間の動きに不穏なものが見られるらしい……銀河安全保障機構から通達があった」 「銀河警備隊にもその情報が入っていますね……神出鬼没なので不安です」 「ゴーディス……あの悪名高い“宇宙マフィア”ですね」 眉を潜める翼……地球の安全保障に関わる話のため、メインクルー全員が谷の報告を受ける。 WMGは軍隊ではないが、“怪獣特捜隊”として最前線で情報収集する立場にある。 ゴーディスは銀河社会でも有名な“宇宙マフィア”の1つである。 首領はメフィラシスのグレイドル・ゾーク……この種族はかつて地球に飛来したことがある。 ちょうど1966年、“ウルトラマン”の飛来と共に現れた個体が伝説的だ。 グレイドルは同一人物ではないが、底知れない狡猾さを持った魔性の種族として知られている。 そもそもこの年に、ウルトラマンが地球に飛来したきっかけを作ったのもゴーディスだった。 “怪獣脱走犯”である“宇宙怪獣”ベムラーを追って飛来したのが“歴史的な邂逅”であったが、 そもそもベムラーを“怪獣墓場”の異名で知られる宇宙の流刑地から解放したのが、 このゴーディスだったと言われているのである。 ベムラーは文明種族ほどの知性はないが、真空に適応し惑星を転々としてエサやエネルギーを求め、 “上陸”した惑星で災害を起こす“乱暴者”として悪名高いのだ。 とりわけ怪獣墓場に“幽閉”された個体は、身勝手で乱暴な気質で疎まれていた。 ゴーディスはそんな“宇宙の乱暴者”を意図的に解き放ったのである。 マフィアとして違法な武器などを売り捌き、銀河社会が不穏になった方が彼らは都合良いのだ。 また“光の守護者”であるウルトラ族――アルティランを嫌悪するメンバーも多いという。 そんなゴーディスが不穏な動きを強めているとなれば、油断できないわけである。 もっとも――地球が銀河社会に解放されることで、こうした情報を共有しやすくなったことが、 ある種の“抑止力”となったことは、好ましい方向性だと言えるだろう。 “怪獣類研究学会”が示唆するように、地球の“怪獣生態系”は銀河社会から見てもやや異質で、 銀河社会の反社会的な勢力が、その利用を目論むリスクも、大いにあるのである。 「キュリア殿はお兄さんからそれを聞いたということかな?」 「いえ……兄は基地の保安隊長であって、警備隊の総隊長ではありませんので」 「となると、ゾフィ殿から直々の知らせがあったのか……」 柔和な顔の奥で、かすかに眉を寄せる谷。 アルティランの有志が主催する“銀河警備隊”は、星間安全保障の要の1つを担う義勇組織である。 過去に地球に飛来した“ウルトラ戦士”はほぼ全員、この警備隊の隊員だ。 キュリアはもちろんのこと、シエルもメクスもこの警備隊に“籍”を持つ――メクスは研修生だが。 最初に谷が口にした“銀河安全保障機構”とは別組織だが、密接な関係を持っている。 その銀河警備隊の“正規ルート”から情報がもたらされたということは、相応に重要なことだ。 「キュリア先輩、ということは宇宙怪獣でも飛来するってことですかね?」 「すぐにそう断定するのは早いわシエル……ゴーディスは中々馬脚を現さない組織よ。 でも“エタンダム危機”以来、活発になっているのは確かなようね……彼らはグルという説もある」 「議論になったのはまさにそこだ……奴らの不穏な動きが、すぐに地球に影響を及ぼすのか。 EDTOもタカ派からハト派まで色々いるからな……物騒な事件が少ないに越したことはない」 「もしも、ゴーディスとエタンダムがつながっているとしたら……あっ、すいません」 ふとそう言った翼だが、すぐに頭を下げる……勝手なことを言うべき立場ではないからだ。 もっとも谷は、部下がそういう推測を口にすることは、むしろ議論を喚起すると受け止めていた。 「もしもそうだとしたら、地球への影響は軽視出来なくなるね……3年前の事件のように。 エタンダム帝国と名乗る武装勢力は、明らかに地球を“戦略資源”として狙っている節がある。 そこに“死の商人”が絡んでくるんだ……何も起きないと考える方がおかしいだろう」 「そ、そうですね……」 「別に謝る必要はない……タブーを排して色々な可能性を考えることは、決して悪いことじゃない。 むしろ怪獣特捜隊として、視野狭窄に陥る方が危ういさ」 そう言って、谷は恐縮する翼に笑顔を見せる……キュリアも軽く頷いて見せた。 「ゴーディスが次に打つ手が“角”なのか“飛車”なのか、それとも“王手”なのか。 それを見極められるくらいになりたいもんだがなぁ」 「さすが本部長……まさに“騎士”ですね」 「それを言うなら“棋士”じゃないのかオルティ?」 福嶋の言葉に、「どう違うんです?」と返すオルティ……確かに音声だけだと違いはない(爆) 谷は将棋好きでも知られており、有能な戦術家としての顔があるのだ。 もっとも“騎士”でもそう間違いではない……チェスと将棋のルールはよく似ている。 「キミも無茶はせんようにな……いざという時に作戦機が動かないと話にならん」 「……も、申し訳ありません」 サクッと軽い釘を刺す谷の言葉に、福嶋の顔は真っ赤になった。
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編者:仙朵拉絲‧艾蕾亞特─艾肯斯,艾肯斯家族編年史少主 年份:1761年 (黑曜紀時代) 存放在曉月之館內的紅色皮革封面的薄身書本。 由艾肯斯家族的編年史和其他的史料所得出,記載有關緋紅紀"五十年戰爭"前的備忘錄。 ...... 乘龍天磐而來的東方人將我們的歷史解讀,他們的史書上記載著這樣的東西: 越神者創造的歷史,花了八百萬年令我們已知的宇宙和世界成形。 雙子女神們創造的歷史,花了八百萬年給予這個世界光明與黑暗。 瑞獸創造的歷史,花了八百萬年給予世界生氣和周而復此的特性。 從異界而來的海族與古代的尚族創造的歷史,為這世界帶來了八百萬年平靜與和諧。 有翼尚族創造的歷史,為這世界帶來了八百萬年的統一與繁榮。 而八千年前來到這世界的人類創造的歷史,花了八十年將所有我們熟悉的東西毀於一旦。 (聽說在神州國語言中,"八"除了代表數字的八之外,亦有"數之不盡的多"的意思。) 人類先天就有著無邊的野心和對力量的欲望,而追求這些一切的代價就是眾生靈永遠在人類的禍中掙扎著活下來。 ...... 在緋紅紀的末期,曾經如神般存在的尚族,當時已經在大崩覆中滅亡,精靈們就像折了翼,奄奄待斃的飛禽一樣。 人類祖先脫離有翼尚族的奴役,成立第一個人類帝國後,就已經開始因為各權力者無邊的野心和對力量的欲望而令人類帝國四分五裂。 人類諸國之間已經連年積怨,可以說得上是到達惡意滿盈的地步,唯一的抑制力就是擁有如神般的力量,居於中地的尚族精靈們。 失去了作為世界平衡中心的尚族中地,令情況更加險峻,就像等待暴發的山洪一樣。 只需要輕微的震盪,戰爭之洪水就會掩沒大地。 ...... 恐懼於大家的心靈之間迴響,共鳴,最後,震盪的到來。 在那一刻,薩爾菲尼亞眾生靈的命運就此銘定。 ......
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目次 Act8(Act情報のページ) ログ Act8 ログ Act8(雑談有り) ログ Act8-2 ログ Act8-2(雑談有り) ログ Act8-3 ログ Act8-3(雑談有り) メニュー ログ [メイン] ABC(RL) ミドル⑪:グランギニョル [メイン] ABC(RL) 燃実ちゃんは登場したいらしいので目標値-10です、適当にどうぞ [舞台裏] 五十嵐一櫻 じゃあな♦2 [メイン] 燃実 ♠7 [メイン] “形無し”グランギニョル なんか燃実殿が遊びにくるらしいので、先に敵のデータとか調べよう [舞台裏] 李 狼 ♢2捨てときます [メイン] “形無し”グランギニョル まだ判明してない取り巻きのデータを調べたい [メイン] ABC(RL) はーい [メイン] ABC(RL) 2か3 [メイン] ABC(RL) どっちだ [メイン] “形無し”グランギニョル 3! [メイン] ABC(RL) ちなみに 2は14/14/13/7 3は13/13/12/10 [メイン] “形無し”グランギニョル ♥Qde14 [メイン] ABC(RL) https //character-sheets.appspot.com/tnx/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYnvHJtgUM [メイン] ABC(RL) あとでサブマスに駒を作ってもらっておきます [メイン] “形無し”グランギニョル あいつワシよりつよくね? [メイン] “形無し”グランギニョル そんなことを考えつつ、その辺の路地とかに…… [メイン] “形無し”グランギニョル 目立ちそうだな、グランギニョル [メイン] “形無し”グランギニョル 夕暮れの田んぼとかにいます [メイン] “形無し”グランギニョル 端っこに放置されているコンバインとかに寄りかかってる [メイン] 燃実 「お、ほんとにいた」 [メイン] 燃実 放棄されたコンバインに立ってグランギニョルを見下ろしている [メイン] 燃実 「紫に発光するクロガネって言うからだろうなとは思ってたけど」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「燃実殿か」 [メイン] “形無し”グランギニョル 思えば久しぶりかも [メイン] “形無し”グランギニョル 「お久しゅう。そういえば、燃実殿はこちらの出であったか」 [メイン] 燃実 どっかりと古びた座席に腰掛ける [メイン] 燃実 「のほほんとしてんね・・・。敵の本拠地ってことでこっちに入ってきたんじゃないの?」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「然り。しかして、そう気を張ってばかりいてもな」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「ここは長閑だ。戦場(いくさば)の空気を持ち込むものでもない」 [メイン] 燃実 「懐が広いねぇ、旦那は」 [メイン] 燃実 「・・・ね、旦那。あたし、やり方間違えてたらしくてさ。」そんな語り口で自分のことを話し出す。 桃花園、その維持のために何でもやったこと、それと今置かれている状況と。 [メイン] “形無し”グランギニョル 「……なるほど」 [メイン] 燃実 「私ができることなんて他にはなかったけど、せーしろーが言ってた”強いだけじゃ守れない”ってのはこういうことだったのかなってさ」 [メイン] 燃実 「結局、あたしが強かろうと肝心なものは守れないし、妥協してくしかないってのが莫迦みたいでさ。」 [メイン] 燃実 「何が正解だったのかなってふらふらしてたら、旦那以外なさそうのが、こっちに流れていったって聞いたもんでさ」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「左様か。燃実殿にも、できぬことがあるとはな」 [メイン] 燃実 「旦那、私の事妖怪か何かと思ってない?」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「カカカ」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「それで、燃実殿は現状を憂いておると」 [メイン] 燃実 「かもね。私も何を話してんだかって思うよ」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「違うのか? ふぅむ……」 [メイン] 燃実 「ちょっと疲れはしたかな」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「燃実殿の守りたかったものは傷つけられたやもしれぬ。しかし、これからは守られる。それでもなお、不満なのだろう?」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「傷つけられたのは事実だ。不満ではないのか?」 [メイン] 燃実 「…だってそんなの」 仕方ないじゃない。 思ってはいても、言葉はそこで止まった [メイン] 燃実 「このホウライじゃ、私が自由にできる範疇なんてたかが知れてるんだよ」 [メイン] “形無し”グランギニョル モノアイが明滅する [メイン] “形無し”グランギニョル 「おかしな話だ。N◎VAでの燃実殿は快活明朗、自由で、完成されたその身ひとつで何処までもいくような人であったろう」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「燃実殿。部外者の某がいうべきではないやもしれぬが……燃実殿らしくもない」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「某は其処許の事情など知らぬが、お主の太刀筋はよおく知っておるぞ」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「弟の脚すら切り落とした刃だ。なにものも切れぬ道理なし」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「それとも……このホウライUTΩPIAなる街は。我が弟より強大だというのか?」 [メイン] 燃実 「そうだよ、旦那が言ったように部外者が――」 不意に、昔を思い出した [メイン] 「良いか、燃実よ。この地が我らの故郷。否、『理想郷』と為る地だ。」 [メイン] 燃実 そういって、師父はデカい掌で私の頭をポンポン叩きながら言っていたっけ [メイン] 燃実 「そっか、”理想郷”」 [メイン] 燃実 「こんな打算と妥協で犠牲を許容するなんて、私の理想には程遠いや」 グランギニョルへ返答するのでもなく、滔々と言葉が漏れだす [メイン] 燃実 「旦那、ありがと。いろいろすっきりしたよ」 しばしの沈黙の後、立ち上がり声をかける [メイン] “形無し”グランギニョル 金属をこすり合わせたような笑い声 [メイン] “形無し”グランギニョル 「うむ、うむ。助けになれたのなら僥倖」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「燃実殿への借りを少しでも返せたならば何より」 [メイン] “形無し”グランギニョル 胸の液晶に映るロゴを光らせておこう [メイン] 燃実 「それじゃあ、旦那。」 [メイン] 燃実 「また、後でね」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「うむ、そうなろうな。では、戦場(いくさば)で」 [メイン] 燃実 コンバインが大きく揺れると、すでに燃実の姿はなかった [メイン] “形無し”グランギニョル 「さて、では某も合流地点へ向かうとするか」 [メイン] “形無し”グランギニョル 「……そういえば、夫婦生活が順調か聞くのを失念しておったな」 [メイン] “形無し”グランギニョル まぁいいか。また会ったら聞こう [メイン] “形無し”グランギニョル シーンエンド [メイン] 燃実 適当に♦3を回す [メイン] ABC(RL) 舞台裏どうぞです [メイン] ABC(RL) そのまま最後の登場も [メイン] ABC(RL) ______ [メイン] ABC(RL) ミドル⑫:ジャック [舞台裏] ジャック 達成値15でなんか買っとく [舞台裏] 燃実 すぺ3回し [舞台裏] 五十嵐一櫻 ♠Jいらんかなー。。。 [メイン] ABC(RL) シーンとしては何します? [メイン] ジャック えー [メイン] ジャック 「人はキラキラに出会った時何をするのか」 [メイン] ジャック ジャック一人で考えても埒が開かなかったので誰かに聴こうと思います [メイン] ABC(RL) だーれだ! [メイン] ABC(RL) キャストが名乗り出なかった場合カーロスが来ます [メイン] ジャック choice[燃実,李狼,カナギ,グラン,一櫻] (choice[燃実,李狼,カナギ,グラン,一櫻]) > 燃実 [メイン] ジャック そういえばあいつ所帯持ちなんだっけ [メイン] ジャック 聞いてみっか [メイン] ジャック というシーンです [メイン] ABC(RL) では燃実ちゃんは達成値-10です [メイン] ジャック じゃあ先に情報収集を済ませておこう [メイン] ジャック ♠6で多才なる枝してー [メイン] ジャック ♣Qで写し技(隠密)+拾い聞き 達成値4+10+5+5=24 [メイン] ABC(RL) https //character-sheets.appspot.com/tnx/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYkofNugUM [メイン] ABC(RL) 駒はよろしくお願いします。 [メイン] ジャック 「こいつはセミだな」 [メイン] ジャック 「一週間で死ぬのに最後まで華々しく戦果を上げるんだとか」 [メイン] ジャック やれやれ [メイン] ABC(RL) 許せませんね [メイン] ジャック 「見上げた根性だ」 [メイン] ジャック 「紅夢も変な趣味してやがる」 [メイン] ジャック はー [メイン] ジャック 「あいつは何の情報もってんのかねぇ」 [メイン] ジャック 「あの時の真実がすべてわかって、改めてあの輝きと出会えたら」 [メイン] ジャック 「出会えたら……」 [メイン] ジャック 「……?」 [メイン] ジャック ? [メイン] ジャック 「何すりゃいいんだ?」 [メイン] ジャック これが最近の悩みです [メイン] ジャック 「カーロスに言われた時からずっとモヤモヤしてるんだが……」 [メイン] ジャック 「目の前にそいつがいる! やったー!!」 [メイン] ジャック 「ってので終わりでいいのか??」 [メイン] ジャック 「そこが問題だ」 [メイン] ジャック 「あまりにわからん……誰かに聞いてみるか」 [メイン] ジャック てくてく [メイン] ジャック 「あっ! 燃実!」 [メイン] ジャック スーモのリズム [メイン] 燃実 そこには屋根から屋根をぴょいぴょい跳ぶ燃実が [メイン] ジャック 「おーい!」 [メイン] ジャック 「止まれー!」 [メイン] 燃実 「ん?誰アンタ」(ガシャァン)(瓦の割れる音) [メイン] ジャック 「俺だよ! ジャックだよ!」 [メイン] ジャック ははっ [メイン] ジャック 「って、そうか。お前知らないんだっけ」 [メイン] ジャック 「ステラをクビになってよぉ」 [メイン] ジャック 首を切るポーズ [メイン] 燃実 「あー・・・、また随分なりが変わったなぁ」 [メイン] ジャック 「おかげさまでね」 [メイン] 燃実 「そんで、こんな片田舎に何しに来たの」 [メイン] ジャック 「紅夢殺しに来た」 [メイン] ジャック 「話せば長くなるんだが」ぺらぺら [メイン] ジャック あれ燃実には全部話す気がする [メイン] ジャック お前も人外か…… [メイン] ジャック 「ってなわけなのよ」 [メイン] 燃実 「結構メルヘンな話が、ふさわしくないやつの口から出てくるなぁ」 [メイン] ジャック 「夢があるだろ?」 [メイン] ジャック 「紅夢がなんか情報持ってるっていうから殺しに来た」 [メイン] 燃実 「Oh…、蛮族…」 [メイン] ジャック 「どの口が言うんだか」 [メイン] 燃実 「って、一応私陣営相手側だと思うけど、ぺらぺら話していいの?」 [メイン] ジャック 「うーん」 [メイン] ジャック 「紅夢もわかってるだろ。多分」 [メイン] 燃実 「謎の信頼だな」 [メイン] ジャック 「仲良かったし」 [メイン] ジャック 「ま、キラキラのためなら何でもするってこと」 [メイン] 燃実 「星ねぇ、こんな土地だから電灯から離れた丘で星を見ることもあったけどさ」 [メイン] 燃実 「なにかは知らんが、エトランゼが満足するものを見つけんのは大変だと思うしなんだ、その」 [メイン] 燃実 「頑張れ」 [メイン] ジャック 「ありがとよ」 [メイン] ジャック 「あ、ちょうどいいや。一個聞いときたいことがあるんだが」 [メイン] 燃実 「あん?」 [メイン] ジャック 「お前ならそのキラキラと初めて会う時、どうする?」 [メイン] ジャック 「何をする?」 [メイン] 燃実 「そうさな」 [メイン] 燃実 「二度と離さないよう手を尽くすかな」 [メイン] ジャック 「はーん」 [メイン] ジャック 「深いね」 [メイン] ジャック 「二度と手放さないように、か」 [メイン] ジャック 「なるほどな、よくわかったよ」 [メイン] ジャック 「ちょっとあいつとも交渉してみる」 [メイン] 燃実 「あ?あー、おう。」 [メイン] ジャック 「やっぱり所帯持ちは言うことが違うな」 [メイン] ジャック 「お前にもあるんだろ、キラキラが」 [メイン] 燃実 「…そう、だな。」 [メイン] 燃実 「そうだ、私急いでるんだったわ。」 [メイン] ジャック 「そうか。呼び止めて悪かったな」 [メイン] 燃実 「縁があったら、また会おうや」 [メイン] 燃実 屋根に大穴開けて消える [メイン] ジャック 「……敵同士でないことを切に願うぜ」 [メイン] ジャック 腕組み [メイン] ジャック 「キラキラは守護らないといけないんだな……よーくわかったぜ」 [メイン] ジャック 「そのためにも、まずは紅夢からだ」 [メイン] ジャック さっきのトループの情報を人々に流しながらシーンEND [メイン] ABC(RL) では舞台裏をどうぞ [メイン] ABC(RL) ______ [メイン] ABC(RL) やるか・・・燃実ちゃんクライマックス! [舞台裏] 燃実 裏じゃないけど♦5を消す [メイン] ABC(RL) ______ [メイン] ABC(RL) クライマックス①:燃実vs火龍 [メイン] ABC(RL) ということで、ヒャクヨウと合流する予定の地点へ、火龍と一緒に移動中の燃実ちゃん [メイン] 火龍 「俺が離席していた間にそんな話があったとはな。」 [メイン] 火龍 「ヒャクヨウってやつを締め上げて、味方のところに案内させる。」 [メイン] 火龍 「今回ばかりはお前が出ることになるのも仕方ない。早く終わらせて夕飯にしよう、ランシー。」 [メイン] 火龍 ガタゴト(馬車とかで移動してる) [メイン] 燃実 「そうね、早く終わらせましょ」 [メイン] 燃実 「このひと時の夢も」 馬車がトンネルに入ったタイミングで仕掛ける [メイン] 火龍 「!」 [メイン] 火龍 即座に反応して、馬車から飛び出す [メイン] 火龍 「ランシー!」 [メイン] 燃実 荷車は砕け散り、馬は悲鳴を上げて逃げ去っていく [メイン] 燃実 「この現状、これは私の理想じゃない」 [メイン] 燃実 「私は夜拳の理想を否定して、私の理想郷を追い求める」 [メイン] 火龍 「理想郷(ユートピア)か・・・」 [メイン] 火龍 「俺は、今の生活で十分理想的だったよ。」 [メイン] 火龍 「なあ、ランシー。最後にもう一回だけ聞くぜ。」 [メイン] 火龍 「俺に護られろ。」 [メイン] 燃実 「私が守ったものを犠牲にして作られた日常じゃ、私は満足しない。」 [メイン] 燃実 「殺人者である私がきれいごと言ってる自覚はあるよ。殺し屋やって得た金で何言ってんだと。」 [メイン] 燃実 「だから私はこれまでのすべてを正当化してやることにしたんだ。大義を掲げるために私は――」 [メイン] 燃実 「三合会の、いいや、ホウライの『王』になってやる」 [メイン] 燃実 「一応、言うよ。『私と国を盗らない?』」 [メイン] 火龍 「・・・・・・」 [メイン] 火龍 「HEAVENが燃えて、瓦礫に埋まったあの時。」 [メイン] 火龍 「目も見えない中で、誰かが俺たちを助けに来たあの時。」 [メイン] 火龍 「瓦礫に塞がれて、俺かお前のどちらかしか助からない。助けに来たのはどちら側か、って思ったその時からだ。」 [メイン] 火龍 フードを脱ぎ、声を張り上げる。 [メイン] 火龍 「俺は!」 [メイン] 火龍 「俺が死んでも!お前を護りたい!」 [メイン] 火龍 「だから!答えはNOだ!」 [メイン] 燃実 「そうだ。だから私は――。」 答えなんてとうにわかりきってた [メイン] 火龍 「今度は間違いなく言えるぜ!」 [メイン] 火龍 「ランシー!家庭に入れ!」 [メイン] 火龍 武器を取り出す [メイン] 燃実 「最期に、私からも一言言うよ。」 [メイン] 燃実 「愛してるぜ、我が障害。」 つぅ、と一筋涙が伝い落ちる [メイン] 火龍 「命にかけてでも!YESと言わせてやる!ランシー!!」 [メイン] 火龍 戦闘を開始します。 [メイン] 火龍 セットアップ! [メイン] 火龍 の瞬間にやろうか。 [メイン] 火龍 《とどめの一撃》 [メイン] 火龍 「お前くらいの生命エネルギーなら、自分でも、他人でも、助けることが出来る。」 [メイン] 火龍 「だから。」 [メイン] 火龍 「それを俺に使う、なんて逃げ道は許さない。と言ったらどうする?」 [メイン] ABC(RL) さて、戦闘は続行しますか? [メイン] 燃実 無論 [メイン] ABC(RL) そうですか・・・では。 [メイン] ABC(RL) 〈根性〉 技能 コネ:火龍 目標値:10 判定に成功すると、自分が受けたダメージまたはBSまたは不利な効果を1つ解除する。これは神業相当として扱う。 成功した場合、この技能の目標値を今回の達成値に上書きする 失敗した場合、気絶する [メイン] ABC(RL) 燃実はこの戦闘中、この技能を使用できます。 [メイン] ABC(RL) また、《不可触》によってコネを取得することが可能です。(これは元々ですが) [メイン] 燃実 ではさっそく根性をば [メイン] 燃実 ♡3 [メイン] 燃実 以後難易度11に書き換え [メイン] 燃実 弾丸は燃実の頬を真一文字に裂く [メイン] 火龍 「受けてくれたか。」 [メイン] 燃実 「さ、やろうか」 [メイン] 火龍 「!」 [メイン] 火龍 「根性だけで、耐えるってかよ!」 [メイン] 燃実 「所詮、タマが飛んでくんのは直線だからなァ!」 [メイン] 火龍 「・・・やろうか!ランシー!!」 [メイン] 火龍 セットアップ! [メイン] 火龍 なし [メイン] 燃実 縮地を空振り [メイン] 燃実 ♣8をすてる [メイン] 火龍 一歩下がって 射撃+電脳+ダブルショット+致命の魔弾+デッドアイ 10+8+9で上限23 [メイン] 火龍 対決不可(無視されるけど)、軽減技能不可 [メイン] 火龍 通らばX21+カード [メイン] 燃実 パリィ宣言 [メイン] 燃実 ♡9で23 [メイン] 火龍 OKです [メイン] 火龍 ではクリンナップからセットアップ [メイン] 火龍 なし [メイン] 燃実 縮地1たりない♦6 [メイン] 火龍 射撃+電脳+ダブルショット+致命の魔弾+デッドアイ 10+8+9で上限23 対決不可(無視されるけど)、軽減技能不可 通らばX21+カード [メイン] 燃実 ♡Qパリィ [メイン] 火龍 クリセト [メイン] 火龍 これ以降、特になければ火龍はセットアップないです [メイン] 燃実 ♣6 [メイン] 火龍 射撃+電脳+ダブルショット+致命の魔弾+デッドアイ 10+7+9で上限23 対決不可(無視されるけど)、軽減技能不可 通らばX21+カード [メイン] 燃実 切り札切って♡Aで回避 [メイン] 燃実 ムーブで爆速。二段階進行 [メイン] 燃実 マイナーでマジック使用。理性ー2、生命+2 [メイン] system [ 燃実 ] 理性♠︎ 7 → 5 [メイン] system [ 燃実 ] 生命❤︎ 8 → 9 [メイン] system [ 燃実 ] 生命❤︎ 9 → 10 [メイン] 燃実 (酔猿拳起動) [メイン] 燃実 白兵 功夫† 鉄拳† 崩し技 [メイン] 燃実 ♡2斬って、10+3+3+3+♡2 [メイン] 燃実 21 [メイン] 燃実 被弾覚悟で突っ込んでドロップキック [メイン] 火龍 回避+電脳+スリング&ステップ 9+7+10で上限23 [メイン] 火龍 ではクリセト [メイン] 燃実 縮地 ♦Q [メイン] 燃実 白兵 功夫† 鉄拳† 崩し技 [メイン] 燃実 ♡6で23 [メイン] 燃実 肉体ダメージ 差分値+生命♡+S6+カード(捕縛あれば+3) [メイン] 火龍 回避放棄 [メイン] 燃実 ♣Kで41 [メイン] 火龍 シミュラクラム+電脳+射撃 5+2+8で15点軽減 防護点が13 [メイン] 火龍 肉体18酩酊大 [メイン] 火龍 頭部の装甲で受ける。視界が揺らぐ。 [メイン] 火龍 「こっちの番だ!」 [メイン] 火龍 射撃+電脳+ダブルショット+致命の魔弾+デッドアイ 10+8+4-5で17 対決不可(無視されるけど)、軽減技能不可 通らばX21+カード [メイン] system [ 燃実 ] マジック 1 → 0 [メイン] system [ 燃実 ] フォルテ 1 → 0 [メイン] 燃実 では [メイン] 燃実 ハートの5で回避18 [メイン] 火龍 くりせと [メイン] 火龍 あ、縮地使えるの1回でしたね [メイン] 火龍 じゃあこっからセットアップなしで [メイン] 火龍 射撃+電脳+ダブルショット+デッドアイ 10+7+2-2で17 通らばX21+カード [メイン] 火龍 あ、もう致命の魔弾無いや [メイン] 火龍 縮地とインチキ交換ということで [メイン] 燃実 ♦10で電脳殺し込みで19回避 [メイン] 火龍 「覚悟は決まってても!お前相手は!照準が狂うな!」 [メイン] 燃実 「電脳からとことん嫌われてるんでな!私はァ!」 [メイン] 火龍 おっとその前に [メイン] 火龍 さっきの被弾で崩し技入ってるね [メイン] 火龍 どの武器捕縛する? [メイン] 燃実 いんとるーだー [メイン] 火龍 ということで、ユビヌキタスで射撃するから命中がさらに1減ってますね [メイン] 燃実 白兵 功夫† 鉄拳† [メイン] 燃実 ♠K+5+3+3+3 [メイン] 燃実 21 [メイン] 火龍 当たるといくつ? [メイン] 燃実 肉体ダメージ 差分値+10+S6+カード(捕縛あれば+3)+フォルテ5 [メイン] 火龍 回避失敗、差分値21もろのりで [メイン] 燃実 ♦7切って、S49 [メイン] 火龍 受け止める [メイン] 火龍 腹部装甲が弾け、燃実に触れた内部機構がショートする [メイン] 火龍 《電脳神》によって耐えることは可能だが・・・ [メイン] 火龍 〈意地〉 技能 コネ:燃実 目標値:5 判定に成功すると、自分が受けたダメージまたはBSまたは不利な効果を1つ解除する。これは神業相当として扱う。 代わりに、義体が不可逆なダメージを受け、肉体DMをチャートの下の方から順に受ける。この肉体DMは治癒しない。 成功した場合、この技能の目標値を今回の達成値に上書きする 失敗した場合、気絶する [メイン] 火龍 「俺は!お前を!護る!」 [メイン] 火龍 「そう言っただろう!!」 [メイン] 火龍 JOKER切って、達成値5になるようにする [メイン] 燃実 ハイエナ [メイン] 火龍 やめろやめろやめろ [メイン] system [ 燃実 ] ハイエナ 1 → 0 [メイン] 火龍 おいおいおいおい [メイン] 火龍 「続けるぞ!ランシー!」 [メイン] 火龍 無理な稼働により、肌パーツに血がにじむ [メイン] 火龍 内出血 [メイン] 燃実 「いいぜ、じゃあこっちも我愛你を叫び続けてやるよォ!」 [メイン] 火龍 ハート切ったらハートで返ってくるーーーーー [メイン] 火龍 じゃあ、くりせと [メイン] 火龍 射撃+電脳 9+2+10で21 [メイン] 火龍 当たれば、X13+カード [メイン] 燃実 手札回すぜ♦4 [メイン] 燃実 度胸試しスタンバイ [メイン] 火龍 X22 [メイン] 燃実 度胸試し† 肉体・精神ダメージを[カードの数字+3+2]軽減。カット1回(用心棒コミ) [メイン] 燃実 ♣4で13。腹部損傷で衰弱 [メイン] 燃実 白兵 功夫† 鉄拳† [メイン] 燃実 ♠8で19 [メイン] 火龍 手札回して失敗 [メイン] 燃実 肉体ダメージ 差分値+生命♡+S6+カード(捕縛あれば+3) [メイン] 火龍 ごめん制御値でよけるわ [メイン] 燃実 ♦Kで36 [メイン] 火龍 シミュラクラム+電脳+射撃 5+2+6で13点軽減 防護点が10 [メイン] 火龍 衰弱:外界-8 [メイン] 火龍 くりせと [メイン] 火龍 射撃+電脳+ダブルショット+デッドアイ+跳弾 10+8+8で上限23 知覚入れないとリア不可 通らばX21+カード [メイン] 燃実 回す。♣2 [メイン] 火龍 X31! [メイン] 燃実 度胸試し† 肉体・精神ダメージを[カードの数字+3+2]軽減。カット1回(用心棒コミ) [メイン] 燃実 -14して17 [メイン] 燃実 からの根性。♡4で14 [メイン] 火龍 「まだ続くか!そうだよな!」 [メイン] 燃実 白兵 功夫† 鉄拳† 崩し技 [メイン] 燃実 ♡8で23 [メイン] 火龍 回避+電脳+スリング&ステップ 9+7+8で上限23 [メイン] 火龍 くりせと [メイン] 火龍 射撃+電脳+ダブルショット+デッドアイ 9+8+3で20 通らばX21+カード [メイン] 燃実 回避♣Q [メイン] 燃実 白兵 功夫† 鉄拳† ♠4で18 [メイン] 火龍 回避+電脳+スリング&ステップ 9+7+5で21 [メイン] 火龍 くりせと [メイン] 火龍 射撃+電脳+ダブルショット+デッドアイ 9+8+7で上限23 通らばX21+カード [メイン] 燃実 ここはJOKER切らんとよけれんです [メイン] 燃実 白兵 功夫† 鉄拳† ♠9で23 [メイン] 火龍 ここは貰う、回避失敗で差分もろのり [メイン] 燃実 肉体ダメージ 差分値+生命♡+S6+カード(捕縛あれば+3)♣3で42 [メイン] 火龍 意地 [メイン] 火龍 達成値は10 [メイン] 火龍 額が割れる [メイン] 火龍 「続けるぞ!ランシー!」 [メイン] 火龍 くりせと [メイン] 燃実 「対外タフだね・・・」 [メイン] 火龍 射撃+電脳 9+2+5で16 通らばX11+カード [メイン] 火龍 MP21ふつうのハンドガンを取り出した [メイン] 燃実 パリー。♠6で17 [メイン] 火龍 じゃあ次! [メイン] 火龍 射撃+電脳 ♣ACEで23 通らばX11+カード [メイン] 燃実 ♦Aで回避 [メイン] 燃実 白兵 功夫† 鉄拳† 崩し技 [メイン] 燃実 ♡10で23 [メイン] 火龍 回避+電脳+スリング&ステップ 9+4+10で上限23 [メイン] 火龍 で、こちらの手番 [メイン] 火龍 射撃+電脳 9+4+2で15 通らばX11+カード [メイン] 燃実 ♦Jで回避19 [メイン] 燃実 白兵 功夫† 鉄拳† 崩し技 [メイン] 燃実 ♡4で23 [メイン] 火龍 回避放棄、もろのりでどうぞ [メイン] 燃実 肉体ダメージ 差分値+生命♡+S6+カード(捕縛あれば+3)♣5で52 [メイン] 火龍 意地、達成値11 [メイン] 火龍 顔面損傷 [メイン] 火龍 燃実の手刀を受けて、この程度。 [メイン] 火龍 意地である。 [メイン] 火龍 くりせと [メイン] 火龍 あ、捕縛は?MP21でいいよね [メイン] 火龍 ここは、イントルーダーを治そう、メジャー放棄して捕縛解除 [メイン] 燃実 白兵 功夫† 鉄拳† ♠10で23 [メイン] 火龍 回避+電脳+スリング&ステップ 9+7+8で上限23 [メイン] 火龍 じゃあこっちだ [メイン] 火龍 射撃+電脳+ダブルショット+デッドアイ 10+7+4で21 通らばX21+カード [メイン] 燃実 ♡5で23回避 [メイン] 燃実 ♣5で判定失敗 [メイン] 火龍 殴るぜ [メイン] 火龍 射撃+電脳+ダブルショット+デッドアイ 10+7+2で19 通らばX21+カード [メイン] 燃実 ♦Kで19 [メイン] 燃実 白兵 功夫† 鉄拳† 崩し技 [メイン] 燃実 ♡8で23 [メイン] 火龍 回避放棄 [メイン] 火龍 もろでどうぞ [メイン] 燃実 肉体ダメージ 差分値+生命♡+S6+6(捕縛あれば+3) [メイン] 燃実 しめて53 [メイン] 燃実 S [メイン] 火龍 意地!達成値13! [メイン] 火龍 臭味覚喪失 [メイン] 火龍 ついでにイントルーダーが捕縛 [メイン] 火龍 手番もらってイントルーダー治す [メイン] 燃実 白兵 功夫† 鉄拳† [メイン] 燃実 ♠K 23 [メイン] 火龍 回避+電脳+スリング&ステップ 9+7+8で上限23 [メイン] 火龍 こっちから [メイン] 火龍 射撃+電脳+ダブルショット+デッドアイ 10+8+9で上限23 通らばX21+カード [メイン] 燃実 ♦A [メイン] 燃実 白兵 功夫† 鉄拳† [メイン] 燃実 すぺ10 23 [メイン] 火龍 回避+電脳+スリング&ステップ 9+4+10で上限23 [メイン] 火龍 避けて! [メイン] 火龍 殴る! [メイン] 火龍 射撃+電脳+ダブルショット+デッドアイ 10+8+2で上限20 通らばX21+カード [メイン] 燃実 ♣3回します [メイン] 火龍 X29 [メイン] 燃実 度胸試し† 肉体・精神ダメージを[カードの数字+3+2]軽減。カット1回(用心棒コミ) [メイン] 燃実 14、眼部損傷 [メイン] 火龍 「!」 [メイン] 火龍 「続けるぞ!ランシー!」 [メイン] 燃実 「あー、クッソ。」 [メイン] 燃実 「上等だ!」 [メイン] 燃実 白兵 功夫† 鉄拳† 崩し技 [メイン] 燃実 ♡10で23 [メイン] 火龍 回避+電脳+スリング&ステップ 9+7+9で上限23 [メイン] 火龍 射撃+電脳+ダブルショット+デッドアイ 10+8+8で上限23 通らばX21+カード [メイン] 燃実 手札回すしかない [メイン] 燃実 すぺ4 [メイン] 火龍 X27 [メイン] 燃実 度胸試し† 肉体・精神ダメージを[カードの数字+3+2]軽減。カット1回(用心棒コミ) [メイン] 燃実 ♦9で13 衰弱! [メイン] 燃実 白兵 功夫† 鉄拳† スぺ9 23! [メイン] 火龍 回避放棄もろ [メイン] 燃実 肉体ダメージ 23+10+S6+5+クラブ2 [メイン] 燃実 46 [メイン] 火龍 意地! [メイン] 火龍 切り札! [メイン] 火龍 達成値はぴったり [メイン] 火龍 背部裂傷 [メイン] 火龍 射撃+電脳+ダブルショット+デッドアイ 10+7+5で上限22 通らばX21+カード [メイン] 燃実 てふだまわす [メイン] 燃実 だいや3 [メイン] 火龍 X28 [メイン] 燃実 度胸試し† 肉体・精神ダメージを[カードの数字+3+2]軽減。カット1回(用心棒コミ) [メイン] 燃実 ♣Kで13 衰弱 [メイン] 燃実 ♦4まわす [メイン] 火龍 射撃+電脳+ダブルショット+デッドアイ 10+8+10で上限23 通らばX21+カード [メイン] 燃実 だいや5まわし [メイン] 火龍 X27 [メイン] 燃実 度胸試し† 肉体・精神ダメージを[カードの数字+3+2]軽減。カット1回(用心棒コミ) [メイン] 燃実 おめめないなった [メイン] 燃実 眼部損傷が二回目だが??? [メイン] 火龍 「まだ!やれるだろ!」 [メイン] 燃実 「なんも見えねえぞ」(半ギレ) [メイン] 燃実 白兵 功夫† 鉄拳† 崩し技 [メイン] 燃実 ♡3で22 [メイン] 火龍 回避+電脳+スリング&ステップ 9+7+10で上限23 [メイン] 火龍 射撃+電脳+ダブルショット+デッドアイ 10+8+3で上限21 通らばX21+カード [メイン] 燃実 まわすぜ♦2 [メイン] 火龍 X31! [メイン] 燃実 度胸試し† 肉体・精神ダメージを[カードの数字+3+2]軽減。カット1回(用心棒コミ) [メイン] 燃実 ♦8で18。脳震盪 [メイン] 火龍 「たたみかける!」 [メイン] 燃実 すぺ3まわし [メイン] 火龍 射撃+電脳+ダブルショット+デッドアイ 10+8+10で上限23 通らばX21+カード [メイン] 火龍 X31! [メイン] 燃実 ♦6回し [メイン] 燃実 不可知切って回すか・・・ [メイン] 燃実 ♡2で判定は成功 [メイン] 燃実 ダメカ♣9 [メイン] 火龍 意地14! [メイン] 火龍 胸部損傷 [メイン] 燃実 不可触で♣生やして♣Q 達成値14根性 [メイン] 火龍 改めて、燃実手番! [メイン] 燃実 白兵 功夫† 鉄拳† ♠6で20まで [メイン] 火龍 回避失敗、もろ [メイン] 燃実 肉体ダメージ 23+10+S6+8+カード [メイン] 燃実 47+4 [メイン] 燃実 S51 [メイン] 火龍 それに重ねるようにして [メイン] 火龍 《とどめの一撃》 [メイン] 火龍 肉体DM15点相当です [メイン] 燃実 根性 ♣J [メイン] 火龍 「まだ・・・立つかよ・・・」 [メイン] 火龍 「俺の意地は・・・ここまでだ・・・」 [メイン] 火龍 防護点10点で、S41点。 [メイン] 火龍 頭部損傷。完全死亡です。 [メイン] 燃実 「決着…」 [メイン] ABC(RL) クライマックス、決着! [メイン] 燃実 「今は休んでよ。愛しい人」 [メイン] 燃実 「クソ、なんも見えないや」 [メイン] 燃実 黄泉還り→火龍 [メイン] ABC(RL) それでは、続きはエンディングでやりましょう [メイン] ABC(RL) ______ [メイン] ABC(RL) おつかれさまでした!!! [メイン] ABC(RL) 再開します! [メイン] ABC(RL) ______ 目次 Act8(Act情報のページ) ログ Act8 ログ Act8(雑談有り) ログ Act8-2 ログ Act8-2(雑談有り) ログ Act8-3 ログ Act8-3(雑談有り) メニュー
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大人気キャラクターなのに説明が寂しいな。 - 2012-12-12 04 52 17 森崎ですから - 2013-01-08 04 56 58 なんだかんだで結構良いキャラ - 2013-05-20 22 04 49 コミックス版優等生の森崎残念すぎる…別人だよ…クラスメートにすら名前覚えられて無かったし。 - 2013-03-14 00 51 31 ほのかだっけ? - 2013-03-16 18 19 13 姉か妹は居るんじゃないの?(男の兄弟がいないという意味での)一人息子って態々表記されてるし。 - 2013-09-04 22 45 16 修正しました。 - 2013-09-12 23 11 10 意外とヒーロータイプなんだけどなあ 森崎が司馬兄への偏見捨てるのいつになるやら - 2013-10-14 14 43 05 達也への偏見というか未だにウィードとブルームにしがみついてる優等生タイプなだけじゃ。 - 2013-10-25 14 13 03 十師族双璧の七草の直系から見れば平凡な魔法力かもしれないが、一般的に見れば高水準のように思う。九校戦(新人戦)スピードシューティングで準優勝しているし。 - 2013-11-14 09 37 18 森崎君は昔の自分に良く似ている琢磨を止めるとき、何を思ったんだろうか? - 2013-12-26 21 29 44 能力が魔法じゃない・・・w - 2013-12-26 21 31 46 得意魔法の相手を前後に揺さぶって脳震盪を起こさせるやつには名前がないからね。 - 2014-01-03 03 33 59 残念ながら森崎は一年生組ではなくモブ組のようだ。入学編ではほのかや雫より出番があると思ったんだが… - 2014-01-01 02 15 35 出番って言っても完全に嫌われ役の勘違い野郎として出てきていただけだしなあ。九校戦でも単なる引き立て役兼ひがみ役で、それ以降はろくすっぽ出番がないし。短編集に主役エピがあったのが奇跡と言っていいレベルでしょw - 2014-01-01 04 28 24 でも、ダブルセブン編では少し出番があった。それもちょっとカッコいい役で。ここから巻き返しなるかな? - 2014-01-01 10 47 33 巻き返すとしても服部ポジション程度かな? それも服部のように達也の実力を認めて意見を聞き入れるまで精神的に成長しているかは、ちょっと怪しい。 - 2014-01-01 11 58 24 まあ、その程度でしょうね。 - 2014-01-01 12 31 12 バレンタインの時点で服部はもう達也に含むところはなくなっていた(毒チョコレートを喰らってそれどころではなかったという説もあるが)様子だったのに、森崎はまだ達也に敵意を持っていたからね。 - 2014-01-03 03 52 50 横浜騒乱編の時点で地下通路を使うことに難色を示した達也に質問を投げかけたりしているしね。認めていなかったら、沢木がいち早く反応していたのに自分で喰い付いたりしないでしょ。 - 2014-01-03 05 08 54 あれ言ったの服部じゃなかったっけ? - 2014-04-19 23 04 17 だから服部だってば。 - 2014-05-13 22 46 04 ドロウレスの技術は対エリカ戦の敗北--スピード命の森崎家の思想にとっては最悪の--をきっかけにして習得されたものだろうか? - 2014-01-03 03 45 58 だな。抜かなければ警棒で弾かれることもなくなる - 2014-03-19 01 12 59 一応偏見は外伝での孫 美鈴の件で疑問に感じてるしいずれは差別も止めると思います(最も一巻での存在が劣っていると言う発言が露見したら地位も無くなりかねないですが) - 2014-03-06 20 05 14 1巻冒頭でもう少し酷いセリフを吐いていたら、きっと「森崎の氷像」ができていただろう - 2014-03-06 22 40 40 というか、だんだんエスカレートして行く深雪の魔法暴走を見ていると、こいつがA組で1年生き延びたのは奇跡に思える。 - 2014-03-19 20 50 58 歯牙にもかけてもらえなかったからなー 「司波さんは俺たちと一緒にいるべきなんだ!」 「・・・・・・」(誰?このひと。馴れ馴れしいわ) - 2014-03-19 23 44 45 「優等生」の方で男子学生の集団の氷像ができてたな。あの中にいたりして - 2014-06-27 18 06 35 せっかくウォーリアーズ追加したんだから森崎の活躍を来歴に・・・ - 2014-03-18 23 07 19 追加しました - 2014-03-22 18 40 09 シルバー様が思念操作のCADを作ったら、ドロウレスの森崎家涙目ってやつか? - 2014-03-21 17 33 22 もともと魔法構築速度も速い部類(速度以外並でも学年3位)だから、思念操作もきっと速いよ - 2014-03-22 00 33 05 服部先輩は自分と達也の実力差を認めて丸くなってきたからいいけどこいつは救いようがないな - 2014-04-16 00 49 38 作者の解説によると、服部は一科二科よりも実力のあるなしで差別する人みたいだからな - 2014-06-26 11 39 18 やっぱり出場種目はロアガンかな? - 2014-04-19 23 02 28 ペアなら3位に入ってるが、ソロなら惨敗だな。どちらでしょう? - 2014-04-20 17 24 26 アニメ版の作画で主役エピは荷が重いな - 2014-04-20 20 58 26 でも、滝川のキャラデザが気合入っていて、台詞もあった。主役エピあるかも。 - 2014-06-26 20 01 01 最近マジで空気だな。最大最後の見せ場は5巻だったか。 - 2014-05-13 11 14 16 12巻でしょ。二十八家の直系に勝ってるんだぞ。 - 2014-05-13 18 40 16 13巻にも1箇所名前だけ出ています。(P170) - 2014-05-18 10 01 06 追加しました - 2014-05-27 20 26 29 漫画版では顔がイケメンだったのに、アニメでは優等生版にチェンジしてて、おまけに漫画版で再登場したら優等生&アニメ版の顔に変わっててワロタ。 - 2014-05-20 00 21 39 漫画版は原作(5巻)に忠実だったのにね。 - 2014-05-20 00 32 09 早い話がマヌケ面。 - 2014-07-17 23 01 17 射撃しか能がないのに新人戦早撃ちで優勝できないかわいそうな子 - 2014-06-26 01 06 22 速く撃てるのと命中精度は別物かと・・・ あとは競技用CADだったからかも? - 2014-06-26 12 51 58 ドロウレス使えるし精度上げる訓練してるんじゃね。まあなんだかんだいって家系的な得意分野でもトップになれない、並の魔法師なんだな。 - 2014-06-26 13 08 25 吉祥寺の「不可視の弾丸」は魔法式の小ささに特徴があるようだから。展開速度に差があるんでしょう。翌年のロアガンの基準点からすると、命中精度も高いようだし。 - 2014-06-27 00 16 18 でも魔法科高校の実技の成績は学年トップクラスじゃなかったかな? いつか花咲くんだよきっと。 無頭龍の少女助けたりもしたり。 青春なんだよ。 - 2014-06-27 00 29 30 もしも新人戦モノリス・コードで卑劣なルール違反がなかったら・・・三高にボロ負けして、一条から「司波達也が担当していなければこんなものか」 - 2014-07-17 22 45 02 モノリス・コードで準優勝できれば新人戦優勝だから、森崎の個人的なプライドはともかく一高の目標は果たせる。 一高幹部が達也を代役にした理由もそれだったし、真由美や達也自身も一条将輝に勝てるかは怪しい見立てだった。 - 2014-07-18 00 57 24 「二科生ごときに負けたくせにいい気になるなよ、優秀な一科生の僕ならもっと簡単に優勝できたはずだ」と思うはず。 - 2014-07-30 08 42 42 森崎「十師族はさすがに手強い。これが名門魔法師の力さ。分かったか?たかがウィードの分際で、たまたま技術要員に選ばれたからって調子に乗っている司波」 - 2014-07-30 10 26 39 氷柱=アイス・ピラーズ?(どう思おうと、彼女の前では口を紡ぐ事を強く推奨) - 2014-07-30 10 34 20 森崎は魔法力が劣っているのに実技3位?実技試験は処理速度、規模、干渉力じゃないのか?CADの操作うんぬんで成績が変わるのなら達也は一科生だろう - 2014-08-30 01 29 30 速度が最も評価されるポイント(1巻172ページ)だから、本当はフラッシュ・キャストを使える達也が魔法師としても最も優秀という皮肉。それを秘匿技術にされている結果、劣等生とされている。 - 2014-08-30 07 38 31 重要視すべきは速度より干渉力だと思うんだけどなぁ…干渉力が足りなければ魔法が不発するのだし。 - 2014-08-31 11 48 39 ほのかの護衛に付いているのは森崎家、いちおうこいつも風紀委員ということは、15巻で出番がありそうだな。 - 2014-09-10 21 06 44 モブ崎の出番はいらないな。小説の尺が短くなるわ - 2014-09-10 21 11 00 薮助治→ヤーブ・スケルジになれるかも知れないのだぞ。上手く演出すればだが。 - 2014-09-10 21 27 31 優等生4巻の森崎が、顔も心もキレイになっててワロタwww - 2014-09-12 22 08 16 でも、まだほのかには名前を覚えてもらえない。 - 2014-09-29 22 20 16 森崎、1年の時から風紀委員やってるのに、風紀委員長選で得票ゼロか。少し可哀想になってきた。 - 2014-09-12 22 18 00 ラジオでなぜか人気ww - 2014-09-12 22 25 19 人一倍努力はしてるっぽいし、もう少し報われてもいい。 - 2014-09-12 22 27 41 才能はあまりないけど努力で優等生になった。すばらしい才能があるが評価されないゆえ劣等生である達也と少し対比っぽいな。 - 2014-09-12 22 35 15 がんばれ、森崎俺は応援してるぜ - 2014-09-18 22 54 08 『司波の実力はこの目で見ているし、森崎のデバイス操作もなかなかのものだった。一昨日は相手が悪かっただけだ』(1巻239ページ)。摩利に、森崎がクイックドローをやる前の口論の段階から全部見られていたわけか。森崎は、目の前でこんなん言われて、体が凍りついたことだろうな。 - 2014-09-19 13 22 35 一話の台詞を聞くとどうしてもジャギが思い浮かぶ(兄→ブルーム、弟→ウィード)…。 - 2014-09-27 23 24 41 森崎の短所は劣等意識が強く、ゆえにそれを他者に投影し見下したり、観念にとらわれ現実認識が歪んでいること。長所は向上心を持ち努力家である点。 - 2014-09-29 19 40 53 優等生4巻にてアニメでモブ顔化された理由が判明。 - 2014-09-29 22 18 50 優等生作画の森さんの森崎が素敵だったのでモブ顔化される森崎君であった - 2014-09-30 00 58 49 俺は普通に原作の顔の方が好きだったが…… - 2014-10-17 17 39 54 『優等生の課外授業』は森崎が主役だったから、補正が行われたと考えようw。森崎はそれ以外では挿絵に登場してないし。 - 2014-10-17 23 14 54 能力だけ見れば王道の脇役なんだけどなぁ 課外授業である程度更生したっぽいし、今後達也サイドとも上手く付き合えるようになるといいな ただ達也の本来の能力を知ると「お前みたいなのが学園にいるのは間違ってる」って言いそうなんだよなぁ - 2014-10-22 23 37 16 というか今後森崎って出てくるのか? もう代役のワカメ君がいるから森崎さんはお払い箱なんじゃ・・・ - 2014-10-22 23 40 36 森崎は二流の魔法能力をひたすら早撃ち技能を極める事だけで一線級に持って行っている苦労人、ワカメは一流の魔法能力が今一生かし切れていない能力に胡座を掻いた奴、と位置付けに微妙な違いがある。 - 2014-10-23 00 08 07 達也(世界最強の魔法師も軍も下手に扱えない怪物)の全能力知った上でそんな強気でいられるなら森崎さんスゲェと思う。 - 2014-10-23 04 04 48 青木さん的な対応をしてくるかも・・・ - 2014-10-23 05 19 35 青木さんは知らない側だろ。 - 2014-10-23 15 31 52 生徒会枠、教員枠、部活連枠…同学年の風紀委員は3人いる。2096年度は雫、ミキヒコ、そして森崎だ。しかし、風紀委員長は雫とミキヒコの一騎打ち。森崎には一票も入っていない。たった半年のミキヒコに負けるとはそこまで人望がないのかコイツは… - 2014-10-25 19 05 14 ミキヒコは実力あるし調整役もする。そして事務もやってる。達也が居なくなって半年の間に千代田に信頼されたのもあるかもね - 2014-10-25 23 39 41 反面、モリーは下の人間はとにかく蔑むし、高慢すぎるし、と「魔法科」でもトップランクの地位を持たせてはいけない人間だからなwww - 2014-10-25 23 41 40 あんまり関係無いが1学年3人という訳では無い様な……入学編の時1年は達也と森崎だけだし - 2014-10-25 23 51 18 服部の役回りを森崎が担えれば本編でももっと印象に残っただろうに。 - 2014-11-09 14 26 01 やめてくれ服部くん最近出番少ないのに - 2014-11-09 20 19 56 出番少ないのは森崎も一緒だけどwww - 2014-11-10 20 42 59 森崎は96年の九校戦出番なかったのかね。幹比古はモノリスに唯一の二年生選手として出てたというのに。 - 2014-11-10 23 13 31 いや、出場はしていた。(13巻P170)出場種目は恐らくロアガン。ペアなら3位入賞。ソロなら4位以下。 - 2014-11-10 23 38 49 おそらく、ペアの - 2015-02-22 07 59 42 アニメで何であんなモブ顔になったのか・・・アニメスタッフはブルームはイケメンという設定を理解してないのか?優等生みたいな魔法科を理解してない糞漫画を参考にすんなよな - 2014-11-20 20 49 19 「主人公のかませ犬がこんなにカッコいいわけがない」 - 2014-11-20 21 13 14 キャラデザが優等生の森崎を気に入ったためらしい。 - 2014-11-20 21 58 38 原作版は格好良すぎるのと、読者からレオと区別が付かないとか言われていたしな。 - 2014-11-21 03 06 19 愛嬌あっていいと思うけど - 2014-11-22 03 25 28 「ボディガード歴2年、森崎駿だ」 テニプリにいたな、こんな奴。 - 2014-11-20 21 15 10 五巻を読み返していたんですけど、P93の「九校戦は不本意な結果に終わったが、卑劣なルール違反がなければ、小賢しい奇術師の手を借りなくてもあの程度の結果は出せたと思っている」の、小賢しい奇術師って誰の事でしょうか。まさかエンジニア? だとしたら達也? なら「あの程度の結果」とは新人戦モノリス・コードの優勝? それとも新人戦男子スピード・シューティングの準優勝? うーん… - 2014-11-24 23 10 59 今になってそれに気付くとわ…心中お察しします - 2014-11-25 00 16 29 もしかして「小賢しい奇術師の手を借りなくても」というのは代理として出場した達也の事で、「あの程度の結果」とは新人戦モノリス・コードの優勝? だとしたら森崎の態度は頂けない。非常に良くない。だって確かに森崎が出場できなくなったのは不本意な事だったけど、達也は身体を張って時間と労力をかけて、一条と吉祥寺という反則級の組み合わせを何とか倒して優勝を取ったのに、その三高との対戦前にもいくつもの試合を勝ち抜いたのに、確かに怪我を負ったけど実際に戦ったわけじゃない森崎にそんな事を言われたくはない。むしろ申し訳ないけど2096年の九校戦で大した結果も取れていないから「口先だけの奴」としか思えなくなった。それに毎回思うんだけど、同級生が将来の顧客や御得意様に繋がるかもしれないっていう発想は無いんだろうか。二科って馬鹿にするけど、その二科にもエリカや幹比古のような百家や名家の子供はいるんだし、そういう子供達の評判から「森崎の所に仕事を頼みたくない」と取引を断られるかもしれないという、そういう考えが少しは働かないんだろうか。何か理性も何も無く、ただ悪感情を振るう、それが悪感情だとも理解できていない、本当に何だろう、高校生というか、もう「ガキ」と言いたくなる… - 2014-11-26 00 00 53 森崎はまさしく不遜で思い上がっているガキとして描かれていたんだと思うが。そして師補十八家にグレードアップした上位コンパチ森崎mk2がワカメ。 - 2014-11-26 00 59 39 森崎といい七宝といい明らかに「未熟なキャラ」として描かれているキャラをマジで叩きまくる人って何なんだろう しかもちゃんとそのあと成長するのに - 2014-11-28 06 37 35 親近感を覚えるんじゃないかな?大丈夫。そんな未熟な人も森崎のように成長してくれるさ。 - 2014-11-28 17 53 07 森崎は程度はどうあれ、出る度に株が上がるキャラな気がするんだがな~。 主人公のライバルポジとまでは言わんが、物語の展開で後々主人公を敵視しつつも一時的な仲間として活躍しそうなキャラよ。 家も家だからかっこいい感じの熱い展開のキャラになれる。 - 2014-11-29 04 48 59 それはなくね? 最早完全に脇役も脇役で、1年前の自分そっくりなワカメ相手にちょっとは精神的に成長したんだなと言う姿を見せたくらいで、話の本筋には全く関わってきてないし。つか、関われるレベルの能力もなさげだし。 - 2014-11-30 05 29 59 いや、扱いの話ね。達也否定派で初期から出てるキャラで、株を最初に下げまくってるから上がるしか無いし。 ぶっちゃけ森崎が本筋に絡んでも、正直アニメと漫画のイメージもあって何か嫌だ。 - 2014-11-30 06 15 13 森崎家が雫の家のボディガードについた時に出るかと思ったんだがなー、あれででなけれりゃもう出番ないんじゃない? - 2015-02-22 10 27 26 そういう扱いなら服部が受けているからなあ。森崎を出張らせる必要なくなったよね。 - 2014-11-30 17 14 23 服部は先輩だからそういうのともちょっと違うような… - 2014-12-04 15 12 51 主義を持ってるかどうかじゃない? 服部は魔法至上主義だから達也の実力を認めてるけど、森崎のは主義というよりはちっぽけなプライド。 - 2014-12-04 21 07 53 こいつをさすおに側にしたら作者はバランス感覚失ったと考えて良いと思う。 今はなんだかんだ作者はバランス感覚あると思う。 良い悪いは別にして、自分の求められてるものに答えられてる感はあるから。 - 2014-12-05 03 36 01 アニメ版のこいつは小物モブキャラ臭が凄い。実際そうだけど。 - 2015-03-13 15 49 20 ならその扱いも当然じゃねえかw そのままモブ扱いで原作通りだし問題無いやろ - 2015-03-14 23 59 14 こいつの本当の名前は森崎じゃなくてモブ崎駿って名前だからな - 2015-03-16 14 26 13 顔面で「自分はモブキャラです」って自己紹介してるからな - 2015-03-17 03 36 21 さすおに被害者の会を結成したらはんぞーくんや桐原とならんで3巨頭と呼ばれるであろう。なお桐原は彼女ができたので暗黒面からは抜け出せた模様。 - 2015-03-17 20 30 52 いや、達也と直接やり合ってない森崎と肩を並べられるのは七宝、そしてジョージだ - 2015-03-18 23 02 03 実家の本業が現代魔法の研究なのに理論20位未満って何気にヤバくね? - 2015-03-19 21 23 25 現代魔法の研究が本業の家なんて他にもいるだろうしなあ。それに副業のほうが認知されすぎてそっちに傾倒してる可能性もあるし。でも一応一科生ではあるから優等生ではあるんじゃない? - 2015-03-19 21 58 44 副業のボディーガードは手伝っているようだが、本業のほうは手伝っていると書かれてないから本業のほうは関わってないんだろ - 2015-03-20 01 03 05 それを言うなら千葉エリカだって。いちおう入学当初は理論の成績上位者だったみたいだけどね。本業がCADの開発なのに魔工科じゃないんだよな。道場が副業なのは2巻だったかに書かれている。 - 2015-03-21 08 48 24 兄二人も開発に携わっているようには見えない… - 2015-03-23 22 20 57 スピード・シューティングは「決して得意とは言えない」なんだ・・・・でも競技種目ではこれぐらいしか適正ないんじゃないの? 森崎 他の種目はもっとダメそうだし - 2015-03-21 18 32 23 (一応)モノリス・コードはそれなりに活躍したよ。 - 2015-03-21 23 00 04 ちゃんとリタイアして達也たちの出番を作ってくれた。 - 2015-03-22 18 34 36 コイツ『優等生の課外授業』の事件に遭遇してなかったらどうなってたんだろ? 壊れてたかな? - 2015-03-23 22 21 43 横浜事変における一高唯一の死亡者に - 2015-03-23 23 48 53 横浜にはいなかったんだろ。いたら死んでただろうし。 - 2015-03-24 23 11 59 あれが仮に横浜にいたらジョージ以上に無駄に達也に絡んでうざいことこの上なかっただろう - 2015-06-23 19 08 34 完全に小物 - 2015-04-21 16 28 24 17巻でお兄様とどう絡むか気になる一人。 - 2015-06-03 02 50 13 司波達也お前が四葉なんて認めないぞ!とか言い出すのかなw - 2015-06-03 11 12 21 出なくていいよ。小物のまま消えてくれ。…けど佐島先生は夏休みの短編まで書いてるんだよなぁ…。 - 2015-06-03 10 02 11 いや、「一校から出ていけ!」って噛みつくんじゃないか? - 2015-06-23 20 14 57 ビルの瓦礫の下敷きになって文字通り”薄っぺらいザコ”になってしまった(笑) - 2015-06-23 23 42 40 イヤイヤ今までのご無礼をお許しください。司波達也さま。 - 2015-06-24 11 53 10 5巻、12巻の活躍の活躍かっこよかったけどな 優等生4巻でまともな一面も描かれてたし - 2015-06-24 17 03 11 校内で達也の実力を認めていない唯一の人間だっけ?七宝は間接的だけど達也との実力差を感じたみたいだし - 2015-06-25 09 14 08 森崎ってまだ達也の実力を認めてないの? - 2015-07-01 20 10 24 認めてるでしょう。だからこそ何も言えずに空気になったのでは。 - 2015-07-01 22 12 29 四葉バレ以降はモブに徹しているのかな。 - 2015-08-11 22 59 46 三年なんて一人も登場してないぞ。達也に喧嘩売った剣術部員なんて引き篭もったかもしれん。 - 2015-08-12 01 01 05 そして四葉に関わったら消されるという噂に尾ひれがつく。 - 2016-02-26 18 21 09 ラジオで魔法科高校は学力だけでなくルックスのレベルも一流校です。って語られてたのにアニメでルックスが低下したモブ崎君。優等生は本当原作ブレイカーだな - 2016-02-25 03 34 34 森崎って、2096年の九校戦出てたっけ? - 2016-03-09 22 19 28 スピードシューティングが無くなりましたからね。モノリスコードは幹比古にポストを奪われたようです。早撃ちより広域に効果を及ぼせて感覚同調でコードを盗み見れる精霊魔法は強力ですからね。 - 2016-03-10 00 23 54 出てた。競技は何か知らないけど - 2016-03-10 19 24 46 ↑どこに?ここの紹介で、2096年度九校戦選手ってなってたから、注意して読み返してたんだが、どこにもなかったが - 2016-03-10 23 45 12 13巻p170『なお同じ二年生の十三束と森崎、~』 ――さて、聞こうか。君はどこを読んでたのかね?(笑) - 2016-03-11 19 12 19 彼から見ると達也の四葉バレより、幹比古の方が頭が痛いかもね。二科生から一科性に昇格して自分より後任なのに風紀委員長でモノリスのポストまで奪われいるわけですから。 - 2016-03-10 00 29 22 なぜか内調の業務を妨害しても工作員の逃走幇助を疑われず。十師族まで評価されていたり、新生無頭竜に手を引かせたり大活躍なのだが、本人は知らないところで株が急上昇中。 - 2016-03-10 20 26 15 内調の業務がイリーガル(逮捕権が無いのに無理に連れ去れば逮捕・監禁罪か誘拐罪になる)だったから表沙汰にできなかったんじゃないか? - 2016-03-11 11 31 49 表沙汰にはならないでしょうが、十師族に報告はいってる。十師族もイリーガル活動ばかりですからね。内調のイリーガルと言えば国家の敵の排除というのは理解しているはずだが。 - 2016-03-11 21 21 09 そうとは限らん。「国家の敵の排除」ではなく「国家を運営している人物の敵の排除」の可能性もある。権力の乱用なんて場所や時代を問わずに存在する。それ以上に気になったのはイリーガルな任務に就いているのに一目で所属がわかるような物を身につけていいたこと。イリーガルな任務なら所属を隠すのが当然。白昼堂々内調が違法行為を行っていると自ら宣伝してどうする。 - 2016-03-14 19 41 49 間接的にグジーの出国の足止めに成功とかモブ崎大金星 - 2016-03-13 21 21 06 森崎駿 - 2016-05-03 10 56 06 森崎って横浜事変の時現地行ってなかったのかなあ。風紀委員だし警護やっててもおかしくないけど全く出てきてないし。 - 2017-03-19 14 42 11 この記事見る限り普通にいい奴じゃん - 2017-04-30 14 54 54 悪い奴ではないのよ…… またどっかで出てきて活躍して欲しい - 2017-05-03 12 18 40 良くも悪くも「普通」の魔法師の見本になってる感がある。 - 2017-05-03 17 19 07 次のモノリスコードは幹比古、森崎、七宝のチームになる可能性が微レ存? - 2017-05-29 14 37 58 未だに四葉バレに対する記載なし。ホント作者のご都合良いよな。 - 2017-06-21 08 19 52 「記載」って何?本編中の記載はある人物の方が少ないよ。ご都合って呼ぶのは無理 - 2017-06-21 21 26 13 久しぶりに入学編の小説やコミック見ると涙が出ますよ・・・ - 2017-06-21 17 42 40 名前の字面見ていると「いつも何度でも」を口ずさみたくなる - 2017-07-11 08 12 19 興味無いが、こいつ九校戦でシューティング無くなってモノリスも出てなくて、何の種目出たんだ? - 2018-01-18 20 55 20 追加された射撃競技あたりじゃね? - 2018-03-01 08 42 01 モブ - 2018-03-01 08 29 52 実は彼の行っている中学生時代からの家業手伝いは立派な違法行為だったりする… (2019-03-03 16 29 24) …いやまじで警備業法バリバリに引っかかるのよ、あれボディーガードとかも規制対象な上に年齢制限が18歳以上だから… (2019-03-03 16 30 30) いやまぢで未来系SF小説に現行の法律ぶっ込もうとか本気で言ってるの? (2019-03-04 20 53 07) いうて未来系SF小説に大戦時代レベルの軍事兵器出てきますやん。過去と(作者の中での)未来が混ざった未来系SF小説やね (2019-03-09 23 20 16) 西暦上は未来世界だからw魔法関係に予算を取られて、技術の発展が微妙なんだよきっと。 (2019-03-10 06 32 44) ハッハッハ…警備業法の内容調べてみるとわかりますが年齢制限の理屈は「責任とれないから」ってことなので…ねえ? (2019-05-31 16 35 06) どうあがいてもモブ (2020-08-22 23 41 35) モブに対して態々やるのは、語るに落ちるってやつだよ。 (2020-08-23 00 19 54) ポスト服部にもなれたよな。 (2020-09-12 01 22 45) 幸平創真みたいに自分がの努力が足りないとか周りが思い知らされる感じで反感かってないのは上位陣に食らいついているというポジション故だろうなあ。 (2020-09-16 13 43 41) カコイイ (2020-12-23 20 47 13) 森崎君 (2020-12-28 14 40 12) 女生徒に付き纏って家族より自分建と居る方がふさわしいと言い放つのはキモイ奴としか思えないw (2021-05-06 07 05 00) 今思えばすっごく恥ずかしい失敗ってのは誰にでもある。大目に見てやれよ。 (2021-05-06 19 38 29) いや、あれ、作者の表現の仕方が一番の問題ではあるけど、意識高い系によくある能力に見合った交友関係を持とうってことだろ。。 (2021-05-08 07 40 02) モノリスコードのメンバー選出の時の会話からすると、レオとは普通に会話する仲なんだな。記述がないだけでわだかまりはない? (2021-05-19 17 25 56) 2年も経ってるからお互いにほとぼりはとっくに冷めてるかと。レオも達也がらみのトラブルに比べると入学当時のいざこざなんて屁でもなくなるでしょうし。お互いに距離を取っていたようだし。もっともその事で幹比古は森崎に良い印象を持ってないようだけど。 (2021-05-20 14 14 51) 達也が四葉家ってわかった時のこいつの記載があってほしかったわ。 (2021-05-26 17 31 38) 一年以降出番が無いが、こいつどうなったの? (2021-07-27 13 12 44) 32巻読みな。 (2021-07-27 20 36 24) 32巻以前でもダブルセブン編で出番あったし19巻の一条転校日記で生存を確認されている (2021-07-27 20 42 29) モブ崎瞬(殺)くん (2021-09-20 20 49 12) 黒歴史を遠回しに示唆された時の反応が面白かった (2022-09-20 12 16 05) それってどこですか? (2022-09-20 15 41 00) 七宝が香澄にケンカを売った後の会議で達也が「一年にはよくある事」と言った場面じゃない。って3ヶ月以上前のコメントだった。 (2023-01-07 21 11 16) 孫美鈴との関係は最後まで題材にならずに終わってしまったな。 (2023-01-04 20 34 03) ドロップアウトが一番多かったA組に在籍してて、ちゃんと高校卒業してるんだから偉いよ(そのクラス実技学年トップ3に加えて途中からリーナも転入してくるし) (2023-03-07 17 56 58) 自分より下と一度でも見た相手の話は聞く耳持たないタイプは嫌い (2023-11-15 00 40 37) アニメしか見てないからそのイメージだけだが (2024-01-23 02 10 31) 一番活躍する原作5巻がアニメ化されてないから仕方ない。キャラとしては七宝に並ぶぐらい人として成長するキャラで作者に愛されてるんだな感がある。続編で見て見たさは有るけど、大学生やってるとどうしてもモブに近い位置になっちゃいそう。 (2024-02-11 13 11 27) 自分にもアホな時期があったからキグナス編で成長した森崎をちょっと見てみたいかも。 (2024-01-25 13 13 32) 一般魔法師レベルでは一高卒業生は普通に高ランクだからOB訪問すればワンチャン。でもレオほど特化してないから求められるかな? (2024-04-06 18 59 21) 警備業だからワンチャン出番はあるかもね。新ソ連のエージェントってショボイし (2024-04-07 02 49 04)
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日付が変わると同時、ある程度見慣れつつあった街並みは一変していた。 夜にあってもネオンの光が絶えず、眠らない街という形容が似合う東京はもうそこにはなかった。 代わりにあったのは、それまで私が見知っていた街だった。 「冬木……?ここが本選の舞台になるの?」 まさか、という驚きとやはりか、と納得する、相反する感情が混在していた。 聖杯戦争とはその名の通り聖杯を巡る殺し合いであり、私はその光景を嫌というほど知っている。 何故なら元いた世界においての聖杯とは私自身のことなのだから。 その舞台をこの月に再現するというのは実際理に適っているのかもしれない。 一応家の中で何か変わったことがないか調べてみるといくつか変化があった。 まず私の両親とされている人(NPCだろう)は海外出張をしているという設定になっていて、週に何度か家政婦の人が来るようだ。 生活費用は毎月振り込まれていて、次はあと二日後に振り込まれるらしい。 金額を見た限り、無駄遣いをしすぎれば生活に支障をきたす程度には一般的な家庭をイメージされて用意されているようだ。 もう一つ、本選でも私には月海原学園初等部の生徒という小学生としての立場が与えられている。 人が多いという安全性と、マスターであることがばれないように普通の生活をするというメリットを考えれば学校には行くべきなのだろうけど――― 「サファイア、私は学校には行かない」 「よろしいのですか?もし学園にマスターがいれば……」 「わかってる、でも行けば無条件で安全が買えるわけじゃない。 …それに、どんな顔をして学校生活をすれば良いかわからない。 一応学校には病欠で休むと連絡はする。怪しまれはすると思うけど無断欠席よりはずっと良い」 人を殺すことを決意した身で平常心を保ったまま学生生活を送れると思えるほど私は自分の演技力に自信を持っていない。 それに、学園は確かに人の多さから戦闘は起こりにくいけれどそれも絶対というわけじゃない。 アサシンのサーヴァントなら人目を縫って暗殺を行うのはそう難しくない。 力ある魔術師なら時間帯や状況次第で人避けの結界で戦える場所を作り出すことも出来る。 学校に行くこと自体が大きなデメリットにもなるのなら無暗に動かない方がまだ良い。 「今のうちにバーサーカーに実戦経験を積ませておきたい。 やっと視界共有と制御にも慣れてきたから、もう次の段階に進まないと」 「わかりました、では転身を」 一月近い予選期間の中、幸か不幸か私とバーサーカーが戦闘を行うことはなかった。 他のマスターから仕掛けられることがなかったというのもあるけれど、それ以上に頭を悩ませる問題があった。 バーサーカーの感覚器官は極めて鋭敏であり数キロ以上先の微かな音すら拾うことができる。 けれど鋭敏すぎる感覚を十分に制御できていないせいかバーサーカーの挙動はどこかぎこちない。 人間の姿をとっていればそうでもないけど変身するとどうしても不自然というか、慣れていない動きになってしまうようだった。 加えて、私が彼の視界を借りる視界共有を行うと決まって鋭敏すぎる視覚に私自身がついて行けないという思わぬデメリットがあった。 魔力供給の関係で私が全く戦えない以上、この問題を放置することはできなかった。 そのためこの一か月近くのほとんど全てを視界共有の訓練とバーサーカーの制御に充てていた。 訓練の甲斐あって最近ようやくバーサーカーの視覚にも慣れてきた。 令呪を受け入れて現界するのがサーヴァントシステムであるからか、バーサーカーも私の命令に反するようなことはなかった。 本選が始まってついに私達の戦う準備は整ったと言える。 「行って」 指令とともにバーサーカーが実体化し、黒の四本角の戦士へと変貌した。 予め開けておいたベランダの窓から勢いよく跳躍し夜の闇へと消えていく。 同時に私も集中し、彼と視界を共有する。 私達の聖杯戦争の、始まりだ。 ◆ ◆ ◆ 深山町北部の住宅街、ある民家の屋根の上に一人の女がいた。 セイバーのサーヴァントとして招聘された妖魔を狩る戦士、微笑のテレサである。 セイバーは予選会場とは一変した世界を眺めながらいつものように哨戒を行っていた。 幼いマスター、黒鳥千代子は今は眠っている。元よりそういう時間帯だ。 妖気探知による索敵を行いながら、セイバーは何とはなしにある予感を抱いていた。 「さて、どれだけの連中が動くかな……」 各会場から本選会場に生き残ったマスターとサーヴァントが集まったこの時間。 何らかの動きを見せる者が必ず相当数いるはずだとセイバーは踏んでいた。 とはいえセイバーはこの時点で派手な動きを見せるつもりなどない。 当初の予定通り、情報収集に専念し戦闘は降りかかる火の粉を払う時だけと決めている。 千代子からの供給は細いが決して途切れることはない。 逆に言えば短時間での魔力の浪費は厳禁ということ。 本選が始まったとはいえ、この序盤から無理をするという選択肢はセイバーにはない。 しかし、そんなセイバーの計画には早くも綻びが生まれようとしていた。 「……どうしてばれた?」 感知範囲に入った一つの巨大な反応がまっすぐこちらに向けて進んできている。 偶然と捉えるには敵の動きに迷いがなさすぎるし進行方向がひどく的確だ。 気配遮断能力を持つセイバーだがこうなれば自身の存在は既に察知されていると判断すべきだ。 「川を越えさせるわけにもいかないか」 現在敵は新都を進み深山町を目指している。 ここで迎撃するのも一つの手ではあるがそうなれば千代子を起こすことになる。 万一パニックを起こされてはたまらないし、敵に自分のマスターの姿を見られることも避けたい。 とすれば敵マスターの奇襲を警戒しつつどこか適当な場所でサーヴァントを迎え撃つのが吉か。 「ならあそこだな」 迷わず屋根から跳躍し、見遠川をも一跳びで越えて新都エリアへ入る。 向かう先は視界に移った新都北部、倉庫エリアだ。 ◆ ◆ ◆ 「よう、サーヴァント。中々個性的な面構えじゃないか」 倉庫街の開けた場所でセイバーは誘い込んだ敵サーヴァントの姿を視認した。 全身を黒い甲冑に包み身体の各所には血管のように金色の縁が走っている、四本の角に暗く濁ったような複眼が印象的なサーヴァント。 白を基調とするセイバーとはちょうど正反対の色合いだ。 隠そうともしない獣の如き唸り声が敵がバーサーカーであることを明瞭に示している。 当然バーサーカーはセイバーの言葉に応えるはずもなく、一直線に突進を仕掛けてきた。 百メートルを一秒で駆け抜ける埒外の俊足は並のサーヴァントなら逃げることさえ許されないだろう。 そのまま繰り出された八十トンもの威力を誇る拳は並の敵手なら一撃で砕いてみせるだろう。 しかし。 「おっと、いきなりか」 どんなに強大な威力を秘めた拳も当たらなければ何も意味を為さない。 剣は抜かず、微笑を浮かべたまま紙一重でバーサーカーの拳打を躱し続け、触れることさえ許さない。 遮二無二拳を振るうバーサーカーは完全に翻弄されていた。 ふと、セイバーが背中に背負った大剣(クレイモア)に手を掛けた。 それとほぼ同時、バーサーカーを四十以上もの斬撃が襲った。 セイバーが一瞬のうちに放った幾重もの斬撃、一部の戦士が扱う高速剣と呼ばれる技だ。 そこらの妖魔なら気づいた瞬間に細切れと化すほどの超高速の絶技である。 「………!!」 「へえ、効かないか。随分と分厚い甲冑だな、それ」 凄まじき戦士と化したクウガ・アルティメットフォームが纏う生体甲冑の強固さは並のサーヴァントの比ではない。 高速剣の全てが直撃しているとしても、バーサーカーにとっては無に等しい攻撃でしかない。 そればかりか高速剣が命中したという事実そのものが存在していなかったかのように平然と拳を振るい続けていた。 だが、変わらずバーサーカーの攻撃を回避し続けるセイバーの微笑みは崩れる気配を見せない。 何故ならバーサーカーの弱点は既に看破しているからだ。 「そらっ」 バーサーカーの隙を突いて放った突きが大腿部を捉え、鮮血が噴き出る。 僅かに怯んだバーサーカーに容赦なく追い打ちを仕掛け、二の腕や脇腹に突きや斬撃を見舞った。 生体甲冑に覆われていない部分であれば格に劣るセイバーの大剣でも傷をつけることは十分に可能だ。 バーサーカーも狙いを察し防ごうとはするがセイバーの剣舞にはついてこれていない。 やがてバーサーカーの単調な挙動を見咎めたセイバーの痛烈な一撃がバーサーカーの左腕を斬り飛ばした。 「どうした、立派なのは見た目だけなのか?」 何故ステータスで劣るはずのセイバーがここまでバーサーカーを圧倒できるのか。 その理由の一つはセイバーの宝具「妖気探知」にある。 妖気を探知する能力そのものはクレイモアの戦士なら程度の差はあれ誰でも有している。 しかし微笑のテレサのそれは他の戦士とは次元の違う精度を誇り相手の一挙手一投足さえも容易に見切る。 そこにナンバー1の戦士としての技量が加わることによりセイバーのサーヴァントの中にあってトップクラスの白兵戦能力が備わっているのである。 クレイモア最強の戦士としての伝承こそがテレサがアサシンでなくセイバーとして現界した所以だ。 (しかしこいつの動き、どうも妙だな。 私の動きを目で追うことはできてるようだが身体が反応しきれていない。 かといって反応速度やスピードが鈍いってわけでもない……まさかとは思うが) 口では挑発するような言動を繰り返しながらも冷静にバーサーカーの戦力を分析する。 セイバーの見立てではバーサーカーは自分と同等の感知能力を持っている。 そうでなければ気配を絶っていた自分の存在を新都から察知できるはずもない。 そしてセイバーと同等の力であれば当然相手の挙動を見切ることも可能なはずだ。 だが実際にはバーサーカーはセイバーに触れることもできず、翻弄されるばかり。 (私とこいつに違いがあるとすれば恐らく錬度だろうな。こいつは明らかに自分の力を制御できていない。 こいつ自身が未熟なのかバーサーカーになっているから制約がついているのかはわからないが…。 まあいい、どのみち厄介な敵は落とせる時に落とした方が良い) 時間にして僅か数秒の思考を打ち切り、バーサーカーにとどめを刺す決断を下す。 実際には敵マスターの令呪に阻まれる可能性も低くないがそれはそれで構わない。 悪くとも相手の切り札を一つ削ぎ落とせるのだから不本意な遭遇戦の報酬としてはちょうど良い。 (バーサーカーの装甲は確かに脅威だが人体の構造上全てをカバーすることなんて不可能。 だとすれば狙うなら首か、全身に魔力を行き渡らせているあの妙なベルトだな) 大剣を抜き、バーサーカーを葬り去る算段をつけたまさにその瞬間。 猛烈な勢いでこちらに迫るサーヴァントの反応を検知した。 時間を掛けてしまったために他のサーヴァントをも呼び寄せてしまったようだ。 「ぬぅおおおおおおおおおおお!!!!」 暑苦しさしか感じられない雄叫びを上げながらセイバーとバーサーカー目掛けて爆走する影が一つ。 両手に朱槍を一本ずつ携え赤い鉢巻に赤いライダージャケットを纏った青年。 燃え滾る炎をそのまま人の形に収めたようなサーヴァントはちょうどセイバーとバーサーカーと正三角形になる位置で立ち止まった。 そして、勢いよく右手に持った槍を掲げ大音声でこう告げた。 「我こそは、真田源次郎幸村!此度の聖杯戦争ではらんさぁのくらすを得て現界した!! 某が望むはこの戦に集う猛者たちとの熱く燃え滾る死闘!! 両名ともさぞ名のある使い手とお見受けした!いざ尋常に勝負ぅ!!!」 「…………………は?」 あのサーヴァントが何を言ったのか、理解するのに三秒の時を要した。 サーヴァントが秘すべき真名を晒した?これほど堂々と? しかもサーヴァントとしての願いまで口にしていなかったか? あまりの事にバーサーカーでさえ呆けたように動きが止まっている。 「うおおおおおお!!英霊の座より、見ていて下されお館様ぁああああああああああ!!!!」 「……はっ!?」 あまりにも大きな衝撃にセイバーが硬直している間にランサー、真田幸村は眼前まで迫っていた。 繰り出された槍撃を咄嗟に躱しバックステップで距離を取る。 それを隙と見たかランサーは距離を詰め猛攻を仕掛けた。 「烈火!!!」 魔力放出による炎を纏った槍のラッシュだが、決して乱雑に繰り出しているわけではない。 数多の戦を経た、真田幸村という一人の武士(もののふ)が生涯をかけて磨き上げた技が詰まっている。 だがそれとて必ずしも全ての敵に通用するわけではない。 「あ、当たらぬ!?」 先ほどのバーサーカーの拳打の比ではない正確さと武錬から繰り出される槍撃もやはりセイバーには掠りもしない。 その神懸かり的な身のこなしはランサーにとって埒外のものであった。 全てを剣によって防がれる、というのならまだ理解できる。 しかし音速の槍衾を純粋な体術のみで躱し続けるなどどれほどの力量を以ってすれば可能なのか。 「お前、私にかかりっきりで良いのか?あっちはもう待ちきれないみたいだが」 「何だと!?―――し、しまった!」 セイバー相手に躍起になっている間にバーサーカーはアマダムの恩恵による再生能力で左腕を含めた傷を治癒していた。 そして今にもランサーをセイバー諸共撲殺せんとばかりに突進し拳を振り上げていた。 咄嗟の反応で二槍を交差させて防いだものの凄まじい威力と重みによって身体が数歩分後退してしまう。 一方セイバーはランサーとバーサーカーを尻目にコンテナへ飛び移り、戦場を離脱しようとしていた。 「じゃあな、後は二人でよろしくやっててくれ」 「に、逃げるのか!?」 追おうとするランサーだがそんなことはお構いなしとばかりにバーサーカーは標的をランサーに絞り襲い掛かる。 殴る、蹴るという原始的かつ単純な攻撃方法だがただそれだけの攻撃がランサーを追い詰めていく。 相手を圧倒する膂力と体格、距離を開かせない瞬発力は容易に対抗することを許さない。 気配探知による先読みを可能とするセイバーには通用しなかったがランサーには極めて有効だった。 「何という剛力…!このままでは……!!」 災害にも等しいバーサーカーの猛攻に耐えながらランサーは己の失策と視野の狭さを呪った。 この異形のサーヴァントを前にして一度でも尋常な打ち合いを、力比べをしてはならなかった。 一度捕まれば最後破滅的な威力を誇る拳打の前に崩壊の時を迎えるまで封殺される他ない。 いや、この敵と対等の身体能力を持っていれば別だろうが今のランサーにそこまでの力はない。 個体性能の違いもあるが、何よりマスターの性能に天と地ほどもの開きがある。 加えて、クロスレンジではランサーの二槍のリーチを活かしきれない。 逆にバーサーカーは素手故のタイムラグのなさで一方的に攻め立てる。 セイバーが打ち合いを避けて回避を重点に置いていたのは自らの力量を誇示するためではない。 力比べをすれば相手のペースに嵌ることを読み切っていたからこそ決して触れさせなかったのだった。 とはいえそれが可能であること自体セイバーが規格外の実力を持つことを意味している。 (だが、初戦からこれほどの強敵に出会えるとは僥倖……!) 一見して、絶望的としか思えない状況と戦力差。 それにも関わらずランサーは笑っていた。 現実逃避をしているのではない。状況を認識できないほど愚かなわけでもない。 むしろ目の前の壁の高さを思い知るからこそより闘志を燃やすのだ。 この壁を乗り越えた時に味わえる達成感は、どれほどのものか。 召喚されたこの世界は、戦乱に明け暮れた幸村の時代と違い平和だった。 文明も食事も人々の営みも随分と様変わりしていたが、かつて武田信玄が目指した泰平の世が確かにあった。 マスターもまた、そんな時代に生を受けて育った暖かみのある女性だった。 予選で敵サーヴァントを探す傍ら、幸村は茜と共に現代の暮らしを享受していた。 仮初だが戦の影など微塵も感じさせぬ平穏に浸っていた。 それを良い世になったと思える反面、心の奥底で「これは違う」と叫ぶ自分がいたことは否定できない。 (お館様と泰平の世を目指しておきながら、俺という男は) この本選で、初めてサーヴァントと矛を交えて改めて実感した。 戦場が、命を懸けるに足る猛者たちとの果し合いの場こそが己の生きる場所なのだと。 生と死の狭間においてこそ血液が、細胞の一つ一つが、魂が滾るのだ。 幸村に限らず、戦国の世を駆け抜けた漢たちが等しく持つどうしようもない性だった。 今相対しているサーヴァント、バーサーカーは強敵だ。 技巧はないが純粋な暴力で全てを捩じ伏せるというある種の真理を体現している。 両腕の感覚は既になくなりかけており、槍も軋みをあげている。 生半なことではこの窮地を脱することなどできまい。 だから覚悟する。己の失策で招いた窮地であるならその代償は自身で払うのみ。 バーサーカーが左腕で繰り出したアッパーカット。 右手に持った槍で防いだ瞬間、槍はランサーの手を離れて宙を舞う。 攻勢に耐えきれず、ついに愛槍を手放した―――風を装う。 (来い!) 生前、多くの戦と修行によって培われた心眼を研ぎ澄ませ好機を生み出す。 理性のないバーサーカーなら見え見えの隙を何の躊躇もなく突いてくるはずだ。 ランサーの予見に違わずバーサーカーは無防備になった右脇腹へ回し蹴りを見舞う。 すかさず衝撃を殺すために上体を逸らし、直後にバーサーカーの蹴りが命中した。 「ぐぅっ……!?」 全てにおいてランサーの計算通りに働いた完璧なタイミングだった。 絶妙な体捌きでダメージを抑えたことに加え、宝具「楯無の鎧」の加護も十分に働いていた。 だがそこまでして尚バーサーカーの蹴りはランサーの肋骨に皹を入れた。 勢いをつけたわけでもない、何の変哲もないただの蹴りがこの威力だ。 しかしランサーにとっては全て織り込み済みであり覚悟していたこと。 「…ぐ、ぉぉおおおおおっ!!!」 ランサーが炎を纏った右腕を振りかぶり、バーサーカーの顔面目掛け強かに叩きつけた。 予想外のカウンターによってバーサーカーは脳震盪を起こしたか仰け反りながら数歩後退する。 宙を舞っていた十文字槍を再びその手に掴み、反撃の好機を逃すことなく今度はランサーが仕掛ける。 「ぉぉおおおお……灼熱ううう!!!」 このサーヴァントを打ち倒すのならば自らの必殺を以ってでなければならない。 ランサーはこの局面まで温存していた宝具の一つ「熱血大噴火」を発動した。 全身に炎を纏ったランサーはこれまで以上の踏み込みでバーサーカーに肉薄すると再び「烈火」を見舞う。 未だ立ち直りきれていないバーサーカーでは十分に迎撃できず、次々と二槍が突き刺さる。 宝具の解放による強化と灼熱の炎の併せ技が堅牢なクウガの生体甲冑に傷をつけていく。 しかし浅い。今のランサーを以ってしても単なる力押しだけでバーサーカーを攻め落とすのは容易ではない。 が、活路はある。攻略法は先ほどセイバーが見せてくれた。 遠目にではあるがセイバーがバーサーカーの腕を斬り飛ばす瞬間は目にしていた。 どれほど分厚い装甲にも必ず隙間は存在しているもの。 「貫けええええい!!!」 ランサーの槍がバーサーカーの右肘を貫き、次の瞬間最大出力で炎を噴射し腕を焼き切った。 甲冑に覆われていない部分を内部から破壊する、ランサーの策が見事に決まった形となった。 ランサーは快心の一撃にも気を抜かずここが勝負所とさらに攻勢を強めようとする。 バーサーカーの身体能力は脅威だが今なら圧倒されはしない。 しかし直後にランサーは驚愕することになった。 バーサーカーが反撃のために振るった左腕、そこから巻きつくように炎が発生していた。 攻撃そのものは二槍を交差させ難なく受けきったもののバーサーカーに後退する隙を与えてしまった。 「その炎…そなたも某と同じ力を持っているというのか?」 当然ランサーの誰何にバーサーカーが答えるはずもない。 しばらく油断なく炎を腕や足に纏い構えていたバーサーカーだが不意に背を向け、猛スピードで逃げ出してしまった。 ランサーが訝しんでいる隙を突いた絶妙のタイミングだった。 「くっ、また逃げられてしまったか……!」 宝具を解除しバーサーカーが去った方向を睨みつける。 追撃しようにもダメージの残った身ではそれも難しい。 「ランサーさん!」 それまで隠れていたマスターである日野茜が走ってきた。 手にはミネラルウォーターの入ったペットボトルがある。 「大丈夫ですか!?全然目で追えないぐらいすごい戦いでしたけど……怪我とかありませんか!?」 「何の、心配ご無用でござる」 実際にはかなりの激痛が走っているが心配はかけさせまいと態度には出さず水を受け取り飲み干す。 それにしばらく休息に専念すれば宝具の効果によって完治する程度の傷なのだから、満更嘘というわけでもない。 それよりも意気揚々と乱入しながら何の戦果も挙げられなかった自分自身への怒りが先に立つ。 「すまぬ、ますたぁ殿。せっかくの初陣だというのにこの体たらく。 この幸村、まだまだ未熟……!」 「そんな、ランサーさんだって凄かったですよ! 大丈夫です、きっと次がありますよ!」 励ますその声がどこか震えているのをランサーは見逃さなかった。 薄々わかってはいたことだが、平和な時代に生まれ育った彼女にサーヴァント同士の戦闘は刺激が強すぎたのだ。 「ますたぁ殿、我々は夜通し敵を探し求めて疲弊しておりまする。 一度拠点に戻り、次の戦に備えて休息に専念するべきでは?」 「え、でも学校が……でも一日ぐらい、サボっても大丈夫かな?」 少し悩んだ後、茜は学校を休むことを選択したようだった。 恐らく彼女自身、考えたいこともあるのだろう。 ランサーもまた、先ほど戦った強敵たちの姿を瞼に焼き付けながら「次は必ず勝つ」と心に誓った。 【新都北部、港の倉庫街/2014年8月1日(金)0120】 【日野茜@アイドルマスターシンデレラガールズ】 [状態] やや寝不足 [残存令呪] 3画 [思考・状況] 基本行動方針 対戦相手を全力で探し回る。そして全力バトル!!! でもサーヴァント同士の戦いを見てちょっとだけ怖くなった…。 1:学校を休んで休息する [備考] ●予選期間中他のマスター、サーヴァントと出会うことはありませんでした。 ●月海原学園高等部の生徒という立場が与えられています。 所持金は高校生相応の額となっています。 ●自宅の正確な場所は後の書き手さんにお任せします。 ●セイバー(テレサ)、バーサーカー(小野寺ユウスケ)の基本ステータスを確認しました。 【ランサー(真田幸村)@戦国BASARAシリーズ】 [状態] 筋力(40)/B、 耐久(40)/B、 敏捷(30)/C、 魔力(30)/C、 幸運(30)/C、 宝具(40)/B、 疲労(小)、魔力消費(小)、肋骨に皹(回復中) [思考・状況] 基本行動方針 強敵たちと熱く、燃え滾る戦を!! 1:一度回復に専念せねば… 2:せいばぁ、ばあさあかぁと再戦し、勝利する 3:名乗りも上げずに挑みかかるなど武士の名折れ! [備考] ●傷の回復には数時間程度かかります。 ◆ ◆ ◆ 「どうやら終わったみたいだな」 セイバーは海を挟んだ深山町側の港からランサーとバーサーカーの戦闘の様子を伺っていた。 それぞれ宝具あるいはスキルを視認できたのは小さくない成果だ。 惜しむらくは千代子がいないために具体的なステータスなどが確認できなかったことか。 しかし時間帯を考えればあまり贅沢も言えないだろう。 (あのバーサーカー、やっぱり妙なんだよな。 ランサーとの戦いの最後の方は動きが良くなってたように見えた。 それにあいつが身体に纏わせてた炎。あれはランサーが使ってたのとは種類が違う。 ランサーは自分の魔力を放出して炎に変換してたがバーサーカーは大気自体を炎に組み換えていた。 その能力にしてもまるで今思い出しましたと言わんばかりのタイミングで使っていた) 妖気探知を持つセイバーだからこそわかる二騎の能力の違いを考察する。 そして現状ではランサー、バーサーカー共に格別大きな障害とはならないと結論づけた。 何しろセイバーは先の戦闘で妖力解放を一パーセントたりとて解放していない。 (あいつらやランサーのマスターを仕留めなかったのは失策だったか…?) 一瞬欲が出かけたがすぐに頭を振って否定した。 そもそもセイバーは当面諜報に専念する予定だったのだ。 だというのに二騎ものサーヴァントと戦闘を継続するなどという真似をすれば目立つどころの話ではない。 ランサーのマスターを暗殺すれば結局残ったバーサーカーに追われ面倒なことになっていただろう。 第一ランサーやバーサーカーに更なる隠し玉がある可能性も有り得たのだ。 リターンは逃したかもしれないがリスクを負うこともなかったと考えるべきだ。 「まあいいさ、またちょっかいかけてくるなら今度こそ斬り捨てればいい」 身を翻しマスターの元へと戻っていく。 本選はまだ始まったばかりなのだ。焦る必要はどこにもない。 【深山町北部/2014年8月1日(金)0130】 【セイバー(テレサ)@クレイモア】 [状態] 筋力(40)/B+、 耐久(40)/B、 敏捷(40)/B+、 魔力(50)/A+、 幸運(20)/D、 宝具(40)/B、 健康 [思考・状況] 基本行動方針 当面、諜報活動に専念し戦闘は最低限に抑える 1:千代子の元へ戻る 2:ランサーやバーサーカーがまた来るなら今度こそ仕留める 3:バーサーカーの索敵能力は警戒しておく 4:ランサーは何でわざわざ真名を名乗ったんだ? [備考] ●ランサー(真田幸村)の真名とある程度の戦法、バーサーカー(小野寺ユウスケ)のある程度の戦法を確認しましたがマスターではないのでステータス等は確認できていません。 ●バーサーカー(小野寺ユウスケ)のベルト(霊石アマダム)が弱点部位だと何となく理解しました。 ●予選時にどの程度他のチームの情報を得ていたかは後の書き手さんにお任せします。 ◆ ◆ ◆ 開け放していたベランダに再びバーサーカーが戻ってきた。 それを確認して今まで継続していた視界共有を解除した。 「うっ……」 「美遊様!大丈夫ですか?」 「……平気、とはいえない」 バーサーカーの視覚はやはり鋭敏であり、その視界を借りる私では視覚情報を十分に処理しきれず頭痛を起こしてしまうようだった。 やはり戦闘となれば入ってくる情報量は桁違いのものがある。 どうやら仮病ではなく、本当に体調不良で休むことになりそうだ。 「バーサーカー……」 バーサーカーの初戦は、苦い結果となってしまった。 ステータスで優越しているはずのセイバー、ランサー双方に遅れを取った。 黒化していない、技量の伴った正規の英雄があれほど強大だとは思わなかった。 バーサーカーの受けた傷は既に概ね治癒しているけれど撤退指示が遅れていれば取り返しのつかないダメージを負っていたかもしれない。 「バーサーカーも戦力の全てを見せたわけじゃない、けど…」 今の戦闘でバーサーカーの狂化スキルは必要最低限しか機能させなかった。 例えるなら理性を奪っただけで狂化はさせていない、という言い方が適切かもしれない。 しかし、それでも私の魔力ほぼ全てを常に供給し続ける必要があるほど彼の魔力消費は莫大だった。 これで狂化を完全に解き放てば、恐らく私とサファイアによる供給さえも追いつかなくなるだろう。 狂化に関しては、扱いや使うタイミングを慎重に考える必要がありそうだ。 それに、最後に使っていたあの謎の炎も何なのか詳しくわかっていない。 そもそも私はバーサーカーの詳しい素性や能力も十分に知らない。 せいぜい以前に見た夢で名前や第四号という名称など断片的な事を知っている程度だ。 これがコミュニケーションの取れないバーサーカークラスの弊害なのだろう。 本選が始まったのだから、一度図書館で彼について詳しく調べるべきだろうか。 手探り状態での運用にはすぐに限界が来てしまうだろう。 けれど、今は。 「サファイア、少し休もう。でも転身はそのままで良い」 「ですが、横になって休まれた方が……」 「まだ夜が明けてない。いつでも敵襲に備えておかないと。 バーサーカー、そのまま周囲を警戒していて」 壁に背を預けて膝を抱えて座ったまま仮眠を取ることにした。 少なくとも夜明けまでは最低限の警戒態勢を維持しておいた方が良いはず。 疲れが溜まっていたのか私はすぐに微睡みの中に沈んでいった。 ふと、大切な人のことを思い出した。 聖杯を巡る争いの中で戦い続けて、私に平穏な世界で生きてほしいと願った兄のことを。 今私がしていることは、間違いなくあの人の願いに反している。 「……それでも私には、もうこうするしかない」 結局運命から逃げ切ることなんてできはしなかった。 それならもう、この月の聖杯に頼る以外の方法なんて、きっとない。 【新都、蝉菜マンション/2014年8月1日(金)0130】 【美遊・エーデルフェルト@Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ】 [状態] 仮眠中、魔法少女カレイドサファイアに転身中、激しい頭痛 [装備] カレイドサファイア@Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ [残存令呪] 3画 [思考・状況] 基本行動方針 月の聖杯の力で自分の世界を救う 1:転身したまま明け方まで眠る 2:学校には行きたくない 3:バーサーカーについて調べておきたい [備考] ●予選期間中に視界共有を修得しました。 しかしバーサーカーの千里眼が強力すぎるため長時間継続して視界共有を行うと激しい頭痛に見舞われます。 また美遊が視界共有によって取得できる情報は視覚の一部のみです。バーサーカーには見えているものが美遊には見えないということが起こり得ます。 ●セイバー(テレサ)の基本ステータス、ランサー(真田幸村)の基本ステータス、一部スキルを確認しました。 ●月海原学園初等部の生徒という立場が与えられています。 ●自宅は蝉菜マンション、両親は海外出張中という設定になっています。 また、定期的に生活費が振り込まれ、家政婦のNPCが来るようです。 ●バーサーカー(小野寺ユウスケ)の能力についてあまり詳しくは把握できていません。 【バーサーカー(小野寺ユウスケ)@仮面ライダーディケイド】 [状態] 筋力(100)/A+、 耐久(50)/A、 敏捷(50)/A、 魔力(50)/A、 幸運(30)/C、 宝具(??)/EX、 ダメージ(微・回復中)、仮面ライダークウガ・アルティメットフォームに変身中 [思考・状況] 基本行動方針 美遊を守り、命令に従う 1:変身したまま周囲を警戒する [備考] ●戦闘経験を積んだことで少しだけ超越感覚の制御能力が上がりました。 ●超自然発火能力の一部を修得しましたが、まだ相手を直接燃やす段階には至っていないようです。 ●各種ライジング系武装を作り出せることに気づいていない可能性があります。 もし気づいていない場合、何らかのきっかけがあれば生成できるようになると思われます。 ●少なくとも魔力放出スキルによるダメージは無効化できません。