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[形容詞]立派な、素晴らしい [語源]21/6/12#gaij(長,リーダー)より。 [語法]人格が素晴らしいことを表す時に使う。 [用例]
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200 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2007/10/26(金) 14 07 21 ID ??? ベテランが困ったちゃんになったよ我が鳥取。 TRPG初体験という人とセッションやることになって、その困ったちゃん(以下A)がその卓に入ることになった。 Aは確かに頭が良くていつもみんなの司令塔なんだが、反面あまり初心者には優しくないプレイスタイル。 なのでそれとなく違う方の卓(2卓立てだった)を勧めたんだが駄目だった。初心者いるからこそ俺が必要!みたいな勢い。 なのに初心者の為の優し目のシナリオに対し文句たらたら。 ちゃんとルールブック買って予習したもののやはり初めてというので初心者さんが詰まる度にイライラ。 教えるでもなくゲームの邪魔すんなって態度。 段々初心者さんがうつ向くようになってしまったんで、さすがにGMが注意したら逆ギレしてもう一方の卓に行ってしまった。 結局Aのワガママを入れた形でもう一方の卓のメンツと入れ替えるハメに。 だから言ったじゃねえかよと。 せめてもの救いは初心者さんが最後楽しかったありがとうと言ってくれたことだ。 201 名前:NPCさん[sage] 投稿日:2007/10/26(金) 14 12 55 ID ??? >教えるでもなくゲームの邪魔すんなって態度。 kwsk 212 名前:NPCさん[] 投稿日:2007/10/26(金) 15 12 58 ID srbZYjBS 201 例えば周囲を探索するっていう行為でどう判定するか初心者がとまどう 他のメンツはこの値でやるとか教える A、こういう簡単な所でつまづかれると気が散っちゃうんだよねみたいなイヤミ+ため息 もしくはルールブックに書いてあっただろ、それ見れば分かるんだから一々中断困るんだけど、という態度 Aはこの事件(?)以前は本当に頭が良くて皆が思いつかない作戦考えたり ゲームについて詳しかったりで結構すごい人だという扱いだったんだ スレ142
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食料+木+石炭+鉄+石油 立派な家
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分類 道具 入手 作成 重量 -- 形状 装備 -- 材料 釣り竿x1, 鉄の釣り針x1, 釣り糸x1 設備 ペンチ 燃料 10 用途 全アイテム 魚
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前ページ次ページご立派な使い魔 ユニコーンが引く馬車の中で、アンリエッタはほっと胸を撫で下ろしていた。 最近、トリステイン魔法学院に奇妙な評判が流れており、それを気にしていたからだ。 噂が言うところには、魔法学院に邪教集団が誕生しており、夜な夜な破廉恥な儀式を行っているとか。 しかしこうして見る限りでは、そんな怪しげなところはなく。噂は所詮噂に過ぎないと、安心をしていたのだ。 「やはり荒唐無稽に過ぎましたね、あの噂は」 「下らない風説の類でしょう。オスマンは扱いにくい男ですが、そんなモノを許す男でもありません」 マザリーニもそれには同意する。 国内の名家の、その子女が通う魔法学院である。 そんなスキャンダルが吹き荒れれば国家を揺るがす一大事となりかねないだけに、あまりそういう騒ぎは起こってほしくないものだ。 ただ、アンリエッタにとってこうして目の前の懸念が片付くと、不意にこみ上げるものがある。 「ふう……」 「おや、殿下。ため息などついてどうなされました」 「あ、ああ。いえ、別に」 学院の噂に気を取られ、忘れていた厄介ごとを思い出したのだろう。 重要度で言えばそちらの方が上ではあるので、アンリエッタのため息は重い。 それを聞きとがめるマザリーニも、ある程度は内容に察しをつけているのだろう。 目線がどうにも厳しかった。 「……ふう。あら?」 もう一度ため息をついたところで、前方に妙なモノが見えてきた。 なにやら尖塔のような、そんなオブジェである。 「あれは何でしょうか?」 「特に話は聞いておりませんが……」 段々とそれに近づいていく……と、その尖塔の先端がよく見える。 その形は。 「……あ、あれは何ですの?」 「いや、なんとも……これは、あの……なんと言いましょうか」 どう見てもアレであるが、それを口に出すのもはばかられる。 マザリーニがどうしようか、というかこれは何なんだ? オスマンは何を考えているんだ? と悩む。 「ぜ、前衛的ですね?」 「そう……ですな」 こういう時は芸術というものにしておくに限る。 ルイズがベッドの上でうんうん唸っている。 窓の外では、王女を出迎える盛大なパレードが続いているところだ。 「姫さまのお姿を、間近で拝見させて頂きたかったのに……どうしてこうなるのよ」 「ぶっちゃけると娘ッ子の使い魔のせいだな」 「わかってるわよそんなの!」 自室謹慎、という立場である。 その原因たるマーラは、ゆらゆらと窓を眺めていた。 「アレが王女とやらかな」 「そーよ。本当ならもっと近くのはずだったのに、これじゃお顔もよく見えないじゃない!」 「ワシはよう見えておるぞ。なるほどのう、統治層というのはああいう顔をするものじゃな」 「なんかズルいわよ、それ……」 まったく、五感をリンクできていれば、マーラの目を通して観覧できていたものを。 ……いやリンクなどしていたらそちらの方がおぞましい。 まあ、そんなことはさておくとして。 「あー。もう、イライラする……」 「あんまな、気にするとよくねーぞ。娘ッ子」 「うー。……もういい、寝るわ」 うつ伏せになって、ルイズは無理に目を閉じる。 まさに不貞寝だ。 「あんまり早く寝ると夜が辛いってのによ。娘ッ子も難儀だよなぁ」 「なに、小娘が気まぐれなのはいつものことよ」 「……いや気まぐれっつうかな。よくわかんねーや」 そうこうしているうちに夜になった。 不貞寝をしていたルイズはすっかり目も冴えてしまい、有り余る時間を持て余している。 「眠れない……」 「だから言ったんだよ娘ッ子。人の話聞かねえから」 「だって! だって仕方ないでしょう!?」 「小娘はよく逆切れしおるのう」 「だから、誰のせいよ!?」 そうやって暴れていたら、不意にノックの音がした。 初めに長く二回、短めに三回。 そのやり方に、ルイズは少し考えていたが、すぐにはっとした顔になる。 「ちょっ……マーラ! すぐ隠れて!」 「無理じゃな」 「むむむ無理って! 無理でもなんでも隠れてよ!?」 「だから、ワシの大きさをこの狭い部屋で隠すのはどうやっても無理だわな」 「そそそそそんな……だだ、だってそれはまずいのよ! こ、このままだと……あああああ!」 ノックがまた行われる。 「ママママーラ! お願いだからなんとかして……どうにかしてよぉ!」 「じゃから、隠れるのは無理じゃと言うておろうが」 「あああ……だからぁ……」 「ほれ、早く開けないといかんのではないか」 ルイズは顔を真っ青にして、仕方なくドアに向かう。 そして祈るように目を閉じると、ゆっくりと開いた。 すると、真っ黒な頭巾を被った少女が入ってきて…… 「あ、あなたは……」 少女は魔法の杖を取り出して、ディテクトマジックをかけようとして。 そして部屋の中にあるモノを見て、硬直する。 「……あ、あ、あ、あ」 「……ああ……」 ルイズは予想通りと思い、声にならない悲鳴を吐き出した。 「あ……ああ、あ……あの……あ、あ……」 少女は深呼吸すると、頭巾を外す。 ルイズが察知していた通り、その人物は紛れも無くアンリエッタだった。 そしてもう一度アンリエッタは深呼吸すると、非常に複雑な笑顔を浮かべ、ルイズに顔を向ける。 「あの……ルイズ・フランソワーズ?」 「は、はい」 王女は、顔を若干赤らめて、小声で続けた。 「わたくしもその。閨房の知識はある程度……たしなみとして身に着けていますからわからなくもないのだけれど…… その……ルイズ、あれはいくらなんでも大きすぎるのでは……」 「……は、え、姫さま?」 「やはり身体にあったモノを使わないとその……なんというか、具合が……」 「ひ、姫さま!」 誤解されている。 これはもう、とんでもない誤解だ。 というか、アンリエッタ姫殿下もそーゆーことを気にするお年頃になられた訳だ。 ルイズはその事実にいささかの感傷を覚えたが、この誤解は心底嫌だとも思う。 「ち、ちちち違います! そうではありません! これはそんなモノじゃありません!」 「え、でも……」 「これは使い魔! 使い魔です、わたしの! いかがわしいオモチャとかではありません!」 「まあ!」 呆然として、もう一度マーラを見つめるアンリエッタである。 見れば見るほど……アンリエッタは、ほうとため息をついた。 「流石ルイズ・フランソワーズね、あんなご立派な使い魔だなんて」 「お、お褒めに預かり光栄です……」 アンリエッタはマーラから視線を外せないでいる。 すると、期待に応えたかのように、マーラが軽く屈伸運動をしてみせた。 「卑猥な動きをするなー!」 ルイズは怒鳴るが、アンリエッタはますます頬を染めるばかりだ。 「……それにしても、ルイズ・フランソワーズ。 男性のその……それは、一般的にあれだけ大きいモノなのかしら」 「いやアレは特別っていうか……姫さま? そんなことを聞かれても困ります」 「あ、ああ、そうね、そうよね。……それにしても……」 アンリエッタはすっかり釘付けである。 まあ、王族というのは結構、そういう、その、アレが仕事という一面もあるとかなんとか言うし。 無理もない……ことはないか。 ルイズは自分の頭を叩いた。 「実はねルイズ。わたくし、結婚するの」 「それは……おめでとうございます」 なんで視線をマーラから外さないんだろう。 そういう目線で結婚するとか言われても、ルイズは反応に困る。 「それがあの、ゲルマニアの皇帝で……」 「あの蛮族の国ですか」 だから、どうしてそれをマーラを見ながら言うのか。 「そうなの。蛮族というからにはやっぱりその…… ……これくらい大きいのでしょうか?」 「いや、いくら蛮族でもこんなモノは持っていないと…… ……姫さま、あの、もうちょっと慎みっていうかですね」 「あ! あ、ああ、そうね、わ、忘れていたわ」 それは、結婚といったらまあ、そういう話は付き物だとは思う。 だからアンリエッタがこうして気にしているのも当然……でもないだろう。 ルイズはなんだか頭が痛くなったような気がした。 「……それで、そういえば」 ぽんと、思い出したようにアンリエッタは手を叩く。 アンリエッタが言うには、この結婚にとって不都合な手紙が、アルビオン王家にあるのだそうである。 「それで、ルイズ・フランソワーズ。あなたに頼んで、それを取ってきてもらいたいって…… すっかり忘れていたのだけれど。それを頼みに来たの」 「あーそうですか」 軽く流しかけて、ルイズははっと気が付いた。 めっちゃ重要ですよこれ。 「わ、わたしにですか!?」 「そうなのルイズ。信頼のできる人というとあなたしか…… ああ、でも、あんな危険なアルビオンに行ってほしいだなんて、わたくし何と言うことを……」 アンリエッタは、そこでまたマーラを見た。 しばらく眺める。 「……でもルイズ、あなたとその使い魔ならなんとでもなるかもしれないわね」 「それはちょっと否定できませんけど……」 まあマーラは強いし。なんとかなりそうではある。 アルビオンは危険だというが、むしろ危険ならマーラの撃破も……それは、あまり期待しない方がいいかもしれない。 ともあれ、何よりアンリエッタの頼みでもあるのだし、ルイズとしては断る理由はなかった。 「わかりました。是非、わたしにお任せください」 「ああ、ルイズ! ……と、その使い魔さん。あなた達だけが頼りですわ」 「……あんまりアレを頼りにはしたくないんですが」 「グワッハッハッハ。なんの、その程度の任務は容易いことよ」 悩ましい顔のルイズに対して、マーラの自信はなかなかのものだ。 今までもっぱらその姿に見ほれていたアンリエッタだったが、この言動にも惚れ惚れとする。 「なんて頼もしいのでしょう。使い魔さん、これからもルイズを頼みますね」 「すみません姫さま。勝手に頼まないでください」 ルイズの言葉はスルーして、アンリエッタは右手の甲をマーラに差し出した。 「姫さま!? これにそれはいくらなんでも!」 「いえ、やはり忠誠には報いるというのが……」 マーラも心得ているのだろう。 ゆっくりと近づくと、その甲に口付けをする。 「あーあ……」 心底やるせない気がして、ルイズはその光景を嫌な気分で見つめている。 しかしマーラの頭は結構長い。 右手の甲に口付けをした、ということは、マーラの頭の先端が、その。 「……あ、あれ?」 ルイズはその先端があるところに目を向けた。 「ああ!?」 右手の甲にマーラが口付けをしている。 で、その先端はどこにあるのかというと。 アンリエッタの唇に、丁度マーラの先っぽがくっついていた。 「ひひひひ姫さま!?」 ヴァリエール家、ここに途絶える。 ルイズの頭にその言葉がグルグルと駆け巡った。 「マ、マーラ! もう、もうやめなさいよ!?」 「ふむ。こんなもんかのう」 ゆっくりとマーラが離れていく。 ルイズは凍りついた表情で、そのままアンリエッタを見つめ続ける。 そして、そのアンリエッタは、しばらく固まっていたものの、懐からおもむろに布を取り出し、唇をぬぐった。 「……め、珍しい経験でした」 「は、はあ」 「……その、わたくしも王族のものですから! そういうのは! 勉強済みというか!」 なにか強がっている。王族って大変だなー、とルイズは思うばかりであった。 前ページ次ページご立派な使い魔
https://w.atwiki.jp/asdfkekadfa/pages/691.html
分類 道具 入手 作成 重量 -- 形状 装備 -- 材料 釣り竿x1, 鉄の釣り針x1, 釣り糸x1 設備 ペンチ 燃料 10 用途 全アイテム/確認用 魚
https://w.atwiki.jp/vs-wiki/pages/1895.html
MRR/030 T08 C 立派な錬金術士 トトリ/メルルの先生 女性 パートナー 見習い錬金術士 メルル/押しかけ弟子 女性 レベル 2 攻撃力 2500 防御力 4500 【ふふ、それじゃ改めて、おめでとう。これからもよろしくね。錬金術士さん。】《妹》《錬金術》 【起】〔ベンチ〕[このカードを【レスト】する] → あなたは自分のリングの《錬金術》を1枚まで選び、自分の手札に戻す。 作品 『メルルのアトリエ ~アーランドの錬金術士3~』 11月11日 今日のカードで公開。
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窓から陽光の差し込む昼下がり、私はいつものようにテッドの様子を見ていた。 病弱であるテッドは、いつものごとくベッドの上でシーツにくるまっているが、深刻な容態ではない。 大方、経過は医療データの通りに行ってくれている。 これはやはり、この星の微生物が病原となる病気の治療法が確立しつつあるおかげで、 こういう言い方は語弊があるが、これまでに犠牲になってきた仲間に感謝しなければならないだろう。 それに、この星の環境が地球に酷似しているため、余計な負担がかからないということも重要な点である。 地球を“食い潰し”、第二の居住地を見付けるため、漂流とさえ呼びたくなる宇宙の旅を続けている人類にとって、 まるで準備されていたかのようにさえ思えるほど生存に適したこの星に定住出来るか否かは、 文字通り種の存続のかかった問題である。 そして、我々はそのためにここにいるのだ。 「んあぁ? なんだあ、なんか用かあ?」 ここにまで聞こえるほどの大声を外で出している奴がいる。 どうせまたマイクが酒をしこたまかっくらってそこいらをうろついていたのだ。 そのうち、出入り口のドアが乱暴に開けられる音がして、続いてそこいら中の部屋の扉が開けられる音が次々とし ―――扉が閉められる音が明らかに足りていない―――、 遂にこの部屋の扉が開けられ、赤ら顔のマイクが ―――といっても、マイクはもはや、赤ら顔でない時の方を「白い顔をしている」と言うべきであるようなものなのだが――― 顔を突き入れ、言われなくてもさっきのテメエの馬鹿声でわかっている内容、すなわち、 「うぉい、エヴァンス、客だぞぉ」 と言った。 私は、ヤツの後ろに、思った通り、地球外知的生命体、いわゆる宇宙人、すなわちこの星の現地民の一人の、 我々と付き合いが深いデェィッアュが“花”束を抱えて立っているのを認めて、中に入るように促した。 マイクの方は追い払う。 デェィッアュが口を動かし、発せられる声を翻訳機がリアルタイムで我々の言語に変換する。 「どうも早かったようですが……」 「お気になさらず。では、行きましょうか」 私の声の方も、翻訳機がリアルタイムに変換しているはずだ。彼らの言語に。 私が白衣を脱いでいると、窓が叩かれ、マイクの声が響く。 「この部屋にいるってわかってたら直接ここから声掛けてたから早かったのによぉー、 まぁ知らなかったってことで許しておくれよぉー」 お前の言っていることについては許す許さないという話をする必要すら無いことだが、 窓ガラスにひびを入れた件については許さない、そのことを言っておこうかと思ったが、 許さない事項を増やすだけの結果に終わるのが目に見えているのでそれはしなかった。 私は窓の方に視線を向けているデェィッアュを促すと、部屋を出た。 墓地の中の一つ、我々の目的の墓には、“花”束がいくつか供えられていた。まだ新しい。 「誰か来てくれた方がいるのですね、それも幾人か」 「彼にはいくら感謝してもし足りないくらいですから…… みんな彼のことを慕っていたんです」 デェィッアュはそう応えると、自分も、持っていた“花”束を供える。 「彼」、その墓に葬られているケインは、私と同じグループで、すなわち最初にこの星に降りた。 ケインはこの星の調査、各種施設の建設といった仕事をしながら、 デェィッアュら現地人達のために、彼らの使っていた道具や施設を改良したり、新しくつくったり、各種の治療をしたり といった活動もしていた。 彼らのそれよりはるかに進んだ我々の科学技術を用いてなされるそうした活動は非常な驚きと感謝をもって受け入れられ、 さらに、ケインはただ「その場凌ぎのチップみたいな好意を落としていく」のではなく、 彼らの知識・技術レベルや、取り巻く環境を考慮して、ケインの行った行為を彼ら自身が継続していけるよう、 それが可能な方法を考えたり、指導したりまでしていた。 彼らがケインに感謝の言葉を捧げると、ケインは決まってこうこたえていたものだ。 「この星の環境で役に立つものや手段を生み出すのは、移住してくる地球人にとっても有用だ、 いわば、そのための試行錯誤に付き合ってもらっている、という見方も出来る、 だからお互い様なのだ」 と。 そんな様子が、ますます現地人のケインへの尊敬の念を高めさせていた。 だが、そんなある日、ある工事の現場で起きた事故で、ケインは見物に来ていた現地人の子供をかばい、そして――― ここにケインの墓がある、ということが何を意味しているかは言わずともわかるだろう。 デェィッアュと墓地から帰ると、さっそくマイクが絡んできた。 デェィッアュは相当迷惑そうにしていたが、結局のところは事を荒立てたりなどせずに帰って行った。 デェィッアュは―――いや、少なくとも私があったことのある現地人はみんないつもこうなのだ。 言動の節々から考えて、そこにはケインの仲間であるから、という要素が少なからずある、と思われた。 この星の現地人には、そうした意識があるようだ。 ケインは失われたが、その犠牲があったればこそこのような関係が築けた、と考えれば、むしろ出て良かった損害だ。 我々には自己学習・フィードバック機構が組み込まれているため、個体が失われるとその個体を再現するのは不可能だが、 ケインが開発した事物のデータはしっかり残っているし、 我々は外観も行動も極めて地球人に酷似したものになるよう作られている ―――それこそ地球人と同じように病気になり、 地球人にも通用する治療で回復したり、そうでなければ機能停止したりするくらいで、 医療のための実験に使えるくらいだ――― ため、「ケインの仲間だから」ということからくる好意は、 この星への移住を行うと決定されると降りてくる、 衛星軌道上を周回している本船内で凍結保存されている精子と卵子から新たに生まれる地球人にも向けられるだろう。 地球人のコミュニティー内では排除することが出来ない程度に、 人格に問題がある地球人というものもどうしても生まれるものだが、 その程度であれば、少なくとも決定的な問題は生じさせないであろうと マイクをはじめとした「非円満人格型」を取り巻く状況から考えられる。 地球人が生活するに適した環境であるか調査し、さらに移住のための準備を整える、という我々に与えられた任務を、 ケインは立派に果たしたのだ。 有益な損害だった。 こうしたことからいって、本船から、地球人の移住に先立ち先住民を絶滅させておけ、という指令が来ることは無さそうだ。 私はそのことに安堵する。 そして、我々はどのような指令を受けようが地球人という種を保存するために それを粛々と実行するだけの存在であるにもかかわらず、 自分が先住民の行く末を気にするなどというおよそ非効率的なことをするのは、 精神活動と呼ばれる領域においても地球人のそれが再現されていることによるものであろうかと、 円の始点と終点を探すような、終わりの無い思考をぐるぐるとしてみたりする。 ―――了――― ↓ 感想をどうぞ(クリックすると開きます) +... 名前
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Q: 768 ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン 2007/09/01(土) 17 49 44 ID UqWw54zg イャンクックを捕獲してペットにしたのですが、報酬に立派なクチバシが出ました どういうことでしょうか。 A: 769 ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン 2007/09/01(土) 18 11 22 ID uitjJbJa 立派なくちばしと言うのはくちばしの一部分の事です そしてくちばしを少しぐらいいただいてしまってもモンスターの驚異的な回復力によって自然に再生するので問題は無いのです 770 ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン 2007/09/01(土) 23 12 41 ID UqWw54zg しかし説明文に 大きく型の良いクチバシには そうそうお目にかかれない。 まさに、立派! とあるので、クチバシ全体を連想させます。 一部分だったら大きくて型のよいものである必要性はありませんよね。 771 ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン 2007/09/01(土) 23 15 49 ID 70WmSq48 あれはギルド側からご褒美で頂いているのではないでしょうか? スキルの激運は災難等で出し渋りされた分がもらえると考えれば納得できますし、恐らく別の個体のものでしょう なにせ報酬では頭が2個とか平気ででますし 772 ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン 2007/09/01(土) 23 18 40 ID fxOOTNHS くちばしとは私達が言う嘴ではなく 口の端にある特定の部位のことで略してくちばしとハンターは読んでいます イャンクック 報酬
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昭和史の謎を追う(上) 第8章 論争史から見た南京虐殺事件 四万でも立派な夫虐殺なのに ところで、南京虐殺論争の中盤から出現したこの阿羅なるライターには不可解な部分が多い。著書の『聞き書南京事件――日本人の見た南京虐殺事件』(図書出版杜、一九八七)の奥付には「一九四四年仙台市生、東北大学文学部卒業、現在出版企画に従事」としかない。 この人物がミニコミ誌などで畠中秀夫の名でやはり南京事件について論じていた人と同一人物とわかったのは、かなりのちのことで、洞富雄などは最近まで別人と信じ別々に反論を書きわけていた。どちらがペンネームか確認はしていないが、同一テーマについて本名とペンネー 126 ムを書きわける例はきわめて稀ではあるまいか。 問題の本の構成も、それ以上に奇々怪々である。「十二年十二月と十三年一月に南京にいた人に聞けば本当のことがわかるのではなかろうかと考え」(あとがき)て、軍の幹部一五〇人、報道関係者三〇〇人、外交関係者二〇人ぐらいを探し、うち六六人をヒアリングの対象者にしたとある。 その精力的な東奔西走ぶりは敬服するが、「数千人の生存者がいると思われる」兵士たちの証言は「すべてを集めることは不可能だし、その一部だけにすると恣意的になりがちだ。そのため残念ながらそれらは最初からカットした」という釈明には仰天した。 筆者の経験では、将校は概して口が固く、報道、外交関係者は現場に立ち会う例は稀で、クロの情況を語ったり、日記やメモを提供するのは、応召の兵士が大多数である。その兵士も郷土の戦友会組織に属し口止め指令が行きわたっている場合は、言いよどむ傾向があった。 昭和十二年十二月十五、十六日に実施された有名な難民区の便衣狩り作戦(第九師団の戦闘詳報には「七千余ノ敗残兵ヲ殲滅セリ」とある)を調査するため、実行に当った金沢歩兵第七連隊の生存者に当ったときも、戦友会経由だったせいか、なかなか率直な証言がとれず困惑した。しかし、その一人がこっそり筆者に教えてくれた他県在住の兵士二人と会え、虐殺の生々しい光景を記した日記と証言を得ることができた。 同じような手法を応用してクロを立証する相当数の日記、写真、戦闘詳報などを収集した成果は、拙著の『南京事件』に活用しているが、阿羅は最初から兵士にアプローチするつもりはなかった、と宣言しているのだ。 その結果、阿羅の本は「虐殺というようなことはなかったと思います」、「見たことはない。聞いたこともなかった」、「聞いたことがないので答えようもない」式の証言ばかりがずらりと並ぶ奇観を呈している。ここまで徹底すると、クロを証言する人は避け、シロを主張している人だけをまわって、「全体としてシロ」と結論づける戦術がまる見えで、喜劇じみてくる。 阿羅はさらに筆者が戦闘詳報などのデータを積みあげ推計した三・八~四・二万人という不法殺害数について「秦氏のどこにこう断定する能力と権限があるのだろうか。…この一言でそれ迄の秦氏の信用が失墜したのはいう迄もない」(『月曜評論』昭和61・9・15)とふしぎなことを書いている。しかし、数の問題にまったく知らぬ 127 顔もできぬと思ってか「この数千人ほどと思われる中国兵士の犠牲者」を将来の検討課題にすべきだ、と退却の構えも匂わせている。 この点は田中も同様で「"南京虐殺"は全くの虚構」と主張しながら「一部の不心得の兵の素乱(ぴんらん)」を認めたり、「私は南京虐殺は全然なかったとは言っていない。残念だが戦闘の混乱で、何人かの処刑や虐殺はあったと思う」と述べてみたり、一貫していない。最終的には「大虐殺」はなかったが「小虐殺」はあった線でツジツマを合わせる予定なのか、と想像している。 中間派は辛いもので、左右両翼から叩かれる運命にある。左側から攻める笠原は、広島・長崎の原爆死者数と同じく「確定は困難」としながら、筆者の推計について「三十万人虐殺を否定し、それを南京大虐殺の否定にすり替えようとしている」ときめつけて「過少評価派」と命名したうえ、「今後の文部省教科書検定・-…〈学問的業績 として利用されるに違いない」と皮肉っている。四万人でも史上有数の大虐殺だ、と筆者が述べているにもかかわらずである。 このように、三派の言い分のうちホンネの部分をつなぎあわせて行くと、(1)正確な数字は誰にもわからない。(2)規模の大小はともあれ、南京で虐殺事件が発生した、という共通の認識がある点はたしかなようだ。ところが立場上ホンネを表明しにくい人たちの争いであるがゆえに、仁義なき泥仕合と化し、とばっちりが中間派にも飛 んでくる、という構図になる。 では虐殺派とまぽろし派のいずれが楽かとなると、断然前者のほうだろう。なぜならクロを証明するほうが、シロの証明よりはるかに有利だからだ。 筆者は東京・目黒区の一角に住んでいるが、朝刊を開いて、前夜、近所で火事や犯罪が起きているのを知り、ぴっくりすることが多い。新聞がなければ、聞かれても「知らない」「見ていない」と答える事例がほとんどであろう。その種の証言を苦労して山ほど積みあげても、火事の確実な目撃者が二人現れたら、シロの主張は潰れてしまうに決まっている。 南京虐殺も同様で、たしかな目撃者や記録が二つあれば、百のシロ証言はくつがえるはずであるが、必ずしもそうならない。まぼろし派のほうに熱烈な支持者が集まるため、結果的に虐殺派とまぽろし派は、ほぽ拮抗する勢力を保って不毛の論争を継続できるのである。 128 戻る論争史から見た南京虐殺事件