約 53,748 件
https://w.atwiki.jp/wikiwiki2/pages/165.html
『愉快な本と立派な本 毎日新聞「今週の本棚」20年名作選(1992~1997)』 丸谷才一、池澤夏樹編著 毎日新聞社 2012.5 市立ほか 1992年(平成4年) (今週の本棚) 1.カサノヴァの帰還 シュニッツラー(恋愛と冒険) 県立 7F外国文学943シ 市立 2.歴史の終わり フクヤマ (人類近代史の総括) 県立 9F 市立 大学新書庫304F85.1,2 3.スパイの世界 中薗英助 岩波新書(スパイの人間性) 県立 7FS391.6ナ 大学旧 4.『わらわしたい』 竹中版・正調よしもと林正之助伝 竹中功(吉本的したたかさ) 県立 市立 5.人間の由来 河合雅男 (サルからヒトへ) 県立 8F自然科学489.9カ1,2 大学旧 6.地中海世界 ブローデルほか (フランスのテレビ番組をもとに) 県立 市立書庫 大学旧 7.レイチェル・カーソン ブルックス (伝記) 県立 市立 大学新書庫289.3C22 8.日日雑記 武田百合子 (エッセイ) 県立 7F日本文学タケ 市立 9.『ゾウの時間 ネズミの時間』 本川達雄 10.音楽と生活 兼常清佐随筆集 杉本秀太郎 大学旧 11.東京外語支那語部 藤井省三 (政治に翻弄された戦前の中国語) 県立 8F社会科学377.2フ 12.マネの肖像 吉田秀和 (マネは何を描きたかったのか) 県立 9F 大学旧 13.母なる自然のおっぱい 池澤夏樹(人と自然のエッセイ) 県立 7F日本文学イケ 市立 14.『新ヨーロッパ大全』 トッド(下部構造は家族との命題) 県立 大学 公 ☆地図上で示されると説得力あるな。 15.森のバロック 中沢新一(熊楠) 県立 市立 大学新書庫289.1MI36 16.SEX by MADONNA マドンナ写真集 (私の選んだ文庫・ベスト3 シェイクスピア 井上ひさし選) ロミオとジュリエット 中野好夫訳 新潮文庫 7FB932シ 市立? ハムレット 福田○存訳 新潮文庫 7FB932シ 十二夜 小津次郎訳 岩波文庫 県立 9F 大学旧 (私の選んだ文庫・ベスト3 ディケンズ 大江健三郎選) ピクウィック・クラブ 北川悌二訳 ちくま文庫 県立 市立 デイヴィッド・コパフィールド 中野好夫訳 新潮文庫 9F 荒涼館 青木雄造ほか訳 ちくま文庫 県立 8階壁書架908チ34 (私の選んだ文庫・ベスト3 石川淳 田中優子選) 文學大概 中公文庫 大学旧 諸国畸人伝 中公文庫 県立 6FY91チク 大学弘高文庫080C44.58 普賢 集英社文庫 県立 8階壁書架918.6イ1 大学旧 (私の選んだ文庫・ベスト3 フィリップ・K・ディック 三浦雅士選) ヴァリス 創元SF文庫 9F ユービック ハヤカワSF文庫 7FB932テ アンドロイドは電気羊の夢を見るか? ハヤカワSF文庫 県立 6FYBテイ 市立 (私の選んだ文庫・ベスト3 マルグリット・デュラス 瀬戸内寂聴選) 愛人(ラマン) 清水徹訳 河出文庫 7F外国文学953テ 市立 モデラート・カンタービレ 田中倫郎訳 河出文庫 県立 9F 大学旧 太平洋の防波堤 田中倫郎訳 集英社文庫 大学908Se22.1-4 (私の選んだ文庫・ベスト3 トーマス・マン 北杜夫選) トニオ・クレエゲル 実吉○郎訳 岩波文庫 県立 9F 市立 大学文庫新書080.3.4053 ブッデンブローク家の人びど 望月市恵訳 岩波文庫 県立 9F 大学旧 『魔の山』 関ほか訳 岩波文庫 (私の選んだ文庫・ベスト3 中勘助 富岡多恵子選) 銀の匙 岩波文庫 県立 7F日本文学ナカ 市立 大学文庫新書080.3.3835 犬 岩波文庫 県立 9F 大学旧 蜜蜂・余生 岩波文庫 9F 大学旧 (書評者が選ぶ'92「この1冊」) 1.池内紀 観察 カフカ 吉田訳 高科書店(みごとな訳文)県立(自選小品集) 7F外国文学943カ(自選小品集) 大学943KA15 2.池内了 時間の矢・時間の環 グールド 県立 大学455.02G73 3.池澤夏樹 森林がサルを生んだ 河合雅雄 県立 8F自然科学480.4カ3 大学旧 4.伊藤光晴 不公正貿易報告書 通商産業省 大学新書庫678.1F73('94以降) 5.猪口孝 光の中の食卓 小林カツ代 県立 9F 6.逢坂剛 そだて!!タカのあかちゃん 高橋進ほか 県立 市立書庫 7.小野博通 『日本は悪くない』 アメリカの日本叩きは「敗者の喧噪」だ トッテン 県立 市立 大学 公 8.川勝平太 地中海 ブローデル 9.川本三郎 触れもせで 向田邦子との二十年 久世光彦 9F7FB910.2ム 市立書庫 10.相良竜介 忠誠と反逆 丸山眞男 (幕藩体制の解体から明治国家の完成までの時機の思想) 県立 大学新書庫311.2MA59 11.佐藤健二 身ぶりと言葉 ルロワ=グーラン (人類史通論) 市立書庫 大学旧 12.島森路子 窯変源氏物語14巻 橋本治 県立 6FY29 市立書庫 13.清水徹 不滅 クンデラ 県立 7階壁書架983ク 市立 大学989.5KU41 14.須賀敦 東方奇譚 ユルスナール(物語) 大学旧 15.瀬戸川猛資 イースト・イズ・イースト ボイル (ライジング・サン と併読すると興味深い) 県立 9F 市立書庫 16.高井有一 昭和精神史 桶谷秀昭 県立 9F 市立書庫 大学旧(2000年に戦後編 県立 8F人文科学210.7オ 市立書庫 大学旧) 17.高島俊男 桑原隲藏全集 岩波書店 大学旧 18.高田宏 深夜特急 第三便 沢木耕太郎 19.玉木正之 彼岸先生 島田雅彦(面白い小説) 『野球引込線』 キンセラ 県立 7F933キ 市立 川崎長太郎選集 吉行淳之介編 フィネガン辛航記 柳瀬尚紀 県立 20.中村桂子 部分と全体 ハイゼンベルク 21.林望 開高健 青春の闇 向井敏(青春の追懐) 県立 9F 市立書庫 22.日高普 ミヒャエル・コールハースの運命 クライスト 大学旧 23.藤森照信 赤瀬川原平の名画読本 赤瀬川原平 カッパ・ブックス 9F 24.松山巌 私の名はリゴベルタ・メンチュウ ブルゴス(ノーベル平和賞のリゴベルタの半生) 県立 25.丸谷才一 カサノヴァの帰還 シュニッツラー 26.向井敏 雪月花の近代 京都日本画の100年 加藤一雄 県立 27.森まゆみ コメの話 井上ひさし 9F 大学611.33I57 28.山崎正和 反古典の政治経済学 村上泰亮(資本主義と産業化を区分) 県立 9F 市立書庫 大学旧 29.山野博史 森銑三著作集続編 (読書人) 県立 大学旧 30.山室恭子 フローベルの鸚鵡 バーンズ 県立 7F外国文学933ハ 市立書庫 大学933B23 1993年(平成5年) (今週の本棚) 1.うわさの遠近法 松山巌(近代日本庶民精神史) 8F社会科学361.4マ 市立書庫 2.大いなる日々の小さな年代記 パス(メキシコの詩人・批評家) 県立 3.夢想の研究 活字と映像の想像力 瀬戸川猛資 (評論) 県立 書庫 4.ハザール事典 パヴィッチ(小説好きの読者を酔わせる) 県立 9F 市立書庫 5.免疫の意味論 多田富雄 県立 市立書庫 大学491.8Ta16 6.『悪魔の布』 縞模様の歴史 パストゥロー 県立 8F83.1ハ 市立 大学 7.ぼくらのSEX 橋本治 6FY14 市立書庫 8.マシアス・ギリの失脚 池澤夏樹(小説) 県立 7F日本文学イケ 市立書庫 大学新書庫913.6I35 9.アナバシス クセノポン 岩波文庫(紀元前の歴史家の古典) 市立書庫 大学旧 10.李良枝全集 県立 9F 市立918.6/イ 11.破られた沈黙 アジアの「従軍慰安婦」たち 伊藤孝司ほか 県立 12.このバカを身よ! 高橋春男 13.近代読者の成立 前田愛 (娯楽読み物の成立) 県立 大学旧新書文庫080.I95g.B-32 14.日本文学史 小西甚一 講談社学術文庫 15.『評伝 長谷川時雨』 岩橋邦枝 県立 7F910.2ハ 市立 16.カール五世の前に立つラス・カサス 南米征服者時代の諸情景 シュナイダー(「インディアスの破壊についての簡潔な報告」の筆者であるラス・カサス) 県立 17.『ヴェネツィアの宿』 須賀敦子(短編) 県立 7Fスカ 市立 18.中勘助の恋 富岡多恵子(日記スタイルの随筆という形で文筆活動をした中勘助) 県立 7階壁書架910.2ナ 市立 19.シャーロック・ホームズの世紀末 富山太○子(世紀末のイギリス) 県立 大学930.28D89 20.谷崎文学の愉しみ 河野多恵子 県立 7階壁書架910.2タ 市立 21.サッチャー回顧録 県立 8F社会科学312.3サ1,2 市立書庫 (私の選んだ文庫・ベスト3 井伏鱒二 出久根達郎選) 山椒魚 新潮文庫 ○助集・半生記 講談社文芸文庫 県立 8階壁書架918.6イ 市立(全集)918.6イ25 大学旧 珍品堂主人 中公文庫 県立 9F8階壁書架918.6イ 大学旧 (私の選んだ文庫・ベスト3 山崎正和 丸谷才一選) 不機嫌の時代 講談社学術文庫 県立 書庫 市立書庫 大学旧 鴎外 闘う家長 新潮文庫 9F 大学旧 演技する精神 中公文庫 県立 書庫 大学旧 (私の選んだ文庫・ベスト3 柳田国男 京極純一選) 明治大正史 世相編 東洋文庫 8F社会科学380.8ヤ5 大学旧 なぞとことわざ 講談社学術文庫 県立 市立(岩木) 大学文庫388.8Y538F社会科学380.8ヤ19 日本の祭 ちくま文庫「柳田國男全集13」 県立 8F社会科学380.8ヤ13 (私の選んだ文庫・ベスト3 J・G・バラード 日野啓三選 結晶世界 創元SF文庫 9F 夢幻会社 創元SF文庫 7FB933ハ 奇跡の大河 新潮文庫 (書評者が選ぶ'93「この3冊」) 1.池内了 不可解な秘密 シャルガフ(科学と社会と政治の相互関係への警告) 県立 大学旧 『原子爆弾の誕生』 ローズ 県立 8F559.7ロ1,2 市立 大学559.7R31 オイラーの贈物 吉田武 県立 8F自然科学410ヨ 市立書庫 大学旧 2.池澤夏樹 重力の虹 ピンチョン(アメリカ文学の一つの頂点) オニチャ クレジオ(ヨーロッパ人にとってのアフリカ) 県立 7F外国文学953ク 市立書庫 移り住む魂たち 今福龍太(文化人類学者の思索の本) 県立 市立書庫 大学新書庫295.3I41 3.猪口孝 日本改造計画 小沢一郎 県立 9F 市立書庫 大学旧 Vision of Japan 橋本隆太郎 『帳箱の中の江戸時代史』 近世村落史論、近世商業・文化史論 田中桂一(自律性) 市立 大学210.5TA84.1,2 東アジアの国家と社会 天児○ほか(日本政治の特徴) 県立 大学新書庫312.2H55 4.大江志乃夫 中江兆民評伝 松永昌三(著者の研究の集大成) 県立 比較政治史 3 東アジアと日本 升味準輔(近代日本政治史) 重耳 宮城谷昌光(歴史小説 春秋時代) 県立 7F日本文学ミヤ 市立書庫 5.大岡玲 世間知ラズ 谷川俊太郎 県立 『砂のように眠る』 むかし「戦後」という時代があった 関川夏央 青森 市立 免疫の意味論 多田富雄 6.小野博通 ゼロからの出発 わが臓器移植の軌跡 スターツル 県立 9F 消えた名画 溝口敦(ルポ文学) 県立 7階壁書架916ミ 八八艦隊物語4巻 横山信義 トクマ・ノベルズ(外伝 7F日本文学ヨコ) 7.鹿島茂 あさま山荘1972 坂口弘(読後、夢から覚めた直後のよう) 県立 書庫 市立(続)書庫 パリ、戦時下の風景 大崎正二(日本人による回想) 『スターリンとの日々』 「犯罪社会主義」葬送譜 梶浦智吉(日本人による回想) 県立 8.川本三郎 北愁 幸田文(大正時代を描いた逸品) 県立 7FBコウ8階壁書架918.6コ13 新編 山と渓谷 田部重治(明治時代の随筆集) 大学旧 『玩草亭百花譜』 福永武彦画文集(草花のスケッチ、子規の「草花帖」、木下杢太郎の「百花譜」にならぶ植物への深い想い) 青森 市立 9.京極純一 選挙民はエイリアン 小野津幸子(民主日本の実相報告) 9F 『お役所の掟』 ぶっとび「霞が関」事情 宮本政於 県立 9F 市立 みんなのつぶやき万能川柳 仲畑貴志 7階壁書架911.4ミ(6巻) 市立書庫(8巻) 10.小西聖子 『赤ちゃんが来た』 石坂啓(子どもとの生活)県立 9F7FB599.0イ 市立 ボーイズ・ライフ ウルフ(自伝的長編小説) 7F外国文学933ウ 市立書庫 パプリカ 筒井康隆(設定のおもしろさなど) 県立 9F 市立書庫 11.相良竜介 昭和史 中村隆英 県立 市立 大学210.7N37.1,2 シュンペーター 伊藤光晴ほか 県立 大学旧 洛中通信 杉本秀太郎(京都から) 県立 9F 12.柴田南雄 週刊図書館40年 3巻(週刊朝日書評欄 1951から) 市立書庫 坂本龍一・音楽史 山下邦彦 「学徒出陣」落第記 福島新吾(日記の復元) 県立 13.島森路子 世間知ラズ 谷川俊太郎 ぼくらのSEX 橋本治 6FY14 市立書庫 フーコーの振り子 エーコ 県立 9F 市立書庫 大学973E19.1,2 14.須賀敦子 チェーホフの感じ グルニエ(伝記) 県立 オニチャ グレジオ(アフリカ小説) 『カザノヴァ ロココの世紀』 窪田般彌 市立 15.瀬戸川猛資 女ざかり 丸谷才一(不真面目に読んだ方が楽しめる) 県立 7F日本文学マル 市立書庫(訳もあり) 『怪物がめざめる夜』 小林信彦(メディア) 県立 7Fコハ 市立(岩木) 森を抜ける道 デクスター(読後に感嘆) 県立 9F 市立書庫 16.高井有一 『断弦』 岡松和夫(マイナー・詩人の復権) 県立 市立 『秘密』 多田尋子 (短編) 7Fタタ 市立 『淀川にちかい町から』 岩坂恵子 (短編) 県立 市立 公立 17.高島俊男 漱石の白くない白百合 塚谷裕一(文学史上の植物) 県立 9F 大学旧 楽しい終末 池澤夏樹(読書人対談) 県立 7F日本文学イケ 市立書庫 杜詩講義 4巻 森槐南 東洋文庫(○南講義の白眉) 県立 9F 市立書庫 大学文庫080.11.564,565,568,569 18.富山太佳夫 狂気と文学的事象 フェルマン(文学批評) 県立 健康売ります イギリスのニセ医者の話 ポーター 県立 8F郷土A498カ 市立書庫 『ロシア・アヴァンギャルド建築』 増補版 八束はじめ(大著) 県立 19.中村桂子 免疫の意味論 多田富雄 ジュラシック・パーク クライトン 県立 9F7FB933ク1,2 市立書庫 大学933C92.1,2 『癌細胞はこう語った』 私伝・吉田富三 吉田直哉 県立 9F 市立 大学 20.林望 写真でみる日本生活図引 第2期4巻 須藤功編 県立 8F社会科学382.1シ1-4 市立書庫 大学旧(8巻) 国史大辞典 14巻 吉川弘文館 県立 8F一般(禁帯) 市立調査室 大学参考図書 吉田健一集成 8巻 (乾いた知性) 県立 市立(全集)918.6ヨ8 21.日高普 女ざかり 丸谷才一 マシアス・ギリの失脚 池澤夏樹 『ヴェネツィアの宿』 須賀敦子 県立 7Fスカ 市立 22.藤森照信 うわさの遠近法 松山巌 美術という見世物 油絵茶屋の時代 木下直之 県立 9F 大学702.16KI46 巨大古墳と伽耶文化 西嶋定生ほか 角川選書 県立 23.松本道介 『ヴェネツィアの宿』 須賀敦子(みやび) 県立 7Fスカ 市立 『雨季茫茫』 久鬼高治(ユーモア) 県立 市立 マレー諸島 ウランウータンと極楽鳥の土地 ウォーレス(旅行記) 県立 8F自然科学402.9ウ 市立書庫 25.丸谷才一 ドン・ジュアン バイロン(ロマンチック・アイロニー。初の完訳) 県立 7F外国文学931ハ2 マシアス・ギリの失脚 池澤夏樹 『恋の中国文明史』 張競(恋愛嫌い) 県立 市立 26.向井敏 夢想の研究 活字と映像の想像力 瀬戸川猛資(秀逸) 『恋の中国文明史』 張競 県立 市立 本文の生態学 漱石・鴎外・芥川 山下浩(貴重) 27.山崎正和 昭和史 中村隆英 免疫の意味 多田富雄 貨幣論 岩井克人 28.山野博史 本文の生態学 漱石・鴎外・芥川 山下浩(問題提起) 県立 大学910.28Y44 プロ野球記録大鑑 宇佐見徹也 市立書庫 デュマの大料理事典 デュマ 岩波(遺著) 県立 29.山室恭子 火の鳥 13巻 6FYAマンガYMテツ1 7FB726.1テ1 市立 大学(禁帯) 紺碧の艦隊 荒巻義雄 9F(新は7F日本文学アラ1-) 市立書庫(新も) 岩波講座 日本通史 1巻 県立 9F 市立210.1イ 大学210.1I95 1994年(平成6年) (今週の書評) 1.麻生和子 父 吉田茂(著者の人柄も伝わる) 県立 8F人文科学289.1ヨ 市立書庫 2.中西進 『エミシとは何か』 古代東アジアと北方日本 (カエル) 県立 市立 3.佐和隆光 平成不況の政治経済学 成熟化社会への条件 中公新書(さえる複眼) 市立書庫(「経済学とは何だろうか」 県立 9F 市立書庫 大学旧) 4.アッカーマン 『月に歌うクジラ』 8F480.4ア 市立 公立(類似の影響 クストー「沈黙の世界」県立、ポスト『カラハリの失われた世界』 県立(改訳) 市立 大学弘高文庫080C44.170) 5.バルドック 『パブロ・カザルスの生涯』(チェロ演奏家) 県立 市立 大学 公立 6.木原研三ほか 新グローバル英和辞典 三省堂(有益かつ楽しい) 県立 8F一般調査(禁帯) 市立(岩木参考) 7.カポーティ 夜の樹 川本三郎訳 (新訳のあざやかさ) 7FB933カ 8.コット さまよう魂 ラフカディオ・ハーンの遍歴 県立 7F外国文学930ハ 市立書庫 9.日高普 マルクスの夢の行方 (マルクスの明快な収支決算書) 8F社会科学331.6ヒ 大学331.6MA59 10.アンネの日記 深町真理子訳 文藝春秋(完全版) 県立 7FB943フ6FYBフラ7F外国文学943フ 市立書庫 大学旧 11.色川大吉 北村透谷 県立 大学121.6Ki42.6(新装版) 12.野村 内田魯庵伝 (日本最大の読書人) 7F書庫 13.大野普 日本語の起源 新版 岩波新書 県立 7FS810.2オ 大学旧 14.丸谷才一 不思議な文学史を生きる (日本文学の常識を打ち破る) 県立 9F 市立書庫 15.青木玉 小石川の家(幸田家の血を引く筆者の随筆集) 県立 7F日本文学アオ 市立書庫 16.カプシチンスキ 帝国 ロシア・辺境への旅 7階壁書架983カ 大学新書庫989.86Ka61 17.大竹昭子 『眼の狩人』 戦後写真家たちが描いた軌跡 市立 公 (私の選んだ文庫・ベスト3 アンデルセン 野坂昭如選) アンデルセン自伝 大畑訳 岩波文庫 9F 大学旧 完訳 アンデルセン童話集(1) 大畑訳 岩波文庫 県立('81'86改版) 大学旧'84改版 完訳 アンデルセン童話集(5) 大畑訳 岩波文庫 (私の選んだ文庫・ベスト3 レイ・ブラッドベリ 萩尾望都選) ウは宇宙船のウ 大西訳 創元SF文庫 9F 10月はたそがれの国 宇野利訳 創元SF文庫 何かが道をやってくる 大久保訳 創元SF文庫 7FB933フ (書評者が選ぶ'94「この3冊」) 1.池内了 リンドリー 物理学の果て 8F自然科学420.4リ 大学420.4L63 ウッド インド・大いなる母(旅行記) 県立 李 百年の旅人たち 県立 7F日本文学イ1,2 市立書庫 2.池澤夏樹 星野道夫 『イニュニック[生命]』 アラスカの原野を旅する 県立 9F 7FT295.3ホ2(著作集) 市立 バース 『サバティカル』 あるロマンス (知的快感) 県立 7F933ハ 市立 『世界昆虫記』 今森光彦(写真集) 県立 6FY248 市立 大学 3.猪口孝 岡田英弘 『日本史の誕生』 千三百年前の外圧が日本を作った 県立 8F210.3オ 市立 大学210.3O38 ドルーシュ ヨーロッパの歴史 欧州共通教科書 東京書籍 県立 8F人文科学230ヨ 市立230ヨ 大学大型本230Y84('98第2版) 浜下ほか アジアから考える 7巻 東京大学出版会 県立 市立220ア 大学新書庫222.04A27 4.大江志乃夫 色川大吉 北村透谷 王 溥儀日記 県立 8F人文科学289.2フ 市立(岩木) 原田正純 炭じん爆発 三池三川鉱の一酸化炭素中毒(1963年の爆発)(参考 炭坑の灯は消えても 県立 8F自然科学567.9ハ) 5.大岡玲 アッカーマン 月に歌うクジラ 辺見庸 もの食う人びと 『世界昆虫記』 今森光彦(写真集) 県立 6FY248 市立 大学 6.鹿島茂 吉本隆明 情況へ 県立 小林よしのり ゴーマニズム宣言 県立 9F 市立(書庫) 川本三郎 『映画の昭和雑貨店』 県立 9F 市立、続・映画の昭和雑貨店 あ、×続々・映画の昭和雑貨店、『続々々・映画の昭和雑貨店』 市立 7.川本三郎 奥泉光 『石の来歴』(戦争の幻想小説) 県立 9F 市立 青木玉 小石川の家 大竹昭子 『眼の狩人』 戦後写真家たちが描いた軌跡 市立 公 8.京極純一 田中直樹 日本政治の構想 9F 大学312.1TA84 水谷三谷 ラスキとその仲間 「赤い三十年代」の知識人 8F社会科学309.0ミ 山崎正和 『近代の擁護』(読書人におすすめ) 市立 9.小西聖子 辺見庸 もの食う人びと 東京いい店やれる店 レスラーほか 『FBI心理分析官』 7F933レ 市立書庫 10.相良竜介 『官僚 軋む巨大権力』 日本経済新聞社 8F317カ 市立 大学 公立 高尾義一 平成金融不況 国際経済危機の中間報告(デフレ不況) 県立 7FS332.1タ 市立書庫 池宮彰一郎 『四十七人目の浪士』(ただ一人の生き残り) 県立 7Fイケ 市立 公立 11.柴田南雄 スィーリング 『イエスのミステリー』 死海文書で謎を解く 県立 8F192.8キ 市立(「死海の書」の延長線上 県立新書庫190.116) 角田文○ 考古学京都学派(偏屈な大学人のトラブル) 県立 9F 石黒達昌 平成3年5月2日、後天性免疫不全症候群にて急○された明寺伸彦博士、並びに、 福武書店U(小説) 9F 市立書庫 12.島森路子 松浦里英子 親指Pの修行時代 笙野頼子 『タイムスリップ・コンビナート』 県立 7Fシヨ 市立 髙村薫 照柿 県立 7F日本文学タカ 市立 13.清水徹 黒井千次 『カーテンコール』(芝居の小説) 県立 青森 市立 公立 ランボー全詩集 青土社 7F外国文学951ラ 大学951R44 入沢康夫 漂ふ舟(詩集) 14.杉浦日向子 平嶋義宏 生物学名命名法辞典 大学参考図書 朝倉治彦ほか 司馬江漢の研究(司馬江漢全集の活用にかかせぬ論文集) 本郷次郎監修 きのこ 山と渓谷社 県立'06 8F自然科学474.8ホ'06 市立(調査室禁帯) 15.瀬戸川猛資 筒井康隆 笑犬楼よりの眺望(日記) 県立 7F日本文学ツツ 市立書庫 大学旧 稲垣武 「悪魔祓い」の戦後史(言論の責任) 県立 8F社会科学309.3イ 大学新書庫309.31.I52 デイトン 黄金の都 田中融二訳 光文社文庫 16.高井有一 阿川弘之 志賀直哉(伝記) 7階壁書架910.2シ1 市立書庫 伊吹和子 『われよりほかに』 谷崎潤一郎 最後の十二年 県立 市立 公立 青木玉 小石川の家 17.高島俊男 山口 『僕は八路軍の少年兵だった』 9F 市立 大学 孤蓬万里 台湾万葉集 県立(正続) 9F(正続) 蔡徳本 『台湾のいもっ子』 日本語で書かれた戦後台湾本省人(いもっ子)の隠された悲劇 県立 市立 公 18.富山太佳夫 見市雅俊 コレラの世界史(イギリスの帝国主義) 県立 8F人文科学230.6ミ 大学230.6MI18 フォン 『虚構の楽園』(ベトナムの小説) 県立 7F929.3ス 市立 フォースター 民主主義に万歳二唱(著作集) 県立 19.中村桂子 三浦雅士 『身体の零度』 何が近代を成立させたか 講談社選書メティエ 県立 8FA914.6ミ 市立 大学 公立 シュピンドラー 『5000年前の男』 解明された凍結ミイラの謎 8F人文科学202.5シ 市立 ジャコブ 可能世界と現実世界 進化論をめぐって(科学と神話の対比) 県立 9F 大学467.5.J12 20.日高普 吉行淳之介 『懐かしい人たち』 県立 7F910.2ヨ 市立 ドーア 『不思議な国 日本』(日米の文化の違い) 県立 市立 大学302.1D87 公立 玉木英彦 『小学生にピタゴラス』 さんすうの博物学(算数教育) 市立 21.藤森照信 三浦雅士 『身体の零度』 何が近代を成立させたか(身体論) 県立 8FA914.6ミ 市立 大学 公立 長谷川 日本ホテル博物館(ホテルを見る目が一変する) 五来重 空海の足跡(仏教とは別の宗教的感覚) 9F 市立書庫 22.松本道介 西尾幹二 『全体主義の呪い』 東西ヨーロッパの最前線に見る(20世紀) 県立 9F 市立 大学 高井有一 『愛日』(子どものいない夫婦) 7Fタカ 市立 公立 松井透 『バニヤンの樹かげで』 異文化への視野(エッセイ) 8F204マ 市立 23.丸谷才一 黒井千次 カーテンコール 松本清張 両像・森鴎外 文藝春秋 県立 7FB910.2モ8階壁書架918.6マ64 平山郁夫ほか 世界の中の日本絵画 8F大型アート721.0ヒ 大学旧 24.向井敏 山崎正和 近代の擁護(近代の再認識) 県立 市立書庫 丸谷才一 不思議な文学史を生きる(日本文学の総批判) 谷沢永一 「嘘ばっかり」で七十年(社会主義の欺瞞) 25.森谷正規 室謙二 コンピューター文化の使い方 9F 内山節 『森にかよう道』 知床から屋久島まで 県立 8F650.4ウ 市立 大学 ☆日本の森から神々はいなくなった 中山茂ほか 戦後科学技術の社会史(エコノミストの連載) 県立 8F自然科学502.1セ 市立書庫 26.山室恭子 カプシチンスキ 帝国 ロシア・辺境への旅 ドムチョクドンロプ 徳王自伝 モンゴル再興の夢と挫折 8F人文科学289.2ト ビット 『メダルと恋と秘密警察』 ビットが明かす銀盤人生 市立 公立 1995年(平成7年) (今週の本棚) 1.三浦雅士 『身体の零度』 何が近代を成立させたか (本好きにすすめたい。読書術の実技として) 県立 8FA914.6ミ 市立 大学 公立 2.小川国夫 マグレブ、誘惑として(小説家) 県立 7F日本文学オカ 市立書庫 3.川村二郎 河内幻視行(古墳群) 県立 4.城山三郎 もう、きみには頼まない 石坂泰三の世界(財界人) 県立 7F日本文学シロ 市立書庫 5.鶴見俊輔 竹内好 ある方法の伝記(アジア主義) 大学旧 6.エリアーデ 『令嬢クリスティナ』(吸血鬼もの) 県立 7F973エ 市立 大学979.1E46 7.中井久夫 『1995年1月・神戸 「阪神大震災」下の精神科医たち』 県立 9F 市立 公 8.猪熊弘子 女たちの阪神大震災 9.戸高弓美 大震災ボランティア 10.高島俊男 『本が好き、悪口言うのはもっと好き』 県立 7FBタカ 市立 公立 11.山口昌男 「挫折」の昭和史 県立 8F人文科学210.7ヤ 市立書庫 大学210.7Y24 12.和田誠 お楽しみはこれからだ part5(外国映画) 県立 9F 13.瀬名秀明 パラサイト・イヴ(ホラー) 県立 7F日本文学セナ 市立書庫 14.野呂邦暢 野呂邦暢作品集(小説、エッセイ) 15.向井敏 『机上の一群』(「である」調) 市立 16.大村万梨子 母への尋問 昭和二十年、夏(傑作)(著者はDJ「大村マリ子」) 7階壁書架916オ 17.橋本治 桃尻語訳 枕草子 県立 6FY29 18.佐藤常雄ほか 講談社現代新書(江戸期農民の豊かさをデータで) 県立 7FS612.1サ 市立 19.ウッド 今日は死ぬのにもってこいの日(ネイティヴ・アメリカンの死生観) 6FY92ウツ7F外国文学931ウ 市立書庫 大学931W86 20.ワイナー 『フィンチの嘴』(進化の検証) 県立 8F自然科学488.9ワ 市立書庫 大学488.99W55 21.佐藤忠男 日本映画史4巻 県立 9F 市立書庫 大学778.21Sa85 22.水村美苗 私小説 県立 7F日本文学ミス 市立書庫 (私の選んだ文庫・ベスト3 チェーホフ 山崎正和選) 桜の園・三人姉妹 神西訳 新潮文庫 7FB982チ かもめ・ワーニャ伯父さん 神西訳 新潮文庫 7FB982チ かわいい女・犬を連れた奥さん 小笠原訳 新潮文庫 7FB983チ (私の選んだ文庫・ベスト3 宮本常一 網野善彦選) 忘れられた日本人 岩波文庫 県立 書庫 市立書庫 大学旧 塩の道 講談社学術文庫 市立BM書庫 日本文化の形成 ちくま学芸文庫 (私の選んだ文庫・ベスト3 シェイクスピア 中村勘九郎選) オセロウ 管訳 岩波文庫 9F 大学旧 お気に召すまま 阿部訳 岩波文庫 県立 大学旧 ロミオとジューリエット 平井訳 岩波文庫 大学旧 (私の選んだ文庫・ベスト3 文豪夫人の書いた本 嶋中鵬二選) 谷崎松子 倚松庵の夢 県立 9F 市立書庫 坂口千代子 クラクラ日記 県立 9F 市立書庫 石川活 晴のち曇、所により大雨 回想の石川淳 県立 7F書庫 市立書庫 (書評者が選ぶ'95「この3冊」) 1.池内了 夏堀正元 蝦夷国まぼろし(小説) 県立 市立書庫 マクニール ファジィ・ロジック パラダイム改革のドラマ(ファイジィを取り巻く歴史) 県立 8F自然科学410.9マ シャルガフ 証人 言葉と科学についての省察(現代科学批判) 大学新書庫944C34 2.池澤夏樹 星野道夫 『旅をする木』 県立 市立 クレジオ 『パワナ くじらの失楽園』(小説) 県立 7F953ル 市立 沖縄古語大辞典 角川書店 県立 書庫 市立 3.伊藤光晴 都留重人 日本の資本主義(邦訳) 岩波 (戦後50年の分析)県立 9F 大学332.1Ts84(橋本「戦後の日本経済」岩波新書と併読されたし 県立 7FS332.1ハ 市立書庫 大学旧) グルーグマン 経済政策を売り歩く人々 エコノミストのセンスとナンセンス 8F社会科学331.2ク 大学新書庫331.25KR8(アメリカ経済学批判、彼の理論は冨浦英一「戦略的通商政策の経済学」がよい 大学新書庫678.1To58) 吉川洋 ケインズ ちくま新書 7FS331.7ヨ 4.猪口孝 スコルニコフ 国際政治と科学技術 県立 8F社会科学319ス 大学旧 ゲーノ 民主主義の終わり (軍事技術や通信技術のグローバル化による崩壊) ベル 『知識社会の衝撃』(マルクス主義をベースに20世紀の思潮) 5.大江志乃夫 荒井信一 戦争責任論 現代史からの問い(日本の戦争責任) 県立 7FB209.7ア 大学209.7A62 沢田猛 『黒い肺』 旧産炭地からの報告 7F916サ 市立 石井謙治 和船(海運史・造船史) 県立 8F自然科学550.2イ1,2 市立書庫 大学新書庫380.8Mo35.76-1,2 6.大岡玲 瀬名秀明 パラサイト・イヴ タム 『阿片茶』 (自伝) 県立 青森 市立 公立 団鬼六 SMに市民権を与えたのは私です(自伝) 7.鹿島茂 堀江敏幸 郊外へ(エッセイ集) 7F日本文学ホリ いしかわじゅん 漫画の時代(本年最高の批評集) 山田陽一編 愛の学校 佐々木忠の世界(アダルトビデオ) 8.川本三郎 小林信彦 『一少年の観た<聖戦>』(昭和の大戦を問う) 青森 市立 公立 松本健一 『白旗伝説』(昭和の大戦を問う) 県立 青森 市立 白旗を掲げた沖縄の少女のポスター ドラクリッチ 『バルカン・エクスプレス』 女心とユーゴ戦争(力作) 県立 市立 公立 大佛次郎敗戦日記 7階壁書架915.6オ 市立書庫 オダネル 『トランクの中の日本』 8F210.7オ 市立 9.京極純一 水谷三公 イギリス王室とメディア エドワード大衆王とその時代 県立 9F 廣淵升彦 スヌーピーと仲間たちの心と時代(外人部隊のボー・スヌーピー軍曹) 林知己夫 数字からみた日本人のこころ 県立 市立書庫 大学旧 10.小西聖子 瀬名秀明 パラサイト・イヴ 野田正彰 『災害救援』(阪神大震災) 県立 7FS369.3ノ 市立 大学 柳田邦男 『犠牲』 11.相良竜介 丸山真男集16巻 岩波 県立 8F社会科学310.8マ 大学旧 都築勉 戦後日本の知識人 丸山真男とその時代(大知識人の時代) 8階展示本コーナー309.0ツ 粟屋憲太郎ほか 水野広徳著作集8巻(平和主義、忘れられた思想家) 市立書庫 大学旧 12.柴田南雄 山口昌男 『「敗者」の精神史』 「挫折」の昭和史 ウエルベル 『蟻』 9F 市立 岩明均 寄生獣10巻 9F 13.清水徹 阿部良雄 シャルル・ボードレール[現代性の成立](フランス19世紀) 県立 7F外国文学951ホ 大学旧 ゴンクールの日記(同上) 大学文庫080.3.4485,4494 松浦寿輝 エッフェル塔試論(同上 8F自然科学523.3マ 大学523.35MA89 14.杉浦日向子 下山弘 『川柳のエロティシズム』 7F911.4シ 市立 森栗茂一 『夜這いと近代買春』 県立 8F384.7モ 市立 苅谷春郎 江戸の性病 梅毒流行事情 県立 15.瀬戸川猛資 ウォルフレン 日本の知識人へ(日本の正体) 大井廣介 ちゃんばら芸術史(増補復刊) 県立'59 デクスター 『カインの娘たち』(ミステリー) 県立 7F933テ 市立 16.高井有一 田中澄江 『夫の始末』(快作) 県立 7Fタナ 市立 三枝和子 『うそりやま考』(戦争死者) 県立 青森 市立 竹西○子 日本の文芸論(歌論を軸に) 17.高島俊男 秋永一枝 東京弁は生きていた 藤原伊織 テロリストのパラソル(絶品) 県立 7F日本文学フシ 市立書庫 小西甚一 俳句の世界 発生から現代まで 18.中村桂子 中井久夫 『1995年1月・神戸 「阪神大震災」下の精神科医たち』 県立 9F 市立 公 柳田邦男 『犠牲』 ゴルデル 『ソフィーの世界』 19.沼野充義 水村美苗 私小説 高山宏 ブック・カーニヴァル(知のネットワーク) 県立 9F 大学旧 キシュ 『若き日の哀しみ』(旧ユーゴ出身の作家) 県立 7F983キ 市立 20.日高普 伊藤整 日本文壇史6巻(おもしろい) 県立 9F 市立書庫 大学旧 藤村信 『美し国フランス』 現代史の裏面 藤村 市立 高木貞治 近世数学史談 岩波文庫 県立 9F 大学文庫080.3.3623 21.藤森照信 五十殿利治 大正期新興美術運動の研究(モダン) 五来重 宗教民俗集成 8巻(日本人の宗教意識) 大学162.1G67 児玉実英 アメリカのジャポニズム 7FS720.5コ 市立書庫 22.松山道介 木田元 『反哲学史』 片倉もと子 「移動文化」考 イスラームの世界をたずねて 県立 8F社会科学382.2カ 市立書庫(参考 イスラームの世界観 2006 大学旧) 辻原登 『家族写真』 短編集(魔的なもの) 県立 青森 市立 23.丸谷才一 大野譜ほか編 角川必携国語辞典(高校生用だが、大人が手紙や書類を書くにも役立つ) 鹿島茂 パリの王様たち ユゴー・デュマ・バルザック三大文豪大物くらべ 県立 7F外国文学950カ 市立書庫 佐藤研訳 新約聖書Ⅰ 岩波書店(マルコがいい) 県立 8F人文科学193.6フ (参考 新約聖書とグノーシス主義 大学旧 新約聖書ギリシア語入門 大学旧(神田'67)新書庫193.5O68(大貫'04)) 24.向井敏 藤原伊織 テロリストのパラソル(ミステリー) 合田彩 『逃(TAO)』異端の画家・曹勇の中国脱出 (西遊記の現代版) 県立 7F916コ 市立 公立 小説 勝見洋一 怖ろしい味(エッセイ集) 県立 7F日本文学カツ 25.森谷正規 カプラン シリコンバレー・アドベンチャー(創業者の自著) 7F外国文学933カ サクセニアン 『現代の二都物語』(シリコンバレーとルート128) 石橋博良 世界最大の気象情報会社になった日(ベンチャー成功) 県立 8F自然科学451.0イ 26.山崎正和 大笹吉雄 『女優 杉村春子』 県立 青森 市立 ゴンクールの日記 丸谷才一 芝居は忠臣蔵(批評集第3巻) 県立 27.山室恭子 マキャモン 少年時代(ミステリー) 県立 7F外国文学933マ1,2 市立書庫 ウッドラフ 社会史の証人 20世紀初期ランカシャの失われた世界(自伝) 藤木久志 『雑兵たちの戦場』 中世の傭兵と奴隷狩り(研究書。戦国大名、兵農分離) 県立 8F210.4フ 市立 公立210.48F59 1996年(平成8年) (今週の本棚) 1.中村稔 日の匂い(随筆集)県立(全集) 2.堀江敏幸 郊外へ(処女作、詩的散文、城壁の外側のパリ郊外。ドワノーの写真集「パリ郊外」) 3.豊崎博光 アトミック・エイジ(核実験) 4.ブロツキー ヴエネツィア(亡命の思い出の幻想曲) 県立 5.荒川洋治 言葉のラジオ(おもしろい) 7F日本文学アラ 6.関容子 『花の脇役』(歌舞伎案内) 県立 9F 市立 7.武満徹 時間の園丁 県立(全集) 大学旧(全集) 8.コリンズ 『白衣の女』(原始探偵小説) 9F(岩波'96 国書'94) 市立(国書) 大学文庫080.3.3656-58 9.丸谷才一 丸谷才一批評集6巻 県立 10.バイアット 抱擁(愛の物語) 11.御厨貴 東京 首都は国家を越えるか(都政と国政の関係) 県立 12.エルマン ジェイムズ・ジョイス伝(破滅型ではなかった) 県立 13.オンダーチェ 『イギリス人の患者』(戦争小説) 県立 7F933オ 市立 14.バッカー 恐竜レッドの生き方(シートン動物記を思い出す)(恐竜異説ならあるが) 15.ジェルーン 『聖なる夜』 『砂の子ども』 県立 7F53シ 市立 16.ユアグロー 一人の男が飛行機から飛び降りる(短編集) 県立 9F 17.佐々木倫子 動物のお医者さん8巻 6FYAマンガYMサ1- 18.川上弘美 蛇を踏む(変身物語の小傑作) 19.結城昌治 『泥棒たちの昼休み』(探偵小説) 県立 7Fユウ 市立 20.ギルモア 『心臓を貫かれて』(暴力の時代) 県立 7F933キ 市立 21.バラード 『女たちのやさしさ』(自伝的小説) 県立 7F933ハ 市立 公立 22.村上春樹 『レキシントンの幽霊』 (この人・この3冊 フォースターの本 高樹のぶ子選) 眺めのいい部屋(著作集2) みすず 県立 永遠の命(著作集6) 小説の諸相(著作集8) (この人・この3冊 経済学者の自伝 都留重人選) ミル自伝 岩波 県立 9F 市立 大学新書庫289.3Mi27 自叙伝 河上肇 岩波 県立 9F 市立書庫 大学文庫080.3.3685,3692,3693,3712,3715 現代経済学の巨星 シェンバーグ編 岩波 9F 大学新書庫331.04G34 (この人・この3冊 フローベル論の昨今 向井敏選) フローベルの鸚鵡 バーンズ 果てしない饗宴 フローベルと『ボヴァリー夫人』 馬車が買いたい! 鹿島茂 県立 7F外国文学950カ 市立書庫 大学950.2Ka76 (この人・この3冊 恐怖小説 養老孟司選) ペット・セマタリー キング 6FYBキン7FB933キ IT(イット) キング 県立 6FYBキン7FB933キ 市立書庫 ゴースト・ストーリー ストラウブ 県立 9F (書評者が選ぶ'96「この3冊」) 1.五百旗頭真 船橋洋一 アジア太平洋フュージョン APECと日本(研究) 8F社会科学319.1フ 大学新書庫319.1F88 田中明彦 『新しい「中世」』 21世紀の世界システム 田中 県立 8F319タ 市立 大学 公(世界の全体的構図) 杉原薫 アジア間貿易の形成と構造(実証的) 県立 大学新書庫678.2Su34 2.池澤夏樹 保坂和志 『季節の記憶』(小説) 県立 9F 市立 オンダーチェ イギリス人の患者(小説) 西前四郎 『冬のデナリ』(アラスカ冬季登攀記) 県立 青森 市立 3.伊藤光晴 コレット 『ヨーロッパ人の奇妙なしぐさ』(比較文化論) 県立 8F361.5コ 市立 大学361.5C84 サロー 資本主義の未来(リベラル派) 県立 8F社会科学332.0サ 大学332.06Th9 デンプシーほか 規制緩和の神話 米国航空輸送業の経験 県立 8F社会科学687.2テ 大学687.25D56 4.大岡玲 ウィルソン カリスマへの階段(信者の要求) 県立 8F人文科学161.3ウ ココレット 『ヨーロッパ人の奇妙なしぐさ』 県立 8F361.5コ 市立 大学361.5C84 レベルテ 『呪のデュマ倶楽部』(古書をめぐるミステリー) 県立 7F963ヘ 市立 公立 5.鹿島茂 尾嶋彰 パリふんじゃった 花の都の奇人たち(パリで会社を営む著者のエピソード) 7F日本文学オシ 吉本隆明 消費のなかの芸 ベストセラーを読む(時評的書評集) 県立 市立 半藤一利 山県有朋(近代の怪物) 市立 6.川本三郎 鹿島茂 子供より古書が大事と思いたい 県立 9F 大学新書庫024.8Ka76 小林信彦 『和菓子屋の息子』 ある自伝的試み(戦前の東京) 県立 青森 市立 大学910.26Ko12 丸谷才一 恋と女の日本文学(文芸評論) 県立 9F 市立書庫 7.京極純一 高坂正尭 高坂正尭外交評論集 県立 8F社会科学319.0コ 本間長世 思想としてのアメリカ 8F社会科学302.5ホ 林道義 『父性の復権』 県立 7FS367.3ハ 市立 大学(医) 8.小西聖子 ギルモア 『心臓を貫かれて』(ノンフィクション) エルロイ 『ホワイト・ジャズ』(小説) 県立 青森 市立 丸谷才一編 私の選んだ文庫ベスト3 県立 9F 9.島森路子 武満徹 時間の園丁 村上春樹 『レキシントンの幽霊』 ユアグロー 一人の男が飛行機から飛び降りる(妄想の断片) 10.清水徹 秋山駿 信長(歴史上の人物との対比) 県立 8F人文科学289.1オ 大学289.1A38 川本三郎 『荷風と東京』 「断腸亭日乗」私註(東京論) 県立 9F 市立 大学 クノー 『文体練習』(言語遊戯) 県立 市立 大学 11.杉浦日向子 林隆男 書体を創る 林隆男タイプフェイス論集(遺稿集)(府川「組版原論」) 篠水哲ほか 『虫の味』 県立 8F486シ 市立 クライスト 『チリの地震』 県立 7F943ク 市立 大学 12.瀬戸川猛資 川本三郎 『荷風と東京』 「断腸亭日乗」私註(精読と分析の到達点) 県立 9F 市立 大学 ディレイニー アインシュタイン交点 7FB933テ 今村仁司 群衆 モンスターの誕生(文学をテクストにした群衆論) 県立(?) 13.高井有一 杉本秀太郎 平家物語(7年かけて各種の異本を参看) 県立 7F書庫 市立913.4ス 吉井由吉 『白髪の唄』(密度の濃い小説) 県立 9F 市立 柳美里 フルハウス(新鮮さ) 県立 7F日本文学ユウ 市立書庫 14.高島俊男 中島義道 うるさい日本の私 県立 7F書庫 阿川弘之 高松宮と海軍 県立 9F 市立書庫 小沢健志編 幕末 写真の時代 8F人文科学210.5ハ 大学旧 15.富山太佳夫 ファマトン 文化の美学 ルネサンス文化と社会的装飾の実践(批評) サフランスキー ハイデガー(信奉者以外は楽しめる) ダン ジョン・ダン全詩集(17世紀のイギリスの詩人) 県立 7F外国文学931タ 16.中村桂子 ウィルソン 生命の多様性 県立 8F自然科学460.4ウ1,2 大学460W75.1,2 ワールドロップ 『複雑系』 赤瀬川原平 『新解さんの謎』 県立 青森 市立 17.沼野充義 青山南 『英語になったニッポン小説』(労作) 県立 9F 市立 公立 亀山郁夫 『ロシア・アヴァンギャルド』(新書ながら本格的) 県立 7FS702.3カ 市立 大学 エロフェーエフ 『酔どれ列車、モスクワ発ペトゥシキ行』(伝説的な小説) 県立 9F 市立 18.根井雅弘 許家屯 香港回収工作(元幹部の回想録) 県立 8F社会科学312.2シ1,2 川北稔 『砂糖の世界史』 ホブズボーム 20世紀の歴史 極端な時代(力作) 県立 8F人文科学209.7ホ1,2 市立 大学新書庫209.7H81 19.日高普 中村雄二 『人類知抄 百家言』(100人の言葉) 県立 9F 市立 大学書庫159.8N37 丸谷才一 恋と女の日本文学 大岡信 古典を読む 万葉集 県立 7階壁書架911.1マ 大学旧 20.藤森照信 秋山駿 信長(評論) 丸谷才一 恋と女の日本文学(色の道) 神谷武夫 インドの建築(インド文明のパワー) 県立 21.丸谷才一 バイアット 抱擁(小説) 県立 7F書庫 市立書庫 ブイグ 『南国に日は落ちて』(幸福) 県立 7F963フ 市立 公立 新カトリック大事典(カトリック的見地からの世界と人間の早わかり) 県立 8F(禁帯) 大学参考(禁帯) 22.向井敏 司馬遼太郎 北のまほろば 街道をゆく 41 県立 8F郷土A915.6シ41 大学915.6Sh15 兵藤裕己 太平記<よみ>の可能性 歴史という物語(源平交替の思想が中世の政治史を支配) 網野善彦 『続・日本の歴史をよみなおす』 23.森谷正規 ワールドロップ 『複雑系』 クリストフほか 『新中国人』 県立 9F 市立 大学302.22Kr5 公立 斎藤文一 空の色と光の図鑑 県立 8F自然科学451.7サ 大学451.75Sa25 24.山崎正和 丸谷才一 恋と女の日本文学 高坂正○ 不思議の日米関係史 県立 9F 御厨貴 東京 首都は国家を越えるか 25.山室恭子 サージェント 『上海 魔都100年の興亡』 県立 8F222.2サ 市立 公立 佐々淳行 『連合赤軍「あさま山荘」事件』 県立 8F309.3サ 市立 公立 キング ローズ・マダー 6FY91キン 1997年(平成9年) (今週の本棚) 1.ラズ 『ヤクザの文化人類学』(調査の結果) 県立 8F368.5ラ 市立 大学文庫080.I95g.S-65 公立 2.エロフェーエフ 『酔どれ列車、モスクワ発ペトゥシキ行』(究極の言語的パフォーマンス) 県立 9F 市立 3.白川静 字通 県立 8F一般(禁帯) 市立 大学 4.エリアーデ 妖精たちの夜(長編小説) 県立 7階壁書架973エ1,2 市立書庫 5.鳥居民 横浜富貴楼お倉 明治の政治を動かした女 県立 8F人文科学289.1サ 6.デヴィ 『女盗賊プーラン』(上下) 県立 8F289.2テ 市立 公 7.多田富雄 生命の意味論(システム論) 県立 8F自然科学460タ 8.岩波文庫編集部 岩波文庫解説総目録 1927-19963巻 県立 9F 大学参考 9.サカイ 『日本の大衆文学』 青森 市立 大学 10.山田慶児 『本草と夢と錬金術と』 物質的想像力の現象学(古代中国の科学が追い求めた夢と理想) 県立 8F402.2ヤ 11.西成彦 森のゲリラ 宮沢賢治(東京に対するクレオール文学とみる) 県立 9F 12.サックス 『火星の人類学者』 脳神経科医と7人の奇妙な患者 県立 7F933サ 大学493.73Sa12 公 ある患者は動物の気持ちはわかるが、人間の気持ちがわからず、火星の人類学者のようだという。 13.町田康 『くっすん大黒』 14.島尾伸三 月の家族(「死の棘」島尾敏雄の長男 県立 9F 市立書庫 大学旧) 県立 7F日本文学シマ 市立書庫 15.キャンベル 『ジョーゼフ・キャンベルが言うには、愛ある結婚は冒険である』ジョ-ゼフ・キャンベル「対話集」(スピリチュアルヘルスの解説書、智恵の書) 県立 8F164.0キ 市立 公立 16.瀬戸川猛資 シネマ古今集 9F 17.内田魯庵の明治 18.キートン バスター・キートン自伝 市立書庫 大学778.08L96.28 19.片山義男 『日本語の外へ』(アメリカ、日本を問う) 県立 9F 市立 公立 20.中井久夫 アリアドネからの糸(精神科医の謎解きエッセイ) 県立 7F日本文学ナカ 大学914.6N34 21.村上由見子 『アジア系アメリカ人』 アメリカの新しい顔 県立 7FS334.4ム 市立 公立 22.山田詠美 4U(ヨンユー) 県立 6FY91ヤマ7F日本文学ヤマ 市立書庫 23.洪世和 コレアン・ドライバーは、パリで眠らない(亡命生活者の日々) 7F外国文学929.1ホ。 24.加藤典洋 敗戦後論 県立 7F日本文学カト 大学旧 25.ジョイス ユリシーズ3巻 丸谷才一ほか訳 集英社 県立 7F外国文学933シ 市立 大学933J85 26.アルヴァレズ 絶滅のクレーター(6,500万年前のハルマゲドン) 県立 8F自然科学457.8ア 27.西原里恵子 ぼくんち 6FYAマンガYMサ1-3 28.村上春樹 若い読者のための短編小説案内(批評論でもある) 県立 6FY91ムラ 市立書庫 29.残雪 『突囲表演』(楽しい悪夢のような奇怪な世界) 県立 7F923ツ 市立 30.関川夏央ほか 「坊っちゃん」の時代5巻(本格評論。忘れられない漫画として、曽根富美子「含羞」、バロン吉元「柔侠伝」「昭和柔侠伝」) 31.江國滋 「癌め」県立 7FB911.3エ「おい癌め酌みかはさうぜ 秋の酒」県立 7階壁書架915.6エ 市立書庫(随筆家の遺作となった句集と闘病日記) (この人・この3冊 リーダー論 城山三郎選) リーダーシップの王道 ベニスほか 新潮社 『官僚たちの志と死』 佐高信 講談社 県立 9F 市立 『統率力の研究』 会田雄次 力富書房 9F 市立 公立 (この人・この3冊 いまどきの女の笑い 米原万理選) 『禿頭考』 清水ちなみ 7Fシミ 市立 受難 姫野カオルコ 県立 6FY91ヒメ7F日本文学ヒメ 市立書庫 謝々! チャイニーズ 星野博美 県立 9F (書評者が選ぶ'97「この3冊」) 1.五百旗頭真 中西輝政 大英帝国衰亡史(日本の衰亡を言外に問う) 県立 8F人文科学233ナ 大学旧 田中明彦 安全保障 戦後50年の模索 県立 船橋洋一 同盟漂流(日米関係史) 県立 8F社会科学319.0フ 2.池澤夏樹 シンボルスカ 終わりと始まり(詩)(シンボルスカ詩集 7階壁書架983シ) ニン 『戦争の悲しみ』(ベトナム戦争) 県立 6FY91ニシ7F929.3ハ 市立 大学929.37B19 公立 船橋洋一 同盟漂流 3.伊藤光晴 山之内靖 マックス・ヴェーバー入門(通説批判) 県立 7FS361.2ヤ 市立書庫 大学旧 ターナーほか 七つの資本主義 現代企業の比較経営論(原書は難解) 県立 大学335H26 深尾光洋ほか 企業ガバナンス構造の国際比較(現実と法とのズレに注意) 県立 大学335.3F72 4.大岡玲 町田康 くっすん大黒 関川夏央ほか 「坊っちゃん」の時代 多田富雄 生命の意味論(DNAだけでは割り切れない) 5.海部宣男 藤沢周平 漆の実のみのる国 県立 9F8階壁書架918.6フ24 市立書庫 大学新書庫913.6F66.1,2 セーガン カール・セーガン 科学と悪霊を語る 8F自然科学404セ 市立書庫 関川夏央ほか 「坊っちゃん」の時代 6.鹿島茂 森まゆみ 鴎外の坂(傑作評伝) 県立 7階壁書架910.2モ 島尾伸三 月の家族 藤本ひとみ 侯爵サド(歴史小説の王道) 県立 7F日本文学フシ 市立書庫(参考 侯爵サド夫人) 7.川本三郎 加賀乙彦 永遠の都7巻(戦前の中産階級) 県立 7FBカカ 森まゆみ 鴎外の坂 池部良 『ハルマヘラ・メモリー』(戦争体験記) 9F 市立 8.京極純一 山崎正和 文明の構図 県立 8F社会科学304ヤ 梅棹忠夫 行為と妄想 わたしの履歴書 県立 9F 市立書庫 大学旧 川勝平太 文明の海洋史観 県立 8F人文科学204カ 市立書庫 大学204Ka94 9.小西聖子 村上春樹 『アンダーグラウンド』(地下鉄サリン事件) 県立 7F916ム 市立916ム 大学913.6Mu43.6 河合隼雄 子どもと悪(少年犯罪事件) 県立 8F社会科学371.4カ 市立書庫 ボッツ 子どものねだん バンコク児童売春地獄の四年間 7F家族F367.6ホ 10.島森路子 エリクソン 『Xのアーチ』(文学の尖端) 県立 7F933エ 市立 クンデラ ほんとうの私(文学の成熟) 県立 7F外国文学9953ク 市立書庫 養老孟司 『身体の文学史』 県立 7F910.2ヨ 市立 大学 公立 11.清水徹 ジョイス ユリシーズ3巻 丸谷才一ほか訳 集英社 アシュトン 『ニューヨーク・スクール』 ある文化的決済の書 県立 市立 田川建三 書物としての新約聖書 県立 8F人文科学193.5タ 市立書庫 大学新書庫193.5Ta18 12.杉浦日向子 石川英輔 総天然色への一世紀(色を手中に) オルトケンパー 心ならずも天使にされ カストラートの世界(人間の性) ダルモン 『癌の歴史』(狂った細胞) 県立 市立 大学 13.瀬戸川猛資 カルヴィーノ 『なぜ古典を読むのか』 県立 市立書庫 古厩忠夫 『裏日本 近代日本を問いなおす』 県立 7FS210.6フ 市立 大学 公立 ゴアズ 脅える暗殺者(ミステリー) 7FB933コ 14.高井有一 加賀乙彦 永遠の都7巻 金石範 火山島7巻(8万人が虐殺された、1948年済州島蜂起事件) 県立 7F日本文学キム1-7 市立書庫 井出孫六 『ねじ釘の如く 画家・柳瀬正夢の軌跡』(伝記) 県立 市立 15.富山太佳夫 ヨンスク 「国語」という思想 近代日本の言語認識(明治に人為的につくられた日本語) 県立 大学810.9I11 坪井秀人 声の祝祭 日本近代詩と戦争(CD付き) アンダーソン カフカの衣装 16.中村桂子 宮本正興 新書アフリカ史 7FS240シ 市立書庫 大学240Sh69 伊東信宏 『バルトーク』 民謡を「発見」した辺境の作曲家 県立 7FS762.3ハ 市立 公立 ハンガリー等の民俗音楽の収集 遠藤順子 『夫・遠藤周作を語る』 県立 7F910.2エ 市立 17.沼野充義 エリアーデ 妖精たちの夜 残雪 突囲表演 片山義男 日本語の外へ 18.根井雅弘 山之内靖 マックス・ヴェーバー入門(通説の見直し) ケインほか ジェントルマン資本主義の帝国(最も包括的な研究書) 県立 大学332.33C12.1,2 リッテンバーグ 『毛沢東に魅せられたアメリカ人』(栄光と挫折) 8F289.3リ1,2 市立 大学 公立 共産党のおかげで記録を取る習慣が身についた。 19.日高普 高野義郎 古代ギリシア科学史の旅 県立 8F自然科学402.3タ デュフルク イスラーム治下のヨーロッパ 衝突と共存の歴史(スペイン) 県立 8F人文科学236.0テ 大学209.4D95 櫻井よしこほか 海峡は越えられるか 日韓歴史戦争 8F人文科学210.6サ 市立書庫 20.藤森照信 杉浦康平 『かたち誕生』 図像のコスモロジー 県立 市立 大学701Su48 秋山駿 砂粒の私記(戦後の精神の足跡) 7F日本文学アキ 小谷野敦 <男の恋>の文学史 市立書庫 21.丸谷才一 河盛好蔵 『藤村のパリ』(島崎藤村伝) 県立 7FB910.2シ 市立 渡辺保 黙阿弥の明治維新(評論) 県立 大学新書庫912.5Ka98文庫080.I95gB-190 アルヴァレズ 絶滅のクレーター 22.向井敏 グルニエ フラゴナールの婚約者(短編集) 県立 ウィングフィールド フロスト日和(イギリス探偵小説) 7FB933ウ 市立BM書庫 バウトンほか 『ストライク・ゾーン』(野球小説) 県立 7F933ハ 市立 23.村上陽一郎 ホーガン 『科学の終焉』 県立(正続) 8F自然科学404ホ2(続) 市立404ホ 大学404H87 立岩真也 私的所有論(優生学、生命倫理や医療倫理の本) 県立 大学490.15Ta94 中島義道 『哲学者のいない国』(大森荘蔵の死去) 8F104ナ 市立 大学104N34 p.158 大森は晩年時間に思考を集中した。過去形で過去を今体験している。 24.森谷正規 小林多加士 海のアジア史 諸文明の「世界=経済」 県立 大学332.2Ko12 江本正記 『やっぱりタイは熱かった』 7FT292.3エ 市立 日比野宏ほか 写真家はインドをめざす 25.山崎正和 御厨貴 馬場恒吾の面目 危機の時代のリベラリスト 9F 妹尾河童 少年H 広田照幸 陸軍将校の教育社会史 立身出世と天皇制 26.山室恭子 クラカワー 『空へ』 エヴェレストの悲劇はなぜ起きたか クラカワー 7F933ク 市立 1996年5月の悲劇 マクリーン 『マクリーンの渓谷』 若きスモークジャンパー(森林降下消防士)たちの悲劇 県立 7F933マ 市立 デヴィ 女盗賊ブーラン 27.渡辺保 七字英輔 『演劇は越境する』 市立 大学770.4Sh24 長谷部浩 傷ついた性 デヴィッド・ルヴォー 演出の技法 上村以和於 歌舞伎の情景
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/903.html
まずは最初に、感謝の言葉を述べさせていただきます。 前作、『ふたば系ゆっくりいじめ 872 横バンジー』におきまして、閲覧・コメント等を下さった皆様に対して、 この場を借りてお礼申し上げます。 今作において、皆様にご指摘いただいた箇所を活かせることが出来ていれば幸いです。 また、今作を書くにあたり、きっかけと先陣を切って下さいました、 ゆっくりメガテンSS作者様に、無上の感謝を。 一部、悪魔の台詞部分の括弧などを引用させていただいております。 それでは、暫し稚拙な文にお付き合いいただけましたら、之幸い。 ――― 「ゆっ!ゆっ!ゆっ!ゆっ!!」 一匹のれいむが、懸命に跳ねている。 ゆっくりならば、ゆっくりとしていて当然であろうに、 何がそこまでれいむを急がせているのだろうか。 ふと、れいむが後ろを振り返ってみると、 「んほおおおおおお!!とかいはなれいむねええぇぇぇ!!! ありすがとかいはなあいをあげるわああぁぁぁ!!!」 れいぱーありすの集団に追われているではないか。 「ゆひぃー―!!れいぱーはゆっくりできないよおぉぉ!!!」 捕まればゆっくりできない目に遭わされる。 本能でそれを理解している以上、決して立ち止まるわけにはいかない。 「だれかれいむをたすけてよぉー!!……ゆっ?」 ふとれいむが前方を見ると、樹の下の陰に、小さく簡素なドアがあり、 中から微かにゆっくりの声が聞こえる。 「ゆゆっ!なかからゆっくりのこえがするよ!ゆっくりいそいで なかにひなんするよ!!」 れいむは持てる力を振り絞り、先程までの1.2倍のスピードで 樹の下のドアに向かって跳ねた。 やっとの思いでドアに飛び込んだれいむは、背後かられいぱーが 迫っていないか、耳(?)をすませてじっとしている。 しばらくそのままの体勢でいたが、れいぱーの声が聞こえないことに気付くと、 「ゆふぅー…れいぱーはいなくなったみたいだよ。 やっぱりれいむがとくべつだから、たすかったんだね! かわいくってごめんねっ☆ミ」 安心と同時に、誰も見ていないにもかかわらず、 媚びたポージングもしてみせた。 一通りの戯言を終えた後、れいむは現状確認をする。 「ゆぅん…それにしても、ここはどこなの?くらくてずいぶんゆっくり してないし、さっきこえがきこえたゆっくりはどこにいるの? れいむがせっかくきてあげたのに、気がきかないね!ぷんぷん!」 れいぱーに追われて逃げ込んだことなど、既に忘却の彼方だ。 今では、わざわざ遠方から来てやったことになっている、さすがは餡子脳。 「ゆっ……したのほうからゆっくりのこえがするね、ゆっくりいってみるよ!」 れいむはぽよんぽよんと、ドアを入った奥、地下に到る道を跳ねていった。 れいむが下に潜って少し経つと、開けた空間が目前に広がった。 地面には木の枝で描いたのであろう円のようなものがあり、 部屋の最奥には、葉っぱの上に芋虫が乗せられたものが4つ並んでいる。 その芋虫が置かれた前の位置、円の外周面に、1匹のゆっくりぱちゅりーがいる。 周りを見回してみると、ありすが2匹、ぱちゅりーから少し離れた位置に並んでいた。 ありすが先程のれいぱーの仲間かもしれないと思い、一瞬身体が強張ったが、 「ゆっくりしていってね!!」 口の動きだけは、れいむの意思に反して、勝手に言葉を紡いでいた。 「ゆん?ゆっくりしていってね!!」 「むっきゅっきゅ、ゆっくりしていくといいわ…。」 幸い、普通に返事をした所を見ると、どうやられいぱーではないらしい。 一安心して、れいむはこの3匹が何をしているのか尋ねる。 「れいむはれいむだよ!ありすやぱちゅりーはここでなにしてるの?」 「ありすはありすよ!ありすたちはぱちゅりーにおねがいして、 れいぱーをたおす『あくまさん』をしょうかんしてもらおうとしてるのよ!」 「ぱちゅはぱちゅよ……むっきゅっきゅ。」 肯定の意なのか、挨拶の後にぱちゅりーが含み笑いをする。 悪魔の意味は分からなかったが、れいぱーを倒すときいて、 れいむは自然とテンション高めで、目を輝かせながら話に飛びついた。 「ゆわあぁぁ…!れいぱーをたおすなんて、『あくまさん』は ゆっくりしてるんだね!」 「そうよれいむ!そこにきづくなんてなかなかとかいはね!! わかったら、れいむからもぱちゅりーにおねがいしてくれないかしら?」 このありす達、れいぱーと同じありす種という理由だけで群のゆっくりに迫害され、 ついには群を追放されてしまったのだ。 あてもなく森を彷徨っていると、通りすがりのちぇんから、 「すごいちからをもったゆっくりがいる」という噂を聞き、 こうしてぱちゅりーのもとを訪れたという訳だ。 「ゆん!れいむからもおねがいするよ!! ぱちゅりーははやく『あくまさん』をしょうかんしてね!! それとれいむにあまあまちょうだいね!たくさんでいいよ!!」 どさくさに紛れて自分の要求もしっかり言っているところが、 れいむらしいといえばらしいのであろう。ゲス素質が見え隠れしているが。 「そうよそうよ!はやく『ごりっぱなあくまさん』をしょうかんしてね!! ……ありがたやー。」 3匹に頼まれ、ぱちゅりーは少し目を閉じて考え込み、そして言った。 「………むっきゅっきゅ、さっきからいってるように、まだ 『あくまさん』をしょうかんするときじゃないのよ。 あの『あくまさん』は『ごりっぱなあくまさん』……かんっぺきっな ときにしょうかんしないと、おそろしいことになるのよ。」 ぱちゅりーのやんわりとした否定の言葉に、ありす達が怒り狂う。 「なにいってるのお゛お゛お゛!!! はやくしょうかんしなさいっていってるでしょお゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!! ありすとおなじれいぱーなんて、1びょうもいきてちゃ いけないことをりかいしなさい!!このいなかものお゛お゛ぉ゛ぉ゛!!!」 「ほら、れいむもはやくおねがいして!『ごりっぱなあくまさん』をしょうかんして、 れいぱーたちをえいえんにゆっくりさせてって!!」 れいむは少し考え込み、すぐにれいぱーに追い回されたことを思い出し、 ぱちゅりーに早くするよう催促する。 「ゆううう!ぱちゅりーはさっさと『ごりっぱなあくまさん』をしょうかんしてね!! ぐずはきらいだよ!!」 「ほら、れいむもこういってるわ!ぱちゅりーははやく 『ごりっぱなあくまさん』をしょうかんしてちょうだい!!」 れいむの発言に少しイラッとしたが、ぱちゅりーは不適に笑いながら告げる。 「……むっきゅっきゅ、どうなってもぱちぇはしらないわよ?」 そう言うと、ぱちゅりーは呪言の詠唱を始めた……。 「えるえろひむえろほえろひむさばおとへいおねいえちあぎえれえかあどないじゃあ しゃだいてとらぐらまとんしゃだいあぎおすおせおすいすくひろさたんとん… あぐら…あーめん…きえぇえぃ!」 ぱちゅりーの最後の叫び声と同時に、雷が円(魔方陣)の中央に落ち、 皆が待望の『ごりっぱなあくまさん』…マーラ(様)が召喚された。 …が、 【…ウジュル………ウジュルジュル……ググ……ギギ………】 予想していた『ごりっぱ』な姿ではなく、ふにゃふにゃの頼りない姿であった。 予想外のマーラ(様)の姿に、これにはありすも大激怒。 「ばぢゅりいい゛ぃ゛ぃ゛!!これはどういうごどなのお゛お゛ぉ゛ぉ゛!!!」 左右に振り回され、クリームを吐きつつパチュリーは答える。 「えれえれえれ……むきゅ、どうやらあわててしょうかんしちゃったから、 かんっぺきっじゃない『あくまさん』をしょうかんしちゃったみたいね……えれえれえれ。」 ありす達の希望の光とも言うべき悪魔、マーラ(様)が失敗作と聞いて、 自分達の悲願を達成できないと知ってしまって、 そして、目前の『ごりっぱ』ではない失敗作を恐れ、怯えた。 「「「ゆ、ゆわあああああああ!!! きもちわるいあくまさんはかえってねええぇぇぇ!!!」」」 勝手に召喚した挙句、今度は気持ち悪いから帰れとは、なんと自分勝手な。 その感情を口にするべく、マーラ(様)は口を開く。 【ググ………ギ………オマ…エラ……ヨク…モ……!】 そこまで言って、マーラ(様)は突如身体を伸ばし、 一時的に『ごりっぱ』な姿を取り戻した。 すると今度は身体を縦横無尽に振り回し、狭い空間にいるゆっくりたちを 押し潰すべく、暴れまわりだした。 「ゆんやあぁぁー――!!れいむはかわいいからゆるしぐべらっ!」 話の途中で、入り口付近にいたれいむは、上半身を吹き飛ばされた状態で即死した。 「「あああ、ありすはとかいはなのよ!きもちわるい『あくまさん』でも、 ありすにかかればとかいはなこーでぃねーとをぶぎゅっ!」」 マーラ(様)を再度挑発してしまったことで、ありす達はまとめて カスタード塊に変えられてしまった。 自分以外のゆっくりがすべて永遠にゆっくりさせられたことで、 召喚主たるぱちゅりーは、焦りながらもマーラ(様)を説得しようとする。 「む、むきゅー!ぱちゅは『あくまさん』をしょうかんしたしゅじんさんなのよ! わかったら『あくまさん』はぱちゅのいうことをえぶふぇっ!」 不完全な姿で召喚した者の言うことなど聞く必要はないとばかりに、 ぱちゅりーはマーラ(様)の突進をまともに受け、爆ぜた。 悪魔を召喚する以上、対価は必要になる。 供物として芋虫を用意したはいいが、その程度でかの魔王は満足しなかったようだ。 犠牲になったゆっくり4匹程度でその穴は埋められたのだろうか。 それは、彼以外誰にも分からないのであった…。 完 ――― 少しの後書き いかがだったでしょうか、少しでも楽しんでいただければこれ以上の喜びはありません。 とはいえ、ターゲット層を絞った作品ではありますが…。 最後に再度、ゆっくりメガテンSS作者様に感謝を。 もし迷惑でしたら、コメントに気付き次第削除させていただきます。 それでは、ありがとうございました。
https://w.atwiki.jp/anozero/pages/2921.html
「あっ、その私は………」 「メイド、君がこの瓶を拾ったおかげで可憐なるレディを二人も傷つけてしまった。その罪は重いぞ。」 貴族であるギーシュはメイドであるシエスタにこう凄んできた。 事の発端はメイドであるシエスタが貴族であるギーシュの小瓶を拾ったことである。 そのせいでギーシュは二股をかけていた女の子二人に振られてしまいその女性達を不意に傷つけたと主張した。 明らかないちゃもんである。そんなことを吹っかけられたシエスタはただおろおろするばかりだ。周りの貴族達もニヤニヤするだけで何も言おうとはしない。 そんな状況を見かねた女性が立ち上がった。 黒髪の少女は目を赤く滾らせギーシュの元にずんずんと迫る。 「なっ、なんだね君は?」 彼女はいきなりギーシュの襟首を掴むとそれを地面に思いっきり叩きつけた。 「ぐあっ!」 あまりにも突然の出来事に何もする事が出来ないギーシュとその仲間達。彼女は貴族に臆する事もなくギーシュに向かってこう言った。 「自らの失敗をあろうことか見ず知らずの女性に押し付けるなど殿方としてあるまじき行為ですわ! 殿方でしたら、愛をもってしてでも両方を同時に愛するものでありますわ!」 正論のようで全く正論でない論調を繰り広げる彼女 まわりはそんな彼女のペースに圧倒されて何もする事が出来なくなっていた。 「わっ!」 いつの間にか靴を脱いだ彼女はギーシュの下腹部に右足をのせてそこをぐりぐりと動かし始める。 「はわわわわゎ………」 それを見た彼女はまたキッとにらみ付け 「そんなことで女性二人を相手する男性になれるとお思いですの!?」 彼女は右足に急激な力を入れて下腹部を痛めつけた。 「痛い痛い痛い痛い痛い!!!!!!!」 ズボン越しに痛めつけられたギーシュのそこは少し盛り上がっていた。 「もうこんなにして………さあ、ここまでしたからには責任を持ってあなたを立派な男性にさせて見せますわよ。」 そして彼女はこう一喝した。 「お脱ぎなさい!」 その場にへたり込んだままのギーシュは彼女のなすがままにされてあっという間にパンツ一丁にさせられてしまう。 「あら、あなたあれだけのことを言っておきながらここはぜんぜんまだまだお子さまサイズですわね。」 彼女はそう言ってギーシュのをパンツ越しに器用に上下に動かした。 ギーシュはそれだけで呻き声を上げる。口先は何であろうと経験の無いギーシュにとっては経験者の彼女にはかなわない。 「ほらほら、あなたは女性をリードする男なのですからこんなことで呻き声を上げてどうなさるのですこと?」 「あ………うぅ………」 ギーシュはハァハァと息を荒くしているのに対し、彼女は涼しげな顔で余裕たっぷりにギーシュのを弄んでいた。 彼女はギーシュに言葉責めをしながら右手のスピードを徐々に上げていく。 それだけでギーシュは高みに達してしまいそうになる。ギーシュは情けなく涎をたらし、ますます息を荒くしていく。 「さあ………とっととイキなさい!!」 「もう、ダメ………!!!」 ギーシュのモノが爆発を起こした。飛び散った大量の白い液は床に散乱し、彼女の顔にも少しだけかかった。 それを彼女は指に一口分掬い取って口に運んだ。それを中でゆっくりと咀嚼して飲み下す。 「あら、早いですのね。もうこんなにたくさん? 女性経験はおありなのかしら?」 ギーシュはふるふると首を横に振った。それを見た彼女は再び強い視線でギーシュを睨みつける。 「あわわわわわ…………」 彼女は着ていたメイド服を脱ぎ捨てあっというまに一糸も纏わぬ姿となった。 「貴方みたいな半人前の男性には私が教育して差し上げますわ。」 彼女の目が妖しく光る。もはやギーシュは彼女の手から逃れる術は無かった……… 「あーっ!!!! こっ、コミヤマ! あ、あ、あんた こ、公衆の面前で何を」 「何をってこの殿方に男性としての心構えとは何であるかを教えて差し上げようと」 コミヤマと呼び捨てにした桃色の髪をした少女はルイズ・フランソワーズ・ル・プラン・ド・ラ・ヴァリエール。 そしてルイズに呼び止められた彼女はルイズの使い魔なのである。 名は「小宮山」と言うのだが、彼女のカリスマ性や、その他諸々で年上からもさん付けで呼ばれている。ここでもさん付けで表記する。 「すごいです………」 シエスタやその場に居合わせたギャラリーは小宮山さんの行為に固唾を呑んで見守っていた。 小宮山さんはルイズに行為の途中に邪魔されたので明らかに不機嫌な顔つきをしている。 「あんたね、いい加減にしなさいよ! あんたは私の使い魔なのにこんな勝手なことをして!!!」 ルイズは顔を真っ赤にして怒鳴っていた。 怒っているからというのもあるのだがそれよりも目の前で繰り広げられる行為の恥ずかしいと思っていたのが大きかった。 小宮山さんは右手を動かしつつルイズの説教を聞いていたのだが、 「そうですわ!」 小宮山さんはひらめいた表情をした。そしてあっという間にルイズの腰を掴むと一気に制服を脱がしにかかった。 「ちょ、ちょ、ちょっと!!! あ、あんたいったい何を 「お黙りなさい」 小宮山さんに一喝されたルイズは猫のようにおとなしくなりそのまま生まれたままの姿にさせられる。 「わっ、私に なっ、なにをするのよっ!」 「ちょうどいい機会ですから、あなたも私のような立派な女性にしてみせますわ。」 そういうやいなや小宮山さんはルイズの身体を触り始めた。 「ひゃうっ!」 「あら、口ではなんだかんだ言いながらもうこんな状態なのでいらっしゃるの?」 身体を洗ってもらう以外他人に身体を触れるのを許したことの無いルイズは小宮山さんが身体を触るだけであちこちが反応してしまうのだ。 「ここも?」 「はうっ!」 「ここも?」 「ひゃうっ!!」 「じゃあここもかしら?」 「ひゃああああああああ!!!!」 小宮山さんがルイズの乳首に触れるとルイズは情けない大声を上げて身体をびくびくとさせた。 「あら? 一人でイってしまわれたの? よっぽど敏感なお体ですのね。」 そう言うと小宮山さんは自らの唇をルイズの唇と重ねた。 (このキスはカウントされるかもしれないわね………) ぼんやりとした頭でルイズはそう思った。濃厚ながらもどこか優しさが感じられるキス。だから小宮山さんが舌を入れてきてもルイズはそれに応えてぎこちなく舌を絡めていく。 くちゅっくちゅっと妖艶な音を鳴らしながら絡み合う二人をよそに ギーシュは気絶していた。天国に旅立ったかのような表情をしていた。 「はぁ、はぁ、はぁ…………はぁ………」 ようやく唇を離した小宮山さん。頬や顎についたルイズの唾液を手で掬い取ってそれを口に運ぶ。 「ここまで情熱的なキスは久しぶりにしましたわ………」 彼女が使い魔であるという事を忘れてルイズは小宮山さんに喜んでもらえたみたいで嬉しかった。 「気持ちよかったのですの?」 自分がとても嬉しそうな顔をしていたのだろう。ルイズは小宮山さんにそう問いかけられた。 「………ちょ、ちょっとだけ………ちょっとだけなんだからね!」 ルイズの素直になれないいつもどおりの返答に小宮山さんは初めて年頃の少女らしくくすくすと笑った。 「なっ、何がおかしいのよ!」 ルイズは思わず怒鳴ってしまったが小宮山さんはくすくす笑いを止める様子は無かった。 「とりあえずこの学院の男性・女性を立派にさせて差し上げますわ!」 突然発せられたこの小宮山さんの大宣言 この大宣言がシエスタやルイズの協力によって瞬く間に完遂したのはまた別のお話
https://w.atwiki.jp/alfheimmonsters/pages/367.html
クエスト名 必要QR 難易度 必要条件 達成条件 目的地 報酬 タートルの討伐 5 ☆☆ なし タートルの討伐(4匹) タケゾニア渓谷 経験値 9000報酬金 1050H ウォームの討伐 5 ☆☆ なし ウォームの討伐(10匹) タケゾニア渓谷 経験値 9000報酬金 1050H バジリコックの討伐 5 ☆☆ なし バジリコックの討伐(10匹) タケゾニア渓谷 経験値 9000報酬金 1050H バジリコックの羽の納品 5 ☆ なし バジリコックの羽の納品(1個) タケゾニア渓谷 経験値 8500報酬金 1000H ハイピクシーの双子の討伐 5 ☆☆☆☆ なし The.PixySisterの討伐 タケゾニア渓谷 経験値 9000報酬金 1050Hハイピクシーの魔石×1 魔物の討伐 5 ☆ なし 一定数の魔物の討伐(10匹) 各地 経験値 8000報酬金 950H
https://w.atwiki.jp/teikokuss/pages/289.html
【レス抽出】 対象スレ:民主党ですがもう立派な【赤軍】 キーワード:シル子 21 名前: 【army 1556】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2009/07/21(火) 23 00 31 神 ID ??? 前スレ 974 ケイレイたん シル子 ふ(w そんなに褒められても(www というわけで、ロリで銀髪で長髪だから良いのです(w 本当は、見た目を16~17歳くらいの設定だったのですが、 何故か14~15歳になってしまいますた。まあ、その方がインモラルで面白いのよかったわけで。 29 名前:わいるどうぃりぃ ◆oMAb82rwS6 [sage] 投稿日:2009/07/21(火) 23 03 27 ID ??? 18 シル子 らじゃらじゃ。 12時までにひと段落つけられるように頑張る 30 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2009/07/21(火) 23 03 35 ID ??? 21 シル子 まあ、褒めるしかないっつーか、なんでしょう、このインモラル。 また武器と鎖がエロくてw 34 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2009/07/21(火) 23 04 17 ID ??? 29 シル子 はい。お待ちしています。 よろしくよろしくよろしくおねがいしますw 35 名前:わいるどうぃりぃ ◆oMAb82rwS6 [sage] 投稿日:2009/07/21(火) 23 05 24 ID ??? 21 シル子 ありゃしまった、16、7歳ならシャル子たちよりちょっとお姉さんな調教にしたのに でも、なんとなく14,5歳な感じがしたのです 83 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2009/07/21(火) 23 16 44 ID ??? 73 シル子 っていうか、脳内エロ度がもっそいヒートアップするんですがwww それで抱き枕ですか、おねいちゃん相手に。 エロ過ぎるwww 94 名前: 【army 1556】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2009/07/21(火) 23 20 58 神 ID ??? 83 ケイレイたん シル子 うん。しかも、やる事はきっちりやっていたわけで(w しかも30年近い関係ですよ。もう熟年カップルですよ(www 97 名前:わいるどうぃりぃ ◆oMAb82rwS6 [sage] 投稿日:2009/07/21(火) 23 21 53 ID ??? 79 シル子 あいあい。 妹みたいな年の子に調教されるふたりですね。そしてオフ子はえろ方向にメーターが振りきった、と 101 名前: 【army 1556】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2009/07/21(火) 23 23 57 神 ID ??? 97 わいるどさん シル子 そうそう(w 129 名前:わいるどうぃりぃ ◆oMAb82rwS6 [sage] 投稿日:2009/07/21(火) 23 31 56 ID ??? 101 シル子 というか今ケイレイさんところの子とあんあん中ですが、オフ子のえろ魔神っぷりが弾けていて>< ルキ子はもはやめろめろです ケイレイたんごめん 132 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2009/07/21(火) 23 32 34 ID ??? 129 シル子 無問題だからどんどんゆけー ぶわーっと行こう、ぶわーっとw 157 名前: 【army 1556】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2009/07/21(火) 23 38 40 神 ID ??? 129 わいるどさん シル子 うんエロ魔神だし(w 163 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2009/07/21(火) 23 39 48 ID ??? 157 シル子 そこは、リクエストどおり前後から挟み込みーのryを再確認してですねry 251 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2009/07/22(水) 00 02 53 ID ??? 248 シル子 乙乙乙 ワクテカしながら読んできます変態 279 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2009/07/22(水) 00 09 11 ID ??? 248 シル子 変態変態変態www あーwwwミサティア先生まで出てきたwww 変態変態変態www 309 名前:わいるどうぃりぃ ◆oMAb82rwS6 [sage] 投稿日:2009/07/22(水) 00 16 20 ID ??? 279 シル子 ご満足いただけましたでしょうか(しれっと あと、後半でついオフ子のこと様づけしちゃったけどどうかな 314 名前:わいるどうぃりぃ ◆oMAb82rwS6 [sage] 投稿日:2009/07/22(水) 00 17 22 ID ??? 286 シル子 ありがとうございますー オフ子のお母さんって実はサキュバスだったんじゃないかと思いだした今日この頃 315 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2009/07/22(水) 00 17 34 ID ??? 309 シル子 ついでだから、 オフ子「オフィーリア?」 ルキ 「オフィーリア……さん?」 オフ子「オフィーリアさん?」 って従属プレイにすればいいのにwww 319 名前:わいるどうぃりぃ ◆oMAb82rwS6 [sage] 投稿日:2009/07/22(水) 00 18 31 ID ??? 315 シル子 そこまでやるのはその、ちょっとブレーキがかかっちゃったというか 324 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2009/07/22(水) 00 20 02 ID ??? 317 ああ、判ってるなあ。うれしいなあ。 319 シル子 やっちゃえばいいのにw だって、公的な場所では、帝國軍人は皇帝ならびに召集代理人副帝以外に忠誠を誓ってはならないと思うんですよ。 どうせ私的な行為です 336 名前:わいるどうぃりぃ ◆oMAb82rwS6 [sage] 投稿日:2009/07/22(水) 00 22 51 ID ??? 324 シル子 じゃあ、次会ったときそういうプレイを(いつになるんだ 「いくよ、ルキアニシア。この手をぽんと打ち鳴らしたら、もう一度手を叩くまでキミはわたしのしもべだよ」 みたいな 343 名前: 【army 1556】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2009/07/22(水) 00 24 12 神 ID ??? 314 わいるどさん シル子 オフィーリアさまですか。オフィーリアさまですか。 というわけで、調教で立派に色々なものが開花したようで。うん、素晴らしい。 379 名前:わいるどうぃりぃ ◆oMAb82rwS6 [sage] 投稿日:2009/07/22(水) 00 32 13 ID ??? 343 シル子 というか、そっち方面でひとの心をがっちりキープというどこの傾国の美女だよ、という風になってしまいました そりゃ兄もハニトラ要員で使おうとする罠 マジで裏で教祖になりそう 431 名前: 【army 1556】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2009/07/22(水) 00 48 27 神 ID ??? 379 わいるどさん シル子 うひひひ(w まさか向こうも皇女殿下がエロ魔神とは思うわけがないですからな! 440 名前:わいるどうぃりぃ ◆oMAb82rwS6 [sage] 投稿日:2009/07/22(水) 00 54 00 ID ??? 431 シル子 しかしながら相思相愛の仲になってしまい双方ともに当てが外れるという結果ががががが で、裏でサバトよろしくえろえろんなことをするのかと。 ところで、リリアの古人化計画はどうしませう なぜか古人になるともともとの性格が増幅されて、完全なマゾっ子になっちゃってシャル子困惑、という電波が飛んできて(ry 446 名前:わいるどうぃりぃ ◆oMAb82rwS6 [sage] 投稿日:2009/07/22(水) 00 57 37 ID ??? 443 シル子 そしてケイレイたんもお疲れ様 これからが本編ですな 468 名前:わいるどうぃりぃ ◆oMAb82rwS6 [sage] 投稿日:2009/07/22(水) 01 07 02 ID ??? 451 シル子 完全に戦術的なものになるんですね 戦闘は起こるが主力がぶつかり合うことなく引いていく、と言った感じですな 454 というより、男性的な面が忠誠心の方に回り、女の子の方がM気が多くなるという都合のいいことを考えたり いえ、ソフトSMについての本があったのでそういうのも書いてみようかな、などと(マテ 488 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2009/07/22(水) 01 14 29 ID ??? 467 ずいぶん前にでて、鼻で笑った気が>< マニア視点になってたんで>< 468 ぶつかります。 帝國軍は決戦によって敵軍を撃破して、長期的な支配権を確立するという、時代を超越した認識で戦争してます。 だから、敵国の軍事階層を皆殺しにする勢いで、離脱逃亡を許さない形で拘束しつつ、 本隊が続々集中してくるんでしょう。丘陵地つーか、平原つーか、そういうところなので、行動の自由がかなりありますし。 シル子 478 あ、そうか。今の時代ならネットに出ていないことはないんですねえ。 個人的には、金言集をインデックス的副読本にして、ナポレオニック時代認識ができたらなあ、と思ってるのです。 ただ、学研の南北戦争のような、良いメインテキストがないと、それもうまく行かず。 なんつーか、ハスケどんのように、現場の兵隊はどんな風に生活し、指図、指揮され指揮官はどんな環境で何を使って情報を集め、指揮していたのか、とかそういうところが気になって。 489 名前: 【army 1556】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2009/07/22(水) 01 15 00 神 ID ??? 468 わいるどさん シル子 うーみゅ、そういう風に都合よくわけられるかなあ、と。むしろ混然一体となりますから、 影腹切って諫言して聞き入れられなくて「暗君」とか呟いて死ぬようなキャラになりそうな(やめれ で、シャル子が 死ぬと、当然追い腹を切るという(だからやめれって というわけで、そこらへんはまあ、ご自身の書けるように書かれるとよろしいかと。 502 名前:わいるどうぃりぃ ◆oMAb82rwS6 [sage] 投稿日:2009/07/22(水) 01 22 53 ID ??? 488 シル子 ありゃ失礼 となるとルキたちは主力を拘束する動きを心がけるんですね>殲滅 489 むう、結構やっかいなものなんですな とりあえず、シャル子には病気と伝えられていろいろ心配をかけることになりそうです>リリア ねえさまもリリアも会えないからなあ、とぶーぶー言ってるのです 508 名前: 【army 1556】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2009/07/22(水) 01 25 16 神 ID ??? 502 わいるどさん まあ、施術そのものはそう時間がかかるものではないんですが、問題は、変化した身体というか、 脳内物質に精神が馴れるまでのリハビリに時間がかかりますんで。なにしろ、これまで無かった器官がついて、 そこから色々と脳味噌が知らないホルモンの分泌がありますから。その慣らしが大変なのですよ。 シル子 519 名前: 【army 1556】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2009/07/22(水) 01 30 03 神 ID ??? 510 ごっぐさん ええ、やよいの中の人は、決して下手ではないですよ。声量が足りない傾向があるだけで。 ミンゴスは、実はそこまで上手じゃないですね。チアキングは凄いですが。ちなみに雪歩はかなり音域が狭いです。 512 ケイレイたん なので、その感情の不安定化を押さえ込み、安定化させるためのリハビリが必要になるわけで。 まあ、薬と施術でなんとかするんですが。マジ心療内科の施療と似た感じです。 シル子 523 名前:わいるどうぃりぃ ◆oMAb82rwS6 [sage] 投稿日:2009/07/22(水) 01 30 36 ID ??? 508 シル子 ですよね 今までなかった器官がつくわけですから、心の戸惑いもありますでしょうし メンタルケアが重要になってきそうですな 528 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2009/07/22(水) 01 34 24 ID ??? 519 シル子 そこで、向精神薬、成分として麻薬に似たものを使う、と。 どこから算出してるとかの話になると、とたんにブラッディになってry 535 名前: 【army 1556】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2009/07/22(水) 01 40 09 神 ID ??? 523 わいるどさん シル子 ですです。というわけで、後天的な双性者を作らない最大の理由は、このメンタルケアがあまりにも大変なせいじゃないかと。 536 名前: 【army 1556】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2009/07/22(水) 01 41 02 神 ID ??? 528 ケイレイたん シル子 で、ゲヒルンが(w ええ、冬月先生とゲンドウとユイさんが(www 541 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2009/07/22(水) 01 45 50 ID ??? 536 シル子 エバだと、冬月教授が何をしていたのか良くわからないままですが、ゲヒルンに中途参加でしたっけ。 実はゲヒルンの下請け研究をしていたりしてw 今、ふと、干渉情報理論なる電波を受信しましたけどねw 情報を波動的に考えて、共振しあって強く反応したり、打ち消しあって双方が話題から欠落させたり。 フユツキヌスは、教会での魔導研究の中でそんな分野をry 何かが暴走している。 勝ったな。 ああ。 544 名前: 【army 1556】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2009/07/22(水) 01 48 19 神 ID ??? 541 ケイレイたん シル子 うみゅ、それ面白いですね、それいきましょう。で、冬月先生って、教会というより、魔術師ギルドの方じゃないか、と。 で、ユイさん絡みで、ゲヒルンからゼーレへ、というパターンではないだろうか、と、思っていたり。 547 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2009/07/22(水) 01 50 41 ID ??? 544 シル子 魔術師ギルドの内部抗争で実を守ったりなんだりに時間と手間を食われるのなら、 積極的に権力者に保護を求めるほうを選びそうな人に思えますw っていうかやっぱりユイって、ええとこのお嬢さんで、なにやらアレな影響力の波紋を広げてゆくんですねwww 中央貴族ですかねえ。 549 名前: 【army 1556】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2009/07/22(水) 01 52 36 神 ID ??? 547 ケイレイたん シル子 冬月先生 でしょうね。で、あっさりゲヒルンに移籍してしまった、と。というわけで、ユイって大貴族の一人娘 ていうイメージがあります。で、親に甘やかされて結果として、ああいう事になってしまった、という。 552 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2009/07/22(水) 01 54 27 ID ??? 549 シル子 ユイ自身は、普通の女性のほうがいいですよね。きっと。 いや、別に双性でもいいんですがw いろいろと、キュリロス将軍は楽しいだろうな、とか考えてしまってwww 561 名前: 【army 1556】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2009/07/22(水) 02 00 08 神 ID ??? 552 ケイレイたん シル子 ええ、普通の女性でしょうねい。 567 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2009/07/22(水) 02 04 02 ID ??? 561 シル子 燈子さんとか、未来のおっぱい元帥とかとのお茶会の真ん中で、にこにこしながら話題の真ん中にいるユイを思い浮かべたんですが おねいちゃんがいるかどうか。イサラはまだいないでしょうし。冬月先生とキュリロス将軍もいない気が。 魔導マフィアの中心は、実はユイで、公的支援を与える責任者がおねいちゃん? いや、おねいちゃんににこにこと近づいて、なにやら誘いをかけて、引き込むユイが見えないことも無く。 そういう友情が成立しえるのかは、わかりませんが。 585 名前: 【army 1556】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2009/07/22(水) 02 20 12 神 ID ??? 565さん そういうことはあるんですよねい。私も、なじみのお店の方に、オーディオ用の電源工事の電気屋さんを 紹介してもらう予定ですし(w 567 ケイレイたん シル子 うみゅ。女性達のサークルはありそうですねい。というわけで、ゲヒルンは別にいると思うのですよ、教会上層部に。 で、ユイ、というよりゲンドウがNERVのトップについたのは、内戦でゲヒルンを中田副帝が潰しして、ゲヒルンを ゼーレを再興してからではないか、と。で、ユイは、オーガナイザーとしては有能とは思えないので、あくまでNERVで 研究部門の責任者なんじゃないか、と。 592 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2009/07/22(水) 02 27 46 ID ??? 585 シル子 ばらばらに、かつ派閥的に、魔導研究を行い、いくつかの責任者の下で互いにそれを出さずに行っていた、 ゲヒルンと言う器を、 機械神研究のためのリソースとして、統合転用したのがゼーレという電波を受信しました。 信仰の正当性のための、魔導研究ではなくて、 実証実施のための魔導研究へとシフトしたのでは、と。 だからキュリロス将軍で。 ユイは何を研究していたんだろう。 ユイだけに、結い、すなわち意識の拡大と、相似物への投影と、認識転化、 すなわち機神の同期、操縦メカニズムだったりして 613 名前: 【army 1556】 名無しロサ・カニーナ ◆HiIyB3Xw.2 [ sage] 投稿日:2009/07/22(水) 02 40 48 神 ID ??? 592 ケイレイたん シル子 うみゅ、というか魔導研究について機械神だけじゃないと思うのですよ。むしろ、中田副帝にとっては、 おねいちゃんやカタリナ様の存在が基点となっていて、機械神もまたその基点の一つでしかない、と、 思うのですよ。 というわけで、ユイさんはナニを研究しているんでしょうねい(w 620 名前:∠(,,゚д゚)ケイレイ・トライアヌス ◆nbyvo04lz. [sage] 投稿日:2009/07/22(水) 02 43 38 ID ??? 613 シル子 ならば、おねいちゃんと、カタリナ様の相似性とその影響の論理的予想でしょう。 世界に二つの相似存在があるとき、かつその存在が魔導的な波動源であったとき、 何らかの作用をもたらすのでしょう。 あるいは、魔導特異点であるリランディアを、重力レンズにして、なんらかの作用を増幅したりw すいません、限界なので先にお休みさせていただきます。 抽出レス数:47
https://w.atwiki.jp/alfheimmonsters/pages/372.html
クエスト名 必要QR 難易度 必要条件 達成条件 目的地 報酬 コカトリスの討伐 4 ☆☆ なし コカトリスの討伐(5匹) 飛竜の谷 経験値 8000報酬金 950H ペガサスの討伐 4 ☆☆ なし ペガサスの討伐(5匹) 飛竜の谷 経験値 8000 br(9報酬金 950H ペガサスの鬣の納品 4 ☆ なし ペガサスの鬣の納品(1個) 飛竜の谷 経験値 7500報酬金 900H The.Supermarengoの討伐 4 ☆☆☆☆ なし The.Supermarengoの討伐 飛竜の谷 経験値 8000報酬金 950Hパラディンの証×1 魔物の討伐 4 ☆☆ なし 魔物の討伐(10匹) 各地 経験値 3500報酬金 850H
https://w.atwiki.jp/ankoss/pages/3974.html
『粗末なソレは立派な虐待道具』 38KB 虐待 愛情 変態 希少種 独自設定 おにいさんとかけましてせいがと解く。その心は? 初めましての方は初めまして 他作を見てくださった方はありがとうございます。 投稿者の九郎です。 anko3782『ゆっくりくさっていってね!!!』の続きです。 希少種優遇です。 饅・即・虐の方はご注意。 ――――某日、深夜、自宅―――― 夜中。特に理由があったわけではないのだが俺は目を覚ましていた。 「すー………すー………」 少し離れた場所では胴付きゆっくりせいがが寝息をたてている。 こちらに顔を向け、横向き。 タオルケットを畳んで枕にし、余剰分を背中に回してから腹にかけている。 これだけなら普通の寝姿なのだが、問題は足。 一方は真っ直ぐ伸ばされており、もう一方は曲げた状態で重ねられている。 すなわち短くは無いが決して長くも無いスカートから足の大部分が露出しているのだ。 「ん………あ……あふ…………」 寝言と言える程ではない呻き声のようなものを上げて、足が組みかえられた。 飼いゆっくりの身体には基本、しわやしみといったものがない。 そのスベスベした肌ざわりは愛で派が存在する理由のひとつである。 いや、俺は別に太腿を撫で回したいとか思ってませんよ? 「ふ………あ…………」 今度は仰向けになるように寝返りをうった。落ち着かないな。 何か不快な夢でも見ているのだろうか? それはそうと、二度動いた足のせいでスカートが徐々に上がってきている。 ……そういえば、胴付きゆっくりというのは生殖器が顎の下から下半身に移っていて 下着も身につけているんだっけか。 「ん………」 せいがが少し顔をしかめた。寝苦しい要素でもあるのだろうか? ……上半身はどうなっているのだろう。 下の方は噂で聞いたことがあるが、上の方も着けているという情報は耳にした記憶が無い。 好奇心に駆られた俺はせいがの横へ身体を移動させる。 ―――いや、好奇心だってばよ。 窓際のせいがは月明かりに照らされ、身につけている水色の服装とは違った深い青色に見えている。 上半身をUの字型に囲う羽衣はその淡い光を乱反射させ、せいががまるで水面に浮かんでいるように演出している。 「すー………すー………」 せいがの身体をさらに近寄って観察する。眠って力の入らない右手は床に、左手は下腹に。 寝息と共にかすかに上下する胸は、それと分かって見てみると気づくという程度になだらかな山を描いている。 思い返してみればせいがは胴付きになって以降、人間用のトイレを使うようになっていて ゆっくりに付いている肛門、俗に言う『あにゃる』を一度も見せていない。 一般的な胴無しは排泄時、後ろに転がって見せ付けるように『うんうん』をひり出すものなのだが。 俺の中の好奇心がさらに強く鎌首をもたげた。 せいがの服の胸元、襟に当たる部分を極力空気の乱れを起こさないようにそっと指でつまむ。 ………ゆっくり、ゆっくりだ。 騒音と取れるレベルの心臓の音を全力で無視し、自分に何度も『ゆっくり』と言い聞かせる。 ――――それがいけなかった。 自らの心臓の音が邪魔をして肝心のせいがの寝息が止まっていることに気づけなかったのだ。 「くっ………………!」 その奇妙な音と共に、せいがの身体が痙攣するように一度揺れた。 「!!!!!!!!!!!!!」 俺は声にならない悲鳴を上げた。 せいがが笑った。いや『笑っている』。 まぶたこそ閉じられたままだが、口の端がこれ以上ないほど吊り上がっている。 「……ああ、いけません。あまりのことに、にやけをがまんしきれませんでした」 寝ぼけた様子もなく、流暢にそう言って口元に手を当てる。 そして手を下ろし、相変わらず目を閉じたままなんでもない口調で言った。 「さ、つづきをどうぞ?」 「ゆんやああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」 ――――某日、午後7時、自宅前―――― いけない。絶対にいけない。 何がいけないのかうまく言葉にできないが、とにかくいけない。 せいがが飼いゆっくりになって半年が経過しようとしていた。 ゆっくりの特徴の一つとして寂しがりというものがあるが 『趣味』の方で極めてゆっくり出来るためか我侭に困ったことも無い。 気長な趣味を持っているためか、短気を起こすことも無い。 唐突に胴付きになっていたことには驚いたが 身の回りのことを手伝ってくれるようになり最近では随分助かっている。 まあ要するに俺達の関係は良好。 当初はためらっていた金バッジ取得も現実味を帯びてきている。 だが一つだけ、決着をつけなければいけない問題があった。 その問題とは、そこはかとなく見え隠れする… いや、俺はHENTAIじゃないですよ?せいがは擁護しようも無く『変態』だが。 「こんばんはー」 「あ、どうも、こんばんは」 同じアパートの入居者と適当な挨拶を交わしつつ、自分の部屋の前へ。 「ただい――――」 「おかえりなさい、おにいさん☆」 「まー…………」 キィー バタン ドアを開けたにもかかわらず中に入らなかった俺に先程の住人が少しだけ怪訝な目を向けてから去っていった。 オーケー落ち着け。問題を整理しよう。 ―――――――――――― つい今しがた、裸エプロン のせいがが目に入ったよう な気がするが、恐らく目の 錯覚だろう。俺は仕事で思 いのほか疲れが溜まってい たようだ。決して今日一日 中せいがの事を考えていて 悶々としていたから幻を見 た、なんてことはない。い つも俺はほぼ毎日同じ電車 で帰るのでせいがはそれに 合わせて飯の用意をしてく れることもある。料理なん て大層な物ではないが、帰 ってすぐにレトルトを食べ ることの出来る状態にして もらえるだけで有り難い。 特に冷たいスポーツドリン クなどがあればそれだけで 一人暮らしの時と随分違う と言っていい。それでいて ―――――――――――― ひとしきりドアの前でぶつぶつ独り言を言った後、再度ドアを開けた。 「ただいまー」 「おかえりなさい、おにいさん。そこにのみものをよういしておきましたよ」 「ああ、ありがとう」 流し台の横にあったスポーツドリンクをあおると 余熱が逃げていくように身体中の熱と疲れが引いていき 『帰ってきた』という思いと共に程よい冷たさが染み渡っていった。 「ようやく週末かー」 完全にリラックスした俺は荷物を置いて、大きく伸びをした。 「おつかれさまです。にもつはいつものところへおきますね」 普通の装いのせいががゆっくりにしては重いはずの俺の鞄を部屋の奥へと持って行ってくれた。 うむ、さっきのは気のせいだ。 ――――翌日、午後3時、公園―――― 「すこしこばらがすきませんか?」 「ん?昼飯足りなかったか?」 「いえいえただおやつがたべたいなー、とおもっただけですよ」 土曜日。近所でもわりと人の多い公園に俺達は居る。 そして今座っている芝生の植えられたエリアは飼いゆっくりの絶好の遊び場であった。 特に一匹飼いのゆっくりにとっては数少ないゆっくり同士の交流の場であり 野良と違った清潔な、ゆっくり視点で言えば美ゆっくりのバッジ付きが集まる最高峰の『ゆっくりプレイス』である。 時たま公園を住処にしている汚い野良との雲泥の差が目に付くのが玉に傷か。 「ま、せっかくの外出だからな。喫茶店にでも寄っていくか」 「いえ、ここでたべましょう。おあつらえむきにやたいがありますし」 「ん?ああ…そうだな」 俺は立ち上がり、クレープやドーナツを売っているライトバンへ向かおうとするが… 「あ、おい、そっちなのか?」 「はい♪」 せいがは迷わず、たこ焼きやフランクフルトを売る小型トラックの方へと向かっていった。 ……………… ………… …… 数分後。 俺の手には何の変哲も無い棒っきれがある。 「れろ………ちゅ………ちゅぱっ………ふあ……ん………ちゅるる」 一方せいがの手には未だ傷ひとつないフランクフルトがあった。 最もケチャップは全てなめとられ、残っているのは『肉の棒』のみ。 「ふ……ん………ふは…………おいひぃ…………」 分類するなら辛味も含まれるであろうケチャップの摂取を心配した俺がアホだった。 止めたいが、どうやって止めるかに少し迷っていた。 中途半端な言い方では手玉に取られるのは必至。 勿論このままと言うわけにもいかない。 「……………」←通行人 「……………」←俺 周りの視線的に。 しかし答えはわりと早く見つかった。 「……せいが、頼むからやめてくれ」 「あらら、おもったいじょうにしげきがつよすぎましたね。ごめんなさい」 俺が真面目な意見として頼んだためか、すんなり引き下がって普通に食べ始めた。 一応、せいがは本気で俺に迷惑を掛けるつもりが無いのが幸いした。 ――――同日、午後4時、公園ベンチ―――― ……とまあ、最近はこんな具合である。 「うふふふ、どうしたんですかぁ……?なにかいいたいことがあったんじゃぁ……?」 「ゆ、ゆゆゆう………まり………まりざっ……には、ありずというものが……」 「誘惑すな」 「あいたっ」 野良らしきまりさの下顎、つまりはまむまむ、ぺにぺにのあるであろう辺りを 羽衣で撫でていたせいがの後頭部を軽く弾いた。 「ま、まま、まりさは、どうしてもっていうなら……かんがえなくも……」 「いやですねぇ。おにいさんもまりさも、なにをそうぞうしてるんですかぁ?」 言葉に『しな』をつけながら白々しくとぼけるせいが。 今座っているベンチから降りたと思ったらこれである。 せいがはそのまま凹の形になった羽衣に座るとフワリと浮いて、俺の隣に座りなおした。 最初は驚いたが、れみりゃやふらんの浮遊に近いものだろうと考えると そう特別なことでもないような気がするから不思議である。 「ゆ?ど、どういうこと?まりさは、そっちがそのきならかぞくをすててでも……」 「あらあら、ねごとはすーやすーやしてからいってくださいね?ごみくずまりささん?」 「…………………どぼじでぞんなごどいうのおおおおおおおおおおお!!!??? ばりざどずっぎりじでぐれるっでいっだでじょおおおおおおおおおお!!!???」 「わたしはそんなことひとこともいっていません。 あなたがかってにかんちがいしたんですよ」 「うぞだうぞだうぞだあああああああ!!!! ばりざ!ばりざずっぎりずるうううううううう!!!おりでごいいいいいいいいいいい!!!!」 「や~ん、おにいさんこわいですぅ~☆」 「嘘つけ」 せいがが俺の腕にしがみつき、足を絡めてきた。 何か色々と当たってる気がするが、無念無想の境地で無視した。 「やべろおおおおおお!!!ぞいづはばりざのものだああああああああ!!!!」 「ちがいますー。せいがはおにいさんのものですよねー?」 ……あれ?いつのまにか俺、騒動の中心にいる? 「はなれろじじいいいいいいいいい!!!! ぞいづどは!ぞいづどは!ばりざがずっぎりずるんだああああああああああ!!!」 「最初からこうする気だったな、せいが」 「てへぺろ♪」 まあ、俺も虐待が嫌いなわけじゃない。むしろ好きだ。 というわけで、決してせいがと馴れ合ったこいつに腹を立てたのでもなく せいがの『てへぺろ』が可愛かったからとかそういうわけでもなく。 俺はそいつをゆっくり用キャリングケースに放り込んだ。 「おにいさん、けーすはいっぱいだからだっこしてください」 「自分で歩け」 「えー…だったらおんぶ!おんぶしてください!」 「つーかお前飛べるだろ!」 ――――同日、午後6時、自宅―――― 「というわけで連れ帰ってきたのだが、さてどうしたものか」 「『ぷらん』はすでにできあがっています。どうぞだしてやってください」 「じゃあ出すぞ…」 「ゆっがああああああああああああああああ!!! じねええええええええええええええええええ!!!!」 出た途端俺に向かって、より正確に言えば俺とまりさの間にいるせいがに向かって突進するまりさ。 しかしその体当たりは 「ふんっ!!!」 「ゆべぇっ!」 せいがの身体に当たった途端弾かれた。 というか、壁に当たったバスケットボールのように大きく跳んだ。これはどういうことだ? 「ど……どういうことなんだぜ!?まりさのさいっきょうっのあたっくが!?」 「うふふ。『れんたん』できたえたからだに『ごうたいほう』をあわせれば あなたごときのたいあたり、きくはずがありません」 剛体法?まさか身体に力を入れて固くし防御力を高めるってアレか? 『れんたん』ってのはさっぱり分からんが。 「それよりも、あなたはすっきりー!!したいのではなかったのですか?」 「ゆっ!そうなんだぜ!はやくすっきりさせるのぜ!! あんなぶさいくなありすはもういいからおまえをまりさのつがいにしてやるのぜ!! これはこうえいなことだからせいぜいよろこぶといいんだぜ!!」 「うふふふふふふ………つがいにはなりませんが、すっきりはさせてあげますよ」 そう言ってからせいがは羽衣でまりさをガッチリとホールドした。 そのまま徐々に持ち上げていく。 「ゆうう!?なにするのぜ!?あんよがとどかないんだぜ!!さっさとはなすんだぜ!!」 「いまから、たくさん、た~くさんすっきりさせてあげますよ」 「だからはやくはなすんだぜ!!『だんな』のいうことにすなおにしたがうのがいいつまなのぜ!!」 何気に男女差別な発言をするまりさ。 もっともゆっくりは全員メスな気もするが…。 「ほらほら、ぐーらぐーらですよ?」 「ゆっ…ゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆゆ……」 せいがはまりさを上下に揺らした。 と、同時にまりさの顔が赤らんでいき、だらしなく緩む。 ついでに言うと体の下半分はグネグネと左右に揺れている。これ以上無く気色悪い。 そしてまりさの口の下から徐々に突き出してくる棒が一本。 「ば……ばりざの……びっぐまぐなむ……!」 「こんなまめでっぽうのどこが『びっぐ』なんですか?」 「ばかにずるなあああああああ!!! ばりざのでんをづらぬぐまぐなむでどんなゆっぐりもめろめろに、ゆぎゃ!」 せいがが『びっぐまぐなむ』とやらをむんず、と掴む。 「うふふふふ……さあ、すっきりー!しましょうね」 「なにするっ…んっ…!ゆ゙っ…ばりざ……の……ゆぐぅ!?」 せいがの怪しい、いや妖しい手つきに合わせるようにまりさの身体が痙攣を繰り返す。 器用に指を波打たせながら上下にしごいてゆく。 時折、親指でぐりぐりと先端の穴がなぞられる。 「や、やべ……やべるんだっ…ぜっ!ばりざはごんな……ごんなぁ……!」 「うふ、うふ、うふふふふ………♪」 「ばりざっ!だべ…もう……もう……でるっ!」 羽衣で支えられながらも身体をのけぞらせるまりさ、そして 「これでどうです……かっ!」 せいががひときわ強くソレを握り締めた。 「ずっず、ずっぎ………………………!?!? ずっぎ……?ずっぎ………り…………!!??」 「????」 精子餡が出てこない。『すっきり』という台詞も途中で途切れてしまい、言葉になっていない。 何事かと思ってよく見てみると、強く握られたまりさのぺにぺにがはちきれんばかりに膨らんでいた。 「ゆ……ぎ……ぎぎ………でな゙……い゙…………ばりざの……べに…べに…ばぐはづずる………!!」 「うふふ……うふふふ……いいわぁ……そのひょうじょう……♪」 ちなみにせいがの言う表情を具体的に言えば、目玉をひん剥き、歯茎を露出させ 涙、涎、脂汗を吹き出している汚い状態である。 懲りずに身体を揺らして暴れるが、せいがの羽衣はびくともしない。 それを知って知らずか、歯をガチガチ鳴らしながら何とか言葉を搾り出す。 「だ…だざ……ぜで……おで……おで……が…!」 「うふふ……たんしょう、ほうけい、そのうえそうろうのぶんざいで きたないものをだしたいっていうんですかぁ…??」 「ば……り……ざは……!だんじょう……じゃ……!!」 「あら、そうですか?これよりちいさいじゃないですか」 そう言いつつ空いた手で頭のかんざしを引き抜いた。 いや、さすがに20~30cmはありそうなそいつと比べるのは酷だろう。 「ば……ばり……ゆぎぎぎぎぎぎ……ぼうなんでもいいがらだざぜでぇ……!!」 「ざんねんですが、そうはさせませんよっ……と!」 プスリ 「うっ……!!」 かんざしの先端、直径数mmの尖った部分がまりさのソレの先にある穴を捉えた。 俺は思わず口に手を当てた。自分がそうされたところを一瞬想像してしまったから。 「ゆ゙っ……ぎゃあああああああああああああああ!!!!」 間違いなく近所迷惑な絶叫が響き渡った。 普段とは違い、防音措置を取っていないので俺自身も眉をひそめるうるささだった。 「うふふふふふ、それ、それぇ♪」 それに気付かず、いや単に頓着していないだけであろうせいがが刺さったかんざしをグリグリと動かす。 「あぎゃああががががががが!! お゙っお゙っ!!いぎげごばあああああああああ!!!」 見ているだけでもアレが痛くなってくるような光景である。 せいがは心底楽しそうに。まりさは心底苦しそうに。 「えい♪えい♪」 さらに今度は奥へ奥へとねじ込み始めた。 「お゙っ!!ぎっ!!げっ!!ぎゅびぎげやあああああああ!!!!」 まりさの目は何も映していないだろう。 そう断言できるぐらい裏返り、血走り、飛び出しそうなくらいに出っ張ってきている。 「よいしょっと」 「ぎゅべっ!!え゙っ……!!え゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!」 一定の長さ……恐らくアレの根元まで貫通したところでせいがは 羽衣を振ってまりさを放り捨てた。かんざしが刺さったまま。 「お゙っご……!お゙ごごごごごごごご………!!!」 横向きに転がったまま奇妙なうめき声を発している。 一応、動かさなければ安定はするようである。 そのまましばらく放置していると、しゃべれる程度の余裕が戻ってくる。 「い゙だい゙………い゙だい゙ぃぃぃぃぃ………ごれぬいでぇ…………!! ぬいでよぉぉぉぉ………!!」 「はい、ぬきますね♪」 ズルズルと半分ほど引き抜いた。 「あがああああああああああああ!!! ゆっぐり!!ゆっぐりぬいでええええええええ!!!」 「あらごめんなさい。やりなおしますね」 ズボ、と力任せに再び突き刺す。 「ぎょぼおおおおおおおおおおおお!!!!」 「ではゆっくりぬきますね。ねーじねーじ♪」 「あぎゃばびびょ!!あぎげぎばごはあがあああああああああ!!!!」 捻りを込めて少しずつ引き抜き始めた。 手のスナップをうまく使ってかなり強烈な横回転である。 「やべで!!ねーじねーじやべでえええええええええ!!!!」 「あら、やめるんですか?それ♪」 「ぎゅびゃああああああああああああ!!!!」 またしても押し込まれるかんざし。 まりさは絶叫し、目を剥き、舌を出し、どんどん顔の原型を失わせてゆく。 「もう、ぬけっていったりやめろっていったり。 いったいどうしてほしいんですか?」 せいがは頬に手を当てて困った顔をしつつ 車のギアレバーのようにかんざしを上下左右に動かした。 「おぎょ!!おぎょ!!ぎゅび!!いぎいいいいいいいいいいい!!!」 「あらあらおもしろいですね。いっちにっ、さんしっ♪にいにっ、さんしっ♪」 「ぎゅび!ぎゃ!ばび!ぼ!べ!ゆぎ!がび!」 せいがのかけ声に連動してまりさの言葉にならない声が続く。 しかし限界が徐々に近づいてくる。まりさが中身を吐きそうにえづき始めたのだ。 「お゙っ!!ゔっ……!!あ゙っ……!!あ゙………あ゙え゙っ………!!!」 間もなく盛大に餡子を吐く。その直前、まりさが口を閉じた。 条件反射的なこらえる動作だろう。しかしせいがはそれを逆手に取った。 「えい♪」 ズボ、とかんざしが引き抜かれた。 まりさの中で餡子の内圧は限界。口も閉じられている。 しかし丁度いいところに発射寸前となっているぺにぺにが。 ビュルルルルルルルルル!!!! 「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙アアあアアアああァァァあアアあ゙あ゙!!!」 「あはははははははは!!すごーい!!」 腹を抱えて笑うせいがの前では鉄砲水のような餡子がぺにぺにから噴出している。 そこから出る餡子はもはや精子餡だけではないだろう。 「あああああぁぁぁぁぁ……………」 ぐりん、と瞳が完全にまぶたに隠れると、まりさはそのまま意識を手放した。 弾力を失った外皮は垂れ下がり、本来の球状の身体を溶けたアイスのような山形に変形させている。 「ああ………こういうのもいいですねぇ………♪」 せいがはティッシュでかんざしを拭うと 両頬に手を当てゾクゾクと身もだえしていた。 ――――同日、午後9時、自宅―――― 夜、件のまりさはラムネを溶かしたオレンジジュースの点滴を受けて眠っていた。 「で、具体的にはどうやればいいんだ?」 「まず、はりがねをぺにぺにのあなにつっこんであげてください」 「んなことしたら飛び起きないか?」 「だいじょうぶ。つかれとなかみのへりぐあいからかなりよわってますから」 「じゃあ……」 「ゆ゙っ………!!!」 針金の先端をヘロヘロになったぺにぺにに刺し入れた。 なるほど、少し痛みに反応したが起きる気配は無い。 「まだまだ、わたしがさいんぺんでまーくしたところまでいれてください」 「ここまで入れたら身体まで達してしまうぞ?」 「しんぱいしょうですね。ゆっくりはよわいですが、そこそこがんじょうにできてますよ」 「OK」 「ただ、よこあなができないようにしんちょうにおねがいします」 とりあえずせいががつけた赤いマークまで針金を押し込んだ。 ヘロヘロだったソレはひとまず真っ直ぐになる。 ヘロヘロなのに縮んでしまわないのは、せいがが乱暴して機能不全に陥っているかららしい。 「はいりましたね?ではあまったぶぶんをきって そのあなをこむぎこでふさいであげてください」 「ん…………………よし、できたぞ」 「じょうじょうです。これでまりささんのぺにぺにはちいさくなることができず すっきりー!することもできなくなりました♪」 「うわ………」 男としてはあまり想像したくない。 「ではつぎです。ふぃるむけーす、もーたー、おもりのじゅんびは?」 「ああ、この通り」 「はい、ではもーたーのぎあぶぶんにおもりをつけてください。 ぜったいにとれないように、せっちゃくざいでつけてから てーぷでさんかい、いえよんかいまいてください」 「ん……」 押入れにあった壊れたラジコンのモーター。 モーター自体は生きていたので、せいがが分解して取り出したのだ。 それのギア部分、つまり回転する箇所に錘をくっつける。 円柱を縦に両断したような半円状のもので、せいががカッター1本で彫った木製だ。 重量アップのためどこかからか拾ってきたパチンコ球が二つ埋め込まれている。 「できましたね?ではもーたーにどうせんをつなげてびにーるてーぷをまいてください。 ふぃるむけーすのなかにぴったりはまるふとさまで。 できたらなかにおしこんで『ぱて(※)』ですきまをうめます。 あとはふたをして、そこにあけたあなからどうせんをだし おなじように『ぱて(※)』でかためてください」(※コンクリートのひび割れなどを埋める、固まる粘土) 「………オーケー、できた」 要するに、モーターの電源を入れると錘がブンブン振られてフィルムケースが振動するというものだ。 うちにある、スケルトンタイプのゲームコントローラを見て思いついたらしい。 ………しかし、確かに俺はモーターの使い方や電池に関することは ある程度は教えたが、応用や実用に関しては教えていない。 ましてや、こうして廃材を使って物を作ろうという発想が浮かんでくるとは。 こいつはもしかしたら紙一重のタイプの天才かも知れない。 「では、かしてください」 「ああ」 せいがは完成品を受け取ると、プラスマイナス二本の導線の先に ビニールテープで爪楊枝をくっつけた。 そしてまりさの口を開き、フィルムケースごと導線を中に。 「このあたりですね」 そう言いつつ、フィルムケースを体内の餡子に押し込んだ。 爪楊枝は舌を避けるように下部へ刺し、まむまむから導線と共に取り出した。 導線自体は被膜で保護されているのでへたってくる様子は無い。 「さいごに、このせんを『らじこん』のでんちぼっくすとすいっちにとりつければ……かんせいです!」 「おおー(棒)」 「ささ、きょうはもうねましょう。あしたがたのしみですねー♪」 「………そうだな」 せいがの性悪さを改めて感じながら俺は床についた。 ――――翌日、午前8時、自宅―――― 「ゆっがああああああああ!!!まりさをだせえええええええ!!!」 朝一番に聞こえてきたのはクソ饅頭の声だった。 今度は透明ボックスの中なので騒音にはならない。 でもまあ同室にいれば弱めの目覚まし時計程度の威力はある。 何故なら透明ボックスは蓋をせず、逆さまに被せてあるだけだから。 下からは導線が出ている。こいつのために密閉ができなかったのだ。 「あ、おにいさん、おめざめですね」 せいがは既に起きていて『これくしょん』を見ていた。 「ではおにいさん、はじめましょうか?」 「あー……、好きにしてくれ。顔洗ってくる」 寝起きでいきなりは少々やる気が出なかった。 が、後から考えればせいががそわそわしながらも俺を起こさずに待っていたことと 洗面所に行く時ほんの一瞬見せた残念そうな顔を見逃すべきではなかったのかもしれない。 ――――同日、午前9時、自宅―――― 「ささ、きょうもきゅうじつをえんじょいしましょう!」 「うむ」 「ゆがああああああああああ!!!! なにやっでるううううううううううう!!!! ばりざをごごがらだぜええええええええええ!!!! あばあばもっでごいいいいいいいいい!!!! ずっぎりざぜろおおおおおおおおおおおおお!!!!」 相変わらず逆さボックスの中で騒ぎ続ける饅頭。 俺たちは食事をして、テレビを見て、談笑してからようやくあいつに目を向ける。 まるでそこに何も無いかのような対応をする俺たちにまりさの怒りは有頂天である。 ただ一点。文字通り突き出したままになっているぺにぺにの存在のせいで そのうるささがイラッとくるというより滑稽過ぎて笑えてくる。 「………で、さいしょはどうするんだ?」 「もちろん、これです♪」 せいがが早速電池ボックスに繋がれた電源スイッチを掲げる。 騒ぐ饅頭を黙らせて虐待へ持っていくには1、2発どついてやるのが一番だが 今回はこの『秘密兵器』がある。 ブチ切れてまともに話ができそうに無いので初手に持ってくるのは悪くない判断だと思う。 「さあ、すいっちおんです!!」 「ゆ゙?ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙…………」 先ほどまで騒いでいたまりさが唐突に静かになる。 体内で振動するフィルムケースに身体を揺さぶられているのだ。 「な゙っな゙っな゙っなにごれれれれれれれれれ………… ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆっぐりでぎない゙っい゙っい゙っい゙っい゙っい゙っ…………!!」 『これくしょん』を作り続けてきたせいがはゆっくりの体組織になかなか詳しい。 全身を揺らすには力が弱いが、その経験からフィルムケースは最も発情しやすい位置に取り付けられている。 それでいてまりさ自身には体内に異物を取り付けられたという自覚すらないようである。 「ずっずっずっずっずっ!!ずっぎ……ずっぎり……? ずっずっずっ!?どっぼっじっでっ………? ばりざのがらだへん…へんだよおっおっおっおっおっ!?」 「うふふふふふ♪」 せいがが一旦電源を落とした。 やつの言葉から察するに、身体が勝手にすっきりしそうなのに なぜかすっきりが起きないという奇妙な状況にあるのだろう。 「どぼじで……ばりざのがだらへんだよぉ……?」 「そんなことありませんよ?ほらほら、『びっぐまぐなむ』さんだってこのとおり」 「お゙っお゙っ………お゙お゙………?」 コツンコツンとぺにぺにをつつかれそちらに意識が向いた。 しかしそれを自覚したまりさは 「ゆ゙っゆ゙っゆ゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙!!!!!」 すっきりへの渇望が戻ってくる。 始終ぺにぺにが大きくなったままなのが原因か、表情にまるで余裕が無い。 「でっでっでだい!!ばりざのべにべに!!べにべに!! だんでずっぎりでぎだいのお゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙!!!???」 精子餡を放出しない限りまりさにすっきりという性欲の開放は訪れない。 ……のだが、もう一つ方法がある。まむまむによるすっきりである。 「ばりざ!!!ばりざずっぎりじだいいいいいいいいいいいい!!!! いれで!!!ばりざのまむまむにいれでええええええええええええ!!!!」 「ぶふっ…………あははははははははは!」 仰向けになってまむまむを向けるその姿は『売ゆん婦』そのものだ。 野良ゆっくりの中でも最底辺のゆっくり。 その姿がツボにはまったのかせいがは腹を抱えて笑っている。 「ま……まむまむ!!ずっぎり!!ばぶばぶ!!!ずっぎりいいいいいいい!!!!」 しまいにはドンドンと壁に体当たりを始める始末。 顔面の前にあるぺにぺにごとまむまむを壁にぶつける。 まあしかし四肢の無い胴無しゆっくりには無理からぬか。 少しでも刺激を得ようと必死であるようだ。 「えい♪」 時折せいががスイッチをオンにすると 「ゆ゙っお゙っ!ゆ゙っお゙っ!ゆ゙っお゙っ!ゆ゙っお゙っ! ゆ゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙!!!!!」 その場で全身をガタガタと震わせてその刺激を享受し 「それ♪」 「ゆ゙っ………??ゆ゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙お゙!!!! ずっぎ、ずっぎり!!ずっぎりじだいいいいいいいいいいい!!!!」 まむまむのすっきりの直前には電源が落とされて再び体当たりが始まる。 まるっきりせいがの玩具だ。 「くっ………!」 俺も思わずその姿を見て笑いがこみ上げてくる。 「あははははははは……!!おにいさん!!おにいさんもやってみます!?」 「くくくっ……いや、俺ではすっきりのタイミングがうまくつかめそうに無い。 そのまま続けてくれ」 「はい♪ではつぎのよういもおねがいしますね」 「よっしゃ!」 次の遊びの道具を用意している最中もまりさは絶え間なく責められ続ける。 「あ゙あ゙あ゙あ゙!!!あ゙あ゙あ゙あ゙!!!! ずっぎり゙ずっぎり゙ずっぎり゙ずっぎり゙い゙い゙い゙い゙い゙い゙い゙い゙い゙!!!!」 性欲に振り回されるまりさには恨み言を言う余裕すらない。 ただ本能のまま、行き場の無く膨れ上がり続ける感覚にそんな冷静な思考が入り込む余地など無かった。 「さあやってくれ、せいが」 「がってんしょうち!!」 まりさとは違う意味でハッスルしている。やや言葉遣いがおかしい。 そしてせいがはフライ返しを受け取った。やることは一つしかない。 「えい!」 ベシーン!! 「ゆびいいいいいいいいいいいいい!!!???」 壁の方を向いて背中がお留守だったまりさの尻を引っぱたいた。 「はっ!やっ!ていっ!たぁ!!」 「ゆびっ!!??ぎっ!!??ぎゃ!!!びいいいいいいいい!!!!!」 せいがは慣れた手つきでフライ返しでのビンタを続ける。 その動きには一種のリズムというか、躍動感があった。 恐らくこういうことも初めてではないのだろう。 「はああああああああ!!!」 一際大きく振りかぶった。 脚のシフトウェイト、腰のひねり、腕の力、そしてフライ返しの遠心力が加わった一撃が襲い バッシーン!!!! 「びいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!」 まりさを数メートル先まで跳ね飛ばした。 ゴロゴロと転がった後にようやくといった様子で止まる。 突き出したぺにぺにの影響で真っ直ぐは転がらなかったが。 「ふぅ………ふぅ………」 「ゆっ………ゆびっ……………ゆひぃ………………? ば…………ばりざ…………?」 肩で息をするせいがは尻を真っ赤にして痙攣するまりさをしばらく観察していた。 そしてまりさが理性的な表情で言葉を放ったのを見ると嬉しそうな声で言った。 「やりました!びんたですっきりさせることにせいこうしました!」 「おお………!!」 錯乱状態から復帰したのはすっきりをした証。 まりさが『すっきり』という単語を発していないが そうでなければ今だ壁への衝突を続けていたはずである。 ゆっくりはどんなに望まぬ性交渉であろうと精子餡のやり取りが行われれば例外なくすっきりする。 だが、逆に言えば精子餡なしにすっきりするゆっくりというのは極めて稀だ。 「うふふふふ♪これでぎゃくたいのれぱーとりーがひろがりますね♪」 「ははっ……そうだな」 「ばりざ………ばりざの………ぎゅーどな………おじりがいだい………」 しかしまりさの方はそうもいかない様子。 ケツがじくじく痛んでまともに動けないのだろう。 足は傷つけられていないようだが尻を上にした姿勢のままうずくまっている。 顔面を下にしているせいで自分のぺにぺにが顔に付いているが……まあそんなことに構う余裕が無いのだろう。 「さあ、つぎのみっしょんです」 「OK」 せいがが差し出してきた手に歯ブラシを握らせる。 ブラシ部分の毛は1、2mm程度に切り揃えられていてすでに歯ブラシとしては使えない。 古くなって捨てようと思っていたもので、こいつもせいがのアイディアにより生まれた虐待道具だ。 「まずは~すいっちおん!」 「ゆ゙ゆ゙ゆ゙ゆ゙………!やべっ……でっ…………ぼうっ………ぶりっ…………」 もう何度目か分からないが、また身体を震わせて性欲を刺激されるまりさ。 尻の痛みからか元気が無く相変わらず顔面は下を向いたままである。 まむまむから伸びる導線を伝ってモーターはただせいがの意思に従うまま動作を繰り返す。 「まだまだあまいですね。えい!」 「ゆびぃ!!??」 あれ?思った以上に体力が残っているらしい。 フライ返しでのビンタに対する反応から余力が見て取れる。 せいがはそれを的確に見抜いていた。 「あ……あひ…………あひぃ…………む゙り゙…………ぼう…………む゙り゙…………!!」 「むりじゃないですって。ほら!」 「ぴいいいいいいいい!!!」 成る程、我慢弱いゆっくりのこと。 底を付いたのは精神力だけで性欲も体力もまだ限界を迎えてはいないのか。 「ではいきますよ!そーれっと♪」 ズボ!! 「ぎ…………ぎいいいいいいいいいいやああああああああああああ!!!!」 まりさのあにゃるに歯ブラシが突っ込まれた。 「さあさあ!もっといいこえでないてください!」 「おぎ!!ゆぎゃ!!あっ!!いだ……いだいいいいいいいいいい!!!!」 せいがが抜き差しを始めるとあにゃるの内壁が抉られまりさを絶え間ない激痛が襲う。 「いだだだだだだだだだだいだいいだいいだいいいいいいいいいい!!! やべでやべでやべでばりざじんじゃうううううううううう!!!!」 「しにませんって♪ころしてあげるつもりもありませんし」 「ゆぎゃああああああああああ!!!ああ!!ああ!! ばりざのあにゃるざんいだい!!ごわれるうううううううう!!!」 「だいじょうぶですよ!そのうちそのいたみが『よくなって』きますから♪ ほら、がーりがーり♪」 「びゃああああああああああああああああああ!!!」 コーヒーでもまぜるような気軽さであにゃるをかき回され、再び余裕を無くしていく。 「おび!おび!!おびげぼばごばああああああ!!!!」 「あらあら、もうなにをいっているかすらわかりませんねぇ……おっと」 痛む尻をもるんもるんと振ってせいがの手を振り解くことに成功する。 歯ブラシは刺さったままなので根本解決になってはいないが。 「ゆぎぃ……ゆぎぃ…………!! お……おでがいじばずぅ………ばりざを………ばりざをいじべないでぇ……!!」 「うふふ………そうですねぇ。ではあなたは、どうしてほしいんですか?」 「ごれどっで……!ばりざの……おじりがいだいいだいざんなのぉ……!!」 「そうですか、ではぬいてさしあげましょうか」 「ゆっぐり!!ゆっぐりぬいでね!!ばりざにいだいいだいじないでね!!」 「わかりましたって。そうあわてずともやさしくぬいてあげますよ」 「ゆぅ………」 せいがが優しい表情を浮かべて歯ブラシに手を伸ばす。 それを見たまりさは苦痛を感じながらも安堵の表情を見せる。 「…………なーんて、いうとおもいました?」 「ゆぇ?」 しかしながら、そう都合よくいかないということにどうして気付けないのだろうか? ズボ!! 「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」 「あぁ………あぁ………いいです!いいですそのひょうじょう! おにいさんおにいさん!いまのかお!いまのかおをさつえいしてください!」 「了解了解」 いつものデジカメではなくモータードライブ搭載型のカメラで連続撮影する。 こうも激しく動かれては光をデジタルデータに変換する過程に時間のかかる市販のデジカメでは 綺麗に撮影できないからである。 「あがああああああああああああああ!!!! ああ!!ああ!!ぎびがばああああああああああ!!!!!」 ゆっくりは性質上か叫び声にも『ゆ』をつけることが多い。 『ゆんやあ』とか『ゆぎゃあ』など。 または『かわいいおかおが』などと言うパターンもあるが。 これはゆっくりが我慢弱く、叫び声を上げるまでもない苦痛に対しても 悲鳴を上げてしまうことが原因らしい。 ある程度余裕のある状況で叫ぶから意味の通る言葉が出てくるのだ。 「がああああああああああ!!!! あがあああああああああああ!!!! ぎいいいいいいいいいいいいい!!!!」 そこでせいがが一番好むのは、頭に『ゆ』が付かない叫び声。 今歯ブラシを根元まで突き刺されたまりさが上げるような 絶望と苦痛が入り乱れた『本物の絶叫』である。 「ひぎぃ………ひぎぃ………」 「うふ♪うふふふふふ…………♪ いまどんなきもち?ねぇいまどんなきもち?」 「ご………ごっぢぐるなぁ……あぐま………ゆっぐりのあぐまぁ…………!!」 「まあひどい。こんなにかわいいてんし………いえ、てんにょのようなゆっくりなのに」 せいがに対する信用は既に無い。 一部始終を目撃していた俺もこの言葉を贈ろう。アンタは悪魔だ。 まりさは内臓まで貫通する歯ブラシを体内に抱えながらも、尻をかばいつつ這って移動を始めた。 「ばりざもうおうぢがえる……!!がわいいありずど、ゆっぐりずるぅ……!!」 「あらあら、かぞくをすててわたしとゆっくりしてくださるのではなかったのですか?」 「おばえどなんがゆっぐりでぎるがあああああああああ!!!! ごのげす!!ごのげすうううううううう!!!!」 なんだろうな。 せいがのやっていることはある種ゲスまりさと大差ない。 ゆっくりは根が悪だ。生理的欲求を満たすことを『ゆっくりする』と言うが それ以外に口には出さずとも他の個体を傷つけること、貶めることを楽しむ性質がある。 通常のゆっくりは『せいっさいっ』をゆっくり出来ること、と表現しない。 傍目から見て理不尽な理由でも、自身にとって整合性の取れている状況で相手が悪い奴だと制裁を始める。 勿論それで他を傷つけることを楽しんでいるのだが『しょうがない』『当然だ』と 適当な理由付けをしてやりたくないのにやっている、と言い訳をして暴力を振るう。 そうだ、せいがは違う。 初めから傷つけること自体を楽しみとして他を傷つける。 ゲスはその存在、性質が悪なのだが自身を悪だと思っていない。 だがせいがは自身が悪だと認識した上で悪行を行う。 人間社会においては小悪党はすぐに見つかり社会的に制裁が加えられる。 だが巨悪はすぐに手が出せず、多くの人間の手を煩わせ、多くの被害者を出す。 前者がゲスゆっくりで、後者がせいがの性質だ。 こうして考えると、ゆっくりが阿呆なのは必然だと思うと同時に良かったと思う。 全てのゆっくりがせいがのようであれば今とは比べ物にならない害悪であっただろう。 「ゆひぃ………ゆひぃ…………!!!」 「うーん、はぶらしですっきりさせるのはしっぱいですね。 このままではすっきりするまえにまりさのからだがもたないでしょう。 ………おにいさん?」 「ん?ああ、そうだな。ではこいつは衰弱してきたことだし 真空タッパーに保存しておくとしようか」 「はい♪よかったですねー。 これからはずううううううううううううううううううっとゆっくりできますよ♪」 「ゆんやあ………もうやだ………ばりざをおうぢにがえじでぇぇぇぇ………!!」 ――――翌日、午前6時、自宅―――― 「…………んぁ?」 俺は夢の中から現実の世界に戻ってくる。何か変な夢を見た気がする。 いや、それだけじゃなく何かからだの様子がおかしい。 妙な暑さと共に、気だるさが全身を支配している。 「ん………あ…………ぺろ……………ちゅぱ……………」 「な゙っ……………!!!!」 「あら……おにいさん、めがさめましたか?」 首だけ起こして自分の下半身を見ると、俺のアレを咥えたせいがが目に入る。 次の瞬間その顔に白い液体がかかる。 「ぐっ………!!!」 「あはっ………でたぁ………♪」 身体から力が抜ける。 せいがは用意していたティッシュで白い液体を丁寧に拭うと今度は俺に跨ってきた。 「うふふふ…………おにいさんの……………かわいいわぁ……………♪」 「…………!!!!」 せいがの股間にある穴に俺のがあてがわれた。 スカートをたくし上げ、ためらうことも無く自ら挿入を始めた。 「ぐっ……あ゙………」 「あはははは……♪はいっちゃったぁ…………」 当たり前だが、ゆっくりの身体は人間の身体より柔らかい。 実戦経験が皆無だった俺は………いや『皮がかぶったまま』の俺のソレは きつい穴よりも柔らかい今の穴の方が合っているのかもしれない。 一言で言えば、気持ちいい。 「うふ………おにいさぁん………♪」 「ぬ゙ゔ…………」 入ったまま俺の胸の上にしなだれかかってくるせいが。 俺の身体は妙に熱く、また身体は麻痺したかのように動かない。 辛うじて、首と肩が動く程度である。 「おにいさん……ほんとうはあれをかわいいとおもってないでしょう……?」 「!!」 胸の上で囁くように告げるせいが。 そうだ、今更だが俺はあの時腐った死体を『可愛い』と嘘を吐いてせいがをここに連れてきた。 普通のゆっくりならともかく、せいが程の知力があればばれて当然だ。 「せい……が…………お前…………」 「いいんですよ……おにいさんはわたしをきらわないで、ゆっくりさせてくれましたから……」 『ゆっくりさせてくれた』。 ゆっくりらしからぬ姿ばかりを見せ付けられた俺だがゆっくりらしい表現を聞いて混乱する。 こいつは……一体何だ?ゆっくりか?人間か?どちらとも違う何かか? 寝起き、朝駆け、暴露。様々な条件が重なって俺の思考は一向にまとまらない。 「うふ♪うふふふふふ………♪」 「ぬ゙ぁ………………!!!」 せいがが身体を起こし、上下運動を始めた。 対して俺は情けない声を上げて顔をゆがめることしかできない。 一回一回に背筋がゾクッゾクッと反応してしまう。 まるで背骨を引っこ抜かれているようだ。 相変わらず身体は重く、下半身にいたっては全く動かない。 「がっ……!!」 「あはっ……♪でたぁ………♪すっきりぃ……♪」 抵抗できない俺はせいがの中にあっという間にぶちまけてしまった。 せいがは妖艶な笑みを浮かべたままブルッと身体を震わせる。 「はぁ……♪おにいさんの、よかったですよぉ……♪」 「せい……が………何のつもり…………はっ………はっ…………」 「あら?」 少ししゃっくりのような不規則な息をする俺。 これはまさか 「はっ………くしょん!!!」 「ひゃっ!!??」 くしゃみが出た。 「ゲホゲホッ!!ガホッ!!ゴホッ……ゴホッ!!」 「お、おにいさん?」 「ぞっが……お゙れ゙……がぜびい゙だん゙だ゙………」 それで身体が熱く、気だるかったんだ。 ……………………… ……………… ……… ――――同日、午前9時、自宅―――― 「おにいさん、おかゆですよー」 「あ゙あ゙…………ありがとう…………」 ずずず、と鼻をすする俺。今は布団の中である。 せいがは残りご飯を鍋で煮て卵を割ったものを持ってきてくれた。 俺は上半身を起こして盆ごと受け取ろうとするが……。 「何でレンゲを差し出してくる?」 「もちろん、あーんです♪」 「……………」 反論するのも面倒くさいほど弱ってた俺は仕方なく口を開く。 「あつさはちょうせいしてありますから、あんしんしてくちにいれてくださいね」 せいがの言う通り、丁度いい熱さだった。 口の中が温かくなり、卵の味と僅かな塩味が広がる。 「……うまいな」 「それはよかったです。さあ、もっとどうぞ?」 「ああ……」 二口、三口と口に運ばれるおかゆ。 そうしていると、昨日の出来事とのギャップに多少困惑してくる。 ……病気をしたら看病してもらう。 こんな当たり前の図式が成立したのはいつ以来だろうか。 そんな時間がしばらく続き、おかゆを食べ終わる。 せいがは洗い場に食器を置いてくると、再び俺の横に戻ってきた。 「おにいさん、なにかほかにすることは………あ」 不意に、せいがを抱きしめていた。 理由はよくわからない。強いて言うならそうしたかったからだろうか。 「どうしたんですか?ひとこいしくなりました?」 「……そうかもな」 もしかしたらからかわれるのではないか、と思ったが せいがは優しい声を崩すことなく身体を預けてきた。 「うふふ……♪おにいさん、かわいいわぁ………」 「……………」 朝の『かわいい』とは全く違う。 それだけではない。 昨日のせいがと、今朝のせいがと、今のせいがが全く違う。 ああ、もういい。俺はその場その場のせいがに合わせて反応することにしよう。 今のせいがは優しいから、優しいせいがに対するコメントをしよう。 「せいが、騙して悪かったな」 「だました……?」 「俺は虐待は好きだが、腐った死体が可愛いとはこれっぽっちも思わない。 お前が趣味の合う奴を探していたのだとしたら俺は全くの畑違いだ。すまない」 「ふふ………」 せいがが少し身体を離した。至近距離でこちらを見てくる。 「さっきもいいましたけど、べつにいいんですよ。 おにいさんはわたしをゆっくりさせてくれましたから」 「そうか………」 「それに、わたしはおにいさんがすきですから」 「ふっ………そうか。俺も、お前が好きだぞ」 そう言うと、少しだけ困ったような表情になるせいが。 「おにいさん、おにいさんのいう『すき』とわたしのいう『すき』はいみがちがいますよ?」 「いいや、多分同じだ………」 「あっ………!」 もう一度せいがを強く抱きしめる。 ああ……ようやく理解した。 俺はせいがをゆっくりとしてではなく、人間としてでもなく、『女』として見ていたんだな……。 「おにいさん、わたしは………」 「何も言うな。今は、何も言うな………」 せいがを抱きしめたまま後ろに倒れる。 胸の上でしばらくの間固くなっていたせいがだが 次第にその緊張が解けていき、俺の上で寝息を立て始めるのにそう時間はかからなかった。 「俺も、晴れてHENTAIの仲間入りか……」 掛け布団を引っ張り上げてせいがの肩の位置まで掛け、俺も眠りについた。
https://w.atwiki.jp/alfheimmonsters/pages/339.html
クエスト名 必要QR 難易度 必要条件 達成条件 目的地 報酬 タートルの討伐 5 ☆☆ なし タートルの討伐(4匹) タケゾニア渓谷 経験値 9000報酬金 1050H ウォームの討伐 5 ☆☆ なし ウォームの討伐(10匹) タケゾニア渓谷 経験値 9000報酬金 1050H バジリコックの討伐 5 ☆☆ なし バジリコックの討伐(10匹) タケゾニア渓谷 経験値 9000報酬金 1050H バジリコックの羽の納品 5 ☆ なし バジリコックの羽の納品(1個) タケゾニア渓谷 経験値 8500報酬金 1000H ハイピクシーの双子の討伐 5 ☆☆☆☆ なし The.PixySisterの討伐 タケゾニア渓谷 経験値 9000報酬金 1050Hハイピクシーの魔石×1
https://w.atwiki.jp/kt108stars/pages/8492.html
210 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/10/11(金) 00 22 58.98 ID hzL52jCp0 展開がメルヘン過ぎて胸焼けしてしまった体験を報告してみる システムはSW2.0 蛮族退治の依頼を受けて依頼元の村に行く途中、出てきたウルフを返り討ちにしてさて剥ぎ取りだとなった時 いきなり神官のPLが「何も命まで取ることはないでしょう」と勝手にウルフに回復魔法をかける おいおいと思ったがそれを受けたGMは「じゃあウルフは起き上がって地面を掘り始める。そこからガメルの詰まった袋が出てきたよ」 なんでウルフがそこにガメル埋まってるの知ってるんだとか、なんでアウェイクンじゃないのに気絶から回復してんだよとか いろいろ突っ込みたかったが普通に剥ぎ取りするより収入は増えたし、GMのシュールギャグが滑っただけだろうと思いその場はそれで流した だが本番はここからだった 蛮族の棲家らしき場所まで行った時、中からゴブリンが数匹出てきたんで速攻で倒してさて止めさすかとなった時 更に中からその棲家のボスだと言うボガードソーズマンが出てきた 連戦かと思いきやなんとボスはいきなり土下座して「降参するのでゴブリンの命は助けてください」と言い出した 嘘乙と思いながら武器を握りしめたその時、さっきの神官PLが「もう二度と悪さしないと誓うなら命は助けましょう」とか言い始める 蛮族助けるとかありえないからと止めようとしたんだがGMの方はすでにそのRPで話を進めてしまって ボス「ありがとうございます。これからは心を入れ替えて村のために働くようにします」とか言い出しちゃってて 神官PLもゴブリンに回復魔法かけてるし、俺を含む残ったメンバーはみんな唖然となった顔をしてた、というかこの蛮族絶対裏切るだろ だがそんな事にはならず、その後依頼元の村から「改心した蛮族さん達のお陰で立派な農作物が出来ました。冒険者さん達も一度食べに来て下さい」 という手紙が来たところでセッションエンド。そのまま本当にめでたしめでたしで終わってしまった 神官PLとGMは満足そうな顔してたけど、俺は甘ったるすぎるストーリーに温すぎる戦闘しかなくて完全に消化不良だった 世界観ガン無視なのはこの際目をつぶるとしても小学生くらいしか喜びそうにないこのシナリオはどうにかならなかったのか・・・ 211 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/10/11(金) 00 34 31.51 ID eZm9Zfzn0 その神官PLがTRPGを初めて遊ぶ小学生の女の子なら許す 男の子でもまあ許す 212 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/10/11(金) 00 38 51.36 ID 8oh2Wbr60 [2/2] その神官PLじゃなくてGMがでも許す 213 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/10/11(金) 00 46 57.46 ID T7G1UKTv0 [1/5] 210 特に困がいるように見えない 恐らく依頼達成条件の蛮族の排除に成功しているようだし、セッションも滞りなく終了したように見える 210の不満点を話し合えば解決するように思えるね 214 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/10/11(金) 00 49 29.26 ID 7I6ooOhX0 なぜかわからないがスゲー笑えてしまった 215 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/10/11(金) 00 56 56.92 ID MBkHeGcF0 [1/6] 「かわいそうなゴブリン」にもやもやするのも分からないでもないが 216 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/10/11(金) 01 02 55.55 ID EXrEct9S0 [1/5] クトゥルフだったら目撃しても正気度下がらない超善良な神話生物とか出てくるレベルか? ともかく、神官PLとGMが未成年で舞台がオレシアだったらまぁしょうがねぇなぁってとこではあるな。 メルヘン教神官として他所の卓でもメルヘン布教し始めたら困認定するとこなんだけどな。 217 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/10/11(金) 01 04 15.82 ID 1PR5xgls0 210 相手が人殺してヒャッハーしてるなら 「おかわいそうな」コースの類似かもしれんけど 空気的にそうじゃなさそうだしなあ。 …りゅうたまでもやれば違和感ないんじゃないか 218 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/10/11(金) 01 05 47.72 ID hUCON+OoP ゆうこやでも良い気がする 219 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/10/11(金) 01 08 08.62 ID AD03OVHa0 SW2.0のゴブリン、ボガードは嘘つくし裏切るし交渉なんてものとは縁遠い存在だからねぇ。知能も「低い」か良くて「人間並み」だし トロール、ドレイク、ライカンスロープ辺りの条件付きでPCにもなる知能の高い種族ならそんなに違和感も無かったろうけど 220 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/10/11(金) 01 11 58.48 ID CUodqZlSO むしろウタカゼを勧め( 210 GMは現金収入増で、メルヘン神官以外のメンバーの機嫌を取ったつもりなんだろう。 上手いとは言わんけど、アドリブとしては間違って無いと思う。 GMもメルヘン神官も世界観がオレシア寄りなんで、機会があったらGMとメルヘン神官それぞれと差しで話し合ってみたら? メルヘン神官も血なまぐさい解決方法が苦手で、セカンドベストを模索しただけかも知れんよ? 221 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/10/11(金) 01 13 47.03 ID iRGUInJ50 もやっとする気持ちはよくわかるけども、困ではないような気がする… 222 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/10/11(金) 01 28 52.93 ID H2oNjqFa0 多分自分が同席しててももやっとするとは思うが 煽りで無しにゲーム性の違いの気がする、まぁGMがそう裁定するならいっか程度 ニャルが悪さしてるとこにアザトースが乱入して助けてくれてなんじゃこりゃ的な気分にはなるけど 223 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/10/11(金) 01 31 23.41 ID FMZpU+O80 ウルフに関しては非常に良いといってもいい返しなんだ。両方の顔立ててるし。 だが後半は…… 224 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/10/11(金) 01 33 43.83 ID MBkHeGcF0 [2/6] 一番もやっとするのはボガードの登場即土下座かなぁ 元々ボスだったものを神官の嗜好に合わせたのか?と思わなくもない 225 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/10/11(金) 01 40 27.93 ID 96J7MkMz0 ウルフの時の状況を見て、下手に戦闘させると趣向の違いで荒れそうだったから 速攻土下座で放り投げたんじゃね 226 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/10/11(金) 01 40 35.68 ID EXrEct9S0 [2/5] まぁどちらも放置しておくとそのうち完全に困化しそうな逸材ではあるな。 世界観ブチ壊しだと声を荒げる参加者がいなかったのは不幸中の幸いなのか不幸なのか判断しづらい。 229 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/10/11(金) 02 15 53.80 ID NF9Qyz7f0 その他の状況や人間関係がわからないからなんともだけど、 そのGMと神官PLのコンビ打ちみたいなもやもや感はあるな、二人だけで勝手に満足してるっていう 実際 210はそれを疑ってるんじゃないの? 234 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/10/11(金) 06 02 31.96 ID E+bFi9Vm0 [1/2] いつもそれならともかく 1回くらいなら変態なゴブリンだったんだなーと思っとけばいいんじゃね 235 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/10/11(金) 06 42 47.91 ID Zej0r3Rk0 戦闘した後改心なら全然違ったんだろうな、まぁ事故だろ 236 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/10/11(金) 06 55 58.88 ID 4aiEzBbi0 [1/2] でもそれこそジャームが説得だけで理性を取り戻すくらい世界観崩壊してるしなぁ 事前に参加者に合意を取ってなきゃ微困にはなるんじゃね? 237 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/10/11(金) 06 57 15.88 ID vzBe0kqjO [1/5] 報告者とファンタジー性が違ったってだけで別に困ではない気が まさか自分と違う考え方はみんな困なんて言い出すつもりじゃあるまいし 238 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/10/11(金) 07 24 10.15 ID w2wERKroP [1/3] 困かどうかと聞かれれば悩むけど、世界観ガン無視だから褒められるプレイではないだろ 事前に言い含めてあったのなら蛮族とお台場デートしようが好きにすればいいけど、 方向性としては善人前提のシステムで突如悪人プレイされて楽しめなかった、とかの悪意なし版とかだろ 245 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/10/11(金) 09 32 52.33 ID wVOSvnT80 [1/2] 凶悪な人族がいるのと同様に、人族気質な蛮族も少なからず存在する ってルールブックに書いてあるし 今回ぶち当たったのがその例外共だったってことで 別に世界観を破壊しているとまでは言えない まあ平均的な2.0像とは言えないが、TRPG性の違い以上ではないだろうな 250 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/10/11(金) 10 56 45.96 ID vDOXZJXQO [1/4] 小学生だけかどうかはしらんが普通は望まれない展開なのは確かだとは思うぞ。 神官の独断が通る時点で他PLは割食ってるわけだし。反省会などで抗議しなかったのはもったいないが 251 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/10/11(金) 10 58 50.89 ID csJhG0MB0 [1/2] まあ実際このシナリオに同席してたら「なにこれ?」としか思えないだろうなー。 一応公式リプレイで人に実質的危害を加えない蛮族は出てきたが ありゃ魔剣の迷宮に召喚されて運営要員にされてた特殊ケースだし。 255 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/10/11(金) 11 11 34.06 ID VuG/5AW50 [1/4] 245 凶悪な人族はルールブック(のモンスターデータ)に記載されてるが、 人族気質なボガードやゴブリンなんて記載はないんだよ。 ボガードは死を恐れず死ぬまで戦う、 ゴブリンは命惜しさに降伏しても反省などせずにすぐ裏切る といった記載はあるがな。 例外的存在を扱いたいのなら、事前にくどいほど前振りしておかなきゃ駄目だろ。 旧SWリプレイのデルヴァ砦だって、事前に散々 「このモンスター達は無害です」って描写があったから受け入れられたんだし。 257 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/10/11(金) 11 18 29.89 ID /PirtfT+0 210 乙。だが愚痴スレでいい気はする。 シナリオやGM・神官PLの善し悪しを別にして、次からは同卓したくないな。 248 自分の価値観を強引に押し付けだしたのは神官PLとGMだけだな。 報告者は批判してるけど、プレイ中にもプレイ後にも誰にも押し付けてない。 「そういう世界」があってもいいかも知れないが、そういう世界を提案なしに実行に移すのはどうかなぁ。 スレ363
https://w.atwiki.jp/alfheimmonsters/pages/188.html
クエスト名 必要QR 難易度 必要条件 達成条件 目的地 報酬 ドラゴニュートの討伐 4 ☆☆ なし ドラゴニュートの討伐(3匹) 飛竜の谷奥 経験値 8500報酬金 1000H ハイリザードの討伐 4 ☆☆ なし ハイリザードの討伐(5匹) 飛竜の谷奥 経験値 8500報酬金 1000H ダークマージの討伐 4 ☆☆ なし ダークマージの討伐(5匹) 飛竜の谷奥 経験値 8500報酬金 1000H ワイバーンの討伐 4 ☆☆ なし ワイバーンの討伐(3匹) 飛竜の谷奥 経験値 8500報酬金 1000H 飛竜の谷奥4の探索 4 ☆ 探索熟練度Lv1 指定の場所での探索 飛竜の谷奥4 経験値 8000報酬金 950Hワイバーンの爪×1 魔物の討伐 4 ☆ なし 一定数の魔物の討伐(10匹) 各地 経験値 7500報酬金 900H