約 374,340 件
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/701.html
545 名前: 隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM [sage 五日目・昼:桐原直樹] 投稿日: 2007/05/08(火) 04 58 07 家が崩れ落ちた瞬間を覚えていた。 あの瞬間の、優しく力強い手の平の感触を今も覚えていた。 本当はあの時『自分』も死ぬはずだったのだ。 崩れ落ちた瓦礫に挟まれた『桐お姉ちゃん』の姿は、忘れることなど出来るはずがない。 家の残骸に火が付いているのに助けられなくて、泣きじゃくっていた自分の頭を、唯一自由な右手で軽く撫でてくれたあの感触が忘れられない。 「ねえナオちゃん、大きくなったら何になりたい?」 ナオちゃんと呼ばれるのは好きじゃなかったけど、あんな中でそんなことを言って微笑んでくれたその姿は目に焼き付いている。 「正義の味方に、なりたい、桐お姉ちゃんを、助けられるような、正義の味方に……なりたいよ」 泣き続けていたけれど、不思議とちゃんと言えた。 「うん、それじゃあ頑張らないとね、ナオちゃん」 頭を撫でていた手が離れる。 「それじゃあ、正義の味方、警察のお兄ちゃん達を呼んでこられる?」 「うん、うん……うん……」 まるで機械のように何度も何度も頭を縦に振り続ける。 「それじゃあ……よーいどん、だよ?」 それでも、最初の一歩を踏み出せなかった。 火が近くまで来ていて、熱かったけれど、それでもお姉ちゃんの近くを離れられなかった。 「ほら、よーい、どんっ……」 笑顔で、優しく胸を押されて一歩を踏み出し、あとのことは余り覚えていない。 ただひたすらに全力で走り続け、そこで記憶は途切れていた。 気付けば病院のベッドに寝転がっていた。 そして、止めようもなく涙が再び溢れてきた。 二度と会えないんだと、子供心に分かったのだと気付いたのは、『桐原のおじちゃん』達が病室を尋ねてきたのと同じ頃だった。 ――桐原直樹は旧姓を佐藤と言い、12年前肉親達を失うまで佐藤姓を名乗っていた。 そしてその後努力し、高校卒業後S市で警察官となった。 元より出世欲はなく、街を守る正義の味方の一人として生きていこうと決めたのだ。 そして、この数週間S市で頻発する様々な事件を警察官として、休暇の内は市民として追う内に、偶然見かけてしまったのだ。 英霊同志の戦い、聖杯戦争を。 目撃した戦いはすぐに終わってしまった。 「魔法使いシャルロット・ジャルディノの名を覚えて逝きなさい、魔術師」 戦い二人の後ろで微笑む女性の声はぞわりとするほど蠱惑的で。 気付かれた、と思ったときには既に切り裂かれていた。 「あらあら、お気の毒ですこと、でも光栄に思いなさい、魔術師でもないただの人間の分際で偉大なる魔法使いの姿を見られたのだから」 そう言いながら去っていく女の背中に、無性に怒りを覚えた。 あの女がこの事件の重要参考人だと、勘が告げている。 だがそれでも身体は動かなくて、余りの無念さで、残る力を振り絞るように歯噛みする。 思い出すのはこれまでの人生のこと。 無力故に失ってしまった、格闘家でもあった『お姉ちゃん』の言っていた『力なき正義は無力なり、正義無き力は暴力なり』と言う言葉を強く思う。 そして「力が欲しい、死にたくない」と心の底から思った時。 目の前に男が立っていることに気付いた。 546 名前: 隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM [sage 五日目・昼:セイギノヒーロー] 投稿日: 2007/05/08(火) 04 59 41 気付けば『彼』は英雄になっていた。 ただ熱心に職務に励んだだけだった彼は、気付けば『そこ』に佇んでいたのだ。 彼には名前がなかった。 正確には英霊としての彼は、名前を失っていたのだ。 名前を伏せたまま全世界に伝播した『彼』の英雄としての功績は、神代の英霊とはほど遠く、余りにも小さすぎた。 雪の降る一月、『防衛隊』が国会議事堂を占拠し、国家転覆を目的としての12箇条要求を突きつけた。 それに対し東京警察本部は強襲部隊を派遣するものの、相手は国家防衛を担うべき部隊であり、大損害は避けられなかった。。 だが彼は単独で突入し、議事堂を占拠した防衛隊を殲滅し、のみならずクーデターの首謀者を追い詰め、ついには撃破さえしてしまった。 この功績だけであれば、もしくは顔や名前がメディアに露出していれば、そうなることはなかっただろう。 だが彼自身はそれを否定した、英雄として担がれる事を拒否したかったが故に、警察の報道官を通じて以下の声明を発した。 「私自身は他の同僚と比し、運が良かったのみであり、警官としての職務を果たしたに過ぎません。 故にその功績をして称えられるべきは個人ではなく、組織であるはずです」 皮肉なことに、その声明は全世界に向けて放送され、『彼』を部隊の総意として祭り上げる結果となった。 故に彼に名前はない。 元より特殊部隊は突入時には犯人を殺害することが前提であった事もあり、人を殺すという『職務』に躊躇はあまりなかった。 ただ一人の守護者として世界に仕え、その職務に励む内に、その胸の内に新たな思いが生まれていった。 『名前が欲しい』と。 皮肉なことだが、名前を出すことを良しとしなかった彼は、どうしようもなく名前を欲しがるようになっていたのだ。 故に、この召還に応じた。 だが、目の前で倒れている男は、恐らく手遅れだと理解した。 少なくとも、機材もないこの状況で自分一人では救えないと理解した。 そして、この男がマスターだということも理解した。 故に申し出た。 「霊体である私と融合することでお前は生きながらえる、しかし、お前はお前でなくなるかも知れない」と。 それに対して桐原は条件付きで受け入れた。 「暗躍している奴ら……魔術師を捕まえるか、倒せるならばそれでも良い」と。 そうして二人の願いは、少しだけ歪んだ形で成就された。 名も無き英霊は桐原直樹という名前を得、桐原は魔術師に対抗する力を手に入れたのだ。 そして彼は幾人もの魔術師達と戦い抜き、そして今日敗れた。 だが彼に後悔はない。 『自分はもうこれ以上戦えはしないが、正義を貫く誰かがこの意志を継いでくれる』と信じて、満足げに逝ったのだ。 「――そう、だったんですか」 ヘブンズ・ドアーで破り取った『彼 ページ 』の話を、クロノ・ハラオウンは聞いていた。 内容を語る岸部露伴の顔も、良いネタを手に入れられたという喜びよりも、やりきれなさが浮かんでいた。 クロノはふらつきながらも、最早倒れて動かない彼の手を取る。 「貴方も、守られるべき人だったのですね」 無念さの余り、顔を伏せることしか出来ない。 もしかしたら、多くの人の良き隣人になれたかもしれない彼のことを思いを馳せれば、その心中はやりきれない思いで一杯になる。 「……人の巡り合わせも運命だ、って事さ……彼の死は運命で、彼はそれを乗り越えることは出来なかった」 クロノの肩に片手を乗せ、露伴が呟く。 「だが彼の人生は、僕が蘇らせる、作品上でね……僕にはその位しかできないからな」 「……そうですね」 その背中にマスターの接近を感じ、両手を胸元に開けると、クロノは立ち上がった。 そこに後悔はない。 彼のような悲劇をこれ以上生み出さないためにも、彼のことを心に刻んで、一度目を閉じ黙祷した。 かくしてS市における昼間の戦いは幕を閉じる。 時間を戻し、冬木市衛宮邸では だだ甘空間:台所にて甘い匂いが漂っていた 木刀鍛錬:道場にてセイバーが型の鍛錬をしていた 切嗣の残した種に関して:居間にて一成が眉間を押さえて動きを止めていた 投票結果 だだ甘空間:1 木刀鍛錬:1 切嗣の残した種に関して:5 決定
https://w.atwiki.jp/rowamousou/pages/2352.html
主従候補一覧①へ +【主】若狭悠里 【剣】黒死牟 【作者】Ay020SBM 【マスター】若狭悠里 【出典】がっこうぐらし! 【参戦時期】鞣河小学校を訪れて以降 【聖杯への願い】『かれら』の存在しない世界へるーちゃんと一緒に帰る。 【能力・技能】 料理や掃除など家事をそつなくこなす。 ゾンビが蔓延る世界でサバイバル生活の経験があり、注意を逸らす手段を発案する等対処能力もある。 反面、想定外の事態には弱く思い詰めやすい。 【人物背景】 学園生活部の部長。愛称は「りーさん」。 皆のまとめ役でしっかり者の少女だが精神的に脆い一面もあり、学園卒業後は幻覚を見るなどそれが顕著に表れた。 通り掛かった小学校で見つけた少女を妹と重ね「るーちゃん」と呼び可愛がっている。 少女の正体はただのぬいぐるみ。つまり妄想の中で少女を献身的に世話しているだけ。 聖杯戦争でもその状態は変わらず、命を懸けて「るーちゃん」を守ろうとしている。 【方針】 何があっても、どんな手を使ってでもるーちゃんだけは守る。 【クラス】セイバー 【真名】黒死牟 【出典】鬼滅の刃 【ステータス】筋力:B++(A+) 耐久:B(A+) 敏捷:A+ 魔力:D 幸運:E 宝具:B 【属性】混沌・中庸 【クラススキル】 対魔力:D 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。 騎乗:D 騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み程度に乗りこなせる。 【保有スキル】 鬼:B 鬼舞辻無惨に血を与えられて人外へと変貌した者。 セイバーは上弦の壱として長きに渡り君臨していた為、十二鬼月最高の身体能力と再生能力を持つが、 弱点である日の光やそれに準ずるものをその身に受けた時、聖杯戦争から退場する。 生前の最後の戦いで鬼である事を強く恥じ後悔した為ランクが下がっている。 痣者:B 『心拍数が二百を超える』『体温が三十九度以上になる』という一定の条件を満たし、身体に鬼の紋様に似た『痣』が発現した者。 肉体のリミッター解除能力で、身体能力が飛躍的に上がる。 寿命の前借りであるため、本来は例外なく二十五歳を待たずに死ぬのだが、セイバーは鬼となることで克服している。 本来は鬼を狩る者達の力であるが、セイバーは自ら鬼へと堕ちた為ランクが下がっている。 透化:A+ 精神面への干渉を無効化する精神防御、武芸者の無想の域としての気配遮断を行うことができる。 またセイバーの場合は鍛錬を重ね会得した、相手の体内すら透視する『透き通る世界』を見ることができ、 筋肉の動きなどから相手の動きを先読みして先手を取ったり、弱点を見破ったりすることが可能である。 【宝具】 『全集中・月の呼吸』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:100 鬼と交戦する為に編み出された身体強化の呼吸法とそれを前提とした剣術型、技は全部で16種類ある。 セイバーは強靭な鬼の身体能力を呼吸法で更に底上げし、上弦の壱としての戦闘能力を発揮する。 自らの血鬼術により、斬撃と共に大きさや長さが変化する三日月状の刃が無数に形成され、広範囲への攻撃が可能。 『異形化』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1 上半身から生えた無数の蜘蛛の脚と触手、左右非対称の歪な角、剥き出しの牙という異形の姿へ変化する。 ステータスが()内に上昇するが、太陽の光という弱点は変わらない。 セイバー自身はこの姿を生き恥と吐き捨て、余程の事が起きたとしても宝具の使用を拒否する程に嫌悪している。 【weapon】 体内刀 本人同様高い再生力があり折られても瞬時に修復する。 複数の刃を生やした刀も生み出せる他、全身から刃を生やす事も可能。 【人物背景】 十二鬼月・上弦の壱。 家と妻子を捨て、人間であることを捨て、子孫を斬り捨て、 侍であることも捨て、それでも日輪には届かなかった空っぽの鬼。 【聖杯への願い】 もう一度縁壱と戦い勝利する。 【コメント】 一部スキルは 181を元にさせてもらいました。 +【主】エイラ 【槍】市丸ギン 【作者】Z4A9g17o 【マスター】エイラ・イルマタル・ユーティライネン 【出典】ストライクウィッチーズ2 【参戦時期】 本編終了後。 舞台の都合上、世界情勢や年代が原作とは大幅に変わっているが故に、タイミングとしては原作では行く事の出来なかった(これについてはストライクウィッチーズ スターライトストリームのラジオドラマにて言及されている)扶桑(現実でいうところの日本、今聖杯戦争内では扶桑ではなく普通に日本になってるだろう)にサーニャと一緒に訪れてる最中を想定。 何らかの理由により聖杯戦争の存在を知り、巻き込まれる事となる。 【聖杯への願い】 無し。正確に言うと願いがない訳では無いが、聖杯に頼らず自分達の力で叶えたいと思っている。 【能力・技能】 未来予知 彼女の固有魔法。数秒先の未来を予測する事で敵の攻撃を回避したり、敵の動きを読んだり出来る。 この固有魔法により、作中ではシリーズを通して被弾数がたったの1(2期の6話でサーニャが投げた枕を回避出来なかった)である。 作中では鼻歌を歌いながらネウロイの放つビームの雨や狙いのつけられたライフルの狙撃を軽々回避したりしている。 しかし未来予知があるが故にシールドを使うのは苦手だった(防ぐまでも無く攻撃を避けれてしまうから、2期の5話までは実戦だと一度もシールドを使った事がなかった)が、最終的には克服を果たしている。 またスオムス(現実でいうところのフィンランド)空軍のトップエースであり、高い空戦技術も持つ他、昼夜を問わず前衛と後衛のどちらでもオールマイティーに戦う事が可能。 実はストライカーユニットの整備が得意。 【weapon】 スオミM1931短機関銃 彼女が本国から持って来た銃。 主に小型ネウロイ相手に使用されるが本人曰く「あれはちょっと重い」との事。小型ネウロイ自体が最近は出ないらしい為、後記のMG42が彼女のメインウェポンとなっている。 MG42 彼女が対ネウロイ戦で主に使用している銃。カールスラント(現実でいうところのドイツ)からの借り物。 大型のネウロイに有効打を与えれる程の威力を持つ。本人曰く「まさに万能機関銃とは、あれの事だね」との事。 Bf109 K4 彼女のストライカーユニット。こちらもカールスラントからの借り物。 【人物背景】 スオムス空軍飛行第24戦隊所属のウィッチであり、連合軍第501統合戦闘航空団ストライクウィッチーズ(501JFW)のメンバー。階級は少尉→中尉。 棒読みめいた口調が特徴で、飄々とした掴みどころの無い不思議な性格。タロット占いを趣味としている。 占い自体は未来予知を併用している事もあってよく当たる…が、何故か良くない結果ばかりを引き当ててしまう。 ダウンシングロットも扱え、こちらも結構当たっている。 悪戯好きな所があり、他の501JFWのメンバーの胸(主にリーネが被害に遭ってるらしい)を揉んだりしている。 同僚であるサーニャ・V・リトヴャクに友情以上の感情を抱いている…が、彼女が相手だと肝心な所でヘタレと化す為想いを告げる事は出来てない。 なんだかんだで面倒見が良く世話好きな一面があるが、今一つ押しが弱く、周囲の状況に流されてしまう事もある。 使い魔は黒狐。 【方針】 サーニャや仲間たちを聖杯戦争に関わらさせない。一般人には極力被害を出させない。聖杯戦争を止める。 戦闘の際は未来予知を活用して指示を行ったり、状況次第では銃を撃ったりシールドを使ったりする。 サーヴァントであるギンの事は「変な奴だな…」と思っている。 【クラス】ランサー 【出典】BLEACH 【真名】市丸ギン 【性別】男 【身長・体重】185cm・69kg 【属性】中立・悪 【ステータス】筋力 B 耐久 C 敏捷 A+ 魔力 B 幸運 E 宝具 A 【クラススキル】 対魔力 D+ 一工程(シングルアクション)によるものを無効化する。 そのままでは魔力避けのアミュレット程度だが、 一部防御系のスキル発動時はこの限りではない。 【保有スキル】 死神 D(A) 現世と霊界の魂魄の量を一定に保つ調整者。 通常人間には見えない存在だが、 サーヴァント等の霊的な存在、魔力を備える者、霊感が強い者には認識される。 同ランクの気配遮断とカリスマ、神性等を持つ複合スキル。 生前謀反人として処断されたこと、またランサーのクラスで召喚されたことにより、ランクが大幅に低下している。 斬拳走鬼 A 死神が用いる戦闘術の総称。 斬魄刀を扱う技術である「斬術」、体術を用いた近接格闘術である「白打」、 高速移動や魔力を足場にして空中での戦闘を可能にする「歩法」、 死神独自の魔術体系の「鬼道」の四つ。 このスキルはそれぞれの技術の平均値がランクとして適用されるため、 Aランクを備える者は死神の中でもトップクラスの実力を有していると言える。 反骨の相:A 一つの所にとどまらず、飄々として何物にも染まらない性質。 同ランクまでの「カリスマ」を無効化する。 人間観察 A 人々を観察し、理解する技術。 ただ観察するだけでなく、名前も知らない人々の生活、好み、 人生までを想定し、これを忘れない記憶力が重要。 【宝具】 『射殺せ 「神鎗」(いころせ しんそう)』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:100人 ランサーの斬魄刀の能力を解放した姿。 『射殺せ、「神鎗」』の解号と共に、瞬時に刀身を伸ばすことができる。 脇差100本分とも言われる射程の長さから『百本差し』の異名をとる。 『卍解 「神殺鑓」(ばんかい かみしにのやり)』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~99? 最大捕捉:1000人? ランサーの斬魄刀の真の力を解放した姿。 射程距離と伸縮のスピードが大幅に強化され、 それに伴いランクも上昇。 刀剣カテゴリの対人宝具の中でも最大級の射程を誇る。 『"死せ""神殺鑓"("ころせ""かみしにのやり")』 ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:‐ 最大補足‐ 神殺鑓の隠された能力。 神殺鑓の刀身は伸縮の際に一瞬だけ塵状になり、 刺し貫いた相手の体内にその欠片を残すことが出来る。 『"死せ""神殺鎗"("ころせ""かみしにのやり")』の解号と共に、 刃に封じられた、細胞を一瞬で溶かし崩す猛毒によって、対象を内部から破壊する。 事実上卍解状態の一撃を受けた時点で、相手の死はほぼ確実なものとなる。 【Weapon】 『斬魄刀・神鎗』 魂魄の調整者たる死神の武器。 混沌/悪の性質を備える相手に追加ダメージを与える。 ランサーの斬魄刀は脇差形で、始解時に刀身が短くなる。 刀でありながら「鑓」の字を備えていることが、 例外的ながらランサーのクラスでの召喚を可能にしている。 【人物背景】 元護廷十三隊三番隊の隊長。 貼り付けたような笑みが特徴で、掴みどころのない人物。女子供が相手でも容赦をしない。 見た目は銀色の髪をした糸目の青年であり、京都弁で話す。 趣味は人間観察で、行先を告げずに居なくなる癖がある。 死神として高い適正を備えていたため、護廷十三隊の五番隊に入隊後、即座に席官入りを果たした。 幼馴染である松本乱菊の魂魄を盗んだ下手人の頭目であった藍染惣右介に復讐を誓い、確実に復讐を遂げる為に長きにわたり(少なくとも100年以上前から)彼の忠実な部下として振る舞い続けていた。 部下であった吉良イヅルに三番隊の隊長だった頃から散々悪戯を仕掛けたり、処刑寸前だった朽木ルキアが抱いていた死への覚悟を揺さぶり笑ったりと、腹黒な一面もある。 ちなみにアニメ版だと各話終了後のコーナーであるアランカル大百科にて司会を務めていて、破面(破面以外の解説をする事もあるが)の解説を行っているが、何かと酷い目(司会の座を取られたり、食べられかけたり等)に遭っている。 【聖杯への願い】 あるにはあるらしい…がマスターであるエイラには言っていない。 【方針】 戦闘時は基本射殺せ 「神鎗」と卍解 「神殺鑓」を状況に合わせて使い分ける。 "死せ""神殺鑓"は出来る限り温存する。 マスターであるエイラの事は「なんや、けったいな子やな…」と思っている。 【筆者コメント】 ギンは僕鯖Wikiから引っ張って来たのを改変。 銀髪で掴みどころが無い狐繋がり。(使い魔が狐なエイラと狐と比喩される事もあるギン) オール3の時に参加者としてエイラを動かしてみたいと思ったのがきっかけ。 +【主】浅倉威 【狂】ノイトラ・ジルガ 【作者】076K8nJ. 【マスター】 浅倉威 【出典】 仮面ライダー龍騎 【参戦時期】 脱獄前、カードデッキは所持していない。 【聖杯への願い】脱獄し、溜まりに溜まったイライラを解消する。 【weapon】 鉄パイプ。何の変哲もないただの鉄棒だが、浅倉の手で恐ろしい鈍器と化する。 【能力・技能】 高い身体能力に加え、殺人に躊躇がないどころか積極的に殺そうとしていく異常性。 【人物背景】 関東拘置所に拘留されていた凶悪殺人犯。1977年4月10日生まれの25歳。 殺人の動機は全て「イライラしたから」という真性のサイコパス。 遅々として進まないライダーバトルに業を煮やした神崎士郎に、カンフル剤の役割として選ばれた。彼からカードデッキを受け取ると、脱獄して仮面ライダー王蛇としてライダーバトルに参加。仮面ライダーゾルダこと敏腕弁護士北岡秀一を「自分を無罪にできなかった」という理由で逆恨みしており、事ある毎に付け狙っている(一方の北岡はあらゆる手を尽くしても浅倉の凶行ゆえに無罪を得ることが出来ず、ようやく懲役10年に持ち込めたほど。本来は死刑になっても何らおかしくなかった)。 悲しい過去や自分なりの正義などで悪事をするのではなく、悪さをする深い理由など特にないと笑って「理由をつけて安心したがる……!」と揶揄する純粋な悪人であり、その凶悪さ故にライダーバトルを円滑に進める存在として士郎に選ばれた。 そんな彼にも他者に感謝して物を与える感性はあり、自分が望む環境を与えてくれた神崎士郎には食事中に遭遇すると、自分の食料を分け与えようとした(浅倉に望む物を与えられるのは相当に稀有な事であるが)。更に好意を無下にされても、特に神崎に憤ることもなかった。 【方針】 出会った奴と戦い、殺す。それだけ。 【筆者コメント】 あえてカードデッキを所持する前から参戦させてみようと思った、ノイトラとは戦闘狂繋がり。 【クラス】 バーサーカー 【真名】 ノイトラ・ジルガ 【出展】 BLEACH 【パラメータ】 筋力:B 耐久:A 敏捷:B 魔力:E 幸運:C 宝具:B 【属性】 混沌・悪 【クラススキル】 狂化︰E- 通常時は狂化の恩恵を受けない。その代わりに正常な思考力を保つ。 対魔力 D 魔術に対する抵抗力。一定ランクまでの魔術は無効化し、それ以上のランクのものは効果を削減する。サーヴァント自身の意思で弱め、有益な魔術を受けることも可能。 なお、魔力によって強化された武器や、魔術によって作られた武器による物理的な攻撃は効果の対象外。 【固有スキル】 戦闘続行:C 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、死の間際まで戦うことを止めない。 破面(十刃) B 虚の仮面を外し、死神の力を手に入れた者。十刃はその中でも特に優れた上位10名である。 己の力を封印した斬魄刀やそれを解放する帰刃に始め、霊圧をビームにして放つ虚閃(セロ)や霊圧の密度が高いほど強靭な皮膚となる鋼皮(イエロ)、死神の瞬歩のような高速移動を可能とする響転(ソニード)などがあるが、バーサーカーは特に鋼皮の硬度が破面の中でも飛び抜けて頑丈であり、これにより非常に高い耐久性を誇っている。 【宝具】 『聖哭螳娘(サンタテレサ)』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:_ 最大捕捉:1 「祈れ」の解号で自らの力を解放する。 頭部には三日月のような角が生え、仮面の名残の歯は牙のように尖り、腕は昆虫のような外骨格に覆われ4本(最大で6本)に増える。 腕が生え、武器が増える。正直それだけなのだが、ノイトラ自身の強さ、鋼皮の硬度により強力な宝具となっている。 【weapon】 二対の三日月のような形をした斬魄刀。帰刃すると形が鎌に変わり、4本に増える。 【人物背景】 十刃と呼ばれる破面の中のエリートの中のエリートでNo.5の地位にある。 が、自身は最強であると主張しており、ティア・ハリベルやウルキオラ・シファーなど格上相手にも噛み付く性格。 また、相手に情を掛ける事も、自分が情を掛けられる事も嫌う。 外見は吊り上がった目に眼帯をした長髪で長身痩躯の男。 円形の巨大な襟や輪を繋げた鎖状のアクセサリーを着用する。 虚の孔は左目。眼帯の下には同じく眼帯状の仮面の名残があり、孔の周りには歯が並んでいる。 また、舌には階級を表す「5」の数字が記されている。 三日月型の刃を二つ合わせ8の字のようにした大鎌状の斬魄刀を使う。 石突きにはフラフープ大のリングが鎖状に連なっており、これを持って鎌を投げ飛ばして攻撃したり、鎌を敵に引っ掛けて引きずり回すなどの用途に使用できる。 表皮を硬質化させる能力「鋼皮(イエロ)」は破面の中でも飛び抜けて頑丈であり、 本人曰く「俺の鋼皮は歴代全十刃最高硬度」 「虚閃(セロ)」は舌の先端から放つ。 かつては第8十刃(オクターバ・エスパーダ) 当時第3十刃(トレス・エスパーダ)だったネリエル・トゥ・オーデルシュヴァンクを敵視し、ザエルアポロ・グランツと共謀し彼女を罠にはめ従属官もろとも放逐した。 虚や破面を「救われない存在」と絶望しており、戦いの中で倒れる事を望んでいた。 服には丸い襟は付いておらず、斬魄刀も三日月型の鎌は一つだけだった。 当初の回想ではノイトラが一方的にネリエルを敵視しているようだったが、実際にはネリエルがノイトラにつきまとっていたらしく、ネリエルもそれを認めている。 ネリエルはその理由を「自分よりも弱いから」と称しており、それに傷ついたノイトラがネリエルを敵視したのが実情だった。 【聖杯への願い】 なし。戦争自体を楽しみ、そこで死に場所を見つけたい。 【基本戦術、方針、運用法】 マスターとはあまり連携を取らず(取れない)、敵を見かけたら積極的に戦闘を仕掛けていく。 【筆者コメント】こちらも企画映えすると思い投票。それと未参戦十刃だったのもある。 +【主】間桐臓硯 【狂】鬼舞辻無惨 【作者】WyEfe38s 【マスター】間桐臓硯 【出典】Fate/stay night 【参戦時期】 HFルート、死亡後からの参戦 【聖杯への願い】 蟲の肉体による苦痛、魂の摩耗からの解放のために、不老不死を願う 【weapon】 各種蟲 【能力・技能】 蟲使いであり、様々な蟲を使役する。 また各種魔術を用いる。延命術、死骸の使役、召喚術など。 特にサーヴァントシステムの考案者であるためその手の造詣に深い。 他御三家のイレギュラーにいち早く気付いたり、アサシンの肉体から真アサシンを顕現させるなどの離れ業もできる。 別作品によると、冬木の聖杯戦争を外部の者に干渉させないために色々と仕組んでようで、手練れの魔術師でも手を出させなかったようだ。 【人物背景】 聖杯戦争御三家の一画、間桐の真の当主。聖杯を勝ち取るために様々な暗躍を企てる外道。 500年前から肉体を蟲に置き換える魔術を使って延命、そして人外と成り果てた「怪物」である。 昔は正義と理想を抱いた魔術師だったが、延命を重ねる内に目的と手段が逆転してしまい、やがて自身の存命に固執してしまう。 蟲の体を維持するために動物や人間を「吸収」している。昔は一人の人間で長い間肉体を保っていたが、現在は半年もせず肉体が腐ってしまうためその周期で獲物を喰らっている。 ただし、肉体の再構成の際には負担が掛かるようである。他には蟲の性質上から日光を苦手としているため直射日光を極力避けている。 【方針】 当然聖杯戦争の裏で奸計を企てて勝ち進む。 ただしバーサーカーとの連携は望めないので、各々で好き勝手に行動する方針。 場合によっては勝手に動くバーサーカーの行動に併せて暗躍することも。 【クラス】バーサーカー 【真名】鬼舞辻無惨 【出展】鬼滅の刃 【パラメータ】筋力A+ 耐久A 敏捷A+ 魔力B 幸運D 宝具B 【属性】混沌・悪 【クラススキル】 狂化:EX 一応意思疎通は可能。ただし鬼舞辻無惨は唯我独尊の塊であるため、常人には度し難い思考と凶行を実行してしまう。 一時の激情で手下を粛正するほど傍若無人であり、狂戦士のクラスに当て嵌まったこともあって、状況次第ではマスターすら手を掛ける可能性すらある。 【固有スキル】 血鬼の魔:A 鬼の異能および魔性を表すスキル「鬼種の魔」の亜種。 自己改造、自己再生、変化、怪力、魔力放出、等との混合スキルだが、此度の聖杯戦争においては効果に調整が施されている。 鬼舞辻無惨の場合は魔力放出は「血」となり、血液を自在に操り攻撃に転用する。 ただし、生前には行っていた他者の鬼化は此度の聖杯戦争では使用不可となっている。 戦闘続行:A 名称通り戦闘を続行する為の能力。決定的な致命傷を受けない限り生き延び、瀕死の傷を負ってなお戦闘可能。「往生際の悪さ」あるいは「生還能力」と表現される。 仕切り直し:A 戦闘から離脱、あるいは状況をリセットする能力。機を捉え、あるいは作り出す。 また、不利になった戦闘を初期状態へと戻し、技の条件を初期値に戻す。同時にバッドステータスの幾つかを強制的に解除する。 【宝具】 『青き彼岸より出づる鬼(きぶつじむざん)』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:10 千年以上も生き存え人々や鬼滅隊を何度も蹂躙した伝承、および超越生物としての生態。 鬼舞辻無惨は鬼の原種ゆえに驚異的な異能を複数保有し、大半をスキル『血鬼の魔』と混同・機能させながらこの宝具で体現している。 特に鬼舞辻無惨としての真骨頂は「不死性」にあり、5つの脳、7つの心臓、合計12の臓器を同時に潰さぬ限りは一瞬にして肉体を再生する。 つまり正攻法で鬼舞辻無惨を倒すのは困難であり、もし彼を倒すなら複数手段で大幅に弱体化させる必要がある。 なお太陽光およびそれに類する宝具による攻撃が鬼舞辻無惨にとっての弱点であり、それらを浴びた場合はステータスが大幅ダウンする。 (サーヴァント状態かつ生前に朝日を浴びても暫く足掻いた描写があるため、即死はしない状態になっている) その他の能力として、配下の鬼が反英霊として同じ聖杯戦争に参加している場合、自身の真名や情報を漏らす事を阻む呪いが自動的に発動するようになっている。 また鬼舞辻無惨は自身の血液を他者に投与することが可能であり、人間ならば細胞破壊による死を、サーヴァントや一部の特異者に対しては猛毒として作用する。 【weapon】 肉体と血液 【人物背景】 「鬼滅の刃」のラスボス。数多くの人間達の仇敵。 平安時代に生まれた貴族だが先天的な虚弱体質であり何度も死にかけた。そのため生に対する執着が凄まじく、それが鬼となって千年以上経っても彼の根幹としてこびりついている。 当時の医師が「青い彼岸花」を調合した薬を処方したことで鬼舞辻無惨は最初の人喰い鬼となり強靱な肉体を手に入れた。 しかし、彼にしてみれば陽の下で暮らせない不完全な身体を忌み嫌い、太陽を克服するための手段を探してずっと生き存えていた。 ちなみに完璧な生物は自分一人でいいと某柱の男みたいな考えを持っていて、自分以外の同族を作らねばいけない状況に嫌悪している。 自分さえ良ければいい性格であり、極めて冷酷にして残忍であり人間だけでなく鬼に対してすら一切の慈悲を見せない。 また大切な者の仇を討つために自分の命を投げ出す鬼殺隊のことを理解しておらず、異常者の集まりだと思っている。 しかし強大な力を持ちながら自ら表立って行動することはなく、物事の殆どを配下に任せっきりにし、自分は変装したり姿を隠したりする臆病者な側面もある。 特に継国縁壱に追い詰められた際にはプライドを捨てて一目散に逃げ出す程に、自身の生存という一点においては一切の抵抗がない。 とまぁ色々と面倒な御仁であり、もっと沢山の情報があるのだが(まとめるのが大変なので)ここでは割愛させていただきます。 【聖杯への願い】 太陽の光を浴びても死なない完璧な生物になる 【基本戦術、方針、運用法】 自己生存に特化したバーサーカー。 聖杯で願いを叶えるために他の主従を殲滅する気満々ではあるが、まず敵の情報が分からない内は密かに行動するだろう。 ただし、一度戦場に立てば猛威を奮い、基本は優位に立つのは確実である。 でももし戦況がヤバくなったら何の躊躇いもなく逃げます。特に宿敵や太陽関係になったら一目散だろう。 まぁ、燃費の悪いバーサーカーならば浪費を抑えてここぞという時に勝負を賭けて、不味くなったら離脱というのは(結果的に)理に適っているよね。 【備考】 普通なら鬼舞辻無惨が誰かの従者となって行動するとは考えづらい。 これで主従関係を保たせるにはマスターが召喚直後に令呪一画を使用したと考えるのが妥当だろう。 加えて、自分と同じく人を喰いながら罪悪感を抱かず長年生きてきたその精神性に共感を持てたのも、主従関係を辛うじて成立させた要因だと思われる。 なお、それとは関係なくマスターとの協調はないだろう。各々にやりたいようにやって、幾らか情報交換をするくらいかもね。 【筆者コメント】 人を喰らいながら500年1000年と生きた、という共通点で組ませた鱒と鯖です。 書いた自分でも「こんなクソ扱いづらい鯖はいやだ!」って思っていますが、それでも聖杯戦争映えしそうなので書いてしまったぜ、ちくしょう! あとマスターは暗躍に長けた魔術師ではあるが、果たして東京という魔境にお爺ちゃんが順応できるかどうか、の方が心配である。 +【主】神崎桂音 【術】ファーザー 【作者】Ay020SBM 【マスター】神崎桂音 【出典】超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです! 【参戦時期】原作10巻、エルムの万博で司の言葉に打ちのめされた直後 【聖杯への願い】全ての人間から『欲』を完全に取り除く 【weapon】メス、剪刀、注射器、薬品各種等々 【能力・技能】 麻酔など必要な道具がなくても、針を刺してドーパミンを放出させ、麻酔代わりにするなどあるもので手術や薬生成を行う。 見ただけで相手の病状を(病気になりそうな体の不調も含め)言い当て、ジャグリングの要領で機材を投げ出し超高速で手術をこなす。 脳を直接いじって人格を思いのままに修正することも可能。 【人物背景】 7人の超人高校生の内の一人で、世界最高の医者である「超人医師」。 お嬢様口調で話し、メンバーの中では一番大人びている。 戦場医師として活動していた時に、『欲』という重大な欠陥があるからこそ人は病み争い続けると考え、 そんな風に人間を創造した神を憎悪している。 最終巻ではフレアガルド帝国の皇帝の思想に共感し、仲間の超人高校生たちを裏切った。 【方針】 聖杯を勝ち取り全人類を正しい姿に治療する。参戦時期の影響で精神的に磨耗し、残された奇跡に縋り付いている状態。 【クラス】キャスター 【真名】ファーザー(ショーン) 【出典】Fallout4 【ステータス】筋力:E 耐久:E 敏捷:E 魔力:E 幸運:A+ 宝具:A+ 【属性】混沌・善 【クラススキル】 陣地作成:B 自らに有利な陣地、『工房』を作成可能。 キャスターは下記の宝具により、自身の組織の研究室を作成できる。 道具作成:B 魔力を帯びた器具を作成する。 第一世代~第三世代までの人造人間と、コーサーと呼ばれる特別任務用の人造人間を作成できる。 【保有スキル】 テレポーテーション:A 予め指定しておいた座標に一瞬で移動する事ができる。 キャスターは如何なる場所に居ても即座に自らの工房へ瞬間移動が可能。 また全ての人造人間にもテレポーテーション装置が備わっている。 カリスマ:B 長年に渡り連邦で恐れられた組織のリーダーとしての才覚。 連邦の都市伝説:D レールロードやB.O.S.にすら100年以上もの間組織の尻尾を掴ませなかった事で得たスキル。 本来ならばA++ランク以下のスキルや宝具ではキャスターの素性を暴く事は不可能だが、 他ならぬキャスターの父の手でインスティチュートの秘密は全て暴かれた為、ランクが下がっている。 【宝具】 『再生学会(リバース・オブ・インスティチュート)』 ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:- キャスターが生前率いていた組織の人造人間生産用ラボ。 骨と臓器が剥き出しの第一世代、人工皮膚を貼り付けた第二世代、人間と全く見分けが付かない第三世代を作成できる。 第三世代は指定した標的と全く同じ顔と体系を持ち、癖などの細かい動作を模倣する事も可能。 マスターや他の主従をモデルにした人造人間も生み出せるが、同じなのは外見と性格だけで固有の能力までは植え付けられない。 また、コーサーと呼ばれる特殊な人造人間も最大6体まで作れる。それぞれ 筋力:D 耐久:C 敏捷:D 魔力:E 幸運:D のステータスと、ステルスボーイによる気配遮断:Bのスキルを持つ。 何体でも量産できる人造人間と違い、コーサーは破壊された個体は聖杯戦争中は修復できず、6体全て破壊されれば使用できなくなる。 全ての人造人間はレーザー銃で武装し、キャスターの命令に忠実に従う。 【weapon】 インスティチュートピストル、インスティチュートライフル インスティチュート専用のレーザー銃。人造人間も同じ物を装備している。 【人物背景】 主人公が探し求めていた実の息子であり、連邦に住まう人々の最大の敵である組織のトップ。 【聖杯への願い】 インスティチュートの永遠の繁栄 【コメント】 宝具の名前はぼくのかんがえたサーヴァントから引用しました。 +【主】ヨハネス 【殺】千手扉間 【作者】pmALZG0Q 【マスター】ヨハネス・フォン・シックザール 【出典】GOD EATER 【参戦時期】指定なし 【聖杯への願い】世界からアラガミを抹消させる 【weapon】特になし 【能力・技能】 政治家としての才能があり、策謀や駆け引きに関してはかなりのもの。 アラガミ研究の第一人者でもあった。 【人物背景】 フェンリル極東支部を管轄する理事長で、「フェンリル」創設メンバーの一人。 事態を冷静に判断し、思案を重ねた上で行動する所謂「慎重派」な人間。 直接的なアラガミの驚異には性急な判断をしがち。 かつては研究者であり、危険性のある実験を行い大惨事を招いた事がある(ただし、得られたモノは大きい) 実態は物語を全て見回した時に、大体彼が関わっている位の黒幕である。 エイジス計画を隠れ蓑にし、裏では地球を喰らうアラガミ「ノヴァ」を育成、 終末捕食を意図的に引き起こしつつ一部を離脱させる人類種救済計画「アーク計画」を実行すべく動いていた。 【方針】 聖杯を手に入れるためなら手段は選ばない。 手を組むことも裏切ることも厭わないだろう。 【クラス】アサシン 【真名】千手扉間 【出展】NARUTO -ナルト- 【パラメータ】筋力:D 耐久:D 敏捷:A+ 魔力:B 幸運:C 宝具:EX 【属性】秩序・悪 【クラススキル】 気配遮断:A+ 自身の気配を消す能力。 完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく低下する。 陣地作成:D 道具作成:C+ 忍具の作成が可能。 クナイや手裏剣と言った一般的な代物のみならず、互乗起爆札、飛雷神の術のマーキング等の高等忍術のための忍具も容易に量産可能。 【固有スキル】 二重召喚:B 二つのクラス別スキルを保有することができる。極一部のサーヴァントのみが持つ希少特性。 扉間の場合、アサシンとキャスター、両方のクラス別スキルを獲得して現界している。 忍術:A+ 宝具の域にまでは昇華され得なかったが、歴史に名を刻んだ偉大な忍として研鑽し続けてきた類希なる武芸。 水遁に代表される東洋魔術的な狭義の忍術発動には、詠唱ではなく一定の印を結ぶ必要がある。 但しアサシンは印等の前準備を不要とする忍術も開発・習得している。 アサシンは数多の術を開発し禁術に指定するなど、術の発明家としても大きな功績を残している。 単独行動:B 【宝具】 『禁術 口寄せ・穢土転生』 ランク:EX 種別:禁術宝具 レンジ:‐ 最大対象:1人 キャスターの考案した一時的に死者を蘇らせ、手駒にする術。 対象のDNAの一部と生贄とする生きた人間を用いるという条件を満たす事で発動する。 死者は生前の人格や固有能力が、完全に同一である状態で蘇生される。 蘇生者は受けたダメージが即座に回復する状態である。ただし毒物などの例外もある。 また、蘇生者の頭に特殊な札を埋め込む事で、意思のない操り人形にする事も可能。 この蘇生者を完全に停止させるには、全く行動出来ない状態になるまで「封印」するか、アサシンに効果を解除させるしかない。 ただし、蘇生した死者が解除の印を知っていた場合、蘇生の契約による束縛を解除することが出来る為、 「無限の生命力と再生力を持った制御不能の化物が誕生する」という極めて致命的なリスクが存在する。 アサシンの使い方の場合は自我は抑え込まれ、死者の能力は落とされ、劣化したものとなる。 また宝具化した影響で死者を「壊れた幻想」で爆発させることが可能となっている。 【weapon】 忍具一式 【人物背景】 木ノ葉隠れの里の二代目火影であり、初代火影千手柱間の弟である伝説の忍。 世に忍の隠れ里などなく、忍が一族同士で殺し合っていた戦国時代に生を受け、泥沼の消耗戦で兄弟のほとんどを喪う。 強硬な父の姿勢を非合理的であるとし、これ以上の犠牲を疎んでいたが非現実的な強弁もせず、世を変えられる時を淡々と待ちながら戦っていた。 戦乱期に続いて兄の補佐役を務め、後に勃発した第一次忍界大戦では「口寄せ・穢土転生の術」「多重影分身の術」など、 後に自ら禁術とした数々の術を開発して運用、他国にその名を恐怖と共に知らしめた。 肉親を喪っても感情に囚われない極めて合理的かつ冷徹な考えの持ち主であり、 一方で柱間の理想に理解を示すだけの情もあり、単に冷酷なだけではなく多くのために最善を考えて判断を下せる人物であったと言えるだろう。 敵から見れば卑劣なほどに容赦ない一方、味方としてはこの上ないほど頼れる人物として、里の内外では評価が大きく異なっていたとされている。 【聖杯への願い】 既に己を過去の人物であると弁えているため、特に無し。 ただし今後の世界のためにマスターであるヨハネスや聖杯戦争そのものに対する見極めをしなければならないと考えている。 【基本戦術、方針、運用法】 必要であればマスター殺害も視野に入れている。 今回の聖杯戦争では穢土転生は使いづらく目立つため、積極的に使用しないと思われる。 宝具の使用よりも飛雷神の術や影分身の術の方が役に立つと考えられる。 具体的には気配遮断での不意打ち、からの敵マスターを飛雷神斬り等。 +【主】クロエ 【狂】雅 【作者】Ay020SBM 【マスター】クロエ・フォン・アインツベルン 【出典】Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 【参戦時期】ツヴァイ!でイリヤと和解して以降のどこか 【聖杯への願い】東京からの脱出。場合によっては聖杯戦争を止めたいが… 【weapon】投影した武器 【能力・技能】 アーチャーのクラスカードを現界の触媒にしており非常に高い身体能力を誇る。 投影魔術や『壊れた幻想』を使いこなし、状況判断にも優れている。 しかし、肉体が魔力によって維持されている為何もしていなくても常に魔力が消費されてしまう。 魔力が切れると消滅の危機に陥るので、魔力の補給は必須。 【人物背景】 聖杯戦争のために必要となるはずだった本来のイリヤの、魔導機として埋め込まれ調整された記憶と知識により形成された別人格。 クラスカードによって乱れた地脈を調整する際の事故で、イリヤから分離する形で現界した。 当初はイリヤを殺し自身がオリジナルになろうと画策していたが、紆余曲折を経て和解。 最終的には衛宮家の正式な一員となった。 【方針】 脱出する為の情報探索。自らのサーヴァントもどうにかする。 【クラス】バーサーカー 【真名】雅 【出典】彼岸島 【ステータス】筋力:A+ 耐久:A 敏捷:B 魔力:D 幸運:B 宝具:A++ 【属性】混沌・悪 【クラススキル】 狂化:EX バーサーカーのサーヴァントではあるが、意思の疎通も言葉によるコミュニケーションも可能。 但しバーサーカーは吸血鬼の長としての独自の価値観や、大変気まぐれな性質もあり、常人には理解し難い凶行を平然と行う。 状況次第ではマスターでも殺害する為、事実上このサーヴァントを制御するのは不可能に近い。 【保有スキル】 不老不死:A 首を切り落とされても全身を叩き潰されても、ダメージから回復するスキル。 戦闘続行や再生といったスキルが複合したものである。 体躯の半分以上が消滅する程の肉体的損壊であろうとも、一定の時間を掛ける事で復活を遂げる事が出来る。 また、不老でもある為、時の劣化を受け付けない。 但し弱点である501ワクチンや同種の効果を持つ宝具、スキルをその身に受けた時、バーサーカーの不死性は失われる。 更にマスターが死亡した場合もバーサーカーは消滅する。 脳波干渉:A サイコジャックと呼ばれる技。 脳波を操り意のままに操る。人間以外にも邪鬼等の人外にも有効。 サイコジャックの呪縛から解放されるには、自らに激痛を与えなければならない。 吸血鬼ウイルス:A バーサーカー自身が発生源となった、感染すると吸血鬼になるウイルス。 血液や粘膜を介して感染し、感染すれば身体中が悪寒や発熱等の症状に見舞われ、人間として「死亡」する。しかし、10数分後、吸血鬼として「復活」する。 バーサーカーはこの方法で配下の吸血鬼を増やしていたが、此度の聖杯戦争では通常時は使用不可となっている。 しかし、下記の宝具の範囲内においてはその限りではない。 【宝具】 『彼岸島』 ランク:A++ 種別:? レンジ:? 最大捕捉:? バーサーカーが支配していた島の再現。 東京の街を時間を掛けて彼岸島と同じ姿に侵食していく。 大都会の街並みは不気味な森と無数の彼岸花が咲き乱れる寒村へと変貌し、五重塔や要塞寺等の吸血鬼の施設が出現する。 他にも日本刀や丸太、豚汁の材料が良く見つかる。 侵食された場所に居る間、バーサーカーは常にステータスにプラス補正が掛かる。 更に侵食された範囲内に存在するNPCとマスターに対しては吸血鬼ウイルスのスキルが有効となる。 この宝具はバーサーカーが召喚された瞬間から自動的に発動する為、本人の意思では発動を止められない。 侵食速度は緩慢だが一度彼岸島と化した場所はバーサーカーの死亡以外では元に戻らず、東京の汚染を止めるにはバーサーカーを殺す以外に方法は無い。 【weapon】 鉄扇 【人物背景】 彼岸島の吸血鬼の長にして宮本明の宿敵。 作中の描写的に最近の明さんの方がどう見てもクソ強ェが、それでも立派なラスボス。 【聖杯への願い】 手に入れてから考える。まずはこの戦争を存分に楽しむ。 【コメント】 マサのスキルは一部 214の無惨様を参考にしました +【主】レオナルド 【槍】櫻井戒 【作者】pmALZG0Q 【マスター】レオナルド・ウォッチ 【出典】血界戦線 【参戦時期】ライブラ所属後のどこか 【聖杯への願い】 妹の目を元に戻す、ただしそれを叶えるために他者を犠牲にしたいとは思っていない そのため、聖杯戦争というものに対して懐疑的なところがある 【weapon】 なし 【能力・技能】 『神々の義眼』 異界の者から妹の視力と引き換えにレオに移植された眼。 動体視力の超強化・他者の視界占有・物体を透過する遠隔透視 ・対象の本質を見抜く、因果律操作による世界の書き換えレベルの隠蔽や幻術であろうと意味を成さない。 更には一度目にしたものの追跡、相手が過去に目で見た記憶を引き出すなど、視覚に関して全能と言えるほどの能力を持っている。 ただ、あくまでも「見える」だけなので戦闘には向いていない。 視野混交を使えばある程度対処はできるが、突出した力を持った化け物共を相手にするには不十分。 使いすぎると眼が高熱を帯び、ヒビが入ることもある。 【人物背景】 秘密結社ライブラのメンバー。レオ。モジャ毛。 元々は新聞記者見習いの普通の少年だったが、様々な偶然が重なってライブラとの接触を果たし、メンバーに加わる。 ヘルサレムズ・ロットでは珍しい気弱だがお人よしで素直な人柄で、人類(ヒューマー)以外の異形に対してもあまり偏見を持たない。 そのためか異界存在の友人(ネジやリールなど)が多い様子。 だが、絡んできたチンピラに言い返したり、頭突きを喰らわせたりと意外と肝は座っており、窮地においても心が折れる事はない。それなりに弁舌も立つほう。 妹のミシェーラ・ウォッチの視力と引き替えに「神々の義眼」を持つこととなったが、そのときに何も出来なかった事を強く悔いている。 利己的な目的に神々の義眼を用いることを好まず、生き延びるためや戦いのため以外で進んでその能力を使うことはあまりない。 【方針】 マスターは殺さない、自衛のために倒すことはあっても精々気絶させるまでである。 ただ世界を脅かす存在などに関しては、願いは二の次にして打ち倒すことを優先する。 【クラス】ランサー 【真名】櫻井戒 【出典】Dies irae ~Amantes amentes~ 【パラメーター】筋力:B+ 耐久:C+ 敏捷:D 魔力:C 幸運:D 宝具:A+ 【属性】中立・中庸 【クラススキル】対魔力:C 【保有スキル】 狂化:E 通常時は狂化の恩恵を受けない。その代わり、正常な思考力を保つ。 心眼(真):B (-) 修行・鍛錬によって培った洞察力。 窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す“戦闘論理” 逆転の可能性が1%でもあるのなら、その作戦を実行に移せるチャンスを手繰り寄せられる。 ただし狂化ランクがD以上のとき、このスキルは使用できない。 直感:B 戦闘時、つねに自身にとって最適な展開を”感じ取る”能力。 視覚・聴覚に干渉する妨害を半減させる。 自己改造:(-)A 自身の肉体に、まったく別の肉体を付属・融合させる適性。 このランクが上がればあがる程、正純の英雄から遠ざかっていく。 このスキルは狂化スキルのランクがB以上になると使用できる。 怪力:(-)B 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。 このスキルは狂化スキルのランクがC以上になると使用できる。 【宝具】 『黒円卓の聖槍(ヴェヴェルスブルグ・ロンギヌス)』 ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大補足:1人 ハインリヒ・ヒムラーの命により鋳造されたとされる、聖約・運命の神槍の偽作。 使用する者によってその姿・大きさを様々なものに変えるという特徴を持つ。彼の扱う偽槍は身の丈程の巨大な剣の形を取る。 ただしこの宝具は櫻井の一族の魂だけを狙い撃ち、一度偽槍を手に取った者は、例外なくその体と魂を喰らわれ、生ける死者(トバルカイン)に変えられえしまう呪槍となっている。 また槍自体が「殺した相手の武器・能力を奪い取る」というルールの創造を発現させている。 自己改造のランクが高いのもこの特性によるものである。 『許許太久禍穢速佐須良比給千座置座(ここだくのわざわいめしてはやさすらいたまえちくらのおきくら)』 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:― 最大補足:1人 「大切な人たちが美しくあるよう、全ての穢れを己が引き受ける」 という、自己犠牲による他者の救済と防衛の祈りから生まれた創造。 自己の腐敗毒への変生、すなわち己を毒の塊へと変える創造。 この状態のランサーに触れることは毒の海に飛び込むようなものであり、触れればたちまち毒を受けて腐っていく。 当然、彼からの攻撃を受けても毒を喰らうことになる攻防一体の能力である。 『死を喰らう者(トバルカイン)』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:― 最大補足:1人 偽槍に魂を食われた櫻井一族の成れの果て。 『許許太久禍穢速佐須良比給千座置座』を使用するとこの宝具は発動する。 1日経過するごとに狂化のランクは上がっていき、最高でAランクまで上昇する。 またこの宝具が発動してから『許許太久禍穢速佐須良比給千座置座』を使用するたび、狂化のランクは1つ上昇する。 【weapon】 『黒円卓の聖槍』 【人物背景】 聖槍十三騎士団黒円卓第二位、三代目トバルカイン。 性格は常に物腰穏やかな、非常に真面目で実直な青年。 しかし、自分で「櫻井戒は腐っている」の発言を行うなど何よりも自分を卑下する傾向にある。 屈折した心理と長い普通の人間暮らしからか、非常に策謀などに頭が回る。 屍兵の呪いを自分の代で終わらせ、妹を汚させないという確固たる信念を持って行動していたが、後に偽槍を手に取りトバルカインへと取り込まれた。 【サーヴァントとしての願い】 マスターの願いを叶える 【基本戦術、方針、運用法】 基本は第一宝具のみ使用しての戦闘を行う。 第二宝具を使用すれば第三宝具が発動し、マスターへの負担が大きくなってしまうため、極力使わないつもりでいる。 基本はマスターの方針に従うが、マスターが危険人物だった場合やサーヴァントの殺害が困難と判断した場合は独断で他のマスター殺害もするつもりでいる。 あくまで自分の独断として動くことで、マスター自身の手は汚させないようにする。 +【主】アーサー・ボイル【剣】スタン・エルロン 【作者】UOricaVE 【マスター】アーサー・ボイル 【出典】炎炎ノ消防隊 【参戦時期】地下突入より後 【聖杯への願い】特になし。強いて言うなら自分の騎士王道を歴史に刻み付けること。 【能力・技能】第三世代能力者。手に持ったものから放出させた超高熱の炎をプラズマ化させた「エクスカリバー」を武器とする。 【人物背景】 人体発火現象に対抗する組織、特殊消防隊の第8に所属する二等消防官。 騎士王を自称しており、とんでもなくバカ。戦闘中に効き手じゃない手に武器を持っているのに気づかず、負けそうになったことも。 特殊消防隊員としての心得や騎士道精神は持ち合わせており、まともに戦えば戦闘技能も火力もすさまじい。 騎士っぽいアイテムやシチュエーションがあるほどテンションが上がり、その分使用する剣の火力も上がる。 【方針】ルールをよく理解しておらず、自分が召喚されたセイバークラスのサーヴァントだと思っているためテンションが上がり、やたらパワーアップしている。 聖杯戦争を止めるべく戦いに臨む。戦闘時には積極的に前に出るが、NPCを巻き込む大規模戦闘では騎士らしく守りや人命救助に徹する。 【備考】自分のサーヴァントの事は単なるパートナーだと思っている。 【筆者コメント】自分をセイバークラスのサーヴァントだと思い込んでいるマスター。 【クラス】セイバー 【真名】スタン・エルロン 【出展】テイルズオブデスティニー 【パラメータ】筋力:A 耐久:B 敏捷:B 魔力:B 幸運:D 宝具:B 【属性】秩序・善 【クラススキル】対魔力:B 騎乗:D 【固有スキル】勇猛:B 晶術:B レンズに宿るエネルギーを引き出す技術。 セイバーはソーディアンのコアクリスタルに宿るエネルギーを使用し、火属性の晶術であれば短い詠唱で発動することができる。 ねぼすけ:A 睡眠状態のセイバーを起こすのは至難の業である。 一度眠るとたとえ戦闘中だろうが、敵の攻撃を受けようが、一定時間たつまで起きることはない。 【宝具】 『ソーディアン・ディムロス』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:5 最大捕捉:5 ディムロス・ティンバーというかつての地上軍第一師団師団長の人格を宿した幅広の両刃剣。白兵戦向きだが、晶術も行使できる。 セイバーはソーディアンに秘められた火属性の晶術を行使でき、意思疎通を図ることで戦闘を有利に導いてくれる。 ちなみにソーディアンの声は使い手やその素質のある者にしか聞こえない。 【人物背景】 元は王国の兵士を夢見る片田舎生まれの青年だったが、ソーディアン・ディムロスと出会ったことでソーディアンマスターとなり、地上世界の存亡へ立ち向かうことになった。 かなり能天気で天然ボケな性格だが、純粋でまっすぐでもあり、どんな困難に直面しても己が信念を曲げない芯の強さがある。 【聖杯への願い】特になし。 【基本戦術、方針、運用法】 主従共に聖杯戦争を止めるために動く。 白兵戦であればマスターもかなり戦える方なため強力な主従だが、セイバーもマスターに負けず劣らず抜けているため他の主従に利用されることもあり得る。 【筆者コメント】まっとうなセイバークラスのマスターとサーヴァントだな! +【主】アラン 【狂】桐生戦兎 【作者】E0ZXguE2 【マスター】 アラン 【出典】 仮面ライダーゴースト 【参戦時期】 本編及びVシネ終了後 【聖杯への願い】特になし。フミ婆の蘇生なども参加時点では考えていない。完全に巻き込まれたタイプ 【weapon】 『メガウルオウダー&ネクロムゴーストアイコン』 仮面ライダーネクロムに変身する為の道具。 参戦時期的に友情バーストアイコンに変化しているはずだが、序盤からそれは明らかにオーバースペックなので聖杯戦争開始時点ではただのネクロムアイコンに戻ってる。 フォームチェンジ用のアイコンの有無は語りでご自由に決めてください 【能力・技能】 仮面ライダーネクロムに変身出来る。生身でも人間としては強い 【人物背景】 仮面ライダーネクロムに変身する青年。 父が目指す眼魔の“完璧なる世界”を人間界でも実現しようとしたが、人間界こそが美しい世界であることに気付き、タケルらとともに眼魔世界の悪と戦う道を選ぶ 【方針】 聖杯戦争を止める 【クラス】 バーサーカー 【真名】 桐生戦兎 【出展】 仮面ライダービルド 【パラメータ】 変身後は使うフルボトルによって筋力、敏捷、耐久が変動する 『変身前』 筋力E 耐久E 敏捷E 魔力A 幸運C 宝具B 『ラビットタンク』 筋力C 耐久C 敏捷B 魔力A 幸運C 宝具B 『ハザードフォーム』 筋力A+耐久B+敏捷B+魔力A 幸運C 宝具B 【属性】中立・中庸 【クラススキル】 狂化:A+ 戦闘が始まり、ハザードフォームに変身した場合に全パラメーターを2ランクアップさせるが、マスターの制御さえほぼ不可能になる。 マスター以外、敵味方の区別を一切つけられなくなり、目に映るあらゆるものを近い順に潰して回る挙動をする。 単純な野獣の破壊衝動ではなく、雄叫びすらあげずにあらゆる手段でただただ敵を最短で殺すための「兵器」として戦闘を行う。 狂化スキルが存在する限り、ハザードフォーム以外には変身出来ない。 強い繋がりを持つ存在……例えば万丈龍我とは変身前に限り、軽くなら意思疎通する事が可能。マスターも心を通わせれば、軽い意思疎通を行えるようになるだろう 【固有スキル】 ラブ ピースの戦士:A バーサーカーはラブ&ピースを胸に抱いて闘った戦士である。 ハザードフォーム時は基本的に敵味方の区別なく襲うバーサーカーだが、人類に仇為す悪に遭遇した際はそいつを最優先に狙う。 しかし同時に彼の世界でそれらの戦士。つまり仮面ライダーは兵器としても運用があり、使用する道具の「対人」ダメージ値にプラス補正をかける効果もある、呪いのスキルでもある。 ベストマッチな奴ら?:A マスターがバーサーカーと友情を深める事により、狂化の効力が弱まっていく。 そしてバーサーカーがマスターを本気で信用出来る仲間だと信じた時、狂化スキルを失い正気に戻る。更にこのスキルは下記のベストマッチ!に変化する ベストマッチ!:-(A) 正気に戻った際、ベストマッチな奴ら?から変化するスキル。エルキドゥの『変容』に似ている。 フルボトルを入れ替えることによって自身のステータスを変動させ、状況に柔軟に対応できる能力。 しかし、どのフォームがどういうステータスになるのかはまだ情報不足であり、それを調べようとしてもフルボトルは60本以上存在し、組み合わせで言うと1000通り以上あるため、計測が困難なのである。 更にマスターと同じ要素を持つフルボトルとラビットフルボトルを組み合わせる事でオリジナルフォームに変身する事も可能となる ちなみにこのスキルでジーニアスなどの強化フォームに変身する事は出来ない 道具作成 -(B+) 道具を作り上げる能力。 本来キャスタークラスが習得するスキルだが、ビルドドライバーを複製したり、ベストマッチ用の武器を制作したりとしたせいでこのスキルを習得した。 狂化の影響で喪失しているが、狂化スキルを失い理性を取り戻せば復活する。 【宝具】 『無双なる正義を以て、悪を穿ち、平和を抉り取る(オーバーフロー・モード)』 ランク:C+~A+ 種別:対悪宝具 本来は信じるべき仲間を守るための力 暴走状態のビルドが発動出来る更なる暴走状態への移行。 装甲の隙間から噴出する黒霧が身体を包み、悍ましい程の戦闘能力を発揮する。 使用の度にハザードレベルが跳ね上がり徐々に怪物の類に変貌していく。 『奇跡と偶然、太陽と月』 ランク:B 種別:召喚宝具 レンジ:- 最大捕捉:- 桐生戦兎の相棒、万丈龍我を呼び出す。変身も可能 バーサーカーとして最悪の状態で召喚された戦兎だが、それでも自分とベストマッチだった相棒を忘れない 『愛と平和の戦士達』 ランク:B 種別:召喚宝具 レンジ:- 最大捕捉:- 猿渡一海と氷室幻徳を呼び出す。こちらは万丈と違い、制限時間がある。更に万丈よりも消費魔力が大きい。制限時間については語りの流れに任せます。 彼らはかつてラブ&ピースの為にバーサーカーと共に闘った仲間であり、桐生戦兎の心に強く刻まれた存在だ。 宝具によってビルドのライダー3人召喚は令呪必要かなーと思いますがそこらへんは語りに任せます 【weapon】 ビルドドライバー 【人物背景】 天才物理学者を名乗る、驚異的な頭脳を備えた仮面ライダービルドの主人公。 その正体は東都の人々を守る戦士「仮面ライダービルド」であり、フルボトルの力と自ら開発した武器やアイテムを駆使して怪人「スマッシュ」との戦いを繰り広げる。 普段の性格は明るく、状況を冷静に判断し的確な行動を取るタイプであるが、研究にのめり込むと性格が豹変。 新たな武器やアイテムが完成すれば「すごいでしょ?最高でしょ?天才でしょ?」とハイテンションになり、髪の毛の一部がぴょんと逆立つ傾向がある。 記憶を失う前の自分がファウストの科学者・葛城巧であったという事実や、ハザードフォームの暴走、北都や西都との戦争などを乗り越え、エボルトから地球を守るため、万丈龍我たちと共にラブ&ピースを胸に抱いて闘った。 【聖杯への願い】 聖杯の胡散臭いシステムに疑問。何らかの方法で聖杯戦争を終わらせる。 ……そのはずがバーサーカーとして呼び出されたのは不幸としか言えない 【基本戦術、方針、運用法】 ステータスがかなり高いが、扱いが難しいタイプのバーサーカー。 制御が困難で基本戦術なんて無いようなものだろう。悪人が居た場合、善人より先にそっちを狙うスキルを所持しているのが救いか。 逆に狂化を失い正気に戻れば、ステータスが低下する代わりにビルドらしい多彩な戦法が可能になるし、頭脳面も頼りになる。 マスターがバーサーカーではない桐生戦兎本来の人格を理解して、友情を深めたりバーサーカーからの信用を得る事が重要 【備考】 戦兎は僕鯖Wikiに何個か案があったのでハザードフォームのやつを基本に組み合わせり、自分で思い付いた要素を足してみたりしました 強化フォームはハザード以外搭載してない感じです 【筆者コメント】 「私の心は……この世界の宝物を守りたいと叫んでる!そして、いつか私の世界もこの世界と同じように…美しい世界に、人間の手で…変えてみせる!!」←唐突にこの名言を思い出して、アランと戦兎が合いそうだと思った クラスはあえて意思疎通が難しいバーサーカー。戦兎をいきなりこんな状態で出せる機会は聖杯くらいしかなさそうなので 聖杯系は初投下なのでおかしい点があれば申し訳ありません +【主】駿河徹也 【殺】黒鉄陣介 【作者】Y2LTSRlk 【マスター】駿河徹也 【出典】仮面ライダークウガ 【参戦時期】EPISODE.58 祈念の辺り 【聖杯への願い】 聖杯戦争に興味はあるが、未確認の対処もあるのでさっさと元の世界に戻る。 他に願いが叶えられるならその時考える。 【weapon】 警察官の標準装備と雷切を持つ。 雷切:戦国時代に打たれた名刀。駿河が所有するのは真打ちであり、刀に気が宿っている。 試し切りを行った際には大木を一刀両断していた。 一条が使用した時は一刀でゴ・ジイノ・ダの槍と右腕を切断したが、体力を大幅に消耗していた。 【能力・技能】 ゴ・ガメゴ・レと決闘を行った時は神経断裂弾一発で小石で車を爆破する威力のガメゴの指弾を粉砕しそのまま眼に命中させる、 赤ん坊を抱えていたために左腕が使えなかったとはいえゴ・ジイノ・ダと互角に切り合える等、 狙撃手としても剣士としても一流の腕前を持つ。 五代を見てクウガであることを見抜くなど洞察力にも優れている。 神に愛された男と自称し、裏カジノのポーカーで勝ち続けるガメゴに余裕で勝ち、 バスジャック犯が堂々と正面から歩く彼に銃を連射しても全て外れ、最期は暴発して死亡、 ジイノと戦った時は武器が折られ地面に倒れるも同時に赤ん坊が寝たためにゲゲルのルール上見逃される、 ととにかく上げればきりが無く、異常なまでの豪運を持つ。 【人物背景】 警察官をしていたが、手応えのある敵を求め傭兵として世界中の紛争地域を渡り歩いていた。 未確認の存在を知ると日本に帰国し、対策本部に加わる。 飄々とした性格で犯罪者を使い津上翔一を利用したり、他のアギトを探したり、 鬼をも切る刀を求め刀鍛治から雷切を頂戴したりと秘密裏に独断行動を行う。 闇医者と顔見知りだったりするので裏社会にも精通していると思われる。 自宅は豪邸で、三人ほど女を侍らせている。 【方針】 警察官なのでなるべく被害が出ないように動くが、必要な犠牲は許容する。 利用できるものは何でも利用し、サーヴァントは殺すが、無害であればマスターは見逃す。 【クラス】アサシン 【真名】黒鉄陣介 【出展】我間乱 ~GAMARAN~ 【パラメータ】筋力:B+ 耐久:D 敏捷:A+ 魔力:E 幸運:E 宝具:C 【属性】混沌・中庸 【クラススキル】 気配遮断:D サーヴァントとしての気配を絶つ。隠密行動に適している。 自らが攻撃態勢に移ると気配遮断は解けるが、アサシンはもう一つの気配遮断スキルによって先手を取ることが可能。 【固有スキル】 カリスマ:D 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。 カリスマは稀有な才能で、一軍のリーダーとしては破格の人望である。 無窮の武練:A+ ひとつの時代で無双を誇るまでに到達した武芸の手練。 心技体の完全な合一により、いかなる精神的制約の影響下でも十全の戦闘力を発揮できる。 天覚ノ眼:A 視界に入る僅かな変化を見逃さない天賦の才能。 あらゆる動作の動き出しを察知し先手を取られようとも攻撃を見切ることが可能。 また、Bランク以下の気配遮断を無効化する。 気配遮断:A++ どれだけ動作の無駄を省き必要最低限の動きで攻撃できるかどうか。 ここまでのランクになると達人であっても動きを視認することは出来ず、 天覚ノ眼を持ってしても先読みは愚か見切るさえ困難を極める。 【宝具】 『天下無双の構え』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:- 最大補足:1人 必要最低限の筋力で立つ完璧な自然体が宝具として昇華された。 ありとあらゆる角度からの攻撃に対応出来、自由自在の攻撃を可能とする武の極みにして究極の構え。 全く無駄の無い身体操作と完璧な脱力から一気に力むことで通常時とは段違いの攻撃を可能とする。 ステータスの筋力と固有スキルの気配遮断に+補正を、敏捷に++補正を与える。 【weapon】 日本刀と脇差しを所持。 【人物背景】 江戸中期に存在していた大亀流の元当主。 泰平の世が続き、武の価値が低下していく世界を憂い、大亀流を抜け新たに無宝流を起ち上げる。 江戸幕府に反乱を起こすための戦力を集めるために従わぬ者や雑魚を切っていく内に千人斬りや天下無双の称号を得る。 海原藩を乗っ取り本格的に反乱を起こすが、大亀流や江戸幕府の戦力の前に追い詰められていき、自身も病気に蝕まれていたために志半ばに病死する。 その称号に違わず全盛期が過ぎ死が近い重病人であろうとも作中最強格の一番弟子相手でも圧倒し、作中で敗北することはなかった。 海原藩は取り潰しになったが無宝流は滅んでおらず、続編で生き残りが第三勢力として活動している。 【聖杯への願い】 生前の行いに後悔はないので願いは無く、ただ戦いを楽しむ。 特に自分を差し置いてセイバーのクラスが与えられたサーヴァントに対して興味がある。 【基本戦術、方針、運用法】 基本的にマスターの方針に従う。 サーヴァントやマスターと戦いたくはあるが、雑魚に用は無いので不意打ちも積極的に行う。 駿河の実力を評価しているため聖杯を手に入れ戦いが終わる時に駿河と戦う。 【筆者コメント】 以前から考えていたサーヴァントで、多分セイバーの方が適正があるんだろうけど、 作っていく内にアサシンの方が向いてるんじゃね?と思いアサシンのクラスになった。 マスターが中々決まらず難航していたが、たまたま店に置いていたクウガの漫画を見て直感的に駿河にしようと決めた。 二人共一見危険人物っぽいが方針自体は全うな感じになると思う。 +【主】ミュウツー 【騎】ジャムおじさん 【作者】UOricaVE 【マスター】ミュウツー 【出典】ポケットモンスター ミュウツーの逆襲 【参戦時期】人類へ逆襲を決意したあたり 【聖杯への願い】自らを生み出した人類への復讐。 【能力・技能】高い知能と高出力の超能力が使える。 【人物背景】ミュウの遺伝子をもとに様々なポケモンの遺伝子を組み合わせて人工的に作られたポケモン。 自分を作り出した人間という存在を恨み、逆襲を決意した。 【方針】ライダー単体では全く戦力にならないため、積極的に前線へ出ることになる。 そもそもライダーが聖杯戦争に乗り気ではないため、単独で動くことが多いかもしれない。 【クラス】ライダー 【真名】ジャムおじさん 【出展】それいけ!アンパンマン 【パラメータ】 筋力:D 耐久:D 敏捷:C 魔力:D 幸運:B 宝具:B 【属性】秩序・善 【クラススキル】対魔力:E 騎乗:D 【固有スキル】 道具作成:C 魔力を帯びた道具…というよりパンを作成する。パン以外にも海老天とかおむすびも作ってくれる。 まごころこめてライダーが作り出すパンは、食べるとおいしいのはもちろん、魔力を少量回復する効果がある。 機械工学:C 機械に対する技能・知識に精通している。機械であれば未知の技術でも低確率で構造を理解することが可能。 陣地作成:D 自らがパンを作るのに有利な陣地を作り上げる。こう、石を重ねてかまどを作るとか・・・小規模な”工房”の形成が可能。 【宝具】 『アンパンマン号』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:1 ライダーがライダーとして現界した所以となる宝具。ライダーが使用する移動用パン工場であり、大地はもちろん空を飛び、海を渡り、宇宙までも駆けた逸話を持つ。 宝具内はランクCに相当する工房として扱われ、ライダーはこの中で十全においしいパンを生成できる。 有事には火炎放射やノーズパンチといった戦闘用のギミックを使用することもできる。 『ジャムおじさんのパン工場』 ランク:B 種別:召喚宝具 レンジ:1 最大捕捉:1 ランクB相応の工房として扱われる、パン工場を再現する。あらゆるものに分け隔てなくパンをふるまい続けたライダーの行いが宝具となった。 生前パンを作る材料尽きたことがないという逸話から、パンを作る材料は何処からともなく、無尽蔵に保管されているため、いくらでもパンを作ることが可能。 ただし、ライダーは作るパン一つ一つに「おいしくなあれ」という思いを込めて作成するので、パンを通常以上に大量生産することはできない。 『飢えを救った我らの英雄(レッツゴー!アンパンマン)』 ランク:B 種別:召喚宝具 レンジ:1~4 最大捕捉:1~4 ライダーが生みだした命を持ったパンをサーヴァントとして召喚する。ランクE-の『単独行動』が付くため、短時間であればライダー不在でも戦闘可能。 ライダークラスで召喚された場合、この宝具によって現れるサーヴァントは、工房付近以外ではパンを配るために町を飛び回る程度の力しか持たない。 【人物背景】 パン工場に住んでいるパン職人であり、定期的に人を集めては食事会を開いたり、お腹が空いて力が出ない子に無償でパンを与えたりしていた。 性格は優しく穏やかで、パン工場の関係者や町の住民をはじめ多くの人達からの信頼を寄せられている。 誰かが弱音を吐いても「諦めてはいけない」と最後まで励まし続け、自らもまたその信念で行動するとても芯の強い人物でもある。 【聖杯への願い】特にない。 【基本戦術、方針、運用法】 これでもかというくらいサポート型のサーヴァント。アンパンマン号やパンのサーヴァントを召喚すれば戦闘も可能だが、本人に戦闘力はほとんどないため直接狙われると不利。 アンパンマン号に乗り込んで戦地に乗り込み、召喚したパンのサーヴァントとマスターがアンパンマン号の付近で戦闘をするのがベストか。積極的に戦いにいくとは思えないが。 【備考】自分を生み出した人間たちを憎悪するミュウツーに対し、自らが作り出した生命に慕われているライダーが、どのようなやり取りを交わすかが見ものである。 【筆者コメント】所々ウィキペディアから文章を拝借しています。最近の話でジャムおじさんがバイク乗りだったことが発覚したと、執筆中に知った。すごい。 悪意マシマシのマスターと、戦いに乗り気がないサーヴァントというコンセプト。 +【主】春川英輔 【術】アルタイル 【作者】UOricaVE 【マスター】春川英輔 【出典】魔人探偵脳噛ネウロ 【参戦時期】電人HAL構築以降 【聖杯への願い】新たな刹那を構築する 【能力・技能】脳科学をはじめ、化学・物理学・医学等あらゆる科学に通じる頭脳と技術 【人物背景】 あらゆる科学に通じる十年に一度の天才科学者。今は大学教授。 かつて自分が治療していた本城刹那という女性を死力を尽くしても救うことができなかった。 傷ついたプライドと…生涯で初めて心を動かされた彼女に再会すべく、あらゆる手段を使うことを決意した。 本編ではデジタル世界に自身の思い出をもとにして本城刹那を構築させることを目指した。その過程でデジタル世界に自分の人格コピーすることに成功している。 【方針】自身は研究室などに身を潜め、キャスターを強化ながら他の主従の撃破を目指す。 電人HALは持ち込めないだろうけど、聖杯戦争中に構築とかできればあるいは? 【筆者コメント】電人ではなく生身の人間の春川です。 【クラス】キャスター 【真名】アルタイル 【出展】Re CREATORS 【パラメータ】筋力:B 耐久:D 敏捷:B 魔力:B 幸運:D 宝具:A 【属性】混沌・中立 【クラススキル】陣地作成D 道具作成B 【固有スキル】単独行動:B 飛行:C 魔力を使用して空中戦闘が可能。 創作欲:B 多くの創作者に支持された、空想の存在としてのキャスターの魅力。 サーヴァントとしてのキャスターを知らない者に対し、好感を与えることができる。 また、姿・動作・演説などキャスターの要素を晒すことでさらに効果を高めることもできる。 【宝具】 『軍服の姫君(アルタイル)』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:10 二次創作の数だけ強くなる、二次創作の登場人物であるキャスターの存在そのもの。 後述する宝具『森羅万象』によって反映された二次創作の分、キャスターの能力も上昇する。 また、キャスターの創造主であり根幹である「シマザキセツナ」への想いだけは、何があろうとも変わることはない。 『森羅万象(ホロプシコン)』 ランク:E~A 種別:??? レンジ:??? 最大捕捉:??? キャスターをもとに第三者が作成した二次創作作品の描写や設定を自身の能力として反映、現実にする。 事実上無限に強くなれる宝具だが、キャスター本人も全ての二次創作設定を把握できていないため、完全に使いこなせているわけじゃない。 また当然ながら仕様には魔力を消費するため、原作同様むやみに多用はできない。 【weapon】機関銃と無数のサーベル。 【人物背景】 『悠久大戦メガロスフィア』という作品をもとにシマザキセツナが作成した動画作品『World Etude』の登場人物。 シマザキセツナはアルタイルを作った後に自殺してしまう。シマザキセツナを否定した世界を恨み、滅ぼす為に現実世界で本編の事件を起こした。 本編の最後は、主人公たちの作戦と想いによって具現化したシマザキセツナを傷つけることができず、ホロプシコンの力でセツナの為の世界を作るために別の世界へと旅立った。 【聖杯への願い】過去に干渉しセツナを救済する 自分と共に別世界に旅立ったセツナも大好きだ。だが、かつて世界に否定され死を選んだセツナを救い出す、そんな展開が迎えられるなら望んでもいいだろう? 【基本戦術、方針、運用法】 本来はSNSや動画サイトを通じて戦力を拡大していくのが基本戦術だが、スマホもなく、オタカルチャーも現代と事情が違う為、いかにキャスターの二次創作を広め戦力拡大をするかがカギとなる。 マスターが電人HALを作成すれば電子ドラッグによる洗脳という、良心や罪悪感を完全排除した手段も使え戦術に幅が広がる。 しかし、古いコンピュータしかない今回の時代故本編よりも著しく性能は落ちることは確実。両者ともに本来の実力が出せない、厳しい戦いとなるだろう。 【筆者コメント】今は無きセイバー先輩の宝具をパクらせていただきました。でもコレ原作通りなんですよ。 +【主】ユージオ 【殺】矢車想 【作者】E0ZXguE2 【マスター】ユージオ 【出典】ソードアート・オンライン アリシゼーション 【参戦時期】明確には決めていないが大雑把にはアリスと再会してセントラル・カセドラルの地下牢へと投獄された後、カーディナルにアリスを戻す方法を聞く前 【聖杯への願い】 自分を捕まえた整合騎士が本物のアリスなら元のアリスに戻すように願う。もしも違う(前述の願いが叶わなければ別人という考え)ならアリスをルーリッドの村へ無事に帰すように願う。でもそのために罪のない人々を犠牲にしたくはない。 【weapon】 青薔薇の剣 【能力・技能】 アインクラッド流剣術を習得しており、剣士としての実力は高い。 また神聖術という魔術に類似したものが扱える 【人物背景】 仮想世界アンダーワールドの住人である人工フラクトライト。 6年前、幼馴染のアリスを整合騎士がセントラル・カセドラルに連行された。 11歳から17歳までの間、アリスを救えなかった無力感とともに一人で天職に励むことになる。 その後キリトと出会い、剣士になり、彼と共にアリスを助ける旅へ出る。キリトとはアインクラッド流剣術を教わりながらも友情を深めていき、相棒であり親友のような関係になった。 帝都にたどり着いた後はキリトと共に帝立修剣学院で修行に励んでいたが、傍付き見習いの2人を守るために「他者の天命を損失させる」という禁忌目録を犯したため、セントラル・カセドラルに罪人として連行され、記憶を封じられ整合騎士となったアリスと思いもよらぬ再会を果たす。 【方針】 叶えたい願いはあり、その想いも非常に強いがそのために多くの人々を殺める聖杯戦争には否定的。元の世界に残っているキリトが心配だし、アリスの事もあるから聖杯戦争を止めるための方法を探り、出来る限り早く帰りたい 【備考】 聖杯戦争に巻き込まれたタイプ。 参戦時期的には青薔薇の剣を没収されている期間です。青薔薇の剣もユージオと共に聖杯戦争の世界に飛ばされたという感じに想像してweaponに記しましたが、無理そうなら消します 【筆者コメント】 とても強い願いはあるけど、積極的に人を殺すような性格でもなく、むしろそういう輩と敵対しそうなタイプのキャラ。 しかしアリスに対する想いは間違いなく強く、鯖がめちゃくちゃ曲者なのでどうなるか読めない。 【クラス】 アサシン 【真名】 矢車想 【出展】 仮面ライダージオウ 【パラメータ】 『変身前』 筋力E 耐久E 敏捷E 魔力D 幸運E 宝具C 『キックホッパー』 筋力C 耐久C 敏捷B 魔力D 幸運E 宝具C 『アナザーカブト』 筋力B 耐久B 敏捷B 魔力D 幸運E 宝具C 【属性】 混沌・悪 【クラススキル】気配遮断:E 【固有スキル】 コンビネーション:A 特定の人物と共闘する際に、どれだけ戦闘力が向上するかを表すスキル。アサシンの場合は影山瞬と共闘する際に発揮される。 どれほど苛烈な戦場でも目線一つで互いの行動を把握、最適な行動を取る。更に矢車と影山、お互いのステータスが向上する。 途轍もない絆があるからこそ為せる事だが、アサシンの場合はもはや依存の域まで達しており、影山を優先して動いてしまう 特にアナザーカブトライドウォッチを起動した際は何よりも影山を優先して動くと思われる……がその時の状況次第で違うかもしれない 在りし日の記憶:-(A) 相棒が生きていた時の記憶はアサシンの闇を加速させる。 精神干渉系の抵抗判定にプラス補正がかかり、素手攻撃時の筋力パラメーターが一時的に上昇するが、この効果を使用するたびにアサシンは自身にダメージを負う。暴走する精神が霊核を軋ませるのである。 しかしこのスキルは影山を失いどん底の闇に堕ちた矢車だからこそ習得したというもの。 つまり影山が生きている限り喪失しており、彼が死んだ際に初めて発動するスキルである。 マスクドライダーシステム資格者:A 心眼(真)、直感の複合スキル。 アサシンは己が生きていた世界、そして彼の時代では最強の存在である天道総司と互角の勝負を繰り広げた事もある程の実力者であり、その戦闘センスはとても高い。 【宝具】 『地獄兄弟』 ランク:C 種別:召喚宝具 レンジ:- 最大捕捉:- アサシンが召喚されると同時に自動的に発動される特殊な宝具。 弟の影山瞬を召喚する。制限時間なども特になく、実質的にもう1人のサーヴァント……というか二人一組のサーヴァントと言っても良いだろう。 矢車とは運命共同体であり、基本的には矢車の死亡で影山も消滅する。そして矢車が死ぬまで、影山は常に存在する。都合良く引っ込める事は出来ない。 ちなみにこの影山、死亡するまでの記憶を持っているがどういうわけかネイティブではない。 パンチホッパーのステータスはキックホッパー変身時の矢車と同等だが、戦闘技術的にはキックホッパーに劣る。 クロックアップやライダーパンチは出来るがパンチホッパーに変身する為に必要最低限なホッパーゼクター&ゼクトバックル以外の宝具は特にない。クロックアップにさえ気を付ければはっきり言って、単独だと弱い。 唯一のスキルは以下の通り 燃えカスのような正義感:A 矢車と行動してない時に限り、筋力と耐久が1ランク下がる。ただし心の内に眠る「燃えカスのような正義感」の為に動いた時。つまり誰かを守るだとか、悪を倒す為だとか己が正義の為だとか、そういう理由で戦う時だけは単独でも正常なステータスで戦える。 見ての通り、完全にデメリットスキルである 宝具ではあるが、もしも影山が死亡したら特殊な方法でも使わない限り生き返らない 『ホッパーゼクター&ゼクトバックル』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人 アサシンが仮面ライダーキックホッパーに変身するための変身ベルトと道具。キックホッパーはキック力に優れている。 対ネイティブの極秘兵器として開発されたという逸話から、異形の者を攻撃する際にダメージ値にプラス補正がかかる。 変身中はクロックアップという高速行動能力が使用可能であり、高速戦闘が出来る。 当然だがクロックアップは使用する度に魔力を消費する 『アナザーカブトライドウォッチ ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人 アサシンがアナザーカブトに変身するための変身道具。 キックホッパーと同じくクロックアップが可能で、ステータスも若干こちらの方が高い しかしウォッチを起動した変身者の自我を支配・暴走させる副作用があり、なるべく使わない方が良い (ジオウ本編で暴走したのはアナザーライドウォッチのせいなのか、影山を失い何年も孤独に彷徨った故なのかその両方なのか……そこらへんは語り次第です) 【人物背景】 部下に裏切られ、己を卑下する程にやさぐれた元エリート どういうわけか自分を裏切った部下である影山を弟にする。ちなみに矢車と影山はライダーファンの間で「地獄兄弟」という名前で有名。かなり仲が良く、基本的には2人で行動していた。 最終的には自分たちなりの光を求めるため、影山と共に白夜を見に旅立とうとしたが、その影山が異形と化してしまったことを知り、彼の願いに答えてライダーキックを放ち影山は死亡。 それから13年経った仮面ライダージオウでは「アナザーカブトウォッチ」を与えられることでアナザーカブトに変身する能力を得た。 その後ワームが擬態した影山と何らかの経緯を経て接触、彼と再び「地獄兄弟」として行動を共にすることに。ワームに利用される形で地球に隕石を呼び寄せる片棒を担ぐことになる。 本心では「目の前の影山がワームの擬態した姿である」と理解しつつも、「自身の大事な弟である影山を守ること」に固執しており、周囲の説得にも応じない。 最終的にアナザーカブトライドウォッチが破壊され、影山も敗北。 「俺は影山じゃない…。お前は俺の…兄貴なんかじゃない……」と否定の言葉を呻きながら、擬態影山は元のサナギ体の姿に戻り燃え尽きた。 全てを否定され、再び「地獄」へ堕ちた矢車は、沈みゆく夕日を見ながら、一人寂しくどこへともなく去って行った。 【聖杯への願い】 弟の影山を人間として蘇生する。別に宝具で呼び出された影山を偽物扱いしているわけではなく、彼が死ななければ共に受肉する予定。もしも宝具の影山が死んだら、聖杯で蘇生する。つまり影山の蘇生に拘るというより、(異形のままだと本人が望まないだろうから)彼を人間に戻した上で影山と一緒に居たいという願いである 【基本戦術、方針、運用法】 宝具の影山召喚で実質サーヴァント2人分の働きが出来る大きなメリットを持つが、扱いが非常に難しいサーヴァント。 そもそも性能とか以前に性格に難があり過ぎる。マスターの言う事を素直に聞くようにも思えないし…。光を求めている影山は、ジオウで完全に地獄に堕ちた矢車さんよりはまだ扱いやすいかもしれない 性能的には良くも悪くも影山に依存しており、キックホッパーとパンチホッパーの2人で共闘するのが基本戦術になるだろう。クロックアップが使えるという点はかなりの強みだが、使用する度に魔力を消費するので要注意。手段を選ばなければ使い方次第で超高速でモノを奪う、マスター狙いの超高速不意打ちなどえげつない事が出来る。 ちなみに出来る限りアナザーカブトには変身させない方が良い。アナザーカブトライドウォッチ使用後のジオウ本編では影山に固執するあまり、ワームの乗った巨大隕石が迫る地球の危機にすら無関心だった 【筆者コメント】 まず何かを失い、取り戻そうとするキャラとユージオを組ませるという考えがあって、影山死亡の悲惨過ぎるバッドエンドで終わったジオウ仕様の矢車さんが思い浮かんだ ジオウで完全にバッドエンドを迎えた矢車さんが、再び『弟の』影山を求めて動き出す。死ぬ間際に「お前は俺の兄貴なんかじゃない」と否定したワームではなく、本物の相棒を。 今回は宝具の力とはいえ、ワームじゃない本物の影山も一緒で地獄兄弟は復活する そしてユージオは偶然聖杯戦争に巻き込まれたマスターだが、アリスを救いたいという願いがある。 彼は願いを叶えるための道を選ぶのか、それとも聖杯戦争という運命に抗うのか。 +【主】鵺野鳴介 【騎】茨木華扇 【作者】nXZvy6ZY(代理投下) 【マスター】鵺野鳴介 【出典】地獄先生ぬ~べ~ 【参戦時期】 本編開始後~眠鬼と出会う前のどこか。 【聖杯への願い】 霊を争いの道具にしてまで願いを叶えたいとは思わない。しかし心の奥底では恩師である美奈子の魂の解放ないし蘇生の願いを捨てきれていない。 【weapon】 鬼の手 地獄の鬼“覇鬼”を封じた左手。霊体を切り裂くことができる他、他者の記憶を読み取るなど鬼が有する能力を行使できる。ぬ~べ~最大の攻撃手段であるが大妖怪や神獣など高位の存在には通用しないこともある。鬼の力をより引き出せばその限りではないが、肉体を鬼に侵食され乗っ取られるリスクも増大する。また、封印は鬼の手の内に存在する恩師・美奈子の魂と協力して施しているためどちらかが十全にその力を発揮できない状況に陥れば同様に肉体を鬼に乗っ取られる危険がある。 白衣観音経 常に携帯している経文。有象無象の雑霊程度なら鬼の手に頼らずともこれを用いて除霊できる。 【能力・技能】 霊能力 霊能力教師として多種多様な霊能力を行使できる。また、その霊力は誰かを守ろうとする際に爆発的に増幅する。 本聖杯戦争ではサーヴァントの維持に魔力(霊力)を割かなければならない関係上陽神の術などの高位の術は使用できない。 【人物背景】 童守小学校5年3組の担任教師であり生徒たちからは"ぬ~べ~"の愛称で呼ばれている。 普段は気さくで温厚、抜けた面も目立つ人柄だが生徒たちを守るためならどんなに強大な妖怪や悪霊にも命がけで立ち向かう勇敢な人物。また、霊に対しても悪意を持った存在でなければ慈悲をもって接する。 除霊は無償で行い事件後に慰霊碑などを実費で建立したり生徒に食事を奢ることもしばしばなので懐は常に寒い。 このように人助けに見返りを求めない理由は今は亡き母が遺した言葉と半ば絶縁状態にある父との確執にある。 そんな彼の最大の願いは過去に己が原因で命を落とし、今尚鬼の手の封印に助力してくれている美奈子の魂の解放である。 【方針】 聖杯戦争には乗り気でないため、基本的に専守防衛で情報収集優先。しかし他者を無軌道に巻き込む者を放置してはおけない性分であるため、危険な主従に対してはサーヴァントのみ討伐するつもりだが、鬼の手が暴走しないよう自身の霊力(魔力)の管理には注意する。 自身のサーヴァントに対しては仙人を名乗る彼女から僅かに鬼の手に近い気配を感知しており後々詳しい事情を聞きたいと思っている。 【クラス】ライダー 【真名】茨木華扇 【出展】東方project 【パラメータ】 筋力:B 耐久:B+ 敏捷:C 魔力:A 幸運:C 宝具:A 【属性】 秩序・善 【クラススキル】 対魔力:C 騎乗:A++ 乗り物を乗りこなす能力。固有スキルにより動物との意志疎通が可能なライダーは竜種への騎乗も可能である。 【保有スキル】 動物会話:A 言葉を持たない動物との意思疎通が可能。 ライダーは幻獣を含めた動物の使役が可能であるが動物側の頭がよくなるわけではないので、理解出来る命令の程度は対象の知性に依存する。 道術:B 仙人として身に付けた術の数々。魔力の放出、飛行、短距離の空間転移、簡易な記憶操作など多岐にわたるが 今回はキャスタークラスでの召喚ではないため1ランク低下し、陣地作成にあたる「仙界」の作成は不可能になっている。 鬼種の魔:E 鬼の異能、魔性を現す複合スキル。 ライダーは過去に自身を鬼足らしめる邪気のほとんどを身体から切り離されているため最低ランクとなっている。 その上、鬼固有の弱点(豆まきの豆など)はそのまま残っているため平常時はほぼデメリットスキルと化しているが、後述する宝具の発動により元のランクを取り戻す。 【宝具】 『天道往く茨華仙』 ランク C 種別 対人宝具 レンジ 1~10 最大補足 10人 ライダーが仙人として歩む中で手懐けてきた幻獣たちを宝具として召喚する。一度に複数の召喚も可能であるがその分魔力の消費は嵩んでいく。 召喚できる幻獣は大鷲の姿をした竿打(かんだ)・久米(くめ)、大虎の彭祖(ほうそ)、強力な電撃を放つ雷獣の務光(むこう)など。 『華狭間を昇る水龍(こうてい)』 ランク A 種別 対軍宝具 レンジ 1~50 最大補足 50人 龍の卵とでも言うべき龍石から孵した龍の子供・黄帝(こうてい)を宝具として召喚する。 見た目は東洋で語られる龍そのものであるが、幼体であるため全長は人間の数倍程度しかなく龍としてはかなり小さい。 龍は自然の化身であり黄帝もまた自在に空を舞って局所的に豪雨を喚び水のブレスを吐いて敵を攻撃する能力を有している。 龍は本来は神霊同様召喚不能であるが黄帝は幼体ゆえに格がそこまで至っておらず例外的に召喚が可能となっている。 それでも龍には違いないのでライダーが有する宝具の中ではランクが最も高く、他の幻獣よりも召喚の際に消費する魔力も多い。 『悪鬼変生・断善修悪(あっきへんじょう・だんぜんしゅあく)』 ランク B 種別 対人(自身)宝具 レンジ 0 最大補足 1人 過去にライダーが博麗の巫女と共同で封印した自らの右腕そのもの。 封印を解き再び右腕をその身に戻すことでかつて山の四天王として畏れられてきた茨木童子の姿を取り戻し大幅に能力が強化がされる。 具体的には筋力・耐久を1ランクアップ、スキルの対魔力をB、鬼種の魔をAランクに上昇させ、副次効果として属性も混沌・悪に変化し怪物としての性質が全面に出てくる。 この右腕は人間を自身の餌としか見なしていない鬼そのものの人格を別個に有しており、宝具を発動するや否や肉体の主導権を奪いにかかり欲望の赴くままに暴れまわる。 仙人・華扇としての意識も消失するわけではないが自力での宝具解除は不可能。 そもそも右腕を再封印することが彼女の最大の目的であったためその労苦を無にするこの宝具を発動するつもりは全くない。 【聖杯への願い】 既に最大の目的は果たしているため特になし。強いて言うなら幻想郷の安寧。 【Weapon】 右腕の包帯 切断された右腕の代わりに巻かれている包帯。普段は腕の形状だがこれを自在に変形・操作することで敵を攻撃する。 【人物背景】 結界で閉ざされた隠れ里・幻想郷で生きる仙人にしてその地の管理を行う賢者の一人。仙人としての号(名)は茨華仙。 仙人は浮世離れした性格の持ち主が多いが、華扇は生真面目で世話焼き、買い食いが好きだったり表情豊かでどこか抜けてたりするなど良くも悪くもあまり仙人らしくない性格をしている。 他方、賢者として容赦のない姿や利己的な面を見せることもある。 約千年前は山の四天王の一人として人を喰らう鬼であったがある時人間に右腕を断たれ、その腕に鬼の邪気のほとんどを封じられたため鬼としての生き方ができなくなり新たな道を模索することになった。その思索の結果が仙人として世のために働くことで彼女が言うところの天道である。 始まりこそのっぴきならぬ事情で仙人を志すことになったもののその信念は本物。 その後千年もの時を経たことで右腕の封印が解けかかっていることを察知した華扇は解放された右腕が世に仇なす前に探し出し再び封印を施すことを目的として動き出す。最終的に右腕を発見した彼女は一計を案じ、博麗の巫女・霊夢と共同で右腕の再封印に成功した。 【基本戦術、方針、運用法】 基本はマスターの方針に従い、現地の動物を用いた情報収集を優先する。マスターに魔力の負担をかけすぎると鬼の手が暴走するリスクが高まるので宝具の使用は最低限に抑えるつもり。 自身が鬼であったこと及び第三宝具のことについてはまだマスターに話してはいない。 秘密を明かすかどうかは今後のマスターとの信頼関係次第。もっとも第三宝具については令呪による強制でもなければ使うつもりは全くない。 【筆者コメント】 鬼の手コンビ。 善人で聖杯戦争に乗り気な訳ではないが、人々を守るために積極的に戦いに関わらずを得ないポジションのキャラが見てみたかったことと それでいて主従ともに暴走の危険がある能力持ちを出してみたかったので投下。 +【主】蝶野攻爵 【狂】アルトリウス 【作者】pmALZG0Q 【マスター】蝶野攻爵 【出典】武装錬金 【マスターとしての願い】病気を克服し、超人となって生きる 【参戦時期】人間型ホムンクルスになる前の時期 【weapon】なし 【能力・技能】 『動物型ホムンクルスの生成』 人造生命の研究の産物。人に潜み、人に化け、人を食らう怪物。 本体は生物の細胞をベースにして造られ、サイズは約3センチの胎児型。 密閉フラスコ等の閉鎖空間 の外では、一日ともたない脆弱な体であるが、 人間の脳に寄生すると、肉体を奪い取り全身を変質させ、ベースとなった生物を模した強靭な人食いモンスターと化す。 その姿はまるで機械のような仰々しいものとなる。 寄生された人間の精神は殺され、ベースとなった生物が精神とすり換わる。 すなわち、動植物の個性と人間の知能の融合を果たす。 主食は人間だが、他の物も食す事は可能。 人間を超えるパワーと再生能力を備え、魔術や異能力などの超常的な力以外は受け付けない。 現在は動物型しか作ることができないが、実験を重ねていけば人間型ホムンクルスも作成することが可能となるかもしれない。 【人物背景】 入学試験での成績は五教科500点満点で、IQテストは230を記録する天才。 利己的な性格で、生き残るためならば他人の命を利用することを厭わない。 蝶に過剰な執着心と憧れを持ち、病気である自身を芋虫に例え、病気を克服することで蝶のように羽化することを目指した。 その象徴として人間時にはホムンクルスの創造主として活動する際、ホムンクルス化して以降は常に蝶を模ったマスクを身に付けている。 徐々に免疫機能が低下する原因不明の難病を患い、寄宿舎で引きこもり生活を余儀なくされ、2年留年をしている。 周囲からも見限られた自らを「限りなく透明な存在」と考えていた。 高祖父(爆爵)の残した研究ノートからホムンクルスの存在を知り、 自ら人間型ホムンクルスになり命を永らえようと、製造と人体実験を繰り返しながら製造技術を高めていた。 【方針】 基本はホムンクルスの製造技術の向上を優先、バーサーカーには定期的にホムンクルスを喰わせて魔力を補充させる。 一度動き出せば止めるのが難しくなるバーサーカーは乱戦状態か確実に仕留められるタイミングで投入するつもりである。 【クラス】バーサーカー 【真名】「深淵歩き」アルトリウス 【出展】DARK SOULS 【パラメータ】筋力:A+ 耐久:A 敏捷:A 魔力:B 幸運:D 宝具:A+ 【属性】秩序・狂 【クラススキル】 狂化:A 筋力と耐久と敏捷を2ランク、その他のパラメーターを1ランクアップさせるが、理性の全てを奪われる。 【固有スキル】 深淵歩き:A 深淵の魔物との契約のよるもの。 同レベルまでの地形ダメージや行動阻害などの概念や魔術を無効化する。 魔力放出(深淵):B+ 武器・自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出する事によって能力を向上させるスキル。 バーサーカーの場合は深淵を纏うことで攻撃力を上げたり、周囲に魔力を放出することで怯ませて隙を作るといった芸当が可能。 心眼(偽):A 【宝具】 『深淵歩きの巨剣』 ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1~5 最大捕捉:1人 かつてグウィン王に仕えた四騎士の武器として名高い巨大な剣。 折れた直剣を再び打ち直したという逸話を持ち、アルトリウスほどの巨躯と並外れた怪力そして技量でなければ扱うことすらできない。 深淵の魔物との契約により呪われており、その影響により英霊を含めた亡霊の存在に対して特効効果を持つ。 闇に堕ちた騎士アルトリウスが担うその剣は、かつての栄光を失えど、なお圧倒的である。 『灰色の大狼(シフ)』 ランク:B 種別:大狼宝具 レンジ:- 最大捕捉:-人 筋力:A 耐久:A 敏捷:A+ 魔力:C 幸運:D 宝具:A 保有スキルは狂化:B、単独行動:B、心眼(偽):C。 宝具はバーサーカーの所持していた『深淵歩きの巨剣』をランクBに変更して所持する。 孤独な騎士と評されたアルトリウスの数少ない友人の一人、もしくは一匹。 アルトリウスの死後も墓場を守り続けてきた灰色の大狼で、バーサーカーの消滅時に宝具が発動し、バーサーカーの霊基を引き継いで召喚される。 シフ自身もまた卓越した戦士であり、サーヴァントである。 『深淵歩きの大盾』 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人 かつてグウィン王に仕えた四騎士の武器として名高い巨大な盾。 安定した防御効果に加え加護の効果もあり、持ち主にあらゆる異常に耐える力を与える。 またこの宝具には対魔力C相当の効果があるが、あくまで盾そのものであり、バーサーカー本体に付与されるわけではない。 【weapon】 『深淵歩きの巨剣』と『深淵歩きの大盾』 【人物背景】 グウィン王の四騎士の一人で、「深淵歩き」の異名を持つ。 深淵で行動するためにあえて深淵の魔物と契約を交わしている。 灰色の大狼シフとは親友であり、相棒であった。また誓約「森の狩猟者」の契約者・白猫アルヴィナとも友人関係だったらしく、どうも動物に好かれやすい人物だったようだ。 魔法王国ウーラシールに深淵の魔物を打ち倒すべく参じたアルトリウスであったが、既に深淵の力は彼の力を大きく上回っており、彼自身も深淵に呑まれて正気を失ってしまう。 その後、時を遡って現れたプレイヤーに襲い掛かる。 【聖杯への願い】 本来であれば聖杯戦争による被害を抑えるものとして召喚されたところを、バーサーカーとして呼ばれたことで逆に暴走装置となったことで叶わないものとなっている。 【基本戦術、方針、運用法】 目についた敵を殲滅する殺戮兵器と化しており、動かす事自体が魔力を喰う状態となっている。 また狂化により自我を呑まれていながらもその剣技は健在、大剣を己の手足のごとく振り回す。 +【主】ショウ・タッカー【術】戦極凌馬 【作者】076K8nJ. 【マスター】 ショウ・タッカー 【出典】 鋼の錬金術師 【参戦時期】 やった事がばれ、エド達にボコボコにされた後 【聖杯への願い】 人々に自分の研究成果を認めてもらい、国家錬金術師として返り咲く。 【weapon】 なし。強いて言えば後述する錬金術か。 【能力・技能】 錬金術。彼の世界における錬金術はれっきとした「科学」であり、等価交換の法則(質量保存の法則)を破ることはできない。彼の場合生物と生物を錬金して作る「合成獣」の錬成が特に得意である。 【人物背景】 原作第5話(単行本2巻)に登場。 合成獣(キメラ)の権威として有名な国家錬金術師で、銘は『綴命(ていめい)』。 列車ジャック事件を解決したことで、エドワードがマスタングに見返りとして、生体錬成に詳しい錬金術師の紹介を頼んだ際に、タッカーが紹介されることとなった。 痩せ気味でやや小柄、気弱で優しそうな顔をしており、性格も真面目で控えめである。 登場時点から2年前に妻に逃げられ、娘のニーナと大型犬のアレキサンダーと暮らしていた。 2年前に『人語を理解する合成獣』を錬成し、国家資格を取得。その後はなかなか研究成果が振るわず、翌年の査定では厳しい結果に終わり、資格剥奪の瀬戸際に立たされる。 その後、再び『人語を理解する合成獣』の錬成に成功。成果を兄弟たちに披露するも、実は合成獣はニーナとアレキサンダーを素材に使った物だった。その事に兄弟が気付き、二人の逆鱗に触れることになる。更に2年前に妻に逃げられたのではなく、妻を合成獣に錬成して国家資格を得たことも見抜かれてしまった。 人道に有るまじき行為として資格を剥奪され、自宅に拘留されていたが、国家錬金術師殺しの指名手配犯によって殺害されてしまった。 【方針】 キャスターに戦闘は全て任せ、自分は陰で観戦する。また、機会があれば他マスターやサーヴァントを捕縛して合成獣を作り、手駒として利用する。 【筆者コメント】 ハガレンの中でもかなり外道なキャラとして描写されている錬金術師。自らは積極的に手を下さず、キャスターに任せるという姑息な方針を取っているが、果たして彼が納得するのか…? 【クラス】 キャスター 【真名】 戦極凌馬 【出展】 仮面ライダー鎧武 【パラメータ】 『レモンエナジー』 筋力:B 耐久:B 敏捷:C 魔力:E 幸運:B 宝具:C 『ドラゴンフルーツエナジー』 筋力:A+ 耐久:C 敏捷:B+ 魔力:C 幸運:D 宝具:C 【属性】 中立 悪 【クラススキル】 道具作成:C 科学者としての知識を生かし、魔力を帯びた器具を作成可能。魔力を消費すればマスターを黒影トルーパーに変身させる戦極ドライバーまで作成可。 狂化 C 本来はバーサーカーのスキルだが、『狂う公爵』使用時のみ発動。パラメーターが上昇する。 意思疎通は可能だが、宝具の副作用により好戦的になり積極的に戦闘を行うようになる。 【固有スキル】 研究者:A 人類の更なる進化を目指し、日々探究を続ける者。 スキル「道具製作」の発動の際に必要な魔力の量を軽減させる。 Aランクともなると大きな恩恵を得られるが、代償として「精神異常」のスキルを得る。 精神異常:C 精神が歪んでいる。徹底的なまでの利己主義者。 自身の研究を第一とし、他者がどれだけ被害を被ろうと平然としている。 周囲の空気もあえて読もうとしない、言わば精神的なアーマー能力。 話術:D 言論にて人を動かせる才。観察力から導かれる予測と巧みな話術により、国政から詐略まで幅広く有利な補正が与えられる。 【宝具】 『嗤う公爵(レモンエナジーアームズ)』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人 異界の果実の力を封じたアイテム・ロックシードにより、「アーマードライダー・デューク」へと変身する。 レモンエナジーロックシードにより発動するこの姿は、弓と刃を兼ね備えた武器「ソニックアロー」を得物とする。 また、特注したゲネシスドライバーの機能として、立体映像の投影機能や光学迷彩等の能力が使用可能。 『狂う公爵(ドラゴンフルーツエナジーアームズ)』 ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人 メガへクスにより改造されたロックシードにより、「ドラゴンフルーツエナジーアームズ」へと形態を変化させる。 前述した機能に加え、ヘルヘイムの力が使用可能になり、自身を霧のように変化させることによる高速移動、蔦で相手を拘束し、壁に打ちつけたり移動を封じたりすることが可能になる。代償に耐久力は落ち、変身中はマスターの魔力を著しく消費する。 【weapon】 『創世弓ソニックアロー』 次世代型アーマードライダーと鎧武・ジンバーアームズがアームズウェポンの代わりに使用する弓型の武器。 エナジーロックシードのエネルギーを充填し、供給可能である限り無限に矢として撃ちだすことができる。レーザーポインターのエイミングスコープにより精密な射撃を行うことができ、さらに、両端に付いた鋭い刃・アークリムで剣のように接近戦を行うことも可能。射撃を頭上に放つと矢が果実型のエネルギーとなり、そこからエネルギーの矢が放射状に放たれ複数の標的に同時に攻撃を当てることができる。 スロット部のエナジードライブベイにエナジーロックシードをセットすることで、「●●エナジー!」の音声と共に必殺の射撃を放つことができる。 【人物背景】 本編7話から『謎の男』として登場。 戦極ドライバーの開発者としてユグドラシル・コーポレーションに関わっている天才科学者。呉島貴虎の父である呉島天樹がユグドラシルを担う人材育成の為にかつて設立した孤児院出身だが、施設自体がアレであったこともあってか冷酷なマッドサイエンティストである。 普段の態度は飄々としており非常に気さく。しかし、様々な問題を抱えるが故に冷酷な決断をせざるを得なかった貴虎とは対照的に、実際のところは本当の冷酷非道であり、自分にとって関心の無い者がどうなろうと平然としていられるなど、どちらかといえば貴虎よりもその弟の光実に近い本質の持ち主で、他人を欺き利用する事や裏切る事に何の感慨も抱かず、周囲がどれほどの不利益を被ろうとも自分の目的を優先させる。 その目的は、ヘルヘイムの森に存在すると仮説した、『禁断の果実』を手に入れること。 彼は人類神話起源説を提唱しており、それをもとに世界各地の神話を調べた結果、森には世界を侵食する側面だけではなく、世界を支配する力をもたらすものもあるのではないかと考えていた。 当初は自身の理想に最も近かった貴虎にその果実を与え、人類を更なる高みへ導くための王座へと就かせようと考えていたのだが、あくまで人類を救うことを重点に置いていた彼に失望。 彼を見限り、自分が進化の導き手になることを目指して、暗躍するようになっている。 【聖杯への願い】 鎧武の世界に蘇り、今度こそ黄金の果実を手に入れる。 【基本戦術、方針、運用法】 戦いはあまりせず、道具作成を積極的に行っていく。参加者が減り、聖杯戦争が終盤に差し掛かった頃合いを見て、作成してきた道具をフルに使い聖杯の横取りをする算段。 【筆者コメント】 狂気のマッドサイエンティストコンビ。どちらも身勝手な理由で他人を実験台にしたり、自分の目的のために他者を使い捨てたりした。しかしこの二人、どちらも癖が強すぎて絶対ウマが合わなさそうである… +【主】美柳ちなみ 【狂】雪代縁 【作者】UOricaVE 【マスター】美柳ちなみ 【出典】逆転裁判3 【参戦時期】本編終了後。つまり死後。 【聖杯への願い】綾里千尋への報復する 【能力・技能】霊媒の知識(霊力がないので知識だけだが) 【人物背景】 普段は物腰柔らかなお嬢様のような印象だが、その実は 霊媒士の家系に生まれたが双子の妹ともども霊力に恵まれなかったため、母から愛されることがなかった。 その後、妹は出会いに恵まれ清廉で心優しく育ったが、父の元に残ったちなみは冷たい家系の中さらに荒んでしまった。 それ以降、数々の犯罪を犯し、未遂や自殺教唆を含めれば4件の殺人を犯している。しかしその犯罪の悉くを、自分の家計の本家の人間である綾里千尋に暴かれ、最終的に死刑となった。 だが死刑後も、ちなみの母の企んだ本家の人間の抹殺計画に参加し、「悪霊」としてその後の殺人事件に関わる。 だがその計画すらも綾里千尋の息のかかった成歩堂龍一という男によって暴かれ、死んだ後ですらも綾里千尋に勝てなかったことを突き付けられプライドをズタズタにされながら消失した。 【方針】優勝狙い。バーサーカーに戦闘を任せる。ほかの人間を誘惑などして有利に立ち回れるように動く。 【クラス】バーサーカー 【真名】雪代縁 【出展】るろうに剣心 【パラメータ】筋力:B+ 耐久:B- 敏捷:A+ 魔力:E 幸運:C 宝具:C 【属性】混沌・中庸 【クラススキル】狂化:B 理性の大半を奪われている。会話不可能 【固有スキル】心眼(真):C+ 戦闘続行:A- バーサーカーはその憎悪の念により、常に精神が肉体を凌駕した状態にあり、肉体的な痛みを全く感じない。 倭刀術:A 倭刀術という日本刀の速さと切れ味に大陸特有のしなやかな力技を融合させた剣術を操る。 【宝具】 『狂経脈』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1 長年眠ることなく執念を抱き脳が活性化し続けために異常発達した神経。 発動すると耳の後ろに肥大化した神経が浮かび上がり、筋力・敏捷のステータスにプラス補正が入る。また、スキル心眼(真)のランクがBになる。 しかし神経が過敏になるのはプラス面だけでなく痛覚などのマイナスな神経までも鋭敏にしてしまうため、耐久にマイナス補正が入り、スキル戦闘続行がCに下がる。 【weapon】倭刀 【人物背景】 異常なまでに溺愛していた姉である雪代巴を緋村剣心(抜刀斎時代)に殺害されたため恨みを抱き、人誅(天が裁かぬなら自分達で裁くという意味)を計画する。 縁は姉を殺されたせいで日本を嫌ったため上海に渡り、上海にて修羅場をくぐりながらも闇社会の頂点に上り詰め、強大な武器の密造・密輸の一手を取り仕切った。 縁にとっては姉が全てであり、姉の死亡後は抜刀斎に復讐することが全てだった。 思い込みが激しい性格で、脳内でよく死んだ姉と会話をしている。幼い頃に姉が惨殺される光景を見たため、そのトラウマから若い女性を殺すことが出来ない。 【聖杯への願い】姉を生き返らせる。 【基本戦術、方針、運用法】 主従ともに凄まじい執念の持ち主。狂化による戦闘能力強化のごり押しになる。魔力消費の激しい宝具はないので他のバーサーカーよりまだ扱いやすいか。 精神が肉体を凌駕した状態で戦闘続行能力は高いが、引き際を見極めないといつの間にか手遅れなほどのダメージを受けていることも。 【筆者コメント】会話不可のバーサーカー少ないなーと思って投下。執念の塊みたいな二人なのでとにかくあきらめが悪い。長く生き残れなさそう… 方やハニートラップ上等の美女。方や戦闘続行Aのバーサーカーと、どれだけ聖杯戦争を荒らすことができるかが見どころかも。 +【主】天城カイト 【弓】深海マコト 【作者】E0ZXguE2 【マスター】天城カイト 【出典】遊☆戯☆王ZEXAL 【参戦時期】 具体的に決めていないが、少なくともナンバーズ・ハンター時代 【聖杯への願い】 ハルトを救う 【weapon】 デッキ、デュエルディスク 『オービタル7』 カイトと行動を共にするロボット。喋る。 グライダーやバイクに変形できる機能を搭載しており、移動手段としても役立つ。 ナンバーズ所有者以外の時間を1/10000に減速する能力もあるが、デュエル専用みたいなものなのでまあ使えないだろう。 両手足がコードによって伸び、全長は少なくとも2m以上は軽く越える戦闘モードなるものもある。 両手がドリルに変形し、直接攻撃をしかけてくる。一見強そうだが、運動神経が良いとはいえ達人だとかそういう設定がないほぼ一般人すら倒せてない 【能力・技能】 『フォトンチェンジ』 変身みたいなもの。服装の色が黒から白へ変化し、左目元にD・ゲイザーが模様のように現れる。フォトンチェンジ中は回収したナンバーズの影響を無効化して使用できるが、フォトンチェンジは彼の体に悪影響を及ぼすため、使いすぎると深刻なダメージを負うことになる。 『フォトンハンド』 彼とナンバーズをかけたデュエルで敗れた者は、「フォトンハンド」という特殊な装置によって魂ごとナンバーズを奪われ、その負荷により生気を完全に失う。今回はデュエルしないだろうから多分意味ない 『デュエルの腕前』 デュエルの腕前、センスはアストラル曰わく「今まで私が戦ってきた誰よりも強い」とのこと。 【人物背景】 「ナンバーズ・ハンター」を名乗り、弟ハルトを救うためにナンバーズを収集するデュエリスト。 変わり果ててしまった弟にも変わらぬ愛情を与え、奪われた魂の行方を気にするなど、本来の性格は決して冷酷なものではないが、ハルトを救い出すためならば、いかなる犠牲もいとわない 【方針】 聖杯を勝ち取るために、他の主従を倒す 【備考】 オービタル7が実質的な意思持ち支給品みたいなものなので、問題があればオービタル7は消します 【筆者コメント】 書いてる途中でふと思い出したけど社長もモクバのために割とエグいことしてた…。 そういう意味では海馬と一緒に当選したら絡みを期待したいキャラでもある 【クラス】アーチャー 【真名】深海マコト 【出展】仮面ライダーゴーストRE BIRTH 仮面ライダースペクター 【パラメータ】 『変身前』 筋力:D 耐久:E 敏捷:E 魔力:C 幸運:D 宝具:A 『ディープスペクター』 筋力:B+ 耐久:D 敏捷:B 魔力:C 幸運:D 宝具:A 『シンスペクター』 筋力:A+ 耐久:C 敏捷:A+ 魔力:C 幸運:D 宝具:A 【属性】中立・中庸 【クラススキル】単独行動:A、対魔力:C 【固有スキル】 仮面ライダー:A 勇猛、直感、騎乗の複合スキル。 戦闘続行:B 決定的な致命傷を受けない限り生き延び、瀕死の傷を負ってなお戦闘可能。親友の必殺技を受けても変身解除されることもなく、彼を刺した逸話から。 精神異常:B 精神を病んでいる。バーサーカー化による狂化ではなく、周囲の空気を読めなくなる精神的なスーパーアーマー。シンスペクターとして成長した面が主となるアーチャーだが、やはり彼の逸話を語る上でこの要素は欠かせない 心眼(真):B 【宝具】 『ゴーストドライバー&ディープスペクターゴーストアイコン』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人 アーチャーが仮面ライダーディープスペクターに変身するための変身ベルト。 本来ならば仮面ライダースペクターに変身出来るアーチャーだが、シンスペクターに成長した逸話を主としたサーヴァントであるため通常のスペクターのアイコンや各種英雄アイコンは所持していない ちなみにゴーストドライバーを操作することでゲキコウモードというディープスペクターの強化形態になることも出来る。 ゲキコウスペクターは筋力にプラス補正がかかるが、技の面なども考えると総合的にはシンスペクターには劣る 『七つの罪を背負いし青鬼(シンスペクターアイコン)』 ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人 自分の兄弟達(クローン)を全てガンガンハンドで射殺し、自らが…そしてダントンが犯してしまった全ての罪を背負って戦う覚悟によって現れた変身道具。それはアーチャー自身の想いにより創造された眼魂。 使用する武器はゴーストチェンジを介さずに全モードを任意で変形と使用可能。 宝具使用時に変身ベルト『ゴーストドライバー』も同時に出現。アーチャーが仮面ライダーシンスペクターに変身する。 当然だがディープスペクター以上に魔力を消費するので要注意 シンスペクターの必殺技はエンヴィースラップ(嫉妬)、ラストバレット(色欲)、スロウスグレイブ(怠惰)、グラトニーバイト(暴食)、プライドフィスト(傲慢)、グリードスラッシュ(強欲)、ラースフレイム(憤怒)とそれぞれ七つの大罪に由来しており、七つ連続で繰り出し、更には後述の宝具に繋げる事も可能。 しかし当然だがそんな事をしたら、魔力の消耗も激しい 『俺の生き様、見せてやる!(デッドリーオメガドライブ)』 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1人 シンスペクターの最強技。シンスペクターに変身してる時のみ発動可能。 蒼く輝く巨大な6枚の翼を展開し、堕天使のように空高く飛翔。 巨大な目の紋章を出現させ、そのエネルギーを右脚に纏い、真下へと急降下して強力なキックを放つ。 この宝具を発動してからキックを放ち終えるまで、筋力と敏捷にプラス補正がかかる 【weapon】 『マシンフーディー』 スペクターの専用バイクで、マコトは変身前後問わず使用している。 『ディープスラッシャー』 ディープスペクターとシンスペクター時に用いる剣型の専用武器。ソード・ブラスターの2つのモードに変形する。 『ガンガンハンド』 スペクターの専用武器。ディープスペクターでは使用しないので、今回は実質シンスペクター専用。 通常形態であるロッドモードの他、下部パーツの『フォアハンドコンプレッサー』をポンプアクションの要領でスライドすることで、 火縄銃に似た銃モードに変形する。ロッドモードでは如意棒のように自在に伸縮が可能。 【人物背景】 10年前、龍と西園寺の実験が原因でモノリスにできた穴に妹・カノン共々吸い込まれ、眼魔の世界に閉じ込められる。その後、アランたちによって肉体から魂を抜かれて眼魔となってしまい、人間界で仮面ライダーとして活動を始める。 妹のカノンを復活させる為に手段を選ばない強引な方法で眼魂を集めていたが、タケルの自己犠牲とも取れる行動によりカノンが復活。和解する。 以降、幼馴染のタケルや親友のアランと共に様々な困難を乗り越える(何故かマコト兄ちゃんが増えたりもした)。 そして外伝である仮面ライダースペクターで眼魔世界の創設者の一人ダントンが作り出したデザイナーベビーだと判明。マコト兄ちゃんがもう1人出てきたのもそういう理由である。 初めて自分の正体を知った事で絶望するマコトだが、自ら腕を犠牲にしてでもカノンを守ってくれたダントンに心を開く。 しかし彼を危険人物と知る親友、アランと対立。友の罪を止めようとしたアランは友情バーストに覚醒するが、必殺技を放ってもマコトを変身解除させるまでには至らず。そしてマコトは、アランの腹部に剣を突き刺した(その後に発覚した事だが、アランは死亡せず重傷で済んでいた) アランを手にかけてしまったマコトは逃げるようにダントンの下へ戻ったが、そこでダントンの狂気を垣間見てしまい、自分の過ちを痛感する。 マコトはカノンを逃がすと、細々と自分の罪を七つ数え、その過ちを認めた上で背負い生きると覚悟。それに呼応するかのようにシンスペクターアイコンが出現し、変身する。 ダントンを含め3人の父親たちの思いを繋いで生きていく決意と共に、マコトは激闘の末ダントンを倒した。 【聖杯への願い】 無し。マスターの願いやその強引な手段はかつての自分と似ているが、それでも叶える気はない。聖杯戦争自体を止める 【基本戦術、方針、運用法】 完全に脳筋系アーチャー。真っ向勝負は滅法強いが、搦め手はたぶん苦手。自力ではフォームチェンジも出来ない。 シンスペクターで全力を出すのは魔力消費が激しいので、ここぞという時に使うのが無難。 作品的に英雄の知識が多少ありそうだが、史実の英雄が居るかもわからない今回の聖杯戦争では大して役に立たないと思われる 【備考】 昔のマコト兄ちゃんじゃなくて、Vシネで成長後のマコト兄ちゃん。でもマコト兄ちゃんの事だしいきなりマスターを殴ってくるかもしれない 【筆者コメント】 カイトの願いが割と昔のマコト兄ちゃん。他人に容赦無いところも昔のマコト兄ちゃんと同じ。 そんな考えから思い付いた組み合わせ マコト兄ちゃん的にこれ昔の自分を見ているようなものでは……?
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/1010.html
268 :隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM:2007/06/21(木) 03 54 54 イリヤを森まで送っていく事にしよう。 「もうすぐ日が暮れるし、送るよ」 他にやることはあるはずなのに、どうしてだろう。 何故か、イリヤと離れるのは躊躇われた。 「もしかして、心配してくれてる?」 イリヤは足を止めて、半分だけ振り返る。 「そりゃ心配だよ……近頃は物騒だからな」 「うんうん、女の子を大切にするような男の子になっておねーさん嬉しいわ」 人差し指を立てて嬉しそうに笑う。 「それじゃ、行きましょう?」 きゅっとイリヤが袖を掴む。 「あ、ちょっと待ったイリヤ、無言で何回も居なくなるのは問題だろ? だから一言だけ声を掛けてからにしておくよ」 「うん、それじゃそうしましょう?」 「桜、ちょっと良いか?」 気付けば電話は既に終わっていた。 居間で卓袱台に肘をつき、ぼんやりとテレビを見ていた桜に声を掛ける。 「は、はい? どうしました先輩?」 がばりと桜が振り向く。 「ん? どうした桜? ちょっと顔が青いぞ?」 ほんの少しの変化だったが、なんとなく、いつもより顔が青ざめているように見えた。 「い、いえ、何でもないですから……どうしたんですか?」 「ああ、ちょっとイリヤを送ってくるから、遅くなるようだったら鍋だけ作っておいてくれるか? 準備はしてあるから」 「あ、はい、わかりました」 「ん? イリヤスフィール嬢をか?」 桜が頷くのとほぼ同時に向かい側で本を読んでいた氷室が顔を上げて問うてくる。 一瞬だけ言っている意味が分からなかったが、すぐに理解した。 思い出すのに難儀したが、イリヤとは一緒に住んでいる、という嘘からだったんだよな、今ここに氷室達が居るのは。 「ああ……ちょっとした家庭の事情、と言うヤツだよ」 「ふむ、そうか……ならば手早く行ってくると良い、日が暮れるまでそう時間はないだろうし、私や間桐さんの方も少し話があるのでな 」 「あ、いえ、私は別に……」 桜がわたわたと慌てるが、その様子から何か話がありそうだ、というのは読み取れた。 「……わかった、それじゃ帰りは急いで戻ってくる」 「はい、それじゃ気をつけて行ってきてくださいね」 深呼吸を一度して、落ち着いた桜が笑顔で言った。 「それにしてもシロウ、本当に良いの? 私を疑えって言ったばっかりなのに」 玄関の戸を潜ったとき、イリヤはそんなことを言ってきた。 「んー……俺はイリヤを疑わないから、ってのじゃ駄目かな?」 その解答に、イリヤは少し溜息を漏らす。 「そんな風に信頼されたら、なんにもできないじゃない」 「そうでしょうな、貴女はお優しい……衛宮君、右手前の電柱を」 言われた先に視線を向けると、そこに狙撃兵が出現した。 そしてその狙撃兵のライフルがきっちりと眉間を狙っているのがあっさりと理解できた。 「うっわぁ……もしかしてずっと?」 両手を挙げたくなるが、ふっと構えたライフルを外して狙撃兵が消失する。 「一応の用心だよ、私の独断でね……何しろ一応、私も彼の人の配下でな、勿論全面的に賛同しているわけではないがね」 そう言って歯を見せて笑う。 目は笑っていなかった。 もしかしたら彼は護衛の役目も果たしてくれていたのかもしれないが、命令如何であっさりと暗殺に取って変わったことだろう。 「なるほど、あれはジェネラルの特殊能力、ってところか?」 姿を消して隠れることをしなかった彼のことを付き人の武人か何かだと思っていたが、どうやらジェネラル——ヒトラー配下の人間らし い。 そういえばルヴィアのジェネラル——マンネルヘイム氏にしても部下を召還していた。 直接見たのは数人だけだったし、言葉を交わすことはなかったが、見ることの無かったこの家での戦闘ではかなりの数を召還し、そして 戦力の消耗を避けていたという。 それがこの人のように、自我を持つ存在だったとすれば納得だ。 そうであれば戦力として召還できるのはかつての配下であった人間達に他ならない。 「勿論私自身が使える兵力は彼から貸与された者達だし、私自身は戦えんと言う意味では同じだ。 私は事故で一線を退いたためにな……これがハインツあたりならば別かもしれんがね」 ハインツ、と聞けばおよそ誰か分かる。 電撃戦の生みの親、ハインツ・グデーリアンだろう。 「ああ、あの人は……ね」 何しろ最前線で指揮をする、のみならず戦車の機銃でポーランド歩兵を薙ぎ倒した、などという逸話まで残っている程である。 ……上級大将なんて高官なのにな。 「ま、それは良い……君も行くのだろう? 君を攻撃する意思はもうないから安心したまえ」 一人歩き出して振り返るその口元の笑みは、僅かに獣を思わせた。 269 :隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM:2007/06/21(木) 03 56 43 ひぐらしのなく頃に『竜宮レナ』:「そうですね、急ぎましょう」イリヤの手を握って歩き出す 沈黙の艦隊『アレックス・P・ナガブチ』:「あ、そうだ」学園の様子をついでに見ていく、というのはどうだろうか? ポケットの中の戦争『アルフレッド・イズルハ』:「その前に商店街にでも寄って行きませんか? 少しくらい足りない物もあるでしょう?」ヴェルナー氏に提案する 選択仕入れると本文が長すぎると言われたのでせっかくだから選択肢の他にちょっとしたクイズを。 選択肢の名前に書かれた3人は作中である共通するセリフを言いますが、それは何でしょう? とりあえず期限は……次の投下か日曜までくらいと言うことで。
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/170.html
57 名前: 隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM 投稿日: 2006/09/05(火) 03 18 01 「いいえ、私はキャスターみたいだよ?」 楽しげに、白服の少女が微笑んだ。 目の前の少女は、本当にただの少女であった。 王としての威厳も、守護者としての義務感も、戦士としての剛毅さも、多数の中の一を継ぎ、己を捨てさせられた後悔も、 偽物と断ぜられた宿命も、裏切り者と断ぜられた宿命も、 悪魔と恐れられ、英雄の為の贄とされた宿命も、神に恐れられ、狂わされた後悔も。 目の前の彼女には存在していないように見えた。 ただ彼女は、楽しげな目の奥に、覚悟の強さを持っていた。 「まあ、これから暫くよろしくね、マスターさん、お名前は?」 手を差し伸べられ、思わずその手を握っていた。 それで、それだけで、赤い男が『欠けたる者』と呼んだ理由はすぐに分かった。 「あ、ああ……士郎、衛宮士郎だ」 「ふーん、よろしくね、衛宮君」 彼女は魔術を扱う事ができない。 彼女に魔術回路は存在しない。 「あ、一つ聞かなきゃいけない事があったわ」 握手したまま。 「雰囲気からして、この人達は味方で良いのよね?」 「ああ、桜も、遠坂も、ルヴィアも、ライダーも、みんな仲間だ」 握った手が外れる。 「4人……ふーん、じゃ、あっちにいるのは敵って事で良いのよね?」 『なんだ、気付いてたのか』 「そりゃそれだけ歪んでいれば気付くわよ、状態が万全なら特にね」 そんな言葉と共に影から男が現れる。 影と共に現れたのは途方もない巨躯。 「バーサーカー……」 思い起こすのは、あの巨人。 少女を守り続けた、あの巨人だ。 「その通り、殺戮のプロ、狂戦士だよ」 だからその言葉には怒りを覚える。 「見たまえよ、この巨大な断頭斧、これこそ最強の証に相応しい」 巨躯が握る巨大な斧。 それは、人間の体どころか、鉄塊を切断して余りある巨大さだった。 「なるほど」 キャスターの顔から笑みが消える。 「キャスター……?」 歩いていく。 巨人へ向かい歩いていく。 魔術回路さえない少女が、何をしようと言うのか。 「不安そうだから見せておくわね、私の力」 そう言って振り返った彼女は、月明かりの下で、極上の笑顔を見せてくれた。 無防備なキャスターにバーサーカーが突貫する。 「まずい……逃げろ! キャスター!」 彼女の着込む緑のストールに備え付けられた赤い宝石。 それが僅かに光る。 同時に狂戦士の戦斧が振り下ろされた。 「キャスター!」 振り下ろされた戦斧は 魔:虚空で停止していた 力:キャスターの細腕に受け止められていた
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/368.html
338 名前: 隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM 投稿日: 2006/10/27(金) 05 11 29 「私は、此処に居てもいいんだよね?」 イリヤが不安げに言った。 「当たり前だろ、イリヤは家族なんだから、そんなことを気にすることは無いぞ」 そう言って抱き上げる。 「わわ……シロウ、ちょっと恥ずかしい」 「良いじゃないか、家族なんだしさ」 「ううー……馬鹿」 そんな満面の笑みをされたら、何も言えないじゃない。 「まったく、ラブラブだな」 なにやら深刻な事態は終わったようで、張り詰めた気配は消え、遠坂嬢も屋根の上から降りてきた。 「……そっちのケもあったのか、あのジゴロは……むしろ食事を餌にして女を釣るのが主流なのか……ぬーん」 「でもうちの弟とか時々ああやってくれるけど……」 「由紀香、その弟君の年齢は?」 「高校生だけど……」 「……妹達ではなく君が持ち上げられている方かね」 「う……うん」 少し顔を赤らめながらも頷く。 衛宮家と言い三枝家と言い、大家族とはえてしてそう言う者なのだろうか、少し間違ってるんじゃなかろうか。 とりあえず三枝家の現状については気にはなるが後にしよう。 それよりも、ここでしかできない、今日しかできない人間観察こそ大事なことなのだ…… あ、イリヤ嬢が衛宮氏に頭突きのようにキスした。 「んなっ……イリヤッ……」 「いいでしょー、家族なんだし」 満面の笑みを返すのが見える。 飛び出したのは遠坂嬢、間桐嬢である。 やっぱり好意を隠し切れては居ないな、遠坂嬢は。 「イ、イリヤー! アンタはー!」 「ふーんだ、サクラならともかくリンに何か言われることなんかないもーん」 「そぉーう、イリヤちゃん、私には何か言われることがあると思ってるんだ……」 「さ、桜、落ち着くんだ、これはスキンシップみたいなものであってだな」 「黙っててください」 なんだろう、離れて聞いている私ですら身震いする程ドスが効いている。 これほどの凄みを持っているとは予想外である。 「良いじゃない、桜だってキスくらいするでしょ?」 「うっ……それはそうですけど」 「家族だものキスくらいするわ、ねーシロウ」 だがイリヤ嬢にドスはまるで効いていないようだ。 問い詰められて離れるどころか思い切り抱きついている。 「いやー、青春だーねー」 そう言って同じく覗き込むのは藤村教諭だ。 「いいんですか? 手塩に育てた弟君が修羅場の真っ最中だというのに」 「楽しそうだからいいのだー、そして最終的に姉である私がかっさらうのだー」 さりげなく問題発言をしている。 ある意味で壮絶な略奪愛である。 だがその根底にあるのは互いの、そして家族全員への信頼ではなかろうか、そう考え、少し心が暖かくなった。 都合の悪い時や場が盛り上がらない時は、とりあえず歌う-イタリア:料理の時間はさすがにイリヤ嬢はおとなしくしていた 最高法規は「ビール純粋法」-ドイツ:夕食の時間もイリヤ嬢の暴走は終わらなかった 国技は戦争-アメリカ:夕食は終わり、時刻は晩から夜へと変わろうとしている……
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/627.html
17 名前:隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM [sage interlude「放たれた光」] 投稿日: 2007/01/14(日) 04 12 14 interlude―― かくして空戦は終わる。 一時は20以上の機影が飛び交った空には、ただ6機が残るのみであった。 「ミッキーより88コントロール、敵増援全機撃墜、被害は8」 『了解、帰投せよ』 最初の空戦で2機、続く増援部隊には6機が撃墜された。 彼自身は今夜4機を撃墜した、撤退した敵影を確認できなかった以上、チームとしては25機を撃墜したことになるだろう。 キルレシオとしてだけでなく、一度の空戦の戦果としても十分なものだ。 しかし精兵である彼等からしても、今夜戦った部隊は途方もない精鋭だった。 「向こうは全機ベイルアウトしやがったしな」 しかし彼等の部隊で撃墜された者は一人もベイルアウトすることが出来なかった。 「まあ、考えても仕方のないことだ……全機帰投するぞ」 仮初めの命だからと、そうでなくとも紙切れよりも軽い命だからと僅かに笑みを浮かべる。 すぐ隣で同僚の期待が親指を立てるのが見え、すぐに彼の機の後方に回る。 彼等は2機編成の3チームとし、アローフォーメーションでビル街から杜王港の方角へ飛行する。 かくて上空に光が走る。 フォーメーション先頭の二機が火を噴き、一機は道路へ墜落し、もう一機はビルへ突き刺さった。 『空が光った!?』 「シン、今のはなんだか分かるか?」 『わからん、レーザーか何かに見えたが……』 「レーザーだと? 俺達はSFの世界に居るとでも言うのか?」 『88コントロール! 今の光は何か分かるか?』 慌ただしく通信が交わされる。 『観測したが詳細不明、ビル屋上以下の高度で飛行して盾にしろ、レーダー波は観測されていない、高度を低く取りさえすれば正確な照準は不可能なはずだ』 「了解……いつもいつも無茶言いやがるぜ」 戦闘機からすればビル街など障害物にしかなりえない。 可能な限りの、失速寸前の速度で、ビル街を縫うような飛行を初めた。 ――interlude out 18 名前:隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM [sage 四日目・夜:爆風の後] 投稿日: 2007/01/14(日) 04 15 27 そして、予想もしない爆風が両者を襲った。 無防備な敵に突きだした衛宮士郎の双剣は突き刺さることなく、両者は吹き飛ばされる。 突然の浮遊感は、全ての思考を奪い去るのに十分な衝撃を衛宮士郎に与えた。 吹き飛ばされ、壁に叩き付けられる。 「っ……!」 叩き付けられた反動で床に転がり、骨が折れたような激痛で声も出せずに蹲った。 だが様々な判断できるだけの頭が残っているのは僥倖だった。 全身を走る痛みはむしろ安堵をもたらす。 もし壁に当たることなくドアから外へ吹き飛ばされれば、先程のクレイモアで開いた大穴から地上へと真っ逆さまに落下していたことだろう。 『しっかりしろ衛宮士郎、まだ終わってないだろう』 そう己を鼓舞し、よろよろとだが立ち上がる。 まだ戻りきらぬ視界で手にしていた双剣を探す。 干将は叩き付けられた際に壁にめり込み、己の力では外せそうにない。 莫耶は倒れ込んだ場所に転がっていた。 左腕で拾おうとして、握力が殆ど入らないことに気付いた。 恐らく叩き付けられた衝撃のせいだろう。 仕方なく右手で拾う。 「痛みはあるから神経とかは大丈夫だろうが……暫くは動かせないな……」 周囲を見渡す。 戦闘機の一部が部屋にめり込んで炎上していた。 外壁や床などに引火し始めているのは理解できたが、見えるのはそれだけだ。 床に転がったはずの右腕も、その右腕の主である魔術師も見あたらない。 「やばいな……逃げられれば不利だ」 奇襲を続けたからこそ追い詰められた。 あの防御魔術を破る手段は、現状の衛宮士郎では切り札中の切り札である大神秘の投影以外になく、余りにも不利な賭けになる。 その投影にしても、既に目の前で使ってしまった以上、名は知られていないだろうが衛宮士郎の魔術に関する情報は漏れたと考えるべきだろう。 楽観的に考えれば投影という非効率な魔術に特化した存在のことを考えないかも知れない。 だがそうだとしても、後日仕切り直しと言うことになれば地力の差から恐らく敗北する。 あそこまで追い詰められたのは、運に寄るところが大きいと見るべきだろう。 チャレンジャー:この室内で逃げた手掛かりを探す レオパルト:逃げるとすれば通路の方と考えて通路に出て探す T-90:戦闘機が貫通した部屋が怪しいと考え部屋を移動する 90式戦車:単独での深追いは危険かも知れない、先生を呼ぶべきだ 投票結果 チャレンジャー 5 決定 レオパルト 4 T-90 1 90式戦車 0
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/702.html
575 名前: 隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM [sage 五日目・夕:友情の確認] 投稿日: 2007/05/11(金) 04 31 44 顔を伏せ、眉間を揉み、一通りの話を聞き終えた。 曰く、『彼女達』は衛宮士郎の養父である衛宮切嗣氏の実子である。 更に、先程玄関で見た少女二人は遠坂の親戚の養女であると同時に切嗣氏の実子である。 つまり、衛宮と遠坂の両家は親戚関係にあると言うことである。 それはそれで驚いたが、それについてどうこう言う事ではないのだが。 「……随分と無軌道というか、破天荒な人物だったのだな、衛宮の父君は」 顔は伏せられているがかつて無いほど難しい顔をして居るであろう事は、彼を知るものからすれば明らかだった。 彼自身の一般的なイメージと言えば『生徒会長』であり、他に『厳格』や『堅物』等もあるだろう。 実際付き合ってみれば――予想外な事態に直面すると取り乱すなど――そうでもないことは分かるが、友人として、衛宮士郎は柳洞一成という人物の性格を知っている。 だからこれまでの経験からして、柳洞一成という人物はこういったことに納得できる人物ではない。 また当然、友人として、柳洞一成は衛宮士郎の人柄をよく知っている。 だからこそ自信を持って『好ましい人物である』と言える。 だが――血が繋がっていないとはいえ――その衛宮士郎を育てた人物がそのような人物だとは思わなかった。 思わなかったと言うよりも、考えられなかったと言っても良いだろう。 存命の間に会うことは適わなかったが、時折友人より語られる衛宮切嗣という人物は聞いた者が『穏やか』という印象を抱かざるを得ない、聖人君子のような存在である。 多少の美化、記憶違いはあるにせよ、まさか世界を股にかけて様々な女性と浮き名を流す、どころか子を為すような人間だとは思いもよらなかった。 とはいえ、その一事をして衛宮士郎の人柄を疑うほど浅い付き合いでもない。 そして、未だ修行至らぬ身とはいえ宗教に関わる身である。 「生まれた命をどうこう言うようなことはしない、生まれた以上人の命は祝福されて然るべきだ」 故に衛宮士郎の新たな家族も受け入れるし、そして出来るならば友好的な関係を築きたいと思う。 「それに、一目見ただけだが悪い人物は居ないように思える、そうだろう?」 顔を上げて笑みを見せる。 視線の先には縁側で仲良さげに微笑み会うなのはとフェイトの姿があった。 「ま、納得しきれる物ではないが……それで衛宮を悪く考えるようなことはせん、そもそも衛宮本人の所行でもないしな」 気難しい顔から一転して破顔した。 「――そっか、ありがとな、一成」 友人の気遣いが、頭を下げてしまうほど有り難かった。 「礼を言うこともあるまい、友人として当然のことだ」 「そっか……でもそれなら遠坂とももう少し仲良くしても良いんじゃないか?」 「……あれはさすがに例外だ、人として認めてはいるが、あれと仲良くできるとは思えぬ」 顎に手を当ててうんうんと頷く。 これまでの遠坂との事を考えていたのだろう。 苦み走ったり笑みを浮かべたりと表情が変わっていくのが見えるが、どの表情も一致して生き生きしている。 遠坂凛、という存在、そして彼女との対決というのはやはり彼にとって非常に大きいのだ。 「――さて」 話はそこまで、と言う風に一息入れ、 「とりあえずこれをどうにかしてしまおう」 卓袱台の上に山積みされた鯛焼きを指差した。 既にノインは食べ過ぎたのかグッタリしている。 勿論、食べて貰う分には作った側として嬉しいのだろうが、食べ過ぎは身体に良くない。 「ノイン、大丈夫か? 目を回したりしてないか? 吐き気とかそういうのは大丈夫か?」 「んー、大丈夫、無理はしない程度だから、夕飯の時間には夕飯だって食べられるー」 「そっか、それなら良かった」 「それじゃあお茶煎れますね」 不安げに座っていた桜が、和んだ空気にホッとして立ち上がる。 ちょっとしたすれ違いでも、互いに疎遠になってしまう事はある。 まして今回のことは聖杯戦争という途方もないイレギュラーの結果故に、全ての事情を語り尽くすわけにも行かない。 それが分かっているから、二人の仲が保たれたと言うことは、彼女にとっても嬉しかった。 気付けば時計の針が半周している。 長話、と言うほどでは無かったが、概ね受け入れてくれたようで嬉しい限りだ。 「それじゃあ俺は……」 茶葉は玉露:桜を手伝おう 体調経過観察:三枝さん達を呼んでこよう 夜戦に向けて:そういえばルヴィア達はどこに行った? 投票結果 茶葉は玉露:0 体調経過観察:5 決定 夜戦に向けて:3
https://w.atwiki.jp/minasava/pages/811.html
注)この作品は『ラーヴァナvsバートリー』の、自覚的な「悪役」として行動するラーヴァナ、という設定のパロディです。 ラ「フハハハハ! なんと素晴らしいことだ! 時空を超えて各地から現れる英雄たちと矛を交えられるとは! 余を華々しく散らせてくれる機会もより取り見取りに違いないわ! どういう死に様がよいだろうか。やはり花形たるセイバーの剣で一刀両断にされるのが悪党の末路らしいかのぉ」 神武天皇「すまん、今回のセイバーは朕だ。貴公も困るであろうが、正直朕も勝ち目がなくて困っている」 ラ「orz ……まあよい、まだ他のクラスが残っておる。バーサーカーが余の怪力を腕っぷしでねじ伏せる展開辺りも悪くない」 バトラズ 「■■■■■ーーー!」 ラ「帰れーーーーっ! 神性:A+などというやつの顔も見たくはないわあっ!」 ラ「うむ……、人型の英霊に期待したことが間違いじゃった。そもそも英雄とは神の子孫などという設定が付き物なのだからな。 だが、ここは聖杯戦争。何かの拍子で反英雄や獣の一人や二人くらいは来てもおかしくない。 不満がなくはないが、そのような者どもで我慢するとでも……」 悟空「ムヒー」 プテさん(牛化)「モー」 ラ「クソッ、畜生ごときが神になるとはなんて酷いご時世じゃ! 獣ならば獣らしくせんか!」 悟空「ムヒッ(いやいや、あんた生前に猿の神様と出会ってるじゃないか。つーか、あんたの故郷じゃ象頭の神様もいるって聞いてるけど)」 ラ「なんということだ……。余を殺せる者はおらんのか?! はっ、殺す? そうじゃ、神ともなれば暗殺などという卑劣な手段は取らんじゃろう。この際アサシンでも……」 セミラミス「……ご愁傷様。それと、暗殺なら北欧の最高神は平気でやるわよ」 ラ「戦争オワタ\(^o^)/ ……そ、そうだ。まだアーチャーのクラスが残っておる。 こういう時こそ我が宿敵ラーマが来るはずだ。再び雌雄を決する、という燃えるシチュエーションをやつならば逃すはずはない。 そうだ、来てくれるに決まっている! だから余は泣くものか! 待っておるぞ、ラーマ。頼むから来てくれ。でなくば、余は、余は……」 クリシュナ「あ、どーも。前世でお会いしましたっけ? それとも来世でしたっけ? いやー、化身があまりにも多いもんでして記憶があいまいなんですよ」 ラ「おまえじゃねぇぇぇぇぇぇぇぇ! ラーマで来い、ラーマで!」 ラ「ま、まさかここまでどうしようもない面子だとは……。……いや、英雄に倒される、と思い込んでいた余が悪かったのだ。 今時のマスターはかのバビロニアの英雄王やアイルランドの光の御子、はては他者を石化させる怪物とさえも善戦できる剛の者が揃っておると聞く。 うむうむ、取るに足らんはずの人間にやられる余、という展開は実によい。これならば満足できるぞ!」 龍之介「ちっす、クールなタトゥーが浮かび上がった殺人鬼っす」 イリヤ「やっちゃえバーサーカー!」 みこと「勝たなきゃ、他の人たちを犠牲にしてでも、私が勝たなきゃ……」 夏海「……望みなんてない死者と契約しちゃっただなんて、早まったかなぁ」 ファナ「えぐえぐえぐ……、なんでルイスさんがいない時に私がマスターになるんですか……」 慎二 プスプス・・・・・・ ←プテサンに手を出して雷を落とされたアホ ラ「はぁぁぁぁ??! まさかの戦闘力皆無なマスターぞろいだと?!」 ラ「ひ、ひどい、ひどすぎる……。攫ったシーターに拒まれた時でもここまでの屈辱は感じなかったというに! もはやこんな聖杯戦争やってられん! おい、余のマスター! とっとと令呪で余を自害させよ、でなくば……」 崇徳上皇「まあ、その、なんだ……。すまん、儂が手駒として呼んでしまったんだが。 ちなみに、儂を喚んだどこぞのトマスタァはとうの昔に廃人にしてしもうたわ」 ラ「………………ぐすん」 崇徳院「ああもう、泣くでない! いい年こいたバケモンが涙目になってどうする、怪物萌えなんてないのだぞ! 萌えキャラ化と縁のない儂が言ってるのだから真面目に聞け! わかった! 限界まで話が盛り下がったら『血書大乗経』使ってみんなの神性反転させてやるから泣くのやめんかこのバカ!」 (『血書大乗経』:対象の持つ地位・血統に由来する全ての加護・能力を反転させる。神性は地位・血統に由来するものが多い) ラ「……マジで?」 崇徳院「マジで」 ラ「マスター、感謝するぞ! あなたが余を倒してくれる英雄だったのだな!」 崇徳院「とんでもねぇ、わたしゃあ神様だよ」←神性:C おしまい
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/347.html
480 名前: 隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM 投稿日: 2006/10/03(火) 03 35 02 偶然であったが、彼女はその瞬間に薄く目を開け、瞬時に意識が覚醒した。 半ば同居する教師と、己の恋人の唇が確かに接していた。 偶然の類ではなく、明らかに意志を持って接していた。 「ふ、ふふふふ」 口元が歪む。 昨日停止したと思っていた己の中の黒い意志が強烈に立ち上るのを感じる。 気付けば、倒れていたはずの体が立ち上がっていた。 唇が離れ、倒れる。 そのときになってようやく声を発する。 「ふふふ……おイタはいけませんよ、藤村先生」 淑女としては恥ずべき事だが、殺す事すら厭わぬ漆黒の意志を纏わせて。 「あぁ、桜ちゃん、起きたのね」 黒い意志は滞留する。 「えぇ、起きましたよ藤村先生、突然どうしたんですか? 先輩にキスするなんて」 廷内に黒い意志が滞留する。 「ふふふ、憧れの人に娘が居るなんてしったら動転もするわよ、せめて息子だけでも繋ぎ止めたいという思い、間違っている?」 黒い意志をものともしない。 「間違っては居ませんが、手段が間違えていると思います」 「そう? でもね?」 近づいて。 「繋ぎ止めたいのは、みんななのよ?」 桜の唇にも吸い付いた。 「!?」 驚きは誰のものか。 何をしているのか、されているのか、何が起こっているのか理解した者はいない。 それはただ『途方もなく動転している』という精神の混乱、一種の錯乱状態から発生した物だ。 同じ状況。 意味もなく、それでいてかつての惨劇を思わせるほどの強烈な感覚に襲われ、漆黒の意志と共に桜の意識が沈んだ。 「ふふふ、桜ちゃんと士郎、間接キッスだぁ……これで、いつも一緒だぁ……」 そんな言葉と共に大河が倒れ込む。 床に転がる士郎、桜、大河、キャスター、美綴。 ついでにシベリアトラは番で庭に転がっている。 意識を保つのは僅かに5名。 凛、バゼット、ルヴィア、そしてジェネラルとライダー。 「……えーっと、これからどうしようか?」 代表して凛が言う。 どうしようも何も、極度の混乱で誰も頭が働いていないのは見て取れた。 しばしの沈黙の後。 「私は……」 強制ラブラブ生活:「タイガが起きたときのことを考え、何かそれらしい話を作っておいた方が良いと思います」ライダーが言った。 武家屋敷から忍者屋敷へ:「家主の意向に従って武装の解除などしようと思うが、どうかね?」ジェネラルが言った。 戦場の人捜し:「これからS市に向かい情報収集を行います」バゼットが立ち上がった。 もう一つのトラ:「庭のトラを何とかしておいた方が良いと思いますが」ルヴィアが言った。
https://w.atwiki.jp/sentakushi/pages/642.html
351 名前:隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM [sage 五日目・朝:夢と目覚め] 投稿日: 2007/02/10(土) 05 15 14 トンデモナイ夢を見た。 もうとにかく支離滅裂で、トンデモナク楽しい夢だったのか、トンデモナク怖い夢だったのか それさえも確かじゃないぐらい、ごちゃごちゃした夢を見た。 『歌月十夜』 夢を見た。 それは、自分の恋人を殺してしまった男の夢であったり。 陰謀の糸を引く策略家の夢であったり。 世界から悪であれ、善であれと押しつけられた不幸な二人の夢であったり。 ――君はやることが変わらないね、いつもいつも、そんなに彼が気に入ったのかい? 突如戦争に巻き込まれた少年の夢であったり。 恋人を殺された復讐者の夢であったり。 狂気に走ってしまった男の夢であったり。 ――それは君もだろう? いつもいつも人を愛してばかりだ 勿論のこと女性の夢もあった。 神に反逆し、遂には神を討ち滅ぼす夢もあった。 守る物をして破壊し、破壊する物をして守る夢もあった。 異質なるものの夢もあった。 自分が殺される夢もあった。 自分が人を殺す夢もあった。 絶望的な夢もあった。 希望に満ちた夢もあった。 とにかく沢山の人生を夢見た。 とにかく、支離滅裂だった事だけしか覚えていないだろうと確信できる。 そう、見ているままに夢だと確信できるような、トンデモナイ夢。 その夢は、心地よい重みで中断された。 目を開ければ、既に太陽は昇りきっている。 日差しが目に眩しい。 どうやら、思っていた以上に深く眠ってしまっていたらしい。 その視線を体の方へ、上から下へ向ける。 「おはよう、シロウ」 「ああ……おはよう、イリヤ」 さらにその先を見ると、握り拳を悔しそうに見つめるノインの姿が見える。 ……察するにジャンケンで負けたらしい。 だがその姿には和まされる。 昨日の今日で、少なくとも桜やイリヤとは打ち解けてくれたらしい。 それは底抜けに嬉しいことだ。 「朝ご飯、そろそろできるって、サクラが」 「ん……分かった、ありがとな、イリヤ、ノインも」 ノインの顔がパッと華やいだ。 イリヤの手を取ってぱたぱたと走り去っていく。 ああ、その姿は見ていて楽しい。 今日は二人とどこかへ行く、と言うのもありかもしれないな。 起き上がろうとして、昨日のままの服装で眠ったことを思い出す。 「あ……そうか」 上着の胸ポケットに手を突っ込む。 「こっちも、確かめた方がいいかもしれないな」 取りだした鍵を握りしめて考える。 「とりあえず、着替えるか……」 352 名前:隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM [sage 五日目・朝:社会的反応を受けて] 投稿日: 2007/02/10(土) 05 16 23 『続いて地方のニュースです、昨夜未明、M県S市にてテロ事件が発生しました、詳細は不明ですが、市街地の一部が爆破されるなど……』 『自衛隊や在日米軍報道官の発表によればその時刻M県近郊での飛行記録はないとされ、政府は……』 『えー、こちら現場です……見えますでしょうか? 立ち入り禁止区域の先にあります倒壊したビルが……』 カチャカチャとチャンネルを変え、一通り見終えてテレビを切る。 「やっぱり大事件になってるわね、昨日のは……」 寝起きで余り働かない頭を必死で動かして、最悪の想像に近い社会の反応に絶望気味に言う。 もう一度思い切り昼過ぎまで不貞寝をしてしまいたいと本気で思った。 「そうですね、さすがに教会の情報操作も限界があったと言うことでしょう……とはいえ、全国ではテロ事件らしいとしか報道されていないようですよ? この全国紙はそれも疑わしく、何かを隠すためのでっち上げじゃないかという論調のようで、情報操作は効いていると言えるでしょうね……」 新聞を読みながらセイバーが言った。 「そうなの? ……その論調の新聞貸して貰える?」 「はい、どうぞ」 三紙の内の一つを手に取り手渡す。 一面を一通り読み終え、あとはパラパラと捲っていく。 「……そうみたいね、もしそうだとすれば深夜に警官の大量投入とかは無いって事かしら」 もし警官の大量投入などという状況になれば人目を避けて戦う為には人払いの結界のような魔術が必要になる。 そうなれば他の魔術師から補足される危険がある。 「そうですね、そんな事態は避けたいところです……とはいえ、私達は暫く怪我の治療が必要でしょうけど」 「……そうね」 昨日の戦い、バゼットは行方不明なままだが、それ以外に脱落者はなかった。 しかし、バーサーカーと交戦したセイバーは、外見や物腰こそ平素と変わらないままだが撃破に成功する物の致命傷になりそうな大怪我を幾つも負った。 別の場所で別のセイバーと交戦したフェイトもかなりの重傷だった。 それどころか重傷を負って尚長時間にわたって無茶をした為に何らかの後遺症が残る可能性すらある。 少なくとも一晩で完治するような怪我では無かろう。 二人以外にも、全くの無傷だった者は居ない。 比較的軽傷なのは全身打撲や軽度の火傷を負った凛や、魔術の一撃を受けて気絶したままだったキャスターであるというそりゃあもう笑えない状況であった。 そりゃあもう、溜息の一つだってついてしまうというものだ。 「あ、姉さん、珍しいですね、こんなに早く起きるなんて」 盆に皿を幾つか乗せて茶の間から桜が顔を見せた。 「桜、もう手の怪我は良いの?」 桜も、掌から肘近くまでを貫く刺突を受けて相当なダメージだったはずだ。 その上教会で治療を受けたわけでもない為怪我の痕だって多少残っているだろう。 「ええ、料理をする分には大丈夫です、痛みもそんなに無いし、握力もありますから射だってできちゃいます」 そう言って袖を捲り、腕に巻いた包帯を見せる。 「そう、それなら良かった……」 安堵の息を漏らす。 「コーヒーでも煎れましょうか?」 「ええ、頼むわ」 「では私にも頂けますか?」 「はい、任されました」 353 名前:隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM [sage 五日目・朝:穏やかな朝] 投稿日: 2007/02/10(土) 05 17 31 一息ついたところで縁側で朝日を浴びる。 温度は低めながら良い天気で、出掛けたりするのに絶好の日になりそうだ。 「んー……」 思い切りのびをする。 眠気が少し飛んでいくような感覚があった。 「あら、遠坂さん、おはよう」 「あ、おはようございます、藤村先生」 「いやー、今日はみんな早起きさんねー、健康健康」 おなかすいたわーと食卓に向かっていく、実にわかりやすく、かつ健康的な行動だった。 「あ、氷室先輩、そのお醤油取っていただけます?」 「ん? これでいいかな?」 ずらりと並んだ調味料置き場からさっと小瓶を手渡す。 「はい、ありがとうございます」 受け取った醤油を少量鍋に入れる。 「すまないな、やはり料理はどうも不得手で……その上こうも見事な手際でされれば皿を並べる程度の事しか手伝えん」 油と卵が鍋の上で弾けると、醤油の香ばしい臭いが台所に充満した。 「いえいえ、助かります」 「ときに衛宮はどうした? 朝は遅いわけではないのだろう?」 「そうですね、少し疲れてるのかもしれませんから、出来上がってまだ起きてこなかったら起こしに行きましょう」 「……それならば私は蒔達を起こしてこよう、決して朝が弱いわけではないだろうが、少し気になるのでな」 「はい、分かりました、お願いします」 「気持ちの良い朝ですわね」 「うむ、そうだな……気候も温かい、過ごしやすい一日になりそうだ」 今日は比較的寒い朝だったが、北欧出身の二人はそう呟く。 「あ……おはようございます、ルヴィアさんと、カールさん、ですよね?」 朝の起き抜けだったため、まだ半分寝ている頭を下げる。 「ええ、そうですわ、ミスサエグサ、よい朝ですわね」 どこからともなく鳥の鳴き声が聞こえてくる。 「そうですねー、いい天気ー」 そう言って目を輝かせる姿は、人を和ませる。 「無邪気で可愛いものだ」 目を細めてジェネラルが笑った。 「……?」 軽く目を擦ってみる。 どうやら見間違いじゃないらしい。 「おはようございます、タイガ」 「……ライダーさんが、二人いる?」 茶の間に同時にライダーが現れた。 双子や姉妹という程ではないが、外見的特徴を列挙していけば二人は姉妹に見えてくると言う物だ。 違いと言えばメガネのあるなし程度しかない。 しかも二人のライダーはお揃いの服を着込んでおり、ますますそれらしい。 「えーっと……姉妹の方?」 「ええ、お恥ずかしながら、昨日からお邪魔しております、シャリフと言います」 軽く頭を下げる。 「はあ、こちらこそ、よろしくお願いします」 穏やかな朝、衛宮邸の時間は流れていく。 平和な朝:程なく朝食が出来上がり、居間に全員が集合する 用件を告げる電話:そんな中電話が鳴った 早朝の来客:そんな中来客を告げるベルが鳴らされた 投票結果 平和な朝 4 用件を告げる電話 1 早朝の来客 5 決定