約 6,374 件
https://w.atwiki.jp/anirowakojinn/pages/1427.html
11話:HENTAIは褒め言葉 茶色の艶やかな長髪を持つ、年齢の割にまだ少女とも取れる 背丈と顔立ちの女性、戸高綾瀬(とだか・あやせ)はエリアC-2市街地の道路を歩いていた。 右手には支給品の一つである青竜刀が抜き身の状態で装備されている。 首にはめられた首輪を左手の指でなぞる。 冷たい感触が指先から綾瀬の脳へと伝えられた。 「脱出するにもこの首輪を何とかしないと……」 綾瀬は殺し合いに乗るつもりなど無い。 この殺し合いには大学の友人も数人呼ばれている他、 自分の趣味が元で知り合ったとある少年も呼ばれている。 彼らを殺すなど、いや、それ以前に殺人に手を染める気にはなれなかった。 精密機器工場で働く父親の影響で綾瀬は精密機器にやたら詳しくなっていた。 下手に外そうとしたり、逃げようとしたりすれば爆発すると言う、 首にはめられた黒い首輪も、内部構造さえ分かれば或いは、解除も出来るかもしれないと、 綾瀬は思っていた。 「だけど…内部構造をどうやって……ん?」 前方十数メートル先に人影を発見し、綾瀬は即座に近くに停めてあった車の陰に隠れる。 「……あれは」 その人影の様子を窺うにつれ、それが自分が知る人物である事が分かった。 綾瀬は車の陰から飛び出し、明るい表情を浮かべ、 まだ綾瀬に気付いていない、灰色のブレザーを着た小柄の狐獣人の少年に向け 声を掛けた。 「宏叔君!」 「!」 狐の少年――香瀧宏叔(こうたき・ひろとし)は突然聞こえた女性の声に驚き、 声のした方へ振り向く。 そして、その女性が自分も良く知る人物だと分かると途端に安堵の表情を浮かべた。 「綾瀬さん…」 「ここで会えるとは思わなかったわ……宏叔君、宏叔君は殺し合いは…」 「してません! してませんよ! 出来る訳無いじゃないですか…」 「そうだよね…私もよ」 互いに殺し合いに乗っていない事を確認する綾瀬と宏叔。 「ここで立ち話も何だから適当な建物に入ろうか…」 「そうですね」 ◆ 宏叔少年と綾瀬の出会いは、とある廃墟のラブホテルでの事だった。 遭遇時、二人は全裸だった。 宏叔は尻に馬のナニを模した玩具を挿し込んだまま、 綾瀬は内部で振動する玩具をあの部分に挿し込んだままだった。 そう、二人は同じ趣味を持っていた。 「廃墟で全裸になりいやらしい事をする」という趣味。 そこから二人が、それまで全く互いの事を知らなかったと言うのに趣味が同じという事で、 どんどん親密になっていき、ついには身体を重ね蜜月を交わすまでに至った。 単なる趣味では無くかなり特異な趣味だった事も要因の一つだろう。 それはさておき、エリアC-2市街地の一角にある、 家具販売店の奥、ベッドコーナーで二人は情報を交換していた。 「…私の支給品はこの青竜刀と…この…ファイアクリスタル3個」 綾瀬が自分のデイパックから取り出して宏叔に見せたのは、 テニスボール程の大きさの赤い水晶玉。 三つの内一つを宏叔は手に持たせてもらう。すると毛皮に覆われた手の平から、 温かい感触が伝わってきた。 水晶玉そのものが何らかの力によって熱を帯びているようだ。 「投げ付けると炎が巻き起こるって説明書には書いてあったんだけど…。 火炎瓶みたいなものかなぁ」 「多分、そうだと思いますよ。どうも、タダの玩具とも思えませんし」 「一つ、宏叔君にあげるよ」 「あ、ありがとうございます」 宏叔はファイアクリスタルを一個、綾瀬から譲り受けた。 「宏叔君は……その銃?」 「はい…予備のマガジンも入ってました」 綾瀬が指差す、宏叔が会った時から装備している銃器。 木製のストックとドラムマガジンを持ったそれは、トンプソンM1921。 .45ACP弾を使用する短機関銃、サブマシンガンであった。 当たりの部類に入る支給品だが小柄な宏叔にとっては重く取り回し辛い。 しかし使いこなせれば強力なはずなので、やや無理しつつ宏叔はM1921を装備する。 協議の結果、二人の行動方針は、互いの知り合いを捜しつつ、 首輪のサンプルを入手し、首輪の調査を行う事を目指す、というものに決定した。 「みんな無事だと良いんだけど…」 「そうだね…所で宏叔君」 「何ですか?」 「折角だし一発ヤろ♪」 その後しばらく、家具販売店の奥からは若い女性と少年の喘ぎ声が響いた。 外に漏れなかった事が幸いだっただろうか。 【一日目/早朝/C-2市街地家具販売店】 【戸高綾瀬】 [状態]全裸、快楽、香瀧宏叔と結合中 [装備]青竜刀 [持物]基本支給品一式、ファイアクリスタル(2) [思考・行動] 基本:首輪の内部構造の調査及び解除。友人達を捜す。 1:宏叔君のおっきいおっきいー!! 2:首輪のサンプルをどうやって入手するか…。 [備考] ※石川昭武、平崎吉治、立沢義の情報を得ました。 【香瀧宏叔】 [状態]全裸、快楽、戸高綾瀬と結合中 [装備]トンプソンM1921(50/50) [持物]基本支給品一式、トンプソンM1921ドラムマガジン(5)、ファイアクリスタル [思考・行動] 基本:死にたくない。友人達や先生を見付けたい。 1:綾瀬さんの中気持ち良いよおおおおお!! [備考] ※久保遼平、高原正封、冬月蒼羅の情報を得ました。 ≪支給品紹介≫ 【青竜刀】 戸高綾瀬に支給。 中国武術で使用される中国刀の一種。正式には「柳葉刀」と言うらしい。 片刃で湾曲した片手刀で、日本刀などに比べ、刃の幅が非常に広い。 重量と遠心力をつけ斬りつけることにより威力を発揮する。 【ファイアクリスタル】 戸高綾瀬に3個セットで支給。 炎の魔法を封じ込めた水晶で、赤い色をしておりほんのり温かい。 投擲すると火焔瓶のように炎を広範囲に巻き起こす。 【トンプソンM1921】 香瀧宏叔に予備ドラムマガジン5個とセットで支給。 アメリカで1921年に発売された短機関銃。「トミーガン」「シカゴタイプライター」とも。 頑丈かつ耐久性、信頼性に優れ、重量が5㎏近くあるため、フルオート射撃でも制御しやすい。 本ロワに登場するものは50発ドラムマガジンを使用している。 ≪キャラ紹介≫ 【名前】戸高綾瀬(とだか・あやせ) 【性別】女 【年齢】19 【職業】大学生 【身体的特徴】茶髪ロングヘアの豊乳美女。10代半ばに見える外見。 白いカッターシャツと灰色スカート、茶色の編上靴を履いている 【性格】羞恥心が不足している事を除けば普通に明るい性格 【趣味】音楽鑑賞、廃墟探検及び廃墟で全裸になりいやらしい行為をする事 【特技】身体が柔らかい、精密機器の扱い、分解方法に詳しい 【経歴】15歳の時に近所の廃墟で趣味に耽っていた所、発情した野良犬に強姦され、 純潔を失った(本人は悔いは無いとしているが)。 またロワ三カ月前にとあるラブホテルの廃墟で趣味に耽っていた所、 同じ趣味に耽っていた香瀧宏叔と遭遇、仲良くなった 【好きなもの・こと】廃墟探検 【苦手なもの・こと】蜘蛛、廃墟の先住人(ホームレス)に遭遇する事 【特殊技能の有無】一般人 【備考】高原正封、久保遼平、冬月蒼羅は同じ大学の友人。 香瀧宏叔は趣味仲間で身体も重ねている仲 【名前】香瀧宏叔(こうたき・ひろとし) 【性別】男 【年齢】17 【職業】高校二年生、テニス部所属 【身体的特徴】黄色い狐獣人、小学校高学年ぐらいに見える背丈と顔、 学校の制服である灰色ブレザーを着用。実は隠れ巨根 【性格】純粋(?) 【趣味】読書(漫画)、廃墟探検及び廃墟で全裸になりいやらしい行為をする事 【特技】数学が得意 【経歴】ロワ三カ月前にとあるラブホテルの廃墟で趣味に耽っていた所、 同じ趣味に耽っていた戸高綾瀬と遭遇、仲良くなった 【好きなもの・こと】グレープファンタ、廃墟探検 【苦手なもの・こと】牛肉 【特殊技能の有無】一般人 【備考】石川昭武、平崎吉治は同じ学校の友人、立沢義は学校の数学教師。 戸高綾瀬は趣味仲間で身体も重ねている仲 For the appearance of the loved elder sister 時系列順 ナイスバディも良い事ばかりじゃない For the appearance of the loved elder sister 投下順 ナイスバディも良い事ばかりじゃない ゲーム開始 戸高綾瀬 Police station where meaning doesn t exist ゲーム開始 香瀧宏叔 Police station where meaning doesn t exist
https://w.atwiki.jp/isekaikouryu/pages/1142.html
ひとつ前の話:【悪意の泉】|この次の話:【歪(いびつ)】 新天地は東の内陸。東は未踏破大森林の影響を強く受け、ここには異様なものが多く存在する。 そんな場所だからか、意味不明(アレッペ)という名を付けられた集落とでも呼ぶべき場所がある。 平原に乱立した、有機的な柱の上に掲げられた球状の白い物体。 柱の部分は植物のようでありながら、血管のようなものを表面に浮き上がらせ気味が悪い。 この台座が人の背丈ほどの高さに掲げる球状の物体もまた特徴的だと言える。 渦を巻くような模様が表面に浮き出ており、手を触れれば異常なまでの硬さであると即座に認識できる。 その中は空洞と化しており、ここに人が住んでいると言われて驚かない者はそういない。 しかし中に入ってみれば、外殻が室温を適度に保ち意外と快適なことに気づくだろう。 惜しむらくは、この物体は頑張っても二人で暮らすのがやっとと言ったサイズな事だろうか。 もっとも結構な数が存在するゆえ、適当に間借りする分には困らないだろう。 波乱の船旅を終えた林檎は、その後ジャックらと共にヒンナムから竜亀の列車に揺られ、今は新天地の東。 長い旅路の途中、いくつかの森と丘、怪物、盗賊などを踏み潰して東の平原へとやってきた。 そこに立ち並ぶシェルターのようなものが林檎の目を引く。 植物のツルか何かで宙に持ち上げられた白く丸い物体。表面は光を照り返し、遠目には金属的な印象を与える。 それが何かは近づけば分かるとジャックに諭され、林檎は列車内で静まり返った。 目的地までの道のりは近からず遠からず。竜亀の引く列車の後尾でのそりのそりと揺られて到着を待つ。 本来ならばそこそこの人を詰め込めるはずの空間には、僅か三名の乗客しか存在しない。 樹人一名と猫人一名。そして残りの一名、異邦人である林檎は全身がうっすらと濡れていた。 「前に会った異邦人もそうだったけど、異邦人ってみんなこんな感じなのかにゃー」 「オレが見たことのある奴はこんなじゃなかったな」 髪も服も濡れ、湿った空気が周囲に立ち込める異様な状態。先の精霊船から戻ってきて以来、突発的に生じる現象。 恐らく船に居た時、精霊に取り憑かれたのだろうとはジャックの言葉。試練だと思って頑張れとはサバーニャの励まし。 お祓いとかできませんかと希望するは本人の感想。うるせぇと叱責するは三名を見張るブル・ドグダ運行保安官。 この精霊憑きのせいで輸送品の一部が水浸しになり、不吉だと相次いで乗客が降りて行ったとあれば機嫌も悪い。 ぺこりと林檎が頭を下げた瞬間、いくつもの水の塊が車内に降り注ぎ、次いでスリングショットが飛んできた。 遠目には小さかった物体も、近づいてみればその全長は人の背丈の四倍程度はあろうかという物だった。 白くて丸い物体は表面に渦状の模様を描き、それを支える一本の柱は何とも形容しがたい植物のようなもの。 その部分を凝視すれば血管のようなものが浮かび出ており、地面から何か吸ってるのではと疑いを抱く。 右を見ても、左を見ても、この物体が所狭しと立ち並び、そこそこの圧迫感を感じる。 ジャックとサバーニャが適当に物体を見て回り、これだと定めた物の硬い表面を拳で殴る。 非常に固い金属の塊を叩いたような鈍い音に次いで、中から何者かの声が聞こえた。 そして渦の模様が紐解かれるようにして開くと、中からひょっこりと顔を出したのは鬼の少女。 下々の樹人と猫人をちらりと見た後、傍に控える異邦人を見る目はなんじゃこりゃと言わんばかりの目。 そのまま渦が閉じたかと思うと、ジャックとサバーニャは再び拳を振り上げる。 この応酬が繰り返されるなか、ふと林檎は日本を思い出した。 なぜだろうと思案すると、すぐ目の前で懐かしい音が響いていることに気づく。 なるほど。この物体を思いっきり叩くと除夜の鐘のような音がするのだと知った。 【鬼の烙印】 平原は集落の一角。家主の鬼の少女はぐずぐずと昼寝を邪魔されたことをぼやき続けていた。 その肌は降り積もった雪のような白。髪は腰まで届き、白銀のような色合いをしている。 肩の部分までをあらわにした和装のような格好は艶めかしくもあるが、見た目は年端もいかない少女。 また本来は白くあるべき部分が黒く、黒くあるべき部分が白く反転した瞳は妖しげな印象を与える。 そして額から突き出た角は根元から二股に分かれ、互いに螺旋を描きながら一本角を形成していた。 分かたれた角は各々白と黒を選び取り、それが渦を巻く様は禍々しさを感じさせる。 少女を構成する要素は、非常に“絶妙なアンバランス”で保たれていた。 「うっく……ぐずっ……わしの……ほっこり昼寝タイムが……ううぅ……」 ぼやいている内容と容姿だけを見れば少女そのものなのだが、口調を鑑みると少女とは思えない。 少女の頭を猫人のサバーニャがぽんぽんと軽く叩く様子は何とも微笑ましい。 そうしてあやし終えると、話はやっと本題へと移った。 「さて嬢ちゃん。この螺旋巻角頭(ドリルヘッド)がウチのちっこい傭兵団の団長、イヅルカ嬢だ。 というわけでお嬢、林檎(コイツ)、ウチの一員として使う事にするが別に良いな?」 「何じゃ、やぶからぼうに。もうちょいちゃんと説明せい」 面倒くさそうにしながらも、ジャックはこれまでの出来事を語った。しかしその話には幾分かの誇張が含まれていると林檎には分かる。 自分は六年ほど前に異世界へ行ったきりの父親を捜しに来たのであって、決して生き別れた兄弟を探している訳では無い。 ヒンナムでボロボロになっていたのは、色々と異世界を回った結果であり、別に修羅場を潜ってきたからでは無い。 精霊が勝手に自分に取り憑いているのであって、精霊を自由自在に扱える訳では全然無い。 そして前述の通り、父親探しを続行したいから働くのであって、傭兵として名を上げたい訳ではこれっぽっちも無い。 一通りの話を終えた所で、当然ではあるが鬼の少女はいぶかしむような目で林檎を見る。そして一言。 「で、真実は一割くらいかの」 ごもっともです、と林檎は心の中で返事をした。すると少女はなるほどと呟き、目をつぶって考え込んだ。 「ま、よかろうなのじゃ。仕事をしつつ、行った先々で父親の事でも聞いて回るが良い。 もっとも六年も音沙汰なしとなれば、基本的に死んでると思った方がいざという時に楽じゃぞー」 異世界との繋がりを経て二十年余り。すぐに交流が始まった訳では無い事を考えれば、実際の交流期間はもっと短い。 六年前ともなれば、そこそこ異世界の事が分かり始め、林檎はまだ十歳という頃。今でも彼女は十分若い。 そんな林檎よりも見た目若い鬼の少女、イヅルカが言う事は非常に現実的な意見だった。 その一言がずっしりと重く、林檎の奥深くに刻みつけられる。 未だ精霊に憑かれたままの身体はうっすらと濡れていたが、頬を伝ったものが水か涙か、林檎自身にさえ良くは分からなかった。 話と舞台が地続きってのが面白い。SSで通った場所が地図に描かれていくみたいな。登場キャラの豊富さもgood -- (としあき) 2013-02-10 03 40 28 おや、ブル保安官が出ておる。精霊憑きもなんか愉快そうな。 -- (名無しさん) 2013-02-10 21 58 55 場面場面の掛け合いと味付けの設定は単純に面白い。次へ広げていく終わり方もいいね -- (名無しさん) 2013-02-11 07 17 12 思えば新天地が一番自分の中で異世界している。ありったけの玩具箱を一気に開いていくようなSS -- (名無しさん) 2014-09-25 23 43 18 平時はのんびりで仕事はきっちりという雰囲気のある傭兵団。一風変わった角のイヅルカと出合ったことでどのような縁が広がっていくのか期待します -- (名無しさん) 2016-01-31 19 39 47 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/holygrailwar-junne/pages/103.html
――回想―― 十年以上も昔にこの世を去った母の顔は、覚えていない。 一番記憶に残っているのは、玩具代わりに、と拳銃を与えられたこと。 その背丈も、瞳や髪の色も、声すらも定かではない。 今に思えば、私はそれでも、母に愛されていたのだと思う。 背丈を忘れたが、その温かい背中に負ぶわれたことは覚えている。 瞳の色を忘れたが、幾度もその眼差しに晒されたことは覚えている。 声を忘れたが、何度も彼女が私の名前を呼んだのを覚えている。 ――衛宮五鈴。 私の名前。 母の愛情に気付き始めたのは、彼と出会ってからだった。 父がどこからか拾ってきた、赤毛の少年。 彼は驚くほど早く、まるでそう在るのが当然かのように、衛宮家に溶け込んでいった。 不器用な私と父に代わって炊事を覚え、口数の少ない私たちの代わりによく喋った。 私を育ててくれたのは、彼――士郎だといっても過言ではない。 父が亡くなった日、士郎は『正義の味方』を志す、と私に告げた。 私はそれを、当然のように受け止めた。 士郎は『正義の味方』になるために生まれてきたのだ、とさえ思っていた。 いや、そもそも『正義の味方』とは、彼を指す言葉なんじゃないだろうか。 無鉄砲で、まるで初めから自分が感情に入っていないような、救いの英雄。 ならば、私は。 私は、『正義の味方』の味方になろう。 彼が全てを救うというのなら、誰が彼を救うのか。 一番彼の側にいる、私しかいないんだから。 彼がみんなを守るように、私が彼を守るのだ。 衛宮に伝わる魔術の知識全てを持って、私は士郎を育て上げた。 士郎の筋は、良い方だとは言えなかった。 『強化』と『投影』…彼が自分のものとした、たった二つの魔術。 正義の味方の武器としては、あまりに心許ない。 ――私は彼を、戦いに引きずり込んでしまったのではないか しばらくして、そんな疑念を抱くようになった。 正義の味方を目指すのに、何も魔術だけが選択肢では無かっただろうに。 生兵法は大怪我の元。 どうして私は、こんな外法を教えようと思ったのだろう。 魔術を知れば、魔術に巻き込まれる。 それを、誰よりも良く分かっていたはずなのに―― ――第五次聖杯戦争、開始―― 遅い。 いつも通りに授業を受け、いつも通りに学校から帰宅した私は、いつも通りに士郎の帰りを待った。 いつもなら、私が工房に籠るかテレビを見ているかしているうちに、彼は帰ってくる。 そうして「遅れて悪い」とか謝りながら、いそいそと夜飯の準備にかかり出すのだ。 少しも悪いことなんかないのに、そんな彼の背中を、居間で見守っている。 それが、私の日常だった。 ここまで士郎が遅いのは珍しかった。 生徒会や部活動に便利屋として駆り出されるのはいつものこと、それにしたって遅すぎる。 何より、ろくに晩飯の都合も付けずに家を空けるなんて、彼らしくない。 いつもだったら私に遅れる旨の連絡をするのに、それすらもない。 彼と親しいクラスメイトや後輩に連絡を取るも、誰も行方を知らないという。 付き合いの長い英語教師に聞けば、もう帰ったはずだ、との返答。 胸騒ぎを感じると同時に、私は学校へ向けて走り出した。 十年前、冬木の地を焦土と化した、根本の元凶。 聖杯戦争が、近いうちに再びこの地を訪れることは、話に聞いていた。 士郎には、教えていない。 いくら魔術を心得たからと言って、一度彼の全てを奪ったあの戦争を、彼とて再び思い出したくはないだろう。 その必要もない。 聖杯戦争は私たち二人の日常を脅かす間もなく、粛々と終わりを告げれば良いのだ。 まして、私たちを巻き込むなんて、ありえない。 「ありえない…のに…」 グラウンドからは、甲高い金属音が響いていた。 恐らくは、刃を交える音だろう。 時折、火の粉のようなものが舞っている。 学校に残っていた士郎のことを思い遣る。 どうか、巻き込まれてくれるな。 藪に身を隠し、視力を強化してグラウンドを見やる。 争っているのは二人、どちらもコスプレにしては出来過ぎた、浮世離れな格好。 そしてその剣劇も、やはり浮世離れしていた。 あれが、『サーヴァント』と言うやつだろう。 攻めに回っているのは、炎を奮わせる白髪の男。 どことなく神聖さを感じさせる出で立ち。構えた槍の穂先から通った足の跡にまで、炎を残している。 対する赤い外套の男は、双剣を構え、白髪の男の放つ槍撃を次々と撃ち落としている。 顔立ちは東洋のもので、浅黒い肌と銀髪、鷹のように鋭い眼光が印象的で、 なぜか一瞬、既視感を覚えた。 必死に頭を振り、未知の感覚に戸惑った思考を取り戻す。 今は戦いに見とれている場合じゃない。 辺りを必死に見回せば、すぐ近くの茂みの中に士郎を見つけた。 息を殺し、戦いを睨みつけるようにして、隠れている。 一瞬の安堵、信じてもいない神に感謝して、すぐに気を引き締める。 気を抜くのは、此処を離れてからだ。 「五鈴…」 近づけば、士郎はすぐに私に気が付いた。 何かを尋ねようとする顔、しかし私は首を振る。 話すのは後、何よりもまず離脱。あの人外に気付かれる前に、だ。 「静かに、士郎。出来るだけ音を立てずに、ゆっくりと去りましょう」 「……わかった」 ――一日目、夜―― サーヴァントの姿が見えなくなってから、私たちは全力で家まで疾走した。 彼らには気付かれていない。追ってくる心配はしていなかった。 しかし、他のサーヴァントが敵を求めて、深夜の冬木を徘徊している可能性も零じゃない。 私と士郎は、一般人ではない。魔術の秘匿を知るものだ。 巻き込まれる可能性もまた、零ではない。 「はっ、はぁっ、……どういう、ことなんだ…」 居間に駆け込んだ士郎の、開口一番はそれだった。 私は、少しだけ待つように、と彼に言って、二人分のグラスに水を注ぐ。 互いに落ち着くのを待って、言葉を選び、ゆっくりと説明を始める。 聖杯戦争が起こっていることを、彼に隠す事は不可能だった。 無論、私とて全てを知っているわけじゃない。 ただ、彼にとっては詳細はどうでもいいことのようだった。 冬木を焼き、彼からすべてを奪った戦争が、再び起ころうとしている。 「どんな願いでも叶う、万能の願望機…それが悪い奴らの手に渡るって可能性もあるんだろ」 頷いて返す。 「勝つためには手段を選ばず、平気で罪もない民間人を犠牲にする…そんな魔術師もいるんだろ」 否定は出来ず、言葉に詰まる。 魔術師、とは私自身を指す称号でもあるから。 「…マスターだとか、サーヴァントとか関係ない。誰かが犠牲になるなら、それを止めたい」 「……言うと思ったわ」 ならば私は、『正義の味方』の味方になろう。 誰かを殺すのを止めさせるために、そいつを殺す。 そんな矛盾に満ちた論理で、士郎の手を汚すわけにはいかない。 ましてや聖杯戦争に携われば、その命は保証されない。 なればこそ、聖杯戦争には彼ではなく、まず私が参加するべきだ。 話し合いの末、士郎も私がサーヴァントを召喚することに納得してくれた。 ――召喚の儀―― 「汝、三大の言霊を纏う七天……抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ――!!」 光が部屋を包み、次いで轟音。 吹き飛ばされた私は、無様にも尻餅を着いた。 同時に焼けつくような痛みを感じ、手の甲を押さえる。 埃っぽい土蔵は、この開放的な家の中で唯一の魔術的空間。 それにつけても大柄な彼女に、この空間は余りにも狭っ苦しいんじゃないだろうか。 「サーヴァント『ライダー』、選定の声を聞き、参上いたしました」 腰ほどまでに伸びた菫色の髪、視界をバイザーで封じた異様な出で立ち。 手を伸ばせば天上に届きそうなほどの長身。 そして、 そして、 本当に自分が同じ女であるのか疑いそうになるほどの、豊かな肉付き、すらりと伸びた四肢。 私は憮然として、自らのサーヴァントに一瞥をくれた。 無言で腕の令呪を示す。 ライダーの方も、それで私の意を組んだようだ。 「あなたがマスターなのですね」 「…ええ」 「よろしくお願いします」 互いにニコリとも笑わない、ピリピリとした最初の挨拶だった。 一日目 - 二日目 - 三日目 - 四日目 - 五日目 - 六日目 - 七日目 - 八日目 - 九日目 - 数年後
https://w.atwiki.jp/familiar/pages/4393.html
91 名前:ルイズと不思議な女神像 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006/11/23(木) 08 04 29 ID PY+9F486 ルイズと才人の部屋の床に膝丈ほどの女神像がおいてある。少し汚れている木製の女神像は、まるでお土産屋の売れない像みたいな印象を受ける。 才人は像の前で胸をはり、偉そうに命令する。 「俺に空を自由に飛ぶ力を与えろ!」 女神像の前で偉そうにする才人にルイズとシエスタは怪訝な顔をする。 「その願い、叶えてつかわす」 女神像の目が緑色の炎を灯し、声がする。 女神像が静かになり、あたりは気まずい空気が流れる。 「で?」 「なんですかこれ?」 ルイズもシエスタも才人をせつない目でみている。 才人はコホンと咳払いをして説明する。 「コルベール先生が秘境で見つけてきた女神像で、命令を与えると像の中の風と火の魔法が喋らせたり、光らせたりするマジックアイテム・・・らしい」 ルイズは言ってはならない言葉を吐く。 「何の意味があるの?」 シエスタは才人の頭が沸いたと判断して水を汲みに出ていった。 「ルイズ、男というものはな、光って喋るおもちゃにロマンを感じるモノナノデス」 92 名前:ルイズと不思議な女神像 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006/11/23(木) 08 05 15 ID PY+9F486 才人は得意気に語り出し、満足した顔で女神像に命令する。 「ルイズの胸を大きくしろ!」 「その願い、叶えてつかわす」 女神像は光るが おもちゃなのでルイズの胸に変化はない。 「犬」 「わん」 ルイズの胸に変化はなかったが、才人の顔はボコボコに変化した。 「犬、そのガラクタを早く捨ててきなさい」 「・・・・・」 才人はしょんぼりしながら女神像を抱える。ルイズはどす黒いオーラを女神像にむけていた。 シエスタが水を抱えて戻ってきた。 才人の抱える女神像に命令する。 「サイトさんをわたしの旦那様にしてください」 「その願い、叶えてつかわす」 ルイズはにやける才人を蹴飛ばしてから女神像に命令する。 「わたしの胸を大きくしなさい」 「・・・・・」 女神像は少し遅れ喋り出す。 「汝は願う者か、ならば使い魔と願う者の契約により その願い、叶えてつかわす」 女神像は今までとは違う言葉と光りを放つ。像から風が吹きルイズを囲む。光りは女神像を抱えた才人を包み、まばゆく光る。 風も光りもおさまった後、才人とシエスタは驚いた顔でルイズを見る。 ルイズの胸は大きくなっていた。 93 名前:ルイズと不思議な女神像 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006/11/23(木) 08 06 03 ID PY+9F486 「な、な、な、なによこれ」 願ったルイズも驚いている。 「ミス・ヴァリエール!胸が・・」 「ルイズ!大丈夫か?」 ルイズの胸は本物だった。 「サイト、女神像を抱えてなさい、もう一度やってみるわ」 才人も頷き従う。 「わたしの背丈を高くしなさい」 「その願い、叶えてつかわす」 言葉は戻ったが、ルイズの願いは叶った。 「ルイズ!背が伸びたぞ」 ルイズの背丈は才人と同じくらいに伸びていた。 「これさえあればわたしは無敵だわ!ふふっふふふふ」 ルイズはもうガラクタを捨てることはしなかった。 その日からルイズは変身した。 「魔法を使えるようにしなさい」 「お小遣いを出しなさい」 「ルーレットで勝てるようになりたい」 「メイドが長期里帰りするようにしなさい」 「クックベリーパイを山ほど食べたい」 「お父様に認められたい」 才人もあきれるくらいの願いをすべて叶えた。 ルイズは魔法学院の優等生でアイドルでプリンセスになっていた。 カッコ良くて、かわいくて、美人で、運動神経抜群で、その上魔法は四大系統すべてスクエアクラス。それは生ける女神そのものだった。 94 名前:ルイズと不思議な女神像 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006/11/23(木) 08 06 58 ID PY+9F486 そんな時、デルフリンガーが才人を問いただす。 「なぁ相棒」 「なんだよ」 「相棒、なんか隠してるだろ」 「なんも隠してないぞ」 あぁとか うぅとか考えてからデルフリンガーは一番聞かなければならないことを聞く。 「願いを叶える魔力はどっから引っ張ってくんだろうね」 「・・・俺が知るわけないだろ」 「女神像が願いを叶えれば叶えるほど相棒の魂が薄くなっているのはなぜなんだろうね」 「・・・・」 「相棒、悪いこといわねぇ、貴族の娘っ子に正直に話しなよ」 才人は黙ってデルフリンガーを鞘に納めて会話を終わらす。 才人が部屋に戻るとルイズが退屈そうにベッドに寝そべって頬づえをついている。 「どうした、退屈そうにして」 ルイズはなんだかご機嫌斜めだった。 「なんだかわからないけどつまんなくなっちゃった。おかしいよね、魔法も胸もあってメイド追い払って叶う願いは全部叶えたのにね」 ルイズは寂しそうに笑う。才人も複雑な顔をする。 「われに願え!願う者よ、退屈をしのぎたいと」 女神像が自分からルイズに話しかける。 ルイズは驚いていたが女神像に命令する。 95 名前:ルイズと不思議な女神像 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006/11/23(木) 08 09 53 ID PY+9F486 「退屈をしのぎたい」 ルイズの部屋には踊る人形や様々な本、パズルなどの退屈をしのぐ道具で溢れかえり、才人はからだを半透明にさせて倒れた。 「サイト!どうしたの?なにがあったの?ねぇ答えて!!」 才人は半透明になった手を振ってなんでもないと言うがルイズは信じない。 デルフリンガーが鞘から顔を出して叫ぶ。「貴族の娘っ子の願いが相棒の存在を消しているんだ。相棒!本当のことを言え!このままじゃ存在そのものが消えちまう!」 才人は気まずい顔で黙っている。 「サイト!正直に言いなさい。勝手に消えるなんて許さないんだからっ」 「・・・・」 「サイト!!」 才人はしぶしぶ口を開く。 「ルイズの願いが叶うたびにルイズがすごく嬉しそうにするから黙ってただけだ」 ぶっきらぼうに言って才人は砂人形のように消えた。 96 名前:ルイズと不思議な女神像 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006/11/23(木) 08 10 45 ID PY+9F486 ルイズはいままで叶えた願いの愚かしさに気づいた。願いを軽々しく口した自分を呪った。 「われに願え!願う者よ、世界を手に入れたいと」 「サイトを返して」 「なぜだ!世界を手に入れれば贄の存在以外はどんなものでも自由になるのだぞ?富も名声も命さえも!そなたは世界をいらぬと申すかっ」 「そんなものいらない!いままでの願いを返すからサイトを返して!!」 「・・・・愚かなり、願う者よ!使い魔一匹のために世界を捨てるとは・・・そなたは胸も背も魔法もいらぬと申すかっ」ルイズは才人の消えた床に爪をたてて泣き叫ぶ。 「サイトを返して!胸も背も魔法もいらない!世界もいらない!なにもいらない!サイトを返して!」 女神像は少し黙った後、寂しそうに答える。 「そなたの願い、返してつかわす」 風と光りはルイズと部屋に満ち溢れ、静かになった時には才人がルイズの側に倒れていた。 97 名前:ルイズと不思議な女神像 ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006/11/23(木) 08 11 30 ID PY+9F486 ヴェストリ広場にあるベンチに才人とルイズが座っている。 「なぁルイズ」 「あによ」 「なんでもとに戻ったんだ?」 ルイズは才人を見ないで言う。 「いらなくなっただけよ」 「そうか・・・もったいなかったな」 「いいのよ。本当に欲しいものはもう手に入れてるの、だから いらないの」 才人は不思議そうに首をかしげる。 「本当に欲しいものってなんだ?」 「し、知らないわよ!!ばか犬っ」 ルイズは真っ赤になっているが才人に見られないように横を向く。 「ルイズ」 「あによ」 「今のルイズでもさ、その・・・いいと思うんだ。たまにキスしたくなったり・・・とかするから」 「サイト」 「な、なんだよ」 「その願い、叶えてつかわす」 二人はまわりに人がいないのを確認してから・・・・・軽くキスしてうつむいた。 おしまい 98 名前:あとがき ◆manko/yek. [sage] 投稿日:2006/11/23(木) 08 12 33 ID PY+9F486 ルイズと不思議な女神像 この物語はこれでおしまい。 次の物語は、またいづれ。 それではっ
https://w.atwiki.jp/oryza/pages/16.html
このページの累積のアクセス数 - 今日のアクセス数 - 昨日のアクセス数 - 2007/05/31(木)くもり 天気を書こうと思って,思い出そうとしてもなかなか出てきませんでした。 こんなど忘れなんかを勘違いと合わせて錯誤行為と呼ぶとか。 調べ物をして,同じタイトルだったので見つけたと思って喜んだら,別の人の作ということもありました。そこに,ちゃんと作者の名前が書いてあったのに,思いこみで見えて無かったんですね。 5月も終わりです。 2007/05/30(水)晴れのちくもり 午前中は暑くて,このまま暑い一日かと思ったら,天気予報の通り午後は曇り涼しくなりました。おかげで午前中は大変だったハウス内の作業も午後は楽に。 トマトの定植,タマネギ収穫。 雑誌の記事を読んでいて思い出しました。興味深いと思ったニュースでした。 以下,引用 開花促進ホルモン発見、穀物増産に期待…奈良先端大学院大 4月20日14時15分配信 読売新聞 様々な植物の花を咲かせるホルモンを、奈良先端科学技術大学院大の島本功教授らのグループが発見した。 このホルモンを植物内で増やして、開花時期を早める実験にも成功。穀物を早く実らせて増産したり、バラなど園芸植物の開花を自由に調節したりする夢の技術につながりそうだ。成果は20日付の米科学誌サイエンスで発表された。 グループは、イネの開花に関係する「Hd3a」という遺伝子が、開花時期でなくても常に働き、たんぱく質を作れるよう工夫した。その結果、発芽から開花までの約60日間を20~40日に短縮するのに成功し、背丈もふつうより低い15センチほどで開花した。このたんぱく質が、約70年前に存在が提唱されながら正体が特定されなかった開花ホルモン「フロリゲン」だとわかった。研究グループはイネのHd3a遺伝子でキクの開花を早めることにも成功した。 引用,以上 2007/05/29(火)晴れ 今日もいいお天気でした。 田んぼの水を確認するために,田んぼへ続く道を歩きながら思い出しました。 2週間?ほど前だったでしょうか,不思議な虫がいました。 1ミリほどの小さな体に数センチの長い触覚,飛んでいるときには触覚しか見えなくて,これは一体?と思いました。そのときにはすごく不思議なものを見た感じでわくわくしたけれど,虫の触角だったと分かると期待した分テンションが下がりました。なので,いつもなら捕まえた写真を撮るのに,撮りませんでした。でも,今日歩いていてやっぱり気になりだして,あのときのことを思い出しながら,なんだったろうと昆虫図鑑を広げてみても・・・わかりませんでした。 アイガモ田,アイガモの到着が遅れています。到着まであと2週間もあります。予定は6月11日。それまで雑草が・・・ アイガモ田のヒエ,今週中に除草機をかけなければならないようです。 2007/05/28 (月) 晴れ 本日,ふゆみずたんぼの田植えが終わり,今年の田植えはすべて終了。田植え後の様子 今年は,慣行田,アイガモ田(無農薬+アイガモ),無農薬田,ふゆみずたんぼです。 農法によって,どのような差がでるのでしょうか? ふゆみずたんぼはセル苗,他はマット苗です。 今年の,セル苗(右)はこれまでで一番いいような気がします。 あわせて,今日は慣行田に除草剤を散布しました。条間にヒエが見え始めています。 半年ぶりなので,文章作って,画像を加工してアップして,リンクをはって,で約1時間。だんだんと思い出して来ました。
https://w.atwiki.jp/ruimu3/pages/95.html
名前*早乙女 伊玖 フリガナ*サオトメ イク 性別*女 年齢*17 一人称*アタシ 容姿*茶髪ショート、目の色はダークグリーン、感情を顔に出さないクールビューティ 身長170cm、筋肉質で貧乳、普段はジャージでいることが多い。 性格*常に冷静沈着な現実主義者、『どんなに地味でも確実に勝利することが重要』を信条としており、その性格は彼女の戦闘スタイルに現れている。 一度死んだ者が生き返るなど絶対にあり得ないと考えておりこの戦いを勝ち抜いても生き返ることはないだろうと予想している。 なお能力の影響で言動が荒っぽくなっている。 服装・武器* 【ヴァルキリースナイパー】 早乙女伊玖の基本形態 服装*軍服をイメージしたダブルボタンのワンピース、左だけ長袖で肩の部分がハート型に切り抜かれている、色は濃緑。 腰には弾薬の入ったポーチを着けており茶色いロングブーツをはいている。 魔法少女らしくない衣装なのは彼女の性格が反映されたため。 武器*自分の背丈ほどの狙撃銃、銃のデザインはナーフ(玩具の銃)のような感じ。 キャッチコピー*【一撃必中】 契約モンスター*【フギン ムニン】 機械的な外見のカラス、二羽で一つの契約モンスター フギンが敵の魔力を探知し、ムニンがその位置情報をテレパシーで伝える。 能力*【多重契約】 複数の契約モンスターとの契約を可能にする能力、この力により早乙女伊玖は倒した魔法少女の契約モンスターと契約し自分のものに出来る。 デメリットは使用するごとに自身の闘争心を増幅し最終的に戦うことしか考えられない狂戦士に変える。 能力が一人につき一つの場合はこの能力のみ。 【ドラゴニック・カンフー】 格闘形態。 キャッチコピー*【龍翔乱打】 契約モンスター*蒼龍(ツァンロン) デフォルメされた東洋の龍の姿をした契約モンスター 服装*青い半袖チャイナドレス、黒いストッキング、足甲。 武器*龍の頭部を模した籠手 能力(固有魔法)*【龍吼蒼炎拳】 蒼白い魔力を拳に纏わせ、魔力の弾丸を打ち出す。 威力は高いが魔力消費が激しく変身者にかなりの負担を強いる。 イメージは波動拳 能力が一人につき一つの場合この能力は無しで 【ナイトロード・ヴァンプ】 魔法戦形態 キャッチコピー*【闇夜跳梁】 契約モンスター*ムルシェラゴ 四翼四眼のコウモリの姿をした契約モンスター 服装*ヴィクトリア朝時代のドレスをモチーフにしたドレスアーマ、ドレスはミニスカート丈で胸元が大きく露出している。 色は黒ベースに金色 武器*レイピア 能力(固有魔法)*【呪われし者の女王(クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア)】 自身に吸血鬼の特性と弱点を付与する。 怪力、不老不死、霧やコウモリへの変身など吸血鬼が出来るとされていることは大体出来る、但し吸血鬼の弱点も付与されるため日中は能力を使えず、聖水やニンニク、銀の弾丸などの攻撃でダメージを負う。 また少女の血を吸うことで一時的に魔法少女化させることも可能。 能力が一人につき一つの場合この能力は無しで タイプ*双型 死因*後輩の早乙女伊玖が自分より活躍するのを快く思わない部活の先輩が登山中に事故を装って崖に突き落とし死亡。 出身地*西日本の日本海側 その他*中学高校と陸上部に所属、休日はよくサバゲーをしていた。 主人公達と敵対する立場で味方になることはない。 中盤辺りで魔法少女同士の戦いが黒幕によって仕組まれていたことを知る、その後は黒幕の企みを阻止するために戦うが敵の圧倒的な力の前に敗れる。 彼女の死が魔法少女同士が団結するきっかけとなる。 魔法少女の衣装・武器・能力は契約モンスターに由来すると言う前提で作ったキャラなので自由に変更して構いません。
https://w.atwiki.jp/flightglide/pages/63.html
発掘員手記 概要 フライトグライドの名脇役とも言える発掘遺物・遺跡を発掘員の手記という視点で書いてみようという試みです。 メカニック解説のように「これは~である」という表現ではなくあくまで彼らの考察という範囲に留めました。二次創作のコンセプトやアイデアの一部になればと思います。だれでも参加可能 お手軽 この無地の紙は下記リンクからDLできますので、だれでも手記の執筆に参加することが可能です。何か書きたいけど…小説とまでは…という方におすすめです!もちろん、イラスト抜きの文字のみの手記執筆も可能です。 画像の投稿方法はわっふるお手製解説画像をご覧ください。 イラスト作成の際は以下のファイルをご自由に加工してください。 【スケッチレポート】【スケッチレポート無地】 ※イラストに使わせていただいた素材はyuki氏による【背景素材】古い紙・羊皮紙風テクスチャ2【大判】から 一番上の手記(この手記)はサンプルも兼ねています。だれでも後から下に追加していくことが可能です。 フォーマットは定められていません。基本的に自由です。他の手記との境界線として、水平線を入れてください。 ”回転翼のようななにか” 連邦領第4発掘所所属 パラ副発掘隊長 7の月 17日 晴れ 発掘長がメルパゼル熱にやられて休む。そんな日に限って出土だ。 前々から怪しいと思っていた渓谷の岩盤を掘削していくと、背丈を超えるサイズの回転翼らしきパーツが出てきた。材質はアカデミーの奴らが解析することになると思うが、おそらく金属製であることは確かだろう。旧時代の人類も我々と同じように空中艦を回転翼推進で進んでいたのだろうか。それにしては翼の枚数が少なすぎる。旧時代のエンジンや空艦建造は我々の想像を絶するものなのだろう。 翼にわずかに付着していた塩の結晶体は我々をさらに悩ませる。いまのところ通常空域やジェット気流を航行していて塩をふいた記録はない。 ”回転虹鏡” 連邦領第4発掘所所属 マグ=リュリア発掘員 7の月 29日 高層乱気流 先日の気流津波の影響で大気が不安定だ。こういう日は決まって金属探知棒の精度が落ちるのだが、運良くお宝が出土した。 故郷の名物、砂丘焼きくらいのおおきさのキカイだ。一部が損壊しているのが残念だが、それよりも中に入っている虹色に光る鏡に惹かれる。見れば見るほど美しく、鏡に写った景色は神秘的だ。我が空を征く気高き守り神はこのように世界を見ているのだろうか… 細かく観察すると伝達線のようなものが複数見受けられた。セズレのバッテリから動力を与えると鏡の一部が青白い光を一瞬発した。 ”祭壇?” ”重要発掘物第0288” 連邦領第8発掘所所属 マリンガ技師 8の月 11日 晴れ 興味深いものが出土した。今までのようなガラクタではない。幾何学的な形をした箱のようなものだ。 出土品のほとんどがガラクタのようなものだが、ここまで原型を保ったサンプルは前例がない。 旧兵器のおそれもあるので、ダッカー豆戦車を解体班の後ろへつける。 れん邦領だい4発掘所 サラム発くつ員 同じつ サンプルがばく発した。マリンガさんがしんでしまった。アキも、ナムルも、ドランドもしんだ。 サンプルの4つのとげにふれたとたんに、そこから雷がでてきて、まわりにいたなか間がまきぞえをくった。あのとげには絶たいにさわってはいけない!これから4人のそうぎをする。おれの大すきなたばこをいっしょにうめる。 ↑これが水平線です
https://w.atwiki.jp/rakeplus/pages/119.html
河田友二郞はライトノベル作法研究所の感想人、掲示板・チャット利用者。 過去二回、夏祭り企画08とバレンタイン企画09にて全投稿作品への感想制覇を成し遂げた。 解説 かつては感想人として、ほぼ暴言でしかない感想を立て続けに書いたことで顰蹙を買い、ヲチャーにも痛い厨房として認識される。 しかしこの手の人物としては珍しく、他の利用者からの注意が入ったことを機に比較的まともな利用者へと生まれ変わった。 感想人としては未だに辛口精神が残っているのか、高得点が続々入っている状況でも周囲に流されない。ただしそれが、確固たる自己の現れであるのか、嫉妬等の感情に基づくものであるのかは、余人に判断できることではないだろう。 ただし、そもそもの指摘内容のレベルはあまり高くない。 例:2009年04月22日 流離の転校生作・「星輝士 純輝」に対しての感想にこんな事を書いている。 (抜粋) 》逢魔が刻(とき)。 ▲逢魔って何? こういう曖昧な情報から始めるのはアウトです。 賢明なる読者諸氏は「逢魔時」あるいは「大禍時」が言葉として存在していることをご存知だろう。 そのことを知った上で「判り難いかも知れないからもう少し描写を伴うべき」とか「世界観にマッチしていない」などを指摘をするならばともかく…… まるで「この作品独自の設定ですか? きちんと説明してください」と言いたげな指摘である。 無知そのものの良し悪しは置いておくとしても、感想・批評を行う姿勢として、何の調査もせず思い込みで恥を晒すのはいかがなものか。 (星輝士 純輝・本文より抜粋) 》少女の身長は百七十を軽く越えている。かなりの長身だ。ただ背丈が高いだけでなく、しっかりとした骨格と鍛えられた筋肉の豊かな肉付きが感じられた。スラリとした美脚が大地に伸びている。驚くほど長く、太く、脹脛や足首の引き締まりきった美脚である。 》両腕を脇に垂らし、挑発的に実った双乳と秘部を隠そうともしない。長い黒髪が僅かに肌を覆うのみ。 》炎の光を反射する双眸に、羞恥心は皆無だ。 》静かな呼吸を繰り返すたびに、乳房がゆっくりと上下する。それによって肌の表面の黒くて細い線が微妙にうねる。蛇が身をくねらせているようだ。 この文章は稚拙ではありながらも、ことさら女体描写に力を入れる作家(例を挙げるなら菊地秀行)の影響を受けているのが明らかである。(転校生本人も過去、菊地作品が好きだと公言している) それを知らないためなのか、河田はこう記している。 ▲全部無駄。しかも情報の出し方が下手で曖昧。切る。 ▲こういう文章書いて恥ずかしくないのかなぁ……ホント、滑ってますよ。無駄。切る。 ▲恥ずかしいから切る。視点保有者は変態ですか? ▲やっぱり変態ですね。無駄。切る。 確かにくだんの文章は「ライトノベル的にどうか」と議論はあると思うが、プロ作家の手法も河田にかかってはかたなし、である。 なかなか理解できない感想かもしれませんが、わからないところや質問があったらしてください。知ったかや理解したふりは勘弁……。ちなみに、これ以上は読む気になれませんでした。技術を疎かにしてぽんぽん書いてダメですよ。 これは同感想において河田友二郞が綴った言葉である。 「知ったかや理解したふりは勘弁……」 「技術を疎かにしてぽんぽん書いてダメ」 これらを河田友二郞本人の自戒として書いているのであればよいのだが……。 関連 河田式ラノベ理論?
https://w.atwiki.jp/animalrowa/pages/280.html
蛙人乱れし修羅となりて ◆k3fZfnoU9U 放送で禁止エリアを聞いた後、ケットシーは校内を適当にうろついていた。 死者の名前は風雲再起と楽俊が呼ばれたこと以外軽く聞き流している。 放送直前にもの凄い稲光と轟音がしたことすら彼にはどうでもいいことだった。 自分が生き残れば誰が死のうと関係ないと考えていたのだから…。 「ラクシュンの言っていた男ってコイツのことかな?結局グッド根性君ってわけじゃなかったのかよー、だらしなさすぎるぜー」 給食室にて男の死体を目の前にしてケットシーはほんの少しだけがっかりした。 楽俊が言っていた死にかけそうな男に関してもあわよくばと狙っていたのだ。 しかし彼には弱肉強食の理がある。 それに放送前、大量のマグネタイトを吸収できたことにより余裕がある。 死体を蹴りでこづいた後ケットシーは給食室を後にする。 大量の食糧や治療用の道具には目もくれずに… 「ヒーホー、みんな人生エンジョイしてるー?って無視かーい。誰の声も聞けないなんてオイラ寂し過ぎるぜー」 適当に散策してたどり着いた放送室にてケットシーは適当に機械盤をいじったりマイクに向かって意味もなく喋ったりと子供っぽくマイペースに行動を起こす。 ただ、彼は放送のスイッチをONにした状態でマイクに向かってしゃべっていることに 気づいてない。 放送室というものは役割の都合上一方通行でしか言葉を送れない。 それゆえ本人にそのつもりがなくても現在位置を教えているのと同じことである。 「反応なくてツマンネーし、そろそろココも飽きてきたぜー。さっさと別のとこいこーっと」 そんなことを叫びながら放送室を出て下り階段に向かおうとする彼の耳に『ドドドドド』という足音が入る。 先程の校内放送を聞き向かってきた人物なのだが、ケットシーはそれを知る由などないだろう。 ケットシーは足を止めて音のする方を見る。 足音の主は建物内なのに砂埃を撒き上がらせながら確実にこちらに近づいてきていた。 「こーんな時に正義の味方、さんじょーいって生意気な奴が現れるのっていわゆるお約束な展開?ってことは、オイラ悪役?」 余裕を見せながら独り言を呟くケットシーだったが、砂埃は彼の方にホーミングしてくる。 そして砂埃の主、ケロロに首を掴まれそのまま絞められる形となる。 「てめえも我輩のジムを狙う不届き者かぁー!」 「ジ、ジム?そ、そんな知り合い…オイラには…存在しないぜ」 「てめぇ、我輩にそんな嘘つくんじゃねえええぇぇ」 「ホントに…オイラ、ジムなんて…初耳……!!」 さすがのケットシーも首を絞められているせいか、いつもの他人をからかうような口調で無くなっていた。 ケットシーは絞り出すような声で知らないと訴える。 しかし、ケロロは聞く耳を持たずに理不尽に怒鳴りつけた挙句さらにケットシーの首を絞める手に力を入れる。 それと同時にケットシーは今自分の首を絞めている目の前の奴のオーラに気づく。 それは彼の世界で言う魔王や魔神、邪神に近いものであった。 「問答無用、ジムの敵は我輩の敵であることを思い知るであります。うおおおおおおお、ろっしょおおおおおい!!」 気合いの雄叫びと共にケロロはケットシーの首を持ち上げ、窓ガラスの方へと全力投球を放つ。 ケットシーは首を持ち上げられ抵抗できないまま窓をぶち破り外に放り出される。 舞い散る硝子と共にケットシーの身体は自由落下をしていく。 先刻、彼が手をかけた女の人生を辿るかのごとく… そして残されたケロロは… 「我輩のジムを狙っておいてこれで済むと思うなよ。その首をへし折ってやるであります」 窓から声高らかに宣言しケットシーの元へと向かって行った。 ……階段で確実に。 修羅化したとはいえ甘さが残っているのは、ケロロ小隊故か。 ◇ 「ゲホゲホッ、まーたまたアンラッキーな出会いをしてしまったぜ。もしかして今日の出会い運サイアクー?」 そう呟きながらケットシーは起きあがろうとするが、全身に痛みが走る。 「オイラただマグネタイトが欲しくて甘い奴をKILLしてきただけなのに、こーんな目に遭うなんて世の中嫌なこと多すぎるぜー」 ケットシーは強い雨に打たれながら大の字に倒れ愚痴をこぼす。 彼が手をかけた兎に比べると骨折していない分だけましではあるが、彼自身は知らぬ存ぜぬという感じであった。 「ん?ヤッベー、まさかアイツがここに来る?しつこすぎてアイツ嫌われ者確定―、だけどオイラはこのグッドアイテムでさっさとエスケープできんだぜー」 雨音によりほとんどはかき消されているもののほんの僅かにドドドドドという音が再び彼の耳に届く。 ケットシーは全身の痛みに耐えながらキメラの翼を取り出す。 と同時に緑の鬼神が姿を見せる。 「今更そんな羽なんて飾りなんだよおおおぉぉ!」 ケロロはケットシーを見るや否や止めを刺さんとするが如く、叫びながら恐ろしい早さで突進を繰り出してきた。 その勢いはどこからか『何とかトリニティアターック』とか聞こえてきそうなものである。 突進の勢いによる渾身の右ストレートがケットシーを襲おうとする刹那… 「できるだけ……ここから遠くにエスケープだぜー!」 その言葉と共にケットシーの身体は空高く舞い上がる。 その一方ケロロの拳は虚しくも空を切る。 「ヒャッハー、アイキャンフラーイ!」 そのままケットシーは『遠く逃げれるところ』へとワープする。 一方再び取り残された蛙修羅ケロロは… 「ちっくしょおおお、しかし我輩のジムを狙うものを生かしたままにしておけるものかあああ!」 ジムを狙う刺客を追い学校を発つ。 刺客であるケットシーが飛んで行った方角へと… 【C-4/校庭/1日目/日中】 【ケロロ軍曹@ケロロ軍曹】 【状態】ガンプラ破壊によるマジギレモード 【装備】なし 【道具】なし 【思考】 0:こんな世界、焦土にしてやらぁ……!! 1:ジムを狙うものは皆殺しじゃあ!! ※キレて暴れている所為で、いろいろなことを失念しています。 ※ピカチュウ、キラーパンサー、オカリナをゲームに乗ったと誤解しています(名前は知らない) ※ピカチュウ、キラーパンサーの言葉は通じないようです。他は不明。 ※キュウビに宇宙人の協力者がいるか、キュウビ自身が宇宙人であると考えています。 ※会場の施設は、全て人間が以前使用していた物と考えています。 ※ぼのぼのと情報交換をしました。 ※給食室に、加藤清澄@バキの死体があります。 ※給食室の加藤清澄を重要人物と考えています。 ※第2放送は耳に入っていません。 【ケットシー@真女神転生if...】 【状態】:疲労(中) 、帽子なし 、全身にガラス片が刺さっている 【装備】:まぼろしのてぶくろ@MOTHER3 、デザートイーグル@真女神転生if...(コロナショット@真女神転生if...(12発)) 【所持品】:支給品一式、和道一文字@ワンピース、雷の石@ポケットモンスター、拡声器、折れたシャムシール@真女神転生if...、 巨大キノコ@スーパーマリオシリーズ、グリードアイランドカード(追跡)@HUNTER×HUNTER 、 ケットシーの帽子@真女神転生if...、フィジカルミラー@ペルソナ3、カマンベールチーズ@現実 ヒョウヘンダケ×3@ぼのぼの、キメラのつばさ*1@DQ5、伝説の剣のルビー@ハーメルンのバイオリン弾き エルルゥの毒薬@うたわれるもの(テクヌプイの香煙×5、ネコンの香煙×5、紅皇バチの蜜蝋×5、ケスパゥの香煙×5) 【思考】 基本:生き残る。ゲームに乗るかキュウビに逆らうかは他の参加者をよく確かめてからにする 1:ワープした先で休憩する。 2:余裕があれば首輪の解除をする。 【備考】 ※雷の石をマハジオストーン@真女神転生if...と勘違いしています ※まぼろしのてぶくろを防具と勘違いしています。拡声器を攻撃アイテムと勘違いしています。 ※魔法の制限の可能性に気づきました ※グリードアイランドカードの使用法を聞きました ※オカリナ、ヒグマの大将、グレッグル、ミュウツーの情報を聞きました ※帽子をかぶった猫のことを自分のこととは思っていません。 ※カマンベールチーズは楽俊に支給された食料です。 ※第2放送は禁止エリアの場所以外適当に聞き流しています。 ※キメラの翼の移動先はケットシーが行った中で一番最後に立ち寄っているホテルのようです。 時系列順で読む Back 雨の降る昼、いったいどうする Next 俺の背丈追い越して、いつかはお前もいっちょ前 投下順で読む Back とても優しい瞳をしてたあなたが歌う―― Next 俺の背丈追い越して、いつかはお前もいっちょ前 091 でもそれは大きなミステイク ケロロ軍曹 ひとつ火の粉の雨の中 091 でもそれは大きなミステイク ケットシー
https://w.atwiki.jp/karirakenpedia/pages/125.html
河田友二郞はライトノベル作法研究所の感想人、掲示板・チャット利用者。 過去二回、夏祭り企画08とバレンタイン企画09にて全投稿作品への感想制覇を成し遂げた。 解説 かつては感想人として、ほぼ暴言でしかない感想を立て続けに書いたことで顰蹙を買い、ヲチャーにも痛い厨房として認識される。 しかしこの手の人物としては珍しく、他の利用者からの注意が入ったことを機に比較的まともな利用者へと生まれ変わった。 感想人としては未だに辛口精神が残っているのか、高得点が続々入っている状況でも周囲に流されない。ただしそれが、確固たる自己の現れであるのか、嫉妬等の感情に基づくものであるのかは、余人に判断できることではないだろう。 ただし、そもそもの指摘内容のレベルはあまり高くない。 例:2009年04月22日 流離の転校生作・「星輝士 純輝」に対しての感想にこんな事を書いている。 (抜粋) 》逢魔が刻(とき)。 ▲逢魔って何? こういう曖昧な情報から始めるのはアウトです。 賢明なる読者諸氏は「逢魔時」あるいは「大禍時」が言葉として存在していることをご存知だろう。 そのことを知った上で「判り難いかも知れないからもう少し描写を伴うべき」とか「世界観にマッチしていない」などを指摘をするならばともかく…… まるで「この作品独自の設定ですか? きちんと説明してください」と言いたげな指摘である。 無知そのものの良し悪しは置いておくとしても、感想・批評を行う姿勢として、何の調査もせず思い込みで恥を晒すのはいかがなものか。 (星輝士 純輝・本文より抜粋) 》少女の身長は百七十を軽く越えている。かなりの長身だ。ただ背丈が高いだけでなく、しっかりとした骨格と鍛えられた筋肉の豊かな肉付きが感じられた。スラリとした美脚が大地に伸びている。驚くほど長く、太く、脹脛や足首の引き締まりきった美脚である。 》両腕を脇に垂らし、挑発的に実った双乳と秘部を隠そうともしない。長い黒髪が僅かに肌を覆うのみ。 》炎の光を反射する双眸に、羞恥心は皆無だ。 》静かな呼吸を繰り返すたびに、乳房がゆっくりと上下する。それによって肌の表面の黒くて細い線が微妙にうねる。蛇が身をくねらせているようだ。 この文章は稚拙ではありながらも、ことさら女体描写に力を入れる作家(例を挙げるなら菊地秀行)の影響を受けているのが明らかである。(転校生本人も過去、菊地作品が好きだと公言している) それを知らないためなのか、河田はこう記している。 ▲全部無駄。しかも情報の出し方が下手で曖昧。切る。 ▲こういう文章書いて恥ずかしくないのかなぁ……ホント、滑ってますよ。無駄。切る。 ▲恥ずかしいから切る。視点保有者は変態ですか? ▲やっぱり変態ですね。無駄。切る。 確かにくだんの文章は「ライトノベル的にどうか」と議論はあると思うが、プロ作家の手法も河田にかかってはかたなし、である。 なかなか理解できない感想かもしれませんが、わからないところや質問があったらしてください。知ったかや理解したふりは勘弁……。ちなみに、これ以上は読む気になれませんでした。技術を疎かにしてぽんぽん書いてダメですよ。 これは同感想において河田友二郞が綴った言葉である。 「知ったかや理解したふりは勘弁……」 「技術を疎かにしてぽんぽん書いてダメ」 これらを河田友二郞本人の自戒として書いているのであればよいのだが……。 関連 河田式ラノベ理論