約 374,337 件
https://w.atwiki.jp/matesaihai/pages/10.html
第一次名都聖杯戦争 参加マスター 蠱繰雛 巫蠱(こくりびな ふしあわせ) ふつうの小学生 月束 樒(つきつか しきみ) 赤烏 素色 ロイザ・ファースラルツェ 電脳症候群 融原 心優(ゆうはら みひろ) 今滝 形見 閣加 九鹿
https://w.atwiki.jp/chddd/
情報が知りたい奴の為の公式サイトができたZOY 番組表を見るZOY ↓ 番組表 DDDの迷作収録ZOY CH DDD DVD お申し込みは0120-333-DDD ch.デデデの面白いcm集ZOY cm集 ↓ホーリーナイトメア社からのありがたい広告ZOY
https://w.atwiki.jp/grailwar/pages/119.html
聖杯で叶えたい事、聖杯戦争を通して実現したい事、等々。 LAW-CHAOSやLIGHT-DARKのように同盟の可否を決める。 願い事は任意で作成可能。 遭遇フェイズでマスター(PL)は容姿と同時に願い事を宣言する。 願い事の内容が対立するマスター(PL)と同盟を結ぶ事は出来ない。 状況に併せて、願い事の内容は変更しても良い。 サーヴァントや他の陣営に感化された、発狂した、等々。 円滑に進行する為、相手の願い事の内容を予め知っていた、という風にロールしても良い。 監督役から聞いた、噂で聞いた、雰囲気で察した、状況から判断した、等々。 ロールの内容はマスター(PL)に一任する。 願い事例 聖杯の力で失われた魔道書を復元したい 聖杯戦争勝利の栄光と名誉を得て御家復興したい 強い奴と戦いたい 聖杯戦争で死者が出る事を食い止めたい 僕は新世界の神になる リア充爆発しろ 願い事宣言例 監督役: 【遭遇フェイズ】へ移行しました。 マスターA: 【容姿】真紅のコートに身を包みんだ優男。間の抜けた笑顔を浮かべている。 【願い事】一人の死者も出したくない。 マスターB: 【容姿】巨大な十字架を背負った男。殺気を隠そうともしない。隙を見せれば、やる気だ。 【願い事】どんな手を使ってでも、必ず生き残って、あの場所に帰る。
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/538.html
358 名前: 隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM 投稿日: 2006/10/28(土) 04 57 59 バゼット・フラガ・マクレミッツは考える。 数日前に訪れた教会のことだ。 与えられた情報は多くはない。 だがその事、その情報の解析だけを考える。 その間外界の情報は遮断される。 新たに召還された数騎のサーヴァント。 昼も夜も戦いを止めぬ者達。 遂に出てしまった民間人の犠牲者。 召還された数種のイレギュラーサーヴァント。 復讐者、アベンジャー。 将軍、ジェネラル。 僧正、クレリック。 想いは複雑だが、それでも彼女は戦いを、試練を待ち望む。 それは弱さを自覚する己を強くすると、彼女は考えている。 惜しむらくは、その考える場所が本来穏やかな夕食時の茶の間であると言うことであり、 その本来穏やかな場所と時間が現在、途方もない修羅場であると言うことだけだ。 夕食の準備の時間こそ多少大人しくスコッチエッグの挽肉を捏ねる作業を手伝ってはいた(なのは嬢、フェイト嬢も手伝っていた)が、 イリヤ嬢の暴走は夕食の時間もまだまだ終わらなかった。 なんだろうか、私ですらいたたまれなくなる。 「はい、シロウ、あーん」 なんてやられていたらそうもなろうというものだ。 茶の間はある意味で緊迫している。 笑い声はあるが誰も目が笑っていない。 特に遠坂嬢、間桐嬢は気配が違う。 なんというか、背後の空間が歪んでいるかのようだ。 なのは嬢は心配そうな目で食卓を落ち着き無く見渡している。 自分の感情がどうこうではなく、食事を楽しく頂けないのは良くないという瞳をしている。 フェイト嬢は、そんななのは嬢を心配げに見つめている。 他の面々は……バゼット氏と蒔、藤村教諭以外の食が進んでいない。 それはそうだろう、この状況下で食事を決行できる人間は相当肝が太いか無神経か、もしくは餓死寸前でもなければ不可能だ。 「さ、今度はシロウがあーん、ってやって」 その瞬間、確実に部屋の温度が2度は下がった。 冷戦期のキューバや第一次大戦前のサラエボに住んでいるような気分だ。 気分的にはまだ紛争地帯の地雷原でインターバル走をしている方が楽かもしれない。 イリヤ嬢の期待に満ちた眼差し。 遠坂嬢の敵意に満ちた眼差し。 間桐嬢はイリヤ嬢達を見てもいないが殺意に満ちている。 その眼差しの末、何も言うことはなかったが、イリヤ嬢の口元に春巻きを運んで食べさせた。 ……温度はさらに下がったな。 瞳嬢など箸を置いてしまったぞ。 料理の味は決して悪いわけではない。 むしろ下手なレストランなどよりも上等な出来である。 ……純粋にこの味を楽しめないのは非常に心苦しい。 だがこの緊迫感の現況であろうイリヤ嬢はどこ吹く風で離れることはなさそうだ。 ……実に心苦しいことだが。 用意された夕食は3分の1以上残されたままとなってしまったようだ。 残り物の処遇:「それで、この残り物はどうするね?」夕食後に家主に尋ねてみることにした。。 泊まり部屋の準備:「おーいえみやー、私の部屋はどこだ部屋はー」たっぷり三杯もおかわりした蒔が言った。 甲斐甲斐しいお手伝い:「ごちそうさま衛宮君、何か他に手伝えること無いですか?」皿を洗いながら由紀香が聞いた。 デザートを作ろう:「よーし、しろー、デザートー」まだ食べるんですか藤村教諭。
https://w.atwiki.jp/rowacross/pages/125.html
派呂炉和市。日本のどこにでもありそうな、平凡な都市。 今ここで、ひとつの戦いが起ころうとしていた。 戦いの名は、聖杯戦争。 ある者は理想のため。ある者は野望のため。英霊たちとそのマスターは、闘争に身を投じる。 先生「セイバー、君は何を望む。」 ハクオロ「若き乙女たちが、その手で他の命を絶つことのない世界を……」 アニなのは「どうしてこんなことを……。あなたは私じゃないの?」 LSなのは「あなたが知らない現実を、私は知っている。ただそれだけなの」 ニコかがみ「気は進まないけど……。ランサー、やっちゃっていいわ。」 阿部「いいのかい? 俺はノンケでもかまわず食っちまう男なんだぜ?」 詩音「悟史くんのためなら、私はなんだってしてみせる」 名雪「死んで。<暴走する鉄の機関車>」 三村「おまえみたいな魔女を信じた俺が馬鹿だったよ……。ここからは俺一人で戦い抜く!」 漫画かがみ「待って! 話を聞いて!」 沙羅「本当に、まだ動かなくていいの?」 KuKio「あなたはアサシンでしょう、姐さん。アサシンが動くのは、確実に相手を殺せる一瞬だけでいい」 カオスかがみ「あなたの本当の狙いって……何?」 ことみ「さあ……?」 最後に笑うのは、誰だ。 花子「うほ?」 アニかがみ「なんでマスターがゴリラなのよぉぉぉぉぉ!!」
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/552.html
785 名前: 隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM 投稿日: 2006/11/10(金) 04 19 14 とりあえず、風呂から出たことだし、少しぬるめのお茶でも煎れようと思っていた。 茶の間に誰が居るかだけ確認して人数分―― 「なんでさ?」 ドレス姿の蒔寺が立っていた。 一見すればメタリックシルバーを基調とする、ビジュアルバンドのような派手さのみを強調されたドレスだが、 不思議とシックさを兼ね備えた逸品である事を理解する。 その秘密は恐らくドレス全体に施された帯状の色彩にあるのだろう。 首から腰に向かう不思議な色彩はどこか高貴さを感じさせる、暖かみの上に立つ黒色である。 ドレス所有者であろうルヴィアと、蒔寺の短い髪を楽しげに弄くり倒しているキャスター。 二人はもうなんというか超絶にノリノリである。 ルヴィアは次のドレスを見立てているし、キャスターは後ろに立って着付けと髪のセットを同時にこなしている。 「衛宮、どうした?」 茶の間の入り口で固まっていると、氷室が脇からひょいと茶の間を覗き込んだ。 そして固まった。 「どうしたの、シロウ」「士郎、一体どうしたのよ?」 そして更に後ろからイリヤ、遠坂が茶の間を覗き込み、見事に固まった。 「な、なんだよぅ、笑えよぅ、似合わないのは分かってるから、固まってないで笑ってくれよぅ!」 言葉の終わる頃にはうきーと暴れ出す蒔寺。 「あー、ほら、楓、暴れると髪が乱れるから、暴れないで」 キャスターが髪の毛をキープしながら後ろに張り付く。 ……器用だなぁ。 それにしても幸か不幸か、ルヴィアの用意した無数のドレスは、どれもこれも外見からは想像も出来ないほどアクティブな仕様らしい。 ピッチリとした見た目にもかかわらず、間接部は体操服のように十分な余裕を持って暴れる身体を包んでいる。 「いや、結構似合ってるぞ、蒔寺」 普段とのギャップでもの凄い違和感はあるけど。 「うんうん、私は普段のカエデって知らないけど、可愛いわよ?」 「ああ、可愛いな」 「な……なー!」 おお、動揺している。 「こっ……こっ……こっ……」 ニワトリ? 「……この色情狂め!」 なんでさ。 延髄への強烈な跳び蹴りを食らいながら思った。 振り抜いた跳び蹴りは良い感じで衝撃を脳天に伝えて意識を弾き飛ばす。 だがそれだけの跳び蹴りをしてもなおドレスは破れる事無く身体を包む。 そしてキャスターも跳び蹴りに合わせたジャンプで跳び上がり髪の毛のセットを終えた。 ……って、凄すぎるだろう。 薄れる意識の中でそんなことを考えた。 「どんだけ自然にこっちの顔赤くさせんだあんたって奴ぁー!」 倒れ込む身体をもう片方の足のハイキックで逆方向のベクトルを与える。 続いて踵落としを心臓に向けて叩き付ける。 なんというか、吹き飛ばされた意識が一気に戻るほど痛いです。 「いや、蒔、これ以上やると死ぬぞ」 「えぇい、構うもんかい、こんな天然エロスを放っておいたら世の中みんなで衛宮の血筋を誕生だい!」 ちょっと日本語が変ですよ蒔寺さんや。 「でも、実際似合う物ですね……予想外なほどに」 そういえばルヴィアの服装がドレスじゃなかったような気がする。 アレは……蒔寺の服だろうか。 「だったら……このドレスなんかどうかな? 派手系はいくつかやったし、シック系も似合いそうじゃない?」 「それなら……青系統の色よりもむしろこっちですわね、シンプルな純白は私の好みでもある事ですし」 「あ、アンタらそれは……ウェディングドレスだろー! 相手いねーっつーの!」 蒔寺は、ノリで『ドレスを着てみたい』と言ってしまった数時間前の自分の言動を激しく後悔していた。 「? そこにいるじゃない」 何言ってるの? と言わんばかりにキャスターが首をかしげ。 「ええ、そこに転がってますわ」 ルヴィアもそれに同意した。 「なー!」 黒豹の白ドレス装備形態:「……よし」気付いたらスーツに着替えさせられていた。 黒豹がスケスケ:「じゃ、それが嫌ならこれと言うことで」「ス、スケスケー!?」絶叫が耳に響いた 開戦のベル:「……残念、時間切れだ」有り得ざる警報が鳴った
https://w.atwiki.jp/grailwar/pages/108.html
TRPG聖杯戦争はFate/stay nightの二次創作です。 TYPE-MOON Official Web Siteでは著作権について次のように述べられています。 2 / シナリオについて TYPE-MOONの作品で使用されたシナリオの、長文に渡っての引用を禁止させていただきます。(二次創作の為のシナリオ本文の脚本化、他国語への翻訳も同様となります) なお、TYPE-MOONの作品で使用されたシナリオの一文の引用や、シナリオをモチーフに二次創作者が自ら書き起こした文章の使用は問題ありません。 6 / その他 企業等が許可無く、営利目的の二次創作を行う事を禁止させていただきます。 TRPG聖杯戦争はシナリオをモチーフに二次創作者が自ら書き起こした文章である為、又、営利目的の二次創作ではない為、問題ないと考えます。 TRPG聖杯戦争の公開に問題あるようでしたら管理人までご連絡下さい。早急に対処致します。
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/570.html
483 名前:隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM 投稿日:2006/12/04(月) 04 49 07 煙の方向。 戦闘機――F-14の内の一機――は墜落時に爆発し、黒煙を上げている。 建物がそう多くない郊外ならば夜でも見えないわけではない。 二人は目立たぬよう、飛行魔法の応用、低空をスキップのように跳ねて行動していた。 高速で行動できるし、一瞬だけ見れば走っているのと区別はつかない。 「……学校、みたいだね」 「うん、家に落ちなくて良かったね」 墜落場所はぶどうが丘高校の校庭だ。 可能な限り最後まで立て直そうとしたのか、水平に落下し痛々しく痕跡を残していたが、部品はそれほど散乱していない。 建物への損害は無いことから、ここでの隠匿はそう難しくなさそうだ。 そんな状況だったから、二人の視線が炎上している機体の側に立つ老人に向けられたのは当然であった。 「あの、おじいさん? こんな所にいると危ないですよ?」 なのはが呼びかける。 その言葉で、視線を二人の少女に向ける。 「君達こそ、このような時に夜歩きとは感心しないな」 優しげに、そして楽しげに老人は微笑んで言った。 「ご、ごめんなさい」 確かに時刻は深夜と言っても良い時間帯だ。 「ま、それは良いとしよう……君達はこれが落ちるのを見ていた、と言うことかな?」 「ええ、そうです、それで、気になって」 フェイトが言う。 嘘ではない、確かに気になったのは事実だからだ。 「……本当にそれだけかね?」 視線が変わる、少しだけ厳しい物へ。 気配が変わる、好々爺から的を狙う弓士のように。 それに対する反応は過剰だったかもしれない。 跳び退き、デバイスをスタンバイからアクセルとアサルトへモードを変更する。 「ふむ、やはり君達は戦士か」 少しだけ残念そうに老人が言った。 「聞こう、君達は積極的に相手を排除する予定はあるかね? 例えば『魔術師でもなく巻き込まれただけ』のマスターを」 その表情は、二人の心に強く刻み込まれた物と同じ。 かつて戦った者達と同じ、守りたいという固い決意を秘めた物だったからだ。 「私達は、そんなこと絶対にしません、戦うのは、仕方ないときと、戦わなければ分かり合えない時だけです!」 力強く宣言する。 「……それは例えば、『誰かを殺す』事に何の躊躇もない輩が現れた時かね?」 「そんな事は……させません!」 力強い宣言、だがそれに感銘を受けた様子はない。 ただ、そこに感じ入る物はあったようだった。 「……よかろう」 老人は敢えて無防備な背中を見せた。 「私も、無駄な戦いは嫌いなのでね、避けられる戦いは避け、唯私の主を守るのみだ」 そうして彼女たちから遠ざかっていく。 「ただし、もし私と私の主を倒そうというのならば受けて立つ、その時は死を覚悟して来たれ」 その小さな老人の背中に、二人は途方もない天険の山を見た。 「……驚いたね」 完全に立ち去ったのを確認してから深呼吸し、フェイトが呟く。 背中に汗が流れているのを感じる。 緊張で流れたのだ。 「うん、なんだか、ものすごーく緊張したね……学校とか塾の先生に怒られているみたいだったね」 デバイスをスタンバイモードに戻す。 「……それじゃあ、士郎さん達の方に合流、しよっか?」 「うーん、一回凛さんの所に行った方が良いかも」 遭遇再び:「待って……何か来た」 教会へ:「それじゃあ一度凛さんの方に合流しよう」 市街地へ:「いえ、やっぱり士郎さん達のほうに合流しよう」 住宅地にて:(視点変更)
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/542.html
512 名前: 隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM 投稿日: 2006/11/01(水) 04 28 01 浴槽の中で少女二人がはしゃいでいる。 湯の温度で暖まるためには浴槽の中に居る必要がある。 そしてはしゃいでいるのが二人で、風呂場の中には四人。 必然的に、もう一人、三枝さんと隣り合う格好となる。 多少狭いが、それに文句を言うことは不可能だ。 不可能というか、無理だ。 何も話せない。 何か話したら大変なことになる。 藪蛇、と言う言葉があるが、多分出てくるのは蛇ではなく竜とか神秘の類だ。 その位、危険なほど接している。 視線を三枝さんの方に向ける訳にはいかないし、だからといって顔を逆に向けるというのは、体がより接することになる。 先に上がる、と言う選択も難しい。 なんというか、その、様々な事情で、下半身とか。 三枝さんも似たような状態なのか、動くことが出来ず、声を発することも出来ず。 結果、二人が遊んでいる様を眺める事になる。 微笑ましい光景ではあるのだが……正直、風呂場を覗いている気分だ。 お互いの顔にお湯を掛け合っていた二人だったが、突然顔を見合わせ、笑みを見せ。 『えいっ!』 お湯を掛けられた。 「な、なにするのー?」 「あはは、遊びましょーって事ですよー」 ある意味これも渡りに船かもしれない。 「よ、よーし」 風呂桶を手にとって湯を掬い取り、思い切り二人に掛ける。 「は、反則ですよー」 驚いたのか、顔にかかった湯を手で払う。 笑って誤魔化してもう一回。 そうなったらなのはもフェイトも認識は殆ど同じ、手でいくらやっても桶の容量には届くことはない、ならば桶を手にするのみ――! なのはが床に転がる桶に手を伸ばし、フェイトが士郎の手にする桶を狙う。 桶の攻撃力を奪ってしまえば圧倒できるという認識と二人という人数を相手にするには桶が不可欠。 「おりゃー!」 すくい上げるように真下からフェイトの顔にお湯を掛ける。 驚いてお湯の中に倒れ込むフェイト。 戦果を確認することもなく、続いて桶を手にしたなのはに思い切りお湯を振りかけ―― 顔面にお湯が炸裂した。 何事かと確認すると、三枝さんが桶を掴んで微笑んでいた。 鼻の中に入ったお湯を鼻柱を押さえて絞り出すと、何故か笑いがこみ上げてくる。 それは四人に共通する感覚だったのか、風呂場で爆笑する。 そしていろいろなことを忘れて、お湯を掛けてじゃれ合う。 笑ったままお湯を食らって咳き込むなのは。 どこに行ったかと思ったら頭の上から一気にお湯を掛けるフェイト。 お湯を浴槽に補給に行ったら前後からお湯を掛けられてふらふらする三枝さん。 ともかく、思わず笑ってしまうような、ほのぼのとした幸せな時間である。 族長!(オサ) 族長!(オサ) 族長!(オサ):脱衣所で歯を磨いていたキャスターが様子を見ようとドアを開けた なっ 何をするだァ――――ッ!!:風呂から出ると、今、まさに風呂に入ろうと服を脱いでいるバゼットさんがいたという おれたちにできない事を平然とやってのけるッ:風呂場から廊下に出ると……「あれ? 先輩?」桜が驚いた表情をしていた。 そこにシビれる! あこがれるゥ!:風呂場から茶の間へ向かう途中の部屋で「ぬあああ! 我ながら似合わねー!」蒔寺とルヴィアが服を交換していた 君がッ 泣くまで! 殴るのをやめないッ!:四人で連れ立って茶の間に戻ると、氷室とイリヤ、それに遠坂が驚いた表情を見せた
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/675.html
357 名前: 隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM 投稿日: 2006/10/01(日) 02 24 42 「き、切嗣の娘だよ」 言ってみたら、全員がなんだか凄い顔になっていた。 というか何故こんな事を。 ええぃ、これが霊長の意志か!? 一方キャスターは目が点になっている、目で合図する、頼むから話を合わせてくれ。 そして、藤ねえは……なんだろう、形容しがたい表情だ。 例えるならば、そう、あれだ。 ヒーロー物で敵のボスが「何者だ、つまみ出せ!」って言ったら酒のおつまみを出されたような表情だ。 つまるところかつて見たことがない顔になっている。 キャスターを抱きしめたまま、ゆらりと立ち上がる。 えーっと、藤ねえってばそんなに力持ちでしたか? というかキャスターがもの凄く困ってますよ? 立ったまま歩いていく、焦点はまるで虚ろだ。 どこへ行こうというのだ藤ねえ? 何てことを考えていると縁側で立ち止まると、突如奇声を発した。 「な、なにごとー!?」 誰かの声が聞こえるが誰の声かまるで分からない、というか、これは藤ねえの叫びなのか? なんというか、怨霊付きというか、妄念とかそう言う物が宿っていそうな感じだ。 耳を塞いでもまるで筒抜けだ。 キャスターは……ああ、もう完全に目を回して気絶してるよ…… そりゃあもう突然あんな至近距離でこんな破壊的ヴォイスを聞かされたらそうなるよなぁ。 破壊ヴォイスは数秒のはずだが、脳を揺るがすのに十分すぎる程であった。 藤ねえが縁側でぜーはー言っている。 近所迷惑も構わず極限まで叫んだらしい。 桜は……ライダーに引っ張られて台所まで避難していたが、音と引っ張られた衝撃で気絶してしまっているようだ。 ちょうど昼の映画の佳境で「衛生兵! えーせーへー!」って声が流れてくるが丁度そんな状況が似合っている。 正直藤ねえになんかこう、睡眠薬でも打ち込んで落ち着いて貰いたい。 と、そんなことを考えていたら。 藤ねえが膝も曲げずにキャスターを抱きしめたまま空中でスパイラルしながら襲いかかってきましたよ? 立ったままの姿勢、いや、姿勢は関係ない、膝だけであんな跳躍をおおおっ? 士郎に抱きつき、キャスターも抱きついたまま床を回転する。 「ふ、藤ねえ、落ち着け? な?」 抱きつかれたまま藤ねえを宥める。 ふと気付くと、泣いていることに気付いた。 「藤ねえ?」 突如現れた憧れの人の娘という怒濤の展開で混乱しているのだろうか? 「ひどいよぅ切嗣さん……」 いかん、マジ泣きだ。 「ふ、藤ねえ、泣きやんでくれ……頼むから」 「赤ん坊孕ませたかったなら私はいつでも良かったのにー!」 「ちょっと待て藤ねえ、その発言は様々な意味でヤバイぞ!」 キャスターの年齢 外見 から計算したらその頃藤ねえは義務教育時代、下手したらティーン前じゃないのか? そしてキャスターが押し倒されてヤバイ事になってる、ヤバイ事になってるよぅ藤ねえ。 具体的には藤ねえの胸で鼻と口塞がれてる。 男ならば世界で一番幸福な死に方かもしれないがキャスターは女の子でなおかつ気絶している。 「切嗣さんの忘れ形見があれば今よりもっと楽しいのにー、ええぃこの際士郎にこの場で」 「ええぃ、落ち着けこの虎」 肩を掴んで起き上がらせる。 そして前後にシェイクする。 次に頭を掴んで、正面を向かせる。 「混乱してるのはよく分かったから、人の目を見て、落ち着いて話してくれ」 藤ねえの瞳に焦点が戻り—— メメタァ:「んにゅ」ぶっ倒れた 貧弱貧弱ゥ:「し、士郎ー」抱きつかれた ズキュウウゥン:思い切りキスされた