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不思議な亜空間(攻略法) 出現モンスターや重要アイテムについてはこちらを参照 階層別攻略低層α(1~14階)1階 2階 3階 4階 5階 6~7階 8階 9階 10階 11階 12階 13~14階 低層β(15~29階)15~16階 にとり合成の方法 17~18階 19~22階 23~25階 26~29階 中層α(30~44階) 中層β(45~59階) 深層α(60~74階)60~62階 71~73階 74階 深層β(75~89階)75~77階 78~80階 81~83階 84~86階 87~89階 最深層(90~99階)90階 91~93階 94~96階 97~99階 タイムアタック攻略操作の最適化 通常の攻略時より重要になるアイテム/要素 コメント 階層別攻略 低層α(1~14階) 12階までは原則フロアを全巡回してアイテムを集めたい。 また余程の神ヅモ(木の棒・はたきのようなもの・触角リボン・天狗の古地図等)が無い限りは必要なアイテムで手持ちを圧迫し次第漢識別を行うと良いだろう。 万が一漢識別で死んだとしても大して時間を食うわけではない。 どうしても漢識別が嫌なら香霖堂で値段識別をしておき、危険なアイテムの目星を付けるのも手だ。(販売額200円・300円・500円のスペルカード、販売額1000円の薬等) タイムアタックをするつもりがないならおはぎが腐らないように保存/調合のスキマが手に入るまでは罠チェックを念入りに。 1階 チルノ(1~2階)がリリーホワイト(1~2階)の春の訪れで即死した時にドロップする薬はみずで確定。 慧音(低層から最深層まで)の出現率は気持ち低めだが、Lv1の時にレベルを下げられると最大HPが2~7に、与えられるダメージもほぼ1にされてしまう。 弾幕等で出来る限り手数を与えないようにしたい。 ここで拾った武器や防具は後述する2~3階で鑑定してもらうまでは余程強力な物でも無い限り装備しない方が良いだろう。 またここから9階まで登場するプリズムリバー三姉妹ことルナサ・メルラン・リリカは軽視しがちだが意外と曲者。 深い階層になればなるほど深刻な状況を作りがちな敵だが低層でも手早く処理しておきたい。 2階 毒沼を発見したらあらかじめ毒沼の周りの罠チェックを行っておき、フロアのアイテムを全て取りつくしたら識別済みのアイテムを床置きして待機。 はたて(2~3階)が来たら素手の一撃で倒せる程度のHPにして毒沼に誘導し、後はひたすら念写をしてもらおう。念写の際に武器や防具は必要無い。 なおはたてやキスメちゃん(2~3階)は1階の敵と比べて若干攻撃力が高めである。 3階 引き続きはたて出現フロアだが、2階とはうってかわって攻撃力の高い面々が登場するようになる。 永琳の同士討ちによるレベルアップ、こいしの闇討ち、小町の引き寄せ攻撃、咲夜の回り込み(以上全員3~5階)等には注意しよう。 4階 装備している防具を弾く藍(4~6階)が登場する。藍の姿を確認したら背後に壁のある状況で戦いたい。 水路フロアの場合はどうしようもないので射殺。 またヤマメ(4~6階)の特殊能力で筋弛緩になった時はちからの影響を受けない弾幕で応戦しよう。 もし幸福の札と八意湿布が識別出来ているならヤマメに幸福の札を3枚使ってでかいヤマメにした後、八意湿布で即死させてのレベリングを。 湿布の代わりに毒薬・鈍足薬・低速の札のいずれかがあるなら咲夜に幸福の札を3枚使ってでかい咲夜にした後、鈍足ハメ狩りするのも手だが、後ろに回り込む能力が厄介なのでやや辛いか。 余裕があるなら諏訪子さん(4~9階・11~15階・17~18階・23~24階)を倒しておきたい。 おはぎ以外をドロップしても後述するオハギライズでおいしく食べられるようになる。 5階 装備しているアイテムとスキマ以外のアイテムをおはぎに変える穣子(5~8階)が登場する。 可能ならば穣子の出現階層で不要なアイテムをおはぎに(オハギライズ)してもらい、ある程度の食料を確保するとともに多少でもいいので最大満腹度を上げるといいだろう。 方法ははたて鑑定とほぼ同じなので割愛する。 おはぎにされたくないアイテム(サイズの大きなおはぎ含む)はスキマの中か階段部屋の床に。 階段部屋に床置きした場合は落とし穴にハマらないよう必ず罠チェックをしておきたい。 6~7階 壁をすり抜けてはこちらのおはぎを狙う幽々子(6~8階)登場。 穣子につまみ食いされる(おはぎ(大)や特大おはぎをおはぎに変えられる)ことも考え、大きなおはぎはスキマの中(最悪吸い寄せのスキマや識別のスキマでも構わない)に入れておきたい。 もしスキマが無い場合はミニ八卦炉を装備するか、やはり階段部屋に床置きするかしたい。 キスメ(6~8階)も同時に出現するが、もし幸福の札3枚と鈍足にする手立て(毒薬・鈍足薬・低速の札等)があるならばキスメ大帝の鈍足ハメ狩りを実行出来る。 ただしレベリング無しではキスメ大帝に対して1回の攻撃で2ダメージ前後しか与えられない。 もし大帝狩りを実行したいのであれば、実行する前に300ターン以上かかる狩りを行う時間的、食料的余裕があるかどうかを確認しておきたい。空の火の球を食らってからでは遅い。 8階 直線上の霊夢に対して狂気の視線を発動し、目の合った霊夢を離れているなら混乱させ、隣接しているなら行動を操るするうどんげさん(8~12階)登場。 中身の保持されない倉庫・変化・換金・消化のスキマや、使わされると即死の危険もある睡眠薬・鈍足薬・幸福の札・加速の札・七曜の札等は破棄するか階段部屋に床置きしたい。 後者は可能ならば中身の保持されるスキマの中に入れよう。 またうどんげと目を合わせなければ狂気の視線を食らわずに済む弱点を利用し、目を合わせないよう散弾(3方向)もしくは放射(8方向)の弾幕を撃てばアイテムを消費せずとも能力を封殺出来る。 単発や貫通でも隣接さえしていなければ最悪混乱状態で済むことを承知で射殺するのもいいだろう。 妖夢(8~9階)も注意すべき敵の一人。こちらの防御力を無視して15前後のダメージを与えてくる上に、倒れると敵に取り付いてその敵をレベルアップさせる半霊を召喚する。 HPこそ3しかないが、幽霊系特効もしくは浮遊系特効の能力を持たない通常攻撃のダメージを1に変換する半霊の処理方法は以下の通り。 半霊に特効となる属性を持つ武器で攻撃する→白楼剣・文ちゃんうちわ 特効ではない攻撃で3回攻撃する→睡眠薬・弾幕 固定ダメージを与える攻撃手段で半霊を倒す→遠離の札・結界の札・招雷の札(枚数が1~2枚しか無い時は半霊自体を処理した方が良いだろう)・緑茶 取り付く能力を打ち消す→無能の札・混乱薬 半霊が取り付いてレベルアップした敵を倒す→招雷の札・低速の札(レティさまの強さを考えると招雷の札は3枚以上、低速の札は無能の札も併せて用意したい。) 同じくレベルアップした敵を自然発生する敵のレベルに戻す→不幸の札・変異の札 もしこれらの対策を講じることが出来ず、レベルアップした敵をどうしても処理出来なければキツい一撃を食らう前に階段へ逃げよう。 9階 三月精のサニーミルクさん・ルナチャイルドさん・スターサファイアさんとチルノさん(9~12階)登場。それなりの基礎能力を持つ敵であり、馬鹿にしていると殴り殺されることも。 能力に関しても近くにいる敵が誰か分からなくなるサニーミルクさんと、こちらのアイテムを一度に最大2個凍らせ使用不可能にするチルノさんは意外と厄介。 もし春っぽい帽子があるなら適時装備してチルノさんを溶かしておきたい。 10階 薬やおはぎに擬態し、飲んだり食べたりしようとすると擬態を解除して攻撃を加えてくるぬえ(10~14階)登場。 瀕死の時に床落ちしている緑茶や玉露を飲もうとしたら攻撃されて死亡、おはぎを確保したつもりで食べようとしたら偽物で腹が膨れずそのまま飢え死にといった悲劇も起こり得る。 敵に投げつける・調合する等の行為では擬態したアイテムと全く同じ挙動を示してくれるので、直接「使う」のでなければ本物偽物関係なく活用出来る。 また香霖堂が開店しておりかつ金に困っているならナズーリンさん(10~11階)がほぼ確実にドロップする子供用シャベルを売りに行こう。 売却額は呪われていなければ1本800円と一見二束三文のようだが、3本4本売ればある程度のアイテムは買える。 起動符があるならダウジングしてもらうのも手だが、枚数の多い起動符は後述する15~16階でそっくりそのまま強力な札に変えることが出来る。 ダウジングしてもらうか否かはアイテムの数や質と相談。 11階 こちらのアイテムを盗んでフロアのどこかにワープし、しかも逃走中にこちらを捕捉するとマスタースパークを放って50ポイントの固定ダメージを与える魔理沙さん(11~14階)が登場する。 防具のミニ八卦炉があるなら14階までは装備しておきたい。消化のスキマもあるならメイン防具に移しておきたい。 ミニ八卦炉を持っていない場合は盗まれる前に遠距離から射殺するか無能にするかで対処。 もし出会い頭等でアイテムを盗まれてしまった場合、重要なアイテムでなければ無視した方が賢明。 同時に憂鬱や神経毒といった厄介な状態異常を付加させるメディスンさん(11~16階)も強敵の一人。 タイマンならまだしも近くに敵がいる状態ではどちらの状態異常も死に繋がる。 可能ならば八意湿布や弾幕で隣接される前に倒してしまいたい。 12階 鈍足だが時々同じ部屋にいる霊夢と敵を全員引き寄せ攻撃を仕掛けてくる小町さん(12~18階)と、敵を動転させて延々と特殊能力を使わせるように仕向ける小傘さん(12~19階)が登場。 もし自分のいる部屋に敵がたくさんおり、かつその中に鈍足状態の敵(=小町さん)がいるようなら通路に避難したい。 無論動転した敵の対処も抜かりなく行いたい。 特に防具のミニ八卦炉を持っていない時の魔理沙さんや近くに敵がいる場合のメディスンさん・小町さん、そしてうどんげさんはきっちりと処理を。 どうしても動転させたままでは対処できないというのであれば、無能の札・八意湿布・変異の札・レベル変動等の手段を使うことで動転状態を解除出来る。 また12~14階には再びプリズムリバー三姉妹が登場し、憂鬱や怪力の状態異常でこちらを翻弄する。 なお小傘さんの能力を逆用すれば以下のようなレベリングが可能となる。 ○プリズムリバー狩り リリカが霊夢のいないどこかの部屋で動転し、霊夢と同じ部屋に入ろうとした場合、部屋の一歩手前でルナサとメルランを召喚して大合葬モードに入ろうとする。 しかし仮に召喚したルナサやメルランと隣接していたとしても、リリカが部屋ではなく通路にいる扱いであるため大合葬モードに入ることが出来ない。 つまりルナサやメルランはリリカを倒さない限り延々と召喚され、ルナサやメルランをどんどん倒していけば時間制限ギリギリまで経験値を稼ぐことが出来る。 同時にアイテムや弾幕Pを稼ぐことが出来るのも魅力の一つ。階段部屋さえ把握できていれば愚直にフロアを回るよりはこちらの狩りに時間を割いた方が良いだろう。 ○でかい魔理沙狩り もし魔理沙さんと小傘さんが隣接しており、かつ防具のミニ八卦炉と幸福の札を2枚以上持っているのであればでかい魔理沙を狩るのも良いだろう。 動転した魔理沙(アイテムを盗んでいない)は必ずこちらからアイテムを盗もうとし、通常攻撃を行わない。 経験値は1850と若干低めではあるが、どうしても幸福の札以外に高レベルの敵を倒すために必要な何かが無い場合は一考を。 13~14階 不思議な亜空間第一の魔境。 小傘さんが輝夜さん(13~14階)を脅かし、召喚させた永琳さん(敵テーブルでは19~22階)とうどんげさんも動転させて修羅場を見せてくれる。 またパルスィさん(13~20階)や映姫さん(13~19階)、藍さん(14~18階)といった凶悪な能力持ちも同時に出現する。 低層だがこの2階層は即降りした方が賢明、特に輝夜さんが動転してしまうとちからを1にされたり催眠ハメを食らったりとろくなことが起きない。 鈍足状態は防ぐことが出来ないのだが、ちからを守るために可能ならば動転永琳さん対策としてお守り「無病息災」を装備しておきたい。 当然、以下のような他の敵の対策も忘れずに取っておきたい。 アイテムを拾う時は誰か分からない部屋内の敵=パルスィさんと考える。 映姫さんには手番を渡さないか能力を使わせない。隣接されずに射殺出来るなら弾幕の消費を度外視して即射殺。 等速もしくは倍速の小町に出くわした場合は変異の札や金縛りの札等で対処したいが、最悪ゴリ押し。なお低速の札や無能の札では対処不可能。 14階では失うと困るメイン武器ではなくサブ武器(卒塔婆もしくはてゐの耳が望ましい)を装備する。 低層β(15~29階) このあたりで保存のスキマもしくは調合のスキマをいくつか確保し、アイテムをある程度貯める段階になるだろう。 敵の攻撃力は高くなり、かつ能力もきついものになっていくが、それに伴い得られる経験値も増えていく。 15~16階 第一にとりゾーン、出現するのはアイテムを2つまで受け取るレベル2のにとりさん(15~16階) アイテムを投げ込んで倒すだけで合成してくれる便利な敵だが、アイテムを受け取ると攻撃力が2倍3倍と急増する上、目薬を飲まなければ視認することが出来ない。 よほどレベルが高くない限りは、隣接しているにとりさんに対して愚直にアイテムを投げ込むだけで殺されてしまう。 手番を渡さないようアイテムを投げ込み、そして倒す手段はいくつか覚えておきたい。 また混乱・睡眠・金縛り・囮状態等の時はにとりはアイテムを受け取れない。シレン経験者はマゼルンや怪盗ペリカン等と同じ感覚でアイテムを投げてしまわないように… この階層ではまず29階までを乗り切るための強力な札(囮の札・無能の札)をある程度増やしておきたい。 次に防具三大必須印である地雷名張・防犯・重石で手元にある物をメイン防具もしくは繋ぎ防具に合成しよう。地雷名張はともかく残り二つは30階までに役立つ場面が多い。 なお輝夜さんこそ出現しないが、ここにも相変わらずパルスィさん・小町さん・映姫さん・藍さん・メディスンさん・燐さん・小傘さんといった凶悪な面々が揃っている。 にとりごと合成したアイテムを持っていかれたり、合成済みのアイテムを拾おうとして嫉妬の炎に焼かれたりしないように。 また新たに勇儀さん(15~25階)と文さん(16~19階)も出現するようになる。文の新聞売りつけとパルスィのジェラシーボンバーのコンボは外道を通り越して最早様式美。 にとり合成の方法 にとりに攻撃されないためには遠離の札…出現率が比較的高い札であり、後述する結界の札のような紛らわしさもないため最も一般的な方法。 結界の札…隣接されているにとりに対して「使う」と擬似遠離として働く。結界の札の結界は敵には壁として認識されるため、少々ややこしい。 低速の札…直接攻撃で倒すことが出来るようになるが、出現率がかなり低い。 囮の札…通路でにとりと他の敵に囲まれた場合、他の敵を囮にすることでにとりは霊夢にも囮にも手出しが出来ない。ただし囮には殴られるし、囮の後ろから来た敵は囮を攻撃する。 金縛りの札…端の方で金縛り、弾幕か何かを投げつけて起こせば距離を取れる。また金縛りの時はアイテムを受け取れないことを逆用し、鈍足薬や毒薬を擬似低速の札にすることも可能。 店主ガード…香霖堂で何か売り物を拾い、霖之助に出入口を塞がせれば外にいるにとりはこちらに攻撃することが出来ない。にとりを倒す際は店主への誤爆に注意。 にとりを倒すためには弾幕…アイテムを消費しない遠距離攻撃、ただし映姫のラストジャッジメントや八方龍殺陣等で弾幕Pがボロボロになっていると倒しきれないことも… 不幸の札…攻撃力増加の効果を打ち消しつつ下位レベルのにとりにしてしまえば、遠距離から倒す必要も状態異常にする必要も無い。 爆睡「パレッスパーティクル」…アイテムを投げ込んだ後、にとりが隣接してきたら使う。5ターン以内に倒せるのであれば通常攻撃でも構わない。 睡眠薬/鈍足薬/毒薬…にとりに限界までアイテムを投げ込んでいるもしくは何らかの状態異常を付加させている時限定。空きがある場合に投げ込んでしまうと… 招雷の札…「投げる」場合はやはりにとりに限界までアイテムを投げ込んでいる時に限る。「使う」場合は空きがあっても構わない。 神霊「夢想封印」…にとりが隣接していなくともダメージを与えられる。お守りのミニ八卦炉があればなおよい。 夢符「二重結界」…隣接してきたにとりのHPが50以下なら倒しきれるだろう。夢想封印と同様お守りのミニ八卦炉があればなおよい。 必中攻撃…必中印が武器に入っており、確実ににとりを倒せる程度の攻撃力があればにとりに手番を渡さず倒せることにはなるが、攻撃力の誤算がある以上リスキー。 反撃印…どうしても上記のアイテムが無く、かつ心のスキマが大量に空いているならこれに頼らざるを得ない。 17~18階 プリズムリバー三姉妹が三度登場、17階から29階とかなり長い階層で暴れてくれる。 1桁階層と違い周りの敵も厄介な面子ばかりなので処理は的確に行いたい。 19~22階 咲夜さん(19~25階)、キスメさん(20~25階)、こいしさん(20~29階)、星さん(21~25階)とタフで攻撃力の高い面々に加え、 永琳さん(19~22階)、一輪さん(19~25階)、さとりさん(19~25階)、穣子さん(20~22階)等の特殊能力の面倒な敵が出現する。 23~25階 不思議な亜空間第二の魔境。 26~29階 中層α(30~44階) 防具三大必須印である地雷名張・防犯・重石は可能な限り優先的に合成しておきたい。 中層β(45~59階) アリスはこの後も出現せず、代わりに長らくこいしさまが出るようになる。反撃印を合成するつもりならここで合成しよう。 深層α(60~74階) 60~62階 第四にとりゾーン、出現するのはアイテムを4つまで受け取る最高レベルのでかいにとり。 スキマの容量も大分増え、メイン武具に印や修正値を移す段階に入るだろう。 しかしこのレベルにもなると元々の攻撃力も高く、アイテムを4つ受け取ったでかいにとりの攻撃力は250~300程度と言われており、通常の敵の中では間違いなく最強。 一度攻撃を受ければ体力満タンからの即死も有り得る、アイテムを渡したら相手に手番を渡してはならない。 またここにはこいしさま・藍さま・でかい燐といった嫌がらせ要員や小町さま・映姫さまの塚二神、そして小傘さまと厄介な敵が多い。 ここでメイン武具をロストするような事態は避けたい。 なお60階から72階まではさとりが通常敵テーブルでは出現しない。 幻惑「アンキャニーシャイン」や壁崩「ベルリナー・マウアー」を見かけたら確保しておきたい。 71~73階 不思議の幻想郷99階ダンジョン名物、でかい天子ゾーン。無論即降り推奨。 でかい天子(71~73階・87~89階)はフロアのどこにいようが時々緋想の剣を地面に刺し、霊夢と浮遊属性以外の敵に防御力依存のダメージを与える。 裏を返せばこのフロア唯一の浮遊属性の敵である白蓮さま以外を根絶やしにしてくれる存在でもある。根絶やしにしてくれるまでは倒さないのも手。 70階までに心のスキマ・メイド長の懐中時計(短縮印)・照符「ブック・オブ・ライト」・壁崩「ベルリナー・マウアー」等の対抗策を可能な限り用意しておきたい。 ただしこのうち壁崩はでかい一輪やら白蓮さまやらが少し厄介なので札や調合薬等でのフォローが必要。 一応でかいパルスィやでかいさとりが出現するので床落ちアイテムを拾う際は注意したい。 74階 でかい天子ゾーンが終了して安心するのもつかの間、ここからでかいパルスィ(72~75階・81~83階・91~99階)・でかいさとり(73~80階・84~86階)・でかい藍(74~77階)が猛威を振るう。 装備弾きからの装備ロストも怖いが、弾かれた装備を拾った時のジェラシーボンバーにも注意したい。 61~73階で確保した幻惑「アンキャニーシャイン」や壁崩「ベルリナー・マウアー」は敵に投げつけて処理を。 ご丁寧にでかい小傘(74階・84~86階・91~99階)やプリズムリバー三姉妹も登場する。 でかい小傘は小傘さまとはうってかわって基礎能力もそれなりに高めであり、プリズムリバー三姉妹も高レベルだけあってかなり強い。 当然能力の方も相変わらずなので、対応を間違えないように。 深層β(75~89階) ここからがいよいよ亜空間本番といったところか、厄介な敵にはアイテムを惜しまないこと。 80階から99階までの自然発生する百鬼夜行の中には「特殊」な物もあるが、クリア目的なら即降りを目指した方が良い。 75~77階 75階から77階までが第五にとりフロア。 武具の合成は最小限にしておき、囮や無能等の重要な札を増やしておきたい。ただし防具に吸血耐性を合成するつもりなら76階までに済ませること。 でかい藍とでかいパルスィも登場するので、フロアを探索する時やアイテムを拾う時は赤い丸に注意したい。 78~80階 81~83階 アイテムブレイカー、嫌がらせ御一行ゾーン。 でかい穣子・でかい藍・でかい文・でかいパルスィ・でかいムラサ船長といった凶悪な面子が揃っている。 水辺には近寄らないようにし、穣子・藍・文は即無能にするぐらいで。無論即降り推奨。 84~86階 霊夢のステータスを害する、状態異常御一行ゾーン。敵に動転という名の状態異常を付加させるでかい小傘も出現する。 なおさとりは86階を最後に通常敵テーブルから姿を消す。 さとりのせいで持つのをためらわれていた幻惑「アンキャニーシャイン」や爆睡「パレッスパーティクル」等の百鬼夜行打開用アイテムは以後迷わず確保しよう。 87~89階 攻撃力自慢勢ぞろい、パワー御一行ゾーン…のはずだが、でかい天子が出現するためでかい白蓮以外はそのうち根絶やしにされる。 最深層(90~99階) 『博麗神社が私を呼んでいる』と言わんばかりの面子が揃っている。クリアを目的とするなら原則即降り。 この10階層にはとあるサプライズが隠されているがそれは実際に到達してからのお楽しみ… 90階 最終にとりフロア、出現するのは当然でかいにとり。 …とはいえ余程札に心配が無いようなら即降りした方が賢明だろう。 でかい村紗船長の出現報告もあるので水辺にはよらないように。 91~93階 ここから99階まではでかいこいし・でかいパルスィ・でかい小傘・慧音が通常敵テーブルで出現するようになっている。 94~96階 97~99階 タイムアタック攻略 操作の最適化 アイテムの取捨選択、アイテムをどれだけ持っていてどこに入れているかの把握、様々な状況に対してどのアイテムを使うか等、的確な操作と判断が必要だ。 通常の攻略時より重要になるアイテム/要素 椛セット いわずもがな、店と百鬼夜行の有無が分かるだけでもありがたい。 天狗の古地図 椛セットの上位互換、これがあるとないとでは雲泥の差が生じる。 小食印 おはぎを食う手間を省き、攻撃力の減衰を遅くする。 記録印 忘却の罠を踏むと物凄く手間取るので入れるのもありかもしれない。 照符「ブック・オブ・ライト」/天眼薬 階段まで直行可能、目薬は片っ端から天眼薬にするのも手。 壁崩「ベルリナー・マウアー」 照符よりはリスキーだがそれでも階段まで直行可能。 破壊能力武器 特に一本道フロアでは欠かせない。 場所がえの札 軽視しがちだが時間短縮には欠かせない。 遠離の札、鬼の杯、壁崩など他のアイテムとのコンボも見逃せない。 コメント 序盤の慧音についてやが2Lvから1Lvとかでも十分10未満になる (2011-02-27 21 17 35) 水からの調合品に 水+水=危ない 危ない+水=緑茶 緑茶+緑茶=玉露 水6で玉露になります (2011-03-15 00 19 02) 毒沼では沈まず、泥沼でアイテムは沈みます (2011-03-17 22 59 58) ↑最新パッチあたりは毒沼も沈むようになりましたよ (2011-03-18 23 09 57) Ver1.10nite (2011-03-23 23 02 29) ↑ミス、Ver1.10にて敵の落とした薬が毒沼で毒薬に沈みませんでした。自分で置いたり投げて置いた場合はそのまま沈みました。 (2011-03-23 23 04 02) ↑多分毒沼に薬の落ちた状況関係無しに一定確率で沈む。v1.015はその確率が設定ミスで100%になっていただけ。 (2011-03-24 05 07 01) コメント
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【MS一覧】 > 【支援機】 編集者各位:ページ編集時は「編集中!」の文字を貼るのを忘れずに!! 機体概要機体属性・出撃制限・環境適正 数値情報機体 パーツスロット 格闘方向補正 移動方向補正<地上> 移動方向補正<宇宙> 主兵装射撃 格闘 副兵装頭部バルカン ビーム・スプレーガン 360mmロケット砲 ラージシールド スキル情報 強化リスト情報 備考機体情報 機体考察 主兵装詳細 副兵装詳細 運用 機体攻略法 コンボ一覧 アップデート履歴 コメント欄 機体概要 ガンキャノンの実質的な量産機であるジム・キャノンを空間戦に対応させた機体。 地上戦において、肩部のキャノン砲射撃時のカウンターウェイトとして設定されていた脚部の分割式増加装甲が外され、ジム・スナイパーカスタムと同型のバーニアスラスターを装備することで、戦闘時の姿勢制御性能の向上が図られ、空間戦に向けた改修が施されている。 それ以外にも機体各部が再調整され、総合能力が一段階上昇しており、本来地上用だった通常型のジム・キャノンを宇宙で運用した場合、その能力差は明白である。 肩部のキャノン砲も空間戦闘に適したものに換装され、携行式のロケット・バズーカを装備することで総合火力も上昇し、中距離支援能力だけでなく、自衛力も増した。 最終決戦となったア・バオア・クー攻防戦への実戦投入がなされたものの、大半がその戦闘において失われたとされる。 機体属性・出撃制限・環境適正 機体属性 強襲 汎用 支援 出撃制限 地上 宇宙 環境適正 地上 宇宙 水中 数値情報 機体 支援 LV1 LV2 LV3 LV4 LV5 LV6 LV7 LV8 Cost 250 300 350 機体HP 8000 9000 10000 耐実弾補正 11 13 15 耐ビーム補正 11 13 15 耐格闘補正 2 4 6 射撃補正 10 15 20 格闘補正 0 スピード 115 高速移動 165 スラスター 45 旋回(地上)[度/秒] 45 旋回(宇宙)[度/秒] 51(盾装備時:49.5) 格闘判定力 弱 カウンター 蹴り飛ばし 再出撃時間 8秒 10秒 12秒 秒 秒 秒 秒 秒 レアリティ ☆ ☆ ☆ 必要リサイクルチケット 60 85 105 必要階級 二等兵01 必要DP 5100 5600 6200 パーツスロット LV1 LV2 LV3 LV4 LV5 LV6 LV7 LV8 近距離 3 4 5 中距離 7 9 11 遠距離 6 7 8 格闘方向補正 格闘方向 標準倍率 本武器倍率 N格 100% 100% 横格 75% 75% 下格 130% 130% 移動方向補正<地上> 前 100% 横 60% ▲ 60% 後 50% 移動方向補正<宇宙> 前 100% 横 70% ▲ 70% 後 80% 主兵装 射撃 初期装備 別売 実弾 ビーム 格闘 シールド その他 武器名 LV 威力 弾数 発射間隔 リロード時間 切替時間 射程 備考 DP ロケット・バズーカ LV1 1400 8 6秒 18秒 1.5秒 350m 移動射撃可よろけ有よろけ値:30%局部補正:0.8倍シールド補正:1.5倍 機体同梱 LV2 1470 355m 3300 LV3 1540 360m 3800 格闘 初期装備 別売 実弾 ビーム 格闘 シールド その他 武器名 LV 威力 クールタイム 武装切替 備考 必要DP 打撃 LV1 1000 2.5秒 0.5秒 局部補正:1.2倍シールド補正:0.7倍拠点補正:0.1倍 機体同梱 LV2 1050 1300 LV3 1100 1600 LV4 1150 1800 LV5 1200 2000 LV6 1250 2800 副兵装 頭部バルカン 実弾 ビーム 格闘 シールド その他 LV 威力 弾数 発射間隔 リロード時間 切替時間 射程 DPS 備考 LV1 50 30 446発/分 6秒 0.5秒 150m 372 移動射撃可ブースト射撃可よろけ値:2%(50HIT) LV2 52 387 LV3 55 409 ビーム・スプレーガン 実弾 ビーム 格闘 シールド その他 LV 威力 ヒート率 OHまでの弾数 発射間隔 OH復帰時間 切替時間 射程 備考 LV1 600 40% 3発OH 0.5秒 15秒 0.5秒 250m 移動射撃可ひるみ有ASL(自動照準補正)有よろけ値:35%(3HIT) LV2 630 LV3 660 360mmロケット砲 実弾 ビーム 格闘 シールド その他 LV 威力 弾数 発射間隔 リロード時間 切替時間 射程 備考 LV1 1700 3 7秒 20秒 2秒 475m 射撃時静止よろけ有よろけ値:45% LV2 1735 LV3 1770 ラージシールド 実弾 ビーム 格闘 シールド その他 LV1 LV2 LV3 LV4 LV5 LV6 シールドHP 2500 2750 3000 - - - サイズ L スキル情報 スキル レベル 機体LV 効果 説明 足回り 高性能AMBAC LV1 LV1~ 宇宙において、高速移動終了終了時に移動方向と同じ向きへ移動操作を行っていると、減速動作を行わずに巡航移動へ移行する。 高速移動終了時に継続して同方向に左スティックor上昇下降ボタンを入力していれば硬直が発生しない 索敵・支援 対人レーダー LV2 LV1~ 停止状態ではない敵パイロットをレーダーで捕捉する。有効射程は 200m 。 高性能レーダー LV1 LV1~ 強化されたレーダー性能。有効範囲が300mから 350m へ拡張する。 高性能スコープ LV1 LV1~ 高性能のスコープが使用可能。スナイプモード時に左スティックで倍率 4倍 までの調整が可能。 観測情報連結 LV1 LV1~ レーダーで捕捉した敵MSのHP情報が自軍メンバーに共有される。 高性能航宙ジンバル LV1 LV1~ 宇宙空間での姿勢制御計測を安定化させ、より広域の仰俯角に機体を傾けることができる。 宇宙において上下の視野角が上昇する 強化リスト情報 強化リスト MSレベル毎必要強化値 効果リスト名 Lv Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5 Lv6 Lv7 Lv8 複合拡張パーツスロット Lv1 110 150 190 近・中・遠のパーツスロットが1スロずつ増加 Lv2 近・中・遠のパーツスロットが2スロずつ増加 プロペラントタンク Lv1 230 310 380 スラスターが1増加 Lv2 スラスターが2増加 シールド構造強化 Lv1 350 460 570 シールドHPが100増加 Lv2 シールドHPが200増加 AD-FCS Lv1 470 620 770 射撃補正が1増加 Lv2 射撃補正が2増加 上限開放リスト名 Lv Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5 Lv6 Lv7 Lv8 効果 プロペラントタンク Lv3 940 1240 1540 スラスターが5増加 AD-FCS Lv3 1410 1860 2310 射撃補正が4増加 備考 機体情報 『MSV-R』より参戦。ジム・キャノンを宇宙戦闘用に調整した機体。型番RGC-80S。 地上での砲撃時に必要だったカウンターウェイト用の脚部増設装甲を外して、ジム・スナイパーカスタムと同じバーニアスラスターを装備。ランドセルも同様に改修され、宇宙空間での姿勢制御力と機動性を向上させた。 口径240mmだった肩部キャノンも、「360mmロケット砲」と口径が大きいものに変更されている。 携行兵装として新たに「バルザック式380mmロケット・バズーカ」が制式装備され、中距離火力は飛躍的に強化された。 連邦宇宙軍主力艦隊の精鋭部隊に配備されたが、ジオン軍が使用した戦略兵器ソーラ・レイによって艦隊が壊滅。その際に本機も大半が消失してしまった模様。そのため目立った活躍はない。 機体考察 概要コスト250~の地上宇宙両用支援機。 宇宙適正有り 。 火力攻撃補正は射撃補正のみで、格闘補正はレベル上昇でも0のまま。それでいて補正合計値がコスト帯-15とかなり低く設定されている。 射撃兵装は低め補正値を考慮してか、主・副兵装ともに威力が高くされているためダメージ自体は出せるようになっている。加えて即よろけのとれる兵装2種と、蓄積よろけを狙える副兵装とよろけ狙いも行いやすい。 格闘兵装は打撃。ジム・キャノンからモーションも変わらないが、宇宙適正のおかげで高性能バランサーと同等の効果持ち。弱判定なので無理は効かないがよろけからのダウン狙いに使うのであれば狙いやすいのはありがたい。 足回り・防御足回りは、宇宙適正のおかげでスピード・高速移動・旋回ともに汎用機並と優秀。宇宙専用補助スキルは標準となった高性能AMBACのみ所持。 HPがかなり低い。耐性は実弾・ビームに均等に割り振られているのでそちらには少し耐えられるが、耐格闘補正は支援特有の低さゆえ強襲どころか汎用の格闘でも非常に危険。しかし,宇宙ではかなり仕事をしてくれる盾を所持しているため本体を攻撃されなければ意外と保ってくれる. 特長宇宙専用だけあってコスト帯では貴重な宇宙適正持ち支援。 支援としての援護だけでなく、自分からも仕掛けることが可能。中近距離から味方をフォローしつつダメージ稼ぎができる。 総論支援機としては優秀な機動力を持ち、足の止まらないよろけ兵装とそれに追撃可能な移動射撃可能兵装も兼ね備えた汎用機のように扱える機体。 低コストの宇宙支援としてはシンプルに動かしやすいし、複数のよろけ兵装で味方のフォローも行いやすい。 優秀な足回りの対価が耐久力になっている。また支援としては射程も短めなので全兵装を有効に使うなら低耐久で中距離以上の戦闘を強いられる。そこを考慮した立ち回りが出来れば初級者にも扱いやすい機体となる。 主兵装詳細 ロケット・バズーカ命中すればよろけを取れるバズーカ系実弾兵装。 弾速が早く、CTも短めとバズーカとしては一級品。 よろけ値がバズーカとしてはかなり低いので、マニューバーアーマー等のダメージリアクション軽減スキル持ちには注意。 打撃徒手空拳。モーションはジム・キャノンと一緒。 本機は宇宙適正があるので高性能バランサーと同等の効果を持つ。 パンチ・キックなので宇宙だろうと範囲の狭さは変わらず。判定も弱く連撃もないので下格闘をダウン目的で使うことになる。 副兵装詳細 頭部バルカンバルカン系実弾兵装。 連射速度は速いがダメージは低い。ビーム・スプレーガンが射程も威力も上なので他機よりは出番が減る。ブースト射撃出来るのが利点となる。 バルカン系はパイロットに大ダメージを与えるという特徴があるが、宇宙だと爆発系武器以外でパイロットを倒すのは至難の業。バズやキャノンかひき逃げしたほうが良い。 ビーム・スプレーガンジム・インターセプトカスタムFBのと同じビーム・スプレーガンの副兵装版ビーム兵装。ASL付。 主兵装版とは性能がかなり異なり、威力が高く射程も長め。 よろけ値も高めで3発で蓄積よろけが取れる。しかしヒート率が高く即射3発でOHとなっているため蓄積狙いの場合はOH覚悟かバルカン併用になる。 360mmロケット砲肩部キャノン系実弾兵装。 通常のジム・キャノンの240mmと違って威力がかなり高い代わりに弾数が少なくなっている。 キャノン系としては、射程が少し短く、CTも長め、弾数の割にリロード時間も長いと、取り回し自体は悪い部類。 また射撃後の硬直時間が他のキャノン系より長くタンク系に近い長さになっている。 デメリット部分は多いが、瞬間火力の高さはかなりのメリット。バズ格からのダウン追撃にも間に合うのでしっかり当てられるタイミングを狙うのが大事。 運用 基本運用は支援機の基本と同様,味方汎用機の後方でバズやキャノンでよろけ支援やカットを行いつつ,追撃にBGを入れて火力を出していくことになる. よろけ武装が2種あるため交互に回したくなるが宇宙で足を止めるのは地上以上にリスクが高い.キャノンの硬直がタンク系並に長く設定されており,隙を晒しやすいので相手の格闘距離で使うことは避けよう.基本的にはキャノンは敵の回避狩りや遠距離の敵を狙うくらいに留め,バズをメインに使うのを心がけると良いだろう. ダウン追撃にも間に合う.ダメージがスプレーガン2発より上になる.脚が止まるのでカットには弱い. ビーム・スプレーガンは本機の火力源になるためバズやキャノンの追撃にガンガン回していこう.OH時間は14秒と長くはないが,これを切らすと火力が大きく落ちるためなるべくOHは避けるべきだろう. 本機は宇宙適正のおかげで高性能バランサーと同等の効果を得られているためバズから下格闘を確定させることが可能.近距離の敵から自発的にダウンを奪うことが可能なためチャンスがあるなら狙っていこう.ただし本機は回避もなく非常に脆いため,被弾してまで無理に狙うのは避けるべきだろう. 機体攻略法 高回転率でよろけをばら撒きながら追撃で火力も出してくるため射線はしっかり意識すること. スピードが115と同じく宇宙適正を所持しているジム・コマンド宇宙戦仕様とたった5しか変わらない程度に通常速度が早い.基本的にはスラスターを使わないと追いつけないということを念頭においておこう. 歩き打ちできるよろけ射撃と宇宙適正により高性能バランサーも得ているため,先にバズを当てられたらこちらがダウンを貰う場合がある.無闇に突撃すると痛い目を見るのでしっかりこちらが先手を取ることを心がけること. バズキャノンBGのうち3発貰ったら蓄積よろけを貰うため,マニューバー持ちの機体は覚えておこう. 耐久面はHP装甲共に平均未満でかなり低いため汎用機の攻撃でもよく通る.盾を所持しているためよろけ射撃を当てるのはやや難しいが,一度捕まえてしまえば汎用機でもあっさり落とせる. コンボ一覧 ▼コンボの略号一覧(クリックして開く)▼ ※編集者へ:略号を追加したい場合にはここをクリックして元ページを編集.のち編集板に一言報告. 記号 意味 表記方法 格闘方向 N N格、上格 横 横格(方向指定なし) 右 右横格 左 左横格 下 下格 格 格闘攻撃(指定なし) 下格を除く場合、暫定的に(N/横)と表記。ただし、威力算出の際は最も高いコンボの場合で算出 格闘連撃の遷移 N格、横格、下格の三連撃は【N 横 下】と表記 種類の違う動作の遷移 フルチャ、ノンチャ、下格は【フルチャ→ノンチャ→下】と表記 ・・・ 動作の繰り返し 全角三点リーダー(…)でなく、全角の中点(・)を三つ(・・・) ⇒ 格闘後の硬直をブーストによりキャンセル(→ブーストキャンセルを参照) バズ、N格のデスコンボであれば【バズ→N⇒・・・】と表記 (A/B) A or B(AかBかどっちでもよい)を示す バズからN格or横格であれば【バズ→(N/横)】と表記 ノンチャ チャージ可能な武器による集束なしの射撃 フルチャ チャージ可能な武器による集束された状態の射撃 BR チャージ不可の武器による射撃 タックル 強化タックルスキルがない機体のタックル 強タックル 強化タックルスキルを持つ機体のタックル マシ マシンガン系統の武器 バズ バズーカ系統の武器 ガトリング ガトリング系統の略 ロケラン ロケット・ランチャーの略 ミサポ ミサイル・ポッドの略 ミサラン ミサイルランチャーの略 グレ グレネード・ランチャーの略 または、グレラン ハングレ ハンド・グレネードの略 SB スプレッド・ビームの略 SF シュツルム・ファウストの略 SG ショットガンの略 SML スプレー・ミサイル・ランチャーの略 マルラン ~マルチランチャーの略 キャノン 実弾系統の~キャノンの略 キャノンが2つ以上ある場合は、分かりやすく区別して記述すること. BC ビーム系統の~キャノンの略 ※掲載されていない名称の武器は、その都度分かりやすく略してOK. ※共通コンボとは、射撃系主兵装の武器を必要としない初期装備の格闘系主兵装や副兵装、タックルのみを対象にしたコンボ. ※共通コンボで使用する格闘系主兵装は、機体の初期装備の物とする.(初期装備でない格闘系主兵装は必ず明記すること) ※射撃系主兵装が絡むコンボは、必ずどの射撃系主兵装が必要なのか明記すること. ロケット・バズーカバズ→下⇒急制動→スコープ→キャノン急制動による静止で更に攻撃補正アップさせる。脚が止まるためカットはされやすい。 アップデート履歴 2019/10/10:新規追加 2020/07/02:抽選配給にて LV3 & ロケット・バズーカ LV3追加 2021/03/18:DP交換窓口に Lv1追加 2021/05/27:DP交換窓口に Lv2 & ロケット・バズーカ LV2追加性能調整スキル「高性能AMBAC」LV1付与 2022/02/03:DP交換窓口に Lv3 & ロケット・バズーカ LV3追加 2022/12/01:DP交換制限緩和DP交換階級改定Lv1-3:二等兵01から交換可能 DP交換価格改定Lv1:31700 → 5100 Lv2:48000 → 5600 Lv3:65800 → 6200 2024/06/27 機体性能出撃制限「地上」付与 コメント欄 愚痴・修正要望のコメントは予告なく削除・書込禁止処置 を取る場合がございます.ご了承下さい. クールタイムや切替時間を計測する際には目測ではなく編集ガイドラインの「計測・検証について」の章に書いてある方法で精度良く計測し,報告時には計測環境なども合わせてコメント欄に記載してください. 過去ログ 1 名前 1つ下の200コスでも通用しなさそうな足回りしてる - 名無しさん (2024-07-01 21 34 04) 攻撃力だけ見れば素ジムキャの上位互換として使えるな - 名無しさん (2024-06-29 08 02 57) 地上だと横移動が絶望的でマシンガンとか避けらんないぞ…素でも1/3は避けられるのにほぼ全弾食らう - 名無しさん (2024-06-29 21 59 16) 足回りに耐久に射程に蓄積に継続戦闘力と素ジムキャが勝ってる面が多々あるのに上位互換は無いよ - 名無しさん (2024-07-01 15 58 42) 300コストの機体で宇宙はフル強化で複合と射プロ3でやったけど700コスト演習で27秒ぐらい。普通の方は未強化オバチュ射プロ2で27秒ぐらい。攻撃力はだいたい同じ。それと300コスト環境機のアッガイはフル強化カスパなしで22秒でカスパありだと14秒。 - 名無しさん (2024-07-01 19 04 16) 今回の地上化全般に言えるけど調整が雑過ぎないか? ただおろしましたって感じだゼフィランサスで宇宙に出ウラキ思い出すわ - 名無しさん (2024-06-29 07 53 31) 地上のデータが全くない状態でまともな強化出来る訳無いだろ。 - 名無しさん (2024-06-29 07 59 10) そうやってデータ取らないと運営はどういう調整したらいいのかわからんでしょ。パガンもロクに調整できない運営の能力を考えてあげてよ。 - 名無しさん (2024-06-29 13 19 46) 移動補正がまともなら席あったと思うんだけどな〜 - 名無しさん (2024-06-28 20 11 22) 地上ではさすがに無いわ〜 - 名無しさん (2024-06-28 18 15 07) バグってんじゃねぇかってレベルで地上の横と後退が遅すぎて笑える。素のジムキャよりも横移動おっせぇwww - 名無しさん (2024-06-27 23 09 07) その辺で素のジムキャと差別化してるんでしょう。攻撃力ならジム凸、操作性なら素ジムキャ乗れってことだ。 - 名無しさん (2024-06-28 14 21 41) そのままだと武装多彩な上にニ枚よろけもあって機動力も高いって完全に他の支援食うからなあ、仕方ない気もするが、まさか名前のとおり突撃(前進)以外がてんでだめとは恐れ入った - 名無しさん (2024-06-29 11 15 39) 頼むから一回演習で足回りとキャノンの硬直確認してから実戦に出してくれ - 名無しさん (2024-06-27 18 50 30) キャノン硬直は宇宙でも長かったよ - 名無しさん (2024-06-27 22 47 44) コイツのキャノンは会敵時の間合いのある時か枚数で明確に有利な時くらいで、普段は汎用と同じくバズとスプレーでで前に出てやりあうのがメインだしな - 名無しさん (2024-07-01 18 05 07) 後退の減衰率たぶん50%だな - 名無しさん (2024-06-27 18 44 23) 乗っててイライラするレベルの低倍率だと感じたけどそんなに - 名無しさん (2024-06-27 18 45 19) 250なら全然強い。300は無理だわ。 - 名無しさん (2024-06-27 18 32 10) 地上だとキャノンの硬直の遅さ気になる~~~~ - 名無しさん (2024-06-27 18 15 47) 横と後退おっそwww - 名無しさん (2024-06-27 17 53 31) モーションのせいかわからないけどなんか前以外の移動遅くない? - 名無しさん (2024-06-27 16 53 55) 自分も遅いと思う。 - 名無しさん (2024-06-27 17 02 46) 減衰やばいねこれ - 名無しさん (2024-06-27 18 33 17) 何気に250支援で即よろけ2つもちが指揮ザク1lv2しかいなかったのな〜機動力いいからステージ選べばかなり強そう(KONAMI) lv2以降は多分無理だろうな知らんけど - 名無しさん (2024-06-27 01 43 39) バランサーつけて欲しいなぁ - 名無しさん (2024-06-26 19 37 21) 前回、試作4号機を降ろしたときはバランサー付いたけどスパガンには付かなかったんだよな〜…これを鑑みるにかなり微妙なラインだと思う、低コストだし。 - 名無しさん (2024-06-26 20 06 41) 地上でも普通にやれそう ただ250戦過疎ってるからな〜 - 名無しさん (2024-06-25 22 17 53) Lv2で300Lv3で350出れるじゃあないか~(異論は認める) - 名無しさん (2024-06-26 00 12 34) 300はダリッガイ、350はダリッガイやドムキャ兄弟とどこまで渡り合えるかによるな~ - 名無しさん (2024-06-26 13 43 43) 欠点は素の体力が低いからメッタ打ちされるだけですぐ落ちるからな〜 - 名無しさん (2024-06-26 20 02 37) 地上だと微妙に距離の長いビームスプレーガンが刺さりそうだなぁ - 名無しさん (2024-06-25 19 32 28) ペラペラなHPが地上だとよりウィークポイントになりそうだけど、同時に調整来るかねぇ - 名無しさん (2024-06-25 20 05 15) lv2以降は射撃補正も強化されないと厳しいだろうね。環境機が環境機だし平均より2周りほど低いから火力も足りないと思われる - 名無しさん (2024-06-25 23 42 01) 全ての性能が一回りどころか3回り4回りぐらい足りなくて何から何まで別機体になるレベルで改善しないといけないから乗りたく無い - 名無しさん (2024-02-11 15 20 29) どのコストで乗ってんの? lv1、lv2は最強だろ - 名無しさん (2024-02-11 18 51 20) 久しぶりに使うとキャノンの硬直の長さにビビる 手触り悪く感じるけど低コスト機体だし短くはできないだろうなぁ… - 名無しさん (2024-01-19 12 55 47) PC勢だが250宇宙に初遭遇、こいつのレベル1を初投入できそうだ - 名無しさん (2024-01-09 18 34 01) 突撃って書いてあるけど突撃するとあまりの脆さに瞬殺される。特に狭い所でドラッツェと対峙すると一瞬で融ける。のに狭い所で出したがる上に突撃するんだよなぁ。 - 名無しさん (2023-08-11 01 36 10) 300までは全然いい機体と思うけど350からは他機体と機動力の差が大きすぎる - 名無しさん (2023-01-07 14 45 31) 実のところ旋回以外は350の下田スナカスと同じ値なんですよ。ヤクザキックで下格のリーチも僅差だし。まあビショップが追いつかれるコストでは両者とも鈍足としか評価できないけど - 名無しさん (2023-01-07 14 51 58) 350だと体力少なすぎて捕まると汎用相手でもすぐ死んじゃう - 名無しさん (2021-10-17 16 49 54) 350からはビショップに乗っとけばいいじゃない。もしバズ格型に乗りたいならシモダに乗ればいいよ。 - 名無しさん (2021-10-17 18 44 09) lv上がっても、劇的に伸びてるものも無いのが残念ね。 - 名無しさん (2021-11-17 01 09 52) 350でも要塞内部や廃墟コロニーならビショップより活躍できるが広いマップだと・・ - 名無しさん (2023-02-04 15 54 18) 今更なんだけどバズーカよりキャノンの方が爆風範囲広いよね?要塞で開幕占拠してる歩兵焼くの楽しいね - 名無しさん (2021-06-02 01 37 04) BSG優秀だし牽制時以外は肩ロケットにあんまり固執せずバズ→BSG主軸がいい感じなのかな? - 名無しさん (2021-06-01 14 49 33) iいいと思う。たとえば僕の場合、肩のはロケバズのリロード中の補助みたいな感じで扱ってる - 名無しさん (2021-06-01 19 17 31) 35宇宙で2戦だけ乗ってきたけど要塞みたいな狭いステージなら有り 他は素直にビショップ乗れ - 名無しさん (2021-05-31 04 24 54) もしかしてシモダのとこで同じこと言ってた人? - 名無しさん (2021-05-31 09 18 45) ?俺ではないぞ - 名無しさん (2021-06-02 08 11 48) AMBAC付いたおかげか動かしやすくなった気が - 名無しさん (2021-05-29 23 11 29) ちょっと脆いのとAMBACがないぐらいの優等生にAMBACが解禁される可能性があるわけだ... - 名無しさん (2021-05-26 12 12 43) AMBAC解禁で250支援筆頭にのし上がれたで - 名無しさん (2021-05-27 16 45 59) AMBAC無くても筆頭じゃなかったかね - 名無しさん (2021-05-27 16 55 36) アプデ前でもまず250支援はコイツ一択だったな。 - 名無しさん (2021-05-29 23 56 25) サブのスプレーが鬼強なんだよなあ。これで汎用溶かすの最高 - 名無しさん (2021-02-21 12 22 44) 1年以上前の機体なのにどうしてDP落ちしないんだ…… - 名無しさん (2021-01-29 13 40 03) DP待ちしなくてもコイツめっちゃガチャから嫌と言うほど出ないか? - 名無しさん (2021-01-29 18 07 25) 変な言い方だが低レートならビショップよかこっちの方が勝てる。向こうでDPS出せます足速いですってよりこいつで片っ端からよろけ取った方が不慣れなプレイヤーでも追撃入れてくれるからさ… - 名無しさん (2020-12-16 09 49 46) 最新の30件を表示しています.全てのコメントを見る ▲トップに戻ります▲
https://w.atwiki.jp/tryedpage/pages/70.html
TRPG研では、毎年文化祭に置いて展示を出展しています。 (書かれた日時:2008年03月30日) ・目的 TRPGというものを内外に伝えると共に、校内生に体験させることによってその面白さを実感してもらい、部の宣伝をする。 また、TRPGを他人に教えるということそのものが、TRPGを研究する上での結論となっている。 ・概要・TRPGというものをやや簡単に説明した紙展の作成 ・客に楽しんでもらうためのTRPG研特製簡易ルール作成 ・サンプルとして展示するルールブック及びダイスを決める・内装:壁にダンボールのレンガを貼る、セロファンでステンドグラス等・詳しくTRPGについて解説し、リプレイや特製ルールも掲載した 文化祭専用の部誌作成。 仕切りベニヤや壁に紙展を張り、説明員を付けてTRPGというものを解説する。また、市販のルールブックやサイコロを飾ることで、より具体性を伴った説明が出来る(はず)。 また、お客用の卓をたて、実際にTRPGを体感してもらうという試みを行なっている。客がとっつきやすいよう、ほとんど全ての工程を40分程度(!)で終わらせなければならず、毎年、テーマに沿った自作の簡易ルールを使用している。 この簡易ルールは、出口付近で販売している部誌にも載っていて、来校者は家に帰っても楽しめるようになっている(はず…)
https://w.atwiki.jp/english_anime/pages/52.html
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夫婦ですから 後編 の続きです。 かなり長いです。 ほぼ全編中二病戦闘描写。 多少のグロもあります。 「はぁ…………」 ヱリカはため息をつきながら乱れた服装を整えていた。 髪の毛もボサボサになってしまったようで、手で何度も形を整えながら――隣にいる俺をジロリと睨みつけていた。 「そ、そんな目で見んなって。 悪かったって言ってんだろ?」 俺は情事が終わってから、もう何度口にしたかわからない言葉を繰り返していた。 している最中も後でこうなるだろうな…なんて思っちゃいたが、やっぱりだ。 ヱリカはさきほどのレイプ(そのわりには喜んでいるように見えたが)が大層気に入らなかったようで、俺への不機嫌モードを身体中で表していた。 さっきから一切目線を合わせてくれない。 それどころかソファーの端っこに移動し、俺と身体すら触れさせたくないといったふうだ。 「…………髪、何本か抜けたんですけど」 「…………………」 俺の手の中にまだ残っている。 ヱリカのツインテールを掴みあげた感触が。 あの時は女の髪を乱暴に扱うことに愉悦すら感じちまってたが、今の賢者タイムの俺にはもはやその感情は理解できない。 俺はソファーの上で彼女に土下座をしていきざるを得なかった……。 「……ごめんなさい」 「…………足も、ものすご~く痛いんですが?」 「はい、反省します」 「猛省、してくださいね?」 ヱリカが土下座している俺の頭をペチンと叩く。 ――どうやらとりあえずはそれだけで許してくれたようだ。 ようやくお姫様の機嫌が治っていくと、俺はふぅっとため息をついた。 「毎度毎度のことだけどよ……やっぱり俺はどこかおかしいかもしれねえな」 自分に言い聞かせるように、俺はそんな弱気な発言をしていく。 一度や二度ならまだしも、ほぼ毎回こうとなると自分の中に悪魔でも潜んでいるんじゃねえかと感じてしまう時がある。 もっともこういうふうに言うとヱリカの奴が、そんなことないですよ…と励ましてくれるから言っちまってる部分もあるけどな。 我ながら卑怯な男だぜ、まったく。 ガタンッッッ!!! ――けれども今日はちがった。 いくら待とうとヱリカの励ましの声は聞こえてこず、代わりにすぐ隣でイスが倒れるような音が響いてきただけだ。 俺は慌てて音のした方を見る。 すると隣にいるヱリカがソファーを立ち上がっていた。 「………………」 ――ヱリカはジっと窓を見ていた。 外の薔薇庭園の景色がよく見える、四角い窓を。 急に立ち上がるから何事かと思ったが、どうやらそれが理由のようだが……それにしてはどこか様子がおかしかった。 彼女の目は大きく見開かれていたんだ。 まるで何か有り得ない物でもそこに見たように。 念のため俺もその窓の外を覗いてみる。 誰かが覗いていた…ってのはちょっと洒落にならねえからな。 ――けれどもそこには誰もいない。 いつも俺達が見慣れている綺麗な庭園の風景が、額縁にはめられたように窓枠におさめられているだけ。 ……おかしい。 ヱリカはなんでこんなにも異様に『外』を気にしてるんだ? 「…………戦人さん」 俺がその疑問を問いただそうかと思い始めたとき、逆に彼女が口を開いてくる。 その声はさきほどの軽口を叩いてたものとはちがい、重要な話でもあるかのように真面目な声色だ。 「……ん? なんだよ、どうかしたのか?」 「…………ごめんなさい。 少しだけここで、待っていてもらえますか」 ヱリカはそう厳かに口にしていくと、俺の目のあたりにスっと手をかざしてきた。 視界が奪われる。 俺の見えている景色が急激に黒く染まっていた。 そしてその中心にぼんやりとランプの灯りのような光が点ると、どうしようもない眠気が襲ってくる……。 「エ、エリ……カ……?」 薄れゆく意識の中で、俺は彼女の名を呼んでいく。 特に理由は無いがそうしてやりたくなったからだ。 すると一瞬だけ、スっと手がどけられていく――そこにはヱリカのいつもの笑顔があった。 「……平気ですよ。 このヱリカが、あんな女に負けるとでも? 少しだけここで待っていて下さいね……」 彼女はそう安心させるように囁くと、俺にふたたび目隠しをしていった……。 ヱリカは慌ててはいなかった。 いつかこの日が来るのは予期していた――あの日、戦人と結婚式を挙げた日から。 むしろ一年たってようやくか、と余裕すら見せられるほどでもある。 ……けれどその余裕とは反し、準備はけっして万全とはいえなかった。 自分には身を守る盾はあるが、矛がない。 それだけがヱリカの不安要素だった。 「…………………」 戦人がソファーで穏やかな寝息を立てているのを確認すると、ヱリカは彼を起こさないよう、静かにその園芸小屋を後にしていく。 出口の扉をそっと後ろ手で閉めていくと、その木製の扉に手をかざしていく。 そして何やらブツブツと呪文のような言葉を呟いた。 決して誰も入れない、出られない密室へ――。 そのまま手のひらをギュウゥゥと扉に押し付けると、その場所に赤いサソリの形をした呪印が施された。 ――これで彼の眠りを妨げるものはいなくなる。 彼女がこの場所に帰ってくるまで、戦人を眠りから覚ませる者は誰もいない。 そうして小屋が完全に密室になったことを確認すると、ヱリカは島内に張り巡らせてある結界の具合を確認していく。 振り返るとそこは普段の薔薇庭園。 けれども周りの空気は一変していた。 ――雰囲気が重苦しい。 空気も澱んでいるよう。 少なくとも、ヱリカにはそう感じられた。 あたりに咲き誇る薔薇は普段ならみな一様に真っ赤に染まり、支配者であるヱリカを祝福してくれていた。 彼女の事実が唯一の真実であると、その身で赤く証明してくれていたのだ。 ――けれどもそれは今となっては虚飾もいいところ。 あたりに咲いている薔薇達はもはや赤と青の混ざり合った紫へとその身を変貌させていて、それがヱリカにとっては見えないプレッシャーのようにズクズクと下腹に響いていた……。 「……………痛ッ……」 ふいに脚に刺すような痛みが走る。 ――さきほど戦人に手当てをしてもらった左脚だ。 彼には大丈夫とは言ったものの、やはりそれほど具合は良くないようだ。 包帯を巻いてある膝もさることながら、足首を捻挫しまっているのが非常にまずかった。 今もただ立っているだけだというのに、それだけで鈍い痛みが走り続けている。 ――彼に乱暴にされたのも悪化の原因だった。 けれど元に戻したくはない。 愛する戦人につけられ、彼自身に癒してもらった傷だからこそ、ヱリカはこの左脚を絶対にこのままの状態にしておきたかった。 それが彼女なりの戦人への真実の示し方――普段、彼の記憶を良き夫の物へと書き換えてしまっている贖罪でもあった。 ――――だいじょうぶ。 どうせ私のことは、誰も傷つけられはしない。 この身も、そして心すらも――それができるのは唯一、彼一人だけ。 ヱリカは自身の震える左脚をペチンと叩いていく。 さきほど戦人の頭を叱りつけたように。 そして自らの身体と心を鼓舞していくと、庭園の中心方向へゆっくりと歩いていった。 そちらがより空気が重く感じられる。 おそらく、そこにいるのだろう。 ――そう。 きっとそこに、私が会わなければいけない、あの人が待っているだろうから……。 「ふん。 よくもまあ、ここまで好き勝手やってくれたものよの……」 見覚えのあるようで、まったく見たことすらない六軒島。 そこに彼女は立っていた。 遠くには館が見えている。 姿形は自分が治めていた頃とさほど変わらなそうだ。 背後を振り返ると、そこにはしっかりゲストハウスもあった。 ゲーム盤ではここを攻略するのが何より難しかったのを憶えているが、それも遠い昔のことのように感じられる。 そして今自分が立っているこの薔薇庭園。 手入れはどこぞの山羊共がしているのだろうが、中々に見事。 おおよそニンゲンの使用人にすらできないような洒落た形に整えてある薔薇組みもあり、それだけは自分を感動させた。 ――けれども、やはりそれだけ。 館もゲストハウスも薔薇庭園も、自分の知っている時とはちがう違和感のようなものが拭えずにはいられなかったのだ。 ――理由はすでにわかっている。 治めている者が違うのだから、島の空気も変わっていて当然。 自分が島を治めていたのはもはや過去の話。 今は顔すら知らないどこぞの小娘が治めているというのだから、ベアトリーチェは腹持ちならないため息をつかざるを得なかった。 「…………………来たか」 そうして自分の出すため息で溺れてしまいそうになっていると、ようやく――ようやくベアトの望んでいた人物が視界の遠くに見えてくる。 青く長い髪を優雅になびかせている。 どうやらさほど慌ててはいないらしいところは、その歩き方だけでわかった。 着ているドレスは魔女にしては少し派手め。 これだから最近の若い魔女は…などと悪態は付けない。 自分も若いからだ。 徐々に彼女が近づいてくる。 もう顔が確認できるほどだ。 そしてようやく声が届くであろう距離まで二人の間が狭まると、まずベアトが口を開いた。 「……会いたかったぞ、古戸ヱリカ」 そう、口にしていく。 それが一番初めに彼女へ伝えたかった言葉だからだ。 会いたかった。 まるで遠距離恋愛をしている恋人に伝えるような言葉だが、今の自分にはそれが一番しっくりきていた。 そしてヱリカが自分の前でピタリと立ち止まると、続けて二番目に言いたかったことを告げていく。 「どれほど貴様の顔を拝みたいと願ったことか。 ……なるほど、そういう面をしていたわけだなぁ?」 ヱリカの顔を見る。 なるほど、あの大魔女の生み出した駒であるだけあり、彼女によく似ていた。 髪の色もそうだが、顔つきもよく似ている。 ……胸の大きさも。 この顔とこの髪とこの身体をした女が――戦人と一年もの間夫婦生活をしていたわけだ。 「………………ッ!」 次の言葉は何にしようか…と考えていた矢先、ベアトの顔が微かに歪む。 ――明確な嫌悪感だ。 匂いがしたのだ。 目の前にいるこの女の身体から雌の匂いが立ち昇っているのを、ベアトは敏感に感じとっていた。 しかもそれだけではない。 そこには混ざり合うようにして雄の匂い――懐かしいあの戦人の香りも漂っていたのだから、ベアトにとっては色んな意味でたまらなかった。 それは何の匂い?などと聞くのは無粋だろう。 あきらかに男と女が交尾をした直後の生々しい匂いだった。 「は……はは、はははははは……」 ベアトは乾いた笑いを浮かべていく。 嫉妬という、女として至極真っ当な感情を交えた――邪悪な笑みを。 もっともそれはヱリカを責めているというよりは、自らの中にある負の感情をより高みに昇らせるためのもののようにも思えた。 そして一通り自分の感情を高め終わると、ギラリと目の前のヱリカを睨み付けた。 女とは思えない、鬼のような形相で。 ――それにヱリカは怯んでもよかったのかもしれない。 自分に敵意を向けられ平気な人間など、この世に居はしないからだ。 「……こんにちは。 わざわざこんな遠い島までご苦労様です、ベアトリーチェ。 歓迎いたします」 しかしヱリカは怯まなかった。 歓迎という単語を使う割にはニコリともしなかったが、それでもその言葉には恐れの無い強さがあった まるで昔からの友人が会いに来たかのようにベアトリーチェを見つめていくと、淡々とその言葉を発したのだ。 この島への初めての侵入者であるベアトリーチェ。 彼女が目の前に立っているという現実は、この島の支配者であるヱリカの魔力を彼女が凌いだことを意味している。 魔女としてまだ一年ほどにしか満たないヱリカと、無限の異名を持つベアトではその差は歴然だ。 それはおそらく誰の目から見ても明らかであっただろう。 けれどもヱリカは特に焦った様子もなく自らのスカートのすそをちょこんと摘んでいくと、丁寧に膝を折り、目の前の先輩魔女に挨拶を交わしていった。 「……自己紹介申し上げます。 右代宮ヱリカと申します、以後お見知りおきを……」 ヱリカは無表情でそうつぶやくと、うやうやしくお辞儀をしていった。 けれどもそれは言葉ほどは相手と親しくしたくないことが伺える実に無機質なもの。 なぜなら彼女も彼女でまたベアトリーチェには激しい嫉妬の念を抱いてるからだ。 戦人と一緒にいるたび彼の瞳が何度ベアトを探しまわったことか――記憶を書き換えてまでいるというのに、それほどまでにベアトリーチェは戦人の記憶に色濃く残っていたのだ。 「ふん……右代宮、とくるか……」 ベアトリーチェはヱリカの口にしたその単語に眉をひそめていく。 だがそれが挑発の類である可能性を考えると、すぐに自らの湧き出た感情を抑え付けていった。 そして手に持ったパイプをクルリと一回ししつつ後の布石とすると、自らも先輩魔女としての威厳を存分に見せ付けていく。 「これはこれは、ご丁寧な自己紹介真に痛みいる……。 そう、妾が無限の魔女にして右代宮戦人の正統なる妻、ベアトリーチェだ。 古戸ヱリカ…………人の旦那を寝取った罪は重いぞ?」 「……もともとあんたのモノじゃないです。 あ、それと一つ言い忘れました。 『初めまして』」 「うむ!そういえば妾達は初対面だったなあぁ? こちらこそ初めまして、古戸ヱリカ。 そして残念ッ!さようならだあぁぁぁぁああああぁああああああああぁッッッ!!!」 ベアトリーチェは飛翔する――怒りの叫び声をあげながら。 飛び上がった後にできた激しい土煙が彼女の怒りの様を表していた。 そして背後に太陽を纏いながら目潰しとすると、地上にいるヱリカに上空から襲い掛かる。 「すまぬが無作法などとは言ってはおれん! この一年間、妾は貴様を殺すことだけが生きがいだったのでなああぁぁぁぁぁぁぁぁあッッッ!!!」 ベアトの顔が醜悪に歪んでいく。 嫉妬と憎悪によってグシャリと押しつぶれるように。 ……前言撤回。 ベアトリーチェは感情を抑えてなどいなかった。 ただでさえ戦人が他の女の夫になったという事実だけで不快なのだ。 おまけに一年間夫婦としての暮らしを許してしまったかと思うと、それだけでどうしようもない寝取られ感が彼女の心を蝕んでいるようだった。 そしてその溜まりにたまったマイナスの感情がベアトの周りの空間で爆散していくように弾けていく。 「ゆけッ!煉獄の七姉妹ッ! あの女を見るも無残な肉塊にしてやれえぇぇえぇぇぇぇぇえぇ!!!」 ベアトがそう叫ぶと、彼女の手元から七つの小さな魔方陣が生まれ出る。 そしてそれぞれを入り口として紫色の刃がギュイン!と伸びた。 七姉妹の刃――初めから人型ではないそれらは対象を殺傷するため刃のみに特化し、けれども『彼女達』の声は五月蝿いほどにあたりに響き渡る。 『きゃっはははッ!あたし頭もーらい!いっちばーん!』 『じゃああたしは下もっらいー!戦人さまより太っといのブチ込んであげるうぅぅぅぅきゃっはああぁぁぁぁぁぁぁーッ!!!』 『戦人さまは私のモノだったのにいいいぃぃぃ死ね死ね死ねこの寝取りおんぬぅぅうああぁぁぁぁぁーっ!!!』 『その勝ち誇った高慢な顔、我等が刃により苦痛に歪めてやろうッッッ!!!』 おそらくそれはヱリカを恐怖させるための声色。 七つの恨みと七つの感情がそれぞれ悪意のこもった刃となって地上にいるヱリカに舞い降りるように襲い掛かっていく。 煉獄の七姉妹は魔女の世界では上級家具にあたる。 もしこれが他の魔女であるならば、すぐさま彼女達への防御態勢に入っていたことだろう。 だが……。 「………………」 ヱリカはまったく構えなかった。 手を前にかざすこともなければ、足を揺らすことすらしない。 それどころか自分を死に至らしめるほどの危機が迫っていることを理解していないようにただ呆然とその場に立ち尽くし、迫り来る刃達を瞳に捉え続けているだけ……。 だからこそ、それは必然だった。 ブジュッッッ!!!グジュッグジュッ!!!グジュブジュッジュブグッジュウゥウウゥゥゥゥゥゥ!!! 耳を塞ぎたくなるほどのグロテスクな刺音と共に、まず一つ、ヱリカの眉間に紫の花が咲き誇った。 それだけで死に至る、致命的な死花が。 そしてそれによって後ろにのけぞるヱリカへと更にふたつ、両胸めがけて鋭利なる刃が突き刺さる。 女性としての大事な乳房に見るも無残な大穴が空いていた。 おまけに真下からは膣に突き入れるように卑猥な一刺し――さきほど戦人の肉が刺さるのとは段違いの乱暴な杭。 そして最後にはほぼ同時に両脚、お腹へと計三本もの刃が生肉を潰すような音と共に突き刺さっていた。 まるでダンスを踊らされるよう上下左右に揺らされるヱリカの身体。 それは文字通り七姉妹による輪姦パーティだった。 そして突き刺さった七本のうち二本は致命傷であり――彼女が生きている道理が一瞬にして失われていた。 ブッシュウウゥウウゥウゥウゥウウウゥゥゥゥゥゥゥウッッッッ!!! 途端、ヱリカの身体じゅうから様々な液体が飛沫となって飛び散る。 シャワーのように噴き出る赤い液体が、薔薇庭園の地面を更に濃い朱色に染めていった。 血液、膣液、脳漿――身体から排出されてはイケナイエキタイが各部位から止め処なく噴き出し続け、それらが突き刺さった七姉妹の身体に潤沢に塗りたくられていく……。 『きゃっはははははッ!あっけなぁい、もう終わりぃ?』 『確実に急所を捉えた……終わりだな』 『あーんこの子の膣の中あったかぁい、アスモいっちゃいそぉう……♪』 『そっちはどーおルシ姉ぇ~、まさか孕んだりしてないよねぇ?』 『えーやだやだやだ!戦人さまとの赤ちゃんいちゃやだぁー!!!』 『ん……な、何か白いものでヌルヌルしている。 よく見えないが、おそらく何もいない……と思う』 『きゃっはははははッ!!!中に誰もいませんよぉってやつぅぅぅ???ざっまーッ!!!』 ひさびさの獲物の内なる体温に七姉妹は各々不謹慎であり不道徳――けれども子供のように無邪気な笑い声をあげながら歓喜乱舞していく。 相手が魔女の血と臓物であれば尚のこと彼女達にとっては大好物。 差し出された高級料理に舌鼓をうつかの如く歓声がうねりをあげていき、それがまたヱリカの身体から噴き出す体液の量を加速させていった。 「………………ッッッ……!」 口元から泡のように血を吐き出しながら、ヱリカの身体が地面にドシャリと崩れ落ちる。 血まみれでありながらピクピクと痙攣しているその身体は、赤字の復唱が無くとも確実な死を確認できるものだった。 そしてそれとほぼ同時に上空にいたベアトリーチェも、彼女のやや後方へと着地していく。 その光景は至極当たり前で当然の結果。 何もせず立ち尽くしたヱリカは身体中を刃で蹂躙され、魔法を放ったベアトリーチェはもちろん無傷。 誰もが勝敗は決したと思うのが当然だろう……ニンゲン同士の戦いならば。 「………………………」 ベアトは憎むべきヱリカが目の前で肉塊に変わったというのに特に喜んだ様子も見せず、『それ』をさきほど初めて挨拶を交わした時のような油断ない瞳で見つめていく。 「ほう…………妾の魔法を物ともせぬか。 生り立てとはいえさすがは真実の魔女、といったところか? くっくっく 」 目の前で横たわるヱリカの身体――死体を見ながら、ベアトリーチェはそんな場違いをことをつぶやいた。 いまだドロリドロリと排出されている血液や贓物が血溜まりにまでなってしまっているこの死体を見て、なぜ彼女はそんなセリフを吐くのだろうか……。 それはベアトが次の瞬間、たった一度まばたきをすることで説明されていく。 「…………………さすがもなにも……」 ヱリカの声が響く。 死体からではなく、正常な状態の彼女の声がベアトの耳へと聞こえていた。 そして次の瞬間、ベアトの見ている光景が数十秒前の状態へと巻き戻っていた。 それはもしかしたら夢か幻だったのだろうかと見間違えるほどに。 「私にはただあなたが煉獄と叫び、何かを投げる仕草をしたようにしか見えませんでしたけど。 ……何か飛ばされたんですか?」 ベアトがほんの一瞬――たった一度だけまばたきをしたという意味で目を離した瞬間、そこには七姉妹に身体を蹂躙される前のヱリカが当然のようにそこに存在していた。 彼女はまるでベアトと会話をしていただけとばかりに当たり前に立っている。 もちろん身体には致命傷どころか深手すら負ってはおらず、ただ唯一さきほど戦人に巻かれた脚の包帯だけが彼女の身体に残された傷跡であることを示していた。 「…………ほぉ。 なるほど、これは愉快愉快、おもしろいッ!くっひゃひゃひゃひゃッ!!!」 ……理由はわからない。 だが自らの魔法がまるでヱリカに効かなかったというのに、ベアトは驚くどころか狂気に満ちた笑い声をあげていた。 それはベアトをよく知る者なら特におかしなことではない。 彼女は本来の性格は残酷残忍なのだ。 どのみち一度殺したくらいではこの恨みは晴れはしない。 ならば過去に自分がゲーム盤の中で何度もしたように、ヱリカを殺して殺してふたたび殺しぬいていく無限の楽しみが増えたことにベアトは狂喜したのだ。 彼女の狂ったような笑い声だけが、二人だけの薔薇庭園に無限に響いていく……。 「くひひひひひひくっくっくっくあははははははハハハハハッッッ!!!!!!」 「…………お楽しみのところ申し訳ありませんけど、用が済んだならお帰り下さいませんか。 ここは我が右代宮家の私有地ですので……」 ベアトの狂ったような歓喜に反して、ヱリカは至極不機嫌そうにつぶやく。 その表情はベアトの魔法を無効化した割には余裕がなさそうに見えた。 ベアトがどう自分への恨みを募らせようとかまわないが、最終的には夫である戦人を取り戻すことが目的なのは間違いない。 ならばこの女を長くこの島に留まらせておくことはヱリカにとってとても不都合――へたをすれば戦人の記憶に歪みを生じさせる危険性がある……。 盾はあるが、矛がない。 さきほどのとおり自らの身を守ることはなんとか問題ないのだが、目の前にいるベアトをどう追い出すかにはさすがのヱリカも思案せざるを得なかった。 ――そしてだからこそ背後に迫るもう一人の気配と、ベアトのわざとらしい狂笑が『罠』であることに彼女は気づきさえもしなかった。 「へ~そうなの、私有地。 ならちょっと土足で上がらせてもらうけどいいかしら、お嬢ちゃん?」 二人だけのはずの薔薇庭園にいないはずの三人目の声色が響く。 ヱリカはそれにゾクリとした何ともいえない悪寒を感じ取る。 すぐさま声が聞こえてきた背後を振り返った――その瞬間、彼女の左側の視界が一瞬で掻き消された。 ………ズグリッ。 それは音だけ聞けばなんて地味な反響音。 さきほどの七姉妹の残酷残忍な音に比べれば天と地ほどの差もある殺傷音であったが、どうやら効果はさきほどに勝るとも劣らないらしかった。 ヱリカの左目。 普段戦人を見ることに使われているその愛くるしい眼球がポッカリと口を空けていた。 「遅いぞガァプ、何をしていた。 ……少々肝を冷やしたぞ?」 「しょうがないでしょ。 あんたのこと先に行かせたんだから、ちょっと入るのに手間取っちゃったの。 ……でも、怪我の功名ってやつね」 さきほどとは別人ともいえるほど冷静な表情のベアトにニコリと笑顔を返すと、ガァプはそのまま突き刺した自身の足先を180度曲げるようにして『中』を掻き混ぜていく。 グチュリ…と嫌な音がヱリカ自身の耳にも届くと、それに合わせるように鈍い痛みが彼女の左顔面を襲う。 「ぐっ……うぅぅぅ……ッ!」 あきらかにさきほどの七姉妹に突き刺されたときとは異なる感覚――それはまさに激痛だった。 目の前でヱリカの表情が苦悶のそれに変わるのを確認すると、ガァプは思惑通りとばかりにニヤリと口元を曲げていく。 「 入った。 完璧に不意打ちで捉えたわ。 姉妹ちゃん達の魔法は効かなかったみたいだけど、この真っ赤なヒールは現実よお嬢ちゃん? ………29800円ッッッ!!!」 ガァプはしてやったりの顔で足先を一気に引き抜いていく。 ズゾリ…!と嫌な音がヱリカの左目から響いていくと、中身の白い眼球がガァプの真っ赤なヒールの踵にアクセントとして追加されていた。 それをガァプはタップを踏むようにしてトン!と地面に叩き付けていくと、チュプリと小気味良い音をさせて白いプリンが地面に飛散となって飛び散る。 …………ヱリカの視界が半分に失われていた。 「……悪いわねお嬢ちゃん。 これからはお気に入りの推理小説、片目で見てちょうだい。 案外そのほうが見えるかもね? …………真実」 「…………………」 ガァプのセリフを何らかの嫌味として受け取りながら、ヱリカは彼女の足元で飛び散っている自らの眼球の残骸を見つめていく。 ………………いくら待とうと左の視界は回復しなかった。 それは今この瞬間では致命的なダメージ――ヱリカは特に慌てた表情は見せなかったが、その左顔面に襲い来る激痛にはさすがに手を添えていきざるを得ない。 「……知りませんでした。 ヒールの踵って、すごく痛いんですね。 今度から気をつけることにします」 「ええ、気をつけてね? 気がついたらもう一つの目も無くなってました……なんてこともあるかもしれないし、ね」 ガァプはふたたび嫌味を込めた瞳でヱリカを見つつささやいていく。 それは隙があればもう一度その足先を遠慮なくブチ込み、完璧にヱリカの視界を奪うことを狙っていることを示す文字通りの脅迫だった。 もっともそれはすでに一度不意打ちを叩き込んでしまった今となっては非常に難しいことだが……。 事実この時のヱリカはすでに目の前の二人ではなく、三人目、あるいは四人目の襲撃者に対する警戒にその意識を向け始めていた。 もう二度と背後、または視界外からの不意の攻撃はご勘弁願いたい――彼女の身体の至るところがそれを表すよう警戒を強めているのを、あの威厳ある魔女は見逃さなかった。 「ふむ…………やはり意識の外からの攻撃にはやや鈍るのか。 ……お師匠様の言ったとおりだったなぁ、さすが年の功!」 「……そんなこと言ったらあの子怒るわよ。 リーアったら年のこと言うとマジギレするんだから」 リーア――ガァプから口にされた単語にヱリカはピクンと反応していく。 たしかワルギリアとかいったか。 ベアトリーチェの先代であるらしい彼女のことは、ヱリカも戦人との婚姻式で一度目にしているからよく憶えている。 なんでも今目の前にいるベアトリーチェの魔力を遥かに凌ぐ大魔女だと、むかし我が主からも聞かされた気がする。 ……ただの老いぼれ魔女よとも罵っていたが。 どちらにせよ今のヱリカにとってはその存在は脅威でしかない。 左の視界を奪われおまけに脚までロクに動かない――更にそんな大魔女まで応援に駆けつけようものなら……。 「ときに古戸ヱリカ。 そなたさきほどからまったくと言っていいほど動かぬが…………何か 事情 でもあるのか?」 ヱリカの思考を読むかのように、無慈悲なるベアトリーチェの声が響き渡る。 その口元はくっくっくっと嘲笑を浮かべていて、質問の答えなどすでに得ていると見て取れるものだった。 そう、ベアトは元より彼女と対面した時から気づいていた。 ヱリカの膝に真っ赤に染まった包帯が巻かれていることを。 そして今満身創痍の彼女を追い詰める好機と判断し、初めてそれを口にしていったのだ。 そしてそれに隣に居るガァプも合わせるように言葉を重ねていく。 「あーあれでしょ? おおかた戦人に付けられた傷でしょう、それ。 好きな男の傷は治したくないなんて、けっこう可愛いとこあるじゃない。 あんたも乱暴な男にキュンキュンきちゃうタイプ?」 「……一緒にしないでください。 これはただそのへんで『転んだ』だけです。 このあたり、転がった石が多いので」 「くっくっく……素直ではないな古戸ヱリカ。 なるほど、だからこそ真っ直ぐ正直バカの戦人に惚れたか? その乙女心はわからんでもないがな……」 「…………知った風なこと言わないで」 ベアトの戦人に関する言葉――それにヱリカは初めて丁寧語を崩す。 まるで自分より戦人のことを理解しているような発言に聞こえたからだ。 自分のことはどういわれようと構わないが、彼のことに関して自分より上だというふうに聞こえる発言は許せなかった。 もはや足が動かないなど言ってられない。 ヱリカは手元に死神の鎌を召還していくと、目の前の『昔の女』を切り刻まずにはいられない衝動に駆られていた。 「ほう、ようやくやる気になったか? そう、その目だ。 妾はそなたのその生の感情が見たかったんだよ古戸ヱリカぁぁぁ???」 「生の感情っていうか、この子元々はこんな冷静な子じゃないわよ。 戦人とのゲームでは結構はっちゃけてたもの……そうよね、お嬢ちゃん?」 ベアトの、そしてガァプの言葉が自分の中に染み渡っていく。 ああ、たしかに自分は昔そうだった気がする。 戦人との一年間の夫婦生活ですっかり落ち着いてしまったが、元々はこの赤い悪魔の言うとおり、落ち着いてる風を装ったかなり騒がしい人間だったのを今でも鮮明に憶えていた。 「……だからなんだっていうんですか? 私はもう戦人さんと婚姻した身ですので、落ち着かなきゃいけないんです。 それが何か?」 主にベアトに向けた嫌味を込めた言葉を吐く。 自分の顔が人を見下したような、昔の顔つきに戻っているのを自覚していた。 「ああそうそう、ちょうどそんな感じだわ。 あいかわらずむっかつくそんな顔、してたわよあんた。 ……なんだ、変わってないじゃない」 「それはどうも。 ついでだから言わせてもらいますけど、お二人とも嫉妬はやめてくださいね。 戦人さんはすでに私のものですので」 「……ふん。 たしかに文字通り、私の物であろうな。 そなたはゲームの賞品として戦人を掴んだわけだ。 その人生ごとな」 「ええ、それがなにか? この右代……古戸ヱリカは男なんて信用していませんので。 毎日彼に赤字で確認しているほどです」 「………………ほう。 何をだ?」 「浮気をしていませんか? とです。 もっともこの島には女性なんて私以外存在しないわけですけど……ねッッッ!!!」 ヱリカは地面を踏みしめる――次の瞬間、彼女の身体は前へと大きく飛び上がっていた。 膝がズキリと痛む、おそらくもう一度同じことをしろと言われればできないだろう。 けれども今のヱリカにはそんなことはどうでもよかった。 視界は半分しかない。 けれど片方の魔女の方さえ捉えられていればいいわけだから、問題なかった。 「来るか……」 自分が標的とわかると、ベアトは手を前へとかざしヱリカへ構えていく。 それが何か魔法を発動させるものであるのは誰の目にもあきらかだったが、それでもヱリカは止まらない。 飛距離が足らなかったのか僅かにベアトに届かない。 しかしもう一度怪我した方の足で地面を踏みしめると、膝からブシュウゥゥッ!と血を噴き出させながら今度は確実な飛距離を稼ぐ。 「ほう……速いな。 その執念、見事だ」 ベアトは一瞬にしてグンッ!と間合いを詰められる。 そしてヱリカはその細い首に容赦なく死神の鎌を突き付けた。 「グッド……死ねッッッ!ベアトリーチェッッッ!!!」 ようやくこの女の血が見れる。 ヱリカはその肌に当てた刃をおもいきり横に切り裂こう……とした。 けれどもそれはできなかった。 手元が――いや、身体が鉛のように重くなり、ピクリとも動かせなくなっていたのだ。 「迂闊すぎよ、お嬢ちゃん。 この状況で突っ込んでくるなんて……それほどあいつのことを言うリーチェが許せなかった?」 ガァプの声が半分になった視界外から聞こえてくる。 それにヱリカは、ああ、そりゃこうなりますよね…と少し冷静になった頭で事態を受け止めていた。 ヱリカの身体は黒い水溜りに埋もれていた。 手元だけでなく、身体のほぼ全体――顔以外のほぼ全ての部位が別の空間へ飛ばされていたのだ。 特に痛みは感じなかった。 それだけならガァプの空間転移は移動させるだけだからだ。 けれどもベアトのことを切り裂こうとした腕がこの場所に無いのだから、物理的に彼女の首を切り裂くことができないのは同意だった。 「……すまぬな古戸ヱリカ、また一芝居打たせてもらった。 この件に関しては妾は詫びる。 そなたの戦人への想いを……利用した」 ベアトの穏やかな声が聞こえる。 どうやら謝罪を受けているようだが、今のヱリカにはそれはおぼろげにしか聞こえなかった。 ――口元にハンカチが押し当てられていた。 背後からされているので誰がそうしているのかはわからない。 けれども頭だけを黒穴から出されている彼女にとって、その柔らかい布を拒む力すら残されてはいなかった。 徐々に意識が薄れていく。 ああ、これクロロホルムか何かですね、はい推理終了です…とつぶやきたかったが、今の彼女にはそれすら無理だった。 コックリコックリと自分の頭が揺すられていくのを感じていくと、ヱリカはそのままゆっくりと目を閉じていった……。 - - 名前 コメント すべてのコメントを見る
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日時 毎週火曜日 22 00~ ※開始時間の変更が有り得ます テキスト 「トポロジー」田村一郎著 (旧版有り) ※二章「複体と多面体」から読み進めていく予定 ※§11の群の知識の基礎は適宜読み飛ばす 目標 ホモロジー群、基本群を構成する 基本的な例でホモロジーが計算出来るようになる ブラウワーの不動点定理 ポワンカレの双対定理 ファンカンペンの定理 モットー 皆で楽しく読み進めていく たくさん質問する たくさん図を書く 参考書 「計算で身に付つくトポロジー」阿原 一志 ホモロジーについての平易なテキスト 「位相幾何入門」小宮小宮 克弘 「集合•位相入門」松坂和夫 「集合と位相入門」内田伏一 位相空間論の知識についてはこの二冊から引用するつもり 「トポロジー入門」松本幸夫 初歩的な代数トポロジーに必要な群と位相の知識がしっかりまとめられている。基本群については多く参照するつもりです。 前提知識 集合の記法、初歩的な位相空間の知識は前提とします。具体的には 和集合、共通集合とは何か 全射、単射とは何か 同値関係、同値類とは何か 距離空間とは何か ユークリッド空間で、数列が収束するとは何か 位相空間とは何か 連続写像、同相写像とは何か 積位相、商位相とは何か ユークリッド空間のベクトルとは何か 関連知識 線形代数(抽象的ベクトル空間、商ベクトル空間) 群論(剰余群、有限生成アーベル群の基本定理) 可微分多様体(ドラームコホモロジー) リンク idroo(書き込みの為にはアカウント取得必要) ホワイトボード(十人まで) 「ホモロジー群とその応用」概観が分かりやすい 「幾何学B」 「幾何学概論B」豊富な演習問題 「トポロジー演習問題」トポロジー 「Basics of combinatrial Topology 」 「」 「河野先生のノート」幾何学色々。始めのpdf セミナーの形式•備考 聴講•見学については相談にのります。(制限するという意味では有りません) 調節がしやすい要に、発表者、テキストの§、日時の三つを一組で構成しています。(無理は承知) 理解度確認、相互学習のため、発表者以外の質問を奨励します。疑問やつまづきは宝物!みんなで共有しましょう。 演習問題は積極的に扱っていこうと思います。このテキストに解答は着いていないので皆で頑張りましょう。 活動報告 (02/16)イントロ+§7.単体(ベクトル空間、一次独立、一般的な位置、単体、凸包)(WB)g (02/23)§8複体と多面体g (複体の定義 複体の具体例 抽象複体の定義 単体写像 )(WB) (03/01)§9重心細分 (重心細分の定義 Sd(σ))g (WB) (03/08)復習1 (03/15)復習2 (03/22) 休講 予定(願望) (03/29)§10単体分割 (WB)
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伝説の塔 なんだか嫌な予感がする。 伝説って何だろう。 とりあえず、先に進もう。 おや、20Fまでの達成者リストがある。 5F None 10F None 15F None 20F None 4F None 9F None 14F None 19F None 3F None 8F None 13F None 18F None 2F None 7F None 12F None 17F None 1F None 6F None 11F None 16F None 今は誰も居ないようだ。 名前 コメント すべてのコメントを見る
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kじゃそふぃ -- (newー) 2011-09-13 18 37 41 ・・・ -- (NEW) 2012-04-11 18 30 50
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[部分編集] 名前 種族 職業 各自コメント 暗黒の空 ナイトメア 練達の双剣使い(Lv5) 存在時々行方不明